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京都府 京丹後市

平成17年第 3回定例会(6月定例会)(第5日 6月15日)




平成17年第 3回定例会(6月定例会)(第5日 6月15日)





 
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       平成17年 第3回 京丹後市議会6月定例会会議録(5号)





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 1 招集年月日 平成17年 6月 2日(木曜日)





 2 招集場所 京丹後市役所 議場





 3 本日の会議 開会 平成17年 6月15日  午前 9時30分


         散会 平成17年 6月15日  午後 2時23分





 4 会期 平成17年 6月 2日から6月24日 23日間





 5 出席議員


  ┌────┬─────────┬────┬─────────┐


  │ 1番 │平 林  智江美 │ 2番 │森      勝 │


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  │ 3番 │松 田  成 溪 │ 4番 │? 山  充 男 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │ 5番 │岡 田    修 │ 6番 │川 村  博 茂 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │ 7番 │森 口    亨 │ 8番 │大 同    衛 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │ 9番 │松 本  経 一 │10番 │原      久 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │11番 │小 牧  耕 一 │12番 │奥 野  重 治 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │13番 │行 待    実 │14番 │松 本  信 之 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │15番 │中 西  敏 行 │16番 │早 川  雅 映 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │17番 │池 田  惠 一 │18番 │石 河  良一郎 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │19番 │松 尾  信 介 │20番 │谷 口  正 博 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │21番 │野 村  重 嘉 │22番 │井 谷  實 夫 │


  ├────┼─────────┼────┼─────────┤


  │23番 │池 部  皓 三 │24番 │松 本  聖 司 │


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  │25番 │今 度    弘 │26番 │大下倉  禎 介 │


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  │27番 │吉 浪  芳 郎 │28番 │川 浪  将 義 │


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  │29番 │浅 田  武 夫 │30番 │田茂井  誠司郎 │


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 6 欠席議員 


     な   し





 7 会議録署名議員


     9番      松 本 経 一   10番       原     久





 8 議会事務局出席職員


     議会事務局長  池 田 勇一郎   議会総務課長補佐  下 岡 耕一郎


     主事      松 本 隆 明





 9 説明のための出席者


  ┌─────────┬─────────┬──────────┬─────────┐


  │市長       │中 山    泰 │助役        │荒 田  裕 安 │


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  │収入役      │大 下  道 之 │教育委員長     │美 王  惠次郎 │


  ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤


  │教育長      │引 野  恒 司 │教育次長      │水 野  孝 典 │


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  │消防長      │山 本  邦 昭 │企画政策部長    │三 浦    到 │


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  │総務部長     │安 田    剛 │生活環境部長    │金 久  和 幸 │


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  │保健福祉部長   │上 田  弘 子 │医療事業部長    │高 野  重 隆 │


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  │農林部長     │増 田  英 雄 │商工観光水産部長  │中 村  基 彦 │


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  │建設部長     │藤 原  孝 司 │上下水道部長    │池 田    栄 │


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  │峰山市民局長   │堂 田  孝 二 │大宮市民局長    │上 田    賢 │


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  │網野市民局長   │井 本  勝 己 │丹後市民局長    │大 村    隆 │


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  │弥栄市民局長   │辻    廣 志 │久美浜市民局長   │松 本  義 雄 │


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  │監査委員事務局長 │岡 田  美 晴 │代表監査委員    │小 松  通 男 │


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 10 会議に付した事件


   日程第1 会議録署名議員の指名


   日程第2 一般質問


   日程第3 議案第 92号 平成17年度京丹後市一般会計補正予算(第2号)(説明)





 11 議事


                             午前 9時30分  開会


○(田茂井議長) 皆さん、おはようございます。


 ただいまの出席議員は30名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。





○(田茂井議長) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、議長において9番松本経一議員、10番原議員の両名を指名いたします。





○(田茂井議長) 日程第2 一般質問を行います。


 昨日に引き続き質問の通告がありますので、順次許可いたします。


 順位16、大下倉議員の発言を許可いたします。


 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 皆さん、おはようございます。26番、創政会の大下倉でございます。通告によりまして質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは、今までの議員の方の質問と重複するところもありますが、よろしくお願いいたします。


 最初に、行政改革と組織改革の基本姿勢についてお伺いいたします。財政状況悪化の市財政再建の方策には、思い切った行政改革が必要であると存じております。過日、議会が決議した市長の信頼回復には、勇気ある決断、閉塞感のある京丹後市行財政の前途に明かりの見える行財政改革が不可欠であると考えております。市長の改革に対する意欲と熱意はいかがか、お尋ねいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 行財政改革についてのご質問でございますけれども、行政は何のためにあるのかといったときに、市民社会の発展と、あるいは安全安心の確保ということだと思います。その市民社会の発展を考える上で、当然、課題がたくさんありますので、これは、国や府もそうなんですけれども、基礎的自治体としての市のしっかりとした支援がぜひとも必要だという状況でございます。市の支援をしっかりとしていく上で、当然、行財政の状況を健全化していくということが、これはもう欠かせないわけでございまして、現在の行財政状況を見たときに、大変厳しい状況でございますけれども、これを健全化することなくしては、市民社会の発展をお支えする手だてとして乏しいというような認識を深くしておりまして、その点、行革、あるいは行財政の健全化ということについては、強い決意と意欲で、市役所一丸となってやっていきたいというふうに存じております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) ただいま市長のお考えをお伺いいたしましたが、市民の皆さんが、さすがは中山市長、行政手腕はさえるというような施策の実現を期待するものでございます。


 次に、行財政改革推進委員会、行財政改革推進本部、行財政改革推進検討グループ会議におけるそれぞれの取り組み状況と、改革案答申の時期の見通しはいかがか。また、期限を切って答申をお願いすることはいかがか、お尋ねいたします。


○(田茂井議長) 企画政策部長。


○(三浦企画政策部長) 行財政改革の取り組み状況でございますけれども、昨年12月に策定しました行財政改革大綱に基づきまして、現在、その推進計画をつくり上げている最中でございます。課長クラスからなる行財政改革推進検討グループでの議論を経まして、今、たたき台ができているところでございます。この前、行財政改革推進本部、これは理事者と部局長で構成しておるんですけれども、その会議をもちまして、さらに推進計画のたたき台を職員に下ろして、それをまた検討するというふうなところに来ております。行財政改革推進委員会につきましては、この後、今月中に行いまして、そこでも提案をしていくというふうな格好になっております。


 答申の期日ということなんですけれども、これにつきましては、今のところなかなかはっきりしたことは言えませんけれども、大体の全体的なスケジュールを申し上げますと、推進計画の策定につきましては、9月ごろをめどにしております。それから、その中に個別の具体計画を持っておりまして、細かい話になるんですけれども、それらにつきましては、9月に策定するもの、それから12月に策定するものというふうな二段階に分けて現在考えております。少し具体的に申し上げますと、推進計画の策定は9月、それから9月に策定します個別計画の中では、補助金の見直し指針、それから行政アウトソーシングのガイドライン、財政健全化指針、定員適正化計画、会館等公共施設見直し方針というものを9月ごろには策定をしたい。それから12月に策定するものとしては、アウトソーシング推進計画、市民と行政の協働推進の指針、組織機構編成方針、給与構造改革方針、人材育成基本方針というふうなことで分けて策定をしていきたいというふうに思っております。


 この間、当然、議会の方にもまた報告もさせていただきますけれども、いろんな皆さんからのご意見をお聞きしながら、この推進計画を決めていきたい、策定していきたいというふうに思っております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 今後の委員会審議の予測される改革案答申について、抽象的でなく、すぐにでも実行に取りかかることのできる具体策の答申をされてはいかがかという点と、条件は異なりますが、大阪の優遇改革推進委員会ですか、あそこの答申を見ておりますと、すぐにも取りかかれる答申が出されております。そういうような点につきまして、推進委員会、改革推進本部等いろいろと審議会を持っておられますが、たらい回しにならないかと心配しておりますが、その点につきましてお尋ねいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 今、12月の大綱があるわけですけれども、これは、かなり抽象的な形になっておりますけれども、これを具体化したいということで検討しておりまして、部長から申し上げたさまざまな項目について、9月ないしは12月の段階で、個別の項目について、基本的に5年計画、21年までの予定でどういうふうに進めていくのかということについて内容を盛り込みたいというふうに思っておりまして、したがいまして、18年度予算には、そのうち18年度にやる部分については具体的に盛り込むべく、その程度には具体的な形で出していきたいというふうに存じております。


○(田茂井議長) 企画政策部長。


○(三浦企画政策部長) 補足をさせていただきますけれども、現在検討してます行財政改革推進計画の中では、具体的に55の実施プログラムを持っております。ちょうどごろがいいので、ゴーゴープログラムにしたらいいのかなというふうに思っておりますけれども、そういう実施プログラムがある中で、それを今市長が申し上げました5カ年間でどう実現していくかというふうな計画をつくっていくわけでございますが、既にこの中でも、例えば、人事評価制度とか、それから、行政評価制度のうち、業務棚卸しとか、これらには取り組んでおります。ですから、できるものから行革室を中心にして取り組みを始めておりますので、取り組めるもの、それからまた、来年度の予算編成に向けて取り組んでいくものは当然やるべきだろうというふうに思っています。ただ、議員の言われました大阪市の優遇改革委員会ですか、あのような事例というのは、本市には優遇的な事例がございませんので、それらについてそういう取り組みは必要ないということだと思います。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) ただいま企画政策部長にお答えをいただきましたが、大阪の改革委員会ですか、それとはもちろん条件も違いますし、いろいろな点で相違点はあると思いますが、私が申し上げるのは、委員会で具体的改革案を早く答申していただき、すぐにも実行がお願いしたいということでありまして、比較する例がちょっと不適当であったかと思いますが、そういう点をご了解いただきたいと思うのと、なかなか当市におかれましても、審議会はたくさん持っておられますが、さて具体的な答申となると、非常に問題があるというふうに感じております。そういう点で、委員の皆様には、ご苦労さんでありますが、具体的改革案を早く答申していただき、答申改革案に基づき、行政内部の組織改革を行うべきと考えておりますが、市長のお考えはいかがですか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 組織改革案については、先般も全協でお示しをさせていただいて、時期尚早ということで保留させていただいておりますけれども、ああいった現在における将来の見込みの中で、必要最小限の組織の見直しをぜひしていきたいということで、ああいう動きについては継続して今も検討を進めておりまして、それを踏まえて、できるだけ早期に、必要最小限な組織改革はしていきたいというふうに思っております。他方、同時に、議員おっしゃられる行革全体のビジョンの中でどうするかということについても、そういった検討の中においても、平行して関連づけて検討していかないといけないなというふうに思っておりまして、いずれにしても、行革、あるいは、それに関連する組織の検討ともに具体的に成案を得るべき努力していきたいというふうに存じております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 続きまして、組織改革についてと、市民局1年間の検証と、今後の方向についてお伺いいたします。かねてから私はこの件につきましては、いろいろとご質問もさせていただいておりますが、まず、市民局の市民の利用状況、機能面と機動力、地域の課題の把握、この点につきましては、いかがお考えか、お尋ねいたします。


○(田茂井議長) 企画政策部長。


○(三浦企画政策部長) 申しわけありませんが、ちょっと質問の意味がよくわからないんですけれども、市民局の利用状況というのは何のことでしょうか。それから、あと課題把握というのは、今までから議会の中でもたくさん課題等につきまして指摘されておるんですけれども、そういうことの意味なんでしょうか。申しわけありませんが。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 質問の仕方が悪かったかもわかりませんが、市民の利用状況といいますと、市民局に何人の市民が来られたかいうことであります。これは、お笑いになりますが、私どもも以前和田野区の区長をしておりましたときに、和田野区に何人区民が来たかということはすべて記録しておりました。これは、当然のことで、お笑いになるようなことではないと思っております。


 次に、機能面と機動力についてでありますが、これにつきましては、やはり現在ではいろいろと市民からの指摘もあり、本庁の幹部の皆さんも御存じだと思いますが、市民からいろいろな問題点が出た場合、どこまですぐに対応できるかということでありまして、これも今さら申し上げるまでもないと思っております。


 次に、地域の課題把握といいますのは、それぞれの各市民局には、それぞれの地域の抱える問題点がいろいろと出ておると思います。それを市民局の局長を初め、幹部の皆さんがどの程度把握しておられるかということであります。


 以上であります。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 議員ご指摘の利用状況、あるいは課題把握等についてでございますけれども、具体的な数字は、今ちょっと持ち合わせてございませんけれども、いずれにしても、新体制となって1年ということで、最初は市民の方も市民局と本庁の役割分担がわからないとか、いろんな戸惑い、あるいは市民局に相談しても、昔ほど機動的に答えがすっと返ってくるということはないとか、いろんなことで、市民局に対するいろんなご不満とか、それによって、足が遠のかれたというようなこともあったやに思いますけれども、次第次第に、我々の方も努力もさせていただいて、あるいは市民局、本庁の体制もこういう形だということが、徐々に浸透もしていき、同時に、この1月からは3S運動ということで、行政サービスのアップをするための運動を、職員が率先してやっていただいておりまして、そういったことが、功を奏しつつあるいうか、徐々に利用の状況も頻繁になってきているというか、喜んで利用していただくような状況になってきつつあるのではないかと。もちろんいろんな課題もあると思いますので、引き続き謙虚に耳を傾けながら、変えていくべきは変えていくということでやらないといけないと思いますけれども、利用状況も徐々に改善を、改善というか、喜んで利用していただけるようなことになっているのではないかなというふうな面も、甘いかもしれませんけれども、思っているところもございます。


 なお、課題把握につきましても、ことしから市民局長のもとに200万円強の、企画をして、裁量で使っていただきたいということで、ルールはあるんですけれどもやらせていただいておりまして、そういったことを一層適切に活用いただくためにも、課題の把握力というのは、問われているということで、ますます頼りになる市民局づくりということで、腐心をしていきたいなというふうに思っております。直接、お答えになっていないかもしれませんけれども、方向感としてはそういうような方向感でおります。


○(田茂井議長) 企画政策部長。


○(三浦企画政策部長) 旧町時代もそうだと思いますけれども、役場、庁舎に来られた方は何人おるかというふうな統計は全く取っておりませんでして、ちょっと何人利用されているかというふうな状況は把握はしてないということでございます。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) ただいま質問の仕方も申し上げましたとおり悪かったかもわかりませんが、市民局としては、当然、どういう用でどなたが見えられたかとか、今月の集計はどうだったかということは、民間企業なら当然することであります。これは、今後、十分ご留意をいただきたいと存ずる次第でございます。


 次に、市長は、市民局の理想的な姿・組織をどのように考えておられるか。大分、お話はいただきましたが、重ねてお尋ねをいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 今申し上げたことと重なるところはあるとも思いますけれども、市民局の設置の趣旨というのが、合併に伴って、非常に広大な地域を要する市となったわけですけれども、本庁機能が所在するところは限られる中で、取り残されるのではないかというようなご不安もあることにきちっと対応していきたいと。地域各地、各地の安心感を市民局機能でもって補完していくということがあったと思いますけれども、そういう点からすると、やっぱり行政サービスを地域においてきちっと執行していくということが、今の市民局に求められる機能の一つだと思いますし、同時に、地域のさまざまな相談事に対して、きちっと受けていくと。市民の皆さんの知恵や工夫もこれからは引き出して、一緒になって地域づくりをしていくような、そういうような市民の皆さんから頼りになるような、そういう市民局づくりということが大切だなというふうに思っています。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 少し失礼ですが、お答えが漠然としておりますが、この辺で置かせていただきます。


 また、私も、かねてより一般質問で申し上げておりますが、市民局には、地域事情、業務に精通したベテラン職員を配置し、地域対応力を高めるべきと考えております。特に、窓口業務、地域福祉課を強化し、また、行政相談をすべて受ける窓口を設置することも必要ではないかというようなことも具体的に思っております。この点につきまして、お答えをお願いいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 議員ご指摘の趣旨はよくわかりまして、私が申し上げた市民局のあるべき方向と合致するようなことだというふうに思っております。ただ、ベテラン職員の数にも限りがあるというか、本庁でも使いたい職員の方ももちろんいらっしゃるわけだし、そこら辺のバランスをどう取っていくかということですとか、行政相談窓口についても、むしろ明示はしてないですけれども、今も当然機能としてはある中で、どういうふうにもうちょっとあるんだよということをはっきりさせて活性化していくかということは課題だと思っていますけれども、議員おっしゃるご趣旨はよく理解できます。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 今後、痛みを伴う行財政改革の推進には、市民、職員、議員の理解と協力が必要であると存じております。また、行財政改革には、職員の現場の声を生かして行うべきとも考えております。また、各部局には、職員配置数より適材適所の職員配置を行い、行政効率を高めるべきだと考えておりますが、質問のお答えは重複するかもわかりませんが、お尋ねいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 今、おっしゃられるとおりだと思います。痛みを伴うからこそ、よく現場の職員の方も含めて、多くの方のお声をまず聞かせていただいて、いずれ何をするにしても、どこかに痛みを伴うわけですから、その手続、何で痛みを伴うのかということの認識の共有もしながら、手続を手厚くしてやるということが大切だと思っておりますので、いろんな場面で、そういった趣旨を具体に取り入れながらやっていきたいなと思っておりますし、適材適所ということも考えてやるべく、今年度から希望調書なんかも取らせていただいて、それを参考にさせていただきながら、本当に意欲を持って仕事をしていただく体制の一助としての環境整備は腐心していきたいと思っています。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) いろいろと答弁を聞かせていただきましたが、改革案、答申も含め、推進本部の取り組みも総体的に悠長な感じを思っております。改革目標達成に何年もかかっていては、実効性が低くなると考えますが、もう少し早く実施できないかと存ずる次第でございますが、ご意見をお伺いします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 今のお話、悠長だというお言葉のとりようによっては、ある種、一面評価かなというふうに思っておりますのは、これは大改革になるわけですから、その表面的な外科手術だけではなくて、中から変えていく、京丹後市の財政構造、行政構造の改革ということにもつながってくるような大改革なわけですから、むしろ性急な感がすると言われる方が、ちょっといけないのかなというふうな気もしておりまして、そういう意味で、きちっとした検討はしていかないといけないというふうに思っています。


 ただ、議員ご指摘のように、じゃ、その間何もしないのかということがあってはいけないと思いますので、全体の目標も早期に提示しながら、その中で、きちっと短期的にできることはやっていくような、皆さんから、ああ、きちっとやっているな、悠長じゃないなというふうに思っていただくような取り組みを、ぜひしていきたいというふうに思っています。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) ただいまの市長のご答弁に期待するものでございます。


 続きまして、市長を初め、市の理事者には、行政理念、理想、また行政センスには非常に強いと思いますが、失礼ですが、痛みを伴う改革には、遂行能力が不十分との声もあります。合併後、1年で実施された改革や、合併効果の自己評価はいかがなものか、お尋ねいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) ちょっと重なるところもあると思うんですけれども、大改革であり、と同時に痛みを伴うからこそ、大きな土俵の中で手続をきちっとしながらやっていくということが何よりも大切だという思いの中でさせていただいておりまして、その意味で、この1年というのは、まだまだ未熟でございますけれども、手続をきちっとする他の土俵づくりということで、透明な行政環境の整備ですとか、あるいは、ざまざまな市民の皆さんのお声を聞かせていただく仕組みですとか、あるいは入ってきていただく仕組みとか、そういったものの種をまいたようなそんな取り組みだったのかなというふうに思っておりまして、これをもう少しそういう土俵を輪郭をはっきりさせながら、きちっとしていくということが、また中身もその中でやっていくわけですけれども、大切だというふうに思います。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) それでは、次に、地域振興協議会のことについてお尋ねいたします。地域振興協議会委員の皆さんを差しおきまして、まことに僣越でございますが、質問することをご了承いただきますようよろしくお願いいたします。最初に、市の行財政改革推進に関連し、地域づくりが重要視されてくると思うが、京丹後市における地域振興協議会の位置づけをどのようにお考えか、お尋ねいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 大変、議員、抽象的なご質問でございますけれども、地域振興協議会については、新市が、こういう六つの町が一つになってできた中で、旧町の特色を生かしたい、あるいは旧町の声を市政に生かしたいという思いの中でやらせていただいていることでございまして、そういう意味で、位置づけというのは、現在の新市における市民協働の一つの核であり、同時に、結果として、広い地域の各地、各地の皆様の安全、安心感を持っていただく一つの手だてでもあるのかなというふうに思っております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) それでは、具体的にお尋ねいたします。地域振興協議会の自主的活動として、市民主導の地域づくり活動、旧町の特色あるまちづくり継承などの活動が行われることが想定されるが、それぞれの活動と地域振興協議会との関連はいかがか、お尋ねいたします。


○(田茂井議長) 企画政策部長。


○(三浦企画政策部長) 地域振興協議会につきましては、地域の実情に応じた地域振興施策を提言してもらうという一つの大きな役割がございます。それをすることによって、地域自治の一層の推進を図るという目的があるわけでございます。当然のことながら、旧町の特色あるまちづくりというものにつきましては、その中で、また、振興協議会の中でも論議をされるだろうというふうには思っております。ただ、旧来、その町々で行われてきた内容がそのまま継承されるのか、それともまた、新しい視点でのまちづくりというものが出てくるのか。その辺のところは委員がいろいろとご審議いただくことになるだろうというふうに思っております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 外縁から伺っておりますと、現在の協議会の運営は、各市民局の担当、主導により行われ、市の総合計画構想、予算など、市から提案された議案を中心に審議が行われていると推察いたしております。今後の運営方針として、地域づくり活動をもっと自主的にやっていただいたらいかがかと存じますが、この点は、ただいまのお答えと重複すると思いますが、ありましたら。


○(田茂井議長) 企画政策部長。


○(三浦企画政策部長) 確かに昨年10月に発足いたしまして、それから、昨年は半年間しかなかったわけでございます。当初、どういうふうな進め方をしようかということを、市民局長と一緒に考えながら進めてきたわけでございますけれども、当初ということもございまして、昨年の場合は、例えば16年度予算であるとか、行革の方針、それから下水道、ブロードバンドといったような中身を、市の方から説明をしていただきまして、それに対してご意見をちょうだいするというふうな機会をたくさん持たせていただきました。それが、よかったか悪かったかということなんですけれども、実は、ことしの4月に行いました6町の振興協議会の会長さんの会議を行いましたんですけれども、そのときに出てきました意見としましては、余り市の方からこういうことの論議をしてほしいということは言ってくれるなと。我々が自主的にやりたいというふうなご意見をいただいた会長さんも複数おられました。特に、例えば、その地域の環境であるとか、観光であるとか、教育であるとか、そういうテーマを絞って論議をしていきたいというふうなご意向もお持ちのようでございますので、ことしの場合はできるだけそういうご意向に沿いまして、それぞれの地域振興協議会の中でお考えいただいた内容を論議をしていただくというふうことを思っております。


 ただ、私どもの方も、先ほどの行財政改革の内容とか、それから総合計画の内容も今後出てまいります。それらにつきましては、やはり地域振興協議会の皆さん方のご意見もちょうだいしたいところでございますので、その辺のところもご理解はいただきたいなというふうには思っております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 今後、市の直営事業、公設民営の第三セクター事業等の統廃合は避けられぬと予想しております。これらの施設は、先ほども申し上げましたように、各地域の振興、活性化を期待して設立運営されておるものであり、赤字会計というだけでは統廃合は難しいと存じております。平行して、地域の振興、活性化対策は必要だと存じております。こうした問題提起を地域振興協議会を指導する市長、担当部長、市民局長は、今後、先ほどは自主的な運営を地域振興協議会に期待するとのお答えもありましたが、提案を地域振興協議会に行うことがあるのか。そういうことは考えていないのか。その辺につきまして、お答えをお願いいたします。


○(田茂井議長) 企画政策部長。


○(三浦企画政策部長) 施設の内容によるかというふうに思いますけれども、例えば、地域集会施設みたいなものは、区長さんの方で管理されている分が多いかと思いますので、そういうものにつきましては、それは区長会とお話することになるだろうと思いますし、あと、その町で、例えば、弥栄町ならスイス村という大きな施設があるわけでございますが、それについて、地域振興協議会の意見を聞くかどうかということなんですけれども、先ほども言いましたように、自主的な取り組みがしたいというご意向もありますので、この辺のところは、今後十分検討をさせていただきたい。今のところかけるともかけないともちょっと申し上げることはできないかというふうに思っております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 今後はまたいろいろと担当の皆さんとご相談の上、ぜひとも地域振興協議会の活躍のしやすいように指導していただきますようにお願いする次第でございます。


 少し時間がありますので、申し上げますが、皆さんも既に御承知と思いますが、地域振興協議会の設置につきましては、6町の合併協議で、当初は、合併特例法が認める地域審議会を設置する予定であったと存じております。合併後は、周辺部の声が届きにくくなる、また、周辺部が寂れる、住民の合併による不安を解消するために設置されるということで、合併協議会の委員の中には、地域振興協議会の発言力が強くなりすぎて、合併後の新しい市の予算編成等に影響力が及ぶのではないかと危惧された御方もあったことであり、協議会の位置づけは極めて高く重要視されておったと存じております。


 その後、京丹後市では、合併特例法での地域審議会を市独自の地域振興協議会に振り替え設置されたことは皆さんも御存じのとおりだと思っております。このことは、私は高く評価をいたしております。このように振り替え設置された趣旨、また周辺地域の期待などを考慮し、地域振興協議会に今後の自主活動、また、市当局の指導による活動をぜひとも頑張っていただきたいとお願いをいたしまして、この項につきましては、質問を終わらせていただきます。


 次に、区長協議会と市民地域振興協議会との連携、また、旧町の特色ある地域づくり、各地域が抱える課題、指定管理者制度の活用と、各区長協議会の今後の役割についてお尋ねいたします。今後、予想される地域振興にかかわる事業のスクラップアンドビルド、これに平行してかかわる地域振興対策、指定管理者制度の活用等は、市民の理解と協力が必須条件であります。区長会を通じて、議員の方が先に質問されましたが、行政懇談会、また、村づくり懇談会等の開催はいかがかということでありますが、ただいま市長は「移動市長室」、パブリックコメントなども大いに実施されて、市民の意見も聞いておられると思いますが、やはり多数の市民が集まるところで、市長のみずからの発言、また、行政に対するお考えを聞きたいという市民もかなりおると思いますので、こういう点についてお尋ねいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 昨日、奥野議員からのご質問にもございましたけれども、こういう行政懇談会等の開催というのは、大変重要だなという問題意識を持っておりまして、今後は、今やっております「開放市長室」に加えて、こういった形の開催、どこのご協力を得ながらやるかというのは、内部でまた検討、あるいは相談もしないといけないと思いますけれども、こういう形の懇談会というものの開催については、十分前向きに検討していきたいというふうに思っています。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 今後は、市行政推進のため、市民生活に密着する各町の区長協議会の役割を、さらに重要視していただきたいと存ずる次第でございます。


 次に、京丹後市市有財産の整理・管理・把握状況についてお尋ねいたします。最初に、市有財産の全筆調査は完了しているのか。また、調査し、把握した市有財産の所有権登記は完了しているのか。この点についてお尋ねいたします。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) 大下倉議員が今言われました市有財産の関係でございますけれども、これは、ちょっと一言申し上げたいのは、合併前にいわゆる市の財産、地区の財産、その辺のことをはっきり区分しておこうということで、いわゆる地縁団体の創設、または覚書によるもの、または財産区によるもの、そういう区分をしております。旧町時代からその市有財産の関係は、用地を買ったと、個々の事業をやることによって、それを完全に登記まで持ち込むのが本来の姿でありますので、そういう部分が完全にできているかということについては、大方その部分はできているというふうに思いますけれども、全筆の調査ができているかということについては、非常に疑問を持っております。


 現在、京丹後市として、事業を進めております部分についても、その部分で、旧来ならできていなければならないものができていなかったというようなこともケースにありますので、そういう部分では、今申し上げたような部分が残っておるということでございますので、その辺のことも含めながら、現在、調査は個々にやっていかなければならないということで認識をしておるところでございます。


 所有権が全部完了しているかということにつきましては、これは法務局の登記が完了しなければできませんので、その辺のことも含めて、全筆ができておるということにはなかなかなっていないというふうに思っております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 市有財産全体として、大まかで結構でございますが、調査は8割できているとか、9割できているとか、その辺の検討はいかがなものでしょうか。お尋ねいたします。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) なかなかそのパーセントは申し上げにくいと思いますけれども、合併時にやりました地縁団体、覚書、それから財産区、その辺の関係についての確認というんですが、その部分はほぼできておると思います。一部には、まだ地域によっては、旧町によってはできてないところもありますので、これは総務常任委員会の方でも16年から問われているとこでございますので、その辺の推進に向けては確保していきたいというふうに思っております。パーセントでは申し上げることはちょっとご勘弁願いたいと思います。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 次に、市有財産の把握、また整理の遅れに伴う負担の不公平についてお尋ねいたします。各地区の区有財産と市有財産との所有の判別、確認状況は、どうなっているのか。大方済んでいるのか、残っているのかという点でありますが、次に、現時点では、地縁団体を設立した地区では、区有財産を地縁団体に所有権登記をしておりますので、それが一つの地区と、また、区有財産を所有権登記をせずに京丹後市と覚書を取り交わして、市名義の財産を区有財産として所有している地区、また財産区として所有している場合もありますが、この辺の実情についてお尋ねいたします。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) 先ほど少しお答えをさせてもらったんですけれども、合併のときにいわゆる地縁団体に、いわゆる財産の部分を区の方と区分してくるということで、一つは、そういうことで申し合わせをしております。もう一つには覚書と、それから財産区であるものについては、その地方自治法にのっとった形での部分だということでやっております。地縁団体につきましては、既に大宮町は15年度に全地域で地縁団体の設立を行っておりまして、すべての区有財産の所有権の登記をこれも終えております。したがって17年度から課税をやっていくということで、これも合併のときの条件でございます。


 また、丹後町と弥栄町におきましても、一部で地縁団体の設立ができておりまして、これも先ほど申し上げました大宮町と同様課税も行っております。それから、16年度以降でまだ一部ができてないところもございます。これが今言われる不公平感が出ておるのかなという部分ではございますけれども、その財産の把握もまだ十分にできておりません。地域の市民局を通じ、また、その地域の方にご理解願って、こういう状況を進めていくということになろうかと思います。


 それから弥栄町においては、財産の所有権について、地元区との調整がまだ一部に必要だということも聞いております。


 網野町と久美浜町につきましては、覚書財産としてなっておりますので、財産そのものの所有の関係ははっきりしております。したがって、適切な処理がなされて、これも固定資産税は課税させていただいております。


 峰山町につきましては、これ、五箇財産区と峰山財産区とありますけれども、これは、地方自治法上での設立がされたものでございまして、地方税法上の関係につきましては、348条の固定資産税の非課税の範囲ということで、これは非課税になっております。


 あとの地区の集会所の土地については覚書を交わした中での市有名義となっておるもので、これは課税はされておりません。それ以外の村中区役員の共有名義、これらかかわる区の所有地での部分ですけれども、これは課税をさせていただいておるという状況になっております。


 そういう状況の中で、まだ完全ではないですけれども、地域の実情もございますし、また、今財産区の関係もございますけれども、総務常任委員会でもお話を聞いておりますような形の中で、今後は、相手もあることですので、これが適法にされている状況でございますので、そのことも踏まえながら、地縁団体の意向等々も含めながら、地域との協議もしていかなければならないだろうなというふうな考えを持っております。


 以上です。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) ただいまのお答えによりますと、固定資産税の納付については、地縁団体所有財産の場合には、正しく課税をされ納付をしておるというようでありますし、また、覚書で区有財産を所有している場合も課税の対象になっておるということであるとお答えをいただき、問題は、財産区として区有財産を所有している場合が、固定資産税の課税対象になっていないということで理解をさせていただいてよろしいですか。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) 財産区につきましては、これは地方自治法で設立をされた財産区でございますので、それの課税につきましては、先ほど申し上げました地方税法348条規定に固定資産税の非課税の範囲ということの中で、財産区及びということが載ってますので、それらに対する固定資産税を課することができないということでの非課税措置になっていますので、そこからの固定資産税はいただいていないということでございます。したがってあとの地縁団体とか覚書でやっているそういうところの区の財産とかにつきましては、固定資産税をいただいているということでございます。そういうような理解をしていただいたら結構です。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) ただいまの部長のお答えで大体理解させていただきました。しかし、まだまだ不確定な課税対象になっているところがあると思いますので、市有財産の調査完了後は、固定資産税の適正課税を行い、負担の不公平を是正すべきと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。


 次に、市有財産の運用、処分についてお尋ねいたします。合併後の旧町の持ち寄り財産であり、全市有財産の調査、整理は大変だと推察いたします。しかし、市の財政悪化の折でもあり、市としても早急に調査整理を行い、不用、遊休土地、遊休建物の売却、また、貸し付け等の処分を行うなどして、財産収入として、市の自主財源確保の一助とすべきと考えますが、いかがでございましょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 財政健全化をしていくための手だての、手近なというか、取り組みとしては、着手しやすい事柄の一つとしてご指摘のことがありまして、当然、そういったことをやっていかないといけないというふうに思っております。他方で、今、体制的なところがかなり厳しい状況になってまして、財産管理課の方の中で、専従でできる人が非常に限られているという状況の中で、事務的な体制をどう整えていくのかというのが、まず課題としてあるわけですけれども、いずれにしましても大切なことだと思いますので、今後の検討の中で、そういったことも含めて、対応を、あるいは検討を進めていきたいというふうに思っております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) できるだけ早急にそういう体制にしていただきたいと存じております。


 市有財産の調査整理は複雑で手間もかかると存じております。現在の財産管理課体制ではなかなか困難で日にちもかかるものと推察いたします。調査・整理のめどがつくまで、職員の増員が必要ではないかと横目で思っております。この点につきましては、ぜひとも今後ご配慮をいただきまして、適正な配置をしていただきまして、早急に市有財産の整理、管理をお願いしたいと存ずる次第でございます。何かご意見を。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) おっしゃるとおりだと思いますので、十分踏まえて、体制のあり方についても考えていかないといけないと思っております。


○(田茂井議長) 大下倉議員。


○26番(大下倉議員) 以上をもちまして、私の質問は終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。


   ――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(田茂井議長) これで、大下倉議員の質問を終結します。


 次に、順位17、中西議員の発言を許可いたします。


 中西議員。


○15番(中西議員) 15番、中西でございます。創政会最後の質問者となりましたが、通告に従いまして、一般質問を行います。残り時間たっぷりありますので、ちょっと前置きをさせていただきます。


 本年5月、1年という節目を迎えに当たりまして、議会並びに議員活動の活性化とみずからも心機一転することを目的に、何人かの議員とともに新しい会派結成に向けて精力的に取り組み、その結果、6人のメンバーでもって新会派を組織することができました。名称も創政会ということで、その名のとおり新たな政策をつくるために、会派内研修など日々切磋琢磨し、積極的に政策提言を行うこと、そして、小さいながらも機動力に富んだ会派活動を行うことに基本を置いて会派を結成いたしたところであります。したがいまして、今後、市長に対しても、議会の場で市政推進に関する厳しいチェックや、適切な政策提言を行っていくということを私たちは考えておりますので、そのつもりで対応していただきたいと思います。


 さて、今回の議会においては、市長みずからの問題に関する質問が、市民の皆様にとっても、議会にとっても非常に大きな関心事であったことと思います。私たち創政会においても、保守系の会派として、今議会に臨むに当たって多くの議論を行う中で、基本に置くことは、事実をしっかりと確認して、それに対する適切な対応策を考えることとしております。議会初日に行われました市長の信頼回復を求める決議に対しても、会派の副代表であります岡田議員から賛成討論として、会派の総意や方針を明らかにしております。その内容については、丹政会、石河議員、公明党、池部議員初め、一昨日、昨日と何人かの議員が質問されましたことと同様に、創政会としても、今回の中山市長に対する告訴問題が、多くの市民や市職員に動揺を与え、市政の停滞感や信頼感を失墜させるような事態に至ったということについては、否めない事実であると思いますし、憂慮すべき事態と認識しております。


 そうした状況下にあって、日々、市民の皆さんからは、市議会、そして、我々議員個々の毅然とした態度、また対応が求められているところであります。我々議員は、市政推進の両輪の一つとして、公平、公正、そして、高潔性を堅持しつつ、議会並びに議員本来の任務である市政推進に全力を尽くすべきだと考えております。よって、我々創政会としては、市長がみずからの政治的責任、説明責任を一日も早く果たされることと、あわせて市民や職員の市政への不信感、停滞感を払拭するそういった手だてを講じられることを強く望んでおります。このことを創政会としては、当該問題の解決の第一歩として位置づけておりますので、そういったことを決議で賛成の討論としております。したがって、一昨日、市長が石河議員にお答えになりましたように、あらぬ嫌疑を晴らす、告訴の事実はない、真相究明して市民に事の真相を明らかにする、さらには、池部議員からの言行不一致の場合の道義的、政治的な責任問題などが現時点で受け取れる市長からの答えとして、我々は受けとめております。


 これから行います質問は、こうした状況下でありますが、市長本来の任務として、昨年選挙において多くの市民から若さ、最新の行政能力、そして新しいことへの挑戦意欲等、中山市長だからこそできる市政として、非常に熱い期待を受けて当選されたそのときの気持ちに返っていただいて、今後の市政に対するしっかりとした市長自身のお考えを述べていただきたい、そういった気持ちで質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。


 それでは、質問に入りたいと思いますが、今回の会派への割当時間の53分の中で、30分しかありませんが、やっていきますので、よろしくお願いします。ちょっと前置きが長くなりましたが、最初の質問は、通告しております質問の順序を入れ換えまして、2番目に上げております行財政改革に関する政治姿勢並びに危機的状況下における市長の行動とリーダーシップについてという質問項目から質問させていただきますので、よろしくお願いします。


 本日3日目ということで、多くの質問が既に出されておりまして、それに対する答えもいただいております。私は、市長が市政にとってどのような形で向き合っておられるのか。そういった政治理念の部分を中心にお答えをしていただくということで質問させていただきますので、よろしくお願いします。


 初めに、財政状況のとらえ方と対処方法に関する質問ということでさせていただきます。現在、京丹後市は、国の三位一体の改革の影響も受けて、予測していた合併前の財政計画にも大きな狂いが生じ、非常にたくさんの合併特例債事業や懸案の事業を抱えている中で、一方では、財政的な課題が山積しているという、非常に厳しい状況になってきております。市の財政状況を、俗に言うならば、緊急事態とか、危機的な状況下にあるとか、そういった状況で表現しても過言ではないというふうに思っております。議会も、本年3月から財政問題特別委員会をつくって、改めて市の財政状況の報告や説明を受け、合併前の財政計画と大きく乖離した厳しい状況や多くの課題があることを認識したわけですけれども、市長自身は、現状をどのように認識し、今後の方針としてどのような決意を固めておられるのか。また、財政が厳しいと言いながらも、不要不急の事業が実際にないのか。それからまた、本年当初、それから補正予算に関して、財政が厳しい感じ、危機感が私はちょっとあらわれてないように思うんですが、市長の本意はどうか。この点について、最初にお伺いします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) まず、財政に対する認識なんですけれども、議会の類似のご答弁の中でさせていただいてますけれども、大変厳しいというふうに、抽象的な通り一遍の言い方なんですけれども、認識をしております。ご指摘がありましたように、歳入面でも、国の改革の影響下、うちの市は地方交付税頼りというのが、京都府下でも圧倒的に飛び抜けて頼っているような状況がある中で、地方交付税についてますます厳しくなるような予測があること、それから、歳出面においても、類似規模団体と比べても、人件費、補助費、物件費などが突出しているような状況にありまして、そういう中で、構造的な改革、財政の健全化に向けた改革をぜひともしていかないといけないということで決意を新たにし、また、今、いろんな角度からの検討を行政部内外でさせていただいているところでございまして、18年度以降、きちっと計画的に予算に反映できるような取り組みを、9月ぐらいにはある程度、あらかたお示しできるようなことでさせていただきたいというふうに思っています。


 今年度の予算につきましては、本格的検討が追いつかない中で、当面できることということで、対処療法的なことを先行してやらせていただいておりました。もちろん予算編成の仕組みとしてできるだけ透明な、あるいは市民の皆さんの声を確認するような手続も入れさせていただきながらさせていただいておりましたけれども、ただ、量的、あるいは、どこまで踏み込んで改革をしたのかというところについては、物足りなさが我々も含めて残ったのかなというふうには思っておりまして、今年度の中で、そういう意味で、不要不急の事業が入っているというご印象のように伺いましたけれども、そういったところも影響があるのかなというふうに思いますけれども、いずれにしても、行革もしながら、凹凸をつけて、めりはりをつけてやるところはやると。重点的に対処していくということも、ぜひともこれは必要だというふうに思っていまして、当市の展望、遠望の中で、必要な産業的な側面ですとか、中でも観光ですとか、あるいは、古代文化もそうだったんですけれども、というような重点的にやるべきだと、それがまちづくりの30年後、50年後のまちづくりにとって大切だというような部分については、誤解を恐れず思い切ってさせていただいたというところもありまして、そこもそういう不要不急というところで映っているかもしれませんけれども、そこは大切なところというふうに押さえながら、させていただいているところでございます。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) 合併前に各地区住民向けの説明会で、合併のメリットとして最も強調されておったのは、合併特例債の事業でありますけれども、これを、今後確実に実行していくためには、やはり健全財政を維持するということが絶対条件であります。財政健全化を目指した行政改革と組織改革に関する市長の具体的方策について、これから尋ねたいと思いますが、この問題、たくさんの方が聞かれておりますが、まず、財政悪化を建て直すには、相当の覚悟で行政改革や組織改革を断行しなければならないと考えますが、市長の今後の方針や覚悟の程度、地域に、いかに火だるまになろうとも出て行って、行革問題をきちっと市民に説明すると、そういった形をこれからやっていかれなければならないと思いますが、そうした形の市長のこれからの取り組みに対する決意のほどを聞かせていただきたいと思います。絶対不退転の決意で地域に臨むというようなそういった気持ちを述べていただくと、本当にありがたいと思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 行財政改革は、これはどうしてもやっていかないと、議員ご指摘のように、安定的な運営が見込めないと、思い切った特例債等の活用ができないという意味で、その前提となるもので、真剣に対応していかないといけないというふうに思っています。同時に、余り危機感は持ちながらも、あおるようなことにもならないように、現実的なところは十分見据えながら、これは、国も府もおられて甘えるわけではないですけれども、そこは、やっぱり一挙にとことんまで手術してしまうと出血多量で死んでしまうというのは、だれもわかっていただけることだと思いますので、そこは、真剣に国・府にも、言葉は悪いですけれども、甘えることも精いっぱいしながら、同時に、改革の努力も真剣にやると。大切なことは、痛みが伴いますので、多くの丁寧な手続、いろんな方の参画を得ながら、みんなで市が一丸となって、認識を共有しながらやっていくというような環境を整えることが重要だというふうに思っています。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) 行革、組織改革の進め方については、先ほど企画政策部長の方から丁寧に説明を受けましたので、大体承知はできておりますが、これから進めていくに当たりまして、井谷議員も言っておられました職員の力を信じて、そちらの力を引き出すような形で行革を進めていかれてはどうかということで、私も同じような気持ちでおりますので、ちょっとそのことについて触れさせてもらいます。


 行革とか、組織改革などは、審議会の中でいろいろと検討されていくわけですので、答申も既に出されておって、これから具体的な行動計画や何かもつくられていくということでありますけれども、現場で、日々それらの業務をやっている職員が、やっぱり職員として本当にやる気になって、その気になって、どうしたらこの行革はやっていけるかということを真剣に考えていただかなかったら、これは実行できないと思いますので、そういった職員の知恵を引き出すということについては、これは、きのう、一昨日と市長の方からもそういった答えをいただいておりますが、やはり職員が同じかかわるのでしたら、早くから、企画、発想の段階からしっかりかかわらせてもらうということで、そこでもって、また行革そのものに対する取り組み意欲も上がってくると思いますが、そのあたり、市長がこれから行革を進めていかれる中で、職員とのスタンスをどのように考えておられるのか。それを伺っておきます。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 今も職員グループの検討会議を持ちながらやらせていただいてますけれども、まだ、層の厚みをまだまだふやしていく必要があるのかなというふうに思っています。これからの体制としては、各論で、例えば、物件費とか、人件費とか、補助費とかいろいろ考えるに当たって各論で会議を持ちながら、同時に、やっぱり職員の皆さんをある種代表する組織として組合がございますので、組合の皆さんにも初期の段階から検討に入っていただくようこちらからは申し出をしながら、役所一丸となってやる仕組みというのを、これからもまた整えながらやっていきたいというふうに思っています。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) 職員のかかわり方ですけれども、今、グループ検討とかされておるようですけれども、いろんな部署、部署から変わった形で現場の仕事を見るというのもいいかもわかりませんけれども、一つは、そこに長く精通された方がおられると思いますが、そこの方の知恵もやっぱり大事だと思いますので、ここで本当に今行政改革として、この職場を考えたらどうやるべきかということについては、やっぱりそこの精通された職員の知恵というのも重要視してあげていただきたいと思います。


 それから、ついでにもう一つ、市長にお願いをしておきますが、市長と職員がお互いの信頼関係の中で、そういった行革でありますとか、組織改革に一生懸命取り組むという形になると思います。そうした点では、ことしに入りましてから、人件費の削減でありますとか、行革、組織改革でありますとか、ちょっと職員の思わぬときに思わぬ問題が出てくるというような状況になっておりまして、市長と職員の皆さん方との信頼関係がちょっとよくないような感じもしますので、よくないといったら叱られますけれども、余りというのをつけておきますけれども、よくないような気がしますので、差し当たっては職員に対してもきちっとしたそういった対応をしていただいて、信頼関係の構築について、市長みずから頑張っていただきますようにお願いしておきます。


 先ほど、行革・組織改革等には職員の力に頼るところが大きいということを何回も言っておりますが、昔から事業は人なりとか、企業は人なり、そしてまた、最近では、地域づくりは人づくりとかいって、人について、人がいかに大事かということがよく言われております。京丹後市の職員の資質向上や士気高揚に向けて、どのようなことを考えておられるかということで、ちょっとお尋ねします。


 職員を育てるという観点からしますと、いろんな育て方があると思いますけれども、研修にやるだけが人を育てるということにならないと思いますが、例えば、私が経験した中で、松山市でこんな事例がありました。ごみの分別収集といって、本当に市民の身近な問題ですけれども、「ごみの収集の方法が変わります」という、市民に対する周知をして歩かんなんそういったときに、若い、まだ30歳出たすぐぐらいの職員を、人口44万人の松山市の市民説明会の責任者として抜擢したわけです。そして、実際、説明資料をつくるのから、各地区にどういうチームで入っていくか、そしてまた、現地でどういう説明をするかということについてのすべての企画実行をその人に任せたわけです。そして、実際、松山市では、大きな町ですし、また、人数も44万人ということで、この市とは比べものにならないかもわかりませんけれども、延べ470回もの地域回り、それから30カ所での市の施設を使っての説明会、そういったことをその職員を中心にしてやり遂げられたということですけれども、結果的には、松山市の分別収集の実施状況というのは、四国でもほかに例のないような高水準の分別が実施されております。


 そして、このことは、私たちが視察に行ってこの話を聞いたわけですけれども、当時、実際に担当した職員が、我々にそういった説明をしてくれたわけですけれども、この方が言われましたのは、分別収集という一つの小さな事業ではありますけれども、行政が地域に事業を説明したり、下ろしていくという大事な事業を自分がさせていただいたということで、このことによって、非常に大きな行政能力が高まったりとか、いろんな取り組みのノウハウが自分のものとなったということと、あわせまして、全説明会に自分が出席したということによって、市民とのいろんなつながりとか、市と地域とのつながりに大きなそういった効果があったとか、そういったことが、この取り組み一つの中で培われたというふうに聞いております。


 こういうことによって、事業が人をつくるということもありますので、一概に研修、研修ということではなしに、事業で人を育てるという観点を持っていただくと、いろんな分野でそういった若手の職員を育てることができますので、例えばこの財政再建とか、行政改革、組織改革、こういったところの、本当に今、市としてピンチのときに、そういう若手の職員をそういったところで働かせて、そしてまた自信をつけさせて人を育てるという、そういう観点で取り組んでいただけたらなあというふうに考えております。市長の考えも聞かないで、自分のことばかり言ってますが、市長はどのようにお考えか、ちょっとそのあたりをお願いします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 大変貴重なお話に受けとめました。それで、当市の場合は、似たようなこととして、職員の責任感と、それと士気を高めていただくということが大切だということかなと思っているんですけれども、その上で、非常に画期的なことというか、他市でもやっておられますけれども、この6月からやり始めた職員による出前講座ですね、これは、ぜひ市民の皆さんに活用していただきたいというふうに思っておりまして、一定の規模、10人以上の市民の皆さんのところに、お呼びがあれば、出かけて行って、こちらの方からの説明もして、いろんなまちづくりについて語り合うというようなことなわけですけれども、ぜひこれを、これは40も50ものメニューをつくっておりますので、これをぜひ活用していただいて、どんどん職員を呼んでいただいて、一緒になってまちづくりをする。それによって職員の皆さんも、市民の皆さんがどんな問題意識でいらっしゃるのか、何が求められているのかというのを肌で感じて、かつ自分に対するご期待というのも同時に感じていただいて、市役所に戻っていただいて仕事をしていくというようなことができるわけですね。ぜひともこういうことも通じて、一つの事業は人なりに通じるところだと思いますけれども、やることが重要だと思っていますし、いずれにしても、責任感とか、あるいは危機感を共有する、その中で、共有しながら、今は地方主権の中でやればできるんですというような時代になっていますので、それをぜひ、知恵とか工夫とか、市民の皆さんと一緒になって、職員のそれぞれが出していくような環境になってくればいいなあというふうに思っていまして、そういう環境整備に心を砕いてまいりたいと思っております。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) 今、出前講座を市長は言われましたけれども、この前、私の村でも、府の方の出前講座を受けまして、実際、府からのいろんな説明を受けたわけですけれども、そのときに府の方が言われたのは、単なる説明会で本当は来ていただいたんですけれども、その後に我々が地域とのそういったかかわりも持っていただくということで、ワークショップを地域でやっております。その中に、府の職員さんも一緒に入っていただいて、実際、一つのテーマを、その方に来ていただいたテーマでワークショップをしておったわけですけれども、その中にその方に入っていただいて、実際、府民の声を初めて聞いていただいて、というより、本人が初めて聞いたというふうなことを言っておられましたので、初めてというふうに言いましたけれども、本当に「この事業はこうですよという単一的にこちらから説明して帰るつもりで来たのが、こんな皆さんと話せたということで、大いに勉強になりました。」と言って帰られましたけれども、できたら、出前講座にも地元とのワークショップとか、交流、意見の交換ができるような場をつけていただけたらなと思います。


 それでは、次の質問に移りますが、市長として市民に対する情報共有と説明責任をどのように考えておられるのかということで質問をいたします。市長は、就任以来、市民への情報公開と情報の共有について、非常に重要視されるような発言をされてきております。市民と市役所をつなぐツールとしてご意見箱の設置やパブコメ等、意欲的に今日まで取り組まれてきたと思います。しかしながら、今回の件に関しては、全く機能させていないというのか、ご意見がなかったというのか、とにかくご意見箱の公開には一切何も入っておりません。したがいまして、一昨日、きのうと市長みずからの問題の真相究明して、市民に説明責任を果たすと言われていることが、まさに情報共有と、説明責任を果たすということになろうかと思います。今回の件に限らず、市長と市民の信頼回復やよい関係づくりには、まずは、情報共有と説明責任を果たすことが先決であろうかと考えておりますが、市長の考え方と、今後の対処の仕方について、あわせてお尋ねします。


 それから、信頼回復という手だてというより、むしろ市役所と市民のよい関係づくりということで、先ほども言いましたように地域に市長がみずから出て行かれて、地域懇談会に臨んでいただくというような形が望ましいかと思いますが、そういったこともあわせてお伺いします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) まず、今回の私の件の説明責任ということかと思いますけれども、これについては、公人でございますので、できるだけ話すべきだというふうに思っています。同時に、これは捜査中の案件ですので、捜査に影響があってはいけないということから話すことにも限界がございます。同時に、本件については、相手のプライバシーにも影響が及び得る話でございまして、具体的に話せば、いろんな支障とか差し障りが出てくることも想定されます。したがって、話すに話せないというような面が他方にあることも、ぜひご理解いただきたいというふうに思っております。


 それから、一般的に申し上げて、これまで透明な環境の中で、いろんな市民の皆さんから、まず市政を見ていただいて、そして参画していただきたいということで、どんどん開示をしていこうということはさせていただいておりまして、その一環として、地域へ出て開放市長室とかいろいろさせていただいておりますけれども、こういったことについても、引き続きいろいろさらに手だてはないか、あるいはいろんなこういった取り組みについてのお声を聞かせていただきながら、さらなる推進というか、対応をしていきたいというふうに思っております。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) 今言われましたように、説明責任の果たし方については、個人、公人がありますので、そのあたりは私たちも理解しておるつもりであります。


 地域懇談会につきましては、以前、私も質問させていただいて、冬場の寒い何もせん時期に、地域回りはどうですかというようなことで言いましたけれども、冬が過ぎましたし、また、ことし改めて地域回りも考えていただくということでお願いします。


 次に、危機管理の問題について質問させていただきます。想定される危機状況と、危機管理体制をどのように考えるかということでお尋ねいたしますが、昨年の地震騒動に始まり、台風災害、弥栄前町長事件、市長みずからの問題というようなことで、さまざまな出来事がありましたけれども、将来、市長がトップとして対処しなければならない危機的状況はどのようなことを想定されていますか。また、抽象的な質問になって申しわけないですけれども、ちょっとボーとでも描いておられるようなことがあったら、お聞かせいただきたいと思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) どんな危機を想定しているかということですけれども、それはもうあらゆる危機、あるいは想定できない危機が起きたときの対応の仕方も想定しておかないといけないというふうに思っておりまして、想定できる危機としては、当然、地震とか台風等の災害系統に対してどのように対応するのかということが当然ございますし、あるいは、今回の私の、これは心外でまだ告訴の段階なので、だから捜査をしておられて、真相究明に尽くすという状態ではあるんですけれども、いずれ告訴に至ったということ自体、危機として受けとめるということでございまして、そういった問題を初めとして、旧弥栄町長の不祥事の話もございますし、そういうような危機に対する対応の仕方についても、想定をしないといけないというふうに思っております。あらゆる事柄を想定をする、あるいは想定し得ないことが起こったときにはどうするのかということについても思いをめぐらせながら、絶えず緊張感と、準備に努力するという姿勢が重要だというふうに思っております。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) 危機ということについての想定は聞かせていただいたですけれども、次に、危機管理のトップとして、危機管理体制をどのようにイメージされておりますか。ここでは、市の組織というものではなく、市長自身の危機管理体制はこんなのであってほしいなというような形、つまり何かの危機があったときに、どこに言えばどういう形でどういった人が集まってくれるのがよろしいかと。市の体制のことも含めてでも結構ですが、そういったイメージ的にはどう考えておられるか。お聞かせいただきたいと思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 危機、それぞれに応じて違うとは思いますけれども、まず、基礎的自治体として役所の中でどういうような対応、連絡も含めて、連絡をしてどういう対応を、初動期、それからときがふるにつれてどういう対応をするのか、最後には復旧としてどうするのかとか、そういったことは、当然、基礎的自治体としてのあり方、あるいは府や国との連携ですとか、あるいは市民の皆さんとのありようについて、絶えず用意しておく。それから、当然、今は私に対するご質問ですけれども、私自身が欠けたとき、死んじゃったりとか、けがで動けないとかしたときにはどうするのかということも、当然、考えておかないといけないと思いますし、それぞれの危機のありようでいろんなことを考えておかないといけないというふうには思います。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) 今、市長からイメージ的なものを伺っておるわけですけれども、今度は、それが実際今できているのかどうかということについて、ちょっとお尋ねします。自然災害とか、地震等の災害に対する対応は、この前の台風23号でも言われましたように、事前、事中、事後というような形で、それぞれマニュアル化してこれから対応していきたいというようなことで、それから、そのときのトップとしての市長の危機管理体制の関係につきましては、マニュアル化されたものを何回か繰り返して訓練することによって、自分のものとしていただくことはできると思いますけれども、私がお聞きしたいのは、そういった火災とか、災害、地震、そういったマニュアル化されたものでなく、突発的、緊急的に起こったときに、市としての体制が今取れるかどうか。そういうことについて、市長が考えられたことがあるか、それからまた、今実際、先ほど市長が言われましたように、市長が不在のとき、それから助役不在のとき、そういった事態、事態にあわせて、対応が今できておりますかどうかということについて、お尋ねします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 十分謙虚に受けとめないといけないというふうに思ってまして、必ずしも十分そこまで思いをめぐらせながら準備したものを今きちっとした形で持っているかというと、必ずしもそうでないというふうに思っておりまして、そういうことがいつどういう形で起こってくるかもわからないということを絶えず念頭に置きながら、した場合の対応というのは、できる限り準備をしておくということが大切だなと、今改めて議員のご質問を伺って、そういう受けとめ方をさせていただいておるところでございます。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) この問題については、この前発生しましたJRの事故のときに、JRの対応のまずさから、どんどんどんどん国民の批判の目が、事故そのものよりもJRの対応そのものに行ってしまったというようなこともありますので、そういったことも心配して、事が起こったときの初動体制、事実確認、対応協議、方針決定、記者会見、そしてまた職員や市民への説明責任、そういったものがきちっと系統だてて整理されておる必要があるなあというようなことを感じましたので、今回質問しておるわけですけれども、危機管理ということについては、企業については、本当に真剣に、今取り組んでおられまして、この前も東京商工会議所が発刊しております危機管理マニュアルいうのをちょっと見させていただいて、これは、本当に本市に当てはめてもほとんどがいけるなあというような、大変安い570円ぐらいの金額でしたので、またぜひ参考にしていただきたいなと思いますけれども、この中には、事件への対応について、このように書かれております。メディア社会への対応のまずさが、企業や行政のミスの傷口をさらに広げるというふうにしてあります。同じことをやっても、対応が悪かったら、さらにさらにそれが広がっていくというような形になりますし、それから、情報の出し方の能力次第によっても、また傷口が広がるというような形にもなりますので、このあたりを十分留意していただきたいと思います。


 それで、市としては、危機管理委員会、部局長会議になろうかと思いますけれども、その辺のあたりでこのことについて、平常時の危機管理体制はこうしようと、また事が起こったときにはこうだと。それからまた、その後の終息したときにはこうだというようなことも含めて、危機管理委員会を、仮称でありますけれども、そういった形でつくっていだたいて、検討いただくというようなことはどうかと思いますが、市長のお考えをお伺いします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 直ちに委員会ということかどうかは別にして、いろんな危機に対応する体制というか、準備はしておかないといけないというふうに思いますので、今、部局長会議がそういう意味では一番の、幹部職員を初め市としての意思決定をすることにつながる会議でございますので、そういった場で、そういう危機管理のあり方について、よく検討をしてみたいと思います。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) それでは、この質問の最後にまとめてということで、市長が、今まで疑念の部分について述べていただいたですけれども、市民、職員に対して、多大な影響を与える市長の行動、トップとしての行動ですけれども、これからどういうふうに、私としてはこうやろうと思っているようなそういった決意のほどを聞かせていただきたいんですけれども、市長は、職員から見ても、やっぱり清廉潔白なリーダーとして、いろんな分野で先導的な役割を果たしていただかんなんと思いますし、若くして市長ですので、同じ年代の人たちが一生懸命頑張るという中での、そういった形の中でのリーダーでありますので、その辺の決意を述べていただきたいと思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) この立場というのは、大変重いものだというふうに改めて肝に銘じておりまして、その重い立場、公職としてのありようについては、いろんな角度から思いをめぐらせて、慎重な行動、あるいは適切な行動、場合によっては機動的な行動、そういったことに心がけながら、絶えず振り返りながら、絶えず前に進みながら、そういうような自覚の中で、今後一層公職としてのありようについて適切な行動を徹底してまいりたいというふうに思っております。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) それでは、次に、通告の1番に上げておりました地域医療と病院経営の将来ビジョンについてということで質問させていただきます。この質問は、余り時間がありませんし、答えとして求めたいことを予定価格の事前公表ではありませんけれども、最初に申し上げて、市長がこういう気持ちで病院経営に当たられるかどうかということを確認、今、そうすると言われたら、このまま質問を終わったらいいわけですけれども、そういう形で質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。


 まず最初に、地域医療と病院経営の将来ビジョンについて尋ねます。これは、あくまで市長が開設者としてどのように病院経営を考えておられるか。やっぱり実質の責任者は開設者であります市長でありますから、このあたり、将来ビジョンを市立病院並びに診療所について、どういうふうに考えておられるか、お伺いします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 域内の医療について、きちっとした市民の皆さんの医療ニーズに十分に答えられるような基本的なものは揃えておかないといけないというような要請の中で、市立の病院、診療所というのは、その核となるものであるというふうに思っておりまして、そこを中心としながら、他の民間の総合病院、あるいは開業医の皆さん、あるいは、医療隣接の健康福祉の分野の皆さんとよく連携をして、また、域外の診療機関、福祉機関との連携もよく密にしながら、医療ニーズにはきちっとこたえていく、またそれを向上していくというような中で、どういうことができるのか、他地域の先進事例なんかも勉強しながら取り組んでいきたいというふうに思っております。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) だんだんと時間がなくなってきますので、ちょっとたくさん用意しておりますが、二つの点についてお伺いします。一つは、経営努力という点では、やっぱりコスト削減だと思いますけれども、コスト削減に当たっては、医薬品とか医療材料費、機器、そういったものを購入するときに、やはり経費の削減を図らんなんわけですけれども、そういったときに、現在起きておりますこの事件に関して、その影響を受けて、物品納入の業者が指名停止とかいろんな措置を受けられると思いますけれども、そういったことの影響が、この京丹後市の病院経営、それから保健関係、そういったところで起きないような手だてができているかどうかだけ、それを確認させてもらいます。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 具体的なことは、今後なおいろいろ精査しないといけないと思っておりますけれども、ぜひそういうことが、影響が起こらないようなことは、やっぱり医療機関というのは、地域の中で非常に重要な機関でありますので、いささかも信頼が揺らぐことのないような、経営的にも影響が、おっしゃられるような意味で出ないようなことは、全力を挙げてしていかないといけないというふうに思っています。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) 今の問題については、時間があればもう1回お尋ねしますが、一番肝心なのは、医師確保の問題を市長がどの程度自分の仕事として認識されておるかということについて、お尋ねします。


 医師確保は病院や診療所を経営していく上で、最も重要で難しい仕事であると思っております。これこそが開設者である市長の責任でありますし、これから対処していかんなんことだと考えておりますが、そういった市長の仕事をサポートされるのが、医療部の皆さんであったり、病院の院長であったりというような形になるかと思いますけれども、これから市長は、二つの病院と、それから派遣していただいておる大学の病院との連携、そういったものを市長みずからそういった場に出て行かれて、実際、連携を取って医師確保に当たられるということで、医師確保の長期的ビジョンを持ちながら、そういった病院経営をやっていくということが必要かと思いますが、市長のこれからのそういった医師確保に対する開設者としての思いをお聞かせいただきたいと思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 医師の研修に係る研修医制度の、去年が初年度でことしが2年目ということで、2年したらちょっと状況は変わる、少しはというふうにお聞きしてますけれども、そういったことも加わって、大変医師確保に厳しい状況になっておりまして、医療の基本は、人であるという、人の中でも、看護師さん、あるいは理学療法士さんのスタッフのほか、お医者さんがいなければどうしようもならないという意味で、柱となるスタッフだと思いますけれども、が重要なのはもう言うまでもなくて、これまでもそうなんですけれども、医局制度のもとで、各関連の大学には何度も足を運んでお願いをさせていただいているところでありまして、今後とも、そういった努力を惜しむつもりは全然ございませんし、真剣に今後ともやっていきたいなと思っています。


 と同時に、中期的には放っておいても、本当にここの病院に来たいと、遠くなんだけど、ぜひここに来たいというふうに、少しずつでも思ってもらえるような病院づくりということも必要だなというふうに思っておりまして、そちらの方にも腐心をしていきたいというふうに思っています。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) 今、お答えにありましたように、お医者さんがあの病院には行ってみたいと思われるような、そういう特色のあるよい病院というのを、これからつくっていただきたいと思いますが、その中で、市民から見ても特色のある病院ということで、ちょっと発想をされたらなあということで、私もこんなことができないかなと思うのが、やっぱり京丹後市の市立病院になったからこそできるいろんな考え方があると思いますけれども、病院と保育所が近くにありながら、連携が取れていないというふうなこともありますし、例えば、病児保育とか、そういったことも病院との連携でできんかなと思いますし、それから、長いこと病院で待ってないといけないわけですけれども、その時間の間に、保健関係、予防医学、そういったものが勉強できるような、そういった市民の教室が病院の中でできないかというようなことやら、現場で、皆さん方が知恵を出していただいたら、もっともっといろんな発想が出ると思いますけれども、その辺、やっていただくようなことができないでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 今、医療審議会の方で、他の先進地の病院の事例を、行かせていただいていろいろ勉強させていただいているところなんですけれども、そんな中にも、やはり患者さんにとって満足のいく医療という意味でのサービスの一環として、そういうような病児医療ですとか、あるいはまた歯科の教室ですとかというような取り組みをやっていらっしゃる例も散見されるようですので、参考にしながら、今後、京丹後市型のそういう形、どういうことができるのか、検討に加えていきたいというふうに思っております。


○(田茂井議長) 中西議員。


○15番(中西議員) まだたくさん残ってますけれども、時間になりましたし、京丹後市も市長も我々議員もこの約1年間頑張ってきたわけですけれども、1年の節目にあって、多くの課題が見えてきたという状況でありますし、本当に先行き不安な、暗雲立ち込めたような状況というようなことも感じられるわけですけれども、市長の問題をとりあえず一日も早く決着していただいて、市民並びに職員の信頼回復を図っていただくということを最後につけ加えまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


   ――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(田茂井議長) これで、中西議員の質問を終結します。


 ここで11時25分まで休憩いたします。





                午前11時12分 休憩


                午前11時25分 再開





○(田茂井議長) 休憩を閉じ休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、順位18、平林議員の質問を許可いたします。


 平林議員。


○1番(平林議員) 1番、日本共産党の平林でございます。通告に従いまして、一般質問を行います。


 市長が、強制わいせつ容疑で告訴されたことについて、日本共産党は、議会で真相究明を求めました。しかし、議会では、一度も市長に対して審議することもなく、自戒反省を求める決議が日本共産党以外の賛成で可決されました。このことが、幕引きでなくて何なんでしょうか。


 さて、質問の本題に入らせていただきます。市長の告訴問題では、多くの市民から、市長としてあるまじき行為だ、恥ずかしい、また情けない、責任を取ってやめるべきだといった声、市長のところにも届いているのではないでしょうか。プライバシー保護というものの、嫌なことがいっぱい聞こえてくるというのも覚悟の上で告訴に踏み切った女性、この勇気は、私はすごいと思います。しっかり応援したいと思っています。女性として、また被害者と同じ年代の娘を持つ母親として、今度の事件、絶対許すことはできません。今から質問することに、京丹後市の市民に対して、市長として、責任を持った答弁をいただきたい。


 さて、私は、3月議会で、男女平等問題、この中で、セクハラやドメスティックバイオレンスについて市長に認識をお聞きいたしました。市長は、決してあってはならないことと答えられました。セクハラなどのこのことについて、市長の認識、今はどうなっていますでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 当然、セクハラとか、DVもおっしゃいましたけれども、そういったことはあってはならないことでございまして、女性の人権の中でも非常に、もちろん家庭の中での男女の処遇の問題ですとかいろいろありますけれども、DVを初め各種性犯罪、こういったことはあってはならないゆゆしき問題だというふうに理解をしております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) あってはならない、3月議会で聞いたことと同じ認識でおられるということですね。それでは、セクハラについて、市長はどのように認識されているか。お答えをお願いします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 私の認識ですけれども、相手を不快にさせる性的な言動や行動ということで、広く理解し、認識されるべき事柄であるというふうに存じております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) そのとおりですね。セクハラというのは、強姦や強制わいせつ罪と明らかな犯罪行為も含まれますが、性的嫌がらせ、性的脅かし、そして、時、場所、相手をわきまえずに、相手を不愉快にさせる性的な言動のこと、相手の体をなめ回すように見るなど、相手が大変不愉快だと感じる、こういう望まない行為を受けることをセクハラといいます。


 さて、先ほど女性の人権の中で、大変重いものだということを市長は言われましたけれども、この女性の人権とセクハラについて、杉井弁護士という方が書いておられるんですけれども、「セクハラは女性差別、女性蔑視から発生するものと言えます。つまり女性を男性と対等なパートナーとしてではなく、性的な対象としか見ていないから、セクハラ行為が起きる。セクハラは、相手が嫌がっているにもかかわらず、性的言動を押しつけるものですから、相手が嫌がっていることはしない。相手の立場を思いやる、こういった人権の基礎に反して、人権侵害。」、先ほど市長か言われたように、セクハラというのは、人権侵害なんです。弁護士がこのようにおっしゃっています。しかし、またこの弁護士がおっしゃっている中身に、「日本の現状では、まだまだセクハラを人権侵害だと考える意識は大変希薄で、触られたぐらいでギャアギャア言うなとか、被害者の方にもすきがあったのではないか、こういう意見を言われる方が少なからずあります。セクハラ行為そのものが人権侵害行為で、被害者の落ち度を問題にする事柄ではないのだ。」ということを、この弁護士は強調されています。市長は、先ほども言われました。セクハラが重大な人権侵害であるというふうに認識されているのかどうか。再度お尋ねいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 繰り返しますけれども、セクハラは人権上、本当に守らなければいけない事柄であって、重大なことだというふうに認識をしております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) さて、今回の事件でも、女性は性的に嫌がらせを受けて、それが耐えられなかったということで、告訴に踏み切られました。先ほども言いましたように、女性に責任を押しつけて市長をかばう声、これも聞こえますが、とんでもないことです。先ほど説明したように、女性が不愉快だと感じて、嫌がっている性的言動を押しつけようとする、このことが女性の侵害を侵したということになるわけです。市長の主張と私の主張、今回は一致しているわけですよね。


 そこで、教育長にお尋ねいたします。人権問題、人権侵害について、教育の場ではどのように教えておられますか。また、セクハラについて現場の先生たちに対して指導されているのでしょうか。お答えをお願いいたします。


○(田茂井議長) 教育長。


○(引野教育長) 人権につきましては、国際的にも、国民的な重要な課題だというふうに認識をいたしておりますし、憲法においてきちっと保障されておるわけでありますので、当然のことではあります。女性の人権ということにつきましても、御承知のように、社会的な地位を向上させるというようなことやら、男女共同参画社会を実現するという中では、非常に重要な課題だというふうに認識をいたしておりますし、学校現場でも、社会教育の場でも、当然、そのことが大事にされているというふうに思っております。


 セクハラについては、先ほど非常に具体的にご説明をいただきました。そのとおりだというふうに認識をいたしておりますし、(「現場の先生に対しての指導」の声あり。)指導ですか、指導は当然のことでありますけれども、これは、公務員として勤め始めたときに誓約書を交わしておりますので、公務員としてあるべき姿というものは認識をしておるというふうに思っておりますし、事あるたびに、それは学校現場への指導はいたしております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) 今、教育現場からも人権問題について、教育長から説明をいただきました。そして、セクハラについても、先生、教育の現場の方々も誓約書を書かれているということなんですけれども、市長も公務員ということでおられたわけなんですけれども、この問題については、それなりの学習はしてこられたんですね。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) ちょっと学習の意味がわかりかねますけれども、いずれにしても、セクハラにつきましては、そういうことはあってはならない行為だというふうに深く認識をしております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) 公人として、多分しっかり勉強をなされてきているんではないかというふうに思っております。大阪のノック知事のセクハラ事件、ありましたですね。そのときに、子供たちが、ノック知事もやっているとか、エッチ知事とか、こういう言葉が流行し、大変教育業界の中で悪い影響を与えたということを聞いています。市長は、京丹後市内で、高校や中学に授業に行かれているというふうに聞いていますけれども、この問題を、生徒にお互い楽しく盛り上がっていた場だと説明されるのでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) ちょっと誤解があるようなので申し添えますけれども、楽しく盛り上がっていた場というのは、記者会見のコメントでも申し上げさせていただきました。しかしながら、楽しく盛り上がっていた場だから、やっていいということでは、当然のことですけれども、そんなことをあり得ないわけで、そういった行為があってはならないというふうに思っております。


 私が申し上げたのは、先方も含めて、終始楽しく、具体的には、最後までお帰りにならなかったような、みんなで終始楽しく笑顔で盛り上がっていた場だったので、そもそも一体何を訴えられておられるのか。一体どうなっているのかということについてわからなかった、心外だった、それだけ心外だったということを申し上げたわけでございまして、ぜひ誤解のないように存じます。


 小中学校の例も上げましたけれども、私にとっては、今回の告訴は大変残念でございまして、セクハラの話もおっしゃっておられますけれども、そのような事実もなかったというふうに思っております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) そしたら、授業に行かれて、このことについて、どういうふうに説明をされるんですか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 私は、高校に行かせていただきましたけれども、そのときは、少なくとも告訴に至った、告訴を受けたこと自体、大変お騒がせをして申しわけないということは、当然、申し上げておりました。ただ、告訴自体については、大変心外であって、これは、そういった場で申し上げる話ではないかもしれませんけれども、少なくともいろんな場で、とにかく嫌疑は晴らしていきたいということで、今、強くそういう気持ちでおる次第でございます。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) 私は、この問題、本当に市民、子供たちにまで悪い影響を与えるんじゃないかと危惧しています、市長ですからね。しかも、京都府下で強制わいせつ容疑で告訴されたという市長、町長、私は京丹後市長以外に聞いたことがないんですよ。全国でも数例、先ほど言いました大阪のノック知事ですね、市長と同じように、全面否定を最初しておられたこのノック知事の問題ぐらいなんですよ。異例な出来事じゃないかと私は思います。市長は、市民への説明責任、これを自分自身で発揮して、みずから事実を明らかにすべきでないかと、再度、私は訴えるんですけれども、いかがでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 告訴はもう大変残念ですけれども、ただ、ぜひ誤解のないようにしていただきたいと思うことは、告訴というのは、その内容が真実かどうかにかかわらず、告訴の形式的な要件、相手の意図ですとか、あるいは形式的な日時が特定できるかですとか、あるいは被害者性ですね、そういった形式的な要件が整っていれば、これは、当然に受理されなければいけないものでございまして、そこのところをぜひ間違わないでいただきたい。だからこそ、今、捜査機関の方で鋭意ご捜査がされておられると。本当に真実かどうかということでやっておられるわけで、告訴があったことをもって直ちに何らかの真実性が裏付けられたかのごとく、誤解を広げないようにぜひしていただきたいというふうに思っております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) 私は、誤解を広げようと思って言っているわけではありません。今回、受理されました強制わいせつ、刑法176条、この項目、13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は6カ月以上7年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も同様とするという内容になっています。告訴が受理されたことについて、先ほど説明いただきました。形式的なものが整っているから受け付けられると言われましたけれども、そんな簡単なものじゃないでしょう。例えば、女性が、警察の窓口に行って、強制わいせつ罪で訴えますといっても、そして、様式があるかどうか私も知りませんけれども、そこに記入すれば、受け付けられる、こんな簡単なものではないですよ。訴追を求めるに足る客観的事実が認められたから受理されたと、私は理解しています。それぐらい重みがあるんです。私はそういうふうに理解してますけれども、先ほどの答弁、変わりませんか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 繰り返しますけれども、おっしゃられた客観的事実というのが、形式的な事実、特定できるということだと私は理解しております。私の理解では、告訴は真実性いかんにかかわらず、形式的な要件が満たされれば、相手の意図があれば、当然受理されるというふうに理解をしております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) 形式的なものが整えば、告訴は受理される。ここまでに至った女性の思い。市長は、先ほど誤解しないでほしいと。ずっと一緒にいてて、心外だったと言われましたけれども、女性が、なぜここで告訴しなければならない、そういう思いにかられたか。ここがすごく市長の思いとかけ離れているんです。そこを市長は、責任逃れしておられるんです。私はそういうふうに感じます。


 さて、先ほども言いましたけれども、記者会見の場等で、お互い楽しく盛り上がった場というこういう事実、言われました。そして、今回、13日から始まった一般質問の中で、四次会まで行ったという事実、これも明らかになりました。そして、代金は、代表者の方がもう既に払っておられたと。そのことに気づいたので、先日、精算されたと。先日ですよ。市長が言われました。この事実。この日は平日で、市民が働いている時間から、何時間も費やして、お酒の席であったじゃないですか。四次会までということ。ところが、四次会まで行ったけど、訴える事実はありません。事実はありません、心外です、この間、この一点張りです、繰り返されるのがね。私は、これでは納得できないんですよ。この女性の思い、先ほど言いました、セクハラというのは、見つめられているだけでも不快感になった場合はセクハラになるんですよ。その女性の思いですね。それを、市長は、この事実はありませんの一点張りなんですけれども、それをどう説明されるんですか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 事実はありませんということなんですけれども、そうでしかないんで、そう申し上げているわけで、あと周辺の状況については申し上げましたように、今、捜査機関の方でご捜査されていますので、その中で私は話してます。ただ、こういう場で話すのは、事柄の性格上、申し上げますけれども、相手のプライバシーにも影響が及び得る話でございますので、差し障りやいろんなことが出てくるので、話すに話せない状況もあるということは、ぜひ、ご理解いただきたいと思います。ここはもう公の場で、インターネットでも配信されているようなそういう場でございますので、そういうような事情の中で、私も公人としてのできる限りの務めを果たさないといけないということでやっているわけですけれども、いずれにしても、告訴については、自分の口で言うのもおぞましい罪名なので、なかなか言いたくないんですけれども、事実はないということしか言えないので、また心外だということしか言えないので、そう言っているわけでございます。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) 事実はない、それから心外だということですけれども、こう言われ続けている中で、それじゃ、なぜ、もっと早く名誉棄損というようなことで訴える等行動なされなかったのか。その点について、お尋ねをいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) そのことは、今もそういったことも含めて弁護士と相談をしております。ただ、大切なのは、私の願いですけれども、早く相手も含めて、平静平穏を取り戻したいというのが、願いとしては一つにあるわけです。そういった点から、本当に訴えるということが、本当にいいのかどうか。今も真剣に悩み続けております。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) 弁護士と今相談をしていると。それから、捜査当局に委ねているので、詳しいことが言えない。市民にとりましては、それだけ言われても、本当に納得が、私はできかねます。話を変えますけれども、もし、この告訴問題で、起訴されたら、辞職されるのかどうか。その点についてお尋ねをいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 今は、真相解明について捜査機関の方でご捜査されてますので、その中で、私は必要な対応をするということしか申し上げられません。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) ということは、進退については、今は、言えないということで理解してよろしいですね。起訴された場合、辞職されるのかどうか。捜査機関の方がそういった中身について、十分審査をして、もし、起訴されても、まだ今自分自身の中には、まさか起訴なんかされないと、そういう思いでいらっしゃるんでしょうか。辞職ということも念頭には全然ないということでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 同じことなんですけれども、捜査機関の方でご捜査されてますので、その中で、真相が明らかになるというふうに思っております。私としては嫌疑を晴らしたいということでございます。


○(田茂井議長) 平林議員。


○1番(平林議員) 今回のこの事件、被害者の女性が勇気を持って告訴された。私がこの間質問していますように、本当に耐えることができない思いがあったからこそ、女性が告訴されたんです。そこのところ、市長、今一度、自分自身の身を振り返っていただきたいと思います。しかも、市長が、最初に私がセクハラ問題で質問しましたように、このセクハラというのは、女性の人権を侵害するものだということを認識しておられます。しかも、市長は、心外で残念だと。言われているような事実はない。捜査当局に委ねているということで、否定というふうに言うんでしょうか、されていますが、だれもが納得できる客観的な根拠を持った説明もできない。これでは、疑惑が深まるばかりです。四次会まで行って、何もしなかったのに心外だと。これで、本当に市民が納得するんでしょうか。社会的、道義的責任をみずから明らかにして、潔く市長を辞されるべきであります。私は、女性議員として、また、日本共産党の議員として、真相の徹底究明に全力を尽くす決意を申しまして、私の一般質問を終わります。


   ――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(田茂井議長) これで、平林議員の質問を終結します。


 ここで午後1時15分までお昼の休憩とさせていただきます。





                午前11時51分 休憩


                午後 1時15分 再開





○(田茂井議長) 休憩を閉じ休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、順位19、松田議員の質問を許可いたします。


 松田議員。


○3番(松田議員) 3番、松田でございます。今議会におきましては、まちづくりの問題につきまして、大いに質問をいたしたい、このように考えておりましたが、緊急の事態が発生をいたしまして、急遽このような問題で質問しなければならないことを、大変残念に思うものでございます。私は、4項目通告をしておりますけれども、極めて短い時間でもありますし、1番、さらに行ければ2番というような形で、3番、4番につきまして、ご答弁を用意していただいていたかと思いますけれども、ご無礼をお許しいただきたいと思います。


 まず最初に、市長に対する告訴の問題でございます。市長は、常々、一人一人が大切にされるまほろばのような町をつくりたい、このように申されております。今回のこの告訴にかかわります問題は、まさにこの考え方の根幹にかかわる問題である。先ほど平林議員も申しましたが、私は、人間の尊厳にかかわる問題である、こういうふうにとらえております。この点につきましては、先ほどの市長の答弁もございましたので、改めて答弁を求めません。私たちは、議会において、真相を明らかにされることを求めています。これに対し、市長は、捜査当局が捜査中であること、相手のプライバシーの問題があること、この理由によりまして、議会という場で、この問題を明らかすることは適当でない、このようにおっしゃいました。しかし、私たちが求めていますのは、情景描写的な細々としたことを明らかにしてほしい、こういうことを求めているのではございません。私たちが言っていますのは、この問題、強制わいせつという言葉で表現されます、この問題にかかわる基本的な事実であります。これは相手のプライバシーとは何ら関係がないと私は思いますけれども、この点につきまして、市長のお考えをお尋ねいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 私からは告訴に関する事実はないとしか申し上げられません。さらに、議員ご指摘にございますように、じゃ、具体的に真相は何なのかということで申し上げろということでございますけれども、申し上げることについては、申し上げましたように、捜査当局の方でご捜査しておられる最中であって、その中で必要な対応はさせていただいておりますし、同時に、議員との関係ではここがポイントだと思いますけれども、相手のプライバシーにどうしても影響が及ぶと、あるいは及び得るというようなことなので、そこは差し障りが出てくるということは、ぜひこれはご配慮いただきたいというふうに思っておりまして、そういう点から申すに申せない、こいうような公の場では申すに申せないそういうような事情があることを、ぜひ、他方でご理解願えればというふうに思っております。


○(田茂井議長) 松田議員。


○3番(松田議員)  私たちは、プライバシーを守るということは大原則だというふうに考えるものでございます。きょうも申されましたけれども、市長は、捜査当局に任せてあるから、その結果を待つんだと、こういうふうに申されます。しかし、一方では、信頼回復に努める、このようにも申されます。そして、一昨日の石河議員の質問に答えられましたけれども、信頼回復のために大切なことは、真相を解明していくこと、究明していくことだと、このようにおっしゃいました。全く私も同感であります。この真相を一番よく知っておられますのは、当事者でございます。その当事者が、この場におられるのでございます。なのに、先ほど申されましたようなプライバシーの問題とか、捜査当局に任せてあるということで、それを語られません。やがて捜査当局の答えは出るでありましょう。しかし、その間にうわさは広まり、疑惑が広がっていくという、そういうことになって、ひいては市長や議会への市民の信頼も損なわれることになる、このように私は思います。


 先ほども申されましたが、市長は、言われているような事実は決してない。あらぬ告訴だと。このように言われるばかりでございます。そこで、これでは何も明らかになっていない。明らかにしなければならないのは、言われているような事実はないということを証明する事実であります。この点について、市長、お考えをお願いします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) ですから、繰り返しますけれども、真相については、捜査当局の方で今、これ刑事告訴ですから、懲罰、刑事罰を受けさせる目的でもって告訴をされているわけですから、その過程の中で、捜査当局の方で真相の究明が今なされているということでございまして、その中で、必要なできる限りの対応を私としてもさせていただいているところであるということでございます。


○(田茂井議長) 松田議員。


○3番(松田議員)  次に、告訴を受理されたということの受けとめ方でございます。市長は、告訴は形式的に様式が整っておれば受理される。このようなことを言われました。しかし、私たちは、そのようには受けとめてはおりません。告訴状には、告訴事実を書かなければなりません。また、普通は、疎明資料、これは当局になるほどと思わせる資料でございますけれども、普通はこれを添付しなければならないということでございます。当局は、それらを検討して、これは疑われても仕方がないと、このように判断されたときに受理されるものである。このように私は理解をしております。受理されたということは、調べるだけの客観的な疑いがあると認められたということであると私は思いますが、私は、その点での市長の受けとめ方が大変軽いのではないかというふうに考えますが、どうでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 私の理解は、申し上げたことの繰り返しでございますけれども、告訴については、その内容の真実性如何は別として、形式的な要件が整っていれば、これは当然に受理されないといけないわけです。その形式的な要件の中に、今、議員がおっしゃられた疎明資料とかございましたけれども、それはその中でも、例えば、形式的な事柄の特定性が本当にあるのかどうかということを判断する一つの材料としてそこが使われるのではないかなと。私も詳しくないので、詳細は存じ上げておりませんけれども、いずれにしても、制度のありようとしては、形式的な要件が整っていれば、当然に受理されなければならないものというふうに私は理解をしております。したがいまして、告訴を受けた自体をもって、直ちに何らかの真実性が付与されていると、その証になるということでは決してないというふうに、私は理解をしております。


○(田茂井議長) 松田議員。


○3番(松田議員)  これまでの答弁を繰り返されましたけれども、やはり疑いがあるという、調べる必要があるというそういうことを警察が認めたということではないかと、私は考えているものでございます。


 ところで、次には、信頼回復のために、どういう手を、市長は捜査当局にこの問題を預けて、静観をするという態度を取っておられると思いますけれども、私はやっぱり市長の名誉にもかかわるこのような大変な疑惑がかけられているということは、一刻も早くこれを解明するという、そういうことが必要だと思います。それで、先ほども申しました議会で明らかにするという、こんなことはしていないという事実を明らかにするという、例えば、隣に座っていたことはないとか、そういうことも大事でございます。それから、名誉棄損で訴えるという方法もあります。これについては、弁護士とも相談をしておると申されました。そして、もう一つ、誣告罪というこういう罪がございます。この誣告罪と申しますのは、専門的な言葉でございますが、他人に刑罰を受けさせる目的で、虚偽の申告をする罪、こういうふうに説明がしてありました。この誣告罪、これで訴えるという、そういうこともあるわけであります。相手の女性の方は、そのことも承知の上で訴えておられる。間違ったことを訴えれば、逆に自分が罪をかぶらなければならないというそういうこともあるわけでございます。市長は、この誣告罪、これについて、訴える意思がございますか、ありませんか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 午前中の平林議員のご質問の名誉棄損罪と同じでございますけれども、誣告罪、今は虚偽申告罪というふうに伺っておりますけれども、の適用、訴えにつきましては、そういったことも含めて今弁護士と相談をしていると。先ほど申し上げたような観点から、真剣に今も悩み続けているということでございまして、大切なことの一つとしては、繰り返しになりますけれども、相手方も含めて一刻も早い平穏、平静を取り戻したいというような中で、本当にそういった訴えをすることがいいのかどうかという点で、悩ましく真剣に、弁護士とともに悩んでいるというのが状況でございます。そういったことも当然含めて、今真剣に相談をしております。


○(田茂井議長) 松田議員。


○3番(松田議員)  市長は、この京丹後市の最高責任者として、男女雇用機会均等法、あるいは人事院規則などによりましても、セクハラを防止していくそういう特別な立場にあるのでございます。そういう立場をよくわきまえられまして、私は、今後とも、議会も含めて、真相を一日も早く明らかにされることを強く求めますし、私たちは、今後とも、議会でそれが取り組まれますことを求めていくものでございます。この後は森議員の方にお任せして、私はこの程度で終わらせていただきます。


 次に、入札妨害事件でございます。まず、この事件に対する市長の見解を改めてお願いいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) この入札妨害事件でございますけれども、今回の事件についての全容は、いまだ詳細には明らかになっておりませんけれども、報道等によりますと、元弥栄町長が、同町吉野の飲料水供給施設の工事発注に関しまして、入札参加業者1社に事前に予定価格を教え、競争入札妨害罪の容疑で逮捕され、その後、起訴されたということでございまして、旧町時代のこととはいえ、大変残念に認識をしております。


○(田茂井議長) 松田議員。


○3番(松田議員)  この弥栄町の元町長が社長を務めておられると聞きますクリーンネットという会社、清掃をする会社だとお聞きいたしますけれども、この会社と京丹後市との契約関係はどうなっているのか。あるいは、またあるとすれば、今回の事件が公になったことで、どのように対処をされましたのか。その点をお伺いいたします。


○(田茂井議長) 助役。


○(荒田助役) ただいまの議員のご質問にございました会社につきましては、病院との関係で、清掃業について契約関係にございました。ただ、一昨日の、いわゆる初日の石河議員のご質疑の中でも、具体のものはさておいてですけれども、若干触れておきましたけれども、今回の事案、実は二つの柱があるわけですけれども、最初のいわゆる入札妨害にかかわる事案として、逮捕につながりましたこの事案の発生を受けて、直ちにコメントを発表すると同時に、関係事案についての指名選考委員会を開催しまして、建設工事に準ずる形の実質的ないわゆる指名停止でございますけれども、その処分をいたしたところでございます。


○(田茂井議長) 松田議員。


○3番(松田議員)  この通告を出しましたときには、明らかになっていませんでしたが、その後、弥栄病院への医療機器納入をめぐる収賄事件というのが発覚をいたしました。報道によりますと、医療機器、医療用品、これの8割以上をこの石坪という贈賄をした会社から買っていたというふうに新聞報道をされましたが、久美浜病院、あるいは市立の診療所、このあたりとこの石坪との関係はどのようになっているのでありましょうか。例えば、久美浜病院の場合、予算額にして何割ぐらいがこの会社から買われているのかと、そういうこともわかりましたらお願いしたいと思います。


○(田茂井議長) 医療事業部長。


○(高野医療事業部長) 実際のところ、私もはっきりとわかりません。ただ、かなりの数の医療機器なり、診療材料が入ったというふうにはお聞きしております。ただ、石坪だけではなしに、久美浜病院につきましては、他の業者も入っているということであります。詳しいことは、ちょっと今はわかりませんけれども、そういうような状況です。


○(田茂井議長) 松田議員。


○3番(松田議員)  京丹後市は、この業者を6月10日から1年間の指名停止処分にされたというふうに報道されていましたが、これは、当然のことであろうかと思います。この政治と金の問題、絶対にあってはならないこういう問題でございます。私は、今後、このような事件が絶対に起こらないように、京丹後市契約規則、これを厳正に遵守して、公平、公正な契約をされることを強く要望いたします。これにつきまして、お願いいたします。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) ご指摘の贈収賄容疑につきましても、重ねて大変残念なことでございまして、議員ご指摘のとおり、新市にあってこういうことが起こることのないよう、公正な契約に全力を挙げて努めてまいりたいと思っております。


○(田茂井議長) 松田議員。


○3番(松田議員)  最後でございますけれども、私たち日本共産党は、弥栄病院の平成15年度決算審査に際しまして、森議員が反対討論で行いました随意契約が多いと、こういうことから物品調達や業務委託における競争原理の徹底を求めまして、我が会派は、この15年度決算に反対したことを申し添えまして、私の質問を終わります。


 ありがとうございました。


   ――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(田茂井議長) これで、松田議員の質問を終結します。


 次に、順位20、森議員の発言を許可いたします。


 森議員。


○2番(森議員) 2番、森です。質問通告には2点をしております。まず、順序を変えまして、国保・市民税の減免申請の簡素化についてということで、昨年の9月、12月議会で簡素化を求めて質問をしたわけですけれども、その後、市長とも3月に話し合いをして約束をされて、この議会が始まる前に、なおかつその約束が守られてないということから、質問通告を出しましたら、翌日、4種類の申請書から2種類に変えるということがありましたので、その点については、もういいかなというふうに考えておるわけですけれども、ただ、あと2種類、従来旧町は申請書に理由を書けばいいということであったわけですけれども、今回は、同意書の問題については撤回をしてないということがありますので、これは、憲法上も条例から見ても問題があるというふうに私は考えておりますので、再度、撤回を求めておくということで、答弁は不要というふうに思いますので、本題に入りたいというふうに思います。


 私の質問の中心点は、きょうまでの市長の答弁はもう一環をして拒否に近い答弁であるという理解をしております。その点から見て、今、市民が求めているこの事件についてはどちらの言い分が正しいのか。真理、真実はあくまでも一つです。市長は心外である、事実無根であるというこういう答弁に終始をしています。一方、告訴人の女性は、強制わいせつ罪に当たるということで告訴した。今、市民の中には、これをめぐって、女性の側が正しいという声が日増しに高くなってきておりますけれども、まだよくわからないという人たちがいます。その上から考えて、真理は一つということで、市民の皆さんが、どちらの言い分が正しいのか。この判断材料を持っていただくというのが、私の質問の趣旨であります。


 また、市長は、きょうまでの答弁の中で、あらぬ嫌疑を晴らすことが市政への信頼回復をする道ということを言っておりますけれども、その点からきょうまでの答弁は、そのことから大きくかけ離れておって、解明をするという意思はないのではないかというふうに疑わざるを得ないというふうに考えております。ただ、市長の言動というのは、6万5,000市民という点から考えたら、非常に重いものがあります。真摯に答弁をしていただくと同時に、偽りの答弁等があれば、このこと自身が、議会や市民を欺く行為となり、このこと自身が辞職にも値をするというふうに考えます。そういう点を十分考えた上で、嫌疑を晴らすという点で、絶好の場でもありますので、その点から可能な限りの答弁をしていただきたいというふうに申し上げたいというふうに思います。


 まず、最初の質問です。同僚議員が既にいくつか質問をしておりますけれども、もう少し立ち入って質問をしたいというふうに思います。1999年4月から事業主等に対するセクハラ防止のための安全配慮義務を課した男女雇用機会均等法の21条が決定して、総務省を中心にして、人事院規則の10の10、セクハラ防止法が施行された。これを受けて、各企業、自治体で徹底した研修をしなさいという通達が下りておるわけですけれども、その点について、京丹後市はどうであったのか。当時、市長は総務省におられましたので、それを徹底する立場にあったわけですけれども、その点で、市長は、この内容も含めて、知っているのかどうか。まず、その点をお尋ねをしたい。


 それから、さらに、この京丹後市にはそうした要綱、規則はあるのかどうか。さらに、ないということであるならば、旧6町では、この通達に対してどういう取り扱いをされたのか。この点について、まずお尋ねをしたいというふうに思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 京丹後市の措置状況については担当部長からご報告申し上げますけれども、セクハラにつきましては、申し上げましたように相手を不快にさせる性的な言動や行動ということで、広く理解しながら対応しないといけないというふうに存じあげておりまして、そういった通達につきましても、国の通達でございますけれども、当市の中で広く周知が図られ、必要な自覚が一層促されるような対応を、今後とも引き続き努めてまいりたいというふうに存じております。


○(田茂井議長) 総務部長。


○(安田総務部長) 京丹後市の条例の中には、そういうものは持ってないというふうに思いますし、それから、後段の部分ですけれども、私は大宮町でしたけれども、そういう男女雇用機会均等法の中での徹底した通達の関係については、ちょっと覚えはありません。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 総務部長だけに言うのは酷ですけれども、恐らく合併前は、旧6町の、ほかの人も皆そうですよ、幹部であったろうと。総務省の通達を研修もしなさいと徹底されているにもかかわらず、職務怠慢があったのかなと思わざるを得ない。ただ、直ちにこの問題については、遅くてもやっぱり徹底をすべきだというふうに考えます。その点では、この近隣市を調べてみましたら、綾部市、福知山市と、恐らく京都府内の市はすべて規則だとか、要綱でやっておるんではないかと。非常に厳しいものが中身にあります。これは、民間でも同様です。最近の新聞の投書欄でこんな欄が出ています。「中山京丹後市長の強制わいせつ容疑には、一市民として強い憤りを覚えます。ましてや酒の席で、お互いに楽しく盛り上がった。告訴はまさか、の感覚にはあきれます。私たちの職場であれば、事実調査が行われるのはもちろん、恥ずかしくて出勤もできないでしょう。真相の究明を。」と。これは、金融機関の労働者のはずです。また、京都府でも、これは助役は当然その当時見ておられておるというふうに思いますけれども、これを見てましたら、セクハラ等の訴えがあれば、直ちに調査委員会をつくりなさいと。そこで、当事者及び関係する第三者も含めて呼んだ上で、内容によっては懲戒処分をしなさいという、非常に厳しいものがある。宮津市も同様です。この点から見て、例えば、6町のところでも聞きましたら、網野町では、パンフレットの現物はありませんけれども、小さなものですけれども、現物が全職員に配布をされた。13年4月に就職をした職員にも、それはきちっと渡されております。それほど職員のところには厳しい措置がなされておる。ところが、市長の場合はどうか。本来市長は、去年の合併があった段階で、あなたは総理府にいたんだから、指導すべきところが、膨大な条例もつくりながら、なぜ、これをつくらなかったのかなと。何とも思いませんでしたでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 京丹後市の現状については、部長が申し上げたとおりでございますけれども、セクハラについては、通達が出ているということでございます。他市の状況等をよく勉強させていただきながら、また事柄の重要性も十分に踏まえながら、今後、京丹後市としてどういうような形で対応していくのかということについては、検討を進めていかないといけないというふうに思っております。いずれにしても、そういった行為についてはあってはならない行為だというふうに、改めてお話をお伺いして受けとめている次第でございます。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 市長は、総理府にいた当時に、恐らく研修を受けるか、あるいは講師の側に回ったのか、どちらかではあったと。そうでなければ、総務省もいい加減なものだなあと。通達は出していながら、肝心要のところについてはそういうこともしてないと、そう言わざるを得ませんけれども、そこに書いてあるような内容の行為は、今回、一切なかったのかどうか。その点、いかがですか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) そこにどういうような書き方をされているのかというのはわかりませんけれども、いずれにしてもセクハラと言われるような行為については、今回、そういった事実もなかったというふうに思って受けとめております。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 知る範囲であるならば、ここに触れる問題も市長にはかなり行為があったと。女性の髪に触れることもそうですし、中にはスリーサイズを聞くことについても、この中では強く戒められております。そのことも十分承知の上で、事実無根、心外だというふうに、今でも言えますか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) それは、セクハラということだと思いますけれども、それについては、私の知る限り、定義としては、相手を不快にさせる性的な言動、行動というふうに解しておりまして、広く理解されるべきだというふうに解してございます。その上で、今回、そのような行為は、事実はなかったものとそういうふうに受けとめております。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 相手が不快な気持ちにならなければ、告訴ということはなかったんでしょうね、恐らく。そのことからいろいろな点が推測されると思いますけれども、時間があれですので。それでは、事実関係については、今から質問をしますので、もう既に市長は、捜査は完了して、書類は検察庁に行っているんですが、もう御存じでしょう。それはどうですか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 私は存じあげておりませんし、いずれにしても、その審議のほどを存じあげておりませんし、捜査に係ることなので、私の方から申し上げることは、当然、差し控えるべきだというふうに思っております。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 捜査が済んでおるのに、そのことさえ触れないというのは、捜査に直接かかわりがない問題だから、その点についてはきちっと答えてください。知らないということであるならば、別かもしれませんけれども。それじゃ、事実関係について、いくつかの点について、確認をしたいと。その前に、今回の事件の内容が極めて横山ノック知事の件と酷似をしておるというふうに思います。「月刊女性と運動」の2000年3月に、当時のこの事件の原告弁護団の団長が書いております本が載っております。これを見ますと、非常に酷似をしております。告訴された時点で、横山ノック氏は、政治的陰謀説、また、はめられた説、ちょうど知事選の最中でしたので、選挙中にそんなことはないだろうと。ちょっと太股を触った程度でないかという、これが今、この丹後の中でもささやかれております。網野の謀略説だとか、大したことがないだとか、喧嘩両成敗論的な立場を取って、市長を擁護をする人たちがおります。今回の事件の女性のプライバシーを守るという点で、事実描写はすることはできませんけれども、この事件は、選挙期間中に毛布をバイトの学生にかけてやりながら、いきなりその女子大生の下着の中に手を入れたというこういう事件になっております。この痴漢を受けた女性は、告訴に踏み切るまで、あるいはその危害を受けている最中に、どういう心理状態であったのか。嫌悪や恐怖や絶望の中で、声も上げることができなかったというふうに言っております。なぜ、逃げなかったと。こういう人がいますけれども、こういう状況にあった女性の立場というのが、どれほど深刻で動転をして困惑をして、その心理状態を理解できない、恐らく電車等での痴漢行為でも、声を上げることすらができないというのが圧倒的ではないかというふうに考えます。その点で、恐らく被害を受けた女性は、同じ気持ちの中から、家族と話し合いをして告訴に踏み切るまでには約3カ月間要しておるわけですけれども、このことが、事実こういうケースだということで、非常に酷似をしておるとうことをまず申し上げておきたいというふうに思います。


 それでは、事実関係についての質問をいたします。まず、12月13日、9時前、市長は、告訴人の女性にメールを打っております。どういう内容のメールで、何を意図して打ったメールなのか、お答えをいただきたい。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 相手の方も日時自体言っておられませんので、私の方から補足するのは恐縮ですけれども、1月だと思います。メールをさせていただいております。これは、お礼のメールです。よく見ていただければわかると思いますけれども、お礼のメールとして打たせていただいております。私はざっくばらんにいろんな方とメールで会話をさせていただいておりまして、先日は夜遅くまで、結果として四次会までご同席していただいて、ありがとうございますということで、お礼のメールをさせていただいております。よく見てください。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 必ずしもすべてではないですね。昨日はありがとうございます。体調は大丈夫ですか。自分も少し酔っぱらい、失礼はあったかもしれませんが、申しわけありません。失礼があったかもしれませんという思い当たる行為はどんな行為だったんでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) ちょっと誤解ないようにしていただきたいんですけれども、儀礼的な言い方なんです。儀礼的な言い方として申し上げているわけでございまして、前日は初対面なのに、酒席で夜遅くまで応対をさせていただいたこと自体、失礼だったかもしれない。あるいはざっくばらんな雰囲気の中で会話をさせていただいていた、私の立場ですから、礼を失していたかもしれないと思い、申しわけないということで、率直に儀礼として申し上げた次第でございます。変に勘繰らないでいただきたい。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 勘繰りなどはいたしておりませんけれども、質問の中心点は、そのことをどう市民の皆さんが判断をするのかであります。勘繰ってなどいませんし、市長の今の答弁に対して、どう思うかということが中心ですので、余り私は気にはしておりません。その点については。


 次に、この当日をめぐって、あるいは翌日におけるさまざまな動き、今の市長のメールも一つですけれども、名前を出すことについては控えますけれども、一昨日ですか、池部議員の質問中に、市長は答えませんでしたけれども、このことが予見をできなかったのかという、そういう質問がありました。市長は、それに対して答えてませんけれども、何を意味しているのかわかりません。謀略説にはまったかなということを思っていたのか、ただ、かなりの人たちが、この告訴に至ることを予見をしていたという人があります。何を根拠にしているのかということについては、今申し上げませんけれども、弥栄町長の逮捕のときにも、多くの市民はやっぱりそうか、あり得たのかと、こういう声が非常に強かったというふうに聞いておりますけれども、そういう動きがあったことについては、申し上げておきたいというふうに思います。


 それから次に、市長は、事実無根、心外だと言いながら、これは、市長自身が要請をしたのか、依頼をしたのかどうかわかりませんけれども、家族のところへ行った人は、一つはこう言っています。3月17日、ある人が、「市長に頼まれて、そして、告訴をするのかしないのか、様子を見てきてほしいということで来ました。結果については、市長に伝えることになっています。」というのが一つあります。もう1点は、4月14日、ある商工会の女性幹部が、告訴人のところを訪れて、「市長から伝言を受けました。市長は立場が立場だから、来れません。」ということで、訪問をしております。そして、そのときには、市長が記者会見でも言っているとおりのことを言っています。「お互いに盛り上がって、あなたも楽しかったんでしょう。」という、こういう言い方をしています。


 この件については、事を知っている多くの市民は、市長の告訴を抑えるための使者ではないかだとか、隠蔽工作を市長がしておるのではないかとか、こういうふうに伝わっておりますけれども、この点、市長は、いかなる感想をと言った方がいいでしょうね、持っておられるのか、お答えいただきたいと思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) まず、一般的に言って巷間、さまざまな事実と離れたデマや怪文書が本当に出回っているということについては、大変残念でじくじたる思いがございます。議員おっしゃられた中で、4月の話はおおむねそういうような、おおむねというか、今からこういうことだったということを申し上げたいと思いますけれども、今申し上げた話に関連をして、今回の特に3月、地方雑誌において、関連の憶測が取り沙汰されて、以降、相手のご家庭にさまざまな事実と離れたデマや怪文書、こういったものが舞い込んできて、相手のご家庭が大変なご迷惑をこうむっておられる。大変悩んでおられるという話をお聞きし、私としては、私の立場がゆえに、僕じゃなかったら、どうなのか知りませんけれども、いずれにしても私の立場がゆえに、そういったことに巻き込んでしまっていると。事実とは離れて、さまざまな怪文書が出てきて、大変な状態になっておられるということを伺いましたので、それは巻き込んでしまって申しわけないということで、率直にその気持ちを託して伝えていただいたというのが事実でございまして、変に誤解を与えるような言い方はぜひしないでください。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 言った言葉を事実伝えますので、私がそれにいろいろな装飾をして話したんではない。我が党は、事実に基づいてしか、個人の人権やプライバシーの問題に関してはいたしませんので、よく知っておいていただきたいというふうに思います。


 それから、次に、市長が、現在の頭の姿になったのは、多分5月8日か9日ごろではないかなと。その直後、告訴人の家庭を5月10日、さらに12日に訪れております。このときのやり取り、目的は何であったのか、お答えできれば、答えていただきたいと思います。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 確かにおっしゃるように、10日、それから12日だったと思いますけれども、お伺いしました。これは、申し上げましたように、本当に今回の事実とは離れて、大変な状態に相手のご家庭がなっておられるというお話をお聞きして、私の立場のゆえだということで、巻き込んでしまって申しわけありませんというようなことを率直に感じたものですから、お伺いをして、その点直接お伝えしたということでございます。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 立場を離れてということでありますけれども、今後、事実はどうであったかについては、いずれ証明される日が来るであろうということを申し述べておきたいというふうに思います。


 それからさらに、12日当日の問題です。お酒が出た時間から、最後の四次会までの間の時間がどの程度あったのか。それから、三次会、四次会、これも昨日の野村議員の質問で市長は答えませんでしたけれども、なじみの店なのか。それから、さらに、そこへ行こうと言ったのは、市長だというふうに聞いてますが、いかがでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) まさに当日のことだと思いますけれども、当日の事柄につきましては、捜査中ということで、捜査に影響が及びますので、私の方からの発言は差し控えさせていただきたいというふうに存じております。


 ただ、一般に言って、関連ですけれども、繰り返しますが、本当に巷間さまざまなデマや怪文書が流れるというような状況は、大変残念でじくじたる思いがあると同時に、実際、議員、怪文書を受けた当事者のお気持ちというのはわかりますか。どんな気持ちになるのかわかりますか。私も去年の選挙のときにありましたけれども、今回は、同時に相手方のお家にそういった怪文書が舞い込んでいるというのは、本当に3月以降お聞きをして、大変本当に申しわけないなという気持ちがずっとあったわけです。お聞きして以来ですね。そんなにすぐお聞きしたわけではないですが、そういうような状況に鑑みて、私としても、先ほど4月の話もございましたけれども、本当に申しわけないなという気持ちで今にも至っているということでございまして、ただ誤解しないでいただきたいのは、それは何かやましいことが当日あったからということでは決してございませんので、そういうことではありません。当日は、本当に終始相手方が最後までおられたように、四次会まで結果として同席されたように、終始皆で楽しく盛り上がった場でございまして、だからといって、先ほどの平林議員の話ではありませんけれども、何かあったかということでは決してございませんけれども、当日はそんな場でございました。かつ、告訴で言われているような事実はありません。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) 決して、憶測で言っているわけではありませんので、それなりの事実を掌握をした上で、私は言っておりますし、デマ、中傷というふうに今市長は言われましたけれども、その流れどころは、出所は、むしろ告訴人本人の周辺ではない。そうでないところがデマ、中傷を流して、一層、告訴人の女性を傷つけておるというのが実態であって、そこから決して出ているものではないということを申し上げておきたいというふうに思います。


 市長、捜査中で答えられないということでしたけれども、賀詞交歓会が4時45分ころから6時45分の2時間です。二次会に行ったところが、7時20分から8時45分、最終四次会の終了は11時30分、延べ7時間にわたる延々たるアルコールの、酒の入った席だと。皆どう言っているのか。市長たる者、7時間に及ぶ、しかも三次会、四次会、しかも相手は補助金を出しているところ。あるいはこの決算議会でも問題になりました、その真意は別にして、SANKAIKANだとか、シルバーハウス、ここにかかわる人がその団体の長であるわけです。そこから、市長は、先日、その飲み代は払ったと言いながら、実際には早い時期でその代表者は払っておられる。明らかに接待を受けて、これはまずいということで、後での支払いをしたと言われても、これは無理からぬこと。それだけでも私は市長という立場からして、まさに論外。辞職に値はする。百条委員会の設置に当然該当するというものだというふうに考えておるわけですけれども、市長、そういう厳しい批判に対して、どういう考え方をお持ちでしょうか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 当日は、関連の団体の会合からの流れとはいえ、公務の場ではございませんので、当然、割り勘というか、そういうような形で臨むべきだというふうに思っております。ただ、当日は、当日支払えなかったので、同じことの繰り返しになりますけれども、初めてのお店でもなかったものですから、後ほど請求があるのかなというふうに思ったまま、うっかりしてそのままになっていたということでございまして、指摘される方もここに来ていて、確認をしたら、払われていた方がいたということで、速やかに清算をしたという事情でございます。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) だれが考えても、5カ月もたってから、詭弁としか言いようがない。逃れようがない。5カ月間も、しかも世間ではこれだけ大きな問題になっているにもかかわらず、清算が先日など、これはどう見たって、隠蔽的工作というふうに見られても仕方がない。ただ、これまでも市長は、そのようなことは、3カ月も5カ月もしてから金を払うなどということは、常態化していたのでしょうかね。どうですか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 失礼な言い方かと思いますけれども、基本的には当日払うということで、そういった形でこれまでも過ごしてきてございます。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) そうであるならば、まさに今回の支払いの遅れは詭弁でもあり、言い逃れだというふうに言われても仕方がないのではないかなというふうに私は考えます。


 それから、市長も既に回答したかどうかわかりませんけれども、市職労が市長に対して申し入れをしてますね。今の状態が続くならば、仕事をしていく上で気持ちがそぐこともあり得ると。したがって、市長は、しっかりと説明をしてくださいと。この申し入れに対して、どう思われますか。


○(田茂井議長) 中山市長。


○(中山市長) 職組の申し入れでございますので、真摯に受けとめないといけないと思っておりまして、真相につきましても、できるだけの範囲で、今の場でも話させていただいておりますし、させていただいております。


○(田茂井議長) 森議員。


○2番(森議員) それでは、あと1分しかありませんので、見解を述べたいと。既に市長に対する市民の心も、足元の職員の心も離れている。さらに、17日のアミティにおける集会では、一層事実が明らかになると。24日の最終日には、市長がみずから決断をすることを求めて、私の質問を終わります。


   ――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(田茂井議長) これで、森議員の質問を終結します。


 以上で、今期定例会における一般質問を終わります。





○(田茂井議長) 日程第3 議案第92号 平成17年度京丹後市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。


 なお、本日は議案説明のみとし、質疑については24日に行うことといたします。それでは、提案理由の説明を求めます。中山市長。


○(中山市長) それでは、議案第92号 平成17年度京丹後市一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を申し上げます。


 補正第1号につきましては、本会期中の6月7日にご議決賜りましたが、昨年の台風23号に伴う地域再建被災者住宅等支援補助金の補修に対する補助金交付申請期限が平成17年5月31日までとなっており、補助金所要額が判明をし、緊急的に補正計上する必要が生じたことにより、会期中二つ目の補正予算提出となり、異例ではございますが、よろしくご審議賜りたいと存じます。


 補正予算総額は、歳入歳出それぞれ1億5,358万1,000円を追加し、予算総額を294億3,071万2,000円とするものでございます。


 17年度の補助金申請につきましては、大規模半壊2件、半壊48件、一部破損660件、床上浸水21件、合計731件、補助金額にして2億4,943万1,000円に達し、当初予算では9,585万円を計上しておりますので、不足額1億5,358万1,000円を補正計上し、被災者支援のため速やかに支払いをするものであります。


 今回の補正予算の財源としましては、京都府の地域再建被災者住宅等支援補助金を充てるとともに、これは補助率が3分の2でございます、一般財源としまして、前年度繰越金を充てております。


 なお、一般財源分につきましては、建設事業に対し京都府の未来づくり資金の借り入れを行った場合、相当分を無利子分で借り入れできることとなっており、今後の借り入れの際に活用していくこととしております。


 以上、提案説明を申し上げました。16年度分の交付状況並びに平成18年5月31日まで申請期限がある新築工事費等の状況など、詳しくは保健福祉部長より説明をいたします。


 よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。


○(田茂井議長) 保健福祉部長。


○(上田保健福祉部長) 市長に続きまして、内容についての補足をさせていただきます。


 平成16年度地域再建被災者住宅等支援補助金の交付状況でありますが、大規模半壊が1件、半壊が17件、一部損壊が268件、床上浸水が13件の合計299件で、補助金額にして8,653万2,000円でした。この件数は、被災総件数の約19%であります。


 平成17年度の補助金申請の状況につきましては、先ほど市長がご説明させていただいたとおりでありますが、5月31日現在の申請件数731件は、全体の約46%で、補助金額にして2億4,943万1,000円となっています。現在、申請書の審査をさせていただいているところです。平成17年度当初には、被災総件数の約2割程度の補助金申請を見込み、予算計上をさせていただいておりましたが、5月末に申請が集中し、件数が増加をいたしました。平成16年度の申請が確定した段階で、平成17年度の申請件数が当初の見込みより増加することは予測できたことですが、5月中旬になっても申請件数が伸びず、補正予算第1号に提案させていただく判断をすることができませんでした。大変申しわけありません。結果として、会期中二つ目の補正予算の提出となり、今後、このようなことがないように十分注意をし、的確な判断をするように努めてまいりたいと思っております。


 なお、5月末で平成16年度と17年度を合わせました補助金申請件数は、1,030件で、全体の被災総件数の約65%となっております。また、全壊、大規模半壊につきましては、補助金の申請期限が平成18年5月31日までとなっております。被災件数としましては、全壊が12件、大規模半壊が11件となっており、大規模半壊のうち3件は既に補助金の申請をしていただいているところです。あとの分につきましては、現在のところ、具体的な進行が見られず、今回の補正には計上させていただいておりません。今後、申請が見込まれた段階で補正をお願いしたいと思っております。


 よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。


○(田茂井議長) 議案第92号の説明が終わりました。


 本日はこれにて散会いたします。


 次回は、6月24日午前9時30分に再開しますので、定刻にご参集願います。大変ご苦労様でした。





     午後 2時23分 散会








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│   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      │


│                                           │


│                議  長  田茂井  誠司郎             │


│                                           │


│                署名議員  松 本  経 一             │


│                                           │


│                署名議員  原      久             │


│                                           │


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