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大阪府 守口市

平成19年 9月定例会(第3日10月16日)




平成19年 9月定例会(第3日10月16日)





 


 平成19年10月16日(火)午前10時開議


日程第1         市長所信表明に対する質問について


日程第2 選任同意第3号 教育委員会委員の任命について


日程第3 選任同意第4号 公平委員会委員の選任について


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〇本日の会議に付した事件


1.日程第1から第3まで


1.追加日程について


1.意見書案第1号 道路整備の推進及びその財源確保に関する意見書案


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〇出 席 議 員 (22名)


  1番     岩 下 信 幸 議員


  2番     三 浦 健 男 議員


  3番     杉 本 悦 子 議員


  4番     大 藤 美津子 議員


  5番     真 崎   求 議員


  6番     立 住 雅 彦 議員


  7番     井 上 照 代 議員


  8番     山 口 保 己 議員


  9番     原 口 芳 生 議員


 10番     和 仁 春 夫 議員


 11番     小 東 徳 行 議員


 12番     吉 川 和 世 議員


 13番     北 川 正 子 議員


 14番     上 田   敦 議員


 15番     津 嶋 恭 太 議員


 16番     木 村 隆 義 議員


 17番     澤 井 良 一 議員


 18番     西 端 勝 樹 議員


 19番     池 嶋 一 夫 議員


 20番     生 島 けいじ 議員


 21番     作 田 芳 隆 議員


 22番     硲   利 夫 議員


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〇地方自治法第121条による出席者


 市長           西 口   勇


 企画財政部長       井 上 三 郎


 企画課長         鮒 谷 正 之


 財政課長         泉 谷   延


 財務管理監        人 見   繁


 総務部長         荻 田 良 幸


 人事管理監        井 上 良 一


 市民生活部長       高 萩 孝 男


 人権室長         菅 井 朗 夫


 クリーンセンター長    寺 東 哲 男


 福祉部長         西   佳 紀


 保育管理監        四 橋 幸 男


 健康部長         中 西   平


 都市整備部長       小 嶋 和 平


 下水道部長        美 馬 廉 弘


 会計管理者        中 居 隆 司


 水道事業管理者職務代理者 砂 口 勝 紀


 水道局長


 水道局技監        川 口 慶 明


 教育長職務代行者     加 道   優


 教育次長兼管理部長


 指導部長         中 村 良 三


 生涯学習部長       入 江 利 廣


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〇議会事務局出席職員


 事務局長         西 岡 保 博


 庶務課長         辻   浅 夫


 庶務課主任        浜 崎 行 宏


 議事課長         笠 井 宏 行


 議事課主任        巽   光 規


 議事課主査        徳 田 知 道





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          ◇ 午前10時00分 開議


○山口保己議長  これより本日の会議を開きます。


 議事課長から、本日の欠席議員等の報告を受けます。


○笠井宏行議事課長  御報告申し上げます。


 本日は22名全員の御出席でございます。


 以上、御報告を終わります。


○山口保己議長  定足数は超えておりますので、会議は成立いたします。


 この際本日の会議録署名議員を定めます。9番原口議員、19番池嶋議員にお願い申し上げます。


 これより議事に入ります。直ちに日程に入ります。本日の日程は、お手元の議事日程のとおり、日程第1、「市長所信表明に対する質問について」から、日程第3、選任同意第4号、「公平委員会委員の選任について」まで、計3件を付議すべきこととなっております。なお、日程第2、選任同意第3号並びに日程第3、選任同意第4号につきましては、本日付をもって新たに提出されたものであります。


 これより、昨日に引き続き、市長の所信表明に対する質問を受けることといたします。


 それでは、守口市議会公明党を代表して、原口議員から質問を受けることといたします。


         〔原口芳生議員 登壇〕(拍手)


○9番 原口芳生議員  守口市議会公明党を代表いたしまして、市長の所信表明に対します代表質問をさせていただきます。


 大変暑かったこの夏、今、世間は秋風が吹きながら、さわやかな季節となってまいりました。店頭等を見回しますと、サンマ、栗、それから高価なマツタケ等が軒を並べてにぎやかな食材が多いこのごろとなっております。私たちも、田舎のことを思い出しながら、今の八雲ですが、稲刈りがありまして天気干しをしておると、本当にまだのどかなそういう風景が残っておるなあと、このように思っております。大変自然のある守口市でございますので、また今後ともしっかり取り組んでいきたいと、このように思っております。


 それでは、代表質問をさせていただきます。


 まず、財政早期健全化についてお尋ねいたします。


 守口市の最優先課題は、財政の健全化です。そして、平成17年度より財政危機対策指針に基づいて市民、理事者、議会の協力のもと、平成23年度の黒字化に向けて邁進し、平成17年度と18年度は、その努力もあって、前倒しの進捗率を示してまいりました。しかしながら、本年9月21日に示された報告では、不確定要素があるとはいえ、課題が出てまいりました。一喜一憂するつもりは毛頭ありませんが、事実を正面から見据え、対策をさらに強化する必要があると思います。


 そこで、市長に、財政危機対策指針をどのようにとらえているのか、また、市長のリーダーシップをどのように発揮しようとされているのか、所感を伺いたいと思います。


 また、本年6月22日に公布された地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる財政健全化法は、年内にルールの確立を行い、政省令を整備し、平成20年の秋に指標を公表し、平成21年4月には規定の施行を行うというスケジュールが発表されました。従来の実質赤字比率だけではなく、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標により、財政状況が客観的に把握され、公表されることとなります。平成17年度決算で、本市は実質赤字比率が全国の都市の中でワースト4位、連結実質赤字比率は、日経新聞の推計によると全国の市町村ではワースト16位とされており、これは起債制限にかかわる重要な意味合いを持ちます。経営感覚を最大限に生かしつつ、簡素で効率的な行政システムを目指す市長ですが、この難局に立ち向かうためには、市民の支持・協力が必要で、そのためには、改革の後にどんなライフスタイルが待っているのか、そのビジョンを温め、打ち出すことが必要だと考えますが、市長の展望をお示しください。


 次に、教育委員会の活性化についてお尋ねいたします。


 市長は、所信表明の冒頭に、教育、とりわけ教育委員会の活性化を取り上げておられます。教育は、未来の守口市の担い手づくりであり、守口市の再生は、新たな発想をする人材によるしかないことから、その意気込みに敬意を表したいと考えます。


 さて、市長は、教育委員会の活性化のため、新たな人材の登用、組織体制の確立、学校現場との連携強化を表明されました。新たな人材とは、実社会の荒波でもまれた社会人の方をお考えだと思われますが、この3点について若干の補足説明をお願いしたいと思います。


 また、近年の交通専従員問題、見守り隊、声かけ隊の発足、放課後児童クラブなどの改変に際し、議論が極めて不透明であると、市民の方々から多くの指摘がありました。今後の教育委員会の活性化においても、緊張感を持ちながら説明責任を果たすことを要望したいと思いますが、市長の熱意ある答弁を求めます。


 また、教育委員会のトップダウン方式ではなく、かつて2回開催された子ども議会など、子どもたちからの意見を吸い上げるイベントも開催すべきだと考えますが、答弁を求めます。


 次に、学校施設の耐震化と校庭芝生化モデルについてお尋ねします。


 今さら言うまでもなく、守口市の公立学校施設の耐震化は、本年4月1日現在で9.3%、現在工事中の3校舎を含めてやっと10%を超え、府下で最下位となっています。財政状況も、薄氷を踏む状態です。国において、平成20年度に向け、公立学校施設耐震化の推進等で前年度予算の約2倍に当たる2,258億円が要望されています。安全・安心な学校づくり交付金なら、事業費から交付金を除いた費用の75%について起債で賄えます。将来の公債費負担比率を考えたなら、起債もままならないのが現状でございます。夏暑く、冬寒い、施設性能が悪い学校の熱環境を改善するため、クーラーの設置がかねてより議論され、我が党も扇風機の設置を訴えたこともありますが、財政危機と学校統廃合問題により、一向に進展を見せません。


 そこで、環境省が他の省庁と連携して平成17年度より行っている学校エコ改修と環境教育事業、通称エコフロー事業に注目する必要があります。老朽化した校舎を新築の約2分の1から5分の1の予算で新築並みにすると同時に、エアコンに頼らなくても学習環境を快適にできるこの事業は、最低限の財源で済むばかりでなく、環境教育にも寄与するはずです。これは一例にすぎませんが、学校の環境整備について、市民も交え総合的に検討するプロジェクトをつくり、来年度に少しでも環境整備を行ってはと考えます。その際、大阪府が実施している校庭の芝生化事業も研究・検討し、体力増強に資するばかりでなく、環境にも優しいこの事業を、新しい守口の出発の象徴としてはどうでしょうか。市長の子どもたちに対する熱い思いを込めた答弁を求めます。


 次に、「(仮称)市民成人大学」についてお尋ねいたします。


 学校教育を終えると、スポーツ、芸術、教養を楽しむことは、すべて自己責任となります。老人大学校や企業のカルチャーセンターなど学ぶ機会に事欠かないとはいえ、身近で質が高く、楽しい講座を学べるならば、長寿社会において歓迎すべきことと考えます。そこで、守口市においては、既に公民館や文化センターなどでさまざまな講座を行っておりますが、今回市長が構想されているこの市民成人大学はどのような特徴を持つのか、お示しをお願いいたします。


 次に、公民館と地域分権についてお伺いいたします。


 現在公民館は、社会教育法のもと、目的を明確にし運営され、地域に開放された中心的な拠点施設であると認識しております。今までも公明党として、市民に愛される公民館のあり方として、いろんな形でその提案もしてまいりました。そこで、地域の方々が主体的に直接かかわる公民館を目指し、それぞれの地域の意向を反映した特色ある地域参画による公民館づくりのため、今年度の予算でどのような方向性をもってモデル的に試行していこうとされているのか、お聞かせください。


 次に、大日周辺の民間による大規模な開発が進み、人口の増加が見込まれているわけであります。サービスコーナーはありますが、公民館がすぐそばになく、独自の地域性を持った地区になると思います。他の地域においても同じことが言える場所ができてくる状況であります。そこで、このような地域状況も考えて、今後の公民館のあり方を、また考えをお示しください。


 次に、市長が言われている市民の声を聞く「タウンミーティング」の場として、公民館が一番適切な場所であると思います。そこで、新しい街づくりの拠点として、大胆に変革を考えてはどうでしょうか。そのためには、教育の管理下ではなく、市長部局の管理のもと、市民の方々が自由に活動できる、そして地域の特色を持った拠点としての機能を持たせた形に変更させてはいかがでしょう。そこから、地域のことは地域で運営していくとの自覚で、より一層特色のある地域活動が展開されていくのではないでしょうか。市民を大切に思われる市長のお考えをお聞かせください。


 次に、「地域貢献企業登録制度」についてお伺いいたします。


 このたびの市長の所信表明は、全体を通して一貫して感じることは、市民、すなわち在住する地域住民、そして企業との連携を強化する中、互いの協力をもって町の反映に生かすべきであるとの印象を受けます。この地域貢献企業登録制度も、効率的な行政サービスにつながるものとして、全国的に広がりつつあります。それぞれの共存する利点を生かしながらまちづくりをはぐくみ、共生の中で互いに利益を見出すことは、かねてから私たちが提唱している協働型社会の構築の観点からも、大いに推進すべきであると考えます。


 では、具体的にどうするのか。企業の大小を問わず、さまざまな企業とのネットワークを構築しつつ、知恵を結集しなければなりません。そのためには、行政の大いなるリーダーシップが不可欠であり、関係部課がプロジェクトチームを立ち上げるなど、粘り強く取り組むことが必要です。市長は、この地域貢献企業登録制度を創設し、行政と企業との連携強化を図ると明言していますが、制度の創設と同時に、その目的を拡充するためにどのような構想と具体策をお持ちなのか、明らかにしていただきたいと思います。


 また、町の活性化と税収増として企業の誘致にも触れておられますが、どのような働きかけを模索されているのか、この点もお示しいただきたいと思います。


 次に、「人づくり・街づくり」についてお伺いいたします。


 守口市の高齢化比率は21.3%となっており、5人に1人が高齢者という現状です。本市においては、老人クラブの方々による友愛活動を活用し、ひとり暮らしや虚弱な老人の支援が充実されているところです。また、学校の空き教室を活用したさんあい広場も、コミュニティーの場として充実されてきており、地域の活性化につながっていると思われます。しかしながら、本市の少子高齢化はさらに進むのは確実であります。「住んでよかった、住み続けたい守口」のまちづくり推進並びに商店街の活性化等に、団塊世代の人たちの活力を生かしていけるような取り組みも必要不可欠ではないかと思います。


 そこで、市長にお伺いいたします。「助け合い・支え合い」の活動を通し、今後の拡充についてどのようなお考えかを具体的にお示しください。


 次に、歴史マップについてお伺いいたします。


 守口は、57次の宿駅地として京街道を行き来する旅人に愛されてきた歴史的な町です。2005年には、第18回東海道シンポジウム守口宿大会が開催され、歴史・文化の町守口市が見直されております。また、健康と歴史探索を兼ねて守口市の文禄堤などを歩く方もふえてきております。ぜひとも歴史マップをより有効なものとして、市民や守口市に観光で訪問した方々にも見やすいマップとなりますようお願いいたします。


 そこで、歴史街道マップの作成とあわせて、4項目について要望いたします。1つ、宿場町の案内板の作成。2つ、小・中学校の児童生徒の皆さんが守口市の歴史を学んでおられると伺っておりますが、実際に歩いて体で守口市の歴史街道を理解してほしいと思います。3つ目は、歴史街道を広く皆さんに知っていただくために、観光係を設置していただきたいと思います。この係では、歴史マップの作成やイベントの企画を発信してもらいます。大きく夢の広がる守口市にするため、市長のお考えをお聞かせください。


 次に、守口大根について質問をさせていただきます。


 守口市史によりますと、1585年、守口に宿泊した豊臣秀吉が、守口大根の漬け物を食べ、その味を称賛して、大変喜び、「守口漬」の名が与えられたと言われております。守口大根は、細くて長い形をしたもので、長さは130センチから160センチにもなります。新しい守口市の特色づくりとして、ぜひ守口大根を復活させていただきたいと思います。うれしいことに、本年8月29日に、大阪府のなにわの伝統野菜推進委員会において、16番目の認証品目に追加されました。


 そこで、3点要望いたします。1つは、市内の農家、市民の方がつくった守口大根の品評会をして表彰をしていく。2つ目は、守口市の小学校、中学校で守口大根をつくることを推奨し、できた大根を広報などで紹介する。3つ目は、守口市民まつり、FMハナコでPRすることです。いずれにしても、守口大根を一人でも多くの市民に知っていただき、また誇りを持ってもらえるように、原産地である守口市で普及されんことを切望いたします。


 次に、ごみ問題についてお尋ねいたします。


 今、市民の皆さんにとって一番関心のあるのがごみ問題であります。容器包装リサイクル法で唯一実施していなかったプラスチック製容器包装の分別収集が10月1日より開始されました。また、粗大ごみは12月1日より有料化になります。分別収集、リサイクルすることにより、ごみの焼却量を減らし、環境負荷への低減、そして1炉しかない焼却炉への負担を軽減し、延命化を図ることが目的で、地域説明会にクリーンセンターの職員の方々は土曜日、日曜日もなく走り回り、説明会には多数の方が来られ、好評を得ています。その他プラスチックが除かれ、家庭ごみの搬入量も減っていることと思います。2週間の状況はどのようになっていますか。主婦の方から、「買い物から帰って分けてみると、生ごみよりプラのほうが多いのにびっくりしました。2週間に一度の収集では大変です。せめて毎週来てほしい」という声も既に出てきております。市民の皆さんの声に耳を傾け、状態を十分に把握し、検討を深め、さらなる取り組みをよろしくお願いいたします。


 次に、「一戸一灯」についてお尋ねします。


 地域の防犯灯設置について述べておられますが、地域に対しては助成金が出ていますが、今回市長が提案されている「一戸一灯運動」については、助成金等はいかがお考えでしょうか。また、地域的にも温度差があると思います。そこで、まずモデル地区を選んで、どのような方法が一番協力していただけるか、また、我が市には大手家電メーカーもあり、近くには工業大学もあります。これらの研究機関とうまく連携をとって、守口市ならではの商品を開発し、それを防犯灯として利用したら、すばらしいものができるのではないかと思います。そうして、犯罪の少ない、安心・安全な守口市となるように努力してほしいと思います。市長のお考えをお示しください。


 次に、情報公開についてお尋ねいたします。


 市民に開かれた市政を実現するためには、情報公開は不可欠であることは論をまちません。また、住民主導、地域協働と言っても、住民の方が我が地域を愛し、地域建設を語り、地域のために汗を流すことが楽しいと感じられない限り、継続していくことはできません。そのため、守口の現状とあすの姿を市民の方々に知らせることを、すなわち情報公開を積極的に努めることは支持できます。しかしながら、もう一歩進んで考えるなら、行政で決定した情報を伝えるだけでなく、方針、政策、施策の検討過程から市民が参加できる仕組みを確立すべきだと考えます。我が党は、事業仕分けという手法により、職員、市民、学識経験者で構成された検討会議で、そもそもその政策は必要か必要でないのか、必要なら行政が行うのか、民間で行うのか、行政で行うなら、市で行うべきか、国や府に要望すべきかを明確に議論し、市民に公開する方策を示してきました。今後、川下での情報公開ではなく、川上での情報公開と議論が守口市の活性化に一役を買うと考えますが、市長の答弁を求めます。


 次に、市民ふれあい講座についてお尋ねします。


 本年7月から始まった市民ふれあい講座は、10月からのプラスチック製容器包装の分別収集や12月からの粗大ごみの有料化と守口市のごみ行政の変革期の影響もあり、講座の回数は現在まで81回に及び、参加者も最大で260人と聞き及んでおります。クリーンセンターを初め携わった職員の方々に、「大変御苦労さま」と申し上げておきます。また、少人数の講座の場合も、顔が見えて感触が良好であるとの報告も受けており、今後は、説明者のスキルアップにより、講座がさらに充実することが期待されています。


 ところで、我が党はかつて、市民ふれあい講座の学校利用を訴えました。類似の講座を行っている他市において、臨場感を持つ講座は、役に立つ勉強として子どもたちの興味を引くようです。本市の各課業務内容を紹介する現在の案内冊子は、文字ばかりで見にくく利用が難しい印象を与えることから、時期を見て、絵や図、写真を使って小学校高学年の子どもにもわかるように工夫することで、市民にもさらに親しみの持てる講座となると考えますが、市長の答弁を求めます。


 最後に、タウンミーティングについてお伺いいたします。


 市長自身が地域に出向き、直接対話をするとの決意を述べておられます。市長の守口市を再生する意気込みを実感いたします。さて、その方法はどのようにされるのか、市民の方々が対話を希望されるときの予約方法、窓口などについて具体的にお示しいただきたいと思います。


 以上で守口市公明党を代表いたしましての代表質問を終了させていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)


○山口保己議長  理事者答弁、西口市長。


           〔西口 勇市長 登壇〕


○西口 勇市長  守口市議会公明党を代表されての原口議員の御質問にお答えをいたします。なお、教育に関する御質問につきましては、教育委員会と調整の上、私より御答弁をいたすものでございます。よろしくお願いを申し上げたいと思います。


 まず、財政の早期健全化についてでありますが、財政危機対策指針における平成19年度の計画の中に一部取り組みがおくれているものもあることを踏まえ、財政の健全化につきましては、議員各位を初め市民の皆さん方の御理解、御協力を得ながら、計画を前倒しすることを主眼に置き、なし遂げてまいる所存でございます。


 また、改革後のビジョンについてでありますが、市民の皆さん方の要望にこたえていくためには、まず財政を再建し、行財政基盤を強化することが必要でございます。その上で、私は、新たなまちづくりのコンセプトを「夢と希望の持てる元気で明るい守口」として、限られた財源の中ではありますが、事業実施の方法などを検討しつつ、その実現に向け邁進してまいりたいと考えております。


 次に、教育委員会の活性化についてでございますが、まず、新たな人材の登用につきましては、組織の活性化や閉塞性を解消する上で有益であり、民間企業などの経験者を登用することも一つの方途であると考えております。


 また、教育委員会の組織体制につきましては、社会の変化に伴い、子どもを取り巻く環境も大きく変化し、教育課題も多岐にわたっております。教育委員会では、多様な課題を効果的に解決するため、組織改変を行い、学校現場と連携し、課題把握に努め、必要な支援を行っているところでございます。今後も、柔軟に対応できる組織体制確立に努め、学校現場との連携を強化し、教育委員会の活性化を図ってまいりたいと考えております。


 また、新たな教育施策を実施する場合につきましても、市民の皆さんに十分説明責任を果たすよう努めてまいりたいと考えております。


 子ども議会につきましては、子どもたちが自分たちの課題を議論する機会ともなり、これからの学校生活において意義あることと考えております。また、子どもたちの意見をすくい上げる場をふやすことは有用であると考えておりますので、よりよい実施方法等について考えていきたいと思っております。


 エコフロー事業についてでございますが、学校施設の耐震化と校庭芝生化モデル校についてでございますが、御提案のエコフロー事業につきましては、学校の環境整備の効果的な手法の一つとして、実施方法も含めて研究してまいりたいと考えております。また、芝生化につきましては、実施に向けて検討をしたいと思っております。


 次に、「(仮称)市民成人大学」についてでございますが、数回続く連続講座やみずから参加する講座などを取り入れ、広く市民ニーズに対応できる講座とするなど、より幅広い市民層の方々に参加いただけるような曜日、時間帯を設定し、大学、企業等にも協力を得たいと考えております。


 次に、公民館のあり方につきましては、今年度、地域の方々の参画を得ることで、さまざまな地域課題について自主的な事業を展開し、より柔軟な公民館運営が可能になると考えております。またあわせて、地域の特性を生かせる活動の場として活用できる公民館づくりを進めてまいりたいと考えております。


 また、公民館の整備については、おおむね中学校区を基準に運営をいたしておりますが、現行のそれぞれの地域の公民館を御利用いただきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。


 なお、公民館の活用につきましては、現在地域参画の実現を目指しているところであります。今回の試行が一定の成果を得た段階において、公民館のこれまで以上に幅広い活用について検討を深めてまいりたいと考えております。


 続きまして、地域貢献企業登録制度についてでございますが、市民の安全・安心なまちづくりを初めとし、官民協働を進める手法として、「(仮称)守口市地域貢献企業登録制度」を創設しようとするものでございますが、この制度を契機に、企業との協力関係を活発化してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。


 また、企業誘致についてでございますが、企業に守口市に進出していただき、事業を営んでいただくためには、用地の確保とともに、操業しやすい環境を整えなければならないと考えております。住工が混在し過密化した本市においては、直ちに環境整備を図ることは、課題もあり、ハードルが高いとは存じますが、現在大阪府と協力して住工混在地域の現況を把握するため、工場集積地における操業環境調査を進めております。こうした環境を整え、大阪府や経済団体とも相談しながら、本市に企業に進出していただけるよう努めてまいりたいと考えております。


 「人づくり・街づくり」についてでございますが、住みなれた地域で安全に安心して暮らすことは、だれしもの願いでございます。そのためには、向こう三軒両隣といった御近所づき合いの中で温かい気持ちから発する助け合い、支え合いが不可欠であると考えております。このような活動の継続・拡大を図っていくためには、地域の主体性を重んじながら、行政、住民の皆さん、そして民間企業やボランティアの皆さんが一体となってそれぞれのよさを発揮できるよう、側面から効果的な支援に努めてまいりますとともに、地域福祉計画の策定に際しましても、このような考え方のもと、進めてまいりたいと考えております。


 次に、歴史マップについてでございます。市内全域の歴史マップにつきましては、地図などを見やすくした改訂版を作成して、公民館、サービスコーナー等に設置し、市民のみならず、散策等に訪れられた方々に配布し、好評を得ておるところでございますが、今後さらに、観光といった観点も取り入れた(仮称)観光歴史マップの作成に努めてまいりたいと考えております。宿場町の案内板につきましては、文禄堤に、文禄堤や宿場町などを紹介した「時空の道」の案内板が設けられており、また、主要な史跡などにつきましても、案内板の設置を行っているところでございますが、さらに工夫を重ねたいと考えております。


 また、児童生徒が守口宿や文禄堤を実際に歩いて学ぶことは、本市の歴史街道を理解する上で大切なことだと考えております。この意義を広め、今後も子どもたちが地域の歴史に愛着を持てるよう指導してまいりたいと思います。


 なお、観光係の設置についてでございますが、京街道や文禄堤などの歴史街道を広く市民の皆さんに知っていただくことは、市固有の歴史・文化を継承することにつながり、守口市民としての誇りを持っていただく上で非常に大切なことであると考えます。そのため、文化・歴史の視点から担当課を設置し、これに当たらせているところでございます。こうした文化・歴史的資産をもって、これを観光資産として活用するとともに、御意見の趣旨を踏まえ、観光にも力を注いでまいりたいと考えております。


 守口大根についてでございますが、守口大根の名は、当地守口に由来すると伝えられており、私も、これを守口の名産品として大いに守口市のアピール、郷土意識の醸成に役立てたいと考えております。今般なにわの伝統野菜に認証されましたこと、またマスコミなどでも大いに取り上げられましたことから、市民の間にも徐々に浸透してきていると思われますが、今後とも、御意見を踏まえ、積極的に生産農家の励み、市民の郷土守口の愛着につながるような方策を講じ、守口大根を守口の誇れる名産品に育ててまいりたいと考えております。


 次に、ごみ問題でございますが、10月よりプラスチック製容器包装の分別が始まり、市民の皆さんには、説明会、ふれあい講座、市広報紙及びFMハナコなどで広くPRを行っておりますが、市民の意識などにより回収率が大きく左右されるところでございます。御質問の収集回数の見直しについては、収集の途についたばかりでございますので、レジ袋や過剰包装の自粛など発生抑制の啓発を行うとともに、今後の排出状況を見きわめてまいりたいと考えております。


 「一戸一灯」についてでございます。安全・安心なまちづくりの一環として、「一戸一灯」の展開は、町全体を明るくすることにつながると考えております。このため、今後、御提案も参考にしつつ、地域や住民の方々の御理解、御協力をいただきながら取り組み、犯罪のない明るい町の推進に努めてまいる所存でございます。


 情報公開についてでございますが、非常に厳しい行財政環境の中、今後のまちづくりを進めていくには、市民との連携・協働は欠かすことのできないものと考えております。その前提として、市民の方が市政への御理解を深めていただけるよう、情報公開制度のさらなる推進はもとより、今年度から実施しております市民ふれあい講座の利用促進、さらには早期にタウンミーティングを実施することで、市民の皆さんの意向を反映した施策を充実して実施していく考えでございます。


 また、市民ふれあい講座につきましては、平成19年度から実施をいたしております。市政全般を対象としておりますことから、各課の業務すべてについて御紹介をいたしておりますが、今後は、御意見の内容も踏まえ、さらに工夫を凝らし、市民の皆さんにより一層御利用いただけるような講座となりますよう努めてまいりたいと思います。


 最後に、タウンミーティングについてでございますが、タウンミーティングの実施方法につきましては、現在鋭意検討中でございますが、できるだけ早期に、また多くの市民の方々と対話を交わすことができるよう実施してまいりたいと存じます。


 以上、よろしく御理解賜りますようお願いを申し上げたいと存じます。


○山口保己議長  原口議員に申し上げます。再質問はありませんか。


○9番 原口芳生議員  ありません。


○山口保己議長  以上で原口議員の質問は終わりました。


 次に、志政会を代表して、生島議員から質問を受けることといたします。


         〔生島けいじ議員 登壇〕(拍手)


○20番 生島けいじ議員  志政会の生島けいじでございます。志政会を代表いたしまして、西口 勇新市長に対し、守口市の自立再生について、今なすべき喫緊の財政再建の課題を中心に御質問と御提案を行ってまいりたいと存じます。議員各位、市民の皆様におかれましては、本定例会最後の代表質問であり、一部類似した質問もあるかと存じますが、しばらくの間、御清聴賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


 今回、「みずからの経営感覚を生かし、一日も早く財政再建を実現します」、この公約を市民の皆さんに訴え、初当選されました西口 勇新市長の御就任を改めてお喜びを申し上げます。


 今日、自治体横並びの時代は終わり、もはや依存と甘え、官僚丸投げ、マンネリの改革では、守口市を自立再生することはおろか、今後の自治体経営をしていくことも極めて困難であります。このように自治体間競争の今、市長の能力として、みずからの経営能力と対外発信能力が求められております。この市長の能力によって、自治体が発展するか、それとも衰退するか、自治体の明暗が決まると言っても過言ではありません。慶応義塾大学の上山信一教授は、道州制の導入を推進する関西経済同友会での御講演で、この首長の任期について、2期8年で首長の能力が判明、最長でも3期が限界であると述べられております。


 これからの守口市の自立再生には、市民の皆さんへの徹底した情報公開、市長みずからの説明責任と経営責任に基づいた改革の断行こそ、必要ではないでしょうか。これまでの旧態依然とした体質と依存心からの脱却こそ、今なすべき改革の本質であり、危急存亡の守口市に求められております。市長みずからがリーダーシップを発揮し、みずからの説明責任と経営責任を果たして、守口市の財政再建を断行していかなければなりません。今回多くの市民の皆さんが、市長がこれまで経営者と地方議員の双方の経験で培われてきた経営手腕に大きな期待を寄せれているものと理解をいたしております。


 それでは、この守口市の自立再生について、市長に対して具体的に御質問を進めてまいります。


 まずは、平成18年3月に策定された守口市の財政危機対策指針(改訂版)集中改革プランの取り組みについて、先般9月21日の議会運営委員会において御報告を受けたところでありますが、この財政危機対策の取り組みとその進捗状況に対し、市長はどのような理解をなされているのか、市長みずからの御見解をお示しください。


 国税庁の民間給与実態統計調査では、民間企業に勤める人の2006年度の平均給与は434万9,000円で、前年を1万9,000円、0.4%下回り、ここ9年連続で減少していることが明らかになりました。バブル経済崩壊後、民間企業は血の出るようなコスト削減を断行し、2002年から景気回復は続いているとされていますが、いまだに民間企業に勤める人の給与に反映されていない。これが市民生活の実態であり、このことは、民間御出身の市長もよく御存じだろうと思います。改めて市長にお尋ねいたします。果たして2006年度の守口市の平均給与は幾らだったのでしょうか。いま一度この点を確認した上で、次の質問に移ります。


 先般8月に、私ども志政会では、2008年度より導入される財政健全度の新たな指標である連結実質赤字比率と集中改革プランの取り組みをテーマに、青森県黒石市に政務調査を実施してまいりました。ある連結実質赤字比率の試算では、黒石市はマイナス29.6%、全国12位であり、守口市はマイナス22.8%で全国19位。ややもすれば財政健全化団体や財政再建団体に転落する可能性は否定できません。この黒石市では、職員給与の5%を削減、期末勤勉手当の10%から20%の削減を実施・継続する中、さらにはほとんどの特殊勤務手当を廃止されるという厳しい財政再建を推し進めておられます。なぜこれが守口市で実施できないのか。私の率直な感想であります。


 守口市では、先般3月に、雨中加算手当、いわゆる雨降り手当を廃止するなど、特殊勤務手当を約3分の1削減いたしましたが、今日の最も厳しい財政状況にあって、厚遇批判にさらされている特殊勤務手当が今どうしても必要なのでしょうか。特殊勤務手当がなければ、これが支給されている業務が遂行できないのでしょうか。財政健全化団体や財政再建団体に転落する可能性が否定できない今日、残りの特殊勤務手当を早期に廃止するべきであると考えます。平成18年度の支給総額は733万円、一日も早い財政再建を市民の皆さんに公約された市長のリーダーシップあふれる御答弁を求めます。


 次は、過日の新聞報道でも取り上げられました住居手当の問題であります。この住居手当のうち、世帯主以外の者に支給されているいわゆるその他の住居手当は、すなわち親子で同居している者のうちの子ども、夫婦で本市に勤務している者のうちの妻などに対して、これまで1名につき月額8,000円が支給されており、平成21年度までに段階的に2,000円まで引き下げるとしておりますが、平成19年度一般会計・特別会計では、支給単価は月額6,000円、支給対象者は417名、実に年間支給総額は約3,000万円となっております。内外から不合理と指摘されているその他の住居手当の支給を継続していくことは、もはや市民の皆さんの理解は得られません。早急にその他の住居手当を廃止するべきであると考えますが、慣習・既成概念にとらわれることのない思い切った改革を推し進めると所信表明で述べられた市長の御答弁を求めます。


 次に、市税、国民健康保険料の滞納対策の強化について御質問いたします。


 平成18年度の守口市の市税収入は223億円、歳入の45.4%を占めております。この市税全体の収入率は91.9%となっており、市民税及び固定資産税の収入率も年々少しずつ上昇しており、また、平成18年度の市税滞納繰越額は18億700万円、前年度より1億2,400万円減少いたしております。


 例えば堺市では、債権差し押さえやインターネットによる公売オークションシステムの活用のほか、平成17年度より導入された民間活用による電話催告業務、いわゆる市税コールセンターでは、平成18年度での本業務の経費3,400万円で、約4万1,000名の滞納者のうち、約2万1,000名から約5億9,000万円の収入を得ることができ、一定の効果を上げておられます。このように、民間活用による電話催告業務の拡充を図るなど、より積極的に市税の収入率の向上と効果的な滞納整理に取り組まれ、平成18年度の収入率は94.5%、前年度より0.9ポイント上昇し、滞納繰越額も74億円から61億3,000万円へと、約12億7,000万円を前年度から圧縮できる見込みであります。これらの滞納対策の取り組みは、一日も早い財政再建を急がれる守口市でも、有効な財政再建の方途と言えるのではないでしょうか。


 市税のほか、今後連結実質赤字比率に大きく影響を及ぼす国民健康保険料を国保税と改め、これらの市税などの収入率の一層の向上と滞納対策の強化を民間活力の導入によって図り、喫緊の財政再建に取り組むべきではないでしょうか。市長の経営感覚あふれる御答弁を求めます。


 さらに、今後は、市民の納付機会の拡大を図ることによって、市税等の収納の利便性を高め、収入率を向上させることも必要であります。守口市でも、コンビニエンスストアでの市税収納を御検討されていると思いますが、マルチペイメントネットワークを利用したATM、インターネットバンキングを活用した電子収納システムの導入、時間と場所を選ばずに納付できるよう、収納手段の多様化を図っていくべきであると考えますが、これらの早期導入について、民間経営の実務に精通された市長のお考えをお尋ねしたいと思います。


 次に、市長の退職金について御質問をいたします。


 市長は、「みずから律して、市長の退職金を50%カットします」と市民の皆さんに公約されましたが、今後どのように取り組まれようとされているのでしょうか。前市長は、平成17年より退職金を50%カットされましたが、これは1期ごとに支払われる上乗せ部分の2,313万円の特別退職手当の約2年間分を50%カットされたもので、今回5期目分については、1,525万円が支給されましたが、5期20年の合計に対して別途支払われた基礎部分の普通退職手当はカットされておりませんでした。今回の退職に当たって、合計3,940万円の退職金が支給され、総じて5期20年で支給された退職金全額は1億2,750万円でありました。今後市長に支給される予定の退職金全額は、公約どおり最長で3期務められた場合は8,132万円、これを50%カットすると、削減効果は4,066万円となります。


 ここで、市長にお尋ねいたします。市長の公約された退職金の50%カットとは、上乗せ部分の特別退職手当だけのカットなのでしょうか。それとも、基礎部分の普通退職手当をも含む退職金全額のカットなのでしょうか。市民の皆さんから見れば、退職金全額を50%カットされると理解されるのが至当だと思いますが、市長の御答弁を求めます。


 次に、市長の交際費についてお尋ねいたします。


 市長は、「情報公開を積極的に行い、ガラス張りの市政を推進します」と市民の皆さんに公約され、先般の所信表明でも述べられております。私も、すべてを市民の皆さんにオープンにすることから改革はスタートできると考えております。本議会におきましても、去る9月28日の本会議で、政務調査費の使途公開のための条例の一部改正を行い、これを10月1日より施行いたしたところであります。市長交際費は、これまで市交際費として大幅に減額されてきており、平成18年度では、予算額60万円に対して29万円が執行されております。この交際費については、大阪府下では既に大阪府、そして21の自治体においてホームページで公開されています。情報公開とガラス張りの市政を公約された市長におかれましては、みずからの情報公開を実施することによって、ガラス張りの市政を推進していく必要があるのではないでしょうか。この市長交際費の使途のホームページ公開について、積極的な情報公開を推進されようとしている市長の御答弁を求めます。


 最後に、教育問題について御質問いたします。


 先般9月14日の午後、私ども志政会では、佐太小学校、大久保中学校、藤田小学校へ、小・中学校へのクーラーの設置について、実際に普通教室の暑さを体感するため、各学校現場での調査を実施いたしました。当日のお天気は曇り時々晴れでございましたが、教室内は大変蒸し暑く、3校の平均の室温は31.5度という結果でございまして、いずれの教室も、決して快適な教育環境と言える状況ではありませんでした。果たして市内の公共施設でクーラーが設置されていない施設があるでしょうか。暑いのは大人も子どもも一緒であります。教育の重要性が叫ばれながら、なぜこの学校だけがクーラーが設置されていないのでしょうか。


 今回の政務調査では、守口市の小・中学校へのクーラー設置にどれぐらいの費用を要するのか、この必要経費も明らかになりましたが、教育委員会の試算によりますと、メンテナンスを含めた空冷パッケージエアコンの13年間のリース料方式では、小学校18校、303普通教室で約6億500万円、中学校9校、116普通教室で約2億3,100万円、合計8億3,600万円。また、工事で行った場合は、小学校で約4億3,500万円、中学校では約1億6,600万円、合計約6億200万円となっております。これらの財源につきましては、今年度は、梶中学校体育館、東小学校体育館、守口小学校体育館で進められている学校施設の耐震化も最優先課題でありますが、今申し上げました空冷パッケージエアコンのリース方式での実施も可能でありますし、小・中学校の統廃合などで生じた未利用地等市有財産の売却などで得た収入を充当していくことも可能であります。さらには、守口市には、松下電器産業や三洋電機という大手家電メーカーもあり、これらの企業の御協力を得ることも可能ではないでしょうか。この施策こそ、私は、市長の経営能力と経営手腕が問われている政策課題であると考えております。


 さらに、周辺の自治体では、お隣の門真市、そして大東市でも、既に小・中学校全校にクーラーが設置され、現在では、枚方市でもその設置が進んでおります。この小・中学校へのクーラーの設置について、児童生徒、保護者や市民の皆さんの御要望は年々高まっており、近い将来、いずれかの段階で実施していくべきであり、今後は、あきらめることなく、先送りすることなく、市長の目指す「夢と希望の持てる守口」の実現のため、できるだけ早期に具体的な今後の設置予定計画を取りまとめ、これを市民の皆さんにお示しをして明らかにしていく必要があると考えます。


 「夢と希望の持てる元気で明るい守口」の実現に当たって、教育を最重要課題とされている市長におかれましては、守口市長選挙公開討論会などで、小・中学校へのクーラーの設置について市民の皆さんに言及、公約されておられますが、今後どのようにこの課題に取り組んでいかれようとされているのか、市長の夢と希望の持てる御答弁を求めます。


 結びに、ただいまの私の質問に対する市長の御答弁は、私ども議員のみならず、市民の皆さんへの御答弁であることを付言いたしますとともに、「夢と希望の持てる元気で明るい守口」の実現へ今後ますますの市長のリーダーシップと経営手腕を心から御期待を申し上げまして、私の代表質問を終わります。御清聴、どうもありがとうございました。(拍手)


○山口保己議長  理事者答弁、西口市長。


           〔西口 勇市長 登壇〕


○西口 勇市長  志政会を代表されての生島議員の御質問にお答えをいたします。なお、教育に関する御質問につきましては、教育委員会と調整の上、私より御答弁をいたすものでございます。よろしくお願いを申し上げます。


 初めに、財政危機対策の取り組みと進捗状況についてでございますが、財政危機対策指針につきましては、財政再建団体への転落を何としてでも回避し、可能な限り行政水準を維持・確保するため、議員各位を初め市民の皆さん方の御理解、協力のもとで各種事務事業を見直されていますが、今後の進捗状況につきましても、社会経済状況の変化や一部取り組みがおくれている事業もあることから、計画を前倒しすることを主眼に置き、早期に財政健全化をなし遂げていく決意でございます。


 次に、守口市の職員の平均給与についてでございますが、本市全職員の平均給与は、年齢48歳11カ月、在職24年10カ月で764万4,000円でございます。


 特殊勤務手当は、給料で考慮することが適当でない、いわゆる特殊な勤務に対して支給されるもので、時代の変化を踏まえ、必要に応じて見直すべきものと存じております。今後におきましては、引き続き勤務の特殊性を勘案しつつ、妥当性並びに必要性を考慮し、廃止も含め対応してまいりたいと考えております。


 また、住居手当につきましては、世帯主及び非世帯主ともに平成19年度から段階的に削減することとなっておりますが、御指摘のその他の住居手当につきましては、市民の理解が得られるよう、廃止を含め見直してまいりたいと考えております。


 次に、市民税等の滞納対策についてでございますが、滞納整理については、差し押さえ並びに財産調査等を鋭意行っているところでございますが、御指摘の民間活力の導入につきましては、実施に向け検討してまいりたいと考えております。


 また、納税者の利便性を高め、徴収率向上を図る観点から、マルチペイメント等の電子収納システムは有効な手段と考えておりますが、手数料及びシステム構築に伴う経費等の負担や費用対効果を見きわめつつ、実施に向けて検討してまいりたいと考えております。


 次に、市長の退職金についてでありますが、現在市長の退職手当につきましては、条例で規定されておりますように、一般職の職員と同様の退職手当と、特別職に適用される特別退職手当が支給されることになっております。市長に就任した際の退職手当を50%削減することにつきましては、両方の手当を合わせた支給額の50%を削減する考えでございます。しかるべき時期に条例の整備を行うべく、準備を進めているところでございます。


 続きまして、市ホームページ上で市長交際費を公開することは、私が推進するガラス張りの市政を実現するために有効な手段であると考えております。今後の公開につきましては、庁内で調整を行う中で、早急に実施に向け検討してまいる所存でございます。


 最後に、クーラーの設置についてでございますが、小・中学校の冷房設備は、これまでも保健室等に設置を進めておりますが、地球温暖化等により教室の温度も高くなっており、学習環境を守るためにも、その必要性は十分認識をいたしておりますが、まずは児童生徒の安全確保を最優先に取り組むべき課題として、その進捗状況や財政状況を踏まえつつ、設置に向けた計画を検討してまいりたいと考えております。


 以上、よろしく御理解賜りますようお願いを申し上げたいと思います。


○山口保己議長  生島議員に申し上げます。再質問はありませんか。


○20番 生島けいじ議員  ございません。


○山口保己議長  以上で生島議員の質問は終わりました。


 次に、三浦議員から個人質問を受けることといたします。三浦議員。


         〔三浦健男議員 登壇〕(拍手)


○2番 三浦健男議員  市長の所信表明に対する質問も最後となりました。団塊2321の個人質問を行わせていただきます三浦健男でございます。議員各位におかれましては、お疲れのところ、しばらくの間、御清聴いただきますようお願い申し上げます。また、市長におかれましては、真摯なる御答弁のほどをよろしくお願いをいたします。


 さて、市長の所信表明においての発言は、総論において、国は地方分権改革を推進する一方で、基礎的な財政収支の回復を最優先し、歳出抑制の徹底とさらなる地方財政改革を促しつつ、地方の自主・自律、つまり地方みずから自分のコントロールすることを求め、本格的な転換期を迎えていくものとの考えをお示しになりました。また、今後、国においては、社会保障制度の財源を含めた税制改革を進めることとなっており、現在国政が非常に不安定な状況の中で、その先行きは不透明感があるとも発言されました。この問題は、今後地方の自主・自律を促すことは、今以上、国からの仕送りである交付金、補助金なども減少し、その上に社会保障費のさらなる負担や増税が行われるといったことによって、市民生活においてさらに痛みがふえることとなります。市長は、市民生活における痛みに対してどのような手だてを考えておられるのか、この点についてまず御答弁をいただきたいと思います。


 そこで、行財政改革について何点かお尋ねをいたします。


 この間、本市は、平成4年以降財政が悪化し、将来的に財政運営が緊迫するとの予測のもと、行財政改革が進められましたが、多数の退職者が生じ、退職手当に係る人件費が大幅に増加したことや、不況に伴う法人税・市民税収の減少、扶助費の増などにより、平成15年度決算で実質収支において赤字が生じ、行財政全般にわたってさらに再構築する必要があることから、平成17年度2月に財政危機対策指針を、対策期間7年間とし、策定されました。その結果は、このほど平成18年度決算が確定をし、実質収支25億円の赤字であることが報道されていますが、一昨年度と比べて約4億円赤字が解消されております。しかしながら、国による三位一体の改革によって、国庫補助金等についても税源移譲など減収となり、歳入の根幹である市税収についても伸び悩んでおります。また、歳出については、人件費、扶助費を初め、各種補助金や事務事業の経費見直しにより、歳入不足を上回る厳しい財政運営が余儀なくされております。


 このように、本市を初め地方財政の悪化の大きな要因は、国策によるものではないでしょうか。アメリカ言いなりの内需拡大を押しつけられ、公共事業の拡大を地方に押しつけ、地方債の過剰な発行、規制緩和と民営化、こうした国の責任放棄にこそあり、その結果が、本市を初めとし、地方財政を悪化させたのであります。今後、国によるさらなる制度改革、例えば医療制度においては、来年4月1日から始まる後期高齢者医療制度など、高齢者を初めとした市民の皆さんにさらなる負担をかけることとなりますが、財政再建はあくまでも手段であり、市民福祉向上のための予算は確保し、これ以上市民の負担を求めないでいただきたい、このことを国に対して、この失政を改めるよう、市長として守口市の窮状を国に強く訴えていただきたい。市長の答弁を求めます。


 また、市長はリーダーシップを発揮し、チャレンジ精神あふれる職員の意識改革を行い、市長みずからが培った経営感覚により、公民の役割分担などの観点から事務事業の見直しを図り、慣習・既成概念にとらわれることなく、簡素で効率的な行政システムの構築を行うと言われておりますが、このことはつまり、今以上に民営化を推し進める改革を行われるとの考えなのか。選挙中に市長は、1年前倒しにして行財政改革を行うと言っておられましたが、その中身は民営化を推し進めることなのか、具体的に何を前倒しにして改革を推し進めるおつもりか、この点について具体的な答弁をいただきたい。


 続いてのお尋ねですが、市長は、新たな財源確保について企業誘致等を示しておられますが、具体的な計画をお聞かせいただきたい。


 続いて、教育問題についてお伺いいたします。


 教育を取り巻く課題は山積しており、国においても、教育基本法の改正を行うなど、教育再生に向け取り組もうとしております。本市においても、教育環境の整備が急務であるとの考えをお示しになりました。また、教育基本法や現在の国が進める教育再生には、私は異論のあるところでありますが、今後この問題については、所管の委員会などで議論をしてまいりたいと考えております。


 そこでまず、学校環境の整備のうち、特に学校施設の改善についてお尋ねをいたします。


 ことしも連日の猛暑が続き、年々気温の上昇が言われる中、市庁舎においては冷房が効き、真夏のあの猛暑の教室には冷房も入らない。昔と違い、建物も建て詰まり、風通しもよくない鉄筋校舎、児童がどうして学業に集中することができるのでしょうか。9月に行われた市長選挙、小学校において窓を全開し授業が行われているところに大きなスピーカーで選挙カーが通るたび、生徒たちが「うるさい」と叫んでいたそうです。市長は御存じでしょうか。市長は、「我慢強さ」「みずから頑張る力」とおっしゃっておられますが、我慢にも限界があります。あのお隣の門真市では既に小・中学校に冷房が完備したそうです。芝生化よりも、まず先に小・中学校の冷房の設置をぜひ実現していただき、夏の授業が児童にとって苦痛のない安全な環境を整えていただきたい。


 市長も、公開討論会の中で、この問題を取り上げられておりました。その方法論については、今後速やかに検討に入っていただき、また、児童の安全確保のために、学校施設の老朽化、耐震化等についても早急に対策を講じていただきたい。市長の思いやりある答弁を期待いたします。


 また、守口市における財政健全化は、重要な問題でありますが、教育環境の充実のためには、十分な予算確保をしていただきたい。これは要望としておきます。


 さて、私の質問もあと2点となりました。そこで、お尋ねと御提案をいたします。


 市長は、今回の所信表明の中で、住民主導、地域協働、情報公開を述べておられ、私もその部分については共感する一人であります。そこで、市民の皆さんに参加と協働を求めるに当たり、まずは政治不信を払拭しなければなりません。今、国政においては、政治と金の問題、年金の問題など噴出しています。守口市におきましても、年収200万円以下の人たちがたくさんおられることと思います。全国では1,000万人いると言われています。ますます格差が進み、疲弊し、未来への明るい展望が見えないことで、強い政治不信を市民に与えています。この強い政治不信を市民の皆さんから取り除くためには、みずからがえりを正さなければなりません。


 そのためには、政治に対する市民の信頼を回復させるため、市長が先頭に立って範を示すべきことの具現化として、新たな政治倫理条例の制定があります。現在本市では、政治倫理の確立のための守口市長の資産等の公開に関する条例がありますが、これは、国会議員の資産公開法にならった自治省モデル条例によって平成7年に制定されたもので、実際には実効性が疑わしいものがあります。その問題点を挙げますと、適用対象を市長に限り、当時助役や特別職、議員は対象外、その上、資産報告は項目が粗雑な上、本人名義のものだけとし、その真偽を審査する機関も虚偽報告に対する罰則もないばかりか、地位利用による私腹肥やしを禁ずる政治倫理基準や贈収賄に関する問責制度を欠き、疑惑に対して住民の調査権も保障されないものであります。新たに守口市長になられて、所信表明では、市政の大改革やあらゆる事業の見直し、財政情報をわかりやすく積極的に公開し、市政全般の透明性を高めると掲げておられる以上、情報公開時代にふさわしい政治倫理条例の制定に踏み出していただきたい。


 近年の流れを見ると、自治省モデル条例案の提示後に、三役、議員などを対象とするより実効的な政治倫理条例を制定・改正した市町や目下準備中の市町も少なくありません。また、特定事業者の推薦・紹介の禁止、職員採用への介入禁止の条項が加えられたり、企業団体献金の全面禁止や贈収賄による逮捕後の説明会、身内の請負契約の辞退届が義務づけられたものもあります。


 そういった先進事例に共通しているものは、もはや首長本人のみの資産公開の政治倫理条例ではないということであり、副市長、教育長、水道事業管理者の特別職はもちろん、議員も対象としており、教育委員や農業委員、代表監査委員まで含めるところも出てきております。また、契約等の分野では、「配偶者並びに一親等または同居親族」や「首長等及び議員が役員をしている実質的に経営にかかわっている企業」の排除を規定しているものが多くあります。資産公開の面でも、配偶者並びに一親等または同居の親族も対象としている自治体も出てきております。


 地方分権の時代、守口市を独自の発想で再生するためにも、政治倫理の最高規範として守口市独自の倫理条例をつくり、質の高い行政、透明度の高い行政運営こそ、市民と職員に誇りを与えることとなります。情報公開時代にふさわしい政治倫理条例の制定にぜひ踏み出していただきたい。市長の決意のほどを答弁いただきたい。


 続いて、自治基本条例について提案いたします。


 自治基本条例については、既に市長も選挙中のリーフレットにも自治基本条例制定を掲げておられ、今回の所信表明においても、市民参加・協働を訴えておられます。しかし、その具体的な進め方や詳細な内容は示されておりません。僣越ながら、守口市の最高規範としての自治基本条例制定の必要性を提案し、市民参加による制定を願うものであります。


 さて、この自治基本条例推進に当たって、少し振り返ってみたいと思います。戦後新しい地方自治制度がつくられ、国から独立した地方自治体が地域の行政を担うこととなりました。しかし、機関委任事務制度など中央集権的な仕組みによって国からの縛りを受けていたため、自治体が主体を発揮できる余地は極めて限られていました。今日の日本では、国際化、少子高齢化が進む中で、国民のニーズや価値観も多様化、流動化しています。これまでのように国が一律の基準で全国統一的に行政を進めるという方法では、的確に対応できなくなってきており、地方自治体が地域課題の解決や地域づくりに対して主体的に取り組めるよう、地方分権を進めていくことが必要となっています。まさに、地方主権の時代、地方政府としての守口市には、市民が安心して住める町をつくるために、議会が法律や法令によって規定されているもの以外は、守口市と市民との約束事、つまり契約を住民参加で制定を行う、守口市の最高規範としての自治基本条例制定が必要であります。


 この条例は、市民主権の理念にのっとり、自治の基本原則及び自治の主体のあり方を明らかにするとともに、その主体間における参加と協働の原則を定めることにより、自己決定、自己責任による自治の運営を実現し、もって自律した豊かな地域社会の創造に資することを目的とするものであると、私は理解いたしております。また、条例制定への市民参加については、公平公正な公募による市民参加を必ず実現していただきたい。


 以上を提案し、できるだけ早い時期に自治基本条例制定を期待し、市長の明快なる答弁を求め、私の質問を終わります。議員各位におかれましては、大変長時間、御清聴ありがとうございました。(拍手)


○山口保己議長  理事者答弁、西口市長。


           〔西口 勇市長 登壇〕


○西口 勇市長  三浦議員の御質問にお答えをいたします。なお、教育に関する御質問につきましては、教育委員会と調整の上、私より御答弁いたすものでございます。よろしくお願いを申し上げます。


 まず、財政再建の方策と市民負担等についてでございますが、市長といたしまして、市民の皆さんが安心して生活を送っていただくことを望み、またそのために精いっぱいの努力を費やすことは私の責務であると考えております。このことから、今後の国の制度改革・改正等につきましては、真に市民の福祉の向上につながるものとなりますよう、国に対し意見を述べていくことはもちろんのこと、市といたしましても、できる限り早期の財政健全化を果たす必要があると申し上げたわけでございます。


 財政の健全化に向けましては、民間委託のみならず、取り組みのおくれているものや前倒しを進めることに主眼を置きつつ、予算編成時におきましてもさらなる事務事業の見直しを図ることで早期の実現を果たし、「夢と希望の持てる元気で明るい守口」を実現してまいりたいと考えております。


 また、新たな財源確保としての企業誘致でございますが、都市基盤整備の推進や他市で見られるような不均一課税の導入など、可能な限り税制面での対応等について検討してまいりたいと考えております。


 次に、学校クーラーの設置につきましては、その必要性を十分に認識をしておりますが、まずは児童生徒の安全確保を最優先に取り組むべき課題とし、その進捗状況や財政状況を踏まえつつ、前向きに対処してまいりたいと考えております。


 また、学校施設の耐震化・老朽化対策につきましては、厳しい財政状況ではありますが、一棟でも多く整備できるよう努めてまいりたいと存じます。


 政治倫理条例についてのお尋ねでございますが、私は市長として、政治に携わる者は高い倫理性を持ってみずからを律し、その職務を遂行するものとの認識をいたしております。現行の資産公開条例は、市長の資産を公開することにより、政治倫理の確立を期し、もって民主政治の健全な発展に資することを目的としたものでございますが、その対象範囲の拡大など御提案いただきました御趣旨につきましては、今後ともさまざまな観点から検討してまいりたいと考えております。


 続きまして、いわゆる自治基本条例は、市民の自治意識の向上などを図り、もって市民が主体となって暮らしやすいまちづくりを推進するための仕組みを定めたものでございますが、その定義が必ずしも明確ではなく、さまざまな形態であることから、一概に論じ得ないところもございます。しかしながら、その制度に向けて検討を進めると同時に、地域の活性化や地域の力を高める施策を講じてまいりたいと考えております。


 以上、よろしく御理解賜りまするよう、よろしくお願いを申し上げます。


○山口保己議長  三浦議員に申し上げます。再質問はありませんか。


○2番 三浦健男議員  簡単でありますので、自席のほうからお願いいたします。


 改革を前面に打ち出しておられる市長の答弁にしては、まだまだ確固たる意思決定が感じとれない答弁であったとの思いが残ります。現在、非常に政治に対する市民の皆さんの不信感がある中、新しい政治倫理条例制定や市民参加と協働を訴えておられる市長からは、守口市と市民の間における約束事である自治基本条例制定にはもっと切り込んだ答弁をいただきたかったとの印象を持ちます。今後、またこういった問題についての議論を深めていきたいと考えております。


 以上で私の質問を終わります。


○山口保己議長  以上で三浦議員の質問は終わりました。


 これをもって市長の所信表明に対する質問は終了いたしました。


 次に移ります。日程第2、選任同意第3号、「教育委員会委員の任命について」を議題といたします。真崎議員。


○5番 真崎 求議員  この際動議を提出いたします。


 ただいま議題とされました選任同意第3号及び以下上程される諸事件の朗読は、提出主文のみにとどめ、他は省略されんことを望みます。


○山口保己議長  ただいま真崎議員から、選任同意第3号及び以下上程される諸件の朗読は、提出主文のみにとどめ、他は省略されたいとの動議が提出されました。本動議を直ちに議題とし、お諮りいたします。本動議のとおり決することに異議ありませんか。


          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  異議なしと認めます。よって、さよう決しました。


 議題を朗読させます。


            〔 議事課長朗読 〕


○山口保己議長  提案理由の説明を求めます。西口市長。


           〔西口 勇市長 登壇〕


○西口 勇市長  選任同意第3号についてでございますが、現在教育委員会委員が1名欠員になっておりますことから、その後任につきまして種々慎重に検討いたしました結果、新たに藤川博史氏を任命いたしたく、御提案申し上げる次第でございます。


 藤川氏は、人格、見識ともにすぐれておられ、現在も大阪府教育委員会において御活躍されているところであり、それらの経験を生かして、教育委員会委員として本市教育行政発展のため御尽力いただけるものと大いに期待をいたしているところでございます。何とぞ議会の御同意を賜りますようお願い申し上げます。


○山口保己議長  これより質疑に入ります。


           〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。


 この際お諮りいたします。ただいま議題の選任同意第3号については委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。


          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  異議なしと認めます。よって、選任同意第3号については委員会付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


           〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。


 これより選任同意第3号を採決いたします。この採決は無記名投票をもって行います。議場の閉鎖を命じます。


            〔 書記議場閉鎖 〕


○山口保己議長  ただいまの出席議員数は、議長を除き21人であります。


 投票用紙を配付させます。


            〔書記投票用紙配付〕


○山口保己議長  投票用紙の配付漏れはありませんか。


           〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  配付漏れなしと認めます。


 投票箱を点検させます。


           〔 書記投票箱点検 〕


○山口保己議長  異状なしと認めます。


 それでは、これより投票に入ります。念のため申し上げます。これより点呼に応じ、記載台にて、本件を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、それぞれ順次投票願います。なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とみなします。


 点呼を命じます。


         〔議事課長点呼により各員投票〕


○山口保己議長  投票漏れはありませんか。


           〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。議場の閉鎖を解きます。


            〔 書記議場開鎖 〕


○山口保己議長  これより開票を行います。


 この際、会議規則第29条第2項の規定により、開票立会人を定めます。議長から御指名申し上げます。日本共産党守口市会議員団から真崎議員、改革クラブから和仁議員、もりぐち市民会議から木村議員、志政会から生島議員、作田議員、守口市議会公明党から立住議員、原口議員を御指名申し上げます。よって、以上7名の方々の立ち会いを願います。


        〔開票立会人立ち会いのもとに開票〕


○山口保己議長  投票の結果を報告いたします。


 投票総数    21票


 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち、


 賛  成    12票


 反  対     0票


 白  票     9票


 以上のとおり賛成が多数であります。よって、本件はこれを同意することに決しました。


 それでは、藤川博史氏からごあいさつを受けることといたします。


         〔藤川博史氏入場、登壇〕(拍手)


○藤川博史氏  藤川博史でございます。本会議の貴重な時間をお許しいただきまして、一言お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。


 このたびの私の教育委員選任に際しまして御承認いただき、まことにありがたく、高壇からではございますが、お礼申し上げます。


 国では、教育基本法が改正され、新しい時代に求められる教育理念が明確になりました。それに伴い、教育委員会のあり方についても、責任体制の明確化とその体制の充実を図ることが求められております。このことにつきましては、私も深く受けとめており、教育委員の果たすべき役割を考えますと、その職責の重大さに身が引き締まる思いでございます。今後におきましても、市長を初め市議会の議員各位並びに先輩教育委員各位の御助言、御協力をいただきながら、もとより微力ではございますが、守口市の子どもたちの健全育成と生涯学習を初めとする教育の振興・発展のために全力で取り組んでまいる所存でございます。この上は、今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、お礼とあいさつにかえさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。(拍手、退場)


○山口保己議長  ごあいさつは終わりました。


 次に移ります。日程第3、選任同意第4号、「公平委員会委員の選任について」を議題といたします。議題を朗読させます。


            〔 議事課長朗読 〕


○山口保己議長  提案理由の説明を求めます。西口市長。


           〔西口 勇市長 登壇〕


○西口 勇市長  選任同意第4号についてでございますが、現在公平委員会委員の池田幹彦氏の任期が10月23日をもって満了いたしますことから、その後任につきまして種々慎重に検討いたしました結果、引き続き同氏を選任いたしたく、御提案申し上げる次第でございます。


 池田氏には、これまでの活動実績と幅広い見識を生かし、本市行政の進展のため、さらに御尽力いただけるものと期待をいたしているところでございます。何とぞ議会の御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


○山口保己議長  これより質疑に入ります。


           〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。


 この際お諮りいたします。ただいま議題の選任同意第4号については委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。


          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  異議なしと認めます。よって、選任同意第4号については委員会付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


           〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。


 これより選任同意第4号を採決いたします。本件はこれを同意することに異議ありませんか。


          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  異議なしと認めます。よって、本件はこれを同意することに決しました。


 それでは、池田幹彦氏からごあいさつを受けることといたします。


         〔池田幹彦氏入場、登壇〕(拍手)


○池田幹彦氏  池田幹彦でございます。本会議の貴重な時間をおかりいただきまして、一言お礼のごあいさつを申し述べたいと思います。


 ただいま、不肖私に対しまして引き続き公平委員会委員選任の御同意を賜り、心から厚くお礼を申し上げたいと思います。


 顧みますと、平成2年、公平委員の要職を承りまして以来今日まで、議員各位を初め関係の皆様方の温かい御指導と御教授を仰ぎつつ、大過なくその職務を終えさせていただくことができました。重ねて厚くお礼を申し上げたいと思います。


 既に御案内のとおり、今日の地方自治体を取り巻く環境は、大きく変わろうとしておるわけであります。行財政改革、地方分権の推進、情報開示等、さまざまな改革が進められておるわけであります。こうした中にありまして、職員が公正中立な立場で職務に専念できる環境を整えなければなりませんし、適切な人事行政を担保する私たち公平委員の役割も、ますますその重要性を帯びてくるものと考えられるわけであります。


 微力ではありますけれども、与えられた職務を全うするため全力を傾注してまいる所存でございますので、議員各位におかれましては、今後とも引き続きよろしく御指導、御鞭撻賜りますよう心からお願いを申し上げまして、まことに簡単粗辞ではございますけれども、お礼の言葉にかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手、退場)


○山口保己議長  ごあいさつは終わりました。


 この際申し上げます。ただいま真崎議員外6名から、意見書案第1号、「道路整備の推進及びその財源確保に関する意見書案」が提出されました。書記をして、意見書案を配付させます。


            〔書記意見書案配付〕


○山口保己議長  お諮りいたします。本意見書案については、本日の日程に追加し、日程第4として、直ちにこれを議題とすることに異議ありませんか。


          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  異議なしと認めます。よって、さよう決しました。


 それでは、日程第4、意見書案第1号、「道路整備の推進及びその財源確保に関する意見書案」を議題といたします。議題を朗読させます。


            〔 議事課長朗読 〕


○山口保己議長  本案の趣旨弁明は、原口議員の意見書文朗読をもって、これにかえることといたします。原口議員。


           〔原口芳生議員 登壇〕


○9番 原口芳生議員  提出者一同を代表いたしまして、意見書文の朗読をもって趣旨弁明にかえさせていただきます。


          〔以下意見書案第1号を朗読〕


 何とぞ議員各位におかれましては、本提案に御賛同くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


○山口保己議長  これより質疑に入ります。


           〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。


 この際お諮りいたします。ただいま議題の意見書案第1号については委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。


          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  異議なしと認めます。よって、意見書案第1号については委員会付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


           〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。


 これより意見書案第1号を採決いたします。本意見書案を原案のとおり決することに異議ありませんか。


          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○山口保己議長  異議なしと認めます。よって、本意見書案は原案のとおり可決されました。


 以上で今期定例会に付議した事件はすべて議了いたしました。


 それでは、閉会に際し、市長からごあいさつを受けることといたします。西口市長。


           〔西口 勇市長 登壇〕


○西口 勇市長  閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 去る9月28日、市議会定例会を招集申し上げ、条例などの諸議案につき御審議をお願いいたしましたところ、閉会中もなお継続して御審議願う平成18年度の決算関係議案を除き、いずれも御同意、御可決を賜り、厚くお礼を申し上げます。


 今議会において賜りました貴重な御意見等につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、今後の市政運営に反映させるよう努力をしてまいる所存でございます。どうか議員各位には、今後とも市政推進のため一層の御支援を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。


○山口保己議長  続きまして、閉会に当たり、私からもごあいさつを申し上げます。


 本定例会において、私どもは、慎重かつ熱心なる討議を尽くしてまいりました結果、ここに滞りなく議会の意思決定を見るに至り、まことに御同慶にたえません。また、市長所信表明に対し長時間にわたり真摯かつ熱意あふれる議論を尽くされました議員各位に対しまして、深く敬意と感謝の意を表し上げる次第であります。


 なお、決算特別委員会の皆様におかれましては、閉会中ではございますが、決算審査をお願い申し上げることと相なりました。御苦労さまではございますが、よろしくお願い申し上げます。


 最後に、皆様方の一層の御自愛と御健勝を祈念いたしまして、簡単ではございますが、閉会のごあいさつといたします。


 それでは、本定例会はこれをもって閉会いたします。どうも御苦労さまでございました。


           ◇ 午後0時09分 閉会


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