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大阪府 高槻市

平成18年史跡整備等特別委員会( 1月30日)




平成18年史跡整備等特別委員会( 1月30日)





        史跡整備等特別委員会記録








            平成18年1月30日(月)






























































               高槻市議会事務局


 
 日  時  平成18年1月30日(月)午前10時 0分招集





 会議時刻  午前10時 1分 開議


       午前10時16分 散会





 場  所  第3委員会室





 事  件  別紙審査日程のとおり





 出席委員(8人)


 委  員  長    橋 本 恵美子  副 委 員 長    山 口 重 雄


 委     員    奥 田 美智子  委     員    森 田 充 二


 委     員    藤 田 頼 夫  委     員    久 保   隆


 委     員    岡 本   茂  委     員    須 磨   章


 議     長    稲 垣 芳 広





 欠席委員(1人)


 委     員    小 野 貞 雄





 理事者側出席者


 市長         奥 本   務  助役         寺 本 武 史


 助役         山 本   隆  教育長        立 石 博 幸


 市長公室長      清 水 怜 一  市民協働部長     吉 田 定 雄


 建設部長       長谷川   健  社会教育部長     久 米 康 雄


 社会教育部次長    仁 科 義 昭  社会教育部参事    冨 成 哲 也


 その他関係職員





 議会事務局出席職員


 事務局長       具 志 裕 一  議事課長       舟 木 正 志


 議事課事務吏員    羽二生   純





    〔午前10時 1分 開議〕


○(橋本恵美子委員長) ただいまから史跡整備等特別委員会を開会します。


 ただいまの出席委員数は8人です。


 したがって、委員会は成立します。


 議事に入ります前に、理事者から発言があります。


○(奥本市長) 本日は、史跡整備等特別委員会の開催をお願いいたしましたところ、委員長を初め、委員各位におかれましては、何かとご多用の中、ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。


 本日の案件は、平成17年度に実施いたしております、史跡今城塚古墳の確認調査及び古墳の整備工事並びに史跡闘鶏山古墳の確認調査につきまして、ご報告を申し上げますとともに、史跡闘鶏山古墳の現地をご視察賜ろうとするものでございます。


 史跡今城塚古墳につきましては、委員各位におかれましても既にご案内のように、淀川流域最大の前方後円墳として知られ、学術的には真実の継体陵とされる貴重な古墳でございます。また、史跡闘鶏山古墳につきましても、平成14年度から継続実施いたしております確認調査におきまして、2つの未盗掘の石室の発見を初めといたしまして、三島の王墓にふさわしい古墳の形が次第に明らかになってきたところであります。


 今年度の今城塚古墳の確認調査につきましては、前方部と内堤の状況を調べるとともに、整備工事といたしましては、後円部側の内堤、内濠の復元を行っているところでございます。


 闘鶏山古墳の確認調査につきましては、古墳の形状並びに古墳に付随します方形の壇状遺構の様子が明らかになったところでございます。


 今後、今城塚古墳につきましては、確認調査の成果を踏まえまして、整備工事を進めさせていただき、また闘鶏山古墳につきましては、こうした調査成果を生かした形で、具体的な整備像を描いてまいりたく存じております。


 委員各位におかれましては、今後とも歴史遺産を生かしたまちづくりに向けて、さらなるご支援を賜りますようお願い申し上げます。本日の案件の具体的な内容につきましては、後ほど所管部長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。


 以上です。


○(橋本恵美子委員長) 発言は終わりました。


 それでは、ただいまから議事に入ります。


 今城塚古墳などの古墳群の整備についてを議題とします。


 冒頭に理事者より、本日、闘鶏山古墳を現地視察してほしい、との要請がありました。


 お諮りします。


 本委員会として、理事者の要請を受け、闘鶏山古墳を現地視察したいと思いますが、これに異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○(橋本恵美子委員長) 異議なしと認めます。


 したがって、本委員会として、闘鶏山古墳を現地視察することに決定しました。


 現地視察に先立ち、理事者側の説明を求めます。


○(久米社会教育部長) それでは、お手元の資料に基づきまして説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。


 資料の1ページ目でございますが、目次といたしまして、本日の案件並びに日程等をお示ししてございますので、よろしくお願いいたします。


 次に、2ページをお開きください。


 史跡今城塚古墳につきましては、淀川北岸地域に展開いたします三島古墳群の中での最大の前方後円墳でございまして、委員各位におかれましても既にご案内のように、真実の継体陵と考えられている重要な古墳でございます。本市では、今城塚古墳の保存整備に向けまして、平成9年度から調査指導検討会の指導のもとに、国庫補助事業として継続的に確認調査を実施してまいったところでございます。本年度の調査につきましては、6月27日から始めまして、古墳の保存状態や埴輪列の状況等を探るために実施いたしております。


 それでは、レジュメの後ろにとじております資料1をごらんください。


 今城塚古墳の平面図でございます。古墳本体の下の部分が前方後円墳の前方部に当たります。図の中で斜線を引いているところが本年度の調査区で、全部で8か所設定いたしました。特に右下の南西隅部の調査区で見つかりました円筒埴輪列は、通常、古墳の形に沿って鋭角に折れ曲がるのに対しまして、台形状に屈曲するという、ほかに例のない貴重な事例になっております。また、中心部の細長い調査区では、古墳を保護する葺石が数多く見つかりますとともに、今城塚古墳では初めてとなる、めのう製の勾玉が1点、出土いたしております。


 次に、内堤の調査について説明いたします。同じく資料1の左下の斜線部におきまして、埴輪列と護岸列石を確認いたしました。埴輪列につきましては、外側列と内側列とも密に配置されておりまして、合計で46本の円筒埴輪が見つかっております。恐らく、今城塚古墳の内堤部の全体では、およそ3,700本近く並べていたと予測できるようになりました。内濠の水際を保護する護岸列石につきましては、約10メートルにわたって検出いたしました。特にコーナー部では階段状に並べられた列石が初めて確認されまして、古墳築造時の工事の手順を示す重要な遺構と考えられております。このたびの調査成果について、今城塚古墳の形状や実態を知る上で貴重な資料となりますとともに、今後の復元整備工事に際しましては、大きな手がかりになるものと考えております。


 次に、今城塚古墳の整備工事についてご説明いたします。資料の2をお開きください。


 今城塚古墳の復元整備につきましては、平成9年より実施いたしております規模確認調査の成果並びに平成13年度の整備基本計画を踏まえまして、平成16年度から7か年の計画で、国庫補助事業として実施しているものでございます。整備工事の2年目に当たります今年度につきましては、11月21日から工事に着手いたしております。資料2の中ほどに網かけになったところがございますが、平成16年度の整備地でございます。今年度の工事範囲は、その東側に続く太線の枠で示しました内濠及び内堤部の一部でございます。


 また、工事にあわせまして、復元円筒埴輪180本の制作を行います。工事範囲は約5,400平方メートルで、内容としては、内濠部の「なかの池」の埋め立て及び内堤の内濠側の斜面と見学用スロープ、並びに内堤をくぐる形で地下通路2か所の設置を予定しております。特にスロープ及び地下通路は、古墳への来訪者が内堤の上や内濠部へ段差なく移動できるように、バリアフリーの観点から整備するものでございます。


 引き続きまして、史跡闘鶏山古墳の平成17年度の確認調査についてご説明申し上げます。


 それでは、レジュメの3ページをお開きください。


 闘鶏山古墳につきましては、平成14年の確認調査によりまして、それまで全く盗掘を受けていない埋葬施設が2基確認されたところでございます。また、その後の調査によりまして、今から約1,700年前の4世紀前半につくられました、全長86.4メートルの前方後円墳であることが判明いたしまして、平成14年12月19日付で、国史跡の指定を受け、恒久的な保存が図られているところでございます。現在、闘鶏山古墳につきましては、保存整備に向けまして、調査検討委員会の指導のもとに、平成15年度以降、国庫補助事業として継続的に確認調査を実施しているところでございます。


 それでは、お手元の資料3をごらんいただきたく存じます。最後のページになると思いますが、よろしくお願いいたします。


 図面の中ほどにあります丸い部分が後円部、その下に長方形の形で南側に延びた部分が前方部でございます。今年度の調査につきましては、10月17日から、主に前方部の調査を実施しておりまして、赤く示しておりますのが実際に発掘いたしましたそれぞれの調査区でございます。古墳の本体につきましては、資料の下の方にございますT1からT3までの調査区におきまして、古墳を保護するために表面を覆っております葺石を数多く検出するなど、古墳が良好に保存されていることが明らかになってまいりました。また、古墳の築造にかかわりまして、同じくT6とT7の調査区におきまして、盛り土の状況を調べましたところ、東側から西側へ向かって、盛土を順次つけ足しながら拡張していったことが明らかになったところでございます。


 次に、古墳の南側に設けましたT4とT5の調査区では、方形の壇状の遺構を調査いたしました。調査の結果、わずかな盛土と葺石の一部、さらには埋葬施設が見つかり、墳墓であることが確実になってきております。なお、古墳本体の埋葬施設の環境調査につきましては、現在、データの集積を行っており、夏場の温度が20度を超えていること、湿度が98%になっていることなどが判明いたしております。今後も温度、湿度、木材腐朽菌等の検査を引き続き実施してまいるところでございます。


 以上、甚だ簡単でございますが、ただいまご説明申し上げました古墳及び方形土壇の実態等の調査成果につきましては、今後の整備に生かしてまいろうと考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。


 また、本日ご説明申し上げました闘鶏山古墳につきましては、この委員会終了後、ご視察をいただく中で詳しくご説明申し上げたく存じますので、雨上がりではございますが、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。


○(橋本恵美子委員長) 説明は終わりました。


 それでは、ただいまから質疑に入ります。


   〔「な  し」と呼ぶ者あり〕


○(橋本恵美子委員長) 質疑はないようです。


 なお、本委員会は、現地視察の終了をもって散会することにします。


 それでは、現地視察に出発しますので、10時30分に議会玄関前に集合願います。


   〔午前10時16分 終了、現地視察後散会〕








 委 員 長