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大阪府 吹田市

平成15年  7月 定例会 08月11日−06号




平成15年  7月 定例会 − 08月11日−06号







平成15年  7月 定例会



               吹田市議会会議録6号

                              平成15年7月定例会

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◯議事日程

 平成15年8月11日 午前10時開議

 1 議案第50号 吹田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

 2 議案第51号 吹田市緊急援護資金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定について

 3 議案第52号 吹田市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について

 4 議案第53号 調停条項案の受諾について

 5 議案第56号 平成15年度吹田市一般会計補正予算(第1号)

 6 議案第57号 平成15年度吹田市下水道特別会計補正予算(第2号)

 7 議案第58号 平成15年度吹田市病院事業会計補正予算(第2号)

  +認定第1号 平成14年度吹田市水道事業会計決算認定について

 8│

  +認定第2号 平成14年度吹田市病院事業会計決算認定について

 9 請願第1号 双葉保育園(仮称)建設計画に関する請願

 10 請願第2号 吹田市における障害者歯科健診の公的実施を求める請願

 11 議案第59号 吹田市助役の選任について

 12 議案第60号 吹田市教育委員会委員の選任について

 13 議案第61号 吹田市公平委員会委員の選任について

 14 議案第62号 吹田市固定資産評価審査委員会委員の選任について

 15 市会議案第9号 人権擁護委員の推薦に関する意見について

  +市会議案第10号 税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書

  │市会議案第11号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書

 16│市会議案第12号 大阪府各種(老人・障害者・母子家庭・乳幼児)医療費助成制度  |        の存続を求める意見書

  +市会議案第13号 教育基本法見直しで国民的議論を求める意見書

 17 市会議案第14号 「不良債権処理の加速」策の中止と、りそな銀行による中小企業向け融資の継続・充実を求める意見書

 18 市会議案第15号 庶民生活を脅かす大増税計画の中止を求める意見書

 19 市会議案第16号 「府立高等学校特色づくり・再編整備計画(全体計画)」(素案)について、吹田での説明会・公聴会の開催を求める意見書

 20 常任委員会の所管事項に関する事務調査について

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◯付議事件

 議事日程のとおり

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◯出席議員 36名

     1番  竹内忍一君           2番  奥谷正実君

     3番  木村 裕君           4番  島  晃君

     5番  坂口妙子君           6番  六島久子君

     7番  中本美智子君          8番  池渕佐知子君

     9番  寺尾恵子君          10番  和田 学君

    11番  森本 彪君          12番  山本 力君

    13番  神保義博君          14番  桑原 薫君

    15番  宇都宮正則君         16番  福屋隆之君

    17番  梶川文代君          18番  生野秀昭君

    19番  藤木祐輔君          20番  由上 勇君

    21番  信田邦彦君          22番  柿原真生君

    23番  塩見みゆき君         24番  竹村博之君

    25番  村口 始君          26番  中野紀世志君

    27番  豊田 稔君          28番  野村義弘君

    29番  藤川重一君          30番  木下平次郎君

    31番  山根 孝君          32番  曽呂利邦雄君

    33番  倉沢 恵君          34番  松本洋一郎君

    35番  山下真次君          36番  伊藤孝義君

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◯欠席議員 0名

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◯出席説明員

 市長       阪口善雄君     助役       荒起一夫君

 収入役      佐藤 登君     水道事業管理者  岡 義治君

 総務部長     溝畑富廣君     企画部長     冨田雄二君

 財務部長     岡本昌則君     人権部長     青木孝史君

 市民文化部長   芝本昌洋君     福祉保健部長   岡本棟俊君

 児童部長     那脇 武君     環境部長     徳野暢男君

 都市整備部長   阪口純一君     建設緑化部長   奥野義明君

 下水道部長    坂本公勇君     市民病院事務局長 野本武憲君

 消防長      加登孝三郎君    水道部長     岡本清己君

 教育委員会委員長 立山榮三君     教育長      椿原正道君

 学校教育部長   奥谷義信君     教育監      川西 章君

 社会教育部長   北野敞義君     体育振興部長   松田 猛君

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◯出席事務局職員

 事務局長     山中久徳君     理事       川野生道君

 議事課長     齋藤 昇君     議事課長代理   藤岡伸治君

 議事係長     小西義人君     書記       加樂拓也君

 書記       板羽宣人君

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      (午前11時23分 開議)



○議長(伊藤孝義君) ただいまから7月定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。

 諸般の報告をいたします。

 本日の応招議員は36名でありまして、病気その他の理由による欠席届出者はありません。

 本日の議事日程はお手元に配付いたしてありますので、それにより御承知願います。

 本日の署名議員を私から指名いたします。

 17番 梶川君、32番 曽呂利君、以上両君にお願いをいたします。

 これより議事に入ります。

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○議長(伊藤孝義君) 日程1 議案第50号を議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。24番 竹村君。

  (24番竹村君登壇)



◆24番(竹村博之君) 過日の本会議におきまして、文教市民委員会に付託されました議案第50号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、住民基本台帳カードの交付に係る手数料の額を定めようとするものであります。

 理事者の説明の後、委員から

1 住基ネットの第2次稼動に当たり、同システムへの接続について、より慎重な対応の必要性

2 住民基本台帳カードの交付に係る手数料の額を1件につき500円にする根拠

3 広域交付住民票交付申請書に住民票コードの記入欄が設けられている理由

4 個人情報の漏洩を防止するための市の管理態勢などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見としては

 吹田市では、従来、住民票を発行する際は、請求事由欄を設け、不必要な個人情報を流さないという歯どめをかけ、目的外使用を防いできた経過がある。また、吹田市個人情報保護条例においても自己情報コントロール権を定めている。

 しかし、本人確認情報を保護するために個人情報の保護に関する法律が求めている「適切な管理のための必要な措置」について、「必ずしも十分な対応がなされていない市町村が全国に少なからずある。」との総務省の報告があるにもかかわらず、住基ネットという行政事務の効率化のみを目的としたシステムによって、全国どこででも個人の情報がとれることになる。

 このような中で、本格稼働することは、吹田市独自の人権擁護及び個人情報保護の姿勢、取り組みが後退することが懸念される。

 また、法制度的にも個人情報保護の人権保障が不十分な現状であるといえる。したがって、吹田市個人情報保護条例で認められている自己情報コントロール権が国によって担保されることがないまま住基ネットが本格稼働するに当たっての手数料条例の改正には反対せざるを得ない。

 ゆえに、住基ネット本格稼働によって起こり得る人権侵害の可能性について徹底的に独自調査を行うこと、また、調査結果によっては安全性が確保されるまで住基ネットへの参加を中止することなどの措置をとることを求め、本案に反対する。

との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第50号を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 報告が終わりました。

 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。9番 寺尾君。

  (9番寺尾君登壇)



◆9番(寺尾恵子君) 議案第50号の反対討論を行います。

 コンピュータ時代の世界間競争に乗りおくれまいと、政府は、2005年までに電子政府を立ち上げる意思を示しました。それを成り立たせるための総合行政ネットワーク(LGWAN)であり、個人識別のための住民基本台帳ネットワークシステムだということです。しかし、便利さと引き換えに大切なものが危険にさらされています。

 個人情報を一元化することで市民社会がさらされる危険性について、十分なセーフガードがなされていないまま、これらのシステムがスタートすることに強い違和感を持ちます。万が一国民すべての個人情報が外部へ漏洩した場合の被害は、これまでにない広範囲に及ぶことはもとよりです。

 議論は、ややもするとコンピュータの安全性に終始していますが、問題の本質は制度の仕組みにあります。

 第1に、処理能力が早いコンピュータ時代に入り利便性は向上しています。個人情報を一元化しなくとも、これまで行ってきたように、医療関連の個人証明は健康保険証、交通関連の個人証明は免許証などと分野ごとの個人証明で可能であったはずです。情報ごとのバリアを持つシステム、つまり、これまでどおり分野ごとに個人証明を持つシステムの方がセキュリティ的には格段に高いと言えます。

 今世界の中で同じようにコンピュータ競争時代に突入した諸外国の状況は、同じような状況であっても、住民基本台帳への対応は人権について配慮されています。

 オーストラリアでは、特定の行政目的に限定利用する納税者番号を導入していますが、カードは存在していません。

 ドイツでは、憲法裁判所で、個人を全人格的に管理することにつながる住民基本台帳番号制度は、人格権を侵害し憲法違反であると判断し、導入を撤回しています。

 イギリスでも、ブレア政権は、国民の反対で住基もカードも撤回しています。

 アメリカでは、社会保障番号が住基番号のように利用されていますが、最近、国税職員の不正のぞきみ事件が起き、これを規制する法律ができましたが、社会保障番号の乱用やプライバシー侵害の規制には限界があるという指摘が世論として盛り上がっております。

 以上のように、諸外国でも人権を守るためさまざまな対応をしています。

 第2に、LGWANを効率化するため、国民すべての者の情報が網羅的、一元的に管理されることは、市民生活と直結する各自治体で議論することなく、国が法律を一つつくればたやすく情報が統合できることになり、非常に恐ろしく感じます。民主主義の手続よりも効率性が優先され、国の国民コントロールへの危険があります。

 さて、憲法は、国民生活を守る上での民主的な考え方を示し続けてきました。しかし、住民基本台帳ネットワークシステムは、以下、二つの点で憲法の考え方に抵触するものと指摘いたします。

 一つは、人権の観点から見た危険性です。

 まず、住基カードは日本国民でなくては発行されず、発行数の拡大につれ、外国人登録されている方々との意味のない差別化が広がっていく恐れがあります。つまり、本市在住の外国の方を含めた人権擁護からの観点です。

 また、個人情報を知らないところでコントロールされたくないという意識で、住基カードの貸与を受けない市民と、住基カードの貸与を受けた市民との行政サービスに差ができるとしたら、これも問題です。

 次に、住民基本台帳ネットワーク加入への強制の問題です。

 住基ネットへの接続記録を本人に開示することは一応認められました。しかし、行政機関が個人データ取得後に、どう利用したかを追跡できないシステムも問題です。

 憲法第13条の市民の自己情報コントロール権を認めた本市の先進的個人情報保護の理念が後退することが懸念されます。

 二つ目は、政府は、このシステムは地方公共団体の申し出による制度と苦し粉れに言わざるを得ないのは、市固有の事務である住民基本台帳に関する権限を国が制約するものであり、これは憲法第92条の地方自治の本旨を侵害するものであり、法律によっても許されないことを意識しているからです。

 以上、多くの問題を抱える住民基本台帳ネットワークシステムです。

 憲法第13条の人格権の保護及び憲法第92条地方自治の本旨を守る立場から、住民基本台帳システムを促進する住民基本台帳カード交付手数料の額を定める議案第50号 吹田市手数料条例の一部を改正する条例に反対いたします。



○議長(伊藤孝義君) 以上で討論を終わり、議案第50号を採決いたします。

 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。

  (賛成者起立)

 起立者多数であります。よって、議案第50号は原案どおり可決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程2 議案第51号を議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 六島君。

  (6番六島君登壇)



◆6番(六島久子君) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第51号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、緊急援護資金貸付基金の額を増額しようとするものであります。

 理事者の説明の後、委員から

1 緊急援護資金貸付制度の利用状況と債権回収の推移

2 貸付要件の緩和や手続の迅速化による制度の充実

などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第51号を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 報告が終わりました。

 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、議案第51号を採決いたします。

 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案どおり可決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程3 議案第52号を議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして、文教市民委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。24番 竹村君。

  (24番竹村君登壇)



◆24番(竹村博之君) 過日の本会議におきまして、文教市民委員会に付託されました議案第52号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、中央図書館に図書館協議会を置くとともに、吹田市立千里山・佐井寺図書館を設置しようとするものであります。

 理事者の説明の後、委員から

1 名称を千里山・佐井寺図書館にする理由

2 図書館協議会の委員構成

などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見としては

 図書館の名称について、今回は仮称がとられた形で正式な名称になるわけであるが、今後、名称等をつけるときには、仮称をつける段階で、その建物にふさわしい名称であるかということを十分議論してつけてほしい。

 また、千里山・佐井寺図書館については、子供たちにも十分利用してほしいので、例えば、愛称をつけることも考えてほしいという意見を述べて、本案に賛成する。

との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第52号を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 報告が終わりました。

 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、議案第52号を採決いたします。

 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案どおり可決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程4 議案第53号を議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 六島君。

  (6番六島君登壇)



◆6番(六島久子君) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第53号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、留守家庭児童育成室における児童負傷事故に係る調停申立事件について、吹田簡易裁判所から提示された調停条項案を受諾しようとするものであります。

 理事者の説明の後、委員から

1 事故後における全指導員に対する注意

2 今後の事故防止マニュアルの運用のあり方

3 事故から調停の申し立てに至るまでの本市の対応

4 児童への指導内容の妥当性

などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第53号を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 報告が終わりました。

 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、議案第53号を採決いたします。

 本件に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第53号は可決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程5 議案第56号を議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして、各常任委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について各常任委員会委員長から報告を受けることにいたします。

 まず、文教市民委員会委員長から報告を受けることにいたします。24番 竹村君。

  (24番竹村君登壇)



◆24番(竹村博之君) 過日の本会議におきまして、文教市民委員会に付託されました議案第56号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 理事者の説明の後、委員から

 市民文化部所管分として

1 ディオス北千里が実施する地域密着型携帯ポータル及び携帯電話配信システムを利用する市民の個人情報保護策

2 商工振興費の負担金、補助及び交付金をこの時期に700万円増額補正する理由

3 商業団体情報化事業補助金600万円の交付内訳及び同補助金の交付基準

などについて質問がありました。

 次に、学校教育部所管分として

1 天井扇を小・中学校の全普通教室に設置する計画を策定するに至った経緯

2 幼稚園や小・中学校の今後のトイレ整備計画及び同整備による教育効果

3 小・中学校のトイレ整備に設計委託料を計上している理由

4 小学校に歯ブラシ保管庫を設置しなければならない理由及び同事業を実施するに当たり、教師に対する指導プログラムなどの必要性

5 学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)等軽度発達障害の児童・生徒へのこれまでの教育委員会の対応

6 不登校児童・生徒が学校に復帰できるようにするためのスクーリング・サポート・ネットワーク整備事業(SSN)の活用策

などについて質問がありました。

 次に、社会教育部所管分として

1 図書館から借りた本を返却しない者への対応策

2 博物館の活性化に向けた取り組み

3 西尾家住宅が国の重要文化財の指定を受けるための市の働きかけ

4 こどもプラザモデル事業におけるフレンドの選出方法及び同事業を推進していく上での地域間の公平性の確保

5 同事業と学童保育事業との関係

などについて質問がありました。

 次に、体育振興部所管分として

 体育施設等の改修における年次計画の必要性

などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見としては、

 学校教育部所管の小学校歯ブラシ保管庫整備事業については、その公的関与のあり方、費用対効果、社会的ニーズの観点から優先性・緊急性に疑義がある。

 行財政の見直しが進む中、この事業以外に優先性・緊急性がありながら、予算が計上できていない事業があること、また、虫歯の率を減らすという目的については賛同するが、この保管庫を設置する以前にとるソフト面での取り組みがまだまだ不十分であるという理由で、この小学校歯ブラシ保管庫整備事業の予算が含まれている本案に反対する。

との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第56号中所管分を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 次に、福祉環境委員会委員長から報告を受けることにいたします。1番 竹内君。

  (1番竹内君登壇)



◆1番(竹内忍一君) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第56号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 理事者の説明の後、委員から

 福祉保健部所管分として

1 訪問理美容サービス事業の具体的な方法と供給者側の十分な態勢づくり

2 介護相談員派遣事業の円滑な実施に向けた取り組み

3 介護保険情報提供事業の充実

4 障害者の通所授産施設建設助成及び小規模通所授産施設運営助成事業の障害者計画に基づいた一層の推進

などについて質問がありました。

 次に、環境部所管分として

1 アジェンダ21すいた策定組織検討会委員に対して謝礼金を支給する理由

2 (仮称)吹田市地球環境保全創造地域行動計画策定事業の概要と今後のスケジュール

3 同計画策定に当たり、環境に係る他の事業とのリンクや関連部局との連携の必要性

4 費用対効果を勘案したごみ処理施設の整備

などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見としては

1 環境保全費中、アジェンダ21すいた策定事業について

 1992年、ブラジルの地球サミットで、21世紀に向けた持続可能な開発のための人類の行動計画が策定された。

 大量生産・大量消費・大量廃棄を特徴とする社会経済システムは、地球温暖化や資源の枯渇など人類の生存にかかわる問題を引き起こしている。行動計画「吹田版」を策定するための委員の予算については評価する。環境問題は、砂漠化、二酸化炭素、原子力発電所からの核廃棄物問題などに対して、国と地方自治体を挙げた国民的な取り組みが必要である。吹田市でも地道な取り組みを進めるため、市民参加について、より本格的に推進されたい。

 介護相談員派遣事業、介護保険情報提供事業について

 措置制度から介護保険に変わり3年が経過した。公的責任が大きく問われている。

 住民がサービス事業者を自由に選択できるといわれていたが、実際は、特別養護老人ホームに入所できない待機者が600人を超えている。老老介護といわれた深刻な実態については変わっていない。少しでも介護保険サービスを改善させるために、相談員事業の充実、情報提供などは評価できる。しかし、相談業務については、医師、弁護士、ケースワーカーなど本格的な相談解決の機能がなければ相談の取り次ぎ程度に終わり、意味がなくなる。

 相談体制の充実と福祉オンブズパーソン制度の充実を一層求める。

 知的障害者作業所の建設助成、精神障害者小規模通所授産施設運営助成、グループホームステップアップ補助事業、障害者施設入所者ガイドヘルパー派遣事業などの予算については評価できる。

 障害者計画に基づく計画の一層の推進を要望して、本案に賛成する。

2 介護相談員派遣制度について

 従来の福祉の考え方は、障害者や高齢者などの社会的弱者を収容保護して社会から隔離する傾向であったが、1981年の国際障害者年における「完全参加と平等」の基本理念としてノーマライゼーションの考え方が紹介されて以来、住みなれた自宅や地域で安心した生活が送れることが福祉の基本的な考えであることから、世界の国々では収容保護から人権尊重へ、施設から地域や自宅へ、日常生活動作から生活の質へと福祉政策の考え方が変化していく傾向の中、この制度は高齢者や障害者の人権を重んじる意味から称賛するところであるが、残念なことに吹田市のこの制度の実施方法に問題がある。

 一つ目は、施設を利用する少数特定の恩恵者がさらにサービスを受け、居宅で頑張っている大多数の利用者との格差が開く一方である。

 二つ目は、介護相談員の5日間の研修では専門性に非常に疑問があり、各介護の専門職種の方、特に施設の常勤ケアマネジャーからすれば、素人の方の参加により、利用者からの断片的、単発的な意見が優先してしまう懸念がある。居宅に関しては、居宅事業所のケアマネジャーは月に1回から2回の訪問であるので、当然、行政としては居宅での利用者に対して配慮しなければならず、また、資料の派遣事業の案を見ると介護相談員の派遣については、申し出をいただいた事業者と書いてあるが、居宅事業者から本市の状況の下では恐らく申し出はないと考えられる。

 三つ目は、ノーマライゼーションの理念、介護保険制度の目的に逆行する可能性がある。このように一部の施設の方々のみへの偏ったサービス提供が市内に広まれば、さらにこのノーマライゼーションの理念や介護保険制度の目的に反する施設偏重、要するに従来の脱施設化に反するものとなり、ひいては施設を求める方の待機増、また、行政において施設不足にこれから取り組まなければならないという問題が生ずる懸念がある。

 よって、市内7,670人の認定者にサービス格差がつかないように、聞くところでは、既に前倒し的にその施設の方へ行き、この事業が実施できるように動かれているので、それはそれとして暫定的に対応され、今後は居宅優先の方向でされたいことを条件として、本案に賛成する。

3 アジェンダ21すいた策定事業のアジェンダ21すいた策定組織検討会の設置については、循環型社会を目指す吹田市の幅広い分野の識者の提言が反映され、吹田の環境保全のための生かされた検討会となることを望む。

 また、介護相談員派遣事業、訪問理美容サービス事業は、きめ細かい対応と利用者に喜ばれる施策となることを望み、本案に賛成する。

との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第56号中所管分を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 次に、建設委員会委員長から報告を受けることにいたします。2番 奥谷君。

  (2番奥谷君登壇)



◆2番(奥谷正実君) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第56号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 理事者の説明の後、委員から

 都市整備部所管分として

1 JR岸辺駅周辺整備事業に係る調査委託業務の内容

2 今回新たに調査を行う理由と過去の調査結果の活用

3 JR岸辺駅に歩道橋を設置した場合に新たに生じる歩行者動線を含めた調査の実施

などについて質問がありました。

 次に、建設緑化部所管分として

1 レンタサイクル事業の利用者負担額と実効性

2 南清和園公園へのトイレ設置における防犯対策

3 ごみの減量に寄与できる公園整備の方法

4 JR吹田駅前における、より広範な地域にわたる自転車駐車場需要調査の実施

5 花と緑、水めぐる遊歩道選定に当たっての地域住民の意見の反映

6 水道、下水道、ガスなどの情報を含めた総合的な道路管理システムの開発

7 部落有財産用地を公園整備等に使用する場合の借地料の取り扱い及び整備方針

などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見としては

1 都市整備部所管分

 都市計画調査費のJR岸辺駅周辺整備調査業務委託料について、岸辺駅前土地区画整理事業は、旧吹田操車場跡地構想との関連が新たに生じており、昭和45年決定当時とは前提条件が大きく変化している。今回の調査業務は、旧吹田操車場跡地構想を十分踏まえての調査事業展開とすべきである。特に、近畿コンクリート工業株式会社吹田工場の西置場用地の一部に橋脚が設置される可能性が高いと推察され、この点を十分考慮して、整備調査業務を実施すること。

 建設緑化部所管分

 公園整備費の南清和園公園トイレ設置工事費について、トイレ設置自体の防犯対策とともに、周辺の防犯対策、特に防犯灯の新設を含め、安全確保を十分に図ること。また、公共駐車場整備費中JR吹田駅前調査委託料について、JR吹田駅周辺は広範な範囲にわたって不法駐車が多いのが実情であるので、調査対象区域をできるだけ広範囲に広げられるよう要望する。

 以上のことを要望して、本案に賛成する。

2 都市計画調査費のJR岸辺駅周辺整備調査業務委託料に関しては、何度も同じような調査を繰り返しており、今までの調査をむだにすることなく、近畿コンクリート工業株式会社吹田工場が移転するということが現実のものとして推移することを踏まえて、まずは住民の声をしっかり取り入れてもらいたい。

 近畿コンクリートの吹田工場が移転することにより、開発が始まるということで、よい意味でも悪い意味でも周辺の住民に不安や期待があるので、そういう意味でもきちっと調査をして住民の声を聞いて、駅前周辺の整備を行っていくに当たり、十分な情報を住民の皆さんに知らせてもらいたい。そして、この調査がむだにならないような整備を行ってもらいたい。

3 豊津駅前自転車駐車場の整備に関して、来年春にオープン予定ということだが、引き続き地域の住民の意見をよく聞いて、具体的に整備を進めてもらいたい。あわせて、場所が少し離れているということもあり、整備をしても人の配置をしないと、今のJR吹田駅北口自転車駐車場のように、整理員がいないときには放置自転車が増えるということのないように、後の管理をしっかりやっていくよう来年度予算の編成に向けて進めてもらいたい。また、引き続き未整備になっている千里山ほかの駐輪場を整備するよう努力してもらいたい。

 公園の整備については、住民の意見をよく聞いて、反映させ、単に公園の整備は緑化ということにとどまらず、総合的な観点からぜひ進めてもらいたい。

 特に緊急の課題となっているごみの減量の問題に寄与できるような方向で考えていくべきであり、剪定によりごみが増えるというような状況がある中で、街路樹の剪定枝の問題も含めて、ごみの減量に貢献できるような、地域でも土に親しめるような公園づくりを可能な限り進めていくべきであり、そういう総合的な観点から公園の整備を進めてもらいたい。

 以上2点を要望して、本案に賛成する。

4 土木費の中で、道路橋梁総務費で、道路管理システム開発委託料、道路管理物件調査委託料ほかとして、4,744万1,000円が計上されている。これは、道路管理システムをつくるということで、水道部が持っているマッピングシステムに上乗せしていくということだが、道路だけではなく、下水道、ガスなど、あらゆる情報を入れておいて、一つのシステムで道路の下にあるすべての物がわかるように十分考慮しながら、マッピングシステムの構築を進めてもらいたい。

 以上を強く要望して、本案に賛成する。

5 公園整備費の中で、花と緑、水めぐる遊歩道整備基本計画をつくるということであるが、道路の関係については、これまで教育委員会、都市整備部、緑化公園室、道路建設課、広報課または文化のまちづくり室など、それぞれが道路マップ的なものを作成してきた。できるだけわかりやすく、可能な限りまとめてつくられるよう要望したい。

 榎阪大池公園の整備や王子池の整備が出ているが、これら部落有財産を使うに当たって、一つには用地を借地にするのか、そして、借地にしてもこれを有償にするのか、無償にするのかという問題がある。また、整備に当たっても、今回、榎阪大池公園に噴水を設置する話が出ているが、これについても、つくるのならつくると、他の部落有財産との兼ね合いを十分考慮してもらいたい。

 有償にするのなら、他でも有償にする、また、整備等においても、噴水をつけるなら、他でも要請があれば噴水をつけるという基本的な方針をきちんとまとめて整理することが今後必要ではないかと痛切に感じる。そのような点をきちんと踏まえた中で実施してもらいたい。

 以上を意見として、本案に賛成する。

との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第56号中所管分を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 次に、財政総務委員会委員長から報告を受けることにいたします。31番 山根君。

  (31番山根君登壇)



◆31番(山根孝君) 過日の本会議におきまして、財政総務委員会に付託されました議案第56号中所管分について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 理事者の説明の後、委員から

 歳入について

 国・府支出金の計上のあり方

などについて質問がありました。

 次に、市庁舎低層棟屋上防水・緑化事業について

1 事業内容と事業効果の把握

2 市民への公開を含めたPR方法

3 緑化政策における屋上緑化と開発規制の必要性

4 吹田市役所エコオフィスプランと整合性のとれた緑化事業等の取り組み

5 厳しい財政状況下における費用対効果や事業評価を踏まえた政策の決定

などについて質問がありました。

 次に、電子市役所の実現に向けた取り組みについて

1 本市の目指す将来像と情報管理、セキュリティの重要性

2 情報システムにおける専門的な監査制度のような仕組みの必要性

3 現時点における個人認証の考え方

4 災害時等における情報通信基盤の安全性

5 府下7市で取り組む電子入札システム開発費の負担の考え方

などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見としては

1 電子社会が進む中で、個人情報を初めとした情報の管理とシステムのセキュリティには万全の対策をとるべきである。あわせて技術革新が日進月歩で進む中、ハード面での安全性について確認できる手段が現行では不安である。一般行政では出納検査や事務の監査制度があるが、コンピュータ関係について専門的な監査制度のような仕組みを検討する時期に来ているので、検討されたい。

 屋上緑化については、よいことではあるが、2,400万円をかけて市役所を緑化することと、市全体の緑化政策との関係では費用対効果の点では考慮すべきである。地球温暖化対策などの取り組みというが、市民から見て、市内の開発がどんどん進み緑が失われていく中で、一方で多額の費用をかけて屋上緑化するのなら、開発を規制して緑を残す方がより効果があると考えるのが当然だ。整合性のある行政運営に努力すべきである。

 住民基本台帳カード交付手数料225万円の歳入予算については、カード発行の手数料条例について文教市民委員会で会派として反対をした関連予算であるので、認めることはできない。

 以上の3件の意見を述べて、認めがたい内容が一部にあるものの、全体としての付託された議案については承認する。

2 市長の私のマニフェストの中で、本庁舎や学校の屋上緑化、また、温室効果ガス排出抑制実行計画の策定を市民に約束されている。

 また、施政方針の中では吹田市役所エコオフィスプランの策定、ISO14001の認証取得に基づく取り組みの一環としての本庁舎低層棟の屋上緑化を行いたいと述べられている。

 実施計画を見ても今年1年だけのことで来年度からの計画は載っておらず、整合性の面でいかがかと思う。

 プリオセダムを採用されるとのことであるが、これはドイツのオプティグリュン社と提携しているアーキヤマデ株式会社の施工と推測される。

 ドイツでの行政による屋上緑化推進策の主要な目的は洪水の抑制にあるとのことであり、これを受けて土壌配合と保水効果に関連する基礎のデータベース化を進められ、ドイツ国内の地域事情に即した土壌配当と保水効果を研究されている。我が国の気候風土との適合をもっと研究して採用するべきではないか。

 また、リベットルーフ防水、これは塩ビ系シートによる防水であるが、この施工保証年数を15年と答弁されていた。また、この温室効果の対策の中で屋上にこの防水を行うと水を貯めることもできるということも紹介されている。プリオセダム緑化システムについても15年間は大丈夫であると答弁されていたが、契約の際にプリオセダムの15年間保証を明記されたい。

 この契約に際しては、金額的に議決を必要としないが、議会にきちっと報告されたい。

 15年度一般会計補正予算の市庁舎屋上防水・緑化事業予算5,546万1,000円については、費用対効果を十分参酌され、特に庁舎の屋上でこのような防水・緑化をされることと、例えば枯れている街路樹の植えかえ等をよく比較、検討し、参酌しなければならない。また、他の方式も視野に入れて施策を策定されたのかということも指摘するとともに、この方式を採用された経過、研究が不十分であることを指摘しておく。この予算については認めるが、執行面でもう少し効果のある予算執行を強く求め、本案に賛成する。

3 今回提案された市庁舎低層棟上に屋上緑化することについて、前年度までの計画では同場所に太陽光発電システムを導入する予定であったのを、調査の結果を踏まえ変更されたものであるが、もっと慎重に事業計画を策定し税金のむだ遣いがないようにされたい。

 多額の費用を要する屋上緑化については、市民の皆様方が自由に見えるよう、今後低層棟施設の整備を検討されたい。

 目に見える緑化、環境対策については今後壁面緑化も検討されたい。

 屋上緑化については、大阪府が民間事業所に対しての補助事業を実施しているので、本市が府にかわって積極的なPRに努め、屋上緑化推進の一役を担われたい。

 以上のことを強く要望して、本案に賛成する。

4 市役所庁舎低層棟屋上緑化については、まず第一に市民にとって何らメリットがない。また、吹田市役所エコオフィスプランを見直し、温室効果ガス排出抑制実行計画として改定するとして学校施設を初めとする公共施設での屋上緑化等の推進を検討するということであるが、太陽光発電、太陽熱利用システム、コージェネレーションシステム、深夜電力利用の蓄熱冷空調システム、ガス熱源空調システムなどの導入や廃熱等の未利用エネルギーを利用した設備の導入、建物の断熱性能等の向上などの吹田市役所エコオフィスプランにあげられている事柄についての実施はおろか、検討もしていない。また、庁舎低層棟そのものの現状の課題である電力供給量の不足や西日による室内温度上昇などの解消策も講じていない。さらに建つこともまだ決まっていない防災等複合施設から見えるからとか、枯れないからなどといった不確定要素を理事者は答弁していたが、このような何ら説得力のない答弁では、この屋上緑化を推進する必要性が感じられない。

 よって、この屋上緑化事業については、もっとより有効であると認めることができる方策の導入検討や追求、またモデルケースを積み上げ、民間企業などに対しても情報が提供できるような実施に方向転換、軌道修正を強く求める。

 以上のことを要望して、本補正予算案を承認する。

5 情報通信基盤構築のための委託料、借上料が上程されているが、提出された電子市役所のイメージ、個人情報保護の取り組みの資料については、今後のインターネットを利用した市民サービスの提供が拡大されることについては理解し得るもので、十分期待できる。

 しかし、住基台帳ネットワークシステムの第2期の稼動を迎えるに当たり、個人情報保護について大きな不安を抱えている市民が多くあることも事実である。

 本市では、7月25日に吹田市情報セキュリティポリシーを制定し、市民の権利及び利益を守り本市が運用するすべての情報システム及び情報基盤をさまざまな脅威から防御するとのことであるが、プライバシー侵害の危険性を少しでも抑制するために、さらに国際的に認証されたセキュリティ基準であるISMS認証の取得を検討することを要望し、本案に賛成する。

6 一般管理費の市庁舎低層棟屋上緑化工事予算については、本委員会の多くの委員が極めて批判的であり、私はその批判の中でも最も厳しい批判を持っている一人である。単なる思いつきでこの予算を出してきたとしか思えないような内容であり、説明であった。費用対効果の面でも全くもって何の考えも示されておらず、答弁もできないような状態である。この5,500万円のお金で公園や道路に植樹をすれば、もっと理事者のいう緑化の意味が大きくなるのではないか。

 そのようなことを考え合わせると、私は与党の一員ではあるが、この予算は認めがたいという気持ちが非常に強い。しかしながら、せっかく組んだ予算をここで修正というわけにもいかないので、予算としては認めるが、執行については各委員が言われたことを含め十分に検討して執行されることを要望し、本案に賛成する。

7 個人情報を一元化したときの市民社会における危険性について、十分なセーフガードがなされていないままカードシステムがスタートすることに強い違和感を持つ。議論はややもするとコンピュータの安全性に終始しているが、問題の本質は制度の仕組みにある。

 処理能力が早いコンピュータ時代だからこそ、個人情報を一元化しなくともこれまで行ってきたように、医療関連の個人証明は健康保険証、交通関連の個人証明は免許証などと分野ごとの個人証明で可能なはずである。情報ごとのバリア、すなわち分野ごとの個人証明を持つシステムの方がセキュリティは高いと言える。

 よって、手数料を含む歳入については、認めがたいので、反対する。

との意見があり、続いて採決しましたところ、賛成者多数で議案第56号中所管分を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 報告が終わりました。

 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。8番 池渕君。

  (8番池渕君登壇)



◆8番(池渕佐知子君) 議案第56号 平成15年度吹田市一般会計補正予算案について意見を述べます。

 まず、住民基本台帳ネットワークシステムの第2次稼動(本格稼動)が8月25日から始まるのに先駆け条例案が提案され、また、それによる歳入の予算案が提案されました。

 この8月5日には長野県の本人確認情報保護審議会と総務省との住民基本台帳ネットワークシステムのセキュリティに関する公開討論会が東京で開かれ、総務省側の主張から、住基ネットの設計・構築段階から本人確認4情報に限定したネットワークであることを理由に、セキュリティ強度はかなり甘くてよいという判断があったということが明らかになっています。つまり、本人確認情報だけだからねらわれる可能性はかなり低く、セキュリティ強度を高くする必要はないという判断をしているということが、討論会のやりとりから明らかになっていました。

 また、総務省の発言の中で「住基ネットはシステム上完全に守られている」の根拠としては、ファイアーウオールが庁内LANと住基ネットとの間に設置されており、住基ネットには侵入できないということのようでしたが、実際にはこのファイアーウオールは人がつくったものですから、絶対に人が破ることができないとはいえません。つまり、人がつくり、人が管理運用している限り、完璧なセキュリティはあり得ません。

 次に、プライバシーの権利から見た場合、現在は4情報に限定したネットワークであるとしていますが、その基本情報にぶら下がる形で数々の情報がつながる可能性があるシステムであり、住基コード番号がキーとなって私たちの情報が一元集中管理され、私たちの預かり知らぬところで情報がやり取りされてもわからない状況になっていきます。

 しかし、私たちの情報は私たちのものであり、自己情報をコントロールする権利が私たちにはあります。

 もちろん、吹田市の個人情報保護条例にも自己情報コントロール権はうたわれており、先進的にこのコントロール権を認めていることは高く評価するところです。

 しかし、同様に、自己情報コントロール権を認めた条例を持つ目黒区や藤沢市では、この自己情報コントロール権をもとに、住基ネットに参加するか否かは各個人の判断によるべきであり、住基ネットへの接続中止を求める住民の請求に対して認める答申を行っています。

 例えば藤沢市の場合、まず、プライバシー権は憲法13条の保障する人格権の一環をなす自己の情報を暴露されないだけでなく、特定の目的のために提供した情報が本人の関知しないところに流通したり利用されたりしないこと、及び本人からの開示・訂正・削除・中止を求める権利もまたプライバシー権の一部であり憲法上の権利であるとして、個人情報の漏えいの危険性が否定しきれない以上、これを危惧する市民が住基ネットによる便益を受けることより、みずからのプライバシーを守ることを選択して外部提供の中止を求めることは、憲法13条と藤沢市の個人情報保護条例に基づく権利として認められるとしています。

 翻って、吹田市ではこの先進的な条例を持ちながら法令による場合はこのコントロール権の対象外によるとして、中止請求を退けています。

 全国の市町村全てで法令が求めている「適正な管理体制」を充たしているとは言えない状況が明らかであり、なおかつ先に述べましたように、住基ネットの設計・構築段階からセキュリティ強度はかなり甘くなっているとすれば、住基ネットに接続、参加することは個々人の意思確認が必要であると考えます。

 したがって、この意思確認の手続が取られることのない現時点では、第2次稼動に向かっての条例案の提案に基づく補正予算の提案は認めることはできません。

 次に、学校教育部所管の歯ブラシ保管庫設置事業については、子供たちの口腔内衛生の向上と虫歯を減らすことについては賛成するものの、そのために学校教育として取るべきことは何か、学校の教師の指導はどこまですべきか、学校保健としてのソフト面の取り組みは十分された上での保管庫設置なのか、という点で疑問があります。つまり、公的関与のあり方を考えた場合、保管庫設置の必要性は少ないと言えます。

 また、今回提案されてから保護者の方にもお尋ねしましたが、皆さん異口同音に、なぜ、保管庫の設置をするのか。もっと他にお金を使ってほしいところがあるのにと言われました。

 30人学級を求める人もいます。学校図書の充実と専任司書の配置を求める人もいます。障害児と防災拠点としての学校へのエレベーター設置などのバリアフリー化を求める人もいます。子供の人権と命を守るためにCAP講習会を学校教育の予算で行ってほしいと求めている人もいます。他にもたくさんあります。

 このように社会的ニーズもあり、さらに他市での効果も認められている事業でありながら、財政難との理由で吹田市では行われていない、あるいは行われていても不十分な事業がたくさんあります。

 なのに、なぜ今、歯ブラシ保管庫なのでしょうか。つまり、社会的ニーズと費用対効果の点からも、保管庫設置の必要性は少なく、他の事業に比較して優先性・緊急性は認められません。

 先進市の箕面市にも調査に行って参りました。箕面市では数年前に設置されましたが、現在ではコップと歯ブラシ、ランチョンマットを毎日家から持ってくる子供が多数であり、ほとんど使われていない学校もあるとのことでした。現場の教師のお話では、確かに保管庫を設置したことで歯ブラシをみんな持ってくるということにプラスに働いたかもしれません。しかし、その前から、歯みがき週間のイベント、音楽を流しての歯みがきタイム、歯科医師会のブラッシング指導、また、入学時に歯ブラシのプレゼントなど、いろいろな取り組みが行われているとのことでした。

 歯ブラシを持ってくるようにするためだけに、3カ年で2,000万円近くの予算が必要なのでしょうか。

 吹田市が先進市の箕面市に学ぶところは、歯ブラシ保管庫の設置ではなく、歯みがきをする気にさせる取り組みの姿勢、方法ではないでしょうか。啓発チラシを配布していますということだけではなく、まずは、教師が率先して歯みがきをすること、歯みがきする子供を誉めて、他の子供たちにも歯みがきが大切だと何度も繰り返し伝えること、つまり身をもって示す実践方法ではないでしょうか。

 今回の一般会計補正予算全体額は12億6,707万7,000円、その中で歯ブラシ保管庫設置は約650万円、全体のわずか0.5%でしかありません。こんな小さなことにこだわってと思われるかもしれません。

 しかし、経済不況、財政の悪化のためと言われ、既存の事業であっても見直し、縮小、削減、廃止される事業もある中で、また、新規事業が難しい状況下で、市全体を見渡して何が今求められているのか、何に予算をつけるべきかということをもっとシビアに考えていただきたいのです。

 生活が苦しい中でも収めていただいた市民からの税金を、たとえ1円足りともむだに使ってほしくはありません。

 これらのことから、吹田いきいき市民ネットワークは今回の補正予算について反対いたします。



○議長(伊藤孝義君) 以上で討論を終わり、議案第56号を採決いたします。

 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認することに賛成の方は起立願います。

  (賛成者起立)

 起立者多数であります。よって、議案第56号は原案どおり可決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程6 議案第57号を議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして、建設委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。26番 中野君。

  (26番中野君登壇)



◆26番(中野紀世志君) 過日の本会議におきまして、建設委員会に付託されました議案第57号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 理事者の説明の後、委員から

1 ディスポーザーを使用した場合の下水道への負担と本市の対策

2 ごみ焼却施設建てかえによる汚泥焼却の可能性と、南吹田下水処理場汚泥処理施設の整備を先行して実施する理由

3 市内における下水道分流区域と合流区域の割合

4 雨水レベルアップ事業に要する総事業費と適正な市民負担

などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見としては

1 汚泥処理の手法等については、環境部におけるごみ焼却施設の建てかえ問題とも大いに関係しており、先々のことを考えてむだのないように、環境部とも十分調整し、効果があり、実効の上がる方法を十分考慮されたい。

 以上の意見を述べて、本案に賛成する。

2 浸水対策ほか、市民の安全・快適な生活を守るために必要な予算であり、その面では引き続き努力をしてもらいたい。

 雨水レベルアップ事業や南吹田下水処理場の汚泥処理施設、焼却施設等の整備は、高額な費用を要する事業であり、過大投資の問題はもちろん、入札の方法についても公正な入札に努めて、財政上も考慮し、今後の経営に努められることを要望して、本案に賛成する。

3 公共下水道の雨水レベルアップ事業の詳細設計委託が、今回、追加の債務負担行為で出ており、下水道事業費の中で治水事業が占める割合が今後ますます多くなると思うが、下水道料金にはね返らないように、下水道料金のあり方を再度整理し、公正な市民負担、納得してもらえる市民負担になるようさらに検討してもらいたい。

 以上のことを要望して、本案に賛成する。

との意見があり、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第57号を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 報告が終わりました。

 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、議案第57号を採決いたします。

 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案どおり可決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程7 議案第58号を議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 六島君。

  (6番六島君登壇)



◆6番(六島久子君) 過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案第58号について、審査いたしました経過並びに結果を報告いたします。

 理事者の説明の後、委員から

1 屋上緑化の目的と工事予算を計上するに至った経過及び適正な施工業者の選定

2 入院患者に喜ばれるような屋上緑化の推進

3 屋上緑化工事完了後の管理態勢

4 産婦人科外来改修工事の詳細な内容

などについて質問がありました。

 以上が主な質疑項目であります。

 本案に対する意見は別段なく、続いて採決しましたところ、全員異議なく議案第58号を承認いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(伊藤孝義君) 報告が終わりました。

 委員長報告に対し、質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、議案第58号を採決いたします。

 本件に対する委員長報告は原案承認であります。委員長報告どおり承認いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案どおり可決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程8 認定第1号及び認定第2号を一括議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして、企業決算審査特別委員会に付託いたしましたが、委員長から審査が終わっていないので、次の市会まで継続審査いたしたい旨報告がありました。

 お諮りいたします。報告どおり継続審査いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号は、次の市会まで継続審査することに決定いたしました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程9 請願第1号を議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして、福祉環境委員会に付託いたしましたが、委員長から審査が終わっていないので、次の市会まで継続審査いたしたい旨報告がありました。

 お諮りいたします。報告どおり継続審査いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、請願第1号は、次の市会まで継続審査することに決定いたしました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程10 請願第2号を議題といたします。

 本件につきましては、過日の本会議におきまして福祉環境委員会に付託し、御審査願っておりましたので、その結果について委員長から報告を受けることにいたします。6番 六島君。

  (6番六島君登壇)



◆6番(六島久子君) 福祉環境委員会に付託されました請願第2号について、審査いたしましたところ、請願の趣旨を適当と認め、採択すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。



○議長(伊藤孝義君) 報告が終わりました。

 報告どおり採択いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、請願第2号は採択されました。

 この際、処理についてお諮りいたします。

  (「議長一任」と呼ぶ者あり)

 議長一任との声がありますので、そのように決定いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議長一任と決定いたします。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程11 議案第59号を議題といたします。

 理事者の説明を求めます。市長。

  (市長登壇)



◎市長(阪口善雄君) ただいま御上程いただきました議案第59号 吹田市助役の選任について、御説明申し上げます。

 7月27日付をもって任期満了となりました前助役の樋口 章氏の後任といたしましては、8月10日付をもって任期満了となられました前教育委員会委員の清野博子氏を選任いたしたく御提案申し上げるものであります。

 同氏は、お手元の経歴書にもございますとおり、読売新聞大阪本社婦人部長、生活情報部長並びに編集委員を歴任され、また、本市教育委員会委員として2期8年間にわたり立派にその職責を果たされるなど、卓越した人格識見を有される方でございまして、本市における諸課題について適切なる対処をしていただけるものと考えており、本市助役として最適の方であると考え、御提案申し上げるものであります。

 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊藤孝義君) 説明が終わりました。

 質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、議案第59号を採決いたします。

 本件について同意いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第59号は同意されました。

 ただいま選任に同意されました清野氏からあいさつをしたい旨の申し出がありますので、受けることにいたします。



◎※(清野博子君) 本会議中の貴重なお時間をちょうだいいたしまして、ごあいさつとお礼を申し上げます。

 私は、昨日8月10日付で教育委員2期8年間の任期を満了いたしました。教育のあり方、教育委員のあり方が大きく問われまして、そして、また、子供たちをめぐる状況が大変厳しくなっていく8年間でございました。

 何ほどのことができたのかと、大変我が身の無力さを恥じるばかりでございますが、皆様方のご指導によりまして何とか任期を終えることができました。どうもありがとうございました。

 また、このたびは、助役の選任にご同意くださいましてありがとうございます。

 余りの責任の重さに身の凍る思いがいたしますけれども、その反面では、地方自治のあり方が今大きく変わろうとしている中で、この吹田市から何かが始まるのかもしれないという大変わくわくとした気分を持っていることも事実でございます。

 私としましては、女性、子供たち、お年寄り、そして障害のある方々など、社会的により弱い立場におられる方々に、なるべく身を寄り沿って、自分の立つべきポジションを間違えないようにしたいと考えております。

 私は、この吹田で教育を受け大人になったことを大変誇りに思っております。そして、この吹田で家庭を営み2人の子供を育てましたことを大きな喜びとしております。この吹田をふるさととして育つ子供たちが、いずれ世界の各地で活躍するときに、この吹田をなつかしくも誇らしい気分で思い出し、心の寄りどころにしてくれるような、そういうまちづくりに、私の持てる限りのすべての力を注ぎたいと思っております。

 とはいえ、何分全く未知の分野でございますので、議長初め議員の皆様方の御指導が何よりの支えでございます。どうぞ厳しくも、そして、少し温かく御指導くださりますよう重ねてお願い申し上げます。

 本日は本当にありがとうございました。(拍手)

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程12 議案第60号を議題といたします。

 理事者の説明を求めます。市長。

  (市長登壇)



◎市長(阪口善雄君) ただいま御上程いただきました議案第60号 吹田市教育委員会委員の選任について、御説明申し上げます。

 8月10日付をもって任期満了となられました前教育委員会委員の清野博子氏の後任といたしましては、本市青山台2丁目8番2号にお住まいの道浦母都子氏を選任いたしたく御提案申し上げるものでございます。

 同氏は、昭和56年(1981年)に現代歌人協会賞を受賞され、歌人としての作歌活動の傍ら、エッセーや評論など幅広い文筆活動を展開されておられる方で、お手元の経歴書にもございますとおり、朝日新聞書評委員、読売新聞読書委員、大阪市教育改革懇話会委員等を歴任され、現在、環境省中央環境審議会瀬戸内海部会委員として、また、静岡新聞、信濃毎日新聞の読者歌壇選者としてご活躍中の方でございまして、人格識見ともに本市教育委員会委員として最適の方であると考え、御提案申し上げるものであります。

 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊藤孝義君) 説明が終わりました。

 質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、議案第60号を採決いたします。

 本件について同意いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第60号は同意されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程13 議案第61号を議題といたします。

 理事者の説明を求めます。市長。

  (市長登壇)



◎市長(阪口善雄君) ただいま御上程いただきました議案第61号 吹田市公平委員会委員の選任について、御説明申し上げます。

 8月10日付をもって任期満了となられました前公平委員会委員の西浦一明氏の後任といたしましては、本市五月が丘北20番18号にお住まいの児玉憲夫氏を選任いたしたく御提案申し上げるものであります。

 同氏は、お手元の経歴書にもございますとおり、弁護士として法曹界の第一線におられまして、大阪弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長等を歴任され、現在日本弁護士連合会弁護士制度改革推進本部副本部長として御活躍中の方でございまして、人格識見ともに本市公平委員会委員として最適の方であると考え、御提案申し上げるものであります。

 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊藤孝義君) 説明が終わりました。

 質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、議案第61号を採決いたします。

 本件について同意いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第61号は同意されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程14 議案第62号を議題といたします。

 理事者の説明を求めます。市長。

  (市長登壇)



◎市長(阪口善雄君) ただいま御上程いただきました議案第62号 吹田市固定審査評価審査委員会委員の選任について、御説明申し上げます。

 来る9月11日付をもって任期満了となられます岡 豪敏固定資産評価審査委員会委員の後任につきましては、本市上山田3番1−602号にお住まいの塩野隆史氏を選任いたしたく御提案申し上げるものであります。

 同氏は、お手元の経歴書にもございますとおり、弁護士として法曹界の第一線におられまして、この間、大阪弁護士会人権擁護委員会副委員長等を歴任される一方、大阪大学法学部非常勤講師としても御活躍をされ、また、税理士資格も有されるなど、人格識見ともに本市固定資産評価審査委員会委員として最適の方であると考え、御提案申し上げるものであります。

 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊藤孝義君) 説明が終わりました。

 質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、議案第62号を採決いたします。

 本件について同意いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第62号は同意されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程15 市会議案第9号を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。35番 山下君。

  (35番山下君登壇)



◆35番(山下真次君) ただいま上程されました市会議案第9号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。

 市会議案第9号は、平成15年7月14日付で市長から意見を求められました人権擁護委員の推薦に関する意見でありますが、本市議会の意見は、福田行惠氏、野上あや氏、的場智子氏につきまして、適任であるとするものであります。

 よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊藤孝義君) 説明が終わりました。

 質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第9号を採決いたします。

 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、市会議案第9号は原案どおり可決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程16 市会議案第10号から市会議案第13号までを一括議題といたします。

 提案者の説明を求めます。35番 山下君。

  (35番山下君登壇)



◆35番(山下真次君) ただいま上程されました市会議案第10号から市会議案第13号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。

 市会議案第10号は、政府に対し、税源移譲を基本とする三位一体改革の早期実現を求める意見書を提出しようとするものであります。

 市会議案第11号は、政府に対し、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書を提出しようとするものであります。

 市会議案第12号は、大阪府に対し、大阪府各種(老人・障害者・母子家庭・乳幼児)医療費助成制度の存続を求める意見書を提出しようとするものであります。

 市会議案第13号は、政府に対し、教育基本法見直しで国民的議論を求める意見書を提出しようとするものであります。

 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(伊藤孝義君) 説明が終わりました。

 質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第10号から市会議案第13号までを採決いたします。

 本件について原案どおり承認いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、市会議案第10号から市会議案第13号までは原案どおり可決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程17 市会議案第14号を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。31番 山根君。

  (31番山根君登壇)



◆31番(山根孝君) ただいま上程されました市会議案第14号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。

 市会議案第14号は、政府に対して、「不良債権処理の加速」策の中止と、りそな銀行による中小企業向け融資の継続・充実を求める意見書を提出しようとするものであります。

 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。



○議長(伊藤孝義君) 説明が終わりました。

 質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第14号を採決いたします。

 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。

  (賛成者起立)

 起立者少数であります。よって、市会議案第14号は否決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程18 市会議案第15号を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。31番 山根君。

  (31番山根君登壇)



◆31番(山根孝君) ただいま上程されました市会議案第15号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。

 市会議案第15号は、政府に対し、庶民生活を脅かす大増税計画の中止を求める意見書を提出しようとするものであります。

 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。



○議長(伊藤孝義君) 説明が終わりました。

 質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第15号を採決いたします。

 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。

  (賛成者起立)

 起立者少数であります。よって、市会議案第15号は否決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程19 市会議案第16号を議題といたします。

 提案者の説明を求めます。31番 山根君。

  (31番山根君登壇)



◆31番(山根孝君) ただいま上程されました市会議案第16号につきまして、提案者を代表いたしまして説明いたします。

 市会議案第16号は、大阪府と大阪府教育委員会に対し、「府立高等学校特色づくり・再編整備計画(全体計画)」(素案)について、吹田での説明会・公聴会の開催を求める意見書を提出しようとするものであります。

 別紙の内容につきまして、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願いいたします。



○議長(伊藤孝義君) 説明が終わりました。

 質問を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 質問なしと認め、質疑を終わります。

 討論に入ります。意見を受けることにいたします。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 意見なしと認め、討論を終わり、市会議案第16号を採決いたします。

 本件について原案どおり承認することに賛成の方は起立願います。

  (賛成者起立)

 起立者少数であります。よって、市会議案第16号は否決されました。

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○議長(伊藤孝義君) 次に、日程20 常任委員会の所管事項に関する事務調査についてを議題といたします。

 本件につきましては、各常任委員会委員長から調査事項について、別紙お手元に配付してあります常任委員会の所管事項に関する事務調査一覧表のとおり、平成16年3月31日まで閉会中も調査したい旨の申し出があります。

 各常任委員会委員長の申し出のとおり、許可いたしましても異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

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         常任委員会の所管事項に関する事務調査一覧表

                              平成15年7月定例会

                              (2003年)



常任委員会
調査事件
調査期限


財政総務
1 行財政改革について
2 財政運営について
3 情報化、個人情報保護施策について
4 人権啓発、非核平和推進について
5 男女共同参画社会の推進について
6 消防・防災対策について
平成16年
(2004年)
3月31日


文教市民
1 教育施設の充実等学校教育行政について
2 社会教育行政について
3 体育振興行政について
4 コミュニティ施策について
5 文化・産業振興施策について
同上


福祉環境
1 高齢者、障害者等福祉行政について
2 子育て支援等児童福祉行政について
3 介護保険事業について
4 保健、医療行政について
5 廃棄物処理行政について
6 環境保全について
同上


建設
1 道路等の整備及び交通安全行政について
2 市営住宅等及び建築・開発指導行政について
3 都市景観等まちづくり行政について
4 公園整備、緑化推進について
5 下水道の整備について
6 水道事業について
同上



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○議長(伊藤孝義君) 以上で日程は終了いたしました。

 閉会に先立ち、市長のあいさつを受けることにいたします。市長。

  (市長登壇)



◎市長(阪口善雄君) 7月定例会の閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げます。

 今回御提案をいたしました諸議案につきまして、それぞれ原案どおり御議決を賜りましたことを心から厚くお礼を申し上げます。

 とりわけ本日追加提案をお願い申し上げました人選案件につきましては、格別の御高配を賜り、重ねて厚くお礼を申し上げます。

 この議会の御審議の中でちょうだいいたしました貴重な御意見、御指摘につきましては、その趣旨を十分に踏まえまして、今後の市政運営の中で生かしてまいりたいと考えております。

 また、本議会におきまして今後4年間にわたります市政運営の基本方針につきまして所信を申し述べさせていただきましたが、その市政方針につきましても、数多くの御意見、御提言をちょうだいいたしました。

 これら一つ一つを真摯に受けとめ、今後も確かな改革と壮大なビジョンの実現に向けまして、「大きな目標」と「さわやかな夢」を市民の皆様と共有しながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、何とぞ議会におかれましても、正副議長を初め議員各位の御指導と御支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。

 なお、平成14年度(2002年度)の水道及び病院事業会計の決算認定につきましては、引き続き御審査をいただくことになりますが、その節には何とぞよろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、連日、厳しい暑さが続いております。議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛を賜りまして、ますます御健康にて市政発展のため御活躍されますよう心からお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(伊藤孝義君) 7月定例会を閉じるに当たり、私からも一言お礼を申し上げます。

 去る7月22日から連日にわたり熱心に御審査いただき、議会の運営に御協力賜りまして、本日、無事に閉会の運びとなりました。ここに厚くお礼を申し上げます。

 本定例会閉会後は、企業決算審査特別委員会が予定をされているなど、公務御多忙とは存じますが、よろしくお願い申し上げます。

 これにて本日の会議を閉じるとともに、7月定例会を閉会いたします。

      (午後0時56分 閉会)

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   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。



吹田市議会議長
伊藤孝義
 

吹田市議会議員
梶川文代
 

吹田市議会議員
曽呂利邦雄