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大阪府 富田林市

平成17年  6月 定例会(第2回) 06月15日−04号




平成17年  6月 定例会(第2回) − 06月15日−04号







平成17年  6月 定例会(第2回)



◯平成17年6月15日富田林市議会第2回定例会(第4日目)を富田林市議会議事堂に開催された。

◯出席議員はつぎのとおりである。

 1番  辰巳真司君

 2番  永原康臣君

 3番  武本博幸君

 4番  林 光子君

 5番  今道隆男君

 6番  西条正善君

 7番  尾崎哲哉君

 8番  大西 剛君

 9番  山岡清司君

 10番  沖 利男君

 11番  山本剛史君

 12番  左近憲一君

 13番  吉年千寿子君

 14番  司 やよい君

 15番  來山利夫君

 17番  奥田良久君

 18番  上原幸子君

 19番  壺井久雄君

 20番  高山裕次君

 21番  京谷精久君

 22番  鳴川 博君

◯欠席議員

    なし

◯説明のため出席した者はつぎのとおりである。

 市長        多田利喜君

 助役        花岡義弘君

 助役        吉川佳男君

 収入役       高橋弘次君

 教育長       堂山博也君

 市長公室長     山本文博君

 政策推進室長    森 文雄君

 総務部長      竹綱啓一君

 市民生活部長    廣田精孝君

 保健福祉部長    山内崇道君

 福祉事務所長    榊原壽幸君

 まちづくり政策部長 國田泰一君

 人権文化部長    中野利行君

 教育総務部長    奥野和彦君

 教育総務部理事   中島芳昭君

 生涯学習部長    越智 明君

 上下水道部長    鉄本和巳君

 総合事務局長    江向義夫君

 消防長       阪口孝男君

◯議会事務局の出席職員はつぎのとおりである。

 事務局長      加藤義夫君

 事務局次長     置田保巳君

 事務局主幹     嘉田裕治君

 主幹兼総務係長   日谷眞智子君

 議事係長      祐村元人君

 議事係       松本秀樹君

 議事係       植木謙次君

◯議事日程はつぎのとおりである。

 日程第1 議案第32号

      富田林市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第2 議案第33号

      富田林市立総合スポーツ公園設置条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第3 議案第34号

      富田林市市民会館条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第4 議案第35号

      富田林市立公会堂条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第5 議案第36号

      すばるホール条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第6 議案第37号

      富田林市立総合福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第7 議案第38号

      富田林市ケアセンター条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第8 議案第39号

      富田林病院条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第9 議案第40号

      富田林市立コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第10 議案第41号

      富田林市立自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第11 議案第42号

      富田林市農業公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第12 議案第43号

      富田林市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第13 議案第44号

      富田林市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第14 議案第45号

      富田林市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について

      (質疑・討論・採決)

 日程第15 議案第46号

      富田林市浄化槽整備推進事業に関する条例の制定について

      (質疑・委員会付託)

 日程第16 議案第47号

      (17)甲田錦織−2工区下水道工事請負契約締結について

      (質疑・委員会付託)

 日程第17 議案第48号

      財産の取得について

      (質疑・委員会付託)

 日程第18 議案第49号

      財産の取得について

      (質疑・委員会付託)

 日程第19 議案第50号

      訴えの提起について

      (質疑・委員会付託)

 日程第20 議案第51号

      和解及び損害賠償の額を定めることについて

      (質疑・委員会付託)

 日程第21 議案第52号

      平成17年度大阪府富田林市一般会計補正予算(第2号)

      (質疑・委員会付託)

 日程第22 議案第53号

      平成17年度大阪府富田林市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

      (質疑・委員会付託)

 日程第23 議案第54号

      平成17年度大阪府富田林市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

      (質疑・委員会付託)

 日程第24 議案第55号

      平成17年度大阪府富田林市水道事業会計補正予算(第1号)

      (質疑・委員会付託)

    (午前10時0分 開議)



○議長(壺井久雄君) ただいまより平成17年第2回富田林市議会定例会の第4日目の会議を開きます。

 直ちに議事に入ります。

 日程第1 議案第32号 富田林市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。



◆17番(奥田良久君) 1点だけお願いをしておきたいというふうに思うんですが、委員会の審査までに資料の提出をお願いしたいと思います。

 この中には情報公開条例の改正や個人保護条例の改正も含まれています。それ以下の10本の条例改正があるわけですけれども、この中で、去る3月議会で条例改定が行われたものもあります。現在、我々が提供されておる条例集もしくはインターネット、ホームページで検索できる条例は、3月の条例改定の事項が反映されていません。したがって、その比較検討が非常に困難な状況にあります。したがって、3月に条例を改定されている分については、ぜひ改定された分で我々が見れるような資料を提供いただきたいというのが1点です。

 それからもう一つは、今後こういった条例改定に当たっては、条例としてはこういう提案の方法しかないのかなというふうに思いますが、できれば、以前はこういう条例をこういうふうに改定するんだということで、改定前、改定後ということで対比できるように条文を列記していただきたい。そういう提出を今後検討いただきたいという、この2点、お願いしておきます。



○議長(壺井久雄君) ただいま奥田議員のほうから資料の提出要求がございましたけれども、執行部、どうですか。



◎政策推進室長(森文雄君) ただいまご要望のありました、4月1日以降に、それ以前に改正のありました条例の内容を4月以降に溶け込んだものとしての新しい条例をご配付させていただくこと、また今後、できればこういった多数の条例改正におきまして新旧対照表等の中で見比べてご検討いただけるような努力をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(壺井久雄君) 今、森室長の答弁がございました。

 お諮りします。奥田議員からの資料提出の要求に対してご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、資料提出のほう、よろしくお願い申し上げます。

 もう一点、奥田議員のほうから、改定に当たっては前後の対比の列記を提出しろと、こういう要求がございました。執行部、今後よろしくお願いしたいと思います。

 議員に諮りたいと思いますけれども、奥田議員からのその要求に対してご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、執行部、よろしくお願いいたします。

 他にございませんか。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第32号は、市民総務常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第2 議案第33号 富田林市立総合スポーツ公園設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第33号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第3 議案第34号 富田林市市民会館条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第34号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第4 議案第35号 富田林市立公会堂条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第35号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第5 議案第36号 すばるホール条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第36号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第6 議案第37号 富田林市立総合福祉会館条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第37号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第7 議案第38号 富田林市ケアセンター条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第38号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第8 議案第39号 富田林病院条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第39号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第9 議案第40号 富田林市立コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第40号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第10 議案第41号 富田林市立自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第41号は、建設消防常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第11 議案第42号 富田林市農業公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第42号は、建設消防常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第12 議案第43号 富田林市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第43号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第13 議案第44号 富田林市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第44号は、建設消防常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第14 議案第45号 富田林市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りします。ただいま議題となっております議案第45号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第45号については委員会の付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。−−これをもって討論を終結いたします。

 直ちに採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第45号 富田林市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決されました。

 次に、日程第15 議案第46号 富田林市浄化槽整備推進事業に関する条例の制定についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第46号は、建設消防常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第16 議案第47号 (17)甲田錦織−2工区下水道工事請負契約締結についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第47号は、市民総務常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第17 議案第48号 財産の取得についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第48号は、市民総務常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第18 議案第49号 財産の取得についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第49号は、市民総務常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第19 議案第50号 訴えの提起についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第50号は、建設消防常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第20 議案第51号 和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とし、本件についての質疑に入ります。



◆10番(沖利男君) 先日来、執行部側から大変厳しい財政状況や補助金の削減の実態が答弁の中に織り込まれたように、本市においては一層深刻な財政状況になっております。そのような中で、これから住民が安心して暮らせるまちづくりを果たし得るだろうかと思うところであります。和解及び損害賠償の額を定める議案第51号は、述べましたその両面から見ても、その実態を明確にしなくてはなりません。ここに至るまでの経過を詳細に説明ください。



◎生涯学習部長(越智明君) ご質問の事故の経過でございますが、個人住宅建設に先立ちまして平成16年11月24日付で埋蔵文化財の発掘届けが提出され、年が改めました平成17年1月11日から同年2月10日にわたり生涯学習部文化財課が遺跡の究明のため埋蔵文化財発掘調査を実施いたしましたが、次々と遺構が出土したため、発掘調査に集中する余り、事前に相手方と協議した地盤改良工事の範囲内として定めた深さを超えて調査を行ったこと並びにその旨を相手方に通知することを失念しましたことが建物基礎工事に影響を及ぼす結果を招きましたもので、相手方に対し大変ご迷惑をおかけし、申しわけなく思っております。

 また、損害賠償額でございますが、補償協議を重ねました結果、地盤改良土の入れかえ費用などの解決金といたしまして総額591万3,832円を支払うことで示談が成立する運びになったものでございます。

 以上でお答えとさせていただきます。



◆10番(沖利男君) 述べられましたように、相手方にとりましては大変迷惑なことであります。このことに関して、ご見解と行政の役割を再度聞かせてください。



◎生涯学習部長(越智明君) お答えいたします。

 今回のことに関しましては、相手方に対し非常に迷惑をおかけし、誠に申しわけないことと思っております。現在の厳しい財政事情の折から、市民の財産を守るという上において、今後このようなことがないように身を引き締めて取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(壺井久雄君) 他にございませんか。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第51号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第21 議案第52号 平成17年度大阪府富田林市一般会計補正予算(第2号)についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。



◆21番(京谷精久君) 206ページの社会教育費、8の文化振興費の中の施設整備費2,982万について質疑を行います。

 この施設整備費は、外壁が剥落したすばるホール改修費だとお聞きしております。私たち政嵐会議員団は、昨年6月21日にすばるホールの2階正面入り口壁面においてタイル約150枚が剥落した事件以来、さきの9月議会、12月議会、3月議会と、およそ1年にわたってこの問題を取り上げてまいりました。

 その趣旨は、本市の公共施設の顔だとも言える多くの市民が安全に利用してもらうべきすばるホールが、再三にわたる内壁の改修と外壁タイルの浮き、ひび割れ、剥落に至ることは、誠に残念であるばかりか、今後多くの税金を投入しての外壁改修工事に際しては、本市において経費削減、費用対効果が厳しく叫ばれ、行財政改革が進められる中で、安易に傷んだから税金を投入して修理をするといった考えでは、市民の理解や信託にこたえられないと考えたからであります。そして、きちんと市民に説明責任を果たす上で原因究明をはじめとして重大な問題、本市行政の大きな課題として正面から向き合ってほしいという思いからでありました。

 すばるホールは、今までにもホール内壁部分における改修工事を平成13年度に工事請負費705万円をかけ、正面入り口吹き抜け付近約450平方メートルを行い、続いて平成15年には工事請負費1,219万円をかけて2階ホール内のワイヤー及び左右階段上部約860平方メートルを改修したとのことであります。

 改修理由としましては、タイル部分の浮きあるいは亀裂が見つかったということで、平成13年度の改修工事をする時点で設計業者並びに施工業者と、その原因なり、あるいは対策を協議いたしましたが、具体的にその原因等がはっきりわからなかったという中で、続いて平成15年度にも同じように内壁タイル部分の浮き、亀裂が原因で、それも規模的にもう一つ大きな改修工事を行ったとのことでありました。

 すばるホールの平成3年10月開館以来10年という短い期間に何度もこういう補修に迫られる、それも今回のような雨や風や直射日光といった厳しい自然環境にさらされる外壁タイル部分と違って、ほとんどそういう自然環境の影響も受けないような内壁部分の改修が再三にわたって行われ、原因も十分に追求されずに税金を使って改修が行われたということであります。

 担当課の話では、こういう事例は他市では聞いたことがないということで、おのずから責任の所在は明らかであり、設計業者や施工業者は、現場の管理責任及び施工責任の点で最も重要に受けとめ、反省すべきことと考えます。

 今までは専門業者に調査依頼をして各層の目地が一致していなかったり、水平目地が設けられているはずが設けられていなかったりするなど、真夏や真冬のタイル張りに加わる伸縮や挙動が緩和されにくい状態にあり、躯体コンクリートの仕上がり精度面が適切でないことも含めて、これらが当該建物のタイル剥落原因の一つであると推測されるとの調査報告を受けております。この調査報告を受けて担当課としては、不法行為に相当するという認識に立って、原因究明をはじめとして、すばるホール建設を請け負った設計業者及び施工業者と、道義的責任も含めて改修に当たっては費用負担についても積極的に協議してきたとお聞きしております。

 今回、すばるホールの改修・補修費として予算化するまでの交渉経過と、補修への負担内容について詳細をお聞きいたします。

 また、昨年6月21日の外壁タイル事故からもうすぐ1年が過ぎようとしており、その間、正面階段の外壁落下箇所及びその周辺には「危険につき立ち入り禁止」の表示が掲げられております。先ほど申し上げましたように、本市すばるホールのような事例は他市ではないということから、多くの市民に安全に利用していただくべきすばるホールが再三にわたる内壁改修と外壁タイルの剥落に至ったことは、設計業者及び施工業者は、物づくりにかかわる企業としての倫理や道義的責任も含め、改修に当たっての費用負担についても積極的に取り組んでもらいたいと思いますが、今回の補正予算によるすばるホールの改修、補修が一つのけじめになると判断していいのか、本市の考えをお聞きいたします。

 さらに、今回の剥落事故を考える場合、そもそも内壁タイル部分が10年もたたないうちに浮きや亀裂のため二度にわたる改修工事を迫られた折に、外部の調査機関を入れずに、十分な原因究明も行わずに安易に改修が行われたことに立場を発していると考えます。外周りの外壁の剥落の件も含め、公共工事がそういう状態になるということは、やはりその時点から真剣に受けとめていただくと同時に、市民に対してもきちっとしたそういう説明責任を果たしていただきたいと思います。

 何度も議会で申し上げましたが、これが個人の家というふうに置きかえるならば、やはり原因究明をして、実際に施工した業者とよく話をするのが当然であり、そういう改修費用も含め、業者に対してその時点で費用負担を何らかの形で求めていってもおかしくない話であります。公共施設だから、自分の腹は痛まないからそういうことは行わないというのは逆であり、むしろ、公共施設だから利用者の安全対策はもちろんのこと、こうしたことにより厳しく当たっていくべきではないでしょうか。

 さらには、この事例を契機として、そして大きな教訓として、今後とも市民が安心して公共施設を利用してもらえるように施設管理に努めるとともに、本市の工事請負契約のあり方、施工途中の現場監理の徹底、竣工検査体制のあり方などを明確にして、瑕疵担保責任や物づくりにかかわる企業としての倫理、道義的責任も含めて、今回のような改修に迫られる事故発生に対しては、十分に市民に理解が得られるような施設改修におけるルールづくりと竣工検査体制の強化を検討すべきと考えますが、本市の考えをお聞かせください。

 最後に、今回の剥落事故の1年にわたる対応と、今回の予算化においてどのような教訓が得られたのか、また、それを今後どのように生かしていくのか、お示しください。

 以上、1問とします。



◎生涯学習部長(越智明君) 予算化までの交渉経過につきましてお答え申し上げます。

 昨年6月にすばるホール外壁タイルが剥落したことにつきまして、その原因究明及び現状調査のために専門機関に調査を依頼しました結果、下地モルタルの厚さに違いが認められ、躯体コンクリートの仕上がり精度が適切でない可能性もうかがえ、また、タイル目地の配置位置が一致していない箇所や、コンクリートの亀裂誘発目地内にモルタルが充填されている箇所及び目地の機能が発揮されにくい状態にあり、これがタイル張り剥落原因の一つであると推察されるとの報告を受けました。

 この調査結果を受けまして、市といたしましては、不法行為に相当するという認識に立って施工業者等と協議を重ねてまいりましたが、施工時と調査時の公共建築工事の標準仕様書が異なっていることや、水平目地の施工内容に対する意見が衝突する場面も見られました。

 こうしたことから、徹底した原因調査を行うのも一つの方法と考えますが、時間や経費を要することにもなり、得策ではないと判断するに至りました。

 しかしながら、議員ご指摘のとおり、建設竣工後10年余りで外壁タイルが剥落したことについて市民に納得していただける説明が難しいことや、物づくりとしての道義的責任において必要な補修について行うよう顧問弁護士の相談を受けながら施工業者等とたび重なる協議を行いました結果、剥落の危険性の高い補修については相手方の負担で、また、それに負担する補修及び足場の費用負担については応分の負担で補修することとなった次第であります。

 また、けじめと判断していいのかとのご質問に対しましてお答え申し上げます。

 先ほど申し上げましたように、徹底した原因調査を行うのも一つの方法と考えますが、時間や経費を要することにもなり、得策ではないと判断するに至りました。しかしながら、建設竣工後10年余りで外壁タイルが剥落したことや、二度にわたる内壁タイルの改修など、市民の方々や来館者に多大なご迷惑をおかけしましたことに対し、施工業者の物づくりとしての道義的責任において必要な補修の相当部分を相手方の負担で施工させることで一定の責任を果たさせることができたものと思っております。

 以上でお答えとさせていただきます。



◎総務部長(竹綱啓一君) お答え申し上げます。

 今回のすばるホールの剥落事故に係る問題につきましては、今後の施設管理も含めまして全庁的な問題ではなかろうかなと思っております。したがいまして、新たに庁内に関係課によります研究会を設置して、そして引き続き、こういったケースが発生した場合、どのような有効な対応策がとれるのか等も協議し、それらに係る法的な問題につきましては顧問弁護士ともよく相談しながら早期のルールづくりに取り組んでまいりたいと、このように考えております。

 また、施工検査体制についてでございますけれども、まず施工途中での現場監理が重要であると考えておりますので、管理職も含めまして現場指導を徹底するとともに、竣工検査におきましても、検査体制の充実を図ってまいりたいと考えております。

 さらに、日常における施設管理での点検はもちろんのことでございますけれども、瑕疵担保期間の終了前には庁内の応援制度も活用しながら再度総点検を行うなど対策の強化を検討してまいりたいと考えております。

 また、ご質問の今回の剥落事故を通じての教訓でございますけれども、今回の剥落事故を通じまして、工事施工中の監理の大切さとか、あるいは検査体制の徹底、さらには日常の点検や初期の迅速な対応等について反省すべき点が多々あったと思っております。

 市立の施設はいずれも市民の皆さん方の貴重な税金によって建てられたものでございますので、今後におきましては、先ほど申し上げましたように、ルールづくりとか、あるいは施工検査体制の確立などに取り組んでまいりますとともに、しっかりとした原因の究明と施工者責任を問う強い姿勢を持ち、市民の皆さん方に安心、快適に施設をご利用していただけるよう努めてまいりたいと考えております。



◆21番(京谷精久君) ご答弁ありがとうございました。

 今回のすばるホール改修費の予算化に当たって質疑をさらに申し上げておきます。

 今回のすばるホールの外壁タイル剥落事故を、このように議会側から原因を含めた追求をもししていなかったとするならば、既に内壁タイルの二度にわたる改修と同様に具体的なその原因をはっきりさせることなく、工事施工者の費用負担を求めることなく、安易に税金が使われ、もう既に改修が終わってしまっていたのかなと危惧しているところでございます。

 今回、施設整備費2,982万円と、過去平成13年度、平成15年度の内壁改修費計1,924万円を合わせると合計で4,906万円がすばるホール開館後10年余りという短い期間内に補修費として使われることになるわけで、この金額の重みを本当に考えなくてはなりません。市の施設もこの改修費も、いずれも市民からの血税であります。先ほど答弁にありましたように、工事施工後の管理の大切さや検査体制の徹底、さらには日々の点検や初期段階における的確な対応など、今回のことで反省すべき点が多くあったとのことですが、こうした反省をぜひとも今後に生かしていただきたいと思います。そして、しっかりと原因究明と施工者責任を問う毅然とした強い姿勢を持って、市民の視点に立って今後施設管理に努めていただきたいと質疑しておきます。

 以上、第2問とします。(「議案質疑のときに・・はいいんですか」の声あり)



○議長(壺井久雄君) ここで議事運営上、暫時休憩いたします。

    (午前10時34分 休憩)

    −−−−−−−−−−−−−

    (午前11時41分 再開)



○議長(壺井久雄君) 休憩前に返り会議を再開いたします。



◆21番(京谷精久君) 先ほどの私の質疑において・・という部分につきましては、・・に発言訂正をさせていただき、第2問とさせていただきたいと思いますので、議長におかれましては取り計らいのほど、よろしくお願いいたします。



○議長(壺井久雄君) それでは、この際お諮りいたします。先ほどの本会議での議案第52号 平成17年度大阪府富田林市一般会計補正予算(第2号)について、京谷精久君の質疑において発言の訂正の申し出がありました。この発言の訂正の申し出を許可することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、発言の訂正の申し出を許可することに決しました。

 なお、本件につきましては議長において後刻、速記を調査の上、措置することといたしますので、ご了承願います。

 それでは答弁を求めます。



◎総務部長(竹綱啓一君) お答えいたします。

 今回のすばるホールの剥落事故に係ります教訓を踏まえまして、今後とも、より一層適切な施設管理に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。



○議長(壺井久雄君) 他にございませんか。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第52号は、関係各常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第22 議案第53号 平成17年度大阪府富田林市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第53号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第23 議案第54号 平成17年度大阪府富田林市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第54号は、建設消防常任委員会に付託いたします。

 次に、日程第24 議案第55号 平成17年度大阪府富田林市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とし、本件についての質疑に入ります。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第55号は、建設消防常任委員会に付託いたします。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 お諮りいたします。委員会審査のため、これより休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認め、これより休会に入ります。

 ここで委員会の日程を申し上げます。

 17日午前10時より文教厚生常任委員会、20日午前10時より建設消防常任委員会、21日午前10時より市民総務常任委員会、以上のとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。

 次の本会議は、24日に再開いたします。

 本日はこれにて散会いたします。

    (午前11時44分 散会)

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

   富田林市議会

    議長  壺井久雄

    議員  吉年千寿子

    議員  司 やよい