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大阪府 松原市

平成13年 11月 北部地域総合対策特別委員会 11月19日−01号




平成13年 11月 北部地域総合対策特別委員会 − 11月19日−01号









平成13年 11月 北部地域総合対策特別委員会



               議会運営委員会

               審査・調査日程

日時 平成13年11月19日(月)午前10時開議

会議場所 松原市議会第1委員会室

日程第1 委員会録署名委員の指名

日程第2 北部地域の開発に伴う経過と今後の取り組みについて

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             出席委員(9名)

  委員長  藤木正巨君    副委員長  篠本 修君

   委員  菊田 歩君      委員  森田夏江君

   委員  永田光治君      委員  中野 昇君

   委員  大浦章司君      委員  森脇顕次君

   委員  中西茂明君

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               説明のため出席した者の職氏名

  助役      以倉正一君      都市整備部長   橋本平八郎君

  理事      篠本 八郎君     都市整備部次長  竹原賢三君

  北部地域開発

  準備室参事   出水正二君

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               議会事務局職員出席者

  事務局長     西  孝君     事務局参事    川崎 昇君

  主幹兼議事係長  東口正仁君     書記       松田久信君

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                                     以上

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△開議 午前10時03分

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○委員長(藤木正巨君) 

 おはようございます。

 これより北部地域総合対策特別委員会を開会いたします。

 ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、本日の日程に入ります。

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○委員長(藤木正巨君) 

 日程第1 委員会録署名委員の指名を行います。

 本日の委員会録署名委員は、委員会条例第28条第1項の規定により、森田委員を指名いたします。

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○委員長(藤木正巨君) 

 日程第2 北部地域の開発に伴う経過と今後の取り組みについてを議題といたします。

 理事者側より報告を願います。

 出水参事。



◎北部地域開発準備室参事(出水正二君) 

 ただいま議題となりました北部地域の開発に伴うその後の経過と今後の取り組みにつきまして、ご報告申し上げます。

 まず、府道高速大和川線の関係でございますが、松原市域全線の用地境界現地立ち会いにつきましては、平成12年8月下旬から開始され、本年2月22日に完了しておりますが、城連寺地区及び三宅地区につきましては、現在、境界確定に対し押印の作業を行っているところでございます。

 また、油上地区につきましては、既に物件調査を完了しておりますが、城連寺地区及び三宅地区につきましても逐次、物件調査を実施されているものでございます。

 用地買収につきましては、用地境界の確定に伴います押印の作業が終了した所から進められ、平成15年度末で完了したいということでございます。

 次に、北部地域まちづくりの関係でございますが、まず北部地域の経過につきましては、大和川線の事業化に伴い、平成5年度に大和川線周辺の約280haの地域(北は大和川、南は大堀堺線、東は国道309号線、西は大阪狭山線)について調査検討を行った結果、著しく環境の変化が予想される地域として、阪神高速道路三宅入口の西側に当たる一団の市街化調整区域、対象面積約60haの北部地域につきまして、21世紀を展望した良好なまちづくりを推進しようとする計画でありましたが、お手元に配布させていただいております資料1及び資料2につきまして、ご説明させていただきます。

 まず、資料1の「北部地域整備事業について」でございますが、平成6年3月、大和川線周辺の約280haの区域について調査検討を行い、一団の市街化調整区域約60haを北部地域予定区域に選定いたしたものでございます。

 平成7年2月に北部地域開発準備室を設置し、同年12月には、地域をどうすればよいか調査・研究を目的として、北部地域の地権者の代表20名により「北部地域まちづくり研究会」を設置いたしたものでございます。

 平成9年2月に、北部地域まちづくり研究会より「研究会報告書」の提出があり、同年10月には「北部地域まちづくり研究会」を発展的解消し、全地権者参加による「北部地域まちづくり協議会」を設置し、地権者の住所別に三宅、旧天美、旧城連寺、松原市外の4地区に区分し、現在に至っているところでございます。

 平成10年12月に、北部地域整備事業の基礎資料とするため、第1回意向調査を実施し、平成12年1月に、北部地域整備事業の方向づけをするため、第2回意向調査を実施したところでございます。

 平成12年11月に三宅土地改良区より「圃場整備区域の除外」について申し出がありました。

 平成13年2月の北部地域総合対策特別委員会におきまして、大和川線、堺松原線及び大阪河内長野線、三宅圃場整備区域、木の実幼稚園、住宅等の区域除外につきまして報告をさせていただいたところでございます。

 同年7月に三宅地区協議会より要望書の提出がありました。

 続いて、大阪府・阪神公団関係についてご報告させていただきます。

 平成7年9月に大和川線の都市計画決定がなされました。

 平成11年11月に大和川線・堺松原線に係る事業説明会が市内4小学校で開催されました。

 平成12年7月に大和川線、堺松原線に係る用地測量及び物件調査説明会が市内4小学校で開催されました。

 平成12年8月下旬から平成13年2月にかけまして、大和川線、堺松原線に係る用地境界現地立ち会いが終了しております。

 また、物件調査につきましては、油上地区につきまして平成13年2月28日に完了しておりますが、城連寺地区及び三宅地区についても現在実施されているところでございます。

 その後、北部地域施行予定区域につきましては、資料2の「北部地域開発予定区域図」によりご説明させていただきます。

 当初予定面積につきましては、黒色で囲んだ実線部分で、赤色・黄色・桃色部分の全区域の約60haでございます。

 平成13年2月の北部地域総合対策特別委員会におきまして、区域除外についてご報告させていただいたところでございますが、赤色部分につきましては、大和川線、堺松原線及び大阪河内長野線の約10haであり、桃色部分につきましては、図の右下の三宅西5丁目に位置します三宅圃場整備区域で約10.08ha、他の桃色部分の木の実幼稚園、住宅などの約3.60haを併せて除外しますと、現在の北部地域施行予定面積は黄色部分の約36haとなるものでございます。

 次に、北部地域まちづくり協議会につきましては、平成13年2月26日に地区会長会議を開催後、平成13年度第1回目の地区会議を4月26日から5月21日までの間で4地区で開催いたしました。

 主な会議内容といたしましては、

・三宅圃場整備区域に係る経過と区域除外について

・施行区域について

・大阪河内長野線の整備手法と大阪府による街路事業について

・平成13年度の行事計画(案)について

 以上の4点でございます。

 このような中で、平成13年7月5日に北部地域まちづくり協議会 三宅地区から市に対して要望書の提出がありました。

 主な内容といたしましては、「北部地域整備事業に対する事業化を推進し、今井戸川から東側を1地区として三宅地区だけでも事業の実施をお願いしたいが、不可能であれば三宅地区については圃場整備事業をする」という内容でございます。

 このことにつきまして、地区会長会議を平成13年10月3日に開催いたしましたところ、地権者全体の意見を聞いたうえで決めていきたいということで、10月24日から11月2日までの間で3地区の地区会議を開催いたしました。

 主な会議内容といたしましては、?大和川線のその後の経過について、?三宅地区の要望書取り扱いについて −−でございます。

 この各地区の会議の結果につきましては、

・第2地区の旧城連寺地区は、検討させてほしい。

・第3地区の旧池内地区は、検討させてほしい。

・第4地区の松原市外は、三宅地区の要望に賛同する。

 という状況でございます。

 なお、城連寺地区、池内地区につきましては、再度会議を開催し、その結果を市に報告するとのことでございます。

 なお、今後の取り組みとしましては、現在の住所別から土地所有者別の地区割に変更し、施行区域の調整を図るとともに、地区での合意形成が図られるならば、全体にとらわれず事業実施に向け協議を進めてまいりたいと考えております。

 以上をもちまして、報告を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。



○委員長(藤木正巨君) 

 報告は終わりました。

 ただいまの報告に対して質問される方、挙手願います。−−森脇委員。



◆委員(森脇顕次君) 

 最近の経過を報告していただいたんですけれども、三宅地区の要望の中身をもう少し聞かせていただきたいと思うのと、それに至ったというか、なされてきた、まあ相手方のことですからアレなんですが、いわゆる根拠というか、理由、この時期にそれが出されてきた意味合いというものを、市としては、どのように推察し、あるいはそれをどういうふうにとっているのか、その点をとりあえずお聞かせいただきたいと思います。



○委員長(藤木正巨君) 

 出水参事。



◎北部地域開発準備室参事(出水正二君) 

 先ほども三宅地区からの要望ということでご報告させていただいたとおりですけれども、当初、北部地域の整備事業について、全体的な中で進めさせていただいてきた経過がございます。その中で、かなりの日数を要してきているという懸念の中から、もし今この時期についていろいろと進めていくならば −−ということで、地元の方からの要望として、今井戸川から東側を1地区でもしていただけるのならば、地権者の方々もいろいろと合意形成に向けて進められているということの経過の中で、三宅両地区の地権者の方々から声が上がって、まとめて今回の要望書に至った、というふうに聞いております。

 また、当初は、先ほどもご報告させていただいておりますように、約60haという中で、全体的な地権者を踏まえて合意形成に向けて進めてきていて、会議を進めてきて、あるいは委員会等でいろいろとご審議していただいた中で、現在に至っているわけですけれども、この厳しい社会情勢の中でどのようにしていったらいいか、現在の住所別から土地所有者別の地区割というふうなことも提案させていただきながら、現在に至っているというところでございます。



○委員長(藤木正巨君) 

 森脇委員。



◆委員(森脇顕次君) 

 それを受けて市の側は、ちょっと説明がなかったんですけれども、この間の変化といえば、一つは、もちろん大和川線の話がかなり具体に入って、境界明示、あるいは物件調査も順次進んできている。完了した地域もある。平成15年度に買収を完了したい旨の意向も示されている。それが大きなこととしての一つだと。

 二つ目は、報告はないけれども、経過として、あそこに大きなものが立ち現れてきた。大阪市の平野ごみ焼却場の躯体が上がって、かなりのところまで進捗してきた。それを見て、片方で経済状況そのものが非常に悪くなっている。で、どうするのかということが、逆にいえば、市の側がいよいよ問われだしたのかな、というふうに思うんです。

 そこで、市のほうがそのあたりをどのように認識しているのか、あるいは要望書を受けて、片方では、それぞれの地区会議を開いていただくなりして、いろいろな意見の集約を図っている。三宅と城連寺はまだ出てきてない。しかし、かなり具体の話として、今まで全体でやっていくというものの話が、とりあえず今井戸川から東側なのか、ちょっと具体にはどのあたりでラインが引かれるのかわかりませんが、いわゆる三宅地区の東北の部分を先行させたらどうか、市が手をつけなければ、三宅だけでも、土地改良区ですかね、このところで圃場整備をするというふうなものまで、逆にいえば突きつけられてきている。

 後ろの話で見ると、農業を継続させていくという前提での圃場整備だと、こういうふうな位置づけが片方であるわけですね。しかし、三次の総合計画などを見てみますと、都市拠点をつくるというふうな位置づけが片方でなされている。で、どうするのかなというあたりが、何かこう、接点が定まらないままに推移しているのではないか。この辺、非常に重大な一つの転機を迎えているというふうには思うんです。

 前からちょっと議論のあった、60haを36ha余りに一応整理してきた。今はまだ途中でしょうけれども、いよいよ具体の話に入りかけているという意味では、非常に大きなターニングポイントの地点に立っているんだな、というふうに思うんですが、市として、一方の総合計画の話があり、もう一方の状況が動いてきている。まして、三宅地区からも一定の要望書が出されて、市でやるのか、やらないのだったら、こっち側で圃場整備という、まあ農業整備という形での方向性が出されている。その辺をどういうふうに受け止めているのか。それをどういう受け止め方をして、どういうふうに動かしていくのか、そのあたりを少し聞かせていただきたいと思います。



○委員長(藤木正巨君) 

 出水参事。



◎北部地域開発準備室参事(出水正二君) 

 先ほどもちょっと報告させていただいていたと思うんですけれども、まあくどいかもわかりませんが、60haから現在約36haという中で、最初は地権者の方々の住所別で地区会議を設置し、協議を重ねてきている。従来より、区画整理事業を進めていくうえでは、土地所有者別の地区割という中で協議をしていくのが一番ではないか、いろいろとご提案等もさせていただいた経過がございます。

 その中で、日数がかなり経過しておりますけれども、区画整理事業に向けて今回こういうふうな形で、その中で、途中経過でございますけれども、三宅の両地区から要望を出されてきている。その以前からもいろいろと地区会議等でも、土地所有者別の地区割という形の中でお話もさせていただいた経過がございます。

 そういう中で、せんだって地区会議が一通り終わりましたけれども、地元のほうで地権者が会議を設けて、その意見の結果を報告させていただくということで、それをいただいた中で、また再度協議をし検討しながら、今後進めてまいりたいと、このように思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○委員長(藤木正巨君) 

 森脇委員。



◆委員(森脇顕次君) 

 それぞれの地区割の会議の動向といいますか、それを今、推移を見るという形でしかいっておられないんですね。今度はもう少し所有者別の地区割に手をつけて動きたいと、一応この辺まで市としては考えが出てきているわけです。それはそれでいいと思うんです。そうしなければ、どうせ地域のまとまりがつかないと思うんです、区画整理事業という手法をとっている以上。それはそれで一つの手法の問題です。

 さっき私が指摘したように、総合計画の中で「都市拠点をつくる」と、こういう話があるわけです。これはちょっと助役にもお尋ねをせないかんようなことになるのかもしれませんが、将来、総合計画で一応12ヵ年ほど「こういう格好で動かしていきますよ」というふうなことが市の側で提示して、決めて、構想の部分は議会の −−私はそのことについてはちょっと異論を申しましたけれども −−議決があった。その具体の話の中で「都市拠点をつくります。二中校区については、こうですよ」というふうなことがあるんです。それがないんですね、今のところ。具体なことというのがない。ここをどうするのか。「都市拠点」という形でいくんだったら、三宅の側から出されている、「もし市のほうが手をつけなければ、うちは圃場整備でいきますよ」ということとは、これ、ぶつかり合う話になると思うんです。

 はっきりと行政の側が、以前にはいろいろな構想を示されて、運動広場ですかね、スポーツ公園というような大きな計画もあったけど、それはもう外しちゃった。外して、「都市拠点をつくります」としたんだから、やはり早急にそこのところを示していかないといけないのではないか。この辺は都市整備部に絡む問題なので、都市計画としてどうしていくのか、どういう考えで、上に乗せていくものを何をしようと考えておられるのか、その辺はいかがですか。



○委員長(藤木正巨君) 

 篠本理事。



◎理事(篠本八郎君) 

 三宅地区からの要望について種々ご心配いただいているところでございます。三宅地区から「区画整理しなければ圃場整備する」という要望も出ているんですけれども、三宅地区の本旨につきましては、区画整理を行いたいということでございます。その中で市がどう応援していけるということになると思いますけれども、市としても区画整理を実施していきたいということでございます。したがって、区画整理につきましては、三宅地区と気持ち的には合っているという状況でございます。

 その中で、先ほどから言われております「都市拠点」の問題がございます。都市拠点をつくるという形になりますと、圃場整備区域全体につきまして、堺松原線、大和川線、河内長野線の交差している部分、これが都市拠点に一番ふさわしい地域になっていくのではなかろうかと思っております。その中で、河内長野線の大和川よりも北伸につきまして、まだ大阪府のほうで種々難色を示しておられるところでございますが、松原市といたしましては、北伸問題について種々要望し、橋も架けていただき、大阪市と連結できるような状況にしてほしいと要望を出しているところでございます。

 その中で、地域につきまして、区画整理につきまして、熟度といいますか、区画整理を行いたいという意欲的な問題が地域によって差がございます。その中で一番熟しているといいますか、ほぼ全員の方が「してほしい」というのが三宅地区でございます。それと、池内、城連寺につきましては、土地をお持ちの方につきましても、田んぼ一枚とかいった形の中で、「健康のために農業をやりたいんや」という方が何人かおられまして、その中で区画整理に対していく意欲がちょっと少ない状況でございます。ただいまその人たちを説得という形でいろいろお話をさせていただいているところでございます。

 都市拠点につきましては、先ほどから申しましたように、この交差部分が一番重要な問題でございますので、そのあたりの地域の方々の区画整理に対する意欲、それを高めていくのが一番かなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○委員長(藤木正巨君) 

 森脇委員。



◆委員(森脇顕次君) 

 委員長にお願いなんですが、三宅から出てきている要望書、後でもいいから委員会の側に配布なり、ちょっと言っていただきたいと思うんですが……。



○委員長(藤木正巨君) 

 配布できるかどうか、三宅地区の立場もあるでしょうし、その辺いっぺん協議して、出せるものなら用意します。

 森脇委員。



◆委員(森脇顕次君) 

 今のご答弁でも、何というか、市の立場が余りはっきりしていない。三宅の側だって、「市が区画整理事業をやってくれるんだったら、それなりの意向も持ってますよ。しかし、市がやらないんだったら圃場整備をやらざるを得ん」と。逆にいえば追い込まれておられるんですね。全体から見ると、この地域は、一方では意向がまとまっている、まとまり度が高いというお話なんですが、それは先ほど申し上げたような、大阪市の平野工場の問題とか、片方で非常に切迫している事柄があるのではないか。それならそれを受けて市として踏み出すんだったら、時期を外してしまったら、それこそ危惧する乱開発がなされていくのではないか。あるいは、奥まった所については、どうしようもない状況の中で、田んぼとしての値打ちというよりは、土地としての資産価値みたいなものも下がっていく可能性だって非常にあるだろうし、やはりその辺も含めて、地区別会議に踏み込もうとするのは、遅過ぎたのではないかと思うくらいで、まあこれは早めてもいいだろうというふうに私は思います。

 このところは、「大阪市の」といいながらごみ焼却場、それに対する、大阪市は大阪市なりの敷地の中で、それほど幅の広くないグリーンベルトみたいなものはつくられるのかもしれないけれども、あれだけの大きな施設に対して、松原市の側としても「よっしゃ」と言ってしまっているわけです。そのことについて反対したわけではないが、それを受け入れているという限りは、松原市当局としても、そこに土地を所有している人たちに対して何らかの手だてをとっていかなければならない義務があるのではないか。このあたりは市のトップは、あるいはここに出ておられる方々クラスは、当然にしてこのあたりに対するどういう取り組みをしていくのか、また、一定取り組みをするとするならば、予算的なものもかなり腹をくくってかからんとだめだろう、というふうに思うんです。

 片方で先行してしまったがために、後の地域等の問題がいろいろ多分、進捗の度合いで差がついてくることもあるだろうし、あるいは今お話をお聞きすると、都市拠点というのは、大和川線と大阪河内長野線が交差する、その周辺あたりを都市拠点というふうなお考えだとするならば、今の北東部の部分については、なおのこと市として相当な考えを持って、プランを立て、財政的なものも備えてやっていく必要があるのではないか。かなり大きな問題だと思うので、市のこの辺の考え方を聞かせていただきたいと思います。



○委員長(藤木正巨君) 

 篠本理事。



◎理事(篠本八郎君) 

 三宅地区につきまして、熟度が高まっているという所もございますが、委員のおっしゃいましたように、北側に平野清掃工場が建つ、あるいは南側の府道高速の大和川線ができる、その中に挟まれている部分でという形の中で、三宅の方々がいろいろな土地利用を考えておられまして、その中でどうやっていくのか、区画整理するのか、あるいは農業を続けていくのかというところもあったと思います。その中で、三宅地区につきましては、圃場整備を行いたいという形のものもございます。

 市のほうも、行政側から「この地域について、区画整理をしたらどうですか」ということを投げかけていったところがございますので、市としても一定、区画整理実施に向けて取り組んでいきたい。その中で、財政的なこともございますし、三宅地区の北側をするという形になりますと、市の境の所に野中池がございます。以前ここで公園をつくるとかいう形、あるいは平野清掃工場とのバッファゾーン的なものとして公園的なものをつくるという考えもございました。その中で、三宅地区だけを考えるということではなしに、全体的に野中池を買収していくんだという話で、今まで進んできたところでございます。

 その中で、他の地域がどう動いてくれるのかという形のものもいろいろ検討しているところでございまして、城連寺地区、あるいは池内地区の熟度が高くなる。高まると全体がいっぺんできるという形のものもございますが、その中で地区会議を開催いたしまして、市としては熟度の高まっている地域からやっていきたいんだと、そういう方向の意思も伝えております。

 その中で、協議会の中には組合の会則というものがございまして、会則の改正もさせていただきたい、そういうことを提案させていただき、ただいま城連寺地区あるいは池内地区の意思統一といいますか、「三宅地区を先行してもいい」というような形の返答を待っているところでございます。



○委員長(藤木正巨君) 

 他に質問される方、挙手願います。−−森田委員。



◆委員(森田夏江君) 

 今、森脇委員の質問を聞いていて、三宅地区からそういうふうに要望が出ているということで、それはそれで重たく受け止めなければならないと思うんですけれども、先ほどから何度もお尋ねがあったように思いますが、市として全体、総合的に考えていかなければならないとおっしゃっているんですけれども、その中身が見えてこないといいますか、総合的に本当にどのようにここを考えて、松原市の実利あるものにしていこうとしておられるのかというのが見えてこないんです。当初からのいろいろな構想も次々と断念するというか、変更ざるを得ない状況も出てきていますし、先に三宅地区でやってしまって、あとの構想を、全体で掲げながら、あとが続かなかったことになるとか、それが事実上、松原市のものとして、実態としては借金を抱えることにならなければならないとか、北部でも、先日皆さんで視察にも行ってきましたけれども、どこの自治体でも借金を抱えておられるという、その辺の大きなリスクを背負いながら新しいまちづくりに挑んでおられますけれども、今の経済状況だとかを見て、本当にそのことが松原市全体にとってどうなのかとか、総合的にどのように考えているのかというのが全く見えてこないんですね、言っておられるのが。

 なぜ今、三宅地区の協議の中で、ここを先に出発し、あとの地域の人らに了解を得ていくというか、それではなかなか松原市全体のものにもなりませんし、具体的にどうなのかなというのがわからないんです。その辺、総合的なところあたりで、未来的な展望とか、まあ総合計画もつくられているわけですから、総合計画の中の不備な点をこの北部でどのように補完できるのかとか、そういうこともいろいろ検討されているとは思うんですけれども、その辺を含めてもう少し具体的に何か提示できるものだとか、もっとわかりやすいものがないんでしょうか、今の時点で。



○委員長(藤木正巨君) 

 出水参事。



◎北部地域開発準備室参事(出水正二君) 

 北部地域の区画整理事業を進めるに当たりまして、従前から意向調査を二度ほど実施させていただきまして、地権者の方々の意見を集約して、それをもとにして皆さん方の考え、今現在どんなことを思っておられるのかと、そういうのをくみ上げながら、協議会、地区会議、また役員会議という形で協議を重ねさせていただいている経過、現在もなお行わせていただいております。

 そのことにつきまして、意見の一定の集約をまとめたものの、いわゆる土地利用計画の資料作成といいますか、それをもとにして、今後どうしていくのか、どういうことをしていったら一番ベターなのか、地権者の方々の考えをまとめた中で、区画整理事業をするに当たりまして、この土地利用をどのようにしていったらいいかというのを今後進めていきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○委員長(藤木正巨君) 

 森田委員。



◆委員(森田夏江君) 

 ということは、意向調査を踏まえて、この三宅地区の区画整理事業はやりたいけれども、総合的にまだ何も考えてないという、−−「まだ何も」ではないでしょうけれども、今のところ、構想としては区画整理事業中心に漠としたものしかまだないということですね。



○委員長(藤木正巨君) 

 出水参事。



◎北部地域開発準備室参事(出水正二君) 

 そういうことではなしに、「こういうことをやる」というようなパンフレットを地権者の方々にいろいろと作成させていただいた経過がございます。二度ほどパンフレットを地権者の方々のお手元に「こんな形になるんや」といったことの中で進めさせていただいた経過がございます。

 従前からいろいろと、約36haということのご提議をさせていただいている中で、そのもとにしながら、今後なおかつ進めていきたいという形でございますので、よろしくお願いいたします。



○委員長(藤木正巨君) 

 森田委員。



◆委員(森田夏江君) 

 そしたら、総合的に松原市としてどうするのかというのは、漠としたものがあって、地権者の方には提起しておられて、「こんなふうになるよ」というのは言っているけれども、要は、松原市に目立ったものといいますか、大阪市から入ってくる入口の所ですから、やはり「松原市はこんなまちなんだ」というところになってくると思うんです。その辺で、松原市全体の位置づけとしてどう置くんだとか、どういうものになっていくんだとか、発展させていくんだとか、そういうふうな見通しをもってやらないことには、あそこだけ特別に区画整理ができて、あの北部地域の部分だけが切り離された特別の地域みたいに、松原市民全体で「ここは松原市として誇れる地域なんだ」という、そういうふうな総合性も含めて考えていかんと、地権者の意向をよく聞いていただいて、それが一番まず何よりも基本だと思いますけれども、それから、そこだけが分断された特別の地域という、それだけで終わってしまうのではなくて、松原市としてそれがどのような位置づけになるんだというのは、莫大な予算をかけなければならない問題ですね、北部地域を開発しようと思ったら。そういうことで、その地域の区画整理だけで終わってしまうという、そういうふうなだけでは困ると思うんです。その辺の総合的なものを私らは聞きたいですし、実態的に一緒に協議もして、本当にいいものにしていきたいと思っているわけなんで、その辺を具体的に提示してもらい、具体的に協議もさせていただきたい。

 何か決まったことを「決まっておりますから、こうです」という、こういう努力はしておられる。その経過を聞かせていただくのは大事なんですけれども、「こういう方向に向けてやりたいんですけど、どうですか」とか、具体的に議論ができるような本当にいいものにしていくように、多額の予算を組まなければなりませんからね、それによって。そこを聞かせていただきたいと思っているんです。



○委員長(藤木正巨君) 

 篠本理事。



◎理事(篠本八郎君) 

 全体的な構想ということの中で、先ほど森脇委員もおっしゃられていたとおり、この地域に第二の都市拠点という形のものを考えております。その中で、商業展開ゾーン、あるいは住宅、あるいは流通ゾーンという形のものもある程度設定して、土地利用を考えているところでございます。

 その中で、河内長野線が北伸していきますと、大阪市からの人の流れがある。そういう形の中で南大阪の玄関口になる。そういうことを考えますと、この交差部分をある程度商業展開ゾーンという形のものもあり得るかな、というふうには考えているのでございますが、地権者の方々につきましては、住宅、あるいは商業、あるいは工場といえばおかしいですけれども、そういう形の土地利用もいろいろ提案されておりますので、その中で総合的に組み合わせて、どういうふうに最終的にまとめていくかということを検討していきたい、そういうふうに思っております。



○委員長(藤木正巨君) 

 森田委員。



◆委員(森田夏江君) 

 そういうふうに言っていただけると、例えば商業展開ゾーンという話だとか、工場の問題だとか、いろいろ出てくると、当然商工会議所などとの協議をやって −−というようになってくると思いますし、土地区画整理事業をして、そこに住んでいただくということも大いに考えていかなければなりませんし、さまざまなことで考えがいろいろ出てくると思うんです。

 ここの委員会の場ででもそういうことが本当に具体的に、地権者の意向が十分になっていないというあたりにも問題がまだ残されていると思うんですけど、そういうことが議論されていって初めていいものができ上がっていくと思いますし、その辺の……。商業展開ゾーンも、第二の都市拠点だということでありますから、そういうことも当然、商工会議所だとか、スーパーだとか、まあ工場も含めて考えておられるかと思うんですけれども、そういう話し合いも含めて今後やっていかれるということだと思うんです。

 ですから、その辺は今、あくまでも地域の意向調査を終わった後に計画は立てざるを得ないという状況なのか、並行していろいろ議論も深めていこうと思っておられるのか、それはどちらなんですか。



○委員長(藤木正巨君) 

 出水参事。



◎北部地域開発準備室参事(出水正二君) 

 先ほども芝池の商業ゾーン、それから工場、流通ゾーンとか、いろいろな計画の中で、今まで二度の意向調査を行っております。進んでいく段階で、違った項目の状況の中でのいわゆる意向調査も必要になろうかと思います。その時期になれば、ある程度の区画整理事業を進めていく段階の中で、それに伴う調査は必ず必要かと思っております。それは実施していくかどうか、その中でまたくみ上げながら取り組んでいきたいと、このように思っております。



○委員長(藤木正巨君) 

 他に質問される方、挙手願います。−−森脇委員。



◆委員(森脇顕次君) 

 今の議論ずっとそうなんですが、先日、袋井市の区画整理事業を視察に行かせていただいて、理事もご一緒でしたから、よくご理解あったと思うんですが、区画整理事業というのは一つの手法として使って、片方で特定商業振興の部分とか、そういう事業だとか、あるいは公共施設の建設事業というふうな、市としていえば三つの事業。だから、「土地はどういうふうに区画整理をします。しかし、その上に何を乗せます」と。「何を乗せる」がために、向こうの場合は、例えば具体にジャスコならジャスコを乗せる。いわゆるスーパーを乗せる。スーパーを乗せるために、その区画をどういう区画にすればいいのだろうか、あるいは公共施設を建設する、そのためにかなり大きなプールや図書館など総合会館的なものがされているんですが、それがために大きな区画を一つとる。それゆえに、今度は道路など公共減歩で出す部分が少なくできる。そうすると、地権者にとって一定の有利さみたいなものが働くというふうなところへ来ている。

 要は、さっきから議論をさせていただいたように、あそこに何を乗せていくのかというものがない。総合的そのもの、ここのトータルに36haの中でどうするかという話がまだ定まってない。しかし、片方では、北東部についてはかなり切迫してきているという状況があると思うんです。その北東部で見れば、例えば園芸会社があるから、大阪市との話をして、向こうの排熱というか、温熱をもらって、何か温室フレームで、先日も「日本経済新聞」などに写真入りで載っていましたけれども、そこにプチトマトをつくって、周辺の主婦たちがパートで来て、そこで企業の立地というか、そういうものもできてくる。やはりそういうふうなこともあるわけです。

 だから、圃場整備をしようとしておられる所には、農業を続けようという思いもあるんだろうから、それを生かせるような上に乗せるものを市なりがプランニングをし、具体的に、例えばこういうものはどうでしょう、というふうな形で提起していく。ともかく早く取りかからないと、土地そのものの値打ちが下がってくるし、事業化したときに、後を追いかけてやるというのは非常に高くつくという一面もあると思うんです。その辺は、助役、相当踏み込んで、いろいろな試案を出して、それがつぶれていくようなことも多くあっていいから、時期を外さずに、ここのところで一定、腹をくくって、財政を投入して、ここを乱開発で目も当てられんというふうな状況をつくらないがために、最低限、北東部については、やはり考えそのものを相当深めて、早く展開していかなければいけないだろうし、財政的な裏づけについても、財源の確保とかも含めてやるべし。

 もし、ここが成功すれば、一定この地域の中であれば、あと、幾つかになるのか知りませんが、池内やら城連寺やらというふうなところの意向のまとめ方も一定の成果があって成功すれば、それについては、先日の袋井市も、実は、外した所も「やってほしいよ」ということもあるというふうなことが最近出てきている、というふうな話がありました。だから、マイナスの要件が起きているけれども、何とかプラスにしていくというふうなもので、もっともっと積極性が要るんだろうというふうに思うので、助役さん、この辺、まあ抽象的な答弁しかいただけないのかもしれませんが、もう少し前へ転がしていくような、そういういろいろな案も収集し提起していく。それはもう消えていってもいいじゃないですか。いろいろなものをどんどん出して、今ここのところで、状況的には、焼却場と100mの高速道路の料金所ができて、斜めに入っていって、土地利用としての状況の悪い中で、こういう企業立地というか、そういうものをうまくつくっていけるというふうなものを出すべきだと思うんです。この辺少しお考えがあれば聞かせてほしいし、ないというんだったら、これは何とかやってもらわないと、どうしようもない状況に来ているやろうな、というふうに思うので、いかがでしょうか。



○委員長(藤木正巨君) 

 以倉助役。



◎助役(以倉正一君) 

 お答え申し上げます。

 北部開発につきましては、平成7年から準備室をつくり今日まで来て、先ほど参事のほうから、この間の取り組み等についてはご説明させていただきました。その中で、何点か森脇委員と森田委員の質問についてお答え申し上げます。

 まず、今、市の考え方としましては、都市拠点の整備の中で、第3次総合計画の中でもこれはうたっているわけでございます。その中で、まず現時点では、各土地所有者別から地区会議を構成して、今、合意形成を得られたところから随時進んでいく。その中で三宅地区の方が非常に機運が高まってきているという大きな局面を迎えております。

 市としましては、現時点での第2地区の城連寺、あるいは旧の池内地域、それから三宅地区を外した松原市外の地域の方々、四つブロックの三者の考え方が今現在、検討しているような状況である。この辺をいつまでも待つといった状況ではなしに、検討をしているものを、従来のような形で返事を待つのではなしに、「一定の期間までに考え方をまとめてほしい」という、それをまず市のほうから積極的に取り組んでいきたい。

 その中で、三宅の考え方については、「もう圃場整備でもやるぞ」という非常に機運が高まっている関係で、市としては、当初は乱開発を防止する一つの目的のために土地区画整理事業で進めていくということで取り組んでおりますので、その手法をやはり全面的に出すには、今の機運の高まっている、この状況について、他の地域の考え方がまとまるについては、一定の期間を設定していく中で、積極的に前へ進んでいきたい。

 それと、全体の60haから36haに一定のまとまりが出てきた中で、その辺で市としても全体構想、 −−といいますのは、あの地域の中で一部先行買収しているようなうわさ、情報も得ておりますので、そういったことも踏まえ、この地域は数少ない空間でございますので、総合計画に見合ったような考え方を今後、積極的に取り組んでいく。

 その中で、やはり大和川線との問題がございますので、きのうのタウンミーティングのあの辺でも、道路公団の四つの中の阪神高速道路公団あたりも170億円程度の削減の問題が出ておりますので、そういった関係についても十分に動向を把握していく。

 先週もちょっと府のほうに北部の関係で要望いたしております関係で参って、大和川線との関連については、平成22年までという、その辺については、府としての考えは変わっておりませんので、国のいわゆる補助金の統廃合、あるいは民営化、その辺の関係も十分に周知しながら、先ほどから言われておりますように、この辺については、やはり機運が非常に高まっております。市としても、その機運の高まったところを十分取り入れて、できるだけそのチャンスを生かしながら、当初の目的に積極的に取り組んでまいりたいと、このように考えておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。



○委員長(藤木正巨君) 

 他に質問される方、挙手願います。

             〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○委員長(藤木正巨君) 

 ないように見受けられますので、以上で本日の委員会を閉会いたします。

 ご苦労さんでした。

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△閉会 午前10時58分

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              北部地域総合対策特別委員会委員長  藤木正巨

              北部地域総合対策特別委員会委員   森田夏江