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大阪府 池田市

平成14年 10月 環境・交通問題調査特別委員会 10月03日−01号




平成14年 10月 環境・交通問題調査特別委員会 − 10月03日−01号 − P.0 「(名簿)」







平成14年 10月 環境・交通問題調査特別委員会



              (午後1時32分開会)



○委員長(川内まき子) 皆さん、こんにちは。

 9月議会も終わってお忙しくしておられる中、お集まりいただいてありがとうございます。

 いまから環境・交通問題調査特別委員会を開催させていただきます。

 本日は、前回皆さんとご相談いたしました当委員会の調査活動の一環ということで、阪急バスの方からおいでいただいて懇談をさせていただくというふうに予定しております。早速お入りいただいて懇談を始めるということでよろしゅうございましょうか。

 それじゃ、すみませんが、よろしくお願いいたします。



◆秦孝雄委員 懇談のあれやね、何かこれが来るとかどうのこうの違うわけ。



○委員長(川内まき子) ええ、もちろん。そやから理事者の方もおいでいただいてないから。ただ、阪急バスでやっておられるコミュニティバスの説明をちょっとしていただいて、それについて皆さんね、思っておられることがあると思うんですよ。だから、そこのところをお尋ねいただいて、あと時間があれば、もうちょっとほかの事業もやっておられるのも説明していただこうかなと思って用意してもらってます。

              (午後1時33分休憩)

              (午後1時34分再開)



○委員長(川内まき子) 改めまして、本日はおいでいただきましてありがとうございます。

 懇談に入ります前にちょっとお礼を申し上げたいと思います。

 阪急バス株式会社の皆さんにおかれましては、本当にお忙しい中、私どもの委員会の調査活動の一環として行います懇談においでいただきましてありがとうございます。

 また、皆さんの机の上に置いております資料は阪急バスさんの方でご準備いただいた資料です。貴重なお時間を割いていただいて、資料のご準備もいただきまして本当にありがとうございます。

 本日はコミュニティバスについてお話をお聞かせいただきたいということでご依頼させていただいております。最初、阪急バスさんの方から事業の説明とコミュニティバスについてご説明いただきまして、委員の方から質問なり懇談なりをさせていただいて、その後、お時間がありましたら、それ以外の阪急バスさんで取り組んでおられる事業について資料をご準備いただいている分を若干ご説明いただいて、時間が許す限り懇談を行いたいというふうに考えております。

 終わります時間は3時をめどに終わりたいと思っておりますので、ご出席の皆さんのご協力をどうぞよろしくお願いを申し上げます。

 それでは、懇談に入ります前に、早速でございますが、双方の出席者の紹介をさせていただきたいと思います。

 私どもの方から、もう私が名前を申し上げて紹介させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

                (委員紹介)



○委員長(川内まき子) 私ども委員会には議長、副議長も出席ということになっておりますので、議長、副議長は先ほどごあいさつさせていただきましたので、省略させていただきますのでよろしくお願いいたします。

 それでは、阪急バスさんの方からもご紹介いただきますようによろしくお願いいたします。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) 平素は、阪急バスの事業運営につきまして、議会の皆様の温かいご理解とご支援を賜りまして、厚くお礼申し上げます。本日はこのような席にお招きいただきまして、阪急バスの考え方など、あるいは議会の先生方の貴重なご意見を賜るという機会を与えていただいたということに対しまして、改めてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。それでは本日出席しております者を紹介させていただきます。

             (阪急バス出席者紹介)



○委員長(川内まき子) それでは早速入っていきたいと思いますので、阪急バスさんの方から資料に基づいたご説明をお願いしたいと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。



◎阪急バス[株]自動車事業部長(寺西保) それでは、私、寺西の方から本題のコミュニティバスの前に資料をお渡ししていると思うんですけども、ご乗客へのサービスの改善の取り組みということで少し時間をいただきたいと思います。

 この2月から規制緩和にとうとう当社も入ったわけなんですけども、そこで一番大切なのはご乗客へのサービスということを念頭に置いております。ですから、通勤につきましてサービスの改善というか、当然取り組まなければならないことだと考えておりますが、させていただいております。

 まず、資料に沿いまして、ここの資料では1から5点ということで挙げさせていただいています。

 まず1番ということで、池田市域での停留所施設の改善です。

 ことしの3月末現在でございますが、池田市域、68の停留所がございます。そのうちでソーラー標柱の設置ということで2本。これは石橋北口の井口堂方面行きと文化会館方面行きでございますが、設置させていただいております。そして上屋の設置ということで、これもご存じのように、条件面でさまざまな制約がございますが、ご乗客の多い停留所を中心に20基設置させていただいております。

 そして2番目としまして、バスカードシステム並びに回数カードシステムの導入ということで、まずバスカードシステムの方でございますけども、いわゆるあのスルッとKANSAIの方でございます。これにつきましては池田市様のご協力をいただきまして、ここ池田市域におきましては平成11年10月に石橋、伏尾台両営業所に導入させていただいております。なお、阪急バスの方では13年3月に共同地区残っておりましたところも入れまして、全部スルッとKANSAIの方へ導入させていただいております。

 それと2番目としまして、回数カードシステムの導入ということでございますが、平成13年4月1日からこの4券種の回数カードの方の導入をさせていただいております。 1,000円、 2,000円、 3,000円、 5,000円券になります。そして、少し時間が遅れたわけなんですけども、8月15日の方から 2,000円券、そして平成14年3月1日から 5,000円券、これを車内の方で発売させていただいております。従来の紙の回数券と比べまして、書いてますように割引率の高いものとなっております。

 続きまして3番、運賃制度の各見直しでございますが、これも各社やっておられることかもわかりませんけども、まず一番目としまして環境定期券を導入させていただいております。簡単に申し上げますと通勤定期券ですね、これをご利用いただいているお客様及びその同伴の家族の方、この方につきましては土曜日、日・祝日、当社の一般路線、一部除外する線もございますが、本人さん大人 100円、子どもさん50円ということでご乗車いただけるようになっております。

 それから、はんきゅうグランドパス65ということで、だんだん高齢化社会になってお年寄りの方の外出支援という意味も含めまして、65歳以上のお客様、これを対象にしまして阪急バス全線フリーの定期券、これも1カ月、3カ月、6カ月、1年の4券種となっておりますが、それぞれ大きな割引で導入させていただいております。おかげさまで好評だということを聞いております。

 4番目としまして、ご乗客への案内サービスの充実、拡充ということで、ここに書いていますインターネット、iモードの携帯電話、そしてファックス等々、IT機器による情報網の拡大、拡充をさせていただいております。それはここに書いていますように、インターネットにつきましては平成13年4月から阪急バス、インターネットで、例えば運行時刻でありますとか、運行系統とか運賃とか、その他、当社のさまざまなニュース、この辺を出させていただいております。そしてiモードの携帯電話、これでも当社全線の案内サービスを開始しております。また、ファックスで簡単な操作をしてもらいますと、当社の時刻表等が取り出せるというようなシステムもさせていただいております。

 続きまして、裏面になるんですけども、これは高速バスの方なんですけども、これもITの活用ということで、インターネット予約、iモードの携帯電話、そしてコンビニエンスストアですね、これで予約、発券等々ができるようにさせていただいております。

 そして5番目としまして、池田市域での低床車両及び環境対策車両の導入ということで、これも先ほどと一緒なんですけども、池田市様のご支援をいただきまして池田市内線におきましてワンステップバス2両、そしてノンステップバス1両、ノンステップのCNGバス1両をそれぞれ導入させていただいております。

 以上、主にハード面も中心に説明させていただいたわけなんですけども、やはりソフト面も大切だということを痛感しております。まだまだの点もございますでしょうけども、例えばハンズフリーマイク等を導入しまして、よりきめ細かな充実した接遇をしようということで、いま各教習等をしているような段階でございます。

 以上、簡単でございますが、前段のサービスということで報告させていただきます。



○委員長(川内まき子) ありがとうございます。

 そしたら続いて、本日の中心的なお話ということでお願いしておりますコミュニティバスについてもご説明いただいたらと思いますので、よろしくお願いいたします。



◎阪急バス[株]自動車事業部営業計画課長(西山哲) それでは、私、西山の方から資料のご説明をさせていただきたいと思います。

 お手元に資料をお配りしております、右肩に1番から7番という符号を打たせていただいております。このうち1番、2番が全国的に有名なコミュニティバスの事例ということで、武蔵野市のムーバス、金沢市のふらっとバスと、それと3番目が、私どもがコミュニティバスという明確な位置付けはどうかということは別としまして、交通不便地域のミニ循環バスということで、この3月から宝塚市で取り組んでおります事例がございますので、それをご説明させていただきたいと思います。

 まず、資料1に基づきましてご説明さしていただきます。これは武蔵野市のムーバス、これは非常に全国的に有名な事例でございまして、多分、委員の皆様方もご承知のことだと思いますし、これがコミュニティバスと呼ばれるバスの原形かなと、走りかなということで、非常にポピュラーな事例でございます。ですので、余りくどくどとしたご説明も不要かなと思いますので、ポイントだけご説明させていただきます。

 まず、1ページ目をめくっていただきまして、「ムーバスは新しい交通システムです」というタイトルがついておりまして、「ムーバスは武蔵野市内を走るコミュニティバスです。間隔の短いバス停や普通の路線バスが入れないような狭い道路を走るなどの特徴を持つ、今までにない新しい交通システムです。」と書いてございます。武蔵野市、これは皆様ご承知のとおりなんですが、人口が約13万 1,000人という記載がございます。池田市さんの人口が10万人強でございますので、 1.3倍ぐらいの人口的な規模を持っておられると。市内に吉祥寺、三鷹、武蔵境ですか、こちら三つのJR中央線並びに京王線の主要駅がございます。ちょっと私どもの手元の資料で調べますと、吉祥寺の駅の乗降人員がですね、京王電鉄と中央線合わせまして41万人の1日の乗降があると。また、三鷹駅につきましても1日16万 4,000人。一番規模の小さい武蔵境につきましても11万 1,000人という1日の乗降客がある駅であると。ちなみに阪急電鉄の池田駅、こちらが5万 4,000人、石橋駅で5万 8,000人ですので、石橋、池田両駅を足した乗降人員が一番レベルの小さい武蔵境というような規模的になっておりますので、非常に東京へのベッドタウンということで、お客様の多い駅を抱えている市であるということでございます。

 また、人口的には 1.3倍ぐらいの規模なんですが、人口密度、こちらは全国で2番の人口密度を誇っておるということでございます。1ヘクタール当たり 122人という規模です。統計資料等から池田市さんの資料をみますと、池田市さんで大体46人ぐらいということになりますので、人口密度でいくと池田市さんの約3倍というような非常に人口が密集した地域ということでございます。

 この資料にございますように、後段に、本市ではバス停から 300メートル以遠の地域を交通空白地域とし、バスの便が1日 100本以下の地域を交通不便地域としましたと。その解消を目指して吉祥寺駅の東側地区、北西地区、境南地区、三鷹駅北西地域の4路線でムーバスが走っていると。これはご承知のとおりだと思います。

 資料の後段のあとは、あとはこの1号から4号路線の細かい概要が書いておりますが、これはまたごらんいただきたいなと思います。

 もう1ページほどめくっていただきますと、タイトルとして、「ムーバスにはこんな特徴があります」というページがあろうかなと思います。こちらに大きいポイントとして、まず料金は 100円ですと。大人、子ども一律 100円ということで、これは画期的な、当時としては運賃でございます。地元を走っておられますこのムーバスの運行を受託しております関東バス、こちらは武蔵野市内の既存の路線バスは池田市と同じ 210円均一でございます。その中でムーバスだけ 100円の特別運賃を設定しているという考え方でございます。

 2番目のポイントとしまして、利用しやすさと安全性の追求というタイトルがついておりまして、バス停につきましても1カ所ごとに異なった色と大きな番号で停留所の名称はついておるんですけど、1番から何番までというような番号を大きくして、お客様からもわかりやすいような工夫もされております。

 また、車両につきましても、車椅子をたためるような跳ね上げのシートをつけたような特殊車両でございます。また、ステップにつきましても電動の補助ステップが出てくると。非常にこういう高齢化とかですね、お体の不自由な方への配慮がされた車両も導入されているというのが特色でございます。

 また、次のページで先進性、話題性ということが書いておりますが、環境問題にも配慮するということで、排ガスの低減装置といいますか浄化装置も車両には装備されていると。

 また、車内につきましてはコミュニティのFM放送も流して、災害時や緊急時の放送も情報提供しているという形でございます。

 また、次のポイントとして地域のふれあいということで、車両にはコミュニティボード、伝言板と書いてございますが、こういう地域に密着した情報も車内で交換して皆様にごらんいただけるというような、本当にコミュニティバスとしてのいろんな特性を備えたバスであるということでございます。

 その下のページの下に大きく書いておりますように、「運行は民間バス会社です」と、これが大きなポイントでございます。ちょっと読ませていただきますが、「バス車両12台やバス停施設は市が用意し、運行は地元の関東バス、それと小田急バスと、こちらに乗合免許を取得して運行を委託しているというスタイルをとっております。また、運賃収入や運行経費の不足分は市が補助することになっております」と、これが大きなポイントです。こういう密集地域でございますので、最初に始めました1号系統、2号系統につきましては平成10年度からは黒字転換しているというような情報が載っております。ですから、武蔵野市の行政が考えられまして運行委託をすると。地元のバス会社がノウハウを持っておりますので、運行をバス会社に委託して、収入の経費との差額、赤字分は原則補填すると。ただ、これお話ししましたように、1号系統、2号系統については黒字になっておりますので、行政さんからの補助はいまはないというような事象になっております。

 あと次のページ、またその次のページ以下はですね、ちょっとこれはホームページから出してまいりましたので見づろうございますが、1号から4号までの循環系統の停留所とか図面が載っておりますので、この辺もご参照いただきたいなと思います。

 それから、しばらくページをめくっていただきますと、この4号系統までのムーバス路線の概要、運行実績という一覧になった表があろうかなと思います。非常に見やすい表でまとめていただいております。1番の項目として運行距離、これは大体長いので 5.2キロ、短いので 3.1キロと、1循環5キロ弱までの路線の設定。停留所につきましても割と 200メートルが目安ですので、20カ所前後こまめに停留所を設置していると。

 運行間隔につきましても15分ないし20分と非常にご利用しやすい運行の間隔になっていると。1循環、長いので約34分、短い循環でしたら15分で1運行できるということでございます。

 運行便数につきましても循環のカウントの仕方ですが、大体40便程度、終日で走っていると。

 それから、始終発時間につきましても8時ないし、一番早い系統では7時から始発が動き出すと。終発につきましても19時ないし、遅い系統で20時30分まで最終バスが走っていると。朝の大体ラッシュ時間と20時過ぎまでのラッシュまで対応できるような運行時間帯になっておると。運賃は全路線とも 100円ということでございます。

 そのあとにも4号系統までの年度の人員が記載されております。1号系統になりますと、年間で42万人、1日当たり 1,152.3人と非常に好調かなと。あと2号系統、3号系統につきましても1日当たり 1,700人ないし 1,100人と。4号系統につきましては、これは14年3月23日ということで、多分1週間前後しかまだ実績はないんですけど、1日平均、これでも 670人ということで、非常にご利用の多いコミュニティバスというような、こちらのホームページの資料から読み取れるかなと思います。

 次に、資料2の方に移らさせていただきます。こちらが金沢市のふらっとバスでございます。こちらもまた資料に目を通していただいたらいいと思うんですが、書いてある内容は武蔵野市のムーバスとほぼ同じでございます。

 1ページめくっていただきまして、「ふらっとバスのやさしい性格」というタイトルづけしてあるところで同じことが書いてございます。バス停の間隔も 200メートルを目安にしてますよと。15分間隔で走ってますよと。ですから終日で39便になっております。また、運賃につきましても 100円、ワンコインバスです。ムーバスと運行形態なり施設関係の概要もほとんど同じというような路線でございます。

 その後段で車両関係も書いてございますが、コミュニティボードも設置しております。車椅子もご乗車いただけます。ノンステップバスの対応ですと。あとは傘の貸し出しなどもやっていると。次のページに電光ボードも設置していますと。多分、これもムーバスを大分参考にされたのかというぐらいで、非常に似かよった路線になっております。

 もう1ページめくっていただきまして、「ふらっとバスには魅力がいっぱい」というタイトル付けがしてありまして、三つ写真が載っております。その一番下、ちょっとこれも見にくうございますが、書いてございますように、「人とまちを結ぶバスです。ふらっとバスは小型バスなので狭く入り込んだ住宅地の道も無理なく運行できます。また、武蔵ケ辻や香林坊をはじめとする商店街を走行し、買物にとっても便利ですと」いうことで、これはちょうど商店街の中を通っている写真が載っておるんですが、幅3メートル、長さ 300メートルでバスの運行地帯をですね、アーケードが仕切られた商店街の中を走っている。これはムーバスにない特徴でございます。活性化、中心市街地の商店街の活性化と。お買物で活性化するという別の意味付けといいますか、そういう魅力を持ったふらっとバスが特徴ですということでございます。

 そのあと、またムーバスと同じように2ルートのルート図並びに時刻表が載っておりますので、その辺もまたご参考いただいたらよろしいかなと思います。

 今、1と2の資料に基づきましてご説明させていただきましたとおり、ムーバス並びにふらっとバスが世間一般で言われているコミュニティバスの原形、ベースかなということで整理をさせていただいたらいいかなと思います。

 資料3の方へ移らさせていただきます。これはちょっと日付がことしの2月14日と非常に古い資料で申しわけございませんが、ことしの3月27日から宝塚市の仁川駅を中心にした地域、それと売布神社駅を中心にした地域でミニ循環バスを私どもが運行させていただいております。それの報道関係へのプレス資料を持ってきておりますので、ご説明させていただきたいと思います。

 この私どもの路線の設定というのも先ほどムーバス並びにふらっとバスと同じでございまして、宝塚市さんからのご要請をいただきまして、市内の交通空白地域、それと高齢者の非常に多い地域、こちらからの外出支援ということで市さんからご要望をいただきまして私どもが運行を委託させていただいているということで、3月から走らせていただいております。

 次のページとその次のページですね、運行系統図をつけておりますので、こちらの方をごらんいただいた方がわかりやすいかなと思います。最初のページが仁川循環線でございます。右端に仁川駅、書いております。仁川駅を中心としまして、まずこの図面でいいますと右側、こちらに仁川台という住宅がございますので、そちらの一方循環の系統は1系統、それの左側にございます高丸という地域がございますので、こちらも一方循環で1系統と、仁川駅を中心に2系統運行させていただいております。

 その次のページが売布の循環線でございます。これもちょうど真ん中の下ぐらいに売布神社駅がございます。こちらを起点としまして、地図でいいますと右と左という位置関係になりますが、右側に泉ガ丘という地域、それと左側に売布きよしガ丘と、両地域をこれを同じく一方循環で循環するという2系統立ての運行でございます。

 申しわけございません。最初のページに戻っていただきまして、路線と書いてございますが、1番、2番でありますように、2地域での循環系統でございます。運行系統はちょっと停留所名が書いておりますので割愛させていただきまして、両方とも2循環ずつを運行しているということでございます。

 1番目の仁川循環としましては途中停留所が17カ所と、運行時間帯9時30分から18時11分と。一応これは、当初、宝塚市さんとお話させていただいたときに、まず朝夕のラッシュ時間帯以外、ですから高齢者の方が外出される、主婦の方がお買物をされる時間帯をメインに運行しましょうというお話でしたので、朝のラッシュ並びに夕のラッシュについてはバスは運行しておりません。ただ、ことしの8月1日からですね、もう少し夕方の便だけを充実しようということで、8月1日から若干の増便はかけさせていただいております。この資料では終発が仁川駅発18時11分になっておりますが、8月1日以降は19時40分まで延長しております。高丸の系統については、30分ピッチで18便。これも8月以降は22便に増加しております。仁川台の系統につきましては60分ピッチと9便になっておりますが、これも8月以降は1便ふえまして、現行は10便でございます。所要時間につきましては、高丸の長い循環の方で 5.8キロで30分と、短い循環で 2.7キロで1周15分というミニ循環でございます。もう1本の売布循環線につきましても、1番、2番、これはちょっと飛ばさせていただきまして、途中停留所全部で12カ所ございます。これも3月の運行開始時では9時22分から18時07分まで、売布神社駅の発時間ですが、これも8月1日以降は終発は19時47分。19時47分まで延長しております。2系統のうちきよしガ丘の系統が40分間隔で14便、8月1日以降は2便増の16便です。そしてもう一方、泉ガ丘の系統につきましては40分間隔で13便になっておりますが、現行は3便増の16便でございます。きよしガ丘の系統につきましては 3.8キロで1周17分、泉ガ丘の系統では3.55キロで1周16分というミニ循環でございます。

 2番目の運賃につきましては 210円と、これはこちらの市域並びに宝塚市域の既存路線バスと同じ運賃の設定をしております。ですから、先ほどのムーバス並びにふらっとバスのようなワンコインというのは実施しておりません。これも当初、宝塚市さんが計画設定の段階でコンサルの会社が入られて地元の方といろいろアンケート調査をされまして、「特段ワンコインにはこだわってませんよ」というアンケート結果が出てまいりましたので、ここで 100円という特殊運賃を設定しますとほかの市域での地域のバランスがとりづらいということもございまして、既存路線と同じ 210円の設定ということで運行しております。

 3番目の車両につきましては小型のマイクロバス。普通の三菱が持っておりますゴルフ場の送迎バスと同じマイクロバスでございます。定員は29人。ただ、車椅子対応と。こういう高齢化の時代でございますので、車両の後ろが観音開きになって昇降装置が設置されているということで、車椅子1脚ご乗車いただける特殊装備を配置しております。

 4番は、ちょっとこれは運輸局へ向けての許認可の日付ですので省略させていただきます。

 実施日がことしの3月27日と。この8月1日からは夕方時間帯を増便させていただいているという資料でございます。

 あと中身の方としまして、先ほどごらんいただきました運行系統図を2枚つけさせていただいて、その次にですね、細かい運行時刻表をつけさせていただいております。左肩の方に3月27日実施ということで、これが当初スタートしたときの時間でございます。

 その下のページに8月1日変更時という対比ができる表でつけさせていただいています。ですから、この高丸循環でいいますと、当初18便でしたが現行は22便と。符号が打っておりますように、18便につきましては若干の時刻変更、19便から22便までが夕方時間帯の増便という形になっております。また仁川台の系統につきましても1便増便を8月からかけさせていただいております。

 次のページも同じように見ていただきまして、3月27日の実施時と次のページが8月1日からの変更のダイヤですので、すべて夕方時間帯に3便ないし2便の増回をしているというふうに読んでいただければ結構かなと思います。

 その次もまためくっていただきますと、今度は停留所デザインと、これも本当はカラーでお配りさせていただいたらよかったんですが、私どもの一般の標柱とは違うデザインの標柱を立てております。ただ、これも余り道路がやはり狭い地域ですので、大きい停留所、ポールを設置いたしますと運行の障害にもなりますので、非常に簡易なもので済ませております。ただ、これごらんいただいて見づらいかなと思うんですけど、やはり宝塚市さんが非常に積極的に前に出ているよというのを出しておるんですが、市の花といいますか、スミレの花をデザインしたようなものにしております。

 その次のページが車両のデザインでございます。従来のマイクロバス、こちらに前の出っ張りですね、これが方向幕になっております。行き先を表示する方向幕、それと先ほど言いましたように、後ろ扉が観音開きで開きまして、車椅子を昇降させる特殊装備をつけておりますので、普通のマイクロバスから路線バスタイプ、そしてそういう車椅子タイプの改造をかけたマイクロ車両ということで、若干、バスのデザインも私ども既存の路線バスと違った、ちょっとハイカラなデザインで走っております。

 以上、簡単ですが、全国の事例のエッセンスと私どもの宝塚の循環の概要をご説明させていただきましたので、またいろいろご意見いただきたいと思います。



○委員長(川内まき子) はい、どうもありがとうございました。

 一番最後にね、広げて置いているのは、先日、阪急バスさんにお伺いしましたときにちょうだいしました資料をちょっとコピーしましたけど、ただいまいただいた資料の中にほとんど入っておりますが、大きいですので、またこれも見ていただいたらというふうに思います。

 ただいまいろいろコミュニティバスについてご説明いただきましたので、もう早速ね、委員の皆さんの方から質問やご意見を出していただいたらというふうに思います。時間も3時までと限られておりますので、ぜひどうぞご意見をよろしくお願いいたします。



◆松本眞委員 ただいまいろいろ阪急バスさんの方からご説明をいただきまして、それでこのように貴重なわかりやすい資料をですね、皆さんにちゃんと配っていただいて、いま説明をいただいたわけなんですけど、ちょっと2、3点質問させていただきたいと思います。

 先ほどですね、武蔵野市のムーバスと金沢市のふらっとバスということでご説明いただいたわけなんです。それで私として教えていただきたいのは、このバス1台分の金額ですね、大体約どのぐらいかかるものか。それと、普通のバスはそれの金額と、それで低公害車になればどのぐらいの金額になるのかね。それと、バス1台購入しましたら、その耐久性について、寿命ですね。それと例えば耐久性は私どもの自家用車でも一緒なんですけど、その本人さんの大事にする、せんという部分が物すごく影響してくるわけなんですけど、バスの場合でしたら不特定多数の人さんをたっぷり乗せて走られますので、法律で定められた、1台のバスで大体、例えば5年は走れますよとか、きちっと検査受けをしながら何年というようなね、そういう決まりがありましたらそれをまずさきに教えていただきたいと思います。今の3点ですか、それについて教えていただきたいと思います。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) 通常の大型バスといいますと、一昨年の11月15日からバリアフリー法案が施行されておりまして、平成13年4月以降からはバスの床の高さが65センチ以下にしなさいと。それ以上高い車は青ナンバーをあげませんよというふうなことになってます。通常の大型路線バス価格ですと大体 2,200万円から 2,400万円かかっております。これの耐用年数でございますが、これも法律でノックス法という環境規制の問題がございまして、ディーゼルエンジンから排出するいろんな不純物、これを規制しなさいと。そして環境対策に寄与しなければならないというふうな問題があるわけなんですが、これは今使っておるバスというのは12年を超えては検査させませんということですので、最長で13年未満ということになっております。ノックス法で特別指定地域がございまして、阪急バスでもほとんどがその指定地域下にあります。一方、四国とかあるいは東北とか北陸の方とかというのは指定がかかっておりませんので、20年あるいはひどいところになりますと25年ぐらいのバス、私どもの中古車をお買い上げになってご使用になっているという、そんなバス会社もございます。池田市に限って申しますと、12年のノックスの規制があります。使用年数についても制限があるということです。

 次に、環境対策の問題ですけども、環境対策の問題といたしましてはCNG、天然ガス仕様、これは価格はお知らせしてるんですか、これは。



◎阪急バス[株]自動車事業部営業計画課長(西山哲) 池田市さんの方は申請書を出していただいていますので、昨年入れさせていただきましたCNGノンステップバス、これは本体価格と整理券発行機、運賃箱、そういう附属設備をつけまして、一応、 3,300万円です。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) それとコミュニティバスの車両価格ですけども、これはそれぞれの自治体さん、住民の皆さんのニーズに適合したバスですので、それぞれの特性がございます。ムーバスについてはやや標準タイプかなということですけども、金沢のふらっとバスでありますけれども、床面が非常に低くて、外車です、これ。価格は地域地域、自治体、ご利用者、住民の方のニーズによってそれぞれ価格が異なっております。



◆松本眞委員 ただいまご説明いただきまして、バスの値段とか、車ですから、あらましね、自分たちで大体の想像はつくんですけど、バスの値段というのが初めてでしたんで、普通のバスでどのぐらいっていうね、それとか陸運局とかそういう指定地域内ということで、池田市内を走らせてくれてはるバスについては12年しか使用できないということで今お聞きしまして、少しちょっと賢くなったというのか、わかりました。ありがとうございます。

 それで、なぜそのようなことをお聞きしましたかといいましたら、先ほどご説明の中で、バスを市が買い上げて、それで後は運転手さんとか運行に関しては阪急さんにお願いするというような格好。コミュニティバスをまず導入しました場合にそのようになるんですよというような、私はそのようにお聞きをさせてもらったんですけど、その部分で、例えば赤字分が出ればあとは市が負担するんですよというようなことも2市で、武蔵野市と金沢市の方でなさっておられる現状のご説明があったんですけど、そうなってきますとこの池田市内を、例えばコミュニティバスを走らせていただくとなりましたら大体何台ぐらいのバスの車両が必要になるのか、その辺につきましてもちょっとそれをさき教えていただいて、あと2点ぐらいで終わらせていただきたい思うんですけど、お願いします。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) 私申し上げましたのは、私どもが今走っております大型バスの価格と使用年数をお答えをさせていただきました。

 小型車両、コミュニティバスのような小型車両になりますと耐用年数は極めて短くなりまして、通常は7年ぐらいで更新をしておるというふうに伺っております。

 もう一つのコミュニティバスの方の台数ということでございますけども、台数を決めるについてはルート、運行ルートの所要時間が何分かかるのかということ。もう一つは運行の間隔を何分間隔で走るんかということによって台数が異なってまいります。ですからコミュニティバスでは、ここに資料にございますとおり1運行の所要時間、運行時間、運行間隔を書いてますけども、それによってご参考にしていただいたらどうかなというふうに思います。



◆松本眞委員 それと例えばね、このコミュニティバスを導入というような、そのような話に進んでくるといたしまして、そうなってきましたら、今現在、池田市民のみんなの足をずっと確保していただいて、阪急バスさんがずっと長年確保していただいてるんですけども、そうなってきましたら、一般的に走っているバスをやめてしまってコミュニティバスにされるのかね。もし、そういう話になってきましたらですよ。仮定しまして、そうなってきますのか、その点につきましてもちょっと教えていただきたいと思います。

 それとコミュニティバスということで、それがはっきりしてきた時点でその地域地域に応じたコミュニティバスを池田市が考えていくというようなね、先ほど一番最初の方でご説明いただいたときにそのように私は受け止めたんですが、それによって金額も違ってくるだろうと思いますんで、その分は結構ですので、今の阪急バスさんがこのコミュニティバスを入れられるとなれば、今、市内の皆さんの足を確保してくれてはる分をどうなさっていかれるのか、その辺につきましてちょっと教えていただきたいなと思うんですが、よろしくお願いします。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) 陸上交通の公共機関としては、一つには鉄道という大量交通機関、一番下はタクシーという個別輸送、その中間の中量輸送にバスがあるという、そういうような認識をいたしておりまして、しかもそれが提携的に中量の移動手段としてバスが位置づけられておるという認識をいたしております。

 コミュニティバスといいますのは交通不便地域、いわゆるバスの需要に満たないような地域あるいは行政の政策的に必要とされるもの、こんなものがコミュニティバス。これは地域、行政が主導的におやりになるものだというふうに私は認識しています。コミュニティバスというのは行政主導で、私どもがバスの経営のノウハウ、サービスのノウハウを提供して、そして例えば池田市と阪急バスの合作品がコミュニティバスではないかなというふうに考えております。したがって、今の路線バスとコミュニティバスがうまく共存して市内の公共交通機関がより発展するような、そういうものを目指すべきではないかなというふうに考えています。



○委員長(川内まき子) すいません、時間が限られてますので、申しわけありませんが、重なる質問については極力省略していただくということでご協力をよろしくお願いします。



◆木ノ平恵子委員 この委員会で、たびたび阪急バスさんの方が流行らないバス路線について廃止があるいうことでね、もっと何とかならないのかという、そういった論議もされたこともあるんですけども、その中でこの委員会、市民の足である交通につきましてね、今、高齢化になる中でそういったコミュニティバスが全国的に実施されているところは大変好評だということで、本市でも実施できないかという、そういう提案をしたわけなんですけども、それで早速、阪急さんの方に来ていただきましてお話を伺うわけなんですけども、実際、プロの目から見て、池田市がこういうコミュニティバスを実施したいと。そういったときに、阪急さんとしてプロの目から見てこの本市のコミュニティバスの取り組みをどのように思われているのか、まずそれをちょっとお聞きしたいと思います。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) もうからないところは路線がなくなってしまうというお話でございますけども、この2月1日から道路運送法といいますか、バスの言わば業法でございます、ノウハウの改正がされました。新規参入の障壁を低くして参入をできるだけ自由化しましょうよと。そのかわりもうかってないところは路線を廃止してもいいですよと。しかもそれは6カ月前に届け出をしたら廃止はできますよというふうなことなんです。ただ、私どもが今までやってきております事業の推進の仕方といいますのは、やはりバスが地域に根ざした公共交通機関であるべきだということで路線の計画、そして事業計画、ダイヤに至るまですべて自治体と協議をして、そしてご不満であったかもわかりませんけども、合意形成の後に実施をしておるというのが実態でございまして、言わば阪急バスのネットワークというのは、地域、自治体の皆さんとの合意形成によって今日があるというふうに認識をいたしております。

 法律が2月1日に変わりましたけども、阪急バスの心といいますか精神は変わっておりませんので、法律が変わっても阪急バスは地域とともにあるべきだということで、これからもそういうふうな事業計画の変更、または路線の改変については十分自治体とお話の上、事業を推進していきたいというふうに考えています。

 コミュニティバスは池田市さんにとってなじんでいるのか、なじんでいないのかということでございますけども、余地はあるというふうに私は考えています。そういう点ではこれから池田市さんと将来のコミュニティバスのありようについて十分協議をさせていただきたい。呼びかけがあれば喜んでその協議の場に参画をさせていただき、ぜひともコミュニティバスの事業も阪急バスの手によってやらせていただきたいというふうに考えています。それはやはり自治体主導であるべきだというふうに私は考えています。バス会社はそれをサポートする立場であるという立場で見ております。



◆難波進委員 先ほどご説明をいただきました武蔵野市のムーバスのことですけども、武蔵野市ではいわゆる交通空白地域がバス停から 300メートル以遠と。そして便数が 100本以下を交通不便地域とこういうふうに考えておるということでご説明ありましたんですが、池田市の場合も、いわゆる交通不便地域とか空白地域というのはそういうぐらいの判断でいいものでしょう。そしてまた、そういう地域が池田市にあるのかなというのをちょっと阪急バスさんの方でいろいろ調査もされておられると思うんですけども、そういうのはいかがかなと思うんです。

 もう一つ具体的に申しますとね、 176号線の池田から井口堂へのバスが1日、7時台に2便ということで、その後は結局ないという状況ですが、例えばそういうところが、今度のコミュニティバスを走らせようということになればそういうところも該当するのかなという、その辺がちょっと具体的なもんですが、もちろん市の方が積極的にやろうというふうにならないといかんわけですけども、そういうやろうとしたときには阪急さんの方では今までの路線バスが走っているところもカバーするようなお考えもあるのかなというのを1点お聞きしたいと思います。

 次に、初めにご説明いただきました65歳以上のお客様のサービスですね、これはこういう形で定期券をされているんですけども、例えば豊中市なんかは、いわゆる市の事業として半額補助というふうなこともされておりますけども、例えば本市がそういう形で一定の補助をしようという話になりましたら、阪急さんの方ではそれに対するご協力をいただけるものかなというのが2点です。

 3点目は、低床バスとかノンステップですね、それの現在の状況をこういう形でご説明いただきましたけども、これも市の方が積極的に進めないかんわけですけども、今後、そういう形でしていった場合、全市的に網羅するようなこういう低床のバスを設置すると、走らせようとしたときにですね、どのぐらいまだバス車両が足りないのかというあたりをお聞きしたいと思います。

 以上3点、よろしくお願いします。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) 国道 176号線の問題があったんですけれど私いわく、コミュニティバスであったとしてもそれは費用対効果の問題があろうかと思います。サービスレベルの問題もあろうかと思います。いわゆる運行頻度でございますけども、もっと必要な地域があるんじゃないかということで、その充実も必要であろうかと思います。それはコミュニティバスの協議の場を設けられましたら、阪急バスは阪急バスの立場の中で意見を述べさせていただきたいというふうに考えております。

 もう一つは、高齢者の助成につきましては、私ども西から行きますと神戸市がございます。芦屋市がございます。この9月から西宮市がございます。年間 5,000円。宝塚市がございます。川西市がございます。猪名川町がございます。ちょっと失礼して飛びまして豊中市がございます。そんなことで、これもやはり各それぞれの自治体の政策といいますか、その温度差によってまた異なるのではないかなというふうに思いますし、私どもはぜひとも、これからは高齢化社会ですので高齢化に向けた外出支援、大いに高齢者がこの社会を支えていただけるようなバスとしてのサポート、できる限りのことをさせていただきたいというふうに考えています。



◎阪急バス[株]自動車事業部営業計画課長(西山哲) 低床バスは私どもの方からお答えさせていただきます。

 井口堂の石橋の営業所は35両程度の規模でございます。それと伏尾台が19両ぐらいの規模でございますので、両営業所合わせまして45台程度と。若干、箕面市域を走ったりもしておるんですが、先ほど平田が申しましたようにバリアフリー法が施行されておりますので、私どもはワンステップ以下ですね、ワンステップかノンステップ、こちらの新造車というのが義務づけられております。ですから、年度によりましてその営業所の代替車両数がゼロのときもあれば5台のときもあるんですが、標準的には私どもは全車で3、40台、多い年度で5、60台、年間で代替、新造いたしますので、それでこのバリアフリー法の基準に基づきまして原則ワンステップバスを導入しております。

 ただ今回、池田市さんと同様に行政さんから国の補助金に基づく補助と、こういうご支援をいただける場合に限りまして、一番グレードの高いといいますかステップの低いノンステップバスを入れさせていただきますし、本年度もご担当の方とは昨年同様、ノンステップのCNGバス、今年度も1台ご支援いただけるというふうに聞いておりますので、継続的に私どもとしてはご支援いただきたいなというふうに考えております。



◆秦孝雄委員 それではまた、今聞かれたものに関連しない部分でちょっとお伺いしたいと思いますけども、今、池田市の方では福祉高齢者バスいう形で、これに似た形で無料で65歳以上の人を乗せて回っているという形のバスシステムがあるんですけども、これも言いましたら高齢者対象にやってますので、先ほど出とった65歳以上のグランドパス、この件は池田市はやってないというように思っておるんですけれども、このバスの取り扱いが、今後、池田市としても大分負担にはなってくると思うんです。これを言われているムーバスとか、そういうコミュニティバスという部分に変換するというような部分が一番適してるんではないかなと。ところが料金が 100円でいくのか 210円でいくのかという部分で、今、仁川の方でやられているというような 210円でやられてますけども、利用者の数、そういった部分ではどれぐらいの数で、料金的に黒字になっているのかどうか、その点1点お聞きしたいのと、それとこれは今のバス路線ですけども、屋根ですね、各バス停の屋根。これはついているところがまだ少ないように聞きましたけども、やっぱり歩道の広さとかそういう規定があってできないという部分でできてないんかなと思ってるんですけども、そういった面では歩道の整備ができていくと地元から阪急バスの方に要望を出すのがいいのか、市を通してやるのがいいのか、その点について2点お願いします。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) 今、施設循環福祉バス、スマイルでやらせていただいております。どうもありがとうございます。これの有料化ですね、これもやっぱり行政の政策の一環としてのご判断だというふうに思いますけども、私個人としてはやはり無料よりも受益者負担の原則が妥当じゃないかなという、これは個人の考えですけど、そう思います。特定の優遇すべき人たちはもっと別の手段をお考えになるのがいいかなというふうに個人的な意見として考えております。

 二つ目の上屋の問題ですけども、これは国土交通省の厳しい基準がございまして、車道と歩道の完全分離がされたところで、しかも歩道が3メートル以上なかったらあきませんというふうな基準、これは地方道においてもその基準が準用されておるという、非常に厳しい基準がございますので、つくりたくてもつくれないというふうな、そんな地域がある。その事情もご理解いただきたいと思います。

 宝塚の方ですね、赤字です。補助金を前提にして出発をいたしております。



◎阪急バス[株]自動車事業部営業計画課長(西山哲) 年間の計ですね、まだ3月から走っておりますんで、まだ年間統計は出ておりませんので、ただ実績だけは毎月とっております。3月はちょっと4日間ぐらいしか走っておりませんので、4月、5月ベースで4系統ですね、2路線4系統を合わせまして1日で大体 9,900人でございますね。徐々に浸透してまいりまして、7月、ちょうど暑い時期でもございますので、7月で4系統合わせまして1万 3,000人ぐらい1カ月でご利用いただきます。8月からは夕方の時間帯も増強しておりますので、8月、9月で1カ月で大体1万 5,000人程度まで。若干 2,000人ぐらいですか、1カ月ではご利用いただいております。



◆秦孝雄委員 そしたら採算ベースとしては月にどれぐらいの利用者があって、黒字転換していくのか。池田市の今の人口でね、それが採算ベースに合うのかどうか、そういう試算はまだされてないと思うんですが、大体の利用客の人数でいかれるとは思うんですけども、その点について再度お聞きしたいと思います。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) これは私どもの一般的な数表でございますけども、1台バスを動かせば大体6万 6,000円ぐらいの運賃収入がある。これを人数に換算をいたしますと、大体 370人ぐらいバス1台に対してご利用があれば大型バスとしての運行が可能ではないかなというふうに感じます。1日1台動かせばです。



◆井上章委員 2、3点お伺いをしておきたいと思います。

 我々も多分ムーバスを何遍か見にいった人間がいてると思うんです。そのときに担当の方から説明をしてもらってた中で、一番パイオニアとしては成功だったなと思うのは、運輸省との協議を何度も何度もしました。大阪でやろうと思うと飛行機に乗っていかないと行けませんから、東京やったらバス乗って電車乗っていけば運輸省へ行けるわけですから、そういう意味では東京でまずムーバスが始まるのは当然の結果かなというふうに思ったんです。

 ただその中で、先ほどからもありましたけれども、やっぱり行政主導というのがまず第一。それの中には、例えば先ほどから黒字に転換をしている路線がたくさんあるということですけれども、中身を見ますと、ここに書いてありますように、例えば再雇用の定年の運転手さんが運転をされていたり、それから初めから運行損失金が一定補償されてますから、経営的には安定した運行ができるということです。バス停とかバス購入費は行政持ちということですから、まさにランニングコストだけで運行ができるということの意味で黒字になっているのかなと。

 先ほどからもありましたように、バスという企業で運行すると多分赤字の路線でずっと推移したままいってるんかなと。ただ、利用者の方から見ると 100円で乗れるというのは、すぐ来るというのは、この二つというのは昔からバス事業者が持っていた一つの宿命を解決したような形ですから、大変喜ばれているなというのは目に見えてよくわかるんですけれども、その辺で、いわゆる行政の方で、例えば協力の中には違法駐車があった場合に、狭い道ですから、職員さんが出かけていって警察と一緒に引っ張って動かしたりバスを運行しましたと。そういう協力の仕方というのがやっぱり一番必要な部分だというふうに思うんです。

 そういう意味で、実は我々も先日の本会議でどなたの議員だったか忘れましたけれども、コミュニティバスの問題が質問に出たときに、市長の方からは、「やります」という答えが返ってきております。そういう意味ではきょうの委員会は物すごくタイムリーやなというふうに思っているんですけれども、先ほど平田専務の方から、「呼びかけがあれば応じたいな」というふうにもお答えをいただいてましたけれども、もう既にあるんじゃないかなというふうに勘ぐらせていただくんですけれども、その辺のことが実際に行われているのかなという、その辺を1点聞かせていただきたいのと、それからやっぱり先ほどからも出てましたけれども、いわゆる福祉バスとそれから既存のバス、例えば、金沢のふらっとバスのように買い物バス。

 いろんなやり方がやり方があるというふうに思うんですけれども、私は手始めは多分買い物バス、金沢方式で、いわゆるバスが公共交通機関というだけではなくて、中心市街地活性化の商業振興の中で公共交通が一定の役割を果たしているとか、そういう形で息をつないでいく方がいいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺のお考えがあったら2点お伺いしたいと思います。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) 池田市におけるコミュニティバスを考えろというふうな、倉田市長さんから言われたこともございます。実際には稼働はいたしておりませんけども、早速、そういう協議の場を設けていただいて、ぜひともコミュニティバスが池田市において実現するように、私どもとしても最大のこの努力をさせていただきたいというふうに考えています。

 阪急バスの努力として、あるいは行政も頑張っていただけるといいますかね、三つのことだというふうに私は思ってます。行政サイドとして必要な地域、そしてサービスレベル、そして受益者負担のありようをどうするかというふうなことを行政サイドで決心をしていただくことが必要です。その決心いかんによって補助額がまた決まってくるということです。

 阪急バスサイドとしてはどうかというと、できるだけ低コストで、井上先生がおっしゃられたようにOB社員を活用して、そして安全にして低コストな労務を確立するということ。そして、地域の方たちはコミュニティバスを、乗って維持していく。ご利用していただいて発展をさせていただくという、こういうふうなことがコミュニティバスのあり方として非常に重要ではないかなというふうに考えております。

 もう一つは、確かに郊外のショッピングセンターができまして、中心市街地の空洞化現象が各所で起こっております。西の方から言いましても宝塚市、川西市の方なり豊中市の方なり、全部その中心市街地の空洞化によって、もっと活性化する、その手段として交通網を充実すべきではないかというふうなことがありまして、例えば豊中市ですと社会実験が行われたこともございます。ですから不便地域、福祉政策以外に中心市街地の活性化手段としてコミュニティバスもあるということで一つ付け加えさせていただきたいと思います。答えになったかどうかわかりませんけれども。



◆渡邉千芳副委員長 1点だけなんですけども、もう大体聞きたいことは質問が終わったみたいなんですけども、補足してね、先ほど秦委員が言われた宝塚の方が赤字やというふうな話で、黒字転換をどうしていくかというお話がありましたけれども、いわゆる赤字の部分が補助金なんですか。その辺がちょっとあれなんですけども、先ほど低コストにしていって、できるだけ市の方の支援も少なめにしていくように努力をしていきたいというお話がありましたが、どのようなこのお金の流れになっているんかなというのをちょっとお聞きしたいなと思います。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) 宝塚市のコミュニティバスがスポットライトを浴びてますけども、実は私どもは2市2町でやっております。宝塚市、川西市、大和団地と市民病院ですが。猪名川町、町域のコミュニティバスをやってます。豊能町、これは合併問題があって、東西の交通網が非常に不整備だと。整備されてないということで全部補助金になっております。結局は利用者が少ない、収入が上がらないという問題があります。もう一つは運賃の設定の問題があります。定額運賃に設定したところでは行政負担が高くなる。そのかわり利用者は安くて使い勝手がいいというふうな、そいうことで、やはり最終的には行政判断によって補助金が変わってくると。もう一つはサービス水準によって補助金が変わってくると。過剰サービスをすればコストが高くなる。利用者が少なくなる。収入不足が起こってくる。補助金が増大するということですから費用対効果いうことで、やはりサービス水準、受益者負担というのは非常に難しい問題ではないかなというように思いますけれども。



○委員長(川内まき子) そしたら、あとコミュニティバスについてはもう皆さんよろしいでしょうか。あともうちょっと資料を準備していただいてますので、この機会に阪急バスさんでコミュニティバス以外にもいろいろ住民サービスにかかわるような事業をなさっておるので、その分も、もう若干時間が押しておりますが、説明いただいたらというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。



◎阪急バス[株]自動車事業部営業計画課長(西山哲) はい、わかりました。

 では、引き続きまして、私の方から資料4から7まで簡単にご説明させていただきます。

 右肩に資料4とつけておりますのが、お隣の川西市さんでの走行環境の改善とそれと経営の改善効果という事例でございます。似かよっておりますのでご承知だと思うんですが、能勢口駅から北部の方へ上がっていきますと火打の交差点から萩原台まで、こちらに平成8年4月にバイパスですね、県道川西猪名川線、これが4月4日に開通しております。これにあわせまして、地元の川西警察にご協力いただきまして、バスの優先レーン、これを 1.5キロ、その区間ですね、火打の交差点から萩原まで設置していただきました。そういう行政サイドの協力をいただきましたので、私どもとしてもバスを増回させていただくと。旧来でしたら清和台から川西までは猪名川沿いの旧道ですね、県道川西篠山線、こちらをおよそ所要時分40分ないして45分程度で運行しておりますが、実際は渋滞等がありますので1時間以上かかる時間帯もございました。これがバイパスが直通で抜けましたので、バスの所要時分では半減、20分程度で清和台から川西の能勢口の駅前まで走行するようにできましたし、バスの優先レーンも設置していただいたということで、私どもは車両2両程度増やしただけで運行回数を約65%増回できると。生産性が倍になりましたので65%ぐらい輸送力もアップさせていただきました。

 非常に警察の方では巡視もしていただいておりますし、私どもも途中の区間でガードマンを設置しまして優先レーンの確保対策に取り組んでおりますので、お客様も3割程度ふえました。非常にやはりこういう走行環境、バスの定時制を確保していただくとまだまだバスのご利用があるのかなと。私どもとしても初めての事例でございましたんで、運輸局等、いろんな方面から視察にもおみえいただいて非常に高い評価をいただいております。

 そういう高い評価をいただきましたおかげで、平成11年度につきましては警視庁が全国で五つのモデル事業ということで、ちょうど川西の場合はベッドタウンから駅前までのPTP施策ということで取り上げていただきまして補助金をつけていただいたということで、13年4月1日からその都計道路のバス優先レーンを萩原から私どもの清和台営業所の前まで 5.2キロ延長していただいたと。走行してます大半の地域を優先レーンとして設定していただけた。それプラスですね、PTPS(公共交通優先システム)といいまして、道路の上には感知器、車についても車載の感知器と、道路上とその下を走りましたバスが電波のやり取りをいたしまして、今、機械の下を通ったのはバスですよと。阪急のバスで路線バスですよという信号が神戸の県警の方に上がりまして、それがまた信号が返ってきまして、前の青信号を数秒なんですが、延長するとか、逆に赤でしたら数秒カットするという、その信号のやり取りで信号制御をしていただくという非常に画期的なシステムを導入していただきました。これにあわせまして、私ども増回等をかけさせていただいて非常にお客様のご利用が伸びているということを簡単なペーパーでございますがまとめさせていただいたと。

 後段の方ではですね、もう一つそれで国として地元として路線バス会社と協力して走行環境の改善はできたと。その次は環境対策だということでまたお声がけいただきまして、これも運輸局並びに兵庫県、川西市さん、猪名川町さんから補助をいただきまして、川西市内の営業所、猪名川町内の営業所の燃料ですね、この軽油をですね、普通の低硫黄軽油といいまして、硫黄分が従来の10分の1に押さえた低硫黄の軽油に切りかえるというような施策をやらせていただいております。ですから、燃料としても軽減しますよと。そのうち23両程度にですね、わかりやすく言いますと、後ろにちょっと写真等もつけておるんですが、フィルターですね、排ガスから出てくる不純物並びに有害物質を取り除くフィルターを23台分つけて走行したということでございます。その具体的な資料が右肩にナンバーを打ってます資料5でございます。ここで低硫黄軽油の導入及びDPF、これがフィルターのことでございます。これの装着についてという2月の報道関係のプレス資料でございます。

 読んでいただいたらわかりますように、軽油の中の硫黄分を従来500ppmの分を 50ppmに、硫黄を10分の1に抑えた軽油を導入してますよと。それとこういうフィルターを車両23台につけてますよというようなプレス資料でございます。

 1ページ目をめくっていただきますと、その6番として期待される効果という項目がございますが、その硫黄分の少ない低硫黄軽油を導入することによる効果ということで硫黄酸化物の減少、それと解溶性有機物質の減少ということが挙げられるということでございます。

 また、私どもは細かい実測等はしておりませんが、メーカーさん等からいただいた資料によりますと、低硫黄の軽油を導入することによって、こういう有害物質並びに不純物が5%から10%低減されるということでございます。なおそれにDPF、フィルターですね、これを合わせ技をすることによりまして、そういうPM(微粒子状物質)、これを60%低減できると。

 実際、川西から萩原台を見ていきますと登りがぐっと続いておりますが、バスの後ろを車で走りましても黒い排ガスとか全然出ませんので、非常に地元の方からも、よく地元からは、「バスはたくさんふえて便利になってんけど、あそこで公害でいつも真っ黒の煙が」というご意見もいただいとったんですが、その辺も何とか改善させていただけてるかなというようなことでございます。この辺が資料4と5で記載させていただいております。

 資料の6番なんですが、これも報道関係の資料なんですが、ことしの5月27日から箕面市域から、若干、池田の呉羽の里まで箕面中央線という道路がございます。こちらを循環して箕面に帰る路線バスを運行させていただいとるんですが、それと千里中央から阪大病院までの系統、これを合わせまして8カ所につきましてGPS、ここでは全地球測位システム、衛星から、これも車に車載器を積みまして、衛星と車の車載器の電波のやり取りによりまして本当に細かいカーナビのようなシステムで経度、緯度を測量しまして、バス停のどの辺までバスが来てるか。もうバス停を過ぎてしまったか手前まで来ているかというようなバスの接近表示システムを実験的に導入させていただいております。ですから、ちょうどこちらの地域、呉羽の里でちょっと変わった停留所をつけております。これが次の次のページでございますね。お持ちした資料は、これは箕面の市役所前の停留所の標柱なんですけど、これと同じものが呉羽の里にも設置させていただいておりまして、そういう衛星の電波のやり取りでこの当該停留所のもう一つ手前の停留所、それかその前の前の停留所、どの付近を走っているかをこの矢印が点滅することによって、お客様にどの辺までバスが来てますよというような位置情報を提供させていただいてると。

 その下は阪急バスフラッシュボードと書いておりますが、ちょうど阪大病院前にも私どもの路線バスが乗り入れておりまして、こちらは非常にお客様も多うございますし、通院の方等もご利用いただいてますんで、こういうLEDの表示盤をつけておりまして、こちらに簡単な情報を流させていただいたり、万が一、緊急時、災害時、バスが運休してますとかですね、こういうイレギュラーな情報もこちらの方へ表示できるというようなシステムを5月から導入しておりますので、それの資料をまとめさせていただいております。

 資料の7につきましては、ちょっとこれは古い資料で申しわけないんですが、2番目に実施時期というふうに書いておりますように、平成12年4月27日から30日までの間ですね、4日間、お隣の豊中市の駅前でですね、豊中駅前地区の交通社会実験というような社会実験を4日間取り組みさせていただきました。下にございますように、実施体制ということで、そういう調査委員会ですね、大学の先生に委員長になっていただいて設置させていただいて、ベースとしましては旧の建設省並びに運輸省が主体となって、当然、地元の豊中市さんなり、その実験地域にあります商店街の振興組合ということが主なメンバーと。それで私どもと阪急タクシーが実施主体といいますか、公共交通事業者として参加させていただいたと。

 一番最初の目的、ここに書いてございますように、先ほどのお話と似かよっておりますが、一つ目として、まず中心市街地の活性化、それと二つ目として自動車と他の交通手段との適正な役割分担、三つ目として、それの地元の参加をどう取り組むかというような三つの大きなポイント、目的を絞っていただいて4日間実験をさせていただいて参加させていただいたということでございます。

 次のページをめくっていただきますと、まずエリア図は省略させていただきまして、その次の3ページに主な実験施策ということで16ばかり項目を挙げております。

 まず、地元のトランジットモール、フルモールの施策としまして銀座商店街のトランジットモール化と、一般車両を通行止めで、バスのみの通行可能区間という形で取り組んでいただいたと。もう一つ、一番街という商店街、こちらの方についてはフルモール化ということで、こちらも一般の車両は通行止め、歩行者の専用道路ということで、地元主催のイベント、フリーマーケットのようなのをやっておられたと思います。こういうような地区地区でのモール化を取り組んでいただいたと。

 あと私どものバス、タクシーで協力させていただきまして、まず循環バスの運行ということで既存バスが走っていない地域の循環バス、そしてもう一つ細かいミニの循環バス、こちらは実際阪急タクシーさんがジャンボタクシーといいますか、あれぐらいの少量輸送を行いました。ただこれは無料の実験でございます。

 あと、冒頭で寺西がご説明させていただいた環境定期。これは通勤定期をお持ちの方の同伴の家族の方は、土日祝については 100円になりますよというような、まだ私どもはこの時点で実施しておりませんでしたので、この期間に試験的に実験させていただいたと。

 あと、今でも池田市内、豊中市内で1日乗車券と私ども持っておりますが、これのサービス内容の強化と、あと6番、7番、8番、こちらに記載しておりますようないろんな施策をバス、タクシーとして取り組まさせていただいたと。

 あと、10番以下は、行政さん並びに大阪モノレールですね、こちらの方がいろんな施策を取り組まれたということで、ポイントとして16項目ぐらい取り組んだということが実験の内容でございます。

 そのあと4ページ以降がですね、その実験の結果となって、ちょっと資料も多うございますので時間もあれですので、またご参照いただいたらいいかなと思いますが、いろんな声が確かにありまして、やはり通行規制、一般車の乗り入れ禁止ということもございましたんで、当然、賛成の方、反対の方、いろんな意見がございましたが、総括する上では実験の趣旨は、目的は達成されたかなと。おおむね良好に評価をいただいたかなというような資料のまとめてなっています。これは行政サイドでおまとめになった資料でございます。以上です。



○委員長(川内まき子) 時間が来ておりますが、ただいまご説明いただいた、あとの方のなさっておられる事業の中でどうしてもお尋ねしておきたいというようなことがありましたら、委員の皆さん。



◆松本眞委員 1点だけに限って。先ほど資料の5でね、DPF装置ということで、ディーゼルの排気中の物質ですか、外へ出るね、その物質を除去するフィルター装置ということで先ほどご説明いただいたんですけど、池田の場合でしたら、例えば五月丘のあの坂道とか伏尾台とかそういったところで、このフィルターをつけることによって力が弱くなるというのを聞いたんですが、そういう弱くなってスピードが落ちて力も落ちてというのはそれは起きないんですかねと思うんでけども。

 実は、ここのうちの清掃車に低公害のそれをつけてくださいということで、フィルターをつけてくださいということでね、現実につけてもらったんです。そしたら、結構、清掃のあれを積みますんでね、力が弱くなって登りにくいんです。それで結局、私も強くよう言えなくて、市内を走っている分は大分つけていただいてるんですけど、それはつけてないんですが、そういうような影響はないんでしょうかね。それだけで結構です。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) いろんなメーカーがございますけども、私どもが高速バスにつけておりますのはエンゲルハード、猪名川につけておりますのがジョーソンマッセンということで、非常に技術にすぐれたメーカーを選定いたしておりますので、その問題は発生をいたしておりません。



◆秦孝雄委員 アイドリングストップ運動という形でバスの後ろにステッカーを張ってやられてるんですけども、現実にあれも相当効果があるんじゃないかなというような思いでいつも見させてもうてますねんけども、現実に何%ぐらいこれを実施されているのかなというふうなね、池田駅におってもずっとエンジンかけっ放しの運転手さんもいてはる、とめてはる人もいてはるいうのが現実なんで、そこら辺、徹底してやってはるのかどうかという点、再度お聞きしておきたいなと思いますので、よろしくお願いします。



◎阪急バス[株]専務取締役(平田清) そのような現実が起こっておりましたら大変申しわけございません。これからさらに厳しい指導をいたしまして全車両にわたって徹底していきますので、申しわけありません。



○委員長(川内まき子) そのことはこちらから言うておりませんでしたので、資料のご準備はいただいてないと思います。

 そしたら皆さん、よろしいでしょうか。

 そしたらちょうどお約束の時間になりましたので、本日、阪急バスさんと私どもの環境・交通問題調査特別委員会の懇談をこれで終わらせていただきたいと思います。

 本日は皆さん貴重なお時間を割いていただいて、私としましてはその結果、委員会としましてもとても勉強になったんじゃないかなというふうに思います。今後やはり皆さんにそれぞれの方々の立場できょうの懇談の中身を大いに生かしていただいて、市民や行政と一緒に、市民の立場に立って働いていただくということで、またその折には阪急バスの皆さんにご協力をいただかないといけない点というのもたくさんあると思いますので、最初に平田専務取締役がおっしゃっていただきましたように、どんなに変わっても住民の立場ということは守っていきたいというお言葉で、その1点でご一緒に市民のために頑張れるというふうになりたいなというふうに思います。こんなことで私の勝手な思いでまとめさせていただきましたけれども、どうぞきょうを機会に今後ともよろしくお願いしたいと思います。

 これで本日の環境・交通問題調査特別委員会を終わらせていただきます。本当に皆さん、ご協力いただきましたありがとうございました。

              (午後3時01分閉会)

                      環境・交通問題調査特別委員会

                          委員長  川内まき子