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大阪府 河内長野市

平成10年  6月 定例会(第2回) 06月24日−04号




平成10年  6月 定例会(第2回) − 06月24日−04号









平成10年  6月 定例会(第2回)

平成10年6月市議会第2回定例会会議録(第4日)

1、開  議  6月24日(午後1時0分)

………………………………………………………………………………………………………

出席議員

   1番   宮本 哲君        2番   丹羽 実君

   3番   増田正博君        4番   大北国栄君

   5番   安田 剛君        6番   桝村博子君

   7番   田中喜佳君        8番   浦尾雅文君

   9番   木ノ本寛君        10番   竹鼻伝吾君

   11番   北原満枝君        12番   柳田吉範君

   13番   藤井真智子君       14番   大宅一博君

   15番   南  晃君        16番   吉田礼子君

   17番   角野雄一君        18番   駄場中光君

   19番   花田祐輔君        20番   南 定信君

   21番   西ノ内寿一君       22番   池田達秋君

   23番   石田敏治君        24番   佐生総一郎君

………………………………………………………………………………………………………

本会議の事務局長及び書記は次のとおりである。

 事務局長      吉本光佑君    次長        川崎和宏君

 参事兼課長補佐   池上陽三君    議事係長      溝畑敬治君

 庶務係長      小山弘子君    調査係長      山田誠良君

 主査        綾塔和子君

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法第121条による出席者

 市長        橋上義孝君    助役        廣田 求君

 助役        伏谷勝博君    収入役       西久保弘茂君

 参与        向井 亨君    教育委員長     吉年康次君

 教育長       中尾謙二君    市民生活部長    田中良治君

 市民生活部理事   神納 弘君    保健福祉部長兼福祉事務所長

                              大宅 好君

 保健福祉部理事兼次長兼福祉課長    保健福祉部理事   木戸吉晴君

           南 敏治君

 環境下水道部長   藤  進君    環境下水道部理事兼次長

                              久保 昭君

 都市建設部長    壺井仁孝君    三日市町駅周辺整備事務局長

                              高橋成明君

 地域振興部長    森本義勝君    企画部長      林 一夫君

 総務部長兼防災対策室長        総合事務局長    尾崎 章君

           中野祐作君

 教育部長      大倉博文君    教育部理事兼次長兼学校教育課長

                              田中明文君

 教育部理事     坂下光男君    消防長       林 澄一君

 水道事業管理者職務代理者水道局長   市民生活部次長兼保険年金課長

           長尾重男君              大西博行君

 人権推進室長    新谷裕司君    保健福祉部副理事兼高齢対策課長

                              峯垣内尊久君

 保健福祉部副理事兼健康推進課長    環境下水道部副理事兼環境保全課長

           森 康亘君              川口一憲君

 クリーンセンター推進室長       都市建設部次長兼道路交通課長

           峯垣内 勇君   兼防災対策室参事  濱田末雄君

 地域振興部次長兼商工観光課長     地域振興部副理事兼みどり振興課長

           城 貞崇君              山本純吉君

 企画部次長     新谷永治君    政策推進室長兼教育部副理事

                              廣口惠一君

 企画部副理事兼職員課長        総務部次長兼契約検査課長

           峯 正明君              新木 実君

 総務部副理事兼財政課長        総務部副理事兼総務課長

           阪谷俊介君    兼防災対策室参事  尾北祥次君

 総合事務局副理事  木下 昇君    教育部副理事兼市民スポーツ課長

                              高瀬頼義君

 消防本部次長兼消防署長        消防本部副理事兼予防課長

           西野 守君              淵側 勝君

 水道局次長兼総務課長兼防災対策室参事 水道局副理事兼浄水課長

           宗野憲一君              荻野幸雄君

 生活文化課長    平野敬治君    市民課長      宮本紀子君

 税務課長      山田彰男君    税務課参事     大宅高幸君

 保険年金課参事   新谷修二君    保険年金課参事   新宅稔幸君

 健康推進課参事   福井千鶴子君   児童課長      久保陽子君

 衛生処理場長    中尾寿男君    衛生処理場参事   安井恵一君

 清掃課長      池西一郎君    下水道課長     花房孝行君

 工務課長兼防災対策室参事       工務課参事     西井基員君

           大谷 満君

 都市計画課長    向井一雄君    建築課長      森 久夫君

 三日市町駅周辺整備事務局課長     三日市町駅周辺整備事務局参事

           西本克次君              渡部恭三君

 三日市町駅周辺整備事務局参事     みどり振興課参事  蔵ケ崎健二君

           多田純治君

 農林課長兼防災対策室参事       政策推進室参事兼社会教育課参事

           溝端秀幸君              和田全康君

 広報広聴課長    西端章二君    秘書課長      山口健一君

 総務課参事     大給孝明君    財政課参事     塔本 貢君

 契約検査課参事   飯田 徹君    用地対策課長    川西康裕君

 防災対策室課長   山際勝彦君    収入役室長     出来野康幸君

 収入役室参事    井筒和己君    総合事務局課長   糸谷秀生君

 教育部総務課長兼防災対策室参事    教育部学校教育課参事 和田 栄君

           峰 智彦君

 教育部学校教育課参事 梁瀬全良君   教育部社会教育課長  角野隆昭君

 教育部社会教育課参事 赤坂和巳君   教育部社会教育課参事 深尾 寛君

 教育部青少年課長   古川 正君   消防本部総務課長兼防災対策室参事

                              京谷 孝君

 消防本部予防課参事 中家征司君    水道局業務課長   東 文男君

 水道局業務課参事  田中俊夫君    水道局業務課参事  南 志郎君

 水道局日野浄水場長 前 佳秀君

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議事日程

 日程1.会議録署名議員の指名

 日程2.議案第40号

     河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について

     (教育民生常任委員長報告)

 日程3.発議案第7号

     河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正について

     (教育民生常任委員長報告)

 日程4.決議案第3号

     『モノづくり基盤技術振興基本法』の早期制定を求める意見書

 日程5.決議案第4号

     インド・パキスタンの地下核実験に対する厳重抗議並びに一切の核実験中止を求める意見書

本日の会議に付した事件

 1.会議録署名議員の指名

 2.議案第40号

 3.発議案第7号

 4.決議案第3号〜決議案第4号









△会議の顛末

     (午後1時0分 開議)



○議長(竹鼻伝吾君)

 ただいまより平成10年6月河内長野市議会第2回定例会第4日目を開会いたします。



△日程1.会議録署名議員の指名



○議長(竹鼻伝吾君)

 日程1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、河内長野市議会会議規則第81条により、2番議員 丹羽実君、及び23番議員 石田敏治君を指名いたします。

 次、日程2 議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について、及び日程3 発議案第7号 河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正についての2件を一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (異議なしの声あり)



△日程2.議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について(教育民生常任委員長報告)



○議長(竹鼻伝吾君)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について外1件を一括議題といたします。

 つきましては、本件に関し、18日の本会議におきまして教育民生常任委員会に付託しておりますので、委員会の審査の経過及び結果について委員長から報告を求めます。

 教育民生常任委員会委員長・22番議員 池田達秋君。



◎22番(池田達秋君)

 教育民生常任委員長報告。

 去る6月18日の本会議におきまして教育民生常任委員会に付託になりました議案2件につきまして、審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。

 経過につきましては、付託を受けましてより、去る6月19日に委員会を開会いたしました。

 次に、結果につきましては、お手元に配付いたしております教育民生常任委員会審査報告書に記載のとおりでありますが、一件ごとに申し上げます。

 まず、議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定については、理事者から説明を受け、審査いたしました。

 また、本案について修正案が提出されましたので、提出者から説明を受け、審査いたしました。

 修正案については、1名の委員から賛成の討論がありましたが、結果として、本委員会としては修正案については賛成少数で否決すべきものと決しました。

 また、原案については、1名の委員から反対討論と、2名の委員から賛成討論があり、結果として、議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定については、本委員会としては賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。

 次、発議案第7号 河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正について、提出者から説明を受け、審査いたしました。

 結果として、3名の委員から反対討論と、1名の委員から賛成討論があり、発議案第7号 河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正については、本委員会としては賛成少数で否決すべきものと決しました。

 以上で本委員会の報告を終わりますが、詳細につきましては、後日、委員会記録をご高覧くださいますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(竹鼻伝吾君)

 教育民生常任委員長報告が終わりました。

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。−−質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。

 以上をもって委員長報告並びにこれに対する質疑は終わりました。

 これより、各議案一件ごとに討論及び採決いたします。

 ただいま議長の手元に、議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について、2番議員 丹羽実君外5君から修正の動議が提出されました。

 この際提出者の説明を求めます。

 丹羽実君。



◎2番(丹羽実君)

 ご指名いただきました日本共産党・2番議員の丹羽実でございます。提案理由の説明をいたします。

 まず、お手元に配付されております提出理由を朗読いたします。

   ………………………………………

       提 出 理 由

 今回の条例案が市長の言う実効性のある条例には、主に下記の5つの点でほど遠く、市民が提案し、先の3月議会で継続審議=廃案となった条例案と比較してもハードルが低く修正を加えなければ市民の望む条例になりません。何よりも市民は、無謀な埋立をする事業者に対してハードルを高くして、事前にくい止めることを願うものであって、今回の条例案はその主旨からも実効性を欠くものである。

1、土壌汚染と災害が防止できれば、地形の変更や自然環境はどう変わっても良いと理解され、現在の指導要綱からも理念と内容で後退している。

2、適用範囲で500平方メートルまたは1メートル以上の高さとすべきで、3月条例案と照らしても両方の条件が満たされないと適用されないのは後退している。

3、安全基準は、環境庁の環境基準とすべき。

4、5万平方メートル以上でないと事前協議の対象とならないのは、3月条例案から見ても後退している。

5、違反の事実の公表がない。

   ………………………………………

 次に、議案第40号「河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例」修正書が2ページにわたって書かれております。これは、「土壌の汚染」を「土壌等の環境汚染」に改めるというように、何々をこれこれに改めるという式で全項目を列記しております。ここでは読み上げることを省略し、次の新旧対照表を見ながら説明をさせていただきます。

 まず、題名の修正の問題では「土壌汚染」を「土壌等の環境汚染」に置きかえます。

 その理由は、提出理由の1番目の、土壌汚染と災害が防止できれば、地形の変更や自然環境はどう変わってもよいと理解され、現行の指導要綱よりも理念と内容で大きく後退しています。そこで「土壌等の環境汚染」とし、土壌だけでなく、水質や大気も含む環境汚染をも規制の対象にすることをつけ加えました。

 次に目次。

 目次の変更は、2つの条項が追加されたことによりまして、1つないし2つずれたため変更されております。

 次に、第1条、第3条、第4条、第5条、第7条の3、第11条の2、第12条の(2)、第15条の(3)、第20条、第21条の2、第30条の各項目にある「土壌汚染」を「土壌等の環境汚染」に置きかえます。

 理由は、題名の修正で述べたものと同じであります。

 次は、定義。

 第2条の2項は、特定事業の面積が500平方メートル以上、かつ現況地盤より高さが1メートル以上の場合を、特定事業の面積が500平方メートル以上及び500平方メートル未満であっても現況地盤より1メートル以上の場合に変えます。

 理由は、両方の条件を満足しないと適用しない、こういうことから、どちらか一方が満たされれば適用する、に変えることで、きめ細かく規制をかけるためであります。

 次に、第2章中の章名中「安全基準」を「環境基準」に置きかえる。

 理由は、安全基準という基準は、上位の法でも規定されていなく、あいまいな表現になっております。ですから、安全基準を環境庁の定める環境基準にする。

 ほかに、第6条、第7条、第12条の(2)、2項の(2)、第15条の(1)、第17条の各項目にあります「安全基準」を「環境基準」に置きかえる。

 理由は、第2章の章名中と同じであります。

 次は、事前協議のことであります。

 第11条「前条の規定にかかわらず、特定事業区域の面積が5万平方メートル以上の特定事業を行おうとする者は、前条の許可の申請を行う前に、規則で定める書類及び図面を添付し、当該特定事業の計画について事前に市長に協議しなければならない。」を「第2条の適用範囲の特定事業を行おうとする者は、当該特定事業の計画について事前に市長に協議しなければならない。当該協議は、別途規則に定めるものとする。」に変えます。

 理由は、原案が5万平方メートル以上の埋め立てに対してのみ事前協議の対象とするのは、市民が提案した3月条例案より適用範囲と、さらに事前協議対象と2段にわたって緩和されています。5万平方メートル以下であっても事前協議の対象にする必要があります。

 次に、許可の条件。

 第14条「第9条の許可(前条第1項の許可を含む。以下この章において同じ。)には、条件を付することができる。この場合において、その条件は、当該第9条の許可を受ける者に不当な義務を課するものであってはならない。」を「第9条の許可(前条第1項の許可を含む。以下この章において同じ。)には、条件を付することができる。」までとし、「この場合において、その条件は、当該第9条の許可を受ける者に不当な義務を課するものであってはならない。」を削除する。

 理由は、業者に対して寛大な処置となっており、ハードルを低くしているものであるので削除する。

 次に、承継。

 第22条「第9条の許可を受けた者が当該許可に係る特定事業の全部を譲り渡し、又は第9条の許可を受けた者について相続若しくは合併があったときは、その特定事業の全部を譲り受けた者又は相続人(相続人が二人以上ある場合において、その全員の同意により承継すべき相続人を選定したときは、その者)若しくは合併後存続する法人若しくは合併により設立した法人は、その第9条の許可を受けた者のこの条例の規定による地位を承継する。」を、最初の約2行を「又は」までを削除します。

 理由は、法的に相続する合併を含む以外の第三者に許可を承継できない。つまり、何の相続関係や合併もない第三者に短い期間で次々と事業者が変わりますと、埋め立て後に起こる事業者の第23条措置命令を実行する者が特定できなくなるため、いわゆる第三者への承継はできないとする。

 次は、許可の譲渡の禁止の問題です。

 第22条の次に新たに23条として「第9条の許可は、事業主についてのみ効力を有し、事業主は、これを第三者に譲渡してはならない。」を追加する。

 理由は、第22条承継と同様に、次々と特定事業の権利を転売できないようにするため。

 次は、違反の事実の公表の問題です。

 第25条の次に新たに26条として「市長は、特定事業を行う第9条の許可を受けた第25条及び第27条の措置命令に違反し、環境保全及び災害の防止を図る上で重大な支障があると認められるときは、その事実を公表することができる。」を追加する。

 理由は、大規模の埋立事業における利益は多大であり、何億、何十億の事業であります。その中で、第5章罰則の100万、50万、30万円程度の罰金では制裁にならないので、同時に違反の事実を公表することで社会的信用も失う条項が必要なため。これが抜けているのも、業者に対して寛大な措置と言わざるを得ません。

 次に、事業評価審議会の件であります。

 第30条の2項「前項に規定する事業評価審議会の組織及び運営等に関する事項は、規則で定める。」の後に「審議会は、水道・土木・環境・交通・教育・農林・周辺住民の代表をもって構成し、審議会を公開とし、公正を期す。」を追加します。

 この理由は、規則で定めると思われる審議会の構成員と公開制を条例本文で明記することによって審議会の民主的運営を明確にするためであります。さらに、周辺住民の代表を入れることで住民の声を市政に反映し、環境行政に住民参加の道を開くことであります。

 以上を提案説明といたしますが、この修正案に対して、この条項をこうすればなど建設的なご提案がありましたら、住民の立場に立ってよりよいものとなるならばどんどん意見を出していただいて、9万人の請願にこたえられるような条例にしたいので、ぜひ慎重なご審議、よろしくお願いいたします。

 以上のように私が修正案を提出しました理由は、原案のままですと、12月市議会で全会一致で採択された請願の内容にこたえることができないからであります。私は、ここにおられる請願を採択された議員をはじめ議員各位がこの修正案に賛成することを確信するものです。どうぞよろしくお願いいたします。

 以上で提案理由の説明を終わります。



○議長(竹鼻伝吾君)

 説明が終わりました。

 それでは、修正案に対する質疑に入ります。

 駄場中光君。



◆18番(駄場中光君)

 修正案の賛成者の一人として、条例案の賛否を決める上で極めて大切であると思いますので、修正案の審議に関連して次の3点について市理事者にお聞きしたいと思います。

 1つは、この条例が制定されれば、水道水源の汚染が心配される日野谷の埋め立ては中止させることができるのかどうか。中止させるというふうに考えられるのかという点であります。

 なぜ私がこの質問をするかといいますと、この条例の審議にかかわって、埋立申請業者が先日の本会議や委員会の傍聴席を半分以上占めまして、朝8時過ぎに来た人の中にも入れない方が多数出るなど、全く異常なことが起こりました。これはなぜか。さきの教育民生常任委員会で市提出の条例が可決されたとき、業者側の傍聴人は大いに喜んで、地元の住民に対して、わしらの勝ちやと言ったそうであります。市提出の条例が通って、業者側が勝ったと思わず言ったのは、この条例で埋め立てができるということを業者が端的に語っているとも思うものであります。(傍聴席で拍手あり)いかがでしょうか、お聞きするものであります。

 2つ目は、日野谷下流で12万市民の水を取水している水道局は、水道水源が汚染されるとして一貫してこの埋め立てに反対し、水路の公用廃止に同意しないと言ってきました。それでも市長はこの埋め立てについて同意するのか。条例への表決を前にして、もう一度お聞きしたいと思います。はっきりとお答えください。(傍聴席で拍手あり)

 3つ目は、今後作成するであろう指導要綱に、埋め立てには周辺の住民の同意を必要とするということを書き込む用意があるのかどうか、このことが確認されれば私は市提出の原案に対して賛成してもいいというふうに思っております。なぜなら、これがあれば埋め立てを規制することが可能だからであります。このことが大事であります。ぜひお答えください。



○議長(竹鼻伝吾君)

 環境下水道部長。



◎環境下水道部長(藤進君)

 駄場中議員のご質問にお答え申し上げます。

 まず1点目の、日野谷の埋め立てについて、中止をできるかどうかという、この条例で中止ができるかどうかということであります。この条例と申しますのは、規制条例ということでございまして、中止条例ではないということを前段お断りをさせていただきます。

 その中で、この条例の目的には、土壌の汚染の問題、そして災害を未然に防止するということを基本にうたっております。この目的の内容は、この条例の中で罰則規定を設けておりまして、その罰則規定を実行するために、より明確な条件づくりが必要であるということで決めました。しかし、この条例の中で決めました事前協議、そして許可の基準、こういうようなものが、当然申請されてくる内容がその基準にまず合うかどうかということがございます。その基準に合うということになれば、まず計画段階では、これは中止ではなくて、許可をしていく方向になると思います。

 それと2点目の、水路の公用廃止の問題でございます。これは市長も代表質問のときにお答えしましたとおりで、このことについても、この条例の埋め立ての審議の中で判断していきたいというふうにお答えしましたとおりでございます。

 それと3番目の、指導要綱に同意を書き込む用意があるかどうかということでございます。これは1つには、条例の中で事業者の責務としましてこの事業に対する理解を住民に求めるための努力義務としてまず上げております。それと2つ目には、当事者、理事者だけではなくて、当然この審議に当たりまして事業評価審議会を設けまして、そしてその中身を学識経験者であるとか、またそういうふうな専門的な立場からこの事業の評価を審議していただくための機会を設けておるということが2つ目。それと、国の行政におきまして、同意行政は最近廃止の方向に来ておると。住民の意見を聴取する、もしくは内容によりましては地方自治体の意見を聴取するということになっておりますので、現在、要綱の中に同意を求めるという事項についての記載は考えておりませんので、よろしくお願い申し上げます。(傍聴席で発言あり)



○議長(竹鼻伝吾君)

 傍聴の方に申し上げます。静粛に願います。

 駄場中光君。



◆18番(駄場中光君)

 水道局は同意しないと言っているのに、市はそれでも同意するのかという点については市長の答弁をこの場でいただきたいということなんです。市長にまずその答弁をお願いしたいと思います。といいますのは、この前、市長、水路の公用廃止に判をつくのか、提出するのか、それを約束できるかと言うたら、約束できませんと言うたけど、先日の私の代表質問に対する答弁は間違っておったのと違うかという傍聴しておった方々の声が出ているんです。市長は絶対同意しない、許可しないというふうにこれまで言ったはずやのに、この前の答弁はどうも違っておったと、間違って答弁したのと違うか、という声がありますので、市長からはっきりと、この埋め立てには同意しませんということを言えるかどうか、もう一回はっきり、その点を先に答弁をお願いしたいんです。(傍聴席で拍手あり)



○議長(竹鼻伝吾君)

 静かに願います。

 市長。



◎市長(橋上義孝君)

 ただいまの駄場中議員の質問にお答えをいたします。

 私は、同意しないということを3月議会に申し上げたその内容は、現時点ではまだ水利組合の調整もできていないし、現時点ではまだまだはっきりと申し上げるわけにはいかないということで申し上げたつもりで、今議会では条例を提案させていただいたので、その条例に基づいてこれから検討していきたいと、こう申し上げたつもりでございます。そういうことでひとつご理解のほどお願いしたいと思います。(傍聴席で発言あり)



○議長(竹鼻伝吾君)

 静粛にしてください。

 駄場中光君。



◆18番(駄場中光君)

 それでは、最初の1問から再質問したいと思うんですけど、この条例は中止させる条例ではないと、規制だと言ってますけど、中止も規制も同義語なんですわ。同じ意味の言葉なんですわ。この条例で規制できるかどうかということを聞いているんです。罰金を課すからとか言ってますけど、何億、何十億という事業をする人が百万の罰金ぐらい痛いこともかゆいこともありませんがな。そんな罰則をつけたからといって、これが規制できるという保証はどこにもありませんがな。これが保証になるかどうか、埋め立てを規制するこの条例が保証になるかどうかということが極めて大事なんですよ。3点セットで2点が出ていないがゆえに、さらにこの条例審議の中でこのことをはっきりさす必要がある。あなたらの言ってることは、市長の言ってることと当局の条例説明は、論理矛盾があるんですよ。市長は、3月の時点では同意しないとはっきり言ったけども、この条例ができればそれは取り消すと。態度を改めると。なぜか。この条例ができれば日野谷はストップできる可能性があるから、埋め立ては規制することができるから、これが保証になるから態度が変わったとおっしゃっているんでしょう。しかし、事務担の説明は、これができてもストップさす条例ではないから、規制することは今から言うことはできない、規制できないということをはっきりおっしゃっているんでしょう。そしたら、こんな条例ができたって市民は安心できませんがな。(傍聴席で拍手あり)どちらですか。はっきりおっしゃってくださいよ。仮定の話で言えないのではなくて、あなたたちがつくった条例であり、これから規則なり指導要綱なり3点セットもあなたたちがつくるんですよ。もう想定しているわけですよ、条例をつくるときからこれにセットになる条例というのは。そのセットになる規則なり指導要綱でもって日野谷の埋め立ては規制できると確信しておりますと言えますか。できないんですか。どっちですか。



○議長(竹鼻伝吾君)

 環境下水道部長。



◎環境下水道部長(藤進君)

 駄場中議員の再質問にお答えを申し上げます。

 この条例でもって規制できるかどうかと。規制と中止とは同意義だという見解を示されております。我々、この条例を制定した中には、当然その土壌の基準であるとか、もしくはその水質を監視していく問題、そういうふうなものを十分盛り込んでおりますし、またその許可申請するに当たっての一定の土砂等の発生場所の問題、そしてその土砂が安全であるかどうかということの確認、そういうものもきちっとしてまいります。しかし、その計画が実行段階に移ったときには当然計画どおりの実行を担保さすと。そのために市におきまして立入検査権、そういうふうなことを設けまして、それで聞かないときにはその罰則を設けまして取り締まっていくということで、やはりその監視規制の充実を図った中で、当然この条例、そして今後起こるべき規則、要綱の中できちんとその処理をしていきまして取り組んでまいります。だから、今の時点において、中止さすという条例ではなくて、規制を要するに高めたと、ハードルを非常に高くしたというふうなことについて我々、そのことについての当然、仮に事業者がそれを守っていただく、そして守らなければいけない、そういうふうなものを設けましたので、あと、市の責任として守らすための監視体制を、十分な体制を整えてまいりたいというふうに考えております。



○議長(竹鼻伝吾君)

 駄場中光君。



◆18番(駄場中光君)

 土壌汚染を規制するための画期的な条例やと言って高く評価している方もたくさんいらっしゃると思うんです。そのとおりだと思います。我々も土壌汚染をきっちりと規制することは極めて大事なことだし、そのことを否定していないんですよ。さすれば、私たちが一貫して言っているのは、きれいな土であれば、建設残土であれば、あそこの谷は埋めてもいいということでしょう、これまでの審議の過程では。土砂の発生場所をはっきりさせると言いますけれども、地元住民には良好な土砂と説明して、市に提出したある文書では建設残土というふうに言ってるでしょう。こんな使い分けをしているんでしょう。しかも、これまでの審議の中で明らかになっているのは、きれいな土砂の中に3割の産廃が入ったって、それは産廃ではない、土砂やと言ってるんですよ。3割の産廃が入ったような土砂をあそこに埋め立てたら、その下で取水している水道の水源が汚染されるということで、水道局は一貫して反対しているじゃないですか。だからこれまで熱心にやっているんですよ。水道の水源の上流でない、全く影響のないところであれば、こんな運動は長い間続くはずがないんですよ。住民の側に正義もあり、道理もあるから頑張れるんですよ、これは。今の部長の話では、この条例をつくったって、これで規制はできない、これはストップさせる条例ではないから規制できないということをおっしゃっているでしょう。それは業者が最も喜んだということで端的に業者が物語っていますがな。

 こんな条例が通って万歳したと。わしらの勝ちやと。埋め立てできるということを業者が言ってるんでしょう。市長に聞きますよ。部長は、この条例ができたって埋め立てを中止させることはできないと言ってるんでしょう。それはお認めになるでしょう。その上に立って、市長は、この条例ができれば住民を安心させることができる、あの埋め立てをストップさせる担保ができたから私の態度が変わったと言ってるんですけど、この埋立て条例ができたら、そしたら市長は住民の不安を解消する担保になるんですか。別の言葉で言えば、埋め立てを中止することができると考えているんですか。中止といえば、あなたたちは規制と言いますが、規制でもいいですよ。私は中止も規制も同義語という上に立って中止と言ってますけども、規制することができるかどうか、すなわちストップさせることができるかどうかお考えですか。あなたが、この条例ができてストップできるということを裏づけせん限り、こんな条例ができたって住民は安心できませんがな。(傍聴席で拍手あり)市長、どうですか。お答えください。



○議長(竹鼻伝吾君)

 市長。



◎市長(橋上義孝君)

 先ほどから部長が答弁しておりますように、規制条例と禁止条例、ここらははっきりと規制条例ということで施行される条例でございます。こういった中で、私も中止できるかということは、これは規制条例で厳しく規制していって、そして市民の不安、そういったものをやわらげ、取り除くという意味においての規制条例をつくっておるわけでございまして、これは私も、ちょっと長い話になりますけれども、議員当時からこの条例については何も業者に味方して条例をつくったとか、そういう気持ちは毛頭ありません。(「業者は喜んでますがな」の声あり)その喜ぶのは勝手でございます。私は何もそんな意味では言うておりません。(「そういうように言いました」の声あり)だから、私はもう議員の時分から条例制定すべきだと、この河内長野市の自然環境を守るのは、河内長野市の法律をつくろうやないかということで申し上げてきたつもりです。ずっと続けてきております。今さら始まった私は意見でこの条例を制定した動機ではございません。そういうことだけしっかりご理解いただいて、これはもう明らかに上位法に基づき、はみ出し、横積み、上積み、こういう範囲の中での、自治法でも言われておりますように、なかなかそういう厳しい制約を受けた中での自治立法権を行使していくには難しい条件があるわけでございまして、そういう点は十分ご理解もいただいて、私は長野市を守るためにこれから私の権利、権限を、府の許可の権限を私が持とうやないかということで、しっかりとした信念を持ってやっておりますので、その点どうぞご理解願いたいと思います。



○議長(竹鼻伝吾君)

 駄場中光君。



◆18番(駄場中光君)

 市長の権限で規制すると言ってますけども、あなたの権限は極めて単純な、しかも重要な権限を持っておるんですよ。この間本会議で言いましたように、水路の公用廃止に同意しないということですよ。市長の判をついた公用廃止の同意書が出てこない限り、この埋め立ての書類は受け付けないと言ってるんですよ。そんな権限を横へ置いてそんなことを言うたって、住民は納得しませんよ。権限と言うのであれば、もう一度水路の公用廃止の同意書は提出しませんということを言ってくださいよ。それが一番あなたに与えられた権限ですがな。(傍聴席で拍手あり)そのことを横に置いて、規制できるかどうかわからない、業者が喜ぶのは勝手ですけど、業者が手をたたいて喜ぶような条例をつくったということで、これをあの埋め立てを規制するための担保にしよう、保証にしよう、そう思ったって、住民は納得しませんよ。そういう立場に立つ限り、今まで市長がとってきた、埋め立てには同意しかねる、住民の不安がある限り、そういう立場から大きく後退したということですよ、あなたの政治的立場は。そう受け取れますよ。態度が変わってきたんですか。

 2つ答弁してくださいよ。同意行政の問題は後でやりますよ。どうせそれを言うてくるやろと思っておった。厚生省は確かに同意行政はあかんと言ってますよ。しかし、地方の政治の流れ、住民の環境行政、環境問題に対する住民の声というのは、そんな厚生省の言うことを聞くような、そんなことではありませんよ。地方自治は住民の声に立って、住民の声を尊重してやるんですよ。そのことは、同意行政の問題は後で言います。どうですか、市長。水路の公用廃止の同意書に判をつかない、同意書は提出しないということを言い切れるんですか。その権限が一番大きいがな。そんな権限を横へ置いてほかのことを言う必要ない。その権限は行使するんですか、しないんですか。それを答弁してください。(傍聴席で発言あり)



○議長(竹鼻伝吾君)

 傍聴人に申し上げます。静粛にお願いいたします。なお、議長の命令に従わないときは、地方自治法第130条第1項の規定により退場を命じますから、念のため申し上げます。

 市長。



◎市長(橋上義孝君)

 それでは、水利の同意の問題についての答弁をいたします。

 この同意というのは、もちろんこの3号水路の3つの水利組合がありまして、これのすべての水利組合が一応同意した場合ということの判断はあるんです。それと、この同意は、そもそも同意する市があの水路を、これはいろいろ議論していきますと、所有権と、水路というのは国の管轄のものであるわけでございまして、それの取水とかそういう面で市はかなりかかわりがありますけれども、これに対しての市同意はしても、提出をしなければ問題はないわけでございまして、同意するかせんかの問題では、私が言いましたように、水利組合が全部同意した中でこれは条例に基づいていろいろ審議された中の判断になるということを私は申し上げておるわけでございまして、そういう意味での条例の提案でございますので、そこらをひとつよろしくご理解願いたいなと思います。(傍聴席で発言あり)



○議長(竹鼻伝吾君)

 駄場中光君。



◆18番(駄場中光君)

 水利組合、水利組合といいますけど、この水利に対して市もかなり有力な水利権者の一つやと。市はこの水路のために無形固定資産ということで4億からの金をつぎ込んで、毎年何百万という金を使っている。そういう意味で言えば、水利組合がはいと言ったから自動的に市長もはいと言うような、そんな問題ではないですよと。市の独自の判断が要りますよということを言ってきているわけですよ。その独自の判断もあなたの言葉からはいっこも聞かれませんがな。水利が賛成したら賛成ぜざるを得んというね。市民のこんな大切な税金をつぎ込んでおきながら、市民の大切な税金、それをつぎ込んだ財産を守る責務があるでしょう、公共物を管理する。それも責任を持ってもらわないきませんよ。わかりやすく言いますけど、なぜ水路の廃止に対して市長の同意が要るかということを言ってるかといいますと、バイパスをつければ水利組合は関係ないんですよ。バイパスをつけて同じ量の水が寺ケ池へ入れば、水利組合はそれだけで関係ないんですよ。要は、バイパスをつけた後、長い細々とした日野谷の奥にかかっている水の通らないいわゆる水路が通っておった土地ができますがな。この土地を廃止する意味は業者が買い取るという意味なんですよ。だから、周辺の持っている土地の明示を、富田林土木は明示しているんですよ。その土地を岡三が買い取るわけですよ。国の財産を岡三が買うわけだから、そこを管理している市長の同意が要るということなんですよ。水路とは別ですよ。水路は、バイパスで取って、水が同じ量、今までと同じ水が行けば、それでいいんですよ。

 残った水路を岡三に売るために、その判断を大阪府がするために、国有財産を管理している知事が市長に判断を求めている、いわゆる同意書が、これはもう岡三に売ってもいいですという同意書を提出しなきゃ、大阪府は副申をしない、富田林土木所長は大阪府に副申をしないということをおっしゃっているんですよ。だから、それに判をつくということは水利とは関係ない問題ですよ。そやから、水が流れた後の、もう空になった、水の流れていない、その土地を岡三に売るかどうか、その判断を市長の同意書で取らなきゃならんわけですよ。そうでしょう。提出しないということをはっきり言えるはずですがな。言えるんですか、言えないんですか。もう最後、これ以上長くなっても何ですので、代表質問でもやっていますので、これ以上この問題に関しては言いませんけど、最後の判断、市長を頼りに12万市民、恐らく署名をした9万の方々、全部が河内長野市民だとは言いませんけれども、あの請願に託されたたくさんの方々は市長を信用して、市長が恐らく我々の命の水を守ってくれるやろという期待があるからあなたに一生懸命頼んでいるんですよ。私だって、この条例に賛成か反対か、原案に対しても賛成か反対か、態度をとらないかん、重要なね。これに市長の答弁なり、今後の同意を盛るという問題は、我々の判断の極めて重要な点になるから聞いているんですよ。どうですか、市長。



○議長(竹鼻伝吾君)

 市長。



◎市長(橋上義孝君)

 お答えをいたします。

 ただいまの水利組合の同意につきましては、必ずしもショートカットされて水利組合が関係ないとおっしゃいますけれども、ショートカットされたことによって一時水が来るというような水利組合もあるわけで、そこらはまだこれからの恐らく相手方との協議を重ねていくものと思います。

 それと、背景にやはり埋め立て問題があるわけでね。この水利の同意については背景に埋め立て問題がある。その埋め立てのそういった行為に対する規制条例をつくったわけですから、それに基づいて私は行動していきたいと、こう思っております。それを申し上げておるわけです。(傍聴席で発言あり)



○議長(竹鼻伝吾君)

 駄場中光君。



◆18番(駄場中光君)

 まあ納得のいく答弁は得られません。なぜか。それは、市長が3月議会で述べてきた政治的立場から大きく後退しているということなんですよ。同意しないとはっきり言ってきたものを、埋立て条例をつくれば、これもざる法の−−ざる法と言ったら言い過ぎですけれども、骨ね抜きの、産廃が3割まじった土砂であれば埋め立て可能なこの条例をつくったから安心やと。住民をだますことですよ。だましですよ。こんなことでは住民は納得しませんよ。我々も納得しませんよ。これ以上長引かされませんけど、私はそういう認識を持っているということを、共産党は納得しないということをはっきり申し上げたいと思います。

 それから、同意行政同意行政と言うてますけど、6月18日の朝日新聞の夕刊、それから5月28日の日経、これは7割が住民同意は必要だということを書いています。これは産廃ですよ。産廃ですけど。土砂とは違いますけども。土砂の中に3割も産廃が入ったものを埋めるんですから、産廃と言うたっておかしくないんですよ。こんなものに同意が要るのは当然ですよ。厚生省は同意を取らなくていいと、そういう条例は廃止せいと言うてますけど、都道府県だって頑張っていますよ。最も住民に根差した、住民のために頑張らなあかんいわゆる住民自治を標榜する市町村が、地方自治体が住民の同意を取るのは当然じゃないですか。我々は、同意は取る、同意は必要やということを今後指導要綱にぜひ盛り込んでほしい、それを盛り込んでいただけるように我々はさらに今後頑張っていくということを表明して、質問をこれでおきます。

 以上です。(傍聴席で拍手あり)



○議長(竹鼻伝吾君)

 佐生総一郎君。



◆24番(佐生総一郎君)

 ただいまの駄場中議員にちょっと関連するのでございますが、まず初めに聞きたいのは、水道水源保護の立場から、これはそういうような立場から水道局はこの条例に対しての同意をしなかったと、このように受け取っておるわけでございますが、その同意しなかった理由はどこにあったのか。それで、今後それに対してどのような考え方を水道局として持っておられるのかということをまず初めに聞いておきたいんですが。

 そして、本年3月の定例会におきまして、日野谷埋め立て反対による住民サイドからの、これは柏原市の土砂等の埋立て条例をもとにして住民から提出され、当時、私たち会派が、民主クラブの佐野議員とともに紹介議員として提案した立場から、この日野谷埋め立てを中止させなければ請願の趣旨から離れるのではないかと思うのであります。(傍聴席で拍手あり)といいますのは、昨年の12月市議会では、9万人以上に及ぶ日野谷埋め立て反対、土砂等による埋立て等に関する規制条例制定を求める市民請願が全会一致で採択されました。そして市長はじめ市議会全議員の日野谷埋め立て反対声明が大阪府に届けられたんです。市長と市議会全員のその声明が大阪府に届けられているんですよ。私たちは、この日野谷を建設残土の処分地にすることなどは絶対に許せるものではないわけであります。(傍聴席で拍手あり)これは地域住民の心であり、願いなんです。市民の期待にこたえるのが議員であり、行政の機能チェックをして、市民のために、市政発展のためになることを決めるのが議会の役割であります。(傍聴席で拍手あり)そのためには一日も早く市民の要望を取り入れ、満たされた条例制定が急務でありますので、私は、本年春に行われました市議会の選挙の改選後、直ちに担当部に6月定例会に条例提出をやるように申し入れたのでありますけれども、そのときの返事は、非常に6月では難しいと。9月定例会には提出するとのことで、それはとんでもないことであるということで、私は行政のあり方に厳重に注意いたしました。

 そして6月のこの定例会に提出されたわけでございますけれども、ここでこの条例に対して、この内容を見ますと、この内容というのは、千葉県が東京都内からの汚染された土砂が県内に投棄され、その土壌には六価クロムや水銀などが混入しているために驚いて千葉県は生活環境保全のために県ぐるみで条例制定したのであります。3月定例会で市長はじめ理事者側はどうおっしゃったかというと、市独自の内容のある条例制定をいたしますという答弁に対して、一体どこにこの条例の中に市独自の条文があるのか、市独自の独自性が見当たらないと思われるのは私一人ではないと思うのであります。(傍聴席で拍手あり)市独自の独自性とは、大阪府下で唯一ダム水源地を持っているのは当市だけであります。この浄水は、生命と健康を守ってくれる最も大切な水であります。日野谷埋め立て反対の最大の理由は、水上にある滝畑ダムの水道水源の流域内であり、水源を保護することにあるのであります。しかしながら、この規制条例ではどこにも最も大事である大切な水道水源保護に関する条文はないのであります。水源保護地域内での禁止条文がありません。確かに担当部局の職員は真剣に頑張ったことは認めますけれども、この条例は一般論的な条例であり、この滝畑ダム周辺地域での水道水源保護条例を早期に私は制定しなくてはならない。このことが市独自の特色ある条例制定と言えると思うのであります。

 そこで、この条例はこのままでも、今後すぐに9月定例会に水道水源保護条例を提出するという確約があれば私はこの原案においても賛成してもいいと思っております。しかし、この水道水源保護条例の早期制定を図らないようであったならば、私は−−例えば隣接の大阪狭山市ではラブホテルとかパチンコ店でさえも条例でストップしております。まして生命と健康を守る最も大切な水資源を条例で守れないことができないはずはないのであります。だから私は、早急にこの水道水源保護条例の制定を図っていただきたい。滝畑ダムは、将来の水需要に対処するため市は巨額な投資をして確保した水源であります。この水源の水質保全に万全を期するのは水道事業者としての責務であります。水道局で原案をまとめ、全庁内で組織した関係部局によるところの調整会議によってこれを諮って早期制定していただきたいと思うのであります。これは水道法第2条におきましても、国や地方公共団体の責務及び住民の責務として、その趣旨に基づき、本市の水道水の汚濁を防止し、清浄な水を確保するため、水源を保護することで市民の生命及び健康を守ることを目的とした水道水源保護地域の定義づけを行うとともに、対象となる事業を、ゴルフ場、リゾート関連事業、砂利採取業、採石業、産業廃棄物処理業と定めていただきたいのであります。そして、この水道管理者には水源の水質の安全を確保するため、水源とその取水地域を水源保護地域として指定していただきたい。そして1つには保水力の低下、2つ目には開発に伴う表土の改変等による濁りの発生、3番目には肥料成分の流出と生活排水の流出に伴う汚濁負荷の増加があります。4番目には農薬による健康影響についても、低濃度であっても悪影響があるとすれば、100万人に1人以上の発がんリスクであっても、清潔で安全な飲料水を供給する使命から、たとえ100万人に1人であろうと、これを見逃すことはできないのであります。かけがえのない滝畑ダムの未来永劫の維持に向け、滝畑周辺地域内の土地所有者と情報交換を行うということで、私は基本的な考えを述べましたけれども、このような条例を制定されていく考えがあるのか。考えがあった場合にはこの原案においても私は賛成しますが、ない場合には反対します。この点について、水道関係者の答弁を求めます。(傍聴席で拍手あり)



○議長(竹鼻伝吾君)

 水道局長。



◎水道局長(長尾重男君)

 佐生議員のご質問にお答え申し上げます。

 まず、昨年の関係会議の中で局が申し上げた根拠ということでご質問があったかというふうに思います。

 既にご承知のように水道事業は、水道法第1条で、清浄にして豊富低廉な水の供給を図り、もって公衆衛生の向上と生活環境の改善とに寄与するというふうに定められておりまして、今回の埋め立て計画は、この清浄に関係するものでございます。また、ご質問の中でもありましたように、水源等の清潔保持につきましては、水道は日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことのできないものであり、かつ貴重な資源であるという観点から、住民はもとより、国、地方公共団体にも必要な施策を講じなければならないというのが2条に定められております。さらに、水源の汚濁防止のための要請としまして、水源の水質を保全するために必要があるときは関係機関に対して水源水質の汚濁防止に関して意見を述べ、また、適当な措置を講ずべきことを要請することができると。これは法43条に定められているものでございます。一方、水道に携わる者といたしましては、いかなる水源から取水するものであろうと、その供給する水を常に水質基準等に適合させる等その安全性を確保する責務というものがございます。しかし、これにつきましても、浄水処理能力から限度というものもございます。そのような関係からこの43条で関係機関に要請することができるということが昭和52年に一部改正されたものでございます。これらの観点から関係課会議で意見を述べたものでございます。

 また、その関係課会議の中におきましても、要綱で弱いならば条例化ということも当然検討していくべきだというふうなことも述べております。これは、先ほども市長が申しましたように、そういうような中でいろいろと検討をされて今議会に上程されたものと理解しているものでございます。

 水道局といたしましても、この条例制定について議決をされました暁には、やはり尊重し、そのもとに水道行政を進めていくことになります。なお、水道局としましては、何と申しましてもお客様でございます市民の皆様の生活にいっときも欠かすことのできないライフラインとしての貴重な重要な役目、その中にも安全な水を供給するという責務というものがございます。そういうことから今後の規則、それから要綱案並びに水源保護等も含めまして種々要請をして、より充実した中身になるように局としても努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(竹鼻伝吾君)

 佐生総一郎君。



◆24番(佐生総一郎君)

 ただいま私、条例の一番肝心なところは、地域住民がなぜこの反対運動をやられたかというと、やはり一番の問題は水の問題である、その次は環境破壊であると。ということは水が汚染されてきたならば生命と健康に関係してくる。これは河内長野市民だけではなくして、富田林、藤井寺、羽曳野に至るまで、50万の大阪府民がこのことにおいて影響するわけでございまして、だから私は、今このことを何とかして河内長野市独自の条例とするならば、河内長野にはこの水源の滝畑ダムというダムを持っておりますので、これに関係した条例文が出てきてこそ、ほんとの市独自の条例案であると。今出てきているやつは一般論的な条例ですよね。だから、今ご答弁ありましたように、前向きで考えていくような発言ですけれども、私聞いているのは、やるのかやれへんのかということを聞いておるのでありまして、やる気持ちがあるならある、ないならないで、はっきりしてください。

 それで、私は静岡県の伊東市へ調査に行ってまいりまして、水道水源保護条例のことを聞いてまいりましたけれども、この条例制定後、住民からの反対運動もないということで、やはりそういうエリアをこしらえて、エリア内においては、今私が申し上げました対象となる事業は、これとこれはしてはならないということを決めれば、エリア内で絶対に土砂は投棄しないということ、その中にはまってきますよ。そうすると、この提出された条例はそのままで生きるんです。だから、新しく水道水源保護の条例を制定していただきたい、このことを言うておるわけでありまして、ひとつ担当の助役の方から………。



○議長(竹鼻伝吾君)

 廣田助役。



◎助役(廣田求君)

 水道の方の担当をしておりますので、佐生議員のご質問にお答えしたいと思います。

 今回の埋め立ての規制条例、これに関係しまして、私、先日の教育民生常任委員会でも申し上げましたように、水道としてはどんなことがあっても市民の皆さん方に供給する水は安心して飲める水をつくっていく義務がある、それが使命であるというふうに水道として考えておるということをたしか申し上げました。そのためにいろんなことが考えられる、そういった中で庁内の会議の中でも水道としての意見を申し上げてきた、そういう経過がございます。その中で、先ほども水道局長が申し上げておりましたように、とにかく条例を制定して、今回の埋め立てについてはそのことで進んでいただくと。これがまず第1点じゃないかと。ただし、水道につきましては、先ほども申し上げましたように、皆さん方に、安心して飲める、この水を供給する義務がありますので、そのためにはいろんな手だてをこれから講じる必要があるということで、相当以前から研究もいたしておりますし、先ほど先生のおっしゃいました視察にも私一緒に参りまして、その地域の状況も知っております。そんな中で、一つの方法としては、ご提言のような水源保護条例ということもございます。そういうことも、いろんな内容を考え合わせて、これから早急に具体的にそのことを取り組むようにということで、現在取りかかっております。今の段階では具体的にこうするということは申し上げることができませんが、少なくともご質問にあるような内容につきましては検討をしていくということでお答えしたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(竹鼻伝吾君)

 佐生総一郎君。



◆24番(佐生総一郎君)

 担当助役の方からのご答弁をいただきましたことは、今検討されておるし、前向きにそういうふうな制定に向かって努力しているということでございますのでね。だから、必ず将来において制定されるものであると認識してよろしいですね。



○議長(竹鼻伝吾君)

 これにて質疑を終結し、これより討論に入ります。

 大宅一博君。



◆14番(大宅一博君)

 ただいま上程されました議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定の原案に対する修正案について、新生クラブを代表し、反対の立場で討論いたします。

 このたびの原案に対する修正案について、我々は環境と開発という問題について広く議論いたし、特に環境という言葉に関して、そのスタンスによって大きく見解も処遇も違ってくるということであります。生活環境か自然環境かという関係は、初めから相違点も見られ、今回の土壌汚染や災害防止だけの問題ではなく、我々人間生活のよりよい生活環境の追求の先には必ず不必要になったものが発生し、あるいは一つの事業の行いで発生する必要以外のものなど、それらの処分については、発生させた者の責任において処置しなければなりません。つまり環境問題の起こる根本的な原因はすべて我々にあり、規制のハードルを高くする、低くするということも大切なことでありますが、その発想を超えた大きな視野に立った判断の上において、それぞれに足元から環境と開発を考える行動が必要ではないでしょうか。そういう見解におきまして、我々は大所高所を見定めた原案に賛成するものであります。よって、本修正案には反対の立場を表明し、新生クラブの反対討論といたします。



○議長(竹鼻伝吾君)

 角野雄一君。



◆17番(角野雄一君)

 私は、議案第40号の河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例に対する我が党が提案した修正案について、日本共産党市会議員団を代表して賛成の討論を行います。

 本来、規制条例というものは、それに関係する業者にとっては制定されることを望まないものであります。ところが、さきの教育民生常任委員会の審議の中で明らかになったように、市の規制条例は、土壌汚染と災害の危険さえなければその他の土砂埋め立ては認めるという極めてハードルの低いものであります。許可条件についても、許可を受ける者に不当な義務を課すものであってはならないという項目をわざわざ入れたり、違反した業者や事実を公表しないなど業者にとっては極めて寛大であります。

 一方、住民参加を保障するものは何もありません。そのことは、この条例が審議された教育民生常任委員会で我が党の修正案が否決され、市の原案が日本共産党以外の議員の賛成で可決されたとき、関係業者はもろ手を挙げて歓迎したと聞いております。さらに、住民に対して業者の方がわしらの勝ちやと言ったのはどう理解したらいいのでしょうか。これは、市の規制条例は規制とは名ばかりで、業者にとっては極めて寛大、ハードルの低い規制で、むしろ業者にとっては望むものであることを如実に物語っているのではないでしょうか。その上、市の条例案では産業廃棄物が混入した土砂を持ち込ませないという保証もなく、これでは日野谷のように水道水源の上流に当たる場合でも知らぬ間に産廃が捨てられ、市民の大切な水道水源を守ることができないものであります。これでは市民の心配を取り除くことはできません。さらに、きょうの市長の後退した発言でますますその心配は大きくなっていると思います。

 我が党の修正案は、昨年12月市議会で採択されました9万人の請願署名に託された市民の思いを実現し、真に実効性のあるものにするために修正をしたものであります。それは丹羽議員が説明したとおりであります。

 さらに埋立て規制条例の重要な要素であります埋立地の周辺住民の同意を必要とするという条項をつけないということも表明されました。これでは全く埋め立ての歯どめはないわけであります。こういう点ではますます我が党の修正案が必要となってまいります。

 9万市民の請願の市民の声を裏切ることなく、市民の思いを実現するためにも、ぜひ議員の皆さん方の賛同が得られますように心からお願いを申し上げまして、賛成の討論とさせていただきます。



○議長(竹鼻伝吾君)

 これにて討論を終結し、採決いたします。

 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)

 起立少数であります。よって、丹羽実君から提出されました修正案は否決されました。

 これより、議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定についての原案について討論に入ります。

 丹羽実君。



◆2番(丹羽実君)

 ただいま上程されました議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について、我が党の見解と態度を述べます。

 今回の条例提案は、9万人の請願署名と1年間にわたる住民運動の結果として出されたものでありますが、中身を見ますと全く骨抜き条例であり、請願署名された市民と運動を続けている住民の期待を裏切るものとなっております。

 具体的には、私たち市民が誇りとする河内長野市の豊かな自然と緑を守り、住みよいまちづくりを進めるという点から見て多くの問題点を持っています。

 1つは、河内長野市より良い環境をつくる条例でうたわれている、わたしたち河内長野市民は、豊かな緑と太陽のこのまちを誇りとし、この恵みに感謝するとともに、この良好な環境を、次の世代に伝えなければならない重要な役割を持っています。そのために自然環境と生活環境、文化環境を守らなければならないという、よりよい環境を守るための理念が全く欠落していますし、河内長野市より良い環境をつくる条例との整合性がありません。(第1条の目的)

 また、現在の河内長野市土砂等による土地の埋立等に関する指導要綱が規制しております土地の埋め立て、盛土、または切土により、土地の地形及び地質の変更を規制の対象外にするなど、現規制要綱より大きく後退するものとなっていることであります。(第2条の定義)

 2つ目は、土壌汚染、災害の危険を明確にするという理由で、もちろん土壌汚染を条例で規制することは大切なことですが、土壌汚染と災害の危険さえなければその他の土砂埋め立てはどんどん許すという極めてハードルの低いものとなっていることであります。埋め立て土砂についても、府環境整備局は、土砂に産業廃棄物を混入しても、全体の土量の3割未満なら産廃とみなさないと言っています。また、公共工事の残土であっても、そのうち搬入権を大量に得ればチェックできなくなる、業者がもうけるためには産廃の方がよい、監視小屋が不可能なら業者の良心にゆだねるしかない、そんな危険なことをするより、などなどというように、約1年前の市役所内の調整会議のときにも心配されているような事項は、今回の条例案でも解決されていません。また、5万平米以下の土砂埋め立てについては事前協議の事業評価審議会の審議の対象から外し、(第11条事前協議)罰則についても1年以下の懲役または100万円以下の罰則にするだけで、違反者の氏名の公表すらないものであります。(第33条)

 3つ目は、埋め立て許可には条件を付すことができるが、その条件は許可を受ける者すなわち事業者に不当な義務を課するものであってはならない(第14条許可の条件)として、事業者に対して極めて寛大なものとなっていることであります。

 4つ目は、埋め立て許可条件の重要な要素である埋立地の周辺住民の同意を必要とするという歯どめ要項も提出されず、埋立事業によって影響を受ける住民を全く無視するものとなっていることであります。

 したがって、この条例制定によって日野谷の埋め立てに代表される自然環境と生活環境の破壊を招く無謀な埋め立てを中止させることができるのかという不安は解消されるものではありません。そして、この条例全体には、住民参加、市民参加の姿勢がありません。指導要綱に周辺住民の同意が必要と明記しないのは、今や時代の流れに逆行するものであります。6月18日付朝日新聞夕刊には、産業廃棄物処分場設置の時、全国の都道府県の約7割が指導要綱などで周辺住民の同意書の提出を求めている記事が掲載されました。その理由は、迷惑施設だからこそ同意が必要、同意がなければ完成後の施設運用に支障を来す危機感が強いと報じています。大阪府も事前指導要綱で明記されており、昨日電話で私が問い合わせをしたところ、同意書提出はなくせない方向と言っておられました。産業廃棄物処分地と土砂の埋立地との違いはありますが、迷惑施設であることには変わりはありません。大阪府の条例でも、柏原市の条例でも住民同意が明記されているのに、なぜ河内長野市が明記できないのか。周辺住民の同意は、言いかえれば良識ある市民に決める権利を与えることです。すなわち市政に住民参加の道を開くことは、市民が主人公の民主市政として当然のことであります。

 5つ目は、19日の教育民生常任委員会の質疑の中で、この条例案では産業廃棄物が混入した土砂は持ち込まれないという保証はありませんでした。日野谷のように水道水源の上流に当たる場合でも水道水源として使えない危険性が大いにあるということも否定できませんでした。また、もしそのような事態になれば約10年間にわたり、事業費も数百億円かかると水道局は指摘しており、水道局は埋め立てに同意しないと言っているのに、水道水源の汚染の危険性を冒してまでなぜ許可するのか、住民は到底納得できるものではありません。

 などなど、本条例は9万人の請願に背を向け、市民の期待にこたえるものとなっていません。我が党は、昨年12月市議会で採択された9万人の請願署名に託された市民の思いを実現するために、今回制定される埋立て規制条例が真に実効性のあるものになるため、市民の立場に立った修正案を提出しましたが、この修正案は否決されました。よって、骨抜き法とも言える本条例に日本共産党市会議員団は賛成することができません。我が党は、引き続き河内長野市の豊かな自然と緑を守り、住みよいまちづくりをするため、広範な市民と共同して全力を挙げて奮闘することを表明して討論を終わります。(傍聴席で拍手あり)



○議長(竹鼻伝吾君)

 大宅一博君。



◆14番(大宅一博君)

 ただいま上程されました議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について、新生クラブを代表し、賛成の立場で討論いたします。

 去る6月17日の新聞報道によりますと、能勢町のダイオキシンを上回る国内最高の2万5,000ピコグラムのダイオキシンが岡山県中央町の土壌から検出され、また昨日は、府下に工場を持つ大手電器メーカー敷地4カ所の地下水より発がん性物質テトラクロロエチレンが検出されたとの報道であります。我が河内長野市民にも環境汚染の問題に対する予想を超えた意識が高まっています。70%が緑の大地に囲まれたすばらしい環境の本市にありまして、快適なまちづくりとともに、その環境保全は我々の使命と考えます。5月29日には天野地区より野積み放置された桜並木沿いの廃棄物に対する行政の適正管理を求める陳情もございました。また、昨年旭ケ丘地区より土砂埋立てに関する規制条例の制定を求める請願が出されました。そして我が会派も早速理事者に対しその条例制定を強くお願い申し上げ、特に他市の先例に学びながらも河内長野市の風土に適した独自の条例制定をお願いしたところであります。急がれる本条例の上程に際しましては関係者の昼夜を問わない議論の中の決定であったと推察するものであります。理由として、それは、自然環境の保全と快適な生活環境の建設との間にはエコロジーな社会形成が求められますが、そのようなまちづくりは物理的にどうしても相反するところもあり、その上、国の法律においては廃棄物等の処理及び清掃に関し同法第2条3項の国民の責務に生じた廃棄物はなるべくみずから処分することと明記されているからであります。さらに、今後の取り扱いにつきましては、要綱、規則等におきましてくれぐれも住民に不安を与えないよう十分配慮されることを心より要望いたしまして、賛成の討論といたします。



○議長(竹鼻伝吾君)

 大北国栄君。



◆4番(大北国栄君)

 ただいま上程されました議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について公明を代表し、賛成の立場で討論をいたします。

 昨年12月本会議におきまして条例制定の請願が全会一致で採択され、市民の方々の不安を取り除くため一日も早く条例制定を願っていたところであります。本市はご承知のように、市域の3分の2が山や谷に覆われており、今回市長の責任において上程された条例案は、その内容についても本市の地域性を考慮し作成されており、妥当性があるものと考えます。条例案には、6カ月を超えない範囲内において規則で定める日から実施する、とありますが、一日も早く規則を定めていただき、市民に不安をかけないように早期実施に向け努力をしていただくことを要望し、賛成討論とさせていただきます。



○議長(竹鼻伝吾君)

 西ノ内寿一君。



◆21番(西ノ内寿一君)

 ただいま上程されております議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について、リベラル河内長野を代表いたしまして、賛成の立場から討論いたします。

 条例につきましては、日野谷埋立て中止と埋立て等の規制に関する市条例の制定を求める請願が全会一致で採択され、我が会派は改選後も早期制定を市長に申し入れていたところであります。また、さきの3月議会での議員提案として提案された条例案との対比並びに今回提案されました修正案について会派としても種々論議を重ねてまいりました。12月議会で市長は、埋立規制だけではなく、景観とか自然を守る、例えばごみの不法投棄の防止なども含めた幅の広い環境面での規制条例の制定を目指しているとの答弁がありました。我々もそれを望んでいるわけでありますが、より実効性のある環境条例については、代表質問でも要望いたしましたように、今後鋭意制定に努力していただきたいと考えております。今回の条例案につきましては、埋立規制に的を絞った条例として受けとめております。行為の規制のためには、計画、実施、検査、結果の確認と行動、それぞれの段階でこれらがすべてあるわけでございます。24時間365日監視できるかとの教育民生常任委員会での議論もありました。これは、計画が規制条件をクリアした後、さらに埋立行為が不正で、申請どおりでないという前提の話であります。

 実際にそんなことができるものではないと考えております。計画段階での詳細と守らせるべき方策について、それぞれのステップでの規則、運用面での体制を含めた充実を図るべきと考えております。実際にこのような事態になれば違法行為のチェックは不可能と考えております。罰則でとまるのか、させないような条例内容と運用がなければ実行不可能なことを幾ら記述しても意味はありません。それぞれの段階で、特に計画の段階で決められたことをクリアしていなければ、不許可あるいは直ちに中止すべきであります。それができる体制でなければなりません。例えば議論のありました特定事業として埋立て1メートルの高さではそれぞれの行為のチェックができるのか、極論すればチェックと行動、違反すれば直ちにとめることができない条例、規則は死文になります。このような前提条件をもって、より計画段階から策定すべきであります。この面で土壌汚染を取り上げたこと、10条の許可の申請では計画内容、特に土砂の採取先と量の明記等は評価しております。この条例をさらに生きたものにするため、規則と指導要綱等、検討、策定し、実効性のある運用面での充実整備を図るべきと考えております。

 それが規制のハードルをより高くすることでもあると考えています。住民合意形成については、規則と運用面でより実務的に取り上げ、検討すべきと考えております。計画段階のチェックが最も重要であります。3月議会提案の条例案は、その多くを規則にゆだねております。現実に柏原の例でも同意は規則になっておるわけでございます。10条で定めている個々の事項について予想される不安要因が具体的に記述されることによって解消されることが必要であります。個々に記載された内容の検証をどのようにするかの体制づくりを含めてのことと理解しております。計画内容が不完全であるものを検討の場にのせること自体がおかしいことになります。したがって、今後の作業において規則、体制面、運用面での内容検討を十分に行って策定することを強く要望いたしまして、賛成討論といたします。



○議長(竹鼻伝吾君)

 ほかに。

 石田敏治君。



◆23番(石田敏治君)

 去る6月18日の本会議におきまして教育民生常任委員会に付託になりました河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について、楠水会を代表して賛成の討論を行います。

 平成8年4月に策定された本市の第3次総合計画の中の土地利用は大きく3つのゾーンに分けております。これは、本市が目指す都市の将来像の実現に向け、地域の自然や社会的環境との共生を図り、安全性を基本に据えながら計画的な土地利用を進め、多様な生活文化や新たな都市機能が育つ活力ある都市を目指すための地域を、市街地ゾーン、環境共生ゾーン、山林保全ゾーンに分け、調和のとれた市域の保全と活用を図る、とうたわれております。

 そこで、今回提案された規制条例は、請願にもあります許可権、立入検査、罰則を明記するとともに、市民が最も不安としている土壌汚染と災害を防止することを明確に規定し、市民生活の安全と生活環境の保全を目的にしております。土壌汚染については、環境庁の環境基準を準用されると聞いております。また、災害の発生防止のために構造基準が定められ、これらの基準に違反して土砂埋め立て等が行われた場合は厳しい罰則も制定されております。もちろん埋め立て等をされる土砂等についての採取場所の確定、土砂等が安全基準に適合していることの確認はもとより、それらの書類や図面を利害関係者に縦覧を義務づけ、事業内容の公開を行うとともに、一定規模以上(5万平方メートル以上)については事前協議制をとっており、第三者機関による事業評価審議会を設け審議される等、非常にきめ細かな条例となっております。また、市としての責任を果たすための監視体制の準備に努めることも明記されておりますが、早急に監視体制を整えられることを要望し、本規制条例への賛成の討論とするものであります。



○議長(竹鼻伝吾君)

 佐生総一郎君。



◆24番(佐生総一郎君)

 ただいま上程されました議案第40号 河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について、討論を行います。

 本条例は、全般的にわたる一般的な条例でありまして、幾ら条例を制定しても、それを運用する人が大事であります。今後この条例内容につきまして十分検討され、そして不備な点がありました場合にはこれを改正なり修正を図るということも必要であります。そして、本市におけるところの市独自の条例ということがこの中にはございません。だから、市独自の条例ということは、先ほど申し上げましたように、滝畑ダムの水道水源の保護条例の早期制定を図ることが最も大事であります。そのために水道法第2条の趣旨に基づき水源を保護することで市民の生命及び健康を守るという目的を達成できる市独自の水道水源保護条例の早期制定を図ることを強く要望して、賛成いたします。



○議長(竹鼻伝吾君)

 これにて討論を終結し、これより採決いたします。

 本案を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)

 起立多数であります。よって、議案第40号河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定については原案どおり可決いたしました。



△日程3.発議案第7号 河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正について(教育民生常任委員長報告)



○議長(竹鼻伝吾君)

 次、日程3 発議案第7号 河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正について、討論に入ります。

 大宅一博君。



◆14番(大宅一博君)

 ただいま上程されました発議案第7号 河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正について、新生クラブを代表し、反対の立場で討論いたします。

 文明を追い続ける世相にあって、結婚適齢期の男女はますます晩婚化、非婚化となりつつあります。そして、今、国会におきましても少子化現象の問題は大きく議論されています。人間はそもそも大自然の摂理に生かされている動物でありますが、人はみずからの豊かさと便利さを限りなく追い求め、そのために結婚ということ、あるいは子供の誕生ということについて人間元来の姿を失いつつあるように思えてなりません。統計によりますと、あと100年先の日本の人口が今の1億2,000万人から半減され、6,000万人になるということであります。我々はこの問題を危惧するものであります。したがって、子育て支援ということに対しましてはあらゆる施策に賛同させていただく所存でありますが、このたびの発議案は、既に10年度の予算が成立されており、先日の本会議におきまして市長は、来年度より取り組むと、はっきり公言されていることであります。その間3カ月間の開きはありますが、継続的な事業に対しましては年的計画の予算をもって取り組むことを望むところであります。よって、来年1月1日から施行とする本改正案には反対させていただき、会派の反対討論といたします。



○議長(竹鼻伝吾君)

 角野雄一君。



◆17番(角野雄一君)

 我が党が提出いたしました河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正について、日本共産党市会議員団を代表して賛成の討論を行います。

 現在、当市では乳幼児の医療費の通院分無料化が市独自の施策として0〜1歳、2歳未満児まで実施されています。我が党の改正案はこれをさらに1歳引き上げて、3歳未満児まで無料化するものであります。今、赤ちゃんの出生率の低下により厳しくなり、少子化がとどまることなく、大きな社会問題となっております。この少子化をこのままほうっておいてはいけない事態に日本は来ています。子供を安心して産める、安心して育てられる、そして子育てしながら安心して働ける、そういう社会をつくらないと、子供の数が減り続け、先ほどの反対討論でもありましたように、このままの傾向が続けば日本の人口は50年ごとに半減していくという計算がされております。民族の未来にかかわる問題とも言われております。

 では、なぜこんな状態になっているのか。結婚年齢が上がっているからではありません。厚生省の調査でも、子供を産むつもりはあるものの思いとどまっている理由として、育児にお金がかかるから、教育にお金がたくさんかかるから、家が狭い、仕事に差し支える、などが上位を占めています。こういうことを何とかしなければ少子化問題は解決できないと思います。すなわち、子供を産み育てやすい社会にするために政治が努力するかどうかが少子化問題の解決に大きく影響するのではないでしょうか。その努力の一つとして医療費の無料化が自治体の手だてとしてできることではないでしょうか。乳幼児時期は特に病気にかかりやすく、せめて子供が病気のときぐらい医療費の心配をせずに安心して病院に行けるようにしてほしいという切実な要求にこたえることが今日強く求められています。ここにおられる皆さんの家庭でも経験がおありだと思いますが、幼児のころはよく病院に行ったのではないでしょうか。小さい子供はお腹が弱く、おまけにすぐ熱を出す。一人が風邪を引いたらすぐに他の子供にうつる。私の家でも子供たちが小さいころは病院の世話によくなりました。安心して医者に行ける医療費の心配がないというのは本当にうれしいことです。消費税増税、医療改悪で市民の暮らしがより厳しくなる中で、乳幼児医療費無料化は一日も早い実現が求められています。今議会に私たち日本共産党市議団がこの条例の改正案を提出いたしますと、市長は慌てて3歳未満児の医療費無料化を来年4月から実施すると発言されました。これは大いに評価するものであります。しかし、市民の喜ぶことは一日も早く実施すべきであります。これまでもこのような施策を行うと発表して、実施するまでの準備期間は6カ月もあれば十分でありました。新たな施策として行ったときもそうでしたから、我が党の提案した来年1月1日からの実施についても何ら問題はないはずであります。あとは市民の願いに誠実にこたえるかどうかであります。明るい21世紀をつくるために、子供を産みやすい、育てやすい社会をつくるために、ぜひ皆さん方の賛同が得られますようにお願いをいたしまして、賛成の討論といたします。



○議長(竹鼻伝吾君)

 ほかに。

 大北国栄君。



◆4番(大北国栄君)

 発議案第7号 河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正について、公明を代表して、反対の立場で討論いたします。

 本件につきましては、我が党はかねてから6歳児までの医療費の無料化を段階的に実施を要望していることから、趣旨につきましては賛同するものであります。一日も早く実施してほしい思いはありますが、さきの我が党の代表質問におきまして本件についての質問をさせていただいたところ、市長より明確に平成11年4月より実施したいとの答弁があったこと、また、本年7月より母子家庭医療制度の対象年齢が18歳まで引き上げられたことなど、諸準備等を勘案し、実施時期については反対するものであります。

 以上でございます。



○議長(竹鼻伝吾君)

 ほかに。

 石田敏治君。



◆23番(石田敏治君)

 発議案第7号 河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正について、楠水会を代表して討論いたします。

 乳幼児医療費助成制度の充実は、子育て家庭への経済的な負担を軽減するための支援を行うという意味で、特に少子化時代においては重要な施策であると思われます。これらの拡充にあっては、従来より他の福祉施策との整合を図りながら段階的に拡充を図っていくという方針が示されております。昨年には1歳児未満の通院費を2歳未満児まで拡充したところであります。そこで、6月定例市議会の代表質問に対して市長から、新年度施策として4月より実施すると言明されましたので、本提案については採択する必要がないものと判断し、反対いたします。

 以上です。



○議長(竹鼻伝吾君)

 これにて討論を終結し、これより採決いたします。

 本案を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者起立)

 起立少数であります。よって、発議案第7号河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正については否決されました。

 お諮りいたします。ただいま公明代表・4番議員 大北国栄君外4君から、決議案第3号 『モノづくり基盤技術振興基本法』の早期制定を求める意見書、楠水会代表・9番議員 木ノ本寛君外4君から、決議案第4号 インド・パキスタンの地下核実験に対する厳重抗議並びに一切の核実験中止を求める意見書の2件が提出されました。これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、決議案第3号 『モノづくり基盤技術振興基本法』の早期制定を求める意見書外1件を日程に追加し、議題といたします。



△日程4.決議案第3号 『モノづくり基盤技術振興基本法』の早期制定を求める意見書



○議長(竹鼻伝吾君)

 まず初めに、日程4 決議案第3号 『モノづくり基盤技術振興基本法』の早期制定を求める意見書について、公明代表・4番議員 大北国栄君から提案理由の説明を求めます。

 大北国栄君。



◎4番(大北国栄君)

 案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。

   ………………………………………

  『モノづくり基盤技術振興基本法』の早期制定を求める意見書

 ものづくりを支える基盤技術は、わが国の基幹的産業である製造業の発展を通じて生産の拡大、貿易の振興、新産業の創出、雇用の増大等国民生活の向上に大きく貢献してきた。また、ものづくり基盤技術に従事する労働者は、ものづくり基盤技術の担い手として、その水準の維持・向上のために重要な役割を果たしてきた。

 ものづくり基盤技術とその担い手である労働者の果たす経済的社会的役割は、国の存立基盤を形成する重要な要素として今後も変わることはなく、資源のないわが国が21世紀においても先進国として存立していくための生命線である。

 しかし、近年の産業空洞化の影響を受けて、わが国の基幹的産業である製造業を支えてきたものづくり基盤技術の衰退が懸念されるとともに、その伝承が困難になりつつある。とくに懸念されるのは、ものづくりを軽視する初等中等教育の影響を受けて、若者の新規就業が少なくなりつつあることである。この背景には、労働者のもつ貴重なものづくりの技能が適正に評価されず、賃金を初めとする労働条件が他の産業・業種と比較して低いという問題がある。

 このような事態に対応して、わが国の国民経済が国の基幹的な産業である製造業の発展を通じて今後とも健全に発展していくためには、ものづくり基盤技術に関する能力を尊重する社会的気運を醸成するとともに、その社会的評価を高めつつ、ものづくり基盤技術の積極的な振興を図ることが不可欠である。

 よって政府におかれては、ものづくり基盤技術の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための、『ものづくり基盤技術振興基本法』の早期制定に向けて、積極的に対処されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成10年6月24日

             河内長野市議会

   ………………………………………

 以上でございます。



○議長(竹鼻伝吾君)

 提案理由の説明が終わりました。

 これより質疑、討論を省略し、直ちに採決いたします。

 本案を原案どおり可決することにご異議ありませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、決議案第3号 『モノづくり基盤技術振興基本法』の早期制定を求める意見書は原案どおり可決いたしました。



△日程5.決議案第4号 インド・パキスタンの地下核実験に対する厳重抗議並びに一切の核実験中止を求める意見書



○議長(竹鼻伝吾君)

 次、日程5 決議案第4号 インド・パキスタンの地下核実験に対する厳重抗議並びに一切の核実験中止を求める意見書について、楠水会代表・9番議員 木ノ本寛君から提案理由の説明を求めます。

 木ノ本寛君。



◎9番(木ノ本寛君)

 意見書の案文朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。

   ………………………………………

  インド・パキスタンの地下核実験に対する厳重抗議並びに一切の核実験中止を求める意見書

 国連において包括的核実験禁止条約が採択され、国際社会が平和への願いを新たにしているこの時期にインド政府は5月11日と13日の両日に地下核実験を強行した。また、パキスタン政府は国際社会の要請を無視して5月28日と30日に地下核実験に踏み切った。

 今回の核実験の強行は国連の核実験非難決議に真っ向から挑戦するもので、世界で唯一の被爆国である日本国民の平和への願いを踏みにじる暴挙であり、両国の姿勢に強い憤りを覚える。

 本市においても全世界に核兵器の廃絶を強く訴えた「非核平和都市宣言」を行っており、市議会としても今回の両国の姿勢は断じて容認することはできません。

 よって、政府におかれては、被爆国の立場から今回のインド、パキスタン両国の地下核実験強行に厳重に抗議するとともに、今後あらゆる国の核実験を中止させるため、必要な措置を講じるとともに、核兵器廃絶に向け国際社会のなかで中心的な役割を果たされるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成10年6月24日

             河内長野市議会

   ………………………………………



○議長(竹鼻伝吾君)

 提案理由の説明が終わりました。

 これより質疑、討論を省略し、直ちに採決いたします。

 本案を原案どおり可決することにご異議ありませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、決議案第4号 インド・パキスタンの地下核実験に対する厳重抗議並びに一切の核実験中止を求める意見書は原案どおり可決いたしました。

 お諮りいたします。ただいま決議案2件が決議されましたが、その条項、字句、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任いただきたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、その他整理は議長に一任いただきます。

 お諮りいたします。議会運営委員会の所管事項である臨時会を含む次期定例会の会期及び議事日程等議会運営に関する調査については閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、そのようにいたします。

 以上で本日の日程は全部終了し、6月第2回定例会に付議されました事件は議了いたしました。

 閉会に先立ち、市長から発言を求められておりますので、これを許します。

 市長。



◎市長(橋上義孝君)

 平成10年6月定例市議会の閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。

 去る6月8日の開会以来17日間にわたり市議会の全日程が終わり、提案させていただきました議案につきまして慎重にご審議をいただき、ご議決あるいはご承認を賜り、誠にありがとうございます。特に今議会では、新助役の選任並びに収入役及び公平委員の再任に対するご同意をいただき、さらには昨年末から懸案となっておりました土砂埋立て等に関する規制条例等をご議決賜りました。今後は一日も早く施行規則及び指導要綱を取りまとめまして条例を施行し、さらなる環境の保全になお一層努力をしてまいる所存でございます。

 また、今議会は、改選後初めての定例市議会でございまして、議員各位の熱心なご質問に対し十分意のある対応ができなかった点もあったかとは存じますけれども、私どもも新しい陣容でもって一層研さんをいたしまして市政の推進に精いっぱい取り組んでまいりたいと存じております。今後ともよろしくご支援、ご協力を賜りますことをお願い申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。

 どうもありがとうございました。



○議長(竹鼻伝吾君)

 閉会に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。

 今議会は、市議会議員選挙後、新たに議会が組織されまして初めての定例会であり、6月8日の開会から本日までの17日間の長きにわたり各種の重要案件につき議員の皆様には慎重審議いただきまして、滞りなく議了いただき、誠にありがとうございました。

 また、市長はじめ理事者におかれましても、審議、審査に当たり十分な対応をなされ、本当にご協力を賜り、ありがとうございました。

 今議会、各議員から述べられました意見、要望につきましては特に考慮を払われ、今後の施策の上に、また執行に当たり十分反映されますよう強く要望をいたします。

 これから暑さも厳しい時期を迎えることとなりますが、皆様方にはくれぐれもご自愛くださいまして、ますます市政発展のためご尽力を賜らんことを心よりお願い申し上げ、閉会のご挨拶にかえさせていただきます。

 ありがとうございました。

 これをもちまして平成10年6月河内長野市議会第2回定例会を閉会いたします。

     (午後3時8分 閉会)





                               平成10年6月22日



 河内長野市議会議長

   竹鼻伝吾 殿





                        教育民生常任委員会委員長

                                池田達秋







             教育民生常任委員会審査報告書





 平成10年6月18日に本委員会に付託されました議案2件について下記のとおり決定したので、結果を会議規則第103条の規定により報告いたします。





                    記

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議案番号
件名
審査結果
備考


議案第40号
河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例の制定について
原案可決
H10. 6.19賛成多数




議案第40号河内長野市土砂埋立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例に対する修正案
否決
H10.6.19賛成少数


発議案第7号
河内長野市乳児及び幼児の医療費の助成に関する条例の改正について
否決
H10. 6.19賛成少数






地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。



  平成  年  月  日

              河内長野市議会議長  竹鼻伝吾

              河内長野市議会議員  丹羽 実

              河内長野市議会議員  石田敏治