議事ロックス -地方議会議事録検索-


大阪府 泉佐野市

平成17年 12月 定例会 12月21日−03号




平成17年 12月 定例会 − 12月21日−03号







平成17年 12月 定例会



          平成17年12月泉佐野市議会定例会(第3日)

               平成17年12月21日(水)

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯第3日の議事日程

 日程第1       一般質問

 日程第2 議案第72号 泉佐野市立文化会館の指定管理者の指定について

 日程第3 議案第73号 職員の厚生制度についての条例制定について

 日程第4 議案第74号 企業職員の給与の種類及び基準についての条例の一部を改正する条例制定について

 日程第5 議案第75号 泉佐野市市税条例の一部を改正する条例制定について

 日程第6 議案第76号 泉佐野市立社会福祉センターの指定管理者の指定について

 日程第7 議案第77号 泉佐野市立老人福祉施設の指定管理者の指定について

 日程第8 議案第78号 財産の無償譲渡について

 日程第9 議案第79号 泉佐野市立保育所条例の一部を改正する条例制定について

 日程第10 議案第80号 泉佐野市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

 日程第11 議案第81号 泉佐野市火災予防条例の一部を改正する条例制定について

 日程第12 議案第89号 平成17年度泉佐野市病院事業会計補正予算(第1号)

 日程第13 請願第2号 下瓦屋保育所の民営化に関する請願

 日程第14 議案第82号 泉佐野市立かんがい排水施設の指定管理者の指定について

 日程第15 議案第83号 泉佐野市環境美化推進条例制定について

 日程第16 議案第84号 泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について

 日程第17 議案第85号 りんくう中央公園の指定管理者の指定について

 日程第18 議案第86号 市道路線の認定及び廃止について

 日程第19 議案第88号 平成17年度泉佐野市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

 日程第20 請願第3号 家庭ゴミ有料化に反対する請願

 日程第21 請願第4号 「家庭ゴミ有料化」撤回を求める請願

 日程第22 議案第87号 平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)

 日程第30 議員発議第20号 「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書(案)

 日程第24       特別委員会の継続調査について

 日程第25       議案関連質問

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯議員定数23名

 出席議員23名

   鎌野 博    赤坂敏明    熊取谷和巳   千代松大耕

   東 定夫    家治敏明    奥野英雄    戸野 茂

   戎谷満博    鈴木雅弘    岡田昌司    重信正和

   宮本正弘    中林順三    辻野隆成    宮明末治

   松浪武久    北谷育代    伊藤百合子   窪 和惠

   中野幸次    国賀祥司    中村哲夫

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯説明員職氏名

 市長           新田谷修司  助役           山瀬 治

 助役           植田剛司   収入役          泉浦秀武

 教育長          下岡朋彦   病院事業管理者      岸野文一郎

 市長公室長        泉谷善吉   まちづくり調整担当理事  中川和明

 総務部長         根来孝次   人権推進部長       坂野賢治

 生活産業部長       米谷 茂   環境衛生担当理事     増田和夫

 健康福祉部長       角谷啓子   健康福祉担当理事     目 哲夫

 都市整備部長       塩谷善一郎  消防長          木ノ元正春

 上下水道局長       安藤正人   学校教育部長       橋爪健次

 社会教育部長       山出谷英一  市立泉佐野病院事務局長  溝端 節

 総務部次長        中島信男   生活産業部次長      沢辺隆二

 消防本部次長(兼)りんくう消防署長    市立泉佐野病院事務局次長 山本春雄

  根来芳一

 秘書課長         竹内一郎   まちづくり推進課長    龍神俊成

 まちづくり調整担当参事  松村和幸   行財政管理課長      丹治精一

 行財政管理担当参事    丹治 弘   行財政改革担当参事    道下栄次

 自治振興課長       山野祐弘   情報政策課長       西浦良一

 情報管理担当参事     中野英二   総務課長         家路博史

 総務課管財担当参事    南 正文   人事課長         新里 勉

 人事課研修福利厚生担当参事       税務課課税担当参事    昼馬 剛

              竹森 知

 税務課納税担当参事    柿本 香   市民課長         貝野克巳

 人権推進課長       東  昇   同和行政担当参事     勘六野正治

 泉佐野人権文化センター館長       樫井人権文化センター館長 西口誠行

              松島水巳

 下瓦屋人権文化センター館長       農林水産課長       奥野慶忠

              竹本弘一

 農林水産課農林水産担当参事       商工労働観光課長     射手矢光雄

              松下 仁

 市民生活課長       澤田愼吾   危機管理担当参事     坂田純哉

 環境衛生課長       岡本良典   環境衛生課環境美化担当参事

                                  溝口 治

 環境衛生課衛生担当参事  川口秀幸   クリーンセンター総務担当参事

                                  神野清志

 クリーンセンター保全担当参事      クリーンセンター収集担当参事

              口元安雄                井田史郎

 生活福祉課長       信貴靖滋   児童福祉課長       竹内延吉

 児童福祉課保育担当参事  辻 宗雄   児童福祉課参事(兼)鶴原保育所長

                                  阿形 学

 高齢・障害福祉課長

 (兼)社会福祉センター館長 赤坂法男   介護保険課長       八島弘之

 (兼)老人福祉センター館長

 保健センター所長     藤堂廣志   国保年金課長       水本隆夫

 都市計画課長       上野正一   都市計画課都市計画担当参事

                                  真瀬三智広

 都市計画課市街地整備担当参事      建築住宅課長       若松平吉

              野口赳士

 建築住宅課建築担当参事  山本一久   建築住宅課住宅建設担当参事

                                  坂口 呈

 道路公園課長       山東一也   道路公園課道路担当参事  豊井和輝

 道路公園課高架事業担当参事       土木管理課長       松下義彦

              山岡武彦

 会計課長         馬場 眞   消防本部総務課長     東 昇司

 消防本部予防課長     花枝岩夫   消防本部警備課長     藤原 治

 消防本部警備課参事    浅井典昭   中消防署長        川野克芳

 りんくう消防署空港分署長 木村政治   上下水道総務課長     末原幸彦

 水道事業担当参事     篠田昌幸   下水道整備課長      松山昌富

 水道工務課長       松本憲治   水道浄水課長       川村俊昭

 市立泉佐野病院総務課長  西出作治   市立泉佐野病院医事課長  唐松正紀

 救命救急センター事務長  井東俊治   教育総務課長       中西敏治

 教育総務課教職員担当参事 作野栄一   教育総務課教育施設担当参事

                                  古木 学

 学校教育課長       池田昌弘   人権教育室長       橋本正二朗

 社会教育課長       四至本好仁  生涯学習センター館長   孝口 晃

 図書歴史課長       岩井泰雄   青少年課長        奥田哲也

 青少年課青少年施設担当参事       農業委員会事務局長    松下 仁

              東口祐一

 選挙管理委員会事務局長

 (兼)公平委員会事務局長

              星 照明

 (兼)監査委員事務局長

 (兼)固定資産評価審査委員会書記

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯議会事務局職員氏名

 議会事務局長       赤井重雄   議会事務局次長      高島 晃

 参事           塩谷久一   主幹           山隅唯文

 議会係長         荒金誠司   吏員           高倉佳代子

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯議案の委員会付託区分

 ●総務委員会(12月6日 開会)

  議案第72号 泉佐野市立文化会館の指定管理者の指定について

  議案第73号 職員の厚生制度についての条例制定について

  議案第74号 企業職員の給与の種類及び基準についての条例の一部を改正する条例制定について

  議案第75号 泉佐野市市税条例の一部を改正する条例制定について

  議案第87号 平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)のうち、

         1.歳入歳出予算補正の歳出の「?総務費」「?前年度繰上充用金」及び歳入全般について

         2.債務負担行為補正について

         3.地方債補正について

 ●厚生文教委員会(12月7日 開会)

  議案第76号 泉佐野市立社会福祉センターの指定管理者の指定について

  議案第77号 泉佐野市立老人福祉施設の指定管理者の指定について

  議案第78号 財産の無償譲渡について

  議案第79号 泉佐野市立保育所条例の一部を改正する条例制定について

  議案第80号 泉佐野市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

  議案第81号 泉佐野市火災予防条例の一部を改正する条例制定について

  議案第87号 平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)のうち、

         1.歳入歳出予算補正の歳出の「?民生費」「?教育費」について

  議案第89号 平成17年度泉佐野市病院事業会計補正予算(第1号)

  請願第2号 下瓦屋保育所の民営化に関する請願

 ●建設経済委員会(12月8日 開会)

  議案第82号 泉佐野市立かんがい排水施設の指定管理者の指定について

  議案第83号 泉佐野市環境美化推進条例制定について

  議案第84号 泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について

  議案第85号 りんくう中央公園の指定管理者の指定について

  議案第86号 市道路線の認定及び廃止について

  議案第87号 平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)のうち、

         1.歳入歳出予算補正の歳出の「?衛生費」「?農林水産業費」について

  議案第88号 平成17年度泉佐野市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

  請願第3号 家庭ゴミ有料化に反対する請願

  請願第4号 「家庭ゴミ有料化」撤回を求める請願

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

              会議のてんまつ



△開議(午前10時10分)



○議長(北谷育代君) 

 おはようございます。

 ただ今より12月定例市議会第3日の会議を開きます。

 議員定数23名中、出席議員23名でありますので会議が成立しております。

 会議に先立ちまして議会運営委員会の決定事項について委員長の報告を求めます。議会運営委員長・松浪武久君。

     (議会運営委員長 松浪 武久君 登壇)



◆議会運営委員長(松浪武久君) 

 おはようございます。

 ご指名によりまして、昨日開催いたしました議会運営委員会の決定事項についてご報告申し上げます。

 ご協議願ったのは、まず議員発議による意見書(案)についてでありますが、これにつきましては、「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書(案)の1件が提案されることになりました。この処理につきましては、即決していただくことに決定しております。

 また、追加議案は提案されておりませんので、本会議閉会後に議員協議会を開催願い、報告案件について報告いただくこととなりました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、議会運営委員会の決定事項についての報告を終わります。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。



○議長(北谷育代君) 

 ただ今の報告につきまして、ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、ご了承いただいたものといたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(北谷育代君) 

 議事に入ります前に角谷健康福祉部長より発言の申し出がありますので、これを許します。

     (健康福祉部長 角谷 啓子君 登壇)



◎健康福祉部長(角谷啓子君) 

 12月5日の本会議におきまして、ご説明させていただきました内容に誤りがありましたので、お詫びし、訂正させていただきます。

 訂正の内容でございますが、議案第87号、平成17年度一般会計補正予算の別冊8、9ページの?民生費・(1)社会福祉費・4障害者福祉費・一般事務事業の説明の中で、報償費7万円、旅費7,000円につきまして、全額「国庫補助」と申し上げましたが、これは「国庫補助対象」でありましたので、ここに訂正し、お詫び申し上げます。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(北谷育代君) 

 本日の議事日程は、お手元の一覧表のとおりであります。

 これより議事に入ります。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 一般質問



○議長(北谷育代君) 

 日程第1、「一般質問」を議題といたします。

 昨日に引き続き無所属クラブ代表・戸野 茂君の会派代表質問を承ります。



◆(戸野茂君) 

 まず、保育所問題から再質問をさせていただきます。

 きのうの答弁で72人の待機児童がおられるということでございまして、市立保育所8カ所、民間保育所7カ所ということですが、どの保育所で出ているか、参考のために聞きたいと思います。



◎健康福祉担当理事(目哲夫君) 

 きのうのご答弁でも申し上げましたように、現在72名の保育所の入所希望者がおられます。お尋ねのどの保育所ということでございますが、全般的に公立、民間問わずございまして、特に待機が多いというのは、公立では「泉佐野」、それから「こだま」「長南」というぐあいかと思います。民間では、「なかよし」「ひねの」さんあたりが比較的多い待機児童があるということでございます。



◆(戸野茂君) 

 これはやっぱり人口増と関係があるんですか、その辺はどうですか。



◎健康福祉担当理事(目哲夫君) 

 この待機児童を申し上げますと、数年前からしましたら、かなり減っているかと思います。その要因としましては、弾力化によって定員以上に民間にお願いして、公立もお願いしているという部分がございますが、泉佐野市内を見渡しますと、一部偏った待機児童があるということも事実でございます。



◆(戸野茂君) 

 やっぱり家から近いところというのは、これは当たり前のことでございまして、今、交通機関が発達、お車お持ちの方も多いですから、ちょっとはまあいけると。そして民間はバスを走らせているということもあるんですが、その辺で、例えば幼稚園と一緒なんですけど、ある意味では車があれば、ご希望のところに配置、市の方向でするとすれば、本当の意味での待機児童というのは、どうなっているんですか、その辺はどうですか。



◎健康福祉担当理事(目哲夫君) 

 基本的には、保育所の入所につきましては保護者の希望の保育所という形になろうかと思うんですけども、車で送っていただけるということになりますと、一部公立では入所可能な保育所も現在ございます。民間さんの場合は、ほとんど車の送迎がありますので、遠いところからでも通っている方がございますが、公立の場合はなかなか、そういった遠いところからのケースというのは比較的少ないかと思いますので、車で送迎が本人さんが可能であれば、一部入所可能な保育所が現在でもございます。



◆(戸野茂君) 

 だから、一時は入所要件を満たしていなかったらもう駄目だよと、しかし、今は大体、働いていたら大丈夫なんですけども、働きたいけども保育所が預かってもらわれへんかったら駄目だとか、いろいろ基準があると思うんですよ。どの辺までこの受け入れる、受け入れない、どこまで線を引いているんですか。



◎健康福祉担当理事(目哲夫君) 

 入所基準というのは国の入所基準もございますので、本市の場合は、比較的保育に欠けるという状況が、申し込みのときに、いろいろ我々も入所に関して調査するわけですが、そこで点数で評価させていただきまして、入所決定しているわけでございますが、保育に欠けるという部分がさまざまあるかと思いますけども、そういった部分が一定クリアできておれば、入所可能な保育所があれば入所していただいているというように思います。



◆(戸野茂君) 

 そしたら言い換えれば、親切丁寧に指導をしているということでいいんですね。この点、確認しておきたいと思います。



◎健康福祉担当理事(目哲夫君) 

 先ほど申し上げましたように、申し込みの段階でいろいろ、第1希望、第2希望というような希望も当然書いていただいておりますので、その中で定員のいろいろ調査しました中で、保育に欠ける状況が適当であれば、点数によって上から高い方から入っていただきますので、きっちり審査しながら適正にやっておるところでございます。



◆(戸野茂君) 

 もっと自信を持って答弁してほしいんですよ。

 それと、今後の方策なんですけど、野々地蔵のとこにできようとした保育所が、土地の確保とか建設で1年延期になったと、「ふるさと園」ですか、それも含めまして、やっぱり保育所に預けたい親の希望のパーセンテージ、それが大体増えていると思うんですよ。泉佐野は着実に人口が増えていると。やっぱり増えている地域と、増えていない地域、減っている地域、三つに分かれると思うんですよ。

 それを十分考えて今後の公立の保育所の建て替えなり、民間保育所にお任せするときに、定員を決めていくと思うんですよ。それが近々、そちらのほうから出ると聞いているんですが、それはいつごろに具体化して、議会のほうに出すのか、そのことをお聞きしたいと思います。



◎健康福祉担当理事(目哲夫君) 

 ご質問の民間保育所の「ふるさと園」さんの件でございますけども、1年先送りという形になっておりますが、この件に関しましても、日根野地区に関しましては比較的人口がかなり増えておりまして、待機児童も多いという形の中で一つ新設園をということで建設をするということでございます。

 全体的に見渡しまして、待機児童というのは今後とも経済情勢にかなり左右されてくる部分がございまして、保護者の就労が増えてきますと、やはり待機児童も、保育所を希望する保護者も多くなってこようかと思います。年々やっぱり、こういう待機児童というのは流動的なものだと思いますけども、今後とも、そういった子育て支援という形で見ますと、やはり待機児童の解消に市として取り組んでいかなければならないなと思っております。

 その解消策の一つとして、昨日もご答弁申し上げましたように、公立保育所の民営化に関して、そういった待機児童の状況も見ながら定員の増、そういったあたりも考えていきたいなと思っております。

 ご質問の民営化の件に関しましては、答弁でもずっと言うていますんですけども、今、「ひかり」それから「下瓦屋」という順に来ておりますけども、今後どこの保育所を民営化する、それから市長がご答弁していますように、公立保育所については五つ残すということでございますので、どの保育所を五つ残して、あとどこを民営化するのかということでございますけども、担当原課としましては、3月議会にはご報告させていただきたいなと、そのように考えております。



◆(戸野茂君) 

 3月にはっきりさすということでございまして、市長、学校のほうの古いのは主に屋内運動場、まあいえば体育館ですわね。校舎は大規模改修でそのままいっていると。しかし、保育所はプレハブで本体そのものが、もう危険な状態だと、これ耐震性なんか全然駄目と思いますわ。もう床もボコボコやし、へっ込んで、例えば泉佐野保育所とか「わかば保育所」とか、もう惨憺たる建物になっていると思うんですよ。

 だから学校の屋内運動場も大事ですけども、この保育所自身がもう本体なんですよ。だから、そういう意味で急がれると、だから、どうするねんということをはっきりして進めるべきだと。しかし、これはもう早急に、公立の建て替えであれば、これは急を要する問題ですから、その点はどない考えていますか。



◎市長(新田谷修司君) 

 おっしゃるように、公立の保育所の設備関係が良好でないというのは承知しています。それとちょっと耐震性というのは、プレハブの平屋ですので、比較的強うございますので、その危険性というのは少ないと思いますけども、保育に適当な環境かということになれば、決して十分ではないというのは認識しております。

 将来、中学校区に一つということがありますので、早急にそれをどこにするのかということを決めまして、また、多くの保育所が現地建て替えというのが非常に難しい、敷地の余裕がないというところが多うございますので、出来れば幼保一元化ということも視野に入れた中で適当なところに整備を、財政健全化完成した19年度以降に計画性を持ってやっていかなければならないという認識はしております。



◆(戸野茂君) 

 3月にきっちり出すということですから、その辺も含めて十分議会に納得できる資料を出していただきたいということを特にお願いしておきます。

 次は学童保育でございまして、これも相当な努力でやってくれておりまして、待機が25と、昔のことからすれば素晴らしいなと、おまけに4年生は長期の休みに移行しているということで、こちらのほうもすごい数が増えていると。

 しかし、施設お粗末なとこあるということでございまして、具体的に言えば、日根野の学童、あるいは北中の学童、一小の学童、もう施設的にひどい状態だと。やっぱりこれはプレハブ建てていかんとあかんなと、こう思うんですがね。

 中央小学校、日新小学校の学童、プレハブ建てました。そのときの建設費用を見れば2,000万円ほどかかっていると。へえって、こんなプレハブで何で2,000万円と思いました。

 それやったら、もうユニットで持ってきてカチャッとやって、給排水はきっちり工事しなければいけませんが、そういう考えで設置していけば費用も期間も短くできると思うんですよ。ユニットでも建築確認きちっと出しゃええ話と思うんで、そういう方向でやっぱり考えていかんと、日根野、北中もあれでしょう、一小もああいう形やと、これはちょっと忍びないなと、こう思うんですが、その点どうですか。



◎健康福祉担当理事(目哲夫君) 

 議員さんおっしゃるように、私も何回か学童を回っておりますけども、施設的にはひどいといいましょうか、かなり老朽化はしております。特に、日根野、北中、一小、ご質問いただいているんですけども、日根野につきましては旧の幼稚園の跡、北中につきましては旧の講堂を使っております。一小につきましては校舎の一番奥である何か昔の建物を使ってやっておるんですけれども。

 確かに、私も何とかしてあげたいなとは心情的には思うんですけども、場所の問題等もございまして、中央と日新につきましては、運動場の一角を借りまして建てておりますけども、果たして日根野、北中、一小あたりは、そういうことができるんかなという思いもございますけども、私ども原課としましては建物的には、何とかしてあげたいなという思いは常に持っておりますけども、そういうことで何とか、将来的には考えていかんといかんなとは思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆(戸野茂君) 

 同じ学校の児童が使うんですから、その点、力を入れていただきたいなと。それと、やっぱり普通の建築屋に建てさせたら、それだけ高いと、やっぱりそういうところは泉佐野市として考えを改めて、安くつくもんであれば、そういう形でしたらコストも下がるし、いいと思うんですよ。

 北中は昔、幼稚園があったんですよ、それがなくなったんですよ。だから、その場所にもう一遍建てたったら僕はええん違うかと、元あったんですからね。運動場を広げるためにそのまま解体してしまったと、もうひどい体育館の下に入り込んでいると、これもいかがなもんかと思うんですわ。その点、やっぱり同じ小学生ですから、ちょっと配慮していただきたいなと思うんですが、どうでしょうか。



◎健康福祉担当理事(目哲夫君) 

 この北中の件に関しましては、教育委員会さんの協力もお願いせんといかんと思いますので、原課ではすぐに何とかするという結論には達しませんけども、現状は認識しておりますので、建てるとなれば、ちょっと場所的には今のとこしんどいかなと思っておりますけども、現状は十分認識しております。



◆(戸野茂君) 

 まあ、よろしくお願いいたします。

 それから、4年生が長期の休みの間やっているということですが、もう学校の先生にしてもろうたらどうかなと、テレビでいろいろやっていますわね。もう学校の先生が休み中に出てきて、低学力に関してスクールをしていると、土曜日休みになりましたからね。それが最近、ごっつうクローズアップをされているんですよ。

 だから、そういう意味では堂々と、学校の先生がすれば、休みの間どこの校舎使ったって差し障りないんですよ。1年1組であろうと3年3組であろうと、それは差し障りないと思うんですよ。その辺やってあげればいいんではないかという私、発想を持っているんですが、下岡教育長どうですか。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 今おっしゃられる4年生への対応ですけども、夏期休業中の児童に対しては、教科指導の面と、それから体験学習的なこういった内容を、夏期休業中にしかできないということを今は教育課程の中に入れて実施しております。

 おっしゃるように学童保育的な、こういうことも盛り込んで学校でやったらどうやとおっしゃることにつきましては、同じ子どもですから、意識の中には私も十分そこは考える必要があるかなとも思います。

 ただ、学童保育的な内容と、それから教育の場合は、教科を含めた教科指導と、こういった活動になりますので、夏にするとしたらやっぱり、それなりの教育課程の中にどう盛り込んでくるかということになると思います。

 今のところそういった発想でなくて、夏の取り扱いについては一時的に、例えば数日、学年によっては、子どもの学力保障のために3日とか4日とか、そういうやり方とか、中学校であれば3年生の進路を控えて1週間短期的に、そういった教育課程の中で保障するということでやっていることもありますが、今現在の教育委員会の考えとしては、学童保育の内容と教育の内容については、ちょっと意識が少し違いがあるかなという考え方でおります。



◆(戸野茂君) 

 私、何で4年生かといいますと、4年生、夏休みとか長期しかやってないんですよ。1、2、3は学童でずうっと同じ人がかかわっていますから、それでいいんです。4年はこの休暇のときだけ預かっているんですわな、そうでしょう。だから、基本的に考えを変えたら、4年生は学童に行かなくても学校で、こういうことがありますから、別に4年に限らんでもいいけども、特に小さいほうですからね。6年よりは4年のほうが、もうひとつですから、一本立ちするのは。

 それでやっていると思うんですが、そういう発想であれば、別に学童保育の指導員さんを増やさんでよろしいですわな。1、2、3はずうっとやっていますから。4年だけ特別に長期休暇、学童ですればアルバイトを雇わんとあきませんわな、だから、これは学校のほうでむしろ積極的に。

 それとか、昔、同和推進校で学校の先生がずっと、その地域の青少年会館、人権文化センターに行って、講師謝金によっていろんな学習に取り組んできたと、今でも樫井地区と長坂と下瓦屋と、3地区はそれやっているんでしょう。やっているはずですよ。だから、そういうことであれば、その整合性も含めて、あらゆる学校でやってくれれば活性化するん違うかなと、どうでしょうか。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 短期的に、今おっしゃるように地域へ出ていってというのは、これは教師の地域との連携の中で、これは出て行くことはやります。ただ、今おっしゃるように、夏休みの中で4年生となってくると、これは学校へ登校するという形で、登校してくると学校の管理下に入りますから、教職員はついておかなければならないと。その内容が教育内容なのか、そうでなくて保育内容かというあたりを考えたら、4年生だけ、これぐらいでいいだろうということのご指摘だろうと思うんですけども、しかし、教育課程の中で行う場合は、教師はすべての学校の中での子どもの動きについては責任を持たなければなりませんから、その点少し、一時的なことについては対応できますが、休み中の何日間ということになれば、そこは少し教育委員会としては方向性をきっちり見定めてやらないと、すべての学年に広がる可能性もありますし、当然、それをやらなければならんかどうかということにつきましては、教育課程の一部かどうかという判断もしなければならないと思いますけども。

 だから、短期的に4年生だけ数日間というのであれば、それは学校の一つの対応として考えられますが、しかし、それも教育課程の一部として考えなければならないと思います。



◆(戸野茂君) 

 きょう突然言っているんですから、なかなか難しいと思いますよ。ただ、昔は日直の先生がずっとおって、近くの子どもたちが学校へ遊びに行こうと、きょうの日直の先生誰やねんと聞いて、適当に遊んでおったと。それがすごい交流になっておったと思うんですけども。

 ほんで、それがだんだん先生が行かなくなって、まあ研修とかいろいろ忙しいんやろうけど、そういう触れ合いがちょっとずつ欠けていっていると。昔はもう毎日、8月1日は◯◯先生、2日は誰、ずうっとおりましたわね。ほんで、もちろん用務員さんもほとんど住み込みやからおるし、そういう形では学校が校庭が一つの遊び場所になっていたという面があった。

 それがだんだんなくなって、別の団体にいろいろ貸しているという実態ですから、もう一遍、昔のよかったところを考えて、今学童がこれだけすごい人気を博しているんですから、学校のほうも学生に対してどうするんだと。きょう突然言いましたから、ちょっと教育長には、すかっとした返事というのは難しいと思うんですが、やっぱりその点考えてみれば、もっと活性化するん違うかなと思うんですが、どうでしょうか。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 夏期休業中であろうと教職員は来ておりますから、子どもたちが学校へ来て遊んだりすることについては、これは問題ないと思うんですけども、期間を決めて朝何時から何時まで子どもが来るから、それに対応となると、そこはやっぱり入ってきたらすべて、もちろん遊んでいる子どもについても責任は学校へ来ればありますけども、はっきり位置づけてしまうと、それはそれで学校としては教育の一環ということになりますから、誰が来ているかということも含めてすべて把握しながら、子どもが自然に入ってきて遊ぶことについてはやぶさかではないと思いますが、はっきり4年生が、この日、何日間とかなってきたら、やはりこれは教育課程の中で、きちっと位置づけなければならないと思いますので、現在のところは私のほうも、ちょっと考えがまとまっておりませんので、この点では少し研究させてもらいますと同時に、自然に遊びに来ている子どもについては、日直の先生とか登校している先生が、ある程度責任を持って対応してくれていると思っておりますけど。



◆(戸野茂君) 

 それと、学校によって学童に対する態度が違うんですよ。すごい好意的なところと、何や知らんけど、おばちゃんが勝手にやっとるなと、ほんで勝手に書いて帰っている人もいてるし、そういうことはよう聞いたんですよ。だから、その辺はやっぱり教育委員会のほうで心がけてほしいなと思うんですが、どうでしょうか。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 同じ学校の子どもでありますから、そのことについては教職員なり管理職で、もう少し徹底さそうと思っています。ただ、管理が教育委員会の管理なんかという、そのあたりの、どこかで線を引かなければならないかなというときもありましたので。しかし、基本的には学校も自分の学校の子どもですから、学校にいる以上は視線を注ぐというのは私当然と思いますから、このことについては管理職を通じて指導はさせていただきたいと思います。



◆(戸野茂君) 

 まあ、よろしくお願いいたします。

 次に高架事業に移ります。高架下、市役所は市役所で市役所サービスセンターや自転車駐輪場、南海電鉄は南海電鉄で店屋さんを入れたいですわな。それで当然、攻防になると。しかし、私は市民の意見も聞いてほしいと思うんですよ、市民の意見をね。

 だから、サービスセンターが一番近いとこでいいというのは、こちらの考えですわな、まあ言えば。南海は、うどん屋さんとか駆け込んで弁当屋さんとか、パン屋さんも含めて、そのほうがいいですわな。しかし、市民はどう考えているのか、これをとれば一番有効的に高架下の配置が決まるんではないだろうかなと。

 今みたいに、市役所は市役所の立場、南海は南海の立場ですれば、いろいろいびつになって、必要でないものが一番前面に出て、一番必要なのが一番後方になっている。これはちょっとまずいんで、その辺まだ2年から3年、時間ありますから、かつて、今でもコミュニティーバスについては、ずうっとアンケートとっていますわな。そういう形で、そういう南海泉佐野駅を利用している人たちに問いかけをして、私ならこういう配置、こういう施設が必要だということをとったらどうかと思うんですが、どうでしょうか。



◎都市整備部長(塩谷善一郎君) 

 市の施設につきましては、今、まちづくり推進課のほうで要望等をまとめて計画を立てております。当初は、要望全部トータルで約7,200平方メートルというような大きな面積があったんですけども、とてもそんな面積は駄目だということで、5,500平方メートルぐらいに縮小しまして南海と交渉をやっております。

 南海は、今のところは基本だということで、3,000平方メートルが一応基本ですので、3,000平方メートル、うちは5,500平方メートルぐらいから攻防しているんですけども、市としては、議員さんおっしゃるように、一番市民に近くで要望される施設としては市民サービスセンター、駅の近く。それと我々は駐輪場という、これ駅の近くじゃいかんという形で進めておるわけなんですけれども、今後、議員さんの意見も参考にさせていただきながら南海と、これが2年ぐらいまだ時間がありますので、いわゆる攻防をやらんといかんのですが、場所の問題、面積の問題、攻防をやらんといかんですけども、それを闘わしていきたいというように思っております。



◆(戸野茂君) 

 それから、サービスセンターね、市長、ウェルカムホールありますやんか、あれと駅と両立するのか、もう片っ方は廃止するのか、これ市民の意見、非常にそっち側へ目が向いているんですよ。

 熊取のように前に持ってきてもろうたら市民としてはうれしいですわな。しかし、泉佐野の場合、残念ながら近くにそれがあって、ダブルブッキングみたいな形に一部は思えるんだけれど、これやっぱり方針出さんと駄目だと思うんですがね。しかし、センタービルに入った経過もこれあると思うんですよ。まあ言えば、いろんなコンピューター関係の設備も莫大にしていますわな。そやから、その辺はどう思っているんですか。どっちをとるというんかな、どうするんかという方針は決まっておるんですか。



◎市長(新田谷修司君) 

 基本的には市民にとって利便性のいい場所ということになりますので、今のところでは、私の聞いた範囲では、やはり駅の下のほうがいいという方が多うございますので、その方向で考えていきたいなとは思っております。



◆(戸野茂君) 

 今のは重要発言ですよ、それでいいんですね。これ後々響きますんで。私も、もちろん、そのほうがいいと思いますよ。それは利便性からすれば、人の数が違いますわな。また、浜のほうに寄ってますから浜の人も便利になるということで、それはそれでよろしくお願いをいたしたいと思います。

 それから周辺のまちづくりです。駅を降りて浜のほうに行って店屋に入れば、いまだに、こんなトイレかと、下水引くに引かれへんと。それは再開発の計画があるから、どっちかはっきりせんと補助金もらえないと。駅に急行が止まって、いまだに浄化槽しかあかんのかという悲痛な意見もあると思うんで。しかし、さりとてお金がないから再開発どないもできへんと、これももうええ加減、結論を出すべきだと僕は思うんですが、どうでしょうか。



◎都市整備部長(塩谷善一郎君) 

 議員さんのおっしゃるとおりだと思います。若宮・栄につきましては、きのうも答弁させていただいたんですけども、地元組織を中心として再開発事業を目指して取り組んでおりまして、現在も当面の間は再開発の事業の早期の事業化は一時凍結ということにはなっておるんですけども、準備組合組織は一応存続さそうという形で研究活動を行っております。

 しかしながら、地元におきましてもいろんな意見がございまして、もう再開発の看板外してしもて下水道整備という声も確かに多くありますが、今年の2月に地元の結論として出したんですけれども、準備組合は存続というような形に一応結論的にはなりました。今後も地元の意向を十分見きわめていきたいと思います。

 地元の意向としてまとまれば、中心市街地でありますので、下水道部局と調整を行いまして整備計画の中に位置づけてもらえるように努力していきたいというように思います。



◆(戸野茂君) 

 お金のあるときは、きれいにすきっとしたらええと思うんですが、最近のはやりはやっぱり町並み保存、客を呼べそうな店とか駐車場とかトイレとか、いろいろあって呼び込んでいると。長浜市なんかええ例ですわね。長浜以外でもいろいろできていますわ。それはやっぱり、そういう組合を通して、いろんな市民の意見あるいは観光客の意見を聞いて、服屋さんばっかりやったらはやりまへんわな。食べ物屋でも、どんな食べ物屋がええのやねんと、泉佐野に即したね。

 そういうことで、組合でもそんな建物を建てることばっかり考えらんと、どうしたら人が来るねんというところに観点を置いて活性化していって、最終的に今のままでええやないか。だから、こういう通りにしましょう、こういう店屋を配分しましょう、こういうマップをつくりましょう、そのほうが僕は現実で、すきっと下水引いて、この時期に来てるん違うかなと。どんなことをするにしたって反対意見というのは必ずありますよ。

 しかし、声の大きいのばっかり聞いて何も進めへんかったら、結局、責任は市に振られてくるということになりますんで、その辺やっぱりもう時期を決めて、どうするんだと、このままでいいのかと、市の財政力はどうだというところの本音の議論をせんと、せっかくここまでここまで来ているんですから、駅より浜側は放られてしまいますよ。この点についてはどうでしょうかね。



◎都市整備部長(塩谷善一郎君) 

 全国至るところの商店街が地盤沈下しておりまして、いろんな取り組みをなされておるわけなんですけども、いまだ「こうだ」という決定的な打開策を見つけたところはないわけなんですけども、その中でも、議員おっしゃるように、長浜であるとか、豊後高田の昭和の町であるとか、この近くだったら、おかげ横丁とか、検討されているところは何点かあるんですけども、それはあくまでわずかでございます。

 至るところ各商店街が苦しんでいるのが確かなんですけども、栄・若宮におきましても、今まで再開発ということを目指してきたんですけども、再開発にとらわれない、議員さん今おっしゃったような、そういうふうな歴史的な特色を生かして、まちづくりを取り組めないかとか、あるいは個別建て替えであるとか、共同建て替えであるとか、こういうふうな議論もかなり出ております。

 今後、今準備組合で研究しているわけなんですけども、直近の話なんですけども、新しい、そういうような準備組合は置いておいて、ちょっと活動的な組織をつくって、そういうのを研究していこうという形の取り組みも今なされておりかけております。そういう形で、そういうふうな泉佐野の歴史的な景観とか特色を生かしたまちづくり、個別建て替え、あるいは共同建て替えということを眼中に置いて研究していくというふうな一つの方法も今検討をされております。



◆(戸野茂君) 

 早急なお考えをよろしく、立ち遅れたら大変ですから、お願いしておきたいと思います。

 JR日根野駅のエレベーターでございまして、107億円、泉佐野にとって巨額ですわね。あそこまでしました。しかし、駅本体があのまま。例えば、券売機が二つしかないとか、トイレも駅の中しかないとか、あこまでやったんですから。JR阪和線の事故が全国的にも最上位ランクだと、駅があのままだと、結局、あんな事故を起こしてしまったと、これJR自身すごい反省していると思うんですよ。

 だから、ある意味では、今まで何もしなかったJR、金儲けばっかりに走っておって、それが、そんなばち当たるんやと、あんな事故を招くんやと、はっきり言えば。そやから、今がええチャンス違うかなと思うんですよ、本論として。

 だから、いったん区画整理のときに当然JRと話ししに行っていると思うんですが、それはやっぱり近くの東岸和田駅も、あんなに放られているし、泉砂川駅も、あんなことで放られているし、JRそのものの体質が非常に悪かったというのはうかがい知れるんですが、今がええチャンスやと思うんですよ。ああいう事故を起こした後で、大いに反省していると思うんですよ。

 それと日根野駅の踏切、すごい遮断が多いですわね。それは日根野駅で電車をつないでいるからなんですよ。熊取駅でつないでくれたら、大阪側も和歌山側も高架になったり、下くぐったりでいいんですけど、日根野は駅より長滝寄りが平道交差ということで府道まで車があふれている状態だと、あれはやっぱり連結で時間を要しています。

 そういうところで、真剣にやっぱりJRと今こそ話し合う時期なんだなと思うんですけど、その点は理事者の方も含めてどうでしょうか。



◎助役(山瀬治君) 

 ご指摘の日根野駅のバリアフリー化という形の中で、ご質問でございますが、当然、今現在、バリアフリー法に基づいた趣旨の中で検討もさせていただいております。当然、乗降客の数によりまして、その辺を一定の中で、例えば市内であれば関空とりんくうタウン、泉佐野駅、もう一つ今ご質問のある日根野駅、これが該当するであろうというように思っておりますので、その辺を今後基本構想に、きのうも担当部長からご答弁申し上げましたように、構想を練った形で進めていきたいなというふうに思っております。

 ご指摘のJRとの話し合いという形でございますが、当然、この部分については今後JRと協議させていただきたいというように思っておりまして、JRさんが、どの辺まで歩み寄ってくれるかという部分はありますが、やはり利用者、市民という形の中で協議、検討させていただきたいなというように思っております。



◆(戸野茂君) 

 これは、全泉佐野市挙げてすべき問題だと思うんですよ。理事者と議会とですね。やっぱり、これだけの投資をして、ここまで来て、にぎわいつつあります。また、駅前を駐車場に開放したら、あれだけの客があるんですよ、まあ言えば。それだけ主体になって付近から住民が集まって、日根野駅から大阪方面なり、あるいは関空に行っているということが判明しているわけですわ。

 しかし、あの駅ではちょっともう、これはパンクするに決まっていますから、この際、最重点課題として取り組んでいただけますか、その点はどうですか。



◎助役(山瀬治君) 

 いわゆるまちづくりという観点の中で協議を進めさせていただきたいというように思っております。



◆(戸野茂君) 

 よろしくお願いいたします。

 次に、空き教室でございます。この前、厚生文教委員会で中央小学校に寄せていただきました。そのとき、親たちが花壇づくりとかいろいろ、いろんな魚も飼っていて、ええことやなと思いました。だから、どこの学校もそんなふうに、もっと親とかいろんな地域の人、これからやっぱり高齢者で時間のある方、たくさんいてはります。そして、その中にも技術を持ってはる方、たくさんいてると思うんですよ。そういう方をもっともっと登録して、この空き教室を利用して、いろんなボランティア団体を育てていければいいん違うかなと思うんですよ。

 お答えの中で長期やからどうのこうのとか言うているんじゃなくて、とりわけ、そういうのはいつでも、そういう条件であれば、今年あっても来年ないかわかりませんよと、先にけじめを入れておいたらいいと思うんですよ。まあそういう考えしているんですが、そのことについてどうでしょうか。



◎学校教育部長(橋爪健次君) 

 議員さんおっしゃるように学校におきましては、先ほどおっしゃられた中央小学校、いろんな保護者の団体とか各種団体の方が、いろいろと学校の中に入っていただいて活動していただくというのはよく承知しております。

 そういったところも各小学校でも、温度差はありますけども、そういうところをいろいろ取り組んでいるところでございます。ですから、おっしゃられるように、私どもも、そういうふうに地域の保護者の団体なり各種団体に、さらに深く連携して学校の中で、いろいろと活動していただくということは今後とも指導してまいりたいと考えております。



◆(戸野茂君) 

 まあ前向きにとらえていただいているということやね。それと三中も行ったんですが、何や空いているような教室占拠されて、あんなような状態になったと。学校によっては、いろんな何やら室と勝手に名前をつけて倉庫代わりに、どう見ても、こちらの目から見たら何々室て、年間何日使うてんねんて。そんな教室つくるよって三中みたいになってしまうんやないかと。そんなことよりも、もっともっと親とかいろいろ入れて運営していけば、そんなこともないし、芽もつめるん違うかと、やっぱり交流が必要なんですよ。学校だけの物という考えの中で、先生にとって都合のええように、それで見たら物置。これじゃ、ちょっといかんの違うかと思うんですよ。

 だから、やっぱり市民の目も、見ていただくために、学校をもっともっと、もちろん誰もかれもというわけにいけへんけれども、ある程度わかった人であれば、もっともっと迎え入れて活性化できるん違うかと思うんですが、教育長どうですか。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 今おっしゃられた学校へ行っていただいて実態を見ていただきました。その中で、恐らくいろんな教具とか備品を置いているところを見られて、物置のようにちょっと思われたのかもわかりませんが、実は今まで学校というところは教室以外には、ほとんど以前に空きがなくて、教材とか、あるいは子どもたちがつくった作品とかの置き場所がなくて、つくったものをすぐそのまま持って帰ったりとか、少し保管しておいて子どもに次の週ぐらいに、もう1回見せてやりたいと思いますが、それができなかったんです。

 幸い少し教室が空いてきましたから、小学校であれば一つのクラスで多彩な授業をしています。生活科で外からいろんな物を持って帰ってみて、これを次の授業のときに使いたいとか、あるいは図工とか家庭科であれば、そういった部屋がありませんから、自分の部屋でつくったものを本当はどこかへ置いておいて、来週、再来週にこれを使いたいというのができなかったんですけども、今は隣が少し空いておりますから、そこを利用しながら学校は有効に活用していると思っております。

 したがって、見たときにいろいろな物を置いているなと思われるかわかりませんが、やっぱり教育課程の一環として、そこを活用させてもらっているということですので、その点ご理解いただきたいと。

 先ほど言われました中学校で空き教室があるから、そこへ子どもが入ってということがあるかもわかりませんが、基本的には使わないときはカギを掛けて、いざというときに教室に転用できるように確保しておるわけでございます。ただ、それ以上に必要なのは、空いているところがあれば地域の方々、PTAとか家庭学級とか、そういう長生会の方々が来られて活動していただくのであれば、それは大いに活用してもらうように小学校あたりも十分工夫して、開放型の学校を目指しておると思っておりますけど。



◆(戸野茂君) 

 くれぐれもよろしくお願いしておきます。

 空き地の問題です。樫井の酪農団地、結局、進入路がないということで、しかし、ええとこはA牧場に貸しているわけでしょう、一番ええとこを。そんなことをするよって、におい問題の根本になって、付近住民が長年の間ひどい目に遭うたということですわ。だから、そういうところはやっぱり、別に駐車場をどこかにつくって歩いて行ってもよろしいやんか、まあ言えばね。畦道でもみんな通っているんやからね。

 すごいこれ金額になっていますよ。あそこの敷地、今、簿価で幾らになっていますか、それを言えば、ざっと35年でしょう。あれ取得し始めてから、途中でギブアップしたんだけれど、もうそのままでずうっと放っておいていいんですかと。何や付近の人に聞いたら、あの積み上げている下に牛の死骸入っているん違うかとか、そんな意見までいろいろ出ていますわな。やっぱりちょっと見苦し過ぎるんです。泉南側の府道から見れば丸わかりですわ。だから、その点何とかしてほしいんですが、どうでしょうか。



◎総務部長(根来孝次君) 

 酪農団地の用地ですが、壇上でも申し上げましたけど、面積については1万5,497.77平方メートル、簿価で申し上げますと16年度決算でございますが、20億4,971万854円という金額になっております。

 酪農団地につきましては、1団地の土地については樫井の堤防沿いの道路に面して、今民間のほうに貸し付けておりますが、もう1団地の大きな土地については進入路がなくて無道路地ということになっております。

 これの計画については、もともと樫井の酪農団地の用地として購入したものですが、途中で用地買収等が困難になったということもありまして事業が止まっておるというような状態になっています。一定これについての、公共事業として利用するのか、あるいは民間等に売却していくのか、そのあたりの見きわめをしていかなければいけないという状況になっております。

 すぐに個々についてどうするということは、まだ方針としては出ておりませんが、そういった周辺の状況も見極めまして、一定方向を見定めていきたいと思っております。

 それから、特に進入路の確保についてなんですが、樫井川の堤防沿いの道路からと府道の新家田尻線のほうから進入路を確保する方策が考えられます。ただ、市が新たに用地を買収する場合には、事業計画に位置づけられているということが基本になっておりますので、その辺の事業計画をどう立てていくかということがポイントになるのかなと思います。

 それと、用地買収をするにしても、樫井の堤防沿いの道路と保有地の間に建物がありまして操業しております。それから、府道のほうからは距離が一定ありますのと高低差が約3メートル程度ありますので、その辺もネックになっているのではないかというふうに考えております。



◆(戸野茂君) 

 根来総務部長のように言い訳ばっかりやっておったら前へ進みませんわ。そうでしょう。今の答弁は、なぜできないかという言い訳です。そんなこと言うとったら何も進まへんよ。大きい失敗しているんですよ、泉佐野市は。山瀬さん長いこと市役所でおるけども、ごっつう大きい失敗しているんですよ、これ、ほんまに。

 なおかつ、後10年、20年引き延ばすんですか、これはあきませんで、幾ら何でも、何とかせんと。そやから、とりあえず花畑でもしたら、ちょっとの間はいけるん違うかと。気もそっち側へ持っていけるん違うかと。

 35年間、ひどい話ですよ。その間、金利がずうっと膨らんで、25億円と言うたんですか、何やちょっとあんまり聞こえんかったけども。これは何とかやっぱりせなあきまへん。どうでっか、それは。



◎助役(山瀬治君) 

 ご指摘の樫井旧酪農団地の件でございますが、先ほども総務部長のほうからご答弁さしていただいておりますが、私も担当をしておりまして、いろいろと計画はつくってみました。やはりその部分で今一つの提案として花畑をというようなことでございます。

 ご承知のように今申されますように、泉南側から見た中での分の落差いわゆる3メートルという形の中で、そこには青線の水路が入っているという形の中で、それをどうするのかということも考えたことございます。その辺を一定利用するに当たっては、追加買収を考えるのか、その現況のままで利用するのかということが今後検討していかなきゃならんのではなかろうかなと。

 それで、ご承知のように、申されておりますように、交換した元民地の土地については、建設残土で埋め立てている部分もございまして、その辺の例えば暫定利用として花畑にとか、そういうふうな分で植樹関係を考えた中でいくなれば、客土をしなきゃならないなというような部分もございますので、いずれにしても、また言い訳というようなことになるかわかりませんが、順次、市有地の利用方法を暫定的にやっておりますが、これについても、いましばらく時間いただいた中で検討させていただいて、一応また皆さん方にご報告させていただいた中で、一定費用が要る分については、これぐらい要るという形の分もお示しさせていただいて、ご理解いただいた中で考えてまいりたいと、検討してまいりたいというように考えております。



◆(戸野茂君) 

 期限を1年ぐらいにしたいと思うんですよ、これ。1年ぐらいね。まあ、そういうて、5月の市会議員選挙、通るか通れへんかわからへんけどね、それは。とにかく1年ぐらいで一定の発想というのはほしいと、このことについてお約束をいただきたい、1年ですよ、どうでっか。



◎助役(山瀬治君) 

 1年というご意見でございますが、いずれにしても、あのまま置いておくというのはどうかなというような部分でございますので、実施というよりも考え方というんですか、それは庁内で協議させていただく中で、お示しさせていただきたいなというように思っております。



○議長(北谷育代君) 

 以上で会派代表質問は終了いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(北谷育代君) 

 続いて個人質問を承ります。

 1.ごみ有料化問題について

 2.アスベスト問題について

 以上、国賀祥司君。

     (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀祥司でございます。ただ今、議長より紹介があった項目に従って質問してまいります。

 質問の第1は、ごみ有料化問題についてであります。家庭ごみを有料化する方針は昨年5月、出たのであります。昨年3月に財政非常事態宣言と財政健全化計画が出されました。このときは項目には入っていなかったが、5月修正案で初めて出てきたものであります。そして昨年12月、環境衛生審議会に諮り、家庭ごみを有料化する答申が出たものです。

 その後、今年3月議会に答申どおり条例を変えて、50リットル袋50円、20リットル袋20円としたものであります。

 他方、ごみ減量化計画はどうなっているのか、今年10月7日、建設経済委員会で一般廃棄物処理基本計画概要が報告されました。まだ基本計画であり、ごみ焼却施設、廃プラスチックなどの分別収集、リサイクルシステム、また生ごみの減量化などの施策については、今後の実施計画を待たねばならず、ごみ減量化計画は完成しておりません。

 さらに、ごみ減量化と言っておきながら、財政健全化計画では、生ごみを減量化するためのボカシ、コンポストを廃止し、また集団回収助成も廃止している。今になって「有料化でいただいたお金は、生ごみ減量化と集団回収助成に充てる」と言っておりますが、全く矛盾した方針であります。

 このような経過から一目瞭然でありますが、ごみ有料化方針は財政健全化計画から出てきたものであって、ごみ減量化計画から出てきたものでないことは明らかであります。

 ちなみに昨年12月審議会答申の題目は「財政健全化計画の実施に伴う一般廃棄物処理費用等の市民負担の見直しについての答申」というふうになっているとおり、ごみ減量化のための答申でないことは明らかであります。

 ところが3月市議会で有料化を決めるときの説明、また私の一般質問に対する答弁は「ごみ減量化のための有料化である」と答えております。減量化基本計画ができていない段階で、減量化の目標も、施策方針も決まっていない段階で、減量化のためというのは明らかに事実に反します。

 また、申し上げましたように、生ごみの減量化のためのボカシ、コンポストの廃止、集団回収の廃止、これも矛盾しております。こういう矛盾を抱えて来年4月からの実施に突っ走ってきたわけであります。

 それに対して、ついに矛盾が爆発しました。市民から5,200以上もの署名が集まり、12月からの説明会を前に、責任者である環境衛生担当理事、課長、参事が退職しました。

 そこで質問です。一つ目は、ごみ担当の責任者が、ナンバー1からナンバー3まで3人も、この時期に退職したのはどういう理由であるのか、市長は止めなかったのか、こんな状態で4月有料化実施はできるのかということであります。

 二つ目は、説明会についてであります。12月から町会単位の説明会が始まったわけでありますが、3月までに全町会・自治会の説明が終わるのか、終わらなかった場合、有料化実施を延期するのかということであります。また、説明会で反対が多かった場合、有料化を見直す考えがあるのかということであります。

 次に、説明会で助役が「有料化するのは300億円の新焼却炉建設費を200億円に節約し、浮かした100億円を学校建設などに回すというのが市長の考えだ」と説明していると聞いております。一体この意味は、どういう意味なのか、お尋ねする。

 今回、出されている基本計画では、新焼却炉施設の規模は、能力日量240トンとなっております。施設組合議会での説明では建設費は120億円から130億円というふうにされております。300億円という建設費は一体どこから出てきたものか。

 また、200億円に節約すると100億円を使えるとはどういうことなのか、新炉の建設は、国の補助と起債を中心に建設費を考えているのではないのか、どこかから100億円が湧いて出てくるのか、この点について明確な答弁をお願いしたいと思います。

 重要なことは、事業者、市、住民の役割分担を明確にし、社会的な弱者対策も、はっきりする必要があるということであります。この点、説明会で出してほしいということを申し上げておきます。

 三つ目は、ごみの分別収集と減量化についてであります。まず、ごみをどうやって減らすのか、理事者はどういう考えと施策を持っているのか、お尋ねする。

 9月議会でも言いましたが、自治体の責任として、啓発と学習会を行って、ごみを抑制し分別回収をする。リサイクルへの協力を市民に要請する。市も分別回収とリサイクルルートを確立する。このようなことが減量化のためには不可欠であると考えます。

 近隣の岸和田市、貝塚市、泉南市は、ペットボトル、廃プラスチックなどを分別収集して、ごみ減量化の成果を上げております。分別収集は非常に面倒なので、市民の協力を得られるのかどうなのか、ここが一番大事なところであります。基本計画では課題ばかりが目立っております。一つがごみ焼却施設、二つ目が生ごみ減量化、三つ目が分別品目が課題となって、四つ目が有料化、これだけが具体化されている。

 どうして減量化計画の中で有料化だけが先行するのか、その他の施策を同時に実施しないと減量化は達成できないのではないか、これらの点についても明確な答弁を求めたいと思います。

 質問の第2はアスベスト問題についてであります。尼崎のクボタ事件以来、大きな社会問題になっております。「静かな時限爆弾」といわれ、吸引してから数十年もして発症するという非常に恐ろしい公害です。市民の間でも大きな関心があり、早急な調査・対策が必要になっております。

 特に学校など教育施設の被害が非常に心配であります。当市はアスベスト調査を8月から開始したということでありますが、調査結果はどうであったのか、いつ公表するのかということについてでありますが、昨日、岡田議員への答弁があったので、その答弁の部分は省略していただきたいと思います。

 そして体育館など施設を一時閉鎖したのでありますから、アスベストがあることは市民は、みんな知っておりますので、市民の不安が大きいので、調査結果は市報などで早急に発表すべきだというふうに考えておりますが、いつするのか明確にしてもらいたい。

 次に、対策についてですが、アスベストが確認された施設について、吹き付け材の除去等というが、具体的に除去だけなのか、アスベストの被害が絶対ないためには、どのような対策が必要なのか、お尋ねするものであります。

 私の質問は以上であります。明確な答弁をお願いいたします。

     (総務部長 根来 孝次君 登壇)



◎総務部長(根来孝次君) 

 それでは革新無所属・国賀祥司議員のご質問のうち、1.ごみ有料化について、(1)担当理事、課長、参事の退職について、私の関係する部分についてご答弁申し上げます。

 ごみ有料化を担当していました生活産業部環境衛生担当理事、環境衛生課長及び環境美化担当参事の3名につきましては、退職理由の詳細は不明ですが、一身上の都合により去る11月30日付をもって退職いたしました。

 なお、当該職員3名のうち、1名は定年により、残る2名については早期退職の申し出により、来年3月末日で退職の予定でございましたが、ご承知のとおり、大阪府市町村職員互助会の制度改正により、退会給付金が11月30日の退職者をもって廃止されることとなったことがきっかけとなって、11月末をもって退職に至ったものと推察されます。

 本市といたしても、年度途中の退職であり、出来れば年度末での退職を希望いたしておりましたが、最終的には本人の意思を尊重したものでございます。以上でございます。

     (環境衛生担当理事 増田 和夫君 登壇)



◎環境衛生担当理事(増田和夫君) 

 革新無所属・国賀祥司議員のご質問のうち、1.ごみ有料化問題について、(2)説明会について、(3)分別収集と減量化について、ご答弁申し上げます。

 説明会についてでございますが、町会、自治会を対象にした説明会につきましては、まず開催に向けた依頼を一斉に行いまして、11月下旬より日程の調整が整った町会から順次開催をしているところでございます。

 具体的な実施状況といたしましては、79町会及び3自治会、合計82の団体のうち、12月19日現在、20団体に対しまして全体説明、あるいは幹事説明を行いました。

 1月末までに開催が決まっておりますのは24団体で、合計しますと44団体が1月中に実施済み、または実施予定となっております。そのほかの団体につきましても、引き続き調整を行っておりまして、4月1日の施行に向けまして、出来るだけ多くの市民の皆さまに制度の内容をお伝えできるよう取り組んでいるところでございます。

 ご質問のことにつきましては、有料化の実施までに、すべての町会、自治会に情報の提供に努め、求めに応じました説明を行いますとともに、町会、自治会に未加入の方々にも、同様に制度の周知を図りたいと考えておりまして、1月25日の水曜日、2月4日の土曜日に生涯学習センターにおきまして、いずれも19時から説明会の開催を予定しております。

 さらに3月には、全戸にごみ有料化制度並びに新たな収集形態につきましての説明パンフレットを試行用の無料の指定袋と同時に配布する予定でございまして、今後とも制度の周知に努めてまいりたいと考えております。

 次に、説明会での発言につきましてでございますが、廃棄物処理にかかる費用を、より分かりやすく表現するために、処理にかかる経費や施設の建設等にかかる費用につきまして、試算値を使って説明する場合がございます。

 従来から廃棄物処理にかかる費用は絶対的に必要なものであり、安全側の判断に基づいた能力の設定となったところでございますが、今後の施設の能力の設定につきましては減量化を行い、必要最小限の施設計画を策定することが求められておりますとともに、規模が小さくなることにより負担が少なくなるということをお伝えしたかったものでございます。

 ご指摘のとおり、実勢と違う金額を用いた説明につきましては、今後、配慮をいたしたいと思いますが、建設単価につきましては、社会情勢により、石油製品、鉄鋼に代表される原材料等の価格が大きく変動している中で、上昇していることも事実でありますので、減量化の取り組みが負担の軽減につながるということにつきましては、ご理解を賜りたいと考えております。

 また、ごみ有料化により、ご負担が生じる配慮の必要な対象者には、現在、担当課におきまして、対象となる範囲と予算措置を講じておりまして、一定の対応を行ってまいりたいと考えております。

 3点目の分別収集と減量化についてでございますが、本年5月に示された国の基本方針では、まず、「出来る限り廃棄物の排出を抑制し、次に廃棄物となったものについては、不適正処理の防止、その他の環境への負荷の低減に配慮しつつ、再使用、再生利用、熱回収の順に、出来る限り循環的な利用を行い、排出抑制及び適正な循環的利用を徹底した上で、なお適正な循環的利用が行われないものにつきましては適正な処分を確保することを基本とする」という考え方が改めて示されたところでございますが、従来からも循環型社会の形成につきましては、廃棄物処理を推進する上での最も重要な施策として位置づけられておりまして、減量化の取り組みは、市民、事業者、行政に課せられた役割とされております。

 減量化を進めていくためには、国の基本方針にもありますように、まず、「ごみとなるものを買わない」「ごみとなるものをつくらない」ということが必要で、次に、ごみとして処理するものの中から、資源として再び利用できるものを取り出すことが必要となってまいります。

 ごみ有料化は、再資源化物の分別を、より進めるために有効な手段であるとのことで、確実な減量化効果を得るために多くの自治体が取り組んでいる施策でございます。

 分別された資源物は、収集を行ったのち、再資源化を図っていくわけですが、それに要する費用が自治体の大きな負担になることから再生利用の積極的な取り組みの支障になっております。

 そこで本市といたしましては、財政健全化計画の中で新たな取り組みのために必要な費用に、ごみ有料化によって得られる料金を充てることを計画したところでございます。

 具体的には、まず平成18年度からは、ペットボトルの定点回収を実施し、再生利用に努めてまいりますし、当面は焼却処理を行いますが、そのほかの容器包装プラスチック類につきましては、有料ごみの対象とせず、分別をより進めていただくよう説明をいたしているところでございます。

 ごみの減量化効果を維持するためには、ごみ有料化のほかに、資源ごみの分別収集の充実や、さまざまな助成的施策が有効であると言われておりまして、本市といたしましても、集団回収助成制度の再開、生ごみ処理機等の助成制度の導入の検討を行ってまいりたいと考えております。

     (都市整備部長 塩谷 善一郎君 登壇)



◎都市整備部長(塩谷善一郎君) 

 それでは革新無所属・国賀祥司議員さん、お尋ねの2.アスベスト問題について、(1)調査結果の公表について、(2)対策工事について、ご答弁をさせていただきます。

 まず1点目、調査結果の公表についてでございますが、先に行いました簡易分析、または正規の定性分析調査の結果で、含有または含有の可能性ありといった旧施設については、含有の再確認または含有している場合は、その含有量を調べる必要から、定量分析調査を実施しております。

 この調査は、建材の重量比で何パーセントのアスベストが混入しているかを調べるもので、調査結果が出るのは来年の1月下旬となっております。この結果によりまして、アスベスト使用の再確認がなされた施設については、アスベスト対策本部として早急に市報及び市のホームページ等により、市民施設利用者に公表したいと考えております。

 2点目の対策工事についてでありますが、対策工事としては、除去工事、封じ込め工事、囲い込み工事の3種の方法が考えられます。

 除去工事は、吹き付け材を工具にて掻き落とす方法でございます。この場合、吹き付けられていたアスベストに代わる機能を有した材料を張りつける等の措置も講じることになります。

 封じ込め工事は、吹き付け材をそのままに薬剤等により、アスベストの表面を固着し、粉塵が飛散しない状態をつくり上げます。

 囲い込み工事は、吹き付け材の上に、新たに壁、天井等を設け覆う工事でございます。

 どの方法にて対策を講じるかは、施設の性格、工法の適合性を勘案し決定したいと考えております。

 また、対策工事を施工する場合は、大気汚染防止法・石綿障害予防規則では、建材等の湿潤化、集塵装置の設置、作業場の隔離養生等の作業基準が定められておりまして、これを遵守し、周辺への飛散防止に努めて施工してまいりたいと考えております。



◆(国賀祥司君) 

 それでは再質問を行っていきます。大事なところからいきますので、私、質問の中で、説明会で市長の考えとして新炉建設に300億円、それを200億円に節約して云々という、そういう説明がありましたけども、現在の計画の能力、建設費は幾らなのか、これは大体の計画が、もう固まっていると思うんですけど、市長は管理者なんで把握していると思うんですけど、いかがですか。



◎市長(新田谷修司君) 

 きのうの伊藤議員の質問にもお答えしました。300トン、300億円というのは、りんくうタウンが決定したときに大阪府との協議の中で、最大のごみとして300トンぐらい発生するだろうと、そのために、りんくうタウンに焼却炉を、新炉をつくるのに300億円ぐらい必要だろうということが過去においてありましたということで、住民説明会で申し上げました。

 そのごみの量も、りんくうタウンの成熟が遅れているところから総量として減っております。また、その焼却炉の製作単価も、当時、バブルのときに1億円と言っていたものが、1トン1億円が、1トン6,500万円ぐらいにはなっておりますと。

 しかし、その説明上、分かりやすくするために「仮に300トン、300億円の焼却炉が必要とした場合において」ということで、その前提で説明させていただきました。

 それは明らかに、その計画はありましたし、だから単価も1億円から6,500万円に下がってますよということで、それを計算として6,500万円というのが複雑になるので「仮に1億円と計算した場合こうなります」と、市民の皆さま方にご協力いただいて、ごみの量が減れば、当然その焼却施設の総量も減らすことができると、限られた税で運営している中において、当然ごみにかける部分が減額されれば、私が本来、市長に立候補した動機でもありました「学校施設を全部新しくしたい」というところが、現在、財政の事情で遅々として進まないものが、より早く進むことができると、そういう意味からでも、ぜひ協力をお願いしたいというのが発言の趣旨であり、その全部でございます。



◆(国賀祥司君) 

 過去のことを説明してどないするんですか、これ10月に出された基本計画ですよ、これ読みましたか。

     (資料提示)

 これ市長が出したもんだと思いますからね。最後を見てください、これ240トンですよ。300トンというのは、現在の計画と違うでしょう。現在の計画は、これは基本計画で出されているのに、別のことを言うというのはおかしいんじゃないですか。

 それから、もう一つ。去年11月に舞洲の工場、市長も行きましたよね。別々に私らも行きましたけども。このときに説明を聞きませんでしたか、このときの資料はこうですよ。泉佐野市の新炉建設240トン、建設費240億円、1トン当たり5,000万円、大阪市の舞洲工場はなんぼか知っていますか。900トンの能力で建設費525億円、トン当たり5,800万円ですよ。これが5,800万円で1億円の焼却炉をつくったら、もう市民の大変な批判を浴びるんと違いますか、こんな豪華なやつでも5,800万円ですよ。

 私がなぜ言うておるかいうたら、去年、私ら視察に行きましたよ、その前に市長も視察に行ったということですから、こういう明らかに体験したことをもとにして管理者ですから説明しないと、過去のことを、過去の大げさな数字を持ち出して、あたかも、それが現在の計画であるかのように言うのは、これは嘘じゃないんですか、違うんですか。



◎市長(新田谷修司君) 

 だから何回も言いますように、300トンも現在は必要でないと、その1億円に対しても、現在では私のところで検討した際には、いろんな完全な環境省のいうようなところを完結するためには、そういう溶融炉とかも建設するためには6,500万円、現在では300トンはいらないし、単価も6,500円というふうに聞いていますと。

 しかし、計算がやりにくいんで、その説明をするのに分かりやすく相対値として出したものであって、別に、その300億円かかるということを市民に知らしめたわけでもございませんし、多くの市民は、そういう意味じゃなしに、「環境にかける経費を出来るだけ削減して、ほかのところに使いたい。それが私の夢でもあります」というぐあいに理解していただいていると思いますよ。



◆(国賀祥司君) 

 もう時間がありませんので、市長は、現在発表した、この計画で説明会ではやるべきだと、そんな過去の数字を持ち出して言うべきではないと、結果として、それは嘘になるということを申し上げておきます。

 次に、市長が説明した、その焼却炉の規模が小さくなれば、浮いてきたお金で学校が建設できるというのはどういう意味ですか。焼却炉の建設は、国の補助と、あとは泉佐野市と田尻町が案分して、一般会計から1割ぐらいと、90%ぐらいは起債でやるはずなんでね。

 これが仮に100億円、過去の数字よりも小さくなったからといって、学校建設に回せるお金が、ここから出てくるんですか。



◎市長(新田谷修司君) 

 だから何回も言うように、限られた税の中でやる中で、焼却炉をつくるために確かに起債の発行もありますし、国の補助金もあります。学校をつくるときも起債の発行も、国の補助金も、一般財源も使わなあかんと。

 そういうところでトータルとして、環境にかけるお金が少なくなれば、その分をほかに回すことができるというのは、これは当たり前のことじゃないですか。



◆(国賀祥司君) 

 説明会では、そういうふうに言ってないでしょう。説明会では、起債の使える枠が小さくなるんで、起債に使えるかもしれないというような、そういう説明をするべきで、浮いたお金で学校建設に回すなんていうのは、これは50円のごみ袋を買うたら、そのお金が学校建設に回るというように勘違いされると思いませんか。



◎市長(新田谷修司君) 

 50円に関しては、基金で環境に全部使うということは説明させていただきましたし、だから259円のうちの2割を負担していただくお金は環境に使うと。

 ただ、そうじゃなしに減量化してできた部分は、259円丸々そのランニングコストも浮いてくると、しかも焼却場の建設費も、それによって少しでも削減できれば、限られた税で環境に回す税が少なくなれば、ほかのところに使えると、私が市長に立候補したときの夢でもあります学校建設に、そういったものも使っていきたい、だから協力してください。一言も嘘はございません。



◆(国賀祥司君) 

 これは平行線なんで次へ行きますけども、市長は浮いたお金を基金に積んで、新しく生ごみ処理とか、あるいは集団回収助成に回すと言っておりますが、これ健全化計画でいったん廃止していますよね、健全化計画で廃止したものを、また復活するというのは、市の方針としておかしいんじゃないですか、減量化計画は健全化計画でやらないと、いったん決めたんじゃないですか。



◎環境衛生担当理事(増田和夫君) 

 ごみ減量化、再資源化の効果を維持するためには、資源ごみの分別収集の充実や生ごみ処理機の購入助成などの施策が有効であると考えております。

 確かに財政健全化計画の中では、これらの施策を休止といたしましたが、集団回収助成につきましては、ごみ減量化に取り組むため、実施する来年4月からのごみ有料化に合わせて復活させるとともに、生ごみ処理機の購入助成制度についても、出来る限り早急に導入したいと考えております。



◆(国賀祥司君) 

 それなら、もう一遍さっき言いましたように基本計画では、ごみの減量化、生ごみの減量化と分別収集の品目が、これは決められてないんですよ。こういうものを決めてから、幾ら幾ら廃棄するための費用がかかる、減量化に費用がかかる。その費用がなんぼかかるから、市民には、どれぐらいお願いしたいというような、そういう説明をすべきじゃないんですか。

 今から50円取ったらお金が余るんですよ。理事が言うておるとおり基金に積み立てるんでしょう。その分、安くせなあかんのと違いますか。あるいは単年度ですからね、市の財政というのは。余らすような金を市民から取っていいんですか。



○議長(北谷育代君) 

 国賀祥司君の質問は終了いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(北谷育代君) 

 次に、

 1.教育について

 以上、中野幸次君。

     (中野 幸次君 登壇)



◆(中野幸次君) 

 新生クラブ虹の中野幸次でございます。ただ今、議長から紹介のありました項目につきまして質問をいたします。

 まず、特別支援教育についてでありますが、平成17年4月1日から「発達障害支援法」が施行され、行動障害が著しい児童・生徒への支援について、国あるいは地方公共団体の責務が明確に位置づけられました。

 そして障害の程度に応じ特別の場で指導を行う、これまでの特殊教育から、LD、ADHD、高機能自閉症、あるいはアスペルガー障害を含めて、障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けて、その一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するために、適切な教育や指導を通じて必要な支援を行うということから特別支援教育に転換されることになりました。このことについては、大阪府教育委員会も平成15年度から特別支援教育体制の整備を図っているところてあります。

 ところで、LDやADHDなど障害個々の説明や定義は時間の都合上省かせていただきますが、よく言われるところの軽度発達障害、これは障害が軽いという意味ではなく、「知能障害がない」という意味であり、医学的にも教育的にも正式な用語として認められている用語ではなく、便宜的に使用されている言葉であることを、まず、お知りおきいただきたいと思います。

 さて、このようなことから児童生徒への支援が始まっているわけでありますが、問題なのは、そのことにかかわる教育現場の認識と理解が、まずは不可欠であります。

 そこでお伺いいたしますが、泉佐野市教育委員会として、この特別支援教育の認識について、どのように考えておられるのか、お聞かせ願います。

 また、10月、11月と市内の小・中学校を厚生文教委員会で訪問にまいりました。それぞれの学校の特色を生かした取り組み、あるいは地域との連携による安全管理等でご苦労されている一端を垣間見ることができました。しかしながら、まだ改善すべき課題も、それぞれの学校にあることも分かりました。

 一つは、この特別支援教育についてであります。学校全体としては、まだ模索中であるとの認識と同時に、学校の状況によっても理解、認識の温度差があるように思われました。

 さて、特別な支援を必要とする子どもたち、いわゆる学習面や行動面、あるいは、その両面で著しい困難を示す児童・生徒の割合は、通常の学級に在籍する児童生徒のおよそ6%程度と言われており、今後も増加する傾向にあるとも言われております。

 そこでお伺いしますが、当市におけるLD等軽度発達障害児の現状はどうなのか、また各学校における取り組み状況についてもお聞かせ願います。

 この特別支援教育は、直接かかわる学校現場の教員の理解と支援なしには、子どもの持てる力を発揮させてあげることも、学習あるいは生活面での困難をも改善することはできません。

 適切な教育、指導が必要であり、そのことが子ども自身が困難を克服するための力に成り得るのであります。

 そこでお伺いいたしますが、教育委員会として、今後、どのように特別支援教育を充実させていこうと考えておられるのか、お聞かせ願います。

 次に、学校現場の情報公開についてでありますが、今、社会はIT時代、まさに情報社会であります。よきにつけ悪しきにつけ、いつでも、どこでも、多岐にわたり情報が手に入ります。

 しかしながら、そんな中でも、なかなか情報が、それも正しい情報が伝わってこないというのが学校ではないでしょうか。

 ある大学の助教授は、「学校は学校の外にいる人たちから見ると、実は何をやっているのか分からない閉ざされた場所である。そして外部から学校教育を批判されても、学校は否定も反論もしないので何を考えているのか分からない。マスコミがつくり出す荒廃した学校のイメージしかないから、どうしても学校をネガティブにとらえてしまうという傾向にある」と、このように言っておられます。

 子どもたちが1日の大半を過ごす学校が、保護者、地域住民に理解され、信頼され、そして協力を得ようとするならば、学校が何を考え、何をしようとしているのか、あるいは子どもたちの学校における生活や学校の出来事など、一定の条件はあるとしても、地域に情報提供することが不可欠であります。

 今、地域に開かれた学校づくりが言われ、家庭、地域、学校、それぞれの役割の中で、児童生徒の健全育成に努めることが求められています。

 そして子どもを中心に据え、この家庭、地域、学校が、それぞれ信頼の上に立ってこそ、あるいは連携することが必要ではないでしょうか。

 また、その信頼を得るためには、学校の正しい情報が必要となります。学校に問題が起きると、状況や問題点が明らかにならないうちから、事実と違う情報が飛び交い、ややもすれば、学校が、保護者が、いや児童生徒が悪いなどと決めつけてしまう傾向が見受けられます。

 このことは、やはり今学校で何が起こっているのか、何をしようとしているのかが正しく伝わってこないことが大きな要因であるのではないでしょうか。

 そこでお伺いをいたします。地域に開かれた学校づくりを情報公開も含め、さらにどのように進めていかれるのか、お聞かせ願います。

 以上、2点について明確なる答弁をお願いいたします。

     (学校教育部長 橋爪 健次君 登壇)



◎学校教育部長(橋爪健次君) 

 それでは、新生クラブ虹・中野幸次議員さんのご質問の1.教育について、(1)特別支援教育について、(2)学校現場の情報公開についてご答弁申し上げます。

 まず、特別支援教育とは、従来の障害教育が対象とした障害だけでなく、LD、ADHD、高機能自閉症、アスペルガー症候群を含めて、障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けて、一人ひとりの教育的ニーズを把握して、必要な支援を行うものであり、平成15年3月、文部科学省からの「今後の特別支援教育のあり方について」の最終答申や平成17年4月に施行された「発達障害者支援法」などに基づいて進められているものであります。

 特別支援教育の推進にあたっては、養護学級在籍者はもちろんのこと、通常学級に在籍する障害児に対しても、個別の指導計画の作成や少人数指導などを行っていくことが求められています。そのため各校には、校内委員会の設置や特別支援教育コーディネーターの位置づけなどの体制整備が必要です。

 本市においては、現在、疑いのある児童生徒を含み、LDとして3名、ADHDとして7名、高機能自閉症、アスペルガー症候群として10名の発達障害の子どもたち対して相談活動を行ってまいりましたが、実際は、もっと多くの子どもたちの存在が推測されるところであります。

 教育委員会といたしましては、特別支援教育の推進につきまして方針を示し、各校・園に指導しており、これまで管理職対象の研修を3回、幼稚園教員対象研修を2回、コーディネーター研修を1回、行ってまいりました。また、各校ごとの校内研修にも講師を派遣し、研修の充実に努めてきております。

 個別の児童生徒への支援につきましては、今年度より始めました特別支援教育学校園巡回相談事業などで行っております。現在、すべての小・中学校において校内委員会が設置され、特別支援教育コーディネーターが位置づけられております。

 今年度、本市は国の「特別支援教育体制推進事業」を受けており、事業を進めてまいりましたが、この成果を定着させることが大きな課題でございます。具体的には、教職員の力量を高めることや保護者との連携のためのスキルの向上を図ることなどを通して、学校としての推進体制を充実させていきたいと考えております。このため教育委員会といたしましては、今後とも、教職員研修を充実させるとともに、相談体制を一層整備していき、学校・園や保護者への支援に努めてまいります。

 続きまして、(2)学校現場の情報公開について、ご答弁申し上げます。

 深刻な教育課題が山積している今日、教育活動の推進にあたっては、学校、家庭及び地域社会の教育が一体となって子どもを育てていくという観点から「地域に開かれた学校づくり」を積極的に進めていく必要があります。

 特に、学校の教育目標に示す教育の意図について、家庭や地域社会の十分な理解を得るよう努めることによって、子どもの豊かな成長にとっての家庭や地域社会のそれぞれの担う役割が明らかとなり、学校、家庭及び地域社会全体の教育力の向上につながるものと考えております。

 また、児童生徒を取り巻く家庭、地域社会の影響はきわめて大きく、学校は家庭や地域から離れては真の教育活動ができないという意味から、学校、家庭、地域社会の違携による子どもに係る総合的な教育力の向上を目指すとともに、保護者や地域住民の意見が反映される学校運営の推進、及び地域社会における教育活動の活性化を図っていくことが重要であります。

 さらには地域の学校に寄せる期待は大きく多様であり、学習問題、生活習慣、健全育成、交通安全、家庭での生活のあり方など、あらゆる分野にわたって学校教育の成果を期待している現状が、それを物語っております。

 これに対して、学校は謙虚に耳を傾け、期待や要望に応える学校教育を展開していくことが重要であると考えております。

 保護者は、学校のさまざまな現状等の情報を知りたいという状況を十分認識することで、開かれた学校をつくり、説明責任を果たしていくことが必要であります。

 これからの学校は、保護者や地域の方々の意向を十分反映することによって、信頼される学校でなければならないと考えております。また、学校教育協議会を組織し、積極的な活用を通じて、保護者や地域の方々の学校運営への参画を促進することも求められております。

 教育を提供する立場からの発想ではなく、教育を受ける立場である子どもや保護者、地域住民の求める質の高い教育の場となるよう学校現場の意識改革が重要であると考えております。

 また、目標、活動状況、成果など、学校の情報を積極的に親や地域に公開し、課題や問題点を共有することによって、今学校で何が行われているか、何が起こっているか等、正しい学校の状況を絶えず発信していく必要があると考えております。

 また反対に、積極的に地域社会の意見や声を学校現場に生かせるような教育活動を推進するよう取り組み、今後、学校が保護者、地域の方の信頼に応え、家庭や地域と連携して教育活動を展開するため、先に述べましたように、各学校に学校協議会を立ち上げ、学校運営の透明性を確保するために、地域の方々の協力を一層得るよう、教育委員会として指導してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。



◆(中野幸次君) 

 それでは2回目の質問をさせていただきます。

 今、ご回答がありましたように、この特別支援教育というのは、本当に始まったばかりというか、実際、15年度からは大阪府教育委員会のほうで、いろんな発信をしているわけなんですけども、まだまだ途上ということに一定の理解は示すわけですけども、ただ、どうなんでしょうか、日が経つだけで、しっかりとした理解、認識がなければ、即19年度という話もありますけども、それを待つよりも、当市は当市として、やはりきちっとした方針を打ち出していかなければならないと思うんです。

 そのためにも言いましたように、一番身近である教員の理解と認識というのが必要なわけで、ただ、今、子どもの安全の問題、あるいは学習の問題等々、教員も大変な時代になっていると思うんです。そういった中で本当に、この特別支援教育について、しっかりとした認識を持てるのかどうかということです。

 その分について、教員が現実に足りないという私は認識しておるんです。その足りない中で一生懸命やっている。そこへもってきて、この支援教育についての知識も持っていかなあかんということになれば、教員の負担というのも、かなりそがれてくると思うんです。

 そういった面で、このことをやることによって、私は、これは充実していかないけない問題なんですけども、このことによって普段の学校の子どもに接する学習、いろんなことが負担になって、かえって教員のほうとしても、後ずさりするというような、そんな感覚はないのかどうか。ちょっと今そういう部分で、教員との感触をちょっとお聞きしたいと思うんですけども。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 この特別支援教育につきましては、これまでは、一つは障害教育の転換と私たちは、教員も思っております。発達障害を障害ととらえたものであって、発達障害についての基本的理解とともに、その支援についての知識とか、技術を必要とすることを校内体制の整備など、おっしゃるように、たくさん課題はございますが、教育委員会としては、昨年度から積極的に特別支援教育の研修については、先生方に指導してまいりたいと、現在もやっておりますが指導してまいりたいと思いますが、現在のところは管理職を中心として、なおかつ障害児教育の担当者程度で、すべての教員まで広がってないという現状があります。

 おっしゃるように、じゃ、この特別支援教育というのをやりだすと、先生方に負担がかからないかとおっしゃいますが、実は我々も、大阪の教育というのは一人ひとりの子どもを大事に見て、そういう教育をこれまで展開してきましたから、その中の、この軽度発達障害の子どもに対しての理解というのは、当然、私たちは今までしてこなかったのがおかしいと思いますから、これは教職に対しても、指導の中で十分、お願いも含めて教育をしていきたいと思っております。



◆(中野幸次君) 

 今、子どもも、本当に教師も大変な時代と私は思っております。それでも、やっぱりこういう支援教育というものが打ち出されたわけなんで、ひとつ教員の方も大変だとは思いますけども、そこらは、やっぱり理解をさせていただいて、この制度が子どもにとって、いい方向に向かっていくことを望んでおります。

 それで、これは教師と、それと子どもだけじゃなくて、次には家庭との連携というのが、これは大事なことになってくると思うんです。

 学校だけが接している時間というのは限られた時間ですけども、実際、家庭に入ると家庭の中、あるいは家庭の外ということで、保護者も、それから地域も、この支援教育についての理解は必要だと思うんです。

 その意味では、家庭、保護者、あるいは地域、学校との、この支援教育についての連携は、どのように考えておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 この発達障害にある児童生徒の支援については、やっぱり保護者と連携を十分進めて、連携をとりながらやっていかなければならないと思っておりますが、実は保護者の認識の中にも、教師への認識にも温度差があるように、やはり保護者の認識にも、やっぱり差があるというのも現状にあります。

 従って、子どもの障害を理解して、やっぱり積極的に子どもにかかわれるように、保護者への啓発とか、あるいは指導も担任を通じたり、あるいは学校全体で、今後、進めていきたいと思っており、何よりも、やっぱり学校の教育力を高める、教職員の資質の向上が、これが私は最重要課題と考えております。

 従って教職員、それから保護者に対する相談機能を、まず教職員がしっかりした認識を持って、保護者に十分認識してもらえるような、そういった体制を進めていって、家庭を支援していきたいと、そのように思っております。



◆(中野幸次君) 

 今、教育長のほうから「保護者の認識にも差がある」というようなこと、当然のことながら、それぞれの子どもの育った環境によって、このLDでも、ADHDでも、同じ言葉として使ったとしても、個々個々の違いが、かなりあるんです。

 だからLDといったとしても、それがA君、B君が一緒という対応にはならないと思いますので、これは家庭環境の問題もあるということも理解していただきたいと思います。

 それで保護者の認識に差がある。あるいは保護者以外、地域にとっても、やはりこの軽度発達障害というのが、まだ認識されてない中で、どのように具体的に、例えば保護者に伝えていくのか、先ほど答弁でもありましたように、確かに教師の力量を高めた中でやっていくという話がありましたけども、具体的に、もうちょっと保護者への取り組みがあれば、ちょっとお聞かせ願いたいんです。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 保護者に対しては、もちろん担任のほうから個々の子どもを見つめながら、このことについて認識してもらうのが一つと、それから、もう一つは、このことについては学校全体で機会を見つけて、軽度発達障害の現実についても保護者に話をしてもらわなければならないと思いますし、併せて保護者の面でも地域のほうも、地域に対しても機会を見つけて、こういった理解を深めるための手立てを取らなければならないが、何よりも私が思うのは、相談活動を充実させていくということが、保護者の理解に一番近い道かなと思っておりますけれども。



◆(中野幸次君) 

 理解の認識をさせるというのは、なかなか難しい面もありますし、保護者も分かっておっても、なかなか理解をしないという方も、私も知っておるんですけども、実は、こういったLDとか、高機能障害について、いろんなパンフが出ているわけです。これ一部なんですけども、これは簡単に見やすいものもありますし、詳しく載っているものもありますし、ほかにも分厚い、そういうこともありますけども、やはり先生も力量を高めるということがあれば、こういったパンフ、リーフレットを学校単位で勉強してつくるとか、そういった方法もありますんで、それは保護者と、やっぱり教師の中が一緒になってつくり上げていってもいいと思いますんで、こういった目に見える何かの形を、教育委員会は今後考えていただきたいと思いますけども、そこらはどうでしょうか。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 既に文科省からも、そういった指導の内容が出ておりますし、先進的に取り組んでおられる団体とか、そういうところからの資料もありますので、教職員の研修を、今のところは研修を打ちましたのは管理職と、それからコーディネーターとか、こういったあたりの研修でございますので、リーフレットもつくって、すべての教職員に、このことについては研修を進めたいと考えております。



◆(中野幸次君) 

 特別支援教育、先ほど申しましたように、まだ出発して間近ですけども、ひとつ正しい理解と認識を教員あるいは保護者、地域も含めて啓発していただくように、ひとつよろしくお願いしておきたいと思います。

 次に、2点目の学校の情報提供ということで、ややもすれば先ほども言いましたように、いろんないいこと悪いこと、これが流れていくわけなんですけども、教育委員会は小学校、中学校も含めて、どのようなことで小・中の情報を得ているのか、学校現場のどのようなところで教育委員会は情報を得ているのか、まず、それをお聞きしたいんですけども。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 一つは、定期的な実態把握、学校教育、それから人権教育室、それから教職員課、それぞれ学校訪問をして現状を聞くのと、併せて調査対象をいろいろ上げて調査しておりますのと、実際に私どもが学校現場へ行って、子どもの現状がどうかということも、1学期におきましては、私も直接行って現状を見まして、それから指導主事も、それぞれの学校訪問をして、訪問と、それから調査、それから聞き取りによって現状を把握しております。

 ただ、もう1点は、保護者の中にも、地域の中からも、小学校、中学校の情報というのは、むしろ問題の指摘が多いわけですけど、いい面での情報も入りますから、そういった情報の収集の仕方をしております。



○議長(北谷育代君) 

 時刻は間もなく正午となりますが、中野幸次君の質問が終了するまで会議時間を延長いたします。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 それから、もう1点は、既にホームページを立ち上げている小・中学校につきましては、私ども、それを開いて、書き込みとかを併せて把握しております。



◆(中野幸次君) 

 地域に、やはり学校の状態がどうであるかということを、きっちりと情報を流すという、やっぱりこれは開かれた学校づくりにとっても、僕は最たるもんだと思うんです。

 やはり言いましたように、何をやっているのか分からない学校であれば、安心して子どもを預けられないという、そういう親御さんも多数おりますので、やはり学校の情報をいろいろ流すという手立てをやっていただきたい。

 その一つとして、今、教育長からありましたようにホームページの問題ですけども、今、泉佐野市では、北中、二小、三中ですか、そのうち北中は去年、今年二小が府のホームページ大賞で優秀賞をもらっております。こういったことでホームページの開設をやっぱり進めていかなければならない時代だと思うんです。

 実は19日の日にパトロールがありましたけども、これも、もう北中はホームページに載せております。タイムリーに、やはりそれを地域に流しておるわけです。

 そういった使い方もありますし、それと時間がありませんけども、きのう、きょうと、教育長なり、部長は、第三中学校で登校時間中、どういうことをやっていたかは知りませんね。

 実は、きのう、きょうと、自転車通学が大変な状況ということで、先生全員が出て、正門でこういった、これは私、きょうもらったんですけども、安全点検ということで、一つでもよくしていこうという、これ学校の現れだと思うんです。

 こういったことも、三中もやりかけているという、これもやっぱり発信していかなければ、地域の人は、三中、三中という、そういう暗いイメージしか持ってないけども、こうやって頑張っているということもありますし、なおかつ北中小学校につきましては、これもご存じかと思いますけども、これ二小もやっていますけども、きのうからもお話がありました携帯メールの配信システムですね。

 こういうことも、こういう紙で、やっぱり地域の人にお願いするというようなことで、出来得る限り、いろいろな情報を流している学校が増えてきております。

 そのためにも、言いましたようにホームページを、今3カ所しかないわけですから、やっぱり独自のホームページを全小・中学校に、僕は、今つくっていく時代だと思うんです。

 それをすぐとは言いませんけども、年明けには、そういったホームページの検討委員会を、それぞれ各学校で立ち上げていただいて、計画をつくってもらうと。学校としては大変なことかもわかりませんけども、そういった前向きな検討委員会をつくって、もう1年以内に立ち上げるというような方向を、一つ教育長のほうから意見を聞きたいと思うんですけども。



◎教育長(下岡朋彦君) 

 おっしゃられるとおり、今もう情報発信の一番早い情報源としては、やっぱりホームページになりますから、このことについては、この2学期に校・園長会でも、「出来るだけ早い時期に立ち上げてほしい」と、それから「既にどこどこが立ち上がっている」ということも説明しておりますし、主に教頭が、これを担当しておりますから、教頭の中には、そういった学校と連携をとりながら進めておりますので、早かれ遅かれ、私は来年度中には、すべての学校が立ち上がるんではないかと、これは推測ですけどね。出来るだけ各学校で早く立ち上げるように指導してまいりたいと思っております。



◆(中野幸次君) 

 推測の域に終わらず、必ず来年度中には、ひとつホームページ、学校は大変だと思いますけども、今必要な時代だと思います。

 本当に学校が、保護者や地域にとって、子どもにとっても、やはり発信の場を広げていく今の時代にありますんで、そういったことも含め、学校現場と常に教育委員会もしっかりとした学校に対する指導をよろしくお願いしておきたいと思います。



○議長(北谷育代君) 

 中野幸次君の質問は終了いたしました。

 これをもって一般質問を終結いたします。

 ただ今より午後1時まで休憩いたします。



△休憩(午後0時02分)

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△再開(午後1時03分)



○議長(北谷育代君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 議案第72号 泉佐野市立文化会館の指定管理者の指定について から、議案第75号 泉佐野市市税条例の一部を改正する条例制定について までの4議案



○議長(北谷育代君) 

 次に、日程第2、議案第72号から日程第5、議案第75号まで、以上4議案を一括して議題といたします。

 ただ今議題となっております4議案につきましては、総務委員会に付託され、その審査を委任されたものであります。よって、これより委員会における議案審査の結果について委員長の報告を求めます。総務委員長・辻野隆成君。

     (総務委員長 辻野 隆成君 登壇)



◆総務委員長(辻野隆成君) 

 ご指名によりまして、ただ今より総務委員会に付託されました議案審査の結果について、ご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました議案は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これが審査のため、去る12月6日、新田谷市長ほか関係説明員の出席を求め、委員会を開会いたしました。

 まず、議案第72号、泉佐野市立文化会館の指定管理者の指定については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第73号、職員の厚生制度についての条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第74号、企業職員の給与の種類及び基準についての条例の一部を改正する条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第75号、泉佐野市市税条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についてのご報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(北谷育代君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀祥司です。ただ今の総務委員長報告のうち、議案第72号、泉佐野市立文化会館の指定管理者の指定について反対の立場から意見を述べてまいります。

 議案第72号は、来年4月から文化会館の運営を、これまでは文化振興財団に管理委託していたものを、指定管理者制度に移行して、同じ文化振興財団に委託契約するという内容で形態は全く変わりません。委員会での質疑を通しても全く変わらないことが明らかになりました。

 これは国が地方自治法を変えて、現在の管理委託を直営にするか、指定管理者にするか、どちらかを選ぶように求めたことから、このようになったという説明であります。市長公室長の答弁でも「やむを得ずやった面は否めない」と言っております。また、「将来的には民間に指定管理者制度で委託していくもので、料金も含めて検討していくことになる」という答弁であります。

 従って、今後、料金はどうなるのか、上がるのか、下がるのか、上がることになれば大変であります。

 以前にも反対意見を申し上げましたように、指定管理者制度は、まず住民に対する公的責任が後退するということが一番の問題であります。もともと国は住民福祉の増進と均衡な住民サービスを提供することを趣旨に、公の施設の委託については厳しい制限を加えてまいりました。

 しかし、指定管理者に移行すると儲けを優先するようになり、利用料金を自由に変更できるし、儲からない住民の利用が切り捨てられたり、均等なサービスが提供されなくなる恐れが出てきます。

 また、住民と議会のチェックが後退します。管理者は事業報告書の提出は義務づけられているが、報告義務はありません。業務は監査の対象にはならないのです。そのため腐敗不正の温床になることも危惧されます。さらに労働者の雇用と労働条件が保障されません。儲け優先にするため、労働者の身分条件は不安定なものとならざるを得ません。

 文化会館は、もともと市民自らが参加し、創造的な文化活動を行う文化の受発信基地としての役割を担う施設として設立されました。今回の指定管理者に移行すれば、設立趣旨や活動使命、施策目標などが省略され、経済性と効率性が優先される恐れが非常に強いわけであります。

 市民の文化活動受発信基地という、こういう目的はどこへ行ったのでありましょうか。むしろ泉の森の運営について、文化団体や市民の意見を聞いて、正しい、新しい方向を出していくことのほうが重要だと私は考えております。

 それもしないで休館を増やしたり、値上げしたり、指定管理者へ移行していくという、この市の方針では「泉の森はお荷物になっているのか」と言いたいくらいであります。従って、私は指定管理者制度への移行には反対であります。

 以上を申し上げ反対討論といたします。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(北谷育代君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、議案第72号、泉佐野市立文化会館の指定管理者の指定についてを採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手多数であります。よって本議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、

 議案第73号 職員の厚生制度についての条例制定について

 議案第74号 企業職員の給与の種類及び基準についての条例の一部を改正する条例制定について

 議案第75号 泉佐野市市税条例の一部を改正する条例制定について

 以上3議案を一括して採決いたします。

 3議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(北谷育代君) 

 挙手全員であります。よって3議案は委員長報告どおり決定いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第6 議案第76号 泉佐野市立社会福祉センターの指定管理者の指定について から、日程第13 請願第2号 下瓦屋保育所の民営化に関する請願 までの8議案



○議長(北谷育代君) 

 次に、日程第6、議案第76号から日程第13、請願第2号まで、以上8議案を一括して議題といたします。

 ただ今議題となっております8議案につきましては、厚生文教委員会に付託され、その審査を委任されたものであります。よって、これより委員会における議案審査の結果について委員長の報告を求めます。厚生文教委員長・千代松大耕君。

     (厚生文教委員長 千代松 大耕君 登壇)



◆厚生文教委員長(千代松大耕君) 

 ご指名によりまして、ただ今より厚生文教委員会に付託されました議案審査の結果についてご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました議案は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これが審査のため、去る12月7日、新田谷市長ほか関係説明員の出席を求め、委員会を開会いたしました。

 まず、議案第76号、泉佐野市立社会福祉センターの指定管理者の指定については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第77号、泉佐野市立老人福祉施設の指定管理者の指定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第78号、財産の無償譲渡については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第79号、泉佐野市立保育所条例の一部を改正する条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第80号、泉佐野市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第81号、泉佐野市火災予防条例の一部を改正する条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第89号、平成17年度泉佐野市病院事業会計補正予算(第1号)についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、請願第2号、下瓦屋保育所の民営化に関する請願については、紹介議員の趣旨説明を受け、審査に入りましたが、複数の委員より意見が出され、さらに慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成少数で本請願を不採択とすることに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についてのご報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(北谷育代君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (中野 幸次君 登壇)



◆(中野幸次君) 

 新生クラブ虹の中野幸次でございます。ただ今の厚生文教委員長報告のうち、議案第78号、財産の無償譲渡について、及び議案第79号、泉佐野市立保育所条例の一部を改正する条例制定について反対の立場から、また請願第2号、下瓦屋保育所の民営化に関する請願については賛成の立場で意見を申し上げます。

 泉佐野市立下瓦屋保育所の建物を受託法人に5年間、無償譲渡し、しかも、その必要性がなくなった場合には無償で返還するとのことですが、これまでの行革の名のもとに、学校施設や末広公園駐車場などで有料化、あるいは公共施設の使用料が値上げをされてまいりました。

 民間が行う保育事業だからといって、市民の財産でもある保育所施設、あるいは土地を無償で提供することは、財政再建上からも理解できないところであります。また、安定した保育所運営を考慮するといいますが、受ける経営者側も有償による運営、経営上のリスクは当然考えるべきものであります。

 ひかり保育所の民営化に伴う建物等の無償に続き、今回も同様の措置を取るということは、民営化推進を加速させるために行政が頭を下げて民間にお願いする。その代償としての無償譲渡と言わざるを得ません。

 本来、地方自治体が行う子育て支援の観点からすると、財政面だけをとらえて策を弄することは、子どもにとって不幸なことであります。

 また、地域の環境の悪化、人間関係の希薄化、そして孤立した母親の育児ノイローゼなどから起きる虐待問題など、乳幼児を含む子どもたちが犠牲になる現在、子どもの成長、発達を公に保障する地域施設としての保育所が必要不可欠のものとなっております。

 保育所は、公立あるいは民間が良い悪いという議論だけではなく、子どもの権利が保障される、命を保証される、このことを前提とした議論が必要であります。

 今年4月から、ひかり保育所が民営化され、また18年4月から下瓦屋保育所が民営化されます。そして17年度施政方針で市長も明らかにされましたが、公立保育所は中学校区で1カ所とし、他は民営化等を推進していく。19年度も1カ所と整備計画さえできていないにもかかわらず、このような方針が出されるのか理解に苦しむところであります。

 保育所の役割については、先ほど述べたとおりです。民営化を推進するということであるなら、先に民営化となったひかり保育所の保育内容等の評価を、子どもの立場から、保育士あるいは親の立場から、また地域における立場等々、多方面からの検証が必要であります。そして、このことから保護者や市民への説明責任をしっかりと果たし、理解を得ることが、子どもの健全育成の責任を負う地方自治体の仕事であります。

 これらのことから、公から民間となったひかり保育所の検証がないままで、行革のための保育所民営化ありきは公的保育を放棄することになりかねないことから、公立保育所である泉佐野市市立下瓦屋保育所を削除する条例改正に強く反対するものであります。

 また、このことからも請願第2号、下瓦屋保育所の民営化に関する請願には賛成することを申し上げ、以上、討論といたします。

 議員皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。

     (窪 和惠君 登壇)



◆(窪和惠君) 

 私は日本共産党市会議員団を代表して、ただ今議題となっております議案第77号、泉佐野市立老人福祉施設の指定管理者の指定について、議案第78号、財産の無償譲渡について、議案第79号、泉佐野市立保育所条例の一部を改正する条例制定について反対の立場から、請願第2号、下瓦屋保育所の民営化に関する請願については賛成の立場から意見を申し上げます。

 議案第77号のうち、泉佐野市立老人福祉センターについては、議案第76号の社会福祉センターの指定管理者と一体のものであり賛成でありますが、長寿園、長坂偕楽荘、下瓦屋アスティの3老人福祉施設についての指定管理者の指定については、公正公平な運営が図られるのか懸念されるところであり反対であります。

 反対の理由は、平成13年度に法人等に委託した3館の委託費5,423万9,000円の見直しがほとんどされないまま、今回それぞれ同じ法人等を指定管理者に指定するということについてでありますが、平成13年度に人件費を削減するという理由で3館の委託を行ったが、その際、市の非常勤ヘルパーを引き揚げ、人権文化センターに配置したため、結局は市の二重負担になっているなど経費削減にはつながっておりません。このような点から、委託から指定管理者制度に移行して改善されるのかどうか疑問であります。

 施設管理と運営費を見直すためには、以前のホームヘルパー配置に戻し、自主的クラブによる運営と施設管理を高齢障害課で兼任するなど、市民が納得できる抜本的改革をすべきであることを申し上げ、反対討論といたします。

 次に、議案第78号、議案第79号については、泉佐野市立下瓦屋保育所を平成18年4月1日から民営化するための条例改正であり反対であります。

 3月の施政方針で、市長は「公立保育所を中学校区に1カ所にする」と発表し、保護者や市民に大きな不安を与えております。今年4月に民営化されたひかり保育所の子どもたちへの影響などが明らかにされていない段階で、下瓦屋保育所の民営化を発表しました。

 この間、民営化についての説明会は、たったの2回で全保護者に説明されておらず、また9月に法人が決定された後、3回行われた保護者と法人と市の三者協議会では、仕事を持つ保護者が全員出席できないような時間設定がされ、引き継ぎ期間や保育内容、職員厚生など、全保護者に内容が明らかにされないまま民営化を強行しようとしている市の姿勢に保護者の不安は募るばかりであると聞いております。

 市民誰もが公共サービスを受ける権利があり、行政には、それを保障する義務があるというのが自治体本来の仕事であります。泉佐野市の子どもたちを、どう育てるか、待機児童をなくし、どの子どもたちにも保育を保障する公立保育所建設計画も策定しないまま、「財政難だから」という理由で保育を民間任せにするのは行政の責任を放棄するものであることを申し上げ、反対討論といたします。

 また、議案第78号の財産の無償譲渡については、民間保育所をやめる際には原状回復を求めるべきであることを申し上げておきます。

 次に、請願第2号、下瓦屋保育所の民営化に関する請願については、市立下瓦屋保育所民営化の突然の発表や法人決定などの市のやり方に、保護者は子どもへの影響、保育水準など、大きな不安を抱えております。

 民営化を強行するのではなく、市として説明責任を果たすことは当然のことであり、保護者、市民の声を十分に聞き、納得のいく計画の見直しを求めている請願について採択すべきであることを申し上げ、賛成討論といたします。

 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。

     (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀祥司です。ただ今の厚生文教委員長報告のうち、議案第76号、泉佐野市立社会福祉センターの指定管理者の指定について、議案第77号、泉佐野市立老人福祉施設の指定管理者の指定について、議案第78号、財産の無償譲渡について、議案第79号、泉佐野市立保育所条例の一部を改正する条例制定について反対の立場から意見を述べてまいります。

 また、請願第2号、下瓦屋保育所の民営化に関する請願については賛成の立場から意見を述べてまいります。

 議案第76号、77号は、社会福祉センターと老人福祉施設の管理を委託から指定管理者に移行する内容であります。社会福祉センターは社会福祉協議会に、老人福祉センターも社会福祉協議会に、長寿園を「いきいきくらぶ」に、長坂偕楽荘を水平会に、ふれあいアスティは常茂恵会に、それぞれ指定管理者として委託契約するものであります。

 この内容は、既に議案第72号で述べたとおり、指定管理者制度への移行そのものに反対でありますので申し上げておきます。

 特に、社会福祉センターと老人福祉センターは、指定管理者にする必要性は全くないと思いませんか。指定管理者にしたところで、現在の人員は同じ、費用も全く同じ、直営に戻すほうが、よっぽど市の責任が明確になると私は思います。

 議案第78号、79号は、下瓦屋保育所を民営化するための無償譲渡であり、条例化であります。

 以前から申し上げているとおり、保育所の民営化には反対であります。民営化は、保育士を減らし、人件費を減らすことが主な目的であります。泉佐野市の将来を担う子どもたちのために税金を使うことが、そんなに無駄なのでしょうか、私には、それが全く理解できません。

 むしろ私の考えでは「泉佐野市に来れば子育て環境には非常にいいよ」という評判をたてられるほうが、よっぽど市にプラスになるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

 実は、今年は民営化したことで恐るべき悪い面がいっぱい出てきた年でもあります。JR尼崎事故、最近では耐震データの偽装事件、これはその最たるものであります。諸外国でも同じような事故が起こっていると聞いております。何でも民営化したらいいというわけではないということです。

 もう一つ、皆さんに聞いてもらいたいことがあります。日本では「公務員は多い」という話ばかりが目立ちますが、本当にそうなんですか。実は、私データを調べてみたんです。G7各国に比べると一番少ないのが日本でした。

 データによりますと、人口1,000人当たりの公務員の数は、フランスが一番多くて96.3人、その次がアメリカで80.6人、その次イギリス73人、その次がドイツで58人、日本が最低で35.1人で一番少ないんです。知っていました。

 むしろ日本は減らし過ぎであるというふうに私は思います。国の役割、行政の役割、そして公務員の役割をしっかり果たしてもらうことのほうが、この安全な社会づくり、暮らし、福祉を守っていくためには、最低の数は必要なんだということを強調しておきたいと思います。

 公務員はそんなに悪いわけではありません。一生懸命働いていると思います。もっと誇りを持って働けるようにすることのほうが大事だと私は考えます。

 次に、請願第2号についてでありますが、これは下瓦屋保育所の民営化について、子どもたちや保護者、法人が出来るだけ不安を持たずに移行できることを願って出されたものであります。引き継ぎが3月31日で終わる。その後は法人の責任というのでは、泉佐野市は無責任のそしりを免れないと思います。

 通常でも新学期は子どもたちが不安になり、保育士も苦労するというふうに聞いております。保育士が全員代わると、子どもに、保育士に、それぞれ大変な負担がかかると容易に想像できます。そのために市の保育士が出向して引き継ぎをする市もあると、このように聞きます。

 安心できる十分な引き継ぎがなされるように、請願を採択していただきますように議員の皆さんにお願い申し上げまして討論といたします。



○議長(北谷育代君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、

 議案第76号 泉佐野市立社会福祉センターの指定管理者の指定について

 議案第77号 泉佐野市立老人福祉施設の指定管理者の指定について

 以上、2議案を一括して採決いたします。

 2議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手多数であります。よって2議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、

 議案第78号 財産の無償譲渡について

 議案第79号 泉佐野市立保育所条例の一部を改正する条例制定について

 以上、2議案を一括して採決いたします。

 2議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手多数であります。よって2議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、

 議案第80号 泉佐野市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

 議案第81号 泉佐野市火災予防条例の一部を改正する条例制定について

 議案第89号 平成17年度泉佐野市病院事業会計補正予算(第1号)

 以上、3議案を一括して採決いたします。

 3議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(北谷育代君) 

 挙手全員であります。よって3議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、請願第2号、下瓦屋保育所の民営化に関する請願を採決いたします。

 本請願は、委員長報告は請願不採択でありますが、本請願を採択することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手少数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手少数であります。よって本請願は不採択と決定いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第14 議案第82号 泉佐野市立かんがい排水施設の指定管理者の指定について から、日程第21 請願第4号 「家庭ゴミ有料化」撤回を求める請願 までの8議案



○議長(北谷育代君) 

 次に、日程第14、議案第82号から日程第21、請願第4号まで、以上8議案を一括して議題といたします。

 ただ今議題となっております8議案につきましては建設経済委員会に付託され、その審査を委任されたものであります。よって、これより委員会における議案審査の結果について委員長の報告を求めます。建設経済委員長・中林順三君。

     (建設経済委員長 中林 順三君 登壇)



◆建設経済委員長(中林順三君) 

 ご指名によりまして、ただ今より建設経済委員会に付託されました議案審査の結果について、ご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました議案は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これが審査のため、去る12月8日、新田谷市長ほか関係説明員の出席を求め委員会を開会いたしました。

 まず、議案第82号、泉佐野市立かんがい排水施設の指定管理者の指定については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第83号、泉佐野市環境美化推進条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第84号、泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第85号、りんくう中央公園の指定管理者の指定については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第86号、市道路線の認定及び廃止についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第88号、平成17年度泉佐野市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、請願第3号、家庭ゴミ有料化に反対する請願、及び請願第4号、「家庭ゴミ有料化」撤回を求める請願については、紹介議員の趣旨説明を受け、審査に入りましたが、複数の委員より意見が出され、さらに慎重審査を重ねたのち、それぞれの請願の採決に入りましたが、採決の結果、賛成少数で請願第3号及び請願第4号については不採択とすることに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についてのご報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(北谷育代君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (伊藤 百合子君 登壇)



◆(伊藤百合子君) 

 私は日本共産党泉佐野市会議員団を代表して、ただ今議題となっております議案第84号、泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について反対の立場から、請願第3号、家庭ごみ有料化に反対する請願、及び請願第4号、「家庭ゴミ有料化」撤回を求める請願に賛成の立場から意見を申し上げます。

 今回の一部改正は、一般廃棄物の違反行為について、勧告、公表を追加し、3月市議会で可決された家庭系ごみ料金50リットル50円、20リットル20円を基準にして、事業系ごみ料金を引き上げ、臨時的なごみの収集運搬を事業系で2トン車7,000円から1万2,000円に、軽四輪車3,500円を6,000円に引き上げ、事業系で約6,000万円の増収とし、家庭系で事業系と同様臨時的ごみの処理を、それぞれ1億2,000万円と6,000万円に引き上げるものであります。

 昭和45年に制定されました廃棄物処理法では、「事業者は自らの責任において適正に処理しなければならない」とし、平成5年、本市条例でも同様に、自らの責任において適正処理を定めており、今回の事業系ごみの有料化によって、自らの責任を回避し、金を払えばごみを燃やせるという、ごみの減量化の努力がおろそかになる懸念があります。

 多量排出事業者は市内で34社とのことであり、市条例により減量に関する計画書を市長に提出する責務があるが、現状でも事業系ごみが49%で、全国平均より16%も多く、全くの歯止めになっていないことであります。

 事業系ごみ処理総費用は、平成15年決算で6.1億円となっており、4,000万円の収入は6.6%であり、一方、家庭系ごみは6.8億円の総費用に対し1億2,000万円の市民負担は17.6%に上っており、事業系ごみ処理に負担を軽減し、市民負担を過重にしている点で反対であります。

 3月市議会での家庭系ごみの有料化は、ごみ減量化計画が全く示されず、10月に家庭系と事業系合わせて10%の減量化計画を示されたが、家庭系と事業系の合計で13.8%の負担となることは、いかに家庭系50リットル50円、20リットル20円の負担が大きいかが明らかであります。

 家庭系ごみで10%、事業系ごみで全国平均の16%の減量ができるとすると、家庭系で6.1億円、事業系5.1億円の計11.2億円で、現在の12.9億円と比べ1.7億円が浮き、資源化費用を差し引いたとしても1億2,700万円の財源が生まれ、有料化は、ごみの減量化計画をつくり、市民、事業者、行政が共同した取り組みで、今回の引き上げ有料化が必要ないことを申し述べ反対であります。

 請願第3号、家庭ごみ有料化に反対する請願は、別途に5,270名の要望署名とともに提出されたものであり、ごみ減量化する努力をせずに有料化するのは行政の怠慢だとして有料化の撤回を求めているものであります。

 また、請願第4号、「家庭ごみ有料化」撤回を求める請願は、1,848名の要望署名とともに提出をされましたが、引き続いて署名が集まっているとのことであります。

 事業系ごみを含めた総合的なごみ減量化計画を市民参加で策定を求め、有料化の撤回を求めているものであり、請願第3号、請願第4号に賛成するものであります。

 ごみ減量化の世論は今大きく盛り上がってきており、今年、容器包装リサイクル法の見直しの年でもあり、ペットボトルや廃プラスチックを分別し、収集運搬処理費用を市民や自治体に負担を負わせるのではなく、事業者の発生抑制や再生利用を果たす事業者責任を果たさせることによって、ごみ減量化が市民、事業者、行政の協力でつくることが可能であります。

 ごみ減量化計画の具体化を市民、事業者の協力で実現すれば、大型焼却炉を小型化したり、延命させることもできることであります。

 同和行政にメスを入れ、開発を市民本位に見直し、無駄を省く中で、年次的に焼却炉の建て替えを進め、家庭ごみ有料化を中止することが、市民の命と暮らしを守る自治体本来の役割であることを強調し、この二つの請願採択をすべきことを重ねて申し上げます。

 議員の皆さまのご賛同をよろしくお願いをいたします。

     (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀祥司です。ただ今の建設経済委員長報告のうち、議案第82号、泉佐野市立かんがい排水施設の指定管理者の指定について、議案第83号、泉佐野市環境美化推進条例制定について、議案第84号、泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第85号、りんくう中央公園の指定管理者の指定について反対の立場から意見を述べてまいります。

 また、請願第3号、家庭ゴミ有料化に反対する請願、請願第4号、「家庭ゴミ有料化」撤回を求める請願について賛成の立場から意見を述べてまいります。

 議案第82号は、かんがい排水施設の管理を委託から指定管理者に移行する内容であります。現在、委託している泉佐野市用水運営協議会に同じように指定管理者として委託契約するもので、これも議案第72号で述べたとおり反対であります。

 議案第85号も、りんくう中央公園の管理を委託から指定管理者に移行する内容であります。これも現在、委託している公園緑化協会に同じように指定管理者として委託契約するもので、議案第72号で述べたとおり反対であります。

 次に、議案第83号、泉佐野市環境美化推進条例についてでありますが、これは来年4月からごみ有料化するために、市内に捨てられるごみが増えることを見越して制定するということを核心にしていると私は思います。

 大体ごみ有料化に伴って、公共のごみ籠を撤収しておいて、ポイ捨てを禁止するとは矛盾しております。禁止し、罰則を規定するだけではなしに、啓発や市の努力施策を推進しないと、ポイ捨て禁止は有効ではないというふうに私は考えます。

 有料化を知った市民はものすごく反対しております。既に署名は請願に出されたとおり7,000名を超え、8,000、9,000というふうに増えていると聞いております。市民が自発的に参加できるような、そういう施策にしないとポイ捨て禁止も効果は上がらないと私は考えます。

 議案第84号も、家庭ごみを3月に有料化したので、遅れて事業所ごみと家庭系粗大ごみの処分費用も有料化するという内容で、施策がバラバラであります。

 特に家庭系粗大ごみは2トン車で1万2,000円、軽四輪車て6,000円も値上げするということで、これは大変な負担増であります。事業系ごみだけならともかく、家庭系の粗大ごみまで、こんなに高い料金を取るとは全く反対であります。

 請願第3号、第4号は、来年4月からの家庭ごみ有料化に反対する請願であります。それぞれ反対署名がつけられて、合わせて7,000名にも上る市民の反対署名が寄せられております。

 家庭ごみを有料化するという問題は、今市内で一番大きな問題になっております。これまで上下水道及び保育料など、公共料金は軒並み値上げされてきました。

 他方で福祉施策はすべてカットされた。特に、障害者のタクシー券まで廃止する市はありません。ここまで福祉を削り、公共料金を値上げしてでも、まだ財政赤字は直らない。

 そこで昨年5月に出てきたのが家庭ごみの有料化方針であります。これも財政健全化計画から出されてきたものでありまして、ごみ減量化計画から出てきたものではありません。実は、ごみ減量化基本計画は10月7日、建設経済委員会で一般廃棄物処理基本計画概要として報告されました。しかし、まだ基本計画でありまして、ごみ焼却施設、廃プラスチックなどの分別収集、リサイクルシステム、生ごみ減量化などの施策については、まだ今後の実施計画を待たねばならず、ごみ減量化計画はまだ完成していないというのが実情であります。

 さらに、ごみ減量化と言っておきながら、財政健全化計画では、生ごみを減量化するためのボカシ、コンポストは廃止にしております。また、集団回収助成も廃止にしております。

 財政健全化計画は、ごみ減量化ではなくて、財政を再建するための計画でありまして、ごみ減量化など頭からないということが明らかであると思います。

 私は、このような経過から今回のごみ有料化は撤回して、もう一度、ごみ減量化計画を一からつくり直して、有料化計画については撤回して考え直すべきであるということを申し上げ、議員の皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(北谷育代君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、

 議案第82号 泉佐野市立かんがい排水施設の指定管理者の指定について

 議案第85号 りんくう中央公園の指定管理者の指定について

 以上2議案を一括して採決いたします。

 2議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手多数であります。よって2議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、議案第83号、泉佐野市環境美化推進条例制定についてを採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手多数であります。よって本議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、議案第84号、泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手多数であります。よって本議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、

 議案第86号 市道路線の認定及び廃止について

 議案第88号 平成17年度泉佐野市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

 以上2議案を一括して採決いたします。

 2議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(北谷育代君) 

 挙手全員であります。よって2議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、請願第3号、家庭ゴミ有料化に反対する請願を採決いたします。

 本請願は、委員長報告は請願不採択でありますが、本請願を採択することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手少数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手少数であります。よって本請願は不採択と決定いたしました。

 次に、請願第4号、「家庭ゴミ有料化」撤回を求める請願を採決いたします。

 本請願は、委員長報告は請願不採択でありますが、本請願を採択することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手少数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手少数であります。よって本請願は不採択と決定いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第22 議案第87号 平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)



○議長(北谷育代君) 

 次に、日程第22、議案第87号、「平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)」を議題といたします。

 本議案については、各所管の常任委員会に付託され、その審査を委任されたものであります。よって、ただ今より委員会における議案審査の結果についての報告を求めます。まず、総務委員長・辻野隆成君の報告を求めます。

     (総務委員長 辻野 隆成君 登壇)



◆総務委員長(辻野隆成君) 

 ご指名によりまして、ただ今議題となっております議案第87号、平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)のうち、当委員会に付託されました事項についての審査の結果についてご報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました事項は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これらの各項目にわたり、それぞれ慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についての審査の結果について報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(北谷育代君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 次に、厚生文教委員長・千代松大耕君の報告を求めます。

     (厚生文教委員長 千代松 大耕君 登壇)



◆厚生文教委員長(千代松大耕君) 

 ご指名によりまして、ただ今議題となっております議案第87号、平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)のうち、当委員会に付託されました事項についての審査の結果についてご報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました事項は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これらの各項目にわたり、それぞれ慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についての審査の結果について報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(北谷育代君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 次に、建設経済委員長・中林順三君の報告を求めます。

     (建設経済委員長 中林 順三君 登壇)



◆建設経済委員長(中林順三君) 

 ご指名によりまして、ただ今議題となっております議案第87号、平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)のうち、当委員会に付託されました事項についての審査の結果についてご報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました事項は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これらの各項目にわたり、それぞれ慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についての審査の結果について報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(北谷育代君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (伊藤 百合子君 登壇)



◆(伊藤百合子君) 

 私は日本共産党泉佐野市会議員団を代表して、ただ今議題となっております議案第87号、平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)のうち、歳出の衛生費のごみ収集事業497万6,000円、及び歳入の国庫支出返還金6,810万5,000円に反対の立場から意見を申し上げます。

 今回の補正予算は3月市議会で可決され、日本共産党が反対してきた家庭ごみ有料化をもとに、事業系ごみの有料化と家庭系ごみの臨時的な処分費用の引き上げで合計1億6,000万円とする、ごみ収集事業の引き上げなどに伴う減量化推進員200名の講師料1万8,000円、申請用紙一式印刷費など400万4,000円、3月末、全世帯に10枚の指定袋を配布のための運搬費78万5,000円などであります。

 一般廃棄物を焼却すれば、家庭系ではキログラム当たり25.9円、事業系では1キログラム当たり24円となっているが、市ペットボトルの処分委託では1キログラム当たり32円となっており、廃プラスチック製造販売、使用、処分段階のすべての事業者の負担を求めてこそ、資源ごみとして、市民と行政の負担となっているごみシステムを根本から改める取り組みをもとに、当面、市民、事業者、行政の協力で、ごみ有料化の前に、ごみ減量化計画をつくり、不法投棄対策に市民の税金をつぎ込まないように、市民の納得と合意を得て進めるべきことを申し上げ、ごみ有料化のための今回のごみ収集事業に反対するものであります。

 歳入となっている国庫支出返還金6,810万5,000円は、末広住宅の第2期用地約9,000平方メートル、第3期用地3,200平方メートルの市有地を売却するために、これまで凍結していた第2期実施計画及び地質調査などの補助金を国に返還するためのものであり反対であります。

 この用地は市の中心部にあり、今後の安心安全なまちづくりのために公共施設を含む市民のために、公共用地として残すべきであることを強く求め反対討論といたします。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(北谷育代君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議案第87号、平成17年度泉佐野市一般会計補正予算(第5号)は、委員長報告は、いずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手多数であります。よって本議案は委員長報告どおり決定いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第23 議員発議第20号 「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書(案)



○議長(北谷育代君) 

 次に、日程第23、議員発議第20号、「『事業仕分け』による行財政の効率化を求める意見書(案)」を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

     (重信 正和君 登壇)



◆(重信正和君) 

 ただ今、議長よりご紹介のありました議員発議第20号、「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書(案)につきまして、提案者を代表いたしまして案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。

   「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書(案)

 国債残高は今年度末、約538兆円に達する見込みであり、国民一人当たり500万円もの債務を負う計算になる。これまで小泉内閣は、財政を健全化させるために歳出の削減に取り組み、5年前と比べると公共事業は20%、政府開発援助は25%の減となり、一般歳出全体を見れば社会保障関係費を除いて14%の圧縮をしてきた。しかし、高齢化の影響は大きく、社会保障関係費は5年前と比べて22%も伸びている。

 今後、歳入や税制の改革は避けて通れないのが現状である。しかし、安易に増税論議を先行させるのは早計であり、まずは徹底した歳出見直し・削減が先決である。この際、徹底的に行政のムダを省くために、国の全事業を洗い直す「事業仕分け」を実施すべきである。「事業仕分け」は、民間の専門家による視点を導入して徹底した論議を行うため、行政担当者の意識改革にもつながり、関係者の納得の上で歳出削減を実現しようとする点も評価されている。

 既に一部の地方自治体(9県4市)では、民間シンクタンク等の協力を得て「事業仕分け」を実施。行政の仕事として本当に必要かどうかを洗い直し、「不要」「民間委託」「他の行政機関の事業」「引き続きやるべき事業」に仕分けた結果、県・市レベルともに「不要」「民間委託」が合わせて平均約1割に上り、予算の約1割に相当する大幅な削減が見込まれているという。

 国民へのサービスを低下させないためには、「事業仕分け」の手法による大胆な歳出削減を行い、そこから捻出された財源を財政再建に振り向けるだけでなく、その一定部分は国民ニーズに応じて必要な新規事業などに活用するという、行財政の効率化を図ることが望ましい。「小さくて効率的な政府」をめざし、「事業仕分け」の断行を強く求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

   平成17年12月21日

             泉佐野市議会

 以上、議員の皆さまのご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(北谷育代君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただ今議題となっております意見書(案)については、会議規則第35条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (窪 和惠君 登壇)



◆(窪和惠君) 

 私は日本共産党泉佐野市会議員団を代表して、ただ今提案されております議員発議第20号、「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書(案)について反対の立場から意見を申し上げます。

 この意見書(案)は、徹底した歳出見直し削減のため、民間シンクタンクなどの協力を得て「事業仕分け」を実施し、「民間委託」「ほかの行政機関の事業」などに仕分け、「小さくて効率的な政府を目指す」としているが、国の財政赤字の原因が、公共投資と軍事費の異常な膨張などの無駄遣いにあることは明らかであります。

 歳出削減を言うならば、まずは他国に例を見ない巨大公共事業への依存体質、開発優先型経済政策などの温存にこそメスを入れ削減するべきであります。小さな政府とは、福祉をはじめとする国民生活関連分野における行政の役割の大幅な縮小、後退、そして民間企業に対する規制の緩和廃止と公務公共部門の民間化を通して、国家公共部門が本来果たすべき役割を大幅に縮小、後退させるものであり反対であります。

 第2次臨調が掲げた「自助自立と民間活力を基本とする活力ある福祉社会の建設」は、福祉の削減、医療、年金をはじめとする社会保障制度の改悪、教育における国民負担の増大、農林漁業、中小企業など、相対的に弱い産業部門に対する保護助成の削減であり、生存権、社会権に基づいて国が果たすべき国民生活擁護の役割は著しく減少、後退させ、その一方で、規制緩和、民間委託、民営化を通して、都市整備、リゾート開発分野における民活路線の推進、大企業の利潤追求活動の自由を可能な限り保障するための相次ぐ法制の整備、再編などを経て、際限なき規制緩和、民間開放路線を進めようとするものであります。

 とりわけ民間委託については、1990年代以降、その対象は大きく拡大され、指定機関、指定法人に対する検査、指定検定業務が既に行われ、日本共産党だけが反対した1998年の建築基準法改悪が今大きな問題となっております。耐震強度偽装問題の土壌をつくりました。

 また公務公共部門の民間化は、国民、住民のために存在すべき公務公共部門を民間の営利活動の犠牲にしてしまい、全体の奉仕者としての公務員の役割を形骸化し、民間労働者の労働条件の一層の劣悪化、不安定化を促進することになります。

 この意見書(案)は、小泉構造改革の官から民へと自治体の公的責任を放棄する民間開放戦略の市場原理主義社会を目指す小さな政府路線と、戦争できる国家を目指す軍事大国路線を一層推し進め、日本国憲法の地方自治の原則を破壊するものであり反対であります。

 以上、反対討論といたします。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。

     (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀祥司です。ただ今提案があった議員発議第20号、「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書(案)について反対の立場から意見を述べてまいります。

 この意見書(案)は、行政の業務を民営化するための「事業仕分け」が目的の意見書であり、私は基本的な立場で反対です。

 意見書の中で「538兆円に達する国債残高」と書いてあります。本当に大変なことです。しかし振り返ってみてください。この国債が急激に増えたのは、この10年間です。国債の大半は銀行やら大企業に注ぎこまれて増えていったのが実情であります。銀行には80兆円、そして公共投資によって大企業を支えてきた額が何十兆円とあります。その結果、約200兆円が増えたといわれております。

 他方、我々の労働者の給料はどうなったでしょうか、この10年間でどんどん下がっております。それだけではありません。来年からは定率減税が廃止される。その他方で法人税はそのままという状態です。

 もう一つ、皆さんにお伝えしたいことがあります。今銀行はゼロ金利時代です。この10年間、例えば4%、金利が国民に支払われたとして計算してみた試算があります。約140兆円も我々がもらわなければいけない金利が銀行に残っているんです。銀行がそれだけ儲けているんです。

 そのために今や銀行業界は空前の好況ブームと、利益をいっぱい出して不良債権は、もうほぼ処理し終わったという、こういう状態です。国債残高が増えたということを単に認めるのではなくて、何で増えたのか、誰が負担すべきなのか、このことを我々はよく考えて方針を出すべきだと思います。

 もう一つは、民間委託についてでありますけれども、日本では、民間委託はもう相当進んでいる。当市でも相当進んでいるというのが私の認識であります。「アメリカ並みにやろう」という、そういう意見もありますけれども、先ほど討論で申し上げましたように、1,000人当たりの公務員の数は、あれだけ民営化しているといわれているアメリカで80人います。日本では、今1,000人当たりの公務員の数は35人、半分以下です。どれほど民営化が進んでいるかということの指標でもあります。

 私は、これ以上、民営化を進めるんではなくて、あのJR事故が起こしたような危険な日本、そしてまた今回、姉歯設計士に代表されるような耐震偽装問題が出て、本当に安全だといわれた日本が、これほど危険だったのかといわれるような国にしないためにも、民営化というよりも、むしろ安心して暮らせる社会、福祉が充実している社会、そのような社会を目指すべきであるということを申し上げまして反対討論といたします。

 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(北谷育代君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議員発議第20号、「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書(案)を原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(北谷育代君) 

 挙手多数であります。よって本意見書(案)は原案どおり決定いたしました。

 ただ今、可決されました意見書の処理及び文字の整理については、議長にご一任願いたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ご異議なしと認めます。よって、さよう取り計らうことに決定いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第24 特別委員会の継続調査について



○議長(北谷育代君) 

 次に、日程第24、「特別委員会の継続調査について」を議題といたします。

 お諮りいたします。関西国際空港問題対策特別委員会委員長から、2期事業等について、なお引き続き調査する必要がある旨の申し出があり、これが閉会中継続して調査することにいたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(北谷育代君) 

 ご異議なしと認めます。よって関西国際空港問題対策特別委員会は、閉会中継続して調査することに決定いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第25 議案関連質問



○議長(北谷育代君) 

 次に、日程第25、「議案関連質問」でありますが、通告者がございませんので、これをもって議案関連質問を終結いたします。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(北谷育代君) 

 以上で本定例会の全日程が終了いたしました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(北谷育代君) ・◆副議長(中村哲夫 君) 

 恒例によりまして12月定例市議会の閉会にあたり一言ごあいさつを申し上げます。

 去る5月、中村副議長とともに皆さま方のご推挙をもちまして、議長、副議長に就任させていただき、以来、本会議や委員会等、議会の運営に際しましては、議会運営委員の方々をはじめ、議員の皆さま方はもちろんのこと、新田谷市長さんや理事者の方々、並びに多くの市民の皆さま方より格別のご指導、ご鞭撻を賜りまして誠にありがとうございます。

 お陰さまで本年最後の本会議を迎えることができました。高いところからではございますが、心から厚くお礼を申し上げます。

 さて、関西国際空港も埋め立て工事が完成し、2007年の供用開始に向け2期事業がいよいよ終盤にかかる中、我が泉佐野市も国際都市として大きく飛躍しなくてはならない時期でございます。

 しかし、皆さまもご存じのとおり、財政状況は改善に向けて進んではおりますが、いまだ危機的な状況を脱し切ってはおりません。この危機を一日も早く脱却すべく、議会と理事者、職員が一丸となって痛みを分かち合いながら、荒波を乗り切らなくてはならないと痛感しているところでございます。

 皆さま方におかれましては、来るべき2006年の新年が希望に満ちた年明けとなりますように、また、本市にとりましても、市民の皆さま方から「住んでよかった」と誇ってもらえるようなまちづくりになりますよう期待をいたしまして、12月定例市議会の閉会にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(北谷育代君) 

 ただ今をもって12月定例市議会を閉会いたしたいと思います。

 これに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(北谷育代君) 

 挙手全員であります。よって、これにて平成17年12月定例市議会を閉会いたします。



△閉会(午後2時14分)

以上、会議のてんまつを記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。

   泉佐野市議会議長

      同  副議長

      同  署名議員

      同  署名議員