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大阪府 枚方市

平成22年第1回定例会(第4日) 本文




2010.03.08 : 平成22年第1回定例会(第4日) 本文


○榎本正勝議長 開議に先立ち、事務局長から議員の出席状況を報告します。山下事務局長。


○山下寿士市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席議員は、33名です。
 以上で報告を終わります。
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    (午前10時1分 開議)


○榎本正勝議長 ただいま報告しましたとおり、出席議員は定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。
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○榎本正勝議長 日程第1、「平成22年度市政運営方針に対する各派代表質問」を行います。


○榎本正勝議長 先日に引き続き、順次質問を許可します。
 まず、自由民主党清和会を代表して、千葉清司議員の質問を許可します。千葉議員。(拍手)


○千葉清司議員 皆さん、おはようございます。代表質問の機会をいただきまして、心より榎本議長に感謝を申し上げます。
 さて、このたびの竹内市長から御提起をされました平成22年度市政運営方針に対しまして、我が自由民主党清和会を代表いたしまして、御質問をいたします。
 なお、私どもは、もし市長であったならこうするという視点も含め、御提言、御要望を添えますので、何かと御参考になれば誠に御幸甚に存じます。
 それでは、本題に入ります前に、数々の通告をさせていただいておりますけども、3点ほど取り下げ、削除をさせていただきます。
 まず1つ目は、1番の(3)の1)市民の声の市政運営への反映について、2つ目は、4番の(1)の1)高齢者福祉に係る施設整備について、3つ目、4番の(2)の2)総合文化施設の建設を初めとした文化芸術活動の拠点づくりについて、この3点を通告から取り下げますので、よろしくお願いを申し上げます。
 それでは、早速本題に入ります。
 まず1番目、「質実にして果敢」をモットーにした熱い思いによる市政運営について。
 質実にして果敢をモットーに、熱い思いで枚方をつくり上げたいと竹内市長が申されています。どのようなまちづくりをイメージされているのか、まずお聞きします。
 次に、15年の節目を迎えた阪神・淡路大震災から学んだ教訓について。
 「阪神・淡路大震災から15年の節目を迎えた」と市長は申されております。この大震災から何を学び、何を教訓にされたのか、お尋ねをいたします。
 次に、平和の取り組みの具体性について、お尋ねします。
 平和への願いをまちづくりの歴史にしっかりと刻み、平和の取り組みを推進すると市長は申されておりますが、平和の取り組みの具体性について、お尋ねします。
 次に、市長の真のリーダーシップについて、お尋ねします。
 「「市民生活の安心と安定」のため、私自身がリーダーシップを発揮し、職員と一丸となって全力で取り組んでいきます。」と申されておりますが、市長のまことのリーダーシップについて、お尋ねいたします。
 次に、談合防止策について、お尋ねします。
 談合防止策を最重点に、コンプライアンスの推進を図り、市民の信頼確保に努めてきたとありますが、市長の談合防止についての恒久的な満足度を尋ねます。
 次に、先見性のある長期的な財政見通しについて、お尋ねします。
 長期的な財政見通しを示しながら、先見性を持って、質実にして未来に果敢に投資する積極的な市政運営を行っていきたいとありますが、果敢に投資し、積極的な市政運営を進めるための財源的な保障はどこにあるのか、お尋ねします。
 次に、学力の向上と教師力の推進強化について、お尋ねします。
 本市において、学力の向上を高めるために、教師力の推進強化と言われていますが、人材確保など、枚方で教育を受け、枚方で学んでよかったと思える具体性について、お尋ねします。
 次に、文化財及び伝承文化の有効活用について、お尋ねします。
 「市内に残る文化財や伝承文化を有効に活用し」とありますが、何を目途に有効活用されようと思われてるのか、お尋ねいたします。
 次に、市民を元気で明るくするための方策について。
 竹内市長は、「私自身、元気さや明るさが持ち味」だと自負されております。それではお伺いしますが、市民を明るくするために、市長はどのようにお考えなのか、お尋ねをいたします。
 次に、産業振興の在り方について、お尋ねします。
 「事業者や中小企業を支援していきます。」とありますが、本市の産業振興の在り方について、お尋ねします。
 次に、市民の健康づくりの促進に係る取り組みについて、お尋ねします。
 市長は、「市民のスポーツ・レクリエーション活動を支援」し、「幅広い世代の市民が参加できる事業も展開し、市民の健康づくりを推進します」とありますが、市民の健康づくりに対する施策のイメージと、それに伴うグランドデザインの考え方をお尋ねいたします。
 次に、議会制民主主義の尊重に係る具体的な対応について、お尋ねします。
 竹内市長は、自治都市とは、議会制民主主義を尊重するとありますが、具体的に、議会に対してどのように対応することが議会制民主主義の成熟と考えられるのか、お尋ねいたします。
 次に、子育てに係る地域と親との役割分担について、お尋ねします。
 「地域で子育て支援活動を行う「子育てサポーター」を養成し、その活動を支援します。」とありますが、子育てに係る地域と親との役割分担の明確性について、お尋ねします。
 次に、公立幼稚園の現状について、お尋ねします。
 竹内市長は、「公立幼稚園の役割を明確にするとともに、効果的、効率的な運営をめざし」とありますが、既に定員割れの現状をどのように認識されているのか、お尋ねいたします。
 次に、保育所環境の充実について、お尋ねします。
 「保育環境の充実を図るため公立保育所の耐震診断やトイレの改修を行います。」とありますが、さらに、小・中学校においてPTAや地域の方々も利用される教職員用トイレ(一般用)も含めての改修はどのように考えられているのか、お尋ねいたします。
 次に、学校給食調理場の建て替えについて、お尋ねします。
 「老朽化した学校給食共同調理場については建て替えの検討を進めます。」とありますが、建て替えに当たってのイメージと、まちづくりの全体的な視点に立った考え方をお尋ねします。
 次に、村野中学校跡地への支援学校開設に係る進捗状況について、お尋ねします。
 村野中学校跡地への大阪府の支援学校の開設予定に向けて、引き続き協議を進めているところであると言われていますけども、地元の協議も含めまして、現状と今後の市長の対応について、お尋ねいたします。
 次に、ふれ愛・フリー・スクエアの制度移行後の取り組みについて、お尋ねします。
 ふれ愛・フリー・スクエアの活動の実態を踏まえ、地域の自主性を尊重する制度に移行するとありますが、子どもの教育と親の就労支援との区別をどのようにされるのか、お尋ねします。
 次に、市民病院建設の現状把握について、お尋ねします。
 市民病院の建設は、北河内地域をターゲットにした広域的な医療体制の充実はもとより、経営面についても絶対条件と言われております。どのように現状を認識、把握されているのか、お尋ねいたします。
 次に、地域防災リーダー育成事業について、お尋ねします。
 自主防災組織の防災活動推進のため、地域防災リーダーを育成するとありますが、阪神・淡路大震災の教訓との整合性について、お尋ねします。
 次に、生活保護世帯増加に係る体制の強化策について、お尋ねします。
 経済不況が原因での生活保護世帯の増加に伴い、就労支援、早期自立に向け体制を強化するとありますが、どのようにされるのか、お尋ねします。
 次に、住み良い環境づくりの推進について、お尋ねします。
 市内の貴重で身近な環境づくりの推進を行うとありますが、既存の自然環境を破壊することなく、どのように維持、発展されようと考えておられるのか、お尋ねいたします。
 次に、枚方宿地区まちづくり協議会との連携について、お尋ねします。
 枚方宿地区まちづくり協議会と連携し、魅力ある町並みの環境整備を進めるとありますが、どのような展望を持ち、どのように進めようとされているのか、お尋ねします。
 次に、特別史跡百済寺跡の再整備に向けた基本構想について、お尋ねします。
 特別史跡百済寺跡の再整備に向けた基本構想の策定に着手するとありますが、何を、いつまで、どのようにされるのか、構想をお尋ねいたします。
 次に、市の花・桜の植樹について、お尋ねします。
 市の花・桜について、「船橋川及び穂谷川の自然巡回路や国見の丘公園で桜の植樹を行う」とありますが、その計画性について、お尋ねします。
 次に、枚方公園青少年センターの在り方の見直しについて、お尋ねします。
 「青少年活動をより一層支援するため、枚方公園青少年センターのあり方について見直しを行います。」とありますが、どこに力点を置いて見直しをされるのか、お尋ねします。
 次に、既存の友好都市以外の友好都市構想について。
 本市の国内外の友好都市の交流をさらに強化するとありますが、既存の友好都市以外に、本市と関係の深い都市と提携する友好都市構想の有無について、お尋ねいたします。
 次に、サプリ村野の施設活用基本計画策定の具体性について、お尋ねします。
 サプリ村野(旧村野小学校)の施設活用基本計画を策定し、施設の耐震化やバリアフリー化の検討を行うとありますが、その具体性について、お尋ねします。
 次に、枚方市駅周辺の再整備ビジョンの策定について、お尋ねします。
 「本市の玄関口としてふさわしいまちの将来像を示すため、枚方市駅周辺について、再整備ビジョンの策定に取り組みます。」とありますが、どんなイメージで将来展望に立ったどんなデザインを描いておられるのか、お尋ねいたします。
 最後に、市有建築物の保全計画について、お尋ねします。
 「市有建築物の安全性及び機能性を維持し延命化を図るとともに、財政負担の平準化を図りながら計画的な改繕を進めるため、市有建築物の保全計画を策定します。」とありますが、市庁舎を含め、市民会館など、保全計画にどのように盛り込まれようとされているのか、お尋ねいたします。
 以上、1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。


○竹内 脩市長 自由民主党清和会を代表されましての千葉議員の御質問に対し、順次お答えいたします。
 まず、質実にして果敢をモットーにした市政運営でありますが、私は、市長として、決して思い付きに走るのではなく、派手ではないけれど、市民福祉の向上のために、本当に必要なことを精査した上で一歩一歩着実にやり遂げていくことが、まちづくりの上では大切だと考えています。このように質実に市政運営を進めることを基本としながらも、市民病院の建て替えなど、ここがチャンスというときには、今と未来の両方を見つめる視点を持って、大胆に先行投資を行っていきたいと考えています。
 次に、阪神・淡路大震災から学んだ教訓について、お答えいたします。
 この大震災から得られた教訓としては、広域防災体制の必要性や住宅の耐震化促進等さまざまなものを得たわけでありますが、最も大きな教訓として残ったのが、これまで防災対策の柱であった公助に加え、自助、共助の重要性であります。この教訓は、防災は自ら安全を確保するという、そのような意味で自助努力を前提とし、公助は自助や共助でできないところを担当し、相互に連携した取り組みをすることが効果的な減災につながるというものであります。今後は、こうした教訓を糧に、さらに危機管理体制の強化と地域の皆様との連携を図り、地域防災力の向上に努めてまいります。
 次に、平和の取り組みの具体性についてでありますが、本市は、府内の自治体に先駆け非核平和都市宣言を行い、禁野火薬庫が大爆発を起こした3月1日を枚方市平和の日と定め、さまざまな平和事業に取り組んでいます。ことし5月にニューヨークで開催されるNPT再検討会議に合わせて、日本非核宣言自治体協議会の代表の一員として渡米し、平和市長会議とも連携し、核保有国に対し核兵器廃絶を訴えてまいります。
 戦後65年がたち、戦争体験者が少なくなってきている中で、次代を担う世代に戦争の悲惨さや平和の尊さを語り継いでいくことが大切であり、悲惨な体験をした本市には数多くの戦争遺跡が存在することから、これらを活用して平和意識の啓発や浸透に努め、平和事業を推進してまいります。
 次に、リーダーシップについて、お答えいたします。
 市長は市政の責任者であり、議会の審議や市民のニーズなどを十分踏まえながら、重要な局面で最終の決断を行っていかなければなりません。市政の責任者である以上、当然のことながらリーダーシップは不可欠でありますが、それと同時に、直接市民サービスを担う職員一人一人の意欲や能力、個性といったものを最大限引き出し、それらをまとめ上げて、まちづくりという舞台で最大の効果を発揮させる、オーケストラに例えれば指揮者としての役割もあわせ持っていると考えます。
 一方、例えば昨年の新型インフルエンザの感染拡大など、緊急性が高く、即決が求められる状況においては、私自身が陣頭指揮をとって、迅速な対応に努めてきたところです。市民生活が厳しくなっている現状において、経済・雇用対策など市民生活の安心と安定については、私自身がリーダーシップを発揮し、最優先課題として取り組む決意を述べさせていただいたものであります。
 次に、談合の防止に向けた取り組みについてでありますが、有識者による談合防止対策委員会からの提言に基づいて、可能と考えられる対策を講じることにより、市内部の事務処理や意思決定の過程に談合が入り込む余地をなくすとともに、会議録の整備等を行うことで、後日の検証ができる仕組みも積極的に導入してまいりました。このことから、現在考え得る談合防止対策としては、一定構築できたものと考えています。
 今後は、このようにして構築しました談合防止対策に共通する職員のコンプライアンス意識の向上について、私自らがあらゆる機会を通じて強い意思を示すことで、健全な組織風土の醸成に努めていくことが肝要であると考えております。
 次に、長期的な財政見通しについて、お答えいたします。
 私は、質実にして果敢を市政運営のモットーにしていますが、この質実の意味に含まれる最も重要な部分の一つが、財政の健全性の確保です。未来への投資には、新病院の建設や浸水対策、教育、子育てなどがありますが、その実施に当たっては、長期的な財政のバランスを同時に保っていかなければならないと考えています。そのため、今後とも、毎年度の収支均衡と適正な市債発行による公債費の抑制という財政運営の基本姿勢を堅持するとともに、必要な財源を確保するため、国に対する地方財源充実の働きかけ、また、さらなる構造改革の推進を図っていきたいと考えています。
 次に、文化財及び伝承文化の有効活用について、お答えいたします。
 文化財や伝承文化は、長い歴史の中で育まれ、守り伝えられてきた地域の貴重な財産であり、人々の精神的な豊かさや心のよりどころとなるものであります。また、これらの文化財の効果的な活用によって、地域経済の活性化や地域の発信力を高めることになると考えております。
 次に、広い意味での市民を元気で明るくするための方策について、お答えいたします。
 市民の皆さんが日々元気で明るいためには、一人一人が自己実現を図れ、将来に希望が持てることが重要と考えます。そのためには、何よりもまず生活基盤の安定が重要であり、医療が充実し、健康で暮らせること、安心して子育てができ、教育が充実していることなどが大切であると考えます。さらに、地域経済を活性化させること、また市民の皆さんに社会とつながりを持てる活動の場や機会を提供することも、行政の役割として大切であります。このような考え方に立って、総合的な取り組みを進めていく所存であります。
 次に、産業振興の在り方について、お答えいたします。
 本市の産業振興施策については、これまでも企業立地促進奨励金制度や地域産業基盤強化奨励金制度を通じて、本市の中小企業の中心となる物作り事業者の立地促進や設備投資を支援してきました。今回の3月20日の第二京阪道路開通は、地域経済や市内企業にとってビッグチャンスであると考えており、平成22年度の新たな市内産業活性化策として、中小企業情報発信支援事業や「エコ」工場化支援事業を実施するとともに、商店街の魅力向上やイベント開催などの取り組みに対する補助制度の拡充を行います。また、本年2月15日からスタートした景気対応緊急保証制度の信用保証料補給事業を実施し、市内中小企業者の資金繰りと経営安定化に向けた支援を継続します。
 次に、市民の健康づくりの促進に係る取り組みについて、お答えいたします。
 市民の健康づくりに対する施策のイメージとしましては、さまざまなスポーツ・レクリエーション活動に加え、今日最も身近な運動であるウォーキングなど幅広い世代の市民が気軽に参加できる事業の展開などを通じ、市民の健康、生きがいづくりを促進することが重要だと考えております。
 次に、グランドデザインの考え方でございますが、元気と活力にあふれたまちづくりを進め、スポーツ振興ビジョンで示している市民だれもが、いつでも、どこでも、それぞれの興味や関心、ニーズに応じてスポーツを楽しむことができる豊かな生涯スポーツ社会の実現を目指し、明るく元気な枚方をつくっていくことであると考えます。
 次に、議会制民主主義の尊重の件でございますが、市政運営を進めるに際し、さまざまな計画や予算編成、条例などの重要事項について、市議会において十分な御議論をいただくとともに、議会からも施策について御意見をいただくなど、議会との連携を密にしながら、自治都市・枚方の実現に向け、施策を進めていくことであると考えております。
 次に、子育てに係る地域と親との役割分担について、お答えいたします。
 子育てに係るさまざまな施策は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本認識のもとに行っています。ただ、少子化や核家族化の進行などにより、子育てに伴う親の負担感や不安感、孤立感が増大する中、地域での支援体制を充実させることは大切であると考えており、その施策の一つとして、ひらかた子育てサポーターを養成するものです。サポーターには、市民ボランティアとして、子どもの預かりや多様な場面での子育て支援活動を担っていただきます。
 次に、保育所環境の充実について、お答えいたします。
 公立保育所では、耐震診断やトイレを改修し、保育環境の整備を図ります。また、小・中学校における教育環境の整備では、トイレ改修は重要な課題と認識しています。現在、児童・生徒用のトイレを優先して改修しており、教職員用トイレの改修については、児童・生徒用トイレの改修の進捗状況を考慮しながら取り組んでまいります。
 次に、学校給食調理場の建て替えについてでありますが、現在稼働中の第三、第四の2カ所の共同調理場は、開設から約40年が経過し、老朽化が著しい状況であることから、早期に建て替えを行う必要があり、その敷地の確定は急務となっております。
 総合スポーツセンター多目的運動広場用地は、用地の面積、給食を配送する小学校との位置関係等、学校給食共同調理場に必要な条件が整っております。このたび枚方市スポーツ施設整備計画(案)を作成し、元枚方西高等学校跡地の取得や東部スポーツ公園の整備等を位置付けたことで、総合スポーツセンター多目的運動広場用地の活用について見直し、検討を行うものです。見直しについては、総合スポーツセンターの駐車場を確保する必要があるため、同センターの第2駐車場として、また老朽化が進む学校給食共同調理場の建設用地としての活用を検討するものであります。
 次に、村野中学校跡地への支援学校開設に係る進捗状況について、お答えいたします。
 支援学校については、平成21年2月に、大阪府教育委員会から、元村野中学校跡地を活用すること、用地取得については府有地との用地交換によるとの回答を受けました。その後、経過や支援学校の方針について、昨年3月に地元代表者に説明を行い、7月、8月には、地元主催の説明会に本市と大阪府が出席しました。その後、平成21年10月には、市有地と府有地との土地交換契約を締結し、そのことについても報告を行ってきたところであります。
 今後とも、本市としては、地元自治体として、引き続き早期の実現に向け、地元、大阪府との調整を行ってまいります。
 次に、ふれ愛・フリー・スクエアについて、お答えいたします。
 ふれ愛・フリー・スクエアは、地域の大人との交流の中で、学校、授業にはない遊びや体験学習の機会を提供する、地域の子どもを地域で育てることを目的として取り組んでまいりました。地域の方々を中心に、ボランティアによる運営を基本とする中で、事業開始後7年が経過し、さまざまな問題が顕在化してきたため、今回の見直しを行うものです。
 なお、児童の健全育成とあわせて就労支援を目的として行っている留守家庭児童会室とは、本来、趣旨、目的が異なるものと認識しております。
 次に、市民病院の広域的な医療体制について、お答えいたします。
 市民病院は、これまでも、北河内地域で唯一の公立病院として、小児医療や救急医療の充実に努めてきました。また、経営面では、平成17年度以来4年連続で純利益を計上し、健全な経営に努めています。新病院においても、内視鏡外科センターや放射線治療、緩和ケアなど、北河内地域で有数の高度で先進的な医療を提供し、健全で安定した経営を目指します。
 次に、地域防災リーダー育成事業について、お答えいたします。
 阪神・淡路大震災の最大の教訓は、先ほどお答えさせていただきましたとおり、自分たちのまちは自分たちで守るという自助、共助の重要性であります。地域防災リーダー育成事業は、この教訓を踏まえ、自助、共助を担っていただく自主防災組織が継続的に活動していただけるよう、自主防災活動を牽引していただく防災リーダーの人材育成を目的とした事業であり、今後とも、こうした人的支援も含め、自主防災組織の活動を効果的に支援してまいります。
 次に、生活保護業務の体制強化について、お答えいたします。
 一昨年のリーマンショックの影響を受け、生活保護の相談も増え、申請者、受給者も対前年比で約17%増えております。生活保護制度は、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、その自立を促す制度であります。
 そこで、3名の健康管理支援員を新たに配置するとともに、年金調査員についても1名増員し、積極的な助言、支援を行い、就労支援員も2名から4名に増員するなど、自立支援に向けた生活保護業務の体制強化を図ります。
 次に、住み良い環境づくりの推進について、お答えいたします。
 穂谷を初めとした里山などの自然環境の保全に向け、これまで里山保全基本計画に基づき、市民、行政、地権者等が連携し活動を進めてきたほか、鳥獣保護法に基づく鳥獣保護区の指定などを行ってまいりました。残された自然環境を守り、次世代に引き継いでいくことは重要な責務であることから、引き続き公園など公共の場所において、残された緑地を保全するとともに、ビオトープの整備を進めることで、多様な生物の生息空間を確保してまいりたいと考えています。
 次に、枚方宿地区まちづくり協議会との連携について、お答えいたします。
 枚方宿地区におきましては、歴史的資源を生かしたまちづくりを進めるべく、まちづくり協議会の提案や要望を地元の総意として受け止め、質の高い町並みの形成に取り組んでまいりました。今後とも、まちづくり協議会との連携を密にし、枚方市駅や枚方公園駅に隣接しているという地区の個性や特色を生かしたまちづくりに努めてまいります。
 次に、特別史跡百済寺跡の再整備に向けた基本構想について、お答えいたします。
 特別史跡百済寺跡につきましては、今回までの5年間の調査で、南門、中門、東西両塔、金堂、講堂といった中心部の伽藍配置以外に、寺院の中を南東・北東・北西地域それぞれ築地塀で囲われた附属施設が見つかっており、都の1級寺院と遜色のない寺院であることがわかってまいりました。こうした新たに発見された事実をどのように整備に反映させるのか、来年度、文化庁や特別史跡百済寺跡再整備検討委員協議会に諮りながら、構想策定に着手してまいります。
 次に、市の花・桜の植樹につきましては、自然巡回路である船橋川及び穂谷川の堤防に平成12年度から順次行っており、今後も、引き続いて植樹を行ってまいります。また、本市の歴史的にも由緒ある桜をアピールするとともに、新たな桜の名所づくりを進めていくため、ことしは国見の丘公園などにも植樹をしてまいります。
 次に、枚方公園青少年センターについて、お答えいたします。
 枚方公園青少年センターは、青少年に学習と憩いの場を与え、仲間づくりと活動を助成し、健全な育成を図ることを目的に、平成2年1月に開所し、社会教育施設として運営してまいりました。施設を拠点とする青少年活動の活性化策について、主催事業の取り組みや、より多くの青少年団体が利用できるように開館時間の拡大などの見直しを行うものです。あわせて、一般団体に対しては、青少年団体でないことから、受益者負担の導入も課題となっております。
 なお、具体的な内容につきましては、3月末に受ける予定の社会教育委員会議の答申を踏まえ、教育委員会において取り組みを進めるよう指示しております。
 次に、既存の友好都市以外の友好都市構想について、お答えいたします。
 現在、市民が中心となり、国の特別史跡百済寺跡を介し、海外では韓国、国内では百済寺とゆかりのある都市との交流が行われていますが、友好都市、市民交流都市については、一定の市民交流の積み重ねによる機運の醸成が必要であり、さまざまな交流活動を市民が主体となって取り組んでいくことが重要であると考えております。本市は、行政の立場から、こうした市民主体の交流が活発に進められるように、側面から支援してまいります。
 次に、サプリ村野の施設活用基本計画策定について、お答えいたします。
 市民の活動拠点となるよう、施設活用基本計画に、新たに公の施設として活用するための基本的な考え方やレイアウト、必要な施設改修の内容、管理運用方法など、活用に向けた具体的な計画内容をまとめ、平成22年度中に計画案を作成する考えであります。
 次に、枚方市駅周辺の再整備ビジョンの策定についてでありますが、枚方市駅周辺は、比較的早い時期に駅前広場整備や再開発などを行いましたことから、今日的なまちづくりの課題に十分こたえ切れていない一面がございます。このため、市民、事業者、行政が共有できるビジョンの策定に取り組み、本市の玄関口にふさわしいまちづくりの将来像を描いていく考えであります。
 市有建築物の保全計画につきましては、市庁舎を初めとする各施設の安全性、機能性を維持し、より長期にわたって使用できるよう、また、改修に係る財政負担の平準化を図ることを目的に、計画の策定を進めています。市の施設については、市民を初め多くの皆様に安心して利用していただくことが何より大切であると考えており、今後も、適切な施設の維持に努めてまいります。
 以上でございます。


○南部一成教育長 続きまして、教育委員会の所管に関する御質問について、順次お答えさせていただきます。
 まず、学力の向上と教師力の推進強化について、お答えします。
 教育委員会では、自学自習力支援システムを導入し、児童、生徒が自ら進んで学習しようとする意欲を高めるとともに、平成22年度は、枚方市小中連携事業として、小・中学校が連携して義務教育9年間を見据えた指導を行うことによって、子どもたちの生きる力を育むことを目指しております。また、経験豊かな教育推進プランナーの配置を拡充することで、経験の浅い教員への指導を含め、教師力の向上を図っていく考えであります。
 次に、公立幼稚園の現状について、お答えします。
 平成15年度に公立幼稚園を5園廃園し、また、平成21年6月には枚方市幼児教育ビジョンを策定いたしました。その中で、本市の公立幼稚園については、定員割れ状況を踏まえ、公立幼稚園の役割を明確にしながら効果的、効率的な運営と配置を行うことで、統廃合も含めた少子化時代に見合ったものへと転換していく必要があると方向付けております。今後、このビジョンに基づき、公立幼稚園の再編について検討を進めてまいります。
 以上です。


○千葉清司議員 特に竹内市長、一人でほとんど答弁されるわけですから、大変お疲れのところ恐縮でございます。もうしばらくお付き合いしてください。だんだん厳しいことも出てくると思いますけども、41万市民の命と暮らしを守るためにやむを得ない試練の道ですから、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 通告の順に沿って、要望並びに第2回目の質問をさせていただきます。
 まず、15年目の節目を迎えた阪神・淡路大震災でありますけども、危機管理室を中心としてるる大変な御努力をされていることについては、評価をするところでございます。
 しかし、欠けてる面は、今から15年前の1月でした、川の水も渇水して火災が起きました。もう水がないんです。ですから、その前に家が倒壊する。その2つが私は大きな教訓だったと思うんです。もしそれがなければ、6,500人に近い犠牲者は出なかったと思うんです。我々は、6,500人のみたまの悔しさをやはり晴らしてやらなきゃいけない。そのためには、早く耐震化をし、そして、万が一火が出たらすぐ消し止める、そういう方策を私はすべきだと思うんです。何かここでは公助、自助、共助ということで、何か3人姉妹みたいな、長女、次女、三女みたいな、3人姉妹が仲よくしたら災害が未然に防げるみたいなように聞こえる部分はあるわけですけども、教訓は、やはり耐震をすること。火が出る可能性があるわけですが、火が出たら、あるいは出ないようにどうするのか、その辺を阪神・淡路大震災は教えていると思いますから、付け加えておきます。
 次に、平和の取り組みですけども、これは、過日も追悼式がありました。毎年、私も議員になって15年間ずっと欠けることなく、皆勤賞で追悼式に参加してます。年々、もう高齢化と相まって、参列者が減少してます。もうぱらぱらであります。やはりそれが戦争の風化につながる、そして平和の重要性がどんどん欠けていく、それをどうやって補うのかということを、早急に私は考えるべきだと思うんです。そのためには、提言しておきますけども、若い人たちをやはりあの場に今のうちに参列させるという、そのことが、平和に対する尊厳、そしてやはり戦争の風化を未然に防ぐ何物でもないと思います。下も上も合わせると1,500人入るわけですから。二、三百人で満足していたら、来年はもっと少なくなる。最終的にはゼロになります。このことは火を見るよりも明らかですから、市長さん、ぜひ風化させないためにも、若い人たちにあの席に参列していただくような方策を提起しておきますから、考えてほしい。そのことを申し上げておきます。
 それから、談合防止ですけども、どんないい規則を作っても、あれは市長人事ですから、学識経験者を集めても、庁内委員会を幾ら作っても、だめです。どんな粗末なものでも、守ったら談合はなくなるんです。不祥事がなくなるんです。そのことを、絵にかいたもちにならないように、今の方策で十分ですから、守ることを徹底してください。このことを付け加えておきます。
 それから、よく長期的な展望に立った財政運営と言われますけども、すべて借金を前提にした財政運営なんです。私は、やはり種をまいて、水をかけて、幹を作って、そして花を咲かせて実を結ばせる、その努力を並行して、車の両輪のようにならなければ、このまちは、最終的にはあの北海道の言われているまちのようなことが枚方ではないという断言はだれしもできないと思うんです。そういうことで、どうかまちおこしのためにも、財源確保を具体的に、竹内市長、種まきからすることをぜひお願いしておきたいと思います。ある金を使う。借金をして箱物を造ることは、行政手腕じゃありません。私でもできます。ない金をどう増やしていくのかということは、だれしもできることではないんです。これはまさに経営手腕なんです。そのことを申し上げておきます。
 それから、学力の向上ですけども、これは橋下知事がよく言ってます。今、私は学校現場でもよく耳にします。先生から、管理職から耳にします。今、大阪だけ財政難ということで先生の給料を下げてみても、逆に優秀な教師がほかに流れていくと。ですから、私は、橋下知事の考え方には賛同する部分も多々あるわけでありますけども、広域的にやらないと、大阪から優秀な人材が流れて、大阪に集まってこないという、そういうデメリットがあるわけですから、ぜひ南部教育長も含めて、改革をするのは広域的にやってほしい。大阪がばかを見ないような、そんなことをぜひ、今現実あるわけですから、もう大阪は先生の人材に非常に困ってるんですよ。それはそうですよ。給料安いとこに来ませんよ。そういうことですから、もっと大きな、近畿圏ぐらいの視野でやはり改革を考えてほしい。このように思います。
 それから、文化財の伝承云々ですけども、これは意識的に地域おこしのために、先人が残した40近い文化遺産が、市長、あるんですよ。ですから、大阪・京都間に枚方ほど文化遺産が眠っている市はないんです。みんな欲しがってるんです。逆に、枚方市はそれに甘んじてると思うんです。ですから、文化遺産を観光資源として創出して、磨きをかけて、人を呼んで、金を落としてもらうと。冒頭言いました財源確保なんです。そのことも並行して、そこにやはり一つの基点を置いて御努力してほしい。このように思ってます。
 それから、産業振興、これは何年ぐらい前ですかね、もう四、五年前になりますかね、文化産業部を立ち上げたんです。市長はまだ2年半ですからわかりませんけども、立ち上げたんです。1年しかもたなかったんです。立ち上げたときは、私も市内の企業の皆さんともお会いすることがありました。千葉さん、ようやく枚方もその気になったなと。5,000企業あるんですよ。5,000社以上。法人格が、大小。そのまちには、法人税が大体25億円ぐらい入ってくるわけですから、それはもっともっと磨きをかけたら30億円、40億円になっていくんですよ。そういう窓口の産業振興を、一つの部の課ぐらいに置いていくそのものがおかしい。数日前に、商工会議所もしびれを切らせて、議会に条例化を進めてほしいと持ってきたんですよ、市長。これは本当に恥ですよ。議会人としても大変な恥です。せっかく努力して文化産業部を作った。1年しかもたなかったんですよ。こんなまちありますか。市長部局の下ぐらいに最優秀な部長を置いてこの問題に当たっても、私はお釣りが来ると思うんですよ。ぜひ、竹内市長の目玉商品として頑張ってください。
 市民の健康づくり、これは、市民の健康は、最終的には財政の健全化の確保につながるんです。健康な市民を多くつくるということは、医療費が削減できるんです。医療費が削減できるということは、財政に大きく貢献するんです。ですから、後ほど申し上げますけども、スポーツ広場なんか、やっぱり最優先でその需要にこたえていかなきゃならない。そこに物を造ったりいろんなことをしていくと、逆に首を絞めていくんです。そういうことで、スポーツ振興は、最終的には財政に大きく貢献するんだという認識に立ってほしい。そのように申し上げておきます。
 それから、議会制民主主義の尊重に係る具体性について、市長は、尊重が大事だと申されてます。しからば、協議会という制度があります。法的な制約は何もありません。しかし、協議会という名のもとに、理事者の決定事項が提起されてる面が多々あるんです。公私混同してるんです。ですから、私も常に申し上げてます。大きな問題の節目節目では、この神聖な議会の場で、市長が堂々と提起をして、市民代表の議員の皆さんの意見を聴取する。それに立って一つ一つ慎重に慎重を期して事を進めていくということを、要するに全員協議会というか、そういう場を最大限に活用してほしい。そのように申し上げておきます。そうすれば、談合なんか起きませんから。私は保証します。よろしくお願い申し上げます。
 次は、子育ての問題ですけども、余りにも行政が全部何もかもしますとやると、親が完全に過保護になって、親の使命を果たさなくなるんです。親の背を見て子どもは育つんですよ。ですから、しっかりした力強い親につくり上げていこうじゃありませんか。あんまり過保護にして、もやしにしないで。そういう表裏一体の部分がありますから、お願いしておきたいと思うんです。
 保育所関係の中で、トイレの問題に触れましたけども、最近、コミュニティ協議会も含めて、一般の皆さんが、子どもたちの安全も含めて出入りする機会が多くなりました。ですから、非常に学校も老朽化してますから、職員の皆さんのトイレも一般の皆さんも同じですから、ひとつ子どもたちのトイレの改修と並行して、大人の方の、学校の先生のトイレも含めまして、ひとつ心を配ってほしいと、このように思います。
 それから、村野中学校跡地への支援学校開設についてでありますけども、これは、地元の皆さんが将来、孫の代まで禍根を残したくないという、将来の全体構想の中で意見を申されているわけですから。これはあくまで大阪府の事業で、枚方市の事業じゃないんです。ですから、市長さん、ぜひ、地元の枚方市の皆さんがプラスになるように、大阪府に盾を突いてほしい。それぐらいの気持ちで僕はちょうどいいと思うんですよ。ですから、枚方市の事業じゃございませんから、枚方市民に喜んでもらうように、その窓口になって、枚方から大阪に物を言うようにしてください。お願いします。
 それから、ふれ愛・フリー・スクエア。
 南部教育長、これは、45校区の地域に丸投げしているような状況があるわけですけども。もう7年ですかね。やっぱり地域といえども教育ですから、少なくとも最低の、これだけは必要だという統一的なボーダーラインを、マニュアルというか、そういうものを作っていただいて、それ以外は地域の特性に任せてもいいと思うんですよ。しかし、何でもかんでもすべて任すようなことは、僕は危険だと思うんですよ。また、教育委員会の責任放棄だと思うんですよ。そういうことも含めて提起しておきますので、見直すということですから、ぜひお願いしておきたいと思います。
 それから、住みよい環境づくり。
 市長さん、今、柏井池って、これは今から7年前かな、最終的には枚方市はもう全然手を染めなくていいのを、裁判にまでなって、だから枚方市が丸ごと抱えてるような感じ。これは問題なんですよ。自然に手を触れたということで、自然が怒ってるわけですわ。ですから、自然を守るのは、本当はできるだけ手を触れないで、自然を丸ごと守っていくのが基本だと思うんですよ。ですから、ぜひこれからも、柏井池のような事例が起きないとも限りませんから、ぜひ精査をされて、あの教訓を受けて、二度とああいうものは出ないように、自然を大切にしてほしいということを申し上げておきます。
 それから、前後して申し訳ございませんけども、桜の木の植樹ですけども、市の花は菊と桜ということで、桜をプラスされました。逐次、公園みどり課の皆さんの努力で、桜の木が年々多くなってまいりました。しかし、ソメイヨシノは、樹齢がいいところ50年と言われてます。私の近くでも、もう枯れかかってきてます。しかし、前もって治療すれば、それだけ延命になるということも事実ですから、植えることも大事ですけども、既存の木をパトロールされて診断をし、治療を施してほしい。そのことをお願いしておきたいと思います。
 それから、友好都市の関係ですけども、百済と密接な関係がある宮城県の涌谷町、それから宮崎県の南郷町、もう写真入りで枚方市をPRしてるんです。航空写真を飾ってるんです。その枚方市が何のお付き合いもしてない。これが本当にいいのかどうか。やっぱり文化にまだまだ私は疎いと思うんです。市長さん、花と音楽でしたね、花と音楽も、私は何も否定しませんよ。しかし、先人が残した文化のまちと言っても過言じゃない枚方市ですから、竹内市長が文化でまちおこしするんだというぐらいの気概を持ってほしい。花と音楽も賛同しますから、その前に文化があってほしいんです。その下にぼちぼち花と音楽が付いてくるぐらいでちょうどいいと思うんですよ。そのことを先人は喜んでくれますので、よろしくお願いします。
 それから、市駅の北口、南口の再整備ビジョン計画ということですけども、僕は職員の皆さんとヒアリングしますけども、まだまだ見聞が浅い。市長さん、生きた投資ですから、勉強のためにどんどん外に出して、企画財政部の皆さんは特にそうです。企画財政部の皆さんは、私が思うには、デザイナーだと思うんです。特別職だと思うんです。特別な技術者だと思うんです。そういうことですから、一般の職員と違うと思うんですよ。常に、このまちをどうするのか、そういう視点に立ったことを考えてもらわないといけませんから、そのためには、やはり書物を見たり、人と話をしたり、外に行って見聞したり、そういうことによって多くの知識を得て、そこからアイデアが出てくるんです。そういうことですから、ひとつ惜しまずどんどん職員を研修させてください。そして、やはりそれが生きた投資ですから、お願いします。
 前後しますけども、2回目の質問、4点ほどさせていただきます。
 1点は多目的運動場広場跡地ですが、市長、平成5年に19億円で買ってるんです。いいですか。そして、金利が6億円もかかったんですよ。今、26億円の土地になってるんですよ。そんな高いところに、ましてや全然もう用途変更も甚だしいようなことで給食センターを造るなんて、とんでもない話ですよ。私は、もう一度市長の答弁を求めます。
 それから、2つ目は、新病院を造るわけですけども、やはり冒頭申し上げましたように、北河内7市は、人口120万人と言われてます。その120万人の皆さんをターゲットとした病院にしていかなければ、健全な黒字経営の病院にはならないと思うんですよ。ですから、今から、平成25年開院に向けて営業活動をどんどんしていくと。できてからでは遅いわけですから、もうできるのははっきりしてるわけですから、少なくとも今からどんどんどんどん営業活動をしていくと、特に北河内7市ぐらいに、市長さんから、市の幹部から、担当者は、今から営業活動をしてください。そうしないとだめですよ。
 そういうことで、それについて、2回目の御答弁を求めます。
 次に、サプリ村野ですけども、施設活用基本計画を策定するということでありますから、既存の教室を耐震化して、NPOに丸投げしてるような状況ですけども、やはり枚方のへその部分ですから。あれだけの土地がまだまだある。あの土地をやっぱり将来展望に立って利用をするという、有効な活用をするという視点で、グランドデザインをやはり描いていくべきだと思うんですよ。そのことについても、どう考えていくのか、再度お尋ねします。
 もう一つ、私はこれは大きく評価するんですけども、ようやく枚方市も使える物は使おうという気になってきたなと、このように思ってます。ですから、市庁舎にしろ、市民会館にしろ、やっぱり使える物を大事に使っていくと。物を大切にすることは教育ですから、まさに。ですから、大切にするということは非常に大事なことですから、使える物は使うと。借金してどんどん箱物を造ればいいという、それは行政手腕じゃありません。そのことだけは申し上げておきます。それについて、再度御答弁を求めます。
 これで第2回目を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。


○竹内 脩市長 千葉議員からの再度の御質問にお答えいたします。
 まず、総合スポーツセンター多目的運動広場用地の件でございますが、お示しいただきましたような経緯を経て取得したわけでありますが、その後、その活用についてるる検討してまいりましたが、実現には至っておりません。
 このような状況を踏まえまして、今回、枚方市スポーツ施設整備計画(案)を作成し、地域バランスを考慮した施設整備を行うこととし、多目的運動広場用地の活用については、その用途を見直し、具体的な検討を行いたい、このように考えております。
 次に、市民病院建設の現状把握について、お答えいたします。
 適切な地域医療を守るためには、市民病院を初めとする二次医療機関と、三次機能を有する大学病院や初期医療を担う診療所との連携が重要であります。これまでも、病院長が中心となって、地域の医療機関に市民病院が提供する医療機能・水準を周知してまいりました。今後とも、市民病院が地域の医療機関との役割分担と連携を図り、地域医療を守る核としての機能を果たすとともに、健全で安定した経営を目指してまいります。
 次に、サプリ村野の活用について、お答えいたします。
 現在のサプリ村野における利用状況、また地元の意向、さらには財政状況等を踏まえながら、現状の施設形態を最大限に生かしつつ、市民の活動拠点となるよう、施設の活用基本計画の検討を進めたいと考えております。
 最後に、市有建築物の保全計画についてでありますが、お示しのように、ある物を適切に保全することによって有効に活用する、そして延命化を図るということは、財政規律の観点からも、また、お示しのように、子どもたちに対する教育的配慮のことを考えましても、重要な視点であると考えております。そのようなことを踏まえまして、今後、市有建築物の保全計画を取りまとめていきたい、このように考えております。
 以上でございます。


○千葉清司議員 ありがとうございます。もう時間も刻々と過ぎてきたということで、今、メモが回ってきました。すぐ締めますので、よろしくお願いします。
 今、市長から再度の御答弁を賜りました。
 まず、総合スポーツセンター多目的運動広場用地、これは何回も申し上げますけども、平成5年に買ってるんですよ。いいですか。今、平成22年ですから、17年ぐらいになるんですね。5億5,880万円ぐらいの金利がかかってるんです。25億4,900万円何がしとなってるんですよ。ですから、その議会の承認を得て買った土地を、簡単に、教育委員会の社会教育部の管轄だったのを、それが内部のなあなあで、管理部に譲りましょうみたいな、議会のこの場で承認してるんですよ。17年もほったらかしておいて、挙げ句の果てにはあそこに給食センターを造りますなんて、どこから出た言葉ですか。通じますか。まさに多目的な運動広場を造るということで議会の承認を得ておいて、17年間を放置したのはだれですか、どこですか。市長を初めとする理事者、教育長を初めとする教育委員会の怠慢じゃないですか。その責任を何ら明確にせずして、そこに山があるから登るような発想でいいんですか。通用しません。あそこはずっと、まさにスポーツ公園、スポーツゾーンと言っても不思議じゃないと思うんです。ましてや、道路を挟んで前は田んぼです。こっちの方にはまだ池があります。いずれ田んぼがなくなれば、あれは田んぼの用水池ですから、あの池も不要になるんです。もちろんあそこもイの一番に枚方市が財産区と交渉して買い求めて、あそこを含めてスポーツゾーンとして整備するのが当たり前じゃないですか。それを、あそこに土地があるから何々にしますなんて、だれが決めるんですか。そんなもん、絶対許しませんよ。通用しません。ですから、後で言いますけども、そういうことですから、しっかりと、経緯を含めて、慎重に、まちづくりの将来展望に立って、再考を促します。
 最後になりますけども、竹内市長の平成22年度市政運営方針を具体的に実現するために、次の3点を、私どもは提起、助言をします。
 一つ、先ほど申しましたように、いろいろと話をするに当たって、職員の皆さんの見聞が非常に狭い。狭いはずです。やはりそういう勉強はまだされてない。ですから、どしどし外に出してやってください。生きた投資をしてください。人づくりをしてください。そのことをまず1点申し上げます。
 それから、2つ目は、市長は、何だかんだ言っても大阪府から来られた市長です。そして納税者は、41万市民のほとんどが民なんです。ですから、市長を初めとする皆さんが、納税者の民の懐を、心をもっともっと勉強してください。民の心に入ってください。そして民から教わってください。民から学んでください。そのことを2つ目にお願いしておきます。その部分が、僕が市長さんと話ししても、まだ足りないような気がします。最大限の努力をしてください。
 それから、3つ目、まだまだ財政の見通しなんていったって、借金の見通しじゃないですか。市民病院だって、毎年10億円持ち出してるんですよ、一般会計から。いいですか。数百万円の黒字が出た。黒字じゃないですよ。まだ10億円の赤字なんですよ。ですから、今、公立病院が窮地に至っているというのは、本家本元の一般会計から持ち出しができないところの市民病院がつぶれていってるんですよ。そのことをもう一度肝に銘じておいてください。
 そういうことで、合理性の追求、最少の財源で最大の効果を挙げるためにはどうするのか、そして、何回も言いますように、新しいまちおこしも含めて財源をどう種からまいていくのか、そして、早くどう結実して実を取るのか、車の両輪のように努力をしてください。
 これをもって私の質問を終わりますが、竹内市長、職員を信じ、理事者を信じ、議会を信じ、41万人を信じて、耐えて、その日が来るのをじっと待ってください。余り先走らないでください。そのことを申し添えまして、自由民主党清和会を代表しての質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。


○榎本正勝議長 これにて、千葉清司議員の質問を終結します。


○榎本正勝議長 次に、自由民主党議員団を代表して、高野寿陛議員の質問を許可します。高野議員。(拍手)


○高野寿陛議員 代表質問の機会を与えていただきましてありがとうございます。自由民主党議員団を代表いたしまして、通告に従いまして質問させていただきます。
 一番最後になりますので、ほかの代表者の質問と内容が重なってるとこがありますが、よろしくお願いいたします。
 それでは、まず、「根元的な思考」及び「科学性の尊重」について、質問させていただきます。
 市長は、市政運営方針の冒頭で、「「根元的な思考」「科学性の尊重」を基本理念に、そして「質実に果敢」をモットーに、枚方をよりよいまちにしたいという熱い思いで市政運営に全力を注いできました。」と述べられましたが、この根元的な思考と科学性の尊重は、市民にどのように理解されていると思われるのか、お伺いいたします。
 また、どれだけの職員がこの基本理念について理解し、意識して行動してるのか。私が知る限りでは、職員の理解は少なかったように思います。そのような状況では、市民にわかるような基本理念の表現とは到底思えません。基本理念の趣旨自体は大切なことと思いますが、市民にとってもっとわかりやすい、そして、例えば小学生、中学生にもわかりやすいような表現が必要ではないかと思うところであります。
 そこで、その基本理念がこれまでの市政運営にどれほど効果があったでしょうか、お伺いいたします。
 次に、市民との対話に重点を置いた「地域対話集会」について、お伺いいたします。
 市民と市長の地域対話集会では、どのような内容や課題が出されているのか。そして、市民との対話は市政運営の基本と述べられておられますが、対話集会の内容を市政にどのように反映されているのか。
 また、対話集会においては多くの要望が出されているようでありますが、市長が御用聞きになっているのではないか。市長が直接要望を聞かれていることで、それが簡単に実現するようなことになれば、これまで議員が地元の要望を受けて市に伝え、そして担当部署と話をしてきた取り組みがむなしいものになってしまうのでないか。地域の御用聞きは議員に任せてもらい、対話集会は、せっかくの市政のトップとの対話の場でありますから、有意義なものにするために、対話集会の前にそれぞれの地域の課題を調査し、そして、その話題を持って対話集会に臨むべきだと思いますが、どうでしょうか。
 そして、地域対話集会には、地域の皆様に夢と希望、そして安心、安定を与えるための対話集会であってほしいと思います。対話集会で出された意見や、それに対する市の考え方は市ホームページ上で公開されているが、一般公開に先立って地元市議会議員に報告をすべきではないのか、市長のお考えをお伺いいたします。
 次に、市政運営方針の中の広域道路ネットワークについて、お聞きいたします。
 3月20日に第二京阪道路がいよいよ全線開通することになり、京都から大阪にかけての交通形態が大きく変化し、国道1号の慢性的な渋滞も解決することと期待しております。国道1号が円滑に流れれば、それにつながる府道や市道もスムーズに流れることになると考えます。
 市長は、市政運営方針の中で、このことにより、広域道路ネットワークが実現すると言っていますが、大きな範囲での広域道路ネットワークは実現するでしょうが、枚方市域に目をやれば、第二京阪道路にアクセスする道路は未完成なところがまだまだあります。例えば枚方の北東部地域の第二京阪道路へのアクセスは、府道枚方高槻線が主要幹線になりますが、この道路は、JR学研都市線を踏切で横断し、府道交野久御山線と交差するわけですが、交差点部分は狭隘で、大型車は通行できません。また、長尾東町地区は、枚方の西部方面のアクセスとしてJRの下をくぐる1本の市道が接道しており、もしこの道路が地震等の災害で通行不能になるなど、緊急時には、市民生活にとって大きな支障になります。このためにも、都市計画道路牧野長尾線の整備が課題となってきます。
 牧野長尾線は、現在、府道交野久御山線まで供用していますが、ここから府道枚方高槻線までの区間が整備されますと、第二京阪道路と国道1号を結ぶネットワークが完成し、災害時の物資の輸送や地域経済の発展に大きな功績を果たすものと考えます。東部地域が枚方の東の玄関口としてますます発展していく中、牧野長尾線の整備は欠かせません。この道路の整備の進捗状況について、お聞きいたします。
 次に、枚方西高等学校跡地のスポーツ施設について、お伺いいたします。
 市長は、元気と活力をまちづくりのキャッチフレーズとして挙げておられ、その中で、「市民のスポーツ・レクリエーション活動を支援するため、枚方西高等学校跡地の取得などによりスポーツ施設の確保に努める」と述べられておられます。
 今後取得を予定されている枚方西高等学校跡地の交換残地の大阪府有地には、校舎棟があります。面積にして1万平米を超えると聞いております。この建物の活用については、大隈議員の質問で、「現状の施設形状を生かし、スポーツ施設の管理諸室並びに文化財の収蔵スペース等としての活用可能性を検討してまいります。」と答弁されましたが、取得済みのテニスコートや体育館の整備に多額の経費がかかり、その後グラウンドを購入し、その上校舎棟を活用するとなると、耐震補強、バリアフリーなど多額の改造・改修費がかかるのではないでしょうか。そうであれば、撤去してグラウンドを広げる方がいいのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
 次に、人にやさしいエコ都市について、お伺いいたします。
 市政運営方針では、輝きと魅力ある枚方を目指し、まちづくりビジョンが掲げられ、その一つの人にやさしいエコ都市では、低炭素社会に向けた事業を展開し、あわせて、東部地域に残る里山の保全や、地元農産物の地産地消の推進などを行うこととされています。
 私は、都市計画審議会委員として、昨年10月に近江八幡市小舟木エコ村を視察してまいりました。小舟木エコ村は、近江八幡市の郊外の住宅地で、すべての住宅の区画に家庭菜園のスペースが設けられ、雨水の再利用や家庭の生ごみを堆肥化し菜園に用いるなど、地区の保水機能を高めながら、環境共生のまちづくりが進められております。また、家庭菜園の作業を通じて住宅地内のコミュニティーが自然と広がり、ふれあいの中、住宅地の方々の生き生きとした暮らしが印象に残っております。
 この小舟木エコ村は、市街化調整区域にあり、地区計画を都市計画決定し、住宅地が整備されたと聞いております。この住宅地は、枚方市が進めようとしている人にやさしいエコ都市にかなうものであり、このようなまちづくりの提案があれば、地区計画の策定等、積極的に支援すべきではないかと考えますが、どうでしょうか。
 次に、東部清掃工場における粗大ごみ処理施設の新設について、お伺いいたします。
 資源物の回収を進め、さらなるごみの減量化を推進することを目的とした粗大ごみ処理施設の建設は、平成21年度当初で予算化し、2回もの契約公告を行ったが、いずれも応札者が1者であったため、中止するという事態となりました。
 私は、この件について、さきの12月議会の一般質問で取り上げ、たとえ1者の応札であっても、入札中止という門前払いのようなことは行わず、条件を満たしていれば契約すべきではないかと意見を言わせていただきました。そのことだけではないと思いますが、契約方法について十分検討され、今回の総務委員協議会で、2回目であれば1者の応札でも契約できるということと、その粗大ごみ処理施設はもう既に2回も中止しているから、次は3回目となり、1者でも契約が可能というふうに規則を変えると説明されました。このことにつきましては大いに評価できると思っております。しかしながら、市民生活に大きな影響を及ぼす事業が、行政側の規則によって進行が妨げられてしまったことは事実であり、もっと迅速に手続の検証ができなかったものかと思っています。結局、1年間も先へ送られたことになりました。
 市長は、今回の市政運営方針でも地球環境を大きく取り上げ、環境に優しいまちづくりの施策として、ライトダウンキャンペーンや街路灯のLED化、エコカーの導入など、さまざまな方面から環境問題を考えておられます。であれば、循環型社会の構築に向け、資源物の分別回収を進め、ごみの減量化に大きく寄与する粗大ごみ処理施設は大きなポイントであるので、契約規則と比較するような問題ではなかったのではと考えています。
 このように1年間遅れてしまったことについて、市長の思いをお聞かせください。
 次に、枚方市都市計画マスタープランについて、お伺いいたします。
 待望の第二京阪道路が、来る3月20日に開通する予定であります。その1週間前の14日に開催される開通記念のウォーキングイベントでは、予想をはるかに超える参加者申し込み数があり、抽せん倍率で5倍と聞いております。市民、府民の期待の大きさや関心の高さがうかがい知れるものです。また、13日には、京都府域ではありますが、第二京阪道路一般部である国道1号の八幡市と久御山町を結ぶ新木津川大橋も完成、供用することから、本市における新しい交通軸が今まさに生まれようとしております。そのような中で、今回改定しようとする枚方市都市計画マスタープランにおいても、このような新しい都市の骨格軸を生かした地域のまちづくりビジョンが盛り込まれるものと期待しているところであります。
 さきの12月議会でも質問いたしましたが、本市の高田・茄子作地区では、既に市民レベルで第二京阪沿道のまちづくりの構想が定められたとのことですが、長尾駅周辺地区においても、現在改定しようとしている都市計画マスタープランの中で、計画的なまちづくりの方向性を積極的に示していくべきではないかと思いますが、市長の御見解をお願いいたします。
 次に、本市の玄関口としてふさわしいまちの将来像を示すための枚方市駅周辺再整備ビジョンについて、お伺いいたします。
 市政運営方針には、「本市の玄関口としてふさわしいまちの将来像を示すため、枚方市駅周辺について、再整備ビジョンの策定に取り組みます。」とありますが、どのように取り組まれるのか、お考えをお聞かせください。
 この枚方市駅周辺につきましては、平成16年に策定された枚方市駅周辺整備基本構想では、「40万都市枚方の中心駅として日に約9万人が乗降している府下でも有数の乗降客数を誇る駅ですが、駅周辺はそのにぎわいを感じられない状況」と言っており、また、都市計画マスタープランにおいては、周辺都市も含めた枚方都市圏を対象とした広域拠点を枚方市駅周辺に形成するとし、京阪奈の中心都市にふさわしい質の高いまちづくりが求められると言われております。まさにそのとおりであり、本市の玄関口にふさわしい枚方市の顔となるようなまちづくりが必要であると思います。
 そのためには、枚方市駅周辺が抱えている交通混雑の解消や商業の活性化などの諸課題に対応するため、市庁舎、文化会館、大阪府住宅供給公社枚方団地など老朽化する建物の建て替えとの調整と、計画に基づく有効活用が必要になってまいります。
 具体的に申しますと、昨年の6月議会で質問いたしました大阪府住宅供給公社枚方団地でございます。この枚方団地は、平成29年度までは団地経営を継続し、平成30年度以降に経営が廃止されるわけで、廃止後の公社用地は市駅北口の整備には不可欠であることは言うまでもなく、計画的なまちづくりをするためにも、府公社に対して積極的な働きかけが必要であると考えます。
 また、市駅南口については、今、岡東中央公園が工事されておりますが、一方で、隣接する市民会館には建て替え計画があるわけです。そして、これらと一体に市庁舎の建て替えの検討がされるものをもってこの公園整備がされていれば、市駅周辺のまちづくりにとってさらに効果的なものとなるのではないでしょうか。つまり、個々の単独整備でまちづくりをとらえず、全体を見据えた計画的な整備が必要であると考えます。
 枚方市駅周辺の再整備ビジョンは、これから50年先の枚方市を見据え、総合的かつ段階的に新しいまちづくりの創造を目指すとともに、歴史街道のような先人が残した歴史的遺産も効果的に取り入れるなど、質の高いビジョンを策定することが必要であると思います。この再整備ビジョンの策定について、市長はどのような取り組みを考えておられますか、お伺いいたします。
 最後に、エコレンゲ米などの枚方エコ農産物の流通拡大について、お伺いいたします。
 農業政策についてですが、民主党政権になって、農家戸別所得補償制度が試行されるなど、大きく農業政策が転換されようとしています。一方、御承知のように、農地は農産物の生産基盤としてだけでなく、水源涵養機能やヒートアイランドの緩和機能などを持つ、後世に引き継ぐべく貴重な地域資源です。その農地を保全するには、営農活動を継続していただかなければなりません。本市にとっては、米作りが継続できなければ、農地の保全は図れません。今回の制度改正によって、米の生産については、10アール当たり1万5,000円の所得補償がされようとしています。本市のような都市型農業地域については、これでは農家の経営基盤の安定にほど遠いのではないかと思っています。
 やはり売れる米を作らなければならない。そのためには、これまで本市が取り組んできたエコレンゲ米のブランド販売は、ぜひ成功させなければならない。私は、これまでもその進捗状況をお聞きしてきました。市長は、その市政運営方針で、「エコレンゲ米などの枚方エコ農産物の流通拡大を進めます」とおっしゃっておられます。
 そこで、エコレンゲ米のブランド販売について、これまでの取り組みの状況と今後の方針について、お聞かせください。
 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。


○竹内 脩市長 自由民主党議員団を代表されましての高野議員からの御質問に対し、順次お答えいたします。
 まず、「根元的な思考」及び「科学性の尊重」についてでありますが、根元的な思考とは、例えば何か問題が発生した場合、現象のみにとらわれることなく、問題の本質をしっかり見据えて根本的な解決を探ることが重要であり、このことは、さまざまな政策を打ち出す際の基礎になるものと考えています。また、科学性の尊重とは、客観性と論理性を重視することであって、具体的には、政策決定に当たって、どういった市民を対象に行うのか、ニーズはどのくらいあるか、効果はどの程度見込めるか、どういう手法が適切なのか、コストはどのぐらいかかるか等を多角的に検証し、判断することが大切であることを述べたものであります。
 私は、この根元的な思考と科学性の尊重という2つの視点を市政運営のすべての分野で大切にしており、このことは、これまでから職員に対しては理事者会議や部課長連絡会議、あるいは『フロムTo』を通じ徹底を図ってまいりましたし、市民の皆さんには市のホームページなどにより私の考えをお伝えしてまいりました。
 根元的な思考及び科学性の尊重という表現が難しいという御指摘でございますが、平べったく申し上げれば、物事の根本を考え、しっかりと検証するということでございまして、この視点を基本に据えたことにより、教育の充実、また都市基盤の整備など市民生活に不可欠な事業を、財政規律を維持しながら着実に進めることができた、このように考えております。
 次に、市民との対話に重点を置いた「地域対話集会」について、お答えいたします。
 対話集会の中では、道路や水路、公園を初め、地域の身近な生活に関する御要望も確かに多くありますが、その一方で、まちづくりのビジョンや教育、子育て、防災、高齢者福祉など、さまざまな行政分野にわたる話題、提案もいただいております。市政への反映については、個々の事項にとらわれず、市政の方向性を見定め、各施策の優先順位を付けていくに当たり、地域の皆さんとの対話の内容を十分踏まえていきたいと考えています。
 地域対話集会の本来の趣旨は、市民と行政が一緒になって、よりよいまちづくりを考えることです。対話集会で数多く出される御要望については、地域の生の声として受け止めさせていただいておりますが、その御要望の背景にある市民生活の事情や思いを知ることが重要なのでありまして、お示しのように御用聞きをしているつもりはございません。もっとも、道路の軽易な補修など、すぐに対応できるものについては対応することとしております。
 また、市のホームページで掲載している対話集会での意見や市の考え方につきましては、今後、公開前に地元議員の皆様にお伝えすることといたします。
 なお、多くの案件につきまして、正直申しまして、ほとんどが御要望におこたえできない案件でございます。かねてから御要望いただいてきた案件が今なお実現できないというのは、近隣の関係者との調整の問題であったり、あるいは技術的に非常に難しい問題、こういうようなことが横たわっているものが大半でございまして、そういうことでございますので、御理解を賜りたく思います。
 次に、都市計画道路牧野長尾線でございますが、本路線は、本市の北部地域と東部地域を結ぶ幹線道路ネットワークとして、これまで牧野地区から府道交野久御山線まで整備を進めてきたところです。この3月20日には待望の第二京阪道路が全線開通し、広域道路ネットワークにつながる中で、枚方藤阪線に続く本市として2本目となる牧野長尾線の残る区間の整備の必要性を改めて認識しております。また、幹線道路の整備は、地域全体の緊急時、災害時における防災機能の向上はもとより、物流の定時性の確保による市内産業の発展に寄与するものと考えております。今後、長尾駅前広場整備事業の進捗状況を見極めながら、事業用地の先行取得など課題整理を行い、事業の本格実施に向けた取り組みを進めてまいります。
 次に、枚方西高等学校跡地のスポーツ施設について、お答えいたします。
 御指摘のように、校舎棟を活用するにしても撤去するにしても多額の費用がかかりますので、校舎棟につきましては、現状の施設形状を生かし、スポーツ施設の管理諸室並びに文化財の収蔵スペース等として、費用が少なく済む方法で活用可能性を検討していきたい、このように考えております。
 次に、人にやさしいエコ都市についてでありますが、お示しの小舟木エコ村では、環境との共生をコンセプトに持続可能なまちづくりを目指され、市街化調整区域において住宅開発が行われております。
 本市におきましても、平成20年12月に市街化調整区域における地区計画のガイドラインを作成し、地域の特性を生かしたまちづくりに取り組んでいるところであります。このガイドラインに基づき、事業者等から環境共生型のまちづくりの提案があれば、当該地区計画の都市計画決定に向け、積極的に取り組んでまいります。
 次に、粗大ごみ処理施設について、お答えいたします。
 粗大ごみ処理施設は、老朽化した穂谷川清掃工場の代替施設だけではなく、ごみ減量化を進めるための重要な施設でありますことから、これ以上遅れることのないよう努力してまいります。
 次に、枚方市都市計画マスタープランについてでありますが、長尾駅周辺地区については、現在の都市計画マスタープランにおいても本市の地区拠点に位置付け、駅前広場の整備等により、都市機能の充実を図るとしております。都市計画マスタープランの改定に当たっては、このようなまちづくりの方針を継承するとともに、第二京阪道路の全線開通が効果的にまちの発展につながるよう、地区の将来像を検討してまいります。
 次に、枚方市駅周辺再整備ビジョンについてでありますが、枚方市駅の北口及び南口を取り巻く諸課題を総合的にとらえ、長期的な視点に立って、本市の中心的な市街地にふさわしい将来像を描こうとするものであります。また、枚方宿地区においては、歴史資源を有効に活用し、まちづくりに取り組んでいるところでありますが、さらに市民が誇りと愛着を持てる魅力的なまちとなるよう、検討を進めてまいります。
 最後に、エコレンゲ米の取り組みについてでありますが、エコレンゲ米ブランド化に向けて、これまで試験栽培や試行を重ねてまいりましたが、平成22年産米から本格的な販売を開始いたします。今後は、JA北河内等関係団体とともに、生産農家の拡大や販売促進への取り組みを一層進めてまいります。


○高野寿陛議員 御答弁ありがとうございました。2回目の質問は、要望とさせていただきます。
 まず、東部清掃工場における粗大ごみ処理施設について、要望いたします。
 粗大ごみ処理施設は、鉄類やアルミなどを分別しリサイクルする施設であり、循環型社会を構築していく上で大切な施設でありますので、何回も申し上げますが、ごみの減量化を進める上で大きなポイントでありますので、着実に進めていただきますよう要望しておきます。
 次に、枚方市都市計画マスタープランについて、要望いたします。
 長尾駅周辺地区では、高速道路の第二京阪道路だけではなく、一般道路でも京都、大阪と直接結ばれることにより、交通の利便性や快適性が向上するとともに、地域間交流によるまちの活性化が期待できるものです。しかし、一方では、他地域からの新たな交通流の発生が考えられることから、計画的な道路整備や歩行者の安全対策が望まれるものです。
 このことから、長尾駅の地区拠点として機能強化を図りながら、都市計画道路の牧野長尾線の整備を初め、市と地元が一体となって府道交野久御山線の交通安全対策を大阪府に働きかけるなど、安心、安全で活力あふれる長尾地区のまちづくりに向けた方向を打ち出していただきますよう要望しておきます。
 次に、枚方市駅周辺再整備ビジョンについて、要望いたします。
 枚方市駅周辺の再整備については、多くの市民が大きな期待を寄せているものと思います。ぜひ周辺都市も含めた広域拠点として、また、本市の中心市街地にふさわしい質の高いまちづくりを実践し、枚方市の内外からも人が多く集まる、まちの魅力が感じられる駅周辺の創造を要望しておきます。
 最後に、エコレンゲ米などの枚方エコ農産物の流通拡大について、要望いたします。
 先ほど、いよいよ平成22年度から販売を開始されるとのことでありましたが、今後は、いかに販売していくかだと思います。やはり販売拠点が必要ではないでしょうか。本市には、泉南地域に見られるような常設の大型直売施設がありません。エコ農産物の流通拡大のためにも、施設の整備をJA北河内とともに検討されることを要望いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。


○榎本正勝議長 これにて、高野寿陛議員の質問を終結します。


○榎本正勝議長 以上をもって、平成22年度市政運営方針に対する各派代表質問を終結します。
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○榎本正勝議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれにて散会します。
    (午前11時47分 散会)