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京都府 亀岡市

平成11年  3月 定例会 03月09日−03号




平成11年  3月 定例会 − 03月09日−03号







平成11年  3月 定例会



平成11年3月亀岡市議会定例会会議録(第3号)

     平成11年3月9日(火曜日)午前10時00分開議

◯出席議員(30名)

                     苗村活代

                     並河愛子

                     日高省子

                     吉川泰博

                     木曽利廣

                     佐野光男

                     石野善司

                     松本冨雄

                     船越正美

                     大石 武

                     田中 豊

                     立花武子

                     森 良之

                     堤 松男

                     堤 幸男

                     田中義雄

                     山脇英富

                     西田 馨

                     小塩正幸

                     大西竹次

                     佐々木幸夫

                     山木潤治

                     和田信久

                     石野正作

                     竹岡良藏

                     栗山邦雄

                     湯浅誠一

                     野々村嘉平

                     野々村 勉

                     美馬靖征

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◯議会事務局(5名)

              事務局長   茨木國夫

              次長     西村邦雄

              議事係長   俣野和俊

              主査     山崎浩久

              速記     元屋恭子

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平成11年3月定例会議事日程(第3号)

  平成11年3月9日(火曜日)

  開議   午前10時

  第1   一般質問

上記のとおり

                              議長

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                        午前10時00分開議



○副議長(石野正作) 連日の御参集御苦労に存じます。

 これより、本日の会議を開きます。

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○副議長(石野正作) 日程に入るに先立ち、教育委員長より発言の申し出がありますので、発言を許します。

 教育委員長。



◎教育委員長(中井哲夫) 議長様のお許しをいただきまして、報告とおわびを申し上げます。

 昨日、12時45分ごろ、つつじヶ丘小学校の給食に2本の針が混入しているという事件が起きました。今回の件については、南つつじヶ丘小学校に続いてのことであり、私たちは、再発を防ぐため可能な限りの対策と取り組みをしてきたところでございますが、事件が起きてしまって、大変残念なことでございます。皆様方に深くおわびを申し上げる次第でございます。

 教育委員会といたしましては、関係機関に連絡し、緊急対策をとったところでございますが、今後の対策につきましては、慎重に検討してまいりたいと存じます。

 詳しいことは教育長から報告を申し上げます。



◎教育長(橋詰澄雄) 御報告をいたします。

 本当に、二度とやらない、起こさないというふうなお誓いもさしていただいたのですが、その舌の根も乾かないうちにこういうことになってしまって、大変申しわけなく思っておるところでございます。

 詳細について御報告を申し上げたいというふうに存じております。

 起こりましたのは、3月8日12時45分ごろであります。学校給食の形態は自校方式でございまして、生徒数769名、学校長は清水孝夫校長でございます。教職員38名でございます。

 献立の内容といたしましては、かやく御飯、すまし汁、がんもどきのふくめ煮ということでございます。このがんもどきのふくめ煮の中に2本の針が、それぞれがんもどき1個ずつの中に差し込んであったということでございまして、外側からは見えなかった状況でございます。針の長さは3.5センチということでございます。配膳されました生徒2名でございますが、1人は、お皿の上で切り裂いて針の刺さっておることに気がつきました。1人は、口に持っていって歯ざわりがかたいということから、すぐに吐き出しまして、針のあるのを確認をいたしました。

 学校としては、そういう事象にかんがみまして、直ちに学校給食を中止をして、教職員等が手分けをして調べた結果、他には異常がなかったようでございます。しかしながら、事件がわかりましてから対応するまで二、三分かかっておりまして、この間、ほとんどの生徒が給食をとり終えておったというふうな状況でもございました。

 学校といたしましては、直ちに全校集会を持ちまして、事実の報告と安全な給食の食べ方といいますか、とり方といいますか、そういったことを中心とした指導もいたしたところでございます。

 また、当該児童の保護者2名にもこのことを詳しくお話を申し上げますとともに、学級委員16名の皆様方、またPTAの本部役員の皆様方にも、その夜、お集まりをいただきまして、説明をしたところでございます。

 また、学校長は、直ちに教育委員会に報告をすると同時に、警察署、保健所に届けをいたしました。それによりまして、警察署は4時半ごろに学校に参りまして現場検証を行ったところでございます。

 教育委員会といたしましては、すぐその夜に校長会を持ちまして、今回の事件の報告と、給食のとり方について、給食のあり方について、再度確認をすると同時に、今学期中の給食を中止するという決定をいたしまして、直ちに校長は各家庭に昨夜中にそれぞれ連絡をしたところでございます。

 本日は、急な取り組みでもございましたので、午前中授業とし、明日からはお弁当持参で登校するというふうな処置をとったところでございます。

 しかしながら、校長のいろいろの意見を聞いておりますと、お弁当がつくれないというふうな子どももあるようでございますし、また、きょうお昼から帰るということになりますと、家に入れないとかというふうな、いろいろのやっぱり個々の生徒の状況等もございまして、この決定をするにつきましては、非常にいろいろと苦悩をしておるような様子がありありとうかがうことができました。

 しかしながら、やっぱり今回のことにつきましては、命にかかわる問題として、それはそれで大人としてまた子どもに理解もしてもらい、また保護者にも理解をしていただいて、これを乗り越えていくということで、今回そういう処置にいたしたところでございます。

 また、弁当を持ってきたからすべて安心かといいますと、またそうではなくて、弁当に対していたずらをするということが過去にも他の地域でございました。だから、この弁当を持ってくるにしても、弁当の管理をどうするかというふうなことについても、今後気を配っていかなければならないような状況でございます。ある学校では、一つの部屋にその弁当を集めて、そして施錠をするというふうな、そんな措置をとる学校もございますし、また空き教室で弁当があると、体育その他特別教室へ出る場合の対応といたしましては、だれか監視を付けるというふうな対応も必要であろうというふうなことで、いろいろと話をした結果のまとめを、校長それぞれが持って帰りまして、本日から対応することになっております。

 本当に、こんなことになって、大変申しわけなく思っております。

 以上でございます。

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○副議長(石野正作) これより、日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 野々村嘉平議員の発言を許します。

         〔野々村嘉平議員 登壇〕 (拍手)



◆(野々村嘉平議員) 皆さんおはようございます。

 寒暖折りなす平成11年3月、新しい世紀を迎えようとする直前、今世紀最後の地方統一選挙の幕開けが、去る1月15日執行の亀岡市長選並びに市議会議員の同時選挙でございました。

 亀岡市長選挙におかれましては、新しい世紀、新しい価値観で、21世紀に誇れるまちづくりに結集をいただきました数多くの市民の皆さんと、多数の団体の推薦を受けられます中で、大変厳しい選挙戦ではありましたが、みごとに圧勝されました田中英夫新市長に、高いところからではございますが、敬意を表し、心からお祝いを申し上げます。大変おめでとうございました。

 私も、ともに行われました同日市議会議員選挙におきまして、市民の皆様方の温かい激励と御支援を賜り、第12期議員としてこの壇上で質問ができますことは、まことに光栄と存ずるところであります。また同時に、その責任の重大さを痛感しているところであり、御支援をいただいた皆さんに深甚なる心からの感謝とお礼を申し上げます。

 第5代田中市長におかれましては、心の時代への価値観と、新10か年計画策定が2001年から強力に進められる新推進プロセスでの施策が、いのち、生きがい、健康、環境、教育に、市民一人ひとりの心の満足感と充実感、安全・安心の公約実現は、市民の期待で、10万都市亀岡の個性豊かな地域社会をつくる基本であるとともに、こうした市民の信託に応えるべき、府下3番目の人口を抱える大市長としての手腕で、今日までの行政経験を十分に生かされ、ますます磨きをかけていただき、常に謙虚な姿勢で、10万市民の大指導者として胸を張っていただき、あの宇宙へ飛び立つ大型ロケットのように、元気亀岡一直線にばく進を続けていただきますよう御期待を申し上げます。

 先日、野中内閣官房長官から国会報告がなされ、国の財政はまことに厳しいものがありますと同時に、国内経済が大変な状況にある中で、日夜御奮闘を願っています。特に緊急の経済対策がうたわれ、今年中には景気回復するとの見込み、また、金融機関の安定化への融資が一定の効果を見せているところであります中で、先週、法に定まった国内最初の臓器移植が行われ、人の命に対する考え方が大きく変わったのではないかと思われます。特に今日、命の大切さ、尊さが叫ばれる中で、臓器を提供されました方には、心からのおくやみを申し上げ、臓器の提供を受けられた方には、一日も早く元気に回復されますことを念ずる一人であります。

 それでは、一般質問の機会を与えていただきました新政クラブの同志の皆さんに感謝を申し上げながら、通告に従いまして順次質問をいたしますので、理事者は親切、丁寧で、的確なる答弁を求めるものであります。

 建設行政についてであります。

 第1点目、JR千代川駅周辺整備についてであります。

 北の玄関口JR千代川駅は、道路を中心にした駅前づくりを街路事業で現在着々と進めていただき、また同時に、宮前千歳線から駅前線に通ずる市道のアクセス道も着手され、進めていただいているところであります。市の理事者関係各位の御努力に深甚なる敬意を表すところであります。また、地元としてもこの事業に積極的な取り組みの御努力をいただいています皆様方にも、心から感謝を申し上げるところであります。

 しかし、用地買収をしなければならないところ、移転をしていただくところが数多くあります中で、すでに用地の買収等、移転地の決定したところもありますが、まだそこまで話が進んでいないところもあり、早く買収の話に来てほしいと言われているところもありますが、今日の財政の情勢から見るとき、一日も早い事業進展をと考える中で、亀岡市の対応はどのようにされますのか。そして街路事業は平成15年完成予定、アクセス道は平成14年完成を目指して取り組まれていますが、その進捗状況と完成する時期は当初の計画どおり達成できますのか。また、財政状況から見て大丈夫なのか、お伺いをいたします。

 今、山陰本線は、長年の懸案でありました府北部までの電化となり、それとあわせてJR綾部駅が橋上化に改築中で、完成は今秋、またJR東舞鶴駅舎は高架、JR西舞鶴駅は橋上駅で、電化開業とあわせて今秋オープンする予定、JR福知山駅も、また駅周辺の再開発事業と区画整理事業をあわせて来世紀に向けた整備、そして駅の高架化に生まれ変わる事業計画を進められているところであります。

 多くの人々が利用する千代川駅は、木造で、最初からの駅舎でありますが、現在は裏口の改札口にも自動検札機が設置されました。最近、裏口は、川東地域、八木地域の方々の利用者が多く、また東側のマンション・住宅計画もあります中で、ますます人口増加が予想される現実の中で、市民の利便性もあわせ、東側と西側が一体化する21世紀にふさわしい駅舎、橋上駅が、周囲の立地からも最もよいと思われますが、市長としてどのようにお考えをお持ちでおられますのか、お伺いをいたします。

 また、新世紀を視野に入れた中で、再開発都市計画で、府北部の綾部、東西舞鶴、福知山は、鉄道の高架化や橋上化事業が進められているのは、中心市街地が鉄道で分断されているのを解消することが大きなねらいであります。本市の千代川駅もまた同じ立地でありますだけに、そのような中でのJR西日本との取り組みは、また連携についてどのように考えておられますのか、お尋ねをいたします。

 そして、現東側の乗降口への道路と通路が狭く、幅60センチしかないところで、夜にもなると暗く、横は深い排水路であり、危険な場所でありますだけに、車が入る一定の道路と、ターンが可能な東側の駅広が必要であると感じられます。特に大きな面積が要るわけではありません。早急な対応と実施に向けての取り組みについてのお考えをお聞かせ下さい。

 第2点目、千々川改修についてであります。

 1級河川千々川の改修につきましては、京都府をはじめ市の理事者の皆様方の御努力によりまして、千代川町の悲願でありました改修事業は大きく進み、水害による被害から大きく守られるようになりました。これもひとえに御努力をいただきました理事者の皆様方に心からのお礼を申し上げます。

 しかしまた、千々川も全部改修できたのではなく、未改修の上流部分と下流の部分の工事区間等が残っております。北ノ庄下河原から湯井へ通ずる橋も計画していただいていますが、本年度の千々川の改修計画と進捗状況についてお尋ねをいたします。

 そして、未改修部分の具体化はどの程度までなされているのか、お伺いをいたします。

 また、桂川河道整備に関連する千々川下流部分、JRより東側の工事完了時期はいつごろになるのか。

 また、それに関連をして生活道路が行き止まりになっている場所もあり、抜け道もあわせて整備される必要がありますが、こうした整備の取り組みについてお尋ねをいたします。

 第3点目、府道宮前千歳線の整備について。

 京都府をはじめ亀岡市当局の御努力によりまして鋭意取り組みをされているところでありますが、特に千代川地内の北ノ庄鳴滝部分の整備が未整備のままで、御存じのように道路は急カーブ、しかも狭隘であります。現在は、通学、通勤はもとより、国道372号から京都縦貫道へ、また9号への主要幹線道でもあり、乗り合いの定期バスは、るり渓行及び国際センター行の運行路線にもなっているところでありますだけに、一日も早い安全、快適な道路として改修を願いたいものであります。

 お聞きをいたしますと、用地交渉に入っておられるということですが、その工事着手の時期と完成はいつごろを目指しておられますのか。また、今現在どの程度まで進んでいますのか、お尋ねをいたします。

 また、国道9号から月読橋までの朝夕の交通ラッシュはもとより、JR踏切の電車が行き交うときや、平常時の時間帯でも大変な混雑状態で、特に車は停滞をし、通行困難な状況が見られます中で、一日も早い交通停滞解消方法がないものかと考えられます。駅前道路、また市道アクセス道が完成するまでの当面、どのようなお考えでおられますのか、お尋ねをいたします。

 また、将来、こうした問題の解決についての対策、対応をお伺いをいたします。

 今、桂川右岸土地利用基本構想が策定をされ、計画されていますが、一日も早い多面的な利用計画の実施を念願する一人であります。千代川町の月読橋からの交通迂回路を考える中で、この計画は桂川の右岸土地利用とあわせ南伸する桂川に沿う都市計画道路の実現として陳情を行ってきたところであります。地域の交通対策を考える中で、一日も早い実現への取り組みについて、市長、土木建築部長にお尋ねをいたします。

 下水道行政について。

 下水道事業につきましては、本市にとりまして大きな環境整備事業であり、今、急ピッチでその事業に取り組まれ、工事をされているところであります。その理事者の御努力に対し厚くお礼を申し上げます。

 今、千代川町では、新しい住宅地域や、JR周辺地域の人口が集中しているところに下水道が入っていないのが現状であります。一日も早い下水道工事を願いたいと思っていますが、国道、鉄道、千々川を越えなければできない工事の難所ばかりでありますだけに、大変な工事でありますが、その進捗状況と、駅東側地域への工事着手、そして完了時期についてお尋ねをする中で、周辺整備事業との整合性は図られていますのか、公営企業管理者にお尋ねをいたします。

 教育行政(幼児教育)について。

 最近、少子化の現象で、子どもの数が減少してきています。中でも幼児の人口は減少の一途をたどり、このままでいくと、近い将来に大きな禍根を残すことになりかねません。それは、予測のできない社会不安が待ち構えているわけでありますだけに、幼稚園は、地域の子育て支援センターとして重要な役割を果たさなければならないと思うわけであります。すなわち、幼稚園は学校教育の最初の教育の場として重要な役割を果たしていかなければなりません。しかし、出生率の低下と経済の不安定で、幼稚園の運営はまことに厳しいものがございます。

 そんな中にありまして、亀岡市では公私合わせて7か園がありますが、公立と私立が同じ地域に隣接しているところや、幼児人口が少ない地域での小規模園では、園の運営がまことにむずかしい状況にありますことは御承知でありますが、市長は先日の提案理由の中で述べておられますように、利便性と効率の高い財政運営をと言われています中で、地方自治体の経営から見ても、また実態を十分検討される中においても、将来展望に立った公立・私立の幼稚園が、適正配置と公立の統廃合を含めた考えはあるのか、お尋ねをいたします。

 また、国際化の時代を迎える中で、次代を担う子どもが国際感覚を身に付けて、地球人として世界に活躍し、世界の文化に貢献できる有為な人材を育成する最初の場としての幼稚園は、今、出生率の低下と経済不安定の中で、定員を割り込み、運営が非常に厳しくなってきております。それを全部保護者負担にお願いするわけにはまいりません。私立と公立とでは保育料において大きな格差があるわけでありますだけに、保育料の格差是正と保護者負担の軽減への道を講じていただくお考えについて、市長、教育長にお尋ねをいたします。

 以上、第1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○副議長(石野正作) 田中市長。

           〔市長(田中英夫) 登壇〕



◎市長(田中英夫) 野々村嘉平議員の御質問にお答えを申し上げたいと存じますが、本日、明日の質問につきましては、主たる方針につきますもの以外、各担当部長等より具体的に答弁をさしていただくことといたしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、御質問にお答えをしたいと存じます。

 まず最初に、ただいまは、野々村嘉平議員におかれましては、私に温かい御激励を賜りまして、まことにありがとうございました。

 御質問につきましては、千代川駅周辺整備をはじめ、千々川の改修、府道宮前千歳線など、それぞれ都市基盤の整備に重要な課題であると認識をいたしておりますが、市の行います街路事業、また府の行います道路事業や河川事業等々、それぞれ府・市の事業がふくそうをいたしておりますけれども、しかし、すべてがわが市の都市基盤の整備であり、そんな思いの中で、本市といたしましては、今後もそれぞれ強力に推進し、また推進への連携を確実に図ってまいりたい、このように思っております。

 その中で、千代川駅の橋上化及び東側の整備についての御質問でございますけれども、千代川駅自身の改築等々につきましては、これは私自身も選挙期間中を通じて、亀岡駅のみにとどまらず、それぞれのものが整備されるべきであるということで思いをいたしておるところでございます。ただ、昨日、多くの御質問にお答えを申し上げましたように、株式会社JRの施設として、今後、府・市を通じながら、また亀岡市としての意のあるところ、熱をくんでいただきながら、これが現実の改築へ、市としてもその中へ入っていける、その方途をこれからまた探してまいりたい、このように考えておりまして、JR複線化等々にも絡んでくる課題であろう、このように思っております。

 その中で、今、西側につきまして、野々村議員にもお世話になりながら、この面的整備を広げておるわけでありますけれど、これはもう御案内のように、千代川町の自治会より御要望いただいた、まちづくり計画を踏まえた上で進めてまいっておるところでございまして、東側部分につきましても、同じくそうした総合的なまちづくり計画の中でまた考えなければならないことであろうというふうには思っておりますけれど、そういう意味で、東側につきましても、面的な整備というものの考え方をベースにとらえながらのこととはなろうと思いますが、一部また現在の道路の部分をどうしていくのかというふうな御質問でございました。それだけ単独に拡幅すべきかどうかを含めて、今少し検討さしていただきたいと存じますが、今後ともまた御指導を賜りたいと存じております。

 それと、幼児教育についてのお話がございました。われわれ、今後この厳しい行財政改革の中で、市政の運営から経営にと、効率的な事業展開を図っていくということはもちろんでございますけれども、しかし、子どもたちの教育ということについては、またそんな財政的な意味合いだけではなかろうというふうに思っておりますし、そんな中で、保育園であれ、幼稚園であれ、公立であれ、私立であれ、それぞれその中で幼児期を育っていく子どもたちがどのようにあるべきか、そしてその父兄に対する一定の公平性というものがどのようにあるべきものかということを、今後また考えてまいらなければならないというふうには考えております。

 直接的な御質問に対しましては、それぞれまた担当の部長等より御答弁をさしていただきます。



◎教育長(橋詰澄雄) お答えをいたします。

 ただいま、公・私立幼稚園の適正配置等についてのお尋ねがございました。私どもといたしましては、平成3年に文部省が、幼稚園教育振興計画要領というのを策定しまして、その策定に伴いまして、私どもは、平成8年に亀岡市における幼児教育の今後のあり方についてということで諮問をいたしまして、答申をいただいたところでございます。

 この答申の内容を読んでおりますと、亀岡市におきましては、今後徐々に幼児数が微増していくという状況でもございます。それに伴いまして、公私がお互いに協調しながら、就学前の子どもたちをいかに育てていくかということを真剣に考えていく必要があろうというふうに思っておりますし、現在この答申に基づきまして策定計画をつくっておるところでございます。いずれまた私立の幼稚園の皆さん方にも御相談を申し上げ、今後の亀岡市の幼児教育の進め方について検討をしていきたいと、このように考えておるところでございます。

 また、公私間の格差といいますか、私立の幼稚園に通園をされておる保護者に対しましては、その負担軽減を図るために、今現在、就園奨励費補助金というのが設けられておりまして、これは亀岡市におきましては48年から実施をしておるところでございます。当初は、所得の多少にかかわらず一定の割合で補助金を出しておったところでございますが、その後、平成8年に、国の補助金制度のあり方の見直しが行われまして、その中で、亀岡市教育委員会といたしましては、低所得の方に厚くその補助金を出していくというふうな見直しをすると同時に、補助単価を大幅にアップをいたしまして、全体といたしましては補助金の大幅な増額を図ったところでございます。

 今後におきましては、いろいろとまた私学の皆さん方にお話も聞かしていただき、またその大幅な見直しをした段階で、今までございました保育助成金制度というものをなくしておるわけでございます。

 また、私立の幼稚園の運営に関しましても、運営費補助金というものを出しておるわけでございますが、この点につきましても、今までに議員からいろいろとお話も聞いておるところでございまして、今後十分なお話し合いをさしていただくと同時に、市長部局と十分な連携の中で対応をしていきたいと、このように考えておるところでございます。

 以上でございます。



◎公営企業管理者(若山秀之) お答えいたします。

 千代川駅前周辺の下水道の布設の関係でございます。それの状況等でございますが、御指摘のように、9号、それから千々川、それから鉄道、大変むずかしいところを越すということで、今日まで協議をしてまいりましたけれども、やっと協議が調いまして、今月には3本の入札をしていきたいなというように考えております。現在、2本の工事の着工をしております。

 また、まちづくりとの整合の関係でございますけれども、この辺も整合を図りながらやっていきたいというように考えております。ただし、こういった問題等が出ますと、ちょっとずれていくようなことが出てくるのでないかなというように考えております。

 千代川の駅前周辺につきましては、最終的には13年度で完成をしたいというような目標を持っております。これにつきましても、事業にかかると、大変、総論賛成で各論反対ということで、一人ひとり価値観の違う関係で、きょうも苦情の電話が入っていますのですけれども、そういったこともありますので、なるべく早く、大変迷惑をかけることでございますけれども、早く便利にしたいという考え方でおりますので、今後温かい御支援と御協力をよろしくお願いを申し上げまして、終わります。



◎都市建設部長(青柳英男) お答えを申し上げます。

 基本的なことにつきましては、ただいま市長から御答弁があったとおりでございます。千代川駅前につきましては、平成8年度より事業を実施しておりまして、現在、用地買収を年次計画により進めております。全体対象件数につきましては、32件のうち10件が済みまして、事業費ベースの進捗率は28%でございます。

 また、駐輪場につきましては、今年度で地権者また関係機関の御協力をいただきまして、用地買収はほぼ完了し、進捗率は73%でございます。11年度でこの建物の移転等を行いまして、平成12年度建築工事に向け進めているところでございます。

 厳しい財政状況ではありますけれども、各駅前整備につきましては、市民要望の高い、また重点課題でもございまして、強力に進めていきたいと考えておるところでございます。そして一日も早い完成を目指し努力していきたいというように思っております。

 それと、駅東側の整備につきましては、千代川の皆さんのまちづくり計画と行政のまちづくり計画の整合を図り、今後、市街化の進展を見極め、逐次整備を進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎土木建築部長(小川勇平) お答え申し上げます。

 JR千代川駅前の周辺整備について、市道千原今津線の進捗と今後の見通しについてでございます。本路線につきましては、主要地方道宮前千歳線と都市計画道路の千代川駅前線を結びます新設道路でございます。JR千代川駅前の道路網整備を都市計画道路とあわせて実施いたしております。今後、円滑な交通処理を行うとともに、良好な街並みの形成を図っていきたいと考えております。

 まず、取り組み状況でございますが、他の事業への関連等も考慮しながら、地元の関係者並びに土地所有者に対しまして、早い整備ができますように、本事業の意義を十分説明する中で御理解をいただき、用地建物移転補償の協力が得られますように、現在鋭意交渉中でございます。事業推進のためには、地元関係各位の積極的な協力、御支援が不可欠でございます。この点よろしくお願いを申し上げます。

 本道路につきましては、平成8年度から着手いたしまして、平成12年度に完成する予定で現在取り組んでおります。

 続きまして、建設行政について、2点目の千々川の改修についてでございます。千々川改修につきましては、千代川町湯井地内下流より、暫定計画で順次改修が進められておりまして、市道湯井学校線までの工事進捗を見ておる状況でございます。

 続きます、上流部の改修区間延長690メーターにつきましては、井せきの統合の問題がございまして、現在、地元合意を得るための協議が進められております状況でございます。今後のスケジュールにつきましては、早期に井せき統合によります用水計量を確立いたしまして、地権者への説明が予定されております。その後、用地の幅を確定いたしまして、用地買収との運びに進めていきたいと考えております。

 また、河川改修に関連いたしまして、市道湯井学校線の改良計画につきましては、市の方で本年度調査設計を行っておりまして、河川改修と整合を図る中で対応してまいりたいと考えております。

 それと、千々川の改修の最下流部の桂川の影響区間でございます。延長760メーターの事業進捗でございますが、10年度施行で、左岸桂川との合流地点で取り合い護岸工事が実施されておりまして、今後においては、早い時期に中間部に位置します橋の架け替えを行う予定でございます。

 後の進捗を左右します未買収用地につきましても、早期取得を図るべく、府・市協力の中で鋭意取り組みをいたしまして、努力しているところでございます。

 続きまして、その関連で御質問の、住宅内の行き止まり道路についての御質問でございます。道路につきましては、私たちの生活を支える上では最も身近な社会資本でございます。市街地の膨張及び拡散の現象に対しまして、計画的な秩序あるまちづくりの実現を図るため、都市計画法に基づきます公共公益施設の整備を進めております。都市計画法に基づきます協議、調整された道路については、亀岡市道として認定をしております。

 道路の構造的に、起点または終点が公道に接するように強く指導しております。地形的に公道との接続が困難な場合におきましては、回転帯及び避難通路を設置しておりますが、防災及び安全対策上の観点からも、行き止まり道路とならないようにしております。

 御質問の、既設の行き止まり道路につきましては、将来のまちづくりの中で道路網のネットワーク化を行いまして、また他事業との整合を図り、住みよいまちづくりを図ってまいりたいと考えております。

 続きまして3点目の、府道宮前千歳線の整備についてでございます。御質問の鳴滝バイパスにつきましては、構造協議を終えまして、平成9年度から用地交渉を行っております。用地取得後、引き続き工事に着手してもらいますように、京都府に要請、要望してまいりたいと、このように考えております。つきましては、用地取得に、千代川自治会をはじめ関係者の御協力をひとつよろしくお願い申し上げます。

 次に、国道9号から月読橋間の交通停滞でありますが、現在、市道千原今津線に取り組んでおります。千代川駅前周辺とのあわせまして交通停滞の解消を図ってまいりたいと、このように考えております。

 また、同線との府道宮前千歳線の交差点の取り合い協議の中で、京都府におきまして、国道9号から同交差点までを京都府で歩道設置の要請、要望をしており、歩行者の安全対策にも努めてまいりたい、このように考えております。

 御質問の、桂川右岸におけます道路の取り組みでありますが、将来的には河川改修と整合性を図る中で検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆(野々村嘉平議員) 詳しく御答弁をいただきましたので、これをもちまして質問を終わります。



○副議長(石野正作) 次に、石野善司議員の発言を許します。

         〔石野善司議員 登壇〕 (拍手)



◆(石野善司議員) 質問に先立ちまして、この場をお借りいたしまして、思いの一端を述べさせていただきたいと思います。

 光陰矢のごとし、月日のたつのは実に早いものでございます。

 去る1月15日の多くの市民の皆様より御支援をいただきまして、第12期の亀岡市議会議員として初当選の栄に浴しましたこと、議会壇上からではございますが、心より厚く御礼を申し上げますとともに、感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。

 市民の視点での数々の意見要望を強力に吸い上げ、また吐き出すポンプとして、限られた財源でもって最大の効果を発揮できるよう、知恵と創意を結集し、住んでよかった亀岡、住みたくなるまち亀岡、この亀岡に生まれ育った私に課せられた使命と認識し、情熱と行動力をもって議員活動に全力を傾注する決意でございます。

 また、日を同じく、市長選挙では、市民の大きな信任で、田中英夫5代亀岡市長として当選されましたこと、衷心よりお祝いを申し上げますとともに、21世紀にひかり輝くまち亀岡づくりの先頭に立って、行財政一段と厳しい折からではございますが、ふるさと亀岡のため、山積する諸問題解決と多様化する市民ニーズに応え、英知を結集されまして、亀岡丸の舵取り、よろしくお願い申し上げます。微力ながら、一層の協力を惜しまないものでございます。

 さて、1990年にバブル経済が崩壊して以来、日本経済は次第に不況の波にのみ込まれ、今日、大変厳しい状況に直面する事態に至りました。これから日本経済はどうなるのか、大変不安な思いをお持ちの方は多いと思いますが、基本的には、本年、そして来年は、去り行く者は去り、そして21世紀を担う人々や企業が胎動を始めるときでございます。

 今年は、平成11年、すでに平成になって10年以上の月日が経過をいたしました。よく十年一昔と言いますが、実はすでに昭和時代というのは一昔前の時代でありまして、もはや昭和の高度成長は昔話でございます。いつまでも昭和の古い発想で今の平成の時代を見ているから、不透明であり、不安であり、どう行動してよいかわからなくなるのでございます。過去の歴史を振り返れば、すぐにわかるとおり、新しい時代を切り開くエネルギーは、その一つ前の時代を強烈に否定するところから生まれております。そう考えると、本格的な21世紀は昭和時代の強烈な否定から始まる。そんな動きが具体的に出てくる可能性があるのも、今年、来年の日本の世相ではないかと思います。

 21世紀の日本は、限りなく国際化し、また少子・高齢化が進む時代でございます。今までの縦割社会の常識や、若さによってのみ経済の活力が図られる時代はもはや終わりでございます。古い時代の終わりは、同時に新たなる時代の始まりでもございます。21世紀を目前にした今、人々の生活環境も、意識もどんどん変わりゆく時代にあって、人生50年から80年の時代へと、社会・経済システム全般にわたる改革が強く求められておるところでございます。

 私たちの愛する亀岡も、これまでの総決算と、次なる世紀への準備を行うきわめて重要な時期を迎えていると言っても過言ではありません。

 以下、通告に従いまして、順次お伺いいたしますが、昨日の代表質問と重複する部分は御理解をいただきまして、市長をはじめ関係理事者におかれましては、明確な御答弁を賜りたいと存じます。

 まず、市長の行政姿勢について。

 第1点目、地球環境子ども村の創設についてであります。

 強く、優しい心を持ち、命を大切にし、自然と環境を守り、伸び伸びと世界に羽ばたく、しなやかで、たくましい地球環境時代の子どもを育てますと、16のお約束の1番にありますが、地球環境子ども村構想として、具体的な特定ゾーンの設定並びに時期について、また構想、規模的な概要はどうか、お尋ねいたします。

 さて、本市東部地域には、市民の憩える市の施設は全くなく、以前から地域住民は、長尾山火葬場予定地周辺の多目的広場の建設を期待しておりましたが、それも断念し、亀岡市内全域を見回すときに、中部地域には運動公園競技場をはじめ、運動公園・体育館、プール、そして野球場、テニスコート、国際広場球技場等、数々の施設があり、連日市民がスポーツに汗を流し、健康増進に利用し、仲間づくりのコミュニケーションを図っております。

 また、川東地域は、七谷川野外活動センターを、そして和らぎの道をはじめ、さくら体育館及び球技場、そして一帯をさくら公園として、これまた地域スポーツの普及振興を図り、スポーツとレクリエーション活動がされる、桜並木と清流の中で市民の憩いの場となっております。

 余暇時代の増大に伴い、また高齢化時代を迎える中で、市民が幼児から高齢者に至るまで、生涯学習の一環として、スポーツ・レクリエーション活動ができる施設を東部地域に。そこで、現在、旧平和池跡地は、平和の森自然公園として整備するべく用地取得のため関係機関との手続も鋭意進められておると聞いております。平和池は、昭和26年7月11日、梅雨どき特有の集中豪雨によりまして堤防が決壊、下流の地域、特に柏原地域に多くの犠牲者を出す大災害をもたらしたものでございます。不幸な災害の歴史を風化させることなく、平和の森自然公園として、計画の中に地球環境子ども村の創設はいかがなものでしょうか。現時点での基本的な構想と見通しについてお伺いいたします。

 2点目、成人式等のお祝い品(記念品)贈呈についてであります。

 毎年1月15日、二十歳の門出を祝う成人式が挙行されますが、今年から、ガレリアかめおかにおいて新成人1,200人が参加、大広間が会場となり、出席者全員、一堂に会しての式典が盛大に開催されました。新成人の代表が、新しい世紀は私たち若者がつくり、切り開いていかなければなりませんと、力強い二十歳の主張を行い、大人への第一歩を踏み出しました。式典後は、新成人が企画運営する新成人の集いを開催、学校時代の恩師を迎え、思い出を語り合うなど、友と懐かしいひとときを過ごしました。

 平成11年までは、お祝い品として市長直筆の末広を贈呈されておりましたが、今後も同じような物を贈られるのかどうか、お伺いをいたします。

 また、新成人の希望も入れて、将来愛用のできるようなふさわしい記念品を贈っていただきたいと思います。

 次に、建設行政について。

 市営つつじヶ丘団地建て替えについてであります。

 亀岡市公営住宅マスタープランが、居住水準の向上、低廉な家賃で良質な公営住宅を提供することにより、生活の安定と社会福祉の増進に寄与する目的で、平成3年度に市営住宅建設建て替え計画の基本指針として作成され、そのプランに基づき、計画的に建設事業が進められておると聞いております。11年度、東つつじヶ丘住宅の整備に着手する経費を含めて、予算案1億4,900万円が計上されました。

 つつじヶ丘住宅は、当市最大の市営住宅団地でありまして、当団地は、昭和38年から多大な住宅需要に応えて計画的に建設されたものでありますが、現在では相当期間が経過しており、老朽化が著しく進んでおります。また、標準世帯の4人家族では狭く、さらに近年は住宅に対する要求水準も高まり、近く当団地一帯の公共下水道整備事業が予定をされ、現在の団地構造ではそぐわなくなっております。

 そうした中で、つつじヶ丘団地の建て替えに着手予定、長寿社会に対する住宅施策の一環として、高齢者の安全や利便に配慮して、福祉サービスが適切に受けられるよう十分配慮した住宅として、シルバーハウジングプロジェクト事業を取り入れ、当団地にシルバーハウジングを建設の予定と聞いております。財政状況厳しい折から、財源の確保、また長期間にわたります建設工事のもと、地域住民、地域自治会、関係機関とも十分に協議、効率よく円滑な事業の推進をお願いするものであります。現在の進捗状況、そして建て替えに伴う団地の概要並びに建設計画をあわせてお伺いいたします。

 次に、消防行政についてお伺いいたします。

 古きよき伝統と長い歴史に裏打ちされ、ひたむきに地域社会に奉仕する消防団員が、誇りと夢を、そして大きな希望を持って郷土を守る。この輝かしい伝統の業績を次の世代まで伝えていく消防団員の将来についてお伺いをいたします。

 いつの時代でも、消防団員の災害に挑む姿、訓練で汗を流している姿、あるいは地域の祭や行事に活動している姿を見て、無報酬で、しかも率先して地域のために奉仕する消防団員の活動に、改めて敬意と感謝を表すものでございます。各分団の役員になりますと、団員の確保に大変苦労しているのが現状であります。特に近年、多様化した社会の中で、若い人が入団してくれない、都市化また団地化していく中、地域での付き合いが希薄になるなど、現代社会の風潮でございます。地域消防の担い手である消防団員の職業もほとんどがサラリーマン化し、団員不足と高齢化が進み、21世紀に向けて大変なときがやってくると思います。

 亀岡市は、広範な地域を抱え、震災や山火事など、大量動員が必要な大災害では、地元の事情に詳しく、大量動員ができる消防団の存在は絶対に欠かせないものと存じております。消防団の現勢力18分団、消防団条例7条、1,000人体制の再編についてのお考え、そして団員の福祉並びに補償もあわせてお伺いをいたします。

 次に、自主防災組織の今後の取り組みについてであります。ここ1か月ほどの間に亀岡周辺を震源とする地震が続いたところでございます。2月12日未明午前3時16分ごろ、あの阪神・淡路大震災の悪夢を思い起こしたところであります。災害は忘れたころにやってくる。あの阪神・淡路大震災はまさにその言葉をまざまざと思い出させました。戦後最大の自然災害は、それまで地震とは全く縁がないと思われていた地区を襲ったのでございます。

 災害は、日ごろ最も対策が遅れた部分、弱い部分を集中的に襲ってくることも明らかになりました。ここは大丈夫、災害対策は明日考えればよいという気持ちの蓄積が、大きな災害を呼び込むことになるかもしれません。災害を防ぎ、被害を最少にとどめるには、自分や家族だけの安全を考えるだけでは十分ではありません。家族を取り巻く地域社会全体が安全になってはじめて自分や家族が安全になれるのであります。こうした地域の中で生まれる連帯感は、本当の災害が起きたときに役立つばかりでなく、より健康で、より快適な豊かな生活を築いていく上でも貴重な財産になると思います。

 また、この震災では、さまざまな分野でのボランティア活動や、住民の自主的な防災活動が大きな重要な役割を果たしたところでございます。自分たちの地域は自分たちで守るという連帯感の意識のもとに、地域住民がお互いに協力して、福祉、積極的に活動を行い、自主防災組織、消防機関等が一体になって、災害に強い、安心・安全なまちづくりをすることが大切でございます。

 自主防災組織を活性化させるには、まず、熱心なリーダーを核に、幅広い年齢層の人々が参加できるような仕組みが必要であり、また興味がわく活動内容を開拓しながら、うまく活動目標を設定していく工夫も必要ではないかと思います。

 そこで、お伺いをいたします。市内全域に組織されました自主防災会の現在の活動状況、また災害時の活動方針について、防災資器材の整備について、平成7年度から5年計画で防災資器材配備も、現在、市内全域への消火栓、格納箱の計画配備がなされ、また街路用消火器の新設も計画され、着々と整備がされておりますが、現在時点の装備状況と自主防災会の人材配置をもあわせ、今後の取り組みについてお伺いいたします。

 以上で、私の1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○副議長(石野正作) 田中市長。

           〔市長(田中英夫) 登壇〕



◎市長(田中英夫) 石野善司議員の御質問にお答えを申し上げたいと存じます。

 ただいまは、石野善司議員におかれましては、温かい激励をいただきまして、まことにありがとうございました。

 それでは、お答えを申し上げたいと存じます。

 前段のお話の中で、日本の世相について、21世紀への出発は昭和への強烈な否定によって始まるというようなお話をされておられました。私も自らの心に勇を振るって、常に自己改革をしつつ市政を担当してまいりたい、改めて感じたところでございます。

 そんな中で、地球環境子ども村の御質問がございました。構想、規模、概要等々についての御質問でございましたが、これは、しなやかで、たくましい地球時代の子どもたちを、この亀岡をふるさととして巣立っていくように育てていきたい、そうあってほしいという思いの一環でございまして、実際は、私はこれは子ども地球環境館というところから本来はスタートをいたしました。しかし、現実の財政の状況やいろいろなものも含めて、今、イメージとして箱から入るというのはいかがなものかというふうに考えました中で、子どもたちが地球環境ということについて、また環境問題について、それを通してわがふるさと亀岡というもののありがたさ、よさというものを、ふるさととして思い、心の中に描いて、その上で世界へ巣立ってほしい、こんな思いの部分だけをエッセンスとして残しまして、ただいまは全体としてこうした地球環境、また自然環境、地元の環境問題等々についてのことが基本的に学習のできる、そうした学習センターや、そこを中心とした学習プログラムなどをつくって、でき得れば早い時期にそれをゾーンとしての子ども村と言えるような学習ゾーンとし、最終、亀岡全域内において、この美しい自然を持つ亀岡の全体がそうしたゾーンとなり、また学習のできるプログラムが、その亀岡市域内あちこちでできる、そんなふうに広げてまいりたい。まずはそういう学習センター、資料のセンターのようなものから地道に進めていきたいと、このように考えておりまして、現在、場所とか、村をどうするのかとか、どこに置くのかというようなイメージではまだスタートをしておりません。今後、それぞれを、市役所の中、職員の皆さんにも、そして市民の皆さんにも、そのイメージを広げつつ、これは進めてまいりたい、このように思っておるところであります。

 そうした関連の中で、平和池跡地利用のお話もございました。直接そういう意味では、地球環境子ども村ゾーンとは、今のところ直接関連はいたしませんけれども、この平和池の跡地利用につきましても、これは過去の不幸な災害の後に、長年放置されてきたところでございまして、こうした歴史的背景をよく踏まえながら、この遊休地としての跡地を、何とか平和で緑豊かなこの緑園文化都市として今日まで目指してきた本市の一つの公園として、平和の森自然公園というお話がございましたが、そんな形で整備を図るべく、今日までも進めておるところでございまして、一定、これから確たる構想をつくっていかなければならないと、このように考えております。

 成人式のお祝い品についてのお話がございました。成人式に限らず、今日まで前市長のもとで、非常に能筆でございまして、それぞれ私は直筆の書というものは意味があったであろうというふうに思っておりますけれど、残念ながら私は希代の悪筆でございまして、一切の揮毫はお断りを申し上げざるを得ないというのが実情でございまして、そんなことで、同じようなことは現実には私にはできる能力はございませんけれども、今後それぞれ成人式においては、また意見も聞きながらどうだというお話もございましたので、意見を聞かしていただく方途もまた考えていきながら、その辺は考えてまいりたいと、このように思っております。

 消防行政等々については、また部長等々のお答えを申し上げますけれど、中部広域消防組合の私も管理者にならしていただきました。今後とも非常備消防も含めまして、お話のございましたように、安心・安全なまちづくり、これは行政の基本でございますので、それに邁進してまいりたいと、このように考えております。

 以上でございます。



◎総務部長(畠中一樹) お答えをいたします。

 消防行政の中で、4点御質問をいただきました。

 まず最初に、消防団員の確保等の問題でございます。サラリーマン化の話もございました。現在、サラリーマン化につきましては、いわゆるサラリーマンと言われる団員の方が、平成10年度で約85%に上っております。そうした中で、団員の確保につきましては、地域の皆さんに大変御苦労をいただきまして、欠員等につきましては、ここ10年で大体三、四名、1,000人を下回る年もありますけれども、この定員どおりの年もあるというような状況になっております。

 しかし、この確保の問題につきましては、今、青年団、また婦人会もなくなっておるような状況でございます。このことは、現代社会の著しい発展と多様化、また豊かさの中で、非常に地域の連帯性の喪失を招きまして、個人の利権だけの主張とか、地域エゴの噴出が広がっておりまして、一番大事な自らの責任と負担で自らの地域をつくり育てると、こういった人間共同にとって最も大切なものが失われようとしているのではないかというふうに思っております。

 こうした中で、今後につきましては、消防団の活性化、これを図っていきたい。そして魅力ある消防団づくりに努めていく必要があるのではなかろうかというふうに認識をいたしております。

 それから2点目の、団員の福祉、補償の関係でございますけれども、本市の消防団に対する処遇につきましては、報酬、出動手当ともに、府下の他市平均を上回っておりますし、また活動に当たりまして、万一負傷を負った場合につきましては、公務災害補償条例、これと、これの上積みとして、日本消防協会の福祉共済、これにも入っておりまして、十分補償ができるように対処いたしております。

 また、激励事業につきましても、消防団感謝の集い、ソフトボール、こういったこと、また各種表彰を積極的に行いまして、団員の士気の高揚に努めておるところでございます。

 3点目の、消防分団の再編の関係でございます。確かに各分団によりまして、定員が確保できない分団もありますが、その他の分団は、分団の努力、また地域の皆さんの御協力によりまして確保できておるところでございますけれども、今年度は各分団に新たに積載車18台を増強配備しまして、機動力の強化を図ったところでございますけれども、再編につきましても、課題として、消防団員の確保の状況と、資器材の充実、機動力の向上とあわせて、今後状況を見ていく中で検討していきたいというふうに思っておりますけれども、基本的には、団員数1,000名は維持しながら、再編等について、消防団の皆さん、また先輩の纏会、地域の皆さんと十分協議して進めてまいりたいというふうに思っております。

 最後の4点目の、自主防災会の関係でございます。

 まず、活動状況につきましては、御承知のとおり、連続放火等に対する特別警戒とか、年間行事に基づく危険箇所の点検、また春秋の火災予防運動の推進、それから年末警戒、出初式等に参加いただいておるところでございますけれども、特に昼間の災害発生時においては、団員の遠距離就労等によりまして、早期の段階での活動で大変お世話になっておるというふうに思っておりまして、助かっておるところでございます。

 その中での指揮命令系統につきましては、基本的には消防団でございますけれども、早期の段階で、消防団がそれまでに災害地にたどり着けない場合につきましては、自衛消防隊の隊長さんの配下のもとで活動いただく。そして、団の体制が整った段階で、その命令下に配属ということでお願いをいたしております。

 また防災資器材の整備につきましても、阪神・淡路大震災を教訓として、防災の特別措置法に基づく防災緊急5か年計画によりまして、今日まで計画的に整備をしてまいっております。具体的には、各町に防災倉庫を設置いたしまして、そして隊旗、法被、ヘルメット、ハンドマイク、担架、大型救急箱、ジャッキとかチェンソー、発電機、照明器具、飲料水浄化装置、炊飯器、こういったもの等々を設置し、また御質問でもございましたように、用具のないところにつきましては、消火栓、格納庫、そういったものを設置しておりまして、今後は、この自主防災会それぞれの連合体と申しますか、自衛、自主防災会の連絡協議会のようなものを発足させて、そしてそういった中で、今後の活動とか、そういったことを十分協議してまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◎土木建築部長(小川勇平) お答え申し上げます。

 市営つつじヶ丘団地建て替えについてでございます。

 本市の公営住宅は、狭小及び老朽化により、部分修繕による対応ではむずかしく、根本的に居住水準の向上を図る必要があると考え、平成3年度に亀岡市公営住宅再生マスタープランを策定し、総合的、計画的に円滑な建て替え事業の推進と良好な住宅の供給を図るべく、現在事業を進めています。平成5年度より建て替え事業に着手し、本年度末現在で、清水、大年、野条、前川原の4団地、計147戸の建て替えを完了します。

 団地概要について申し上げます。

 つつじヶ丘団地は、築後30年以上が経過しており、かなりの老朽化が進んでおり、狭小であるため増改築が目立っています。さらに下水道工事の関連でも、現在の団地構造ではそぐわなくなっております。このような状況に対しまして建て替え事業を実施していくものでございます。

 現在、管理戸数244戸でございまして、空き家は45戸となっております。計画概要につきまして、敷地面積3万1,564平米でございます。計画戸数244戸を予定しております。計画地域は、第1種中高層住宅専用地域でございます。団地敷地の五つのブロックに分け、各ブロックごとに入居者の移転、住宅の除却、それから建設と、順次実施していく予定です。

 建設戸数は、現管理戸数と同規模として、高層耐火構造を予定しております。第1ブロックにつきましては約80戸建設、年度といたしましては、平成11年度から平成13年度を考えております。

 また、長寿社会に対応する住宅施策の一環といたしまして、高齢者の安全や利便に配慮し、適切な福祉サービスが受けられるような住宅を供給するため、本年度におきまして、亀岡市シルバーハウジングプロジェクト事業の計画策定を行っております。当団地にシルバーハウジング等を建設する計画を持っております。

 現在の進捗状況でございますが、平成8年度より、入居者はもちろんのこと、地元自治会等に対しまして、建て替えにかかります説明会を実施しておりまして、本年度において、つつじヶ丘団地の入居者を前川原団地C棟、D棟30戸への移転を実施いたします。移転完了後の平成11年度におきまして、第1ブロックの住宅を除却し、開発行為並びに造成工事等を進めまして、建設工事に着工していく予定です。

 今後につきましては、今般の厳しい財政状況のもと、建設省、京都府とも十分に協議、調整を図り、財源の確保に努めてまいりたいと考えております。

 また、長期間の建設事業となります。入居者をはじめ、地元自治会、地域住民の方々に対しまして、今後も必要に応じて説明会、地元折衝等を実施いたしまして、効率よく円滑な事業の推進を図るために、鋭意努力をしてまいりたいと考えております。つきましては、議員様におかれましても、ひとつよろしく御協力、御支援をお願いするものでございます。

 以上でございます。



◆(石野善司議員) ただいまは、市長をはじめ関係部長より詳細にわたる御説明をいただきまして、ありがとうございました。これで私の質問を終わります。

 以上です。



○副議長(石野正作) 次に、吉川泰博議員の発言を許します。

         〔吉川泰博議員 登壇〕 (拍手)



◆(吉川泰博議員) 自由クラブの吉川泰博でございます。

 自由闊達に発言でき、切磋琢磨できる会派として、自由クラブに所属さしていただきました。

 平成11年度3月定例市議会の一般質問に当たり、このたびの市議会議員選挙で貴重な議席をお与え下さり、本日、この議場で質問の機会を与えて下さいました1,177人の支援者の皆様に、厚く御礼、感謝申し上げます。

 私にとりまして初めての議会質問でございますから、まず最初に、私の市会議員としての基本スタンスを述べさしていただきます。

 私は、このたびの選挙で、無所属・市民主義を掲げて当選さしていただきました。いわゆる既成政党のいずれにも属さず、無党派で、イデオロギーにとらわれない、普通の市民の皆様の声や思いを議会に届ける配達人として、また、亀岡を第二のふるさととする新市民の皆様の代弁者の一人として、4年間、活動さしていただきます。

 私は、選挙公約で、是々非々の立場で臨むことを主張いたしました。これは、私個人が思うところの是々非々だけでなく、ごく普通の市民の皆様の思いや常識に基づく、よいものはよい、あかんものはあかん、の姿勢であります。さきの選挙中、私に対して、革新だ、アカだといった誹謗中傷を意図的に流布し、悪意の選挙妨害を行った人々がいるようですが、その指摘は誤りであることをこの場ではっきりと否定しておきます。

 私は、亀岡に住んで間もなく30年になります。この間、亀岡を第二のふるさととし、亀岡の発展を願う普通の新市民の一人として、真面目にこつこつと生きてきました。その生き方はこれからも変わりません。あえて言うなら、私は日本のすばらしい歴史や、伝統、文化を尊び、日本の美しい風土や、自然や、人の心を大切にするという点では保守の立場であり、また、古い因習や弊害、差別、不正を否定する立場では、いよいよ新しく改めるという意味の革新であります。いずれにせよ、私は従来型のイデオロギーにとらわれない、無党派の普通の市民の感性で臨みますので、御理解願います。

 これより、通告に従って質問に入ります。

 田中市長には、人類史上でもとりわけて激動の20世紀を締め括る1999年に市長の要職に就かれ、2000年の大きな節目、そして21世紀を開く、10万都市亀岡の新しいリーダーに御就任されましたことをお祝い申し上げます。

 しかしながら、時代は世紀の大きな潮目を迎え、国内外の厳しい経済状況はもとより、地球環境も、社会システムも大きな変動期を迎え、あらゆる分野が21世紀への産みの苦しみに呻吟しております。

 わが亀岡におきましても、深刻な不況の暗雲がたれ込め、市行政におきましても厳しい財政運営が予測されます。このような時代こそ、リーダーの資質、見識、判断力、責任、決断が求められます。新市長におかれましては、10万都市亀岡のリーダーとして、運命共同体亀岡丸の船長として、冷静かつ果断に、かつ公正に、責任を持ってこの荒海を乗り切り、輝かしい21世紀の亀岡の未来を切り開いて下さい。

 さて、田中市長は、初登庁の職員訓示及び3月定例市議会の初日の施政方針提案理由の中で、新しい世紀は新しい価値観でと、施政方針のテーマを打ち出しました。市長の新しい価値観という思い、表現に新鮮さを覚えるとともに、どのように具体化されるのかといった期待を持っています。さらに、市役所は亀岡の最大の企業であり、最大の総合サービス業である。その大企業の優秀な社員である諸君は、経営用語で言うならば、顧客満足度、納税者としての市民の満足感というものを常に考えてほしいと提言しています。私は、その新しい発想に大いに期待するものですが、市政運営面でどのように具体化されるのか、まずお考えをお聞かせ下さい。

 また、市職員の意識改革をどのように図るのか、その方策をお示し下さい。

 俗に、「三人寄れば文殊の知恵」とのことわざがあります。七百数十人の優秀な市職員が知恵を絞り、一生懸命に汗を流せば、どんなに大きな力が生まれるのか、大いに期待いたします。今日までの市政を見る限りにおいては、優秀な職員が持てる才能を伸び伸びと発揮しているというよりも、何か萎縮して、本来の実力発揮ができていないような気がしてなりません。市長におきましては、職員の適材適所を図り、職員の皆さんのやる気、生きがいを育てる人事に最善の努力を尽くしていただきたい。適材適所化に対するお考えをお示し下さい。

 また、全国の企業、事業所では、生き残り策として、新時代対応をかけて、さまざまな組織のリストラ(再構築)を行っております。地方自治体の中には、全国から公募型の職員採用にチャレンジしているところもあります。当市におきましても、従来型の年功序列型人事にとらわれず、発想の転換を図り、新しい価値観で人事に臨まれてはいかがでしょうか。

 たとえば、すべての職員からアイデアを募り、優秀な企画については、提案者をチーフとしたプロジェクトチームを組んで実施する提案型システムを検討されてはいかがでしょうか。市役所に活気を呼び起こし、活性化を図ることができると思います。市職員の皆さんも、新市長が示す、市役所は最大のサービス業の発想をしっかりと受けとめて、公務員を目指し、市職員になった日の感動を思い起こし、初心に返って新しい亀岡のまちづくりに励んでいただきたいと思います。市長のお考えをお伺いいたします。

 次に、新年度の予算編成と不況対策についてお尋ねいたします。

 季節は日ごとに春めき、間もなく桜花爛漫の春を迎えますが、亀岡市を取り巻く経済状況はまことに厳しく、木枯らしや寒風が吹きすさんでいる状況です。私の知る範囲においても、倒産、夜逃げ、閉店、業種変更などが目立ってきております。新年度予算案に、緊急経済活性化経費が組まれておりますが、まことに時宜を得た政策と評価いたします。地元商業者や消費者にとって、寒さをしのぐ温かい企画であり、歓迎する声を耳にいたします。

 しかしながら、運用面において十分な検討を尽くした上で実施しないと、幾つかの問題を残す危惧があります。

 まず、その第1の心配は、大型店で大量にこのプレミアム付き商品券が使用され、地元商店街や地元商店での利用が少なくならないかといった点です。これでは地域活性化のせっかくの切り札施策が、思った成果を生み出さないばかりか、逆に地元商業者の不平不満を呼び起こす結果にならないかという懸念です。国が実施した地域振興券の全国各地の利用度を見ても、大型店が割当しているようです。亀岡市における消費状況を見ても、大型店7に対して地元商業者3といった比率のようです。市長及び所管の井上経済部長、対応策をお示し下さい。

 さらに、このプレミアム付き商品券の実施に当たっては、あらゆるケースを想定して、不正使用のないよう十分に検討を尽くしていただきたいと思います。その意味で、私は、手数であっても、発行商品券すべてに通し番号を入れることを提案いたします。経済部長のお考えをお示し下さい。

 次に、不況対策としての予算編成についてお尋ねいたします。

 市長の提案理由の中で、新年度予算は、厳しい財政状況を勘案して緊縮型予算にしたと説明されましたが、不況対策、景気回復のため、具体的にどのように予算を編成されたのか、御説明下さい。

 また、緊急事態の特別の措置として、予算の執行をあらゆる分野で地元業者最優先にする方策を御検討いただきたいと思います。

 具体的には、予算化された物品の購入や発注を、市外業者でなく、地元業者を優先するやさしい施策をぜひともお願いし、御検討いただきたい。どうせ同じ物を購入し、発注するのであれば、地元にとの思いであります。

 たとえば、亀岡市の発行する印刷物などは、多少納期が遅くても、少しくらい刷り上がりが悪くても、この不況を脱出するまでの間は、特例として対処いただきたいと思います。書籍の購入も、家電製品の購入も、事務用品の購入も、公的施設の管理運営など、あらゆる分野の可能性を検討、実施いただきたいと思います。これは、地元商業者や事業者など、多くの皆様の声であります。行政が税金予算の執行に当たって、よりよいものをより安く、公正にといった大原則は十分に承知した上で、景気回復までの緊急対策として申し上げております。基本部分を市長、具体策については井上企画管理部長、お答え下さい。

 さらに、関連してお尋ねいたします。

 現在の亀岡市内の不況の実態をどの程度把握され、どのように分析し対応を練られているのか、企画管理部長、または経済部長、お答え下さい。

 また、市の物品購入並びに指名入札について、市長の見解と企画管理部長の答弁を求めます。

 指名競争入札参加資格申請書を提出し、資格があるものと決定しました、との資格審査結果通知書を受けた業者に、1年間に一度も入札の案内がないのはなぜですか。2年間に一度も入札の機会が与えられなかった業者もあるようです。その理由をお聞かせ下さい。

 また、このような不公正な実例がどれくらいあるのか、把握の実態を企画管理部長、お答え下さい。

 また、このような不公正な実態を是正する気持ちがあるのか、市長の見解を求めます。

 次に、重要施策の計画及び実施に当たってお尋ねいたします。

 医療現場においては、インフォームドコンセント、いわゆる十分な説明と同意が重視され、今日ではこの考え方が主流になっております。亀岡市が取り組む重要施策、大型プロジェクト事業の企画・立案・実施に当たっては、従来型の上意下達の手法を改め、市民や関係住民への十分な説明と同意を心掛ける行政におけるインフォームドコンセントの導入を提案いたします。

 私は15年間にわたって亀岡市民新聞社の記者として、傍聴席から議会審議を取材し、また、まちづくりを見続けてまいりました。亀岡市の重要施策、たとえば新火葬場建設、新埋立処分場建設、総合市民病院建設、OSUーKなど、いずれも市民とのコンセンサスに欠け、建設計画の遅れの大きな原因は、市民への十分な説明と同意が尽くされていなかった結果と分析しております。今後の亀岡市の重要施策の実施に当たっては、ぜひとも田中市長が基本姿勢として掲げられる新しい価値観で臨んでいただきたい。施政方針で示された、市民の皆さんと同じ目線、同じ感性で、ともに考え、ともに計画し、ともに実行するとの考え方に私は共感し、エールを送ります。

 また、市長のこうした新しい価値観や、新しい行政手法を堅実に実行してもらうため、七百数十名の市職員の意識改革を期待するものです。市長のお考えをお示し下さい。

 次に、新火葬場建設計画及び現状分析についてお尋ねいたします。

 15年以上の歳月を費やして取り組んできた篠町の新火葬場建設が断念され、新たに余部町丸山に計画地が変更されましたが、さまざまな問題が派生して、中断状態であります。一日も早く新しい火葬場を建設してほしいとの市民の声は日ごとに高まっております。

 田中市長は、新火葬場建設の取り組み姿勢として、さきの施政方針の中で、私に住民総意の取りまとめを促しているものと認識していると、力強く決意を示し、昨日の代表質問でも、自ら出向いて近隣住民の皆さんとひざを交えて話し合いたいと述べられております。それぞれに考えや立場が異なっても、人の心を開くのは誠意ある対話であります。田中市長の前向きな姿勢を評価するとともに、われわれ議員も住民の皆様との話し合いの場に一緒に出席して、誠実かつ積極的に対応しなければなりません。

 現在、立派な斎場を建設された福知山市の場合も、当初は大変厳しい反対運動があり、一時は市長室が占拠されることもあったそうですが、市長が地元住民に対して、ボタンの掛け違いがあったと率直に謝罪されたことを機に、地元住民の感情的なしこりが解消し、斎場建設を見ることができたと聞いております。わが亀岡市においても大いに学びたいものです。

 私ごとですが、先週末、伯父がなくなり、私のふるさとの長野県茅野市で葬儀がありました。火葬場は静かな山林に囲まれた小高い山の中腹にありました。築20年になる施設で、シンプルな造りではありましたが、性能のよい6基の火葬炉があり、消防署の制服に似たきちっとした服装で職員が迎えて下さり、火葬後の骨上げでは、小骨一つ残すことなく、額に汗をしながら真心込めて丁寧に対応して下さいました。また、同火葬場には12畳ほどの和室が三部屋あり、骨上げまで、それぞれセルフ使用ですが、食事をすることもできました。火葬料と控え室利用込みでわずか5,000円という低料金にも驚きました。この火葬場は、茅野市、諏訪市、富士見町、原村の4自治体がつくる諏訪南行政事務組合が管理し、年間の利用は約1,100件、当初の建設費用は3億円だったそうです。霊柩車は、宮型、リムジン、ワゴンの3種類ですが、地元との約束で宮型の通行はできないそうでした。今回世話になったワゴンタイプは、シンプルで霊柩車のイメージがなく、好感が持てました。同火葬場の地域対策はユニークで、40戸ほどの高部という地域の全世帯に温泉を引いている点です。

 亀岡においても、地元に湯の花温泉の温泉を引いて、感謝の意を表すのもアイデアの一つかもしれません。新火葬場建設計画及び現状分析に対する市長のお考えをお示し下さい。

 次に、情報公開についてお尋ねいたします。

 亀岡オンブズパースンが先ごろ情報公開条例の試案を作成しました。情報公開条例制定に対する市長の前向きな考えは昨日の答弁で理解さしていただきましたが、どうせやるなら全国のモデルになるような情報公開条例を制定いただきたいものです。しかしながら、同条例の制定に当たっては、利益目的や、意図的な行政妨害など、悪意の利用者の手段に用いられぬよう、想定できる範囲の検討を尽くしていただきたいと思います。市長の見解をお示し下さい。

 また、今議会から、市役所エントランスホールで、議会のテレビ放映が実施になりました。開かれた市政・議会への第一歩として評価いたします。今後さらに前向きに取り組み、市内の公的施設のテレビで議会中継を実施されることを望みます。

 また、仕事の関係などで議会傍聴のできない市民のために、無修正の議会ビデオの貸し出し制度も検討いただきたいと思います。市長の見解を求めます。

 また、綾部市では、先日、日曜議会の実施に踏み切り、大きな反響を呼んでいます。当市においても、土曜・日曜議会、夜間議会などの開催を検討したらいかがでしょうか、市長のお考えを伺います。

 次に、情報公開の見地から見た、オクラホマ州立大学京都校(OSUーK)についてお尋ねいたします。

 姉妹都市盟約から誘致開校した外国大学と、鳴り物入りで広報紙等でPRしながら、最後は閉校なのか、休校なのかわからないような今日の現状は、普通の市民の感覚から見てきわめて不自然です。誘致開校から今日に至る経過を、市広報紙を通じて市民に報告すべきではないでしょうか。国際化の時代背景の中でスタートし、一応の成果を生んだとの自負を持つなら、正々堂々と市民に報告すべきであるし、反省点は反省点として率直に市民にわびればよいと思います。市長のお考えを伺います。

 最後に、JR亀岡駅駅舎整備についてお尋ねいたします。

 現在の亀岡駅舎は昭和10年12月に完成しております。63年の歳月を経て老朽化が進み、大都市周辺では全国でも稀な木造駅と言われるほどです。近畿圏におきましても、神足駅と亀岡駅くらいだろうと言われております。10万都市の顔、正面玄関として、亀岡駅前の整備が望まれて久しいことは御承知のとおりです。とりわけJR亀岡駅舎の改築を求める市民の声は強く、長年の市政の重要課題にもなっています。

 しかしながら、実現の道のりはきわめて厳しいと言わざるを得ません。昔の炭坑の坑道のようだ。何とか跨線橋だけでも新設できないか、との要望さえも実現がむずかしいのが現状です。亀岡市が予算を組んで実施したくも、民間企業のJRに税金を投じることができず、ひたすらJRのやる気を待つのみであります。

 しかしながら、私の取材調査では、JRの関係者は、現在の亀岡駅の乗降客数、乗る人1万人、降りる人1万人では、新駅舎建設の予定はありません。せめて1万5,000人の利用者があれば可能ですが、と答えております。JRは株式会社の民営企業ですから、当然、採算性、投資効果を考えるでしょう。となると、現実的には、JR亀岡駅の改築構想は当分の間おあずけとなってしまいそうです。

 そこで私は、実現可能な駅舎として、全国でも初のお城の駅の建設を提案いたします。機能性だけを求める橋上駅よりも、どうせ遅れついでですから、全国にない、五層の天守閣のJR亀岡城駅をつくったらどうかとの提案です。丹波石で築いた石垣部分はプラットホームと駅事務所、一層部分は土産物の販売や売店、ふるさと料理の食堂。二層部分は、郷土の民芸や工芸品、物産品などの展示コーナー。三層部分は、古代から現代に至る郷土歴史資料館。四層部分は、亀山城に関する歴史的史料や、鎧兜、武具などの展示。五層の天守閣部分は展望台で、喫茶もできる休憩室です。駅機能はもとより、全国に発信できる亀岡のシンボルとして、亀岡観光の大きな柱にもなります。

 このお城の駅の建設は、一つ、市民要望に応える亀岡の顔、正面玄関としての新駅の実現。

 二つ、亀岡のシンボルとして、市長が言われる、輝く21世紀に夢膨らませる亀岡のまちづくりにもなります。

 三つ、亀岡の知名度アップにもなります。

 四つ、亀岡観光の新しい柱として、観光客の飛躍的な増加が期待できます。結果として、交流人口の増加、経済効果が期待できます。

 五つ、市民、とりわけ子どもたちが、ふるさと亀岡に誇りを持つこともできます。

 六つ、亀山城の復元を願う市民の要望にも応えることができます。

 七つ、このお城の新駅を核にした亀岡駅前づくり整備も推進できます。

 八つ、利用者が増えれば、嵯峨野線の亀岡までの複線化も実現しますし、トロッコ列車の亀岡駅乗り入れも可能になってきます。

 九つ、お城の駅を起点にし、亀岡を代表する保津川下り、湯の花温泉、トロッコ列車を柱に、さらに市内の史跡名所、神社やお寺など、観光資源を有機的につなげば、亀岡観光は点から線へ、さらに面へと、限りなく広がる可能性を秘めています。

 明治初年まで亀岡盆地を平定していた亀山城は、大坂城を包囲網として、徳川家康が改築を全国の諸大名に命じて築城した天下普請の名城であります。また、山陰線は、亀岡が生んだ明治の偉人・田中源太郎翁が施設した鉄道であります。権力の象徴としてでなく、平和な時代の亀岡のシンボルモニュメントとして、JR亀岡城駅の積極的な建設を御検討いただきたく思います。

 JR西日本単独では不可能でしょうから、実現的な建設手法として、私は第三セクター方式を提案いたします。亀山城をモデルにして復元した愛媛県の今治城が、昭和57年当時ではございますが、7億円の建設費だったそうです。仮に今日、15億円ほどを見込んだとしましても、第三セクター方式なら実現可能です。亀岡市も出資することができます。JR西日本、亀岡の地元企業、観光業者などにも参加いただき、また、一般市民にも呼びかけて、一枚幾らといった一瓦運動なども推進することもできるのではないでしょうか。いずれにせよ、全国初のお城の駅建設は、投資に対する経済効果はもとより、さまざまな面で余りある成果が十分期待できるものと信じます。市長の見解を求めます。

 以上で、私の第1回目の質問を終わります。

 初議会の一般質問で、貴重な時間をお与え下さいました自由クラブの先輩議員の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。(拍手)



○副議長(石野正作) 暫時休憩をいたします。

                        午前11時56分休憩

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                        午後1時00分再開

              〔議長交代〕



○議長(小塩正幸) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 これより、吉川泰博議員の発言に対する答弁を求めます。

 田中市長。

          〔市長(田中英夫) 登壇〕



◎市長(田中英夫) 吉川議員の御質問にお答えを申し上げます。

 前段に当たりまして、吉川議員より私に対しまして励ましをいただきまして、まことにありがとうございました。

 さて、御質問でございますけれど、新しい世紀は新しい価値観でということを基本としながら、今回新たな、職員というだけでなく、市民の皆さんへもそれを投げかけながら、私自身がこれからのまちづくりについて、すべて市民の皆さんとともに進めてまいりたい、そんな思いで今おるところでございますけれど、そんな中で、総合サービス業としての納税者の満足度というようなお話もいたしましたし、それから、職員の意識改革という点についても御質問がございました。それぞれが思いとして私は相つながるものであろうというふうに思っております。

 どのように具体化するのかというお話をいただいております。もちろん、今まだ私自身が就任をさしていただいて1か月余りのことでございますし、この中で、すべて今日までの方法論のよさ、そして組織等々のよさ、また改善すべき点、人事の中におけるそれぞれの職員のそれぞれの資質と特徴的な特技といいますか、そういうようなものすべてについて精通しているわけではございませんので、目下のところ、そのような思いを述べながら、これをそれぞれが、私自身もそうでありますけれど、このように申し上げながら、自らの思いを常に堅持できるように考えているところでありますし、今はそうした考え方を浸透をさしていくべき時期であろうと、このように思っております。

 当然、これは今日までとの対比ということだけでなく、新たな21世紀へ向けての事業執行へ向けて、組織自身の改編もございましょうし、また、そうした中で私自身がそれぞれの職員の皆さん一人ひとりとどれだけ接触できるかでありますけれど、そうした中でお互いの思いと意識のその21世紀へ向けての改革を促してまいりたい、このように思っておるわけでございまして、そんな4年間たって見極めておったのでは間に合いませんので、当然、年度、年度がございますので、この新たな1年間については、そうしたことを思いながらやっていきたいと、このように考えております。

 即意識改革のために、もちろんその研修等々の方法や、それから、昨日からありました、このISOの問題であれ、そして組織の改編であれ、いろんなところでこうした考え方をベースとして、職員からその意見を吸い上げられる方法というものを考えていきたい。その過程、過程において、それぞれがまた常に研さんをしていけるような、そんな形にいたしたいと思っておりますけれど、少なくとも1年をめどに組織も再構築をしながら、その中で確実に職員意識の高揚も図り、促しながら、間違いなく21世紀へ向かって進んでいきたいと考えておりますし、その中には、提案型のシステムというものを考えることも必要でありましょうし、人事としては、お互い年功序列だけでなく、当然、その職務に対する執行効果によっては、上がりも下がりもあるということも含めて、お互いがそういう前提を認識し合いながら、新たな組織改編をこの1年間、検討しながら考えていきたい、このように考えているところでございまして、ぜひ議場の皆様方にも、そうした意味で、これから進めてまいります21世紀へ向けてのプロセスを御支援を賜りたい、このように考えているところでございます。

 不況対策の、(仮称)亀岡商品券についての御質問でございますけれど、具体的には大型店へ多くのものが流れるのではないか、また不正なことが行われないようにする、その方途はどうだというお話がございました。

 私自身、このお話を、流通業界を中心として投げかけをいたしましたときに、三つ、四つのことを申し上げました。一つは、基本理念として、商業者の皆さんに、そうした購買意欲を高めて、それがお客様の増につながるような意味合いがあるということと同時に、これは市民全体に対するこの今の不況感の中における夢と明るさというものを話題として与えていくということを基本としているということを忘れないでいただきたいということが一つであります。と同時に、これは、でき得る、相なるべくは、全体の商業者の皆さんへそれが及ぶようにしていただきたい。そして、いつまでもというわけにもいきませんし、効果が上がるということも含めて、使用期限、6か月というふうに言われておるようでありますが、そういうことも期限を切りながら、それが回収自身も商業者の手で、商工会議所であってもいいわけでありますけれど、そうした皆さんの手で確実にシステム運営をしていただきたい。と同時に、これは偽造があったり、不正使用があってはなりませんので、それは経済の混乱をもたらすということに相なりますので、そのようなことを、地域振興券の例も十分考えながら、その辺も勘案をしていただきたい。そして、それがすべからく消費者の目から見れば、大型店であっても、零細商業者であっても、同じかもしれませんけれど、相願わくば大型店だけに流れないような方途を考えてほしい。

 当初からそのように申し上げておるところでございまして、それぞれについて勘案をされているというふうに思っております。特に、大型店の問題につきましては、やはり直接大型店の中にも地元の小売商業者の皆さんもお入りでございますし、そんなことも含めてなかなか区別はしにくうございます。ただ、逆にこれを利用して、それぞれの商店街なり、ブロック、ブロックなりのそうしたグループ化をした商業者が二重にも三重にもこれを利用していくような、そんな知恵を出していただきたいというようなことを申し上げているところでございます。

 詳細につきましては、経済部長の方からお答えを申し上げたいと存じます。

 次に、予算の編成にかかわりまして、地元業者の最優先というお話がございました。もちろん今日までもそのように本市として考えてきたことでございますし、これから、今のこの不況の時期でありますので、そのことは最重点に考えて編成をしてまいったところでございます。その上で、今後、実際の物品ないし、建設事業ないし、それぞれの発注に関しては、そのことを頭に置いてやってまいりたい、このように思っております。

 予算編成に関しましては、緊縮型、また抑制型と申しておりますけれど、しかし、今日までの大型事業というものが一定ここで完結をしたということに伴います減でございまして、新たな事業については、今後の計画の中でスタートをさしていこう、このように考えておりまして、大きな事業につきましては、どうしても、建設も、物品の購入につきましても、一定その中で市外業者への発注もあり得ることでありますけれど、今回の予算につきましては、ほとんどの部分、相なるべくは地元業者へのそうした思いを確実にとらえながら執行してまいりたい、このように考えておるところでございます。

 ただ、そうした思いをわれわれが持つということと同時に、私自身は、地元の商工業者、あらゆる業者の皆様方に、ぜひそういう意味では商業上の競争力も含め、そして技術レベルの向上等も、お互い、われわれもそうして頑張ってやっていきたい、また皆さんも必死の思いでその努力をしていただきたいということは、今後も申し上げてまいりたい、このように思っております。

 指名競争入札につきましての御質問がございました。登録をしなから入札の機会がないと、不公正な事態はなぜ起こるのかというお話がございました。私はこのことにつきましては、詳細については即座に検証はできておりませんけれど、しかし、現実にその登録ということと、必ずしもその方々に均等に発注が行くということは、イコールではないかもしれないという思いは持っております。そうした中で、ぜひ機会は広げたいと存じておりますけれど、それをもって不公正というふうな御質問がございましたが、私は必ずしもそのような言葉には当たらないだろうと思っております。御質問の意は十分に体しながら、今後また検討してまいりたい、このように思っております。

 次に、インフォームドコンセント、いわゆるこれは医療機関で使われる言葉でありますが、事前告知とかという言葉で言われていることでありまして、吉川議員の方では、十分な説明と同意というふうに確かおっしゃったように思いますけれど、このことについてお答えを申し上げたいと思います。

 私は、今日の行政が、そのすべてにわたって行政の取り組みが、説明と合意形成がなされていないというふうには考えてはおりません。ただ、今日までも、結果として、もう少しこうであったらよかったというのは、常にそれは仕事を進めていく中で、どんな場面であっても、行政であっても、民間であってもそうでありますが、それぞれが自らの事業執行をするために、反省をし、思い直ししながら、また新たな知恵として進めていくのは当然のことであろうというふうに思っておりまして、そういう意味におきましては、今後においては、より合意を形成すべき姿勢が、今日までより以上に必要になってくる、時代の要請としてそうなってきているということは、何度も申し上げているところでございまして、この姿勢を堅持をしてまいりたい、このように思っております。

 ただ、医療におけますインフォームドコンセント、これは、十分な説明をして、その効果と、そして結果と、あり得べき副作用、いろいろなことを十分説明をして、患者の合意を得た上で、患者ないし家族の合意を得た上ですべきだということで使われております。

 行政には、残念ながら、1点、その上で、やるかやらないかということを、相手に任すだけでなく、行政としてやりきっていかなければならないという使命もございます。その辺と十二分な説明ということを、それだけにまた十二分な説明もまた合意も要るのであろうと思いますけれど、そこらの隘路についても、これはわれわれの知恵として今後考えていかなければならない課題であろうというふうに思っております。

 火葬場の問題につきましては、現状分析と認識をどうであるかというふうな御質問でございました。まことに申しわけございませんが、ちょっと詳細について御質問を失念いたしておりまして、もしあれでしたらまた再度御質問を賜りたいと思いますけれど、現状について、今日まで、ある部分については詳しい報告を今受けつつ、私自身が検証をし直しておる段階でございまして、そのことを基本として、ベースとしながら、これから改めて地元の皆様とお話をしてまいりたい、このように思っておるところでございまして、昨日来、私の基本姿勢はずっと申し上げてきたとおりでございます。

 情報公開条例についての御質問がございました。私は、スタンダードなものよりも、より前向きにというような表現を新聞紙上、いたしたと思っておりますけれど、同じように御質問の中でも、そうあるべきであろうと。ただ、全国的モデルになるということと、それによって悪用されない措置も十分に考えなければならないであろうというふうな御提言をいただきました。そのとおりであろうというふうに思っております。

 昨日も申し上げたかと思いますが、情報の公開というものについては、基本的に条例は、必要なときにそれを請求されたことに対して、それを提出するようにしていくということが条例の基本でございまして、その前に、常日ごろからのその情報を折、節に提供しつつ行政を進めていくという部分が必要だということは、基本的な認識としていたしております。

 そのことを進めたいわけでありますけれど、やはり進めていく行政と市民の皆さんとの間にそれがギャップがあるとするならば、それをこの条例を制定することによって、また資料等々の情報の要求をしていただける機会をつくっていく。こうして一重、二重にすることによって、開かれた市政というものを実現していく一つのプロセスであろうというふうに思っております。

 何か条例の中身がどの辺までいくのかということだけをもって、透明度の証のような議論もこれから出てくるかもしれませんけれど、それはそれとして謙虚に受けとめつつも、基本はそうであるということを今後も考えてまいりたいと思っております。

 それから、情報公開に関連して、ビデオの貸し出し等々のお話や、また日曜・夜間の議会を開催してはどうかというような御提言をいただきました。市議会にかかわりますことでございますので、また議会の方でも御検討いただきながら、われわれの方として、意思として、また思いとして、またサイドからのサゼッションとして、でき得るものがあればさしていただきたいと考えております。本来的に議会にかかわることであるということで、お答えは遠慮さしていただきたいと存じます。

 それから、同じ情報公開にかかわりまして、OSUーKの経過についての報告等々がございました。開校か、閉校のような状況であって、これについてのお話だったというふうに思っておりますが、私自身、現在、まだOSUの学生が向こうにおるというふうに報告を受けております。また、国際化としてのその今日までの進展の中で、市内大学との連携等々もされているということも聞いております。その辺を十分に勘案しながら、早い時期に一定結論といいますか、私自身の考えをかためました上で、またこうした御質問にはお答えをしてまいりたいと思っております。

 JRの亀岡駅についての御質問がございました。駅舎建設について、きのうから申し上げておりますのと同じような形で御質問がございました。確かにJRとして、すぐに手をかけようというふうに今日では至っていない。市としてもそれを手伝いにいこうとしても、なかなか行政ルール上の問題もある。そして市民の皆さん方には強いニーズがある。ここのところを何とか打開しなければならないということでありますけれど、1点、亀岡駅の乗降客が、乗降合わせて2万人ほどであって、2万5,000人ぐらいにならないと、というようなお話があったやに御質問の中でお聞きをいたしましたけれど、私の知り得ております数字でいいますと、やや古うございますけれど、平成8年、乗車客だけでありますが、先ほど、もう一度確認をいたしましたが、二条駅で平8で大体6,910人、亀岡駅で9,942人、多分、二条駅と亀岡駅で、亀岡駅の方の乗降が多いという事実はさほど変わっていないであろうというふうに思っておりますので、われわれが市民の思いとしてそれを今後お願いをし、依頼をし、一面では要求をしながら、また市としてもそれに踏み出せる検討と努力をしていくということは、この亀岡駅が、嵯峨野線の中で京都駅を除いて一番乗降客が多いということを考えてみても、必要である、緊急のことであろうというふうに私は思っております。

 そんな中で、お城の駅のお話をちょうだいをいたしました。拝聴に値する話であるというふうに思っております。また、今後の参考にさしていただきたいと存じておりますけれども、そのお城の駅であっても、橋上駅であっても、今申し上げましたような前段の状況については変わりがありません。いずれにいたしましても、JRと、これはJRの方へ、国・府を通じ、また直接にわれわれ市民の願いとして強く当たっていくということには変わりはなかろうというふうに思っているところでございます。

 以下、詳細につきましては、部長の方から答弁をさしていただきます。



◎企画管理部長(井上貞夫) お答えをいたします。

 まず、私のお尋ねの、新年度予算編成と不況対策についてということでございます。基本的なことにつきましては、ただいま市長の方から御答弁いただいたとおりでございます。

 その中で、緊縮予算と言われているが、不況対策を含めどのような予算編成をしたのかという質問であったかと思います。これにつきましては、今日まで不況対策につきましては、公共事業を伸ばす積極型予算ということで、国の要請に基づきまして、対応してきたところでございますけれども、この平成11年度につきましては、より直接的な効果を図るということで、総額11億円の経済効果を創出する緊急経済活性化対策を実施しようとするものでございまして、緊縮の予算の中においてでも、多大な不況対策の効果を期待をしているところでございます。

 なお、予算の全体的な執行に当たりまして、不況対策ということも十分配慮をいたしておりますし、地元業者優先に対応していきたいということでございます。そういうことで積極的な地元業者育成ということに意を払う中で対応してまいりたいというふうに考えております。

 それから2点目の、物品購入の地元優先の実態はという御質問でございます。これにつきましては、物品等の購入につきましては、指名業者、入札参加登録業者によりまして業者を選定して入札執行をしている状況でございます。これにつきましても、指名の段階におきまして、地元業者育成という観点から、市内業者を最優先して発注しているところでございまして、今後もそういった方向の中で対応していきたいというふうに考えております。

 なお、平成10年度の実績でございますけれども、全体の発注件数が213件、そのうち市内業者につきましては140件、市外につきましては70件ということで、約70%を市内業者で発注をさしていただいております。特に平成10年度につきましては、ガレリア等の関係もございまして、特殊な物品等があったということで、市外業者が若干こうなっておりますけれども、今後は地元業者育成という観点からも、最優先して地元業者に発注していきたいというふうに思っております。

 それから、指名登録業者の中で、指名がなかった、この理由は何かという御質問であったかと思います。これにつきましては、現在、亀岡市におきまして、物品登録業者は26業種800社ございます。そういった中で、平成10年度の入札件数につきましては213件ということでございます。その中で26業種のうちで4業種につきましては、平成10年度、購入機会がなかったということでございます。こういうことが影響しているのではないかというふうに考えておりますけれども、先ほど申しましたように、今後物品の購入につきましては、市内業者を最優先して指名、購入をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



◎経済部長(井上盛夫) お答えいたします。

 緊急経済活性化経費の運用上の問題点でございますが、基本的には市長からあったとおりでございます。

 なお現在、準備をしております地域振興券の例も十分参考にし、事業主体でございます商工会議所と十分詰めていきたいというふうに考えております。なお、券そのものにつきましては、ナンバーを入れることで今進めております。

 なお、具体的な問題といたしましては、取り扱い業者の問題、それから、いつからやるかという問題、それからPRの方法、あるいは換金の方法、精算の方法、あるいは保険をどうするかと、こういった問題がございますので、事業者と十分詰めて、市長からございましたように、商店街も、また市民も、ともに喜んでもらえる施策にしていきたいというふうに考えております。

 続きまして、不況状況の把握、あるいはその対策等でございます。不況と言われておりますが、これにつきましては、もちろん国・府の情報も大事でございますし、特に京都府からもそれぞれ見通しをいただいております。特にハローワーク、園部の職業安定所、ここの管内の動き等を具体的に見ております。またあわせまして、御指摘もございましたけれども、亀岡の商店街の中で、それぞれ退店、あるいは休業、廃業、あるいは閉店と、こういった数もかなり増えておるということをもって不況ということで具体的な数字を持っておりますが、なおそれらにつきましては、後日にならないと統計としては出てこないというふうに考えております。

 なお、それらの対策でございますが、もちろん審議会等を中心に進めてまいりますけれども、もちろん市長もせんだって、懇話会というふうなものを設置して、広く市民の意見を聞いていきたいというようなこと、あわせまして相談業務、具体的には融資対策、それから雇用促進の機会を図る、特に企業間の情報交換、あるいは学校との連携、あわせまして企業誘致、こういったことで雇用促進を含めて対策を講じていきたいというふうに考えております。

 なおまた、今までやっておりますし、より充実さしていきたいと、このように考えております。以上が、不況対策等の関係でございます。

 以上でございます。



◎土木建築部長(小川勇平) お答え申し上げます。

 建設工事におきます競争入札の参加者の選定につきましては、亀岡市工事請負業者選定事務処理要領及び建設工事における指名競争入札参加者指名基準の運用基準に基づき、工事の種別、内容、規模、地理的条件、技術的力量等を総合的に勘案し、契約予定金額に対応する等級の区分に応じて業者選定、指名をしております。

 以上でございます。



◆(吉川泰博議員) 2回目の質問をさしていただきます。

 まず最初に、市政の運営の中で、市長がおっしゃっておられます、経営感覚を生かしたそうした市政運営、これに大いに期待するものでありますが、現在は大変お忙しくてとても無理と思いますけれども、七百数十名というたくさんの市職員の方々とのいろんなひざ突き合わせての話し合いの場というのはなかなかとれないと思います。また落ち着きましたら、各部課長さん方と、時にお昼御飯を一緒にしたり、時に朝御飯を一緒にされたりとか、また市の職員の皆さんとも、ティーパーティーといいましょうか、下に食堂がございますけれども、そんな折に市長を交えて、市長がそこにいて、気楽に職員さんもいろんなことを話し合えるような、そうした制度などもできましたら、改善といいましょうか、今後心掛けていただければうれしいなと思っております。

 また、プレミアム付き商品券の件でございますが、ちょっとここで具体的な内容は申し上げることはできないんですが、なぜかといいますと、それを言いますと、逆にアイデア提供といいましょうか、知恵を出してしまうようなことになりますので申し上げませんが、先ほど経済部長の方から通し番号を付けるというふうな御案内がありましたので、これはぜひとも実施していただきたいと思います。これをしないと、あとになって思いがけない大きな問題になる可能性がございます。もうすでに検討されているかと思いますけれども、この場でその実例を申し上げますと、逆にそれがアイデア提供になるといけませんので、あえて申し上げません。

 それから、指名入札の件でございますが、私が問題とするのは、入札によって仕事が発注されなかったとか、そのことでなしに、登録業者として認められたところに、案内が1年間、2年間にわたって一度もないということに対しての私の質問でございます。先ほどの御紹介の中で、物品などでは26業種に800業者と、非常にたくさんの業者の登録がされておりますので、すべてに行き渡るということはないと思いますし、また公正な入札制度ですから、その中で発注者が決まるというか、これはもう当然のことでございます。ただ、一度もその案内がないという部分については、市の立場でいいますと、いろいろな事情があって、このような議会で説明を受けますと、なるほどなという部分はあるんですが、業者のサイドからすると、うちには一遍も来ないのやと、疎外感といいましょうか、あえて何か意図的にそうされたのではないかというふうなこともありますので、また機会を通じて、入札のあり方とか、またそうした指名の発注については、こういう経緯があるという、そういう意味も含めて、インフォームドコンセントと申しましょうか、いろんな公開、そうしたことにもきめ細かくお心遣いをいただけたらと思っております。

 それから、不況の対策につきましては、新たに不況対策の予算化をしてほしいという意味でなしに、本年度、組まれた予算執行の上で、できるだけ配慮していただきたいと、そういう意味でございます。

 また、そうした行政の努力が内部だけで終わってしまわずに、できましたら、市の広報紙等を通じて、市はこのような形で市民の皆さんに対して配慮していると、そうした意味の広報をしていただければうれしいと思っております。

 それから、火葬場の問題でございますが、現状の分析という意味で私は申し上げましたのは、篠町でも非常に長い時間をかけながら実現しなかった。それから、今回の丸山に場所が移ってからも、裁判等の事情もありまして、中断状況というか、そうした点はございます。しかしながら、市も再度、この辺の問題点をきっちり整理しておかないと、ただ時間が経過するだけというか、どちらかというと、私の感じる市側の判断を見ますと、反対のための反対によって動いてないというふうな見方が強いんじゃないかなと感じております。

 しかしながら、私が取材を通じて感じるのは、皆様方もそうでしょうけれども、自分の住んでいる近くに火葬場建設の話が起きたとき、やはり心情的には、かなわんなと思うのが率直な気持ちだと思います。同じように、現在の丸山地域におきましても、心情的にかなわんなという気持ちで反対をされている方、またイメージの部分、毎日やっぱりあの霊柩車が出入りする、目にする、そうした部分についてかなわんと思われる方もいらっしゃるでしょうし、また行政の対応の仕方の中にも、もっともっときめ細かくされるべきだったなと。本来ですと、一番かかわりのあるところに一番最初に説明して、それから周辺に説明が広がっていけばよかったのですが、どうも今回の動きを見ておりますと、ほかの遠くのところからずっと説明といいましょうか、情報が入って、一番お近くの方が一番最後に聞いた。これは結果においてやはり寝耳に水のような形で、これはやっぱり感情的にしこりを残す問題点にもなっているんじゃないかと思っております。

 それともう1点、これは私はある知り合いから聞いた話ですが、ある、融資の関係で自分の家の土地建物を担保として評価してもらったところ、金融機関で非常に驚くような形で値が落ちてしまったと。なぜかといいますと、やはり近くに火葬場ができるというふうなことから評価価値が落とされたみたいだと。非常にこれは切実な問題だと思うんです。

 ですから、単に火葬場建設を反対しているんだというのでなしに、反対者の中、また地元住民の中には、いろんな立場で、いろんな形で、多くの住民の方がいらっしゃるので、そうした方々と、市長がおっしゃっておられますように、ひざ突き合わせて理解を求める、そういう努力をしていただきたいと思っております。

 それから、私の提案しましたJRの亀岡城駅についてでございますが、ちょっと下手な絵なんですが、これは私はずっと以前にこのような形のお城の駅の絵を描いて、実はこの提案は、私も16年前に亀岡にしております。市政モニターのときに、このような駅前整備はいかがかという提案をしたんですが、その後、これに対して、可能性があるのかないのか、全くナシのつぶてで連絡がない。別に連絡がなくてもそれは構わんのですが、やはり市民のそうした要望とか、また声とか、そうしたものについては、そのときどきの状況に応じて、市の方からも回答するなり、何かの機会を得てすることも大事かなと思っております。

 それから、御参考までですが、これはまことに亀山城に近いイメージのお城と思っていただいたらよろしいかと思います。愛媛県の今治市というところに今治城というお城がございます。これは復元のお城ですが、実は亀山城は、藤堂高虎という戦国の武将が、この亀山城築城の縄張りといいましょうか、工事の責任者を、徳川家康の命を受けて、今治に持っていた、建設中だったのか、用材準備かわかりませんが、あった天守閣をつくる用材を、急遽この亀山城に持って来てつくったお城があの亀山城なんだそうです。今治は、戦時中、空襲等を受けて、いわゆるお城に関する書類が一切なくなって、そのために亀山城の絵図を参考にして現地で復元したのだそうです。それがこの現在の今治にある今治のお城なんですけれども、私はやっぱり亀岡まで人が、いろんな意味で、滞留する部分で、こうした今治城なども、行政の方の中で、お立場の方は一遍視察などもいただいて、駅をつくる上でも、私は別にこれに固執するわけではないんですが、先ほど私が第1の質問で申し上げましたように、こうした亀岡ゆかりのお城といいましょうか、そうしたものもまちづくりに生かせたらなというふうに思っております。

 以上の点につきまして、第2回目の質問とさしていただきます。よろしくお願いいたします。



◎市長(田中英夫) ほとんど御要望のように取っておりましたけれども、1点、それぞれのお話につきましては、十分にそれを、今おっしゃったことを勘案しつつやってまいりたいと思っておりますが、1点、火葬場問題につきましては、今おっしゃいましたような経過は、経過として今私自身、検証しておるところでございますけれど、経過ももちろんでありますけれど、結果として、昨日も申しましたけども、結果として今日進めなければならない行政として、それが一定なかなか進みがたい状況にあるということは、扉は行政から叩かなければならないであろうというふうに思っておりますし、地元の皆さんについても、一定訴訟のような形が、そのすべてか、100%か、何十%かわかりませんけれど、そういう思いに至ったことも非常にまた残念であり、つらい思いだと、お互いに思うわけであります。そのことをベースとして、ぜひ、まず入口の整理ということについては、でき得るならば私自身もそのことにかかわらしていただきたいと、このように思って御答弁も申し上げ、思いを持っておりますということをお伝えをしたいと思います。

 そんな中で、先ほど、火葬場にかかわって、近辺の土地についての金融機関での担保能力が落ちたというお話がございましたんですけれど、また詳しくお教えをいただきたいと思いますが、われわれはそのようなことが具体的にあるはずはないとルール的には思っておりますし、あってはならないと思っておりますけれど、そんなに顕著な例でそのようなことがあったということであれば、またこれは、あらゆる行政を進めていく中で、われわれはでき得る限り、理解をしていただくことの困難な行政の施設と、やや歓迎されるべきものとがあることは承知をいたしておりますけれど、それでもって、言うなれば大変な財産価値に問題が起こるというようなことがあり得べからざることだというふうに思っておりますので、その辺をもう一度われわれも調べてみたいと、このように思っております。

 以上でございます。



◆(吉川泰博議員) 先ほどの第2の質問につきましては、要望事項とさしていただきます。

 それから、ただいま御回答いただきました火葬場の件につきましては、複数ではありませんが、私が聞いている範囲でそのような事実関係があるようですので、また担当の方にお話さしていただけたらと思っております。

 いずれにしましても、火葬場の建設は亀岡の市民生活にとって非常に大切なものでありますし、一日も早く建設してほしいという市民の要望も高いわけですし、また私のところに電話が参りまして、高齢の父親を抱えていて、いつお世話になるかわからないと。そういう意味で、ぜひとも早く建設してほしいのだというふうな、本当に身につまされるようなそういう切実な声も聞いております。行政だけに、また市長にのみこの問題をお願いするのでなく、議会の皆さんも一体となってこの問題を一日も早く遂げさしていただけたらと考えております。

 以上をもちまして、3回目の質問を終わらしていただきます。ありがとうございました。



○議長(小塩正幸) 次に、並河愛子議員の発言を許します。

         〔並河愛子議員 登壇〕 (拍手)



◆(並河愛子議員) 通告に従って質問します。

 第1点目の、商工行政についてですが、長引く不況で暮らしも営業も大変になってきています。日本経済の現状の深刻さは、消費不況と財政危機が重なって進行しています。浪費的な公共事業より、教育・福祉など国民生活密着型に重点を移し、消費税を減税することで日本経済の活路があります。

 こうした中で、本市における不況対策は十分ではありません。特に商工費につきましては、構成比の0.8%と、1%にも満たず、地元業者の育成という点では大変弱く、まちにも活気がなくなっています。

 昨日いただきました補正予算では、若干の動きはありますが、全体に低い構成比には変わりありません。既存の商店街は人通りが少なくなり、大型店ができる前のにぎやかさはなく、深刻な状況のところも出てきました。大型店出店で大打撃を受けている商店街に対して、努力が足りないと、市長は助役時代答弁されたとお聞きしていますが、現在でもそのようにお考えなのか、市長の答弁を求めます。

 次に、亀岡市独自の融資制度創設について質問します。

 厳しい不況のもと、業者にとって資金繰りは死活問題です。景気のよいときは、銀行はどうぞお金を使って下さいと日参していたわけですが、現在は貸し渋りで、貸してほしいところほど貸したがらない状況になっています。わずかの運転資金があれば、倒産することなく、得意先にも迷惑をかけずに商売できるわけですが、困ったときに貸してくれるところがないため、ついついサラ金に手を出し、雪だるま式に借金が膨れ上がって、取り返しのつかない悲劇が昨年亀岡市でも起きました。夜逃げ、一家離散、子ども道連れに無理心中と、胸をえぐられる思いです。

 宇治市550万円、城陽市600万円、向日市500万円、福知山市におきましては500万円と、他市には低利の融資制度があるのに、なぜ本市にはないのか。本市にもそういった市独自の融資制度をつくるべきと思いますが、経済部長の所見を求めます。

 次に、商工業者相談窓口について質問します。

 市長は、施政方針の中で、経済の分野でも今日ほど夢と希望、明るい材料が求められているときはありません、と述べています。本市の業者の皆さん、明るい話は全然なく、早く景気をよくしてほしいというのが今一番の関心です。こういったとき、親身になって相談するところを求めています。地元業者の実態の調査とあわせて相談窓口を設置するよう強く要求します。窓口設置についての答弁を求めます。

 第2点目の、福祉行政について質問します。

 くらしの資金の通年化と貸付額の引き上げについてですが、昨年末は12月1日から14日の申請期間でありました。長引く不況のもと、明日食べていくお金にも不自由する状況に追い込まれており、わずか10万円でも助かると市民の方が相談に見え、増額補正をせざるを得ない状況でした。昨年よりも今年は不況が一段と進んでいます。今まで従業員を抱えていたところも首を切らざるを得なくなったり、また仕事に行っても収入が大幅に減少して、毎日の生活を圧迫しています。

 先日、生活相談の中で、子どもさんが高校入学で金が要るので市役所に相談に行ったのですが、何の制度もないためにガックリして帰りました。こんなとき、わずかなお金でも借りられる制度があればどんなに助かるかわかりません。京都市15万円、網野町・野田川町20万円、城陽市は10万円ですが、通年化を実施しており、野田川町も通年化に踏み切りました。また、長岡京市は、多くの住民の声に押されて平成11年度から通年化の予定です。

 多くの市町村が、くらしの資金の限度額引き上げや通年化に積極的に取り組んでいるとき、なぜ本市はできないのか。平成8年度から平成10年度までの相談件数及び申請件数を答弁願います。

 そして、本市も貸付額引き上げや通年化の実施に踏み切るべきと思いますが、市長及び福祉部長の所見を求めます。

 次に、国民健康保険一部負担免除について質問します。

 亀岡市国民健康保険条例施行規則第14条、市長は、一部負担金の支払い、または納付の義務を負う世帯主が、次のいずれかに該当したことにより、その生活が著しく困難となった場合において、必要と認めるときは、法第44条の規定により一部負担金の減額または免除をすることができるとなっています。

 以前、飲食店を経営していた方ですが、病気で収入がなくなり、一日分の薬を何日かに分けて飲む状態でした。奥さんと二人暮らしで、毎日が不安になり、市役所に相談に行ったわけですが、一部負担金の申請も受理されませんでした。心身ともにくたくたになり、生きていくのがいやになったと、自ら命を断つという事件がありました。こういった実例があるにもかかわらず、なぜ執行しないのか。

 また、ここ数年、何件相談があり、適用された人がいるのか。市長、福祉部長に答弁を求めます。

 第3点目の、生活環境行政の公衆街路灯について質問します。

 具体的には、市道宇津根亀岡停車場線の平野タクシーさんから中幸寝具店の区間が街灯が全くなく、亀岡駅から自宅まで歩いて帰るわけですが、真っ暗で怖いという声を追分町以外の住民の方から多数聞いております。木の陰に人が隠れており、あやうく痴漢につかまりそうになったとか、駅まで迎えに来てもらったり、タクシーを利用せざるを得ないなど、夜、安心して歩けないなど深刻です。

 現在、街灯の電気代は自治会が負担しているそうですが、亀岡市道で、不特定多数の人や車が利用して自治会が負担しづらいところについては、設置費用や維持管理を地元負担に求めるのではなく、市民の安全を守るため市の責任で緊急に街灯を設置すべきと考えます。そして、いつまでも自治会負担でなく亀岡市が負担すべきではないでしょうか。ほとんどの市が電気代は行政負担でやっていると聞いております。

 市長並びに市民部長の答弁を求めまして、第1回目の質問といたします。(拍手)



○議長(小塩正幸) 田中市長。

          〔市長(田中英夫) 登壇〕



◎市長(田中英夫) 並河議員の御質問にお答えを申し上げたいと存じます。

 まず、冒頭に、商工行政についてのお尋ねでございました。商工費が全体の0.8%、1%に満たないというふうな点での御質問でございました。今、御審議を賜っております平成11年度の当初予算につきましては、前年対比31.20%の増ということで、この不況の時期をベースとしながら、われわれこの商工費、直接費目としてあがります部分につきましても、でき得る限りの努力を払っているところでございますし、先ほど来お話の出ております(仮称)亀岡商品券につきましても、これは予算化、予算費目は、金額としては5,500万円でありますが、経済対策として11億円の対策を打つというものでございまして、また、それと同時に、先ほどからございましたように、それぞれの予算について、今後、市内業者を最優先としながらこの執行をしてまいりたい、そんな思いも含めまして、全体的に不況対策をしているということでございまして、商工費の数字のみではなかろうかというふうに思っておりますけれども、今後も十二分に不況対策には意を用いてまいるべく、今日までから検討というか、その方へ意を用いているところでございます。

 と同時に、先ほど、助役時代に、何が努力が足らないとおっしゃるのか、ちょっと聞き漏らしました。私だけがわからなかったようでございますので、相なるべくはお答えを申し上げたいと思いますので、もう一度お聞かせをいただきたいと存じます。

 その中で、非常に厳しい単語がたくさん出てまいりました。夜逃げとか、一家心中とか、家族離散と、明日食べていくことにも事欠くと、自ら命を断つと、それぞれ非常に不況の中で厳しさがあるということはよく承知をしておるつもりでございますけれども、それぞれが行政の対応の中で、そんなことが起こっているとしたら大変なことだというふうに思っております。どうぞ一つ一つについて、また機会を改めてでも、こういうことでこういうことが起こっているということをお教えを賜りたいというふうに思っております。一般論としてお話をいただきますと、ムードとしてよりわかりませんので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。

 相談窓口の設置についてお話をいただきました。これは、商工観光課、一生懸命この不況対策も含めて頑張っておるところでございまして、相談窓口は常時開設をいたしております。どうぞお気軽に御相談を賜りますようにお願いを申し上げたいと存じます。

 また、くらしの資金につきましても、通年化としての御質問がございました。今それぞれ必要な時期にこの資金の受け付けをさしていただいておりますけれど、非常にまたこれを有意義にお使いもいただいているというふうに承知をいたしております。詳細につきましては、担当の方からまたお答えをさしていただきます。

 国民健康保険の医療費一部負担について、ここで自ら命を断つようなケースがあるというふうなお話があったわけでございますけれど、この一部負担につきましても、今日までの考え方につきまして、部長の方から申し上げますけれど、基本的にでき得る限り公平性というものをベースとしながらやっていかなければならないというこの行政の隘路も、またわれわれ厳しくとらえているところでございます。

 公衆街路灯について、ふれあい通りを具体的な箇所としてお話をちょうだいをいたしました。あちこちで安全・安心ということを私は申し上げておりますように、今後も街路灯整備等々については進めなければならないというのは、今日までからすでにとっております方針でございます。ただ、幾らか他市の例等々をお聞かせをいただきましたので、それぞれまた聞かしていただいた市や町の例等々は、また具体的にわれわれもその内容について検討さしていただきたいと思いますけれど、ほとんどの市が行政負担でその街路灯の費用を持っているというふうな総括した御質問でございましたので、私の方は、市の負担でやっているもの、また自治会のもの、いろいろあるように承知をいたしておりますけれど、それはそれぞれの街路灯なり、防犯灯なり、そのものの持つ意義と成り立ちの中で区分けをいたしておりまして、あらゆることを市の責任で緊急に、指導と、直接やるということを含めて、市の責任でやっていかなければならないことは事実でありますけれど、すべてをまるがかえでいけるというふうになるのかどうかは、やや今までの関連も考えまして、むずかしいのではないかというふうに私自身は考えております。

 以上でございます。



◎市民部長(堤靖裕) お答えを申し上げます。

 公衆街路灯の、平野タクシーさんから中幸の寝具店さんまでの間の御質問であったかというふうに思っておるわけでございますけれども、夜間の防犯とか、あるいはまた交通安全の確保と公衆の安定を図っていくということから、今日までも地元の要望に基づきまして、必要な箇所については街路灯を設置してきておるところでございます。したがいまして、ただいまの区間につきましては、関係の自治会と十分協議をして進めていく必要があろうというように考えているところでございます。

 それから2点目の、電気代の話でございますが、これにつきましては、基本的なお考えをただいま市長の方から御答弁をいただいたところでございますが、すべて自治会の負担のようにおっしゃっていたように聞こえました。これにつきましては、電気料金につきましては、自治会負担を軽減するために、市の公衆街路灯助成金交付要綱に基づきまして、一定の助成をいたしてきておるところでございます。したがいまして、今後とも助成を継続をして、地元負担の軽減を図っていくことにしているところでございます。

 以上でございます。



◎福祉部長(田中計一) お答えを申し上げます。

 まず、福祉行政の第1点目の、くらしの資金の関係等でございますが、基本的に通年制、また貸付額の増額等につきましては、昨年も御質問をいただきました。基本的にくらしの資金の貸付規程というものは、基本的な内容で、借受人の資格というのは、夏期または年末ということを私の方の規程で設けております。1年12か月を通して、6月なりの盆、それから年末と、この辺につきましては、いろんな日本のいろんな地域での行事があろうということの中で、それにかかわる生活の資金が要る、必要であろうということの中で、基本的にはお貸しをしておるということでございますので、その辺は御理解をいただきたいというふうに思いますし、ただいま御質問の中で、他市の例等々の話もございましたので、その辺につきましては、詳細に私の方も一度調査、調べてみたいというふうに思います。

 それから、くらしの資金の平8から平10までの相談件数なり申請はどうか。平成8年度の相談件数、申請は、夏場が12件、どちらも12件です。冬場は、相談、申請が28件、合計、平8は40件ございました。

 それから、平成9年度は、相談なり申請が13件、これは夏場でございます。それから冬場が相談も申請も37件、合計50件ございました。

 それから、平成10年度は、相談なり申請件数が夏場が27件、冬場が、相談、申請も含めて49件、合計76件の申請がございまして、すべてお借りをしていただいております。

 それから2点目の、国民健康保険事業の関連でございますが、医療費の一部負担の免除ということでございますが、基本的には、御承知をいただいておるというふうに思いますが、法第44条が出てまいりました。法第44条といいますのは、基本的には一部負担金を支払うことが困難であると認められる者に対し措置をとることができる。措置をとることができる内容としては、一部負担金を減額なり免除すると、それから徴収を猶予するという項目が法第44条の考え方でございまして、亀岡市の施行規則の中にあります14条の関係等につきましては、基本的には今日の国保会計そのものが、脆弱な国保の財政基盤にかんがみ、特別な事情のある者のほかは実施をいたしていないというのが今日の現状でございます。

 しかしながら、医療費の負担そのものにつきましては、相互の扶助で支え合うのが国民健康保険の根幹であり、その一部負担につきましては、保険料とともに被保険者の納付すべき義務であろうというふうには考えております。したがって、今日の国民健康保険の保険料の減免、それから法定的な軽減、さらに医療費の一部負担をするということを考えていきますと、ただいま市長の方から御答弁がありましたように、負担の公平性の原則を著しく損なうことになるではないかというふうには考えております。

 したがって、今日、総体的な考え方でいいますと、医療費の支払いの制度につきましては、現在の入院等を伴う高額な医療費につきましては、すべて6万3,600円を超える部分につきましては、医療費の支払い制度というものがございます。それを、なおかつそのものが、基本的なものが払えないというときには、医療費の貸付の制度、こういった制度も御利用いただく中で対応してもらいたいというふうに考えておりますし、こういった制度も含めて、私の方もPRに努めてまいりたいというふうには考えておりますが、お尋ねの、国保の医療費の一部負担の減免なり免除申請の件数につきましては、平成10年度につきましては、件数また申請につきましてはゼロ。また、医療費の相談につきましては、年間三、四件の件数がありました。こういうのが今の現状でございます。

 以上でございます。



◎経済部長(井上盛夫) お答えいたします。

 不況対策でございますが、基本的なことにつきましては市長からあったとおりでございます。

 なお、現在も非常にきめ細かな京都府の優れた融資制度を十分活用さしていただいておりますので、本市独自の融資制度については、今は基本的に考えていないということでございます。

 以上でございます。



◆(並河愛子議員) 2回目の質問をします。

 亀岡市独自の融資制度がないために、業者の皆さんは大変困っております。府の制度とかはあるわけなんですが、やはり亀岡市のそういった制度が欲しいということが、本当に家内工業とか、そういったお店、商店、そういったところの方の要望であります。こういったものが借りられないということから、サラ金から借りて、返すためにまた借りるという悪循環で、生活そのものが成り立たなくなってきています。現実にはサラ金10社から500万円借りて、にっちもさっちもいかなくなったということで、制度融資の相談なんかもありました。なかなか借り替えということも大変ということで、本当に市民の皆さんが気軽に借りられる、そういう融資制度が求められているのではないかと思います。本市より人口の少ない市でも、しっかり商工業支援でやっており、本市はあまりにも貧弱ではないでしょうか。ぜひともそういった意味でしていただきますように、答弁を求めます。

 それから、相談窓口ということですが、なかなかPRが行ってないのか、商工観光課ということでありますが、実際、本当に細かい本音の話ができないというのが実態ではないかと思います。そういった大ざっぱな窓口と違って、本当に地元業者を対象にした、親切なそういう対応のできるそういう職員を置いていただきたいと思います。

 くらしの資金の問題ですが、10万円では何もできないということで、やはりこれを引き上げしてほしいというのが利用した方の思いです。せめて20万円ということを皆さん、ほかの市でも20万円が大体普通になってきておりますので、20万円ぐらいあれば何とか使えるのではないかというのが皆さんの思いです。

 また、先ほどの答弁の中でもありましたけれども、お盆とお正月だけということですが、この制度ができたときは、もち代ということでできたと聞いております。時代の流れの中で、現在はお盆とお正月だけが金が要るのではなくて、収入は決まっていますが、支出は思いがけなく現在は出ていくというとこら辺で、やはり通年化にしていただいて、必要なときに貸していただく、それがやはりニーズに合っているのではないでしょうか。

 また、国民健康保険の一部負担免除についてでありますが、特別の事情ということでありますが、私も一緒に相談に行ったわけなんですけども、特別の事情というのは、震災のときは特別の事情だそうであります。中に書かれております、それこそ、たとえば営業不振とかいろんな、三つぐらい書かれているわけなんですけど、そういったものについては特別の事情に入らないということの対応でありました。制度がありながらなぜ執行しないのかということです。

 京都市内では多くの人がこの制度を活用して喜ばれています。必要な人には活用していただく、それが本筋ではないでしょうか。公平性ということがありますが、決まった人しか借りられない制度でありますので、本当にごく一部の予算でできるのではないかと思います。

 それと、生活環境行政でありますが、公衆街路灯の件についてなんですが、不特定多数の人や車が通るところは、安全面からもとりあえず、全市をやってほしいというのではなく、とりあえずそういった自治会と協議しながらということがあるわけなんですけど、今回のこの場所におきましては、追分町の区域に入るわけなんですけれども、追分町の方はあまり利用されない。それよりも河原町とか、安町とか、北河原町とか、向こうに帰られる方が利用されるということでありまして、私も市の方に相談に行きましたら、それは自治会と協議してしますということで、本当に市が負担していただけないのであれば、自治会に対してそういう指導をする、そういったことをしていただけたらと思います。そういった点で、不特定多数の人や車が通るということにつきましては、特別の枠を設けてやっていただきたい、そういうことで答弁をお願いいたします。

 2回目の質問を終わります。



◎市長(田中英夫) お答えを申し上げます。

 まず、融資制度についてでありますけれど、市の制度がないために困っていて、市の制度がないからサラ金から50万円借って大変なことになっていると、こういうような論法のお話だったというふうに今思っております。融資制度は、経済部長が今日までの方法を申し上げましたように、国・府のそれぞれの制度がございます。そのことに本市としても利子補給をしたり、いろいろなそれに対する手だてを打ってやっております。それをお借りいただいた上で、なおかつまだ足らない部分を市の制度を御希望なのか、詳しくはちょっとわかりかねますけれど、その府の制度がありながら、何でもあるのはいいとは思いますけれど、しかし、ありながら、その上に市の制度がないからサラ金へ移るというような論法は、ちょっと私には解しかねるというふうに今思っておりますけれど、しかし、基本的に困っておられる方を身近に見られながら大変だと思っておられるということでありますならば、またよく御相談をさしていただきますので、どうぞ相談窓口の方にお越しいただきたいと存じます。

 そんな中で、相談窓口について、大ざっぱな窓口でなしにというお話がございました。本市商工観光課におきまして、行政として仕事をいたしておりますので、さようなことは私はないというふうに思っておりますし、ありましたら、私が責任を持ってそれはまた叱責もいたしますけれど、この商工観光課だけでなく、それは、そうした中で制度融資等々につきましては、商工会議所等々とも連携をしながらやっておることでございますので、どうぞ御遠慮なくまたお越しを賜れればありがたいと思っております。

 くらしの資金の通年化につきましても、先ほど申し上げましたように、それぞれ御質問をいただきましたことは、本会議で、どこの会派に限らず、また改めて検討というか、点検はさしていただきますけれど、しかし、通年化をすることによって、よりお一人の方に多くの金額が行くということには私は相ならないであろうというふうに思っております。夏期と冬期において、それがくらしの資金として貸し出され、それがまた返済にわたっていくわけでございますので、その辺について、また通年化のより大きなメリットというものがどうであるのか、われわれなりにの点検は必要であろうと思っております。

 街路灯についてのお話でございますけれど、自治会と相談をしているということであるけれど、道路自身は実際に通るのはそこの人ではなくて他の自治会、他の町の方だというようなお話がございましたけれども、それぞれあらゆる街路灯なり、防犯灯なり、目的を分けて、先ほど市民部長が申しましたように、それぞれが設置をし、そしてその電灯料も持っており、また自治会等々で持っておられる部分については、市としてそれを助成をしてその負担の軽減を図っているというのが実態でございまして、どこの道路でありましても、当然道路は通行をされるわけでありますから、そこの町の方だけがお使いになるわけではないわけでありますが、それはお互い自治、互助の精神にのっとって、それぞれの立地いたしておりますところで、電灯料を自治会のものについては払っていただいているということでございますので、その辺は御理解を賜りたいと存じますし、先ほど申しました、自治会とまた相談をしていくことによって、ここに限りませんけど、考えていくということは、亀岡地区であれば、1町ということになりますのか、また広い範囲になりますのか、いろんな方法はあろうと思っておりますけれど、道路のことでございますので、その辺の基本的性格だけは御理解を賜っておきたい、このように存じます。

 以上でございます。



◆(並河愛子議員) 3回目の質問です。

 ただいま、街路灯のことについてお聞きしたわけでありますけれども、該当の自治会の住民の皆さんから出されてなくて、他町の方からそういう意見が出されてきて、亀岡市に相談に行ったという場合は、やはりその該当の自治会に対してしっかりと伝えていただいて善後策を考えていただきたいと思います。

 それから、商工行政についてでありますが、今回、商品券ということで、商品券の補助ということで予算が増額補正の中でされておりますけれども、やはり本当に大きなところだけがやっぱり亀岡のお商売人ではなくて、本当に家族でしているところもありますし、やはり業者の方もたくさんいらっしゃいます。そういった観点から、やはりそういったいっときの分だけのそういう予算だけではなくて、やはり制度融資とか、先ほどもおっしゃっていただきましたけども、相談窓口とかを設けていただいてこそ初めて地元とそれから商工業に対して、亀岡市の商工行政に対して責任が持てるのではないかと思います。

 また、亀岡商工会議所に毎年数百万円の補助がされておりますが、やはり亀岡市の商工会議所だけが商工の部分ではないということを考えていただきまして、全市的にそういった亀岡市の業者の皆さんを対象にしたそういう商工行政を考えていただくということで、私の質問を終わります。



○議長(小塩正幸) 次に、森 良之議員の発言を許します。

         〔森 良之議員 登壇〕 (拍手)



◆(森良之議員) 田中市長の市長就任、心からお祝いを申し上げます。

 支援させていただきました私たち公明党も、会派として、和田信久議員を先頭に、ともども市政発展のため力を尽くしてまいりたいと存じております。

 また、2期目の議席をいただきましたことに対しまして、この場をお借りし、御支持いただきました皆様に心から感謝申し上げます。

 それでは、通告に従いまして、質問をさせていただきます。

 市の事業施策の再評価システムの構築について。

 市長は、1.物の時代から心の時代へ、新しい価値観を市民と共有し、新しい世紀を開いていこう。2.市政の運営から経営へ、効率的・効果的運営、顧客満足度の達成と公平な接客。3.開かれた市政、情報開示で、結果のみでなく、過程での満足の確保等を訴えてこられました。私たちがこれまで訴えてまいりましたことと軌を一にするものが多く、大変心強く思うものであります。

 経営といいますと、株式会社を思い描きますが、株式会社は収益性の確保を目的とし、お客様サービスは手段であります。しかし市役所は、市民の快適な生活サービスを永続的に確保するのが目的でありまして、収益性や、効率性・効果的な運営は目的達成の手段であると考えるのであります。

 企業を評価いたしますとき、財務諸表での収益性が大きく評価されますが、地方公共団体では、市民ニーズに沿った施策が行われ、施策が初期の目的に達したかを評価することが大切であります。

 最近、行政施策を評価する行政評価システムが取り上げられつつあります。このシステムは、経済性、効率性、公平性の観点から施策を評価し、計画段階、実行段階、成果のそれぞれの段階で評価し、実行過程を含め全体を評価していくものであり、市長が訴えておられる市政のあり方と符号した考え方であろうと存じます。

 現在、国や府県が進める大規模事業である干拓やダムなどの事業を客観的に評価し、投資効率を評価する方式として用いられていますが、地域では実行に向け模索されていると聞いており、そのままの導入は実務上むずかしい面もあるようであります。市民ニーズを正面に据え、経済性、効率性、公平性の面から検証する考え方は、市長の上記3点の訴えを実あるものにする手段であり、あえて事業施策の再評価システムの構築と銘打ち、その心を活用いただきたいと願い提言するものであります。市長の御所見をお願いいたします。

 また、21世紀を控えての節目であり、新市長が就任されたのを機に、資産の棚卸しを行い、市民ニーズに照らし、その有用性をチェックする絶好の機会であろうと思うのであります。公共施設並びに用地についても再評価を加えることにより現状の検証を行い、21世紀に役立つものとして活用しきる必要があろうと考えるのであります。市長の御所見をお願いいたします。

 ごみの減量化対策について。

 ごみの減量化対策については、最近、特にダイオキシン対策と相まって強く望まれているところであります。焼却炉の能力が低い市や町にあっては、ごみの分別収集を強化するため、まちをあげて取り組み、実効をあげているところが多く見られます。幸いにも亀岡市は、最新の焼却炉が設置されたことから、現在のダイオキシン排出基準には適合していますが、焼却コストの削減、埋立処理地の延命、ごみ資源の利活用のためにも、ごみの減量化対策が強く望まれているところであります。

 次の3点についてお尋ねします。

 1.昨年、クリーンかめおか推進会議が発足し、ごみ減量化に対する啓蒙を図っておられるとのことですが、その成果についてはどのようになっているのでしょうか。

 2.減量化のためには、ごみの中間処理を行うことが効果的でありますが、懸案となっていますリサイクルプラザの建設見通しはどうなっているのでしょうか。

 3.平成12年4月1日から容器包装リサイクル法が本格実施され、ぺットボトルの再資源化に加え、紙製の容器包装とぺットボトル以外のプラスチック類も対象となりますが、亀岡市の対応についてはどのように進めようとされる予定でしょうか。以上、市民部長の御所見をお願いします。

 湯の花平地域の残土の盛土対策について。

 3年前の平成8年8月、住宅の裏山であった森の木が切り払われ、その年の11月から残土の埋め立てが始まり、現在も埋め立てが続いています。隣接する住民は工事による騒音、振動、土ぼこり、野焼きの臭気等に悩まされ、その上、土砂崩れで埋まることはないだろうかとの将来不安にさいなまれつつ、大変な我慢を強いられている現状にあります。

 この間、地元湯の花平自治会でも対策委員会が設けられ、業者との粘り強い対応が行われ、行政においても府・市一体となって対応をいただき、業者、地元を入れての三者協議の場で、安全を考慮しての指導もなされ、業者もそれに従うとの姿勢を示しました。

 しかし、実態的には、その指導をあまり考慮されている様子も見られず、遅くとも1年前には終わることとなっていたのが、現在もまだ引き続いているのが現状であります。地元の対策委員会としても、強く申し入れて、手じまいをせず工事を中止することを懸念し、やむなく見守っておられるのが現状であります。当初計画よりかなり超える土砂の量が傾斜地に上乗せされており、土砂崩れによる人家の安全が確保されるか、懸念されるところであります。そこでお尋ねいたしますが、防災面から見て現場をどのようにお考えでしょうか。

 また、さきの平成10年12月議会において議決され、本年3月1日から、亀岡市土砂等による土地の埋立て、盛土、たい積行為及び切り土の規制に関する条例が施行されましたが、本条例は本件に適用されるのでしょうか、市民部長にお尋ねいたします。

 これで、第1回目の質問を終わります。(拍手)



○議長(小塩正幸) 田中市長。

          〔市長(田中英夫) 登壇〕



◎市長(田中英夫) 森議員の御質問にお答えを申し上げます。

 まず最初に、私に対しまして祝意を賜りまして、ありがとうございました。

 御質問にお答えを申し上げたいと存じます。

 市の事業施策の再評価システムの構築についてということでの御質問でございました。今、多くの政治・経済・社会、それこそ変革のときにあると言われている中で、行政においても、それぞれの事業、事務事業というものを再評価し、そしておおむね10年をもって、永続的に行われている事業について、それをもう一度チェックをし、効果があるものであるかどうかということを今日もう一度点検をし直そうということで、再評価の方法が今とられておるところでございまして、このおっしゃっておられる意味のシステムと同等であるかどうかわかりませんが、先般、京都府においても、十数項目ですか、何項目かのチェックが行われ、わが市において、府の事業として行われております桂川事業についても、これが効果あるもの、そして続けていくべきものというふうに断が下されたことは耳新しいところでございますが、そのように、やはりある一定、長期にわたり同じ方法の中でこれを進めようとされている事業について、というものを主たるものとしながら、それぞれ今日、事業というものをもう一度再評価し、その効果を計り直していこうという動きがあることは承知をいたしているところでございます。

 そんな中で、私自身の政治姿勢にかかわって、市としてそのようなシステムを構築していくということを提言するというふうに御質問、またお話をいただいたところでございます。まことにそのとおりでございまして、それぞれの事業につきまして、長きものということだけでなく、常にそれが点検されていかなければならないというふうに思っております。

 ただ、最初に、民間の経営体との差の違いについてお話がございましたけれど、なかなか行政というものは、それぞれがその事業、事業の収支でもって効果が図られるものではございませんので、むしろ住民の福祉、安心・安全・安寧に浴することができたかどうかという、そこでもって計れることでございますので、なかなかこの再評価システムというものは非常にむずかしいところがあることも事実でございます。

 私自身は、そんな御提言をいただきましたことを念頭に置きながら、今後そうした直截的な再評価の方法についてもぜひ検討してまいりたいと存じておりますし、あわせまして、それがわれわれにとりましては、新たな、今日までも総合計画をもって本市事業を進めておりますけれど、3年でローリング計画を起こし、そして10年を一つのめどとして、また新たな1期、2期、3期へと入っていく、そんな流れの中でこれは確実にチェックをしていかなければならないものであるというふうに考えております。

 昨日より、再三にわたりまして、すべて関連する御質問をいただいておりますけれど、新たな新10か年計画を構想し、そしてそれを樹立をしていきますその中におきまして、ぜひわれわれといたしましても、今日までの事業、施策を再評価し、そして新たな効果的な事業へと変化をさせ得るものはしていくような、そんなことを、また職員の提言を含めてやっていくようにしたいと、このように考えております。

 次に、環境行政について、ごみ減量化対策についてのお話がございました。内容等々につきましては、今日まで進めてまいっておりますこの状況につきまして、部長の方から答弁をいたさせますけれども、基本的に今日の環境行政、特にごみの問題につきましては、大量生産・大量消費、そして大量廃棄というサイクルによりまして、これに起因しているものでありまして、このことがやはり今日までの20世紀のわが国の、そして世界の繁栄を後ろで支えてきたと言うとおかしいですが、そういう状況もあるというふうに思っております。それこそ価値観の変遷ではございませんけれど、やはりそれを持続的な、人類が継続して生存していける、そんな方法へと変えていくことが必要であるというふうに考えておりまして、地球環境から、そして地域の環境、自然の保護と、ごみの問題に至るまで、この問題は非常に大きく重要な課題であるというふうに基本的に認識をしているところでございます。



◎市民部長(堤靖裕) お答えを申し上げます。

 まず、ごみ減量化対策について、3点のお尋ねがございました。

 ただいま市長の方からも、ごみの減量化対策については、大量生産・大量消費・大量廃棄の生活様式の見直しが必要という基本的なお考えをいただいております。このことは、今日までもそうした考え方の中で進めてきたところでございます。そうした取り組みを進め、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図るために、市民・事業者・行政が一体となりまして、ごみの減量化及びリサイクルについての調査研究、啓発、実践活動を行うことを目的にして、クリーンかめおか推進会議が設置をされたということでございます。

 その取り組みの中で、地域でのごみ出しルールの徹底と、それからまた家庭におきますところのごみの減量・リサイクルの推進を図るために、それぞれの地域でクリーン推進員を設置をいただいたところでございます。クリーン推進員の皆さん方は、日常生活の中で、ごみの減量化と資源化の啓発指導と実践に努力を願っておるところでございまして、今後におきましても、このシステムが有効に機能するよう積極的に取り組んでまいりますとともに、クリーンかめおか推進会議を構成するすべての団体の協力を得て、減量化に対する市民の働きかけを進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 次に、リサイクルプラザの建設でございますが、これにつきましても、一日も早く施設の建設が必要という認識を持っておるところでございまして、今日までもこの議会の中でも申し上げておりましたように、ある自治会で受け入れてもよいということで、現在、自治会の中で検討を進めていただいておるところでございますが、そのほかにおきましても、一、二の自治会から、受け入れてもよいでと、こうした積極的なお話をいただいておるのが今日の状況でございます。したがいまして、いままでの自治会と、今申し上げました新しい呼び掛けをいただいております自治会との調整を積極的に行います中で、早期に建設ができるように進めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。

 それから三つ目の、容器包装リサイクル法に関しまして、平成9年度から、缶類、びん類、ペットボトル、紙パックが対象品目としてされてきておるところでございまして、特に12年度からは、段ボールその他の紙類、その他プラスチック類が加わってくるということになっております。

 本市におきましては、平成2年度から、すでに缶類、びん類の分別収集、再資源化を実施しておりまして、その残りの品目につきましては、当面、ペットボトルの分別収集、再資源化を行っていくこととして、平成12年度の実施を目途に今取り組んでいるところでございます。

 なお、紙パック、段ボールその他の紙類、その他プラスチック類につきましては、収集システムや中間処理方法、処理コストを判断しながら推進をしてまいる必要があろうというように考えておるところでございます。

 いずれにいたしましても、さらなる減量化、分別化の検討を、クリーンかめおか推進会議の皆さん方と一緒になって取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 それから次の、湯の花平地域の盛土対策等についての御質問でございます。二つの項目につきまして御質問いただいたところでございます。

 湯の花平地域の土砂の埋め立て等につきましては、今日までも周辺住民への災害を未然に防止することを目的として、京都府の違法開発等亀岡地域機動班を中心に、その行為者に対する技術指導や監視などを行ってきたところでございます。最近におきましては、その埋め立てております土砂等に廃棄物が混入したり、また面積が1ヘクタールを超えるなどの法令違反の状態が生じてきておるところでございます。

 そこで、3月1日から施行をいたしました、土砂等による土地の埋立て、盛土、たい積行為及び切り土の規制に関する条例の対象にならないかということでございましたけれども、残念でございますけれども、この対象にはならないという状況がございます。しかしながら、先ほども言いますように、森林法や廃掃法の法律違反という問題でもございますので、緊密なる連携をとりまして、京都府に対して毅然たる対応をいただきますように要望してまいりたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



◆(森良之議員) 2回目の質問をさしていただきます。

 まず、ごみの減量化対策の関係なんでございますが、ごみの問題といいますのは、地球全体の将来の安全というんですか、住んでいます人類の全体の存続にもかかわる問題、大きくはそのように私は受け取っております。

 世界保健機構のWHOが、昨年の5月に、ダイオキシンの摂取量が、体重10キログラム当たり10ピコグラムから1〜4ピコグラムに下方修正したということを受けまして、日本も基準修正をすべきだというふうに言われておるわけでございます。現状基準が亀岡市はクリアしているということでございますが、今後ともそれはいいということは言いきれません。原因物の減量化に向けて最大限の努力を今後とも払っていただきたいというふうに思っております。

 確かに、市長もおっしゃっておりましたように、大量生産・大量消費の時代は、これからは見直して、限りある資源を今後とも共有していくという時代に入ろうかと思っておりますので、そういう意味でも、この問題については、今後ともきめ細かな取り組みをよろしくお願いし、御要望とさしていただきます。

 次に、湯の花平の谷埋め立ての問題でございますが、先ほど市民部長からも話がございましたが、市条例には適用されないということで、廃掃法と、それから森林法ですか、によって適用されるということでございますが、府・市と一体となっていただきまして、この問題は十分連携をとっていただいて、解決に向けひとつ何とぞ御支援、御協力を賜りたいというふうに思っております。

 本当に現場の人が個人で物を言っても、相手は聞くような人ではございません。全然それは聞けません。そういうふうな実態の中で、地元で対応せい、地元の個人が対応せいと言ってもこれはとてもできない。自治会も、先ほども申しましたように、強く申しますと、それは手を引くよと、このままほおっておくでと、おれの山やからおまえらにやかましく言われることはあるか、というふうな口ぶりで対応してくるわけですね。どうしてもこれは弱い力では太刀打ちできないということでございますので、何とぞ行政の力強い御支援を要望いたしまして、私の質問を終わらしていただきます。



○議長(小塩正幸) 暫時休憩をいたします。

                         午後2時40分休憩

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                         午後3時10分再開



○議長(小塩正幸) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 次に、大石 武議員の発言を許します。

         〔大石 武議員 登壇〕 (拍手)



◆(大石武議員) このたびの亀岡市長選挙におきまして、良識ある多くの市民の支持のもと、圧倒的勝利で御当選され、第5代・第12期亀岡市長として就任されました田中市長に、まずもって心から御祝福を申し上げますとともに、新しい世紀への亀岡丸の船出に際し、田中船長のこれからの舵取りに大きな期待をいたすものであります。

 と同時に執行されました亀岡市議会議員選挙におきまして、不肖私、大石武も、市民の皆さんの温かい御支持を賜り、歴史と伝統のある亀岡市議会の第12期議員として初当選の栄に浴し、最初のこの市議会定例会に、厳粛なる議会の殿堂におきまして質問をさせていただける幸せをかみしめつつ、この機会を与えて下さいました多くの関係者に心から感謝を申し上げる次第でございます。

 それでは、通告に従い、順次質問をいたします。代表質問と重複いたす内容や、あるいはお聞き苦しい点もあろうかと存じますが、個人質問でもあり、そしてまた新人でもありますがゆえに、地域社会にかかわる問題も多々ありますが、御寛容を賜り、理事者の明確、懇切なる答弁を求めるものであります。

 初めに、市長の政治姿勢についてであります。

 まず、公約実現への意欲についてでありますが、公約実現のためには、田中市長が提唱されています、新しい時代を新しい価値観でとのキャッチフレーズのもと、21世紀を展望したまちづくりに対する市長の意欲に感銘いたし、志をともにいたす一人といたしましても大いに歓迎をするものでありますが、谷口前市長をはじめ先達が築いてこられました、このすばらしい生涯学習都市亀岡の今日までのいいところはさらに伸ばし、改善すべきところは改善していく必要があろうと存じます。人だれしも完全無欠、100点はないのでありますが、基本的には前市長の政策を継承される中で、新しい時代の市政経営について、市長は、公約実現のためどのような手法で具現化されますのか、御所見を賜りたいと存じます。

 すっきりかえて亀岡の立て直しを、とのスローガンも飛び交いました過ぎし選挙戦、とんでもないことであります。住みたくなるまち、住んでよかったと言われるまち亀岡をさらに発展させるためのまちづくりに期待をいたしますとともに、私もまことに微力ではございますけれども、努力を惜しまないものであります。

 ところで、この公約実現のためには、市内で最大企業であり、総合サービス業でもあります七百余名の亀岡市職員が、市長の意を体し、市民の意を体しての行政執行であらねばならないのであります。今、全国で失業者は298万人とも言われており、リストラを余儀なくされ、また働く能力、気力がありましても職場のない若者が、やるせない毎日を過ごしております社会情勢の中で、選りすぐられた市職員の皆さんであります。

 しかし昨今、私が接しました限りでは、そうばかりではありませんでした。市民への過剰サービスは必要ではありませんが、公務員としてのマナーに不安なところも目につきました。昨日の代表質問で、自由クラブ・木曽議員から、あるいはまた先ほど吉川議員からもございましたが、市民の注視のまとでもあります最大企業の優秀な社員でありますだけに、職員の意識改革とさらに資質の向上が求められるところであります。

 市長は、残念ながら、自治体においては緊張感が薄いとおっしゃっていますが、生き残りをかけた自治体職員の育成指導についていかがお考えでしょうか、改めて御所見を賜りたいと存じます。

 次に、環境行政についてお尋ねをいたします。

 まず、新火葬場問題についてであります。

 この問題につきましては、過去の議会会議録を拝読いたしますとき、カラスの鳴かない日はありましても、議会定例会で質問のないときがないほど各議員の質問がございます。昨年3月31日、すでに都市計画決定がなされた。裁判の行方を見守る中で、強制執行は避けるべきと考えますが、さすれば、対話行政が具体的にどのように進んでいるのか。また、どのように進められたのか、お尋ねをいたします。

 また、いつまでも延ばしておく問題でもありません。現施設の現用地における拡充や、あるいは他に適地があるといたしますなら、今の用地を、たとえばリサイクル施設用地など有効利用をいたします中で、改めて用地選定も必要かと存じますが、市長の御所見を賜りたいと存じます。

 次に、土砂等による土地の埋立て、盛土、たい積行為及び切土の規制に関する条例、すなわち残土条例についてでありますが、昨年12月議会で可決され、去る3月1日に施行されたところであります。本条例につきましては、環境保全並びに災害防止を図るための規制条例でありますが、幾ら条例規制したからといいましても、すぐに行政効果が上がるものではありません。曽我部町をはじめ規制対象箇所がなお多く見られます中で、関係機関と連携を密にされ、環境パトロールの強化など、厳しい行政指導が必要かと存じますが、職員体制とあわせその取り組みについて市長の御所見を賜りたいと存じます。

 次に、福祉行政についてお尋ねをいたします。

 独居老人対策についてであります。

 昨年9月、体の不自由な独居老人宅の勝手口にクマバチが巣をつくり、見る間に大きくなって、毎日ブンブンと飛び交い、危険を感じられているとのことでありました。巣は見る間に大きくなり、地区の区長さんや民生委員さんにも連絡されたようでありますが、いずれいたしましても、あまりにも巣が大きく、手の施しようがないとのことでありました。余計なお世話かもわかりませんが、担当課へお尋ねをいたしましたところ、福祉部や経済部とも協議をいたしましたが、対応はむずかしい。専門業者のあっせんや、あるいは保健センターでの薬剤の有料あっせん、防除用具は備えているのでだれか取りに来ていただければ貸し出しいたしますが、とのことでした。

 私は、体の不自由な高齢者がハチに脅えながらひとりで住んでおられるのでありますから、せめてホームヘルパーさんでも一度訪問してあげてもらうようなことはできないものかと申しましたが、ホームヘルパーはそのようなことに訪問する制度はありません、との根比べのようなやり取りで終わりました。結局、ハチの巣は、動作が鈍くなった11月下旬、近所の方にお世話になり、叩きつぶしていただいて、一件落着となったのであります。

 このような事象はマスコミでも聞くところでありますが、お年寄りを大切にする福祉都市亀岡の思いやり行政があってもよいのではなかろうかと存じます。

 また、特別養護老人ホーム第2亀岡園についてでありますが、社会福祉法人・利生会の御努力により、高齢者福祉施策の一環として、デイサービス事業、在宅介護支援事業、ショートステイ事業を亀岡市より業務委託を受け運営されておるところであります。

 そこで、第2亀岡園に通じる国道372号からの進入路についてでありますが、平成6年、開設されて以来、林道で一部民有地もあり、現在、里道としての進入路と聞き及んでおります。関連用地に国有水路があり、民民による境界明示を要するため、地権者に立ち会いも求められておるところでありますが、市外の地権者が立ち会いに応じられないために、地元区や近隣農地所有者も困惑されているのであります。

 私は、強制執行を求めるわけではありませんが、何かよい方法はないものでしょうか。地元区がやらなければならないこと、あるいは土地所有者がやらなければならないこと、そしてまた行政がやらなければならないこと、それぞれ課題を整理して市道認定が必要かと思慮いたすところでありますが、市長の御所見を賜りたいと存じます。

 次に、農林行政についてお尋ねをいたします。

 林道周辺の開発についてでありますが、風光明媚を象徴するかのごとく、稗田野町とこなげ山頂から市街地を望みますとき、四季折々の光景はすばらしいものがあります。この林道周辺に心ない開発もあり、関係住民は非常に困惑されております。今日まで何度か地元区長より行政指導について申し入れがあったと聞いておりますが、林道の管理は受益住民であります。民民での話し合いにも限界があると考えますが、林道管理に係る行政指導について、市長、経済部長の御所見を賜りたいと存じます。

 次に、有害鳥獣駆除についてであります。狩猟期も終わり、山野の木々や農作物も新芽の出る時期となりますが、山際に近い田畑にはシカの集団が、おいしい新芽や植付け間なしの早苗を食い荒らし、植付けし直しをされた農家も昨年ありました。幸い、知事の許可をいただきます中で、亀岡猟友会にお世話になったところでありますが、近くに休猟区や禁猟区も多いせいでしょうか、シカの集団はさらに大きくなってきております。鳥獣捕獲期間をもっと延長し、その実を上げるためにもさらに工夫が必要かと存じますが、市長、経済部長の御所見を賜りたいと存じます。

 次に、担い手農業施策の推進についてであります。

 本市におけるほ場整備の進捗状況は21.8%と聞いておりますが、農業の活性化を目指すためにも、さらなるほ場整備の推進が求められるところであります。各農家組合も、集団転作や、あるいは作り手のいない農地の利用増進にも努力をされているところであります。しかし、幾らほ場整備が進み、機械導入がなされましても、次世代の農業を展望した明るい兆しが見られないのも事実であります。近畿の経済圏域にあります本市において、収益性の高い、安定した近代農業を望むものでありますが、担い手農業施策の現状と将来展望について、市長の御所見を賜りたいと存じます。

 次に、建設行政についてお尋ねをいたします。

 まず、旧372号線の震動対策についてであります。

 あの悲惨な阪神・淡路大震災から4年が経過いたしました。近時、本市におきましても微震が頻繁に発生する中で、去る3月4日、ガレリアでの防災講演会でも、地域における自主防災活動の重要性について、参加された皆さんも改めて認識を深められたのであります。

 ところで、国道372号線の京都交通柿花バス停より国道9号線余部交差点までの約6キロに及ぶ旧372号線についてでありますが、定期バス、大型自動車が通るたびに大きな震動が発生し、特に阪神・淡路大震災以降、その震動はさらに大きく、沿線住民は震動に悩まされている毎日であります。

 去る2月12日未明の亀岡南部を震源とするマグニチュード4の地震の際、自動車震動かと思いましたが、今度は自然地震でありました。つまり、自然地震なのか、自動車震動なのか、分別のつかない震動は日常茶飯事であります。

 私の素人考えでありますが、上水道、あるいは電話回線のいわゆるライフラインに空洞ができているものと思うのであります。過日、来客があり、今の震動は何ですか、とのこともありますが、一度お泊まりになって体感いただくのも一考かと存じます。部分舗装と改良整備がなされているところですが、専門的調査により抜本対応が必要であろうと考えますが、市長の御所見を賜りたいと存じます。

 最後に、市道湯の花温泉線の整備についてであります。

 御承知のとおり、現在、国道372号線が工事中であり、そのため、勢い車両の多くが市道湯の花温泉線に集中しております。したがいまして、路面の傷みも激しく、温泉街や沿線民家も、旧372号線同様の震動に悩まされているのが現状であります。特に傷みの激しいところにつきましては、過日、一部改良がなされ、ひとまずゆっくり休めるようになったとの沿線住民の声を聞きましたが、一部補修でありますだけに悩みは尽きないのであります。225平方キロの広い市域でありますだけに、地域間格差はやむを得ないと思いますが、住民が求めます多くは生活道路の整備改良であります。

 まちづくりのためには、高規格道路構想も当然のことながら、湯の花温泉のイメージアップからも、全線早期改修を要するものと存じますが、市長の御所見を賜りたいと存じます。

 以上で、つたない内容でありましたが、1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○議長(小塩正幸) 田中市長。

          〔市長(田中英夫) 登壇〕



◎市長(田中英夫) 大石議員の御質問にお答え申し上げます。

 冒頭、私の方に祝意を賜りまして、まことにありがとうございました。

 それでは、お答えを申し上げたいと存じます。

 まず、政治姿勢についてでございますが、基本的にどのような手法、考え方で取り組んでいくのかということについての御質問がございました。御質問の中にもありましたように、新しい世紀は新しい価値観でということを私自身の思いといたしております。

 そんな中で、職員の皆さんにも、わが市役所は市内最大事業所であり、総合サービス業であると。そういう意味で、納税者の皆さん、つまり市民の皆さんでありますが、の満足度ということを頭に置きながら、今後行政をお互いに進めていこうというお話も申し上げました。今回の予算については、そうした中で、21世紀を迎える今日、輝く亀岡21世紀への胎動と銘打って今回の予算を編成し、御審議を賜っているところでございます。

 そんな多くの、それぞれまだまだ私の思いを言葉にしてそれぞれにお伝えをしている状況のところで現在はありますけれど、こうして議場内、昨日、今日と、多くの方々からそのことについての御議論や提言を賜っております。私自身は、そのことが普遍的に、もちろん市役所内、職員の皆さんにはもちろんでありますし、また市民の皆さんにも、今後亀岡のまちづくり、亀岡が進んでいくその方向について、そうした単語が飛び交うことによって、多くの方々がまた思いをいたしていただける、そんなことが今大事な時期であろうというふうに思っております。

 今後、それを具体的には、やはり組織内においては、確実に新しい21世紀新10か年計画をつくっていく段階も含めまして、それぞれ必要なるまちづくりのエッセンスをまた職員の中からくみ上げ、それを総合的にまとめ、そうした中で、またそれを遂行ができやすい組織を、またこの1年考えていく、そういうことの中で、よりそれぞれがこの思いと、そしてスローガンとかテーマとか言われておりますけど、そのことをどのように一人ひとり仕事として実現をしていくかということをきっと考えてくれるものと私は確信をいたしておるわけでございます。

 手法につきましては、もちろんそうした総合計画もございますし、そしてそれを遂行する組織もございますし、それから職員それぞれ個々の研修の方法もございますし、多くの事柄がございます。それについては、今後実際に仕事の中でやっていく、その現場、現場の中でのものとして進めてまいりたいと、このように思っているところでございます。

 そして、その中で、緊張感が薄いというふうに市長が言われたと、このようにおっしゃっていただきました。私は、提案理由の説明の中で、民間に比べて残念ながら緊張感が薄いと一般的にも言われていると、もしわれわれにそのようなことが、幾ばくでもそんな仕事に対する甘えがあるということであるならば、決して今の住民感情からして許されないことであろうと私は考えているということを申し上げました。そのとおりだというふうに今も思っておりますし、そうあってはならないし、そうならないように私も含め常に自らに言い聞かしていくということがこれは大事なことであろうというふうに思っているところでございます。

 次に、環境行政について、火葬場についての御質問がございました。これにつきましては、もう多くの御答弁を申し上げておりますように、今日までの経過、いずれにいたしましても、市民の皆さんの、必要な施設であり、強い建設へのもちろん御期待であり、われわれはそれを遂行していかなければならない立場にあるということでございますので、今日までの経過を十分点検しつつ、確かに困難な課題があるがゆえにこれは現在に至っておるわけでありますけれど、やらなければならないのはわれわれの方でございますので、そういう意味でぜひ進めてまいりたいと思っております。

 具体的には、やはり直近の皆さん方に何とかお出会いをして、その中で私自身もさまざまの思い等を伝えながら、また御意見も聞きながらでありますけれども、行政の思いと、幾ばくか誤解もあるならば、そういうものも解いてまいりたいし、そしてわれわれがそれを十二分にしんしゃくできてないことがあるならば、そのことについても今後十二分に解いていけるよう、態度を改めてまたそんなお話し合いをしていきたいと思っております。お出会いをしなければ、何ぼ言葉を費やしておっても同じでございますので、そのように進めてまいりたいと思っております。

 そんな中で、新しい用地を考えてないかというお話がございました。きわめて直截的にお聞きいただいたことを感謝申し上げますが、現在のところではそのような状況でございますので、改めて今は考えるところにまでは至っておりません。昨日の御質問にもお答えを申し上げましたけれども、そうした出会いと、そしてその中での話の中でお互い理解をし、また解決を見い出す方法としてならば、またこれは計画の変化や、そうしたものは当然考えていく必要があるかというふうには思っておりますけれど、これは現実にできる範囲もごさいますれば、またそのお話の中での結果もございますので、今のところは新しい用地については一切考えておりません。

 それからその次は、土砂等による土地の埋立て、盛土、たい積行為及び切土の規制に関する条例、これを12月定例会であったかと思いますが、お願い申し上げ、御審議を賜ったところでございますけれど、そうした中での御質問であったと思いますが、環境行政や災害防止についてどのように対処していくのかという形で御質問をちょうだいをいたしました。あとに出てまいりました林道周辺の開発に係る行政指導についても関連があるのかもしれませんけれど、詳細は部長からお話を申し上げますといたしまして、いずれにいたしましても、今日そうした自然が、法の合間を縫ってという言葉が正しいのかどうかわかりませんけれど、いかにも、どの法にもなかなか規制しがたいところで、現実としては非常に美しくない状況で土砂等々のたい積があるということは事実でございまして、われわれがそうしてお願いをしましたこの条例、それから府や、それぞれの持ちます法律等々を含めて、今後それについては毅然とした態度で向かっていかなければならない、基本的に考えているところでございます。

 それから、農林行政についての中で、農業施策の推進についてもございました。担い手農業施策の推進ということでお聞きをいただいておりますけれど、これも部長の方から答弁をいたさせますけれども、基本的に農業は私たちの生命を維持する食糧の基本でございますし、本市は、この京都府の中におきましても1割以上の農地を持ち、また畜産等々も含めて非常に盛んな、私の表現で言えば大農業国だというふうに思っておりますので、本市におきまして農業施策は行政施策の中で重要なものであるというふうに位置づけて今後も進めてまいりたい、このように考えております。

 建設行政についての御質問がございました。その中で、市道の湯の花温泉線の整備改良についてでございますけれども、ただいま、372号の工事とあわせてこの市道の方に非常に負荷がかかっている、交通量が増えている等々のお話であったようにお聞きをいたしました。372号は府の事業として今、懸命の努力を続けていただいておるところでございまして、ぜひこれが整備されることによりまして、幹線は向こうへ、そして湯の花温泉線は湯の花温泉を中心とした、それの利便に要する市道として、特色をそれぞれ区別をしながら整備されるべきものであろうというふうに基本的には考えているところでございますけれど、何しろ2車線を今の現状の中で取れるような状況にはないというところに非常に隘路がございます。それだけに、これはいろいろな工夫が今後は必要であろうと思っておりますが、今のままで、372号と同じような形で拡幅改良するということの困難性がいかにクリアできるのかについては、もう少し検討の余地があろうと思っております。今後検討を要する課題と考えておりますので、また御指導を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。



◎市民部長(堤靖裕) お答えを申し上げます。

 土砂等によります埋立て規制条例の関係でございますが、お尋ねの趣旨は、効果が上がるように関係機関とのパトロールの問題、あるいはまたその対応すべく職員体制はどうかと、こういうことのお尋ねであったというふうに思っておるところでございまして、御指摘いただいておりますように、法律あるいは条例がありましても、そうした具体的な対応でもって効果を上がらしめることが非常に重要だという認識は持っておるところでございます。

 そういうことの中から、京都府の担当いただきます分野、あるいは市が担当する分野、いろいろあるわけでございますけれども、先般も3月1日に、振興局におきまして、亀岡地域機動班が、この条例の中身はどういうものだということを聞かしてほしいということの中で、その機会を設けていただきました。市の関係部局が一緒に出掛けまして、府の機動班の関係の皆さん方といろいろ話を進めてきたところでございます。また、その前には、2月25日に、自治委員会議がございまして、その自治委員会議におきましても条例の概要説明をいたしてきたところでございます。

 これは、行政だけが取り組むということよりも、住民との一体の中で、すぐに事例がありますれば情報をいただいたり、あるいはそのことによってパトロールをしてすぐ対応ができるようなことをしていかなければならないという思いで、説明もし、お願いもしてきたところでございます。そういうことの中で、今後におきましても、関係機関と十分連携をとりまして、早期の対応ができるように実施をしていこうというふうに考えておるところでございます。

 それから、職員体制の問題でございますけれども、窓口は市民部の生活環境課が持っておりますけれども、これは一つの部・課でできるものではないということで、全庁的な体制でもって関係部課がこの事例に対処しようということで、条例の中身も、あるいはまたその施行規則の中身も検討して、具体的な内容をどうするのかということまで検討してきたところでございます。したがいまして、今後におきましても、全庁体制の中で事案に対しては取り組んでいこうという考え方をいたしておるところでございますので、よろしくお願いを申し上げます。

 以上でございます。



◎健康いきいき推進部長(坂井茂子) お答えを申し上げます。

 福祉行政について、独居老人対策、お年寄りを大切にする思いやり行政はどうかという御質問であったというふうに思っておりますが、亀岡市内にお住まいのひとり暮らしの方は、毎年、民生委員の方に調査をしていただいております中で、10年度現在で把握しておりますのが774人というふうになっております。

 本市におきます独居老人のそれぞれの福祉対策といたしましては、日常生活等が援助をどうしても必要な場合ということで、ホームヘルパーさんの派遣制度、これに85人行かせていただいておりますのと、緊急通報の設置事業をやっておりまして、これについても268人の方に対応させていただいておりますし、それ以外のデイサービス、ショート、入浴サービス等の在宅サービスにつきましても、必要な方に御利用をいただくため、身近な相談窓口としての在宅介護支援センター等でサービスに努めております。

 また、一般的には、福祉電話の設置事業を行っておりますのと、上下水道の基本料の助成というようなこと、また、これは市直接ではございませんが、社会福祉協議会なり、民生委員さんなり、地区社協の方でもそれぞれのお取り組みをいただいております中での対応を図ってきております。

 そういった中で、大石議員の方から、先ほど事例をあげて、ハチの相談の関係から言っていただきました件につきましては、このハチの相談なり、苦情処理につきまして、受付窓口としておりますのが、健康増進課の保健総務係の方で対応させていただいておりまして、これまでのいろんな経過を含めました中で、平成9年度から、確かに防護服なり捕捉器を保健センターの方に置きまして、相談があった方につきまして、一定の要件が満たしておったり、あるいはいろいろ場所を見まして、これはなかなか個人の方には無理だったという場合には、専門の業者を紹介する等、その上でもどうしても必要な貸し出しというふうなことにつきましては、相談を受け付けた中で、そういう用具も貸し出しをいたしておるようなことは実際にございますし、平成10年度でもハチの相談が23件ございまして、その中で、20件の方には貸し出しをいたしているような、そういう実態もございます。

 こういった場合には、原則として確かに職員がハチの巣の駆除に出向くことは基本的にはいたしておりません。しかし、独居老人、あるいは母子家庭世帯等、自己処理が困難な世帯につきましては、必要に応じて職員が駆除の処理を行うこととしておりまして、平成10年度につきましては、今のところ実績はございませんが、9年度にも出向きました中での対応はしているというふうなことがございます。

 先ほど言っていただきましたお話を伺いますと、非常に行き違いが生じたようなこと、そして十分な説明がしなかったというふうな職員対応のことにつきましては、おわびを申し上げますとともに、今後ともこうしたことにつきまして、またいろいろな情報等がございましたら、積極的に市民の方の代弁でおっしゃっていただきましたらありがたいというふうに思っておりますし、引き続き微に入り細に入りましたような市民福祉サービスの対応に、今後とも職員一丸となりまして努めていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◎経済部長(井上盛夫) お答えいたします。

 林道周辺の開発等の関係でございますが、基本的には市長から答弁があったとおりでございますし、またこの林道の性格上、ほかにも御質問がございましたけれども、非常に管理状況が明確に法的にはなっていないということがございますので、市なり、あるいはまた森林組合、また地元、それぞれ相協力して管理しておるのが現在の状況でございます。

 なおまた、地権等につきましては、ほとんどが私有地になっておりまして、林業の施行に付けた道というのが基本的な目標でございますので、その目的に使ってもらう。それ以外の目的につきましては、いろいろ支障が出てまいりますので、今もございましたように、いろいろその事案、事案ごとにそれぞれ届け出等がございましたら御指導を申し上げ、また相談にのっていきたいというふうに考えております。

 それから、過去の例で、最近の例でございますが、曽我部町でもございましたように、それぞれ受益者の同意を得ましてゲートを設けたというようなこともございますので、今後そういったことも検討さしてもらったらどうかというふうに考えております。

 次に、有害鳥獣駆除の関係でございますが、これにつきましては、亀岡市、いわゆる行政と、それから農業団体、それから猟友会、それぞれが協議をするための場所といたしまして、亀岡市有害鳥獣駆除協議会がございます。ここで計画的に1年間の駆除計画を立てます。その場合、計画駆除を基本としておりますし、ただ、基本的に何かなしにやるということでなしに、被害があってはじめて行うという方法をとっております。したがいまして、今御指摘がございましたように、そういうシカなりの被害がございましたら、計画的駆除の中で、亀岡市、5班に分かれてそれぞれ猟友会にお願い申し上げておりますので、そこで早急に対応願うということで処理をしていきたいというふうに考えております。

 また、一昨日も篠町にクマが出たようでございますけれども、そういう突発的なものにつきましては突発的被害駆除ということで、これももちろん京都府の許可をいただく必要があるわけでございますが、突発的な緊急対応措置もとっていくという両方の対象で有害鳥獣駆除を実施しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 なお、基本的には、そういう銃器による駆除とか、網による駆除ということでなしに、基本的には調整も必要ということで、一方では、柵とかそういったもので逆に防いでいくというふうな施策も実施をさしてもらっておりますので、それらも活用願ったら非常にありがたいというふうに考えております。

 続きまして、農業振興の関係でございまして、これも市長からございましたように、担い手農業の今後の見通し等の関係でございます。これにつきましては、亀岡市の中で多くの方々を認定さしてもらっておりますし、現状はそれぞれ各地域で個別努力と、それから集落の担い手として頑張ってもらっております。10年後の目標ということでそれぞれ市としての目標を立てておりますので、営農類型を定めまして、具体的には1年間2,000時間で800万円以上の収入をあげていこうというふうな目標も掲げ、それに沿うようないろんな施策を講じておるというのが現在の状況でございます。

 以上でございます。



◎土木建築部長(小川勇平) お答え申し上げます。

 福祉行政について、独居老人対策について、2点目の、第2亀岡園ケアハウスへ通じる進入路と市道との整合性についてでございます。国道372号から第2亀岡園に通じる道路については、亀岡市道に認定はされておりません。地元自治会から市道認定の要望はありましたが、市道認定基準に基づく用地整理が現在できておりませんので、現在地元で用地整理に伴います境界画定を進めていただいているところであります。

 亀岡市におきましても、地元関係者と市道認定できるよう事務的に協議、調整を図ってまいりたいと考えております。

 次に、建設行政について。

 1点目の、旧372号線の震動対策についてでございます。本路線は、余部町から稗田野に通じます幹線市道でございまして、交通量が多く、震動対策等については過去にも御要望がありまして、一定の対応は行っております。しかし、御質問のように、震動する箇所がありますとのことでございますので、その原因を調査する必要はございます。

 また、当路線は、御指摘のとおり占用物件でもあります水道なり、NTTのマンホール等も多く埋設されております。それらが何らかの原因で震動を起こしている箇所も考えられます。したがいまして、関係機関と十分調整を図る中、現地の調査はしてまいりたいと考えております。

 2点目の、市道湯の花温泉線の整備改良と生活道路の維持管理についてでございます。基本的な事項につきましては市長御答弁のとおりでございます。しかし、現状の対応といたしまして、市道湯の花温泉線の道路舗装の改良計画として、全体計画をもち対応してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆(大石武議員) 2回目の質問をいたします。

 今、それぞれ御答弁をいただいたところですけれども、私が今少し理解をできない部分がございますので、再度質問をさしていただきます。

 まず、独居老人対策についてであります。今、部長さん、きれいごとでおっしゃいましたけれども、現実はそうじゃなかったという事実がありますので、僕はあえて事例もあげて申し上げておりますので、たまたまこの体の不自由な独居老人といったらお一人であります。そのお方は動けないから、そういうことも含めて、あったとおりでありまして、取り越し苦労かもわかりませんけれども、私も地域の区長もさしていただいております関係からも、直接に高齢対策課、間違いかわかりませんけれども、そこへ行かしていただきました。そういう対応があったことを十分また調査もいただきまして、今後また、こうした事象もマスコミでもたくさん知るところでありますけれども、今後また出てくることも確かであります。ぜひ福祉都市亀岡にふさわしいやはりこの福祉施策が必要である。ますます高齢化社会を迎えまして、こうした御家庭も増えてまいりますことは事実でありますので、地域の区長さんや民生委員さんだけに任せきりということでなしに、そうした行政対応もあわせて地元とともにお願いしたい、このように思いまして、この件は要望いたしておきます。

 それから、有害鳥獣駆除の関係でありますけれども、今御答弁の中で、被害がありましたら検討します、対応しますということですけれど、被害があってからでは遅いわけでありまして、昨年も、一昨年も、この周辺、あえて申し上げますなら、湯の花温泉一帯、大城山の一帯、これが休猟区から禁猟区であります。御存じのとおりであります。そうした現象から、僕は具体的に申し上げておるのでありまして、被害があってからでは遅いし、そしてまた昨年の秋の長雨で、その長雨の前にイノシシが穂ばらみした時期に同じ田圃をまた荒らしたというようなことで、農家にとりましては踏んだり蹴ったりと、このようなこともございました。やはり事前にそうした対応が必要でありまして、予測されることは当然でありますので、今一歩進んだそうした行政対応をぜひ考えていただきたいものと、このように考えておるところでございます。

 それから、旧372号線の震動対策でございますけれども、御答弁をいただきました中で、これは部分的な震動ではなしに、その沿線6キロ全部であります。各、穴川区、吉田区、佐伯区、柿花区の震動、どこの御家庭でも震動がございます。そうしたことで、部分的には、表現は悪いんですけれども、つぎ当て舗装をしていただいた部分もございます。しかし、上塗りだけでは根本的解決にはならないのでありまして、専門的な調査が僕は必要だというふうに思います。ひとつ前向きにその辺もお考えをいただきまして、これも要望にかえておきますけれども、どうぞ調査方についてもよろしくお願いしたい、このように考えておるところでございます。

 それから、市道湯の花温泉線でございますけれども、現状、皆さん方も御存じのように、372号は工事中でございます。そうした中で、市道の方へ車が集中しております。近時、大型自動車がすごい交通量でございまして、私どもも日常、地元で生活をいたしますのに、湯の花温泉線の沿線住民は、旅館街の皆さんをはじめ悲鳴をあげておられますのが現実でございます。

 くどいようでありますけれども、2月の終わりでしたか、部分的に50メーターほど片側舗装もしていただいたところもございます。少しやっぱり手を加えますことによって、付近のお方もこれで休めるという生の声をおっしゃっておられました。しかしながら、基本的にはあの沿線、全部舗装が必要でありまして、いずれ、今372号線の工事中であるがゆえにやむを得ない部分はあるわけですけれども、そうした372号線の進捗状況とあわせて、今後、市道湯の花温泉線の整備改良も必要ではなかろうか、このように思いますので、再度質問を申し上げまして、御答弁次第で質問を終わりたいと、このように思っております。

 以上であります。



◎土木建築部長(小川勇平) お答え申し上げます。

 先ほども申しましたように、市道湯の花温泉線の道路舗装改良計画といたしまして、全体を分割といいますか、一遍にはいかない場合もございますので、その内容をもちまして、平成11年度から対応してまいりたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(小塩正幸) 次に、佐野光男議員の発言を許します。

         〔佐野光男議員 登壇〕 (拍手)



◆(佐野光男議員) このたび、南つつじヶ丘より市議会議員の一人といたしまして市政に参加させていただくことになりました佐野光男でございます。よろしくお願いいたします。

 また、田中市長には、去る1月15日執行の市長選挙におきまして、第5代亀岡市長として、圧倒的勝利の中、みごと初当選されましたことに、心からお祝い申し上げます。

 私も、微力ながら、新しい価値観で、輝く21世紀に夢膨らませるまちづくりに向けて、市政の発展に全力を投じてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 私は、昭和60年3月に、京都市内よりこの亀岡の地に転入してきまして14年がたちますが、まだまだ知らないことばかりでございますし、未熟者でもございますので、一生懸命に勉強いたしまして、諸先輩の先生方に少しでも追いつけるように努力をいたします所存でございますので、今後ともよろしく御指導を賜りますようにお願い申し上げます。

 また、私のような新人議員に最初の市議会定例会に質問の場を与えていただきましたことは、まことに光栄に存じますとともに、輝世クラブの議員をはじめ関係者の多くの方々に心から感謝申し上げる次第でございます。

 何分不なれな者でございますので、お見苦しい点も多々あろうかと思いますが、お許しをいただきますようにお願い申し上げます。

 それでは、通告に従いまして、質問をさせていただきます。

 私の地元の南つつじヶ丘地区内に行政財産として5箇所の公共用地がありますが、そのうち、大葉台2丁目と桜台3丁目に、それぞれ約3,000平方メートルの用地があります。最初は就学前幼児の教育施設として、幼稚園、保育園が予定されていましたが、造成、入居以降14年の歳月が経過し、その後の諸般の状況変化によりまして、いまだ建設計画されていないところであります。最も有効に利用でき、近代的で、しかも将来的にも悔いのない施設を、また亀岡市内にあります施設と同様のものという考え方でなく、もっともっと近代的な新しい価値のあるものを、行政サイドだけでなく、学識経験者や地元住民とも十分協議をいただき進めてもらいたいと思いますが、市長の御所見についてお尋ねいたします。

 また、第2次亀岡市総合計画により、各中学校校区内に、健康いきいきプラン施設として、デイケアサービスセンターや、在宅介護支援センターなどを、また図書館の分室や、文化サークルセンターや、スポーツジム的要素を備えた体育関連施設などを併設した建設をお願いするものでありますが、市長の御所見についてお尋ねいたします。

 ガレリアかめおかに立派な施設ができましたが、車のある人は比較的よいのですが、車のない高齢者の方たちや障害者の方たちには、交通の便も悪く利用しにくいのが現状です。つつじヶ丘の住民はもとより、東部地区も含め、今亀岡市の人口の3分の1のお住まいになる方々に、開放された総合的コミュニティホールとして多目的な建設があるのか、お尋ねいたします。

 前谷口市長も、わが会派の代表質問のときに、南つつじヶ丘第3期工事が終わりますと造成計画も一段落するので、流動的に考えていきたいと答弁されておりました。

 そこで、提案でございますが、今2箇所あります用地の1箇所を伊藤忠不動産に売却し、約3,000平方メートルの土地の価額約4億円の資金をもって用地利用されるのなら、亀岡市の負担も、地元の負担もなく、14年間利用されなかった用地の有効利用ができるのではないかと思います。経済情勢の厳しいときでもあり、あれだけの土地を造成と同時に提供した業者との契約もあり、お金を使わず頭を使いながら、その辺も十分御協議いただき、より効果的に効率のよい利用方法を考えていただきたく、田中市長のお考えについてお尋ねいたします。

 次に、学級崩壊についてでありますが、学級崩壊と呼ばれる現象が今全国の小学校に広がってきています。授業時間になっても廊下で遊んでいて、教師が呼びかけても教室に入ってこない。授業中に何人もが動き回ったり、教室を飛び出したり、大声で騒ぎ出したり、注意をしても教師の言葉を無視する、喧嘩をする、机やいすを投げ合う、教師や友達が話すのを邪魔する、友達にちょっかいを出す、殴る蹴るなどして、クラスがまとまらず、授業が成立しません。このような現象は、数年前に首都圏の小学校高学年の教室で始まり、やがて地方都市の小学校へ、そして高学年の教室から中学年、低学年の教室へと広がってきました。

 20年近く前は、校内暴力が中学校を襲い、多くの教室で授業が成立しない状況も見られました。しかし、それらの荒れる教室と今日の学級崩壊とは異なった様相を呈しています。学級崩壊の舞台の中心は小学校です。まだまだあどけない子どもたちの言動には何の主張も込められていません。子どもたちは教師という存在を無視しており、学んでいる友達のことは眼中にも意識にもなく、勉強がいやになっていて、幼稚、気ままなまま思いどおりに行動しているだけであります。

 教師の悩みは深刻であり、すべてを無視されると、教師は誇りも自信も喪失し、人格をずたずたにされてしまいます。しかも、学級崩壊の教室では、必ずと言ってもよいほどいじめが存在し、親の教師不信が深刻化しています。そのため、絶望して離職する教師も多くあります。

 また一方では、次のように語っておられる教師もおられます。悪いところに目を向ければ一日中怒っていなければならない。悩みに悩んだあげく、とにかく子どもたちのよいところを見つけて徹底的に褒めてみることにした。少しでも頑張ったりできたことがあれば、褒めに褒めて褒めまくった。先生の話を聞いたね、すごい、花マルだ、というぐあいだ。もう一つ心がけたのは、集団遊びを取り入れることだ。クラスが騒がしくてどうしようもないとき、仕方なく外で遊ぼうと言うと、そっぽを向いていた子も素直に参加していたからだ。すると、子どもたちは少しずつ落ち着いてきた。無秩序だった学級集団に自然にルールができ、友達とかかわるのが楽しいという気持ちが生まれてきた。私のしたことは子どもたちの心の居場所をつくること。心が満たされてくると自然に暴力がなくなってきます、と、このように現在進行形の荒れへの挑戦をする教師もおられます。

 学級崩壊は、都市郊外の新興住宅地の小学校や、中学受験の盛んな小学校で多発していると聞きます。教師と子どもたちがともに学び合う新しい教室づくりと、複数の教師が絶えず協力して授業を創造するという新しい学校づくりを推進することが必要と思います。

 京都市教育委員会は、今春より学級崩壊未然防止専任サポートチームを発足させ、学校指導に当たると聞いています。学級崩壊は、学校内の協力体制不足や、家庭での基本的生活習慣の教育不足などと分析しています。学校と家庭と地域が一体となった連携強化や、日常的に学校訪問指導を強化されますように望むものであります。

 今、亀岡市内の18の小学校での現状の実態と、その対策について、あるいは今後におけます指導等について、教育長のお考えについてお尋ねいたします。

 最後に、学校給食についてでありますが、4月より新給食センターにおきまして市内18校全小学校の学校給食になるわけですが、一番気になりますのが衛生面であります。厨房施設や、備品、食器類、食缶類、また温度管理や衛生管理など、また配送時間や配送コースなど、新センターにおける特徴についてお尋ねいたします。

 そして、安全対策については万全を期しているとは思いますし、文部省通達の衛生管理基準にも適合していると思いますが、常に見直しを図り、新たな対策も取り入れていただき、子どもたちがおいしく、楽しく、安心して学校給食を食べることができますことを望むものであります。

 しかし、昨日も話がありましたように、南つつじヶ丘小学校の学校給食に針が混入していた事実を受けまして、教育委員会は、どこで針が入ったのか、給食センターへの業者の納入、調理、配送、南小での配膳などの各段階で調べるとともに、市内18の小学校の校長を通して、全教職員に安全確保へ注意徹底を促し、こうしたケースに備えたマニュアルの策定にも取りかかり、新センターに急遽、食材搬入の段階で金属探知機を設置する措置をとったと聞いておりますが、そのことは評価すべきことだと思います。ただ、発生後、直ちに保護者なり警察等に連絡するように指導がなされなかったことに対し、残念に思います。

 しかしながら、十分反省もされ、認識もされたと思います。そのことが、本日冒頭の御説明にもありましたように、南つつじヶ丘小学校に続いて、まことにもって残念ながら、昨日、つつじヶ丘小学校の学校給食にも針が入っていたわけですが、即学校の給食を打ち切り、警察にも連絡をし、同時に児童にも状況を説明をし、PTA役員らにも経過報告もされ、迅速に対応され、また18小学校全校で今学期中の給食を全面的に中止するという措置をとられる決断に至ったのだと思います。

 今後このようなことが二度と、いや三度と起こらないように、教訓を生かしながら、広がりを持った安全対策と安全管理についてお尋ねをいたしまして、第1回目の質問を終了いたします。ありがとうございました。(拍手)



○議長(小塩正幸) 田中市長。

          〔市長(田中英夫) 登壇〕



◎市長(田中英夫) 佐野議員の御質問にお答えを申し上げます。

 冒頭、私の方に当選の祝意をちょうだいをいたしまして、まことにありがとうございました。

 それでは、お答えを申し上げたいと存じます。

 私の方には、南つつじヶ丘地区の公共用地についてということで、その利用についての御質問でございました。ちょうど14年前、私も谷口市政のもとで助役をいたしておりまして、その中で、あの南つつじヶ丘が完成をし、そして多くの方々に御入居いただけるその手続や、前段の整備や、そんなことについて建設担当助役として直接かかわったことを今思い出しております。今、本市の中で最も清閑にして、そして環境のよい住宅一群として今あれがあるというふうに思っておりまして、ぜひぜひお住まいの方々のまたそれぞれの自治の力によっていいまちづくりへと進めていただきたいと、そのように思っているところでございます。

 そうした中で、それぞれ当時に伊藤忠の方からこの利用目的を指定をしながら寄付をいただいた土地がございまして、今日、保育園や、幼稚園や、商業地、商業地は一定また開店もしていただいておりますけれど、そうした形でこの用地が市の保有となっておるわけでございます。確か、記憶に定かでございませんけれども、私の助役時代にも、保育園にするか、幼稚園にするかというようなお話があったことを記憶をいたしております。

 現在の中で、この南つつじヶ丘のそれぞれお住まいをいただきました皆さん方の家族年齢構成が今どのようになっているのか、そしてこの後どのようになっていくのかというところについては、私自身、申しわけございませんが、現在十二分には承知をいたしておりませんけれども、そうしたことを勘案しながら、今後こうした土地については、本来の利用目的についての利用はどうであるかは検討していかなければならないと思っております。

 ただ、議員御提言のごとく、これを他に活用する方法は知恵を出せばあるのではないかというふうな御提案をいただきまして、まことにありがとうございました。ただ、これは目的を指定をされながら寄付をいただいたものでございまして、一定今後またそうした善意の寄付者とのこの協議も必要かというふうに思っておりますけれど、いずれにいたしましても、わが市の、そして南つつじのエリア内にある土地でございますので、今後また地元自治会等々も含めて十二分に御相談をしながらその利用を考えてまいりたいと思っております。単純に、いただいたものをそこへもう一度同じところへ売却をして、お金が入るというようなことになるのかならないのか、ちょっとこの辺は検討を要するところであろうなというふうにも思っております。

 と同時に、先ほどお話いただきましたように、南つつじの中で保育園や、幼稚園や、それだけでなくて、また図書館等々のお話もございました。一定、一エリアとして独立したすばらしいいろいろな公共施設も含めていいまちにしていくということは、われわれの理想でもございますし、そうあっていきたいというふうには考えておりますけれど、また市全域の公共施設の整備ということもございまして、それぞれも含めてよく考えてまいりたい、このように考えておりますので、また御指導を賜りたいと存じます。

 それから、私の方への御質問ではございませんでしたけれど、学級崩壊の惨状についてお話がございました。南つつじヶ丘小学校でそのようなことがなかろうと思っておりますけれど、亀岡市域内全部の小学校において、また御答弁を申し上げると思いますが、相なるべくはそんなことがなくてほしいと思っておりますけれど、しかし、全国的な情勢としてそういうことがあるということは私も承知をいたしております。学校を設置をする者として、そのようなことのないように、またわれわれも今後設置者は設置者としての立場で、教育委員会と連携を図りながら、学校自身も、また現場に出向くなどを含めて、今後、小・中学校子どもたちの教育ということに意を用いてまいりたい、このように考えております。

 以上でございます。



◎教育長(橋詰澄雄) お答えをいたします。

 学級崩壊についての亀岡市内の実態、そしてその対策、今後の指導ということでのお尋ねでございました。

 まず、学級崩壊の定義ということでございますが、これは先ほど佐野議員がおっしゃったとおりでございます。全国的にそういった学級崩壊が進行しつつあるというふうなニュースを聞く中で、絶対に亀岡市内でそういうことがあってはならないということで、今そういった取り組みもしておるところでございます。学校長からの報告では、亀岡市内におけます学級崩壊はないというふうに報告を受けております。

 しかしながら、そうした児童生徒の実態はどうかということになりますと、やはり自己中心的で、自分を抑えることができないという、また人の話をしっかり聞くことができない、また自己の感情をコントロールができないというふうな、そんな児童も在籍をしておるところでございまして、こういった人間が社会生活を送っていく上について基本的なことが身についておらないということについて、また先生の指導が入らないということにつきましては、本当に憂慮すべきことでございまして、こういったことにかんがみまして、家庭と十分な連携をとりながら指導をいたしておるところでございます。特に低学年からのしつけると、幼児期、それから低学年のしつけということがやはり一番大切ではないか。それには、学校だけではなしに、家庭のやっぱり指導、家庭の教育力ということも大変重要ではないかというふうに考えておるところでございます。

 こういう荒れる子どものやはり心の底というものをよく教師自身が洞察するということも大切でございますし、また児童生徒と教師との間のやっぱり信頼関係を築いていくという、そういう教師の指導力量というものも問われるところでございますし、また家庭の保護者の役割というものも大変大きいのではないかというふうに考えております。

 しかしながら、人命や、人権や、そして法に触れる行為に至りましては、これは厳しく指導していかないといかんのじゃないかというふうな考えを持っておるところでございます。

 なお、今後の指導でございますが、京都市の対応について御紹介もいただいたところでございます。十分そういったことも参考にしながら、亀岡市は亀岡市としての、地域の皆さん方と協力していろいろの児童生徒・青少年育成のための取り組みもいたしておりますので、そういった皆さん方とともども、心の教育といいますか、子どもたちがやっぱり体験をし、そしてその体験の中で感動する、体感するというふうな指導の徹底もこれからどんどん図っていかなければならないのではないかというふうに思っておるところでございます。

 次に、学校給食についてでございますが、先ほど、先日来、この件につきましては皆さん方にもおわびをしておるところでございますし、また佐野議員につきましては、南つつじヶ丘小学校の育友会長としてもいろいろとお世話になっておるところでございまして、そういう会長さんとの連携もできなかったということについては、この場を借りまして改めておわびを申し上げたいというふうに思っております。

 この、今建設をいたしております学校給食センターは、文部省が定めました学校給食衛生管理基準、こういうものがあって、この基準に照らして、そして建設をしたものでございます。この管理基準というのは、9年の4月に出されまして、その管理基準に照らして給食センターを設置したものでございまして、中身といたしましては、完全に内容をクリアしておるというふうな立派な施設でございます。

 配送等についての御心配もいただきました。1台で2校を担当をいたしまして、そして30分以内に学校へ配送する。一番遠い学校で30分ということでございますので、30分以内にそれぞれ学校に配送して、そして2時間以内に喫食ができるという計画も立てておるところでございますし、また、温度管理は、食材をセンターが購入をいたしました後、すぐに温度管理室に、冷蔵庫等に入れまして、そしてそれを調理、そして配送、配膳室に送る、それまで温度管理を徹底してやるということでございます。配膳室で初めて外気と触れるというふうな状況まで温度管理を徹底してやって、途中での細菌等の繁殖を防ぎたい、食中毒を防ぎたいと、このように考えておるところでございますし、また複式献立等をやりまして、給食内容の豊富な形態もつくっていきたいというふうに思っております。

 なお、特徴等についてのお話でございますが、お答えをする時間も限られておりますので、完全にドライシステムにいたしまして、室内空調管理、そして働いていただきます調理員さんにも労働しやすいような環境をつくった施設でございます。どうか、いろいろと私たちも努力をいたします。安全でおいしい給食を提供していきたいと、このように考えております。

 以上でございます。



◆(佐野光男議員) 明確かつ御丁寧な御答弁をいただきましてありがとうございました。

 市長には再度、総合的コミュニティホールの建設に向けまして、地元住民の大変強い要望もありますので、早期に進めていただきますことを御要望いたします。

 また、教育長には、大変御苦労をされているとは思いますが、今後とも勇気ある迅速な決断と公開性のある対応を要望いたしまして、私の質問を終わります。



○議長(小塩正幸) 次に、苗村活代議員の発言を許します。

         〔苗村活代議員 登壇〕 (拍手)



◆(苗村活代議員) 通告に従って、質問します。

 まず、学校給食についてですが、昨年の和歌山のカレー毒物混入事件以来、各地で類似した事件が相次いで起きています。学校給食にも異物混入事件が、奈良、岩手、堺、川崎と、相次いで起きています。数日前には、新聞で、南つつじ小で縫い針混入事件があったことが報道されました。そして昨日は、その隣のつつじヶ丘小学校でも同様の事件が起きてしまいました。

 子どもたちの健やかな成長と、食文化を追求し、また、食べる喜びや、食べる力を身につけていく上で大変重要な役割を持つ学校給食に縫い針混入、あまりにもショッキングな事件です。私自身、二人の子どもをつつじヶ丘小学校に通わせていますが、親の一人として、安心して給食を食べさせてやれないということは、本当に残念です。

 南つつじヶ丘小学校の事件は昨年の12月17日に起きていますが、なぜ今まで明らかにされなかったのでしょうか。12月17日の1か月後には市長選挙、市会議員選挙があり、現在2校残されている自校給食の存続を私たちは訴えていました。また、市長候補の民主市政の会の高向吉朗氏も存続を訴えておられましたが、そういったさなかにこの事件は起きています。……………………………………………………………………………………………………………

 また、警察への届けは今月の4日にされているわけですが、PTA総会は6日に行われています。あわてて届けたということではないでしょうか。

 事は、単にごみや虫が混入していた、そういう問題ではなく、人命にかかわることです。原因究明や対策は迅速に行わなければなりません。なぜ今まで明らかにしてこなかったのか。昨日起きたつつじ小の事件の原因は何なのか。教育長は、今朝の新聞によりますと、絶対に許せないことだとおっしゃったようですが、……………………………………………………………………………………………………………………こういった事件が今後二度と起きないための対策はどのようにされるのか。市長並びに教育委員長、教育長に答弁を求めます。

 次に、小・中学校の施設改修、改善について質問をいたします。

 全国的に学校の老朽化の問題が明らかにされてきて、そのあまりのひどさに、21世紀を担う子どもたちがハード面であまりにも劣悪な状況に置かれていることに心が痛む思いがします。この亀岡におきましては、昨年の12月市議会で、わが党の立花議員が写真を示し改善を迫りました。また、今議会が始まる前にも、私たち共産党議員団は市内の小・中学校の調査を行いました。私は、新人議員の研修で、教育研究所やガレリアなどの見学に行きましたが、その落差に今の亀岡市政のありようを見た思いがしました。

 具体的には、亀岡小学校の体育館も築33年で建て替えの時期に来ていますが、年次計画はどうなっているのか。千代川小学校の体育館倉庫の天井の抜け落ちや、少なくとも1年以上放置されているトイレのドアの破損など。また、東輝中学校では、本当にひどいもので、トイレのドアは継ぎはぎだらけで、使用禁止のところが各階数箇所あります。教室の出入り口のドアや窓が倒れてこないように画布テープで固定してある。壊れた窓ガラスは段ボールが張ってある。30人から女性教員がいるのに、職員用トイレは二つしか使えないなど、あげればとても切りがないのですが、一体改修の基準はどうなっているのか。全校総点検を行い、必要な箇所について早急な対応をされるべきと考えますが、教育委員長、教育長の答弁を求めます。

 次に、バリアフリーについて、高齢者政策とも関連して質問します。

 市の障害者基本政策では、障害のある人が地域で暮らし自由に社会参加するためには、移動の手段を確保することがきわめて重要です。国の障害者プランでは、障害者の活動の場を広げ、自由な社会参加が可能となる社会にしていくため、道路、駅、建物など、生活環境面での物理的な障壁の除去に積極的に取り組むことが目標とされています。今後、本市でも、高齢化が進むにつれ、障害を持った方だけの問題ではなく、行く行くは多くの人が直面していく課題です。

 私は、次の4点について質問いたします。

 一つ目には、亀岡駅にエレベーターやエスカレーターの設置をすることについてです。改札口やトイレの改造は順次行われてきていますが、全体的には、駅前整備の計画にあわせて検討ということですが、毎日1万人以上の利用客があり、その中には、多くの障害を持った方やお年寄りの方がおられます。古くなった階段から滑り落ちたとか、ラッシュ時には怖くて上り下りできないという方が多くおられます。国の補助事業である駅のバリアフリー化に対する補助率のアップが昨年に続いて継続されています。福祉都市宣言をされている亀岡市の玄関口です。早急な改善が求められているのではないでしょうか。企画管理部長の答弁を求めます。

 二つ目には、路線バスにリフト式やノンステップ式バスの導入促進を図ることについてですが、車いすの方が健康な人と同じように、好きなときに好きなところに出掛けていけるためには、足の確保が最も重要になってきています。今後、急速な高齢化が進むことが予想され、高齢化の進行ともあわせて障害を持つ人の数が増加することが予想されます。実施に向けてどうされるのか、答弁を求めます。

 三つ目に、作業所に通っていらっしゃる利用者の方への交通費補助についてですが、現在、亀岡作業所に東別院から通っている方のバス代、月1万8,060円です。障害者割引があっての額です。この人たちの1月の賃金は5,000円から1万円です。バスとJRを使うと1万9,000円の人もあるそうです。働いても賃金以上に交通費がかかると、こういう状況です。

 養護学校でさまざまな力を身につけ、いざ社会に出て働こうとしても、経済的に大きな制約があるわけです。宮津市や、福知山市、伊根町では、全額補助、園部では、上限がありますが、補助を実施しています。本市でも実施すべきと考えますが、福祉部長の答弁を求めます。

 四つ目に、高齢者政策として、京都交通バスの運賃割引制度、敬老パスについて質問いたします。昨年9月にガレリアかめおかがオープンして以来、市内循環バスの運行が開始されていますが、市内全域をカバーするものにはなっていません。そのため、市役所一つに行くのにも乗り換えなくてはならず、また市内に公立の病院がないため、南丹病院や京都市内の病院にたくさんの方が通院しておられます。交通費がかさんで大変だという声が多くあります。障害者の方もそうですが、高齢者の方にとって、公共交通であるバスの持っている役割はとても大きなものがあります。今年は国際高齢者年でもあり、お年寄りの方が安心して出掛けていかれるように、ぜひこういった制度を本市でも実施していくべきと考えます。

 以上、四つの点について、関係各部長の答弁を求めます。

 次に、環境行政、特に西つつじヶ丘、南つつじヶ丘地域の街路樹について質問をいたします。

 西つつじでは、昨年の台風で何本かの街路樹が倒れ、地域住民の方は直接的・間接的な被害を受けられました。また、日常的には、木が育ち過ぎ日陰になるとか、木に虫がついて家の中まで入ってくる、根がアスファルトを押し上げ、歩くのにとても危険などの問題が起きています。昨年、西つつじヶ丘の市道整備で改善はされてきていますが、残された部分の計画はどうなっているのか。

 また、南つつじでは、剪定費用として年間60本分の予算がついていると聞いていますが、街路樹の数を数えましたら790本ぐらいありました。すべての街路樹について行うべきと考えますが、都市建設部長の答弁を求めます。

 最後に、介護保険について、2点質問をいたします。

 まず一つ目は、特別養護老人ホームの待機者についてです。現在、待機者は約20人とおっしゃっているところです。しかし、亀岡市健康いきいきプランに基づけば、すでに目標達成したとおっしゃっています。介護保険の事務受け付けが約半年後に始まるとき、建設計画が明らかにされていません。そして、待機者がどんどん増加するでは、保険料を払っても受給できないこの実態を、どのような計画で実施時期までに解決されようとしているのか。市長並びに健康いきいき推進部長に答弁を求めます。

 二つ目に、介護認定の1次判定、2次判定についてですが、全国的にも、また亀岡市においても、モデルケースとして認定作業をされたと聞いています。具体的に判定結果の特徴を健康いきいき推進部長に答弁を求めまして、第1回目の質問を終わります。(拍手)



○議長(小塩正幸) 田中市長。

          〔市長(田中英夫) 登壇〕



◎市長(田中英夫) 苗村議員の御質問にお答えをいたします。

 私の方に御質問があまりありませんでしたのであれですけれども、介護保険についてお話がございましたので、それについては基本的な考え方を申し上げたいと存じますけれども、最初に、学校給食について、昨年ありました南つつじヶ丘でのこの給食に対する事件、事案につきまして、選挙と関係があるかのようなお話がございました。市長選、市議選、それぞれ戦われましたけれども、しかし、私はそのことは全く関係がないと思いますし、そのようなことを議場でおっしゃられることはいかがなものかなと思っております。私自身は、市職員でもありませんし、その事案も知りませんですし、そういう立場ではございますけれど、多くの現職の市議会の皆さんも選挙を戦われたわけでございますから、あまりそのような連動で物をおっしゃるということは、何でもそのように考えてしまうという思考回路は、私は非常に奇異に感じておるところでございまして、感想を述べさしていただきたいと存じます。

 その上で、介護保険でございますが、特別養護老人ホームのことを例にお取りいただきまして、この介護保険についての準備はいかがかという御質問だったと思います。詳細につきましては部長の方から答弁をいたさせますけれど、基本的に昨日も申し上げておりましたように、介護保険全般にわたる数々のスタートまでの準備における要素が議論をされております。新たに保険制度をつくるわけでありますから、なかなかこれについてはスタートするまでに、する寸前まで、多くの準備とそして議論が尽くされていくというふうに思っておりますけれど、しかし、新たな保険のスタートというものは、なかなか厳しく困難な道のりだというふうに正直思っております。

 しかし、行政としてそれをスタートさしていくからには、今考え得るあらゆることを考慮に入れながら、万全の準備を進めていかなければならない。そのために、市といたしましても、来年度の人事配置は、組織をあげてこの準備にかかっていきたいという決意で今おるということだけ申し上げておきたいと存じます。

 以上でございます。



◎教育委員長(中井哲夫) お答えをいたします。

 学校給食についてでありますが、昭和52年、市議会で、学校給食にかかわる今後の方針を説明してまいりました。その方針に従いまして、今回、亀岡市内の小学校の学校給食を一元化し、文部省の学校給食衛生管理基準をクリアした施設として今月いっぱいで完成する運びとなりました。この施設によりまして、安全で安心な給食を提供していきたいと思っております。

 また、先ほど御質問にございました、今回の異物混入の件につきましてでございますが、教育委員会といたしましては、隠そうとか、押さえ込もうとした事実はございません。

 それから次の、小学校、中学校の施設改善についてでありますが、教育施設の整備充実につきましては、教育行政の最重点課題の一つとして取り組んでいるところでございます。今後とも教育機能が十分に発揮されますよう、市長部局と十分に協議し、計画的に整備に努めてまいるところでございます。

 以上でございます。



◎教育長(橋詰澄雄) 学校給食についてでございますが、なぜ届けなかったか、遅れたかというふうなお話でございました。このことにつきましては、今議会におきまして、大西議員、それから湯浅議員、木曽議員、そして先ほど佐野議員からも御質問がございまして、そのことに対しまして誠実にお答えをしてきたところでございます。

 次に、学校の施設設備の充実でございますけれども、いろいろと学校をあげていただきまして、あたかもひどい学校のような印象を受けるような御質問でございましたけれども、決してそんな状況ではございません。私どもといたしましては、たとえば11年の予算で大規模改修をするという学校について、それを10年度の予算でいろいろとなぶるということにつきましては、二重投資ということで、大変予算を使う上についてももったいないことでございますので、少し引き延ばしている点はございますけれども、その都度、その都度修繕し、整備を図っておるところでございまして、そんなひどい学校のイメージとして御質問のあることについては、大変私は遺憾に思っておるところでございます。

 以上でございます。



◎企画管理部長(井上貞夫) お答えをいたします。

 亀岡駅舎のエレベーター、エスカレーターの設置の考えについてということでございますけれども、基本的には必要であるという認識をいたしております。ただ、今日、亀岡駅舎の改築も含めてJRに対して強く要請をしてきているところでございます。そういったことから、駅舎の改築に当たっては、当然、亀岡市の健康長寿社会プラン、あるいは障害者基本計画の趣旨に基づきまして、こういったものは設置できるよう最善の努力をしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



◎福祉部長(田中計一) お答えを申し上げます。

 まず、私の方にお尋ねの、まず、3点目の1点目でございますが、路線バスにリフトの設置、また導入はどうかということでございますが、ただいま御質問の中にもありましたように、亀岡市の障害者基本計画にそのことはうたっております。また、基本計画を策定するに当たりましては、策定委員会というものを結成をし、御審議をいただきました。その中に、京都交通からも委員さんとして加入をいただいて、いろいろ御審議の中に御意見をいただいております。そういったことを踏まえて、リフト車の設置ということにつきましては、非常に今日の状況からいきますと、利用の路線、また利用の時間帯、利用人員、この辺のことの利便性を確保する中での路線選定ということを考えていかないと、基本的には無理が生じるであろうというふうには思いますが、さすれば、どういう対応をするのか。現在は、運行しておりますリフト付きのタクシーなり、また社会福祉協議会が所有をしておりますリフトカー等の有効利用について、可能かどうかということの検討はしてまいりたいというふうに考えます。ただ、導入等に当たりましては、平成11年度から国の施策の中で、市町村障害者社会参加促進事業という事業を採択をいたしました。この辺につきましては、リフト付きのバスの福祉バスの運行ということについては、平成12年度になれば基本的には考えてまいりたいというふうに考えております。

 それから次の、作業所の利用者への交通費の助成ということでございますが、今日、作業所へ通所されます皆さん方につきましては、3点ほどの内容になっているというふうにお聞きをいたしております。

 まず1点目は、自宅からの直接の入所、通所をするというのがございます。それから2点目の、自宅からJR亀岡駅や国道つつじヶ丘のバス停、この辺の集合拠点のところまでは作業所の車が送迎に行きますという方法がございます。もう1点は、重度の障害者にありましては、自宅まで迎えに行くと、この三つの方法でお迎えにあがっているということはお聞きをいたしております。

 その中で、基本的には、集合の拠点場所まで来る通所の方につきましては、作業所のガソリン代ということで1,500円の徴収はいたしておるということは聞いております。この辺につきましては、今日、交通費の助成ということの御質問でございますが、今後、遠距離からの利用者の通所の状況並びに他の市町村の状況を調査、実態把握をした中で検討してまいりたいというふうに考えております。

 ただ、それぞれ現行の福祉制度の中では、それぞれの補助の制度の関係もございますので、その辺は承知をいただいておるというふうには思いますけれども、よろしくお願いをしたいと思います。

 それから、高齢者対策の中での敬老パスの関係でございますが、この辺も、先ほど申しましたように、亀岡市におきます市内の循環のバスにつきましては、京都交通が1社でございます。その辺につきましては、バスの路線があっても、運行回数の少ないこと、乗車率の低いこと、この辺の採算ベースがどうかということもありますし、またバスの運賃体系につきましても地域差がございます。この辺のことを踏まえながら、やはり検討はしていかなければならん。これからの高齢化社会に向けての検討課題であっても、基本的に今すぐやれるのかといいますと、なかなかむずかしい問題点もございますので、今後は市内の交通体系の整備とあわせて高齢者の交通手段の確保を検討すべきであろうというふうには考えております。

 以上でございます。



◎健康いきいき推進部長(坂井茂子) お答えを申し上げます。

 介護保険制度につきまして、先ほど市長から基本的な答弁があったところでございますが、1点目の、特養の待機者についての建設計画というふうなことについての御質問がございました。これにつきましては、現在、亀岡市民の方で特養に措置いたしておりますのが146名でございます。市内3施設に121人、市外等の関係で10施設ほどに25人、146名の方の措置をいたしているような状況がございます。

 すでに、おっしゃっていただいておりましたように、市内におきます建設計画につきましては、健康いきいきプランにおきます11年度目標までの、150人という施設を想定しておりましたので、それにつきましては目標はおかげさまで達成させていただいております。

 今後につきましては、介護保険の施設サービスに当たります重要な受け皿にもなってまいりますのが、特養、一つございますし、それ以外に、老人保健施設、あるいは療養型病床群といったところが施設サービスにかかわってまいります。全体的な中では、介護保険事業計画を策定してまいります。そういった中で、十分、そうした他のサービス等の関係、あるいはそれぞれ市民の皆さんから調査しておりますような実態、そういうふうなことを十分勘案し、サービス総量すべてが保険料にまた関係してまいりますようなことも踏まえました中で、適切な事業計画は策定していきたいというふうに思っております。

 それから2点目の、介護認定の1次判定、2次判定につきましては、モデル事業からの関連をというふうなことでございました。御承知のように、介護保険の給付を受けるためには、市町村によります介護認定を受ける必要がございまして、そういうふうなところから、要支援、あるいは要介護というような状況を出していくようなこととなっております。

 それに伴いまして、73項目の心身の状況調査、プラス10年度から特例の医療行為12項目をプラスした85項目にわたってのまず調査をいたしまして、それが全国的な公平と客観性を保つために、介護の時間というのを1分間タイムスタディでデータを出しましたようなのを、厚生省の方がコンピューターに入力しております。そういったところでまず第1次判定をしてまいります。その結果を受けました中で、保健・医療・福祉の専門家で構成いたします介護保険認定審査会におきまして、そういった状況、あるいは調査員が見ましたようなときの特記事項、そして重要となりますかかりつけ医の意見書、そういったものを十分に協議をいたします中で2次判定というふうなことになってまいります。

 亀岡の方では、109件、施設サービスを受けていられる方、あるいは在宅の方、そういった方々の認定をしてまいりました。そういった中で、実際的には、介護度が非常に重くなったような変更の方も13件ございますし、軽度にいたしましたようなことも1件ございました。十分今後につきましては、こういうモデルで通しました内容のことを踏まえまして、本格的な申請の方に、万遺漏なきように準備を進めたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(小塩正幸) 本日は、あらかじめ会議時間を延長いたします。

 都市建設部長



◎都市建設部長(青柳英男) お答え申し上げます。

 街路樹の四季折々の変化につきましては、まちの景観の一部となっておりまして、潤いのある緑豊かなまちづくりとして、多くの大切な役割を果たしておると思っております。また、快適な生活環境に寄与もしておるというように承知しております。

 その中で、街路樹の中でも、特に成長の進んだ高木につきましては、南つつじヶ丘地内では昨年度から、先ほどもおっしゃっておりますように、50ないし60本ずつの計画的な剪定を実施しております。また、西つつじヶ丘地内では、樹木の特性上、台風の到来時期までに夏季剪定を実施しております。また、信号機なり、街路灯の妨げになる枝や、また民家の敷地内に侵入した枝につきましては、その都度、剪定や害虫防除を実施しており、今後も引き続き対応していく考え方でございます。

 なお、剪定いたしました枝等につきましては、環境リサイクルの観点から、チップ化し、公園等の丸木材として使用もいたしておりますし、また落ち葉についても、有機堆肥といたしまして有効利用を図っておるようなことでございます。

 また、街路樹の根が張り詰めて、時には歩道面を押し上げるような場合があるわけでございますけれども、これにつきましても、道路担当課と調整し、平成5年度より年次計画的に歩道整備工事を実施しております。

 以上でございます。



◆(苗村活代議員) 2回目の質問をいたします。

 給食問題についてですが、二度と起こさないと言った舌の根も乾かないうちに起きてしまったと、今朝、教育長はおっしゃいました。昨年の事件が起きて、直ちに真相究明、対策が打たれていたらと思わざるを得ません。絶対にこういうことは起こさない、起きてはならない、そういう敢然とした態度で、また立場で、保護者や、学校の先生、子どもたちを信頼して臨まれたのでしょうか。

 昨日起きたつつじ小の事件、昼の12時45分に発見され、午後2時ごろ、つつじヶ丘小学校では5時間目の授業を取りやめ、全校集会を開き、子どもたちに事実を伝え、注意を促しています。つつじ小学校ではそういった機敏な対応がされています。市教委にもすぐに連絡は来ているはずですが、他の学校への連絡はいつの時点でされたのでしょうか。

 今日からの給食が中止になった連絡は、各学校の連絡網を通じて行われたわけですが、その理由ははっきりと伝えられていないように聞いています。私は、三つの学校の保護者に聞きましたが、どこの学校もそうでした。事実をきちっと伝え、どれだけ機敏な対応をするか、このことがとても重要になっているとき、ちゃんと理由が伝えられていない。そのことについてどう考えておられるのか、お答えを願います。

 私は、学校給食の安全管理徹底のため、次の点が大切と考えています。

 一つは、食材業者選定も含め安全な食材を確保すること。二つは、調理段階での安全管理の徹底。三つ目には、学校への配送時の安全管理。四つ目には、子どもたちへの教育的指導も含め、学校における安全管理、こういったことが大切と考えます。

 あと、学校施設改修についてですが、教育長は、私が言ったような状況はないとおっしゃいましたが、いかに実態を把握されてないというのがそのことでわかります。私は、ここの、この場で言ったことは本当に一部の状況ですが、もう少し現場の状況を把握するということをされないといけないのではないでしょうか。そういったことについての答弁を求めます。



◎教育長(橋詰澄雄) お答えをいたします。

 今回の件について、どういうふうに学校が保護者に連絡したかとか、いろいろとお尋ねでございますが、ものには順序がございまして、昨日はここで5時半過ぎまで議会があり、そして議会の休憩時間に校長に招集をかけまして、6時30分に集まってほしいという招集をかけまして、そしてそれから後、校長等に指示もしたり、また校長の意見を聞いたりして、終わったのが7時半ごろでございます。それから校長は学校へ帰りまして、そして全保護者に、今日は午前中であると、そしてその次からはお弁当を持参でひとつ学校へ登校させてくれというふうな連絡をせなければならない。たくさんの子どもに連絡するんですから、一々細かい理由を電話でやっておりますとまた行き違い等もありますので、そういうとにかく緊急の連絡をして、今日、子どもたちに、なぜそういうふうになったのかという文書を子どもたちに持って帰らせて、保護者の皆さん方に徹底をするという、そういう順序をとってやってまいったわけでございまして、学校では、それは場合によっては保護者の質問により、こうこうこういう理由で明日は午前中、次からは弁当というふうなことを言っている場合もありますが、基本的には、緊急を要することでございましたので、そういうふうにさしていただいたところでございます。今日は全部の学校で子どもたちが文書を持って帰るだろうというふうに思っておりますので、苗村議員もひとつ御覧をいただいたら大変ありがたいというふうに思っております。

 それから、安全なおいしい給食を提供するために、いろいろとおっしゃっておりましたが、それは私たちが常に言っておることでございまして、この件につきましては御賛同をいただいたものと思っておるところでございます。

 また、学校の施設設備等についての、もっと実態把握をせないかんのと違うかというふうなお話もございました。私どもは実態把握をしておるところでございまして、常に校長から学校の状況等については聞いておりますし、また緊急時、また年に2回ほどは担当が学校へ行きまして、そして校長からいろいろの意見を聞き、そして現場を見て把握をしておる状況でございます。

 以上でございます。



◆(苗村活代議員) 最後に、市教委は、21世紀を担う子どもたちの命と健康を守る、そういった学校給食法に基づいた、そういった本来の立場をきちっと堅持して、今回続いてこういう問題が起きたわけですけれども、本当に二度と起こらないようにきちっと対応されることを望んで、私の質問を終わります。



○議長(小塩正幸) 本日は、この程度といたします。

 明10日午前10時より再開して、一般質問を継続いたします。

 本日は、これにて散会いたします。

 御苦労でした。

                         午後5時02分散会