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大阪府 枚方市

平成19年第4回定例会(第3日) 本文




2007.11.06 : 平成19年第4回定例会(第3日) 本文


○大隈恭隆議長 開議に先立ち、事務局長から議員の出席状況を報告します。山下事務局長。


○山下寿士市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席議員は、34名です。
 以上で報告を終わります。
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     (午前10時1分 開議)


○大隈恭隆議長 ただいま報告しましたとおり、出席議員は定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。
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○大隈恭隆議長 日程第1、「所信表明に対する各派代表質問」を行います。


○大隈恭隆議長 昨日に引き続き、順次質問を許可します。
 まず、自民党清和会を代表して、千葉清司議員の質問を許可します。千葉議員。(拍手)


○千葉清司議員 皆さん、おはようございます。
 自由民主党清和会を代表いたしまして、市長の所信表明に対しまして、提言と、そして要望を添えて、順次質問したいと存じます。
 初めに、今回の官製談合事件を受けての出直し選挙に見事当選を果たされました竹内 脩市長に対しまして、心からお祝いを申し上げます。市長、おめでとうございます。
 御承知のとおり、市長職は極めて激務であります。くれぐれもお体に十二分に御留意をされ、41万市民の命と暮らしを守るために、その先頭に立って御奮闘されることをお願い申し上げたいと存じます。
 それでは、通告に従いまして、順次所見をお伺い申し上げます。
 まず、市民や職員の自信と誇りを取り戻すための具体策についてであります。
 今回の官製談合事件により、市民の皆さんがまちへの愛着を失いかけております。このような中、新市長は、市民や職員が自信を取り戻すためのその施策をどのように考えておられるのか、お聞かせをいただきたいと存じます。
 次に、枚方のまちづくりのへそについての基本的な考え方について、お尋ねをいたします。
 枚方市は、総花的にさまざまな施策を進められておりますけれども、市民が夢に向かってこれだという、結集する必要が私はあると考えます。そういった意味で、市民が夢とロマンを持って結集でき得る枚方市のへそが必要だと痛感いたします。
 したがいまして、竹内市長は、枚方市にはへそがないと所信表明で申されておりますが、市民にとって魅力あるまちづくりにするためにも、へそをつくるべきだと思いますが、御見解をお尋ねいたします。
 次に、議会、市民、職員との具体的な対話の方策について、お尋ねいたします。
 市長は、今回の所信表明の中で、「市民との対話を深め、「風通しの良い市役所」にしていきます。」と述べられております。刻々と変化する社会情勢に対応した市民サービスを提供することは、市役所の役割であり、使命であるわけでありますから、市民の声を十二分に聞き、その声を施策に反映することは、市民ニーズのよりきめ細かな対応を行う上で必要不可欠と考えるところであります。
 同時に、市民の代表である議員の声を率直に聞き、そして、現場の第一線である職員の声にも十分に耳を傾け、市政を進めていただくことが、市長が言う風通しのよい市役所となることは間違いないと思います。
 そこで、議会、職員を含め、市民との対話を市長はどのように深められるのか、御所見をお尋ねしたいと存じます。
 次に、根元的な考えの視点に立った柔軟的な対応について、お尋ねします。
 竹内市長は、市政運営の基本的な視点といたしまして、根元的な思考と科学性の尊重を掲げられております。
 まず、私どもは、根元的な思考について、お尋ねをいたします。
 「物事は根元的に考え、対応は柔軟に行う」と言われておりますけれども、実際に市長が行動される場合、どのような対応をされるのか、お示しをいただきたいと存じます。
 次に、科学的な職員の育成の在り方について、お尋ねをいたします。
 言うまでもなく、行政運営をする上で最少の経費で最大の効果を挙げるためには、打算的な丼勘定ではなく、市民ニーズを的確に把握するとともに、数値的な見極めを踏まえ、政策を決定することが絶対条件だと思います。そうしたことを常に意識し行動する職員を育成するためには、どのような人材育成を科学的に進めようとしているのか、お尋ねをいたします。
 次に、地方の時代に即応した財源確保の考え方について、お尋ねします。
 これまでの財政再建は、ややもすると人件費の削減によるその効果が顕著でありました。しかし、今日段階、団塊の世代が退職されるここ数年を過ぎれば、人件費の削減による財政再建、財源確保は、もう頭打ちになることは火を見るよりも明らかであります。
 そういうことで、今後、国からの交付税も削減されるという中で、新たな財源を確保することが必要であると思います。
 私は、また私どもは、市内に残る文化遺産や企業などを活用されて、新たな観光資源、新たな産業創出をすることによって、将来的に展望する財源確保を求める必要があると考えますけれども、市長のこれに対する御見解をただしておきたいと思います。
 次に、中核市への移行に係る再検証の根拠について、お尋ねします。
 中核市は、地方分権を推進するとともに、住民にさまざまなメリットがあると言われておりますけども、実際に移行したところを私が見聞しますと、その制度を活用し、地域の特色を生かしたまちづくりに直結することは、なかなか困難性を伴うようであります。そこで、今回、市長は、この中核市への移行については再検証を行うということで表明をされておりますけれども、何をもって再検証されるのか、その根拠について、お尋ねしておきたいと思います。
 次に、都市経営に係る長期財政計画の策定に向けた考え方について、お尋ねいたします。
 都市経営の視点ということを述べられておりますけれども、そうであるならば、事業の実施に当たっては、その財源をまず明らかにし、建設後の維持管理費用や公債費も含めた長期的な財政計画を策定する必要があると思いますけれども、市長の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
 次に、安心して子どもを産み育てる環境の充実について、お尋ねします。
 言うまでもなく、「未来を担う子どもの健やかな成長と学びを支えます」の中に、安心をして子どもを産み育てる環境の充実がうたわれております。
 御承知のように、今日、産婦人科医、小児科医の絶対数不足が国家的な問題ともなっております。安心して産み育てるスタートラインで、私は、この問題は最重要課題だと考えるところであります。枚方市内だけでなく、北河内段階といたしまして、医療体制はどのようになっているのか、お尋ねをしておきたいと思います。
 次に、小・中学校の教育環境整備と教育内容の充実について、お尋ねします。
 私は、エアコンの設置など、小・中学校の環境整備を行うことは必要条件であり、それをぜひ教育内容の充実につなげていただきたいと常日ごろ願ってます。ハード面の教育環境整備だけでなく、ソフト面の教育環境にも最大の注目をすべきだと思うところであります。
 過日の新聞報道でも、携帯電話を小学生に持たせることの是非を問う記事が掲載をされておりました。警察関係者に聞きましても、携帯電話に関連したさまざまな問題が起きており、当市もその例外ではありません。また、子どもたちが歩きながらゲーム機に興ずる姿も、我々はこの目で、この体で日々見聞をしております。このようなことは、子どもたちの学力向上や人間形成に決して好影響を与えるわけがありません。学校で学問を学ぶ以前の教育環境をどのように整えるかということは、私たち、私どもの親、大人に課せられた最大の課題であり、私は、また私どもは、真剣にこの問題に対処する必要があると考えます。
 先日も、全国の学力テストが報道されました。大阪はいろんな事情があるようでありますけども、御案内のとおりであります。前述したようないろんな問題が加味されて、ひいては子どもたちのやる気の問題にも派生し、学力の低下に結び付いていないか否かという、そういう点も危惧するところであります。
 これらの問題は、簡単に解決できない、国を挙げての現社会問題であります。当市においても、国や府と連携を密にして、教育委員会が、まさに今こそ強い指導のもとに、これらの問題の解決に向けて全身全霊を傾ける必要があると思いますが、これについては教育長のお考えをただしたいと思います。
 次に、学校規模等適正化の取り組みについて、お尋ねします。
 本市では、少子化の進行により小規模化する学校がある一方で、隣接して、住宅開発の集中などの要因により大規模化する学校もまた存在するのも事実であります。学校間において不均衡な状況が生ずるということは、子どもたちの学習環境にさまざまな課題を残すわけであります。特に一例を挙げますと、私の住んでいる楠葉地域でありますけども、大規模校の樟葉小学校、そして隣接する小規模校の樟葉北小学校があります。また、西牧野小学校のように、少子化の進行により極めて深刻な状況も、我々の眼前にあるわけであります。このことは、未来を担う子どもたちの健やかな成長や義務教育の公平性を確保する観点から、極めて留意をするところであり、早急なる解決すべき課題だと強調せざるを得ません。
 今後、教育委員会がリーダーシップを発揮して、早期に学校規模等の適正化を貫徹すべきだと考えますが、これについても教育長の御答弁をお伺いしたいと思います。
 次に、市民病院の建て替えに係る経営観について、お尋ねいたします。
 市長は、老朽化をした市民病院の建て替えを、取り組まなければならない課題の一つだということで、所信表明の中に掲げられております。市民ニーズがどの程度あるのか、費用対効果の観点からも、あるいは市長が言う都市経営観あるいは科学性等々の基本的な考え方からされて、新病院の建設については、まだまだ大きな税金を投入して塩漬けにされている土地があるわけであります。それらを精査することなく、また買い求めて病院を建てるという提起をされております。言うまでもなく、小児医療や産婦人科医療については、これは子育て支援の大きな柱からされても採算はとれません。しかし、これは採算はとれなくても、子育て支援というブランドを掲げる当市としては、やるべきことは承知であります。だからといって、多額の補助金に頼った経営は、私は見直す必要があると思いますし、もっともっと民間的な経営思想に根拠する、その視点に立った経営に基づいた新病院の建て替えも、そこに原点を据えて考えるべきではないかと思うところであります。市長の見解をただしておきたいと思います。
 次に、地域密着型介護老人施設の計画的な整備について、お尋ねします。
 地域密着型介護老人福祉施設を計画的に整備するとありますが、今、特養の入所待機者はおよそ1,900人を超えているとお聞きをしています。高齢化率が上昇する中で待機者を解消するという意味においては、私どもは困難であると考えるところであります。そのため、今後、介護を必要とする高齢者がどんどん右肩上がりに増えていくわけですから、安心して在宅生活を送ることができるための施策について、私は重要課題だと思いますので、その点についてもお伺いをしたいと思います。
 次に、男女共同参画条例制定の意義について、お尋ねします。
 「男女共同参画社会の形成を促進するため、「男女共同参画条例」の制定」をするということでありますけれども、私どもは、男性と女性にはそれぞれ特性があると思ってます。これは今さら言うまでもありません。そして、男性、女性それぞれの特性を磨いて互いに尊重し合うことが、共同社会の実現のまさに原点であり、原則ではないかと考えてます。
 そういう意味で、男女共同参画条例がたとえできたとしても、宝の持ちぐされにならないような、市民がそれを守れるというような、あるいは守るというような、そういう視点に立っての条例でなければ、結果的に絵にかいたもちに等しいと思いますが、お考えをお伺いいたします。
 次に、地球温暖化に係る自然保護と開発の整合性について、お尋ねします。
 御承知のように、東部の里山を初めといたしました地域に残された緑は、市民に潤いや安らぎを与えてくれます。生物の生息環境の保全やヒートアイランド現象を緩和するなどの、枚方のまちづくりの重要な視点と考えるところであります。
 しかし、開発により生物の生息環境である緑がどんどんと失われているのが、紛れもない現状の実態であります。このような貴重な動植物を守っていくことについての市長の考え方をお尋ねしておきたいと思います。
 次に、都市農業の振興と生計の将来像について、お尋ねします。
 私どもは、農業政策は、衣食住のうち最も公共性が高い食の部分を担っており、自給率を向上し農地を保全するための施策は、公共性という視点からしても、行政が率先して取り組むべき重要課題だと位置付けております。
 また、農業後継者問題の解決には、税制も含め、農業で生計が立て得る施策が必要で、このことは国政レべルの問題とせず、地方から大阪府、国に向けて、枚方市から声を発信する必要があると思いますが、これらを踏まえまして、本市の農業政策の基本的な考えをお聞きしたいと思います。
 次に、総合文化施設と都市型ホテルの合築について、お尋ねいたします。
 総合文化施設については、都市型ホテルの合築を含めて整備に向けた取り組みを進めていくようでありますけれども、総合文化施設の建て替えについては、多大な費用が必要となります。建設を進めることについては、十分な検証を行い判断することは、まさに市民が主人公のまちづくりに直結するものと確信をしてます。
 竹内市長は、所信表明において、「行政運営ににおいて何よりもまず本質的・根元的なアプローチを行うことが大切」であると述べられました。また、政策決定に当たっては、ニーズや効果を初め手法やコストの観点から検証を十分に行い判断をする科学性を尊重されています。使えるものは改修して使う、このことも一つの選択肢ではないでしょうか。新たにこのプロジェクトを進めるには、どのような検証と判断をされていくのか、お聞きしておきたいと思います。
 次に、東部地域におけるスポーツ公園の整備計画について、お尋ねします。
 私も、この41万になるまちとしては、スポーツの場所が、多目的スポーツの広場が余りにも希薄であるということは、過去3期12年間の議員生活の中でも、この場でも、あるいは決算特別委員会あるいは予算特別委員会等々で幾度となく強調してきたところであります。
 最近になりますけれども、昨年の6月議会においても、ずばり東部の第2清掃工場の隣の空き地を仮称市立多目的スポーツ公園にしたらどうやという提起までしました。そしてまた、その方向で地元の協議を進めますとの回答も既に得ています。今回、市長の所信表明において、「市民スポーツの振興を図るため、東部地域の公共用地を活用して、幅広い市民が利用できるスポーツ公園の整備計画をまとめます。」とのことですが、今後の整備計画及び整備内容について、お尋ねいたしたいと思います。
 次に、歴史遺産の有効的活用について、お尋ねします。
 市内には、御承知のように国が6カ所、府の指定が9カ所、市の指定が20カ所、締めて35カ所にも上る文化財が眠っております。文化と商工業が共存するこの枚方の条件がありますし、これらの歴史遺産を観光資源に有効に活用し、幾度となく申し上げておりますけれども、財源確保を図ることが、歴史遺産の有効活用であると考えます。そういうことで、歴史遺産の整備について、どのようにお考えなのか、市長のお考えをただしておきたいと思います。
 次に、(仮称)淀川新大橋の早期実現に向けた取り組みについて、お尋ねします。
 市内の東西の幹線道路を整備促進するのが早急の課題であり、特に、第二京阪道路から高槻を結ぶ牧野穂谷線の淀川に架かる新大橋の早期整備が何よりも優先されます。今回の市長の表明でも、引き続き働きかけると申されておりますけども、私も、過日も淀川の対岸市の高槻の副市長ともお会いし、高槻側の第二名神自動車道に係るアクセス等の整備、そして、この新大橋の進捗状況等々についても見聞をしてきたところであります。
 枚方市は、今後、具体的にどう取り組んでいくのか。また、建設促進については幾度となく申し上げておりますけども、府議会の先生諸氏とも連携を深めながら、どうかこの第2大橋も含めた東西の幹線道路を整備してほしい、このように思うところでありますが、御見解をいただきたいと思います。
 最後になりますが、枚方市駅北口再整備の新たなビジョンについて、お尋ねします。
 枚方市駅北口には、府道京都守口線を安全に横断するという目的で先行取得した地下道用地があります。当初約9億円でお買いしたのが、もう2億円の利子が加算され11億円になっています。横断歩道橋がもう整備されて、その必要性がなくなったというような感もいたします。この用地を市駅北口の総合的な再整備に有効活用すべきだと思います。
 また、駅前には、御承知のように大阪府住宅供給公社の枚方団地があります。これも既に耐用年数が近付いております。北口の全体的な整備を見据えた再開発の視点に立って、積極的に供給公社に対しても協力を求めていく必要があると思います。
 さらに、北口は、民間が自社ビルのリニューアルなどをいたしまして集客のための努力をされており、東口よりも北口の方がにぎわってるのが現況であります。そういうことで、これら民間の協力も含めまして、北口の再整備についてのビジョンを求めたいと思いますが、いかがなものでしょうか。
 以上、1回目の質問とさせていただきます。


○竹内 脩市長 自民党清和会を代表されましての千葉議員の御質問に対し、お答えさせていただきます。
 まず初めに、清潔で公正なまちについてであります。
 清潔で公正なまちをつくっていくためには、私を初めすべての職員が常に襟を正していかなければならないと考えております。
 具体的には、さまざまな課題を解決する市政運営を着実に進めることが、失われた信頼の回復につながっていくものであり、こうしたことの積み重ねによって、市民の皆さん、また職員の自信を取り戻していきたいと思っております。
 そして、市民の皆さんが枚方というまちに愛着を持って、住みたい、住み続けたいまちと思っていただけるよう、魅力あるまちづくりを進めてまいります。
 次に、本市には、さまざまなニーズにこたえられる多様性があり、その多様性を形作っている個々の要素の質をさらに高めていくことが重要であると思っております。そういった意味では、本市の持つ豊かな歴史文化を生かすとともに、活力ある商工業の育成を図ることで、まちの魅力を高めることが必要であると考えています。そのためにも、市民が夢を持てるような枚方市のシンボルといったものを市民の皆さんと一緒につくり出し、魅力あるまちづくりを進めていきたいと考えております。
 次に、議会、市民、職員との具体的な対話の方策についてであります。
 私の政治姿勢として、所信表明の中でも述べましたが、市政運営において対話を最も大切にしていきたいと考えています。施策決定においては、職員と十分な議論を交わし、市民ニーズ、効果、コスト、手法などの検証を行い、本当に市民のためになるのかという視点に立った判断が必要であると考えております。そうした判断に当たっては、議会の御意見を初め、地域の行事や催しなどに参加させていただき、あらゆる機会を生かしながら、できるだけ多くの市民の方々の生の声をお聞きし、施策に反映していきたいと考えております。
 次に、根元的な思考につきましては、市政運営においては、市民福祉の最大化に視点を置いた取り組みを進め、問題の先送りをせず、その問題の根底にあるものを見据えた解決策を模索していくことが重要と考えています。
 そして、施策の立案に当たっては、市民ニーズ、事業効果を考えながら、選択と集中に努め、果敢な市政運営に取り組んでいきたいと考えております。
 次に、科学性の尊重についてでありますが、私は、物事が成り立つためには、それが成り立つための客観的な諸条件があり、その客観性を押さえた上で、論理的に具体的な政策を論じることが必要であると考えています。
 こうした観点から、職員の研修内容の充実を図ることなど、科学性の原点を意識し行動できる職員の育成に取り組んでいきたいと考えております。
 次に、財源確保の考え方について、お答えいたします。
 枚方には、七夕伝説や枚方宿、菊人形など、多くの市民に親しまれ育まれてきた歴史文化があります。また、先端技術を世界に発信する企業も現れてきています。さらに、何より、あらゆるジャンルで活発に活動を行っている市民の皆さんの大きなエネルギーがあります。まずは、これらの要素の相乗効果を発揮させることで、まちの魅力を高め、住みたいまち、住み続けたいまちにしていくことが、ひいては市税などの財源の確保にもつながっていくものと考えています。
 次に、中核市への移行に係る再検証について、お答えいたします。
 中核市への移行に当たっては、必要な財源の確保、また職員体制、また保健所などがどうなるのかを見極めるとともに、市民サービスが現状に比べどの程度向上するのか、また効率的で効果的な行政運営が可能かどうかを見極めるために、改めて検証していきたいと考えております。
 長期財政の見通しでは、新病院整備事業や総合文化施設PFI事業など、今後の財政運営に大きな影響を与える事業について、議員お示しのように、イニシャルコストだけでなく、公債費、維持管理費等を推計した上で、今後10年間の収支見通しを明らかにしてまいります。
 今後、これらの事業も含め、再度、各事業の実施時期、実施規模等も見直した上で、長期財政計画として、今年度中を目途に明らかにしていきたいと考えております。
 次に、小児医療につきましては、初期救急医療機関として、本市では休日急病診療所を、また、広域的には北河内7市で北河内夜間救急センターを開設しているところであります。
 枚方市民病院は、北河内地域で唯一、24時間365日の小児救急に対応できる体制をとっております。また、産科医が不足し、集約化が進められる中で、地域で安心してお産ができるよう、地域周産期母子医療センターレベルの機能を担える医療体制を検討していきたいと考えております。
 次に、市民病院の建て替えに係る経営観について、お答えいたします。
 市民病院の建て替えにつきましては、医療ニーズ調査の結果も踏まえ新病院整備計画を策定し、健全な経営を前提に、子どもに対する医療の提供など市民のニーズに的確にこたえられる病院づくりを目指しており、建設位置につきましても、市の中心部に位置する現在地周辺で建て替えが最善であるとのニーズ調査の意見を踏まえ、検討してまいったところであります。
 また、市民病院の運営につきましては、効率的で柔軟な対応が可能となる、そのような運営形態も含め、今後、検討を深めてまいります。
 次に、地域密着型介護老人福祉施設の整備についてでありますが、平成21年度から23年度を期間とする第4期ひらかた高齢者保健福祉計画21の中に位置付け、計画的に整備を進める予定であります。また、在宅生活を送る要介護状態の高齢者への支援の充実につきましても、本計画策定の中で検討してまいります。
 次に、男女共同参画条例についてでありますが、男性と女性が互いにその立場を尊重し、その能力を十分に発揮し、喜びと責任を分かち合える社会を形成するためには、市民一人一人がそのことを意識し行動することが大切と考えます。こうしたことから、男女共同参画条例を制定していくことは、意義のあることだと考えております。
 次に、地球温暖化に係る自然保護と開発との整合性について、お答えいたします。
 枚方市には、東部地域を中心に里山などの緑が多く残されており、これらの自然は、市民にとって貴重な財産であります。現在、市域の自然現況を把握するための調査事業を実施しており、あわせて野生動植物の保護に努めているところであります。
 また、自然を守り、次代に残す施策を計画的に実施するため、次年度から貴重な動植物の保全と生物多様性を守る基本方針の策定に着手し、自然と共生できる住みよい環境づくりを進めてまいります。
 次に、都市農業の振興と生計の将来像につきましては、農地は、農産物を生産する基盤としてだけでなく、防災空間、緑地空間、水源の涵養など多面的な機能を有しており、保全すべき貴重な地域資源と考えております。
 本市といたしましては、農地を保全し、地域の農業を守り育てる農業振興策を、農家、各関係機関とともに進めております。
 また、本市のような消費地に隣接した小規模農家が営農を継続できるような都市農業の特性に見合った農業施策につきまして、あらゆる機会を通じ、国・府に要望を行ってまいります。
 次に、総合文化施設と都市型ホテルの合築について、お答えいたします。
 現在の市民会館ホールは、昭和46年に建設され、施設の老朽化が著しく、新耐震基準、バリアフリー化への対応、また市民の文化活動の高度化によるホール機能の充実など多くの問題点を有しており、これらに対し抜本的な解消を図る観点から、建て替えに向けた取り組みを進めてきたところであります。
 整備計画案の作成に当たっては、さまざまな機会を利用して市民の意見を聞くとともに、PFI事業可能性調査を行い、費用や効果を検証したものであります。今後は、民間事業者の参画意向の再確認、また財政運営による影響を再検証しながら進めてまいりたいと考えております。
 東部地域におけるスポーツ公園につきましては、氷室地域まちづくり構想に基づき、緑の復元やスポーツ活動の場として、地元の御意見なども参考にしながら、整備計画の策定を進めてまいります。
 次に、歴史遺産の有効活用について、お答えいたします。
 枚方市域には、特別史跡百済寺跡や国指定の牧野車塚古墳などを初め、地域の人々が大切に残してきた多くの歴史遺産が現存しております。これら市内にある多くの歴史遺産への理解を深め、歴史の薫り豊かなまちづくりに生かせるよう、保存と活用に向けた整備について、市民の方々などの意見をお聞きし、考え方をまとめてまいります。
 次に、仮称でありますが、淀川新大橋につきましては、高槻側のアクセス道路が新名神高速道路の供用にあわせ大阪府による整備計画が具体化されたことにより、今後とも、高槻市と連携しながら、本事業の整備促進に向け、継続して取り組んでまいります。
 枚方市駅北口再整備の新たなビジョンにつきまして、お答えいたします。
 枚方市駅周辺は、本市の中心市街地としての役割を担う地区であることから、40万都市にふさわしい魅力ある町並みの形成を目指し、市駅周辺の再整備ビジョンを確立してまいりたいと考えております。
 また、お示しの地下道用地の有効活用、大阪府住宅供給公社枚方団地への協力要請及び民間活力の導入につきましては、この再整備ビジョンの策定を進める中で、さらに検討を深めてまいります。
 以上でございます。


○高野 勝教育長 教育委員会にいただきました2点の御質問に、順次お答えをいたします。
 まず、小・中学校の教育環境整備と教育内容の充実について、お答えをいたします。
 基礎学力を確実に身に付けさせることは学校教育の責務であり、そのための環境整備は大変重要であると考えております。
 また、子どもたちを取り巻くさまざまな状況の中で、学校、家庭、地域が連携して、それぞれの役割を果たしながら取り組まなければ解決できない課題があることも十分認識をいたしております。特に、学校におきましては、学力の向上とともに規範意識を育む必要があると考えております。
 今後も、国や府とも連携をしながら、必要な対策を講じてまいります。
 次に、学校規模等適正化の取り組みについての御質問にお答えをいたします。
 現在、本市の小・中学校では、一部の学校で不均衡な状況が生じ、学習環境においてさまざまな課題が発生をいたしております。
 学校規模等適正化審議会では、さまざまな課題がある学校区については、子どもを第一義に、よりよい教育環境の整備、向上を目的に、適正化を実施すべきであるとの提言をいただいております。
 今後は、審議会の答申を踏まえ、教育委員会として計画的に学校規模等の適正化を進めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。


○千葉清司議員 ただいま、竹内市長並びに教育関係については高野教育長の方から御答弁を賜りました。その御答弁を受けて、項を追いまして、私どもの提言を添えて御要望申し上げたいと思います。
 まず、枚方市のまちづくりのへそについての基本的な考え方についてでありますけれども、御承知のように、先ほど申し上げましたけれども、市長、他市からうらやましいと言われるほど文化遺産が眠ってるんです。これを、市民病院を造る、あるいは文化会館を造ると言いますけども、長期的な展望と言いますけども、市民を担保にした、税金を基本にした計画にしかないわけであります。私は、こういう先人の残した遺産を観光資源として、財源を生むまちづくりをしてほしいというのがここでの強調であります。それがまさに市長の言うへそであります。まちづくりのへそであります。
 そういうことで、国・府・市を含めまして指定が概算で35もある。それから、法人格は、有限会社が2,000、株式会社が3,000、締めて大小法人格が5,000社もあるんです。ですから、枚方市は、この文化遺産を生かし、商工業を喚起することによって、また新しい産業を喚起することによって、枚方のへそ、文化と商工業が共存するまち、このまちを、竹内市長の言うまさにへそ、ロマン、夢を41万市民に与えてほしい。ここでこのことを切に申し上げたいと思いますし、小京都、その確立の環境は枚方にはあるということを市長に明言をしておきたいと思います。
 次に、議会、市民、職員との具体的な対話の方策についての御答弁をいただきました。
 市長は就任されて1カ月少々でありますけども、あらゆるところで市長と出くわします。そして、竹内市長の原点は市民だということを身をもって感じてます。その姿勢をこの4年間押し通してほしい。必ず市民が市長のその熱意に私はこたえると思うんです。それこそがまさに市長の提唱する対話の市政、その原点が、中司市長も苦労されましたけども、45校区に立ち上げられた校区コミュニティー、これがすべてそこに結集してます。全体の行事に網羅することは難しいでしょう。しかし、4年間かけて45校区に立ち上げられているコミュニティーの皆さん、そこには校区の幹部の皆さんが結集してるんです。そこの会議ではぜひ4年間かけて網羅してほしい。そして、そのことを市民の皆さんが、各校区のコミュニティーの皆さんが一日千秋の思いで待ってます。そのことを申し上げておきたいと思うんです。
 それから、科学的な職員の育成の在り方についてということで、市長が申されてます。
 このことについて、私は真っ向から支持します。そういうことで、この科学性でもって、倫理性のある、道徳性のある、そういう職員の育成に、そしてまさに市民のリーダーたる職員になるために、市長の科学的な育成に期待をしたいと思うんです。
 次に、地方の時代に即応した財源の確保、これは今、冒頭るる申し上げました。まだまだ、41万となったまちでありますけども、人口だけは大阪府下4番目です。大阪市、堺市、東大阪市、次は枚方市なんです。しかし、公共事業が遅れに遅れをとってるんです。後で申し上げますけども、橋が1本も架かってない。枚方大橋から八幡市の御幸橋まで10数キロありながら、1本も橋がないんです。東西線がないんです。ですから、1号線で事故がありますと全部麻痺するんです。去年の暮れもそれがありました。そういうことですから、道路、橋、地下鉄、このアクセスを整備せずして、地方の時代、財源確保には結び付いていかないと。何が何でもアクセスそのものが大優先だということを、一貫して私は、過去3期12年間、この場で訴えてきました。どこまで耳をかしていただいたか、いささか疑問でありますけれども、この声は、できるまで叫び続けていきます。
 そういうことで、改めて竹内市長にも申し上げておきたいと思います。アクセスは非常に劣っています。そして、公共事業が遅れています。このことを、もう一度職員と一緒に枚方全域を回ってください。橋も1本もございません。これはぜひ、枚方市の40万のまちづくりにはアクセス整備、公共事業の整備以外にその発展の原点がないということを、もう一度お願いしたいと思います。
 それから、中核市への移行でありますけども、当然、再検証するということは、私は理解をします。しかし、再検証だけでは、枚方の展望は、今るる申し上げました、持ち得ない。少なくとも北河内7市、枚方、寝屋川、門真、守口、交野、四條畷、大東、過去はこの7市が選挙区でありました、この北河内7市を巻き込んだ100万都市、政令都市を展望する、それぐらいのまちづくりのスタートを、中核市なんてけちなことを言わないで、そういうスタートを私は竹内市長に期待したいと思います。夢は大きいほどいいんです。夢を持って市民を引っ張っていこうじゃありませんか。このことを申し添えておきます。
 それから、都市経営に係る長期財政計画の策定についてでありますけども、病院にしろ、総合文化会館にしろ、これは我々の住宅でもそうですけども、土地を確保したら、80%持ち家が持てたと言っても過言じゃないと言われているんです。それほどまで土地の重要性があるわけであります。私は、市民病院にしろ、総合文化会館にしろ、そこに山があるから登るんだというような、それ以外の発想に立ち得ない、何か役人根性といいますか、抜け切れていない、そういう感がしてならないわけであります。借金をして造るわけですから、行政手腕でも何でもないです。私でもできます。市民を担保にして、市民にツケを回して病院を造る、文化ホールを造る、これは私でもできます。できないのは、るる申し上げてますように、財源の種をまいて、水をかけて、幹を育てて、そして実を結ぶ。その財源確保が、プロセスを含めてだれでもできない。それをできるのが、本当の行政力がある、行政手腕がある、このことを私は評価するんです。ですから、そういう行政手腕があるという、そういう私みたいな者でも評価されるような市長のこれからの御努力に期待をしていきたいと思います。そういう視点に立って、これらの問題についても検証していただきたいと、こう思ってます。
 次に、安心して子どもを産み育てる環境の充実についてでありますけれども、今、国レベルで、産婦人科の先生、そして子どもの面倒を見る小児科の先生が不足しています。これはなぜかといいますと、あんまりもうからない、もうからない割にすぐ訴訟を起こされる、やってられないということですから、これは絶対必要な分野でありますから、市はもとより、府・国を挙げてこの産婦人科の先生、それから小児科の先生になりやすいような、そして、なってこの問題の現状を打破していただくように、ひとつ市長もいろんなところでこの視点に立って御努力いただきたいと。なかなか言うは易しいですけど、道は遠いわけでありますけども、でも、声を出さなければならないんです。どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。
 それから、小・中学校の教育環境整備でありますけども、これは、教育長ね、私も申し上げておりましたけども、携帯電話とかゲーム機は、子どもの教育、要するに学問をするに当たって何も意味なさないんですよ。何か取って付けたような、父兄あるいは子ども本人も言ってますけども、やはり教育委員会としてこうあるべきだという、父兄ともつばぜり合いをして論議を深めてほしい。このままでは、携帯電話の会社あるいはゲーム機の会社、あえて私は名前を申し上げません、莫大な利益を上げてんじゃないですか、子どもをターゲットにして。これは憂慮する問題ですよ。ほうっておけないんですよ。ですから、これからでも遅くありません。大変なことだということで、声を上げてください。このことを申し上げておきたいと思うんです。
 それから、学校規模等の適正化の取り組みですけれども、これはもう、学校規模等適正化審議会云々と言ってますけども、とっくに結論出てるんです。問題は、だれが猫の首に鈴を付けるかという、鈴を付ける方がいないばっかりに延びてるんです。子どもは適正化か小規模化かによって、子どもの将来まで、大きな夢になるのか小さい夢になるのか、そこまでやっぱり影響するんですよ。ですから、ほうっておけないんです。片一方はマンモス、隣は小規模、現実のところあるんじゃないですか。教育委員会は、そのことを放置して、何が教育ですか。早急に結論は出てるわけですから、その市域に下りて説得をし、激論を交わして適正化に向けて実行してください。結論は出てるんです。諮問して答申が出てるんです。その答申の結論を実行に移すのが、高野教育長を初めとする、もちろん市長もそうです、もうその時期がとっくに来てるんです。僕はあえて初めて声を大にしました、この問題。お願いをしておきたいと思います。
 次に、市民病院の建て替えについての経営観であります。
 先ほどもるる申し上げました。市長ね、建設位置についても市の中心部云々、それから、ニーズ調査の意見を踏まえて検討してまいりましたと。これ、市長が検討したんじゃないんですよ。市長は、まだ市長になって初めてこうありたいと所信表明しているわけですから。前にやったんですよ。ですから、市長はね、やっぱり新しい市長になられたわけですから、もう1回スタートラインに立って検証し直さんとあかんですよ、すべて。そうしないと、やっぱりまた禍根を残しますよ。160億円の巨費を投入するんですよ。全部市民を担保にした税金、借金なんですよ。それだけに、位置がもう決まった、もうニーズ調査もした、もうゴーやと、市会議員どうやということですけども、新しい市長になりましたから、たまたま私になりましたから、もう一度、中島管理者がずっとやってきてますから、どういう経過を踏まえてきたのか、本当にこれでいいのかと。もちろん我々議員にも相談してください。持てる知恵は差し上げましょう。いうことで、これは竹内市長の、もう一度スタートラインから検証してほしいと思っています。
 それから、地域密着型介護でありますけども、これはもう50人や100人の収容の養護施設を造ってみても、もう焼け石に水なんです。どんどんどんどん高齢化が進んで、待機者が右肩上がりにどんどんどんどん増えていくんです。もう手に負えないんです。じゃあどうするのか。健康者が、健全な私たちが、ポイント制か何かを発案して、貯金をしていく。そして、しかるべきときはそれでもって保障していただくというような、銭のかからないような何かの方策を、市民のお互いの相互扶助を原点とした、そういう方策を講じない限り、この問題は私は解決できないと、このように思ってますので、ひとつまた検証していただきたい、また研究していただきたいと思います。
 それから、都市農業の振興と生計の将来像でありますけれども、私も冒頭質問の中で申し上げておきましたけども、衣食住、着るもの、住むところは、まあほぼ戦後60年経過した中で私は満たされてきたと思うんです。しかし、食だけは、食べ物だけは、まだ自給率が40%だと言われてます。輸入を止めたら、食の入るのを止めたら日本人は死ぬんです。そういう状況にあるんです。ですから、農業は、食の自給率を上げるためには公だと、税金を投入してでも、私はこの食の自給率を上げるべきだと、公共性だと、このように言っておきたいと思うんです。公共性だと。税金を投入しても。生命の源ですから。私は、そのためにも、これからも自給率の向上に向けて、今申し上げました食がすべてだという視点に立って御努力いただきたい、このように思いますし、次代を担う若い人たちがなぜ後継者となり得ないのか。所得が少ないからであります。これもやはり、市・府・国の意識的な施策によって後継者ができるようにせずして、この問題は解決できません。そのことも問題を提起しておきます。
 総合文化施設、都市型ホテルでありますけども、これについても、もう土地開発公社から市が買いました。ですから、もう市の市有地となってます。だからといって総合文化会館を造らんとあかんという論理は成り立たない。これもるる申し上げておきましたけども、これも竹内市長、もう一度、本当に関西医科大学枚方病院があり、福祉の施設のラポールがあり、その隣にはメセナひらかたがあり、その真ん中あたりに先人が眠っているお墓もあり、そこに本当に文化施設が協合するのかどうか。私は、現在のあの環境から見たとき、非常に疑問点を呈する一人であります。それも含めて、新しい市長になったわけでありますから、もう一度、これも巨額な100億円あるいはそれ以上もかかる、PFI方式と言ってますけども、余り頼りになりません。民間は利益が出ないと乗ってきません。そういうことですから、どうしても行政が主導権を握ってやらざるを得ないと思いますので、これも市民を担保にする事業ですから、ましてやぜいたく品です。文化ホールがないと市民が死んじゃうというような問題じゃないんです。命と財産にかかわる問題じゃないんです。教育にかかわる問題じゃないんです、直接。間接にはかかるんでしょう。そういうことですから、もう一度、竹内市長が誕生したわけですから、精査をしてほしいと思います。
 スポーツ施設については、整備するということですから、これもずっと言い続けてきました。ようやく、あそこはもう汚泥処理の場所でしたから建物は建ちません。ですから、ボーリングもできません。そういうことで、表面を使うことしかできないわけですから、まあ市立総合多目的スポーツ公園か何かにしか利用できないと思いますので、これは竹内市長がやっていくということですから、もうとにかくそういう施設が、場所が少ないわけですから、早急にしてほしいと思います。
 歴史遺産の有効活用については前段でるる申し上げました。
 とにかく枚方には先人が残した遺産があるわけでありますが、それをやはり観光資源として生かし、最終的には財源確保に結び付けてほしいと、それがまちづくりだということを再度申し上げておきます。
 それから、淀川新大橋の早期実現に向けての取り組み、これも、第二京阪が平成21年でしたか、門真までの全線供用開始が。ということで、開通しても、横の横断する道がないと、枚方市はやっぱり最終的には渋滞の解消はできないんですね。ですから、それは橋も含めたことを施策として実現していかないといけないと思いますし、橋によって経済交流、人事交流、とにかく限りない枚方の発展に寄与するわけですから。また、若いお姉さん、お兄さんの恋も高槻側と芽生えるでしょう。それがまた少子化にも非常に貢献する結果にも、私は、将来に間接的に結び付く、絶対に結び付くと願っています。そういうことも含めまして、この新大橋の早期実現に向けて、大阪府・国、そしてもちろん私どもも、いろんな政治力を使って市長の援護射撃をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それから、最後になりますけども、北口の再整備であります。
 これは、冒頭申し上げておきましたけども、ラポールを造るときに、地下道で行き来しようということで買いました。9億円で買いました、約ですね。今は、金利負担がかかって11億円になっています。年間2,500万円も金利負担がかかっている、年間当たり。ということですが、しかし、あれをどうするんだと逐次聞いてきましたけども、あれは歴史街道として使うんだ、もう全然見当外れなことを言ってきたわけでありますけど、私は、ここまで来たら、北口の再開発、この中であそこを生かしていけということを申し上げておきたいんです。そのためには、新しいビジョンを竹内市長が打ち出してほしい。必ず賛同を得られると思いますし、そのことなくして枚方市駅前の発展はおぼつかないと思います。
 るる申し上げてまいりました。時間も大分たちましたけども、なかなかこういう機会がありません。初めての竹内市長の所信表明に対してのですから、できるだけ忘れ物がないように言っておきたいと思うんです。
 何といっても市長、いろいろと所信表明で述べられてますけども、私どもがお願いしたいのは、前市長の仕事の積み残し、これを精査して早くやってほしい。その中には、日々の生活に密着した積み残しがいっぱいあるんです。あるんです。文化施設も、病院を造ることも結構です。しかし、足元の、例えば私が住んでいる並木2丁目の一方通行の問題、8メートルの道で、府道で12メートルの立派な道なんですよ。それを一方通行しかできない。それから、市長の近くの美咲2丁目・3丁目にかかる公道のストップ、フラワーポットで遮られている。これはもう御承知のとおりであります。これは、ごく一部の市民のエゴイズムなんです。道路は公共物なんです。例えば私道であろうと、みんなのものなんです。ましてや公道がそういう形で、まだ放置されているということは、とんでもない話だと。これは、市長以外にこれを打開する道はないと思います。私も前市長にも随分言ってきました。これも大きな積み残しです。
 それから、先ほど言いました教育問題ですけども、学校規模の適正化、これは地域の問題、大人の問題なんです。これもやはり積み残しなんです。そして、これからお願いするのは、やっぱり新しい市長に代わったわけですから、人心一新を図ってほしい。能力のある、やる気のある、そういう人たちを中正な立場で登用し、このまちの発展に寄与していってほしい、このように思います。
 そしてまた、古いものを粗末にして新しいものは生まれてきません。枚方には、酒もそうめんも菊人形も、先人が残したブランドがいっぱいあったんです。それをやはり大切にする気持ちがないばっかしに、さびていく、また消えていってんです。これを大切にせずして新しいブランドを求めても、私は絵にかいたもちと言っても過言ではないと思うんです。もう一度、古いものを大切にする、その姿勢を竹内市長に望みたいと思います。
 最後になりますけども、これは結びです。この辺が大事なんです。二度とないんですから、この場所、この機会はね。
 結びといたしまして、都市経営観に立脚いたしました根元的な思考のもと、科学性の尊重を基本に据えたまちづくりを実現するとの竹内市長の根本理念を私どもは支持し、多岐にわたってお伺いをし、提言をし、御答弁もいただいてまいりました。
 戦後とともに歩んできたこの枚方市、市制60周年の歳月が刻まれています。大阪と京都のほぼ中間点に位置し、通勤、通学の利便性が大きく買われまして、ベッドタウンとして急激に発展したのが我がふるさと枚方であります。しかし、急激に発展しましたけれども、それに比例するごとく、乱開発によって自然がことごとく消滅し、私ども、極めてその責任の一念に駆られます。市制施行60周年の節目に当たりまして、改めて自然保護の重要性を市長とともに再認識するとき、法律の不備だと、愚知に埋没することなく、今こそ府と国に向かって物を言う、物を言わないじゃなくして、上に対して物を言う習慣に心がけて、自らの力で規則や条例の整備を進めることが、その主体性が市長と我々に今求められると思うんです。
 そこで、新市長になられた竹内市長は、枚方市の60年を振り返りまして、特に自然保護環境と教育環境整備を2本柱といたしまして、41万市民の命と暮らしを守るために、将来的な展望に立ち、総合精査の上、夢とロマン(文化と商工業が共存するまち)を共有するまちづくりに向けて強力なリーダーシップを発揮されることを願うものであります。もちろん私どもは、竹内市長は枚方株式会社の社長の視点に立ち、市長の政策を支持し、41万市民の信託にこたえるため全身全霊を傾けることをお誓い申し上げまして、会派を代表しての質問を終わります。御清聴ありがとうございました。


○大隈恭隆議長 千葉議員に申し上げますけども、今後、時間をきちっと守っていただきますように、よろしくお願いしたいと思います。


○大隈恭隆議長 これにて、千葉清司議員の質問を終結します。


○大隈恭隆議長 次に、民主市民議員団を代表して、河西正義議員の質問を許可します。河西議員。(拍手)


○河西正義議員 代表質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。
 民主市民議員団を代表して、通告に従いまして質問をさせていただきます。
 まず、竹内市長には、出直し選挙で当選をされ、本当におめでとうございます。
 代表質問も私で5人目でございますので、重複する部分もたくさんあると思いますが、よろしくお願いをいたします。
 まず、市政の継承について、お伺いいたします。
 竹内市長は、『広報ひらかた』11月号で、市長に就任してから1カ月余りですが、土曜日、日曜日を中心に市内各地を視察しています。これまでの改革によって、税収が落ち込む中でも多くの事業が進んでいることを実感しています。前市長のマニフェストが10万人の市民に支持されたことを重く受け止めていると記されています。
 また、先日の所信表明の中でも、「これまでの様々な市政改革の結果、財政再建が図られ、数々の事業が積極的に進められています」と述べられております。
 また、昨年枚方市が行った市民意識調査でも、約7割の市民が住みよいと感じ、8割の市民が住み続けたいと回答されています。
 私が知る限りでは、これまで30数年間にわたって歴代の市長や職員の皆さんが必死でまちづくりに努力をされてきた成果であると思っています。
 竹内市長は、この事実をどのように評価をされているのか、まず最初にお尋ねをいたします。
 次に、安心、安全のまちづくりについて、お伺いをいたします。
 ことしの10月16日、兵庫県加古川市で、小学校2年生の児童が自宅前で何者かに殺害をされるという痛ましい事件がございました。加古川市では、通園・通学路のパトロールの強化と地域ぐるみの防犯活動協力への緊急呼びかけを行っています。
 枚方市においても、今年9月に船橋小学校区の公園で小学校低学年の児童が連れ去られそうになった事件や、7月には東香里で女子中学生が車に乗った男から腕をつかまれるといった、一歩間違えば大変な事件につながりかねないような事件が起こっています。
 このような状況の中、市内各地では、子どもたちの安全を守ろうと、地域ボランティアの皆さんを中心に子どもの安全見守り活動を行っていただいておりますが、根本的な解決方法を見出していないのが現状であります。
 2003年5月に女の子の連れ去り事件が発生した熊取町では、大阪府警察OB4人とボランティアから編成する熊取町安全パトロール隊を組織し、青色防犯パトロールを行っているとのことです。
 枚方市でも、青色防犯パトロールは行政と地域で始まっていますが、ほかに新しい安全対策や安全確保の方策はないのか、お考えをお尋ねいたします。
 次に、中核市への移行について、市長の考えをお伺いいたします。
 昨年、中核市指定のための面積要件が廃止をされましたので、今は人口30万人以上であれば指定を受けられるようになっています。中核市になると、都道府県から保健所業務など多くの住民の生活に密着した業務が移管され、保健衛生に関する仕事など一切市でできるようになり、現在よりもより一貫性のある仕事が可能になります。市では、市役所内に中核市準備室を設置し、特例市から中核市に昇格する準備を進められてこられました。
 地方分権の流れの中で、住民のすぐ近くに位置付けられる基礎自治体として、本市がより多く市民の皆さんのための業務を行うようになることは、市民の皆さんに望まれるところではあると考えています。ただ、所信表明で触れられたように、効率的な行政運営の観点から課題がないわけではありません。そこで、改めて中核市への移行について、現時点での市長の考え方をお示しいただきたいと思います。
 次に、職員の人材育成について、お尋ねをいたします。
 私は、これまでも機会があるごとに、職員、特に若い職員の育成に関して、仕事にやりがいを見出し、その努力と成果が報われる仕組みが必要であると申し上げてまいりました。
 民間企業では、若い層を対象にした昇任試験も一般的になっており、また、昇任されてからも、その職での職責を十分に果たしているかどうかについて評価をし、手当に反映させるなどの取り組みが行われており、そのような仕組みが組織の活性化にもつながっています。
 枚方市でも、チーフから課長職まで昇任選考試験が実施をされており、自己のやる気に基づく人材登用が図られていると思いますが、今後、さらに職員の意識や意欲を向上させていくために、人材育成をどのように進めていこうとお考えをされておるのか、お聞かせを願いたいと思います。
 次に、総合文化会館の建設について、お伺いいたします。
 総合文化施設については、都市型ホテル合築とあわせて整備を進めていくようですが、社会の状況変化が早い中で、この事業内容で民間事業者が変わらずに参画するかどうかについて、しっかりと検証がなされておるのかどうか、お尋ねをいたします。
 また、総合文化施設計画を進める一方で、新庁舎の建設地となる市民会館大ホール周辺を含む市駅周辺地区の整備課題が依然として残っています。現時点でどのようにお考えになっておるのか、お尋ねをいたします。
 次に、公立保育所の建て替え、民営化について、お尋ねをいたします。
 市長は、「さだ保育所の移転、民営化に向けた取り組みを引き続き進める」と述べられております。本年2月には、さだ保育所民営化にかかる懇談会が開催をされました。また、ことしの3月議会では、大阪府から無償貸与を受けている老人福祉センター楽寿荘跡地へ平成21年4月に移転、建て替え、民営化する。そのために平成19年度に府と用地確保の協議を進めるということで、既に境界の確定も終えられたように聞いています。さらに、これと並行して、さだ保育所を運営する社会福祉法人を公募され、選定をされていくことになっており、平成21年4月には開設する予定と答弁をされています。しかし、それ以降、議会には何の報告もされておりませんが、楽寿荘の用地取得はどのように進んでおるのか、また、それぞれの事務の進捗状況はどうなっておるのか、お伺いをいたします。
 次に、市民病院の建て替えについて、お伺いいたします。
 関西医科大学附属枚方病院が開院して、1年半が経過をしました。開院当時、病床数700床の大病院であり、最新の機器や設備を備えて、先進医療や救命救急医療に対応されています。
 市内には、星ヶ丘厚生年金病院や京阪奈病院など既存の基幹病院がある中で、新しい大学病院の開院が市民病院に与える影響が懸念をされておりましたが、当初の心配をよそに、利用者の大きな落ち込みもなく、特に小児科については、他の公立病院では縮小や廃止が取り沙汰されている中で、医師会の協力も得て、24時間365日の救急体制を継続されていることは、市民にとって大変力強いものであると思っています。
 夜間や休日に、小さいお子さんの突発的な病気で、どこで診てもらったらよいか途方に暮れているときに市民病院で診てもらえたと、市民病院をなくさないでほしいという声が寄せられています。しかしながら、医師や看護師が全国的に不足しており、特に産科や小児科など特定の診療科の医師不足が社会的な問題となっている中で、市民病院の医師確保は大丈夫なのかどうか。また、大阪医科大学とは市民病院開設以来の付き合いがある中で、この時期に大阪医科大学と協定を締結する目的は何なのか、あわせてお伺いをいたします。
 これまでも、私は、市民病院の建て替えにつきましては、前向きな形で質問をし、ヒアリングもさせていただきました。市民病院の建物は、古く、狭く、わかりにくく、また耐震性にも問題があります。しっかりした経営基盤を固めることが前提ですが、市民病院の施設、設備を一新すべき時期に来ておるというように考えています。いつ、どこで建て替えられるのか、現時点での市長のお考えをお願いいたします。
 次に、小・中学校の教育環境整備と学校教育の充実について、質問させていただきます。
 市長は、所信表明で、小・中学校の教育環境の整備、向上を図るための取り組みを進めるため、すべての小・中学校の教室と幼稚園の遊戯室にエアコンを設置し、また、小・中学校の大規模改修を引き続き進めるとともに、第二小学校の教室棟1棟と第三中学校の建て替えを行いますと述べておられます。
 しかし、本市の学校園施設には、建て替えを表明された2校以外にも、老朽化が進んでいるなどさまざまな課題があると聞いています。そこで、小・中学校の教育環境の整備について、市長の基本的な考え方をお尋ねをいたします。これは教育長に答弁をお願いします。
 次に、学校教育の充実について、お尋ねをいたします。
 学校教育の充実については、さまざまな観点から取り組まれるということが所信表明から伝わってまいります。それらに関連して、現在の進捗状況など2点について、お尋ねをいたします。
 まず、1点目は、市内にある大学との連携についてでございます。
 この点について、市長は、所信表明で次のように表現をされました。「枚方市には、特色のある大学が6つあり、約2万人の学生が学んでいます。こうした大学の知的財産を生かしたまちづくりを進めるため、大学と行政・地域との交流を促進します。」。このことは、大変重要であり、私も同感であります。さらに、学校教育の分野にこの財産を生かしていかなければならないと考えております。
 私は、平成19年の第1回定例会で、小・中一貫英語教育特区にかかわって、関西外国語大学との連携について、お尋ねをいたしました。そのときには、次年度も、教員の英語研修や学びングキャンパスを実施するとともに、関西外国語大学の学生を授業のアシスタントとして継続的に小・中学校に配置をし、英語教育等の活性化を図っていく予定であると答弁をされております。
 そこで、その後の進捗状況や連携の状況など、どのようになっているのか、把握されている範囲内でお聞かせを願いたいと思います。
 また、あわせて、枚方市にある関西外国語大学以外の大学と教育委員会や小・中学校とはどのような連携を図っておられるのか、お尋ねをいたします。
 2点目は、退職された先生方の豊かな経験を教職員の育成や教育の場に生かしていく取り組みについてです。
 所信表明では、「教師の指導力向上に向けて、経験豊かな退職教職員を活用する」ということを述べられました。聞くところによりますと、枚方市には、ここ数年、毎年100人以上の新規採用の先生方を配属されているということです。他方で、長年経験を積まれた豊富な体験と力量をお持ちの先生が退職をされていると聞いています。長年積み重ねられた経験と力量は、枚方市の財産であると考えています。また、新しく教員になられた新人の先生方を立派に育てることは、これからの枚方市の教育を充実させるために必要不可欠なことです。退職した経験豊富な先生方に協力をいただいて、新人の先生方の育成など、学校を支援していただくことについて、どのようなお考えなのか、お尋ねをいたします。
 次に、都市農業の振興について、質問いたします。
 農地は、空間として、生活環境面でも防災面でも大きな役割を果たしています。この農地を維持するためには、農家の後継者を育てなければなりませんが、全国的に核家族化が進行し、後継者が皆無と言っていいほど大変な状況になっています。農業を継続できない農家は農地銀行に託されていますが、これも高齢化に見舞われ、従来のようにはいかないのが現状であります。
 その一方で、市民の中には、農業を趣味にされて、新鮮な野菜作りをするための農地を探しておられる方もたくさんおられます。今、この両者の接点をどのように見出し、結び付けるかが大きな課題となっています。
 また、私の地元の南中振地区では、朝市が毎日3カ所開かれております。ミカン狩りなどの農業ふれあいツアーが行われ、大変好評と聞いています。地域にお住まいの市民の方々は、これらに大きな期待を寄せられ、新鮮な野菜や果物を買い求められています。しかし、こういった風景も、高齢化の波に見舞われ、いつまで続けられるか、大変心配をされております。今の時期ほど対策が必要とされる時期はないと思います。
 市長は、都市農業を振興し、エコ農産物の普及やふれあい朝市を開催すると言われていますが、どのように進めようとされているのか、お尋ねをいたします。
 次に、第2清掃工場と火葬場の開設準備について、お伺いをいたします。
 第2清掃工場の建設につきましては、このような事件が発生したことは極めて残念な結果となりましたが、この施設は、市民生活にとって必要不可欠な施設であり、早急に完成をさせなければなりません。また、建設に当たっては、地元の方々の深い信頼関係のもとに建設が進められており、市政の信頼回復のためにも、当初の予定どおり竣工させていかなければならないと思っています。
 そこで、今後、開設に向けて、どのように準備を進められるのか。機器の試運転の期間や収集体制についても、どう考えておられるのか、お尋ねをいたします。
 また、火葬場については、昨年の代表質問で、反対されていた片鉾地区に対し、市の考え方を伝える糸口はないのか、反対だからといって遠ざかっていては、その目的は果たすことができない、現在まで何を考え、どのようにしようとされているのかをただしました。これに対し理事者は、火葬場は建設工事の着工を間近に控える中で、地元の意見を真摯に受け止めながら、最大限の努力をしてまいりますと答弁をされています。
 そこで、その後、どのような最大限の努力をされてきたのか、お尋ねをいたします。
 次に、市民の菊作りと桜を活用したイベントについて、お尋ねいたします。
 今、市役所前では、ひらかた菊フェスティバルとして、菊愛好家の市民の皆さんや小・中学校で育てられた色とりどりの菊の花、そして一場面の市民菊人形が展示をされています。この菊人形の前には、「ようこそ市民菊人形へ」と題した立て札が上げられています。その内容は、「枚方市民菊人形は、「ひらかた大菊人形」の伝統文化の火を消したくないという市民の熱い願いの中、公募されたボランティアにより発足しました。平成十八年四月より、人形師の指導の下、やること全てが初めての経験で、不安と失敗の繰り返しの中、やっとここまでたどり着きました。まだまだ長い道のりですが、全員一丸となって、更に研鑚していきますので、末永くご支援をお願いします。ひらかた市民菊人形の会一同」と書かれています。
 まさに、伝統のある枚方の菊と菊人形を守るには、ここに書かれている内容を枚方市がしっかりと受け止めていくことに尽きるのではないかと考えています。
 枚方から菊人形の伝統文化の灯を消したくないという市民ボランティアの熱い願い、末長く御支援をお願いしますという、この内容は、まさに枚方市へのメッセージであると思っています。
 市長は立て札を見られたと思いますが、川井ゆう氏の著書で『菊人形ガイドブック』という本がありますが、これを読みますと、菊人形開催地は、北海道北見市から沖縄県名護市までの20数市が掲載をされております。これは平成11年当時ですので、現在ではかなり少なくなっていると思いますが、それぞれの特色を生かした菊人形作りがされています。中でも、北海道の北見市では、菊人形展を維持するために、菊人形着付け会が結成をされています。この会は、仕事を持つ30歳代から40歳代の女性が中心で、菊付けは夕方から行われるそうです。したがって、後継者問題に苦慮することはないというように言われております。
 枚方もボランティア活動が活発なところであり、運営次第では、ひらかた市民菊人形の会も北見市の菊人形に負けない菊人形展ができるのではないかと考えています。
 先日、市長は、市民菊人形など市民の菊作りを奨励、支援し、菊に関連する事業を展開すると表明をされています。どのような奨励、支援をされるのか、市長のお考えをお尋ねいたします。
 また、ことし、菊に加えて市の花に制定した桜は、どのようにして新たな郷土のシンボルとして発信をされていくのか、お尋ねをいたします。
 次に、連続立体交差事業について、お伺いいたします。
 この連続立体交差事業については、ことしの3月議会において、事業の早期実現に向けた市の考え方を2度にわたって質問をいたしました。
 京阪電車の枚方市駅から寝屋川市駅までの間の高架化されていない5.5キロメートルの区間は、線路によってまちが分断をされているため、地域の住民は何かと不自由な思いをしています。この間、踏切が21カ所もあり、特に朝のラッシュ時には1時間に40分以上も閉まっておるという開かずの踏切の状況であり、周辺の交通渋滞と交通事故の原因にもなっています。
 また、鉄道と並行して府道八尾枚方線が走っており、バス路線にもなっておりますが、歩道が整備されておらず、通学途上の児童、生徒や高齢者などの道を歩く歩行者や自転車にとっては非常に危険な道路となっております。
 この問題の解決には、鉄道の高架化以外に方法はありません。これは南部地域住民の悲願でもあります。なお、この高架化については、長年の陳情がようやく実って、国土交通省の方で平成17年度から3カ年の調査費が計上され、今年度まで事業化に向けた調査が行われており、あわせて、まちづくりについて地域住民の意見を聞くための京阪沿線まちづくり懇談会を設置したと聞いております。この懇談会の場では、子どもたちの安全や通学路の確保、駅前広場の整備、また駅周辺の商店街の活性化など、市民生活の面から一日も早く連続立体交差事業を実現してほしいとの意見が数多くあったと聞いており、高架化の必要性について、地域住民の思いを再確認できたものと思われます。
 また、市では、大阪府とともに、平成20年度の着工準備採択を国に対し要望していくとも聞いております。
 市長の所信表明の中では、踏切付近における渋滞や事故の解消のため、連続立体交差事業の着工準備採択に向けた取り組みを進めるとされております。地域住民は、いずれ早い時期に基本設計、着工へと進んでいくものと大きな期待をしております。
 私は、高架化を機会に3駅の駅前整備が進むことによって、バス路線やタクシーの利便性が一気に高まり、また、駅周辺の商業施設の集積が進んで、まちがにぎわいを取り戻すものと大きな期待を寄せています。
 そこで、京阪電車の高架化と枚方南部地区の発展について、事業化に向けた今後の見通し、そして市長の思いをお聞かせ願います。
 最後に、第2清掃工場の談合問題について、お尋ねをいたします。
 この問題に関して、市長は所信表明で、「裁判での事実認定を注視しながら、有識者による調査委員会からの意見などを踏まえ、より一層の公平性・競争性・透明性の向上に向けた対応策を講じていきます。」と言われています。
 また、市民の皆さんからは、今回の談合問題は、マスコミが先行して、正確な事実が不鮮明であるという声も寄せられています。
 昨日、小堀副市長から辞職願が出されたと報告をいただきました。詳しくは申し上げませんが、市政に無用な遅れや混乱を避けるための決断だと受け止めています。小堀副市長は、裁判でも、私は談合には関与していないと証言をされ、小堀副市長を知る多くの職員の皆さんからも、副市長はそんな人ではないという声が聞かれています。市長は、断腸の思いで辞職された小堀副市長に対し、どう思われるのか、率直な気持ちをお尋ねいたします。
 これで1回目の質問を終わります。


○大隈恭隆議長 午後1時まで本会議を休憩します。
     (午前11時51分 休憩)
     (午後1時2分 再開)


○大隈恭隆議長 本会議を再開します。竹内市長。


○竹内 脩市長 民主市民議員団を代表されましての河西議員の御質問に対し、お答えさせていただきます。
 まず初めに、市政の継承についてでありますが、枚方市は、下水道などの都市基盤整備が進み、類似都市との行政水準比較においても高い水準に位置しております。また、財政状況についても、一時の危機的な状況を脱し、一定の健全化が図られてまいりました。
 こうしたことにつきましては、議員の皆様初め、これまでの市政担当者の不断の努力並びに納税者である市民の理解と協力のたまものであると認識いたしております。
 このたび、市政運営のバトンを受け取ることになりました私としては、市民とともに築いてこられたこの枚方をさらに発展させ、より魅力あるまちにしていくことがその責務であり、全身全霊で市政運営に当たる決意でございますので、御指導、御協力、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 次に、中核市移行について、お答えいたします。
 中核市への移行に伴い必要となる財源などについて、どのように措置されていくのかを見極めますとともに、市民サービスや行政の効率性が現状よりどのように向上するのかを、本市のみならず、大阪府という広域的な視点に立っても検証していきたいと考えております。
 次に、職員の人材育成についてでありますが、能力や業績が適切に評価され、処遇等に反映する仕組みを確立するとともに、より早い段階で、それぞれの職制において必要な知識、能力の開発を目指す研修を進めるなど、人事制度、給与制度、研修制度の連携を図ることにより、職員の意欲を高め、自信と誇りを持った人材の育成に努めたいと考えております。
 総合文化会館の建設について、お答えいたします。
 総合文化施設の建設につきましては、本年2月に基本計画(案)を策定しておりますが、今後、民間事業者の参画意向を再度確認した上で、事業を進めていきたいと考えております。
 次に、市駅周辺地区の整備課題につきましては、本市の中心市街地としてふさわしいにぎわいの創出と商業の活性化に向けたまちづくりを進める観点から、新たなビジョンを作成してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 さだ保育所の移転、民営化につきましては、大阪府から楽寿荘用地を取得し、楽寿荘敷地内にさだ保育所の運営を引き継ぐ社会福祉法人が保育所整備を行い、平成21年4月1日から当該法人による保育所運営を行うことにより民営化を行う旨のさだ保育所の移転及び民営化方針を平成19年3月に策定いたしました。この方針に基づき、現在、楽寿荘用地の取得に向けた大阪府との交渉を鋭意進めているところであります。方針でお示ししたスケジュールより若干遅れておりますが、今後も、この方針に基づき、さだ保育所の移転、民営化に向け、保護者や地域の皆様の御意見を伺いながら、積極的に取り組んでまいります。
 次に、市民病院に関する御質問にお答えいたします。
 まず、医師の確保につきましては、市民病院におきましても困難な状況にあります。これまで大阪医科大学の各教室と個別に派遣を要請しておりましたが、今後は、大学と本市の包括的な協定を締結し、大学に対し安定的、継続的に医師の派遣を求めようとするものであります。
 また、専門性の高い医科大学と本市が相互に連携及び協力することにより、地域社会の発展及び充実を目指すものであります。
 次に、老朽化した市民病院の建て替えの問題は、私が取り組まなければならない大きな課題であると認識しております。
 市民病院の建て替え計画は、外部の有識者で構成する市民病院基本構想検討会議の報告をもとに、基本計画、新病院整備計画を策定してまいりました。本年8月にパブリックコメントを行った上で委員会の検討結果の報告を受けたところでありまして、今年度から進めております市民病院の経営計画を着実に具体化することで、安定した経営基盤を確立しながら、新病院整備計画に基づき市民病院の建て替えに取り組んでまいります。
 新病院の建設位置や時期についてでありますが、現市民病院の東側に隣接する国有地をおおむね平成21年度を目途に取得し、その整備を進めていきたいと考えています。
 学校教育の充実に関する2点の御質問にお答えいたします。
 まず、関西外国語大学との連携につきましては、教職員の英語研修講座について引き続き大きな支援をいただいており、学びングキャンパスは11月3日に実施され、学生をアシスタントとして継続的に配置する事業も今年度から正式にスタートしていると教育委員会から報告を受けております。
 他の大学との連携につきましても、審議会の委員や審査委員としての協力、また、学びングサポートの大学生に小・中学校の授業の補助をしてもらっております。
 今後も、教育におけるさまざまな場面で、本市に存在します大学との交流や連携を図れるよう、教育委員会と連携を進めてまいります。
 2点目の、退職された先生方の豊かな経験を教職員の育成、また教育の場に生かしていく取り組みを進めよということにつきましては、将来の枚方の教育を担う人材を育てるために必要な施策として、教育委員会が現在その取り組みを進めておるところであります。
 豊かな経験が若手教員に引き継がれることにより、授業にも熱心に取り組み、子どもたちに好かれ、地域の行事にも積極的に参加する若手教員も多く育ってきていると、このようなうれしい報告もございます。教育は人なりという言葉もあるとおり、人材の育成は、教育にとりまして大変重要な課題であると、私も常々考えております。
 今後とも、教育委員会とともに、その施策の充実を図ってまいりたいと考えております。
 次に、都市農業の振興について、お答えいたします。
 農業後継者問題は、早急に対応しなければならない重要な課題であります。農業をしてみたい市民と手助けを必要としている農家が交流できるような制度を検討し、担い手の育成に努めていきたいと考えます。
 また、自分で生産した農産物を販売することが、さらに生産意欲を高めることになるよう、ふれあい朝市の充実を図ります。
 そして、生産者、消費者双方が魅力を感じられるエコ農産物の普及やレンゲ栽培米のブランド化などにより地産地消を推進し、今月11月12日には市民会館前で枚方産エコ農産物の販売会を開催するなど、今後も、本市におきます都市農業の振興を図ってまいります。
 次に、第2清掃工場と火葬場の開設準備について、お答えいたします。
 第2清掃工場の開設準備につきましては、約5カ月間の試運転を予定しております。試運転は、性能確認のため、実際にごみを燃やして運転し、データ等を確認した後に引き渡しを受けるため実施するものであります。
 また、各家庭から収集したごみを燃やすことにより行われますので、この時点から、搬入先を第2清掃工場と穂谷川清掃工場の2カ所としまして、搬入計画の検討などもあわせて行うこととしております。
 火葬場につきましては、構想段階から周辺整備とともに地元の皆様に理解を求め、御意見を伺いながら事業を進めてまいったところであります。
 片鉾自治会は、昨年8月に、前市長との話し合いで条件付き容認と方向転換されたものでありまして、現在、火葬場の開設に向け、地域内の道路、公園の改良や補修、また自治会館の建設など具体的な提案を検討しておりまして、ぜひとも実現に結び付けていきたいと考えております。
 また、管理運営につきましては、地元に対して責任の所在を明確化するため、当面は市直営で管理することを検討いたしております。
 次に、市民の菊作りと桜を活用したイベントについて、お答えいたします。
 全国から訪れた人々を魅了し続けてまいりましたひらかた大菊人形は、一昨年、多くの人々に惜しまれながら閉幕をしたところであります。
 本市としても何とか菊人形を残したいという思いから、市民ボランティアを公募し、決定したメンバーを初め多くの皆様方の協力で、ひらかた市民菊人形の会を発足することができました。本市の伝統的文化でもあります菊人形を絶やさぬよう、同会への財政的支援を継続させるとともに、市民菊人形の展示や同会の組織形態の充実、さらには作業場所の確保、人形菊の栽培確保、市民菊人形展の発展性などの課題を整理し、菊文化推進に向けてのプラン作りを進めてまいります。
 また、桜についても、桜推進プランを策定し、より市民の皆さんが桜に親しんでいただけるように、桜の名所の紹介や歴史イベント等の文化的な取り組みの実施、植樹の推進などによる新たな名所づくりを、市民や事業者、各種団体等と協力して、効果的に進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 本市南部地域では、鉄道が市街地を平面的に縦断しておりますため、交通渋滞が慢性化しているだけではなく、地域の活性化にも支障を来していると認識いたしております。
 連続立体交差事業は、これらの課題を解決するためには欠かせない事業であり、南部地域における将来のまちづくりを展望する上で、早期に取り組まなければならない事業と考えております。
 今後も、事業主体である大阪府を初め寝屋川市や鉄道事業者とより一層連携を強め、早期に事業が本格化できますよう努めてまいります。
 最後に、第2清掃工場の談合問題について、お答えいたします。
 昨日、前副市長の小堀氏から、代理人を通じまして辞職願を受け取ったところであります。その中では、辞職の理由を、決して罪を認めたものではなく、枚方市政に無用な遅れや混乱を避けるためである旨のことが記されておりました。
 小堀前副市長は、初公判の中でも談合への関与を全面的に否定されましたが、今後も公判が続いていくということもありまして、この点に関しましては、その推移を注視していかなければならないと考えております。
 現在のこれを受けましての私の率直な気持ちをというお尋ねでございますが、いろいろな思いをお持ちの中、苦渋の決断をされたものと、このように受け止めているところであります。
 以上でございます。


○高野 勝教育長 教育委員会にいただきました御質問に、順次お答えをいたします。
 まず、安心、安全のまちづくりについて、お答えします。
 各地で子どもが犠牲となる痛ましい事件が発生している中、枚方市では、学校や通学路における子どもの安全見守り活動において、地域の方々を中心とするボランティア活動が大きな力となって、幸いにもこれまで大きな事件は発生しておりません。
 今後も子どもたちの安心、安全を高めていくためには、地域全体で子どもたちを見守る意識づくりを進めることが最も重要であると考えております。引き続き学校、保護者、地域との連携をより一層図りながら、見守り活動の支援に取り組んでまいります。
 次に、小・中学校の教育環境整備と学校教育の充実についての御質問のうち、教育環境整備につきまして、お答えをいたします。
 本市の学校園施設は、昭和60年代の初めまでに大部分の建設を終え、その後は、老朽化対策を中心に施設の整備を進めてきたところでございます。
 その中にあって最優先で取り組むべき課題として、平成22年度までに学校園施設の耐震化を完了することとしております。
 この耐震化事業を進める上で、枚方第二小学校のように構造面から過大な耐震補強工事が必要とされる場合、あるいは、中学校で最も古い校舎であり、施設全体の老朽化が著しく、特に管理棟において機能面で劣っている第三中学校において、管理棟及び教室棟の建て替えを予定しているところでございます。
 今後の学校園整備につきましては、維持補修、改修を基本に、新たな課題への対応など、事業の緊急性、重要性を精査し、学校園施設整備全般の計画の検討を行ってまいります。


○河西正義議員 ただいま答弁をいただきまして、一定の理解はさせていただいております。
 市長も、就任をされまして1カ月余りということでもございますし、私たち民主市民議員団といたしましては、所信表明の最後の方に、勇気を持って市政運営に当たるという決意を述べられておりますので、それを信じまして、今後見守っていきたいというように思います。したがって、再質問は遠慮させていただきます。
 これで代表質問を終わります。


○大隈恭隆議長 これにて、河西正義議員の質問を終結します。


○大隈恭隆議長 お諮りします。
 本日の代表質問は、この程度にとどめたいと思います。これに御異議ありませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○大隈恭隆議長 御異議なしと認めます。
 よって、本日の代表質問はこの程度にとどめることに決しました。
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○大隈恭隆議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれにて散会します。
     (午後1時19分 散会)