議事ロックス -地方議会議事録検索-


大阪府 堺市

平成17年 6月15日産業振興委員会−06月15日-01号




平成17年 6月15日産業振興委員会

 〇出席委員(11名)

       米 谷 文 克            芝 田   一
       三 宅 達 也            西 林 克 敏
       大 毛 十一郎            奈良谷 けい子
       馬 場 伸 幸            吉 川 敏 文
       武 部 惠 子            辻   宏 雄
       四 本 正 士

 〇欠席委員( 0名)


 〇開催通知
                                平成17年6月13日

委  員
        様

                          産業振興委員会
                          委員長  吉 川 敏 文


           産業振興委員会の開催について(通 知)


 次のとおり会議を開きますので通知します。


                   記


 とき          6月15日(水)午前10時
 ところ         第三・第四委員会室
 あんけん        1.本会付託案件   5件


 〇 産業振興委員会審査順序表
┌──┬───────┬────────────────────────┬────┐
│順序│ 番   号 │        件      名        │ ページ │
├──┼───────┼────────────────────────┼────┤
│ 1 │議案第63号 │堺市企業立地促進条例の一部を改正する条例    │?〜 15 │
│  ├───────┼────────────────────────┼────┤
│  │議案第64号 │堺市立フォレストガーデン条例の一部を改正する条例│?〜 17 │
│  ├───────┼────────────────────────┼────┤
│  │議案第67号 │堺市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区を│?〜 33 │
│  │       │定める条例の一部を改正する条例         │    │
│  ├───────┼────────────────────────┼────┤
│  │議案第68号 │堺市農業委員会の部会の設置及び部会委員の定数を定│?〜 35 │
│  │       │める条例の一部を改正する条例          │    │
│  ├───────┼────────────────────────┼────┤
│  │議案第72号 │平成17年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち│    │
│  │       │第1表 歳入歳出予算補正            │    │
│  │       │ 歳出   第7款 商工費           │?〜 10 │
└──┴───────┴────────────────────────┴────┘



〇午前10時開会
○吉川 委員長  ただいまから産業振興委員会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は、芝田委員、三宅委員のお2人にお願いいたします。
┌──────────┐
△あいさつ
└──────────┘
○吉川 委員長  本日は、役員改選後の初の委員会でありますので、一言ごあいさつを申し上げます。
 過日の本会議におきまして、委員長に私が、副委員長に米谷委員が選任されました。ここに、まずもって厚くお礼を申し上げます。
 正副委員長といたしまして、委員会の円滑な運営のために全力を傾注してまいる所存でございますので、委員並びに理事者の皆様におかれましては、格段のご協力をお願い申し上げます。
 最後に、分権時代の自治体の自立は、財政的自立がなければあり得ないと、このように私は思います。であるならば、産業振興は自立を図る自治体にとっては重要な政策になる、このように位置づけられるというふうに思います。本委員会が当市の産業振興に貢献できることを願い、簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。
 それでは、本委員会に付託されました案件の審査に入ります。
 なお、本日の会議の順序は、お手元に配布いたしております審査順序表のとおり進行いたしたいと思いますので、ご参照願います。
┌──────────────────────────────────┐
△議案第63号 堺市企業立地促進条例の一部を改正する条例
△議案第64号 堺市立フォレストガーデン条例の一部を改正する条例
△議案第67号 堺市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区を定める条例の一部を改正する条例
△議案第68号 堺市農業委員会の部会の設置及び部会委員の定数を定める条例の一部を改正する条例
△議案第72号 平成17年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会所管分
└──────────────────────────────────┘
○吉川 委員長  それでは、議案第63号堺市企業立地促進条例の一部を改正する条例から議案第72号平成17年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会所管分まで、計5件を一括して議題といたします。
 本件についてご質問はありませんか。
◆芝田 委員  おはようございます。公明党の芝田でございます。どうかよろしくお願いいたします。クール・ビズが浸透しておりまして、皆さんも軽装で6月になって何か雰囲気がいいなというふうに思っております。私はネクタイを取ると、ちょっと締まりがなくなりますのでネクタイをつけさせていただきましたけども、本日は産業振興委員会、初めての質問ということで、しっかり頑張ってまいりたいと思います。項目としましては、北花田大型商業施設についてということで、ダイヤモンドシティ・プラウ、私、地元でありますので、この施設についての質問をさせていただきいと思います。
 今回の質問をするにあたりまして、私もその商業施設の北側のマンションに住んでるんですけども、私も金岡中学という新金岡団地の中の中学校卒業で、当時、野球部に入っておりまして、その当時からこの場所が新日鐵の社宅ということで、同級生また同じクラブで一緒にしたメンバーもそこから通ってまして、またその今の施設の中に空き地があったり、またプールがあったり、本当に環境的にそういった大きな会社の社宅の施設ということで感じておりました。
 今回調べていただきまして、過去のその土地の歴史ということで調べていただきましたら、私も知らなかったんですけれども、昭和13年、大阪帝国大学、大阪大学の産業科学研究所の用地として国が取得したということであります。戦前、国が大学のそういった研究所の施設として購入ということで、その後で、戦後ですね、昭和34年にこの産業振興面において大阪府と当時の八幡製鐵株式会社の間で同製鉄所が臨海部に進出するということで、その社宅としてそこが使われたということになっております。そこで昭和37年には、そこが国の土地と等価交換しまして、八幡製鐵の土地と交換しまして、そこが八幡製鐵の土地になったということであります。もちろん今の面積よりも広くて、西側にあります公団等も含まれた大きな一帯がそういった土地だったということであります。
 地元でありますし、いろいろ私も対策委員会等で大きなショッピングセンターができて、また阪急百貨店、そしてまたジャスコ、そしてまた専門店ということで、いろいろ環境の問題、道路の問題とか、いろんなことがマンションの中でも検討になりまして、いろんな中で、皆さん心配してる中で、昨年の10月にオープンしまして、当初はいろんな渋滞等もありましたけども、一応、はやってるなというふうに自分なりには思ってるんですけども、きょうはそれを検証していきたいなと思います。半年にもなりまして、ここにおきましていろいろな、その当時から雇用の促進があるとか、活性化があるというふうなことだったんですけれども、堺市としまして、この産業振興の面から、この商業施設に何を望むか、その効果をお聞かせください。
◎谷口 商業流通課長  ただいま委員お示しの昨年10月にオープンいたしましたダイヤモンドシティ・プラウのその後の産業振興の面からの望む効果ということでありますけども、本市商業の商業力を示します中心性指数は、平成14年の商業統計で見ますと0.83であり、その後徐々に増加する傾向にはあるものの、依然として17%、金額にいたしますと1,200億円以上の市外流出が見られます。政令指定都市をめざす本市にとりまして、商業機能においても自立した状態が求められると考えております。
 このような状況の中で、昨年10月にオープンし、390億円の売り上げを予定しておりますダイヤモンドシティ・プラウの出店は、これまで市外に流出しておりました消費を引きとめるとともに、隣接する大阪市や松原市から顧客を引き入れるという面で、本市の商業力を増加させることを期待しております。さらに、現下の厳しい雇用環境が続く中で、雇用の受け皿として新規雇用の場が創出されるという面でも大きな期待を持っております。以上です。
◆芝田 委員  ありがとうございます。今、答弁の中で年間の売り上げが大体400、390億ということで、私もいろいろ新聞とか、今までもその関する記事を見てたんですけど、なかなか公表してないということで、今回調べていただいたら年間で約400億ということで、この数字が、売り上げが肝いりで始まったこの堺市の北東部の玄関口の商業地として、どれぐらいの規模か、他の大型商業施設と比べて比較をお聞かせください。
◎谷口 商業流通課長  堺市内での他の大型商業施設の比較でございますけども、これも平成14年の商業統計調査結果によりますと、高島屋泉北店を中心とするパンジョの年間販売額が約330億円、高島屋堺店を中心とするアップルの年間の販売額が約270億となっております。これらを見ましてもダイヤモンドシティ・プラウが想定しております、先ほど委員ご指摘のように約400億という売り上げは、これら施設を上回り市内最大規模となっております。以上です。
◆芝田 委員  市内最大規模というか、まだ予定ですけども、その域で今進んでるということであります。
 それでは、この北花田のこの大型商業施設、またこういう北部分は住居部分ということで、そういった部分で、どのように堺市はこの施設にかかわってきたのかお聞かせください。
◎谷口 商業流通課長  ダイヤモンドシティ・プラウの出店に際しまして、堺市がどうかかわってきたかということでございますけども、これにつきましては、平成12年6月に施行されました大規模小売店舗立地法、この法に基づきまして大型店の立地によって生じる周辺の生活環境の保持を指導するとともに、あわせまして地元の商業者が行う活性化へ向けた取り組みに対しまして支援を行ってまいりました。以上です。
◆芝田 委員  半年たちまして、いろんな効果というのは達成されたか、次聞きたいと思うんですけども、商業振興面においての効果というので、どのように達成されたか現時点での考えをお示しください。
◎谷口 商業流通課長  現時点での産業振興面での効果の達成ということでございますけども、まず、雇用に関しましては約3,100名の新規雇用が創出されました。そのうち8割は地元雇用であると聞いております。雇用の創出の面からは一定の効果があったものと考えております。もう一方の商業力の強化につきましては、これにつきましては次回の商業統計調査、平成19年でございますけども、この結果を踏まえずに現時点で総合的な判断はできませんが、事業者から聞くところでは、一部では苦戦している店舗も見られるとのことでございます。以上です。
◆芝田 委員  今、商業面の効果の中で苦戦が一部見られるということでありますけれども、その辺詳しくお聞かせください。
◎谷口 商業流通課長  苦戦の原因でございますけども、まず、品ぞろえを初めとする地域ニーズとのミスマッチなど、各個店ごとに経営上の課題は異なりまして一概には申し上げられませんが、事業者側としてはアクセス面で一部課題があるとのことで、現在この課題に対しまして検討をされておるというふうに伺っております。以上でございます。
◆芝田 委員  ありがとうございます。苦戦ということで、確かにローカル、言い方は悪いですけれども、心斎橋とか難波とか梅田に比べれば、堺市の北のとこなんで、一応ローカルということで、阪急百貨店等におきましても都心部と同じような品ぞろえとか、また客層ですね、ねらうと失敗するということは以前から言われておりましたし、また実際オープンして、どれぐらいのお客さん、また客層がと、またどれぐらいリピーターがあるかということも今調べているとこだと思うんですけれども、そういった内部の問題と、そしてまた今言われましたようにハードな部分というか、周りのそういったアクセスに関しての課題があるというような答弁でありましたけれども、今、大店立地法の話も先ほど出ましたけども、大型商業施設についての本市の見解をお聞かせください。
◎谷口 商業流通課長  大型商業施設に対します堺市の見解でございますけども、大型商業施設は、地域消費者に利便性を提供するとともに、先ほども答弁申し上げましたように、新たな雇用を創出し、さらには消費の市外流出を引きとめ市外から新たな顧客を引き入れると、そういう面で本市の商業力全体の向上が期待されるところであります。一方、大型商業施設の事業活動が交通問題に代表される周辺の地域環境、また商店街、小売市場等の地域商業者に対しまして及ぼす影響もあることは認識いたしております。以上です。
◆芝田 委員  過日の大綱質疑の中で大型商業施設に関しての市長の見解もありまして、今その確認を述べてもらったと思うんですけれども、私は、もうそれに関しては同感であります。できるだけ協力していくというかね、そういったことが実際やはり商業の活性化が雇用の創出でありますし、また地域経済の活性化になるわけですから。ただ、見過ごしてはならないのは、やはりこういった計画が進む中で、当初から危惧されてたことが実際オープンしていろいろな問題が起きて、その後に動くというね、これは私もいろいろ対策委員会におりましたので、警察もなかなか動かない、また堺市もいろいろやっていただいたけれども、なかなか警察とかに行くと、市を通してでもなかなかそれはオープンの効果で一時期ですというような形で、実際動かないということでね、実際困るのは買い物客であり、また地元、また市民の方だというふうに思っております。
 それで特に、私、地元で道路の渋滞のこととエレベーターの件をちょっと2点ほどお話したいと思うんですけれども、オープン当初は道路渋滞も大体入るのに2時間ぐらい、また出るのにも、これは極端ですけども3時間ぐらいかかったということで、ことしの1月でも、やはり土・日また祭日になると出るのに1時間、また入るのにも1時間というふうな形で、平日はかなり緩和されておりますけれども、そういったことで道路の拡幅もですね、また近くのとこでは、もう6月ぐらいから拡幅する場所もできたりしておるんですけれども、エレベーターの件だけはなかなか前に進まないということで、大変いろいろ今回のこういった施設の問題で地域でいろいろ語る会をとらしていただいたときに、半数ぐらいはこのエレベーター設置の話が出てきております。
 といいますと、これは当初の計画で阪急が中心になって進めていく中で、もちろん新日鐵がそこの土地を持ってるということで、その事業者の中で、その地下と、北花田駅を地下でくぐって、エレベーターも設置する、その費用も全額出すというような話が広まっておりまして、一たん計画がとんざしまして、事業者主体は阪急が1店舗という格下げの形をとりましたので、そういった中で飛んでしまったというか、それでこの堺市の交通バリアフリー基本構想にもそういった意味では入っていますけども、予算がとれないという状況であります。
 きょうは所管外で都市計画部の方も来られてますので、この点一、二問質問して、後段に行きたいと思いますけども、交通バリアフリー法では1日の利用者数が5,000人以上の鉄軌道駅がバリアフリー化の対象となっております。北花田駅は利用者数から見てもバリアフリー化の対象になっております。平成15年度の堺市が北花田バリアフリー基本構想の策定を行ったと聞いておりますが、この中で現在の北花田の利用者数ですね、オープン前とオープン後の利用者数を聞きたいと、そしてまた設置状況はどのようになっているかお聞かせください。
◎岡部 都市計画部副理事兼交通計画課長  それでは地下鉄御堂筋線北花田駅の利用者数について、まずお答えいたします。北花田駅に確認いたしましたところ、商業施設オープン以前の平成16年4月では1日当たりの利用者数は約1万5,000人、またオープンした後の直近月でございます先月5月の1日当たりの利用者数は約2万1,000人となっております。
 続きまして、今後のエレベーターの整備予定ですか、そういうことについてお答え申し上げます。駅へのエレベーター設置につきましては、大阪市交通局が設置することになっておりますので、エレベーター設置位置や建設費用、工事期間等について協議を行っているところでございます。その中でエレベーターの設置場所につきましては、常磐浜寺線と大堀堺線の交差点付近で、東南の歩道上で検討しておりますが、エレベーターの整備につきましては多大な費用を要するため、鉄道事業者におきましては、国を初めといたします補助金が必要条件であるとのことでございます。
 なお、同駅の場合はエレベーターの設置に支障となります地下埋設物の移設等が必要でございますので、設計から工事完了まで約3カ年を要するとのことでございますが、早期実現できるように積極的に調整を行ってまいりたいと思います。以上でございます。
◆芝田 委員  今、補助金のお話が出ましたけれども、平成13年度にこの地下鉄御堂筋線の南側の地下鉄の新金岡駅がエレベーターが地上から改札口までできたんですけども、この当時の工事総額が約1億ぐらいということで、今回、今のご答弁でありましたように地下の埋設物の移設も必要ということで、かなりそういった意味では工事費がもっとかかるかなというふうに思うんですけれども、その当時、平成13年度の補助金の出し割合ですけれども、ばくっとですが、堺市がやはり3分の1、そしてまた事業者側であります大阪市、また大阪市交通局が約3分の1弱、3分の1強が国と府ということでありますが、ご存じのように堺市は明年4月に政令市移行に向けて今進んでるわけですけども、この堺市が政令市になったときに、この辺の補助制度のスキームはどのようになるのか、また堺市としてどのように取り組んでいくのか、最後に都市計画部の部長さんにお答え願いたいと思いますが、よろしくお願いします。
◎南埜 都市計画部長  ただいま委員よりご指名がございましたので、私の方からご答弁申し上げます。
 政令指定都市になったときに補助の内容やスキームがどうなるのかということのお尋ねでございますが、現在、大阪市交通局及び大阪府と協議中でございまして、現時点におきましては明確にはなっておりません。このような状況ではございますが、高齢者、身体障害者等、だれもが移動しやすく、安全、快適で活力あるまちづくりを推進している本市としましては、国を初め大阪市交通局等とさらに積極的な協議を重ねてまいりまして、先ほど交通計画課長がご答弁いたしましたように、エレベーター設置の早期実現に向けまして最善を尽くしてまいりたいというふうに考えます。以上でございます。
◆芝田 委員  それでは、最後の質問ですが、今後この地域のダイヤモンドシティ・プラウの今後の課題として、商業活性化において、この地域をどのように考えているかお聞かせください。
◎谷口 商業流通課長  平成14年度に策定いたしました堺市小売商業振興ビジョンでは、この北花田地域の将来像を産業に加えて周囲の自然や娯楽施設などが調和した豊かな生活を満喫できる地域としてとらえております。今後はこのダイヤモンドシティ・プラウを核とし、地域コミュニティ対応の商業、サービス機能の導入などの事業を展開するとともに、地下鉄御堂筋沿線の各拠点との連携強化を進めていくべきであるというふうに考えております。以上でございます。
◆芝田 委員  最後、要望でありますけれども、答弁の中で先ほども言いましたけども、予定売上高が390億ということで市内最大の規模の商業地であると、そしてまた新たな雇用創出、地元雇用も創出している。そしてまた消費の市外流出をとめて市外から新たな顧客を引き入れてる。そしてまた、人口増加率もこの北支所は世帯におきましても、また人口におきましても一番伸び率が高い地域であります。そういった意味で、まだまだ潜在性というか、可能性があるように思います。そういったように今上げたように、堺市の商業活性化になくてはならない地域になりつつあります。多くの点でも効果が私は期待できるというふうに思います。
 また、マイナス点としては、市が、また行政がしっかり働きかけていければマイナスの点もクリアできると、例えば今言われましたように、エレベーターの設置、そしてまた環境整備等も一番活性化ができるというふうなことであれば力を入れていただきたいなと思います。そして商業力向上のために市として、行政として所管が違うからそれはというようなことを、弊害をなくして最大限に努力していただき、そしてまた、この地域で都市活力及び商業力の向上に寄与して、堺市が寄与しまして大型商業施設の成功モデルを必ずや構築していただきたい、またそれがほかの地域におきましても私はいろんなメリットが生まれるものと信じておりますので、しっかりまた皆さんに頑張っていただきまして、自立した自治体にとっては不可欠な商業活性化、商業振興でありますので、どうかよろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。
◆三宅 委員  おはようございます。続きまして、プロジェクト堺、三宅から過日大綱質疑で空き店舗対策の高齢者コミュニティに使ってみてはどうかという提案等をさせていただきました。そこで私の方からは、題は商店街の空き店舗対策ということになっておりますが、商店街全般について少しお話を、議論を進めていきたいと思います。
 今、大店法のことを芝田委員、取り上げていただいておりました。そこでやはりまちの、地域の商店街、こちらの方の現状、それに対する市としての認識について、まずお答えいただけますでしょうか。
◎谷口 商業流通課長  商店街の現状に対する認識でございますけども、消費者のライフスタイルや価値観が多様するとともに、車型社会が一層進展し、今や一家に1台から1人に1台という時代を迎えようとしております。このような状況の中で消費者の購買活動範囲が拡大し、自動車利用に対応した郊外型やロードサイド型の大型店がシェアを増加させております。そういう一方で商店街などの地域商業というのは、そのシェアを低下させているというのが現状でございます。以上でございます。
◆三宅 委員  ありがとうございます。もう確かに一家に1台自家用車という時代は過ぎてしまったんではないかなと思います。私ごとですが、やはり車二、三台所有しているという家庭が、また免許の取得率に至りましては、これも大綱で一度質問させていただいたんですけれども、ほぼ青年の男女に至りましては免許を今取得している状況、車を持っていなくても免許を持っているという状況でございます。そんな中で、もう買い物も車で行くのが大体の家庭では当たり前になってて、その買い物自身が、いわゆる郊外でレジャー型というふうになっているんではないかなと思います。
 認識と同じようなことではないかなと思うんですけども、そこで、ではそういう認識を持ちつつも、この商店街の対策を行う、堺市として行っている意義についてお答えいただけますでしょうか。
◎谷口 商業流通課長  商店街対策を行う意義でございますけども、委員も既にご承知のように、商店街は単に商業機能を提供するだけでなく、まちのにぎわいを創出し、また地域の伝統や文化の保持に寄与いたしております。さらには高齢化社会に対応した地域コミュニティの場としての機能を提供するなど、さまざまな機能を有しております。今後の商店街対策を行うにつきましては、高齢化の進展や成熟社会にふさわしい地域住民の生活の質の向上を視野に入れた新しいまちづくりの一環として行うことが重要であるというふうに考えております。以上でございます。
◆三宅 委員  ありがとうございます。地域のまちの中でそれぞれに使っていただけるような商店街というお答えなんかなと思うんですけどもね。ただ、私も実は泉北のニュータウンに一時期、いわゆる泉北ニュータウンが一番人口の多い時期に住んでおりました、昭和50年代ですか。そのころは本当にこのニュータウンの中でそれぞれの商店街が子どもたちがあふれて、またおじいちゃん、おばあちゃんがそのお孫さんを連れて近くに自転車でもって買い物に来る。そして、その今でこそ台つきと言われてますけども、その商店街はそれなりの役割を果たしてきた。ただ、現状を見ていただければ、そのニュータウンの商店街も随分なくなっていってる、空き店舗がふえている。
 また、ニュータウン、これだけではございません。山之口商店街とか、いわゆるチンチン電車沿いの商店街もそうだと思いますし、ニュータウンに同じくして深井の駅前なんかの宮園商店街なんかも同じような様相を得ていると思います。もう本当にいろんな商店街が堺の中でさまざまな形で活動しているわけなんですけども、ベクトル、向かう方向としては、本当にどのお客、ニーズを求めているのかというのは、方向ばらばらだと思うんですが、そんな中でこの商店街の活性化の方向性について堺市としてはどのように考えておられるかお示しいただけますでしょうか。
◎谷口 商業流通課長  商店街の活性化の方向でございますけども、ただいま委員お示しのように、商店街につきましてもニュータウンあるいは市内の商店街というふうにさまざまなタイプがある中で、一律に活性化の方向を提示するということは困難であるというふうに考えております。
 商店街は最もこれまで地域住民に近く立地し、多年にわたりまして住民の購買活動に接してきたという有為なポジションにあり、まずは商店街が立地する環境を適切にとらえまして、地域住民が求めているニーズを適切に把握し、これにこたえることが第一ではないかというふうに考えております。このような中で、商店街の活性化の方向性といたしましては、地域課題を解決することにより、地域住民が集い、そして地域社会に貢献する商店街をめざすことが重要であるというふうに考えております。以上でございます。
◆三宅 委員  今、お示しいただきました地域住民との連絡を密にすることももちろん大切だと思います。ただし、いわゆる外的要因と申しますか、高齢化が進む、そしてもちろん少子化も加速していく。そんな中で土地白書の中では、今後10年後では空き土地がかなりの数、この堺市においても発生します。
 先ほどの話に戻ってまいりますが、この空き店舗、もうどの商店街におきましても空き店舗は発生している。比較的駅前で立地がよくても、例えばこれからその商売を継いでいくお子さんがいないとか、いうふうな感じの別の問題も発生しております。ここで商店街の空き店舗のその実態の状況、この市のその認識について、そしてその対応策についてお答えいただけますでしょうか。
◎谷口 商業流通課長  商店街の空き店舗についての認識と対応策についてということでございますけども、全国的に商店数が減少している中で、本市におきましても最も商店街が多かった昭和57年の9,900店をピークといたしまして、平成14年には約6,500店、35%でございますけども減少いたしております。これに歩調を合わせるように、商店街におきましても空き店舗が増加しております。人口の減少、また商業施設間の競合が激化する中で、今後この空き店舗を再びすべて従来のような店舗で埋めるということは困難な状況にございます。このような中で例えば地域課題を解決するための拠点として利用することが望まれておるというふうに考えております。以上でございます。
◆三宅 委員  昭和57年に本当に9,900店あったものが6,500店ということです。ちょうど私ごとですが、祖父母が堺の市民会館の管理人をしてたころ、市民会館では本当に多くのコンサートを行っていただき、何か芸能人の方もたくさん来られてた。今、市民会館、本当に余りコンサートとか熱心に何か行ってもらえないような状況ではないかなと。私のひょっとしたら子ども心の誤解かもしれませんけども、そのときに、あの市民会館から見える翁橋のネオンが本当に輝いて見えた。今でも輝いているんですけども、そんな中で人の流れというんですか、堺東の駅前からあのかいわいに流れていく人の流れも見えたし、また人もあふれていたような記憶がございます。
 空き店舗とは少し話がずれましたけども、人の流れというものを若干堺としては、私、見失ってしまった面があるんかな、これは人が少なくなって、いたし方ない面があるんかもしれませんけども、人の流れをつくってこれなかったのが一つ残念ではないかなと思っております。具体に今おっしゃっていただきましたその空き店舗対策を行うにあたっての、堺市で今現在行っております支援策についてご説明ください。
◎谷口 商業流通課長  現在の空き店舗対策で行います支援策でございますけども、商店街でもこの地域課題については一定認識はされておられます。現在、商店街自身の体力が低下している中で、空き店舗の活用などすべて商店街の自前で行うということは、経済的あるいは人的に困難な状況にございます。このような中で平成15年度よりさかい元気な商店街.Com支援事業を創設いたしまして、商店街の空き店舗を活用した子育てサポート事業、あるいは高齢者の対応事業など地域課題を解決するための取り組みに対しまして、店舗の賃借料あるいは改装費などの施設整備費等の支援を行っております。以上でございます。
◆三宅 委員  今、本当にメニューの方は出していただいたんですけども、実際の商店街の空き店舗対策ということでね、大綱でもちょっと話したんですけどもね、住民の皆さん、これ商工支援課の方でアンケート、商店街の方でつくっていただきました。しかし、このアンケート結果の中身は、何を住民の皆さんは要求しているか。私もこのアンケートを見て愕然としたんですけども、子どもの通行に商店街の交通量が多いとか、いろいろあります。商品が少ないとか多いとかもあるんですけども、要求されているものが商店に関するものではないものが要求されてます。
 ちょっと提案ありましたその高齢化コミュニティセンターをつくってほしいとか、道路の段差をなくしてほしいとか。ということは、結局、空き店舗対策の方でメニューを一生懸命堺市の方は出していただいて、それを経営者の方も努力して活用していると思っているんですけども、地域住民の方の皆さんは、結局はそういった点は余り考えておられない。それよりも、もっと逆を言えば車でそこの買い物に行きやすい、また歩いてもっと便利に行きやすい、またそこに人が、おばあちゃん、おじいちゃんが集まれるようなコミュニティセンターつくってほしい、というような要求が全く地域とは違うものになってる、というのが現状です。
 堺としても、ただやはり手をこまねいてるということではないということで、今メニューを出していただきました。そんな中でその具体な例、こういうのをやってますよという、今メニューはいただいたんですけども、具体的なこの場所でこういうことをやってるということを挙げていただけますでしょうか。
◎谷口 商業流通課長  空き店舗対策の具体的な例でございますけども、これまでの実績といたしまして3カ所の商店街の空き店舗対策事業を支援してまいりました。具体の内訳でございますけども、まず1つ目は、山之口商店街の子育て支援事業、次にジョルノ専門店での地域活動拠点づくり、3つ目がベルマージュ専門店街での地域交流事業でございます。また、今年度平成17年度につきましては、南海線石津川駅前地区での高齢者対応事業、そして鳳地区でのIT化推進事業、そして栂地区での子育て支援事業のこの3事業への支援を現在予定しております。以上でございます。
◆三宅 委員  ありがとうございます。まさしく今具体例を挙げていただいたのは、地域からの要望のあった事業等ではないかなと思います。例えば泉北では子育て支援、そして今、石津川駅前で挙げていただいたのは高齢者対応事業、こういったように、まさしく地域の住民さんとタイアップして、そのまちづくりというんですか、そのまちをどういうふうに進めていくという上で、商店街もその一角を担っていただくというふうに考え方等は変わっていくんではないかなと、今感じております。
 ちょうどその商店街という意味では、南海の連続立体交差事業がまさに堺市の方からも事業内容についてご説明ありました。この浜寺公園駅、諏訪ノ森駅につきましては、駅前の様相が高架になるにあたり、がらっと変わってくる。このとき、まさしく地域の住民の皆さんは大きな期待を持って、この駅前の事業については、こうしてほしい、ああしてほしいというのがあると思います。ちょうど後ろに浜寺公園駅商店街、諏訪森商店の顧問の先生がいらっしゃいますので、いろんな要望、それからもちろん私どももそういった意見を吸い上げて、皆さん側にいろんな提案をさせていただくことは今後多々あると思います。
 どうぞそのあたりのことですね、本当にこのひとつ連立事業で2つの商店街が変わるチャンス、またいい意味でも悪い意味でも、この商店街の皆さんにとっては死活問題です。どうぞこれを機に真剣にまちづくりともども考えていただきまして、よい商店街づくりに励んでいただきますようお願い申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。
◆武部 委員  公明党の武部惠子でございます。よろしくお願いいたします。私は、若年者の雇用対策について質問させていただきます。
 今、若年者、つまり若者を取り巻く中で教育や生活、そしてまた就労などさまざまな分野での課題が生じております。とりわけ厳しい雇用情勢が続く中で若者が仕事につけない、つまり若者の不就労が与える社会的影響については、国においても議論がなされているところであります。これは将来我が国を支える労働力としての若者のあり方や社会保障制度の未来ビジョンにも大きなマイナス要因となるのではないか、このように思います。そこで質問いたしますが、今日の社会問題となっている学ぶことも働くことにも踏み出せないニートや、フリーターと呼ばれる若者についての市の現状についてお尋ねいたします。
◎梅田 労働課長  ただいまのご質問の若者の課題でございますが、今日のニートやフリーターと言われる者の増加につきましては、本市の経済的発展や活力に与える影響については、はかり知れないものがあろうかと考えております。2003年の労働経済白書によりますと、15歳から34歳のフリーター数は217万人、ニート数は52万人と言われております。また、若年者を取り巻く状況つきましては、厳しい経済情勢また今日におきます若者の就業意識の変化がニート、フリーターが生じる一因となっておろうかと思っております。
 市の現状につきましては、フリーターやニートの実数把握は困難でございますが、ハローワーク堺の34歳以下の4月の求職者につきましては、常傭で6,097人、常傭的パートタイムで1,343人となっております。また参考に申し上げますと、総務省の労働力調査によりますと、平成16年で15歳から24歳の若者につきましては9.5%の失業率、また25歳から29歳の若者につきましては6.4%の失業率、30歳から34歳までの若者につきましては5.0%の失業率、全年齢では4.7%となっております。以上でございます。
◆武部 委員  ただいまのご答弁では、ニートやフリーターが生じる一因として厳しい経済情勢はもちろんのこと、若者の就労意識の変化にあるとのことでございました。昨日、きのうの新聞報道によりますと、文部科学省が家庭環境や学校教育の影響を含めて原因を探るほか、地域社会の教育力についての聞き取りも行う初めての、初のニートの実態調査が今年度、ことしの夏から秋にかけて行われることが報じられていました。現実ニートやフリーターの現状把握は大変困難な面もあると思いますけれども、安定した就労へ導くことがこうしたニートやフリーターの脱却につながるものと思います。安定した就労についての市の考え方をお尋ねいたします。
◎梅田 労働課長  就労の確保につきましては、豊かな市民生活を支える重要な要素であると考えております。とりわけ若い方の就労につきましては、将来の生活設計を支える重要なものであると考えております。こうした意味で、就労へ向けていかに本人を導いていくかということが今後の課題であると我々も考えております。以上でございます。
◆武部 委員  就労に導くことは簡単なことではありません。教育の問題に帰着するところも大きいと思います。今、市としてどのような取り組みを考えておられますか、その点についてお尋ねいたします。
◎梅田 労働課長  若年者の就労支援策につきましては、就労に係る総合支援の窓口といたしまして、今月6月21日にヤングJOBステーションを堺東駅前にオープンいたします。これは現役学生、既卒者ですね、そういった方を対象に15歳から34歳の若年者を主に対象としておりますが、この中に専門カウンセラーを置きまして就労相談を行いまして、就労への意識とか適切な職業選択を図るさまざまなメニューを予定しております。また、学校などの希望によりましては、出張での学校へのセミナーなども計画しております。また、能力開発講座によりまして本人のスキルアップを図りながら就職へのマッチングを図ってまいりたいと考えております。
 まず、若者ですので相談しやすい雰囲気づくりが大切かと思います。若年者が気楽に訪れやすい場にできる限りしていきたいと考えております。また、今回の運営につきましては、市内の経済界、労働界のほか、ハローワーク堺、大阪に昨年度7月にオープンいたしましたJOBカフェOSAKAですね、そういったところとの連携をも強化をいたしまして、相談から就職に至るまで効果的な運営をめざしたいと考えております。以上でございます。
◆武部 委員  市としまして6月21日に総合的な窓口をオープンするということで、大変15歳から34歳の若者を対象にした、こういった就労支援の窓口ができることには大変心強いことであります。もうとにかく中身といたしましても、今ご答弁されましたように、相談しやすい雰囲気づくり、また若者が気楽に訪れやすい場にしたいとの考えを述べておられますが、これには大いに期待をしていきたいと思います。またこういった仕事に、窓口にいたしましても国や府、また市の対策の連携なくしては若年者の問題は解決しない、こう思います。また、こうした課題は本人だけでなく家族も巻き込んで進めていくべきだと考えますけれども、この点についてはどうですか、お尋ねいたします。
◎梅田 労働課長  フリーターやニートの問題につきましては、そこに至った原因も多々あろうかと思います。本人だけでなく就労に対する家族の協力が今後とも不可欠であろうと考えております。その意味でヤングJOBステーションでは、保護者を対象としたセミナーなども今後開催させていただきまして、積極的に保護者にも呼びかけてまいりたいと思っております。またこのステーションを若者の就労の拠点施設として位置づけまして、雇用の促進を図ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
◆武部 委員  ありがとうございます。ニートになるその要因はさまざまであるために、自立に至る道は困難をきわめることと思います。しかし、その一因となる小学校、中学校、また高校における不登校や中退を防ぐために、各学校においてもスクールカウンセラーを中心にハートフルアシスタントなど関係機関との連携を図りながら、子どもたちの心の変化に早期に対応できる相談システム機能を強化することなど、学生時代に職業意識を高めることが自立への道につながるのではないか、またニートをつくらない道につながるのではないか、このように思います。
 6月21日オープンする施設は、学校へ出向いて就労支援なども計画されているようでありますので、今後とも教育関係、また青少年対策の窓口とも連携を図りながら、将来の子どもたちには絶対にニートにはしないという強い決意のもとに、十分な対応をしていただくことを強く要望いたしまして終わります。ありがとうございました。
◆馬場 委員  皆さん、お疲れさまです。今年度からこの産業振興委員会というのが独立をいたしまして、新たにスタートする委員会でございます。この産業振興委員会の所管なんですけれども、市長も随分これから力を入れていくと明言をされております観光行政、またこの都市の構造改革というものをご担当いただいております都市再生、特区制度ですか、こういったものですとか、商工振興、先ほどからいろんな商店街の活性化等の質問もございました、こういったものを含めた商工振興、また先般、私どもの会派で西林議員の方から大綱質疑で議論をさせていただきました農業経営基盤強化促進法という、この法律が改正をされたわけですけれども、これからの農業のあり方、進むべき道と、こういったものをご担当いただく産業振興委員会、私はこの委員会での議論が堺市の将来を左右していく委員会ではなかろうか、というふうに思っておりまして、ぜひこの委員会に私は入らせていただきたかったということで、きょうこちらへ寄せていただきますと、やはりこれだけ重要なことをお考えいただく優秀な方ばかりが理事者もお集まりだなと、ほかの委員会がだめだと言っているわけじゃないんですけれども、特に優秀な方ばかりがお集まりだなというふうに感じております。
 私の方からは、堺らしさと産業振興施策についてということで議論をさせていただきたいと思います。私は3月の議会で大綱質疑に立たせていただきまして、堺らしさということをテーマにご質問をさせていただきました。言うまでもなく、この堺らしさというものが、これからの三位一体の改革であるとか地方分権が進んでいく中で、自治体間競争が激しくなってくるだろうというふうに言われております。この堺らしさをいかに打ち出せるかということが、これからの自治体間競争での生き残りにつながっていくんじゃないかなと、やはり堺らしさを打ち出すことによって、住んでみたい、また働いてみたい、遊びに行ってみたいと、そう言っていただけるようなこの自治体づくりというものが必要だろうということで、3月の議会で堺らしさというものをテーマに質問をさせていただきました。
 この堺らしさ、突き詰めていきますと、私はまずこのソフト面というんですか、これも我が会派から提案をさせていただきましたご当地ナンバー、自動車の堺ナンバーの創設、これも市民の皆様方に絶大なご協力をいただきまして、大阪府を通じて国の方へ上がったというご報告も聞かせていただいております。8月に結論が出るだろうということを仄聞いたしておりまして、非常に楽しみに8月が来るのを待たせていただいております。大綱質疑のときにも申し上げましたが、現在28万台の普通乗用車が堺で登録をされておるということで、順次これが車の買いかえにあわせて堺ナンバーに変わっていくと。すべて変われば28万人の堺市のセールスマンが全国に、この堺ナンバーの車で飛び回っていただけるということで、私は非常にこの実現を楽しみにしておる一人でございます。
 こういったイメージ的なソフト戦略というんですか、こういうものも一つとしてあります。また今、観光の方で取り組んでおられます観光拠点施設、こういったものはそういうソフトの部分とハードとを組み合わせていく、ソフト・アンド・ハードというんですか、そういった部門での施策であろうかというふうに思います。また、もう一つはハード部門、具体的に言いますとものづくりではないだろうかと。建物のハードではなしに物をつくっていくというハード部門ではないだろうかなというふうに思います。この堺らしさ、イメージ的な戦略のソフト部門、ソフトとハードをミックスした施策、またそのものづくり、物をつくっていくというハードの部分と、この3点がいかにバランスよく強化されていくかが堺らしさ、産業振興施策における堺らしさではないだろうかな、というふうに思います。
 このものづくりというものは、この委員会にも所属されております大毛委員がかねがね熱く議論をされてこられました。お株を奪うつもりはございませんけれども、私の方からは、このものづくり、堺らしさを注入したものづくり、具体的な支援策というものを、堺らしさを打ち出した他都市にはないその支援策を考えていくべきではないだろうか、という観点から質問をさせていただきます。
 日本国じゅうで、今、農産品であったり工業品であったり、いろんなものについて地域ブランドというものが注目をされております。先ほどから申し上げましておりますように、私は、堺においてはこの堺ブランドというものが必要だろうと、その種になるのは恐らく6種類ですか、ございます地場産業がベースとなって、この堺ブランドというものができ上がっていくんじゃないかなというふうに思いますけれども、商店街の活性化策、またこういったものづくりに対する支援策というものは、残念ながら堺だけではなしに日本全国で、これというカンフル剤のようなものは、私は今までなかったんじゃないかなというふうに感じておりまして、ものづくりにおける具体的な支援策になりますと、大きく分けてその情報を発信していく、またその付加価値のついた、高付加価値のついた商品をつくるサポートをしていく、また、そういった高付加価値の商品をつくるための工業デザイナーというんですか、商業デザイナーであるとか、そういった方々を集めて育成もし、また著名な方にも来ていただくと、そういう3点ぐらいが私は具体的に必要じゃないかなと思いますが、まず情報発信、今まで我が市における取り組みですね、現状どうなっているかお聞かせいただきたいと思います。
◎川崎 産業再生推進室次長  情報発信についての現在の取り組みについてでございますけども、本市におきましては、すぐれた技術や製品を有しながらも知名度等の問題から総体的に他地域と差別化が図れていない状況がございます。
 そのため昨年度より市内中小企業の競争力の強化、その製品の高付加価値化、さらには本市産業のイメージアップを図ることを目的に堺商工会議所を中心とした堺地域産業ブランド及び堺打ち刃物ブランドといった2つの堺ブランド構築支援事業を実施しております。また、ブランド構築事業以外にもインターネットや海外見本市等を活用した販路開拓の支援を通じまして企業及び製品情報の発信に取り組んでいるところであります。今後は、地域の優秀な技術を持った企業も積極的に紹介していくなど、堺らしいものづくりに関する情報発信に努めてまいります。以上でございます。
◆馬場 委員  昨日ですね、私はある地元の商店の方と、夕方、話をしておりまして、若い経営者なんですけれども、そのインターネットをまだ使えないということをおっしゃってました。自分の店の情報をどんどん発信していきたいけれども、まだインターネットが使えないという状況の中で、いかにその情報発信をしていけばいいでしょうかというようなお話がございまして、やっぱりこの中小零細企業ということになると、なかなかIT、ITと言われてますけれども、そういうところにまだ追いついていない商店、また企業、そういったところも多いんだろうなというふうに思っておりまして、ぜひこの情報発信、行政の方でもっと具体的に力を込めていただいて、サポートをしていただきたいなというふうに思います。
 先ほど申し上げましたこのもう1点の観点、地場産業でつくっていただいておるいろんな商品、これをいかに付加価値をつけるかということがもう一つの観点だというふうに思います。私は政治家の秘書上がりでございまして、昔、泉大津の地場産業を救おうということで泉大津に繊維リソースセンターというものを誘致するという仕事をお手伝いをさせていただきました。泉大津でも糸偏産業が地場産業で、戦後はガチャマンと、織り機が一度ガチャというと1万円入ってくるという時代から、この海外製品の輸入により斜陽産業というふうになりまして、リソースセンターをつくったにもかかわらず、なかなかリソースをせずに、ご承知のように泉大津での地場産業は今低調であるという状況でございます。
 しかし、中には視点の違う経営者の方がいらっしゃいまして、例えば阪神タイガースと契約をして、阪神タイガースの毛布とか、阪神タイガースの裏地のついた背広とか、そういうものをつくって逆に業績を伸ばしておられる方もいらっしゃいます。産業という部分では、やはりそういった付加価値をつけることが大事でありますし、また一般ユーザーがどういう商品を望んでいるか、といったようなマーケティング調査も必要であるというふうに思いますし、それを具現化するためには、先ほど申し上げました著名なデザイナーとか、これから成長していくであろうという新進気鋭の商業・工業デザイナー、また服飾デザイナー、こういった方々を堺に集めるということも私は必要だと思いますが、これについて行政側のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
◎川崎 産業再生推進室次長  ユーザーを意識した商品づくり等が重要ではないかというご質問でございますけれども、委員ご指摘のとおり、今後やっぱりデザイン性などを向上させてユーザーを意識した商品づくりは極めて重要になってくると我々も考えております。加えまして、そのような製品を情報発信することによりまして市場の評価を得て、その評価をさらに製品づくりへと還元していくことが、あわせて非常に重要であると考えております。
 今後につきまして、堺の製品や企業の知名度を高め、販路拡大を支援するためにも、本市といたしましては、国内に限定せず海外をも視野に入れた取り組みが必要であると考え、現在取り組むべき方策等について研究を行っており、もって政令指定都市移行後の堺を世界に情報発信していく所存でございます。以上でございます。
◆馬場 委員  ありがとうございます。先般、私が所属をいたしております、きょうの委員会では三宅委員、西林委員も所属をしておりますが、堺高石青年会議所、50周年事業というものを大仙公園でさせていただきました。
 きょうお越しの理事者の皆様方も多数ご参加をいただいたわけですけれども、その中で線香の組合に、ギネスに挑戦ということで世界で一番長い線香をつくろうというこという企画がございまして、50周年事業の中でも一番マスコミ等からも注目を浴びて、テレビまた新聞等でも幅広く紹介をされておりました。昨日、線香組合の方にお会いいたしましたら、あれで線香組合の若い世代の経営者も活気が出たと、やっぱりやったらできるんやなということが、みんなの中に広がったというふうに、逆に非常に喜んでいただいておりました。
 そういう付加価値、ギネスに挑戦、世界で一番長い線香は売り物ではございませんけれども、そういう付加価値、あれは仁徳御陵の形に押し機から押し出された線香を仁徳天皇陵にあわせてデザインしたという代物でございましたけれども、やはりそういうものが堺らしさを生み出し、国内外から人を引きつける、そういう種になるんだろうと私自身も確信をいたした次第でございます。
 先ほどのご答弁で海外も視野に入れた取り組み、その方策等について研究を行っているというご答弁をいただきました。よく議会でもそのコンサルタント料というんですか、調査研究費用について議論があります。あんなもの何ぼ使うても一緒やないかと、何年間で何ぼお金使うたんやというような質問もありますけれども、民間では何か事業を起こす際にマーケティング調査なりをして、十分その事業の成否というものを見きわめた上でその事業に着手するということは当然でございます。私はこれから行政もこういった調査研究、どんどんとお金を使っていただいて、だめだったらやめたらいいわけですね。これやめずにそのまま突き進んで行ってしまえば莫大な損害が出ると思います。
 したがいまして、特にこの産業振興という分野では、こういったものにどんどんお金を使っていただいて、すばらしい調査研究をしていただきたいなと、この今行っていただいている研究の方は近々結果が出てくるというふうにお伺いをいたしております。この研究をもとに、ぜひ政令指定都市・堺市として国内外、国内は逆に堺市に引っ張り込むということをお考えいただいて、それをまとめて国外にドーンと発信するというようなことを具体にぜひお考えをいただいて、この自治体間競争、堺らしさを打ち出していただいて、ぜひ勝ち抜いていただきたい。さすが堺市だなということを国内の自治体から言われるような、そういう施策を、そういう施策が実現されるということにご期待を申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○吉川 委員長  ほかにご質問はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
 ご質問なしと認めます。
 以上で質問は終了しました。
 続いて討論に入ります。ご意見はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
 ご意見なしと認めます。
 これより本件を採決いたします。本件は、それぞれ原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」の声起こる)
 ご異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ原案のとおり可決されました。
 以上で本会から付託されました案件の審査は終わりました。
┌──────────────────┐
△閉会中の継続調査の申し出について
└──────────────────┘
○吉川 委員長  次に、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、お手元に配布のとおり、閉会中の継続調査とされるよう議長に申し出ることにご異議ありませんか。
   (「異議なし」の声起こる)
 ご異議ないようですので、そのように決定いたします。


                                平成17年6月15日
堺市議会議長
  北 野 礼 一 様

                          産業振興委員会
                          委員長  吉 川 敏 文

            閉会中の継続調査の申し出について

 本委員会の所管事務について、下記により議会閉会中もなお継続して調査したいので会議規則第72条の規定により申し出ます。

                   記

 ┌─────┬────────────────────┬─────────┐
 │委 員 会│     調  査  事  件     │ 調 査 期 間 │
 ├─────┼────────────────────┼─────────┤
 │     │(1)観光行政について         │ 平成17年    │
 │ 産業振興 │(2)都市再生・特区制度について    │ 6月24日から  │
 │     │(3)商工振興について         │         │
 │ 委 員 会 │(4)農水産行政について        │ 平成18年    │
 │     │                    │ 5月30日まで  │
 └─────┴────────────────────┴─────────┘

○吉川 委員長  続いてお諮りいたします。ただいまご決定いただきました調査事件を調査するため、会議規則第71条の規定に基づき、委員を派遣することとし、委員派遣の手続については、委員長から議長に対し派遣申請をする扱いといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」の声起こる)
 ご異議ないようですので、そのように決定いたします。
 以上で本委員会に付託されました案件はすべて終了いたしました。
 これをもって産業振興委員会を閉会いたします。
〇午前11時14分閉会



 ┌─────────────────┬──────────────────┐
 │ 委員長     吉 川 敏 文 │                  │
 ├─────────────────┼──────────────────┤
 │ 委員      芝 田   一 │                  │
 ├─────────────────┼──────────────────┤
 │ 委員      三 宅 達 也 │                  │
 └─────────────────┴──────────────────┘


〇審査結果報告
                                平成17年6月15日
堺市議会議長
  北 野 礼 一 様

                          産業振興委員会
                          委員長  吉 川 敏 文

           産業振興委員会の審査結果報告について

 本委員会に付託された案件は、審議の結果次のとおり決定したので、会議規則第74条の規定により報告します。
                   記

┌───────┬───────────────────────────┬────┐
│ 番   号 │          件     名          │ 結 果 │
├───────┼───────────────────────────┼────┤
│ 議案第63号 │堺市企業立地促進条例の一部を改正する条例       │ 可 決 │
├───────┼───────────────────────────┼────┤
│ 議案第64号 │堺市立フォレストガーデン条例の一部を改正する条例   │ 可 決 │
├───────┼───────────────────────────┼────┤
│ 議案第67号 │堺市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区を定める│ 可 決 │
│       │条例の一部を改正する条例               │    │
├───────┼───────────────────────────┼────┤
│ 議案第68号 │堺市農業委員会の部会の設置及び部会委員の定数を定める条│ 可 決 │
│       │例の一部を改正する条例                │    │
├───────┼───────────────────────────┼────┤
│ 議案第72号 │平成17年度堺市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員│ 可 決 │
│       │会所管分                       │    │
└───────┴───────────────────────────┴────┘