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大阪府 大阪市

平成4年11・12月常任委員会(財政総務) 11月30日−01号




平成4年11・12月常任委員会(財政総務) − 11月30日−01号









平成4年11・12月常任委員会(財政総務)



           大阪市会財政総務委員会記録

◯平成4年11月30日

◯市会第1委員会室

◯議題 市会定例会追加提出案件の事前調査

     大阪市市税条例の一部を改正する条例案

◯出席委員 14名(欠は欠席者)

        委員長   美延郷子君

        副委員長  藤岡信雄君

              山下博義君

        委員    永井 博君

              北野禎三君

              田中義一君

              新田 孝君

              小西礼子君

              小西 実君

              柳井伝八君

              下田敏人君

              井出和夫君

              壷井美次君

            欠 中田捨次郎君

              鈴木清蔵君

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△開会 午後1時10分



○美延郷子委員長 ただいまから財政総務委員会を開会いたします。

 本日の記録署名者を壷井委員にお願いいたします。

 本日は、目下開会中の市会定例会に追加提出される案件の事前調査のため、委員各位のご参集を願った次第であります。

 議事に入るに先立ち、過日の人事異動に伴う新任理事者の自己紹介をお願いいたします。

   (新任理事者自己紹介)



○美延郷子委員長 自己紹介は以上であります。

 これより議事に入ります。

 事前調査案件、大阪市市税条例の一部を改正する条例案を議題といたします。

 理事者の説明を求めます。



◎今川財政局長 ただいま議題となりました大阪市市税条例の一部を改正する条例案につきまして、ご説明申し上げます。お手元の1枚ものの要綱の方をご覧いただきたいと存じます。

 商品切手発行税につきましては、自治大臣の許可を得て課税が認められている法定外普通税でございまして、昭和6年に創設され、その後、一時廃止になりましたものの、昭和22年に復活され、今日に至っております。しかしながら、近年、百貨店の店舗網の拡大、ビール券など全国流通券の普及、テレホンカードのようにサービスの給付を目的とした商品切手の普及などに見られますように、経済行為の広域化や消費活動の多様化など、商品切手発行税を取り巻く社会経済情勢の著しい変化の中で、本税の廃止を求める陳情書が提出されまして、去る9月22日の当委員会におきまして、全会一致で採択されたところでございます。

 このことを踏まえまして、商品切手発行税の抱えております問題点や本税を取り巻く状況につきまして、慎重に検討をいたしました結果、税負担の公平を確保することが困難であるため、本税を廃止するものでございます。

 なお、この改正は平成5年度から、すなわち平成5年4月1日以後に発行されます商品切手から適用することといたしております。

 以上が市税条例改正案の内容でございます。なお、今回の条例改正に伴います減収見込額は、約27億円でございます。また、商品切手発行税の廃止にかかる陳情書をご審議いただきました9月の本委員会におきまして、廃止される場合、百貨店業界とビール業界の消費者還元について、業界に働きかけるようご指摘がございましたが、この点につきましては、百貨店業界が28億円を3年間に分けて大阪市に寄付すること、またビール業界からはビール券の発行価格を10円引き下げる旨の回答を得ておりますので、併せてご報告させていただきます。何卒よろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○美延郷子委員長 説明は以上であります。

 質疑なり、意見のある方はお願いいたします。



◆井出和夫委員 今回の市税条例の一部改正による減収額は27億円と、非常に大きな額です。そこで先般の陳情書の際もいろいろと論議がされておりましたが、今回、業界などとの話し合いによって、一部消費者にも還元ということがされるようですが、結果として年額27億円の内、市民への還元額というのはなんぼになるのでしょうか。



◎鶴谷財政局主税部税制課長 お答えいたします。市民への還元額ということでございますが、まず百貨店につきましては、28億円という額を3年間にわたって大阪市に寄付いただくことになっております。したがいまして、この額が市民への還元額であろうかと考えております。

 また、ビール券につきましては10円を引き下げる、ビール券の価格を10円引き下げるということでの還元がされるということでございます。



◆井出和夫委員 大阪市民が消費するというか、ビール券を扱うというか、その額との関係で一体どのくらいの額が市民に金額的には還元されるのか、それを聞いているわけです。

 それと、一般の酒の小売店等がビール券を銀行に持っていって現金化するという場合、かつてはほとんど手数料なしでやっておったようですが、どうやら最近は大分手数料を取っているらしい。そこら辺のことはどうなっているのですか。



◎鶴谷財政局主税部税制課長 お答えいたします。ビール券を小売業者が、市販店が回収いたしまして、銀行へ持っていって換金するわけでございますが、その際、銀行が手数料を徴収しておるというふうには聞いておりますが、具体の額については存じ上げておりません。



◆井出和夫委員 今、お聞きしますと、ビール券1枚について、ビール券を買うという立場からの消費者の立場では10円減額ということですが、これは非常にはっきりしていると思います。ただそれが年額どのぐらいになるのかということを一度試算していただきたい。

 それから酒の小売店の皆さんが現金化する際、かつては無料でサービスしていた銀行が、最近はかなりの手数料を取っているということになっております。ここらもこの機会に、小売店などの店舗に対して、むしろ銀行がサービスするということなども、この際にいろいろ話をつけておいた方がいいのではないかと、しかもその手数料はここ数年、次々と手数料額を引き上げてきているようなんです。こうしたことは非常に困るので、結果としては消費者に負担となってまいりますので、この点、この機会にぜひ改善を願いたいと思うのです。以上です。



○美延郷子委員長 この際、お諮りいたします。

 事前調査案件に対する各派の態度を協議するため、委員会を暫時休憩し、協議会に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○美延郷子委員長 ご異議なしと認めます。

 よって、委員会を暫時休憩し、協議会を開きます。



△休憩 午後1時19分



△再開 午後1時20分



○美延郷子委員長 協議会を閉じ、これより委員会を再開いたします。

 これより採決に入ります。

 お諮りいたします。

 大阪市市税条例の一部を改正する条例案が、来る12月2日の市会本会議に上程の際は、本委員会としては、委員会付託を省略、原案可決の取り扱いとされるよう決してご異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)〔共産党態度留保〕



○美延郷子委員長 ご異議なしと認めます。

 よって、委員長発議のとおり決しました。

 本日の委員会は、これをもって散会いたします。



△散会 午後1時21分

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大阪市会財政総務委員長 美延郷子(印)

大阪市会財政総務委員  壷井美次(印)



◯大阪市会財政総務委員会記録(終)