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大阪府 泉佐野市

平成21年  5月 臨時会(第2回) 05月29日−01号




平成21年  5月 臨時会(第2回) − 05月29日−01号







平成21年  5月 臨時会(第2回)



          平成21年5月泉佐野市議会第2回臨時会会議録

               平成21年5月29日(金)

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◯議事日程

 日程第1       会議録署名議員の指名について

 日程第2       会期の決定について

 日程第3 議案第35号 職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定について

 日程第4 議員発議第8号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例の一部を改正する条例制定について

 日程第5       議会運営委員会及び特別委員会の継続調査について

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◯議員定数21名

 出席議員21名

   新田輝彦    宮本正弘    鈴木雅弘    岡田昌司

   辻中 隆    向江英雄    国賀祥司    中林順三

   中村哲夫    奥野英雄    布田拓也    松浪武久

   辻野隆成    北谷育代    伊藤百合子   高道一郎

   窪 和惠    戸野 茂    野口新一    鎌野 博

   千代松大耕

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◯説明員職氏名

 市長           新田谷修司  副市長          泉谷善吉

 副市長          中野伸一   教育長          中藤辰洋

 病院事業管理者      種子田 護  市長公室長        坂田純哉

 まちづくり調整担当理事  黒田一人   財政健全化担当理事    丹治 弘

 総務部長         根来孝次   人権推進部長       松島水巳

 生活産業部長       若松平吉   健康福祉部長       湯川主士

 健康福祉担当理事     八島弘之   都市整備部長       松下義彦

 会計管理者(兼)会計課長  増田和夫   消防長          木ノ元正春

 上下水道局長       久堀健三   学校教育部長       坂野賢治

 社会教育部長       塩谷善一郎  市立泉佐野病院事務局長  丹治精一

 行財政管理課長      藤原正則   総務課長         新里 勉

 人事課長         溝口 治   農業委員会事務局長    川口秀幸

 選挙管理委員会事務局長         選挙管理委員会事務局次長

 (兼)監査委員事務局長          (兼)監査委員事務局次長

              高島 晃                中川隆仁

 (兼)公平委員会事務局長         (兼)公平委員会事務局次長

 (兼)固定資産評価審査委員会書記     (兼)固定資産評価審査委員会書記

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◯議会事務局職員氏名

 議会事務局長       竹内延吉   議会事務局次長      塩谷久一

 参事           奥田哲也   主幹           北田博英

 議会係長         荒金誠司   職員           高倉佳代子

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◯本議会の会議事件

 ◇職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定について

 ◇議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例の一部を改正する条例制定について

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◯議会運営委員会決定事項           (平成21年5月25日 議運委決定)

 ●第2回(5月)臨時市議会の運営について

 1.付議案件及び処理要領

    〔付議案件名〕                    〔付託の委員会〕



(1)会議録署名議員の指名について
(2)会期の決定について
(3)職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定について
(4)議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例の一部を改正する条例制定について
即決



 2.議会進行予定



月・日・曜
開議時刻
会議名
備考


5月29日

午前10時
議員協議会
 


議員協議会終了後
本会議
 



 3.会期

    5月29日…………………………………………「1日間」

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◯地方自治法第123条第2項の規定による会議録署名議員

    新田輝彦     野口新一

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              会議のてんまつ



△開会(午前10時50分)



○議長(戸野茂君) 

 ただ今より、平成21年第2回臨時市議会を開会いたします。

 議員定数21名中、出席議員21名でありますので会議が成立しております。

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○議長(戸野茂君) 

 会議に先立ちまして、議会運営委員会の決定事項について委員長の報告を求めます。議会運営委員長・野口新一君。

     (議会運営委員長 野口新一君 登壇)



◆議会運営委員長(野口新一君) 

 ご指名によりまして、去る5月25日に開催いたしました第2回5月臨時市議会の運営に関する議会運営委員会の決定事項についてご報告申し上げます。

 ご協議願ったのは、「職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定について」をはじめ計4件が提案されることになりました。この職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定について、ほか1件は、事前に議員協議会を開催願って説明を受け、即決をしていただくことに決定しており、先ほど既に議員協議会が開催されたところでございます。

 次に、本臨時市議会の会期は本日1日限りとし、議会進行予定といたしましては、本日午前10時開会の議員協議会閉会後、本会議を開催するものでございます。

 なお、先例によりまして、一般質問、議案関連質問につきましては、省略することになっております。

 以上、甚だ簡単ではございますが、本臨時市議会の運営に関する議会運営委員会の決定事項についての報告を終わります。ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(戸野茂君) 

 ただ今の報告につきまして、ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(戸野茂君) 

 ないようでございますので、ご了承いただいたものといたします。

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○議長(戸野茂君) 

 本日の議事日程は、お手元の一覧表のとおりであります。

 これより議事に入ります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(戸野茂君) 

 まず、日程第1、「会議録署名議員の指名」をいたします。

 会議規則第74条第1項の規定により、本会の会議録署名議員として、新田輝彦君、野口新一君のご両名を指名いたします。よろしくお願いをいたします。

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△日程第2 会期の決定について



○議長(戸野茂君) 

 次に、日程第2、「会期の決定について」を議題といたします。

 本臨時市議会の会期は本日1日といたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(戸野茂君) 

 ご異議なしと認めます。よって本臨時市議会の会期は本日1日と決定いたしました。

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△日程第3 議案第35号 職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定について



○議長(戸野茂君) 

 次に、日程第3、議案第35号、「職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

     (総務部長 根来孝次君 登壇)



◎総務部長(根来孝次君) 

 議案第35号、職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由をご説明申し上げます。恐れ入りますが議案書1ページをお開き願います。

 今回の改正は、去る5月1日に、人事院が平成21年6月に支給する期末手当及び勤勉手当につきまして臨時に行いました勧告に基づく改正でございます。

 勧告の内容は、平成21年6月に支給する期末手当及び勤勉手当の一般職員、特定管理職員につきましては0.2カ月分、再任用職員につきましては0.1カ月分の凍結となっております。

 関係条例といたしましては、職員の給与についての条例、特別職の職員で常勤のものの給与についての条例、泉佐野市病院事業管理者の給与についての条例でございます。

 まず、第1条の職員の給与についての条例の一部改正でございますが、条例第22条第2項及び第23条第2項各号中の「特定幹部職員」を「特定管理職員」に改めるものでございます。これは一般職の職員の給与に関する法律が改正されたため、それに準じて改正するものでございます。

 次に、付則第23項として、平成21年6月に支給する期末手当及び勤勉手当に関する特例を定めております。

 まず、第22条第2項中「100分の140、」とあるのは「100分の125、」とするのは、6月期に支給する一般職の期末手当の月数を暫定的に100分の15引き下げるものであり、「100分の120」とあるのは「100分の110」とするのは、課長級以上の特定管理職員の期末手当の月数を暫定的に100分の10引き下げるものでございます。

 次に、同条第3項中「『100分の140』とあるのは『100分の75』」となっておりますのを「『100分の125』とあるのは『100分の70』」とし、「『100分の120』とあるのは『100分の65』」となっておりますのを「『100分の110』とあるのは『100分の60』」とするのは、再任用職員の期末手当の月数を暫定的に100分の5引き下げるものです。

 次に第23条第2項第1号中「100分の75」とあるのは「100分の70」とするのは、一般職の勤勉手当の月数を暫定的に100分の5引き下げるものであり、「100分の95」とあるのは「100分の85」とするのは、特定管理職員の勤勉手当の月数を暫定的に100分の10引き下げるものです。

 また、同項第2号中「100分の35」とあるのは「100分の30」とし、「100分の45」とあるのは「100分の40」とするのは、再任用職員の勤勉手当の月数を暫定的に100分の5引き下げるものであり、人事院勧告に準じて改正するものでございます。

 恐れ入りますが議案書2ページをお開き願います。

 次に、第2条の特別職の職員で常勤のものの給与についての条例の一部改正でございますが、付則第8項として、平成21年6月に支給する期末手当に関する第4条第1項の規定の適用については、同項中「100分の215」とあるのは、「100分の195」とすると加えておりますのは、人事院勧告に準じ、特別職の期末手当を暫定的に0.2カ月分引き下げし、改正するものでございます。

 次に、第3条の泉佐野市病院事業管理者の給与についての条例の一部改正でございますが、付則第10項として、平成21年6月に支給する期末手当に関する第4条第1項の規定の適用については、同項中「100分の215」とあるのは、「100分の195」とすると加えておりますのは、同様に人事院勧告に準じて改正するものでございます。

 なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。

 説明は以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(戸野茂君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(戸野茂君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本議案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(戸野茂君) 

 ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (高道一郎君 登壇)



◆(高道一郎君) 

 私は日本共産党市会議員団を代表いたしまして、ただ今議題となっております議案第35号、職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定について、反対する立場から討論させていただきます。

 私が反対をいたしますのは、この条例改正案のうち、労使合意が必要な一般職員にかかわる今年度の夏期一時金の支給について、臨時人勧に基づき0.2カ月分、職員1人平均7万7,000円を凍結するとしていることについてであります。

 私たちは、5月1日に行われました臨時の人事院勧告の扱いについて審議をする、この5月臨時議会の開催そのものについて、不要であると反対をしてきました。

 理由は、臨時人勧に基づき、夏期一時金を決定する基準日である6月1日までに0.2カ月分凍結を目的とする条例を議決してしまうための臨時議会であることが、総務省の各都道府県宛に通知された取り扱いの通知からも明白だったからであります。

 5月中の臨時議会は、この通知に沿った凍結ありきの理事者姿勢を明らかにすることを意味するものとして反対したわけであります。

 加えて、今回、上程されました改正案の内容は、理事者の説明でも、労使協議が整っていない経過であることが明らかとなっています。労使合意がないままの議案上程はしないよう強く要望してきた経過からも、本議案には反対せざるを得ません。

 100年に一度の経済危機といわれる状況で、史上初めての本来の人勧前に前倒しをして、夏期一時金を一部凍結するというのが内容であり、初めてのことですから、さまざまな見方が出てくることは事実であります。

 しかし、私たちは、市民の代表として、この異例の臨時人勧が、どういう意味を持っているのか、その上に立って、人勧尊重が本当に妥当なのか、8月の本人勧で年間の一時金の大きな削減が推測されるからといって、夏期一時金で凍結しておかないと、年末一時金での職員への影響が大きくなるという人事院や理事者側の説明が本当に妥当なのか。

 さらには、労使合意に至らなかった1つの労働組合である泉佐野市職労の主張や、この問題への態度が理不尽と言えるのかどうか、このようなことについて、今議会として慎重に判断することが求められていると思うのであります。

 私は、労使合意に至らなかった要因として、3つの点を指摘したいと思います。第1に、今回の臨時の人勧が、従来の一時金決定ルールを政治的にゆがめたものとなっている点であります。

 人事院勧告制度は、労働基本権剥奪の代償措置として創設され、既に60年を超える歴史があります。しかし、中立機関を装いながら、最近は、事実上、公務員賃金を抑制する役割を果たしてきたことは、この間の定額人勧、マイナス人勧などを見ても明らかであります。

 それでも、人事院が中立機関としての立て前を果たすとして、従来は8月に勧告を行い、その年の12月及び翌年6月の一時金の支給率を明らかにしてきました。従来の人勧のルールからすれば、既に昨年の人勧で、本年6月の一時金の支給率は確定しているのであります。それを国家公務員の労働組合との合意もなく、一方的に急遽変更して、事実上0.2カ月分の支給凍結を行ったのはなぜでしょうか。

 理由は、政治的圧力に人事院が屈したということであります。景気悪化により、民間の夏期一時金が大幅に削減されようとしているもとで、与党の国家公務員の給与に関するプロジェクトチームというものが、公務員も夏期一時金から削減すべきだと言って、議員立法も準備すると主張し始めたことが、この従来の民間給与調査機関を前倒しして、4月のごく短期間に調査を行った発端であると報道されています。

 検討プロジェクトチームの葉梨議員は、人事院に対し、早急な調査と前倒しの対応の必要性を述べてきた経緯もある。このように自分自身のホームページで表明をしています。

 また、日経新聞は、政府関係者の見方というただし書き付ですが、衆院選目当てのパフォーマンス、このように報じました。パフォーマンスとしても、あまりにもずさんな臨時調査であることは、人事院の存在意義すら疑われる大問題であります。4月に行った臨時調査は、人事院自身が認めておりますように、調査結果に多くの不確定要素があり、比較調査に値しないものであります。

 通常では、夏期一時金は、7月までの1年間の民間給与実態調査で、1万1,000にも及ぶ企業を対面調査、訪問して、直接対面した調査を行うのでありますが、今回、4月の臨時調査は2,700社を対象に、郵送による調査をしたのみで、しかも4月ですから、春闘真っ最中、夏期一時金を決定した企業は、そのうちの340社のみであります。

 我が党の塩川鉄也議員の国会での質問に、谷人事院総裁は「全体を反映したかといえば、そうではない」と答弁せざるを得ない状況であります。反映していないのに臨時勧告したこと自体が選挙を意識した政治的圧力への屈服といわざるを得ないのではないでしょうか。

 第2点目は、政府が100年に一度の経済危機を強調し、定額給付金にとどまらず、さまざまな消費拡大策を補正予算で組み、現在も参議院で14兆円にも及ぶ、ばらまき予算と批判されるような予算の審議がされていることとの矛盾であります。

 人勧は50万人の国家公務員だけでなく、地方公務員をはじめとした関連職員など750万人に影響するともいわれています。さらに大企業でも、また、大半の中小企業でも、まだ賃金交渉や夏期一時金交渉は継続中であります。臨時人勧が、これらの労働者に及ぼすマイナスの影響は図りしれず、また来年の春闘にも大きな影響を及ぼします。

 労働者の賃金が下がれば、来年度、さらなる景気対策が求められるのではないでしょうか、国は、その財源をどうするのでしょうか、このことからも、政府が叫ぶ、まずは景気、消費の拡大というスローガンが本気なのかどうかが疑われる今回の臨時人勧といわざるを得ません。

 ましてや、政治的圧力が景気への冷や水を呼んでいるとすれば、同じ政権与党同士の正反対の政策に政権担当能力すら問われることになるのではないでしょうか。

 そして労使合意に至らない第3番目は、新田谷市長就任以来の財政再建課題の中で、国に先がけて既に職員が大きな協力を行い、今も協力を継続中だということであります。

 本会議で私の質問に対し、一般会計の累積赤字を解消した財政効果額は、収支合計約370億円に上り、うち人件費部分は、職員数減の分も含めますと、約120億円に上ると答弁されました。これは財政再建団体に3回転落するような大きな金額であります。しかも24カ月延伸は、いまだ9カ月しか復元されておらず、今後の復元計画も明らかになっておりません。

 このような本市の状況から、労使交渉では他市以上に人勧だから、年末一時金で大きな削減にならないようにといった理事者側の理屈が、逆に独自の努力を、あるいは、協力をしてきた職員の生活を一体どう考えているのかとの反発を受けたのではないかと推測するところであります。

 もう1つの組合の自治労市職は、労使合意をしたとのことでありますが、先の3点のうち、先の2点の認識では、私どもと認識の違いがあるかもしれませんが、本市独自の職員の大きな協力との関係では、理事者の姿勢をじっと見ていると考えるところであります。

 自らの生活防衛の点でも、やる気をもって市民のために頑張るという点でも、ここは大変重要な問題であります。

 以上の点から、ごく短期間の交渉で労使合意に至らなかったことは、いわば無理からぬことであり、理事者が上程を強行したことは道理に合わないと考えるものであります。

 市職労の本日付のニュースによりますと、交渉経過の中で、交渉トップである泉谷副市長が、このように述べています。「今回のような一方的な強行はあってはならないことであると肝に銘じて、これ以後の本来の確定闘争等にも当たっていく」と表明されているそうであります。

 当局自身が「あってはならない経過」と交渉相手に表明せざるを得ない、この経過からして反対であります。

 最後に1点、本年度は、12月の議会で早期健全化計画を策定しなければならない財政的には大変厳しい年度になるわけであります。職員と一丸となって乗り切るべきときだけに、人勧尊重を、ただ、この1点で強行した今回の労使合意がないままの条例改正は、今後の市政運営に大きな障害をもたらすものと危惧するところであり、この点からも反対であります。

 議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。

     (国賀祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀祥司でございます。ただ今議題になっている議案第35号、職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定について、反対の立場から意見を述べてまいります。

 議案第35号は、説明では、職員の夏期一時金を0.2カ月分凍結するという市長提案で、実質的に夏のボーナスを10%カットするということです。金額にして1人平均8万円減額、トータルでは市職員全体で6,200万円の減額ということであります。

 私が反対する理由は端的に言いまして、世界恐慌のツケを労働者に回すなと、そういうことであります。世界大恐慌を生み出した責任は資本家にあります。労働者にはありません。資本主義を延命させるために労働者に犠牲を押し付ける、このようなやり方については断固反対であります。

 国の補正予算を見てください。緊急対策約14兆円もばらまくといっておりますが、これは全部企業に金を出すんです。労働者に出すわけではありません。雇用調整助成金でもそうでしょう、全部企業に出して、労働者には全部は渡していないというのが実態ではありませんか。

 しかし、その原資は全部税金と借金、将来の借金です。これは全部我々の税金でまかなうという、そういう構造になっておるわけです。公務員の夏期一時金10%をカットしたお金3,000億円、これは何に使うんでしょうか、みんな資本、企業家の企業の救済のために使うんではありませんか、今、国会を見ておりましたら、民主党が国営漫画喫茶は何だと怒っておりました。仮称でいう、今回の補正予算で出された国立メディア芸術総合センターと、こういうふうにいうらしいです。建設費だけでも117億円もかかるそうです。開館までには、漫画の版権、アニメの版権等展示費用なども、まだ何10億円もかかるそうです。

 この件では石坂 啓という漫画家にまで批判されております。いくら漫画好きの首相に配慮したといっても、こんなものに百数十億円もかけて、労働者の賃金を3,000億円もカットする。こんなことに怒らない人はいないと思います。

 今回の臨時の人事院勧告は、そういう意味では本当にでたらめなもので、調査は不十分でルール違反です。

 もう、その件は省きますけれども、具体的にいうと泉佐野市職員の給料は府内でも下から4番目、非常に低いです。ラスパイ指数は96.7です。そのために初任給は18万600円、これは一番低いです。皆さん、市職員20代の給料、どれぐらいかご存じでしょうか、大卒でいま言った18万600円です。

 これが20万円を超えるのは、26歳を越えなければいけないそうです。だから20代では、なかなか結婚もできない、ましてや子育てもできない。こういう給料であるのに、マスコミでは公務員の給料は高いという、そういう世論をつくっております。

 組合のニュースを読みました。看護師の声を皆さん聞いたことがありますか、「殺す気か、死ぬほど働いているのに」という声だらけですよ。このままでは働く気にもなれない、私はやめます。もし下げられたら私はやめますという、こういう声ですよ。一生懸命働いている労働者に報いないような、こういう賃下げは私は絶対に反対です。

 他方で民間の企業を見てください。賃金を下げ、派遣や請け負いなどワーキングプワーをいっぱいつくって、ますます賃金を下げております。恐慌だといって、また下げます。そして民間が下がったら公務員も下げろと、今回の人勧がそうでしょう、公務員が下がったから民間はもっと下げろという、こういう賃下げ競争になっているのが現状ではありませんか。

 この結果を生み出していることは何ですか、結婚できない若者がいっぱい出てきた。子どもを生み育てられない青年たちが増えております。将来の労働者人口は減る一方、少子高齢化というふうに言っておりますけれども、今回の事態でますます、これに拍車をかけるでしょう。端的にいえば、これが現代資本主義が生み出した最大の矛盾です。資本主義体制としては、もう新しい労働者は生み出せない、次の担い手を生み出せない体制ということで終わっているということではありませんか。

 ちょっと振り返って理事者や議員の皆さんに考えてほしいんですけども、労働者の給料は、どうやって決まるかご存じでしょうか、資本家が労働者をどれだけ搾取しているか、ご存じでしょうか。1つ、わかりやすい例を言います。

 140年前、マルクスが『資本論』を書いた時代は、大体1日12時間労働でした。そのうちの6時間が、ただ働き、給料でもらっているのは6時間分です。今は8時間労働です。今の労働者、もらっている給料は何時間分に相当すると思いますか、2時間ですよ。生産技術が発達してますから、生産力が発達しているために、6時間分は、ただ働きさせられているんです。4分の3も、ただ働きさせられて、まだ働き度が足らん給料を下げろとは、一体、何ということをいうんですか、資本家は労働者を働かすのを1分でも10分でも多く働かそうとして、タイムカードを置く場所を正門にあったのを職場にまで持って行く、こういう姑息なことまでやるわけです。

 その結果、資本家だけが大儲けをして、アメリカのあのリーマン・ブラザーズのCEOなんかは、年収が40億も50億円ももらっているといいます。そして貧富の格差を極限にまで広げていった。その結果が今の恐慌ではありませんか。

 結論を言います。私は労働者が人間らしく生き生活できるような、そういう賃金にすべきだということを申し上げます。

 以上、申し上げて反対討論といたします。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(戸野茂君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(戸野茂君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議案第35号、職員の給与についての条例等の一部を改正する条例制定についてを原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(戸野茂君) 

 挙手多数であります。よって本議案は原案どおり決定いたしました。

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△日程第4 議員発議第8号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例の一部を改正する条例制定について



○議長(戸野茂君) 

 次に、日程第4、議員発議第8号、「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

     (野口新一君 登壇)



◆(野口新一君) 

 ただ今議長より、ご紹介のありました議員発議第8号、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例の一部を改正する条例制定について、提案者を代表いたしまして、案文の朗読をもって提案の説明とさせていただきます。

 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例の一部を改正する条例制定について、標記条例を次のように制定するものでございます。内容でございます。

 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例(昭和31年泉佐野市条例第15号)の一部を次のように改正する。

 付則に次の1項を加える。

     (平成21年6月に支給する期末手当に関する 特例)

 4 平成21年6月に支給する期末手当に関する第5条第2項の規定の適用については、同項中「100分の215」とあるのは、「100分の195」とする。

 なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行する。

 以上でございます。議員の皆さまの満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(戸野茂君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(戸野茂君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本議案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(戸野茂君) 

 ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (国賀祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀祥司です。ただ今議題になっております議員発議第8号、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から意見を述べてまいります。

 この案件は、職員の一時金0.2カ月分凍結に準ずるということでありますけれども、もう一方では、職員給与をもっと下げさせろという、そのためにするという、そういう意図もあると私は思います。

 先ほど討論を申し上げましたように、職員の給料は決して高くないし、むしろ低い、そして、こういう負のスパイラルの中で生きていけない、結婚できない、子どもが産めない、そういう青年をいっぱいつくりだしております。こういう状態では、もう今の現代の社会は終わりに、破局になっていくというふうにいわざるを得ません。

 そういう意味で、今回の議員発議第8号については反対であります。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(戸野茂君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(戸野茂君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議員発議第8号、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等についての条例の一部を改正する条例制定についてを原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(戸野茂君) 

 挙手多数であります。よって本議案は原案どおり決定いたしました。

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△日程第5 議会運営委員会及び特別委員会の継続調査について



○議長(戸野茂君) 

 次に、日程第5、「議会運営委員会及び特別委員会の継続調査について」を議題といたします。

 お諮りいたします。議会運営委員長から議会運営につき、また、関西国際空港問題対策特別委員長から、関西国際空港の2期事業等の諸問題につき、引き続き調査をする必要がある旨の申し出があり、これが閉会中継続して調査することにいたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(戸野茂君) 

 ご異議なしと認めます。よって議会運営委員会及び関西国際空港問題対策特別委員会は、閉会中継続して調査することに決定いたしました。

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○議長(戸野茂君) 

 以上で本日の日程は、すべて終了いたしました。

 ただ今をもちまして第2回臨時市議会を閉会いたします。



△閉会(午前11時25分)

以上、会議のてんまつを記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。

   泉佐野市議会議長

      同  副議長

      同  署名議員

      同  署名議員