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大阪府 柏原市

平成13年 10月 定例会(第3回) 10月23日−03号




平成13年 10月 定例会(第3回) − 10月23日−03号







平成13年 10月 定例会(第3回)



              目次



△開議  午前10時1分

 日程第1 報告第9号から報告第12号まで及び議案第48号から議案第51号まで、並びに認定第1号から認定第8号まで

 日程第2 一般質問

     *自由民主党改革一般質疑・質問(乾 幸三君)……………………………98

      理事者答弁

      市長(山西敏一君)……………………………………………………………99

      助役(家村 勲君)………………………………………………………… 101

      企画室長(門谷敏昭君)…………………………………………………… 102

      総務部長(寺前良男君)…………………………………………………… 103

      教育部長(古川利章君)…………………………………………………… 103

      健康福祉部長兼福祉事務所長(浅野保夫君)…………………………… 105

      市民部長(安井 宏君)…………………………………………………… 107

      駅前再開発事務所長(松宮嘉則君)……………………………………… 108

      都市整備部長(山口 稔君)……………………………………………… 109

      再質問(乾 幸三君)……………………………………………………… 110

◇休憩  午前11時45分

◇再開  午後0時48分

     *公明代表質疑・質問(計盛佐登子君)…………………………………… 119

      理事者答弁

      教育部長(古川利章君)…………………………………………………… 123

      健康福祉部長兼福祉事務所長(浅野保夫君)…………………………… 125

      総務部長(寺前良男君)…………………………………………………… 129

      市立柏原病院長(福井須賀男君)………………………………………… 130

      助役(家村 勲君)………………………………………………………… 131

      市民部長(安井 宏君)…………………………………………………… 132

      企画室長(門谷敏昭君)…………………………………………………… 133

      再質問(計盛佐登子君)…………………………………………………… 134

     *個人質疑・質問(友田 景君)…………………………………………… 139

      理事者答弁

      企画室長(門谷敏昭君)…………………………………………………… 140

      駅前再開発事務所長(松宮嘉則君)……………………………………… 141

      再質問(友田 景君)……………………………………………………… 141

 採決   報告第11号(専決第9号) 報告第12号(専決第10号)(承認)…… 145

      議案第48号 議案第49号 (同意)……………………………………… 145

      議案第51号 (原案可決)………………………………………………… 145

      議案第50号 (関係委員会付託)………………………………………… 145

      認定第1号〜認定第8号 (閉会中継続審査)………………………… 145

◇散会  午後2時58分

●平成13年第3回柏原市議会定例会会議録(第3号)

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●平成13年10月23日午前10時1分より柏原市議会議事堂において再開

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●議事日程

 日程第1 報告第9号から報告第12号まで及び議案第48号から議案第51号まで、並びに認定第1号から認定第8号まで

 日程第2 一般質問

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●出席議員(20名)

         1番     友田 景君

         2番     中村保治君

         3番     岸野友美子君

         4番     和田周二君

         5番     寺田悦久君

         6番     藤森洋一君

         7番     鶴田将良君

         8番     計盛佐登子君

         9番     笠井和憲君

        10番     荒藤光子君

        11番     伊山喜二君

        12番     柳田國晴君

        13番     浦野かをる君

        14番     中村幸平君

        15番     堅木照久君

        16番     乾 幸三君

        17番     入倉英男君

        18番     桝谷政則君

        19番     巽  繁君

        20番     中野広也君

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●欠席議員(なし)

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●説明のため出席した者の職氏名

    市長          山西敏一君

    助役          田中聰孝君

    助役          家村 勲君

    収入役         大木恭司君

    教育長         舟橋清光君

    水道事業管理者     上原秀憲君

 総務部

    部長          寺前良男君

    総務課長        中西 隆君

    自治推進課長      岡本 治君

 企画室

    室長          門谷敏昭君

 財務部

    部長          辰巳英彦君

    次長兼用地管財課長   青木弘詞君

    財政課長        木田多加良君

 市民部

    部長          安井 宏君

 健康福祉部

    部長兼福祉事務所長   浅野保夫君

 都市整備部

    部長          山口 稔君

 下水道部

    部長          堀内良一君

 駅前再開発事務所

    所長          松宮嘉則君

    次長兼再開発課長    大橋 博君

 市立柏原病院

    院長          福井須賀男君

    事務局長        石田悦二君

 教育委員会

    教育部長        古川利章君

    次長兼学務課長     上田康宣君

    次長兼スポーツ振興課長 植田芳幸君

 行政委員会総合事務局

    事務局長        坂田尚敬君

 水道局

    局長          山岡 勲君

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●事務局出席職員

    事務局長        酒谷健蔵君

    次長兼議事調査係長   西尾保弘君

    主幹兼庶務係長     平井廉啓君

    主査          藤井育代君

    事務吏員        畑中一章君

    事務吏員        中田有紀君

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△再開  午前10時1分



○議長(伊山喜二君) ただいまの出席議員20名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開いたします。

  ◇ 開 議 



○議長(伊山喜二君) 直ちに開議いたします。

 日程に入ります。

 日程第1、報告第9号から報告第12号まで及び議案第48号から議案第51号まで、並びに認定第1号から認定第8号まで、日程第2、一般質問を一括して議題といたします。

 昨日に引き続き代表質疑・質問を行います。本日は自由民主党改革からであります。自由民主党改革を代表して乾 幸三議員、登壇願います。

   〔16番 乾 幸三君 登壇〕(拍手)



◆16番(乾幸三君) おはようございます。16番議員の乾 幸三でございます。議長のお許しをいただき、平成13年第3回定例本会議に自由民主党改革を代表して、議案並びに市政一般に対し質問をいたします。質問の機会を与えていただいた同会派並びに他会派の議員の各位に厚く御礼を申し上げます。

 去る9月9日の柏原市議会議員選挙では、市民の温かいご支援をいただき、市議会に議席を与えていただきまして、まことにありがとうございました。初心忘れず、初心に返り、市民に約束させていただいた公約や要望の実現に全力で取り組む決意であります。また、今回の市議会選挙でともに議席を与えていただきました笠井和憲議員、岸野友美子議員と、自由民主党改革と名づけて会派を組み、柏原市政の発展と市民福祉の充実に頑張ってまいりますので、皆様方のご協力を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。

 さて、全世界を震撼せしめる同時テロが米国ニューヨーク市の世界貿易センタービルを崩壊をさせました。いかなる理由があっても、テロは人類の敵であり、この地球上から撲滅しなければなりません。我が国も過去の湾岸戦争の苦い経験を生かし、テロリズムへの反対姿勢とアフガニスタン難民支援に積極的に関与しなければ、国際機構の中での日本国の立場がなくなります。

 一方国内においては、長引く不況で完全失業率5%を超え、頼みのIT産業も昨年よりマイナス40%も業績が落ちて、大手電機業界では従業員のリストラの声も出ています。また、狂牛病対策のおくれから、食肉業界にも大きな打撃を与えております。政府の早急な雇用対策と景気対策が待たれます。

 これより質問に入りますが、昨日より4番目ですので、重複する質問については整理して質問をさせていただきます。

 整理番号76については、打ち合わせのときの説明で了解をしましたので、取り消しをさせていただきます。

 整理番号77、78については、昨日の質疑で了解をいたしました。

 整理番号79については、昨日の質疑で、堅下南小学校留守家庭児童会室改築工事内容については了解をいたしましたが、今後、留守家庭児童が増加する地域の小学校の留守家庭児童会室の増築について、万全の対策をお願いをいたしまして了解といたします。

 これより一般質問に入ります。

 整理番号80、日ごろの集会で、市長は市民に向かって、柏原市は教育・文化都市と表現されておりますが、柏原市の将来のまちづくりについてどのような町を目指しておられるのか、市長にお伺いいたします。

 整理番号81、大阪府は市町村に合併の推進を図られていますが、市長のお考えをお尋ねいたします。

 整理番号82、大阪府青少年野外活動施設の計画が挫折した現在、今後どのように東山整備を進めるのか、お伺いいたします。

 整理番号83、国道25号線柏原市域の交通渋滞を解消する国道25号線バイパスの見通しについてお伺いいたします。

 整理番号84、本年4月から循環バスを1台増便していただきましたが、その後の利用者の状況についてお伺いいたします。

 整理番号85、大阪教育大学附属池田小学校の事件以後、市内の学校、幼稚園、保育所の施設の安全対策についてお伺いいたします。

 整理番号86、現在、市内の小学校、中学校の不登校児童生徒の実態についてお尋ねいたします。

 整理番号87、最近、児童生徒の理数科目の学力低下が問われておりますが、市内の学校の実情と対策についてお伺いいたします。

 整理番号88、本年夏のサンヒル柏原のプール及び駐車場の使用状況についてお伺いいたします。

 整理番号89、国分合同会館の大規模改修と図書館分室については、昨日の質疑で、市長は改修とあわせて建てかえも視野に入れると答弁がありましたが、改修規模と図書館については了解をいたしましたが、その時期は市長の任期中と理解してもよろしいですか、お尋ねをいたします。

 整理番号90、乳幼児通院医療費無料化を本年7月、3歳児まで上げていただきましたが、少子化対策の一つとして就学前まで拡大できないか、現在の市の費用負担と府補助金と、また就学前まで実施した場合の経費についてお尋ねをいたします。

 整理番号91、老人無料入浴サービス事業の本年度の実施状況についてお伺いいたします。

 整理番号92番、国民健康保険については、昨日の質疑で了解をいたしました。

 整理番号93、旭ヶ丘小学校周辺の悪臭と環境問題についてお尋ねをいたします。

 整理番号94、JR柏原駅前西口再開発事業の事業認可が8月30日に許可されました。今後の見通しと区域内の高齢者の再開発ビルの居住についてお伺いいたします。

 整理番号95、大県本郷線については、昨日の質疑で了解をいたしましたが、町の中心にある買収完了区域の除草及び不法看板の撤去を要望して、この項を了解しておきます。

 整理番号96、市道上市今町線の拡幅は、再開発事業と並行して事業を進める計画ですが、事業範囲と計画年度についてお尋ねをいたします。

 整理番号97、JR柏原駅改良費のJRとの負担割合をお尋ねいたします。快速停車の協議については、昨日の質疑で了解をいたしました。

 整理番号98、原川親水公園整備工事の工事内容と着工時期についてお尋ねをいたします。

 整理番号99、JR、近鉄各駅の市営自転車駐車場の閉鎖時間を、各駅最終列車到着時刻に合わせて延長できないか、お伺いをいたします。

 これにて第1回目の質問を終わりますが、理事者におかれましては、質問の意味をよく理解していただきましてご答弁をお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。



○議長(伊山喜二君) 自由民主党改革代表の質疑・質問に対し、答弁を求めます。

   〔市長 山西敏一君 登壇〕 



◎市長(山西敏一君) 自由民主党改革代表の乾議員さんのご質問のうち、80番、まちづくり・教育問題について、81番、合併について、89番、国分合同会館の時期の見通しについて、3点お答えをさせていただきます。

 まず、80番の問題でございますが、教育・文化、こういうことを各方面でPRしておるけれども、柏原市のこれからのまちづくりとの関連はどうか、こういうご質問であります。

 柏原市のまちづくりにつきましては、第2次総合計画、とりわけ第3次は昨年策定いたしました。これは、皆さん方と今後のまちづくりについて決めていただきました一つの基本目標でございますが、その基本目標に従いましてまちづくりをしていきたい、このように考えております。

 その中で5つの目標がございます。これはご案内のように、市民憲章の5ヵ条でございますね、5項目に合わせましてまちづくりの指針といたしております。再度申し上げますと、まず、新しい21世紀に向かいまして、今日まで掲げておりました5つの目標、それを前進をしていこう、こういうふうに思っておりますが、1番目に快適な都市基盤の整備、2番目に教育・文化の充実と人権の向上、3番目に人に優しい福祉制度の充実、4番目に安全・安心な生活環境の確保、5番目に時代に即応した産業の活性化、これを5つの目標として、市民憲章と歩調を合わせまして5項目に分類をいたしております。

 また、私の市政運営方針につきましても、そのようなことから述べさせていただいております。新しい21世紀は、新しい問題も抱えておりますし、市民の要望も複雑多岐になっております。したがいまして、新しい21世紀に向かいまして、今後ともそれらをより一層時代に即応して前進をしていきたい、こんなふうに考えております。

 その中でも、乾議員さんご指摘の教育・文化についてはどうか、こういうことでございますが、やはり教育・文化につきましては、新しい時代を支える人づくりと申しますのは、やはり教育・文化であろうと思っております。とりわけ柏原市につきましては、教育大学があり、そして自然環境−−−山と川と緑と水、この豊かな自然環境を生かしながら教育・文化を充実をしていきたい、こういうことにつきましては、議会の諸先輩とともに今日まで何十年間営々として築いてきたわけであります。幸いにいたしまして、シンボルの教育大学が柏原に移転し誕生いたしました。さらに、義務教育につきましては、私ども、諸問題を十分考えながら次の時代を担う青少年、子どもたちを健全に育成していきたいと思っておりますし、とりわけ社会問題になっておりますところの健全育成の問題につきましては、十分各地域で柏原なりのカラーを生かしていただきまして、健全育成会をつくっていただいております。これからも教育・文化を大事にしながら、一般の市民、さらにもう一つは次の時代を担う青少年の育成、しかも心も健全育成していきたい、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 続きまして、合併の問題であります。昨年4月に、きのう申しました地方分権一括法が制定されまして、地方の時代と言われて、私どもはその時代に突入した、こういう意識を持っておりますが、依然といたしまして、地方独自で、市町村独自でいろんなことをしていきたいんでございますが、なかなか財政的なものがございまして、とりわけ厳しい財政を強いられておりますから、国等々の補助金等々も当てにしなければならない、こういう現実、しかし、地方としては何とかカラーを生かしながらやっていきたい、こういうことで、議会でこれからも論議をしながら、私どものまちづくりを進めていきたいと思っておりますけれども、一方財政状況につきましては、大変厳しい時代をこれからより一層迎えるであろう、こんなふうに考えておるわけであります。したがいまして、その一つの方法といたしまして、国から示されまして、府からもいろいろ示されまして、それぞれ市町村の合併問題、これにつきましても検討と前進、そしてまた十分市民の意向、議会の意向を聞きながら研究すべきであろうと思う時期に立ちかかっておることは事実でございます。

 したがいまして、私どもといたしましては、府の示されましたパターン第1案は八尾、東大阪−−東大阪の方は今抜けましたので、八尾、柏原となっております。で、私どもが一つ提案をいたしております柏原と藤井寺と羽曳野、交通動態は別といたしまして、広域行政でやっておりますこの3市とのパターン、この2パターンをこれからも検討していかねばならない時期に差しかかっております。これらの問題につきましては、メリット、デメリット、さらにもう一つは住民の意向調査等々も、府は事前にごく少数でありますが、大阪府下全体の市町村をされました。これが基本になっておりますけれども、これからも私どもは住民の意向、そして議会は市民の代表でございますから、皆さん方とご相談申し上げながら検討、前進をしていきたい、こんなふうに考えておる次第であります。

 最後に、国分合同会館と図書館が関連をしておりますが、これの改修の時期についてであります。

 まず一つ、お願い申し上げたいんでありますが、昨日私、いろいろ言うておりましたが、実は乾議員さん、まず国分の図書館と申しますか、分館を何とかしなければいかんな、こんなことを申しておりました。それには、一つの方法といたしましては、例えば合同会館を改修いたしまして、といいますのは消防団でございますね、それを改修いたしまして、そこに分館をつくる、こういう方法があると。こういうことになりますと、国分の合同会館の改修、あわせましてバリアフリー、つまりエレベーターを設置すると、これは一つは一緒にやっていきたいなと、こんなふうに思っております。ただ、きのう申しましたように、全部建てかえまして、一回更地にいたしましてすべて建てかえるというのは、財政的に非常に厳しゅうございますから、大改修、こんな言葉を使っております。この時期であります。

 もう一つは、用地等々の関係から、別に新しい用地を購入いたしまして、そこへ消防団を移転するんではなしに、図書館の分館をつくったらどうか、こういう案もあるわけであります。この両案を比較検討しながら前進をしていきたい、こんなふうに申し上げました。

 そこで乾議員さんの質問は、時期はいつかと、こういうことでございます。できるだけ早い機会に、当然私の任期もございます、何とかその範囲内にこれは前進をしていきたい、できたら実現をしたいな、こんなふうに思っております。財政的な問題、いろいろございますので、今後議会と十分先ほどの2つの案を詰めながら、ご相談申し上げて実現をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 終わります。

   〔助役 家村 勲君 登壇〕



◎助役(家村勲君) 私からは、自由民主党改革代表の乾幸三議員さんのご質問のうち、82番についてご答弁を申し上げます。大阪府青少年野外活動施設の計画が挫折した現在、今後どのように東山整備を進めるか、こういうことでございます。

 ご案内のとおり、大阪府の新規青少年施設につきましては、東山の中心とすべく、長年誘致要望活動を続けてまいりましたが、大阪府の行財政改革プランにより主要プロジェクトの見直しがございまして、計画廃止決定がなされました。市長、私ども担当も、また市議会から議長さん、議会からも計画廃止の撤回要望、それから厳しく抗議を大阪府に対して行ってまいりましたけれども、計画廃止決定の撤回には至らなかったわけでございます。

 ご存じのとおり、この国定公園を含みます東山地域につきましては、本市の市民だけではなく、大阪府民にとっても貴重な自然や歴史、文化遺産が残された場所でもあり、市民の安らぎと触れ合いの場所でもあります。また、潤いにあふれたゆとりの空間でもあります。これまでこの東山地域につきましては、第2次柏原市総合計画に基づきまして、史跡高井田横穴公園、歴史資料館、高井田文化教室、青少年キャンプ場、畑大池の整備、府民参加の森などの整備を図ってまいりました。

 特に府民参加の森につきましては、その後充実発展をさせまして、高尾山創造の森といたしまして、大県神社の上の方を中心に26.73ヘクタールあるわけですけれども、東山の自然、そして古墳等のある歴史を未来に残そうということで、60人の地元の土地の所有者の方々と大阪府と柏原市が整備をした森でございます。いにしえへの思いをめぐらし、緑豊かな未来を創造するシンボルとして、本年も大阪府と柏原でそれぞれ森林の間伐や、あるいは下刈り、枝打ち、草刈り、清掃等々の維持管理を行っております。

 現在、桜、モミジ、梅、杉など7万本が生育しております。散策路や休憩施設、これは木製のデッキ2台がございますが、見晴らし台、トイレ、道標などが完備しておりまして、いずれも市民の散策の場所として、春、秋には大変市民に利用されております。特に子どもたちにつきましても、東小、南小、堅下小の子どもたちを中心に、森林体験の学習の場として、現在利用をされております。

 このように、この東山につきましては、今後のまちづくりを進める上に当たっても、自然環境との融合を図りつつ、国や府とも連携をいたしまして、さらに農地などの保全と活用を図りまして、公的施設の整備、生活環境の整備など、これからも人と自然の共生が図れる東山の整備を進めてまいりたい、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 以上でございます。

    〔企画室長 門谷敏昭君 登壇〕 



◎企画室長(門谷敏昭君) 自由民主党改革代表の乾議員のご質問のうち、私からは整理番号83番についてご答弁申し上げます。お尋ねは、国道25号バイパスの見通しについてであります。

 本市域内の国道25号における終日波状的な交通渋滞が市民生活や本市行政の円滑な推進に大きな影響を及ぼしているとともに、本市の東山整備における主要幹線道路として位置づけていることから、国道25号バイパスの早期実現に向けて国土交通省に要望を重ねております。国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所においては、長年にわたり想定ルート決定に向けて文化財調査を初めとする各種調査の実施や課題の検討を進めていただいてまいりました。

 一方、新しい国豊橋の供用により、橋梁部の交通渋滞は解消しましたが、国道165号と合流する国分交差点を初めとして、市域内の国道25号の渋滞は依然として残っている状況にあります。こうした中、大阪国道事務所では、今年度においてバイパスの機能、役割を把握するため、国道25号に係る交差点の方向別交通量・ナンバープレート別調査など、柏原、八尾周辺の交通渋滞調査を実施していただいております。

 なお、今後の手順につきましては、大阪国道事務所において、国道25号バイパスルートの選定が行われ、さらなる調査検討を加えられて想定ルートが決定されます。その後、環境アセスメントや都市計画決定などの手順を経て、事業化に向けてめどが立てば、新道路整備5ヵ年計画に位置づけられる予定であります。

 本市といたしましても、国道25号バイパスの早期実現に向けて、市長自身も機会あるごとに粘り強く関係機関に要望活動をいたしております。今後も市議会のお力添えもいただき、早期実現に向けて引き続き要望してまいりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

   〔総務部長 寺前良男君 登壇〕 



◎総務部長(寺前良男君) 自由民主党改革代表の乾議員のご質問のうち、私からは整理番号84番についてご答弁申し上げます。市内循環バス増便後の利用状況についてでございます。

 市民の皆様からご好評をいただきながら運行してまいりました1日4便の市内循環バスは、本年4月から1台増車し、便数も1日8便に増便し運行してまいりまして6ヵ月余りが経過いたしました。その間事故もなく、利用されている市民の皆様からご好評をいただきながら運行しているところでございます。

 さて、その利用状況につきましては、増車増便後、9月までの6ヵ月間の利用者数は延べ2万5,743人で、このうち車いすでの利用者は30人でございます。1ヵ月の平均利用者数は4,290人で、1日平均206人となっております。昨年同期間の利用者数は延べ1万3,951人で、このうち車いすでの利用者は24人でございます。1ヵ月の平均利用者数は2,325人、1日平均111人で、昨年同期と比較いたしますと、約85%の増となっております。今後とも、利用される市民の皆様方に喜ばれる市内循環バスの運行に努めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。

   〔教育部長 古川利章君 登壇〕 



◎教育部長(古川利章君) 自由民主党改革代表の乾議員のご質問のうち、整理番号85の前段と86、87、88の4点についてご答弁申し上げます。

 まず、整理番号85番の前段でございます。大阪教育大学附属池田小学校の事件以後、市内の学校、幼稚園の安全対策についてであります。

 去る6月8日、大阪教育大学附属池田小学校での痛ましい事件を受けて、本市では他市に先駆けて、学校園の安全対策を講じたところでございます。安全対策の内容としましては、登下校時は開門し、授業中は校門を閉め、外からの外来者は用件を告げ校内に入ることを基本にし、市内小学校10校、分校1校、中学校6校、幼稚園7園すべてに正門横に勝手口−−小さい扉の入り口を設置し、その小扉に電子制御式の扉開閉装置−−オートロックを設置しまして、授業中の出入りはすべてここで行うこととしております。2としまして、教職員、PTA、役員等についてはいつでも出入りできるようにするため、暗証番号を押すと小扉が開くよう電子扉を設置してあります。3としまして、他の訪問者には、テレビカメラつきインターホンを設置し、職員室のモニター画面を通じての応答で来訪者を確認の上、職員室から勝手口のドアボタンを押して開閉する。4、学校園すべての出入り口に諸注意事項を記入した表示板を設置し、関係者以外立入禁止と、「ご用の方は正門のインターホンでご連絡ください」という表示板を設置しております−−などで、現在、すべての施設について工事は終わっております。

 そして、登下校時の対策としまして、防犯ブザー3,500個を購入いたしまして各小・中学校等に配付し、さらに、従来から山間地の2校区には3名の警備員を配置しているところであります。また、柏原市青少年健全育成協議会の事業として、プレート「子ども110番の家」の表示、現在1,030軒お願いしておりますが、これをお願いし、子どもたちの避難、保護及び通報をお願いしているところであります。

 今回、子どもたちの安全確保のため、やむを得ず学校の門は閉めますが、授業参観を初め学校行事、職業体験学習や地域の方においでいただいての授業、ふれあい事業、学校開放事業など、現在まで培ってきました地域に開かれた学校としての事業を今後もより一層進めてまいりたいと考えております。

 本市の安全対策も万全であるとは言えませんけれども、学校教員による学校内外の巡視やPTA、地区青少年健全育成会等による活動、そして地域の方すべてに地域の子どもたちや学校を見守っていただく、このことや多くの支援があって初めて事件、事故を未然に防ぐことができると考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

 続いて、整理番号86番でございます。現在、市内の小・中学校の不登校児童生徒の実態についてでございます。

 平成12年度の30日以上欠席の不登校児童生徒数は、全国で小学校2万6,000人、中学校10万8,000人、合計13万4,000人であり、小学校で1.2%の増、中学校で3.6%の増加傾向にあります。本市の不登校児童生徒につきましては、平成13年度、本年度の1学期末の調査によりますと、欠席日数30日以上の不登校児童生徒数は、小学校で11人、中学校で30人であり、前年度の同期の小学校11人、中学校34人と比較して、小学校は横ばい、中学校は減少傾向にあります。

 不登校児童生徒の大半は、意思が弱く、身体的な理由や、学習、友人関係を理由に、その日の気分によっては学校へ足が向かない状況であり、これは本人の抱える課題だけでなく、家庭の課題や社会状況などが複雑に絡み合っております。家庭訪問や関係諸機関との連携を密にしながら原因を探るとともに、再登校に向けての支援を続けております。

 具体的な取り組みといたしまして、1、校内での不登校児童生徒の情報交換を密に行い、担任だけでなく、養護教諭も含めて全職員で対応できる体制づくりを進めております。2としまして、適応指導教室、子ども家庭センターなど、関係機関との連携を強化し、学校外の指導、支援を求めております。3としまして、スクールカウンセラーや心の教室相談員の活用を充実し、心を開かせるカウンセリングや相談活動を行っております。4番目としまして、小学校、中学校の連携を密にして、情報交換及び指導方法についても交流を進め、成長過程に応じた対応を行う。5番目としまして、日常の学校生活について、子どもたちとの触れ合いを大切にし、学校での助け合いや支え合いが勇気を与えてくれることを感じさせるような取り組み。以上の点を踏まえて学校を指導しております。

 しかし、一方では学校に行くことだけが人間形成ではないとの考え方も増加傾向にあり、非常に難しい状況でもございます。教育委員会といたしましては、一人でも多くの児童生徒が学校復帰を果たすよう、粘り強く指導してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 続いて、整理番号87番、最近の理数科目の学力低下が言われておりますが、市内の学校の実情と対策についてでございます。

 平成12年度に実施されました教育課程審議会答申の教育課程実施状況によりますと、日本の児童生徒は暗記することは得意であり、計算の技能や文章の読み取りの力などもよく身についておる。ところが、学習が受け身で、覚えることは得意であるが、みずから調べたり、みずから判断したり、自分なりの考えを持ち、それを表現する力が不十分という結果が出ております。また、国際教育到達度評価学会の国際数学理科教育調査によりますと、日本の子どもの学力は低下はしていないとの結果を出しております。戦後一貫して上位にあります。しかし、その一方で、数学や理科が好きであるとか、将来それらに関する職業につきたいとかいう者の割合が少ないという結果が示され、現実には理数科離れがあるわけでございます。この兆候は、本市におきましても同じであると考えております。

 学力の実態調査につきましては、国立教育政策研究所において、教育課程実施状況調査、学力調査が本年度全国一斉に実施される予定であります。このような理数離れに対し、小学校高学年では理科の得意な教員による授業や専科制を取り入れている学校もあります。また、文部科学省では、中学校教員の理数科教員を小学校に配置する計画がありますが、免許状の問題をクリアしていく必要があります。

 本市におきましては、教職員配置計画の中で、中学校教員の専門性を小学校の児童生徒に生かしていくため、校種間異動を今後より一層進めてまいりたいと考えております。また、小・中学校の体験学習においては、理科教育振興のため、大阪教育大学の理数学科との連携や、企業や関係機関からの講師派遣や活用、自然環境学習の出前教室などを利用し、理科学習に取り組んでいる学校もございます。よろしくご理解賜りますようお願申し上げます。

 最後に、整理番号88番、この夏のサンヒル柏原プールの使用状況と駐車場の使用状況についてであります。

 今年度の国民年金保養センター「サンヒル柏原」のプールの使用状況と駐車場の使用状況でございますけれども、初めに使用状況から申し上げますと、プール開設時の7月と8月で延べ3万5,842人であります。そのうち柏原市民は2万9,237人で、そのうち子どもが1万5,819人、大人が1万3,418人であります。市外の方につきましては6,605人で、子どもが3,634人、大人2,971人となっております。前年度の使用者数と比較すると、ほぼ横ばいの状況であります。

 次に、駐車場の件でありますが、本年度におきましても、近隣の土地所有者とプール開設時の2ヵ月間の借地契約をすることができ、これによりサンヒル柏原の駐車場110台分と借地契約しました95台分、合計205台分の駐車スペースを確保することができました。また、土曜日、日曜日、お盆の時期等で使用者が多数見込まれる折には、サンヒル柏原において整理員を配置し、駐車場の有効使用を図られたところでもあります。臨時駐車場としての借地契約をしました土地所有者においては、次年度も特に土地の新たな利用計画を予定していないとのことで、借地できるものと考えておりますけれども、周辺地域の宅地化が進み、将来的には駐車場用地の確保は難しくなるのではないかと予測されますので、サンヒル柏原とこれらも念頭に今後の対応について協議していきたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。

   〔健康福祉部長 浅野保夫君 登壇〕



◎健康福祉部長(浅野保夫君) 自由民主党改革代表の乾議員のご質問のうち、私からは、85番の後段、90番、91番の3点についてご答弁を申し上げます。

 まず、85番の後段でございます。保育所の安全対策について、さきに教育部長がご答弁を申し上げました幼稚園、学校と大体同じような対策でございますので、簡単にご答弁を申し上げます。

 市内の保育所は、公立6、民間7、合わせまして13ヵ所の保育所がございます。まず、公立保育所でございますが、各施設の出入り口数は、4園については2ヵ所、2園には1ヵ所ございまして、各出入り口にカメラつきインターホンを設置いたしております。そのうち児童の通用門につきましては、門扉の施錠を職員室から開閉できるオートロック式に取りかえております。また、出入り口には関係者以外の立入禁止等の注意書きの入った看板を設置いたしました。さらに保育士には、園外保育にも活用できる携帯用防犯ベルを用意するとともに、各保育室内にも同様のベルを備えまして、非常時に対応いたしております。

 次に、民間保育園でございますが、本年第2回市議会定例会におきまして、民間保育園にも公立同様の安全対策を講じるよう要望をいただいておりましたので、各施設長と協議をいたしまして、早速協力をいただきました。ただ、施設の形態や園行事等の関係から施行時期は異なりますが、基本的には公立保育所と歩調を合わせていただくことで、安全対策を行っていただいておるところでございます。

 次に、整理番号90番でございます。乳幼児医療について、現在の3歳児までじゃなしに、就学前まで拡大できないか、その費用と府の補助金等についてお尋ねでございます。

 乳幼児医療の無料化につきましては、就学前まで拡大するということでございますが、本会議におきましても、既に他会派から質問をちょうだいし、ご答弁を申し上げましたとおり、本市の乳幼児通院助成対象年齢につきましては、本年7月より、従来のゼロ歳児、1歳児、2歳児を1歳引き上げ、3歳児まで実施いたしております。この結果、乳幼児医療通院助成に係る経費につきましては、平成12年度の通院助成費は約8,800万円に対しまして、約3,430万円の経費が追加負担となり、平成13年度の通院助成費は約1億2,000万円余りとなる見込みでございます。

 なお、本年4月より大阪府の乳幼児通院補助制度として、ゼロ歳児のみの通院費の2分の1が補助されますので、本年度府補助金として約809万円の歳入が見込まれます。以上のとおり府補助金を差し引きましても、本年度の市負担額は約1億1,000万円余りもの財政負担となる見込みでございます。

 次に、就学前までの4歳、5歳、6歳を一挙に通院助成すればどれぐらいの経費かということでございますが、次年度からの実施といたしますと、医療費、4歳児、5歳児、それぞれ2,920万円、就学前の6歳児、対象人数を2分の1と試算をいたしまして1,460万円、その合計額で約7,300万、その他附帯経費約1,400万円、合計いたしまして8,700万円の経費負担となります。したがいまして、ゼロ歳から就学前までの児童に通院助成をした場合、約2億930万円の年間経費が必要となります。

 依然として厳しい財政状況の中、市単独制度で実施した場合、財政負担は単年度のみならず、次年度以降にも影響を及ぼすため、慎重に検討しなければならないと考えております。また、医療助成については、国の公費負担の制度化が望まれており、今後も引き続き大阪府市長会を通じまして国、府に対し要望してまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、91番、老人無料入浴サービスの実施状況についてお尋ねでございます。

 老人無料入浴サービス事業は、平成7年度より大阪府公衆浴場環境衛生同業組合柏原支部のご協力によりまして、65歳以上の高齢者を対象に、無料で公衆浴場をコミュニケーションの場として提供し、入浴を楽しんでいただき、健康の維持増進を図ることを目的に実施いたしております。本年度は9月、10月の第2・第4金曜日の年4回の計画で現在行っているところでございます。

 過去の実施状況でございますが、事業実施初年度の平成7年度から9年度までの3年間は年4回、利用者数ではそれぞれ7年度が1,956人、1,772人、2,042人となっておりましたが、その後無料入浴サービス利用者にさまざまな諸問題が発生し、一般の浴場利用者から、浴場側に対しまして苦情が寄せられました。このことから、平成10年度、11年度は年1回、12年度については年2回のサービスとなり、利用者数も、10年度は484人、11年度は514人、12年度は1,021人と、実施回数が減ることにより、当然利用者も減少いたしました。

 市といたしましては、75歳以上の後期高齢者のうち、体調や身体的な問題のある利用者には知人や家族が付き添うなど、浴場組合と利用者の諸問題解決のため交渉を重ねてまいりました。その結果、浴場組合のご理解とご協力を得まして、本年度から当初より目標といたしておりました年4回の実施となり、利用状況につきましては、現在実施中でございますが、約2,100人ぐらいが利用されるものと見込んでおりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。

 以上でございます。

   〔市民部長 安井 宏君 登壇〕 



◎市民部長(安井宏君) 自由民主党改革代表の乾議員のご質問のうち、私からは整理番号93番についてご答弁申し上げます。

 ご質問は、旭ヶ丘小学校周辺の悪臭と環境問題について、指導権限を有する大阪府が問題発生後どのような指導、対策をされたか、その効果についてのお尋ねでございます。

 ご質問の悪臭と環境問題につきましては、先日のさきの会派でもご答弁申し上げたところでございますが、問題の悪臭発生工場は、旭ヶ丘小学校南側の羽曳野市域に位置する鋳造工場のものと考えております。この工場は、昨年の秋ごろから当地で操業を始め、同時に旭ヶ丘小学校や地域住民の方々から臭気の苦情が寄せられております。このため、本市としましては、巡回パトロールを強化するとともに、臭気発生時においては、工場の所在地である羽曳野市に連絡し、連携をとりながら対応するとともに、指導権限を有する大阪府に対し、指導を強化するよう要請しております。

 そこで、大阪府において、臭気の発生原因と思われる溶解した原料を鋳型に注ぐ際に発生する煙をできるだけ抑えるため、鋳型にふたをする方法が指導されましたが、その後も臭気があるため、さらに指導を強化するよう要望しているところであります。また、大阪府開発指導課によりますと、この工場は市街化調整地域内に位置するため違法であると聞いておりますことから、当工場に対する指導強化を要請いたしました。その結果、事業者を大阪府に呼び出すなどにより、現在移転の方向で強く指導を行っていただいておりますが、資金面等の問題もあり、困難な状況であると聞いております。

 そこで、今後の対応について、大阪府の開発指導課、環境指導室、羽曳野市、柏原市で協議を行った結果、指導権限のある大阪府が中心となり、移転の方向でさらに強く指導を続けていくこととなりましたので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。

   〔駅前再開発事務所長 松宮嘉則君 登壇〕 



◎駅前再開発事務所長(松宮嘉則君) 自由民主党改革の乾議員のご質疑のうち、私からは、整理番号94番、96番、97番の前段について答弁申し上げます。

 まず、整理番号94番でございます。ご質問は、JR柏原駅前西口再開発事業について、8月30日に事業認可されたが、今後の見通しについて、また、区域内の高齢者、独居の方の再開発ビルの住居についてということであります。

 ご質問の事業認可の今後の見通しについては、昨日の他会派のご質問で答弁申し上げましたところであります。ご承知のとおり、去る8月30日に大阪府から事業認可を受け、現在、権利者の従前資産である土地、建物の積算を行っているところであり、これらの作業が終わり次第、転出者については順次補償交渉に入ってまいりたいと考えております。また、残留者につきましても、現権利を新しいビルへ置きかえる作業、いわゆる管理処分計画を行うための協議、調整に入りたいと考えております。

 そこで、区域内の高齢者、特に独居の方でありますが、再開発ビルでの住居についてでございますが、現在区域内には、高齢者のひとり暮らしの方が3名おられまして、事業認可後にビルに残るか、または転出するかの意向ヒアリングを行った結果、とりあえず再開発ビルに残るという希望を出された方が2名おられます。

 今後、権利者の意向を聞きながら、住宅の大きさ、場所などの調整を行ってまいりまして、安心して暮らしていただけるよう考えております。また、ヒアリングを通じまして、権利者からケアハウスの施設でよいところはないかといった声も聞いていることから、権利者の立場に立ち、それぞれの方にふさわしい生活再建を一緒に検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、96番でございます。質問の要旨は、市道上市今町線の拡幅は再開発事業と並行して事業を進める計画ですが、事業範囲と計画年度についてお尋ねであります。

 都市計画道路上市今町線は、再開発事業及び柏原駅周辺へのアクセス道路として重要な道路であり、平成11年12月28日付で府事業の大県本郷線の接合部から再開発事業区域までの約240メートルについて事業認可を取得し、同年度より国庫補助金の採択を受けて、市土地開発公社とともに事業用地の確保に努めているところであります。

 今後のスケジュールといたしましては、平成14年度に事業の詳細設計を行い、平成15年度後半から平成16年度にかけて、大県本郷線との調整を図りながら、交差部より柏原保育所までの約100メートル区間を第1期工事として着工してまいりたいと考えております。今後も事業の早期完成を目指し、事業用地の確保に鋭意努力してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

 最後に、整理番号97番の前段でございます。ご質問は、JR柏原駅の改良費の負担割合について、JRとの協議経過と見通しについてであります。

 JR柏原駅舎改良費の負担割合につきましては、昨日の他会派のご質問でも答弁申し上げたとおり、自由通路と一体化した橋上駅舎の基本設計を済ませ、その内容を精査検討し、事業費の負担割額の軽減を図るべく、再三にわたりJRとの協議を進めているところでありますが、JR側は一貫して現駅舎を10年から15年後に地平駅舎として建てかえる場合の費用負担しかできないということで、協議が膠着状態となり、再開発事業の事業認可後に再度協議を進めることとし、しばらく中断をしておりました。おかげをもちまして、去る8月30日に府知事の事業認可を受けましたことから、協議を再開すべく、JR側に申し出を行っているところであります。本市の財政負担を少しでも軽減すべく、引き続き粘り強く協議を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

 以上です。

   〔都市整備部長 山口 稔君 登壇〕



◎都市整備部長(山口稔君) 自由民主党改革の乾議員のご質問のうち、私からは、98番、99番の2点につきましてご答弁申し上げます。

 まず、整理番号98番でございます。質問の要旨が、原川親水公園整備工事の着工時期と工事内容についてお尋ねでございます。

 親水公園とは、木々や草花、そしてそこに生息する動物など、さまざまな自然と身近に触れ合うことによりまして、ふだんの生活の中から自然と命の大切さを学び、そしていやしの広場を提供するというものでございます。この原川親水公園は、このような趣旨で公園として整備するものであります。

 お尋ねの着工時期につきましては、11月末ごろを予定いたしております。

 工事内容につきましては、国道165号の大阪教育大前中交差点から田辺46号線に入ったところるにある1級河川原川を挟んだところが公園用地であります。まず遊歩道は、教育大前駅自転車駐輪場西側から延長135メートル、有効幅員2メートルで、路面に透水性舗装、照明3基、両側に安全フェンス高さ1.1メーターを設置いたします。また、公園の園路広場工といたしまして、管理用通路や園路を設け、透水性舗装を行うとともに、原川を挟んだ2ヵ所の広場を、階段と飛び石を利用して対岸へ自由に往来できるようにいたします。休養施設といたしまして、あずまや1基、ベンチ9基を設置し、園路及び園内には桜、モチ、ツバキなどの高木83本、中木32本、低木860本を植栽しまして、芝生広場を設けてまいります。また、このうち階段と飛び石などにつきましては、大阪府が施行していただける予定でございます。

 この公園は、原川の自然環境を生かした緑のオアシスとして、教育大学の学生を初め多くの市民が散策していただけるように、自然を満喫できる公園整備を図ってまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 次に、整理番号99番、ご質問は、市営自動車・自転車駐車場の時間延長で、その質問要旨は、JR、近鉄各駅の最終列車到着時刻に合わせた駐車場の閉鎖時間の延長についてお尋ねでございます。

 特に立体駐車場でシャッターがついている柏原駅東自動車及び自転車駐車場、それから高井田駅第1自転車駐車場についてのお尋ねでございます。ご質問は、最終列車時刻上り午前0時53分まで時間延長できないかというご質問でございます。

 まず、この柏原駅東自動車及び自転車駐車場は、平成9年10月に開設するに当たりまして、地元住民との話し合いが行われまして、そのときの条件といたしまして、早朝、深夜、夜間までの時間延長は時間設定しないという条件で設置した経緯がございます。市内には市営の自転車駐車場が17ヵ所ありまして、それぞれ地域の意向を尊重しながら、ご理解とご協力をいただいて開設することができております。ご指摘の時間延長は、確かに夜遅い利用者には喜んでいただける反面、地域住民の方々からの苦情につながってまいります。したがいまして、当初の地元の住民との約束どおり、これまでの開設時間とさせていただきたいと考えております。

 なお、柏原駅東自転車駐車場につきましては、付近に民間自転車駐車場がありまして、少し割高料金となりますが、最終列車までの時間、利用可能な対応となっておりますので、多くの市民がこれを利用しているのも事実でございます。

 また、高井田駅第1自転車駐車場につきましては、東へ100メートルほど少し離れますが、高井田駅第2自転車駐車場がありまして、コインポストの設置もしてありまして、最終列車までの利用は可能となっております。このような方法でご協力を賜りますよう、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(伊山喜二君) 以上で一通りの答弁は終わりました。乾議員、再質問ありませんか。



◆16番(乾幸三君) 整理番号順に従いまして、質問をさせていただきます。

 整理番号80番、答弁をお聞きしておりますと、柏原市民憲章を基本理念として、東山の緑、大和川の水、自然環境を生かした安らぎ、人と人との心の触れ合いをはぐくみながら、住みよい、住んでみたい、魅力ある町を目指しますと。私はそれには同感でありますし、そのためには5つの項目をお挙げになった。これも私は同感でございます。

 しかしながら、いつも集会の中で、さも柏原市は教育・文化都市と2つの言葉で片づけられているように、私は感じます。大阪市は商業都市、皆さんもご存じのように、やはり商売の町ということで、商業都市が成り立って、また商業都市と言いましても、市民も同感があるわけでございます。市民に市がアンケートをなさっております。現在の柏原市のイメージということで、市民にアンケートを求められておるんですけれども、1位が「緑豊かな住宅都市」、2番はといいますと「特に特徴のない都市」、3番目はというと「大阪に近い住宅都市」、4番に初めて「歴史・文化都市」、これは5.2%で、20人に1人しかございません。市民が受け取るイメージは、決して教育・文化都市ではないわけです。

 ただ、言われている人は、先もって教育・文化都市と言われております。先ほどのご答弁を聞きますと、教育大学があるから教育・文化都市だと、文化連盟があるから、文化の施設、リビエールがあるから文化都市と、こういうようにご答弁で感じさせていただいたわけです。

 私は、やはり教育・文化都市と名乗るならば、あらゆる面で教育・文化都市と言っても恥ずかしくないいろいろな設備、内容が伴ってこそ、初めて教育・文化都市と言えるのではないかということを言いたいわけです。市民も、はっきり言って教育・文化都市というよりも、自然環境に恵まれた都市を将来の柏原市の町として期待をいたしておるんで、今言われた5つの中の一つには教育・文化という言葉が入っておりますけれども、柏原市を表現するのに、教育・文化都市ということは、私は適当でないと思います。だから、言われておって、現実に市民から我々が問われたときに、柏原市は教育・文化都市と言われておりますけれども、市長さんみずから、府会議員さんも言われておりますけれども、教育・文化って、どこが教育・文化都市ですかと言われると、我々も非常に困るわけでございまして、その点、決してそういうことを二言で片づけることなく、やはり市民が受けておるイメージ、緑豊かな住宅町とか、自然環境に恵まれた都市、こういうことの表現にやっぱり変えていただきたいと思います。市民も誤解をされますので、その点、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、昨年もこの質問をさせていただきました。整理番号81番、市町村合併ですけれども、先ほどの答弁、昨年もことしも全く変わらん答弁であります。市長は、市長の見解というものを全然述べておられません。現在、全国の市町村は、今後の都市、我々の市の行方ということになりますと、やはり合併ということを頭に入れないとやっていけない。日本は非常に繁栄を続けてきたわけですけれども、ここに至って、長引く不況、産業一つにしたって、全部外国へ行くというような傾向で、これから財政状況がよくなるということは全くないわけでございます。やはり合併ということを、市長さんは柏原市の先頭に立っていろんなことをやられる方でございまして、私、先ほどの答弁を聞いておりますと、市民、議会の意見を聞くと、これは非常にうまい逃げ口上だなと。まず、私はこう考えるんだけれども、市民と議会にこれを問うというような形をとっていただきたいと思いますし、合併は他の都市もあるわけでございますので、やはり特例法が平成17年の3月にもう迫っています。

 全国で、新聞紙上に載っておりましたけれども、法定協議会、設置された協議会が30、それに参加しておる市町村数は109、議決はないが、市長の承認を得た任意協議会43、これに参加している市町村が193、研究会や勉強会を持っておる協議会といいますか、これは251で、参加市町村が1,350、鳥取とか高知の両県は、全部の市町村がそうした組織に参加しておられますし、富山、岐阜、滋賀、熊本、宮崎の5県では、9割以上の市町村が参加しておられます。

 私は、平成17年の3月のその際になってばたばたするんやなしに、柏原市として市民の意見を聞く、議会の意見を聞くという形であれば、早速市長さんに動いていただきたい。昨年のご答弁を聞きまして、ことしの答弁で何ら変わったところがないですね。じっと様子を見ておられるとしか、私は言いようがないわけで、その点ひとつ市長さんに、市町村合併についての見解をお尋ねいたします。



◎市長(山西敏一君) 先ほども答弁の中で申しまして、きのうも若干触れたと思いますけれども、私自身の考えはどうかと、こういうご質問であります。

 これは府の示されたパターンで、私は、そのパターンには向かない、こういうことをはっきり申し上げました。そのときたまたま委員でございましたから、府と大学の先生方等々で示されたパターンが八尾、東大阪、こういう大きなグループで一つの大きな都市、こういうことでありました。それは私が意見を申し上げましたので、これは柏原としては人口の動きぐあい、交通の動きぐあいだけでなしに、やはり実態は藤井寺と羽曳野、こういうパターンが柏原にはふさわしい、こういうことで、この地域につきましては両論併記、こういうことに相なったことはご承知のとおりであります。したがって、私も今、その気持ちには変わりないということであります。

 今後の進め方といたしましては、先ほど申しました住民の意向、そして議会の意向等々を十分に尊重しながらしていこう、こんなふうに、今考えておるわけであります。現在までの住民調査は、府の方でされましたのはごく少数でありまして、それが全体と思っておりません。したがいまして、今後住民の意向、議会の意向を十分に尊重しながら、先ほど申しましたように検討、前進をしていくべきであろう、こんなふうに思っております。



◆16番(乾幸三君) とりあえずそういう前向きな姿勢でやっぱり物事を考えていただく。ただ、後退するといいますか控える、その中には、いや、市民の声を聞くんだ、議会の声を聞くんだというようなことではなしに、積極的にそういう研修会−−我々議会もこれからこれについて積極的にいろんな問題に、研究会にも参加させていただいて、合併問題を視野に入れていきたい、このように思っておりますので、よろしくお願いします。

 時間の関係上、次に進みますけれども、先ほど、整理番号82番、どういう東山整備を進めるのかというご質問をさせていただいたんですけれども、はっきり言って具体的な答弁がなかった。先だって、議会の方でも、青少年野外活動施設誘致対策特別委員会が廃止になって、新しく議員が選出された後、何とか東山の整備特別委員会をつくったらどうかというご意見もあったわけでございます。我々としても、やはり設置目的をもっとはっきりしようということで控えさせていただいたわけでございますけれども、市としても、青少年野外活動施設の計画が挫折した現在、積極的にもっとどのように進めるのかと。緑豊かなこの東山を、この自然を保護するんだということとであれば、もっと遊歩道もつくって、市民がもっと親しみやすい東山に整備するとか、今まで整備してきた府民の森をもっともっと大切にしながら、これを利用するという形の整備もあるわけで、それはそれなりに柏原市としてこうしてやるんだという計画をはっきりとやっぱり進めてもらいたい。

 ただ、第3次総合計画の中ではこうするという大きな網はかけておりますけれども、具体的にこうだということが、なかなかその中で進められるような計画ははっきりしておりませんので、その点、十分考慮願いたいと思います。

 それでは、次に整理番号83、国道25号バイパスの件でございますけれども、毎年と言ってもいいほど質問をさせていただいております。この前の国道25号線、ご存じのように非常に渋滞をいたしまして、渋滞の個所は安堂のこの交差点と言われるぐらい、国豊橋をつけかえをしていただきまして、あの交差点は比較的、大阪に行くにしましても、渋滞が解消された。しかしながら、この25号線、警察から安堂、また170号線につれて、非常に日々混雑しておるのはよくご存じだと思います。

 きょうご答弁いただいた中で、はっきり言いまして違うのは、毎年、11年の9月には、国道25号線の自動車交通の流動実態調査、12年12月は将来交通量配分を行う調査、13年度の10月には、きょうですよ、国道25号にかかわる交差点の方向別交通量・ナンバープレート調査など、柏原市、八尾市周辺の交通渋滞調査ということをご答弁いただいておるんですな。調査、調査で毎年調査なさっておるんですけれども、私、国道事務所がこの25号線を維持するのに、もこの調査は要ると思うんです。国道25号バイパスをつくるための調査か、想定ルート、想定ルートとおっしゃいますけれども、その答弁が一つも変わらんのです。

 平成9年、議会が改選されて初めての一般質問のときに、同じ門谷室長がご答弁なさっています。国道25号バイパス想定ルートは、都市計画道路の大阪柏原線から王寺周辺までというように計画されていますと。「現在まで大阪国道事務所では、想定ルートの早期決定に向け、各資料の収集、課題の整理や奈良県側の取りつけについても奈良国道工事事務所と協議を重ねていただいておりました。その結果、本年7月に」−−これは平成9年10月に質問しておるんですな。「本年7月に国道25号バイパスの想定ルート案についてほぼめどが立ったようなことから、大阪国道工事事務所では、想定ルート案に基づく柏原バイパス概略設計業務を本年8月に発注され、年度内に完成する予定と聞いております。この業務と並行して、第12次道路整備5ヵ年計画の中にルート承認されることを目標に努力しているところであります」と。これは第12次ですよ。今言うてるのは13次、全く4年間、一つも答弁が変わらんのです。調査、調査でこの4年間が過ぎてきた。

 本年4月に、国土交通省に私の会派で、この国道25号バイパスの陳情に行ったんです。で、国土交通省の係の方といろいろとお話しさせていただきました。市長さんも何遍も要望に行っていただいていることもよくわかります。しかしながら、今、国土交通省では、25号線のバイパスは、考えておられるどころか、南阪奈道路がついて、その車の交通の流れを見てから国道25号バイパスを考えようと。この南阪奈道路がつくのは、たしか平成17年か18年です。それから実態調査をして考えようと。

 今ご答弁いただいたら、さも13次の道路計画に入るようなご答弁であったけれども、これはどういうように国道事務所とお話を願っているのか、市長さんも行かれてどういうような感触を持たれているのか、市長さん、どんなことですか。



◎市長(山西敏一君) 今、乾議員さんおっしゃっておりますように、非常に今までより厳しくなった、こういうことであります。

 その前には全国的な傾向がございますが、一つは、昭和50年代から60年代に向けまして、まず25号バイパスの運動をいたしました。八尾、柏原、それからまた奈良県側の市町村、こういうことでありました。その当時奈良県側の市町村は、最後にバイパス期成同盟会を脱落いたしました。道路をつくってもらったら困るんだ、こういうことで脱落いたしまして、残ったのは柏原市だけ、こういう厳しい情勢でありました。しかしながら、それも一生懸命通いまして、25号ルート案が一時示されたことがあります。

 それは堅下北中学校横の、それがために残しておりますスロープのところ、中学校のグランドの下ですね、あの下に入りまして、今マンションのあるところ、その真横を通りまして、大阪柏原線からずうっと入ってきて、そして高井田へ抜ける、そし て国豊橋にかかると、こういうことでありました。両入り口ともに大変反対に遭いました。したがって、そのルート案が示されたんでありますが、これは議会でも、また別の会合でも、大変ルート案が困る、こういうことでありまして、堅下北中学校のところの方はあんまり変わりませんけれども、せっかくできた国豊橋へ入りますと、駅前再開発で交通渋滞が緩和されたのに、また複雑になるやないかということで、そのルート案の修正と、こういうことでありました。

 そのときに、このルート案の修正をすると、一遍地元から反対されてそれがつぶれますと、後は大変難しくなるぞと、こんなことを言われたことも、今思い出しております。しかし、国分の駅へ入ることは困る、こういうことで地元から強い反対がありましたので、これは国道25号の王寺の方へ振ってほしい、こういう運動をいたしました。したがって、それが大変長くなったわけであります。

 そして、新しいルート案につきましては、一時内部の方で示していただきました。ところが、国全体の傾向から、道路不要論というのがわき上がってまいりました。とりわけ一、二年前から話をしておりました、私自身もその運動を一生懸命しておったんでありますが、ガソリン税、いわゆる揮発油税を一般財源化しようと。政府が財源が難しいから、特に大きな財源、6兆円とも言われておりますガソリンを中心とする揮発油税、これを道路だけに使うと、こういうことで発足した24円30銭のガソリン税が、暫定税率48円60銭になったと。これを早くせないかんからということで、ガソリンを買う人が協力しておる金をよそへ使おうと、こういうことにつきましては、私どもは、揮発油税はほかの目的に使ってもらっては困る、道路に回る財源が少なくなる、こんなふうに思っていろいろ反対しておったんでありますが、この問題につきましても、当時、私も国へ参りましたし、財務大臣の塩川先生にも、その前の財務大臣にもお願いいたしましたが、しかし、国の今の新しい方針としては、それはやはり一般財源化していきたい、こういうことであります。

 もう一つは、国の方で中央が中心になっておりますが、東京都関係のアンケート等々が非常に多いと。私どもはそれに反対しておるわけでありますが、国全体といたしまして、東京都は道路不要論、日本全体が道路不要論を言うているんじゃないんやと、むしろ道路をつけてほしいということに変わりないんやと、こういう運動を一生懸命しておるわけでありますが、なかなか難しい状態になってきたということで、局面は非常に厳しくなったと、こういうことは全国全体の傾向であろうと思っております。

 しかし、その厳しい中を一生懸命、大阪国道事務所を中心にいたしまして私自身も、たびたび大阪国道事務所長に来てもらっております。そこで何とかバイパスもう一つルート案を示してほしい、こういうこととあわせまして、現況のままでこれが長引くのであれば、現在の柏原市の道路を特に他市よりも何とか広げてほしい、こういうことから、先般の質問にも出ておりました国道25号線の国分から向こうの分ですね、これにつきましては、非常に厳しいんでありますが、最優先してやっていこう、こんなふうになってきております。

 肝心の国道25号につきましては非常に厳しい中でありまして、これを私どもも議会の皆さんとご一緒に、議会は議会で要望してもらっていますし、私どもは私どもなりに、組織を通じ、そして運動していき、また揮発油税の転化につきましてもいろんな運動をしていきたい。これが日本の道路、すなわち地方につきましては、過疎地帯につきましては、特にそういうことを待ち望んでおるんだと。また、私どもの柏原市につきましては、国道25号バイパスが一番大事なポイントだと、こんなことをこれからも力説をしていきたいと思っております。



◆16番(乾幸三君) るる説明をありがとうございます。時間がございませんので、もう少し簡素に答弁はしていただきたいと思います。

 さも次の13次5ヵ年計画、平成15年から始まる道路計画に入るようなご答弁をなさるので、私は言うたわけで、そういうような状況ではないということをはっきりと、やはり市民に知ってもらわないと困るわけです。市長も努力されていることはよくわかるんです。しかしながら、この国道25号線バイパスについては、今後20年以上かかってもこういう事態だということをはっきりと市民の前に示すべきで、さも努力したら13次に乗るんだと、平成15年から始まる新道路計画に乗るんだというような甘い考え方は捨てていただきたい。

 この問題はこれでおいておきます。

 次に、循環バスをふやしていただきまして、非常に国分の方もたくさん利用して、非常に多くの市民が喜んでおられます。ありがとうございました。ただ、非常にやりにくい問題だと思いますけれども、循環バスの停留所に、用地があれば、いすとか日よけとかいうことを考えていただくことを要望しておきます。

 次に、85番、早速6月の議会で補正予算を5,000万円組んでいただきまして対処していただき、ありがとうございました。しかしながら、答弁でも言われておりますけれども、安全対策はなかなか100%できないわけでございまして、看板を見て入らないような人は間違いのない人なんで、この間の乱入者にしましては、そんなんは問題ないわけでして、できましたらいろいろなことを想定して対処できるマニュアルをつくっていただいて、教職員の方にも、職員さんにもそれを徹底すると。事件が起きたときに、素早く事故の少ないように対処できるようなマニュアルを想定していただきたいと要望しておきます。

 次に、86番でございますけれども、答弁を聞きますと、ことしは若干中学生で減少しておると。これは全国傾向であり、油断できない状況であるというご答弁であったわけでございます。いろいろと不登校児童生徒については、昔のように、勉強が嫌いやから学校へ行かへん、勉強がわからないから学校へ行かないというような事情だけではなしに、多方面にわたっていろいろな原因があるわけでございまして、非常に難しいことは我々もよく存じております。しかしながら、いろいろな原因を一つ一つ消化しながら、やはり不登校児童生徒を減らしていただきたい。特に中学生になりますと、この後の問題等も関連しますので、この問題はこれでおきますけれども、大体3倍ぐらいにふえてきておるということも、非常に授業との関連があると思いますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。

 整理番号87番、はっきり言いまして、特に理数科が最近学力低下 −−低下でないと

言われるんですけれども、実際のところは、この間新聞に載っておりましたけれども、中学校の理数科の専門教員が小学校に行って、小学校の高学年を指導すると。そうしないと、なかなか理数科の、一番大事な4年、5年の授業が身についてないということで、文部科学省が動き出しているんですよ。そういうことは、理数科目は小学校の高学年が大切だということはわかっておりますし、学力低下をやはり文部科学省も認めているということなんですね。

 私、これは間違っておったら否定していただきたいんですけれども、小学校へ行きますと、これは何も女の先生がだめやと言うているのと違いますよ、誤解してもらったら困りますが、非常に女の先生が多いんです。私、バランス的に考えて、やはり四分六とか3・7ぐらいやったらいいんですけれども、多いところで1・9、普通で大体2・8ぐらいの割合で、採用されるのもそうだと思います。

 また、最近特に目についたんですけれども、高齢者の方と言うと怒られますけれども、50代の方が多いんですな。で、若い方が少ないんですよ。これは児童生徒が減りましたので、府教委が採用する年代が抜けましたので、そういう形になったと思いますけれども、やはり子どもの動きになかなかついていけない先生が多くなっている。そういう問題を小学校でも抱えているということを、教育委員会でもよく把握していただきたいんですね。特に理科の実験なんかになりますと、やはりある程度の年代を過ぎますと、教え方にしても動きが悪くなるんですね。だから、できるだけ年代をそろえていただきたい。これは柏原市だけの問題ではないので非常に難しいので、大きな問題だろうと思いますけれども、できる限りそういうことでやっていただいたい。

 そうせんと、中学校へ行きますと、4年生ぐらいの数学の問題が中学3年になってもわからないという子が3分の1おるということ。私も先だって、自民党の議員団で柏原中学の授業を参観させてもらいました。参観しているにもかかわらず、後ろに立っているにもかかわらず、後ろを向いて話をするんです。先生が授業を−−授業がどうこうと言うておるんじゃないんですよ−−−なさっているのに、黒板を見んと、後ろを見て話をするんですな。何で話をするねん、やめなさいということで注意をしても、なかなか前を向かんのです。そういう生徒もおるということですな。しかし、それは授業に興味がないから、そういう態度をとる生徒が多いということなんです。

 その点を、小学校の先生のそういう配分もよく考えていただきたいということです。また、教育大学を出られた先生は小学校を教える資格も免許も持っておられるはずなんですね。そういうことで、優先的に小学校の高学年におろして、専門的に理数科を教えていこうということに文部科学省が乗り出してきたということは、やはりそういうことのあらわれだと思うので、その点、柏原市でもおくれをとらず、そういうことをやっていただきたいことを強く要望しておきます。

 次に、サンヒルでございますけれども、先ほどお話しいただきました。我々、来年以降の駐車場の確保を心配しておりました。ところが、借地契約分の駐車場は来年以降も大丈夫だと。しかしながら、宅地開発が進んでいるので、将来はなかなか厳しいだろうという答弁ですが、ひとつその点対応できるように、よろしくお願いしておきます。

 次に、合同会館、先ほどの答弁で理解いたしました。財政難のときでございますけれども、ひとつよろしくお願いしておきます。また、図書館については、やはりある程度の大きい図書館ということを、非常に国分の地区も望んでおられますので、柏原市は、施設は割とつくっていただくんですけれども、こんなことを言うたら怒られますけれども、割とちゃちな施設が多いわけでございますので、その点ひとつよろしくお願いします。

 それから、整理番号90番、財政負担が就学前まで拡大すると8,700万が要ると。全部で2億円ですけれども、今やっていただいておる費用を引きますと8,700万。市長は、一遍にはいくかどうかは財政的に検討せないかんけれども、年々これはやはり上げていかにゃあならんだろうという見解を示していただいております。財政を十分考慮しなければいけませんけれども、少子化対策の一環として、やはり早急に就学前まで乳幼児の通院助成費の拡大を図っていただきますよう要望しておきます。

 整理番号91番、これは以前から、私または公明党の方からもいろいろと要望があったわけでございますけれども、当初7年から年間4回でやっていただいた。ところが、いろんな事情があって、そこにおられる病院の事務局長の石田さんも相当気を使っていただきまして、浴場組合と交渉していただいて、今4回に戻していただいた。非常にありがたいと思います。

 私、以前は奈良県の田原本のお話をさせていただきましたが、東京都も、魅力ある銭湯づくりに支援をして、本年から改築費に助成しております。玄関にスロープをつけたり、脱衣場やおふろに手すりをつけたり、バリアフリー化を積極的に東京都が、ふろ屋さんにですよ。現在1,300軒の銭湯があるわけでございますけれども、やはり経営難で毎年60軒の廃業があるわけです。その7割が築後30年以上になっていますな。老朽化が進んでいるんです。しかし、最近健康ブームで復活して、内ぶろを持っておられる方も、利用者がどんどんふえてきておるということを東京都が認めまして、町の銭湯のバリアフリー化に東京都が補助金制度を導入した、積極的に銭湯のバリアフリー化に補助金を出した、こういうこともよく見ておいてください。

 やはり柏原市で年間4回の老人無料入浴サービスじゃなしに、老人の日、9月15日、今は変わったかもしれませんけれども、15日あるいは毎月1回ぐらい、老人の日として無料入浴サービス事業をやりますと、先ほどの浅野部長の答弁の中のいろいろトラブルがあったこともだんだんなくなるわけなんで、そういうことを目標にやってくださいよ。ひとつ強く要望しておきます。

 それから、整理番号93番、柏原市、羽曳野市、大阪府の努力はわかりますが、これはもう発生してから約1年経過しているんですね。早急に移転の方向で解決を図られるのかどうか。移転するのに、やはり相手もあることでありますし、相手の経済的なこともあるわけでございます。その点、どうでございますか。



◎市民部長(安井宏君) さきの答弁でも申し上げましたが、何分にも事業者、資金的な面がありまして、移転にはなかなか苦慮しているような状況でございます。しかし、先ほども答弁で申し上げましたように、大阪府とともに、移転がやっぱり根本的解決ということもありますので、移転に向かって強く申し入れていきたいと思いますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。



◆16番(乾幸三君) 時間がないのでこの辺で、ひとつよろしくお願いします。

 次に、再開発ビル。3名のうち2名は再開発ビルに残る、こういう意向だという所長のご答弁であったわけでございますけれども、ひとり暮らしの方に再開発ビルの住宅の大きさ、これも考慮しようと。また、権利者からケアハウスの施設のよいところはないかと。そういうところであればケアハウス、こういうようなご意見があるということなんですけれども、我々とすれば、市が責任持って、再開発ビルの中に入れる人はいいですけれども、経済的に高い再開発ビルの中に入れない人、その点でケアハウスということを向こうは言っておられるんですが、どうですか、その点。



◎駅前再開発事務所長(松宮嘉則君) 自席からお答え申し上げます。

 特に今後補償交渉、3名のうちの2名の方についても、現在借地人ということで、家は自分の持ち物でございます。そういうことから、今後、現在積算しております評価が出ましたら、それに見合うビルの住宅面積、そういうことを考慮していきます。そういうことから、経済的にということでケアハウスという方ではありません。



◆16番(乾幸三君) 十分権利者の意向を聞いていただきまして、権利者に合うような条件で、ひとつよろしく対処願いたいと思います。

 整理番号96番、上市今町線240メートルの拡幅部分ということでございました。この中で、権利者何人で、用地確保は何人ですか。わかれば、パーセンテージでもお願いいたしたい。



◎駅前再開発事務所長(松宮嘉則君) 上市今町線の権利者数でございますが、借地人等も入れますと、42名ぐらいおられます。全体が2,500平米ありまして、そのうち、現在既に1,090平米ぐらいが買収済みであります。率といたしまして44%の買収率となっております。引き続き用地確保をしておりますので、よろしくお願いします。



◆16番(乾幸三君) よろしくお願いしたいと思います。

 次に、97番、駅舎改良費の負担割合でございますけれども、再開発ビルの事業認可がおりるので、先ほどの答弁では、駅舎改良の負担割合の話し合いはあんまり前へ進んでないと。しかしながら、事業認可がおりるのに、やはりJRの承認が要るので、その点余り進んでないということなんですけれども、向こうが負担をしようとしているのは、10年から15年後に地平駅舎として建てかえる場合の費用負担しかできないと。

これですと、我々が考えますと、今度の改良費の約10%ぐらいだと思うんです。それであれば1対9の負担割合になると思うので、この点について十分に、これではとても、やはり近鉄でも50・50になっておるので、その点、粘り強い交渉をよろしくお願いします。

 次に、整理番号98番、平成13年度の予算で計上された事業であることは十分わかっておるわけなんですけれども、私もこの地域に現場を見に行ってびっくりしたんですが、教育大学のスロープを上がっていって、それからちょうど下を見ますと、原川との境のあの土地ですね、先ほど、教育大学の生徒も利用していただけるし、それから地元の多くの市民の利用があるという予想でしたけれども、あれは住宅から相当離れてますよ、田辺からも旭ヶ丘からも。あそこに近いのは駅か国分病院しかないので、西名阪から北でない限り住宅というのはないので、最近はジョギングして相当遠くまで行かれるので、あそこでUターンして帰られるということで、その際に親水公園を利用されるということはわかるわけなんです。ただ、学生がどれだけ利用してくれるかということは、ちょっと疑問があると思います。ただ、あの辺の住民にしたら、あそこへそのぐらいのお金をかけてくれるんなら、少しでも原川の水がきれいになるような装置ができませんかと。それは川は府の管理だということは十分わかってますよ。わかってるんですけれども、そういう意見が非常に多いわけでございますね。その点を考慮していただいて、府の方に、原川の水がきれいになるように強く要望をしていただきたい。

 最後になりましたけれども、先ほどの答弁を聞きますと、柏原東は民間の自転車駐車場を利用せい、高井田は第2自転車駐車場のコインポストがあるから、それで十分やと。十分やとは言わはらへんけれども、これは、どういいますか、民間が柏原の東出できるんですよ。それは設置条件はよくわかりますよ。それはわかるわけですけれども、今の答弁を聞きますと、民間業者があるので、民間の方を利用してくださいという答弁でしょう。民間ができることが何で我々にできないのかということになるわけです、そういう答弁をいただくと。民間は皆わかってるんですわ。しかしながら、市営の自転車駐車場を利用してはる人が延長できないかということを尋ねているんです。民間を利用するんやったら、最初から民間を利用しますがな。そうでしょう。それと高井田は、設置条件があるんですか。



◎都市整備部長(山口稔君) 地元のお話の段階では、設置条件は特にはありませんが、その中で、付近に住宅、マンションがありますので、そういったところの方の苦情といいますか、そういうことが当初想定されましたので、柏原と同じ時間帯にしたという経過でございます。



◆16番(乾幸三君) 自転車駐車場は、私は、市民に直接サービスする数少ない市がやっている事業だと思うんです。市民というのは勝手なことを言います。しかしながら、やはりコインポストというのは、これは月決めで利用できませんよ。月決めして、たまに遅くなった方が帰ってきたら利用できないということなので、高井田駅でも、上下十五、六本の列車があるわけなんです。それをおりてこられる方が全部とは言いませんよ。しかしながら、月決めでやっておられる方は、今おっしゃる部長の答弁では、第2駐車場にコインポストがあるやないか、それを利用せいと。できませんがな。そうでしょう。できない方が時間延長できないかということを問われているんです。コインポストやったら、あれは100円でしょう、月に3,000円かかるでしょう。違いますか。1,800円のところ3,000円かかるでしょう。そういう意味で、こういうことはやはり市民サイドに立って考えてもらわんと。

 市民にアピールできる数少ない事業なんで、柏原市はすぐに市民の声を聞いてくれると。聞けないこともたくさんあるんやから、ほとんど断ったらいいんやというようなことではだめなんですよ。やはり聞ける分から、ある程度これやったら、無理したら若干でも聞けるんやと。経済的にも財政的にも、これは何もあんまり大きいことはないですがな。そういうことを、やっぱりきちっとやってもらいたい。はっきり言って、我々、それであれば、もう民間に変えなさいなと言いたい。民間でできることであって、市ができないということであれば、やっていただきたいことをお願いしておきます。

 夜遅い少数の利用者ということですけれども、その少数の利用者、少ない者の意見であれば聞けないというような態度をとらないで、やっていただきたい。10時半ですから、2時間余りだと思います。その点よく考えていただきまして、お聞き届けいただきますよう強く要望して、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(伊山喜二君) 以上で自由民主党改革代表者の質疑・質問を終わります。

 暫時休憩いたします。



△休憩  午前11時45分



△再開  午後0時48分 



○議長(伊山喜二君) これより本会議を再開いたします。

 午前中に引き続き、代表質疑・質問を行います。公明党を代表して計盛佐登子議員、登壇願います。

   〔8番 計盛佐登子君 登壇〕(拍手) 



◆8番(計盛佐登子君) 8番議員の計盛佐登子でございます。議長のお許しをいただき、平成13年第3回柏原市議会定例会におきまして、公明党を代表し、議案並びに市政一般に対しまして質問の機会を与えていただきました同会派の両議員並びに各会派の諸先輩議員の皆様に、心から感謝申し上げます。

 さて、去る9月9日の市議会議員選挙におきまして、市民の皆様方の温かいご支援、ご支持により、公明党議員3名、再び議席をいただくことができました。本当にありがとうございました。3名を代表いたしまして、心より感謝申し上げます。

 21世紀は「高齢者の世紀」、また「女性の世紀」と言われております。社会的に立場の弱いお年寄りや障害者、そして将来を担うかわいい子どもたちもともに豊かな気持ちで生活できるよう、市民一人一人の声を大切に、市民の側に立った政策実現のため頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、ここで質疑に入るところではありますが、まず初めに、アメリカで起きました同時多発テロの犠牲になられた方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、日本人を含んだ5,000人を超える皆様が被害に遭われましたが、そのご家族や関係者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 今回のテロ事件を通して、私たちに何が問われているのか、考えなければならないのではないでしょうか。20世紀において、これほど大規模な攻撃を計画し、作戦を遂行するのは国家でしたが、21世紀の戦争は、少数の過激派や一部の集団が遂行してしまうのです。今や平和をつくり上げるには、国家レベルの軍縮や安全保障対話だけではなく、暴力によってその主張を実現しようとする勢力を発見し、無力化する国際的な協力体制が不可欠であります。テロは犯罪であり、犯罪を見逃さず戦うのは政治に課せられた責任であることは言うまでもありません。

 ただ、事件の首謀者及び組織、それを支援する者に対しては毅然たる態度で臨むのは当然ですが、拙速な軍事的行動によって何の罪もない人々が犠牲になり、報復の連鎖を招くような対応は避けるべきだと思います。生命の大切さや人を思いやる心、また相手の苦しみや痛みがわかり合える心を育てていかなければいけないのではと、私は考えます。ここにもまた教育の重要性を改めて痛感いたします。中・長期的視点に立ってテロを撲滅するためにも、世界のリーダーたちが教育の重要性を見直すことが大事ではないかということをまず述べさせていただき、質問へと入らせていただきます。

 なお、質問順序が5番目ということもあり、本日午前中の質問並びにきのうの質問等で重複する点もありますので、整理しながら質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 整理番号100番、議案第50号 平成13年度柏原市一般会計補正予算(第3号)歳出、款9教育費 項5社会教育費 目2青少年対策費 節15工事請負費の堅下南小学校留守家庭児童会室の改築工事をしなければならなかった経過についてお伺いいたします。

 それでは、これより一般質問に入らせていただきます。

 整理番号101番、産褥期ヘルパー派遣事業についてお伺いいたします。この事業は、核家族の増加に伴い、出産後自宅に戻った際に、親族などの応援が得られず、健康回復が不十分なままで育児や家事をやらなければいけない家庭に対してヘルパーが訪問して、身の回りの家事等を行う支援ですが、この支援事業に対する市の考えについてお伺いいたします。

 整理番号102番、病児・病後児保育についてでございますが、この質問につきましては、昨年の12月に一度質問させていただいております。そのときの市としての答弁では、「病後児保育は必要と考えているが、施設の改修、人件費の増大等の財政的な問題、さらに医療機関との協力体制の確保も重要な問題となることから、今後の課題として十分に検討してまいりたい」とのことでしたが、その後どれぐらい検討されてこられたのか、お伺いいたします。

 整理番号103番、延長保育における正職保育士の配置についてでございますが、現在の状況についてお伺いいたします。

 整理番号104番、市が無料で行っている法律相談についてでございますが、この相談、大変市民の皆様に喜ばれております。私どもに寄せられる相談の中にも、年々法律に関連する相談がふえてきておりますが、そこで、第1点目として、現在相談日が毎週水曜日の午後からの1回だけ実施となっておりますが、これを週2回の実施にふやせないのかどうか、お伺いいたします。また2点目としては、受付場所及び待合場所の確保についてでございますが、法律相談を受けられた市民の方々からの強い要望がありましたので、現在の状況と今後の見通しについてお伺いいたします。

 整理番号105番、閉庁時の受付窓口についてでございます。現在閉庁の日は、地下の警備室の横の廊下のところで行われておりますが、大変場所がわかりにくいと指摘されておりますので、もっと市民の方々にわかりやすいように指示していただきますことと、受付の指定場所の確保ももっと市民の立場に立った配慮をしていただきますよう、これは強く要望しておきます。

 整理番号106番、介護保険制度が昨年春よりスタートされましたが、市民の皆様方の間では、まだまだ制度内容自体がご理解、ご納得いかない方々がたくさんいらっしゃいます。また、制度を利用された方々からも、いろんな問題点をお聞きすることがあります。そこで、市に寄せられました窓口の苦情相談の内容についてお伺いいたします。

 整理番号107番、公共施設等の耐震調査についてでございますが、平成7年1月17日未明に発生しました直下型地震による阪神・淡路大震災では6,400人を超える方が犠牲となり、約26万棟の家屋が全壊・半壊し、また亡くなられた方の8割弱が建築物の倒壊等による圧迫死や窒息死であったことが報告されております。私の知人もこの震災で亡くなられ、今思っても、大変残念でたまりません。

 このときの建築物の被害の傾向を見ると、現行の耐震基準、昭和56年6月施行以前に建築された建築物に被害が多く見られ、一方、それ以降に建築された比較的新しい建物の被害の程度は軽く、現行の耐震基準はおおむね妥当であると考えられていると、建設省の建築審査震災調査委員会の中間報告で述べられております。こうした被害状況を踏まえ、積極的に耐震診断を行い、専門家のアドバイスを受けながら、必要に応じて耐震改修を行っていただき、地震に強い建築物にすることが、大切な人命や財産を守ることになり、ひいては町の安全につながると思います。

 そこでお伺いいたしますが、平成7年12月25日に建築物の耐震改修の促進に関する法律−−耐震改修促進法が施行され、特定建築物の所有権は、建築物が現行の耐震基準と同等以上の耐震性能を確保するよう、耐震診断や改修に努めることが求められておりますが、以後、これについての市の対応についてお伺いいたします。

 整理番号108番、国分地域における図書館設置についてでございますが、他会派の質疑の答弁にて、設置の方向へと考えていらっしゃるようですので、この質問は要望へと変えさせていただきます。

 平成12年第4回定例会において、子ども読書運動について質問させていただいた折にも述べさせていただいたとは思いますが、日本では、本離れ、活字離れにより、言葉が弱くなってきていると指摘されております。本を読んだり、お話を聞くことにより、想像力豊かな言葉は育っていき、その豊かな言葉によって、自分の存在を人にわかってもらえるよう表現できたり、人とのコミュニケーションがとれるようになると言われております。良書に触れることによって、生きる勇気や正義へのあこがれを沸き立たせ、人間への優しさをはぐくむ機会をより多く持つためにも、国分地区の皆様が地元で身近に本に接することができますよう早急にお考えいただきますよう、よろしくお願いいたします。

 整理番号109番、学校教室における厳しい暑さ対策についてでございます。ことしは特に猛暑が続き、クーラーや扇風機などの冷房設備がない教室での学習は、大変な苦痛であったと聞いております。子どもたちの家庭での生活環境と学校での生活環境の差が大きくなっている中での対策の対応についてどのようにお考えなのか、お伺いいたします。

 整理番号110番、小学校のトイレ改造についてでございます。今回、堅下小学校においてトイレの改造工事を予定されておりますが、改造の内容についてお伺いいたします。

 整理番号111番、文化・芸術振興策についてでございます。今、残虐な暴力事件の多発や学校現場の荒廃などに象徴されるように、社会の先進性の荒廃、衰弱が進んでいる中、文化・芸術は人々の創造性を開き、表現力、コミュニケーション力を高めるとともに、多様性を尊重する社会をつくるとあります。また、人々の心に安らぎを与え、潤いをもたらし、生きる力をみなぎらせ、何よりも人への尊敬と愛情の心を抱かせ、特に青少年の豊かな心をはぐくむとありました。市民の創造性を引き出し、心を活性化させるために、文化・芸術振興策の充実が必要だと思いますが、市としてのお考えをお伺いいたします。

 整理番号112番、小児医療体制の充実についてでございます。現在、柏原市民病院における小児科の先生は、2名から3名に増員していただき、大変喜ばれておりますが、診察が午前中だけで、午後は休診だということで、何とか午後の診察も行ってほしいとの多数の声をお聞きしております。現在どのような体制になっているのか、また午後の診察もできないものかどうか、お伺いいたします。

 整理番号113番、PET(陽電子放射断層撮影装置検査)の導入についてでございます。現在、日本の死亡率のトップはがんだそうですが、克服の基本は早期発見、早期治療であると言われております。そこで今最も注目を集めている検査法が、このPET検査だそうです。装置へ横になるだけで全身を一度に検査でき、数ミリの超早期がんまで発見できる画期的な検査ができます。早い、安全、信頼性が高いということで、アメリカでは500台前後が導入され普及しているそうですが、日本にはまだ約50台だそうです。このことについて、市の考えをお伺いいたします。

 整理番号114番、健康診断にC型肝炎検査を導入することについてでございますが、我が国のC型肝炎ウイルス感染者は推定200万人、今や第2の国民病とも言われております。しかし、自分が感染していることを知らない人も多く、感染者の中から肝硬変や肝臓がんへ移行する比率が高いこともわかってきました。しかし、C型肝炎の恐ろしさは、潜伏期間が長くて自覚症状があらわれにくく、気がついたときには肝硬変や肝臓がんに進行していることが多い点だそうです。早期発見、早期治療のためにも、C型肝炎検査を導入していただきますよう、市の考えをお伺いいたします。

 整理番号115番、「健康日本21」推進のための栄養士の採用ができないものかどうか、お伺いいたします。

 超高齢社会の21世紀を生きる現代人にとって、健康は最も強い関心事であります。高齢社会の進展の中で、生活習慣病は増加の一途をたどり、その予備軍と言われる半健康人もふえ続けておりますが、安心な長寿社会を築いていくには、病気の予防に一層力を注ぐことが大事になってくるのではないでしょうか。この病気の予防という点で、だれもが取り組める毎日の食事が何よりも大切だそうですが、食べ物をいかに正しく食べて、病気を予防するかだそうです。健康の源である食事には最も気を配らなければなりません。政府は「健康日本21」と銘打って、病気予防、食事、禁煙などの予防対策に乗り出しましたが、柏原市におきましてもぜひ積極的な取り組みを行っていただきたいと思いますし、そのためにも、この中心的役割を担う栄養士の採用をぜひ行っていただきたいと思うのですが、市のお考えをお伺いいたします。

 整理番号116番、林業の振興策についてでございます。別にNHKの宣伝をするわけではないのですが、朝の連続ドラマ「ほんまもん」を見ていたら、ちょうど主人公の家が林業経営を営んでおり、森林を守るのに年間1,000万から2,000万円かかることを知りました。このドラマの中でも、森林林業を取り巻く環境は厳しく、木材の価格は低迷し、林業経営意欲の減退、林業従業者の減少と高齢化、また放置された森林の増加などで、非常に厳しい状況である姿が映し出されておりました。山を守っていくということも大変なことなんだなと考えさせられたのですが、柏原市にある森林はどのように守っていかれるのか、お伺いいたします。

 整理番号117番、柏原市生活排水対策推進計画についてでございます。この計画は、平成5年3月に、山西市長が「緑と水とふれあいのある住みよいまち」を目指して策定されたものです。これは大阪府が生活排水による水質汚濁の著しい地域として、東大阪市、八尾市の全域及び柏原市の一部地域を府下で2番目の生活排水対策重点地域に指定しました。流域最上流市である本市も、恩智川、長瀬川、平野川流域が平成4年3月に指定を受け、豊かで美しい水環境、自然環境を将来的に保全していくための指針として作成されたようです。そこでお伺いいたしますが、長瀬川、平野川はさておき、昨日からの他会派の皆様からの質疑の中にもありましたように、恩智川に対してどのような対策を進められてこられたのか、この計画を機に、公共下水道の整備促進や、家庭における発生源対策などの生活排水対策を一体となって進め、さまざまな魚や水生生物がすみ、市民が親しめる水辺を目指してまいりたいとありましたが、ハード面に関しては、昨日の答弁をお聞きし、動き出したように思うのですが、ソフト面についてお伺いいたします。

 整理番号118番、障害者福祉サービスについてでございますが、2003年度(平成15年度)から、障害者福祉サービスの利用の仕組みが、現行の措置制度から新たな支援費制度に変更されます。今までは、行政が個々の障害者の必要性に応じて利用するサービス内容や事業者を決定していましたが、支援費制度は、障害者の自己決定を尊重し、利用者本位のサービスの実現を目指して、事業者と対等の立場に立って、障害者みずからサービスを選択し、契約によってサービスを利用するという仕組みです。また、来年の14年4月からは、精神障害の事務事業が府から市の方へ移行されると聞いておりますが、市としての対応についてお伺いいたします。

 整理番号119番、最後の質問でございます。本市の行政改革についてお伺いいたします。

 以上で議案並びに一般質問に対する第1回目の質問を終わらせていただきます。理事者を初め関係各位の皆様におかれましては、市民の皆様が納得していただけるようなご答弁を賜りますよう、よろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。



○議長(伊山喜二君) 公明党代表者の質疑・質問に対し、答弁を求めます。

   〔教育部長 古川利章君 登壇〕



◎教育部長(古川利章君) 公明党代表の計盛議員のご質疑・ご質問のうち、整理番号100、109、110、111番の4点について答弁申し上げます。

 まず、整理番号100番は、堅下南小学校留守家庭児童会の補正予算上程までの経過についてでございます。

 今年度の留守家庭児童会申し込みの締め切りをいたしましたところ、市内9つの留守家庭児童会のうち、各定員45名のところ、柏原小学校で57名、旭ヶ丘小学校で51名、そして堅下南小学校で51名の応募がございました。そのうち2つの柏原小学校と旭ヶ丘小学校につきましては、本年度、学校に無理をお願いしまして教室をお借りし、それぞれ1クラスずつふやし、2クラスで授業を進めております。しかし、堅下南小学校につきましては、ご存じのとおり、現在特別教室等を増築している状況にあり、借りる教室がなく、入会希望者及びその後の申込者計6名の待機者を出しております。

   〔堅木副議長 伊山議長にかわり議長席に着く〕

 今後につきましては、堅下南小学校へ入学する保育所児童は増加している状況にあります。来年度に向けましても、待機者を出さないために、どうしても改築が必要であるため、今議会に補正予算を計上させていただいております。ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 次に、109番、学校教室における厳しい暑さ対策についてでございます。

 近年の異常気象による天候につきましては、各地に大雨を降らすとか、夏場における厳しい暑さをもたらすなど、我々の生活に大きな影響を与えております。各学校園における夏場の対策としましては、必要度の高い部屋よりクーラーの設置をしております。具体的には、保健室、養護教室、視聴覚室、コンピューター室、会議室、相談室、校長室等については既に設置している学校が多うございますが、図書室、多目的室、音楽室、職員室にも順次設置を検討してまいりたいと考えております。今後も厳しい財政状況の中ではありますが、計画的に設置をして、クーラー等で対応していく部分を考えてまいります。

 なお、現在小学校10校で教室等の部屋の数は331部屋、そのうちに44台、中学校6校で教室等の部屋の数は206ございますが、そのうち32台、幼稚園7園で部屋数は41部屋のうち12台、合計88台クーラーが入っております。

 そこで、お尋ねの、各学校の普通教室の暑さ対策の一環としてクーラー等の設置でございますけれども、普通教室につきましては数も多く、多額の費用がかかりますので、本市の財政状況では非常に難しいと考えております。今後、教育委員会といたしましては、室内の空気を動かすだけではありますけれども、少しでも子どもたちの不快感を和らげて、勉学に励むことができますように、計画的に扇風機の設置を考えてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

 次に、整理番号110番は、小学校のトイレ、特に堅下小学校についてでございます。

 お尋ねの堅下小学校のトイレの改造につきましては、来年度、堅下小学校本館の大規模改造工事を行う計画をしておりまして、現在実施設計を行っております。その中で2ヵ所で、トイレの新設1ヵ所、それから洋式等のトイレも取り入れた改修をもう1ヵ所計画しております。

 次に、各学校におけるトイレの改修計画についてでございますけれども、本市の学校施設につきましては、厳しい財政事情の中で、毎年度多くの費用を算出して、施設の補修整備を行っておりますので、何とか維持しているのが現状であります。トイレ施設につきましても、学校環境衛生上の基準では、各学校園も基準に達しております。しかしながら、生活様式の変化によって、きれいな水洗、洋式のトイレでないと使用できないという子どももいることは事実でございます。

 したがいまして、教育委員会としましては、毎年度計画的に改修を図ってまいりたいと考えておりますが、平成12年度、5ヵ所ほど改修しておりますのは、堅下北幼稚園で小便器等の自動水洗化をしております。また、女子便器の改修、堅下幼稚園で身体障害者用の便器を設置したり、堅下北小学校で2階、3階の男子便所の間仕切りを改修してきれいにしております。堅下南中学校でも間仕切り等を改修しておりますし、国分中学校3階男子便所に洋式便所を設置したりもしております。

 13年度におきましても、国分小学校の西校舎便所小便器改修、堅下南小学校4階便所増設、これは現在つくっております。堅上中学校の便所外壁のタイルの補修とか、堅上幼稚園の便所内装改修、このようにしておるわけでございまして、来年度につきましても、4ヵ所か5ヵ所、計画的に取り組んでまいりたいと考えております。どうぞよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

 次に、整理番号111番、学校における文化・芸術振興政策について、子どもたちが芸術に触れる教育の現状等についての質問でございます。

 市内の小・中学校におきましては、子どもたちの豊かな心と創造性をはぐくみ、主体的に文化の発展に貢献できる人間の育成を、教育の目的の一つに挙げております。小学校では、各校で音楽会、図工作品展、映画会などが計画され、卒業生を送る会の中では、劇や音楽、呼びかけ、また群読などをしております。また、毎年11月には、市内全小学校4年生を対象に、創作ミュージカル「大和川物語」の観劇を初め、同じく11月には、6年生を対象に、プロの楽団によります音楽鑑賞会、ことしは11月29日、ローゼンビートという楽団が来てくれるわけでございますけれども、実施しております。中学校におきましては、各校で文化祭を実施し、生徒、保護者の美術作品の展示の後、生徒による演劇活動や、その鑑賞会を実施しております。その他、市民文化祭では大人の方の展示発表、これを鑑賞したり、リビエールホールの各種イベントの参加、青少年合唱団のドイツとの合同発表会など、さまざまな機会を提供していただいております。

 市内小・中学校には、音楽、美術、演劇、パソコン、歴史研究クラブなど、多くのクラブがありますが、多数の児童生徒が参加しており、一部のクラブでは、外部の専門的な知識や技術をお持ちの方に学校においでいただいて、指導をお願いしておるところもございます。本年度は、堅下南中学校体育館で文化庁主催の芸術文化ふれあい教室として、劇団俳小を招き、本格的な演劇鑑賞会を11月16日にも実施する予定をしております。今後も、幅の広い文化・芸術活動の鑑賞や創作発表の機会をふやし、子どもたちの豊かな心の育成を図るよう、学校を指導してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。

   〔健康福祉部長 浅野保夫君 登壇〕 



◎健康福祉部長(浅野保夫君) 公明党代表の計盛議員のご質問のうち、私からは、整理番号101、102、103、106、114、115、118の7点についてご答弁を申し上げます。

 まず、整理番号101でございます。産褥期ヘルパー派遣事業についてでございます。

 産褥期ヘルパー派遣事業についてでございますが、この事業は、産後の体調不良のため家事や育児が困難な核家族等にヘルパーを派遣して、産褥婦の身の回りの世話を行い、産褥婦の心身の健康を維持することで、児童福祉の向上にも資することを目的とする事業でございます。

 これは国が推し進めております乳幼児健康支援一時預かり事業の一つでございまして、国の要綱によりますと、対象家庭は、核家族等で昼間に産褥婦及び乳児を介助する者がいなく、家事が困難な家庭となっております。対象家庭へのヘルパーの派遣事業は、一般には、産褥婦及び乳児の退院後1ヵ月以内10日を限度として、また多胎により出生した児童を養育する家庭にあっては、別に出産後1年間で15日を限度といたしております。支援内容は、掃除、洗濯、買い物、食事準備など主に家事支援であり、利用時間は1日4時間を限度といたしております。

 次に、実施の状況でございますが、府下では1市が本年5月より実施されておりますが、全国的に見ましても、まだ数市しか実施されておらないのが現状でございます。その原因の一つとしては、家事の援助、助言、相談を行うヘルパーの確保が必要なことも問題の一つかなと、このように考えております。しかし、子育てと就労の両立支援の一環として、出産直後の女性を支援する産褥期ヘルパー派遣事業は、少子化対策の事業の一つとして認識いたしておりますので、今後検討してまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、整理番号102、病児・病後児保育についてでございますが、私ども答弁を用意している内容を議員が質問の要旨のところでほとんどお話しになりまして、昨年12月以降の検討の内容ということでございます。決してなおざりにして検討してないということではございませんが、ご存じのように、供給体制を整えますのにも、需要がどれぐらいあるのかという把握が第一義的な問題かなと、このように考えておりますので、ご存じのように、新しい児童育成計画の中で、保育のニーズを見きわめて十分議論しながら進めていきたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、整理番号103でございます。延長保育における正職保育士の配置についてでございます。

 延長保育における正職保育士の配置についてのお尋ねでございますが、保育士の通常の保育時間は午前9時から午後5時までとなっておりますが、保護者の勤務形態の多様化等によりまして、朝方は午前7時30分から午前9時まで、夕方につきましては、午後5時から午後6時半まで延長保育を行っております。ただいま申し上げました時間外での保育業務に従事する職員については、正職保育士の労働時間等の関係から、パート職員により以前は対応してまいりましたが、かねてより延長保育時における正職保育士の配置をするように要望をいただいておりました。

 そこで、延長保育に正職保育士の配置となりますと、方法といたしましては、時差出勤か時間外手当での対応、あるいは時差出勤と時間外手当との組み合わせによる方法が考えられますことから、時間外に残っている児童数の状況や、正職保育士の配置状況等を踏まえながら、各保育所の実情に合った取り組みについて検討を進めてまいりました。制度化となりますと、職員の勤務条件を変更することになりますことから、保育士との合意形成及び職員団体との協議が必要でございます。平成11年度に1年をかけて双方と協議を重ねた結果、合意が得られましたので、平成12年5月、6月の2ヵ月間、試行期間を設けまして、同年9月から正職保育士の配置を本格実施しております。

 実施内容を申し上げますと、朝方につきましては午前8時30分から午前9時まで、夕方は午後5時から午後6時まで、各保育所に正職保育士1名を配置しており、正職保育士の配置以外の時間帯については、依然としてパート職員で対応いたしております。なお、正職保育士の勤務形態は時差出勤といたしております。

 ただいま申し上げました時間帯での配置を実施いたしまして、本年9月で丸1年経過したところでございます。お尋ねいただいております朝7時半から8時半、夕方6時から6時30分までの正職保育士の配置については、十分理解をしておるわけでございますが、保育所により職員数も異なることから、現状での運営で進めてまいりたい、このように考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

 続きまして、106番、介護保険制度についてでございます。特に窓口での苦情の相談はどのようなものがあるかというご質問でございます。

 ご承知のように、平成11年に介護保険準備室を、また12年度の制度発足時に介護保険課を設置いたしております。介護保険制度は社会保障の一つとして開始され、我が国で初めての制度でございまして、市民の皆様方の理解を得るには、まず介護保険の概要について知ってもらわなければならず、平成11年より、市内一円で説明会を実施したり、高齢者の自宅にパンフレットの送付や、広報紙による毎月の説明を行ってまいりました。さらに平成12年度に、まだまだ介護保険制度全般的な相談が多く寄せられることが予想されましたので、電話相談や介護相談室を設置したり、民生委員さんの介護相談員制度も確立をいたしまして、苦情や相談の対応に努めました。その結果、認定結果を大阪府の審査会へゆだねたり、サービス利用の相談を国保連合会で調査するような事例は、本市では現在まで1件もございません。介護制度の概要について、おおむねご理解をいただいているものと考えております。

 現在の相談の内容で多いものにつきまして、次の3点ぐらいが考えられます。

 まず1点目は、施設入所についてでございます。施設入所については、介護保険事業計画及び中河内圏域調整会議等で目標数値を設定されておりますので、今後の状況を勘案しながら、見直しの検討が必要と考えております。

 2点目には、保険料の納付相談でございます。保険料の納付相談については、1号被保険者の収納率は、12年度は94%を超える収納となっており、被保険者におおむねご理解をいただいているものと思っております。今後なお一層制度のご理解をいただくための広報活動等を行っていきたいと考えております。

 第3点目には、サービスの利用についてでございます。サービス利用の相談については、在宅サービスにおいて、ヘルパーやケアマネージャーの対応についてが主な相談でございます。このことにつきましては、市内の事業者で組織いたしますサービス事業者連絡協議会に逐一案件として上げ、注意を促したり、あるいはサービス事業者やケアマネージャーを直接市の窓口の方に呼び出し、サービスの再検討を指導したり、利用者にご理解をいただいております。今後とも、十分に利用者にとって満足していただけるように制度の運営を図っていきたいと考えております。よろしくお願いを申し上げます。

 次に、整理番号114番、健康診断にC型肝炎検査を導入することについてでございます。

 C型肝炎検査につきましては、厚生労働省のC型肝炎対策資料によりますと、平成 11年の肝臓がんによる死亡者数は約3万 4,000人と、すべてのがんによる死亡者の中で第3位であり、年次推移としても、昭和45年に約9,400人でありましたが、以後急増し、平成7年には約3倍の3万2,000人となり、同年以降はほぼ横ばいの傾向でございます。このように高い数字を示す肝臓がんの中で95.6%が肝細胞がんと言われ、この肝細胞がんの原因の76%はC型肝炎ウイルスに起因すると言われております。

 これらC型肝炎ウイルスの持続感染の状態の方−−「キャリア」と申します−−は、我が国に100万人から200万人おられると推定されております。40歳で肝機能異常のないC型肝炎ウイルスキャリアの場合、10年後には男性の61%、女性の67%が慢性肝炎を、男性の5%、女性の7%が肝硬変を、男性の3%、女性の2%は肝臓がんを発症すると報告をされております。

 このように多数の方の肝炎による健康障害回復を図るため、このほど厚生労働省では、現行の老人保健法による基本健康診査におけるC型肝炎ウイルス検査の実施を、14年度予算の概算要求に盛り込まれたものでございます。概算予算の資料によりますと、40歳から70歳までの住民に対し、5歳刻みの節目で検査を実施し、5年間で全員の検査を行おうというものです。また、肝炎キャリアが発見された場合でも、近年では診断と治療法が進歩しており、生活習慣の改善とともに、健康障害を回避することが可能とされております。当市といたしましても、厚生労働省の方針が確定し次第、大阪府の指導のもと、市医師会の協力を得て、C型肝炎の検査体制を確立し、実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、整理番号115、「健康日本21」推進のための栄養士の採用についてというお尋ねでございます。

 2001年4月から21世紀における国民健康づくり運動、いわゆる「健康日本21」がスタートいたしました。府においても、府民の健康づくりのため、2001年8月に「健康大阪21」が策定をされました。現在、大阪府の各保健所において、保健所単位の「健康21」が検討作成されると聞いております。本市におきましても、国、府、保健所の「健康日本21」を受けまして、平成14年度中に計画の策定を図ってまいりたいと考えているところでございます。

 国、府の計画によりますと、基本方針の重点項目の一つとして、過剰栄養や運動不足等による生活習慣病の予防が挙げられております。また、健康づくり運動を効果的に推進するため、取り組むべき具体的な目標値、例えば食塩摂取量の減少等の設定に当たっても、栄養食生活がやはり重点課題として取り上げられ、これらの健康づくりの基本として位置づけられております。柏原市におきましても、今後、これらの計画を踏まえ、生活習慣病の予防、栄養食生活を重点とした健康づくりに取り組む必要があろうと考えております。

 ご指摘のとおり、これらの事業の推進に当たりましては、専門職員として管理栄養士等が大きな役割を担うこととなるわけでございます。現在本市では、非常勤の管理栄養士1名、栄養士4名によりまして、母子保健事業等の業務を執行しているところでございますが、今後さらに管理栄養士の果たす役割が大きくなることが考えられますので、職員の採用に当たりましては今後検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 続きまして118番、障害者福祉サービスについて、ご質問の内容でございますけれども、精神保健福祉業務の移管の内容について、心障・知的障害者につきましては、議員ご指摘のように、15年度から措置から支援費補助方式に変わるわけでございますが、現在のところ、具体的な動きにつきましては今後のことになろうかと、このように考えておりますので、14年度から府から移管されます精神保健福祉業務の移管についての内容についてご答弁を申し上げたいと思います。

 精神障害者の保健福祉業務は、現在大阪府の業務として保健所を中心に行われていますが、平成11年の精神保健福祉法の改正で、平成14年度から、福祉サービスを含む精神保健福祉業務の大部分が市町村に移管されることになりました。市町村に移管される業務は、精神保健福祉手帳や通院医療費公費負担の申請受理及び申達、精神保健福祉手帳所持者からの社会復帰や福祉サービスについての相談、あっせん、調整、精神障害者居宅生活支援事業、これは3つございまして、ホームヘルプサービス、ショートステイ、グループホームとなっております。一方、保健所は主として精神障害者の医療に関する相談や訪問、精神障害者の社会復帰や生活支援の相談の広域的な調整、心の健康に関する相談業務などが残ります。

 精神保健福祉行政の目的は、精神障害者に対する差別、偏見の解消、人権擁護、心の健康の保持・増進、適切な医療の確保及び精神障害者の社会復帰、自立と社会参加の促進を図ることにあります。

 そして、市町村に精神福祉業務が移管される背景といたしましては、まず1番目としまして、福祉サービスの利用の援助は、身近な地域で行われることが望ましいということ。次に2番目としましては、今後在宅福祉サービスを拡充していく中で、老人等の福祉サービスを担当し、社会福祉法人その他の福祉サービス事業者との密接な関係がある市町村の方が適しているということ。3番目といたしましては、老人や身体障害者、知的障害者のホームヘルパーの派遣業務が市町村によって行われていることとの整合性から、市町村が主体となることが望ましいということ。4番目としましては、市町村が在宅福祉サービスを実施するに当たっては、地域で生活する精神障害者についての情報が必要であり、通院医療費公費負担を受けている精神障害者もしくは精神障害者福祉手帳の交付を受けている精神障害者の情報を共有することは、適正な在宅福祉サービスを提供する上でも必要であると。以上の4点が理由として上げられております。

 しかし、精神保健福祉業務は、市町村にとって経験が少なく、ほとんどノウハウがございません。このため、保健所を中心に、事務移行に伴う調整会議、社会復帰施設や医療機関等の参画による連絡会議などが現在進行中でございます。

 また、市の窓口としては、今後増大する業務に対応するため、人員の増員や相談者のプライバシーの保護及び相談しやすい環境に配慮した相談室の確保、ホームヘルパーなどのマンパワーの養成などを行ってまいります。さらに、医療法人国分病院では、精神障害者社会福祉施設として、日常生活の支援や服薬、金銭管理、対人関係、孤独感の解消などの相談・指導・助言、地域交流の場の提供など、精神障害者にとって地域の拠点となる精神障害者地域生活支援センターの運営を行っていただくことになっております。

 いずれにいたしましても、平成14年の事業開始に向け、スムーズに事務等が移行できるよう準備を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 以上でございます。

   〔総務部長 寺前良男君 登壇〕 



◎総務部長(寺前良男君) 公明党代表の計盛議員のご質問のうち、私からは、整理番号104番、107番の2点についてご答弁を申し上げます。

 まず、整理番号104番の無料法律相談につきましては、大阪府下の全市におきまして実施しているものでございまして、大阪府市長会と大阪弁護士会との間で条件面等について協議していただき、その結果に基づいて、本市と大阪弁護士会との間で委託契約を締結いたしておるものでございます。

 さて、お尋ねの第1点目の、相談回数を週2回とかにふやせないかということでございます。

 本市の無料法律相談業務は、毎週水曜日を相談日と定め、月4回から5回開催し、大阪弁護士会所属の弁護士に、1回当たり8名の相談者に対応していただいているところでございます。水曜日の午前9時に相談希望者から電話を受け、先着8名の予約を受け付けまして、午後1時から4時まで相談を行っております。相談日によりましては8名を超える日もありますが、次の週にもう一度電話をいただくか、どうしてもお急ぎの方につきましては、大阪府が実施されておりますところの無料法律相談、これは民事の場合、月、水、金、交通事故の場合、火・木曜日を、また総合相談としての府民情報プラザを紹介させていただいておりまして、今のところ、市民の要望に添えているのではないかと考えております。また、財政的負担も伴いますことから、現在の方法で当分の間実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、2点目の受付場所及び待ち合わせ場所の確保につきましてお答え申し上げます。

 現在、自治推進課の奥にあります市政記者クラブの部屋をお借りしまして受け付けをし、そして2階ロビーで待機していただき、総務課横の部屋で法律相談を行っております。何分、ご承知のように庁舎が大変狭いため、受付場所等を確保することにつきましては非常に苦労いたしておるのが現状でございます。しかし、相談者のプライバシーの保護、あるいは利便性等を考慮いたしまして、受付場所等につきましては、2階の情報コーナーの横、あるいはほかの適当な場所を含めまして、確保できないか検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 続きまして、整理番号107番、公共施設等の耐震調査についてのお尋ねでございます。

 平成7年1月17日の阪神・淡路大震災以後、本市は公共施設の耐震診断を実施し、震度4ないし5に相当する地震に対しましては、一部の建物の外壁の仕上げ剤、あるいは内装の仕上げ剤などの下地との固定の不良個所があるものの、全体としては特に問題ないという診断が出ております。また、震度6以上の大地震に対しましては、建築物の長辺、すなわち長い方の方向に揺れる地震を除きましては、ほぼ所定の耐震性能を有すると診断されております。しかしながら、公共施設等につきましては、防災事の拠点や避難所等、重要な施設となることから、施設の危険性、重要性及び耐用年数等を考慮いたしまして、必要に応じて建てかえや補強を検討してまいったところでございます。

 長引く不況の影響のため、厳しい財政状況ではございますが、これまでに、義務教育施設につきましては、国分小学校のプールを整備するとともに、各学校の大規模改造工事の際には耐震補強を実施し、保育所につきましても、改修工事を実施してきたところでございます。また、市立柏原病院につきましては、現在建てかえ工事を鋭意進めているところでございます。さらに防災の地域の拠点となる堅下消防会館の建てかえにつきましても、本年度で実施、完成の予定となっております。今後も厳しい財政状況ではございますが、施設の重要性及び耐用年数等を考慮しながら整備を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。

   〔市立柏原病院長 福井須賀男君 登壇〕



◎市立柏原病院長(福井須賀男君) 公明党代表の計盛議員のご質疑・ご質問のうち、私からは、整理番号112、113についてお答え申し上げます。

 まず、整理番号112番でございますが、お尋ねは、市立柏原病院の小児医療体制の充実についてでございます。

 市立柏原病院の小児科の診療は、現在3名の医師により、外来及び入院診療を行っております。外来診療としましては、平日と土曜日の午前中に一般診療を行い、平日の午後には、専門外来として各曜日ごとに、乳児健診、ワクチン接種、循環器、慢性疾患に分けて予約制で行っております。

 このように午前、午後に診療内容を分ける理由としましては、小児科における一般診療では、感染症を主体とする急性疾患が多いために、慢性疾患の患者への感染を防止するためであります。また、毎週火曜日にワクチン接種を行っておりますが、ワクチンの個別接種が多くなり、ワクチン接種を他の曜日にも行うように対応しなければならないのが現状であります。このような中で、午後に定期的に一般診療を行うのは困難な状況であります。しかし、午後の専門外来の時間帯でありましても、緊急に来院された患者につきましては、お断りすることなく診療するように対応していますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。

 次に、整理番号113番でございます。お尋ねは、市立柏原病院にPET(陽電子放射断層撮影装置検査)を導入できないかとのことでございます。PETとはポジトロン・エミッション・トモグラフィーの略で、その検査メカニズムを簡単に申し上げますと、プラスの電子を帯びた陽電子ポジトロンを放出する放射性同位元素を体内に注入しますと、放出された陽電子が周囲の電子と結合して、両者ともに消滅する際にガンマ線を発生いたします。このガンマ線を検出し、画像化することにより、臓器の血流、代謝状態を把握することが可能であります。本装置を用いますと、約5ミリ程度のがん細胞の発見も可能と言われており、心臓の筋肉への血流量や心筋の代謝状態も把握でき、心臓病の診断に有用であります。また、アルツハイマー病や脳卒中などの早期の診断も可能であります。

 しかし、このような有用な医療機器ではありますが、ただ、導入となりますと、以下の問題点があります。すなわち、まず装置全体の価格が高いことであります。PET本体が七、八億円、ホットラボラトリーという附属機器も六、七億円と、全体では13から15億円もかかるようであります。また、医療保険の適用がないために、検査費用も約20万円近くかかると言われております。さらに、設置するとなりますと、放射性管理区域を比較的広範囲に設けることが必要であります。以上のことから、PET装置の導入につきましては、当院の規模では非常に困難であると考えられますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。

 以上です。

   〔助役 家村 勲君 登壇〕



◎助役(家村勲君) 私からは、公明党代表の計盛議員のご質問のうち、整理番号116番についてご答弁申し上げます。

 林業の振興策についてでございますが、本市の面積2,539ヘクタールのうち、東山を中心に森林面積は723ヘクタールございまして、全面積の28.5%をも占めております。しかも、この森林はほとんど個人の方が所有する民有林でもございます。一方、本市には柏原市森林組合がございまして、組合員数229名、その方々が所有する森林は614ヘクタールであります。

 また、大阪府下には16の森林組合があるわけでございますが、先だってこの10月の19日に府下全体が合併をされまして、組合員数7,180名、所有森林面積3万6,787ヘクタールの大阪府森林組合が誕生いたしております。このことは、森林林業を取り巻く環境が厳しく、木材の価格の低迷、そして林業経営意欲の減退、林業従事者の減少と高齢化、放置された森林の増加などがあります。そんな厳しい状況の中で、森林組合が府内一つに統合されたわけでございますが、これによりまして、森林林業の経営基盤を強化し、組合員の経済的安定を図ろうという目的で設立をされたわけでございます。

 本市の林業振興につきましても、経営という面につきましては、新しい大阪府森林組合に大いに期待するものでございますが、一方、これからは森林の大切さを一人一人が知り、森を守る意識の向上を図り、森林の再生に向けて理解を深める必要があると思われます。本市の森を守るということでは、現在高尾山創造の森で、子どもたちが、特に東小、南小、堅下小学校で、森林の成り立ちや手入れの方法などを学習をし、実際に森で植樹や伐採、観察を通じまして、森林の再生や保全、あるいは木々を慈しむ心を育てています。こういったことが本市の森を守り、林業の再生、森林の保全につながる一歩になるだろうと思っております。また、今後、森林組合や行政だけでなく、住民のボランティアなどの活力をも導入をいたしまして、森林が保全、再生されるように私どもも調査研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。

 以上でございます。

   〔市民部長 安井 宏君 登壇〕



◎市民部長(安井宏君) 公明党代表の計盛議員の質問のうち、私からは整理番号117番についてご答弁申し上げます。

 ご質問は、柏原市生活排水対策推進計画について、特に恩智川における生活排水対策の啓発活動についてのお尋ねでございます。

 ご質問の推進計画は、近年特に生活排水が河川の水質汚濁の主な原因となっていることから、平成4年3月に、生活排水による水質汚濁の著しい地域として、東大阪市、八尾市とともに柏原市の北部地域が大阪府の生活排水対策重点地域に指定され、平成5年3月に柏原市生活排水対策推進計画を策定いたしました。この計画は、公共下水道の整備促進といったハード面と、家庭における発生源対策の啓発活動などのソフト面により、生活排水対策を総合的に進めることで、水辺環境を改善していこうというものであります。

 そこで、お尋ねいただいております恩智川における生活排水対策の啓発活動についてでありますが、まず各家庭の台所、ふろ、洗濯等から排出される水の汚れをできる限り少なくしていくことが効果的で重要であると考え、平成7年度に、恩智川の最上流部に位置する安堂・太平寺地区を生活排水対策のモデル地区に選定し、区長さんと地区の女性の方に生活排水対策指導員・推進員となっていただき、事業をスタートいたしました。

 事業開始当初の平成7年度から8年度にかけては、生活排水啓発リーフレットの作成、廃食用油を利用した粉石けんづくり、生活排水セミナーでのアクリル毛糸の食器洗いの編み方講習会などを行いました。その後、平成9年度からは毎年、柏原市、八尾市及び東大阪市の流域3市の行政が主体となり、地域の環境活動団体と共同の啓発活動として恩智川フェスティバルが開催され、この活動にも積極的に参加していただきました。さらに平成12年度からは、これらの団体が中心となり、行政と共同し、恩智川の水辺環境の改善を目指すことを目的に、市民主導型の環境活動組織として恩智川環境ネットワーク会議が発足し、この中心的な団体として参加、活動していただいております。

 このネットワーク会議の活動内容としましては、恩智川フェスティバル、恩智川ウオーク、クリーン作戦、ネットワークだよりの発行、交流会などであります。

 また、これら3市の活動と並行して、本市独自の活動として、炭と塩を使った洗剤の要らない洗濯方法の紹介や、恩智川マップの作成、研修会など、毎年テーマを設定し、啓発に取り組んでいただいております。本年度は、米のとぎ汁にEM菌を入れ発酵させたEM発酵液により、川の浄化に取り組まれております。内容としましては、推進員さんが中心となり、地域の方々に呼びかけ、各家庭でペットボトルを利用してEM発酵液をつくっていただき、これを10月の7日、14日、21日の3回持ち寄り、1回につき100リットルから200リットルほどの量を恩智川の最上流部である大県3丁目の万代横付近へ投入し、川の水質改善状況を調査していただいているところであります。この調査結果につきましては、11月11日に開催されます恩智川フェスティバルや11月25日開催の大和川・石川まつりの展示ブースにおいてお知らせすることとしております。

〔伊山議長 堅木副議長にかわり議長席に着く〕

 今後におきましても、柏原市生活排水対策推進計画に基づき、恩智川の水辺環境改善に向け、生活排水対策の啓発活動をさらに進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

   〔企画室長 門谷敏昭君 登壇〕



◎企画室長(門谷敏昭君) 公明党代表の計盛議員のご質問のうち、私からは、整理番号119番についてご答弁申し上げます。お尋ねは、本市の行政改革についてでございます。

 昨日の他の会派のご質問でもお答え申し上げましたとおり、本市におきましては、平成9年に本市の行政改革大綱を策定、平成10年にこの大綱に基づく実施計画を策定して以来、積極的に行政改革に取り組み、一定の成果を上げてまいりました。その成果といたしましては、平成10年度から12年度までの3ヵ年度の決算推計ベースで合計9億4,000万円の実質的効果が生じたと見込んでおります。そして、今年度から平成15年度までの3ヵ年度を計画年度とする第2次柏原市行政改革実施計画を策定し、引き続き行政改革に取り組んでいるところであります。

 この第2次柏原市行政改革実施計画の内容といたしましては、1つには事務事業の見直し、2つには、時代に即応した組織や機構の見直し、3つには定員管理及び給与の適正化の推進、4つに、効率的な行政運営と職員の能力開発等の推進、5つに、行政の情報化の推進による行政サービスの向上、6つに、会館等公共施設の設置及び管理運営、以上6つを大きな項目として分類し、それぞれの項目をさらに小さな項目に分け、計画内容を掲げております。

 例えば事務事業の見直しであれば、事務事業の効率化、大会、研修会、イベント等の見直し、受益と負担の適正化、市民ニーズの的確な把握、補助金等の適正化などでございます。これらの中で、例えば土地開発協会の廃止、旅費に関する日当の見直し、個人情報保護条例の制定や庁内の有料コピー機の設置など、既に達成された事項につきましては、今回の実施計画で省いております。しかし、補助金等の適正化や自動交付機の導入など、さきの実施計画で達成できなかった事項につきましては、引き続き検討推進していくとしております。

 また、市民にわかりやすい時代に即応した組織・機構の見直しや事務事業のシステム化、ネットワーク化等の構築など、さきの実施計画でも進展はしたものの、今後もなお引き続いて実施していく必要があると考えられる事項につきましては、引き続き実施といたしております。

 本市といたしましては、今後とも市民の皆様方の福祉の向上や効率的な自治体運営のため、簡素で効率的な行政システムづくりを目指して引き続き行政改革に取り組んでまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(伊山喜二君) 以上で一通りの答弁は終わりました。計盛議員、再質問ありませんか。



◆8番(計盛佐登子君) それでは、整理番号順に再質に入らせていただきます。

 整理番号100番、留守家庭児童会についてでございますけれども、きのうから他会派の質問にもありましたように、今後、この留守家庭児童会というのは利用者がふえてくるんじゃないかと思われますので、入所枠の拡大にも、ほかの学校にも配慮していただけますよう要望しておきます。

 また、障害児の子どもさんたちの受け入れも、現在していただいているように思われますけれども、加配の先生の手配というのはしていただいているんでしょうか、お尋ねいたします。



◎教育部長(古川利章君) 自席からご答弁を申し上げます。

 加配の指導員は、やはり全体枠の中で見ていただくということは無理がございますので、障害の程度に応じて、やはり加配の必要な場合には措置させていただいております。



◆8番(計盛佐登子君) その加配の先生の場合は、例えば何か資格を持ってらっしゃるとかというのはどうなんでしょうか。

 ◎教育部長(古川利章 君) 現在のところ、資格云々というところまでいっておりませんが、一応子どもたちの育成に熱意のある方ということでお願いしております。



◆8番(計盛佐登子君) 今後、できましたら資格を持ってらっしゃる方に見ていただけましたらありがたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、整理番号101番の産褥期のヘルパー支援制度についてでございますけれども、これはぜひ実施していただきたいなというふうに思っております。先ほど部長さんもおっしゃいましたように、少子化対策の一環にもなろうかと思いますので。女性の体は出産後というのが一番大事になっております。私らの場合は、おばあちゃんとかが来てやっていただけることが多かったんですけれども、核家族になりまして、なかなか来てしていただけないという事情もありますので、これを何とか実施へ向けて頑張っていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、整理番号102番ですけれども、これは前にも質問させていただきました。柏原病院の方で何とかということでお伺いしていたんですけれども、今回もちょっと厳しいということでお返事いただきました。理由を聞いていましたら、やはり受け入れ側の気持ちが変わらない限り、この答弁は進展しないように思われるんですけれども、答弁を聞いておりましても、初めから実施してみようかなという考えが見受けられないというのが現状じゃないかなというふうに思っております。まずはやってみようという意思のもとでやっていただけたら、またいろんな方法が出てくるんじゃないかなというふうに思っておりますので、またよろしくこの点、お願い申し上げます。

 続きまして、整理番号の106番なんですけれども、相談内容につきましては、先日からの質問で、施設入所の件とか、保険料の軽減とか、またサービス、そこら辺の部分だと思うんですけれども、介護サービスの保険料の軽減についても、先日から他会派の皆様方の質問にもありましたように、この点は本当に何とか軽減をしていただけたらなというふうに思っておりますし、また利用料の件もなんですけれども、なかなかお金がないということで、今まで利用された分を削って、利用されない方がたくさんいらっしゃいますので、何とかこの利用料の軽減もしていただきまして、介護保険の意味というものをよく理解していただきまして、何とか高齢者の方たちが利用しやすいようにしていただけますように、よろしくお願いいたします。

 続きまして、整理番号107番なんですけれども、公共施設は防災時の拠点や避難場所になっておりますし、その避難場所が危ないとなったら大変なことになります。幼稚園とか保育所の場合は平地ですので、被害は少ないかと思うんですけれども、小学校とか中学校の場合は大丈夫なんでしょうか、お伺いいたします。



◎教育部長(古川利章君) 自席からご答弁申し上げます。

 小学校、中学校につきましては、かなりの施設を有しております。小学校で校舎、体育館等で40棟、中学校で校舎、体育館等で22棟あるわけでございます。幼稚園7棟、全部で69棟が教育委員会義務教育施設等であるわけでございますけれども、その中で20年以上の新耐震設計等の基準以前に建てられておるものといいますと、かなりの数ございまして、48棟近くあるわけでございます。実際問題、阪神大震災の後、平成7年、8年に11ヵ所の耐震診断を行ったわけでございますが、先ほどの総務課の答弁にございましたように、横方向については十分大丈夫であるけれども、建物の長辺方向については少し問題がある、こういう診断も出ておるわけでございます。

 ただ、教育委員会としまして、玉手小学校については補強工事を行いましたし、また、国分小学校の旧プールの方は本年度解体いたしました。また来年度、柏原東小学校の体育館の建てかえ、堅下小学校の大規模改造と、やはり順次計画的に対応していくわけでございますけれども、ただ診断だけを行っても効果がないと。それに伴う耐震補強工事をしなければならない。特に耐震壁とか筋交いというようなものは非常に大きな工事にもなってまいりますので、義務教育施設につきましては、今後大規模改修とあわせて計画的に実施してまいりたい、かように考えております。



◆8番(計盛佐登子君) 地震というのは、どういう形でどういうふうにやってくるかというのが本当にわからないものでございますので、全部を建て直しという形になりますと、本当に莫大な費用がかかると思いますので、診断をしていただきながら一つ一つ補強していただきますように、よろしくお願いいたします。

 続きまして、109番、本当にこの夏はすごい暑さで、子どもたちがぼうっとしていたということをよくお聞きしていたんですけれども、クーラーとまではいきませんけれども、先ほどおっしゃっていましたように、せめて扇風機だけでも各教室に設置していただけないかなと思っているんです。クーラーの方は約1億円ぐらいかかるんですか。扇風機だと半分の5,000万円ぐらいでいけるんですかね−−もっとかかりますか。そんなにかかりませんか。そんなんで、これは市長さんにお聞きしたいんですけれども、クーラーとはいきませんので、何とか扇風機だけでも各教室に全部つけていただけないものでしょうか、お伺いいたします。



◎市長(山西敏一君) 今おっしゃいましたように、クーラーはもうちょっとかかると思っております。扇風機につきましては、先ほど言われた数字に大体ほぼ近い数字であります。クーラーにつきましては、後の維持管理等々もございます。大変厳しい情勢でございますので、とりあえず、できる限り来年度の予算編成時には今言われました意見を取り入れまして、何とか小学校、中学校につきましての教室にはそういう配慮をしていきたい、このように前向きに考えていきたいと思っております。



◆8番(計盛佐登子君) よろしくお願いいたします。先ほどの乾議員の質問の中にもありましたように、学力の低下がしておるというのは、ここら辺の影響もあるかと思いますので、何とか扇風機をつけていただきまして、ぜひよろしくお願いいたします。

 また、図書館に関してなんですけれども、なかなか今の子どもたち、私が冒頭でもお話しさせていただきましたように、活字離れで図書室へ行くことが少なくなったというふうにお聞きしております。図書室も大変暑くて、本なんか読んでおられへんと子どもたちがよく言っているんですけれども、何とか図書室へクーラーをつけていただけないものか、ちょっと担当の方にお聞きしたいんですけれども。



◎教育部長(古川利章君) 特別教室等でございますけれども、私ども、パソコン室は、機械を入れて、温度の調節というので優先させたわけですけれども、この後、やはり図書室にも計画的にクーラー等を考えていきたいと思います。



◆8番(計盛佐登子君) 登校拒否をされている方たちも、図書室でよく安らいでいらっしゃるということもお聞きしておりますので、何とかこの点ご配慮していただきますように、よろしくお願いいたします。

 続きまして、整理番号110番の学校トイレ改造についてでございますけれども、学校のトイレを改造するに当たって、子どもたちに何かアンケートというか、そういう形はとられたんでしょうか、お聞きいたします。



◎教育部長(古川利章君) 自席から答弁申し上げます。

 教育委員会としまして、学校のトイレについての調査というのを、子どもたちには実施しておりません。



◆8番(計盛佐登子君) そうかなと思いまして、私らの方で小学校のトイレのアンケートをとらせていただきました。100名を対象にとらせていただいたんですけれども、子どもに対して、学校のトイレは行きやすいですかということでお聞きしまたら、「はい」が24名で「いいえ」が40名、「どちらでもない」というのが27名いてはりました。「いいえ」と答えた人の理由の中に、便器の周りが汚いとか、それから臭いとか、暗いとか、怖いとか、教室から遠いとか、そしてまたごみが多いとかという、そういう意見がありました。

 また、トイレを我慢したことがありますかということでお聞きしましたら、やはり63名の方が何らかの形で我慢している。これは大小便ともなんですけれども、我慢しているということで、たくさんの方がトイレに行くことを拒否されているみたいで、その理由としては、やはり先ほども言いましたように、暗いとか汚いとか、それからトイレ数が少ないというのも入っておりました。

 どうしてほしいですかとお聞きしましたら、洋式トイレにとか、明るく清潔なトイレにしてほしいとか、そしてにおいがすごいので換気をしてほしいとか、また、先ほど言いましたように数をふやしてほしいとか、いろんな子どもたちの意見を聞くことができました。

 また、学校のトイレは、和式とか洋式とか、いろいろとあるかと思うんですけれども、どちらがいいですかとお聞きしましたら、両方あった方がいいという方もいらっしゃいましたし、まあ、洋式の方がどちらかといったら多かったようです。保護者の方に、自宅のトイレは和式ですか、洋式ですかということでお聞きしましたら、大抵の方が洋式という形、86名の方が洋式ということで言っておられましたので、やはりこういう影響もありまして、学校の方でも洋式という形がふえてくるんじゃないかなというふうに思っております。

 学校のトイレが心身に及ぼす問題点は何だと思いますかということでお尋ねしましたら、トイレを我慢することによって集中力の低下が伴うということと、それから、いじめが発生しやすい場所だということでちょっとお聞きしたんですけれども、あとは、トイレを我慢することによって腎機能に影響があり、おなか痛とか、それから便秘の傾向になったというふうにお聞きしました。

 やっぱり暗いとか汚いとかのイメージがあるので、行きづらいというのもありましたので、こういう点をよく配慮していただきまして、今度改造していただける際には、明るくて、それからまた清潔にしてほしいということでしたので、またタイルの色も、汚い色じゃなくて、もっときれいなピンクとか、見てもさわやかな色にしていただけたらありがたいと思いますし、また窓を大きくしてほしいという意見もありましたし、清潔さが保てるように、それから掃除がしやすいようにということで言っておられました。また、土足厳禁でなくてスリッパにというふうな意見もあったんですけれども、これはどうかちょっとわからないんですけれども。それから、各階ごとにトイレが欲しいと。トイレに行くのに遠いので、漏らすまではいかないんですけれども、どうしても行きづらくなるので、トイレを身近に備えつけてほしいということで、いろんな意見や要望をいただきましたので、またこれは担当の方にご参考のためにお渡ししたいと思いますけれども、今の言いましたことを、要望としておきますので、設置される際によろしくお願いいたします。

 整理番号111番ですけれども、学校の部活動に地域の芸術家の方々に来ていただけるような制度を設けてはどうかと思うんですけれども、この件についてはいかがでしょうか。



◎教育部長(古川利章君) 自席から答弁申し上げます。

 学校の部活動とか選択教科等の関係で外部からおいでいただいておりますのは、茶道とか和太鼓、河内音頭、それから演劇の指導とか、時には落語の方、それから書道、陶芸等におきましても、外部の専門の方においでいただいて、子どもたちが学んだり、また鑑賞させていただいたりというような状況でございます。



◆8番(計盛佐登子君) 地域の芸術家の方たちに来ていただいて、身近に感じられるような形で取り組んでいただけますよう、よろしくお願いいたします。

 整理番号112番の夜間診療についてですけれども、これはもう先日からいろんな意見が出ておりましたが、これは本当にお母さんたちから一番要望される事業ですので、一日も早く取り組んでいただきますよう、強く要望いたします。

 また、これは再質ですけれども、小児科において、乳幼児が順番待ちする間に例えば本を見たりとか遊具で遊んだりとかできるようなチャイルドルームというんですか、そういうのが設置できないものかどうか、お伺いいたしたいんですけれども。



◎市立柏原病院事務局長(石田悦二君) 小児科の待合で余裕を持って順番を待っていただくとか、充実面についてお尋ねをいただいておるわけでございますが、現在建てかえております市立柏原病院におきまして、現在の旧棟におきましては、スペースの関係で、そのようなコーナーと申しますかを設けることはなかなか困難でございますが、新棟におきましては、1階に小児科の外来ができる予定でございますので、診察室の前の中待合と申しますか、そちらの方で、規模は必ずしも大きいとは申せないわけでございますが、プレイコーナーという名称で、ただいま申していただきましたような、絵本などを置きましてくつろぎながら診察の順番を待っていただくような形で、計画はさせていただいております。



◆8番(計盛佐登子君) ぜひよろしくお願いいたします。

 また、先日治療に行かれた方で、伝染病の患者さんの方がいらっしゃったんですけれども、伝染病というか、はしかとかいろいろな形でうつされるというか、それでお母さん同士でトラブルというか、そういう形も起こりかねないと思いますので、そういう方たちがうつらないようなお部屋とか、そういう設置はできないでしょうか。



◎市立柏原病院長(福井須賀男君) 先ほど私が申し上げました午前・午後診に分ける理由の一つにそういうことがございまして、今の旧棟ですね、現在のところでは非常に小児科に偏っていまして、非常に厳しい状況でありまして、ご迷惑をかけているところでございます。新棟になりますと、隔離診察室といいまして、あらかじめそういう患者さんは隔離室の方で診察するように、そういう場所を設けております。ですから、先ほどのプレーコーナーも若干ありますけれども、それと先ほどの診療の日程をもう少しうまく組み込んで、そういう問題のないように考えておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。



◆8番(計盛佐登子君) ぜひよろしくお願いいたします。

 続きまして、整理番号115番、柏原市においても、平成14年度中に計画の策定は図られたようですけれども、これは栄養士なしでは計画ができないものだと思っております。実は私の友人に栄養士がいまして、管理栄養士が柏原市にはいてないんよということを話しましたら、柏原市はおくれてるなというふうに言われてしまいました。私も早速調べさせていただきましたら、府下33市中、栄養士を置いていないのは3市だけ、その中に柏原市が入っておりました。で、本当におくれているなというふうに思ったんですけれども、これからの病気の予防には、まず生活習慣病をなくすことが先決だと思いますので、そのためにもやっぱり管理栄養士の存在が必要になってくるかと思います。市民の皆さんの健康教育や、また栄養相談なども行っていただくためにも、来年度よりぜひこれは強く要望しますので、よろしくお願いいたします。部長、よろしくお願いいたします。

 整理番号116番、答弁の中で、今後森林組合や行政だけでなく、住民、ボランティアなどの活力を導入し、森林が保全、再生されるよう検討を始めているとありましたけれども、私の知っている方で森林ボランティアをされている方がいらっしゃいますが、山の中へ入っていく場合に、所有者の方の許可等が要ると思うんですけれども、柏原市の場合、そういう許可をされるような方はいらっしゃるんでしょうか、お聞きいたします。



◎助役(家村勲君) 許可と申しますか、状況によっては森林組合の許可を取って入っておられるというようなことは聞いておるんですが、通常、例えば私どもの創造の森なんかでしたら、特に許可というものについては必要ないと考えております。



◆8番(計盛佐登子君) 里山というのが今本当に生物の宝庫であって、メダカなどの絶滅危惧種が集中しているとの環境省の調査にもありましたように、このたび環境省では、里山を保全するために、来年度より市民参加型の再生モデル事業費を要求しているそうですけれども、ぜひ柏原市においてもこれを実現していただけたらなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 整理番号の118番、これは本当に専門的な相談体制の整備や苦情システムの充実やサービス事業者の育成など、障害者の方々が地域で生き生きと生活ができるよう、体制づくりを今からしっかりと考えていただきますよう、これは要望にしておきます。

 整理番号119番、最後なんですけれども、これは再質させていただきますが、行政改革による行政評価の導入はどのように考えていらっしゃるのか、お伺いいたします。



◎企画室長(門谷敏昭君) 自席からお答えさせていただきます。

 行政評価につきましては、国の省庁再編によって導入されたわけでございます。また、行政評価の導入につきましては、大阪府では現在9団体ございます。全国でも3,200団体のうち740団体が行政評価を導入されておるわけなんです。

 そこで、本市の行政評価につきましては、庁内で現在議論しているところでございます。一つの考え方といたしまして、既に毎年度の予算査定や実施計画のヒアリングを実施している中で、行政評価も含めた議論を行っていると我々は考えております。ただ、行政評価ということになりますと、要綱とか行政評価の調書、こういうものを策定していかなければならないということになるわけでございます。もしこの行政評価を導入するとなれば、事務事業の評価とか建設事業の評価、公営企業の経営評価というような分類もしていかなければなりませんし、また、内部だけではなしに外部の評価も受けなければならないということにもなります。そして、内部におきましても非常に膨大な事務量が予想されております。つきましては、今後の行政評価の導入につきましては、いましばらく検討をさせていただきたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆8番(計盛佐登子君) ご検討の方、よろしくお願いいたします。

 以上で私の代表質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(伊山喜二君) 以上で公明党代表者の質疑・質問を終わります。

 これより個人質問を行います。友田景議員、登壇願います。

   〔1番 友田 景君 登壇〕(拍手)



◆1番(友田景君) 1番議員の友田景でございます。質問の機会を与えていただきました議員各位に、心から厚くお礼申し上げます。また、休憩を挟まずお疲れだとは思いますが、どうかもうしばらくご辛抱ください。そしてまた、お忙しい中、傍聴に来ていただきました皆様にも、厚くお礼申し上げます。

 先般9月の市議会議員選挙で、市民の皆様から2,356票という本当に多くの票をいただき、市議会議員として大きな期待と責任を背負っていると感じています。その責務を果たすためには、この議会という場が本当に重要になります。皆様のご協力を賜りまして、しっかりと仕事をしていきたいと思っていますので、どうかご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 財政が厳しい、きのうからそんな答弁をよく聞きます。皆様方におかれましては、コストダウンに努力されていることと思います。その努力に報いるためにも、私は税収を上げるような提案を今回させていただきたいと思います。

 とにかく柏原に住んでもらわなければなりません。とにかく柏原に遊びにきてもらわなければいけません。とにかく柏原で開業してもらわなければなりません。だって、そうじゃないと、税収は上がりません。私は25年間、この柏原で生まれ育ってきましたが、柏原という町は本当に人情のある優しい町だと思っています。そんな柏原だからこそできる優しいまちづくりという点から、今回はお話をさせていただきます。

 それでは、通告順に従いまして市政一般に対する質疑・質問をさせていただきます。

 まず、整理番号120番、第3次柏原市総合計画基本構想第3章第1節の目標人口についてお伺いいたします。

 総合計画の冊子を読ませていただきましたが、実にしっかりしたものにでき上がっていることに、正直驚きました。アンケート、懇談会、審議会を経てここまで仕上げるのに、相当のご苦労があったことだと思います。敬意を表しておきます。ただ、この総合計画の中で1点疑問に感じたことがありますので、質問をさせていただきます。

 この第3次総合計画の中で、2010年の目標人口を10万人と定めておられますが、柏原市の人口は、平成9年をピークに減少傾向にあります。10万人と定められたその根拠とお考え、そしてそのための施策についてお伺いいたします。

 続きまして、整理番号121番、JR柏原駅前再開発事業についてお伺いいたします。平成13年度の重点施策の中でも、一番初めに書かれてありますJR駅前再開発ですが、そもそもなぜこの駅前再開発事業になったのか、その経緯とこれまでの経過についてお伺いいたします。

 以上で私の第1回目の質疑・質問は終わらせていただきますが、何分にも初めての質問でございますので、答弁者におかれましては、わかりやすい丁寧なご答弁をお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。



○議長(伊山喜二君) 傍聴者のカメラ撮影はやめてください。

 友田議員の質疑・質問に対し、答弁を求めます。

   〔企画室長 門谷敏昭君 登壇〕



◎企画室長(門谷敏昭君) 友田議員のご質問のうち、私からは、整理番号120番についてご答弁申し上げます。

 第3次総合計画基本構想の目標人口についてのご質問でございますが、第3次柏原市総合計画は、市議会議員、公共的団体の代表者、学識経験者、関係行政機関の職員などの方々のメンバーで構成された柏原市総合計画審議会の答申を得て、平成12年第4回定例議会において議決をいただいたものであります。

 審議会の中で目標人口についてもさまざまな議論をいただき、統計的な推計で目標人口を設定するのではなく、今後10年間に 推測される新規居住人口に着目しており  ます。そこで、大規模開発関係において 3,000人、中小規模開発関係で約5,000人、そして自然増加が3,000人、さらに東山整備の一つの手法として、集落と整合性を持った住宅開発が図られた場合も視野に入れ、目標人口を10万人と設定しております。

 日本の人口は高齢化時代の中にあって、現在のところ微増しておりますが、この第3次柏原市総合計画の最終年度となります2010年ごろがピークとなり、その後減少傾向に転ずると言われております。また逆に、人口減少が新たなライフスタイルやゆとりを生み、まちづくりにとって絶好のチャンスだとも言われております。

 本市では、第3次柏原市総合計画において、柏原市の将来像である「緑と水に安らぎ心ふれあう魅力あるまち」の実現を目指して、5つのまちづくりの基本目標を定めております。その基本目標は、1つに「21世紀を拓く快適な都市基盤のまちづくり」、2つに「21世紀を育む心豊かな教育・文化・人権のまちづくり」、3つには「21世紀を支え合う人にやさしい福祉のまちづくり」、4つには「21世紀を暮らす安全・安心な生活環境のまちづくり」、5つには「21世紀を創造する活力ある産業のまちづくり」、こうした基本目標に沿った基本構想によって、基本計画に示しております各種事業を計画的、効率的に推進いたしまして、市民とともに築く、多彩な豊かさと活力ある住みよい魅力ある町の実現を目指すことにより、柏原に住みよい、住み続けたい人の層を拡充してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

   〔駅前再開発事務所長 松宮嘉則君 登壇〕



◎駅前再開発事務所長(松宮嘉則君) 私からは、友田議員のご質問のうち、整理番号121番についてご答弁申し上げます。ご質問は、JR柏原駅前再開発事業の経緯についてであります。

 JR柏原駅周辺の整備につきましては、昭和63年度に、都市活力再生拠点整備事業として、専門家で構成する委員会で現況と整備課題の調査を実施した結果、計画的に建築物、公共施設の整備を行い、商業、業務の中心市街地として都市機能の更新を図り、都市活力再生の拠点とする地区として、JR柏原駅前地区再生計画区域約16ヘクタールを設定し、このうち約6.5ヘクタールの街区整備計画地区を優先的に整備する区域とし、都市基盤整備がおくれていることから、整備手法を市街地再開発事業で進めていくことといたしました。

 しかし、この地区の面積が約6.5ヘクタールで関係者が約700人と膨大で、一挙に整備することが困難であることから、駅前という集客力に着眼いたしまして、柏原駅西側の駅周辺区域の約2.3ヘクタールを、商業の活性化を図り、災害に強い町に再生するための優先工区として設定をしました。

 その後の景気の冷え込みや、国、地方の深刻な財政状況、さらに再開発事業を取り巻く状況も非常に厳しいことから、平成8年度に、事業の成立性についてさまざまな検討を行い、この2.3ヘクタールを2段階に分けて、現実の床需要に合った無理のない適正規模の町として整備することといたしました。その中で、公共施設整備の緊急性と重要性から、柏原駅西線から南側の街区約1.1ヘクタールについて優先して整備を図る第1次施行区域とし、事業手法についても、道路、駅前広場といった公共施設の整備率が高くなっており、また、地元関係者にも税制の優遇措置などの面において有利であることなどから、市施行の第2種市街地再開発事業で実施していくことという方針で、今日まで法に基づき順次作業を進めております。

 この再開発事業は、地元権利者の皆様のご協力、ご理解が最も重要であるということから、幾度となく権利者への地元説明会や戸別訪問により、事業への理解と合意形成に努めてきたところであります。平成10年度には、権利者の皆様方のご理解を賜り、また関係機関との協議も調ったことから、市都市計画審議会を経まして、平成11年8月31日付で当再開発事業の都市計画が決定されました。今年度の8月30日には、事業計画の決定もされたところでございます。

 他会派のご質問で答弁申し上げましたとおり、現在、権利者の皆様の従前資産の積算業務を行っているところであり、これらの作業が終わり次第、転出者については補償交渉を行い、残留者については現権利を新しいビルへ置きかえる作業、いわゆる管理処分計画を行うための協議、調整に入りたいと考えております。昨今の厳しい社会経済情勢ではありますが、事業の完了に向けてより一層の努力を重ねてまいりますので、よろしくご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊山喜二君) 以上で一通りの答弁は終わりました。友田議員、再質問ありませんか。



◆1番(友田景君) それでは、再質問をさせていただきます。

 まず、整理番号120番でございます。目標人口の10万人についてですが、今のご答弁では、人口は自然にふえるとお考えでしょうか、お伺いいたします。



◎企画室長(門谷敏昭君) 自席からお答えさせていただきます。

 先ほど答弁の中で申し上げましたように、自然に伸びるのは3,000人と申し上げております。そのほかは、大小の開発によって伸びるだろうという推測をしております。



◆1番(友田景君) やはり今の社会状況や経済状況では、自然増加でふえる分というのは大変難しいと考えられます。また、大規模開発や中規模開発を計画されておられるようですけれども、その分でも、柏原に住んでいただけるかどうかというのは大変難しいのではないかと考えております。

 ご存じのとおり、少子高齢化が進み、今の日本社会は大変バランスを崩し、それを立て直すのに大変苦労をしているわけでございます。それを立て直すことは、国に頼るだけでなく、地方から、この柏原市でもしていかなければならないと考えております。そして、そのためには、ハードな面よりも、ソフトな面からの施策が必要です。今から、住宅支援に関する一つの提案をさせていただきます。

 それは、住宅を買う人や借りる人に対して、市がその保証人になるような制度であります。そうすれば、分譲の場合でも、銀行もお金を貸しやすく、ローンも組みやすいでしょうし、また賃貸の場合でも、家主も安心して貸せるのではないでしょうか。市としてこのような制度を導入する気はないのでしょうか、お考えをお伺いいたします。



◎企画室長(門谷敏昭君) お答えいたします。

 通常市民が住宅を購入される場合は、住宅金融公庫資金もありますし、またその保証となりますと、財団法人住宅融資保証協会等の保証等が利用できると考えております。さらに資金につきましては、勤務先等での貸付制度、その他、その人が能力に応じて銀行等の融資制度、これを現在個々に対応していただいております。ご質問の市の保証人制度ということになりますと、これは行政の施策になじまないと考えますので、よろしくお願い申し上げます。



◆1番(友田景君) 市として難しいということですが、市としましても、税収をふやすことを考えなければなりません。そのためには、まず柏原に住んでもらうことだと思います。いろいろな問題点はあるとは思いますけれども、市としまして、私も一緒に勉強させていただきますので、この制度についてどうか前向きにご検討いただきますように、よろしくお願い申し上げます。

 続きまして、整理番号121番でございます。JR柏原駅前再開発ですが、先ほどの説明で、再開発になった経緯とこれまでの経過についてはおおよそ理解できました。

 それでは、この事業の支出と収入について、事業予算について、大まかで結構ですので、お聞かせいただけますでしょうか。また、当初の計画よりも社会情勢が悪化し、今後の見通しが大変厳しいように思うのですが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。



◎駅前再開発事務所長(松宮嘉則君) 自席からお答えいたします。

 再開発の事業費でございますが、この事業は、ほかの事業と少し異なりまして、非常に複雑で、土地単価や物価の変動などにより、今後事業が進むごとに大変変わってまいります。そういうことから、はっきりした数字を今申し上げることはできないところでございますが、この事業費の確保につきましては、国庫補助金とか保留床の処分金、そして市の負担金で賄うということでございます。そして、支出については、大きくは事業費ということで、あとは借入金の利息とか、また建物とか土地の補償費、そういうことに支出になるということでございます。



◆1番(友田景君) 恐らく大変大きな額になると考えております。皆さんもご存じだと思いますが、東大阪市の近鉄若江岩田駅前も現在再開発をしていまして、私、先日そちらに行って話を聞いてまいりました。再開発組合に入っておられますコンサルタントの方とお話をさせていただいたのですが、再開発ビルの住居棟は、向こうはことしの12月に入居予定だそうです。しかし、まだ2割も住宅が売れ残っているそうです。その方のお話では、これからの駅前再開発はますます難しくなるのじゃないか、ビルを建てて床を売る時代ではなくなってきている、また、府の住宅供給公社も買い取ってくれないのではないですかというふうに言われました。

 そこでお尋ねいたします。4階から12階の103戸と計画されている住宅はどのようにされるおつもりでしょうか。また、商業施設のテナント誘致の状況についてはいかがでしょうか、お伺いいたします。



◎駅前再開発事務所長(松宮嘉則君) お答えいたします。

 再開発ビルの住宅でございますが、4階から12階まで、約103戸を現在計画しているところであります。この住宅につきましては、関連します都市計画道路上市今町線整備事業の国庫補助採択の条件となっておりまして、約100戸を建設しなければならない、こういうことがあります。そういうことから、今後その計画に向かって進むわけですが、3階までの商業施設とか公益施 設、これらの整備の柱の関係で、多少は 103戸から変動することもありますが、大体今のところはそれを目標に建てていきたい、このように考えております。それと、この処分については、府の住宅供給公社の方と現在協議している、こういうことでございます。

 それと、1、2階の商業床でございますが、今の社会経済情勢は非常に厳しいところがございまして、私どもとしては、当然床を買っていただきたい、こういうことで、いろいろ出店希望のある企業に対して協議しているわけですが、非常に厳しい折から、今の段階では、賃貸を希望しているという企業2社ほどに一応当たっております。現状はそういうことでございます。



◆1番(友田景君) 今のままの駅前ビルでは、ただの小さい寄せ集めの複合ビルで、柏原の駅前はこれだという目玉がなく、立派なビルを建てたところで、市の借金だけが残ってしまうような気がします。まずそうならないようにするためには、市内だけでなく、市外からも人が集まってくるような集客力のあるようなものが必要だと考えます。

 それには、これからの時代はオール・オア・ナッシング−−するならとことんする、しないなら一切しない、こういう姿勢ではないでしょうか。しないのであれば、例えばこんなことも考えられると思います。ビルはつくらない、ただの駅前広場にする。モロッコにマラケシュという都市があります。マラケシュにはジャマエルフナ広場という場所があります。その広場では、朝は朝市が開かれ、昼には大道芸人が芸をし、子どもたちが遊びにくる、そして夜は屋台で埋め尽くされる、そんな1日の中で多様な顔を持つ広場です。

 しかし、そんなに驚くことはありません。日本も昔はそうであったように思います。昔の道、道路というのは、単なる車や自転車が通るだけでなく、ベイゴマや将棋をしたり、キャッチボールをしたりする遊び場であったり、豆腐やアイスクリームを売りにくる人もいて商店であったり、もちろん井戸端会議をする場所であったり、道路は本当にいろいろな顔を持っていたような気がします。

 もし駅前をそのようにジャマエルフナ広場のように利用できれば、柏原は博多と並んで屋台の町として全国に名をとどろかすことができるかもしれません。また、そうでなくとも、これほどいろいろな人に触れ合える、コミュニケーションのとれる駅前は、全国にもそうないと考えます。これこそ人情のある優しい町に柏原に合った駅前づくりではありませんか。それでもやはりビルを建てるというのであれば、先ほど乾議員さんもおっしゃられていましたが、小さい寄せ集めではなく、図書館にしても、公民館にしても、本当に一つ一つをしっかりとしたものにしなければいけません。

 そして、集客力のあるものとしては、例えば住宅の販売も厳しいということを予想されることから、最上階のフロアを、住宅をやめてしまってレストランをつくる。そうすれば、そこからは柏原の町を一望できるはずです。そうなれば、「関西ウォーカー」や「関西1週間」というような人気雑誌に掲載され、たちまちデートスポットとなり、市外からも人はどんどん来るはずです。とにかく柏原に遊びにきてもらわなければいけません。そうでないと、税収は上がりません。私は、これこそ本当の核テナントとなり得るものだと考えます。

 そして、きのうの浦野議員さんの質問でハローワークの移転の話がありましたが、私はそれとともに職業訓練所を設けることを提案いたします。失業率は5%となり、さらに経済不況が加速する今、失業問題は本当に大きな問題になっています。ハローワークは近隣では柏原市にしかありませんので、市外からも多くの方がやってこられます。柏原へ来れば、新たな労力を身につけることができる、柏原は手に職をつけてくれる、このような厳しいときだからこそ、人情ある優しい町柏原ができる政策ではないでしょうか。そんな職業訓練所と、またベンチャー支援の施策を組み合わせることによって、これからの柏原を担っていく産業が生まれてくるのではないでしょうか。何としても柏原で働いてもらわなければなりません。開業してもらわなければいけません。でないと、税収は上がりません。これこそ柏原に必要で、柏原に合った施設だと私は考えます。

 今、提案を述べさせていただきましたが、柏原駅前再開発事業は、予算の大きさだけでなく、柏原の町の顔として本当に重要なプロジェクトであります。もう一度しっかりとご検討をしていただくことをお願いいたします。

 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(伊山喜二君) 以上で友田議員の質問を終わります。

 以上で通告者の発言はすべて終わりました。他に通告の申し出はありませんので、議案質疑及び一般質問を終結いたします。

 お諮りいたします。報告第9号及び報告第10号は、地方自治法第180条に基づく報告で議決不要であります。次に、報告第11号、報告第12号及び議案第48号、議案第49号、議案第51号の5件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(伊山喜二君) ご異議なしと認めます。よって本5件については委員会付託を省略することに決しました。

 これより本5件を一括して討論に入ります。討論ありませんか。

〔「なし」の声起こる〕



○議長(伊山喜二君) 討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結いたします。

 直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。報告第11号 専決処分報告については原案どおり承認することに賛成の議員の挙手を求めます。

   〔賛成者挙手〕



○議長(伊山喜二君) 挙手多数と認めます。よって報告第11号は原案どおり承認されました。

 次に、報告第12号 専決処分報告については原案どおり承認することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(伊山喜二君) ご異議なしと認めます。よって報告第12号は原案どおり承認されました。

 次に、議案第48号 有功者表彰推薦について、議案第49号 有功者表彰推薦については、原案どおり同意することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(伊山喜二君) ご異議なしと認めます。よって議案第48号、議案第49号は原案どおり同意されました。

 次に、議案第51号 平成13年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第1号)については原案どおり可決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(伊山喜二君) ご異議なしと認めます。よって議案第51号は原案どおり可決されました。

 次に、議案第50号 平成13年度柏原市一般会計補正予算(第3号)については、会議規則第36条第1項の規定により、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の委員会へ付託いたします。

 次に、認定第1号から認定第8号までの決算認定議案につきましても、議案付託表のとおり、既に設置されております決算特別委員会に付託し、閉会中継続審査とすることにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(伊山喜二君) ご異議なしと認めます。よって認定第1号から認定第8号につきましては決算特別委員会に付託し、閉会中継続審査とすることに決しました。

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○議長(伊山喜二君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。あすより10月30日までを休会とし、31日に本会議を再開いたしますので、当日は午前10時までにご参集願います。

 本日はこれにて散会いたします。



△散会  午後2時58分