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京都府 京丹後市

平成17年第 5回臨時会(11月臨時会)(第1日11月29日)




平成17年第 5回臨時会(11月臨時会)(第1日11月29日)





 
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       平成17年 第5回 京丹後市議会11月臨時会会議録(1号)





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 1 招集年月日 平成17年11月29日(火曜日)





 2 招集場所 京丹後市役所 議場





 3 本日の会議 開会 平成17年11月29日  午後 1時30分


         散会 平成17年11月29日  午後 2時20分





 4 会期 平成17年11月29日 1日間





 5 出席議員


  ┌────┬─────────┬────┬─────────┐


  │ 1番 │平 林  智江美 │ 2番 │森      勝 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │ 3番 │松 田  成 溪 │ 4番 │? 山  充 男 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │ 5番 │岡 田    修 │ 6番 │川 村  博 茂 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │ 7番 │森 口    亨 │ 8番 │大 同    衛 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │ 9番 │松 本  経 一 │10番 │原      久 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │11番 │小 牧  耕 一 │13番 │行 待    実 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │14番 │松 本  信 之 │15番 │中 西  敏 行 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │16番 │早 川  雅 映 │17番 │池 田  惠 一 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │18番 │石 河  良一郎 │19番 │松 尾  信 介 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │20番 │谷 口  正 博 │21番 │野 村  重 嘉 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │22番 │井 谷  實 夫 │23番 │池 部  皓 三 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │24番 │松 本  聖 司 │25番 │今 度    弘 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │26番 │大下倉  禎 介 │27番 │吉 浪  芳 郎 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │28番 │川 浪  将 義 │29番 │浅 田  武 夫 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │30番 │田茂井  誠司郎 │    │         │


  └────┴─────────┴────┴─────────┘


 6 欠席議員 


     12番     奥 野 重 治





 7 会議録署名議員


     25番     今 度   弘   26番       大下倉 禎 介





 8 議会事務局出席職員


     議会事務局長  池 田 勇一郎   議会総務課長補佐  下 岡 耕一郎


     主事      松 本 隆 明





 9 説明のための出席者


  ┌─────────┬─────────┬──────────┬─────────┐


  │市長       │中 山    泰 │助役        │荒 田  裕 安 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │収入役      │大 下  道 之 │教育委員長     │美 王  惠次郎 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │教育長      │引 野  恒 司 │教育次長      │水 野  孝 典 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │消防長      │山 本  邦 昭 │企画政策部長    │三 浦    到 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │総務部長     │安 田    剛 │生活環境部長    │金 久  和 幸 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │保健福祉部長   │上 田  弘 子 │医療事業部長    │高 野  重 隆 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │農林部長     │増 田  英 雄 │商工観光水産部長  │中 村  基 彦 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │上下水道部長   │池 田    栄 │峰山市民局長    │堂 田  孝 二 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │大宮市民局長   │上 田    賢 │網野市民局長    │井 本  勝 己 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │丹後市民局長   │大 村    隆 │弥栄市民局長    │辻    廣 志 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │久美浜市民局長  │松 本  義 雄 │監査委員事務局長  │岡 田  美 晴 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │代表監査委員   │小 松  通 男 │          │         │


  └─────────┴─────────┴──────────┴─────────┘





 10 会議に付した事件


   日程第1 会議録署名議員の指名


   日程第2 会期の決定について


        (市長招集挨拶並びに諸報告)


   日程第3 議案第142号 専決処分の承認について《権利放棄について》(表決)


   日程第4 議案第143号 京丹後市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について


               (表決)





 11 議事


                             午後 1時30分  開会


○(田茂井議長) 皆さん、こんにちは。


 12月定例会を間近に控えての臨時議会ということになりました。本日の臨時議会の議事がスムーズに行きますようご協力をよろしくお願いを申し上げたいと思います。


 なお、奥野議員の方から欠席の通知が来ておりますので、ご報告を申し上げておきます。なお、建設部長も公務のため、本日は欠席と聞いておりますので、よろしくお願いを申し上げます。


 ただいまの出席議員は29名であります。定足数に達しておりますので、これより平成17年第5回京丹後市議会11月臨時会を開会いたします。


 直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。





○(田茂井議長) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、議長において25番今度議員、26番大下倉議員の両名を指名いたします。





○(田茂井議長) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日限りとしたいと思います。これにご異議ありませんか。


    (「異議なし」の声あり)


○(田茂井議長) ご異議なしと認めます。


 よって、本臨時会の会期は、本日1日限りと決定いたしました。





○(田茂井議長) ここで市長から招集あいさつ並びに諸報告を受けます。中山市長。


○(中山市長) こんにちは。


 本日は平成17年第5回京丹後市議会11月臨時会を開催申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、ご出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。





 (市長報告)


 さて最初に、ご心配をおかけしております黒部小学校のアスベストの問題でございますけれども、概略をご報告させていただきます。


 本市におきましては、ことしの8月以来、全市を挙げて市内全施設のアスベスト対策に取り組んでまいりましたが、最終的にアスベストが含有されていることが判明した施設についての、大気中アスベスト濃度測定結果、これが11月24日、検査機関から市役所に報告をされました。その中で、黒部小学校につきましては、大気汚染防止法で定められている基準値を大きく上回る、基準の2.7倍という結果となりました。このため、市教育委員会では、24日の報告を受け、直ちに対策に当たり、黒部小学校を翌25日は臨時休校にすることと、当面の仮校舎として弥栄の市民局及び弥栄地域公民館を使用すること、これに伴う通学バスの手配、学校備品等移転、学校給食措置等々について確認を行い、直ちに手配を行いました。


 この方針に基づき、11月26日土曜日ですが、午後には、弥栄町内全小・中学校教職員と市教委職員およそ50名で、学校備品等を仮校舎へ移転完了し、28日月曜日から弥栄市民局及び弥栄地区公民館で授業を再開しております。


 なお、健康被害に対する住民説明会を12月3日土曜日午後7時半から黒部公民館で開催をする予定で、今、鋭意準備を進めております。また、黒部小学校のアスベスト対策工事につきましては、現行法令の規定に基づきまして、あらゆる角度から検討した上で、最善の方法により施工するべく検討を鋭意進めているところでございます。その上で、1日も、1時間でも早く母校での授業が再開できるよう努力してまいる所存でございます。


 市と教育委員会当局とが密接に連携をし、児童、家庭、それからOBの方も含めて、市民の皆さんの安全を第一に考える、児童の教育にも支障を生じさせない、そのために迅速かつ万全な対応をとることとしております。これに関する必要な予算措置につきましても、今後、12月議会において追加提案をお願いする予定としておりますので、よろしくお願い申し上げます。


 さて、本日の臨時会におきましては、宮津市の太田病院の民事再生手続の申し立てが行われたことによる権利放棄に係る専決処分の承認について及び本年度の人事院勧告に基づく京丹後市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての、2件の議案の審議をお願いするものでございます。最後までよろしくご審議いただきますようにお願い申し上げまして、簡単でございますが、開会のごあいさつといたします。





○(田茂井議長) 日程第3 議案第142号 専決処分の承認について《権利放棄について》を議題といたします。提案者から提案理由の説明を求めます。中山市長。


○(中山市長) 権利の放棄についての専決処分を報告し、承認を求めることについて、提案説明をいたします。


 医療法人財団太田会に対する民事再生法による再生手続が開始されましたことに伴い、京都地方裁判所から、再生計画案の審理及び決議を目的として11月22日に債権者集会が開催される旨の通知がありました。


 再生債務者にかかる本市の債権につきましては、介護給付費、老人診療報酬及び国民健康保険診療報酬の合計56万9,175円で、いずれも京都府の個別指導を受けてこれらに返還金が生じたものです。再生計画案によりますと、この確定債権額のうち26万9,175円を免除し、30万円を弁済する計画となっております。


 この再生計画案につきまして、宮津市及び周辺地域住民にとって太田病院の医療、福祉サービスの提供を存続させる意義は大きいと考え、債権者集会において再生計画案を認める議決権を行使することといたしました。


 以上のとおり専決処分を行いましたので議会に報告し、承認を求めるものです。


 債権の詳細については、担当部長から補足説明をしますので、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) それでは、失礼いたします。


 議員さんのお手元に資料が出ておりますので、それを見てお願いしたいと思います。ここには医療法人財団太田会の民生再生手続についての案という形で出しております。なお、この資料につきましては、再生債務者 医療法人財団太田会代理人から提出された再生計画案並びに監督委員の調査報告書の骨子をもとに作成を総務課の方でやりましたので、中には個人のプライバシーに触れる部分もありましたので、その部分は割愛をさせていただいてつくったものでございますので、あらかじめご了承をお願いしたいと思います。


 なお、この中で、申立に至った経緯という部分でございますけれども、簡単にずっと流させていただきますけれども、再生債務者とか、創業者の展開といいますのは、昭和3年に天橋立駅前に太田病院として設立されました。その後、ずっと医療法人とか、医療法人財団の方の組織変更がありました後に、平成13年に介護療養型病棟を隣接して建設されまして、さらにその病院としての機能を高めておられます。


 なお、括弧書きのところでございますけれども、民事再生の申立直前の規模は、一般病棟が27床、医療療養型病棟で10床及び介護療養型病棟は40床の入院施設を有していたということでございます。また、専門科目が内科、消化器科、整形外科、形成外科、皮膚科、産婦人科及び放射線科を診療科目とするものであったということでございます。


 なぜ、こういう経営悪化に至ったのかということでございますが、(2)に書いてありますように、介護病棟の建設に伴う、いわゆる金融負債の増加と患者数の減少等から、慢性的な資金不足に陥ったためということを記述しております。また、最新の器具導入や医師の確保が困難となり、十分な医療人員の配置ができずに、比較的高額な診療報酬が望める外科を廃業したことなどによって、保険診療報酬収入が低下したということも原因になっております。また、薬品仕入れ原価の高止まりなどの経費の増加もあり、厳しい経営状況に至った。こうしたことを踏まえながら、昨年の春ごろから経営コンサルタントの指導を受けて、抜本的な経営改革に着手をしておられたようでございます。


 しかし、一番ポイントになりますのが、この6月に受けた京都府及び社会保険事務局による診療報酬請求に係る監査の結果でございますけれども、前年度以前の診療報酬の過大申告を指摘されたようでございます。8月に返還(実質は、診療報酬請求権と相殺)を求められるに至り、主要な収入源である診療報酬入金のめどが立たなくなったということでございます。同年9月の資金ショートの危機を何とかしのいだものの、10月以降の資金繰りの見込みが立たないことから、本民事再生の手続に及んだという経過でございます。


 再生手続開始は、平成16年10月27日、再生債務者 医療法人財団太田会について、民事再生法による再生手続が開始されたものでございます。


 再生の計画案としまして、再生債務者の存続意義がどこにあるのかということでございますけれども、太田病院は、皆さんも御存じのとおり、宮津市内唯一の入院施設を有する総合型の病院でございます。また、介護療養型医療施設としても、宮津市内での唯一の存在であったということでございます。したがいまして、宮津市並びに周辺の地域住民への医療、福祉サービスの提供の意味から太田病院を存続させる意義は大変大きいものがあるということでの存続意義を述べております。


 再生計画案の概要でございますけれども、1ページめくっていただきますと、武田病院グループに属する医療法人財団康生会により、資金面、人員面での援助を受けられていたようでございます。実質的に経営権を委譲することによりこの太田病院の再生を図るということでございます。


 3番目に、再生債権者数並びに確定債権、未確定債権というものは、次の部分でございます。


 次に、権利の変更の一般的な基準といたしまして、ここにアからエまで出ております。すなわち元本及び開始決定日の前日までの利息・遅延損害金の合計額が1,500万円を超える再生債権者、また、イには30万円を超えてかつ1,500万円以下の再生債権者、並びに30万円以下の再生債権者、それから再生債権者の理事長並びに同理事1名、同元理事1名の各再生債権についての全額免除というような形で書いております。京丹後市の場合、後で申し上げますけれども、このイに係るものでございまして、議案にも出しておりますけれども、合計額が30万円を超えてかつ1,500万円以下の再生債権者に当たるものでございます。


 これらを受けまして、弁済計画の基本方針が次にうたわれておるところでございますけれども、医療法人の財団康生会からの借入金で、再生計画認可決定が確定した日から2カ月以内に一括して弁済をするというものでございます。


 次は、ちょっと飛ばしていただきまして、それでは京丹後市の再生債権についてはどれだけあるのかということでございますけれども、3枚目に、再生債権が京丹後市ではア、イ、ウの中で介護給付で40万7,752円。イでは、老人診療報酬で12万8,601円。国民健康保険診療報酬で3万9,822円。詳細につきましては、アからウに書いておりますので、それらの中での債権があるということでございます。


 これらの返還金は、通常であれば、国保連合会等において診療報酬請求権と相殺されるところ、再生手続中につき直接医療機関からこの返還を受けるというものでございます。


 したがいまして、この三つを足しました金額が56万9,175円の中でございますので、先ほどの権利の変更の一般的基準の中のイに該当しまして、30万円を超えかつ1,500万円以下の再生債権者につきましては、元本、利息、遅延損害金についての再生債権者から30万円を控除した金額の免除を受けて、開始決定日以降の利息、それから遅延損害金については、これは100%免除をしてくださいということでございますので、56万9,175円の再生債権のうち30万円を控除した26万9,175円を免除して、30万円が弁済で返ってくるという形でございます。


 なお、参考までに申し上げておきます。11月22日に京都府地方裁判所において、債権者集会が開催されました。再生債務者 医療法人財団太田会から提出された再生計画案の審理が行われまして、京丹後市は、この債権者集会に当たりまして、再生計画案に同意するものとして、権利放棄についての専決処分により決定をお願いするところでございます。債権者集会における議決行使については、代理人が予定している弁護士に委任するということになりまして、11月24日に、債権者集会の結果が出ました。債権者集会では、再生計画案の審理が行われ、再生計画案のとおり決議されました。決議された再生計画案は、2週間をおいて確定するということになりますので、報告をさせていただきます。


 簡単ですけれども、以上をもちまして、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○(田茂井議長) 提案者の説明が終わりましたので、質疑を行います。これで質疑を終結します。


 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第142号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。


    (「異議なし」の声あり)


○(田茂井議長) ご異議なしと認めます。


 したがって、本議案は委員会への付託を省略することに決定しました。


 これより議案第142号について討論を行います。これで討論を終了します。


 それでは、議案第142号について採決いたします。議案第142号 専決処分の承認について《権利放棄について》は、原案のとおり承認することに賛成の議員は起立願います。


      (起 立 全 員)


○(田茂井議長) 起立全員です。


 したがって、議案第142号は、原案のとおり承認されました。





○(田茂井議長) 日程第4 議案第143号 京丹後市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。提案者から提案理由の説明を求めます。中山市長。


○(中山市長) ご説明申し上げます。


 国家公務員の給与が、本年8月15日の人事院勧告に基づき改正されたことにかんがみまして、本市におきましても、地方公務員法第24条第3項に定めるところによりまして、国家公務員に準じて、本市職員の給与を改正しようとするものです。


 人事院の給与勧告の内容といたしましては、17年度の給与に関する勧告と、18年度から実施される給与構造改革を伴うものとに大別をされます。


 このうち、今回の条例改正につきましては、17年度の給与に関係するもので、主な内容といたしましては、四つございまして、一つ、給与月額の引き下げ、改定率マイナス0.3%、?医療職の初任給調整手当の引き下げ、?配偶者に係る扶養手当の支給月額を500円引き下げ、?民間ボーナスに合わせ勤勉手当の年間0.05月の引き上げでございます。また、この改正に伴いまして、12月支給分の期末手当と勤勉手当におきまして、特例措置を設けております。


 本条例の改正に伴い、17年度市職員の制度改正に伴う人件費の影響額は、全会計で約410万円の減額となります。その補正につきましては、12月定例会で措置させていただきたいというふうに考えております。


 なお、理事者四役及び市議会議員の期末手当につきましては、国家公務員の指定職の支給率を適用しており、今回の人事院勧告で0.05月の引き上げがされていますが、一般職の給与の状況を勘案し、本年12月の期末手当につきましては、現状の率で支給することとし、条例の扱いといたしましては、今後の課題として受けとめてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。


 また、参考までに、国家公務員におきましては、18年度から5年間をかけて、主に次の内容が実施されることになっております。(1)給与表の構造見直し。(2)給料月額の水準を平均で4.8%引き下げ。(3)新しい昇給制度への転換であります。


 本市におきましても、行財政改革との調整、職員組合との話し合い、また、府内市町村の動向を見ながら、今後の対応を調整していきたいというふうに考えているところでございます。


 詳細につきましては、担当部長からご説明申し上げます。


 よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) それでは、条例の別記と、新旧対照表がありますので、新旧対照表をまず見ていただいたらというふうに思います。条文の方との兼ね合いがありますので、それと両方見ていただければよくわかると思いますけれども、それでは、私の方から説明をさせていただきます。


 給料月額の改正でございますが、給料表を国家公務員の給料表に準じまして、平均で0.3%引き下げることにしております。一般会計ベースで一人平均、月額1,005円の減額となるものでございます。


 条文第8条の2第1項中から新旧対照表を見ていただければと思います。最初の部分につきましては、初任給の調整手当の改正でございますが、それをうたった分でございます。医師に支給されています手当の上限を、改正前「26万9,300円」を改正後「26万8,500円」に800円引き下げるというものでございます。これには、医療技術職、薬剤師、理学療法士、作業療法士、それから視能訓練士、言語の聴覚士に支給されています手当の上限を定めております。したがいまして、それを「6,400円」から「6,300円」、100円引き下げるということにしているものでございます。


 次に、扶養手当の関係でございますけれども、9条の第3項中でございます。扶養手当の改正でございまして、配偶者を扶養している場合に支給されています手当を改正前の「1万3,500円」から「1万3,000円」に改正、500円引き下げようというものでございます。


 次に、第19条の2項の第1号中でございますけれども、勤勉手当の改正でございますが、6月、12月に支給されております手当の支給率を「0.7月」から「0.725月」に、0.025引き上げることとしています。また、特定幹部職員、いわゆる部長級の職員につきましては、「0.9月」から「0.925月」に、0.025引き上げることとしています。この改正につきましては、条文の方の一番最後の方に附則がありますけれども、施行期日を平成18年4月1日としているところでございます。


 また、第19条第2項第2号につきましては、再任用職員の勤勉手当の関係をうたっておりまして、12月に支給する場合において、支給率を0.05引き上げているものでございます。なお、現在、この再任用職員は、当市には在職しておりません。


 次に、ずっと行きますと、行政職の給料表を新旧ずっと出してますので、それを見ていただいたらと思いますけれども、条例等にも載っておりますので、その区分で給料表は加味をしております。


 附則の部分でございますけれども、めくっていただいて条文の方の5ページになりますね。附則の第3項でございますけれども、17年12月に支給されます期末手当につきましては、本年4月からの給与の官民格差の相当分の0.36%を手当で減額する特例措置を設けているところでございます。


 附則の第4項でございますけれども、平成17年12月に支給されます勤勉手当につきましてうたっておりまして、「0.75月」及び、先ほど言いました部長職に相当する職員については「0.95月」とする今年度の特例の措置を設けているところでございます。これは、既に6月に支給されました勤勉手当の支給率との差を12月に加えて支給するための措置ということでございます。


 なお、これらの措置につきましては、いずれも国家公務員に準拠して設けているものでございます。今回の改正で一般職の期末勤勉手当の支給率は、年間で、改正前が「4.4月」、それが「4.45月」に、0.05月引き上げるというものでございます。


 あと、経過としましてちょっとご報告だけさせていただいておきます。組合の方との交渉も、二つの組合がございますけれども、一つの自治労京丹後市職員組合の方には2回の交渉機会を持たせていただきまして、その中での話し合いの結果、改正の了解をいただいているところでございます。また、京丹後市職員労働組合の方とは6回の交渉を持ちまして、11月24日に了解の旨の回答をいただきまして、本日、ここに上程をさせていただいたということでございますので、ご報告をさせていただきます。


 簡単ですけれども、補足説明とさせていただきます。


○(田茂井議長) 提案者の説明が終わりましたので、質疑を行います。平林議員。


○1番(平林議員) 1番、平林です。職員の給料を人勧により国家公務員並みで引き下げる、ボーナスは一定0.05月上がっているわけなんですけれども、職員の給与につきましては、合併時に一定、国家公務員並みのということで、旧町それぞれ差があったのを一律にいたしまして、多額の減額になった職員もあるというふうに聞いているわけですけれども、その上に今回の給与改定で下がっていくということになるわけです。今度のこの給料の改正によって4月にさかのぼって実施をするという、専門用語で不利益遡及というようなことを聞いているわけですけれども、組合との話し合いも何回かされていて、24日に了解をという説明が今あったわけなんですけれども、市長もこの話し合いの場に何回か出ておられると思うわけなんですけれども、職員の皆さん、この合併後、労働の条件もいろいろと範囲が広い中で一生懸命頑張っていただいている、その上に給与も下がってきている。今回もこうやって改定があるという中で、職員の皆さんの思いをどのように受けとめておられるのか、その点について、市長のお考えをお聞きしたいと思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 今回の措置につきましては、人事院勧告に準じた形でさせていただくということで、基本的には、地方公共団体その他の団体におきましても同様の方向で措置が検討される中で、当市としてもさせていただくというわけでありますけれども、職員の皆さんとは大切な話でありますので、誠実に対応していかないといけないということで、この間させていただいたところでございまして、先般決めさせていただいた行革の方向の中で、さらなる抜本的な検討、相談をさせていただかないといけないということではあるんですけれども、大変負担も伴う中で仕事を精いっぱいしていただいているという点で、つらいなあと思いながらも、この点については、諸事情の中でやむを得ずやらせていただかざるを得ないものでございまして、その点ご理解を賜ればと思っております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) よく言われます国家公務員との比較であるラスパイレス指数というのは、今現在、どのようになっているんでしょうか。それと、410万円の減額ということを言われたんですけれども、こうやって年々給与が下がることによって、この丹後地域、不況をなかなか脱しないわけなんですけれども、地域経済に与える影響というのも少なからずあるのではないかなというふうに思うわけですけれども、その二つの点について、お答えをお願いしたいと思います。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) それでは、私の方からはラスパイレス指数についてお答えしたいと思います。16年で91.8ということでございます。この間、ちょっと訂正等が来ておりましたので、91.6ぐらいで出ておったのではないかというふうに思っております。16年では、91.6に訂正になるだろうというふうに思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 地域経済に与える影響と、いろんな意味があると思いますけれども、財政歳出の総量が減るという意味ではそういうことでございますし、同時に、それは市の財政状況の健全化を果たす上では必要なことでもございますし、いろんな影響があるんだろうと思います。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 2番、森です。1点になるか、2点になるかというふうに思いますけれども、まず、第1点は、いわゆる公務員労働者の大原則としての労基法の2条というのは、労使の合意に基づくものであるというふうに言われておるわけですけれども、先ほど部長からの説明は、二つの組合の了解を得たということであるわけですけれども、不利益の遡及についても、これは私は違法だというふうに考えておるわけですけれども、この点についても、組合は了解をしたのかどうか。この点をお尋ねしたいと思います。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) 不利益の遡及という形の中で私の方では言っておりませんので、逆に言いますと、それが12月のボーナスでの調整という形の中でやってきたということでございます。その辺のところの見解も大分違いまして、労働基準監督署の方での部分とか、それから京都府の地方課の方とのやりとりもしながら、その部分についての見解を組合にもお伝えしながら、組合の方もその部分での見解を労基局並びに聞かれた中での対応の仕方の中で、相互に話をやっていった中での了解をつけていただいたということでございます。


 ちなみに労働基準法の第2条の関係につきましては、国家公務員は、その労働基準法というものがありませんので、逆に、地方公務員の方につきましては、一般職を除いたいわゆる公営企業に関する職員につきましては、その部分があるということでございますけれども、そうした中での合意ということだろうというふうに思います。労基法の中では聞いておりますのは、枠外のことで、合意というのは原則的なものであると。違法性については、それはちょっと言えないというような形の中での、これは司法の場の判断であろうというふうなことを踏まえながら、組合との状況のお話もしながら、11月24日に了解をしていただいたという経過にあります。


 以上でございます。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 端的に答えてもらった方がいいと思いますので、不利益遡及の問題については、今後、人勧等々が毎年あるということになれば、大きな争点ということにもなり得ますので、明確に、この点について、組合の側は了解をしたのかどうか。単純にお答えいただきたいと思います。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) 森議員が言われましたように、私の方では法案をこの部分で出していくことについては、了解ということでございますけれども、その不利益遡及等云々についての部分については、特段に了解したというんですか、そういう部分ではないというふうに思っております。


○(田茂井議長) 森口議員。


○7番(森口議員) 7番、森口です。1点だけお伺いしたいんですけれども、京丹後市の民間の給与所得者との比較みたいなものを持っておられたら、お聞かせいただきたいんですが。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) ちょっと今手持ちに持っておりませんので、何でしたら、後の方でも出させてもらうという形でご了解願いたいと思います。京丹後市そのものでは人事委員会を持ってませんので、こういう国がやっているような人事委員会の基礎資料100社とか1,000社とかいうような形でピックアップしたものはございませんので、今の段階で出すことはできません。


○(田茂井議長) これで質疑を終結します。


 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第143号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。


    (「異議なし」の声あり)


○(田茂井議長) ご異議なしと認めます。


 したがって、本議案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。


 これより議案第143号について討論を行います。松田議員。


○3番(松田議員) 3番、松田でございます。私は、問題点を指摘して、賛成という立場で討論を行います。


 先ほども平林議員が申しましたけれども、京丹後市の職員の給与といいますのは、合併時に大幅に引き下げられたというそういう経過がございます。それから、今申されましたように、ラスパイレス指数につきましても、平成16年度で91.6ぐらいだろうということでございます。ラスパイレス指数の全国平均というのが、例の3月29日に出されました地方公共団体における行政改革推進のための新たな指針ですね、改革プランのもとになります、これの中に出ておりますけれども、これによりますと、全国平均は、平成16年4月1日現在、97.9、これが総務省が発表している16年の指数でございます。これらと比べますと、相当に京丹後市の職員の給料というのは低いという、そういうことが言えると私は思います。このラスパイレス指数というのは、この京丹後市の区域においては、余り比較にならんのではないかというような意見もあったようでございますけれども、そういう意見がもしもあったとしますと、無法といいますか、非常に乱暴な議論ではないかというように私は思います。


 それから、先ほどもありましたが、この市の職員の給与がだんだんと低く抑えられるということは、やっぱり京丹後市内の方々の賃金を低い方向に持っていくというふうに作用をするということは、これは明らかだと思いますし、先ほどの不利益遡及のこの問題もございます。そういう点を、非常に大きな問題があるということを指摘させていただきまして、二つの職員組合との合意といいますか、そういうものもなされているということで、賛成の討論とさせていただきます。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 2番、森です。反対でなく、賛成討論を行いたいと思います。


 若干、討論の時間が長くなるかわかりませんけれども、これが終わればすぐに閉会ということになりますので、こういう機会はめったにございませんので、日本共産党の見解と私の持論をちょっと聞いていただければというふうに思います。


 まず、大前提として、労働組合が了解をしたということの中で、とかく議会が云々申し上げるのは問題があるというふうに考えております。ただ、今回の事実上の賃下げは金額的には若干であるわけですけれども、18年度における、先ほど市長の答弁の中にもありましたように、今後さらに大幅なこういう問題が出てくる。まさに、これは公務員労働者のみならず、日本全体の労働者の賃金の引き下げへの一里塚だというふうに私は理解をしております。


 そういう点から考えて、ここ1カ月以内の新聞等におけるトヨタだとか、三菱UFJ等の史上空前のバブル期を上回るようなこういう膨大な利益を上げているという、今日の背景があります。さらに、サラリーマンについては、6年間減収という、非常に厳しい中、とりわけ構造改革によって非正規の労働者が3名に1人、16歳から24歳までは2人に1人という非常に安定しない、雇用の安定のない労働者がふえており、今社会的に大問題なのは、社会的な格差が大きくなっているというのが、今日の状態ではないかなというふうに考えます。こうした背景の中には、大企業、財界の日本の労働者に対する賃金施策が明確にあらわれておる。今回の人勧もその一環だというふうに私は考えております。そういう点で、我が党は、こうした中で、利益を上げた企業は労働者に本来還元をすべき、ここに政府が施策をとるというのが当然であります。


 国や自治体というのは、当然、国民の生活水準を引き上げていく、そういう施策をとるべき中において、今回の人勧の決定というのは、公務員に対する集中的な攻撃を通じて引き下げをねらい、そこから民間労働者の賃金も引き下げていく、飽くなき賃金の引き下げにつながるということが考えられるというふうに思います。したがって、この丹後においてもそういう状況が生まれてくる可能性が強いというふうに言わなければならないと。今回まで、人勧の賃金の引き下げは、翌年の春闘相場に大きな影響を与えて民間での賃下げにもつながっているというのがきょうまでの現状です。6年連続労働者の賃金が下がっている中で、またさらに7年というこういう状況が生まれる。これでは全く暗やみになるというのが今日の日本の政治であり、小泉構造改革の内容だと思います。そういう点でも、地域の労働者にも大きな影響を与え、生活水準をさらに引き上げるというそういう問題を指摘しておかざるを得ないというふうに私どもは考えております。


 そういう意味から反対のように聞こえるやもしれませんけれども、そういう点をやっぱり警告をしておく必要があるというふうにあえて考えましたので、これをもって賛成討論ということに一応はしておきたいというふうに思います。


 以上です。


○(田茂井議長) これで討論を終了します。


 それでは、議案第143号について採決いたします。議案第143号 京丹後市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。


      (起 立 多 数)


○(田茂井議長) 起立多数です。


 したがって、議案第143号は、原案のとおり可決されました。





○(田茂井議長) 以上で、本臨時会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。


 ここで、市長より閉会のあいさつを受けます。中山市長。


○(中山市長) それでは、閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。


 ただいま2件の議案につきまして可決をいただきまして、大変ありがとうございました。


 ことしも早いもので明後日からは師走となります。早速12月5日からは12月議会が始まることとなりますが、議員の皆様におかれましてはよろしくご協力賜りますようお願い申し上げまして、閉会のあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。


○(田茂井議長) これで平成17年第5回京丹後市議会11月臨時会を閉会いたします。どなた様も大変御苦労さまでした。





     午後 2時20分 閉会








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│   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      │


│                                           │


│                議  長  田茂井  誠司郎             │


│                                           │


│                署名議員  今 度    弘             │


│                                           │


│                署名議員  大下倉  禎 介             │


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