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大阪府 泉佐野市

平成16年  3月 定例会 03月25日−03号




平成16年  3月 定例会 − 03月25日−03号







平成16年  3月 定例会



       平成16年3月泉佐野市議会定例会(第3日)

            平成16年3月25日(木)

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◯第3日の議事日程

 日程第1       一般質問

 日程第2       請願第1号及び請願第2号の継続審査について

 日程第3 議案第1号 泉佐野市職員定数条例の一部を改正する条例制定について

 日程第4 議案第2号 泉佐野市附属機関条例の一部を改正する条例制定について

 日程第5 議案第3号 泉佐野市職員等の旅費についての条例の一部を改正する条例制定について

 日程第6 議案第4号 職員の退職手当についての条例等の一部を改正する条例制定について

 日程第7 議案第5号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等についての条例の一部を改正する条例制定について

 日程第8 議案第6号 地方独立行政法人法等の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例制定について

 日程第9 議案第7号 泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について

 日程第10 議案第8号 泉佐野市立障害児通園施設条例の一部を改正する条例制定について

 日程第11 議案第9号 泉佐野市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例制定について

 日程第12 議案第10号 泉佐野市立公民館条例の一部を改正する条例制定について

 日程第13 議案第11号 損害賠償の額を定めることについて

 日程第14 議案第17号 平成15年度泉佐野市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)

 日程第15 議案第19号 平成15年度泉佐野市市立泉佐野病院事業会計補正予算(第2号)

 日程第16 議案第12号 市道路線の認定について

 日程第17 議案第13号 泉佐野市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

 日程第18 議案第15号 平成15年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)

 日程第19 議案第16号 平成15年度泉佐野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 日程第20 議案第18号 平成15年度泉佐野市水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第21 議案第14号 平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)

 日程第22 議案第20号 平成16年度泉佐野市一般会計予算

 日程第23 議案第21号 平成16年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計予算

 日程第24 議案第22号 平成16年度泉佐野市老人保健事業特別会計予算

 日程第25 議案第23号 平成16年度泉佐野市下水道事業特別会計予算

 日程第26 議案第24号 平成16年度泉佐野市公共用地先行取得事業特別会計予算

 日程第27 議案第25号 平成16年度泉佐野市介護保険事業特別会計予算

 日程第28 議案第26号 平成16年度泉佐野市宅地造成事業会計予算

 日程第29 議案第27号 平成16年度泉佐野市水道事業会計予算

 日程第30 議案第28号 平成16年度泉佐野市病院事業会計予算

 日程第31 報告第1号 泉佐野市土地開発公社の経営状況報告について

 日程第32 議案第29号 収入役選任についての同意を求めることについて

 日程第33 議案第30号 人権擁護委員候補者推薦についての意見を求めることについて

 日程第34 議案第31号 損害賠償請求に関する調停について

 日程第35 議案第32号 平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第8号)

 日程第36 議員発議第1号 基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へと、早急に引き上げを求める意見書(案)

 日程第37 議員発議第2号 65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書(案)

 日程第38 議員発議第3号 関西国際空港2期事業の推進等に関する決議(案)

 日程第39 議員発議第4号 児童虐待事件を根絶する決議(案)

 日程第40       常任委員会の継続調査について

 日程第41       特別委員会の継続調査について

 日程第42       議案関連質問

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◯議員定数23名

 出席議員23名

   鎌野 博    赤坂敏明    熊取谷和巳   千代松大耕

   東 定夫    家治敏明    奥野英雄    戸野 茂

   戎谷満博    鈴木雅弘    岡田昌司    重信正和

   宮本正弘    中林順三    辻野隆成    宮明末治

   松浪武久    北谷育代    伊藤百合子   窪 和惠

   中野幸次    国賀祥司    中村哲夫

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◯説明員職氏名

市長            新田谷修司 助役            山瀬 治

助役            清水 豊  収入役           杉岡明昌

教育長           村田彰道  水道事業管理者       田中定信

病院事業管理者       岸野文一郎 市長公室長         泉谷善吉

市長公室まちづくり調整担当理事     総務部長          熊取谷 登

              吉田真治

総務部総務担当理事     舩津行雄  人権推進部長        桶谷正昭

人権推進部同和行政担当理事 坂野賢治  生活環境部長        榎並勝彦

市民産業部長        米谷 茂  健康福祉部長(兼)福祉事務所長

                                  泉浦秀武

健康福祉部健康福祉担当理事 野出 豊  都市整備部長        目 哲夫

都市整備部都市整備担当理事 大崎正直  消防長           賀本俊勝

上下水道局長        田倉渥彦  上下水道局下水道担当理事  安藤正人

市立泉佐野病院事務局長   溝端 節  学校教育部長        橋爪健次

社会教育部長        赤井重雄  消防次長(兼)りんくう消防署長

                                  木ノ元正春

市立泉佐野病院

              小南勝善  秘書課長          増田和夫

事務局次長(兼)医事課長

企画課長          丹治 弘  企画課まちづくり調整担当参事

                                  坂田純哉

企画課行財政改革担当参事  道下栄次  財政課長          丹治精一

自治振興課長        赤坂法男  情報政策課長        中野英二

総務課長          家路博史  総務課管財担当参事     南 正文

人事課長          赤坂芳希  人事課研修福利厚生担当参事 竹森 知

契約検査課長        山東一也  課税課長          昼馬 剛

納税課長          中島信男  納税課納税担当参事     井上芳治

人権推進課長        東  昇  同和行政課長        角谷庄司

泉佐野人権文化センター館長 松島水巳  樫井人権文化センター館長  西口誠行

下瓦屋人権文化センター館長 竹本弘一  環境美化衛生課長      西浦良一

                    環境美化衛生課

環境美化衛生課環境担当参事 奥田敏明                川口秀幸

                    美化推進担当参事

市民生活課長        澤田愼吾  リサイクル課長       村野滋男

農林水産課長        中谷貴一  農林水産課農林水産担当参事 奥野慶忠

商工労働観光課長      信貴靖滋  市民課長          柿本 香

国保年金課長        丸谷幸成  生活福祉課長        金谷敏彦

児童福祉課長        竹内延吉  児童福祉課保育担当参事   上野員生

児童福祉課参事             児童福祉課参事

              辻 宗雄                塩谷久一

(兼)鶴原保育所長            (兼)ひかり保育所長

高齢・障害福祉課長

(兼)社会福祉センター館長  角谷啓子  介護保険課長        八島弘之

(兼)老人福祉センター館長

保健センター所長      水本隆夫  都市計画課長        松山昌富

都市計画課都市計画担当参事 宮本佳典  建築住宅課長        若松平吉

建築住宅課建築担当参事   山本一久  建築住宅課住宅建設担当参事 坂口 呈

市街地整備課長       塩谷善一郎 市街地整備課再開発担当参事 野口赳士

道路公園課長        岩本喜一  道路公園課道路担当参事   豊井和輝

道路公園課高架事業担当参事 竹内一生  土木管理課長        松下義彦

施設管理課長        沢辺隆二  会計課長          馬場 眞

消防本部総務課長      根来芳一  消防本部予防課長      花枝岩夫

消防本部警備課長      東 昇司  中消防署長         木村政治

りんくう消防署空港分署長  川野克芳  下水道総務課長       末原幸彦

下水道整備課長       真瀬三智広 水道業務課長        松村和幸

水道工務課長        松本憲治  水道浄水課長        中川正行

市立泉佐野病院総務課長   奥田哲也  救命救急センター事務長   河合寿一

教育総務課長        中西敏治  教育総務課教職員担当参事  谷口恵司郎

教育総務課教育総務担当参事 唐松正紀  人権教育室長        中藤辰洋

施設課長          古木 学  社会教育課長        四至本好仁

生涯学習センター館長    藤堂廣志  中央図書館長        篠田昌幸

歴史館いずみさの館長    岩井泰雄  青少年課長         山野祐弘

青少年課青少年施設担当参事 神野清志  体育振興課長        東口祐一

                    選挙管理委員会事務局長

                    (兼)公平委員会事務局長

農業委員会事務局長     中谷貴一                星 照明

                    (兼)監査委員事務局長

                    (兼)固定資産評価審査委員会書記

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◯議会事務局職員氏名

 議会事務局長       山出谷英一  議会事務局次長      永井純一

 参事           多賀井照彦  主幹           高島 晃

 議会係長         杉浦勇人   吏員           平田テル代

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◯議案の委員会付託区分

 ●総務委員会(3月15日 開会)

  議案第1号 泉佐野市職員定数条例の一部を改正する条例制定について

  議案第2号 泉佐野市附属機関条例の一部を改正する条例制定について

  議案第3号 泉佐野市職員等の旅費についての条例の一部を改正する条例制定について

  議案第4号 職員の退職手当についての条例等の一部を改正する条例制定について

  議案第5号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等についての条例の一部を改正する条例制定について

  議案第6号 地方独立行政法人法等の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例制定について

  議案第14号 平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)のうち

         1.歳入歳出予算補正の歳出の「各款にわたる給与費関係」「?総務費」及び「歳入全般」について

         2.地方債補正について

 ●厚生文教委員会(3月16日 開会)

  議案第7号 泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について

  議案第8号 泉佐野市立障害児通園施設条例の一部を改正する条例制定について

  議案第9号 泉佐野市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例制定について

  議案第10号 泉佐野市立公民館条例の一部を改正する条例制定について

  議案第11号 損害賠償の額を定めることについて

  議案第14号 平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)のうち

         1.歳入歳出予算補正の歳出の「給与費関係」を除く「?民生費((4)国民健康保険費を除く)」「?衛生費」「?教育費」について

  議案第17号 平成15年度泉佐野市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)

  議案第19号 平成15年度泉佐野市市立泉佐野病院事業会計補正予算(第2号)

  請願第1号 請願書

  請願第2号 泉佐野市立健康増進センター及び市民総合体育館の週休2日制導入の撤回を求める請願

 ●建設経済委員会(3月17日 開会)

  議案第12号 市道路線の認定について

  議案第13号 泉佐野市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

  議案第14号 平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)のうち

         1.歳入歳出予算補正の歳出の「給与費関係」を除く「?民生費 (4)国民健康保険費」「?土木費」について

         2.繰越明許費について

  議案第15号 平成15年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)

  議案第16号 平成15年度泉佐野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

  議案第18号 平成15年度泉佐野市水道事業会計補正予算(第1号)

 ●予算特別委員会(3月8日、9日開会)

  議案第20号 平成16年度泉佐野市一般会計予算

  議案第21号 平成16年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計予算

  議案第22号 平成16年度泉佐野市老人保健事業特別会計予算

  議案第23号 平成16年度泉佐野市下水道事業特別会計予算

  議案第24号 平成16年度泉佐野市公共用地先行取得事業特別会計予算

  議案第25号 平成16年度泉佐野市介護保険事業特別会計予算

  議案第26号 平成16年度泉佐野市宅地造成事業会計予算

  議案第27号 平成16年度泉佐野市水道事業会計予算

  議案第28号 平成16年度泉佐野市病院事業会計予算

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              会議のてんまつ



△開議(午前10時01分)



○議長(重信正和君) 

 おはようございます。ただ今より3月定例市議会第3日の会議を開きます。

 議員定数23名中、出席議員23名でありますので会議が成立しております。

 会議に先立ちまして、議会運営委員会の決定事項について委員長の報告を求めます。議会運営委員長・鈴木 雅弘君。

 (議会運営委員長 鈴木 雅弘君 登壇)



◆議会運営委員長(鈴木雅弘君) 

 おはようございます。ご指名によりまして、昨日開催いたしました議会運営委員会の決定事項についてご報告申し上げます。

 ご協議願ったのは、議員発議による意見書、決議案についてでありますが、これにつきましては「基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へと早急に引き上げを求める意見書(案)」など4件が提案されることになりました。

 これらの処理につきましては、即決していただくことに決定しております。

 また、追加議案といたしまして、「収入役選任についての同意を求めることについて」など5件が提案されることになりました。これらにつきましては、事前に議員協議会を開催願って説明を受け、本会議ではご報告なり、即決をしていただくことに決定しております。

 以上、甚だ簡単ではございますが、議会運営委員会の決定事項についての報告を終わります。ご協力のほどよろしくお願いいたします。



○議長(重信正和君) 

 ただ今の報告につきまして、ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、ご了承いただいたものといたします。

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○議長(重信正和君) 

 本日の議事日程はお手元の一覧表のとおりであります。

 これより議事に入ります。

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△日程第1 一般質問



○議長(重信正和君) 

 日程第1、「一般質問」を議題といたします。

 昨日に引き続き個人質問を承ります。

 1.りんくうタウンについて

 2.行財政改革について

 以上、千代松 大耕君。

 (千代松 大耕君 登壇)



◆(千代松大耕君) 

 自由民主党の千代松 大耕でございます。ただ今、議長より紹介のありました1.りんくうタウンについて、(1)府立大学移転について、(2)企業進出の状況について、2.行財政改革について、(1)新たな行財政改革について、を質問させていただきます。

 去る2月26日に、大阪府が大阪府立大学院の農学生命科学研究科をりんくうタウン北地区に移転する案を検討しているとの報道がありました。

 府立大学農学部の移転は一昨年の11月に大学内で、りんくうタウンへの移転を決定しておりましたが、堺市や堺選出の府会議員らの反対で結論が出ておらず、調整が難航しておりました。そういった中で今回の報道であります。そこで現在は、この問題は、どのような状況となっているのか、お伺いいたします。

 次に企業進出の状況についてでありますが、りんくうタウンへの企業進出を促すために、大阪府は分譲価格の大幅な引き下げや定期借地方式の導入などのさまざまなインセンティブを用意しました。

 また同様に泉佐野市も、泉佐野市産業集積促進条例を制定して、進出した企業に対しての優遇措置を用意し、昨年は定期借地分まで幅を広げる改正も行いました。これらの取り組みの結果、進出を計画している企業が何社かあると仄聞しております。現在りんくうタウンへの企業進出の状況は、どのようになっているのかお尋ねいたします。

 次に、2の行財政改革について、新たな行財政改革についてでありますが、泉佐野市は財政難を克服するために、現在に至るまで多くの取り組みを行ってまいりました。しかし、長引く不況による市税収入の減少や国の制度の変更などによって、泉佐野市は今回さらに厳しい内容の見直しを予定しております。

 私自身の感想といたしましては、今回の見直しは、現在まだ素案の段階ではありますが、この見直しを、そのままで実行していけば、市民サービスの直接的なカットにつながるものが多く、なかなか市民の理解を得られないのではないかと厳しい目で見ております。そこで今回の新たな行財政改革を打ち出した経緯や今回の見直しメニュー案を打ち出された理由をお尋ねいたします。

 以上、明確なるご答弁をお願いいたします。

 (まちづくり調整担当理事 吉田 真治君 登壇)



◎まちづくり調整担当理事(吉田真治君) 

 自由民主党泉佐野市会議員団の千代松議員さんの一般質問のうち1.りんくうタウンについて、(1)府立大学移転について、(2)企業進出の状況についてお答え申し上げます。

 りんくうタウンにつきましては、関西国際空港の対岸という優れた立地特性と、市内有数の充実した都市基盤を有しており、本市のまちづくりの中核的な役割を担う重要なエリアだということでございます。

 賑わいや雇用の創出、新しい産業の育成、さらには固定資産税収など貴重な財源を確保していくためにも、りんくうタウンに企業等の施設立地を進めることによりまして、まちの熟成を図っていくことが不可欠と考えております。

 まず、府立大学農学部の移転についてでございますが、これまで府におきましては、大学全体のキャンパス展開のあり方、りんくうタウンのまちづくり、学生生活への影響など総合的な観点から、検討が進められてきたところでございますが、本市といたしましては、移転によって新しい産業育成や賑わいづくりというものが期待でき、りんくうタウンの熟成に資すると考えられることから、食品コンビナートの企業、農協さん、泉南地域市町と連携しながら、ぜひとも移転を実現すべく府に対して強く働きかけを進めてまいりました。

 その結果、現在、府では「学部は中百舌鳥で」ということですが、「大学院は、りんくうタウンでの展開」という案が妥当ではないかということになり、大学に対して現在意見を求めているところと伺っております。

 その理由といたしましては、総合大学としてのポテンシャルを生かすため、学部については中百舌鳥にとどめるが、大学院が持つポテンシャルを最大限発揮できる場所としては、りんくうタウンが望ましいということ、検疫所や感染症センターなど水際での輸入商品の安全確保や感染症対策などを行う機関との連携によって、大学院のポテンシャルを発揮できること、食品コンビナート企業などとの共同研究の推進等によって、大学としても高い研究成果や特許取得の可能性が高まること、農学部との共同研究の実績のある複数の企業が、りんくうタウンへの移転を前向きに検討したいという意向を示しており、それらの実現で産業活性化も期待できること、などが挙げられております。

 今後、府におきましては府立大学の意向を聞いた上で、地元市等の意見も聞きながら、さらに詳細な機能分担のあり方や課題についての検討を深めていきたいとの意向と伺っております。

 本市といたしましては、りんくうタウンの活性化、地元産業の活性化、ひいては大阪の産業の発展には、府立大学農学部のりんくうタウンへの移転が不可欠であるということ、また、大学院にとっても、そのほうがメリットがあるということを、今後とも繰り返し府に対して説明し、移転が実現するよう、鋭意取り組んでまいりたいと存じます。

 次に、企業進出の状況についてでございますが、昨年6月に議決いただきました「産業集積促進条例」の改正よるインセンティブの充実等を受けまして、企業のりんくうタウンへの関心は高まっております。その第1号として、昨年9月に成約に至りました野崎運輸が去る2月に操業を開始いたしました。

 また現在、府の企業局において交渉中の案件につきましては、幾つかございますが、今年中に立地が実現する予定のものといたしましては、まず、プレミアムアウトレットの3期事業がございます。アウトレットにつきましては、12年11月に開業、14年3月に2期事業として拡大したものですが、現在、年間400万人が来店する好調さを反映するとともに、新たな魅力を付加していくため、このたびの店舗展開となったものでございます。

 今回は、現駐車場用地を転用し、約1ヘクタールの土地に現行約120店舗ございますが、それを150から160店舗に拡大するものでございます。また、あわせてエルガビルとアウトレットとの間の区画の駐車場になっておりますが、その半分約1万6,000平方メートルに立体駐車場を整備される予定と伺っております。今後につきましては、今年4月に定期借地契約を府と締結し、12月に開業される予定というふうに伺っております。

 また、エルガビルの海側の土地約5,000平方メートルに家電販売の大規模小売店舗ヤマダ電機の立地が実現する見込みとなっております。現在、大店立地法の手続きを進めているところであり、予定では5月に契約、秋ごろには開業の予定というふうに伺っております。

 なお、コリアビレッジについてでございますが、昨年3月に開設された「りんくうコリア株式会社」が、韓国の自治体や民間企業に事業参画を働きかけておるところでございますが、韓国の政治情勢が不透明な中で交渉は現在、なかなか進んでいないという状況と伺っております。本市といたしましては、具体的な立地計画の策定などを待って協力していきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 りんくうタウンへの企業立地の推進は、市域の発展、市の歳入確保にとって重要な役割を担っていると認識しております。昨年設置いたしました泉佐野市企業誘致プロジェクトチームを中心にインセンティブの導入だけじゃなく、府をはじめ関係機関との連携をより一層強化しつつ、企業のニーズに対して出来るだけきめ細かな対応を図ることによりまして、企業立地を実現してまいりたいと存じますので、議会におかれましても、ご支援、ご指導のほどをよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。

 (市長公室長 泉谷 善吉君 登壇)



◎市長公室長(泉谷善吉君) 

 それでは、千代松 大耕議員さんの2.行財政改革について、(1)新たな行財政改革について、ご答弁申し上げます。

 最初に、これまでの行財政改革の取り組みの流れの中での収支見通しについてご説明申し上げたいと存じます。

 従来、空港関連税収のアセスは、その財源を市民生活の向上を図る事業に有効に活用するためのものとして算定いたしました。その収支見通しである空港アセスが実際の税収と大きく乖離する中、12年行財政改革推進計画を立てるに際し、改めて収支見通しを策定いたしました。

 これは、平成15年までのものでございましたが、その市税収入の予測値を現在見込みの15年度と比較いたしますと、約30億円もの乖離が出ております。一方、平成14年の財政健全化計画策定の際の収支見通しと、現在見込みの平成15年度と比較いたしますと約17億円の乖離を生じており、今回見込んだ16年度以降は、さらに乖離額が拡大するものと見込まれます。

 このように収支見通しのうち、特に税収を見込む際には、現行の税制度、及び社会経済情勢が、どう変化するかを予測することが非常に困難なため、乖離を生むわけでございますが、通常、交付税の交付団体でございますれば、予測が外れたといたしましても、一定、補填されることとなります。しかしながら、本市の場合、税収が大きく落ちた平成14年度が不交付団体、15年度で交付団体となったものの、税収の落ちが反映されない8,700万円という、わずかな交付しか受けられない、ぎりぎりの交付団体ということでございまして、この2年間で、さらに財政悪化を招いたものでございます。

 そうして、ここから税収の落ちがあったとしましても、交付税に反映される位置まで落ちてきた矢先に、国の三位一体改革による国全体の交付税削減が打ち出されたわけでございます。結果といたしまして、見込み誤りであるといえば、そのとおりでございますが、予想外の税収減等三位一体改革という、にわかに示された国の大きな制度改正は、予測の範囲をはるかに超えたものであったことも事実でございます。

 他の自治体におきましても、予測以上のものであったことは、同様であると仄聞しておりますが、程度の大きさと現在の財政状態の違いによる打撃の大きさが異なるものと考えられます。

 以上のような歳入の大きな穴を埋め、再建団体転落を回避するためには、これまで進めてまいりました行財政改革のスピードを大きく上げることが求められるわけでございます。

 そこで、今後の具体的方向性を示すものといたしまして、先日の行財政委員会での財政健全化計画修正の素案を提案させていただいたわけでございます。

 これは、ご覧いただいたとおり、内容的には具体的な項目もございますが、例示を挙げた上で一定の方向性だけをお示しした項目も多々ございます。従いまして、現時点で個別の事業について、どう縮小するのか、何を延期し、あるいは休止、廃止に代わる措置が必要ないかどうかなど、今後、時間的余裕があまりない中ではございますけれども、皆さま方のご意見をいただき、また、ご審議いただいた上、6月には健全化計画修正の成案を策定してまいりたいと存じますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。



◆(千代松大耕君) 

 時間の関係上、2の行財政改革についてから再質問させていただきます。

 まず最初に先ほども私は、壇上で述べさせていただきましたけれども、財政健全化計画の今回の修正ですね。6月に向けて成案にしていくということでありますが、一定の方向性、例示を今回示したと言われましたけれども、私は、いろいろな方の意見を聞いて、これを成案にしていくと思うんですけれども、このまま仮に実施するということが起こったとしたら、これは先ほども言いましたけれども、なかなか市民の理解を得られないようなものばかりであるというふうに思います。そういった厳しい目で見ております。

 4年前に新田谷市長が誕生してから、泉佐野市の財政難というものが発覚したわけでありますけれども、そのときは、急を要するような改革が多くて、公共料金の改定などの受益者負担や、職員の方々に対しては、給与の面でカットを行ってきたと、しかし、そういったときから同時に進められるようなものは、今回の例示の中にも結構あったと思います。

 例えば、庁舎内部の改革ですか、給与のカットだけではない、庁舎内部の改革を、もっとそのときから同時に進めるべきものは結構あったと思うんです。今回、出ております例えば、清掃業務という平成17年度から、職員さんで出来るところは職員さんたちでやっていくという取り組み、こういった見直しは、こういったものは、もっと早くから取り組むべきであり、取り組めたのではないのかと私は考えるんですけれども、その点についてはどうですか。



◎市長公室長(泉谷善吉君) 

 行財政改革の今までの取り組みにつきましては、3月18日の行財政委員会におきましても、平成12年から15年までの効果額を一覧表によりまして、一定の成果を上げてきたということは、お示しをさせていただいたところでございます。

 ご承知のとおり、公共料金の値上げとか、職員給与のカットなどは、やはり市民の方々や職員のご協力を得なければならない項目でございますので、中心的な取り扱いということで注目される形となっておりますけれども、庁舎内部の事務部門の改革につきましても、物件費のマイナスシーリングを継続をしてきておりますし、委託業務の自前化とか、光熱水費の節減という各部署におきまして、事務経費の削減に努めてまいったところでございます。

 しかしながら、外部からご覧になられると、もっと早くから取り組むべきであったかと思われるようなことが、まだまだあるということはご指摘のとおりだというふうに思います。

 また、ご指摘の清掃業務の自前化につきましても、平成17年からでなく、もっと早く取り組めばよいのではないかとのご意見は誠にごもっともなお話でございます。ただ、清掃業務に関しましては、2年ごとの入札を慣例としておりまして、平成15年、16年が委託契約の一つのサイクルとなっておりまして、大幅な見直しをするにつきましては、次回の入札年でございます平成17年に行いたいというように考えておるところでございます。

 細かい内部について出来る部分、執務内の事務的な部分については、16年度から早速自前できるところは自前でやっていくというふうには考えております。このような例も含めまして、役所のやることについては非常に生ぬるいのでないかとか、なかなか実行しないというふうな批判も、よく聞かれておりますので、改めていかなければならない点はたくさんあると思います。

 限られた人材と限られた財源、税金です。より効果的に活用していく必要がございますので、職員一人ひとりが積極的に効率化に取り組んで、よい意見を汲み上げ全体に広げていけると、そうした行革を目指して進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



◆(千代松大耕君) 

 平成17年度からではなく、もっと早く取り組むべきというか、私らが随契2年というのも分かりますけども、もっとだから、14年度からとか、13年度から取り組むべきではなかったのかというふうな指摘をしているだけで、そういったものは、まだまだほかにもあると思うんです。こういったものをまず強い決意というか、強い意思で実行していっていただかなければ、そういったものを実行しないで、市民サービスの直接カットにつながるものばかりをやっていくと、これはなかなか理解を得られないというふうに指摘しておきますので、それはよろしくお願いしておきます。

 次に、一つの提案といいますか、泉佐野市の財政難の大きな要因である公債費でありますけれども、償還を待ってくれとかいうような話は通用しないというふうには考えるんですけれども、こういったものは今、縁故債を指定金融機関で借りているわけですけれども、今後は、指定金融機関にとらわれず、入札方式とかを導入して金利の安いところ、指定金融機関にとらわれずに金利の安いところを入札で選んで、そういったところで金利の軽減に努める。

 そういった取り組みとか、そういったものを行うべきではないのかというふうに考えます。新規発行市債というものでは、現在、そんな昔ほどはないかもしれませんけれども、平成16年度では借換債が20億円を超えますし、また、その中には縁故債というものも多くあると思います。

 平成17年度からは文化ホールの借り換えが本格的に可能となる時期も迎えます。そういったときに、入札方式を導入して金利の安いところで借り換えていく、これによって0.5%金利が安くなったら、これの効果額というものは非常に大きなものとなっていくと思うんですけれども、こういった観点の取り組みというものも大事ではないのかというふうに考えておるんですけれども、今回そういうのは全然上がってきてなかったわけで、それについては、どのように考えておられるのかどうかお尋ねいたします。



◎市長公室長(泉谷善吉君) 

 縁故債の借り入れの関係でございますけれども、縁故債につきましては現在、市の指定金融機関4行から原則、均等に割り振りをしまして借り入れをしております。金利等の借り入れ条件につきましては、入札ではなく、当番銀行を仲介にして交渉で決定をしているというのが現状でございます。

 府下の市町村の状況でございますけれども、半数以上が入札制を導入してきておるというようなこともございますし、交渉によりまして、さらに低い利率で借り入れをしておるという実績も増えてきているというふうに聞いております。

 また、公平性、透明性の観点からも、また金利負担の軽減の意味からも入札制度の導入について、実施されている市の情報も収集しながら検討してまいりたいというふうに考えてございます。

 ただ、市の状況で申しますと、入札とする場合の問題点といたしまして、指定金融機関が市金庫窓口の人員派遣とか、公金の取り扱いに関しての振り込み手数料は無料であるとか、有形無形の協力関係にございまして、その果たしてきた役割は大きいものがございます。今後、入札制度を導入するとなりますと、指定金融機関以外のところからも借り入れをする可能性も出てきますので、指定金融機関のメリットが薄くなるというようなこともございますので、市金庫の窓口の人員派遣に対する手数料とか、公金の振り込みの手数料の有料化とか、それから口座振替手数料の引き上げなどの要求も出てくると、そういうようなことも予想されますので、そういうような場合には新たな市の負担も逆に考慮しなければならないというふうな状況がございます。

 また、短期の資金運用のためのいわゆる一時借入金の借り入れ先につきましても、指定金融機関4行を中心に、いろいろの金融機関から借り入れをしているということがございますので、そうした一時借入金も併せて入札制とするかどうかの検討をしていかなければならないというふうに考えております。

 課題はいろいろございますけれども、一時借入金も含めた全会計の金利負担というのは莫大なものがございますので、入札制によるメリットのほうが、やはり大きいというふうなことの検討ができましたら、早急に指定金融機関との調整を進めてまいりたいと、そういうように考えております。



◆(千代松大耕君) 

 今、答弁されましたような指定金融機関から有形、無形のそういうものを受けていると、そういったいろいろなことで金融機関には、出してもらっている人間の人件費とか、また、振り込みとかの手数料とかを全部今のところはなしにしていただいているみたいなんですけども、実際の入札方式、そういったもので入札方式を導入した和泉市なんかでは、別にそういったものを今まで指定金融機関には無料で継続してもらっていますし、大阪府下で入札方式を導入しているところで、そういった事務費とか負担が増えたということは、あまり話も聞きません。

 だから、それは銀行との交渉能力によるものであると思いますし、そういったものも加えて、やはり入札方式を導入するほうが、そういうメリットのほうが多大にあるというふうに考えますので、そういった部分も含めて改革に取り組んでいっていただきたいと思います。

 前者のような例を二つ私、例を挙げさせていただきましたけども、初めに言わせていただいたような取り組みというものは、4年前から取り組もうと思ったら取り組めたものが多かったと、もっとほかにもあると思います。こういったものはやはり、こういう財政が非常に国の制度の変更とかで急に厳しくなったときとかに備える、そういったものをもっと早くから考えて、こういうときに備えるべきであったというふうにも思います。

 また、それと後者のような指定金融機関の入札方式、借り換えとか市債の入札方式の導入ですね。こういった取り組みというものも、ほかにまだ数多くあると思います。まず、こういった観点からの見直しや財政健全化に向けての取り組みというものが大事ではないのかなと思います。

 また、そのほかにも国・府の事業についも、最低限やらなければならない事業と、実際には、あまり必要性のないものもあると考えます。そういったものを平成18年度から見直していくというふうに打ち出されておりましたけれども、もっと早くから、こういったことも始めるべきではないかというふうに考えます。

 そういった部分だけでは、この危機というものは乗り越えられない状況なのかもしれませんが、やはりそういったものをやらないで直接的な市民サービスのカットというのは、いかがなものかと思います。そういうふうな取り組みばかりをやられておりますと、ただの机の上の数合わせというような批判を受けても、私は仕方がないと考えます。

 誰のための泉佐野市かということを十分に認識していただきまして、6月には納得のいく財政健全化修正の成案というものをつくっていっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いしておきます。

 次に、府立大学の移転でありますけれども、府立大学の移転につきましては、堺市は何とか府立大学というんですか、大学院の移転までも阻止しようと、移転をしないならば大学の施設整備や運営費の一部を負担するとまで堺市長は議会で答弁いたしました。これに対して逆に泉佐野市は、どのように誘致に向かって動いていくのかお尋ねいたします。



◎まちづくり調整担当理事(吉田真治君) 

 堺市におかれましては、費用面についても提案に前向きな姿勢というふうに伺っておりますが、大阪府におかれては大学移転問題については、産学連携、地域経済への貢献、学生にとって望ましいキャンパスという大学の発展というトータルの観点から検討が必要というふうに伺っております。

 現在このような検討の一定の成果として学部は中百舌鳥、大学院はりんくうタウンということで案を大学に示されているというふうに伺っております。

 本市といたしましては、りんくうタウンの活性化、地元産業の活性化、ひいては、それが大阪の産業発展につながるんだということ、あるいは、そういうことによって公立大学の大学院というものが生かされていくんじゃないかということを今後とも粘り強く府のほうに対して説明して移転が実現してまいりますよう、全力を挙げて取り組んでまいりたいと存じます。よろしくご理解のほどをお願いします。



◆(千代松大耕君) 

 府立大学の移転の話は、これは現在の泉佐野市では数少ない明るい話であると思いますので、何としても、この実現に向けて粘り強い交渉をしていただきたいと思いますし、そのための積極的な動きというものをお願いしておきます。

 最後に企業進出の状況ですけれども、何か私が思うには、大阪府はりんくうタウンを、とりあえず埋めてしまえばいいというような、そういった企業誘致のやり方のような気がしてなりません。当初の目的を何か忘れられているんじゃないのかなというような気がして仕方がありません。

 私としては、こういった時代に、こういった景気が下向きのような状態には、ぜいたくな話かもしれませんけれども、先ほどの府立大学のような、人が恒久的に集まる、そういった確度のある施設や企業の誘致を図っていただきたいと思います。

 泉佐野市としても大阪府と連携して、そういった施設の誘致に積極的に動いていただきたいというふうにお願いしていますが、これについてはどうですか。



◎まちづくり調整担当理事(吉田真治君) 

 りんくうタウンへの企業進出についてですが、先ほど申し上げましたように、りんくうタウンにつきましては、市内有数の基盤を有しており、そこに企業、とりわけ出来るだけ波及効果の高い核となるような企業の立地を推進することによってこそ、産業の集積とか、雇用の拡大とか、財源の確保なんかが実現できるんではないかなというふうに認識しております。

 このため、去る6月に産業促進条例の改正などを、ほかの地域に負けない条件整備を進めてきたところでございますが、企業誘致については、都市間、地域間競争がますます激化しております。そうした中で効果的に企業立地を推進してまいりますためには、現状でよしとすることなく、より一層の取り組みが不可欠と考えておりますので、今後とも関係部一丸となって企業誘致に全力を挙げて取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくご理解のほどをお願いします。以上です。



○議長(重信正和君) 

 千代松 大耕君の質問は終了いたしました。

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○議長(重信正和君) 

 次に

 1.泉佐野市再生について

 以上、中村 哲夫君。

 (中村 哲夫君 登壇)



◆(中村哲夫君) 

 保守系無所属の中村 哲夫です。新田谷市政も2期目に入りました。先の選挙戦でよく使われましたがセカンドステージの幕が開け、最も大切な正念場を迎えました。先日の行財政委員会でも、赤字再建準用団体を避け、大阪府との約束である18年度実質収支黒字を目指す財政再建策が議会に示され伯仲した論議が行われました。

 よく考えてみますと、この要因は当時、関空開港を見込みりんくうタウンの成熟を含め100億円程度の税の増収を国・府・市を含め、あらゆる確度から見ていたと思います。それがバブルの崩壊とともに、約30億円現実との乖離ができた。しかしながら、インフラを含め100億円の増収に合わせた投資を既に開港当時に計画し、それを実行に移しました。

 いわゆる、よく市長の言われる先食いをして身の丈に合わない事業投資をしたわけです。その上、見込みの甘いことに歳出増につながる市の職員の採用を大幅に増やした結果であり、今日の原因をつくったのは、時の市長の責任であり、それを止めなかった当時の市の幹部職員の責任でもあり、それに安住し提唱を続けた一般職員にも責任の一端があるといえます。

 また、その当時、そのことにノーと言わなかった議会にも大いに責任があり、全員ではありませんが退職された議員を含め、当時ゴーサインを出した議員にも責任があるといえます。

 このような事情は一般市民の分からないことであり、当然責任はありません。ただ、当時のバブル経済が日本の全国的なことであり、状況判断の非常に難しいことは、ある程度理解はできます。そして、なおかつ悪いのは開港以後、税収が伸びず、その乖離が数字に出てきた平成8年以後からの財政に対する認識の甘さ、また、その後の再建への取り組みの遅さにおいても、同様に市長、職員、議員に責任があり、市民には全くありません。

 就任以後、一生懸命休日返上で努力されておりますが、長く市政に携わってきた現市長にも責任がないとは言えません。その上に4年間の懸命の努力にもかかわらず、追い討ちをかけるように、市財政を根底から揺るがす大幅な税の減収であり、三位一体の改革であります。

 先の行財政委員会に示された各種の歳入増、及び歳出減の施策も重要ですが、それよりも市民の理解と協力を得るためには、まず、議員報酬や職員給与のカット、機構改革による、さらなる人員の削減、投資的事業の延期、そして最後が市民の理解してもらえる使用料、手数料を含めた歳入の増、及び歳出のカットが優先順位であると思います。

 不況にあえぎながら納税していただいている市民に、これ以上大きな負担をかけないよう、議会と論議し、市民の声を聞き、公平公正な市政をお願いいたします。6月の本格予算に期待いたします。私も同様ですが、当市に生まれ育ち、志を立て市長になられたわけですから、大変ご苦労さまでございますが、健康に留意せられて、この難関を乗り切っていただきたいと思います。

 それでは議長の紹介に沿いまして二つの案件について質問させていただきます。

 1.活力ある市行政について、18年度実質収支黒字を目指す行財政委員会に提出された財政健全化計画修正に向けた見直し案に記載されている歳入歳出両案の項目の実施パーセント次第では、泉佐野市から活力が消え、芸術、文化、健康がなくなり、生活を楽しむ市民の声が一層聞こえなくなります。まず、準用団体にならないことが一番優先すべきであります。

 その中で政策にメリハリをつけ多額の財政出動をしなくとも、当市が他市に誇れるもの、何か府下で一番、いや日本で一番になる目標をつくり、それを目指して市民が一丸となって頑張る施策を考えていただきたいと思います。

 一例ですが、民営化を推進して、これは他市にもありますが、待機児童ゼロのまち、当市を訪れた人に、親切で優しいまち、鹿児島県川内市のように環境美化条例を軸にして、本当に、ごみのないまち、他人に迷惑をかけない市民のまち、地区福祉委員会の全市発足に伴い、人口割り、ボランティア登録の多いまちなど、他市に誇れるような何か目標を掲げ、議員や職員が先頭に立って、市全体が一つの目標を目指して元気が出るような各種施策についてお聞かせください。

 二つ目に、学校教育について、小学校の卒業式に参加して、このほとんど純真な児童から2、3年のうち、なぜ荒廃した中学校の原因をつくる生徒になり、また、卒業して将来社会に迷惑をかける人間になるのかと思うと複雑な気持ちになります。

 以前、公立の保育所の所長さんに同じ思いを伝えたところ、保育児童の中には、将来小学校で問題児と予測される児童が、やはりおるそうであります。親の子どもに対する教育というよりは、人間の根本的な他人に迷惑をかけてはいけない、事の善し悪しを教えるしつけができていないことが原因だと思います。

 公立の教育の現場で昭和50年代までは、まだ教師が生徒に厳しくして、親もそれを理解していたと思うのですが、いつごろから厳しいしつけのできない環境になってしまったのでしょうか。私なりに考えてみますと、現在の教育現場の荒廃は戦後間もなく、厳しいしつけを放棄した、いや、むしろ放棄せざるを得なかった教育者に教育を受け育った、その世代の教師に誤った権利と義務、はき違えた責任のない自由などの教育を受け、しつけられた長年にわたる教育の継続の結果であり、これでは、その影響を受けている親も教師も、当然しつけはできません。

 また、一部分かもしれませんが、子どもが好きでなくても、安定した職業として教師を選び、ペーパーテストで選ばれた先生には無理なのでしょうか。しかし、それなりに教師としての多額の報酬をもらっている先生方に、生徒に向かって逃げずに、勉強だけでなく、しつけもしていただく責任はあるはずです。私は教育者にとって大切なことは、生徒に対しては無償の愛情を注ぎ、子どもの将来に夢と可能性を持たすことであり、子どもに向かって行く勇気を持って接することであると思います。

 その上で先ほど述べましたように、市政と同様に現在の事情を考え、あまり予算をかけずとも、教育長の指導のもと学校長はじめ現場の先生方の創意工夫で各小・中学校において学校独自の特色ある教育を通じて、授業放棄を含めた荒廃する学校をなくし、子どもが学校に行きたくなるような教育の構築について検討していただきたく、その方策を教えていただきたいと思います。

 以上、2点簡潔明瞭なるご答弁をお願いいたします。

 (市長公室長 泉谷 善吉君 登壇)



◎市長公室長(泉谷善吉君) 

 それでは、中村 哲夫議員のご質問のうち1.泉佐野市再生について、(1)活力ある市行政について、私のほうからご答弁申し上げます。

 近年の地方分権の進展に伴い、地方のあり方は、これまでの金太郎飴的な横並びではなく、地域の特性を踏まえ、住民や行政の知恵とアイディアを生かした個性ある地域の発展を重視する方向へと転換しつつあります。

 つまり自立した地方公共団体が、それぞれの多様な個性と創造性を十分に発揮し、互いに競争していくことで経済社会の活力を引き出そうとするものでございます。直面する多様な行政課題に対して、従来の手法にとらわれず、新たな視点に立った個性豊かな地域振興策を検討する必要があり、そのためには自分たちの地域の課題は自分たちで解決していこうという住民自治の機運を高め、住民が主体的かつ継続的にまちづくりにかかわることが重要になってまいります。

 そうしたことから今後、地方公共団体の果たす役割や住民との連携、協働のあり方がますます重要となり、地域資源を生かした豊かな地域運営が求められるものと認識しております。

 議員ご指摘の他市に誇れるものを見いだし人が集い、住みたくなるまちづくりを進めることが時代の求める地方分権型のまちづくりを進める上で重要なことであり、本市の特色ある取り組みの具体的なものとして、おっしゃっていただいた泉佐野市を美しくする条例や小地域ネットワーク事業などの施策を強化充実することはもとより、NPOやボランティアの方々の能力を生かした新たな施策の検討も進めてまいりたいと考えております。

 なお、これまで自治体が担っていた公共サービスをNPO等の民のサービスへと移行する場合は、そうしたサービスを供給する能力を有する団体を育てる必要もございますし、自治体側もサービスの提供がきちんと確保されるよう情報の開示をしたり、制度や仕組みづくりの役割を担う必要がありますので、長期的な展望をもった施策を企画立案してまいりたいと考えております。以上でございます。

 (学校教育部長 橋爪 健次君 登壇)



◎学校教育部長(橋爪健次君) 

 それでは、中村 哲夫議員さんのご質問のうち、1.泉佐野市再生について、(2)学校教育について、ご答弁申し上げます。

 近年、全国的に学校教育が危機的状況であるといわれております。不登校、いじめ問題、学級崩壊等、教育現場では、こういった危機的状況が生まれております。本市におきましても楽観できる状況とは言えません。

 こういった状況を克服するために、各学校では児童生徒の実態に応じ、授業方法の創意工夫や体験的な活動を積極的に取り入れた教育活動、そして魅力的な特色ある学校づくりに取り組んでおります。

 各中学校におきましては、生徒の興味・関心に応じた内容で学べる選択授業の実施や職業体験学習、特別活動等により、生徒自身が進んで取り組める活動を実施しております。また小学校では、総合的な学習等により、体験学習や多様な学習指導が行われております。

 今後におきましても、学校が保護者や地域との緊密な連携を深め、地域、保護者と一体となった取り組みを進めながら、児童生徒が生き生きとした学校生活が送れるよう、より一層、各学校に指導してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。



◆(中村哲夫君) 

 ご答弁ありがとうございました。それでは順に従い再質問いたします。

 まず、活力ある市政についてですが、もう少し具体性のあるご答弁をいただけるものと思いましたが、先ほどのご答弁にありました当市の多様な個性とか、当市の地域資源については、大体、どのように考えられておられるのか、ご答弁いただけますか。



◎市長公室長(泉谷善吉君) 

 壇上でも申し上げましたとおり、従来どおりの行政主体のやり方には限界がございますし、本市の場合、特に財政的にも非常に厳しい状況でございますので、やはり職員の知恵と工夫を生かした施策を考えていかなければならないということもございまして、まずは、民間の活力を生かしたまちづくりが必要であるというふうにも考えます。

 そうしたこと、いわゆる人的資源ですね。そういうようなことも、いわゆる地域資源と申し上げた大きな要素であるというふうにも考えております。そもそも、資源と申しますと、海や山に恵まれた自然環境もございますし、本市の場合、関西国際空港を中心とした、りんくうタウンも含めました新しい形の都市基盤もございます。

 しかし残念ながら、これらの資源が生かし切れていないというのが実態でございます。ソフト部分を見ましても、壇上でも申し上げましたような、福祉ボランティアの活動の一つとしての小地域ネットワーク事業、それから生涯学習センターを中心といたしまして、公民館等でも活動されている生涯学習の活動、そういうようなグループもございますけれども、そうした兆しはございますが、まだまだ不十分なものといわざるを得ません。

 こうした活動の芽を大きくしていくとともに、福祉をはじめ教育、それから環境などの各分野で、それぞれの知恵と工夫を生かした活動を推進してまいりたいと、そういうふうに考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。



◆(中村哲夫君) 

 若い人にも、他市から来た人にも、海のものがあり、山のものがあり、温泉があり、そして空港がありながら、泉佐野は、どうも元気がないなということを若い人やら、他市の人にも聞かれますが、共にいろいろと考えていただいて施策を実行していただきたいと思います。

 それで一つの例ですが、市職員の頑張っている姿を見せるということは、財政再建の市民の理解も得ますし、また、元気を与えるような要因にもなるかもしれませんので、一つの提案ですが、市長自らが作業服を着て職員、議員、また教育長以下教員も定期的にクリーン作戦に参加するとか、当然、このときは生徒も児童も、園児も参加すると、また駅周辺の不法看板の撤去や末広公園、樫井川の清掃など、そういうようなことに率先してということで、この点につきまして、市長と教育長にそれぞれご答弁をいただきたいんですが、いかがなものですか。



◎市長(新田谷修司君) 

 確かに、4年前の選挙でも美化条例の強化ということを挙げておりますのが、まだ実現しておりません。残念ながら、泉佐野市だけじゃないんですけども、この泉州地域におきましては、いろんな、たばこのポイ捨て、空き缶のポイ捨て、あるいは連絡道路沿いのごみとかいうことで、いささかマナーが良いほうではないと思っております。

 そんな中で条例の強化ということもあるんですけども、それとは別に今ご提案いただきましたように、私以下揃ってクリーン・グリーン作戦に参加して、市民にその姿勢を知らせることも大切であろうかと思いますし、また、子どもたちのほうも教育長から答弁があろうかと思いますけれども、私は以前から学校のカリキュラムに、子どもたちに沿道のごみ拾いをさすことによって、おそらく、その子どもたちが大きくなったら同じようなことはしないだろうということもあって、将来的にも効果のあることだと思います。

 樫井川にしても、みんなで一度現状を把握することもありますし、清掃するということが非常にいいことだと思いますので、また、早急にそういうプログラムを検討しまして、実行していきたいと思っております。



◎教育長(村田彰道君) 

 最近、大人自身がそうなんですけども、非常に自己中心的というんか、日本人は昔から清潔好きな民族だといわれてきたんですけど、どうもそうじゃないみたいですね。時々、私も臨海線を走るんですけど、大きな交差点の植え込みのところを見ると、もういっぱい空き缶から、たばこの吸い殻から、いっぱいほかしてあるんですね。家はきれいにするけども、そういう道路とか平気で、この前も、たまたま信号で止まっていましたら、横できれいな女性の方が運転しておりましたが、灰皿をブアッと外へほかしておるんですね。僕は、たばこをやめたから偉そうに言えるんですけども、そういう姿を見たときに、やっぱり日本人も、そこまでマナーが悪くなったんかなと思います。

 学校が荒れたときに学校へ入って、一番感じますのは、学校が汚くなっておる。荒れたときに教室とか、そういうところが汚くなるというのが、荒れた一番の証拠でございますけど、そのときに教師が、いたちごっこになると思いますけど、どれだけまめに掃除をするかということが大事かなと思っておるんですけれども、そんな中で、市全体で子どもも使ってというような、なかなか時間的な面とか危険性も含めて難しい状況にあると思うんですけれども、まずは学校の中の施設を、最近、全校集会あたりでも、体育館とか講堂でやる学校が増えてきています。

 ちょっと暑いときに外で集会させるとバタバタ倒れるというような姿をよく見るんですけども、僕らが新任のころは集会いうたら、ほとんど外でやりました。そういう集会のあとに、校庭の草を引かすというような作業を設けてやりましたけども、そういうことも少なくなってきている。

 定期的に学校によっては、職員も児童生徒も含めて作業時を設けてやっていることがあるわけですけども、やっぱり、まず自分たちの学校から、きれいにするというようなことを徹底させたいと思います。

 それと、地域とやっぱり連携をしまして、各町とか村単位で、そういう活動の中に子どもたちも参加させるというようなことがいいんかなと思っております。そういう働きかけは学校なり、教育委員会を通じて学校からも働きかけをしていきたいと思います。

 例えば、「樫井川を清流にする会」というのがあるんですけども、ボランティアで樫井川をきれいな川にしようということで、これについても、子どもは、そのメンバーには入ってないようでございますけれども、ボランティアでやっている保護者について行って、子どもが参加しているということも聞いております。教育委員会としても、小・中学生が川ですから、危険がないようなところを、そういうものについては参加させるように働きかけていきたいと思っております。

 いずれにしましても、まず家庭で親がなかなか子どもに昔のように手伝いをさせない、掃除もさせない親が増えてきているんかなと考えております。



◆(中村哲夫君) 

 いつの日か市長や教育長の、そのような姿をまたお目にかかりたいと思います。よろしくお願いいたします。

 時間の都合上、ちょっと提案だけしておきます。あとの学校教育にも関連してきますが、小・中学生対象で大掛かりな、これは大してお金もかからへんと思います。その読書コンクールなどをやるとか、漢字も覚え、物事に対する考える力もつき、そういうふうな努力をするというような子も増えるといいますので、そういうことの提案やとか、これは少しお金もかかりますけども、連絡橋の通行料にも関係します。関空島周囲での、そういうような大きなとこを浮かべての水辺の公園とか、市の所有地の中に温泉の掘削をして頑張って、出てきたときは、それでまた儲けるというようなことも、一つの案として提案しておきます。

 次に引き続いて、これは予算のこともありますので、6月の本格予算を見た上で私のほうから、また提案したいと思います。

 次に、学校教育についてですが、これも教育長に聞くんですけども、最近、卒業式でよく歌われる、私は「仰げば尊し」に対する思いは強いんですが、なかなかいい歌であります「旅立ちの日に」という歌は、この生い立ちについては教育長はご存じですか。なぜ出来たかということはご存じないですか。知っているか、知らんかだけで結構ですので、時間のこともありますので。



◎教育長(村田彰道君) 

 詳しくは分かりません。



◆(中村哲夫君) 

 私も、ちょうど5回ほど卒業式に行きまして、ほとんどメロディーは覚えたんですけども、これは埼玉県の影森中学校の荒れているところへ就任してきた校長先生が、その山並みを見ながら短時間のうちに、この歌詞を作詞したそうでございます。小嶋校長というね。それに音楽の坂本先生がメロディーをつけて、多分10年以上、10数年になりますが、それによって、その学校の荒廃がなくなったと、一番先の提案は、先生方から、その歌を一生懸命歌うて、それを教師が生徒のほうに提案したと、それが卒業式で初めて歌われた。今全国の60%ぐらいで、私の好きな「仰げば尊し」の代わりに、これが歌われているということで、やっぱり、こういうようなことでも、単純なそんなことでも、その先生方の思いで学校の荒廃が消えた例もありますので、その点、そういうことも含めて、また、改めて認識していただきたいと思います。

 それから、先日、教育を変えるために管理職を目指したいんやという先生と出会い、本当に心が強く思いしたんですが、いまだ例えば、卒業式の国歌斉唱でも実施されていないような状態で、教育長を含め教育委員会の方針は、その指導主事を通じて各学校に反映されておりますか、一応これも教育長に時間の都合上、手短にお願いしたいんですけどね。



◎教育長(村田彰道君) 

 日常からの指導も含めて、きちっと式では斉唱し、起立してやるようには指導しておりますけども、まだ不十分な状態になっているということは認識しております。



◆(中村哲夫君) 

 それから、これはまた、今の質問と矛盾するかもしれない質問なんですけども、そういうふうに、これも文部科学省を通じて教育委員会からの、そういうような指導が、かえって先生方を束縛して、むしろやる気をなくすことにもつながるんやと、そういうふうなことについては、これもお聞きしたいんですが、いかがですか。



◎教育長(村田彰道君) 

 そういうことにはならないとは思っております。



◆(中村哲夫君) 

 それでは今後とも、教育長いろいろと教育委員会からの指導、指導主事についてよろしくお願いいたします。

 それから、管理職の登用に関してですけども、もう少し例えば、管理職の教育に対する意欲のある人を早く管理職に登用するとかいうことを含めて、また、管理職としての資質は、どういうものが必要かということと、そういうふうな早く年齢を少し下げてでも、意欲のある人を管理職に登用するというようなことについては、いかがなものですか。



◎教育長(村田彰道君) 

 従来から、そういう方針で登用しているつもりでおります。



◆(中村哲夫君) 

 それでは、もう一つ、先の何月議会かで話もありましたですけども、これも私ちょっと疑問を感じるんですが、荒れている学校に、やる気のある先生を配置するということは、例えば、当該その学校長の管理能力のことも問われるし、また、やる気のある先生を抜かれた学校はどうなるんかと、それが多分、単年度でクルクル回るというようなことに対しても、私としては、そういうやり方には理解に苦しむんですけども、よろしくお願いします。



◎教育長(村田彰道君) 

 私も現場の校長をしておりまして、やっぱりその学校の柱になる教師を抜かれたら困るという気持ちは、それぞれの校長はもっていると思います。従って、力のある先生を1年ごとにつけて学校を回すというようなことはしておりません。全体のバランスを考えた上で、確かに荒れておる学校には、それなりの人的補助といいますか、いうことはしておりますけれども。



◆(中村哲夫君) 

 それから、もう一つ、在校年数の短い、大体学校の校長先生、管理職で長くても一つの学校で5年もおりません。そういうように在校年数が短いとしたら、早い時は3年ぐらいで代わる校長さんもいる。そうすると赴任したところの学校の先生方の指導で、先生方は大体8年から長い人で10年、まあ8年ぐらいはおられますよね。やはり、そういうふうな校長のほうが在職年数が短いということで、赴任して、その短い年数の間でいろいろと指導に対して、なかなかそれは難しいと思うんで、そんなことはございませんか。



◎教育長(村田彰道君) 

 特に校長の一つの学校の在任期間ですけども、これ一つは、校長に就任する年齢が以前と比べまして高くなっております。私らの大先輩の、例えば、固有名詞挙げますけども、三中でおられた根来先生なんか30代でなられたから、三中で20年近く校長をされたん違うかなと思うんですけども、そういうことは、ちょっと今は現実難しゅうございます。ただ、府のほうでは若手でも力のある管理者をどんどん登用せえということで、私としても出来る限り、あまり短いのは良くないなとは思っております。

 ただ、いろんな事情で1年で代えざるを得んようなことも当然起こってきますけれども、可能な限り、きょうも実は教職員の内示出したんですけども、校長には出来る限り、今までのように、私個人としては長く一つの学校に置きたいんやいう気持ちで話をいたしまして、そういうふうに考えております。



◆(中村哲夫君) 

 最後に教育委員会、教育長の方針が学校のほうにきちんと伝わるということを聞きましたので、また今答弁にありましたように在職年数が短くとも、よく指導していただきたいと思います。これで質問を終わります。



○議長(重信正和君) 

 中村 哲夫君の質問は終了いたしました。

 これをもちまして、一般質問を終結いたします。

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△日程第2 請願第1号及び請願第2号の継続審査について



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第2、「請願第1号及び請願第2号の継続審査について」を議題といたします。

 お諮りいたします。厚生文教委員会委員長から、委員会で審査中の請願第1号、「請願書」及び請願第2号、「泉佐野市立健康増進センター及び市民総合体育館の週休2日制導入の撤回を求める請願」について、慎重審査を期するため閉会中、継続審査をする必要がある旨の申し出がございます。

 委員長の申し出のとおり、閉会中継続審査することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって請願第1号及び請願第2号は閉会中継続審査することに決定いたしました。

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△日程第3 議案第1号 泉佐野市職員定数条例の一部を改正する条例制定について から、日程第8 議案第6号 地方独立行政法人法等の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例制定について までの6議案



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第3、議案第1号から日程第8、議案第6号まで、以上6議案を一括して議題といたします。

 ただ今議題となっております6議案につきましては、総務委員会に付託され、その審査を委任されたものであります。

 よって、これより委員会における議案審査の結果について委員長の報告を求めます。総務委員長・家治 敏明君。

 (総務委員長 家治 敏明君 登壇)



◆総務委員長(家治敏明君) 

 ご指名によりまして、ただ今より総務委員会に付託されました議案審査の結果について、ご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました議案は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これが審査のため去る3月15日、新田谷市長ほか関係説明員の出席を求め委員会を開会いたしました。

 まず、議案第1号、泉佐野市職員定数条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第2号、泉佐野市附属機関条例の一部を改正する条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第3号、泉佐野市職員等の旅費についての条例の一部を改正する条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第4号、職員の退職手当についての条例等の一部を改正する条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第5号、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等についての条例の一部を改正する条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第6号、地方独立行政法人法等の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についてのご報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

 (伊藤 百合子君 登壇)



◆(伊藤百合子君) 

 私は日本共産党泉佐野市会議員団を代表して、ただ今議題となっております総務委員長報告のうち、議案第6号、地方独立行政法人法等の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例制定について反対の立場から意見を申し上げます。

 地方自治法の一部改正、2003年6月公布、9月2日施行に基づく地方独立行政法人制度が今年4月1日から施行されることに伴うものであります。

 昨年8月には、厚生労働省より、児童、保護、障害、高齢者分野における社会福祉施設における指定管理者制度の活用についての通達が出されております。

 現在、自治体、公務員に限定されていることが、現行法制を見直し、事務事業の民間委託、道路、河川、公園など、公的管理の見直し促進、水道、下水道などの地方公営企業の民営化などを想定しており、地方独立行政法要綱によると、病院事業、その他政令で定める事業、社会福祉事業、公共的施設の設置、管理などが、公共性の名のもとに公務を民間に開放する法の制限を取り払おうとするものであります。

 これまでの個別の民営化や民間委託から、丸ごと民営化、民間委託を進めるという究極の自治体リストラであり、地方自治を変質、解体させ、現行の公的施設では直営を堅持し、住民本位の管理運営に心を砕いてきた公共性がなおざりにされ、利用者の住民参加や議会への報告義務がないなど、チェック機能がなくなり、首長、議員、その親族が経営する民間事業者も可能となり、腐敗、不正の温床ともなることが危惧される地方独立行政法人法等の施行に反対するものであります。

 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いをいたします。

 (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀 祥司でございます。ただ今の総務委員長報告のうち、議案第4号、職員の退職手当についての条例等の一部を改正する条例制定について、反対の立場から意見を述べてまいります。

 この条例改正案は、退職手当債を借り入れるために、退職手当を「100分の110」から「100分の104」に切り下げるという内容であります。

 職員給与は3年前、24カ月昇給延伸と3年間3%カットを決められ、それから毎年切り下げられてきたわけでありますけれども、本年度末で年収が平均137万円も下げられ、来年度には年収で224万円も平均で切り下げられる、こういう激しい内容になっております。そのためラスパイレス指数は96.8で府下最低の人件費になっております。

 その上、今回は近隣市にないような退職金減額までやられたのでは、職員の犠牲は最悪になり、やる気を削ぐことになってしまいます。このような条例改悪には反対であります。以上を申し上げ、議員の皆さんのご賛同をお願いして反対討論といたします。



○議長(重信正和君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、

 議案第1号 泉佐野市職員定数条例の一部を改正する条例制定について

 議案第2号 泉佐野市附属機関条例の一部を改正する条例制定について

 議案第3号 泉佐野市職員等の旅費についての条例の一部を改正する条例制定について

 議案第5号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等についての条例の一部を改正する条例制定について

を採決いたします。

 以上4議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(重信正和君) 

 挙手全員であります。よって4議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、議案第4号、職員の退職手当についての条例等の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって本議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、議案第6号、地方独立行政法人法等の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例制定についてを採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって本議案は委員長報告どおり決定いたしました。

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△日程第9 議案第7号 泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について から、日程第15 議案第19号 平成15年度泉佐野市市立泉佐野病院事業会計補正予算(第2号) までの7議案



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第9、議案第7号から日程第15、議案第19号まで、以上7議案を一括して議題といたします。

 ただ今議題となっております7議案につきましては、厚生文教委員会に付託され、その審査を委任されたものであります。

 よって、これより委員会における議案審査の結果について委員長の報告を求めます。厚生文教委員長・宮本 正弘君。

 (厚生文教委員長 宮本 正弘君 登壇)



◆厚生文教委員長(宮本正弘君) 

 ご指名によりまして、ただ今より厚生文教委員会に付託されました議案審査の結果について、ご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました議案は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これが審査のため去る3月16日、新田谷市長ほか関係説明員の出席を求め委員会を開会いたしました。

 まず、議案第7号、泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査ののち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第8号、泉佐野市立障害児通園施設条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査ののち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第9号、泉佐野市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査ののち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第10号、泉佐野市立公民館条例の一部を改正する条例制定についても、慎重審査ののち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第11号、損害賠償の額を定めることについても、慎重審査ののち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第17号、平成15年度泉佐野市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については、慎重審査ののち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第19号、平成15年度泉佐野市市立泉佐野病院事業会計補正予算(第2号)についても、慎重審査ののち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項について、審査の結果についての報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

 (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀 祥司です。ただ今の厚生文教委員長報告のうち、議案第8号、泉佐野市立障害児通園施設条例の一部を改正する条例制定について、議案第17号、泉佐野市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第19号、泉佐野市市立泉佐野病院事業会計補正予算(第2号)について、反対の立場から意見を述べてまいります。

 議案第8号は、障害児保育所・木馬園を福祉施設から支援費を適用する児童デイサービス事業に移行するという内容で、これまで無料だった保育料を有料の利用者負担を導入するという内容であります。

 木馬園は保護者同伴の障害児保育所であり、福祉施設です。国が障害者福祉を介護保険と同様に利用者負担を導入するということは、福祉切り捨て政策への移行ということであります。

 有事法制の制定など、日本は戦争国家への転換を図ろうとしておりますが、ここから来る全面的な福祉切り捨て、戦費調達という、こういう方針から出てきたものであることは明らかであります。福祉は憲法第25条に規定されておるとおり国の義務であります。それを放棄するような政策には反対であります。

 議案第17号は、介護保険料を昨年4月から値上げしたにもかかわらず、約1億円もの赤字になり、財政安定化基金から3,000万円、さらに借り入れるという内容であります。

 当市の保険料は昨年4月に平均3,778円に値上げされ、大阪府下でも第2位という高い保険料になっております。また値上げ額は563円、率にして17.5%になり、この引き上げ率も府下第2位であります。

 保険料を値上げすれば、初年度は黒字にならなければならないはずで、後年度の給付ができないにもかかわらず、1億円もの赤字になる見込みで、基金から借り入れをする。この赤字についてどうするのか、将来、保険料に跳ね返させるのか、この点については不明確であります。

 これは介護を必要とする人が増え、サービスを利用すればするだけ保険料の値上げに転嫁してしまうという現在の介護保険制度の問題点を最も鋭く示す事態であります。このシステムを続ける限り、保険料は見直しのたびに値上げされ、1万円になってしまうという、こういうことを予想させる事態です。

 つまり国は介護保険によって高齢者福祉を廃止し、保険制度にしたというところに誤りがあったということが、今回の事態で明らかになりました。

 8月末から9月初めにかけて、大阪府介護保険審査会に116名が不服審査請求をされました。保険料は高すぎて払えない高齢者が増えていると私は認識しております。一体この事態に対してどうするのか、市の方針は示されておりません。国に介護保険制度の廃止を求め、福祉制度に戻すべきであります。

 議案第19号は、市立泉佐野病院会計補正のうち、法で定められた地方債償還分3分の2基準繰り入れを財政危機のために3分の1に減額するという内容であります。そのため約2億300万円が減額され、不良債務が残ってしまい、病院会計赤字が増えてしまう結果を招いております。

 市立病院は、空港病院の位置づけで建設されたために、非常に多額の借金を抱えることになってしまいました。しかし、日本で一つしかない特定感染症施設、あるいは、この地域の高度医療施設など、こういった部分については国や府が責任を持つべきで、負担を求めるべきです。市立病院の経営をどうするのか、そういう展望が示されないまま、このような減額をつくり出すと、将来、大変な不安を誘発してしまいます。

 市民の健康と福祉を守るという地方自治の本旨に立ち戻って、病院運営には責任を果たすべきであるということを申し上げて反対討論といたします。

 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(重信正和君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議案第7号 泉佐野市廃棄物の減量化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について

 議案第9号 泉佐野市奨学金貸付基金条例の一部を改正する条例制定について

 議案第10号 泉佐野市立公民館条例の一部を改正する条例制定について

 議案第11号 損害賠償の額を定めることについて

を採決いたします。

 以上4議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(重信正和君) 

 挙手全員であります。よって4議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、

 議案第8号 泉佐野市立障害児通園施設条例の一部を改正する条例制定について

 議案第17号 平成15年度泉佐野市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)

 議案第19号 平成15年度泉佐野市市立泉佐野病院事業会計補正予算(第2号)

を採決いたします。

 3議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって3議案は委員長報告どおり決定いたしました。

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△日程第16 議案第12号 市道路線の認定について から、日程第20 議案第18号 平成15年度泉佐野市水道事業会計補正予算(第1号) までの5議案



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第16、議案第12号から日程第20、議案第18号まで、以上5議案を一括して議題といたします。

 ただ今議題となっております5議案につきましては、建設経済委員会に付託され、その審査を委任されたものであります。

 よって、これより委員会における議案審査の結果について委員長の報告を求めます。建設経済委員長・窪 和惠君。

 (建設経済委員長 窪 和惠君 登壇)



◆建設経済委員長(窪和惠君) 

 ご指名によりまして、ただ今より建設経済委員会に付託されました議案審査の結果について、ご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました議案は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これが審査のため去る3月17日、新田谷市長ほか関係説明員の出席を求め委員会を開会いたしました。

 まず、議案第12号、市道路線の認定については、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第13号、泉佐野市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第15号、平成15年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第16号、平成15年度泉佐野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第18号、平成15年度泉佐野市水道事業会計補正予算(第1号)についても、慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についてのご報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、よろしくお願いいたします。



○議長(重信正和君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

 (伊藤 百合子君 登壇)



◆(伊藤百合子君) 

 私は、日本共産党泉佐野市会議員団を代表して、ただ今の建設経済委員長報告のうち、議題となっております議案第13号、泉佐野市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から意見を申し上げます。

 この条例は、賦課限度額を現行の所得600万円未満49万円、800万円未満51万円、800万円以上53万円の3段階を、所得600万円未満を51万円に、600万円以上53万円の2段階とし、それぞれ2万円を引き上げるものとするものであります。

 3段階から2段階として、各々の賦課限度額の引き上げによって、結局は低所得・中間所得者層の保険料も引き上げられることになるものであります。

 今、不況によるリストラと社会保障の連続改悪によって、市民と国保加入者の暮らしは大変な状況になっており、減免件数は平成15年度で1,300世帯、資格証明書の発行は24件に上っております。

 本市は、平成10年度までは、600万円未満から1,000万円以上までの4段階で、平成11年から平成15年までは600万円未満から800万円以上の3段階に変えられているが、府下的に見ても3段階から4段階が多い状況であります。

 所得段階を2段階に減らし、賦課限度額の引き上げが、低所得者層や中間所得者層の負担となることを申し上げて反対討論といたします。

 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(重信正和君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 こより採決に入ります。

 議案第12号 市道路線の認定について

 議案第15号 平成15年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)

 議案第16号 平成15年度泉佐野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第18号 平成15年度泉佐野市水道事業会計補正予算(第1号)

を採決いたします。

 以上4議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(重信正和君) 

 挙手全員であります。よって4議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、議案第13号、泉佐野市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって本議案は委員長報告どおり決定いたしました。

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△日程第21 議案第14号 平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第21、「議案第14号、平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)」を議題といたします。

 本議案については、各所管の常任委員会に付託され、その審査を委任されたものであります。

 よって、これより委員会における議案審査の結果について委員長の報告を求めます。

 まず、総務委員長・家治 敏明君の報告を求めます。

 (総務委員長 家治 敏明君 登壇)



◆総務委員長(家治敏明君) 

 ご指名によりまして、ただ今議題となっております議案第14号、平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会に付託されました事項についての審査の結果について、ご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました事項は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これらの各項目にわたり、それぞれ慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についての審査の結果について報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、次に、厚生文教委員長・宮本 正弘君の報告を求めます。

 (厚生文教委員長 宮本 正弘君 登壇)



◆厚生文教委員長(宮本正弘君) 

 ご指名によりまして、ただ今議題となっております議案第14号、平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会に付託されました事項についての審査の結果について、ご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました事項は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これらの各項目について慎重審査を重ねたのち、採決の結果、賛成多数で原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、報告を終わります。なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、次に、建設経済委員長・窪 和惠君の報告を求めます。

 (建設経済委員長 窪 和惠君 登壇)



◆建設経済委員長(窪和惠君) 

 ご指名によりまして、ただ今議題となっております議案第14号、平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会に付託されました事項についての審査の結果について、ご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました事項は、お手元の一覧表のとおりでありますが、これらの各項目にわたり、それぞれ慎重審査を重ねたのち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上、甚だ簡単ではございますが、当委員会に付託されました事項についての審査の結果について報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付いたしておりますので、ご高覧の上、満場のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

 (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀 祥司でございます。ただ今議題となっております議案第14号、一般会計補正予算(第7号)について反対の立場から意見を述べてまいります。

 先ほども申し上げましたが、病院費への繰出金が減らされたということについて反対であります。

 一般会計が、これまで負担していた地方債償還分3分の2を3分の1に減らし、金額にすると約2億300万円にもなります。地方公営企業法等の通達によって、病院の地方債償還分の3分の2を一般会計で負担するというのは決められておりました。

 これを3分の1に減らすということは、違法とまでは言えないまでも、違法に近いやり方であります。病院は繰り入れを減らされると、不良債務が1.6億円を一掃できず、逆に不良債務を増やし経営に大打撃を与える結果になってしまいます。病院経営をどうするのか、展望を示せない中で、将来に大変な不安をつくり出す結果であります。

 市民の健康と福祉を守るという地方自治の本旨に返って、病院運営に責任を果たすべきであります。また、空港病院として建設された以上、国や府に対して応分の負担を求めるべきであります。

 以上を申し上げまして反対討論といたします。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(重信正和君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議案第14号、平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第7号)は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって本議案は原案どおり決定いたしました。

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△日程第22 議案第20号 平成16年度泉佐野市一般会計予算 から、日程第30 議案第28号 平成16年度泉佐野市病院事業会計予算 までの9議案



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第22、議案第20号から日程第30、議案第28号まで、以上9議案を一括して議題といたします。

 ただ今議題となっております9議案は、予算特別委員会に付託され、その審査を委任されたものであります。

 よって、ただ今より委員会における議案審査の結果について委員長の報告を求めるわけでありますが、去る3月8日開会の委員会において互選の結果、委員長に伊藤 百合子君、副委員長に中村 哲夫君が選任されましたので、ご報告いたします。

 それでは予算特別委員長の報告を求めます。予算特別委員長・伊藤 百合子君。

 (予算特別委員長 伊藤 百合子君 登壇)



◆予算特別委員長(伊藤百合子君) 

 ご指名によりまして、ただ今より予算特別委員会に付託されました平成16年度各会計予算の審査の結果について、ご報告申し上げます。

 本委員会は一般会計予算をはじめとする各会計予算9議案の審査のため、去る3月8日及び9日の2日間にわたり、新田谷市長ほか関係説明員の出席を求め開催いたしました。

 まず、議案第20号、平成16年度泉佐野市一般会計予算については、各項目にわたり、それぞれ慎重審査ののち、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第21号、平成16年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計予算についても、慎重審査ののち、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第22号、平成16年度泉佐野市老人保健事業特別会計予算については、慎重審査ののち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第23号、平成16年度泉佐野市下水道事業特別会計予算については、慎重審査ののち、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第24号、平成16年度泉佐野市公共用地先行取得事業特別会計予算については、慎重審査ののち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第25号、平成16年度泉佐野市介護保険事業特別会計予算については、慎重審査ののち、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第26号、平成16年度泉佐野市宅地造成事業会計予算については、慎重審査ののち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第27号、平成16年度泉佐野市水道事業会計予算についても、慎重審査ののち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 次に、議案第28号、平成16年度泉佐野市病院事業会計予算についても、慎重審査ののち、採決の結果、全員異議なく原案どおり承認することに決定いたしました。

 以上で本委員会に付託されました平成16年度各会計予算の審査についての結果の報告を終わります。

 なお、お手元に委員長報告の参考資料として、審査の経過と結果の概要を記載した印刷物を配付しておりますので、ご高覧の上、よろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

 (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀 祥司です。ただ今の予算委員長報告のうち、議案第20号、一般会計予算、議案第21号、国民健康保険事業特別会計予算、議案第25号、介護保険事業特別会計予算について反対の立場から意見を述べてまいります。

 一般会計予算は市長選のため骨格予算となっておりますが、その中でも、特に当初から35億円の赤字予算を組むという、こういうやり方は本当に論外のやり方であります。これは既に39億円で赤字再建団体転落ということがいわれており、もうその寸前まで行っている予算の組み方であります。

 空港関連事業の借金が多すぎたために、今や借金の総額はすべて合わせて1,395億円、普通会計では753億円、病院201億円、水道92億円、下水道349億円となっており、そのために公債費は一般会計で約62億円、そのほか病院、下水も入れると70億円をはるかに超えるという内容になっており、これが会計を赤字に転落させている大きな要因であります。

 この分については、空港関連事業を進めた市の責任はもちろんでありますけれども、国・府にも責任があることは明らかであります。応分の負担を求めるような、そういう交渉、努力をすべきで、安易に市民への負担、職員への負担をするべきではありません。

 また、職員給与費は毎年下げられ、この年度では、さらに3%、来年度はさらに3%カットされ、合わせれば223万円も平均で年収が減るという本当にひどい内容にもなっております。

 次に、議案第21号、国民健康保険会計予算でありますけれども、先ほども申し上げられたように、国保料の賦課限度額を3段階から2段階にして、51万円と53万円に、それぞれ2万円値上げするという内容です。また保険料も、所得割、均等割を値上げして、全体で2%値上げするとしており反対であります。

 市民は長引く不況の中、賃金を下げられ、リストラされ、あるいは自営業者も、どの業種の方も売り上げが激減し、所得が減っている世帯ばかりであります。こういう世帯にさらなる負担を求めるということは本当に市民いじめであります。国保料を払いたくても払えない世帯が増えているのが実情です。市は財政危機のため、2001年度から1億円の政策繰り入れをやめており、この点も国保会計を圧迫している原因になっております。

 従って、これ以上の保険料を値上げするべきではなく、国が国保制度を抜本的に改革し、国民の福祉、健康に責任を果たすという、こういう立場に戻るべきであるということを申し上げて反対意見といたします。

 次に、議案第25号、介護保険事業特別会計についてであります。

 厚生文教委員長報告に対する反対討論でも申し上げましたが、介護保険は去年の4月に府下第2位という3,778円にも保険料が値上げされたにもかかわらず、1年目から赤字、来年度もさらに赤字が増えるという、こういうことで安定基金から借り入れをするという内容になっております。

 介護を必要とする人が増え、サービスを利用すればするだけ、保険料の値上げに転嫁してしまうという、この矛盾は、介護保険制度の矛盾そのものであります。このシステムを続ける限り、保険料は見直しのたびに値上げされて1万円になってしまいます。

 国は高齢者福祉を廃止し、保険制度にしたというところに誤りがあるということを率直に認めるべきです。泉佐野市からも介護保険審査会に対して不服審査をする人が116名も出ております。この介護保険制度そのものを抜本的に改革し、福祉制度に戻すべきであるということを申し上げて反対討論といたします。

 議員の皆さんのご賛同よろしくお願い申し上げます。

 (中野 幸次君 登壇)



◆(中野幸次君) 

 私は、ただ今議題となっております議案第20号、平成16年度泉佐野市一般会計予算及び議案第21号、平成16年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計予算、並びに議案第23号、平成16年度泉佐野市下水道事業特別会計予算について、日本共産党泉佐野市会議員団を代表いたしまして反対の立場から意見を申し上げます。

 まず、平成16年度一般会計予算でありますが、景気低迷による市民税の減収に加え、小泉内閣の三位一体改革による地方への負担転嫁や空港関連税収が5億6,000万円の大幅減少により、前年度比マイナス8.1%と緊縮骨格予算であります。

 法人市民税がマイナス1億2,000万円となる一方、年金保険料アップで給付がダウンをし、なお老年者控除の廃止や均等割500円アップの住民税増税となり、個人市民税1億3,000万円と市税収12億1,000万円となっております。

 国の三位一体改革は、地方への補助金、地方交付税、臨時財政対策債、合わせて4兆円を削減する一方で税源移譲は4,500億円とわずか12%に過ぎません。

 本市では、補助金はマイナス4億1,000万円、臨時財政対策債はマイナス3億4,000万円となっており、地方交付税のマイナスも加わり、税源移譲は1億6,000万円に過ぎないわけであります。

 国や府による負担押しつけに対し、国・府の責任を求めながら市としての無駄を省き、公正・公平に市民の暮らし、福祉・教育に責任を負う行財政改革を実行する16年度予算となっていない点で反対であります。

 一つは、空港関連事業に依存したまちづくりではなく、地元産業、市民の雇用、社会保障を中心にした予算にすべきであります。関空1期事業の需要低下など、りんくうタウンは活性化どころか税収不足で失業者の雇用拡大に結びつかない、その破綻は明らかであります。

 公債費償還は、昨年度比で20億7,000万円増で82億1,000万円となっており、そのうち借換債の22億4,000万円による利子軽減は1,400万円とのことであります。公債費償還は毎年60億円前後であり、14年度の府貸付金の金利軽減は4年間で13億7,800万円でありますが、空港関連事業による公債費償還を市民負担に転嫁することは許されません。

 空港関連税収は、予測が甘かったとすることはやめ、国・府に第1期事業による税収不足の責任を求め、連絡橋減免を直ちにやめるべきであります。

 二つは、憲法と地方自治に基づき、一人ひとりの市民が人間として大事にされる制度保障を国・府の責任として求めるとともに、市としても努力すべきであります。

 国・府による社会保障の改悪や失業、倒産など、現在の生活破綻に続く将来の生活不安に満ちているときこそ、市として国・府に対し、関空2期事業など、無駄な大型開発をやめるよう求めるとともに、市としてもコスモポリスなど、大型開発の破綻に学び、一人ひとりの市民が大切にされる循環型公共事業に力を尽くすべきであります。

 乳幼児医療費の無料化は、府の満3歳までの医療助成により、市として満3歳までの費用が全廃となることを生かして、就学前までの無料化に努力すべきであります。

 老朽化した保育所の建て替えを先送りしながら、2005年4月からは「ひかり保育所」の民営化は公的責任を放棄するものであり、到底市民の納得は得られません。

 また今年、年金給付が62歳からとなり、給付額の削減で就労意欲のある方々のシルバー人材センターの公的就労の拡大など、支援を強め改善すべきであります。

 有効求人倍率が阪南地域で格段に悪くなっているもとで、若者の雇用を国・府の緊急雇用対策の延長や生活保護事業の適正な実施で一人ひとりの人間として自立支援の役割を今こそ発揮すべきであります。

 中小企業金融対策は、70歳以上で自立して営業を続けられている方が、国・府の金融対策から閉め出されており、市独自の融資制度の復活をすべきであります。

 南中第2、上田ヶ丘住宅5棟から8棟建設費で5億2,000万円、昨年分と合わせ6億6,000万円は、末広住宅売却の土地基金の活用となっておりますが、起債は市民負担となるものです。11戸の公募約束分は、市民が納得の得られる構成で、公平な市の主体性で行うべきであります。

 今回、生徒増に対応した中央小学校整備事業が2億5,000万円で実施されますが、幼稚園の申込者が希望どおり入園できず、あるいは保育所にも入所できないなど、最も発達の著しい段階の就学前対策として、増築等により安心して子育てができる環境整備を急ぐべきであります。



○議長(重信正和君) 

 まもなく正午になりますが、中野君の討論が終結するまで会議を続行いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆(中野幸次君) 

 公民館、健康増進センターなどは、生きがいや健康管理の市民参加事業であり、最小の提供で最大の効果を適正に事業評価し、市民の期待に応えるべきであります。

 三つは、33年間行われてきた同和対策事業の到達点は平成14年3月、格差の是正からも一般対策への移行で同和特別対策事業を終了したことであります。

 ところが、平成14年から府の30事業の創設に対し、本市は人権協会という名の受け皿をつくり、人件費3,100万円を保障し、7事業6,715万5,000円と合わせ、約1億円の事業は一般対策の名による同和事業の促進であり、市民の人権を左右する権限を人権協会に与えているということは、到底市民の納得は得られません。

 市内同和関連公共施設の職員配置は100名に上り、人件費が4億円から5億円となっていますが、一般対策への移行といいながら同和行政課5人配置や3人権文化センターで11名、3保育所では52名となっており、また下瓦屋と鶴原の人権文化センターや青少年会館など、同和公共施設の人員配置の見直しで5割を削減すれば2億円以上の節約、人権協会関係の委託料補助金で1億円削減、共同浴場1,800万円、人権文化センターや青少年会館の報償費、清掃費、保育所特別対策、あるいは人権教育活動報償費などを正し、見直すべきであります。

 このことから市民生活に何が必要か、必要でないかをしっかりと、まず見定め、平成14年9月の財政健全化計画でも掲げられてきた真の聖域なき見直しを今こそ断行し、市民が安心して暮らし、住んでよかった市政実現を目指すべきであります。

 次に、議案第21号、泉佐野市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、長引く景気低迷のもと、リストラ、失業、倒産、年金受給額の減少で年間所得200万円以下が激増しております。

 2002年10月の高齢者医療費負担増から、一時は減少していた医療費が増加をたどっております。これは負担増に伴い、軽いうちに病院にかからず、重症化してから病院にかかるということが指摘されており、このことは食費や健康管理にお金をかけられないという生活破壊の実態が反映されていると言わざるを得ません。

 所得低下の折に、これまで3段階の国保利用徴収800万円以上をなくし、600万円未満51万円、600万円以上53万円の2段階にすることは、低・中所得者への負担増となるものです。

 平成13年度まで行ってきた1億円の一般会計からの繰り入れの復活に市として努力をしながら、そして国に対しても45%の補助負担の復活と、府に対しても応分の補助負担を求めるべきであると申し上げ反対であります。

 次に、議案第23号、泉佐野市下水道事業特別会計予算についてであります。

 下水道事業は、雨水、汚水、共に空港関連事業に対し、大多数の市民が期待をしたシンボル的な事業でありました。今年度、汚水下水道事業は17億2,000万円で、ほぼ前年度並みとなっており、下水道普及率はおよそ24%で府下最下位であります。

 歳出において2億円の赤字の上乗せで40億円の累積赤字となっているもとで、なお同和対策事業として水洗トイレの奨励金を一般対策費に上乗せして、平成15年、2件24万円に続き、平成16年、3件36万円を行うことは一般対策への移行が、まさに絵に描いた餅になっており、市民の合意が得られないことを申し上げ反対するものであります。

 以上、3議案について反対討論といたします。議員皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 ただ今より午後1時まで休憩いたします。



△休憩(午後0時04分)

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△再開(午後1時01分)



○議長(重信正和君) 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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○議長(重信正和君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、議案第20号、平成16年度泉佐野市一般会計予算を採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって本議案は原案どおり決定いたしました。

 次に、議案第21号、平成16年度泉佐野市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって本議案は原案どおり決定いたしました。

 次に、

 議案第22号 平成16年度泉佐野市老人保健事業特別会計予算

 議案第24号 平成16年度泉佐野市公共用地先行取得事業特別会計予算

 議案第26号 平成16年度泉佐野市宅地造成事業会計予算

 議案第27号 平成16年度泉佐野市水道事業会計予算

 議案第28号 平成16年度泉佐野市病院事業会計予算

を採決いたします。

 以上5議案は、委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(重信正和君) 

 挙手全員であります。よって5議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、議案第23号、平成16年度泉佐野市下水道事業特別会計予算を採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって本議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 次に、議案第25号、平成16年度泉佐野市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。

 本議案は、委員長報告は原案可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって本議案は委員長報告どおり決定いたしました。

 暫時休憩いたします。



△休憩(午後1時04分)

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△再開(午後2時30分)



○議長(重信正和君) 

 会議を再開いたします。

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△日程第31 報告第1号 泉佐野市土地開発公社の経営状況報告について



○議長(重信正和君) 

 日程第31、報告第1号、「泉佐野市土地開発公社の経営状況報告について」を議題といたします。

 提案者の報告を求めます。

 (総務部総務担当理事 舩津 行雄君 登壇)



◎総務部総務担当理事(舩津行雄君) 

 それでは、地方自治法第243条の3第2項の規定により、土地開発公社の経営状況報告をさせていただきます。

 今回、報告いたしますのは、去る2月27日の公社理事会で決定されました平成16年度泉佐野市土地開発公社予算、資金計画でございます。

 なお、平成16年度当初予算におきましては、市の予算編成の関係上、公社の事業計画となる用地の先行取得、並びに用地の買い戻しの依頼がございませんでしたので、16年度に入ってからの市の補正予算に合わせて対応を図りたいと考えております。

 お手元の予算関係の2ページをお開きください。平成16年度泉佐野市土地開発公社予算についてご説明いたします。

 第2条で収入支出予算の総額を収入では781万3,000円とし、支出では1億5,912万8,000円と定めるものでございます。なお、収入支出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、3ページ及び4ページの収入支出予算によるものでございます。第3条で一時借入金の限度額を130億円と定めるものでございます。

 次に、予算の明細でございますが、予算書の5ページをお開きください。

 収入といたしまして、事業外収益の受取利息の1万円は、事業資金預け入れに伴う預金利息でございます。

 次の雑収入でありますが、保有地の賃貸収入として780万3,000円を計上いたしております。これは、泉佐野駅前広場用地、新家泉ヶ丘線用地、樫井酪農団地用地の賃貸収入によるものでございます。以上、収入合計といたしまして781万3,000円の計上となっております。

 次に、予算書の6ページをお願いいたします。支出予算でございます。事業費の土地造成費の300万円につきましては、保有地の土地造成費をお願いするもので、前年度と同額でございます。

 次に、管理費といたしまして財産管理費1,500万円を計上いたしております。内訳といたしましては、保有地の明示、土地鑑定、除草等の委託料500万円と、保有地の管理における工事請負費の1,000万円でございます。これも前年度と同額でございます。

 次に、事務管理費といたしまして、賃金以下公課費に至るまでの合計で150万8,000円を計上しております。

 7ページには事業外費用といたしまして、1億3,957万円を計上いたしております。これは平成15年度決算見込みの一時借入金残高88億1,400万円に係る支払い利息と、新規借入予定分の支払い利息の合計額でございまして、予定金利は1.575%で計上しております。最後に予備費といたしまして、5万円を計上しております。

 以上、支出合計といたしまして1億5,912万8,000円をお願いするものでございます。

 なお、予算書の9ページ以降には、資金計画、予定損益計算書、予定貸借対照表を所定の様式どおり記載いたしております。

 説明は以上のとおりでございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。



○議長(重信正和君) 

 ただ今の報告につきまして、ご質疑なり、ご意見等ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、以上で泉佐野市土地開発公社の経営状況報告についてを終わります。

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△日程第32 議案第29号 収入役選任についての同意を求めることについて



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第32、議案第29号、「収入役選任についての同意を求めることについて」を議題といたします。

 議案の説明を求めます。

 (市長 新田谷 修司君 登壇)



◎市長(新田谷修司君) 

 それでは、ただ今上程されております議案第29号、収入役選任についての同意を求めることについての提案理由につきまして、私のほうからご説明を申し上げ、議員皆さま方のご同意を賜りたいと存じます。

 本市の収入役・杉岡 明昌氏は、本年3月31日の任期満了をもちまして勇退されることとなりました。つきましては、その後任の収入役といたしまして、本市健康福祉部長兼福祉事務所長の泉浦 秀武氏を起用したいと考えている次第でございます。

 泉浦氏は、昭和19年5月6日生まれで現在59歳でございます。また、住所は泉佐野市葵町三丁目3番19号でございます。

 経歴につきましては、府立和泉高等学校を卒業され、昭和39年3月に泉佐野市に奉職、職員課を振り出しに保険、衛生、納税、福祉事務所、保健センター、下水道等の各部門を経験され、平成8年4月、市立病院移改築推進担当理事に昇格、以来、市立病院移改築推進室長、下水道部長、泉佐野市田尻町清掃施設組合事務局長を経て、現在、健康福祉部長兼福祉事務所長として職務に精励されております。

 このように泉浦氏は長く行政各部門にかかわってきておられ、経験豊富で地方行政にも十分精通をしておられます。また、行政能力はもちろんのこと、識見豊かで人格円満、そして努力家であります。その誠実な人柄は泉佐野市の収入役として最適任者であろうと、このように考えまして、ご提案を申し上げる次第でございます。

 どうか議員皆さま方におかれましては、ご同意賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 お諮りいたします。収入役に泉浦 秀武君を選任同意することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(重信正和君) 

 挙手全員であります。よって収入役に泉浦秀武君を選任同意することに決定いたしました。

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△日程第33 議案第30号 人権擁護委員候補者推薦についての意見を求めることについて



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第33、議案第30号、「人権擁護委員候補者推薦についての意見を求めることについて」を議題といたします。

 議案の説明を求めます。

 (市長 新田谷 修司君 登壇)



◎市長(新田谷修司君) 

 それでは、ただ今上程されております議案第30号、人権擁護委員候補者推薦につきまして、ご説明申し上げます。

 本市の人権擁護委員であります福島 朝子氏は、平成16年4月30日をもって任期が満了いたします。つきましては後任として高田 佳子氏を人権擁護委員候補者として推薦いたしたいと存じますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の意見を求めるものでございます。

 高田 佳子氏は、昭和16年2月7日生まれで、住所は市内日根野4444の39でございます。

 現在までの主な経歴につきましては、昭和43年10月、泉佐野市立羽倉崎保育所に勤務されて以来、平成2年3月まで市内公立保育所の保育士並びに保育所所長代理、所長を歴任され、また、平成2年4月から同13年3月までは、心身障害児通園施設であります泉佐野市立木馬園園長として長年にわたり、保育並びに障害児の療育に携わって来られました。

 退職後は、平成16年2月までの間、田尻町立の心身障害児通園施設に勤務される一方、ボランティアで保育サポーターとして保育に悩む方々に対して、助言実践を積まれる等、幅広くご活躍をされておられます。

 以上申し上げましたように、広く社会の実情に通じられ、長年培われた知識、経験を生かされて、子ども、障害児、障害者、また女性のお立場等で多岐にわたり人権問題に取り組まれているところから、人権擁護委員として適任者と存じますので、議員皆さまのご意見を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 お諮りいたします。人権擁護委員候補者に高田 佳子君を推薦することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(重信正和君) 

 挙手全員であります。よって人権擁護委員候補者に高田 佳子君を推薦することに決定いたしました。

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△日程第34 議案第31号 損害賠償請求に関する調停について



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第34、議案第31号、「損害賠償請求に関する調停について」を議題といたします。

 議案の説明を求めます。

 (都市整備部長 目 哲夫君 登壇)



◎都市整備部長(目哲夫君) 

 それでは議案第31号、損害賠償請求に関する調停につきまして提案理由をご説明申し上げます。

 今回、提案させていただいておりますのは、議案書記載のO氏を申立人、泉佐野市を相手方とする佐野簡易裁判所平成15年(ノ)第70号で申し立てられた調停につきまして議会の議決をお願いするものでございます。それでは調停に至るまでの経過並びに、その内容についてご説明申し上げます。

 まず、経過につきましては、昨年8月26日、市道鶴原四角池線の国道26号横断地下道部分が大雨によりまして1.5メートル程度の冠水をしており、そこに申立人の自家用乗用自動車が、折からの雨で視界が悪く車を水没させたもので、この事故により車が全損、さらにこの車から申立人が脱出する際に、頭部及び腰部を強打し、全身打撲と全身擦過傷を負ったものでございます。中でも第5腰椎が圧迫骨折したものでございます。

 この事故の道路管理上の瑕疵につきまして、社団法人全国市有物件災害共済会と協議しましたところ、市の過失が7割、申立人の過失が3割との判断で、過失割合については申立人も合意したところでございます。

 ただ申立人におきましては、事故により働くことができなくなると、たちまち生活ができなくなるとの申し出がありまして、過失割合に基づき、車の全損に伴う物損分38万3,000円のうち、市過失分26万8,100円を平成15年9月25日に概算支払いを行い、平成15年8月27日から10月9日の間、38日分の休業損害分38万円のうち、市過失分26万6,000円を平成15年10月9日に概算支払いし、同様にいたしまして平成15年10月4日から10月31日までの間、28日分の休業補償分28万円のうち、市過失分19万6,000円を平成15年11月7日に概算支払いし、同様にいたしまして平成15年11月1日から11月30日までの間、30日分の休業補償分30万円のうち、市過失分21万円を平成15年12月9日に概算払いを行いました。

 これと並行しまして損害賠償金総額につきまして、申立人と協議を重ねてまいりましたが、双方の提示額に大きな開きがございまして、申立人には当事者間での解決が難しいと判断され、平成15年12月15日付で佐野簡易裁判所に調停の申し立てをされ、平成16年3月5日にて次の内容の調停となったところでございます。

 損害賠償の総額を221万1,063円で、その内訳には先に述べました概算支払額が、物損分26万8,100円と休業損害分67万2,000円に、今回の調停による解決金106万898円、治療機関への市過失支払い分21万65円を合わせた金額となっております。

 なお、上記の損害賠償金221万1,063円に弁護料21万2,584円を加えた総額242万3,643円を財団法人全国市有物件災害共済会より全額補填されます。

 説明は以上のとおりでございます。よろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本議案については会議規則第35条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ご異議なしと認めます。よって本議案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議案第31号、損害賠償請求に関する調停についてを原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(重信正和君) 

 挙手全員であります。よって本議案は原案どおり決定いたしました。

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△日程第35 議案第32号 平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第8号)



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第35、議案第32号、「平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第8号)」を議題といたします。

 議案の理由の説明を求めます。

 (市長公室長 泉谷 善吉君 登壇)



◎市長公室長(泉谷善吉君) 

 それでは議案第32号、平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第8号)についてご説明申し上げます。議案書追加別冊の1ページをご覧いただきたいと存じます。

 これにつきましては、議案第29号、収入役選任についての同意を求める議案、及び議案第31号、損害賠償請求に関する調停についてに関連した予算案件でございます。

 第1条におきまして歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3,398万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ420億4,018万4,000円とするものでございます。

 歳入歳出予算の補正に係る款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、2ページから3ページにかけまして「第1表 歳入歳出予算補正」として記載させていただいております。

 説明の都合上、歳出からご覧いただきたいと存じます。6ページから7ページをお開き願います。

 ?総務費・(1)総務管理費・1一般管理費、人件費事業の退職手当におきまして3,270万9,000円をお願いしております。3月末でもって一般職1名が収入役就任に伴い退職することによるものでございます。

 続きまして?土木費・(1)土木管理費・1土木総務費、土木管理事業の22補償補填及び賠償金の事故賠償金で127万1,000円をお願いしております。

 これは平成15年8月26日に発生した市道鶴原四角池線の道路冠水による自動車事故に係るものでございます。経費の内訳といたしましては、治療費にかかる市の持ち分として21万65円、休業補償として事故の翌日から11月30日までの96日間分の96万円のうち、市の過失割合が7割で67万2,000円、物損としては、自動車の修理費用38万3,000円のうち、市の過失割合は7割で26万8,100、解決金106万898円の合計221万1,063円が市の損害賠償金の総額でございます。

 そのうち休業補償及び物損に係る94万100円は概算払いをしておりますので、差引額127万1,000円を今回お願いするものでございます。

 続きまして4ページから5ページをご覧願います。

 歳入としまして、?地方消費税交付金としまして3,270万9,000円を計上しております。これは当初予算で8億2,750万円と見込んでおりましたが、消費の上向き傾向を反映して消費税が伸びたことにより、決算額が9億8,838万2,000円に確定し、予算額に比べ約1億6,000万円の増となっております。そのうち、今回、追加補正の必要財源となります3,270万9,000円を計上するものでございます。

 また、?諸収入・(5)雑入の127万1,000円でございますが、市道の事故賠償に関して必要となる経費は、すべて財団法人全国市有物件災害共済会から全額補填されるものでございますが、今回、補正予算で計上しております歳出経費と同額を計上するものでございます。

 簡単ではございますが説明は以上とおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本議案については、会議規則第35条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議案第32号、平成15年度泉佐野市一般会計補正予算(第8号)を原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手全員)



○議長(重信正和君) 

 挙手全員であります。よって本議案は原案どおり決定いたしました。

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△日程第36 議員発議第1号 基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へと、早急に引き上げを求める意見書(案)



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第36、議員発議第1号、「基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へと、早急に引き上げを求める意見書(案)」を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

 (戸野 茂君 登壇)



◆(戸野茂君) 

 提案者を代表いたしまして、案文の朗読をもって提案理由とさせていただきます。

   基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へと、早急に引き上げを求める意見書(案)

 現在、国民は公的年金制度に対して不安・不信を高めている。

 とりわけ、国民年金では未加入者や未納者が増加しており、こうした制度の「空洞化」は、将来年金を受給できない無年金者や低年金者を増大させるおそれがある。

 公的年金制度への信頼を回復し、将来にわたり安心した制度とするため、2000年改正国民年金法附則にあるとおり、基礎年金の国庫負担割合を引き上げ、制度基盤の安定化をはかることが緊急の課題である。

 よって、本市議会は、国に対し、次の施策を講じるよう強く要請する。

          記

1.基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へと、早急に引き上げること。

2.安心と信頼の持てる年金制度の確立を図ること。

3.行政サービス・事務執行の効率性向上に向け、住民に身近な社会保険行政は、地方自治体と連携して推し進めること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成16年3月25日

             泉佐野市議会

 以上、よろしくお願いします。



○議長(重信正和君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただ今議題となっております意見書案については、会議規則第35条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議員発議第1号、基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へと、早急に引き上げを求める意見書(案)を原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって、本意見書案は原案どおり決定いたしました。

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△日程第37 議員発議第2号 65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書(案)



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第37、議員発議第2号、「65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書(案)」を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

 (鈴木 雅弘君 登壇)



◆(鈴木雅弘君) 

 ただ今議長より紹介のありました議員発議第2号、65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書(案)につきまして、提案者を代表いたしまして案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。

   65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書(案)

 日本は、2007年には総人口の約3人に1人が60歳以上の高齢者となることが見込まれている。わが国の経済社会の活力を維持するためには、意欲と能力がある限り年齢にかかわりなく働き続けることのできる社会の実現を図り、出来るだけ多くの高齢者が経済社会の支え手としての役割を果たしていくことが必要不可欠となっている。

 しかしながら、わが国において、何らかの形で65歳まで働ける場を確保している企業の割合は全体の約70%、そのうち希望者全員が65歳まで働ける場を確保している企業は全体の約30%にとどまっている。また、現下の厳しい雇用失業情勢では、中高年齢者は一旦離職すると再就職は大変に困難な状況にある。

 国及び政府においては「団塊の世代」の高齢化や厚生年金の支給開始年齢の引上げなどを踏まえ、高齢者が何らかの形で65歳まで働き続けることができるようにするため、下記のような定年年齢の引き上げや継続雇用制度の義務化をはじめとする法的整備や再就職促進策などの高齢者の雇用環境整備等、所要の措置を講ずるよう強く求めるものである。

          記

1.厚生年金の支給開始年齢引き上げを踏まえ、定年年齢の引き上げ、または原則希望者全員を対象とする継続雇用制度の導入を企業に義務づけるように高年齢者雇用安定法の改正を行うこと。

2.厳しい経営環境等を考慮し、労使双方の意見に耳を傾け、これらの制度の導入に向けた事業主の取り組みに対する財政上の支援策を講じるなど、円滑な制度の導入・整備に努めること。

3.高齢期には、個々の労働者の意欲、体力等個人差が拡大し、その雇用・就業ニーズも多様化することから、多様なニーズに対応した雇用・就業機会が確保されるよう、短時間勤務の導入や多様就業型ワークシェアリングの導入について支援策を講じること。

4.ハローワークや民間団体、NPOとの連携を図りつつ、職業紹介等の就労に関する相談、就労機会の提供、情報提供等の総合的な就労支援を行う窓口として、シルバー人材センターを活用し、高年齢者をサポートすること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成16年3月25日

             泉佐野市議会

 以上、議員皆さまのご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 間もなく3時になりますが、本日の会議が終了するまで続行をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 ご質疑の点、ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただ今議題となっております意見書案については、会議規則第35条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議員発議第2号、65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書(案)を原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって、本意見書案は原案どおり決定いたしました。

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△日程第38 議員発議第3号 関西国際空港2期事業の推進等に関する決議(案)



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第38、議員発議第3号、「関西国際空港2期事業の推進等に関する決議(案)」を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

 (鈴木 雅弘君 登壇)



◆(鈴木雅弘君) 

 ただ今議長より紹介のありました議員発議第3号、関西国際空港2期事業の推進等に関する決議(案)につきまして、提案者を代表いたしまして案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。

   関西国際空港2期事業の推進等に関する決議(案)

 関西国際空港が、内外の大きな期待を担い、この泉州沖に誕生して、10年という節目を迎えようとしている。

 この間、日本で唯一の本格的な24時間運用が可能な空港として、また、多くの国内都市とネットワークを有する乗り継ぎ利便性の高い空港として、内外から高い評価を受け、我が国出国者の4人に1人、輸出航空貨物の約3割を担う基幹交流インフラに成長してきた。

 2本目の滑走路を整備する2期事業も、来年3月末には用地造成の完了が見込まれるなど、2007年の供用開始に向け、着実に進捗している。

 一方、米国同時多発テロやイラク戦争、さらにはSARSの流行などにより、この2年半余の間、航空業界は厳しい経営環境に直面している。関西国際空港もその影響を大きく受け、一部では中国を中心としたアジア路線の急速な充実などの朗報もあるが、まだまだ十分な回復状況とは言えず、その先行きは楽観できない。特に、国内線は、減便、路線廃止が相次いでおり、就航都市数、便数ともに、最盛期の半分近い水準にまで落ち込んでいる。

 地方都市にとって国際線ともいうべき関西国際空港への路線の縮小は、利便性の高い海外渡航手段を失わせることとなり、ひいては、地域の活力を削ぐことにもつながりかねない。

 さらに、地元の大きな期待を担って登場した関空=羽田のシャトル便も、昼間時のダイヤ間隔が5時間にも及ぶなど、シャトル便とは呼べないような状況にある。こうした現実は、関西国際空港の特長である国内乗り継ぎ機能を低下させ、利用者利便を損ねるだけでなく、社会資本の有効活用の観点からも、国民経済的損失が大きい。

 よって本市議会では、あらゆる分野でグローバル化が進み、東アジア諸国においても、強い国家意思の下に拠点空港が着々と整備されている今日、世界に直結する国際拠点空港の強化、活用は、国家戦略として重要な課題であるとの認識から、政府に対して次の事項について、所要の措置を講ぜられるよう強く要望する。

          記

1.2007年の平行滑走路供用開始に向け、2期事業の円滑かつ着実な推進に万全を期すこと。

1.国際空港としての機能を果たすための国内線ネットワークの充実・強化に努めるとともに、関空=羽田シャトル便のダイヤ改善を図ること。

1.アクセスコストの低減など空港の競争力向上に資する支援方策や関西国際空港株式会社の経営基盤強化に向けた支援方策の一層の充実を図ること。

 以上、決議する。

  平成16年3月25日

             泉佐野市議会

 以上、議員皆さまのご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただ今議題となっております決議案については、会議規則第35条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

 (国賀 祥司君 登壇)



◆(国賀祥司君) 

 革新無所属の国賀 祥司でございます。ただ今、議題になっております議員発議第3号、関西国際空港2期事業の推進等に関する決議(案)に対して反対の立場から意見を述べてまいります。

 関西新空港は開港から9年経ち、10年目を迎えようとしておりますが、便数は年々減っております。昨年はついに18万回を切り、開港以来、開港2年目に次ぐ少なさに落ち込みました。

 しかし、それだけでは済みません。今年度はもっと減っており、おそらく開港以来最低になるでありましょう。10万回を割るかもしれません。既に便数でも旅客数でも伊丹空港に逆転されております。そのため関空へ行けばがらがらの状態です。

 開港から一度も国の予測どおりの便数になったことはありません。特に国内線は伊丹へ伊丹へとシフトし、本当に少なくなっております。さらに来年は中部国際空港が開港予定といわれており、神戸空港の工事も進んでおります。こんな中で2期を完成させる必要性は全くありません。もともと航空需要がないのに、無理矢理需要予測を多めにして2期工事を始めたことが間違いのもとであったわけです。

 二つ目は、関空会社の赤字の問題です。開港から9年過ぎましたが、関空会社は毎年赤字、一度も黒字を出したことのない会社です。累積赤字は2,000億円を超えました。

 国は昨年から90億円利子補給をしておりますが、それでも今年度は、おそらく100億円の赤字を計上するでありましょう。こんな状態で2期空港を07年供用開始すればどうなるのか。現在の1兆円の借金が、さらに1兆円増えて倒産することは確実であります。

 3番目は、地盤沈下の問題です。年末に地盤沈下を測定して、1月発表されましたが、既に12.5メートルも沈んでおります。昨年も17センチでした。そのために新たに止水壁工事を追加発注するという報道がされております。

 浸水対策は、これまで止水壁を空港の周りにグルッと張り巡らせて、今回の工事を追加しますと400億円を超えることになります。将来的にも沈下対策はかなりの費用がいるといわれております。特にターミナルビル、給油タンク施設などは地盤沈下が激しく、ひどいところは15メートルにも及ぶ状態です。もっと沈めば止水壁の工事はとても間に合わない危険な状態になることは明らかであります。2期事業用地も発表されておりませんが、かなり沈んでおるように報道されております。

 従って、このような関空2期事業は全く必要ないし、逆に直ちに中止をして、空港の安全性を図るべきであるということを申し上げて反対討論にいたします。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(重信正和君) 

 ほかに討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議員発議第3号、関西国際空港2期事業の推進等に関する決議(案)を原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって、本決議案は原案どおり決定いたしました。

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△日程第39 議員発議第4号 児童虐待事件を根絶する決議(案)



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第39、議員発議第4号、「児童虐待事件を根絶する決議(案)」を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

 (中野 幸次君 登壇)



◆(中野幸次君) 

 ただ今、議長よりご紹介のありました議員発議第4号、児童虐待事件を根絶する決議(案)につきまして、案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。

   児童虐待事件を根絶する決議(案)

 岸和田市の公立中学校3年生の男子生徒が、子どもを守り保護する立場である保護者から、長期にわたる暴力と食事を与えられず、そのことにより、体重はわずか24キログラムまで激減し、衰弱のため餓死寸前まで放置された事件は、全国に衝撃を与えた。このことから、この男子生徒の実父と内妻が虐待と殺人未遂の容疑で警察に逮捕された。

 男子生徒は餓死寸前に病院に運ばれ、生命の危険は脱したとされるものの今なお意識不明の状態が続いている。児童虐待が社会問題となる中で、2000年5月「児童虐待防止法」が制定され、児童虐待を防止する取り組みが強化された。

 これは、児童相談所が児童虐待を防止する上で大きな役割を担うため、「虐待対応課」が設置され、虐待を知り得た教職員はじめ地域住民の児童相談所への通告義務を課し、児童相談所による児童の一時保護・立ち入り調査、あるいは家庭裁判所の審判による親の同意なしで施設に緊急避難的に入所させることができるものである。

 大阪府下では1990年の児童虐待の相談件数は133件、2003年には2,410件と18倍に急増しており、岸和田市の児童相談所でも平成4年度の23件から平成14年度には235件と10倍に急増し、虐待通報件数も97件であった。

 泉佐野市でも、身体的虐待、ネグレクトあるいは心理的虐待など、平成12年度は134件(延べ件数980件)が平成14年度には160件(延べ件数1,204件)と増加している。

 毎日1件以上の相談がある岸和田子ども家庭センター虐待対応課では、岸和田市から岬町までの5市4町で課長を含めた3人体制という問題、また、1年以上にわたり、この少年に会えなかった学校の対応問題、あるいは「虐待されていると思っていたが、警察に通報できなかった」という地域とのかかわりの問題など、さまざまな問題点が浮き彫りにされた事件である。

 専門のケースワーカーの適正な配置人員や少人数学級の実施と併せて、学校、地域、専門機関との連携が必要であり、住民とのかかわりを再構築することが急務である。

 よって泉佐野市において、岸和田市の虐待事件を繰り返さないためにも、「泉佐野市子どもの虐待・障害児支援ネットワーク連絡会」の充実を図り、未然防止、早期発見、迅速な対応等をもって児童虐待の根絶に関係者、並びに市民の皆さんと力を合わせて取り組むべきである。

 以上、決議する。

  平成16年3月25日

             泉佐野市議会

 議員皆さまのご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(重信正和君) 

 これより質疑に入ります。

 ご質疑の点ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただ今議題となっております決議案については、会議規則第35条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ご異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議員発議第4号、児童虐待事件を根絶する決議(案)を原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。

     (挙手多数)



○議長(重信正和君) 

 挙手多数であります。よって本決議案は原案どおり決定いたしました。

 ただ今可決されました意見書(案)2件と決議(案)2件の処理、及び字句の整理については、議長にご一任願いたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ご異議なしと認めます。よって、さよう取りはからうことに決定いたしました。

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△日程第40 常任委員会の継続調査について



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第40、「常任委員会の継続調査について」を議題といたします。

 お諮りいたします。厚生文教委員会委員長から、学校通学区問題について、なお引き続き調査する必要がある旨の申し出があり、これが閉会中、継続して調査することといたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ご異議なしと認めます。よって厚生文教委員会は、閉会中継続して調査することに決定いたしました。

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△日程第41 特別委員会の継続調査について



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第41、「特別委員会の継続調査について」を議題といたします。

 お諮りいたします。関西国際空港問題対策特別委員会委員長から、2期事業問題について、なお引き続き調査する必要がある旨の申し出があり、これが閉会中、継続して調査することにいたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(重信正和君) 

 ご異議なしと認めます。よって関西国際空港問題対策特別委員会は、閉会中継続して調査することに決定いたしました。

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△日程第42 議案関連質問



○議長(重信正和君) 

 次に、日程第42、「議案関連質問」でありますが、通告者がございませんので、これをもって議案関連質問を終結いたします。

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○議長(重信正和君) 

 この際、杉岡収入役から発言の申し出がありますので、これを許します。



◎収入役(杉岡明昌君) 

 ただ今、議長さんから発言のお許しをいただきましたので、任期満了に伴います退任のごあいさつをさせていただきます。

 平成12年4月、議員の皆さまの収入役の同意をいただきまして、1期4年満了を迎えることができました。平成12年収入役にならせていただいたあと、金融機関の厳しい状況の中、当市にいろんな要求項目が出てまいりました。しかし、私の名をもちまして、各金融機関に我々の泉佐野市の状況を訴えながら、手当等の要求を却下してまいったところでございます。

 また、平成12年4月から、当時一般会計が苦しいかったのでありますが、基金がありましたので、基金の一時借用をいたしまして、年利定期分プラスアルファをつけて基金のほうに利息を返還するという形をとらせていただきまして、両方とも得する運用をさせていただきました。

 また、平成13年、特別会計等の一部でございますが、他行の指定行以外のところから入札制度を導入しまして、当時1%の金利低下を見たところでございます。こういった形の業務をさせていただきまして、何とか今日、無事にもってきたことは議員の皆さま方の協力があったものと心より厚く御礼申し上げます。

 最後になりますが、一日も早く泉佐野市の財政が立ち直るようお願い申し上げまして、簡単ではございますが退任のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(重信正和君) 

 続いて田中水道事業管理者から発言の申し出ありますので、これを許します。



◎水道事業管理者(田中定信君) 

 貴重なお時間をいただきまして、一言退任にあたりましてのごあいさつをさせていただきます。

 思い起こせば昭和35年に泉佐野市に奉職いたしまして、職員として約40年、それから水道事業管理者として約4年、都合44年間の永きにわたり大過なく無事に本日を迎えられたというのも、議員の皆さま方、あるいは職員の皆さん、あるいは関係者の皆さま方の温かいご指導、ご支援があったものと改めて感謝をしておる次第でございます。

 4月からは、一市民となるわけでございまして、また、私にとって何かお役に立つことがあれば、お手伝いもさせていただきたいというふうに思っております。誠に簡単粗辞ではございますけれども、退任にあたりましてお礼のごあいさつとさせていただきます。どうも長い間ありがとうございました。(拍手)



○議長(重信正和君) 

 続いて、先ほど収入役に選任同意されました泉浦 秀武君から発言の申し出がありますので、これを許します。



◆(泉浦秀武君) 

 貴重な時間をお借りいたしまして、一言お礼を申し上げます。

 このたび選任の同意をいただきまして誠にありがとうございます。私、もとより浅学非才、未熟者ではございますが、誠心誠意、事に当たって大任を果たしていきたいと思いますので、今後ともよろしくご指導、ご鞭撻をいただきますようお願いを申し上げまして、お礼のごあいさつといたします、どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(重信正和君) 

 以上で、本定例市議会の全日程が終了いたしました。

 ただ今をもって3月定例市議会を閉会したいと思います。

 これに賛成の方は挙手願います。



○議長(重信正和君) 

     (挙手全員)



○議長(重信正和君) 

 挙手全員であります。よって、ただ今をもって平成16年3月定例市議会を閉会いたします。

 どうもご苦労さんでございました。



△閉会(午後3時19分)

以上、会議のてんまつを記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。

   泉佐野市議会議長

      同  副議長

      同  署名議員

      同  署名議員