議事ロックス -地方議会議事録検索-


京都府 宇治市

平成12年  3月 予算特別委員会(第4回) 日程単位表示




平成12年  3月 予算特別委員会(第4回) − 03月13日−04号







平成12年  3月 予算特別委員会(第4回)



            予算特別委員会会議記録(第4回)

日時    平成12年3月13日(月)午前10時00分〜午後6時31分

場所    第3委員会室

出席委員  矢野委員長、鈴木副委員長、松峯、長谷川、田中、足立、水谷、向野、山崎、金ケ崎、高橋、久保田、庄司、河上、浅見、藤田、片岡の各委員

説明員   谷口教育長、小林教育部長、田中同部次長、飯田同部次長、源城同部参事、黒河教育総務課主幹、山本施設課長、山本同課主幹、塚原学校教育課長、萬社会教育課長、土屋同課担当課長、萩野同課主幹、辻生涯スポーツ課長、西村同課主幹、平岡青少年課長、津原源氏物語ミュージアム館長、稲枡生涯学習センター主幹、福山中央公民館長、松野宇治公民館長、藤本木幡公民館長、高木小倉公民館長、九重広野公民館長、山本中央図書館長、森田東宇治図書館長、中澤西宇治図書館長、西村善法青少年センター館長、升井大久保青少年センター館長、木下河原青少年センター館長、吉水歴史資料館主幹、山下指導主事、西田水道部水道事業管理者、松本同部次長、西同部参事、福山水道総務課主幹、高木営業課長、川崎浄水管理センター場長、阿古目工務課長、田中同課主幹、奥野同課主幹、前野配水課主幹

事務局   下岡次長、前西主任、小谷主任、松本主査、中森主任

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             午前10時00分 開会

[教育委員会事務局]



○矢野友次郎委員長 おはようございます。

 これより本日の予算特別委員会を開会いたします。本日予定をしております部局の審査に入ります。

 それでは、教育委員会事務局の審査に入ります。主要な事項について説明を求めます。谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 おはようございます。

 予算特別委員の委員各位におかれましては、去る9日以来、平成12年度予算の審査に当たっていただいております。まことにご苦労さまでございます。

 本日は、教育費関係につきましてご審査を煩わすことになりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。

 教育委員会といたしましては、久保田市長が平成12年度施政方針の中で明らかにされました基本政策を、市議会を初め、関係者のご理解とご協力を得ながら、学校教育や生涯学習の行政を通じまして、積極的に推進してまいる所存でございます。

 平成12年度の教育費の歳出予算総額は47億151万円でございまして、一般会計歳出予算総額に対する割合は9.0%になっております。詳細につきましては、小林教育部長から説明をいたさせますので、何とぞよろしくご審査賜りまして、ご可決いただけますようお願いを申し上げます。

 本日はよろしくお願いを申し上げます。



○矢野友次郎委員長 小林教育部長。



◎小林巧教育部長 平成12年度宇治市一般会計予算のうち、教育費に係ります予算につきまして、予算書の費目別にその主な内容につきまして順次ご説明を申し上げます。

 最初に、収入の部でございますが、6ページ、7ページ、11ページ、16ページ、17ページ、20ページ、22ページ、23ページになってございます。源氏物語ミュージアム及び野外活動センター等の教育使用料といたしまして1億4,133万2,000円、就学援助費及び武道場新築事業等の国庫補助金1億424万3,000円、社会教育活動等への府補助金5,511万8,000円、埋蔵文化財発掘調査受託事業収入といたしまして5,000万円、育成学級協力金5,272万6,000円を計上いたしているところでございます。

 次に支出の部でございますが、7ページ、22ページ、31ページ及び45ページから56ページでございます。教育総務費でございますが、教育委員会費では、教育委員報酬及び活動費等に791万1,000円でございます。事務局費につきましては4億8,356万8,000円計上いたしておりまして、一般職員及び非常勤職員の給与、僻地校の通学対策費等でございます。青少年対策費では、不登校や問題行動などの今日的な課題への対応といたしまして、生徒指導研究推進費、適用指導教室、心の教室相談員派遣やメンタルフレンド推進事業等に3,463万4,000円でございます。教育研究費では、マルチメディア活用学校間連携推進事業を含みます教育研究及び4名の英語指導助手招致経費等に3,075万2,000円でございます。

 次に、小学校費でございますが、学校管理費では17億7,284万2,000円計上いたしておりまして、学校施設整備10カ年計画の3年目といたしまして、内部塗装及びトイレ改修は最終年度として仕上げさせていただいて、大規模改造の取り組みのほか、管理運営費等でございまして、新規取り組みといたしましては新1年生に可動式机いすの導入、学校給食の民間委託、給食の調理環境充実、学校ふれあい花壇等整備に取り組んでまいります。教育振興費では1億2,073万6,000円計上いたしておりまして、教材充実や就学援助、学校図書館図書充実等のほか、新規の施策といたしまして、総合的な学習の時間対策費、また、労働費での計上となっておりますが、緊急地域雇用対策を活用いたしまして、全学校に社会人講師の導入等に取り組んでまいります。

 次に、中学校費でございますが、学校管理費では4億4,879万6,000円計上いたしておりまして、小学校と同様に、施設整備の3年目といたしまして、トイレ改修は最終年度として仕上げ、大規模改造等の取り組みのほか、新規の取り組みで西宇治中学校に武道場の新築、新1年生に可動式机いすの導入を行ってまいります。教育振興費では7,516万円計上いたしておりまして、教材充実や就学援助、学校図書充実等のほか、新規に総合的な学習の時間対策や全学校に社会人講師の導入等に取り組んでまいります。

 次に、幼稚園費でございますが、市立幼稚園の運営管理及び私立幼稚園への就園助成補助金、運営費補助金等に3億9,708万2,000円でございます。

 次に、社会教育費でございますが、社会教育総務費では6億4,898万9,000円計上いたしておりまして、大久保青少年センターの運営費、社会教育指導員活動費、成人式開催費等でございます。文化財保護費では、埋蔵文化財の発掘調査費等に6,222万5,000円でございます。育成学級運営費では、市内の20の小学校で開設をいたしております学級の運営管理に要します経費1億8,808万2,000円でございます。社会体育費では、学校体育施設開放及びスポーツ教室開催経費、各種大会事業補助金等に5,439万4,000円でございます。公民館費では、5館の管理運営及び活動費に2,775万1,000円でございます。歴史資料館運営費では、特別及び企画展、資料調査整備収集保存等に1,154万9,000円でございます。図書館運営費では、3図書館の管理運営、図書資料提供等に6,706万2,000円でございます。総合野外活動センター運営費では、管理運営経費といたしまして8,050万5,000円でございます。生涯学習センター運営費では、管理運営費のほか講座等開催及び生涯学習推進等に2,929万1,000円でございます。源氏物語ミュージアム運営費では、管理運営費のほか二千円札発行記念を含みます企画展、講座開催等に7,568万1,000円でございます。なお、ページが前後いたしまして恐縮でございますが、市民会館運営費では、管理運営経費として1,447万3,000円でございます。さらに、地方改善費の中で善法、河原青少年センターに係ります経費といたしまして、管理運営及び活動費といたしまして2,250万6,000円でございます。

 以上、まことに簡単ではございますが、教育委員会に係ります平成12年度当初予算の主な内容の説明とさせていただきます。よろしくご審議をいただきましてご可決を賜りますようお願いを申し上げます。

 以上でございます。



○矢野友次郎委員長 これより質疑に入ります。質疑のあります方の挙手をお願いいたします。長谷川委員。



◆長谷川雅也委員 私の方から、少し青少年の問題についてお聞かせ願いたいと思います。この2002年には完全学校週5日制が実施されるに伴って、宇治市といたしまして、大久保青少年センターや各公民館等で青少年を対象としたジュニアリーダーの養成事業や週5日制に対応する各種の事業を実施されておられます。また、青少年にかかわる市民団体等いろいろありますが、健やかな成長を願って健全育成活動の補導、環境浄化活動など行事を通じて取り組まれているところでございます。21世紀を担う青少年の健全育成に向け、学校、家庭、地域社会及び関係機関、諸機関等、情報の共有化を図り、開かれた連携のもと、より一層環境づくり等の充実に取り組まれている昨今でございますが、大変痛ましい事件が発生いたしました。思い返しますと、昨年の暮れでしたが、伏見区で日野小学校のグラウンドで小学校2年生の男児が刺殺されるという悲劇が起こりました。また、ことしの1月11日には和歌山県でしたが、かつらぎ町の中学校で中学1年生男子の生徒が傷を負わされるという事件が、いずれも学校内で起こった事件でございます。近年、開かれた学校を目指しての取り組みが進む中で、悲しむべき出来事でございました。

 日野小学校の関係では、2月6日に、容疑者と目されていた青年が自殺するという幕切れで事件の真相はやみに包まれている状況でございます。事件の容疑者が成人男性とはいえ、教育現場、ましてや最も安全な場所での事柄だけに非常に憂慮される事態でありました。

 そこで、質問をさしていただきますが、いわゆる学校に対して教育委員会としてのリーダーシップを発揮され、適切な指導や指示をされたのかどうか。そして、今回の事件を教訓といたしまして、今後どういうふうに生かされているのか。また、どのように施策の展開をされているのか、お聞きをいたしたいと思います。

 それとあわせて、次の質問でございますが、小・中学校の関係の整備事業でございますけれども、それぞれどのあたりまで改造されているのか、お聞きしたいというふうに思っております。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 平岡課長。



◎平岡モト子青少年課長 だだいまの日野小学校事件に関する質問でございますけれども、マスコミ等でご承知のとおりでございますけれども、我々の学校関係者、まあ、行政、学校等含めまして、この事件より教訓化しなければならない課題を幾つか残した事件ではなかったかなというふうに思います。事件の起こりました当初、何といいましても、子供たちの安全確保が第一でございます。それと、関係各課の連携プレー、そして指示系統の一本化、こういうことを主として学校等に指示をさせていただき、警察、それから府教委との連絡の密接な連携のもと、関係課、市教委の中も本部体制というんでしょうか、そういう体制の強化を図ったところでございます。

 この事件を通しまして学びました、教訓化しなければならないという幾つかの課題でございますけれども、開かれた学校づくりと児童・生徒の安全確保の問題、それから2つには、生命と言うんでしょうか、人権の大切さを今以上に徹底して指導をしなければならないということ、それから、マスコミ等で被疑者となりました青年のことは出ておりますけれども、ストレスや心理的なもつれに対するケアのできる体制の強化、それから学校全体の中での学力の向上と同じく、並行して、人格の形成というんでしょうか、そういうような統一的な育成が大事ではないか。それから、何といいましても、校内における行政も含めてでございますけれども、危機管理体制の強化、そして最後には、関係機関、地域、今回も非常に地域の諸団体の方々とのスムーズな連携プレーが行われたわけでございますけれども、関係機関、地域諸団体等のスムーズな連携プレーというようなものが危機管理として必要ではなかろうかなというふうに思っております。



○矢野友次郎委員長 山本課長。



◎山本修司施設課長 学校施設整備計画の進捗状況についてのご質問というふうにお聞きしております。学校施設整備計画につきましては、平成10年度を初年度といたしまして、順調に推移をさしていただいております。一部、小学校の普通教室の建具等の前倒しとか、プールろ過器、それから教育相談室等につきましては、大幅な前倒し実施も行います中で、順調に推移さしていただいております。計画の前3カ年間、12年度が3カ年目になるんですが、3カ年間を重点整備期間として取り組んでおります。この事業につきましても、12年度に一定完成させるめどもついたということで、今後も、夏休みしか大幅な工事ができない、学校という特殊な事情もございますが、重点的に取り組みをさしていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくご理解を願います。



○矢野友次郎委員長 長谷川委員。



◆長谷川雅也委員 ありがとうございます。今、学校内で起こったという事件でございますけれども、今、ご回答いただきましたように、団体の関係では、青少年の健全育成協議会とか、連合育友会、そしてまた少年補導協議会、そして、少年補導委員会という、いろんな青少年にかかわる団体との連携を今後も密にしまして、いつ何どき、またこういうような事件が起こるやにわかりませんので、くれぐれも今の連携を続行していただきまして、より充実した連携をもとに、こういう事件がなくなるような方策で、よろしくお願いしたいと思います。要望にしておきます。

 2点目につきましても、それぞれ学校の中で30周年を迎える学校等、老朽化の方もありますので、その辺もよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 山崎委員。



◆山崎恭一委員 まず、学校給食の問題についてお尋ねをしたいと思います。入札が1つ莵道小学校の方が不調になっていて、今、業者との交渉、不調調整と言うんですか、入っているというふうに言われておりますが、(「決まったよ」と呼ぶ者あり)失礼しました、決まったわけですが、この前の段階で教育委員会は、学校給食調理方式見直し懇話会の答申の段階から、同じ業者には頼まない、違う業者に頼んで競争させるということをしきりに言明をしてきました。宇治小学校での説明でも、そうおっしゃってきましたが、これをずっと前に出していると、今のやり方の入札の方法ではまずかったんではないですか。あれでは、入札を管理する契約課の方では、そうしたことを教育委員会が言っているということは承知しておらん、そう言っておりましたが、このことについて入札が不調に起こった原因の大きな問題ではなかったのか、その問題について事前の連絡が足りないか、ないしは不適切な発言を繰り返してきたということになるのではないかというのが1つ目。

 それから2つ目ですが、これで実際の各学校単位で言っても、現在の直営方式より安くなるということは間違いないのでしょうか、確認をお願いします。

 それと3つ目、少し話がずれますが、給食の運営委員会を設置するということで、今、両校で準備が進んでいるというふうに思いますが、この運営委員会の権限、働きについて、もう一度ご説明を願いたい。その3点。

 それから、育成学級について問い合わせしたい。育成学級について、施設の問題ですが、子供1人当たりどれぐらいの広さの面積を目安として施設を整備されているのか。

 2つ目には、その整備の基準から大きく落ちこぼれている、低下をしているという施設があればどこか。いつからそういった状態になっているのかという点についてお尋ねをしたい。

 3つ目が、学校施設の改修問題ですが、今資料をお配りしておると思いますが、これは槇島小学校の旧館の2階の教室の状態であります。上の写真が、大体大まかに言って、20センチから30センチ、厚さ1センチ程度ですから、B5のノートぐらいのやつが張ってある。これ、高さが1センチほどありますので、床がでこぼこしているということになります。これが、各教室に20から、多いところは30。写真を撮って、後で気がついたんですが、この教室はまだきれいな方なんです。何できれいかというと、板を張った、周りが割とまだきれいですね。一番ひどい部屋は、板を張っているんですが、縦の長い木と木の間がもっと大きくえぐれてるところがあって、これぐらいの板では覆い尽くせないということになる。普通、もう少し小さなところですと、そこを切り込んで板をはめて、上へ出てこないようにするんですが、とてもそれでは追いつかないので、上からどんどん張って、こういうのがたくさん張ってある。当然、机がこの上に乗りますと、下の写真は机の足が乗っているんですけれども、これは掃除をするために横へ片づけてあったときだったんで乗っているんですが、授業中に片一方だけ乗せますと、がたがたします。それを下げてやりますと机はまっすぐ並ばない、こんな状態になっております。この状態、いつからこんな状態になっていたのか。来年度の大規模改修では槇島小学校は対象に挙がっておりますので、これは全部一掃されるのかどうか。そのことについてお尋ねをしたい。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 小林部長。



◎小林巧教育部長 1点目の学校給食の業者を決定していくという部分のご質問でございますけれども、教育委員会といたしましては、学校給食の調理方式の見直しの検討に入りました段階から、いろいろな形で学校給食民間委託につきまして勉強もさしていただいたわけでありますけれども、委託校が12年度から同時に2校スタートするということにいたしましたことから、民間委託に関してのいろいろな審議会でのご論議をちょうだいしましたことや、またいろんな場での委託に関してのご意見やご要望等いろいろ数多くちょうだいをいたしてまいったわけであります。そうした中で、民間委託によりまして、より安全でおいしい学校給食の提供を至上命題として強く思ってまいりました。そうしたことから、業者決定に当たりましては、そうした上での非常に強い思いといたしまして、それぞれ別々の業者さんでやっていただけて、いい意味での競争が働いて、より安全でおいしい学校給食の発展につなげていければと、そのように強い思いでまいっておりました。そうしたことから、いろんな場に説明会等を含みまして出さしていただきます中で、そうした思いをお答え申し上げてきたことは事実でございまして、教育委員会といたしましては、最終は宇治市の入札方式によってきちっと決まっていく、このことは大前提であると、そのように認識もいたしておりますし、そのとおりである。公正にきちっとした形で入札がいただけたと、今日段階でそのように思っておりますが、前段で申し上げました非常に強い思いを持っておりまして、そうした形でいける方がより教育委員会といたしましては、希望といいますか、思いを持っていたということで、そうした発言を以前から申し上げてまいったということでございます。最終は、入札できちっと公正な中で競争いただいて、決めていくという大前提の中で執行いただけた、そのように思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 学校給食の2点目と3点目についてお答えいたします。民間委託になってコスト減は確かかということですけれども、莵道小学校につきましては1,280万、宇治小につきましては1,869万ということで、予算額3,300万ですから、トータル3,149万でもって価格が決定したということで、そういった意味においては、我々が見積もった価格の範囲内ということで、コスト減は確実だろうというふうに考えております。

 それから3点目の運営委員会の権限という問題でございますけれども、ご承知のように学校給食運営委員会につきましては、それぞれ民間委託実施校について、学校側と受託者側と保護者の代表という3者構成でもって、風通しのいい、よりよい学校給食の運営を図っていこうという趣旨で設置をお願いしているものでございます。当然、学校長の権能でもって、それぞれの特性に応じて柔軟な対応をしていただければというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。



○矢野友次郎委員長 飯田次長。



◎飯田進教育部次長 育成の関係でございますが、1点目の子供1人当たりの面積はいかがなものかということでございますが、それぞれの学校によってのスペースの問題もございますが、私どもの基本といたしておりますのは、1人当たり1.5平米でございます。そういった点から申し上げますと、槇島小学校と大久保小学校については1.5を割っております。ちなみに、槇島小学校が1.22、大久保小学校が1.20でございます。

 こういった現象がいつから出てきたのかというご質問に対しましては、おおむね平成9年度からこういう事象が出始めておったことは事実でございます。ただ、私どもといたしましては、既に空き教室の利用計画を基本に置きながら、13学級についてはそういう移転を一応終えて、プレハブは2つ完成し、残る5学級について、今後、空き教室の活用等を含みまして、計画策定に入っていきたいという考え方を持っております。ですから、当面は大久保小学校と槇島小学校が、面積比率から申しますと若干問題が出ていることは事実でございます。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 山本主幹。



◎山本孝史施設課主幹 槇島小の床についてお答えいたします。槇島小の床につきましては、昨年の夏段階で学校より連絡を受けまして、私どもとして応急修理をしたものでございます。普通教室の床につきましては、整備計画の中で、普通教室の改修計画というのを持ってございます。この中で本来はやるべきということでやっておりますが、今回、平成12年度で前倒しということで、床の改修6教室分を予算計上いたしてございます。

 以上でございます。



○矢野友次郎委員長 山崎委員。



◆山崎恭一委員 給食の問題ですが、予算が3,300万で、決定したのが両校合わせて3,149万だと、ですから、予算内でいけてるとおっしゃいますが、基本的には調理員さんは宇治が5人で莵道が3人ですね。大体、経費の基本的な計算の比率は、この5対3になろうかと思うんですが、それで予算の計算をざっとすれば、莵道は、3,300万の8分の3にしますと、1,237万ということになって、ここに出てます決定額より、もとの価格では少し低い予算額ですね。それか、少し予算を超えているということになりませんか。予算額の宇治小と莵道小のそれぞれの予算額は幾らか、お答え願いたいと思います。

 それと、運営委員会ですが、運営委員会そのものは、学校給食についていろいろ話し合いをする機会として、なかなか有効に働けばいい組織になると思うんですが、何もこれは民間委託をしたところだけにというわけではなくて、給食の調理方式全体をいろいろ論議しているときですから、直営方式のところにも設置をして、大いに論議をしたらいかがかと思いますが、いかがでしょうか。

 それから、育成学級について、先ほど次長は、槇島小学校1.22、大久保1.20とおっしゃいましたが、これは今年度のことですよね。来年度は、実は両校とも今のところ入級予定者がさらにふえておりまして、このままでいきますと、槇島小が1.27、大久保が1.06になるんではないかというふうに思われるんですが、要するに設定をしている1.5、1.5平米というのは要するに畳1枚分ぐらいですよね。これを大きく割って3分の2まで下がってしまう。若干下がっているというニュアンスではないんではないか。それと全国的に申し上げますと、学童保育の連合会が全国の調査をしたわけですが、その中で現在、98年度ですが、全国の施設の1人当たりの面積は2.46平米なんですね。ですから、もともと宇治の1.5というのは決して広くはないわけです。1.0となりますと、全国平均の半分以下という大変な過密状態ということになります。にもかかわらず、昨年は育成学級の施設整備費として2,450万円ついてたのが、ことしは整備費、工事費が一銭もついていない。こうした状況は当然予想されたことなのに、何も整備をしない、このままで我慢をしておけというのが育成学級に対する方針だということになるんでしょうか。

 それから、学校施設の改修の問題ですが、前倒しをして教室も取り組んでいるとおっしゃっていただいたんですが、少し聞き漏らしておりますか、6教室と言いましたが、これで槇島小学校の例を挙げますと、床がでこぼこの子供たちは、パッチワーク教室とか、継ぎはぎ教室というふうにこの床のことを呼んでいるわけですが、これは槇島小学校から少なくとも一掃されるということになるのかどうか。

 それと関連して、学校施設の問題では、随分深刻な問題が各施設でたくさん出ております。前倒しをされているということですが、さらに大きく前進をしないと、幾つか例を挙げますと、東宇治中学校、木幡中学校では、いずれも図書室がプレハブ教室に入っておると。図書室が非常に高温になるということは、本を読もうなどという気にはならない環境になるんですね。そもそも図書室をプレハブにするというような事態がいいのかどうか。あと、相談室その他も含めて東宇治中学校では、もう1棟教室棟を建てる必要があるんではないかという声が現場からも出ております。絶対数が足りないというわけですね。おまけに、グラウンドも狭いので拡大できないかという声も出ているわけですが、東宇治は、そもそも2校ではマンモス校2つになってしまって、3校目をという運動が長く続いてきたわけですが、すぐそれが実現しないまでも、現在の東宇治、木幡両中学校の状況、教室数、図書室がプレハブにある等の状態、早急に改善をする必要があると思いますが、いかがでしょうか。

 以上。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 学校給食の関係で2点、ご質問がありましたけれども、まず1点目、予算の問題です。予算のつくり方にかかわる問題だと思うんですけれども、私どもの方としては、莵道小学校につきましては1,350万、それから宇治小につきましては1,950万ということで予算上の見積もりをしております。したがって、いずれもこの見積額以下でもっておさまりがついたというふうに思っています。

 それから運営委員会の件ですけれども、直営もどうかというご意見でございますけれども、まず委託校において、新しい試みですので、立ち上げていただいて、その動向を見守っていきたいというふうに思っております。

 それから、関連しますけれども、既に今、学校においては学校保健委員会という、ちょっとニュアンスが違いますけれども、組織がございまして、保健、安全、給食のテーマについて、3師会と学校側とPTAと話す場もあります。その辺との兼ね合いも考えて、対処していきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 山本主幹。



◎山本孝史施設課主幹 槇島小学校についてお答えいたします。2階部分では図書室を含めまして、6教室の普通教室がございまして、その普通教室を平成12年度で床の張りかえを行うということでございます。1階部分については、障害児学級でございますので、床自体は直してございますし、あとは、東校舎はございますけれども、東校舎の部分については、現在のところ、私どもとしては、もうちょっと先に直したいということで考えてございます。それと、東宇治中学校のことでございますけれども、プレハブでということでございましたですけれども、ピーク時というか相当学級数ふえてきたときに、ふえる可能性があるということで学校と協議をいたしまして、東と木幡中、平成元年でございますけれども、一応プレハブで図書室と視聴覚教室ということで建てたものでございます。これにつきましては、現在東宇治中でございますけれども、一応、旧の図書室というのがございます。ここに現状を変えるようなことを学校と協議をしていきたいということで、現在考えております。

 以上でございます。



○矢野友次郎委員長 飯田次長。



◎飯田進教育部次長 育成学級の関係でございますけれども、先ほどの1.22及び1.20というのは、12年度の入級措置に対する面積でございます。そういったことでご理解いただきたいと思います。そして、確かに槇島小学校につきましては1.22、これを是とはいたしませんけれども、私どもも可能な限り、廊下部分を取り込んだり、そういう施設改善については昨年度も行ってまいりました。大久保につきましては、残念ながら施設的に、今のところは新たな展開というのが大変難しい、厳しい状況でございます。先ほど、私申しましたように、12年、13年度における空き教室の利活用の中で、これらについては十分検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。それから、昨年度2,450万が予算化されてたのに、ことしついてない、事実でございます。これは昨年度、宇治小学校のプレハブ解消を事業化いたした経過がございまして、12年度については、先ほど申しましたように、12年度、13年度における全体のそういう利活用計画をともかく策定さしていただきたいという考えで臨んでおりますので、ご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 山崎委員。そろそろまとめていただきますようにお願いします。



◆山崎恭一委員 学校給食については、それぞれの予定価格はぎりぎり下回っているということですが、莵道で一たん不調になり、後の調整が要った。いわば、すんなりとなかなか決まらなかったということですが、今後も小規模な小学校の委託の場合、似たようなことが起こってくるんではないか。宇治には、さらに規模の小さい学校、幾つもあります。業者側から見ると、宇治みたいな大きなところは少し見合うのかしれませんが、小さいところはなかなか難しい。教育委員会は、基本的にはそれぞれ違う業者を入れて、いろいろ競わせながら内容の改善図りたいとずっとおっしゃっておりますが、そのことについて将来に危惧はないのか。大変小さい学校で落ちない、また調整をするというようなことにならないかという心配がありますが、この点いかがでしょうか。

 それと、いろいろ文書見てますと、価格の低下を図るためにしきりに入札をするという言明があるんですが、どれぐらいのテンポで入札をされるんでしょうか。毎年変えてたのでは経験の蓄積に不安がありますし、あとずっと随契になってしまったんでは競争になりませんし、この辺の兼ね合いについてお考えを聞かしていただきたい。

 それから、もう一つは運営委員会の問題ですが、今、学校保健委員会があると、これはちょっと、ご答弁でもおっしゃいましたが、少し筋の違うお話だと思うんですね。いずれ民間委託になる可能性が強いわけですね、今の教育委員会の方針のままでは。その前に十分に論議をして、また実際に宇治や莵道の経験も聞いて、十分に論議をしていきたいと思うのが、残りの18の学校、共通の思いではないかと思います。私どもにも、直営校でも運営委員会をつくって、一緒に食べたり、研究したりしながら論議をしていきたいという声はたくさん出ております。この点については、前向きにご検討願いたいというふうに思います。

 育成学級ですが、おっしゃるように、ちょっと僕の手元にある数字と広さが違うんですが、どのみち1.5を大幅に下回っている。全国平均2.46というところから見たら半分だという状況には変わりはないわけです。大久保に関して言えば、確かにいろいろ手を打とうとしたんだけれども、学校の施設の関係で打てないんだというふうにおっしゃっているわけですが、ただ、大久保小学校の場合は、友が丘の大規模の開発があって、そこから児童数の推定はそれほど困難なことではなかったわけですね。何年か前から子供の数もふえるし、学校そのものも実は大変手狭になってきたんです。育成学級が集中的に間借りをしているという状態のために、学校が施設をどんどん使っていくと、育成学級は身動きをとれなくなってしまうわけですが、そうした大変困難な状況になることが予想されたにもかかわらず、大規模に費用を入れて施設を何とかしようという設備をとらなかった。このことをどう考えているかというのが質問の趣旨であります。去年、宇治小学校のプレハブを建てかえたのは、宇治小学校が教室が空かない、建物が老朽化している、何とかしないかんということをやって打たれたんだと思うんですが、本来大久保についても同じ考えで手を打つべきではなかったのかということで、槇島も同様であります。

 以上。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 学校給食の関係でございますけれども、まず小規模校に対する入札の問題、これをどういうふうに対処していくのかということですけれども、価格を含めまして入札の条件の整理については、今後とも柔軟に対応していきたいというふうに思っていますので、今回の事象が尾を引くということは、私ども思っておりません。

 それからもう一つ、契約の形態でございますけれども、原則契約というのは単年度主義で履行すべきものでございます。しかしながら、瑕疵がなければ、双方話し合いによって、最長で3年まで契約が継続できるというふうになっております。だから、それは、履行状態を詳細に検討する中で対応していきたいというふうに思っております。

 それから運営委員会ですけれども、そもそも運営委員会の位置づけは、ご承知のように、委託校において円滑な給食の実施に資するという観点から、いわゆる業者に対する利用者側、学校保護者の意向をどういうふうに伝えていくのか、確保していくのかという側面と、もう一つは、委託校におけるそういった利用者の意見をどういう格好で学校給食会等にまとめて伝えていくのか。その2つの観点から設置したものでございます。そういった意味において、莵道小学校、宇治小学校、それぞれの特性を踏まえまして対応されればよろしいんですけれども、その立ち上がりを見定める中で、私どもとしても学校給食の質的な保障、あるいは意見の吸い上げという観点で機能を考える中で対応していきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 飯田次長。



◎飯田進教育部次長 確かに大久保小学校につきましては、友が丘の問題も含めて教育委員会といたしましては、当然そういった視点にも立ってやってまいっております。ただし、大久保小学校につきましては、過去の例から見ますと、出席率等から勘案して、何とか、これでいいとは思っていませんけれども、12年度は何とかご協力賜りたいというふうに思っております。育成学級についてはご承知のように、学校も含めた行政と保護者、育成労組、この3つがトライアングルの形で機能しない限り、健全なる施設、環境問題含めて対応が難しゅうございます。ですから、先ほども申しておりますように、12年度内を目途に、何とか13年度に向けた方策を学校側とも、また保護者にも協議をいたしまして、解決に導いていきたいというふうに、かように思っております。



○矢野友次郎委員長 最後、まとめてください。



◆山崎恭一委員 育成学級については、今年度中に来年度解決への策を探りたいということですので、それに期待をしたいというふうに思いますが、施設改善整備費について予定がない、こういう小さな枠の中で打てる手がほとんどないことは、今のお話の中からも明らかだと思うんですね。プレハブと言いたくないんですが、独立施設建設ということも含めた少し大きな視野での手を打たなければ、今後悪化が進むばかりだと思いますので、そのことも含めた改善策、解決策を今年度中には必ず達成していただけますようにお願いいたします。それは、実は槇島についても事情はほぼ同様だというふうに考えております。

 学校給食については、先ほど、今回の事態は尾は引かないというふうにおっしゃいましたけれども、今の説明だけではそうはいかないんではないか。単価を引き上げて対応するという意味になってしまうというふうに思うんですね。それでは、当初安くする、最大の目安だった話が逆になって、高くつこうがどうしようが、ともかく民営化を進めるんだ、委託の方が先に進むという話になってしまうのではないかと危惧をいたします。

 以上、意見表明と要望ということで発言を終わります。



○矢野友次郎委員長 河上委員。



◆河上悦章委員 歳出の欄の48ページにございます学校図書館図書充実費についてまずお聞きします。ことし、子供読書年ということで、宇治市の方も平成12年度末で学校図書館で蔵書が1.5倍ということで、これは平成5年に始められたというようにお聞きしておりますけれども、達成できずに3年延長という形で、この12年度に完成する、1.5倍にする、こういうふうにお聞きしております。実際に、1.5倍という数値が可能なのかどうか。昨年に比べましたら予算額、非常に大きくなっているわけですけれども、現状の倍率と1.5倍にいける見通し、お聞きをしたいと思います。

 それから、中央図書館等から廃本という形で、比較的いい本を各学校に配っておられるとお聞きしておりますが、現場の校長先生なんかにお聞きしますと、大変に喜んでおられます。こういう制度が本年以降も続けていただけるのかどうか。また、そうしないと1.5倍が難しいと思うんですけれども、お聞きいたします。

 それから、学校の図書館の蔵書の管理なんですけれども、司書さんがいらっしゃるところは当然普通の教諭の方が兼務という形でなされているところもあり、あるいはいらっしゃらないところももちろんあるかと思うんですけれども、それで、学校図書館の蔵書の管理されている、いわゆる運営委員会、呼称はちょっとわからないですが、運営委員会というものが当然あるかと思うんですけれども、その構成メンバー、どのような方がなっていらっしゃるのか、そして、実際的にそれは機能しているのかどうかですね。そのあたりもお聞きしたいと思っています。

 それから、これはちょっと話がずれるかもわかりませんが、中央図書館の件ですが、一応5時に終わっていらっしゃると思うんですけれども、よく出てくる話だと思うんですが、時間延長を考えておられないかどうか。これから、市の方もいろいろと民間のボランティアの方とか、そういう方の援助を受けながらいろんな施策を進めていく機会、非常に多くなると思うんですけれども、一定役所の方も非常に頑張っているじゃないかという評価を得るためにも、施策を進めていく上においても、市民サービスの向上という観点から、それはしていくべきではないかというふうに思います。お考えあるかどうかということをお聞きしたいと思います。

 それから、同じく48ページの総合的な学習の時間対策費でございますが、どのような事業内容で、またこの中身をお聞きしたいと思います。

 それから、もう1点、社会人講師派遣費。これはどのような教科内容になるのか。そして、社会人講師の選定条件、どういう基準で選ばれているのかどうかということについてお聞きしたいと思います。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 まず、学校図書館に関するご質問の方から順次お答えしていきます。平成5年度末の蔵書ベースの1.5倍というのが当面の目標ということで整備を進めさしていただきましたけれども、一応12年度で目標達成ということで、予算提案をさしていただいております。現状では、小学校におきましては1.38、中学校では1.46というふうになっています。だから、個別学校ごとでは既に達成しておられるというところもございます。だから、冊数としてみましたら、残り小学校については大体1万4,000冊程度、中学校については5,000冊程度ということになっておりまして、今回の予算措置でもって十分対応できるのではないのかなというふうに思っております。

 それから、中央図書館からの廃棄図書を学校の方で利用さしていただくということですけれども、私もこちらの方に来まして、去年、中央図書館の方のご協力をいただきまして学校の方に配らせてもらいました。学校の方も本当に喜んでおりました。今後とも、一応図書館の方の意向もありますけれども、学校教育課の方といたしましては、最大限リサイクルという形で利用さしていただきたいなというふうに思っております。

 それから、3点目の蔵書の管理、それから学校図書館の運営ということなんですけれども、一応、学校の校務体制の中で図書館教育部というのがございまして、そのもとで図書委員会ということで先生と児童・生徒で構成してつくっております。学校ごとに今、図書館の開館時間あるいは利用形態というのはさまざまです。お昼休みに図書室開いているところもあれば、放課後対応しているところもあるし、それから長い休み時間、その中で開いてやっているというところもあります。それから、授業での活用は当然です。その辺、学校ごとの実情に応じて運営されているという状況でございます。

 それから、総合的な学習の時間の対策費、これも今回初めて計上、提案させていただいております。ご承知のように、平成14年度から新学習指導要領が導入されまして、いわゆる算数とか国語に匹敵する主要教科並みの取り扱いで、教科横断的なテーマ別の総合的な学習の時間というのが始まることになりました。しかも、条件が整った学校におきましては、平成12年度から前倒し実施ということで、宇治市におきましては、小・中学校合わして前倒し実施という方向で、今準備をさせていただいております。これは、12年度、13年度、いわば立ち上げ期間において、教育委員会として新しい取り組みを支援していこうということで、テーマ別学習の主として教材開発費という形で使っていただけたらなというふうに考えております。なお、具体的には学校と十分ヒアリングをした中において、予算の効果的な執行に努めていきたいというふうに考えております。

 それから、社会人講師。これも12年度から本格的に立ち上げを予定しております。ご承知のように、今年度、パイロット事業という形で小・中合わせて11校試行させていただきましたけれども、中間総括を踏まえまして本格的な実施、とりわけ、講師の選定条件につきましては、学校長が直接面接等をいたしまして、推薦して教育委員会の方に申請書を送る。教育委員会がそれを承認して講師として登録していく。今そのような仕組みを考えております。事務的に詰めて、4月当初の段階で校長会等を通じまして、学校に改めて指示をおろしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 山本館長。



◎山本徳善中央図書館長 図書のリサイクルにつきましては、先ほど答弁させていただいたとおりの内容で、中央図書館といたしましても、大変ご好評いただいておりますので、可能な限り続けていきたいというふうに考えております。

 それから、2点目の開館時間の延長でございますが、昨年の秋にも同じ質問をいただきました。その後、近隣の自治体の実態調査、そういったことをやっておりまして、現在その回答も出そろいまして、現在分析中でありますけれども、今後の課題としてとらえていきたい。ついては図書館協議会などの意見も聞きながら対応していきたいなというふうに考えております。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 河上委員。



◆河上悦章委員 図書館の1.5倍は可能だということで、結構なことだと思います。ただ、文部省の方で学校図書館図書標準というのがございますが、それから比べると宇治の1.5倍では、恐らく7割か8割にとどまるという形だと思いますので、さらなる充実をことしだけではなくて、平成13年度以降についても継続してご努力いただきたいと思います。非常にみずみずしい時代に良書に触れるということは、人生が大きく変わることになりますので、そういう観点からお金をつぎ込む価値が非常にあると思いますので、力を入れていただきたい、このように思います。

 それから、図書の委員会でございますけれども、結構、配本の管理がうまくいかずに、せっかく買ってるのに、要らんもんをほかすのは仕方ないわけですけれども、その辺が減っていくので、入ってくるけど出ていくということで、なかなか1.5倍にならないという部分があると思いますので、要望ですけれどもご検討していただいて、また各学校によりましたら、修理をされるボランティアの方もいらっしゃるとお聞きしておりますので、その辺、ないところは育成していくなりして、大切に本を使ってお返ししていっていただきたいと、このように思います。

 それから図書館の時間延長につきましては、ほんとにこれから財政が厳しくなりまして、ボランティアの方なんかにいろんな形でお願いをする。環境の問題にしてもいろんな問題にしても、やっぱり地元の方の援助、支援というものは必要不可欠な時代だと思います。そういうときに、役所の方が頑張ってるということを示すことによって、協力が非常に得やすいんではないかと思いますので、市民サービスの向上という観点から、ぜひ図書館の時間延長ですね。私の知る限りは、大阪なんですけれども、交野とか、寝屋川とか、あの辺を見てましたら、大体7時、時間は延長されて結構なんですけれども、7時とか、ひどいところは9時というところも、これはちょっと異常かもわかりません、交野市はたしか9時だったと思いますけれども、そういうところがございます。今のは全部要望です。

 それから、社会人講師の派遣につきまして、今、学校長さんが面接されて教育委員会に推薦されるというふうにお聞きしましたが、本当に多くのすばらしい経験をされた人材群と言われる人たちが当宇治市にはおられます。できれば、ちょっとお考えをお聞きしたいんですが、そういう人材バンクというんですか、そういうものをぜひ設立していただいて、非常にいい方を学校に派遣する、それはお考えないかどうか、これは一度お聞きしたいと思います。

 それと関連してですが、この前、9月のときの議会でも体験学習ということで、私、ちょっと質問さしていただいたんですけれども、これは提案ですが、教員自身の体験学習といいますか、百貨店へ行ってちょっと働いてみるとか、そういうことが府ではされています。お聞きしたら、これは単費でやらなければならないんで、宇治ではちょっと無理ですわと、こういう話でございましたけれども、やはり学校の先生というのは、仕事は聖職だと思いますし、大変重要なお仕事だと思います。しかしながら、一面、小学校、中学校、高校、大学を出てから、あるいは大学院を出てから、また学校の先生されているということで、そういう意味では社会をご存じないという側面も事実です。したがって、社会の実務に半年なり経験されることによって学校に戻ってくると。一番よく聞きますのは、PTAの、特にお母さん方からの評価がぐっと上がるというふうにお聞きしておりますし、そういう幅広い形でまた授業展開される。非常に意味があることだと思いますので、単費で厳しいというのはお聞きしているんですけれども、要望なんですが。

 話は変わりますが、介護保険制度におきましては、言葉が出てこないんですけれども、宇治の独自の制度も打ち出されておられますので、ぜひ教育面におきましても、教員の体験学習の場、そういうものをぜひ考えていただきたいと。ああ、そうそう、介護保険制度におきましてグループホームですね。そういうことを非常に特色ある形で出していただいてますが、そういう教育制度におきましても、教員自身のそういうことを考えていただきたいなと、このように思います。社会人講師についてだけお返事をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 人材バンクの設置をというご提案でございますけれども、私どもの方といたしましても、当然パイロット事業の経過を踏まえまして、いわゆる社会人講師ということで登録をしていこうと。人材バンクとしてそこにデータを保管して、各学校の活用に資していく。同時にまた、学校ボランティアということも二本立てで考えておりますので、いわゆる社会人講師、教科を指導するという領域の人材、それから側面から学校の運営を支援していただくボランティアの人材、これを人材バンクということに結びつけて効果的な活用を図っていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



◆河上悦章委員 わかりました。

 最後に教員の体験学習ということなんですけれども、歴史的にも、例えば松下村塾とか、適塾とか、いろいろあるわけですけれども、やっぱり先生の影響力というのは絶対的なものが僕はあると思います。生徒自身にとって最大の教育環境というものは教師自身である、このように思いますので、教員の方の資質向上の施策をぜひ考えていただきたいと、要望させていただいて終わります。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 久保田委員。



◆久保田幹彦委員 それでは質問させていただきます。さきの長谷川委員の質問と少し重複しますが、青少年の健全育成についてお尋ねいたします。

 昨今、子供たちがコンビニの周りに集まったり、集団でいろんなことが起こっております。先般も30名ほどの少年が集まりまして、スーパーへ押しかけ、そして暴力行為、もちろん万引き、恐喝、おどし、その他の行為が起こったわけでございます。そこで、そこのスーパーは従業員が帰れない状態になって、警察を要請して、警察官に守られて従業員が退社したということも起こったわけでございます。この集団といいますのは、宇治市内の中学を卒業しました有職、無職の少年、そして、高校生がリーダーとなり、中学生がその後をついていったわけでございます。今、この子供たちが加害者になったり、被害者になったりする状況もあるわけでございます。そこで教育委員会にお尋ねいたします。有職、無職少年や高校生を含めた青少年健全育成に関するお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 次に、地域の子供たちは地域で守るという考えのもと、我々大人がそれぞれの立場で何ができるのか、どういう役割を果たせるのかを考える中、各地域には育友会を初め青少年健全育成団体が幾つかございます。平成14年度より学校教育のやり方も変わってまいります。その中で、そういう健全育成団体をいま一度考え直し、見直し、整理し、リストラも含めた考えを持って、次の21世紀の子供たちのために考えていく時期ではないかと思いますが、地域の青少年健全育成団体と行政のかかわりについて、当局のお考えを聞きたいと思います。

 以上、2点でございます。



○矢野友次郎委員長 平岡課長。



◎平岡モト子青少年課長 今、委員からご指摘の小倉西友の付近の問題であろうかなというふうに理解をいたしますけれども、その部分を含めまして最近の青少年の特徴といたしまして、大型店の進出により起こってきている事象等があるということで教育委員会の方も把握をしておりますし、各種団体の方々にもご努力をいただいているところでございます。いずれにいたしましても、夜間、それから深夜に及ぶ青少年の悪質ないたずらでありますとか、それから企業の店舗の中、それから付近等々で起こっている問題でございまして、非常に各種団体の限界というんでしょうか、その辺を超えているというようなところもございまして、かなり難しい、厳しい状況にあるのは事実でございます。

 いずれにいたしましても、その場その場で声をかけまして、注意を促すまでにとどまり、また次から次へと場所を移動するというような特徴もございますので、抜本的にはつながらずに、非常に対応が難しいということで、その場より排除をするといったような指導だけではなくて、今こそ地域の関係諸団体、それから関係機関、また住民の方々ともご一緒になりながら、連携を強化する中で、委員ご指摘のように、地域の子供は地域で守るという基本理念のもとで、よりよい方向を見つけ、解決策を今検討することが非常に大事ではなかろうかなというふうに思っておりますし、教育委員会も住民の方々、諸団体の方々と一緒になって汗を流したいというふうに考えておるところでございます。

 そして今後、住民の方々とのご協力も得ながら、広域ブロック補導の充実、それからパトロール時間の見直しの検討、それから委員もおっしゃっておられましたように、行政、警察、それから企業サイド、地域各種団体関係者による情報交換の強化、連携プレー、この辺が一番重要ではなかろうかなというふうに思っております。言葉で言うのは非常に簡単でございますけれども、実際、地域の諸団体の方々には非常にご努力をいただいているところでございますけれども、気持ちとしては行政、警察、企業サイド、それから地域各種団体の関係者による情報交換の場の強化と連携プレーということを考えております。

 それからもう一つの質問の青少年の健全育成にかかわります団体のリストラということでございますけれども、非常に厳しいお言葉でございますが、今、傾向として言えますことは、青少年が激動する社会の中で生きておりますので、青少年健全育成という言葉は、決して大人の思うとおりに子供をするという大人主導の育成ではないということがしきりにあちこちで論議がされておりますので、その辺のところも踏まえながら、現在お世話になっております団体の方々の意識改革等々も含めまして、今後もより一層強化に向けて健全育成に邁進してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 久保田委員。



◆久保田幹彦委員 ありがとうございました。地域の健全育成団体のリストラと言いましたんですけれども、これは、小学校の育友会の方とお話ししているときに、いろんな団体の同じ事業がある。例えば運動会にしましても、体振の運動会、少年補導の運動会、もちろん小学校の運動会等、それ以外にも町内を含めた運動会というのが、それも小学校で行われる。すべてに我々育友会がかかわらなければならない。こういう意味で、小学校での運動会は、小学校主体のやつ1回だけでいいんじゃはないかと、それに地域の方が参加していただいて、もっと実のある運動会ができたらなというふうにおっしゃっていました。かなり小学校の育友会、PTAは忙しく、役員の方がふらふらになってやっておられる状況があり、今回また日野小学校の事件等があり、大変な負担をかけていると思うんです。その方々の子供さん方が中学に入って来られて、そうすると中学の育友会なりの役をしていただける方が年々減ってきております。ほとんど全員がもうやりたくないというような状況になっているところがありまして、その辺も含めて、もう一度育友会の担当の方等のご意見をいただけましたら、ありがたいと思います。



○矢野友次郎委員長 萬課長。



◎萬守社会教育課長 今、委員さんのご質問にありましたが、地域で子供を育てていこうと、また地域でそういう環境をつくるようということでございます。文部省の方も平成11年を初年度としまして、全国子供プランという緊急3カ年戦略ということで立てまして、21世紀を担う、生きる力を持った子供たちを育てていこうということで、地域における子供たちの体験活動のさまざまな情報の発行とか、あるいは各地域団体等で取り組まれているさまざまな活動の情報誌をつくったり、あるいは体験活動を豊かにする。そういう活動を応援する施策を展開しております。宇治市におきましても、今言われました、青少年を育成する団体、育友会であるとか、あるいは青少協であるとか、あるいは少年補導協議会であるとか、そういう団体で「子ども遊センターUji」というものを立ち上げまして、情報誌の発行、あるいは土曜日、日曜日の体験活動の場の地域活動促進事業というものを実施しております。そういう活動を通じまして、子供を育てる豊かな体験活動とか地域づくりになって、構成団体との連携とか、あるいは地域の課題についての情報交換というのが進められて、非常に効果的であったなというふうには考えております。平成12年度におきましても、そういう活動を進める中で、より豊かなものを、内容のあるものをより充実した形で続けていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○矢野友次郎委員長 久保田委員。



◆久保田幹彦委員 ありがとうございました。これは、答えが出るような質問ではございませんけれども、我々、やはり子供たちの心が豊かに育つことを願って、我々も頑張る、私個人も頑張ることを申し上げまして、質問終わらせていただきます。ありがとうございました。



○矢野友次郎委員長 田中委員。



◆田中美貴子委員 それでは、数点お伺いいたします。先ほど部長より説明ありました学校教育課の特色ある学校づくり推進事業費360万6,000円、これ、社会人講師の活用とおっしゃいましたけれども、緊急地域雇用特別対策事業というものでよかったですか。私自身考えるんですけれども、教育現場において緊急地域雇用特別対策事業というものが、果たしてそぐうものかどうかというものをちょっとお聞かせいただきたいと思うんです。教育現場にそういうものを持ち込んでいいものかどうかということをお聞かせいただきたいと思います。

 次に、ちょっとほかの委員からもお話がありましたけれども、社会人講師導入の件でお願いします。中学のクラブ活動の指導なんかも、今、一部社会人講師の方が入っておられます。徐々に移行されていくのも一案かなというふうにして思ってるんですけれども、少人数編成にして教職員を増員させるのは、私は行革と反するんじゃないかなと思っております。ですから、学校現場の先生方の仕事量が多い、持ち帰りが多い、これは本当に大変なことで、よく私も現場の先生から聞きまして、よく存じているんですけれども、でも、これは学校の先生の根本的な資質の問題じゃないかなというふうに思っております。実際、子供たちの信頼度が深い先生というのが仕事が多いのが確かですね。ですから、たとえ30人にしたところで、ほんまにこの先生に任せてええんやろかという先生方も確かにいらっしゃいます。そのあたりのお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 次に、建設部道路課通学路再点検事業として520万円の計上がありますけれども、教育委員会として通学路に対する考え方をお聞かせいただきたいと思います。下校時に飛び出し等で事故が多発しているところもありますので、そのあたりを含めてお願いいたします。それと、通学路に関しましてなんですけれども、一部電車通学、また最寄りの駅までの自転車通学等で駐輪場代を払わなければならないという地域がございます。保護者の方からも再三要望が出ているかと思うんですけれども、そのあたりどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。

 次に、青少年課の青少年センターの役割についてお伺いいたしたいんですけれども、昨年の一般質問でもお伺いいたしましたけれども、心の教室相談員、適応指導教室、メンタルフレンド推進事業、少しずつではありますけれども、成果が出てるんじゃないかなと私は評価いたしております。けれども、府の委託事業となっておりますので、府の委託事業が切れても、市として単費で推進していけるものかどうか、お聞かせいただきたいと思います。こちらの青少年センターの役割なんですけれども、心の教室相談員等は子供たちのよりどころとなっておりまして、非常にいい成果が上がっているかと思うんですけれども、実は、子供たちに問題が生じたときは、どちらかといいますと、保護者と学校、担任、これがトラブルの原因になることが多いんです。ですから、直接担任の先生ですとか、学校長とかに話しができひん、もう信頼がなくなってしまうんやということでは、案外、親御さんの相談は青少年センターの方に集中しているんじゃないかなというふうに思っております。今の現状、そのあたりの役割も含めて、今の人員でいいのかどうか、私はちょっと、もう少しここのあたりの増員も含めて力を入れていただきたいなと思っておりますが、いかがでしょうか。

 最後に、青少年健全育成推進費の中に、恐らく連合育友会の助成金も入っているかと思います。毎年50万の助成をいただいているかとは思うんですけれども、平成10年度に府からの委託事業としまして70万の助成をいただきまして、親子ふれあい事業というのを展開いたしました。11年度は、府からの助成金なしで市の単費でやりました。12年度はどうも、また府から助成金がおりてくるらしいんですけれども、10年、11年度と親子合わせて100名の参加が見込まれたような、非常に画期的な実績を積まれた事業の展開だと思っております。この事業を推進するに当たっても、やはり連合PTAに、もう少しの助成金をお願いしたいと思うんですけれども、いかがですか。

 以上、よろしくお願いします。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 社会人講師の財源の問題ですけれども、ご承知のように、昨年7月に、政府が緊急雇用対策ということで、全国6,000規模の補正をしまして、それが緊急地域雇用対策特別交付金という形で、9月補正ですか、宇治市もしておりまして、その交付金を活用して社会人講師のシステムづくりの財源に充てていると。これ要するに、財源の問題でして、交付金の位置づけ上も、企業のリストラ等で余っている、コンピュータに詳しいとか、あるいは商社等で外国生活が長い、そういう在野の有為の人材を学校教育現場に活用することもできるという趣旨がございまして、そこを踏まえて、私どもは財源の効果的な活用という観点で充てているだけです。だから、それによって中身がどうのこうのということは毛頭ございません。

 それから、通学路に関する基本的な考え方ですけれども、当然、先ほども出ましたけれども、日野小等の問題に関連しまして、児童・生徒の安全確保ということは最大の重要なことだというふうに認識しております。したがって、通学路につきましても、安全性のチェック、確保というのは学校教育課の大きな課題でございます。私どもといたしましては、通学路にかかわる問題については学校等からの意見を聞く中で、現場調査もいたしまして、関係課と調整を図りながら、微々たる歩みかもわかりませんけれども、鋭意改善に努力しておるところです。

 その中で特に、来年度につきましては、建設部の方と協力いたしまして、まず年度当初に新学期の新しい通学路が決まった段階で、一たん通学路の実態調査をしようというふうに考えております。その中で、市としていわゆる道路管理者とか、河川管理者として対応できる部分、京都府とか国じゃなくて、そういうところについては、例えばストップマークの設置とか、さくとか、そういう即対応できるところをまずきっちりやっていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思っております。

 それと、同じく通学路にかかわりまして、非常に学校まで通学距離が長い、場合によっては自転車で駅まで行って、その駐輪場に自転車を入れて、電車通学というケース。これ、はっきり言って例外的な扱いですけれども、ございます。私どもといたしましては、原則、義務教育ということですので、就学義務というのが保護者の方にございますので、その辺、直接教育委員会がそれに対して助成云々ということはちょっとできない。しかしながら、いわゆる学校教育として、通学されている学校に関して、いろんな手だてを考えていきたい。それともう一つが、通学区域の弾力化ということもございますので、いわゆる今ある通学区域の見直しの観点からどうなのか。その点総合的に考え方を提示させていただきまして、その当該校のお母さん方とは既にお話を持って、今後も課題整理に努めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。



○矢野友次郎委員長 平岡課長。



◎平岡モト子青少年課長 心の教室相談員のことにつきましてでございますけれども、既にご案内のとおり、生徒が悩み等を気軽に相談できる環境づくりということで、文部省から委託を受けまして、再委託ということで12年度もやってまいるということになっております。11年度を振り返ってみますと、多くの子供たちが、話をすることにより、問題が深刻化する前に対応できたりとか、学習援助も行えたりする場合があり、心の居場所を確保することができたのではないかなと、心の居場所の確保ということと、問題の早期発見ということにつながるのではないかな。2つ目には、教職員とともにケース会議を持つことによりまして、幅広い対応ができたのではないかなという、教職員の資質向上にもつながるのではないかなという、11年度関係者の方から聞いております成果というものがこの辺に出てきているのではないかなというふうに思っております。とはいいましても、委託を受けましてから1年少ししかたっておりませんので、抱える課題も多うございますけれども、13年度以降、12年度で一応委託が切れますので、それ以降どうするかということにつきましては、この成果と課題を十分分析した中で、さらに児童・生徒が相談しやすい環境づくりについて積極的に検討していきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

 それから、当センターの相談業務でございますけれども、電話、それから面接という方法で随時行っているところでございます。主に生徒指導にかかわります相談、それから不登校の子供たちにかかわります相談が多いわけでございますけれども、十分児童・生徒の状況を把握した中で行わなければならないというふうに思っておりますし、そういう意味から言いましたら、学校の教職員がその任に当たることは当然でございますけれども、委員ご指摘のとおり、保護者にとりましては、学校の教職員に苦情も含めて、腹を割って相談することに少し抵抗があるということも実際、事実でございます。また、ケースによりましては、それ以上の専門的な知識を要するという、したがいまして、きっちり把握をした上で専門の機関の方につないでいく、そういうふうな専門的な知識も必要でございます。そういう意味で、相談業務は現在、生涯学習センターで教育相談、それから家児相の相談、青少年の心の電話相談、それから、当センター青少年課では教育相談、不登校の子供たちの相談、反社会的問題行動の相談、それから、学校教育課でも教育全般の相談も行っておりますので、今後より一層、特に市民から見て、保護者から見て、わかりやすい相談システムの構築、それから関係部署のスムーズな連携プレー、決してたらい回しにはしないという連携プレーですね。ケースによっては、今言いましたような専門機関に引き継ぐということに努めまして、そういうことでもって指導体制の強化を今のところ図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。



○矢野友次郎委員長 萬課長。



◎萬守社会教育課長 連合育友会に対します補助金についてご質問いただきましたけれども、連合育友会につきます補助金につきましては、社会教育総務費の中で50万円の予算という形で計上をしております。育友会の方が、子供たちの健全な成長を図るということで、今何が必要なのかということで、いろいろ知恵を絞って、いろんな事業を計画されております。ただいまお話がありました親子ふれあい事業、子供たちが親と一緒に学校外での体験活動ということを経験していくということは非常に大切な事業であるというふうに考えてもおります。私どもとしましては、それらの事業につきまして、それがうまく成功しますようにという形で支援をしていきたいというふうに考えておりますので、またいろいろ全体的な事業の内容を育友会の方にも聞かしていただきながら、その成功に向けてこちらとしてサポートしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○矢野友次郎委員長 小林部長。



◎小林巧教育部長 2問目で、先生方の資質の向上という点についてご質問をちょうだいいたしました。学校におきましては、それぞれの学校経営方針なり運営を校長指導のもとに、先生方一致協力してやっていただいておりまして、今日の学校を取り巻きます状況からいきますと、非常に忙しくしていただいているものと、そのようには思っているところでございます。ご質問の先生方のより資質の向上そのものにつきましては、課題として持っている、そのようには思っております。今日まで府教委の研修、また市教委の研修、それから学校内研修なり、また横の学級、学年で横断、それからまた教科ごとの横断といいますか、そういったことをいろんな機会を通じて校内研修も含みまして取り組みを進め、また取り組んでもいただいております中で、いろんな角度からそれぞれの先生方がそうした研修を通じて、いろんな内容をきちっと自分で取得しながら生かしていただくというような取り組みも進めてきているわけでありますけれども、今後もこうした研修そのものはいろんな立場からといいますか、角度からの研修内容も必要であろう、そのようにも思っておりまして、継続して積み重ねていき、そのことがより生かされるという研修を目指して、今後も努力いたしてまいりたいと思っておりますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。



○矢野友次郎委員長 1点、心の教育で府教委の委託、府の委託が切れた場合、単費でもするのかという質問があったかと思うんですが。平岡課長。



◎平岡モト子青少年課長 済みません。漏れてたかわかりません。この委託は12年の4月から13年の3月までの間は再委託ということで、いわゆる12年度は委託を受けております。13年度以降につきましては、成果、課題等を分析いたしまして、関係の方々よりいろんな意見もちょうだいしながら積極的に検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。



○矢野友次郎委員長 田中委員。



◆田中美貴子委員 ありがとうございました。ちょっと前後いたしますけれども、まず通学路のことなんですけれども、実質、道路課の方々も含めてなんですけれども、本当に歩いて見てもらってるんでしょうかね。もちろん地域からも要望を出していきますけれども、聞いてそこの場に慌てて行くわということではなくて、実質、全部、本当にしっかりとした点検をしていただきたいと思います。歩いていただきたいです、実際。

 自転車通学等の件ですけれども、助成できひんということなんですけれども、親御さんたちにとりましたら、一番大事なことは安全確保です。ですから、自転車で通う等々も含めてもう少し安全な方法、例えばバスの運行等も考えていただければありがたいなというふうに思っております。

 先ほどの緊急地域雇用特別対策事業に関しましては、財源確保ということでわかりました。

 社会人講師のことなんですけれども、先ほども河上委員からもお話し出ましたけれども、教職しか経験してへん人よりかは、一たん民間の方に出られて人生経験豊富な方のほうがいいんじゃないかというお話がありました。私もそういう方々、こういう言い方をしたら失礼ですけれども、教育に熱心な方というのは地域の中にたくさんいらっしゃいます。そういう人たちをどんどん取り入れていただくことによって活性化が図られるものと思っております。学校の先生方、本当によう頑張ってはると思うんです。私もよく知っておりますけれども、先ほども言いましたけれども、資質、これは本当に上から下までいろんな方が、いろんな先生方がいらっしゃいます。青少年課の方に相談が行くというのもそのあたりじゃないかなと思っております。ですから、相互批判というのは、なかなかしんどいことだと思うんです、学校の先生方の中でね。ただ、相互批判ができるような現場は、非常に元気があって子供たちも生き生きしております。そのあたりも含めてお互いに向上していくという意識を先生方に持っていただければ、もう少し学校現場も明るくなるんじゃないかなというふうに思っておりますので、そのあたり要望いたしておきます。

 以上、すべて要望で結構です。



○矢野友次郎委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 それでは、数点お尋ねします。1つには、帰国子女教育費が予算に19万6,000円という形でのっておりますが、南宇治中学校の場合は、来年度から文部省の指定が外されるということで、補助金がカットされる、それについての影響額と補てん策についてお伺いします。

 それから、2つ目は、先ほど通学路の安全確保の問題が出ましたが、通学路の安全確保の問題と、それから園児・児童・生徒の学校内の案全対策について、この間資料を見てみますと、9年度で1,800件、10年度で約1,670件、このようにずっと高水準を保っているわけですが、なぜこんなに事故が起こっているのか、どんな努力がされているのか、お聞きをします。

 それから次に、卒業式や入学式がもう間近に迫るわけなんですが、昨年、君が代、日の丸というのが国会で強行可決されました。これについての教育長の基本的な考え方、それと同時に生徒などに対して、君が代を歌わないという自由は認められるのか、この点についてお聞きをしたい。

 それからもう一つは、子供の権利条約との関連で、5月5日を公共施設について啓蒙活動の一環として無料にしてはどうかという質問を以前したところ、これについては検討してまいりたいという答弁がありましたが、その後どういう検討がされて、どういう方向になっているのか、お聞かせいただきたい。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 国旗、国歌の問題についての基本的な考え方ということでございますが、これまでも議会に対しまして、再三再四基本的な考え方につきまして私の方から申し上げてまいりましたけれども、この卒業式、入学式等の、儀式等の問題につきましても、学習指導要領の中に明確にうたわれている内容でございます。したがいまして、昨年の法制化等の問題もございますが、それ以前からこの学習指導要領の中ではきちっと指導をするように明らかにされておりますし、また中教審の答申に基づきます平成14年度からの新指導要領の中にもこの文言が明確にうたわれているところでございます。したがいまして、この学習指導要領に基づいた指導、こういったことについては、我々としても従来からのスタンスで維持、継続をしていかなければならないというふうに思っておりますし、根気強くこういった内容については指導を続けてまいりたいというふうに思っております。

 それから、生徒に対する歌わない自由という問題でございますが、これは国会でも十分議論をされてきた内容でございまして、強制をする、当時の有馬文部大臣は口をこじ開けてでも歌わせる、そういったことが強制だというようなことも申し上げながらおっしゃっておりましたけれども、決して強制的に歌わせる、そういった内容ではないというようなことも表明をされておりますので、我々としてもそういった点を十分そしゃくをしながら、指導を徹底してまいりたいというふうに思っております。なお、基本的な問題としては、やはり21世紀を担う子供たちが国際人として活躍をしていく上にあっては、やはり自国の国旗、国歌、また他国の国旗、国歌を尊重する心を育てていく、これがやはり基本的な教育の場の立場だろうというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 帰国子女教育の件でございますけれども、12年度におきまして、文部省のいわゆる研究協力校制度というのがさま変わりをいたします。ご承知のように、これまでの単独校指定から地域指定に変更するということで、現在指定を受けております南宇治中学校、それから平盛小学校がそれぞれ、南宇治中学校については今年度限り、平盛小学校も12年度限りというふうに聞いております。実態といたしまして、文部省よりいわゆる協力助成金が学校の方にストレートで入っておりますけれども、大体、小学校においては20万前後、中学校においては15万前後交付を受けております。それと、私どもの配分予算等を合わせまして、大体、小学校、中学校、年度によってばらつきがありますけれども、25万から30万ぐらいを帰国子女教育に直接関係する経費として執行しているのが実態でございます。現在、帰国子女につきましては、それぞれ両校合わせまして大体40人ぐらい在籍しておりますし、来年度を見通しましても、この人数、そんなに変更はございません。そういった観点において、研究協力助成金が打ち切られるということは、両校の帰国子女教育の推進にとって大きな支障が生じるだろうということで、教育委員会としては配分予算の枠内でもってこの補てん措置を考えていきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいなというふうに思います。

 それから、通学路の安全確保の問題ですけれども、先ほどの田中委員のご質問でもお答えしましたけれども、通学路の安全確保、これ、大事な問題です。我々といたしましても、学校から提出された通学路の路線図を点検して、それから危険箇所等PTAの要望を受ける中で、できる限り現場確認し、チェックし、それから関係課に対して協議をいたし、市の権能、道路管理者、河川管理者であるならば、できる限りの高い、素早い対応というものを心がけております。府の権限であれば公安委員会を初め、府の振興局等への要請もしておりますし、できるだけ円滑な解消を図っていきたいというふうに思っております。

 それから、校内の安全確保ということでございますけれども、児童・生徒の学校内における安全確保ということは、先ほどの日野小の事件に関しまして、青少年課長も触れましたけれども、非常に大きな問題となっております。特に、不審者対策等の問題もございますし、それから、いわゆる授業、休み時間も含めて、子供たちが安全に活動できるということに留意しなければならないというのは根本の問題でございます。学校側の方といたしましても、学校保健委員会等におきまして、いろんな周知、啓発を図っておりますし、また担任等につきまして、休み時間の対応の仕方とか、あるいは授業等の施設面での使用に当たっての配慮面等々に関しては指導をしているというふうに心得ております。そういった中で、確かに学校管理下における事故というのはなかなか減りません。私どもとしても心痛めておりますけれども、ただ、現場としては、教育委員会も現場と一体になってそういう面での努力はしているんだということでご理解をいただきたいというふうに思います。



○矢野友次郎委員長 あと、子供の権利条約の中での5月5日の施設の無料化。田中次長。



◎田中彰教育次長 ただいま、子供の権利条約の関係で、5月5日ということでございますが、私どもといたしましては、そういうことも含めましてどのような取り組みができるのかということは検討してまいりたいということでございます。ただいま、教育委員会だけでこの件についてお答えできるような状況ではございませんので、ご理解願いたいと思います。



○矢野友次郎委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 帰国子女教育の予算等について、これについては今後とも補てんをしていくということで答弁がありまして、これはぜひ引き続いてお願いしたいと。再来年からは平盛小学校ということで同様に措置を考えていただきたいということで、これについては確認だけしておきたいと思います。

 それから、通学路の安全の関係につきましては、先ほど答弁があったわけですが、実際、実態によっては通学路にブロック塀がしてある場合、これについては所有者の方に相談されて改善を図られる、それはやっぱり防災の関連で特に心がけるということでやっているところもあるように聞いておりますし、そういうところも含めまして、それから通学路のところで壁が落ちかかっていたり、屋根が落ちかかっていたりというところもありますし、こういう点については緊急に対応を図っていただきたいと思いますが、その点いかがでしょうか。

 学校内の事故の問題については、先ほどの答弁では、努力はしているというふうに回答いただきました。何が問題になっているのか、そのことをきちっと分析して、方向性を出さんことにはこうした学校内の事故については一向に直らないと思うんですね。だから、この間ずっと見ても1,500件以上続いているというふうに思いますし、そういう点でどんな努力をしているのか、基本的には何が問題になっているのか、どういう努力がされているのか、これについて具体的にお答えをいただきたい。

 日の丸、君が代の関係につきましては、学習指導要領の中で、ずっとこれまでと変わらないと、子供については内心の自由ということで、それについては口をこじあけても強制させるというようなことはできないという答弁の中から、これはやむを得ないということなのか、もうひとつはっきりしない返事なんですけれども、要は、今度の君が代、日の丸については、基本的には天皇の国という解釈を政府がやっているんですね。これについて教員を通じて子供たちに押しつける、そのことが今の憲法とのかかわりでどうなのかというところから見れば、この指導要領に沿ってということはあるかもしれませんけれども、要はどういうことを子供らに教えていくのか、そのことが大問題になるんではないですか。それと、基本的人権の1つであります内心の自由について、そんなあいまいな答弁でいいんですか。もう少ししっかりとした答弁をいただきたい。

 それから、子供の権利条約にかかわっての、5月5日を啓蒙活動の一環として公共施設等について無料開放ということについては、以前教育長が答弁しているんですわ。もう何年もたつのに、どのようなことができるかこれから検討したい、何という答弁ですか、これは。今まで何にもやらなかったんですか。お答えいただきたい。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 国旗、国歌についてでございますけれども、私どもはこの国旗、国歌につきましては、昨年法制化をされた、その中で国の見解、または文部省の見解といたしましても、位置づけの問題については明確に表明をされたところでございます。したがいまして、我々としてはこの国旗、国歌の問題につきましては、従来から申し上げておりますように、学習指導要領の中で、この国旗、国歌の問題については正しく子供たちに理解をしていただく、その指導の立場、これが教育という立場だろうというふうに思っておりますけれども、このゆえんというのは、先ほども申し上げましたけれども、国際人として羽ばたく場合の自国の国旗、国歌を正しく認識をするということが大事でございますし、それをもってやはり国際人としての他国の国旗、国歌も同じように尊重していく、その心を育てていかなければならない、そういうことがこの教育の指導要領に求められた内容なんだろうというふうに思っているところでございます。

 したがいまして、内心の自由ということでございますけれども、これは子供の発達段階において、いろんな形で形態が変わってこようかというふうに思っておりますけれども、教育という立場におきましては、やはり指導という立場でございます。それを正しく、どう子供たちが認識をしていくのか、これが重要な課題になってくるんではないかなというふうに思っているところでございます。

 それから、子供の権利条約についての、こどもの日云々の問題がございましたけれども、確かにいろんな角度でこの問題をどう扱っていくのかという部分については、内部的な論議はさせていただいたところでございますが、これは市全般、また民間の施設も含めてという形に広がっていくのかどうか。これは他市の状況等も我々としては参考にさせていただいておりますけれども、週5日制の問題と絡めながら、子供たちにどう体験の場をつくっていくのかということも含めて、例えば子供たちのグループで施設を無料にして、そういった券を持っていくことによって無料にして子供たちの体験を促進させる。そういった試みもされている自治体もあろうかというふうに、我々も調査の中で確認をいたしております。そういったことも含めて、やはり週5日制の完全実施等のかかわりも含めて、全庁的な取り組みとして検討していかなければならない内容ではないかというように思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 まず、通学路に関する再度のご質問ですけれども、ブロック塀がしてある具体的なケースの場合、地権者等と協議して改善を求めていくということ、また緊急的な対応をお願いしたいということなんですけれども、私どもの方といたしましても、地権者があるんでしたら地権者と話をして、例えば樹木が通学路にかぶさっているとか、あるいはそこにストップマークを置きたいんだけれども、使わしていただきたいとか、それぞれ具体例に即しまして、地権者と話をして、解決に向けて要望、努力をしております。また、緊急箇所につきましては、現場を確認して対応を考えていきたいというふうに思っております。

 それから、学校内の事故の件なんですけれども、被災時の状況といたしましては、やはり休み時間と体育の授業中が一番多いというふうに我々は確認しております。そうなってきますと、安全指導上の問題としてどういうふうに指導されているのか、あるいは児童・生徒がどういうふうに受けとめているのかという問題と、それから、子供自身の状況の変化というものはございます。いわゆる予知能力とか、対応能力とか、あるいは骨が弱くなっているのか、その辺のこともありますし、その点を踏まえまして、今後とも休み時間の過ごし方とか、あるいは体育の授業中における、特に器械等を使った場合の注意、点検ということを徹底していきたいというふうに思っておりますし、さらに事故事例の教訓という形で、教材という形で児童・生徒に対しても周知を図っていきたいと思っています。さらに、休み時間よく使われるのが、特に小学校の場合、遊具等のものなんですけれども、これにつきましては、今年度点検手数料を予算計上してありますし、危険箇所の点検を既に行い、また撤去もいたしております。来年度につきましても、この撤去した、あるいは要改善箇所のさらなる修繕対応という形で予算計上もしておりますので、その点ご理解いただきたいというふうに思います。

 平盛小学校につきましては、当然、南宇治中と同じような扱いでもって対応を考えていきたいというふうに思っております。



○矢野友次郎委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 通学路の関係につきましては、積極的に点検して、危険個所については地権者と相談しながら、できる対応は速やかにやっていくということでお願いしたいし、ブロック塀等についてはちょっと答弁ありませんでしたが、これについても点検を一緒にしていただいて、対応できる部分については、やっぱり囲いについては、木の囲いとか、それは一定宇治市の制度等も活用しながら、やっていただけるように働きかけていただきたい。その点検した中身については、ぜひ公表していただきたいというふうに思います。それについて答弁いただきたい。

 それから、校内での安全対策については、子供への不注意とか、指導とか、そういう部分を余り強調されますと、本来、子供というのはよく暴れたりという性格を持っていますし、子供は危険回避能力ということが、大人に比べて欠ける部分がかなりあると思うんですね。だから、そういうことも踏まえながら、先生の方におかれても子供に対する注意力をぜひしっかりと見ていただきたい。事故の起こるに当たっては、やっぱりこの中で見ると、捻挫とか、骨折とか、打撲とかいうのについては、スポーツ関係の教育の部分で圧倒的なんですね。だから、これについてはちょっと分けて、学校体育スポーツ指導の問題というのが1つと、もう一つは学校施設の設備条件の問題、設備条件の問題については、施設等の安全点検とか、危険個所の明示とか、危険物の防止とか、こういうことについて一定今後されるというふうにお聞きしましたので、これについてはぜひ早急にやっていただきたいと思いますし、スポーツ関係については、やっぱりクラブ等を含めて、子供たちの健康安全無視の過酷な練習というのが割と勝負の世界ということで強調しがちでありますけど、小・中学校における本来あるべき学校のスポーツの教育目標、そして子供たちの発達の段階に応じた、そういう指導を発揮するということで、整理をしながら対応していってほしいというふうに思いますので、十分そのことについては、それぞれの事故の原因等しっかりと把握しながら、対応等ぜひこの件数は減らしていただきたいというふうに思います。これは指摘にとどめておきたいと思います。

 それから、日の丸、君が代の関係でありますが、これについては、教育長は指導要領の部分だけをとって、僕は先ほど、君が代ということについては天皇の国という意味で、この時代が長く続くようにという中身のことを少し言ったんですけど、それには教育長は触れずじまいでした。昨年の論議の中で天皇の国ということについては、結局、天皇の国になれば、すべて天皇が指揮をとる、開戦するにしてもね。そういうことであの世界大戦が、国民がとめられなかったという、そういう苦い教訓の中から、これではだめではないかということで、やっぱり憲法の中に主権在民をうたっているわけなんです。だから、昨年通した君が代、天皇の国ということを、これを学校の先生を通じて子供たちに指導する。一体どういう内容をどういうふうに指導するのですか。そこのところについてはもうひとつ理解ができません。内心の自由については、基本的人権の1つとしてこれを認めるというふうに答弁されたものと判断いたします。

 それから、子供の権利条約のことですが、週5日制とのかかわりも含めて検討していくということでありました。他市の事例も挙げながら、これについては本当にやる気になればすぐにでもできることですから、少なくとも12年度から実施できるように努力をしていただきたい。その決意だけお願いしたい。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 この国旗、国歌の問題については、先ほどもご答弁をさせていただいている内容でございますが、昨年の法制化に基づきまして、この君が代の歌詞の問題につきましても政府見解が明らかにされているところでございます。したがいまして、我々はその解釈を十分体した中で、これは君が代の意味、また国旗の意味、こういったものをやはり基本的な問題として指導していかなければならないというふうに思っているところでございまして、学習指導要領に基づく国旗、国歌の指導の問題につきましては、前段明確に書いてございまして、憲法、育基本法に基づきまして人格の完成を目指していく。平和的な国家及び社会の形成者としての国民を育成することを目的として行っているものでございまして、憲法に定めております思想及び良心の自由というものを制約するということではないということは明確にうたわれておりまして、その趣旨で私も答弁をさせていただいているというふうに思っております。また、向野委員さんが、君が代は天皇国家というか、天皇を指しているということでございますが、我々は、教育を施す、また指導をしていく立場においては、そういう限定的な考え方で指導をしているものではございませんので、政府見解にもありますように、国民主権という形で憲法にうたわれている内容に則した形で指導を行っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 日の丸、君が代の関係だけ申し上げておきますが、今の教育長の答弁は、これまで政府が見解と出したことと全く相違をしている。このことをはっきりと申し上げておきたい。それと同時に、今の君が代の中身を含めると、憲法に全く違反する中身ということから、これを強制することは憲法に違反する、思想信条、良心の自由、内心の自由を奪うものということで、強制することには反対です。そのことを強く申し上げて、質問を終わります。



○矢野友次郎委員長 片岡委員。



◆片岡英治委員 5点お尋ねします。英語助手ですけれども、1人当たり幾らになるんですか、年間。これ、単純に4で割ればいいんでしょうか。それとも行き帰りのどちらかの旅費を持つようになっているのか。そのほか、もし負担をするようなものがあれば教えてください。

 社会人講師が複数の委員から出ておりますけれども、緊急地域特別対策費、これはただ単に負担の問題だからということでしたけれど、この制度がなくなっても、もちろん続くわけですね。そういうふうに解釈してよろしいですね。それから、社会人講師を導入して、どんな科目かというのは、たしかなかったですね。必須科目とかも入ってくるのかどうか。社会人講師に対しては、この2点。

 それから、人材バンクというお考えがたびたび出ております。これは私は非常にいいと思いますけれども、これは土曜日対策として、2002年から小学校、中学校、完全に土曜日が休みになりますが、高等学校はその次ですが、それはともかくといたしまして、若いお母さん、お父さん、何とかやりくりして、現在であれば、休みのときは、2、4の土曜日のときは何とか都合つけておられると思いますけれども、これがさらに2日ないし3日ふえるとなってきますと、やっぱり大変だと思うんですね。そういうことで土曜日に人材バンクから、例えば集会所を開放して、そこで子供さんにプランを立てて教育というか、相手をしてもらうとか、そういう幅広い対応の仕方を考えていただきたいというふうに思うわけですね。いろいろ規則をつくってしまって、これに合致しなかったらだめだということじゃなくて、ひとつ幅広い対応をしていただきたい。

 それから、学校給食の調理員さんが宇治小学校、莵道小学校で8人ということでしたが、民間委託になることによって影響が出てくるのは、この調理員さんだけなんですか。栄養士さんは今までどおりだから、栄養士さんのことは考えんでいいんでしょうか。要するに、この8人の調理員さんだけのことで考えればいいんでしょうか。

 それから、日の丸の問題でございますけれども、これは学校の方で教えてもらってはいるんですか。全然そういう機会がなくて、だから、知らないということなんでしょうか。

 この5点、お尋ねします。



○矢野友次郎委員長 飯田次長。



◎飯田進教育部次長 AETの関係でございますけれども、年間約1人400万を要しています。そして、その中には、現在はカナダのカムループス市との関係でございますけれども、そこへの行き帰り1回、これは入っています。それともう一つは、こちらでのマンションの、全額ではないですけれども、一定の、少額ですけれども、補助をいたしております。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 社会人講師の関連ですけれども、まず緊急地域雇用特別対策交付金、財源として当てはめるというのが、財源の活用という形で、今年度、来年度、再来年度ということで考えています。それ以降については、制度として存続するわけですから、別の授業対策を考えるということでご理解いただきたいというふうに思います。

 それから、社会人講師が担当する科目はどうなんだということなんですけれども、それぞれ学校が年間の授業計画を立てる中で社会人講師の活用を当てはめるというのを図っていきますので、今ここの時点でどうだこうだということは具体的には言えませんけれども、ただ、来年度の場合、総合的な学習の時間がスタートしますので、そのテーマ別の総合的な学習の時間の中で、社会人講師というのが一番活用されやすいのではないのかなというふうに考えております。

 それから、人材バンクの多角的な活用の仕方ということなんですけれども、当面は社会人講師、地域の人材活用システムということで、授業を直接担当する社会人講師と、さまざまな学校の運営活動を支援する学校ボランティアということでの二本立てで考えておりますので、今後週5日制の問題等いろんな角度から教育委員会として対応しなければならないことがありましたら、その中でまた考えていきたいというふうに考えております。

 それから、学校給食の民間委託の関係で、調理員さんが定年等の退職によって、その分が調理委託に肩がわりするということなんですけれども、栄養士につきましては、私どもずっと申し上げてきておりますけれども、府費の栄養士がいないところにつきましては、民間委託するについて、市費の栄養士を措置するということを申し上げております。したがいまして、今回、莵道小、宇治小、それぞれ府費負担の栄養士が配置されておりませんので、市費負担の栄養士の配置ということを考えておりますので、よろしくお願いします。

 それから、国旗、国歌の問題ですけれども、学校で教えているかどうかということですけれども、これは通常、指導要領に基づきまして指導をいたしておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。



○矢野友次郎委員長 片岡委員。



◆片岡英治委員 わかりました。英語助手の点につきましてはよくわかりましたけれども、宇治市がプラス1名というのはちょっと少ないと思いますし、久御山が2名でございますから、人数も6人ぐらいにはふやしていただきたい。これ、要望です。

 それから、カムループス市と姉妹提携を結んでいるからということで、ここだけに限られておりますけれども、確かにそれは楽ですよね、すぐパッと対応できると。しかし、やはり効果的な活用というふうなことを考えれば、そのほかの英語圏からの招聘も考えていただきたい。日本の英語教育は、NHKの関係で米語オンリーになっていますけれども、アメリカでも西海岸と東海岸と随分発音が違うというふうなこともありますから、今後は大変だとは思いますけれども、手間がかかるとは思いますけれども、ほかの地域もぜひ考えていただきたい。これは要望でございます。

 社会人講師の件は、わかりました。科目につきましても、必須科目となりますと、現在の教師とのいろいろ調整ということで、いろいろ大変だとは思いますけれども、幅広い活用ということを希望いたしておきます。

 それから、土曜日対策でございますけれども、人材バンクあるいはもう一つの方のボランティアのグループ、こういうふうな方がまだ近いと思いますので、ぜひこれは1人でも2人であっても派遣してもらえるような、そういう柔軟な対応をお願いしたいと思います。

 学校給食の件はわかりました。

 日の丸でございますけれども、私あんまりもう触れたくないんですね。法制化されたときでも、当時の野中官房長官が強制はよろしくないと言っておりましたし、私もそのとおりだと思います。今後、議会でかんかんがくがくやるんであれば、まず議場に日の丸を飾ってほしい。それから議論していただきたいですね。そうすると、議長に一礼して、その次、もう一度また日の丸にということになるのか、先になるのかよくわかりませんが、それをやって、とにかく強制というふうなことでいくのか、それともやっぱり自主的にやっていくということなのか。私はあくまでも自主的でよろしいかと思いますけれども、ただ教えることだけは一応教えてあげてください。一度も卒業まで聞いたことがなかったということであると困るわけでございます。あした、私は中学校で大きな声で歌ってくるつもりでおります。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 金ケ崎委員。



◆金ケ崎三千彦委員 それでは、数点お尋ねをいたします。西宇治中学校で武道場の新築をされるわけでありますけれども、これのいわゆる床の構造を教えていただきたい。

 それから2点目は、この武道場が完成をした暁には、地域の武道を親しむ青少年たちが、そこの武道場を生徒が使用しない時間外に使用することができるのかどうなのか、教えていただきたいと思います。

 それから、小・中学校のいす、机の更新ですけれども、これを可動式の方に更新をされます。物を大切にするという精神から、できることは自分でやるということで、そのようなものを修理とかできるような時間をとるか、それとも放課後に自分の使っているいすが、6年間使うわけですから、傷がついたり、自分でできるような修理は生徒たちにさせればいいんではないかというぐあいに思っております。それについてどのようなお考えをお持ちでしょうか。

 それと3点目ですけれども、日本国の宇治市内で卒業式、入学式を迎えるわけであります。国歌がしっかりと斉唱できるように指導をしているのかどうか、教えてください。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 山本主幹。



◎山本孝史施設課主幹 武道場の床の仕様でございますけれども、柔剣道仕様ということで、ゴムパッキン等を入れまして、ほかの中学校でも柔剣道場はやっておるようでございます。これと同じような仕様で、柔道と剣道ができるような、ちょっと弾力性のある床構造になってございます。

 以上でございます。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 机、いすの更新に伴う、物を大切にする見地からの児童・生徒指導ということなんですけれども、確かに委員ご指摘のことはごもっともだと思いますけれども、ただ、小学校の低学年の場合とか、その辺のこともありますので、特に今回は、新1年生という節目のときで、私どもとしては動議づけを図るということを考えております。したがいまして、その点、今後、学校にも十分意を伝える中で、その学年が持ち上がりになってきますので、その中で対応を、今のご提案も含めて考えてみたいなというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 それから、卒業式に対する国歌の指導ということでございますけれども、ご承知のように、儀式的行事における国旗、国歌の指導で、私ども課題として、君が代の伸びやかな斉唱ということを認識いたしております。その点、今回、卒業式を迎えるに当たって、校長会を通じまして、君が代の指導ということも伝えておりますので、その点十分な対応がとれるんではないかというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 田中次長。



◎田中彰教育部次長 武道場の完成の暁に地域開放ということでございますが、基本的には、西宇治中学校におきましては、既に特別教室の開放という形でやっておりますので、現在、学校とそういう形の詰めというものが、まだ建設もできておりませんので、やっておりませんが、そのような方向で調整は図っていきたい。ただ、機器関係が武道場の場合はありますので、その辺の調整等があるかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。



○矢野友次郎委員長 金ケ崎委員。



◆金ケ崎三千彦委員 武道場の使用なんですけれども、ぜひとも使用ができるようにお図りをいただきたいと思います。

 それと、これはいわゆる400平米の武道場ですので、やはり私はいつも訴えておりますのは、武道館の建設なんですけれども、武道を通じて健全育成、そしてまた、あるいは日本古来の武道の普及、発展、それと、これから迎える21世紀の高齢化社会をしっかりと支えることができる青少年を育てるには、私は、この武道を通じて青少年の健全育成をやっていきたいというぐあいに願っております。武道の発展、普及には教育長は十分ご理解をしていただいておりますし、この武道館の建設について、教育長自身、いやもう体育館があるので必要ないというぐあいにお考えなのか。しかし、やはり武道館というものは必要であるというぐあいにお考えであるのか。お答えをいただきたいと思います。スポーツ交流をやっている宇部市にも立派な武道館もありますし、それから源氏物語等々で交流のあります武生市、これは人口7万ですけれども、この武生市にも立派な武道館があります。ひとつ武道館が必要であるというぐらいなお考えであるのかどうなのか、お聞かせをいただきたい。

 それと、国歌の斉唱ができるように指導をしているということなんですけれども、しっかりと音楽の時間に指導をしないことには、君が代を歌いたくても歌えないんですよ。しっかりと教えてください。教えてないです。

 それと、国歌斉唱ができないだけではなくて、起立ができない教師がおるんですね。昨年、起立をしなかった、できなかった教職員にはどのような指導をされたのか、お答えをいただきたい。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 まず、最初に基本的な問題として、武道館の建設の必要性を教育長は認めるかどうかということでございますが、単刀直入にご質問いただいた部分でございますが、これは、従来から私自身も申し上げておりますように、日本古来からの武道を通じて子供たちの健全育成、特に礼節をこの武道から学んでいく。これは大変重要な内容だろうというふうに思っておりますが、こういった点での武道を否定するわけではございませんが、今、宇治市内にございます各施設の実態、これがどう活用されていくのか、これが有機的にどう利用できるのか、こういった総合的な視点も、やはり新しい施設を建設していくということについては、どうしてもその辺の分析が必要になってくるんではないかなというふうに思っているところでございます。したがいまして、先ほども西宇治の中学校の武道場の問題につきましても、完成をいたしました場合には、西宇治中学校が開かれた学校であるといいますか、地域に開放される学校であるという位置づけを持った関係から、そういった検討もやはり加えていかなければならないと思っているところでございまして、今、武道館が必要かどうかということにつきましては、私は、あればあったで十分これが活用されていくというふうには理解をいたしますが、全市的なスポーツ施設のかかわりの問題を十分検討しながら、これは将来の課題にしていかなければならないのかなというふうに思っているところでございます。

 それから、国歌がしっかり指導されてないんではないかというお尋ねでございます。これも従来から、私どももお話をさせていただいている部分で、十分か十分でないかという議論については、今の段階ではやはり不十分さがあるんではないかというふうに理解をいたしております。したがいまして、この問題については、この学習指導要領にうたわれている内容、これが各学校現場で実践をされることが、やはり教育という立場で必要なことだろうというふうに思っておりますので、これは根気強く、実際に子供たちが伸び伸びと斉唱ができるような、そういった環境づくりをしていきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 国歌斉唱時の教職員の不起立の問題でございます。これも、従来からお話をさせていただいておる内容でございますが、私が教育長になったときの卒業式、初めて出席をさせていただきましたが、そのときの調査等におきましては、100人を超える、たしか110人だったか、120人だったか、ちょっと今数字を持っておりませんけれども、そういった状態でございましたが、これはやはり粘り強く学校長なり教頭を通じて指導をしてまいった結果といたしまして、昨年の4月、今年度の入学式には、我々の調査では45名までに数字が減少してきた、そういう実態もございます。したがいまして、この不起立の問題につきましては、教育委員会といたしましても、学習指導要領にうたわれている内容に則して、粘り強く今後も指導してまいりたいというふうに思っておりますし、これがやはり、教職員全体が正しい認識を持つことが、子供たちの伸びやかな成長にもつながっていくだろうというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 金ケ崎委員。



◆金ケ崎三千彦委員 武道館の建設なんですけれども、将来やはりということなんですけれども、第4次総合計画の中で十分にご検討をいただきたい、私は一日も早く、宇治市武道館の建設をしていただきたいというぐあいに望んでおります。

 それから、国歌斉唱のときの件なんですけれども、昨年、45人になったということなんですけれども、私、お尋ね申し上げましたのは、昨年、起立ができなかった、しなかった45名の教師、これらにどのような指導をされましたかということをお尋ねをいたしましたので、最後にそれをお答えください。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 個々具体的にどうしたのかということでございますが、これは各学校長を通じまして、この指導というのは、そのときだけの指導ではなく、日々の学校運営の中で、教職員の理解を得るための指導を徹底方お願いをいたしておりました。各学校長におかれましては、そういった日々の指導が実って減少につながってきたというふうに思っておりますので、この指導につきましてもやはり粘り強く今後も継続していきたいというように思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 暫時休憩いたします。

     午後0時29分 休憩

     午後1時31分 再開



○矢野友次郎委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。松峯委員。



◆松峯茂委員 それでは、数点お聞かせをいただきたいと思います。午前中の質疑と少々かぶるところがありますけれども、よろしくお願いしたいと思います。

 1点目は、小・中学校総合的な学習時間と対策費についてお伺いします。平成14年度から新学習指導要領が全面的実施ということで、平成12年度から段階的に導入されるわけでありますけれども、その準備に関する関係で質問させていただきます。

 1つは、保護者の皆さんの中にはこの新しい総合的な学習の時間を不安視されているお母さん方もおられるというふうに聞いております。35時間が総合的な学習の時間に使われるので、1つは、子供たちの学力の低下にならないか。または、先生の教材の準備に手をとられて、子供たちへの目が届かなくならないかということを保護者の方は不安視されております。教育委員会の教育だよりにも、そういった中では周知の方法として若干文書も載っているわけですけれども。

 そこでお尋ねをしますけれども、保護者へのこの周知ですね。学校の方でも随時そういった説明はされると思いますけれども、十分に周知をできるのかどうか、こういう教育だよりだけじゃなくて、以外でどういう方法があるのかということをお尋ねしたいと思います。

 それと、今度は逆に教師、職員の側ですけれども、そういった教材開発にかかわる、授業をしながらのそういう開発ということになると思うんけれども、そういったことはどういうふうにお考えになっておられるのか、お聞かせを願いたいと思います。

 次に、社会人講師の活用でありますけれども、これも朝、質問がありました。そこで、これも教育だよりに載っているんですけれども、社会人講師制度についても、新年度からは全小・中学校に拡大し実施することとしていると。多くの社会人講師の登録を得て、すばらしい大人との出会いが広がることにより……ということで書いてあります。この多くの社会人講師の登録ということがここで載っておりますけれども、その登録に際してどういう募集の仕方をいつされるのか、具体的に教えていただきたいと思います。

 それと、次は青少年に関係することですが、少年補導委員の関係でも朝質問がありましたけれども、こういった中でその補導委員さん、これはちょっと失礼な言い方かもわかりませんけれども、今回、日野小の事件の関係でもご活躍をいただいたと思います。そんな中で、補導委員さんの年齢が随時高齢化になってきているように思います。先ほどもリストラとか、そういう話もありましたけれども、先ほども出ましたけれども、人材バンクとの兼ね合いで、こういった中でそういう登録をしながら、教育委員会全体として人材の掘り起こしをできないものかどうかお尋ねをするものであります。

 青少年の関係の2点目は、日野小事件も大変痛ましい事件でありました。その中で地域と保護者と学校とが一体感を持ちながら取り組みを進めていただいたところですし、登下校も保護者の皆さんが付き添われて日々安全確保をされたところなんですが、その保護者の中からもいろんな意見がありまして、例えば登校の際、子供たちは8時10分か15分ごろまでには学校に到着をしていると。それで、先生方がその8時10分から15分までに登校されていないときがあったということで、8時半が出勤時間になるのかもわかりませんけれども、これもまた教育だよりに載っています。岩本前教育長の代になるんですけれども、学校の危機管理体制ということを問われています。そういった中で、教師の皆さんに対する、全部の教師がそうやとは言いませんけれども、そういった危機管理をどのようにご指導されているのかお聞かせを願いたいと思います。

 最後に、宇治市内各所ですけれども、子供たちのスケボーがよく取りざたされているというふうに思います。私も木幡に住んでいますので、JR六地蔵駅の横のホテルの横でスケボーをされている姿をよく見るんですけれども、そういった中で、やはり観光で泊まりに来られている方々が夜寝られないとか、散歩に出たときにちょっと怖いとかいうことをよく耳にするわけですけれども、宇治市としてこのスケボー対策で何かええ知恵がないのかどうか。

 というのは、ここにちょっと新聞の切り抜きを持っているんですけれども、これは京田辺市ですけれども、路上遊技に際してはこういうイエローカード的なものをするということで、スケボーでの約束書を書かせて、その指導をしていくということが新聞に載っておりました。この約束書を書かせるのがええか悪いかという問題はあると思うんですけれども、一定何かのそういう危険防止とかということもありますので、そういった対策が何かあるかないか、お聞かせを願いたいと思います。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 平岡課長。



◎平岡モト子青少年課長 1点目、先日の新聞の記事より、スケボーに対する田辺署の取り組みの事例を挙げていただいたところでございますけれども、ご指摘のとおり、先日の新聞によりますと、スケートボードの歩道など、路上での遊戯を禁止するということで、スケボーによる道路交通法の違反で指導・補導した若者たちに、住所、氏名、学校名を記入させて、さらには再びルール違反をしないことを明記する約束書というのを提出させるというような内容のものではなかったかなというふうに思います。

 委員もご指摘になりましたように、若者の間で非常に人気が定着しております折、法律によって締め出すことが抜本的な問題解決になるのかということが1点ございます。それから、新聞の内容にも書いていたかもわかりませんが、道路交通法のどこが交通の頻繁な道路なのかという、その認定が非常に難しいのではないかとされているようです。いずれにいたしましても、初めてのケースでありますし、今後、青少年の関係の団体の中で非常に論議を呼びそうだというふうに思っております。しかし、一歩踏み出した対応であるというふうにも考えられるのではないかと思います。

 宇治市のあちこちでも非常にスケボーの遊びは見られるところでありまして、スケボーそのものの遊びよりも、遊びます場所とか時間、それから迷惑行為、それから集まることによります悪質ないたずら等々、そのことの指導の方が重要ではないかなというふうにも思われますし、そのような中、締め出すだけではというような声も聞かれるところであります。いずれにいたしましても、非常に対応が難しいのではないかというふうに考えておりますし、今後、行政、警察、それから各種団体、地域の住民の方々も一緒になりながら、連携を強化する中で、健全な子供たちを育てるため、よりよい方向を検討していくことが今必要ではないかなというふうに思っておりますので、ご理解賜りたいというふうに思います。

 それから、社会人講師等、青少年にかかわります各種団体との関係についてでございますけれども、この活用というような内容だったかと思いますけれども。既にご案内のとおり、現在、宇治市では少補の委員さんの方々、それから40余りの団体が加盟しております青少協の団体を中心にいたしまして、青少年の健全育成に精力的に取り組んでいただいているところでございます。委員ご指摘のとおり、メンバー構成を見てみますと、長い期間継続して活動していただいている方が多いということもございます。そのことによりまして、人間関係ができているため、地域との密着した活動ができるというような利点もありますし、活動の経過を十分ご理解をいただいておる中での活動の積み上げができるという、そういうふうなメリットといいましょうか、効果があるのも事実でございます。しかし、ご指摘のとおり、その反面、指導者と子供の年齢差によります意識や感性の違い、それから、活動企画内容にギャップはないのかというような課題も一定聞かれるところでございます。いずれにいたしましても、社会人講師等、人材バンクも視野に入れながら、今後、組織のより活性化を願いまして、総合的にかつ柔軟的に検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 それからもう一つ、危機管理の問題、ご質問があったというふうに思いますけれども、危機管理を予知ということが1つございます。それから2つ目には回避、3つ目には対処、それから4つ目には再発防止という、その4つの観点をもちまして危機管理を考えているところでありまして、昨年の末に痛々しい事件が起こりましたけれども、この基本的な観点でもって現場の方にも指示をさせていただいたところであります。

 日常におきます児童・生徒の安全確保、それから午前中も出ましたけれども、不審者侵入防止に向けた点検を今後より以上に推進をして努めていきたいというふうに思っております。

 以上でございますので、ご理解を賜りたいと思います。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 総合的な学習の時間の対策に関連しましてお答え申し上げます。まず保護者に対する理解、同意という問題でございますけれども、当然新しいことを立ち上げようとするときは、いろんな面で保護者の不安、あるいは疑問点というのが高まってきます。そういった意味で、学校としてきちんと説明責任を果たすように私どもの方といたしましても指導しております。具体的には、既に学校だより等を通じまして総合的な学習の時間に対する位置づけ、取り扱い等々周知がされておりますし、PTA等の懇談会においても説明をしていくというふうになっております。さらに教育委員会といたしましても、この年度末、年度当初に教育だよりの特集号を予定しておりまして、社会人講師の立ち上げとあわせて総合的な学習の時間の詳細な説明、理解ということを周知していこうというふうに考えております。

 次に、具体的な対策費の中身の問題でございますけれども、教材の開発をどうするのかということなんですけれども、これは当然、学校サイドの時間として位置づけられておりますので、学校ごとの対応というふうになります。したがいまして、教材開発につきましては、全職員のチームワークのもとでテーマごとに教材を整えていくということになろうかというふうに思います。

 それから、社会人講師の活用の件でございますけれども、登録にかかわる募集の方法ということで、先ほども申しましたように、全体の啓発は教育だよりの特集号でもって周知を図っていきたいと。そこの中で学校ごとに校長先生のヒアリング等を通じて募集を上げていくということを周知したいと思います。時期的には4月当初からということを予定しております。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 松峯委員。



◆松峯茂委員 スケボーの関係は、今までいろいろと取り組みはされてきていると思うんですけれども、なかなかやまらないというところがあります。地域の方々から言われるのも、例えば使われている道路ですね。歩道といいますか、そこへ段があるような、そういう舗装がでけへんかとか、そういう具体的なことまでどうやろうなということも地域の方々には聞いているわけです。そんな中で、やっぱり一定の何かルール的な要素はつくっていかないかんのと違うかなというふうに思いますので、十分検討をお願いしたいと思います。

 2点目の人材の掘り起こしですけれども、今、人材バンクといいますか、そのシステムの中でいろいろとあったので、これもあわせて検討していただきたいと思います。

 危機管理についてですが、先ほど言いましたように、先生方の危機管理はどういうふうに思われたのかということをちょっとお聞かせをいただきたかったんです。というのも、子供たちが朝早く集団登校で、ぴりぴりした状況の中で、先生方ももちろん自分のお子さんがおられて出勤をされるのですから、その辺のことはよくわかるんですけれども、ぎりぎりに出勤をされていた先生方もいろいろとおられたというふうに聞いておりますので、そういった危機管理を、危機的な要素のときに、もうちょっとやっぱり学校に早く来て子供たちを迎え入れてあげるとか、そういったことは把握をしておられないのかどうか、ここだけ再度、もう1回お願いしたいと思います。

 それと総合学習の時間ですけれども、これも周知の方、これから2年間あるわけですから、時間をかけてやらられるというふうに思いますけれども、全体的な理解が求められるようにしっかりと周知をしていっていただきたいと思います。

 それで社会人講師の方は、やはり平成10年の9月でしたか、一般質問の中でも新しいシステムづくりを早く予算化をしてやっていくということも議事録の中にも載っていますし、また去年の予算委員会でも質問が出たときに、11年度ではそういうシステムをつくって、12年度から始めていくんやという教育長の強い意思表示もしていただいていますので、そういったことをしっかりと、波に乗っていけるような体制にしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 そして、ちょっと言い忘れましたけれども、教材の関係ですけれども、これも私、平成9年の6月に初めて議員にならせていただいたときに質問させていただいた、環境副読本というのを言うていたんですけれども、それをこの総合的な学習の時間に使えたらよりよいなということを思うんですけれども、それから約3年とちょっとたっていますので、進捗状況がわかれば聞かせていただきたいと思います。

 2点お願いします。



○矢野友次郎委員長 平岡課長。



◎平岡モト子青少年課長 危機管理につきましての先生方のことの質問でございますけれども、市教委が報告を受けております中身といたしましては、日野小のあの事件のときにも、それ以後もですが、校内の見回り、それから登校の通学路の立哨ですね。そういうふうなことを先生方が分担をしながら、地域の方々と一緒になって行っていただいていたように聞いておりますし、街角のポイントポイントに立っていただいている先生方もたくさんいらっしゃったというふうに聞いております。ひょっとすれば、このことが地域の方々の目には、地域の方々が一生懸命子供たちのために安全確保に協力をしているのに、当の先生がおくれたというふうに映ったのかもわかりません。いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたように、地域の方々、各種団体の方々と連携を密にする中で、日常における児童・生徒の安全確保、不審者侵入防止の点検に努めていくことが大切ではなかろうかなというふうに思いますし、そのことなしでは開かれた学校づくりはないのではないかなというふうに思っておりますので、よろしくご理解賜りたいと思います。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 環境教育の副読本に対するご質問でございますけれども、ご承知のように、現在、環境教育の教育委員会指定ということで取り組んでやっております。まだ本年度の段階で未指定校が小中を合わせて9校ございます。これにつきましては、来年度以降、総合的な学習の時間を立ち上げる中で、環境教育というものも文部省の例示、四大テーマの中に入っておりますので、当然その中で未指定校につきましても指定を継続していきたいというふうに思っております。そういう環境教育に対する取り組みが一巡した段階の時点で、その総括も兼ねて副読本というものに取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。



○矢野友次郎委員長 松峯委員。



◆松峯茂委員 ありがとうございます。そうしたら、環境の副読本の方はよろしくお願いしたいと思います。

 危機管理の方なんですけれども、言われていることはよくわかるし、わかっているんですけれども、ただ私の言うているのは、日野小事件の関係で、やはりできている先生方もいっぱいおられるし、また、そうやってぎりぎりでという先生方もおられたと思うんです。そこは、保護者の目から見ますと、一たん子供たちが入ったら表のドアを閉めるわけですね、シャッターを。それからまたぎりぎりになってあけて、車で入っていかれる先生方がおるという中で、そういう大変な時期にやっぱり先生方の意識も高めていただきたいということを地域の方々もおっしゃっていたんです。そこら辺がいわゆる目に変わってくると思いますし、一生懸命取り組んでおられる先生方ももちろんよく知っておりますし、その辺をいわゆる教育委員会としてどういった危機管理の指導をされてきたのかということを聞きたいんです。

 教育長、どうです。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 この危機管理の問題につきましては、先ほど青少年課長がお答えを申し上げましたように、危機に対する予知の観点、それから、それをどう回避していくか、それから、それに対してどう対処していくのか、また、それを再発防止にどうつなげていくのか、これが危機管理、学校現場での考え方といいますか、基本的な問題として我々が学校を通じて指導をしていく内容でございます。したがいまして、各学校長が全教職員に対して一定の指導を施されているというふうに私どもは理解をいたしておりますが、残念ながら、すべての教職員がそういう立場でこの日野小学校問題が全市的に展開されたかどうか、この部分については、すべてがそうであったというふうに断言ができないのが残念なことだろうというふうに思っております。しかし、こういった部分につきましては、日ごろからやはりこういった子供たちが学校で安全で安心して学べる、こういった環境づくりに対する問題としての教職員の認識につきまして、この日野小学校問題を契機にしながら改めて指導をしてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 松峯委員。



◆松峯茂委員 済みません。そうしたら、ある会議でも、教師の皆さんと保護者とが連携を深めたかったんやけれども、教師の皆さんがご協力をいただけへんかったという学校もある議会でありました。そういうことを受けて、この危機管理というところを教育長としてしっかりと指導していただきたいなということを思いましたので、質問させていただきましたので、よろしくお願いしたいと思います。



○矢野友次郎委員長 答弁をされる説明員の方に、答弁に際しましてはできるだけ簡潔、また的確にひとつご答弁をいただきますようお願い申し上げます。



○矢野友次郎委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 45ページ、職員の被服貸与費として、これは市職員の分だと思いますけれども、今、いろいろと教育問題で言われているときに、小学校の先生もやはりきちっとした服装で授業をすることが教育の最優先課題ではないかなというふうに思うんですけれども、この45ページに上がっている職員被服貸与費ということは、市の職員であり、京都府の職員の先生方には現在そうした制服というのは貸与されていないというように感じているんですけれども、今までにそうしたきちっとした制服を着て教鞭をとるようにということで、京都府なり宇治市の中で議論をされた経過があるのか。今後ともしていく考え方はあるのか。これはしなければならないと私は思うんですけれども、その辺で考え方を聞かせていただきたいと思います。

 それから、同じく45ページなんですけれども、先ほどから複数の委員から発言がありましたように、メンタルフレンド推進事業につきまして、大学生による不登校児童に対する対応についてなんですけれども、これについての効果は、この「宇治市の教育」11年度版にもどんな効果があったかということは記されておりません。こういうことをやりました、予算もこういうことをやります。2年間にわたってそうなんですけれども、先ほどは、予算がなくなれば、京都府の補助がなくなれば、また引き続いてやっていただくかと、やります。が、私たちはそれがどういう効果があったかということを知りたいわけでして、きょうは予算委員会ですけれども、過去の11年度にはどんな効果があったか、そして12年度にはこういう目標を持ってやるんやということについてをお伺いしたいし、いわゆるこういうことを発表するのは守秘義務に反するのなら別ですけれども、こういうことはやはり知らせていって、財政的な効果を評価していくべきじゃないかなというふうに思うんですけれども、それについてのお答えをいただきたいと思います。

 それから47ページ、小学校の大規模改造事業につきましては、私も長年お願いしてまいりましたんで、今回、非常に温かいご配慮をいただいたようなことでございますけれども、この内訳及び工事内容、それから工事時期等について簡単明快にお答えをいただきたいなというふうに思います。

 48ページですけれども、小学校教材充実費の中からなんですけれども、この中でやはり中学校には3年間を限定として楽器の補充ということを挙げておられるようですけれども、小学校も教育委員会の皆様方がよくご存じのように、2校については全国大会へ行き、また宇治市の文化センターにおいてもいろいろと活動をしているその金管バンドの楽器なんですけれども、常にその金管バンドをやっておられる方たちから、楽器の補充についてはかなり保護者負担が多くなっているという訴えを聞いております。この教材充実費の中から何ぼ予算として楽器の補充費を計上していただいているのか。そして、中学校のように年度計画をもって再度補充していかなければ、この活動はもうとんざしてしまうんじゃないかなという危険感まで持っておりますが、その辺についての取り組み状況についてお伺いをいたします。

 それから、同じく47ページで、小学校の管理運営費の中で、本年度から可動式の机といすの更新を新1年生から実施というふうに計上していただいております。非常にありがたいことですけれども、今の1年生、今度2年生になる人は5年間古い机でいかなければならない。そして、中学校に行っても、もう既に3年、4年使っておられた方からの古いやつを譲り受けなければならない。こういうことからして、少なくとも1,500万円、市内全部の1年生を対象にかえても1,500万円の予算であるというところからして、1、2年生には1,500万円プラスすれば2年生にもいけるんだろうというふうに試算するところですけれども、予算書に書いた以上は、もうこれ以上増やす可能性はないのか。もうちょっとそんな要望してんのやったら増やしたろうかという考え方があるのやったら、これは非常に温かい配慮じゃないかなと。この予算委員会で強要されたから、これは増やさないかんねやというようなことでの財政へのお願いをしていただいて、増やしていただくという考え方はないのか、お伺いいたします。

 それから次なんですけれども、わからないので、ちょっとお尋ねしますので、簡単にお答え願いたいと思います。1つは通学区域の問題で、宇治小学校と南部小校区のうちに西隼上りの地名が重複しているんですけれども、今回、業者開発によって莵道出口の先に、北隣に西隼上りの開発がなされておりますけれども、この地域は南部か宇治小か、どの校区に属するのか教えていただきたいと思います。

 それからもう1点、社会体育費の1億352万円減、これについての説明を。前に受けたかわからんけれども、ちょっと忘れていますので、その辺、説明をお願いしたいと思います。

 以上。



○矢野友次郎委員長 山本主幹。



◎山本孝史施設課主幹 小学校の大規模改造についてお答えいたします。小学校大規模改造につきましては、小学校4校の大規模改造でございます。特別教室、普通教室、それから外壁、屋上防水の改修を予定をしております。

 言われております南部小学校でございますけれども、外壁の改修でございます。本館棟の外壁、屋上防水、それと南校舎棟の外壁、それと体育館の外壁と屋根のふきかえということでございます。

 以上でございます。

     (「工事の時期」と呼ぶ者あり)



◎山本孝史施設課主幹 工事の時期につきましては、夏休みを予定をしております。



○矢野友次郎委員長 辻課長。



◎辻?光生涯スポーツ課長 昨年度より1億ほど減りましたのは、1つは、小倉ふれあい運動ひろばの整備事業と、西宇治中学校の夜間照明を昨年つけていただきました。この事業が終了したことによる減でございまして、通常のものに戻った。ただ、ほかのいろんな諸事業で若干増やしていただいているところもありますので、ご理解いただきたいというふうに思います。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 金管バンド等に関する経費でございますけれども、ご承知のように、金管バンド、小学校でも非常に頑張っております。それで、12年度に向けましては、金管バンドに関する消耗品とか、あるいは維持補修という形で約180万ほど予算を見ております。さらに楽器等の補充につきましては、一般教材備品の中で各校とも十分協議しながら対応を図っております。今年度の実績ベースでもって、小学校の場合でしたら大体400万ぐらい楽器関係の教材備品が充実される予定でございます。

 それから、机・いすの更新で、現在の小学校1年生、2年生の対応をどうするのかというご指摘でございますけれども、実のところ、机・いすの更新に当たりましては私ども非常に苦慮いたしました。委員会内部でも十分論議をしました。やはり動機づけが一番大事だと。教育的な観点からこれを整理していこうということで、ものを大切にする心の出発点として、新たな気持ちで入学される小学校・中学校ともに新1年生から動機づけを学校も含めてしっかり指導していこうということで、こういう結果になったということでご理解をいただきたいというふうに思います。

 それから西隼上りの校区の関係ですけれども、南部小校区になります。



○矢野友次郎委員長 平岡課長。



◎平岡モト子青少年課長 メンタルフレンドの効果等につきましては、指導主事の方より答弁をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。



○矢野友次郎委員長 山下指導主事。



◎山下一也指導主事 メンタルフレンドの状況につきましてお答え申し上げます。平成11年度におきましては12名の児童・生徒宅にメンタルフレンドを派遣いたしたところでございます。内訳といたしましては、小学生が1名、中学生が11名、合計12名派遣をいたしております。それぞれの状況でございますけれども、大別しますと、学校復帰、これは部分登校も含めてということで、学校へ向かうようになったのが3名、それから適応教室の方へ来るようになったのが1名、それから家に閉じこもっておった状態から外出ができるようになっていった子が3名、現在家でメンタルフレンドとともに活動しておるのが残り5名というような内訳でございます。その他、詳細につきましてご報告をさせていただきますと、ちょっと個人が限定されてまいりますので、この辺でご容赦をお願いしたいと思います。



○矢野友次郎委員長 田中次長。



◎田中彰教育部次長 1番目の被服貸与の件でございますけれども、現在、市職員の分を見ているというふうな状況でございます。現在、委員の方から教職員への被服貸与とするべきというふうなご意見をちょうだいしたわけでございますけれども、この点につきましては他市の状況も含めまして検討させてもらいたいと思います。



○矢野友次郎委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 いわゆる先生方の服装については、やはり服装がいろいろと乱れていることによって生徒の指導が十分にできないという、これはもう大きな観点やと思うんです。昔の先生は、服装はぴちっとしておられました。今はジャージを着たはる人もおれば、背広を着たはる人もおる。管理職の方は大体背広を着てネクタイをしたはるんですけれども、やはりその辺のものの考え方から子供の教育というものを足元から見直していかなければならないんじゃないかなというふうに私は常々思うんですけれども、これは今後、他市のことを見習いながらじゃなしに、宇治市が率先して、それぐらいの経費を出してでも宇治市はやりますよという、そういう心構えがなければ宇治市の子供はようならんです。他市に先駆けてやるぐらいの、宇治市は京都府の中では一番大きな市なんでしょう、京都市を除いて。いつもこの予算委員会でも決算でも言われるけれども、「他市の参考にして」と言われますけれども、宇治市がやらなんだらよそは立ち上がりませんよ。そういう意味で、ぜひこれは取り組んでいって、やはり指導者の服装をぴちっとして子供に接する、そして子供の教育が正当にできる。やはりこのことをまず教育長、今後やはりこういうことを目標に京都府に折衝して、何ぼか京都府から補助をもらい、宇治市が率先してやりますんやということをひとつ決断をしていただきたいと思うんですが、教育部長の見解を求めるものです。

 それから、メンタルフレンド、これは非常にいろんな問題があって、報告はできない面もそらあるのはよく承知いたしておりますし、これはきょうの新聞にも載っておりましたけれども、こういう行為を、いわゆる統計を出してどうやこうやということに対しても、これは非常に問題があるところであるんで、これについては私もとやかく言いませんけれども、やはり文福なりにご報告されているのなら、それでいいんですけれども、その辺はやはりしかるべき機関に報告をして、そしてどういうふうな対応が最も望ましかったんかということはやはりデータとして挙げていかなければ何にもならないんやないかな、効果がわからないんやないかなというふうに思います。不登校なり、学校を嫌い、また家を出ない、そうした閉鎖性の子供が増えてきている世の中になってきておりますので、こうしたことに対する予算措置は今後とも継続してやってもらわないかんけれども、やはりある程度の成果、具体的なもんじゃなしに、アバウトでもええから、こういう効果がありましたという成果はやはり今後とも報告はしていただけるように、いわゆる守秘義務の範疇を超えない範囲内でやっていただきたいと思いますので、これもこの程度で要望にさせていただきます。

 それから小学校の大規模改造、これはありがとうございます。ひとつよろしくお願いしたいと思います。

 それから金管バンドなんですが、予算としては180万しか組んでない。いろんな教材費から含めてトータルで400万になるというようなご答弁で理解してええわけですね。違うんですか。ただ、やっぱり市内の中でこれだけ多くの小学校が非常に熱心に活動してくれているわけですわ。宇治市から2校が、種類は違っても全国大会に行くということは、やはり父兄負担もかなり大きくあると思うんです。その辺をやっぱり配慮しながら。中学校が3年計画で楽器の補充をやられた。それなら、小学校もやはりもうここら辺から3年計画ということで、何年前か、国体のときにかなり多く補助をいただいて楽器を補充いたしましたけれども、毎日毎日練習している量というのは非常に大きいですね。そして、その活動たるものや小学校の中ではずば抜けているわけです。そういうところをやはりよく認めてやっていただいて、もっと楽器の補充については配慮していただきたいなと思うんです。

 それとともに、やはり僕は、一番大事なのは、いつも言うているんやけれども、指導者がつながっていかないということ。固定した指導者でしかないということですね。やはり固定した指導者であれば、その指導者がおるところの学校だけしかできない。そうでない学校もやはりある程度の楽器は備えつけておりますので、その辺は先生の指導、こういうクラブ活動の充実に向けて、宇治市はやはり今後とも日本の中の宇治市であるべきというふうに感じるんですけれども、その辺について決意なりを聞かせていただけたらと思います。

 それから机なんですが、もう1,500万円なんですよね。何とかなりまへんか。絶対予算がこういうふうに決まってあるから、これ以上あかんというわけですか。今度、新しく2年生になられる方、3年生になられる方、本当に気の毒ですよね、考えてみたら。そういうところからまたいじめが出てくるんですわ。そこらを考えたら、1,500万円や3,000万円の金額は、そんなもん、むだじゃないんです。これを考えて、財政もいはるし、ひとつここ詰めて、予算化をちょっと増やそうという考え、予備費からでも流用できると思うんです、これぐらいの金やったら。この辺、教育長、ひとつ一踏ん張り、お願いしますわ。

 以上。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 藤田委員さんから教職員の被服貸与の問題でご質問がございました。この問題については、過去にも教職員の服装について議論があったというような記憶もあるわけでございますが、この教職員の被服といいますか、制服の是非についてもいろいろと議論があるところだろうというように思っております。しかし、教職員が子供たちの前で教える、そういった身なりというのは、一定皆さんに理解されるような服装でなければならない、そういった思いもあるところでございまして、できれば宇治市からスタートしてはどうかという決意のようでございますが、宇治市の段階でまだこのことについて、京都府の中でも議論を交わした経緯がないというふうに思っておりますので、改めて要望が出されている点につきまして、京都府の考え方等もすり合わせながら十分研究してまいりたいというふうに思っているところでございます。

 それから楽器の整備の問題でございますが、藤田委員さんがお話しのように、宇治市の小・中学校の音楽教育にかかわって、特に器楽合奏といいますか、こういった部分については近畿圏におきましても随分とすぐれた力量を持っている。これが宇治市の教育の特徴でもあるのかなというふうに思っているところでございますが、幸いにして指導者に恵まれながらこのような水準にまで持ち上がってきたんではないかというように思っておりますが、先ほども話をいたしましたように、まずは中学校の楽器の補充ということを優先をさせていただきまして、小学校で現在、金管楽器を使っての課外活動を行っているのは数校ではございますが、そういった部分につきましても、順次予算的な対応も含めて計画性を持ちながら対応をしていく必要があるというふうに思っております。したがって、予算の範囲、できる限りの努力はさせていただきたいというふうに思っております。

 それから、可動式机・いすの問題でございますけれども、いすの更新は、それは藤田委員さんがおっしゃる中身の中で、すべての学校で一斉に更新をされるということが問題としてないんではないかというふうに思っておりますが、しかし、そのような形での対応というのは、今日的な財政事情といいますか、予算のかかわりの中では非常に困難性があるということから、我々教育委員会内部で検討をいたしたところでございますが、この教育的な動機づけがどういったところで見出せるのか、これを十分議論をいたしました。ただ単に机が新しくなったというだけではなくて、それは新1年生から6年間、何とかものを大事に使っていく、こういった教育的観点をそこで植えつけられないかというようなことから、小学校の新1年生という発想がそこから生まれてきたところでございます。加えて、中学校についてはどうするか、これも議論をいたしました。やはりメーカーからいきますと、耐用年数として五、六年が一つのめどだろうというようなことも聞いておりまして、そういった点では、中学校については3年間で廃棄するというのは、これは非常にもったいない。したがって、2サイクルで使っていかざるを得ない、そういった思いもあったわけでございまして、そういった点も含めて、机・いす、その予算を何とかせえという思いでございますが、今年度につきましては、新1年生からこういった教育的観点を含めて対応をしてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 1点だけ。今、教育的観点から、新1年生からという強い教育長の答弁ですけれども、今時分、机をさらにしてもろうたかてうれしくないほどのいわゆる社会情勢ですやん。そうでしょう。みんな今、小学校を回らせてもらって、何とひどい机で勉強してんねんなと。家で勉強している机の方がはるかにいいなと皆さん思われると思うんです。それに、僕の今のそのことに対して、いや、うちの机の方が悪い机で勉強しとるで。うちは箱の裏側で勉強しとるんやと。箱をひっくり返して、その上で勉強してんねんというご家庭はおそらくないと思うんです。家庭にあっては物すごいい机でやっているわけです。ですから、やはり今、1年生だけが教育上の観点からとおっしゃいますけれども、やはりここに差別が出てくるのは直近の2年生ですわね。2年生はどうするねんと。あの本当に惨めな机、よく指摘される、今までから予算委員会、決算委員会でも指摘されてきた机の上で勉強させていかなければならない。これはやはりいい子供を育てていこうという教育観点からいけば、やはりここから思い切って財政的な援助をしてやっていかなければならないんじゃないかなと、僕はそう思うんです。

 これは何ぼ言うてもあかんから、もう言いっ放しになるんですけれども、やはり新1年生からじゃなしに、そら、2年生をしたら、今度3年、4年のもん不公平感になるかもわからんけれども、直近のところだけはやっぱり何とか考えていくべき、これが与える教育やないかなというふうに僕は思うんですけれども、もう答弁要りませんけれども、財政としっかりともう一遍詰めていただけませんでしょうかね。この辺お願いして、質問を終わります。



○矢野友次郎委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 まず最初に、朝からもありました、山崎委員からも指摘がありました、先般、総務部における審査において、教育委員会の今回の宇治小学校、また莵道小学校学校給食調理民間委託契約に関してですが、私は文教福祉常任委員会の委員長という立場もございますので、少し意見を述べさせていただきたいと思っています。

 まず第3回の文教福祉常任委員会において、私どもの会派の菅原委員が質問で、業者の選定に当たりまして2校を1社に任せるのか、はたまた、あるいは2校を2社で契約を選定するのかという質問があり、小林教育部長は、正確にその言葉を、速記録を文書に起こしますと、「それぞれ莵道小学校、宇治小学校、別々の業者さんでいきたい。またその理由には、いい意味での競争心、また、いい給食を目指していただければと、そのように思っているところです」というような言葉で答弁をされています。当時、菅原委員は、今回初めてのケースだから、できれば1社にした方がいいんじゃないかという思いで質問をされました。なぜならば、彼の認識が少し浅かったのですが、現在の在職されている調理員さんと、今度新しく委託契約をされる調理師さんがまざって混雑した状態で学校給食をされるんではないかということで、新規の人が遠慮したり、旧の人が、嫌がらせと言ったら言葉はいけませんが、トラブルのようなことが生じるんではないかと、非常にその辺を、スタートを心配されてそんな質問が出てきたと聞きました。

 しかし問題は、莵道小学校、宇治小学校、全面的に調理員さんは民間委託でございますので、そういう従来の在職の現場の調理員さんと混同したような形での調理はないということが理解できます。そういうことでの質問でございました。

 教育委員会の考えは、2校2社にして、今言いました小林部長さんのある意味でのいい競争、いい給食、こういうことで思いがあったからだろうと思います。そういう整理ができます。ただ、管財契約課にその旨が伝わらず、両方の学校において入札が実施され、また業者間にあっても混乱なくスムーズに入札が実施されたと聞きます。なお1校では、一発入札が、落札しなかったこともこれは事実でございますが、「幸か不幸か」という言葉がございますが、まさに教育委員会の気持ちは「幸か幸か」、つまり幸いなことに、2校が2社に選定されたことになったということは非常によかったという。結果論ですが、よかったということに落ち着くわけでございまして、これをもってこのことはピリオドを打たれてはどうかと私は思います。

 なお、先般の総務部の審査で、教育長がどこにいるか不明ということは遺憾に思います。例えば朝の質疑にもございました。どこの学校でいかなる重大事故や事件がもしも発生したときには、やはり教育長の所在はいつも明確にしておく必要があると思いますが、もしもご所見がありましたら、お聞かせいただきたいと思います。

 さて、私の質問を続けますけれども、まず一般質問においてもいろいろ議論をしたところなんですが、これも朝から、そしてまた松峯委員からも総合的な学習の時間についての質問でございます。この理念は、国際理解、また環境、情報、福祉、健康等々、従来の教科にまたがるような課題を学習するということでございますが、先般の一般質問で、これは質問事項ではございませんでしたが、私の思いで言わせていただいたんですが、国際理解を深めるという観点から英会話の学校がこの近年全国的にも見られます。英会話を通じて子供たちの国際理解を図ろう。英語教育ということが出てくるわけですけれども、これについて、総合的な学習の中にもしも宇治市で取り組もうとしている学校があるならお知らせ願いたいのと、もしその教科についてどのような見識を持っておるかということをひとつ答えてください。

 それから、松峯委員とちょっと重複するんですが、そういう児童を持たれている親、また今後、保護者の方で進学を進めようと1年生入学を考えている方には非常に不安なところがあろうかと思います。そこで公立と私立とにおいての、これも私は質問にはしませんでした。課題としておきましたが、この授業が始まることによって、年間110時間という大きな授業ですから、公私間の格差が発生しないかということでございます。またこれが社会構造の中で教育改革がもっと抜本的に行われ、6・3・3制度が改定されるなり、また大学制度が改定されない限り、この公私間の格差が、ひょっとしてこのゆとりのある学習時間において進学に影響をしてこないかということです。それについてのご見解をお述べください。

 それから教師の質の問題です。教師の質、能力の向上を目指さなければならないということでありますけれども、この総合的な学習を果たして教師自身が消化できる能力があるかといったら失礼になるかもわかりませんが、消化できるか否か。またこれはかなりの大きな宿題になっているんじゃないか。特に私は、高年齢の20年、30年と経験された小学校の教諭の方にお聞きしますと、言葉、理念はわかる。しかし、私たちは算数、国語、理科、社会を教えてきた教師であって、総合的な学習というものについての認識度がもうひとつ定かでないようにといったことも聞きますし、若い先生との間にもギャップがあるんではないかと思いますが、どうでしょうか。

 それから、これももう一つですが、コンピュータ、それから情報通信ネットワークなどの情報手段を積極的に活用しようというようなことも出ております。そこで、これも幸か不幸かじゃなくて、またこれもいいことに宇治市が中学校教育にマルチメディア活用学校間連携推進事業と、この総合的な学習のリンクはできないかということで、これは手段、道具としての利用ですが、どのようなご見解を持っておられるかお聞かせください。

 さて、その前段の社会人講師の話ですけれども、地域の人材活用システム、また人材バンク、それから人材ボランティア、いろんな言葉が12年度から出てきますし、社会人講師が全校で、つまり宇治市の中学校9校、小学校22校で全校で実施されるということでございますが、その概要については、先ほどいろんな方が質問されました。緊急地域雇用特別対策事業費から用いるとかいう言葉でございましたり、何かいろいろ聞いたわけでございますが、平成11年度には11校で実施されております。小・中学校合わせて11校でされております。通年対応の社会人講師、またスポット的な形で登用された社会人講師がございます。これらの講師料といいますか、報酬についてどのような算出によって出されてお支払いになったのか。

 それと、今度12年度から人材ボランティアが始まりますが、この人材ボランティアというのは、社会人講師の立場でなくて、学校支援というか、学校教育のサポート的な働きをするものであるということですけれども、こうなれば、ボランティアという言葉は無料奉仕ということになるわけですが、この辺との兼ね合いですね。私は、社会人講師であろうと何であろうと、外部講師においてお金を支払うということには非常に抵抗を感じるんですが、その辺についての見識もお伺いしたい。

 最後にアクトパル宇治ですね。平成11年の6月4日にスタートしたアクトパル宇治でございますが、これは、聞きますと、平成12年1月では3万6,000人の利用があったということですが、宇治市民はどれぐらいの方が利用されたのか。

 それから、平成12年度に当たっては、何か新たな取り組みを考えられておるか。

 それから、予算が8,000万円規模の管理運営費がかかるということでございますけれども、そのランニングコスト等、見合うほどの収益的なものがあるのかどうか、その辺をお聞かせ願いたいのと、私も昨年、二、三回利用させていただいたんですけれども、失礼なことを言ってはいかんかもしれませんけれども、食堂の運営状況はどのようになっておるのか。僕は、まあまあまあまあというような感じでいただいたんですけれども、メニューなり、営業時間等についての運営状況はどうなっているか、この辺を聞かせていただければ幸いです。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 質問ではございませんでしたが、ご意見がということであれば。金曜日の総務部の予算委員会の段階で私が外出をいたしておりました。そういった中で対応ができなかったことにつきましてはまことに申しわけなく思っているところでございますが、私も現場をいかに見られるか、これが私に課せられた内容だろうというふうに思っておりまして、時間がありましたら、不特定に学校を回らせていただくのが習慣になっておりまして、そういったことで私の行き先が的確につかめなかったということだろうと思いますが、今後は十分そういった点について注意を払っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 まず総合的な学習の時間の具体的な取り扱いに対するご質問ですけれども、特に国際理解教育というテーマの中で英会話指導に具体的に取り組もうとしている学校名を示せということだったと思うんですけれども、これにつきましては、国際理解教育、文部省の4つのテーマの中で例示されておりますし、私どももそういった観点から取り組もうとしている学校が出てくるだろうと思っております。ただ、今の段階で、例えばどこどこ小学校がそれをやるということはまだ把握しておりません。

 それと、位置づけとしていろんなことが考えられますけれども、例えば一つの取り組み事例として、校区の中の外国を探してみよう。たまたま研究施設とかいろんなところで外国人の方もいらっしゃいます。そういうところに対して興味を示していって、例えばその国がどこなのか、アメリカなのか、中国なのか。そこでその国の事情等に対していろいろ調べ学習をする。調べた中で、例えば「おはよう」と言っていることに対して、どういう言葉で言ってんねんというところで英会話の指導等が入ってくるのではないのかなというふうに思っております。だから、そういった面で、非常に学校ごとの地域特性等に応じる中で多角的に取り組んでいけたらよろしいというふうに思っております。

 それから、公立と私立の授業時数の格差が広がってきて、将来、進学等に影響しないかということでございますけれども、この点につきましては、小学校、中学校学習指導要領に基づきまして総合的な学習の時間に対処すると。しかも、その総合的な学習の時間の位置づけが、これまで過剰になってきた詰め込みということに対して、一定子供としての生きる力をはくぐんでいこう。そのためには総合的な判断力を強化横断的に培っていこうということで位置づけられたものですから、直接的には基礎・基本を十分踏まえておれば、取り扱いに関しましては格差は出ないだろうというふうに承知しております。

 それから、取り組むべき指導者としての教師自身の質の問題でございます。これにつきましては、既に昨年の段階から小学校、中学校、12年度から総合的学習の35時間程度の前倒し実施ということを念頭に置いていろんな諸準備を学校ごとに、あるいは校長会、教頭会を通じまして、各研究会ごとに取り組んでまいりました。そういった意味におきましては、この3月において市内小・中学校教師集団の足並みがそろっているのではないのかなというふうに認識いたしております。

 それから、情報手段の活用の事例として、マルチメディア授業の活用を提案されておりますけれども、それは当然私どもも同感でございまして、やっぱりこういう資源を十二分に活用して総合的な学習の時間の宇治市としての特色、豊富化というのを図っていく必要があるだろうというふうに思っております。

 それから、社会人講師の件でございますけれども、通年、スポット制の社会人講師に関しましては、一応、時数当たり2,800円の報償費を予定をしております。それと、教室ばっかりではございません。いろんな実験とか、あるいは郊外に出る体験学習ということも想定されますので、いわゆるボランティア保険を傷害保険として掛けることを考えております。

 それから学校支援の人材ボランティアに関しましても、原則無償ということではありますけれども、この方々についてもボランティア保険の傷害保険をかけるということで対応していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いいたします。



○矢野友次郎委員長 土屋課長。



◎土屋炎社会教育課担当課長 アクトパル宇治のオープン後、9カ月間の延べの利用人数は約3万6,000人でございますけれども、そのうち宇治市民の方の利用と、市民外の方の利用はほぼ半々ぐらいだろうというふうに考えております。

 それから、12年度の新たな取り組みということでございます。利用者の拡大という観点で考えておりますが、管理運営につきましては、財団法人宇治市野外活動センターに委託をしておりまして、財団法人の方とされましては、特にシーズンオフと言われる時期でいかにお客さんに活用していただくかという観点から、まだ初めての4月、5月を経験するわけでございますけれども、府立高校の新入生のオリエンテーション合宿とか、当初、オープン時にはあまり予想をしていなかった利用層に対するコマーシャルといいますか、利用層に対する働きかけ、それから、同じような内容になりますけれども、個々の大学の野外活動に関するゼミだけではございませんけれども、ゼミ合宿とか、そういった関係での合宿等に利用していただく方法。また、会社の企業研修、それから塾の野外活動を含めた、レクリエーションを含めた学習合宿、そういった利用形態。特にシーズンオフと言われる時期に来ていただくような方策といいますか、活動を考えておられます。

 それから、収益的なものを何か考えているかというご質問でございますけれども、これにつきましても管理運営は財団法人がされているわけでございますけれども、財団法人とされましては、今のところ収益事業というのは考えてはおられないようでございますけれども、いずれにいたしましても、利用者の拡大といいますか、増大が使用料の増大につながるという観点から、有効的な、また多方面の分野の方に使っていただくという観点から、利用客の増大という方策で考えておられるようでございます。

 それから、食堂の運営状況についてでございますが、アクトパル宇治の食堂の位置づけといいますのは、宿泊施設がメインでございますけれども、宿泊利用者に対する食事の提供、少なくとも夕食と、泊まった後の朝食というのは、これはほぼ必須ということになるわけでございますけれども、そういう食事提供という機能をまず果たさなければならないだろうという点から食堂を併設したわけでございますけれども、この運営につきましては、地域振興の一環ということで地元の方に運営を投げかけまして、地元の方が受けられたということでスタートをしております。ただ、プロの集団ではございません。言葉をわかりやすく言いますと、素人集団でスタートをされております。1名の調理師の方だけがプロで、あとは地元の方ということでスタートをしておられるという状況がございます。

 まず、運営の形態は独立採算ということを条件にいたしました。ただし、先ほど言いましたように、宿泊施設に対する食事提供という性格でございますので、宿泊利用料を宇治市が設定をします。それに見合った程度の三食の定食ということで、スタートに当たりましては三食が大体この程度だという料金設定はさせていただきました。それに対して、内容の問題、あるいはボリュームの問題につきましては、あえて今は何も申しておりません。

 今、高橋委員さんがおっしゃった内容、ご利用されてのご感想に似たような感想は確かにお聞きはしております。そういった面を含めまして、そういう意見がこの場で出たということも含めまして、地元の運営業者と話を進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 淡々とおおむね結構なお答えをいただきまして、ありがとうございます。

 一番初めの総務部の件でございますけれども、問題点は、僕はこれで解決したと思っております。ただ、先ほども教育長が述べられたように、やはり所在はしっかりしておいてください。

 それと、非常に不安的な要素がまだあるわけです。総合的な学習の時間というのは問題点も多くあります。またこれから整備して取り組んでいっていただかなくてはなりませんが、これもじっくりと腰を据えて、またいろんな問題点も消化していっていただきたいと思いますし、学校の先生の指導も研修も含めて総合的な学習を取り組んでいただきたいと思います。

 それから、社会人講師の費用の問題、今年も2,800円掛ける時間数的な、どこから2,800円、まあ、あるんでしょう。雇い上げの料金的なことがあったんで2,800円というところが出てきているんだと思いますけれども、掛ける時間数になるわけですけれども、その社会人講師も的確にその用途を担えるような人を選んでいただきたいと思います。だからといって、11年度にやられたパイロット校実践計画で、その方々が悪いとか、いいとか、そんなことを言っているんではございません。しかし、地域の人に来ていただくのに、僕はあまりお金を、報酬を出すということはいかがなものかということを一つだけ指摘をしたいと思います。やはり地域は地域のみんなでその学校を守っていこう、また、そうやって子供たちを育てていこうという、外部講師は報償費は棚上げするぐらいの気持ちで参加をしていただく、そういった社会人講師を選定していくことも大事だと思います。通年で来ていただく社会人講師に関しましては、やはりこれはある程度の配慮は必要かと思いますが、それ以外は、交通費等、また、例えば人材ボランティアを考えておられるんだったら、その人との格差が生まれてきます。同じ学校に来て、子供たちと一緒になって指導するのと、じゃ、教室の中でそういった見識者か何かわかりませんが、そういった人かしゃべられるのと、なぜそこに差がつくんだというようなことも指摘が出てくるかもわかりません。ある意味で、私は、それならばもう交通費程度にされて、それでなくったって厳しい市の財政難の中でいろんなものをカットしていこうというところに、また社会人講師にこういうお金を費やす、それもこの地域の緊急地域雇用対策費ですから、これも将来はなくなります。そういったことも考えますと、また、教育関係の費用に負担がかかってこようかと思います。そのときにまた見直しをしなくてはならないというようなことになりますので、その辺は重々もう一度考えていただくように指摘をしておきます。

 アクトパル宇治、平成11年6月4日からスタートし、なかなか頑張っていただいているように思います。このような形で、新たなチャレンジもどんどんどんどん新しいものも入れていただきたいと思います。アウトドアスポーツが盛んな時代になってきております。こういう施設を大いに利用して、市民のために利便性を図っていただくということは大切かと思います。

 最後に、私は、食い物の話をして嫌らしいんですけれども、食堂もそういう地元の人に運営していただいておるということですけれども、やはり試食会を開いたり、内容の改善を図ったりして、例えば遠いところからこの合宿に来られて、最後に、「まあ、施設はよかったんやけれども、食い物だけがな」というような言葉が残らないように、「また来てあのおいしいお食事、山菜、山の幸をよばれて帰ろうか」というような、そういうものの工夫、そういったこともみんなと一緒になって、地域の人と一緒になってやっていかれるようにしておきたいということで、希望としておきます。

 ありがとうございました。



○矢野友次郎委員長 庄司委員。



◆庄司洋委員 それでは、3点質問をさせていただきます。

 まず1点目は、学校教育における環境教育の関係でございます。先ほど来、総合的学習の時間等々いろいろなご意見も出ておるわけでございますが、宇治市におきましては、環境教育実践校という指定をされまして、さまざまな取り組みをしていただいているというふうに認識をいたしております。そこで私は一つ提案をしたいわけでございますが、いわゆる学校版のISOの取り組みということでございます。

 ご承知のとおり、宇治市が目指している環境保全の国際規格、ISO14001は、これは、いわゆる国際規格の認証というものでございますけれども、私が言っているのはそういうものではなしに、学校版のISOという取り組みでございます。これは自主的な各学校でそれぞれ実践をもってこの環境教育をしていくという取り組みでございまして、これは熊本県の水俣市というところで既にこれをやられておられまして、例えば学校での水の出しっ放しの問題ですね。こういった問題もそれぞれのランクを決めて点数をつけていく。あるいは電気をこまめに切っていくとか、子供たちが簡単にできる、そういったいろんなルールを決めまして、そして、それを市教委と行政の環境の窓口が達成ぐあいを定期的に審査をする。それにクリアをした学校は、市長がそれを認証するという、こういう取り組みなんですね。これはまさに実践を通じて子供たちに環境教育をしていくという、こういう試みでございます。ぜひ宇治市も、市としても取り組みを始めるわけですので、学校現場でもこういった実のある環境教育ができないものかということを思いますもので、ひとつご意見をお聞かせ願いたいと思います。

 2つ目には、学校給食における食器の関係でございますが、既にアルマイトから磁器食器という形で転用を12年度からやられるわけでございますけれども、民間委託校からということで取り組まれますが、私、先日テレビで、北海道の小樽市でこの磁器食器の関係で導入についての問題点を特集で報道しておりまして、それを見ました。特に気になりましたのは、この磁器食器と言いましても、さまざまな種類があるということがわかりました。形もさることながら、色合いとか、重さ、こういったものもさまざまな種類があるということがわかりました。その中で一番大事なのは、いわゆる食器を積み上げますと、やはり重さでひびがいったり、そういうことが起こったり、あるいは子供たちが食器を使った後に集めたり、並べたりしますんで、この強度というものが非常に重要であるということがテレビで報道をしておりました。つまり、この食器を導入して、1年間振り返って、破損をする率が、これは低いほどいいに決まっているわけですよね。破損が低いほどいい。ということで、やはりできるだけ破損率の低い食器を選んでいくということが非常に大事であろうというように思うわけですね。そういった点で、今回、宇治市が導入をされましたこの磁器食器について、いわゆる仕様書にそういうことがきちっと、強度の点でそういうことが明記をされた上での選定になっているのかどうか、この点をお聞きしたいと思います。

 それから3点目には、宇治市の黄檗体育館も西宇治体育館も含めてですが、夜間の利用時間が9時までということで利用者からいろんな意見を聞いております。といいますのは、現在9時から12時、1時から5時、6時から21時という、こういう形で3段階に分けて利用時間を設定をしているわけですが、午前中が3時間、昼が4時間、夜が3時間ということなんですね。実際、夜間の利用をされる主婦の方とか、会社の勤めが終わって行かれる方は、この6時という時間、9時に終わるという時間がちょっと早過ぎるという率直なご意見を聞いておりますので、この点の改善方をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 以上、3点。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 環境教育の実践で、学校版ISOの取り組みをというご提言でございますけれども、これにつきましては、教育委員会の方としても十分検討していきたいなというふうに思っております。また、昨年から学校のごみ処理対策でそれぞれ学校ごとに対策委員会をつくりまして、その中で児童・生徒のかかわりもできてきております。それの中間報告をする中で、ひとつ考えていきたいなというふうに思っております。

 それから、磁器食器の導入の件でございますけれども、今回の入札に当たりまして、仕様の段階では同等品ということで、特に強度のことは触れておりません。しかしながら、同等品強化磁器食器ということで、この段階で一般的に申し上げれば、大体、強化磁器食器というものは窯業試験場等のデータでいきますと、1平方センチメートル当たり2,000キログラムぐらいの耐性があるものというふうに心得ておりまして、そのことを念頭に置いて同等品対応をしたということでございます。

 なお、私どもが現段階で把握しております、いわゆる破損率、損耗率ですね。これについては、専用のFRP性の食器等に全部かえますので、通常の使用をしていれば、大体、摩耗耐性でもってだめになっていくものが年間で1割まであろうというふうに見込んでおります。ただ、学校ですから、どのようなことが起こるかわかりませんので、今後1年間については、十分様子を見る中で対応をさらに考えていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 庄司委員さん、先ほどの体育館は公園公社ですので、16日の都市整備のときに。庄司委員。



◆庄司洋委員 学校版ISOの問題ですが、ぜひ検討していただきたいと思います。

 そこで、やはり子供たちにも楽しみながら、やりがいのある、そういうものが大事であろうというふうに思います。水俣市では、それぞれ行動目標というものを子供たちが自主的に決めまして、例えば教室等のむだな明かりを消そうという、そういう目標。あるいは、水を出しっ放しにしないという目標。ごみを分けて出す、それから、自分のごみは持ち帰ると、こういうことを自主的に行動目標を決めまして、また、教職員の方々も、ここでは19項目の行動目標を決め、そして、先生と生徒と一丸となってこれをやっているということなんですね。そういうことがやはり学校教育、子供たちが小さいときからそういうことを身につけていく。さらにそれが家庭に広がるという、また地域に広がるという、ここが非常に大事な点であろうというふうに思います。そういった点で、ひとつ十分にご検討をいただきまして、今、環境問題が非常に重要なときでございますので、ひとつ積極的にこういった取り組みをしていただきますようお願いしておきたいと思います。

 また、あわせまして、やりがいという面からすれば、例えば通常Aという学校は年間水道はこれだけ今までは使うていたと。電気代もこれだけ要ってたと。しかし、これを取り組むことによってこれだけ節約ができたとすれば、その節約できた分を学校に還元してやる。教育費の宇治市の予算で及ばなかったところに、学校独自で課題になったものをそれを使って、また新たな教育の発展につなげていくと、こういうものが一つの励みになるというふうに思います。そういった点も踏まえまして十分検討をしていただきたいと思います。これは要望しておきます。

 食器の件でございますが、一応、宇治市も破損率1割までという目標で一定の歯どめはできているように言っておられますけれども、私が見ましたテレビの中では、実際にその器を置いて、ある角度からある重りをぶっつけて、そして、一々それをクリアしたものを選んでいるという、こういうところまでやっておりましたので、これから実際使用していくわけですから、12年度から使用し始めるわけでございますので、そういった点も今後の参考にしていただきたいというように強く要望しておきたいと思います。

 以上であります。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 大きく2点お尋ねしますが。まず最初に、児童・生徒の可動式の机・いすの更新ですね。これはいろいろこれまでも議会で取り上げてきたこともありますが、一応実施したという点は評価したいと思います。これ、ほんとうは全部一遍にやってもらいたいけれども、暫時ひとつ努力をしてもらいたいという点をまず要望しておきます。

 アクトパル宇治なんですけれども、これ、テントを張るでしょう。夏、テントのお客さんが来ますよね。そのとき、常設のテントのところはいいんですけれども、フリーテントやら張るとき、そこまでお客さんは、リヤカーで引っ張っていくわけ。ちょっとそれね、どういうことか聞かせてください。

 それから、学校給食なんですけれども、先ほどから論議がありますので、重なるところは省きますけれども、これね、いよいよ始まるという中で、この間2校について9日、10日、入札があったわけですけれども、それ以前にこの2つの学校の校区の父母が、退職した給食調理師さんや、また退職予定の調理師さんに民間会社の方からパートで来てもらえないかという話があるということを聞いているんだけれども、事実なのかということなんですね。これ、まさか入札の前にそういう話があったのか、どこがそういうことを出したのかご存じですか。事実があったら、教えてください。

 それから、きょうぜひ聞きたいと思っているのは、いわゆる教員の定数というよりも増の問題なんです。いわゆる「小規模校に係る諸問題」という中間報告を出しておられますね。これを一応見せていただいたんですけれども、確かに一定の総括はしてあるんですけれども、この間ずっと、一応、平成16年度までどのようになっていくかという事態が出ていますね。

 そこで見てみますと、確かに小規模校が幾つかあるわけです。ところが、現実に学校の中は今大変ですから、何らかの形で学校側は教員の増をしてほしいというのはもう切実な願いなんですよね。これを見てもわかるし、それから、11年度の教育要覧、宇治市の教育にも出ていますけれども、東宇治関係はやはり依然として、16年まで見ても確かに大規模校ですよね。だからやっぱり東宇治地域については、小・中学校ともぜひとも30人学級の体制はやっぱりとらないかんと思うんです、これは何とかしてね。それから、西の関係で言えば、例えば西小倉中学校へ来る子供ですけれども、小学校で見てみると、10年度で見ると、西小倉小の6年生は、69人で2学級で、1クラスでいうと34人ですよね。南小倉でいうと53人で2学級で、1クラス26人という体制で小学校時代学んできて、中学校へ行ったら、今年度117人で3クラスで39人体制になっているでしょう。こういう事態は、小学校時代に割合比較的20人台ぐらいで学んできて、または30人台ぐらい、それすれすれで学んできて、思春期の精神的にも一番しんどいとき、また、中学生が40人近く教室へ入ると、夏場なんか熱気でむっとしますよ。そういう中で、中学校へ行ってからの方が条件が悪いという中で、やっぱりこういったときに西小倉中学とか、南宇治中になるのかな、ここもそうなんですけれども、やっぱりこういうところでこそ、中学校あたりで30人学級ぐらいの体制を弾力的にとる必要があるんじゃないかと思うんです。

 この中間報告を見ますと、それなりのことが書いてあるんですよ、小規模校の学校教育上の問題という点でね。小規模校だからこそできる教育の利点もあり、その学校区域の大きさや状況によって解決の道は多様にあると。全体として、小規模校が不利であるという結論ではないと。小規模校であるがゆえに、本当によりよい、内容の濃いきっちりした教育ができるよということをうたっているんだから、やっぱりそのように、小学校で比較的小規模でやってきている子供たちが、中学校へ行ってからもそのような体制をとれる、そんな工夫が宇治市で多様にできないかということなんです。

 ちょっと言いますと、西小倉で言いますと、平成12年で見ると、西小倉小学校の6年生は63人で、1クラス31人、南小倉小は6年生が41人で、1クラス20人で、西小倉中へ新年度入ると、1クラス34人になりますよ。そういう体制でいくと、平成13年で見ると、これ、どこかに転出したりしなかったら、今のこの数で見ていくならば、小学校時代にそれぞれ西小倉や南小倉で平成13年、34人や33人、平成14年でいえば29人や25人という小規模で学んできた子たちが、中学校へ来ると40人近い数でやらんならんと。やっぱりここら辺の落差は解消してあげた方がいいんじゃないかと思うんです。同じことが西大久保と平盛の関係でも言えます。南宇治中へ行ってね。だから、東宇治中の方はやっぱり何とか30人をめどにしたいと。それから、西小倉の方については、そういう小規模校を弾力的に見ていい方向をとりたいということで、何かそういうことで教員の増が図れないか。

 今、もう学校側が求めているのは一番先生が欲しいんですよ。せやなくても、環境教育とか学校現場には何かいっぱい入ってきているでしょう。教育の中身は、依然としてこれから完全週2日制になったら、内容は変わらないから、ぎゅっと圧縮されて、月曜から金曜日までで物すごい量をこなさんならんし、大変なんですよ。教員の資質だけで済まない問題があるから、だから、教員の、先生方の資質を高めるためにも一定の研修はより必要だし、こういうところで教員の増が望まれるんです。だから、何らかの形で宇治市として本格的な教員の増が望めないかというのが私の思いなんですけれども、いかがですか。



○矢野友次郎委員長 田中次長。



◎田中彰教育部次長 学校給食の関係で、入札前に校区の情報として、退職者への働きかけがあったということを今お聞きしたんですけれども、うわさとしてそういうふうな動きがあるようなことも聞いて、私どもも確認をした状況はありますけれども、なかなか実態がつかめなかったということでございます。

 それから、教職員の人員の関係、特に小・中の接続の問題を含めまして、定数の関係をご指摘いただいたわけでございますけれども、何度も申し上げておりますように、教職員の定数は、京都府の教育委員会の定める校長教員定数配当基準に基づき配置されているものでございまして、学級数に基づく教職員定数のほかに、学校の状況によりまして特別な対策を必要とされる学校については、生徒指導加配とか、TTなどの必要な加配が措置されているということでございます。ご指摘のあったような状況を踏まえて、私ども自身も府教委の方には個々の学校の実情を訴えてきている状況がございますけれども、私どもの現在の状況としましては、文部省基準ということで教職員の総数を見ておりますと、京都府全体の教職員数は、標準法で算定した数を満たしている状況でございますので、今後そういうふうな状況で、さらに本市の状況等については説明してまいりたいと思いますが、現在のところ、そういうことでございますので、ご理解願いたいと思います。



○矢野友次郎委員長 土屋課長。



◎土屋炎社会教育課担当課長 アクトパル宇治の施設の管理上の問題ですが、お尋ねのフリーテントサイトご利用の場合に限らず、車の搬入の問題にかかわってくると思うわけですけれども、足立委員さんもご利用いただいておりますので、地形的なことは頭に入っておられると思うんですが、施設に入ってまいりますと、管理棟の前に駐車場がございます。利用者の車は基本的にはそこでおりていただいて、そこから1本しか道はございません。管理用の舗装された道路が北の方、笠取小学校に向かって1本延びているだけでございます。幅が約4メートル程度の道路1本でございます。そういった地形上の制約がございまして、利用される場合は、すべて車は駐車場に置いていただくということでございます。したがいまして、フリーサイトご利用の方に限らず、常設テントサイト、あるいは日帰りで炊事等にすべて道具から材料から持ち込みでたくさんの荷物を持ってこられますけれども、その方々につきましても、当然荷物があれば、数は限定されておりますけれども、リヤカーを用意しておりますので、それでもって荷物を持って上がっていただくと。使われたリヤカーは、キャンプゾーンにキャンプセンターというのがございますから、そこの前に置いていただくだけで、あとは職員の方がまたおろすという形をとっております。いずれにいたしましても、車につきましては駐車場までということになっておりますので、どうしても荷物の運搬が必要な場合はリヤカーを使っていただくということにしております。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 そしたら、アクトパル宇治はわかりました。

 給食の問題なんですけれども、実態はつかんでないということですね。つかんでないと。じゃ、いたし方ないんですけれども、もしこれね、今、入札問題がいろいろ問題にもなっているときだけに、万が一そういう入札前にこういうことがあったと。だから、入札が事前に決まっていたのかという疑いが出てくるわけですから、もしそんなことがあったら、大問題であると思うし、これは、業者については1年ごとに見直しですね。違いましたか。ちょっとその辺はお答えください。今後のこともありますから、十分に注意を払っていただきたいということで、しかし、万が一業者が落札してからでも、宇治市のもと退職した調理師さんにそういう話を持ちかけるということは、やっぱり業者は自由でありますけれども、しかし、やはり、こういう話をちまたで父母が聞くと、何でということになるんです。何でああまでして民間委託に強行に踏み切ったのかと。調理師さんなんかにその業者が話を持っていくということは、やっぱりこれまでの宇治市の現場で働いてくれていた調理師さんたちの学校給食がよかったからということにはね返るんじゃないかというのが父母の皆さんの思いなんですね。だから、業者が声をかけるのは自由なんだけれども、やはり父母にしたら何となく、じゃ、何でああまでして強行したのかということになりますよね。これだけ市民が、特に父母の皆さんがこれまでの宇治市の学校給食を今までどおり守ってほしいという願いがあったから、だから、宇治市の給食調理師さんのつくるものがよかったから、定評があったから、だから、そういう思いが業者の方にもやはり響いているんじゃないかと当然思いますよね。ですから、そういう点は、もうこれからの内容でほんとうにきちっとやっていってもらわんならんけれども、こういう問題が出てくるというところで、やはり父母側の思いがあるんじゃないかと思うんです。

 私は、もう今これ、少なくとも、残念ながら、12月議会で、私どもは反対しましたけれども、2校の民間委託については強行されたけれども、本来であれば、やっぱりベテランの調理師さん方が順次退職されていくんだから、若い方々に、あと入ってくる給食調理師さんたちにいろんな宇治市のすぐれた給食調理のノウハウを教えながら、年次回転していけば、何もそれはあなた方が言うような人件費が大変だという、人件費攻撃にはならなかったと思うんですよね。

 もう一つは、調理師さんはみんな女性ですよね、これ。だから、こういう形で人件費攻撃をやったのであれば、やっぱりこれはすごい女性差別であると私は思っているんです。だから、そういう点でいろいろ問題はあると思います。万が一、今後、特に莵道小、宇治小の親の皆さんが、給食調理の中身の質が落ちないかという点は大変気にしていらっしゃいますから、その点を一つ申し上げておいて、この点は終わります。

 さて、教員増の問題ですけれども、やったらいけないという法律でもありますか。加配は云々とかさっきおっしゃったけれども、じゃ、この宇治市で、何らかの形で先生の数をふやそうという努力をしていけないという、府からペナルティーでもかけられる、何かそんなものでもありますか。

 それからもう一つ聞きたいんですが、莵道小の今の音楽の専科が1人入っていますね。この先生の役目はもう莵道小の中だけですか。どういうふうな位置づけになっているのか、ちょっとそれを教えてください。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 田中次長。



◎田中彰教育部次長 やってはいけないということではなくって、教職員の配置につきましては、費用負担という形がございます。したがいまして、本来、一律の小・中学校でございますから、これに係るところの人件費については市町村で見るべきものでございますが、そうすることによりますと、教職員の人件費、市町村間の格差が出るということで、都道府県が負担すると。そして、その負担する経費の2分の1は交付税措置をするというふうな形で、全国の教職員の賃金、人件費の確保というふうな形の制度が今日の状況でございまして、そういう状況の中で、地方財源の配分という形で、はっきりとした費用の持っていく負担区分があるわけでございます。今回そういう状況の中で、非常に市町村のそれぞれの独自措置、または府県の独自措置という形で、いわゆる定数外しという形で弾力化がなされてこようとしておりますが、一方では、それは効果が確かに出てくるかもしれませんが、地方財政の観点からすれば、そういう秩序を乱すということになりますので、この辺の状況の中で、現在、協力者会議の中でいろいろと検討され、その中で定数の問題の弾力化という問題が出てくるものというふうに考えております。



○矢野友次郎委員長 飯田次長。



◎飯田進教育部次長 音楽の専科教員の関係でございますが、これにつきましては、平成11年度、府教委から莵道小学校についての専科という形で受け入れておりますので、莵道小に限定したものということでご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 ですから、莵道小に限定をされているわけですよね、その専科制はね。ちょっと聞き漏らしましたが、週に何時間でしたかね。結局、その1人だけの専科制というのは、もう本当に宇治市全域の学校から見れば、ほとんど意味がないし、やっぱりそれは、まず専科ということで府教委からしてもらったのであれば、引き続き12年度、もっと京都府に対して強く要求していかんならんのと違いますか。莵道小だけでやったら、ほかの学校はもう知り得ないし、本当にこれに対して、どこか学校でも回ってもらって恩恵に浴するということもできませんしね。それはもっと府教委に対しても改善策は要求すると。もっとも、今府教委がむしろ教員の定数削減のようなことを言いかけているから大変難しいけれども、そこを頑張って言うのが皆さんの役目だと思うんですよ。

 それから、今、田中次長、秩序を乱すと言われたけれども、だけど、そんなことで、要するに費用負担の問題でしょう。教育委員会、これ、中でいつも財政課とやりとりするの、どんなふうにしてはんのやろ、この教員の、自費ででも負担してやっていくというのは。全く論議にも出さないんですか。全くもう初めから論議にも出さないの。これね、ちょっと時間の関係もあるから、あんまり長引けないけれども、13クラス、12クラス、もうこの16年にいくと10クラス、11クラスが出てくるけれども、一番この辺の小規模校がしんどいんですよ。大規模校、またはほかの学校と同じように任務分担があり、校務分掌なんてちっとも減らない。同じ小規模校でも笠2、笠1とは別ですよ。この辺の学校が一番しんどい。山ほど仕事は同じようにある。そんなもん先生が子供に向き合いたいと思っても向き合えない。これだけいっぱい子供に問題があるときに、本当に学校の先生というのは、資質云々と言われるんだったら、それこそ1日6時間でも8時間でも学校にいる間中子供と向き合っていたいし、いるべきなんですよ。それができない。それで、一方でやいやいやいやい先生のことは批判されるけれども、本当に現場で教師が働いていくためにも、真っ当に力を発揮するためにも、今、何らかの形で教員の増は必要なんです。加配でも何でもいいんですよ。どんな形でもいいんです。それをやっぱり教員はとことん要求しながら、府教委がやらないんなら、市教委が何かの形で1人でも2人でもこういう小規模校のしんどいところに増やすという努力をしなかったらあかんわ。それから東のはるかに30人を超えて40人近いところやら、何かの努力をしなかったらあかんですよ。

 一応今、施設改善の10カ年計画はやりますよね。まだまだ不十分だけれども。机・いすも何とかやりかけた。一応施設の方はこれからやる。だけども、あと残ってくるものは、この教育内容を本当に充実させるために先生の数をどう確保するかということなんですよ。だから、本当に国や府にはほんまに一生懸命言うていくと同時に、この庁舎内でもうんとそれは何かの努力をせんと。秩序を乱すなんて言っていたら何ができますか。財政課とどう渡り合っているんですか。ちょっとそれ聞かせてください。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 まず教職員の増員の問題でございますけれども、私ども、再三にわたって府教委に対して強い増員要望を行いながら取り組んでいるということも申し上げてまいりました。したがいまして、昨年度の年度途中ではございましたけれども、山城教育局管内に専科教員1名が配置されたときに、我々が常日ごろ努力をしていた結果として宇治市に割り当てられた。これが一つの大きな要素ではなかったかなというふうに思っておりますし、その専科教員のこの2学期間の活動につきましても、学校から聞いておりますと、大変よくやっていただいておるということも聞いております。また、効果も十分出てきたというようなことも報告として上がっております。したがいまして、この教職員の増員要求については、我々はやはり京都府とまず第一義的にこの枠の拡大を含めて議論をしていかなければならないだろうというふうに思っておりますし、単に市町村が財政的な補てんとして教職員を配置をしていく。これは市町村にあっては非常勤講師しか入れられませんが、この都道府県の段階では常勤講師という形での対応も可能になるわけでございますので、そういった点も含めて、我々としてはどういった形での増員要求をしていくのか、やはりポイントを絞りながら京都府と積極的に対応していくということが大事ではないのかなというふうに思っているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 1点だけ。じゃ、それ、今年度本当に府教委に頑張れる、どんなふうに言えます。ちょっとこれは、この予算委員会で答えただけではあかんのやわ、ほんまに。単なる決意表明ではあかんのやわ。本当に現場は今せっぱ詰まっているんだから、私が今言った以上の深刻な事態が現場にはあるんですからね。東は東で、西は西でそれぞれ多様な形で。せっかくこういう中間報告を出しているんやったら、せめてこの中間報告にある程度沿うような形で当局が頑張るという、そういう実践をしなかったら、報告は報告で出すけれども、ちょっとそれは別やというふうなことでは困るんですよ。どう頑張らはるの。

 それと、今、財政課いはるけれども、ここにはもと財政課長2人もいらっしゃるけれども、かばうてはるのかわからんけれども、どう中で対処するか、どう中で頑張るかやね、まず宇治市の中で。ちょっとそこを聞かせてくださいよ。説明をいつも、いつも何かその辺ぼやけて終わってしまうんだけれども、私もこれ以上質問ができませんが。

 以上、1点だけです。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 今、その教員の問題をここで具体的にどうするのかというところでございますけれども、常々我々が京都府に対して努力してきているこの結果、我々が折衝した結果として数字があらわれてくるというふうに私は思っておりますし、この単なる専科教員だけではなく、課題を抱えている各学校に対しまして、加配教員の問題についても我々としては根気強く京都府と毎年折衝をいたしているところでございまして、一定の理解を得られながら、この基準以外にも加配をつけていただいている、この実態を見ていただければありがたいというふうに思っております。いずれにいたしましても、我々としては、課題を抱えている学校等についての対応については、これも引き続き京都府に対して強く要望してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 この前の決算で要望しておきました図書館のいすやら照明やら、いわゆる日よけなどの関係がどのように予算化されているか、お聞かせ願いたいと思います。

 それから、先ほど藤田委員の方から金管バンドの充実についてということが出ましたけれども、やっぱり別予算で組んでやらないと、カニの目玉やないけれども、片方出れば片方へっ込むというような格好では、ほかの方に影響する経費が大きくなりますから、やっぱり学校としてはなかなか充実予算に充てられないということがあると思います。したがって、中学校のようにいろんなところで活躍してくれている社会的な効果もあるわけですから、もちろん吹奏楽は中学校全部やっていますけれども、金管バンドなどについてはやっておらない学校もありますから、その辺の平等性も十分配慮をしなければならないんですが、やっぱり別予算をひとつ充当させるべきではないか、このように思うわけです。

 それから、ボランティア花壇のことなんですが、これは350万ですか、予算を組んでいますけれども、新たにいわゆる花壇を整備をして、それをその地域のボランティアの方にお任せをすると、こういうことなのかどうか、その辺についてお答え願いたいと思います。

 それから、先ほど学校給食の関係で、女性の職場のねらい撃ちみたいなことがありましたけれども、私はむしろこういう給食の職場、さらにはまた幼稚園、保育所の先生の問題、これはやはりある意味で男女参画時代ですから、逆に男性の進出を大いにやっていくべきではないか。かつて幼稚園で用務員さんが女性ばかりなんで、僕は2回連続育友会長をさせてもらったんですが、後援会長も2回で、合計4年間はまさに男性がする用務の仕事をしてきたと言っても過言ではないぐらいでした。今現在、1人、東宇治かどこかに男性の用務員さんがいらっしゃるようですけれども、それはそれで、私は、どちらもがひとつそういう意味では切磋琢磨をして、この仕事は女性でないとあかん。そらもう赤ちゃんを産むことは、これもう女性でないとだめであるけれども、これはもう周知のとおりですけれども、お互いがやれることは、これは女性の職場やという言い方も私はしないでいただきたいというふうに思うんです。その辺の考え方について、さらにまた将来、幼稚園の先生等、これはもう、福祉はここが担当ではありませんから、先生も含めて男女参画時代を迎えるべきなのかどうか、そのお考えをお聞きしたいと思います。

 それから、通学安全が出ましたけれども、この前も私の方から申し上げておきました15号線の通学安全について、今、学校教育の方から、宇治市の管轄でやれる、いわゆる市有地とか、市のいろんな持ち物を通学安全に役立たせることの予算は組んでいただきましたが、それよりももっと危ないところを歩いている子供について、その後どうなったかをお聞かせを願いたいのと。

 学校安全ですが、日ごろから不安全なところがたくさんあるのにチェックもせず、チェックをしておっても直さないという、そういう学校の体制がずっと続いているように私は思うんですけれども、去年も児童が溝ぶたの間に足を突っ込んで7針か8針縫う事故が起こりました。これも何もきょうやきのうにすき間があいたわけでも何でもないわけです。長い間ほったらかしておいた結果起こった事故であり、さらにはまた、そのことを他の部署で指摘しても、議会で言わなければ直さないという、この学校の体質。これについてはぜひひとつ改善をしていただきたい。私は余分なことを言いましたけれども、水道の栓も直したよと言っておりましたけれども、また一つ壊れているのも、もう6カ月たっておりますが、まだ直していません。こういうことを日ごろからほったらかしにしておいて、学校安全や子供のためやというのはいささか問題があるのじゃないですか。お答えください。

 それから成人式のあり方。もうこれは参加した人がみんな感じてはることやと思います。あそこまでして成人式を行わねばならないかどうか、私は疑問に感じます。何も成人式をしたから、「ありがとう、おじさん」と言うことはないにしても、どこかでそういうお互いの「成人式おめでとう」「ありがとう」という気持ちがどこかでつながっておらないと、これは成人式をした意味がありません。因習によるいろんなこと、さらにまた当日の雰囲気を考えれば、ほんとうにあれが成人を祝う成人式なのかどうか、お答えと、今後どのようにするかお聞かせを願いたいと思います。

 それから、君が代の問題が出ましたけれども、それはさておきまして、市歌の斉唱なんですが、小学校・中学校の教育の中で市歌の授業があったように私は思っておりません。成人式の日に市歌を歌いましょうと。習ってもおらないものを歌えるかというのが正直な話です。歌っているのは舞台の上の市会議員を初め数人だけです、数十人ですか。そういうことで、いかにも形式的に市歌を歌うということについては改めねばならないと思います。むしろ君が代がそんなに嫌なら、小学校や中学校の卒業式・入学式、市歌を歌って始めても、まずは出始めにいいんじゃないですか。

 以上、それだけお伺いしておきます。



○矢野友次郎委員長 山本館長。



◎山本徳善中央図書館長 中央図書館の施設整備に関する質問のうち、まずいすの件でございますが、新聞・雑誌等を配架しておりますブラウジングコーナーのいすにつきましては、新年度予算で更新ができる、そういった予算が計上されておりますので、新年度の4月の早い時期に一括買いかえをしていきたいというふうに思っております。

 それから2つ目のブラインド、日よけの件でございますが、これにつきましては、せんだってもご質問のときにも申し上げておりましたが、施設管理者が文化センターでありますので、文化センターの方にその都度修理の依頼をしておりまして、少しずつでもありますけれども、部分的な小修理はやっていただいております。

 それから、照度の件でございますが、これもせんだってのご質問の後、照度の検査をいたしました。確かに400ルックス以下の暗い部分というのが何カ所かあったわけでございますが、これにつきましては蛍光灯の設置を、いわゆるちらつきが発生したら、できるだけ早めにその交換をする、そういった早めの処理をやる中での対処をしております。

 以上でございます。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 金管バンドの件でございますけれども、先ほども申し上げましたように、公平性の観点から、また位置づけ上の問題もありますけれども、それだけ、それぞれの金管バンドをお持ちの学校が非常に頑張っておられるという実態にかんがみて、私どもの方としては可能な限り、一般教材等の中での音楽備品の購入とか、あるいは金管バンドに限ってのメンテナンス経費等、徐々にではありますけれども、拡充を図ってきておりますので、その点ご理解をいただきたいというふうに思います。

 それから通学路の安全の件でございますけれども、道路管理者、河川管理者、市の権能が属するものにつきましては、可能な限りの対応を図っております。また、府とか国等につきましても、できるだけ、いわゆる交通対策課等につきましてまとめた要望を上げて、定期的な協議課題にもしているということを聞いておりますので、今後も息長く、学校教育課としてもプッシュをしていきたいなというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 山本主幹。



◎山本孝史施設課主幹 ボランティア花壇についてお答えいたします。小学校で、一応6校の小学校を予定をしてございます。そのうち4校は花壇を設置をしていきたい。その2校につきまして、既設の花壇を利用して地域の方に花を植えてもらおうと、こういう予定をしております。



○矢野友次郎委員長 田中次長。



◎田中彰教育部次長 学校給食の女性職場の考え方でございますけれども、市町村によってばらばらでございまして、近くの市町でも男性の調理員がいる学校もありますし、今後、そういう採用行為、宇治市はないと思いますけれども、あったときにはそういうことも考えていかなければならない状況はあると思います。また、民間委託の場合でも、民間でも男性の栄養士なり調理師が入っている事例もあるように聞いておりますので、その辺については今後変わっていくものというふうに考えております。



○矢野友次郎委員長 萬課長。



◎萬守社会教育課長 成人式につきましてご質問いただきました。今年の成人式は法律の改正がありまして、例年より5日早い1月10日ということで開催しています。当日は2,772名の新成人のうち、約1,700名ですから、61%の新成人が参加をした状況であります。13名の実行委員が9月から十数回にわたりましてその内容等いろいろ企画をいたしまして、式典に集まった新成人同士がさまざまなメッセージを交わせるようにということで当日の運営に当たった状況でございます。ホール内には例年以上に私どもの認識では入場者がございましたし、公民館に設定した談話室でも数多くの成人に使用をされておりました。進行すると盛り上がりまして、最後の抽せんまで多くの成人が残っていたというふうに思っております。一部、委員ご指摘がありましたように、開放感からひんしゅくを買うようなこともございましたけれども、成人式を一つの区切りとして、新成人に何か残ればというふうに考えております。

 成人式のあり方については、新成人はもちろんのことでありますけれども、絶えず意見を求めまして、これだけの若者が集まる一つの場でございます。それなりの意義があるというふうに認識をしておりますので、プラス思考でよりよいものにしていきたいというふうに考えておりますので、いろいろまたご意見をよろしくお願いをしたいというふうに考えております。

 また、当日の市歌の斉唱につきましては、こちらの方でやっております。



○矢野友次郎委員長 山本課長。



◎山本修司施設課長 学校の日常管理につきましては、再三にわたりご指摘もいただき、また特定の学校ですけれども、市会議員さんの方の全面的なご協力・ご指導もいただく中で、徐々ではありますが、かなり改善されてきているということでご理解もいただきたいんですが、今後もご指導もいただきたいと思うんですが、まずその基本は、それぞれの先生方がみずからの働く職場をみずからできる範囲でやっていくということが、これ、基本じゃないかと。法律的にも日常点検、定期点検、これらの実施は義務づけられてはおりますが、ただいまご指摘もいただいたような状況も散見されております。今後も機会あるたびに指導・啓発を進めていく中で、先生方が率先してみずからの学校をきれいにしていくということが、ひいては子供たちの環境教育、公共の施設を大切にする心の育成につながるという認識をすべての先生が持っていただき、日々実践に当たっていただけるよう指導していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 学校教育における市歌の取り扱いの件でございますけれども、現在、各校の年間指導計画の中では、市歌指導ということは取り上げられておりません。しかしながら、教科の余裕時間等の中で取り上げることは可能だと認識しておりますので、その点につきましては、各校が裁量の中で対応すべきことだというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○矢野友次郎委員長 幼稚園の先生の男女参画ということもあったと思うんですが。田中次長。



◎田中彰教育部次長 昨年、11年度に新規の採用という形で幼稚園教諭の採用をしているわけでございますけれども、その教諭についての問題とか、それから、今回実施いたしました幼稚園用務の段階につきましても、採用の区分につきまして、男女問わずという形でしておりますので、ご理解願いたいと思います。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 図書館の関係は、文化センターの件も含めて今年度からきちっとできるようにしてください。文化センターに言うているということも、そらもちろん管轄が違いますからそうですけれども、また私の方からも文化センターの方にも機会があれば申し上げたい、このように思います。

 それから金管バンドの件なんですが、やっぱり一般備品で買うと、さっきの話、片方で使うと片方がなくなっていくということがあるから、別予算をつけるということにしないとやっぱり充実にならない。中学校の吹奏楽も一緒ですけれども、やはり地域におけるいろんな催し物も含めて積極的に協力をしている。私は小学校は西大久保だけしか知りませんけれども、夏休みなど、ほとんど先生が出てきて、それはやっぱり涙ぐましい努力をしたはるという、そういうことに報いるためにも、やっぱり備品の楽器の心配までせんならんというようなことでは、やればやるほど楽器が傷むと、こういうことになって、やらん方が買わんでもええと、こんなことではぐあいが悪い。したがって、学校間のバランスもあります。やっていらっしゃらない学校も、それは金管バンド以外のことを何かやっていらっしゃると思いますんで、ぜひひとつその辺、予算化。中学校が13年で終わりますから、14年からというよりも、来年からやってほしいんですけれども、少なくとも中学校の次には小学校をある程度予算化していくというぐらいの、教育長、意気込みはありませんか。中学生も大事やけれども、やっぱり小さな小学校はまたそれ以上に別の意味で大事だと思うんですけれども、その辺で教育長、ありませんか。課長はやっぱりお金のことをじき心配しますんで、教育長はお金のことを心配せんでええわけですから、ちょっとその辺で教育的な見地から言ってください、教育的な見地から。担当課は教育的な見地はよくわかるけれども、お金のことが心配でねと。教育長はそういう心配はせんでもええわけですから、教育的にいいか悪いかということを判断してもらったらいいと、こういうことだと思います。

 それから、幼稚園の先生については、男女ということでもう既に11年からやっておられるというふうに今聞いたので、今後も、逆に女性の職場だけやということでなくて、お互い男女参画ができるように、後ろにかつての女性対策の職員もいらっしゃいますから、ぜひ目を光らせて宇治市全般を見渡していただきたい、これは要望しておきます。

 それからボランティア花壇なんですが、これ、最初したときはワーッと来はって、その後また管理ができなくなったらどうします。あのね、やっぱり地域差は僕はあると思うんです。それから、簡単に言うたら、能力差も僕はある程度はあるんじゃないかと思うんです。今ちょっと私が関係しているところでも、だんだんちょっとましになってきたかなという感じはするんですけれども、お任せメニューで1から10まで全部こっちやと。それできれいになったなと。それで担当の方に、「浅見さん、おかげできれいになりました」「何言うてんねんや。あれ、僕らがやったんで」「へえっ」と、まあこんな感じになっていまして、したがって、もう少し参画できるように図っていただきたい。

 それから通学安全、私は具体的に15号線のことを申し上げています。その後どうなったかということなんです。校内安全も、今言うたように、日ごろ使っていたらわかるところでもほったらかしになっているとこら辺には、これは学校の問題として上がってくると私は思うんですよ。山本課長ね、今さら指導せんならんとかいうような問題ではないでしょう、これは。こんなもん日ごろの、自分ところの家庭でも、水が出へんかったら、蛇口が故障してんねんな。風呂の湯が漏っている、これは栓があかんねんなと、こんなことぐらいは当たり前の話なんですわ。それを長いこと半年も、ひどかったら1年もほったらかしにしてあるというのは、そう珍しくないように私は思うんですよ。その辺について一体あなた方はどういう徹底の仕方をなさっているのか。徹底しても聞きよらへんねやと、そういうとこら辺までもう既にいっているのかどうか、お聞かせを願いたいと思います。

 それから、成人式のあり方ですけれども、あれで随分成果が上がっているようにおっしゃっておるようでしたら、少なくとも役所がやっている成人式だと思いませんか。少なくとも、きょう、これ、お越しの皆さん、どういうふうにお考えになったか私は知りませんけれども、後の後半までおらなかったから、「おまえ全部最後まで見て、ちゃんと言え」と、こういうふうに言われるんなら別ですけれども、飲酒もありました。何か聞くところによると、急性アルコール肝炎になって病院へ運ばれた人もあったようにも聞いています。そういう状況の中で、しかも何人来はりました。61%。中に入ったのは何%ですか。それは言わんと、入ってください、入ってください、入ってくださいと頼みまくって、あれ何ぼほどの入りでした。そうでしょう。そういう式典を、お願いしてまで会場に入ってもらわんならんような式典を、「満員で入られへんやないか、来たもんが。どうしてくれんねや」とこういう意見が出るんなら、それはやっぱりもっと考えないかんけれども、入ってくれ、入ってくれと頼みまくって、それであの調子ですわ。そないお願いしてまで入ってもらわんならんような式典やったら、おやめになったらどうですか。もうはっきり言いますけれども。どこかの市町村では、何か着物が売れんようになるから困るという話もあったようですけれども、宇治市は平服でお越しくださいということになっておりますから、別に着物の業者にしわ寄せがいくとは考えられませんので、その辺、ひとつ的確にお答え願いたい。

 それから市歌なんですが、学校教育課長、それで私は悪いと言いません。そういう体制であるのに、成人式の担当が市歌を歌わせるということはどういうことなんですかということを私は聞いているんですわ。それをプログラムの中にお入れになるのはどういうことなんですかと。そのほかの式典もありますけれども、それは一般市民がありますから、それなりに知っている方も結構いらっしゃるんじゃないかと思いますけれども、小学校や中学校、二十歳の方はほとんどその機会に面しておらない方ばかり、学校でやったらええということでも、実際はこれはおやりになっていません。君が代はどうか知りません。おたくが言うほどに効果が上がっているというふうに私は思っておりませんけれども、授業でやっているということやから信用しておきましょう。しかし、私は少なくとも市歌はないというふうに思っておりますが、具体的にこの学校とこの学校は1年間に何時間の授業があるということがもし学校教育課長の方であるのなら、お答え願いたい。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 金管バンドについての別枠予算でございますが、先ほども藤田委員さんにもお話を申し上げましたけれども、宇治市の小学校の金管バンドの水準、これは非常に高うございまして、近畿でも有数の力量を持っているというふうに大変おほめをいただいているところでございます。それなりにこの金管バンドの重要性については私どもも十分認識をいたしております。したがって、教育的効果云々だけで論ぜられない部分もございます。教育委員会は予算権を持ちませんので、やはり予算というのは、これは市長との予算折衝の中で教育予算を獲得をしていくという形になるわけでございまして、この予算権についてはあくまでも市長部局という形になります。したがって、我々としては、必要な部分は市長部局の方へ要求をし、いろいろと議論をしながら詰めていただいておりますし、一定の我々がすべきといいますか、こういった形での教育予算を展開したいという部分については、大部分が理解をいただいて予算がつけられているというふうに理解をいたしておるところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

 なお、ボランティア花壇等の問題につきましても、改めてスタートしていくという形にもなろうかというふうに思っておりますので、やはり広く皆さんが協力をいただけるような、そういったことを念頭に置きながら対応をしてまいりたいなというふうに思っているところでございまして、この社会人講師等におきましても、ボランティア支援ということを新年度からうたわせていただきますように、そういったボランティアの力をかりながら、今日抱えております、課題となっております子供たちの青少年の健全育成等も含めて何とか軌道に乗せていきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 萬課長。



◎萬守社会教育課長 成人式につきましていろいろご指摘を受けております。やはり考えていかなければならない課題というものは多々あるというふうには認識をしております。内容についてとか、あるいは場所についてとか、あるいは事前の取り組みについてとか、やっぱりその辺については十分こちらとしても知恵を絞りたいというふうには考えておりますが、やっぱりあれだけの成人の方が参加をされるということにつきましては、より有意義で、よりいいものにということのプラス思考で今後とも考えていきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 通学路に関して再度のご質問でございますけれども、大久保の15号線ですね。41号線につきましては、(「41号線やったな、済みません」と呼ぶ者あり)交通対策課の方に学校教育としては要望を上げて、継続的な協議ということで聞いておりますので。だから、私どもといたしましても、今後とも引き続き交通対策課を通じてプッシュしていきたいなというふうに思っていますので、ご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 山本課長。



◎山本修司施設課長 学校の日常管理につきまして、こういう場でご指摘もいただき、今まで何回もご指摘いただいております。機会あるごとに個々の学校並びに校長会、教頭会、また校長会、教頭会等の役員会を通じて、私どもも恥ずかしいという一面も踏まえて、学校と一体になって取り組んでいこうという形で機会あるごとに話はさせていただいております。今後も粘り強く、我々も初心に返りまして学校と一体になりまして、小修繕の制度についても十分周知を図る中で徹底を図っていきたいというふうに思っておりますので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。



○矢野友次郎委員長 あと市歌の関係。宇治市歌。塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 先ほどもお答えいたしましたけれども、現在、学校では市歌の斉唱ということは指導しておりません。

 以上です。

     (「そんな質問はしてへんやん」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 プログラムに入れるのは。萬課長。



◎萬守社会教育課長 市歌の取り扱いにつきましても、今、そういうご指摘も受けておりますので、実行委員会の中で今後のあり方については検討をしていきたいというふうに思っておりますので、ご了承願います。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 金管バンドの件なんですが、藤田委員にあの答弁で、僕に丸や言うたら、これは問題になりますさかいに、教育長、教育のことは谷口教育長に任したよという久保田市長の強い要請を受けて教育長におなりになったんですから、「おれの言うことを聞いてくれへんかったら、おれ、やめんで」ぐらい言うて、金管バンドぐらい、せめてそんなん予算をつけたっても、保護者はだれも怒らしませんで、そらほんまに。せやからやっぱり、僕は頑張っとらへんからやるなとか、頑張っとるさかいやれということはないにしても、やっぱり頑張っているところへ費用をある程度充ててやるのは、これはやっぱり人の常ですわ。せやから、それこそ昔は、素手でやる草野球にも名選手いうて、道具は悪かってもうまい人がおったんですわ。ところが、今、楽器が悪かったらもう半分以上あかんというて専門家は言わはるのですわ。そういうことやから、ぜひひとつ予算化の芽を出してやっていただくように。それで、教育長、ここで言わはったらよろしいやん。市長部局の方に予算を要求したけれども、予算がつきませんでしたというんなら、またこれ委員会の皆さんに考えてもろうてやね、ひとつこれは市長に言わなあかんなと、こういうことになるわけやけれども、全般的な信頼を受けてなられた教育長ですさかい、それぐらいのことを聞いてくれへんかったらと、こういうて言うてください。お願いしますわ。

 それから、ボランティア花壇の方なんですけれども、私がちょっと心配しているのは、そういうお任せメニューに全部が学校のボランティアの方に移行してくるということもいかんし、どっちもが切磋琢磨するということが前提になるということだけは十分承知をしておいていただかないと、入れ物をつくったは、あとの管理にまた困ったわと。むしろもう草が生えてんねやったら、もう花壇もつぶしてもろうた方がましやということになる可能性はないかという心配をしているということなんで、そんな心配ごとなら余計なおせっかいでございますというふうに言うてもうたら、それはそれでもう結構です。

 それから、通学安全なんですが、交通対策課に言うていると。これ、前任者もそう言うてはりましたよ。ずっともうそういうお答えをいただいておるんですわ。教育委員会も含めて、子供の通学安全にどれぐらい責任を持ってやろうとしているかというとこら辺が試されているんですよ。できることはしていく、これは当たり前の話ですわ。しかし、子供はどうしてもそこを通らな行かれへんと。車はよそを回っても行けるというときはどうするかということぐらい、こんなもん一も二もわかった話やから、ちゃんとやってください。要求してる、要求してるばっかりで、そんなんやったら、今度、あしたかあさってあるけれども、聞いてるのに何でしてへんねんと、こう言わんならんですやん。せやから、子供の安全を考えてやっぱりしたってください。

 それから成人式のあり方ですが、お答えなかったですけれども、61%来られたけれども、一体何ぼが中へ入られたんですかと。そんだけ中へ入られへんような魅力のない催し物をおやりになっているのか。催しというか、開会。「いや、実は開会式だけあきまへんねん。固い話はもうあきまへんな」と。「中のあとの催しはもう十分いけています」ということなら、開会式のあり方を考えるべきだというふうに私は思うんです。私の感じでは、そういういわゆる開会式のあり方については年々悪くなってきているのではないかと感じているんです。それはおたくの方が「いやいや、それは議員さんの認識違いですわ。年々よくなってきています。もうあと一歩です」と、こういうことならそういうことでお答え願ったらいいんですけれども、私の認識では、年々そういう意味では、簡単に言うお行儀が悪くなっているというふうにしかとれないんですけれども、その辺についてお答え願いたいし、市歌の問題についても、全然歌うてへん人を形式的に歌わせるというとこら辺にも問題がある。それなら学校教育の方にお願いして、年間何時間ぐらいは市歌もやってよ、ということで授業の中に入れてもらうなりしないと、歌われへん人に歌わしているようなもんですから、それは私はいかんと思いますよ。

 それから、1つだけお願いしておきますわ。先ほど修理の件がありましたけれども、私はちょっと思うのに、これ、間違っていたら指摘してもろうたらええんですけれども、最近は合板の床製が多いから、モップの水浸しで掃除をしているのと違うかなというふうに、僕、現場を見ていないから知らんのですけれどもね。こういう合板は水でふくとあかんのですわ。しかも、こんなことが、こういう修理の仕方で何で長いこと置いてあるのかということですわ。これがほんまやったら……。ほんまでしょう。うそを委員さんが言わはるはずあらへんのやから。これは20枚前後つけてあると言うんですよ。せやから、それを何で。応急処置的に置いてあるのは、それは仕方がないですわ。しかし、こんなことが大規模改修でしか直されへんというのは、これはちょっといかんでっせ、ほんまに。

 それで、特に最近僕は学校へ行って感じるんですけれども、前も言うたことあるけれども、便所の戸も下がぼこぼこになってきているんです。それは多分、掃除の仕方に、水をかけておけば掃除をしたことになるという掃除の仕方にもよります。体育館の便所なんて物すごく汚いです。私たちは使いますけれども、女性はトイレ、使えません。掃除の仕方がなっていません。したがって、そういう意味の指導もちゃんとできやないかん。粘り強く指導せないかんて、だれを指導するのですか、粘り強く。こんな恥ずかしいことを議会で言わさんといてください。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 萬課長。



◎萬守社会教育課長 成人式につきまして、年々悪くなっているというふうに私の方は考えてはおりませんけれども、課題はやはり多々あるというふうに思っております。本当によりよい方向にということでこちらの方も知恵を絞りたいといいますか、思っておりますし、また実行委員、新成人はもちろん、もう絶えず意見を求めながら、よりよいものにというふうに考えておりますので、よろしくどうぞお願いをしたいと思います。

     (「何ぼぐらい」と呼ぶ者あり)



◎萬守社会教育課長 最後では……。

    (「開会式、聞いてんねん。ええところばっかり言わんとけ」と呼ぶ者あり)



◎萬守社会教育課長 1,700すべて入ったというふうには全く思っておりません。800ぐらいは入っているという理解をしております。



○矢野友次郎委員長 よろしいか。

     (「ほか、答弁、もうなかったけ」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 それも言うとくわというようなことでの発言を始めされたと思いますが、トイレの件も。



◆浅見健二委員 そうですか。そしたら、一番最後にこれだけちょっと答えといてえな。済まんけれども。



○矢野友次郎委員長 山本主幹。



◎山本孝史施設課主幹 この床の件でございますけれども、これ、3枚ぐらい張っていると思うんですけれども、本来は真ん中の1枚が、これは床の構造にもよりますけれども、桟がなくなりまして、桟がもともとないんです。そこが割れまして、若干そこでいびつになっておるという状況でなってございまして、用務員さん等で本来はやってくれはるんですけれども、なかなか技術的に難しいということがございまして、翌年度では何とか6教室ほど。一番きついところは今、先ほど20枚前後ですか、ということであると。そのほかについても若干あるんですけれども、ひどいところはそういうことでなっておると。翌年度では全部の教室をやっていこうということでございましたので、一番この方法が安全にはいいんじゃないかということで、こういう形でやらせてもらったということでございます。

     (「結構です」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 給食問題、後で言いますわね。

 まず学校の事故ですけれども、ある学校で1年半にわたって許可もしていないデイサービスセンターの車が週2回も往復しておった。学校現場は許可をされておったと間違って思っていた。教育委員会は通っていないと思っていた。施設側は通っているのを知らんかった。福祉部の方は、そんなことがあることはさらさら知らなかった。宇治市の委託事業であります。そこで、その車が子供をはねて重傷を負わせた。その管理自身が、その責任が問われるわけです。さらに、事故を起こして1年にもなろうというのに、まだその原因がはっきりしない、まともな話し合いもされていなかった。こういうことですから、卒業式までに解決をしてください。

 教育長、必要とあらば、教育長が出ていってでも、その子が卒業する卒業式までにちゃんと話をつけていただきたい、このように思います。これは要望しておきます。解決がつかなかったら、いたし方なく総括でやる場合があります。

 次に、学校のトイレに行けない症候群問題。先ほど来話がありますように、大体学校は、昔は、行きたくてわくわくする、それが学校の存在でした。電気が通っていないときに、学校に一番に電気がついて、どこの家でもポッチャントイレのときに水洗になっていったのが学校じゃありませんか。それが、もうこの二十数年来、学校の施設がおくれにおくれている。大体、生活リズムの中で、食う、寝る、出す、その3つがいわば基本中の基本だと言われているけれども、学校のトイレは臭い、汚い、暗い、怖い、壊れている、5Kと今言われているらしいです。この間まで3Kと言うていたら、今、5Kと言われているらしい。

 そこで、全国の自治体がその快適トイレづくりでいろいろやっておられます。栗東町では、教育長みずから率先して、荒れた中学校建て直しのためにトイレづくりに生徒の意見を全面的に取り入れるという画期的な改革を行った自治体であると紹介され、旭川市では、トイレを和式がいいか、洋式がいいかの意識調査を行って、洋式人気の結果、今後学校改築の際、参考にすると。金沢市のさわやかトイレづくり実施計画。あの京都市では、快適トイレ整備事業を10年度からスタートして、5年がかりで18億円、約300校の全校で3Aトイレをつくると。北九州ではハートフルトイレ事業、佐賀県神崎町では快適トイレづくり実施、世田谷区、長岡京市、横須賀市、川崎市、福岡県、横浜市、上尾市、いろんな自治体が紹介されています。宇治の学校便所も説明するまでもありません。

 そこで、私は生活リズムの基本中の基本である学校の便所、そこがトイレに行けない、こういう症候群が増えている。多くの子供、学校では便所に行けへんですよね。うんこをしないんですよ。生活リズムが狂うのは当たり前じゃないですか。したがって、その実態がどうなっているのか明らかにした上で、学校トイレ整備方針を持つべきだと思います。きょうは要望しておきます。6月議会で質問しますので、一度実情も、他市の事例も研究をしておいてください。

 そこで給食ですが、今、仕様書を見たら、給食業者に同和研修を学期に1回義務づけています。よくわからんような話です。こんな条項は取り除いてもらって、安全とか、おいしくできるとか、そのための本来必要な研修を義務づけるべきだと思います。これは要望、指摘をしておきたいと思います。

 質問ですが、まず3年方式の問題。短期より長期の方が単価が安いのは世の常であります。宇治市の財務規則106条では、役務の予定価格を定める場合にはいろいろありますが、そのうちの一つに履行期限の長短を考慮にしなければならないと定められています。ところが、3年契約を前提にしているのに、単年度の単価で計算をしている。もう一つは、方針は本来1年更新ということでありました。これは宇治市がつくっている懇話会の資料の中でも書かれています。その理由は、毎年入札により業者選定を行うことにより競争原理が働くようにしますという方針でした。この方針がころっと変わったわけです。教育委員会というのはころっころっと方針が変わるところだなと思いました。さらに仕様書を見れば、契約の不履行がなければ3年間、平成15年3月31日まで再延長するというふうに書いてあります。再延長するかどうかは教育委員会の恣意的な判断がされる。こういうことになると、教育委員会とかにおべっかを使わんと続けさせてもらえへんということになってきて、また判断の基準があいまいになっておかしいことになるのではないでしょうか。財務規則109条では、金額の下限を決めて、これは具体的に言うと、随契ではしてはならない契約案件になっています。財務規則にも違反している。つまりこの3年方式というのは、あなた方の言っている理論はどれ一つとして成り立っていないんですよね。説明してください。

 次に別々方式の問題ですが、先ほど高橋委員から言われたように、3月7日の文教委員会では、2校別々業者にするという方針をまだ言っていましたが、3月1日に業者に渡されている仕様書に基づく入札を行えば、両方一緒の業者になるかもしれない、そういう入札方式でされたんです。文福委員会のときにはそのことがもうわかっておったはずなんです。言うたら、文福委員会であなた方はうその方針、誤った方針を述べたことにはなりはしないでしょうか。入札制度のいろはも知らないで方針を決めた責任もあるし、両校一緒になるかもしれなかった入札方式がもう発表されているのに、まだ方針を変えようともしないで文福委員会に臨んで、まだきょうに至っても小林部長は両校別々の方がいいなんて言っている。それがいいかどうかは別として、入札制度のルール、根本から間違っているのではないでしょうか。もしくは総務部が市教委の方針を全く知らずにやってしまったのか。市教委の方針を聞かずに、独断専行の、はやりですが、宇治市長が独断専行でそういう入札方式を行ったのか、どちらなのか。総務部が間違っているのか、教育委員会が間違っているのか、この際明らかにしていただきたいと思います。

 次に、その入札方式を別々にするのか、結果として両方一緒になるような執行された入札方式にしたのか。いつその方針が決まったのでしょうか。その方針はあなた方役所の世界では合議とかいろいろするでしょう。どういう手続で入札方式、業者選定方式が決まったのか、教育委員会の決定並びに総務部の決定、いつどのような形で行われたのか、両部局がばらばらにしたのかどうか、これを明らかにしていただきたい。

 4つ目には、伊藤容疑者が起訴されて、1点の曇りもない入札制度にし、1点の曇りもなく入札が執行されなければならない。あの事件、教育長、覚えておられますか。しゃべったらあかん予算額をしゃべった、そのことが問題になっているんですね。きょう午前中、あなた方、予算額をばらしてしまったじゃないですか。伊藤容疑者と、金はもらっていないかもしれませんが、同罪の過ちをしているじゃないですか。言わなきゃならない方針は言わずに、言うたらあかんことを平気で言って、これ、入札妨害になりませんか。総務部長に私確認しました。役務については、予算額については公表をしない、これ、明確な方針です。これをあなた方はばらしちゃったんですよ。ここでも入札制度のいろはも知らない、そういう教育委員会がどうして入札制度や業者選定方針を組むことができるんですか。予算額ばらし事件についても、その責任がどこにあるのか明らかにしていただきたいと思います。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 小林部長。



◎小林巧教育部長 学校給食の入札に関しましてでございますけれども、最初に3年方式ということでのお尋ねがあったわけでありますけれども、この入札方式そのものにつきましては、あと何点か質問いただきました全体に共通するというふうに思っておりますけれども、入札担当の方で十分精査をいただきます中で、方式方法といいますか、そうした形で決めていただきまして、最終告示ということになっております。そうした中で、答申の中での毎年入札を行ってということも書いているじゃないかというご指摘といいますか、ご質問の中であったわけでありますけれども、これにつきましては、今、告示をいたしました内容といたしましては、3年に限りということでの募集方式になってございます。これはこの部分を教育委員会がどうこうするということにはならない分であろうと、そのようにも思っております。

 それから、別々の方式でということにつきましてのご指摘があったわけでありますけれども、入札ルールそのものからして何も知らんかったんかという厳しいご指摘もちょうだいいたしているわけでございますけれども、学校給食の民間委託の業者決定につきましては、入札により競争いただいて、最終決定、確定していくというのは大前提の認識を持っていたわけでありますけれども、文教福祉常任委員会でお尋ねをいただきましたときに、委託校がこの平成12年度4月からに向かいまして2校スタートするということになるわけでございまして、このことにつきましては、今日まで学校給食の調理民間委託方式を取り組んでまいりました過程の中でも、いろいろな論議を審議会でもちょうだいいたしましたし、また、他の場を通していろいろ学校給食のよりおいしく安全な給食提供そのものを強く……。

     (「市教委方針が間違っているのかと聞いている。」と呼ぶ者あり)

 このときには、それまでのいろいろ勉強してきました中での、安全でおいしい学校給食提供、このものを大命題として考えておりましたことから、そうした強い思いそのものも持ってお答えをさせていただいたというようなことでございます。

     (「その方針が間違っているのか。総務部のやったことが教育委員会の声を無視してやったんかということを聞いているんです。」と呼ぶ者あり)

 それで、入札担当の方なり、市長の独断専行かというようなお言葉がございましたが、そうではございません。本市の入札の基本的なルールに従って入札発注の内容決定をいただいた、そのとおりでございます。その方針決定を決めていきますにつきましては、最終の業者の公募として告示いたしました日が2月15日でございますので、それまでの過程の段階で、一定教育委員会と入札担当の方と学校給食の思い等からスタートしまして、いろんな分野につきましてはすり合わせをさせていただき、その上で本市の入札ルールそのものに従った最終整理が入札担当の方でいただいて確定をいただけた、そのようになっております。

     (「それ、聞いているのは、いつ決定したのかということを聞いているんです。」と呼ぶ者あり)

 最終、このことについての決定作業は、入札担当の方でやっていただいておりますので、その入札についての合議とか、そういったことは教育委員会に際してはなされるというものではございませんので、2月15日告示ということまでにきちっと、通常言います決裁といいますか、そうした事務手続処理は完成されたと、そのように思っております。

     (「合議がない。ほな総務部が悪いんやな。ほな総務部を呼ばなあかん。どないなってんねん。」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 塚原課長。



◎塚原理俊学校教育課長 契約の関係でございますけれども、教育委員会として契約担当課の方に最終的に入札の更新上の問題で協議をいたして方向性を決めたのが、私自身、2月7日というふうに記憶しております。

     (「それは3年方式問題の話やろ。どっちの方針。」と呼ぶ者あり)

 今部長がお答えした今回の全体的な入札の基本的な考え方の日にちでございます。

 それから契約の関係ですけれども、午前中にお答えしましたけれども、基本的には、役務の提供は単年度の契約と。ただし、それぞれ契約の履行上、瑕疵がなければ、それぞれ話し合いをしながら最長3年まで契約を延ばすことができるという観点でございます。

 それから、私が午前中申し上げたのは予算額でありまして……。

     (「予算額を言うたんが、あの人が捕まってんで。」と呼ぶ者あり)

 予定価格ではございません、それは。

     (「予算額を言うたから捕まってはんねんで。事件知らん、新聞ぐらい見ておいて。」と呼ぶ者あり)

 以上です。

     (「いや、それ、ご存じない。あなた方だれも。その予算額、役務について公表したらあかんいうルールがあるの、だれもご存じないの。」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 水谷委員、それ、次の質問でもう一遍。水谷委員。



◆水谷修委員 まず3年方式問題ですけれども、2回も同じことを言わせんといてくださいな。財務規則106条で、期間の長短によって積算が変わってくるわけでしょう。1年ごとの契約を前提にして積算するのと、3年ごと3年契約するのとでは積算が変わるわけでしょう。そんなええかげんな積算はないでしょう。財務規則109条では、随契の下限は決まっているでしょう。そういうルールがある中で3年契約方式が、方針もころころ変わった。しかも、今言うている話が全部つじつまが合わへんということを1問目、具体的な事例を挙げて言うているんですよ。私の言うている意味、わかりませんでした。田中次長もわかりませんでした、私の言うている意味。それに対して答えをいただきたいわけですよ。わかりました。もう1回言わなあきませんか。わかりますね。

 それから別々方式問題。これも市教委の方針は昔からずっと別々方式にするんだと言ってきたんですよ。その理由は、競争原理が働く、安全でおいしいという部長の言われた理由なんですよ。その方針があって、2月に塚原課長の話では総務部と話をつけて方針が決まったんでしょう。それなら、その時点では別々になるかどうかわからへんじゃないですか。入札の結果、1校になるかもしれん。その方針を部長はご存じなかったんですか。あなたは除外されて話をされたわけですか。宇治市の統一方針、これはもう決まっていたわけでしょう。なのに3月7日の文福委員会でまだ別々にするなどと答弁をされている。ルールも知らなければ、方針も知らないで議会の委員会に出席されたということになるんですか。別に部長だけのせいじゃないですよ。教育長、あなたも知らんかったんですか。部長が間違ったことを言ったら、教育長が訂正したらいいじゃないですか。そもそもそういうことができない仕組みに入札制度がなっているわけでしょう。別々の業者を選ぼうと思うたら、7校だったら3校と4校別々に入札してもらうか何かせんと別々の業者にならへんじゃないですか。今の話やと、総務部が間違ったんじゃないということですね。市教委が間違ったということですか。間違った方針を決定した教育長、あなた、どのように責任を感じているんですか。今でも別々の方がええと思っているんですか。よいか悪いかは別にして、ルール違反でしょう。そう思いませんかということを言っているんです。

 それから、さらに宇治小が1,950万円、莵道が1,350万という予算額を公表された。我々は予算額も予定額も公表しなさいという立場ですよ。だけど、あなた方宇治市が公表しないと、それはしませんと頑強に言い張ってきた。秘密事をつくるから、それを漏らして業者と悪い関係になったのがあの伊藤容疑者の事件でしょう。あの事件幾つかありますけれども、その一つは予算額、つまり設計額を教えたことが問題になっているんですよ。新聞読んでへんのですか。あなた方のルールでは、それを言ってはならないことなんです。言わなあかんことを言わんで、言うたらあかんことを言うてしまう、これ、伊藤容疑者とどう違うんですか。

     (「金もうてへんだけや」と呼ぶ者あり)

 金もうてへんだけが違うんですよ。おっしゃったとおりですよ。これ、処分もんになるんですか。総務部長に聞いたら、「そんなこと絶対言うたらあかん。だれから聞かはったんですか、議員さん」て言うてはりました。私、ここへ座っていて聞いただけなんですがね。どうなんですか、このことをはっきりしてください。総務部でないとそのルールを知らんと言うねやったら、委員長、総務部長を呼んでください。

 以上。



○矢野友次郎委員長 答弁。小林部長。



◎小林巧教育部長 別々ということに関しましての部分でありますけれども、先ほど塚原課長も補足答弁をさせていただきましたが、方針として決まっておりました。私ども教育委員会といたしまして、私自身がお答えを申し上げたわけでありますけれども、冒頭お答え申し上げましたとおり、本市の入札執行がされ、そこで競争いただいて決定されていくということの入札の大前提そのものは、そういう思いで認識もいたしておりましたし、そういう思いでおったわけであります。別々のということで申し上げましたのは、先ほども申し上げておりますとおり、教育委員会としての方針決定とか、そういうことを決めてということではございませんが、教育委員会としての思いも込めましてご答弁をさせていただいたというような状況でございます。純粋にそうした思いでお答えをさせていただいたというのが1問目であったと、そのように思っております。

 それから、3年方式ということでルールがあるのにというご指摘をちょうだいいたしているわけでございますけれども、この部分につきましては、先ほども私自身もお答え申し上げたと思いますが、一定、入札執行の方針といいますか、全体的な枠組みと申し上げた方がええのかもわかりませんが、執行の内容を決定をいたしました中での位置づけ、置き方と言うんですか、そうしたことで単年度の契約をすることは単年度ごとにしていくわけでありますけれども、この役務提供につきましては、特に大きな問題があったという極端な表現ですが、当然あかんということになるだろうと思いますが、3年に限り延長ありということが入札を執行していきます、示しました内容としてあるわけでございまして、このことを私どももどうこうと申し上げる立場にはちょっとないだろうと、そのように思っております。

 それから予算額につきましては、きょう、本予算委員会の中でご質問をちょうだいして、お答えとして申し上げたわけでありますけれども。

     (「質問してへんけど、答えはった、公表せと質問してへん。だけど答えはった。テープ聞いて」と呼ぶ者あり)

 たしか私のただいまの記憶では、それぞれの予算が幾らだったのかというご質問をちょうだいして、お答えをしたというふうに思っておりますが。

     (「テープ起こしてください」と呼ぶ者あり)

     (「私、テープを聞いた。」と呼ぶ者あり)

 ちょっと私の、ちょっと今、記憶の範疇ということになっておりますが。

     (「かえって高うついてんのと違いますかと答えたら、予算価格を言わはった」と呼ぶ者あり)

     (「委員長、整理してください」と呼ぶ者あり)

 そのことにつきまして、私自身は、きちっとしたその認識そのものは持てておりませんでしたということをお答え申し上げました。

     (「申しわけないけど、私聞いていることと全然違うことばっかりしゃべってはるけど。」と呼ぶ者あり)

     (「委員長、整理」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 暫時休憩します

     午後4時25分 休憩

     午後4時58分 再開



○矢野友次郎委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 大変おくれまして、まことに申しわけございませんでした。先ほどから予算額を明らかにしてはいけない云々の問題がございますけれども、私どもの考え方といたしましては、既に3,300万円という予算が明らかにされております。その3,300万円を計上するに当たっての予算内訳として、我々の積算といたしましては、先ほど申し上げました金額、1,950万と1,350万という数字が、その3,300万円に対する予算の積算でございます。したがいまして、この予算の数字を先ほど申し上げたところでございますけれども、それが今、実際に契約上の実務の段階で、それぞれの単価がどのような形になっているかということは、私どもが知る余地もない部分でございます。したがいまして、この積算の数字を明らかにさせていただいたということでご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 それから、あと3年方式の関係。



◎谷口道夫教育長 その一連のものでお答えを申し上げておきますが、若干私どもの考えている内容と実際の実務との中での誤解があってはいけないなというふうに思っておりますが、私どもが知り得る範囲内で申し上げますと、あくまでも委託契約につきましては、単年度契約でございます。したがって、この単年度契約ということを明らかにした中で、なお契約の履行等に当たっての瑕疵、そういったものがない中にあっては、3年まで延長することができるという形で、その場合には最延長期間ということで3年を限定をさせていただいているところでございまして、あくまでも契約というのは単年度の契約というふうに私ども理解をいたしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 それから次に、別々の方式でという形のご質問もありましたけれども、これは従来、私どもが考えておりました説明会等におきましても、先ほど教育部長が申し上げましたように、競争原理を有効に活用し、またよりよい学校給食を求めるということで、別々に委託を受けていただいた方が効果的ではないかということでずっとお話をしてまいりました。しかし、入札の手続上の問題として、やはり入札の担当課として十分公平性が保てる、こういった観点からその方式が、我々が希望している別々の方式ということじゃなくて、いずれの入札にも参加できる形態になったというふうに理解をいたしておりますが、その別々方式の問題については、3月1日の段階で、指名を行った段階で、これはもう明らかになっていた内容だろうというふうに思っておりますし、その部分で3月7日の文教福祉常任委員会については、そういった3月1日の具体的な指名の内容について、十分確認をせずに、従来の希望的観測を申し上げていたということについては、まことに不備であったというふうにおわびを申し上げる次第でございます。

 以上が、3件の問題としてのお答えとさせていただきます。



○矢野友次郎委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 まず、3年方式の問題ですけれども、公募についての文書、お持ちですか。最延長期間15年3月31日までとして、「本件については業務が支障なく執行され、当該予算の成立を条件として、最延長期限まで延長するものとする」なんです。「することができる」じゃないんです。基本形は3年なんですよ。いわゆる3年契約。だけど、1年ごとの更新。アパートの契約みたいなもんですよ。3年契約やけど、1年ごと更新する。つまり、3年契約が基本なんですよ。それは総務部のつくった文書で明らかである。そこで、また単年度が基本です言うて教育長言われるけど、単年度が基本じゃないんです。そうすると、今度は積算単価で、単年度で計算するのと3年で計算するのが違うと財務規則上も、期限によって変えなさいと書いてあるわけです。財務規則106条に。これまた、つじつま合わんでしょう。もともと教育委員会は1年更新でする、それは競争原理を働かせるんだというのが教育委員会の方針。これがまたころっと変わっちゃったわけですよ。ですから、どこからどう見ても、よくわからへん。単年度を基本として延長することができるなら、今度は恣意的な判断がついて回るわけですよ、行政の。それがだめだから基本形は3年になってあるのと違うんですか。教育長の言う単年度が基本で、ええ業者やったら、まあまあよろしかったら延ばしたろかというやつやったら、教育長の言うてる方針どおりだとすれば、今度は恣意的な判断が出てくるん違うんですか。向こうと協議して決めたんでしょう。協議した結果として、正確な答弁をしていただきたいと思うんです。

 別々方式の問題、よく向こうの方針を知らずに答えちゃったと、率直に言われました。やっとそこまでいったんですけど、じゃ、庁内協議は2月に向こうと合意したと塚原課長が言われた。そういう合意事項は、教育委員会という組織は、次長や部長や教育長は知らんとこで決まるんですか。これは決裁区分から言うたら教育長でしょう。違うんですか。教育長知らなかったんですか、合意がされたこと。決裁文書あるんですか、教育委員会と総務部の合意した中身。これ、決裁区分からいくと多分教育長になりますよ。ほな、教育長知らんかった、部長知らんかったで、文福委員会開かれたとき、よう知らんで言うてしまいましたんやということだけでは、知らんと言いましたぐらいでは話にならんのじゃないでしょうか。

 それから、予算額の公表については、我々、予算額を公表せいとさんざん質問しているんですよ、本会議でもどこでも。宇治市の方針として予算額については、役務については公表しない。ついこの間まで工事についても公表しないだったんですけど、公表されるようになったわけでしょう。今は、役務については公表しないというのが宇治市の確固たる方針なんです。たまたま1件の工事とかそんなんが出てきて、予算額が予算書でわかる場合ありますよ。我々、そういうことあるじゃないかと、だから公表しなさいと言うてきたんですよ。だけども、1,900万、1,350万はあくまで積算単価だとおっしゃった。総務部の見解は、積算単価がわかってしまうから予算額を公表しないんだと言ってるんですよ。だから、予算額もそのあとの予定価格も役務については公表しないというのが宇治市の見解ですよ。これ、間違うてますか。私の意見とちゃう、宇治市の見解ですよ。早うからあちこちで積算単価言うてはったんもだんだんわかってきました。教育委員会でもどこでも積算単価言うてはりますよね。1,950万、3校なら何ぼ、4校なら何ぼ、5校なら何ぼ、だから、これだけ効果額があるんですよということを言うてきた。だから、あなた方早うから公表されてるんですよ。それはそれでええんですよ、わかりやすくて。我々言うてきたんですからね。だけど、宇治市の方針と全然合致してないじゃないですか。そう思いませんか。向こう、確認されたんでしょう。総務部は、役務については予算額、つまり積算根拠になる予算額についても公表しない、これは確固とした方針と違うんですか。つまり、この3つの点をそれぞれ言いましたけど、あなた方教育委員会と総務部はそんなに別々の組織なんですか。協議して仕事はしないんですか。そのちぐはぐさかげんが余りにも余りですよ。ましてや、何度も言いますけど、今、入札制度の問題が問われてて、一点の曇りもない入札制度、一点の曇りもない入札執行が望まれているときに、こんなにちぐはぐなことが続いてて、これ、納得できませんよ。明確なお答えをいただきたいと思います。何度も繰り返したくありませんので、よろしくお願いします。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 まず、1点目の3年方式は、確かにちょっと私も答弁の中で実物を見ずに発言をしてしまいましたが、この公募型指名競争入札を行うに当たっての仕様書といいますか、公募についてのお知らせという表現になってますね、この部分につきますと、確かに契約期間は単年度であるけれども、最延長期間として平成15年3月31日までという形で、この3年間の最延長期間までうたわれている内容になっております。したがって、こういった内容についての契約実態であるということをまずお話を申し上げると同時に、それから別々方式の問題については、2月の上旬に契約担当課との打ち合わせ、教育委員会との打ち合わせ、これは従来はいろんな方式がありますということで、これはプロポーザル方式でいくべきか、それとも公募型の入札でいくべきか、それとも指名入札にすべきか、いろんな手続がある中にあって、プロポーザルの問題については、一定なじみにくいという結論が出ました中から、公募型の一般競争入札という方式でいくということついては、私どもは承知をいたしております。この結論に至った部分の報告もきちっと受けているところでございまして、その部分については文教福祉常任委員会でも報告をさせていただいた内容でございます。したがって、7日の日の私どもの委員会の発言内容という形の中で、3月1日の指名競争入札に当たっての入札行為の手続の問題については、十分具体的な内容まで把握をせずに、方式等の問題については、一定の理解をしながらも、具体的な内容まで熟知をせずに、今日までお話をさせていただいた希望的な内容を発言してしまったというところでございます。この部分については、十分教育委員会内部におきましても、具体的な内容についてきちっと点検をし、その内容に基づいた発言をするということで、今後十分改めてまいりたいというふうに思っているところでございます。



◆水谷修委員 予算のこと、それは向こうに聞かなわかりませんか。教育委員会の見解はわかりました。公表すんのやと。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 予算の問題につきましては、十分熟知をしていない中での発言というふうに思っておりますが、この部分について私どもも不勉強であるということも反省をしなければならないというふうに思っております。ただ、入札が一応終了したという観点からの予算の積算の内訳を申し上げたというふうに思っているところでございまして、したがって、契約上の予定価格がどうなっているかという部分については、我々は知る余地もございませんが、たまたま3,300万の債務負担行為をとらしていただいた予算要求に当たっての要求単価が1,350万であり、1,950万であるということを申し上げたというふうに理解をしています。したがって、このことが予定価格に合致しているかどうかとか、違う数字なのかということは、私ども今の段階では知る余地もないわけでございまして、この辺の予定価格の問題については、本来的には公表されるべきではないというふうに私は思っているところでございます。



○矢野友次郎委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 もう終わりますけれども、ちょっと単語は、契約の世界では予算額と予定額と全く意味が違いますので、ちょっと正確に使い分けしてください。いずれにしても、何度も言いますけど、一点の曇りもない入札の執行が望まれているこの時期に、総務部とちぐはぐがいっぱい起こって、よく知らんかったで文教委員会を乗り切って、きょうの午前中の答弁でもまだ言われてた。その点が、この間、入札制度のルールのいろはも知らんと何してんねやと、金曜日に言いました、私。そのことの反省がきょうに至るまで、まだないまま進んでるから、問題じゃないですか。このちぐはぐの問題、間違った方針を理解してた問題、これは一定の謝罪、ありましたけれども、今後はという話では済まんということをひとつ言いたいと思います。なぜかといえば、予算額が公表されてますよね、事実上、教育委員会でもどこでも言われていますよもう、1,950万、1,350万、この金額は言われていますよ。そのもとで入札が行われて、宇治小では1,950万の予算額に対して、予算額オーバーが6社、予算額以内が1社、つまり事実上、業者が情報つかんでるとすれば、とる気なしできてるんじゃないですか。業者は知らんかったんでしょうかね。公表されてると胸を張るんやったら、早うに業者に言うてあげたらええんですよ。その中でオープンにして競争したらええというのは、我々の従来の主張です。隠してんのか、言うてんのか、公表してんのか、わからんままで特定の業者だけがニュースをつかんでたら、公正な入札ができたかどうか、疑問に思わざるを得ません。別々方式の問題もそうなんです。これが方針だとすれば、業者がそれを知ったら、こっちだけ得やし、とりにいこうか、こっちはあんまりその気ないな、だから、現に予算額を全部の企業が、莵道小の場合はオーバーして札を入れたわけです。これはあんまりとりにいってないんですよね。こっちの方は1社だけとりにいってるんです。そうなると、入札の執行そのものが間違いがなかったのかどうか。このことにまた戻らざるを得ない。入札の執行は総務部ですから、ここでは質問しませんけど、そういうことになるんと違うんですか。そういう入札の執行に曇りがあるとすれば、やっぱり仕切り直しをせんなんということになる、その根本つくった教育委員会は責任をとらないかん、そういうふうに思いませんか。その点だけ最後に聞きまして、終わります。



○矢野友次郎委員長 谷口教育長。



◎谷口道夫教育長 前段のいろいろなやりとりがございましたけれども、こと入札に至った段階以後の問題については、私どもはそういった一点の曇りというか、そういうことの表現がございましたけれども、私どもは公正に入札行為が行われたというふうに理解をいたしておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。



○矢野友次郎委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 ほかにないようですから、これにて教育委員会事務局に対する質疑を打ち切り、審査を終了いたします。

 水道部と交代してください。

 暫時休憩いたします。

     午後5時18分 休憩

     午後5時21分 再開

[水道部]



○矢野友次郎委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。

 次に、水道部の審査に入ります。主要な事項について説明を求めます。西田水道事業管理者。



◎西田清一水道事業管理者 ご苦労さまです。ただいま議題となりました議案第11号、平成12年度宇治市水道事業会計予算の概要につきましてご説明申し上げます。

 関係する予算書のページは、124ページから166ページでございます。

 まず初めに、平成12年度の業務の予定量につきましてご説明申し上げます。給水計画でございますが、給水人口19万527人、給水戸数6万8,803戸と予想し、年間2,470万5,000立方メートルを給水する予定でございます。この内訳といたしましては、上水道の受水量1,615万7,000立方メートル、自己水は6つの浄水場で854万8,000立方メートルといたしております。本市の水道事業につきましては、第6次新設拡張計画に基づいて、施設整備を進めてまいりますとともに、老朽管の布設がえを初め、渇水、地震等の災害に対しましてもより一層の安定供給を図るため、配水池の増設などに取り組むことといたしております。平成12年度は、第6次新設拡張事業として明星町配水池建設工事、府道京都宇治線、その他路線の配水管布設工事等の実施を計画いたしております。また施設改良事業では、老朽管の改良、とりわけ石綿管の早期解消に向けて積極的に取り組むことといたしております。さらには下水道事業との関連の受託事業についても、工事方法や執行体制の見直しの中で、下水道部門との連携を図りながら、積極的に推進してまいる所存であります。

 それでは、予算の内容についてご説明申し上げます。第3条予算の収益的収入及び支出では、水道事業収益44億8,910万7,000円、水道事業費用44億1,242万4,000円を計上いたしております。水道事業収益では、水道料金等の営業収益41億8,128万6,000円、加入金等の営業外収益3億764万5,000円を予定いたしております。水道事業費用では、営業費用として原水及び浄水費15億4,662万4,000円、配水及び給水費6億5,862万7,000円、受託工事費7億7,335万4,000円、減価償却費6億266万1,000円を中心に39億7,697万6,000円を計上いたしております。営業外費用では企業債の支払い利息3億9,976万8,000円、消費税2,800万円を計上いたしております。以上の結果、収益的収入及び支出の収支は7,668万3,000円の黒字予算となります。

 次に、第4条予算の資本的収入の方では、上水道事業債7億7,500万円、上水道施設協力寄付金1億2,624万4,000円、工事負担金2,269万9,000円を予定いたしております。

 次に、資本的支出につきましては、第6次新設拡張事業費として明星町配水池建設工事費や配水管布設工事費等で2億9,413万9,000円、施設改良費として老朽管更新に伴う配水管改良工事費、舗装本復旧工事費及び浄水施設改良工事費で9億7,019万3,000円、企業債償還金といたしまして3億1,702万9,000円をそれぞれ計上いたしております。

 以上の結果、資本的収支における不足額6億8,307万5,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補てんすることといたしております。

 以上が平成12年度宇治市水道事業会計予算の概要でございます。よろしくご審議を賜りご可決いただきますようお願い申し上げます。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 これより質疑に入ります。質疑のある方、挙手をお願いします。浅見委員。



◆浅見健二委員 実は前にも一つ聞いたことがあるんですが、私の方の高区配水、私の方と言いますと宇治市大久保町なんですが、高区配水がいまだ低区配水なんだけれども、それは中継地の問題があるというふうに聞いておったわけですが、一部高区配水が入っているのは、いわゆる水道を供給するに何ら支障がないというのは、どういう理由からなんでしょうか。

 それから、今現在、配水管の布設がえ、いわゆる石綿管の取りかえとか側溝の改修など含めて、積極的に石綿管の取りかえをやっておりますが、そのときに13ミリから20ミリに長年の経過の中から無料になりました。しかし、過去の分で有料であったときに、13ミリそのままのほったらかしになっている家が、新たに側溝改修とか、そういうことで路面を掘り返すときには、そういう有料か無料かは別にして、既に13ミリのフレキをつけかえてありますけれども、20ミリにしませんかというPRなど含めておやりにならないんでしょうか。

 それから、ちょっと勉強不足で申しわけないんですが、規制緩和による業者の状況は、いわゆる個人業者の変わりがどういうふうに変わっているか、教えてください。

 それから、例の消防用地に関する下居72番地の問題なんですが、この土地の交換契約をされた主な理由は何なんでしょうか。

 以上、とりあえずそれだけ聞いておきます。



○矢野友次郎委員長 答弁はできるだけ簡潔、的確にお願いをいたします。西参事。



◎西康夫水道部参事 浅見委員の大久保地区につきましては、今現在、低区の配水をしております。高区につきましては、広野浄水場に中区の配水池を新設いたしました。現在、流末のところ、太い管を入れる工事を来年度も予定いたしておりまして、その状況を見る中で、水系の切りかえをやっていきたいというふうに考えております。

 それから、側溝改良の水位修理等での給水管の13ミリと20ミリの問題ですが、現在、すべてについて20ミリでメーター手前まで給水管の工事をしております。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 指定業者の状況につきましてご説明させていただきたいと思います。平成10年度から水道法の改正がございまして、これまでの公認制度から指定業者制度に変わったわけでございますけれども、この3月現在で申し上げますと、市内業者が47社でございます。市外業者が93社、合計140社が指定業者の登録をいたしておりますけれども、実務の面で言うてまいりますと、従前の業者が対応するのが圧倒的に多いというふうな状況でございます。

 それともう1点は、下居72の土地の交換の理由についてということでお尋ねがございましたが、これにつきましては、確かに平成7年11月17日付で交換契約を締結したわけでございますけれども、これは前に総務委員会でもご質問がございまして、同じようなお答えをさせていただいたと思いますが、実は下居の配水池の土地が、もともと地元の方々含め、6名ほどの方の所有者があったわけですけれども、その方の土地を買収をしましたことから端を発しまして、その奥側で、なお従前の旧の所有者がお持ちの土地があったわけです。それを開発するについて、いろいろ役所の水道部の方に協議があったわけでございますけれども、その後、その土地の所有者が他に転売をされまして、平成5年当時から開発をしたいということの協議があったようでございました。一部、道路敷としてどうしてもひとつ協力してほしいということの要請がありまして、当時いろいろ検討されたようでございますが、最終的には地元合意が必要ということ、それともう一つは、それにかわって代替地としての土地の提供を求めたいという問題、それからまた隣接する農地の所有者の合意、こういったことを条件としながら相手方と協議をされたような経過がございました。最終的には、一応、当時、地域の地元の方から、とりわけ、がけ地の問題の対応について、何とかしてほしいというふうな要請もございまして、たしか平成6年だったと思いますけれども、市議会でも何とか対応しなければならんということで、その請願を採択されたような経過も踏まえ、やはり開発と同時にがけ地の保全対策としてひとつ協力していこうというふうな立場の中から、水道部としては交換に応じたというふうな経過でございましたので、ご報告をさせていただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 私の今、高区の配水を聞いてるのは、一部高区の配水が低区の地域に行われておるけれども、それは何ら支障がないのですかということを聞いているんです。それは、行われてなかったら行ってないと。大久保町北ノ山の周辺は多分高区配水だと私は理解しておるんですけれども、間違っとればそれは違うというように答えてもろたら結構なんで、支障がないのかということを聞いておるのであります。

 それから、20ミリが石綿管の布設がえによって無料になったことは、よう知っています。やかましく言ってしていただいたんですから。しかし、かつて有料でやっていたときに、お金を出すのはかなわんから、13ミリそのままでほったらかしてはったところがあって、今度側溝など改修するときに、新たにやっぱり今から20にするわと言うてもろたら、舗装の復旧費とかそういうものが要らないわけやから、そういうPRもきちっとやってはるのですかということを聞いてんですわ。20ミリは無理やいうことはよう知っていますがな。せやから委員長、的確に答弁してもらえるように言うてください。僕の方は的確に言うてんねんけど、相手が不的確ですわ、これ。

 それで、市内47、市外が90何ぼありますけれども、このことによって水道の中でいろいろトラブルがあるとか、例えば、緊急の当番なんかはうちはやらへんでとか、そういうことも含めて困っているような事例はありませんかということを聞いておる。なかったら、全然支障ありませんというふうに答えてもろたら結構ですから。

 それから、私がその土地の交換のことを聞いているのは、何の目的を持って交換をなされたのですかということ。今の次長の答弁であると、マンションを開発するために交換をしたというふうにしかとれないわけなんです。せやから、例えば水道部が水道用地を購入して配水池か何かにしようと思っている、しかし、前に道がない、道はAさんが持ってはんねやと。せやから宇治市の水道部が持ってる土地とBさんと話をして、いいですよということになったら道が通じて、その土地が生きてくるということで、お互いが水道部としてメリットがなかったら、交換しませんわ。これやったら、開発業者が開発しやすいために用地の交換に応じたというふうに私は思うんですけれども、そういうことではありませんかということを聞いているんです。



○矢野友次郎委員長 答弁ください。西参事。



◎西康夫水道部参事 浅見委員のおられる大久保町北ノ山につきましては山城低区の水系が入っております。特に支障はございません。

 それから、側溝改修などの20ミリの問題ですけれども、水道部の方で、水道部の費用で、そういう改修のときには20ミリで水道部の費用で行っております。特にPRはしておりません。



◎松本光夫水道部次長 最初は指定業者の問題ですけれども、特に業界の中でそういうトラブルがあるというふうには認識はいたしておりません。あわせて、漏水関係の方でも、これまでですと市内の業者、全社出られるところというふうな状況でございましたが、そのときにはかなりたらい回しもあったようなことも話で聞いておりましたので、昨年からは東と西に完全に専任の業者を割りつけまして、その中で対応しておりますので、市民の方々からも速やかになったということではご連絡等いただいております。

 それから、下居の72の土地の件ですけれども、水道部としてどういうメリットがあったんやということですけれども、確かにおっしゃるように開発絡みの関係で相手方とも協議をし、進めたということは、一面では委員さんおっしゃるところも否定はできませんが、最終的には我々市の方といたしまして、防災対策の懸案の問題が進むということを含めて、水道部としてこの判断に至ったというふうに思っております。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 高区配水の件はわかりました。ちょっと私の思い違いだったようです。

 20ミリの関係で私が聞いているのは、今現在、石綿管から鋳鉄管におかわりになるときは、13ミリから20ミリにするのに無料でやってもらってます。ところが、過去は有料でした。7万何ぼとるとか、とらんとかいうことがあって、それは実際かかるんですけど、何もしないところは、お金払うのかなわんとこは13ミリそのままになっています。それを今度、側溝改修なんかするときに、今やったら20ミリにさわるとこんだけでいけますよとか、ということは舗装の復旧費とかそういうものがかからんわけですから、そういうPRをなされてますかということで、おたくの方は、今ちゃんとやってますということやから、僕の認識違いだというふうに理解していいんですね。業者のことはわかりました。

 私がわからないのは、なぜ宇治市の水道部の企業会計が宇治市が本来取り組むべき仕事に関与しなければならないのかということなんです。しかも、相手方にこの契約の締結後、対象土地を甲の、甲というと宇治市水道部ですね、の承諾なしに第三者に譲渡し、または対象土地を所有権以外の権利を設定、もしくは物件を設置してはならないと、こういうふうに相手方には厳しく交換した土地の使用方を認めておるのに、なぜ宇治市は、自分のところが交換にもらった土地を簡単に京都府に寄附して、まだ土地も分譲というか、資材置き場か何かで分け与えるということになるんでしょうか。さきの議会の答弁では、資材置き場として交換したという管理者の答弁がありました。今、次長が答弁した答弁ではございませんでした。しからば、資材置き場として一体、今の用地と交換した用地とどちらが便利なのか。それとも、その用地が資材置き場として何回使われたのか。そして、その進入通路には宇治市水道部が言うように、工事をせよというふうに明記をされておるんですが、その工事がどれだけ進んでるのか。それからさらにはまた、この契約に対してなぜ宇治市の水道部が下居の74の5ほか、4筆を宇治市の水道部がなぜ寄附を受けねばならないのか、この辺については私わからないんです。本来的にこのがけ地対策工事をするのは、宇治市と京都府でありまして、こういった寄附を業者から受けることは、宇治市がお受けになったらいいことであるのに、なぜ水道部がこれをお受けになって宇治市の方に渡さないかんのか。さらには、この契約ができないときについては、宇治市水道部または業者が本契約を定める義務を履行しないときは、宇治市水道部または業者が本契約を解除し、当該土地の返還を求めることができる、こういうふうに明記してあるのに、今言った、無断で向こうの交換した用地をさわったばっかりに、もとどおりに戻してもらえないという現状になってきているわけですが、相手方には厳しいことを申し上げて、自分の方は勝手に京都府へ寄附したり、さらにはまた一部割愛して京都府へ有償で渡すというような交渉をなぜお進めになるんですか。そのときになぜ相手方の業者に、こういうことをするけれども、おたくのマンションが建たない場合については、これはこういう状況の中で返還に応じてくれよという話を、なぜおたくはやらなかったのでしょうか。

 以上。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 何点かご質問いただいたわけですけれども、交換した土地同士の利用の価値観の問題ですけれども、これにつきましては、浅見委員さんも現地の方をご視察いただいておわかりいただけたと思いますけれども、一応今、竹なんかが生えてる場所を市の方は交換によって相手方に渡したわけです。それともう一つは、片方の交換によって受けました土地については、確かに従前同じような原野状態の土地でしたが、それについては、一応交換時、既に整地、あるいは伐開もされました上で、従前管理者がお答え申し上げましたように、資材置き場としていつでも使えるような状況の土地であったというふうな中で判断をされたものだというふうに思っております。それとあわせて、これまで使ってきたのかというお話でございましたが、残念ながら交換後、市の方でまだ使ったことはございません。それと契約解除の条件でございますけれども、確かに相手方にはかなり厳しいいろんな条件をつけております。それはあくまでも相手方の履行行為を促すということも含めての意味合いであったというふうに思いますけれども、一応、市の方としては、確かに中身からしていくならば、片方の方は有利やないかというふうなご指摘もございましょうけれども、この交換に至る背景というものが、市としてはあくまでもがけ地保全の対策のための一手法としてこういう考え方をとったというふうな背景がございますので、それについては相手には厳しく求めていくということが当然であろうというふうに思います。

 それと交換地以外の寄付の件でございますけれども、これも契約書の中から言うていきますと、あくまでもがけ地対策として市が有利に作用しようというふうな思いがあったものだというふうに思います。それと開発をしないということで、なぜ返還要求をしなかったんやというふうなお話がございましたが、それは確かに委員さんもご指摘されておりましたように、既に交換によって市の方が受けた土地でございますけれども、市の方が受けた土地につきまして、これも保全用地ということで、既に一部、市の方から京都府の方に防災対策用地として一部提供したような経過もございますから、最終的には交換を白紙撤回するということには法律上至らなかったということでご理解をいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 私のおたくからいただいた契約書の中では、交換の土地は、交換した方の宇治市水道部は75の6、75の11という理解でよろしいね。

 これは、今言うてるように、宇治市水道部、甲ということで宇治市水道部が受けたことになってますよ、この契約書。今、市が受けたというふうに言わはったけど、宇治市水道部が受けたことになってますよ。それから、今言うてるように、相手に契約を履行させようとしてきついことを言うたということなんやけど、自分とこも契約履行せなあかんのちゃいますか。相手にきつく言うということは、自分もきつい条件をのむというのは、これは相手を下に見て、相手はやりよらへんやつやと、せやからきつく言うとくねやと。うちはちゃんとやんねやというようなやり方で、自分とこはええかげんにしておこうというのは、水道部としてよくないんじゃないんですか。やっぱり契約というのはある程度対等の立場がないと、おれんとこも決まった限りはこれを守るし、おまえんとこも守れよというのが筋合いのもんじゃないんですか。だれが見たって、あの土地が資材置き場にあそこで利用しようと思ったらできる土地ですわ。わざわざぐるぐるっと回って、がけっ縁の端に交換せんならんという要件は何もありません。いわゆる業者の開発に手をかした、それに付随してがけ地もうまくやろうということがあった。せやから、もう一つの開発の方の契約では、下居の16の3、70の2も開発後は宇治市に帰属するというふうになっているわけですから、宇治市としたら、その土地はもらえるわ、向こうの裏の土地はもろたわ、両方とももろたから得やという考え方をしたんじゃないんですか。そして、先ほど申し上げましたように、下居の70の10以下4筆はなぜ水道部が受けないかん土地なんですか。それじゃ、おたくの方が注をつけて、これは宇治市に寄附をするようにというふうに言わはって、宇治市は宇治市で勝手に交渉しはってんや、うちは知りまへんねんというのが、今までの行政が持ってきてる建前だと思うんですがね。

 それから、お答えがなかったけれども、いわゆる交換した土地の工事については、宇治市水道部の指導によるとありますが、どんな指導をなされているのか。今、草ぼうぼうで入れそうなところではないみたいな気がするんですけれども、ちょこちょこ資材置き場として、物は持っていってはらへんけど、見にいってはるのかどうか。その辺は私にはわからないんですが、結果として、ここにありますように、信義を重んじ誠実に本契約を履行しなければならない、これ、信義を重んじたんですか、業者は。結果として、マンションを、どういう理由であきらめたのか私知りませんよ、あきらめて、あの用地が消防の方にという話もありましたけれども、今回いろんな関係で断念されて、よい土地になった、公の道に通ずる土地になった、奥の土地が物すごく価値が上がったということしか残らないんじゃないですか。その辺についてお答えを願いたいと思います。

 それから、乙は、開発行為の変更をする場合は、甲の了解、いわゆる乙というのは開発業者、甲は宇治市水道部ですね、これはやめも変更になりますね。了解を得るものとするとは、「はい、わかりました」という了解をしたと、こういうふうに理解をするんですか。

 以上。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 何点かのご質問でございましたが、交換をして渡した土地でございますけれども、従前の処理をされた経過を見てますと、おっしゃるように都計法32条の事前協議に基づきまして、最終的には宇治市の方に帰属するということが考え方の前提にあったものだというふうに思います。

 それと、通路の工事の件ですけれども、これは交換によって受けた土地以外に、進入路として寄附を同じく相手方から受けているわけですけれども、その部分につきましては、一応、車の出入りなんかができる状態になっております。もう一つ、それ以外で寄附を受けた部分については、あくまでもがけ地の一部の中に包含されている公図上の土地だというふうに思っています。

 それから、対等の立場で本来交換しなければならないんやないかということをおっしゃっておりますが、確かに契約書の文面から見ていきますと、信義誠実の義務ということで第1条で書いておりますように、お互いにこういう条件を満たして交換をするということを基本的に了承されたものでございますので、それが対等の立場であるかないかということの判断は、私はする必要はないというふうに思っております。

 それから、交換の当事者として、どういう見方、考え方をするんだというお話がございましたが、あくまでもそれ以外のがけ地の問題は、本来市がやるべき内容のものでございますけれども、確かにこの土地交換に始まって、そういう問題を契約当事者の一員として裁く方がいいという判断の中で、先ほど申されました寄附関係の土地の問題、あるいはまた、がけ地の交換によって受けた土地の問題、この辺は契約当事者の判断の中で、市にかわって水道部の方が対応したということだと思いますので、ご理解いただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 あと1つ、これによって土地の単価が云々というようなことも質問の中にはあったように思うんですけれども、それについては。松本次長。



◎松本光夫水道部次長 失礼しました。土地の価格が、これまで道路に面してない土地から面する土地になったということについては、全くそのとおりだと思います。



◆浅見健二委員 私は、先ほど聞きましたけれども、事業に変更を来したときは、相手の承諾を得るというのを、承諾があったのですかということも委員長、聞いたように思うんですけれども、お答えがなかったと思うんです。

 それから、それではこの土地交換契約書は、近隣のがけ地崩壊対策をスムーズに行うための用地交換に応じたということが目的じゃないんですか、この目的、何にも書いてませんやんか。目的なしで用地交換を宇治市はするんですか。これによれば、仮称京都宇治マンションの開発にかかわる用地に関して、相互にその所有する土地を所有権移転する目的。所有権移転する目的をもってて、そんな目的があるんですか、土地を交換するときに。所有権移転をする目的をもって次の条項にという、所有権移転をする目的なんていうのは、土地の交換の目的にあるんですか。この条文を見れば、明らかに京都宇治マンションの開発に協力をしたという目的ですやんか。宇治市はそういう開発業者に協力するんですか。それは、がけ地対策もありますよ、せやから、よう開発に従って、近隣の側溝直せとか、近隣の配水池をどうせいとかいうのは、今まで開発指導の中でありましたわ。せやけど、これやったら、マンションを建てさすために所有権移転をしたという目的じゃないんですか。それだったら、初めからがけ地崩壊対策をもって、こんだけを寄附してもろて、こんだけを相手に与えると、宇治市もこれで近隣の皆さんようなる、これやったら業者は寄附はしたけれども、がけ地対策はやってもらうわ、上は値打ちのええ土地になったわ、それはもちろん下の人の安心感はありますよ。ありますけど、業者はええことずくめですやんか。今度は大きな顔して開発できますやんか。この開発みたいのは、言うてみたら承諾を求めるって、どんな承諾を求めたんか知らんけど、今言うてるように、相手方は多分、もうこの土地はおれのところ渡したときの土地になっとらへん、せやからあかんのや、こういうふうに言うてはんねやと思いますよ。せやけど、そんなもんがけ地崩壊対策をするのは決まってるんでしょう。なぜそのときに相手方にそういうことをお聞きにならないんですか、水道部は。そうやないですか。これは、「うちはこういうふうにするけれども、もしおまえところのマンションがあかんようになったときは、これとこれとはもとに戻すで」ということはなぜ言わないんですか。相手方にきついこと求めてはんのに、自分とこえらいやわらかいですやんか、自分とこは好きにするけどおまえはあかんぞと言うて、簡単に言うたら、あっちの土地ももらえるわ、こっちも宇治市に帰属されるわ、両方ともええわ、これはうまい話やということが、結果としてこういう結果を生んだんじゃないんですか。

 以上。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 失礼しました。すみませんです。計画が中止になったとき、変更する場合、すなわち甲の承諾が必要ということの内容に確かになっています。相手方からも、こういうことで中断しますということの正式な申し入れはあったような記憶はございません。

 それともう一つ、交換の目的ということでいろいろご意見いただいたわけでございますけれども、確かに交換契約書の前文の中では、そういうことは具体的目的の中に明記をされておりませんが、交換の目的というのは、相手方と市の方と2つ都合があったというふうに思います。1つ、市の方は、契約書の条項の第12条、特約条項に書いておりますが、その第5項で寄附を受けた物件が京都府、宇治市が工事等で必要とする場合は云々かんぬんということを書いておりますので、すなわちこれは防災工事のことを指しているわけです。水道部の方としましては、防災の事業に寄与できるということの一定目的がございますし、あわせて相手方は開発に伴う進入路として確保したいという、この目的の相関関係の中で一応契約が成立したものやというふうに思います。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 そしたら、本来的には水道部が用地交換をすべきものではないわけですわ。宇治市が水道の用地を買い上げるなり何なりして防災対策にすべきのものです。ということは、企業会計が赤字になったら宇治市は補てんしてくれるんですか。それは地域のためだということは、それはありますよ、ありますけれども、本来的にやるとこは宇治市でしょう。それを口実に管理者は、資材置き場として適当だという答弁をなさっているのは、それもひとつあったのかもしらんけれども、主な目的は、今、所有権移転をすることをもってじゃなくて、がけ地崩壊対策もスムーズに行わすために用地交換をした、宇治市の要請に基づいてということになるんじゃないんですか。これは答弁要りませんけど、そういうふうに私は思います。

 したがって、今、開発業者の方から何にもなかったと言うんなら、契約書に従って、どうしてくれるんやということを何かお言いになったのでしょうか。これは、時間がもう遅いですから回答は要りませんけれども、それは後日きちっと報告をしていただきたい。

 いずれにいたしましても、私は自分で勝手に思うのやけども、あっちの土地も宇治市のものになったと、こっちも宇治市のものになんねやと、そう思ってうまい話に乗ったと。水道部と宇治市が、結託というのはちょっと言いたくないですけれども、一緒になって、損するものは何にもない、向こうは余分にもらえんねやということが、いわば思惑としてあったとしか言いようがない、こういうふうに思います。これはもう答弁は要りません。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 実は今の浅見委員と同じ質問なんですよ、この下居のところなんです。ほとんどおっしゃったから、浅見委員が、重なる部分はできるだけ省きますけどね。この契約書ですよね。私、たしか、これ平成7年だったか、8年だったかの決算で聞いた覚えがあるんですよ。そのときは向井管理者でした。まだ松本次長いらっしゃらなかったかな、と思います。そのとき聞いたら、それは私ね、あんまり不思議な話やから頭にあるんです。ほかのことはよう忘れますけどね。マンションの開発に協力するとはっきりおっしゃったんですよ。今、浅見委員にお答えになったような、後からのがけ地対策なんて絶対おっしゃいませんでしたよ。私、それは頭にあるんです。

 私、個人的なこと言って悪いけれども、下居の10の15番地に昔から住んでたし、あそこが危ないことは昔から有名だし、今さら風評被害もないんですよ。年中いろいろ竹が落ちることもあったしね、だから、あそこは何とかせんならんと言いつつ、ちょうど金光さんの裏がどさっと落ちたときに、それも一辺取り上げた覚えがありますけれども、とにかく危ない土地だったんですよ。だから、あの上に水道用地があることも知ってました。それが何であんなところが、一番奥の、これ、私が、勝手に個人で用意した資料ですけど、この1番、金光さんの真上の、まだ本町通りの方に出っ張ってる、今もう、ダーッと工事している、ほとんど土木の工事が済みかけてるとこで、ようようご存じやと思いますけれども、ここですよね。ここと交換しはったわけやね。何でこんなところに水道部の用地がいくのか、全くわけがわかりませんでしたわ。ここと交換してね。そのときはっきり向井管理者はお答えになったんですよ、マンションの開発に協力すると。そんなことを市の水道部がしてもええのかと聞いたら、できるとおっしゃったんですよ。ここはマンションの開発が終わったら、ここは市道にして業者から寄附してもらうから構へんねや、どうもないねやと、それがこの契約書ですわ。まことに不思議やったけど、私はあのときもっと追及したらよかったけど、こんなことになるんやったら、もっとあのとき言うてたと思うけど、まさかこんな消防用地でもめるとは思わなかったから、あのときそれで引き下がったけれども、今にしたら、こんなおかしな話ないですよ。今、浅見委員さんがほとんどおっしゃったけど、今、用事なくなったんだから、しかも市は開発協力金返したんでしょう。何で返さないんですか。何でもとへ返さないの。それができないんだったら、今ここどうなっていますか。ちょっとここの土地、今どうなってるかおっしゃってください。何してます、今、あそこの土地。今の話では、一遍も資材置き場には使わなかったとおっしゃいましたね、この間。じゃ、今どうなってます、あそこ。ちょっと答えてください。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 交換によって受けた方の土地ですけれども、これにつきまして、現場の方もごらんいただきましておわかりいただいたと思いますが、保全工事のための資材置き場と進入路に現在なっております。あわせて一部につきましては、既にがけ地の安全対策として、安定勾配をとるための用地で、既に事業地に一部は変わっております。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 ですよね、つまり75の5番というのも、これもがけ地対策で全部とられていますよね。今は、府土木の業者が入ってやってますわね。ざっと資材置き場になっていますわ。じゃ、後これ、お使いになりますか、市の水道部として資材置き場としてお使いになりますか。答えてください。お使いになる予定がありますか、きっちり使ってもらわな困るんですよ。こんな大騒動して、使えますか。答えてください。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 今のところは京都府の工事の関係で事業地で提供したり、工事ヤードとして使っていただいておりますが、これが工事終わった段階では、水道部の財産として活用したいというふうに、思っています。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 よう言わはりましたな。このことはよう覚えておきますよ。今度は議事録あるしね。前は議事録なかったから私も悔し泣きしたけど、じゃ、ここは本当に交換しないんですか。こことこことはもう交換しないんですか。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 実は交換によって渡した方の土地なんですけれども、こちらの土地について、ここ最近ですが、所有権の移転をしたことが判明しました。したがって、これについては交換条件に反しているということも言えますので、相手方に対して今、市の方の顧問弁護士を通じました上で、ことの対応を当たっている最中でございます。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 それやったら、その顧問弁護士を通して、即刻に、早くもとへ戻すべきやないですか。こんなとこ使うって今言わはったけど、本当に使えますかこんな不便なところ、どないして使うのほんまに、ばかな話しないですよ。



◆浅見健二委員 委員長、議事進行。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 私が、その土地をマンションの開発にせえへんのやったら、もとどおり戻すべきではないかと、ここに譲渡または云々と書いてあるやないかと、どうなんやというて聞いているときには、「他に転売して、こんなんなってるから、弁護士と相談して訴えている」と、こういうふうに委員長、答えなあかんのちゃいますか。後の方に答えたって構へんけど、本人が一生懸命聞いてんのに、そのときに答えやんと、僕はたしか、ここ言いましたよ、「甲または乙が本契約の義務を履行しないとき本契約を解除し当該土地の返還を求めることができる」とあるけれども、どうなんやと言うて聞きましたやんか。ほんなら、それは僕の聞いたところによると、もう既にさわってる、さわってるからあかんと言われたと。ほな何で相手方にはきついこと言うて、自分とこは何でこんなしてんねやということも僕は聞きましたやんか。そんなんあんたあきませんで、そら。



◆足立恭子委員 そうですよ、答弁違うんですよ。浅見委員さんに答えはったんと、今、私に答えかけはったんと違うんですよ。どっちがほんまなんですか、それはっきりしてもらわんと、たかだかこんだけの土地か知らんけれども、もともとは水道部の土地やないですか。そんなええかげんなことで振り回してしていいんですか。公共用地ですやんか、これかて。ちょっとはっきりしてください。

 それから、昔のことになりますけれども、確かに今、松本次長、がけ地対策、特にこの12条ですか、がけ地対策とおっしゃったけど、それは本当に後からの弁明ですわ。そんなこと私、平成7年か8年に聞いた覚えがない。がけ地対策と言うんやったら、この業者が、東洋産業でしょう、業者がお金を出して、ちょっとえらい突っ込んだこと言うけれども、地元にもお金を出して、町内会にもね。そして当時のここの第7連合町内会の会長は今の市長じゃないですか。元議員さん、町内会長。そのときのことですよ。連合町内会にも地元にもお金を東洋産業は出してますわ。そして地元がもらったお金と、そして東洋産業ももちろん出す、そしてがけ地対策ですから、民有地ですから、ここの人もお金出してはりますわ。そうしてがけ地対策はすると言うて、やってきはったんですよ。ところが、あんだけすごい崩落にもなってきたし、金光さんの裏もあの後からダーッと落ちたりしたから、京都府としてもきちっと入らなあかん言うて、今入っていますけれども、府も市もお金出してるけれども、そういうがけ地対策ということは、そのときにはおっしゃってませんでしたよ。やるんだったら地元やらでやっていこうということで、そのときには連合町内会長であった当時の久保田氏、今の市長、何度も地元の町内会に入って説明してはりますわ。その資料は残ってますよ、今私ここには持ってないけれども。だから、本当にマンションを建てるために、そういうふうに協力しはったんですよ。地元も、あんなところに7階建ても建ったら危ないけど、かなわんなと思いながら協力しはった。だけど、とうとうマンションは建たなくなった、業者の都合でね。やっとこの春ですか、市も開発協力金を業者に返した。だったら、交換するのが当たり前じゃないですか、ここ。だれが考えたって交換するの当たり前やないですか。それを後から、がけ地対策でどうのこうのって、そんな妙な弁明しはるもんやないですよ。既に75番の5いうたら、細長い土地ですけど、がけ地対策になってるし、本来の用地から言うたら、少しは削られてるし、こんなとこ、今さらずっと永久に水道部が用地として、資材置き場として持ってて、こんな不便なとこ、どないしてすんのほんまに。そんなばかなことよりも、きちんとここを交換すべきなんですよ。そして浅見委員さんに今答えはった答弁と違うんですから、きっちりここをしてください。



○矢野友次郎委員長 先ほどの議事進行出ました、答弁の違いの分と、それから今の足立委員の分と合わせて整理してお答えください。松本次長。



◎松本光夫水道部次長 まず、足立委員さんの方からご指摘あった点についてお答え申し上げたいと思いますが、先生の方もたしかこの前、資料請求ということで、当時の契約書のコピーをお渡しをさせていただきました。これは平成7年11月17日に契約を締結されているわけでございまして、その中の第12条の5、この項目で寄附する物件について云々かんぬんを書いているわけです。ということは、少なくともその当時にがけ地保全対策としてこういう条項が入ったということは明らかでございまして、今、私、物事をつけ加えた上で申し上げているというふうなことは全くないということだけは断言をさせていただたきたいと思います。この契約された当時からこういう背景があったということは、この12条の中でおわかりいただけるというふうには思います。

 それと答弁の食い違いということでご指摘いただきました。交換契約を白紙撤回なぜできないかということで、先ほど浅見委員さんにご答弁させていただいたとおりでございます。今、足立委員さんに私がご答弁させていただきましたことは、あくまでも所有権移転されたことに対する問題として、今、弁護士を通じて協議をしているわけです。したがって、契約の白紙撤回の問題、これとは内容が違いますので、そのことについてはお含みをいただきたいと思います。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 そういう細かいところまで聞かないと、1つ1つぱしっと聞かないとおたくの方はご答弁なさらないんですか。私は、白紙撤回ということは、もとへ戻すように、権利委譲も含めて、こういうこと書いてあるやないかと。せやから他に委譲したときは返すとか、そういうことも書いてあるから、もとへ戻さへんのかと、せやけども、こっちの土地が、もう既に交換してもろたときと様式が変わってるからあかんと言われてんねやろという質問をした。なるほど、あなたが開き直って言わはるんなら、そのとおりだろう。しかし、権利委譲もしたらいかんて書いてある。せやからあんたが、権利委譲今しはりましたから、こうしてますと言うてご答弁なさっても何も不思議ないんじゃないですか。そういう答弁をやっぱりわかりやすいように、1しか聞かへんさかいに1しか言わへんねやというんじゃなくて、ときには1しか聞かへんのに、5も6も向こうの方からずっと言うてはるところもようけあるわけやから、やっぱり議員の質問している中身を酌んでいただいて、適切に答弁を願いたい。もう質問しません。終わります。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 まとめますが、それでしたら、今、次長おっしゃったようにきちっとできますね。それもう一辺確約したいんです。今、最後におっしゃったでしょう。顧問弁護士を入れて云々というの、もう一辺ちょっとはっきりおっしゃってくださいね。そしたら、もとへは戻せるんですか。もう一辺確認しますわ、また答弁ごろごろ変わったらかなわんし。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 大変説明がまずくて申しわけなかったと思うんですけれども、今、弁護士さんの方と相談させていただいてますのは、交換によって渡した土地の所有権が、その方以外の第三者に移った、この行為に対する問題として今協議をしているわけです。あと、この点、どういう形で所有権の保全問題を整理するかは、弁護士あたりもいろいろ相談に乗っていただいた上で整理したいと思いますが、従前の交換契約を白紙撤回に基づいて戻すということは、交換の当時の条件が既に形状変更されているという点からしまして、非常に難しいということは弁護士の方からもレクチャーをいただいております。ただ、所有権移転にされたことに対して、またいろんなあらぬ問題も生じますので、とりあえずはもとの状態へ戻さした上で、今後も我々として、またいろんな考え方を整理さしていきたいというふうに思っています。



○矢野友次郎委員長 足立委員。



◆足立恭子委員 とにかくその点について協議をする、その結果は議会にきちんとまた報告してもらえますね。これ、済んだことやから、もうここに消防用地が来やへんからということで済む問題ではないんですよ。重大な問題なんですよ。水道部は水道部として。だから、きちっとその後始末の報告はしてもらえますね。今度はみんな議事録が残ってるから、妙な弁明や言い逃れはしてもろたら困るんやけれども、きちっと残してもらうと、今おっしゃった協議については結果は報告してもらう。

 それから、一遍しかるべき資料、交換したところの、何番地まできちっと入れてどうなってるか、図でいいから資料として一遍出してくださいな。これほんまにわずかな土地でもあるかしらんけど、重大なことなんです。

 それから、これは今後のため、これ、向井管理者のときにこういうことが発生したんですけれども、ちょうどこのときに市長もこうして第7連合町内会の会長でおられて、間に入ったというふうなことがありますから、余計今度のことで私は疑惑を持っているんだけれども、万が一にもこれは確かに民有地の、民間の、民民の問題ではあるけれども、だけど、こんな間に入って水道部の用地を交換のために提供してやる、そんなこと、ほんまに必要であるかどうか、何でそんなことに一開発業者の便宜を図ったのか、この問題が今回の水道用地の問題に尾を引いてるんだと私は思うんですよ。そこまで絶対市長おっしゃらないけど、私は市民も含めて何やおかしいなと、何であんなところに消防を持っていくんかなという疑惑のようなものが、これを知る市民の間では渦巻いてると思うんです。だから、絶対私はこんなことで一開発業者の便宜図るようなことはすべきじゃないと思うんですよ。その点は申し上げといて終わります。



○矢野友次郎委員長 ほかにありませんか。水谷委員。



◆水谷修委員 くどいようですけど、今行ってるのは、第三者に移った名義をもとに戻しなさいという東洋産業に対しての話ができるかどうかの協議をしているということでしょう。これ、法律論からいったら、善意の第三者になった人、手放す義務ないですよね。そんな言うてはるように簡単な話ですか。自信を持って言わはるから、そんな簡単な話ですか。お聞きしたいと思うんです。

 それと資料要求ありましたよね。関係する公図、契約書、我々もろてへんからさっぱりわからへん、何の話ししてはるのか。そしてさらに、開発の覚書、土地の流れがわかるやつね。それだけを資料として全委員に配ってください。

 質問は、ほんまに法律論ってそんな簡単なんですか、ということだけ。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 ちょっと、どうご説明させていただいたらええんやろ、私自身ももう一つ整理がつかへんのですけれども。ただ、交換をしまして渡した土地なんですが、1つは全く相手方が利用されてないという、依然として市の方が占有の状況にも部分的にはあるという問題もございますし、あわせて従前の交換契約に基づいて、交換によって受けた業者の方から新たな所有者に変わった方に対して、どういう経緯を持ちながら、どういう継続性のある話を相手方とされているのかどうか、そういった点の確認も今させていただいている最中なんです。このことについては、一応、事のてんまつがはっきりしました段階では、足立委員さんもおっしゃっておりますとおり、一応ご報告はさせていただきたいというふうには思います。あわせて、私自身、この問題をいろいろ見せていただきました上で、私なりの言葉で、すべて正直に申し上げているわけですから、決して飾ったり、違った発言の仕方をしたつもりはございませんので、その辺だけはご了解をいただければありがたいと思います。



○矢野友次郎委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 要するに、法律論が成り立つかどうかも含めて、まだしているということで、もとに戻すように話を進めているという段階までまだ至ってないわけでしょう。そういうことでしょう。それと、契約書、今見て、私びっくりしましたけど、これ、宇治市の活字じゃないですね、宇治市でこんなん使ってませんね。これ、業者がつくった契約書ですか。そんなことあるんですか、向こうがつくってきて、その契約書に判こをぽんと押したんですか。現物を見て、今びっくりしましたけど、それだけ。



○矢野友次郎委員長 松本次長。



◎松本光夫水道部次長 当然、市としては契約内容をいろいろ吟味しました上で条項については定めているわけですから、当然宇治市がつくったものだというふうに思います。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 この契約書の中に、第12条の4項に近隣町内会並びに住民と交わした約束、覚書については、これを誠実に守るという云々とありますから、この覚書の写しが水道部に来ているというふうに聞いておりますので、提出をしてください。



○矢野友次郎委員長 全部で5件になりますが、よろしゅうございますか。西田管理者。



◎西田清一水道事業管理者 我々2人とも当時のことはほとんどわからん状態の中で、いろいろ調べながらお答えをさせてもらっております。不十分の部分もあるかもしれませんけど、お許しをいただきたいというふうに思います。

 ただ、今、浅見委員の資料要求の関係ですが、これは行政そのものが直接対応している覚書ではございませんので、あくまで地元の住民の方の内容でありますので、これは我々、今出せる出せないということは言えないだろうというふうに思います。この辺はまた内部で検討したい、このように思います。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 これ、覚書が知らんということではないんですね。あるのはあるんですね、そうせんと住民が約束守らへんねんて仮に言うてきたときには、そんなもん知りませんでということにならしませんわけやろ。そやから、住民は、この約束、見ておくれやす言うて、あっ、そうや、うちももろてる、同じやなということでないと、こういう1項が起こせないわけですわ。せやから、水道部にはあるというふうに理解をしているわけやねんけどね。それを調べてとかどうとかいうのはおかしいんじゃないですか。それは、また内緒文書で情報公開になじめないと、こういうことになるんですか。これには覚書については、誠実にこれを守りと書いてあるから、覚書のない限り、守ってるかどうかということは、水道部はわからんわけでしょう。住民が、実はこうこうで守っとらへんねん、どれどれ、第何条や、あっ、そうやなというて、覚書を見て、業者側に、けしからんでおまえんとこ、こんな約束してるやんか、せやから、ちゃんとやらんかいということは宇治市が指導せないかんということになるんではないですか、管理者。その辺で出せるというのが当たり前の話やないですか。



○矢野友次郎委員長 西田管理者。



◎西田清一水道事業管理者 確かに、地元との覚書、これは当然、我々の方でコピーとしてはもらっておりますけれども、ただ、その辺で確かに水谷委員がおっしゃるように、公文書という解釈は、当然できるかもしれませんけど、その辺地域住民との、業者との覚書という問題でもございますので、その辺の問題については、一定我々内部で検討して、どのような形で対応できるのかということをしていきたい、こういうことを申し上げているわけです。



○矢野友次郎委員長 浅見委員。



◆浅見健二委員 公にできないような覚書を、地元が結んだやつをおたくが持ってはるんですか。地元と業者が結んだ覚書を公表できないような覚書をおたくは受け取っていてはるんですかと聞いてるんです。これは答弁要りませんから、そういうことを含めて提出してください。



○矢野友次郎委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 ほかにないようですから、これにて水道部に対する質疑を打ち切り、審査を終了いたします。

[簡易水道事業特別会計]

 次に、簡易水道事業特別会計の審査に入ります。主要な事項についての説明を求めます。西田水道事業管理者。



◎西田清一水道事業管理者 議案第6号、平成12年度宇治市簡易水道事業特別会計予算につきまして、ご説明申し上げます。

 関係する予算書のページは、69ページから78ページまででございます。

 笠取地域の生活用水を確保するため建設いたしました簡易水道は、昭和60年1月より給水を開始し、安定した水の供給に努めておりましたが、笠取地区において新たな水源が確保できましたことから、平成9年度から11年度事業で施設を増設し、給水戸数100戸、給水人口230人、年間給水量35万立法メートルで、野外活動センターを初め、平成12年6月から二尾地区へ給水開始する予定でございます。

 予算の概要につきましてご説明申し上げますと、まず歳入では、水道使用料705万3,000円、一般会計繰入金2,834万2,000円、市預金利子5,000円、合わせて3,540万円を計上しております。歳出では、施設維持管理費で2,014万3,000円、公債費1,495万7,000円、予備費30万円、合わせて歳入と同額の3,540万円を計上いたしております。よろしくご審議賜り、ご可決いただきますようお願い申し上げます。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 これより質疑に入ります。質疑のあります方は挙手願います。藤田委員。



◆藤田稔委員 1点お伺いいたします。笠取地区で今回特養ができるということで、この水源として利用されるやに伺っておりますが、それについてはどの程度供給できるのか。ましてこういう病院みたいなとこですから、かなりお風呂へ入ったり、いろんな水をたくさん使われるというふうに考えられますが、その辺で、飲料水として供給を予定している笠取地区アクトパルを含め、また二尾についてまで、未来永劫まで枯れることがないという自信のもとに供給の契約を了解しているのか、その辺お伺いいたします。



○矢野友次郎委員長 田中主幹。



◎田中均工務課主幹 笠取簡易水道の拡張事業は、今年度で完成いたします。6月から給水開始の予定で取り組んでいます。先ほど言われました西笠取の特別養護老人ホームの給水量ですけど、全体の給水能力が151トンです。先ほど先生言われましたように、笠取、二尾、この地区を給水する中で、今現在、開発の覚書の中で、特別養護老人ホームには1日6トンをお願いしております。あと残りは井戸水でお願いしているところでございます。



○矢野友次郎委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 日量151トン供給して、特養には6トンしか供給しない、6トン以上は出さないということで理解していいわけですね。これの水源151トンというのは、どの辺まで保証あるんですか。井戸のことですから、10年ほどしたら枯渇するということも考えていかなければならないんじゃないかなというふうに思うんですけど、10年したらまた井戸を掘らんならん、またぎょうさん投資せんなんということはないのか、その辺で将来のことをちょっと答えていただきたい。



○矢野友次郎委員長 田中主幹。



◎田中均工務課主幹 その地区は一応320人の給水人口で考えています。それと、総合野外活動センターに50.4立米、あと官公署としまして郵便局と学校、これを入れて今現在、水量的に若干の余裕はあります。将来は、開発の限度にもよると思うんです。先ほど言いましたように、給水人口、最大1人300リッター使われまして、320人までは1日300リッター使われてももつ計算になっています。



○矢野友次郎委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 ほかにないようですから、これにて簡易水道事業特別会計に対する質疑を打ち切り、審査を終了いたします。

[飲料水供給施設事業特別会計]

 次に、飲料水供給施設事業特別会計の審査に入ります。主要な事項について説明を求めます。西田水道事業管理者。



◎西田清一水道事業管理者 議案第9号、平成12年度宇治市飲料水供給施設事業特別会計予算についてご説明申し上げます。

 関係する予算書のページは、99ページから107ページでございます。池尾地域の生活用水を確保するため、給水戸数19戸、給水計画人口35人、年間給水量3,500立方メートルで平成11年度に浄水場及び配水池建設を完了しまして、平成12年6月から池尾地区へ給水開始する予定でございます。

 予算概要についてご説明申し上げますと、まず歳入では、水道使用料52万6,000円、一般会計繰入金807万4,000円、合わせて860万円を計上いたしております。歳出では、施設維持管理費で574万7,000円、公債費255万3,000円、予備費30万円、合わせて歳入と同額の860万円を計上しております。よろしくご審議賜り、ご可決いただきますようお願い申し上げます。

 以上です。



○矢野友次郎委員長 これより質疑に入ります。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○矢野友次郎委員長 ほかにないようですから、これにて飲料水供給施設事業特別会計に対する質疑を打ち切り、審査を終了いたします。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 なお本日の委員会での発言については、速記録を点検し、不適切な発言等がありました場合は、委員長において精査いたしますので、よろしくお願いいたします。

 これにて本日の委員会を散会いたします。

              午後6時31分 散会