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大阪府 松原市

平成14年  3月 定例会(第1回) 02月28日−01号




平成14年  3月 定例会(第1回) − 02月28日−01号









平成14年  3月 定例会(第1回)



          平成14年松原市議会第1回定例会

             議事日程(第1号)

                      平成14年2月28日(木)午前10時開議

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 選第1号  議会運営委員選任の件

日程第4 議案第1号 平成13年度松原市一般会計補正予算(第4号)

     議案第2号 平成13年度松原市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

     議案第3号 平成13年度松原市水道事業会計補正予算(第1号)

     議案第4号 平成14年度松原市一般会計予算

     議案第5号 平成14年度松原市国民健康保険特別会計予算

     議案第6号 平成14年度松原市市立松原病院事業会計予算

     議案第7号 平成14年度松原市水道事業会計予算

     議案第8号 平成14年度松原市下水道事業特別会計予算

     議案第9号 平成14年度松原市老人保健特別会計予算

     議案第10号 平成14年度松原市介護保険特別会計予算

     議案第11号 平成14年度丹南財産区特別会計予算

     議案第12号 平成14年度若林財産区特別会計予算

     議案第13号 平成14年度岡財産区特別会計予算

     議案第14号 平成14年度大堀財産区特別会計予算

     議案第15号 平成14年度小川財産区特別会計予算

     議案第16号 平成14年度一津屋財産区特別会計予算

     議案第17号 平成14年度別所財産区特別会計予算

     議案第18号 平成14年度田井城財産区特別会計予算

     議案第19号 松原市職員定数条例の一部を改正する条例制定について

     議案第20号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例制定について

     議案第21号 松原市職員の分限に関する手続及び効果等に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第22号 松原市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第23号 松原市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第24号 松原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第25号 松原市職員公務災害等見舞金支給条例の一部を改正する条例制定について

     議案第26号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第27号 松原市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第28号 松原市同和更生資金貸付基金条例を廃止する条例制定について

     議案第29号 松原市立の学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例制定について

     議案第30号 松原市奨学金条例の一部を改正する条例制定について

     議案第31号 松原市社会教育委員条例の一部を改正する条例制定について

     議案第32号 松原市立公民館運営審議会条例の一部を改正する条例制定について

     議案第33号 松原市立青少年会館条例の一部を改正する条例制定について

     議案第34号 松原市民プール条例の一部を改正する条例制定について

     議案第35号 母子家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第36号 乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第37号 松原市敬老祝金条例の一部を改正する条例制定について

     議案第38号 老人医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第39号 松原市身体障害者及び知的障害者福祉金給付条例を廃止する条例制定について

     議案第40号 身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第41号 松原市立解放センター条例の一部を改正する条例制定について

     議案第42号 松原市水道事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第43号 市道路線の認定及び廃止について

     議案第44号 松原市安全なまちづくり条例制定について

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             本日の会議に付した事件

1.日程第1から第4まで

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             出席議員(19名)

   1番  吉田 剛君      2番  澤井宏文君

   3番  堀川静子君      4番  菊田 歩君

   5番  森田夏江君      6番  朝広由美子君

   7番  篠本 修君      8番  永田光治君

   9番  石川浩蔵君      10番  羽広政勝君

   11番  中野 昇君      12番  大浦章司君

   13番  森脇顕次君      14番  久保満夫君

   15番  藤木正巨君      16番  出口 茂君

   17番  中西茂明君      18番  辻本正君

   19番  池内和夫君      20番  欠員

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             説明のため出席した者の職氏名

  市長          中野孝則君     助役       以倉正一君

  助役          深草利之君     収入役      上尾國重君

  教育長管理部長事務取扱 林 正友君     水道事業管理者  山本寿夫君

  政策推進部長      中野千明君     総務部長     松野國男君

  理事          駒谷正彦君     財政部長     松田 昇君

  市民生活部長      坂本 昊君     理事       今井 清君

  保健福祉部長      加納重文君     理事       松野昌幸君

  都市整備部長      橋本平八郎君    理事       篠本八郎君

  下水道部長       大谷幸作君     病院事務局長   青木宏允君

  消防長         布内四郎君     学校教育部長   井手 聰君

  社会教育部長      石崎正之君     副理事兼総務課長 田中伸幸君

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             議会事務局職員出席者

  事務局長        西  孝君     参事       川崎 昇君

  主幹兼議事係長     東口正仁君     主幹       内本昌俊君

  主幹          坂本チヨ子君    書記       松田久信君

  書記          小川孝二君

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                                     以上

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△追悼演説

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○議長(出口茂君) 

 おはようございます。

 開会に先立ちまして、去る1月19日に逝去されました故大橋智堂氏のご冥福を祈り、謹んで黙祷を捧げたいと存じます。

 皆様ご起立をお願いいたします。

              〔一同起立〕

 黙祷。

              〔黙祷〕

 ありがとうございました。

 ご着席願います。

              〔一同着席〕

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○議長(出口茂君) 

 この際、弔意をあらわすため、大浦副議長及び中野市長より追悼演説の申し出がありますので、これを許します。

 大浦副議長。

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◆副議長(大浦章司君) (登壇)

 議員各位のお許しを得まして、僣越ではございますが、議員一同を代表いたしまして、去る1月19日逝去されました故大橋智堂氏に対しまして、謹んで追悼のことばを申し上げます。

 あなたは昭和38年4月、28歳の若さで松原市議会議員に当選され、以来10期連続に及ぶ当選を重ねてこられました。目まぐるしく移り変わる世相、激しく変転する社会情勢の中で、常に地域社会のリーダーとして、市民生活の安定と向上を理想に掲げ、精力的な活動を続けてこられました。まさに松原市の歴史とともに今日まで歩んでこられたと申し上げても過言ではありません。あなたのその卓越した見識と抱負な議会体験には、我々後輩議員も心から敬服をしていたものでございます。

 改めて思い起こしますと、あなたが市議会に残されたご功績は、言葉に言い尽くせないほどまことに大きなものがございます。

 昭和48年に初めて議長に就任されたときは、松原市議会の歴史の中でも最も激動の時期でありました。それ以来、通算8回の議長職を務められたあなたは、まさに市議会における重鎮であり、我々の大先輩でありました。

 こうしたご功績に対しまして、藍綬褒章を初め全国市議会議長会表彰など数多くの栄に浴してこられ、昨年には地方議会議員35年以上在職の総務大臣感謝状を受けられたものでございます。

 そして、これからますますご壮健にて、松原市の発展と議会の充実に向けてご尽力をいただけるものと思っておりましたときに、全く突然にあなたの訃報に接したのであります。67歳という若さで、本当に急な訃報でありました。「前日まであんなにお元気でおられたのに」と思いますと、まことに信じられない思いであり、痛恨の極みでございます。ご遺族の皆様のご心中を心よりお察し申し上げます。

 我々議員も、ついこの間、12月の定例会で、この議場、そしてこの演壇で、あなたが質問されていたお姿を昨日のことのように思い出します。

 今、花で飾られました20番議席を見ますと、ありし日のあなたの雄姿がまざまざと浮かび、万感胸に迫る思いがいたします。

 このうえは、私ども市議会といたしましても、あなたが築いてこられましたご功績を糧とし、今後一層の精進を重ね、松原市の発展のために努力を続けてまいる所存であります。

 どうか、このうえは、永久の眠り安らかに、その御霊が長く本市にとどまり、ご遺族はもとより、松原市政の上にも限りないご加護とお導きをいただきますよう、ひたすらお祈り申し上げるものでございます。

 ここに謹んであなたのご生前のご高徳をたたえ、心よりご冥福をお祈り申し上げまして追悼のことばといたします。

 平成14年2月28日

                     松原市議会副議長  大浦章司

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○議長(出口茂君) 

 次に、中野市長。

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◎市長(中野孝則君) (登壇)

 去る1月19日に逝去されました故・松原市議会議員 大橋智堂氏に対しまして、松原市長といたしまして謹んで追悼のことばを申し上げます。

 顧みますと、大橋智堂氏は昭和38年、28歳の若さにして、市民の期待と衆望を担い、松原市議会議員に初当選され、以来、通算10期35年余の長きにわたり市議会議員として松原市の発展に力を尽くされました。

 この間、市議会にありましては、各常任委員会委員長等の要職はもとより、松原市議会最多の8期にわたり議長としてその重責を担われ、優れた政治センスと手腕を発揮され、議会の重鎮として、市議会の円滑な運営はもとより、市民生活、市民福祉の向上に大きな足跡を残されました。

 これらの数々のご功績に対し、全国市議会議長会表彰、総務大臣表彰、さらには平成6年に藍綬褒章の栄に浴されたのでございます。

 また、去る2月15日には、ご生前のご功績に対し、十五位勲四等瑞宝章に叙する旨の連絡が国のほうからございました。ここに謹んでご報告申し上げます。

 豪気にして闊達な慈愛に満ちたお顔とともに、いつもたばこをくゆらせながら、松原市のまちづくりを熱っぽく語っておられたお姿が昨日のことのように私の脳裏に焼きついております。郷土愛と使命感をもって松原市とともに歩まれたご生涯は、必ずや長く後世にとどめられるものでありましょう。

 いまは亡き大橋智堂氏の面影を第20番議席に忍びつつ、ここにご生前の松原市への数々のご功績とご人徳に対し、深く感謝と敬意を申し上げますとともに、在天の光となってこれからも“ふるさと松原市”の発展を見守り賜らんことを念じ、心からご冥福をお祈り申し上げまして、追悼のことばといたします。

 平成14年2月28日

                         松原市長  中野孝則

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○議長(出口茂君) 

 以上をもちまして、追悼演説を終わります。

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△開議 午前10時00分

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○議長(出口茂君) 

 ただいまの出席議員数は19名であります。定足数に達しておりますので、これより平成14年松原市議会第1回定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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○議長(出口茂君) 

 日程に入ります前に、去る1月1日付をもちまして水道事業管理者に就任されました山本寿夫氏よりあいさつの申し出がありますので、この際これを許します。

 山本水道事業管理者。

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◎水道事業管理者(山本寿夫君) (登壇)

 貴重な時間をちょうだいいたしましてごあいさつの機会を与えていただきましたことに対しまして感謝申し上げます。

 このたび、私、市長より水道事業管理者として任命されまして、就任することになりました。今後におきましては、水道事業の健全化に向けまして、職員一丸、力を合わせて取り組んでまいる所存でございます。つきましては、議員各位には、数多くの多方面からのご提言、ご指導を賜って、この職責を全うしていきたいと思います。

 本当に今後ともよろしくお願いいたしまして、ごあいさつにかえさせていただきます。

 ありがとうございました。

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○議長(出口茂君) 

 これより諸般の報告を申し上げます。

 まず、本日付で市長より、地方自治法第 243条の3第2項の規定により、松原市土地開発公社に係る平成14年度事業計画書及び予算書、並びに財団法人松原市文化情報振興事業団に係る平成14年度事業計画書及び予算書の提出がありましたので、お手元に配布しておりますとおりご報告申し上げます。

 次に、本日付をもちまして、市長より、地方自治法第 180条に伴う議会委任による専決処分の報告がありましたので、お手元に配布しておりますとおりご報告申し上げます。

 次に、今期定例会において本日までに受理しました請願は、お手元に配布しております文書表のとおり各委員会に付託いたしましたので、ご報告申し上げます。

 以上をもちまして、諸般の報告を終わります。

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○議長(出口茂君) 

 これより本日の日程に入ります。

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、15番 藤木正巨議員、17番 中西茂明議員を議長において指名いたします。

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○議長(出口茂君) 

 日程第2 会期の決定の件を議題といたします。

 今期定例会の議会運営について、議会運営委員長からの報告を求めます。

 藤木委員長。

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◆議会運営委員長(藤木正巨君) (登壇)

 議会運営委員会の協議結果についてご報告申し上げます。

 当委員会は、2月21日付で招集告示のありました第1回定例会の議会運営等について協議するため、2月22日に委員会を開会し、今期定例会に付議されました議案44件及び質問通告者9名並びに委員会の審査日時等を勘案のうえ、慎重に協議を行った結果、今期定例会の会期は本日から3月26日までの27日間とし、その主な内容については、お手元に配布いたしております審議日程表のとおり決定を見ましたので、ご報告申し上げます。

 以上をもちまして、議会運営委員会の協議結果についての報告を終わります。

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○議長(出口茂君) 

 以上をもちまして、議会運営委員長の報告は終わりました。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、委員長の報告のとおり、本日から3月26日までの27日間とすることにご異議ありませんか。

             〔「異議なし」の声起こる〕

 ご異議なしと認めます。よって、会期は27日間と決定いたしました。

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         平成14年 松原市議会第1回定例会審議日程表



月日
審議内容


2月28日(木)
故大橋智堂議員に対する追悼演説 議会運営委員選任の件
施政方針演説,議案説明
先議案件(議案第1・2・3号:質疑,3常任委員会付託,審査,委員長報告,討論,採決)
・本会議終了後:議会だより編集委員会


3月1日(金)
休会          質問項目通告締切:午後5時


3月2日(土)
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3月3日(日)
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3月4日(月)
休会


3月5日(火)
休会


3月6日(水)
休会


3月7日(木)
質問(代表) 1.公明党   藤木議員(関連質問 中西議員)
        2.日本共産党 森田議員


3月8日(金)
質問(代表) 1.市民クラブ 永田議員
        2.自由民主党 篠本議員


3月9日(土)
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3月10日(日)
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3月11日(月)
質問(個人) 1.吉田議員 2.澤井議員 3.森脇議員
        4.辻本議員 5.朝広議員
        ・予算特別委員会設置の件 ・各議案委員会付託


3月12日(火)
委員会審査日(予算特別委員会)「一般会計予算」


3月13日(水)
委員会審査日(予算特別委員会)「一般会計予算」


3月14日(木)
委員会審査日(予算特別委員会)「一般会計予算」


3月15日(金)
委員会審査日(予算特別委員会)「企業・特別会計予算」
        ・委員会協議会での一般質問通告締切:午後1時


3月16日(土)
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3月17日(日)
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3月18日(月)
休会


3月19日(火)
委員会審査日(夢づくり委員会)


3月20日(水)
委員会審査日(幸せづくり委員会)


3月21日(木)
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3月22日(金)
委員会審査日(街づくり委員会)


3月23日(土)
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3月24日(日)
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3月25日(月)
休会


3月26日(火)
最終日(午後1時:開会)・議会運営委員会(午前11時:開会)
・本会議終了後:議会だより編集委員会



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○議長(出口茂君) 

 日程第3 選第1号 議会運営委員選任の件を議題といたします。

 本件は、大橋議員が逝去されたことにより欠員が生じましたので、補充するものであります。

 お諮りいたします。

 議会運営委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、篠本 修議員を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。

             〔「異議なし」の声起こる〕

 ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました篠本 修議員を議会運営委員に選任することに決しました。

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○議長(出口茂君) 

 日程第4 議案第1号 平成13年度松原市一般会計補正予算(第4号)以下、議案第44号 松原市安全なまちづくり条例制定についてまでを一括議題といたします。

 提案理由の説明に入ります前に、市長の施政方針演説がありますので、この際これを許します。

 中野市長。

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◎市長(中野孝則君) (登壇)

 平成14年第1回定例会の開会に当たりまして、新年度の施政方針を申し上げ、市議会並びに市民の皆さんのご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 昨年6月、市民の皆さんを初め各方面の方々の温かいご支援とご協力をいただき、市長の重責を与えられました。新年度は、私が市政を担当させていただく実質的かつ重要なスタートの年でございます。

 市長就任時、21世紀の松原を市民と苦楽を分かちあえる「共生の市政」の実現を目指し、五つの施策を所信の一端として申し上げたところでございます。これらの施策は、「松原市第3次総合計画」を基本に、重点的かつ必要な施策を選択し、具体化したものであり、個性豊かで活力あるまちづくりを目指して積極的に推進していきたいと考えております。

 しかし、今日の我が国の社会経済情勢は、金融システムに対する信頼の低下や雇用不安などを背景に、さまざまな要因によって経済状況が長期にわたって低迷しており、これが国、地方を問わず財政事情を著しく悪化させております。

 一方、地方自治体におきましては、地域の選択と責任に基づく地方分権が本格化する中で、少子高齢社会に向けた地域福祉施策の充実、都市基盤の整備、情報通信技術を活用した情報化施策の推進、さらには市民一人ひとりが安全で快適に暮らすことのできる豊かな地域社会の構築など、さまざまな課題への対応が求められております。

 私は、これらの行政課題の遂行に当たっては、施策の選択化・重点化を図るとともに、市民と行政が共に助け合い、力を合わせるパートナーシップのもとでまちづくりを進めていかなければならないと考えております。

 さらにまた、中・長期的な視点に立った健全財政の堅持はもとより、行財政改革に果敢に取り組むとともに、市民参加のまちづくりを市政運営の基本としてまいります。

 新年度は、行財政改革の柱の一つとして、保健・福祉・医療の連携強化を主眼に、市民の利便性、親しみやすさを大切にした、簡素で効率的な組織機構の見直しを初め、行政情報の積極的な提供、情報公開の推進、行政評価システムの構築など、行政の一層の透明性の確保に努めるとともに、市政モニター制度や電子メールによる意見、提言など、市民の声を大切にした市政を進めていきたいと考えております。

 私は、これら諸課題を総合的に判断し、新年度の予算総額は 826億 6,850万円で、

 そのうち、一般会計では367億800万円

      特別会計では365億2,845万7千円

      企業会計では 94億3,204万3千円

 の予算案を編成し、施策の推進に全力を傾注する決意でございます。

 以上、市政運営の基本的な考えを申し上げましたが、続いて、新生松原の五つの施策の柱に沿って、新たに取り組む事業、拡充する事業を中心に主要施策の大要をご説明いたします。

 まず第1点は、「健康で明るい文化都市の建設」でございます。

 21世紀のまちづくりは、都市的サービスが得られる居住空間と良好な都市環境の中で文化が育つまちづくりが都市発展の原動力となり、市民の定住化につながるものと考えております。

 このため、情報化の推進につきましては、平成13年度に策定いたしました「ITまつばら21」に基づき、新年度は、市民のだれもが手軽に、簡単に情報を入手・活用でき、安全・安心・快適な市民生活を送ることができる「ひとにやさしい情報バリアフリー都市・まつばら」を基本理念に、市民に必要な行政情報の提供システムを初め、住民基本台帳ネットワークシステムの整備、庁内LANの機能拡充並びに市役所と市内公共施設33ヵ所を超高速光ファイバーで結ぶ地域ネットワークを構築し、家庭や公共施設から図書館の蔵書検索ができるシステム、災害時の緊急情報提供システムなど、総合行政情報システムの整備に取り組んでまいります。

 市民文化の振興では、市民文化の拠点であります文化会館を、障害者を初め市民のだれもが利用・参加できる施設としてリニューアルしてまいります。

 国際交流につきましては、国際化の進展に対応し、国際感覚豊かな市民意識の高揚を図るため、大阪府海外技術研修員ホームステイ事業を初め、小学生を対象としたふれあい交流事業等を実施するなど、国際交流事業の推進に積極的に取り組んでまいります。

 人権の尊重につきましては、人権尊重のまちづくり条例並びに「人権教育のための国連10年」松原市行動計画に沿って、すべての市民の人権が尊重されるまちづくりを目指し、市民の皆さんとともに人権問題に取り組んでまいります。

 また、女性政策につきましては、男女が平等・対等にさまざまな分野に参画でき、共に責任を担うべき社会の実現を目指す「男女共同参画社会基本法」の理念に沿い、「松原市男女協働参画プラン」をさらに推進してまいります。

 次に、潤いと緑あふれるまちづくりに向けて、近隣公園としての三宅東公園の用地購入や、緑水空間の創造を図る「田井城今池ウォーターエリア」整備を初め、緑地の適正な保全や緑化の推進を計画的に実施するための「緑の基本計画」の策定など、公園・緑地の整備に取り組んでまいります。

 また、緑化園芸講習会や生け垣助成制度の活用など、市民の緑化活動を支援してまいりますとともに、きれいなまちづくり事業につきましても、日常的な取り組みの拡充とあわせ、松原市内不法屋外広告物除去等対策協議会を初め、市内各種団体の皆さんのご協力をいただきながら、魅力あるまち並みの形成に取り組んでまいります。

 北部地域のまちづくりにつきましては、まちづくり協議会において先行整備の同意を得た三宅地区を対象とした事業実施に向け、組合設立準備委員会の設立に努力してまいります。

 次に、活力ある都市づくりのための商工振興対策でございますが、厳しい経営環境にある小規模事業者や中小企業者に対して、経営の近代化と経営基盤の安定・強化を図るため、事業資金の融資に努めてまいります。

 商業振興対策につきましては、商業活性化等事業基金をもとに、魅力ある商店街や商業集積づくりの助成を初め、「特色ある道づくり」への活用を図ってまいります。

 消費者ニーズに対応した「魅力ある商業地づくり」を促進させる地域商業活性化事業についても、IT関連事業の補助など内容の充実に努めてまいります。

 農業振興対策につきましては、新年度は、農業の総合的な振興を図るための策定した「農業振興基本計画」を受けて、具体的施策の構築のため、「広域農空間整備計画」を策定し、農業経営の近代化を支援してまいります。

 次に、労働関連事業でございますが、地方分権の推進に関連し、職業安定法や雇用対策法の改正により、自主的・総合的な雇用労働対策の実施が求められております。

 新年度は、雇用労働対策を担当する労働係を設置し、職業安定所や商工会議所との連携強化を図るとともに、ハローワークの求人情報を初め、各種雇用関連情報の提供、新たに再就職を目指す失業者を対象としたパソコン講習会の開催、並びに障害者や母子家庭を対象とした就職困難者等への「雇用・就労支援計画」の策定など、雇用・就労支援の実施に向けた取り組みを進めてまいります。

 さらにまた、現下の厳しさを増す雇用失業情勢に対処するため、平成16年度末までを事業期間とする、臨時応急の措置としての緊急地域雇用創出特別交付金につきましても、都市美化事業や学校園巡回警備事業などに活用してまいります。

 第2点は、「自然環境の保全と災害に強いまちづくり」でございます。

 本市には、ため池や河川などの水辺空間を初めとした自然資源があります。これらの自然資源と都市基盤整備との整合を図りながら、安全で安心して生活のできる災害に強いまちづくりを目指してまいります。

 防災対策では、阪神・淡路大震災後、地域防災計画の見直しを初め、防災資機材の整備や防災無線の整備・拡充に努めてまいりましたが、新年度は、これらハード面の充実に加え、市民、事務所、防災関連機関等とのさらなるネットワークの強化を図るため、防災訓練やシンポジウムを開催するとともに、自立防災組織や自衛消防隊の育成など、災害時の効果的な応急体制を充実してまいります。

 また引き続き、高齢者など社会的弱者に視点を置いた日用必需品等の備蓄物資につきましても、計画的整備を図るとともに、防災都市づくりのために必要な基礎資料を得るため、災害危険度判定調査を実施してまいります。

 消防行政でございますが、災害や事故の態様も複雑多様化する中で、これら各種災害に的確に対応するため、救助工作車を更新し、消防体制の充実強化を図るとともに、引き続き消防水利施設の充実に努めてまいります。

 救急業務につきましても、年々増大する救急要請に迅速かつ的確に対応するため、高規格救急車の整備を図るとともに、救急医療体制の強化とさらなる救命率の向上を目指し、市民の皆さんが安心して暮らせる災害に強い安全なまちづくりに一層努力してまいります。

 防犯対策の推進につきましては、昨年の大阪教育大学附属池田小学校での殺傷事件やひったくり事件の多発化など、犯罪の凶悪化、治安の悪化が大きな社会問題となっております。

 本市では、次代を担う青少年の非行防止や社会環境の浄化を図るため、関係機関との連携のもと、「犯罪のない明るいまちづくり」の実現に向けて、市民の皆さんとともに地域安全活動の推進に努めてまいります。

 地球環境への取り組みでございますが、新年度は、市役所の業務全般にわたる「地球温暖化対策の推進に関する松原市実行計画」を策定し、二酸化炭素を初めとする温室効果ガスの抑制に取り組んでまいりますとともに、公用車を天然ガスやハイブリット車などの低公害車に転換してまいります。

 また引き続き、大気環境測定や河川・ため池の水質、環境騒音並びにダイオキシン類の測定を実施し、大阪府を初め関係機関との連携を図りつつ、一層の環境改善に努めてまいります。

 次に、清掃行政でございますが、市民の皆さんの多大なご協力のもと、ごみの排出抑制と資源回収に一定の成果を上げておりますが、今後も引き続き、プラスチック製容器の拠点回収の拡充や戸別収集のより一層の推進など、市民生活に密着したごみ減量化に取り組んでまいります。

 また、事業所から排出される一般廃棄物につきましては、年々増加の一途をたどっており、廃棄物減量等推進審議会のご意見を賜りつつ、分別・減量・資源化等に向けて検討するとともに、あわせて実態把握調査を実施してまいります。

 し尿処理につきましては、し尿受け入れ貯留施設でありますサニテーションが、建設後13年余りが経過し、施設の老朽化が進んでまいりましたので、新年度より年次的に修理を行い、より安定した処理を目指してまいります。

 次に、下水道整備についてでございます。

 まず、汚水対策でございますが、新年度は、平成14年度末での人口普及率71%を目標とするとともに、既に面整備が完了している区域の水洗化率の向上を重点的に取り組んでまいります。

 汚水幹線につきましては、新たに西大塚地区汚水整備のため、今井戸東除川2号幹線の延伸工事に着手してまいりますとともに、面整備につきましても、三宅地区ほか7地区において合計 31.76haを整備推進してまいります。

 雨水対策につきましては、今井戸川及び第2今井戸川水系の低減と下流への流出抑制を図るため、雨水幹線の延伸工事を初め、雨水幹線への取り込み施設の設置など、これらの施設を最大限に活用するとともに、関係機関との調整を図りながら雨水対策を進めてまいります。

 次に、水道行政につきましては、ご承知のとおり、水需要の伸び悩みを初め、府営水道の料金改定、水質管理の新基準、配水管の改良工事等、水道法改正後の取り巻く情勢は極めて厳しいものがございます。

 新年度は、財政健全化計画に基づき、阿保浄水場自己水の休止を初め、経費削減に向けた企業努力に一層取り組むとともに、水道事業の将来ビジョン等を構築するため、水道事業懇話会を設置してまいります。

 第3点は、「高齢者と障害者に優しい都市基盤の整備」でございます。

 今日の社会においては、高齢者や障害者に配慮した都市基盤の整備がますます求められており、これらの方々への社会参加を促進するとともに、すべての市民が安心して生活のできるまちづくりに努力してまいります。

 新年度は、すべての障害者が集い、憩いの場として多様なデイサービスが展開できるよう、総合福祉会館の施設整備に取り組んでまいります。

 また、地域の老人福祉センターのバリアフリー化を進め、介護予防の拠点化並びにコミュニティづくりの中核施設として、高見苑改造工事に着手するとともに、他の老人センターも順次整備してまいります。

 次に、人にやさしい道づくりでございますが、まちづくり総合支援事業の活用を図り、三宅上田線(高見の里3号踏切)の歩車道拡幅事業に取り組むとともに、我堂一津屋線(阿保茶屋交差点周辺)の歩道改修事業、並びに都市計画道路松原駅松ヶ丘線に着手し、一体的に整備してまいります。

 また、上田丹南線道路改良工事を初め、北部地域区画整理事業予定区域内に(仮称)三宅西11号線を新設するなど、生活道路の整備を進めるとともに、高齢者や障害者に配慮した公共交通機関の環境づくりを目指した「交通バリアフリー基本構想」の策定や、本年4月開校予定の阪南大学高等学校周辺の交通調査もあわせて実施してまいります。

 第4点は、「倫理観をもった個性を伸ばす教育の実現と生涯学習の充実」でございます。

 次代を担う子どもたちが、幼少期から基礎・基本を大事にし、自ら学び、考え、判断し行動できる資質や能力、人と協調し思いやる心を育むためには、学校教育の充実はもとより、家庭や地域社会が相互に連携しながら一体となった取り組みが重要でございます。

 このため、創造力を培い、個性を伸ばす教育内容の充実とともに、市民のだれもが個性や能力を伸ばし、生きがいを持って豊かな生活が送れるよう、生涯学習施策の充実に努めてまいります。

 初めに、教育内容の充実では、新年度より実施される新学習指導要領を踏まえ、新しく小学校における英会話体験学習を推進するとともに、引き続きマイスクール推進事業を実施し、特色と個性豊かな教育の推進に努めてまいります。

 また、地域の人材等を積極的に活用し、開かれた学校づくりを通して、地域・家庭・学校の双方向の連携による教育コミュニティづくりを初め、スクールカウンセラーの配置など、学校における教育相談活動の充実に努め、心豊かな人格の形成を目指す教育の推進に努めてまいります。

 次に、学校施設環境の整備充実でございますが、学校施設の快適性・安全性を高めるため、耐震診断調査をもとに、小学校2校の大規模改造事業を実施するとともに、引き続き小学校5校の保健室空調設備工事を初め、小学校2校の公共下水道接続工事等を実施してまいります。

 また、従来より国の指定を受けて推進しております「先進的教育用ネットワークモデル地域事業」並びに「次世代ITを活用した未来型教育研究開発事業」を踏まえ、ミレニアム・プロジェクトに基づく情報機器・通信環境の整備を行い、マルチメディア対応情報機器を活用した教育交流事業として、他市に先駆けて外国とのテレビ会議システムを常設するなど、国際理解教育の推進や教科学習等への高速通信環境の活用を図ってまいります。

 さらにまた、不登校児童・生徒の家庭にパソコンを配置し、拠点整備した適応指導教室(チャレンジルーム)と家庭・学校とをインターネットで結び、電子メールを通じた指導や交流を行い、児童・生徒に対する心のふれあいと信頼関係の構築に努めてまいります。

 生涯学習事業につきましては、社会教育施設・学校等との連携を図りながら、ボランティア養成や社会教育指導者セミナーを初め、IT基礎技能講習など、各種講座や講演会を開催するとともに、生涯学習の総合的な指針となる「生涯学習基本計画」の策定に向けて、庁内での生涯学習推進体制の整備を図ってまいります。

 青少年の健全育成につきましては、新年度からの学校完全週5日制の実施に伴い、より諸団体と協調した各種事業に取り組んでまいりますとともに、留守家庭児童会室の土曜日の開室時間の延長や施設整備など、児童の健全育成に努めてまいります。

 また、奈良県月ヶ瀬村のクリエート月ヶ瀬につきましては、青少年の健全育成や家族のふれあい、グループでの親睦を図る場として、より親しまれるよう、本館の外壁塗装を初め内部改装工事など施設整備の充実に取り組んでまいります。

 第5点は、「福祉・医療・介護の三本柱の充実」でございます。

 市民の皆さんが生き生きと充実した生活を送っていただくためには、自分の健康は自分で守るという市民意識の醸成とともに、福祉・医療・介護の相互の連携を図り、市民の健康を増進させる施策の推進に努めてまいります。

 地域福祉の充実では、平成12年度に介護保険制度がスタートし、保健・福祉・医療の連携を図りながら、在宅サービスや施設サービスなどを総合的・効率的に受けられるように取り組んでおりますが、新年度は、より介護保険制度の充実を図るために、平成15年度から5ヵ年を計画期間とする第2期の介護保険事業計画を策定してまいります。

 また、高齢者生活支援事業としてホームヘルパー派遣事業やデイサービス事業、ショートステイ事業の実施に加え、介護予防事業として新たに家庭介護者教室や骨折・転倒予防教室を開催するとともに、生きがい活動支援事業やふれあい交流事業などの充実を図りながら、総合的な在宅福祉の推進に努めてまいります。

 高齢者の生きがい対策につきましては、高齢者がそれぞれの生活に目標を持ち、生涯を健康で心豊かに送れるよう、地域の老人福祉センターに対し運営助成の充実を図ってまいります。

 障害者の方々への支援につきましては、新年度は、精神障害者の業務の一部が市に移管されるのに伴い、精神障害者への相談業務を初め、ホームヘルパー派遣、ショートステイの利用、グループホームへの入所など、精神障害者への在宅福祉事業を実施してまいります。

 児童の保育施設につきましては、安心して子どもを産み育てられる社会の形成を目指した「松原市子ども育成計画」に基づき、より充実した子育て支援策を計画的に推進するとともに、保育需要の増加や待機児童の解消を図るため、保育所施設の整備助成を行い、低年齢児の入所枠の拡大に努めてまいります。

 また、子育て支援のための児童福祉施策のあり方等を検討するため、総合的な児童福祉施策推進会議を設置してまいります。

 保健対策につきましては、少子化に対応した新たな取り組みといたしまして、妊娠・出産の安全性の確保への支援として、従来より実施しております妊婦一般健康診査に加え、より妊婦が安心して出産できる環境整備として、医学的管理と保健指導の連携による妊婦後期健康診査を初め、産婦人科と小児科の連携による保健相談の拡充など、母子の健康管理の充実に努めてまいります。

 次に、国民健康保険事業でございますが、近年の社会経済情勢の変化の中で、財政運営は大変厳しい状況にございます。

 本年は、医療保険制度の改正が予定されており、その内容を的確に見極め、医療費適正化対策事業や収納率向上特別対策事業並びに健康に対する意識の高揚を図るための保健増進事業を強力に推進してまいりますとともに、国・府に対しましても、引き続き財源の確保と援助が得られるよう努力し、また、国保運営協議会のご意見を賜りつつ、被保険者のご理解とご協力を得る中で、本事業の健全運営に努めてまいります。

 市立松原病院につきましては、新年度は、内科・小児科の24時間救急医療の推進はもとより、専門医療の促進、MRIの更新など高度医療の充実、また、入院患者へのチーム医療による取り組みなど、治療の充実を図ってまいりますとともに、本年4月に実施される医療制度の改革など、厳しい医療環境にございますが、「地域の基幹病院のあるべき姿」を命題に、福祉・介護をも視野に入れた、これからの医療のあり方をハード、ソフト両面から検討するため、(仮称)市立松原病院運営基本構想懇話会を設置してまいります。

 さらにまた、国の医療政策の一環である医薬分業につきましても、新年度より実施してまいります。

 最後に、長年の課題であります「まつばらリサイクルセンター」の建設問題につきましては、平成14年12月以降におけるダイオキシン類排出規制の新基準による法的規制の適用は、本市にとって市民生活に直結する最重要課題でございます。

 タイムリミットは決まっており、市民生活に支障が起こらないよう対応しなければならないと考えております。

 私は、本事業の推進に当たっては、まずもって地域のまちづくりを核とした話し合いに応じていただくことが重要であると考えており、周辺住民の方々と誠心誠意、より良い地域のまちづくりを双方協議・検討する中で、本市のごみ問題にご理解が得られるよう努力してまいりたいと考えております。

 今後におきましても、市議会と十分ご相談申し上げ、解決に向けて取り組んでまいります。

 以上、施策の大要について申し上げましたが、私は、市民の皆さんとともに活力ある「健康文化都市」の着実な実現を目指し、全力を傾注する決意でございますので、何とぞよろしくご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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○議長(出口茂君) 

 これより提案理由の説明を求めます。

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) (登壇)

 本定例会にご提案申し上げました各案件につきまして、その概要をご説明申し上げます。

 まず初めに、議案第1号 平成13年度松原市一般会計補正予算(第4号)についてでございますが、今回の補正額は、歳入歳出それぞれ8億 9,203万3千円の追加でございまして、歳入歳出予算の総額はそれぞれ 422億 8,796万9千円でございます。

 今回の補正の主な内容でございますが、人件費の補正のほか、国における二次補正を受け、平成14年度予算の前倒しとして情報化関連事業を積極的に推進するための経費を補正するものでございます。

 まず、歳入でございますが、国民健康保険基盤安定事業としての国・府支出金のほか、部落有財産処分に伴う寄附金等及び二次補正に充当いたしますNTT債を含む市債を計上いたしたものでございます。

 次に、歳出につきましては、二次補正先行事業を初め、退職手当等人件費の補正、コミュニティ推進事業経費、乳幼児医療費、国民健康保険会計繰出金の追加、同和更生資金貸付基金の廃止に伴う府費償還金のほか、寄附金をそれぞれの基金に積み立てるものでございます。

 次に、「第2表 繰越明許費」につきましては、情報化推進事業及び各小学校LAN配線新設工事でございまして、国の二次補正を受け、繰り越しを前提に実施するものでございます。

 次に、「第3表 地方債補正」につきましては、二次補正先行事業に充当いたします起債の限度額の変更でございます。

 次に、議案第2号 平成13年度松原市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、歳入歳出それぞれ 772万1千円の追加でございまして、歳入歳出予算の総額はそれぞれ 116億 4,772万1千円と相なる次第でございます。

 今回の補正の内容でございますが、歳入につきまして基盤安定分の確定に伴う繰入金及び前年度決算の確定に伴う繰越金等を計上いたしたものでございます。

 歳出につきましては、職員配置等による人件費の補正でございます。

 次に、議案第3号 平成13年度松原市水道事業会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正は、人件費及び企業債を財源とする配水設備改良費並びに下水道工事の負担金に伴う配水管移設工事費を減額するとともに、消費税の見込額を積算し措置するものでございます。

 次に、議案第4号 平成14年度松原市一般会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額はそれぞれ 367億 800万円で、対前年度比 8.9%の減でございます。

 まず、歳入についてでございますが、財政の根幹となります市税は 149億 7,737万7千円で、対前年度比 2.2%の減で、歳入総額に占める割合は40.8%となり、地方交付税と合わせた一般財源としての構成比で、歳入総額の61.8%を占めるものでございます。

 次に、主たる特定財源といたしましての国庫支出金及び府支出金は、合わせて64億 8,919万5千円で、対前年度比 0.4%の減となり、歳入総額の17.7%を占めるものでございます。

 また、市債につきましては28億 2,130万円で、対前年度比22.9%の減でございまして、歳入総額の 7.7%を占めるものでございます。

 次に、歳出でございますが、性質別経費の概要を申し上げますと、人件費では97億 1,931万4千円で、対前年度比 2.4%の減、物件費では53億 3,439万5千円で26.8%の減、扶助費では67億 4,332万7千円で 8.2%の増、公債費では39億 9,524万2千円で 0.6%の増、補助費等では26億 6,884万1千円で 1.6%の減、投資的経費では27億 6,437万4千円で41.5%の減、繰越金では49億 7,267万5千円で 0.9%の増となっております。

 以上、今年度の予算につきましては、歳入におきまして、自主財源の的確な把握はもとより、国庫支出金及び府支出金の依存財源の確保に努めるとともに、歳出につきましては、新生松原の五つの重点施策の着実な推進を図るとともに、行財政改革大綱の趣旨を踏まえ、経費の節減合理化に努め、限られた財源の重点的・効果的な配分を図り、市民サービスの一層の向上に努めるべく編成いたしたものでございます。

 また、我が国の経済は、一時緩やかな景気回復過程をたどったものの、世界経済の同時的な減速の影響などから、一段と悪化しており、地方財政を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあるため、今年度の財政運営に当たりましては、国の動向及び経済情勢等に十分留意しつつ対処してまいります。

 次に、議案第5号 平成14年度松原市国民健康保険特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額はそれぞれ 116億 4,400万円で、前年度に比べ0.03%の伸びでございます。

 今年度におきましても、単年度収支の均衡を図るよう、財源の確保に努めるとともに、国保財政の円滑かつ健全な事業運営に努めてまいります。

 次に、議案第6号 平成14年度松原市市立松原病院事業会計予算についてでございますが、予算の総額は51億 6,204万3千円となり、前年度に比べ 6.9%の減でございます。

 地域の基幹病院として信頼される活力ある病院づくりを目指し、24時間救急診療の推進を初め、MRIの更新など高度医療の充実、専門医療の促進等、医療サービスの向上に努めるとともに、病院事業の経営健全化に努力してまいります。

 次に、議案第7号 平成14年度松原市水道事業会計予算についてでございますが、予算の総額は42億 7,000万円となり、対前年度比12.6%の減でございます。

 安全かつ良質な水の安定供給はもとより、経費縮減にも十分配慮しつつ、管網整備を実施してまいります。

 水道財政は極めて厳しい状況にあり、企業努力はもちろんのこと、今後の方向につきましては、水道事業懇話会を設置し、市民の皆さんのご意見を賜りながら、健全経営に努めてまいります。

 次に、議案第8号 平成14年度松原市下水道事業特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額はそれぞれ81億 573万2千円でございまして、前年度に比べ12.2%の減でございます。

 平成17年度末に人口普及率75%を目標に、市民の下水道整備に対する強い要望に応えるべく整備促進を図り、普及率並びに水洗化の向上に努めてまいります。

 次に、議案第9号 平成14年度松原市老人保健特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額はそれぞれ 102億 7,750万3千円で、前年度に比べ 3.0%の伸びとなるものでございまして、老人保健法に基づく老人医療対象者1万 3,050人の医療にかかる経費を計上するものでございます。

 次に、議案第10号 平成14年度松原市介護保険特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額はそれぞれ48億 3,000万円で、前年度に比べ10.6%の伸びとなるものでございまして、介護保険事業の健全な運営に努めるとともに、国、府等の関係機関に対しましても財源の確保と援助が得られるよう努力してまいります。

 次に、議案第11号 平成14年度丹南財産区特別会計予算以下、議案第18号 平成14年度田井城財産区特別会計予算についてでございますが、市内8財産区における平成14年度の予算でございまして、歳入につきましては、それぞれの財産区が保有いたしております歳計現金の預金利子及び繰越金を計上いたしたものでございます。

 歳出につきましては、財産区管理会の運営に要する経常経費のほか、予備費を計上いたしたものでございます。

 それぞれの財産区の予算の総額は、丹南財産区 5,856万7千円、若林財産区 3,359万8千円、岡財産区1億 1,104万3千円、大堀財産区9億 7,515万9千円、小川財産区 1,359万9千円、一津屋財産区 6,753万6千円、別所財産区3億 2,613万5千円、田井城財産区 8,558万5千円と定めるものでございます。

 次に、議案第19号 松原市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、入園児童数の増加に伴い、クラス数を増やす必要があるため、市で設置した幼稚園の教員の定数を現在の「41名」から「42名」に改正するものでございます。

 次に、議案第20号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例制定についてでございますが、地方公共団体が人的支援を行うことが必要とされることが認められる公益法人等の業務に従事させるために、職員の派遣について統一的なルールを設定し、職員派遣の適正化、手続の透明化を図るとともに、地域における人材の有効活用を通じた行政と民間の適切な連携協力による地方公共団体の諸施策の推進を図ることを目的とした公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律が平成14年4月1日から施行されることに伴い、本市におきましても公益法人等への派遣について、派遣先となる法人、派遣職員の勤務条件等に関し、必要な事項を定めるため、本条例を制定するものでございます。

 次に、議案第21号 松原市職員の分限に関する手続及び効果等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、議案第20号でご提案申し上げました公益法人等への職員の派遣等に関する条例制定に伴い、従前の分限求職の派遣制度を廃止するものでございます。

 次に、議案第22号 松原市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、平成14年4月1日から地方公務員等共済組合法の一部が改正されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第23号 松原市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、仕事と育児・介護の両立を図るための環境整備を行うため、国家公務員の一般職の職員の勤務時間、休日、休暇等に関する法律が改正され、平成14年4月1日より施行されることに伴い、本条例におきましても国家公務員に準じ所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第24号 松原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、男女が共に家庭生活を担いつつ、職業生活と家庭生活の両立を図るための環境整備を行うため、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正され、平成14年4月1日より施行されることに伴い、本条例におきましても、国家公務員の育児休業に関する人事院規則に準じ所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第25号 松原市職員公務災害等見舞金支給条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、議案第20号でご提案申し上げました公益法人等への職員の派遣等に関する条例に基づく派遣職員、及び後ほど議案第29号でご説明申し上げます松原市立の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例に規定する職員につきまして、他職員との均衡を図るため、本条例を適用いたすものでございます。

 次に、議案第26号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、介護保険事業において要介護認定の審査及び判定に係る介護認定審査会の委員の報酬について、国の基準に準拠し改定するものでございます。

 次に、議案第27号 松原市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、議案第21号でご提案申し上げました松原市職員の分限に関する手続及び効果等に関する条例の一部を改正する条例制定に伴い、分限休職の派遣制度を廃止することにより、派遣職員と他の職員との均衡を図るとともに、本市職員の退職手当の支給につきまして、国家公務員に準じて所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第28号 松原市同和更生資金貸付基金条例を廃止する条例制定についてでございますが、同和更生資金貸付事業につきましては、昭和40年度から平成5年度まで、同和地区住民の生活向上を図るため、生活資金として貸付を実施してまいりましたが、平成5年度末、貸付停止以降、基金の取り扱いについて大阪府と協議の結果、平成12年度末での基金額の大阪府出資分を平成13年度末に償還することとなりましたので、本条例を廃止するものでございます。

 なお、本条例の施行の際、現に貸し付けられている資金につきましては、従前の例によるところといたします。

 次に、議案第29号 松原市立の学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例制定についてでございますが、地方交付税法の一部が改正されたことにより、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律が一部改正され、平成14年4月1日から施行されることに伴い、市立の学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務上の災害補償に要する経費につきましては、学校の設置者である自治体がすべて負担することとなりましたので、これらの補償に関し必要な事項について本条例で定めるものでございます。

 次に、議案第30号 松原市奨学金条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、主な改正内容といたしましては、最近の社会経済情勢を考慮し、貸与金額を増額するとともに、連帯保証人の緩和と返還開始時期を変更するものでございます。

 次に、議案第31号 松原市社会教育委員条例の一部を改正する条例制定について、及び議案第32号 松原市公民館運営審議会条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、このたび家庭及び地域の教育力の向上のための社会教育行政の体制整備を図るため、社会教育法の一部が改正されることに伴い、本条例におきましても所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第33号 松原市青少年会館条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、主な改正内容といたしましては、青少年会館が幅広い青少年活動の健全な発展向上に資するよう、所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第34号 松原市民プール条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、市民プール開放事業の効率的な運営を図るため、所要の改正を行うものでございます。

 主な改正内容といたしましては、開設期間の「7月1日から9月10日まで」を「7月1日から8月31日まで」に改めるものでございます。

 次に、議案第35号 母子家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第36号 乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第38号 老人医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について、及び議案第40号 身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、国民健康保険法の改正に伴い、義務的に発生する特別療養費につきましては、現行条例上は助成の対象外となりますが、医療費助成制度の趣旨、目的等から、これについて助成の対象とするため、所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第37号 松原市敬老祝金条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、本格的な高齢社会の到来に対応する施策が求められている現状等を総合的に勘案し、敬老祝金の受給資格者の年齢を現在の「75歳以上」を「75歳、77歳、80歳、88歳、90歳、99歳並びに 100歳以上」とするとともに、祝金の額を 100歳以上で最高年額「50,000円」とし、より一層の事業の充実を図るものでございます。

 次に、議案第39号 松原市身体障害者及び知的障害者福祉金給付条例を廃止する条例制定についてでございますが、障害者福祉金につきましては、ますます複雑多様化する福祉ニーズへの対応、また、松原市障害者計画の基本目標である社会参加と自立のための支援事業を初め、在宅福祉の充実等、障害者施策のより一層の充実を図る中で、今回廃止しようとするものでございます。

 次に、議案第41号 松原市立解放センター条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、本件は、国の地域改善対策協議会の意見具申を踏まえ、当施設が「周辺地域を含めた地域社会全体の中で、福祉の向上や人権啓発の住民交流の拠点となる開かれたコミュニティセンター」としてその役割を担っていくことを目的とするため、本条例の一部を改正するものでございます。

 次に、議案第42号 松原市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、水道事業企業職員の育児休業に係る勤務条件につきまして整備するものでございます。

 次に、議案第43号 市道路線の認定及び廃止についてでございますが、市道として30路線を認定し、6路線を廃止するものでございます。

 次に、議案第44号 松原市安全なまちづくり条例制定についてでございますが、本条例につきましては、平成13年9月11日、松原市生活環境保全審議会に諮問いたし、当審議会におきまして6回にわたりご審議をいただき、平成14年2月25日、当審議会より答申をいただきましたので、本定例会にご提案申し上げるものでございます。

 本条例は、台風、大雨、地震などの自然災害や不安定な社会情勢を反映し、繰り返される犯罪、事故など私たちを取り巻く生活環境の中であふれているさまざまな危険に対し、私たち一人ひとりが人と人とのつながりと助け合いを大切にして、すべての市民が犯罪、災害、事故等のない安全で安心して暮らせるまちづくりを進めていくため、市、市民及び事業者が協働で取り組む基本的な内容を定めているものでございます。

 主な内容でございますが、基本的事項といたしまして、市の責務、市民の役割及び事業者の役割を定め、推進的役割を担う対策協議会を必置の機関として位置づけ、市、市民、事業者が一体となって取り組もうとするものでございます。

 さらに、災害、事故等の状況に応じ、モデル地区の設定や対策本部を設置することができるよう定め、また、毎年8月1日を市民安全の日と定め、啓発事業などを実施し、安全なまちづくりを推進していきたいと考えております。

 以上、各案件についてご説明申し上げましたが、議員各位におかれましては、何とぞ慎重なるご審議をいただきまして、それぞれご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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○議長(出口茂君) 

 以上をもちまして、提案理由の説明は終わりました。

 この際、お諮りいたします。

 議案第1号以下 議案第3号までを先議したいと思います。これにご異議ありませんか。

             〔「異議なし」の声起こる〕

 ご異議なしと認めます。よって、議案第1号以下 議案第3号までは先議することに決しました。

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○議長(出口茂君) 

 これより議案の質疑を行います。

 まず、議案第1号 平成13年度松原市一般会計補正予算(第4号)について、質疑される方、挙手願います。−−池内議員。

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◆19番(池内和夫君) 

 議案第1号の補正4号について、ちょっとお尋ねいたします。

 先ほど来、市長の施政方針をお聞きいたしましても、本市の財政基盤は非常に脆弱であるということを申されておりますし、昨日いただきました「松原市行財政改革大綱(改訂素案)」にも本市の、今申し上げました財政基盤の脆弱さ並びに起債、それから基金の重要視ということを大きくお取り上げになっております。

 そうした中で、寄附金として約 9,000万円弱いただけるというのは、本市にとりましてまことにありがたいことでございます。しかし、この2割の寄附金には、ありがたいばかりで言っておれない事情があることは、私が申し上げるまでなくご存じだと思います。

 と申し上げますのは、先ほど大浦副議長から追悼演説がされました故大橋智堂議員が、この売却議案に関しまして非常な熱意を示されまして、本会議並びに委員会でそれぞれ売却した後に起こる危惧することを事細かく皆さん方にお尋ねになっておられます。その都度、例えば開発指導要綱に基づく云々というご答弁があったり等々ございますが、私は総じて、売却をした後、大橋議員が非常に危惧されましたようなことが起こらないような話が、この2割の寄付をいただくときにあってしかるべきだと思います。その辺はどういうことになって、この2割を黙って「はい、そうですか」ということでお受け取りになったのかどうか、まずそこから教えてください。

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○議長(出口茂君) 

 松田財政部長。

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◎財政部長(松田昇君) 

 お答え申し上げます。

 今回ご提案申し上げております一般寄附金につきましては、12月の定例議会においてご提案申し上げ、議会のご可決を賜った新堂財産区の所有でございますため池・下の池の一部を処分されたことにより、本市の部落有財産の処分に関する条例の第4条の規定によりまして2割相当額を、市の公共事業に要する経費に充当という、そういった中で今回ご寄付をいただいたということでございます。(池内議員「そんなん聞かんかてわかったる。黙って『そうか、そうか』と言うてもろうたんか、と聞いているんです」と呼ぶ)

 一定、処分における寄付につきましては、本市の条例に沿いまして受けてまいったということでございますので、よろしくお願い申し上げます。

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○議長(出口茂君) 

 池内議員。

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◆19番(池内和夫君) 

 まことに奇怪なことでございますな。そういうご答弁だったら聞かなかってもわかっているんです。私が申し上げたのは、この経緯に至るいろいろなことがございましたでしょう。そのことというのは、そしたら、あなた方は全然真摯に受け止めてくれてないのか。そういうことでは非常に困ると私は思うんです。

 ここに、まあ時間がありませんので、全部は読みませんが、本会議場で故大橋議員がいろいろこのことについてお尋ねになったコピーを持っております。先ほど申し上げましたように、「この池は、もともといわく因縁があるんや。段差が非常にありますよ。だから、こういう具合にしはったら、こうなりますよ。こうなったときに市は責任を持つんか」というやりとりがあるんです。そういうことを……。

 お金をただ漫然ともらうだけではなしに、少なくとも、この処分に伴って寄附金をもらうんだから、これの後の利用というのは、議員が心配する以前に、市がもっと地域住民にかわって心配していただいても、何らおかしくないんです。

 先ほど申し上げましたように、お金がない折に 9,000万円、小1億円もいただけるんだから、ホイホイといただく気持ちはわからんことない。だけども、審査の中でいろいろと指摘されたことは、念を押して、この議案の提案のときには、そういう話も披瀝する必要があなた方にはあるんですよ。財政部長がおっしゃるように、「条例に基づいて2割いただきました」、チョン−−ではいかんのです、これは。だから、私はあえて問うているんです。

 あえて言わせてもらえれば、このほかにもこのことについてはいろいろなことがあった。私は個人的にも市長や両助役にも申し入れをした。この処分にかかわる経緯の中において、いろいろな告発文やら怪文書が飛び交った。それは、本市の行政の中にある特定の部署を指したり特定の個人を指している。こういうことは、少なくともお金をいただかれるまでにちゃんと調査をし、結果を報告しなさい。それがあなたたち為政者や幹部の上位に位置する方々の責務ですよ、ということを申し上げた。しかし、この開会に至るまでも何の話も聞かない。ただ議案を提案して、それが通っていったら、それでいいんか。そんなものと違うやろ。だから、私はあえて、2割をいただくときに改めて問うているんです。私の問うていることがわからんで、今の部長みたいな答えをしているんだったら、まだかわいらしい。わかっていて知らん顔をする。それはいかんよ。

 今私が申し上げたことに対する答えとかこのやりとりは、どういうことになっていたのか、ちょっとこの際教えてください。

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○議長(出口茂君) 

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 お答え申し上げます。

 今回、新堂財産区の下の池の処分につきましては、池内議員がおっしゃいますように、確かに、部落有財産処分に当たって地元の経緯がいろいろあった。その中で、一つは、処分金の問題の中で、処分する方法の問題、それから処分するに当たっての地元の業者の問題、そういった過去からの経緯があったわけでございます。そういった過去の経緯は別といたしましても、行政としては、ある一定のぎりぎりの時間でこの問題に入ったわけでございます。そういった中で、この状況が、地域としても非常に厳しい状況であったという、その辺はご理解をお願いしたいと思います。

 そういった中で、今回の問題に市としても行政を指導していった。その中では、一つは、先ほど申し上げておりますような処分金の問題について、「寄附金をいただいて、それでホイホイ喜んでおられるのか」と、そういうことも踏まえて、この経過の中では、鑑定等の中で「金額がもう少し高いのではないか」と処分金についてのいろいろなご指摘もいただいております。しかし、私どもといたしましては、その過去の経緯の中でこの問題を最終的に指導する中で決着を見てきたと、こういった経緯がございますので、今後、この地域については財産区を設置していただいて、まだ財産等もお持ちでございますので、こういったことのないようにすることが最重要であろうと考えております。

 確かに、この寄附金については、ありがたい話ではございますが、そういった経緯については十分に重要に受け止めながら、今後の行政の中で取り組んでいきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

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○議長(出口茂君) 

 池内議員。

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◆19番(池内和夫君) 

 財産区をこれからつくってもらうとかつくってもらわないとかいうことは、あなた方が幾ら働きかけをされても、当該地元が「そういう必要なし」ということになれば、そんな話は行政の中で終わるんですよ。だから、私は値段など何も申し上げてない。故大橋智堂は言いましたよ、ここに書いてあるように。値段が安いとか高いとか、「隣接地に比べて、なんでこんな鑑定が出たんや」とか、いろいろ言っている。私はそんなん何も言うてない、もう可決したんやから。しかし、その可決をした中で、2割いただいて、もうこれで終わりですよ。この土地とは縁が切れるんです、松原は。私はこれ、恐らく名前が変わっていると思うよ、登記をされて。売買が済んでいるんだから。

 故大橋議員がいろいろご心配になって、この池を、例えば貯水池がわりに使う方法もどうかとか、いろいろな話が過去にあった。助役もご存じでしょう。そんな中で、今おっしゃったような経過の中で処分をされた。それは可としたんです、もう12月に。だけど、その可とするまでの経過の中で、いろいろな指摘があったことについて、この2割をいただくときに、開発業者には言われへんのです、あなた方は。開発地の開発については、開発指導要綱なり何かの法にのっとって、道路をとれとか何とか言える。

 しかし、私の横の20番議席におられた方がご心配になった、上から来る水や下へ流れる水やら云々ということは、だれにも言われへんのです、あなた方は。だれに言うかといえば、この2割をいただいた相手にしか言うことができない。違いますか。だから、私はあえてここで問うているんです。だから、話をそらさんと、もうちょっとちゃんと……。

 私は、話なしで、この2割を「そうですか」と漫然といただいておられるとは思ってない。いろいろな指摘があったので、そういうことは、新堂の町会か財産区か知らんけど、「そこでうまくちゃんとやってくださいよ。例えば、こういう水路をとって、こうしてください」とかいろいろ話が出てあると思うんです。でなかったら、故議員がいろいろ危惧されたことが現実として今後起こってくる可能性がある。だから、そういうことは、どういう話をされながら、この2割を、助役の言葉をかりれば、ありがたくいただかれたのか、と私は聞いている。

 もう1点は、以倉助役は本会議場でこう答えておられます。「先ほど来、職員云々等の問題で出ております。本会議の中ではっきりお返しさせていただきますが、この辺については、以前、議会のほうにもいろいろな文書が出回って、実際に見せていただいた経緯もございます。それは匿名で、あたかも個人を限定するような部分もございます。そういった個人を非常に中傷するような、いわばいわれなき誹謗に近いような文章でございます。私もあの文書を見て、すぐに担当職員のほうに『こういったことについては、当然、名誉棄損等も含めたことも一度検討せよ』ということで指示をいたしております。そういった文書も出回っている中で、職員についてもきちっとした態度で臨んでおります」と、こういう具合にお答えになっている。

 私も同じことを申し上げた。こんなものがチラチラ、チラチラね。告発、ここにあります。ここには個人名が出ているんです。これまでは特定の部課が出ていた。ここには個人名が出ている。これは、個人名を出された一職員さんや指摘された部課だけの問題ではない。全庁の問題です。「という取り上げ方を皆さんがされるべきですよ。だから、調査をし、ちゃんとした答えを出してください」とお願いしてあったにもかかわらず、今日までないんですよ。

 例えば、幹事長会議でもあったかと聞いたら、ない。議会運営委員会であったかと聞いても、ない。議会事務局長に何かあったかと聞いても、ない。正副議長に聞いても、ない。そしたら、これ、認められるのか、あなた方は。こういう答弁、先ほど私が読んだことを言いながら、実際は認めているのか、これ。そんなことでは、大変なことですよ。もう一度お答えください。

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○議長(出口茂君) 

 深草助役。

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◎助役(深草利之君) 

 市職員と業者のうわさの関係のことについてお尋ねでございます。この件につきまして財政部次長より事情聴取いたしました。その結果でございますけれども、問題の業者とは役所以外のところでは会ってないというふうなことで、ビラで言われているようなことは一切ない、というふうなことでございました。

 しかし、職員を管理監督する立場にある者が住民より不信や疑惑を持たれることは遺憾なことでございますので、今後かかることのないよう、公務員として住民の信頼を損なうことのないよう訓告処分を昨日行いました。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。

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○議長(出口茂君) 

 議事運営上、休憩いたします。

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△休憩(午前11時29分)



△再開(午後1時55分)

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○議長(出口茂君) 

 休憩前に返り会議を再開いたします。

 午前中に引き続き議案第1号に対する質疑を続行します。

 以倉助役、答弁。

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○議長(出口茂君) 

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 午前中の池内議員のご質問にお答え申し上げます。

 ご指摘いただいております治水対策等につきましては、現在、地元とも話をし、今後十分に地域の方々と話し、協議を進めていきたいと、このように考えております。

 いずれにいたしましても、部落有財産あるいは財産区有財産につきましては、今後こういったことのないよう、二度とこのようなことの起こらないように、今現在、ため池の管理者等に、一定のマニュアルをつくりまして一部取り組みを始めております。そういったことで、今回のこの教訓を生かして、二度とこのようなことのないように取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

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○議長(出口茂君) 

 他に質疑される方、挙手願います。−−朝広議員。

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◆6番(朝広由美子君) 

 池内議員の後、同じことで質問させていただきたいと思います。

 下の池の財産処分について、12月議会で質問させていただきました。その一つは売却をめぐる不明朗な問題、もう一つは開発に伴う問題について、この二つの角度から質問させていただいたんですけど、改めてもう一度質問させていただきたいと思います。

 一つ、不明朗な問題についてですけど、下の池の処分については、本来だったら市の財産処分と同じように、やはり一般競争入札で行うべき。ところが、新堂町会の役員さんにこの業者、5業者に任せられたということについて、議会の議決後も告発文書が2回出ているということもありますし、本当にこの入札の仕方でよかったと今も思っておられるのかどうか。本来、一般競争入札で行うべきだったというふうに私は思っているんですけど、はっきり言えるのかどうかということ1点。

 それから、価格の問題ですけど……(「議案と離れたんのとちゃうか」と呼ぶ者あり)

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○議長(出口茂君) 

 朝広議員、議案質疑ですので、その辺を心得てお願いします。

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◆6番(朝広由美子君) (続)

 きちっと事実を明らかにしていくということが大事だと思いますので、この寄附金について、どういう価格が設定されるのかということは、やはりこの寄付に絡んできていることだと思いますのでね。

 価格のことについても、他の業者については、もっと高くても買いたいということで、言ってこられたということも聞いています。一般競争入札にされていたら、もう少し高い価格になって売却されたかもしれない。この寄附金についてももっと入っていたかもしれないということになりますし、この価格を決める大事な文書として土地の鑑定書というのがあると思うんです。これも公開を求めているんですけど、この公開をするに当たっては町会の許可が要るというふうなことが言われている。

 池などについては公の財産でありますし、個人のプライバシーではなくて、本当に公に公開すべきものだと思うんです。それに町会の許可が要るというふうなことについてはおかしいと思うんです。やはりこれは公開するべきだと思っています。

 私は、12月の議会が終わったすぐその後に管財にあがりました。土地鑑定書を見せてほしいなと思って行ったんです。そしたら、すぐに「秘書課のほうに行かれている」というふうに言われました。

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○議長(出口茂君) 

 朝広議員、ちょっと申し上げます。

 議案に対しての質疑をお願いします。

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◆6番(朝広由美子君) (続)

 だから、この寄附金についてのことを聞いているんです。寄付の額にかかわることでしょう。−−継続審議を言っています。

 で、この継続審議に先立って、この採決について、どういう態度を共産党がとるかということで、以倉助役は事前に調整に来られました。そのときに、「この議会が終わったらすぐに事情を聞きます」というふうに言われていました。だから、「ああ、秘書課に行かれたんだな」というふうに思ったんです。その聞かれた結果として、先ほど訓告の処分が出ているというふうに言われたんですけど、この内容についてはどうだったのか、調査の内容についてはどうだったのかということを、やはり明らかにするべきだと思っています。

 私はもともと市の職員だったので、市のことについては、本当に信じているというか、そういう間違いはないというふうに信じていましたので、告発文書とか電話があったことについて、何度も管財に聞きに行きました。今では、その対応というのは非常に不自然だったな、というふうに思い返しているところです。この寄附金が出てきた段階でね。聞きに行ったときに、私に対応してくださっている次長さんと、違う方が座っておられたんですけど、その間じゅう「下手なことは言うなよ」というような感じで、ずうっと咳払いをしておられました。それが一つおかしいなと思ったこと。

 二つ目におかしいなと思ったことは、私が新堂町会の総会、この文書なんですけど、これのコピーを持っていたんです。そしたら、それについて、「ああ、そんなものがあるというのは知らなかった」と。「でも、ここに書いてある業者ではなくて、別の業者に落ちたわけだから、それはいいでしょう」というふうに言われたわけですが、私はそのときに、「えーっ、この文書を知らないんですか。これは、私は新堂3丁目の方からもらって、池を公園にしてほしい、浸水対策としても池は埋められとうないということがあったから、すぐに政策推進室に届けたんですよ。持ってはらへんのやったらあげますわ」と言って、あげたんです。でも、後で「おかしいな」と。すぐに「その文書は知らない」とあわてておられるようにも思えましたし、知っているのに「知らない」というふうに言っておられるな、という感じがしました。

 それからもう一つは、議会終了後、管財に行ったときに、「土地鑑定書を欲しいと言ってるけれども、それは町会長の許可もろうたんか」とすごくどなりはったんです、そこにおられた方が。「なんでそんなこと怒らなあかんのか」と不思議に思いました。本来だったら、疑惑を持たれているわけだから、疑惑を解くために働くべき人たちだと思います。そこがそういうふうにならないということで、やはりおかしいというふうに思っています。

 このことについて、調査の結果がどうだったのかという中身を明らかにしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。

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○議長(出口茂君) 

 松田財政部長。

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◎財政部長(松田昇君) 

 数点ご質問いただいておりますので、順次お答え申し上げます。

 1点目の入札の件でございますが、今回の新堂財産区のため池の処分に当たりましては、本市条例でございます部落有財産の処分に関する条例に基づきまして適正に事務を進めたわけでございます。この条例の第3条におきまして、処分に関しましては、「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に準じて取扱うものとする」という規定がございます。そういう中で、本市におきましては、いろいろな入札等につきましては、一般競争入札、公募型指名競争入札、随意契約等々がございます。

 しかしながら、今回のこの分につきましては、基本的には、公募による一般指名競争入札が望ましいということで、当初からこの処分の申請に際して地元に対しましては、一般公募による指名競争入札という指導をしてまいったわけでございますが、こういった部落有財産につきましては、地元共有の意識の中で、「自分たちの財産」という意識が非常に強うございます。そういう中で、新堂町会連合の総意のもとに、地元の意向を尊重させていただいたということで、従来からそういった池の処分にかかわって、どういいますか、いろいろ営業活動をされておりました業者の中から5社を指名されまして、今回の入札を行われたということでございます。この方法につきましては、何ら法的に問題はないということでございますので、その点ご理解を賜りたいと、このように考えております。

 それから、もう1点の価格の問題でございます。この価格の問題につきましても、部落有財産といえどもその事務の執行等々につきましては、一定、市の中で決めていかなければならない。そういう中で、そういった鑑定につきましても、市のほうで地元の町会の同意を得る中で鑑定の取得等を行っております。この鑑定につきましても、市が土地の買収、売り払い等におきましては、絶えず、社団法人でございます大阪府不動産鑑定士協会というところがございまして、この協会を通じまして鑑定を依頼するわけでございますが、そういった鑑定協会に所属する業者の中から3社を選びまして、鑑定費用の見積もり等を取る中で1社を選定いたしまして、その1社に対しまして鑑定依頼を申し上げたところでございます。

 この鑑定につきましては、付近地の売買実例等々、路線価の部分も含めまして、一定、鑑定士としての鑑定のやり方というものを持っております。そういう中で鑑定いただいた金額が、前回の議会の中でもご説明申し上げましたように、平米当たり5万円という鑑定が出てまいっております。入札の結果におきましては、5万1千何がしかの金額でもって一番高いところが落札されたということでございまして、この件につきましても何ら問題はないということでございますので、ご了解をお願い申し上げたいと思います。

 それから、鑑定書の公開の問題でございますが、鑑定士といたしましても、やはり守秘義務というものがございます。そういう中で、鑑定書の開示というものについては、基本的には「できない」という考え方を鑑定士では持っているわけでございますが、何分にもこの部分につきましては、基本的には町会の費用でもって鑑定を取っております。したがって、主でございます町会の同意というものが当然必要でございます。そういう中で、この鑑定書につきましては、情報公開をしていくということで従来からお答えを申し上げてきたと思います。

 今回におきましては、そういった鑑定につきましては、町会の同意を現時点では取りつけておりますので、情報公開条例に基づきまして開示請求していただきましたら公開していく。そういう形で現在、地元の了解を取っております。

 それから、一部職員にかかわる部分でございますが、管財用地課としていろいろ事情聴取する中では、そういった事実がないということにつきましては確認をいたしております。

 以上でございます。

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○議長(出口茂君) 

 朝広議員。

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◆6番(朝広由美子君) 

 事実がないということを確認しながら、なぜ訓告処分が出されたのかということについて、非常に不思議に思います。大体、処分があるというのは、何か間違いがあったということについて出されるものだと思いますし、そうでなかったら、やはり不当な処分になりますし、それは争いごとになっていくと思うんです。その辺では、やはり事実を明らかにしていただきたいというふうに思います。

 それとあわせまして、今朝このときの委員会の議事録を読んでいたんです。大橋議員に対する以倉助役の答弁なんですけど、

 「委員が言われた中で1点。

 途中で、8月ごろですか、確かに部長、私も含めて3名で大橋議員のところへ寄せていただきました。そのときに、まあ『しばらくじっとしてくれ』というような解釈かもわかりませんが、ちょうど地元が、先ほど経過の中で説明されたように、7月以降地元の役員が来られて、管財がいろいろ指導していった。その中で、委員に申し上げた時点では、過去の経緯の中で非常にドロドロした話が出てまいっていた。まして、財産処分の関係で今後、議会のほうにもお世話になっていかなければならない。なお、地元の関係の議員も出ておられますので」ということで、ここで「過去の経緯の中で非常にドロドロした話が出てまいっていた」というふうに言われているんですけど、この「ドロドロした経緯」というのは、どういうことを指して言っておられるのか、その二つのことについてお伺いします。

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○議長(出口茂君) 

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 お答え申し上げます。

 昨年の12月議会の中で私が、ちょうど地元の方とお会いしたのが、今、朝広議員が言われた、その時期でございます。朝広議員もご承知のように、地元では昨年、一昨年ごろから財産の処分についていろいろと協議をされていたという経過がございます。その経過の中で、地元としても処分に当たってはいろいろな方法等で非常に悩んでおられた。そういった中で、地元の議員として、その当時、大橋議員とも私はお会いをさせていただきまして、その処分について、今、地元でいろいろな方法も考えられているので、市として、先ほど財政部長が申し上げたように、基本的には一般競争入札が当然でございますが、その時点で特定の業者がもう入り込んでいるという経過がございました。そういった中で、行政としてもぎりぎりのところで、この処分については、議会のほうにお願いして、議会の議決をいただくという、その中で私が大橋議員に「今、地元としてはいろんな問題がある」という表現は、今言われたように、「ドロドロした」というのは、その以前の経過の中を総まとめとした言葉として申し上げたような状況でございます。

 したがって、その経過については、今までの議論の中でも、私が申し上げましたように、地元としても非常に困っておられた。行政としても、その時点で、私が8月ごろにお会いさせていただいたときには、再度申し上げますが、そういった状況の中で、議会にご提案申し上げるぎりぎりのところで、行政としてもできるだけ、市の財産を処分するに当たっては一般競争入札が基本でございますので、そういったことも指導しながら、ぎりぎりの線で地元と調整しながら、12月にご提案させていただいた。

 それともう1点、先ほどの中で朝広議員が、財産処分の調整に私がいろいろ当たられたという意味合いは、私が今申し上げたその辺の経過を含めてでございますね。私がこの財産の処分に当たって全般的に何か調整をしたように私自身ちょっと聞こえましたので、もしそういった意味であれば、その発言について、私は、そういった地元の関係でいろいろご相談を受けたときに、8月以降について、財産の処分について議会との関係でいろいろ調整をさせていただいたという意味合いであれば、結構でございますけれども、この処分をするに当たって、何か裏方でそういったように私自身がとられているのであれば、その辺は言葉の訂正をしていただきたい。その辺ひとつ、どういう意味で申されていただいたのか……。

 今、朝広議員が言われたように、私のその当時のことについては、再度申し上げておりますように、8月ごろに地元から、過去の経過の中で地元として非常に困っておられた。そういうことの中で、行政としてもご相談に乗る中で、議会との処分に対してのいろいろ調整をさせていただいた。そういった誤解がありましたら、そういうことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。(朝広議員「もう少し『ドロドロした』という中身のところを聞きたいと思うんですけど……」と呼ぶ)

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○議長(出口茂君) 

 挙手して発言してください。(朝広議員「挙手したら3回しかできないもんね。寄附金のことについてでしょう」と呼ぶ)

 先ほどから注意しておりますように、議案の範囲で質問をしてください。挙手してください。(朝広議員「だって、どれだけのお金が寄付されるかということでしょう」と呼ぶ)

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 先ほど申し上げましたように、「ドロドロした」というのは、あくまでも昨年、一昨年ごろからの地元の地域の中でいろいろな話があった。その辺を総括して「ドロドロしている経過があった」と、そういうことでございます。市のほうで何もドロドロはございません。

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○議長(出口茂君) 

 朝広議員。

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◆6番(朝広由美子君) 

 地元のほうで、そのドロドロした状況があったと、そういうことを含んでおられるんですよね。知っておられる。この総会文書の中にはっきりと書いているんですけどね。

 「平成3年4月12日

   多幸梅観光(株)の代理人山本弁護士より各評議委員宅へ、申出書が発送されてきました。文面の概略内容は次の通りです。

   平成12年6月12日付けで、下の池の譲渡に町会が同意したにもかかわらず10ケ月も経過しており、多幸梅観光(株)としては、平成13年4月末日迄に、下の池の譲渡(仮)契約を締結して欲しい旨の申出がありました。関係書類として『同意書』及び『申入書』が同封されておりました。

   この時点で、評議委員は書類の存在を始めて知りました。」

 こういう文書があって、これが町会みんなに配られて、総会が開かれたんです。

 私としては、その前に「あそこの池については公園にしてほしいというのが町会の総意や」ということで聞いていましたので、びっくりして、こんなことができるのかということを役所に聞きに寄せていただいて、「それをコピーとらせてください」と言われましたので、「どうぞ。何せこんなことにならないように極力お願いしたい」と言って帰りましたし、その後も何回か「こういうことにはならないですか」ということでお願いをしていたんです。

 それで、何というのか、私は、街区公園にしてほしいし、浸水問題があったから、絶対あの池を埋めてしまったら困るというのもあって、本当にそういうことで動いていましたしね。

 そして、町会総会が開かれることについては、どういう成り行きになるんだろうということで見守ってきました。私の知っている限りでは2回開かれて、その後も開かれたかもしれないですけれども、2回開かれて、「町会長さんのやったこと、勝手に『多幸梅に売ります』ということの判を押したことについては、やはり背信行為や。だけど、長年一緒に新堂村に住んできて、罪に陥れることについては心苦しい。だから、町会長さんの思うように、考えてはるようにしようではないか」ということで落ち着いた、というふうに聞いていたんです。

 でも、市に聞いたら、「一般競争入札になりますよ」と聞いていたから、こういういろいろなややこしい話は出てくるようなことはない、簡単に売られるようなことはない、というふうに私は思っていたんですけど、この結果が出た後であっても、やはり先ほど池内議員が言われていた告発文書もいただきましたし、その前にも、これが配られているというか、新堂の全域ではなくて、どういう基準で配ってはるのかわからないんですけど、ポッポッと配っておられる。「私のところにこんなもんが入っていたけれど、何だろう、これは」と言って持ってこられて、見ていたんです。きょうの文書については名前まで入っているということで、やはりおかしいというふうに思うんです。こういう文書が出てくるということでね。

 本当に市民の利益にかかわることですし、このことをはっきりするということは、今後の市のあり方にも深くかかわってくると思いますので、その処分の内容について明らかにしていただきたい。そのことを伺いたいと思います。

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○議長(出口茂君) 

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 行政の指導いたしましたのは、昨年の8月以降の関係、結果的にはその以前のことがいろいろ報道がビラ等でされているようでございます。ただ、市としては、昨年8月ごろからこの部落有財産の処分に当たっていろいろな、まあ私が申し上げた「ドロドロ」というのは、過去の昨年、一昨年あたりの地元のほうで処分に関して、今、特定な名前を言われたようなことも含めて、また、例えば公園にしてほしいとか、地元から取り下げのあった経緯とか、そういったことも含めて、いろいろな8月までの経緯があったようでございます。

 そういった関係の中で、行政としては8月以降に、財産区有財産を処分するに当たって一般競争入札、これが基本でございます。しかし、地域とのいろいろな経過の中で、指名競争入札という地元からの要請もあって、最終的には地元の指導。当初は随契等の話も聞いておりました。しかし、そういった方法はできない。その中で、指名競争入札を地元のほうで望まれて、その業者の中でされた。

 そういったことで、鑑定のものにいたしまして、すべて市が8月以降についていろいろ指導してきたわけです。それまでの経過のことで、今、結果的にいろいろそれまでのことをおっしゃっておられますが、行政としては、それ以降については、十分に地域の皆さんの意見を聞いて、できるだけこの問題を解決するに当たって、先ほども言いましたように、私も調整という形の中でこの処分については取り組んできたわけでございます。

 ただ、言われるように、過去の地元の云々については、私はどうこう申し上げるような問題ではございませんので、行政といたしましては、その後の取り組みといたしましては、一定できるだけの範囲での行政指導をしてきたつもりでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

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○議長(出口茂君) 

 他に質疑される方、挙手願います。−−森脇議員。

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◆13番(森脇顕次君) 

 平成13年度松原市一般会計補正予算(第4号)について中、15ページにある寄附金・一般寄附金・部落有財産処分に伴う寄附金(新堂)と記されているんですが、これは12月議会で議案があって可決はいたしましたが、いつ売却になって、いつ寄付を受けており、現在このお金の状況がどうなっているのか、まずお尋ねしたいと思います。

 この議案について、先ほどから部落有財産の処分に関する条例、あるいは同施行規則をもとに、この2割のお金を寄附金としていただくんだと、こういう議案でありますけれども、池内議員も朝広議員も質疑をされておりますが、私も同じ思いでして、ただ条例や施行規則があるからといって、何も検討せずに自動的に受け取ってよい寄附金ではないと、私はそのように思うんです。

 12月の議会の成り行きを見てみれば、私は、そんなに軽易に扱ってよい寄附金では決してないと思います。12月議会の政策総務委員会でこの案件について質疑をされた大橋智堂議員が1月19日に急死されました。12月14日の政策総務委員会で大橋智堂委員からこんな発言があるんです。

 「私がこれを言っているのは、だれにこれをさせえとか何をせえとかじゃないんです。自分で自分の首を締めながらものを申し上げているんです。いいカッコしていません。議員は皆、命がけです。中途半端なことをやっていません。自分の保身のためでやっているんと違う、私。」

 こういう発言があったんです。そのことが現にこの中で起きてしまったんです。きょうその追悼の演説もあって、写真を飾って我々はそのことを悲しんだ。副議長からも市長からも、ご家族の上だけではなくして、この市に魂がとどまって、そして我々を加護してくれと、このような趣旨の追悼演説もありました。

 そのことを思うと、先ほどからお答えになっている事柄がそんなにも、大橋智堂議員が、考えはいろいろあったかもわかりません。しかし、こういう言葉をその場で発言しておられた。その言葉を改めて私たちは受けなければならないと思うんですが、そのときに、先ほどからお答えされているような、そんな軽い扱いでこの事柄が済まされてはならないと私は思います。

 ですから、池内議員も朝広議員もお尋ねでしたが、私は、部落有財産処分に伴う寄附金の中身についても、疑惑を持たれないように、市民に説明する責任があると思います。今までのご答弁では説明にはなっていません。

 確かにここには名称は「寄附金」ということになっています。しかし、寄付を受ける側の松原市が、事務行為としてそれ以前に深く関与しているんです。かかわっているんです。ですから、どなたかが「こういうバザーを開きました。そして、こういうふうに得ました。ですから、寄付をさせていただきます」というようなものでもないんです。だから、予算を上程した以上、きっちりした説明をする責任を持っていただきたい。

 私は政策総務委員ですので、本会議場での質疑を控えようかなと思っていましたが、先ほどからのやりとりを聞いていて、やはりたまらなくなりました。本会議場で大枠なところを尋ねさせていただき、委員会でさらに私は詰めさせてもらいます。ですので、先ほどからお答えのようないい加減な形でご答弁されたら、私は承服いたしません。

 まず一つ目に、款14寄附金、項1 寄附金、目1 一般寄附金 8,926万4千円、部落有財産処分に伴う寄附金(新堂)が上げられていますが、この寄附金を受けるに当たって、さきの12月議会での議案の議決前後に知るところとなった事柄が幾つかあります。審議を通して、大橋智堂議員もいろいろなことを明らかにされております。そういう問題に対して行政はどのような調査をしたんですか。調査の方法も含めて調査結果を明らかにしていただきたい。

 二つ目に、そのことの中身に入りますが、本件財産処分に関し、公務員として事務を所掌している部署の者が公務上知り得た情報を利害関係者に伝えたのではないかと指摘されている点について、さらに、当該職員が利害関係者から供応接待を受けたと指摘されている点について、先ほどは「ない」と。どんな調査をしたのか、調査をした中身をつまびらかにしていただきたい。

 私は随分悩みました。しかし、このことを明らかにしていかなければ、中野孝則氏が新しく市長になられた松原という市が、あるいは市役所が、今後ちゃんとした行政として、地方自治体としてやっていけるものなのかどうなのかということを考えたときに、あなた方の心の中にもあるはずです。何とかしたいものだと、そういう思いを私は一方で受けて、このことにメスを入れていきたい。そして、この松原の市役所の体制を変えていただきたい。それでなければ、大橋智堂議員が「命をかけて」と言ったその事柄がこの松原市域の中に実現していくことはありません。もしそのことが皆の苦労によってなされていくんだったら、大橋智堂議員も浮かばれると思います。幾ばくかは喜んでもいただけるだろうと思います。そんな作業は、行政も傷つくかもしれない。しかし、議会の側は1人の命を失っているんです。そのことを真摯に受け止めていただきたい。

 だから、先ほどから申されていることであれば、これは委員会の中で議事録に載っていますから、偽った証言になりますよ。調査ができなかったんだったら「できなかった」でいい。どこまでしかできなかったんだったら、そこまでだということをはっきりさせなさい。

 私が聞いたところ、12月の議会の直後に助役が本人から事情聴取をした。その言葉を受けただけ。その後、総務部長がやっておられるらしいけれども、そのことも事情聴取しただけ。それ以外にあるんですか。だから、その調査は、どのような調査をして、どのような結果が出てきたのか、行政としてどこまでしか及ばなかったのか、及んだのか、はっきりさせなさい。思い切って踏み込みなさい。でないと、松原のこの行政の組織は一つも良くならないですよ、絶対に。とりあえず一回お答えいただきましょうか。

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○議長(出口茂君) 

 深草助役。

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◎助役(深草利之君) 

 職員と業者のうわさの件でございますけれども、職員と業者とのうわさがあると報じられているビラや、発信人不明ではありますけれども、癒着があるというふうに報じられているような文書が多く出回っている。そういったことで、財政部の用地の次長より、このこについて2月の8日と25日の二度にわたって事情を聴取いたしました。その結果は、先ほども申し上げましたようなことで、「問題の業者とは役所以外のところで会ったことはない」というふうな本人の言でございます。したがって、いわゆるビラで言われているようなことはない、というふうなことの話でありました。本人からの事情聴取を行ったのみでございます。(森脇議員「他に調査したことはないんですか」と呼ぶ)

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○議長(出口茂君) 

 答弁は以上ですか。

 深草助役、もう一度先ほど質疑された内容について明確にご答弁いただきたいと思います。

 深草助役。

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◎助役(深草利之君) 

 調査の結果でございますけれども、財政部の用地担当の次長より、2回にわたり事情を聴取しました。その結果は、先ほど申し上げたようなことでございました。私どもが行いました職員に対する調査は以上でございます。(森脇議員「もっと議案の中で問題が出てきたこと、それを調べたんかということを聞いてるんやろ。そっちが大きな問題やないか」と呼ぶ)

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○議長(出口茂君) 

 今、深草助役からは「職員に対して2回にわたって調査しました」ということでございますけれども、その他の調査というのはなかったのかどうか、その辺を再度ご答弁ください。(発言する者多し)

 静粛に願います。

 ただいま申し上げましたように、深草助役からは「2回にわたって調査した。その結果そういった事実がない」というご答弁でありました。その他に、他の方法というか、他に調査されたことがあったのかなかったのか、されたのか、されなかったのか、その辺を明らかにしてください。

 松野総務部長。

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◎総務部長(松野國男君) 

 お答え申し上げます。

 先ほど深草助役より「2回の調査をした」ということでございます。私、2回調査させていただきました。細部にわたりまして、担当次長を呼びまして二度聞かせてもらいました。その中で本人の言うのには「一切私はそういうことはしてない」ということでございます。二度聞かせてもらってもそういう答えが返ってきております。(森脇議員「その余の事柄については調査してないのか。他の事柄については調査してないんやったら「してない」と答えなさいよ」と呼ぶ)

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○議長(出口茂君) 

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 お答え申し上げます。

 部落有財産処分に関することにつきましては、確かに前半で申されましたように、手続的には入札の方法については、先ほど申し上げましたように、一般競争入札が当然でございます。しかし、過去の経緯の中で、今回、調整する中で、随契を望まれたが、市としては行政指導する中で、地元の言われる業者の中での指名競争入札に指導したということで、方法等については、8月以降に入って行政指導したというのが、先ほど申し上げたとおりでございます。本人の事情云々については、先ほど助役が申されたとおりでございます。

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○議長(出口茂君) 

 森脇議員。

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◆13番(森脇顕次君) 

 一つそれのみしかしてない。私はこれ、悪いけど、本人から聞いたんです。「6月の12日に会いました」と。そのことは助役にも総務部長にも伝えましたよ。そのことについて調査したんですか。以倉助役にも言いました、6月12日のことは。選挙の最中ですよ。6月の10日から17日、松原の市長選挙、市会議員の補欠選挙が行われていた最中です。日航ホテルの地下の「多幸梅」。確認してます。だれがいたのか。これは民間人ですから、ちょっと名前は出しません。Oさん。議会人ではありませんから、はっきり言っておきます。そして、告発の文書に書かれている業者の部長・Nさん。「Nさんは10分ほどで立ち去りました」と、こういう話も聞いています。

 そんなことを私は行政の側に伝えているんです。そのことの調査をせんと、2月の二十何日でしたか、25日にそのことを尋ねなかったんですか。1月か2月に入ってからですよ、この話。1月に入ってからかな。さっき言った、事務を所掌している部署の者が公務上知り得た情報を利害関係者に伝えたのではないか。当該職員が利害関係者から供応接待を受けた。事実つながりますやん。それが訓告ですか。議会は1人、命を落しているんです、このことで。本当にそうです。−−いや、そういうふうに受け止めるべきでしょう、事の中身を明らかにするという意味では。重みとして受け止めるべきでしょう。そのことをしてないんだったら行政の怠慢です。怠慢じゃない。もっといえば組織ぐるみのもみ消しです。

 こんなことが行われたことがあった寄附金を、「はい、そうですか」と受け取れるんですか。その精神を私は疑いますよ、本当の話。少なくとも、12月の18日だったか、議会が終わった後、あるいはその途中でもいいだろう。いろいろな手だてをとって、行政側としての措置をとっていっているんだったら、理解できることもあるでしょう。何もやってないじゃないですか。

 2月25日に本人が−−と。これも言いましょうか、悪いけれども。総務部長は前の財政部長でしょう。管財用地課を総括するところの部長でしょう。その人が総務部長で一体どんな調査ができるんですか。組織ぐるみのもみ消しですよ。分限の中でもちゃんと規定のあるものと違う。何か処分と聞いたら、大変なものを受けたんかいなと思ったら、訓告や。懲戒なら、分限懲戒など何も書いてない。

 それから、先ほどから二つ目のことを、以倉助役は「8月から、8月から」などとおっしゃっている。これ、思い違いかもしれませんが、あなたがかかわったのは7月の11日からと違いますか。そうでしょう。非常に巧妙にあるところで線を切っているんです。7月の11日です。8月とおっしゃっているけど、今もう席でお答えになっていたように、7月の11日からですね。7月の11日で切ってはるんです。それ以降松原市は関与したんやと、こういう話です。違うんですね。

 何かえらい地元の側がドロドロしたことがあって−−と地元の側に振っている。しかし、2000年(平成12年)4月12日に水利の組合三役が市に来られているんです。日は、ちょっとこれ、15日か17日かわからないですが、まあ4月17日に「松原市新堂(下の池)の利用計画について」と題して文書が来ているんです。市は知っているんです。財産区の池をどうこうするという話を知ったんです。そしたら、行政としては、そのところの文書の中には「東急リバブル(株)から『譲渡されたい』という申し入れがあります」と、そういう趣旨だったということであれば、池の処分という話がここで浮かび上がってきているんです。なぜそのときに「財産処分については、こういう条例がありますよ。こういう規則がありますよ。ため池の処分については、1?のような小さなものであっても議会の議決にかかりますよ」という説明をなされていなかったのか。ここに端を発しているんです。

 だから、行政は、さも7月1日以降、事柄を知りました、それで走りました、それまでの事情を少しは何か聞きました、ドロドロしてますね、だから−−というんじゃないですよ。行政の責任は、2000年(平成12年)4月17日には始まっているんです。

 私が先ほど尋ねたのは、こういうことを市としてなぜ問題意識の中に上らせなかったのか、ということです。確かに「あと松原市に買うてください」とかいろいろなやりとりありますよ。それにしたところで、民間の業者が買いに来ているんだから、そこについてはこういう問題がありますよ、と。また後から、いろいろな経緯があって、「市に買うてほしい」という話の中では、市は市としての行政の手続がさまざまあるでしょう。それをなぜ説明しなかったのか。なぜそのことを感じなかったのか。そのときに明快な説明がなされていれば、地元は混乱、ドロドロに陥ることはなかったんです。

 これも行政側として非常に責任を回避する答弁をされていますけれども、「あの池は、『新堂の自分らの持ち物や』という意識が強いために」と。そうかもしれないけれども、そうであるならばそうであるだけに余計、なぜそのときに説明し切らなかったのか。これは行政が負わなければならない責任ですよ、はっきり申し上げて。

 だから、「7月11日に初めて知りました」ということは一生懸命説明されました。私もその言葉に少し乗りました。それで12月の議会の中で賛成討論しました。しかし、その後ずっと私は考え続け、分析をした。そうじゃないんです。やはり行政に責任があるんです。そのことを置いて、さも地元側にさまざまな要因があって、そして7月11日以降、松原市が何か救世主のようにあらわれて、新堂の町会を救ったかのような、そんな描き方というのは卑怯ですよ。

 私はこの問題を非常に遅れて知りました。告発の文書が昨年の11月22日か23日くらいに私のもとへ送られてきて、それ以降しかこの事柄の中身は知りませんでした。議会の委員会の中で池内委員が質問されていたりするようなことがありましたけれども、地元のことは、私の近い所でもないというようなこともあったので、地元で一つの意向があるならば、それを尊重すればいいじゃないか、というふうに私も軽く感じていた。この辺、私にも反省はある。

 しかし、11月の22日か23日以降は、私はかなりのところを調査させてもらった。今明らかにしたような事柄を今日までの間の中で、わずか数ヵ月の中ですが、調べ上げてきた。そして、問題性も指摘させてもらいました。これは12月の議会の中で本当は出ていたことです。それをやはり一度学習するべきだということを申し上げてきた。

 一方で私は、先ほどの職員の件については、「市としても松原市公務員倫理条例のようなものをつくりなさいよ」と、12月18日の本会議が終わって、それ以降に私はそういうふうなことを何度も提言してきたつもりです。だけども、それもなされない。そして、知らない間に、きのうに懲戒分限に載ってないような、何か重々しく言葉だけは「処分や」というふうなことで、それで終わってしまおうなんていうことは、私は許せないですよ。

 この問題については、いただくお金が 8,926万4千円、大変なお金ですよ。松原市が最初のときに注意を怠ったがために、地元に大変な問題を起こしてきた。私は、入札の価格そのものについては、12月の議会で述べましたので、それを今、訂正する気はありませんが、もし、その前にもっと早い段階でそういうふうな注意をして、早い段階で売れていたとしたら、処分をしていたとしたら、今の経済趨勢からしたら、もっと高く売れていたかもしれないということも、片方では事実としてあるんです。1年半くらい前に処分がされていたら、これも値段が違う話です。

 私は、問題を認識するレーダーの能力を相当上げて、もう少しそのあたりのことをしっかりと見極めていただきたい。今、時代が大変な形で変転しているときに、判断を遅らせ、遅らせしてしまって、結果として松原市が損をし、新堂町会の人々も損をし、要らないことで疑惑が持たれ……。

 これは後で委員会の中で明らかにしようと思いますけれども、その同意書をつくってしまったがために、地元の町会長は損害賠償請求の相手にされそうになったわけでしょう。それも地元の責任や町会長の責任じゃないですよ。松原市が当初にそのことをきっちり説明していれば、そんなことは起こらないはずです。そのことについて、どう責任を感じているのか。そして、この議案を上げてきたのかということをちゃんと説明されないと、私は、この場に及んでですけれども、この議案に対して賛成できませんよ。

 後の委員会もありますので、やはり責任ある答弁をきっちりしてください。なぜ、私が言ったのに、そのことについて調査をしなかったのか、その理由を明らかにしてください。それでないと、組織ぐるみで隠蔽したことになるんですよ。だから、言ったことに対して、なぜきっちり調査をしなかったのか。あるときに、あなたは「あなたの言葉だけではやれませんからね」と言って、何か自信ありげにおっしゃっていた。別に何か自分の側で持っているものがあるのか、あるいは持とうとしているのか、そのことによって「ちゃんと調査をします」と、そういうことまでおっしゃっていた。ずっと待っていたんですけど、今、私に……。事前にも何も知りません。池内議員の質疑に対して初めて答弁して、この場所で明らかにされただけです。そんなもの私は承服できないですよ。

 なぜ、言ったことに対してさらに調査をしなかったのか。それだけのものを尋ねていったんですか。行かないんでしょう。やる意思を持たなかった。そこにこの松原市役所の組織としての責任があるということを私は言っているんです。

 大きな問題二つお答えいただきたい。

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○議長(出口茂君) 

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 まず最初に、私もこの件に関しまして情報が入るのが遅うございました。先ほど言われました8月、7月のことは、それはちょっと勘違いかもしれません。夏ごろでした。それで、ご指摘あったように、7月であれば7月11日だったかもしれません。そのときに初めて、「財産の処分のことについて教えてほしい」というのは地元の方だったと思います。私、初めて総務部長のときに聞きました。その時期に、私のちょうど4階の席の横の 401の会議室で、管財の担当次長のほうに来てもらい、地元から町会長を含めて3名来られました。そこで初めて、ため池の関係の処分のことで言われましたので、「ああ、それでしたら、部落有財産処分をするに当たっては、こういった条例がありますので、担当のほうを呼んで詳しく説明させますから」ということで、その場で、来るのがわかっておりましたので、担当のほうに連絡をして来てもらいました。私はそのとき初めてこの池の処分のことについて聞いた。それは事実でございます。

 そのときの担当のほうから下の池の処分についていろいろ「こういった形で処分する」と。しかし、結果的には、その時点以前に地元においてはいろいろ経過があった。これは結果的に私も知り得たことでございます。その中で今回の、先ほど大橋議員のことについていろいろ言われましたが、私もそれから以降については、大橋議員からこのことについて情報をいろいろ教えていただきました。地元の関係については、大橋議員からいろいろ過去の経緯など情報を相当教えていただいたのは事実でございます。

 ただ、そういう経過の中で、7月11日以降に、ため池の処分については、条例に基づいて進む指導を行政としていたしましたが、残念ながら、それまでの経緯の中に、先ほども再三申し上げておりますように、そういった条例に基づくような方法でできなかった経緯はあった。しかし、地元のそういった過去の経緯の中で、行政としては最終指導する中で、地元のため池の処分するに当たってのことについて、私がいろいろ調整させていただいた。それはあくまでも地元の処分についての、それから以降の分について、いろいろ私もこの件について取り組みをさせていただいております。

 ただ、森脇議員がおっしゃるように、その以前から私も非常に情報不足でございまして、知り得たのはそれから以後。前のことについては、そういった情報については持っておりませんでしたので、結果的には行政として情報の収集が非常に遅かったことについては反省をいたしている。そういうような状況でございます。

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○議長(出口茂君) 

 深草助役。

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◎助役(深草利之君) 

 本人からの事情聴取の件でございますけれども、本人に対しまして、6月以降においての、いわゆるビラ等に書かれているような料亭等での会食も含めてのことを具体にも聞きましたが、その問に対しましても、「一切ない」というふうな中身でございました。

 議員がおっしゃっておられる、私にというふうなことですけれども、そのことにつきましては、議員から私に対してのお話がございましたのは確かでございますが、本人の事情聴取をするのが一番だろうというふうなことで、本人に対しての事情聴取を行ったということでございます。

 なお、事情聴取につきましては、2月の8日と25日の2回行ったわけでございます。

 以上でございます。

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○議長(出口茂君) 

 森脇議員。

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◆13番(森脇顕次君) 

 以倉助役、あなたが職務上、総務部長をしておられたときに、そういう相談があったから聞いた、と。それは、あなたとしての立場はそれでよろしい。「立場」というのは、あなたが個人的におっしゃるのは、それはそれでよろしい。そういうふうに認識。だけど、前があるんです。今、私がそのことを指摘させてもらった。そのことを受け止められるのかということになると、そうでない答弁が返っているんです、今。

 今、あなたの立場、あなたの事情をご説明になるのは、一生懸命されているんです。だけど、あなたは今、助役でおられるわけです。としたら、組織全体のことを、過去のことも含めて、やはり頭の中にインプットせなあかんのです。そしたら、先ほどから言う2000年(平成12年)の4月にその話が入っている。そのことについて私も指摘したけれども、そのことに対するお答えはない。

 ちょっと繰っていくと、私は、管財用地課が正式な話として聞いたのはいつかということをずっと問いました。確かに、どうも違う担当の違う次長は、7月11日だということを言っていますので、それはそれでいいでしょう、管財用地課という部署として。ただ、平成12年4月のときに、一つは、市民生活部経済振興課ですか、に来ている。あと政策推進部に来ている。政策推進部には文書が入っている。当然これはため池のことですから、横のところへ流れなければいけない話ですね、組織として。詰まっていたらいかんわけですね。「こういう文書が来ましたよ」と。確かに経済振興のほうには文書が行っています。ところが、管財用地のほうへは行ってない。これはなぜか。

 もっとうがって考えていくと、先ほどから私が言っているように、事務を所掌する公務員が−−と。管財用地課は、ため池の部落有財産の管理とか、「管理」といったらおかしいけど、池の管理をしているんじゃないですけれども、財産の管理はやっていますね。そうしたら、そういう話は入ってくるんですよ。正式な話かどうかは知らん。文書が回ったか回ってないか、私は今回そこまで調査するだけの時間、余裕がなかったから、よう調べていませんが、いっぺん調べてください。話として1点です。

 そうすると、最初の東急リバブル云々の話のときも、ひょっとしたら管財用地にいる者が何らかの情報が伝えられていたかもわからん。何かこれは不思議なんですが、その2ヵ月ほど後に、今度は「多幸梅観光(株)に売ります」という同意書が、同じ人で判を押しているんですね。この辺もどう考えたらいいのかわかりませんけれども、やはり「いろいろと何かありそうだな」という匂いがするんです。

 さらにさらに後ろへ来ると、2001年(平成13年)5月ごろに「話は、市長選挙も行われるし、ちょっと1ヵ月ほど休戦しようか」と。その前あたりの話から、選挙が終わって動きだして、業者と地元の町会、水利役員たちが−−水利が入っていたのかどうか知りませんが−−市に来られている。そのことも以倉助役は12月の議会の中で否定しておられますが、机をたたくような、何かそういう折衝の場面があった。あったんですよ。これも確認をとっています。それも「ない」と言っている。

 その以降、何日かしたときに、また文書が出されて、多幸梅観光(株)に売るという同意書を出した。そういうようなものを斟酌して、それで売るということで、いわゆる随意契約でのんでくれ、という文書も来ています。その文書があります。いろいろとそこら辺に、何か知らないけれども、内側の話が外部へ伝えられる。外部の不当な圧力がこの市役所の中に及んでくる。そういう部署も含めて、どうも人事のことにまでいろいろ出てくる。

 私は何人も職員から話を聞きましたけれども、「不当な外部のところから電話がかかったり圧力がかかって、泣いている職員が随分たくさんいます」と。この辺も先ほどの職員のところに絡んでいるんです。これでは、中野孝則市長が6月17日に誕生したけれども、市長が市役所を統治するといったらおかしいけれども、市役所を統括するようなことはできないんです。松原市民がこの松原市の市長を選んで、その市長がこの松原市を統治しなければならない。不当な外部からの圧力によって、この市役所がゆがめられているんです。この松原の市政がゆがめられているんです。そんなことが行われるきっかけになっているのは、そこから話が早々と出ていくんです。なぜ混乱したのか。なぜごたごたしたのか。やはりきっちりした調査をすべきです。

 問題になっている次長さん、私の部屋に来て、いろいろな話をされていった。私は当初には、大橋議員のことに対して私怨があるのかなと思った、ある保育園の建て替えか何かのときに、おうちに呼ばれた。呼ばれたら、O議員が「これ、どれくらいの重さや」と。「『それは言えません。勘弁してください』と言いました」と、こんなことまで私に言うんです。こういうことがあって、今回の中でも、いろいろと立場を変えていろいろなところに対する情報が流れていったんと違いますか。だから、いっぺんきっちり、新しい市長が若いんですから、熱を入れなさいよ。悪いが、こんな嫌な役を私に押しつけたんです、あなた方は。

 12月の議会の中で、あの賛成討論するについては、いろいろな整理の仕方をしました。地元の住民を傷つけてはならん。そこはあなた方と一緒だったかもしれん。ちょっと観点は違うけれども……。それから、市役所の一定の組織が守られて、市民から信頼の得られるような組織になっているんだと、こういうことをかち取りたいがために、法律的なことも含めて整理しました。そのときは、あなた方はにこにこ顔で私のところにいろいろな話をおっしゃってきた。だけど、その後、何をしているんですか。私が提言したところのものを何も受けない。調査についても、全く組織ぐるみで隠蔽するような、もみ消すような、そんな働きだけをあなた方がして今日に及んで、こんな嫌な事柄をこの場所で私にさせる。これでは市役所は成り立ちませんよ。

 本当に議会を片方の重要な責務を持つものだと思うんだったら、もっと命がけで取り組んでもらわなければ、こんなことが出てしまったんですから、市民は決して市役所を信用しませんよ。これから、ため池がまだ30もあるという。いろいろな用地買収をしていかなければならない施策が山積み。それに対して、皆そのことに対して不信の念を持っていたら、担当の職員はやってられない。

  9,000万円に及ぶお金。私ら庶民からしたら、とてつもない大きなお金です。それを受けるなら受けるだけの市役所の襟の正し方というのがあるだろう。そのことを明快にお答えいただきたい。まだ委員会もありますので、きっちりしたお考えを聞かせていただきたい。検討するんだったら、休憩してもらって、後でも結構です。

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○議長(出口茂君) 

 中野市長。

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◎市長(中野孝則君) 

 ため池の寄附金の関係で先ほどからいろいろとご意見をお伺いいたしております。私は、この下の池の処分に当たりましては、大きく見まして3点ばかりいろいろご指摘を受けているなと、こんなふうに感じていたわけでございます。

 一つは、入札の方法でございます。これは、基本的には一般競争入札を行うべきというのは当然でございます。ただ、このことに関しましても、競争入札、つまり指名競争入札になった経過等をご説明申し上げておりますが、いずれにしましても、市として地元に対しましては、まず競争をしてほしい、このことは明確に伝えました。したがって、市としては、「こういう一定の手続がありますよ」ということも含めまして、そういうことを明確に地元に対して申し上げたわけでございます。結果として指名競争入札と、こうなったわけでございます。

 もう一つは価額の問題。これもいろいろとご指摘をいただいております。これもいろいろな見方があろうかと存じます。ただ、市としましては、いわゆる鑑定価額に基づいてしてほしい、どうしても中立的な第三者による鑑定をもとに価額の設定をしてほしい、このことも明確に申し上げたわけでございます。

 またもう一つ、これが一番大きな問題ではないかと思いますが、職員が関与しているかのような疑惑を持たれている。こういう問題もございます。これは非常に残念なことだなと私は考えておりまして、あってはならないことでございます。地方公務員として襟を正す。ましてや幹部職員でございます。そういう意味で、一定の注意を与えたわけではございますが、先ほど助役が申し上げておりますように、2回にわたって本人から事情聴取をいたしまして、明確に否定をされたということでございます。そういうことで、そういう結果を受けての昨日の処分ということに相なったわけでございます。

 ただ、この3点とも、いずれにいたしましても、これはやはり一つの大きな教訓ではないかと、このように考えておりまして、今後の行政はこういうことが決してあってはならないということの大きな糧にしたいと、このように考えております。

 いずれにいたしましても、この問題、いろいろな方面からご指摘をちょうだいいたしておりまして、私どもとしましては、一定の定められた手続に基づいて今回まで進んできた、このように考えているわけでございます。

 総じて申し上げますと、市民から疑惑を持たれるような行為があってはならない、このことは肝に銘じまして、今後、全職員一丸となって、このことだけではなしに、事に当たってまいりたいと、このように考えております。どうかご理解のほどをお願い申し上げたいと存じます。

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○議長(出口茂君) 

 他に質疑される方、挙手願います。−−辻本議員。

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◆18番(辻本正明君) 

 議案第1号の部落有財産処分に伴う寄附金(新堂)、この分について私もぜひお聞きしておきたいと思います。

 先ほどから3人の議員が質疑をされておりますが、いずれも趣旨は同じことだろうというふうに思うんですけれども、 8,926万4千円という寄付を受けるに当たって、その背景にどういう状況があったのか、さまざまな問題点が庁外からも庁内からも指摘されている。この議会の中でも12月議会では相当な指摘がされた。そういう状況をつまびらかにするということなしに、この寄附金を本当に市として受け取っていいのか、この問題提起だというふうに思うんです。

 市長は最初に施政方針を述べられましたけれども、その中でおっしゃっているように、情報公開の推進ということ、あるいは行政の一層の透明化の確保に努める、こういうことを施政方針で述べておられるんです。私は、市民の中から疑惑を持たれているわけですから、そういう意味では、その疑惑に対してきちんと行政が市民に対して答えること、議会に対して答えること、それが極めて大事である。そのことを抜きにして、市長が施政方針で述べておられる精神というのは、松原市の行政の中には生かしていけない。このことをしっかりと行政の側も我々議会の側も肝に銘じるべきである、というふうに思うわけです。

 いろいろ問題点はありますけれども、できるだけ重複をしないようにお聞きしたいと思いますが、私は、最大の問題は、きょう議会が開会され、その前日に、先ほどお話では、急遽ある職員さんに対する訓告処分が出された。事の重大性から、この処分の程度が重いか軽いかという、ここについてはいろいろ議論があるとは思うんですけれども、少なくとも訓告とはいえ処分が出された。その職員に対して何か問題があったんだと。行政そのものに対して問題があったんだったら、市長以下、行政の責任者が責任をとるべきであって、その職員さんに対して処分が出されたわけですから、その職員さんに何か瑕疵があった。ここははっきりしているんですね。

 そしたら、二度にわたってこの職員さんから公的な事情聴取をされたと、こういうふうになっていますけれども、この中での調査というのが、本当にきちんとした調査なり聴取がなされたのかどうか。さらには、そこで出された聴取の内容がこの議会の中にきちんと報告されているのかどうか。このことが問われていかなければならない。

 同時に、そういう事実があったかなかったかということにとどまらず、この間の一連の経過の中で、この担当の職員さんが処分を受けるに値するような何か行為があったのかどうか。そのこともきちんと明らかにしなければならない、というふうに私は思うんです。

 行政の透明化とおっしゃるけれども、やはり事実が明らかになってない。片方で以倉助役がおっしゃいました、「訓告処分をやった。二度とこのようなことのないように教訓を生かしていきたい」と。だから、事実の経過を行政の内部で明らかにしていった。その中に瑕疵があった。このことはきちっと調査をされているんだと、私はこう思っているんです。そのうえで、森脇議員の言葉をかりれば、事実の隠蔽工作。「ここまでは出しましょう。ここから先は出さんとこう」と、そういう形になっているのではないか。

 6月12日に、先ほどもお話が出ましたけれども、日航ホテルの多幸梅観光の料亭でこの職員さんが業者と会食を共にされた。これはいろいろなところの告発文書にも出ていますし、我々もその事実は一定つかんだ。この議場におられる、重要な職責を担っておられる方の口から、私は、私のこの耳で明確にお聞きしましたよ。二度にわたって公式に事情聴取された中では否定をされたかもしれない。そのときにはね。

 しかし、それ以前に、本人からの事情聴取の中では、会食の接待を受けて、そのときは接待ですから、自分はお金を払ってない。しかし、事が問題になっていって、後日、自分の分だけは支払いに行って、その分の領収証だけは、割り勘にしたという形で、もらった。そういうきちっとした事情聴取をやっておられるじゃないですか。そのことをこの議場の中におられる責任ある方から私はきちっと聞きましたよ。

 「事実はなかった」と。それは、公式に言ったときには、「なかった」と言われたのかもしれませんよ。2回の事情聴取のときには、私がその場に立ち会ったのではないし、また、事実そういうふうに明確に言われているんですから、なかったんでしょう。それ以前の段階では、本人から聞いたら、そういうふうにいったん供応を受けたけれども、後日、自分の分だけは払いに行った。つまり、「割り勘でいきました。そのお金を払った分だけ領収証を書いてもらってきました」と。

 事が問題になって、あわてて自分の食った分だけは払いに行って、「いや、私は接待を受けてまへんねん」と。そんなことが通りますか。事実は調査をされているにもかかわらず、その一部を故意に隠しておられる。公の調査の中では、確かに「行ってない。会ってない」となっているんでしょう。しかし、公ではない場所では、私の耳にだって入っている。言われている。だれが言ったかというのは、今はとりあえず置いておきます。

 だから、そういう意味では、皆さん方の聴取なさった中身をきちんと市民や議会に明らかにすること、それが市長がおっしゃっている「行政の一層の透明性の確保」。このことなしには、市民は行政に対して信頼を置けないですよ。職員さんの中ではいろいろな話が出ていますよ。情報が出てこない。そういう話というのは出ていますよ、この問題に限らず。

 ここは国会ではありませんから、証人喚問というのはありませんし、それほど、残念ながら、マスコミがバーッと取り上げて、マスコミの力でダーッと事実解明されていくということはないですよ。しかし、こういう疑惑が出ている。

 私どもは12月議会で、この問題をもう少し継続して十分調査し、判断する材料を提示してもらわんと、判断できませんよ、と。「できた」という立場を私どもはとりませんでした。しかし、事実を明らかにしないで、この契約議案を通すというのは、後日に問題を残しかねんですよと、そういう立場を私どもはとりました。議員それぞれ立場は違うでしょうけど、「事実を明らかにしてほしい」というのは、きょうの3人の議員、私も含めて、あるいは質疑に立っておられない議員も含めて、このことは共通している、というふうに思うんです。

 降りかかった火の粉は、自ら払わなければならないですよ。その職員さんに対する疑惑という問題だけではなくして、今、松原市の行政に対して、市民が「一体どうなってるんか」ということを問うているわけでしょう。以倉助役がかかわった7月11日以前の問題だって、市のそれぞれの職員、それぞれの部署では、いろいろな形でこの問題にかかわってきているわけですよ。それに対して、すべてに対して事実を明らかにして、どこでどのようにドロドロなったのか、どのように食い違っていったのか、それをどのように修正をかけて一定程度のことができてきたのか、これを明らかにしなければならないんです。それを抜きに、「条例に基づいているから、このカネを受け取るのは当たり前だ」と。そうは絶対ならないですよ。

 職員さんの聴取についていえば、公式にやった中では「一切出ませんでした」と、こういう話です。もっといえば、先ほど財政部長がおっしゃった、入札については、もう繰り返しませんけど、こうこう、こうこう、最終的には地元の意思を尊重した。したがって、問題はなかった。価格についても、鑑定協会に属する3社から1社を選定して、それで鑑定してもらった。問題なかった。そして、鑑定書の公開はいつでもしますよ、と。

 どこに問題があるんですか。どこに訓告処分をしなければならない問題があるんですか。どこに「二度とこのようなことのないように」と助役がわざわざ言わなければならないんですか。この事実があるんです。公式には言わなくても非公式には私にでも言われるような中身があるんですよ。それを横に置いといて、「まあとにかく条例ですんで、この寄附金を受け取るのに承認しとくんなはれ」と。ならんでしょう。

 とりあえず以上で……。

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○議長(出口茂君) 

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 部落有財産の処分に関しましては、今、議員がおっしゃったように、ため池を買収する場合には、今までの経過としますと、やはり市が買収するケースが非常に多うございました。しかし、そういった関係で、地元で「ため池を売る」ということについては、財産区財産の場合でしたら、これは当然、市がすべて事務を行うわけでございますが、今回、部落有財産については、温度差といいますか、「地元の財産」というような関係で、非常に地元の意識が低うございます。それは事実でございます。

 そういった関係で、今回のこの問題を一つの契機として、先ほど申し上げましたように、財産区財産あるいは部落有財産については、特にため池−−私権もそうです。私権といいましても、やはりため池−−の処分については、こういうようなマニュアルがあるということで、今現在、ため池の管理者にすべて指導しているというようなことで、先ほど市長が申し上げましたように、部落有財産については、「今後二度こういうことのないよう」と申し上げたのは、この辺の経緯の中で申し上げたわけでございまして、この問題につきましては、どの地域のため池についても、今後、処分方法についてのマニュアルは徹底していきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

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○議長(出口茂君) 

 辻本議員。

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◆13番(辻本正明君) 

 確かに財産区を形成していない部落有財産ですから、そういう意味での財産区財産の処分の方法とは少し違う。しかし、これはもう12月議会でも明らかになったように−−「明らかになった」というか、当たり前なんですけれども−−処分する段階においては、市長が管理者でしょう。それで財産を処分しているんです。途中の経過や途中の地元の意思がいろいろあったにしても、処分するということについては、市長の責任でやっているんですよ、これは。そこは逃げられないんです、市は。だからこそいろいろな形で、7月11日以降、助役を先頭に市としての対応、まあそれを取り繕いというのか、適正な対応というのか、知りませんけれども、やってこられたんでしょう。「今後二度とこんなことのないように、部落有財産の処分についてもきっちりやっていきたい」と、こう言っているわけでしょう。

 だから、問題を修正していった、そのときの話もさることながら、それ以前の話ですよ。そこに、森脇議員も言われていましたけれども、市がきちっと関与しているんです。以倉助役が知ったかどうかの問題じゃないんです。ここの問題を明らかにしないで、この全容というのは明らかになってこない。

 本人を呼んで、「接待を受けたか受けなかったかどっちやねん」、「接待を受けてません」。まあその時点ではひょっとしたら、法的にはどうなっているか私は知りませんけど、自分の分を後で払って領収証をもらったら、それは接待とは言わないのかどうか、私は弁護士と違うから知りませんけれども、それでは公務員としての倫理は成り立たないでしょう。だからこそ訓告処分だったんでしょう。問題がない職員を処分できないですよ。

 議会を混乱に陥れたからといって、議員が委員長の職を辞したりとか、いろいろありますよ。しかし、職員さんですよ。公務員ですよ。「市政に混乱を起こしてご迷惑をおかけしましたから、訓告処分を受けまっさ」と、そんな納得する人はいませんよ。「自分の名前が知らんうちにどこかのチラシに出てきて、市政にご迷惑かけましたから、訓告処分でも結構ですわ」と、そんな納得しませんよ、何も問題を起こしていなかったら。

 だから、皆さん方は「問題ない、問題ない。これも問題ない」とおっしゃっているけれども、私も幾つかの問題点はあるというふうに思いますが、皆さん方もおっしゃっているように、入札のやり方自身に一つの大きな問題がある。本来なら一般競争入札にかけるべきである。希望する業者を皆入れたらいいんですよ。目的か何かが全く法に反するような施設をつくるような業者には売れないかもしれないけれども、そうでなければ、条件に合う人であれば全部入れたらいいんです、買いたいという人を。

 現に東急リバブルという業者は、地元とも十分調整のうえで、地元から文書が上がってきたでしょう。東急リバブルは入札に入れてもらえなかった。入らなかったんじゃないですよ。入れてもらえなかったんです。という前提の中で指名競争入札というのが行われている。

 これは告発文の中ですからアレですけれども、「ペーパーカンパニーも含んで」というね。5社で行われたと。名前が「多幸梅、多幸梅」と出てきているものには落ちてないのに、いまだに「多幸梅、多幸梅」と、こんな話が出る。どういうことか、これは。出ない業者から接待を受けて、今でもその落ちてない業者の名前が出てきて、「これが問題だ、これが問題だ」と。「談合疑惑」とまで書いてあるんです。

 この件に限らず入札制度のあり方については、私は前から入札制度の問題では、私の得意分野ではないですけれども、本当に職員さんが、あるいは議員も含めて、業者との癒着で問題が起こるようなことがないように、疑惑を抱かれることがないように、そういう入札制度を進めるべきだということもご提案してきました。助役がいみじくもおっしゃったように、一般競争入札は本来一番いい方法だ。時と場合によっては指名競争入札というのもあり得るかもしれません。随契もあるかもしれません。しかし、基本はそこにあるんだということを踏まえないと、どこかのアレじゃないけれども、北海道に本社があって、根室管内で実績があって−−みたいな、わかったようなわからんような制約をつけておいて、それで指名だと。一国の首相が40%もドーンと支持率を落してしまうような大問題が起こっているんですよ、国でも。

 だから、そういう意味では、森脇議員が言われているように、指導の仕方に問題があっんたんだ、と。助役の言葉をかりれば、「自分が知るのが遅かったんだ」と、こう言っているのかもわからんけど、その間の経過の中ではきちっと流れができていた。私は、そういうこともきちっとやる、この際きちっと改めるべきだ、池の処分をめぐって今後一切こんなことがないようにとかいう問題ではない、というふうに思いますよ。

 これも先ほど森脇議員が言われていましたけれども、職員の倫理条例の問題。これは、私が議員在職中に1人そういう事件がありました。あのときに何人かの職員さんの名前も上がりました。まだこの議場におられる方も含めて上がりました。しかし、事実があったかなかったかは別ですよ。1人の方が逮捕されました。それは松原市のイメージを本当に限りなく落しました。こういうことがあってはならんのですよ。それは司直の手が回るかどうかという問題に限らない。こういう疑惑が起こったときには、自らの手できちっと事実を解明し、最大限というか、きちっと事実を公表して、自ら襟を正していく。それが二度と起こらない保証なんですよ、最大の。「いや、何も問題ありません。問題ありません。問題ありません。でも、処分しました」と、こんなのだれも納得しないですよ。

 この寄附金を受け取る限りは、私は、これまでの議員が言っておられたように、まず事の全容をもっとオープンにすべきだ。そのうえでないと、この寄附金は受け取られないですよ。皆さん方も受け取るべきじゃないですよ。

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○議長(出口茂君) 

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 先ほど来、「私自身」というような表現で、私はそういう意味で申し上げたのではございません。先ほども申し上げましたように、今回の場合の部落有財産については、「今後このようなことが二度とないように」云々と申し上げておりますが、今回も当初からきちんと指導しておれば、こういった問題が起こっておらなかった。ただ、今回については、、非常に残念ながら、今現在取り組みをいたしているようなことが十分に徹底されてなかったということで、起こってきたわけでございます。

 以前の経過の中で、いろいろなご指摘を受けている問題がございますが、これはやはり市が地元等の中に踏み込めないような、そこまで聞けないような状況もございます。ただ、行政としては、その状況のある一定のところからこの問題を取り組んでいったという経過がございますので、そういった関係で、確かにいろいろなご指摘がございますように、問題点はございます。

 そういった関係で、先ほど来申し上げておりますように、今後、絶対にこういうことは二度と起こさないように、ため池の管理者については徹底的に指導してまいりたい。過去の地元等の経過の中で、行政として知り得ることのできない経過がたくさんあるようでございます。そういった関係で、今回については、今後の問題の一つの教訓として取り組んでまいりたいと、このように考えております。

 ただ、先ほどご指摘あったような、いわゆる公開、そういった経過については、情報公開の対象になる分については、当然すべきだと考えておりますので、よろしくお願いいたします。(辻本議員「地元のややこしい部分については、行政は知り得ないとおっしゃるけど、私が聞いているのは、地元の中でどこでどんな会議がやられたか、そんなことをじゃないんですよ。行政が関与してきたんです、現実に」と呼ぶ)

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○議長(出口茂君) 

 以倉助役、再度ご答弁願います。

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◎助役(以倉正一君) 

 答弁に不適切な部分があったかもしれません。地元のいろいろな経過の中で、行政が知り得ない部分がある、そういう意味で私は申し上げているわけです。あくまでも行政としては、途中から私が申し上げたように、当然指導するところはやってきた。ただ、一般競争入札をすべきところが指名競争入札になったといったことも、やはりその以前の経過の中での結果であるということで、ご理解を賜りたいと思います。

 ただ、地元の云々で行政が何をしたと、そういうような意味で申し上げたのではございませんので、その辺ひとつよろしくお願いしたいと思います。(辻本議員「7月11日に以倉助役が当時総務部長として知り得た。『それから以降はちゃんと対応してきました』と。それ以前にもちゃんと行政は経過を踏んでいるんですよ。こういう疑惑が持たれるようなことも起こっているんです。そのことをきちっと明らかにしなさい、と私は言っているんです。だから、以倉助役流にいえば、『自分が知り得た以後についてはきちっとやったけれども、それ以前は地元の問題や、地元の問題や』と、こう言うてはるんや。そんなことあかへんがな、これ」と呼ぶ)

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○議長(出口茂君) 

 質問者の質問趣旨を的確に把握してご答弁ください。

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 そういった経過については、今ご指摘のあったような部分で、私が十分知り得てない部分が……。非常に申し訳ございませんが……。

 私自身、情報として不足であったというのは、先ほども申し上げておりますので、そういった部分については十分に調べてまいりたいと、このように考えております。(辻本議員「議会に明らかにしてくださいよ。そうせんと、私、もう一度立たれへん」と呼ぶ)

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○議長(出口茂君) 

 5時の定刻が参りましたら時間の延長を行います。

 議事運営上、休憩いたします。

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△休憩(午後3時53分)



△再開(午後5時04分)

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○議長(出口茂君) 

 休憩前に返り会議を再開いたします。

 引き続き議案第1号に対する質疑を続行いたします。

 以倉助役。

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◎助役(以倉正一君) 

 辻本議員の質問にお答え申し上げる前に、先ほど森脇議員のほうからご質問いただいていた中で3点ほど答弁いたしておりまませんので、先にそれをさせていただきたいと思います。

 まず、契約の関係でございますが、財産処分の契約につきましては、平成13年12月18日に行っております。

 次に、処分に伴う所有権の移転登記完了につきましては、平成14年1月7日でございます。

 それから、寄附金をいただきましたのは、平成14年1月30日でございます。

 以上でございます。

 続いて、辻本議員よりご質問いただいております件についてお答え申し上げます。

 部落有財産処分に伴う寄附金の関係で大変ご迷惑をおかけいたしまして、また、答弁等について大変申し訳ございません。財産の処分につきましては、部落有財産につきましては、ため池の権利者等に、マニュアル等をつくっておりますので、今後このようなことのないように十分徹底しながら指導していきたいと、このように考えております。

 その中で、先ほど来いろいろなご指摘をいただいておりますので、そういった一連の関係について、もう少し調査をしてまいりたい。したがって、もう少しお時間をいただけないか。できるだけ早い調査を完了させて、またご報告させていただきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

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○議長(出口茂君) 

 辻本議員。

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◆13番(辻本正明君) 

 できるだけ早い時点で調査をし、報告をするということですので、この時点での問題としては、私はそのご答弁をお聞きしておきたいというふうに思うんですけれども、この一連を質疑を通じまして、この寄附金を受けるに当たって行われてきた一連の行為の中には、多くの問題点が含まれているということだろう、というふうに思うんです。したがって、そのことについて、もう少し事実を明らかにして、調査・解明のうえ、市民の皆さんに報告をする。そのことがこういう寄附金を受けていくうえでの大前提の問題である。

 だから、私は、そのことが明らかになるまでこの予算についてはよけておく、というのが本来だろうと思います。片方では職員さんの一時金の問題も一緒に上程されていますから、後回しできないから、議会も協力して先議するという態勢をとっているわけですから、「それであるから、こっちも早いこと」ということとは別ですからね。

 いつでも寄附金なんていうのは受けようと思ったら受けられるわけですから、これはどうしても急がなければならんという課題ではないわけですから、そこはしっかり踏まえたうえで、できるだけ早い時点で調査を終了し、報告をいただく。その中身については、もう繰り返しませんけれども、先ほどから各議員が指摘しているところだろうと思います。

 本日から議会が開かれる、その前提を踏まえて、一日前にある1人の方の処分をした。「それでもうあと問題はなしだ」という形で行政が対応されるというのは、結果的にいえば、まずい。こういうことを繰り返していると、行政に対する市民の信頼というのが失墜していく。今、国会で問題になっているものだって、「これで証人喚問を拒否するようだったら、首相の命も、もうないよ」と、こんなことが言われているわけなんです。そういう問題なんですよ。だから、そういうことはしっかり重く受け止めて……。

 通り一遍の調査をやって、聞き取りをして、「やってません。問題ありません」、「ああ、そうですか」と、これでは納得できるような問題ではないんだということを、この名もなき人ですけれども、何度も、12月議会で議案が通ったにもかかわらず、また出している。これは納得できないという問題なんですよ。別にこの人に理解があるかどうかというのは、もう今の時点では、ないわけですからね。

 私は、そこをしっかり踏まえていただいて、あと委員会でも議論はされると思いますから、明らかにできる議論は大いに明らかにしていただくということは、ぜひお願いしておきたい、というふうに思います。

 市長、その点でぜひ、まあ今、助役がお答えになりましたけれども、市長が述べられた施政方針の精神に基づいて、事実の究明を徹底的にやるんだ、必要な対応をとるんだということの決意を披瀝しておいてほしいな、というふうに思いますので、お願いします。

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○議長(出口茂君) 

 中野市長。



◎市長(中野孝則君) 

 私、この件に関しましては、先ほども申し上げましたように、一つは、大きな教訓だと感じております。そして、今、助役から申し上げました、一連のご指摘をいただいているこの件の調査につきましては、できる限り急ぎたいと、このように考えております。

 なお、先ほども申し上げましたように、市民の皆さんから疑惑を抱かれるということにつきましては、私ども公務員としての一番の恥といいますか、そういうことでございますので、この件だけではなしに、すべての面できちっと襟を正してやっていく、このことは非常に大事ではないかと考えております。

 そういう意味からにおきましても、この件につきましては、非常に大きな教訓になったいろいろな方面からのご指摘をいただきました。そういうことも今後十分生かせるように努力をしていきたい、このように考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

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○議長(出口茂君) 

 他に質疑される方、挙手願います。−−池内議員。

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◆19番(池内和夫君) 

 補正4号の歳出面でちょっとお尋ねいたします。時間も時間ですので、余り深追いをしないように聞いていきたいと思います。

 ご承知だと思いますが、きょうお昼、本会議を止めまして、土橋前市長の葬儀に参列をいたしてまいりました。ちょうど1年前、土橋市長はお体の具合が悪いということで、当時の筆頭助役でありました島津助役から、「島津助役と中野助役(当時)の答弁をもって私(土橋市長)の意と解して物事を進めてほしい」ということがありまして、私は動議を提出いたしましたが、賛同者が少なくて取り上げられませんでした。しかし、人の命というのはわかりませんで、そのことが原因ではないでしょうが、きょうたまたまお葬式があった。そういうことがありまして、途中降板されました。これもあんまりあることではない。

 それから、その降板に基づきまして、当時助役だった方が市長になられ、職員だった方が助役になられ、管理者になられ−−というのがたくさん出てまいりました。そのうえ、部長さんが突然死されるということが2人も続きました。

 そういうことから、4億 1,358万3千円という大枚の退職金が、最終補正ではございませんが、今度は専決処分になりますので、我々が議論させてもらうのはこの場しかないだろうと思いまして、あえてお尋ねするわけです。

 実は、この退職金を、給与費明細書を見せていただきますと、当初に既に4億 9,101万7千円を計上されております。もちろん、これはさきに申し上げましたような経緯の中で我々は可としてまいりました。今回、今申し上げましたように、4億 1,358万3千円。合わせますと退職手当が9億円を超えてまいります。一般職の給与もいっぺんに97億 4,588万8千円と 100億円という大台に非常に近くなった。

 私は前々からこういう事態が起きるということを再三申し上げてきた。普通の退職でも30人を超えるというのが間もなくまいります。そうしますと、この数字がもっともっとになってくる。歳入のほうを見ますと、これに伴う歳入はないんです。全部雑入計上をされている。

 先ほども申し上げましたが、きのういただいた行財政改革大綱の改訂素案には職員さんに関する項もございます。その場合にも貸借対照表云々というのが出されてくるという具合になっております。この貸借対照表を出してきたら、えらいことになりますよ、言うとくけど。まだ貸借対照表を出してないから、これで済むけどね。こんなもの貸借対照表をどないして出してくるつもりか。やはりこういうことをいずれかの時点で想定してこないかん。

 職員さんの部分を見ますと、例えば5年間において退職者総数の20%を不補充とするとか、いろいろなことをおっしゃっているんです。だけども、不補充にしたところで退職金が減るわけでも何でもない。あるところまでは、退職をされる方には必ず、これが10億円になるか30億円になるかは定かではないですが、私の試算で過日申し上げたことがあると思いますが、83名の退職が出る時期が間もなくまいります。この4億1千何がしの計算でいきますと、大体20億円は優に超える退職金を当初に計上するか補正でするか、いずれかはわかりませんが、そういう時期が遠からず来る。

 一方では、これは議長からお叱りを受けるので触れられませんが、例えば今ご提示をいただいた平成14年度の予算では、基金の取り崩しをたくさんやられている。そういう状況の中で4億 1,358万3千円も、先ほど言いました理由があるとしても、補正で上げてこないかんというのは、私は、ちょっと何らかの説明があってしかるべきだと思うんです。先ほどの以倉助役の議案説明では、淡々と人件費だという説明しかないんですよ。それでは、私は、それこそ先ほどの市長答弁の揚げ足をとるわけではございませんが、住民・市民の方は黙っておられませんよ。一体どの辺にこういう観点を置いて……。

 今回はまあ万やむを得んということであったとしても、将来こういうことがなおさら起きてくるんですよ。そういうときには、恐らく今みたいに雑入で組んでというわけにはいかないだろうと思うんです。そういうことを受けますと、今回のご提示に当たって何かお考えがあったら、ひとつこの場でご披瀝をいただきたい。

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○議長(出口茂君) 

 松田財政部長。

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◎財政部長(松田昇君) 

 お答え申し上げます。

 確かに今、議員のおっしゃいますように、収支の均衡の原則、プライマリーバランスというものについては、予算を編成する上で非常に重要なものでございます。しかしながら、経済の変動とか地域社会の状況、また、今後出てまいります退職者の増等、こういったものにつきましては、一定勘案しながら財源の確保に努めていかなければならない、このように考えております。

 本市におきましても、そういった状況の中で、一つは財政調整基金の積み立て等につきましては、一定、剰余金が生じている年度におきましては、その2分の1以上を財調のほうに積み立てていっております。それだけではなしに、新行財政改革大綱に沿って徹底した経費の見直し等々につきましても、全庁的に職員一丸となりまして、そういったものについての精査をしてまいりたい、こういう取り組みの中で今後の退職者の増等に対する対応をとってまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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○議長(出口茂君) 

 池内議員。

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◆19番(池内和夫君) 

 とやかく申し上げる気はないんです。ないんですけど、先ほど申し上げました行財政改革大綱の改訂素案には「定員管理と給与の適正化」というようなことが項目に挙げられて、「給与の適正化」「数値目標を設定した定員適正化計画」など、こういうのは私は早うに言ったんです。一向に出してこない、これも。早うに言った。もう何年も前に私は言った。「こういうことが想定される。だから、早く数字をもって示さなだめですよ」と何回もお願いした。いまだに出てこない。

 だから、先ほど来出ているように、言うたら言うではだめですよ。あなた方が言うように、少なくとも理事者と議会とが車の両輪のごとくいこうとするならば、少なくとも早い時期に議会にものを相談するというのは、だんごに練る前のお米のときに「実は……」と言ってもらうのが、本来言う「車の両輪」でうまく回っていく一つの大きな要素だと思うんです。

 改訂素案の中でも「給料・諸手当について適宜見直しを図る」ということになっていますが、こんなこと「言うは易し」ですけど、実際やれるか。やれないでしょう。なかなか難しい。

 実は、ここでものを言う前に、いろいろお尋ねしたんです。だから、名前はプライバシーに関するので言えませんが、私は、きょうお葬式のあった前市長さんが、途中で降板されているので、「退職金の辞退を申し出られるかな」という話をここでさせてもらおうと思うんです。しかし、死者に鞭打つということになりますので、それはやめます。やめますけど、聞きましたら、やはり 1,500万円を超えるそうです。過去に 2,400万円を超える額を5回受け取りになっておられる。これを足したら幾らになりますか。1億 3,500万円を超えるんですよ。今、巷でやかましく言われている話とこのこととが逆行しないのかどうか。こういうことも含めて再検討の余地があるということだけ申し上げて、終わります。

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○議長(出口茂君) 

 他に質疑される方、挙手願います。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 ないように見受けられますので、本案の質疑を終結いたします。

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○議長(出口茂君) 

 次に、議案第2号 平成13年度松原市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、質疑される方、挙手願います。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 ないように見受けられますので、本案の質疑を終結いたします。

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○議長(出口茂君) 

 次に、議案第3号 平成13年度松原市水道事業会計補正予算(第1号)について、質疑される方、挙手願います。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 ないように見受けられますので、本案の質疑を終結いたします。

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○議長(出口茂君) 

 ただいま質疑を終結いたしました議案第1号以下 議案第3号までの3件は、お手元に配布しております議案付託表のとおり各委員会に付託いたします。

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        平成14年 松原市議会第1回定例会議案付託表



議案番号
件名
付託委員会


議案第1号
平成13年度松原市一般会計補正予算(第4号)
夢づくり
幸せづくり


議案第2号
平成13年度松原市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
幸せづくり


議案第3号
平成13年度松原市水道事業会計補正予算(第1号)
街づくり



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○議長(出口茂君) 

 議事運営上、休憩いたします。

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△休憩(午後5時23分)



△再開(午後5時51分)

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○議長(出口茂君) 

 休憩前に返り会議を再開いたします。

 本日の会議は、この程度にとどめることといたします。

 なお、明3月1日は休会日となっておりますが、議事の都合により、午後1時より本会議を開会することといたします。

 本日はこれにて延会といたします。

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△延会 午後5時52分

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                                     以上

                       松原市議会議長  出口 茂

                       松原市議会議員  藤木正巨

                       松原市議会議員  中西茂明