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大阪府 泉佐野市

平成10年  1月 臨時会(第1回) 01月20日−01号




平成10年  1月 臨時会(第1回) − 01月20日−01号







平成10年  1月 臨時会(第1回)



          平成10年1月泉佐野市議会第1回臨時会

               平成10年1月20日(火)

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◯本日の議事日程

 日程第1       会議録署名議員の指名

 日程第2       会期の決定について

 日程第3 議案第1号 損害賠償の額を定めること及び和解について

 日程第4 議員発議第1号 泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定について

 日程第5 請願第1号 議員定数問題に関する請願

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◯出欠席議員(28名)

   杉岡 茂    新田谷修司   野出一三    佛願昌尚

   山下清次    國賀祥司    新谷清行    伊藤百合子

   窪 和惠    桶谷忠司    中林順三    岩田利雄

   岡田 尉    中道是行    浜崎忠親    貝塚谷喜代治

   宮内義雄    与浦政義    家治敏明    貝戸貞次

   鎌野 博    東 定夫    円句 進    戸野 茂

   重信正和    宮本正弘    鈴木雅弘    石塚和江

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◯説明員職氏名

 市長           向江 昇   助役           福重英世

 助役           宮明末治   収入役          奥野誠吾

 教育長          吉川龍作   水道事業管理者      宮先 勝

 市長公室長        水脇一夫   空港対策担当理事     田中哲哉

 国体担当理事(兼)国体室長 溝端 節   総務部長         山瀬伊佐男

 環境保健部長       美濃出辰三郎 産業経済部長       桶谷正昭

 産業経済調整担当理事   田中定信   福祉事務所長       溝川泰雄

 都市政策部長       山瀬 治   住宅建設担当理事     中西孝子

 区画整理担当理事     藤田邦彦   都市再開発担当理事    道志年彦

 土木部長         杉江三十二  高架事業担当理事     馬野航一

 下水道部長        杉岡明昌   下水道担当理事      大林重彦

 同和対策部長       西守健吉   人権啓発室長       目 哲夫

 水道局長         木南源言   市立泉佐野病院事務局長  寺崎重紘

 消防長          重田忠昭   学校教育部長       芝野修一

 社会教育部長       森 文三郎  企画課長         根来孝次

 人事課長         久堀健三   庶務課長         下村恒和

 監査委員事務局長

 (兼)公平委員会事務局長  北庄司義行  農業委員会事務局長    北筋正幸

 (兼)選挙管理委員会事務局長

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◯議会事務局職員氏名

 議会事務局長       大屋利彦   議会事務局次長      永井純一

 主幹           星 照明   主幹           高島 晃

 議会係長         小川 透   吏員           中野恵子

 吏員           松浪 寛   吏員           松浪早希子

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◯本会の会議事件

 ◇損害賠償の額を定めること及び和解について

 ◇泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定について

 ◇議員定数問題に関する請願

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◯議会運営委員会の決定事項

 ●1月臨時市議会の運営について

 1.付議案件及び処理要領

 (1)会議録署名議員の指名−−−−−−−−−−−−−−−−−−+

 (2)会期の決定−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|

 (3)損害賠償の額を定めること及び和解について−−−−−−−−|−即決

 (4)泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定について|

 (5)議員定数問題に関する請願−−−−−−−−−−−−−−−−+

 2.議会進行予定                   ●議運 1月13日(火)



1月
曜日
開議時刻
会議名
備考


20日

午前10時
議員協議会
 


議員協議会終了後
本会議
 



 3.会期           1月20日…………………………………「1日間」

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◯地方自治法第123条第2項の規定による会議録署名議員

    中林順三     浜崎忠親

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△会議のてんまつ



△開会(午前10時58分)



○議長(円句進君) 

 ただ今より第1回臨時市議会を開会いたします。

 議員定数28名中、出席議員28名でありますので、会議が成立いたしております。

 会議に先立ちまして、議会運営委員会の決定事項について委員長の報告を求めます。議会運営委員長・戸野 茂君。

    (議会運営委員長 戸野 茂君 登壇)



◆議会運営委員長(戸野茂君) 

 ご指名によりまして、去る1月13日に開催いたしました第1回臨時市議会の運営に関する議会運営委員会の決定事項について、ご報告申し上げます。

 まず、本臨時市議会に付議されました案件は、損害賠償の額を定めること及び和解について、ほか2件でございまして、これが処理要領につきましては、いずれも即決していただくことになっておりますが、事前に議員協議会において説明を受けることになっており、先ほど既に協議会が開催されたところでございます。

 従いまして、本臨時議会の会期は本日1日限りとなっております。

 なお、議案関連質問につきましては、先例により、省略することになっておりますので、よろしくご承知願います。

 以上が、第1回臨時市議会の運営に関する決定事項であります。よろしくご協力をお願いいたします。



○議長(円句進君) 

 ただ今の報告につきまして、ご質疑の点ございませんか。



◆(桶谷忠司君) 

 ただ今の運営委員長の報告では、議案の3件について、本日1日の会議で即決をするというご報告でありました。しかし、議案の内容を見ますと損害賠償等は、ある意味で緊急性があると思います。

 しかし、議員発議の議員定数削減問題、並びにそれに呼応して、議会がもっと役割を発揮するために議員定数の回復・復元が大事だということで、十分な市民の意見を聞き、また議会も論議をすべきだという請願も出されております。要は、単に現職議員の議席をどうするかという問題にとどまらず、市民の参政権、あるいは地方自治の根幹にかかわる重大問題であります。

 それを本日1日の会議で事を決めるというのは、あまりにも議会としての自らの存在価値、審議を尽くすということを否定することにつながるような軽々とした扱いになると、なぜ1日の会議で即決する緊急性があるのか、そのことをまずお聞きしたいと思います。



◆議会運営委員長(戸野茂君) 

 桶谷議員と私の見解は全く歩み寄りがないわけでございまして、この件につきましては、2年前の野出議長、私、副議長のときから、この議員定数削減につきましては論議を呼びまして、約2年間、皆さん方現議員の、いろんな意見を今までみてきたわけでございますが、この12月ぐらいから大体の「削減しようではないか」という意見の一致をみてきたところでございまして、1月初旬に大体4名減らそうと、今回提案されている削減数が、「削減してもいい」という会派の中で調整がついたわけで、そういうことの中で出てきたということでございますから、十分論議、事前整理をしての案件でございますので、本日1日で十分この問題は「けり」がつくだろうと、こう思っておりましての提案でございますし、1週間前の議会運営委員会での決定事項でもあるということを十分ご認識をいただきたいと、こう思います。



◆(桶谷忠司君) 

 議会運営委員会で、確かにこれを決定するんだということが多数で決められたということは聞かされております。しかし、お話がありました野出議長時代からの議会の論議があったというのは、どこの委員会で、どんな論議があったのか。

 少なくとも議会で、この問題の論議する場は本会議場か、あるいは議員協議会、あるいは直接の委員会でいいますと、行財政委員会、総務委員会等が該当する委員会だと思います。私の記憶では、そういう正規の委員会等での論議は全くなかったと。

 確かに、お話のように、議員であるにもかかわらず議会の場ではなしに、仲よしグループで水面下でご論議をなされてきたというのは、そういうことかも分かりませんけれども、それは全く議会のルール、会議規則等に基づくものとは全く次元の違う問題でありまして、それを持ってきて「論議を尽くした」というのは、これはもう議会をないがしろにするもので、議会の運営委員長としてはあるまじき態度だと、それを合理化するということはですね。

 反対に、そういう密室協議で事を決めて本会議に押しつけると、これは、この議案の民主的課題という、蹂躙を二重に脅かすことにもなるわけで、それがきょう決める緊急性につながるということは全く筋違いだと、「自分たちの論議が即議会の論議」という勘違いをされておるんじゃないかと、緊急性があるという、そういうご説明にはならないということ。

 もう1つは、今も申し上げましたように、行革のためというお話が盛んに出ておりました。行革のための論議を本当にやるのであれば、なぜ今まで、この定数問題を含めて総務委員会なり、行財政委員会なりに議題として出さなかったのか、私も行財政委員会を何年かずうっとやっておりますけども、耳にしたことは全くありません。

 ここで論議をしないで別のところでするというのは、これは全くむちゃなことでありまして、こういう議会なり委員会を飛び越えてやる。今回の提案をするということ自身が、自らの議会の委員会そのものを無視するという意味で、非常に重大な問題があるということを、最前の2点をお答え願いたいと思います。



◆議会運営委員長(戸野茂君) 

 まず、桶谷議員に言っておきたいんですが、議会運営のことについての質問をしていただきたい。議案のことは、また後で、出たことについて、お宅は質問していただきたい、このことを1点、先に言っておきます。

 それから密室で論議をして、公式な場でいっこも論議をしなかったと、これは全くお宅の見識違いでございまして、2年前のときも山下議員のほうから、きっちり提案されまして、議運の席で論議をしました。

 また、今回の運びとなった12月議会におきましても、そういう意見が議長のほうから出されまして論議をしたということで、公式の場を2回開いているという、そのご認識はしていただきたい。

 そういうことの中で「じゃあ、何人減らすんですか」という論議になれば、「削減してもいいですよ」というところの中で協議をしなければ、これはまとまることないんですよ。

 そういうことですから、その点、世間一般常識的に考えて発言をしていただきたいと、よろしく。



◆(桶谷忠司君) 

 議運の席が、この議案の論議する場では私はないと思うんですよ。幹事長会議というのは、あくまでも会派間の調整する場であって、議案等の、こういう問題を論議する場では全くないと。

 私が申し上げておるのは、「議会にある正規の機関で論議をされたことがありますか」ということをお聞きしているわけで、そういうことを飛び越えてやるのが、議会の自らのルールなり、委員会制度というものを無視するんではないかということを申し上げておるわけです。

 それから反対者とは話をせずに、同じ賛同の議員だけで、なんぼ減らすかという論議をするのが当たり前だという、これはきょう傍聴者の皆さん、たくさんお出ですけども、そういうことなら仲よしグループで議会を招集して別にやりはったらどうですか、仲よしグループ会議を。

 意見の違う人があって、いろんな多様な考えがあって、議会が構成されているわけで、そこでの論議を尽くして、結果として多数で決められると、これは議会のルールですから当然あり得ることですけども、初めから反対者は排除をして、仲よしグループで裏で取引して、それを決めたから当たり前だと。それは失礼ですけれども、議運の委員長としてはいかがなものかというように私思いますね。それでは議会そのものを自ら否定することになる。

 違う人の意見もあって議会が成り立っているのであって、そのことをもって議会で論議をしてきたということにはならないということを改めて申し上げて、最前言いましたように、緊急性がどこにあるんかと、地方自治の根幹にかかわる大事な問題で、現職議員だけの問題でない、もう新人候補も既に動いているわけですから、民主主義の根幹にかかわる問題を、なぜ、この臨時議会を開いてまでしなければならんのか。

 原点に戻りますけども、その答弁が全くありませんので改めてお聞きをし、委員会等の正規の機関の論議はなかったと、そのことをお認めになりますか。それと、それを飛び越えて、きょう1日の臨時議会で即決するというやり方は、いかに暴挙かということについて、きちっとお尋ねしたいと思います。

    (「議長、議事進行について」と呼ぶ者あり)



◆(杉岡茂君) 

 ただ今、議会運営委員長の報告について、先ほど来、いろいろと共産党の桶谷議員のほうから、ご質疑がなされているわけですけども、ルール上、議会の議運が開かれて、幹事長会議も再三開かれて、それが「仲よし会」やというようなことやと、全くそれらの組織を否定することでありますし、公開の場で、本会議場で正々堂々と賛成は賛成の立場で意見を発表する機会。

 従来、協議会というものは人事案件とか、そういうようなもので協議会をやられているんで、ここで本会議をせんと協議会でして、ここで発言の場を設けへんとかいうことやったら密室会議と言われてもええけれども、これはもう議長の権限で動議として、この議会運営委員長の報告を、もう了承して、この本会議を早急に進めるように会議の進行をお願い申し上げます。

    (「議長、議事進行について」と呼ぶ者あり)



◆(貝戸貞次君) 

 先ほど桶谷議員の言われた一部合致する点もあるんですが、だけど一部、その反対のところを外して、それで話しされたと、仲よし会というんか、そういう中でやられたと、賛成の人ばかりの形でやられておるように、私の耳へ入ったわけですが、私自体が、その話し合いというんか、会合の中に参加させていただいております。

 「基本的に議員削減については反対だ」という意見を申し上げ、その中でいろんな観点を鑑み、各個人々々の議員さんの意見とか、そういった中で現況を鑑み、これやったら、今の現在の。

    (「議長、中身の論議は後にしてもらえよ」と呼ぶ者あり)

 そういうことを踏まえて、反対は反対という形の中で言ってきて、そして最終的には「これは現況を考えたら、これは致し方ざるを得ないな」というような形でなっておりますんで、ただ賛成の者ばかりが、人たちばかりが、議員が寄って話したということはございませんので、その点、反対の立場は反対の立場で、そして現状に返って、それがいつまで反対かどうじゃなくして、変わることもあり得るというなことで判断をしてやっておりますんで。

 ただ、反対者だけを差し置いてやったというように聞かされると、当然、私は今まで意見を言うたことが無駄になりますので、そういったことでございます。



○議長(円句進君) 

 先ほど、杉岡議員、貝戸議員のほうから、この定数減について2度にわたる幹事長会議、そして2度目に議員定数は、もう正副議長にいっぺん「何にせよ、お前らでいっぺん考えや」ということのご意見もいただいた上で、賛成・反対の議員さんも寄っていただいて「どのぐらいが適当だろうか」と、厳しい情勢の中で、また、市民の皆さん方の見る目の中で、どのような定数削減の員数が妥当だろうかということで、やらしていただきました。

 その中で、今回、本会議でぶっつけ本番というような形でやることに、異例な措置をとったわけでございますが、本題に入り、また議題の中で論議をしていただき、ただ今の賠償補償問題やすべての問題については、進行させていただきたいというように、ひとつお願いをいたします。



◆(桶谷忠司君) 

 議長、私は議事進行を妨害しているんとちがうんですよ。ちゃんと、その緊急性を聞いているんですから、本日の即決する理由を聞いているんですから、答弁がないんですよ。ちゃんとしてもらって下さい。



◆議会運営委員長(戸野茂君) 

 だから、何回も言っているように、2年前からこのことが論議になりまして、当時「減らそうか」と出しましたが、やはり反対者が多いということで、一時引っ込めているんですよ、はっきり言いますと。

 その中で、いろんな論議を重ねていって、「じゃあ、どうですか」と問い質してきたときに、「定数削減でいいですよ」といったムードが高まってきたと、それにつれて市議会の選挙が、今年の5月に執行されるということですからね。

 既に2年前から論議になっていることを、現時点で、やはり一定の結論は出してもいいんではないかというところの中で、12月議会では「時期尚早」ということで、きっちりルールを踏まえて、この1月臨時市議会に提案されたということで、私どもにとっては、きっちり賛成の諸君も、反対の諸君の意見も聞いて、最終的に、このような臨時議会を開催する運びになったということですので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(円句進君) 

 以上でございますので、ほかにございませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) 

 ないようでございますので、ご了承願ったことといたします。

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○議長(円句進君) 

 本日の議事日程は、お手元の一覧表のとおりであります。

 ただ今より議事に入ります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(円句進君) 

 まず、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議規則第74条第1項の規定により、本会の会議録署名議員として中林順三君、浜崎忠親君のご両君を指名いたします。よろしくお願い申し上げます。

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△日程第2 会期の決定



○議長(円句進君) 

 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。

 本臨時市議会の会期は、本日1日といたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) 

 ご異議なしと認めます。よって本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

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△日程第3 議案第1号 損害賠償の額を定めること及び和解について



○議長(円句進君) 

 次に、日程第3 議案第1号 損害賠償の額を定めること及び和解についてを議題といたします。

 議案の説明を求めます。

    (市長公室長 水脇一夫君 登壇)



◎市長公室長(水脇一夫君) 

 それでは議案書1ページの議案第1号、損害賠償の額を定めること及び和解についての提案理由をご説明させていただきます。

 平成9年12月19日午後4時30分ごろ、企画課職員が公用車を運転中に、泉佐野市松原1丁目2616番地先で発生した自動車事故についてでございますが、午後4時過ぎに樫井会館で仕事を済ませ、笠松1丁目にございます地球交流協会の事務所へ向かうため、国道481号線を西に進み、南海高架側道の右折後、信号が赤とは気づかず交差点に進入、青信号で直進してきたコンクリートミキサー車と衝突し破損させたものでございます。

 従いまして、民法第695条の規定によりまして、相手方、貝塚市東79番地、橋本生コン・代表者橋本ミユキと損害賠償額60万6,449円をもって和解することといたしたくご提案申し上げるものでございます。

 よろしくご承認賜りますよう、お願い申し上げます。



○議長(円句進君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本議案については会議規則第35条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) 

 ご異議なしと認めます。よって本議案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議案第1号、損害賠償の額を定めること及び和解についてを原案どおり決定することに賛成の諸君は挙手願います。

    (挙手多数)



○議長(円句進君) 

 挙手多数であります。よって本議案は原案どおり決定されました。

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△日程第4 議員発議第1号 泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定について



○議長(円句進君) 

 次に、日程第4 議員発議第1号 泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。

 議案の説明を求めます。

    (中林順三君 登壇)



◆(中林順三君) 

 ただ今議題となっております議員発議第1号、泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定について、提案者を代表いたしまして、提案理由を申し上げ説明に代えさせていただきます。

    提案理由

 泉佐野市議会は、昭和23年、地方自治法に規定されている法定議員数30人で発足、昭和33年、人口増加により法定議員定数が36人となるも30人の定数で条例化し、昭和61年執行の一般選挙から2人を減員し、現在28人を定数とする定数条例を制定しているところでございます。

 本市の人口は、現在においては昭和61年当時と比べて微増状況ではありますが、今後においては一層の増加が見込まれるものであります。

 また、財政規模におきましても、平成6年9月の関西国際空港の開港等に起因し、今後とも増大傾向にあると考えられます。

 しかしながら、昨今の本市を取り巻く社会経済情勢の変化と、今後の議会運営の長期展望に立つとき、地方行政の減量化及び効率化と併せて、地方議会議員の定数削減についても論議を呼んでいるところであります。

 いうまでもなく、議員の役割には多くの市民から意見を集約し、それを市政に反映させること、また、執行機関に対して住民の代表としての監視の役割を果たすという、2つの大きな使命がございます。

 これらの課題を冷静に検討し、併せて本市の実情も十分に勘案した結果、今般、本市議会は先見性を発揮し、議員定数をさらに4人減員し、24人として、その任を全うせんとするものであります。

 よって地方自治法第112条により、本案を提出するものでございます。満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(円句進君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。



◆(新谷清行君) 

 先ほど提案されました議員定数削減4名ということでございますが、こういう定数削減の条例が提案されるということで、この議事日程にも載せておりますけども、請願が6団体から出されておりまして、「公正で民主的な住みよい泉佐野市政をつくる会」、「新日本婦人の会泉佐野支部」、それから「泉佐野市教職員組合」「泉佐野市職員労働組合」「泉佐野民主商工会」「大阪府立高等学校教職員組合泉南支部」と、6団体から請願が出されておることは、ご承知のことと思います。

 この請願の中で言われておりますのは、市民の参政権や行政に対するチェック機能など、議員定数問題は民主主義の根幹にかかわる重要な問題です。だからこそ、地方自治法で人口規模によって決められている。

 議会費は一般会計の1%(平成8年度)で議員定数削減による財政的効果はほとんどない。真の行政改革のために、不公平な同和行政やコスモへの税金投入などにこそ、メスを入れるべきではないでしょうかと。

 議員定数の削減は議会議員の役割を弱めて、市長の執行権を強めることになり、結果として市民の願いに反することになる。定数は既に8名も少なくなっている。だから、一層市民が主人公の市政実現を目ざして、市政の活性化を図るために、むしろ法定数への拡充こそ検討すべきだということで、2点請願の事項として、増加も含めて慎重に十分論議を尽くすことと、市民の声を広く聞く公開討論会、または公聴会などを開催することが請願されております。

 そこで先ほど提案された理由として、市政に市民の声を反映させる。また執行機関への監視を十分するのが議会の議員の役割だというふうに言われました。

 そこでお聞きするわけですけども、これだけ4名減らしますと、本当に議会としてのチェック機能、また市民の声を市政に反映するということが、十分保障されると、役割を果たせると、また言われる理由、それがどういうところに、その根拠があるのか1つお聞きしたいのと。

 もう1つは、地方自治法91条で、定数というのは、議員定数が定められておりますのは、もちろんご承知のことと思いますが、泉佐野の場合は「36」というふうに決められております。

 それを24名にしますと、人口規模でいいますと1万人以上2万人未満ですね。そういう規模の、これは市は、そんなんありませんわね。町または村の議会のような構成になってしまうということになるわけですけども、それで泉佐野の場合、人口も、もう10万人に迫ってきておりますし、財政規模も600億円、一般会計でなろうとしている状況の中で、これだけの議員の数でいいのかどうかということの根拠ですね、お聞きしたい。

 それともう1点は、市民の意見が十分聞かされてないと思うんです。現職の議員だけで、それも共産党、あるいは別の隣におる方も除外した形で、この4名というのを決められたと聞いているんですけども。

 ということは、ほとんど賛成派議員の、いわば公開されてない、いわゆる密室で、公開された論議の中ではなくて密室の中で、そういうように決められたというように思うんですけども、そういうことについて、本来、議会として公式の場で、委員会なりの場で論議すべき問題ではないかと思うんですけど、その点はどうでしょうか。



◆(中林順三君) 

 先ほどの1点目のご質問でございますが、4名の削減は多すぎるのではないかということでございますけれども、ほかの統計を見ますと、24名にいたしました場合につきましては、当議会におきましては、1人当たりの人口割合が3,947名になります。それによりますと、府下では下から13番目に位置するわけでございまして、現在ですと1人当たりの人口でいきますと、下から9番目になっておりますので、4の減というのは妥当ではないかというふうに考えます。

 それと2つ目ですが、定数が法定数で36名と決められておりますけれども、この規定によりますと、人口5万以上15万人未満ということでございますので、15万人未満で36名という大幅な範囲での規定でございますので、10万の当市においては、24名でも何ら問題はないという判断をいたしております。

 それと、反対の声を省いて決定しているということでございますけれども、たびたび議運の席でも、この問題につきましては話し合いをいたしておりますが、削減しようと決めた席には共産党さんの代表者もおられております。

 そして、人数の決定につきましては、提案者の出ております会派で、「2」にするか「4」にするかという話し合いは持ってはおりますけれども、削減につきましては、全会派の代表者のおられる中で決定しておりますので、異議はないのではないかと思います。



◆(新谷清行君) 

 人口規模で決められている幅が当然あるわけですけども、24名ということになりますと、2万人未満の人口規模の、26名まではそういうことになっているわけですね。ですから、非常に泉佐野市の今の10万人程度の規模からしますと、これと比較したら、非常に町や村の議会の構成の比率に、法定定数上はなるということになるんですけど、その点は、今、大阪府下の例を出されて、人口割合で言われましたけども、それは少なければいいということには、私はならないというように思うんですけど、その点はどうなんでしょうか。

 それから議会としての役割、あるいは委員会の構成などを見ましても、やっぱり、これでいきますと8名の委員会と、今の委員会の割合からいきますとね。そうしますと非常に少数の委員会になってきますし、だんだん委員会の規模が小さくなってくるということになって、委員会審議も非常に意見が、こういう多様な市民の意見を聞かないということになるんではないかと思うんですが。

 それと、もう1点は、今、現職議員の、それも一定の議員、我々を除外した形で、この4名の削減を決められたわけですから、市民の意見というのは、どういうふうに反映されたのか、あるいは、この請願の中にも言われていますように、市民的な、そういう公開討論会とか、あるいは公聴会などを開く必要があって、市民の意見の集約、これは必要ではなかったんかと思うんですけども、その点は、市民の意見を聞く機会というのは、どのようにされてきたのかお聞きしたいと思います。

 やっぱり市民の一人ひとりの参政権にかかわる問題でありますし、議会の役割としての、確かに言われた、そういうものもありますけれども、市民が選挙に出るということも含めて、非常に出にくくなるということが、定数が削減されますと、そういう状況になってきますので、本当に地盤や力のあるものだけが選挙に出るということになる。主婦とか市民グループの、そういう運動されている方とか、あるいは障害を持たれている方とか、そういう方々が選挙に出にくくなる。当選ラインが、もちろん上がるわけですから、そういうことを、どういうふうにお考えなのか、その点もお聞きしたいと思います。



◆(中林順三君) 

 24名では、法定数では町なみになろうかというご心配ですが、これにつきましては、議員それぞれの認識を高めることによって、何ら問題はないというふうに考えております。

 委員会の人数が少なくなってくるという、これは当然のことでございますが、これも、それぞれの議員さんの認識の問題で解決する問題であると思います。

 それと、やってみて、やはり委員会で1委員会の人数が足りないということになりますれば、また話し合いの中で、委員会の複数参加ということも考えていけば、何らかの方法というものが考えられるというふうに感じます。

 市民の声をいかに反映するかということですが、我々議員には、それぞれの支持者の方がございます。今、28名の議員数でございますので、ほぼ28に分割されようかと思いますけれども、それぞれの支持者の方々の声を重要視して反映していけば、十分にクリアできるものと考えますし、これも一人ひとりが活動を密にしていけば、漏れない市民の声を集約できるというふうに考えております。



◆(新谷清行君) 

 議員定数削減で、市民の声をどう聞いたのかと、削減の問題です。



◆(中林順三君) 

 私、頭悪いんで質問をあまり固めてされると飛ばしますが、削減につきましても、先ほど議運委員長のほうからも、ご説明ございましたように、2年前から町会連合会さんのほうから、いろいろと要望が上がってきております。

 町会連合会さんといいますのは、やはり市民の一番の取りまとめの機関ではないかというふうに考えておりますので、町会連合会さんの声というものは、市民の声を代表するものであると考えます。

 また、いろんな請願を出されておられます代表者の団体の方々もおられます。これも十分大切なお声でございます。それを踏まえて今日に至っておりますので、この結果といいますものは、この後の採決によって決定できるんではないかというふうに思います。

    (「そうや」と呼ぶ者あり)



◆(新谷清行君) 

 町会連合会からのいろんな申し入れがあったということですけれども、正式な文書で出てきたのは、昨年の12月15日というふうに聞いております。それまでは口頭での申し出だったと聞いているわけですけども、私どもも町会長さんなり、前町会長さんなりにお聞きしましても、町会連合会としては、そういう一定のまとまった見解というふうにはなっていないと、反対を表明した町会長さんもおられて、まとまらなかったというふうに、2年前ですけども、今からいうたら3年前ですか、というふうにも聞いたり、「私は、そういうような話は町会連合会で話しされたことは知らない」と、出席してあったんかどうか分かりませんけども、そういうふうに言われている町会長さんもおられますので、町会連合会として本当にまとまった意見というのか、申し入れなのかどうか、その点は、どういうふうに受け止められておるのか、お聞きしたいと思います。



◆(中林順三君) 

 すべて世の中は民主主義で動いておりまして、それは町会さんのまとめられたご意見の中にも、それは当然、反対の方もおられようかと思います。また、反対の請願を出されている団体の中の方にも「いや、減らしてもええんちがうんか」というお考えの方もあろうかと思いますけれども、それぞれの団体が民主主義を元に賛否両論を採決を取り決定していると思います。

 また、この議会で、本日どのような結果が出るかは分かりませんけれども、採決には、必ず賛成と反対がございますので、その中には、賛成団体の中にも反対意見をお持ちの人はあろうかとは思いますけれども、民主主義として決定されたほうに従っていくのが妥当だと考えております。



◆(新谷清行君) 

 それじゃお聞きしますけども、今回、いろいろ議員定数削減される人たちの根拠というんですか、なっているのは、行政改革とかいろいろ言われているんですけども、自ら身を切るとかということも聞いておるんですけども、それで本当に泉佐野市の議会の効果が、どれほどあるのかというと、ご承知のように、議会そのものは一般予算の1%程度にしかなっておりませんし、例えば、議員1人の歳費約1,000万円余りですし、経費を入れても1,500万円ぐらいにしかならないと思うんですけども、全体の予算から見て、どれほど効果があるのかどうか、その点は、どういうふうにお考えなのか。

 それ以上に、一般行政のゆがみを正していく行政改革を本当に進めていくことのほうが重要ではないかと、そのために議会としての、いわゆる監視、提案者の言われた監視を強めるということのほうが、一層必要ではないかと思うんですけども、その点はどうでしょうか。



◆(中林順三君) 

 行政改革について、議員の、その財政面では1人1,000万円という数字になろうかと思いますけれども、それは財政の面でございまして、予算の共産党さん、よく言われます「議会費は1%である」というふうに言われますけれども、それでも、額が少なくても1つの行政改革の一端であるというふうに考えます。

 それと、行政改革というものにつきまして、実施するについては、それはやはり苦難な道でございまして、皆さんそれぞれが苦労をしてかからねばならないという、腹をくくって行政改革に取り組んでいかねばならないという覚悟のもとで、やはり我々議会も定数を減らし、そして、その行為が、いろんな方面での行政改革の起爆剤となるということが、大切な効果を表すのではないかというふうに考えております。

    (「そのとおり」と呼ぶ者あり)



◆(新谷清行君) 

 議会のチェック機能というんですか、監視の役割を果たす点で、もっと行財政改革という点では無駄な点ですね。私どもは、特に不公正な同和行政なども指摘しておるわけですけども、コスモへの税の投入とか、あるいは空港会社の橋の減免の問題なども、こういうところにこそやっぱり機能を発揮して頑張っていかないかんと思うんですけど、その点は、提案者はどういうふうに考えておられるのか。

 それと最後にお聞きしておきますけども、そういう機能が十分果たせないことに一層なるということで、その点はどうかということです。



◆(中林順三君) 

 議会はチェック機関であるということは、皆さん、それは当然、ご承知の上でございますけれども、チェックするということは、やはりそれは執行部の方々を信頼するということも大切なことでございます。そして、信頼しながら監視、監視といいますか目を光らせ、誤った道に進まないように監視していく、これは議会の鉄則でございますけれども、これは、先ほども言いますように、それはそれぞれ一人ひとりが、今まで1の力でございますれば、1.2、1.3の力を発揮していけば、何とかクリアしていけるというふうに感じております。

 この削減問題につきましては、それは個人々々の認識を新たに持っていただいての取り組みでないと達成できないというふうに考えております。



◆(國賀祥司君) 

 私は、反対の立場から何点か質問を行っていきたいと思うんですけども、ただ今、中林議員から提案理由の説明がありましたけど、この提案理由の説明を聞いていましても、定員削減するという結論と理由とは全く一致しない、矛盾しているんじゃないかと思うんです。

 これ、先ほど読まれましたよね。「人口は微増で、一層今後増加が見込まれる」というふうになっていますね。もう1つは「財政規模においても増大傾向にあると考えられる」と、こういうふうに書いています。そして「議員の役割は、市民の意見集約を市政に反映させる監視の役割を果たせる」と、私は情報公開等を含め、もう少しあると思うんですけども、いずれにしても、こういう人口が増え、財政が大きくなり、その上、市政全般に問題が非常に多岐にわたって多くなっているという中で、議員定数を減らすと、とても議会のチェック機能、あるいは情報公開、あるいは市民の要望を伝えていく、こういった活動が出来にくくなるんじゃないかと。

 先ほど、中林議員は「能力を1.5倍にすればいいんだ」というような乱暴なことを言っておりましたけれども、じゃあ、あれですか、今の議員は、みんなサボっておると(笑声)、こういう前提で言われておるのか。

 それぞれの議員さんの能力というか、見る観点ですよね。差がある、個性がある、私はそれでいいんじゃないかと思うんです。それぞれの立場で出てくるわけですからね。目の届く角度が違うと、視点が違う。だから一定数の定員がいるわけですね。と私は思うんですよ。みんな同じ方向を向いているんやったら、いらないわけですよ。

 だから一定の人数がいないと、議会の市民から期待された役割、また、これは憲法の理念にも基づきますけれども、そういう議会の役割が果たせなくなるということではないかと思うわけです。1点目はこれですけども、どうですか。



◆(中林順三君) 

 ちょっと失礼な言い方にとられたかと思いますが、そのために私は、今それぞれが1という数字を使わせていただきました。0.9、0.8ですとサボっているのかというふうにとられるかもしれませんが、あえて1と申しております。ですから、これからは1.2、1.3の力を出そうということでございますので、誰もサボっている議員さんはおられませんけれども、それ以上に努力しようやないかいう意味を込めて言わせていただきました。

 それと人口も増え、予算もだんだんと増えておりますけれども、今社会の情勢を見てみますと、やはりこの不況下のもと各企業につきましても、また一般住民の方々も、大変この不景気の中で寒い風にさらされております。

 そこで我々議会が、予算も増えております。人口も増えてきておりますということで、我々だけが安穏としておられるような時代ではないと思います。この不景気に、我々も一緒になって立ち向かっていく必要があるためには、私たちも身を削って、同じように参画していかなくてはならないというふうに思います。

 人数を減らすことによって、監視、チェックの力が落ちるのではないかというご心配もあろうかと思いますけれども、「皆さん方、力を合わせて一度やってみましょうよ」と、私は声をかけたいと思います。



◆(國賀祥司君) 

 必ずしも、私が質問したことへの答弁になっていないと思うんですけども、人口が増え、財政規模が増えて、それに見合って職員の定数も増やしていると、これはなぜかというたら仕事が増えるからです。当たり前のことなんですね。

 これは行政であっても、企業であっても、必要があるからそうするわけで、その中で議会だけを減らしてしまったらどうなるんですか。これはチェックできない、市民の要望を実現する度合いが低くなってくる。

 結局、執行部の力が強くなって、例えば、私はよく叱られるんですけど、「議会は何しておるんや」と、あんなコスモみたいな失敗認めて、630億円もの借金を抱えてですよ、まだどうなるとも分からない大変な問題、これ将来的には市民、大きく言えば府民の負担になりかねへんような大きな問題になっているわけですね。この暴走を許してしまったわけですよ。

 こういうことが、議員の定数を減らして議会の力を弱めれば、逆に市長ら執行部の力が強くなるから暴走を許してしまうように、つながってしまうわけですね。必ずそうなるとは言いませんけど、つながりかねない問題になっているわけです。

 私は現状に基づいて言っているわけで、中林議員は「将来、いっぺんやってみようよ、力をつけてみようよ」という、こういう、これまでの失敗を踏まえた、あるいは現状に踏まえた意見になってないんじゃないかということを再度申し上げて、答弁あるんであれば、していただきたいと。

 それから2つ目は、これから大変な時代になると私もそう思います。大失業も出てくるだろうし、当市は累積債務もどんどん増えておりますし、また、教育問題でも、福祉の問題でも、さまざまな要望が来ています。実際、老朽校舎もどんどんありますし、詳しくは、それは主な議論じゃないですから詳しくは言いませんけれども、義務教育費の問題、それから保育所の老朽化の問題、もう本当にいっぱいあるんですよ。これが全く実現できてないんです。

 出来てない現状で私は質問をしているわけで、そういう中で、議員の定数を減らすことによって、そういう要望が果たして実現できるのかどうなのか、市のゆがんだ市政のあり方を市民が希望するような、あるいは市民と話し合いで決められるような、そういうところに持っていけるのかどうかですよね。

 そういう観点から言って、やっぱり一番最初に言ったのは、人口、財政が増加していて問題が出てきていると、職員も増えている現状からいったら、減らすという理屈は、どこにも出てこない。

 それで中林議員は「将来に頑張っていこうじゃないか」と、こういうふうに掛け声をかけられるわけですけども、今まで出来なかったものが、どうして出来るんかと問いたいのと。

 もう1つは、実際に目の前に課題が山積しているわけです。山積している中では、やっぱり、どこの組織に行ってもそうだと思いますけど、チェック機能は高めるんですよ、これは。減らすところは減らすと、削ると思いますけども、一番削っちゃいけないところを削ったら、それこそ本当に大失敗を起こすということになるんじゃないかと私は思うわけです。という2点について再度質問をします。



◆(中林順三君) 

 コスモの件でチェック機能が弱くて失敗したというふうに言われておりますが、コスモにつきまして、議会のチェックが行き届いておれば、このようにならなかったかという、私は、そうも思いません。やはりこれは、このコスモの問題につきましては、いくら議会がチェック機能を高め、チェックしておっても、じゃ果たして、これだけの不景気で土地の値下がり、こういった破綻問題を食い止められたのかなという気がいたします。

 それと、サービス面がいろいろと山積されておりますので、削減については問題があるということかと思うんですが、やはり議会のほうも削減をし、また、行政のほうも行政改革に取り組んでいただいて、やはり市民サービスは、人数を増やしたからサービスが高まるという問題でもないと思います。

 なるべく人数を増やさない、サービスを高める方法はないものか、また、何らかのサービス面について、人数に代わる何かの方策ということを考えていくということも1つの行政改革ではなかろうかと思いますので、サービスが山積しているから人数を増やせというだけが解決の方法ではないか思います。

 それともう1点、何かございましたですか。



◆(國賀祥司君) 

 将来の問題が非常に山積しておるのに、どうしてチェックできるんか、要望が実現できるんかということについて。



◆(中林順三君) 

 それと、人口も増え、予算も増えておりますのに、なぜ減らしていくかということでございますけれども、市長のお話の中で、やはりコスモ問題の大阪府議会の取り組みについても、やはり泉佐野は関西新空港の玄関で「佐野だけがええ目しているやないか、我々は扇風機の裏や」とか、いろんな近隣の市では、やっかみ的な見方をされている今の泉佐野でございます。

 やはり我々は、近隣市に真似する必要はございませんけれども、やはり我々も真剣に行政改革に取り組んで、近隣との調和も考えていく必要もあろうかと思います。



◆(國賀祥司君) 

 なかなか議論がかみ合わないんで前へ進まないんですけども、もう1回、基本的なことを聞きます。人口が増え、財政規模が増え、定数が増えているということは、これは仕事が増えているということですよね。行政が果たすべき役割、つまり行政の規模が増えれば議会も増やさないと、それに対応できないと。

 こういう現状を踏まえて私は反対しているし、また、その理屈から言ったら、減らすという理屈はどこにも出てこないんで、「おかしいな」と思って聞いているというのが1点です。

 だから、近隣の市のように「税収が減って大変だ」と、あるいは「人口も増えてない、むしろ微減だ」と、こういうところで出てくる議論であれば、まだ一定、理解せんこともないんですけども、当市の場合には、そうじゃなくて、人口も増え、財政規模も大きくなり、諸問題も出てきて、それに対処するために職員の定数も増やしているということなんですよ。だから「おかしいんじゃないか」ということを言っているわけで、これはなかなか議論がかみ合わない点です。

 それから2つ目は、いわゆる民間委託というようなことを念頭において、先ほど中林議員は言われたんじゃないかと思うんですけども、結局、行政も職員の定数を減らしたら、その分どうしておるかというたら、みんな民間に委託して、委託会社にやってもらっているわけですよ。人数は減らないんです。正職員を減らしているだけのことで、それだけの仕事が必要なら、それだけの人数はいるんですよ、やっぱり、これは。これは原則だと思います。

 例えば、病院なんかでも職員の定数は増やしましたけど、なかなか足りない。その分どうしているかいうたら、受け付け、その他いろんな業務を全部委託しているわけです。これがなくなったら病院は回転していかないんです。それで病院の質が確保されているか、看護婦は全然足りないらしいんですけどもね。というような問題があって、外来なかなか増えないとか、サービスが悪いとか苦情もあるということを、これは病院の議論をしているわけじゃないんですけども、結局、そういうことになるんだということを私は言いたいわけです。

 何も人数を減らすのが道徳的に美徳だと、道徳で別に行政が動いておるわけではないんですよ。やっぱし税金をいただいて、その分を役割を果たしていくというのが行政の仕事ですから、これはいるだけの人数はいるんだという前提に立って議論をしていただきたいというふうに思うわけです。

 だから、先ほどからいろいろと方向を変えて言ってますけど、言っている議論は同じことで、原則的に人口も増え、財政も増え、職員も増え、問題も増え、関空問題で言ったら、もう陸上ルート、軍事使用の問題が出てきて、本当に市民、これから自分たちの願う平和であるとか、安全であるとか、環境保護であるとか、こういった面で、大変な問題が今出てきているわけですよ。

 なかなか現在の定数でも対処するのは難しいと、なかなか、それ、要望にこたえられないというふうに私は実感しているんですけれども、それでもまだ、中林議員は「いけるんだ」と「大丈夫だ」と「今までも大丈夫だったんだ」と、こういうふうに言われるのかどうなのか、お尋ねします。



○議長(円句進君) 

 お諮りいたします。時刻は、ただ今正午でありますが、本日の議事日程が終了するまで延長をいたしたいと思います。

    (「休憩、休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) では午後1時まで休憩いたします。



△休憩(午後0時0分)

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△再開(午後1時1分)



○議長(円句進君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 國賀祥司君の質問に対する答弁を求めます。



◆(中林順三君) 

 削減によってチェック機能が弱まると、ご心配される面でございますが、私の観点では4名の削減で、何とか、何とかという言い方はおかしいんですが、やっていけるという自信を持っております。また、これに賛同なされておられる方もございますので、その方々も「やっていける」という確信を持っておるというふうに認識しております。

 それと市民サービスの人数の問題ですが、やはりサービスの部門によっては、人数を減らしていくというふうに考えられない部署もあろうかと思いますけれども、やはりこれは、もう一度見直して、2つの課を1つにしていくとか、いろんな方法が考えられようかと思います。

 また、そういった行政改革につきましては、こちらの努力を市民に示しまして、また、市民の方々のご協力を得ていくというのも行政改革の1つではないかというふうに考えております。



◆(國賀祥司君) 

 何か議論が、だんだん行き詰まってきたんですけども、チェック機能を十分やっていける自信と確信がおありだということなんで、具体的な問題を1、2質問しますけど、1つはコスモのことなんですけども、先ほど「当時の政治経済情勢では、どうしようもなかったんじゃないか」というふうに言われましたけども、私はコスモについて、あれはずっと反対してきたわけです。

 特に買収が始まった年は、バブルが崩壊し始めた年で「和泉、岸和田、泉佐野と3か所も同じようなメニューが並んで、果たして成功するのか」と「ここは慎重に対処したほうがいいんだ」というような言い方も含めて反対してきていたわけです。しかし市長は当時、「大丈夫だ」と「任しておけ」と言って先頭に立ちましたし、確か、急がせるためにヨーロッパに視察に行ったと思うんですよね。

 というふうに私は記憶しているんですけれども、ということを振り返ってみた場合に、私は自分の微力さを非常に反省しておりますし、同時に議会全体が、そういうところに目が向かなかったと、チェック機能が十分働かなかったという点について、本当に市民のお叱りを受けているんだというふうに痛感しているわけです。

 また、もう1つ言いますと、買収が始まった当時でも、二重買いと、それから帳簿買い、ない土地を買ったような例ですね。あったというふうに地元で確かうわさが立っていたと思うんですよ。そのことを質問された議員さんも実はおるんです。よう考えてみたら。

 ということから言ったら、なかったんじゃないんですよ。あったけれども議会全体として果たせなかったということじゃないかというふうに、私はとらえておるわけです。

 だから、その自信と確信、抽象的に言うんじゃなくて、過去どうだったのかということを踏まえて、当時、中林さんはおられなかったんであれですけれども、コスモのことに関していえば、現状はそうだったんだと、だから議会の中で、もっとチェック機能を高めないかんし、そしてまた、機能を高めていかないかんのじゃないかということを、具体的にひとつ、意見として申し上げておきたいと思うんです。

 それから、もう1つは、議員活動の強化で補うと、そういう自信と確信があるというふうに言われるんですけども、これはやっぱり私は、はっきり言って自滅行為だと思うんです。

 例えば、ここ1、2年、教育施設、特に義務教育の施設老朽化建て替え、設備の充実ということで、さんざん議論になっておりますけども、なかなか進まないんですよ。議会として、そういう市民の切実な要望を、果たして実現してこられたというふうにお考えで、今後も自信と確信があるというふうに言われておるのかどうなのか。

 さっきから議論が抽象論ですれ違うんで、それで、あえてこういうふうに、例えばの話として、コスモと教育施設、教育環境の問題を取り上げて言わせてもらっているんですけども、そういう現状を踏まえて自信と確信がおありなのか。



◆(中林順三君) 

 先ほど、コスモを例に取られましたが、私は、チェック機能というのは、行政の実施していく事業に反対するのがチェックではないと思います。実施される事業に向かっての進め方について、「やはり右側から行くのがいいんじゃなかろうか」「正面から行くのがいいんじゃなかろうか」「左側から行くのがいいんじゃなかろうか」、そういったことを検討しながら目標に向かっていくのがチェック機能ではなかろうかと思います。反対するのが私はチェック機能ではないというふうに考えております。

 それと教育施設の問題ですが、それは泉佐野市は、確かに施設につきましては遅れているかも分かりませんけれども、12月議会の内容にもありましたように、徐々にですが大木小学校、日根野中学校、また日新小学校の体育館も出来上がりますし、徐々に改善の方向に向かっておるというところを信用しております。



◆(國賀祥司君) 

 最後ですので私の意見にさせてもらいますけど、今言われました、そのチェック機能の問題では、かなり考え方に差があるなと、差はあってもいいんですけど、国語的な意味からいったら、その「賛成するのがチェック機能だ」というのは、やっぱり暴論だと思うんですよ。

 私は、何も全部反対していませんよ。ご存じのように、さっき手を挙げましたしね(笑声)。やっぱり大事なところはチェックするということは、違った立場で見ていかないと、同じ立場では見えるものも見えなくなってしまいますからね。やっぱり大事な問題では、反対の立場で物事を見ていく、調査していく、そういうことを私はチェックというふうにいうと思うんですよ。

 そこで、危ないときにはストップをかけなかったら、中林議員の言われているのは、「右からか左からか」というのは提案のように思うんですけどね。提案とチェックは、やっぱりおのずと違うと思います。

 今、府議会でも和歌山県議会でも、職員の隠し預金というようなことがあって、なかなか出てこなかった。こういうものは、右からか、左からじゃないと思うんですよ。やっぱり、ちゃんと調査して、チェックして、誤りは正していくということじゃないかと思いますからね。その点は違うし、私は人数を減らしたらチェック機能は低下するのは、これは当然の理屈だというふうに思います。

 それからもう1つは、教育施設、徐々に改善されておる。それは確かに徐々にです。しかし、このままでは10数年かかりますよ。1年に1校ぐらいの割合では。1年に1校でも、大木は小さいから一発でいきましたけど、ほかのところは体育館1ついく、校舎の一部をいく、こういうような形なんですよ。

 だから、今のようなペースでは10数年、もう1周ぐるっと終わったら、また建て替えらないかんというようなペースで、とても市民の要望にはこたえられていないんじゃないか。議員の要望、それから市民の要望で、多少は以前よりは良くなったということは私も思います。

 ということで、そういう面から言っても、やっぱり議員定数削減というのは、泉佐野の現状では間違っていると、反対だということを意見として申し上げておきます。



○議長(円句進君) 

 ほかにございませんか。

    (桶谷忠司君 発言を求め挙手)



○議長(円句進君) 

 ちょっと申し上げます。先ほど議会運営委員会の中で、代表質問ということの意思確認をしておりますので、共産党さんのほうは1名代表させていただいておりますので。

    (「そんなもんどこで決めたのか」と呼ぶ者あり)

 いや、議員協議会の中で伊藤さんのほうが「共産党は指名するんやと、1名1名と言われておるんや」ということは、既に発言して聞かれておると思いますよ。

    (「しばられるものじゃないということを言うてますよ」「いやいや、そんなこと聞いていない」「1名だから認めるという、そういうことはおかしいということで、しばられるもんじゃないということとを、ちゃんと言うてますよ」と呼ぶ者あり)

 それは、あんた方が反対の意見でそういうことであって、絶対多数をもって1名に絞りたいということで決定をしております。

    (「そんなことは委員会で決めることと違いますよ」と呼ぶ者あり)

 運営委員長、そうやったな。

    (「議長、議事進行について」と呼ぶ者あり)

 はい、意見だけ聞きます。



◆(桶谷忠司君) 

 議案の質疑を議会運営委員会で、議会の質疑をルールにのっとってやるというのは普通だと思うんですけども、それを、この議会運営委員会でしばるということを、そんなことは当然にならないと思うんですよ。代表質問というのは、議案の質問で今までありましたですか。

 私も新谷議員が基本的にはやられたと思いますので、あとちょっと、幾つか気づいた点をお尋ねしようと思うたんですけどもね。それなら、ますます本格的にやらなあかんなと思うておるんですけども、どこにそういう決まりがあるんですか。



○議長(円句進君) 

 これは、先ほども言ってお話しておりますように、議会運営委員会の中で、お互いに運営をスムーズにする意味で、こうしていこうという話し合いの中での決定でございます。



◆(桶谷忠司君) 

 私がお聞きしているのは、議会のルールを変えるということを議会運営委員会の決定が先行するというふうなことはあってはならないと、私は事務局にもお尋ねしますけども、会議規則ではどうなっていますか、議案の質疑について。

    (「議事進行」と呼ぶ者あり)



◆(浜崎忠親君) 

 今の議長のほうから、代表者に限るということを言われてますけどね。運営委員会ではそうではなかったでしょう。運営委員会では「代表の意見にする」とか「協議会でいったん審議もし、また本会議でもやったらどうですか」というような意見があって、運営委員長のほうで、数の面からいけば代表的な立場も数が多いとか何や言うてはったけども、実質的には、もうそのままでストレートで本会議にかけましょうと、その中で質疑しましょうと、私はあえて聞いたのは、1人の会派は代表になるんかということも聞きましたけども、そういうことと違うて「もう協議会も削除して本会議でやりましょう」ということで決まったんであって、今言われるような、共産党1名代表やということで、そういうことの運営委員会の決定はしていないと思いますよ。

 いっぺん戸野委員長に、その辺は確認もしたらええと思うし、ほかの委員の人も多分そういう理解をしていますよ。だから、そういうことをしていると、かえって議事が混乱するんでね。



◆(桶谷忠司君) 

 局長、議案の質疑はどうなっているんかというのをちゃんと答えて下さい。



◎議会事務局長(大屋利彦君) 

 お答えいたします。本市の会議規則の第51条でございますが、質疑は同一議員につき、同一議題について5回を超えることができないとなっております。



◆(桶谷忠司君) 

 今の局長の答弁どおりでございますので、質問させていただきます。



○議長(円句進君) 

 いやいや、ちょっと待って下さい。その前に、私は議会の運営委員長の意見をいっぺんお聞きしたいと思います。



◆(桶谷忠司君) 

 会議規則以外に何があるんですか。



○議長(円句進君) 

 ちょっと待って下さい。

    (「休憩や、もう」「休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) 

 暫時休憩します。



△休憩(午後1時15分)

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△再開(午後1時17分)



○議長(円句進君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。



◆議会運営委員長(戸野茂君) 

 ご指名がございましたのでお答えをいたします。

 先ほどの議会運営委員会の中で、2つ方法論があるということの中で、1つは「もういきなり本会議で、会議規則で決められたようにしようやないか」という意見と、もう1つは「全員協議会の中で十分意見を出した中で、本会議で代表して質疑応答を受けようやないか」という2つの意見が出ました。

 そこで確認事項として、共産党さんに「そういうことはどうするんだ」と言ったところ「代表して質疑をする」と、これは全員協議会があっての条件ですが、そういうことが出されましたが、ほかの議員のほうから「もう二度手間になるから本会議でしたらええやないか」ということの中で、「じゃあもう、そうしようやないか」ということで決まったことは事実でございますから、ご指摘のとおりでございます。



◆(桶谷忠司君) 

 お話のとおりでございますので、質問させていただきます。提案者の中林さん大変ですけども、大事な問題ですので、お付き合いをお願いしたいと思います。(笑声)

 1つは、議会議員のあり方について、市民の中には多様な意見があります。今回、提案されておりますような「議員の削減を」という一部市民の意見もあるのも、確かに我々も耳にいたします。

 しかし、それは「もっと議会が頑張れ」という私は別の言い方だと思うんです。市長さんを前において失礼ですけども、市長提案は傷もなく、ほとんど賛成多数で可決されております。これは、しかし、市民から見てすべてよろしいという議案ばかりではなかったと私は思います。

 また、いろんな不祥事が議員の中にもありまして、その糾明を求める提案を私どももいたしましたけども、残念ながら否決をされると、これも市民から見ますと「議会は何をやっているんかな」ということになります。

 それから、この要望書とか陳情書についても、委員会では紙を渡して「ご覧下さい」ということで終わって、まともな審議は全くしないと、市民の声に耳を傾けない今の議会のあり方。

    (「そんなことあるかい」と呼ぶ者あり)

 こういうものが、結局「議会がもっとしっかりせよ」と「議員減らせ」というような声にも移り変わってきていると思います。そこのところを、原点をしっかりと見極めて、この問題を論議すべきだと。

 先ほど来から「自ら身を切るんだ」ということを盛んに言われているんですけども、それはそういうことですか、これは自らというのは、現職議員だけの問題ではありませんよ。条例ですから、改選後の議員を含めて将来変えられない限りは、これでずうっと行くということになるんですよ。

 いわば市民の参政権、地方自治の根幹にかかわる問題で、現職議員はいずれ、この5月で任期切れですから、「身を切る」と胸を張るような問題やなしに、身を切るというなら、まず議員をおやめになるということが身を切るという正確な、私、表現だと思うんですよ。

    (発言者多く場内騒然)

 身を切るというよりも、市民の参政権を削るということが本質の問題だと私は思いますね。

 そこで4名減らして24名にするという根拠の問題です。新谷議員から質問がありましたけども、背景的に府下の議員定数の状況等の説明がありましたけども、その根拠の理由については、お答えがなかったと思うんですね。改めて、何を根拠に24名がいいということなのか。



◆(中林順三君) 

 今まで議会の進め方の中で、市長案にほとんどが賛成してきておるということですが、やはりこれは一人ひとりの議員が、支持者の賛同を得まして、議会に送って来ていただいておりますので、何も市長さんにどうこうという判断で手を挙げているというふうには私は思っておりません。

 やはり、その提案の内容について賛同できるから、賛成のほうに挙手をしているものと信じております。

 それと要望書・請願書の扱いにつきましては、都度々々、議会運営委員会を開いて、その席で各会派の代表者の方々がお見えの中で検討させていただいて、行動をとっているというふうに私は考えておりますので、やはりこれは、その要望書扱いのときに、代表者の方々のご意見を尊重したいというふうに考えます。

 それと私は「身を切る」という言葉を出しましたが、私はやめる気はございません。次回も立候補させていただきます。「身を切る」という言葉は、不適切な言葉でありますのならば訂正いたします。

 しかし、我々議会の中から実施していかないと、行政改革というのは進まないのではないかなということで、私は間違った表現かもしれませんが、そういう言葉を使わせていただきました。

 24名にする根拠といいますのは、やはり2年前から町会連合会から、そういう要望が上がってきておるということを十分に重要視して検討して、今日に至っているというふうに考えておりますので、根拠は、市民の声を十分発揮するということと、我々も、それに実施に向けて行ってもいいのではないかという結論に達したから、今日を迎えているということに思っております。



◆(桶谷忠司君) 

 ちょっと参考のために陳情書・要望書の扱いで、議運の副委員長さんに、委員会審議のときに、ご存じですわね、要望書の紙切れが回されて「ご一読下さい」ということで終わっているということは。議運は議案の中身の審議をする場ではありませんから、扱いとして関係する委員会に送られているわけですから、審議がないということであります。

 それから、肝心の24名にする根拠について、町会連合会からの要望があったと、確かに紙切れ1枚が来ておりますけども、その連合会の中で、どれだけ論議を尽くされたのかということは、我々はよく分かりませんけども、1つの声としてお聞きしたらいいと思いますけども、しかし、市民は多いわけですから、今回も請願も出されておりますから、多くの方々の意見を聞くということから見てはいかがなものかと思いますし、それとて根拠にはなり得ないと。

 議員定数の根拠は、やはり地方自治法の法定数だと思うんですね。地方自治体は知ってのとおり、執行機関の市長と市民の代表者である議会の、このいわゆる両輪で成り立っておりまして、そのバランスを確保するということで、人口規模によって定数が定められておるというふうに思うんです。

 ですから本市の場合は法定数が36名と、この行革、行革で国の地方自治縮小のいろいろなキャンペーンの中で、何か議会が議員を減らすことが行革かのような錯覚に陥られて、各自治体で非常にアンバランスな問題が起こってますけども、しかし、この根拠はやはり法定数ですよ。これが唯一の根拠であって、それ以外の根拠はないと。ですから、言われているような根拠は全く理由にはならないということを申し上げておきます。

 それから、行革のために模範を示すんだというお話です。具体に、先ほどでは2つのやつを1つにしてとかいうお話がありましたけども、この議員を減らした後、具体にどんな行革を、佐野の場合、お考えでやろうとしているのか、なぜその問題も同時にやらないのか。

 「先や」「後や」の問題ではなしに、反対に行政に問題があるならば、議会がそのためにこそ発議をして、問題提起をしてチェックをするというのが本来でありますし、先行する限りは、それだけのものをちゃんとお持ちだと思いますけども、具体に行政改革、具体にどういうことをお考えなのか、この際聞いておきたいと思います。

    (「あなたは執行機関じゃないでしょう」「執行機関やないのに答弁できんやろ」と呼ぶ者あり)



◆(中林順三君) 

 いえいえ、しかし根拠につきましては、法定数に定められております15万人まで以内でございますので、36名というのは上限を定めたもので、何も私は心配ないと思います。



◆(桶谷忠司君) 

 上限といえば上限ですけれども、それがいわゆる標準であって、よりどころにする根拠になると。あくまでも根拠はそこであって、ただその範囲内で、確かに議会の議決によって定数削減というんですか、加減というものはできる要素はありますけども、しかし、議会が本来の役割を発揮するという意味からみて、それが本当にプラスになるのかどうかと、市民にとっていいのかどうかということが問われていると思います。

 先ほど、今議員が1の力を、4名削減しても1.3倍発揮すればいいと、数からいえばそうかも分かりませんけども、反対に私は、議会がそのチェック機能を発揮するという点では、今日の28名で1.3倍の力を発揮することのほうが、もっと議会の役割を発揮すると、そのことが、今行政改革推進等の上でも、議会に求められていると、そのことが市民の議会に対する信託に、また、こたえる道でもあると。

 自ら身を削って議会の役割を低めて「それが行革だ」と言って錯覚をして、自らの役割を否定するような考え方、これは全く逆行するものだというように思うわけです。

 私は、その点で1.3といわれている力を現勢で発揮することこそ、市民の期待にこたえる議会のあるべき姿だと思いますけれどもいかがでしょうか。



◆(中林順三君) 

 市民の声も考慮に入れまして、私は、そういう先ほどの考え方を持っております。これはもう、それぞれ個人々々の考え方の違いというものがあろうかと思います。この決断は、後ほどの採決のほうで決まるものではなかろうかというふうに思います。

    (「そのとおり」と呼ぶ者あり)



◆(桶谷忠司君) 

 最後ですので、採決で決まるといえば、そのとおりなんですけども、私が聞いているのは、今の1人が1人の力を発揮するやつを1.3発揮すれば、4名減らしてもええという論理からいけば、今の現勢で1.3倍発揮すれば、議会としてでも、もっとさらなる役割を発揮できるんと違うかということをお聞きしているんです。そうじゃないでしょうか、私、それが本来のあるべき議会の姿だと思います。



◆(中林順三君) 

 ただ今、削減しようということの状態になってきておりますので、減らすならば1.3の力で減る分のカバーをしていこうやないかという考えを持っております。今のままでどうこうというのは、これはもう、また今の議題の中の問題ではないと思います。

    (窪 和惠君 発言を求め挙手)



○議長(円句進君) 

 ダブるようなのは、ちょっとご遠慮をお願いします。



◆(窪和惠君) 

 先ほどから議論になっております定数削減については、議員自らが身を削るということで、これ1つの理由になっているんですけども、議会でも、これまで何人かの議員が、そのことをいろいろと質問されておりますけども、ご承知のように泉佐野市は、空港関連事業で約70億円程度の税収も入ってきておりますが、それに伴う関連事業も他市に比べてあるわけですね。

 他市なみに、そうしたら減らせば、今でも遅れている、この下水道の整備はどうなるんですか、ますます遅れるということになるんではないでしょうか。

    (「そんなん関係あるかい」と呼ぶ者あり)

    (その他一斉に発言、場内騒然)

 そうでしょう、これ市民の要望でしょう。関係あります。

 あと生活道路なんですけども、生活道路の整備も大幅に遅れていることはご存じですよね。

    (「おい、おい、おい」と呼ぶ者あり)

 ましてや大型スーパーが、ダイエーが下瓦屋に来る。あと駅前の再開発もゴーサインが出たということで、ますます、この道路整備が急がれております。

 あと、先ほど市民病院のお話もありましたけども、結局は業者に委託しているということで、今回、12月議会の最中なんですけども、3億円の未請求の問題も出ております。

 あと、ほとんどが機械化されているということで、市民へのサービスの低下も、もう大変なことになっております。あと、長年勤めてきたベテランの看護婦さんも「この仕事が続けられない」ということで、やめていかれる方も多いと聞いております。

    (「病院関係ないぜ」と呼ぶ者あり)

 そういうことで、結局は委託するということは、汚職とか、そういう問題も出てくることは間違いないと思うんです。その辺の実態を知って、職員を減らせと言っているのかお尋ねいたします。

    (場内騒然)



○議長(円句進君) 

 窪さん、今、職員というのは「議員」ですね。議員定数ですね。



◆(窪和惠君) 

 そやからね、その理由として「職員も減らせ」と盛んに議員は言っておるわけでしょう、それが1つの理由となっておりますので、その実態を知っているのかどうかをお聞きしているんですよ。



◆(中林順三君) 

 私は何も減らせと言った記憶はないけど、私は市長ではございませんので、減らすとか何とかと、そんなことは言ったつもりもございませんし、やはり先ほど窪議員言われますように、関連事業がかなり増えておりますので、いくら予算が増えているかと言っても行政改革の必要はあるというところを私は再三言っていると思っておりますが、お分かり願えないのでしょうか。(笑声)



◆(窪和惠君) 

 今までの議論の中で、その議会運営委員会のいろんな経過の中で、そういうことは聞いていますんで、お尋ねしているんです。

 今、国は財政危機を理由に、その財政負担をどんどん、どんどん地方に押しつけているわけでしょう。単独事業も、どんどん増えていますし、去年介護保険法も強行されて、ますます人的体制が急がれる中で、むしろ職員を減らすということは、とんでもない逆行したことであり。

    (発言者多数 場内騒然)

 それも理由の1つですよ。そして市役所というのは、その名前のとおり、市民の。

    (「定数問題やぞ」と呼ぶ者あり)

 それは理由の1つだから聞いているんですよ。



○議長(円句進君) 

 定数問題ですんでね。定数に限った質問にして下さい。



◆(窪和惠君) 

 だから、その定数問題の理由の1つが職員減らせという大きな理由になっているんでしょう。



○議長(円句進君) 

 それは今後の問題であって、今は減らすか減らさないかの問題でありますから、それは減らしてからでも十分論議はできますから、また、今は減らす減らさないの問題で質問していただけますか。



◆(窪和惠君) 

 うちは、そういうふうに理由の1つと聞いておりますんで質問させていただいているんですけども、あと、市役所というのは、まず市民のために仕事をするところであるんで、市民のために仕事をしているときこそ自治体の職員も、もちろん自治体も元気でおれるわけで、それを今回のように職員を減らせという、そういう水を差すようなことを言うのは、今でも、その「職員は何をしているか」という、そういう市民の声も、それは確かにあるとは思いますけども、本当に、ますます職員の意欲もなくなるし、ひいてはそれが市民への犠牲につながるんではないかと思うんです。



○議長(円句進君) 

 窪さん、何度も言うようなんですが、今議題に上がっておりますのは定数の問題であって、今言われる職員の削減、その他については、今後の問題ですんで、それは中身について、いろいろ考え方の違いがあろうかと思いますが、それは今後の論議になりますんで、定数問題に限ってお願いします。



◆(窪和惠君) 

 済みません。それも、そうしたら1つの理由に挙げられているということで、一応関連質問させていただきます。

 あと議員が、今まで以上の仕事をすればいいということを、先ほどからおっしゃっておりますけれども、そうしたらお聞きしたいんですけども、もし議員が、その定数が削減されたら、うちが議員になって、この間、質問もほとんどされない議員さんもおられますし、そういうことはなくして、皆さんが、全議員が活発に、どんどん、どんどん市民の要望を議会に反映していくのか。

 そしてまた議員自らが、身を削るというならば、議員の報酬の引き上げとか、そういう海外視察などにホイホイホイと賛成するんじゃなくて、そういうことも態度も見直しをするのか。

 そしてまた、議会だよりにも、その質問者の氏名を明記するのか、そういうことを真剣に考えて、また約束されるのかどうかお伺いします。

    (「答えられるかい、そんなもん」と呼ぶ者あり)

    (場内騒然)

 でも、やっぱりそういうことを、要するに市民の役に立つ議員、市民のための議会であるということを真剣に考えるべきじゃないかということを申しておきます。

    (「わけのわからんことを」と呼ぶ者あり)(笑声)

 あと、もう1回なんですけども、先ほどから町会のほうの話もありますけども、これ正式に、いまだに請願書名という形で出されたわけではないんですよね。その近隣市なみといわれますけども、例えば近隣市でいいますと、高石市では、町会から1万5,000名の署名が出されたという経過もあります。お隣の泉南市でも署名が出されて、結果的に議会で否決されたという、そういう例もあります。

 全国的には埼玉県の飯能市でも、そういう動きがあったが否決されておる。それで鹿児島の市議会では、逆に削減どころか定数増がされているという、そういう実態もあるんです。そういうことは、どう考えてますか。

    (「ここは佐野やで」と呼ぶ者あり)



◆(中林順三君) 

 私は泉佐野市議会議員ですので、他地域のことは分かりません。(笑声)



◆(窪和惠君) 

 それならば、なぜ「他市なみに、他市なみに」て、そういうことを口酸っぱく言われるんですか、おかしいんじゃないんですか。



◆(中林順三君) 

 私は、近隣市の経過を参考にして、今日に至っているということでございます。何も真似したわけではございません。



○議長(円句進君) 

 ほかにございませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本議案については会議規則第35条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) 

 ご異議なしと認めます。よって本議案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

    (伊藤百合子君 登壇)



◆(伊藤百合子君) 

 私は、日本共産党泉佐野市会議員団を代表させていただきまして、ただ今提案されております議員発議第1号、泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から意見を申し上げます。

 今回の条例改正案は、地方自治法でうたわれた議員定数36名に対し、現在28名となっている条例定数を、4名減の24名にするというものであります。これは地方自治と議会の役割を自ら否定するものであり、断固反対であります。

 そこで議員定数の削減は、主人公である市民のためになるのかという根本問題があります。

 1つは、議員定数削減は、戦後、現憲法で保障された地方自治と市民の参政権を削るものであり、民主主義に全く相反するものであります。また、地方の時代、地方自治の拡充を求められている中、全く逆行するものであります。

 2つは、地方自治体は住民の安全・健康・福祉の保持を務めとし、執行権を持つ市長を、これをチェックし、市民の声を反映する市議会で成り立っております。執行権を持つ首長は1人でありますが、これをチェックする市議会の議員定数は、地方自治法で人口規模によって定められ、そのバランスを図っているところであります。

 議員定数の削減は、このバランスを崩し議会の役割を弱めるだけではなく、強力な執行権を持つ市長を助長させ喜ばせるだけであります。(笑声)同和優先、コスモポリスへの市税投入など、市民から厳しい批判の出ている、ゆがんだ今の市政を助長させてよいのか問われている問題であります。

 3つは、議員定数を24名にする根拠は、この間での質問でも明らかになりませんでした。近隣市・町議会の動向を1つの理由に挙げられておりますが、各自治体は独自性があり根拠とはなりません。ある議員は「日本共産党は、議員が多ければ多いほどよいと言っている」というデマをビラで出しておりますが、とんでもないことであります。

 我が党の議員定数の考えは、地方自治法に定められた法定議員数に復元すべきとする考えであり、また、このことが議員定数の何よりの根拠となるからであります。

 4つは、行革のため自ら身を削ることを議員定数削減の理由にする人がありますが、これも本末転倒の考えであります。経費節減で見ても、ほとんど効果はありません。本当の行革のために、行政をチェックする議会を弱めて何が行革でしょうか。

 議会を弱め市長の執行権を助長させては、市民のための行革はできません。議員を減らした分は残りの議員が、先ほどのお話のように1.2、あるいは1.3頑張ればよいとの議論は、減らさなければ、その分のチェック機能をより果たすことができるわけで、しかも議員定数の削減は、市民の参政権や地方自治を弱めることはフォローできないことを申し上げておきます。

 また、自ら身を切ると言いながら、議員の報酬を引き上げ、調査研究費の倍加をお手盛りで行い、「物見遊山では」と市民から批判が出ている無駄な海外視察など、身を肥やしてきたことを市民に納得いく説明をすべきであります。

 5つは、行革のためという行革が、市の職員減らしや市民サービス切り下げなど、地方自治本来の役割をないがしろにする国の行革推進であるならば、お門違いと言わねばなりません。

 ゼネコンのための公共投資、銀行支援のための30兆円の税金投入、5兆円という世界第2位の軍事費を進めながら、消費税増税、医療保険改悪、さらに年金・医療・福祉の改悪で、人生の生活設計をも根底から覆し、一貫して地方自治を縮小・圧迫をしてきた歴代自民党政治言いなりの行革推進は、市民にさらなる苦難をもたらす財源なき地方分権など、地方自治をますます損なうものであります。

 こんな行革を「時の流れ」「1つの空気」などと言って容認・推進する考えは、市民の願いからかけ離れたものといわなければなりません。

 6つは、市民の参政権、地方自治の根幹にかかわる重大問題を、きょう1日の会議で、しかも臨時市議会で事を決しようとすることは、二重の意味で民主主義を蹂躙する暴挙であります。

 町会連合会会長名による議員定数に関する申し入れがありましたが、ある町会長より「96年当時、反対の意見書を提出し、まとまらなかった」と聞いている。また、ある町会長は「97年度定数削減の会議はなかった」と聞いております。

 一方、議員定数の増加を含め慎重に十分な論議を尽くすこと、市民の声を広く公開討論会、または公聴会など開催することなどを求める請願書が、市内関係6団体からも提出されています。

 また議会では、議員定数削減賛成議員だけによる密室の論議が、民主主義の問題としてではなく、専ら減らす議員数を2名にするか、4名にするかの論議があったようですが、正面からの論議はきょうが初めてであります。

 議会には、行革問題を協議する総務委員会や行財政委員会がありますが、一度も議員定数問題が議題として提起されたこともなく、論議もありませんでした。論議をすべき議会を飛び越えて、賛成議員だけの論議だけで、1日で事を決する今回のやり方は、自らの議会、委員会を無視し、審議のルールにも反するものであります。ましてや、議員に与えられた権限だとして、市民の参政権を無視し、自らの選挙公約にもない議員定数削減の強行は許されません。

 我が党は、議会の自殺行為となる今回の議員定数削減条例を撤回し、広く市民の意見を聞き、議会での十分な論議を尽くすことを改めて求めるものであります。

 何よりも市政のゆがみを正し、市民の願いにこたえるための本来の行革のために、議会が、その役割を十分発揮すべきときであり、我が党は、そのために全力を尽くすことを申し上げ反対討論といたします。

 議員諸兄のご賛同を、よろしくお願い申し上げます。

    (山下清次君 登壇)



◆(山下清次君) 

 お許しを得まして、自由民主党泉佐野市会議員団を代表いたしまして、ただ今議題となっております条例制定について、賛成の立場から討論いたします。

 議員定数削減問題につきましては、平成7年、議会運営委員会におきまして、当時、野出議長、そのもとに私が議会運営委員長を仰せつかっておりました。

 「議員自ら、議員定数削減に取り組むべきだ」とのことで、現在の府下の議員数の状況、近隣都市の議員数の状況、最近の議員定数削減の動き、あるいは我が市において、市民の削減への民意、あるいは市の将来への展望等、行財政改革、その先鞭と総合的見地から論議を重ねるべく、そういった理由で問題提起が野出議長よりありました。

 それを受けて、各会派において論議がなされたわけであります。その意見は「賛成」「反対」「削減に反対ではないが、時期的なものを考えるべきである」と、そういった必要があるのではないのか、すなわち、当時5か月後に2名の市議会議員補欠選挙があることから、新たに加わる、その2名を含め意見を聞き、決めるのがベターではないかとの意見もあり、多角的な見地から議員定数削減の提案を見送った経緯があります。

 その後、与浦議長のときでございますが、町会連合幹事会の若狭会長より定数削減の口頭による要望がありました。与浦議長が、以前の議会の経過を説明したと仄聞しております。

 その後、平成9年、円句議長のもとに町会連合幹事会・河村会長より口頭での議員削減の要望がなされました。そして12月15日付をもって、書面による要望書が提出されたところであります。

 市内には多く任意団体、組織がありますけれども、その中でも最大の団体、町会連合会の要望、また諸団体の要望もあり、そういった意見を重く受け止め、機が熟したと、そういった感があり、本日に至ったわけであります。

 国においては行財政改革ということで、2001年に1府12省庁への再編成、これが明記され、民間企業においては厳しい経済状況でリストラが進行中であります。私たち議会が行政に対して範を示すことが大事であり、その時代の変化に対応していく、そういった柔軟性も必要かと思われます。

 我が市におかれました財政状況は、平成8年度一般会計決算は総額434億9,230万円余りでございます。平成8年度の一般会計決算は3,581万円の黒字を計上したわけでございます。総額が434億円、そして黒字は3,581万円という結果であったわけございます。

 平成9年度の一般会計決算見込額は、基金の取り崩しにより、かろうじて赤字を免れる状況と推測されます。

 また公債費、すなわち借金の返済額は、平成8年度におきましては32億4,400万円余りでありました。ところが平成10年度において、この公債費約45億円、そして平成11年度は49億円、平成12年度において53億円、平成14年において52億円、こういった金額になると予測されます。

 しかし、公債費は一般会計予算分、これだけではございません。皆さんもご存じのように、新病院の建設に伴いまして、その公債費もございます。病院会計は独立採算制でございますので、とても病院事業において、その公債費を支払うことは不可能と思われます。その場合、一般会計より補助金の繰り入れとして病院会計に入れられることになっております。

 ですから、その一般会計の公債費以外に、その病院の公債費というのは、いくらになるのかと申しますと、もう既に償還が始まっておりますが、平成10年度7億7,900万円、平成11年度13億円、平成12年度12億円、平成13年12億円と、平成14年15億円となり、一般会計と新病院との公債費を加えると平成12年度からは65億円を支払わねばならないということになります。

    (「共産党は駄目で自民党ならええんかいな」と呼ぶ者あり)

 そういった財政事情の中において、やはり病気になってからでは医者に行っては手遅れでございます。今、財政改革に取り組む必要がある。

 そういった観点で、もし現在の経済状況がこのまま続くとするなら、我が市も不交付団体になって以来、大ピンチを招くことは火を見るよりも明らかであります。

 二宮尊徳の言葉に「大事を成そうとするなら、小事を怠るな、百万石の米も一粒一粒が集まってこそ百万石になる」。なるほど、私たちの議会費は、一般会計予算の全体から見た場合1%にもなりません。0.9506%を占めるに過ぎませんけれども、4名の議員定数削減がなされた場合、議会費の中において約10%の削減になり、議員自身、先ほどから共産党さんからよく言われておりますが、身を切って市の行財政改革に、その身を捧げる行為に、執行機関である理事者の皆さん、常日ごろから行財政改革に取り組んでいただいておりますが、心新たに市民の公僕として、その自覚を再認識し、行財政改革に取り組んでくれるものと確信しております。そういった観点からも、私たちは賛成いたします。

 また、「公聴会を開いて市民の声を聞いたら」との意見もございますけれども、賛否両論、議論伯仲、甲乙つけがたいと、そういった状況とは考えられず、また、市民に過大なる負担をかける問題ではなく、反対に多くの民意にこたえるべく行財政改革の一端であること、時代の流れに対応したものであること、また、公聴会といえども、ただではできません。少額とはいえ税金の無駄遣いはできないわけであります。等の理由から公聴会は必要なしと私たちは思っております。

 以上のことをもちまして、私たち自由民主党市会議員団、賛成討論といたします。議員諸兄のご賛同をよろしくお願い申し上げます。

    (國賀祥司君 登壇)



◆(國賀祥司君) 

 革新無所属の國賀祥司君です。ただ今議題になっております議員発議第1号、泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から意見を述べてまいります。

 この議員発議案は、泉佐野市議会議員の定数を、現在の28人から24人にする。4人も定数を減らすという案であります。私は、この案に反対であります。以下、その理由を述べてまいります。

 第1は、当市は人口、財政規模、職員定数、いずれも増えており、他市と状況が全く違います。法定定数は36人であり、現在でも8人も少ないのですから、減らす理由はどこにもないわけです。議員定数問題は民主主義の根本にかかわる問題です。人口、財政、職員などが増えれば、それに見合うだけの議会のチェック機能が求められてきます。

 議員数が減れば市政全般に目が届かず、十分なチェックができなくなります。その結果は、ご存じのとおり、市長ら執行部の暴走を許すことにつながるわけです。市民の期待に沿えなくなる可能性が高まるのです。また、市民の選択の幅は狭まって、参政権を保障できない問題にもつながるわけです。

 第2は、当市は空港問題、空港関連問題、そして市政全般にわたって、さまざまな問題が多岐にわたって増えております。議員定数を減らす理由はないということです。むしろ増やしてもいいくらいです。関空の陸上飛行問題、軍事使用問題、これが目前の大問題として迫ってきております。焦眉の課題です。市民の平和と安全、あるいは環境保護、こういう願いをどう実現していくのかが求められているわけです。

 また、コスモポリスの問題も大きな問題です。執行部の暴走を許した結果を市民は非常に怒っています。議会が本当に反省してチェック機能を高めていく必要があります。

 その他累積債務問題、予想される大失業問題、教育・福祉の問題も大きな課題です。これらの問題が山積しているからこそ、職員を増やしているのではないでしょうか、議員定数を減らす理由は、この面からも全くないということです。

 第3に、議員定数削減で財政的効果は全くないということです。議会費は一般会計の約1%に過ぎず、ほとんど効果はありません。

 第4に、市民が批判していることは「一体、議員は何をしているのか分からない」という、こういうことに集約されるわけです。議員の活動をもっと活性化してチェック機能を高め、市民の要望をしっかり伝えて、そしてまた行政の情報を公開していく、こういうことが求められているわけで、市民の批判をしっかり正しく受け止めるべきだというふうに私は考えます。

 以上を申し上げ、議員の皆さんのご賛同を求めて反対討論といたします。



○議長(円句進君) 

 ほかにございませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(円句進君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議員発議第1号、泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定についてを原案どおり決定することに賛成の諸君は挙手願います。

    (挙手多数)



○議長(円句進君) 

 挙手多数であります。よって本議案は原案どおり決定されました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第5 請願第1号 議員定数問題に関する請願



○議長(円句進君) 

 次に、日程第5 請願第1号 議員定数問題に関する請願につきましては、先ほどの議員発議第1号 泉佐野市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定が原案どおり可決されましたので、一事不再議の原則により、本請願については、みなし不採択として取り扱いいたします。



○議長(円句進君) 

 以上で、本会議の全日程が終了いたしました。

 ただ今をもちまして、第1回臨時市議会を閉会いたします。

 どうもご苦労さまでした。



△閉会(午後2時5分)

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 以上、会議のてんまつを記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。

平成  年  月  日

   泉佐野市議会議長

     同   副議長

     同   署名議員

     同   署名議員