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大阪府 柏原市

平成 4年  3月 定例会(第1回) 03月10日−02号




平成 4年  3月 定例会(第1回) − 03月10日−02号







平成 4年  3月 定例会(第1回)



              目次

◇開議 午前10時3分

 日程第1 市政運営方針に対する質問

   *第1自民クラブ代表質問(尾野文男君)…………………………………………50

    市長答弁………………………………………………………………………………56

    再質問(尾野文男君)………………………………………………………………67

   *第2自民クラブ代表質問(巽  繁君)…………………………………………70

    市長答弁………………………………………………………………………………74

    再質問(巽  繁君)………………………………………………………………86

    関連質問(松村泰治君)……………………………………………………………88

◇休憩 午後0時16分

◇再開 午後1時15分

   *新社民クラブ代表質問(羽多野正嗣君)…………………………………………89

    市長答弁………………………………………………………………………………91

    再質問(羽多野正嗣君)……………………………………………………………99

   *公明党代表質問(寺元正二君)………………………………………………… 109

◇休憩 午後2時36分

◇再開 午後2時37分

    市長答弁…………………………………………………………………………… 112

    再質問(寺元正二君)…………………………………………………………… 117

◇休憩 午後3時16分

◇再開 午後4時0分

   *日本共産党代表質問(桝谷政則君)…………………………………………… 124

    市長答弁…………………………………………………………………………… 127

    再質問(桝谷政則君)…………………………………………………………… 131

◇散会 午後4時56分

●平成4年第1回柏原市議会定例会会議録(第2号)

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●平成4年3月10日午前10時3分より柏原市議会議事堂において再開

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●議事日程

 日程第1 市政運営方針に対する質問

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●出席議員(20名)

   1番 羽多野正嗣君  2番 入倉英男君

   3番 桝谷政則君   4番 荒藤光子君

   5番 欠員      6番 巽  繁君

   7番 乾 幸三君   8番 中村幸平君

   9番 山沢 実君   10番 黒岩直人君

   11番 小川忠彦君   12番 寺元正二君

   13番 中野広也君   14番 裏野繁夫君

   15番 武田安弘君   16番 楮原貞子君

   17番 柳田國晴君   18番 尾野文男君

   19番 青木重造君   20番 冨宅平吉君

   22番 松村泰治君

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●欠席議員(1名)

   21番 村山 勝君

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●説明のため出席した者の職氏名

 市長          山西敏一君

 助役          竹田 勉君

 助役          田中聰孝君

 収入役         藤戸隆陽君

 教育長         庖刀和秀君

 監査委員        塩野庄吉君

 水道事業管理者     岡本欣三君

総務部

 部長          吉岡裕之君

 次長兼庶務課長     青木斉治君

企画財務部

 部長          吉谷 茂君

 次長兼企画調整室長   石橋保昭君

 次長兼税務課長     久世信宏君

福祉事務所

 所長          豊田陽夫君

 次長兼福祉課長     福居修造君

市民部

 部長          山村 保君

 次長兼生活環境課長   宇野武俊君

建設産業部

 部長          寺前武士君

 次長兼都市計画課長   山野勝彦君

下水道部

 部長          舟橋清光君

 次長兼業務課長     家村 勲君

教育委員会

 教育次長兼管理室長   戸塚 武君

水道局

 理事兼次長       山田 正君

市立柏原病院

 事務局長        西  朗君

 次長兼庶務課長     西口 進君

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●事務局出席職員

 事務局長    石田 博君   次長兼庶務係長 辰巳英彦君

 議事係長    長谷 隆君   事務吏員    高橋照幸君

 事務吏員    中野佳彦君

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△再開 午前10時3分



○議長(山沢実君) ただいまの出席議員20名、定足数に達しております。これより本会議を再開いたします。



△開議



○議長(山沢実君) 休憩前に引き続き開議いたします。

 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。

 21番議員 村山勝君から、病気のため欠席する旨の届け出が出ています。

 次に、各委員会の開催日が決定しておりますので、報告いたします。

 厚生衛生委員会は3月16日(月曜日)、17日(火曜日)、建設産業委員会は3月18日(水曜日)、19日(木曜日)、総務文教委員会は3月23日(月曜日)、24日(火曜日)、以上のとおりであります。

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○議長(山沢実君) それでは、これより日程に入ります。

 日程第1、市政運営方針に対する質問を行います。

 質問の通告が出ておりますので、順次発言を許可します。最初に、第1自民クラブを代表して尾野文男君、質問願います。

   〔18番 尾野文男君 登壇〕(拍手)



◆18番(尾野文男君) 18番議員 尾野文男でございます。議長のお許しを得て、平成4年柏原市議会第1回定例会における市長の市政運営方針に対し、トップバッターとして第1自民クラブを代表して質問の機会を与えていただきました同会派の諸兄並びに議員各位に対し、感謝申し上げます。

 昨年来の国際情勢は、市長からも申されましたように、激変の年でありました。本年も、バブル経済の崩壊によって政治、経済とも厳しい年であろうと存じます。最近のニュースでは、4月ごろに再度の公定歩合の引き下げを行われる予定でありまして、国においては、景気の浮揚策として公共事業の前倒しも行われようとしております。

 さて、当市は、市長の言われております地方財政も厳しい状況の中で、「市民と行政が一体となって、21世紀を展望した定住時代にふさわしい、緑と水とふれあいのある住みよい町を目指して創意と工夫を凝らし、努力をしてまいらねばならないと考えております」と述べられております。

 山西市長は、平成4年度の終わりには5期目の任期を終わろうとされております。再度出馬されるものと予想いたしますが、それなら、今までに計画し、実施しようとして実行のできなかった事業は残されていないのか。また、次の機会には何と何を計画し、実行するかを考えながら本年度の市政運営方針を打ち出されるべきで、重点施策の5点については、これという事業が見当たらないのであります。例えば、文化教室を建設する、堅上コミュニティ会館を建設する、福祉面ではデイ・サービスを行うと、この3点ぐらいしか見当たらないのであります。もっと思い切った施策はなかったのか、疑いたくなります。

 そこで、質問に入りますが、今回は市長からの答弁でありますので、実施するかしないか、イエスかノーで明確にご答弁をなされるよう、まずお願いしておきます。

 整理番号1の、前文の中の1点目は、「第2次総合計画を市政の指針として行政内部の効率化、合理化を進めながら」と言われております。なるほど内部の効率化、合理化はぜひとも必要でありますが、どのように進められるのか。また一方、事業面についてもそれと一体化したものでなくてはならないと思うのですが、その一体性はどこにあるのでしょうか。

 市長は、市政の推進に当たっては特に総合性と効率性が求められておりますと言っておられますが、必要とされる職員の効率化、合理化を進められるとともに、第2次総合計画を市政の指針とされるのであれば、総合計画の中の即可能、不可能はあるとしても、それに基づいた事業も行われるべきであろうと思います。

 次に、整理番号2、教育大学駅周辺整備についてでありますが、先日の議員全員協議会での説明で、概要はよくわかりました。すぐ実行に移された市長の姿勢は、感謝いたします。しかし、それは原川の改修に伴う新橋の架橋と駅前広場の構想でありますが、周辺整備ということになれば、現在の場合で言いますと、地元といいますか、田辺地区の住民の利便もあわせて考えるべきであろうと思います。

 例えば近鉄の5号踏切は、東西の道路として唯一の通路でありますが、農耕者が奥山や田畑への通路はここしかないのであります。原川の改修が完了すると5号踏切は閉鎖されるのではないか、とうわさされております。そうなると、田辺地区の農耕者は大きく迂回をしなければなりません。その対策はどうなされるのか、地元区長以下、大変危惧されておりますが、地元への周知、説明を行われたかどうかも、あわせてお伺いいたします。

 整理番号3。「諸外国との交流を積極的に行い」と言われておりますが、中国新郷市以外、どの国との交流をされるのか。また、姉妹都市提携もされるおつもりか。例えば、3月4日、イタリアのグロッセート市から来柏されましたが、もう2回も来日、来柏されております。そのような例もありますので、その点、市長のお考えをお尋ねいたします。

 整理番号4。国豊橋架橋事業、国道歩道整備事業、国道165号改良事業及び大和川堤外民有地整備事業は、いずれも国の事業として計画されて、議会ごとに再三再四各会派からその進捗状況について質問されてきており、市長は、いずれの事業についても市も全面的に協力して実現に努力しておりますと言われてきておりますが、どの事業も遅々として一向に実現しそうにありません。これらの事業について、どの程度の進捗をして、どの程度の期間が必要か、なぜおくれているのか、その経過を詳しくご説明をしていただきたいのであります。

 また、今日までどのように陳情、促進運動、また協議をされてきたのか、そしてその効果はどうであったか、お答えを願いたいのであります。

 整理番号5番、国道25号線バイパスルート決定と見通しについてお伺いいたします。

 大変おくれているこのルート決定については、もう2年前からずるずるとおくれておりますが、その要因は何でしょうか。近く決定される見通しはあるのでしょうか。この件についても、市長は建設省に対してどのように促進運動をされているのか、運動されたのであれば、その経緯と成果をお伺いいたしたいのであります。

 次に、整理番号6、主な施策の1、都市基盤の整備の中から、東山整備の一つであります青少年野外活動施設の誘致についてであります。

 この施設の誘致については、いまだ柏原市へ設置するという府の決定がなされていないということであります。大阪府では、新規青少年活動施設の設置に関し、新規青少年施設には、1つ、府計画及び地元地域整備計画との整合性、2つ目は、今後求められる青少年活動の新たな機能とコンセプトの明確化、3番目に、立地適地の確保等に関するコンセンサスづくりの3つが当面の基本的な課題とされております。また、新しい類型のユニークな機能を持つものであること、もう一つは、地域特性を生かした魅力づくりと地域整備計画推進のインパクトとなるものであることが基本的条件であると考えられています。

 柏原市ではその基本的な条件をある程度備えていると思われるのですが、なおそのために、古墳の保存、管理や果樹振興との連携など、地元の積極的な協力が必要であります。また、その地域を含め、地元市の最も強い協力を望まれておりますが、聞くところによりますと市理事者の積極的な態度が示されていないと言われておりますが、市長としてどのように考えておられるのか、お伺いいたします。

 次に、整理番号7、JR柏原駅前再開発計画についてでありますが、昨年度は、地元関係者に説明会を開催されましたが、どの方々に説明されたのか、その反応はどうでしたか。ことしは土地及び建物の権利者関係の調査を行うと言われておりますが、その権利者の理解と協力の見通しはどうでしょうか。なお、今年度の調査区域は再開発区域内に限られるのか、地区再生計画区域も含まれるのか、お尋ねいたします。

 整理番号8、都市計画道路田辺旭ヶ丘線についてであります。この計画道路の取りつけ協議はどのようになっているのか、お尋ねいたします。

 既に近鉄線をオーバーで跨線する案を示されておりまして、25号の取りつけ、府道駒ヶ谷赤阪線の取りつけ協議を行ってまいりますと言われておりますが、アンダーかオーバーかを検討された結果、オーバーにしようと決定された時点で取りつけ協議をしておかないと、計画図面も作成できないと思うのですが、取りつけ協議をして計画図面を作成し、議会にも説明、報告されたと思っておりましたが、「取りつけ協議を行ってまいります」というお言葉について、市長からご説明願いたいのであります。

 なお、その次に、交通安全施設も積極的に推進してまいりますと言われておりますが、都市計画道路とは別のものと考えております。これは、どの地域のどの箇所であって、どのような施設をつくられるお考えなのか、具体的に述べていただきたいのであります。

 整理番号9、私道舗装についてであります。道路側溝についても本年度から助成を行われることになり、高く評価するものでありますが、要綱では幅員の制限があって、すべて可能だとは考えられませんが、要綱の内容と、幅員が狭くても助成をされるお考えか、お尋ねいたします。

 整理番号10、水道事業についてであります。業務としては、合理的、効率的に事業運営をされており、その進展を見ておりまして喜ばしい次第でありますが、いつまでも安閑としておれない時期ではないかと思うのであります。21世紀に向かって、下水道事業の普及とともに一層水需要が増大するものと考えられますが、水源の確保についてどのように考えておられるのでしょうか。今回の市政運営方針には管理面だけの事業しか述べられておりませんが、水源確保について大丈夫でしょうか。市長は、心配も計画もされないのですか、お考えをお聞かせ願いたいのであります。

 整理番号11、下水道事業についてであります。担当部職員は、鋭意一丸となって事業の施行と推進に努力されており、感謝いたしておりますが、最も基本として下水道計画を策定されました3排水区の均衡のとれた事業展開を図ってまいると市長は言われておりますが、当市は予定より早く各幹線の導入が進捗している状況でありまして、均衡のとれた展開になっていると市長は考えておられるのでしょうか。3排水区の面積にはそれぞれ差があるため、均等の事業展開では均衡がとれないと思うのでありますが、その状況をつぶさにお示し願いたいのであります。

 なお、国分排水区の府幹線の延伸の時期はいつごろになる予定でしょうか。また、促進運動の経過と効果はどうでしょうか、お伺いいたします。

 整理番号12、主な施策第2点は、教育・文化の振興であります。そのうち不登校児童の現況とその対応についてどのようにされているのか、お尋ねいたします。

 そして、これを充実させるため、大阪教育大学から専門家を招いて不登校児童生徒適応指導研究委員会を発足させると言われておりますが、どのようなメンバーで構成される予定でしょうか。現在、教育研究所がありまして、今日までここで指導されてきたものと思います。ここには、元学校長や教育関係者などの現場経験のある方々がその衝に当たっておられたと思いますが、それでも不十分と考えて研究委員会をつくられるお考えでしょうか。真意をお聞かせ願いたいのであります。

 整理番号13、市民スポーツの振興についてでありますが、本年度から2ヵ年計画で青谷青少年運動広場の整備を進められておりますが、それはそれでよいと思います。限定されたスポーツしかできない場所であります。例えば野球とテニス。再三要望してきております市民スポーツ総合グラウンドなるものの計画は立ち消えとなり、一言も述べておられません。市長は、青谷の運動広場を整備すれば、それでよしとされるのでしょうか。今までの答弁では、用地の確保が困難である、しかし努力する、と言われておりました。一向に進展しないのは、市民スポーツ総合グラウンドはつくらないということでしょうか。どうされるおつもりか、明確にお答え願いたいのであります。

 次に、整理番号14、市民郷土まつりについてであります。年々盛会に催されておりますが、国道25号線をはさんで市役所前と河川敷の両方を利用されることは、大きな事故につながると思うのであります。幸い、今まで大事に至らず、昨年の催しまで済みましたが、すべてを河川敷を利用して実施できないのでしょうか。聞くところによりますと、河川敷の全面利用は許可されないということでありますが、それはなぜ許可されないのか。1日1夜のイベントの使用であります。固定した施設も設置もされないし、終了後即撤去されるものでありまして、建設省大和川工事事務所との許可手続など、どのように協議され、どのような見解を示されておられるのか、お伺いいたしたいのであります。

 整理番号15、主な施策第3点、産業経済の振興についての農業振興のうち、改正生産緑地法の施行に伴い、昨年末から2月中までに追加申請による生産緑地は何%あったのか。また、これによる固定資産税の増収見込みはいかほどか、お尋ねいたします。

 整理番号16、主な施策第4点は、福祉の充実であります。我が国は、平均寿命の伸びと出生率の低下によって、人口構成は急速に高齢化が進んでいるところであります。人口に占める65歳以上の高齢者の割合を見ると、平成2年には12%に達しており、平成12年には16.9%となり、平成32年の西暦2020年には25.2%と、4人に1人がお年寄りという超高齢化社会を迎えようとしておりますが、問題は、この高齢化の進行が急速で、世界で例を見ない速さで進んでいるということであります。例えば、我が国は老年人口比率が7%から14%に達するまでの所要年数はわずか25年と見込まれており、アメリカでは70年、イギリスは45年、フランスでは130年かかると見込まれております。いかに我が国の進行が速いかがわかるわけであります。

 こうした今後の情勢を考えた場合、老人福祉対策は待ったなしで対応を図っていく必要があります。国においては、平成2年に高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略を打ち出して、今後の高齢者対策を強力に推進していく計画をされております。本市も当然、この戦略に基づいて整備・充実を迫られ、逐次実施されておりますが、今まで実施された事業と、今後この戦略に基づいて実施される計画の内容等についてお聞きしたいのであります。なお、本市における高齢者対策が計画されている内容で十分対応できる予定か、あわせてお伺いしたいのであります。

 次に、整理番号17、児童保育について。本市は、充実した保育行政を行っておられますが、待機児童のない全員入所にこたえていると言われており、大変喜ばしいところであります。ただ、途中入所申請児に対する措置については、可能な限りご希望に添えるよう努力するとも言っておられますが、ご希望に添えないことがほとんどであります。保育所の地域性、年齢別定数が決まっている以上、希望される保育所へ入所しようとしても、不可能な場合が多いのであります。その理由を市長はよくご存じでしょうか。ご存じであれば、その理由をご説明願いたいのであります。

 次に、整理番号18、主な施策第5点、生活環境の充実であります。高齢化社会を迎えた今日、すべての市民が健康でありたいと願われるその意識の向上を図るため、本市では、各種予防、健診及び健康づくりに努力されておりますことは、最も感謝すべきことであります。

 そこで、市民病院については、近年の疾病構造の多様化と医療技術の高度化が迫られ、対応には種々困難な問題を内包していると言われておりますが、その困難な問題とは何でしょうか。本年度の予算を見ましても少額の予算で、医療機器の整備を行い、地域の基幹病院として云々と言われておりますが、それでどのような効果があるのか、お聞きしたいのであります。

 市長は、たった6行足らずの言葉で片づけようとされております。我々が議会のたびに病院の本館建てかえを強く要望してきたところでありますが、いつも病院事務局長の答弁でかわされております。幸い、きょうは市長からのお答えでありますので、再度要望申し上げますが、高度医療機器の充実・整備には、それだけの設置場所が必要であります。しかし、現在の建物ではそのスペースがありません。市長の言われる地域の基幹病院とされるなら、この際、市民病院の本館建てかえを思い切って行われるお考えはないか、お伺いいたします。そうすれば、高度医療機器の導入、技術医師の充実、医師、看護婦の確保も含め、多様化する疾病構造にも対処できるのであります。

 なお、その機会に、公立の老人中間施設の併設も可能とできるのではないでしょうか。市長の英断を期待するものであります。明確なるご答弁をお願い申し上げます。

 以上で私の第1回の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。



○議長(山沢実君) 第1自民クラブ代表者の質問に対し、山西市長の答弁を求めます。

   〔市長 山西敏一君 登壇〕



◎市長(山西敏一君) それでは、第1自民クラブ代表の尾野議員さんのご質問に、順次お答えをさせていただきます。大変量が多うございますので、できるだけ早くやりたい、このように思っております。

 まず、1番、前文の問題につきましての、効率化、合理化を進めていると言われておるが、どのようにしておるのか、こういう問題であります。なおまた、行政事業についてはどうか、一体化とは、総合性とはどんなことか、こういう主といたしまして2つの点に絞ってのご質問でございます。

 地方自治体、私どもは大変高齢化、情報化が、今おっしゃっておりますように進んでまいります。なお、それとあわせまして、それ以上にと申しますのか、住民要望も高度化、多様化してまいります。したがって、それに対応するためには、組織管理、人事管理、指揮監督、調整、財務等々の行政管理を合理的かつ効率的に推進しなければならない、こういう責務があるわけであります。

 なおまた、限られました財政で財源の有効、適切な配分をどのようにしていくのか、どこにどのように使っていくのか、こういうこともまた考えなければなりません。また、事務的には、OA化が進んでおりますし、事務の見直し等々によりまして簡素化、合理化を図っていきたい。このように、あらゆる面で財政の効率的な配分と、そして執行体制をできるだけ能率的、しかも合理的に、費用のかからないように、私どもは簡素化しながら進めていく、こういうことで一生懸命努力しております。

 詳細につきましては、これは市政運営方針の前文でございますので、詳しくということよりも、詳細な説明というより、基本的には、私どもの考えるべき責務、これを自覚しながら進んでおるということでございます。

 一例を申し上げますと、例えば1,000人当たりの柏原市の職員につきましても、大変少ない人数の職員で一生懸命頑張ってもらっております。一般会計、一般職を申し上げますと、人口1,000人当たりに4.7人であります。4.7名と申しますと、大阪府下31市中、下から3位という少ない人数でございますけれども、職員が一生懸命頑張ってくれて、努力をしております。今後とも財政の軽減化を図りながら、限りある財政を適切に運用していきたい、こんなように考えておるわけであります。

 なお、後半の問題、市自体の行政事務等々につきましては、市が直接やるもの、あるいはまた国とか府とか、あるいはまたそれらの事業を有効に市の事業と結びつけながら進めていきたい、こんなように考えております。

 これにつきまして、私どもはいつも申しておりますように、都市基盤の整備、これは駅前を初めいろんな整備があります。その内容につきましては省略いたしますけれども、教育・文化の振興、産業経済の振興、福祉の充実、生活環境の充実等々でございます。この内容につきましては、いつもそういうふうに分類をいたしまして言うておりますけれども、具体的な内容につきましては、時間の関係上、省略をさせていただきます。市の行政、そしてまた府、国の行政、それぞれ有機的に一体としながら、全体の事業といたしまして柏原市の前進に役立てていきたい、こんなふうに考えておるわけであります。

 次は、2番の問題であります。近鉄国分の5号踏切の存続につきまして、これの制限等々があるのか、こういうことであります。

 皆さんご承知のように、大阪教育大学が柏原市に本年移転してまいります。それに合わせまして、先駆けまして近鉄大阪教育大前駅が昨年に開業いたしました。これは急ピッチで進んでまいりましたので、あわせまして、本年の予算にも関係ございますけれども、周辺整備といたしましてここ数年でいろんな計画をしていきたい。とりあえず本年は新橋の架橋、原川の改修、国道165号線の歩道設置、駅前広場をこれから広げていく、こういうふうな事業をここ数年で進めていくということであります。

 これとあわせまして、これも先般の全協でもご説明申し上げましたように、近鉄5号踏切につきましては、柏原市内の踏切の中で最も危ない場所、こんなふうに警察からも指定されております。参考までに、普通乗用車の乗り入れ禁止措置がとられておりますけれども、近鉄が昨年11月に実施しました踏切調査によりますと、軽車両、二輪車、自転車、歩行者で延べ993と、1日にこれだけの通行量があったと聞いております。しかも、踏切の幅が3.1メーター、近鉄のトンネルが開通をいたしますと、今よりもスピードが上がる、こういうことでいろいろ問題があります。

 したがって、これらの問題につきましては、今後私どもは対策として、ここ数年後の将来対策として新橋をまずかけまして、そして向こうの方へ通ずる道路をつくっていきたい、こんなことの将来長期計画につきましては、先般ご説明申し上げましたとおりであります。今後、これをできるだけ早めていくとともに、これらの交通問題について現況のままでよいのかということにつきましては、柏原警察署の方も大変心配してもらっておりまして、いろんなことにつきまして、柏原警察の方が積極的にいろいろアドバイスなりをしてもらっております。市といたしましては、まだ直接住民とは協議もしておりませんけれども、警察、近鉄、これらの関係機関と十分協議をしながら安全対策を講じてまいりたい、このように考えておるわけであります。

 次は、3番の問題であります。国際交流についてのご質問であります。

 これにつきましても、市政運営方針前文に申し上げましたように、今もまたご指摘をいただきましたように、湾岸戦争に始まりまして、いろんな激変の年でありました。湾岸戦争につきましては、いろんな教訓があったと思います。世界は一つになって、それで湾岸戦争が早期に終結したんだな、こんなような感じもするわけであります。また、真の世界全体の平和も遠くないな、こういうことも期待をいたしております。

 さらにもう一点は、日本の経済が大変急速に進歩をいたしました。したがいまして、日本が経済的に大国に進みますと同時に、日本と交流をしたい、こういう諸外国がいろんな形で、民間その他を通じましていろんな形の国際交流がここ数年、急ピッチで進んできておりますことは、ご存じのとおりであります。したがって、いろんな国境を越え、いろんな言葉を越え、地球人として世界は一つ、世界は狭くなったと、こんな感じがするわけでありますけれども、今後ともこれらの交流はますます進んでいくであろう、こんなふうに考えております。

 また、青少年を通じましての国際交流も進んでおります。現在、中国新郷市と友好都市提携をしたわけでありますけれども、それ以外にもいろんな市と進んでおります。ご指摘をいただきましたように、ヨーロッパのイタリアのグロッセート市からも、ここ数年来、市長さんが来られる。先般も、新しい市長さんも来られました。昨年は、ご承知のように、少年野球チームが参りました。これらも行きまして、その感想を聞きますと、大変子供たちが喜んでおりましたし、ご父兄にお聞きをしますと、行ってよかった、また今度はぜひ自分たちで受け入れをしたいんだ、こういう要望を直接私どもに賜ったわけでありまして、先般のサンヒルにも、実は土曜日、練習が済んでユニホーム姿で子供たちが全員とお父さん、お母さんも一緒に自主的に歓迎、お礼に来ておられました姿を見まして、よかったな、こんなふうに感じるわけであります。

 その他の国々も、いろんな形で交流があります。今後ともそれらの民間交流を進めながら、皆さん方と十分お諮りをして、次のどこに絞るかということにつきましては、まず民間を先に、市の方はそれに合わせてと、こんなふうに国際交流については考えてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次は、4番、範囲が広うございますが、国豊橋の架橋問題につきましてでございます。

 国豊橋架橋問題につきましては、大変予定よりおくれぎみであります。その問題は、なぜおくれたか。これにつきましては、まず用地の問題であります。用地買収の問題もさることながら、用地の確定と申しますのか、境界、権利関係、これが大変複雑であります。したがって、これらの問題でおくれておるわけであります。

 まず、高井田側につきましては、関係者と協議を行いまして、不法と申しますのか、占用しておるわけでありますから、そんな方々と問題の方といろいろ相談いたしましたし、また地元の要望もありましたし、国豊橋の取りつけ道路につきましても二転、三転をいたしまして、市が直接中へ入りまして、早く決めなければ遅くなる、こんな方法はどうか、ある程度地元の方も辛抱してほしい、こういうことで取りつけ道路につきましては地元の了解を得て、二転、三転いたしましたが、決まりました。そして、1月27日に立ち会いを行いました。そして、現在、築留土地改良区と協議中でありますけれども、この調査と調整が終わり次第、建設省の方で買収に入る、こういうことで来月から何とか地元へ、説明会だけでなしに、今度は説明会が済みましたので買収関係に入っていただく、こんなふうに思っておるわけであります。

 国分側につきましては、これまたいろいろ人数が多うございまして、人数の多いところを一遍にかかりますと、大変時間がかかります。したがって、国豊橋のかけかえの部分に限って、少人数のところから何とか解決していこう、その方が早いんじゃないか、こういうことで考えております。その部分だけにつきましての明示等々をしていこうということで、それに絞って作業にかかっております。

 これらの問題等々あわせまして、昨年3月からこれらの協議会を、市、府、事業主体の建設省の大和川工事事務所と大阪国道事務所、この4者で連絡調整会をつくりまして、できるだけ早くしていただくように、市の方がいわゆる促進、お願いをしよう、こういうことであります。

 国道165号の用地買収は、教育大学関連の方は3年目になります。この事業につきましては、建設省の当初予定よりも柏原の買収が早く進んで、建設省は財源がそこまで措置されておらなかったわけであります。しかし、進んでおるということはいいことでありますから、それにつきましては、何とか建設省にあわせて用地買収の予算もつけてくれということを、予定より進んだんでございますが、したがって、他の方の余っております予算も流用していただき、新年度からはまた余分につけていただく、こういうことで特にお願いをしております。今後ともこれは急ピッチに柏原市の方で用地買収は強力にお手伝いしながら進めていこう、こんなふうに考えておるわけであります。

 次は、5番の問題であります。国道25号バイパスルートの決定についてであります。これにつきましては、新しく私どもが希望をいたしましたルートの出発点と到達点と申しますのか、国分に直接入らないでやっていただきたい、こういうことでお願いをいたしまして、大阪国道事務所の方でもいろいろ慎重に考えていただいております。

 当面の問題といたしましては、文化財の問題であります。したがって、文化財の問題につきましては、現在、市の教育委員会の方で文化財の踏査を実施をしております。今月中に大体踏査が終わりまして、4月には、その文化財踏査を大阪国道事務所へ報告することになっております。大阪国道事務所では、現在いろんなルート案を数案考えていただいておりますけれども、その文化財踏査結果に基づきまして想定ルート案の素案を本省と協議されまして、ルート案を明確に図上で提示をしていただくということで、何とか平成4年度中には提示をしてもらえるものと、こんなふうに期待をいたしております。

 次は、6番目の問題であります。東山の整備の一つでありますところの青少年野外活動施設についての見通しであります。

 これにつきましては、当初、平尾山の南面において調査をしていただきました。その平尾山の南面につきましては、これまた高井田の文化財が大変多うございまして、したがって、いろんな問題点も厳しい状況にあることも事実であります。最近は、それを範囲を広げまして東山ということでございますから、上徳谷周辺についても再度調査をしてもらっております。上徳谷になるのか、平尾山になるのか、まだこれは未定でございますけれども、いずれにいたしましても東山ということには変わりがございません。したがって、何とかこれをお願いしたい、こんなことでお願いしております。

 昨年からもたびたび府から来ていただきまして、現地を調査してもらっておりますこともご承知のとおりでありますし、先般の大阪府の府会におきましても、地元の府会議員さんがこれに対しまして具体的にご質問を賜りまして、何とか柏原市にということを、今尾野議員さんもおっしゃいましたが、早く柏原市に決めてほしい、こういうこともお願いをしていただきまして、部長も、担当も答弁をいたしております。

 また、私ども理事者といたしましてどうしておるんかと。私自身が中川知事に直接昨年の秋にお願いをいたしました。柏原に見えました折に直接お願い申し上げました。これはいの一番に、柏原市としては一番大事な重点施策であるということでお願いしますと、その場で2人の関係部長を呼ばれまして、何とかこれを早くできないかということで直接ご指示をいただきました。そして、田中府会議員さんもそこへ来ていただきまして、4人で何とかこれを早く進めていただきたいということもお願いをいたしまして、中川知事自身が担当部長に、どうなっているのか、こんなことを直接お声をかけていただいておる、こんなふうに聞いておりますし、力強く感じております。しかし、大阪府といたしましては、調査をしながらこれを進めていこう、こんなことであります。

 いろんな問題点も、今ご指摘いただきましたようにあることも事実でございますが、できるだけそれをクリアしながら、私どもといたしましても進めていただくように努力を今後ともしていこうと思っておりますので、ご支援、ご協力方もお願い申し上げます。

 次は、7番の問題であります。JR柏原駅前再開発の問題につきましては、地元説明会をいたしました。約6.5ヘクタール、街区整備計画地域においてお住まいの方、及び土地・建物所有者を対象にいたしまして約10回、町会単位でありますが、開催をいたしました。一応、全部の説明会は出席率56%で、それなりに関心を持っていただきまして、反応につきましては、全く無条件に賛成と、そんな具体的までは出ておりませんが、ある程度関心をお示しをいただいておる、こんなふうに私どもは受けとめております。

 今後、先ほど申しました街区整備計画6.5ヘクタールの建物の権利関係、それから台帳と整合しながら権利者を正確に把握していこう、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 第8番目は、都市計画道路田辺旭ヶ丘線、それから交通安全施設、これにつきましてでございます。

 前半の都市計画道路田辺旭ヶ丘線は、総延長465メーターでございますが、本会議や担当委員会でご報告のとおり、これの近鉄との関係は、道路は高架案をもちまして近鉄その他の関係機関と協議を重ねまして、これについては合意を高架案として得ております。しかし、府道との取りつけ部分におきます交差点の処理、つまり詳細問題、それから国道25号線の詳細取りつけの線形、この詳細を現在協議中であります。この協議につきましては、平成4年度で測量、ボーリング調査、予備設計、こんなふうに進めていこうというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 後半の交通安全施設につきましては、これは毎年は大体一応予算を組みまして、警察と相談をいたしまして、交通事故の発生件数の多いところ、あるいはまた予想をしておらなかった交通事故が発生したところ、こういうことで柏原警察と合同でいろいろ現場の検証を行いまして、主として柏原警察のご指導を仰ぎながらその対策を講じていく、こういうふうに毎年をしております。カーブミラー、ガードレール、区画線の整備等々であります。

 今年度は、青谷東条線のがードレールを全面的に改修しよう、こんなふうに考えております。なお、詳細につきましては今後警察と打ち合わせをしていこう、こんなふうに考えております。

 9番の私道舗装につきましてであります。私道につきましては、半分から3分の2とだんだん助成率を上げてまいりましたんでございますが、問題は、私道だけでなしに、関連する側溝についても調整しよう、こういうことでいろいろ議会からもご指摘を受けまして、今年はさらに前進をしていきたいと思っておりますが、要綱では幅員の制限があり、いろんな問題点がまだ残っていく。前進をしていきますけれども、いろんな問題点で残っていく問題もあります。

 それにつきましては、1.8メーターから4メーターはどうするんか。この幅員につきましては、地域の実情、現場の道路の状況がございますので、その現場の道路の状況を見まして、いわゆるケース・バイ・ケースでできるだけ弾力的に運用をしていきたい、こんなふうに考えておりますので、具体的にご指導方もよろしくお願い申し上げておきます。

 10番、水資源の確保でございます。水資源につきましては、まず、いろいろご指摘を賜っておりますように、柏原は、先輩議員さん等々のご指導を得まして、自己水が幸い割に便利のよかった土地でございまして、今日まで自己水が大変なウエートを占めてきました。しかし、年々その自己水も限度がございます。したがって、大ざっぱに申しますと、短期的にはやっぱり自己水、できるだけそれを有効に利用したいと思っておりますけれども、長期的に将来何十年という計画を見ますと、なかなかその点についてはウエートが下がってくるんじゃないか、こんなことも考えられるわけであります。したがって両面作戦を講じておりますけれども、ある程度の自己水につきましては、いろんな問題点も出てきておりますし、長期的に見ますと、やっぱり府営水ということも考えるべきじゃないか。

 府におきましても、21世紀に対応した府の第7次拡張計画の中でいろいろ長期的な展望をしておられますことも事実であります。したがって、何とか地下水、自己水を有効に合理的に利用しながら、長期としてはやっぱり府の方の第7次拡張計画と。柏原も入ってございますし、人口10万人以上のいろんな対策につきましては、府の方に長期的としてはやっぱりお願いしなければならないんじゃないか、こんなふうに考えておるわけであります。

 11番でございます。3排水区の均衡はどうかと。3年度末では、整備率は、柏原東につきましては18%、柏原西につきましては4%、国分東につきましては17%、平均16%であります。ただいま尾野議員がご指摘いただきましたように、今のところでございますと均衡がとれておらないじゃないかと。なるほどこの数字を見ますと、そのとおりであります。

 現在実施しておりますところの第2次整備5ヵ年計画では、平成7年度末までには、東排水区では100ヘクタール、西排水区では46、国分では150、合計で296、整備率で申し上げますと、東では31%、西では34%、国分では31%、平均31%。この第2次5ヵ年計画が終わる平成7年度末では大体均衡がとれてくるんじゃないか、均衡のとれた工事をしていきたい、こんなふうに目標を決めまして進めております。よろしくお願い申し上げます。

 流域下水道の石川右岸1幹線でありますけれども、830メーターにつきまして測量が完了しております。工事の早期着工を大阪府に対して要望しておるところでありますが、平成7年度末までに延伸を図る、こんなふうに回答をいただいております。昨年の6月、10月の2回、府に対して陳情、要望した結果であります。

 12番、不登校児童でございます。詳細につきましては教育委員会の方でございますけれども、市政運営方針に若干触れておりますので。

 不登校でございますが、現在長期欠席をしておる生徒は4名と、こんなふうに教育委員会から聞いております。これは、府下の数字から見ますと比較的少ない、こんなことでありがたいわけでございますが、しかし、できるだけその4名につきましても、保護者、学校、関係機関と継続をして教育委員会の方でご指導をしていただいております。その中には、登校の兆しが見えてきておる、こういう明るい生徒もできておる、こんなふうにお聞きをしております。

 なお、教育委員会では、教育研究所と指導課が教育相談を行っております。また、現在不登校でございませんけれども、不登校になるんじゃないか、こういう子供もあるわけでございますが、それらにつきましても、教育研究所その他において指導をしてもらっております。

 なお、それだけではございませんで、やっぱりいろいろ問題が出てまいっておりますので、今の教育研究所はもちろんでありますが、よりこれからの新しい時代に対応すべく、不登校児童生徒適応指導委員会、これを設置をいたしまして、幸い大阪教育大学に来ていただきますところの教授の協力も得まして、もっと広い中から指導していこう、こんなふうに思っております。

 指導委員会のメンバーでございますが、教育研究所の相談員はもちろんでありますけれども、生徒指導担当指導主事、小・中学校の校長、教頭、小・中生活指導研究協議会代表、教育委員会、養護学級代表、大阪教育大学教授、大体15名ぐらいの予定であります。

 13番であります。市民総合グラウンドにつきましてでありますが、東山はその後どうなっているのか、こういうご質問であります。

 市政運営方針の関係上、詳細に触れておりませんけれども、本年度は、まず実行可能なところからということでいろいろご指摘をいただきまして、青谷のグラウンドをもっと大きくということで拡張計画があったわけでございますが、なかなか思うに任せませんので、若干買い足しをいたしましたところ等々を含めまして、今年度予算では青谷グラウンドをまず使えるところを広くしていこう、こんなふうに考えております。

 したがって、東山グラウンドは立ち消えになっておりません。東山地域の用地につきましての問題等々の何とか解決ができましたら、適当な用地がうまくいくようでございましたら、それはそれで財源の見通し等々もあわせまして議員の皆さんとも相談していこうと思っておりますので、これにつきましては決して立ち消えになっておりませんので、また時期を見まして、財源の問題等々をあわせまして今後とも進めていきたい。とりあえず今は青谷グラウンド、こういうふうに考えております。

 14番であります。市民郷土まつりは大変定着いたしまして、多くの方が出ていただいております。幸いにして事故が今までなかった。しかし、事故がある可能性がやっぱりあるわけであります。今までは、こちら側と向こう側となっておりますが、できるだけイベントは向こうの方でしていただくようになりました。まだ、ご指摘いただきましたように売店が残っております。何とか売店も向こうに入ってしまえば全部いけるじゃないか、こんなふうに私どもとしてはたびたび交渉をしておりますし、運動団体でも交渉しておりますし、またお願いもしております。警察からも言われております。警察からも、何とかできないのか、こんなことを言われておりますけれども、河川法第24条の関係で、都道府県知事あて建設事務次官の通達等々がございまして、それに問題点がある、こういうことで実は今まで許可を得ておりません。

 また今年度につきましても、これにひるむことなく、さらに強力に運動してまいりたい、こんなように思っておる次第であります。全部使わせてほしいとお願いしてまいりたいと思っております。

 生産緑地法につきましては、12月末までで所有者で46%、面積で54%でございましたが、2月末現在でまた変わりまして、所有者で47%、面積で55%であります。府下の平均43%から比べますと、中部8市の率から比べましても、生産緑地の指定率は多い方であります。

 それでどの程度の税金の増収になるのか。このことにつきましては、仮に半数といたしますと、例えば全部市街化になるとなりますと2億円とお聞きしておりますが、これの半分では1億円か、半分弱だから半分弱かと、こうはなかなかちょっとまいりません。なぜかと申しますと、地域がございます。固定資産税の高い地域と安い地域、この割り振りが決まっておりませんので、今ここで明確にはお答えできませんが、半分以上、半分を超える生産緑地の指定がある。このことだけお答え申し上げます。

 16番、福祉10ヵ年戦略でございますけれども、今日まで緊急整備事業でありますところの在宅福祉でホームヘルプ、ショート・ステイ、デイ・サービスにつきまして図ってまいりました。ホームヘルプにつきましては、ホームヘルパーを増員いたしまして8名になります。ショート・ステイにつきましては、特別養護老人ホーム2ヵ所と養護老人ホーム1ヵ所、合わせて3ヵ所でショート・ステイの契約をしておりましたが、2年度から新たに2ヵ所のホームと委託契約をしまして、合わせて5ヵ所にふやしております。

 なお、C型につきましては、老人センターでやらせていただきたいということで計上しております。A型、B型が残っております。何とかA型ということで私ども考えておるわけでございますが、まだそれができておりません。用地等々の問題がございまして、何とかこれは民間の方でお願いしたい、こんなことで現在しておりますが、国の指導によりますところの平成11年度の目標までには何とかこれを実現していきたい、こんなふうに考えております。

 もう一つ、デイ・ケア、ショート・ステイにつきましては、ひだまりの郷について本年助成をいたしております。

 次は、17番であります。児童保育に……(尾野議員「ゆっくり言ってもらわないと、全然わからない」と呼ぶ)そうですか、量が多うございまして、あんまりしゃべっていて再質問の時間がなかったらいかんと思って大変あわてまして、恐縮です。

 次は、17番の問題であります。保育所の途中入所等々が大変難しい、そういう実態をわかっておるのか、こういうご質問でありますけれども、柏原市の保育所につきましては、先輩の皆さん方のご指導を得まして、定員といたしましては府下では大変多い方に入っております。これは感謝を申し上げております。大体近年の入所率は、措置率は70%台でございまして、大体当初ではそのような状況であります。

 保育需要そのものは微増でございます。したがって、保育所の定員にはまだ余裕があります。したがって、途中入所申請につきましては、何とかここの保育所と、こういう指定をしていただかない限り、ほとんどの方は入所していただいておる、こんな現状であります。が、年齢の低い人、0、1、2、こういう方につきましては若干問題があります。しかし、何とかそれの割り振りをいたしまして、何とか適当に我々は措置してまいりました。

 しかし、本年度からは育児休業法が実施されます。産休明け復職時の保育児童につきましても、問題があります。したがって、これに伴って、国の方針に伴いまして、私どもも何とか産休明けでも、今までの子供さん自身についても預かっていきたい、こんなふうに考えております。そうすると、尾野議員さんのご指摘は、今の現況でいけるんか、しかも低い年齢の方はいけるのか、こんなようなご心配じゃないかと思っております。

 幸いにいたしまして、基準面積の関係もありますけれども、通知等々がございまして、最大15%まで定員拡大が認められる、こういうことでございますので、何とかそれを弾力的に運用いたしまして、0、1、2の問題点のところにつきましても措置をしていきたい、こんなふうに考えております。よろしくお願い申し上げます。

 最後の18番であります。市民病院の建てかえ、あわせて医療機器の導入等々につきましてであります。

 市民病院の建てかえと、MRIなどの高度医療機器を整備をいたしましてそれに対応したらどうか、こういうご質問でございますけれども、先ほど申しましたMRI高度医療機器等々につきましては、スペースが必要であります。なおまた、現在の建物ですと、なかなかスペースがございません。

 そういたしますと、それだけのものということになりますと、柏原病院は幸いにいたしましてここ数年来、市からの繰り入れ助成はありますけれども、健全経営を続けてまいりました。しかし、数少ない健全経営を続けてきた病院でございますけれども、本年度は若干、やっぱり今までにない赤字が出るんじゃないか、こんなふうに予想もいたしております。3年度でございますが、相当赤字が出るんじゃないか、こんなふうに考えております。したがって、病院の経営も、努力しても、いつまでも黒字ということにもいかんのじゃないか。そういたしますと、一般会計の繰り入れ等々につきましても、やっぱり問題点が出てまいります。したがって、ご指摘の高度医療機器だけを設置するということ自身も、スペースの問題等とあわせましてやはり問題もあろうかと思います。

 したがって、私どもは、高度医療機器の充実とあわせて病床の増床を図っていきたい、こんなふうに考えております。病床の増床と医療機器の導入と2つ一遍に解決したい、こんなふうに考えておりますけれども、病床の増床につきましては、病床規制がございますので、いろいろ問題があります。したがって、これらの問題につきましては、大阪府自治体病院協議会、公立病院協議会を通じまして、いろいろ大阪府に対して要望しておるところでございますけれども、何とか病床の問題とあわせまして高度医療機器を導入したい。

 病床にあわせて増築をいたしますと、増築にあわせまして起債等々、借り入れ等々につきまして、一般会計からの繰り入れをどうするか、こういう一般会計からの財政の問題等も出てまいります。それらの財政問題もございますので、なかなか実現には至っておらない、こういうふうに考えております。

 大変早口で申しわけございません。よろしくお願いします。



○議長(山沢実君) 以上で一通りの答弁は終わりました。尾野君、再質問ありませんか。



◆18番(尾野文男君) もう再質問をやめておこうと思っていたのに、市長は早口で全然わかりません。私は耳が悪くて聞こえにくいし、ちょっとかげんが悪いところは声を小さくしはるし、そやから何を答弁されたのか、全然わかりません。しかし、時間がありませんので、ちょっちょっと拾って再質問します。

 大学駅周辺の整備について、警察や近鉄から地元に話をしてると。市はなぜ話をしてはらないのか。府の事業であっても、一部市の負担もされて橋をつけかえられると。それで、今つくっているのは市道です。そうすると、それがなくなるということで心配してはるから、どうするのかと聞いたら、市長はそんなことはさせませんと言われると思っていた、その踏切を。何かの制限をしてでも絶対させませんと言われると思ったら、何やもうよそ事みたいによそに振ってしまいはったと。それはどうですか。まず簡単にしてください。



◎市長(山西敏一君) 市といたしましては、いつまでもそのままでいかないんであれば、私どもはことしの橋、それから、大変問題でございますので全協で説明させていただきましたが、その道路が開通するまでは、廃止とか、道路を規制するとか、今以上にせずに、今までどおりにできたらと、こんなふうに考えております。考えておりますが、市はそう思っておりますが、なかなか警察も、それまでいくと難しいんじゃないか、こういうことであります。

 したがって、私どもは廃止しませんとか、廃止しますとか、ここでは言えませんけれども、私ども市といたしましては、新しい道路ができるまでは待ってほしい、こんなふうに考えておるわけであります。



◆18番(尾野文男君) それでよろしいねん、私の方はそういうぐあいにしてもらうということでね。

 それから、一つずつやってたら遅くなりますので、時間がないので、6番の東山整備の一環として青少年施設をつくってもらうと。これも市長、今一生懸命、中川知事の命令一つやとか、部長に会ったとか言うてはるけど、これは決定される見込みがあるんですか。柏原へ野外活動施設をつくるということの決定される見込みはあるんですか。それだけですわ。



◎市長(山西敏一君) 自分たちといたしましては、何とかひとつ決定してほしい、こういうことであらゆる方面へお願いしております。



◆18番(尾野文男君) 私が質問をした要旨をよく聞いておいてもらわないと、答弁書ばっかりに頼っていたら、一つも答えになってないんです。

 それで、市は熱がないと、府は言うてるらしいです。市長の答弁ではなかなかうまいこといってるようやけれども、市、市長、理事者が熱ないと、こういうぐあいに府の人が言うてるということを私は聞いたから、質問してるんです。熱あるんですか、ないんですか。



◎市長(山西敏一君) この間、田中府会議員が府会で質問をされまして、その答弁には、市の方もやっぱり協力してもらうことが必要ですよと、文面の詳細を見ますと、そう書いてあるわけでございます。市は消極的とは決して言うておりません。むしろ私どもは、かなりしつこいほど、部長だけでなしに、上からも言うておりますので、決して私どもは熱ないんじゃなしに、熱があり過ぎると、私は解釈してます。市としても何ぼか協力してもらうところがありますよと、これから進んでいけばありますよと、こういう答弁でありました。



◆18番(尾野文男君) 熱があったら結構です。一生懸命やってもろて、柏原へ誘致してもらうように、期待しておきます。

 それから、水道は府営水道に依存すると。それから、下水道については、平成7年ぐらいになったら平均になるやろうと。しかし、私が言うてるのは、柏原東地区は130、国分は150やから、均衡をとろうと思ったら、同じ10ヘクタールずつやってたらあきまへんでということを言うてますねん。平成7年でちょうど追いつくと。どれこれも平均して、どの地域もやってもらわないかんのやから、平均してうまくやらなければいかん。そうすると、3倍の面積のあるところは3倍の面整備をやってもらわなければならない、そのことを言うてるわけです。それは確実にやりますと、今、市長はその答弁でよろしいですか。そう言われたんですか。全然聞こえなかったから。



◎市長(山西敏一君) 早口で申しわけございません。第2次整備5ヵ年計画は7年度末までであります。今はばらつきがあります。しかし、東では100、西では46、国分で150やりますと、合計296やりますと、東排水区では31%となります。西排水区では34%、国分排水区では30%となります。したがって、その時点では大体均衡がとれるんじゃないか、こんなふうに思っております。全部やらせていただきます。



◆18番(尾野文男君) そしたら、21世紀で、市長の下水道計画を立てられたときに50%ということですが、平成10年、11年ぐらいになったら、大体国の方は70%を目標にされてます、下水道計画は。そやから、柏原市もそれに追いつくようにできるかどうかだけ、答えておいてください。



◎市長(山西敏一君) 公共下水道は、皆さんご承知のように、やっぱり本管の流入がありまして、それと柏原市は、これは幸か不幸か、後の方かもわかりませんけれども、地形的に上の方であります。したがって、大阪府全体の進捗率を合わせますと、柏原の方はどちらから来ましても上の方と、こういうことで、ほかの市よりは、もっと悪い市もありますけれども、平均よりもやっぱりその率は低いんじゃないか。したがって、本管導入をできるだけ促進方をお願いしておる、こういう現況であります。



◆18番(尾野文男君) それと、国分幹線の府道駒ヶ谷赤阪線の延伸問題については、市長は先ほど平成7年と言われたんですか。これの運動をやってもらってどんどん進めてもらわなければ、何かこれから2年というと、平成5年以降になるようなうわさを聞いてますけれども、市長、それの促進運動をされた経過はどうかと私は聞いてるんですけれども、どないですか。



◎市長(山西敏一君) 昨年6月15日、平成4年度の府予算に対する要望書を提出しまして、その中に入っております。10月21日、大和川下流流域下水道組合といたしまして合同で、大和川の方を早くしてほしい、こういうふうな陳情をいたしております。それから、10月31日、平成4年度予算に対しましても要望をしております。



◆18番(尾野文男君) 一生懸命頑張って均衡のとれた下水道をやるかわりには、国分は後は本町の方をやってもらいますけれども、ただ幹線が残っているのはそれだけですので。それから、東排水区についても早いこと上へ上がってくるように、大いに促進運動に力を入れてほしいと思います。

 福祉10ヵ年戦略の問題で、これとこれとやりましたとおっしゃってますけれども、私が申し上げたように、大変せっぱ詰まったときでございますんで、一生懸命に、ことしはちょっとこれだけしておこうかやなしに、まだ多いくらいに老人福祉のためにひとつ尽くしていただきたいと思います。

 次に、保育所の問題で市長に質問したら、私が言うたことをずっとそのまま答弁しておられる。そんなんやなしに、途中で入りたいと言うたときに、市長は入られないのを知ってはりますかと、私は質問してるんです。年齢制限があって、うちの子は1歳ですねんと。すると、それは入れませんと。それは、あっちこっちどこでもあいたところに入れると言うけど、そこへ行かはらへんから、一遍また次の機会まで待たんならんということがありますので、単にこれもあれも入れますと言うのやなしに、そんなんがありますよということを言うてるんです。それを知っておいてもらわないといけません。

 もう時間がありませんので最後ですけれども、病院の問題ですけれども、また同じような答弁です。もう時間がないので、市長、これはほんまに思い切ってやらんな、管理棟の建てかえをすぽっとしないといけません。病院の増床、増床と言うてたら、どうしょうと、どないもできやんようになってしまう。そやから、まず建てかえて、高度医療機器の整備、そんなんをつくっておいて、増築やとかは高くついて、そんなもったいないことをしやんと、スペースもないし、すぽっと本館を建てかえて、高度利用したらよろしいねん。何もあっちもこっちも3階にせんと、1階ですぽっと建てて、それ1棟にするようにやればいいんですよ。

 その際に、今言うてる、ひだまりの郷へ頼んでますと、10ヵ年戦略を聞いたら言うてはるけれども、それも候補地として、ひとつ中間施設をつくらないかん。今、病院に72%老人の人が入院してはるんですよ、今の280床の中で。そやから、そんなことも考えて、中間施設もそこへつくっておくと。それから、病院はちゃんと整備するねんというような気持ちになってもらわなければ、こんなもの、何回質問をしても、金があらへんとか、どないやとか、こないやとか、考えてますとか。考えてるんだったら、びしっと考えて計画を立てて、議会へ発表していただきたいと思います。

 時間がありませんので、私の質問はこれで終わります。



○議長(山沢実君) 以上で第1自民クラブ代表者の発言を打ち切ります。

 次に、第2自民クラブを代表して巽繁君、質問願います。

   〔6番 巽  繁君 登壇〕(拍手)



◆6番(巽繁君) 6番議員の巽繁でございます。議長のお許しを得まして、第2自民クラブを代表して市政運営方針について質問いたします。

 私に与えられました時間が1時間5分でございますので、前置きは省略し、通告順に質問に入ります。

 整理番号19番、緑と水とふれあいのある住みよい町をと市政運営方針で述べられていますが、府においても、大阪府農林漁業振興ビジョンの中で府民参加の森造成事業を策定されており、植林事業を積極的に推進するため、府、市、土地所有者の3者により分収契約方式を導入し、官民一体となり森林の保全・整備を図る制度で、当市におきましてもこの適用を受け、昭和63年度から東山に6万4,000本を植樹されましたが、そのほとんどが枯れていると聞いております。その後の管理はどのようにされているのか、お伺いいたします。

 整理番号20番、複合庁舎の実施計画は来年度と言っておられるが、本年度で取り組めないか。また、見通しについてお伺いいたします。

 整理番号21番、市長は、国際交流について、「諸外国との交流を積極的に行い、国際親善の促進と世界の恒久平和に努めたい」と述べられておりますが、これらの事業に充当される基金の総額は、わずか6,000万であります。これでは、市長の述べておられる国際交流が進められるのか、危惧します。この際基金を大幅に増額し、国際交流事業を充実される考えはないか、お尋ねいたします。

 整理番号22番、国豊橋架橋に関する用地買収と堤外民有地でございますが、高井田側の用地買収は、現在どこまで話が進んでいるのか。また、国分側と堤外民有地のその後の経過についてお伺いいたします。

 整理番号23番、国道25号バイパスについて。昭和63年を初年度とする国の第10次道路整備5ヵ年計画が総投資規模53兆円と打ち出され、道路は、国民生活の充実と経済社会の活性化を図る上で必要欠くべからざる基盤的施設であります。しかしながら、府下の道路整備状況はまだ著しくおくれており、本市の道路状況は申し上げるまでもなく、随一の国道25号線も、増大する自動車により市民生活を脅かしております。生活災害、交通事故、交通公害等、良好な環境すら見られない昨今であり、魅力ある地域社会を実現するためにも、一日も早い国道25号線バイパスの道路新設整備促進が緊急課題であります。今回の踏査に基づき、より詳細な図面とルート設計がなされることになっておりますが、起点・終点を含め、きょうまでの交渉経過をお伺いいたします。

 整理番号24番、石川・大和川合流地点の河川敷の整備について。整備後の占用する河川敷はどこからか。また、サッカーもできる多目的広場以外にどのような整備をされるのか、お伺いいたします。

 整理番号25番、大阪教育大学関連事業の原川改修事業の促進についてでございますが、原川の改修時期は何年ごろからか、また、名阪柏原インターの改良時期はいつごろか、お伺いいたします。

 整理番号26番。平成2年度、3年度において史跡高井田横穴公園が整備され、また、歴史資料館についても本年度中に竣工式もされ、供用開始されることになっておりますが、この公園及び資料館は、自治省が提唱するふるさとづくり特別対策事業で実施されたと聞いています。平成3年度末までの総事業に対しての事業費とその財源内訳はどのようになっているのか、お伺いいたします。また、通常の補助事業と比べてどうかについても、お尋ねいたします。

 整理番号27番。JR柏原駅前再開発事業に関連して、河内堅上駅が無人化すると聞いておりますが、市長はどのように受けとめておられるのか、お尋ねいたします。また、この無人化について、市として何らかの対策を講じられたのか、お伺いいたします。

 整理番号28番、各駅の駐輪場について。特にJR柏原駅東出口のパチンコ店、銀行等の前に多くの自転車が放置されており、このため、人の歩行、車の通行に支障を来している状態であります。これらに対して何らかの措置ができないか、お伺いいたします。

 整理番号29番、都市計画道路田辺旭ヶ丘線について。今回予備設計される予定の計画道路は、昭和47年2月に都市計画道路として決定され、今日に至っております。その間、用地に必要な面積は、近鉄線以西で約4,500平方メートルで、また以東で約3,700平方メートル、全体で約8,200平方メートルが必要とされていますが、その買収面積は、近鉄線以西で165平方メートル、以東で1,281平方メートル、合計1,446平方メートルであります。未買収として残り6,750平方メートルでしたが、最近また少し買収されました。さきの説明では用地代に約30億円、工事費に13億円、合計43億円も必要とする道路は、府道としての昇格運動をして、近鉄線で東西遮断されている自動車交通を解消するお考えがあるか、お伺いいたします。

 整理番号30番、府営水の新年度の単年度赤字が81億円出たことにより、平成3年度までの累積黒字53億円が一気に吹き飛ばされたと、新聞の報道で知りましたが、これらの問題も今後関係市町村と調整しながら、健全化に努めるとの説明がありました。赤字の最大の原因は、琵琶湖開発事業の割賦負担金の償還が新年度から始まり、府の負担総額は、水道事業、工業用水事業合わせて約1,600億円で、今後23年間にわたり水資源開発公団に返済していく計画で、この初年度として約162億円が計上されました。このほか、地域整備協力費に170億円、紀ノ川大ぜき建設に291億円を負担されることになっております。

 大阪府は、昨年9月にまとめたマスタープランの中で10年後の2001年の水需要を予測しており、これによると、全体で1988年の実績の3割増しとなっております。このうち上水道用水、特に生活用水のアップが著しいと予測されています。工業用水は現在も横ばい状態でありますが、一方、生活用水は、毎年確実に前年を2から3%ずつ上回ってきております。これらの原因としては、トイレの水洗化、水使用機器の普及、核家族化、生活の24時間化など、生活水準の向上に比例して水需要が伸びております。安心して水を使用するためには、水資源の開発が不可欠でありますが、それには膨大な費用が必要であります。

 これらを踏まえ、今後柏原市においても一層の努力を要望しておきます。また、府の現状も以上述べたような実情となっておりますことから、当市においても確実に水需要の増加が見込まれますのは必至であります。それだけ今回から十分なる対応をされることを、強く要望いたします。

 整理番号31番、柏原市の公共下水道の内容の充実について。去る平成4年2月26日、大阪府議会において中川和雄知事は、21世紀への下水道の展開指針として、府政運営方針の中で、21コスモ計画−−21世紀を目指す大阪府の下水道整備基本計画を発表し、西暦2001年、21世紀に府下の下水道普及率を90%にすると述べられています。

 ご案内のとおり、現在の下水道普及率は、全国44%、大阪府65%、柏原市11%、いずれも2年度となっていますが、明治17年(1884年)、近代下水道が東京−神田につくられてからきょうまで、108年の歳月がたっております。また、大阪府が昭和40年(1965年)に全国に先駆けて流域下水道に着手されてから、四半世紀が過ぎました。私は、このように下水道というものは長い年月のかかるものであると認識しており、今後の環境問題における行政課題であると思うのでございます。

 さて、山西市長は、21世紀、2001年までに下水道普及率を何とか50%以上に持っていきたいと言われておりますが、現行べースでも、既に昨年度は下水道工事の繰り越しが3件、本年度における繰り越しが5件と、毎年繰り越し工事が出ております。私は、今後も年々下水道の繰り越し工事がふえていくのではないか、そういう懸念を持っております。

 一方で、さきに申し上げた21コスモ計画で、府下の下水道普及率90%達成の実現に向け、柏原市に対する下水道整備拡大要請が出てくるものと考えています。さらに今、柏原市のあらゆる地域において、市民の皆さんは下水道事業に大きな関心を寄せておられるようです。財政面では、平成4年末で公共下水道特別会計は、起債残が88億円を超える数字が見えます。

 こういう情勢を踏まえて、21世紀初頭に向けた柏原市の下水道はいかにあるべきか、下水道事業を進める上での基本的課題を盛り込んだ全体計画をぜひつくっていただきたいことを要望しておきます。

 整理番号32番、柏原八景の一つとして長瀬川にコイを入れておられますが、現在、上から見ますとコイも見えない状態でありますので、川底のコンクリート張りをバラス、砂に変えられないか。また、水辺にショウブ、アヤメ等を植えられないか。植えられたら水も浄化されると思いますが、できないものか、お伺いいたします。

 整理番号33番、青谷青少年運動広場について。現状のところに観覧席をつくるということですが、グラウンドは現在より狭くならないか、お伺いいたします。

 整理番号34番、35番、あわせてお伺いいたします。国において高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略が平成2年度に打ち出され、今後10年間における老人福祉対策の充実が推進されるべき目標等が示されたところであります。本市も、この戦略に基づいて充実を図るべく努力をされているところでありますが、この戦略の中心となっているデイ・サービス事業については、C型のデイ・サービスについては平成4年度に実施される予定であるが、その具体的な内容についてと、また、寝たきり老人を対象とした重介護型(A型、B型)については実現の見通しはどうなのか、あわせてお伺いいたします。

 次に、ホームヘルパーの充実については、在宅福祉サービスの重要な柱であり、今後ますますふえると予想される要介護老人には必要欠くことのできない事業であります。本市においては、今後このホームヘルパーの増員についてどのように計画をされているのか、お伺いいたします。

 整理番号36番、病院の内容の充実についてでございますが、柏原病院も毎年医療機器などを購入され、医療の充実に努力されていますが、これまでの本会議でも我が会派が何度もお願いしておりますように、地域の基幹病院としてもっと医療の充実を図っていただきたいのです。そこで、管理棟も古くなってきておりますし、全面的に建てかえられて、その中で、今不足しているMRIや人工透析及びICU、CCUなどが設置されて、医療を近代化されるようお願いいたします。何分多額の費用もかかるようで、また大阪府の地域医療計画による病床規制など、多くの問題もあってなかなか難しいと思いますが、何とか1年でも早く建てかえていただきますよう要望しておきます。

 整理番号37番。市長は、3市で運営している柏羽藤環境事業組合の副管理者でありますが、現在、芝山し尿処理場、新炉が完成した新焼却場、ごみの最終処分場の留所山処分地の3つとも柏原にあるわけです。今後、特に現在の留所山処分地については、あと数年でいっぱいになると聞いていますが、この処分地がいっぱいになり、使用できなくなったとき、その後の処分地は柏原市内で確保しようと考えておられるのか。処分地の問題は3市の組合議会の問題ですが、柏原市にあるということから、所在地の市長としてどのように考えておられるのか、お伺いいたします。

 次に、東山の不法投棄のことについてでありますが、東山に通じる関電道路を初め各農道に、いつもごみが投棄されているように見受けられます。市においても年にかなりの費用を投じておりますが、市ではどのように考えているのか、現状も含めてお伺いいたします。

 以上で私の第1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。



○議長(山沢実君) 第2自民クラブ代表者の質問に対し、山西市長の答弁を求めます。

   〔市長 山西敏一君 登壇〕



◎市長(山西敏一君) それでは、第2自民クラブ代表の巽議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。

 19番の問題であります。府民参加の森につきましてはその後どうして管理しておるのか、あるいはまた枯れておる木はどうしておるのか、こういうことであります。

 府民参加の森につきましては、やはり緑を残し、さらに緑をふやそう、こういうことから、昭和63年度から高尾山周辺の市街地から見えるところを特に重点的に、西側斜面、大県神社の上の方を中心に25ヘクタール、昭和63年度は10、平成元年度は10、平成2年度は5ヘクタール、こんなことで25ヘクタールを3ヵ年計画で、地元土地所有者のご理解を得まして進めてまいりました。

 植栽につきましては、ヒノキ、スギを景観にいたしまして、さらにあわせてケヤキ、桜、モミジ、梅等も加えております。

 今、ご質問をいただきましたように、やはりその中には枯れておる木も、全部じゃございませんけれども、あります。したがって、それをあと補植しようと。そうして補植することも大事であろう、こういうことと、それから、苗木のときはやっぱり弱うございますので、苗木のときは特に下刈りが必要であります。下草刈り、ツル切り、これが必要でありまして、下草刈りとツル切りは年2回から3回行っていただく、こういうことで維持管理に努めてもらっております。

 補植、ツル切り、下草刈り、その費用といたしまして、平成4年度は、府民の森造成事業市負担金407万3,000円を計上させていただいております。

 植えつけが完全に根がつくというのは、ご承知のように、やっぱり何年かいたしましてその木が強くなったら、今度は雑草より強くなりますけれども、小さい間は雑草に負けると、こういうこともありますし、また、根の張りが少のうございますと、夏になったらやっぱり枯れると、こんなことであります。したがって、それはそれなりに補植をしていこう。また、下草刈りをしていこうと。

 参考までに、平成2年度には全体で1万7,000本、平成3年度には9,000本、これだけの補植をしていただいております。当分、小さい木、幼木の間は、補植を必要といたします。あと3年もすれば、補植はほぼなくなり、木が本当に雑草に勝っていくんじゃないか、こんなふうに考えておりますので、当分は補植その他の手当を必要とし、柏原市といたしましても助成をしていきたい、こんなふうに考えておるわけであります。

 次は、20番の問題であります。複合庁舎の実施設計は、来年と言わずに今年でできないか、こういうご質問であります。

 複合庁舎の建設につきましては、複合庁舎特別委員会を設置をしていただきまして、高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略で打ち出されておりますところの高齢化社会に対応する福祉部門を中心として概案をつくりまして、さらに先進市等々にもご視察を賜りまして、ご審議をいただいておるところであります。

 若干当初の予定よりおくれております。その理由といたしましては、この際、各市の動き等々も変わってまいりましたので、その他の部門についても併設ができないか、こういうふうな意見もございまして、したがって若干予定よりおくれておるわけでございますが、それらの点もあわせましてご審議を賜りまして、建てるというのは何年かに一遍でございますので、十分ご審議を賜って、本年度中にご審議を賜って来年に実施設計、こんなふうに持っていく方が、急ぐよりもその方がいいんじゃないかなと。当初よりも若干おくれておりますこともご理解をいただきながら、よろしく十分ご審議を賜って、来年度には実施設計、こんなように持っていきたいと思っておりますので、この旨も、その他の内容もあわせてご理解、ご賢察、ご協力賜りますようにお願いを申し上げます。

 21番の問題であります。国際交流基金が現在6,000万円となっておりますけれども、これでは少ないのではないか、大幅に引き上げる意思はないか、こんなことであります。

 先ほども第1回のご質問にお答え申し上げましたように、文字どおり国際化、高齢化、また情報化、こういう時代を迎えまして、特に日本の経済的地位が向上いたしまして以後、ここ数年来、外国よりまず日本へと、こういう国際交流的な申し出が急にこのごろふえてまいったことも事実であります。また、私どもの知らない間にも、民間と民間の少人数の交流が行われておりまして、その結果を市役所へご報告いただく、こういうこともありました。まさに国際化時代になったな、こういう感がいたしております。

 あわせまして市といたしましても、昨年から皆さん方のご理解、ご協力を得まして、青少年を中心として助成をしていこうということで、まず青少年に限定をしておりますけれども、国際交流基金を、市のお金が5,000万、あと民間の金が1,000万、こんなことで6,000万に若干増額になりました。しかし、なかなかこれだけでも少のうございます。

 したがいまして、その財源の確保等々につきましては、先般もご指摘をいただいておりますように、ほかの方法でもあるわけでございますが、本来なれば、国際交流基金2億円ぐらいできますと、法人としてそういう協会が認められまして、そして、そこへの寄附は自動的に、市を通さなくても、大蔵省で経費として認められる、こういう特典があるわけでございますが、なかなかそこまでまいっておりません。

 今後とも私どもは、増額につきましても皆さんのご理解、ご協力を賜りながらふやしていきたいと思っておりますけれども、とりあえず今年度のところは6,000万になりましたけれども、この預けております金利がかなりダウンをいたしまして、国際交流は進んでまいる、こういう矛盾点がございますので、交流基金の利息のみでこれを助成を行うということは、ことしは無理であろうと。そういうことで、今年度につきましては特に一般財源もこの議会にお願い申し上げておりますけれども、一般財源をもちましてさらにそれにこたえていこう、こういうことで一般財源を追加をいたしまして国際交流に組んでおります。その辺につきましてもご理解を賜りまして、ご協力を賜りますようにお願い申し上げる次第であります。

 次に、22番の問題であります。国豊橋かけかえに関する用地買収と堤外民有地のその後の経過についてどうなっておるのか。

 前半は、高井田側の問題であります。これも、先ほどお答え申し上げましたように、高井田側から直接国豊橋へつけると、これにつきましていろいろ問題点がありまして、それで市の方が地元と調整をいたしまして、それが決まりました。

 なお、民有地の境界等々についていろんな問題点がございましたが、立ち会いもいたしました。それは進んでまいりましたが、日程の関係で若干おくれてまいりました。しかし、今度は国の方が用地買収に入るということでございますので、そのまず第一歩は4月から始めていただく。こういうことで、若干おくれておりますけれども、用地買収のまず第1段階に入っていただく、地元に入っていただく、こういうことであります。

 国分側の方につきましては、これにつきましてもたくさんございますが、国豊橋のかけかえの部分だけに絞りまして、その境界等々につきましての問題点をこれからしていこうと。まだ地元には、国分側は入っておりません。入っておりませんが、まず限定をいたしまして、国豊橋のかけかえの部分だけ、これをまず部分的にはっきりしていこうと。こういうことにつきまして、当初は全部と法務省から言われておりましたが、部分的でやむを得ない、こういうご理解を法務省でいただきまして、私どもといたしましては、それで部分的にまず境界の明示、権利の確定、地域の確定、坪数の確定から入っていこうと。それが済みましてから用地の金額提示、こういうことで、先に境界の明示からしていくべきであろう、こんなふうに考えております。

 次は、23番の問題であります。国道25号バイパスにつきまして、これまでいろいろ進めておるが、まず起点と終点はどうなっておるのか、これをはっきりせよと、こういうご質問であります。

 起点と終点、どこが起になるのか、どこが終になるのか、これは別といたしまして、一方は山ノ井地区であります。大阪柏原線の延長がございますから、その延長をたどってまいりますと山ノ井地区と、これはこうならざるを得ないであろうと思っております。

 それから、もう一つの入り口になります起点か終点、これは、当初は国分の国豊橋へおりるということでございますが、そちらでは余計交通が問題が出てくると、こういうことでそれを変えていただきまして、25号線の国分寺大橋、あの付近、つまり王子より手前、光洋精工より向こう、あちらの方と、こういうことであります。25号線の国分寺大橋より若干王子寄りになるんじゃないか、こんなふうに推定をいたしております。そういうルートでございます。

 24番でございます。石川、大和川の合流地点の河川敷の整備について、河川敷はどこからか、サッカー場もできる多目的広場以外はどのようなものか、こういうご質問であります。

 石川、大和川の合流点に近いところの河川敷につきましては、平成3年度事業といたしまして建設省大和川工事事務所が筒中の樋門から下、合流点まで護岸工事を施行中であります。この工事も、今月末で完了いたします。したがって、護岸工事完了済みの河川敷面積約1万7,000平米を市が占用させていただきまして、まず市といたしまして上の方に、小・中学生を対象としたサッカーが最近大変盛んになっておりますので、今までサッカー専用というのはございませんでしたが、ちょうどリトル野球をやっております下でございますが、それに続きましてサッカーの練習もできる多目的広場をつくっていこう、サッカーもできるところをつくっていこう、こういうふうに思っております。

 そして、サッカーの広場以外のところには、余り大きな木は植えられませんが、例えば花とか、そういうものも植栽をしていこう、こういうことで、その広場以外には、植物、大きな木は難しゅうございますが、花等々を植栽をしていこう、そして市民の憩いの場として整備していこう、こんなふうに考えておるわけであります。

 その次は、大阪教育大学に関連しまして、1番、原川河川敷改修事業、2番といたしまして165号の歩道、3番といたしまして西名阪インターの改良、こういう大きく分けて3つの質問じゃなかったかと思っております。

 大阪府の河川改修でございます原川でございますが、当初の予定では平成4年3月から6年の4月までとなっておりまして、地すべりに配慮いたしまして、第1から第5まで5工区に分割をいたしまして、さらに片側ずつの工程で行われる、こんなふうにお聞きをしております。これは、大阪府がやっていただくものでございます。

 次に、西名阪インター部分の改良につきましては、平成4年から7年までかかると言われております。交通をとめないままの工事でございまして、また地すべりにも若干影響のないように、地すべり関係の地区でございますから、地すべりの心配のないようにということでございまして、平成4年から7年までかかるんじゃないか、こんなふうに聞いておるわけであります。

 165号線の歩道設置につきましては、今現在、教育大学のすぐ下、教育大学新駅までの下につきましての歩道につきましては何とか本年3月末までに完了をしていただきたい、こんなことでお願いをしております。大きく用地買収の伴うところにつきましてはまだ残りますけれども、現在あるところの歩道改良につきましては何とか今月中にしていただきたい、こういうことでお願いをしております。

 それから、本市がお願いをしております原川に関連をいたします予算に今年計上しておりますところの新橋、これにつきましては大体数年ぐらいかかるんじゃないか、こんなふうに全協でお示しをいたしましたとおりであります。いろいろ府、近鉄、国等々の関連がございまして、いろいろ調整をしながら、また、一番中心のところは地すべり地区でございますので、それらのことも十分配慮しながら、できるだけ円滑に推進をしていただきたい、こんなふうに考えておるわけであります。

 続きまして、26番の問題であります。横穴公園、歴史資料館につきましては、ふるさとづくり対策事業として実施されておるが、今年を含めて3年度までの総事業費、今わかっておる段階での総事業費と財源の内訳をと、こういうことであります。

 平成元年度から平成3年度までの計画で、自治省によりますふるさとづくり特別対策事業の採択を受けまして事業を進めてきておりまして、本年3月までには一応の完成をするわけであります。残っております茶室等々がございますが、これは別といたしまして、当初の予定は大体本年度末までということで完成をいたします。あと若干残っておりますお茶室と、資料館の中の展示部分につきましての内装と陳列と什器備品、これはまた残るわけでありまして、それは4年でございますけれども、それは別といたしまして、平成元年度から3年度までの事業費を合計いたしますと、10億6,100万円となります。

 ただし、これにつきましては、皆さんご承知のように、用地といたしまして約3万6,000平米(1万890坪)あるわけでございます。東側1万6,000平米(4,840坪)につきましては無償寄附で、これにつきましては市の費用は使っておりません。無償寄附をいろいろお願いして、無理にお願いをいたしましてしております。あと残っております2万平米(6,050坪)、これにつきましても用地代は出しておりません。したがいまして、現在のところは用地代は出しておりません。今後の文化財の買い上げ等々の問題が残っておりますけれども、今、無償で借りると、こういうことであります。今後の文化財の買い上げにつきましてはまだ問題が残っておりますけれども、これは現在のところまで用地代は入っておりませんので、その点につきましては、ご承知のとおりでございます。

 工事費だけでございますが、財源内訳を申しますと、10億6,100万円に対しまして、府振興補助金といたしまして9,960万円、起債は対象事業費9億5,300万円の75%でありますから、7億1,300万円であります。これが起債であります。そういたしますと、差し引き2億4,800万円、こういうふうになるわけでございますけれども、別に、歴史資料館を除く公園事業に対しまして、事業費補正といたしまして地方交付税に4,700万円が、平成2年度と3年度にわたって収受済みであります。したがって、平成3年度まで、先ほど申しました約2億5,000万円から引きますと、今までには2億100万円、こういうことになるわけであります。

 まだ3年度以降につきましては、実は起債は7億1,300万円でございますけれども、この中から、46%にあたる3億2,800万円は10年間で交付税、元利償還金を措置しよう、こういうことを言うていただいております。実質的な返済金は、起債は3億8,500万円、こうなるんじゃないかということでございますが、それは別といたしまして、先ほど申しましたように、正味差し引き2億100万円ということで、比較的大きな事業でございますけれども、割に一般財源としてはこの程度にうまくいっておるんじゃないか、こんなふうに考えております。あと残っております交付税措置を一生懸命頑張ってきっちりはしていただこう、こういうことが、私どもは宿題として残っておるわけであります。

 次は、27番の問題であります。JR河内堅上駅を無人化する、こういうことについて現在までの経過をどうしておるんか、市としては何をしたか、こういうご質問であります。

 JR堅上駅の無人化につきましては、JR西日本管内で、当駅を含めて大体7つぐらいの駅を無人化する、こういうふうに内定をされまして、昨年暮れの12月に柏原市の方へ一方的に報告がありまして、大変困るということで、住民の方も大変いろいろの問題がありました。たまたま私が御用納めのぎりぎりでございまして、私、ご承知のように本庁におりませんでした。正月早々、地元の方に聞きました。それは一方的な、いかにJRといえども、いかに株式会社といえども、今までの国鉄と違うから知らんけれども、やっぱりそれは何とか住民の意向を考えてもらわなければ困るということで、1月早々、御用始め早々に私の名前でJR西日本事業対策本部長に、何とかこれにつきましては住民のことも加味していただいて今までどおり駅員を配置してほしい、こういう要望書を提出をいたしました。さらに、私どもがお願いし、また助役も行き、また地元の国会議員さんにもお願いをいたしまして、再三交渉をいたしました。

 相手は株式会社であるから、地元のことはなかなかこのごろは聞いてもらえないんではないか、こういうことで聞いておりましたし、地元の住民といたしましても、地元の市会議員さんも大変強力に町会と一緒に私どもにも陳情に参られました。その結果、大変難しかったんでございますが、その努力が実りまして、もう大分前に、地元からの強い要望でありますから、堅下、堅上駅につきましては7時半から5時までは駅員を配置します、それ以外はひとつご辛抱をいただきたい、こういう返事をいただきました。皆さん方のご心配、ご協力に対しまして、関係者のご協力に対しまして、厚く御礼申し上げます。

 返事はもう大分前にいただきましたが、3月14日から、7時半から5時までは従来どおり駅員を配置する、こういうことで、日にちはちょっと定かには覚えておりませんが、2月にそういう返事を、JR西日本から柏原市へわざわざ来ていただいて返事をいただいた、こういうことでございます。大変ご協力ありがとうございます。

 28番の問題であります。駐輪場につきまして、柏原駅東口付近の現況について、こういうことであります。

 平成元年には、自転車等放置対策につきまして自転車等放置防止措置要綱を制定をいたしまして、市内駅前を中心に放置禁止区域を制定をいたしまして、市民の皆さんの協力を得まして、放置自転車をなくす運動をPRしております。とともに、早朝の対策といたしまして、シルバー人材センターに委託をいたしまして、シルバー人材センターの方々からも直接、ほほえみの指導ということで、当たりさわりの少ないように指導をしてもらっております。さらに、それでもなお聞かない方につきましては、強制措置といたしまして、放置自転車の移動を昨年8月から強力に推し進めております。この結果、駅によって一台の自転車もない日もあるということでございますけれども、まだ柏原駅の東側、国分駅の西側につきましては若干やっぱり問題が残っておる。これもご指摘のとおりであります。

 平成4年度では、国分駅の西側では、400台の自転車置き場を計画しております。今年度のことであります。

 なお、柏原駅東側でございますけれども、自転車置き場として、文化センターの横に200台、それから600台収容できる民間の自転車置き場がありますけれども、まだこれで完全に収容し切れておらないで残っております。市場もございますし、それから利用者もたくさんございます。したがって、放置自転車が、取り締まりをいたしましてもまだあると、こういう現況であります。今後の課題といたしましては、現在ある民間の駐輪場と何とか話し合いを進めまして、もう少し立体的、あるいはもう少し台数をふやしてもらえないか、こんなようなことで話を進めております。この点につきましては、いろんな角度から私どもも対策を考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 教育大駅につきましては、250台、有料でございますが、確保しております。参考までに申し添えておきます。

 それから、29番、都市計画道路田辺旭ヶ丘線の測量、予備設計、その経過についてと、こういうことでございます。

 田辺旭ヶ丘線の測量、予備設計の内容につきましては、昨年12月の定例会において答弁をいたしましたとおり、事業認可に向けまして平成4年度で500メーターの距離、面積で大体7ヘクタールの測量を行いまして、近鉄の高架部における橋脚のボーリング調査を行い、これらの資料をもとに予備設計を実施して、関係機関と引き続き協議を重ねてまいりたい、こんなふうに考えております。

 問題は、オーバーということにつきましては大体関係機関の協議は終わりましたが、先ほどもお答え申し上げましたように、詳細の取りつけの協議が残っております。これらの関係機関とも詳細の取りつけ、すり合わせをどうするかということを打ち合わせをしてまいろう、こんなふうに考えておるわけであります。

 平成5年度には実施設計を行いたい、こんなふうに考えております。それなら、事業はいつかと。大変な、先ほどご指摘いただきました費用もかかります。43億と40億を超える金額でございますから、事業の資金計画、一般会計の財政の見通しのバランスを考えながら工事着手ということになるわけでございますけれども、もう一つは、今巽議員からもご指摘いただきましたように、何とかこの際、頭をひねり、府道に昇格して府の方でできないか、こういうことであります。

 田辺旭ヶ丘線は、国道25号、165号、府道と接続するので、本当は柏原だけの小さなバイパスじゃない、こんなふうにも考えられまして、柏駒線の延長・改良と、こういうこともございます。したがって、何とかこの際頭を絞ってと、こういうことで考えておりますし、前に地元府会議員さんと府の道路課長さんが、いろんなことについて、道路関係のことについて柏原にお見えになった折にも、私の方から直接お願いしたいきさつもあります。地元府会議員さんも、何とかそれはひとつ力を入れないかんな、こんなふうに考えていただいております。

 したがいまして、今後、府道昇格、府でお願いする、こういうことにつきましては、改めてこれからも強力に要望してまいりたいと思いますので、皆さん方のお力添えにつきましてもよろしくお願いを申し上げます。

 次は、32番の問題であります。河川水路につきまして、長瀬川のことにつきまして、いろんなことで頭をひねりながら、コイを放流いたしました。私は、あの近くにおりますので、コイを飼うということだけでも難しいなあと、こんなことを実は思っております。暖かいときにはコイの顔が見えますが、このごろは見えません。あれは、聞きますと、寒いときはちょっと動かんようでございます。なかなかコイを飼うというこんな簡単なことでも難しいなあと、流れると、流れに向かってさかのぼっていく。これが四六時中動かなければ下へ流されてしまうと、こんなことで難しゅうございます。

 しかし、今ご指摘いただきました前半は、川底のコンクリート張りをバラス、砂等の昔のような形に風情あるようにできないか、こういうご質問でございますけれども、この長瀬川は、家庭排水というよりも、工場の排水もございます。水質汚濁が大変進みまして、藻が出まして、農業用水の確保にも大変問題が出た。こういうことで、前に昭和30年代、大阪府の手によりまして府営築留用排水事業として策をされまして、コンクリートになったわけであります。後、築留土地改良区で管理されております。

 その結果、底をコンクリートにしまして、しゅんせつ等維持管理は非常に便利になりました。したがって、水の流れがよくなった、こういうことで、それは一つの進歩でありますけれども、長瀬川をまだ現在農業用水として利用している農地もあります。したがって、現在の川底を砂利等にかえると、また藻が出たり、いろんな問題が出てまいりますので、川底をまたもとに返すというのはちょっと難しいんじゃないか、こんなふうに聞いております。

 しかし、何とか今ご指摘いただきましたように、目で見て感じるように美しくしたい、こういうことについては全く同感でございまして、例えばコイが何とか下へ流れないようにということで、清州橋の下の方で、これは築留土地改良区の事業でありますけれども、1ヵ所深いところをつくっていただきました。これは、深いところは砂だまりということで、各機関の補助金を得てつくられたわけであります。ただ、砂だまりはセメンだけでなしに、ぽつぽつと丸こい石を張ってもらっております。今巽議員おっしゃっていただきましたような昔の面影を出すようにということで、丸こい石を見えるようにぱっぱっと張っていただきまして、そこへたまってきたら、今度はコイが、暖かくなったら顔が見えるんじゃないか、こんなふうに期待をしております。

 そのほか、公共下水道が実は上流へ入ってまいります。この長瀬川の方にも入ってきます。そのときは、公共下水道の工事関係の補助金が得られると思います、補助、起債。それも合わせまして、市単でなしに何とか今度は、今申しますのは市の事業でございますが、それらの周辺を整備していって、水に親しむところにしたらどうかな、こんなふうに現在計画をしております。これらにつきましても、よろしくお願い申し上げます。

 33番、青谷青少年広場につきましては、せっかくつくるんだが、狭くならないか、こういうご心配であります。

 これは、今年度から来年度にかけましていろいろ工事の施行予算も組んでおりますけれども、バックネットの裏に本部席、管理席、倉庫、トイレをつくります。観覧席は土盛りでありますけれども、とダッグアウトを設置いたします。照明灯を移転します。照度の調整をします。防火水槽を設置します。内・外野のグラウンドの整地をいたします。グラウンドの排水もいたします。外野フェンスを設置します。一部周辺の整備をします。

 以上をすることによりましてグラウンドは狭くならないということで、なぜかと申しますと、平成2年2月に1,391平米の用地を買収いたしました。その一部を利用いたします。それから、従来のバックネットの位置を約20メーター後ろに移設します。これによりまして広くなります。ホームベースからセンターまでのフェンスが10メーター伸びまして100メーターとなり、両翼は90メーターのグラウンドとなります。体裁を整えることになりまして、従来変形的であったグラウンドが、軟式野球場の公認グラウンドという形になります。こういうことでありまして、軟式野球場として公認グラウンドと、こういうふうに広く利用し、すぐ正式になると。その上、外周の350メーターをランニングコース、駆け足でもできるようにと、こんなふうに整備していく計画であります。

 したがって、平成2年に買いました土地も有効利用して、バックネットを動かしますから、利用できる広場は広くなります。今までよりもよくなるんじゃないか、こんなふうに考えております。何とかこれも、先ほど尾野議員さんのご質問にお答えいたしましたように、当面ここを広くしていこう、また次の問題もありますけれども、当面ここをやっていこう、こんなふうに考えておるわけであります。

 34番、35番の問題であります。在宅福祉サービスの中でデイ・サービス事業でございますけれども、C型につきましては本年度老人福祉センター「やすらぎの園」の別館を一部改修して実施してまいりたいということで、当初予算に計上しております。C型のデイ・サービスの対象者は、大体市内に750人ぐらいおられるんじゃないかと見込んでおります。これらの対象の方に利用していただくわけでございますが、1日の利用者としては、当初は10人ぐらい利用してもらえるんじゃないか、こんなふうに予想、推定をしております。今後はふえてくるんじゃないかと。

 サービスの内容といたしましては、リフトバスによる送迎、それから入浴、訓練、食事、介護教室等々を実施したいと考えております。

 あと、ご指摘の寝たきり老人の重介護型(A型、B型)ということについてでございますが、現在ある市内2ヵ所の特別養護老人ホームにおいて併設をしていただけるよう要望を続けておるところでございますけれども、用地の問題がございまして、なかなか解決に至っておりません。市といたしましても、その用地をどうするか、あるいは用地をお手伝いする補助金をどうするか、これら等々につきまして今、話をしております。

 したがって、何とかこれらにつきましては、今年は間に合っておりませんけれども、できるだけ早い機会に実現を可能にしたいなと。民間の老人ホームにつきましても、やってもいいということにつきましては合意をいただいておりますが、土地の問題をどうするかということにつきまして整理していきたいなあ、こんなふうに思っておるところであります。

 ホームヘルパーの充実でございますけれども、現在8人になりました。平成4年度は3名増員もしたいと思っております。この3名のうち2名につきましては、老人センターにおいて実施するC型デイ・サービス事業に応援してもらいたい、こんなふうに思っております。ホームヘルパーも非常に難しくなってまいりましたので、今度は新しく登録ヘルパー制度、こんな時間やったら体があいているから行こう、こういう登録ヘルパー制度も導入したい、こんなふうに考えまして、在宅老人福祉サービスの充実を図っていきたい、こんなふうに考えております。

 次は、37番の問題であります。東山の問題につきまして、ごみの最終処分地をこれからどうするのかと、こういう問題であります。

 柏原につきましては3市でやっておりますけれども、ごみの処分地は柏原市が受けておる、こういう現況であります。それも、組合議会であと数年、こういうことで先が見えてきました。今後の問題についてどうするのか。本来は、3市でやっているんだから、今度はどこかほかの市でと言いたいわけでございますが、なかなか場所的な関係から難しゅうございます。したがって、東山のできるだけ柏原での端の地域においてそういうところが、あんまり柏原に直接、中央として関係なしに、何とか柏原に影響の少ないようなところでないやろうか、というようなことを考えておりますが、これらにつきましては、何年か先にはやっぱり必要なことも事実であります。

 フェニックスの計画もありますけれども、なかなかそれらにつきましても大変遠い、しかもそれはそれなりに利用が大変あると。新しい地区も府として考えておられる、こういう問題がございまして、やはり近くにあるのは非常に便利で、費用的には一番安くつきますけれども、場所をどうするのか、柏原で受けるのか、こういうことにつきまして、やはり十分相談をいたしまして、場所その他を考えていかなければならない時期が近く来ておるということも事実でございますので、その節には、ひとつまたよろしくどうぞお願い申し上げます。

 後半の東山の不法投棄につきましては、関電道路を初め、高井田農道、堅上地区の農道を定期的にパトロールしております。柏原警察署も捜査の依頼を行っておりますが、なかなか投棄した者が判明しにくい、こういうことでありまして、市の方で収集処理を、不法投棄したものを何とか私どもで対策を考えまして、それを集めたり、別のところにほったりという形にしております。

 この不法投棄につきましては、パトロールのほかに、立て看板も立てまして、PR、協力をいただいておるわけでございますが、それをまだ無視して投棄する人が後を絶たない、こういう現状であります。本年度、3年度におきましても、今までに約7回、不法投棄のごみを集めまして、90トンを整理したわけであります。最近は廃車、ポンコツ車の放置もありまして、現在までに8台ほど処理をしております。このうち2台は、警察が調べてくれまして所有者に撤去させた、こういうことであります。

 特にこれからは、余り不法投棄の多い場所につきましては、ガードレールを設置をいたしまして、車からばんとおろせないような形にせないかんな、それから、沿道の民有地の所有者につきましても、さく等々をつくる等の自衛対策も指導していきたいなと考えておりますし、引き続きパトロールの強化につきましても努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(山沢実君) 以上で一通りの答弁は終わりました。巽君、再質問ありませんか。



◆6番(巽繁君) 時間がありませんので、ちょっと絞って再質問させていただきます。

 まず、整理ナンバー20番ですけれども、これは要望にしておきます。実施設計に当たり、幸い当市は、他市にない自然にめぐまれた、東に山があり、西には大和川がございまして、緑と水に囲まれた場所でありますので、近くには近鉄の安堂駅もありますので、これらを総合的に考えていただきまして建物を計画していただき、30年から50年先を見込んだものを特別委員会で十分検討していただくよう、これは要望しておきます。

 それから、21番、この6,000万につきましては、基本的には基金で運営していくべきであると考えますけれども、市長、これ、毎年3,000万ずつぐらい増額して2億円に持っていけないか、これをちょっとお伺いいたします。



◎市長(山西敏一君) とりあえず今年は増額ということでなしに、市の方の増額は予算を組んでおりません。今申しましたように、市の一般会計を繰り出しております。今、ご指摘の点につきましては、先ほど申しました国際交流が急激に進んでまいりますので、そのような形も来年からは考えざるを得ない時期にも来ておるんじゃないか、こんなふうに思っております。ちょっとここで明快な確答は避けますけれども、時代がそういう要望もあるということも、熟知しております。



◆6番(巽繁君) それでは、次に、ちょっと飛ばして26番、これに関連しまして市民総合グラウンドでありますけれども、柏原市に今現在ないのが、サッカーとか、ラグビーとか、陸上トラックでございます。これは、自治省の提唱するふるさとづくり特別対策事業でこの総合グラウンドは……(松村議員「議長」と呼ぶ)



○議長(山沢実君) 松村君。



◆22番(松村泰治君) そこから入るのでなくして、先に金額がこうやからこうというふうに入ってもらわんことには、ほかのことを言うてはると、関連に入って違うように思われますから、そうと違うんだということだけはっきりしてもらわないことには、通告とそれと合ってないから、何やぽーんといきなり関連みたいになってしまっている。



◆6番(巽繁君) いや、時間がありませんので……。

 それで、ふるさとづくり対策事業でこの総合グラウンドというのはいけるんですか。それをちょっとお伺いしたいんですけれども。



◎市長(山西敏一君) 地域整備事業の中では、先ほど申しましたように、事業費の75%、そして交付税算入15%で、方法はあります。その他、元利償還金の46%の交付税算入もあります。



◆6番(巽繁君) それなら、いけるということですね。そうしますと、今、地元に自治大臣がおられるんで、この在任中に、こういういい条件のものがありますので何とか採択できるよう、こういう考えがないか、ちょっと市長にお伺いしたいんですけれども。



◎市長(山西敏一君) まず、この用地でございますが、例えば1万坪なら1万坪と仮定いたしますと、平地のところですと大変買収しにくいし、なかなか膨大な金額になります。制度はありましても、なかなか難しゅうございます。

 したがって、私どもは、一番買いやすいところで単価の安いところと、こういうことで実は東山というところで考えたわけでございます。地元の方々にも、何とか1万坪ぐらいの協力をしてもらえないかと、実は先般、直接話をしたこともございます。非常に地元の方としましては、いろいろな問題がございましてなかなか難しいと、こういう難しいことだけ聞いております。

 なるべく実現の可能のある、1万坪というと大変なことでございますが、私どもの財源として、やっぱり一たんは市から組まないといけませんので、交付税算入がございましても膨大な費用が要りますので、柏原市の財政とにらみ合わせながら、用地買収の可能性のあるところがあれば進めていたきいと思っております。前回の答弁でお答えいたしましたのと同じことでございます。



◆6番(巽繁君) もしあれでしたら、4月にも第1、第2で東京の方へちょうど自治大臣に会いに行くわけでございますけれども、このときにお話もさせていただこうと、こういうふうに思っております。

 それから、野外活動センターについてでございますが、先ほど尾野議員の答弁にもありましたけれども、先日、府会の傍聴に行きまして部長の答弁を聞いておりましたら、柏原市の積極的な協力が必要でございます、こういう答弁があったわけでございます。この積極的な協力というのはどういうことやと聞きましたら、大体これで柏原市に場所が決定したと、こういう話を聞きましたんで、今後、先ほどの答弁やなしに、もっと理事者の積極的な大阪府への働きかけを……(松村議員「関連質問」と呼ぶ)。



○議長(山沢実君) 松村君。



◆22番(松村泰治君) 整理番号26番の中で先ほど言いました金額は、非常に安くできておるんやから、柏原で東山のここから入って、青少年野外活動、これに関連した総合グラウンドを東山にする気はないかということを、これとに関連して持っていこうと思った。金額、それに対して75%は、今言うてるように起債して借れると、そして、残りのそのうちの45%は交付金で来るんだということのさっきの説明があるでしょう。そして、単年度に15%というのは、これは特別にまたふるさと創生事業としてやるんだと、こういういいチャンスが今あるから、自治大臣をやってはるから、今こんなものもということに持っていってくれということに話が成ってあるわけです。ところが、ばんといきなり向こうへ持っていってしまわれるから、それやったら通告しておかなければならない。

 こういう立派なものがあるから、こんなんを今やったらどうですかと、こういうことを言うてるんです、市政運営方針の中で。時間がなくなってしまったので、私が関連してしもておかしくなってしもたけれども、それからなんです。だから、そのことを言うておるんです。

 それから、先ほど言われておるように、私も、市長、時間がありませんから、ちょっとだけ最後に言うておきますけれども、この3月5日に、田中府会議員が青少年野外活動センターについて質問されました。その内容をここに持っておりますけれども、答弁の内容ですよ。これにちょっと触れますけれども、大阪府にしましては、東南部へ設置することを検討いたしております、それには3つありますと、ちゃんと言うておるんです。だから、大阪府も柏原市にということは既に決めておりますということを言うておるんです。それには地元の市が協力しなさい、こういうように答えておるんです。だから、私は、もう少し時間があったら言おうと思っていたんですけれども、そういうことなんです。だから、そのことはもう言いませんけれども、関連はそういうことで関連したと、項目はありませんけれども、項目の中にあるということだけは理解しておいてもらわなければ、この話は成りませんから。



◆6番(巽繁君) ありがとうございました。時間が来ましたので、これで終わります。



○議長(山沢実君) 以上で第2自民クラブ代表者の発言を打ち切ります。

 ここで暫時休憩いたします。



△休憩 午後0時16分



△再開 午後1時15分



○議長(山沢実君) これより本会議を再開いたします。

 午前中に引き続き、市政運営方針にたいする質問を行います。

 新社民クラブを代表して羽多野正嗣君、質問願います。

   〔1番 羽多野正嗣君 登壇〕(拍手)



◆1番(羽多野正嗣君) 1番議員の羽多野正嗣でございます。平成4年第1回定例会におきまして、新社民クラブを代表して山西市長の市政運営方針に対して質問をさせていただきます。

 さて、バブル経済崩壊、景気の失速により、これまで内需を中心に堅調な成長を続けてきた我が国経済に暗雲が垂れ込めています。まず景気対策を講じることが当面の緊急課題であり、これからはバブルなき適正成長を確保するものでなければならないと思います。同時に、国民一人一人がみずからの価値観や個性による充実した生活を享受するとともに、一方では思いやりや奉仕の気持ちを持てる物心両面の豊かさを実感できる生活文化先進国づくりを急がねばならないのではないでしょうか。

 特に、サラリーマン等の労働時間の短縮、内外格差の是正、住宅、下水道、文化や余暇施設等の整備、高齢者の生活保障などに重点を置く必要があります。また、国連を中心とした国際協力、地球環境保全など、自国のみならず、他国の平和、繁栄のために国民一人一人が努めなければならないのではないでしょうか。

 また、税収の落ち込みが予想されていますが、安易な増税は避け、行財政改革を優先すべきであります。その上で、過去の固定的・硬直的配分を根本的に改め、真に国民生活向上を目指すべきであります。以上が、私の所感であります。

 山西市長の市政運営方針に対しての質問は、私が議員になって初めてでございまして、何度も市政運営方針に目を通させていただきました。

 まず、前文に関しましては、第2次総合計画を市政の指針としてからの6行ほどの文章がつながらないのではないか、このように思うわけでございます。全体的にしっくりと来ない文章になっている気がいたします。内容的に申しますと、女性に対しての政策と東山整備について、具体的にどのように考えておられるのかを述べていただきたかったと思います。

 主な施策の中での都市基盤の整備については、今までの現況報告があって、最後に、積極的に進めてまいりますという言葉で終わっているだけで、何ら意気込みが伝わってこない気がいたします。他の施策については、これから順次質問をさせていただく中で述べさせていただきたい、このように思います。

 まず、整理ナンバー38、第2次総合計画を市政の指針として述べられていますが、昭和62年に出されてちょうど5年が過ぎたわけですので、市長としては、この総合計画に対して見直すところが多くなってきているのではないかどうかをお尋ねいたします。また、急速な社会情勢の変化に対応するために、早い時期に第3次総合計画を出すべきではないかをお尋ねいたします。

 整理ナンバー39、複合庁舎の建設については、午前中の質疑の中の答弁で了解をさせていただきますが、もう一度よく議会と話し合っていただき、市民にとって利用しやすい庁舎の建設を考えていただきたいと思います。複合庁舎特別委員会の資料も見せていただきましたが、全体的な構想、つまり市民会館、本庁舎等を含めたものを将来に汚点を残さないようにじっくりと考えていただきたいと思います。答弁は結構でございます。

 整理ナンバー40、高井田史跡公園と歴史資料館については、本年度に竣工式を行い、供用開始するとなっておりますが、具体的にどのように活用していくのか。また、高井田文化教室についても、具体的な運営とどのように利用していくのかをお尋ねいたします。

 整理ナンバー41、新郷市との今後の交流についてどのように考えておられるのかを、1点お尋ねいたします。

 整理ナンバー42、国豊橋架橋事業については、午前中の質疑の中での答弁で、進捗状況等よくわかりましたし、平成7年度竣工予定についても、用地買収の関係上ずれ込むと判断していいのかをお尋ねいたします。ずれ込むかどうか、それだけで答弁は結構でございます。

 整理ナンバー43。市政運営方針の中で、どこにも女性に対しての政策が語られていませんが、特に女性の地位向上のための施策についてはどのように考えておられるのかをお尋ねいたします。

 次に、都市基盤の整備についてお尋ねいたします。

 整理ナンバー44、青少年野外活動施設については、誘致が決まったとしても、地権者や地元とのコンセンサスが必要でありますが、その点はどのように考えておられるのか、また、話し合いは持たれたことがあるのかをお尋ねいたします。

 整理ナンバー45、JR柏原駅前再開発については、21世紀までにどの程度進展をさせたいのか、市長の意気込みを聞かせていただきたいと思います。

 整理ナンバー46、私道舗装につきましては、本年度より道路側溝設置についても助成をしていただけるわけでありますが、昨年来より我が会派新社民クラブの方から要望をしていたことでありますし、心からこの場をおかりいたしましてお礼を申し上げます。ありがとうございました。答弁は結構でございます。

 では、教育・文化の振興について、1点質問をさせていただきます。整理ナンバー47、学校週5日制については述べられていませんでしたが、本年2学期から月1回の土曜日休校の実施が予定されています。市としては、子供の活動する場として社会教育施設等の整備・充実についてどのように考えておられるのか、いわゆる受け皿の問題についてお尋ねをいたします。

 産業経済の振興については、2点お尋ねをいたします。

 整理ナンバー48、生産緑地法の改正により生産緑地を選択された農家の方々に対しては、どのような助成を考えておられるのかをお尋ねいたします。

 整理ナンバー49、商工振興については、本年度は商工会の事業として商工マップの作成等で助成をしていくということでありますが、もっともっと話し合いを深めていただいて、もっと助成をふやしていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 福祉の充実については、5つの諸施策の中で、文字どおり充実した市政運営方針であると思います。文章的にも一番すかっとしているのではないでしょうか。事実、柏原市の地域福祉や児童福祉、そして老人福祉にしても充実しており、市長の得意分野とするところではないかと思っております。素直に絶賛をするところであります。

 その中で、整理ナンバー50の老人保健施設「ひだまりの郷」に対する建設費補助についても、市として建設費補助をしていただくわけでありますが、我が新社民クラブの方も昨年来要望をしておりましたので、お礼を申し上げます。今後はやはり民間活力に頼る部分が多くなってきていると思います。これからも、柏原市としても民間に対しての助成も前向きに考えて、福祉充実のために頑張っていただきたいと思います。答弁は結構でございます。

 整理ナンバー51は、午前中の答弁で少し触れられましたので、確認の意味で再度質問をさせていただきたいと思います。

 本年4月より育児休業法が施行されますが、既に子供を保育所に入れている親が次の子供を産み、育児休暇に入ると、上の子供は、厚生省の通知でほぼ自動的にやめさせられていましたが、緩和の方向ということを聞いております。どうなるのか、お答えを願いたいと思います。また、現在の基準の緩和についても、あればお答えをいただきたいと思います。

 最後の生活環境の充実については、整理ナンバー52、「(仮称)ごみ減量推進協議会を設置し」とありますが、具体的な内容についてお尋ねをいたします。

 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(山沢実君) 新社民クラブ代表者の質問に対し、山西市長の答弁を求めます。

   〔市長 山西敏一君 登壇〕



◎市長(山西敏一君) 新社民クラブ代表の羽多野議員さんのご質問のうち、3つご要望いただきましたので、それを省きましてお答えをさせていただきます。

 まず初めに、38番であります。第2次総合計画を市政の指針として進めておるけれども、早い時期に見直し、あるいは第3次を策定するべきではないか、こういうご質問であります。

 第2次総合計画につきましては、ご承知のように、昭和62年度に策定をいたしまして、それから後、63年度を含めまして平成12年度まで、13年間の総合計画であります。つまり、21世紀へつなぐ総合計画として第2次総合計画が策定されました。

 これは、基本構想と基本計画から成りまして、基本構想につきましては、目標年次の将来これを達成するために必要な施策の大綱を明らかにしたものでありまして、基本計画につきましては、構想に基づきまして行政分野における方針や施策の事業の計画をあらわしたものであります。その後の社会情勢の変化に対応して、早い時期に第3次総合計画を出してはどうか、こういうことでありますけれども、この13年間の計画の中で、現在策定年度を含めまして、昭和62年度でございますから、まだ5年しか経過しておりません。したがって、新しく今から第3次というのは若干時期が早いんじゃないか、こんなふうにも考えられる年度であると、こういうことでございます。

 しかし、今ご指摘をいただきましたように、社会情勢も変化しております。これにつきましては弾力的な対応をしていきたい、こんなふうに考えております。新しい情勢も変わってきておりますので、その部分につきましては弾力的に対応していこう、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 40番は、高井田史跡横穴公園と歴史資料館、陶芸センター、文化教室、その全般についての今後の運用についてどうするのか、こういうことであります。

 高井田史跡横穴公園は、半分は本年度事業で、間もなく終わろうとしております。そうしますと、1万坪余の公園が完成するわけであります。なお、歴史資料館が完成をいたしますが、歴史資料館につきましては、内部の展示室の部分だけが若干工事が、内装、陳列、備品等々は本年度予算で執行いたしますから、終わります。これは、若干月がずれますが、でき得れば歴史資料館と公園、同じ時期にオープンしてはどうかなと、こんなことを今、教育委員会で、確定はしておりませんが、検討していただいております。

 まず、史跡横穴公園につきましては、その活用等々につきましては、今までの文化財をどのように見ていただくか、そしてまた歴史だけでなしに、小さい子供からおじいさん、おばあさんまで散歩の道として利用していただく、こういうことで広く利用していただきますので、市の広報紙に適宜PR記事を掲載するとともに、やはり歴史を勉強する学校−−小・中学校、幼稚園等々につきましても十分学校を通じましてPRをしていただく。なお、市内各種社会教育団体など、広く市民に利用のPR等々もしていきたい、こんなふうに考えております。また、府下の他市につきましては、府下各市や専門の学会におきましてもPRをしていきたい、こんなふうに考えております。

 3万6,000平米の公園でございますが、その横と申しますのか、真ん中の隣接地に歴史資料館がオープンをいたします。さらに、今年度予算でありますけれども、仮称高井田文化教室も平成4年度には完成をいたします。したがって、総合的な広い面積と、柏原市といたしましても新しいユニークな公園と横に附属する建物、こんなことで完成するわけでありますが、あわせまして文化財につきましては、有名な横穴古墳もございますし、また、マスコミで取り上げられました通称火熨斗古墳もございます。これらにつきましては、柏原市で新しく、日本で2回目ということでございますが、こういう出土物もございますので、十分これにつきましては歴史資料館で展示し、現況を見ていただく、こういうことで、先般も実は早い目にお願いをいたしまして、委員会でもご視察を賜ったところであります。

 この間、委員会で担当の議員さんが見ていただきましたように、横穴式の古墳の前には、ボタンを押しますとスイッチが流れまして、解説が自動的にテープで流れる。そして、今まで太い木でさくをつくっておりましたが、アルミサッシの見やすいのにかえました。そして、ボタンを押しますと電気がつく、こういう形で外からも見ていただくと、こういうことにしております。あわせまして、古墳をずっと幾つか散策するその間には広場があり、東屋があり、展望台、ベンチ等々を設置していただいております。したがって、そこで休憩をする、学びながら休憩をする。できれば、文化財の関係でいろんな工作物は難しゅうございますけれども、花、緑等々につきましても増植をしていきたい、こんなふうに考えております。

 歴史資料館につきましては、常設展は当然でございますが、時期によりまして特別展等々を開催をいたしまして、市内各所の出土物、その他民俗資料を展示をしていただきたい、こんなふうに考えております。

 なお、今後文化教室につきましては、1階はご承知のように茶道のお茶室でございます。2階は洋室でございますから、例えばお花等々の展示会もできるということで、茶道協会、それから華道協会等々と相談をいたしまして、今後それの有効利用を図っていきたいと思っております。歴史資料館の3階の陶芸センターにつきましては、これまた陶芸会−−柏陶会と申しておりますが−−に陶芸管理運営委員会をつくっていただきまして、委託をしていきたいと考えて、現在交渉中であります。大体週3回程度開設をいたしまして、来館者、初めての方にも皿や湯飲みや壁かけなどに自分で絵をかく、いわゆる楽焼き、こんなようなものをつくっていただいて、そこで焼いていただいたらどうか、こんなふうに考えておるわけであります。

 それらの建物を十分いろんな目的が、ほかの目的はいろいろありますけれども、有効的に好みに応じましてそれぞれの場所へ行く、また、散策等はだれでもできると、こんなふうにしていきたいなあと思っておるわけであります。

 41番でございます。新郷市との今後の交流につきまして、こういうご質問でございますけれども、平成2年9月に友好都市提携の調印をいたしました。その後、農業研修生の受け入れもいたしました。柏原からは中小企業団地の工業視察団が新郷市を訪問されました。昨年は、新郷市副市長を団長とする都市建設視察団の来日もありました。柏原市から、市職員の語学研修を兼ねまして河南師範大学へ留学生を派遣をいたしました。

 なお、今年といたしましては、中小企業団地の方から、再度工場に見学に行こうかどうか、今検討されておるということもお聞きをしております。さらに中国からは、新しい市長ももう一度こちらへ訪問したい、こんな意向も承っております。日取りは、まだ両者とも特定はしておりません。

 あわせまして、市民レベル、特に青少年のスポーツ交流につきましても、現在お申し出があるわけでございまして、堅下南中学校バレー部が、大阪府でいつも優勝しております大変強いバレーでございまして、行きたいと前々から申しておりましたが、ことしはそんな機会にありつけるんじゃないか、こんなことをお聞きをしております。今後ともそれらの民間交流を進めながら、柏原市につきましても新郷市と友好な関係を持続して発展をしていきたい、こんなふうに考えております。

 42番であります。国豊橋は平成7年度に間に合うのかと。これにつきましては、用地のまず権利調査の段階でかなりおくれてきております。したがいまして、やっぱり7年度につきましてはずれ込むのではないか、こんなふうに推定されます。

 43番であります。女性の地位向上のための施策についてはどうしておるのか、こういうことであります。

 これも、市政運営方針については述べておりません。市政運営方針というのは、字数は別に限定はされておりませんけれども、ある程度の字数もございまして、何もかも触れるというわけにまいりませんので、その点はひとつおくみ取りいただきたいんでございますが、平成元年4月には、女性問題を担当する窓口として婦人青少年係を設置しております。3年には、女性施策推進連絡協議会を設置をしております。平成3年から、これもご承知のように、女性問題解決に向けての女性問題懇話会を設置をいたしまして、現在継続しております。今継続中でありますけれども、継続審議してもらっておりますけれども、4年度中には、諮問事項を含めまして本格的な審議が行われ、必要に応じて事務局に資料の提出等々を求められておりますので、何とか今年度中にはまとめていただく、遅くとも来年の初めには何とかまとめていただきたいということで、男女協働、こういうことの実現を目指しまして、柏原市の指針と提言をいただく、こういうことに相なっておるわけであります。

 次に、44番であります。野外活動施設につきまして地権者と話し合いを行ったのか、こういうことであります。。

 野外活動施設につきましては、府の事業であります。それで、府がここへつくろうという決定はしておりません。府に何とか早いことしてほしいということをお願いをしております。お願いは、いろんな形でしておるわけであります。担当だけでなしに、府知事にも直接、昨年もお願いしましたし、今年度もこのことについては色よい返事を聞いておりますが、間違いおまへんやろうなと、こんなことを地元の府会議員さんを通じてお話しをしておりましたが、覚えておると、こういうことで中川知事のお答えがあったそうでございまして、担当の方へも、どうなっておるのかと、知事が直接督促をその後もしていただいておると聞いております。

 したがって、府の方では決定はしておりません。どこをどんな形で買うのかということにまでは至っておりません。したがって具体的に地権者と話し合いをしておりませんけれども、先般、堅上のいろんな方が見えましてお話しの折にも、府の野外活動施設として、一応現在は上徳谷の方へも調査をしていただいておる、その節には地元としましても協力をしてほしい、していただけますかと、こんなことも念を押しました。その節には協力は惜しまない、協力しましょうということはお聞きをしております。

 これらにつきまして、先ほども触れておりますように、府の調査が済みまして、大体どの辺へどれぐらい、どんな内容でと、こういう具体的な話に入ってまいりますと、何とか進めてまいりたい、こんなふうに思っておるわけであります。

 次は、45番の問題であります。柏原駅前再開発を21世紀までにどの程度進めるのか、その意気込みはどうか、こういうご質問であります。

 これも、きょう答弁を申し上げましたように、昭和63年度に柏原駅周辺の再開発計画を立てまして、大学教授を初めとする専門の委員にお願いをしまして、構想をまとめていただきました。この中で、公共施設の整備の緊急性も高く、優先的に整備をしなければならない地域を街区整備区域として限定をしております。まず、ここを第1次といいますのか、ここを先ということでありまして、この地域は6.5ヘクタールでございます。さきの国分駅前再開発事業と比較しますと、この6.5ヘクタールだけでも、国分駅前再開発に比べて約4倍ある大変大きな地域であります。また、大変大きな費用もかかる、こういうことでございまして、国分駅前再開発よりは4倍も規模もございますから、大変な費用と労力と難しさもあるんじゃないか、こんなことを承知しております。

 なお、国分駅前再開発につきましても、昭和46年度に調査計画に着手、昭和50年に都市計画決定、3年後の53年に事業計画の決定、そしてずっと参りまして、途中省略をいたしますが、計画をいたしましてから11年で完成を見たわけであります。これは、この付近の中部8市の市でも大変早い方でございます。比較的11年でも早いということは皆さんご承知のとおりでありまして、駅前再開発はやっぱり早くて10年から15年、あるいは遅い場合はもっとかかるんじゃないか、こんなふうにも言われてきております。このたびの柏原駅前再開発計画につきましても、地元権利者のご理解とご協力を得ながら進めていきたい、こんなふうに考えておりますので、現在は地元へ説明に参りまして、地元の意向をくみながら、それをあわせながら、そして市の意向をお願いしながら、市の計画をお願いしながら進めていこう、こういうことでございます。

 したがって、いつ何年度というわけにはいきませんけれども、できるだけここ数年間の間には早く第1段階の都市計画決定に持っていきたい、こんなふうに考えております。これがまず当面の目標であります。今後ともひとつ地元説明会を通じまして、議会の協力を得ながらできるだけ早い時期に、ここ数年来、できましたら平成8年ごろには都市計画決定をしたい、こういう第1次のとりあえずの目標を立てておるわけであります。

 学校週休2日制のうち、月1回の土曜日が本年2学期から始まると、こういうことでございまして、そのことについて柏原市の受け入れと社会教育施設の設備はどうか、こんなことであります。

 まず、月1回土曜日が休みになるわけでございますから、今までと形が変わってまいります。したがって、この週休2日制の第一歩を学校としても、家庭としても、地域社会としても十分理解し、協力することが必要でございます。したがって、学校が休業日となる土曜日についてどうするのか。このことにつきましては、まず、現在ある学校の体育館、運動場、図書室等々をどのように開放していくか。これは学校の開放の問題であります。

 それから、柏原市の一般施設といたしましては、公民館、図書館、青少年センター、市立図書館、運動広場等の社会教育施設につきましては、可能な有効利用としてどのように利用していただくかということの、これから問題が残っております。

 これらの対応につきましては、国及び府の指導もありまして、4月に入ってから市町村段階で準備作業に入ることになると思われます。予定では、仮称ではありますけれども、国、府の指導によりまして学校週5日制柏原市推進会議、こういうふうなものをつくってはどうかというふうに、府の方からもご指導いただいております。これらの指導に基づきまして、先ほど申しました学校週5日制柏原市推進会議、このようなものをもって、先ほど申しましたように、2学期までには対応を何とか進めていきたいと思っております。

 次に、48番でございます。生産緑地法の改正によりまして、生産緑地を選択される方が半分強出てまいっております。これの助成についてはどんなふうに考えておるか。

 二、三の市がそういう施策を発表しておりますけれども、いろいろな問題点がございまして、国等からもいろいろな指導をされております。したがいまして、本市の場合につきましても、農業振興につきましては、これまでいろんな施策を各角度から展開してきました。例えば、国、府の補助事業に対しまして、市も一定の裏負担を行いまして、ある地域に限りましてでございますが、いろんな農業施設を改善したり、つくったりしております。また、一般的には、農業従事者と先進地の視察や調査研究を行うなど、ハード面だけでなしに、ソフト面からも協力をしております。

 生産緑地を選定された農地そのものに対しての助成については、若干問題もあるようでございます。したがいまして、これからは、一般の問題、あるいはその地域全体の問題、こういうことで柏原市といたしましてもできる限りの助成、お手伝いはしていきたいと思っております。土地そのものについての助成は、やっぱりいろんな問題もあるんじゃないか、こんなふうに考えております。一般論として、あるいは地域ぐるみとして、できるだけのお手伝いなり助成は考えていこう、こんなふうに思っております。

 49番であります。商工会への助成について、商工振興について強力に推進するために商工会の助成を増額する考えはないか、こういうご質問であります。

 現在、事業運営補助金として商工会に600万円、地域小規模事業活性化推進事業として新たに本年300万円ほど増額いたしまして、今回、昨年からのと合わせまして地域小規模事業活性化推進事業につきましては計400万円を計上しております。

 これにつきましては、市直接じゃございませんけれども、市、商工会といろいろ相談をいたしまして、商工会が新しくいろんな商工振興のための事業をされてはどうかと、こちらから実は提言をいたしまして、こんなようなことになったわけであります。したがいまして、今現在考えていただいております商工マップといいますのは、実は中小企業に対しまして、やっぱりPRだけでなしに、今度は人を採用する、こういうときにつきましてもそれが役立つ。また、柏原とはどういうところかと、こういうようなことにも役立つんじゃないか。こんなふうなのが商工マップであります。

 それから、市内でお買い物をしていただく。これには、一つのネームバリューとして包装紙の問題もあるのではないか。これを例えば全体で共通的な包装紙ができるかできないか、これらの考え。それからシンボルネーム等々、あるいはまた地域商店街振興プラン、このようなことを柏原市からも実は提言をしております。商工会といたしましても、先ほど申しました数点につきましては何とか進めていこう、こういうことであります。それらにつきましての助成を、今年度新たに追加いたしまして考えております。これからも商工会の新たな事業につきましては、文字どおり積極的に助成をしてまいり、商工会を通じまして地域商業振興に努めてまいろう、こんなふうに思っております。

 51番であります。児童保育と育児休業法とのかかわりにつきましてであります。

 これも既にご質問をいただきまして、お答えを申し上げましたが、今回は具体的にどのようにするのか、こういうことであります。これは、既に入所している上の子をどのようにするのか。退所というような問題があるんじゃないか、こういう突っ込んでのご質問じゃないかと思っております。

 今までは、育児休業に入りますと、保護者が家庭に戻られますから、保育に欠けるという問題が一つ消えてしまう。ということになりますと、退所ということに相なります。それはやはり、子供を退所させたり、入所させたり、保育所ではございますが、子供自身どんなように考えるのか。子供の立場になると、いろんな問題と矛盾があるのではないか。このようなことで、市自身でも検討してまいりました。

 この問題、紆余曲折がございましたけれども、ようやく国の方でも結論がまとまりまして、途中における入所の円滑化を図る通知があり、既に入所しておる上の子につきましても、児童の気分的な配慮や集団指導の必要性を重視して、継続して保育するべきであろう、こんなふうに指導をいただいております。したがって、そのように私どもといたしましては当然していきたい、こんなふうに考えております。

 そうすると、これも今までから質問がございまして、時間の関係上、はっきりお答えするところまではございませんでしたが、それはどうするんかと。これは、定員を15%までふやしてもよろしい、そして何とか措置すべきではないか、こんなふうに言うていただいております。

 幸い、これにつきましても、ずっと先輩の議員さんからいろいろご指導を賜りまして、保育所の定員につきましては、柏原市は比較的他市よりも定員が多い。これもご存じのとおりであります。他市よりもそういう問題が比較的少ない市が柏原市であろうと思います。皆無かと。皆無じゃないわけでございまして、何とか私どもといたしましても、保育の施設を十分見直しまして、できる限りのそれの措置を図ってまいろう、こんなふうに考えております。

 52番でございます。ごみ減量推進協議会の内容についてのご質問であります。メンバー構成と、課の対応と、どんなことを協議するのか、こういうことであります。

 昨年より、ごみ問題につきましては、本当にいろんな角度から議員さんからご質問いただいております。本年度は、ごみ問題全般について各分野のご意見もいただき、ご検討をお願いするために、ごみ減量推進協議会を設置すべく準備を進めております。

 メンバー構成といたしましては、学識経験者といたしましてごみ問題、環境問題を主として研究をいただいております大学の教授、それから市民団体からは、区長会、市民憲章実践会、婦人団体連絡協議会、衛生奉仕婦人会、老人クラブ連合会、消費生活研究会等々の代表の方々をお願いしてはどうか、こんなふうに考えております。なお、ごみを排出する事業者の関係といたしましては、市の商工会、さらに市内の主な量販店4店がございますが、その代表、そして行政側といたしまして担当の助役及び部長、ごみ処理の部門からといたしまして柏羽藤環境事業組合の事務局長等々、合計15名ぐらいの方々で構成をしていこう、こんなふうに考えております。

 その担当の課でございますが、現在、清掃部門の市民部生活環境課で対応していこうと思っております。

 どんなことを協議するのかということでございますが、まず、ごみ減量の推進化に対しまして、これは、ごみを排出する市民、あるいは量販店、各機関の協力を得よう、こういうことであります。それから、資源問題につきまして、ごみの資源化、再利用の推進に関しましても研究をしていこう。さらに、その他大きくなってまいりましたところのごみ問題に対しまして、これにつきましての諸問題を広く検討していただこう、こんなふうに考えておるわけであります。

 第1回の答弁を終わります。



○議長(山沢実君) 以上で一通りの答弁は終わりました。羽多野君、再質問ありませんか。



◆1番(羽多野正嗣君) それでは、通告順に従いまして順次再質問をさせていただきたいと思います。

 まず、整理ナンバー38の質問に関しましては、私もこういう質問をする限り、やはり基本計画及び基本構想、第2次柏原市総合計画というこの本をいただきまして、斜め読みといいますか、ある程度読ませていただきました。市長の答弁にもありましたように、今後弾力的に対応していきたいという答弁でございましたので、私も納得をさせていただくわけでございます。ただ、最近の急速な時代の流れというのは皆さんよくご存じだと思いますが、そういう意味で、理念とかそういうのはこの第2次総合計画に基づいていいと思うんですけれども、具体的な内容に入りますと、やはり少し変えていく必要があるんじゃないか、このように思います。

 その中で、特に東山整備のところに、第1節の基本計画というところがございますが、それをちょっと読みますと、第1次総合計画、これが昭和46年に出されているわけでございます。住宅開発を中心とするシティ開発構想を打ち出し、大都市大阪の住宅供給地としての一端を担おうとした。しかし、社会経済情勢が開発優先型から環境保全重視型へと移行し云々とずっとありますが、その最後に、地域の特性や自然的・歴史的条件を踏まえ、計画的、総合的に取り組んでいかなければならないと、本当にいいことを書いていると思います。

 それと、これだけに限らず、これはすべてうまくできていると思います。内容は本当に絶賛するところでございますが、ただ、東山整備に関しましては、特にこれは全部民間の土地なんですね、よくご存じだと思うんですけれども。そうなると、やはり市民にもっと前もって、柏原市の東山をこう開発していくんだという具体的な構想をもう一度今の時期に考えていただきまして、市民、そして地権者の方ともう一度話し合っていただいて、もう一度新たに構想を出していただいたらどうかなと、このように思うわけでございます。

 それにつきまして、私も市政運営方針は初めてでございますので、市長とは、議員にならせていただきまして2年半ですから、いろいろ話をしていろいろの市長の考えはわかっておるんですけれども、改めまして「町づくり奮戦記」という汗と涙の15年、柏原市長山西敏一さんの本を見せていただきました。山間地の保全と利用というところに書いているんですけれども、ちょっと読ませていただきますと、山間地の利用については、開発か保全かという二者択一の議論に分かれるようですが、私はこの問題を、開発する、保全するのどちらか一方の方向だけで決めつけるべきでないと考えておりますと。

 確かに、これは市長の立場からすれば、実際柏原市の所有する東山じゃないので、市民の方々−−地権者はほかの方もいらっしゃいますが−−-の持っておられる土地なので、なかなか開発するのは難しい。しかしながら、やはり市長としては、今後東山をどうするのか、前もってある程度、市としてはこういう開発でいくんだという気持ちでいろいろ考えていただきたい。その中で、今読みましたように、開発と保全、どちらも優先しない、どちらか一方に決めつけてはいけないということで言いますと、やはり柏原市民が「どっちやねんな」ということを思うと思います。

 だから、私としましては、できれば東山開発に関しましては保全をしていただきたい。しかしながら、保全をするための開発はいいと、そういう形で私は考えていただきたいと思うわけでございます。そして、グローバル的に東山を今後どうするのかという構想を、第2次総合計画ではうたわれておりますが、もう一度市民の方々といろいろ討論していただきまして、もう一度新たに考えていただきたい、このように思うわけでございます。私は、あえて保全をしていただきたい、そのための開発はしようじゃないかという考えでお願いしたい、このように思います。

 こういうことをなぜ言うかといいますと、私も、柏原市に生まれ育ちまして、ちょうどもう36年でございます。本郷のところに住んでまして、朝起きますと、ぱっと起きたら、いつも東山が見えるんです。それで、山が近いときは、きょうは雨やなと、自然から気象を判断するといいますか、そういうので育ってきましたから、どうしてもやっぱり東山は緑豊かなすばらしい山として保全をしていただきたい、このように思うわけでございます。

 それと、もう一つお願いをしたいことがございまして、実は私も、こういうことを言うだけでは、やはり具体的な施策というのは議員としてもある程度考えて発言をしなければならないんじゃないかということを思いつきまして、思いつくというよりは、前々から思っていたんですけれども、実は、私も家族でよく神戸の方に行くわけでございます。先日も神戸市立森林植物園というところに行ってきまして、ちょうどこのパンフレットがあるんですけれども、この神戸市立森林植物園というのは、昭和15年に企画された、日本で最大の面積の森林公園らしいです。約120万平方メートルと書いておりますから、上徳谷とかいろいろ、昨年来68ヘクタールの調査をされたわけでございますが、ちょうどこれの倍ぐらいの120ヘクタールの中で森林植物園があるわけでございますが、本当に1日、2日ぐらい、子供たちと行って楽しめる。本当にもう柏原市にできないかという気がいつもするわけでございます。それからちょっと上へ行きますと、神戸、六甲がありまして、本当にすばらしいなあと。

 これは、いろいろ文化財保護法の問題もありますし、柏原は古いところですので、なかなか開発すると難しいと思いますが、それは市長として保全をして、そしてこういうものを持ってきてほしいなあと、私はそう思うわけでございます。

 そのために、具体的にやはり、毎年少しずつでもよいですから、東山の先行買収なんかを考えてもらったらどうかなと。乱開発を防ぐためにも、毎年少しずつでもいいですから、公社の方でもいいですし、一般会計からでもいいですし、売られる方がいらっしゃいましたら、先行買収していっていただきたい、このように思うわけでございます。

 いろいろ言いましたけれども、簡単に私の意見に対して、一言でいいですから、市長、どう思われるか、答弁をいただきたいと思います。



◎市長(山西敏一君) 東山整備構想の基本計画の中にも書いてありますように、昔はやっぱり、列島改造ということで本当に開発一辺倒でありました。それはやっぱり問題があろう、こういうことで、環境保全ということが強くなってきております。これは事実でございます。そのとおりに書いてございます。それでは、全く保全して、一つももうそれを手をつけないのかということでは、やっぱりないと思います。どういうふうに手をつけるのか。やっぱり民間開発なしでなしに、公共的なものが一番望ましいだろう。こういうことでいろいろ、きょうも議論に出ておりましたように、野外活動センターの誘致等々を私も一生懸命運動しております。

 また、もう一つそれ以外にも地元の意向等々がやっぱりございまして、上徳谷等々につきましても何らかの形でと、こういう計画もありまして、したがいまして、そのときそのときの行き当たりばったりではいけませんし、市の方といたしましても、府と相談いたしまして市としての将来構想を決める、こういうことで、上徳谷周辺につきまして新しい構想等々を調査して、もちろんこれは調査費を組みまして、議会でお認めいただきまして進めたことも事実であります。

 こんなことで、全部が全部ストップということではないと思います。しかし、大半につきましては保全型と、これまた事実であります。しかし、公的な機関が来るにいたしましても、なかなか年月もかかります。それはそれなりに現在もご承知のように運動をしておりますし、トップの知事、あるいは部長等々にも、知事の方からもどうなっておるのかと逆に催促が行っておる、こういううれしい悲鳴を上げております。

 今後これにつきましては、柏原市といたしましては協力していかなければいけませんし、まして漸次進むにつきましては、府でもお答えをいただきましたように、進んだ段階ではいろんな問題で柏原市の協力もこれから出てまいりましょう、こんなように考えております。また、文化財の問題等々をどうするのか。これにつきましても大変大きな問題でございますので、これらの課題につきましてももちろんクリアしていかなければいけません。これはご承知のとおりであります。

 今、お話しの中で、例えば部分的にも買ったらどうかと、こういうご質問でございますが、非常に東山の広い面積、大変多うございます。どの辺を買って、どのようにしていくのか、これらにつきましては大変問題もあろうかと思います。部分的に買いまして、それが間に合わなかったら大変でございます。それらにつきましても、市の財政が豊かであれば、どこからでも買っておいてというわけにいきますが、なかなかその辺が難しかろうと思っております。まず、どの辺に府の施設に来ていただくのか、それをできるだけ早くキャッチをいたしまして、それらの地元の体制を整えていく。これらのことで、現在力を入れておるような次第であります。



◆1番(羽多野正嗣君) よくわかりました。いろいろ質問をさせていただきたいんですけれども、時間の都合上、次に移らせていただきたい、このように思います。

 整理ナンバー40の高井田史跡公園の件に関しましては、先ほどの答弁で了解をさせていただきますが、その中で歴史資料館の陶芸窯の運営、これが、先ほどの市長の答弁では、管理運営委員会をつくって柏陶会に任せる、週3回ということでございますが、その週3回以外は、もうほっておかれるわけですか。



◎市長(山西敏一君) 柏陶会に運営を委託しますのは、行きましたら、だれでもすぐその場でちょっと何か書いて陶芸を焼くと、これが3日であります。それを毎日受け入れ体制をやりますと、ちょっと難しいと思います。したがって、やっぱり日を限定して、そのときはしていただくと、こんなふうに考えておるわけであります。



◆1番(羽多野正嗣君) これからオープンされるわけですので、やはり人数がかなりふえてきますと、ある程度名所になってくると、お客さんがいろいろ来られる。そのときはまた、週3回だけじゃなく、週何回もいろいろやっていただけるわけですね。それはそういう形で取り組んでいただきたい、このように思います。

 それと、歴史資料館の中で、何か後で急につけ足したみたいな感じで4台ぐらいの駐車スペースを確保されましたけれども、これをつくると逆に、オープンされて4台ぐらいでは、付近の住宅の方々にまた不法駐車なんかで今後迷惑がかかってくるんじゃないかと思いますので、答弁は結構ですけれども、前もって対策をいろいろ考えていただきたい、このように思います。

 次に、整理ナンバー41の新郷市との今後の交流につきましては、先ほどの市長の答弁でよくわかりました。ただ、私も午前中の答弁を聞いておりまして、ほかの外国の市と姉妹提携をいろいろしてはどうかということで質問をしようと思ったんですけれども、いろいろ午前中の答弁でいただきましたので、ただ一つだけお願いしたいと思います。

 今、いろいろマスコミでも言われておりますし、昨年の日米構造協議以来、ことしブッシュさんが正月早々に、やはりアメリカのトップの経済人の方々と来られて、それ以降、宮沢さんが首相の立場をわきまえずに、と言うと失礼かと思いますが、考えずにいろいろな発言をされているということで、日米の経済摩擦がかなりこうなってきたと。そこで、やはりアメリカも、ジャパンバッシングという形で日本たたきがふえてきたわけです。そういう意味で、国と国とでいろいろ摩擦が起きてきた場合、この解決をする一つの方法として、やはり地方自治体として、私はできればアメリカの都市のどこかと姉妹提携をしてはどうかと。国ができないことは地方自治体で一遍しましょうと。人間同士で話し合いをして、その摩擦を緩めていってはどうかなと思う意味も込めまして、できたらアメリカのどこかの市と姉妹提携をしていただきたい、このように思うわけでございます。あとは、市政運営方針にも述べられていますように、国際親善の促進と世界平和に努めていただきたいと思うわけでございます。

 それともう一点、外に向けての外国都市との友好関係、これはどっちかといえば積極的な面の国際交流。ただ、一つ問題は、柏原市在住の外国人、これをどう受けとめるか、友好関係を結んでいくか。こういうのは、積極的な面に関して、やはり消極的な面だと思います。これについてちょっと質問させていただきたいんですけれども、今、柏原市内の居住者の外国人世帯の実態、それを調査して、問題点があるかどうかを把握する。これからの国際化に向けての消極的な面として、やはりそれが必要だと思うんですけれども、そのあたりは市長はどうお考えですか。



◎市長(山西敏一君) もう既に柏原市の私どもの市と直接関係なしに、外国の人がいろんな形で交流を、文化・スポーツの交流、あるいは仕事でたくさん入ってきておられます。これはもうどの都市でもそうでございます。これらにつきましては、私どもも調査をもちろんいたしております。なお、これらをどのようにしてまとめるかというのは、これは国が違いますけれども、できるだけお世話になったり、私どももお手伝いをしたい、こんなふうに思っております。

 今後とも進めていきたいと思っておりますし、先般も実は、イタリアから見えました折に、イタリア語を話せる人が少のうございまして、柏原の市民でございましたが、最近ほかへ行かれましたイタリア人がおられまして、この方にもお世話になりました。こんなことでお世話になったり、また、私どもの方もお手伝いもしたり、またあるときは、去年の夏まつりのように参加していただくということもこれからだんだん多くなってこようかと思います。今後とも十分連絡はとっていきたいと思っております。



◆1番(羽多野正嗣君) そういう形でとっていただくということでございますが、これから市として総合的な国際交流施策を積極的に進めるためにも、役所の中にできたら国際交流対策室、そういうものを設置してはどうかと思うわけでございます。今後急速にそういう形で国際交流のいろいろな課題が出てくるわけでございますが、できたら外国語を話せる嘱託職員の採用もこれから必要になってくる、このように思いますので、できたら国際交流対策室、こういうのもつくっていただければありがたいなと。そういう意味で、国際時代にふさわしい柏原市の将来を考えていただいて、早い時期に手を打っていただきたい、このように思います。

 次に、整理ナンバー42の国豊橋は、買収に関しましていろいろかかっているということで、平成7年度竣工はちょっと難しいということですので、了解をいたしておきます。

 次に、整理ナンバー43の女性の地位向上。1回目の質問の中でも言いましたけれども、女性問題について全然語られていない。その質問に対して、市政運営方針は字数が限られていると、うまく市長に逃げられましたけれども、女性問題について、字数が限られておっても二、三行で済むんじゃないか、ちょっと入れてほしかったなあという気がするわけでございます。

 実際、女性問題の中の地位向上につきましては、市の職員の中にももっと管理職をふやしていただきたいと思うわけでございます。今、こちらに議員さんが座っておりますけれども、荒藤議員さん、そして楮原議員さん、女性の方がいらっしゃいますのに、こちらを見ますと、女性の方は全然いらっしゃらない。やはりもっと理事者の方にも、これからの柏原市、教育と文化の町柏原市を目指した場合、もっとソフトな意見というのは、荒藤議員さんと話をしていても、やはり男と考え方がちょっと違うんです。そういう意味で、ソフトな考えというのは、やっぱり男性の方だけじゃなしに女性の方を採用していただいて、そういう形で、これからの教育と文化の柏原市のためにいろいろ知恵を出していただく方を採用していただきたい、このように思うわけでございます。

 それともう一つ、柏原市の行政に対していろいろ協力をしていただいております委員等がございます。ちょっと調べましたけれども、教育委員は女性の方がいらっしゃいます。固定資産評価審査委員、公平委員、それから人権擁護員、この中には女性の方は一人も見当たらないわけでありまして、公民館運営審議会委員、これは女性の方が1人いらっしゃいます。私も市民会館運営審議会の委員をさせていただいておりまして、女性の方が1人いらっしゃるわけでございますが、何せ少ないという気がするわけでございます。初めに言いましたように、ソフトな考えを持っておられる女性の方の意見を私もいろいろ聞きたいということもございますし、やはり女性の方に多く参加をしていただきたい、このように思うわけでございます。

 それと、私も青年会議所のいろいろ運動をさせていただいておりますけれども、青年会議所の理事長というのは単年度制でございまして、1年ごとに変わっていくわけです。その理事長が変わるたびに、市の方でいろいろ委員会とかに出るわけです。それで、報告を私の方に受けるというか、いろいろ話を聞くと、大体もう一緒の人ばっかりやなと。これは、市に対していろいろ積極的に取り組んでおられる方が少ないからかもわかりませんけれども、ここで解消する一つの手段として、やっぱり女性の方をもうちょっと採用していただいたら、そういうのもまた変わってくるんじゃないか。幾つもたくさん重複されている方じゃなしに、かなりいろいろの方に参画していただけるんじゃないか、このように思うわけでございます。

 最後にごみ減量推進協議会というので質問させていただいておりますけれども、この中にもぜひとも女性の方の登用もお願いしたい、このように思うわけでございます。

 次に、青少年野外活動センターにつきましては、いろいろ質問をさせていただきまして、初めに第2次総合計画のところでも質問させていただきましたが、青少年野外活動センターだけではなくて、先ほども言いましたように、東山開発の一つの問題ですから、やはり地権者と地元の方とのコンセンサスによって大きく変わってくると思うんです。そういう意味で、東山開発、青少年野外活動センターの誘致もそうですけれども、柏原市として東山開発をどうするのかという具体的な位置づけを、もう一度市民の方と話し合っていただいて、早く施策を打ち出して、そして市民の方に、ああ、こうするんだということを浸透させていただきたい、このように思います。

 それともう一つ、この青少年野外活動センターは、例えばもうそろそろ誘致できるということになってきますと、やはり特別委員会の設置も必要になってくると思いますが、その特別委員会の設置に関しましてはどうお考えですか。もうそろそろ設置したらどうかという気がするんですけれども、私も広域行政特別委員会に入ってますけれども、いろいろ話を聞いて、まだことしはされてないので、そこら辺、ちょっとどうかなと思いまして。



◎市長(山西敏一君) 青少年野外活動センターは、今までから大変テーマに上がっておりまして、一番進みましたのは、知事がかわりまして、去年の秋からであります。先ほど申しましたように、直接お願いし、直接また部長が2人来ておられて、また府会議員も来ておられて、こういう4人で詰めたわけであります。それから実はかなりピッチが上がったと、これは事実でございます。したがって、まだ日が浅うございます。日が浅うございますので、何とかということで上からの命令もあるということで、実は各担当の部の方でも大変びっくりしておられましたような現況であります。

 しかし、今年度、調査費は一部計上していただいております。したがって、いずれ、大きな問題でございますから、時期が来ましたら、委員会ということも出てこようかと思います。今現在、ことしとかいう段階ではどうかといいますと、若干まだはっきり、言葉ではだんだん絞られてきておりますが、まだ決まっておりませんし、柏原市につきましても2ヵ所ほど候補地として挙げられております。したがいまして、場所そのものも、柏原市ということもまだ明言されておりません。大体推察すると柏原市になるわけでございますが、柏原市の場所もまだ決まっておりません。したがって、今は、若干時期がやや早いんじゃないか。また時期が来たら、議会とも相談をさせていただきまして、いずれそんな時期が来ると、私は思っております。



◆1番(羽多野正嗣君) わかりました。

 では、整理ナンバー45のJR柏原駅前再開発につきまして、市長にやはりもっと積極的に、住民の方々の意見を聞きながらというのでは、住民の方ははっきり言って、いろいろ聞いておりますが、どっちかと言えば消極的ではないかと、今現在ではですよ。なぜならば、総論しか言ってないからです。例えば各論に入ってきて説明すると、またいろいろ活発な意見が出てくると思うんですけれども。ただ、いろいろ住民の方もありますけれども、これはやはり市長の意気込みだと思うんです。

 それで、私も、先ほど言いました「町づくり奮戦記」をまた読ませていただきまして、その当時の、先ほども答弁で国分駅前開発について経過説明とかいろいろ言われましたけれども、この中で何かおもしろいことを書いてありました。52年3月の定例市会で、ある議員さんが言われておりまして、「浮気心で乗ったる船も、風の吹きようで命がけ」と、なかなか名文句やなということで、それを受けて市長も「名文句ですな」ということを言われております。ただ、その後、交渉に当たる職員が次々に病気で倒れたり、ついには死に至った職員まで出した経過を、ぜひ皆さんにも記憶にとどめてほしいと思いますと。その後、私は真剣です、政治生命をかけますと何度も何度も答弁する中で、挫折感と不安感が身を引き締める思いもしました。また、市職員に対し、交渉で泣いても、最後まで頑張り、粘り抜こうとあいさつした折にも、身震いを感じていましたと。

 市長が就任されましたのが昭和48年、その後、本格的な事業が51年からですから、ちょうど市長が、この当時でいきますと就任後すぐですけれども、今は5期、もうそろそろ20年が過ぎようとしております。今、市長のお年は現在62歳でございますね。これから例えば20年やられて、駅前開発は自分が市長をやっているときにはできないのと違うかなという気がしていると思います。しかしながら、例えば東京都知事の鈴木さんなんかは80歳でありますし、これから折り返して20年たっても82歳ですから、できたら市長には82歳までやってくれと言うてるんじゃないですよ。ただ、そういう意味で、もっと自分でやろうという気があれば、もっと前に進むんじゃないかという気はするわけでございます。

 それと、今読みましたように国分駅前開発を経験されておられますし、職員の方で亡くなられた方もいらっしゃいます。そういう意味で消極的になっておられるのかなという気はするわけでございますが、改めましてもう一度、JR柏原駅前再開発につきまして今後21世紀までの意気込みだけを聞かせていただきたい、このように思います。



◎市長(山西敏一君) 今、国分駅前のことを聞きまして、私も人生で本当に貴重な経験を、職員と一緒にともに頑張り、ともに泣いたということも今、思い出しております。なお、それ以上4倍の地域であります。大変難しいことでございます。なおまた、国分でも一部ございましたが、鉄道の連続立体高架はできるのか、できないのか、こういう問題等々も浮かんできております。大変大きな問題であります。もう一つは、東西道路につきましては、なかなか柏原のてこに負えない、こういうこと等もございます。かなり大きな問題であると、これは覚悟して出発したわけであります。

 まず、時期がございます。いろんなことで今、権利者、関係者に相談をしております。いずれ総論賛成、各論反対が必ず出てまいります。金額で反対だと、かなりなもう話にならんような数字が出てまいります。これも覚悟をしております。しかし、まだその段階まで至っておらないわけであります。

 これから、決して私は、だれがやるとか、だれが終わるとか、時期がいつとかということでなしに、現在与えられました任期の年限、私はもう1年ちょっとでございますが、その間ではその間でできるだけのことがやるべきが、我々に与えられた、市民から課せられました仕事であり、任期であろう。その時期その時期を一生懸命頑張っていく。こういうことで、一生懸命やる気持ちについてはいささかもその当時と今も変わっておらない、このことだけは明言できるんじゃないか。しかし、なかなか大きい、難しい事業である、これも一方では覚悟をしておるわけであります。よろしくお願い申し上げます。



◆1番(羽多野正嗣君) 市長はバイタリティーのある方でございますので、頑張っていただきたい、このように思います。

 整理ナンバー47の学校週5日制につきましては、答弁をいただきまして、いろいろ考えていただいていると思います。ただ、土曜日休校になって私が一番危惧するところは、やはり塾通いがふえてくるんじゃないか、こう思うわけでございます。塾の方でもいろいろ攻勢をかけておりますし。そういう意味で、やっぱりゆとりある子供の生活のために学校週5日制も考えられているということでありますし、その受け皿の問題についていろいろ考えていただきたい、このように思うわけでございます。

 次に、整理ナンバー48に関しましては、午前中の答弁でもいただきましたけれども、中部9市の中では宅地化を選ぶ方が少ないということでございますが、半分強の方が生産緑地を選ぶということでありますので、やはり都市農業を育成していくためにいろいろ考えていただきたいと思います。

 次に、整理ナンバー49の商工会助成、これは300万、商工マップ等でアップになっております。地域小規模事業活性化推進事業補助金、これで今までのふるさとの100万プラス300万で400万になってるわけですけれども、予算書を見ましても、特に商工業振興費関係で大体2ページで1,280万円ぐらいですので、やはり商工業振興費をもっとふやしていったらどうかなと思うわけでございます。八尾市なんかを見てますと、商工会だけじゃなくて、各商店街にいろいろ助成しているわけです。柏原市の場合、商店街の数が少ないので、助成しても少ないと思います。しかしながら、やはり柏原市の商工業振興のためにもっといろいろと、こっちから働きかけていただいているということはよくわかるんですけれども、ただ、いろいろ向こうとの会合を頻繁に持っていただきたい、このように思うわけです。

 一つだけ最後に言わせてもらいますと、特に商工会との会合が少ない気がするんです。例えば平成4年度の予算を組むんでしたら、昨年度に商工会の方から予算要望という形で書類を、今まで出たことないと思うんですけれども、それを出してもらうという形で、予算をもっと商工業の振興のためにふやしていただくということでお願いしたい、このように思います。

 あとは要望にとどめておきます。ありがとうございました。



○議長(山沢実君) 以上で新社民クラブ代表者の発言を打ち切ります。

 それでは、引き続き代表質問を行います。公明党を代表して寺元正二君、質問願います。

   〔中野副議長 山沢議長にかわり議長席に着く〕

   〔12番 寺元正二君 登壇〕(拍手)



◆12番(寺元正二君) 12番議員の寺元正二でございます。議長のお許しをいただきまして、公明党を代表して平成4年第1回定例におきまして市政運営方針に対する質問の機会を与えていただきました議員各位に心より厚く御礼を申し上げます。

 国内外を問わず、歴史的な大変革期にある今日、我が国の政治経済はどのように対応し、役割を果たしていくのか。世界の中の日本としての国際貢献や米問題等、生活大国の実現など、国民にとって何がプラスになるのか、何が国民の同意なのかという政策判断を積み重ね、生活者の政治の実現を目指していくべきであります。また、国際地球年の本年は、人類が環境破壊から地球を守るため、今人類はその英知を試されております。体制や国境を越えて、地球の住人として連帯するための意識変革をなし遂げることができるか、試されているのであります。

 柏原市においても、市民と行政が一体となって環境問題に取り組むことは、時代の急務であり、やがて来る21世紀を目指し、緑と水とふれあいのある住みよい町づくりのために、全力で取り組むべきであると思います。所信の一端を述べまして、通告順に従いまして質問に入らせていただきます。

 整理番号53、25号バイパス計画についてであります。過去に建設省から示されたルート案について、地元柏原市にとって、1つには、東山整備構想のアクセス道路としての形態がなっていない。2つには、既成の住宅の中を通るために地元の反対があった。3つに、国分駅前の国豊橋につなぐことは交通量の緩和につながらないとして、ルート案の変更を建設省にお願いをされた。そこで、新しいルートについては、山西市長は、地元感情等も十分踏まえ、新しいルートを建設省に交渉したいと答弁をされておりましたが、平成3年9月の定例会において、新しいルートは大阪柏原線につなぐとの答弁がありました。

 この国道25号バイパスは、奈良県と大阪市内を結ぶ通過道路であります。これからつくろうとする計画に対して、住宅密集地の真ん中に道路をつけることは、車の騒音や排ガスの被害をもたらすのみであります。地元住民の感情等、十分生かされていないと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。

 整理番号54。石川、大和川の河川敷は、市民の憩いの広場として親しまれ、今後多目的広場、また散策路など、親水公画として整備されることは、大いに喜ばしいことであります。

 ところで、先日、建設省が、近畿圏で最も汚れのひどい大和川を「アクアロード計画」と名づけ、3,870億の予算で大和川の水質改善5ヵ年計画をまとめ、発表されました。そこで、柏原市にかかわる水質改善事業など、建設省と協議されていることがあるのかどうか、お伺いいたします。

 整理番号55、サンヒル柏原北側への通学路は、車の交通量も多く、事故が多発しております。この地区の交通安全対策についてお伺いをいたします。

 整理番号56、教育改革についての学校5日制導入についてであります。子供たちを取り巻く教育環境の変化に伴って遊びや自然体験、社会体験や生活体験が著しく減少し、また、学校教育への過度の依存がうかがえるとして、学校、家庭、地域社会の3者が持つ教育機能が十分に発揮されることが必要であります。知識の詰め込み一辺倒の教育や子供のゆとりの喪失、豊かな感性を磨くこと等、現在の教育が見失ってきたものを回復させなければならないと思います。学校5日制導入に伴い、条件整備が大変重要になってまいります。

 そこで、1つには、大人の意識改革への取り組み、2つ目に、土曜日の家庭対応のあり方、3つには、PTA活動や公共施設機能の活性化、4つには、地域のスポーツ活動などの指導員の充実、5つに、塾に対する土曜休みへの働きかけ、また6つ目には、土曜日の授業時間数が他の曜日に上乗せされないように、子供の学習負担にならないよう、十分に時間をかけて討論の場を持ちながら、条件整備をお願いいたします。この件は要望にとどめておきたいと思います。

 整理番号57。清涼飲料水やスナック菓子のとり過ぎ、塾通いのストレス、運動不足などから、肥満や糖尿病、高血圧、動脈硬化といった成人病の症状が子供たちにあらわれております。俗に言う小児成人病であります。この激増が大きな社会問題になっております。平成4年度より学校保健法見直し、保健診断項目にまだ入っていない尿糖測定が義務づけられたと聞いておりますが、柏原市の実施内容をお伺いをいたします。

 整理番号58、生産緑地法の改正に伴う市の対応についてお伺いをいたします。他の自治体では、生産緑地農家に対し、営農資金の助成など財政的支援を打ち出されたり、生産緑地に措定した農地を市が借り上げ、市民農園をスタートする計画など、また、防災や緑地保全など、生活環境の保護に対してさまざまな支援策を打ち出されておりますが、柏原市はどのような対応をされるのか、お伺いをいたします。

 整理番号59。寝たきり老人を対象とした重介護型デイ・サービスについて、山西市長は、今年度も市内の特別養護老人ホームにおいて併設していただけるよう要望していくと言われておりますが、以前から寿光園及びコイノニアの両院については、敷地の関係でデイ・サービス事業併設は大変難しいと担当者が答弁されておりました。その見通しをお伺いいたします。

 整理番号60番。平成2年度に老人保健法が改正され、老人保健福祉計画の策定が義務づけられました。この計画は、老人に対する保健サービスの一体的提供を図るため、実施目標を定められたもので、柏原市としても、高齢化が進む中で、どのような基本計画を立てられるのか、お伺いいたします。

 整理番号61番、育児休業法に伴う保育所の中途入所問題については、さきの答弁で了解しておきますが、保育所に通う子供たちは、これまで親が下の子を出産して育児休業に入ると、保育に欠けるという要件を満たさなくなるため、保育所を一たんやめなければならないとか、育児休業期間が終わって年度途中の入所がスムーズにいくのか心配をされている保護者が多くいらっしゃいますが、保育所の門を広くして、上の子を締め出さず、また育児休業の中途入所が容易になるよう、これも要望して、この件は終わります。

 整理番号62番、63番は関連をしておりますので、あわせて質問をさせていただきます。

 市政運営方針の中で、自然環境の保全と資源の保護にかかわる地球環境問題として新たな関心が高まっていると位置づけられておりますが、また、市政運営方針の前段で、21世紀を展望した定住時代にふさわしい緑と水とふれあいのある住みよい町づくりを目指して創意工夫を凝らし、最大限の努力をしたいと決意をされておりますが、柏原市においても、豊かな人間環境都市宣言を基本理念とした行政・企業・市民参加の環境保全市民会議と環境保全基金の創設を提言申し上げたいと思いますが、山西市長のお考えをお伺いいたします。

 整理番号64、ごみ減量推進協議会設置問題についてであります。平成3年第1回定例会におきまして、生産、消費、破棄という一方通行の使い捨て文化からリサイクル社会への転換が緊急課題の今、減量化検討機関を設置してはどうかと提言申し上げました。今回、ごみ減量推進協議会を設置されるということでございますので、感謝申し上げます。どうか基本目標等をしっかりと定めていただきまして、この件も要望にとどめておきたいと思います。

 整理番号65番、温水プール建設見通しについてであります。長年市民の皆様に親しんでいただきました市民プールが、老朽化が激しいために閉鎖され、現在、サンヒル柏原のプール利用者に割引券を発行して利用していただいておりますが、山西市長は、今後の市民プール計画については、柏原市単独ではないが、柏羽藤清掃施設組合の焼却場余熱利用の温水プール建設を念頭に置いていると答弁されておりました。今後のプール建設計画の見通しについてお伺いをいたします。

 以上で第1回目の質問を終わります。どうもご清聴ありがとうございました。



○副議長(中野広也君) 暫時休憩いたします。



△休憩 午後2時36分



△再開 午後2時37分



○副議長(中野広也君) それでは、再開いたします。

 公明党代表者の質問に対し、山西市長の答弁を求めます。

   〔市長 山西敏一君 登壇〕



◎市長(山西敏一君) それでは、公明党代表の寺元議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。

 まず、53番であります。国道25号バイパス計画につきましてであります。

 これにつきましては、もう既に大分前になりますけれども、案をお示しをいただきましたが、地元でいろんな問題がございまして、その中には、東山を有効に通っておらない、あるいは市街地の近くを通っておる、それから一番大きな問題は、せっかくできつつある国分駅前再開発がまた交通混雑するやないかと、こういう第3番目も大変大きな問題でございました。したがって、せっかくルート案をお示しをいただきながら、こちらから返上せざるを得なくなった、こういうことであります。

 したがいまして、その後紆余曲折を経まして、一たん返上すると、これはなかなか再度示すのは難しいと言われたんでございますが、これでは地元といたしましては大変ぐあい悪いということで、再度検討をお願いしたい、こういうことでお願いをしております。そして今、文化財踏査に入りまして、近く素案のルート案を図面上でお示しをいただき、そして議会の方にもご報告していきたい、こんなふうに考えております。

 しかし、地元住民といたしまして、これのルートのまず出入り口、これにつきましては、国分の方の国豊橋へ直接入りますと、せっかく交通緩和ができたのが、また複雑になる。このことにつきましては検討し直していただいております。したがって、国分でなしに、いわゆる国分寺大橋周辺になるんじゃないか、こんなふうに考えております。国分を飛ばす、こういうことであります。

 しかし、一方の方は、大阪柏原線の延長がございます。したがって、大阪柏原線の延長からずっと続けていくと、やはり国としても、一つの柏原だけの局地バイパスでなしに、効果としては局地バイパスであるけれども、一つのルートというのは大きな基本線から出発しなければならんということで、それはどうも動かしにくいようであります。

 したがいまして、このことにつきましては大阪柏原線の延長ということに相なりますと、自然、今ご指摘をいただいております山ノ井地区、こんなことに相なろうかと思っております。したがって、これに対しての住民感情はどうか、こういうことであります。やはり国道25バイパスの計画を発表いたしますと、これも総論賛成でありますが、各論になりますと、また前のような反対が出るんじゃないか。これはもう初めから想定されるわけであります。

 今後この問題につきましては、順次進みぐあいとあわせまして、地元の感情動向につきましても、今後の問題ではございますが、いろいろ配慮しながら、どのように進めていくかということにつきましては、具体的な図面が出ました折に皆さん方とご相談申し上げ、ご理解とご協力を得るように、私どもといたしましても一生懸命頑張っていきたい、こんなふうに考えておるわけであります。

 次に、54番、大和川のアクアロード計画であります。新聞にも発表されました。

 この点につきましては、まず大和川の水質を改善し、早期に大和川の汚濁を返上したい、こういうことで、これにつきましての会議は、建設省、大阪府と奈良県、こういうところによりまして大和川水系水質改善対策事業促進連絡会が設置されております。その事業の一環として、固有名詞でありますが、アクアロード大和川計画、こういうことで5年間の計画が発表されております。

 8.5ピーピーエムと、1けた以下に最近は落ちてきましたが、さらにもっとダウンしよう。平成7年度には5ピーピーエムということで、水遊びができるようにさらに一層のダウンを図ろうと、こういうことであります。このことにつきましては、大和川の底にいろいろ石を敷き詰められ、その中に水をくぐらせたり、こういうようなことでいろいろ考えられておるわけであります。

 今現在建設省におきましては、まず大和川の上流の佐保川、飛鳥川、富雄川、これが大和川に入ってきております。これの水質が大変悪うございます。したがって、先ほど言いました流れておりますところの3河川を重点的にこの5年間で改修をしていこうと、こういうことであります。大阪府につきましては、松原市の東除川、これも大変悪うございますので、これにつきまして何とか施設を建設していこう、こういうことにつきまして今計画をされております。したがって、柏原市の関係につきましては、まだ具体的な計画は発表されておりません。

 それで、話があったかどうか、こういうことにつきましては、前回の会合に私自身も行きまして、柏原市は柏原市なりの、アクアロードは違いますけれども、大和川水系水質改善対策事業促進連絡会に私が出席をいたしまして、柏原としてはいろんなことをやっておると、こんな水の関係のことをスライドで説明をいたしました。柏原市につきましては、私どもは柏原市の一つの提案といたしまして、大きな噴水を上げていただいたらどうか、酸素をとれるんじゃないか、こんなこと等々からも話をしております。いまだ柏原市の周辺につきましてはどのようにするという計画も発表されておりませんし、何とか柏原市につきましても私どもの河川利用等々の関係から早くしていただきたい、こんなことを今、お願いしております最中であります。そのように、若干でございますが、話し合いをしております、というのが現況であります。

 次は、55番であります。サンヒル周辺の通学路の安全対策につきましてであります。

 ご指摘をいただきました市道高井田20号線につきましては、高井田地区から堅下南小学校への通学路に当たるため、昭和62年9月に、高井田の上り口を起点に終点までの間、祝日・日曜、1月、2、3を除きまして7時半から8時半までの間、自動車の通行規制がなされました。それから、サンヒル柏原が完成しました平成元年5月からは、現在のサンヒルから終点まで、同じような規制をされております。しかし、国道25号線の渋滞に伴いまして、当該道路の通行量が非常にふえてきておる、こういうことで大変頭を痛めております。

 したがって道路幅を拡幅したり、というような抜本的対策はされておりません。しかし、何とか私どもといたしましては、これらにつきまして児童の通学安全等々の指導をしていきたい、こんなふうに考えております。しかし、用地買収をしてまでの拡幅ということまでは至っておりませんが、学校等と話をいたしまして、指導しておるような段階であります。

 次は、57番の問題であります。小児の成人病の尿糖検査の導入につきましてであります。

 児童生徒の健康診断のあり方を検討しておりますところの文部省の保健体育審議会が昨年の12月に開催されまして、専門家が、最近の食生活の変化、肥満児がふえる等々を考慮いたしまして、尿検査において、小学生以上の全学年で新たに尿糖についても検査することが望ましいという報告をなされました。

 本市では、児童生徒の尿検査につきましては、現在たん白質、潜血、pHの3項目で行っておりますが、今年度からは、その通達に基づきまして、新たに尿糖検査の項目も加えまして、小・中学校全学年で実施することといたしております。よろしくお願い申し上げます。

 次は、58番の問題であります。生産緑地法につきましては、柏原市につきましては半数以上の方につきまして指定されております。これらにつきましてどのように助成をしておるのか。これらにつきましては、新しい助成制度としては考えてはおりませんけれども、その地域全体としては、いろんな農業振興施策について今後進めていこう、こんなふうに、全般的な問題として取り組んでおります。

 具体的な土地につきましての助成は、現在、先ほどもお答え申し上げましたように考えてはおりませんが、今後の問題として、農業振興全般、あるいは地域全般、その地域全般の問題として考えていきたい、こんなふうに考えておるわけであります。

 次は、59番であります。A型、B型のデイ・サービス実施につきまして。C型につきましては、4年度において実施してまいりたいと考えておりますが、残っておりますA、B型のいずれか、できたらA型を希望しておるわけでございますが、市で直接実施することにつきましては、医療技術者、ランニングコスト、あるいはまた専門的な知識等々の人材が非常に確保が難しい等々でございまして、やはりできれば民間活力をもってこれを実施したい、こんなふうに考えております。

 したがって、現在ありますところの市内の特養ホームに話はいたしておりますが、これも既にお答えを申し上げましたように、用地の問題で実は具体的に行き詰まっております。何とかそんな方向で一つの特養老人ホームが実施してもいいな、こういうふうな考え方も出てきておりますけれども、用地の問題で実はちょっと行き悩んでおります。今後何とか、一番問題となっております用地の問題を市としてもどのようにお手伝いできるのか、助成するのか、このようなことから詰めてまいりまして、早期実現を図ってまいりたい、こんなふうに考えております。

 次は、60番であります。保健サービスの一体的提供の計画につきましてであります。

 国におきまして老人福祉法及び老人保健法を改正されまして、市町村、都道府県に老人福祉計画の策定が義務づけられたところであります。本市におきましても、今後の高齢化社会に対応すべく重要な計画であることから、策定に当たりましては、まず策定委員会を設置し、各委員といたしまして、医師会、保健所、社会福祉協議会、民生委員、社会福祉施設の関係団体の方々でこの委員をお願いし、この計画策定に協力をお願いしたい、こんなふうに考えております。

 そして、計画といたしましては、高齢者、特に痴呆性、あるいは寝たきり老人等々の住民ニーズの把握を的確に調査をいたしまして、今後の高齢者の生きがい対策、さらに健康づくり、在宅福祉の充実、保健福祉施設の整備等々を検討いたしまして立案をしていこう、こんなふうに考えております。そして、これから進んでいく高齢化社会に対応する連携のとれた福祉と保健と医療サービス、これを供給してまいる体制を整えたい、こういうことで本年度は委員会にお願いをして計画を策定をしていただこうと、こんなふうに考えております。

 次は、62、63番の問題であります。環境保全市民会議の創設についての考えはどうか、こういうことであります。

 本市につきましては、既に、皆さん方のご協力を得まして豊かな人間環境都市宣言を50年3月に行っております。そして、その後、積極的に住みよい清潔な緑の町づくりを推進するために、公害防止対策や安全施設の生活環境の整備を進めるとともに、空き地の雑草除去、ごみの投棄防止を義務づけるための空き地の清潔保持に関する条例も制定をいたしました。さらに、町の美化と交通安全を損なう不法広告物の一掃につきましては、警察署を初め八尾土木、NTT、関電、近鉄、柏原が不法屋外広告物撤去対策協議会を結成して、関係機関と連絡しながら、専従班による撤去作業を進めております。したがって、かなり美しくなってきたと。また、きれいな町づくり推進班も設置をいたしまして、それ以外の公共道路、水路等のパトロールも実施しております。また、緑の町づくりのためにも、市道、公園、学校の公共施設の植樹や、さらに緑化等々も進めてまいりたいと思っております。

 今後も、今申しました都市宣言の趣旨に基づきまして、現在の体制で積極的に取り組んでまいりたい、こんなふうに考えております。

 なお、今のご提言で、市民を中心とした市民会議をどうしたらよいか、こういうことでございますけれども、市の問題といたしまして既に問題になっております東山全体の問題は、かなり面積も広うございまして、これを守るにはどうしたらよいか。いろんな法令等々をつくっても、なかなか難しい現状でございまして、地権者の協力、あるいは第2次総合計画の位置づけなど、難しい問題が残っております。したがって、市民の方々を中心にした会議というのは非常に難しいんじゃないか、こんなふうに考えております。私ども行政でいろいろ対応しておりますが、なお難しい問題がございまして、法的な問題との関係がございまして難しい問題がございます。市民を中心とした会議につきましては、今後の問題として検討していこう、難しいんじゃないか、こんなふうに考えておるわけであります。

 今のところ、それにつきまして基金をつくってはどうか、こういうことでございますが、いろんな問題が動くことを想定をできる時点におきましては、基金ということもあるわけでございますが、現在、基金ということまでは一足飛びに行きにくいんじゃないか、こんなふうに考えております。

 最後の65番であります。市民プールにかわるべき、さらに市民プールは夏だけでございますが、冬でも、夏でも、秋でも、春でも、こういう温水プールが、幸いにいたしまして3市のごみ焼却場が完成をいたしまして、余熱を利用してということで、現在組合におきましても検討していただいておりますし、先進地も視察もしていただいております。先般の組合議会でも議会の議員さんにお答え申し上げましたように、何とかこれを中心に、ほかの施設も若干入りますけれども、これを中心に組合議会に早期にお諮りをしたい、こういうことで答弁があったようであります。ここ数年の間には、何とかそれを中心にした施設が実現できるものと考えておりますので、よろしくご協力方もお願いを申し上げておきます。

 第1回の答弁を終わります。



○副議長(中野広也君) 以上で一通りの答弁は終わりました。寺元君、再質問ありませんか。



◆12番(寺元正二君) それでは、順次再質問に入らせていただきます。

 整理番号53番の国道25号線バイパス計画についてでありますが、最初にお断りをしておきますけれども、私は、この国道25号バイパス計画について全般反対をしているわけではございません。ルート案についてのご意見を申し上げておりますので、その点、誤解のないようにひとつよろしくお願いしたいと思います。

 先日、大阪阪神間の国道43号線の幹線道路がもたらす騒音・排ガス被害をめぐって、沿線住民が建設省と阪神高速道路公団を相手どって訴えていた、俗に言う国道43号訴訟で、大阪高裁は一審より踏み込んだ住民有利の判決を言い渡しましたけれども、この判決について山西市長の感想をお聞かせ願いたいと思います。



◎市長(山西敏一君) 最近、住宅事情等々が変わってまいりましたし、また、阪神間の重要な大動脈であります道路であります。かなりの台数が予定以上に、しかも何本線にもわたりまして自動車が走っております。これらのことにつきましては、住民の被害等々−−公害ですね、これらの問題につきましても、大変新しい問題となってきております。

 したがって、すべての道路が、もう既設の道路であればそれでいいというわけには最近なかなかいかなくなったんじゃないか、こんなふうにも判決は教えてくれておるように思います。



◆12番(寺元正二君) この判決は、あるいは建設省が道路を計画して進める段階において、やはり沿線住民に対する環境への影響、車の騒音、また排ガスの被害をもたらさないようにという一つの厳しい判決が下ったんじゃないか。車の通行の差しとめについては認められませんでしたけれども、やっぱり騒音、排ガスによってもたらされた被害者に対する損害賠償を裁判では認めたということは、やはり建設省が進める道路計画についての問題に、付近住民に対する環境悪化の見直しを迫った判決じゃないか、このように私は認識をしているわけでございます。

 まさしく国道25号線バイパスは、これからつくろうとする計画でございます。既にあそこには、住宅が密集しております。市長もご存じかと思うんです。あえて密集している住宅に、先ほどの答弁で市長もおっしゃいました、ルート案が発表されて具体的になれば、住民の反対が出るだろう、そのときは配慮したいということでございますけれども、あからさまに発表になりますと、再度住宅地の反対が起こるのは、もう目に見えているわけであります。それでもあえて市長は、国に対して何らそこら辺の配慮はされないんですか。再度よろしくお願いします。



◎市長(山西敏一君) やっぱり道路というものは、どっかから入ってどっかへつなぐ、こういうことでございまして、一応25号につきましては、これも具体的になってまいりますといろんな問題が出てまいると思いますが、これは何とか地域的にはいけるんじゃないかと思っております。

 あと問題は、もう一つの方でございますが、これもやっぱり国の事業としてやるからには、大阪柏原線の延長、これしか−−例えば今まで先輩がおっしゃいましたように、八尾から入ったらどうかということになりますと、とても八尾の理解が得られるものではございませんので、したがって柏原市内ということになりますと、自然にそこらに限定されてこようと思います。そこで入るのか、あるいはこの計画をやめるのか、2つに1つと、こういうことに私はなっておるんじゃないかと思います。したがって、この部分については恐らく変えられない、こんなふうに聞いています。

 やるのか、やめるのか2つに1つ、こういう選択を今、迫られております。したがって、これにつきましては、何とかつくっていただく方向で、そしてそれらの配慮をどうするんか、こういうことにつきまして、今後の問題として詰めてまいらねばならないと思っております。



◆12番(寺元正二君) それでは市長、住民の犠牲の上にこのバイパスをつけようとされるわけですか。



◎市長(山西敏一君) 犠牲といいますと、犠牲を容認するのかと。こういうことを私は申しておるわけじゃございませんが、やはりどのようにしてどんな形のご理解を得るのか、そのご理解がどのように得られるのか、こういうことは、これから私どもにまた残されました、これは国でありますから国で勝手に説明しなさいというわけにまいりませんし、それらをどうしてコンセンサスを得るのか、これは私どものする仕事の中の問題であろう、こんなふうに思っております。何とかご理解をいただけるようなコース、ご理解をいただけるような、公害の出ないような施工方法、あるいは細かい詳細につきましてこれからの問題であろう、こんなふうに考えております。その辺が一番大事な問題じゃないか、こんなふうに考えておるわけであります。



◆12番(寺元正二君) 先ほども申し上げましたように、住宅が密集しているあの山ノ井の入口から東へ約200メートルぐらいですから、住宅が密集しております。恐らく道路は4車線道路でしょう。片側2車線の4車線道路だと思うんです。当然、住宅の買収、土地の買収等も出てきましょう。そういう住宅密集地のど真ん中に4車線道路を敷くということは、地元にとっては大変重要な問題であります。いろいろとご苦労はかけて、いろいろとご検討はいただいていると思いますけれども、結論的にはやはり大阪柏原線につなぐという、ほぼその方向だということで、これはもうはっきりと地域住民の皆さん方が知れば、反対の声は当然起こってくるだろう。既存の住宅の中に通すということは、柏原市としてどのような配慮をしてくれたのかという住民の不信は必ず起こってくるだろうと、私は心配するために、今、ご指摘をしているわけでございます。

 時間の関係で、これ以上詰めても水かけ論になりますので、どうか住民感情を十分に踏まえて建設省とここら辺の問題は詰めていただきまして、善処いただきますように、よろしくお願いをしておきます。

 続きまして、整理番号54番のアクアロード計画でございますけれども、先ほど市長は、直接の建設省のアクアロード計画の中ではないけれども、何とか柏原市の市役所前に水質浄化のために噴水設置をということが頭の中にあるんだということで、そのお話もしたということでございますけれども、せっかく建設省が5ヵ年計画で水質を改善しようということでございますので、確かにそういう噴水を上げるというのも水質浄化の効果は出るだろう、また、そこら辺は河川敷整備もされておりますし、やはり美化の問題からも、市民の皆さん方の憩いの場としてのシンボルとしてのメリットもあろうかと思いますので、アクアロード計画の中の予算を割いていただいて、そういう計画を組み入れられたらどうでしょうか。再度ちょっと市長のお考えを……。



◎市長(山西敏一君) 今のところ、上流と下流の方でそういうふうに進んでおりますが、大体上流の方に力が入っておるように私どもは感じがするわけでございますが、なお、これらはもちろん柏原の方にも手当をしていただきます。先ほど一例を申しておりますが、それだけでなしに、例えばいろんな形の水質を浄化する方法もありましょう。今後、まだ出発点でございますので、今年度は柏原は対象になっておりませんが、鋭意いろんなことにつきましてこれから具体的に詰めていき、お願いをしていきたいと思っております。



◆12番(寺元正二君) よろしくお願いをしておきます。

 それでは、次に整理番号55番、サンヒル柏原から安堂へ抜ける道路の交通対策についてでございます。市長、柏原警察の方から平成2年と3年度の交通事故の件数が書いてある資料をいただいたんですけれども、ちょっと目を通していただけませんか。

 これは、平成2年、平成3年の2ヵ年の交通事故の件数を柏原警察の方で調べましたら、教えてくれました。サンヒル柏原からずっと下がってきまして、安堂駅の南側の狭い十字路の交差点までの区間の交通事故でございますけれども、平成2年度では、物損事故が5件、人身事故が3件、また平成3年は、同じく物損事故が5件、人身事故が2件というように、事故が発生をしております。

 以前からもこの議会で、この危険箇所につきましてはいろいろとご提案があり、ご質問もございました。また、市長も今答弁されましたように、非常に道路が狭い、さりとて道路を広げるということは難しいという答弁でございますけれども、非常に交通量が多くなっております。通学路でもございますし、また、地元住民の皆さん方の不安というものが非常に大変なものでございます。地元の町会からも、また堅下南小学校、中学校のPTAの役員さんからも、柏原警察にこの危険箇所の改善を要求されているというようにお聞きしております。道路を広げるというのが非常に難しいのは、私もわかるわけですけれども、一つの考えとして、迂回路をつくって一方通行規制を敷き、対面交通を避けるような方法も、一つの危険回避の方法ではないか、このように思うんですけれども、市長のお考えはどうでしょうか。



◎市長(山西敏一君) 一方通行につきましては、これは当然地元の同意も要るわけでありますし、また、それにかわるべき道路も要ります。この土地にかわるべき道路が必要かどうか、これは問題もあるわけでございますが、これなしで一方通行にするのかと、これも一つの方法であります。これらにつきましては、警察と今後協議を詰めてまいりたいと思っております。

 もう一つ、先ほどちょっと時間の関係でお答えを申し上げておりませんでしたが、通学路の現在の道幅を拡幅するのは非常に難しゅうございますんで、まず、小さい子供たちの安全のために別の迂回路、通学専用の迂回路、若干安堂の水源池の下の方でございますが、何とか土地を協力してもらえないやろうか、こんなことを現在詰めております。これはどうなるかわかりませんが、これらの問題につきましても両面で考えていきたいと思っております。



◆12番(寺元正二君) ひとつよろしくご努力いただきますようにお願いいたしまして、この項は終わります。

 続きまして、整理ナンバー57番の尿糖健診の件でございます。先ほどの説明で了解をさせていただきます。

 続きまして、整理ナンバー58番、生産緑地法の改正に伴う市の対応ということでございます。先ほどの市長の答弁で、今は、対応というのは具体的には考えておらないということでございますけれども、いろんな問題をはらんでおりますので、具体的にまたご検討をいただきますように、この件も時間の関係で省略をさせていただきまして、この項は終わりたいと思います。

 続きまして、整理番号59番、デイ・サービス事業の件でございます。先ほどの第1回目の質問のときにもご指摘をさせていただきましたけれども、柏原市内の両特別養護老人ホームは、敷地が非常に狭いということで併設が非常に難しいという担当者の答弁でございました。それを押して市としていろんな助成金等で援助して、何とか協力いただきたいという先ほどの答弁がございました。私、再質問で、民間委託に頼らずに市単独で計画したらどうか、このように考えて質問する予定でございましたけれども、両面をひとつ考えていただきまして、早急に柏原市としてまだ手がけておらない重介護型のデイ・サービス事業の道が開けるように、これもご努力を要望いたしまして、この件も終わりたい、このように思っております。

 それから、整理番号60番、保健サービスの一体的提供の計画についてでございますけれども、先ほど具体的にお話しをいただきました。以前からも在宅療養支援サービスの体制を確立してほしいというように要望させていただいたわけでございましたけれども、平成4年、平成5年、この2ヵ年かけて、医師会の協力をいただいて、各関係機関と連携しながらこの計画を作成したいということでございますので、本格的な高齢化社会の中で、在宅福祉の支援体制をしっかりと計画を立てていただきますように、これも要望して終わりたい、このように思います。

   〔山沢議長 中野副議長にかわり議長席に着く〕

 続きまして、整理番号62番、63番の環境保全市民会議の創設と環境保全基金の創設の提言を申し上げたんですけれども、ちょっと市長、勘違いをされているんじゃないかと思うんです。環境保全市民会議は、市民を中心とした会議の創設を私は言っているわけではございません。第1回目の質問のときには、行政、それから事業所、それから市民、このように連携して創設されてはどうか、このように申し上げたわけであります。その点、市長、もう一度答弁をお願いします。



◎市長(山西敏一君) 大変どうも失礼しました。行政、あるいは事業所、市、こういうことでございます。

 それにいたしましても、環境の保全につきまして、私ども一生懸命今までから、人間環境都市宣言を行いましてから長いことになるわけでありますが、いろんな対策を講じながら、あるいはまた難しい東山等々につきましても問題は残しております。これらの環境をどのように保全していくかということにつきましては、大変大きな問題であり、宿題といたしましても大変範囲が広うございます。

 私どもは、とにかく環境、人間環境都市を具体的にこうして守るんだということで、それぞれ具体的に、先ほど申しました施策を打ってまいりました。今後ともそれはそれなりに、もちろんこれからも進めていくつもりであります。しかし、幅の広い問題でございますので、環境保全市民会議か、環境保全委員会というようなことになるか、名称は別といたしまして、これらの創設につきましては、今すぐにというわけになかなかまいりにくいんじゃないかということを考えております。今後の宿題として考えていかなければならない問題じゃないか。

 と申しますのか、条例、あるいは法律等々でなかなか規制でき得ない。私ども、指導をしながら矛盾を感じておる、こういうことも現況であります。そういうことでございますんで、範囲が非常に広うございますんで、現在のところちょっと難しい、こんなふうに考えて、先ほどもお答え申し上げましたんでございます。



◆12番(寺元正二君) 確認の意味でございますけれども、豊かな人間環境都市宣言の一文を割愛してちょっと読ませていただきたいと思います。私たち柏原市民は、古来、豊かな自然と美しい風土の中で幾世紀をかけて形成されためぐまれた環境とともに生きてきた。私たち柏原市民は、環境問題に対する意識を高め、美しい自然と歴史的、文化的遺産にめぐまれた郷土の環境を保全し、さらに美化するために、1つは住みよい町づくり、2つに清潔な町づくり、3つに緑の町づくりを目指して、新たな決意をもってここに豊かな人間環境都市宣言をする、ということでございます。

 先ほど市長の方からの答弁で、この精神を踏まえて各担当が全力を挙げて町づくりのために取り組んでいるという答弁をされましたけれども、先ほど他会派の質問者からも、大半の方が柏原市の21世紀に向けての町づくりに対する角度からのご質問がたくさんございました。やはり柏原市が誇る緑と水と住みよい環境の町づくりを目指すという観点でのご質問だったと、このように思っております。環境保全は、行政指導でやってもらわなければいけませんけれども、やはり何といいましても、行政指導ではなかなか成功していかない面があるんじゃないか。それはとりも直さず、市民一人一人の環境に対する意識変革が大変大事だろう、そういう観点から、システムづくりが大変重要であろうということで、この市民会議の提言をさせていただいたわけでございます。

 一挙にというわけにいかないと思うんですけれども、まず、せめて庁内で、例えば企画調整室、生活環境課、都市計画課を中心として総合力を発揮して、環境保全市民会議並びに基金創設に向けての取り組みを前向きにやっていただくお考えはないか、まず庁内での体制づくりを考えていただけないかどうか、お伺いいたします。



◎市長(山西敏一君) これは、今思い出しますと、既に議会の先輩からもいろいろご質問をいただきました。特に限定されまして私どもで委員会をつくりましたのは、東山の問題をどうするかと、きょうも出ておりましたが、これを大変頭を痛めまして、庁内で、先ほど寺元議員さんがおっしゃいましたような担当課を含めまして委員会でいろんな検討をして、さらに法律を上回る何か取り締まりはできないか、こんなことで、そのときはしばらくの間、委員会をつくって検討したことを思い出しております。大変いろんな問題がございまして、明快な回答は出なかったんでありますが、そのときには、東山の環境を守るのにどうして、特に不法投棄、これを守るためにどうしたらいいか、こんなことを委員会で何回も検討したことを今、思い出しております。



◆12番(寺元正二君) きょうは提言でございますので、また継続してひとつこの問題は議論して、町づくりを目指すためにひとつまた議論をしてまいりたい、このように思っておりますので、よろしくお願いします。

 最後に、整理番号65番でございます。市長の答弁で、清掃施設組合の新炉も完成したそういう時期に、余熱利用ということで念頭にあるということでございますし、これは深く柏原市としては入れない問題だと認識しておりますので、柏原市民が長年親しむ市民プール、そういう件でございますので、ひとつ柏原市の要望として積極的に推進方をお願いしたい。また、そのように強力にやっていただいていますね。市長、最後に……。



◎市長(山西敏一君) 先ほど申しましたように、念願の工場が完成しました。あと残っております問題は、この問題でございます。これから、ことしから来年にかけて急ピッチで進んでいくと思っております。



◆12番(寺元正二君) それでは、これで再質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(山沢実君) 以上で公明党代表者の発言を打ち切ります。

 ここで暫時休憩いたします。



△休憩 午後3時16分



△再開 午後4時00分



○議長(山沢実君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。

 日本共産党を代表して桝谷政則君、質問願います。

   〔3番 桝谷政則君 登壇〕(拍手)



◆3番(桝谷政則君) 日本共産党柏原市議団の桝谷政則でございます。私は、市長の市政運営方針に対して、日本共産党市議団を代表して質問をいたします。議員諸兄におかれては、最後までのご清聴をよろしくお願いいたします。

 市政運営方針では、冒頭、「21世紀を目前に世界平和も近いと感じられる今年」と述べられています。私は、21世紀を前に、これまでの20世紀の歴史は、大きな変化のあった時代だと痛感しています。この20世紀は、一口で言って、諸国民の戦いによって民族自決権と民主主義が世界の大きな流れとして勝利し、他民族を支配、抑圧する覇権主義と専制や独裁政治が敗北した世紀であったと言えると思います。民族独立という点では、20世紀初頭の世界は、一握りの強国によって世界じゅうが植民地として分割され尽くされた時代でした。それが、第2次世界大戦後、20億人、100ヵ国という民族独立のとうとうたる流れが起きて、この植民地の体制が根底から覆されました。今日では、民族自決権擁護が世界の常識となってきました。

 民主主義という点でも、20世紀の初め、1900年という年をとってみると、民主共和国は、アメリカ、フランス、スイスの3国だけでした。ほかは皆、君主制や独裁制の国々とその植民地でした。ところが、今では、民主共和制、普通選挙制度、女性参政権は世界の常識になってきています。

 一方、この歴史の流れに逆らったものは、歴史の審判を受けました。第2次世界大戦を引き起こした日独伊のファシズム侵略勢力の敗北、アメリカも、ベトナム侵略戦争を行いましたが、惨めな敗北に終わりました。ソ連で1917年10月革命で生まれた政権は、レーニンが指導した時期には、民族自決権の問題でも、人民が主人公の社会喚起をする問題でも、大きく言って世界を進歩の方向に動かす推進的な役割を果たしましたが、レーニン死後、スターリンが軌道を覇権主義、専制主義の方向に根本から逆方向に切りかえ、それがその後も引き継がれてきました。社会主義にあるまじき千島列島やバルト3国の占領・併合、さらにハンガリーやチェコスロバキア、アフガニスタンへの侵略、また国内では、自由と民主主義を圧殺する命令的・官僚的体制などが内外の矛盾を拡大し、こうした体制も、ソ連共産党の解体、さらには連邦の崩壊と、音を立てて崩れ去りました。当然のことであります。

 日本共産党は、戦前から唯一侵略戦争に命をかけて戦い、一環して主権在民の旗を掲げ、アメリカやソ連など、どんな国の覇権主義にも反対して戦ってきた70年の党として、この20世紀の歴史の重みの意味を改めて痛感するものであります。

 しかし、今日でも、こうした歴史の流れに逆らうような現状があります。現実に、アメリカを中心とした軍事同盟は解体されず、日米間では、地球的規模の日米安保とか、日米のグローバルな役割などが強調されてきています。アメリカは、引き続き世界の憲兵としての役割をみずから強調し、日本には、新たな役割分担を求めてきています。日本政府からも、自衛隊を海外に派遣しようとする動きも出てきています。日本の国家予算での軍事費の伸びは、例年に続き、1992年度政府案で3.8%の増となっています。また、日米軍事同盟のもとでの米軍基地費用や思いやり予算は、91年で4,771億円、92年度案では8.5%増の5,177億円となろうとしています。世界の流れへの逆行であり、時代錯誤と言わざるを得ません。

 以上が私どもの見解ですが、市政運営方針を伺いますと、市長の見解は、国際・国内情勢をながめて、断片的に論評しているだけであります。世界や国内の動向は、認識の問題だけでなく、おのずと市民生活や地方自治に大きく影響してきます。我が党議員団は、市長が7万7,000市民の市政を預かる長として、みずからもこう働きかけていくべきだと考えるというように、明確な政治姿勢を持ち、表明すべきだと考えます。特に、冷戦構造の遺物である核兵器の廃絶、軍事同盟の解体、軍事費削減、憲法の厳守の見解は、今日の情勢のもとで当然だと思います。なぜ表明しないのか、お答えをいただきたい。

 2番目には、政治や経済の動向変化と地方政治での行財政の関係についてです。市長は、地方財政の厳しい状況のもとにあり、とし、総合性と効率性が求められていると述べられていますが、どうすることなのか、伺いたい。

 3番目には、町づくりについて質問します。緑と水とふれあいのある住みよい町づくりを目指してとありますが、スローガンだけでなく、具体的にどのような努力をしていくのかということです。緑あふれる町を目指すといいましても、開発行為により、どんどん緑地がなくなっています。東山では、墓地、産業廃棄物の投棄場、ミニや打ちっ放しのゴルフ場など、開発計画や建設により、法をクリアしているからとしても、今後も歯どめなく緑が削られていこうとしています。地すべり地域の真横に巨大マンションが、住民感情をさかなでするように建設計画が上がってくるという状況です。緑地保全では、むしろ悲惨な暗い傾向の話ばかりであります。

 また、水の問題では、母なる川と言われる大和川が、汚染度全国ワースト・ツーという状況です。市長が、緑や水をめぐるこれら現状や傾向を、基本的にどのように解決しようと考えているのか、お答えをいただきたい。

 もう一つ、都市基盤整備で、街路事業についてです。幹線道路である国道25号、165号線、府道、主要市道幹線においては、朝夕など車があふれ、慢性の交通渋滞が深刻になっています。これは、交通対策上の問題にとどまらず、NO2など環境問題にも影響しています。また、国道、府道など交通量の多い道路でも、歩道の設置、歩車道分離が十分でないところが多く残されています。東西交通の不便も、市民からの苦情になっています。これらの問題は、市民の切実な願いです。市長は、このような道路・交通問題をどう考えているのか、見解を伺います。

 次は、高齢者福祉対策について質問します。

 日本の高齢者福祉対策は、ヨーロッパ諸国と比べても大変おくれています。その主な原因は、歴代自民党政府が大企業優先、軍拡路線を進める一方で、福祉が軽視されてきたことにあります。財界主導の臨調行革による福祉施策への国庫補助負担金の削減、給付の切り下げなど、自助と相互扶助のスローガンのもと、社会保障費が圧縮されてきました。老人保健法の成立により、老人の診療報酬を低くする仕組みや、老人病院が制度化されるという差別医療制度の創設、さらに老人医療費無料化制度が廃止になり、お年寄りへの一部負担が押しつけられ、86年の改悪で負担額の引き上げ、さらに91年には、再改悪、引き上げされてきています。依然としてお年寄りに冷たい対応がされていることに問題があります。

 今後の対策として、政府は高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略を打ち出しましたが、10年後、ホームヘルパーの増員計画を達成しても、まだスウェーデンの11分の1の到達にしかなりません。また、ヘルパーの国基準人件費が余りにも低過ぎるため、市町村が多額の持ち出しを強いられる仕組みになっています。

 しかし、ゴールドプランに盛り込まれた計画の実現は、国民の切実な要求で、現行の低い福祉水準を引き上げる契機となります。また、市町村に義務づけられた老人保健福祉計画の策定も、住民の声などが十分に反映され、計画化されるなら、意義あるものになると考えられます。この時期におくれを一気に取り返し、市としても抜本的な高齢者対策を図るべきと考えますが、どのような基本理念で進める考えなのか、伺います。

 最後に、女性の地位向上について質問します。

 今日、女性の地位向上の課題は、国際的にも、国内的にも、一層改善や対策が進められようとしています。しかし、市政運営方針では、こうした女性の地位向上への取り組みが全く述べられていないわけであります。さきの質問者への答弁を聞いておりまして、やはり市長の意識の中に女性の地位向上の位置づけが弱いんだなと感じた次第であります。

 ただ、我が党は、先ほど他会派からも評価をされました荒藤議員という婦人の代表も頑張ってもらっておりますので、他の機会にこの問題は時間をかけて行いたいと思います。今回は、このような決して見逃してはならない課題が欠落しているということを指摘をするだけにとどめておきます。

 以上が私の1回目の質問であります。要領を得た誠意ある答弁を期待いたします。



○議長(山沢実君) 日本共産党代表者の質問に対し、山西市長の答弁を求めます。

   〔市長 山西敏一君 登壇〕



◎市長(山西敏一君) それでは、日本共産党代表の桝谷議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。

 まず、市政運営方針前段の66番の見解であります。このことにつきましては、防衛費削減について具体的な見解をなぜ柏原市政運営方針に表明しないのか、こういうことであります。

 柏原の市政運営方針は、ご承知のように、本年度の新しい施策を柏原市議会でどのように取り上げていくか、こういうことについて主とした施政方針であります。しかしながら、世界の情勢、社会の情勢も、これは全く関係ないというわけにはまいりません。したがって、前置きといたしましてしておるわけであります。

 しかし、国で論議されておるものを、私どもはここでいいとか、ないとか、イエスとか、ノーとか、こういうことにつきましてはできるだけ避けておるわけでございます。本来の柏原市をどうするか、こういうことにつきまして皆さん方から超党派でいろんなことをご質問賜っていくということでありますから、したがって、それにつきましてはあえて文章としては、賛成とか、反対とか、どうとかは触れておりません。しかし、全体の流れといたしまして、今もご指摘をいただきましたように、桝谷議員さんもおっしゃっておりますように、湾岸戦争の教訓から、世界は一つである、世界は小さくなった、そして世界が一つになって思想を超えて当たった、こういうことで短期終結が、大きな戦争でございましたが、ありました。これらにつきましての教訓は、やはり私どもは、よい意味で世界は一つになり、今後本当に世界全体の平和が、大きな国から漸次行き届いていくんじゃないか、こんなふうに期待をして喜んでおります。

 しかし、日本といたしましては、日本の軍備費等々につきましては、先般も2月でございましたか、国会におきましても防衛庁の長官等々が、日本の軍備費全体もやはり漸次縮減をしていかなければならん、こんなことを新聞にも方針を打ち出されております。これにつきましても、本当にこれこそまさに湾岸戦争の教訓が日本にも来たんじゃないか、こんなふうに考えられるわけであります。

 したがって、それのかわりをどうするんか、これらのことにつきましては国でいろいろ論議されるわけでございますが、一つは、別の角度から、日本が世界で経済的に第1位の国になってきた、こういう原因はいろいろありましょう。しかし、一つとしては、日本は、軍事大国と比較いたしますと、その軍備費がほかの国のパーセントよりは少なかった。そういうことで福祉等々に非常に重点を置いて進めてきたということだと、私は思っております。私自身は思っておりますが、市政運営方針につきましては、そういうことにつきましては表明はしておりません。

 次は、67番の問題であります。市政運営方針のこれまた前文でございますが、総合性と効率性と、こういうことについてのご質問であります。

 これまで市財政につきましては、比較的好景気に支えられまして税収も伸びてまいりました。したがって、厳しい中でも、比較的緩やかな財政運営を図ることができたんじゃないか、こんなふうに考えております。しかし、昨年からのバブル経済の崩壊とともに、税収も非常に厳しくなってまいりました。したがって、長く続いた好景気もこれで終わり、そして新しい不況の時代が来るんじゃないかということで、財政運営にも必然的に厳しさを一段と加えるんじゃないか、こんなふうに考えております。しかし、市民の要望は逆にふえてまいると、こういう現在の社会情勢でございます。

 したがって、今後、市の財政の推進に当たるにつきましては、各部課との連携を十二分に諮りながら総合性を持っていき、さらに財政運営には効率性が求められるんじゃないか、こんなふうに考えております。つまり、多様化し、増大化する行政需要に適切に対応するために、行政組織の各部課の連絡・協調を密に図りながら、財政を適正に効率的に運営をしていこう。限られた財政を適正に効果のあるところから、そしてまた住民要望の高いところから、そして順位をつけながら配分をしていこうと。これが総合性であり、また財政運営の効率性であろう、こんなふうに考えておるわけであります。

 なおまた一方、情報化時代でございますから、情報処理システムの充実も図りながら総合的な行政を進めていきたい、こんなふうに考えておるわけであります。

 次は、68番の問題であります。緑と水とふれあいのある町づくり、こういうことにつきまして、緑と水を守るため、特に前半は、緑を守るためにどのように努力をしておるのか、こういうことであります。しかし、現実に山の中で不法投棄が進みまたあるいは緑が失われておる、こういうことについてはどう思うのか、こういうことであります。

 第2次総合計画にこれまたお示しを申し上げましたように、基本構想の中では、本市の将来の都市像を、緑と水のふれあいのある住みよい町、こういうふうに定められております。21世紀に向けまして私たちの町が、緑と水を都市の生命として、定住時代にふさわしい魅力のある町を実現する、こういうことで方向づけられております。この基本構想における施策の対応では、この都市像を実現するために、市民の総意によって制定されました市民憲章を基本理念として、都市基盤の整備、教育・文化の振興、産業経済の振興、福祉の充実等々、5つの主要目標を掲げておりますし、それを中心に、施策を整理しながら進めております。

 しかしながら、やはり山が大変広うございます。その中の一部でございますけれども、墓地、あるいはその他で緑が失われつつあることも事実でございます。この墓地の問題につきましては、私どもは、墓地の計画がございました折に、いろいろ府の方にも相談があったようであります。市といたしましてはどうか、こういうことで、市といたしましては、私どもの基本理念といたしまして、市の方針として明文で、これは好ましくない、こういう意見書を添付いたしまして府へ送付いたしました。府でも問い合わせがいろいろございました。全くそれをとめてしまうという方法があるんか、ないんか。もしあればいいのにと思っていろいろ考えたんでございますけれども、法的に、ご承知のように、墓地にいたしましても、法律その他の諸条件をクリアした場合には、その開発を規制することはできない。したがって、むしろ府では、許可せざるを得ない、こういうことのご意見も承っております。したがって、全くそれをとめてしまうこともできませんでした。

 しかし、いろいろ地元の区長さん、あるいは有力者の方々等々、町会の方々と意見の交換もし、また府へもいろいろ話をいたしまして、大変長い期間を経たわけでございますが、あのような形で地元の条件も一部入れまして、飲んでいただきまして、そして墓地が今進んでおるわけであります。したがって、全くとめる手だてがなかった。しかし、何とかいろんな話し合いをして、最小限度の条件はつけたつもりであります。

 ということで、その他いろいろご指摘をいただきまして、若干緑が失われておることも、これまた事実であります。しかし、先ほど申しましたように、全く全部とめてしまうというわけにもまいりませんので、これらにつきましては、一部でございますけれども、そういうようなところもありますし、また地元の、例えば堅上地区の方々の要望といたしましてある程度の施策等々につきましても生かしていくことが必要であろう、こう思いまして、その施策等々も生かしまして一つの方針を、市としてもここ数年前から打ち出しておりますことも、事実であります。それは一部でございます。

 このようなことで、今後どのようにして守るのかということにつきましては、私どもは、変わらずできるだけ守っていきたい、こういう方針であることも事実でございますが、全部が全部とまってしまう、ストップしてしまうということもでき得ないことも事実であることもご理解をいただきたいなあ、こんなふうに考えております。

 68番の終わりが、水問題についてであります。河川、あるいは治水対策といたしましても、私どもは厳しい財政ではございますけれども、昭和62年度から5ヵ年計画で始まりました生津川改修工事がこの3月に終わります。また、生津川の維持管理用道路につきましても、本年度で買収を計上させていただいております。また、長瀬川の汚水溝を、下水道工事が進むに関連をいたしまして、何とか補助金の活用をいたしまして、親水公園と申しますのか、水に親しむ公園にしていきたい、こんなふうに考えております。今度は、具体的にそれらにつきましても下水道の進捗とあわせまして考えていきたい、こんなことで基本プランを現在立てておる最中であります。

 なお、全般の水質につきましては、公共下水道の進捗によって進んでいくものと考えております。

 また、国に対しましては、大和川河川敷公園、さらにまた堤塘敷につきましては大和川親水記念公園もつくっていただきまして、今年は石川河川敷が、建設省の護岸親水工事が完成した後、多目的広場、運動、スポーツだけでなしに、散策路としても整備をするつもりであります。

 今後ともこれらの水を守り、さらに水に親しむ、こういうことにつきましては、柏原に数多い大小の河川を有効に利用していきたい、こんなふうに考えておるわけであります。

 次は、69番、道路を中心とした都市基盤整備についてはどのように考えるのか。また、道路がふえる以上に車がふえてまいります。日本の一つの大きな問題でございますが、それに対しての対応はどうか、こういうことであります。

 道路につきましては、柏原市の財政では、補助金等々の見通しから、新しい道路をどんどんつくっていくというわけになかなかまいりません。むしろ、市独自で道路をつくるというような財政の現況ではございません。したがって、市内には幹線道路として21路線がございますけれども、進捗率が大変遅うございます。これまでにも申し上げてまいりましたように、その中でも田辺旭ヶ丘線につきましては、重点事業として取り上げておりますけれども、これも、きょうご質問賜りましたように大変な40億を超える財源が要るわけでございまして、これ一つの実現すら、ほかの財政がどうなるのか、これを全部してしまいますとどのような一般会計にしわ寄せがあるのか、こんな等々を心配をしております。

 きょうは、府道としてもやったらどうか、こういうご指摘もいただきまして、できるだけこれらの進捗を多方面からとらえて実現を図っていきたいと思っておりますし、その中で、もう一つの柏原地域にありますところの大県本郷線につきましては、これまた市の財政では到底でき得ない規模でありまして、府道として実現をお願いしておる。これには、府も、単なる府道としてだけではいかない……(桝谷議員「大県本郷線は聞いてません」と呼ぶ)ということで、厳しい財政ではございますけれども、何とか市では難しいものはほかの形でもということで、重点的に効率配分をしながら取り組んでいこうと思っております。

 なお、その他の一部市道につきましても改修をしていきたい、こんなふうに考えておるわけであります。

 次は、70番であります。老人保健福祉計画の策定に関連いたしまして、高齢化福祉をどのようにとらえていくのか、こういうご質問であります。

 この問題につきましては、今後は特に75歳以上の高齢者、後期高齢者が大変大幅に増加が見込まれまして、老人福祉対策が大変重要な問題となってきておりますし、柏原市といたしましても、老人対策につきましては、ここ数年前から鋭意前進をしてまいったわけでございます。

 なお、今後残っておりますA・B型の福祉施設等々につきましても、けさほど申しておりますように、非常に難しければ、何とか民間で実現もしていこう、こういうふうに考えているわけでございますが、さらに基本的なプランにつきましては、これもお答えを申し上げましたように、何とか今年度中には計画を策定をしていきたいと考えております。さらに平成4年度につきましては、高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略に基づく在宅福祉、寝たきり老人ゼロ作戦、施設の整備、高齢者の生きがい対策等々を、今後順次整備目標を定めまして、一歩でも二歩でも前進をしていきたい、このように考えております。

 一応、一通りお答えさせていただいたつもりであります。



○議長(山沢実君) 以上で一通りの答弁は終わりました。桝谷君、再質問ありませんか。



◆3番(桝谷政則君) 一通りご答弁をいただいたわけでありますけれども、まず最初に、私は、核廃絶、軍事同盟解体、またいろいろ憲法の問題とか申しましたけれども、市長の方からは軍事費の削減の問題だけ出されておりますので、それに絞っていきたいと思います。

 ただ、全体の市長と私の情勢認識とか意見は違っておりますので、深くそれ自体に入って議論する考えはありません。まず、そのことを言っておきたいと思います。

 ただ、過去、やはり軍事費は国家予算の中でもずっと上昇してきた。その時折に、やはり臨調行革が盛り込まれたときには、地方自治体に対して国庫負担金が削減される。また、消費税が導入される。そしてまた最近では、今年度の最近の傾向としては、地方交付税の総額も減額をされてくる、こういうような傾向も起こってきているんですね。

 そういう点から言えば、やはり軍事費を削っていくということは、地方自治体、行政を預かる長としても重要なことじゃないかと思うんです。特に地方交付税などが減額されてきているということに対しても、市長は何とも思いませんか。



◎市長(山西敏一君) 地方交付税の減額等々につきましては、私どもいろいろ要望しております。直接、あるいは間接、また地元から自治大臣が出ておられます、そういうことで、いろんな形を通じて要望しております。国民健康保険の中の方でも、地方交付税と言いながら、不交付団体はどうしまんねんとか、いろんなことを具体的に言うております。これらにつきましては、私どもは、地方交付税も増額し、また補助金のカットにつきましても完全にもとどおり復元してほしい、こういうふうな要望等々につきましては、いろんな機会を通じまして要望しております。



◆3番(桝谷政則君) 私どもも、もちろん地方財政を確保していこうと思えば、補助率を復元させていく、それから地方交付税など、総額の率も含めてアップさせていく運動だとか、こういうのが必要だと思っています。

 そうしたことから言えば、実際に財源を確保していくということから言えば、市長もかねがね健全財政の財政確保に鋭意努めていくと口癖のように言われているんですけれども、財源の確保ということから見ても、軍事費を削らないと、どこから財源が出て来るんですか。こういうことがあるでしょう。そういうことも言わないと。だから、それはおかしいんじゃないですか、言ってることと。



◎市長(山西敏一君) 今、桝谷議員さんがおっしゃいましたのは、交付税をふやすには軍事費を削る、それしかないと。こういうことは、私は言うておりません。やっぱり地方交付税はふやしていただこうと。で、先ほど申しましたように、湾岸戦争が大変教訓になりまして、防衛庁長官も、今までとこれからと戦争に対する考え方は違うんだということを感じていただいて、みずから削減すべきである、こういうことを自分で考えて発言をしておられます。これは一つの前進であろうと思っております。



◆3番(桝谷政則君) 私ども議員は、いろいろ政府に対して意見を申すときには、こういうふうに議会の中で言うこともできますし、また、意見書などを出して言うこともできるわけなんですけど、やはり行政の長としても、こうした地方市民の生活、それから地方財政にも非常に大きな影響のあるものですから、積極的に物を言えるものは物を言っていくという立場がないと、やはり私は、これは長としての責任も果たせない問題だというふうに思います。

 私が市長であれば、やはり軍事費を削って国民の暮らしに回し、地方財政に財源を回せと、声を高くして言っていく。もちろん市政運営方針の中にも入れていくというふうに思いますけれども、これはかなり見解が違うようでありますんで、これ以上は繰り返しませんけれども、重要な問題だというふうに指摘をしておきます。

 続いて、次の問題です。市長からも答弁をいただいたわけですけれども、同じような抽象的なことを繰り返されてるなというふうに受けとめました。

 私、過去、いろんな政治の動向、経済のそうした変化がある中で、地方の行財政、特に柏原での行財政がどう変化してきたかというのを、少し調べてみたんです。それは、市長が市政運営方針の中でどんなことを言っているかというのを調べてみたんですけれども、昭和59年(1984年)には、ここでも限られた財源の効率化を図るためということでおっしゃってます。ずっとこの年だけに限らず、一定の投資的事業は行うけれども、効率化を促進するんだということを、繰り返し繰り返し、毎年言っておられます。

 また、昭和60年(1985年)にも、この年は国庫補助率の負担率が削減をされた年であって、また少しその前に、1984年12月には地方行革大綱も出されたというような年で、市長はこういうふうに言っておられます。地方財政の厳しさ、行財政全般の調査検討を進め、行政改革懇話会の提言を踏まえてやっていくんだと、こういうふうに言われてます。

 そして、昭和61年(1986年)には、実際に国庫負担金は前年度から比べて25.2%削減されてます。歳出も、そのかわり21.3%減りました。また、生活保護の伸び率も、その前年度の伸び率の11.0から8.4に下がる。そして、そのかわり、実質収支は黒字として2億4,000万出てくる。こういうふうに推移しています。

 そして、62年(1987年)には、引き続き国庫負担率が10.3%減額をされて、歳出は1.8%にこの年はとどまってます。この年はまた、生活保護費の予算は、対前年度に比べて6.7%減っています。そして結局、全体としての予算は、6億9,657万、約7億の黒字がこの年に生まれている。こういうふうに経過してきています。

 ですから、例えば、今まで私どもが柏原市の行政を見ていた場合に、昭和60年度の段階でも、ほとんどの行政サービスを民間委託していく。また、公共料金も非常に高い、行政サービスも非常におくれている、こういう状態をこの時点でも言っていたわけですけれども、60年以降、やはり思い切った踏み込みがされている。効率化という名のもとに、私は非常に思い切った踏み込みがされてきているというふうに思います。それはやはり市民にとって有益なことなのだろうかという点では、私たちは、そうでないというふうにこれまでも主張してきたわけです。

 実際に、私どもも議会の中では、福祉や教育を削るなというふうなことも繰り返し主張してきました。また、公共料金についても値上げをするなということで言ってきましたけれども、きょうは、特にちょっと突っ込んで聞きたいんですが、やはり全体としては、ずっと見てきますと、そういったこととあわせて見受けますと、私どもも毎年毎年予算要望を出しています。そうした中でも、全体の行政の中で実現をしてきていることで言えば、国とか府とかの事業、市で財源を出さないような事業については非常に積極的だと。しかし、市の単独で事業をやっていく問題については非常に消極的だというふうに受けとめられると思います。

 例えば、老人医療の無料化が廃止されたときにも、私ども、独自でお年寄りの入院見舞金を出してはどうか、市独自で出してはどうかという提案もしましたけれども、こういうのも認められなかった。また、白内障の問題でも、国へは要望するけれども、市単独では行わないと、こういう状態だとか、公園など補助率の低いものはなかなか一生懸命やらない、こういう傾向で来ているというふうに思うんです。私どもは、こういう方向というのはやはり市民にとって得策ではない、こういうように考えているわけでありまして、これは指摘をしておきたいわけです。

 ただ、ことしに入っては、1つだけ具体的に突っ込んでお聞きしたいんですけれども、母子家庭の子供さんの18歳以上の分が単独事業でやられているんですね。この点から言えば、私が聞きたいのは、今後も必要な課題については、市民にとってやらなければならないと思える事業については、市独自ででも力を入れて取り組むという方針なのか、それとも、私が先ほど指摘しましたように、極力そういうのはやらないでという方向なのか、その点だけ、簡潔に伺いたいんです。



◎市長(山西敏一君) いつも言うておりますように、福祉をできるだけ守っていき、さらになお前進すべきものについては前進していく。市が財源を持ち出してでも、ある程度前進するものであれば、先ほどご指摘のようなものにつきましては、その具体的な事例についてよく検討いたしまして、そういうものがある場合は勇気を持って前進をするべきときもある、こんなふうに考えております。



◆3番(桝谷政則君) 私は、前段に指摘しました問題については、納得をするものではないです。これは時間の関係でこちら側が一方的に言うだけのことに今回はとどまりますけれども、後段の市長の今答弁をいただいた中で、市民にとって必要な事業についてはやはり力を入れてやっていくということですから、それを一応受けまして、絶対にそれは重点を置いてやっていってほしいと、これは要望しておきます。

 それから、次の緑の問題ですけれども、先ほど答弁もいただいたわけですけれども、緑がだんだんなくなってきているということについては、これはだれでも認識が一致するところだというふうに思います。この点では、私は、これまでも繰り返し言ってきてますけれども、やはり市の計画に問題がある。例えば第2次総合計画の中では、今後市街化区域を921ヘクタールから2000年には1,027ヘクタールにしていくだとか、実際的な市主導の開発計画が上がっていることに問題があるというのが、指摘をしてきたところです。ここに大きな問題があるというのは、一番の問題です。

 それともう一つは、抽象的には言っているけれども、具体的に何も歯どめをかけられるようなことをやっていないんじゃないかというふうに思うんです。第2次総合計画の中には「無秩序な開発を抑制をし」とか「ミニ開発を抑制する」、こういうように言われていますが、総合計画というのは市長が責任を負わなければならない問題なんですけれども、具体的にどうするのか、これが全くない。この点、市長は何も考えておられないのか、伺います。



◎市長(山西敏一君) まず、市街化区域内の開発でございます。これにつきましては、日本にやっぱり法律がございまして、それらの条件に合った場合は、これはいつかも本会議でお答えをいたしましたように、私どもといたしましては、それを食いとめるという策も手だてもございません。したがって、これにつきましては、その問題をクリアすれば、市街化区域内につきましては、一つの法律の条件をクリアすれば、私どももいろいろ要綱は定めておりますけれども、それを最終的にクリアしていきましたら、これにつきましては、私どもは反対とかどうとかいう形で食いとめるわけにはいきません。

 なお、市街化調整区域につきましては、一つの法の網をかぶっております。しかし、そのことにつきましては、私どもは抑制策をとっておるわけであります。しかしこれも、例えば、今一つの例を挙げましたが、墓地なら墓地ということにつきましても、これもとめられないわけでありまして、市街化調整区域内でありましても、私どもは反対の意見書を出しましたけれども、それでもあえて府の方では許可せざるを得ない、こんなような形になっております。

 そんなことで、全体といたしましても、ほんなら、山全体どこでもほっておくんかと、こんなことではなしに、部分的に私どもといたしましては、一部分につきましては、上徳周辺につきましては一部見直していこう、しかし全体としては抑えていく。何らかの形ではそれはそれなりに抑えていくということについては、今も同じであります。



◆3番(桝谷政則君) 聞きますと、法をクリアしているとどうにもできない、仕方ないという結論のように聞こえるわけですが、私は、それではだめだというふうに思うんです。

 例えば、私どもがこれまで議会の中で提案をしてきた中でも、条例化という形で一つは歯どめをかけていく。いろんな条例の問題も提起しました。例えば緑を守るという観点だけじゃなしに、私ども最近、東京都の世田谷区の方にも伺って勉強させていただいたんですけれども、ここでは住宅条例というのが出されて、これは住宅をつくっていく側からも、住民がどういう環境の中に置かれなければならないかということを言っています。あわせて緑やとかもきっちり守っていくんだということが位置づけられている条例をつくって、努力されているわけです。

 また、私どもも言いましたように、地すべり危険区域などには規制区域を設けて指定をしていってはどうか、こういう提案もしました。また、公的な機関での先行買収というような問題もあります。こういった点で、私は、本当に努力を市長がしないと、やっぱり歯どめはできないと思うんです。

 さきの12月議会で、我が党の荒藤議員が地すべり地域の横のマンション建設の問題で取り上げたときには、答弁の中で、いい方法があるというなら教えてほしいと、こういう答弁というんですか発言。これは、ここだけ聞けば、謙虚な態度だなというふうに見えますけど、実際今、ずっと伺ってきたり、そのときのやりとりの経過を見てましても、これはどないもできやへんやないかと開き直ったような態度で、私は、長としてこれを言ってしまっちゃおしまいじゃないですかということを、本当に言いたいですね。この問題でも、私は、本当にやっぱり市長の姿勢が、努力していくという前へ向けた具体的なそういった、先ほど提案しましたようなことで努力をしないと、何ぼ計画やとか市政運営方針の中でスローガンだけを並べていても、問題は解決しない。このことを、これも指摘をしておきたいと思います。

 もう一つは、道路の問題です。道路を中心とした都市問題の主に原因というのでは、やはり今日までのモータリゼーションが非常に加速化してきている。2つ目は、急速な都市化のツケに対して、行政がやっぱり後追いになっている。もう一つは、市の道路行政への先見性と取り組みの姿勢の弱さにあるというふうに思います。

 いろいろここで申し上げたいわけですけれども、3つ目の先見性という問題では、例えば一つだけ取り上げますと、国分の再開発は終わりましたけれども、国分西の府道拡幅やとか、駅前広場の設置というのは置いてきぼりになっている感があります。今も非常に努力をされているわけですけれども、今のような現状です。これも、駅前開発の1次の開発の中には、計画の中から入っていない。2次の次の段階のものだというふうな形で進められてきたわけです。ですから、計画に入ってないわけですから、後に流れてしまう、こういう事態になっているわけです。

 東側と西側、今のあれで言えば、駅前広場や府道の拡幅というのは、一体のものとして求められなければならないものだというふうに思うんです。そういう点でも、こうして経過をしてきた中では、いろいろ言えばきりはないですけれども、非常に問題だというふうに思います。地下道も、これを開通させた場合、交通安全上どうなるのかというような問題も出されてきて、私は、これは大きな失政だというふうに思います。

 この問題は、答弁をいただかないで、時間の関係もありますので、指摘だけをしておきますけれども、道路行政に対する取り組み自体も、やはり重点を置いてもっと真剣に取り組まれるように、指摘をしておきたいと思います。

 それでは、最後ですけれども、高齢者福祉の問題です。この柏原の中での到達も、私は、やはり非常におくれているというふうに思います。そうした中で、ことしは老人保健福祉計画を策定していくんだと、こうなっています。ですから、多分行政としては諮問をしていくという形になるというふうに思うんですけれども、高齢者の動向というのは、1970年の65歳の高齢者率5.4%が、1985年までの間で、85年が8%ということで、柏原市の場合、もう2倍に膨れ上がっています。今後まずどうなっていくのかという点で、どういうように推計するのか。2000年、2020年という点では、柏原の場合は推計をどういうふうにされてるんですか。その点、ちょっと伺いたいんです。



◎市長(山西敏一君) 本市では、平成3年の老人人口比率が9.4%で、全国の12%よりは下回っております。しかし、高齢化が着実に進んでおります。したがいまして、今後特に75歳以上の後期高齢者の対策、これを何とか中心に、ほかのこともございますけれども、それの対策を今後策定していこう、こんなふうに思っております。



◆3番(桝谷政則君) 柏原市もその例外でないというふうに思うんですけれども、今、この問題では、政府の方から骨子とかいろんな資料がおりてきているわけです。一定のガイドラインに沿って、国の指導もあって計画をつくっていくようになるわけですけれども、私がぱっと見た段階では、今後の計画の中で言えば、要介護老人向けのデイ・サービスセンター、これが一つポイントになってくると思うんです。あと、ヘルパーの訪問回数だとか、給食サービスだとか、入浴サービスの回数の強化の問題というのはあると思いますけれども、それとあわせて、ここでは、ケアハウスとかシルバーハウジングなどの計画もやりなさいというふうに、一つの項目として出ています。

 そういうことから言えば、市も諮問していくという形になるんですけれども、そういった点では、市長の決意というんですか、お考えについてはどう思われるのか。



◎市長(山西敏一君) 今、ご指摘をいただいたような点も含めまして、諮問と申しますのか、全体の有識者を含めまして新しい一つの計画、そして到達目標等々もひとつ設定していこう、こんなふうに考えております。



◆3番(桝谷政則君) ケアハウスとかシルバーハウジングの問題は、我が党が近年、この議会の中でも繰り返し繰り返し取り上げて、市長並びに行政の対応を聞いてきているんですけれども、これまでは全くやる気がない、答弁で言えば。ずっとそういう答弁です。そういう中で、国からいろいろおりてきてやる項目の中に入ってきたら、おもむろに腰を上げる。今までこうした問題について本当に真剣に取り組もうというように考えられていない。これはどういうことをすることなのかは、市長、知ってますね。

 そこにこういう一つのことをとってみても、私は、今の到達というのは、確かに計画をつくっていいものにしていこうということで前へ進めようとされていることは、これはいいことですけれども、過去、老人・高齢者対策の問題一つをとっても、やはり私は、いろいろ市の行政の中で議会の中でも取り上げてきた中では、いろんな問題を取り上げてきましたけれども、不十分な返事しかいただいていない。非常に低い水準だなというふうにかねがね思ってきましたけれども、この問題でもやはり、言っていることと今まで市長がやってきたことと非常に矛盾するんじゃないかなというふうに思いますけれども、どうですか。



◎市長(山西敏一君) 老人福祉対策、これはやはり私どもの大きな課題である。これはもう認識は同じであります。

 これは、いろいろずっと年月が続いていくわけであります。国においても10ヵ年戦略と、こんなことを言われております。単年度をとりますと、今おっしゃいましたように、まだこれが足らん、あれが足らんということが言えるかもわかりません。しかし、ここ数年来の全体の流れを見ていただきますと、特に本年度はC型が実現する。あるいはまた、ひだまりの郷にも、これは民間でありますけれども助成する。こういうことで、やっぱりその年度年度、実現をしていく。こういうことは、年度を追いますと、やっぱり前進はしてきておる。また、進めていくべきであろう。こんなふうに長年月かかって、私どもは一つずつ目標を達成していきたい、こんなふうに考えているわけであります。



◆3番(桝谷政則君) 私の言っている答えになってないですよ、今のは。

 それで、全体として本当にちょっとお話にならないような食い違いがあるんですけれども、私は、今のあれは別として、ちょっと変えまして、やはりこういう計画を本当に今、民主的に住民の声も入れてしっかりとしたものをまずつくるということが非常に大事だということを、最後に強調したいんです。

 それは、先ほどから言いましたように、行財政全体に対する基本的な考え方もきっちり持つ。これは一番最初に言ったことです。また開発に対しても、やはり条例化だとかいうことも使って、やはりそうした基本的な精神を、基本的なそういう理念を行政の中で確立していく。

 私、障害者の問題で、福祉の町づくりということで、昭和57年当時もそうした要綱をつくるべきだということも言いましたけれども、そうしたこともつくられなかった。やはりそうしたことが、今まで基本的な問題が抜けたり失墜をしているので、非常に行政の中では強化をされなければならないということを、全体としては言いたかったわけです。

 時間が非常に短かったので、細かい問題だとか、もっともっと入りたいところが言えませんでしたけれども、以上で終わります。



○議長(山沢実君) 以上で日本共産党代表者の発言を打ち切ります。

 これにて通告者による市政運営方針に対する質問は全部終わりました。他に通告の申し出もありませんので、市政運営方針に対する質問を終わります。

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○議長(山沢実君) 議事の都合上、本日の会議はこの程度にとどめ、あすに延会したいと思います。これにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(山沢実君) ご異議なしと認めます。よって本日の会議はこの程度にとどめ、あすに延会することに決しました。

 本日はこれにて延会いたします。



△延会 午後4時56分