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大阪府 八尾市

平成21年12月定例会本会議−12月24日-04号




平成21年12月定例会本会議
 
         ┌─────────────────────────┐
         │ 12月24日 八尾市議会定例会(第4日)会議録 │
         └─────────────────────────┘
〇議事日程第4号
   平成21年12月24日(木)午前10時開議
┌───┬───────┬────────────────────────────────┐
│日 程│事 件 番 号│       件               名        │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│   │       │会議録署名議員指名の件                     │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│第 1│議案第85号 │平成21年度八尾市一般会計第9号補正予算専決処分承認の件    │
│   ├───────┼────────────────────────────────┤
│   │議案第86号 │土地の交換の件                         │
│   ├───────┼────────────────────────────────┤
│   │議案第87号 │八尾市職員の退職手当に関する条例等の一部改正の件        │
│   ├───────┼────────────────────────────────┤
│   │議案第88号 │八尾市男女共同参画推進条例制定の件               │
│   ├───────┼────────────────────────────────┤
│   │議案第89号 │平成21年度八尾市一般会計第10号補正予算の件         │
│   ├───────┼────────────────────────────────┤
│   │議案第90号 │平成21年度八尾市後期高齢者医療事業特別会計第2号補正予算の件 │
│   ├───────┼────────────────────────────────┤
│   │議案第91号 │平成21年度恩智川東排水区第8工区下水道工事の工事請負契約締結の│
│   │       │件                               │
│   ├───────┼────────────────────────────────┤
│   │議案第92号 │損害賠償に関する和解の件                    │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│   │       │文教産業常任委員長報告                     │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│   │       │保健福祉常任委員長報告                     │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│   │       │建設常任委員長報告                       │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│   │       │総務常任委員長報告                       │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│第 2│請願第8号  │子育て支援施策の充実を求める請願の件              │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│   │       │文教産業常任委員長報告                     │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│第 3│議案第94号 │市長及び教育長の給料及び手当の特例に関する条例制定の件     │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│第 4│議案第95号 │八尾市固定資産評価審査委員会委員を選任するについて同意を求める件│
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│第 5│諮問第2号  │人権擁護委員候補者を推薦するについて意見を求める件       │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│第 6│答申第2号  │人権擁護委員候補者を推薦するについて答申の件          │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│第 7│議会議案第5号│子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの│
│   │       │公費助成、定期接種化を求める意見書提出の件           │
└───┴───────┴────────────────────────────────┘
─────────────────────────────────────────────
〇本日の会議に付した事件
 1.日程第1から日程第7まで。
─────────────────────────────────────────────
〇出席者氏名
   出席議員(30人)
           1 番 議 員     西   田   尚   美
           2 番 議 員     花   村   茂   男
           3 番 議 員     永   田   善   久
           4 番 議 員     岡   田   広   一
           5 番 議 員     末   光   道   正
           6 番 議 員     竹   田   孝   吏
           7 番 議 員     浜   田   澄   子
           8 番 議 員     大   野   義   信
           9 番 議 員     内   藤   耕   一
          11 番 議 員     益   田   愛   幸
          12 番 議 員     柏   木   順   子
          13 番 議 員     村   松   広   昭
          14 番 議 員     吉   村   晴   之
          15 番 議 員     谷   沢   千 賀 子
          16 番 議 員     越   智   妙   子
          17 番 議 員     杉   本   春   夫
          18 番 議 員     井   上   依   彦
          19 番 議 員     大   松   桂   右
          20 番 議 員     田   中   久   夫
          21 番 議 員     西   川   訓   史
          23 番 議 員     重   松   恵 美 子
          24 番 議 員     土 井 田   隆   行
          25 番 議 員     長   野   昌   海
          26 番 議 員     西   野   正   雄
          27 番 議 員     小   林       貢
          28 番 議 員     平   田   正   司
          29 番 議 員     東   口   晃   治
          30 番 議 員     伊   藤   輝   夫
          31 番 議 員     垣   内   博   美
          32 番 議 員     小   枝   洋   二

   職務のため出席した市議会事務局職員(4人)
        事務局長           永   田   敏   憲
        議事政策課長         岩   本   慶   則
        参事             山   原   孝   英
        議事政策課長補佐       原   田   奈 緒 美

   説明のため出席した者(30人)
        市長             田   中   誠   太
        副市長            原       正   憲
        副市長            山   本   裕   三
        病院事業管理者        阪   口   明   善
        水道事業管理者        野   村   孝   次
        政策推進担当部長       光   久   恒   一
        人事担当部長         山   本   隆   一
        財政部長           濱   野       進
        人権文化ふれあい部長     田   中       清
        市民ふれあい担当部長     武   田   善   孝
        健康福祉部長         木   村       滋
        健康推進担当部長       村   元   義   和
        こども未来部長        斉   藤   英   司
        経済環境部長         門   田   勝   美
        建築都市部長         道   本       博
        公共施設建設担当部長     辻   本   利   文
        土木部長           根   木   幸   男
        下水道担当部長        丸   山   元   祥
        会計管理者          小   山       登
        市立病院事務局長       山   本   和   広
        消防長            西   村   格   平

      (教育委員会)
        教育長            中   原   敏   博
        教育次長兼学校教育部長    岡   村       進
        教育推進担当部長       浦   上   弘   明
        生涯学習部長         植   田   武   彦

      (選挙管理委員会)
        事務局長           林       雅   祥

      (監   査)
        監査委員           冨   永   峰   男
        事務局長           津   田   慶   子

      (公平委員会)
        事務局長           巽       完   次

      (農業委員会)
        事務局長           青   木       薫



 平成21年12月24日(木曜日)午前10時開議
○議長(垣内博美)
 それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
─────────────────────
○議長(垣内博美)
 この際、市議会事務局長から事務報告をさせます。
◎市議会事務局長(永田敏憲)
 初めに、今期定例会に提出をされております請願第8号「子育て支援施策の充実を求める請願の件」の署名数につきまして御報告申し上げます。
 請願受理後、5103名の署名の追加がございました。請願文書表では、林憲男氏外1万8781名となっておりますが、署名総数は2万3885名となりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、総務部長が病気療養のため、本日の会議を欠席する旨の届け出が市長からありましたので、あわせて御報告いたします。
 以上でございます。
─────────────────────
△会議録署名議員指名の件
○議長(垣内博美)
 それでは、まず「会議録署名議員の指名」を行います。
 本日の会議録署名議員に、11番益田議員、12番柏木議員の両議員を指名いたします。
─────────────────────
△議案第85号「平成21年度八尾市一般会計第9号補正予算専決処分承認の件」外7件一括
○議長(垣内博美)
 次に、日程第1、議案第85号「平成21年度八尾市一般会計第9号補正予算専決処分承認の件」外7件を一括議題といたします。
 各議案は、去る12月3日の本会議において、各常任委員会に審査を付託しておりましたので、その結果について、順次報告を願うことにいたします。
─────────────────────
△文教産業常任委員長報告
○議長(垣内博美)
 まず、文教産業常任委員長の報告を願います。
◆文教産業常任委員長(田中久夫) 〔登壇〕
 ただいまから、文教産業常任委員会における付託案件審査の結果について御報告申し上げます。
 去る12月3日の本会議におきまして、当委員会に付託されました議案第89号「平成21年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの当委員会所管分及び議案第92号「損害賠償に関する和解の件」の2件につきましては、12月10日に委員会を開会し、執行部から詳細な提案理由の説明を受け、慎重に審査いたしました結果、原案可決を適当と認めるものであります。
 なお、議案第89号のうちの当委員会所管分の採決に際し、一部委員の退場があったことを申し添えておきます。
 以上で、文教産業常任委員長報告を終わります。
△保健福祉常任委員長報告
○議長(垣内博美)
 次に、保健福祉常任委員長の報告を願います。
◆保健福祉常任委員長(岡田広一) 〔登壇〕
 ただいまから、保健福祉常任委員会における付託案件審査の結果について御報告申し上げます。
 去る12月3日の本会議におきまして、当委員会に審査を付託されました議案第85号「平成21年度八尾市一般会計第9号補正予算専決処分承認の件」のうちの当委員会所管分、議案第89号「平成21年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの当委員会所管分、議案第90号「平成21年度八尾市後期高齢者医療事業特別会計第2号補正予算の件」の3案件につきましては、12月11日に委員会を開会し、執行部から詳細な提案理由の説明を受け、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案承認または原案可決を適当と認めたものであります。
 以上で、保健福祉常任委員長報告を終わります。
△建設常任委員長報告
○議長(垣内博美)
 次に、建設常任委員長の報告を願います。
◆建設常任委員長(益田愛幸) 〔登壇〕
 ただいまから、建設常任委員会における付託案件審査の結果について御報告申し上げます。
 去る12月3日の本会議におきまして、当委員会に審査を付託されました議案第86号「土地の交換の件」、議案第89号「平成21年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの当委員会所管分、議案第91号「平成21年度恩智川東排水区第8工区下水道工事の工事請負契約締結の件」の3案件につきましては、12月15日に委員会を開会し、執行部から詳細な提案理由の説明を受け、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案可決を適当と認めたものであります。
 なお、議案第86号、第89号、第91号のいずれの議案も、反対、賛成それぞれの立場から討論があり、起立採決の結果、原案可決を適当と認めました。
 また、いずれの議案も、採決に際し、一部委員の退場があったことを申し添えておきます。
 以上で、建設常任委員長報告を終わります。
△総務常任委員長報告
○議長(垣内博美)
 次に、総務常任委員長の報告を願います。
◆総務常任委員長(吉村晴之) 〔登壇〕
 ただいまから、総務常任委員会における付託案件審査の結果について御報告申し上げます。
 去る12月3日の本会議におきまして、当委員会に審査を付託されました議案第85号「平成21年度八尾市一般会計第9号補正予算専決処分承認の件」のうちの当委員会所管分、議案第87号「八尾市職員の退職手当に関する条例等の一部改正の件」、議案第88号「八尾市男女共同参画推進条例制定の件」及び議案第89号「平成21年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」のうちの当委員会所管分の4案件につきましては、12月16日に委員会を開会し、執行部から詳細な提案理由の説明を受け、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案承認または原案可決を適当と認めたものであります。
 なお、議案第89号のうちの当委員会所管分については、一部委員退場の後、原案可決を適当と認めました。
 また、議案第88号の審査に当たり、委員から修正案の提出を受け、質疑の後、修正案は、起立採決の結果、否決とし、原案については、一部委員退場の後に、原案可決を適当と認めたことを申し添えておきます。
 以上で、総務常任委員長報告を終わります。
○議長(垣内博美)
 以上で、各常任委員長の報告は終わりました。
 それでは、これより一括して、委員長報告に対する質疑を行います。
 質疑ありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 質疑なしと認め、質疑を終結して、これより、議題となっております8件のうち、議案第86号、第88号、第89号及び第91号を除く4件について、一括して討論を行います。
 討論ありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 討論なしと認め、討論を終結して、これより採決いたします。
 本4件、いずれも委員長報告どおり原案承認または可決することに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、ただいま議題となっております8件のうち、議案第86号、第88号、第89号及び第91号を除く4件は、いずれも原案どおり承認または可決されました。
─────────────────────
○議長(垣内博美)
 次に、議案第86号について討論を行います。
 通告により、杉本議員、討論願います。
◆17番議員(杉本春夫) 〔登壇〕(拍手)
 議案第86号「土地の交換の件」について、日本共産党を代表して、反対討論を行います。
 今回の土地交換の目的は、市立病院跡地を民間に売却し、開発を進めるための準備及び用地形状の整形のため、龍華交通株式会社所有地と市立病院跡地の一部を等価交換すると説明しております。
 八尾市は、市立病院跡地を、住宅系、商業系の施設導入を図り、人々の利便性や地域活性化に寄与するまちづくりを進めるためとしていますが、これまで、病院跡地活用調査特別委員会や決算委員会でも指摘してきましたが、市民の財産である広大な土地を、大手不動産や企業優遇で売り払うための土地交換そのものが問題です。
 第1に八尾市が開発を進めるために、民間企業に土地交換をし、土地の形状を整形してまで、八尾市民の財産である市立病院跡地を売却しようとしています。
 これは、大手不動産や企業を喜ばすものでしかありません。また、価格についても、当初、公示価格は11億8000万円と言われていました。募集要項では、最低制限価格が7億8340万円となっています。
 計画として、図書館、コミュニティセンター、保育所、公園と、立地条件が整う病院跡地は一等地となります。
 この土地の1平方メートル当たり約8万4000円は、余りにも低過ぎることは明らかではないでしょうか。
 さらに、最低制限価格については、民間企業に、公園の整備、歩道ネットワークの設置、防火水槽の設置などをしてもらう、その経費を引いた額と説明していますが、何に幾らかかるかは全く不透明です。
 募集及び選定方法でも、一般公募型提案競技と、買受希望価格見積併用方式、すなわち、プロポーザル方式を導入していることも問題です。
 市民の貴重な財産である病院跡地を、民間企業に有利に活用できるための売却ではなく、今こそ見直し、市民の声を反映した跡地計画に転換すべきです。
 第2に、住宅・商業系の誘致計画そのものに問題があります。国道25号線や交差する府道旧大阪環状線は、これまでから、交通渋滞が問題になっています。この地域に商業施設が入るとなれば、駐車場や搬入者など、車両の往来がさらに渋滞を起こし、市民の安全が守れないことです。
 今回、土地の交換をすることで、歩道帯を拡幅するとしていますが、市立病院跡地東側部分のみであり、跡地より以南や角地の民有地は改善されず、今後の課題としても困難だとされています。
 これでは、市民や利用者にとっても安全が担保されないままとなります。
 せんだって、保育所建設関係の車両が付近で死亡事故を起こしました。これまでから危険性を指摘してきたことが現実となったわけです。
 来年度には保育所が開所されます。その後に周辺整備がされていくことになっていますが、住宅・商業施設建設となれば、さらに工事車両が多くなり、交通量がふえ、渋滞も懸念されます。保育所に通う保護者や児童の安全さえも保障できなくなるのではないかと危惧するところです。
 今回の土地の交換は、民間企業への有利な売却を目的としたものであり、よって、議案第86号についての反対討論とさせていただきます。
 議員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げます。(拍手)
○議長(垣内博美)
 通告に基づく討論は終わりました。
 それでは、討論を終結して、これより採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件、委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。
   〔賛成者起立〕
○議長(垣内博美)
 起立多数であります。
 よって、議案第86号は、原案どおり可決されました。
─────────────────────
○議長(垣内博美)
 次に、議案第89号について討論を行います。
 通告により、まず、内藤議員、討論願います。
◆9番議員(内藤耕一) 〔登壇〕(拍手)
 議案第89号「平成21年度八尾市一般会計第10号補正予算の件」について、日本共産党を代表して、反対討論を行います。
 今回の補正予算の中には、新型インフルエンザ対策に伴う休日診療所の体制の充実、母子加算復活等に伴う生活保護費の増額、小・中学校の理科教育施設設備費補助金の増額など、市民の暮らしや教育の充実にかかわる予算が計上されていますが、以下の理由によって反対するものです。
 まず、人事管理費において、職員の育児休業等の代替に人材派遣を活用する予算が増額されています。
 八尾市は、平成18年度から人材派遣会社と契約を行ってきました。今回、新しい人材派遣会社と契約を行っていますが、委員会審議の中で、契約に基づく時給が労働者本人に渡されているかわからない、こういう答弁を行っているように、市で働く労働者の給料の実態、これを把握できていないことも明らかになっています。
 しかも、この人たちは、公務員の権利を守る法からも、民間の非正規労働者を保護する法制度からも除外され、賃金など権利を守る法制度を持ちません。
 現在、ワーキングプアの問題は、民間企業だけの問題ではなく公務労働の中においても深刻になっています。この間、規制緩和によって派遣労働が急増し、ワーキングプアが生み出されてきました。厚生労働省の調査でも明らかなように、日本の貧困率は15.7%と、経済大国でありながら、貧困の広がりが大きな社会問題となっています。
 生活できる賃金がもらえない、そのために、ダブルワーク、トリプルワークという過酷な労働が広がり、仕事がなければ、住む家さえ奪われる、こういう事態まで起こっています。
 このような事態を広げる根源に派遣労働があります。人間を物のように扱う社会から、人間らしく生活できる。ルールある経済社会にかえていくためにも、派遣労働はなくさなければなりません。
 その先頭に立ち、率先して均等待遇や権利拡充の手本とならなければならないその自治体が、職員の休業の代替に人材派遣を活用する、このような国民の願いに逆行する予算は、自治体の責務に反するものです。
 また、幼稚園や保育所の運営を支えている約40%は非正規労働者であり、学童保育の指導員に至っては、すべてが非常勤嘱託であり、そのうち半数はアルバイトという状態です。また、保育所では、一時期、調乳加配、障害児加配が配置できていない状態にもなりました。この原因は、アルバイトの募集条件が低く、募集がなかったことが原因です。
 子どもたちの成長を保障する上でも、正規職員の増員、職員の安定した雇用を確保することは、自治体として最優先で取り組むべき問題です。
 次に、庁内ITネットワーク事業の債務負担行為の予算についてです。
 庁内ITネットワーク整備事業について、債務負担行為を追加し、1億円の補正を計上していますが、今急いでする理由が明らかでありません。また、事業者の選定をプロポーザル方式で決めるということですが、この選定方式は、委員会審議の中でも指摘されているように、最初から自治体が恣意的に事業者を選定することができ、形式上、競争入札のようにも見えますが、形をかえた随意契約のようなものであり、透明性、公平性が確保できていないだけでなく、極めて官製談合さえ生み出しやすい構造になっています。
 今後、メーカーとは、整備事業だけでなく、維持管理などの関係も生まれ、それに伴い、1億円にとどまらない税金が投入されるものであり、利権の温床にもなりかねません。透明性、公平性は、自治体の契約における生命線です。これが不明瞭な予算には到底賛成できません。
 最後に、都市計画総務費のうち、旧市立病院跡地売却を前提にした龍華交通株式会社と市立病院跡地の一部の等価交換に係る経費についてです。
 旧市立病院の跡地の活用については、地域の住民からもさまざまな要望が市に提出されてきました。そのような声を無視し、市民の貴重な財産を営利企業のもうけのために売却することは許されません。
 委員会審議の中でも、歩道整備や用地形状の整形を行うために等価交換を行うということですが、結局、民間業者の都合を最優先したものであり、今回の土地交換は、民間企業に市立病院の跡地を売却しやすくし、民間企業が市立病院跡地を開発しやすくする手助けを行政が行っているとしか言えません。
 以上の理由によって、当議案に反対するものです。
 同僚議員の皆さんの御賛同をお願い申し上げまして、反対討論を終わります。(拍手)
○議長(垣内博美)
 次に、永田議員、討論願います。
◆3番議員(永田善久) 〔登壇〕(拍手)
 ただいま議題となっております議案第89号について、自由民主党、新世やお及び公明党を代表し、賛成の立場から討論を行います。
 本補正予算につきましては、人事異動に伴う過不足調整を初め、新型インフルエンザ対策として、大阪府安心こども基金を活用した感染防止対策や、休日急病診療所の患者数増加に伴う嘱託医師等への報酬、中小企業に対する融資件数の増に伴う信用保証料補給金、さらには、国の理科教育設備整備費等補助金を活用した理科備品の購入費などに関する、市民生活に必要な経費が予算計上されているものであります。
 我々は、現在の厳しい社会経済状況の中、少しでも市民生活を支援できるよう、あらゆる方策について議論を行い、提案をしてまいりました。
 国においても、昨年度に引き続き、平成21年度1次補正予算で、経済危機対策関係予算を計上しており、地域活性化等の速やかかつ着実な実施を図ることを目的とした、地域活性化・経済危機対策臨時交付金が、本市にも約5億8000万円交付されるなど、大きな経済効果が期待されているところであります。
 また、本補正予算にも、この1次補正予算で拡充された基金や補助金による事業が含まれており、必要な事業を進めていただいていると認識しております。
 特に、国の1次補正予算で計上された子育て応援特別手当については、厳しい社会経済情勢を踏まえ、子育てをしている世帯に対する緊急的な経済支援を目的としており、多くの市民が心待ちにしておられたものであります。
 しかしながら、この子育て応援特別手当は、6月定例会で補正予算が可決されたにもかかわらず、本市の受給対象となる約7300人の子どもたちを育てている世帯の方々の期待を裏切るかのように、新政権のもとで、突如執行停止が決定され、市としても本補正予算において、その関係経費が減額されているのであります。
 国がその財源を充てようとしている子ども手当とは目的が異なるものであり、これまで、緊急経済対策として懸命に取り組んできた成果があらわれつつある中で、このような決定は、地域経済の悪化を招くのではないかと懸念するものであります。
 また、執行を停止しても、事務に関する経費は既に発生しており、市の財政に影響はないものの、社会経済状況の回復に全力を挙げて取り組まなければならない現状において、国民の税金がむだになるのであります。
 これらのことを勘案すれば、子育て応援特別手当につきましては、本来、国がすべき事業ではありますが、それを執行停止するのであれば、市単独でも進めるべき事業であると考えております。
 一方で、我々は、市の厳しい財政状況の中で、市が単独で実施することは難しく、執行部も苦慮された末の判断であるものと理解をしており、本補正予算については、苦渋の選択ではありますが、賛成の立場を表明するものであります。
 執行部におかれましては、地域経済対策の活性化に向けた取り組みをさらに進め、経済の良化に最大限努められますよう、強く要望しておきます。
 同僚議員の皆様には、ぜひ御賛同賜りますことをお願いし、賛成の立場からの討論を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(垣内博美)
 次に、村松議員、討論願います。
◆13番議員(村松広昭) 〔登壇〕(拍手)
 ただいま議題となっております議案第89号につきまして、民主市民クラブを代表し、討論を行います。
 本補正予算につきましては、新しい学習指導要領に対応するための理科の実験に係る備品購入の経費、市立病院跡地を整形し、より効果的な活用を図るための土地の交換に係る経費、また、国で執行停止が決定された子育て応援特別手当の関係経費を国に返還するための減額等、必要な予算の増減が計上されているものであります。
 さらに、国の補正予算により拡充された大阪府安心こども基金を活用し、新型インフルエンザ対策として、マスクや消毒液、空気清浄機を購入する経費が上げられております。
 その対象は、主に、就学前の子どもたちが集まる施設となっており、公立及び私立保育所、公立幼稚園、地域子育て支援センター、つどいの広場、さらに、小学校低学年の児童を対象としている放課後児童室も含まれております。
 本事業につきましては、低年齢児が新型インフルエンザに感染した場合、重症化するケースが懸念されており、これからピークを迎える季節性インフルエンザの対策としても効果が見込める事業であると認識しております。
 しかしながら、簡易保育施設につきましては、就学前の子どもたちが通う施設であるにもかかわらず、本事業の対象には含まれておりません。
 本市におきましては、依然として待機児童が多い中、その解消を図るために、これまでから簡易保育所へゼロ歳児及び1歳児の保育を委託しており、ともに、本市の就学前の子どもたちの健やかな成長のための保育サービスを提供しております。
 今回計上されております新型インフルエンザ対策に係る経費につきましては、全額、大阪府安心こども基金からの支出となっており、市の財源は伴わないものでありますが、対象外となっております簡易保育施設に対しましては、市独自での判断において、市の財源を投入してでも、同様の対策を行うべきであると考えるものであります。
 この新型インフルエンザ対策に係る経費を含め、計上されている各事業等につきましては、必要なものであると判断しており、本補正予算につきましては賛成するものでありますが、簡易保育所への新型インフルエンザ対策に関しまして、市として適切な判断を早期にしていただきますことを強く求めるものであります。
 同僚議員におかれましては、御賛同賜りますことをお願いし、賛成の立場からの討論を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(垣内博美)
 通告に基づく討論は終わりました。
 それでは、討論を終結して、これより採決いたします。
 本件も起立により採決いたします。
 本件、委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。
   〔賛成者起立〕
○議長(垣内博美)
 起立多数であります。
 よって、議案第89号は原案どおり可決されました。
─────────────────────
○議長(垣内博美)
 次に、議案第91号ついて討論を行います。
 通告により、杉本議員、討論願います。
◆17番議員(杉本春夫) 〔登壇〕(拍手)
 議案第91号「平成21年度恩智川東排水区第8工区下水道工事の工事請負契約締結の件」について、日本共産党を代表して、反対の立場から討論を行います。
 本契約の内容は、西高安町四丁目、五丁目地内の下水道工事と上尾町七丁目地内の大阪市環境事業局八尾工場敷地内に4カ所、桝を設置する工事を一体工事として施工するという内容です。
 西高安の本体工事現場から数百メートル離れた上尾町の桝工事を、なぜ同一業者に一体工事として発注する必要があったのか。納得できる説明がありませんでした。
 それどころか、こうした契約は初めてと答弁しているように、どこから見ても問題があります。
 また、今回、桝を設置するとしている大阪市環境事業局八尾工場は、公の施設でありながら、下水道工事が終わって約3年近くたつにもかかわらず、放置してきたことにも疑義を感じます。
 さらに、今回の桝工事はわずか600万円の工事ですが、別工事として発注すれば、市内業者を潤わせることができるのに、それをせず、一括発注した今回の契約のあり方は甚だ疑問です。
 よって、議案第91号に反対いたします。
 同僚議員の皆さんには、御賛同いただきますようお願い申し上げ、反対討論といたします。(拍手)
○議長(垣内博美)
 通告に基づく討論は終わりました。
 それでは、討論を終結して、これより採決をいたします。
 本件も起立により採決いたします。
 本件、委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。
   〔賛成者起立〕
○議長(垣内博美)
 起立多数であります。
 よって、議案第91号は、原案どおり可決されました。
─────────────────────
○議長(垣内博美)
 次に、議案第88号に対し、お手元配付のとおり、大野議員外4名から修正案が提出されております。
 この動議は、地方自治法第115条の2及び会議規則第15条の規定に基づく修正案でありますので、直ちに議題といたします。
 大野議員から提案理由の説明を求めます。
◆8番議員(大野義信) 〔登壇〕(拍手)
 議案第88号「八尾市男女共同参画推進条例制定の件」について、提案者を代表して、修正案の提案説明を行います。
 お手元の修正案を御参照ください。
 最初に、八尾市男女共同参画推進条例を検討するに当たりパブリックコメントが実施されました。39人から156件の意見が寄せられましたが、原案には十分反映されておりません。
 今回の修正案は、寄せられた市民意見も含めて提案するものです。
 前文に、「今なお憲法や女性差別撤廃条約の理念が実現されておらず」との文言を入れるのは以下の理由です。
 99年に男女共同参画社会基本法が国により制定されました。八尾市でも、やお女と男のはつらつプランを策定して10年経過しています。この間の法制度上の前進は幾つかあります。とりわけ、配偶者暴力防止法の制定は、配偶者暴力は犯罪であるという社会的認識を広げ、国と自治体の責務として、暴力の防止、被害者の保護、自立支援を進める力となっています。
 しかし、男女平等、女性差別撤廃を進めるに当たって根源となる問題が残されています。
 それは、働く女性の環境が改善されていないことです。
 国連加盟192カ国中、186カ国が批准している、女性差別撤廃条約は、雇用にかかわる男女平等、女性の社会進出と家庭の問題を両立させることなど、女性に対するあらゆる形態の差別の撤廃を、締約国と政府に義務づけた画期的な国際条約です。
 日本は、この条約を形式的に批准しながら、実質的には全く実行していません。
 例えば、賃金の男女格差、パートタイム労働者を含むのですが、これを見ても、男性を100%として、女性は50.7%であり、批准当時の51.8%と比べて、全く改善されていません。8月に国連女性差別撤廃委員会から日本政府に出された勧告は、本条約が拘束力のある人権関連文書として、また、締約国における女性に対するあらゆる形態の差別撤廃及び女性の地位向上の基礎として重視されていないなどと厳しく批判し、条約の完全実施に基づく差別の是正を強く求めています。
 また、このような実態は、憲法第13条「すべて国民は、個人として尊重される」や、第14条「法の下の平等」に著しく反しています。
 次に、第5条に、大企業の責務として、「男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に策定し、及びこれを実施すること」「大企業は、男女共同参画の立場から、母性保護、雇用形態、労働条件等の改善を行うこと」との文言を挿入したのは、以下の理由です。
 さきに述べたように、国際条約で定められたルールさえ守られていない事態の根源には、世界でも異常な財界、大企業の横暴な支配があります。
 男女平等、女性差別をなくすには、大企業の持つ社会的責任を果たさせることが不可欠です。
 また、第2条の6項、事業者の定義では、原案では「市内で、営利又は非営利を問わず、事業その他の活動を行う法人その他の団体及び個人をいう」となっていたものを、修正案では非営利や団体を除き、「営利を目的として事業活動を行う中小零細企業及び個人をいう」に修正し、7項に、大企業の定義を、「営利を目的として事業活動を行う中小零細企業でない法人をいう」という文言を新たに追加しました。
 これは、大企業と中小零細企業の果たしている役割と社会的責任の違いを明確にしたものです。
 基本理念である第3条の6の項目に、「職場における男女平等、正規労働者と非正規労動者の均等な待遇などを確立し、男女が平等かつ主体的に参画できるよう制度及び環境の整備を図ること」という文言を挿入したのは以下の理由です。
 本来、自治体などの行政機関が民間に率先して均等待遇や権利拡充の手本を示すことが求められているにもかかわらず、公務非正規労働者については実態把握も行わず、改善の方向さえ示していないひどい事態が起こっています。
 公務公共業務のコストを追求すれば、結局、人件費削減となり、官製ワーキングプアを大量に生み出しています。ワーキングプアが担う公務公共業務は、住民に何をもたらすのか、今改めて問われています。
 八尾でも913人の非正規職員が働いており、その約8割は女性です。年収で200万円未満が圧倒的です。
 ことしで30年になる女性差別撤廃条約では、すべての労働者の労働の権利、同一価値労働同一報酬、仕事と家庭の両立を保障していますが、臨時・非常勤職員であることを理由に、これらの権利から排除されている実態は、女性差別撤廃条約に明らかに違反している状況になっています。
 基本理念である第3条の5項に「妊娠、出産その他の性と生殖に関しては自己決定が尊重されること、及び生涯にわたり健康な生活を営めるよう、母性保護等に配慮されること」同じく7項に「農業、商工業等の自営業の分野において従事する女性と男性の労働が適正に評価され、かつ、女性と男性が対等な構成員として経営活動及び地域における活動に主体的に参画する機会が確保されるよう環境整備に努めること」の項目を追加したのは以下の理由です。
 中小業者の営業と暮らしを支える業者女性たちは、税法上、一人の人間としての働き分が認められておりません。家族専従者の給料を必要経費として認めない、所得税法56条は人権侵害の差別的規定です。
 この問題では、市長は、9月議会で、差別的法規だという我が党議員の質問に対して、御指摘のとおりと答弁されています。
 中小業者の多くが加入する国民健康保険には、妊娠や病気、けがの休業所得補償がないなど、社会的・経済的地位のおくれにさらされています。この改善を図るために、追加の文言を挿入しました。
 女性差別撤廃にとって、男は仕事、女は家庭という固定的な男女役割分担観念という問題にとどまらず、女性差別の根源となっている3つの問題を述べました。
 根源の問題にメスを入れなければ、真の男女平等社会は実現できません。
 また、条例を実効性のあるものにするために、第13条に「総合女性センター等拠点づくりを進めるものとする」の文言をつけ加えました。また、第三者機関による苦情処理が必要です。第15条の原案にある、相談への対応の部分を苦情等の処理にかえ、以下の文言としました。
 第15条「市長は、男女共同参画社会の形成に影響を及ぼすと認められる施策に関し、苦情又は男女共同参画の推進を阻害する要因によって人権が侵害された場合の事案について、市民、事業者及び団体からの申出を適切かつ迅速に処理するための第三者機関を設置するものとする」
  2項「市民、事業者及び団体は、前項の機関に申出を行うことができる」
  3項「第1項の機関は、苦情がある旨の申出があった場合において、施策を行う機関に対し説明を求め、その保有する関係書類その他の記録を閲覧し、又は、その写しの提出を求め、必要があると認めるときは、当該機関に是正その他の措置をとるように勧告等を行うものとする」
  4項「第1項の機関は、第2項の規定に基づき、人権を侵害された旨の申出があった場合において、必要に応じて関係者に対し、その協力を得た上で、資料の提出及び説明を求め、必要があると認めるときは、当該関係者に助言、是正の要望等を行うものとする」という文言を入れ、原案の修正を行ったものです。
 常任委員会での審議でも、条例を実効のあるものにすることの重要性が論じられましたが、苦情や人権侵害を受けた場合に、身近に訴えることができ、迅速に処理される機関があることは、条例を実効あるものにする上でかなめとなるものだと考えます。
 女性の就労支援のため、託児所つきの職業訓練の開講や、保育所の受け入れ対象要件の緩和、公営住宅への優先入居など、行政側の支援を求める訴えが出されるケースを考えれば、きちんと対応できる八尾市以外の第三者機関が必要となります。
 以上で、議案第88号「八尾市男女共同参画推進条例制定の件」修正提案の説明を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(垣内博美)
 提案理由の説明が終わりました。
 これより、修正案に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 質疑なしと認めます。
 それでは、これより、議案第88号及び議案第88号に対する修正動議とあわせ、一括して討論を行います。
 通告により、まず、原案及び修正案について、末光議員から討論願います。
◆5番議員(末光道正) 〔登壇〕(拍手)
 議案第88号「八尾市男女共同参画推進条例制定の件」について、原案及び修正案に反対の討論を行います。
 この条例は、男女平等と言いながら、女性差別をなくすどころか、固定化するので反対です。
 資本が女性労働者を安く動員して、使い捨てにすることをごまかして、分断と競争を徹底的に強めるので反対です。
 ましてや、家庭内暴力を性差観、男女の役割など、道徳問題にすりかえて、警察など権力が介入した管理監督を求めるものであり反対です。
 条例は、資本に対する労働者の怒りを、資本にではなく、労働者内部に向け、分断し、競争させるものです。差別を解決するのは、議会や条例や警察ではなく、現場労働者が資本と非妥協に闘う団結の力にしかありません。
 1999年に制定された男女共同参画社会基本法の目的は、男女雇用機会均等法や労基法改悪と一体であり、女性を安価な労働力として活用、登用することでした。
 改悪均等法に当たって、資本は、少子化へのかつてない関心が集まっている。労働力人口の減少を考えれば、女性の活用をさらに進め、男女共同参画社会を目指すことの重みが一層増している女性が子育てをしながら働ける社会、雇用環境の整備が必要とあけすけに語りましたが、男女の働きやすい環境とか、仕事と生活の調和は、女性を安価な労働力として動員するためのペテンです。
 それは、御手洗日本経団連会長が、格差は経済力の源と本音を語っていることから明らかです。
 しかし、2008年の恐慌と2009年8月30日の総選挙で、新自由主義は完全に破綻しました。今ごろになって、八尾市がわざわざこの条例を出してきた目的は何か。それは明らかです。八尾市800事業の民営化攻撃に労働者の怒りが爆発し、国鉄1047名解雇撤回闘争や、八尾北民営化絶対阻止闘争と結びつくことを恐れているからです。
 正規、非正規の分断や男女の分断で、労働者の団結を破壊することをねらった八尾市の新たな攻撃を絶対に認めることはできません。
 共産党の修正案のように、部分的に言葉を修正したとしても、差別、分断、競争をなくすことにはなりません。
 労働現場で、資本と非和解で闘うことを抜きにした男女共同参画推進などインチキです。新自由主義の攻撃の契機になったのは、1986年、男女雇用機会均等法と労働者派遣法であり、その根幹に国鉄分割民営化を据えました。
 さらに、小泉の構造改革で進められた2006年の改悪男女雇用機会均等法は、女性の炭鉱坑内労働を解禁し、労基法、女性保護規定の最後の歯どめまでなくしました。
 日経連の奥田は、工場法以前に戻すと言いました。幼年労働者及び女子労働者を保護することを目的として制定された1911年の工場法以前の無権利状態に戻す攻撃です。資本は、ますます世界に、市場、資源、安い労働力を求め、国内ばかりか、海外で、児童や女性に危険労働、長時間労働、深夜労働をさせています。労働者の権利は国境を越えた団結によってしか守れません。
 現在では、女性労働者の二人に一人は非正規労働者で、基幹的労働力となっています。派遣労働者の83%が女性。均等法で男性並みに働くこと、それができない女性はパートや派遣とされています。雇用管理区分が事実上の男女差別への抜け穴となり、賃金格差に道を開き、女性労働者差別待遇を制度化させています。
 身をぼろぼろにして必死で働いても、年収200万円以下。妊娠したら即首、でなければパートにされる。働いても、子どもの学費も払えない。無権利、低賃金、長時間労働、不安定雇用、これが、均等法23年の女性労働者の実態です。
 男女共同参画推進条例は、このような現実を固定化し、拡大するものです。
 しかし、分割民営化は、動労千葉と国鉄1047名解雇撤回闘争を生み出し、派遣法は非正規労働者の決起を、均等法は女性労働者の決起を生み出しています。
 11月労働者集会は、民営化絶対反対の国際連帯を勝ち取っています。資本主義を打ち倒せるチャンスが訪れています。
 八尾北の民営化、売却攻撃は、八尾市丸ごと民営化、道州制攻撃の最先端です。
 八尾北医療センターの労働者の団結と闘いが、八尾市と共産党の民営化推進の姿を暴き出しました。労働者の怒りを内側から解体する連合などの体制内指導部を打ち倒して、職場の仲間を信頼し、非正規、正規労働者が団結し、民営化労組破壊、派遣法撤廃、労働法制解体攻撃と闘いましょう。
 すべての八尾市の労働者、労働組合の皆さんが、国鉄1047名解雇撤回闘争と、八尾北医療センター民営化は絶対反対の闘いと一つになって、橋下知事や田中市長の道州制、地方分権、民営化を粉砕することを訴えて、反対討論を終わります。(拍手)
○議長(垣内博美)
 次に、修正案について、越智議員から討論願います。
◆16番議員(越智妙子) 〔登壇〕(拍手)
 議案第88号「八尾市男女共同参画推進条例制定の件」に対する修正案について、日本共産党を代表して、賛成の立場から討論を行います。
 我が党は、国会でも地方議会でも、また、本市におきましても、一貫して男女平等を求め続けてきました。
 今議会、やっとその第一歩となる基本条例が提案されたことは、本当に喜ばしいことです。
 また、担当部署におかれましても、大変御苦労されたことと思います。
 しかしながら、市長提案の原案におきましては、責務を課すべき相手が明確になっておらない等、以下に述べる問題点があり、このままでは、真の男女平等の形成が担保されないのではないかと危惧し、修正案に賛成するものです。
 国連の女性差別撤廃委員会は、日本政府の実施状況報告の審査結果、60項目の最終見解を8月に出し、前回、2003年の2倍以上、48項目もの多岐にわたる勧告や意見も盛り込まれました。
 同見解は、日本政府が、条約を、女性差別の撤廃と、女性の地位向上のための基盤として重視していない問題を厳しく指摘しています。そして、日本政府が、条約を法的拘束力のある国際文書として認め、完全な実施を進めるように求めました。
 これまでの自民・公明政権が、条約や委員会の意見に基づく取り組みをわきに置き、改善を求める女性たちの声を無視し、利潤第一主義、大企業、財界中心の立場などを優先して、差別の改善をおくらせてきたことが問われたものです。
 自民・公明政権にかわって登場した、民主党を中心とした新しい政権が、この最終見解にどのようにこたえていくかが今注視され、期待もされているところです。
 同時に、国連の女性差別撤廃委員会の見解を受けた直後に提案された本市の当条例案も、新政権同様に、幅広い人たちから期待と注目を浴びているところです。それは、パブリックコメントに意見を寄せられた方が39人、出された意見が156件という、過去最高の数字にもあらわれています。
 さらに、女性の働き分を認めないという、女性をいまだにあるじの従属物としか見ていない、家父長制度の残存物である、所得税法第56条の廃止を求めた国への意見書が、本市議会では難色を示された会派があり、本日の本会議で上げることができず、非常に残念でなりませんが、全国的には着実に次々と上がり、本市においても、自営業の女性たちの意見書決議要請が何度も何度も議会に届けられていることから見ましても、八尾市の女性たちの当条例への期待の大きさは明瞭です。
 このような立場から、私たち議員団は、何度も何度も時間をかけて、議論に議論を重ね、原案が国連の女性差別撤廃委員会最終見解にこたえ得るものになっているのかどうか、市民の願いにしっかりこたえることができるものになっているのかどうか、検討を重ねてきました。
 この中で、労働において女性が安心して働くことができるよう担保されているか、子育てにおいてはどうか、自営業においてはどうか、母子家庭においてはどうか、一つ一つ検討してきました。
 検討の中で見えてきたのは、女性たちの置かれている差別的な実態が、これまで以上に浮き彫りになってきたことです。
 そこで、まず、この条例の中に現状の認識を明記することがどうしても必要だと判断をいたしました。
 よって、前文に、今なお憲法や女性差別撤廃条約の理念が実現されておらずという認識を明記することが必要だと考え、そのことが挿入された修正案に賛成をするものです。
 また、大企業の社会的責任からかんがみるならば、大企業における労働者の母性保護、雇用形態、労働条件等の改善は、男女平等を実現する上でどうしても欠かすことのできない課題です。
 よって、大企業の責務と明記することはどうしても必要であると考えるものです。
 また、基本理念において、母性保護、非正規労働者の問題、さらに、農業や商工業等の自営業の分野において従事される女性の男女平等の課題をきちんと明記しておくことが、この条例の本来の意図する真の男女平等の実現に合致するものと考えます。
 最後に、この条例を本当に実効性あるものにするには、市民が苦情を申し出ることができる、八尾市以外の第三者機関としての苦情処理機関がどうしても必要だと考えます。
 さらにもう一つ、私たちがなぜ事業者の定義から非営利団体を省き、新たに団体の定義に非営利団体を入れた案に賛成をするのかについてです。
 それは、事業者の役割として、保護者会など、会員の中に何の権利関係も利害関係もない団体にまで役割として一定の課題を課すことにつながっているからです。
 本来、男女平等のための施策を課せられるべきは、国や自治体、そして、社会的責任を負う大企業であります。国や自治体のあらゆる場面での男女平等の施策の中で、また、大企業が労働面での男女平等を進める中で、市民は、男女平等が当たり前という意識になっていくのではないでしょうか。
 女性センターの設置だけでも、大いにその男女平等は当たり前という意識が醸成されるのではないでしょうか。
 市民や団体に、役割と称して課題を課すようなことが絶対にあってはいけないということも申し添えておきたいと思います。また、行政が家庭の中にまで入り込むようなことがあっては絶対にならない、このことも申し添えておきます。
 男女平等を推進するに当たり、条例をより実効性を持たせる、よりその責任を果たすべき対象者を明確にするために、そのことを明確にうたった修正案に賛成するものです。
 同僚議員におかれましては、どうか御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、日本共産党を代表いたしましての賛成討論を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(垣内博美)
 通告に基づく討論は終わりました。
 それでは、討論を終結して、これより、議案第88号について採決をいたします。
 本件も起立により採決いたします。
 採決の順序は、まず、修正案を諮り、修正案が可決の場合には、修正案を除いた原案についてお諮りいたします。
 修正案が否決の場合には、原案についてお諮りいたします。
 初めに、修正案について採決いたします。
 修正案に賛成の方は起立願います。
   〔賛成者起立〕
○議長(垣内博美)
 起立少数であります。
 よって、修正案は否決されました。
 次に、修正案が否決されましたので、原案の議案第88号について採決をいたします。
   〔一部議員退場〕
○議長(垣内博美)
 本件、委員長報告どおり原案可決することに賛成の方は起立願います。
   〔賛成者起立〕
○議長(垣内博美)
 起立多数であります。
 よって、議案第88号は原案どおり可決されました。
   〔前記退場議員入場〕
─────────────────────
△請願第8号「子育て支援施策の充実を求める請願の件」
○議長(垣内博美)
 次に、日程第2、請願第8号「子育て支援施策の充実を求める請願の件」を議題といたします。
 本件は、文教産業常任委員会に審査を付託いたしておりましたので、その結果について委員長から報告願うことにいたします。
△文教産業常任委員長報告
◆文教産業常任委員長(田中久夫) 〔登壇〕
 ただいま議題となりました、請願第8号「子育て支援施策の充実を求める請願の件」について、審査の結果を御報告申し上げます。
 本請願は、去る12月10日の委員会において慎重に審査を行いました。
 審査では、紹介議員の趣旨説明を受けた後、審査の参考として、執行部から見解を求め、本件に対する質疑等を行いました。
 その後、本請願について、採択の立場から討論がありました。
 採決は、まず、本請願のうちの項目7について行い、起立採決の結果、採択少数、不採択多数により、不採択を適当と認めたものであります。
 次に、本請願のうちの項目1から6、項目8及び9の8項目について採決を行い、起立採決の結果、採択少数、不採択多数により、不採択を適当と認めたものであります。
 以上で文教産業常任委員長報告を終わります。
○議長(垣内博美)
 委員長の報告は終わりました。
 それでは、これより、委員長報告に対する質疑を行います。
 質疑ありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 質疑なしと認め、質疑を終結し、これより討論に入ります。
 通告により、まず、谷沢議員、討論願います。
◆15番議員(谷沢千賀子) 〔登壇〕(拍手)
 請願第8号「子育て支援施策の充実を求める請願の件」について、日本共産党を代表して、採択を適当とする立場から討論を行います。
 国会では、2006年以来、衆・参両院で、連続して、「保育・学童保育・子育て支援施策の拡充と予算の大幅増額を求める請願書」が全会派一致で採択されています。
 八尾市でも、憲法や子どもの権利条約に基づき、子どもの最善の利益が等しく保障されるよう、公的責任で施策の充実や財政的支援を進めてほしいと、2万3885名の署名を添えて請願されています。
 いずれも賛同できる内容です。
 1、保育所の新設、増改築で、待機児童の解消を図ることについて。
 深刻な不況のもと、子どもを保育所に預けて働きたいという母親が全国的にふえ続けています。児童福祉法第24条には、保護者の仕事や疾病等のため、保育に欠ける状態にある子どもについて、保護者からの申し込みがあったときは、市町村が保育所において保育しなければならないと明記されています。
 ところが、現実には、保育所に申請しても入所できない待機児が激増しています。その背景には、保育市場への企業参入をねらう財界の意向を受け、自民・公明政府が保育所建設補助金を削減してきた経過があります。
 そんな中、八尾市では、保育所に申請しながら入所できなかった児童が、ことし4月時点で310人、保育所に入所できたら働きたいという潜在的入所希望者を含めると、この数倍にも上ります。
 この間、八尾市は、公立保育所民営化、分園設置、私立保育所の増改築、定員の弾力的運用などによって、待機児童解消を講じてきたとされていますが、待機児は一向に解消されていません。
 それもそのはず、2001年からことし4月までの9年間に、保育所は1カ所ふえただけ。しかも、私立保育所では詰め込み保育が行われ、無認可保育施設では劣悪な環境で保育されるなど、子どもたちの健全な発達が阻害されています。
 赤ちゃんの急死を考える会の調査では、認可保育所での死亡事故が、1961年から2000年までの40年間で15件だったのが、規制緩和が始まった2001年から2008年までの8年間で22件に急増しています。一人一人の子どもたちが、健やかに、伸び伸び成長できる保育環境を整備するため、認可保育所の新設、増改築で定員をふやし、待機児童を解消してほしいというのが請願者の願いです。
 2、公立保育所及び私立保育所の保育士配置基準を改善することについて。
 乳幼児期は人生にとって最も大切な時期であり、豊かな保育が保障されなければなりません。
 ところが、公立保育所では、これまで、3歳児18人に対し、保育士1人であった基準が、今年度から20人に1人に、4、5歳児は、25人に1人が30人に1人に引き下げられ、行き届いた保育が困難になっています。
 先進諸国では、3歳児の配置基準は10人以下が常識。子どもたちにきめ細かな成長・発達を保障するためにも、保育士配置基準の改善が必要です。
 3、共同保育所などの認可外保育施設の認可化を促進し、認可外保育施設の保育の質を向上させるための施策充実と予算措置を行うことについて。
 簡易保育施設は、これまで、年度途中の入所を保障する大きな役割を担ってきました。保育所不足の折、実績ある簡易保育施設を認可化し、待機児解消を図ることは急務であり、そのための施策や予算措置を講ずるのは当然です。
 4、保育所、幼稚園及び地域における在宅地域子育て支援事業を充実させるための予算措置を行うことについて。
 今、子育て困難の中、子どもへの虐待、保護者の精神疾患など、深刻なケースがふえています。
 すべての保育所、幼稚園に、地域子育て支援事業を拡大するとともに、在宅子育てしている親子がほっとできる多様な受け入れ先が地域に必要です。
 また、子育て支援サービスをつなぎ、保健師、看護師、カウンセラーなどの専門家と連携をとりながら、親子を支援すること。支援の質を高めるための研修や実践交流も重要であり、そのための予算措置を請願者は求めています。
 5、公立幼稚園における預かり保育は、十分な職員配置と設備面の改善など、子どもが健やかに成長できるような条件整備をすることについて。
 現在、有償ボランティアという名のサポーターが、1、2名、各幼稚園に配置され、教師1名とともに預かり保育を実施しています。
 ところが、学期ごとにサポーターの半数が入れかわり、子どもたちとのきずなが断ち切られてしまいます。せめて1年間は継続できる雇用形態と身分の安定が必要です。
 また、子どもたちが安心して過ごせる居場所として、保育室をすべての幼稚園に設置することは急務であり、当然の願いです。
 6、放課後児童室の時間延長や対象学年の拡大を行い、これらに伴う職員配置など、施策充実と予算措置を行うことについて。
 現在の放課後児童室は、小学校1年から3年生までを対象とし、学校のある日は放課後から午後6時まで、学校休校日は午前9時から午後5時までです。
 さらに、学校開校日の就学時間を7時まで延長すること。学校休校日の開設時間は午前8時から午後7時にすることが必要で、それに伴う職員配置も充実すべきです。
 7、放課後児童室における特別支援児童の4年生以上の入室について、希望者全員の入室を実施することについて。
 現在、特別支援児童は、障害者手帳か療育手帳を持っていて、かつひとり親であることを条件に、6年生までの入室を認めています。
 そのため、ひとり親でない特別支援児童を抱える御家庭では、子どもが4年生になれば、高い費用をかけてファミリーサポートなどのサービスを利用するか、就労を制限するか、厳しい選択が迫られます。
 また、子ども自身にとっても、なれ親しんだ集団を離れることにより、成長・発達に重大な支障を来すことになりかねません。早急にすべての特別支援児が6年生まで入室できる体制をとるべきです。
 8、子どもの医療費助成制度の対象を小学生以上に拡充することについて。
 現在、東京23区では、中学生まで全額無料で、所得制限なし。大阪府下でも、小学校3年生まで助成している自治体がある一方、八尾市は、修学前までで、所得制限も設けています。
 今、子どもの貧困が社会問題となっている中、アレルギーやぜんそくの子どもさんを抱える御家庭は深刻です。
 子どもたちがお金の心配なく医療を受けられるよう、医療費助成制度の拡充は急務です。
 9、子どもが利用する施設における新型インフルエンザの蔓延防止措置に万全を期するとともに、保育所、放課後児童室などを休業するは、保護者の就労及び休業保障を行うことについて。
 本格的な冬を迎え、新型インフルエンザの蔓延防止に万全を期すと同時に、病後児保育の整備や小規模集団保育の実施など、できるだけ保護者の就労を保障する対策が必要です。
 また、八尾市として、保護者の賃金等の減額や欠勤扱いがされないよう、企業に要望すること。中小企業に対する財政措置を国に要望するなど、具体的手だてをとることを請願者は求めています。
 以上、どの項目も、子育て世代にとっては切実な願いであり、子育て支援を進める上で大事な施策です。
 財政が厳しいときだからこそ、150億円かけて……
○議長(垣内博美)
 谷沢議員、時間が超過をしております。
◆15番議員(谷沢千賀子)
 推進しようとしている大型開発を見直し、未来を担う子どもたちの……
○議長(垣内博美)
 降壇願います。
 次に、益田議員、討論願います。
◆15番議員(谷沢千賀子)
 教育や保育にこそ必要な予算をつぎ込むべきです。
 議員の皆様には、ぜひ請願採択に御賛同いただきますようお願い申し上げ、討論を終わります。(拍手)
○議長(垣内博美)
 降壇してください。
◆11番議員(益田愛幸) 〔登壇〕(拍手)
 ただいま議題となっております、請願第8号につきまして、民主市民クラブを代表いたしまして、項目7を採択、その他8項目を不採択とする立場から討論を行います。
 本請願につきましては、厳しい財政状況の中、子育てをされている世帯にとって、深刻で、切実な要望であると認識しており、市民アンケートの結果においても、本市の子育て環境について、少し不満がある、または不満があると答えた市民が約4割を占めるなど、その充実が求められております。
 私たちも、本市の将来を担う子どもたちの健全な育ちを支援するための施策の充実は、行政が抱える多くの課題の中でも、特に重要なものの一つであると考えており、その視点に立った議会活動を行っているところであります。
 特に、項目7に上げられております、放課後児童室における特別支援児童の4年生以上の入室につきましては、現在、4年生から6年生の療育手帳または身体障害者手帳の交付を受けた児童で、かつひとり親家庭であることが入室条件となっているものであり、障害を抱えた子どもを育てながら、生活のために夫婦で懸命に働いている家庭の児童は対象となっておりません。
 本来の対象であり、入室を必要としている1年生から3年生までの低学年の児童を待機させてまで、すべての特別支援児童の入室を求めるものではありませんが、障害の特性や、保護者の就労等により入室を必要としている特別支援児童に対しては適切な配慮が必要であると考え、項目7については採択の立場を表明するものであります。
 一方、本請願に上げられております項目7を除く各項目については、多くの財源を伴うとともに、子育てについて家庭が担うべき責任まで行政に押しつけようとしているのではないかとも思える内容も見受けられるのであります。
 本市は、子育て支援施策以外にも多くの行政課題を抱えており、限りある財源をその一つの分野に特化して配分することは、27万余りの市民に平等な施策展開とは言えず、広い視野をもって、優先順位を見誤ることのないよう行政運営に努めなければならないと考えております。
 また、家庭の役割や教育力が見直され、重要視されている中で、自助・共助・公助によるそれぞれの分担をしっかり担うための仕組みづくりこそが、今、子育てに求められていると考え、項目7を除く8項目については不採択とするものであります。
 同僚議員のご賛同をお願いいたしまして、討論を終わります。
 ご清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(垣内博美)
 通告に基づく討論は終わりました。
 それでは、討論を終結して、これより、請願第8号のうち、まず、請願項目7について採決いたします。
 本件も起立により採決いたします。
 本件、採択することに賛成の方は起立願います。
   〔賛成者起立〕
○議長(垣内博美)
 起立少数です。
 次に、不採択とすることに賛成の方は起立願います。
   〔賛成者起立〕
○議長(垣内博美)
 起立多数であります。
 よって、請願第8号のうち、請願項目7については不採択とすることに決しました。
 次に、請願第8号のうちの項目7を除く8項目について採決いたします。
   〔一部議員退場〕
○議長(垣内博美)
 本件も起立により採決いたします。
 本件、採択することに賛成の方は起立願います。
   〔賛成者起立〕
○議長(垣内博美)
 起立少数であります。
 次に、本件について不採択とすることに賛成の方は起立願います。
   〔賛成者起立〕
○議長(垣内博美)
 起立多数であります。
 よって、請願第8号のうち、項目7を除く8項目については不採択とすることに決しました。
   〔前記退場議員入場〕
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△議案第94号「市長及び教育長の給料及び手当の特例に関する条例制定の件」
○議長(垣内博美)
 次に、日程第3、議案第94号「市長及び教育長の給料及び手当の特例に関する条例制定の件」を議題といたします。
 本件、説明に先立ち、市長及び教育長から発言の申し出がありますので、発言を許可することにいたします。
 市長。
◎市長(田中誠太) 〔登壇〕
 議長のお許しをいただきましたので、条例提案の説明に先立ち、一言述べさせていただきます。
 先般、市立教育サポートセンターにおいて発生した公金詐取事件により、市政に対する市民の皆様の信頼を大きく損なうことに至りました。
 これまでにも、公務員倫理の確立と服務規則の確保の徹底を図ってまいりましたが、このような事態を招きましたことは、市政の最高責任者としてその責任を痛感しており、市民並びに市議会に対しまして、改めておわびを申し上げる次第でございます。
 大変申しわけございません。
 今後、二度とこのようなことが起きないよう、一層、公務員倫理の遵守を徹底し、組織一丸となり、再発防止に全力を傾けてまいる決意でございます。
 つきましては、市長といたしましての責任を明らかにし、市民の皆様の信頼を回復するため、ただいまから提案申し上げます条例の制定をお願い申し上げる次第でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(垣内博美)
 次に、教育長。
◎教育長(中原敏博) 〔登壇〕
 議長から発言の許可をいただきましたので、一言述べさせていただきます。
 市立教育サポートセンターにおける公金詐取事件につきまして、市民の皆様や議会の皆様、また、関係者の皆様方に御迷惑、御心配をおかけいたしましたこと、大変申しわけございませんでした。
 事件の発覚以来、市長部局とも連携いたしまして、事件の全容解明と再発防止などを報告書にまとめ、できるものから早急に実施してまいりましたが、本事件が教育という場で起こったことの重大さを改めて自覚し、深く反省しているところでございます。
 つきましては、教育委員会事務局全般を統括する教育長としての責任を明らかにし、教育行政の信頼を回復するため、給与の減額を申し出た次第でございます。
 今後とも、教育委員会の組織一丸となり、再発防止と信頼回復に取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 大変申しわけございませんでした。
○議長(垣内博美)
 次に、原副市長から提案理由の説明を求めます。
◎副市長(原正憲) 〔登壇〕
 ただいま議題となりました、議案第94号「市長及び教育長の給料及び手当の特例に関する条例制定の件」につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
 本件につきましては、八尾市立教育サポートセンター公金詐取事件に関連する調査結果から明らかになった事実を真摯に受けとめ、八尾市及び八尾市教育委員会に寄せる市民の信頼を大きく損ねる事態となったことにつきまして、市長及び教育長としての責任を明らかにし、市政への信頼回復と再発防止の決意を表明するために、市長及び教育長の給与を減給するにつきまして、本案を提案させていただくものでございます。
 内容といたしましては、市長の給料月額につきまして、平成22年1月の1カ月間を八尾市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の別表で規定しております給料月額の10分の1の額を、現行支給しております給料月額から減じた額とし、地域手当の月額の算出の基礎となる給料月額としましては、同条例別表で規定しております額から、その10分の1の額を減じた額といたすものでございます。
 また、教育長の給料月額につきましては、平成22年1月から2月までの2カ月間、教育長の給与等に関する条例、第2条で規定しております給料月額の10分の1の額を、現行支給しております給料月額から減じた額とし、地域手当の月額の算出の基礎となる給料月額としましては、同条で規定しております額から、その10分の1の額を減じた額といたすものでございます。
 以上、まことに簡単な説明でございますが、何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(垣内博美)
 それでは、この際、お諮りいたします。
 本件については、質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、本件については、質疑、委員会付託を省略することに決しました。
 それでは、これより、討論に入ります。
 討論ありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 討論なしと認め、討論を終結して、これより議案第94号について採決いたします。
 本件、原案可決することに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、議案第94号は原案可決されました。
─────────────────────
△議案第95号「八尾市固定資産評価審査委員会委員を選任するについて同意を求める件」
○議長(垣内博美)
 次に、日程第4、議案第95号「八尾市固定資産評価審査委員会委員を選任するについて同意を求める件」を議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。
◎市長(田中誠太) 〔登壇〕
 ただいま議題となりました、議案第95号「八尾市固定資産評価審査委員会委員を選任するについて同意を求める件」につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
 本件につきましては、本市固定資産評価審査委員会委員であります西崎宏氏の任期が、来る12月31日をもって満了となりますので、その後任委員といたしまして、新たに貴田典子氏を選任するにつきまして、市議会の同意をお願い申し上げるものでございます。
 貴田氏は、昭和**年*月**日のお生まれで、現在、**市**町**丁目*番**号にお住まいでございます。
 同氏は、昭和52年1月から税理士事務所に勤務された後、昭和54年4月には、近畿税理士会に税理士の登録をされ、その後、昭和55年10月に、本市荘内町において貴田会計事務所を開業され、現在に至るまで、税理士として御活躍されております。
 同氏は、税理士としての幅広い識見をお持ちで、公正にして高潔なお人柄は、本市固定資産評価審査委員会委員として最適任であると考えております。
 何とぞ、市議会の御同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(垣内博美)
 お諮りいたします。
 本件についても、質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、本件については、質疑、委員会付託を省略することに決しました。
 それでは、これより討論に入ります。
 討論ありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 討論なしと認め、討論を終結して、これより、議案第95号について採決いたします。
 本件、原案同意することに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、議案第95号は原案どおり同意されました。
─────────────────────
△諮問第2号「人権擁護委員候補者を推薦するについて意見を求める件」
○議長(垣内博美)
 次に、日程第5、諮問第2号「人権擁護委員候補者を推薦するについて意見を求める件」を議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。
◎市長(田中誠太) 〔登壇〕
 ただいま議題となりました、諮問第2号「人権擁護委員候補者を推薦するについて意見を求める件」につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
 本件につきましては、本市管内の人権擁護委員のうち、葭仲俊幸氏の任期が、来る平成22年6月30日をもって満了となりますので、葭仲氏を後任委員の候補者として、再度推薦するにつきまして、市議会の御意見をお伺いいたすものでございます。
 葭仲氏は、昭和**年*月**日のお生まれで、現在、**市*******番地にお住まいでございます。
 同氏は、昭和36年から、中学校教諭として御活躍された後、教育委員会指導主事、高安中学校長などを歴任され、平成11年に退職されております。
 また、高安コミュニティセンター運営協議会会長などを務められたほか、現在は、民生委員、児童委員などとして御活躍されております。
 人権擁護委員といたしましては、平成13年3月から務めていただいており、平成14年4月からは、東大阪人権擁護委員協議会常務委員を、平成17年6月からは、大阪府子どもの人権専門委員会委員長を現在も務めておられます。
 同氏は、専門的な立場から人権擁護活動へ向けて大変意欲的であり、今後、ますます、複雑多様化する人権問題について、さまざまな啓発活動への参加が見込まれるなど、人格、識見ともに高く、また、広く社会の実情にも精通されておりますので、人権擁護委員の候補者として最適任であると考えております。
 何とぞよろしく御審議の上、御意見を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(垣内博美)
 お諮りいたします。
 本件については、諮問でありますので、次の日程第6、答申第2号において、議会としての意思決定を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、本件については、次の日程第6、答申第2号によって、議会としての意思決定を行うことに決定いたしました。
─────────────────────
△答申第2号「人権擁護委員候補者を推薦するについて答申の件」
○議長(垣内博美)
 次に、日程第6、答申第2号「人権擁護委員候補者を推薦するについて答申の件」を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件は、お手元配付のとおりでありますので、説明、質疑、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、本件については、説明、質疑、委員会付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論ありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 討論なしと認め、討論を終結して、これより、答申第2号について採決いたします。
 人権擁護委員候補者については、適任と認めて答申することに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、適任と認めて答申することに決しました。
─────────────────────
△議会議案第5号「子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書提出の件」
○議長(垣内博美)
 次に、日程第7、議会議案第5号「子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書提出の件」を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については、お手元配付のとおりでありますので、説明、質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、本件については、説明、質疑、委員会付託を省略することに決しました。
 それでは、これより討論に入ります。
 討論ありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 討論なしと認め、討論を終結して、これより、議会議案第5号について採決いたします。
 本件、原案可決することに御異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(垣内博美)
 御異議なしと認めます。
 よって、議会議案第5号は原案どおり可決されました。
─────────────────────
○議長(垣内博美)
 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
─────────────────────
○議長(垣内博美)
 12月定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る11月30日に開会いたしました今期定例会は、25日間の会期を終え、本日、閉会の運びとなりました。
 この間、議員各位には、本会議あるいは委員会におきまして、終始、熱心かつ慎重に審査をいただきますとともに、議事運営にも格段の御協力を賜りましたことに対し、心から厚く御礼を申し上げます。
 さて、さきの決算審査特別委員会の開会直前において、執行部から、教育サポートセンターでの公金詐取事件の報告を受け、市議会といたしましても、事の重大性を踏まえ、早急なる事実関係の解明、また、原因究明の上、再発防止策を講じるよう強く要請し、決算審査の過程においても、審査を一時留保するなどの異例の対応を余儀なくされたところであります。
 とりわけ、今回の不祥事は、平成14年からの長期に渡る公金詐取事件であり、これまで、議会として、問題事象が発生するたびに公金管理の適正化を促してきたにもかかわらず、同様の事件が発生したことについては、まことに遺憾のきわみであり、この点、公金管理体制のずさんさを厳しく指弾せざるを得ません。
 もとより、今回の不正事件は、公務員としての誇りや自覚を失い、私利私欲に走った元職員が引き起こした犯罪であることは認識をしております。
 しかし、そうした犯罪を生み出してきた背景には、公金管理を担当者任せにして、管理職のチェック機能が全く働いていなかった無責任な組織風土そのものにあるといっても過言ではなく、その結果、市民の信頼を著しく損ねる信用失墜行為が発生したことについて、厳しく猛省を促しておくものであります。
 市民福祉の向上のため、日々、まじめに仕事をしている多くの職員にあっては、本当に悔しく、情けない思いであると理解をしておりますが、中国のことわざにもありますように、「心ここにあらざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味わいを知らず」と言います。
 報告いただいた再発防止策についても、それぞれの職員がおのれの問題として意識しなければ、またもや不祥事を繰り返すことになってしまうのではないかと懸念するのであります。
 この点、市長初め幹部職員にあっては、率先垂範はもちろん、各職員に十分お伝えいただき、職員一丸となって信頼回復に努められるよう、強く申し上げておきます。
 一方、本市議会におきましては、より透明性を高め、説明責任を果たしていくことができる開かれた議会を目指し、現在、議会におけるさまざまな課題について、議会内部で協議、検討を重ねているところであります。
 とりわけ、地方分権時代における地方議会並びに議員を取り巻く環境は非常に目まぐるしく、大きく変化してきておることから、私といたしましても、問題解決に向け、真剣勝負、全力で取り組みますとともに、今後とも適切な議事運営に努めてまいりたいと考えておりますので、どうか議員各位並びに執行機関の皆様には、引き続き格段の御配慮と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 さて、ことしも、残すところあとわずかとなりましたが、この1年間を振り返りますと、アメリカ合衆国において、オバマ大統領が就任し、国内では、民主党政権が誕生するなど、政治における非常に大きな転換、変革のあった年でありました。
 一方、景気、雇用の悪化が一段と深刻さを増し、一部、持ち直しの報道もありましたが、市民生活において実感するまでには至らず、再度の景気悪化が懸念されているところであります。
 また、事業仕分けによる、むだの洗い出しといわれる取り組みが行われました。
 一円たりともむだにしないという田中市長の政治姿勢に通じる取り組みであるかと考えますが、今一度、だれにとってのむだをなくすのか、市民にとってのむだであることはもちろんのことでありますが、目先のことのみにとらわれることなく、ぜひとも、大局的な、八尾市の将来を見据えた上でのむだ、このことを改めて考えていただき、市民の皆さんが、日々、豊かさと安らぎを実感できる地域社会の実現に向け取り組んでいただきますよう、強く求めておきます。
 終わりに臨み、寒さはこれから一段と厳しくなりますだけに、皆様方には健康に十分御留意の上、御健勝にて輝かしい新年を迎えられますよう、心から祈念を申し上げまして、簡単ではありますが、閉会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。
 それでは、市長からあいさつ願います。
◎市長(田中誠太) 〔登壇〕
 平成21年12月定例会の閉会に当たりまして、御礼を兼ね、一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会は、去る11月30日に開会され、数多くの重要議案を提案申し上げましたところ、議員の皆様には、本日までの間、本会議あるいは各常任委員会におきまして、終始熱心かつ慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。
 各議案につきましては、ただいま御可決または御承認を賜りました。心から厚く御礼を申し上げます。
 ありがとうございました。
 また、八尾市固定資産評価審査委員会委員を選任するにつきましての御同意をお願いを申し上げます件並びに人権擁護委員候補者を推薦するについて御意見をお伺いいたします人事案件につきましても、本日、御同意等を賜り、ここに厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 本会議、各委員会を通じまして、議員の皆様から賜りました御意見、御要望の諸点につきましては、これを十分に生かし、今後の市政運営並びに予算執行に反映してまいりたいと考えております。
 さて、本年も余すところあと1週間となり、新年を間近に控え、ますます慌ただしさが増してまいりました。
 振り返りますと、本年の社会経済情勢においては、昨年来の金融危機による景気の激しい落ち込みを脱し、緩やかな回復傾向にあると言われた時期もありましたが、物価の下落による円高やデフレなど、景気の二番底の懸念が高まり、依然として厳しい状況が続いております。
 また、5月以降、新型インフルエンザの流行が拡大し、市民生活に大きな影響を及ぼしています。
 一方で、政権交代による新内閣が発足し、新しい施策、政策への期待や、本格的な地方分権時代の到来の機運が高まり、過日発表された本年の世相をあらわす漢字である「新」という字が物語るように、新たな転換の時期を迎えております。
 しかし、本市は、ただ漫然と時代の潮流に流されることなく、市民生活を守る基礎自治体として、しっかりと目を見開き、地に足をつけ、緊急経済雇用対策や新型インフルエンザ感染拡大防止対策など、さまざまな喫緊の課題に対し、迅速かつ的確に対応してまいったものと考えております。
 さらには、各地域に対し分権を進める地域分権の考え方のもと、八尾市の未来を語るタウンミーティングを、昨年度に引き続き、市内各地域にて開催する中、地域の皆様方とともに語り合い、地域の現状や課題を共有し、持続可能な地域のまちづくりを推進するなど、将来を見据えた取り組みを着実に進め、今後においても、市民の皆様とともに、希望に満ちた、元気で新しい八尾のまちづくりの実現に向け、一層の努力を尽くす所存でございます。
 改めまして、皆様方の絶大な御支援と御協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。
 結びとなりますが、この1年間、議員の皆様方を初め市民の皆様方から賜りました御厚情に感謝いたしますとともに、年の瀬を迎え、寒さも一段と厳しくなっております中、皆様方におかれましては、健康に十分御留意をいただきまして、平成22年の新春を御健勝にてお迎えになられますよう、心から祈念を申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。
 まことにありがとうございました。
─────────────────────
○議長(垣内博美)
 以上をもちまして、平成21年12月定例会を閉会いたします。
 午前11時45分閉会
─────────────────────────────────────────────


〇会議録署名議員

┌──────┬─────────┬─────────────────────────┐
│市議会議長 │ 垣 内 博 美 │                         │
├──────┼─────────┼─────────────────────────┤
│市議会議員 │ 益 田 愛 幸 │                         │
├──────┼─────────┼─────────────────────────┤
│市議会議員 │ 柏 木 順 子 │                         │
└──────┴─────────┴─────────────────────────┘