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大阪府 枚方市

平成20年第1回定例会(第4日) 本文




2008.03.07 : 平成20年第1回定例会(第4日) 本文


○大隈恭隆議長 開議に先立ち、事務局長から議員の出席状況を報告します。山下事務局長。


○山下寿士市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席議員は、33名です。
 以上、報告を終わります。
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     (午前10時2分 開議)


○大隈恭隆議長 ただいま報告しましたとおり、出席議員は定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。
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○大隈恭隆議長 日程第1、「平成20年度市政運営方針に対する各派代表質問」を行います。


○大隈恭隆議長 昨日に引き続き、順次質問を許可します。
 まず、自民党清和会を代表して、千葉清司議員の質問を許可します。千葉議員。(拍手)


○千葉清司議員 大隈議長のお許しをいただきまして、代表質問の時間をいただきました。心から感謝を申し上げます。私で6人目ですから、竹内市長さんも1人で御答弁されて大変お疲れだと思います。だからといって、私はその手を緩めることはできません。時にはわさびも利き、時には唐がらしでも七味が一味になるかもしれません。しかし、それもこれも41万市民の命と暮らしを守るためでございますから、どうか市長、寛大な気持ちでお受けいただきたいと思います。
 初めに、改革を止めるな、これは、我が自由民主党の清和会の基本的なスローガンであります。改革の終着駅はありません。私たちは、改革について揺るぎない決意を持っています。
 過日、183万票の驚異的な府民の支持をいただいて当選されました大阪府知事、橋下 徹知事、今、大改革のゼロベースからの旗を振っています。当市の改革も、この大阪府の改革の大前提に立って、またその認識に立って、竹内市長の平成20年度市政運営方針に対し、自由民主党清和会を代表いたしまして、幾多の提言を添え、市長が掲げました市政運営方針の順に沿って、御質問をいたしたいと思います。
 本題に入る前に、通告いたしました大きな3番目の(1)の3)、この項については、公明党の代表質問をされました小野議員も触れられておりましたから、時間の都合もございますので、割愛をいたします。
 それでは、本題に入ります。
 まず、本市を取り巻く状況と課題についてということで、2点お尋ねします。
 1点は、大阪府民と各市町村民との整合性についてであります。
 大阪府では、橋下知事が就任し、財政再建に向けた大なたを振り上げました。私たちは、枚方市民でありながら、また反面、大阪府民でもあります。この橋下知事が進める改革を、枚方市も汗をかき、改革を進めるべき必要性があると考えますが、市長のお考えをお尋ねいたします。
 次、2点目は、自治都市・枚方を築くということを市長は掲げられておりますけれども、その具体性について、お尋ねします。
 枚方市が目指す自治都市というのは、具体的にどのようなまちをイメージし、そのまちの実現に向かって、どう今後アプローチをしていくかということについて、お尋ねをしたいと思います。
 次に、まちづくりの基本方向について、お尋ねします。
 枚方の特色を生かした魅力と活力あるまちづくりのグランドデザインについて、お尋ねします。
 後ほど要望で時間をとりますけれども、まちづくりは全体構想の中でイメージをし、そしてデザイン化をしていく。そして、一つ一つ慎重に熟慮して事業を進めていく、このことが極めて重要だと思ってます。
 例えば、北口の開発にしても、今、竹内市長が総合文化会館、ホテルと合築ということで打ち上げられておりますけども、ただ単に、あそこにホテルを造ればいい、あるいは総合文化会館を造ればいいというものではないと思っています。全体構想の中で、本当にあそこにホテルとか文化施設があの場所に適当なのかどうか。環境問題も含めて、そのことを十二分に精査をする、まさにグランドデザインがなければならないと思ってます。そういう意味で、市長の見解をお尋ねしたいと思います。
 次に、人を育む教育都市について、1点、お尋ねします。
 子どもを育む倫理道徳教育について、お尋ねします。
 市長が、市政運営方針の中で、「子どもたちが幅広い知識と教養に加え、礼節やモラルを身に付け、豊かな心を育めれば、そのまちはきっと思いやりと温もりにあふれた素晴らしいまちになります。」と述べられております。人を育むことは、まちを育むことに直結すると思います。
 先人は言いました、三つ子の魂百まで。幼少のときの周りの私たち大人が、あるいは親が、凜とした態度で、だめなものはだめとたしなめる。また、いいものはたっぷりと愛情で包んでやる。子どもたちは、その根幹をしっかりと根付かせ大きく育っていくものと、私どもは確信をするところであります。
 そこで、本市におきましては、規範意識と高い志を持った心豊かな子どもたちを育てるために、どのような倫理道徳教育を推進しようとしているのか、お尋ねしたいと思います。
 次に、人をつなぐ文化都市について、1点、お尋ねします。
 観光資源(歴史文化遺産)を生かしたまちおこしについて、お尋ねします。
 御承知のように、当市においては、国の特別史跡に指定されている百済寺跡、大阪府の史跡に指定されている伝王仁墓、継体天皇の即位地として知られる私の地元の樟葉宮跡を初めとして、多くの歴史文化遺産があります。これらは大変な重要で貴重な財産であり、観光資源以外の何物でもないと思います。
 市長も、貴重な歴史文化遺産を積極的に保存、再生、活用することで、質の高い枚方独自の文化を育て、魅力ある文化都市を目指したいと表明されております。そこで、歴史文化遺産を観光資源といたしまして、どのように活用するのか、お尋ねをします。
 次に、まちにロマンを(花と音楽にあふれたまち)の項で、2点、お尋ねします。
 1点は、先人が残した枚方ブランドの再構築であります。
 枚方パークの大菊人形は、御承知のように100年の歴史を閉じましたけれども、現在、市民の皆さんの熱い願いから、菊のまちの伝統がしっかりと受け継がれようとしています。
 竹内市長は、平成20年度市政運営方針の中で、枚方のこれからのまちづくりにはロマンが必要だと述べられています。特に、枚方には、先人が残された文化や歴史、そして、御承知のように、そうめんや地酒等々伝統産業などが数多く枚方のブランドとしてまだ残されております。後世に伝えていくためには、花や音楽も大変重要だと思いますけども、今なお残る伝統産業の継承という点についても、枚方市がしっかりと物心両面にわたって支え、支援していかねばならないと思うところであります。この点について、市長のお考えをお尋ねいたします。
 もう1点は、自然と人間のつながりの重要性についてであります。
 自然は、一度破壊すれば、人工的には絶対に戻りません。自然と人間の共生は、まず自然を丸ごと大切にすることが前提条件であります。自然の重要性は、人間の生命の維持機能のみならず、大きな意味で、大きな視点で、大きな器でとらえなければならないと思ってます。
 そこで、自然と人間が共生するための相関関係について、市長はどのようにお考えになっているのか、お尋ねをいたしたいと思います。
 次に、経営戦略をもった市政運営について、3点、お尋ねします。
 まず、都市経営の視点をもった市政運営の具体性について、お尋ねします。
 行政が民間の視点や外部の診断を取り入れることは、私は、この都市経営を枚方株式会社と位置付けました。であるならば、大きな発想の転換が求められます。
 市長は、市政運営方針の中で、経営戦略をもった市政運営をうたっておられますけども、枚方株式会社としての位置付けとした場合、どのように具体的にしようとされるのか、お尋ねをしたいと思います。
 次に、教育都市、文化都市及び花と音楽にあふれたまちで市民に何を語るかについて、お尋ねします。
 教育都市、文化都市及び花と音楽にあふれるまちと、3つの柱で集約されておりますけども、教育都市、文化都市の次に、商工業の活性化を入れるべきと思いますが、市長のお考えをただしたいと思います。
 次に、当市の北河内地域におけるリーダーシップについて、お尋ねします。
 北河内7市の中核都市として主導的役割を果たすだけでなく、将来的展望に立ったとき、当市がリーダーシップをとるべき100万都市、政令指定都市を私は竹内市長が目指していくべきじゃないかと思いますが、市長の大きな視点での見解を尋ねます。
 次に、自治都市・枚方の実現についてということで、竹内市長が6つの課題を掲げました。その一つが、未来を担う子どもの健やかな成長と学びを支えますというところで、2点、御質問をさせていただきます。
 1点は、公立保育所の門扉のオートロック化は子どもたちの将来に何を投げかけるかという点についてであります。
 子どもの安全を行政の最優先課題の一つに掲げられて久しいわけでありますけども、その間、さまざまな施策が講じられました。
 平成20年度の市政運営方針の中で、公立保育所の門扉のオートロック化やトイレの改修、増設など、保育施設の環境改善の取り組みについて述べられております。オートロック化は、確かに現時点では子どもを守るために必要なことは否定しません。本当に、このような状況である昨今が大変残念に思います。
 子どもたちが健やかに成長するためには、根本的には、保育所に限らず、家庭や地域の中で伸び伸びと育つための環境こそが必要であり、オートロック化のような閉鎖的な環境は、子どもの将来に及ぼす影響を私どもは大変危惧し、心配をしているところでありますので、市長のお考えをお聞きしたいと思います。
 次に、枚方市立第三中学校の建て替えに係る設計段階の重要性についてであります。
 過日、会派の研修に行ってまいりましたけれども、平成18年に開校した下関市立の豊北中学校という学校があります。その学校は、枚方と環境は違いますけども、対比できませんけども、その学校建設に当たって、1つは生涯学習の拠点としての中学校、2つ目は教科教室型運営の中学校、3つ目は産業学習の場としての中学校、4つ目は地域環境と共生するエコスクールとしての中学校、5つ目はIT教育を推進する中学校、この5つのコンセプトのもとに設計、運営されて、学校がなされました。もちろん我々考えられないわけでありますけども、学校の中に地域の図書館も併設されております。
 ここで申し上げたいのは、このように第三中学校を今度建て替えるということですから、特に感じたことは、これらの問題を精査し、施設計画はもとより、特に設計に金をかけてほしい、このことを痛感しましたので、問題提起も添えておきたいと思います。
 次に、安心・安全に暮らせる地域社会を築きますということについて、1点、御質問いたします。
 食育と地産地消の総合的な取り組みによる自給率の向上について、お尋ねします。
 衣食住の一つである食は、生活のまさに基本であり、食に関する知識と食を選択する力を習得し健全な食生活を実践するための食育は、非常に重要であります。
 食料自給率は、御承知のように40%を切ってます。輸入食品の問題や食品の偽装表示など、食の安全に対する大変我々の不信感も増しています。
 枚方市食育推進計画(案)において推進するとされておりますけれども、地産地消により枚方市を初めとする大阪府下の地元農産物を活用することによって、食べ物への感謝の気持ちや農業に対する理解が深まると確信します。このことが、食育の推進に寄与するものと思い、農産物の自給率の向上にも最終的には寄与するものと考えます。市長のお考えをお聞きしたいと思います
 次に、地域福祉を推進するとともに、市民の生活と人権を守ることについて、1点、お尋ねします。
 高齢化社会を展望いたしました集会所や学校空き教室の有効活用であります。
 市長の方針においては、街かどデイハウスを、大阪府の補助も得ながらさらに増設をしていくということがうたわれてます。増設をする以上はお金がかかります。その前に、お金をかける前に、周りを見渡して、活用するところがないか否かを考えた上で、この事業を遂行してほしい。そういう意味で御質問しますので、よろしくお願いを申し上げます。
 次に、地域環境とともに、地域の自然と住み良い都市環境を守りますということで、2点、お尋ねします。
 1点は、身近な自然と共生できる住みよい環境づくりの具体性について、お尋ねします。
 枚方市では、年々開発が進み、地域の緑は減る一方であります。身近な自然と共生できる環境づくりを進めるためには、自然を再生し、新たな緑をつくり出す必要があると考えます。また、市長は、本市の中で残された自然を保存、活用していくと述べられていますが、具体的にどのような施策を講じるのか、お尋ねをいたしたいと思います。
 次に、この目の前ですけれども、岡東中央公園のトイレの抜本的な改修をお願いしたいと思うんです。
 40万都市の玄関口と言ってはばからないこの岡東中央公園、今度は花を植えると言ってます。化粧だけして魂が宿らないと言っても決して過言ではないと思います。
 玄関口と言うなら玄関口にふさわしいトイレにすべきということで、私は、議員になって13年、ずっと言い続けてきました。何度改修したと言っても、機具一つ更新されていない。市長、見たことありますか、あのトイレ。私も立場上、全国いろいろなところに行かせていただいています。私は、環境を一番に見ます。一つの家庭でも、玄関に入ったら、その家庭がわかると言われます。枚方に来たとき、あの岡東中央公園のトイレを見たら、枚方のすべてがわかります。そのように見られますので、市長、これだけは、私は金のトイレを設置せえとは言いません。少なくとも、オストメイトトイレぐらいは当然設置し、もし壊す人がおったら、壊すのが勝つか工事するのが勝つか競争したらいいんです。必ず壊す人は負けます。これは私が保証しておきます。
 そういうことで、他市に恥じないような抜本的な改修をお願いしたいと思います。市長の、これは絶対しますという答弁が欲しいですね。
 次に、歴史・文化を生かし、市民の生涯学習を支援しますということで、3点、お尋ねします。
 総合文化施設に係る市民との一方通行、あえて僕は一方通行と言いました。
 市民ニーズを聞きました。市民と相談しました。あそこにしか総合文化会館は造りません。すべて、あそこありきであります。何のグランドデザイン化もされてない。あそこありき。本当にこれで市民の血税が有効に使われようとしているのか。後でまたこれは言いますけども。
 そういうことで、私は、まだまだ市民との間で熟し得てない、まだまだ一方通行だ、このように思いますが、市長のお考えをただしたいと思います。
 次に、東部地域の公共用地を活用したスポーツ公園建設、これは多くの議員の皆さんがお尋ねされてますから、簡単に申し上げますけど、多くの代表者の皆さんが触れられております。しかし、多くの会派の皆さんが触れられていることは、それだけやはり裏を返せば、私も調べました。1人当たりの運動場の広さは、この近辺では枚方はびりけつです。それほどまで、41万市民と言われますけども、貧困なんです。ですから、私は、皆さんが言いましたけども、あえてまだ削除せずして、声を大にして、早く、まだ検討なんて言ってるんですよ。3年前から検討と言ってるんです。いつまで検討するつもりか。もう検討はやめてくださいということで、市長、実施に向けての御答弁はいかがでしょうか、お願いします。
 次に、百済寺跡(国の特別史跡)の再建について。
 これも、まだまだ今3年目ですか、発掘調査が。4年と言われています。ことしも市も予算を計上してます。国も付けてくれるでしょう。12日はまた、文化庁へ私も行ってきます。そういうことで、発掘調査と同時に、車の両輪のように、再建の駒を進めてほしい。再建の駒を。これは後ほどまた言います。
 ですから、もう発掘調査は終わって、再建ということで私はぶち上げました。あえて意識的に。その再建策を、市長に、考え方で結構ですから、お尋ねしたいと思います。
 最後になりますけれども、都市基盤の整備を進めるとともに、市内産業の活性化を図りますというところで、これは、市長の市政運営方針に出てないんです。去年は出てました。ことしは消えました。だから、あえて私はとんざという言葉を使ったんです。とんざ。非常に怒りを込めた私の字句なんです。とんざしちゃった。どこに行っちゃったのか、大事なもの。ということで、高槻市にも行ってきました。計画の担当者と。昨年ですね。
 高槻市も、橋とか道路の基盤整備の不備で、財源の確保に重要な優良企業がどんどん去っていく。副市長も泣いてました。高槻市を笑ってはいられないと思いますよ。かつては枚方市もそうでした。これからまたもそういう時期がどんどん来ますよ。ですから、橋がすべて。橋によって経済効果、文化交流、人事交流、嫁さんも婿さんも来ますよ。お互いのまちが栄えるんですよ。それほどまでに重要な橋をとんざしちゃいけません。そういうことで、市長の見解を尋ねます。
 以上、ちょっと時間食いましたけども、第1回目の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○竹内 脩市長 自民党清和会を代表されましての千葉議員の御質問に対し、順次お答えをさせていただきます。
 最初に、大阪府民と各市町村民との整合性について、お答えいたします。
 大阪府の財政再建に当たっては、まず、大阪府自らが何をどう改革するのかを示して、取り組まれるべきものであると考えております。
 その上で、市町村と協調して進めてきた施策についても見直す必要があるとするならば、その手法や時期も含め、市町村と十分に協議して行わなければなりません。
 こうしたことを踏まえた上で、枚方市民の生活を維持、安定させるという自治体の責務を果たすために、本市独自の改革を進めていく考えであります。
 なお、改革の名のもとでの負担の押し付けにつきましては、本市としては決して容認できるものではありません。
 また、歳出確保につきましては、一部は執行の個々においてカバーできるものもありますが、結局は、すべて市民サービスの切り下げにつながるものであるということを銘記いただきたく、お願いを申し上げます。
 次に、自治都市・枚方を築くことの具体性について、お答えいたします。
 枚方市が目指す自治都市とは、地方分権が進む中で、議会民主制を基本としながら、自助、共助の考えのもと、自ら主体的に判断し行動する成熟した市民と連携してまちづくりを進める都市のことであり、より多くの市民の皆さんに、住みたいまち、住み続けたいまちとして認められる、魅力あふれるまちにしていくことが必要だと考えております。
 今後、こうしたまちづくりを進めるため、市政運営方針で示した6つの施策分野の事業を中心に、着実な市政運営を進めてまいります。
 次に、枚方の特色を生かした魅力と活力あるまちづくりのグランドデザインについて、お答えいたします。
 枚方市は、交通の便もよく、医療機関の充実や6大学があり、里山などの豊かな自然環境にも恵まれています。また、豊富な歴史遺産があり、さらに、地域での市民活動も盛んです。
 今後、これらのまちに必要な要素の質をさらに高め、本市の特色を生かした魅力と活力あるまちづくりを進めていくためにも、市民病院や総合文化施設などの施設整備を含め、市の施策全体のグランドプランをお示しするべく、来年度には、総合計画の改定に取り組んでいきたいと考えております。
 次に、子どもを育む倫理道徳教育についてであります。
 市政運営方針でも述べましたが、子どもたちが知識と教養を身に付けるとともに、礼節やモラル、そして豊かな心を育む教育を実践することは、未来の明るいまちづくりへつながっていくと考えております。特に、道徳教育につきましては、家庭教育と学校教育がそれぞれの役割をしっかりと担い、地域と連携して進めていくことが重要であると考えています。教育委員会においては、道徳の時間の充実を図り、体験的な活動及び保護者、地域への授業公開を行っております。
 なお、大阪府では、平成18年1月に、大人や子ども向けに、大阪「こころの再生」宣言が取りまとめられ、心の再生府民運動が展開されております。その宣言の中には、生命、人としての尊厳を大切にする、互いを思いやる、感謝する、努力する、公共のルールやマナーを守るという5つの心と、あかんもんはあかんとはっきり叱ろう、ええもんはええとはっきり褒めようなどの7つのアクションを府民の皆さん方に訴えるところでありまして、本市でも、このような運動に呼応しながら、市民みんなの力で豊かな心を育んでいくことができますよう努めてまいります。
 次に、人をつなぐ文化都市について、お答えいたします。
 本市には、観光資源として活用できる歴史文化遺産が数多く見られ、保存や活用については、これまでも市民団体等と協力をして進めてまいりました。
 今後、歴史や文化、芸術が息づくまち、魅力ある文化都市として成熟させるためには、観光資源としての活用も視野に入れ、積極的に情報発信力を高め、質の高い枚方独自の文化を育てていかなければならないと考えております。
 次に、まちにロマンをについてのうち、先人が残した枚方ブランドの再構築についてでありますが、本年度においては、穂谷地区で、河内そうめん及び地酒造り、それぞれ残念ながら1軒が残るのみとなりました。
 しかし、これまでに実施してきた本市の河内そうめんづくり技術継承研修制度を活用して、津田地区において、若い世代の御夫婦が河内そうめん製造に関する知恵や技術をしっかりと受け継ぎ、次世代に残そうという思いで一生懸命頑張っておられます。
 市として、冬の里山の風物詩と言われる河内そうめんや地酒造りを、地域の魅力づくりに生かしていきたいと考えております。
 次に、自然と人間のつながりの重要性に関する御質問にお答えします。
 地域の緑や水辺は、大気の浄化やヒートアイランドの緩和など、都市環境を改善する機能や災害時の防災機能を有しています。また、身近な自然とふれあうことは、子どもたちの健全な成長のためにも必要であります。このようなことから、自然と人間の共生は大変重要であると考えています。
 市民におきましても、共通の財産である地域の自然を守り、次代に引き継ぐ活動に参加したいと考える方が増えています。地域の方々や農業者の理解を得て、市民ボランティアや行政が連携し、自然環境の適切な保全に取り組むとともに、広く市民に、自然と親しんでいただくための啓発事業などを実施してまいります。
 次に、都市経営の視点を持った市政運営の具体性についてであります。
 都市経営の方向につきましては、今後も強固な財政基盤を確立するため、従来進めてきた人件費の削減や行政経営の効率化をさらに進めるとともに、まちに活力と魅力を生み出していくという積極的な経営戦略のもと、住みやすく、働きやすいまちを目指していきたいと考えています。
 具体的には、少子・高齢化、人口減少時代を迎える中で、まちの魅力を高め、多くの市民が住み続けたいまちとすることで、安定的な税収の確保を目指します。
 また、さまざまな観光資源を有効活用し、まちのにぎわいや地域経済の活性化を目指すとともに、企業ニーズを把握し、新たな企業誘致に取り組んでいくことで、産業振興と雇用の創出を図っていきたいと考えています。
 次に、市内商工業の振興についてでありますが、市内商工業の振興は、強固な財政基盤の確立や、教育都市、文化都市など魅力あるまちづくりを進めるためにも、大変重要なことと考えています。
 そのことを踏まえ、今回の市政運営方針でも述べておりますように、先端技術を発信できるような優良な企業の誘致や都市型産業の基盤確立に努めていくなど、都市経営の視点に立った市内商工業の活性化に努めてまいります。
 次に、北河内におけるリーダーシップについてでありますが、本市が住みたい、住み続けたいまちとして発展するためには、本市独自の取り組みを進めることはもちろん、北河内全体が地域としての魅力をさらに高めていくことが重要であり、そのことが7市共通の広域的課題の解決に向けた原動力になるものとも考えています。そのために、本市がリーダーシップを発揮していきたいと考えています。
 次に、公立保育所の門扉のオートロック化は子どもたちの将来に何を投げかけるかという御質問をいただきました。
 子どもが健やかに成長するためには、伸び伸びと育つことが大切であると私も思っております。
 施設の玄関を閉ざす必要のない環境づくり、これは一朝一夕に実現できるものではありませんが、少しでもこの理想に近付くために、幅広い知識と教養に加え、礼節やモラルを身に付ける教育を老若男女あらゆる人々に広める努力と、いざというとき頼りになる危機管理体制の確立に向けた取り組みを並行して進めていくことが必要であると考えております。
 次に、第三中学校の建て替えに係る設計段階の重要性についてであります。
 現在、基本計画策定として、必要な施設規模や整備の手順等について、検討を進めております。
 今後、施設の設計に当たりましては、文部科学省の施設整備指針に示されております「高機能かつ多機能で変化に対応し得る弾力的な施設環境の整備」、「健康的かつ安全で豊かな施設環境の確保」、「地域の生涯学習やまちづくりの核としての施設の整備」などについても十分留意し、生徒の教育の場にふさわしい豊かな環境を形成するとともに、魅力ある学校となるよう検討してまいります。
 次に、食育と地産地消の総合的な取り組みによる自給率の向上について、お答えいたします。
 食を巡る環境は近年大きく変化し、栄養の偏り、肥満、生活習慣病の増加、食の海外依存、欠食などさまざまな問題が顕在化してきております。
 また、昨年からの中国産冷凍ギョーザ問題、食品の消費期限や産地の偽装などで、食への信頼が大きく揺らいでおります。市民意識調査でも、添加物や残留農薬など食に不安を感じていると答えた人が9割を超える状態にあります。
 このように市民の食への関心が高まる中、本市では現在、食育推進計画の策定を進めており、今後は、この計画に基づき、食の安全性の確保と食生活に関する正しい情報発信に努める一方で、地元農産物については、引き続き小学校給食への導入に取り組むとともに、地元食材を取り入れた郷土料理教室を開催するなど、地産地消の取り組みを進めてまいります。
 次に、集会所などの有効利用について、お答えいたします。
 街かどデイハウスについては、事業を運営する住民参加型の非営利団体及び特定非営利活動法人に対し補助金を交付し、側面的に支援しており、実施については、1日4時間以上かつ週3日以上開所し、給食を提供できる設備のある場所を事業者の責任において確保いただくものでありまして、それら諸条件を充足するものとして運営されております。そこで、増設に当たりましては、集会所や自治会館など、高齢者を含め、地域活動の拠点として大変重要な役割を担う施設でありますので、今後も、地域の理解も得ながら、活用していただけるよう努めてまいります。
 次に、身近な自然と共生できる住みよい環境づくりの具体性についてであります。
 自然と共生できる住みよい環境づくりのためには、公園、河川敷など公有地を活用した緑地や、市街地に残された社寺林、ため池など、動植物の生息環境の整備を図り、市民が自然とふれあい憩うことのできる空間を確保するよう努め、地域の多様な動植物を保全するための指針を策定します。
 また、建築物の敷地内緑化や緑のカーテンなどの取り組みを促進するよう、奨励、啓発を進め、新たな緑の創出を図ってまいります。
 豊かな自然がまとまって残る東部地区については、里山保全基本計画により、保全活動を進めてまいります。
 次に、岡東中央公園のトイレは、昭和62年に現在のトイレに建て替えを行い、平成13年には採光のために天窓を設置するなど、環境の改善に取り組んでまいりました。
 また、他の公園トイレと比べて利用頻度が高いことから、1日一度の清掃を行い、常に清潔な維持管理に努めておりますが、建て替え後、既に20年が経過しており、便器等の設備も老朽化している状況となっております。
 今後、岡東中央公園を枚方市の玄関口にふさわしい花咲く木々に囲まれた潤いのある公園にするため、植栽プランをまとめるのとあわせ、トイレの内装、機器のリニューアルにつきましても検討を進めてまいります。
 総合文化施設の建設に係る市民との一方通行について、お答えいたします。
 総合文化施設の計画策定に当たっては、市民ニーズを的確に把握し反映させることから、これまで、市民検討会議や文化活動団体とのヒアリングなど市民参加のプロセスを経て、基本整備計画案を作成してまいりました。
 引き続き、さまざまな機会を利用して市民の御意見をお聞きするとともに、平成20年度に予定しています総合文化施設整備計画を策定する中で、事業費の精査を行うとともに、大阪府の動向及び長期財政収支の見直しを踏まえた上で、事業の実施時期を判断する予定であります。
 次に、東部地域の公共用地を活用したスポーツ公園施設の早期実現についてでありますが、東部地域の公共用地を活用したスポーツ公園の建設については、具体的な施設内容やその実現可能性について、平成20年度に予算計上して調査を行い、その調査を踏まえ、地元からの要望がある緑の復元やスポーツ活動の場として幅広く市民が利用できるよう、整備計画の策定を進めてまいります。
 次に、百済寺跡の再建策の展望について、お答えいたします。
 再整備に向けての発掘調査で、北面、西面の築地など、新聞紙上でも取り上げられたように、数々の新たな発見がなされております。
 平成20年度においても、第4年次調査を予定しており、今後、本調査と並行して、特別史跡百済寺跡再整備検討委員協議会において、整備に向けた専門的な検討をお願いしてまいります。
 最後に、淀川新大橋の建設計画についてであります。
 淀川新大橋は、現枚方大橋を補完する新たな北摂地域を結ぶ幹線ルートとして、今後とも、大阪府、高槻市と連携しながら、本事業の整備促進に向け、継続して取り組んでまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。


○千葉清司議員 市長、お疲れのところ、大変20項目にわたって御答弁いただきまして、ありがとうございます。
 私は、時間の関係もありますから、数点、強く要望して終わりたいと思います。
 1つは、市長の市政運営方針の中でもありますように、病院を造ります、総合文化会館とホテル合築造ります。市長、まだ就任されて半年足らずで、もうどういう裏付けがあってぼんぼんぼんぼん100億円、200億円のプロジェクトが出てくるのかと、不思議でどうしようもないんですよ。ですから、やはりもう一度、市長ですね、前の市長さんとか、それはもう頭に置かないで、もう白紙に戻して、頭を真っ白にして、枚方の将来像をイメージしてください。将来像を。将来的に、やっぱり北河内7市の100万都市のリーダーというぐらいイメージして。そして、じゃ、文化会館はどこにいいのか、病院はどこにいいのか、それも必ず出てくると思うんですよ。そういうところから、私は、まちづくりを竹内市長はスタートしてほしいなと、このように思うんですね。
 ですから、余り過去にとらわれないで、竹内市長の行政手腕をいかんなく発揮していただくためには、やっぱりイメージをして、グランドデザインをきちっと作って、そしてこういう箱物を設置してほしい。箱物で栄えたまちは聞いたことがありません。それは夕張しかり、大阪市、言いたくないですけども大阪府、みんな箱物で財政が緊迫し、首を絞めてるんです。
 反面、先人が残した文化遺産を観光資源として、まちおこしをして成功した例は数多くあります。過日、長崎県にも行ってきました。3,000人ぐらいの、もう町村合併して7,000人になりましたけれども、3,000人に満たないまちが27億円ぐらいのまちおこしの投資をするんです。年間30億円に満たない一般財源しか持たないまちが。また、宮城県でも、私のこれ地元ですけれども、宮城県の涌谷町、2万7,000人ぐらいの町です。50億円強のまちおこしの投資をして、立派にまちおこしの成果を上げているんです。
 ですから、財源の確保の裏付けなくして、ぽんぽんぽんぽん、何も造ります、かにも造りますというのは、まさに夕張を笑っていられないんじゃないかと。夕張が近付いてくる、大阪府が近付いてくる、あるいは大阪市が近付いてくるということを危惧してやまないわけであります。
 そういうことで、もう一度白紙に戻して、頭を白にして、ゼロベースからイメージをし、一つ一つの将来展望に立ったグランドデザインを配置して、それから、多くの市民の皆さん、有識者の皆さんにも意見をいただきながら、慎重にお金を使ってほしい。後世に禍根を残さないような運用をしてほしい。このように、市民代表の一人としても、会派としても切実に申し上げておきたいと思います。
 2つ目は、商工業の問題であります。
 市長は、教育都市、文化都市。異議ありません。ただ、もう一つ足りないのは、産業のまちなんです。法人、有限会社2,000社、株式会社3,000社、締めて大小5,000社以上も枚方はあるんですよ、市長さん。それなのに、産業都市というのは、私は抜けてはいけないと思うんです。
 この間、60周年の式典が3月1日に行われました。市長、枚方の市歌を見てください。これは昭和22年、今から60年前に作られた歌です。その中に、今申し上げました、2番に「観光の客跡たたず」、3番に「産業おこり家栄え」、もう60年前に、先人が枚方の展望をして、このことを歌にしてるんです。市長、このことを今もう一度思い起こしたとき、文化をどう観光資源に作っていくのか。そして、産業を教育と文化と同等に、産業のまち枚方、この3つが共存する枚方を、まちづくりに市長にはどうしても掲げてほしい。
 ましてや、市長、あそこの1階の待合室に、フロアに、「『枚方市』21世紀の産業都市づくり」、どーんと横の看板がある。見たことありますか。そこには、「知の集積から地の活用へ」と。産業都市ということを、21世紀には枚方は産業都市になると、そのことをもう既にうたってるんです。先人が60年前うたい、また、我々もうたっている。なのに、市長の市政運営方針には産業都市が抜けている。このことをあえて私は、私どもの会派は非常に憂います。どうかこれからでも遅くございません。継ぎ足してください。
 3つ目は、官公庁団地。
 というのは、40年代の山村市長時代に、意識的に、市の本庁を起点として5分以内に全部用が足せるという。ですから、法務局、警察、大阪府の府民センター、ハローワーク、郵便局、簡易裁判所、農協、商工会議所、5分以内に全部、意識的にしたんですよ。そして、枚方の官公庁団地ということで、全国に発信したんです。それがどうでしょうか。もう忘れ去られている。教育委員会は片鉾に行っちゃった。私は、青少年の関係で、週に1回は、そこにあったときは行ってました。ここ3年も行ってません。逆に気を使って向こうから来てくれます。やっぱり利便性なんです。ですから、今、先人が残した官公庁団地が非官公庁団地に移行してるんです。これはいかがなものでしょうか。
 同時に、市が掲げている市民病院しかり、総合文化施設しかり。市民病院はあそこで本当にいいんですか。たまたま後ろに土地が空きそうだと。山があるから登るような発想じゃないですか。私はそう思えてなりません。1万平米の土地を新たに買うと言ってるんです。
 例えば、高い単価かもしれませんけれども、50万円としましょう。1万平米ですから、3,000坪。三五、十五。15億円新たな金を出さなきゃいけないんです、土地取得に。これは仮の話ですよ。しかし、市長、まだ遊休地を枚方は持ってるんです。なぜそこを使おうとしないんですか。私、一番目に思うのは、ラポールのグラウンドですね。皆さん、総合文化会館のケースありきになっていますけれども、あそこいいんじゃないですか。関西医科大学と競合しない科で運営したらいいんじゃないですか。利便性がある。土地を開発公社から50億円で買い取ったんですよ。もう市有財産になっているんですよ。すぐ使えます。向こうは15億円出さないと土地確保できない。こちらはただであります。50億円、高いといいます。差し引いてくださいよ。遊ばしておいたらね、50マイナス15。35億円得するんじゃないですか。
 同時に、これは枚方市駅の北口の総合開発の視点に立たないといけないんです。地下道の遊休地を前の市長が買いました、9億円で。今、金利が高くて11億円くらいになってるんですよ。総合的に開発しないと、あの土地は有効利用できません。同時に、駅前に大阪府の供給公社がある、団地が。もう耐用年数が来てるんですよ。
 市長、市長はやっぱり大阪府の出身ですから、真っ先に行って、枚方市にあれを譲れと。できたら、ただでくれというぐらいの迫力でもって、あれをどうしても確保してください。あそこに文化施設、そして、上にはホテルを造ったらいいんじゃないですか。まさに民にですね。民は飛び付いてきますよ、利便性がありますから。民の力をかりてやったらいいんですから。そして、あそこ一帯の開発を視点に置いたことをしないと、私は本当に芯になる開発はできないと思うんです。
 ですから、あっちもこっちも、何か付け足しみたいな。グランドデザインがないわけですから、付け足ししているわけです、思い付きの。そして、あそこは総合文化会館ということで、最初土地を買いましたから。あれは大塩市長時代でしたかね。だから、もうあそこには、どんな環境が変わっても総合文化会館を造らんとあかん、あかんて、行政マンは皆そう言ってるんですよ。ナンセンスですよ。
 病院も誘致したんじゃないですか。ラポールという福祉会館をあそこに建てたんじゃないですか。もうあそこは第三次救命救急ということで、もう認可されたんじゃないですか。あそこに総合文化の大ホール造ったら、満杯にするのは芸能人だけですよ。芸能人。片やもう、命が瀕死の状態の人がどんどん入ってくる。入院もしてる。そこで、文化会館建てて、芸能人来て、わあわあ騒ぐことができるんですか。もうそういう環境にはないということを申し上げておきたいんです。
 福祉ゾーンとしての環境は整いました。そのことを。市長はもう新しい市長ですから、前のことは関係ないんですから、私は関係ないと言ったらいいんですよ。新しい発想で、ぜひ考えてほしい。過去にとらわれずということを提言しておきたいと思います。
 それから、学校でありますけども、第三中学校、子どもたちの学校です。また、地域の学校です。やっぱりデザインが大事です。子どもたちが誇りと確信と自信を持てるような、斬新な設計の学校を造ってやってください。同じ金を投じるなら。そして、地域の人たちが、子どもたちが誇りを持てるような、そして、他市からも見聞に来られるような学校を造ったらいいんじゃないですか。これは市長の母校ですから、第三中学校。特に力を入れてやってください。期待してます。
 それから、トイレですね。これは、もう市長ぜひ頼みますよ、トイレ。恥ずかしい。枚方の玄関口ですから、非常に恥ずかしいです。何とかしてください。今はもう時代的にオストメイトトイレになってますから、ひとつよろしく頼みます。
 最後に橋、ブリッジですね。もう過去は大阪三区ということで、選挙区は一緒でした。ですから、枚方大橋を渡って交流がありました。今は選挙区がこっちに全部別れましたから、交流は今一切ありません。ですから、枚方がさらに発展するためにも、この橋はどうしても必要なんです。私は、あえて言わせていただくなら、総合文化会館に200億円かけるのなら、橋1本架けた方が投資効果が生まれると、私は明言しておきたいんです。
 1回、市長、うそか本当か、市民に提起してやってください。二者選択、どっちをとるか。多い方を市長はやったらいいんじゃないですか、褒められますよ。
 はい、大分時間になりました。最後に、るる申し上げましたけども、私は個人で言ってるつもりはありません。我が会派を代表する、自由民主党清和会を代表しての発言をさせていただきました。
 最後に、市長のこの市政運営方針に対して、市長を支持する政党会派ですから、6つのお願いを添えておきたいと思います。
 1つは、この市政運営方針を見る限り、あるいは市長の答弁をるるお聞きするに限り、総論的には理解はできます。しかし、総じて改革の意気込みに乏しく感じます。
 2つ、これも関連しますけども、市政運営方針に係る長期的な財源を生んでいくと。荒れ地を耕して種をまき、幹を育て、花を咲かせ実らせて財源を生んでいくという、この裏付けが非常に乏しく感じます。
 3つ目、内部意識。ほとんどの納税者は民です。市長は官育ちですけども、どうか官から民の視点に移行するように、この部分が非常に希薄ですから、お願いをしたいと思います。
 4つ、総体的に総花的です。どれもこれもじゃなくして、どれかこれかということで、集中、選択をお願いしたいとこう思います。
 5つ目、この市政運営方針でありますけども、まだまだ我々議会の意見が反映されていないというように率直に感じています。その辺をこれからどう埋めていくのか、御努力をしていただきたい。
 6つ目、何回も言いましたけども、歌にもうたわれ、そして、市の大きなタイトルにも掲げられている産業という重要性に対して、具体的には述べられてますけれども、大きな看板としてはない、乏しい。
 この6点を添えまして、我が会派自由民主党清和会の代表としての質問のすべてを終わらせていただきます。どうもありがとうございました。


○大隈恭隆議長 これにて、千葉清司議員の質問を終結します。


○大隈恭隆議長 次に、自由民主党議員団を代表して、前田富枝議員の質問を許可します。前田議員。(拍手)


○前田富枝議員 自由民主党議員団を代表しまして、市長の市政運営についての質問をさせていただきます。代表質問も最後ということで、重複する箇所が多々あるとは思いますが、できるだけ視点を変えて質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 竹内市長におかれましては、市長就任から5カ月間が過ぎ、さまざまなイベントに出席されているとお聞きしています。先日、市民の方から、竹内市長さんは、どこのイベントに行っても来てくれてはる。熱心な市長さんやでっていうお話を聞きました。私ども会派も、竹内市長になっていただいて本当によかったと思っておりますが、市長さんというのは本当に大変なお仕事だと思っていますので、お体には十分御自愛いただいて、41万都市枚方の牽引役として、力強いリーダーシップを発揮されることを期待しております。
 まず初めに、市民病院の救急医療体制についてです。
 救急患者の搬送先が見つからず、悲しい結果になった事例が報道されております。また、救急病院の数が減少しているという統計も報告されております。
 以前は、過疎、へき地の問題であると考えられていましたが、比較的医療資源が充実しているここ大阪府におきましても、救急医療を担うべき公立病院が、医師を確保することができず、東大阪市や松原市、阪南市におきましても、その機能を縮小したり、救急医療から撤退することを余儀なくされています。
 本市においては、関西医科大学附属枚方病院が救命救急センターとしての認可を受け、枚方休日急病診療所が行う初期救急から市民病院などが行う二次救急まで、救急医療体制としては確立できているとされています。
 しかしながら、今後、激務である救急診療を担う医師や看護師を継続的に確保するということは、非常に努力が必要であると考えます。枚方市民の生命のとりでとなる市民病院の救急医療体制の維持、継続についての市長の見解を問います。
 次に、人をつなぐ文化都市の中にあります歴史遺産の保存と活用について、お尋ねします。
 私の地元には、渚院や御殿山神社があります。それぞれ本市の指定文化財に指定されております。私にとりましても、子どものころからの遊び場でもあり、思い出深いところでございます。
 近年、御殿山神社では、市民を中心に、春のお花見を初めいろいろなコンサートなどが催されております。
 市庁舎別館1階の休憩スペースのところで、「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」という歌が掲示されているのが目に留まりました。皆様御存じのように、平安時代に、在原業平が渚院で桜を見ながら詠んだ歌だそうです。今、渚院は、鐘楼の修復も終わり、大変きれいになっておりますが、まだまだ訪れる方も少なく、積極的に活用されているとは思えません。
 市長は、市内にあるたくさんの歴史遺産を後世に伝え、積極的に保存、再生、活用していくことで、魅力ある文化都市を目指すと述べられておりますが、今後どのような施策をお考えでしょうか、お尋ねします。
 次に、職員の人材育成についてです。
 市長は、都市経営の視点を持ち、活力と魅力を生み出すまちづくりを実現するために、「職員の能力や意欲を高め、都市経営を支える人材の育成を図ります」と述べられております。
 しかし、一方では、意欲低下を招いているのではないかと思う点があります。例としまして、専門技術を持っていても、それを生かせる職場はなく、手当の支給もない。果ては優秀な人材が民間へ移ってしまうことや、また、管理職の責任の重さを敬遠される方もいらっしゃるのではないかと危惧するところでございます。
 それを踏まえた上で、職員の意欲を高めるための方策としては、どのように考えておられるのか、お尋ねします。
 次に、企業の誘致について、お尋ねします。
 安価な労働を求めて、労働集約型産業を中心に、物作りの拠点が海外へ移転するなど、産業構造の転換と産業の空洞化が進んでおります。
 本市は、京都と大阪の間に位置しておりますが、交通の便はまだまだよいとは思えません。他市と比較して、本市に何かしらの魅力がないと、企業は枚方には来てくれませんし、また、誘致ばかりに目を向けていて、他市に移転しようとする企業が出てくるかもしれません。
 市長は、大規模な設備を持った企業だけではなく、津田サイエンスヒルズのような先端技術を国内外に発信できる企業の誘致に取り組んでいくと述べられておりますが、移転しようとする企業の引き止め策も踏まえて、どのような企業誘致策を展開されるのか、お尋ねします。
 次に、きのうも高橋議員からの御質問もありました子育て支援の中から、在宅子育て支援について、お尋ねいたします。
 近年、核家族化が増加し、近所に気軽に相談できる友達や親戚などがおられない方も少なくないと思います。私も経験がありますが、公園に行っても子どもはほとんどおらず、親子とも孤独を感じたことは幾度となくあります。
 子育てをしていくというのは、本当に大変なことだと思います。特に、乳児のときはいろいろな病気にもなりますし、泣き続けられると、何をしてほしいのかもわからず、親の方も泣きたくなるような気持ちにもなります。そんなとき、同世代の子どもたちとふれあえる機会や、相談できる機関があれば、親御さんの悩みも少しは解消できるのではないかと思います。
 そこで、市長の述べられた在宅子育て支援の保育所・保育園ふれあい体験事業の本格実施をされるということですが、どのような内容で実施されるのか。また、この事業に参加できなかった親子に対しては、どのような対策、フォローを考えておられるのか、お尋ねします。
 次に、学習環境についてです。
 市長は、未来を担う子どもたちの健やかな成長と学びを支える施設を拡充しますと述べられ、その中でも、教育環境を向上させるために、さまざまな施設整備の計画を述べられました。また、大阪府の橋下知事も、2月29日の定例府議会で所信表明演説を行い、大阪の未来をつくる子育て支援と教育を重要課題に掲げられ、大阪の教育は日本一ということを発信したいと語っておられました。
 竹内市長は、大阪府の教育長という要職を長年お務めになられ、教育に関しての思いは人一倍熱い方であるとお察ししますが、私も、子育てと教育の充実には共鳴するものがあり、昨年6月議会で述べさせていただきました、本市の学校施設が全国のモデル指標となり、学校へ行くなら枚方へと、若い世代の人口流入を促して、地域の活性化につながればいいかと願っておるところでございます。
 そこで、1点目、PFI事業、エアコン設置についてです。
 教育委員会では、暑さ厳しい夏の期間におきまして、子どもたちの学習の場である普通教室などに、快適な学習環境を実現するために、空調設備を全学校園へ早期に一斉整備する手法として学習環境PFI事業を進められており、事業内容につきましてもホームページにも公表されており、見させていただいているところでございます。
 また、先日の鷲見議員の質問の中で、現在の進捗状況についてお聞かせいただきましたが、業者選定に伴う公表方法や今後のスケジュールについて、お尋ねします。
 次に、2点目、施設整備の在り方についてです。
 本市の学校施設は、昭和30年から40年代に建設された校舎が多く、その中で最も古い校舎である枚方第二小学校の改築や、中学校で最も古い第三中学校の建て替えに向けて事業を進められるそうですが、学校施設は、災害時において子どもたちの命を守るべきことが最重要課題であるとともに、地域の住民たちの避難場所となることから、お年寄りから小さなお子さんたちにも利用しやすい安全で快適な施設造りが必要であると考えます。
 今後、改築などの施設整備を進める上に当たって、どのような観点を持って検討されていくのか、お尋ねいたします。
 次に、いじめなどの学校園に係るさまざまな問題に対応する体制についてです。
 いじめや不登校の問題につきましては、生徒、保護者の方々にとっては本当に深刻な問題になっているのが実情です。大阪府教育委員会の発表によりますと、平成19年度の府内上半期いじめ認知件数は、公立小中高校で522校1,385件に上っており、昨年度より件数は1割減となりましたが、依然として解決すべき問題だと考えております。
 また、不登校につきましても、大阪府では平成14年度以降減少しているものの、依然として家庭や学校現場での課題となっているのが現状です。
 このように家庭、学校、社会での問題であるいじめ、不登校に対し、本市はどのような体制で対応されておられるのか。また、今後どのような体制作りをお考えなのか、お尋ねいたします。
 次に、地域の防災、防犯に対する支援についてです。
 多くの会派の代表者の方々が同じような質問をされたのですが、あえてもう一度聞かせていただきます。
 1点目、自主防災組織の支援についてでございます。
 本市内の各自主防災組織は、それぞれが積極的に活動されており、自主防災組織ネットワーク会議では、互いに独自の取り組みについて情報交換し、さらなる組織の活性化に努められるなど、その組織体制や活動内容は、府下でもトップクラスであると私は思っています。
 このように地域では本当に熱心に自主防災活動に取り組まれておりますが、一方で、熱心に活動すればするほど、活動費用の確保を初めさまざまな問題の解決が必要となるわけで、地域では大変苦労されているのが実情です。
 そこで、改めて、自主防災組織の活動に対する思いや支援策について、市長の基本的な考え方をお尋ねいたします。
 次に、2点目、子どもの見守り活動についてです。
 昨今、子どもたちが登・下校を中心にトラブルに巻き込まれる事件などが増加しております。このような中、子どもたちが安心して暮らせる環境を確保するため、地域の多くの方々が自主的に登・下校時に通学路における交差点や横断箇所、その他危険と思われる場所に立ち、子どもたちの安全確保に御尽力いただいていることに、本当に頭の下がる思いであります。
 しかし、こうした見守り活動を継続していただいていることは、地域の方々には大変御負担をおかけしており、今後も長く取り組んでいくための支援が必要だと考えますが、いかがでしょうか。
 次に、規格葬儀についてです。
 市長は、「葬儀に対する市民意識の多様化を踏まえ、市営葬儀に代えて導入する「規格葬儀」については、円滑な制度移行に努めます。」と述べられています。規格葬儀の実施に向けて、既に標準葬、共通オプションについての仕様や価格が示されており、また、規格葬儀取扱店の名簿も公表され、制度移行に向けた準備が進められていることは理解しております。
 こうした中で、規格葬儀に関して、市民からは市営葬儀に代わる新しい制度への期待の声を聞く一方で、業者主導の葬儀になり、市の指導が十分及ばないのではないかという指摘もあります。そこで、こうした市民からの期待や懸念の声をどのように受け止め、対応されていくのか、お尋ねします。
 次に、後期高齢者医療制度についてです。
 先日、鷲見議員からも要望がございました。来月から施行される後期高齢者医療制度について、市長は、「円滑に実施できるよう、適切に対応する」と述べられました。制度が大きく変わるということであり、市民にとっては何がどのように変わるのか、対象者が75歳以上ということもあり、若い世代が同居されている場合は一定理解もできるかと思いますが、ひとり暮らしであったり夫婦のみであった場合、苦労されると私は思います。
 1月下旬には、対象者に個別通知が送付されたとのことですが、まだまだ問い合わせのお電話や来庁される市民の方々も多いと聞いております。円滑に実施していく周知方法や実施内容などについて、お尋ねします。
 次に、ごみ減量施策についてです。
 本市では、焼却ごみ半減を目指した取り組みとして、本年2月から容器包装プラスチック類の分別収集が開始され、12月からは東部清掃工場の本格稼働が始まるとお聞きしております。実際、市民の皆さんが各家庭においても分別に御協力をしていただいているということは、本当にありがたい限りだと感じております。
 しかし、簡単に分別といいましても、このような小さい入れ物に入っているわさびであるとか、ラー油であるとか、そういうふうなものというのは、もう洗剤入れてね、市長さん、洗って乾かしてと、すごい大変なんです。皆さん、そういう努力もされているわけなんです。市民の方からは、どんなふうに一体リサイクルされているのかなという声もお聞きします。
 そこで、容器包装プラスチック類のリサイクルの仕組みと、ごみ処理費用等の負担増加についての考え方、また、循環型社会を構築していく観点から、今後のごみ減量施策をお尋ねいたします。
 次に、都市農業についてです。
 都市農業の振興施策として、地産地消の推進、安全で環境に優しいエコ農産物の推進、地元農産物の学校給食の利用拡大、子どもたちへの食農体験、学習支援事業の取り組みを進められるようですが、生産基盤である農空間の保全、管理が困難になってきています。
 公共下水道の普及による農業用水の不足、水利施設の老朽化、水路等へのごみ投棄による水利施設の破損、ホテイアオイなど外来植物の処理、短期集中型降雨による土砂崩れなど、農地を保全、管理するためには膨大な費用を必要としております。
 これらを保全、管理されているのが、市内の土地改良区、水利組合など40の団体であります。これらの団体は、枚方市土地改良事業など補助金制度のもと、技術指導を受けながら、補助金と各団体の自己資金で諸事業を実施されています。
 しかしながら、財源の確保につきましては苦慮されているのが実情であります。ため池や水路、農道等については、農地を保全していくために不可欠であり、予算不足から先送りになっている事業が累積し、各団体とも大変困っておられるとお聞きしております。
 本市の財政事情につきましても大変厳しいことも一定理解しておりますが、農業者が継続して農業を営み、農空間を保全するということは、市民に良好な都市環境を提供することであり、本市としても、もっと積極的に補助金の予算を確保することが必要であると考えますが、市長のお考えをお聞かせください。
 次に、都市基盤整備についてです。
 市長は、住みたい、住み続けたいまちと感じてもらうためには、都市基盤整備を進めることが重要であると述べられていましたが、私も同感でございます。生活する上での快適性や満足度は、都市基盤の整備が需要な役割を果たしていると思います。特に、道路の整備は重要です。道路というのは、人、物、エネルギー、経済、文化を運び、私たちが生活する上でなくてはならないものでございます。
 かつてローマ帝国が道路の整備によって繁栄したように、道路の整備が経済の活性化を誘因し、国の繁栄につながっていくものだと考えます。そして、その道路を利用する上で大切なのが安全性です。
 枚方の道路は、まだまだ整備が遅れていると思いますが、それを補うには莫大な資金が必要となります。しかし、最近では、経済の落ち込みによる税収の減少や少子・高齢化による人口減少も予想され、先行きは余りよくない状態です。本市における財政状況も予断を許さない状況ですが、このような中、市長が述べられています選択と集中によってまちづくりを進めていただきたいと思います。
 そこで、まず1点目、御殿山駅のバリアフリー化についてです。
 御殿山駅というのは、市長さん、行かれたことありますかね。改札口が大阪行きのホームに1つしかなく、階段を下りて、また上らなければ、京都行きのホームに行くことができない状態で、多くの市民の方から、大阪方面から帰ってくるとき、一旦牧野まで行って帰ってきたら階段を使わなくて済むんやけれども、そうしたらまた電車賃を払わないといけないし、本当に何とかならへんのかなというお話をよく聞きます。本当に市長さん、御殿山駅を利用されているという方は、大変不便な思いをされているわけなんです。
 鉄道駅のバリアフリー化を実現するためには基本構想の策定が必要であると聞いておりますが、ぜひとも御殿山駅の基本構想をお願いしたいと思います。
 また、基本構想が策定された後の具体的な事業スケジュールをお尋ねいたします。
 2点目、生活道路の整備についてです。
 幹線道路の整備につきましては、以前、御殿山小倉線についてお聞きしましたので、今回は、具体的に名前の挙がっております生活道路の整備について、お聞きします。
 各事業とも、生活道路という性格上、地元からの要望などに基づき進められておられると思いますが、杉5号線、阪八幡線、尊延寺穂谷線、宗谷・穂谷連絡道路について具体的に述べられておりますが、この路線をどのような経過があり選択されたのか。そして、今後どのように進めていかれるのか、お尋ねいたします。
 最後に、3点目、枚方市駅周辺の再整備についてです。
 枚方市駅周辺の中でも、特に北口につきましては、最近、TSUTAYAなどのオープンがあり、部分的には大変きれいになっておりますが、北口全体を見ますと、もう少し本市の玄関口にふさわしい景観に配慮した整備が必要であると感じております。
 そこで、この市駅周辺の新たなビジョンについて、どのような整備イメージをお持ちなのでしょうか。また、ビジョンの検討に当たり、市民や民間事業者の意見をどう反映させていくのか、お尋ねいたします。
 以上で1回目の質問を終わります。


○竹内 脩市長 自由民主党議員団を代表されましての前田議員の御質問に対し、順次お答えいたします。
 初めに、市民病院の救急医療体制についてでありますが、市民病院では、365日24時間体制で救急患者の受け入れを行っております。特に、医師の確保が困難とされている小児科については、北河内地区で唯一、固定通年制で初期医療機関からの後送患者の受け入れを行っております。
 先般、1月15日に包括的な協定を締結しました大阪医科大学を初め、地域の医師会、関西医科大学附属枚方病院からの協力を得、この体制が維持できているものと考えています。
 今後、新病院整備実施計画と並行して、枚方休日急病診療所など初期救急医療体制の再構築を図るため、医師会を初めとする関係機関と協議を始めたいと考えております。このような取り組みを行うことで、引き続き市民に適切な救急医療が提供できるよう努めてまいります。
 次に、人をつなぐ文化都市について、お答えいたします。
 渚院のある交野ヶ原は、桜の名所として平安歌人たちの優美な歌が盛んに詠まれた文学の地でもありました。このようなことを広く市民の方々に知っていただくため、平成20年度には、交野ヶ原をテーマとしたシンポジウムの開催を予定しております。
 また、市内にありますたくさんの歴史遺産を保存し、次世代ヘと継承し、市民の歴史遺産への理解を深め、歴史の薫り豊かなまちづくりヘと活用、発展させるため、整備に対する考え方をまとめてまいります。
 次に、職員の人材育成についてでありますが、今年度から、全職員を対象にした総合評価制度に取り組んでおります。
 評価に当たっては、職員自身の勤務姿勢、職務遂行能力を自らが自己評価し、上司の評価との共有化を面談等により直接に行うことで、職員自身の主体的な成長と所属長による育成支援を双方向で高めていくことを目指しております。
 今後も、職員の資質、能力の向上を図るとともに、意欲の高揚を図る人材育成のツールとして機能させていきたいと考えております。
 次に、企業の誘致についてでありますが、労働集約型産業が海外移転するなど産業構造の転換が進む中、地域産業の経営基盤を強化するには、生産工程の効率化や、製品の付加価値を高める技術革新が必要であります。今回創設した地域産業基盤強化奨励金は、生産施設以外に、技術革新のための研究開発施設、技能・技術高度化のための研修訓練施設も対象としております。この優遇策を通じ、企業の設備投資や進出意欲が高まることを期待いたしております。
 次に、子育て支援について、お答えいたします。
 保育所・保育園ふれあい体験は、生後5カ月から8カ月ごろの間と1歳の誕生月の2回、親子で近くの保育所を訪問してもらうことで、保育所を身近な相談場所、交流場所として知っていただくとともに、親子の友達づくりや地域とのつながりにつなげ、親の孤立感の解消や虐待の未然防止を目指してまいります。
 保育所では、保育所入所体験、入所児童や他の親子、地域の人々との交流、保育士による育児のアドバイス、育児相談などを通じ、親子の育ちを支援いたします。
 また、悩みや問題点を抱える親子については、保育所での在宅支援や地域子育て支援拠点施設につなげることによって、継続的な支援を行ってまいります。
 このふれあい体験は、すべての親子に来ていただくことを目標としておりますので、8カ月までに参加していただけなかった親子に対しては、個別に案内を送付し、1歳の誕生月の参加の呼びかけ、または市からの訪間の希望をお聞きしていきたいと考えております。
 次に、学習環境についての2点について、お答えいたします。
 まず、枚方市学習環境整備PFI事業の事業者選定に伴う公表方法についてでありますが、現在、学識経験者等を含めた審査委員会において、事業者の選定に向け、事業提案書の審査を行っているところであります。
 今後、選定結果については、事業者が決定する3月中旬ごろに、いわゆるPFI法の規定に基づき、ホームページ等において公表いたします。
 また、事業提案書に対する評価結果や事業者選定までの経過などの詳細につきましては、4月上旬をめどに、審査講評として公表を行う予定をしております。
 なお、本事業は6月議会に契約案件として予定しており、その後事業化し、空調設備につきましては、平成21年3月、来年3月からの供用開始を予定しております。
 次に、校舎等の施設整備の在り方についてでありますが、今後の改築などの施設整備についての観点といたしまして、改築に当たり新たな情報通信技術の利用を取り入れるなど、新しい教育への対応、またユニバーサルデザインを考慮したバリアフリー対策、さらに環境に優しい安全で快適な学校施設造りに取り組んでいきたいと考えております。
 次に、自主防災組織の支援について、お答えいたします。
 住みたい、住み続けたい都市であり続けるためには、生活の中で安全、安心を実感できることが何よりも不可欠であり、防災に関する取り組みは、まちづくりの極めて重要なテーマであると考えております。
 大阪府内43市町村の中で自主防災組織の組織率が100%なのは、大阪市と忠岡町、そして本市の3市町だけであり、他の市町村からも大いに注目されております。
 今後、自助、共助の精神に基づき自主防災組織がさらに充実されるよう、防災リーダーの育成や活動環境の整備等、活動支援の再構築について検討していきたいと考えております。
 次に、規格葬儀についてであります。
 規格葬儀は、簡素、低廉かつ厳粛を旨とする市営葬儀の趣旨を引き継ぐとともに、民間の豊富な経験とノウハウを活用することで、多様な形態での葬儀ができるものであります。また、標準葬、略式葬のほか共通オプションについても価格を定めることで、葬儀費用の透明化につながるものと考えております。
 次に、規格葬儀を円滑に実施するための取り組みにつきましては、規格葬儀取扱店に協定書の順守を求めるとともに、利用者へのアンケートなどを行い、規格葬儀の実施状況の把握に努めてまいります。
 次に、後期高齢者医療制度について、お答えいたします。
 後期高齢者医療制度は、現行の老人保健制度とは異なり、保険料徴収を行う独立した医療保険となるものであり、保険料の賦課や医療給付は市町村の連合体である広域連合が行い、本市は、保険料の徴収や窓口業務を行うことになります。
 制度案内や保険料の徴収方法、被保険者の方の保険料等について、広報での周知、出前講座、介護保険事業者説明会、老人クラブ連合会等での説明を行ってきており、1月に広域連合から個別通知が送られてまいりました折には、多くの電話や窓口でのお問い合わせがございました。制度の説明、保険料の試算を行うなど対応を行ってきております。
 今後、3月中旬の被保険者証送付時には、制度の内容をまとめた小冊子を同封するとともに、高齢者の方が身近に相談できる民生委員・児童委員へも周知を図り、円滑な実施に向け対応してまいります。
 ごみ減量施策についてのうち、まず、容器包装リサイクル法に基づくペットボトル及び容器包装プラスチックのリサイクルの仕組みについて、お答えいたします。
 市民と行政の役割は、市民は分別排出を、行政は収集、選別、圧縮、こん包を行うことになっております。
 また、ペットボトル等の製造・販売業者は、国の指定法人である財団法人日本容器包装リサイクル協会と契約を締結し、リサイクル費用を負担します。
 そして、容器包装リサイクル協会が入札を行い、落札したリサイクル事業者が、ペットボトル等の再生加工を行うものであります。
 また、リサイクルの推進や世界最高水準の東部清掃工場の稼働など、環境を守る取り組みに力を入れることは、多くの手間や費用の負担を伴います。しかしながら、未来を担う子どもたちに豊かな環境を残すことは、私たちの大きな責任であると考えております。
 本市は、焼却ごみ半減を、一般廃棄物減量及び適正処理基本計画の基本的な姿勢、理念と位置付けております。
 ごみ減量は、地球的規模で環境を考え、市民、事業者、行政が連携し、一人一人がごみを減らす行動を実践することであると考えております。
 次に、都市農業についてでありますが、農空間は、農業だけでなく、貯水、保水など国土の保全、心安らぐ美しい景観の形成や自然環境の維持、防災等多面的な機能を有しております。また、食農体験を通じ、子どもたちの健全な育成にも重要な役割を果たすものと考えます。そうした農空間の保全に係る土地改良事業については、関係団体からの要望内容を踏まえ、十分に事業精査した上で、緊急度の高いものから事業化できるよう努力してまいります。
 次に、御殿山駅のバリアフリー化について、お答えいたします。
 本市では、枚方市駅などの5駅に引き続き、バリアフリー化をさらに促進させるため、昨年12月25日に、学識経験者、高齢者、障害者等、また関係機関などで構成するバリアフリー基本構想策定委員会を設置し、基本構想の策定作業を進めております。
 今後、バリアフリー基本構想策定委員会で、高齢者、障害者等の御意見や駅周辺の公共・公益施設の立地状況、他事業との一体的な整備の必要性等について議論をいただき、平成20年度に、御殿山駅などの基本構想が未策定の駅の中から重点整備地区の追加を行うとともに、早期にバリアフリー化事業に取り組まれるよう、鉄道事業者等に働きかけてまいります。
 次に、生活道路の整備についてであります。
 まず、阪八幡線は、現在取り組んでおります楠葉中宮線の供用に伴い、交差点の改良・拡幅整備などを進めるものです。
 尊延寺穂谷線、杉5号線、そして仮称でありますが宗谷穂谷連絡道路の整備につきましては、東部地域のまちづくりを促進するため、地元協議をもとに、通学路の安全対策や地域の円滑な交通の流れの確保、地域の防災機能の向上のため取り組むものであります。
 今後とも、生活道路の整備につきましては、緊急性、必要性などを勘案し、順次整備を進めてまいります。
 最後に、枚方市駅周辺の再整備について、お答えいたします。
 枚方市駅周辺の再整備ビジョンにつきましては、市駅北口はもとより、南口及びその周辺も含め、長期的な視点に立って検討を進めていく考えであります。
 また、枚方市駅周辺は、広域的な拠点を形成する地域であり、歴史的資産等にも恵まれておりますので、こうした地域資源を生かした景観形成に取り組んでいるところでもあります。
 新たなビジョンにつきましても、こうした取り組みを念頭に置き、また、市民、民間事業者等の意見を反映させる仕組みなども検討しながら、策定を進めてまいります。


○高野 勝教育長 教育委員会にいただきました2点の質問に、順次お答えをいたします。
 いじめや不登校については、小・中学校の連絡会等を開催して、小中連携による組織的な対応に努めるとともに、適応指導教室やスクールカウンセラー、心の教室相談員、いじめ専用ホットライン等による相談活動を行い、未然防止や迅速な解決を図っているところでございます。
 子どもを取り巻く環境の変化から、さまざまな問題等が生じたときに、保護者、市民にとって、わかりやすい、相談しやすくなるよう、機構改革を行って対応してまいります。
 今後も、学校、保護者、地域と一層の連携を図りながら、関係機関などと組織的な対応を推進してまいります。
 次に、子ども見守り活動について、お答えをいたします。
 各地で子どもが犠牲となる痛ましい事件が発生している中、枚方市では、学校や通学路における子どもの安全見守り活動において、地域のさまざまな団体のボランティア活動が大きな力となって、幸いにもこれまでも大きな事件は発生しておりません。
 今後も、子どもたちの安心、安全を高めていくためには、地域全体で子どもたちを見守る意識づくりを進めることが最も重要であると考えており、引き続き見守り活動の支援に取り組んでまいります。


○前田富枝議員 それぞれお答えいただきまして、ありがとうございます。
 最後に、3点だけ、要望とさせていただきます。
 まず、学習環境についてでございますが、先日、平成20年度の機構改革案が示された中で、教育委員会の学校施設の整備や維持管理の担当課が、市長部局の公共施設部へと統合される予定となっておりますが、安全な学校施設の維持管理をしていく上で、さまざまな学校からの要望や緊急時の対応などにつきましては、今後とも学校現場と連携を密にして、引き続き迅速な対応をお願いしたいと思います。
 そして、枚方の教育は日本一と宣言できるような教育環境を実現するとともに、学校が地域住民のシンボルとしての機能を兼ね備えた、夢やロマンのあるまちづくりへつなげていただきたいと願っております。
 次に、枚方市駅周辺の再整備についてです。
 市駅周辺整備につきましては、特に民間業者の活力や協力がなければ、なかなか実効性のある整備は難しいと思います。また、まちに夢を感じなければ、他市の人はおろか枚方市民も集まってはきません。市駅周辺には、枚方宿や淀川など、ほかにはない魅力的な場所があるのですから、これらとうまく調和した枚方らしいビジョンを、民間業者の力を存分に発揮できるような、実効性のある形で作っていただきたいと思います。
 最後に、都市農業について。
 市長も、昨年秋に開催された穂谷まつりに行かれたとお聞きしました。そこで、召し上がったかどうかはわかりませんが、黒豆の枝豆は食べられませんでしたか。すごくおいしいですよね。農家の方たちは、暑い日も寒い日も、皆さんに安心で安全な農産物を食べてもらおうと日々努力されているわけです。このように、農産物を生産されているこの農地等の生産基盤も、各改良区などで整備されているのです。
 地産地消の推進と市長もおっしゃっているのですから、農空間を後世に伝えていくことは、とても大切なことであると思います。市長、菜っ葉とかは、よその国から入れたら安く付いていいやんって思われる役人さんもおられるかもしれませんけれども、とんでもない間違いです。都市近郊農業は、お金も手間もかかるものなんです。このままだったら、世代が変わると、だれも農業をしなくなってしまいます。日本の食料自給率をいま一度お考えいただき、関係団体から土地改良事業の助成について要望が出されているということですので、必要な予算をぜひとも補正予算で計上していただきたいと、強く強く要望いたします。
 以上で、代表質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○大隈恭隆議長 これにて、前田富枝議員の質問を終結します。


○大隈恭隆議長 以上をもって、平成20年度市政運営方針に対する各派代表質問を終結します。
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○大隈恭隆議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれにて散会します。
     (午前11時52分 散会)