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大阪府 富田林市

平成16年 12月 文教厚生常任委員会(第4回) 12月13日−01号




平成16年 12月 文教厚生常任委員会(第4回) − 12月13日−01号







平成16年 12月 文教厚生常任委員会(第4回)



◯平成16年12月13日富田林市議会文教厚生常任委員会を第1委員会室に招集された。

◯出席委員はつぎのとおりである。

 委員長   來山利夫君

 副委員長  左近憲一君

 委員    辰巳真司君

 委員    武本博幸君

 委員    司 やよい君

 委員    上原幸子君

 委員    京谷精久君

◯説明のため出席した者はつぎのとおりである。

 助役         花岡義弘君

 助役         吉川佳男君

 教育長        堂山博也君

 市長公室長      竹綱啓一君

 総務部長       高橋弘次君

 行財政管理課長    谷口勝彦君

 保健福祉部長     山内崇道君

 保健福祉部理事兼

 福祉事務所長     榊原壽幸君

 兼社会援護課長

 保健福祉部次長兼

 健康づくり      山口博史君

 推進課長

 介護保険課長     武田 一君

 子育て支援課長    橋本新三君

 福祉課長       平田英明君

 教育総務部長     山本文博君

 教育総務部理事    宮本俊蔵君

 教育総務部次長兼

            吉村正治君

 教育総務課長

 教育指導室長     内海 誠君

 生涯学習部長     江口 慧君

 生涯学習部理事兼

            水道昌之君

 中央図書館長

 生涯学習部次長兼

            木下昌久君

 東公民館長

 生涯学習部副理事

            森口博正君

 兼文化財課長

 スポーツ振興課長   和田 守君

 中央公民館長     浮穴正博君

 金剛公民館長     杉村博文君

◯議会事務局の出席職員はつぎのとおりである。

 事務局長       加藤義夫君

 事務局次長      置田保巳君

 事務局主幹      嘉田裕治君

 総務係長       日谷眞智子君

 議事係長       祐村元人君

 議事係        松本秀樹君

 議事係        植木謙次君

◯文教厚生常任委員会付託分はつぎのとおりである。

 議案第54号 平成16年度大阪府富田林市一般会計補正予算(第4号)

       第1表歳入歳出予算補正、歳出面中

       3款民生費 1項社会福祉費

             2項児童福祉費

       9款教育費 2項小学校費

             3項中学校費

 議案第55号 平成16年度大阪府富田林市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第56号 平成16年度大阪府富田林市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)

 請願第5号 介護保険の被保険者年齢引下げと障害者制度の併合に反対する意見書採択のための請願書

    (午前10時1分 開会)



○委員長(來山利夫君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまより文教厚生常任委員会を開会いたします。

 本日、傍聴の申し出がございますので、これを許可することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。それでは、傍聴を許可します。

 それでは、議事に入ります。

 今期定例会において、当文教厚生常任委員会に付託されました案件は、別紙付託表のとおりであります。

 まず、付託案件についての提案説明につきましては、本会議で説明を受けておりますので、これを省略することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 それでは、提案説明を省略して、直ちに審議に入ります。

 初めに、議案第54号 平成16年度大阪府富田林市一般会計補正予算(第4号)中、当委員会付託分についてご質問、ご意見をお受けいたします。ございませんか−−これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります−−これをもって討論を終結いたします。

 お諮りいたします。議案第54号中、当委員会付託分について、原案どおり了承することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第54号 平成16年度大阪府富田林市一般会計補正予算(第4号)中、当委員会付託分については、原案のとおり了承されました。

 次に、議案第55号 平成16年度大阪府富田林市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご質問、ご意見をお受けいたします。ございませんか−−これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります−−これをもって討論を終結いたします。

 お諮りいたします。議案第55号について、原案どおり了承することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第55号 平成16年度大阪府富田林市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、原案どおり了承されました。

 次に、議案第56号 平成16年度大阪府富田林市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)についてご質問、ご意見をお受けいたします。ございませんか−−これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります−−これをもって討論を終結いたします。

 お諮りいたします。議案第56号について、原案どおり了承することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第56号 平成16年度大阪府富田林市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)については、原案どおり了承されました。

 次に、請願第5号 介護保険の被保険者年齢引下げと障害者制度の併合に反対する意見書採択のための請願書についてご質問、ご意見をお受けいたします。ございませんか−−これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。



◆委員(京谷精久君) 請願第5号 介護保険の被保険者年齢引下げと障害者制度の併合に反対する意見書採択のための請願書について、政嵐会を代表して討論を行います。

 2000年4月から実施された介護保険制度は、年々介護サービスの急増や介護保険財政の逼迫、地域による格差が生じているサービス基盤整備のおくれなど、介護保険制度そのものが抱える大きな課題が明らかになってきております。

 厚生労働省では、介護保険制度の初の本格的改正を見据え、現行制度の高齢者から給付対象者を身体・知的障害者や難病患者を含めて統合を行う制度転換を行い、新たに20歳から39歳も被保険者に加え、40歳から64歳の保険料の半額程度を徴収するといった改正案が浮上してきており、社会保障審議会介護保険部会で審議が行われております。

 しかしながら、介護保険制度は、本来、障害者施策とは根本的に目的が異なり、障害者施策は給付と負担の関係において必ずしも社会保険になじまない点、さらには、障害者の支援費制度は開始後わずか1年余りしか経過しておらず、障害者のことを考えるなら制度自体の充実改善を図るべきだと考えます。介護保険制度の問題のつけを、両施策を統合して若年層に負担を強いることは、ややもすれば第二の国民健康保険となることが懸念されております。改正に当たっては、厚生労働省側の説明責任を果たし、慎重に議論を重ねる必要があります。

 一方、将来的には、増大する介護保険費用を国民全体の負担の強化で底支えをし、賄うことも視野に入れざるを得ず、そのためには低所得者の生活実態を踏まえた実効ある低所得者減免制度の創設、充実を行うと同時に、現行制度における受益者負担のあり方を一層明確にし、介護費用全体の抑制を図っていく必要があると考えます。

 こうしたことを考えますと、議論はまだ端緒についたばかりであり、現行介護制度の受益者負担と給付のより一層の見直しを図る必要性や、最終的には高齢者にしわ寄せが来ない制度そのものの持続性を考えますと、本請願に対しましては、請願項目1、被保険者範囲の拡大(保険料徴収年齢引下げ)、受益者の拡大(障害者施策との併合)について強行せず、自治体及び関係者の意見に基づき慎重に検討することの一部採択といたしたいと思います。

 以上です。



◆委員(司やよい君) 請願第5号 介護保険の被保険者年齢引下げと障害者制度の併合に反対する意見書採択のための請願書に対しての公明党の討論を行います。

 介護保険は、2000年4月の制度発足以来、次第に評価を高め、国民の間に定着してきております。来年の介護保険制度見直しに向けて、公明党は、本年10月31日の党大会で採択されました重点施策で、介護保険制度について一定の取りまとめを行いました。

 その中では、総合的かつ普遍的な介護サービスを保障することは、世代間の公平性を図るための一つの選択肢である。また、障害者支援費制度との統合の問題については、障害者施策の抜本的見直しに向けた選択肢と考えるとしております。

 一方で、厚生労働省は障害、福祉施策の改正については、今後の障害保険、福祉施策について(改革のグランドデザイン案)を10月12日に公表しており、その後、社会保障審議会障害者部会では、同案をめぐって検討が進められております。また、11月30日には障害者3団体が障害者支援と介護保険制度に関する3団体共同声明を発表し、介護保険と障害福祉の組み合わせで障害者を支援することを提案しております。

 まず、請願項目1についてですが、障害者福祉施策の根本的な改革の実施に当たっては、いまだサービス提供に地域間の格差が大きく、一部のサービスはその整備水準が十分でないことを踏まえ、一定の水準を確保するため緊急な整備を計画的に進めることが必要である。そして、介護保険制度の給付の活用を拡大するに当たっては、その被保険者の拡大を図ることが同時に必要であるが、新たな負担を40歳未満の世代に求めることについては、年金制度、医療保険制度、介護保険制度を通じての一体的な保険料負担のあり方、また、税制の抜本的な改革のあり方を踏まえ、結論を得る必要がある。

 請願項目2については、介護予防の趣旨はサービスの切り下げではなく、質的な転換を目指すものであり、利用者本人がサービスを選択することを基本に、それを専門家が支えるという現在の介護保険の基本的ルールを変えるものではないとして、厚生労働省の専門委員会で検討されております。現在の家事支援ホームヘルプサービス事業は、介護予防どころか、逆に要介護発生を促進しかねないとして指摘されてもおります。

 いずれにしましても、一方的に一律にサービスを押しつけるものではなく、具体的なケースで対応していけるサービスになるよう、公明党としても議論を注視し、適切に対応してまいりたいと考えております。

 請願項目3については、施設入所者の居住費、食事等の自己負担化は、入所者の介護保険と年金給付の重複の是正、利用者負担の公平性の観点から見直しされているところですが、施設利用者の住居費等の負担の水準のあり方については、厚生労働省に対し、年金水準の低い方たちなど低所得者に十分配慮するよう要望する予定であります。

 請願項目4の第1号保険料の設定方法の見直しについては、新たな第2段階を設定し、現在の第1段階までの範囲で保険料の軽減を図る方向で検討されております。

 以上、考え方には若干違いがあること、また、9月議会におきまして介護予防対策の拡充を求める意見書が全会一致で国へ提出されていることから、請願第5号、国への要望を求める意見書については、請願項目についての考え方には理解できるといたしまして、一部採択とさせていただきます。



◆委員(上原幸子君) 日本共産党議員団の賛成討論を行います。

 2000年にスタートした介護保険制度の見直しについて、政府・与党は、最大の焦点となっている保険料を徴収する被保険者の年齢の引き下げとサービス利用料を若い障害者の方に広げる見直しの部分について、見送る方針を固めたと報道されています。

 しかし、あきらめたわけではなく、12月3日の朝日新聞によれば、厚労省は、2009年度からの実施を目指して、時期や引き下げ年齢など具体的な方向性を来年の改正案の附則などに盛り込みたい考えで、今後、与党と調整すると言われています。

 私の本会議の代表質問への答弁で、市は、保険料の二十からの徴収と障害者支援費制度との統合については、本市としても大阪府市長会を通じ、障害者施策と介護保険制度は仕組みそのものが異なること、支援費制度は発足したばかりでその検証も十分にできていないこと、財政問題を理由に介護保険制度を見直しするという印象を拭えない状況では若年層の理解を得にくいことなどから、慎重な対応をとるように強く国に要望している、また、全国市長会として介護保険と障害者施策の一方的統合に反対する緊急決議が行われ、利用者負担割合の見直しについては、介護を必要とする高齢者の生活を直撃するものであり、保険料や利用者負担の減免は特段の措置を行い、減免等に要する費用について国庫負担とするよう、引き続き国に要望してまいりますと表明されました。見直しというなら、サービス利用がふえれば給付額が増大し、保険料にはね返るという介護保険制度の構造的欠陥を正すべきだと考えます。

 日本共産党は、介護不安を拡大するような政府の大改悪を許さず、今も将来も安心できる介護保険制度にしていくために、国庫負担を直ちに30%に引き上げることを求めています。現行では、国庫負担25%のうちに調整交付金5%分が含まれていますが、これを別枠化し、国庫負担全体を30%に引き上げることは、全国市長会も繰り返し要望されています。また、国の責任で実効ある保険料、利用料の減免制度をつくる必要があります。さらに、保険料、利用料のあり方を支払い能力に応じた負担に改めていくことや、在宅でも施設でも安心して暮らせる基盤整備も必要だと考えています。

 よって、本請願については賛成といたします。



○委員長(來山利夫君) ほかにございませんか−−これをもって討論を終結いたします。

 お諮りいたします。本請願につきましては、一部採択と採択の2つの意見が出されておりますので、起立により採決をいたしたいと思います。

 なお、採決の順序は、先に一部採択、次に採択について行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 請願第5号について、請願項目1についてのみ一部採択とすることに賛成の方の起立を求めます。

    (賛成者起立)

 起立多数であります。よって、請願第5号 介護保険の被保険者年齢引下げと障害者制度の併合に反対する意見書採択のための請願書は、一部採択と決しました。

 以上をもちまして、今期定例会において当文教厚生常任委員会に付託されました案件の審査は、全部終了いたしました。

 それでは、当文教厚生常任委員会を閉会いたします。

    (午前10時25分 閉会)

 富田林市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する。

  富田林市議会

  文教厚生常任委員長  來山利夫