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京都府 木津川市

平成22年第1回定例会(第6号) 本文




2010年03月16日:平成22年第1回定例会(第6号) 本文

      平成22年第1回木津川市議会定例会会議録(第6号)

午前9時30分 開議

◯議長(中野 重高) 皆さん、おはようございます。早朝よりご苦労さまです。
 ただいまの出席議員は26人であります。
 これより平成22年第1回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 日程に入ります。
     ────────────────────────


◯議長(中野 重高) 日程第1、一般質問を行います。
 昨日に引き続き、一般質問を行います。
 本日は、5人の10問で行います。
 それでは、1番目、森岡譲さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) 森岡でございます。
 本日は、2問質問をいたします。よろしくお願いをしたいと思います。
 1問目は、木津川の自然を守れということでございます。
 木津川の河川敷は、残されました貴重な自然空間として、自然環境や生態系の保全に努めるべきだと、このように思います。
 もう、皆さんもよくご存じでございますけれども、昔の木津川の様子と言いますと、私が小学校へ入りましたころには、学校のプールでもありました。学校にプールができるまでは、木津川が学校のプールとして、学校の指導も含めて、子どもがそこで泳いでいたという時期もありました。そして、球技もできました。それぐらいに広い場所でありました。キャンプもできました。そういう、今で考えますと、車はどんどん入ってきますけれども、テントを立ててキャンプをするというようなことも、なかなかできない状況にあると思います。そういう点で、この三、四十年の間に大きく変わってまいりました。
 そのためには、こういった木津川の自然を守るためには、次の五つの手だてを国土交通省にも要請しながら、その対策を市として講じるべきだと、このように思います。
 一つ目は、河川敷内の不要な樹木の伐採と、後の整理を行うことです。
 今、河川敷の不要な樹木の伐採は、かなり行われております。特に、鉄道とか国道に面した部分については、宇治川を初め多くのところで伐採は進めておられますけれども、この問題につきましては、今まで議会でもかなり言ってまいりました。ところが、行政側の答弁は、いつも、いわゆる日本野鳥の会の方から、伐採をすると文句が出てくるというような話ばかりで、前に進みませんでした。
 そういうことから考えますと、今、旧木津町においても、議会においても、行政と議会が国土交通省の許可を得ながら木の伐採を行ったところでありますけれども、なかなか人力では前へ進まないということでございますので、やはり機械で伐採をして、根こそぎ全部取ってきれいにしていくということが一番望ましいと思います。
 そういう点で、今、あちこちで伐採して、きれいな空間になっていますけれども、まだ根そのものも残ったままでありますので、そこらあたりも取っていただいてきれいにするということを要請していただきたいと、このように思います。
 二つ目は、ごみなど、利用者の責任で処理するような指導を図っていく手だてをどうしていくのかということでございます。
 この点についても、やはりごみを持って帰ってもらうということが一番大事なんですけれども、なかなかああいうところでは、持って帰る様子をしながら、あちこちにほかすというのが現状でございますので、モラルに欠けるということでありますけれども、なかなかそれではいかないということで、この問題についても手だてをやはり打つべきだと、このように思います。
 三つ目は、夏場の間、土日などは、泉大橋の南詰、いわゆる今、ゲートしてありますところが開放されます。開放されても、車というのはどんどん入ってきまして、ゲートをしてあっても入ってくるというようなことでありますので、やはり全体的に管理をするために管理費用の徴収の検討をやっていってはどうかと思います。
 特に、車がきちっとやらんことには、いわゆる水辺の中にもどんどん車が入ってくると、非常に危険でありますので、そういうことから、やはりそういった管理費を徴収しながら、全体的な管理をするために検討していってはどうかと、このように思います。
 4番目は、河床の整理です。
 昔は木津川の川砂利が採取されておりました。かなり、当時は川砂利の採取がありましたので、水の量も豊富でございましたけれども、今は採取されておりませんので、床がだんだん、河床が上がってまいりました。そういうことから考えますと、やはりある一定の砂をとりながら水の流れをつくるために、川砂利の採取をしてはどうかというふうに思います。
 今でも、淀川なんかでも、川砂利の採取はされておるようでございますので、やはり一定期間の間だけ、この川砂利の採取をするようにしていってはどうかと、このように思います。そういう点についても、国土交通省に要請してはどうかと、このように思います。
 五つ目は、旧橋の復元であります。
 今、新しい泉大橋ができる前の旧橋は、非常に川喜のところから山城に渡る旧橋、これは24号線として利用されていった分が28年の災害で流れましたけれども、やはりこの川の復元をやりながら、観光にも役立てていってはどうかと、このように思います。
 そういう点で、この五つについて行政はどのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 森岡議員のご質問に対して、ご答弁をさせていただきます。
 まず、河川敷内の不要な樹木の伐採の後の整理を行うことにつきましてでございますが、木津川は、市の名称ともなっているとおり、市の中心部を流れ、古来からまちの形成に重要な役割を果たしてきた川であり、市の歴史・文化を語る上で欠かせないものとなってございます。
 また、木津川の整備に当たっては、治水が第一であることは言うまでもありませんが、河川敷には貴重な動植物の生育も確認されており、今後、その生態系を維持するためには、土地の改変は極力最小限に抑えていく必要があります。
 このため、国土交通省においては、河川敷内で予定している工事について、事前に環境の専門家に意見を伺い、必要により助言をいただきながら工事を進めるとともに、占用工事施工者には指導をしているところでございます。
 河川敷内の雑木の伐採については、市といたしましても、過去から洪水時のスムーズな流下を確保していただくよう国に要望してきており、国土交通省において、昨年度には泉大橋下流部の山城側の伐採を行っており、本年度は木津側の泉大橋上下流付近の民地を除く範囲の伐採を行っています。
 国の予算が厳しい折、一度にすべてとはいきませんが、今後とも順次伐採していただくよう、要望してまいります。
 2番目のご質問にお答えをさせていただきます。
 木津川の環境を守るため、木津川に来た方が出したごみについては、ごみを出した方の責任で処理することが原則であります。
 しかしながら、一部のマナーの悪い方により、良好な環境が守られていないことも事実でございます。
 これらに対する手だてとしましては、広報やホームページを初めとした啓発や不法投棄禁止看板の設置により、引き続きマナーの向上に努め、不法投棄防止に取り組んでまいりたいと考えております。
 さらには、取り締まりやパトロールなどにつきましては、木津川を所管されている国土交通省を初め警察とも連携し対応してまいりたいと考えています。
 あわせまして、市民活動団体であります「木津川を美しくする会」によります木津川河川一斉清掃の実施や河川敷の放置竹林の伐採などの環境美化活動や啓発活動をしていただいているところであり、今後も連携してまいりたいと考えております。
 3番目でございますが、泉大橋南詰から西側に堤防からおりてくることができる箇所があり、特に夏場においては河川敷でキャンプなどをするために、車ごとおりていく利用者が多くいます。
 利用者の一部には、ごみを持って帰らず、そのまま置いていくこともあるため、河川環境の悪化が懸念されますが、河川管理者である国土交通省もすべてに注意することができないのが実情でございます。
 この対策の一つとして、利用者から使用料を徴収し、それをもとに管理行為に充てる手法がありますが、使用料を徴収するに当たっては、市において条例を定めることにより可能であり、笠置町においては、河川敷のキャンプ利用者に対して条例を定め、料金徴収を行っています。
 料金の設定は、公共空間であり、営利目的は当然認められず、維持管理する上での最低限の料金を設定する必要がありますが、河川管理者である国土交通省との協議調整や施設整備といった問題もあります。
 受益者負担の観点、河川敷の美化、環境保全の目的のために料金徴収は有効ですが、曜日や季節による利用者の変動もあり、体制整備に課題があるため、現在のところ、市においては料金徴収体制を整備することは考えていません。
 4番目の河床の整理のために一定期間の川砂利の採取をということでございますが、河川の堆積土砂については、大きな水が出ますと、上流からの堆積物が流れてくることにより、一部が堆積したり、また川の流れが変わったりすることにより、堆積位置が変動したりしています。
 この堆積土砂は、河川の流下能力を低下させる一因となり、定期的にしゅんせつすることは有効ですが、国土交通省においては、木津川市付近では、現在のところ流下能力を著しく低下させるほどではないとのことであり、しゅんせつの予定はありません。
 ただし、国土交通省においては、先ほども答弁いたしましたが、河川敷にある樹木の伐採を順次行っているところであり、これにより流下能力は向上するものと認識しています。
 なお、農業用水取水設備のある箇所については、円滑な取水を行うためのしゅんせつについては、河川管理者の許可を得ることにより可能ですが、その際のしゅんせつ土砂の河川外への持ち出しは認められていません。
 最後に、旧橋の復元をということでございますが、泉橋は、京都と奈良を結ぶ奈良街道に位置し、難所であった木津川を渡るために大正の時期に築造されたものでございます。
 しかし、昭和28年の大水害により流出し、隣接して現在の国道24号泉大橋が完成していたこともあり、再築はされず、現在、わずかに橋脚が残り、当時の面影を残している状況でございます。
 旧橋が当時の状態で残っていれば、土木遺産として歴史的価値があり、観光資源としての活用も大いに図ることができますが、現在の状況で復元するに当たっては、河積の阻害といった治水上の問題もあり、隣接して国道24号泉大橋があること、また東側に東中央線木津川架橋が事業中であることから、自動車や歩行者の交通処理面で問題がないため、復元は非常に困難であり、また多額の費用を要すこととなります。
 よりまして、現在の状況では復元は考えておりません。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) 5番目の旧橋の復元ですけれども、当然、恐らく無理だということはわかっております。けれども、あえてこれを言いましたのは、やっぱり夢なんです。やはり、夢を追い続けるのもいいのではないかと、このように思います。
 そういう点で、やはり今の世の中、何でもかんでも機械化、またパソコンとか、そういうのがはやってまいりまして、やはりゆったりした気持ちになかなかなれないときに、こういった旧橋を復元して、そこで遊んではどうかというような思いがあります。
 そういう点から、こういう気持ちで、この問題について復元というふうに出しましたけれども、やはりこういったことも踏まえて、昔の資料を集めながら、小さい橋でもつくりながら、こういった夢をもう一度つくっていくのもよかろうかと、このように思いますので、旧橋の問題については、そういう観点から言いました。
 そういう点で、この旧橋の復元は、そのままで昔のごとく復元するというのはなかなかできませんけれども、この問題について、いわゆるミニチュアでもいいですから、そういう観光資源としての旧橋のそういったミニチュアの復元というのはできないか、これをお聞きしたいと思うんですけれども。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 森岡議員の再質問にお答えさせていただきます。
 旧橋の山城町側につきましては、泉橋寺や茶問屋街、それから上狛の環濠集落、貴重な遺産が残っているというふうに私どもも思っております。その活用を図ることにより、観光客の誘致を図っていきたいと、こういうふうには考えております。
 これには、旧橋の復元というのは非常に有効な手段であるというふうに思いますが、治水上の問題、予算的な問題、それぞれございまして、また機能分担ということもあります。山城大橋がありますこと、それから今、東中央線におきまして、木津川架橋の計画もございますし、今はそれに全力を尽くして当たりたいというふうに思っているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) そういうことだと思うんですけれども、なかなかこの夢は実現するのは非常に難しいと、このように思いますけれども、こういった橋があったというような、いわゆるミニチュアの橋をつくって、そういった観光施設に展示をするということはできないんですか。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 議員のロマン的なご意見・ご発想というのは、非常に我々としても大事だというふうに思っておりますし、これから木津川市を観光のまちとして売っていくためには、そういうようなことも必要だというふうに思っておりますが、ただ、今につきましては、東中央線、これに全力を挙げて建設部としては扱いまして、今ご承知のとおり、鹿背山の方にも私どもも参っておりますし、地元の説明、それからこの橋を架けることに全力を尽くして建設部ではそれに当たっていきたいと思っておりますし、また違った面での活用も、今後につきましては検討はしていきたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) いわゆる東中央線の橋の問題が先だと思います。けれども、今、何回も言われましたけれども、観光のまちとしてどのようにしていくかということで、こういうことも大事であると。ですから、本当の橋を架けるということになれば、非常に大変なことでございますので、だからミニチュアをつくっていくということも、つくりながら、こういう橋があったということをやっぱり後世に残していくと。
 いわゆる、写真というのはかなりあると思います。その写真はありますけれども、写真というのは、なかなかだれかしまってしまうと見られないということでありますので、ぜひともそういうミニチュアをつくりながら、それぞれの施設に設置をするということが大事だと思いますので、これは別にもう一つの橋をつくるときにも邪魔にならないと。ですから、この分の取り組みを片方でそういう橋づくりをやってもらったらどうかと、ミニチュアですわ、小さいやつね。そんな渡るような大きな橋をつくれと今は言っているんではないんです。
 ですから、小さい橋を、そういう古い写真の資料に基づいて、そういった橋をつくって、昔はこういう橋があったんだということを含めて、そういう市の施設や観光施設に、こういったことがあったということで、飾りながら古来を知るということをやっていったらどうかと、このように思いますので、その橋のミニチュアづくりをやっぱり片方でやっていったらどうかと、このように思うんですけれども、これぐらいだったらできると思うんですけれども、いかがですか。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 再質問にお答えさせていただきます。
 ミニチュアということでございますが、資料的にもそんなに数多く残っているものもございませんし、私どもも持っておりますのは、そんなに写真等も多くありませんし、その構造等がどんなふうになっていたかというのもかなり難しいものでございまして、今後、研究をさせていただきたいというふうに思います。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) 確かに、この橋そのものはなかなかないんです。ですから、どういう状況かわからん。けれども、これ、今やらんことには、知っている人がだんだん減っていくんですね。ほとんど今でも、一部始終知っている人というのは、今の新しい泉大橋そのもののことを知っておられる方はたくさんおられますけれども、旧橋そのものは知っている人はなかなかおられないということでありますので、ぜひともこの分については検討していただいて、そういったことがやっぱりあったということを踏まえて、ひとつ頑張ってもらいたいと、このように思います。
 旧橋の関係については、それだけにしておきます。
 あとは、1番の木の伐採の問題でありますけれども、今、木の根っこがたくさん残っております、切った後ね。その木の根っこをやっぱり引き抜くということも大事だと思うんです。やはり、水の中にありますんで、樹木というのは、特にあそこに柳の木とか、もう繁殖が非常に早いということで、木だけ切るんではなしに、根こそぎ取りながらきちっと整地をしてもらうということの方が大事だと思いますので、その件についても、ひとつ国土交通省の方に要請してもらうということでお願いしたいと思うんですが、いかがですか。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 樹木の伐採を国土交通省の方で今やっていただいておりますが、根が残っているではないかということでございますが、市といたしましても、樹木の伐採に際しまして、根まで行っていただいた方がいいと、こういうことは私どもも思っておりますし、次の伐採の時期まで時間も稼げると、こういうこともございます。
 また、その根を残すと、そこにごみもたまるということも懸念されるわけでございますが、国土交通省といたしましても、木津川の延長が非常に長く、また河川敷の面積が広い中で、少しでも早く流化能力を上げると、こういうことが一番の目的でございますので、そのことをまずやりたいということでございます。
 また、除根を行うことによりましては、非常なまた費用もかかってまいりますので、今現在のところは、伐採面積をふやし、流化能力を上げると、こういうことが当面の課題であるというふうに聞いてございます。
 今後につきましては、議員ご指摘のように、根の方も取り除いていただくよう要望してまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) そういうことで、それこそ根こそぎ取ってもらうということでお願いしたいと、このように思います。
 後は、非常にごみの問題とかについては、非常に難しい面があると思います。そういう点で、特に利用度の高いというのは、夏場の土日ということでございますので、そういった点において、今、市の方は管理費用の徴収は条例で決められると、ただし今現在のところは考えていないということでございますけれども、やはりこれは早く考えて、いずれにしても管理費用、いわゆる受益者の方から取って、やっぱり木津川をきれいにしていくということの方が大事であります。
 特に、夏場は、ごみの問題については、ある一定のところに置くということで、そこにはありますけれども、夏場は非常に汚いということで、やはりそこにほかしたやつはすぐに回収をするというのをしながらやらんことには、また鳥が来たら、またそれを散らかすということが非常に多いんです。
 ですから、この問題については、やはり早急に早く条例をつくりながら管理体制をきちっとやっていくということが一番大事ではなかろうかと、このように思います。
 ですから、これは考えていないということでありますけれども、早く考えていただきたいと、このように思うんですけれども、今のところは、それ以外にはないのか、もう一度、お答えをいただきたいと思います。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 河川敷につきまして、安心してアクセスし、遊べるようにということでございます。
 これにつきましては、有料化し、管理人を常駐させる、こういうことが望ましいわけでございますが、駐車場の整備や河川敷の整備につきましては、多額の市の単費費用がかかってまいります。また、管理体制を整えることから、現在のところは、先ほども答弁いたしましたように、考えていません。
 それと、木津川につきましては、全川遊泳禁止区域となってございます。これにつきましても、非常に危険な川だと、子どもが遊ぶに対しては、ある一面、有効な広場である半面、危険な川であるということも我々としても認識してございます。
 何年か前でございますが、旧木津町当時でございましたが、花火大会の日でございましたが、その当日、河川で市外から来られていた方が遊泳禁止を知らずに川でおぼれ死んで、花火大会は中止になったと、こういうような事象もございます。
 こういうことから、河川は見た目よりも危険な箇所であるということも、ひとつ頭に入れていただきたいというふうに思っておるわけでございます。
 今後につきましては、貴重な河川でございますし、今後、いろいろな方面で活用も考えていかなければならないとは思いますが、現在のところ、その制度につきましては考えておりません。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) 今、言われましたけれども、本来、木津川そのものが遊泳禁止であるということ自体、これで論議をするつもりはないんですけれども、やはり木津川そのものが遊泳禁止になること自体がおかしいなと。やはり、昔みたいに泳げるような場所をつくりながら、やっぱり自然とともに水につかるということが一番正しいというふうに思うんです。
 特に、遊泳禁止であっても、木津の人間は知っていても、よそから来る人間は泳ぐんですね。ですから、例えば木津の人間の人がよその自分の両親の田舎に行って、川があったら、そこで泳ぐと。そこが遊泳禁止であっても、知らんと泳ぎますわね。
 ですから、こういった問題については、やはり川で十分に遊べるということをやっぱり行政は考えていってほしい。行政だけでは、またこれいきません。ですから、住民の皆さんと一緒に、やっぱり木津川をどう守っていくか、また木津川の中でどう親しんでいけるのかということも双方考えていく必要があると思います。
 そういう点について、今後、この木津川の問題については、行政だけではなしに、ただ行政は仕掛けながら、やっぱり住民に訴えてもらって、みんなできれいにしていくと。
 特に、下水道が普及してまいりましたので、やはり水が汚れていくということはこれからなくなっていくと思います。そういう点から、やはりみんなで木津川をきれいにしていく、そしてみんなで遊べる場所をつくっていくということを、行政と、また住民と一緒に手をつないで、そういうことを進めていくということをやっていきたいなと、このように思います。
 そういう点で、行政のその辺のどのように今後していくかということについての決意だけ、ひとつ伺いたいなと思うんですけれども。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 木津川というものは、私どもも一番親しみやすいところでございますし、生まれてこの方、木津川というのはずっと見てきたわけでございますし、この貴重な資産というものは有効に活用し、この川を皆さんに愛していただきたいという、この気持ちは、当然、議員と同じ考えでございます。
 ただ、今の体制の中では、非常な多額の費用を要しながら管理体制を整えていくということは非常に厳しいというふうに思っておりますし、また余り今のところは、河川に入るということはできるだけ避けていただきたい、車での進入は避けていただきたいというのが、今、国土交通省の考えでございますし、今はその考えで進めていきたいというふうに思っております。
 今現在、車が入っていますのは、これは警察の方が堤防敷に車がとめられるということで、それなら交通問題、また交通安全問題等によりまして、交通遮断、また危険だということから、河川の中に入れているということもございまして、今後、警察並びに市の考え方も整理も必要かというふうに思っております。
 これにつきましても、十分、市民の皆様、また議会の皆様とも協議をしながら、今後の課題というふうにさせていただきたいというふうに思います。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) もうちょっとそういうふうに話を聞かれると、せっかく目の前にきれいな木津川がありながら、入ったらあかんのやというように聞こえるんですね。それは、国土交通省はそう言ってはるのやけどもね、やっぱりそれではもったいないというふうに思います。
 そういう点で、やっぱりいつでも利用できるような状況をどうつくり出していくかということは、これは、あれもつくれ、これもつくれということになったら、お金も要ります。ですから、お金がないのはわかっています。ですから、これからやっぱり金がなかったら、次、知恵を出していろんなことをやってもらいたいと、このように思います。
 ただ、国土交通省が、これは遊泳禁止だから入ってもらったら困るのやと、木津の人間も入ったらあかんのやというように聞こえますので、それではないような形で、やっぱり木津川をみんなが利用できるようにしていってほしいなと、このように思うんですけれども、それだけ、決意だけお願いします。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 木津川というのは、貴重な財産でございますし、皆さんが水に親しんでいただく、こういうような場所にしていきたいという願いも持っております。この点につきましては、ボランティアの方々、また「木津川を美しくする会」、そういうような団体もございますので、その方たちと一緒に、何かいいアイデアがないかということを協議をしてまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) それでは、2問目に移ります。
 「旧町の歴史的個性を大切に」ということでございます。
 合併しまして、3年たちました。多くの課題を合併後に一度に早く進める余り、市民も違和感を感じているのではないのかと、このように思います。今こそ立ちどまり、市の総合計画を、見直しも含めまして、実践をしていく上でも、また旧町の歴史的独自性を維持することを大切にしていく行政を進めるに当たり、次のことについてどう思っておられるのか、お聞きしたいと思います。
 一つは、合併した木津川市の行政の中で、各旧町で進めていたまちづくりの理念と行動は継承されているのか。
 二つ目は、歴史まちづくり法、正式名を言いますと、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」が平成20年に制定されました。この法律を都市計画区域全体の中で歴史的地区を明確に位置づけ、地域固有の伝統をソフト・ハードの両面で尊重し、向上を図るために、この法律の活用を進めるべきだと思いますけれども、行政はどうお考えですか。
 この2点について、お伺いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長公室長。
   (市長公室長 川西 純弘君登壇)


◯市長公室長(川西 純弘) 森岡議員の1点目の「各旧町で進めていたまちづくりの理念の行動は継承されているのか」につきまして、お答えをさせていただきます。
 まず、合併により誕生いたしました木津川市の行政は、合併時に策定いたしました新市基本計画を土台といたしまして、昨年3月にご議決をいただきました「第1次木津川市総合計画」を羅針盤としてまちづくりを進めているところでございます。
 その上で、「まちづくりの理念と行動は継承されているか」とのご質問でございますが、新市基本計画では、「総合的な視点」として「3町の地域の歴史・文化・自然環境や、これまでのまちづくりを尊重するとともに、既存の各町の行政区域にとらわれることなく、新しく生まれるまちに求められる姿・機能に留意し、長期的・総合的な視点から検討することとする」と記述されており、「各地域の個性を大切にしながら、新市としての一体的なまちづくりを進めていく」との基本方針が示されております。
 また、第1次木津川市総合計画では、新市基本計画の策定方針を受けまして、「まちづくりの重点戦略の設定に当たっての視点」といたしまして、「一体的なまちづくり」とあわせ、「個性ある魅力的なまちづくり」を掲げ、「それぞれの地域で先人が築き育ててきた豊かな魅力を融合させ、一層磨きをかけて、他に例のない、木津川市として個性ある魅力的なまちづくりを進めます」と記述しておりまして、合併により誕生したまちとして、これまでのまちづくりの成果としての魅力を尊重しつつ、さらにそれらの融合による飛躍を重要な視点として位置づけております。
 今後とも、市民の皆様方のご理解を得ながら、これまでの各地域でのまちづくりの成果を生かしまして、それぞれの地域がきらりと光る「木津川市らしい魅力」の創造を進めてまいる所存でございます。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 森岡議員の2点目の「歴史まちづくり法の活用について」ということで、お答えをさせていただきます。
 この法律が制定された背景には、文化財保護法や都市計画法に基づく地区計画制度及び景観法といった個別法による文化財の保護や、土地利用規制などに主眼が置かれており、歴史的な建造物の復元や文化財の周辺環境の整備等には十分な対応ができておりませんでした。
 このように、歴史的な建造物の滅失など、地域における歴史的風致が失われつつある現状を踏まえ、歴史的風致を維持及び向上しようとする取り組みを国が総合的に支援するために、この法律の整備がされたところでございます。
 「この法律を活用しては」とのご提案でございますが、まず法律に基づく「歴史的風致維持向上計画」を策定し、主務大臣であります文部科学大臣、農林水産大臣、国土交通大臣の認定を受ける必要があります。
 また、この「歴史的風致」の認定の定義といたしまして、単に歴史上価値の高い建造物が存在するだけでは「歴史的風致」とは言えず、地域におけるその固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動と、その活動が行われている歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地環境を「歴史的風致」として位置づけられ、さらに重点区域の設定を行わなければならず、その区域の核となる重要文化財、重要有形民俗文化財、または史跡名勝天然記念物として指定されました建造物が必要でございます。
 本市において、国指定されている国宝につきましては、浄瑠璃寺本堂、三重塔や海住山寺の五重塔などがございますが、先ほど申しましたように、地域における人々の活動、周辺の市街地と一体となった市街地環境といった国の基準に基づいた「歴史的風致」に合致するかは、現在のところ疑問が残るところでございまして、またこの法律自体が昨年度に施行されたものでございますので、今後、研究したいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) 一つ目でありますけれども、総合計画の52ページに、いろいろ今言いましたようなことがずっと書かれています。これが、総合計画そのものは21年から30年まで10年かかってやるわけですけれども、今言いました、この関係については、どれほど今のところ進んでいるのか。
 確かに、まだこの計画が決まって1年足らずでございますので、具体的にはほとんど進まないわけですけれども、例えば地域的に言ったら、いろんなことをやっておられるところがあります。例えば、加茂で言ったら、瓶原地域のまちづくり協議会ですか、当尾においてもそういう協議会をやる、そしてまた船屋では、この前ありました「雛まつり」の関係でも、家に飾って、そういうふうなことをやっていくということがあります。そういったことを各地域でずっとやっていくということが一番大事なことであります。
 そういう点で、そういった歴史的な関係も各地域でどのようにやはりつくっていくかということが一番大事です。それも行政がやるんではなしに、地域の人がみんなやっていくということも大事なんです。
 ところが、地域だけでやっていこうと思ったら、なかなかいかない部分がありますので、やはり行政が仕掛けをやっていくということが一番大事だと思うんで、そういう点で、こういった問題について、どのようにしていくかということについての今のところの進捗状況というのはあるのか、その辺についてお聞きしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)


◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 ただいま、森岡議員のご質問につきまして、総合計画の歴史・文化の保全と活用という内容のご質問でございます。
 この中で、今、議員からご指摘もございましたように、主な事業につきましては、それぞれの項目に具体的に明示をさせていただいております。これが、今、議員からございましたように、今後10年間に整備をしていこうと、あるいは進めていこうと、こういう事業内容でございます。
 今後につきましては、これらの事業等につきまして、いわゆる実施計画を定めまして、そういった計画に基づいた中で取り組んでいくということになろうかというふうに考えております。
 具体的には、この歴史・文化の保全・活用には、観光協会の名前がよく出てまいりますし、観光という名前もよく出てまいります。この辺につきましては、ネットワークの中に入っていただいております、いろんな団体の皆様方のご協力を得ながら、いわゆる費用のかかるもの、あるいはソフト事業のもの、いろいろ項目によって変わるわけでございますので、それぞれの項目について、今後、具体的に取り組んでいきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) 今、部長の答弁で、今後、取り組みをしていくということでありますけれども、そういう年次的に、例えば年内はこういう部分をやっていく、来年はこの部分だというような、年次計画というのは立てられているのか、これをお聞きしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)


◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 年次計画につきましては、先ほど答弁申し上げました実施計画に基づいて行っていくということでございますので、そういったまとめに基づいて行っていきたいということでございます。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) わかりました。
 そういう点で、やはりこの問題については、やはり歴史的なことも含めて、やっぱり十分にうまいこと進めていってもらうようにお願いしたいと、このように思います。
 二つ目の問題ですけれども、確かに非常に新しい法律でありますので、非常に中身が難しい問題があります。
 そういう点で、建物はあったけれども、その地域はどうなのかというようなことがあって、難しい部分があると思うんですけれども、やはり今は、特に市長もよく言われますように、京都市に次ぐ2番目にそういう史跡があるんだと言いつつ、やっぱりこういう法律を使おうと思ったら、こういうことでだめなんだというようなことになっては困るわけですね。
 そういう点で、せっかくこういう文化や史跡がたくさんある中で、地域の人たちもどのようにやっぱりかかわってもらうかということもしていってもらうのが大事なことであって、そういうことをするために、この法律をどうして使うか。それを使うためには、そういったものがクリアがなかなかできないということですけれども、そのクリアをしていくにはどうしたらいいのか。それは、研究していくということでありますけれども、今後、どういう形で進めていかれるのか。やはり、早期にこの問題については解決をしていってほしいなと、このように思うんですけれども、部長、いかがですか。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 森岡議員の再質問にお答えさせていただきます。
 歴史まちづくり法の概念につきましては、先ほども申しましたとおりでございますが、ハードとしての建造物、またソフトとしての人々の活動、これを合わせた概念が必要であること、また地域固有の歴史及び伝統を反映した市民の活動と、その活動が行われる歴史的価値の高い建造物、またその周辺の市街地と一体となったような良好な市街地の環境と、こういうことが必要でございます。
 これにつきましても、議員ご指摘のように、今後、例を挙げながら、保全、また活用の方策につきまして、市民の皆様とともに検討していきたいというふうに考えております。
 いろいろな事業も組み立てはあるかというふうに思いますが、今後、市民の皆様とともに研究していきたいというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) 非常に難しい問題であります。
 特に、市長は、先ほども言いましたけれども、やはり2番目に多い市だと言うならば、やっぱりこういったものは、名実ともにみんながそういう気持ちを共有していくということが一番大事でありますので、そういったこともこの法律に基づいてしていくために、今後、やはりみんなでこういったものについても守りながら、またその地域もやっぱりよくなるような方策を考えていってもらいたいと、このように思いますので、その辺について、市長、この問題について最後の答弁をお願いしたいなと、このように思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 森岡議員のご質問にお答えをいたします。
 本当に木津川市、木津・加茂・山城の地域というのは、歴史的なすばらしいところがたくさんございます。町並みも、保存していきたい町並みがたくさんございます。
 そういった中でも、旧町のときからですが、立命館大学の方も、今、いろいろデザイン学科の方で、そういった町並みの調査をしようということで、旧山城の茶問屋ストリート、また木津の奈良街道についても調査をしていただきまして、この3月28日にも、その調査の研究発表をしようということで、そういった取り組みも進めていただいております。
 茶問屋ストリート、また木津のそういった奈良街道、そして船屋通り、そういったところを、今後、地域の皆様とともにどのように活性化していくのかということは、非常にまちの活性化にも大切なことだというふうに思っておりますので、このことにつきましては、やっと観光商工課ができ、観光協会もできてまいりました。これから、いよいよ力を入れていくべきところだと思っておりますので、議員の皆様にもどうぞお力添えをいただきまして、いいまちづくりを進めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 森岡さん。
   (森岡 譲君登壇)


◯21番(森岡 譲) ありがとうございました。
 いろいろとお金の要ることもあると思います。けれども、やはり金がなければ知恵を出すということで、木津川市の全体的なことを進めていってもらいたいことをお願いいたしまして、一般質問を終わります。
 ありがとうございました。


◯議長(中野 重高) 2番目、倉克伊さん。
   (倉 克伊君登壇)


◯5番(倉 克伊) 議席番号5番、倉です。
 私は、「木津川市の観光について」と題しまして、質問をいたします。
 木津川市は、合併して、はや3年がたちました。市長は、マニフェストの中で、観光のルートの整備や新しい観光資源の開発など、観光の拡充を掲げられております。また、いつも事あるごとに、史跡・文化財が府内では宇治市を抜いて、京都市に次いで2番目であることや、平城遷都1300年祭、そして来年の2011京都国民文化祭を強調されるとともに、今日まで、市内の観光の重要性を語ってこられました。まさに、観光資源を活用して、木津川市を広く知っていただくとともに、観光を活用して、市の活性化に結びつけていく、今が大変よい機会であると考えております。
 そこで、市長にお聞きをいたします。
 私は、通告で細かく四つの質問をさせてもらっておりますので、朗読をいたします。
 一つ目、市長のマニフェストにある観光について、実施した内容と本年度の取り組みについて。
 二つ目、観光協会と行政の役割について。
 三つ目、遷都1300年祭の取り組みと、2011京都国民文化祭への取り組みの状況。
 四つ目、各観光資源の一体化への取り組みであります。
 そこで、一つ目として、マニフェストの中の観光についてお聞きをいたします。
 市長のマニフェストの中に、「観光拠点や観光ルートの開発、観光産業の再構築」を掲げられております。市長に就任されてから、観光に対して市長の思いがどれぐらい実現できたのでしょうか。そして、任期4年の最終年度でやろうとしているものは何なんでしょうか。合併後、いろんな諸問題を一つ一つ解決してこられた市長として、そう簡単にはできないことは重々承知しておりますが、お答えをお願いいたします。
 次に、二つ目は、昨年の11月に木津川市観光協会が設立し、12月より観光案内所が開設をされました。今日まで、市内には社会教育団体やふるさと案内人などの観光関連団体も多くありましたが、十分な市からの援助を受けずに、自主的な活動を行ってこられました。観光協会は、それらの多くの団体の活動を支援し、相互の連携を促進するようなネットワークの設立にあります。
 昨日の答弁でありましたが、既に多くの団体に声をかけ、市内の約50団体がネットワーク会議に参加されたと聞いております。
 1月、2月と2回の会議がなされました。我がさくら会の出栗議員も、木津川サイクリングクラブの代表として参加をされたと聞いており、会議の内容も聞いております。その内容は、大変熱気のある内容であったと、このように聞いております。ぜひとも、この市民の熱意とパワーを最大限に活用することが大切であると考えます。
 そこで、市として、観光協会をどのように育てようとしているのか、どのようにかかわっていくのかをお聞きいたします。
 三つ目は、代表質問でも、さくら会の尾崎議員や昨日の伊藤議員も質問されましたが、本年1月1日より期間に入っている平城遷都1300年祭に協賛している木津川市として、何をしようとしているのか。また、2011年京都国民文化祭の取り組み状況が私たちに見えてきません。
 昨日の質問の答弁では、実行委員会を立ち上げ、恭仁京ウオーキングや春・夏・秋などにフェアがあること、また市の独自事業として木津川市の持てる魅力を発信したいとおっしゃっておりましたが、もう一度、詳しくその内容をお聞きしたいと思います。
 4問目として、各観光資源の一体化としてお聞きをいたします。
 加茂町の史跡・文化財は、奈良から観光バスや観光ルートがあります。また、山城や木津には、史跡名勝を訪ね歩くハイカーの方も多くおられます。しかしながら、これをつなぐ交通手段や散策道などはまだまだ整備をされておりません。市長は、市の一体性や観光ルートの拡充の観点から、この件に関し何か計画やお考えがありますか、お聞きしたいと思います。
 先ほどの森岡議員の質問とも関係しますが、先日、我々の手にこのようなパンフレットが参りました。「まちづくりの提言」として、「木津の歴史的町並みと奈良街道」ということで、今度、発表会がなされると聞いております。
 これは、実は、旧山城町時代に、ご存じのように、上狛南部の茶問屋街を茶問屋ストリートとして整備をしようという動きがありました。もう少しのところまでいっていたというふうに聞いております。今回、木津町の調査に入られている立命館大学の山崎先生が、そのときも中心であったと聞いています。
 そこで、木津町と茶問屋ストリートの調査研究を生かした今後のまちづくりに活用することで、今後のまちづくりが必要だと、このように考えますが、市長としてどのようにお考えでしょうか。
 以上、4問の質問をいたします。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 倉議員のご質問にお答えいたします。
 まず、マニフェストの観光につきましてでございますが、「実施した内容と本年度の取り組み」でございます。
 観光行政におきまして、さまざまな観光事業の推進に取り組んでまいりました。「木津川市魅力探検ツアー」の開催につきましては、主として、市内在住の一人でも多くの方に木津川市の魅力を知っていただくことを目的といたしまして、平成19年度より年間5コース程度実施をいたしまして、21年度までに計15コース、延べ259人の参加がありました。
 次に、観光拠点の開発でございますが、本市の豊富な観光資源を広くPRをし観光振興を行うため、昨年の12月に一般社団法人木津川市観光協会が発足をし、ガーデンモール木津川の2階に観光案内所を開設をいたしました。
 現在は、本市と観光協会が委託契約を行い、観光の情報収集と発信、各種イベントの企画と実施、ほかの団体とのネットワークづくりなどについて精力的に取り組んでおります。
 22年度におきましては、観光協会の事業として本市と連携をしながら、マニフェストにあります豊富な観光資源を生かしたルート開発を含めた観光全般における整備や見直し、環境整備などを考えております。
 四つ目の「各観光資源の一体化の取り組み」でございますが、木津川市には多くの文化史跡や豊富な農作物、歴史のある伝統的な行祭事があります。
 それらの観光資源を活用いたしまして、木津川市の魅力を多くの人に知っていただき、楽しんでいただくには、観光資源の管理と保存が必要となってまいります。
 観光は「総合産業」と言われておりますが、行政においても総合的な取り組みが必要であります。
 今後は、観光協会を中心に、ネットワーク会議に参画をしていただいている多くの団体の皆様とともに連携をして推進をしていくことが大切であるというふうに考えております。
 また、今ご質問いただきました茶問屋ストリートにつきまして、旧町で進める一歩手前まで来ていたということも聞いているところでございます。
 今後のまちづくりにつきましても、先ほど森岡議員のご質問もございましたように、歴史的なまちをどのように保全していくのか、また活性化していくのかということにつきまして、地域住民の方と連携をしながら、今後の計画についても十分な取り組みを前向きに進めていきたいというふうに考えております。
 ほかのご質問につきましては、担当部長よりご説明をさせていただきます。


◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)


◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 倉議員の2問目と3問目のご質問につきまして、ご答弁をさせていただきます。
 まず、2問目の「観光協会と行政の役割」についてでございますが、本来の観光とは、市民の自主的な発想による活動と商工業者などの積極的な商業行為によって支えられるべきものと考えており、行政の役割は、環境整備に基づくハード事業と市民活動の活動支援を行うことであると考えております。
 例えば、平成19年度より、行政におきまして観光パンフレットの作成、あるいは魅力探検ツアーなどの事業を実施してまいりましたが、市民の皆様方の目で見てわかりやすいパンフレット、あるいは地図の作成、イベントの実施などを市民団体で行うことにより、本当の地域づくりに発展できるものと考えております。
 観光協会におきましては、観光ネットワーク会議を立ち上げまして、市内にあります観光団体や文化サークル、商工会、ボランティア組織などと情報交換を行い、お互いが連携するネットワークづくりを、先ほどのご質問のとおり、実施をしております。
 観光ネットワークには、現在、約50団体が参加していただいておりまして、この組織が一致団結し協力することによりまして、市民の皆様方の手で大きなイベントを実施することが可能であると期待をしております。
 本市におきましては、ふるさと雇用再生事業で資金面において観光協会を支援することといたしまして、本市の指導のもとに、市民の皆様方による事業実施という試みを実践していただきたいと考えております。
 次に、3問目の「平城遷都1300年祭と来年の京都府で開催されます第26回国民文化祭・京都2011の取り組み状況」について、ご答弁申し上げます。
 昨年、5月23日に木津川市実行委員会及び同年7月9日に事業別企画委員会を立ち上げ、これまでに企画委員会全体会議を5回開催し、各委員の皆様方からご提案をいただきました企画内容をご審議いただき、木津川市が取り組むべき事業内容を決定してまいりました。
 また、事務局といたしましては、実行委員会を立ち上げる前に、「第23回国民文化祭・いばらき2008」の視察を行うとともに、昨年の11月3日、4日には、「第24回国民文化祭・しずおか2009」の視察を、企画委員の皆様方を含め、16名が参加させていただきました。
 さらに、これまで「平城遷都1300年祭県内市町村・隣接府県市町村広域連携会議」に出席をいたしました。また、「第26回国民文化祭・京都2011市町村担当者会議」にも出席をし、木津川市の実行委員会の事例発表や情報交換をしてまいりました。
 本年2月15日には、第2回木津川市実行委員会を開催いたしまして、事業別企画委員会で決定していただいた事業計画(案)を議題といたしまして審議し、ご承認をいただいたところでございます。
 最初の事業といたしましては、来る4月24日土曜日から、京都府立山城郷土資料館と連携しての万葉集に関する展示を行い、5月には講演会やシンポジウムなどを開催いたします。
 また、平城宮跡内におきまして開催されます春季・夏季・秋季、いわゆる春・夏・秋のフェアに合わせまして、木津の中央体育館周辺でのパーク・アンド・バスライド事業や観光PRなどを実施してまいります。
 10月には、平城宮跡内に設置されます交流ホールにおきまして、3日間にわたる展示を行うとともに、まほろばステージでの出演も行います。
 メーン事業といたしまして、恭仁京遷都祭を史跡恭仁宮跡で行い、学研関係では、研究所と連携して、サイエンスフェスティバルを実施いたします。
 今後、1年間を通じまして、平城遷都1300年記念事業及び第26回国民文化祭プレイベントとして位置づけ、奈良県・京都府と連携を図り、また木津川市観光協会ネットワークにもご協力をいただき、取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 倉さん。
   (倉 克伊君登壇)


◯5番(倉 克伊) 私は、2月の初旬に、実は奈良のタクシーに乗る機会がありまして、タクシーの運転手に平城遷都1300年祭の内容を聞きました。そうすると、タクシーの運転手から返ってきた答えが、「ほとんど知らない」、「3会場でやってはるのやな」ぐらいなんですね。私は、大変意外でありました。
 あれだけテレビや広報などでPRをされているにもかかわらず、県外からの観光客に一番多く接するタクシーの運転手がほとんど知らなかったと。タクシーなどは、一番の広告塔であると私は思っていましたから、大変もったいないというふうに感じた次第であります。これは、我が木津川市にも言えます。
 担当課の方や実行委員会の方は、大変よく頑張っていただいていると思います。しかしながら、私たち議員も、この定例会までほとんど内容を知りませんでした。何をされていたのか、何をしようとされているのか。
 ですから、もちろん市民の方が知らないのも当たり前であります。この1年、あっという間に過ぎると思います。先ほどの部長の答弁の内容をいち早く広報等で市民の皆さんに知ってもらうことが大変重要であると思います。また、国民文化祭への市民の方の意識づけも大変重要であると思います。このことについて、もう一度ご答弁をお願いします。
 そして、観光ルートの拡充であります。
 今、加茂には多くの文化財があります。当尾の石仏、また浄瑠璃寺、岩船寺、そして瓶原の海住山寺、それと恭仁京など、いろいろあります。また、山城には、高麗寺跡、そして神童寺、蟹満寺等、いろいろあります。府内で2番目の文化財を有しながら、合併後、いまだに一体性がないように感じております。
 例えば、国道163号、通称、我々は163と呼んでおりますが、この道は、知ってのとおり、加茂町の西村から上狛への163は大変通っていて怖いと感じるのは、私だけではないと思います。歩行者が通る歩道が狭小です。もちろん、泉大橋まで来ているサイクルロードも、それ以上の東にはありません。
 163に、こういうサイクルロードや歩道を確保することができないかなど、いろいろ私も考えてみました。これができれば、東中央線の木津川架橋と相まって、木津・加茂・山城をつなぐ最も最短の散策ルートになると私は確信しております。このことについて、市長のお考えをお聞きしたいと思います。
 また、別の観点から、私たちが今議論しているコミュニティバス、これも以前に議員の発言からもありましたが、土日だけでも市内を循環させ、観光ルートの足として活用できないでしょうか。
 各担当課ごとに考えると、企画課であれば、いわゆる許可基準にのっとって云々という答弁があります。こういう答弁は私は要りませんので、いわゆるもう少し広く視野を広げて、有効に、いわゆる財源を確保して、市を内外にアピールするという観点から、ご答弁をお聞きしたいと思います。
 以上、今までのことをご質問いたしますので、ご答弁、よろしくお願いします。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 倉議員のご質問にお答えをいたします。
 平城遷都1300年にちなんだ行事、そして国民文化祭に向けて、市のやっていることがなかなか周知もできていないということでございます。
 今年度予算、皆さんにお願いしております、この予算を通していただきましたならば、この内容につきまして、詳細な内容を市民の皆様にお知らせをしてまいりたいというふうに考えております。
 多くの方にご参加をいただけるように、やはり周知というのは非常に大切だというふうに思っておりますので、早い段階で、そういったいろんな方法で周知を進めてまいりたいというふうに考えております。
 また、163の歩道、サイクルロードということで、今、ご提案もいただきました。
 本当に、何回か高麗寺の遺跡、そして恭仁京の遺跡を同時の同じ日に遺跡の公開をさせていただいたときに、多くの方が来ていただいて、2カ所を見学されたことがございます。そのときも、非常に危険であるということの中で、バスを出させていただいたりということでもさせていただきました。
 本当に、その点では、なかなか私どもだけでも解決できるものでもございませんので、こういったことについても、国土交通省や163、京都府、そして国の方の支援もいただけるようにということで働きかけながら、要望もしてまいりたいというふうに考えております。
 コミュニティバスのご質問でございます。観光ルートとして、そういったバスを走らせることはできないのかということでございます。いろいろなかなか経費の問題もありますし、観光としてやはりPRしていくということも大切だというふうに思いますので、どういった形がいいのかということも、また一度、研究もしてみたいなというふうには思っております。


◯議長(中野 重高) 倉さん。
   (倉 克伊君登壇)


◯5番(倉 克伊) もちろん、163の問題は、我が市だけではできない問題ということは重々知っております。府や国交省とももちろん協議・折衝を進めながらやっていかなければならないと思います。
 ただ、例えば歩道を少し広げていただくだけとか、舗装の色を変えていただくとか、いろんな形で工夫はできると思うんですね。いわゆる、ハイカーの方々たちが「何で行ったらいいの」という、迷われるような観光ルートというのは、大変貴重な文化財を持ちながらもったいないと、このように思うんで、その創意・工夫を考えてほしいなと思います。
 もう一つ、海住山寺から神童寺へ抜ける道ということで質問しようと思っていたんですけれども、今回の補正でルートの整備をされたとも聞いておりますので、そのことについてはよかったなというふうに思っております。
 少し違う観点から私はちょっと提案したいと思うんですけれども、市が他市の観光客を受け入れるためには、とにかくまず最初に木津川市の市民の方に市内の魅力を知っていただく、このことが大変重要かと思っています。
 市内には多くの財産があります。重要文化財だけではございません。URや民間の開発による新しい住宅街、そして旧の農村集落、そこには市内の農業を知らない新しい住民の方、そして昔より農業を営む生産者の方がおられます。
 そこで、これは私、ある住民の方から借りた提案なんですけれども、市内の方を対象に、春・夏・秋と四季折々に市内観光と特産物のショッピングを合わせた、そういう市内の観光フェアをやられてはどうでしょうか。
 市長のこのマニフェストの中に、大変いいことが書いておられます。少し朗読させていただきます。「多くの国宝を初めロマンあふれる文化財、そして緑豊かな里山や農地、私は木津川市が持っている、これらのすばらしい財産・資源を市民の皆様と共有し、知恵を出し合って、最大限に活用していくことがさらに魅力あふれるまちづくりにつながると確信します」と。まさに、これは市長がおっしゃっている本当の意味での魅力探検ツアーになるのではないかと思います。そして、安価な費用でもしこれを行うとすれば、市の所有のバスを活用するとか、いろんな提案もしたいと思いますが、このことについてお聞きをしたいと思います。
 それと、これは私のちょっと勉強不足だったんですけれども、先ほど森岡議員の中で、いわゆるまちづくり法という法律が出ました。まさに、今の話を聞いていますと、上狛なんかは特に打ってつけの場所じゃないかと、モデル地区になるんじゃないかというような、私、想像していたんですけれども、まさに観光集落がありまして、泉橋寺等がある。そして、昔からの茶問屋がある。そこに、しょうらい踊りという無形文化財がある。何か、住民の方が参加しながら、いろんな部分でまちづくりをやっているということで、地域一体ということで、こういう補助制度があるかどうかもちょっと私わからないんですけれども、その辺も勉強していただいて、ぜひともこういう、いわゆる風致保存の地区、もちろん地域住民の方の理解が要るんですけれども、まずこれは勉強していただきながら活用していただいたら大変いいのかなと思いました。
 それと、3月28日に発表される、立命館の木津町の研究発表ですけれども、やはりこれと一体性になるとするなら、先ほどの森岡議員の、いわゆる旧橋ですね、木津小橋、泉小橋と言われる、この辺は観光ルートとして、もちろん費用もかかるんで、なかなか実現はできないだろうと思うんですけども、例えば伊勢のおかげ横丁みたいな、ああいう町並みをつくって、新しい観光拠点として位置づけして、その目的のもとに全体のまちづくりをやるというのも一つの案であろうと思います。このことについてお聞きをしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)


◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 倉議員の4点にわたります再質問につきまして、お答えをさせていただきます。
 まず1点目の、いわゆる163号の道路整備の関係につきまして、工夫を考えながら対応してはどうかと、こういうご提案でございます。
 確かに、先ほども市長の答弁にもございましたように、非常に延長が長いということと、木津川の右岸側ということで、非常に切り立った山と木津川に挟まれているところに163号が走っているわけでございまして、合併した後も一度大雨によって崩壊もあったというふうな場所でございます。非常に、拡幅につきましては、非常に厳しい場所であると認識をしております。
 合併前に、当時の山城町長さんのお話を思い出したわけですが、山城郷土資料館ができて、安全で歩く歩道が早くできたらいいなということは常々おっしゃっておられましたが、なかなか実現が見られていないという背景には、そういったこともあるのかなというふうに思って聞いておりました。市長も申し上げておりますように、国の方に知恵を出していただくように要望していきたいということでございます。
 それから、次の2点目につきまして、観光を受け入れるということで、その市民を対象にというご質問でございました。
 市長のマニフェストにもありますように、木津川市の合併をして地元の皆さん方が地元の観光、あるいは特産物を知らないということを広くPRするようにということで、平成19年度から木津川市の魅力探検ツアーというものを実施をしております。しておりながら余り認知されてないということで、我々、PRも反省しなければならない部分もございますが。平成19年度には、7コースで実施をいたしました。市民の皆様方104名の参加をいただきまして、市内の観光地、あるいは物産、例えば梅谷の大根とか、柿の収穫とか、そういう体験もしていただくようなコースも設けて、19年度から20年度、そして21年度は5コースで実施をいたしまして、98名の参加をいただいております。
 今後、これをどう拡大していくかということにつきまして、検討課題ということで受けとめさせていただきたいと思います。
 それから、まちづくり法の関係で、山城町上狛をモデル地区にというご提案をいただきました。
 このことにつきましては、先ほども森岡議員からのご質問の中でございましたように、総合計画の歴史文化の保全・活用という項目の中に、今、倉議員がご提案いただいた内容が明記しております。「伝統的町並みや農山村集落景観の保全と活用」というところに、上狛環濠集落、山城茶問屋街、それから木津本町通り、船屋通り、こういったところを生かして、伝統的な町並み環境の保全・活用の方策について市民の皆様とともに検討しますと、こういう内容を入れてございます。
 今後、どういった事業として位置づけをして取り組んでいくかということについては、この総合計画の中にうたっております関係も含めまして、検討させていただきたいというふうに思います。
 それから、最後の来る3月28日に行われます「まちづくりへの提言」ということで、立命館大学の山崎先生と、そしてゼミの学生の皆さんによります卒業論文に合わせた「木津の歴史的町並みと景観づくり」、そして「奈良街道の現況とその活用に向けて」、そして3点目が「木津・山城・加茂、歴史を生かしたまちづくり」と、こういうことで、学生の皆さんと山崎先生にご講演と研究発表をしていただきます。
 こういういろんな新鮮なご意見も参考にしながら取り組んでいく必要があることは十分認識しておりますので、そういった皆様方の力もかりながらまちづくりを進めていきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 倉さん。
   (倉 克伊君登壇)


◯5番(倉 克伊) 私が言いたいのは、観光を通して、その魅力を市の内外に知っていただくということはもとより、それが市の活性化につながらなければすべての事業が生きてこないということであります。
 市民協働の事業は、担当課や観光協会で企画、立案はできても、魅力あるまちづくりの事業として、観光にかかわる行政のハード面の役割は幾つもあります。
 例えば、道路や散策道の整備や休憩所やトイレの各所への案内板の配置、また各地域の町並みの保存整備やそれぞれを結びつける手法、当尾地域の石仏群の整備環境など、今すぐにやらなければならない事業だけでも、このようにいろいろ浮かんできます。
 市長はマニフェストの中で観光について幾つかの項目を掲げられておりますが、観光協会の設立はこのスタートだと考えます。観光協会が本当に実りある団体として成長してもらうために、また木津川市を、市民の方はもちろん、対外的にも広く知ってもらうためには、各課が連携をした組織であることが必要です。
 ソフト面は担当課や観光協会ができても、行政全体のハード面のフォローがなければ、こういう事業は形式だけになってしまうということです。建築課や管理課の、いわゆる工事部はもちろん、企画課など、挙げれば切りがないと思います。もちろん費用が伴うことであり、年次計画を持って進めなければなりませんが、このことは市全体が潤うことでもあり、活性化にもつながります。
 最後に、観光を活用して市民とともに知恵を出し合い、魅力あるまちづくりを進められる市長、そして市民協働のまちづくりを提唱されている市長として、市行政全体を取り上げてこういう事業を進められるというようなことについて、どうお考えでしょうか、お聞きをいたします。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 倉議員のご質問にお答えをいたします。
 市全体を取り上げてどういうことを考えているのかというご質問でございます。
 私は、まず合併してすぐに取り組みたいというふうに思いましたのは、やはり市民の皆様が一体性を持っていけるようにどうすればいいのかということを一番強く思いました。そのためには、やはりお互いの市のことをよく知っていただきたい、理解をしていただきたい、そこからやはり市民の人たちが一つになっていただけるのではないかということで、まずは「木津川歩きの便利帳」ということで、市のそれぞれ町の旧町、町の魅力をそこに1冊にまとめまして、皆様の全戸配布をさせていただいて、市の様子を皆さんに知っていただこうということで、まず先にそういった事業を進めさせていただきました。
 いろいろ転入していただける方からのご意見も聞いておりますと、本当に文化財、そういった古い歴史が身近に感じられるところに住めるということは、非常に魅力があるということも聞いておりますし、そういった中で木津川市を選んでいただいた方も多くあるということも聞いております。
 まずは、子どもたち、そして今住んでいただいてる方に、自分のまちの歴史や魅力を知っていただいて、自分のまちを好きになっていただく、このことがやはり新しい市となって一体性の確保につながるというふうに考えました。
 そういった中で、市の魅力の発信、バスのツアーでありますとか、いろんな企画をする中で皆さんに知っていただく機会をつくってきたところでございます。
 しかしながら、まだまだ不十分でございます。今回、観光協会が立ち上がりまして、これまで行政だけではできなかった、そういった部分につきましても、観光協会が深くかかわりを持っていただける、また個人のお店とも連携をしながら発信もできるといった、そういう取り組みもしていただけるということで、非常に期待をしているところでございます。
 とにかく、今いろいろ提案をいただきました歴史的な街道につきましても、今後、そこで住んでいただいてる皆様のお力添えがなければ、やはり盛り上がりも出てまいりませんので、皆様とどういうふうな連携ができるのかも十分に協働しながら事業を進めさせていただきたいというふうに思っております。
 皆さんが力をいただけること、そして行政がやるべきこと、それを連携しながらやっていくことが大切であるというふうに思っております。
 木津川市の宝物、それをいかに発信していくかということについて、行政、そして観光協会、そして市民の皆様と、また議員の皆様と一体となって取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 倉さん。
   (倉 克伊君登壇)


◯5番(倉 克伊) ありがとうございました。
 遷都1300年祭と国民文化祭につきましては、予算通過後、早い時期にやはり市民の方に周知徹底をしていただきたいと思います。
 今、私が質問した内容は、財政的にも大変金額がかかるものもございます。今、市長がおっしゃったように、一体性の確保という意味で、できることからやっていただいて、一刻も早く木津川市が一つの形で動いたらなと、このように思う次第であります。
 どうもありがとうございました。


◯議長(中野 重高) ただいま11時3分、11時20分まで休憩します。
   午前11時03分 休憩
   午前11時20分 再開


◯議長(中野 重高) ただいま11時20分、休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続けます。
 3番目、山本喜章さん。
   (山本 喜章君登壇)


◯19番(山本 喜章) 19番、伸政会の山本喜章でございます。
 通告書に基づきまして、2点の質問をしたいと思います。
 1点目の質問に入ります。
 昨年よりことしの2月8日までかかりまして審議会の方で協議をされ、建設場所が答申され、それを受けて、行政で決定をされました清掃センターの計画についてをお聞きしたいと思います。
 平成21年度内に、地元に提示をされたというふうに思いますけれども、この地元協議は計画どおり終わるというふうにお考えですか、現在はどのように考えておられるか、お聞かせ願いたいと思います。
 それから、基本計画、建設仕様等について、3年間はかかるというふうに聞いておりますけれども、この件についてはどういうふうになっていくのか。
 そして、また工事期間は、入札も含めて、どのようになっているか。これは、21年2月に資料として提出されまして、3年ないし4年はかかるというふうに聞いておりますけれども、これには変わりはありませんか。その辺のところについて、この3点についてお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 山本議員のご質問にお答えをいたします。
 クリーンセンターの建設候補地につきまして、去る2月8日に清掃センター建設審議会の答申を受け、市におきまして内容を検討した結果、2月9日に答申どおり、鹿背山川向地内を建設候補地といたしました。
 地元住民の皆様に、この候補地でのクリーンセンター建設について、ご理解とご協力をいただけるよう、今後、努力をしてまいりたいと考えております。
 打越台環境センターの老朽化の状況などから判断をいたしますと、一日も早くクリーンセンター建設に着手をし、稼働させることが求められていますが、地元の皆様に、クリーンセンター建設についてご理解をいただくためには、時間を要すると考えております。
 現時点におきましては、地元の皆様のご意見をお聞きし、粘り強く説明することが大切であると考えております。
 ほかのご質問につきましては、担当部長よりご答弁申し上げます。


◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)


◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 山本議員の2問目と3問目につきまして、私の方からご答弁をさせていただきます。
 まず、2問目のクリーンセンターの基本計画・建設仕様書等の策定に要する期間についてのご質問でございます。
 クリーンセンターの建設には、あらかじめ環境影響調査や都市計画決定などの手続が必要となってまいります。
 環境影響調査は、クリーンセンターの施設規模にもよりますが、京都府条例に基づく環境アセスメントの対象事業となりますと、実際の調査期間を含め、手続に3年程度必要と考えております。
 また、都市計画決定に関する手続につきましても、環境影響調査と整合性を持って進めることが必要となります。
 基本計画及び建設仕様書などのクリーンセンター建設工事の発注に必要となる事項につきましては、この環境影響調査の取り組み状況なども考慮しつつ、その調査期間に合わせて進める計画をしております。
 次に、3問目の工事期間について、これは21年2月に議員の皆様方にお渡しをさせていただきました建設計画のことでございますが、この資料による3年から4年に変わりはないかというご質問でございます。
 おおむね100トン処理の規模のクリーンセンターの工事期間につきましては、全国にあります先進事例などを調べますと、3カ年前後の期間を要している事例が多いということでございます。
 敷地造成など、地域特性により工事期間が異なる工種もございますが、現時点におきましては、工事期間について特に変更はございません。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)


◯19番(山本 喜章) それでは、再質問をさせていただきます。
 2問、3問目につきましては、今、部長の方から答弁がありましたように、これは期間さえあれば、遂行していけるというふうに、私もそういうふうに思っております。
 ただ、1問目の地元交渉でありますが、これにつきましては、前回の中央地区に決定されたとき、そしてまた今回、審議会で答申を受け、検討され、決定された用地、地元住民にとっては、どっちも同じような印象を持っておられるんではないかと、このように変わりないというふうに思うわけでございますけれども、行政の方では、住民も入ってもらった審議会であるという観点から、その選定方法については違うというふうに理解をされているようでございます。
 私もそのように思いますけれども、地元の人にとっては、決められた土地については、中央地区のとき、そしてまた今回の鹿背山川向地区につきましても、印象としては同じであるというふうに思われますけれども、どのように理解をされているか、市長、その辺についてご答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 山本議員のご質問にお答えをいたします。
 前回、中央地区、また今回も鹿背山ということで、場所は異なっておりますが、以前あった場所ということで、地元の皆さんには理解をいただけないのではないかというご質問でございます。
 当然、同じように、場所は違いますが、鹿背山ということの中で、地元の皆様はいろいろと思いを持っていただいているというふうに考えております。
 今回の審議会におきましては、地元の代表といたしますか、公募としてお二人が入っていただいたという経過もございますが、一定のご意見も十分に反映させていただく中で選考していただいたということで、最終的に場所を決定していただきました。
 これを受けまして、住民の皆様には、誠心誠意、やはり粘り強くご理解をいただけるように、私といたしましても最大の努力をしてまいりたいというふうに考えております。


◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)


◯19番(山本 喜章) 以前、加茂町の焼却場が現在の南加茂台地区に用地選定され、当時は南加茂台の住宅もなかったときでございまして、そこに仮道路が造成され、団地形成されるまでに、そこに決定されて、地元交渉に入られたわけでございます。
 そのときの地元といたしまして、私の住んでいる尻枝地区、そしてまた里地区、この二つの地区が隣接区ということで交渉をされました。私も、その中に入っていたことを今思い出しておるわけでございますけれども、こういう面から、その地元になる住民に与える影響といいますか、以前、加茂町のときとは技術革新も進んでおりますし、クリーンセンターという名称も変わっておりますけれども、そういう面では、何ぼかの違いはあるとしても、やはりその地域住民に対する与える影響というものは、大きいものがあるというふうに思います。
 そういう面で、今回の鹿背山地区に隣接する鹿背山区、そしてまた加茂町側では法花寺野地区、大野地区があるわけでございます。そういうところにも、やはり行政からの説明、あるいは了解を得るということを考えておられるのかどうか、お聞かせ願いたいというふうに思います。


◯議長(中野 重高) 生活環境部長。
   (生活環境部長 田中 達男君登壇)


◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。
 山本議員の再度の質問にお答えをさせていただきます。
 現在の候補地、鹿背山の川向地内で候補地を決定いたしまして、隣接をいたします大野地区への対応のご質問でございます。
 このことにつきましては、去る2月8日に答申が出まして、9日に市として機関決定をさせていただきました。もうそのときに、既にこの答申の出た内容につきまして、大野地区の法花寺野区長さんのところと加茂の西部の地域長さん、いわゆる加茂の高田の区長さんでございますが、お二人に面会を求めまして、ご説明をさせていただいております。
 今後、具体的に説明会の時期が来ましたら、また改めてお願いしたいということもお願いをしております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)


◯19番(山本 喜章) 今、部長の方から答弁がありましたように、やはり幅広く、地元ではないですけれども、隣接区ということで、丁寧なる説明をして、住民の皆さん方のご理解を得てもらうことが大事だというふうに思っております。
 この地元理解が終われば、もう8割以上の進展になるんではないかというふうに私も思っておりますので、住民の立場に立ってご説明をしていただくようにお願いをしたいと思います。
 清掃センターにつきましては、そういうことで、ご理解を願うように説明会をお願いしたいと、このように思っております。
 それでは、次に当尾小学校の件に関しまして、質問をさせていただきます。
 平成22年4月に当尾小学校が統合すると教育委員会の方で公表され、もう早1年が経過し、その間、地元住民、それから育友会から、請願書、また要望書が提出され、6月議会では請願書の採択がなされたことは、もう当然、教育委員会でも検討をしていただいているところでございます。
 しかしながら、私はこの1年間、この当尾小学校の問題について、議会ごとに質問をしてまいりました。しかし、育友会、そしてまた地域との話し合いにつきましては、6月議会から9月議会の間には、一回もその話し合いの場がなかったというふうに聞いております。そして、9月議会から12月議会の間には、育友会の役員さんの関係の説明会と育友会全体の説明会をされたと。
 だが、役員さんのときの話し合いの中では、理解が得られたように思うというような感じで教育委員会の方では感じられたようでございますけれども、その後の育友会全体の中では、ちょっと違ったニュアンスでその集会は終わられたというふうに聞いております。
 そして、また特定の方の発言が多くて、全体の意見が聞けなかったというふうなことも、教育長の方から12月の答弁でも聞かせてもらっております。
 それから、今議会までにも、育友会の方で説明をされたように聞いております。その間につきましては、前回と同様の説明しかできなかったというふうに聞いております。
 今回の質問につきましては、今春の22年の4月に統合すると言っておられましたけれども、今現在、議会の方ではそういう教育委員会の発表はありませんでしたけれども、育友会の方には、22年の合併はないというふうに、統合はないということで話をされたというふうに伺っておりますけれども、本当にもうないのはわかっておりますけれども、確かに22年4月の統合はないんですかという質問。
 それから、12月からきょうまでの地域と育友会との説明会は、またその内容はということで、中身をお聞かせ願いたいと思います。
 それから、3番目に、統合を進めるとすれば、そのスケジュールはどういうふうになるのか。といいますのは、教育委員会の方では、子どもたちの教育の保障をするためには統合しかないというふうに今までずっと言い続けておられるわけでございますので、そういうことで進めるとするならば、どういうスケジュールにされるのか。
 それから、4番目に、検討委員会の立ち上げはできましたか。そして、またメンバーはどうですか。そして、また協議がされた場合は、協議内容についてどういうふうな内容がありましたかということで、この4点についてお伺いをしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 教育部理事。
   (教育部理事 大谷 和久君登壇)


◯教育部理事(大谷 和久) 教育部理事でございます。
 山本議員の1点目のご質問にお答えいたします。
 当尾小学校の統合時期につきましては、これまで平成22年4月としてまいりましたけれども、保護者の方々の理解を十分に得るために、平成23年4月を目標にしたいと考えております。
 2点目のご質問でございますけれども、PTAの皆様との話し合いにつきましては、本年2月5日にPTA会員の皆様よりご意見を伺い、教育委員会としての説明を行いました。
 内容といたしましては、最初に、先ほど答弁させていただいた統合時期について話をさせていただいた後、統合に向けて、具体的な統合校との児童の交流について話をさせていただいております。
 また、その後、保護者の皆様方から統合にかかわってのご質問等を受けました。
 ご質問の内容につきましては、「通学はどのようになるのか」や「子どもたち同士の交流活動の具体的なあり方について」など、統合に向けたご質問もありましたし、「特認校制度について」や「統合以外の方法を模索して存続」ということを望まれる声もございました。
 今後も、保護者の皆様方にご理解いただけるよう、話し合いを続けていく予定でございます。
 また、その後、地域の皆様方とも話し合いをする機会を持ちたいと思っております。
 3点目の「統合を進めるならば」というご質問についてお答えいたします。
 具体的なスケジュールにつきましては、統合校児童との授業や学校行事など交流活動を計画的に1学期より開始し、子どもたち同士の人間関係を1年間かけて構築した上で、平成23年4月を目標に統合してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 副市長。
   (副市長 今井 洋一君登壇)


◯副市長(今井 洋一) 山本議員の4点目のご質問にお答えいたします。
 当尾小学校の跡地利用検討委員会につきましては、12月議会でもご答弁いたしましたとおり、当尾小学校の統合を前提とした委員会でございます。
 委員会メンバーといたしましては、副市長の私、教育長、市長公室長、総務部長、加茂支所長、教育部長、その他、必要に応じまして関係部局長が参画することとしております。
 しかしながら、当初計画でありました平成22年4月統合が、ただいまのご答弁のとおり、平成23年4月を目標に延長するということで教育委員会から報告がありましたので、来年度、すなわち22年度から検討委員会を開催してまいりたいと思っております。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)


◯19番(山本 喜章) 今、初めて私は23年の4月に統合するという教育委員会の方針を聞かせていただきました。
 聞かせていただく機会は何回もあったように、何ぼでもあるというふうに思われますけれども、きょう初めて聞かせてもらいました。
 これにつきましては、統合する前提に、育友会との話し合い、そしてまた地域の皆さん方との話し合いを持つというふうに今答弁がありましたけれども、過去1年間の経過を見てまいりますと、育友会が納得して、これは地域住民については、もう報告だというふうな感じを受けるわけですけれども、そういうことではないのかなというふうに思います。
 それと、なぜそういうことを言いますかと言いますと、当尾小学校につきましては、創立130年余りの年月が経過しておる学校でございます。そういう意味では、130年間、地域がはぐくんできた当尾小学校でありますので、やはり地域住民の皆さん方の理解も、育友会もそうですけれども、やはり地域の皆さん方の理解を得るということが大切なことであるというふうに思います。
 それと、もう一つは、先ほども言いましたように、6月議会では請願が出ております。それはどういうことかと言いますと、地域の学校であるんで、この学校をどういうふうに考えたらいいのかということで、第三者機関のようなものを使っていただいて検討していただきたいと、こういうことの請願でありました。そういう意味では、今、教育部局も、市長部局も、その件については触れておられないのが事実でございます。
 12月議会でも、私が副市長に、何とか住民の代表でも入った委員会にしてほしいという、最後にでしたけれども、要望も言っております。そういう面では、やはりできるだけ地域の皆さん方のご理解をいただくような集会をして、理解をしてもらうという考えはあるかないか、その辺のところ、教育委員会も、市長部局の方でもあろうかというふうに思いますので、ご答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 教育部理事。
   (教育部理事 大谷 和久君登壇)


◯教育部理事(大谷 和久) 教育部理事でございます。
 山本議員の再質問にお答えいたします。
 請願につきましては、かねてから申してますように、その趣旨を真摯に教育委員会としても受けとめております。
 また、今回までずっとPTAの皆様方に説明会を実施してきたことにつきましても、やはり子どもたちの教育のあり方に対して責任を負うという教育委員会でございますので、そのような視点から、まず保護者の皆様方にご理解を得るということから、保護者の皆様、または昨年度は未就学の保護者の方も入って説明会の方を持たせていただいたところです。
 議員おっしゃっておられますように、地域の方々に対してというような点でございますけれども、先ほど申しました2月5日の説明会、PTAの保護者の皆様方なんですけれども、そのときに、地域の方にその説明会にも入ってほしいというようなご意見がありました。
 ついては、そのときにそういう要望がございましたので、次回のPTAの皆様方への説明会のときには、地域長の方にもご案内を差し上げる予定をしております。
 また、その後、保護者の皆様方にご理解を一定得られた中で、地域の方にも出向かせていただいてご理解を得たいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 副市長。
   (副市長 今井 洋一君登壇)


◯副市長(今井 洋一) 山本議員の「検討委員会に住民代表を入れては」という再質問でございますけれども、先ほど申しましたように、委員会メンバーに、加茂地域を代表します加茂支所長を加えておりますので、地元のご意見・ご要望をしっかり把握した上で、この委員会で議論をしていただくということで入れておりますし、あと小学校の親御さんの関係とかがありますので、教育部長にも入っていただいておるということで、今のところ、検討委員会に住民代表の方に参画していただくという考えは持ち合わせておりません。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)


◯19番(山本 喜章) 教育部理事さんの方からは、地域長を交えてという、次回の集会には来ていただいての説明会をしたいという返事をいただきましたけれども、今現在あります当尾の地域を考える会ですね、その中に、代表ですけれども、育友会と、それから地域長と、それからその考える会の会長と3人入っていますので、できたらその3人を入れていただくようにお願いをしたいというふうに思います。
 それから、副市長の方で答弁をいただきまして、加茂支所長が入っていますので、地元の代表等、変わりないような答弁がありましたけれども、これは行政の方でございますので、これは副市長の考えておられる地元の人ということには当たらないというふうに思います。そういう面では、もう一回考え直していただきたい。できれば、地域長でも入ってもらって、その中で協議をしていただきたいと、このように思います。
 その辺について、どうですか。教育委員会、そしてまた市長部局、ご回答をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 教育部理事。
   (教育部理事 大谷 和久君登壇)


◯教育部理事(大谷 和久) 教育部理事でございます。
 山本議員の再質問にお答えいたします。
 次回の保護者の皆様方への説明会のときに、先ほど申しましたように、地域長の方につきましては、ご案内を差し上げるということだったんですけれども、当尾の未来を考える会の方の方につきましては、また検討の方をさせていただきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 副市長。
   (副市長 今井 洋一君登壇)


◯副市長(今井 洋一) 山本議員の再質問にお答えいたします。
 検討委員会に、できれば地域長さんに入ってもらいたいというご質問ですけれども、この検討委員会ですので、まず検討すべき中身は、跡地として、教育財産として残すのか、その他の行政財産として残すのか、あるいはそれ以外の普通財産として残すのかと、活用するのかということを、まずは十分に議論する必要があるというふうに考えております。
 私も先ほどご答弁申し上げましたけれども、加茂の支所長さんはイコール地元の人だと、そういう認識はしておりませんけれども、地元の歴史・経過・事情、ご意見・ご要望、そういう事柄に精通した職員であるということから、加茂支所長さんに参加をしてもらおうというふうに考えておりますので、先ほども申し上げましたように、現時点で地域長さんを検討委員会に参画していただくという考えは持っておりません。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)


◯19番(山本 喜章) 教育委員会では、ほかの2名については検討させていただくという返事をいただきました。入れるようにご検討をお願いをしたいと思います。
 それから、副市長にもう一度お伺いしたいと思います。
 地元に精通した支所長であるということで入ってもらうということで、地元の人と同じような考え方を持っておられるというふうに理解するわけでございますけれども、ここに支所長もおるわけでございますけれども、来年は定年なさるというふうに聞いております。そういう意味では、もう配置が決まったのかなというふうに理解するわけですけれども、そういう精通した方が支所長に来られるのか、その辺のところは、副市長、どうですか。


◯議長(中野 重高) 副市長。
   (副市長 今井 洋一君登壇)


◯副市長(今井 洋一) まず最初に、私は加茂支所長というふうにご答弁申し上げました。個人を特定しておりません。
 それから、今のこの議場の中におる米田支所長、私はこの間、ずっとその手腕を尊敬し、信頼申し上げております。そういうことで、ちょっと議員の発言は余り私としてはふさわしくないのかなというふうに思っております。
 また、やめる、やめないにかかわらず、職責として加茂支所長という立場は、そういう立場で力量・見識を発揮するものだというふうに考えておりますので、だれがなろうとも、加茂支所長さんにメンバーとしてなってもらいたい、またその必要があるというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 山本さん。
   (山本 喜章君登壇)


◯19番(山本 喜章) もう質問をやめとこうかなと思いましたけれども、副市長から答弁がありましたので、言わせていただきますけれども、先ほど答弁の中に、22年度4月から検討委員会は発足するということをおっしゃいましたので、先ほどの質問をしたわけでございまして、決して加茂支所長が精通していないということを言っているわけじゃございませんので、誤解のないようにしていただきたいというふうに思っております。できるだけ、やはり住民の意見を聞いていただいて、理解をしてもらうのが一番だというふうに思うんです。
 そういう意味からは、先ほどの私の言った質問がお気にさわればご勘弁を願いたいというふうに思いますけれども、そういう気持ちで言っておりますので、よろしく、これから当尾小学校のあり方についてご協議を願いたい。そして、また住民の皆さん方の理解を本当に得てもらうことが肝心だというふうに思っておりますので、これについては重ねて要望をして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。


◯議長(中野 重高) ただいま11時59分、13時まで休憩します。
   午前11時59分 休憩
   午後 1時00分 再開


◯議長(中野 重高) ただいま13時、休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問をする前に、副市長から午前中の件で申し出がございましたので。
 副市長。
   (副市長 今井 洋一君登壇)


◯副市長(今井 洋一) 先ほどの山本議員に対する私の答弁の中で、私の過去の人事異動の経験事例の中で、思わず感情的になりまして、冷静さを欠いた発言をしましたことを深くおわびいたします。どうも申しわけありませんでした。


◯議長(中野 重高) 呉羽さん。


◯8番(呉羽 真弓) 今の副市長の発言は、ちょっとどういう意味かわからないですけれども、そもそも一般質問中の発言について、当然、議員側には発言する時間も十分あるわけですので、それに対して質問、応答するという関係の中での一般質問の構造であります。
 一々発言を取り消されたりというようなことを、どういう休憩中にお話があったかは知りませんけれども、発言自体には責任を持って発言されていると思いますので、自主的に発言を取り消されるということであるならば、そうなんですけれども、進め方としてちょっと違和感を感じますので、どういうことの経緯があったのか聞かせてください。
   (「動議もないのに」と言う者あり)


◯議長(中野 重高) そうやね。今のは、ちょっと待ってください。静かにしてください。今、取り消しじゃないという理解をしてるんですが。取り消すという意味じゃございませんので、呉羽さん。
   (「呉羽さんのやつは動議もなしに質問できるんですか」と言う者あり)


◯議長(中野 重高) 議事進行します。
 4番目、村城恵子さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 日本共産党の村城恵子です。発言通告に沿って四つの質問をします。
 初めに、里山再生で鳥獣被害対策と仕事おこしをとの質問と提案です。
 猿が出てきて困るとの話が日常的になってきました。住宅街へあらわれたとの話も入るようになりました。何とかならないのかという問いかけを私自身もされました。全国どこでも頭を痛めている問題ですので、調べてみました。
 鳥獣被害の増加原因はいろいろで、狩猟免許を持っている人が減った、エネルギー政策の転換で薪やマキの需要が激減し、林業の衰退で放置林や放置竹林がふえた。農業の衰退で荒廃農地が増大した。農山村人口の減少、地球温暖化で鳥獣の子が育つようになったなどなどさまざまですが、基本的要因は農林業の衰退にあることは間違いないと言われています。木津川市の鳥獣被害にかかわる現状と具体的な取り組みをお答えください。
 鳥獣被害解決の基本は、一つは、ふえ過ぎたものは生態系の維持に支障がない範囲で生育数を調整する。二つに、山からおりてきた害獣を再びもとの山に戻す追い払いを行う。三つ目に、より根本的には農林業政策の基本的な見直しによって農山村の活性化を図る。この3点が重要視されています。
 この3点の具体化が専任捕獲班の設置、被害の実態と問題解決の重要性を市民に知らせる里山再生になると思いますが、将来的展望、対策は木津川市ではお持ちでしょうか。
 鳥獣被害の問題は全国的な問題ですが、木津川市でも現状の対策だけでは年々深刻になっており、根本的解決になっていないのは明らかではないかと私自身は感じております。将来的解決の見通しを持った里山再生整備事業を立ち上げ、建設関係者、農業従事者、退職者、失業中の方などを巻き込んだ取り組みで、仕事おこしと里山再生を行い、鳥獣被害をなくしてはどうでしょうか。
 木津川市が観光を重視するなら、景観と観光は一体の課題です。現状のままでは鳥獣被害は拡大し、農山村はますます荒廃していくことは目に見えているんではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 そのために、整備事業で出される竹や材木は炭にして、畑や山など土壌改良に使ったり、さらに肥料として開発するなど、さまざまな研究をしながら対策を行っていく農山村の里山再生の対策を行っていくことが重要だと考えております。学研開発研究都市の利点を生かして、企業や京大などと連携した開発に取り組んではどうでしょうか。
 しかし、これをただやれるかというと、なかなか難しい問題があると思いますので、里山再生庁内プロジェクトチームを立ち上げて、鳥獣被害も含めたそういう対応を5年間、あるいは10年間という長期的な見通しで、しっかりと確立することが必要だと思います。予算も組んで、市民を巻き込んだ、そういう取り組みを提案したいと思いますが、この点についても答弁をお願いしたいと思います。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 農業を取り巻く環境は年々厳しくなってきております。農業従事者の高齢化、担い手不足、後継者問題など、さまざまな要因が重なり、遊休農地となっているのが現状で、木津川市としても例外ではありません。また、猿、イノシシ、シカといった野生鳥獣による被害のため、やむを得ず耕作を放棄している農地があるのも事実であります。
 このような中、有害鳥獣の対策に向け、捕獲による個体数の調整、防護さくによる被害防除、バッファゾーンの整備による野生鳥獣との共存を柱に置いて、予算を今議会においてお願いをしているところでございます。
 具体的取り組み、またその他のご質問につきまして、担当部長よりご答弁を申し上げます。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。村城議員のご質問にお答えさせていただきます。
 具体的な取り組みといたしまして、効率的かつ広域的な捕獲の実施に向け、市内各地域の実行組合単位で、有害鳥獣捕獲から複数の地域にまたがった捕獲体制ができるよう現在取り組みを進めているところでございます。また、防護さくの設置に伴う補助金の交付、バッファゾーンの整備といった施策も実施してまいりたいと考えております。
 現在、生態系の維持に支障のない範囲の中で、各地域の猟友会に委託しまして、有害鳥獣の捕獲を実施しているところでございます。銃器を扱う有害鳥獣捕獲員として、木津川市全体では28名、捕獲箱、わなを取り扱う捕獲員といたしまして11名の捕獲員が、鳥獣による被害から農作物を守っていただいており、年々捕獲数も増加しております。今後とも猟友会と連携をとりながら、有害鳥獣の個体数の調整に努めてまいりたいと考えております。
 また、対策といたしまして、バッファゾーンの整備を予定しております。これは圃場と山林との間を一定幅に刈り払いを行い、人里と山林とを分け隔てることにより、害獣の進入に対して抑制効果があるとされております。
 続きまして、農山村の活性化についてでございますが、人と自然が共生していく里山の役割は重要であります。自然に触れ合うことにより心をいやしながら心をはぐくんでいく、このような心を育てていくすばらしい環境が木津川市にはたくさんあります。現在里山の保全、再生については、そのほとんどがボランティアの人たちで行っていただいているのが実情であります。木津川市といたしましても、里山の保全、再生に向けた取り組みを強化していきたいと考えております。
 仕事おこしと里山再生を行い、鳥獣被害をなくしてはどうかというご質問でございますが、里山が荒れる原因の一つとして、農林業の衰退により所有者が山林、畑を管理できなくなったことが挙げられます。木津川市でもそのような管理ができなくなった竹林、いわゆる放置竹林が大きな問題の一つとなっております。
 竹は放置することにより、すぐに山を覆い尽くし、周りの生態系を変えるものではないかと危惧されております。荒れた里山が鳥獣の巣窟となり、えさを求めて人里近くまでおりてきて、畑などを荒らし、農作物の被害が拡大しているのが現状であります。木津川市では林業振興事業の一環として、森林組合のご協力のもと、放置竹林の伐採をしております。
 さらにサントリーホールディングス株式会社によります「天然水の森 きょうと南山城」の事業化による、間伐を始めとする森林整備事業が地元森林組合に委託、実施される見込みであることから、森林事業における新たな人材育成、雇用の道が開けるものと期待しているところでございます。
 里山再生庁内プロジェクトを立ち上げ、しっかりとした予算を組んで、市民を巻き込んだ長期的な取り組みをというご質問でございますが、里山再生において放置竹林の整備は必要不可欠と考えております。
 そこで出される資源についても有効的な活用方法を見出していく必要があると考えられます。竹は可能性のあるものとして注目されており、竹を使ったさまざまな加工品や竹炭、竹チップといった幅広い活用方法が模索されます。また、最近ではエネルギーの一つとして、また住宅建材としての利用研究も重ねられております。
 木津川市は関西文化学術研究都市の中核を担っています。この一つの可能性から新たな未来の展望が見られるよう、関係機関と連携を図りながら里山再生に努めてまいりたいと考えております。
 幸い、先ほど申しましたが、サントリーホールディングスによる「天然水の森 きょうと南山城」が本市でも実施される予定です。この事業におきましては、森林整備はもちろんのこと、森林に進入した竹林の伐採にあわせて、竹林の利活用も検討していただけることと伺っておりますので、里山再生に向けた第一歩として、サントリーホールディングスが契約を行う大学の先生方やコンサル会社などと連携を図り、長期的な展望についての模索を始めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 一つ一つ具体的に質問などもしていきたいと思います。きのうも隣の席の山本議員と話をしておりました。当尾のほうの方から大変猿が出てくるという話が多く言われているわけですけれども、山本議員も当尾の方ですが、14日の午後4時ごろ30頭の猿が、15日の朝6時、きのうの朝6時ですか、やはり30頭の猿が家のところに来て、それで小さな穴からちょっと小猿が入ったという、そんな話をしておりまして、子どもたち、お孫さんですか、出せないんだという、そんなこともちょっとお話しなさっていました。私も最近聞いた話では20頭ぐらいの猿が群れで来るので、ちょっと危険も感じるし、何とか本当にならないのかというそういう話を聞いております。
 いろいろとお話を聞いておりましたら、瓶原の方では電気さくを設置した関係でバッファゾーンの整備、これが具体化しているという話でしたが、残念ながら当尾の方では支所の方にお電話を入れるという形で、住民の方たちも追い払いをしたりとかしておりますし、支所の職員の人たちも大変な思いで駆けつけたりという、そういうことはありますが、具体的な対応がなかなかないというそういう状況ではないかと思います。
 山城の方でも猿は日常的に出ていますよというお話を聞かせていただきましたので、大変これから具体的にどうしていくのかなというのがないと、大変な問題になってくるんではないかなというふうに思っております。そういう点につきましては合併をしました。合併をしましたので、なかなか加茂や山城での猿の問題というのは、木津に住んでいるとほとんど頭をかすめもしないような問題なんじゃないかなというふうに思うことがあります。
 私自身南加茂台に住んでおりまして、初めて議員になった15年前ごろから、議会で猿の被害の話が一般質問で出されても、全然ぴんとこなかったんです。そういう点では大変鳥獣被害の問題というのは直接そこに携わる方たちにとっては大変大きな問題ですけれども、一歩離れておりますとさほどでもないという、そういう状況があるんではないかと思います。その点について、市長の認識をお尋ねしたいと思いますが、鳥獣被害は猿だけではなく、シカやイノシシやまたアライグマ、そういうものがありまして、大変大きな問題になっていると思いますが、市長自身はどのようにとらえているのか、聞かせていただきたいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 猿が非常に多くの群れを組んで出てくるということで、非常に危険であるということ、そういうことのご質問でございます。私も海住山寺に行かせていただいたときに、当尾の瓶原の農作物をつくっておられる方の横でたくさんの猿がいてたのを見て、本当にこんな身近で人がいても来るんだなということで、本当にびっくりもいたしましたし、また海住山寺の帰り道も猿が道を横切るといった本当に身近なところで何頭も目撃をしたということの中で、非常にそういった思いで皆さんはいていただくんだということで、身近に感じたところでございます。
 そういう中で、木津川市といたしましてもそれぞれのやはり町の問題というのは、もちろん合併いたしまして、状況については把握するようにということで、それぞれの職員が努力をしておりますし、私も当然現地に運びまして、自分の目で確かめるといったこともやっておりますし、何とかこの問題について解決策はないかということで、今部長の方からもお話がありましたように、バッファゾーンをつくってみて、こういう方法は効果があるのではないかとか、市だけではだめですので、もう少し広い範囲で捕獲をしていこうとか、京都府とのいろんな指導もいただきながら、現在、それに向けて努力をしているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 大変大きな問題になっておりますが、例えば当尾は観光の地域だと思います。ハイキングの方も大変多く来ていらっしゃいますので、当尾の浄瑠璃寺に車で行くだけではなく、ハイキングなども楽しみながら行っております。
 そうしますと、放置竹林、竹がどんどんどんどん伸びますけども、この間雪が降りました。そのときに竹が倒れたんですね。そうしますと本当に放置竹林で竹が生い茂っているだけではなく、次々と倒れておりまして、それが割れて倒れているという、そういう状況が大変ひどい状況があります。これを1本1本切っていくというのは、これはそこを持っている、民有地を持っている方が個人でやるのは大変厳しいんではないかという、そんなふうに思います。そしてまたこれをボランティアの方たちも一生懸命里山再生のために力を尽くしておりますが、しかし広大な地域を再生するのは大変だという、そんなふうに思っております。そういうことを考えますと、やはり一定の予算を組んで、市が具体的に住民の方たちに働きかけて組織をつくっていくということが大変重要ではないかと思います。
 先ほど電子さくができている瓶原ではバッファゾーンの整備も今具体的にしているし、それからサントリーホールディングスの「天然水の森 きょうと南山城」という取り組みも始まったという、そういうことがありました。私はこれは大きな力を発揮して、本当に里山再生と鳥獣被害対策、こういうことが解決の兆しが見えてくる大きな力を発揮していくんではないかと思いますが、一方で、当尾地域やそうでないところでは、そのまま何も知らないまま地域格差が生まれてしまうんじゃないか、そういうふうにも感じますが、その点についてはいかがでしょうか。これは建設部長の答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) バッファゾーンの関係につきましても先ほど議員がおっしゃったとおりでございまして、今年度につきましては瓶原地域を中心といたしまして、約4.8ヘクタールほどの刈り払いを行っているところでございます。これは京都府の緊急雇用の対策事業でございまして、今京都府の方で、今現在も進行中でございます。来年度につきましては市の方でも、多少ではありますが予算をつけながら、市の方でもこのバッファゾーンにつきましては対策をやっていきたいというふうに考えているところでございます。
 また、サントリーホールディングスの関係でございますが、この件につきましては、木津川市の方でも瓶原地域、また山城地域の方でもその範囲としてやっていただけることになったわけでございますが、これにつきましては民有地は入ってございません。そういうことから、森林組合、財産区財産といいますか、そういうものを中心とした格好の中でやっていくようなことで聞いておりますし、今後もその範囲については、今一たん契約を結んだわけでございますが、今後につきましてもその該当地といいますか、そういうようなものがあればサントリーの方でも拡大をしていっていただけるということでございますので、我々としても積極的に紹介をしていきたいというふうに思っておりますし、サントリーホールディングスにおきましてはいろんなコンサルの方、また先ほども申しましたが大学の先生方との協議も進めながら、施策、また竹の素材を生かしたものも販売、またそういうものもやっていただけるということも聞いてございますので、その辺の知恵などをおかりしながら、長期的な展望に立った中で放置竹林並びに猿対策といいますか、有害鳥獣に対します対策も検討していきたいというふうに考えているところでございます。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 一つ、1点確かめさせていただきますが、瓶原で防護さくの被害防除をしておりまして、そこのところのバッファゾーンの整備、これは民有地もあると思いますが、それの整備にかかわっては府の緊急雇用対策で住民負担はないというふうに考えたらいいのかどうか。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) この土地につきましては、茶畑を除いた山林をバッファゾーンとして刈り払いをやっていただいておるわけでございますが、ほとんどが民有地でございまして、これについては民有地の方の負担はないというふうに聞いてございます。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 民有地の負担がなくてこういうふうな形で整備ができるなら、農家の方たちは大変ありがたいことだと思うんですが、なかなか具体的にそのバッファゾーンに入らなかったところにかかわっては、やはり民有地の負担になってしまう、そういうふうに思います。
 それで、いろいろ民有地の場合は難しいということも先に聞いておりましたので、いろいろ調べてみましたが、兵庫県の加西市では里山再生ということで再生補助事業をスタートさせているという、そういうのがありました。これはもちろん整備区域が1,000平方メートル以上、そして上限は5万円にするという、そういう条件があります。その加西市ではさらに機械を、樹木の粉砕機を貸し出します。それから炭化装置も貸し出します。油圧電動竹割機、そういうのも貸し出しますよということが載っておりまして、これは1日2,200円とか、1,000円とかいう形で、種類によって金額が違うんです。
 私も竹を粉砕するというか、破砕するその機械が幾らするのかなと調べてみましたら大体300万円ぐらいするんです。300万円ですと、とても個人で購入するというのは大変難しいと思いますので、これを行政の方が一定購入して貸し出し制度をつくる、そういうふうな形にして、そして援助をするということが一つできるんじゃないかと思います。
 それとまた鳥取県ですけれども、鳥取県の南部町とかそういうところでは、放置竹林整備を支援しますということで、やはり民有地であっても9割の補助を出しますということが具体的に出されておりました。これは自分が自ら行っても、また森林組合などに委託しても、また別の方に委託しても、費用の9割は補助をします。ただし、これは町ですけども、協定を結んで、事業が終了した後5年間は適切な管理をすること、こういうことを義務づけますというこういうことがありました。
 だから、私は最初民有地への補助は難しいというふうに聞いておりましたので、いろいろ調べたんですが、こういうふうな形で府の緊急雇用対策などを使えば民有地の負担がないということも知りましたし、さらに条例などをきちんとつくりましたら、里山再生、そして鳥獣被害対策として、きちんと市の方の取り組みでできるんではないかなというふうに思ったんですが、この点について、これは市長にお尋ねしたいと思いますが、こういう体制が木津川市としてできるならば具体化をしていくという、そういうお考えはあるのかどうか、この点について質問したいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えをいたします。
 ただいまは加西市や南部町、鳥取県、また兵庫県の例をご紹介をいただきました。木津川市としてどういった方法がいいのか、対策がいいのかも含めまして、研究をしてまいりたいというふうに思います。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 行政答弁というのがあって、研究というのはなかなか具体的に実践まではいかない、実施まではいかないというふうに、何か昔議員になったころ聞いたことがありました。検討だともう少し前向きなのかなと。だからこれはなかなか具体化されないのかなというふうに思いました。
 でも、市長は施政方針演説の中で、10年後の子どもたち、未来のためにも財政が厳しい中で、やはり行財政改革はやらなければいけないというふうなことを言っておりましたが、私はやはりそれと同時に、里山をきっちりと守るという体制を今組まなかったら、本当に鳥獣被害というのはますます拡大するばかりで、全国の教訓的な取り組みや上頼みだけではだめなんじゃないかなというふうに思っております。
 特に、京都府というのは全国一の鳥獣被害が、農業歳出額の1億円当たりの農作物被害額では全国一ですし、全体的な問題でも全国5位、近畿では一番被害が大きいということが具体的に出されておりますので、立ちおくれたような状況があります。
 そういう中で、府に要望をどんどん強めていくと同時に、木津川市としても具体化すること、このことなくしてはやはり里山や観光そのものも守れないんではないかなというふうに思います。
 そういう点では、交通事故が起きる、町の中に住んでおりますと交通事故が起きます。交通事故などが起きますとすぐ信号の設置や横断歩道とか、そういうことを対策として考えます。学校では子どもたちがさまざまな事件に巻き込まれる、そういうことがありますと予防としてやはり学校に警備員を配置する、こういうことはすぐやらなければならない、だれでもわかるわけですが、鳥獣被害も一緒ではないかと思うんです。
 瓶原で子どもたちが登下校のときに、猿が出てきて危険なのでスクールバスを出してほしいというこういうことがあって、加茂町ではコミュニティバスも含めまして検討されて実践されてまいりました。具体化されてまいりました。そういうふうに考えますと、やはり研究はもちろんしていただかなければいけませんけれども、私自身の要求としては、先ほども言ったように、庁内にそういう鳥獣被害だけではなく、里山の再生も含めた大がかりなプロジェクトチーム、そういうものをつくって観光や、里山再生は観光につながると思いますし、鳥獣被害にもつながりますし、また具体的な対策が必要になってきますので、そういうプロジェクトチームを立ち上げて、そこで研究し、検討し、具体化してほしいというふうに思っているわけですが、その点については市長はどのようにお考えでしょうか。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員の再質問にお答えいたします。
 今現在、京都府の方でも人と野生鳥獣の共生の村づくり事業などといった、そういった事業も進められておりまして、今回、亀岡でありますとか、和束の事例でありますとか、いろんなそういった事例も皆様に発表しながら、どういった方法がいいのかということで今進められているところでございます。
 木津川市といたしましても、そういった全国の事例、また京都府の取り組んでおられるそういった事例、また方法も含めまして、里山再生についても木津川市としてどういう方法がいいのかということを十分に研究をしながら、今後は進めてまいりたいというふうに思っております。
 里山再生については非常に大切な位置づけであるということで私も認識をしておりますので、木津川市がどういう方法をとっていけばいいのか、このことについて早期に研究をしてまいりたいというふうに考えております。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 先ほど細部にわたってのご質問をいただきましたので、その辺について私の方から回答させていただきます。
 一部につきましては、民地につきましては基本的にはやはり個人でやってもらうのが一番でございます。ただ、有害鳥獣から住民の生命・財産を守るという、また違った視点からいきますと、市も何か取り組んでいかなければならないと、こういうことも考えられますので、これにつきましては研究もしていきたいというふうに思っております。
 それから、シュレッダーの関係でございますが、議員がご紹介いただきましたように、機械については私どもつかんでおりますのも300万ぐらいであるからというふうに聞いております。これにつきましても、幸い山城町森林組合の方がその機械を持っておりまして、竹など刈り払いをしていただき、ある程度まとまりますとその機械を持っていき、粉砕をしていただくとこういうことも可能だというふうに聞いてございます。
 ただ、これにつきましては専用のオペレーターと申しますか、作業員が必要でございますので、その作業員の手当というのが約3万円ぐらいかかるというふうにも聞いてございます。この辺のことも含めながら検討を始めていきたいなというふうに思います。これにつきましても地元の皆様との協議も必要ですし、協力体制も必要かなというふうに思っております。
 また、プロジェクトチームの関係でございますが、先ほども申しましたが、サントリーによります「天然水の森 きょうと南山城」、これが里山再生、また鳥獣被害による農作物の被害の減少、さらには雇用の道が図れるとこういうふうに私どもも期待をしておりますし、これにより木津川市のすばらしい山々の里山が再生するものとこのように期待しているところでございます。
 今後、その関係者の皆様方と一緒にプロジェクトチームなどを組めたらいいなというふうな考えも持っているところです。長期的な展望に立ちながら検討を進めたいというふうに思っております。
 また、京大農場の誘致も決まっておりますので、ここで竹の活用とか、そういうものを研究していただけるよう、我々としても話を持っていきたいと、打診をしていきたいというふうに思っておりますし、これが竹林の拡大を防ぐ施策、また研究につながるんではないかなというふうに、また開発もしていただけるのではないかなということで期待もしているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 具体的に動き出し、プロジェクトチームをつくって長期計画を立てるけれども、まず第一歩として具体的に動き出すという、そういうプロジェクトチームになってほしいと思っております。
 というのは、問題が今もう既に起こっているので、それを解決するために、瓶原の方ではたくさんの要望の中でまとまって具体的になっておりますけど、まだ当尾の方ではそういうふうな形になっておりません。当尾の地域にもこういうことがありますよという呼びかけがなされていたのかどうか私自身はわかりませんが、私のところに猿の被害が多いけどもどうしたらいいんだという方には、そういう具体的に、今瓶原の方ではこういう対策をとっていますよ、府の方でもこういう対策を木津川市が取り入れていますよ。だから当尾でもこんな要求があったらできるんですよという、そんなふうにはなってなかったと思うんです。だからそういう点ではもっと情報を公開して、住民の方たちが何ができるのか、それを話し合えるようなそういうことをしてほしいと思うんです。
 これは建設課だけではなく、農政課だけではなく、地域長の方も、地域委員制度もありますから、そういうところでも話をしていただいて、地域で話し合えるような、そういう情報の公開の仕方をぜひしていただきたいと思います。その点について答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。この事業の取り組みにつきましては当然情報公開もしてまいりますし、また今後実行組合、また地域の要望として上がってきたもの、それぞれを真摯に受けとめながら、我々の事業として取り組めるもの、取り組めないもの、それは判断をしていきたいと思います。
 しかしながら、いずれにいたしましてもある一定の範囲、また一定の協力、住民の皆さんの協力も必要であることもありますことから、それぞれの地域の中でまとまりましたら、我々としてもできる限りの中で取り組んでまいりたいというふうに考えています。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 地域でまとまれるように行政発信をしてほしい。ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 最後ですが、鳥獣被害防止特別措置法が昨年の20年2月21日にできておりますんで、これにかかわって各地域では被害防止計画というのを立てて、この計画に沿って具体的に対応しているという、こういうことがあります。友好都市であります京丹後市の鳥獣被害防止計画などでは、取り組みの方針を明確にしております。里山の再生も含めて、また狩猟免許取得の経費を補助する、それから捕獲範囲の確保のために育成を図るとか、そういう具体的な体制をとっております。これは防止計画をつくりますと、市独自で、府を待たなくても市独自で具体的なことができるという、そういう措置法になっておりますので、ぜひこれを活用して、木津川市の鳥獣被害防止計画を明確に立てて、そしてこれを住民の方と一緒に実践するという、そういうスピードを持った取り組みをしていただきたいなと思います。その点についても答弁をお願いします。


◯議長(中野 重高) 建設部長。
   (建設部長 炭谷 育夫君登壇)


◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。
 今特別措置法の関係についてのご質問でございますが、これにつきましては有害鳥獣の対策協議会、こういうものを立ち上げながら被害防止計画を作成し、地域全体でさらなる被害防除を進めていくとこういうことでございます。
 これにつきましても市としても取り組みを進めていきたいというふうに思っておりますが、ただ京都府北部では地域全体でやっておられるというふうなことも聞いてございます。これが一つの市だけでいいのか、また近隣の市町村も一緒にやる方がいいのか。例えば一つの市だけでやれば、市から逃げてもよその市のところにはんらんすると、こういうこともございますので、私どもといたしましては広域な範囲の方がいいのでは、効果的なのではないかというふうな思いも持ってございます。
 こういうことも検討に入れながら、地域全体でそういうふうな環境づくりを進めていきたいというふうに思っています。でき得る限り国の支援も受ける、そういう政策も検討していきたいというふうに思っております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 時間がありませんので、一つだけ。この特別措置法は市町村は基本指針に即して、単独で、または共同してということがありますので、本当に対策を強めようと思ったらまず単独でも立てることができますので、私はぜひ単独で、木津川市としての防止計画を立てて、具体的なことを前に進めていただきたい、そういう状況に今来てるんではないかと思います。その点につきましては、市長も鳥獣被害の問題というのはきちんと認識して、何とかしたいという思いを持っていらっしゃるというのを確認いたしましたので、ぜひ前に進めるためにより一層の力をいただきたいと思います。答弁よろしくお願いします。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員の再質問にお答えいたします。
 本当に農業をやる意欲が阻害されている、また危険を感じるといったそういった市民の皆さんの声を聞いておりますので、この点につきまして取り組んでまいりたいというふうに考えております。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 2番目の質問に移ります。2番目の質問は図書館についてです。5月1日から加茂の図書館が加茂支所1階で開設されます。図書館の役割、三館の特色、位置づけなどの考えをお聞きしたいと思います。
 南加茂台分館が廃止されました。廃止の理由、また住民や子どもたちへの周知徹底、廃止で問題はないのか、この点についてお聞きいたします。
 加茂図書館の移転後の設備や人員の予算は十分なのかどうか。これは予算書の中にも具体的に書かれておりますが、これで十分なのかどうかお尋ねしたいと思います。
 また、三館の図書館職員は十分なのでしょうか。または正職の配置に問題はないのでしょうか。この点についてご答弁いただきたいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 市内の図書館は旧町にそれぞれ1館あり、身近な生涯学習の中核施設として住民に親しまれ、だれもが利用できるような運営を行ってきているところでございます。図書館協議会からは三館についての提言をいただいており、ご意見を参考に三つの館がそれぞれ特色を持ち、お互いに機能的に補完し合うような図書館を目指してまいります。
 そのほかのご質問につきましては、担当部長よりご答弁を申し上げます。


◯議長(中野 重高) 教育部長。
   (教育部長 松本 清次君登壇)


◯教育部長(松本 清次) 村城議員の質問にお答えいたします。
 図書館三館の特色・位置づけということでございます。三館の共通事項といたしまして、子育て支援のための読み聞かせ、そして活字文化の普及センターというふうに位置づけをいたしております。また、それぞれ旧町の歴史資料の収集などの機能を有する図書館ということで、三館共通事項といたしております。
 中央図書館といたしましては、物流交通と文化交流の要衝、木津地区の都市化、市民生活の遍歴にかかわる文献資料の収集、そしてレファレンス(調べ物)事業の充実、情報センターとして位置づけをしてまいりたいというふうに思っています。
 また、加茂図書館といたしましては、有数の歴史遺産に関する郷土資料並びに文献・文化資料の収集、そして観光情報センターとしての機能を受け持っていきたいというふうに思っています。
 また、山城図書館といたしましては、木津、加茂を含む山城地方の農業、地場産業にかかわる文献資料の収集、また視聴覚資料の収集センターの機能などを持った図書館ということで、図書館協議会からの提言をいただいているところでございます。
 2番目の南加茂台分室が廃止されるというところでの廃止で問題はないかというところでございます。これにつきましては、南加茂台分室につきましては開館日が週に1.5日と限られておりまして、十分な図書館サービスを行えない状況にありました。南加茂台から交通の便及びアクセスもよく、駐車場の確保もされている加茂支所庁舎1階に、加茂地域の図書館機能を移設することによりまして、図書の開架面積が約2.5倍になりまして、資料の充実を図ることができます。少ない資料から本を探すのではなく、多くの資料から本を探すことや、違った本に出会えることもでき、図書館サービスの向上を図ることができるというふうに考えております。
 そして、住民の周知につきましては、広報きづがわ、木津川市立図書館のホームページ、木津川市内の図書館での告知ポスターなどで周知を続けてまいりました。また、加茂図書館及び南加茂台分室を利用されていた利用者には、チラシと口頭で一人一人に説明させていただきました。また、南加茂台自治会には自治会を通して、また南加茂台住民の皆さんに連絡をしていただいているところでございます。引き続き周知徹底を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいというふうに思います。
 また、この南加茂台分室廃止に伴い、地区住民や加茂地域の市民の皆様方から苦情等につきましては、私や教育長の方には今のところ、現在のところ聞いてはおりません。
 三つ目の加茂図書館の移転後の設備や人員の予算は十分かというところです。加茂図書館は5月の開館に向け準備を進めています。現在、職員1名、嘱託員1名、週2日から5日勤務の臨時職員6名で運営を行っておりますが、移転後は職員1名、嘱託職員1名、週2日から5日勤務の臨時職員10名程度で運営を予定しております。
 加茂図書館の移設に関しまして約4,000万円の予算可決をいただき、効率よく移転作業を進めているところでございますが、設備や人員につきましては限られた予算の中でよりよい加茂図書館を構築できるように進めてまいりたいというふうに考えております。
 4点目です。三館の図書館職員は十分か、正職の配置に問題はないかというところでございます。現在の職員配置状況につきましては、中央図書館が正規職員5名、嘱託職員3名、週2日から3日の臨時職員が4名。加茂図書館が正規職員1名、嘱託職員1名、週2日から5日の臨時職員6名、山城図書館が正規職員1名、嘱託職員1名、週3日から5日の臨時職員が5名となっております。また、1日当たりの勤務体制は、中央図書館が平日は9名から10名、土日は6名から7名、加茂図書館及び山城図書館が4名から5名となっております。市民の方々に親しまれ、だれでもが利用できるような運営を行ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 分館などは廃止の状況はわかりました。
 それでちょっと職員の配置の部分で、前回も、これは以前も一般質問で質問してるわけですけれども、中央図書館の正職が5名、加茂や山城は正職が1名ということで、なぜなのかというふうな質問をしたんですが、はっきりよくわかりませんでした。合併をしまして、例えば保育園の正職率でしたら加茂は5割を超えておりましたが、統一されまして今4割弱じゃないかと思うんですが、そういうふうな形で合併後職員の配置というのは公平に扱われてきたんではないかというふうに思います。
 私はどうもこの職員の配置、なぜ中央図書館は正職が5名で、加茂図書館や山城図書館が正職1名なのか、そういう部分にもすごく納得がいかない状況があります。また、臨時職員を嘱託職員に逆に募集して、嘱託職員をふやすとか、そういうこともなさっておりません。加茂の図書館では嘱託職員1名ふやしたというふうに思いますが、そういう点では職員の配置状況というのはなぜこうなのかというところでもう少し説明をいただきたいと思います。


◯議長(中野 重高) 教育部長。
   (教育部長 松本 清次君登壇)


◯教育部長(松本 清次) 村城議員の質問にお答えいたします。
 現在、このいわゆる人員体制で行っておりますのは、旧町のいわゆる図書館運営にかかわってそのような状態で進めてきたというのは、これはそれを引き継いでいるというところがあります。もう一つは、図書のいわゆる蔵書数等によりまして、それぞれの図書館の人員体制と、それから広さですね、そういったものがそういうような形であらわれているんではないかなというふうに思っております。
 正規職員の配置が村城議員の質問の中では、木津図書館、中央図書館の方は5名で、加茂、山城については1名ずつしかおらない、これはどうなんやというところでございますけれども、これにつきましては先ほど言いましたように、旧町で行ってきた体制がそのまま引き継がれているんではないかなというふうに考えているところです。
 今後につきましては、これまた加茂の図書館がああいったように移設もしましたし、また山城の図書館も立派な図書館であります。木津の図書館も含めてそれぞれそういった今までの旧態依然としたような形でのいわゆる体制がいいのかどうかということも含めて、これは検討する必要があるんではないかなというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 合併をして3年たちました。あと1年間ですけども、私たちの任期は。その中で3年たって早い状況の中で、保育園なんかは正職率は本当に公平にという形で、加茂から言えば正職が大変減ってしまったという状況がありますが、なぜ図書館は旧町の図書館の運営をずっと引き続いているのか。予算を見てもやはりそういう予算が22年度も組まれているんです。この点については大変納得ができません。今の部長の答弁でも納得ができません。教育長の答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 教育長。
   (教育長 久保 三左男君登壇)


◯教育長(久保 三左男) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 図書館のそれぞれの人員配置についての疑問点を挙げていただいてるんですけども、まず三館の館長さんは現在は中央図書館におりますので、この1名はいわゆる三館を見るという立場のお仕事をされているわけです。なお、図書館の運営につきましてはいわゆる正職員、それから嘱託の方、アルバイトの方々でそれぞれのサービスの提供をさせていただいております。
 それぞれ立場は違いますけれども、正職員と嘱託の方々のいわゆるやっていただいている仕事につきましては、ほぼ同じような仕事をやっていただいておって、アルバイトの方々は時間なり、出勤の日にちが違うということですので、それぞれの町で工夫をしながら、そういう人員でこれまで運営されてきたということですので、蔵書の冊数も違いますし、サービスの量も違いますので、それぞれの館のサービスを提供するのに必要な人員をその時点で考慮したということが現在まで引き継いでいるわけです。
 現在、木津の中央図書館は12万冊の蔵書ですし、19年の資料ですけども、年間約24万冊のサービスを行っています。山城の図書館は8万冊、それから加茂の図書館は5万冊と南加茂台分室が1万冊ということで6万冊ということで、当然本のサービスの量も違います。そういうことを勘案して、現在のような体制になっていますけれども、課題として議員からもそういう意見もいただいておりますし、今後のあり方についてはそういうことを考える必要はあるんじゃないかということは思います。
 ただ、山城管内や京都府内の図書館のいわゆる正職の率というんですか、そういうものは、残念ですけれども非常に厳しい状況を各館とも運営されています。例えば城陽市の図書館では正規職員がゼロということで、いわゆる嘱託で運営しているという数字を各館の状況で見させてもらいましたら出ておりますし、木津川市の図書館と同規模の蔵書を要する図書館でも、本市よりも多いところもありますけども、どちらかと言いましたら本市のいわゆる職員数よりも少ない人数で回っているところもありますので、そういうことは今後、我々が運営していく上では考えていきたいものだと思っております。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 正職の配置がこれで本当にいいのかどうかはもう少し検討していただきたいと思います。私はやはり検討が不十分ではないかというふうに思っております。
 図書館の冊数ですけれども、この3年間の予算を比較をしてみました。加茂はもう本が入らないという状況だったので、20年度の決算で見ますと225万です。木津は20年度の決算も含めて3年間の予算、毎年650万、3年間で1,950万の図書の予算でした。山城は約400万の予算をつけて20年度決算は390万ですが、約400万の予算をつけておりますので、そういう点で考えますと、やはり加茂の図書購入費の予算そのものが図書館が狭くてもう本が入らないという、そういう条件の中で予算そのものが少なかったと思うんです。
 私が一番気になったのは、22年度予算は図書館が大きくなったから図書購入費は当然多くなっていると思っていたら、300万だったところにすごい疑問がありまして、これは図書購入費というのは補正予算を組む予定でいるのかどうか、加茂につきましてはかなり広い図書館になりましたが、補正予算を組む予定でいるのかどうか、その点お尋ねしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 教育部長。
   (教育部長 松本 清次君登壇)


◯教育部長(松本 清次) 村城議員の再度の質問にお答えいたします。
 予算の執行とそれから今後のことでありますけれども、確かに村城議員がおっしゃったように、加茂の図書館につきましては、あれだけのいわゆる狭あいな場所でありましたので、本を購入するにしても今度はおさめるところがないというような状態が続きまして、いわゆる古い冊子をリサイクルするような形の中でのいわゆる毎年購入をしてきたというような状況が続いておりましたので、そういったところがあるんではないかなというふうに思っています。
 今後につきましては加茂の図書館が移設し、それぞれ広いところに今配置をしておりますので、その状況を見てこれについては考えていきたいというふうに思っております。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 市長にお尋ねしたいと思います。
 新しい図書館を見に私も行ってきましたが、本当に広くて、合併によって庁舎の利用というのが変わるわけですが、ああいう形で図書館ができて、市民に愛されるというのは大変うれしいなというふうな思いをしておりますが、やはり図書そのものは結構傷んで、修理をしている本もありますし、購入費そのものは合併後の3年間を見てもやはり予算が大変少なかったと思います。
 ただ、行財政改革の中で聖域を持たない行財政改革という中で、予算を増額するのは並大抵ではないかなというふうにも、この22年度予算を見たときに私自身は思いました。
 そこで市長にお尋ねしますが、新たな図書館が移設をした後に、図書購入費をさらに教育委員会との検討だと思いますが、要求があればそれについては適切な予算を組むという、そういう考えがあるのかどうか。その点についてお尋ねしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 加茂の図書の購入の予算が少なかったということでございますが、場所が非常に限られた場所でございましたので、本を増書できないという事実もございました。
 今回加茂の支所の広い場所に図書館を移っていただくということで、多くの方に訪れていただける環境が整ったということで、非常に私もうれしく思っております。
 また、図書の購入につきましては、先ほど部長の方から答弁がありましたように、それぞれ特色のある図書館にしていこうということで、図書の内容についても特色を持っていこうということで、それぞれ三館、思いを持っていただいております。
 そういう中でどういった本をどういう計画で増書していくのか、そういうしっかり計画、皆さんの意見のもとに本を増書していくということで考えておりますので、今年度予算を組ませていただきました中で、今後どういった本、またどういう計画でふやしていくのか、そういうことも検討していただけるものというふうに考えております。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) もう一度お尋ねしますが、3年間の木津の図書館の図書購入費は1,950万円でした。山城は1,190万円、加茂は825万円でした。木津と比べますともう1,000万以上の開きが図書購入費のみであります。これはそれぞれの事情が違いましたので、これが悪いとは言いませんが、新たに移設をして、図書館そのものが広くなる中で、やはり今までの経過も含めまして一定の図書購入費は当然ではないかというのが私の思いです。そういう点につきましては、それぞれの三館の役割はもちろん重要ですし、その特色を出すことが木津川市の特色を出せるというふうにも思いますが、それと同時に図書を整える、それをきちんと整えるというのは最低限のあり方ではないかと思います。その点につきましては、図書の購入費が3年間低かったという認識は持っていただけたのかどうか。その点だけお尋ねしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 低かったのかということでございますが、先ほども申し上げましたように限られた中での運営ということになっておりますので、ご理解をいただきたいというふうに考えております。
 また、図書の購入費ですね。今後の分につきましては、先ほども申し上げましたように、どういった本をどのような計画で整備していくのかということについては、これから皆さんのご意見を聞かせていただくというふうに聞いておりますので、そのご意見の中で進めさせていただきたいというふうに考えております。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 この市長の答弁にはちょっと私自身は納得できないところもありますが、教育委員会が図書の内容につきまして十分検討していただきまして、それでなるべく早く補正が組めるような、そういうスピードでこれを見直しをしていただきまして、どのような本が足りないのか、そしてそれを予算で獲得できるかどうか、ぜひ上げていただきたいと思います。雑誌面も含めまして大変加茂の図書館では本が不十分であるという声は聞いておりますので、今の状況で十分だというふうには私自身は納得できませんので、どのように検討なさったのか、それをまた市長部局はどのように財政的に検討されたのか、その点についてまた私は一般質問で聞きたいと思っておりますので、できるだけその部分について補正が組めるような、そういう体制をよろしくお願いしたいと思います。
 行財政改革はもちろん大切だと思いますが、必要なところには必要なお金を入れるということも絶対大切なことですから、その部分についてはやはり市長は目くばせ、気くばせが必要だと思いますので、その点は指摘をしておきたいと思います。教育委員会の方で今後の予算についてぜひ早急にという点について、答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 教育部長。
   (教育部長 松本 清次君登壇)


◯教育部長(松本 清次) 村城議員の質問にお答えしたいと思います。
 今現在、加茂の図書館ではいわゆる蔵書本につきましてコンピュータの方にそういった情報を入力しているというのが作業で今行っております。山城図書館、それから木津図書館につきましては、もう既にそういった情報を入力しているというふうに聞いております。それぞれ加茂の図書館だけがまだそういった形で情報がコンピュータの中に入っておらないというような状態がありますので、それぞれ三館で同じ本を持っておってもこれは仕方のないことでございます。そういった意味で、それぞれの木津川市の図書館でございますので、そういった情報をきちっと千差万別しまして、その上で本の購入が必要ならばそれで検討はする必要があるだろうというふうに思っておりますので、そういう作業を今進めておりますので、よろしくお願いします。
 以上です。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 3問目に入ります。子宮頸がんについてのワクチンの補助についてです。
 子宮頸がんが日本では20代から30代の若い女性に急増しているそうです。この子宮頸がんは予防できる唯一のがんで、五、六年前からもう100カ国を超える国で予防ワクチンが承認されております。先進国30カ国では公費による接種が広がっています。
 日本も昨年12月、初めてワクチン接種が始まりました。しかし、早期発見の重要性の認識は十分に広がっていません。ワクチンと検診で予防すべきではないでしょうか。ワクチンは3回接種で四、五万円ほどかかると言われております。助成制度を設けてはどうでしょうか。
 質問の中で事例も出しましたが、兵庫県の明石市など小学校6年生から中学3年生希望者全員に全額補助、こういう助成制度が広がっております。また、新たに一部補助ということも出ておりますので、この点について答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員のご質問にお答えいたします。
 木津川市では子宮がんの早期発見のため、府内の指定医療機関におきまして、20歳以上の女性を対象に子宮がん検診を実施しております。子宮がん検診では、頸部のがん発見を主として検査をしておりますが、医師の判断によりまして体部のがんも検査をしています。年々受診率は増加しており、30歳代、40歳代の順に受診が多く見られています。受診の結果、数名の方にがんが発見され、早期治療に結びついております。また、この検診におきましては、がん以外の疾患を発見する機会ともなっており、有効な事業と考えております。
 木津川市の子宮がん検診におきましては、厚生労働省の指針で示されています隔年受診にとらわれず、毎年受診していただける体制の確保に努めております。今後におきまして、20歳代の受診者も増加するよう、広報などにより早期からの検診の大切さを周知したいと考えております。
 次に、子宮頸がんワクチン接種の助成制度についてでございますが、京都府外の自治体では既に公費負担制度を実施されているところもございます。このワクチンは子宮頸がんの発生に深く関係するヒトパピローマウイルスの感染予防に効果があると言われております。また、このワクチン接種は筋肉注射を規定の時期に3回接種することとなっておりますが、接種後の注射部位のはれや痛みが生じやすい特性があります。海外での実績は多く報告をされていますが、現在のところ予防接種法に基づかない任意の接種でもありますので、国の法律改正や府内の実施状況の動向を見守ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) がんになって亡くなるというのは大変なことですが、多分どなたも身内の方や親しい方の中にそういう経験をお持ちだと思います。そういう中で予防できる唯一のがんというふうに言われておりますので、これは大変高い、ワクチンそのものが大変高いので、公費助成、そういう形が本当に求められていると思います。
 公費助成の発起人、共同代表になっております国立がんセンター中央病院の委員長の土屋さんという方が、いろいろと呼びかけをしているんですが、欧米を中心とする、ちょっと紹介させていただきます。欧米を中心とするほとんどの先進国では、国のワクチン政策として、既に12歳前後の女児に対して子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成がなされております。ワクチンに副反応があることも事実ですので、本人はもちろんのこと、ご両親に対しても正確な情報を提供し、本人が納得した上でワクチン接種を受けていただく、そのような対話の場も大事にしていきますと。未来を担う若い世代の命を救うために、子宮頸がん予防ワクチンは我々ができるプレゼントです。予防ワクチンの公費助成に向けたご理解、ご協力をよろしくお願いいたしますと、こういう呼びかけをしております。
 なぜ小学生から中学生にかけてかと言いますと、今若い、結婚する年齢は一つは30歳ぐらいになっているということと、あとは性体験が大変早まっているということです。この性体験をした場合にはどなたも可能性があるということで、小学6年生から中学生の間にこういうワクチンをきちんと理解していただいて、そして接種することが大切なんですよと、そういうことが言われております。若い子に、20代、30代に子宮頸がんにかかる率がふえているのも、そういう時代の背景があるというふうに思います。
 私も国が公費助成する、国がきちんとするのが一番いいんだと思いますが、しかしこういうふうな形で具体化されてきましたら、市もそれに対して助成制度をつけるというのも大変重要なことではないかと思っております。その点についてもう一度答弁をお願いしたいと思います。
 私はやはりきちんとこれについて助成制度を木津川市として設けることが大切だと思っておりますが、答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 村城議員の再質問にお答えいたします。
 女性の問題でございますので、私も非常に身近に感じております。また娘も持っておりますので、非常に身近な深刻な問題であるというふうに考えております。
 そういった点で子宮がんの検診ということもできるだけ若い方にも受けていただけるようにということで、今後も啓発を進めていきたいというふうに考えておりますし、今回のワクチンの接種につきましては有効な手段であるということを、欧米の方ではかなり広くされているということも私も認識しているところでございます。
 先ほどご答弁を申し上げましたように、事例は何件かございますが、まだ積極的に取り組んでおられるところが非常に少ないということの中で、一定の国の法律の改正、また府の状況、そういうものを十分に見きわめながら、この制度につきましては検討してまいりたいというふうに考えております。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 二十歳から検診ということですが、このワクチンは検診をしなくても小学6年生から3年生ぐらいまでの間でワクチンを接種できるというそういう内容ですので、十分これについてはもっともっと情報も出てくると思いますし、国の方の動きも出てくるんではないかと思いますが、木津川市としても十分この情報をキャッチして、それで本当に公費助成できるかできないか、できる方向で私としては検討していただきたいというふうに思います。
 女性特有のがんでありますが、防げるということはほかにはありませんので、ぜひともこういうワクチンで防げる、そしてワクチンと検診で100%予防できるということですので、さらに検討を進めて公費助成を実施できるような、そういう前向きな検討をしていただきたいと思います。この点については要望で、次の最後の質問に移らせてもらいます。
 きのうで確定申告が終了しました。確定申告の日数が加茂、山城地域で昨年から縮小されています。なぜでしょうか。旧町時代と同じと思って足を運んでいる人がいました。周知がまだ十分ではなかったんではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 合併によって行政サービスが低下した、これは確定申告だけではありません、合併によって行政サービスが低下したと感じている市民の方が大変多くなってまいりました。住民とともにまちづくりを進めようと考えているなら、従来との変更は慎重にすべきであり、やむを得ずの変更はその根拠を明確にし、周知の徹底など丁寧にすべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
 先ほど公民館の分館の閉鎖の問題で、南加茂台の自治会にその旨も知らせて周知徹底を図りましたということがありました。加茂や山城で、あるいは加茂だけで、山城だけで、木津だけでというふうに変わる内容があるなら、そのことも含めて回覧板で周知するとか、そういうことも含めて徹底の仕方というのをもう少し考えてもいいんではないかと思いました。
 そういう思いを含めましてこの質問を持ってきましたので、答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(中野 重高) 総務部長。
   (総務部長 代次 衛君登壇)


◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。
 確定申告関係についてのご質問にお答えを申し上げます。
 市の申告相談はことしで3回目になります。1回目の平成19年分につきましては、全庁的な応援体制をとることで、相談会場を旧町単位で、土日を除きまして全日21日間の申告相談体制といたしました。
 2回目、3回目となります平成20年分、21年分の申告相談につきましては、加茂、山城会場では期間を前半・後半に分けまして、各会場20年分では11日間、21年分では10日間実施をいたしました。本庁会場では土日を除く期間の全日21日間実施をしております。
 申告相談につきましては、相談件数、相談員の確保、e-Taxの推進など、受け入れシステムの変化や申告者のとまどい、不安などを考慮し、それぞれの年分の申告相談体制をとることとしたところでございます。
 これらの周知につきましては、昨年、ことしともに両支所を始めといたしまして、出張所、前年実施会場、税務署開催の申告相談会場、本庁1階税務課での事前の張り紙によるお知らせを行うとともに、2月・3月広報、ホームページ、山城町におきましては防災無線により実施をしたところでございます。市民の皆様には今後も制度の改正や相談会場の予定など、いろいろな方法によりお知らせをしてまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 村城さん。
   (村城 恵子君登壇)


◯20番(村城 恵子) 村城です。
 この件について、確定申告については一昨年からということと、苦情はありませんでしたということを聞いております。ホームページでも自分で作成して送ることもできたり、大変簡単に申告がなってきましたので、そういう点では会場へ足を運ばなくても済ませられる、そういう人もふえてきているんではないかと思います。
 ただ、それでもわからないで足を運んだという人もおりましたので、そういう点では周知徹底というのは大変難しい、行政の方がいろんな形でお知らせをしているからわかっているだろうと思っても、周知徹底は大変難しい。そういう中で市民との間に不信が生まれる場合もありますので、これからも適切な周知徹底の仕方、十分な周知徹底をしていただきたいとそのことを言って、私の質問を終わりにします。


◯議長(中野 重高) ただいま14時20分。14時35分まで休憩します。
   午後14時20分 休憩
   午後14時35分 再開


◯議長(中野 重高) ただいま14時35分。
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続けます。
 5番目、大西宏さん。
   (大西 宏君登壇)


◯3番(大西 宏) 本日最後の質問者になりましたが、もうしばらくよろしくお願いします。
 3番議員、伸政会の大西宏です。「検討するは6カ月ルールで」について質問をいたします。
 約1年前になりますけれども、平成20年12月の一般質問で過去の一般質問での検討事項の進捗を問うとの質問をしました。それに関連する質問でございます。そのときに平成19年12月の質問で検討すると答弁されました国民健康保険税通知記載ミス防止策の品質マネジメントの進捗を質問いたしました。また、同時に平成19年12月及び平成20年9月の質問で検討すると答弁されました木津中心市街地及び庁舎周辺の活性化に対する推進協議会の取り組みの進捗を質問しました。そして進捗状況や取り組みが答弁されました。1年が経過しまして、検討するとされた事項について、進捗を問う質問により進捗状況が報告されたわけです。このような状態を踏まえて検討するとの答弁に関しまして、次の2点について再度提起させていただきたいのであります。
 1点目についてでございますけれども、期限を示さないで単なる検討するとの答弁がございます。しかし、その進捗状況や検討結果につきましては、行政側から能動的な議会への報告もほとんどないし、質問者にも回答がないのが現状と思っております。検討するというのは棚上げと同様になるのを感じるのでございます。
 その対処のために、20年12月の一般質問で検討するとした事項は、6カ月以内に進捗を報告する6カ月ルールの実行を再質問で提起しましたが、そのときの答弁は、ケース・バイ・ケースによるとの回答がございました。しかし、ケース・バイ・ケースというのはあいまいな表現であり、進捗報告については前進していないのが現状にあります。
 そこで再度の提案ですが、期限を示していない単なる検討するとした事項は、6カ月を経過したら進捗の報告をするという6カ月ルールですね、6カ月ルールを前進させることを市長が自ら決意されることを再度望みたいのであります。
 二つ目ですが、私が言います進捗の報告とは、6カ月経過しましたら質問者に進捗の経過報告を最低限望むものであります。したがって私が6カ月ルールと申し上げてますのは、6カ月で結論を必ず求めるものではなく、検討の途上の場合であっても質問者に進捗経過報告を最低限お願いしたいと、こういう趣旨で6カ月ルールを提案しているのであります。
 現在、地方分権が進む中で、政策課題が複雑さを増して、限られた財源などに伴い結論が出しにくい場合がふえてきます。政策形成過程での検討内容の議論や、合意形成議論がますます重要になります。そういう意味で代表質問とか一般質問でも、今回も議員との意思疎通が不十分ではないかとか、議会を軽視しているんじゃないかという意見が議員から出ることがございます。この6カ月ルールというのは、これらを改善する方向へ一歩前進する一助ではないかと考える次第でございます。
 私としましては、行政側として提起しました質問者に対して最低限の経過報告ができないとすれば、どのような条件であれば適用できるのか。6カ月ルールですね。私が言ってますのは、経過報告をしてくださいと言ってるわけですから、それができないとすれば、最低限どういう条件であれば6カ月経過したときにできるのかということを答弁していただきたいと、こういうことでございまして、よろしくご答弁をお願いします。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 大西議員のご質問にお答えいたします。
 平成20年12月議会の一般質問において提案のありました6カ月ルール、その進捗状況をおおむね6カ月経過時点で回答するよう約束願いたいとのことにつきましては、一般質問や各種常任委員会での答弁内容につきまして、責任を持って整理を行っております。12月議案ではその事案の内容によってはすぐに対応できるもの、またじっくりと時間をかけて対応するもの、検討の結果実施不可能なものなど、その事案ごとに進捗の度合いが違うため、行政として責任ある進捗状況報告を行う必要があることから、ケース・バイ・ケースにより進捗状況が報告できるものやできないものがありますので、一概に6カ月ルールを制度化することは難しい旨のご答弁をさせていただきました。
 6カ月で進捗状況の報告を行うことにつきましては、その事案の内容や性質上、報告時期を十分に注意を期して行わなければならないことが多々あります。また、その事案ごとに公表できる時期や中間報告のタイミングが違ってまいりますので、進捗状況につきましては報告すべきであると考えますが、その時期についてはその事案の内容により一律に6カ月経過時にとはならないものでありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 大西さん。
   (大西 宏君登壇)


◯3番(大西 宏) 今市長から答弁がございましたけども、私が提案してますのは、何も結論を出してくださいと、それの結果を6カ月後に出しなさいとは一言も言ってないわけなんですよね。この検討するという答えが返ってくるのは議員からいろいろ提案が出るわけですよね。提案が出て、それはいいんじゃないかとして検討するというふうに前向きにとらえていただいていると私は思うんです。したがって、6カ月で結論が出るか、1年で出るか。本来であれば、答えとしてこれは1年待っていただいたら結論を出しますとかいう、そういう条件をつけてもらったらいいんですけど、検討するという答えが出てくる。だから、これは前向きにやっていただけるんだなと思うんですけれども、現実としてはさっき言いましたように1年後の質問でやっとただしたら出てくると、こういう状況なんですよね。
 そういうことなんですから、何ら難しいことを言ってるわけじゃなくて、検討するとおっしゃったのは、6カ月経過したらどの程度検討したとか、状況も変化するわけですから、もう一度議員が提案したことに対して論議をしたらいかがかと思うんですよね。そういうことをなくしたら、これからの地方分権が進んだ状態では難しい問題ばっかり出るわけです。議会は何も行政をいじめるとか、何かそういうことじゃなくて、やっぱり木津川市が発展するように考えて、みんな議員が頑張ってると思うんですよね。それを避けてもらったらこれはますます進まないと私は思うんで、だから早目に、6カ月たってこういうことを検討したけどまずかったよとか、これはうまく行かないと、こういうのを早目に言っていただければいいと思うんですよね。
 結局、検討するというのは、私今言いましたように期限が示されてないわけです。一般的に期日を決めてないのは、仕事とか業務とかビジネスではないんですよね。ただ単なる方向づけで、ムード的にそれはいいから検討しましょうと、こういうことなんですよね。仕事としては取り扱ってもらってないということなんですよね。
 したがって、私としては行政側も難しい提案をしましたら、6カ月でやりますよ、1年でやりますよとか、来月に出ますよと、そのときは出ないと思います。したがって、これをやっぱり検討するというのは仕事ではないんですよね。要するに納期が、期限が書いてないわけですから。
 そういうものがどんどんどんどんこれから出てくると思うんですよね。いろいろ一般質問でも提案が出ますよね。そういうことですから、これ期限がないものは仕事じゃないんですよね。それをちゃんと意識していただきたいと思うんですよ。
 それを私が実情を察しまして、難しいことを提案したらやっぱり期限はすぐ即答はできないと。しかし、6カ月もたったら何かこの程度やりましたよということをやっぱりやっていただければええと思うんです。何も難しいことを言ってるわけではない。できないものは、まだ難しいからできないよと言ったら、こういうことも世の中にあるからとまたアドバイスを議員からすると思うんですよね。だからそういう何かちょっと言っては悪いですけど、避けてるという感じなんですね。議員が提案したものに対して避けてると。
 そうじゃなくてこれからはいろいろ一般質問が出ますけども、議員に情報公開がないとか、そういうわけじゃなくて、もうちょっと議員との論議を進める場をつくってもらった方が私はええと。これ悪い提案を私はしてますかね。避けられたんじゃあ、仕事できませんよ、これね。納期も決めない、避ける、話を避ける、これは何ですかね。これからの行政についてはもう先行きが暗いですよ、そういうことをおっしゃってたら。前向きに議員を怖がらずやっていただきたいと、そういうことですからね。そうか、6カ月たったら状況を報告するから来てくれと、こういうことで何でそう簡単に行かないのかなと思ってね。
 これ結局納期がないものは仕事じゃないんです。私はだから少なくとも6カ月ルールというふうに決めておれば半分納期があるわけですね、報告せないかんという。だからそういうことは仕事に格上げしてほしいということなんですよね。これができないんだったら、仕事をやってないことじゃないですか。そう思いませんか。検討します、棚上げですよ、これ。仕事じゃないです。やっぱり納期を決めていただき、決めにくいから6カ月たったら報告をしてくださいと、最低限お願いしますいうて、それもできないとおっしゃるんやったら、ちょっとおかしい違いますか。
 最低限どういうふうなことまで進みました、世の中も進みますから、議員が提案しても6カ月でまた変わる可能性もあります。私が言いましたのは、ちょっと世の中が変わりましたから、これはちょっとトーンダウンしますと、こういうのもあると思うんですが、何ら避けて、避けての話じゃあ、ちょっと無理だと思う。ちょっと再検討を前向きにやっていただけるかどうか。
 これ何らおかしなことを言ってなくて、これから議員と行政とがやっぱり論議を交わしながら、難しい問題を解決せないけないという状況にあって提案させてもらってるんですけど、そういうのは無理でしょうかね。そんな無理だとおっしゃったらもう進まないですよ。ちょっと市長にお願いします。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 大西議員の再質問にお答えいたします。
 年間を通じて議員の皆様から数多くのご質問なり、ご提言をいただく機会がたくさんございます。そういう中でできるもの、またできないもの、検討していくもの、継続して勉強していくもの、それぞれに応じまして答弁をさせていただいております。
 その中で、検討いたしました結果、できなかったもの、また実施もできたもの、そしてまだやはり継続して検討していくものというふうにそれぞれの原課におきましては取り組んでいるところでございます。
 そして今ご質問でございます6カ月すれば一定の方向なり、中間的な進捗状況を報告すればどうかというご質問でございます。かなりたくさん多くのご質問なり、ご提言をいただく中で、それぞれ皆様方にその経過をその都度ご報告させていただくということが本来ではございますが、なかなかそれが実現できていないということが現実でございます。
 私も大西議員と同じ議員をさせていただいておりまして、同じように提言なり、質問をさせていただいた経過がございます。その中で一定の方向がどのようになっているのか、原課に行きまして、あれからどうなりましたかと、進んでおりますかというふうに、何度も足を運んで、できていない分については言った経過も私も実際同じ立場でございます。
 そういう中ではなかなかこちらも努力はしたいというふうに思っておりますが、多くのご提言の中でなかなか十分に行けてないということは現状だということで思いますので、ちょっとその点はまたご理解をいただきまして、できるだけこちらもそのように、できる範囲で取り組んでまいりたいと思いますが、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。


◯議長(中野 重高) 大西さん。
   (大西 宏君登壇)


◯3番(大西 宏) まだ前進の意見は聞かせていただけていないですけど、結局、そうしたら答弁するときに検討するというのはやめてくださいよ。やめてくださいと、何カ月後に結論を出しますので待ってくださいと言ってくれますか。難しいでしょう、それは。難しいですよ。私が言っているのが一番やさしい方法だと思うんですがね。何でもいいから検討、経過を言ってくれればそんなに難しいことをまた、ごり押しを議員はやらないですよと言っているわけで、難しい問題がこれからあるわけですから、これはお互いにやっぱり。こういう前向きの提案は私ないと思うんですがね。何でしょうかね。
 結局、検討するは仕事ではないんです、期限が切ってないから。これはっきり言っときます。世の中で通用しませんよ。それをずっと正当化するというのはまずいと言ってるわけです。だから、難しい問題を議員が言って、それは検討してみましょうとおっしゃったのは、6カ月たったら情勢も変化、一回こういう状況ですよということぐらいはできないのかなと思うんですけど、どうでしょうか。ちょっと再検討をお願いしたいと思うんですけど、再度お答え願います。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 大西議員の再質問にお答えいたします。
 答弁につきましては、検討するということでごまかしているということは決して私どもも思っておりません。検討した結果できなかったものや、さらに木津川市にどのような方法があるのか、継続して検討していくものもありますし、実際に実施した事業もございます。
 そういう中で答弁をさせていただいておりますので、今後はできるだけ明解な、できるもの、できないもの、検討という言葉につきましても、十分に慎重に答弁をさせていただきたいというふうに思っております。
 それと6カ月ということで、なかなか私どももそれがきっちりとできたら本当にいいんですけども、できない、なかなか難しいという中で、また議会の方でも年に4回実施していただいているという中で、ずっと継続して質問をやっていただいているという方法もございますので、またその点につきましても私どもは十分皆様のご提言にこたえられるように精いっぱい努力をしてまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 大西さん。
   (大西 宏君登壇)


◯3番(大西 宏) そういう何というか、後ろ向きの回答じゃなくて、何かやっぱり提案して、やりますよとおっしゃったんだから、議員はどうなったのかなと人情的に思うんです。あれはどうなったのかなと。
 最近思うんですけど、早く言ってもらえば協力して大きな問題にならないことが多々あったと思うんですがね。私ここで言うとまずいですから、それは市長もわかると思うんですよね。結局、行政側で決めて後でやるから議員がまた文句。そうじゃなくて提案していることは幾らでもあるわけです。それを話し合いといいますか、そういうことを回答するということをやった方がいいんじゃないかという提案なんですけどね。
 これきょうやってもだめだとすれば、次にまた一般質問します。次の6月で同じような質問をしますので、行政の中で皆さんと話し合いまして、結論を出してください。そうやらないと、何かやっぱりおかしいと思いませんかね。ちょっとそういう前向きにやっていただければ、議員も活力が出ますし、そういうことをやるべきだと思うんですが、きょう答えられないとすれば、私が提案するのは平行線ですから、再度6月に質問しますから、6月ですよ、6月にやるから、それまでに結論を出してください。


◯議長(中野 重高) 大西さん、だれを指名ですか。
   (大西 宏君登壇)


◯3番(大西 宏) 市長。


◯議長(中野 重高) 市長。
   (市長 河井 規子君登壇)


◯市長(河井 規子) 大西議員のご質問にお答えいたします。
 これは旧木津町議会で実施していた、されていたことなんですけども、旧木津町議会の方ではこれまでからの質問に対して議会から追跡調査ということで、そういった紙面を使われて、また行政が回答しているという方法もさせていただいた経過がございます。またその辺につきましても、またもしあれでしたら検討していただければありがたいなというふうに思います。
 以上でございます。


◯議長(中野 重高) 大西さん。
   (大西 宏君登壇)


◯3番(大西 宏) いろいろ問題がありますので、ちょっと6月議会にもう一度言いますので、内部でもうちょっと検討していただきたいと思います。やっぱり行政と議会との溝が広がっていると私も思いますので、一般質問、あるいは代表質問でもかなり出ておりますので、そこをどういうふうに打開するかということを、一つの方法やと思いますけど、そう難しいことじゃなくて、コミュニケーションをやってお互いに難しい問題を解決すると、こういう方向へ進んだらどうか、一つのやり方を提案しているわけなんで、前向きにやっていただきたい。
 これちゃんと期限を切りましたから、仕事ですよ。6月に質問しますから、答えを出してください。これがもう仕事ですからね。検討してくださいじゃないです、答えを出してくださいということ。
 以上で終わります。
     ────────────────────────


◯議長(中野 重高) 本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。
 あす午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、ご参集くださいますようお願い申し上げます。
 それでは、本日はこれで散会します。
 ご苦労さまでした。
                        午後2時59分 散会