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大阪府 枚方市

平成23年第3回定例会(第1日) 本文




2011.09.29 : 平成23年第3回定例会(第1日) 本文


○松浦幸夫議長 開会に先立ち、事務局長から議員の出席状況を報告します。山下事務局長。


○山下寿士市議会事務局長 本日の会議のただいまの出席議員は、34名です。
 以上で報告を終わります。
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    (午前10時 開会・開議)


○松浦幸夫議長 ただいま報告しましたとおり、出席議員は定足数に達していますので、これから平成23年第3回枚方市議会定例会を開会します。


○松浦幸夫議長 ただいまから本日の会議を開きます。
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○松浦幸夫議長 開会に際し、市長からあいさつしたい旨の申し出がありますので、これをお受けします。竹内市長。


○竹内 脩市長 おはようございます。
 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本日、平成23年第3回枚方市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には早朝より御出席をいただき、誠にありがとうございます。
 さて、9月21日、近鉄百貨店枚方店が平成24年2月末をもって閉店するという発表がありました。当店は、昭和50年4月、枚方市駅前市街地再開発事業によって誕生したひらかたサンプラザの2号館に丸物百貨店としてオープンし、以来、枚方市駅前の中核的な商業施設として市民生活を支えてまいりました。
 閉店という今回の決定は、本市にとっても大変残念なことであり、閉鎖による影響は地域商業、またまちづくりの面で非常に大きなものとなりますことから、昨日28日、株式会社近鉄百貨店に閉鎖後の対応について要望を行ったところであります。
 同時に、本市といたしましても、この事態を乗り越え、枚方市駅周辺エリアを京阪沿線の中核都市の玄関口にふさわしい、にぎわいと魅力、そして風格に満ちたエリアに高めていくため、将来を見据えたグランドデザインをしっかりと打ち出していきたい、打ち出していかなければならないと考えています。
 ところで、今月3日から4日にかけて各地で大きな被害をもたらした台風12号は、紀伊半島を中心に記録的な降水量となり、本市の市民交流都市である天川村でも犠牲となられた方が1名、そして多数の浸水被害や、道路、ライフラインの断絶などが続いております。
 また、20日から21日には台風15号による雨の影響で全国各地において水害が発生し、多くの方が避難を余儀なくされたところであります。
 本市では、今回の一連の台風による大きな被害はございませんでしたが、学校園の休校、また公共施設等の休館などを行うことになりました。
 平成20年夏の記録的な豪雨の記憶もまだ新しいところであり、今後、より一層、台風などの風水害を抑える減災対策を強化し、危機管理体制を充実していく考えであります。
 さて、今議会につきましては、市長選挙後初めての定例会でありますので、今後の市政運営に対する所信を表明させていただくとともに、提出議案といたしましては、平成22年度一般・特別・企業会計の決算認定、外郭団体の経営状況などの報告、条例制定、各施設の指定管理者の指定、市道の認定、さらには副市長の人事など、多くの案件を御審議いただく予定をいたしております。
 各案件につきましては、上程の都度、御説明させていただきますので、何とぞよろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
 以上、甚だ簡単ではございますが、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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○松浦幸夫議長 次に、本定例会の会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、広瀬ひとみ議員、堤 幸子議員の2名を指名します。
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○松浦幸夫議長 日程第1、「会期の決定」を議題とします。


○松浦幸夫議長 お諮りします。
 本定例会の会期は、本日から10月20日までの22日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○松浦幸夫議長 御異議なしと認めます。
 よって、本定例会の会期は、本日から10月20日までの22日間と決定しました。
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○松浦幸夫議長 日程第2、「所信表明」に入ります。
 市長から説明を求めます。竹内市長。


○竹内 脩市長 本日、平成23年第3回枚方市議会定例会の開会に当たり、今後の市政運営に対する所信を表明させていただきます。
 今回の市長選挙では、竹内市政・第2ステージの約束を市民の皆様にお示しし、市政に対する基本姿勢やまちづくりの方向とともに、自治都市・枚方の実現に向けた主要施策を訴えさせていただきました。
 中でも、この任期においては、まちのにぎわいの創出の観点もあわせ総合文化施設の建設に着手すること及びこれからの行政に求められている役割と責任を明確にした上で新しい行政改革に取り組むことを中心に、堅実な市政運営に努める所存であります。
 もとより市政運営は、市民からの信頼があって初めて成り立つものであります。引き続き、より幅広い市民との対話を深めながら、市民の願いが市政に反映できるよう、公正、清潔、健全な市政運営を進めてまいります。
 本市を取り巻く状況でありますが、既に日本は、急速な少子・高齢化の進展とともに、人口減少時代に入りました。こうした時代だからこそ、より多くの人から選ばれるまちを目指し、住みたい、住み続けたいまちと評価していただける施策を展開することで、より強固な財政基盤を確立し、持続可能な自治体の基礎を築いていかなければなりません。
 また、国から地方へ、そして市民により身近な基礎自治体へと分権改革が進められています。こうした中、自治都市・枚方の実現に向けては、中核市に移行することにより、市民サービスの向上と行政事務の効率化をさらに進めることが重要であります。
 今、不安定な経済状況や雇用情勢の悪化は、国民生活の先行きに不安を与えています。こうした中、市民生活の安定、安心を守っていくためには、経済活動面での魅力を高めるとともに、広域道路網を初めとする道路整備など、都市基盤の計画的な整備を進めていくことが重要であります。
 本年3月に発生した東日本大震災では、我々は数々の教訓を学びました。市民の安全、安心を守るための本市防災体制のより一層の充実、強化とともに、住民相互の助け合いでまちの安全、安心を守る地域の力を向上させる支援の充実が求められています。
 さらに、福島県の原子力発電所の事故により、我が国のエネルギー政策から私たちのライフスタイルの在り方までが問われています。自然エネルギーの普及、拡大に取り組むとともに、暮らしのありようを見直していかなければなりません。
 ところで、私は、市長に就任以来、清潔で公正な市政の推進を自らの政治姿勢としながら、市政の継承と安定的な発展に力を注いでまいりました。今後は、この4年間で築いてきた市政運営の基礎をステップアップさせ、第2ステージの約束を着実に実行していくことで、信頼、安心、改革の市政をさらに前進させます。
 そして、防災、防犯、健康、医療、子育て、教育など、さまざまな施策において安全、安心のレベルを高め、すべての市民が安心して暮らせるまちづくりを進めます。
 さらに、これまでの行政の役割と責任を見直した新行政改革大綱を策定し、市役所改革などの具体的な取り組みをたゆみなく進めることで、市政運営の基盤をさらに強固なものとするとともに、市民サービスのより一層の向上を図ります。
 今後も引き続き、健全な行財政運営のもと、勇気ある決断と果敢な行動で、今と未来に責任を持つ市政運営を積極的に進めてまいる所存であります。
 今、日本は、少子・高齢化による人口減少や経済のグローバル化によって、戦後の急成長を支えてきた社会・経済構造が大きな変革期を迎えています。そうした中、東日本大震災の発生を契機に、国の経済やエネルギーの政策だけでなく、自治体行政の在り方についても、原点に立ち返り、見つめ直す時期に来ていると考えます。
 そこで、私は、枚方市が誕生した歴史を振り返り、市制施行に合わせて制定された枚方市歌にその原点を見出しました。市歌に出てくる「平和」、「文化」、「希望」の3つの言葉を、私が目指すべき都市のキーワードにしたいと考えています。
 枚方の歴史の特色でもあり、すべての人の願いでもある平和を希求し、人々の心を豊かにする文化を育み、未来の枚方を見据え、市民の希望をかなえるまち、枚方市をそんなまちにしていくことが私の夢であり、願いでもあります。
 こうした思いを持ちながら、将来の枚方を見据えた、きめ細かな施策を市民、事業者とともに進め、市民満足度を向上させることで、住みたい、住み続けたいまちを誇れるまちへと高めるとともに、元気で笑顔になれるまちを目指します。
 次に、7つの政策分野について、政策目的、主要施策の考え方、各施策の取り組みについて、述べさせていただきます。
 まず、行政力と市民力を高め、市役所改革を進めることについてであります。
 経済状況の低迷などにより社会構造が大きく変化する中、行政は、多様化する市民ニーズに的確に対応していかなければなりません。そのため、行政には、時代に応じたまちづくりを推進する役割と責任を果たすための力、すなわち行政力を高めることが求められています。また、市民にも、まちづくりの主役として市政に参加し、地域課題を解決できる力、すなわち市民力を高めることが求められています。
 本市が抱える課題に対応するため、行政と市民が一体となって、行政力と市民力を互いに高め合い、全国に誇れる自治力を備えたまちにしたいと考えています。
 まず、これらを推進する3つの主要施策について、述べさせていただきます。
 1つ目として、本市が行政力を高めるためには、より高度な自主性と自立性を備えることが必要です。そこで、平成26年度の中核市移行に向けて取り組みを進め、柔軟な発想や政策立案能力も備えた職員のさらなる人材育成に努めます。あわせて、大阪府からの権限の移譲を進め、平成24年度にパスポートセンターを開設します。
 2つ目として、次代を見据えて行政の在り方を見直し、新しい行政改革を進めていくため、直ちに庁内組織を整備し、平成8年に策定した行政改革大綱を改め、平成24年度に、有識者の御意見もお聞きしながら、新行政改革大綱を策定します。あわせて、現在の構造改革アクションプランに代わる新たなプランの策定を進めます。
 財政運営に関しては、将来の負担となる市債残高に留意した、計画的な投資的事業を行うとともに、さらなる歳出削減、歳入確保に取り組み、健全な財政運営を進めます。
 3つ目として、市民力を高めるためには、自立した市民が積極的に市政に参加してもらうための仕組み作りが必要であります。市政の情報公開を進め、市民にはまちづくりの主役として市政への参画を促すとともに、これから進めるまちづくりに、より多くの市民の声が生かされるよう、平成24年度に市民まちづくり基本条例を制定します。
 次に、各施策について、述べさせていただきます。
 広報紙やホームページ、動画配信など、さまざまな情報ツールを効果的に活用し、広報機能を高めます。また、市民との対話を推進するとともに、市民の声を迅速かつ効果的に市政に反映できるよう、モニター制度を再構築し、広聴機能を充実します。
 市と地域との連携を深め地域の自治活動の振興を図る観点から、校区コミュニティ協議会や地域で活動する団体などへの支援の充実を図ります。
 サプリ村野の耐震化やバリアフリー化などの改修を行い、平成25年度にリニューアルオープンし、NPO団体や市民グループの公益的活動の支援を図ります。
 行政力の向上を図るため、行政としての責任を果たすとともに、より効率的で効果的な行政サービスを提供する観点から、総人件費の削減を初めとする、次の市役所改革に取り組みます。
 市長など特別職の給与等については、特別職報酬等審議会に市民公募委員を加え、退職手当の在り方も含め適正な水準について答申をいただき、早急に見直しを行います。
 また、職員給与については、国が進めている公務員制度改革に適切に対応するとともに、職務、職責に応じた給与の適正化を進めます。
 職員採用については、技能労務職員の役割と技術の継承の重要性を踏まえ、来年度、その採用を再開します。新たに採用する技能労務職員には、国家公務員の行政職俸給表(二)表を基本とした新給料表を導入し、適用します。
 さらに、庁内組織の改編と適切な人員配置を行い、より一層の活性化を促すことで、スリムで機能的な組織を構築し、人員の適正化を進めます。
 事務事業については、総点検を進め、廃止や民間委託などの見直しを図るとともに、市民や保護者の理解を求めながら、市立保育所の民営化や市立幼稚園の統廃合を進めるほか、公の施設の在り方を見直します。あわせて、指定管理者制度の活用については、市民サービスの向上と効率的な施設運営を図る観点から、その拡大を目指します。
 上下水道事業については、組織統合の効果を発揮し、さらなる経営改革に取り組むとともに、市民病院については、新病院の開設も見据え、引き続き、その経営の安定化に努めます。
 外郭団体については、その役割や効果を再検証した上で、統廃合を含め今後の在り方を見直します。
 これらの取り組みを進め、健全な財政基盤をさらに強固なものとし、地域自治の基盤を確立します。
 次に、安全で安心して暮らせるまちを築くことについてであります。
 だれもが安全で安心して暮らせるまちを築いていくことは、行政の使命であり、市民共通の願いであります。東日本大震災や先般発生した台風などによる甚大な被害を目の当たりにして、今後予想される地震や台風などの大規模な自然災害に備えるため、防災体制の強化を図り、減災対策に取り組むことが必要であります。
 そこで、これらを推進する2つの主要施策について、述べさせていただきます。
 1つ目として、大規模な災害の発生に備え、地域防災計画の見直しを行い、防災体制の強化、充実を図ります。あわせて、迅速かつ的確な復旧、復興を目指し、被災者支援システムを導入します。また、地域防災力の向上を図るため、地域での防災訓練を推進し、自主防災組織の活動に対する支援を拡充します。
 消防救急無線をデジタル化し、最新の指令機能を整備するため、新たな消防本部庁舎を建設します。また、集中豪雨による浸水被害に対しては、被害の軽減を目指し、排水施設の整備を進め、さらなる浸水対策に取り組みます。
 2つ目として、市民が安心して住み続けたいと感じてもらうためには、市内の医療環境の充実は欠かすことができません。そのような観点のもと、市内の救急医療体制のかなめとなる市民病院の建て替えについては、内視鏡外科センターや緩和ケア病棟などを備え、周産期医療をも充実した公立病院として、平成26年度の開設に向け、その整備を進めます。
 これからも市民が安心して暮らせるよう、24時間小児救急体制などを初め、初期救急から三次救命救急までの総合的な救急医療体制の維持、確保に努めます。
 災害時の医療体制を確保するため、市内の医療機関と連携し、ネットワークの構築に向けて協議を進めます。
 次に、各施策について、述べさせていただきます。
 市民が利用する市の施設の安全性を確保するため、公共施設の耐震化率100%を目標に改修を進めるとともに、民間の木造住宅については、耐震改修工事にかかる費用の一部を助成し、耐震化率90%を目指します。
 今後、老朽化する道路橋の増大に対応するため、橋梁長寿命化修繕計画を策定します。
 事故や犯罪の防止対策については、警察署を初め、交通対策協議会、防犯協議会、校区コミュニティ協議会とも連携しながら、強化、充実を図ります。
 市内にある鉄道駅のバリアフリー化については、長尾駅及び村野駅についても早期に進め、市内全駅での完了を目指します。
 次に、子どもの健やかな成長と学びを支えることについてであります。
 このことは、子どもたちの希望を実現し、枚方の未来を支える人材を育成することにつながります。少子化の時代の中にあっても、枚方で子どもを産み、育て、教育を受けさせたいと感じていただけるような教育と子育てのまちへと、その水準をさらに高めていきたいと考えます。
 そこで、これらを推進する3つの主要施策について、述べさせていただきます。
 1つ目として、子育て環境を整える上で、保育所入所待機児童の解消は緊急課題です。小倉保育所を初め、市立保育所の民営化や市立幼稚園の統廃合による施設の有効活用、また民間保育所における増・改築計画の前倒しなどの定員増加につながる対策を実施し、待機児童ゼロを目指します。
 2つ目として、食を通じて子どもたちの健全な心身を育み、さらなる食育を進める観点から、中学校給食を実現します。実施に当たっては、市民の皆様の御意見もお聞きしながら、事業手法を決定します。あわせて、老朽化した小学校の給食共同調理場の建て替えについても推進します。
 3つ目として、学校教育では、小中一貫英語教育をさらに充実するとともに、市内高等学校と連携した英語教育の取り組みを進めます。また、子どもたち一人一人にきめ細かな指導を行うため、少人数学級を段階的に4年生まで拡充いたします。
 次に、各施策について、述べさせていただきます。
 保護者の働き方の多様化に対応するため、休日保育を民間保育所において実施します。また、在宅で子育てしている家庭を支援するため、一時保育を10カ所から14カ所に増設するとともに、育児相談や在宅の親子の交流の場である地域子育て支援拠点を8カ所から16カ所に増設するなど、子育て支援策を拡充します。
 子育てや親子関係などに関する相談や増加する児童虐待への対応に向けて、家庭児童相談所機能の充実を図ります。
 今後の幼児人口の減少を踏まえ、市立幼稚園については、統廃合に向けた実施計画を定め、効果的、効率的な配置を進めます。
 市立小・中学校の全フロアに洋式トイレの設置を進め、さらなる教育環境の整備を図ります。また、老朽化した留守家庭児童会室の建て替えを進めます。
 青少年のニート、引きこもり等の対策を進めるため、子ども・若者育成計画を策定するとともに、関係機関や団体と連携し、支援のためのネットワークを構築します。
 次に、都市基盤整備の推進と市内産業の活性化を図ることについてであります。
 多くの人がこの枚方に集い、また元気なまちにしていくためには、本市の特性を生かした、にぎわいのあるまちづくりを進めるとともに、駅前広場や幹線道路、鉄道の連続立体交差事業など、都市基盤の整備を進めていかなければなりません。あわせて、市民の雇用を創出する企業の誘致や、市内経済の活性化につながる新名神高速道路などの広域道路網の整備を促進していくことが必要であります。
 そこで、これらを推進する2つの主要施策について、述べさせていただきます。
 1つ目として、魅力あふれる、にぎわいのあるまちの創出に向けて、枚方市駅周辺の再整備ビジョンを策定し、市民や民間事業者とも連携しながら、実現に向けた取り組みを進めます。枚方市駅周辺の活性化を図るためには、慢性的な交通渋滞の解消を初め、商業施設や公共施設の配置の見直しなど、解決しなければならない課題があります。こうした課題を解決し、京阪沿線の中核都市の玄関口にふさわしい、風格と活力のあるまちにするため、民間事業者の参入を促すような、将来のグランドデザインを示します。
 2つ目として、市内経済の活性化に向け、産業振興基本条例に基づく商業、工業、農業、観光の連携強化を図るとともに、専門的な知識を有する産業振興コーディネーターを設置します。
 雇用創出につながる企業誘致制度の拡充や、事業者にとって良好な操業環境の整備を進めます。
 次に、各施策について、述べさせていただきます。
 人に優しく、安全な交通環境を整備するため、円滑な交通網の確保に努めるとともに、安心して歩ける歩行空間の整備を進めます。
 特に、市内の交通渋滞の解消に向けて、枚方藤阪線、牧野長尾線、御殿山小倉線及び中振交野線などの主要道路を重点的に整備し、道路のバリアフリー化や道路リフレッシュ事業を進めるとともに、地域からの要望が多い生活道路についても適正な維持管理に努めます。
 枚方公園駅から香里園駅までの踏切付近の渋滞や事故の解消を図るため、京阪本線連続立体交差事業を推進します。駅前広場等の整備事業については、牧野駅を今年度に、長尾駅を平成25年度に、津田駅は平成26年度の完成を目指し、事業を推進します。
 第二京阪道路沿道のまちづくりを進めるため、茄子作・高田地区まちづくり協議会でまとめられたまちづくり基本構想の具体化を促進します。また、市内経済の活性化の促進や災害時の広域的な運搬ルートを確保する観点から、新名神高速道路や、それに伴う併設橋など、都市と都市を結ぶ基幹道路の整備を働きかけます。
 次に、市民の健康と福祉、平和と人権を守ることについてであります。
 多くの市民が住みたい、住み続けたいと感じていただくためには、いつまでも健康で生き生きと暮らすことができる環境整備が必要です。特に、少子・高齢化が深刻となる状況の中、子育て世帯や高齢者がこの枚方で安心して暮らせる施策を進めなければなりません。
 また、戦争の悲惨さや平和の尊さを次の世代に伝えるため、平和施策を進めるとともに、一人一人の人権が尊重されるまちづくりを目指し、取り組んでいかなければなりません。
 そこで、これらを推進する2つの主要施策について、述べさせていただきます。
 まず1つ目として、幼い子どもたちが安心して医療を受けられる環境整備が必要であります。子どもの医療費の家計への負担を軽減するため、入院時における子どもの医療費の助成対象を拡大し、子育て世帯への支援を充実します。また、市民の健康維持・増進を図るため、予防接種費用の助成を拡充します。
 2つ目として、多くの人に平和の尊さを知ってもらうため、3月1日の枚方市平和の日には、市民自らが平和への願いを記したあんどんに火をともし、ひらかた平和の燈火(あかり)事業として全国に向けて恒久平和を発信します。広島市、長崎市などを初めとする非核宣言自治体と連携した平和施策を充実します。子どもたちが自ら学ぶ平和教育を推進し、昨年度実施した児童たちによる平和へのメッセージを、今後は、より多くの学校が参加できるよう、その輪が広がる取り組みを進めます。
 次に、各施策について、述べさせていただきます。
 高齢者施策については、ひらかた高齢者保健福祉計画21に基づき、地域密着型介護老人福祉施設の整備など、介護保険施設を計画的に増設するとともに、介護予防施策の充実を図ります。高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるよう、助成の拡大を図り、街かどデイハウスを8カ所から13カ所に増設します。
 高齢者が健康で元気に暮らせる、優しいまちづくりを進めるため、グラウンドゴルフを初めとするスポーツ活動や文化芸術活動など、高齢者の元気と活力につながる活動を支援します。また、買い物弱者と言われる高齢者への支援を推進するため、バス路線の拡大など、事業者と連携した取り組みを進めます。
 障害者が安心して暮らせるグループホーム、ケアホームの整備を促進するとともに、通所による日中活動の場の確保に向けた支援を充実します。また、障害者の地域生活における自立と社会参加に向けて、相談支援、就労支援の充実を図ります。
 障害児の通学を支援する障害児通学サポート制度を創設するとともに、幼児療育園については、よりよい療育環境を実現するため、新病院隣接地への移設に向けて検討を進めます。
 一人一人の人権が尊重される社会を目指して、人権意識の普及、啓発に取り組みます。
 男女共同参画社会の形成に向け、関係機関と連携し、配偶者等からの暴力の防止に対する取り組みを進めるとともに、被害者の保護を図るため、配偶者暴力相談支援センターの機能の整備を進めます。あわせて、男女共生フロア、ウィルの利便性の向上に向けた整備を進めます。
 次に、地球環境とともに、地域の自然や住みよい環境を守ることについてであります。
 枚方には、里山などの豊かな自然と共生できる環境、そして良好な町並みが整備された快適な住環境があります。こうした自然に恵まれた住みよい環境や景観の保全を推進することで、まちの魅力を高めていきたいと考えています。
 そこで、これらを推進する2つの主要施策を述べさせていただきます。
 1つ目として、地球環境に優しいまちとなるよう、自然エネルギーの活用や公共交通機関の利用促進など、地球温暖化対策のさらなる充実、強化を図ります。太陽光発電設備を公共施設へ設置するとともに、民間住宅等への設置補助の拡充を図ります。あわせて、市内への大型の太陽光発電設備の誘致に向けて検討を進めます。
 2つ目として、都市の景観については、美しい町並みを守り、育て、つくるため、枚方市都市景観形成要綱に基づき、その取り組みを進めているところであります。さらなるステップアップを目指し、平成26年度に景観法に基づく景観計画を策定し、景観条例を制定するなど、都市と豊かな自然と人々の生活が調和した、枚方らしい良好な景観形成に向けて取り組みを進めます。
 次に、各施策について、述べさせていただきます。
 里山の保全など、自然環境を守る活動の支援を充実するとともに、山桜コンサートや里山ウォーキングを開催するなど、保全に向けた啓発を進めます。
 市民と行政が連携した循環型社会の構築に向けて循環型社会形成推進基金を創設するとともに、市民登録ボランティアと連携しごみの発生抑制や再使用・再生利用活動に取り組むための市の拠点施設として新たにリサイクル工房を整備します。
 ごみ減量の推進と処理経費の負担適正化を図るため、事業系ごみの料金改定や一般家庭ごみの有料化などの検討を進めます。
 ポイ捨て防止の啓発やアダプトプログラム団体の拡大、地域清掃の支援など、環境美化活動の促進を図ります。
 エコ農産物の普及や地産地消の推進を目指し、ふれあい朝市などでの販売を促進します。農業の担い手の育成を図るため、休耕地を活用した研修農園の開設や新規就農を推進します。
 地域の憩いの空間となる公園整備については、自然環境を生かした星ヶ丘公園の開設エリアを拡大するとともに、中振中央公園用地の一部を暫定広場として開放します。あわせて、尊延寺地区などにおいても、市有地を活用した広場を開設します。
 最後に、歴史、文化を生かし、魅力あるまちづくりを推進することについてであります。
 枚方には、夢や希望を持って、自己実現の達成に向け、音楽、美術、芸術などの文化活動、またスポーツ活動などに積極的に取り組む多くの市民がおられます。こうした市民の活動がより活発になり、魅力あるまちづくりにつなげていくためには、これらの活動を支援する環境整備が求められています。
 また、市内にある歴史文化遺産は、他市にも誇れる枚方市民の財産であり、枚方宿や淀川舟運などとあわせ、その魅力を生かし、歴史、文化が薫る、にぎわいのあるまちづくりを進めなければなりません。
 そこで、これらを推進する2つの主要施策について、述べさせていただきます。
 1つ目は、老朽化した市民会館大ホールに代わる、市民の新たな文化芸術活動の拠点として、総合文化施設の整備を進めます。整備に当たっては、長期財政の見通しを示した上で、新町エリアで整備事業に着手し、枚方市駅周辺のにぎわいと商業の活性化を推進します。また、市民一人一人が創造性や心の豊かさを育みながら市民が主体となって文化芸術活動を行えるよう、平成26年度までに文化芸術振興条例を制定します。
 2つ目は、スポーツ活動を支援するため、伊加賀スポーツセンターに体育館を、平成25年度に開設します。また、春日テニスコートを平成27年度から順次リニューアルオープンするとともに、東部スポーツ公園では硬式野球もできる野球場を先行して整備します。
 次に、各施策について、述べさせていただきます。
 百済寺跡公園の再整備や楠葉台場跡の整備構想の策定などを進め、市内の歴史文化遺産を活用した、魅力あるまちづくりを推進します。
 枚方の魅力を全国に発信するため、マルシェ・ひらかたに加え、市民と事業者が連携し、地元農産物の普及や新たな名産品の創出など、食になぞらえて枚方をアピールするくらわんかまつりを開催し、くらわんか五六市、街道菊花祭、ジャズフェスティバルなどのイベントとあわせ、枚方宿地区でのさらなるにぎわいづくりを創出します。
 市の花を通じて市民に親しみを感じてもらうため、菊作りや菊人形の継承など、菊文化を発信するとともに、桜の名所を巡る桜散歩など、花に親しむ取り組みを進めます。
 市内6大学との交流を促進し、大学が持つ知的財産を生かしたまちづくりを推進します。また、大学生、高校生の若さとエネルギー、豊かな発想力をまちづくりに生かす取り組みを推進します。
 今、景気低迷の影響により、地域経済や市民生活は依然として厳しい状況にあり、歳入の根幹である市税収入についても厳しい状況が続くものと予測されます。
 今後は、今まで述べた施策や事業の実施に当たって積極的な財源確保に努めるとともに、改めて、その都度、緊急性、優先性などを十分に検証した上で、より効果的、効率的な手法を導入いたします。
 さらに、新たな行政改革を進め、健全な財政運営のもとで市民との約束を着実に実行することで、人が人を信じ、人が人を支え、人が人を生かすことのできるまち枚方を市民の皆さんとともに築いていきたいと考える次第であります。
 市民並びに議員の皆様には、引き続き御協力、御支援をいただきますようお願いを申し上げまして、市長2期目のスタートに当たっての所信表明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。


○松浦幸夫議長 ただいまの所信表明に対する各派代表質問は、10月6日から行います。御了承願います。
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○松浦幸夫議長 日程第3、認定第1号「平成22年度大阪府枚方市一般会計歳入歳出決算の認定について」、日程第4、認定第2号「平成22年度大阪府枚方市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第5、認定第3号「平成22年度大阪府枚方市下水道特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第6、認定第4号「平成22年度大阪府枚方市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第7、認定第5号「平成22年度大阪府枚方市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第8、認定第6号「平成22年度大阪府枚方市自動車駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第9、認定第7号「平成22年度大阪府枚方市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第10、認定第8号「平成22年度大阪府枚方市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第11、認定第9号「平成22年度大阪府枚方市牧野駅東地区再開発特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第12、認定第10号「平成22年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、日程第13、認定第11号「平成22年度大阪府枚方市水道事業会計決算の認定について」及び日程第14、認定第12号「平成22年度大阪府枚方市市立枚方市民病院事業会計決算の認定について」を一括議題とします。
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○松浦幸夫議長 理事者から順次提案理由の説明を求めます。
 まず、認定第1号から認定第10号までについて、寺農理事。


○寺農 斉理事兼会計管理者 ただいま一括上程されました認定第1号 平成22年度大阪府枚方市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第10号 平成22年度大阪府枚方市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの10会計について、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の御意見を付しまして、議会の認定をお願いするものでございます。
 平成22年度の我が国の経済は、東日本大震災までは、一時的な停滞はあったものの、緩やかな景気の持ち直しが見られましたが、大震災後は、被災による工場等の損壊や電力の供給量の低下などにより生産活動が大きく低下したほか、消費者の購買意欲も低下するなど、厳しい社会・経済情勢となりました。
 このような状況の中で、本市では、平成22年度におきまして、国の経済危機対策等を踏まえた経済・雇用対策を実施し、交付金を活用した教育環境の充実など、市民生活の安心と安定を重点施策として、効率的、効果的な事務事業の執行に努めてまいりました。
 平成22年度決算の一般会計及び9特別会計の実質収支の状況につきましては、一般会計及び介護保険、後期高齢者医療の2特別会計で黒字を計上、土地取得、財産区及び牧野駅東地区再開発の3特別会計は収支均衡、国民健康保険及び自動車駐車場の2特別会計は赤字計上となり、平成23年度予算からの繰り上げ充用により対処いたしました。
 なお、下水道特別会計は、下水道事業が平成23年4月1日に地方公営企業法を適用しましたことから、3月31日までの収支での打ち切り決算とし、下水道事業会計へ引き継いでおります。
 また、老人保健特別会計は、国の制度廃止による経過措置期間が終了したため、3月31日で廃止しております。
 それでは、別冊の決算概要説明書により、各会計の決算について、御説明いたします。
 決算概要説明書1ページの歳入歳出決算総括表をお開きください。
 なお、各会計の名称の「大阪府枚方市」の文言は省略させていただき、決算額の説明は千円単位でさせていただきます。
 最初に、認定第1号 平成22年度一般会計は、歳入の根幹を成します市税収入が個人市民税の落ち込み等により前年度に比べ約11億円減少したものの、地方交付税が増加したことなどにより、歳入総額は1,198億6,175万5,000円で、前年度に比べ4.3%、金額にして49億4,619万4,000円の増でございます。
 一方、歳出では、定額給付金の終了などにより補助金の減少があったものの、子ども手当の創設や生活保護費の増などによって扶助費が増加したことなどにより、歳出総額は1,183億2,321万2,000円で、前年度に比べ4.3%、48億3,211万9,000円の増となりました。
 また、歳入歳出差引額は15億3,854万3,000円の歳入超過となり、翌年度へ繰り越すべき財源3億1,690万3,000円を差し引きました実質収支額は12億2,164万円の黒字となっております。
 次に、認定第2号 国民健康保険特別会計は、歳入392億9,048万4,000円で、前年度に比べ4.5%、16億8,236万6,000円の増、歳出407億1,532万1,000円で、4.3%、16億8,045万円の増となり、歳入歳出差引額は14億2,483万7,000円の歳入不足となっております。
 次に、認定第3号 下水道特別会計は、歳入126億3,006万9,000円で、前年度に比べ27.2%、47億1,739万8,000円の減、歳出146億160万6,000円で、20.8%、38億3,037万5,000円の減となりました。歳入歳出差引額は19億7,153万6,000円の歳入不足となり、この不足額を含め特別会計での債権債務を下水道事業会計へ引き継いでおります。
 次に、認定第4号 土地取得特別会計は、歳入歳出総額とも同額の20億2,948万3,000円となっております。前年度に比べ、歳入歳出とも38.7%、12億7,960万6,000円の減でございます。
 次に、認定第5号 老人保健特別会計は、歳入歳出総額とも同額の3,258万6,000円となっており、前年度に比べ、歳入が61.4%、5,191万8,000円、歳出が45.7%、2,746万5,000円、それぞれ減となっております。
 次に、認定第6号 自動車駐車場特別会計は、歳入1億3,711万6,000円、前年度に比べ1.3%、176万6,000円の減、歳出4億5,121万2,000円で、3.9%、1,703万2,000円の増となり、歳入歳出差引額は3億1,409万6,000円の歳入不足となっております。
 次に、認定第7号 財産区特別会計は、歳入歳出総額とも同額の5,978万9,000円で、前年度に比べ3%、185万8,000円の減でございます。
 次に、認定第8号 介護保険特別会計は、歳入213億6,598万9,000円で、前年度に比べ4.4%、9億108万8,000円の増、歳出208億9,692万5,000円で、4%、7億9,687万9,000円の増でございます。歳入歳出差引額は4億6,906万4,000円の歳入超過となっております。
 認定第9号 牧野駅東地区再開発特別会計は、歳入1億2,607万7,000円で、前年度に比べ61.7%、2億337万3,000円の減、歳出9,318万6,000円で、前年度に比べ71.7%、2億3,626万4,000円の減でございます。歳入歳出差引額は3,289万1,000円の歳入超過となりましたが、同額を翌年度に繰り越しております。
 認定第10号 後期高齢者医療特別会計は、歳入37億6,467万1,000円で、前年度に比べ9.5%、3億2,735万4,000円の増、歳出37億2,518万4,000円で、前年度に比べ9.6%、3億2,487万2,000円の増でございます。歳入歳出差引額は3,948万7,000円の歳入超過となりました。
 なお、平成22年度決算の一般会計及び9特別会計全体での収支状況は、歳入総額が1,992億9,801万9,000円、前年度に比べ0.8%、16億108万3,000円の増加、歳出総額は2,009億2,850万3,000円、前年度に比べ1.2%、22億7,578万5,000円の増加でございます。歳入歳出差引額は16億3,048万4,000円の歳入不足となり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引きました実質収支額は19億8,027万8,000円の赤字となっております。
 以上、誠に簡単な説明でございますが、一般会計及び9特別会計の決算についての説明とさせていただきます。配付いたしております各資料を御参照の上、よろしく御審議、御認定いただきますようお願い申し上げます。


○松浦幸夫議長 次に、認定第11号について、福井水道部長。


○福井宏志上下水道局水道部長 引き続きまして、認定第11号 平成22年度大阪府枚方市水道事業会計決算の認定について、御説明申し上げます。
 この決算は、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、監査委員の御意見を付しまして、議会の認定をお願いするものでございます。
 それでは、別冊の平成22年度水道事業会計決算書により、御説明申し上げます。
 恐れ入りますが、決算書の13ページをお開き願います。
 まず、決算の概況でございますが、給水人口は前年度に比べ若干減少し、年間配水量も7,648立方メートル、率に換算しますと0.02ポイント減少いたしました。また、年間有収水量につきましても前年度に比べ減少したことにより、有収率は0.1ポイント減少し、93.4%となりました。
 事業面では、平成19年度からの4カ年継続事業である中宮浄水場排水処理施設更新事業が完了し、また、建設改良事業では、中宮浄水場・田口山配水場間口径900ミリメートル送水管布設工事等の送配水管整備事業を初め、鉛管解消事業や配水管更新事業及び施設改良事業を実施いたしました。
 次に、経営状況でございますが、2ページにお戻りいただき、決算報告書をお開き願います。
 まず、収益的収支では、収入の第1款水道事業収益の税込み決算額は80億4,901万2,696円、支出の第1款水道事業費用の税込み決算額は71億8,449万681円でございます。
 次に、4ページの資本的収支の収入の第1款資本的収入の税込み決算額は12億8,575万4,676円、支出の第1款資本的支出の税込み決算額は40億2,585万9,171円で、支出額が収入額を超える収入不足額は、欄外に記載しておりますとおり、減価償却費等の損益勘定留保資金等で補填しております。
 次に、6ページの損益計算書をお開き願います。
 このページは、税抜き決算額でございます。
 主な特徴といたしまして、収入では、1.営業収益で給水収益が前年度よりも微増したものの、3.営業外収益で分担金収入が減少いたしました。一方、支出では、2.営業費用で配水及び給水費が前年度より減少し、また、4.営業外費用でも支払利息及び企業債取扱費が前年度よりも減少いたしました。
 以上の結果、下から3行目の当年度純利益は7億6,063万8,954円となり、当年度未処分利益剰余金は同額の7億6,063万8,954円となったものでございます。
 なお、次ページ以降、貸借対照表、付属書類、参考資料につきましては、勝手ながら説明を省略させていただきます。
 以上、簡単ではございますが、認定第11号の説明とさせていただきます。御審議の上、御認定いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


○松浦幸夫議長 次に、認定第12号について、平井市民病院事務局長。


○平井清康市民病院事務局長 続きまして、認定第12号 平成22年度大阪府枚方市市立枚方市民病院事業会計決算の認定について、御説明いたします。
 なお、この決算は、地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の御意見を付しまして、議会の認定をお願いするものでございます。
 それでは、別冊の平成22年度市立枚方市民病院事業会計決算書に基づきまして、御説明申し上げます。
 決算書の2ページをお開きください。
 まず、平成22年度の経営状況でございますが、収益的収入の第1款病院事業収益の消費税込みの決算額は、3ページに表示しておりますとおり、60億5,957万6,737円で、下表の支出の第1款病院事業費用の決算額は58億7,569万8,347円でございます。
 次に、4ページの資本的収支でございますが、収入の第1款資本的収入の決算額は、5ページに表示しておりますとおり、5億2,265万7,000円で、下表の支出の第1款資本的支出の決算額は6億443万599円となっております。
 なお、収支不足額8,211万8,599円につきましては、欄外に記載しておりますように、当年度消費税資本的収支調整額及び過年度損益勘定留保資金で補填しております。
 次に、6ページの損益計算書を御参照願います。
 平成22年度の経営成績は、前年度に比べまして、収入では収益全体で1.3%の増加となり、一方、支出でも費用全体で0.05%の微増となり、その結果、7ページの下から3行目に記載しておりますとおり、当年度純利益は1億8,314万7,849円を計上することとなりました。
 次に、8ページ及び9ページに記載しております剰余金計算書及び欠損金処理計算書でございますが、平成22年度末の未処理欠損金は、前年度繰越欠損金28億1,552万4,635円から1億8,314万7,849円減少し、26億3,237万6,786円となっております。
 なお、10ページ以降の貸借対照表、付属書類、参考資料につきましては、説明を省略させていただきますが、あわせて御参照いただきますようお願い申し上げます。
 以上、誠に簡単な説明ではございますが、認定第12号 平成22年度大阪府枚方市市立枚方市民病院事業会計決算の認定についての説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。


○松浦幸夫議長 ただいま議題となっています認定第1号から認定第12号までの12件についての質疑は行いません。御了承願います。


○松浦幸夫議長 お諮りします。
 本12件については、委員の定数を14人とする決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中継続審査に付することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○松浦幸夫議長 御異議なしと認めます。
 よって、本12件については、委員の定数を14人とする決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中継続審査に付することに決しました。
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○松浦幸夫議長 お諮りします。
 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、お手元に配付しています決算特別委員名簿に記載している14人の議員を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○松浦幸夫議長 御異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名しました14人の議員を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。
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○松浦幸夫議長 日程第15、議案第15号「市長等の給与に関する特別措置条例の制定について」を議題とします。
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○松浦幸夫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。長沢総務部長。


○長沢秀光総務部長 議案第15号 市長等の給与に関する特別措置条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。
 恐れ入りますが、議案書164ページをごらんください。
 本条例は、本市の財政状況等を総合的に考慮する中で、平成19年6月1日から本年9月22日までの間に実施いたしました市長等に対する給与の3%相当額の減額措置を、当分の間、改めて実施しようとするものでございます。
 それでは、条例案の内容につきまして、御説明を申し上げます。
 165ページをごらんください。
 第1条は、本条例の趣旨を規定するものでございます。
 第2条第1項は、特別措置として、市長、副市長、上下水道事業管理者、病院事業管理者及び常勤の監査委員につきまして、当分の間、給料月額を3%減額した額とするものでございます。第2項は、教育長につきましても同様の特別措置を実施することを規定するものでございます。
 第3条は、期末手当及び退職手当の算定においてはこの特別措置を適用しないことを規定するものでございます。
 次に、附則でございますが、第1項で本条例の施行日を公布の日と規定し、第2項で平成19年に施行しました市長等の給与に関する特別措置条例を廃止するものでございます。
 以上、甚だ簡単な説明でございますが、よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。


○松浦幸夫議長 これから質疑に入りますが、ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。


○松浦幸夫議長 お諮りします。
 ただいま議題となっています議案第15号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○松浦幸夫議長 御異議なしと認めます。
 よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。


○松浦幸夫議長 これから討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)討論なしと認めます。


○松浦幸夫議長 これから議案第15号を採決します。
 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○松浦幸夫議長 御異議なしと認めます。
 よって本件は、原案のとおり可決されました。
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○松浦幸夫議長 日程第16、議案第38号「副市長の選任の同意について」を議題とします。
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○松浦幸夫議長 理事者から提案理由の説明を求めます。竹内市長。


○竹内 脩市長 ただいま上程されました議案第38号 副市長の選任の同意について、提案理由の御説明を申し上げます。
 別冊の議案書の1ページをお開きください。
 説明の前に、誠に恐縮ではございますが、議案書の住所、氏名、生年月日の空欄に、住所 ・・・・・・・・・・・・・・・・、氏名 梅崎 茂、生年月日 ・・・・・・・・・・とそれぞれ御記入くださいますようお願いいたします。
 それでは、提案理由の御説明を申し上げます。
 今回お願いいたしますのは、木下副市長が来る9月30日をもって退任されるため、その後任として梅崎 茂氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
 それでは、梅崎氏の経歴につきまして、御説明申し上げます。
 梅崎氏は、昭和49年に本市に入職後、公園課長、都市計画課長、都市整備部次長を経て、土木部長、理事を務め、主に本市の都市基盤を支える土木・都市整備部門の技術監理において多大な実績を残され、定年退職後も企画財政部参与として市の総合調整を担い、円滑な市政の遂行に御尽力をいただいているところでございます。
 このように梅崎氏は、その豊富な行政経験と卓越した実行力を兼ね備え、副市長として最適任であると確信しているため、選任の同意を求めるものでございます。
 なお、ただいま申し上げました経歴等につきましては、参考資料としてお手元に配付させていただいておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。
 以上、甚だ簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。何とぞ満場一致をもちまして御同意賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


○松浦幸夫議長 本件については、質疑、委員会付託及び討論を行わず、直ちに採決に入ります。
 本件は、原案に対し同意することに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○松浦幸夫議長 御異議なしと認めます。
 よって本件は、原案に対し同意することに決しました。


○松浦幸夫議長 ただいま副市長の選任について同意されました梅崎 茂氏からあいさつしたい旨の申し出がありますので、これをお受けします。梅崎氏。


○梅崎 茂氏 このたびは、竹内市長より御推挙いただきまして、市議会の皆様方より選任の同意をいただきましたこと、誠にありがとうございます。大変光栄に思うと同時に、責任の重さをひしひしと感じておるところでございます。
 私は、昭和49年に枚方市に入職し、都市計画を初め、技術畑で仕事をしてまいりました。その間、多くの先輩、同僚、後輩に支えられまして、まちづくりの計画、また道路、公園等の都市基盤整備などに携わってまいりました。
 今回、竹内市長の所信表明で、住みたい、住み続けたいまちから、さらに誇れるまちを目指すと述べられておられます。私としましては、その実現のために、安全、安心、にぎわい、そして市役所改革を主なテーマとして、一生懸命、全力を尽くしてまいりたいと思います。
 私は、もとより浅学非才でございますが、職員と一緒に汗をかいてまいりたいと思っております。
 今後とも市議会の皆様方の御指導、御支援、御協力をお願い申し上げまして、就任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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○松浦幸夫議長 お諮りします。
 議事の都合により、9月30日から10月5日までのうち、市の休日を除く4日間を休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○松浦幸夫議長 御異議なしと認めます。
 よって、9月30日から10月5日までのうち、市の休日を除く4日間を休会とすることに決しました。
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○松浦幸夫議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれにて散会します。
    (午前11時13分 散会)