議事ロックス -地方議会議事録検索-


大阪府 枚方市

平成21年予算特別委員会(第5日目) 本文




2009.03.23 : 平成21年予算特別委員会(第5日目) 本文


○池上公也委員長 開議に先立ち、事務局職員から委員の出席状況を報告します。伊藤事務局次長。


○伊藤 隆市議会事務局次長 本日の会議のただいまの出席委員は、14名です。
 以上で報告を終わります。
    (午前10時1分 開議)


○池上公也委員長 ただいま報告しましたとおり、出席委員は定足数に達していますので、これから予算特別委員会を開きます。


○池上公也委員長 議案第62号 平成21年度大阪府枚方市一般会計予算を議題とします。


○池上公也委員長 先日に引き続き、一般会計について、厚生・建設常任委員会の所管分野における質疑を行います。
 まず、松浦幸夫委員の質疑を許可します。松浦委員。


○松浦幸夫委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。
 野球も気になるところなんですが、休みで間が空きましたんで、また新たな気持ちで、気合いを入れてやらせていただきたいと思います。
 17日の総務・文教常任委員会の所管分野の質疑の中で提言させていただきました交通網の整備については、住み続けたいまちづくりを目指す上で、とても重要であると思います。
 枚方は、京都、大阪の中間に位置し、京阪電鉄とJR学研都市線があります。また、淀川の向こう側にはJR東海道線と阪急があり、生駒方面には近鉄やJR奈良線があり、その中間に枚方があります。
 これらの鉄道をつなぐ道路や路線バスが充実すると、おのずと枚方の利便性が向上し、住みたい、住み続けたいまちになっていくと思いますが、道路・交通網の拡充に向けた取り組みについて、お伺いしたいと思います。


○井上浩一土木総務課長 お答えいたします。
 道路・交通網の拡充に向けた取り組みにつきましては、平成22年3月に開通が予定されております第二京阪道路により国土軸である名神高速道路、京滋バイパスや近畿道と連絡することで、近隣都市や関西空港へのアクセスなどの利便性が大幅に向上するとともに、本市におきましても、東西を結ぶ東西軸の整備として枚方藤阪線が昨年に開通し、市域内での交通ネットワークの充実が図られたところでございます。
 今後とも、国・府に対し広域幹線道路の整備促進に向けた要望を行うとともに、重点・重要整備路線を基本とした道路ネットワークの構築に向けた取り組みを進めてまいりたいと思います。
 さらに、府道においては杉田口禁野線の拡幅、本市においては枚方市駅までを結ぶ枚方藤阪線などの整備を進め、交通安全や渋滞対策に取り組んでまいります。
 また、交通網の拡充につきましては、地域レベルで公共交通に占めるバスの役割は大きいと認識しており、従来、バス事業者に対し、公共交通不便地域や空白地域に小型バスなどの運行を要望してきております。
 今後、事業者にとりましては採算性の課題が大きいと聞いておりますが、駅前広場整備などの機会をとらえまして、バス路線の拡大や増便を要望し、本市における安心、安全で円滑な道路・交通網の確立に努めてまいります。


○松浦幸夫委員 続きまして、枚方宿街なみ環境整備事業について、伺います。
 歴史的景観保全事業については、ことしも多くの税金が投入されています。古い建屋は、それなりに整備されていますが、町並みとなりますと、今以上の整備ができるとは思えません。どのように考えておられるんでしょうか。
 町並みとして歴史街道的な整備ができないのなら、以前から申し上げておりますが、桜町の水面廻廊から鍵屋周辺までに絞った町家の整備と淀川の舟運とを結び付けた枚方の観光名所としての整備をしていかれたらどうでしょうか。
 聞くにとどめるのではなく、将来の枚方の観光資源の開発という観点から、ぜひとも検討をお願いしたいと思いますが、御意見をお伺いしたいと思います。


○河本通孝まちづくり推進課長 お答えします。
 枚方宿地区は、延長が約1.5キロメートルと長く、本市の中心市街地に位置していることから、残っている町家も点在した状況になっております。このため、平成14年度から街なみ環境整備事業制度を活用いたしまして、道路の美装化を初め、町家や一般住宅などの修景助成を行っておりますが、歴史を生かした町並みの広がりに至っていないのが実情です。
 また、枚方宿街道においては、枚方市駅周辺を賑わいゾーンとして、また鍵屋資料館を初めとする枚方公園駅周辺を交流ゾーンとして位置付け、特色あるまちづくりを進めております。
 最近では、町家情報バンクの活動により鍵屋資料館周辺の交流ゾーンにおいて3軒目の店舗がオープンし、くらわんか五六市や街道菊花祭などの開催時には鍵屋資料館への入館者が増えるなど、相乗的な効果が見受けられております。
 水面廻廊や淀川の舟運を結び付けた観光名所としての整備につきましては、今後、枚方公園駅周辺においてにぎわい創出のための歩行空間を視野に入れており、検討に当たっては、周辺の自然や歴史的資源のネットワーク化を図り、広くPRできるように努めてまいります。
 このような取り組みを通しまして、さらに枚方宿及びその周辺施設の集客力を高めたいと考えております。


○松浦幸夫委員 枚方宿周辺のにぎわいとなりますと、当然、市駅前の再開発が求められてくると思います。総合文化施設PFI事業は、今後の税収の動向を見るということで、取り組み時期が繰り延べされております。今後、日本経済の動向を見ても、新病院建設後、総合文化施設建設に向けて、枚方市の財政環境が改善されるとは考えられません。
 そこで、今、考え方を変えて、枚方市駅周辺の再開発といった大きな範囲で考えてみますと、一番のネックは、枚方市の庁舎の存在だと思います。老朽化し、手狭で、市民に大変御不便をおかけしているのが現状です。
 また、駅前道路整備も満足できるものではなく、サンプラザビルで囲まれた駅前広場もバス、タクシーとともに一般の車で非常に混雑している状況です。
 枚方市が持つ、この庁舎、市民会館、岡東中央公園を含んだ土地は、市の大きな資産であります。これらを活用し、駅前のサンプラザビルすべてを巻き込んだ市駅の南北一体開発の絵を描き、枚方市民に新たなまちづくりのビジョンとして示されたらいかがでしょうか、御意見をお伺いしたいと思います。


○谷本秀樹市街地整備課長 枚方市駅周辺の再整備につきましては、駅前広場の交通混雑の解消、商業の活性化など、枚方市駅周辺が抱えるさまざまな課題を総合的に解決すべく、検討を進めております。
 この中で、枚方市駅を中心に北口及び南口を一体的にとらえ、本市の玄関口にふさわしい、魅力的な町並みの形成を目指し、ビジョンを策定していく考えでございますけれども、市庁舎と総合文化施設の整備につきましては、平成19年2月に御報告させていただきました新庁舎整備方針(案)を基本に検討していく考えでございます。


○松浦幸夫委員 大変に厳しい時代ではありますけれども、この今の時期を新たなチャンスとして、その駅前の再開発ビジョンを作成し、竹内市長色として打ち出していただきまして、市民に夢を与えていただけるよう、ぜひともお願いしておきたいと思います。
 次に参ります。
 保育所の整備補助金について、お伺いします。
 ことしの予算だけを見ますと、私立保育所への施設整備補助金として1億9,074万円が計上されております。公立保育所には、施設改善補修工事費として1,030万円となっておりますが、この金額の差はどのような理由なのかをお伺いしたいと思います。


○杉浦雅彦子育て支援室課長 保育所の整備補助金について、お答えいたします。
 保育所の整備につきましては、多額の経費がかかることから、計画的に優先性の高いものから順次実施しており、整備事業の内容などによって予算額も変わってきます。
 民間保育所の整備につきましては、特定財源として国の交付金を活用することができますので、毎年一、二園程度、保育所の建て替えや大規模修繕などの事業に対し、補助を行っています。
 平成21年度は、長尾保育園の建て替え事業と天の川保育園の大規模修繕事業への補助を予定しており、補助額の3分の2は国の交付金となります。
 公立保育所につきましては、平成17年度から、一般財源化により建て替えなどに対する整備補助が廃止されましたので、予算の範囲内で必要な改修等を実施しています。
 また、先日御可決いただきました平成20年度補正予算の中で、公立保育所の空調設置経費として3,623万2,000円を計上しており、平成21年度に予算を繰り越して、公立保育所に空調設備を設置し、環境改善を図ってまいります。


○松浦幸夫委員 それでは、最後の質問をさせていただきます。
 岡東中央公園改良事業についてですが、緊急雇用創出のために、今、職員給与をカットして対応しようとしているときに、花と音楽にあふれたまちでもなかろうと思っておりましたが、本会議の代表質問において、災害時の機能を強化するための大型車の出入り口、あるいは雨水貯留施設等を整備するとの答弁でしたので、そのことについては納得いたしました。
 そこで、今、市の公園でほかに雨水貯留施設を設けてある公園があるのか、また、今後、既存の公園に設置される予定があるのか、お伺いしたいと思います。


○川村英毅公園みどり課長 お答えいたします。
 雨水貯留施設は、雨水の流出を抑えるために都市公園などの公共施設内に雨水を一時貯留するための施設であり、その設置については、下流域における保水・遊水機能の確保、増大を図り、水害に強いまちづくりを目指すことを目的としております。
 今回、昨年の夏の豪雨で公園周辺が浸水したこともあり、岡東中央公園の改良事業におきまして、公園の広場の拡張を図る中で、広場の表面に雨水を貯留できる機能を持たせ、整備を行うものです。
 本市公園の雨水貯留施設の設置状況ですが、平成元年制定の公共・公益施設における雨水流出抑制施設設置基準に基づき、新設公園の12公園に設置しており、現在、整備中であります印田町ふれあい公園にも設けております。
 今後も、引き続き、整備を予定している公園に設置を行っていくとともに、既存の公園におきましても、改良の際に規模や公園の立地条件を考慮した上で整備に努めてまいります。


○松浦幸夫委員 ありがとうございました。
 以上で終わります。


○池上公也委員長 次に、石村淳子委員の質疑を許可します。石村委員。


○石村淳子委員 おはようございます。
 会派の協力を得まして3分延長させていただきますので、私の持ち時間は、31分です。できるだけテンポよくいきたいと思いますので、御答弁の方もどうかよろしくお願いいたします。
 まず、障害者自立支援法に係る施策についてです。
 予算説明書の187ページでショートステイ事業に約5,500万円が計上されています。昨年より1,000万円削減されているんですが、枚方市にはショートステイを行うところがなく、特に土・日曜の利用ができないなど、保護者から何とかしてほしいという声をお聞きします。
 1,000万円の減額の理由と本市のショートステイ事業の実態について、お聞きいたします。


○山田雅之障害福祉室課長 お答えいたします。
 本市のショートステイ事業は、市内の障害福祉施設や特別養護老人ホームで実施しているほか、市外の事業所33カ所でも利用していただいております。
 平成19年10月以降の利用者数は、市内施設で毎月約60人、市外施設で毎月約40人と、大きな増減は見られません。
 また、利用者の延べ人数では、市内施設は毎月260人程度で推移しておりますが、それに対し、昨年度、数名の長期継続利用者が施設入所した市外施設では、毎月370人から120人に減少するものと予測して予算を計上したもので、従来のニーズにはこたえられるものと考えております。


○石村淳子委員 障害者自立支援法が施行されて3年間が経過しました。応益負担や、また施設の報酬単価が月額から日額に変わることにより、たくさんの弊害が出ています。
 私どもは、障害者自立支援法は廃止し、新たな制度に切り替えるべきだと考えていますが、国が介護報酬の引き上げを行い、介護従事者の報酬引き上げを行うということになっています。
 しかし、施設によっては、マイナスになるところも出てくるように聞いています。特に、ショートステイ事業については、人件費が出なくて廃止する事業者もあります。
 保護者の親が亡くなり、緊急的に預かってもらおうと思っても、枚方市には対応できる施設がありません。比較的近い高槻市や寝屋川市に登録していても、いっぱいで受け入れてもらえない。枚方市でなんとかしてくださいよ、おたくは重度で人手がかかるからと断られる。
 枚方市に受け入れてくれる施設がなければ、親の葬儀にも出られなくなる事態が発生してしまうのです。親の介護や冠婚葬祭なども含め、今後、必要な事業だと思います。市としてもっと積極的に本事業を拡大すべきだと思いますが、見解を尋ねます。


○山田雅之障害福祉室課長 お答えいたします。
 御指摘のとおり、平成21年度には障害者自立支援法の見直しが予定され、応能的な利用者負担へのシフトや報酬単価のアップ等が予定されております。
 ショートステイ事業など、障害者自立支援法に基づく自立支援給付は、全国で提供されているものであることから、さまざまな機会に国に要望してまいりたいと思います。


○石村淳子委員 ぜひとも実現に向けて積極的に対応していただきたいと思います。
 次に、189ページで日中一時支援事業経費、移動支援事業経費がそれぞれ昨年度より増額されています。
 日中一時支援事業については、拡大もされるということですが、土曜、日曜の利用はできません。土・日曜の利用についても検討できないでしょうか。
 また、土・日曜の移動支援は、障害者の余暇を楽しむ時間の確保、保護者の休養のためにも必要です。いただいた資料でも、移動支援事業の利用者数は、この3年間を見ても、非常に増えています。ガイドヘルパー研修を行い、人数確保に努力をしておられるようですが、確実に利用者のニーズにこたえられているのでしょうか、お尋ねいたします。


○山田雅之障害福祉室課長 お答えいたします。
 日中一時支援事業につきましては、日帰りショートステイ事業を補完するという側面もあり、平成21年度から、身近な施設で障害児の方の利用がしやすくなるよう、報酬体系等を見直しているところです。このことによって、曜日を問わず、その受け入れ枠の拡大を図っていきたいと考えております。
 次に、移動支援事業については、今後もガイドヘルパーの養成研修やフォローアップ研修などに取り組み、利用者のニーズにこたえてまいりたいと考えております。


○石村淳子委員 ありがとうございます。
 日帰りショートステイ事業を補完する事業として、曜日を問わず、受け入れ枠の拡大を図るということです。今後、土・日曜の利用も視野に入れて検討していただけると理解させていただきます。
 年々高齢化する保護者の思いは、自分がもしいなくなったらどうなるのだろうかと、不安は尽きません。特に重度の障害者を預かる施設は、本当に少ないんです。奇声を上げたり、ドアや物を壊したりするため、枚方市のケアホームやグループホームは、利用することができません。
 私は、先日、20人という少人数で、ケアホームとショートステイ事業を組み合わせた施設で、茨木市にある生活支援センター「あゆ」を見学に行きました。多くの保護者の方が見学に来られていましたが、子どもの将来を思うとき、隣近所に遠慮をせず、作業所の仕事を終えてからゆっくり過ごすことができる、こうした入所施設は、本当に保護者の切実な願いなのではないでしょうか。
 今後、こうした入所施設も視野に入れ、障害者の自立を支援していただくよう、これは要望とさせていただきます。
 次に、183ページ、福祉作業所法人化支援事業について。
 大阪府は作業所の補助金を3年後に廃止し、新体系への移行を促していますが、作業所については、保護者がお金を出し合いながら、さまざまな形態でつくってきた経過があります。
 例えば、重度障害者8人の作業所と同種別の8人の作業所とを合併して一つの法人にする場合、Aという作業所は食事を作って仲間とともに遊びながら遠足なども取り入れている、Bという作業所はお弁当を持たせてただ預かっているだけ。こういう環境の違うところが一つの法人ということになれば、16人分の食事を作るスペースが要ります。こうなると、その場所もなく、必然的に食事が作れなくなってしまいます。
 どちらの条件も引き上げられる体制でなければ、意味がありません。こうした作業所をどのように移行し、支援するのか、もし3年後までに移行できない作業所は廃止になるのか、お尋ねいたします。


○山田雅之障害福祉室課長 お答えいたします。
 現在、市内には19カ所の福祉作業所がございます。
 本市では、平成21年度から大阪府の補助制度が廃止になる平成23年度までの3年間を対象に、新体系への移行支援策を実施いたします。
 1つ目は、法人化への支援で、NPO法人に委託して、法人立ち上げまでの支援、法人格取得後の会計処理等の支援を行うものです。
 次に、補助制度を再構築し、備品加算や欠員加算、最重度加算、合併加算等を行います。
 また、あわせて個々の福祉作業所に情報提供を行うとともに、個別相談に応じるなど、運営の安定化を図りつつ、すべての福祉作業所が新体系へ移行できるよう支援してまいります。


○石村淳子委員 ありがとうございます。
 すべての作業所が新体系に移行するまで市が責任を持って最後まで支援を尽くすということですから、こうした統合問題でも、きっちりと、個別に、細かく相談に乗りながら、廃止となる作業所が出ないようによろしくお願いいたします。
 次に、保育所待機児童の解消について、お尋ねいたします。
 平成21年度は、待機児童解消のため、私立保育所5園で30名の定員増を行うということですが、それでも保育所に入れない子どもが出るということです。
 資料で過去5年間の待機児童の推移について示していただきましたが、平成20年は、4月1日時点で、新定義では0名ですが、旧定義では44名も出ます。10月1日時点では、新定義で238名、旧定義で357名にもなってしまいます。ことしは、もっと多くの待機児童が予想されます。
 今、各保育所は、弾力運用で定員を超える子どもたちが入所しており、それでもこのように多くの待機者が出るということです。抜本的に解決するために、私立保育所だけではなく、以前から指摘もしてきた菅原保育所の定員増も含め、公立保育所の0歳児の増員や、新たな公立保育所を設置することも検討すべきではないかと思いますが、見解を伺います。


○式田康子子育て支援室課長 保育所に入所を希望される方が昨年秋ごろから急激に増えてきたため、急遽、平成21年度から私立保育所5園で30人の定員増をお願いしたところです。
 今後も入所希望の増が予想されるため、計画的な定員増が必要と考えており、現在策定中の保育ビジョンを踏まえて、新子ども育成計画後期計画の中に位置付けていく考えです。
 定員増の方策としましては、私立保育所の建て替えによる定員増や、分園方式の導入、民営化に合わせての定員増、公立保育所の定員の見直しなど、さまざまな手法を取り入れていきたいと考えております。


○石村淳子委員 私立保育所の建て替えによる定員増や、分園方式の導入、また公立保育所の民営化に合わせての定員増、公立保育所の定員の見直しなど、さまざまな手法を考えるということなんですけれども、どんなに頑張ってもこれだけ多い待機児童は解消できないと思うんですね。
 福祉のまち枚方、そして保育のまち、教育のまち枚方、そう言われているんですけれども、行政が入所に対応できなくなるのは本当におかしいのではないかと思います。こんな実態は許せないということを申し上げておきたいと思います。
 次に、公立保育所の民営化についてです。
 予算説明書の205ページに公立保育所民営化事業経費5,300万円が計上されています。保育所整備経費として、工事費が計上されているわけですが、この費用の内訳をお聞きいたします。


○杉浦雅彦子育て支援室課長 工事費の内訳でございますが、楽寿荘敷地に保育所を整備するための基礎造成費として、現在使用されていない旧職員宿舎及び茶室の解体撤去費、楽寿荘入り口から保育所への進入路を整備するための費用、楽寿荘敷地南側から敷地内に出入りができるようにするための階段設置費用などを予定しております。


○石村淳子委員 さだ保育所民営化に伴い、楽寿荘用地に民間保育所を整備する、そのための旧職員宿舎及び茶室の解体、進入路の階段設置の費用だということですが、こうした事業を行うことについて、さだ保育所の保護者との話し合いは行われているのかどうか、お尋ねいたします。


○杉浦雅彦子育て支援室課長 さだ保育所の保護者とは平成19年度からたびたび話し合いを重ねており、造成工事の内容につきましても、保護者との話し合いの中で、その概略について説明を行い、意見交換をしてきたところです。


○石村淳子委員 大阪府の平成21年度予算では、楽寿荘の土地鑑定費用が計上されているだけです。保育所の保護者の意見も聞かず、造成工事の予算まで付けるのはおかしいのではありませんか、見解を求めます。


○杉浦雅彦子育て支援室課長 造成工事の予算につきましては、今後、保育所を整備していく上で最低限必要なものとして計上したものであり、工事の内容につきましては、保護者にも説明してきたところです。
 新規に入所された方や説明会に出席されていない方もおられますので、今後も十分に説明に努めるとともに、御意見をお聞きしてまいります。


○石村淳子委員 大阪府は鑑定費用だけしか計上していないのに、最低限必要だからといって、解体工事や駐車場を設置するための道路、裏道の進入路、階段設置、こんな具体的な内容まで、保護者との話し合いもしていないのに、先行して予算を計上するのは納得できません。
 私たちは、この間、何度も、この詳細図面を出すよう要望してまいりました。どこをどう線引きするのか、現在の楽寿荘がどう変わるのか、全くわかりませんでした。ようやく出されましたのが、この図面なんですね(資料を示す)、市長さん。
 これを見ますと、楽寿荘敷地の3分の1が保育所用地になるわけです。しかも、この出入り口のところの半分は、保育所の入り口として、駐車場が設置されるわけです。現在の楽寿荘の駐車場の敷地のところに保育所が建ちますので、楽寿荘利用者の駐車場が全くなくなってしまいます。そして、その駐車場やお茶室付近の多くの桜が、ちょうど下のところにお茶室があるんですね、なくなってしまいます。
 市長さん、これを見ていただきたいんですけれども(資料を示す)、ちょうどここがお茶室なんですね。その横にこんなに大きな桜の木があるんですよ。それだけではなくて、入り口付近、それから駐車場の付近にもたくさんの桜があるんです。
 こうした桜が、本当に見事な桜がなくなってしまうわけです。今まで楽寿荘の桜の下で、グラウンドで花見をして、ゆったりとした空間がもう大きく変わってしまうわけなんですけれども、楽寿荘利用者の声をもっと聞くべきではないのでしょうか、見解をお尋ねします。


○杉浦雅彦子育て支援室課長 楽寿荘利用者に対しましては、今後、事業を具体化する中で、高齢社会室に協力を求め、説明も含め、利用者の声をお聞きする場を設定していきたいと考えています。


○石村淳子委員 できるだけ早く楽寿荘利用者についても説明していただきたいと思いますけれども、保護者の方は、この道路(資料を示す)、この表側の道路と反対の裏道ですね、ここは本当に細い道なんですが、この裏道を通って楽寿荘敷地の保育所に入っていかなくてはならないわけなんです。
 先日、私は、夕方、この細い道を歩いてまいりました。一番細い道路幅、これは2メートル弱しかありません。片側に用水路がありまして、雨になると増水も心配されますし、夕方になると本当に照明がなくて薄暗いんですね。子どもを連れて歩くと、反対側から、人がすれ違いざまにぶつかるおそれもあります。
 この道を歩いていくと、この最後にですね(資料を示す)、ちょっとわかりにくいですね、この写真なんですけれども(資料を示す)、ここの最後は、行き止まりの階段なんです。ここが(資料を示す)、ちょうど擁壁ですね。この上に楽寿荘が建っていますから、これだけ高い擁壁のところに進入道路を造っていくわけですよ。
 ものすごい勾配があるわけですから、そこをお母さん方が子どもを抱え、重たい荷物を持ち、自転車やバギーに乗せて、どうやって通うんですかね。保育所などの公共施設には、福祉のまちづくり条例で、道路の問題や避難誘導の問題から、できるだけ段差を設けない、バリアフリーにすることが指導されていますけれども、こうした府の条例もクリアできているのでしょうか。通園する子どもや親の安全確保について問題がないのか、お尋ねいたします。


○杉浦雅彦子育て支援室課長 楽寿荘南側道路からゲートボール場へのアクセスにつきましては、従来、さだ保育所の保護者と話し合いをする中で、徒歩や自転車で通園される方のために駐輪場並びに階段を設置する方向で検討しております。
 なお、保育所整備に当たりましては、福祉のまちづくり条例を初め、関係法令等を順守することはもちろん、今後も保護者の御意見をお聞きしながら、可能な限り通園しやすい環境づくりに努めてまいります。


○石村淳子委員 可能な限り保育環境づくりに努めるということですけれども、市長さんはこの細い道を歩いたことがありますか、市長さん、寝ていないで聞いてください。


○竹内 脩市長 私は、その道は歩いておりません。しかし、楽寿荘には何度か寄せていただきまして、全体の状況は理解しているつもりです。


○石村淳子委員 ぜひ歩いていただきたいんですよ。本当に狭くて薄暗いんですね。
 今、子どもを巻き込む、さまざまな事件が取り上げられていますけれども、保護者の多くは不安でたまらないと思います。子どもの環境が大きく変わって、安全対策にも不安のある、このような民営化は行うべきではないと思います。
 また、先ほど待機児童の問題を取り上げましたけれども、現在の公立保育所を残して0歳児の増員を行うこと、また新たな公立保育所を建設すること、そして私立保育所の支援も行いながら多くの待機児童の解消をすることが、今、一番大事なのではないかと思います。今後検討される後期の新子ども育成計画には、こうしたことを反映して、待機児童の解消を図る計画となるよう、意見を申し上げておきたいと思います。
 次に、生活保護について、お尋ねいたします。
 225ページ、生活保護法による扶助費が92億円計上されています。前年度より3億7,000万円増えているのですが、先日の朝日新聞にも、生活保護を受ける人数が1月よりも3割近く増えているという記事が掲載されていました。派遣切りや雇い止めなどの実態も増えているのではないかと思いますが、本市のこの間の保護受給者の人数推移と、従来と少し違う点があれば、聞かせていただきたいと思います。


○阪本 徹保護課長 保護者数は微増していますが、昨年11月から2月末の申請件数は263件で、うち派遣に関するものは13件でした。現在のところ、本市において派遣に関する相談は大きく影響は出ておりませんが、本年3月に派遣の雇用が切れる3年に到達し引き続き雇用の契約が行われない、いわゆる2009年問題が考えられ、それに伴い相談件数も増えるものと思われます。


○石村淳子委員 年度末を控えて、課長さんがおっしゃったように、2009年問題も含めて相談者が増えるということが予想されるということなんですけれども、他市では住居のない人にも一定住居を確保するなどして保護申請を受け付けていると聞いています。
 本市としてもこうした手だてが必要ではないか、また、今後こうした派遣切りなどの相談者が増えた場合、稼動年齢により保護の手だてができないと断るのではなく、仕事が見付かるまでのつなぎ的な保護についても検討されているのか、お尋ねいたします。


○阪本 徹保護課長 派遣労働者の雇用問題については認識しており、今後は、そのような相談も多くなると考えています。
 そこで、解雇等による住宅喪失者の居宅確保の相談や、次の就職先が見付かるまでの職業安定資金、いわゆるつなぎ資金に関する相談につきましては、適宜、最新の情報を速やかに提供できるように情報収集を行うとともに、なおかつ生活保護に至る相談につきましては、社会情勢も十分考慮しながら、保護の適正実施に努めてまいりたいと思います。


○石村淳子委員 緊急対策、雇用対策として、国もさまざまな対策を講じているんですけれども、なかなか、すぐに仕事は見付かりません。息子から仕送りがあったのに、派遣切りで息子からの仕送りがなくなって生活できなくなったという高齢者も増えています。
 住宅確保やつなぎ資金など、さまざまな相談に応じるとともに、今後、ケースワーカーの増員、相談スペースの確保なども検討していただくよう、これは要望とさせていただきます。
 次に、街かどデイハウス事業について、お尋ねします。
 街かどデイハウス事業は、大阪府の補助金が半分に減らされたことから、大変厳しいものになっています。本事業については、介護予防事業を取り入れるとして、介護保険からの支援が導入されますが、新規の参加者を1名以上増やし、それを継続しながら行うのは大変なことです。
 すべての事業を生活支援事業として介護予防を取り入れた事業にすれば、1回につき1万5,000円が支給されます。年間で360万円支給されることになるのですが、しかし、仮に、週1回、月5回実施するということになると、7万5,000円、年間90万円しか入らないことになります。しかも、この事業を実施している時間は、利用者から料金を取ることができません。
 経営面や、今までの街かどデイハウスの事業を楽しみにしていた利用者との関係など、本当にスムーズに事業ができるのか、大きな不安を抱えておられます。市として本事業の具体的な提案や支援をどのように行うのか、お尋ねいたします。


○丹羽 隆高齢社会室課長 街かどデイハウス事業として、今回、新たに介護予防の拠点としての役割を担っていただきますが、これまでの街かどデイハウスとしての住民参加型のきめ細やかな活動実績を生かし、地域に根差した多様な介護予防の普及・啓発活動を推進していただけるものと考えております。
 ただ、介護予防の普及・啓発事業は、国の地域支援事業実施要綱に基づき実施しますが、介護予防を広めていく目的がございますので、街かどデイハウスの従来の事業と区別するためにも、登録者以外の方の参加が必要になります。現在、各事業者と、年間計画等をもとに、具体的な実施方法の確認をしているところでございます。


○石村淳子委員 ぜひとも、きっちりと事業者との相談も行っていただいて、この事業の継続の支援に力を尽くしていただきたいと思います。
 次に、在宅生活援助事業についてです。
 175ページに432万6,000円の事業経費が計上されています。ひとり暮らしの高齢者で訪問介護サービスの利用者に対して2回の支援を行うということなんですが、訪問介護サービスを受けている者でなければいけないのでしょうか。
 ひとり暮らしでも、介護サービスを受けていない高齢者もいます。しかし、気力や体力は同じように落ちていますので、せめて年末などの清掃などをしてほしいという要望もありますが、こうした方々への対応もできないのか、お尋ねいたします。


○丹羽 隆高齢社会室課長 今回、住み慣れた地域で可能な限り在宅生活を継続していただくための支援の充実として、訪問介護サービスを利用しているひとり暮らしの高齢者等に対して、訪問介護サービスでは対象とならない家事援助を行うものでございます。訪問介護サービスを利用していない方は、今回の事業の対象外となっております。


○石村淳子委員 今回は対象外ということなんですけれども、一般施策ですから、ぜひとも検討をお願いしたいと思います。
 次、最後の質問になります。鉄道駅バリアフリー化についてです。
 バリアフリーの調査については、4駅で行ってきて、宮之阪駅も調査を行いました。平成21年度は、御殿山・津田駅のバリアフリー化について4,500万円が計上されていますが、宮之阪駅についてはどのような対応になるのか、お尋ねいたします。


○井上浩一土木総務課長 お答えいたします。
 現在、牧野駅、御殿山駅、宮之阪駅、津田駅のバリアフリー化の整備方針などを定めましたバリアフリー基本構想を、3月11日に開催いたしました枚方市バリアフリー基本構想策定委員会にて承認を受けまして、年度末の策定に向けて最終の取りまとめ作業を進めているところでございます。
 委員が御指摘の宮之阪駅につきましては、高架駅でありまして、枚方市駅方面のホームへはエスカレーターで移動が可能ですが、私市駅方面につきましては階段のみの移動であり、また、多目的トイレも、多機能トイレも設置されていない状況でございます。
 バリアフリー化の事業につきましては、今後、事業者が行っていくものでありまして、駅のバリアフリー化の詳細な内容や時期につきましては、基本構想に基づき鉄道事業者と協議、調整してまいります。


○石村淳子委員 平成22年度に整備に着手するということなんですが、事業内容を見せていただくと、宮之阪駅はエレベーターやトイレの段差解消、ホームの点字ブロックだけでなく、公共施設、そしてイズミヤまでの歩道の問題など、地域周辺のバリアフリーについても多くの意見が出されています。
 こうしたことも含め、高齢者や障害者を初めだれもが安心して快適に移動できるよう、早期の整備を市として事業者に働きかけていただきますようお願いいたしまして、私の質問を終わります。
 ありがとうございました。


○池上公也委員長 次に、三島孝之委員の質疑を許可します。三島委員。


○三島孝之委員 おはようございます。
 同じ会派の福留委員、それと松浦委員も時間を残されました。私も40分ほど残っておりまして、合計すると80分余りの残り時間ですけれども、精力的に質問させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
 最初は、環境美化推進事業に関する質問をさせていただきます。
 環境美化に関しては、本市では、アダプトプログラムを初め、さまざまな形で、市民参加もいただきながら、各種の施策を推進していただいているところでございます。私も、職場の同僚や地域の皆様と一緒に定期的に街頭清掃活動に参加していますけれども、相変わらずたばこの吸い殻は捨てられていますし、その数の多さも目に付くところでございます。
 平成14年3月19日に枚方市ポイ捨てによるごみの散乱及び犬のふんの放置の防止に関する条例を公布し、また、昨年10月1日には枚方市路上喫煙の制限に関する条例を新たに施行していただいたところでございます。
 たばこのポイ捨て防止の強化を目指してさまざまな取り組みを行っていただいておりますけれども、先ほど申し上げましたように、まだまだポイ捨ては続いているようですし、私に関する限りでは、市駅や市役所周辺での喫煙者も目にするところでございます。
 このように、路上喫煙の制限に関する条例を制定されて半年余りが経過した現時点においても、条例の目的は余り浸透していないのではないかと考えております。引き続き、街頭での啓発活動や指導が必要と思いますけれども、今後、どのように対応されるのかを教えていただきたいと思います。
 また、環境保全部の職員の皆さんが交代で取り組んでいただいている街頭での啓発活動や指導の結果をどのように評価されているのでしょうか、トラブルなどはなかったのかもあわせてお聞きしたいと思います。


○山下 修まち美化推進課長 昨年、議会で路上喫煙の制限に関する条例を可決いただいた後、環境保全部を中心に条例の啓発や歩きたばこの指導に取り組んでおります。
 歩きたばこの指導を行っている中で、なかなか聞き入れてもらえない方もいらっしゃいますが、トラブルになった事例はございません。
 また、平成21年度は、緊急雇用創出基金事業を活用し、条例の啓発や指導、ポイ捨て清掃活動などを行っていく考えです。


○三島孝之委員 街頭での啓発におけるトラブルは発生していないということでございましたし、ただいまは平成21年度から緊急雇用創出基金事業を活用して啓発や清掃に取り組むということのようですので、ぜひ目に見える成果が上がることを期待して、次の質問に移りたいと思います。
 次は、同じように条例に制定されていますことですけれども、犬のふんの放置防止についてはポスターを作成していただいておりますし、必要に応じて地域にも配布いただいております。
 さらには、『広報ひらかた』などを通じて啓発活動にも取り組んでいただいているところですけれども、地域の皆様からは、同じペットの犬に関して、ふんの放置にも困るけれども、犬の尿、おしっこにも困っているという声が寄せられています。家の塀が汚れるのはもとより、においで非常に困るという声が寄せられているところでございます。
 その上で、市役所において犬のふんと同じようにポスターを作っていただくことはできないのか、あるいは『広報ひらかた』などを通じて飼い主の皆さんに犬がおしっこをした場合はその都度水で流すことなどを啓発してほしいという要望をいただいておりますけれども、どのように考えておられるのでしょうか、見解をお聞きしたいと思います。


○山下 修まち美化推進課長 本市では、ポイ捨てによるごみの散乱及び犬のふんの放置の防止に関する条例を施行しており、ポイ捨て防止の観点から、犬のふんの適正処理について規定しています。
 犬の尿、おしっこについては固形物ではないため、ポイ捨て防止条例にはなじみませんが、犬の飼い方指導の一環として狂犬病の予防接種の機会を利用するなど、具体的な方法を検討してまいります。


○三島孝之委員 今、山下まち美化推進課長から、犬の尿は固形物ではないから条例の趣旨にはなじまないという御見解をお示しいただきました。一方、犬の飼い方指導の一環として、狂犬病予防接種の機会を利用するなど、具体的な方法を検討するとのお考えを示していただきました。もう少し踏み込んで、見解を示していただければよかったんですけれども、これからいろいろと検討していただくということでございます。
 現に困っておられる市民が少なからずおられるということを認識していただいて、ぜひとも何らかの対応をしていただくように要望させていただきたいと思います。そのことを申し上げて、次の質問に移らせていただきます。
 次は、自転車の安全対策に関する質問をいたします。
 私は、これまで、機会あるごとに、環境に優しい乗り物である自転車と、人と車が共生できる社会の実現が必要であるという立場で、マナー向上などソフト面での対策、そして都市基盤整備などハード面での対策の必要性を提起させてきていただいたところでございます。
 一昨年6月には道路交通法が改正され、自転車の安全確保対策は一歩前進したのではないかと受け止めていますけれども、自転車関連の事故は相変わらず発生しているように受け止めています。まず、道路交通法改正後の自転車関連の事故件数をお伺いしたいと思います。


○中道一郎交通対策課長 お答えします。
 平成20年は、これは1月から12月まででございますが、本市において自転車が関連する事故件数が586件で、平成19年と比較して23件少なく、死傷者数は604名で、平成19年と比較して13名少なくなっております。


○三島孝之委員 今の答弁では、自転車関連の事故については、件数も、死傷者数も、前年度から23件、13人と、若干減少しているということでございます。
 しかし、1年間の事故件数が586件、死傷者数が604人も出ている状況は、やはり見逃すことはできないのではないかと思います。相変わらず無灯火運転は減っておりませんし、道路交通法改正後、特に目に付くようになったのは、平気で道路の右側を通行する自転車が増えたのではないかと考えているところでございます。
 先日、19日の予算特別委員会でも取り上げられましたように、市駅の横のふれあい通りにおける自転車の問題も、その一つではないかなと思っています。交通ルールの順守やマナーなど、ソフト面での対策にはまだまだ課題が多いようですけれども、平成21年度にどのようなソフト面での取り組みをされるのか、お伺いしたいと思います。


○中道一郎交通対策課長 自転車の安全利用の推進につきましては、国、大阪府、市が連携しながら取り組みを進めております。4月に実施される春の全国交通安全運動においても全国重点の一つに掲げており、警察署や交通安全協会等の関係機関と連携して、自転車の安全利用と交通ルール順守、マナー向上の啓発を行ってまいります。
 また、本市では、小学生を対象に自転車の交通安全教室を実施しておりますが、今年度から関係機関と連携し、高齢者を対象とした自転車の安全教室も実施いたしました。
 このほか、交通安全市民大会、高齢者交通安全大会等においても、自転車の交通ルール順守とマナー向上を啓発するとともに、枚方市交通対策協議会を通じて地域への回覧やチラシ配布等も行っております。
 今後も、引き続き自転車の安全利用を推進する取り組みを進めてまいります。


○三島孝之委員 今、中道交通対策課長から、平成21年度も国や府と連携しながらマナー向上などさまざまな取り組みをしていくと答弁をいただきました。関係機関、とりわけ枚方警察署との連携を万全にしていただいて、効果ある取り組みを引き続きお願いしたいと思います。
 次は、ハード面の取り組みについて、お伺いいたします。
 今日まで提起させてきていただいております自転車と人と車が共生するための道路整備を、今後、どのように進めていかれるのか、お聞きしたいと思います。


○松本進吾道路整備課長 これまで、歩道幅員に余裕がある場合は、自転車歩行者道として、人と自転車が共存できるような整備を進めてまいりました。過去には、牧野地区から招提地区にかけての牧野長尾線など、視覚的に歩行者と自転車を分離した形で自転車歩行者道を整備した延長は、約5.7キロメートルになります。
 また、昨年供用しました楠葉中宮線、枚方藤阪線においては、一定の広い歩道幅員がありますので、自転車歩行者道として約1キロメートル整備してまいりました。
 今後においても、各種法令に基づき、できるだけ歩行者、自転車の安全性や利便性を考慮した道路整備を進めてまいります。


○三島孝之委員 今、松本道路整備課長から、今後も各種法令に基づいてできるだけ歩行者、自転車の安全性や利便性を考慮した道路整備をしていくという御答弁をいただきましたが、実際には、まだ6.7キロメートル程度、延長1,000キロメートルのうち自転車と歩行者が分離できる道路というのは本当に短いと思いますので、ぜひ今後とも精力的に進めていただきたいと思います。
 自転車と、人と車が共生できる道路の整備は一朝一夕にできるものとは考えておりませんけれども、厳しい財政事情であることも理解しておりますが、ぜひとも計画的に強力に推進していただくように、重ねてお願い申し上げておきたいと思います。
 その上で、時間が少し残っておりますけれども、最後の質問に移らせていただきます。
 最後は、道路の維持補修にかかわる通報制度について、お伺いいたします。
 本予算特別委員会でも、道路の維持補修に関する議論が行われました。その中で、年間3,600件余りの道路補修に対する通報や要望が寄せられているとのことです。限られた予算の中で緊急性や必要性を踏まえて対応していくとのお考えが示されましたが、私からも、ぜひ予算の増額を強くお願いしておきたいと思います。
 その上で、私は、市民の皆さんが道路の損傷などを発見した場合の通報連絡体制に関して、見解を求めたいと思います。年間3,600件の通報や要望のうち、3,500件余りは市民の皆様から寄せられたものであることからも明らかなように、道路の維持補修のために市民の皆様の協力は不可欠です。
 私は、これまでも、市民の皆様からの通報や要望をよりタイムリーに、より的確に把握するための仕組み作りが大切であるとの観点で、市民の皆様に協力をいただいて道路モニター制度を構築してはどうかと提起させていただいてきましたが、現時点でどのように考えておられるのでしょうか、お伺いいたします。


○八上泰規道路補修課長 お答えします。
 本市では、延長1,000キロメートル以上の道路を管理しており、交通量の増加や老朽化などによる道路損傷箇所が多数発生しております。その発見に向け、土木部においては、日常の点検以外に、年2回、全市一斉パトロールを行い、損傷箇所の早期発見・補修に努めております。
 また、損傷箇所の発見、通報に関しましては、平成18年度より枚方郵便局や関西電力株式会社など関係機関にも協力を依頼しており、今年度からは新たに京阪バス株式会社にも協力を依頼し、損傷箇所の早期発見に努めております。
 委員が御提案の市民参加による道路損傷箇所の発見・通報体制につきましては、市の広報紙やホームページなどから市民の方々にお願いしているところでございます。今後、さらに校区コミュニティ協議会や交通対策協議会にも働きかけてまいります。
 今後も、幅広い視野からの情報が得られるよう、通報制度の拡充に努めてまいりたいと考えております。


○三島孝之委員 今、八上道路補修課長から、前向きに検討したいという見解をお示しいただいたと受け止めさせていただきました。これ以上申し上げる必要はないと思いますけれども、道路は市民の皆様にもっとも身近な都市基盤整備であること、道路延長は毎年伸びていることを踏まえていただいて、何回も申し上げるようで恐縮ですけれども、予算の増額、そして通報制度の仕組み作りに努めていただくように、重ねてお願い申し上げたいと思います。
 持ち時間が若干余りましたけれども、これで質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。


○池上公也委員長 次に、小野裕行委員の質疑を許可します。小野委員。


○小野裕行委員 こんにちは。
 実は、私、持ち時間がもうなくなっているんですけれども、同じ会派の議員の温かい御配慮によりまして、10分間だけいただきましたので、しばらくの間、お付き合いをお願いします。
 まず、街かどデイハウス事業についてですけれども。
 たくさんの委員から、いろんな御指摘がありまして、そのとおりだなと思うわけですけれども、もうちょっと突っ込んだ感じで質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 大阪府が事業を見直して、事業所もいろいろと工夫をされて、大変な状況といいますか、悲観的に考えると大変厳しい状況ばかりが思い描かれて、こんなことで、このまま街かどデイハウス事業が続けていけるんだろうかというぐらい悲観的なふうに思っておられる事業主の方もおられます。
 そのことから、大阪府下では枚方市が本当に事業主の立場に立って弾力的に運用もされているようで、何とか枚方市の思いどおりにその事業が進めばいいなとは思います。
 ただ、しかしながら、1年間かけて、その事業に新たに取り組まれるわけですけれども、その事業が枚方市の想定どおりに進まなかった場合、どのような手だてを考えておられるのか、まず、お伺いします。


○丹羽 隆高齢社会室課長 平成21年度からの介護予防の普及・啓発事業として地域支援事業の委託を行いますが、現在、介護予防の年間予定を提出していただいております。
 ただ、年度途中で実施状況の把握を行い、それとともに事業所との意見交換を定期的に行って、適切な指導等をしていきたいというふうに考えております。


○小野裕行委員 適切な指導もやっていただけるということですけれども、やっぱり事業主が一番心配されているのは、要するに、事業としての収入が得られない場合、事業が継続できないわけですから、そのあたりについての助成というか、応援をできるような手だてはあるのかないのか、教えていただけますか。


○丹羽 隆高齢社会室課長 現在のところ、大阪府のプログラムでは、地域支援事業の中でということになりますので、あくまでも介護予防としてやっていただける範囲でということです。
 ただ、さまざまな予防事業がありますし、枚方の場合、他市よりもかなり弾力的に取り組みをしていただくことを認めておりますので、とにかく、来年度、それを実施していただくと、その上で検証していくということで考えております。


○小野裕行委員 やってみないとわからない部分もたくさんありますので、ぜひとも、それこそ弾力的に財政面も考えていただいて、応援のほど、よろしくお願いします。
 1点、少し気になるのが、平成21年度から1つの事業所がお辞めになると聞いていますけれども、その大阪府の見直しに関連した動きなのかどうなのか、教えていただけますか。


○丹羽 隆高齢社会室課長 平成21年度、今年度末で1つの事業所が事業を終了したいということは、口頭では聞いております。ただ、理由としましては、管理者の方の年齢的なことというふうに聞いておりまして。
 ただ、まだ書類としましては、来年度の事業補助の申請を行っていただく際に、その辺のこと、辞退されるかどうかということになるわけなんですけれども、正式な書類はまだ提出していただいておりませんので、本当の理由と言ったら言い方が変ですけれども、きちっとした理由はそのときにわかるかなというふうに思っております。


○小野裕行委員 御高齢ということで事業継続がしんどいのかなという感じですけれども。
 ただ、大阪府は、街かどデイハウス事業については、どうも、そろそろ整理をしようかなというふうな意向が数年前から見受けられていまして。
 ただ、しかしながら、枚方市は継続して実施していこうということで取り組んでおられましたので、大阪府の補助が減ったから、この事業が枚方市でも行えないような状況になることだけは、ぜひとも避けていただくようにお願いしておきます。
 続きまして、保育所待機児童の解消について、お伺いいたします。
 これも多くの委員さんがいろいろと御質問されましたので、繰り返しになって申し訳ないんですけれども、これも時間がありませんので、端的に伺います。
 今、さまざまな手だてを講じて、その待機児童の解消をされようという努力をされておられたり、いろんな事業計画を立てておられるんですけれども、来年度から国の補助が付いて、例えば、認可外保育所についても事業実施の開設準備のための補助金が付いたり、既存の民間保育所が、例えば、新設ももちろんそうですし、分園、そういうことについても国の補助も付くようですけれども、このことを利用して、しっかりと行政側として働きかけをした上で、その待機児童の解消に取り組めないものかなと思いますけれども、どのようにお考えですか、お聞かせください。


○杉浦雅彦子育て支援室課長 待機児童ゼロの推進を目的として、国は、安心こども基金を創設し、平成22年度末までに保育所等の緊急整備を重点的に行うこととしております。
 この基金による保育所整備事業の中で、賃貸物件による保育所開設についても補助の対象とし、認可保育所の本園及び分園の借り上げに係る賃借料と改修費等が新たに補助対象となりました。
 また、新たに開設する認可外保育施設に対しても、保育所の認可基準を満たすことができる場合に開設準備費として賃借料等が補助対象とされたところです。
 本市における待機児童ゼロの推進につきましては、今後策定する(仮称)保育ビジョンの中で方向性をお示しする予定ですが、保育所の定員増につきましては、認可保育所に分園を設置して定員増を行う手法についても検討しているところでございます。


○小野裕行委員 ぜひとも積極的に取り組んでいただいて、待機児童を年度当初から解消できるように頑張っていただきたいと思います。
 ちょっとすぐには間に合わないですかね。いずれにしても、しっかりと取り組んでいただくことをお願いして、質問を終わります。
 ありがとうございました。


○池上公也委員長 次に、千葉清司委員の質疑を許可します。千葉委員。


○千葉清司委員 私に与えられた時間は、14分であります。したがいまして、厚生常任委員会所管分野については1点の質疑をお願いし、また、建設常任委員会所管分野についてはこれもまた1点の質疑をし、3点を要望とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
 まず、最終処分場跡地の有効活用について、お尋ねします。
 本市の穂谷地域にある、既に埋め立て処分を完了されました一般廃棄物最終処分場は、メタンガスの発生や浸透水のpHが高いために、今すぐ利用できない状況であるとお聞きしております。
 表面は極めて広い、甲子園球場よりも広いような状況で、整地されたグラウンドの形状であるにもかかわらず、現在、この土地は、申し上げましたように、未利用のまま放置されておりますけれども、市民が利用できるグラウンドなどに有効活用ができないものかどうか、お尋ねしたいと思います。


○永田昌宏東部施設課長 お答えいたします。
 本市穂谷にあります一般廃棄物最終処分場は、昭和60年4月より供用を開始しまして、平成14年4月に埋め立て処分を終了しました。
 処分場としての廃止は、最終処分場廃止基準によりまして、浸透水の水質やガスの発生などが基準内になった時点から2年間の経過を見てからということになります。
 現時点では、ガス抜き箇所3カ所のうち1カ所で発生しておりますメタンガスの濃度が十数%という高い濃度でありますことや、また浸透水の水素イオン濃度、pHでございますが、これが12を超えていることなど、これらの項目が廃止基準に満たない状況でありますので、現時点におきまして廃止ができないということから、閉鎖をしまして、技術基準に沿って管理を行っているところでございます。
 御質問の有効利用につきましては、最終処分場の位置付けというものがまだございますので、関係機関と協議を行って検討しているところでございますが、有効利用に当たりましては、立ち入りの管理、また埋め立て区域の明示などの管理基準上の制約を満足することに加えまして、利用に係る十分な安全性を確保する必要がございますので、それらの方策につきまして検討、研究をしていきたいというふうに考えております。


○千葉清司委員 今、永田課長の方から御答弁を賜りました。
 埋め立て処分完了が平成14年4月ですから、もうちょうど7年を経過しようとしています。その間、市民の皆さんは、運動場がないわけですから、あらゆる市の既存の空地を自ら見聞して回っているんです。ですから、ある面では、市議会議員よりも関心が高いですし、私よりも詳しいんです。そういうことで、常々有効利用できないのかということを聞かれます。
 今、答弁されましたけれども、もう7年も経過するわけですから、御答弁の中では、pHの問題、それからメタンガスの問題、もう自然減を待っているというような御答弁のように承りました。このようにして7年も過ぎたわけですから、もうぼちぼち、これだけの技術革新の時代ですから、機械的に技術を駆使してガスを抜くと、あるいはpHを下げていくというような。
 高いお金を捨てるのと一緒なわけですから、何が何でも有効利用しようという視点で、現在の技術力を駆使して、一日も早く市民の要望にこたえるべきだということを、私は、この項については強く求めておきたいと思います。
 次に、新名神高速道路整備についてということでお尋ねする予定でありましたけれども、時間の都合で。
 私も、これはもう議員になってずっと言い続けてきました。御承知のように、14年前に阪神・淡路大震災が起こりました。関西では地震がないという、まさにその神話が崩れました。そして、6,500人弱の尊い人命が奪われました。
 その最大の原因は阪神高速道路が渋滞で救助活動もままならなかったという反省から、地震が起きたのは1月です、7月に災害道路のバイパスとして立ち上げようとしたのは、国なんです。にもかかわらず、その間、凍結だ、見直しだ、何だかんだ言って、もう第二名神という名前も新名神という名前に変えられたんです。そして、挙げ句の果てには、西日本高速道路株式会社という法人として、その財源まで地元で手だてせよと、こういうふうになってきているんです。とんでもない話です。
 その間、東京都の副知事になりました猪瀬さんも、10チャンネルの読売テレビのカメラを積んで、私の地元へ来て、ほえているんですよ、こんな道は要らないと。
 私は、即、文書で、猪瀬氏に対して、とんでもない話だと、枚方あるいは船橋に一日も住んだことがないあなたが必要であるとかないとか言う資格はないと、地元は怒っていると、どう責任を取るんだと、あなたの発言に対して非常に迷惑しているということで文書回答を求めましたけれども、ナシのつぶてであります。
 その方が、石原知事がどのような評価をしたか知りませんけれども、今、副知事として胸を張っています。今度、また枚方に来てフォーラムもやるようですけれども、私は注目しておきたいと思うんです。
 ですから、そういうことを、やはり国の責任においてやってほしいと、最後まで、財源も含めて。竹内市長、それから国土交通省から出向されています高橋理事、そういう歴史経過があるわけですから、これは本当ですから、もう一度、経過を精査していただいて、高橋理事がぜひ窓口になって、国の責任でもって一日も早くこの事業を完結してほしい、そのことをここでは申し上げておきたいと思います。
 それから、次に、交通安全施設整備事業について、お尋ねします。
 交通安全施設整備といたしまして、楠葉美咲2丁目と3丁目地先にある交差点の信号機設置について、お尋ねしておきたいと思います。
 この交差点は、八幡市男山方面から京阪樟葉駅方面へ向かう市道楠葉中央線の慢性的な交通渋滞を避けるための抜け道として利用され、住宅地の中を多くの車が通り抜けていくという大変危険な状態となっています。
 このことについて、地元の校区コミュニティ協議会から信号設置の要望が出ていますけれども、その進捗状況について、お尋ねします。短く答えてください。


○中道一郎交通対策課長 お答えします。
 信号機の設置につきましては、地域からの要望に基づき、本市から枚方警察署へ市民の安全確保の観点から要望を行っており、警察では交通形態や交通量、道路状況などを総合的に判断して設置場所を選定されております。しかし、大阪府下全体での選定となるため、本市における信号機の設置数は、年間で数カ所程度となっています。
 楠葉美咲2丁目と3丁目地先にある交差点の信号機設置については、樟葉南校区コミュニティ協議会から平成20年7月に要望をいただき、本市から直ちに枚方警察署へ信号機の設置要望を行っております。
 本市では、この交差点の安全対策として、以前に道路の区画線標示や啓発看板の設置などを実施しておりますが、今回、新たに「通学路注意」の路面標示や啓発看板の追加設置を行い、枚方警察署においても一時停止の路面標示を施工していただくなど、当面の安全対策を実施いたしました。
 今後も、引き続き、警察署へ信号機の早期設置を要望するとともに、大阪府に対しても信号機の予算拡充を要望してまいります。


○千葉清司委員 今、御答弁いただきましたように、本当に課長には御無理を申し上げまして、区画線の標示や啓発看板の設置等々、即、実行していただきました。
 ただ、最終的に、やはり信号を設置しないと地域住民の命が守れないということでありますので、どうか財政難の時代でありますけれども、大阪府にさらなる御要望をしていただきたいと、このように申し添えておきたいと思います。
 次に、道路橋梁維持補修事業及び主要道路リフレッシュ整備事業についてでありますけれども、時間がありませんから、要望をしておきます。
 各委員さんが、道路は欠くことのならない生活基盤であるということを再三強調されております。私も、全く同感であります。そういうことで、私自身も、その都度、要望を申し上げてまいりました。
 延べ1,000キロメートル以上もあり、どんどん新しい道も築造されていくにもかかわらず、予算の絶対額が止まっているということで、理屈に合わないということは、もう指摘をされてきているとおりであります。
 そういうことで、大体、夏ごろになると予算のガス欠というか、予算が乏しくなるんです。3月末までは予算の執行期間ですから、8月ごろに予算がなくなるというのは、とんでもない話なんです。
 それほどまでに需要が多いわけですから、井原理事兼企画財政部長にも、そのたびに公の場で私自身もお願いしているわけですけれども、極力、道路関係の現場から上がってくる予算については削らないで理解をしていくということを、この場においては、再度お願いしておきたいと思います。
 次に、岡東中央公園改良事業についてでありますけれども、これも、各委員さんの方からいろんな角度の御意見をいただいています。私も、一言申し上げておきたいんですが。
 今度4,300万円で再整備をすると、市長の市政運営方針の根幹であります花と音楽にあふれたまちづくりという施策の一つだと思いますが。
 せっかく4,300万円かけて整備するわけですから、トイレ、私も、あらゆるところに行かせていただいており、一番神経質になっているのがトイレです。41万人のまちとしては、玄関口にありながら、枚方市のトイレが一番汚い。私は、非常に肩身の狭い思いをしています。
 そういうことで、せっかく、市長、花と音楽にあふれたまちづくりということで、これから再整備をするということですから、ほかの市町村にまさるとも劣らないトイレ、特に便器、ひとつグレードの高い便器を設置してほしい、このことをこの項については申し添えておきます。
 時間もありませんから、最後にまとめとして、市長や皆さんに申し上げておきたいんですが、私、この4日間を振り返りまして、まさしく財政難でありますけれども、むだを省いた運営が求められる時代ですよということを申し上げたいと。最終的には、むだを省くということは、間接的ではありますけれども、財源の確保に直結するんですよということも申し上げておきたいと思うんです。
 今後とも、全職員がやる気を出して、身の回りの整理整とん、特に行政は書類が仕事ですから、書類をできるだけ活性化していくという、要するに、見る市民の視線に立って書類を作っていくという、自分たちの自己満足じゃなくして。
 そうすれば、大変な節約をすることができると、私は思うんです。そういうことを心がけて、事務の執行の中で工夫を凝らしてほしいということを申し添えます。
 お金がないからできないとは言わせません。どうしたらお金がなくても適切な行政運営の執行ができるかというところに、ひとつ知恵を絞って、市長を初めとした理事者の皆さんのさらなる御努力を期待して、私の質問を終わります。
 ありがとうございました。


○池上公也委員長 次に、高橋伸介委員の質疑を許可します。高橋委員。


○高橋伸介委員 非常にピッチが早く進んでおりまして、早くも予算特別委員会のB日程も、私で最後となりました。今回も持ち込みが許されていますノートパソコンのみで質疑を進めまして、今度こそ美しく終わりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、枚方市立やすらぎの杜の状況について、お尋ねいたします。
 一般会計予算説明書241ページに枚方市立やすらぎの杜経費について1億1,832万9,000円が計上されております。
 平成20年5月に本市待望の火葬場でございますやすらぎの杜が開設されまして、これまでの利用状況や運営する中で改善を図られた事項、そして今後の課題や問題点などについて、お尋ねいたします。


○黒見周行衛生管理課長 お答えいたします。
 新しい火葬場であります枚方市立やすらぎの杜は、昨年5月1日の火葬業務開始以降、利用者からは、旧火葬場と違い明るく開放的で設備の整った施設として、おおむね高い評価をいただいておりまして、業務の方も順調に推移してきております。
 まず、施設の利用状況でございますが、本年2月末までの10カ月間の利用は、火葬等が全体で2,439件、うち、市内が2,183件、市外が256件で、約1割が市外の利用となっております。
 また、待合室等の利用は501件で、先ほどの火葬等利用者の約2割の方が有料の待合室を利用され、残りの8割の方は無料の待合ホールを利用されるか、一旦お帰りになって収骨時刻に再度来場されています。
 1日当たりの火葬等の件数は、最大が1日の火葬能力いっぱいの15件、平均が約8.0件となっています。
 次に、開設後に改善した事項といたしまして、パソコンからインターネットを利用して予約できる予約管理システムに新たに携帯電話からも予約できる機能を追加いたしまして、これにつきましては、間もなく、3月中に運用を開始いたします。
 次に、今後の課題でございますけれども、これまで約10カ月間、市が直営で、主要な業務は委託により、管理運営を行い、業務はおおむね順調に推移してきておりますが、今後、長期的な視点に立って、施設全体をソフト面もハード面も含めまして良好に管理運営していくためにどのような手法が最適か、現在、指定管理者制度の導入も含め、検討を行っているところでございます。


○高橋伸介委員 ありがとうございます。
 まだスタートされて1年未満ということで、ちょっと要望だけにとどめたいんですけれども、まず、利用状況に関しまして、ヒアリングの際もらった資料によりますと、この1月は、火葬等の件数が全体で328件、うち、市内が284件、市外が44件で、市外の割合が約13.4%となっております。当初、市外からの受け入れを、たしか5%程度と予定されていたように思いますので、予想以上の割合となっているように思います。
 また、ヒアリングでは、1日当たりの火葬の平均は10.9件、最大・マックスの15件の日が5日間、14件の日が4日間あったとお聞きいたしました。現在でも、時期によって、利用が逼迫した状況も見受けられます。
 今後、高齢化が進む中で、市民の利用を優先する意味からも、火葬の市外料金を、他市に先んじてでも、7万円程度に引き上げてもよいのではないかなと思います。
 周辺市の火葬場も財政的に非常に苦しいというお話はお聞きしております。本市の火葬場整備も完了しましたことから、他市においても市外市民の利用料金を引き上げたいとの思いも持たれているように思います。
 異論は出ないと思いますので、これは要望といたします。
 今後の課題での御答弁では、火葬業務を直営で業務委託により管理運営を行ってこられたとのことでした。市の構造改革アクションプランでは、指定管理者制度に移行となっております。火葬業務は、比較的、指定管理者制度になじむ業態であろうかと思います。指定管理者制度に向けて、後々、後悔することのないよう、内容についてはしっかり検討して実行していただきたいと、これは要望しておきます。
 次に、平成21年度予算の概要の方ですけれども、29ページに環境美化推進事業のうち、ポイ捨て防止事業経費が130万5,000円計上されているわけですけれども、ポイ捨て防止や路上喫煙の制限の事業での具体的な効果、これは数値で挙げられるようでしたら、数値をお示しいただきたいと思います。


○山下 修まち美化推進課長 ポイ捨て防止事業経費の130万5,000円のうち、90万3,000円が主に地域清掃用のごみ袋や土のう袋、アダプトプログラム用の清掃用具などで、残りの40万2,000円で歩きたばこ禁止の看板やステッカーなどを予定しております。
 地域清掃における可燃ごみを例にとってみますと、平成19年度では526回の清掃活動で1万7,206袋、平成20年度では現在865回で2万3,412袋となっており、地域清掃の広がりや活動回数の増加に伴い、ごみの総量は6,000袋以上増加しています。
 しかし、1回当たりでは、平成19年度の32.7袋から今年度は27袋と、5.7袋減っており、清掃活動の1回当たりのごみの量が少なくなっていることから、まちが美しくなってきているものと考えております。
 路上喫煙の制限の事業に関しまして、歩きたばこを例にとりますと、市役所横のふれあい通りでの歩きたばこの割合が、平成19年5月の朝では4.7%あったものが、条例施行後の昨年11月は0.5%、この3月の朝では0.1%となるなど、効果を上げていると考えております。


○高橋伸介委員 効果が上がっているという御報告でございます。
 このポイ捨て防止や路上喫煙制限の啓発用に音楽を流しておられるわけですね。委員さんからも何度か音楽に関してお聞きになったかと思いますが、この音楽を流されることになった経緯、まず、これをお聞かせいただきたい。
 また、私のところで、これは私のところだけかどうかよくわからんのですけれども、この音楽が耳ざわりだ、違和感があるという御意見もお聞きしているんです。やめる気はないのか、お尋ねいたします。


○山下 修まち美化推進課長 この曲は、堺市の当時の自治会長の方が作曲され、平成16年にポイ捨て防止の啓発用として大阪府から入手し、使用しています。
 平成20年2月からは、歩きたばこ自粛の啓発用に、枚方なぎさ高校の協力を得て、生徒のオリジナルの声をかぶせて使用しています。また、昨年10月からの条例施行後も、啓発キャンペーンなどで使用しています。
 今後も、ポイ捨て防止や路上喫煙の啓発に使用していきたいと考えております。


○高橋伸介委員 ようやく曲のルーツというのをお知らせいただいて、ああ、そういうことかと思ったわけですけれども。
 この曲のよしあしは別といたしまして、実は、いかにもタイミングが悪過ぎるように思うんですね。ちょうどこの曲が流れ出した時期に、景気が非常に悪くなっているんですよね。100年に一度と言われる経済情勢の最中になってしまいまして、市民生活に大変深刻な影響が出ているときなんです、今ね。
 電車を降りられた方で、あの曲を聞かれて、枚方は脳天気やな、脳天気なまちやなと、調べてみると脳天気は別に使ってはいけない言葉には入っていないので安心してお聞きいただきたいんですけれども、そういうふうに揶揄されている方がよくおられます。
 財政切迫で市役所を挙げてたばこは市内で買ってくださいという歌ならまだしも、この手の歌は景気が戻るまでは控えていただきたいと、使い続けると今おっしゃっていますので、これは私の方からの要望ということにしておきます。
 それと、路上喫煙の制限に関する条例なんですけれども、これは個人の権利を制限する条例でありますから、当然、市はその代償措置として灰皿の設置などをすべきだと考えますが、御見解をお尋ねいたします。


○山下 修まち美化推進課長 昨年12月の路上喫煙禁止区域の施行に合わせまして、樟葉駅前広場のタクシー乗り場横とそこの岡東中央公園に、日本たばこ産業株式会社の御協力により、灰皿を設置し、喫煙者の方々に御利用いただいております。


○高橋伸介委員 私も樟葉駅での利用者の一人でありますけれども、樟葉駅前の喫煙ポイントは、出島のようなところに雨ざらしの状態でありまして、私、京都出身ですけれども、今、京都の四条木屋町、高瀬川べりに、ある喫煙スポットがあるんですよ。さすがに、今ちょっと写真をお示しできませんけれども、文化観光都市と呼ぶにふさわしいスポットとなっています。
 枚方ですから、京都並みにとは申しませんけれども、喫煙スポットとも申しません、財政苦しいですから。せめて灰皿をさらに増設していく予定はないか、お尋ねいたします。


○山下 修まち美化推進課長 今のところ、灰皿の設置や路上喫煙禁止区域の拡大も予定しておりません。
 灰皿の維持管理が今後とも問題になりますが、路上喫煙禁止区域外で土地所有者や管理者の協力を得られましたら、灰皿の設置も検討してまいりたいと考えております。
 今後も、市内の公共の場所で歩きたばこをしておられる方々のために、条例内容の周知に努めてまいりたいと思っております。


○高橋伸介委員 今は20億円を切ってきましたけれども、それぐらいある税収なんですね、たばこ税というのは。私は、そのたばこ税収入の3%でも、灰皿や清掃費など各種対策費に充てるルールを作っていただいたら、即座に解決する性格のものではないかなと思っております。昨年、短兵急に作られた条例で、対象となる方々は貴重な税収源でもあったわけです、過去形にしておりますけどね。
 強固な財政力を構築した市のみが住民サービスで優位に立つことができます。深みのある政治をお願いしておきたい、灰皿の設置を増やすことを要望しておきたい、このように思います。
 次に参ります。
 平成21年度予算の概要33ページ、道路台帳整備事業として1,100万円計上されています。まず、どのような委託事業なのか、お尋ねいたします。


○松原泰啓道路管理課長 お答えいたします。
 道路台帳整備事業につきましては、市道の認定及び廃止等を行った場合は、道路台帳の保管や一般の縦覧に供することが道路法及び道路法施行規則で義務付けられているもので、年度当初に、当該年度に新たに認定及び廃止を行う路線の台帳整備を委託しているものです。


○高橋伸介委員 委託については、お聞きしておりますと、随意契約しているということなんですけれども、その内容について、お尋ねいたします。


○松原泰啓道路管理課長 お答えいたします。
 随意契約の理由といたしましては、道路台帳の数値が地方交付税の算定等に関して基礎的な数値となり、さまざまな道路幅員、延長、道路形態等、複雑なデータ処理を行っております。このため、道路台帳作成当初から一貫した処理システムを使用することによって、既存の数値との整合性を保持することによる正確性の確保、数値処理プログラムの省力化による工期短縮や経費節減を図れることから、随意契約を行っているものです。


○高橋伸介委員 随意契約の根拠としては、ちょっと今の御説明では、少々苦しい言い訳のようにも感じます。現在、国際航業株式会社さんが契約先となっていますが、近隣他市では、他社が同じ仕事をしています。
 国際航業を調べてみますと、都銀とか旧大蔵省からも役員として迎え入れられていまして、資本金も167億円と、なかなか立派な会社なんです。
 ただ、このことが随意契約をしなければならない特殊性だというふうには思えないわけで、今後、本当に随意契約で続けなければならないのかということは、内部で精査していただきまして、改善していただきたいと要望したいと思います。
 といいますのは、これはよその会社のことですけれども、公取上の問題、要するにカルテルじゃないかとか、そういうふうなこともあるかもしれません。そこまで考える必要もないかもしれませんが、いろいろ事件に巻き込まれるのもこれ以上は要らないという思いもありまして、この随意契約については、再度お考えいただきたい、これは要望しておきます。
 最後になりまして、交通事故対策事業について、お尋ねいたします。
 平成21年度予算の概要36ページの交通事故対策事業119万7,000円について、お尋ねいたします。そもそも「交通事故対策」とはどういうもので、今回の対策工事はどのようなものか、お尋ねいたします。


○中道一郎交通対策課長 お答えします。
 本市では、平成19年3月に、警察及び国、大阪府、本市の道路管理者で構成する枚方市交通事故対策協議会を設置し、交通事故多発地点等に対する総合的な交通事故対策及び安全対策について協議、検討を行い、平成20年2月に取りまとめを行いました。
 今回の交通事故対策事業につきましては、協議会において抽出した事故多発交差点15カ所の中から北楠葉町、楠葉並木1丁目、長尾谷町1丁目の3カ所の交差点を選定し、交通事故抑止対策としての改良工事を実施するものでございます。
 この改良工事につきましては、短期的に実施できる対策から優先して実施していくものとし、工事内容は右折レーンの設置や「交差点注意」等の路面標示、区画線の引き直し、交差点内を明るくするための道路照明灯の設置等を行うものです。
 今後、交通事故多発交差点や主要な幹線道路等において、順次、交通事故抑制の改良工事を実施していく予定です。


○高橋伸介委員 参考までにお聞きしたいんですけれども、昨年2月に枚方市域の交通事故対策についての報告書をまとめられました。その中で、3年間で事故5件以上の事故多発信号交差点、これを15カ所選定されました。今回は、そのうち3カ所を選定し、改良工事が行われるわけですが、残り12カ所すべての工事でどのくらいの費用がかかるのか、お尋ねいたします。


○中道一郎交通対策課長 概算でございますが、残りの12交差点で短期的に実施していく交通事故対策の工事費は、約600万円です。
 また、信号のない交差点や幹線道路などの交通事故多発地点の工事についても、今後、平成25年度までの間で実施を予定しており、この工事費も含めますと、総額で約3,300万円になります。


○高橋伸介委員 ありがとうございます。
 あと12交差点、これの工事費が600万円、信号のない交差点、これについて平成25年度までで3,300万円、こういうことなんですね。
 市長は、常々、選択と集中、都市経営の視点ということをおっしゃっています。しかし、今回の予算を見ていまして、私、大分わかってきたんですけれども、あともうちょっと選択と集中がどこなのかというポイントがわかりかねるところがございます。
 今回、交通事故対策協議会の指摘を受けて、3カ所、119万円の対策工事が行われるわけですけれども、こういうところに予算を集中されるべきではないかなとも思います。1つの公園に、花と音楽にあふれたシンボル的な整備として4,300万円計上されているわけです。防災的観点があるという説明を受けましたけれども、そうしますと、じゃあ大雨のときに、あのときの浸水がこの貯水の部分で何センチ下げられるのかとか、具体的なデータが一切ないんですね。取りあえずやりますと、こういうことなんです。
 これだけの予算があれば、今、申し上げましたように、信号のない交差点まで含めて平成25年度までの事業が一気に完了してお釣りが来る、こういうことなんですね。ですから、選択と集中がお遊びを選択されてお遊びに集中であるならば、お考えを修正していただく必要があるのではないかと、ここのところは意見とさせていただきたいと思います。
 これで、一応、私の質問を無事終えることができました。皆様、御協力ありがとうございました。これで終わります。


○池上公也委員長 これをもって質疑を終結します。


○池上公也委員長 以上で、予算特別委員会を散会します。
    (午前11時48分 散会)