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大阪府 和泉市

平成13年  3月 定例会(第1回) 03月01日−01号




平成13年  3月 定例会(第1回) − 03月01日−01号









平成13年  3月 定例会(第1回)



平成13年3月1日午前10時和泉市議会第1回定例会を和泉市役所議場に招集した。

 出席議員(26名)

     1番  池田秀夫議員       14番  原口裕見議員

     2番  小泉政一議員       15番  赤阪和見議員

     3番  山本秀明議員       16番  辻 宏康議員

     4番  田代一男議員       17番  金児和子議員

     5番  須藤洋之進議員      18番  柏 冨久蔵議員

     6番  若浜記久男議員      19番  井坂善行議員

     7番  西口秀光議員       20番  逢野博之議員

     8番  上田育子議員       21番  小林昌子議員

     9番  友田博文議員       22番  天堀 博議員

     10番  森 悦造議員       23番  原 重樹議員

     11番  横山 勝議員       24番  早乙女 実議員

     12番  吉川茂樹議員       25番  猪尾伸子議員

     13番  辻 正治議員       26番  矢竹輝久議員

 欠席議員(なし)

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 本日の会議に出席報告のあった者の職、氏名は次のとおりである。

 市長        稲田順三      都市産業部長    油谷 巧

                     都市産業部理事

 助役        池邊 功      (都市計画担当)  今村俊夫

                     都市産業部理事

 助役        中屋正彦      (再開発担当)   鬼塚昌幸

                     都市産業部理事

 収入役       谷上 徹      (再開発担当)   橋本通弘

                     都市産業部理事

 教育長       宮川清二郎     (開発調整担当)  上出 卓

                     都市産業部理事

 水道事業管理者   仲田博文      (産業振興担当)  桑野正孝

                     都市産業部理事

 病院事業管理者   浅田健藏      (商工・コスモ   藪内信孝

                      ポリス推進担当)

 総務部長      西尾 浩      建設部長      北橋輝博

                     建設部理事兼

 総務部理事     西岡政徳      道路交通課長    浦 一夫

 総務部理事

 (人事担当)    田丸周美      下水道部長     田中武郎

 総務部理事

 (契約管財担当)  橋本敏雄      下水道部理事    井阪 弘

 総務部秘書広報課長 吉岡 理      病院長       十倉寛治

 総務部人事課長   石川 清      病院事務局長    松田 孝

                     病院事務局理事兼

 企画財政部長    林 和男      医事課長      木寺正次

 企画財政部             

 企画調整課長    中井正二      水道部長      中野裕幸

                     水道部理事

 企画財政部財政課長 藤原省悟      (総務・営業担当) 雪本恭一

 人権推進部長    井阪和充      消防長       平松好弘

 人権推進部理事兼            教育次長兼

 人権政策課長    米田 浄      社会教育部長    池野 透

 生活環境部長    長岡敏晃      学校教育部長    橋野 藏

 生活環境部理事   尾食良信      学校教育部理事   西垣宏高

 健康福祉部長    森本良治      社会教育部理事   柳川良太郎

                     選挙管理委員会

 健康福祉部理事   金谷宗守      事務局長      角村俊行

 健康福祉部理事兼            監査・公平委員会

 健康課長      田中好信      事務局長      田村与一郎

 健康福祉部理事兼

 総合福祉会館長   門林良治      農業委員会事務局長 辻井正昭

  ※備考 本表の職員以外に、議案説明等の必要に応じ課長級以上の職員を出席させる。

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    本会の議事を速記法により記録した者は、次のとおりである。

           和泉市嘱託速記士  井ノ口清美

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    本会の事務局長及び職員は次のとおりである。

           事務局長      浅井義一

           参事        前川健二

           主幹兼調査係長   辻林要行

           議事係長      田村隆宏

           議事係員      井阪弘樹

           議事係員      岡本明美

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本日の議事日程は次のとおりである。

     平成13年和泉市議会第1回定例会議事日程表(第1日目)

                           (3月1日)



日程
種別
番号
件名
摘要







会議録署名議員の指名について









会期の決定について





監査報告

例月出納検査結果報告(収入役扱 平成12年9月分)
別冊P.1



監査報告

例月出納検査結果報告(水道部企業出納員扱 平成12年9月分)
別冊P.19



監査報告

例月出納検査結果報告(市立病院企業出納員扱 平成12年9月分)
別冊P.25



監査報告

例月出納検査結果報告(収入役扱 平成12年10月分)
別冊P.30



監査報告

例月出納検査結果報告(水道部企業出納員扱 平成12年10月分)
別冊P.48



監査報告

例月出納検査結果報告(市立病院企業出納員扱 平成12年10月分)
別冊P.54



監査報告

例月出納検査結果報告(収入役扱 平成12年11月分)
別冊P.59


10
監査報告

例月出納検査結果報告(水道部企業出納員扱 平成12年11月分)
別冊P.77


11
監査報告

例月出納検査結果報告(市立病院企業出納員扱 平成12年11月分)
別冊P.83


12
監査報告
10
定期監査(平成12年度第二次分)結果報告
別冊


13
報告

専決処分の報告について(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)
P.126


14
報告

専決処分の承認を求めることについて(平成12年度和泉市一般会計補正予算(第4号))
P.108






日程
種別
番号
件名
摘要


15
報告

専決処分の承認を求めることについて(和泉市老人医療費の助成に関する条例の一部改正)
P.115


16
報告

専決処分の承認を求めることについて(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)
P.120


17
報告

専決処分の承認を求めることについて(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)
P.123


18
議案
13
和泉市税条例の一部を改正する条例制定について
P.24


19
議案
14
和泉市立幼稚園条例の一部を改正する条例制定について
P.27


20
議案
15
財産取得について(中央公園用地)
P.30


21
議案
16
財産取得について(かぐらざき公園用地)
P.33


22
議案
17
和泉市良好な住環境を守り育てる住宅まちづくり基本条例制定について
P.36


23
議案
18
和泉市乳幼児の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例制定について
P.44


24
議案
19
平成12年度和泉市一般会計補正予算(第5号)
P.54


25
議案
20
平成12年度和泉市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
P.67


26
議案
21
平成12年度和泉市市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)
P.69


27
議案
22
平成12年度和泉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
P.75


28
議案
23
平成12年度和泉市水道事業会計補正予算(第2号)
P.81


29
議案
24
平成12年度和泉市病院事業会計補正予算(第3号)
P.97


30
議案
10
和泉市立人権文化センター条例制定について
P.1


31
議案
11
和泉市建築基準検討審議会条例制定について
P.12


32
議案
12
和泉市立幸青少年センター条例の一部を改正する条例制定について
P.18


33
議案

平成13年度和泉市一般会計予算
別冊


34
議案

平成13年度和泉市国民健康保険事業特別会計予算
別冊






日程
種別
番号
件名
摘要


35
議案

平成13年度和泉市老人保健事業特別会計予算
別冊


36
議案

平成13年度和泉市公共用地先行取得事業特別会計予算
別冊


37
議案

平成13年度和泉市公共下水道事業特別会計予算
別冊


38
議案

平成13年度和泉市市街地再開発事業特別会計予算
別冊


39
議案

平成13年度和泉市介護保険事業特別会計予算
別冊


40
議案

平成13年度和泉市水道事業会計予算
別冊


41
議案

平成13年度和泉市病院事業会計予算
別冊


42
議員提出議案

予算審査特別委員会設置について
別紙


43




予算審査特別委員会委員の選任について
別紙




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(午前10時04分開議)



○議長(天堀博君) おはようございます。議員の皆様には、多数御出席くださいまして、まことにありがとうございます。

 それでは、本日の出席議員数及び欠席議員等の氏名を局長より報告を願います。

(市議会事務局長報告)



◎市議会事務局長(浅井義一君) 御報告申し上げます。

 現在26名、全員御出席でございます。

 以上でございます。

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△開会宣告



○議長(天堀博君) ただいまの報告のとおりであります。よって、議会は成立しておりますので、これより平成13年第1回定例会を開会いたします。

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△議事日程の報告



○議長(天堀博君) 本定例会に出席報告のあった者の氏名並びに本日の議事日程は、お手元に印刷・配付のとおりでありますので、よろしく御了承願います。

 なお、ここで「広報いずみ」「市議会だより」及び「声の広報いずみ」作成のため、議会の写真撮影及び録音の願い出がありましたので、これを許可いたします。

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△市長あいさつ



○議長(天堀博君) ここで、市長のあいさつを願います。はい、市長。

(市長登壇、開会あいさつ)



◎市長(稲田順三君) 皆さん、おはようございます。開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、ここに平成13年和泉市議会第1回定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様方には公私何かとお忙しい折にもかかわりませず御出席をいただきまして、まことにありがとうごさいます。ただいま議会が成立いたしましたこと、心から厚くお礼申し上げます。 本定例会に御提案を申し上げます議案につきましては、平成13年度和泉市一般会計予算、特別会計予算を初め、水道事業会計予算と病院事業会計予算と、これに関連いたします条例制定並びに平成12年度補正予算を御提案申し上げ、御審議をお願い申し上げる次第でございます。

 議案の内容につきましては、後ほど市政運営方針を申し述べさせていただきまして、別途御説明を申し上げますけれども、何とぞよろしく御審議を賜り、御可決、御承認を賜りますようお願い申し上げます。

 以上、まことに簡単ではございますけれども、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。どうもありがとうございます。

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△会議録署名議員の指名について



○議長(天堀博君) 市長のあいさつが終わりました。

 それでは、これより日程審議に入ります。

 日程第1「会議録署名議員の指名について」を議題といたします。

 本日の会議録署名議員には、12番・吉川茂樹議員、26番・矢竹輝久議員、以上、2名の方を指名いたします。

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△会期の決定について



○議長(天堀博君) 日程第2「会期の決定について」を議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、さきの議会運営委員会の決定に基づき、本日から3月23日までの23日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議ないものと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から3月23日までの23日間と決定いたします。

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△例月出納検査結果報告及び定期監査結果報告



○議長(天堀博君) 日程第3より日程第12までは、いずれも例月出納検査結果及び定期監査結果報告でありますので、これを一括議題といたします。

 本各件について、質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 別に質疑ないものと認め、監査報告第1号から第10号までの報告を終わります。

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△報告第5号 専決処分の報告について(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)



○議長(天堀博君) 日程第13 報告第5号「専決処分の報告について(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)を議題といたします。

 本件の説明を願います。はい、市長。

 (市長登壇)



◎市長(稲田順三君) ただいま御上程いただきました報告第5号「専決処分の報告について(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)」につきまして、市長稲田よりその内容を御説明申し上げます。議案書の126ページでございます。

 平成12年9月4日、午後3時10分ごろ、教育委員会指導課職員が若樫町547番地先で道路横の塀のかわらに公用車を接触させ、塀及びかわらが損傷した事故に係る損害賠償の額の決定と和解について、専決処分の御報告をするものでございまして、市が修理費の工事費等といたしまして17万8,500円を賠償し、全国市有物件災害共済会自動車損害共済によりてん補するものでございます。

 何とぞよろしく御理解賜りますよう、お願い申し上げます。



○議長(天堀博君) 本件について質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

 別に質疑ないものと認め、報告第5号を終わります。

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△報告第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成12年年度和泉市一般会計補正予算(第4号))[所管常任委員会付託 一括上程]



△報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(和泉市老人医療費の助成に関する条例の一部改正)[民生企業委員会付託 一括上程]



△報告第3号 専決処分の承認を求めることについて(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)[総務文教委員会付託 一括上程]



△報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)[民生企業委員会付託



△議案第13号 和泉市税条例の一部を改正する条例制定について [総務文教委員会付託 一括上程]



△議案第14号 和泉市立幼稚園条例の一部を改正する条例制定について [総務文教委員会付託 一括上程]



△議案第15号 財産取得について(中央公園用地)[産業建設委員会付託 一括上程]



△議案第16号 財産取得について(かぐらざき公園用地)[産業建設委員会付託 一括上程]



△議案第17号 和泉市良好な住環境を守り育てる住宅まちづくり基本条例制定について [産業建設委員会付託 一括上程]



△議案第18号 和泉市乳幼児の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例制定について[民生企業委員会付託 一括上程]



△議案第19号 平成12年度和泉市一般会計補正予算(第5号)[所管常任委員会付託 一括上程]



△議案第20号 平成12年度和泉市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)[産業建設委員会付託 一括上程]



△議案第21号 平成12年度和泉市市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)[産業建設委員会付託 一括上程]



△議案第22号 平成12年度和泉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)[民生企業委員会付託 一括上程]



△議案第23号 平成12年度和泉市水道事業会計補正予算(第2号)[民生企業委員会付託 一括上程]



△議案第24号 平成12年度和泉市病院事業会計補正予算(第3号)[民生企業委員会付託 一括上程]



○議長(天堀博君) 次に日程第14 報告第1号「専決処分の承認を求めることについて(平成12年度和泉市一般会計補正予算(第4号))」から日程第29 議案第24号「平成12年度和泉市病院事業会計補正予算(第3号)」までの16件を一括議題といたします。

 まず、日程第15から第23までの提案理由の説明を市長より願います。

(市長登壇、提案理由説明)



◎市長(稲田順三君) ただいま御上程いただきました案件につきまして、市長稲田より提案の理由を御説明申し上げます。

 議案第13号「和泉市税条例の一部を改正する条例制定について」、議案書の24ページでございます。

 地方税法の一部が改正されたことに伴いまして、本市におきましても個人の市民税の配当控除につきまして所要の規定の整備を行おうとするものでございます。

 議案第14号「和泉市立幼稚園条例の一部を改正する条例制定について」、議案書の27ページでございます。

 幼稚園設置基準の一部改正により、幼稚園の1学級の幼児数につきましては、これまで原則40人以下でございましたが、原則35人以下とされたことに伴いまして、本条例を改正しようとするものでございます。

 議案第15号「財産取得について(中央公園用地)」でございまして、議案書の30ページ及び議案第16号「財産取得について(かぐらざき公園用地)」、議案書の33ページにつきまして、まとめて御説明をさせていただきます。

 これらの案件につきましては、新住宅市街地開発事業区域内に近隣公園として都市計画決定をいたしております中央公園及びかぐらざき公園の整備につきまして、公園用地を取得しようとするものでございます。

 議案第17号「和泉市良好な住環境を守り育てる住宅まちづくり基本条例制定について」、議案書の36ページでございます。

 地域住民に対応した総合的な住宅整備指針でございます住宅マスタープランに基づきまして、市民、事業者及び行政の協働により良好な住環境の整備に関する施策の実現を図るため、本条例を制定しようとするものでございます。

 議案第18号「和泉市乳幼児の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例制定について」、議案書の44ページでございます。

 国民健康保険法に基づく特別療養費につきまして、大阪府の医療費助成制度の対象となったため、合計4本の条例をまとめて改正しようとするものでございます。

 報告第2号「専決処分の承認を求めることについて(和泉市老人医療費の助成に関する条例の一部改正)」でございます。議案書の115ページでございます。

 定率1割負担の導入などを内容とする老人保健法の一部改正が、平成12年11月30日に国会で可決・成立したことに伴いまして、本市の老人医療費の助成に関する条例につきましても所要の改正を行い、平成13年1月1日から適用していく必要が生じたため、専決処分をさせていただきまして、承認を求める次第でございます。

 報告第3号「専決処分の承認を求めることについて(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)」でございます。議案書の120ページ及び報告第4号「専決処分の承認を求めるこ とについて(交通事故に係る損害賠償の額の決定と和解)」でございます。議案書の123 ページにつきまして、まとめて御説明をさせていただきます。

 これらの案件は、本市職員が起こした交通事故による損害賠償につきまして、事故の相手方から早急に示談をするよう要望がございましたので、専決処分をさせていただき、承認を求めるものでございます。

 以上のとおりであります。何とぞよろしく御審議の上、御可決、御承認賜りますようお願いを申し上げます。

 以上でございます。



○議長(天堀博君) 続いて、他の補正予算関係の説明を担当部長より願います。



◎企画財政部長(林和男君) ただいま御上程をいただきました報告第1号「平成12年度和泉市一般会計補正予算(第4号)」につきまして、専決処分の理由並びにその内容につきまして、企画財政部林より御説明を申し上げます。議案書108ページでございます。

 専決処分の理由でございますが、国の補正予算に伴いまして、情報通信技術いわゆるIT講習会事業の実施に向けて電算機器の購入など、平成13年3月末までに行う必要がありますことなどから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分をさせていただいた次第でございます。

 それでは、予算書に基づきまして内容の御説明を申し上げます。109ページでございます。

 まず第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,750万円を追加し、歳入歳出予算の総額を554億5,416万8,000円といたすものでございます。歳入歳出予算の補正の款、項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございます。

 引き続きまして、事項別明細書の歳出予算より御説明申し上げます。114ページでございます。

 まず民生費の総合福祉会館運営費では、館用備品購入費200万円。また、今回のIT講習会事業の実施に向けまして、教育費の生涯学習費では講習会用備品購入費1,550万円、合わせて1,750万円を計上いたしました。

 また歳出に伴います歳入予算でございますが、112ページでございます。国庫支出金では1,386万8,000円、府支出金50万円を計上いたしましたが、これらは予算に関連いたします特定財源でございます。また、地方特例交付金313万2,000円をあわせて計上いたしました。

 以上、簡単ではございますが、専決処分させていただきました報告第1号「平成12年度和泉市一般会計補正予算(第4号)」の内容でございます。何とぞよろしく御承認賜りますようお願いを申し上げます。

 引き続きまして、議案第19号「平成12年度和泉市一般会計補正予算(第5号)」につきまして、内容の御説明を申し上げます。議案書54ページでございます。

 御上程いただきました補正予算の主な内容につきましては、職員の退職に伴います退職手当の追加、財産区財産売り払いによる地元公共事業交付金の追加、また市立病院の増築用地購入費等として病院事業補助金の追加並びに事業繰り越しに伴います繰越明許費の設定でございます。

 それでは、予算書に基づきまして内容の御説明を申し上げます。

 まず第1条でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億4,706万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を562億123万5,000円といたすものでございます。

 第2条は繰越明許費でございまして、経費の一部を翌年度に繰り越して使用することを定めたもので、内容につきましては、「第2表 繰越明許費」のとおりでございます。

 それでは事項別明細書に基づき、歳出予算から御説明申し上げます。62ページでございます。

 まず総務費でございますが、退職者の増加に伴いまして退職手当の追加1,458万円、地元公共事業交付金の追加1,114万5,000円、システムエンジニア派遣委託料の追加210万円、合わせまして2,782万5,000円を計上いたしました。

 次に民生費でございますが、63ページでございます。

 介護保険事業特別会計繰出金の追加424万2,000円を計上いたしました。衛生費では、病院事業補助金の追加3億7,600万円を計上いたしております。

 次に土木費でございますが、64ページでございます。市街地再開発事業特別会計繰出金の追加3,500万円を計上いたしました。

 諸支出金では、財政調整基金積立金の追加3億400万円を計上いたしております。

 続きまして歳入予算でございますが、58ページでございます。

 市税では8,003万2,000円、国庫支出金189万円、財産収入では1,714万5,000円、繰入金3億4,400万円、前年度繰越金では3億400万円をそれぞれ追加計上いたしました。

 引き続きまして、議案第20号「平成12年度和泉市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、内容の御説明を申し上げます。67ページでございます。

 今回の補正予算の内容は、繰越明許費の設定でございます。

 第1条は繰越明許費の設定でございまして、公共下水道整備事業に係る経費の一部を翌年度に繰り越して使用することを定めるもので、35億8,885万2,000円を繰り越しするものでございます。内容につきましては、「第1表 繰越明許費」のとおりでございます。

 引き続きまして、議案第21号「平成12年度和泉市市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、内容の御説明を申し上げます。69ページでございます。

 補正予算の内容につきましては、事業進捗に伴い起債限度額の変更並びに平成11年度市街地再開発事業補助金過年度収入を受け入れるため、諸収入では款を設定し財源更正の変更を行うものでございます。

 それでは事項別明細書に基づきまして、歳入予算の御説明を申し上げます。72ページでございます。

 繰入金では、一般会計繰入金の追加3,500万円、市債では、市街地再開発事業債の更正減として3,560万円、諸収入では、新しく款を設け平成11年度市街地再開発事業国庫補助金過年度収入60万円をそれぞれ計上いたしました。

 引き続きまして、議案第22号「平成12年度和泉市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、内容の御説明を申し上げます。75ページでございます。

 今回の補正予算の内容につきましては、国の補正予算に伴います電算システムの変更開発費の追加補正と繰越明許費の設定でございます。

 まず第1条でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ848万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億2,263万9,000円といたすものでございます。

 第2条では繰越明許費の設定でございまして、電算システム変更開発費に係る経費の一部を翌年度に繰り越して使用することを定めるもので、748万4,000円を繰り越しするものでございます。

 それでは事項別明細書に基づきまして、歳出予算から御説明を申し上げます。80ページでございます。

 総務費の一般管理費において、電算システム開発委託料848万4,000円を計上いたしました。

 また、これに伴います歳入予算といたしまして、79ページでございます。国庫支出金の追加424万2,000円、繰入金の追加424万2,000円をそれぞれ計上いたしております。

 以上、簡単ではございますが、御上程いただきました議案第19号から22号まで、平成12年度一般会計並びに特別会計の補正予算でございます。

 よろしく御審議の上、原案どおり御可決賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(天堀博君) はい、次。水道部長。



◎水道部長(中野裕幸君) 水道部の中野でございます。ただいま御上程いただきました議案第23号「平成12年度和泉市水道事業会計補正予算(第2号)」につきまして、提案の理由並びにその内容を御説明申し上げます。議案書81ページをお願いいたします。

 今回補正いたします主な理由は、決算見込額に基づき収益的収支並びに資本的収支につきまして、それぞれ所要の補正措置を行うものでございます。

 まず第2条では、業務予定量について第4号中、拡張事業6億4,136万円を5億2,376万円に減額するものであります。

 次に第3条、収益的収入及び支出でございます。第1款水道事業収益既決予定額から2,100万円を減額し、38億5,997万1,000円といたすものであります。その内容は、第1項営業収益において景気低迷の影響により平均使用水量が減少したため、給水収益等を減額するものであります。

 続いて、支出でございます。第1款水道事業費用既決予定額から708万6,000円減額し、40億1,738万2,000円といたすものであります。その主な内容は、第1項の営業費用において退職給与金の追加と受水費等の減額分を差し引き1,347万6,000円を減額したものであり、第2項営業外費用では消費税を639万円増額するものであります。

 次に第4条資本的収入及び支出でございます。82ページをお願いいたします。

 第1款資本的収入既決予定額から2億3,140万4,000円減額し、8億4,501万1,000円といたすものであります。その主な内容は、第4回拡張事業及び中央丘陵水道施設建設事業の工事一部繰り延べに伴い、第1項の企業債で1億700万円。第2項の工事負担金で1億2,390万円をそれぞれ減額し、第3項負担金については、水質検査機器の購入繰り延べに伴い50万4,000円を減額いたすものであります。

 また、支出についても同様、第1款資本的支出既決予定額から2億1,248万円を減額し、14億3,619万1,000円といたすものであります。

 次に第5条継続費において、表中拡張事業総額5億5,965万円を5億663万円に、12年度年割額2億8,507万5,000円を2億3,205万5,000円に減額するものであります。

 次の第6条以下は、補正に伴う所要の改正とたな卸資産購入限度額の変更を行うものであります。

 以上の結果、平成12年度の決算見込額は、損益収支において約1億9,948万円の損失が生じ、利益剰余金が1,967万円となる見通しであります。

 以上が、今回上程させていただきました水道事業会計補正予算(第2号)の概要でございます。これらの詳細につきましては、83ページ以下に記載いたしておりますので、御参照賜り原案どおり可決、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(天堀博君) 次、はい、病院事務局長



◎病院事務局長(松田孝君) 市立病院事務局の松田でございます。ただいま御上程いただきました議案第24号「平成12年度和泉市病院事業会計補正予算(第3号)」につきまして、提案の理由並びにその内容を御説明申し上げます。議案書97ページでございます。

 今回の補正は、収益的収入では、病院の療養環境等の改善に伴う費用に対する一般会計からの補助金の追加補正、資本的収入では、用地取得事業費に対する出資金の追加補正と、このことに伴います企業債の減額補正、資本的支出では、用地取得事業費の確定に伴う減額補正を行うものでございます。

 それでは、予算書に基づき御説明を申し上げます。

 まず第2条でございます。本条は予算第2条で定めた業務の予定量を補正するものでございまして、第2条第4項に定めた用地取得費3億5,600万円を555万8,000円を減額し3億5,044万2,000円に改めるものでございます。

 次の第3条は、予算第3条に定めた収益的収入の予定額を補正するものでございまして、病院事業収益は一般会計からの補助金の追加2,600万円を補正し、補正後の額を62億2,289万3,000円といたすものでございます。

 次に第4条でございます。本条は、資本的収入及び支出の予定額を補正することに伴いまして、予算第4条に定めた不足する額1億9,355万9,000円を1億9,400万1,000円に、過年度分損益勘定留保資金9,326万7,000円を9,370万9,000円に改めるものでございます。

 次に第1款資本的収入は、企業債を3億5,600万円減額し、出資金を3億5,000万円追加し、補正後の額を12億461万7,000円に。

 また資本的支出は、用地取得事業に係る建設改良費555万8,000円を減額し、補正後の額を13億9,861万8,000円といたすものでございます。

 次に第5条は、予算第5条に定めた病院用地取得事業の起債の限度額をゼロに改めるものでございます。

 第6条は、予算第9条に定めた一般会計から補助金を受ける金額が2,600万円追加されることによりまして4億9,197万4,000円に改めるものでございます。

 なお、99ページ以下に説明資料を添付いたしておりますので、御参照賜りますようお願い申し上げます。

 以上、まことに簡単でございますが、議案第24号の提案理由並びに内容の説明を終わります。よろしく御審議の上、原案どおり御可決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(天堀博君) 説明が終わりました。

 本各件につきましては、総括質疑を省略し、お手元の付託案件表のとおり、各常任委員会に付託いたします。

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△議案第10号 和泉市立人権文化センター条例制定について[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第11号 和泉市建築基準検討審議会条例制定について[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第12号 和泉市立幸青少年センター条例の一部を改正する条例制定について[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第1号 平成13年度和泉市一般会計予算[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第2号 平成13年度和泉市国民健康保険事業特別会計予算[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第3号 平成13年度和泉市老人保健事業特別会計予算[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第4号 平成13年度和泉市公共用地先行取得事業特別会計予算[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第5号 平成13年度和泉市公共下水道事業特別会計予算[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第6号 平成13年度和泉市市街地再開発事業特別会計予算[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第7号 平成13年度和泉市介護保険事業特別会計予算[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第8号 平成13年度和泉市水道事業会計予算[予算審査特別委員会付託 一括上程]



△議案第9号 平成13年度和泉市病院事業会計予算[予算審査特別委員会付託 一括上程]



○議長(天堀博君) 次に、日程第30 議案第10号「和泉市立人権文化センター条例制定について」から日程第41 議案第9号「平成13年度和泉市病院事業会計予算」までの12件は、いずれも平成13年度各会計予算及び予算関連議案でありますので、これを一括議題といたします。

 それではここで、市長から平成13年度市政運営方針についての披瀝をお願いいたします。はい、市長。

(市長登壇、市政運営方針披瀝)



◎市長(稲田順三君) 本日、ここに平成13年和泉市議会第1回定例会の開会に当たりまして、平成13年度の各会計予算(案)を初め、関連する諸議案の御審議をお願いするに際し、市政運営の基本方針と主要施策の大綱につきまして私の所信の一端を申し述べ、議員各位の御賛同と市民の御理解、御協力をお願いする次第であります。

 希望に満ちた21世紀の扉が開き、新たな世紀へ第1歩を踏み出しました。新世紀の到来とともに本年は市制施行45周年に当たり、今や人口17万6,000人に達する都市として成長してまいりました。都市基盤整備の推進、福祉・教育などの充実を図るなど、このように発展をなし得ることができましたのも議員各位並びに市民皆様方の御尽力、御協力のたまものでございまして、厚くお礼を申し上げます。

 新しい世紀では、本格的な少子・高齢社会の到来、地球規模での環境問題など大きな変化が予想され、これらの諸問題へ的確に対応するためにも地方分権改革のもと創意にあふれた自治行政の展開が期待されておるところであります。

 一方、経済・国家財政に目を転じてみますと、景気は回復基調にあると言われるものの、依然として先行きの不透明感がぬぐい切れず、さらに国債残高は389兆円にものぼる状況でありまして、中央省庁再編のもと地方財政をも含めた財政構造改革への取り組みがなされようとしております。さらに地方財政につきましても、地方債残高が累増するなど、本市行財政運営を取り巻く環境は非常に厳しいところでありますけれども、平成13年度は、第3次和泉市総合計画の5年目であり、この間その実現に向け「対話と協調」を基本とし、着実に成果を築き上げてきたものと認識いたしております。

 本年は、第3次和泉市総合計画に基づきます地域別整備構想の実現に向け(仮称)和泉市総合センターの建設に引き続き取り組んでまいります。また、事業認可を得ました和泉府中駅前再開発事業につきましても、この事業認可を弾みといたしまして積極的に取り組んでまいります。さらに泉州東部区域農用地総合整備事業では基幹農道とあわせて、善正地区、小川西地区での面整備、また交流施設の整備などにも取り組んでまいります。

 次に、コスモポリス事業では、大阪府が計画いたしております(仮称)ハイテクサポートセンター用地を確保し、本年秋に完成を予定いたしております科学技術振興事業団の研究成果活用プラザなどとの連携を図り、ベンチャー企業への支援と本市産業構造の改善・雇用創出に資してまいりたいと考えております。

 次に、本市の懸案事項でありましたいずみ霊園の建てかえにつきましては、地元住民の方々などの御理解のもと建設に着手してまいります。

 また、公共下水道整備事業、道路等の都市基盤整備はもちろんのこと、少子・高齢社会への対応、環境問題など取り組むべき問題が山積いたしております。これら増大する行政需要に的確に対応し、限られた財源のもと地方分権時代に即応した新たな視点に立った行政システムの構築が必要であり、市民ボランティア・公益活動などを通し、市民の力を自治の担い手として市民とともに築く町づくり、市民の信頼を確保し得る市政を目指しまして、私の政治理念であります「行動と実践」をモットーに安全・快適で真の豊かさが実感できる市民本位の町づくりを推進してまいる所存であります。

 以上、私の政治姿勢と信念のもとに平成13年度予算(案)を編成した次第であります。

 それでは、平成13年度の市政運営の指標とその内容につきまして御説明を申し上げます。

 1.豊かさと利便性を実感できる都市環境づくり。2.やすらぎと快適性を生みだす生活環境づくり。3.健やかで安心できる生涯福祉環境づくり。4.個性と生きがいを育む生涯学習環境づくり。5.にぎわいと活気に満ちた活力創出環境づくり。6.共生と人間尊重の人権文化環境づくり。以上を指標といたしまして編成いたしました平成13年度予算(案)は、一般会計595億3,000万円、特別会計(6会計)384億8,698万7,000円、企業会計(2会計)125億2,685万4,000円、合計1,105億4,384万1,000円と相なった次第でございます。これを前年度と比較いたしますと、一般会計55億6,000万円、10.3%の増、特別会計(6会計)25億7,280万1,000円、7.2%の増、企業会計(2会計)9億2,075万5,000円、6.8%の減、合計72億1,204万6,000円、7.0%の増と相なった次第であります。

 次に、指標に従い順次その概要を御説明いたします。

1.豊かさと利便性を実感できる都市環境づくり

〈都市・市街地環境の整備〉

 心の豊かさや自然志向へと市民の意識が変化している中、そこで住む人々、日々の生活に おいて安らぎと愛着の持てる都市環境の形成が重要となっております。現代の多種多様な ニーズにこたえることのできる本市の新しいシンボル施設として、トリヴェール和泉内に着工いたしました(仮称)和泉市総合センターは順調に工事が進んでおり、本年中には全体的な骨組みが完成するとともに、順次内装工事などに取りかかる予定であり、平成15年春オープンに向けまして引き続き建設工事に取り組んでまいります。

 また、第3次和泉市総合計画の地域別整備構想で位置づけましたリージョンセンターにつきましては、引き続き用地の確保に努めるとともに、整備基本計画の作成を進めてまいります。

 さらに和泉府中駅前再開発事業は、和泉府中駅東第一地区第二種市街地再開発事業として昨年11月に事業認可をいただき、今年度は管理処分計画認可に向けた取り組みを重ねるとともに、より一層地元との連携を密にし、一日も早く工事に着手ができるよう事業推進をしてまいります。

 次に、内田町払イ谷地区の土地区画整備事業は、造成工事が完了し、平成13年度の早い時期に事業が完成する運びとなりました。また、葛の葉町地区につきましては、これまで地権者を中心に協議、調整を進めてまいりました結果、本年2月に土地区画整備準備組合が設立され、今年度の土地区画整理組合の設立認可を目指して取り組んでまいります。

 木造市営住宅の建てかえにつきましては、繁和第二住宅の建てかえ第1期事業の完成に引き続き、第2期事業に着手してまいります。

 なお、今後の市営住宅の整備につきましては、市営住宅再生マスタープランに基づき進めてまいります。

 また、地域住民のニーズに対応した総合的な住宅整備指針として、昨年3月に策定いたしました住宅マスタープランに基づき、住宅町づくり施策の実現を図るため、良好な住環境を守り育てる住宅町づくり基本条例を制定し、市民・事業者及び行政の協働による住環境の整備に関する施策を推進してまいります。

 さらに、地方分権の趣旨に沿って、平成14年度の特定行政庁の設置に向け、地域特性と調和した建築指導を行うため、今年度は建築基準検討審議会を設置し、法の的確な執行による良好な建物の実現と違法建築物に対する迅速な対応を図るとともに、きめ細やかな建築指導行政に努めてまいります。

〈交通環境の整備〉

 交通環境の整備につきましては、幹線道路整備を進めるとともに、生活に密着した道路の整備や交通安全施設の整備を市民の御協力のもと、順次進めてまいります。

 国道につきましては、480号府県間バイパス事業が着々と進められ、今年度はJR阪和線交差部分のアンダーパス工事に着手する予定であります。なお、170号の4車線化につきましては、一部区間におきまして実施に向け関係機関と協議を行うとともに、残区間につきましても引き続き要望をしてまいります。

 また、府道におきましても、昨年末には池上下宮線の大阪岸和田南海線までのJR阪和線交差部分のアンダーパス工事が完成し、さらに延伸を要望してまいります。また、大阪岸和田南海線の和泉府中区間につきましても、事業認可を取得してまいります。

 市道では、光明池春木線が、本年夏ごろには国道480号から和泉中央線の間が開通する予定であり、残区間につきましても引き続き推進を図ってまいります。ほかに、黒鳥山麓線の事業推進や伯太伏屋線、上伯太線、北信太駅前線及び駅前交通広場などの設計を行うとともに、事業実施に向け地元住民を初め関係者と協議を重ねてまいります。

 また、バリアフリー対策として、今後おおむね5カ年で歩車道の段差解消を図る予定で、今年度は和泉府中北通線、その他2路線の整備を図ってまいります。

 次に、路線バス運行につきましては、一部廃止対象路線において、引き続き事業者へ補助することにより継続運行を行ってまいりますとともに、バス交通のあり方について中長期計画を引き続き検討してまいります。また、短期的施策といたしましては、今年度後期には利便性の向上、交通弱者への対応としてコミュニティバスの試運行を行ってまいります。

〈情報ネットワークの整備〉

 近年の情報通信技術(IT)の飛躍的発展を背景として、社会・経済活動はグローバルな構造変化に直面しており、インターネットの爆発的な普及や電子商取引の発展に代表されるように急速にデジタルネットワーク化が進行いたしております。このような中で、国ではIT推進に向けて積極的に取り組んでおり、電子政府や住民基本台帳ネットワークシステムへの整備が推進され、これらITの恩恵をすべての国民が享受できるためには、地方自治体の取り組みが極めて重要となってきますことから、本市におきましても国の動向を的確にとらえ積極的に取り組んでまいります。庁内のネットワーク整備といたしましては、今年度、例規検索システムや議会における会議録検索システムの導入を行い、事務の効率化や資質の向上を図ってまいります。

 さらに今後、市民の方々からもインターネットを通じて検索ができる仕組みを整備し、市ホームページにおける情報提供の内容や方法などを検討し、より一層充実してまいりたいと考えております。

 また、OA化を推進するため、戸籍事務にコンピューターを導入し、事務の正確・迅速性 を確保するとともに、戸籍情報の保護・管理を強化してまいります。さらに住民基本台帳 ネットワークシステムにつきましても、市民の事務手続の負担を軽減し、全国レベルでの住民票の広域交付など、市民サービスの向上のため構築を進めてまいります。また、住民記録システムの再構築やバックアップシステムの充実を図り、システムの安定稼働に努めてまいります。

〈安全な町づくりの推進〉

 消防防災対策といたしましては、消防職員の増員、消防ポンプ自動車の更新など、消防力の強化に努め、署所の耐震診断を年次的に実施するほか、火災救助活動機材の購入並びに防火水槽4基の増設、また本部裏のグラウンドは消防職・団員がいつでも訓練などを行えるよう、グラウンド整備をするなど、火災を初め各種災害時の消防活動対策を積極的に進めてまいります。

 また、救急業務につきましては、昨年の高規格救急車の更新に伴い、隊員の救急技術の向上を図るため、救急救命士のさらなる養成並びに消防職員の資質・技術の向上のため消防学校が行う各種の研修課程への派遣のほか、救急備品の購入など、より一層救命率の向上に努めてまいります。

 さらに、地域防災の中核である消防団につきましても、消防ポンプ自動車の更新を行い、機械力の強化、施設や装備の充実を図るほか、組織体制の強化並びに消防団の活性化に努め、自主防災組織の結成・育成などを積極的に推進し、消防防災体制の強化に努めてまいります。

2.やすらぎと快適性を生みだす生活環境づくり

〈公園・緑地の整備〉

 市民の日常生活における緑との触れ合いに対するニーズの高まりの中で、公園・緑地はゆとりと潤いのある快適な都市空間を形成し、市民の心に潤い、安らぎを与え、身近にくつろげる場、レクリエーションや自然との触れ合いの場として、また災害時の避難場所として重要な施設であります。黒鳥山公園、松尾寺公園、トリヴェール和泉内の中央公園など、用地取得と施設整備を引き続き進めてまいります。

 また、市内の数多くの公園につきましても、市民とともに親しみのある公園として、町会・自治会などの協力を得ながら、安全で良好な公園管理を進めてまいります。

 一方、市民一人一人が「緑を見る喜び、大切に守り育てていく」、このことの機運の醸成を図るため、都市緑化フェアの開催や緑の週間キャンペーン、園芸教室、自然の樹木と植物観察ウォークなどを財団法人和泉市公園緑化協会と連携を図り、緑化の推進・啓発に努めてまいります。

〈下水道・河川水路等の整備〉

 公共下水道は、公共用水域の水質汚濁を防止し、さわやかで快適な生活環境をつくるため、欠かすことのできない都市基盤施設であります。今年度も引き続き汚水の面整備を積極的に進めるとともに、雨水整備につきましても浸水の解消に努めてまいります。

 また、下水道会計の安定のため、水洗化などの普及の促進と効率的運用を図らなければならないと認識をいたしております。

 次に、河川改修につきましては、勝江川並びに羽床川の河川改修を計画的に進めるとともに、水路整備も図ってまいります。

 また、多様化・高度化する市民の水に対するニーズにこたえるため、ふるさとの川整備事業の推進を図るとともに、積極的に市民参加による総合的な環境整備に取り組んでまいります。

 槇尾川ダム事業につきましては、既に大阪府において法手続が完了され、地域住民の協力のもと府道槇尾山仏並線つけかえ道路整備など、積極的な事業促進を要望してまいります。

〈水道事業〉

 水道事業は、「国民生活を守る安心な水道づくり」を目標に、新たな水質問題にも対応し、いつでも安心して利用できる水道施設の整備を促進しております。

 こうした状況を踏まえ、まず事業面においては、市勢の進展に伴い第4回拡張事業を継続するほか、維持管理面で着手した水道施設情報管理システム(マッピングシステム)の早期構築を進め、水道施設の一元管理を推進してまいります。

 また、景気の低迷により、水需要の増加を見込めない厳しい経営環境の中で、昨年実施されました府営水道料金の改定は、本市水道事業に大きく影響し、今後大幅な赤字基調となることは必定であります。そのためには、人員抑制を堅持し、経営の効率化を推進するとともに、組織の連携強化と職員の企業意識の高揚を図り、経営の健全化とさらなる市民サービスの向上に努めてまいります。

〈環境保全対策の推進〉

 総合的指針の策定につきましては、循環を基調とする社会システム実現及び自然と人間との共生の確保を長期的な目標として、地球規模での環境問題に関する施策を総合的・計画的に進めていくための指針である環境基本計画を今年度中に策定いたします。

 また、地球温暖化対策として、二酸化炭素の排出抑制など、みずから率先して取り組むため、地球温暖化対策推進実行計画の策定に取り組んでまいります。

 これと並行して、地球にやさしい地方自治体を目指し、本庁において今年度中に環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得してまいりたいと考えております。

 さらに、地球環境問題に積極的に貢献するため、地域の特性に合わせた新エネルギーの導入を目指し、新エネルギービジョンの策定に取り組んでまいります。

 また、環境汚染防止対策につきましては、良好な環境を保全するため、道路交通の騒音、道路沿道の大気質、河川水質及び残土埋め立て場の土壌の調査活動を引き続き行うとともに、残土及び廃棄物の不適正処理場への監視パトロールを継続してまいります。

 次に、平成8年に策定いたしました生活排水対策推進計画は、中間目標年度を過ぎましたことから、計画をいま一度検証し、今後に向けた見直しを行ってまいります。さらに、合併処理浄化槽につきましては、引き続き対象地域において設置の普及を図るとともに、適切な維持管理を全市的に推進してまいります。

〈ごみ減量化・リサイクルの推進〉

 良好な地球環境の保全、限りある資源の有効活用を図る上で、ごみ減量化・リサイクルの推進は市民・事業者・行政が協働し、それぞれの役割を果たすことによってなし得るものであり、本市におきましても資源循環型社会の早急な構築を図ってまいります。

 また、昨年4月から実施されました容器包装リサイクル法及び一般廃棄物処理基本計画に基づき実施いたしております三種5分別収集につきましても、完全実施に向け段階的に地域を拡大してまいります。

 また、今年度から実施されます家電リサイクル法の施行に伴い、リサイクル意識の向上を図ってまいります。

 さらに、資源の有効活用を図るため、残飯及び厨芥類を大量に排出する小・中学校や病院など公共施設への生ごみ処理機の導入を検討してまいります。また市民を対象に、電気式ごみ処理機のモニター制度を実施するなど、ごみ減量化を推進してまいります。

 ごみのない、きれいな町づくりの推進につきましては、行政だけの問題ではなく、市民・事業者・行政が三位一体となって取り組んでまいらなければならないと考えております。町会・自治会を中心とした地域一斉清掃活動も定着し、きれいな町づくりへの機運も高まっていることから、ボランティアの皆様と連携し、恒常的な環境美化活動の意識の高揚を図ってまいります。

〈墓地・霊園の整備〉

 いずみ霊園の建てかえ整備につきましては、周辺環境との調和を図り、明るく厳粛でコミュニティ機能をあわせ持った都市施設として、平成15年のオープンを目指し、今年度より建設に着手してまいります。

 市設墓地につきましては、平成11年度より一部公募を始めました信太山墓地は、その利用状況を勘案しながら整備を図り、引き続いて市民の御要望におこたえすべく、適時募集をしてまいります。

3.健やかで安心できる生涯福祉環境づくり

〈老人・障害者及び児童福祉の充実〉

 介護の必要な高齢者が自立した生活を過ごせるよう、介護を社会全体で支える制度として創設された介護保険制度が、スタートから1年を経過しようといたしております。この介護保険制度の定着・発展を図るため、本市で初めての痴呆対応型の共同生活介護施設いわゆるグループホームの今年度内設置と、介護老人福祉施設の新増設など、介護サービス基盤の整備、充実に努めるとともに、介護保険財政の健全な運営に留意しながら、(仮称)介護オンブズマン制度の導入、介護相談員の派遣事業の積極的な活用など、相談体制の強化に取り組み、本市の介護保険事業計画の推進を図ってまいります。

 また、介護保険制度と密接な連携を保ちながら、各種の介護予防、生活支援事業、自立生活推進事業、触れ合い交流事業など、高齢者の在宅生活を総合的に支援する在宅高齢者生活支援事業に積極的に取り組んでいくほか、健康・生きがいづくりの地域活動拠点の整備の一環として、いぶき野校区に老人集会所を新設してまいります。

 障害者福祉につきましては、在宅障害者の生活を支援するため、複合的な提供を行う介護等支援サービス推進モデル事業を引き続き実施するとともに、自立生活と社会参加の促進を図るため新たに障害者自活訓練事業や障害者自動車運転免許取得助成事業を実施し、あわせてガイドヘルパーの派遣要件の拡大など、各事業の充実を図ってまいります。

 加えて、複雑・多様化している福祉ニーズへの的確な対応や高齢者、障害者福祉に関する相談機能の充実を図るために、老人解放センター、身体障害者解放会館一体化事業を実施してまいります。

 児童福祉につきましては、本年4月開設の和泉中央駅前の多機能保育園クレアール保育園において、現行を上回る長時間保育や産休明け保育、さらには休日保育などの特別保育事業を実施するなど、子育ての中核施設である保育サービスをさらに充実してまいります。

 また、家庭内保育の子どもを対象に、育児相談や家庭間の連携強化、子育てサークル活動の支援を行う子育て支援センター事業及び一時的な保育ニーズに対応するため、一時保育事業をそれぞれ2カ所で実施するとともに、きめ細やかな個々のニーズに対応が可能なファミリーサポートセンターについても、鋭意研究を進めてまいります。

 加えて、最近社会問題化しております児童虐待問題に関するネットワークづくりを進めてまいるなど、本市エンゼルプランに掲げる総合的な子育て支援策を推進し、もって、すべて の子どもたちが豊かさを共有する環境の実現を目指して、和泉新時代の子育て支援施策ビ ジョンの構築を図ってまいります。

 以上、申し上げました福祉諸施策が、近時措置から選択へと大きく転換しつつありますけれども、そのことによって個人の権利が侵害されることのないよう、判断能力が不十分な高齢者や障害者で身寄りがない方につきましては、広く権利や財産を守るため、成年後見審判の請求を行ってまいります。

 また、地域福祉の一層の推進を図るため、小地域ネットワーク活動事業の全校区での実施に向けた取り組みを初め、布団丸洗い乾燥事業、お節配食サービス事業など、市民が主体となって活動を展開する本市社会福祉協議会を今後とも積極的に支援してまいります。

〈国民健康保険事業〉

 国民健康保険は、相扶共済の精神に基づき、市民の医療機会の確保と疾病予防、健康の保持増進に貢献し、我が国医療保険制度の中核をなす重要な役割を果たすとともに、介護保険制度の円滑な推進が図られるよう、国民健康保険の保険者として、その役割を担っております。

 近年の急速な高齢化に伴い、老人医療費を中心とする医療費の増蒿は依然として厳しい状況にあり、国においても医療保険制度の抜本的改革について平成14年度実施に向け検討を進めております。

 このような状況下ではありますけれども、本年度も保険料の改定を行うことなく、医療費及び適用の適正化などの内部努力を一層図り、健全運営に努めてまいります。

〈保健・病院事業の充実〉

 顕著に進行する少子・高齢化の中にあって、健康を保つことの重要性がますます高まっており、本市としても健やかで心豊かに生活できる社会、健康都市・和泉の実現を目指しまして、国や大阪府と連携しながら地域における健康管理体制の構築に努めるとともに、現在全国一体となって進めている21世紀における国民健康づくり運動の和泉市版として、地域計画の策定を目指して計画策定体制を整えるなど、準備を進めてまいります。

 また、高齢者向け保健事業としては、従来の基本健康診査や各種がん検診などの老人保健事業を継続実施することはもちろん、介護予防事業の一環として、新たに転倒骨折予防教室の開催や高齢者食生活改善事業を実施し、また母子健康事業としてアトピー疾患の相談窓口を保健センターに開設し、子どもの健康回復と保護者の悩みの解消に努めてまいります。

 病院事業につきましては、市民の健康保持増進を図る地域医療の基幹病院として、引き続き医療機能の拡充や救急医療体制の充実に努めてまいります。昨年度は、病院増築事業用地の購入を行う中で、入院療養環境の改善や狭隘化している外来診療部門の整備を基本目標とした病院増改築事業についての検討を進めてまいりました。

 今年度におきましては、厳しい経営環境の中、財政運営の健全化を目指して、より一層業務の効率化や経営改善を進めてまいりますとともに、病院増築事業での実施設計、新館エレベーターなどの施設整備を図り、患者サービスの向上と市民に信頼される病院づくりに向けて全力を挙げて取り組んでまいります。

4.個性と生きがいを育む生涯学習環境づくり

〈学校教育の充実〉

 21世紀の教育の基本的な指針は、基礎的・基本的な学習内容の理解の徹底を図るとともに、みずから課題を持ち、みずから学び考える生きる力を育成することにあります。そのため少人数による学習活動が進められるような工夫をしたり、各学校での総合的な学習の時間の取り組みに期待しながら知・徳・体の調和のとれた子どもの育成を図ってまいります。

 その際、学習指導、生徒指導、進路指導の充実はもちろんのこと、特に命のとうとさをすべての教育活動を通じて指導し、人権尊重の意識を高める教育を進めてまいります。

 また、各中学校区の地域教育協議会との連携を強めながら、地域の人材などの教育力を積極的に導入し、より開かれた学校園づくりを推進しながら教育課題の解決に努めてまいります。

 さらに、いじめ・不登校問題・児童・生徒の問題行動などへの対応として、スクールカウンセラー活用事業の充実など、教育相談活動の体制づくりを進めてまいります。

 次に、学校施設の充実につきましては、緑ヶ丘小学校、鶴山台北小学校の大規模改造事業、南横山小学校の体育館便所の簡易水洗化や、信太中学校の体育館改修を行うなど、教育環境の充実を図ってまいるとともに、児童数の増加に伴う校舎増築のため、北松尾小学校の用地取得にも取り組んでまいります。

 また読書教育振興のため、中学校図書館に図書館司書を配置するとともに、空調設備を設置してまいります。

  学校給食につきましては、引き続き滅菌消毒保管庫を整備し、安全と衛生管理の徹底を 図ってまいります。

〈生涯学習と芸術・文化の振興〉

 市民一人一人の生涯学習に関する理解や関心も大きく高まる中、生涯学習推進懇話会の御意見をいただきながら、生涯学習推進プランの具体化に向け、引き続き取り組んでまいります。

 また、市民生活の充実のため諸講座を適時実施してまいります。とりわけ今年度は国施策を受け、市民が情報通信技術(IT)に十分対応できるよう、基礎技術を習得するためのIT講習を積極的に開催してまいります。

 芸術文化の振興では、市民文化創造のため芸術文化団体に対する活動助成や指導者育成に努めるとともに、市民の自主的な芸術・文化活動を推進してまいります。

 青少年教育につきましては、家庭・学校・地域社会や関係機関が一体となった社会環境浄化活動の推進、ふれあい広場事業による地域活動の場の拡充、青少年団体や指導者の育成などに努め、健全な青少年が育つ環境づくりを推進してまいります。

 放課後児童対策の推進に当たっては、施設整備や指導員の資質の向上を図るなど、留守家庭児童会の充実に努めてまいります。

 また、本格的な和太鼓を本市の新しい伝統芸能として育て、末永く継承するとともに、学習課程で真摯な態度や礼節を重んじ、団体演奏に必要な「和」を学ぶことにより、青少年の健全育成にも努めてまいります。

 次に、池上曽根史跡公園の第1期整備が完成し、5月2日本オープンの予定で準備を進めております。遺跡の歴史的・文化的重要性と史跡公園の開園を全国的に周知し、集客を図るため、昨年に続き5月2日から5日まで「いずみの国弥生まつり2001」を開催いたします。

 また、開園記念事業の一つとして、府立弥生文化博物館、泉大津市、奈良県田原本町と共催で、4月21日から6月24日まで池上曽根遺跡と田原本町の唐古・鍵遺跡を紹介する特別展「弥生都市は語る」を開催いたします。

 信太の森の鏡池整備事業につきましては、資料展示室などの学習施設を建設し、市内の歴史・文化遺産を保存、整備し、ネットワーク化するふるさと空間づくりにより、池上曽根史跡公園、信太の森の鏡池、いずみの国歴史館などを活用し、展示・学習・講座などを通じて市内の歴史、文化を幅広く紹介するとともに、ふるさと意識の醸成と地域の活性化に資してまいります。

 幸青少年センターにつきましては条例改正を行い、より多くの青少年の交流や自主活動を促進するとともに、ボランティアや民間活力の導入を図り、効果的、効率的な施設運営を推進し、青少年の健全育成に努めてまいります。

 美術館におきましては、2回の特別陳列と秋の特別展を初め、年7回の展示を通じ、すぐれた美術品に触れる機会を提供いたします。特に秋に開催する特別企画展では、江川淑夫氏から御寄贈いただいた古代中国の装飾品である「帯鈎」を中心に展示いたします。市民創作教室及び市民ギャラリーでは、市民の創作意欲と文化活動の高揚を図り、また市民ホールにおいてはイタリア音楽の合奏団を招き、演奏会を開催するなど、芸術文化活動の場を提供してまいります。

 次に、図書館につきましては生涯学習の拠点施設として活用されるよう、市民の多様なニーズにこたえた蔵書の充実を図り、資料や情報の提供に一層努めてまいります。また(仮称)和泉市総合センター内の新図書館につきましては、平成15年開館予定に備え、資料収集を初めとする準備を進めてまいります。さらに、高度情報化時代に対応した新しいコンピューターシステムを整え、いつでも、どこでも利用することができる図書館ネットワークの整備と推進に努めてまいります。

 社会体育の振興につきましては、本市が目指している生涯スポーツの理念を実現するため、学校体育施設や地域のスポーツ施設を拠点として年齢、障害の有無にかかわらず、すべての市民が健康で活力ある豊かなスポーツライフを送ることのできる総合型地域スポーツクラブの創設と育成に努めてまいります。

〈国際交流とコミュニティ活動の推進〉

 国際交流は「人とひと心とこころの交流」が基本であることから、本年も交換学生の相互派遣事業を初めとする市民の草の根交流を推進してまいります。具体的には、次世代を担う青少年がホームステイにより、異文化を体験することにより、広い視野を培い、国際的感覚を養うことを目的として、姉妹都市ブルーミントン市への交換高校生・大学生派遣事業、交換中学生派遣事業、さらには友好都市南通市からの交換中学生受け入れ事業を実施してまいります。

 特に本年はブルーミントン市ジェファーソン高校のコンサートバンドを受け入れることにより、市民とのジョイントコンサートや種々の交流会を開催し、市民レベルでの国際交流を推進してまいります。また、英会話、中国語会話、ハングル語会話の各種会話講座や国際友好姉妹都市児童・生徒絵画書道展などの事業を引き続き実施してまいります。

 一方、地域コミュニティーの活動の場として、町会館、自治会館整備への助成を図っていくとともに、防犯灯設置や電気料金に対する助成とあわせて、引き続き防犯灯モデル事業を実施し、安心して暮らせる町づくりを推進してまいります。

5.にぎわいと活気に満ちた活力創出環境づくり

〈魅力ある農林業の振興〉

 都市農業のあり方が大きく問われている今日、本市では大都市近郊立地の優位性と農の持つ多面性を生かしながら和泉農業の振興に努めております。中でも泉州東部区域農用地総合整備事業では、基幹農道の延伸や農用地整備の着工が予定されており、今後、新たに生まれる農空間の高度利用を図り、農と教育、福祉、健康などと結びつけながら「都市と農村との共生・交流」の町づくりを進めてまいります。

 また、市民の農への関心が高まりつつある中、農業団体などとの連携を図りながら、市民農園の増設や農業祭、農と花の町づくり事業など、グリーンツーリズム事業を通し、農空間が市民にとって生活空間の一部として生かされる都市農業を目指します。

 本年1月より実施している地場産米による米飯給食は、児童・生徒からも好評で、今後の運営に確かな手ごたえを感じております。特に米の収穫から学校への納入までをJA大阪和泉を初め、市内関係団体で構成する和泉農業振興会が一手に担う、本市の独自システムが各方面から注目を浴びております。今後は、さらに取り扱い作物の拡大を図り、地域と一体となって展開している学校教育田や法人化を目指す農業女性グループの活動などとあわせながらつくる人の顔が見える農業の促進に努めてまいります。

 一方、基盤整備につきましては、市単独土地改良事業の拡充を図るほか、林業では府下16森林組合が今年度内に統合予定されていることから、これまでの林道整備や森林育成事業の促進とあわせて地元木材の公共事業への活用を進めるなど、将来を見据えた地域林業の振興に取り組んでまいります。

 また、農業委員会では、農業委員と農業者との意思の疎通を密にし、これからの和泉農業の活性化と再生を図っていく一助となるよう農業委員会だよりを発行してまいります。

〈商工業の振興〉

 本市の地場産業や中小企業を取り巻く経済環境は、まだまだ厳しい状況にあります。このような中、本市の商工業発展の指針とするため策定いたしました和泉市商工業振興ビジョンに基づき、商工業の振興を着実に進めてまいります。

 まず、中小企業の支援として、市融資に対する利子補給制度に加え、新たに府融資制度のうち、小規模事業資金と開業支援資金を利用された事業主を対象に利子補給を行い、事業主の負担の軽減を図ってまいりますとともに、引き続き人材育成への支援を行ってまいります。

 また、商店街の空き店舗対策を引き続き実施し、商店街などの活性化を図ってまいります。さらにIT化が進む中、起業家意識の高揚を図るため、経済セミナーを開催してまいります。

 また、観光振興につきましては、観光情報ステーションを核として、恵まれた自然環境や歴史、伝統、文化を市内外の方々に観光、地場産業の積極的なPRを行い、本市の魅力を情報発信し、地元企業、産業の活性化を図ってまいります。その具体的取り組みの一環として、和泉商工まつり、和泉弥生ロマン・ツーデーウォークを開催いたしますとともに、市民に郷土和泉市を再認識し、愛着を持っていただく機会づくりとして、商工会議所、商店連合会と連携を図り、ふるさと観光推進事業を実施いたします。

 消費者行政につきましては消費者専門相談員を週5日体制で配置し、消費者相談を実施しています。また、消費者相談支援クライアントシステムを活用し、悪質、多様化、専門家している相談に対し、迅速かつ的確に処理することに努めるとともに、市広報などで被害の未然防止と啓発に努めてまいります。

 和泉府中駅前周辺の活性化につきましては、本市の都心として商業業務機能の再生並びに都市基盤の整備を推進するため、駅前再開発事業との整合性を図りながら、商工会議所と連携し、中心市街地活性化に向けた取り組みを進めてまいります。

 労働対策といたしましては、地方分権の推進、雇用対策法の改正などにより、市として自主的、総合的な雇用、労働対策を実施していくことが必要となってまいりました。

 本市といたしましては、このことに対応し、関係機関と連携し、職業相談や情報提供機能の一層の充実を図るとともに、就職情報フェアの合同就職面接会の開催など、雇用促進に取り組んでまいります。

 また、就職に役立つ技術や資格取得を目的としたパソコンや簿記などの検定講習会を開催するとともに、職業能力開発奨励補助制度を実施し、勤労者の自発的な技術研修の支援を行い、就職と雇用の安定に努めてまいります。さらに勤労者の福祉を推進するため、中小企業退職金共済制度の加入促進に努めてまいります。また、就職困難者などが雇用、就労につながることを目的とした就労支援施策事業の推進を図ってまいります。

 次に、テクノステージ和泉は平成10年に分譲が開始され、厳しい経済環境が続く中で一定の成果をおさめることができました。企業の進出状況につきましては、既に12社の操業が開始され、今年度中にあと10社程度の建設並びに操業が見込まれております。

 また、秋ごろには科学技術振興事業団による技術移転の支援拠点であります産官学交流の地域拠点となる研究成果活用プラザが地区中央に完成し、業務を開始する運びとなります。さらに今秋には、研究成果活用プラザや隣接する大阪府立産業技術総合研究所との連携も視野に入れた、大阪府が計画いたしております(仮称)ハイテクサポートセンターの建設が着手される予定となっており、今後のテクノステージ和泉の発展への貢献が期待されております。

 一方、企業誘致促進につきましては、これら施設の集積を追い風とするとともに、企業の土地利用に関する企業意識が所有から使用へと変化してきている状況に呼応し、テクノステージ和泉への進出企業を対象に新たに土地賃貸促進補助制度を創設いたします。

 また、引き続き企業への個別訪問による調査を実施することにより、的を絞った効果的な企業誘致活動を進めてまいります。

6.共生と人間尊重の人権文化環境づくり

〈人権政策と同和対策の推進〉

 あらゆる社会層の人々が人の尊厳について学び、その尊厳をあらゆる社会で確立するための方法と手段について学ぶ人権教育を日常生活に定着させるため人権教育のための国連10年和泉市行動計画や、昨年12月国において制定されました人権教育及び人権啓発の推進に関する法律をもとに、すべての市民が人権尊重の精神を踏まえ、自分らしく輝いて暮らせる社会の実現を目指し、市民と行政が一体となり、積極的に人権教育・啓発に取り組みます。

 また、在日外国人に対する施策につきましては、国際化推進指針を策定し進めてまいります。

 一方、市民が中心となって行われている「いのち・愛・人権」市民の集いや、校区別人権研修会を継続しつつ、人権教育の趣旨を踏まえた参加体験型研修などの手法を取り入れながら、地域、家庭に密着したきめ細かい研修をさらに進め、人権団体との連携を図りながら、情報の提供や活動に対する支援を行ってまいります。

 解放総合センターにつきましては、これまで地域住民の社会的、文化的、経済的生活の向上を図ることを目的に運営してまいりましたけれども、今年度より人権文化豊かな社会を築くため新たに人権文化センターとして図書室、人権資料室などの充実を図り、すべての市民に開かれた施設として、さまざまな人権問題の施策推進の拠点施設として運営してまいります。

 同和行政につきましては、同和問題を人権という本質からとらえるとともに、一般施策を有効かつ適切に活用することを基本に施策を推進してまいります。また、個人給付的事業は今年度を最終年度とする方向で引き続き検討を行うとともに、地区内施設につきましては、広く市民が利用できる施設へ移行を図り、効率、効果的な運営を図ってまいりたいと考えております。

〈男女共同参画社会の実現〉

 女性と男性がお互いに人権を尊重しつつ、喜びも責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現は豊かで活力ある社会を築く上で欠くことのできないものです。そして、その実現は21世紀の我が国社会を決定する最重要課題とされています。

 しかし、社会の制度や習慣、個々一人一人の中にある性別、役割分業の意識など、男女共同参画社会の実現に向けて取り組むべき課題は多く、その解決には継続的で着実な努力が必要です。一昨年男女共同参画社会基本法が制定され、昨年12月には総合的、計画的に施策を推進する男女共同参画基本計画が策定されました。本市におきましても、平成7年に和泉市女性行動計画「オアシスプラン」を策定し、それに基づき各分野における女性政策を年次計画に沿って推進しているところです。

 また、女と男のフォーラムを初め、各種冊子、研修助成などの啓発事業や女性問題総合相 談事業の実施、女性問題の地域リーダーを養成する女性問題育成講座の開催や、団体・グループの育成など、女性の社会参加と地位向上、自立のための施策を推進してまいります。

〈平和を求める社会環境づくり〉

 恒久的な平和を願う「核兵器廃絶平和都市宣言」の理念を尊重し、またすべての人々の基本的人権が保障された平和の文化の社会の実現に向けて、市民の自主的な活動による平和バス事業、平和千羽鶴まつり、人権平和展や各種研修、講演会などの事業を展開するとともに、より一層市民啓発に取り組み、平和な社会づくりを進めてまいります。

7.その他の施策

〈北部地域公共施設整備構想〉

 信太山丘陵の自然環境と調和する魅力的で市民の憩いの場となる施設や狭隘な市道の拡幅整備など、北部地域における公共施設の整備を目指し、関係機関との協議や地権者との意向確認を行うとともに、用地買収に向けた用地測量調査を進めてまいります。

〈市民参加とボランティア活動の推進〉

 町づくりの主役である市民の声を市政に反映させるため、シンポジウムやセミナーなどの開催、各種審議会などへの市民代表の参加を進めるとともに、市民からの意見や要望に対しては速やかに対応するよう努めてまいります。

 本年は「ボランティア国際年」であり、特にボランティア活動につきましては、和泉ボランティア市民プラザ「アイ・あいロビー」を活動の拠点施設として、福祉分野だけでなく、教育、国際交流、環境保全など、さまざまな分野で市民が気軽に参加できるボランティア活動の推進を図ってまいります。また、各種ボランティア講座や研修会を実施するとともに、ボランティアフェスティバルに対する支援を行うことにより、ボランティア団体や個人の育成に努めてまいります。

〈共同浴場の整備〉

 共同浴場の整備につきましては、既存の3浴場は老朽化及び内ぶろの普及などによりまして、利用者の減少傾向が見受けられる中、効率的な浴場運営を図るため、既存の3浴場を廃止し、新たに1浴場の建設に向け、今年度は実施設計に取り組んでまいります。

〈地方分権と行財政運営の効率化〉

 明治維新、戦後改革に次ぐ第3の改革と言われてきた地方分権改革が、紆余曲折を経て昨年4月にスタートいたしましたが、今回の地方分権改革はこれで終わったわけではなく、地方分権の醸成に向けて今後さらに自主性、自律性を高め、個性豊かで活力に満ちた町づくりを行っていくことが求められております。

 こうした中、本格的な地方分権時代における行財政運営を進めていくに当たり、住民自治のさらなる充実や自己決定、自己責任の原則に基づき、諸課題に取り組んでいくことが今後ますます重要となってまいります。

 このため、今回の分権改革により不十分ながら拡充された権限を最大限に活用し、市みずからが主体的に前向きな工夫を加えるとともに、限られた財源の中、少ない経費でより大きな効果を上げるため、市民、関係者の理解も得ながら、今後も事務事業の見直しに取り組んでまいります。

 以上が、今回、御提案申し上げました平成13年度の予算(案)の概要と市政運営の基本方針であります。

 本予算案は、第3次和泉市総合計画に基づきます本市の町づくりを踏まえ、既存施策の拡充を初め、新たな行政需要にも積極的に対応するとともに、行政経費の節減、合理化を進め、限られた財源の効率的、効果的配分に徹し、長期的視野に立った行財政運営を図ることを基本に編成いたしました。

 何とぞ議員各位並びに市民の皆様方の御理解と力強い御支援、御協力をお願い申し上げます。

 長時間にわたり、大変御清聴ありがとうございました。



○議長(天堀博君) 市長からの平成13年度市政運営方針の披瀝が終わりました。

 先ほど一括上程されました議案の説明を順次お願いいたします。

 まず、日程第30から32までの予算関連議案の説明を願います。



◎人権推進部長(井阪和充君) ただいま御上程いただきました議案第10号「和泉市立人権文化センター条例制定について」、人権推進部井阪より提案の理由並びにその内容につきまして御説明申し上げます。

 議案書1ページでございます。

 まず本条例の制定理由でありますが、現在の和泉市立解放総合センター並びに和泉市立王子町会館及び和泉市立幸会館につきましては、これまで同和対策対象地域住民の社会的、文化的、経済的生活の向上を図り、問題の解決に資する総合施設として運営してまいりましたが、今後はあらゆる人権問題の解決、市民生活の向上及び文化活動の促進に資する施設として、すべての市民に開かれた施設とするため、和泉市立解放総合センター条例の全部改正と和泉市立隣保館条例を廃止し、施設の名称、設置目的、事業内容等について規定の整備を行い、和泉市立人権文化センター条例を制定しようとするものでございます。

 それでは、その内容につきまして御説明を申し上げます。

 第1条は人権文化センターの設置目的及び名称についての条項でございます。

 第2条は本条例の対象となる文化ホールや分館の名称及び所在地を定めておりまして、これは、これまでの隣保館条例を全廃させていただき、従来の王子町会館、幸会館を人権文化センターの分館と位置づけし、運営しようとするものであります。

 第3条は、第1条の設置目的を達成するために行う事業を掲げており、人権の確立に向け、あらゆる人権問題の解決につなげるための調査、研究事業。図書室や講習、講座などの生涯学習事業。そして人権啓発事業や、資料室、供用スペースの活用を図る地域交流事業。また自立促進につながるための支援事業を進めようとするものでございます。

 第4条はセンターの使用や、使用変更に当たっては市長の許可を受けなければならないと定めております。

 第5条は使用するに当たっての制限についての条項で、公の秩序等を乱すおそれや、施設の管理上支障があるときは使用の許可を取り消しし、もしくは停止することができること等を規定しております。

 第6条はセンターの建物等について、汚損、損傷した場合の使用者の賠償責任について定めたものであります。

 第7条は施設の使用料についての条項で、使用しようとする者への使用料の規定で、個々の使用料の規定については4ページ、5ページ、6ページの別表に定めてございますので御参照くださいますようお願い申し上げます。

 第8条は使用料の減免についての規定で、使用料を減免や免除することができるといたしております。

 第9条はセンターの管理に関する事務を公共的団体に委託することができる旨、規定いたしております。

 第10条は本条例を施行する上での必要事項の委任事項でございます。

 そして、附則といたしまして、この条例は平成13年4月1日から施行することとし、附則の第2項は第2条で御説明申し上げましたように、隣保館としての王子町会館、幸会館の両館につきましては、人権文化センターの分館とするため和泉市立隣保館条例を廃止するものでございます。

 以上、まことに簡単でございますが、議案第10号につきまして提案の理由並びにその内容の説明を終わらせていただきます。

 なお、参考資料といたしまして、議案書7ページ以降に記載しております新旧対照表を御参照の上、よろしく御審議をいただきまして、原案どおり御可決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(天堀博君) はい、次、都市産業部長。



◎都市産業部長(油谷巧君) 御上程いただきました議案第11号「和泉市建築基準検討審議会条例制定について」、都市産業部油谷より提案の理由並びにその内容につきまして御説明申し上げます。

 本条例案につきましては、本市では平成14年度から建築基準法に基づく建築確認事務を取り扱うため、特定行政庁を設置すべく準備を進めているところでございます。建築確認の審査事務を行うに当たりましては、建築基準法のほか、同法に基づく施行条例や、許認可の基準、指導要綱等の制定が必要となりますことから、同事務を行うこととなる平成13年度中に、関係規定の内容について本市の地域特性と調和した建築行為を目指したものとなるよう、建築基準法の施行に関し、必要となる基準づくりについて専門家を交えて検討審議を行っていくための組織を設置する必要がございます。このことから建築基準法の規定に基づく特定行政庁の事務の施行に向けて、本市における建築基準関係規定の制定について検討及び審議する機関を設置するため条例を制定しようとするものでございます。

 それでは和泉市建築基準検討審議会条例案につきまして、その内容の御説明を申し上げます。議案書の12ページでございます。

 本条例は7条及び附則で構成しているものでございます。

 まず、第1条は条例制定の目的を規定しておりまして、建築基準の策定及び運用に資するため、和泉市建築基準検討審議会の設置及び運営に関する事項を定めることにより、公平かつ公正及び円滑な建築基準行政の推進を図り、もって本市の地域特性と調和した良好な建築物の創造に寄与することとしてございます。

 第2条は、設置について規定しておりまして、地方自治法第138条の4第3項で、普通地方公共団体は法律または条例の定めるところにより審議会等を設置することができるとの規定に基づきまして、本検討審議会を設置することとしてございます。

 第3条は、任務について規定しておりまして、市長の諮問に応じて建築基準関係規定に関する事項について検討及び審議を行うほか、同規定に関する事項について、市長に建議することができることとしてございます。

 第4条は審議された内容の尊重について規定しておりまして、市長は検討審議会で検討審議または建議された内容を尊重する旨を規定してございます。

 第5条は組織について規定しておりまして、検討審議会は7人以内の委員で、法律、経済、建築、都市計画、公衆衛生または行政についての学識経験者から市長が委嘱し、その任期は2年としてございます。

 14ページをお願いいたします。

 第6条は検討審議会の会長について規定してございます。

 第7条は規則等への委任を規定してございます。

 なお、附則といたしまして、施行期日並びに検討審議会の会長及び委員の報酬額を定めるため、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。

 次の15ページでは、同条例の別表中、介護認定審査会委員の次に建築基準検討審議会の会長につきましては、日額2万3,000円、同委員につきましては日額2万円の報酬額を支払えるよう規定しようとするものでございます。また、建築基準関係諸規定の検討及び審議内容が高度かつ専門的であることから、弁護士や大学教授、その他の学識経験を有する方々に会長及び委員をお願いする予定でございます。

 なお、16ページには参考資料として特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての新旧対照表を、17ページには関係法令の建築基準法抜粋を添付してございます。

 以上、まことに簡単でございますが、議案第11号「和泉市建築基準検討審議会条例制定について」の提案理由並びに説明の内容とさせていただきます。

 よろしく御審議賜り、原案どおり御可決いただけますようお願い申し上げます。



○議長(天堀博君) はい、次、教育次長。



◎教育次長兼社会教育部長(池野透君) 引き続きまして御上程いただきました議案第12号「和泉市立幸青少年センター条例の一部を改正する条例制定について」、その提案の理由並びに内容について、教育委員会池野より御説明申し上げます。

 議案書18ページでございます。まず、提案の理由について御説明申し上げます。

 府下における同和地区青少年会館は昭和48年ごろから地区青少年の健全育成を図る目的で設置され、現代に至っておりますが、社会経済状況や地区を取り巻く環境の変化に加え、青少年会館に対するニーズにも大きな変化が生じてきたことから、府レベルで同和地区青少年会館のあり方検討会を立ち上げ、新たな動向を踏まえた青少年会館のあり方について検討を行い、12年2月に一般施策として実施する地域青少年健全育成施設への転換を図ることの骨子が示されました。

 これを受け、今回本市におけます和泉市立幸青少年センター条例の一部を改正いたしたく、御提案を申し上げるものでございます。

 それでは改正の内容について御説明申し上げます。

 第1条は青少年センターの設置及び目的に関する規定でございますが、青少年の健全育成の目的をより明確にしていくための規定の整備でございます。

 第2条はセンターの名称を和泉市立青少年センターと定めるもので、必然的に条例の題名が和泉市立青少年センター条例に改まるものでございます。

 第3条は第1条の目的を達成するための事業にかかる条文の整備でございます。

 第4条は使用許可にかかる文言の整備でございます。

 第7条につきましては、センターの管理に関する事務を公共的団体に委託する旨を加えようとするものであります。

 第8条は委任について規定したものでございます。

 附則といたしまして、本条例は平成13年4月1日より施行しようとするものであります。

 なお、参考資料として議案書21ページ以降に新旧対照表を掲げさせていただいておりますので御参照賜りたいと存じます。

 以上、まことに簡単ではございますが、議案第12号「和泉市立幸青少年センター条例の一部を改正する条例制定について」の提案理由並びにその説明を終わらせていただきます。

 御審議の上、何とぞ原案どおり可決、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(天堀博君) 引き続いて、予算の説明に入ります。

 一般会計、特別会計、企業会計の順に説明を願います。

 はい、企画財政部長。



◎企画財政部長(林和男君) 企画財政部の林でございます。

 それでは、ただいま御上程いただきました議案第1号「平成13年度和泉市一般会計予算」につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 まず予算編成につきましては、先ほど市長が表明いたしました市政運営方針に基づき編成いたしたものでございます。

 それでは、予算書に基づきまして、その概要を御説明申し上げます。予算書1ページでございます。

 第1条は歳入歳出予算総額を595億3,000万円と定めるものでございます。

 第2条は債務負担行為の限度額を定めておりまして、内容につきましては第2表のとおりでございます。

 第3条は地方債でございまして、第3表のとおりでございます。

 第4条は一時借入金の最高額を70億円と定めたものでございます。

 第5条は歳出予算での各項の流用について定めてございます。

 引き続きまして、事項別明細書により歳出予算から御説明申し上げます。事項別明細書57ページでございます。

 まず議会費でございますが、議会運営費、事務局費など、合わせて4億4,182万7,000円を計上いたしました。

 次に60ページ中ほどでございます。総務費では120億9,465万8,000円を計上いたしました。総務管理費、徴税費、戸籍住民基本台帳費など、おおむね経常的な経費のほか、ハイテクサポートセンター事業用地の購入費、人権文化センター運営費、リージョンセンター整備基本計画策定委託料、コミュニティーバス運行経費などを計上いたしました。

 次に107ページ中ほどでございます。民生費におきましては188億4,536万6,000円を計上いたしました。

 障害者福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費などにかかる経費と、新たに老人センター・身体障害者解放会館一体化事業や介護保険オンブズマン経費、共同浴場整備実施計画等委託料、また地域子育て支援センター事業、知的障害者地域生活支援事業委託料など計上いたしてございます。

 次に141ページでございます。衛生費では66億1,128万9,000円を計上いたしました。

 老人保健法に基づく各種保健事業、予防接種などに要する経費並びに泉北環境整備施設組合分担金、ごみ処理経費、市立病院に対する補助金、新たにかかりつけ歯科医機能支援事業委託料や火葬場等建設事業などを計上いたしました。

 次に158ページ中ほどでございます。農林水産業費では6億1,133万円を計上いたしました。農業委員会の運営経費を初め、農業振興対策経費、市単独土地改良事業費、農業振興地域整備計画策定経費などと、農用地総合整備事業におきまして新たに都市農業の拠点施設づくりを目指す農業拠点施設整備基本設計委託料などを計上いたしております。

 次に167ページ中ほどでございます。商工費では4億6,792万3,000円を計上いたしました。中小企業経営指導育成費、商工振興費、金融対策経費などと、本年度は中心市街地活性化事業推進調査委託料、地域就労支援事業委託料、小規模企業融資利子補給金など、各種振興策に要する経費を計上いたしてございます。

 次に173ページ中ほどでございます。土木費におきましては77億7,316万円を計上いたしました。市内一円の道路維持を初め、伏屋唐国線整備事業などの道路新設改良事業、交通安全施設整備としてバリアフリー対策事業などの道路事業、また一般河川や水路の維持管理経費、公共下水道事業や市街地再開発事業特別会計に対する繰出金、中央公園整備事業等の公園整備など、あわせて計上いたしております。

 また、住宅費では市営住宅の管理経費や、公営住宅整備事業費を計上いたしました。

 次に198ページでございます。消防費では14億3,651万3,000円を計上いたしました。

 消防、救急活動に要する経費を初め、防火水槽、防災対策消防ポンプ自動車購入費など、あわせて計上いたしました。

 次に204ページでございます。教育費におきましては61億4,078万3,000円を計上いたしました。教育委員会事務局の運営費、小・中学校、幼稚園の教育指導経費などとともに北松尾小学校増築事業や、養護学級、中学校図書室へのクーラー設置事業など、教育環境の整備に要する経費も計上いたしております。

 また、社会教育では生涯学習、芸術文化、青少年対策などとともに、図書館、美術館などの社会教育施設の運営経費とあわせて、本年度はIT講習会関連経費、ふれあい広場整備事業、信太の森整備事業、弥生都市は語る展実行委員会負担金などの経費も計上いたしております。

 次に、災害復旧費につきましては257ページでございます。農林土木施設災害復旧費として不測の事態に即応するため4,000円を計上いたしました。

 次に公債費につきましては259ページでございます。市債の元利償還金及び一時借入金の利子など50億938万5,000円を計上いたしました。

 次に諸支出金につきましては260ページでございます。内容につきましては災害援護資金貸付金並びに財政調整基金などへの積立金4,776万2,000円を計上いたしました。

 最後に262ページでございます。緊急不測の経費に充当すべく予備費として5,000万円を計上いたしました。

 以上が歳出予算でございまして、歳出総額595億3,000万と相なる次第でございます。

 引き続きまして、これらに充当いたします歳入予算につきまして御説明申し上げます。事項別明細書3ページでございます。

 まず市税でございますが、202億9,284万円を計上いたしました。

 前年度と比較いたしますと、市民税では不況の影響などにより減額となるものの、固定資産税の増加に伴いまして0.9%の増となってございます。

 次に3ページでございます。地方譲与税では3億2,000万円、利子割交付金5億1,000万円、地方消費税交付金13億1,000万円、ゴルフ場利用税交付金1,800万円、自動車取得税交付金3億1,000万円、国有提供施設等所在市町村助成交付金2億5,790万円、地方特例交付金7億1,900万円、地方交付税86億5,000万円、交通安全対策特別交付金2,900万円を計上いたしました。

 次に、分担金及び負担金でございますが、14億7,883万5,000円を計上いたしました。

 次に14ページでございます。使用料及び手数料でございますが、6億8,180万2,000円を計上いたしました。

 続きまして19ページでございます。国庫支出金では65億19万1,000円、府支出金につきましては24億2,012万8,000円を計上いたしておりまして、いずれも歳出予算に充当いたします特定財源でございます。

 次に財産収入につきましては40ページ中ほどでございます。公共施設整備基金など、各基金の運用収入など8,936万1,000円を計上いたしました。

 寄附金につきましては42ページでございます。一般寄附金及び福祉寄附金2,200万円を計上いたしました。

 次に43ページ、繰入金につきましては公共施設整備基金などからの繰入金30億1,881万6,000円を計上いたしました。

 諸収入につきましては40億5,152万7,000円を計上いたしております。

 最後に市債につきましては54ページでございます。歳出予算と相関連いたします適債事業に対しそれぞれ計上いたしたもので、88億5,060万円を計上いたしました。

 以上が歳入予算でございまして、総額595億3,000万となってございます。

 引き続きまして議案第2号「平成13年度和泉市国民健康保険事業特別会計予算」につきまして、その内容の御説明を申し上げます。予算書12ページでございます。

 本事業は地域住民の医療を保障し、住民の福祉を増進することを目的としております。

 第1条は歳入歳出予算総額を121億2,766万8,000円と定めるものでございます。

 第2条は一時借入金の最高額を10億円と定めたものでございます。

 第3条は歳出予算での各項の流用について定めております。

 それでは、事項別明細書により歳出予算から御説明申し上げます。299ページでございます。

 まず総務費でございますが、総務管理費、徴収費、運営協議会費などにかかる経費として2億4,822万9,000円を計上いたしました。

 保険給付費は304ページ中ほどでございます。療養諸費、高額療養費、移送費、出産育児諸費など合わせて75億6,965万6,000円を計上いたしました。

 次に老人保健拠出金といたしまして310ページでございます。35億7,943万7,000円を計上いたしました。

 次に311ページでございます。介護納付金といたしまして5億2,580万4,000円を計上いたしました。

 共同事業拠出金では1億726万円を計上いたしました。

 次に312ページでございます。保健事業費として人間ドック助成事業など3,297万6,000円を計上いたしました。

 基金積立金は313ページ中ほどでございます。193万円を計上いたしました。

 314ページ、公債費につきましては一時借入金利子として225万円を計上いたしました。

 次に、諸支出金では、保険料過誤納還付金など1,012万6,000円を計上いたしました。

 また予備費として316ページ中ほどでございます。5,000万円を計上いたしたものでございます。

 以上、歳出予算総額121億2,766万8,000円と相なった次第でございます。

 次に、これらに充当いたします歳入予算につきまして御説明申し上げます。

 289ページでございます。まず国民健康保険料では43億2,223万7,000円。

 290ページ、一部負担金では2万円、使用料及び手数料では91万3,000円をそれぞれ計上いたしました。

 291ページ、国庫支出金では療養給付費等負担金、財政調整交付金など43億2,930万5,000円を計上いたしました。

 次に292ページ、療養給付費交付金として18億2,277万8,000円を計上いたしました。

 府支出金では国民健康保険費補助金など6,414万1,000円を計上いたしました。

 293ページ、連合会支出金では介護円滑導入給付金2,500万円を計上いたしてございます。

 また共同事業交付金では1億8,125万3,000円、財産収入では財政調整基金運用収入として193万円を計上いたしました。

  次に繰入金でございますが、一般会計繰入金、財政調整基金繰入金として13億6,215万2,000円を計上いたしました。

 また296ページ、繰越金では前年度繰越金1,000円を計上いたしました。

 最後に諸収入では第三者納付金など1,793万8,000円を計上いたしました。

 引き続きまして、議案第3号「平成13年度和泉市老人保健事業特別会計予算」につきまして、その内容の御説明を申し上げます。予算書17ページでございます。

 本制度は70歳以上の老人と65歳以上の障害老人を対象といたしたもので、健康の保持及び福祉の増進に期することを目的といたしてございます。

 第1条は歳入歳出予算の総額を120億2,958万1,000円と定めるものでございます。

 それでは事項別明細書に基づき、歳出予算から内容の御説明を申し上げます。332ページでございます。

 まず総務費でございますが、総務管理費の一般管理費といたしまして2,288万4,000円を計上いたしました。

 次に333ページでございます。医療諸費でございますが、老人医療扶助費並びに医療費審査支払手数料として120億669万7,000円を計上いたしたものでございます。

 続きまして歳出予算に充当いたします歳入予算につきまして御説明申し上げます。329ページからでございます。

 まず支払基金交付金84億1,370万4,000円、国庫支出金23億9,449万6,000円、府支出金5億9,799万9,000円、諸収入500万はいずれも歳出予算に関連いたします特定財源でございます。

 次に繰入金につきましては6億1,838万2,000円を一般会計から繰り入れるべく処置いたしました。

 引き続きまして議案第4号「平成13年度和泉市公共用地先行取得事業特別会計予算」につきまして、その内容を御説明申し上げます。予算書19ページでございます。

 本会計は公共用地の先行取得を図るためのものでございまして、本年度は公園用地の先行取得に要する経費を計上いたしております。

 第1条は歳入歳出予算の総額を5億6,182万1,000円と定めるものでございます。

 第2条は地方債でございまして、第2表のとおりでございます。

 それでは、事項別明細書により歳出予算から御説明申し上げます。339ページからでございます。

 まず公共用地先行取得事業費といたしまして、芦洗公園及び松尾寺公園用地購入費など合わせまして3億4,270万円を計上いたしました。

 公債費といたしましては340ページでございます。起債の元利償還金など1億249万3,000円を計上いたしました。

 また諸支出金では、一般会計への繰出金1億1,662万8,000円を計上いたしました。

 次に、これらに充当いたします歳入予算につきまして御説明申し上げます。

 337ページでございます。財産収入では事業化に伴います一般会計への土地売払収入1億1,662万8,000円を計上いたしました。

 また、一般会計からの繰入金1億879万3,000円、市債では公共用地先行取得事業債3億3,640万円をそれぞれ計上いたしました。

 引き続きまして、議案第5号「平成13年度和泉市公共下水道事業特別会計予算」につきまして、その内容の御説明を申し上げます。予算書22ページでございます。

 公共下水道の整備につきましては事業認可区域での下水道の普及を積極的に推進すべく、各幹線道路内での汚水、雨水管の布設及び面整備などが主な内容でございます。

 第1条は歳入歳出予算総額を68億301万3,000円と定めるものでございます。

 第2条は債務負担行為の限度額を定めておりまして、内容につきましては第2表のとおりでございます。

 第3条は地方債でございまして、第3表のとおりでございます。

 第4条は歳出予算での各項の流用について定めてございます。

 それでは、事項別明細書により歳出予算から御説明申し上げます。349ページでございます。

 まず下水道事業費といたしまして53億2,577万3,000円を計上いたしました。内容といたしましては、下水道総務費では職員給与費、下水道処理経費、泉北環境整備施設組合分担金など、また下水道整備費では職員給与費を初め、公共下水道整備に伴います管布設工事費、南大阪湾岸北部流域下水道事業負担金などを計上いたしたものでございます。

 次に353ページ、公債費でございますが、市債の元利償還金など14億7,624万円を計上いたしました。

 最後に予備費といたしまして100万円を計上いたしました。

 次に、これら歳出予算に充当いたします歳入予算について御説明申し上げます。345ページからでございます。

 まず、分担金及び負担金でございますが、受益者負担金など1億2,680万円を計上いたしました。

 次に、使用料及び手数料といたしまして、下水道使用料など7億5,010万2,000円を計上いたしました。

 また346ページ、国庫支出金では10億600万円、府支出金120万円、市債30億6,020万円を計上いたしました。これらは歳出予算に関連いたします特定財源でございます。

 次に、繰入金でございますが、347ページ中ほどでございます。17億9,871万1,000円を一般会計から繰り入れるべく処置いたしました。

 最後に諸収入6,000万円は消費税還付金を計上いたしたものでございます。

 引き続きまして、議案第6号「平成13年度和泉市市街地再開発事業特別会計予算」につきまして、その内容の御説明を申し上げます。予算書27ページでございます。

 本会計は和泉府中駅東第一地区における市街地再開発事業の円滑な推進を図り、早期完遂を目指し、今年度は管理処分計画等の策定や、用地購入費などの取り組みを行ってまいります。

 第1条は歳入歳出予算総額を13億2,198万4,000円と定めるものでございます。

 第2条は地方債でございまして、第2表のとおりでございます。

 第3条は一時借入金の最高額を10億円と定めております。

 それでは事項別明細書により、歳出予算から御説明申し上げます。369ページでございます。

 まず市街地再開発事業費として12億9,701万円を計上いたしました。内容につきましては人件費、管理処分計画等作成委託料並びに用地購入費などの再開発事業費などを計上いたしました。

 また371ページ、公債費として2,447万4,000円を計上いたしました。

 予備費といたしましては50万円を計上いたしております。

 次に歳入予算でございます。367ページでございます。

 国庫支出金3億3,750万円、一般会計繰入金3億6,328万3,000円、諸収入1,000円、市債では6億2,120万円を計上いたしました。

 引き続きまして、議案第7号「平成13年度和泉市介護保険事業特別会計予算」につきまして、その内容の御説明を申し上げます。予算書30ページでございます。

 本制度は介護が必要な65歳以上の高齢者が住みなれた自宅で自立した生活が送られるように保健、医療、福祉サービスを総合的、効率的に提供することを目的としてございます。

 第1条は歳入歳出予算総額を56億4,292万円を定めるものでございます。

 第2条は一時借入金の最高額を10億円と定めるものでございます。

 第3条は歳出予算での各項の流用について定めております。

 それでは事項別明細書により、歳出予算から御説明を申し上げます。392ページでございます。

 まず総務費でございますが、総務管理費、徴収費、介護認定審査会などにかかる経費として2億4,221万8,000円を計上いたしました。

 保険給付費は399ページでございます。介護サービス給付費、支援サービス給付費、高額介護サービス給付費など合わせて53億4,060万5,000円を計上いたしました。

 次に405ページ中ほどでございます。大阪府が設置いたします財政安定化基金への拠出金といたしまして2,614万1,000円を計上いたしました。また介護保険給付準備基金への積立金として406ページでございます。65万1,000円を計上いたしました。

 次に407ページ、公債費として一時借入金利子として225万円を計上いたしました。

 諸支出金では第1号被保険者保険料還付金など105万5,000円を計上いたしております。

 また予備費として3,000万円を計上いたしました。

 次に、これらに充当いたします歳入予算につきまして御説明申し上げます。385ページでございます。

 まず保険料では、第1号被保険者保険料として7億1,789万6,000円を計上いたしました。使用料及び手数料では、保険料督促手数料として12万円を計上いたしております。

 国庫支出金は386ページでございます。介護給付費負担金、調整交付金など13億3,117万7,000円を計上いたしました。

 また、支払基金交付金では、介護給付費交付金17億6,240万円を計上いたしてございます。

 府支出金では介護給付費負担金並びに財政安定化基金貸付金として6億6,767万6,000円を計上いたしました。

 388ページ、財産収入では介護保険給付準備基金運用収入65万1,000円を計上いたしました。

 次に、繰入金でございますが、一般会計繰入金では8億6,054万8,000円、また基金繰入金として3億233万9,000円、合わせて11億6,288万7,000円を計上いたしました。

 最後に390ページ、諸収入では第三者納付金など11万3,000円を計上いたしました。

 以上をもちまして、議案第1号から7号まで、平成13年度和泉市一般会計予算並びに特別会計予算についての説明とさせていただきます。

 よろしく御審議の上、原案どおり御可決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(天堀博君) 提案理由説明の途中でありますが、水道及び病院事業会計予算の説明は午後にし、ここでお昼のため午後1時まで休憩をいたします。

(午後0時01分休憩)

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(午後1時02分再開)



○議長(天堀博君) 午前中に引き続き会議を開きます。

 ここで、午前中説明のありました平成13年度和泉市一般会計予算の一部訂正の発言申し出がありましたので、これを許可いたします。

 企画財政部長。



◎企画財政部長(林和男君) まことに申しわけございません。

 先ほど御上程いただきました平成13年度一般会計予算案につきまして、事項別明細書の歳入歳出の名称につきまして一部誤りがございましたので、お手元に御配付申し上げました正誤表のとおり御訂正をお願い申し上げます。

 予算書36ページ並びに240ページから243ページでございます。

 歳入36ページでございます。府補助金、地域青少年社会教育総合事業補助金の所管名「教委・幸青少年センター」を「教委・青少年センター」に。また歳出240ページから243ページの目、及び細目の名称でございまして「幸青少年センター費」を「青少年センター費」、「幸青少年センター運営費」を「青少年センター運営費」に。また説明欄「教委・幸青少年センター」を「教委・青少年センター」に訂正をお願い申し上げます。

 今後、予算書の作成につきましては十分留意し策定いたしますので、よろしくお願い申し上げます。まことに申しわけございません。



○議長(天堀博君) それでは引き続いて、予算の説明を願います。

 企業会計の方によろしくお願いいたします。

 水道部長。



◎水道部長(中野裕幸君) 水道部の中野でございます。

 先ほど御上程いただきました議案第8号「平成13年度和泉市水道事業会計予算」につきまして、提案の理由並びにその内容について御説明申し上げます。

 初めに、事業経営についてでございますが、まず収入面では収入の根源であります給水収益の伸びは前年度からの状況を勘案して期待できないため、下水道業務受託収益や、その他の収入の確保に努めてまいります。

 一方、支出面では府営水道が昨年10月から値上げされたことに伴いまして、受水費が、また計装制御盤等の保守、点検経費がそれぞれ増加いたします。こうした中、人員抑制を堅持しながらOA機器の活用を充実させ、業務の能率化を図り、財政基盤の確立と経営の効率化に努めてまいります。

 また事業面では、市勢の進展にあわせ、施設整備を促進するとともに、安全で安定した給水体制の確立を図るべく、水道施設の一元管理化を推進し、将来に向けての安定供給に万全を期してまいる所存でございます。

 次に、その内容につきまして御説明申し上げます。別冊予算書1ページをお願いいたします。

 まず、第2条は本年度の業務予定量を定めたものであり、給水戸数を6万2,068戸、年間総給水量1,951万400立方メートル。また1日平均給水量5万3,453立方メートルと定め、主な建設改良事業として、拡張事業3億9,903万8,000円を予定いたすものでございます。

 次に、第3条、収益的収入及び支出でございます。

 第1款水道事業収益39億2,242万9,000円を予定計上いたしました。

 その主な内容といたしまして、第1項営業収益では給水収益等として37億5,388万1,000円、第2項営業外収益では加入金等として1億6,852万7,000円、その他を予定いたしております。

 次に2ページの支出でございます。

 第1款水道事業費用42億1,946万3,000円で、その主な内容といたしまして、第1項営業費用では職員給与費のほか受水費等として38億7,592万8,000円、第2項営業外費用では企業債借入に伴う支払利息等として3億4,070万円、第3項の特別損失として178万5,000円、予備費として105万円を予定いたしております。

 次に第4条資本的収入及び支出でございます。

 第1款資本的収入として7億6,084万5,000円を予定計上いたしました。その主な内容は、第1項企業債発行予定額として3億3,300万円、第2項工事負担金では都市基盤整備公団を初め、宅地開発などの工事負担金として4億1,832万円、第3項負担金では水質検査機器購入及び消火栓新設に伴う負担金として950万4,000円、その他を予定いたしております。

 支出では、第1款資本的支出額12億1,071万2,000円でございます。その内訳としまして、第1項建設改良費では水道施設の拡充整備費として9億1,895万4,000円、第2項は企業債の償還元金に充てるため2億9,175万8,000円をそれぞれ予定いたしております。

 この結果、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額4億4,986万7,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金と消費税資本的収支調整額で補てんいたすものでございます。

 次に、3ページをお願いいたします。

 第5条は継続費の総額及び年割額を定めたもので、今年度は5,250万円を予定いたしております。

 次に第6条でございますが、本条は起債の目的及び限度額を定めるもので、本年度は拡張事業に3億3,300万円を発行予定いたしております。

 なお、第7条及び4ページの第8条につきましては各経費の流用の規定を、第9条は建設用資材等のたな卸資産購入限度額を定めるものでございます。

 以上が今回上程させていただきました平成13年度水道事業会計予算案の概要でございます。これら詳細につきましては5ページ以下に記載いたしておりますので御参照を賜り、原案どおり可決、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(天堀博君) 次に、病院事務局長。



◎病院事務局長(松田孝君) 御上程いただきました議案第9号「平成13年度和泉市病院事業会計予算」につきまして、市立病院事務局松田より提案の理由並びにその内容を御説明申し上げます。

 病院経営を取り巻く環境は依然として非常に厳しい状況にございますが、地域医療の基幹病院としての役割を果たすため、財政運営の健全化を目指して、より一層業務の効率化や経営改善を進めてまいりますとともに、病院増築事業での実施設計、新館エレベーターなどの施設整備を図り、患者サービスの向上と市民に信頼される病院づくりに向けて全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。

 それでは、その内容につきまして御説明申し上げます。別冊予算書1ページでございます。

 まず第2条は、本年度の業務の予定量を定めたものでございまして、病床数は327床、年間患者数は入院で10万2,565人、外来で29万4,996人、1日平均患者数は入院で281人、外来で1,209人を予定いたしております。

 また、本年度の主要な建設事業としては、エックス線テレビ装置など医療用機器等の備品購入費として8,500万円、増改築事業の設計委託料や新館エレベーターの更新費用の施設整備費として1億1,400万円を予定いたしております。

 次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。

 まず収入でございますが、第1款病院事業収益として62億2,362万3,000円を計上いたしました。その内容でございますが、第1項の医業収益は入院や外来等の収益でございまして56億6,156万1,000円を、第2項の医業外収益は一般会計からの補助金等でございまして4億6,206万円2,000円を、また第3項の特別利益1億円は一般会計からの繰入金でございます。

 次に2ページの支出でございます。第1款病院事業費用として61億974万2,000円を計上いたしました。その内容でございますが、第1項の医業費用は職員給与費、診療材料費等の医業に要する費用でございまして60億903万円を、第2項の医業外費用は企業債の利息や、一時借入金の利息等の費用でございまして9,871万2,000円を、第3項の予備費として200万円をそれぞれ計上いたしたものでございます。

 以上の結果、収益的収支では1億1,388万1,000円の純利益が生じる見込みでございます。

 次に第4条の資本的収入及び支出の予定でございます。

 まず収入でございますが、第1款資本的収入として7億7,845万8,000円を計上いたしました。その内容でございますが、第1項は本年度に発行を予定いたしております企業債1億8,400万円、第2項は一般会計から本会計へ支出される出資金1億9,445万8,000円、第3項は一般会計から本会計が借り入れる長期借入金4億円をそれぞれ計上いたしたものでございます。

 次に支出でございますが、第1款資本的支出として9億8,693万7,000円を計上いたしました。その内容でございますが、第1項の建設改良費は第2条で御説明いたしましたように、機械備品購入費と施設整備費として1億9,900万円、第2項の企業債償還金は企業債の償還元金でございまして2億8,793万7,000円、第3項の他会計長期借入金返還金は一般会計から借りております長期借入金の返還金でございまして5億円をそれぞれ計上いたしたものでございます。

 この結果、資本的収支において資本的収入が資本的支出額に対し2億847万9,000円不足することとなりますが、この不足する額につきましては損益勘定特別利益1億円、損益勘定留保資金1億813万8,000円と、当年度の消費税資本的収支調整額34万1,000円をもって補てんいたすことといたしております。

 次に、第5条でございます。本条は起債の目的、限度額等を定めるものでございまして、本年度は医療機器整備事業として8,000万円、施設整備事業として1億400万円の起債の発行を予定いたしておるものでございます。

 次の第6条は一時借入金の限度額を定めるものでございまして、12億円といたすものでございます。

 第7条は予定支出の各項の経費の流用のできる場合の規定を、また第8条につきましては議会の議決を経なければ流用することのできない経費の規定を、第9条につきましては一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を、第10条はたな卸資産の購入限度額をそれぞれ定めたものでございます。

 なお、5ページ以下に予算に関する説明書、28ページ以降に予算参考資料を添付いたしてございますので御参照賜り、よろしく御審議の上、原案どおり御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。

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○議長(天堀博君) 以上で、諸議案の提案理由の説明が終わりました。

 これより大綱質疑に入ります。発言の通告がありますので、順次お願いいたします。

 まず最初に、24番・早乙女 実議員。

(24番・早乙女実議員登壇)



◆24番(早乙女実君) 24番・日本共産党の早乙女 実です。通告に従いまして、平成13年度、2001年度の市政運営方針について、日本共産党市議団を代表いたしまして大綱質問を行います。

 まず第1に介護保険についてであります。

 市政運営方針の3、健やかで安心できる生涯福祉環境づくりで述べられたように、介護保険がスタートして1年が経過しようとしている中で、施策充実の一定の取り組みも進められてきています。

 しかし、先日も高齢の女性の方が夫の介護の相談に来られました。わずかな年金暮らしの中で生活を切り盛りし、その中からさらに介護保険料を払い、そして介護料まで払わなければなりません。夫に必要なサービスをすべて受けることは生活の圧迫となります。特別養護老人ホームの入所待ち、いわゆる待機状況の方なのですが、入所できても負担が心配で、安い施設はないのかとも聞かれました。余りにも問題が多過ぎます。全国で出直せ介護保険とも言われています。

 そこでお聞きをいたしますが、平成12年度、2000年度の介護保険のサービスの受給状況など、決算見込みはどのようになっているのでしょうか。また高齢者、低所得者などへの保険料、利用料の減免制度創設は考えられないのでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。

 2003年には見直しが行われるわけですが、制度改善への市の考えは、取り組みはどのように行っていくのでしょうか。国や大阪府への要望なども踏まえてお聞かせをいただきたいと思います。

 次に、第2の市政運営方針の6、共生と人間尊重の人権文化環境づくりで触れられている同和行政についてであります。

 まずいつもお聞きしていますが、財政数字を確認します。今年度−−つまり12年度、2000年度ですが−−の当初予算では、一般会計に占める同和経費の割合は6.9%でしたが、13年度、2001年度の一般会計予算に占める同和対策関連経費の割合額、財源内訳についてはどのようになっているのでしょか、お示しをいただきたいと思います。

 また、建設事業費に占める割合、財源内訳も同様にお聞かせください。

 さらに、公債費に占める割合もお聞かせいただきたいと思います。

 さて、いよいよ平成13年度末、つまり平成14年3月31日に地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律、地対財特法といいますが、の有効期限が到来します。平成13年1月26日付、総務省大臣官房地域改善対策室の今後の同和行政についてという文書がありますが、その中では、平成13年度末に地対財特法の有効期限が到来することにより、特別対策の法令上の根拠がなくなることから、平成14年度以降、同和地区の施策ニーズに対しては、他の地域と同様に地域の状況や事業の必要性の的確な把握に努めた上で所要の一般対策を講じていくことによって対応と述べています。

 さらに、特別対策を終了し、一般対策に移行する主な理由として、1、特別対策は本来時限的なもの。これまでの膨大な事業の実施によって同和地区を取り巻く状況は大きく変化。

 2、特別対策をなお続けていくことは差別解消に必ずしも有効ではない。

 3、人口移動が激しい状況の中で、同和地区、同和関係者に対象を限定した施策を続けることは実務上困難と述べています。

 まさにこの総務省の文書のように、同和行政を終わらせる時期が到来したと言えます。そこで改めて市長に同和行政の終結への考えをお聞きします。

 また、これまでも平成13年度を目途に見直しを進めると市長みずから述べておられた個人給付的事業については、先日の同和対策特別委員会でも事業別に見直しの方向の一覧表が示されましたが、明確に廃止となっていない事業もありました。この点について、再度個人給付的事業は13年度、2001年度予算ですべて最終とするのかどうかお聞きをしたいと思います。

 私たち日本共産党は、これまでも乱脈不公正な同和行政を批判し、見直しを求め、さらに同和行政の終結を主張してきました。稲田市長も、市長への立候補に当たり同和行政も聖域としないとして行政の主体性を強調し、これまで一定の見直しを実施してきました。私たちもこのことについては一定の評価もしております。

 しかし、今年度、つまり12年度予算で自治会別人権研修を委託したことに続いて、13年度、2001年度予算ではさらに解放総合センター、幸青少年センターの業務の一部を部落解放同盟和泉支部が中心になってつくったNPO法人ダッシュに委託するとしています。このことは行政の公平性、中立性に反し、市民の思想、信条、内心の自由を侵すことにつながるおそれがあり、到底認めることができません。

 この点については、さきの同和対策特別委員会で当議員団の原議員が質問、追求しましたが、ダッシュの常勤者などはわからないと実態を把握しておらず、委託業務内容とされる人権啓発事業も、現在、女性政策課を初めとする各部署で行っている事業との整合性については、今後の検討課題と答弁するなど、不明確な状況でありました。

 さらに、幸青少年センターについては、ダッシュには社会同和教育指導員の資格者がいない。現在ボランティアとして来ているダッシュ会員4人に委託するという、専門的知識も経費削減の疑問だという、こんな状況でありました。

 まさに、初めにダッシュへの委託が決められていて、後から理由がつけられているとしか思えません。このダッシュについては、解放新聞大阪版第1389号、日付は2000年12月11日付ですが、このシンポジウムの記事が載っていました。この中で青年の運動離れや人材養成にかかわってはという、こういう討論があるんですが、和泉支部が中心となってつくったNPOダッシュを例にとり、支部と連動したNPO活動等の幅広い運動によって結集を図っていく必要があると述べたとダッシュ役員、これは理事の方で、部落解放同盟和泉支部の書記長の発言を紹介しています。つまり、特定の運動団体の方針に基づき活動していることは明白です。中立性、公正性がまさに疑問と言わざるを得ません。

 また、大阪府に提出、報告されている書類のうち、社員のうち10人以上の氏名及び住居、居住を記載した書面が公開されています。そこに記載をされている10人のうち4人は市の住宅センター職員、4人は解放センターなどの市の職員、1人は地区協職員の方です。そして10人全員が解放同盟和泉支部の執行委員でもあります。理事など4人の役員もこの中に含まれています。9人は市から直接、もしくは間接的に給与を支払われており、仮にこの方たちが委託業務をやるとすればおかしなことになります。恐らく別の会員の方が業務をされることになるのでしょうが、業務の指揮命令はどうなるのでしょうか。混乱すると思います。市当局も常勤者がわからない。これは特別委員会での答弁ですが、わからないのですから、この点からもまさに混乱が予想されます。委託は撤回すべきだと考えます。

 そもそも人権問題を差別問題に矮小化し、市民相互の心の中の差別意識を問題にするところから出発すれば人権行政を行う行政機関は、その根源である市民の人権意識に対して教育啓発を行い、人権意識を高める活動をするという、こういったことになるのでしょう。

 市当局はこの立場なのでしょうか。しかし、これは間違っています。市民相互の差別問題は、それを解決する努力がともに人権の伸長、発展を目指す立場から重要な課題であります。

 一方を被害者とし、他方を加害者として対立する関係に見ることは逆にお互いの人権伸長、発展に水を差すだけだからです。しかも本来、人権侵害の主体である国家権力、行政権力がいかなる理念に立ち、差別問題について市民を啓発、教育することになるのでしょうか。

 ここに人権概念の多様性を否定し、人の内心の自由をも制限、侵害する重大事が起こる危険性があります。また、教育ないし教育学習活動の主体はあくまでも国民自身です。主権者である国民を対象とする教育活動を考えようとするなら自主性と自発性が不可欠です。

 人権尊重の理念についての理解を深める課題は、基本的には国民の自主的、自発的な教育学習活動の中で進められるものであって、このような教育、学習活動を遂行するのに、必要な諸条件の整備確立、これは教育基本法の10条2項です。また、そのような環境を醸成する、これは社会教育法の3条、このことこそが国や地方公共団体など、行政機関の中心的責務であって、いわゆる条件整備としての行政に徹するべきものであります。

 幸青少年センターで行われている青少年育成事業の助成金だと思うんですが、補助を受ける申請で、とにかく人権にかかわるタイトルをつけてください。こう言われて、子どもの伸び伸びと健やかに育つための活動をしている市民団体の方が、こんなことは到底自分たちがやっていることとのかかわりからいっても書けないし、申請できないと考え、またこんなことを市から言われるのはおかしいとも思い、申請はあきらめたとお聞きをしました。市の一定の人権、これはかぎ括弧つきですが、考えに合う取り組みには補助を出したり、子どもたちが本当に健やかに育つための、さまざまな取り組みを偏った括弧つきの人権の物差しではかり直すようなことが既に行われているのではないですか。

 ダッシュ委託で、さらにゆがんでいくのではないかという、私はそう思います。今回の委託は括弧つきの人権という表現で、行政としてはやってはいけないことをさらに拡大していくことになり撤回すべきだと考えていますが、いかがでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。

 また、行政は条件整備に徹するべきだとの考え方からすれば、例えば自治会別の人権研修委託費142万5,000円、解放総合センターの委託3,687万7,000円。これまでをお出しになりたいのであれば、むしろ同じ額を20校区の自治会、町内学童にそれぞれ補助を出す、そうすれば約190万か200万ぐらい上乗せになります。市民に自由に企画、計画させて、行政はそのことに口を挟まない。これこそ本来の立場だと考えますが、どうでしょうか。お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 以上ですが、大綱質問のために再質問はできません。よろしく御答弁いただきたいと思います。以上です。



○議長(天堀博君) 市長、答弁。

(市長登壇、答弁)



◎市長(稲田順三君) それでは早乙女議員さんの大綱質疑につきまして、稲田より御答弁申し上げます。

 まず第1点目の介護保険制度についてでございます。

 介護保険制度は昨年4月に実施され、間もなく1年が経過しようといたしております。本市におけます介護保険事業につきましては、介護保険事業計画に基づき実施いたしておるところでございまして、ほぼ計画に沿った事業運営を行っているところでございます。

 次に、その主な内容を申し上げますと、介護認定にかかる申請者数につきましては、当初の見込み数と大きな相違がないところでございます。また介護サービスの受給状況におきましては、在宅サービスでは訪問介護、訪問看護、通所介護が計画よりも利用状況が低く、訪問入浴、訪問リハビリテーションにつきましては計画より高くなっている状況でございます。一方、施設サービスにつきましては、ほぼ計画どおりとなっている状況でございます。

 次に、現時点の決算見込み状況を申し上げますと、平成12年度の予算総額約47億1,400万円に対し、決算見込み総額約43億2,800万円であり、約9割の執行状況となる見込みであります。また介護保険事業では、3カ年の総事業量をベースといたしまして、各年度の事業費を算出し、運営を行っているところでございまして、ほぼ運営計画に沿った状況でございます。

 続きまして、低所得者の方にかかる介護保険料、利用料の減免制度についてでありますけれども、介護保険料につきましては被保険者やその世帯の所得状況に応じ、介護保険料が設定されておるところでございます。さらに、介護扶助等による対応も制度化されているところであります。

 また、利用料につきましては、災害等により著しい損害、または収入が著しく減少した場合など、特別な事情がある場合は保険給付率の引き上げ等が規定されておりますとともに、低所得者に対する国の特別対策が講じられ、本市においても実施いたしておるところでございます。

 このような状況から、本市といたしましては、低所得者にかかる介護保険料及び利用料につきましては、みんなで支え合い、公平に負担していただくという制度の趣旨を踏まえ、国に準じた対応を図ってまいるところでございます。

 しかしながら、低所得者に対する保険料、利用料の対応につきましては、国に対し、さらなる低所得者対策を講じるよう大阪府市長会を通じ要望してまいるとともに、市独自の低所得者対策につきましては近隣各市町の動向を見きわめながら、その対応を検討してまいるものでございます。

 次に、制度改善の市の考え方及び取り組みについてでございますけれども、今後の介護保険の運営に当たりましては、介護サービスの受給状況を十分把握する中で、介護サービスのあり方を検討するところでありますが、介護基盤の整備につきましては、本市における施設の整備状況や利用実態を踏まえ、介護老人福祉施設等の整備に努めてまいる所存であります。

 また、要介護者等に関する相談体制を充実するとともに、要介護認定のあり方等について改善を図るなど、市民に密着した運営を行い、介護保険制度の定着、発展に努め、本市の介護保険事業計画の推進を図ってまいるところであります。

 なお、さらなる円滑な事業運営を図るため、本市介護保険運営協議会において制度運営について種々研究、協議を行うとともに、今後とも大阪府市長会を通じまして、制度改善等について国や府に要望してまいる所存であります。

 続きまして、第2点目の同和行政についてでございます。

 同和対策関連経費の平成13年度一般会計予算に占める比率(財源内訳)についてでありますけれども、金額33億1,061万1,000円で、財源内訳は国庫支出金1億3,233万4,000円、府支出金1億2,400万8,000円、地方債2億3,360万円、その他の財源3億1,327万4,000円、一般財源25億739万5,000円、比率は5.6%となってございます。

 また建設事業費は、金額5億4,628万円で、財源内訳は国庫支出金7,040万円、府支出金1,824万円、地方債2億3,360万円、一般財源2億2,404万円、比率は3.8%でございます。

 公債費につきましては、過去に発行いたしました地方債の償還金で、総額12億5,908万3,000円で、割合は25.5%でございます。

 次に同和行政につきましては、これまで同和対策審議会の答申の趣旨に沿い、国、大阪府の指導、援助を受け、住宅を初めとする物的事業と社会福祉の充実、職業の安定、教育、文化の向上及び基本的人権の擁護等の非物的事業を内容とする総合施策として、これまで特別措置法に基づく同和対策事業を実施し、各分野において大きく改善が図られたところであります。これら特別対策は事業実施の緊急性に応じ、講じるものであることから、状況が整えば一般施策へ移行すべきであると考えております。

 一方、国におきましては、平成8年の地対協の意見具申で、今日においても不当な差別、その他の人権侵害がなお存在しているということを踏まえまして、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律を制定するとともに、現在、人権が侵害された場合における被害の救済に関する施策の充実に関する基本的事項について審議をいたしておるところであります。

 このような情勢のもと、現行法であります地対財特法の法期限まで1年余りとなり、本市においても、去る2月21日に和泉市における今後の同和行政のあり方につきまして、和泉市同和対策事業促進協議会に諮問をしたところでございまして、今後は当協議会の答申内容を踏まえてまいりたいと考えております。

 続きまして、個人給付的事業につきましては、平成13年度を最終年度の方向で引き続き検討してまいりたいと考えております。

 次に、業務の一部委託についての考え方でございますけれども、解放総合センターにつきましては、今後すべての市民に開かれた施設として、かつ、さまざまな人権問題の施策推進の拠点施設として、また幸青少年センターにつきましては、和泉市北部地域を中心に全市域を見据えた青少年活動や青少年の健全な育成に資する施設と位置づけまして運営してまいりたく、両施設について今議会に条例改正を御提案させていただいておるところであります。

 両センターとも具体的な事業推進に当たりましては、本市の事務事業見直し基本方針により事業効果を図っていくため、大阪府より特定非営利活動法人として認証を受けた人権活動にかかる専門的知識を持ったNPO法人ダッシュを委託予定先と考えておるところでございます。

 人権啓発、教育や青少年健全育成等の業務が委託された場合、市民の思想、信条の自由を侵すのではとの御指摘でございますけれども、憲法第19条、思想及び良心の自由は、これを侵してはならないとあることから、市といたしましても人権尊重の精神の理念を普及させ、市民の理解を深めた人権啓発が必要であることから、市民一人一人があらゆる場で、あらゆる差別に対して鋭い感覚を養い、お互いの人権を尊重し合える社会の実現を目指しまして、市民の意見等もお聞きしながら施策を進めているところであります。

 したがいまして、委託する業務の実施に当たりましては、当然ながら行政と委託先とは綿密な調整を図りながら、あくまでも行政の主体性を保つとともに、市として責任ある対応をいたしてまいりたいと考えております。

 また人権啓発の条件整備の一つとして、市民の自主的活動に対する支援方式についての御提案につきましては、今後より一層の成果が得られるよう研究、検討してまいりたいと考えております。

 以上でございますけれども、いずれの項目につきましても議員皆様方の御支援と御協力が不可欠でございます。よろしくお願いを申し上げたいと存じます。

 以上でございます。

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○議長(天堀博君) 次に、11番・横山 勝議員。

(11番・横山勝議員登壇)



◆11番(横山勝君) 11番・公明党の横山 勝です。それでは、通告に従いまして、平成13年度市政運営方針について質問をさせていただきます。

 いよいよ新世紀がスタートしたわけでありますが、今なお我が国においては経済、教育、福祉、環境等々クリアしていかなければならない課題が山積しております。特に、経済においては景気は回復基調にあると言いながらも、まだまだ不安定であります。このような状況のもと、本市においては新時代にふさわしい町づくりを第3次総合計画をもとに今日まで精力的に進めてきたわけでございます。

 今後、本市の人口増加が予測される中、市民ニーズの多岐、多様化がますます進むものと思われます。ハード面以上に、さらなるソフト面の充実が必要となってくるであろうと考えます。これらのことを踏まえて、以下の点についてお伺いをいたします。

 第1点目に豊さと利便性を実感できる都市環境づくりにあります都市市街地環境の整備、また交通環境の整備についてであります。

  トリヴェール和泉の(仮称)和泉市総合センター、和泉府中駅前再開発事業、また国道480号のJR阪和線交差部分のアンダーパス工事など基盤整備が進む中で、今後いかに市民が自由に、安全に移動できるかが課題であると思われます。

 例えば和泉府中駅前再開発でも、町並みがきれいになっただけでは人は集まらないでしょうし、活性化にはならないと思われます。市政運営方針の中でも交通弱者への対応策としてはコミュニティーバスの試運行が述べられておりましたが、これは短期的施策ということであります。そこで、今後、本市全体の人の流れをどういうふうにつくっていくのか、市長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。

 第2点目に個性と生きがいを育む生涯学習環境づくりにあります学校教育の充実についてであります。

 21世紀の教育のあり方ということで、国の方では教育基本法の改正等が論議をされておるところでございます。本市におきましても、次代の人材を育てるという意味において大変重要な課題であると考えます。

 そこで、述べられている内容については大変すばらしいものであると思いますが、総合的な学習の時間、また地域教育協議会での地域の人材などの教育力を積極的に導入とありますが、具体的な取り組みをお聞かせ願いたいと思います。

 第3点目に生涯学習と芸術・文化の振興についてであります。

 昨今、子どもの教育について地域ぐるみでということが言われております。大人の学習に対する意欲、姿勢が子どもに反映しているといっても過言ではないと思います。また個人においても機会があれば学びたいという意欲が見受けられます。そのようなことから生涯学習推進プランの進捗状況、諸講座の内容、また総合型地域スポーツクラブの創設などについて御所見をお伺いしたいと思います。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(天堀博君) 市長答弁。

(市長登壇、答弁)



◎市長(稲田順三君) それでは、横山議員さんの大綱質疑につきまして、稲田より御答弁申し上げます。

 まず都市市街地環境、交通環境の整備についてでございます。

 本市では現在、平成17年を目標年次としながら豊かさを共有する人間都市和泉を目指しまして、第3次和泉市総合計画を進めているところであり、特に交通環境の整備につきましては広域幹線道路や地区幹線道路整備は言うに及ばず、住民が安心して外出できるよう地域住民に密着した生活道路の整備や歩道のバリアフリー対策にも精力的に取り組んでいるところであります。

 しかし、ますます高齢化社会を迎えようとしている中で、今後、特にお年寄りや車いすを利用される方が増加することが予想されるところであります。このため健常者、交通弱者の区別なく、だれもが同等に活動できる社会、すなわちノーマライゼーションの推進が必要であると考えるものであります。

 議員御指摘のように、単に箱物施設等をつくるだけでは活性化は不十分であり、だれもが安心して、より自由に行動できるような、また出かけてみたいと思えるような施設を誘導するなど、環境の整備に努めていく必要があり、また健常者が交通弱者をごく自然に、当たり前にサポートできる気持ちが持てるような社会づくりを目指し、啓発していくことが重要な課題であると考えるものであります。

 このためにはバスを初めとした公共交通機関を利用した移動の果たす役割は極めて大きく、低床バス導入の充実や、コミュニティーバスについては地域の状況を把握し、より利用しやすいシステム、方法等を検討していく必要があると考えます。また公共施設や集客施設周辺の移動経路についても拡幅や段差の解消等のバリアフリー化を図っていくとともに、歩きたくなるような歩道の修景や沿道のにぎわい等につきましても視野に入れながら、市民と一体となって創意工夫をしてまいりたいと考えるものであります。

 続きまして、学校教育の充実についてであります。地域の教育力を学校教育に生かす具体的な取り組み状況はどうかというお尋ねでございます。

 今日、17歳問題に代表されるように、今日の子どもたちには社会性の欠如、規範意識の低下、無気力、せつな的など多くの問題点が指摘されております。親の過保護なのか、学校教育の問題なのか、地域社会の閉鎖性や教育力の低下など、その原因は複雑に絡み合っており、その解決のためにも学校は今後地域との連携をさらに深めていかなければならない時期に なっております。

 このような折、本市では平成12年度にすべての中学校区で地域教育協議会を立ち上げ、我が町の子を育てようのスローガンのもと開かれた学校づくりに一層の努力を傾けることになりました。地域の方々の御協力を得て、今後ボランティア活動や自然体験学習などを通じまして、子どもたち自身が弱者へのいたわりや、愛、自然への慈しみなど、自然に培っていくものとして期待しているところでございます。

 一方、総合的な学習の時間の取り組みでは、新学習指導要領の示すところに従いまして、国際理解、環境、健康福祉、地域学習など、学校の特色に応じた課題解決学習を進めておりますが、その中で農家に出向いての米づくり、地域のすぐれた職業人から働くことの苦しみや、楽しみを聞き取る学習、伝統産業など、その道の達人による本物に触れる体験など、地域の人材を活用する多様な取り組みが、すべての小・中学校においてその地域性を生かしながら試行的に進められているところでございます。

 いずれにいたしましても、この2つの取り組みは平成12年度から動き出したところでございます。13年度には今までの成果を点検し、平成14年度の新教育課程の実施時には、地域人材の活用が十分に図られる体制が整えられ、地域ぐるみの子育てが大きく進むことを期待いたしておるところであります。

 続きまして、生涯学習環境づくりについてでございます。

 まず1点目の生涯学習推進プランの進捗状況についてお答えを申し上げます。

 生涯学習の推進につきましては、市民一人一人の生涯学習に関する理解や関心も大きく高められる中、人活き活き緑輝く和泉、生涯学習都市和泉を目指してを基本理念といたしまして、平成10年に生涯学習基本構想策定委員会を中心として基本構想が策定されましたことは周知のとおりであります。

 生涯学習はともすれば教育委員会のみの所管事項であるかのように位置づけられがちでありますけれども、生涯学習の推進に当たっては全庁的な取り組みが必要不可欠であるとの観点から、同年12月に私を本部長とする推進本部を立ち上げるとともに、その傘下に関係課長級からなる幹事会を結成いたしまして、以降7回開催いたしてございます。それを受け、昨年9月より施設、施策の状況や活動を把握し、課題の抽出のために全課を対象とした調査並びにヒアリングを実施いたしました。

 また昨年10月19日に一般公募によります市民8名も加え、合計25名の委員会からなる生涯学習推進懇話会を結成し、2回開催いたしたところでございます。この懇話会におきましては、行政のみでなく、町会、自治会等で取り組んでいる生涯学習にかかわる事業調査をすべきとの御提言をいただき、その取りまとめも終わったところでございます。

 これら調査結果を踏まえ、生涯学習推進プランに対して、多方面からの検討、生涯学習を推進するに当たっての体制づくりなど御検討いただくこととなってございます。この懇話会より本部長に対して御提言をいただいた後、生涯学習推進本部会議により推進プランを策定してまいりたいと考えておるところであります。

 次に、2点目の市民生活の充実のための諸講座の実施、内容についてお答えを申し上げます。

 自分にふさわしい個性豊かな生きがいのある人生を送るために、生涯を通じて新しい知識や技術を身につけ、自己を高めていくことを目的に、各種講座、教室等を開催いたしております。趣味を広げ、潤いのある生活と、和泉の文化の発展に寄与してもらうために成人教室の開催や、高齢者社会に対応し、生き生きと健やかな暮らしと、生きがいづくりを図ることをもって生涯学習セミナーを開催いたしておるところであります。

 具体的な内容といたしましては、昨年度は市内の神社、仏閣についてを、13年度は市内の伝統産業と先端産業技術についてをテーマに考えております。また今年度は国施策を受け、市民が情報通信技術に十分対応できるよう基礎技術を習得するためのIT講習を積極的に開催してまいります。今後、各種講習講座や教室などの開催に当たりましては、可能な限り市民、地域の学習ニーズに対応できるよう出前講座も視野に入れましたメニューづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

 続きまして、3点目の総合型スポーツクラブの育成についてお答えを申し上げます。

 昨年、文部科学省がスポーツ振興基本計画を策定し、その中で主要な政策目標、施策として総合型地域スポーツクラブの育成を掲げてございます。総合型地域スポーツクラブは、生涯スポーツ社会の実現に向けて地域の学習体育施設や公共スポーツ施設を拠点として、子どもから高齢者、障害のある人まで、さまざまなスポーツを愛好する地域住民が職場や学校を離れて自主的に参加し、各自のニーズに沿って多様なスポーツ活動が実践できるスポーツクラブでございます。

 この総合型地域スポーツクラブを育成することは、完全学校週5日制時代における地域の子どものスポーツ活動の受け皿の整備にもつながり、さらには地域の連帯意識の高揚、世代間の交流等の地域社会の活性化や再生にも寄与するものと考えております。

 その特徴といたしまして、まず1点目は複数の種目が用意されておるということであります。

 2点目として、子どもから高齢者まで、初心者からトップレベルの競技者まで、地域のだれもが年齢、興味、関心、技術、技能レベルなどに応じまして、いつまでも活動できるということであります。

 3点目として、既存のスポーツ施設を拠点として定期的、継続的なスポーツ活動を行うことができる。

 4つ目として、質の高い指導者のもと、個々のスポーツニーズに応じたスポーツ指導が行われる。

 5点目として、地域住民が主体的に運営をすると。

 以上のことが挙げられ、市民のだれもがそれぞれの体力や年齢、技術、興味、目的に応じて、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会の実現を目指すものでございます。本市といたしましても積極的にクラブ結成に向け取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 以上のとおりでございます。議員皆様方の御支援と御協力よろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(天堀博君) 次に、17番・金児和子議員。

(17番・金児和子議員登壇)



◆17番(金児和子君) 17番・金児和子でございます。

 13年度市政運営方針に関しまして、五月会を代表いたしまして大綱質問をさせていただきます。

 さて、新世紀の幕あけという華々しい言葉で飾られます本年、私たちはさらに力強く、また責任感を持って和泉市政発展に取り組まなければならないと志を新たにしている次第でございます。しかし、御承知のとおり、経済情勢は一向に回復の兆しを見せず、失業率の上昇や犯罪の増加などが市民生活を脅かしているという事実も一方にはございます。

 そのような厳しい社会情勢の中、一般会計におきまして10.3%増の予算案を編成するなど、稲田市長の市政に対する積極的な取り組み姿勢には敬服の念を感じますとともに、市民に勇気と希望をもたらせてくれるものと大いに期待もいたすところでございます。

 そのように、行政が前向きに事業に取り組んでおり、人口も20万人都市に向けて着実に増加している和泉市ではございますが、真の発展は行政主導のみでは到来いたすものではございません。今後は市政運営方針の結びにも示されているとおり、住民自治のさらなる充実や、自己決定、自己責任の原則に基づいて諸課題に取り組むことの重要性が問われてくるところでございましょう。

 そこで質疑の1点目としてお尋ねいたします。

 地方分権時代における本市の総合的な町づくりについて、市長はどのような考えをお持ちなのかお示しください。

 次に2点目でございます。情報化についてでございます。

 昨今の情報化は日進月歩ならぬ秒進分歩の言葉どおり、急速なスピードで進化し続けております。NTTによる超高速通信ADSLの実施などによって既存の技術があっという間に陳腐化していくのが情報化の世界においては日常茶飯事でございます。本市におきましても、庁内はもとより和泉市全域にわたる情報基盤整備に取り組んでいるところではございますが、一方、和泉市での情報化による市民サービスがいまだ明確に示されていないようにも感じております。

 福祉、教育を初めとした市民サービスを情報基盤整備によってどのように向上させるお考えなのでしょうか。

 そして、3点目は教育についてでございます。

 市政運営方針に示されているとおり、21世紀の教育の基本的な指針は生きる力の育成にあることは私どもと論を同じくするところでございます。そのためには子どものころより、つくる喜び、人の役に立つ喜びの心をはぐくむことが重要ではないでしょうか。

 つまり、子どもたちがみずから町づくりや福祉の充実に携わることによって、主体的に地域とかかわったり、助け合いや連帯の精神を育てるだけでなく、子どもの今まで見えなかった側面があらわれ、非行やいじめ、不登校の防止にもつながるのではないかと考えます。市長はこのような体制づくりに関してどのようなお考えをお持ちでしょうか。

 以上、3点について大綱質問とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(天堀博君) それでは、市長、答弁。

(市長登壇、答弁)



◎市長(稲田順三君) それでは、金児議員さんの大綱質疑につきまして、稲田より御答弁申し上げます。

 まず地方分権改革と自治体行政のあり方についてでございます。

 議員さん仰せのとおり、今回の地方分権改革は国と地方の役割分担を明確にし、対等、協力を基本とする国と地方の新しい関係を構築し、市町村の自主性・自律性を高め、個性豊かで活力に満ちた地域社会を実現しようとするものでございます。このためには、我々自治体としても自己決定、自己責任の原則に基づき、地域内の諸課題に積極的に取り組んでいくことが求められております。

 また、本格的な分権型社会を迎えていく中で、このような自己決定、自己責任の原則に基づく自治体の意思決定がなされるためには、市政の情報を市民の皆様方に広く公開し、また公平、公正な観点から市民の御意見を市政に反映させ、さらに議員御指摘のような市民が持つ潜在的なパワーを顕在化させ、これを施策展開に積極的に生かしていくような取り組みも進めてまいらねばならないと考えております。

 このために少子・高齢化や高度情報化、国際化、環境問題に示されるように、変化の著しい社会経済環境の中で市民ニーズを的確に把握し、これを適切に対応できるような行政体制の整備と財源の確保が不可欠でございます。

 次に2点目の、現在、和泉市の情報通信基盤としてケーブル敷設工事を進めており、今月末には第3期工事が終了し、阪和自動車道より以西が一部地域を除いて受信可能なエリアとなるものでございます。引き続き4期、5期へと進む予定をいたしておりましたけれども、現下の経済不況等による資金調達が予定どおり進まなかったことから、4期、5期の敷設工事を一定期間延長せざるを得なくなったところでございます。

 本市の情報化は地域情報化計画に基づき推進しておりまして、インターネットによる情報提供やスポーツ施設情報システム、地域映像情報システム等が稼働いたしております。また13年度には例規集検索システムや議会における会議録検索システム等の導入も予定いたしておりまして、庁内からの検索はもちろん、市民の方々にも早期にインターネット上からも情報提供できる仕組みを考えております。

 しかしながら、情報通信基盤、ケーブル網の双方向性を利用した福祉、教育等のシステムづくりがおくれていることは否めませんが、昨年には不採択となりました郵政省の地域イントラネット基盤整備事業や通信放送機構への和泉市を中心とした広域マルチメディア医療、研究への応募など、情報通信基盤の活用を目的とした一定の取り組みを行ってまいりました。本年もこれらの事業に再度挑戦するとともに、市民サービスの向上につながるシステム構築を行ってまいりたいと考えております。

 続きまして、子ども参画の町づくりについてでございますけれども、従来の町づくりは大人の視点からの町づくりについてであり、これからは子どもからの意見を取り入れることも 大切にしていかなければならないと考えております。また、子どもたちは将来の和泉市を 担っていく大切な人材であり、子どもたちにとって夢と希望に満ちた和泉市をつくっていくことが私たち大人の責任でもございます。

 ところで、これからの町づくりを考える上で、子どもたちの発想を大切にすることは必要ですけれども、より確かな力を育成するために、教育にとってその力をより一層伸ばすことも大切であります。そのために学校教育においては、従来の多くの知識を教え込むことになりがちであった教育の基調を転換し、みずから学び、みずから考える力、つまり生きる力の育成を重点課題とした教育を推進いたしておるところであります。

 例えば、今学校では総合的な学習の時間等で福祉、ボランティア活動など具体的な体験や、物事とのかかわりを大切にする活動を通して感動したり、驚いたりしながら、さまざまなことを考え、それを深める中で実際の生活や社会、地域の自然や産業のあり方を学び、自分の生き方を考える学習に取り組んでおります。そうした学習で子どもたちが自分の生き方を見直し、自分の住んでいる地域をより住みやすくするためのさまざまな考えや発想を生み出し、豊かに表現する力の育成にもつながるものと考えております。

 子ども参画の町づくりにつきましては、こうした教育の営みによって子どもたちみずからが自分たちの町づくりをしっかり考える力をつけていくとともに、そうした考えを発表できる場や機会の設定を工夫するなど、より多くの子どもたちの考えや発想を市政に反映させる方策を研究、検討してまいる必要があろうかと考えておるところでございます。

 以上のとおりでございます。議員皆様方の御支援と御協力、よろしくお願い申し上げまして終わらせていただきます。ありがとうございます。



○議長(天堀博君) 何か御意見があればどうぞ。まだ時間がありますから。



◆17番(金児和子君) 要望なんですが、させていただきたいと思います。

 ありがとうございました。3点についてお聞きをしたわけで、非常に力強い御回答をいただいたかと思います。

 1点目の町づくりについてでございますが、市長が和泉市の町づくりに強い熱意をお持ちであり、市民参加の町づくりを懸命に図っておられることはよく承知をいたしております。さらに市民参加を推し進めて美しい町、保全に関しても子どもや高齢者まで市民の協力を得られるような体制づくりもお願いをいたしたいと存じております。

 申し上げますならば、町づくりは100年、200年の大計でございますので、中途半端な近代化や商業化に流されず、世界の中の和泉市として、またよい形で子孫に残していけるような、そのような町づくりを大きな視野で事に当たっていただくように要望させていただきたいと思います。

 それから2点目の情報化についてでございますが、情報化とは単に基盤整備をしてデータを流せば普及するというものではございません。福祉や行政、教育等、市民生活に本当に役立つアイデアを提供してこそ市民に受け入れられるものではないでしょうか。今までの投資が少しでもむだにならないように、ぜひその拡大と普及に全力を傾注していただきたいと存じます。

 先ほど言及されました和泉市のホームページについてでございますが、私も折々アクセスさせていただいておりますが、他の自治体、公式サイトと比べますとちょっと情報量が少ないのではないかと感じることもございます。市政方針の中でもその充実をうたっておられますので、さらに工夫を加えていただき、魅力的なホームページ作成に当たっていただきますようよろしくお願いをいたしたいと思います。

 そして3点目の御答弁につきましてでございますけれども、2002年からの総合教育がございますが、それだけではなく、もっと市独自の斬新なプログラム、アイデアを駆使して、そして子どもたちが自分たちで主体的に取り組めるよう、そしてまた現場の先生方が勇気を持ってその実現に、実践に踏み出してくださるよう心から念じまして、五月会の大綱質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。

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○議長(天堀博君) 以上で大綱質疑を終わります。

 お諮りいたします。本各件につきましては、十分審査をお願いしたいと思いますので、次の日程で予算審査特別委員会を設置願い、付託の上、休会中の御審査をお願いしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議ないものと認め、そのように決定をいたします。

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△議員提出議案第1号 予算審査特別委員会設置について



○議長(天堀博君) 次に、日程第42「予算審査特別委員会設置について」を議題といたします。

 本件は、原 重樹議員ほか6人から先ほど上程されました日程第30「和泉市立人権文化センター条例制定について」から日程第41「平成13年度和泉市病院事業会計予算」までの各議案を慎重に審査するため、13人の委員で構成する予算審査特別委員会を設置されたいというものであります。

 本件につきましては、提案理由の説明、質疑及び討論を省略し、原案どおり可決するに御異議はございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議ないものと認めます。よって、議員提出議案第1号は、原案どおり可決いたしました。

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△予算審査特別委員会委員の選任について



○議長(天堀博君) 日程第43「予算審査特別委員会委員の選任について」を議題といたします。

 お諮りいたします。ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第4条の規定によってお手元に配付しております名簿のとおり選任をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議ないものと認めます。よって、本件は名簿のとおり選任することに決しました。委員の皆さんにはよろしく御審査を賜りますようお願いをいたします。

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△散会宣告



○議長(天堀博君) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 お諮りいたします。本日はこれにて散会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議ないものと認めます。

 なお、あすより開催されます各常任委員会、予算審査特別委員会の委員の皆様には付託されました諸議案について御審査のほどをよろしくお願いいたします。

 それでは、本日はこれにて散会いたします。

 ありがとうございました。

(午後2時07分散会)

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会議のてんまつを記載し、その相違ないことを証するためにここに署名する。

            和泉市議会議長   天堀 博

             同 署名議員   吉川茂樹

             同 署名議員   矢竹輝久