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京都府 八幡市

平成17年第 3回定例会−09月09日-03号




平成17年第 3回定例会

                                     平成17年9月9日
                                     午前10時 開 議
1.出席議員      1 番  鷹 野   宏 議員
            2 番  小 北 幸 博 議員
            3 番  北 川 昭 典 議員
            4 番  長 村 善 平 議員
            5 番  増 尾 辰 一 議員
            6 番  横 山   博 議員
            7 番  横須賀 昭 男 議員
            8 番  山 田 芳 彦 議員
            9 番  森 下 由 美 議員
           10番  亀 田 優 子 議員
           11番  細 見   勲 議員
           12番  岡 田 秀 子 議員
           13番  田 辺 勇 気 議員
           14番  森 川 信 隆 議員
           15番  赤 川 行 男 議員
           16番  橋 本 宗 之 議員
           17番  田 村 卓 也 議員
           18番  山 村 敏 雄 議員
           19番  松 島 規久男 議員
           20番  山 本 邦 夫 議員
           21番  松 本 昭 昌 議員
           22番  巌     博 議員
2.欠席議員     な  し
3.説明のため議場に出席した者の職・氏名
           牟 礼 勝 弥 市長
           松 本 伍 男 助役
           竹 延 信 三 助役
           小 堀 重 男 収入役
           豊 田   茂 水道事業管理者
           横 田   哲 政策推進部長
           黒 川 京 重 政策推進部参与
           宮 崎   進 総務部長
           上 杉 保 治 市民部長
           藤 林 一 慶 環境経済部長
           鴨 田   隆 保健福祉部長
           本 岡 啓 介 都市整備部長
           田 中 英 夫 消防長
           前 川   博 上下水道部長
           松 永 高 行 政策推進部次長
           奥 村 順 一 教育委員会委員長職務代理者
           今 井 興 治 教育長
           垣 内   忠 教育部長
           山 本 哲 雄 教育部次長
4.職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名
           祝 井 善 男 議会事務局長
           山 本 幸 夫 議会事務局次長補佐
           佐 野 正 樹 議会事務局議事調査係長
           野 村 雄 樹 議会事務局議事調査係主査
5.議事日程
  日程第1    一般質問
6.会議に付した事件
  日程第1



                 午前10時00分 開議
○赤川行男 議長  皆さん、おはようございます。
 ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しております。
 直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1
○赤川行男 議長  日程第1、一般質問を行います。
 松本昭昌議員、発言を許します。松本議員。
         (松本昭昌議員 登壇)
◆松本昭昌 議員  おはようございます。公明党議員団の松本昭昌でございます。本日の一般質問は私1人であります。最初にも話がありましたが、衆議院議員選挙が行われており、ご配慮をいただきまして、大変ありがとうございます。衆院選も終盤であり、大変忙しくもありますが、その前に八幡市の市議会議員でもありますので、一般質問をさせていただきます。
 台風14号も熱帯低気圧になり、日本から離れ、さわやかな秋風を感じるような本日であります。しかしながら、台風14号は多大な被害をもたらしました。被災されました方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 それでは、通告に従いまして、質問をさせていただきます。議員各位、市長並びに理事者の皆様、しばらくの間、ご清聴のほどよろしくお願いを申し上げます。
 我が国の経済は依然として厳しい状況となっており、一日も早い行政改革による日本再生を期待するものであります。一方、本市におきましても、歳入の伸びが見込めない中、少子・高齢化と市民ニーズの多様化により、歳出面の増大が予想され、牟礼市長のリーダーシップが大いに期待されるところであります。私はかつて、小説「上杉鷹山」の著者である作家の童門冬二氏の講演の内容を紹介したことがあります。米沢藩城主、上杉鷹山の一汁一菜と官民協働の改革の精神でみずからを律し、また未来のために投資すべきところは積極的に投資する施策が大切と考えます。また、昨今のように、国際社会においては戦争やテロが依然として続き、我が国においても人間関係の希薄化や、かつては見られなかった凶悪犯罪が絶え間ない社会情勢となっております。そのためにも自治体である八幡市も、当面する環境福祉施策の基盤を充実しつつ、従来優先順位が低かった市民総参加の文化・芸術・観光施策を表に出し、市民に一層の活力を生み、真の生活都市、文化都市を目指す施策が大切かと考えます。
 今求められることは、みずからの生命・財産はみずからの手で守り、それから地域で守る、そして自治体の問題としてとらえていくという積み重ねの中で、自治の精神を一人ひとりに培ってもらい、応分な精神的負担あるいは義務の履行、財政面における応分の負担をお願いする、つまり個人・家庭の努力による自助、自治組織・地域などの支援を中心とする共助、自治体・行政などの支援による公助の基本的な理念のもとで、八幡市の行財政改革が実りある豊かなものになっていかなくてはなりません。本市においては、長引く景気の低迷で個人所得の減少さらには高齢化に伴う退職者の増加やリストラによる自主財源の大幅減収、少子・高齢化への対応や、社会・経済環境の変化に伴う生活保護受給者の増加、さらに10万都市を目指しての下水道整備など、生活基盤整備、福祉・教育施設の充実に取り組み整備されましたが、反面、他市に比べて人件費が高くなるなど、義務的経費の増加による歳出の拡大が財政を圧迫しております。しかしながら、財政が厳しいからといって、市民に対して、厳しい、厳しいだけでは、市民は頑張ってもだめなのかと無力感になります。当然ぜい肉は落としていかなければなりませんが、その中でもほっと息のつけるところ、八幡っていいところだなと思えるようなことも必要ではないでしょうか。
 それでは、質問に入らせていただきます。
 1点目の、さくら公園の整備についてでありますが、この質問は過去先輩議員や同僚議員が何回も質問をされて、理事者の答弁も聞いております。これは松花堂周辺交流拠点整備事業として、松花堂と松花堂交流施設、さくら公園周辺道路の整備などとなっており、平成10年度から平成14年度までの5年間で整備される計画でしたが、さくら公園と周辺道路の整備が11年度事業をもって一たん休止されましたが、八幡城陽線の一部は整備され、大変きれいになり、市民から喜ばれております。しかし、さくら公園の整備はどうでしょうか。今まで余りにも汚かったトイレはきれいに整備され、このことは評価いたしますし、NPOによるイルミネーションもすばらしいと思います。ポケットパークも整備されています。しかし、中央にある夫婦池と呼ばれる農業用ため池の水はどろどろであり、周辺は草が生い茂り、立て看板がありますが、何が書いてあるのか全くわかりません。ポケットパークから何を眺めろというのでしょうか。さらに、さくら公園内を散策し、休憩したくても、いす等は余り見かけません。
 そこで、お尋ねいたします。
 1点目に、こうした雑草が生い茂った状態、現状について、市はどのように考えておられるのでしょうか。
 2点目に、さくらの時期ともなれば、公園内でブルーシートなどを利用して、大勢の市民や市外の方が利用されております。駐車違反の車も多く、注意されることも出るほどでありますが、利用者の掌握をされたことがあるのでしょうか。また、それ以外の時期の利用者を掌握されていますか。
 3点目に、市内で唯一動物園と名のつく子ども動物園があります。八幡市以外の方は1人50円となっていますが、年間の来園者はどれくらいなのでしょうか。
 4点目に、中央にあるため池は今後どのようにされようとしているのか。このまま放置しておかれるのでしょうか。
 以上4点について、理事者のご見解をお聞かせください。
 次に、松花堂庭園・美術館や流れ橋交流施設も行政の努力により大変きれいに整備され、来場者も少しはふえ、少しではあるが活力も出てきております。八幡市では代表的なさくら公園は、取り残された感があります。利用価値を高めるため、今後どのように取り組まれるのか、考えをお聞かせください。
 次に、本市のブランドづくりについてお尋ねいたします。
 まちづくり戦略についてお尋ねいたします。
 ブランドづくりといっても、食べ物や商品だけではありません。八幡市という自治体ブランドをつくることも重要であります。八幡市は男山、木津川、田園地域などの豊かな緑地空間や、石清水八幡宮、松花堂や流れ橋など、多くの自然・歴史・文化資源を誇っております。古き時代には街道や淀川水運が有形・無形のものや文化をもたらし、京都や奈良の都と各地を結ぶ交流拠点として、さらに門前町として栄えてきたと認識をしており、今、第二京阪道路や外環状道路、京滋バイパスなどを初め、国土軸や広域軸も担う幹線道路の整備が進められ、かつての古い街道や淀川水運のように、新しい八幡のまちの発展をもたらそうとしております。市長は、都市像の実現に向け、5つのまちづくりの重点目標、すなわち「豊かさにあふれた自立都市」「地域資源を生かした交流都市」「全国に開かれた広域連携都市」「人と自然の共生都市」「市民の力を生かした躍動都市」を掲げ、総合的な施策を展開し、「人の心も美しい まちの姿も美しい 活力あふれ みどり彩る 生活都市」を目指しておられます。
 私は、過日、「上杉鷹山」という小説を読みました。対談も読ませていただきました。バブル崩壊後、リストラが合い言葉となり、その手本となった感がある鷹山、コスト削減も必要だが、それだけではなく、経済危機に見舞われた時代にあって、経済再生をなし遂げたトップの人たちが共通して取り組み、力を入れたことは、産業振興、組織を構成する人材の意識改革と人づくりであったと思います。鷹山は、拡大再生産や新規事業を興すための資金づくりのために、慣例の大幅見直しということをやっています。代表的なのが、上杉謙信公以来の重要行事であったお伊勢参りです。いつの間にか家臣たちの慰安旅行になってしまっているということで、あっさりやめてしまいました。ただし謙信公には申しわけないので、京都留守居役1人にお参りしてもらうということにしたわけです。本市でいう平成18年度編成に向けての事務事業等削減計画であります。倹約についても率先垂範します。自分の着物は絹から木綿にかえ、50人いた奥向きの世話人を9人に減らし、1,200石の賄い費を200石でやりくりするなど、見事なものです。リーダーたるもの、そうあってほしいと思います。
 リストラでは、いかにトップがグラウンドデザインを描き、職員が実行するかということが成功の決め手となるのですが、職員の活性化はどんな組織においても最重要課題であります。財政フレームに合わせて仕事をすればいいという考え方が一般的になっておりますが、本来はまずこういうことをしたいという理念に基づいて、それを実現するための仕事だてを考え、それに必要な経費を計算し、フレームに合わなければどうするかと考えるのが、基本というものではないでしょうか。鷹山を見ていればわかりますが、何をやろうか、自分の藩をどうしようかという目的・理念というものがまずあって、藩の財政力と照らし合わせると、全然足りないから倹約と増収策と人づくりをセットでやろうと考えて、実行していると感じました。地方分権を推進し、ローカルスタンダードを確立していかなければなりません。
 本市にある資源は何か。教育や文化もあります。さくら公園、松花堂や東高野街道、伊佐家の民家や流れ橋、石清水八幡宮、背割堤などが思いつきますが、こういった資源を結びつける地域経営と創造的施策を連携させる経営努力は、これまで行われているようには思います。市全体を一つの商品のように強くアピールできるまちづくりは、男山団地建設以来、忘れてきたのではないでしょうか。またこれを私は地域ブランド創出プランと呼びたいと思います。プロジェクトでまちづくり戦略を決め、第4次総合計画とともに調整を図り、まちづくり工程表、あるいはローカルマニフェストという形で、市民に明らかにされることを提案いたします。
 そこで、4点にわたり質問いたします。
 1点目に、初日の一般質問でも同じような質問もありましたが、恐縮に思いますが、私も昭和48年にこの八幡市に転入し、今日までお世話になりましたが、現在とは隔世の感があります。生活環境も大変大きく変化しましたが、何となく過ごしてきたという感じです。住み続けたいという方向づけをどのように考えておられるのでしょうか。
 2点目に、「活力あふれ みどり彩る 生活都市」を目指し、まちづくり重点目標と都市形成の方向と戦略的なまちづくりを進めてこられたが、にぎわいというか、活力というか、何かが不足しているように感じますが、どうでしょうか。
 3点目に、かつての交流拠点、石清水八幡宮の門前町として栄えた八幡市、歴史的文化、三川合流を活用すべきと思いますがどうでしょうか。
 4点目に、「だれもが生き生きと生活できる」「安全・安心して暮らせる」「心豊かな」「文化の香る」「良好な環境の」「活気のある」「教育」といった、まちの前に冠としてつけられるキャッチフレーズのまちづくりは、多かれ少なかれどこの自治体でもあるもので、これは戦略プランではありません。最大3点ぐらいにまちづくりの重点目標を特化し、オンリーワンを目指す施策が必要と考えられます。行政、商工会、観光協会、有識者などからつくるまちづくり戦略プロジェクトチームを編成し、徹底した自治体ブランドを研究すべきと思いますが、理事者のご見解をお聞かせください。
 次に、地域ブランド、商品づくりについてお尋ねをいたします。
 本年初め、私は和歌山県の南部川村、現在は南部町となっておりますけれども、そこに行かれた知人から話を聞かせてもらいました。バブル時代に「ふるさと創生村おこし」と称して1億円が国から交付されましたが、当時リゾート開発には一切これを使わず、すべて梅の振興、発展のためにそれを費やしたとのこと、日本一の生産高を誇るまでには大変なご苦労があったことは当然でありますが、この梅産業の成功によって、同村の所得水準は1980年から2002年の18年間で約3.5倍に増加し、全国自治体の中で日本一の所得成長率を続けていると聞かされました。南光梅の開発は、生産から加工、販売まで一貫して村で行うシステムであり、これが成功の秘訣とのこと。村長みずから先頭に立って、マスコミへのPRや全国の市場で販売促進に歩いてきた体験をお聞きし、商品の知名度を上げることに力を注いだとのことでした。行政の取り組みとして、梅の品質向上を図るため、試験研究を行う村立の梅21研究センターを立ち上げ、村役場は梅課という梅専門の課を新設し、村の職員も自宅に帰れば梅農家だとのこと、収穫期となる6月には小・中学校は休校し、子供たちも一緒になって梅の収穫を行っているとのこと、農業後継者についても、安定した収入で3世代が同居し、一緒に生活しており、さらに収穫期には子供たちも手伝うことにより、梅の大切さや得がたさを身をもって子孫に教えることができると、梅のおかげで農業後継者や嫁問題、さらには若者のいじめや不登校の問題もほとんどないそうです。
 本市も大都市近郊農業として、売れるものをつくるための組織的な情報収集を行い、守りから攻めの農業への転換、本市産の農作物のブランド化が必要と考えます。初日にも同僚議員より東高野街道の質問がありましたが、八幡にはすばらしい特産品や老舗の和菓子屋さんが多いところです。走り餅、ういろ、源氏巻、ゴボウ巻など、各店が自慢できる名物がありますし、ナシやタケノコといった産物もあります。
 そこで、お尋ねをいたします。
 1点目は、京都・大阪の中間にある立地を生かし、農業と商業との連携、農協の活用などを考えてみてはどうでしょうか。
 2点目は、農業や商業との連携した特産品の開発、促進があると聞きますが、実態はどうでしょうか。
 3点目は、エジソンの活用で、名産づくりはできないでしょうか。
 4点目は、戦略的な系統的な取り組みが弱いし、見出せません。総合的に全庁的な取り組みになっていないのではないでしょうか。
 以上4点につきまして、理事者のご見解をお聞かせください。
 最後になりましたが、AED、自動体外式除細動器の設置についてお尋ねいたします。
 この質問は、私どもの会派の岡田議員が、さきの本会議で取り上げて、一般質問をしておりますが、再度質問をさせていただきます。
 公明党は、このAEDを全国的に推進しており、各自治体においても設置が進んでおります。皆さん既にご存じのように、心疾患の心筋梗塞や不整脈などにより、突然心臓がとまった傷病者の命を救うため、心肺蘇生を行うとともに、心臓に電気ショックを与え、正常な状態に戻すために開発された機器であり、市民でも講習を受ければ使用できるようになっております。愛・地球博、万博会場での事例や大阪南港での事例など多くあります。本市でも既に救急車には3台の半自動式除細動器が整備されていますし、昨年1年間で17件ものAEDを実施されております。私も橋本小学校で行われました安心・安全パトロールに参加した後、消防庁舎で行われていた講習会の模様を見学させていただきましたが、参加者全員が真剣に取り組んでおられました。市民の方々も非常に関心を持っておられます。市民の生命を守る上で必要であることは、市長を初め理事者の皆さんも大変有効な機器であると認識されております。多額の経費を伴うことであり、本市の財政状況から見て大変厳しいとは思いますが、子供たちや高齢者を初め、全市民の生命を守る意味で、多数の市民が集まる施設に早急に設置すべきと考えます。
 そこで、1点目に、市としてどのような施設に何台ぐらいを設置されるのか、理事者のご見解をお聞かせください。
 2点目に、これは市の消防職員の皆さんにご無理をお願いしなければなりませんが、市民への講習のあり方について、定期的に受講者をより多く募集し、市民参加ができるようにしていただきたいと思います。今月も2回行われると聞いておりますけれども、さらに多くの方がこの講習会に参加できますようにしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
 以上で、第1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。
○赤川行男 議長  理事者、答弁願います。牟礼市長。
         (牟礼勝弥市長 登壇)
◎牟礼勝弥 市長  松本議員から質問をいただきましたうち、AED、自動体外式除細動器の設置について、お答えを申し上げます。
 AEDの有効性につきましては、議員のご指摘並びにさきの第2回定例会においても岡田議員さんからご紹介があったところでございまして、愛・地球博などで心疾患の患者の救命のための使用で既に証明されているところでございます。
 なお、設置につきましては、財政が非常に厳しい中ではございますけれども、市民の皆さんの人命にかかわることでもあり、職員の講習など、条件整備ができ次第、市民が日常的に運動をされます市民体育館に1台と、市民の皆さんが多数お越しになる文化センターと市役所が併用使用できますように、市役所内に1台の、合計2台を設置していきたいと考えております。
 その他の質問につきましては、担当いたしますそれぞれの部長より答弁を申し上げます。
○赤川行男 議長  本岡都市整備部長。
         (本岡啓介都市整備部長 登壇)
◎本岡啓介 都市整備部長  1番目の、さくら公園のため池の現状についてのご質問に、お答えを申し上げます。
 1点目の、さくら公園のため池につきましては、平成10年度に松花堂周辺交流拠点整備事業のさくら公園整備計画の中で整備計画を策定いたしました。しかし、平成11年度事業完了後、その整備を休止いたしました。その後も財政状況は悪化し、平成15年第2回定例会におきまして、当分の間、整備を見送ることといたしました。池の現状は、流入水が少なく、水質はよくありません。
 2点目の、さくら公園の桜の時期と他の時期における利用者数につきましては、正確な人数を把握するのは大変困難でございまして、利用人数については把握いたしておりません。
 3点目の、子ども動物園の利用者数につきましては、平成16年度では延べ2万4,447人の利用がございました。
 4点目の、ため池の今後の整備等につきましては、平成10年度に整備計画を策定し、平成11年度事業完了後休止状態となっておりましたが、公園の整備として平成16年度におきまして、バリアフリー化に向けてトイレの新設及び公園内の園路の整備を実施いたしたところでございます。池の整備につきましては、市の財政状況を考慮し、水質及び景観改善として、例えば水生植物を植えるとかの対策を検討してまいりたいと考えております。
 次に、2番目の、さくら公園の利用価値を高めるための今後の取り組みについてのご質問に、お答え申し上げます。
 公園の利用価値を高めるためには、公園整備が必要であると十分認識しておりますが、厳しい財政状況の中、大規模な整備事業の促進は困難な状況になっているところです。今後は、日常の公園の維持管理等の充実を図り、市民の皆様に快適に公園を利用していただけるよう努力してまいりたいと考えております。
○赤川行男 議長  黒川政策推進部参与。
         (黒川京重政策推進部参与 登壇)
◎黒川京重 政策推進部参与  まちづくり戦略につきましてのご質問に、お答えを申し上げます。
 まず、八幡市に住み続けたいという方向づけについてでございますが、第4次八幡市総合計画策定に向けて、さきに実施をいたしました八幡市のまちづくりのためのアンケート調査におきまして、調査にご協力いただきました市民の方々の約7割から、「これからも本市に住み続けたい」との回答をいただきました。その理由は、約3割の方々が、「緑や公園が多く、まちの環境がよいから」とお答えいただいております。そして、望ましいまちづくりの方向性といたしましては、回答者の約半数が「緑豊かで潤いのあるまち」を挙げておられます。また、過日実施いたしました市民懇談会や若者懇談会におきましても、本市のよい点として、「自然が多いところ」や「緑が豊かなところ」といったご意見が圧倒的に多かったところでございます。このようなことから、緑豊かな自然環境を生かしたまちづくりが、個性と魅力にあふれた存在感のある八幡市を実現していく上で、大きなポイントの一つになるものと考えているところでございます。さらには、交通網の整備や産業の振興なども、本市の活性化や生活都市としての市民の利便性の向上等にとって必要不可欠な要素でございますので、第4次八幡市総合計画の策定を進めていく中で、十分に検討を行ってまいりたいと考えております。
 次に、まちのにぎわいや活力といった点につきましては、これまでから松花堂周辺整備、流れ橋周辺整備など、歴史・文化を生かした取り組みを進めるとともに、企業誘致や美濃山小学校の開校に努めてきたところでございますが、長引く景気の低迷にも影響されているのではないかと認識をいたしております。今後は、八幡市固有の歴史や文化、さらには三川合流等の自然景観等をより一層活用することによりまして、本市の活性化を図ることができないか、引き続き検討してまいりたいと考えております。
 最後に、まちづくりの戦略を検討する組織につきましては、第4次八幡市総合計画の策定に当たりまして、助役以下部長級の職員15名による総合計画策定委員会を、また、市政の第一線で日々業務に当たっております課長補佐級の職員32名による八幡市総合計画策定幹事会を庁内に組織し、まちづくりについて部局横断的な論議を行っているところでございます。こうした庁内組織により、また学識経験者や市民代表から成る八幡市総合計画審議会におきまして、第4次八幡市総合計画を検討していく中で、八幡市ならではの個性や特性を生かしたまちづくり、すなわち議員ご指摘の自治体ブランドの確立に向けた取り組みについて、検討を進めてまいりたいと考えております。
○赤川行男 議長  藤林環境経済部長。
         (藤林一慶環境経済部長 登壇)
◎藤林一慶 環境経済部長  地域ブランドの商品づくりについてのご質問に、お答え申し上げます。
 1点目の、農業や商業との連携でありますが、今日まで商工会やJAやましろ、農家等が個々による商品づくりを行っており、団体が連携した取り組みができていませんでした。そういった中で、このたび開業されるムサシ八幡店及びイズミヤ八幡店で、市のコーナーを設けていただき、地場野菜やメーカー等の特産品を連携して販売できるよう、現在、市が中に入り、協議をしているところでございます。
 次に、特産品づくりの実態でありますが、今日まで市商工会では、タケノコを使ったパイのお菓子や、お茶の葉っぱのつくだ煮等を試作され、一部で商品化されましたが、市の名産品として販売するまでには至っていませんでした。新たな開発品として、既にNPOではケチャップやみそ等を販売されています。また、市民レベルでタケノコのシソ漬けも考案されているようですので、こういった民間の方による商品づくりも一つの方法であると考えております。
 次の、エジソンの活用につきましては、以前、グッズの販売を計画されましたが、肖像権の関係で断念されたということをお聞きいたしております。
 最後の、創造的な取り組みですが、他の観光地におきまして、それぞれ観光地にマッチした特産品を商品化されています。本市におきましても、観光客の誘客を図る上でも、ブランド商品づくりは必要であると認識をしております。今後、まちの活性化を図るため、商工会や観光協会、JRやましろやNPO等、関係する団体に呼びかけ、八幡市特産品の開発の奨励を図ることを目的として、例えば展示会等を開催することができないか、検討したいと考えております。
○赤川行男 議長  田中消防長。
         (田中英夫消防長 登壇)
◎田中英夫 消防長  AED、自動体外式除細動器の設置に関し、2点目にいただきました普通救命講習会ですが、昨年1年間で14回開催し、330名に修了証の交付を行い、本年は8月31日までに6回開催し、122名に修了証の交付を行いました。さらに、本年12月31日までに8回の開催を予定しており、講習受講者は昨年を上回るものと思っております。
 なお、これらの講習会以外に、人事課と調整いたしまして、市職員などを対象にした講習会も本年度中に2回以上実施してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○赤川行男 議長  答弁が終わりました。暫時休憩します。
                 午前10時38分 休憩
                 ───────────
                 午前11時06分 開議
○赤川行男 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。
 松本議員。
◆松本昭昌 議員  再質問に当たりまして、貴重な時間を休憩いただきまして、ありがとうございます。
 それでは、何点か再質問をさせていただきます。
 1点目の、さくら公園の現状についてでありますけれども、先ほどのご答弁では、財政上の問題もあり、なかなか踏み込んで整備のできない、そういうご答弁でありましたけれども、少しでも皆さん方が集いやすいような、そういった公園整備を進めていただきたいと思います。
 それから、2点目の、何名ぐらい来るか、利用者の数を聞きましたけれども、確かにこれは難しいとは思っております。勘定なんてできないと思いますけれども、それはよくわかりますけれども、あの時期になりましたら、たくさんの方が来まして、本当ににぎわっております。ところが、それが終わったらもうほとんど人が集まらないというのが現状だと思いますので、年間を通じてあの公園に人が集えるようにしていただきたいと思います。
 中に池がありますけれども、大変水が濁っておりまして、本当に見ても汚いし、それから周りもたくさん木や草が生えまして、余りいい眺めではありません。先ほどは当分の間整備はしないということでしたけど、せめてあの池の周辺ののり面、団地側の西側を整備しまして、例えば四季の花を植えて、いつでも花が咲いている、きれいだなと見えるような、そういったことも考えていただきたいし、それから、ため池を水をきれいにしまして、周辺をまたその花を眺めながら散歩できるような、夢のある池にしていただきたいと思っておりますが、ご答弁では金がないからだめだということでしたので、今後、第4次総合計画でもしっかりとその辺は考えていただきたいと思います。
 これは別にしろとは言いませんので、要望としておきますけれども、1点だけ、流入水が少なくて、水質がよくない、こういうことでしたけれども、ため池や鑑賞池、小沼などの水面を大変藻が覆い尽くしたり、濁った水がたまっているような、そういった池とか湖をよく見ますけれども、さくら公園の池もその一つであると思っております。その汚い水をきれいにする装置があるというふうに聞いております。大阪府の方では検証済みで、水質改善の改善力が実証された「グラナ」という、薬剤なしで自然な水環境が生み出せる、そういった水質・生物活性装置があるそうです。大阪府下・京都府下でも、長岡京市とか、清水寺、龍安寺でもこれが活用されたと聞いております。本市でもこういった「グラナ」を一度利用してみて、池の水をきれいにして、周囲も先ほど言いましたように花を見ながら散策できるような、そういった憩える水辺周辺にしてはどうかと思いますけど、理事者のご見解をお聞かせください。
 それから、3点目の、子ども動物園の件ですけれども、年間約2万4,447人の方が来園されているということで、約2万5,000人の方が来ているわけですけど、八幡市の人口の3分の1に当たると思うんです。そういった多くの方がこのさくら公園、動物園を見に来ているんですけれども、あの入り口には、1回目でも言いましたように、「1人50円」という札が立っております。実際これはいただいておられるのかどうか。また、市外の方、市内の方、見分け方がわからないと思うんですけど、どういうふうに考えておられるのかなと思います。
 それから、それだけの入園料で実際動物園を維持していく上で、どれくらいの経費がかかっているのか、それについてもわかっていましたらお聞かせください。できれば、今後は動物園をもっと種類をふやすような考えはありませんか。もう何か同じものばかり見ているので、一回検討していただけませんか。お願いします。
 それから、4点目の件ですけど、今、池の中央に樋門があります。この樋門は多分何かの場合には水を流すものと思っておりますけれども、今後これはどうされるのかなということもお聞きしたいと思います。見ても何か今の現状ではなじまないなと思っておりますけど、その辺についてお聞かせください。
 それから、夫婦池と言われる、東側になるんですかね、その池は今現在釣り堀にも使っておられますけど、こういった釣り堀を公園内で利用をされている、営利としてやっておられますけど、この現状につきまして、わかりましたらお聞かせください。それから、この釣り堀に入るときに、入り口が公園の中にあります。これはどうなのかなと思いますけれども、それにつきましてもお聞かせください。
 それから、自治体のブランドについてですけれども、今市民アンケート等々とられまして、市民の方は八幡市は緑が多くて生活環境もよいと、だからこれからも住み続けたいという方が7割近くおられたと、そういうふうにご答弁がございましたけれども、八幡市をもっと知名度を上げるためには、もっと整備も必要かなと思っておりますし、観光面でもしっかりと力を入れていただきたいなと思っております。
 既にご存じとは思いますけれども、日本財団で2006年度の助成事業を募集されております。今回の募集は、海や船に関するものとか、文化・教育・社会福祉に関するもので、八幡市では、過去に八幡福祉協会とか、京都八幡子ども広場とか、若竹福祉会、それから秀孝会とか、八幡市社会福祉協議会とか、本市ではやわた市民文化事業団、それから、やわたの里などが事業の助成を受けておりますけど、この財団、これは財団とか社団とかそういった法人、それから社会福祉法人、NPO法人などが対象になっておりまして、森林とか竹林の整備とか、それから里地とか里山の保全とか、さらには郷土の文化資源を活用した地域づくりなどに活用できますと、こうなっております。こういった制度がありますので、こういったものを活用して、八幡のまちおこしをしてどうでしょうか、お聞かせください。
 それから、八幡市にはご存じのように、エジソンというすばらしいブランドがあります。これを活用しないのは損だなと思っております。例えば、石清水八幡宮とタイアップして、記念のイベントなど開催できないのかと思いますけど、どうでしょうか。
 それから、八幡市の農産物のブランド、商品のブランドですけど、先ほどのご答弁を聞きましたら、あれがあります、これがあります、こういった商店がこれをやっております、とは「やっております」「あります」だけの話でありまして、では八幡市としてどんなものを売り出すのか、そういったことは余り私には聞こえてこなかったと思うんです。タケノコのシソ漬けですか、これもいいとは思いますけど、八幡としてもっともっとこれだというものを売り出すような戦略というものを考えるといいと思います。実際商店の方で商工会に入っているかどうかわかりませんけれども、やっぱり商工会とか観光協会とか、そういったものともっともっと力を合わせて、八幡のこれを売り出そう、そういったものをぜひ行政としても努力をしていかなかったら、先ほど和歌山県の話をしましたけれども、村長みずからこれだということを打ち出しまして、全国の市場に売り出しに行っております。やっぱりそれぐらいしなかったら、八幡のブランドといったってなかなかできないと思うんですよ。ましてや八幡市はまだお客さんも来る数も少ないんです。そういった面ではもっともっと八幡のまちを売り出すために、資源を活用してやっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。それについてお聞かせをください。
 最後に、AEDにつきましては、大変ありがとうございました。2台の設置をしていただけるそうですけれども、今後、大型商店等、人の集まるところには、大変な今財政の中ですけれども、ぜひともそういったところにもふやしていただきますように、これは要望しておきます。また、受講につきましては、本当に頑張っていただきまして、職員さんも大変だと思いますけれども、ありがとうございます。これからも市民の方が1名でも受講できますように、お願いしたいと思います。これは受講が終わりましたら、再受講、2年間が一応有効だと聞いておりますけれども、また2年過ぎたらすぐにまた受講できるような、そういった態勢もつくっていただきまして、そして職員も一緒になって、八幡市の皆様方の生命を守っていくと、そういう取り組みをさらに進めていただきたいと思います。これにつきましては要望としますので、よろしくお願いします。
 以上で、2回目の質問を終わらせていただきます。大変ありがとうございました。
 以上です。
○赤川行男 議長  理事者、答弁願います。本岡都市整備部長。
         (本岡啓介都市整備部長 登壇)
◎本岡啓介 都市整備部長  さくら公園につきましての再質問に、お答えを申し上げます。
 ため池のことについてでございますが、水生植物以外に池の周囲に何かできないかということでございますが、水生植物とあわせて検討をいたしてまいりたいと考えております。
 2点目の、水質浄化装置についてでございます。水質の改善といたしましては、先ほどお答え申し上げました水生植物を植える等の検討をしていきたいと考えておりますが、水質浄化につきましては、さらに研究をしてまいりたいというふうに考えております。
 3点目の、子ども動物園についてのご質問でございますが、最初に、市外の方の人数はということでございますが、有料者の人数ということで、平成16年度市外の方の人数、1,100人でございます。それから、年間経費でございますが、565万円でございます。
 4番目の樋門についてでございます。樋門につきましては、ため池の構造上、水位調節、水抜きといったことで必要と考えております。
 5点目の、東の方の池の現状についてでございます。この池は、農業用水としての水利権や過去の経緯もございますことから、釣り池として使用されているものでございます。最後に、この釣り池に入る入り口が公園施設の一部を通るということになっているのはどうかということでございますが、園道を使っての進入については、特に問題はないものと考えております。
 済みません、1点落としておりましたので、お答え申し上げます。子ども動物園について、動物をふやせないかということでございますが、現状スペースが厳しい状況と聞いております。今後これにつきましても検討してまいりたいと、このように思います。
 以上でございます。
○赤川行男 議長  黒川政策推進部参与。
         (黒川京重政策推進部参与 登壇)
◎黒川京重 政策推進部参与  自治体ブランドづくりに向けました再質問に、お答えを申し上げます。
 これからは、各自治体におきましても、地域間競争がますます激しくなる、このことから、現在取り組みを進めております第4次八幡市総合計画を検討していく中で、先ほども申し上げましたように、八幡市ならではの個性や特性を生かしたまちづくりと、自治体ブランドの確立に向けた取り組みにつきまして、検討を進めてまいりたいと考えております。
 そして、今、日本財団の活用というのをご提案いただきました。有効な財源手段の一つであると考えております。しかし、この適用範囲が社会福祉法人、財団法人、NPO、事業団等に限られておりまして、市のまちづくりにつながるということであれば、この制度があることを、関係団体に周知してまいりたいというふうに考えております。
○赤川行男 議長  藤林環境経済部長。
         (藤林一慶環境経済部長 登壇)
◎藤林一慶 環境経済部長  エジソンの活用のイベント及び特産品の創設についてでございますが、先ほどもお答え申し上げましたように、商工会、観光協会、JA、またNPOさん等の関係する団体に呼びかけまして、市の特産品の開発の奨励を図る展示会を開催すると先ほどお答え申し上げました。そのような検討をする協議会の中で、ご提案のイベント、また商品づくりについても協議を進めてまいりたいと思いますので、そのように考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○赤川行男 議長  答弁が終わりました。松本議員。
◆松本昭昌 議員  2点だけ、要望をしたいと思います。
 1点目は、さくら公園の件ですけれども、関西医大男山病院の西側ですか、楠葉寄りの方に公園があります。この公園はもともと池だったというふうに聞いておりますけれども、今はきれいに整備されまして、市民の方の運動公園となっているように聞いておりますけれども、いっそのこと、あのさくら公園の水を全部埋めまして、市民が多目的に使えるような、スポーツとか、ジョギングとか、いろいろなことができるような、そういった公園にはできないのか。また、いざというときに避難場所にしてはどうかなと思っておりますので、ぜひ一度ご検討いただきたい。これは要望ですので、よろしくお願いします。
 それから、もう一点、先ほどのまちおこしの件で、日本財団の件で、八幡市の事業団もありますので、そういったところもご検討いただきまして、この郷土の文化資源を活用して、まちづくりできますように、ぜひともご検討いただきたいと、これは要望ですので、以上です。
 長時間にわたりましてのご答弁、ありがとうございました。
 以上で終わります。
○赤川行男 議長  お諮りいたします。議事の都合により、明10日から12日の3日間は休会いたしたいと思います。これに異議はありませんか。
         (「異議なし」と言う者あり)
○赤川行男 議長  異議なしと認めます。よって、明10日から12日の3日間は休会することに決しました。
 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は9月13日午前10時から会議を開きますので、ご参集願います。なお、開議通知につきましては省略をさせていただきますので、ご了承願います。本日はどうもご苦労さまでした。
                 午前11時29分 散会


                 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

                      八幡市議会議長    赤 川 行 男

                      会議録署名議員    北 川 昭 典

                      会議録署名議員    松 本 昭 昌