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大阪府 枚方市

平成18年予算特別委員会(第5日目) 本文




2006.03.23 : 平成18年予算特別委員会(第5日目) 本文


○森 裕司委員長 開議に先立ち、事務局長から委員の出席状況を報告します。武事務局長。


○武 正行市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席委員は、15名です。
 以上で報告を終わります。
    (午前10時1分 開議)


○森 裕司委員長 ただいま報告しましたとおり、出席委員は定足数に達しておりますので、これから予算特別委員会を開きます。


○森 裕司委員長 議案第86号 平成18年度大阪府枚方市一般会計予算を議題とします。


○森 裕司委員長 これから質疑に入ります。
 まず、堀井 勝委員の質疑を許します。堀井委員。


○堀井 勝委員 皆さん、おはようございます。
 質問に入る前に、一言おわびを申し上げたいと思います。と申しますのは、昨日来からテレビで放映されております、かつて我が党の議員でありました永田議員が、確証のない、裏付けのない1枚のメールをもって疑惑を解明しようと、こういうことで国の予算、国民にとって、また、きょう皆さんにとって大変重要な機会を無にいたしました。また、我が党の代表にあっても、小泉総理と党首会談の席上で国政調査権なるものを発動せえと、こういう過ちを2度、3度繰り返してきました。いよいよあすは懲罰委員会が開かれるようでありますが、私は、一刻も早く辞職をして、そしてまた、真相を解明すべきであると、このように思っている次第です。国民の皆さんに、また、市民の皆さんに、そして、きょうお集まりの理事者の皆さんに、また、同僚議員の皆さんに大変御迷惑をおかけしたことをまずもっておわびを申し上げたいと思います。
 それでは、質問に入らせていただきます。
 ことしの予算を提案されて、また、市政運営方針を中司市長が提案されたわけですが、三位一体改革が進行する中で、所得譲与税が一定増額されたものの、国庫負担金や地方交付税が大幅に減少するという、大変財政運営が難しい中で、中司市長3期目の仕上げの年、また、御自身のマニフェストの実現とあわせて、総合計画第2次実施計画、これを実現するために1,034億円の予算を組まれて、市政運営方針を表明されたところであります。大変しんどい思いをされたんではないかなということをお察し申し上げますとともに、所信表明をお聞きしていまして、直感で思ったんですが、実は1961年、アメリカの第35代ケネディ大統領が就任されたときに、アメリカ国民に対して、このように述べられたことを思い出しました。これからは、アメリカ合衆国が何をしてくれるということでなくて、一人一人の国民が、アメリカ合衆国に何ができるかということを考えてほしいというように言われたわけです。今度の中司市長の所信表明演説でも、少し後ほどで要望しますが、協働ということで、大変市民の皆さんのお力をかりて、市民の皆さんと一緒にこの難局を乗り越えたいと、このように述べられている、そういうことを直感で実感しました。そしてまた、本当の意味で、明治大改革、それから戦後の大改革、そして今日の三位一体の地方分権大改革というものがいよいよ本腰の、そういう時代になったなということを私は覚えました。
 それで、議会前にいつも『フロムTo』というのを、私はずっと残しているんですが、愛読しておりまして、というのは、市長とあんまりお話しする機会がありませんので、今市長が何を思っておられるんかなと、どういうことをしようと思っておられるんかなということを、私も『フロムTo』で読ませていただいて、その時々の市長の考え方を熟読させていただいているわけです。覚えないかんところに色を入れて書いているんですが。この辺の扱いがどういうふうになっているのかなと、庁内では。その辺をまず第1点、お聞きしたいと思います。


○大本英治行政改革部課長 お答えいたします。
 『フロムTo』は、事務連絡会議開催後、できるだけ早く要旨をまとめ、各課・室にメール送信し、職員に周知するよう依頼し、また、メールが開けられているかどうかをチェックするようにいたしております。同時に、庁内ウェブシステムにおけるデジタル掲示板にも掲載をし、周知を図っていますので、よろしくお願いいたします。


○堀井 勝委員 私は民間の出身ですから、民間ですと社長の訓辞があれば、部長が部に帰ってまいりまして課長を集めて、また係長を集めてまず報告をすると。そして、係の者を皆集めて、それなりに今はこういう方針やということをつぶさに方針の表明があるわけですが、役所では日ごろからそういうことはなされていないんですか。なされていないとしたら、私は、これから事務連絡会議があって『フロムTo』が出れば、この『フロムTo』に基づいて職員の皆さんに周知徹底をすると、まさに雨が地にしゅんでいくようにやるのが当然じゃないかなというように思うんですが、いかがですか。


○大本英治行政改革部課長 お答えいたします。
 今後、御指摘の点を踏まえまして、事務連絡会議に出席いたしまして市長の生の声を聞いた課長級以上の職員が、職場に帰り市長訓話の要点を職員に伝え、その後『フロムTo』で職員一人一人が内容をしっかりと把握するよう庁内各課に働きかけてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○堀井 勝委員 ぜひ末端まで行き届きますように、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、これは市長さんに要望させていただくわけですが、今回のこの市政運営方針の中には、協働という言葉が、池上議員の話によりますと20カ所、私はあんまり数えたことはないのですが、出てくるようであります。池上議員も、また、この予算特別委員会の場でもどなたか、この協働とはどうやということでお聞きになっておられたと思うのですが、協働というのは、市長、4つぐらい字があるのですね。協働、(資料を示す)それからこういう協同、(資料を示す)協同組合の協同ですね、それから共働、(資料を示す)それから男女共同参画社会の共同、このぐらい字があるわけですが、私も広辞苑を引かせてもらって、協働とはどういうことかなということを見させていただいたのですが、まだもう一つ納得のいかないところがございます。
 それで、要望を申し上げますが、市民が見ても、そしてまた私たちが見ても、字によってこれはこういうことなんやなという、まさに名は体を表すと昔から言っていますが、字を見ればどういうことかなということがわかるような表示にしていただけないのかなというように思うわけです。
 というのは、私が申し上げるのは、税金を使ってやる事業、たとえNPOの人と、また市民団体の人と協働してやる場合でも、どちらも税金を使ってやる事業、それともう一つは、市は税金を使ってやるけども、市民団体やNPOの人は一切税金を使わないでやる。こういう2通りの事業があると思うんですが、そういう事業によって呼び方を、字を変えてもらったら一番わかりやすいんではないかなと。枚方市は王仁博士のもとで、漢字の国でありますから、漢字を大切にしたいなと。そういう意味でぜひ御検討いただきたい。
 というのは、例えば駅前の周辺を清掃する場合に、市が出ていって、また、市が委託をしてきれいにしようと、まち美化をしようという場合、これは税金を使ってやるんですが、例えば枚方信用金庫の行員さんはよく、朝、袋を持って掃除をしてくれていますね。これもまち美化の意味からいうたら協働の事業をやっているわけです。ところが、枚方信用金庫さんは税金を使わずに、いわゆる全くのボランティアでやっておられる。そういった協働事業がいろいろあるんではないかなというように思いますので、ぜひひとつ市長にお考えいただきたいなと。よろしくお願いします。
 次に、昨年の9月の議会で市長が表明されたんですが、教育と子育てを枚方市のブランドにしていきたい、こういうように表明をされました。私は12月議会で、このことについて、新しい市長の発想なのでどういうことなのかなということをお聞きしました。来年の3月ぐらいにははっきりさせたいと、こういうふうにおっしゃったわけですが、今度の市政運営方針の中では、これから市民とよく相談してブランド化を目指していきたいと。先日の奥課長の答弁を聞いておりましても、今年度中に何とかそれをまとめていきたいと。こういうお話だったのですが、これは市長が申されたわけですから市長にお聞きしたいんですけども、市長が描いておられるイメージというのはどんなものかなということをお聞かせいただきたい。


○中司 宏市長 教育と子育てのブランドということで御質問いただきまして、今、少子・高齢化が進展していく中で、いかにしてまちの魅力を引き出し、活力を生み出していくかということは大きな課題であります。特にその中で、これからの社会の宝であり、まちづくりを担っていく子どもたちをいかに心豊かに育んでいくかが、これからのまちづくりのかぎになると、重要であると考えております。そうした思いを込めて、教育と子育てをまちづくりのブランドの基本にしたいと考えております。
 そこでは、子どもたちを安心して育てられる環境づくりを初め、子どもたちが確かな学力を身に付けることとともに、自ら考え、表現できる力を身に付けることや、自分らしく生き自分の夢を実現できる力を育んでいく、そういうことができるような環境づくりを地域ぐるみ、まちぐるみで進めていきたいと考えております。
 そのためには、幅広く市民の御意見をお聞きすることも必要でありますので、そうした市民の声をお聞きすることに努めながら、市民からもブランドとして価値が認められるような魅力ある施策に市民の皆さんと協働で取り組んでいく。その中で、全国に発信できるブランドの構築を目指していきたい。そして、枚方で教育を受けさせたい、教育を受けるなら枚方で、また、子育てをするなら枚方でと言われるようなまちを目指していきたいと考えております。


○堀井 勝委員 教育長にお聞きするんですが、教育長はこの教育についてどういうイメージをお持ちですか。


○高野 勝教育長 先ほど市長の中にもございましたが、一つは現行の学習指導要領の中に、子どもたちがどのような社会状況にあっても、自ら課題を見付け自ら学び、そして解決できる力、いわゆる生きる力を、というような子どもたちを育てていくという環境づくりをしてブランドづくりをしていきたいというような考え方を持っています。


○堀井 勝委員 私の教育論は、昔から言われていますけども、読み、書き、そろばんというのが教育の基礎やと思うんです。特に枚方の場合は、王仁博士のもとで漢字のお祭りまでやっている都市です。こんなことは珍しいんですね。今、漢字は中国から朝鮮半島を経て日本に来たと言われていますけども、その元祖である中国は今、簡略した字で、全部日本の漢字のように難しくないです。朝鮮半島は今、漢字を使っていませんね。4,000年の歴史のある中国から伝来してきた漢字というのが、唯一日本で使われているわけです。
 今、私も含めてですけども、若者はほとんどパソコンですね。パソコンで、ローマ字でぱっぱっと打って変換すれば漢字が出る。しかし、その漢字は当て字かもわからん。これからそんな時代になると思うんですね。だから、教育の基本はやっぱり読み、書き、そろばん。今、韓国では、2桁の数字の暗算ができるという、そういう子どもを育てているようであります。2桁の数字の暗算の計算をしようと思えば、そろばんが頭に入っていないとできないですね。
 だから、別に市長を批判しているわけでも何でもないんですが、今流の小中一貫英語、英語も大事ですよ、やることは大事なことですが、母国語、日本語、これを大事にしなくちゃならないなというように私は思っているんです。やっぱり人間をつくっていくわけですから。
 きのう、おととい、アメリカで日本の野球が優勝いたしました。王監督は世界の王と言われるホームラン王ですね。ところが、巨人では余りよくなかった。それで、巨人を追われてダイエーへ行って、連敗ばかりでグラウンドに火炎瓶は投げられるわ、王監督自身が生卵を投げられるという。世界のプレーヤーですよ。そういう人がそういうことを味わうと。その中で、王監督は、人間をつくっていくわけです。そんなことは教科書にはどこにも書いていない。そういう人間教育を僕はしていかなあかんのと違うかと。
 それは市長が言われるように、子育ても、いわゆる三つ子の魂百までと言われているわけですね。そのころから、そういう人間教育を僕はやるべきでないかなと。それこそ、枚方市のブランドとして日本に発信したらいいと思うんですけども。後ほど言いますけど、今、枚方市の実情を見ておったら、保育所にしても、幼稚園にしても、留守家庭児童会室にしても、子どもたちの医療にしても、また子どもたちの支援策にしても、言い方は悪いですけど、大変失礼な言い方ですが、貧弱なものです。これはなかなかブランドにするのは大変なことです。日本中にはいっぱい立派な子育て支援をやっているところがあります。教育をやっているところもありますし、人間を小さいときからつくっていくという、それが私は枚方の子育て、教育のブランドでないかなと。これは私が勝手に述べさせていただいておきます。
 次に、男女共同参画社会について、お尋ねしたいと思います。
 枚方市は今日までどんな男女共同参画社会をしてこられたのか。また、これからどんなことを目指そうとしておられるのか。時間がございませんので、できるだけ簡略にお願いしたいと思います。


○奥 誠二企画課長 お答えいたします。
 これまでの取り組みといたしましては、男女共生フロアにおけます各種相談・啓発事業、あるいは情報提供などを初め、男女共同参画社会づくり支援講座を市民との協働で実施し、参加者の拡大も図ってきたところでございます。
 また、市の女性管理職員の割合や審議会などの委員における女性比率についても向上を図ってきたところでございます。
 来年度、このような取り組みに加えまして、多様な保育サービスの充実を図るとともに、事業者への働きかけについても取り組んでまいりたいというふうに考えております。


○堀井 勝委員 これも予算を見てもらったらわかりますが、余り大した事業をされておられないのではないかなというように思うわけです。
 私がよそから取り寄せさせていただいたのですが、これは大阪府の和泉市です。(資料を示す)それから、これは岐阜県から美濃市です。(資料を示す)妊娠されたら届けに行くと、枚方市ではこういう母子手帳をくれるわけですね。(資料を示す)『すくすく子育て手帖』、これは立派な本ですよ。これを枚方市からくれます。よそでは母子手帳とあわせて父子手帳というのをくれるわけです。東京都は1995年から取り組んでいるのですが、枚方市はまだ取り組まれていないですね。
 この父子手帳の中身を見ますと、メッセージが入ってあるんです。お父さんになるあなたへというメッセージが入ってある。このメッセージを読みますと、子どもができて喜んでいるのと同時に、このメッセージを読むと、ああ、わしも、やっぱり子育ても家事も嫁はんと一緒にせなあかんなと、妻と一緒にやらなあかんなということが、もうありありと自覚するように書かれてある。1歳半になったら子どもと遊ぼうとか、小学校へ行く前にはこういうことをしたらいいですよとかヒントも載ってあるんやね。もう私は67歳ですから余りうきうきもしませんけど、結婚されて子どもが初めてできて、こういう父子手帳をもらわれたら、これは本当に男女共同参画をやらなあかんなということをつくづくと思われると思うんです。市長にこれを進呈します。(資料を渡す)お母ちゃんと両方が家で養育するときに、これは立派な本ですから大事ですけど、こういったことも、男女共同参画社会を実現するために、ぜひひとつ取り組んでいただきたいということを要望しておきます。
 枚方の審議会は、男女共同参画の立場からは、目標としてきたものが、33%、大体実現したと、こういうことなんですが、今、ここで見させてもらったら、約200人ぐらい管理職の方が入っておられると思うんですが、女性の方はたったの5人。これで、果たして本当に男女共同参画社会と言えるだろうかというように思うわけですが、いかがですか。女性の登用についてどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。短く言ってください。


○岸 弘克総務部次長兼人事課長 お答えさせていただきます。
 女性の管理職への登用については、重要な課題であると認識しております。これまでもサブリーダー以上の役職者の登用につきましては、毎年わずかずつではございますが比率を高めておりまして、平成17年4月現在では10.13%となっております。本年度、若年層の職員の登用とともに女性職員の登用の拡大も目指して、グループリーダー・サブリーダークラスにも試験制度を導入いたしました。今後とも計画的な人材育成、職域の拡大等により、女性職員の登用に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。


○堀井 勝委員 市長にお尋ねしますが、今、試験をやられてどんどん登用されるということも大変大事ですが、管理職で民間で十分こなせる人もあるだろうし、そういった管理職、重要なポスト、そんなことを言ったら両助役さんに悪いかもわかりませんが、助役にでも抜てきするような、大阪市の大平助役じゃないですけど、そういうぐらいの思い切った施策をぜひこれから市長に進めてもらいたいなと。そのことによって、市民が行政に、そういう管理ポストに入ってくることによって、今、目指そうとしている行政の構造改革もどんどん進められることもできるでしょうし、また、男女共同参画社会も実現できていくでしょうし、市民へのサービスも向上するのではないかと、このように思うわけですが、市長、いかがでしょう。


○中司 宏市長 御指摘のように、女性の登用ということは非常に大切な視点だと思っております。これまではその基盤づくりに努めてきておりますけれども、これからは積極的な登用ができる段階に入っていると思っておりますので、よろしくお願いします。


○堀井 勝委員 男女共同参画社会の中で、保育所のことについていろいろ細かく聞きたいなと思っていたのですが、もう30分になって時間がなくなりました。
 非常に残念ですけど、少し飛ばさせていただいて、1つだけ、公立の保育所と民間の保育所と、経費がどれぐらいかかっているのかということだけ、お尋ねしたいと思います。


○樋本茂一子育て支援室課長 お答えいたします。
 入所児童1人当たりの保育所運営経費は、平成16年度決算額で、公立保育所では170万7,002円、私立保育所では109万7,557円でございます。


○堀井 勝委員 公立保育所が170万円、私立が109万円ということですから、約60万円ぐらいの差があるのかなというように思うわけですが、市長もいわゆる幼児の待機ゼロということをおっしゃっているわけでして、お聞きしますと4月1日ぐらいには待機ゼロというようですが、ことしの3月を迎えますと約300人ぐらい待機が出ると、こういうようにお聞きしております。
 津上さんがここにおられますが、松下電器産業はことしの春闘の中で、賃上げはわずかだったのですが、いわゆる男女共同参画社会という社会を実現するために、育児休暇を大幅にかち取られた。そういうニュースが出ております。私が申し上げたいのは、待機ゼロにするために保育所をどんどん建てて、170万円なり110万円を使うのか、それとも、育児休暇で休まれる間、松下さんは確か6歳まで休まれるというように思っているのですが、その間育児手当を出されたら、保育所を建てていくよりもその方が経費としては安上がりと。安上がりのことを言っているんですよ。安いんじゃないかと。その出し方にもよりますけども。
 全国ではいろんなことに取り組んでおられることがありますので、後ほどまた述べますが、そういうようにされたらいいんでないかなというように思いますが、何か答えられますか。いかがですか。


○樋本茂一子育て支援室課長 保育サービスは、仕事と子育ての両立をサポートする子育て支援の中心的サービスとして、本市も定員増や施設整備に力を入れてまいりました。一方で、在宅の子育て支援のニーズが高まり、育児休業中の経済的支援はその一つと考えられます。先進都市の取り組みを調査、研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○堀井 勝委員 もう一つ聞くのを忘れたんですけど、公立保育所は、7時から延長保育で夜の7時までされているわけですが、午前7時から午前8時の間は正職員がいないんですよね。何年か前に、たしかあれは阪神・淡路大震災が起こった直後だと思うんですが、今、南海・東南海地震がいつ起こるかもわからないと言われている中で、人様の貴重な命をお預かりしている公立が、たとえ任期付職員といえども、いわば何ら責任のない人ですな。正職員と比べて責任は軽いですね。責任は取れませんね、この人は。そんなことで公立保育所が預かっていていいのだろうかというように思うわけですが、いかがですか。


○影林 修子育て支援室課長 お答えいたします。
 公立保育所では、午前7時から午後7時までの開所時間であり、正職保育士の勤務時間は午前8時45分から午後5時15分までの勤務を通常勤務として、午前8時から午後7時までの間で時差勤務を取り入れております。1時間の早朝勤務につきましては、保育士のローテーションと職員の確保等に関しまして、検証の必要があるものと考えられます。
 引き続き検討課題とさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○堀井 勝委員 人の命を預かっているのに、検討課題とはどういうことなんですか、それは。尊い子どもたちの命を預かってるんですよ。だれが責任をとるんですか、事故があれば、事件があれば。述べてください。


○木下 誠副市長 担当課長が答えましたように、各園の児童の登園状況を踏まえまして、平成9年の6月から正職員は午前8時から出勤ということで、時差勤務で対応しておるのが現状でございます。
 今、御指摘がありましたように、大切なお子さんを預かると、こういう施設でありますので、危機管理、また施設管理の責任の観点から問題解決を図る必要があると、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○堀井 勝委員 副市長、それはやられるということなんですか。やられないということなんですか。よろしくお願いしますと言われても、具体的にどうなのかわからないです。


○木下 誠副市長 現状は認識いたしておりますので、問題解決を図るため努力をしてまいりたい、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○堀井 勝委員 はい、よろしくお願いいたします。
 次に、同じ子どもさんを預かる施設として、留守家庭児童会室があるわけですが、新年度は、パイロット事業ということでNPOに委託をしようということになっていますね。これはどういうNPOにされるのか。そしてまた、聞くところによると、どうも枚方のNPOと違って市外からNPOを呼んでくるという。枚方でやる事業が何で枚方でできへんねんというのが、私の簡単な思いなんです。その点はどうなのでしょう。


○黒見周行青少年課長 お答えいたします。
 まず、パイロット事業の事業内容と目的でございますけれども、平成18年度から子育て、教育関係のNPOと連携し、臨時定員を設定している留守家庭児童会室1カ所におきまして実施いたします。パイロット事業の実施期間は3年間とし、毎年度成果を検証しながら運営内容の充実と運営の効率化を図ってまいります。
 次に、NPOの選考方法でございますが、予定しております事業内容に合致するNPO団体の中から選考したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○堀井 勝委員 ぜひ、枚方市でそういう仕事に携わってくれるNPOを早く育成されるように、それは要望にとどめておきます。
 そこで、市長に改めてまた要望を申し上げますが、私は今、手元にエガリテ大手前というNPO法人の資料を持っているわけですが、(資料を示す)これは大阪の大手前高校を卒業されて大学ももちろん行かれたんでしょうが、東京に皆さんお住まいなんですね。東京にお住まいの、いわゆる大手前高校のOBの方が東京都千代田区でこういうNPOを立ち上げられています。「この法人は、広く一般市民を対象として、男女共同参画社会の形成に関する調査・研究を行ない、評価・公表並びに、広報・出版、講演などの活動を通して、男女共同参画社会の形成促進に寄与することを目的としている。」と、こういう団体であります。この方が昨年1年間の2005年度のデータ、各主要都市、それから東京23区の次世代育成環境ランキングというのを発表なさったのですが、これは市長に進呈します。(資料を渡す)
 これを見ていると、保育、それから留守家庭、また小児医療、それから子育て支援等々について調査をされています。中学3年生まで医療が全部無料であるという台東区や港区、それから、妊娠5カ月から高校3年生まで毎月5,000円の次世代育成手当を支給している千代田区、それから0歳児保育と延長保育を100%やっている府中市、こういうところが主なランキングで上位にあるわけですが、枚方市も、市長も子育てをブランドにしたいと、こうおっしゃっているわけですから、一遍このNPOの人でもお招きになって、ぜひこの辺を、どういうやり方をやっているのか、勉強されたらどうかなというように思いますので、これは要望にとどめておきます。
 続いて、市債の借り入れについてであります。
 現在、借り入れられている相手先はどれだけあるのかということと、そのレートはどれぐらいになっているのかということを、ごく簡単に述べてください。


○北村昌彦財政課長 お答えいたします。
 本市の市債の借り入れ先でございますが、まず、いわゆる政府資金として財政融資資金がございます。また、郵政公社や公営企業金融公庫からの借り入れもございます。また、民間等の資金では、本市の指定金融機関でありますりそな銀行を初め、6行から借り入れをしております。
 次に、本市の市債の借り入れレートでございますが、平成16年度の市債の借り入れレートで申し上げますと、償還条件が各事業債で大きく異なりますので幅がございますが、最も低いもので0.3%、高いもので1.8%になっております。銀行等の民間資金につきましても、この範囲内で借り入れを行っておりますので、よろしくお願いいたします。


○堀井 勝委員 ぜひ1銭でも安く借り入れられるように、これは要望を申し上げておきます。
 ただ、先日、日本銀行が量的緩和規制を解除されました。これによって、もう既にUFJ銀行は一般の預金者の金利も上げると、こういうふうに言っているわけですが、そうなると、枚方市の借り入れに対しても、いずれいろんな銀行の金利が高くなるのではないかというように思うわけですが、そういった影響についてはどのようにお考えなのか、お尋ねします。


○北村昌彦財政課長 先日、日本銀行の量的緩和政策の解除が発表されましたが、このことが今すぐに市に影響を及ぼすということはないと考えておりますが、その後の報道等によりますと、日本銀行はこの後、市場金利を活用する通常の金融政策に移行しようとしていると予想されておりまして、このことがゼロ金利政策からの転換になると考えられます。
 したがいまして、今後は長期金利が上昇してくることも予想されますので、本市における市債の発行につきまして、一層注意深く金利の動向を見守りながら行っていきたいというように考えております。


○堀井 勝委員 それこそよろしくお願いしておきます。
 先日、ヒアリングをさせていただいて、本市の退職者が、2007年問題ということで大変多いように聞いていたんですが、それが大分前倒しで辞められるというのか、早期退職をされることによって、多少は山がなだらかになったようにお聞きしているんですが、今後、退職金が本当に支払い可能なのかどうかということについて、お尋ねしておきたいと思います。


○北村昌彦財政課長 お答えさせていただきます。
 定年退職者数でございますが、現在のところでは平成19年度がピークになると予測されます。今後の退職手当の財源確保につきましては、退職手当基金の活用も必要になってくるというように考えております。
 なお、今後におきましても、施策や事業の再構築、行政のスリム化、事業展開のさらなる効率化を図るなど、コスト削減に取り組むとともに、職員数適正化計画に基づく職員数削減を進めまして、総人件費の削減を図りながら、今後の財政運営に支障のないように取り組んでまいります。


○堀井 勝委員 退職者の問題については、私は本会議でも申し上げていますように、退職日が来たら退職をしてもらうと。再任用は別としてそういうことを申し上げておきます。それが、たとえ6カ月でも賃金を払わなくてよくなるわけですから、そういったことも、ぜひ、また今後取り組んでいただきたいと、このように思います。
 先ほど市債の借り入れについて、財政課から今お話があったのですが、りそな銀行を初め6行から借りていると、こういうことなんですが、枚方市の指定金融機関はりそな銀行1行ということは、どういうことでりそな銀行1行に限定をしているわけですか。


○中村 博会計室課長 お答えいたします。
 本市の指定金融機関でありますりそな銀行は、その前身である旧野村銀行時代の昭和18年に旧枚方町金庫に指定されて以来、60数年間にわたり公金の収納や支払い事務等の出納事務全般を取り扱いしてきました。枚方市とりそな銀行の間には、この間に培われたノウハウや事務処理方法の共通化等、いろいろな面での協力体制や信頼関係が築かれています。これまでの日常業務におきましても、枚方市の出納事務を安全、確実に行ってきており、複数行にしなければならない不都合や必要性もありませんでしたので、りそな銀行1行だけが指定金融機関として現在に至っている状況でございます。


○堀井 勝委員 市税収入に対する金利は、何日目からどの程度付いているわけですか。ちょっと私にはわからない。


○中村 博会計室課長 指定金融機関及び収納代理金融機関で収納されました公金は、りそな銀行の枚方支店にある枚方市収入役名義の口座に入るようになっておりますが、この口座は決済用預金となっておりまして、金利の方はペイオフ対策も考えまして、無利子となっております。


○堀井 勝委員 何日まで無利子なんですか。


○中村 博会計室課長 お答えいたします。
 何日預け入れましても、決済用預金でございますので、無利子でございます。
 なお、一時的に金額が大きく膨らむ場合には、支払い予定等を勘案しながら定期預金での運用も行っておりますので、よろしくお願い申し上げます。


○堀井 勝委員 今、収入役の名義の通帳にはどれぐらいあるんですか。


○中村 博会計室課長 日によって金額は変動いたしますが、大体数億円程度が残高として残るようにはなっております。


○堀井 勝委員 枚方市はお金を借りるときには金利を払って借りるわけですね。それで、納税者から納まった税金は、りそな銀行に入るけれども金利が付かない。どういうことなんですか、これは。説明をしてください。


○中村 博会計室課長 お答えいたします。
 りそな銀行に入る資金につきましては、金利は付かないのですが、支払い予定を勘案いたしまして定期預金での運用、これはりそな銀行だけではないですが、他の金融機関等にも運用をいたしますので、実際に支払いを行うための資金だけが無利息になっている状況でございます。


○堀井 勝委員 じゃ、金利の付いているお金はどれぐらいあるんですか。


○中村 博会計室課長 ことしの2月28日現在の状況でございますが、水道局、病院を含めまして全体で約104億円、定期預金で運用いたしております。


○堀井 勝委員 他の預金はどれぐらいあるんですか。


○中村 博会計室課長 水道局、病院も含めまして、決済用預金は13億4,125万円。これが2月28日現在の残高でございます。


○堀井 勝委員 その預金は、何日預けても金利が付かない。税金、公金をそういう扱いでいいんですか。


○大山正勝収入役 市税等の歳入につきましては、先ほども課長が申し上げましたとおり、一旦りそな銀行の収入役名義に入ります。これはあくまでも一時的な受け皿でございまして、市税等につきましては、1年間の歳出の貴重な財源でございますので、そのときの資金計画を見合わせながら資金に余裕が出ましたら、それを先ほど申し上げましたとおり、大口定期預金等に切り替えて運用を図るということと、それから、どうしても支払い準備金という形で、公金をいつでも支払えるような形で持っていなければならないということで、そういうものにつきましては、一定額だけは利子の付かない預金という形での会計をいたしております。


○堀井 勝委員 私は、市民が血税を払っておられるのに、それを利息なしでりそな銀行に、しかも1社だけ、なぜ貸さなあかんねん。何で1社だけなんですか。今や自由競争の時代ですから、追加して、もっと金利を付けてくれる他の銀行にも預金すればいいじゃないですか。いかがですか。


○大山正勝収入役 預金につきましては、りそな銀行だけじゃなしに、特に大口定期預金等につきましては、ペイオフ等の関係もございますので、枚方市と金融機関との債権債務の状況を見合わせながら、万が一の場合があった場合に、それが補填されるような形での資金運用を図っていると。別にりそな銀行1行にすべての預金を預けているということではございませんので、その点につきましては御理解いただきたいと思います。


○堀井 勝委員 先ほどお話がありましたように、60年間のお付き合いやからノウハウがわかっていて非常にやりやすい、慣れっこやと、だからりそな銀行やというようにしか私には聞こえない。
 私も議員をやらせていただいておって、第1次オイルショックのときに、北牧市長はお金がなくて、それこそあちこちの銀行を渡り歩いてお願いに歩いたけども、どこも貸してくれなかったと。その当時の大和銀行だけが何とか応じてもらえたと。その恩義は私も知っていますよ。しかし、もう30年になるんですよ。しかも、今、収入役が述べられましたように、収入役もかつては行政改革の部長をしておられた。意識改革をせないかんのやと、こういうふうに言ってこられたわけですな。にもかかわらず、改革もせずに今の自由経済市場の中で、指定金融機関はりそなだけにやるねんというのは、論理に合わない。一刻も早く改められるべきやと。
 そして、枚方市には水道局もあれば病院もあるわけです。それは、設置者は市長であります。市長にお尋ねしますが、そういう出先だけでも他の銀行、地域を活性化させる、しかもまた、地元産業を育成するという意味から特に地元の金融機関を育てていく必要があるのではないかというように思うわけですが、市長はどうお考えでしょうか。


○大山正勝収入役 公営企業等の部局におきまして、銀行の指定金融機関等の複数ということでの市長に対してのあれでございますけども、取りあえず私の方から説明をさせていただきます。
 企業会計の支出につきましては、管理者の権限事項でございまして、その取り扱いについて私の方から言及は避けたいと存じますが、制度的な面で御説明申し上げますと、企業会計における出納事務は、地方公営企業法の第27条及び同施行令の第22条の2におきまして、市の指定金融機関に代わるものとして管理者が長の同意を得て、出納取扱金融機関を指定することができると、このようになっております。
 したがいまして、現在、市民病院におきましては、市長部局と同じくりそな銀行を出納取扱金融機関と指定しているのが現状でございますので、よろしくお願いしたいと思います。


○堀井 勝委員 僕は市長に聞いているのに。市長が水道局も病院も設置者なんですよね。確かに病院にも管理者がおられますし、水道にも管理者がおられますけども、設置者である市長がどう考えられるか。僕は、市長の立場からしたら地元の金融も育成していくということが、やっぱり建前ではないかなというように思うわけですが、いかがですか。


○中司 宏市長 金融機関を複数にするか、あるいは交代制にするかということにつきましては、私の認識としては、そのことによってコストがかさんでくるというふうに認識しておりますが、このことにつきまして研究をし、適切な判断をしていきたいと思っております。
 ただし、病院等につきましては、設置者でありますけれども地方公営企業法において管理者の権限として定められておりますので、管理者と協議をする中で慎重に判断していきたいと考えております。


○堀井 勝委員 ぜひ、地域のいろんな企業を育成するというのは市長の立場でありますから、そういう意味でよろしくお願いしたいと思います。
 それから、たくさんヒアリングさせてもらったのですが、時間がもう参りました。それで、最後に市長にお尋ねして終わりたいと思うのですが、今、枚方市にお住まいの市役所の職員さんが1,882人おられるようであります。こういった方が、地域のいろんな問題に参加されて、例えば子どもがいたらPTAの役をやるとか、保育所では父母の会の役をやるとか、また、自治会であれば自治会の役をやるとか、また、自主防災の事務局に入って頑張るとか、そういうようにしていけば、僕は、物すごい地域力が高まると。役所の中で皆さんいろんなノウハウをお持ちなんですから、そういうことをこれからやっぱりやっていただきたいなと。そのことを今度の人事評価に。この中だけで仕事ができてもだめなんです。市民との協働で一緒に地域の活性化のために、地域の活力を伸ばすために汗をかくと。そのことを能力に、人事考課に加味していくということ。そして、いろいろ頑張ってもらった職員には、市長から表彰状も出すというような信賞必罰をきちっとしていけば、役所はよくなるし枚方市もよくなるだろうというように思うわけです。
 そして、参考までに申し上げますが、昨年から西牧野で産業廃棄物が野積みにされておりまして、2年間も3年間もほうっておられた。それを私は地域の方から言われて、地域集会所に100人ぐらい寄られた。市の人に来てもらった。伊丹部長も来てもらった。境田課長も来てもらった。重村君も来てもらった。大阪府も一緒にやってもらった。見事、昨年の12月31日にきれいにしてくださった。地元の人は本当に喜んでおられる。仕事とはいえ、地域のために本当に寝食を忘れてやってもらった職員、こういう人をやっぱり市長が表彰して、それを人事考課に加味していくということが大事ではないかなというように思うんですが、市長いかかでしょうか。


○岸 弘克総務部次長兼人事課長 市長ということですが、担当の方からまず御説明させていただきます。
 まず、御指摘のとおり、地域力を高めるためには職員の参画が有効であるというふうに考えております。現実に多くの職員が、自治会あるいはPTA活動を初め、地域活動に積極的に参画をしていただいていると考えておりますし、今後ともさらに参画を促すよう職員の意識改革に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、その促進策の一つとして御提案いただきました地域貢献度の評価でございますけども、公務外の職員の地域参画をどこまで捕捉できるのか等々の問題がございますので、勤務評価の中にどういう形で取り組めるか、今後研究をしてまいりたいと考えております。
 また、表彰制度につきましても制度創設に向けて検討したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○森 裕司委員長 暫時休憩します。
    (午前11時3分 休憩)
    (午前11時4分 再開)


○森 裕司委員長 委員会を再開します。


○中司 宏市長 職員のやる気、意欲を喚起するということは、特にこれから、小さくても仕事のできる市役所ということで、少数精鋭という形に移行していかなければならないと思っておりますので、その中で一人一人の職員の意欲、意識を改革し、意欲を起こしていくということは非常に大切な課題であると考えておりますので、給与構造等改正も行っておりますが、具体策については、また担当の方で詳細を検討してくれるように指示をしたいと思っております。
 やはり職員が地域で、いろんな形で活躍するということは非常に大事なことであります。私もいろいろ地域の行事等に参画する中で、それぞれの地域で職員が活躍してくれる姿を目の当たりにしておりますので、現段階でもかなりの職員が地域で活躍してくれておりますけども、さらにより一層、そういう形をとっていくということが大事だと思っております。
 また、自主防災組織等でも、消防職員のOBや消防団の皆さん等も現職の方もOBの方も一緒に自主防災の組織の核として活躍していただいております。そうした総合的に地域力を高めることにつながるような取り組みをこれからも進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○堀井 勝委員 ありがとうございました。
 以上で終わらせていただきます。
 なお、ヒアリングをさせていただいたのですが、残念ながら時間が参りまして、欲張りましたけども質問させていただく時間がございませんでしたので、また後日、力を込めて頑張りたいと思いますから、よろしくお願いいたします。


○森 裕司委員長 次に、若月 直委員の質疑を許します。若月委員。


○若月 直委員 いよいよ最後になります。正味1時間やらせてもらいますので、覚悟しといてください。もう、今のこの時間が来るのが待ち遠しくてゆうべから寝ていないんですわ。ひとつお付き合いいただきたいと思います。
 実は3月21日は祝日でしたけども、多分多くの職員さんが国旗を掲揚されたと思う。前のときは何人掲揚されましたかと言って聞いたんです。気の毒なぐらい手が挙がらんかったから、今回は多分増えているだろうという期待だけで、手を挙げてくださいとは申しません。
 去る3月14日と17日が、市立の小学校、中学校の卒業式がございました。私は津田小学校と津田中学校に参列しました。ことしの卒業式は、私の感じたところ、非常によかった。何がよかったかというと、まず、国歌斉唱のときに子どもが、一生懸命君が代を歌っていました。前はこんなことはなかった。先生も一部座っておる、生徒も座る。ところが、全員起立して口を動かしておられました。これは何じゃない、先生が生徒に教えたからよくなったと。ことしの卒業生だけが突出してよかったわけではないと思う。先生の不断の努力に感謝します。
 児童、生徒というのは、子どものときにしっかり教えれば覚えるもの。私の見ているところ、かつての学校は「めだかの学校」です。どれが生徒か先生かわからん。みんなでお遊戯していると。これで教育できるはずがないのです。ことし見ていると、やっと「雀の学校」になったかなと。むちを振り振りチイパッパなんですよ。やっぱり教師が強い意志で教えなかったら覚えない。そんなふうに考えているのは私だけじゃないと思います。教える者は一段高いところから子どもを教えなきゃいかん。いつもいつも子どもと同じ目線ではものを教えられません。
 これは教育長にお願いしたいのですが、今、市立の小・中学校には教壇がない。我々が子どものころは教壇があって、教師は一段上から教室の隅々まで、我々のころは55人とか60人のクラスで平気だった。これを1人の教師が全部目を通して教えていた。それが30何人の教室になっとるわけですから、それがリードできないようではどうしようもない。そんなふうに感じました。
 最近の子どもについての面白い詩があります。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」という、これをパロディーにしたやつです。ちょっと長くなりますが、読ませてもらいます。「雨ニモアテズ 風ニモアテズ 雪ニモ 夏ノ暑サニモアテズ ブヨブヨノ体ニ タクサン着コミ 意欲モナク 体力モナク イツモブツブツ 不満ヲイツテイル 毎日 塾ニ追ワレ テレビニ 吸イツイテ遊バズ 朝カラ アクビヲシ 集会ガアレバ 貧血ヲ起コシ アラユルコトヲ 自分ノタメダケ考エテカエリミズ 作業ハグズグズ 注意散漫スグニアキ ソシテスグ忘レ  リツパナ家ノ 自分ノ部屋ニ閉ジコモツテイテ 東ニ病人アレバ 医者ガ悪イトイイ 西ニツカレタ母アレバ 養老院ニ行ケトイイ 南ニ死ニソウナ人アレバ 寿命ダトイイ 北ニケンカヤソシヨウガアレバ ナガメテカカワラズ ヒデリノトキハ 冷房ヲツケ ミンナニ  勉強勉強トイワレ 叱ラレモセズ コワイモノモシラズ コンナ現代ツ子ニ ダレガシタ」
 全部の子どもがこうじゃありませんけども、やっぱりこういう子も目に付くんじゃないかなと。これは何じゃない、親が悪い。最近は、悪いことは全部、学校の先生に押し付けるけども、これは間違いであって、親がまず反省せないかんと思います。この替え歌、コピーがありますから必要な方は後でどうぞ。あげます。
 それから、今、家庭の教育力の低下、地域の教育力の低下が叫ばれています。そこで、枚方市にあっては、校区コミュニティーの活用をしようとたくらんでいると言うとおかしいですけども、しようとしている。助けてもらおうとしている。それに引き換え、いよいよ本題に入ります、枚方市の予算を見ていると校区コミュニティーに対する予算が2,179万円。これを単純に平均すると1校当たり48万円。これで増えた、増えたとおっしゃっているのですけども、今からかなり昔、僕が青少年を守る会の会長をやっているころの、そういうところへ配られてくる予算から見たら、一本化したから金額も増えていますけど、これで何もかもお願いしたいというのは虫がよすぎる。だけど、そうかといって、校区コミュニティーを活用せんわけにはいかんと思います。校区コミュニティ協議会に対してどのようなお考えを持っているのか、お聞かせいただきたい。


○堤 康夫市民活動課長 校区コミュニティ協議会に対する支援策についての御質問でございますが、行政と校区コミュニティ協議会とは自主、自立して対等の立場で協働していかなければならないと考えております。今後とも、コミュニティーを醸成し、地域社会の活性化を促すため、他の助成制度を活用するなど校区コミュニティ協議会を支援してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○若月 直委員 それと、お断りしますけども、ヒアリングはたくさんさせていただきましたが、先ほどの堀井委員と同じで持ち時間が1時間ですので、大分カットさせていただくところもあろうかと思います。その点は御了承いただきたいと思います。
 次に、同じ子どもを対象にした中で、青少年の対策費、特に青少年育成指導員に対する報酬、これが1人年間1万2,000円。これでボランティアだからやってくださいというのも、ちょっと予算が少なすぎるんじゃないかな。そんなふうに思いますが、お答えいただきたいと思います。


○黒見周行青少年課長 お答えいたします。
 青少年育成指導員につきましては、その基本的性格は、地域のボランティアとして御協力をいただいておるというふうに理解しておりますので、よろしくお願いいたします。


○若月 直委員 これは深追いすると時間がなくなりますので。
 次に、留守家庭児童会室の対策費。平成18年度の運営内容と予定ですが、児童数は何人、指導員の人数は何人か。人件費は幾ら、勤務時間、アルバイト賃金は、アルバイトの人数は。教えていただきたいと思います。


○黒見周行青少年課長 お答えいたします。
 平成18年度の児童数は約2,830人でございます。留守家庭児童会室指導員は82人でございます。
 次に、人件費でございますが、内訳といたしまして、給料が2億4,153万1,000円、職員手当が1億5,163万6,000円、共済費が5,110万7,000円の、合計4億4,427万4,000円でございます。
 次に、勤務時間でございますけれども、通常開室日が午後12時45分から午後6時まで、夏休みなどの三期休業中が午前8時30分から午後6時までです。
 アルバイトの賃金でございますが、総額1億5,031万4,000円で、内容につきましては、通常の開室に伴う臨時指導員の休暇代替、障害児加配などで、人数は約200名でございます。


○若月 直委員 今の御回答から指導員の人件費、単純に割ると年間541万7,000円。市が募集しているワークシェアリングの人件費に比べてかなり差がある。それで、指導員は何か特別な資格があるのかというと、まず何もない。保育士の資格が要るとか、それがなくて、ただ留守家庭児童会室の指導員だからという点で、そんなに開きがあっていいものでしょうか。それをお尋ねいたします。


○黒見周行青少年課長 お答えいたします。
 留守家庭児童会室指導員とワークシェアリングとでは業務の内容が違いますので、一概には比較できませんが、留守家庭児童会室運営経費につきましては、人件費を含めまして、これまでから抑制に努めてきているところでございます。
 また、平成18年度に新たに採用いたします留守家庭児童会室児童育成員の人件費につきましては、年間約240万円程度になり、ワークシェアリングと同程度になります。
 今後も経費の抑制に努め、効率的な運営を図ってまいりますので、よろしくお願いいたします。


○若月 直委員 次に、留守家庭児童会室のパイロット事業についてお聞きします。
 月曜日の委員会で広瀬委員がその進め方について質問されました。青少年課長の答えは、留守家庭児童会室の運営の基本は直営といたしますという答弁をされていた。また、きのうの大森委員の留守家庭児童会室運営の基本的な考え方について質問がございました。教育長からは、必ず直営でいくということではなく、今後の状況を見ながら運営形態を考えていくという趣旨の答弁がございましたが、私は理解できない点がありますので、再度教育長から明確なお答えをお願いいたします。


○高野 勝教育長 大変恐縮でございます。私の方から留守家庭児童会室のパイロット事業について、お答えをいたします。
 平成18年度から実施する留守家庭児童会室のパイロット事業は、放課後の留守家庭児童の安全を守るため公的責任を果たすことを基本にしつつ、任期付き短時間公務員の活用を図るとともにNPO法人の民間活力を導入し、民間との協働で実施するものであります。その中で、留守家庭児童会室の充実や効率化を図り、その成果や課題について検討、検証してまいりたいと考えております。
 そのため、先般、担当課長が広瀬委員に、留守家庭児童会室の運営を直営といたしますというお答えをいたしましたのは、検討、検証する間、運営を直営という趣旨でお答えをしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 なお、今後、次年度以降は、パイロット事業の拡大や社会動向等を見極めながら、民間活力の活用についても再度検討してまいります。


○若月 直委員 しっかり検討してもらいたいと思います。よろしく。
 それから次に移ります。予算説明書の176ページから、障害福祉室の障害者福祉総務費、身体障害者福祉費、知的障害者福祉費の合計が41億7,482万2,000円です。これで計上されていますけども、障害者手帳の交付数、1人当たりの支援額はどのぐらいになりますか。また、成人と児童別の手帳交付数及び入所と通所別の手帳交付数をお尋ねします。


○山田道治障害福祉室課長 お答えします。
 身体障害者、知的障害者、精神障害者の手帳の交付数の合計は、平成17年3月末で1万9,373人でございます。
 障害福祉室の予算総額を手帳交付数で単純に割りますと、1人当たりの支援額は年間で約21万円になります。
 手帳交付数のうち、成人は1万8,211人で、児童は1,162人です。
 また、施設の入所者は202人で、通所者は335人となっております。


○若月 直委員 今の数字をお聞きしますと、在宅の利用者に比べて、施設の入所者や通所者は大変少ないと思います。
 現行支援費の施設入所者及び通所者の1人当たりの支援額は幾らになりますか。また、施設を利用したいと思っても施設を利用できない障害者がおられるのではないかと思いますけども、障害者自立支援法になってどのように変わっていくのか、支援できることはないのか、お尋ねします。


○山田道治障害福祉室課長 支援費予算額を施設利用者数で単純に割りますと、入所者の1人当たりの支援額は年間で約324万円になり、通所者の1人当たりの支援額は年間で約226万円になります。
 また、障害者自立支援法では、施設利用者に対する新体系サービスへの移行は5年をかけて行うことになっております。基本的には各施設で選択されることであり、市としては国からのさまざまな情報の提供など、できる範囲での支援をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○若月 直委員 あとの残りの金額を1万8,836人で割ると、1人14万6,700円の援助になる。これの差額というのは非常に大きいと思います。市ができること、また、大阪府でなきゃできないこととかいろいろありますけども、その辺をできるだけ助成できるようにやっていっていただきたいと思いますので、よろしく頼みます。
 次に、予算説明書の174ページ、188ページ、216ページ、この辺に老人医療助成費、障害者医療助成費、乳幼児医療助成費等が載っていますけども、それぞれの助成費に係る対象者はどのぐらいになるのか教えてください。


○河村道夫医療助成課長 お答えいたします。
 老人医療助成関係につきましては2,036人、障害者医療助成関係は2,833人、乳幼児医療助成につきましては、0歳から3歳まで対象になりまして、1万4,598人でございます。
 なお、福祉医療の関係で申しますと、ひとり親関係の医療助成もありますので、その対象者につきましては7,799人となっております。よろしくお願いします。


○若月 直委員 実は私もにわかで障害者になりました。3年前までは野球をして遊んでいたのですが、それが死に損ないましてやっと生き返ってきたら障害者手帳をいただくようになりました。だけど、さっきの対象には僕は入っていないでしょう。14万何ぼもらっていません。これはよその市との関係もありますでしょうし、国・府とのかかわりもあると思いますけども、行政ができるだけ可能な限り努力して援助してやることが必要だと思います。
 またさらに、この間も大隈委員も要望されていましたけども、乳幼児医療助成の対象年齢を1歳上げると1億円増えるという話ですけども、できるだけ拡大してほしいと、これはもう強く要望させていただきます。
 次に、保育所に係る費用なんですが、公立保育所と私立の保育所に分けると、それぞれどのぐらいずつかかっているのか。予算としたら85億1,223万7,000円が計上されていますけども、どういう割合になるのか教えていただきたいと思います。


○樋本茂一子育て支援室課長 お答えいたします。
 公立保育所17園に係る運営経費は、人件費、管理経費及び運営経費を加えまして、31億8,833万円でございます。私立保育所37園に係る経費は、総額52億3,428万3,000円のうち、運営経費としまして50億39万5,000円でございます。


○若月 直委員 そうすると、園児1人当たりで見ると、公立と私立の保育所では、運営経費にどのぐらいの差があるんですか。


○樋本茂一子育て支援室課長 先ほどの平成18年度予算ですが、平成16年度決算額で見ますと、公立保育所が園児1人当たり170万7,002円、私立保育所が109万7,557円と、約61万円の差がございます。


○若月 直委員 恐らくこの差は、保育士の人件費が一番大きいと思うのです。私も20年来、私立の保育所の理事をやったり幹事をやっています。現在もまだやっています。公立、公立とよくおっしゃるのですが、公立と私立と保育士のレベルがそんなに違うはずがないのです。
 枚方市もあっちの一つの園を公営から民営にするとか言うからややこしくなる。5年先に全部民営にしますよと、10年先に民営にしますよというふうな爆弾を上げてやったら、大分変わってくると思います。
 それで、さっきの留守家庭児童会室のあれもありますけども、私の行っている、関係している園は津田保育園です。平成17年度から津田小学校にある留守家庭児童会室の6時以降、留守家庭児童会室は子どもを預かれない。これを、差し当たりは、津田保育園を卒園した子どもだけは、津田保育園から留守家庭児童会室まで迎えにいって、連れて園まで帰ってきて、それで8時なり預かっておこうかと。民間ならこれをやろうと思ったらすぐできます。これは公立がやろうと思ったらどないですか。すぐいろいろなあれが付いてできない。この辺の矛盾もやっぱり考えて、公立だけがベストではない。そういうふうに私は思います。
 次に、最近、学力低下を懸念する声が、さっき私は頭でもちょっと申し上げましたけども、新聞とかマスコミでよく報じられています。枚方市では、小・中学校で学力診断テストを平成14年度から実施していると聞いていますけども、これまでの取り組み状況と本市の児童、生徒の学習の習得状況を聞かせてください。


○今森 巌教育指導課長 お答えいたします。
 枚方市の学力診断テストは、児童、生徒の学習の到達度を客観的に把握し、その後の学習効果を高めるために、小学校第3学年から中学校第2学年までの全児童・生徒を対象として、平成14年度より実施してまいりました。平成15年度からは、経年比較を可能とするために同一業者による診断テストを実施しております。平成16年度の結果は、学習指導要領の内容に対する達成率から見ますと、おおむね良好な学力水準であると認識しております。
 しかしながら、文章での表現力、数学的応用力、中学校の理科など、課題のある領域や教科が明らかとなっております。


○若月 直委員 ことしで診断テストの取り組みが4年目になるわけですけども、成果と今後の取り組みをどのように考えているのか、お聞かせください。


○今森 巌教育指導課長 これまでの3年間の学力診断テストの取り組みの結果から、枚方市の学力水準はおおむね良好と判断しております。このことは、各学校におきまして、少人数授業、あるいは習熟の程度に応じた指導、放課後や長期休業等を活用した補充学習を実施するなど、指導方法や指導内容の工夫、改善に努めてきた成果であると認識しております。今後、教育委員会では、授業の達人養成講座の開設、また、教科別研究会の設置など、教員の指導力向上を目指した研修及び研究の充実を図りたいと考えております。
 また、確かな学力の育成に向けて先進的な研究を進める学力向上拠点形成事業など、国や大阪府の研究指定を受けた学校の取り組みを積極的に支援するなど、枚方市の児童、生徒のさらなる学力向上を目指し、必要な施策を推進してまいりますので、よろしくお願いいたします。


○若月 直委員 ありがとうございました。
 次に、枚方市の小中一貫英語教育ですけども、せっかくヒアリングをさせていただきましたが、もう時間がだんだん押してきましたので、誠に申し訳ないけどカットさせてください。
 次に、小学校の耐震補強事業ですけども、9,000万円が計上されています。私は、小学校、中学、特に11年前の神戸の地震で、あれは朝早かったですから、6,000何百人のうちの85%以上は家の下敷きで亡くなっておるんです。もし、枚方に地震が起きたら、生駒断層も交野断層もあるし、花折断層もあるし、琵琶湖畔にはずっと断層が通っています。この前、NHKが断層の特集をテレビでやっていました。それを見ていて非常に怖くなった。
 それで、私は第二京阪道路の問題を20数年やっていますから、特に言われるのは、第二京阪道路の高架部分が神戸のときみたいに倒れないかという質問をよく聞くんです。神戸の地震の1年前にロサンゼルスで同じような地震がありました。そのとき、国土交通省は、日本の高速道路はあんな地震で絶対つぶれないと、こういうふうに言っていた。1年後の神戸の地震で、物の見事に引っくり返りました。それに懲りているから、今、交野あたりの橋脚を見たら、当時の橋脚と桁違いに大きなものになる。だから、倒れないと思います。だけども、神戸の地震を見ていたら、その前に自分の家がつぶれちゃうよと。まだ昼間だったら学校へも行くかもわからない。昼間、地震が来て、子どもが校舎の下敷きになって亡くなったというふうなことのないように、早いところ耐震事業をせないかん。聞くところによると、平成22年度までに完了を目指す。できるだけ早く対策を終える必要があると思いますけども、いかがでしょうか。


○柴田繁樹教育施設課長 お答えいたします。
 御質問の耐震補強事業につきましては、平成17年度の補正予算対応分を含めまして、平成18年度から優先課題といたしまして本格的に事業化を図り、平成22年度までの5カ年で事業完了を目指し、取り組んでまいります。
 できるだけ早く対策をとのことでございますが、この5カ年につきましては、毎年10校を超える補強工事が必要であり、また、この工事が夏休み期間という限られた時期でしか実施できないこと、さらには、事業費や事業量が膨大であることなどから、現時点では事業期間を短縮して実施することは非常に困難であると考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。


○若月 直委員 ありがとうございました。
 次に、図書館費なんですけども、これはもう要望だけしておきます。
 平成18年度で図書購入費が1億円計上されておりますけども、全体の予算から見たら、やっぱり本を買うお金が少ないと、そんなふうに思いますので、それでも私が平成13年の12月の一般質問で聞いたときに比べると大分パーセントもよくなってきているのかなと。この辺をもっと世間並みのパーセントになるように努力してください。
 それから、これもせっかくヒアリングをしたのですが、陸上競技場の第2種公認継続整備事業。これは、昔、私が小学生のころ山梨県で県の陸上競技協会に吉野トヨ子という女性の円盤投げの選手がいました。県立、山梨県のグラウンドで日本新記録を出したんです。県民すべて喜んだ。ところが、後から、公認グラウンドでないから記録も公認できませんと。これでがっかりした経験がある。私が小学校のときです。ですから、この競技場もしっかり公認を継続して、ここを使う選手が仮に新記録を出したときにグラウンドがあかんから記録が公認できませんというようなことのないように、これも強くお願いしておきます。
 次に、既存民間建築物耐震改修促進事業経費。これについて、ちょっとだけお尋ねします。
 まず、自分の家は自分で守らないかん、自分の命は自分で守らないかん。絶えずそう思います。昭和56年を境に建築基準法が変わっています。市内の木造住宅のうち、昭和56年以前に建てられた住宅の軒数、その割合はどのぐらいあるのか。そして、この事業のPRは大切だと思いますけども、どのように行っていくのでしょう。教えてください。


○松山正之監察課長 お答えいたします。
 市内の木造住宅の棟数は約8万7,000棟で、そのうち昭和56年以前に建てられたものは約57%の5万棟であります。したがいまして、現在ある木造住宅の過半数が旧耐震基準によるものとなっております。
 耐震促進事業のPRにつきましては、広報紙、ホームページ、リーフレットによるほか、毎年9月と3月に設けております建築物防災週間における耐震個別相談会や講演会、また校区自主防災会の場などの機会をとらえましてPRを行っております。
 また今回、新規の木造住宅の耐震改修補助につきましては、まず『広報ひらかた』4月号でお知らせをいたします。
 今後一層PRに努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○若月 直委員 聞くところによると、1年間10件ぐらいしか申し込みがないようですけども、できるだけ予算を使い切って足らんぐらいPRしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 最後に、生涯学習推進審議会委員の経費が57万円計上されています。本来なら、もうとうにとんとんとんといっていればよかったのでしょうけども、何かもたもたしている。生涯学習推進体制の再編に鑑み当初予算で生涯学習審議会の予算が計上されているのでお伺いしますが、公民館の再編に関しては今でも市民の中に反対の声もある。こうした反対の意見をどう受け止めていくのか、きちんとした考えのもとに対応できないとこの再編をやり遂げることはできないと思う。反対意見、特に再編そのものに反対されている意見の主な内容と、それに対する市の見解をお尋ねします。


○北條喜久夫生涯学習課長 お答えします。
 これまでいろいろと数多くの御意見をお聞きした中で再編そのものに対する反対意見といたしましては、市が説明している利用拡大や有料化、まちづくりへの参加などは、公民館のままでも見直すことが可能であり市長部局へ移管する必要はない、こういったものでございます。
 このことに対する市の見解といいますか考え方でございますが、生涯学習施設へ再編するに当たり、公民館のよい部分は引き継いでいく考えでございまして、また、運用の見直しと移管の必要性につきましては、再編は利用拡大などの運用の問題だけでなく総合行政の中で、教育行政の枠を超える生涯学習施設として目指しているものでございます。
 なお、運用面につきましては、今後、生涯学習推進審議会に諮問し、幅広い市民の御意見をお聞きした上で基本プランの中で詳細を決めてまいりたい、こう考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○若月 直委員 生涯学習の再編については、私の考えは、一日も早く実施すべきであると考えています。本来なら12月議会に上程される予定が、3月議会も見送られました。その主な理由は、市民に対し十分な説明責任が果たせていなかったとするものである。
 そこで、先ほど主な反対意見についてお答えいただいたわけですが、この間の説明に対しその効果は得られたのか、お尋ねします。今後どのように取り組まれようとしているのか、お聞きします。


○森下修造理事兼文化産業部長 生涯学習の再編につきましては、この間、あらゆる機会をとらえまして、市の考え方について御説明を行ってまいりました。その結果、当初再編について反対を表明されていた方々の中にも、一定の御理解をいただけるようになってきたのではないかと考えております。
 今回の再編は、持続可能な社会をつくるため、市民との協働の仕組み作りとして位置付け、この間、取り組んできたものでございます。
 今後、こうした考え方のもと生涯学習推進体制基本プラン案を作成し、審議会において審議、答申をいただくなど、10月再編に向けて取り組みを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。


○若月 直委員 今、御答弁されたような内容は、きちんと市民に説明していくことが大切だと思います。同時に議会もチェック機能を働かせて、再編の方向がずれたり市民を心配させることにならないよう、見守っていく必要があろうと考えております。今後、生涯学習推進体制のプランをきっちりまとめて、説明責任を果たすように要望いたします。もうこれ以上ぶれんといてください。率直な私の意見です。
 これで、一応、ヒアリングさせてもらったのは一部を飛ばさせてもらったりしたのですが、まだ私の持ち時間は10分は残っています。ここでちょっと年寄りのぼやきを聞いてください。
 昔、各職場には鬼軍曹みたいな方が必ずいらっしゃいました。この中でいえば課長さんクラス。部下に対しては絶えず目を光らせて叱るんです、怒るんじゃありません。部下は叱って育てなきゃいかん。その代わり、部下がやる気になって、やって間違えたことは、失敗したことは自分が責任をとる。そういう課長が増えれば、市役所の中はもっと活性化すると思う。今こうして見ていて、みんな目がとろんとしている。最後だから眠たいのかわかりませんけども、もうちょっとみんな、元気を出してほしい。
 それと、お願いは、人のために働く喜び。人は自分のパンにのみ働くんじゃないのです。たとえお金の入りが少なくても、人のために働ければ、それを喜びとせないかんのです。私は1年以上病院におりましたので、今、人のために働けることを非常にうれしく思っています。これは働けなくなったらわかります。そうならん前に、枚方市民のためにせいぜい頑張ってもらいたいと思います。
 この予算特別委員会の委員の中では、私が一番年寄りですから、年寄りのたわ言だと思って聞いておいてください。
 これで、持ち時間をちょっと残して終わらせてもらいます。どうもありがとうございました。


○森 裕司委員長 これをもって質疑を終結します。


○森 裕司委員長 以上で、予算特別委員会を散会します。
    (午前11時53分 散会)