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京都府 向日市

平成21年第1回臨時会(第1号 1月29日)




平成21年第1回臨時会(第1号 1月29日)





 
〇出席議員(24名)


   1番  大 橋   満         2番  山 田 千枝子


   3番  和 田 広 茂         5番  松 山 幸 次


   6番  常 盤 ゆかり         7番  北 林 重 男


   8番  丹 野 直 次         9番  中 島 鉄太郎


  10番  永 井 照 人        11番  小 山 市 次


  12番  西 口 泰 彦        13番  中 村 栄 仁


  14番  飛鳥井 佳 子        15番  冨 安 輝 雄


  16番  長 尾 美矢子        17番  石 原   修


  18番  西 川 克 巳        19番  辻 山 久 和


  20番  小 野   哲        21番  太 田 秀 明


  22番  磯 野   勝        23番  冨 田   均


  24番  荻 野   浩        25番  野 田 隆 喜





〇欠席議員(なし)





〇事務局職員出席者


 事務局長  岡 ? 雄 至       次  長  岩 田   均


 係  長  植 松   孝





〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者


 市     長 久 嶋   務     副  市  長 和 田 良 次


 教  育  長 奥 野 義 正     市長公室長   安 田 喜 幸


 企画総務部長  五十棲 敏 浩     市民生活部長  上 田   繁


 健康福祉部長  檜 谷 邦 雄     建設産業部長  岸   道 雄


 教 育 部 長 咲 本   陽     上下水道部長  齋 藤 和 也





〇議事日程(本会議 第1日)


 日程第 1       ・会議録署名議員の指名


 日程第 2       ・会期の決定


 日程第 3(議案第1号)・向日市公共下水道石田川2号幹線築造工事請負契約の変


              更について





――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


     午前10時00分  開    会





○(冨田 均議長)


 定刻であります。


 ただいまの出席議員数は、24名であります。


 地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。


 ただいまから、向日市議会平成21年第1回臨時会を開会いたします。


 直ちに、本日の会議を開きます。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(冨田 均議長)


 これより、日程に入ります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第123条の規定により、8番・丹野直次議員、16番・長尾美矢子議員の両議員を指名いたします。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(冨田 均議長)


 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本臨時会の会期は、本日1日限りといたしたく、議会運営委員会において決定しておりますが、ご異議ありませんか。


     (「異議なし」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 ご異議なしと認めます。


 よって、本臨時会の会期は、本日1日限りと決定いたしました。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(冨田 均議長)


 日程第3、議案第1号向日市公共下水道石田川2号幹線築造工事請負契約の変更についてを議題といたします。


 提出者の説明を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 おはようございます。


 ただいま議題となりました議案第1号向日市公共下水道石田川2号幹線築造工事請負契約の変更について、ご説明を申し上げます。


 石田川2号幹線築造工事につきましては、平成21年3月18日までの3カ年事業として、本市と佐藤工業株式会社との間で14億4,795万円で請負契約を締結し、施工しているところであります。しかしながら、JR前田地下道下の9本の250型H鋼が障害となり、工事が中断をいたしております。


 本市といたしましては、浸水被害のない安心・安全なまちづくりを推進するため、本事業をやり遂げる必要があり、全力で撤去作業に取り組んでいるところであります。現在までに9本のうち6本撤去できたところであります。その経費といたしましては、総額で約2億円が必要となる見込みであり、また、本事業の完了は、平成22年3月となる予定であります。


 できる限り財源確保を図るために、本工事から4つの分水工を除くこととし、前田地下道下の9本の250型H鋼や、これまでに撤去を終えた2カ所の旧農業用井戸、4本の350型H鋼の撤去工事を追加することから、請負契約を変更するものであります。


 これにより、契約金額は、7,864万5,000円増額の15億2,659万5,000円となりますことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。


 主な工事内容につきましては、これら障害物の撤去を加えるとともに、分水工を5カ所から1カ所に減らすものであります。


 なお、本工事の完了は、平成21年9月30日となる予定でありますが、残りの4分水工につきましては、来年度予算に計上させていただき、改めて入札を行った後、平成22年3月までに石田川2号幹線築造工事をすべて完了する予定といたしております。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。


○(冨田 均議長)


 ただいま提案理由の説明がありましたので、本案に対する質疑を行います。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 1番 大橋 満議員。


○1番(大橋 満議員)(登壇)


 3点、質疑させていただきたいというふうに思うんですけれども、私は、建設環境常任委員会に所属しておりますので、契約案件の詳しい中身については、またその後、委員会が開かれ、そこで質疑したいと思うんですけれども、この際ですので、第1といたしまして、本件のトラブルの責任に関する問題で、もしこれが不可抗力とみなされたり、あるいは予期できない出来事だとされれば、向日市に責任が押しつけられる可能性があるという、そういう問題意識から質疑をさせていただきたいと思います。


 私は、ずっと調べてみました結果、これは全く不可抗力ではないというふうに思うわけです。というのは、不可抗力とは何かと広辞苑で調べてみますと、天災地変のように、人力ではどうすることもできないこととあり、法律的には、外部から生じた障害で通常必要と認められる注意や予防方法を尽くしてもなお防止し得ないものというふうにございます。今回の場合、いろいろ関係者が先入観のもとに行った調査不足が原因だというふうに私は思い、これは不可抗力ではないというふうに思うわけですけれども、その辺、市長はどのような認識をされているのか、まずお聞きします。


 予期できないことということにつきましても、これも広辞苑で、予期とはどういうことかと調べますと、前もって推測すると、あるいは期待、覚悟することと、こういうふうに出ております。先入観、あるいはそこには何もないという思い込みのために、前もって推測できなかったというのではなく、推測しなかったというのが経過であるというふうに私は思うのであります。だから、不可抗力でも予期できないことでもなかったというふうに思うわけですけれども、この辺、市長のご見解をお聞きしたいと思います。これが1点目でございます。


 2つ目は、JRあるいはJRコンサルタント、向日市などが何度も設計あるいは工事の問題で打ち合わせをしておられるわけですけれども、ボックスカルバートの下には何もそういう障害物はないという共通認識に至ったのはいつで、どういう理由でその下には何もないという認識に至って、後はもうそこは調べなかったというふうになったのか、これをちょっと2点目にお聞きしたいと思います。


 3つ目には、JRコンサルタントと結んだ契約の中の15年12月22日の契約の特記仕様書7ページに、向日市が業務に必要な地下埋設物調査及び・・・調査を行うことになっております。この向日市が地下埋設物調査をするというこの中に、JRの敷地内、あるいは前田地下道の下、こういうものが、同じJRの敷地内ですけれども、この敷地内が含まれていたのかどうか、3点目にこのことについてお聞きいたします。


 以上3点、よろしくお願いします。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 大橋議員のご質疑にお答えをさせていただきます。


 今回のトラブルの責任でございますけれども、現在、顧問弁護士さんとも相談をしておる段階でございます。不可抗力、想定外以外にどのような責任があるのかということも現在相談をしているところでございます。


 2番目のJRコンサル、JR設計打ち合わせを何度もさせていただいて、ボックスカルバートの下にルートを決定したということでございますが、このボックスカルバートといいますのは、約50年程度前の道路、ボックスカルバートでございます。我々の方でも、この府道の下の調査を京都府に依頼をし、この下には何もないということで調査をした後、了解のもとで決定をしたものでございます。


 3番目の向日市の地下埋設物調査についてでございますが、JRの敷地内であれ、府道の敷地内であれ、市道の敷地内であれ、発注者は向日市でございますので、我々が関係機関と調整をしながら、しっかりと調査をした結果、何もないという結果になったわけでございまして、それによって工事を進めさせていただいたわけでございます。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


 他に質疑はありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 24番 荻野 浩議員。


○24番(荻野 浩議員)(登壇)


 二、三、質疑させていただきます。


 議会運営委員会の申し出によりまして、契約書等の写しが送付されまして、一部始終は素人ながら読ませていただきましたし、今の市長さんの答弁の中で、何もないから工事を進行したという観点から、二、三、質疑させていただきますが、契約書の中で、17年3月18日に締結されました実施設計の中では、特に業務範囲を東海道本線向日町長岡京駅間、前田架道橋ボックスカルバート、延長115メートルについてのみ、特に調査をされておりますが、契約書等で地下埋設物の調査という文言は多数見受けられるわけですが、この件につきまして、私も専門家といろいろとご指導をいただく中で、今日この質疑をさせていただくんですが、特に今回のような、地下埋設物というよりも、今私、障害物と言いたいんですが、一般的には、トンネル構造、またはボックスカルバート等の構造物を通過するライフライン、すなわちガス、水道、電気は、共同溝を設けて、その中に一括してガス、水道、電気すべてを通し込む。またあるいはトンネル壁面を沿わすという工法が一般的でございます。その上で、この契約書等に記載されている地下埋設物調査は安易にできるわけですね。にもかかわらず、たび重なる地下埋設物調査はどんな調査をされたのかと。結論的に、比較的に容易に行える地下埋設物としての今のガス、水道、電気は共同溝に設置されているはずです。あるいは壁面に沿わして西から東へいっているはずなんですが、でなければ、このたび重なる埋設物調査で、わずか30センチ足らずのH鋼がなぜ見つからなかったのかと、どんな調査をされたのかということが一番問題になると思うんですね。


 ですから、先ほど申し上げましたように、第1回変更契約、実施設計、特記仕様書、平成17年3月18日についても、特に営業区間であるJR東海道本線の下を通る架道橋については、意を払って調査されたにもかかわらず、このような今回の障害物が9本も出たと、それも10メートル、20メートル下にあったものが出たのじゃなくって、建設環境常任委員会でも指摘されましたとおり、わずか25センチほどでもう9本のH鋼が頭が出ていたわけですよ。ですから、それまでに行われたその埋設物調査というのは、どこを何を調査したのかという疑問がここで出てくるわけですね。その責任の有無については、今私は、言葉は申し上げたくないんですがね。どんな業務委託をされたのかと、発注者はあくまでも向日市なんですよね。ですから、先ほど市長さんの答弁のように、何もなかったからやったと、その何もなかったという根拠になる埋設物調査は、どんな手法で、どういう程度の調査をされて、結果、何もなかったという判断をしたと。しかしながら、今問題になっているのは、わずか25センチ足らずのところにH鋼の頭が出ていたと、その写真も我々議員にももらいましたしね。その辺が非常に問題だと思うんです。ですから、この共同溝設置ということでは、ガス、水道、電気は、安易にもう目視できるわけですよね。にもかかわらず、その路面下25センチの突起物、障害物を調査しようという意思があったのかどうかです。ですから、既存のライフライン3本、電気、ガス、水道については、もう安易に調査が可能だから、この地下への懸念、警戒感が非常に双方ともに希薄になったのではないか、そう思われてならんですね。ですから、本来的に、私は、この問題が起こったときから、漫才のネタではございませんが、今シールドマシンが10メーター、20メーターの地下を掘り進んでいくのに、上を見て障害物がないというような判断をしたような、例えですけれども、問題ではないかと思うんです。ですから、今シールドマシンがどんどん掘削していくその地下に、例えば、山間部でしたら、岩盤がないのか。この間、沖縄でも四十数年前の不発弾も爆発していますし、10年ほど前に地下鉄工事で大阪市内で大きなガス爆発事故もあったわけですよ。ですから、今自分たちがやろうとする公共事業がどの位置でどの作業をするということの認識が頭からちょっと離れていたのではないかということが、私、大変疑問に思うんです。ですから、前田地下道でのガス、水道の布設方法はどうなっていたんだと。もしも共同溝設置がされていたとすれば、簡単に誰でも見て確認できるわけですね。契約書に指摘されている地下埋設物の対象は、あの契約書の中では、ガス、水道、電気を対象としているわけです。予想だにしない障害物は、一切あの契約書の中では念頭に置かれてないというような文言になっていますのでね。ですから、そういう意味で、事故発生前の地下埋設物調査については、どのような方法でどのような調査をされたのかと、この2点についてお伺いいたします。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 荻野議員のご質疑にお答えをさせていただきます。


 契約書に地下の埋設物についての調査の業務範囲も書かれておりますけれども、結果的に障害物が出てきているわけでございますので、調査内容が不十分であったと、議員がご指摘のとおりかもしれません。JRC、本市も含めまして、こういうH鋼の垂直上に立っているということについては、我々は、非常にそういう障害物については希薄でございました。議員おっしゃるとおりでございます。


 それから、トンネルの下の電気、ガス、水道につきましては、齋藤部長の方からお答えをさせていただきますけれども、どういうラインになっているかということは、齋藤部長の方からお答えをさせていただきます。


○(冨田 均議長)


 次に、齋藤上下水道部長。


○(齋藤和也上下水道部長)(登壇)


 荻野議員さんのご質疑にお答えいたします。


 水道と電気につきましては、ボックスカルバートの中の北側の歩道があるんですけれども、その中に埋め込まれております。ガスは通っておりません。


 以上でございます。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


 他に質疑はありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 9番 中島鉄太郎議員。


○9番(中島鉄太郎議員)(登壇)


 工事内容のことは聞きません。端的に契約のことについてお聞きします。


 12月議会で、市長は、企業にも責任があると、それで調停が不調に終わった場合は訴訟も辞さないと、そういうふうに答弁されていますが、それでは、日水コン、JR西日本、佐藤工業、企業がありますが、どの企業のどの部分をとって争うつもりでありますか、それをお聞きいたします。1点目。


 2点目ですけど、議運で顧問弁護士と協議されているというふうなことで、協議内容を示すというふうに言われましたが、文書で議員にいつ配付していただけるのでしょうか。2点目、お聞きします。


 3点目ですが、工事が約1年、平成22年3月31日に工事完成ということですが、そうすれば、京都府との接続して供用開始はいつになるのでしょうか。


 その3点、お聞きいたします。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 中島議員のご質疑にお答えをさせていただきます。


 1点目と2点目、共通する事項もございますので、あわせてお答えをさせていただきますが、1点目の企業責任があるのではないかということにつきまして、その点につきましても、現在顧問弁護士さんとご相談させていただいております。顧問弁護士さんとの協議内容については、もちろん報告書を受けた時点で、我々の方で意見書を十分検討する中で、議会とも相談しながら対応していきたく考えております。協議内容をすべて公開するということは、調停に持ち込むにしても、訴訟をするにいたしましても、非常に微妙な問題もございますので、議会ともご相談をさせていただきながら進めさせていただきたいと思っております。


○(冨田 均議長)


 次に、齋藤上下水道部長。


○(齋藤和也上下水道部長)(登壇)


 中島議員さんのご質疑にお答えいたします。


 石田川2号につきましては、シールドがずっと開通するのが21年の9月30日を予定しております。21年9月30日でシールド工事が終了、その後、立て坑につきましては、京都府に引き継ぎまして、京都府が21年の10月以降工事され、23年度中に工事をされる予定をしております。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


 他に質疑ありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 19番 辻山久和議員。


○19番(辻山久和議員)(登壇)


 議案の審査につきましては、建設環境常任委員会の方で詳細に審議されると思いますので、それはちょっとおいておきまして、私は、確認という意味で、ちょっと契約金額についての確認をさせていただきたいと思います。


 まず、契約金額でございますが、当初14億4,795万円ですか、これを今回、この契約金額から分水工に係る金額、資料では1億2,000万円といただいておりますけども、これを引きまして、今後新たにH鋼と井戸の撤去工事費等、これを加えた15億2,659万5,000円に変更されるというふうにございますけども、このH鋼と井戸の撤去費用等、この2億円の額についてですけども、これは積算されたそのままの額なのか。この積算額から請負率といいますか、落札率といいますか、70%ですか、これを掛けた額が2億円なのかという、その確認ですね。


 それと、もう一点、分水工、今回分離発注されるんですけども、この1億2,000万円の積算ですけども、これも70%を掛けた額の1億2,000万円ということになるのか、その辺の確認をひとつお願いしたいと思います。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。齋藤上下水道部長。


○(齋藤和也上下水道部長)(登壇)


 辻山議員さんのご質疑にお答えいたします。


 本工事の発注時の入札が70%で落札された契約を締結しましたことから、変更契約においても、本市契約規則に基づき、積算した設計額に当初契約の請負率70%を乗じた金額になっております。


 それと、1億2,000万円の分水工の工事につきましては、来年度で入札するため、積算額のとおりとなっております。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わります。


 他に質疑ありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 14番 飛鳥井佳子議員。


○14番(飛鳥井佳子議員)(登壇)


 ただいま荻野議員さんの方からご質疑がありまして、市長さんは、結果的に障害物が出てきたのは、おっしゃるとおりで、我々、障害物に対して希薄であったとお認めになられましたけれども、ということは、大橋議員さんの1番目の質疑でありました不可抗力、予測できないものではなかったということを、ただいま市長さんがみずからおっしゃったということになりますと、これでは争えないのではないでしょうか。弁護士さんと何を話し合っておられるかということについての中島議員さんの質疑に対しては、顧問弁護士さんと協議中であって、それを議会にすべて公開はできない。議会に相談するとおっしゃりながら、訴訟や調停に持ち込むときにさしさわるので議会には公開できない。公開できないと言われて、何を議会にご相談されるのでありましょうか。そして、こういうことになってきますと、では、行政のトップの市長責任というものはどのようにお考えになっておられるのかということについてご質疑をいたします。


 以上です。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 飛鳥井議員のご質疑にお答えをさせていただきます。


 先ほど障害物の件について、トラブルの責任について、企業側の責任、そういうことをどこに責任があるのかということについて、今顧問弁護士と相談をしていると申し上げました。裁判所に調停に持ち込むにいたしましても、裁判所に訴訟の手続きをするにいたしましても、いずれにいたしましても、議会の同意が要るわけでございますので、議会の皆様方にも顧問弁護士さんとの協議内容につきましては、出てきた時点でご相談をさせていただくつもりでございます。


 いずれにいたしましても、議会の議決を経て、訴訟するにいたしましても、調停するにいたしましても、議決が必要でございますので、その時点でご相談させていただきたいと思っております。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


 他に質疑ありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 14番 飛鳥井佳子議員。


○14番(飛鳥井佳子議員)(登壇)


 それでは、その顧問弁護士さん、水野先生だと思いますが、何回ぐらい、どんなときにお会いになって、どのようにいつの時点でご相談されたのかについてお伺いします。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 向日市の顧問弁護士であります水野先生と今ご相談させていただいているわけでございますが、議員の皆様ご承知のように、大変お忙しい方でございます。できる限りご都合をつけていただいて、複数回相談させていただいているところでございます。何回かというのは、私、ちょっと記憶しておりませんけれども、複数回ご相談はさせていただいております。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


 他に質疑ありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 21番 太田秀明議員。


○21番(太田秀明議員)(登壇)


 おはようございます。答弁を聞かせていただいて、何か釈然としないものがいっぱいあるんですけれども、一番釈然としないのは、その行政の意思ですよね。意思がない。例えば、契約するにしても、何かを期待して契約するんですよね。その期待を明確化するのが文言なんです。ですから、今回の件、裁判をしてみないとわからないではなくて、行政はこういうことを期待したので、この文言を入れましたと、それに照らして、それを根拠としてどこどこに責任がありますということをはっきり言えるはずなんですわ、本来は。私も契約書を見ました。非常にわかりにくい。争点がいっぱいあるような契約書ですね。というふうに私は思います。ですから、その行政の意思が明確にあらわれてないのではないかなというふうに思うんですね。そこで市長さんも契約書を見られて、今までの答弁からして、明確にお答えになってないのは、そこに理由があるのではなかろうかなというふうに思うんです。ですから、やはり契約するときに、行政の期待を明確化する。そうしたら、地下埋設物についてはこういうことを期待する。ゆえに、この契約書の中にこういう文言があります。ですから、どこどこの業者に責任がありますというふうに行政ははっきり言えるはずなんですね。結果的に法的にどうかということになると、それが裁判になるんです。けれども、それは、裁判は結果を見出すわけですけれども、その以前に行政の期待の明確化というのが必ずあるんです。それをおっしゃらないので、ずっとおかしいなというふうな気持ちで半年以上も、私、皆さんはどうかわかりませんけれども、私はそういうふうな感じでずっときているんですね。ですから、今日お答えを聞いていても、みずからの意思がないんですよ。弁護士の方と相談して、それで結果をお知らせします。そうではなくて、我々はこういう期待をしていたんだから、こういう責任がどこどこにあるということは言えるはずなんですね。違いますかね。ですから、私は、その契約書の中に、JRさん、あるいは日水コンさん、佐藤工業、こういう責任があります。その根拠はこうですということを是非教えていただきたいんですね。それがもし言えないとしたら、大変なことになります。是非そこのところを言っていただかないと、釈然としないんですよね。是非お答えをいただきたいと思います。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 太田議員のご質疑にお答えをいたします。


 契約書の内容につきましては、さまざまな今までの契約書に基づいて、それに基づいて契約をしたものでございます。行政の意思がその中に反映されていないのではないかというご指摘でございますが、議員のご意見も今後参考にしながら契約をしていきたいなと思っております。


 顧問弁護士さんと今ご相談をさせていただいている内容は、太田議員のご指摘のように、企業責任、どこにどれだけどのような責任があるのかということも含めまして、現在協議をしているわけでございますので、明らかになれば、皆様方に意見書に基づいてご報告をさせていただくつもりでございます。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


 他に質疑ありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 21番 太田秀明議員。


○21番(太田秀明議員)(登壇)


 これはしつこくないんですね。はっきりやはり答弁すべきだと思います。契約書をもらいましたよね。その契約書並びに特記事項、一般事項を書いてあります。それで、この契約書にのっとって工事をされているわけですね。あるいは調査をされているわけです。それに対して、各業者に、行政はこういうことを期待したから、この契約を結んだということなんですね。今私、そういう質疑をしたんですね。それに答えられないというのは、普通からいうと信じられないことなんですね。今の答弁って全くおかしいです。私の質疑したことに対してお答えになっていない。これは、言っておきますけど、野党だから与党だからそんなん関係ないことですよ、これは。私は、契約にのっとって、行政がみずからの責めを負う、業者がみずからの責めを負う、当然のことなんです。だから、数年前、平成16年、15年に契約して、それで、こういう工事があって、もう半年以上もたつわけですね。ですから、契約書を、顧問弁護士さんとも相談しながらやっているんですから、すべて熟知をされている。その中の答弁として、非常にあいまいな答弁をされるということは、非常に問題があり過ぎではないかと私は思うんです。ですから、市長さん、担当の部長さんでもよろしい。担当の部長さんみずから契約されてないので、非常に申しわけないなと思うんですけれども、しかしながら、もうこの事故が発生して半年以上にもなりますからね。ですから、契約書のどこが悪かったのか。あるいはこれだけ期待したのに業者はこうしなかったと、その点が本来ならば浮き彫りにされないといけないですね。だから、調停あるいは裁判にもっていくということですよ。ですから、弁護士さんと相談されてもう随分長いですから、当然弁護士さんはこの契約書を見て、どこにミスがあるかとはっきりわかっておられると思います。ですから、やはり行政は意思を出すということですから、その意思がこの契約書に載っている。みずからの意思がこの契約書に載ってないとしたら、大変なことなんです。ですから、是非その辺のところ、ご答弁をはっきりしていただきたいなというふうに思います。もし時間が、後で委員会がありますから、もしここで答弁できなければ、委員会で是非答弁を、私は建設環境常任委員でありませんけども、委員会で答弁をしていただきたいと思います。


 以上です。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 太田議員のご質疑にお答えをいたします。


 契約書の内容について、契約書に基づいて、各設計業者は設計書を上げていただいております。その設計書に基づいて、我々の方で施工業者に発注しているわけでございます。本来、今まですべての工事は、このような契約書に基づいて、設計書をそこの業者から上げていただいて、それを我々が容認して発注しているわけでございます。


○(冨田 均議長)


 申し合わせ事項により、質疑は2回とします


 議長といたしまして、今の答弁が明確な答弁になっておりませんので、再度市長に明確な答弁、もし先ほど太田議員が言われたように、ここでできなければ、常任委員会まで、少し時間がありますので、協議していただいて、常任委員会でまた答弁していただく、その辺のことを踏まえて、答弁、お願いします。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 太田議員のその契約書の内容についての不備とか、そういう点についての私、見識は細かく持ち合わせておりません。契約書の中に不備があるのであれば、今後改正していかなければならないなと思っております。委員会の中でいろんなご指摘をいただく中でお答えをさせていただきたいと思っております。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(冨田 均議長)


 ここで議事の都合により、暫時休憩いたします。


            (休         憩)    (午前10時41分)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(冨田 均議長)                    (午前11時26分)


 定刻であります。


 ただいまの出席議員数は定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。


 よって、休憩前に引き続き会議を開きます。


 休憩中に議会運営委員会を開催し、今後の議事の進め方について論議していただき、申し合わせ事項をまず申し上げます。


 今までの市長答弁の中に明確な答弁がなかったこともあり、後は建設環境常任委員会がございますので、建設環境常任委員会の中で明確な答弁をしていただくという形を議会運営委員会の方で申し合わせでそういう形になりましたことをご報告申し上げます。


 他に質疑ありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 1番 大橋 満議員。


○1番(大橋 満議員)(登壇)


 1点だけ質疑したいんですけれども、趣旨は、市長のお気持ちが聞きたいんですが、といいますのは、契約を結んで、たくさんお金を払って、そうして業者の方からは、ここを工事をしても大丈夫だという許可を、特にJR、JRコンサルタント、あるいは京都府も含めて許可がおろされてきているわけですね。ところが、出されてきた設計図に基づいて工事をしたらストップしたと、私の気持ちとしては、業者はなんちゅうことをしよるのやと、高い高い金を払っているのにというふうに非常に腹が立っているわけですね。そういうことで、あと何とか市民負担を減らすために頑張らんならんなというふうに私は思っているんですけれども、市長は、その責任者として、さっきも言いましたように、契約を結んで、多額のお金を払って、ここをしたら大丈夫ですと言われながらやったら、H鋼、障害物が出てきたということについて、本当に腹が立っておられるのか、それとも、そんなことは、それは自分らも予期してへんことやからしゃあないことやというふうに思ってはるのか、その辺ちょっと今後のこともありますので、是非お聞きしておきたいというふうに思うんです。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 大橋議員のご質疑にお答えをいたします。


 私の気持ちということでございますけれども、議員の皆様と同じような気持ちでございます。市民負担をできるだけ抑えて、今後この工事を一日も早く遂行していくことが私の責務だと思っております。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


 他に質疑ございますか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 2番 山田千枝子議員。


○2番(山田千枝子議員)(登壇)


 建設環境常任委員会でも質疑をもう少し深めますが、ただ、議員の皆様の認識というか、一致しておきたいということで、やっぱり議会、この本会議が一番大事ですので、あえて質疑させていただきます。


 この契約について、この工事についての調停とか、それから訴訟というのを、調停をしながら訴訟も辞さないという、そういったことを市長は12月議会でも答弁されました。先ほど飛鳥井議員からも顧問弁護士さんと何回話し合っているんだと言われたら、複数だと言われまたが、私、8月25日の建設環境常任委員会の、この議会で弁護士さんと何回協議しているんやと聞きました。あのときで今から5カ月前ですね。5カ月前で7月と8月、1回ずつしたと、そのようにおっしゃっていました。ですから、本当にそのときからいろいろと協議されているのに何回と言えない。そして、その協議をいつの時点で弁護士さんとの協議を終えようとしているのか、そういったことについてもはっきり私たち議会にも示していただきたいし、先ほどの太田議員の質疑でも、市長のやっぱりどういう市長が訴訟まで辞さないというところまでの本当に企業責任を思っておられるのかという問題はあると思いますけれども、その点も非常に大事だと思っておりますけれども、とりあえず議会に諮るのは、ただ、協議の内容が決まった時点で、そして、そこで皆さんに問うと、その内容は今言えないということをおっしゃっているんですから、ですから、最終的にはいつごろかということと、何回というのははっきり、齋藤部長もいらっしゃるので、できると思うんです。とりあえず大橋議員も言われましたように、市長と水道事業管理者と2つ兼務しているということ自体に、こういった本当にきちんとできてなかった、時間の余裕もなかった、そして、一つの仕事のところにもっと本当に十分な腰を据えてやってなかったという問題もあると思うんです。その点についてもお伺いします。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 山田議員のご質疑にお答えをいたします。


 顧問弁護士の方とどれぐらい会っているのかということで、私、複数回と申し上げて申しわけなかったと思っておりますけれども、ちょっと数字を持ち合わせておりませんでしたので。現在、担当部局の方では8回、直接お会いをさせていただいております。私の方は今まで5回直接お話をさせていただいております。また、現場の状況も逐一変わっておりますので、詳細にわたって逐一報告させていただいているところでございます。


 水道事業管理者と私は兼任をしているわけでございますが、上下水道部長もおりますことから、一緒になってこの事案を解決してまいりたいなと思っております。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


 他に質疑ございますか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 12番 西口泰彦議員。


○12番(西口泰彦議員)(登壇)


 おはようございます。私の方から、質疑というよりも、先ほどの休憩前の話なんですけども、行政がこの契約で何を期待しているんやという部分について、市長の方から明確なご答弁がなかったんですけども、じゃ市民の立場からということで一言言っておきたいんですけど。


 市民が何をこの工事に期待しているかということ、いわゆる浸水被害が起こらないまち、要はこの雨水幹線の事業が工期期間中にきっちりと完了して、安心して住めるまちづくりをしてもらいたいというのが市民の期待であるわけですから、なぜその工期が期間中に完了できなかったのか。それはいろいろな障害物が出たとかということは、もちろんそれはあくまでも現象面であって、本当にこの事業の推進が一からきちっとできたものであったのかどうかというところを改めてまた検証することをお願いをしておきまして、私の話としておきます。


○(冨田 均議長)


 要望ですね。


○12番(西口泰彦議員)(登壇)


 はい、要望です。


○(冨田 均議長)


 他に質疑ありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 5番 松山幸次議員。


○5番(松山幸次議員)(登壇)


 ただいま上程されております議案の関連では、先日の22日の議会運営委員会でも5点ほど質疑いたしまして、今日もそれに同趣旨の質疑も出ておりますが、一つは、先ほど中島議員がご質疑されました。私も議会運営委員会で、水野弁護士とどういうことについて話しておられるのか、情報公開すべきだという質疑に、市長は、近く報告書を出すという答弁があったんですけれども、今の中島議員の質疑にもいつ出すかということについては、明確な提示がございませんでした。私は、24日から定例会が始まる、それから新たに1億2,000万円の契約をしなければならないと、これは新年度以降という今答弁もありましたが、できれば、この3月定例会に間に合うように報告書を出していただきたいというふうに思うんですけれども、この報告書、水野弁護士と話し合っておられる報告書の情報公開はいつになるのかということを再度お答えいただきたいと思います。


 それから、もう一点、シールドが前田地下道を越えた時点で新たな障害物が起こって工事が再度ストップすることがないのかという質疑をしたときに、その保証はないので、再度地下を調べますという答弁がございました。この一言をとっても、今回の工事について、日水コンもJRもJR西日本コンサルタントも佐藤工業もどこも地下をちゃんと調べてなかったと、これは契約違反ですね、明確に。そうなんですけれども、その保証がないという答弁が議運でございましたが、今後新たに再契約を出さんならんというような事態が絶対起こらないかどうか。また新たな地下の障害物が出てくるというふうなことがないのかどうか、その点をどう思っておられるのかということを再度お答えいただきたいと思います。


 当初の契約は、18年12月1日に14億5,000万円で佐藤工業と契約をいたしました。今回2億ふえて大体16億5,000万円になると、2億円ふえるわけですね。この2億円がふえたことが誰が責任を取ることなんかということが午後からの委員会でも議論をされると思うんですけれども、今後の、今回日水コンの契約書が初めて公開されました。議会には、公共事業に対する契約なんかの資料がほとんど提示されておりません、今日まで。ですから、やはり今後あらゆる公共事業につきましては、契約書の内容について、やはり契約後、議会に情報公開するということを約束していただきたいと思うんですが、その3点についてお答えいただきたいと思います。


○(冨田 均議長)


 それでは、理事者の答弁を求めます。久嶋市長。


○(久嶋 務市長)(登壇)


 松山議員のご質疑にお答えをさせていただきます。


 水野弁護士からの報告書につきましては、2月中をめどにいただくことになっておりますので、その意見書を十分検討する中で、議会の皆様方にもご相談をさせていただきたいと思っております。


 それから、前田地下道の中には現在9本のH鋼以外に障害物がないと予想しておりますけれども、それ以後の幹線の整備、地下について、全くないということが言い切れないので、西側の磁気探査調査、ポイント的に、1カ所でございますけれども、そこはしっかりとやる予定でございます。


 それから、公共事業につきましては、これまでから主要な事業につきましては公開をしてきたつもりでございますけれども、今後はできる限り公開していきたいと考えております。


○(冨田 均議長)


 以上で理事者の答弁は終わりました。


 他に質疑ありませんか。


     (「質疑なし」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


 よって、議案第1号は、建設環境常任委員会に付託いたします。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(冨田 均議長)


 ここで議事の都合により、暫時休憩いたします。


            (休         憩)    (午前11時40分)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○(冨田 均議長)                    (午後 3時17分)


 定刻であります。


 ただいまの出席議員数は定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。


 よって、休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程第3の議事を続けます。


 休憩中に行われました建設環境常任委員会の審査結果報告を求めます。石原建設環境常任委員長。


○(石原 修建設環境常任委員長)(登壇)


 議案第1号につきまして、その審査経過と結果を報告いたします。


 冒頭、市長より、行政の意思について説明があり、JRコンサルタントに対して、仕様書において、支障物件、電柱、架空線等に対する調査義務が課せられており、今回問題となっているH鋼は、この支障物件に含まれるものと考えられる。


 よって、今回の工事中断の原因となっているH鋼について、実施設計に当たり、JRコンサルタントにおいて、あらかじめ調査すべき義務があるにもかかわらず、その調査義務を尽くしていないことに対し、法的責任を追及する必要があると考えるとの報告がありました。


 主な質疑の概要といたしましては、一委員より、JRコンサルだけでなく、佐藤工業、日水コンの責任についてどう考えているのかという質疑があり、これに対し、佐藤工業の調査は、主に地質調査であるため、また、日水コンについては、市の管理下のもとの調査であるので、責任を問うのは難しいとの答弁がありました。


 一委員より、法律に基づき、変更契約後に工事を進める必要があったのではないかという質疑があり、これに対し、6月ごろに変更契約の準備を行っていたが、再度前田地下道のH鋼により、シールドがとまったため、変更契約ができなかったとの答弁がありました。


 また、一委員より、地中でのH鋼の切断はできなかったのかとの質疑があり、これに対し、シールド機の前面に出ることができる構造になっているが、地下水が高くとめられないので、安全を考慮し、地上から撤去する方法をとったとの答弁がありました。


 また、一委員より、弁護士との協議事項を公開するということだが、どの範囲になるのかという質疑があり、これ対し、2月中に弁護士から意見書がいただける予定であるが、すべて議会に公開できるか、慎重に判断していきたいとの答弁がありました。


 その他活発な意見があり、採決の前に、2委員より保留の意見が述べられました。


 採決の結果、挙手多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。


 なお、よく本会議におきましてご審議いただきますようよろしくお願いいたします。


 以上でございます。


○(冨田 均議長)


 ただいま委員長報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。


     (「質疑なし」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


 討論を行います。


 まず、反対討論を求めます。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 1番 大橋 満議員。


○1番(大橋 満議員)(登壇)


 議案第1号向日市公共下水道石田川2号幹線築造工事請負契約の変更について討論を行います。


 議長のお許しを得まして、今は反対討論の場ですけれども、私は保留討論をするということでお許しを得ておりますので、討論を行います。


 さきの12月議会で、我が党議員団は、債務負担行為1億円については、既に進められてきた工事と今後の工事を「法律と契約に基づいて厳正に進めよ」という強い意見を申し上げ、賛成いたしました。ところが、今回の契約変更は、それを無視したものであります。


 12月議会以降、担当部長、JR西日本コンサルタント、佐藤工業などから詳しいいきさつをお聞きいたしました。その結果、市長、水道事業管理者、日水コン、JR西日本、JR西日本コンサルタント、佐藤工業すべてにそれぞれの責任があるということは明らかであります。


 私は、契約変更後に起こる事業に伴う責任問題について、まず先に何点か申し上げたいと思うのであります。


 第1に、市長、水道事業管理者の責任は重大であるということであります。市長は、市民の願いを実現する公共下水道建設に伴う施主の責任者であります。法律と契約を守り、同時に相手に守らせる責任があります。事業を発注し、業者からの提案や設計に対してよく吟味し、事業の推進を指示する責任者でもあります。だから、今まで進めてきたことも、これからの完成までも法律と契約に従って厳密に進めていただかなければなりません。


 ところが、経過を調べてみると、市は業者の言いなりで、ほとんどお任せしますという態度であります。そのことが今日の間違いを起こしている最大の原因であると指摘しなければなりません。


 また、市長と水道事業管理者の兼務は、予算金額削減以上の弊害をもたらしているということを申し上げなければなりません。


 一方、業者に望まねばならないことは、建設業法の第1条であります。「この法律は、建設業を営む者の資質の向上、建設工事の請負契約の適正化などを図ることによって、建設工事の適切な施工を確保し、発注者を保護するとともに、建設業の健全な発達を促進し、もって公共の福祉の増進に寄与することを目的とする」とあり、業者は、社会的道徳を守る義務が課せられております。そこをあいまいにして業者は責任逃れをしようとしておりますが、絶対に許されないという市長の決意が大切であります。市長は、今後、本事業を法律と契約に従って、最後まで完成させ、その責任を果たしていただかなければなりません。


 また、市民は、市長がこんな重大なミスをして、新たに2億円も必要としながら、その解決ができていない段階で、毎年1億円もの下水道の使用料の値上げを提案し、実行することは、市民の暮らしを顧みない悪政だと怒りが広がっているのであります。


 また、市議会に対しても、しっかりチェックして欲しいとの意見が寄せられております。日本共産党は、全議員の皆さんと十分な審議を行い、市民の立場に立った解決をするために、引き続き全力を挙げるものであります。


 第2は、JR西日本の責任であります。JRは、契約をしておりませんけれども、軌道下を工事する許可をおろしているのであります。JRが許可をおろすときに責任を持たなければならないのは、まず、第?には、軌道上の電車に影響がないようにすること。?つ目には、JR敷地内の状況をよく調べ、設計図作成に協力し、工事が事故なく行えるようにすること。それを確かめてから許可をするということであります。?つ目は、工事関係者から、敷地内調査の必要があると申し出があれば、条件を付けて許可をし、調査の指導をし、結果を確認することであります。ところが、JRは、先ほど申しました?については非常に熱心でございますが、?、?については、?と比べて責任感が弱く、関心も薄いのであります。


 JR西日本は、JRコンサルタント、佐藤工業、向日市からの前田地下道下再調査の申し入れを拒否しているのであります。JRがH鋼の事故が起これば仕方がなく調査の許可をおろすけれども、工事前の調査を認めなかったことがH鋼の発見を遅らせたのであり、重大な問題であります。


 さらに、JR西日本は、向日市のルート案を変更させたのであります。ルートを変更させるのなら、その工事場所には、以前より一層慎重な調査をしておいていただく必要があります。それをしなかったのであります。JR西日本には大きな責任があります。


 第3は、JR西日本コンサルタントであります。JR西日本京都土木技術センターと協力し合って、一緒に設計をされております。だから、今回の設計図は、いわばJR西日本との合作であります。JR西日本コンサルタントは、安く早くを信条にしていると言われておりましたが、両者が地下埋設物調査をするときに、将来計画を含め、十分調査をしなければならないとなっているのに、掘削マシーンが実際に通る深い場所を調べていないのであります。


 埋設物については、何かあれば大変なので、探すという調べ方をせず、H鋼のような埋設物があるかもしれないという想定もしておらず、地下障害物は何もない、今までの工事でもなかったという前提で地下土質調査だけ行われたのであります。JRとの打ち合わせ項目にボックスカルバート下の調査がないのであります。だから、ボックスカルバートに不明物体が写っていても、再調査の基準を無視して再調査をしていないのであります。地下調査の大前提が間違っていたのであります。このことは不可抗力でも何でもありません。提出された設計図では、事故が起こり図面どおり工事ができなかったのであります。これほどの契約違反はないのであります。


 さらに、いただいた資料の5章というところで、照査、後で検査をする、この目的として、設計図書に誤りがないよう努めなければならないとございますが、書かれた設計図だけではなく、結果として、シールドマシンが通るところは大丈夫とあるわけですから、それがきちっと調査をされず、守られていないのであります。JRとJRコンサルタントの責任は重大であります。


 同時に、コンサルタントは、すべての技術指導をしなければならない責任があります。図面を書いただけでルート決定は市とJRが決めたこととか、工事の方法は市と佐藤工業が決めたことだという責任逃れは絶対に許されるものではありません。設計図にはこと細かく指示されており、同時に完成までの現場監督の責任があります。コンサルタントもそのことを認めました。今日までの責任も果たせなかったのであります。書かれた設計図のA案であれ、B案であれ、どちらを採用されたとしても、最後までトラブルなく工事を完了させる責任があります。多額の金額を払っての契約は、責任が伴うことは言うまでもありません。これができず、途中でこのようなことになった責任は、JR西日本とJR西日本コンサルタントに責任があります。


 第4は、佐藤工業であります。佐藤工業には2つの大問題があります。


 その一つは、契約どおり多額の調査費を使って埋設物の調査をいたしました。この調査では、「金属はわからない」とはどこにも書いてないのであります。調査の前の仕様書に「金属はわからない」ということはどこにも書いてないのであります。初めから埋設されている金属が発見できないということであれば、そのように書いておくべきであります。実際に行われたマシーンの通る上と近くの土質調査をしただけで、マシーンの通過する深いところは調査せず、そうしてそこを通っても問題ないと報告書を出しているのであります。マシーンの通るルートの下を調査し、2メートルまで調査し、工事に問題なしとしながら、そのルートの下に問題があったわけですから、ずさんな調査と言われても言い逃れはできません。調査したルートの下以外のところで問題が起こっておれば、予期せぬことだと言えますが、今回の場合は、調べて見つけられなかっただけであります。よって、佐藤工業から新たな追加契約を申し出るのは、佐藤工業が地下調査が間違っていたことをみずから証明していることになるのではありませんか。佐藤工業のずさんな調査にも重大な責任があります。


 その第2は、契約変更の問題であります。請負代金内訳及び工程表の内容に変更しなければならない事態が起これば、その時点で工事は一旦とめて、その契約変更が終わってから工事を再開すべきであります。その金額が500万円を超えるときは、契約変更の議会承認を受けなければなりません。契約変更が決定されれば、工事が再開できますが、もし決まらなければ、工事はストップしたままであります。それが法律と契約の決まり事なのであります。


 次に進むために、理事者は、新しい提案をしなければならない、こういうことになります。これは契約条項であり、こういうふうになってもやむを得ないということが初めから決まっているのであります。今回の工事では、2つ目の井戸が見つかったときと、4本のH鋼が見つかったときも契約変更すべきだったのであります。関係者のすべての方々がそれが正しいやり方だと言われます。だから、契約変更せず進めた工事は、佐藤工業が負担すべきものであります。本日、9本のH鋼のうち、6本抜いたと報告がありましたが、契約を厳密に守るのなら、本仮契約が通ってから抜き取る工事を始めねばならないということにもなります。


 日水コンは、最初の調査と設計を行いましたが、日水コンとJRコンサルタントとの連携はやはり不十分であり、JR軌道下は、JRとJRコンサルタントが責任を持って調査されたのであり、そのことについても、日水コンについても若干の責任は免れないと思うのであります。


 以上のように、調査をしたどの業者もそのとおりの工事ができない設計図をつくって提出してきたことは、契約内容を厳密に果たしていないということであります。今後、その責任を厳しく問わなければならないというふうに思うのであります。


 さて、次に、本日の契約変更案件についてでありますが、今後しっかり法律を守り、契約を厳密に守らなければなりません。工事はまだ半分残っているのであります。日本共産党議員団は、12月の討論で、今回の債務負担行為の1億円から、井戸2本と4本のH鋼、計4,700万円は削除するのが法を守る立場でありますと申し上げました。理事者は、我々の指摘を契約を厳密に守ればそれが正しいと言いながら、今回全く守ろうとされていないのであります。


 いろいろなやりとりがあったようですけれども、今日まで契約変更はせずにきたのでございますから、その分は佐藤工業が負担するのが法律を守る立場であります。いただきました債務負担行為限度額の内訳資料?から?、合計4,700万円と、それから工事延伸の一部は、これは佐藤工業の負担とすべきものであります。


 日本共産党議員団は、そのような内容から、当面の追加を認めたいと考えておりましたが、仮契約の内容は、このような経過が生かされておらず、同意できないものであります。


 さらに同意できないのは、残る工事について、いろいろ質疑があり、再びかかる事態を起こさないという保証があるのかという質疑に対し、その保証はない、改めて調査をしなければならないという、そういう態度であります。これでは、もろ手を挙げて賛成することはできず、経過を見守る以外にとる道はない、このように考え、本契約案件に対する態度は保留といたします。


 なお、今後市が進めようとしている調停、さらに裁判に向けて、市民の負担が軽減されるよう、日本共産党議員団としての責任を果たす決意であります。


 以上で討論を終わります。(拍手)


○(冨田 均議長)


 次に、賛成討論を求めます。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 21番 太田秀明議員。


○21番(太田秀明議員)(登壇)


 賛成討論と言われると、非常にちょっとつらいんですけれども、反対か賛成かどちらかで討論せよ、私自身は、この議案に対しては、工事を進めなければならないという観点で賛成をさせていただきます。すべての行為に賛成ということではございません。ただ、やっぱり一言だけ申し上げて賛成をするということです。でき得るならば保留にしたいという気持ちはあります。でも、保留にすると、皆さんが保留になってしまうと、工事はストップしてしまいます。そうはならないように、賛成の立場からということになって、苦渋の発言ということでご理解をいただきたいと思いますけれども。


 午前中も申し上げましたけれども、やはりわかりづらいという、議会に説明することがずっとわからないで今まで、わからないでというのは、はっきりと背景を説明しないまま行政がきたということですね。市長さんは常々申されています。情報の共有化、共有になってない部分がいっぱいありますね。ですから、やはり行政というのは、積極的に説明して理解を得る。今回もその変更契約に至った経緯を初めから説明をする。過去の契約で議員さんも覚えてないことが多いですね。私自身も日水コンとの契約については、ほとんど頭の中になかったですね。議会運営委員会で日水コンという言葉が市長さんから飛び出して、ああそうだったということを思い出しました。ですから、議会は、過去に行ったことすべて思い出しているわけではないですね。ですから、やはり行政というのは、議会にまず説明をして、こういう経緯なんだ、財政的な面、補助金の面もあるから、こういう苦肉の策を打ち出したと、いろんなことをやはり説明しなければならないですね。それをその説明がちょろちょろ出るので誤解を招くと。


 今日でもいろいろ説明をお伺いしたいということで質疑しましたけれども、私は、今日の説明というのは、私の質疑に対して、行政が当然説明して当たり前のことしか聞いてないですね。ですから、それさえも出ないということになると、非常に寂しいなというふうに思います。今後もいろんな問題がまた出てくるかもわからないですね。佐藤工業が請け負っていた給水工、分水工、それをその中からこっちへ持ち出して、そして別のものを入れるという、普通では考えられないですね。その金額は妥当性があるかどうかというのも、これは入札してみないとわからない部分がいっぱいありますね。ですから、後々いっぱい問題があると思います。


 それと、過去のことですけれども、平成15年ですか、JRCが最初に調査しましたね。それが基本設計だということですが、ルート変更されました。これがいいというやつをJRがやはりここにしなさいということで変更になりました。それで実施設計に移ったわけですが、その基本設計の中身においても、その埋設物調査は本市が行うというふうになっていたんですね。ですから、それがきちっとどういうふうな対応をされて次の契約に移られたのか、その辺のところもちょっと説明が不足しているのではないかなというふうに思います。ですから、聞かれたら答えるということになって、聞かれる前に是非これだけはわかっていただきたいということで行政が説明するべきなんですね。


 私は、過去、私もいろんなことに賛成をしてまいりました。だけども、賛成しづらい部分というのはいっぱいあるんですわ。与党だから賛成するんではないですね。すべては賛成しようと思っていても、こんなこと賛成していいのかなと思うものもあるんです。ですから、賛成していただけるようにすべての情報を出していくということがやはり行政の責務なんです。この程度出して賛成せえと、与党だから賛成せえと、それは余りにも酷ではないかなというふうに私は思います。


 ですから、今回の件、いろんな誤解が、与党であってもわからない部分がいっぱいありますね。いっぱいある。そんな中で今日の決断をさせられるわけです。私、非常に苦しいなと思います。今後いっぱい問題も起こっています。ですから、やはり与党であろうが、野党であろうが、行政の説明、責任義務、責任は同じなんですね。ですから、やはりなぜ説明するかというと、市民にわかっていただくために説明をするわけですね。それ以外何物でもないです。この部分はちょっとこの辺の程度において後はいこうかと、そういうような考え方というのは、今後は通用しないと思いますし、今全国的に議会が問われております。議会は要らないんじゃないかと極端に言う人もあります。ですから、議会を問われている中で、我々も安易にただ単に採決に加わるということは、やはりこれから避けていかなければならない。それぞれが責任を持ってみずから決断を下すと、みずから調査して決断を下すという姿勢でないと、議会はこれからもたないようになってまいります。そのことを我々も自覚しないといけないですけれども、行政もなお一層のこと、自覚をしていただきたい。だから、議員を追いやるということではなくて、議員に説明をして理解していただくという姿勢を堅持しないと、それが市民に理解していただくということにつながるんですね。ですから、やはり議会を見る目も変えていただきたい。みずからやっていることも自信を持っていただきたい。契約一つひとつ説明しましょうと、この項目はこうですと言えるぐらいになっていただきたい。またそうすべきだと思います。ですから、今後姿勢を、これを機会に180度方向転換をしていただきたいというふうにお願いを申し上げまして、賛成討論にはなっておりませんけれども、討論とさせていただきます。ありがとうございました。


○(冨田 均議長)


 他に討論はありませんか。


     (「議長」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 14番 飛鳥井佳子議員。


○14番(飛鳥井佳子議員)(登壇)


 お疲れのところ失礼いたします。社会民主党の市民オンブズパーソンのような飛鳥井佳子でございます。


 私も苦渋の選択で、保留の討論をさせていただきます。


 何を期待して何を調査する契約だったのかとの議員のするどいご質疑に、委員会の冒頭、市長は、「調査物件にH鋼も入っている。JR西日本コンサルタントは義務を果たしていない。責任追及をしなければならないと思っている」とおっしゃっていますが、日水コンにも、佐藤工業についても、同じような強い口調ではなく、どうやらあきらめムードの論調で、とても気がかりで不安であります。


 私は、多くの裁判にかかわり、和解をしたり、勝訴することも多いですけれども、裁判は何年もかかりまして、大体一般には長期になり、とても大変なもので、本当にこの三者に責任を取らせる強い姿勢が見受けられず、右から来たものを左に受け流すような格好に見えまして、人のうわさも75日にされては、市民はたまったものではございません。これまで議会や委員会で何度も指摘されてきたにもかかわらず、深い反省の弁もなく、これでは、市長としても水道管理者としても不適格だと私は思いました。


 確かに石田川2号幹線築造工事は、市民生活に欠かせぬ絶対に必要な事業であり、今回の事態は残念ですが、責任問題の追及をしっかり行うこととともに、これ以上の工事の遅滞が起こらないように努力することが我々議会の責務だと考えております。だから、そのためには、実際は賛成をせざるを得ないのでありますけれども、しかし、委員会での西川議員の発言のように、法律を犯してまでやったことを評価するとは到底言えず、やはり態度保留とさせていただきたく存じます。


 私は、市長には、これまでもこうした予算の問題、お金の問題について、いろいろ申し上げたいことがございます。この前、急に下水道使用料金の引き上げを強行されたことからしても、この件について、予算上の責任を罪もない市民に転嫁されたのだと市民は受け取っておられるのですから、地下埋蔵物の調査を怠った、甘く考えていたとのお話の末、後日調停に失敗したり、また何か新たな障害物が出てきた場合、市長ご自身、責任を取って辞職されるべきであります。行政は、市民の大切な税金をお預かりして、日々の仕事をさせていただいている以上、これほど大きな失態は許されるものではなく、この工事完了後、総額2億円もの損害が出ました場合、直ちに市長はみずから責任を取られるべきであり、それがトップたる者の毅然たる態度だと私は思います。予算に責任を持てないリーダーが行政を動かしていくのは、市民にとってとてもお行儀の悪い失礼な向日市と言わねばなりません。特に今回我々議会に情報公開を遅らせてきた市長の責任、姿勢は大変問題だったと私は思います。何事も職員や事業者に丸投げして、みずからは何の危機感もなく、ずるずると今日まできてしまわれた。市長は、弁護士がお忙しいとおっしゃったけれども、海外旅行などにお忙しかったのは市長であり、これでは水道事業管理者が務まるわけはありません。


 一事が万事、これまでも市長は、議会や市民の反対の声を聞かず、例えば、JR向日町駅橋上化に数十億円の借金をしようとされているのも、予算に無知であり、無責任のきわみと言わざるを得ません。市議時代、久嶋市長は、予算書と事務報告を間違って予算説明をすまして聞いておられた、ページ数は同じでも本が違う、そんな姿を横で見ておりまして、私は大変不安に思っております。財政再建をしたいのか、まちをつぶしたいのか、一体何がしたいのか、全くよくわかりません。市民の命と暮らしを守るため、本当に悪い結果を積み重ねられるようであれば、私は、猛省をしていただくよう強く要請をしたいと思います。


 今回の件のようなことが繰り返されてはならないし、我々議会にも大いに責任があることも自覚しつつ、やはり厳しいことを申し上げざるを得ないのであります。他市では、2億円もあれば、雇用の拡大に何百万人も臨時採用をしておられるこの非常時でございます。多くの市民がふだんから、例えば、あの野辺坂の石畳のバリアフリーを心から望んでいるのに、10年待ってもこれだけは計画から外されていたり、阪急東向日駅前のヒマワリタイルのでこぼこも日に日にひどくなり、寺戸公民館も一昨日、昨日の学習会に来られた多くの高齢者が、「寒過ぎる、お尻が冷たくてつらかった、外の方が暖かい」と口々におっしゃっていましたが、幾ら言っても暖房器具をかえてはいただけない。故清水助役が、あるいは建設部の方々が、市民の声をよく聞き、反映し、共鳴、共生をされて立派に再生されたはりこ池の水辺のビオトープ、13年前のことでありますが、その田んぼの米づくりに寄与した噴水が壊れても、わずか40万円の修理費もけちって使わないのは、農業をいかにおろそかに考えているかがよくわかります。反面、元稲荷古墳の木々を多額の税金を使って切り倒し、はりこ山の五塚原古墳のてっぺんからのろしを上げる火遊びをしたり、いろいろとお行儀が悪い。成人式で二十歳の皆さんに「お行儀よくしなさい」と失礼にもおっしゃったお言葉を私は市長にそのままお返ししたいと存じます。その上、待望のまちづくり、NPOセンターは、寺戸公民館内に押しつけ、市民参画に後ろ向き過ぎます。特に民秋、岡?市政で喜ばれてきた高齢者の鍼、灸、マッサージ施術費助成制度、わずか200万円を打ち切り、お年寄りを泣かせたことは、最も冷酷な仕打ちであり、戦慄を覚えます。何事も予算がないからと次々と補助金を打ち切り、この2億円増額ずるずるは本当に痛過ぎます。さらにまた、これで済むかどうかも不明です。向日市は市民の暮らしがわかっていないのではないかと疑問の声がちまたにあふれています。


 麻生さんは未曽有とおっしゃったけれども、今後、あの14年前の阪神淡路大震災のような未曾有の大地震が予測される中、小中学校や公共施設の耐震化工事も待ったなし、不測の事態はこれから幾ら起こるかもわからない、そういう可能性がある中で、お金はとても大事ですから、JR向日町駅はバリアフリーだけでよいとの賢明な市民の声を今後はしっかりよく聞くべきであると思います。国も市町村に冷たくなる一方の今日、大切な予算をこれ以上安易に失うことがないよう、まちの津々浦々までしっかりと市民の目線で見通して今後の行政運営をされるよう切に要請をいたします。


 市長は、JRの43億円もの橋上駅舎などにお使いになるご計画をお持ちですから、2億円程度は安いとお考えかもしれませんが、しかし、JR西日本コンサルタントは、このルートを決めて、ボックスカルバート付近のこともよく熟知していたはずではないでしょうか。岡?前市長もJR橋上化をされなかったのも、市民の暮らしを守ろうとされていたからではないでしょうか。大不況の中、今後ますます厳しくなる市民の暮らしを思い、新年度予算は心して取り組まれるよう、JR向日町駅問題なども社民党は特にしっかり行政をチェックすることを市民の皆様にお伝えをいたしまして、今回は工事の一日も早い完成を願い、保留の討論とさせていただきます。ご清聴、まことにありがとうございました。


○(冨田 均議長)


 他に討論ありませんか。


     (「討論なし」と言う者あり)


○(冨田 均議長)


 それでは、討論を終結して、採決いたします。


 議案第1号について、原案どおり決することに賛成の方は挙手願います。


     (賛 成 者 挙 手)


○(冨田 均議長)


 挙手多数であります。


 よって、議案第1号は、原案どおり可決いたしました。


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○(冨田 均議長)


 以上で、本臨時会に付議されました議案の審議は全部終了いたしました。


 これをもって、向日市議会平成21年第1回臨時会を閉会いたします。





              午後 4時15分 閉  会








地方自治法第123条第2項の規定により署名する。








              向日市議会議長  冨  田     均








              会議録署名議員  丹  野  直  次








              会議録署名議員  長  尾  美 矢 子