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京都府 宇治市

平成14年  8月 市民環境常任委員会(第6回) 日程単位表示




平成14年  8月 市民環境常任委員会(第6回) − 08月09日−06号







平成14年  8月 市民環境常任委員会(第6回)



          市民環境常任委員会会議記録(第6回)

日時    平成14年8月9日(金)午前9時32分〜午前11時48分

場所    第1委員会室

出席議員  宮本委員長、河上副委員長、矢野、長谷川、帆足、小山、金ケ崎、藤田の各委員

説明員   原田助役、乾市民環境部長、青山同部理事、溝口同部理事、岡本同部理事、岡本同部次長、下岡同部参事、片山同部参事、広瀬文化自治振興課主幹、村下同課主幹、斉藤市民課主幹、北尾農林茶業課長、平井同課主幹、三栗産業推進課主幹、妹尾同課主幹、山本ごみ減量推進課長

事務局   小林議会事務局次長、末滝主幹、松本主査

付議事件  1.第12回紫式部文学賞受賞作品の決定並びに『源氏ろまん2002』について

      2.文化会館小ホール照明設備の故障について

      3.全国茶サミット京都大会について

      4.企業実態調査について

      5.第9回全国鵜飼サミット宇治大会について

      6.ごみ定点管理支援事業について

      7.分別収集計画について

      8.住民基本台帳ネットワークシステムについて(委員の発言申し出)

                             (以上、市民環境部)

審査内容

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     午前9時32分 開会



○宮本繁夫委員長 それでは、ただいまから第6回市民環境常任委員会を開会をいたします。

 本日の委員会は、お手元に配付をいたしております会議日程により進めさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

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△1.第12回紫式部文学賞受賞作品の決定並びに『源氏ろまん2002』について

[資料−−−−−「源氏ろまん2002」

        「第12回紫式部文学賞受賞作品」−−−−−参照]



○宮本繁夫委員長 それでは、日程第1、第12回紫式部文学賞受賞作品の決定並びに『源氏ろまん2002』の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。原田助役。



◎原田和久助役 おはようございます。大変おくれてまいりまして、お許しをいただきたいと思います。

 本日、7点にわたりまして、大変暑い中ではございますが、ひとつよろしくご審議のほどお願いを申し上げ、具体的には担当の方から説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。



○宮本繁夫委員長 岡本次長。



◎岡本茂樹市民環境部次長 それでは、報告第1、第12回紫式部文学賞受賞作品の決定並びに『源氏ろまん2002』について、資料に基づきましてご報告いたします。

 まず、紫式部文学賞でございますが、ふるさと創生事業として、市民の提案によりまして、日本を代表する古典文学「源氏物語」の最後の十帖の舞台が本市であったえにしのもと、作者紫式部の名を冠にいただいて創設したもので、これを機に、本市では源氏物語のまちづくりに取り組んでまいりました。おかげさまで、宇治の歴史や文化を広く全国に発信することができ、高い評価を得るに至っておるところでございます。

 平成3年度にスタートをいたしまして、今回ではや12回目の受賞作品を発表することとなりました。ご推薦いただきました作品数も毎年50を超えているところでございます。今回も全国の新聞社や出版社、作家、評論家など、各方面から52作品のご推薦をいただきました。その後、候補作品の絞り込みを行い、去る7月26日に最終的な選考委員会を開催させていただきまして、梅原 猛先生、瀬戸内寂聴先生、竹田青嗣先生、多田道太郎先生、田辺聖子先生の慎重かつ熱心なご議論を経まして、本日の午後、梅原 猛先生にご同席をいただきまして、第12回紫式部文学賞受賞作品の発表をさせていただく運びとなったところでございます。本年度の受賞作品も紫式部文学賞にふさわしい大変すばらしい作品でございます。本市といたしましては、今後ともこの紫式部文学賞を伝統ある日本女性文学の継承・発展と市民文化の振興に寄与するために育ててまいりたいと考えておりますので、皆様方の格別のご支援をよろしくお願い申し上げます。

 それでは、お手元に横長A4の資料がございます。第12回紫式部文学賞受賞作品ということで、今回、受賞していただきます作品、決定された作品は「河野裕子歌集『歩く』」という作品でございます。著者が河野裕子さん、発行が昨年、平成13年8月20日、出版社が青磁社ということでございます。

 著者の紹介がこの次のページに掲げさせていただいておりますが、1946年7月24日、熊本生まれの、現在、京都市の左京区に在住されている方でございます。京都女子大学文学部国文学科を卒業されまして、現在、毎日新聞歌壇、NHK学園、歌誌「塔」などの選者でもあり、現在、京都市の社会教育委員も務めておられる方でございます。大学の在学中に角川短歌賞を受賞されまして、現代歌人協会賞を戦後生まれ初の受賞者として受賞されたところでございます。今年度につきましては、若山牧水賞、これはご夫婦でお受けになり、また、現代歌人協会賞、これは親子で受けられました。4人のご家族のようでございますが、皆さん、この歌のところで全員ご活躍の方々ばかりのご一家でございます。

 その次のページに、今回の受賞されました作品の紹介と寸評を、これは竹田青嗣先生に書いていただいた中身でございますが、掲げさせていただいております。

 特に、この作品は第9番目の作品、歌集ということでございますが、「2000年秋に乳癌の手術を受けた。今度の病気で最も身に沁みたのは歩くということであったと。歩くという、全くあたりまえのことができなくなり、生身のはかなさと、健康の有り難さを思わないではいられなかった」ということで、この歌集をつくっている最中に病気になられて、非常に大変な日々を送られながらつくられたと。この中でこの歌が非常に生活に密着したものとして生まれてきたと。これを大きく評価されたというようなことでございます。主な作品5つほど挙げさせていただいておるところでございます。

 なお、この歌集「歩く」は、先ほど申し上げましたように、第6回の若山牧水賞もあわせて受賞されておるところでございます。

 最後に、受賞の言葉ということで、河野裕子さんの受賞の言葉をいただいております。

 先ほど申し上げましたように、真ん中に「歩くというきわめて当たり前だと思っていた体の働きを奪われて」というふうに書いておりますし、ただ、こういう中でも、「他人の思惑や批判、歌の出来不出来は考えず、思い切って正面から歌いきった」というふうに書いておられるところでございます。

 最後の3行に書いておりますように、この紫式部文学賞の内諾といいますか、内定をいただいたときにご連絡させていただきましたけれども、このときから非常に喜んでおられまして、本当にすばらしい賞をいただくことになってありがたいと、選者の先生方にも心からお礼申し上げたいというようなことで受賞の言葉を収録して掲げさせていただいております

 以上、第12回紫式部文学賞受賞作品についての説明を終わらせていただきます。

 続きまして、お手元に「源氏ろまん2002」という資料を、これは8月2日に実は実行委員会を開催いたしました。そのときに決定された中身につきまして、委員の皆様方にもお配りをさせていただいた中身でございます。一部新聞にも取り上げていただいておるところでございます。

 「源氏ろまん2002」につきましては、例年のとおりでございますが、1枚あけていただきましたところに、5つ大きなイベントの中身が書いてございますが、この5つを中心に本年度も進めてまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 次のページに、基本方針ということで書かせていただいております。今回、第12回目をこの紫式部文学賞、あるいは市民文化賞は迎えたところでございます。特に、昨年と少し客観的な情勢として、昨年の12月、これは7日でございましたけれども、文化芸術振興基本法、これは長らく関係者の間では待たれていた基本法でございますけれども、これが制定をされまして、文化施策は国や地方自治体の責務とともに、実際に、その文化に携わる国民、これのなすべきこと等もうたわれておるところでございますが、これが制定をされまして、この中で、私ども宇治市におきましては、文化のまちづくりとして12年前から「源氏物語のまちづくり」に取り組んでまいりました。この事業は、紫式部文学賞あるいは市民文化賞を核としながら、その贈呈式を彩るイベント、「源氏ろまん」の開催と、ハード事業としての「源氏物語散策の道整備事業」、これを3本柱としてスタートいたしまして、平成10年には源氏物語ミュージアムが開館、同じ年には、宇治に田楽が市民の手により「宇治大田楽まつり」として復活したところでございます。

 特に、この「宇治大田楽まつり」につきましては、14年をもちまして、一応野村万之丞さんの手が離れるという状況になりまして、今、それ以降も続けていけるように、平成13年度に「宇治田楽」というもの、これは宇治でつくられた宇治の市民による田楽でございますが、これを本年度も実施をしていき、また、15年度以降にもつなげていきたい、このように考えておるところでございます。

 また、毎年盛況の「宇治十帖スタンプラリー」のコースにつきましても、将来、黄檗方面に延長いたしまして、黄檗方面のPRと活性化に努めていきたいということで、ことしは一部この健脚コースの中に少し黄檗寄りのコースもつけ加えたところでございます。菟道の厳島神社というのをつけ加えさせていただきました。将来は黄檗方面にずっと延ばしていきたい、このように考えておるところでございます。

 1番目が「宇治大田楽まつり」ということで、開催日時が10月19日でございます。本市の宇治公園を中心に、約6,000人の観客を見込んでおるところでございます。主催は宇治大田楽まつり実行委員会ということでございます。概要として、楽劇「大田楽」、それから「宇治田楽」と書いておりますが、これにつきましては、今先ほど触れたとおりでございます。

 それから、次のページでございますが、コース、行進ルートを書いております。楽劇「大田楽」。これは野村万之丞さんの演出によります楽劇「大田楽」。これにつきましては、スタートが宇治神社の御旅所、これは午後6時に行進開始をいたします。

 それから、「宇治田楽」の方でございますが、午後4時40分に行進を開始いたします。平等院の東門と書いておりますが、南門の誤りでございます。申しわけございませんが、ご訂正をいただきたいと思います。平等院南門からスタートいたします。それで、宇治公園(中の島)でイベントが行われる、こういう中身でございます。

 それから、大きな2つ目といたしまして、「宇治十帖スタンプラリー」でございますが、これにつきましても、事業概要に書いておりますように、「宇治十帖」の古跡を中心に、世界遺産に登録された宇治上神社、平等院を初めとする市内の史跡をめぐる「宇治十帖スタンプラリー」でございます。健脚コースも組んでおりまして、将来は黄檗方面にも延ばしていきたいという中身でございます。ことしは10月26日と27日、そして、11月2、3、4、合計5日間開催をする予定になっております。参加予定としては、1万5,000人を見込んでおるところでございます。

 次のページに実施方法と書いてございますが、基本コースは例年どおりでございます。健脚コースの方に、箱の中に4つ目、東屋、椎本、手習の次に厳島神社というのを今回、つけ加えをさせていただきます。

 それから、大きな3つ目の源氏セミナーでございますが、10月30日、午後2時から3時30分まで、源氏物語ミュージアムにおきまして、同志社女子大学の朧谷 寿先生によります「源氏物語の時代背景」と題して講演を行っていただく、このように予定をいたしておるところでございます。

 それから、大きな4つ目でございますが、第12回紫式部文学賞・紫式部市民文化賞贈呈式及び記念事業でございます。先ほど作品については発表させていただきましたけれども、この11月10日、午後2時から大体5時ごろまでを予定いたしておりますが、宇治市文化センター、文化会館大ホールにおきまして、1部と2部に分けまして、このような事業を行います。1部は贈呈式でございます。これにつきましては、ここに書いておりますように、紫式部文学賞の選考委員の5人の先生方、それから、市民文化賞の選考委員の6人の先生方にご参加をいただく予定になっております。なお、市民文化賞の選考委員といたしましては、籠谷眞智子先生が初めてご参加をいただく、このようになっております。

 それから、第2部におきましては、受賞記念事業といたしまして、テーマについては、まだ未定ではございますが、ここに書いておりますようなテーマを一応参考にしていただきたいと思いますけれども、瀬戸内寂聴さんと林 真理子さんの対談をしていただく予定になっておりまして、お2人のプロフィールは右の方に掲げさせていただいているとおりでございます。特に、林 真理子さんにつきましては、初めて宇治でご講演いただく方でございますが、直木賞作家で、現在、直木賞の選考委員もされている、本当にこれからを嘱望されたすばらしい先生でございます。

 それから、先ほど大きな5つ目に書いておりましたけれども、受賞記念パーティーということで、贈呈式や記念イベントが終了後、午後6時からパルティール京都で受賞記念パーティーを開催をすることになっております。関係者約100名のご出席をいただきたいと、このように考えておるところでございます。

 以上、簡単でございましたけれども、紫式部文学賞の決定の中身、そして、「源氏ろまん2002」の中身について説明させていただきました。よろしくお願い申し上げたいと思います。



○宮本繁夫委員長 これより質疑を行います。藤田委員。



◆藤田稔委員 前の発表のときには、ちょっと発言もしませんでしてんけど、細かい問題でちょっとお聞きしてまいりたいと思います。

 スタンプラリーなんですが、スタンプラリーの今後、黄檗の方面へも延ばすという発表で、今回、厳島神社を健脚コースの中に加えられたということですが、基本コースとしては、これ、いわゆる源氏物語の描かれた由緒あるところを回るということで、この設定はいいんですけども、健脚コースの中へ黄檗を入れるということは非常にありがたい、黄檗に住んでいる私としてはありがたいんですけれども、これが源氏物語にちなむ行事として縁遠くなっていくという批判を浴びることはないのか。そういう意味において、厳島神社を今回入れられて、また、あと、その経過をどのように見ながら、何年かかって黄檗まで行くような計画を組んでおられるのか、その辺について、ちょっと疑問を抱きますので、どういう考え方でおられるか、何年になったら黄檗まで行って、それがなぜ源氏物語に黄檗がつながるかというところについての見解を聞いておきたいというふうに思います。

 もう1点ですが、受賞記念の対談なんですけれども、これもこの間から新聞に、各紙に非常に大きく載せてもらっておりますが、今、次長の発表の中では未定であるということですが、これ、もし、こういうような有名な人が来られなくなったらどうするんですか。これはやっぱり行政としても非常に責任の重い問題じゃないかなというふうに思うんです。こういうことが、発表が先んじて実務がついていかない。実際にこの方が、林さんとか寂聴先生とかがお見えにならなかったらどうするんですか、その辺。



○宮本繁夫委員長 岡本次長。



◎岡本茂樹市民環境部次長 前後しますけれども、2つ目のイベントで対談の先生方、来られなかったらどうするのかということからお答え申し上げたいと思います。

 ちょっと僕、説明不足でございまして、決まっておらないのはテーマということで、大体このようなテーマに沿ってやっていただくことになっておりますが、2人の作家の方の出席については確定をいたしております。申しわけございませんでした。ちょっと僕、言葉足らずで申しわけございませんでした。

 もう一つのスタンプラリーにつきましては、実は、ここにも基本コースと健脚コースというふうに説明をさせていただいておりますものとともに、水に親しむコースとかというものも書いております。一応基本は、先ほど委員さんからもご指摘いただきましたけれども、やはり「宇治十帖」の古跡を回るのがもともとの一番発想でございますし、これが基本だろうと。これを置きながら、宇治市の場合は、宇治上神社と平等院、これが世界遺産にも指定、この間されましたし、また、随分以前から、水に親しむ、あるいは、景色の問題も含めて、宇治が、周辺の市町村、あるいは京都府、全国に誇り得る景観の自慢できるところということで、天ケ瀬ダムなり、その周辺も、あるいは白川、この辺も含めて、今までから健脚コースとして入れておりました。その意味からいきますと、これも宇治市が誇り得る文化財でございます。これは、重要文化財が非常にたくさん黄檗山萬福寺、あるいは、その塔頭の中にございますので、それに向けて、この将来に向けて延ばしていくことは、これは今までの考え方から大きく逸脱したものではないと、このように考えておるところでございます。源氏ろまんとして、これは合っているのではないかな、このように考えているところでございます。



○宮本繁夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 そのような考え方でおられるということはわかりましたけど、源氏ろまんには、僕は合っているとは思わないんです。ただ、これを契機にして、黄檗山を取り入れていくということなら話はわかるんですね、黄檗方面まで。また、黄檗方面の古跡も回っていくということならわかるんですけど。それで、問題は、その辺を取り入れていただくのには非常にありがたいわけなんですけれども、反対するわけじゃないんです。しかし、道路の整備がやっぱりおくれているんじゃないかなというふうに思うわけです。その道路の整備とともに、黄檗方面の古跡を回っていただけるコースとして、この源氏ろまんの基本コースに合わせて取り入れていきたいというような考え方でしたら、これ、非常にだんだんと回っていただく名所もふえることになりますので、まず1点は、やはりそれに対するボランティアの方の募集も大変だろうと思います。そして、道路の整備、この辺はどのように考えておられるのか。そして、最終的には、何年かかってそれをやろうとしているのか。その辺は、まず、やろうとしている限りは、目標の完成年度が考えておられると思うんですが、お答え願いたいと思います、再度。



○宮本繁夫委員長 岡本次長。



◎岡本茂樹市民環境部次長 実は、この厳島神社を入れます前に、2回ほど私どもの文化自治振興課の担当と、それと、隣の商工観光課でございますけども、担当者6人ほどがずっと踏査をいたしました。黄檗から天ケ瀬ダム、あるいは白川まで全部踏査をして、特に今回、新たに入れていこうかという部分につきましては、また後で、関係者によりまして、そのコースについていろいろと調査したところでございます。今、出ておりました道路の問題、危険性の問題ですね。それからトイレの問題。それから、いわゆる延べでどれぐらいの距離がふえるかというようなことにつきましても、実際に歩いてみて、最終的に、ボランティアの方も来ていただいて、関係者で議論をし、本年度につきましては、とりあえず厳島神社までということの結論を出させていただいたところでございます。このような経過の中で、今ご指摘がございました何点かの問題につきまして、実は、やはりトイレの問題につきましても、やはり公に行っていただけるところがやはりある一定の距離の間になければ、これはやっぱり歩いていただく方にも周辺のご家庭にもご迷惑をかけるということ。そして、歩いていただく方が非常に危険にさらされるという状況があれば、これはそういうところをコースに設定すること自体やはり問題であろうと、そのように考えています。ことしにつきましては、とりあえず安全に行っていただける、距離の問題も含めて、その他の問題も含めて行っていただける、これは厳島神社までという結論を出させていただきました。

 実は、将来につきましては、例えば、片道黄檗山まで電車で行ってもらって、黄檗山からスタートしてもらうというようなことも含めて、時間の問題も距離の問題も含めて、今後、十分この辺については、実際に歩いてみて、可能であるというふうな確信が持てた段階でやはりふやしていく必要があるなと。ボランティアの方も幾らでもということはできませんので、やはりボランティアの配置も含めて検討していかんといかんなと。

 それから、あと道路整備とかになりますと非常に大きな問題になってまいりますし、これを絶対安全かと、これで安全だというところまでいくには相当な年数がかかるだろうというようなこともまた非常に難しい問題として片やございます。それを先ほどから申しておりますような、黄檗山まで延ばしていくという。片や、大きなメリット等の中でどういうふうに整合させていくかというのは非常に難しい問題であるなと、このように考えておりますが、できる限り安全対策が可能なところ、人、人海戦術で何とか確保できるようなところも含めて、その辺をまず最重点に考えていきたい。また、道路整備の関係も関係のところに何とかしていただくようなことも要望しながら、そういうような状況も見た上で、少しずつ延ばしていきたい。何年ということが今ここで明示できないのが残念なんですけども、数年のうちには延ばしたいなというようなことを考えております。



○宮本繁夫委員長 ほかに。矢野委員。



◆矢野友次郎委員 もうちょっと詳しいことを教えて欲しいんですが、一つは、「大田楽」が、いわゆる楽劇の「大田楽」として従来4年間やってこられたこと、多分これは同じようなことになろうかと思うんですが、ここには大体何人ぐらいが、市民の方を含めて、また、野村万之丞さんの社中というんですか、何人ぐらいが大体あるのか。

 それから、あと、「宇治田楽」は、逆に、実行委員会を持たれて、市民の方が応募されるというようなことになろうかと思うんですが、この宇治田楽は、多分去年も春か何かに宇治田楽ができましたというような格好で、事前にちょっとそういうデモンストレーションと言ったらおかしいですけども、何か文化センターで一遍見させてもろうたものが秋に実行されたと思います。これも、逆に何人ぐらいが予定をされておるのか。

 それから、あと、行進が6時からと4時40分とあるんですけども、この辺の流れが、最終的には全部宇治公園中の島の方に集結されると思うんですけども、ちょっと何かこれだけではイメージどんなんかちょっとわかりませんので、もう少し詳しく教えていただきたい。

 それから、あと、全体費用が多分、今年度、一緒であったかのような気がするんですが、何か前は大田楽と分かれておったり、ようあっち行ったりこっち行ったりするんですけども、全体予算が幾らほどになるのか。



○宮本繁夫委員長 岡本次長。



◎岡本茂樹市民環境部次長 まず、人数ですが、ちょっと順不同になるかもしれませんけれども、昨年が楽劇「大田楽」、これは野村万之丞さんの作品で演出によります中身でございますが、これは八十数人参加をいただいたようでございます。それから、「宇治田楽」の方でございますが、これも八十数人ということで。ただ、宇治田楽の方の昨年の大きな要素といたしましては、笠取第2小学校の子供たちが16人、そして、西小倉中学校の31人、これが大きな要素として、合計47人が、子供たちに入っていただいたというようなこともございまして、本年度につきましては、その辺がちょっと今最終の段階でございますが、笠取小学校の子供も何らかの形で参加していただくということになれば、西小倉中学校の子供が減ったぐらいになるんじゃないかなということで、少し昨年よりも子供たちの数の減が、トータルとしては減になってくるんじゃないかなと思います。

 楽劇「大田楽」の方は、昨年とほぼ同人数が確保されるようでございます。

 それから、経費の問題でございますけども、平成14年度につきましては、約1,700万円ほどの予算といいますか。これは実行委員会の予算でございます。これは宇治市の方からは800万円、それから、文化庁の方からも500万円の補助金をいただいております。あとは自主財源ということで、協賛金を求められたり、あるいは、寄附を求められたりというようなことでございます。予算的にはそういうことになっておるところでございます。



○宮本繁夫委員長 広瀬主幹。



◎広瀬光次文化自治振興課主幹 行進ルートについてお答えさせていただきます。つい最近の全体会議、実行委員会の皆さんで作成されましたので、新しい情報かと思います。楽劇「大田楽」の行進開始が6時でございます。このとおり進みまして、最終の会場へは6時30分に到着予定でございます。

 「宇治田楽」につきましては、平等院の南門を4時40分に行進を開始をいたしまして、平等院の表門、この辺で大体5分前後の踊りの披露がございます。それから、JRの駅前の広場で5時20分ぐらいに、また一部、5分間ほど披露をさせていただきまして、最終6時に会場に到着する予定でございます。6時と6時半の到着時間のその間でございますけども、6時に到着しまして、「宇治田楽」を、公演がございまして、それと入れかわりに、6時半から楽劇「大田楽」の披露がございます。

 以上でございます。



◆矢野友次郎委員 結構です。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はありませんか。小山委員。



◆小山勝利委員 ちょっと今の関連でお聞きしたいんですけども、実行予算の中で、文化庁の方の補助金が、何か年数が限られているというふうに聞いておるんですけども、この見通しはどうなんでしょうか。

 それで、それが切れた後がどうなるかという問題について、ちょっと聞かせてください。



○宮本繁夫委員長 岡本次長。



◎岡本茂樹市民環境部次長 今のご質問でございますけれども、一応文化庁の補助金につきましては、12年から14年までと3カ年補助ということに当初から決まっております。これはいずれも毎年500万円の補助金をいただいて、やってまいりました。3カ年目がことしになるわけでございまして、野村万之丞さんとの契約につきましても、ことしで5年目を迎えるということで、一応楽劇「大田楽」につきましては、平成14年度を最後に終えると。で、その後は、「宇治田楽」を宇治の宇治まつりにふさわしい中身にやっていこうということで、平成13年度創作をされました。これを今後、楽劇「大田楽」が今後なくなった後は、「宇治田楽」をより充実をいたしまして宇治まつりに盛り上げていきたい、このように考えております。

 予算的なことにつきましては、平成15年度以降のことではございますけれども、文化庁の補助金500万円がカットされるということではございますけれども、野村万之丞さんの方に毎年、特に、平成14年度、ことしは900万円以上のお支払いを予定もいたしておりますので、十分今後その予算の確定する中で、15年度以降の「宇治田楽」がきちっとやっぱりやっていけるような措置も考えていかんといかんのと違うかなと、このように考えております。

 以上です。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○宮本繁夫委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

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△2.文化会館小ホール照明設備の故障について

[資料−−−−「宇治市文化会館小ホール調光卓故障について」−−−−参照]



○宮本繁夫委員長 次に、日程第2、文化会館小ホール照明設備の故障の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。岡本次長。



◎岡本茂樹市民環境部次長 続きまして、報告の第2でございますが、お手元の資料に基づきまして、簡単にご説明申し上げます。

 文化センター小ホールの調光卓が故障をいたしました。これにつきまして、簡単にご報告申し上げます。

 また、調光卓というのはどんなものかというご説明をいたしますと、資料にもあります、これ2枚目の方に白黒で申しわけないんですけども、ちょっと感じがわかっていただける写真をつけさせていただいておるところでございます。

 これは小ホールの後方の上部にあります操作室に設置をされております。オペレーターが、これは技術の方でございますが、ホールの室内照明や舞台照明を場面進行状況により、照明の色彩や照度等をコントロールして演出効果を出すなど、いわば舞台を初め、ホール全体の照明操作の中枢設備でございます。この調光卓が5月12日に操作中、1系統の照明照度がゆっくり低下し、その後、すぐに回復作動をいたしました。当時、ピアノ発表会があったわけでございますけれども、数秒間のことで、ステージは支障なく進行したところでございます。このときが故障の前兆かというふうに思っておるところでございます。5月14日には操作中に数カ所の系統の調光操作を行いましたが、照明照度が再度低下したため、他の点灯スイッチで対応しました。このときは、宇治鳳凰大学が開催されておりまして、対応が早かったので、影響はなかったと考えております。15日、メンテナンス業者により原因の調査を実施をいたしまして、翌16日にはメンテナンス業者の調光卓を持ち込んで応急処理を施し、現在に至っておるところでございます。その後、引き続きメンテナンス業者による原因調査を実施をいたしまして、修理を検討いたしましたが、18年前の機材であるということから、取りかえ部品がなく、修理不可能であるとの報告を受けました。そこで、関係各課と今後の対応について協議をいたしましたけれども、既存の関連設備との互換性や今後の改修計画全体との関係等、再度、詳細な検討が必要となったものでございます。今後の対応といたしまして、再検討の結果、基本的には、既存機種とほぼ同等の機能を有する機器に取りかえることとし、そのために、9月議会にて調光卓新設の補正予算案を上程させていただきたく予定をしておるところでございます。

 以上が文化センター小ホールの調光卓の故障についての報告でございます。よろしくお願い申し上げたいと思います。



○宮本繁夫委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 調光卓の故障ということで、18年前の機種であるということなんですが、ちょっとあんまり専門的にわからないんですが、こういう機種の耐久年数というんですか、耐用年数というんですか、それは大体どのぐらいのものなんでしょうか。



○宮本繁夫委員長 岡本次長。



◎岡本茂樹市民環境部次長 よく申されていることなんですが、もちろんその機械の当たり外れというのもあるわけでございますが、実は、大ホールの方も照明関連設備がもう既に平成9年度にいろいろと問題が生じてまいりまして、これについても、補正をいたしまして、既に修理を施しております。ただ、その時点で、13年目ぐらいのことでございます。逆に言うたら、小ホールの方はまだよくもったなという方でございます。やはり一番最初に申し上げて、不確定なことを申し上げて申しわけないんですけども、やはり普通大体こういう電気設備関係については、10年を経過いたしますと要注意と。15年を経過すると、もう修理する部品も残っておらないというようなこともございまして、やはり市民の利用に支障を来さない、迷惑をかけないような形をやはり常にとっていこうといたしますと、大体15年目が一つのめどになろうかというふうに考えております。



○宮本繁夫委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 今回の場合は、ピアノの発表会とか大学の方で一時的なものであったから支障は来さなかったということなんですけれども、本当に利用されている方が、本当に1年に1回のこととか、もう一生に1回しかやられないというような公演だとか、そういうものがあったときに、万が一こういう照明とか、音響とか、そういったものが使えなくなるということでステージが台無しになるというようなことがあってはいけないことですから、今もおっしゃっていたように、耐久年数が大体15年、電気系統やったら10年ぐらいとおっしゃっているんですけれども、そこから見ると、この18年間というのは、もうよくこれだけもったなというのを、そういう感もあるんですけどね。大ホールのときの平成9年のときに取りかえをされているということで、これも13年目に傷んできたということなので、大体同じような形で機種が故障ということであれば、もっと早い時期にこういう交換とかということも考えていただかなかったらあかんかったのかと思っているんです。今回は大事に至らなかったということで、これから部品交換をされるということなんですけれども、今後はこういう文化センターだけじゃなくて、さまざまなところで、そういう電気関係のものとか、特に、そういったもののメンテナンスについては、やっぱり対応をきちっと計画的にしていただきたいということを要望いたしまして、終わります。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はありませんか。藤田委員。



◆藤田稔委員 文化センターなんですが、これは小ホールの照明ということなんですが、つい過日、新聞報道等で、文化会館と言うんか文化ホールと言うんか、どっちかですけど、大改修をするという報道がされていたのを読んだ記憶があるんですが、それとリンクするんですか。それとも、それはそれ、調光卓だけは調光卓でやる、そういうような分離した考え方でやっておられるのか、どちらなんですか、ちょっとお伺いしたいと思います。



○宮本繁夫委員長 岡本次長。



◎岡本茂樹市民環境部次長 今の藤田委員さんのご質問でございますが、この文化会館の大・小ホールとも、やはり設備につきましては、もう一定限度の時期にきております。そういうことで、この3月の予算委員会でも出させていただいたところでございますが、14年度でいわゆる設計委託料、これは700万円の予算でございます。これと、それから15年度、16年度、この辺で設備の照明設備なり音響設備を中心といたしまして、やはり今後、きちっといろんな公演とかにも耐えられるような設備に改善をしていきたいという考え方を出させていただきました。これは、今回のこの補修につきましては、この中の一部でございます。いろいろと検討したという中身には、この15年、16年の中に突っ込んでやっていこうかということもあったんですが、ただ、現在、お借りをしております調光卓そのものも非常に古いものでございます。いつこれがダウンして小ホール自体が使えないような状態になるという可能性もなきにしもあらずと。そこまではいっていないんですけど、実際、迷惑をかけているような状況じゃないんですが、それも今後予想されるので、やはりこの部分については先行してやる必要があるだろうということで、トータルの中の一部ではございますけれども、この部分だけは、やはり市民に迷惑はかけない、使っていただく方にご不便をかけないという中で、これを何とか事前にこの部分だけを取り出して補正予算ででも対応させていただきたいというのが今回の考え方でございまして、当然のことながら、これはリンクをいたしております。



○宮本繁夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 リンクしていて、今度かえられることには、大改修に対応できる照明器具と調整が十分にできる調光卓であるというふうに理解していいわけですね。そしたらそれでいいんですけど。二重の投資にならないかなというふうに思うんですけど、そうでないというふうに理解させていただきまして、当然、文化会館を申し込まれるのは1年ほど前からの希望を出されておられるというようなこともございますので、できたら短期間のうちに大改修を、見違えるようにしていただけることを強く望んでおきます。

 以上です。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○宮本繁夫委員長 別にないようですから、本件はこれにて終了し、打ち切らせていただきます。

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△3.全国茶サミット京都大会について

[資料−−−「全国茶サミット京都大会について」−−−参照]



○宮本繁夫委員長 次に、日程第3、全国茶サミット京都大会の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。乾部長。



◎乾久雄市民環境部長 日程第3、全国茶サミット京都大会についてご報告を申し上げさせていただきます。

 全国茶サミットは、全国のおおむね100ヘクタール以上の茶園を有する市町村が一堂に会しまして、文化交流と茶業の振興を図ることを目的に、1996年、平成8年に埼玉県の入間市で開催をされて以来、ことしで7回目の取り組みとなります。昨年の静岡の大会におきまして、今年度の開催について、京都府の宇治市という指名を受けまして、宇治茶の生産地であります京都府南部の宇治市を含みます8市町村と京都府により、「全国茶サミット京都大会in宇治」実行委員会を平成14年4月24日に設立をし、来年の平成15年2月13・14日の両日の開催に向けまして、現在、準備を進めているところでございます。昨日、実行委員会が開催をいたしまして、全国茶サミット京都大会の取り組みについてご協議をいただき、事業の大筋の概要が決定をしました。そういうことで、本日、その取り組みについての概要をご報告をさせていただくことになりました。

 具体的な内容につきましては、農林課長より報告をさせていただきますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。



○宮本繁夫委員長 北尾課長。



◎北尾恵農林茶業課長 それでは、平成15年2月13日及び14日の両日に開催を予定いたしております全国茶サミット京都大会について、その開催概要をお手元の資料に基づいて報告をさせていただきます。

 事業名称は「全国茶サミット京都大会in宇治」であります。

 開催の趣旨は、今、部長の方から説明がありましたが、全国のおおむね100ヘクタール以上の茶園を有する1都1府18県100余りの市町村に参加の呼びかけを行いまして、参加市町村が広域連携して、お茶の多機能性のPR並びにお茶の安全管理、需要開発、消費拡大、及び、お茶の文化普及を図ることを目的に、2ページ目の実行委員会の名簿にあります京都府及び府内の関係市町村が連携・協力して開催するものでありまして、「全国茶サミット京都大会in宇治」実行委員会が主催する取り組みとなっております。

 開催日は、1枚目に戻りまして、来年の平成15年2月13日・14日、木曜日と金曜日でありますが、この両日に、1つは、全国茶サミット市町村長会議を、そして、2つ目には、「全国茶サミット京都大会in宇治」のイベント、さらに、3つ目といたしまして交流会、また、翌日の14日には、午前中ですが、4つ目の事業として、茶関連施設等の視察研修を実施する計画をいたしております。

 具体的には、1つ目の全国茶サミット京都大会市町村会議は、京都醍醐プラザホテルにおきまして、13日の午前10時30分より茶生産地の市町村長さんが一堂に会していただきまして、茶業振興について意見交換をしていただきます。また、13日午後の全国茶サミットのイベントでは、テーマを「楽茶楽生」、「お茶を楽しみ、人生を楽しむ」とし、「お茶文化とその未来」と題し、茶道裏千家の千 宗之氏によります記念講演をしていただきます。そのほかに出演者は検討中でありますが、トークセッション、また、宇治茶のPRビデオの放映などを宇治市文化センター大ホールで実施をいたします。また、お茶席の接待、あるいは、実行委員会の参加市町村の協力によるお茶に関する展示・販売等をロビーでの催しものとして実施をいたします。参加は、自治体関係者、それから茶業関係者、一般市民を含めまして1,200名程度を予定いたしております。

 なお、次に、13日の夜でありますが、サミット関係者300名ほどで交流会を開催し、各関係者間の交流を図っていただく予定であります。翌日の14日の午前中につきましては、茶関連施設等の視察研修となっておりますが、お茶に関連する民間施設等も含めまして、そうした施設、あるいは、世界遺産であります宇治上神社、平等院等の歴史・文化遺産等を視察していただき、冬の宇治を散策していただく取り組みにしたいと考えております。

 3枚目の資料でございますが、宇治市文化センター大ホールでの舞台のイメージとポスターのイメージでございます。若干変更する予定でありますが、このようなイメージで開催をしたいと考えております。

 以上、昨日開催されました「全国茶サミット京都大会in宇治」実行委員会で協議をされ、決定いたしました事業概要でございます。なお、詳細につきましては、さらに実行委員会のもとに組織しております幹事会において検討を加えまして、宇治茶を全国発信できる取り組みとなるよう引き続き努力をしていきたいと考えております。

 以上、「全国茶サミット京都大会in宇治」の開催概要に係るご報告とさせていただきます。



○宮本繁夫委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 この全国茶サミットの大会の経費と宇治市の分担はどのぐらいなのかということをお聞かせいただきたいと思います。



○宮本繁夫委員長 北尾課長。



◎北尾恵農林茶業課長 宇治市の予算措置につきましては、分担金として宇治市の予算は900万円であります。実行委員会形式でございますので、実行委員会への分担という形になります。宇治市以外には、ちなみに、府から200万円、それから、宇治以外の実行委員会の参加の市町村の方から90万円、それから、参加者の負担金と、それから協賛金等を含めまして、合計で約1,440万円を予算化しております。



○宮本繁夫委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 今の説明で、参加者の負担ということなんですが、この参加者の負担というのは文化センター大ホールで行われる記念講演等の参加費用ということになるんですか。それとも、別の……。

     (「市町村」と呼ぶ者あり)



◆帆足慶子委員 今、市町村とかそういうところの分担金については、90万という形の報告があったんですが、その他のところの参加者というのはどういうことでしょうか。



○宮本繁夫委員長 北尾課長。



◎北尾恵農林茶業課長 先ほど全体の参加者を1,200名程度考えておりますが、その中で一般市民の方500名程度を考えておりますが、一般市民の方の参加負担金的なものはございません。したがって、イベントに参加される一般市民の方については、参加負担金的なものは予算的にはしておりません。全国から来られる茶業関係者並びに自治体関係者が通しで参加される方の参加者の負担金というんですか、参加者の負担金。それから夜の交流会、少し飲食を伴いますので、これの交流会の負担金ということでございます。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はありませんか。矢野委員。



◆矢野友次郎委員 嫌な質問になるかもわかりませんが、14日に施設等の視察研修されて、世界遺産のところはわかるんですけども、お茶に関連する施設というのは、具体的にどの辺を思ってはるのか。よくこれ、実は聞かれるんです。来はるときにどこを見てもらうのやというて。



○宮本繁夫委員長 北尾課長。



◎北尾恵農林茶業課長 きょう、実は、ご報告するまでに、それぞれの施設に一定お話をさせていただいて、一定のご理解、ご協力をとっておくべきだったと思うんですが、その点が折衝できておらないので、ちょっと具体的な名称については、ひとつご理解をお願いしたいと思うんですが、民間のお茶に関する記念館なり資料館等がございます。それとあわせまして、市営の茶室等の関係がいわゆる茶関連施設というふうにご理解いただきたいと思います。



○宮本繁夫委員長 矢野委員。



◆矢野友次郎委員 そしたら、これはあくまでも宇治でされるから「宇治」という範疇での話なんですか。



○宮本繁夫委員長 北尾課長。



◎北尾恵農林茶業課長 先ほどお答えしたように、実行委員会形式でやっておりますので、一定広域的に、宇治を含めまして、一番端っこは南山城村までございます。したがって、その中で実行委員会、幹事会の中で協議をいたしまして、例えば、宇治田原とか南山城村でも何かこうした取り組みをというご提案があれば、そういう協議をしてきたところですが、半日という時間的な制約、距離的な問題等の中で、実行委員会としてこういう取り組みをいたしました。



○宮本繁夫委員長 ほかにご質疑はございませんか。藤田委員。



◆藤田稔委員 細かい話になるんですが、二、三点聞きたいんですが、茶サミットの参加自治体ということで、ここに示されている1都1府18県ということは、その自治体としては、都道府県と市町村は一緒に参加されるというふうに理解していいわけですね。その辺、いわゆる100ヘクタールを目標にということで聞いておりましたが、私の考え方ですと、市町村が主体になる、その市町村自治体で100ヘクタールというふうに理解していたんですけども、それがここに示されているのは、1都1府18県ということになって20県があるということですので、県の中に市町村があって、それが重複して参加してもいいかということのお尋ねをさせていただきたいのが1点です。

 それから、13日ですが、醍醐プラザホテルで100市町村の関係者がおいでになるときに当然お茶の接待をしていただくことだろうと思います。私もかつては議会運営委員会で西尾市へ行ったときに、十五、六人でしたが、全部抹茶の接待を、ずっと一挙に抹茶を出していただいてよばれたんです。そういうことが、会議の中で100市町村といいますと、100人の正式な会員が一堂に会されてテーブルを囲んでお座りになったときに、抹茶をきちっと出せるだけの設備を準備しておられるのか。また、宇治でとった抹茶を接待してあげていただけるのか、その辺についてもお答えを願いたいと思います。2点。



○宮本繁夫委員長 北尾課長。



◎北尾恵農林茶業課長 一つは、全国茶サミットにつきましては、それぞれ市町村の参加ということになっておりますので、都道府県の参加という形は従来からとっておられません。したがって、それぞれの市町村が、おおむね100ヘクタールの自治体が参加されているということで、100余りの市町村の参加になっております。

 それからお茶の接待でありますが、詳細につきましては、今後、実行委員会あるいは幹事会の中で具体的な取り組みについては決めていきたいと思っておりますので、抹茶の接待について、今の時点で具体的にどうするというのはちょっとお答えできませんが、十分きょうもご意見をお聞かせいただきましたので、幹事会の中で取り組みをしていきたいと思っております。

 ただ、イベントの会場となります文化センターのところでは、来られた方につきましてのお茶の接待ということについては、もう既に予定をいたしております。



○宮本繁夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 せっかく宇治も100ヘクタールない市であって中へ入れてもらっているということは、宇治茶のブランドということ。この宇治茶のブランドが保たれているというのは宇治の碾茶が主力であるということでもありますので、やはりほんまの宇治でとれたお茶をやっぱり全部に飲んでいただきたいなというふうに思うんです。これは宇治茶は某市の茶よりもいいんや、おいしいんやというところを、やっぱりそれを主張していかんことには100ヘクタールの中へ入れてもらっている意味がないというふうに私は感じますのでね。その辺は強力に幹事会の中でも主張していただきまして、ぜひそうした設備を整え、本当の宇治茶をやっぱり飲んでいただけるように強く求めて、これがやはり宇治茶の宣伝に大きくつながって、100ヘクタール未満の宇治市が100ヘクタールの中に入れてもらえる要素につながるんじゃないかなというふうに思いますので、要望しておいて、終わります。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○宮本繁夫委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

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△4.企業実態調査について

[資料−−−−「企業実態調査について」−−−−参照]



○宮本繁夫委員長 次に、日程第4、企業実態調査の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。溝口理事。



◎溝口憲一市民環境部理事 それでは、お手元の資料に基づきまして、今年度実施をいたします企業実態調査の概略についてご説明申し上げます。

 まず、目的でございますけども、ご承知のように本市650社余りの企業が集積をいたしており、平成12年12月現在で製造品出荷額等が7,644億円に達する京都府内第2の産業都市ということでございますが、長引く不況の中で、日産車体の大幅縮小や2信金の破綻に代表されるように地域経済や雇用は非常に深刻な状況にあることから、この間、産業基盤整備基本構想及び産業基盤整備基本計画を策定し、産業振興への積極的な取り組みを開始したところでございます。

 大企業の生産工場が安価な労働力を求めて相次いで海外へ移転する中で、本市の企業の大部分を占める中小企業は、これまでのような大企業依存型から脱却し、独自の技術や製品開発、共同受発注システム等の新たな経営形態の確立によって自立することが求められているわけでございますけども、そのためには企業の実態やニーズに即したきめの細かい施策の展開が必要であると考えております。そして、そのために、まず本市に立地する企業の実態を詳細に把握する必要があることから、平成14年度事業といたしまして、緊急地域雇用創出対策事業を活用して企業実態調査を実施をいたしますとともに、今後の施策展開の基礎となるデータベースを構築するものでございます。

 調査対象地域でございますけども、これは市内全域でございます。

 それから、調査対象企業でございますが、まず一つは、製造業が中心でございます。それから、そのほかに企業立地促進条例の対象助成となる先端産業、それから、産業集積地でございます槇島地域を中心に、工業地域、準工業地域に立地しております自動車整備業、機械・家具等修理業、情報サービス、調査業、広告業、自然科学研究所等のサービス業の一部ということで、これは特にメーンとして槇島地域に立地をしておりますさまざまな企業については、できるだけ拾えるような幅広い調査をやっていきたいということで考えておりまして、具体的な対象企業の業種につきましては、さらに検討を進めていきたいということで考えております。

 それから、調査方法でございますけども、今回、委託業務として業者に委託をいたしますので、委託業者が調査員を雇用し、まず、住宅地図等の資料を参考にしながら、市内全域を踏査して調査対象企業を抽出いたします。次に、調査員が対象企業に直接出向いて調査票の配布・回収を行います。さらに、調査対象企業の中から、雇用問題を中心に特徴ある企業を抽出し、さらに、聞き取り調査を行う予定にしております。この聞き取り調査につきましては、立命館大学政策科学部本田 豊教授が中心になって、専門家数名によって行っていく予定でございます。

 なお、今回、調査員として雇用いたします新規雇用者数は実人数6人で、延べ人数は162人となる予定でございます。

 それから、次に調査項目の案でございますけども、事業所や代表者名、開業年度、資本金規模、形態別従業員数等の基本的な情報がまずございます。それ以外に、独自技術・製品の有無、親会社との系列、取引先、取引金融機関、制度融資の利用状況、主要商品、ISO認証取得の意向、産官学連携への取り組み意向、IT化の現状と見通し、製造能力、行政施策への要望、自由意見欄等を考えております。

 なお、特に、槇島地域には多くの貸し工場が集積をいたしておりますので、それらの貸し工場につきましては、こういった事項以外に、入居年とか、あるいは、その貸し工場の面積、家賃、課題、それから、今後の方向性等をプラスするような形でやっていきたいということで考えております。ただ、この調査項目につきましては、現時点では、あくまでまだ案の段階でございますので、全体のボリューム等も勘案しながら、今後、さらに検討・整理を行っていく予定にしております。

 それから、データベースの作成でございますけども、個別企業の詳細データやニーズをデータベースとして管理することによりまして、今後の施策の参考資料として活用するとともに、インターネット等を活用して、企業に対して迅速で的確な情報発信を実施していけるようなシステムにしていきたいということで考えております。

 それから、調査実施機関でございますが、一応委託期間が7月31日から12月27日となっておりまして、現在、詳細なスケジュールについて委託業者と詰めておりますが、一応調査につきましては、9月中旬ごろから開始をしていきたいということで考えております。

 以上でございます。



○宮本繁夫委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 今回、この企業実態調査を行われるということで、今後の施策展開の基礎となるデータベースを構築するということを目的にやっていかれるということなんですけれども、今後の施策展開というか、こういう企業についての考え方というか、今後どういうふうにしていこうかということによって、この企業の実態調査の、例えば項目であったりとか、事業対象者とかが決まってくると思うんですけれども、その辺は、今からデータベースを打ち込んで、今後どうするかということを検討ということなんですが、将来的な構想というのを今の段階でどのぐらいまで考えておられるのか、そのことをまずお聞きをしたいなと思っています。

 それと、調査方法を具体的に書かれているんですけれども、委託業者の方が住宅地図の調査を参考にして市内全域を踏査するということになっているんですけれどもね。歩いて各それぞれ見ていかはるんですね。ここにはどういう企業があるかということでね。そのデータについては、非常に作業的には大変だと思うんですけれども、例えば、通産省とかにはそういうデータがあると思うんですが、そういうデータはどのような形で生かしていかれるのか。それか、今回はもう歩かれて、住宅地図だけで参考にしながらという形だけなのか。ちょっとその辺についてお聞きをしたいと思います。

 それと、もう1点は、調査の対象の企業の中から、雇用問題を中心にして特徴ある企業を抽出するという形になるんですが、さらに聞き取り調査を行っていかれるということで深く調査をされていくということなんですが、ここの抽出の基準というのはどういうことを特徴ということで置かれているのかをお聞きをしたいと思います。

 以上です。



○宮本繁夫委員長 溝口理事。



◎溝口憲一市民環境部理事 まず、産業施策の基本的な方向性ということでございますが、これは、今申し上げましたように、既に宇治市では産業基盤整備基本計画を策定をいたしておりますので、まずそれがやはり基本になろうかと思います。さらにその上に、この間の宇治市の産業の動向とか、そういったものを既存のデータで分析をしながら、宇治市の産業の特徴がつかめる範囲でまず把握をして、具体的にそれらを解決するためにはどういう項目が必要なのかということについて詰めていきたいということで考えております。

 それから、通産省等のデータの問題ですが、これは、国の指定統計のデータについては、基本的に市町村には残さないと。すべて国の方に持っていきますので、市町村にはございません。ですから、それが使えれば非常に楽なんですが、それが非常に使えないということと、事業所・企業統計調査等の一部については、請求すれば、基本的にどういう企業があるかということについては、開示をしていただけるものもあるということは聞いておりますが、ただ、ちょっと時期的にかなりそれは時間がかかるみたいで、直ちに行って、直ちにということにはならないみたいなので、その辺は、ここには住宅地図等ということで挙げておりますが、それ以外にも、NTTのテレデータ、いわゆるハローページですね。そういったものだとか、それから、宇治市で一定把握をしておりますデータ等もございますので、そういったものも総合的に活用しながら、基本的には住宅地図にも一定企業落ちておりますから、そういったものも総合的に参考にして決定をしていきたいということで考えております。

 それから、特徴ある企業ということでございますが、これについても、どういう基準で選定をするかということについては、一定まず第1次のといいますか、調査票の配布・回収で、いわゆるアンケート調査の結果を見ながら詰めていきたいというふうに考えておりますが、一つ、やはりこの間、宇治市では非常雇用問題というのが大きな課題になっておりますので、この間の雇用の推移等もできるだけデータとして把握をしながら、その中で、例えば、こういう状況にあっても雇用が伸びておる企業というのもあると思いますので、そういった企業は、どういうことで雇用が伸びておるかとか、あるいは、日産車体とか2信金の影響でどのように雇用が推移しているかということも参考にしながら一定選考していきたい。ただ、雇用問題だけじゃございませんので、その辺の基準につきましては、今後、調査結果等を見ながら、さらに精査をしていきたいということで考えております。

 以上でございます。



○宮本繁夫委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 澄みません。調査方法のところで今説明をいただいたんですけれども、通産省の方にはデータがあるということで、市町村には残っていないのは知っているんですけれども。通産省の方の手続をして、届け出されている業者名を全部データとしていただくというのに時間がかかるんだということなんですけれども、東大阪などでもやっぱりこういう全企業調査をされていて、あそこは3万件ほどあるんですけれども、そういう調査をされているんですけれども。あそこの場合もやっぱり通産省の方からデータをもらわれているんですよね。大体手続をして2カ月ほどあれば、そのデータとしていただけるということで、宇治市も今度の緊急地域雇用創出対策事業ということで、この4月の段階からこういうことをやっていこうということで計画をされているんですから、その準備の期間といっても、この間、三、四カ月あったのですから、当初の4月段階からそういう計画性があって、通産省にそういう手続をされていたら、もう今の段階ではもうデータとしては多分そろっていたと思うんですよね。だから、そういうデータなどを利用される方がやっぱり正確だと思いますし、地図上とか、そういったハローページとかには載っていないような業者さんとか、そういうところも出てくると思いますし、そういったことを考えれば、やはり既存のデータとか、きっちりと収集をされているところのデータをきっちりと受け取ってそういう作業をされていくということがやっぱりこういう調査の段取りなのかなと思っています。今から、例えば2カ月先ということになれば、調査の期間も延びるということで、それができるかどうかということもちょっと再度お聞きをしたいんですけれども、ちょっとその辺のところでいうと、やっぱり企業調査を取り組まれるということに当たって、どういうふうな形で調査されるのかというところでいえば、準備の点でやっぱり不十分だったのではないかという感じがお聞きをしてしていますので、その点についてちょっと再度お聞きをしたいと思います。

 それと、特徴ある企業ということで、雇用状況、宇治市なんかでも特に深刻な問題があると思うんですけれども、そういう伸びとか、そういうところはアンケート調査の結果を見ていかれてということなんですけれども、その中で、この調査項目案という形で見せていただいているんですけれども、そういう雇用関係などはどの部分でそれが見ていかれるのか、その辺はちょっとお聞きをしたいなと思っています。

 それと、この調査項目票というのができ上がるのは大体いつぐらいにでき上がるのか。でき上がったら、一度その資料としていただきたいと思っているんですけれども、その点についてお聞かせをいただきたいと思っています。

 それと、この調査項目を見せていただいている中で、それぞれの企業の、例えば、業績がどのような動向をしているのかとか、今後の経営方針の問題とか、あとインフラ整備、基盤整備の問題であるとか。市のさまざまな融資制度については、利用状況というのがあるんですけれども、ただ、もっとほかのいろんな制度などがあるんですけれども、そういう利用をされているか、もしくは、そういう制度をご存じであるかとか、そういったものなどもこの調査項目の中に入れていかれて、やっぱり宇治市の政策としても、このアンケート調査をすることによって、こういう制度があるんだなということもそれぞれの事業所の中で認識を深めていただくとかというようなこともできればいいなと思っているんですけれども、その辺などは、今から調査項目について、こういったものも入れてほしいとかということがいけるのかどうか、その点についてもお聞かせいただきたいと思います。



○宮本繁夫委員長 溝口理事。



◎溝口憲一市民環境部理事 国の方のデータの活用でございますけども、一つには、この間、ちょっと担当が企画課の方になっておりますので、通じてお聞きしたんですけども、一つは、データが、今年度分は利用できるというのは、国の方が一定整理するのが8月中か9月にかかるぐらいになるだろうということでちょっと聞いているんです。ですから、そこから手続をしますと、言うていますように、今からもう11月とか12月とかいうことに、実際にデータが入るのがなってきますので、私ども、その点については何もしていなかったわけではなくて、そういう一定調査等もやったんですが、ちょっと時期的にも間に合わないという問題もございましたので、ひとつご理解いただきたいと思います。

 それから、もう一つ、調査の調査項目につきましては、これから詳細を詰めていきますので、もちろんいろんなご意見をいただけることは可能でございます。ただ、こういうアンケート調査につきましては、やはりボリューム等の関係というのがございまして、聞きたい項目は私どももたくさんあるんですが、あまりたくさん過ぎますとなかなか書いていただけないという問題もございまして、最終的には、一定全体の設計をする中で絞り込んでいかざるを得ない部分もございますので、その辺はできるだけ細かくはやっていきたいと思いますが、100%ということにはならないこともあるということでご理解をいただきたいと思います。

 それから、調査票については、今の予定では、一応9月の中ごろぐらいをめどに最終つくっていきたいというふうに考えておりますので、それは、できましたら、必要だということがあればお渡しはさせていただきます。



○宮本繁夫委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 通産省の関係のデータでいえば、今年度の分については間に合わない。国の方もそういう一定の整理に時間を要するということなので、テンポ的にこの実施期間とあわせるとなかなか困難なのかなと思うんですけれども。例えば、昨年のデータ等でも、参考という形で、NTTのハローページとか地図だけよりはもう少し参考になるデータかなと思っていますので、そういうものもできたら利用されたらよかったんじゃないかなと思っています。それは今からこの期間の中でやっていかれるということで、間に合わないということなので、仕方がないかなとは思っているんですけれども。

 あとその調査項目については、あと、できましたら資料でいただきたいと思っています。

 それと、あとは、もうこういう調査をせっかくされていくんですから、回収率をできるだけ上げていただくということで、やっぱり今回、調査員の方たちも直接出向いて配布・回収を行っていかれるということでありますので、できるだけ多くのデータが返っていくような形でぜひお願いをしたいなと思っています。

 これ、今回の調査対象の企業が、製造業と、企業の立地促進条例の対象と、あと槇島地域を中心にということなんですけれども、そのほかの地域でもいろんな小売業とかいろんな販売業とか、そういう関係の業者の方、企業の方たちもたくさんおられますので、そういったところについての企業も今後調査をされていくということで、今後とも対象を広げていかれるということを要望させていただいて、終わりたいと思います。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はございませんか。藤田委員。



◆藤田稔委員 この種の調査は、宇治市としては今回が初めてなんですか。ということは、非常に細かく調査項目が定められているんですが、今、帆足委員の方からもいろいろと国の方でのデータをもらったらどうやということなんですが、過去に、かつてはこのような調査がなかったら、今回が初めての調査では、雇用の伸びとかという比較検討にはならんなというふうに思うんですが、その辺はどうなんですか。



○宮本繁夫委員長 溝口理事。



◎溝口憲一市民環境部理事 産業基盤整備基本構想策定の段階で、もっと一般的な内容でアンケートを郵送で調査はやっております。ただ、今回のように踏み込んだ調査というのはまず初めてだと思います。

 それから、推移等につきましては、ここでちょっと例として、例えば、形態別従業員数等ということで抽象的に書かれておりますが、例えば、過去何年間に雇用の状況場どうであったかというような形で、この中で集められる範囲のデータで判断をしていかざるを得ないだろうというふうに考えております。

 以上でございます。



○宮本繁夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 過去の調査等は比較にならんほどの詳細なというか、非常に調査項目を豊富にした調査をなされるということで、それが今後宇治市の企業に対する政策項目、政策を実施をしていく上においては非常に役立つんじゃないかなというふうには考えるんですけども、今の説明ですと、これ、聞き取りに回るんですとかなり実効性があるんですけど、文書を送って、そこへ記入していただくという方法ですと、今、そんなもん忙しいのにこんなもんしてられへんやんけというような企業がかなりたくさん出てくるんじゃないかなというふう思うんです。せやから、その辺、適当に書いとけやというようなことでのものにならないかというふうな懸念もするんですけど、そういうことに対して、全部やはり先ほど言うておられる住宅地図をベースにして塗りつぶしながら調査員が回っていただいて、そこへやっぱりまた再度、企業に対して聞き取りに行くというようなことは考えていないんですか。



○宮本繁夫委員長 溝口理事。



◎溝口憲一市民環境部理事 基本は、先ほど申し上げましたように、あくまで調査員が調査票をお渡しして説明をさせていただいて、記入していただいたものを回収に行くということで考えておりますが、ただ、おっしゃったような危惧も当然ございますので、その状況を見ながら、必要であれば、全部にはならないと思いますけども、一部再度お伺いして聞き取りをするとかというような対応も含めて、それは検討してまいりたいと考えております。



◆藤田稔委員 結構です。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はありませんか。矢野委員。



◆矢野友次郎委員 せっかくこれだけの人やらをかけて実態調査をされますから、例えば、何かもうちょっといわゆる雇用なり融資の関係を主にされるのか、例えば、こういう宇治の企業の実態を見て、例えば将来、昔ありました何かバイオタウンに全体的なことをしていくやとか、ちょっと前向きな方向の施策が今後出てくるのか。何かもう一歩前に突っ込んだようなことはこれから考えられると思うんですけども、そういったことの多分基礎データになろうかと思うんですが、ただ、今のこういう一番冷え切った状況の中では、逆に、私は、行政に何とかしてくださいなというようなことをまず聞かれるようなおそれがあるんですけど、その辺は実際はどうお考えなんですか。



○宮本繁夫委員長 溝口理事。



◎溝口憲一市民環境部理事 非常に難しいところなんですが、基本は、やっぱり今後の宇治市の産業をどう振興していくのか。あるいは、今の中小企業をどう育成していくのかということが、基本的な観点だということで考えております。したがいまして、その企業が、ここに書いておりますが、お持ちのいろんな技術とか能力とか、そういうものをどう開発していくのか。あるいは、企業はどういうふうに今後経営を考えておられるのかということを中心にお聞きをしていきたいというふうに考えておりますが、一方で、やっぱり非常に、宇治の公共職業安定所管内がご承知のように、有効求人倍率も極端に低いという問題もございますし、日産車体の大幅撤退によって、例えば1,300人余りの雇用の場が喪失されたとかという問題もございますので、やはり当面の雇用の問題というのも欠かせないだろうというふうに考えておりますので、その辺は一定バランスをとりながら調査をやっていきたいということで考えております。



○宮本繁夫委員長 矢野委員。



◆矢野友次郎委員 それで、この調査の方法の中で、3つ目に、雇用問題を中心に特徴ある企業を抽出して、そこに立命館の教授が聞き取りに当たられると。それで、これはこれは私はいいと思うんですが、例えば、今おっしゃったように、例えば技術面やとか個々の持ってはる能力とあわせて、もう少し、今、本質的におっしゃられた産業をどうしていくかということについても、今後、例えばそういう専門家の大学の先生やとか、例えば国の機関やとか、そういったことも含めて何かもう少し突っ込んだようなこともされるのか。今、これは、ここは雇用問題だけで大学の先生のあれされていますけども、いわゆる技術やとか能力やとか、それから、そういった実態とあわせて、本当に宇治の産業としてどういうようなことがふさわしいということも、将来については、そういう専門家なり何かを入れて検討されるような方向があるのかどうか。



○宮本繁夫委員長 原田助役。



◎原田和久助役 こうした調査によりまして出てくる結果によって、今、委員の方からいろいろとご指摘があるような部分の方向性というのは出していかなければなりません。調査以前に、こういう方向でもって調査をするということで乗ってこられるような企業というふうになりますと限定をされてしまいます。現在、京都府の方で知事がかわりまして、雇用問題、また産業の空洞化の問題も含めて、私もその委員の一員として参画をさせていただいておりますが、やはり府下全域にこの雇用の問題というのは大きく網がかかっている状況でございます。そういう状況をこうした調査によって地道にフォローできる部分はフォローしながら、先端産業の部分では、ひとつ槇島方面でいろんな形、規模は小そうございますが、そうしたものも芽生えてきていることも事実でございます。ただ、トータル的に行政がコントロールをできるようなたぐいのものではございませんから、企業の皆さん方とうまくひざを交えられるような場をつくって、方向性を定めていくということがまず大事なんだろうなというふうには思っております。

 ただ、行政側の意向ということと、将来のそうした方向性が大きく食い違うというこの時代背景から考えますと、今、大変難しいご指摘をちょうだいをしているというふうに思います。これだけ流動的に方向が動いてしまいますと、なかなか方向性を示してその方向へ引っ張っていくということは大きな課題であるというふうにも受けとめておりますし、このあたりの答弁でひとつお許しもちょうだいをしたいというふうに思います。



◆矢野友次郎委員 よろしいです。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○宮本繁夫委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

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△5.第9回全国鵜飼サミット宇治大会について

[資料−−−−「第9回全国鵜飼サミット宇治大会実施要項」−−−−参照]



○宮本繁夫委員長 次に、日程第5、第9回全国鵜飼サミット宇治大会の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。溝口理事。



◎溝口憲一市民環境部理事 前段、少しご説明申し上げたいと思います。

 全国鵜飼サミットにつきましては、市の主催事業ではございません。しかしながら、鵜飼が本市の重要な観光資源の一つであることや、全国的なイベントであり、初めて宇治市で開催されること、また、市が補助金を支出していることから、今回、市民環境常任委員会でその概要をご報告させていただくものでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 なお、具体的な内容につきましては、下岡参事よりご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。



○宮本繁夫委員長 下岡参事。



◎下岡安一市民環境部参事 それでは、ただいま議題となりました第9回全国鵜飼サミット宇治大会につきましてご報告いたします。

 本大会は、全国14の地域で、独自の伝統文化として、また、観光行事として取り組まれております鵜飼の関係者が一堂に会され、自然環境の保護や後継者の育成など、鵜飼を取り巻く状況につきまして、情報を交換し合い、鵜飼の保存・継承、並びに発展についての意見を交わすことを目的として平成6年から開催をされておりまして、昨年の岩国市に続きまして、本年は宇治市で開催されるところでございます。

 宇治大会を開催するに当たりまして、宇治市観光協会並びに宇治商工会議所によります実行委員会が設立されておりまして、当委員会を中心に取り組みが進められているところでございます。

 大会は9月2日と3日の2日間の日程で開かれまして、現在、11カ所の地域からの関係者など約120名の参加を得て開催される予定でございまして、1日目は宇治川の鵜飼の紹介や鵜匠の紹介、基調講演が行われました後、夕刻には塔の島で本市の鵜飼を見学いただき、交流会を経て、1日目を終えることになっております。2日目は、事務局会議、全体会議を経て、サミット宣言を採択して閉会となる予定でございます。なお、本サミットに対しまして、本市より200万円の補助を予定をしております。

 資料2ページ目は参加予定の全国14地域の一覧でございます。また、3ページ目は、これまでに開催されました全国鵜飼サミットの開催地一覧表でございます。また、来年でございますけども、第10回目は福岡県杷木町で開催される予定となっております。

 以上でございます。



○宮本繁夫委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 今、先ほどの説明の中で、宇治市が補助金を出しているのでということで今回説明していただいたということなんですが、このそもそもの全国鵜飼サミット宇治大会における宇治市の今回、どういう形で参加をされるのかということをちょっとお聞きしたいんです。というのは、この実施主体は、今回、宇治市の観光協会ということで、そちらの方に補助金出されているということなんですけれども、サミットとの関係、宇治市との関係はどういう形になっているのか。どういう形で参加に当たっての宇治市としてかかわりを持っていかれるのか、その1点だけお聞かせいただきたいと思います。



○宮本繁夫委員長 下岡参事。



◎下岡安一市民環境部参事 ただいまのご質問でございますけども、鵜飼サミットとのかかわりでございますが、ご案内のように、本市、宇治の方で鵜飼がされまして、非常に長い歴史を持っておるところでございますけども、このサミットは、先ほど申し上げましたように、一定の鵜飼の保存・継承といったような問題、後継者の育成といった問題を今日どこの地域も課題として持っております。行政といたしましても、こういった伝統的な鵜飼の保存・継承について、行政としての役割、また、支援をしていく役割を持っております。一方では、この鵜飼も観光資源として、非常に本市の観光振興の上でも大きな役割を担っている部分がございます。そういったことから、行政といたしましても、観光振興、産業振興、あわせて伝統文化の継承という観点から、このサミットとのかかわりを持つ中で、本事業に対しまして補助をしてまいりたいという整理をいたしているところでございます。



○宮本繁夫委員長 委員会中でありますが、暫時休憩をしたいと思います。

     午前11時02分 休憩

     (57回目の「長崎原爆の日」に際し、被爆者の冥福と世界平和を祈念し、1分間の黙とう)

     午前11時03分 再開



○宮本繁夫委員長 それでは、会議を再開いたします。

 引き続き、ご質疑はほかにございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○宮本繁夫委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

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△6.ごみ定点管理支援事業について

[資料−−−−「ごみ定点管理支援事業について」−−−−参照]



○宮本繁夫委員長 次に、日程第6、ごみ定点管理支援事業の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。山本課長。



◎山本修司ごみ減量推進課長 ただいま議題となりましたごみ定点管理支援事業についてご報告申し上げます。本来、この件につきましては、7月でご報告させていただくというところでございましたが、今日になりましたことをおわび申し上げます。

 まず、この概要でございますが、資料にございますように、ごみ定点におけるカラス・猫による生ごみの散乱については、従来から課題となっておりました。また、最近は、ペットボトルや発泡食品トレー等の軽量ごみの飛散というのも問題になっておりまして、これらの防止対策といたしまして、取り扱いが容易なごみ散乱防止ネットを推奨いたしまして、その普及を図るということで、平成14年度の単年度措置といたしまして、「宇治市ごみ集積場所管理支援事業実施要項」を定めました。その必要とする町内会等にごみネットを配布しようとするものでございます。ちなみに、予算額といたしましては、今年度825万円を計上いたしております。

 ごみ集積場所管理支援実施要項については、この資料の裏面に掲げさせていただきました。さきにこの1ページ目でご報告を先に進めさせていただきます。

 配布方法につきましては、2段階を考えておりまして、まず、自治会・町内会等につきましては、6月25日案内状を送付させていただきまして、7月26日を申し込み期日といたしておりました。7月末現在で554町内会に発送いたしまして、450町内会から回答を得ております。町内会の率にいたしまして81%ほどの回答をいただいているという状況です。また、その内訳といたしまして、ごみ散乱防止ネットの申し込みが4,374個、それから、清掃用具等の申し込みが420個、合計で4,794個いただいております。3番にありますように、ごみの定点数が5,500というふうにしておりますので、申し込みの箇所数、個数を率であらわしますと、定点比といたしまして約87%強の定点分が今回申し込みを受けているという状況でございます。あと、11月ごろ、この集約をいたしまして、入札等の手続を経まして、11月ごろに町内会等に対してネット等の配布を予定いたしております。

 また、町内会等の未組織の地域につきましては、別途案内状を並行して送付させていただきまして、秋ごろに送付させていただいて、年度内にはすべての定点に配りたいというふうに考えています。

 4点目にございますように、今回送らせていただきますごみネットの形状でございますが、サイズは2メートル・3メートルの四角いものでございまして、重さが約1キロ、それから、形状については、耐用性を考えましてポリエチレン製としております。

 なお、5点目にありますように、掃除用具につきましては、基本的には、ごみネットの配布をお願いしていきたいと思っておりますが、集合住宅など、ごみの集積場で屋根や囲いがあり、ごみネットを必要としない場合等も考えられるということで、その場合については、ちりとり、ほうき等のセットを希望によって配布しようということで定めております。

 以下、後ろの資料として、今回、各町内会に送らせていただきました文書と、それから申し込み要領、それから、Q&A、さらに、申込書の様式をつけさせていただいております。

 以上、報告とさせていただきます。



○宮本繁夫委員長 これより質疑を行います。藤田委員。



◆藤田稔委員 こういうごみの集積ということで、非常に積極的にやっていただいているということで非常に感謝しているわけですけども、申し込み期日が7月末に終わって、現在、集計されているのにもかかわらず、11月まで配布できひんというのはちょっと長過ぎるのと違うかな。僕はやったら、これぐらいのものはすぐ調達できると思うんですよ。やっぱりこの期間、困っておられる方が非常に多いと思うんです。せやから、これだけの87%の申し込みがあるということで、定点から考えてね。それはすぐ、やはり役所としてすぐやるべきやと思うんです。計画をしたんやから、これは100%あるという予算も考えながらこれを配布して、これだけの希望をとったんやから、それはそこまでは物すごくなかなか考え方のいい行為をやっていただいているということで感謝しているねんけど、次の行為が非常に手ぬるい。これについて、ちょっと早急に考え直すべきじゃないかと思いますので、ひとつ1点ね。

 それから、ごみのネットと、それからちりとり、これは両方セットで、一つの集積場でセットで申し込みは可能なのか不可能なのか。その2点と、もう1点ですけれども、私の体験上、ほごになったCDありますね。あれをぶら下げておくと絶対カラスは来ません。猫は知りまへんけどな。そういうこともやはりこういう文書の中に入れてもらうことによって、こういう何らかのものが防げるんじゃないかなというふうに思います。これは農林茶業課でCDをもらいまして、私、スイカとかトマトの上へずっとぶら下げておきましたら、完全にこれはカラスの害からは防げました。だから、カラスには効果があるということを申し添えて、2つの質問にお答え願います。



○宮本繁夫委員長 岡本理事。



◎岡本惠司市民環境部理事 まず、7月26日に申し込みを終えて、11月に配るのは遅過ぎるのではないかというご質問にお答えさせていただきます。

 確かに、申し込み期間が7月26日とちょっと短い期間で市民の方にご迷惑をおかけしたんですけれども、今現在、8割の返答をいただいております。あと2割につきましては、これから電話等、きちっと100%になるまで町内会の方にお願いを上がってまいりたいと考えております。

 さらに、ネットと、それから掃除用具の数をきちっとそろえまして予算を計上しておりますので、これは一括入札ということで、これから入札をかけさせていただきます。その後、ネットの配送と。ネットについても、これは各町内会長さん、あるいは、役員さんのお宅へ送付をさせていただくという形で考えておりますので、どうしてもあと4カ月から5カ月かかるという計算になってしまいます。できるだけ早くお配りをさせていただきたいと考えておりまして、遅くとも11月ごろということでご了解をいただきたいと考えています。

 それから、ネットとちりとりセットではないかということでございますけれども、あくまでもネットを主に今回の取り組みを考えております。猫・カラスの被害からの防止ということでネットをお配りする。ただ、ネットをお配りする必要がない町内会もございます。例えば、ごみの定点が、もう既に屋根がつくってあると、囲いがあるというところについては、ネットは不要でございますので、そういう定点についてはちりとりをということで、ネットが主、それから、ちりとりが従という形になります。これもご了解お願いしたいと思います。

 さらに、CDでございますけれども、非常にいい提案をいただきまして喜んでおります。例えば、ネットにCDを巻きつけまして、それを幾つか巻きつけますと、確かにカラスがこわがって来ないというようなこともございますので、そういう意味合いの、ネットではもう不十分ではないかと言われた場合には、そういう方法もあるということで、そのご提案を採用させていただきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いします。



○宮本繁夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 理事から丁寧なお答えをいただきましたけどね。助役、こんなもん、入札をして、それで、それを納品してて、この不景気なときに、こんなもん、これだけのもん入札しますよというたら、業者は物すごう参入なされると思いますよ。この手続にこんだけかかったらあかんわ。それは何でも予算化したら、できるだけやっぱり予算化できたものに対しては、市民が喜ばれることは即決にやらないかんのやからね。これはやっぱりこの期間を短縮ということは、これは行政に課せられた非常に大きな使命やと思うんですよ。そんなもん長いことかかっていたら、いつまででもやったらいいわというような考え方で行政が進めていたら、市民は行政から離れていきますよ、それは。そういう意味でも、これはやっぱり期間を少なくとも1カ月ぐらいの後に、9月の初めには納められるように、これはやっぱり努力する必要があると思うんですけれども、そういう考え方は持っていないのか、もう一遍助役として。いろんな手続を簡素化したらできると思うんですよ。これ、やらなあかん。やってこそ宇治市はやっぱり市民に対して熱心に、親切にやってくれはんねんなということのあらわれが出てくると思うんですよ。せっかくこんだけのええことをやってるのやから、これはやっぱり何としてでも努力する必要があると思うんで、トップとしての考え方、ひとつ最後に決意を示していただきたいと思います。



○宮本繁夫委員長 原田助役。



◎原田和久助役 申し込みの期日完了後、4カ月が期間としてございます。ご指摘を受けた点については、この打ち合わせをいたしました段階で、あき過ぎやということを既に私の口から申し上げた経緯もございまして。ただ、いろいろと枚数等の多さの問題もありまして、その対応がうまく進んでいなかったようでございますが、基本的には、委員さんと同じ立場でこの点については見ております。一日も早くできるような努力を今後もひとつやらしていただきたいというふうに思いますので、それをひとつ決意表明としてご理解もちょうだいできればというふうに思います。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はありませんか。帆足委員。



◆帆足慶子委員 済みません。ちょっと1点だけなんですけれども、町内会に入っておられないところは、何か秋ごろに一般募集を行う予定という形であるんですけれども、これ、もちろん単年度措置ということもわかった上でなんですけれどもね。これから先、新たにやっぱり住宅開発されている地域がどんどん出てきていまして、今回、こういうごみのネットとか、こういうことを配っていただくというのは、今の町内のごみ定点箇所でカラスとか猫とかに困っておられる方には非常にありがたいというのはあるんですけれども、そうなってくると、カラスの行き場所がまた新たにできてきた町内で新たにできた定点箇所というところに集中してくるかなと思うんですけれどもね。そういうところに対しての対応というのは何とか検討できないものなんでしょうか。ちょっと今後のことなんですけれど、お答えいただきたいと思います。



○宮本繁夫委員長 岡本理事。



◎岡本惠司市民環境部理事 あくまでも今回の制度につきましては、14年度の予算で、14年度限りの制度というふうに考えております。ですから、14年度中に新しく定点ができるとか、そういうのはお配りできるんですけども、年度が変わりますと、今後、新たな定点については、この制度はもう既にないということで、お配りできないのがちょっと残念でございますけれども、これは14年度限りということでご理解いただきたいと思います。



○宮本繁夫委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 とても残念だと思うんですね。来年の3月31日限りで効力を失うということはあるんですけれども、これから大きな開発区域等もまだまだ宇治市内には残っておりますので、そういう新しいところにもぜひ目を向けていただいて、そのときには、15年、16年ということで、また、こういったものも制度としてぜひつくっていただきたく要望しまして、終わります。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○宮本繁夫委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

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△7.分別収集計画について

[資料−−−−「宇治市分別収集計画」−−−−参照]



○宮本繁夫委員長 次に、日程第7、分別収集計画の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。山本課長。



◎山本修司ごみ減量推進課長 ただいま議題となりました分別収集計画についてご報告申し上げます。

 これにつきましては、資料にありますように、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進に関する法律、略して「容器包装リサイクル法」と申しておりますが、この法律の第8条の規定によりまして、5カ年計画を3年ごとに策定しなさいというふうになっています。その3年目に当たりますので、新たに宇治市分別収集計画を定めまして、その内容についてご報告申し上げます。

 この目的といたしましては、容器包装廃棄物の分別収集を促進することにより、一般廃棄物の減量及び再生資源の利用等を通じて廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保を図り、生活環境の保全と経済の健全な発展に寄与するという目的が法律の方でも明記されておりまして、これに基づいて策定しております。

 宇治市の方では、この策定に当たりました基本的な方向として4点挙げました。1つは、ごみの排出抑制と資源循環型社会の構築を目指すということです。2点目が、本市を含めた近隣3市3町で構成する城南衛生管理組合との共同歩調により、効率性、経済性、広域性を生かしたリサイクル事業の展開を図るということで、衛管の方でリサイクルをしていただいております。3点目が、福祉施設との協力体制を維持しながらリサイクルの拡大を図るということで、缶とか紙パック等につきましては、この方向でリサイクルを進めております。4点目が、市民・事業者・行政が一体となったごみ減量化、再資源化運動を積極的に推進すると。

 以上、4点の基本的な方向で策定いたしております。

 計画期間につきましては、今回は平成15年度から平成19年度の5カ年となっております。

 対象品目といたしまして、左側に分別収集をする容器包装廃棄物の種類ということで、法律の中でこのように分類をされております。宇治市の方では、右の欄にありますように、収集に係る区分といたしましては、スチールとアルミあわせて缶ということで。それから、ガラスについては、無色、茶色、その他と分かれておりますが、ガラスびんとして集めています。それから、主として、紙製の飲料容器については紙パック。それから、段ボール製の容器については段ボールとして、それから、ポリエチレンテレフタレート製、いわゆるPET製の飲料用につきましてはペットボトルを対象としております。その他プラスチック製容器、これはさまざまなものがございますが、3市3町、歩調も合わせまして、当面発泡トレー等を対象品目といたしております。

 裏面の方に分別収集計画の収集実績と資源化量の比較をさせていただきました。今回、この冊子の中で6ページぐらいに入っているんですが、この計画の中で、11年度の計画量と14年度の計画量、それから収集実績量、資源化量という比較をさせていただいております。

 まず、缶につきまして、11年度の計画量、12年度から16年度が、スチール・アルミ缶合計で、網線を入れておりますが、773トンから、16年度の962トンという計画をしておりました。それを12年度の欄で、12年度は773トン計画しておりましたが、収集実績が695トン。集めましたうち、資源化できない部分等を除きまして、資源化に、業者の方に引き取っていただいた分が623トンということで、この部分を今回計画することになります。したがいまして、実績として、12、13年度がこのように推移いたしております。14年度については、一応616トン。まだ実績が出ておりませんが、過去の実績を加味いたしまして、14年度の見込みを616トンという想定をいたしまして、以降15年度から19年度につきまして、人口伸び率等を加味して推計いたしております。

 以下、びん、紙パック、ペットボトル等につきましても、同様の考え方で推計いたしておりますが、ペットボトルにつきましては、かなりの分が、びんとか缶の部分がペットボトルにかわっております。ここにつきましては、毎年度10%の増を見込ませていただきました。

 また、段ボールにつきましては、現在、市直営で収集しております部分が市内の約5分の1の町内会ということで、14年度中には町内会を全部カバーしたいというふうに思って、今現在、説明会等を開催いたしておりますが、14年度を一応全市的に町内会をカバーするという前提で、5倍させていただいた410トンを計画化しました。予定しております。以降は同じく人口伸び率で推移をするという推計をさせていただきました。

 それから、その他プラスチックにつきましては、トレー類のみを私どもの方は挙げておりますので、13年度から収集を開始いたしました実績が90トン、14年度についても、一応同様の90トンと推計いたしまして、以降、人口伸び率で若干の推移をさせております。

 一番下の方に資源化率として掲げております缶、びん、紙パック、ペット、段ボール、トレーということで、12年、13年度、市民の方に出していただいた部分を回収させていただいて、資源化できた部分の率が8割ないし9割と。紙パックについては、100%リサイクルに回せておりますが、このような状況になっております。

 あと、この分別収集計画の中で、今ご説明申し上げましたことにつきましては、2ページにつきましては、先ほどの中に入っております。3ページにつきましては、各家庭から排出される見込み量を計上いたしております。これにつきましては、この分別収集計画を策定する中で、家庭から排出される量で、可燃・不燃ごみに混入する部分も含めて入れなさいということでございます。推計については、将来人口予測、また、市民1人当たりのこれらの資源ごみの排出量、それから、一般廃棄物に占める容器包装廃棄物の比率、それから集団回収量、拠点回収量等を加味して推計をしなさいということで、これはそういうベースのもとに推計した数値でございます。

 それから、4ページ、5ページにつきましては、先ほどご説明申し上げましたような内容を掲げております。

 6ページが、先ほど資料の裏面でご説明させていただいた内容でございます。あと、以下、それぞれの基本的な内容が法に基づいて記述させていただいております。

 以上、大変簡単で申しわけないんですが、今回の分別収集計画につきましてのご報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○宮本繁夫委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 1点なんですけれども、資源化率のところで、びんの資源化率が大体0.57とか0.52ということで、半分ぐらいという形になっているんですね。非常に悪いんですけれども。破損とかいろんな形が考えられると思うんですが、このびんの資源化率をもう少し上げていこうということで、今後、検討されている中身とか、その辺、何でこれだけ悪くなっているのかというところの分析等、お聞かせいただきたいと思います。



○宮本繁夫委員長 山本課長。



◎山本修司ごみ減量推進課長 びんにつきましては、ここで無色・茶色・その他というふうになっております。現状、割れた分もございますし、それから、この分別の中に対象にならないようなびんもかなりあるということで、それらを除外して、集まりました分のうちが半分ぐらいにしかならない。それから、さらに、壊れてもう分別しようがない分というのが残渣として埋め立ての方に回っております。びんという性格上、どうしても割れてしまうという面、それから、この分類上に合致しない部分もどうしても入ってくるということで、重量がありますもんで、かなりの分を抜き出しますと、どうしても重量的にならざるを得ないという面がございますが、市民の方にもPRを積極的に進めまして、よりよい回収効率ができるように進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○宮本繁夫委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 ごめんなさい。そのびんの点で、いろんな困難性もあるんですけれども、例えば、回収方法等でびんの資源化率が下がっているとか、その辺はどのぐらいになっているんでしょうか。それが、回収方法をもう少し変えていくようなことによってこの資源化率が上がっていくということで、そういう見通しはあるのかどうか。もう1点だけお聞かせいただきたいと思います。



○宮本繁夫委員長 山本課長。



◎山本修司ごみ減量推進課長 私どもの方では、先ほども申しましたように、無色・茶色・その他びん一緒に集めさせてもろうています。他市町村では、これを3分類しているところもございますが、市民の方の負担を考えますと、私どもの方はスチールとアルミをそれぞれ分けていただく、びんも3種類に分けていただく、その方が確かに回収効率としていいかとは思うんですが、ただ、家庭のスペースの問題とか、それから手間とかという面を考えますと、どうしてもこの缶については2つを1つ、びんについては、3種類を1つとして集めさせていただく方が今日の市民のご理解・ご協力をいただく部分としていいんじゃないかということで進めております。

 ちなみに、私どもの方、現在、9分類させていただいております。これをさらに無色・茶色・その他、それからスチール・アルミと分けますと十数分類になると。将来的に、今現在進めておりますが、古紙類についても分別対象にしていきたいということで現在進めております。これらを全部細かく分けるという方法もあるんですが、当面、市民のご負担も踏まえて、こういう方法で進めていきたい。

 ただ、ご指摘いただきました内容等については、再度、他市の状況も含めまして、衛管管内でもまた協議はしていきたいというふうに思っております。



○宮本繁夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 ちょっとお伺いします。これ、非常に分別収集ということで、今、ご報告していただいたように、市民の協力があってこそ、この再資源化ということにつながっていくんですけども、まだまだ分別をして出すことに協力をしていただかなくて、すべて燃えないごみの中へ排出、混合して出される市民も数多くあると思うんです。その率というのはおつかみになっていますか。大体燃えないごみで埋め立て処分の中にそうした分類、これで分類できるなという、分類していただければ、もうちょっと再資源化できるなというような傾向ですね。こんなもん数字できちっと出ないんですけども、どの程度、そのように埋め立ての中に入ってきているか。これをやはり啓蒙することによって、再資源ということに有意につながっていくんじゃないかなというふうに思うんですが、その辺はどのようにおつかみになっているか教えていただきたい。



○宮本繁夫委員長 山本課長。



◎山本修司ごみ減量推進課長 今、不燃ごみの中に缶とかびんとかの資源ごみが入っているというご指摘をいただいております。確かに入っております。ただ、その中にも、びんで、汚れて洗ってもとれない分とか、缶で、油がこびりついているとかという部分もございますので、なかなかそれが資源ごみ化できる分と、そうでない、ご協力いただけなかって混入しているかという区分がなかなか難しい面がございます。組成分析については、燃えるごみについては組成分析をしておりますが、何分ちょっと不燃ごみにつきましては、ちょっと組成分析しておりませんので、混入率としては、現在のところは把握はできていないので、大変申しわけないんですが、よろしくお願いします。



○宮本繁夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 その数は、数量としてはつかめないけども、数としてはそこそこあるというふうに認識されているということですね。じゃ、それについては、また、いわゆる市民のご協力を一層願うように、いわゆる広報方をひとつ徹底してお願いしておきたい。

 以上です。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○宮本繁夫委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

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△8.住民基本台帳ネットワークシステムについて(委員の発言申し出)



○宮本繁夫委員長 次に、この際、帆足委員から住民基本台帳ネットワークシステムについての発言の申し出を受けておりますので、許可したいと思います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 お時間をとりまして申しわけありません。

 住基ネットが8月5日から稼働されたということで、8月1日の日にも臨時議会がありまして、議会としても、慎重な対応をという形で決議が上がっているんですが、宇治市としての5日の稼働に向けましての対応について、どのような形でやられているのか。それから、この間、住民コードが各それぞれのご家庭に配布をされているとお聞きをしているんですけれども、それについて、市民的な反応ですね。どういった声が出ているのか、その辺について、この際、お聞きをしたいと思っています。お願いします。



○宮本繁夫委員長 乾部長。



◎乾久雄市民環境部長 住基ネットワークシステム全般の今現在の宇治市の取り組みの状況を中心にお尋ねやと思いますし、その辺を中心にしながら説明をさせていただきます。

 既に委員ご指摘のとおり、全協におきまして、市長から、住民基本台帳ネットワークシステムの市としての考え方が述べられました。その後、5日までの間に、市としてあらゆる観点から総合的に研究・検討をしてまいりまして、個人情報に対する対策を基本的に講じるという、この立場を堅持しながら、8月5日に運用開始に入ったわけでございます。

 その特徴的な、具体的な取り組みを少しご報告を申し上げますと、1つ目は、住民票コードの通知書の発送業務を行っております。当然、これについては、5日に向けまして、郵便局と調整を行い、その結果、5日から8日までの間にすべてを、郵便局にまず配送をすると、そこから各家庭にお届けをするという、こういうことで、数としては、合計6万9,694通をきのうの時点で、5日からきのう、8日までで完了いたしまして、すべて郵便局に搬送をいたしました。自宅に届くのは、8日の部分になりますと、きょうかあすになるというふうに思いますが、そういう形で、ほぼきょうあすにはお届けできるだろうというふうに思っております。その中で、当然我々はその個人情報を保護するという立場で、その間、この通知書については、プログラムのテスト、さらには、完成品の検査等もその間に実施をいたしております。

 もう一つは、当然のことなんですが、その業務に携わる職員は、一切嘱託職員、アルバイト職員ではなしに、すべて正規の職員でその業務に携わってきております。したがいまして、今、きょうの朝の時点で我々がつかんでいる状況では、そういう間違いとか、そういうよそでいろいろトラブルがあるとかいうふうに言われている、我々はわかりませんけれども、そういうことは、今の段階では一切お問い合わせはないというふうに思っているところでございます。そういうことで、実務的な流れとしては、今、そういうことで進めているところでございます。

 次に、これはちょっと委員もご指摘をされましたけれども、宇治市以外でも住民基本ネットワークシステムの稼働延期も含めて、慎重な対応を求める決議がされております。そういうことを踏まえて、今日までデータ流出の事件の経験を生かして、とり得る限りの対策を講じてまいりましたけれども、さらに、個人情報を一層保護するというためのシステムづくりが必要と考えまして、これは新聞にも載っておりましたけれども、8月5日に総務大臣片山虎之助様に川端助役が直接東京に出向かれて要望書を持って行かれました。

 一方、京都府山田啓二知事に対しては、原田助役が直接京都府に来訪されてこの要望書を渡されました。その内容について少し申し上げますと、1つは、情報の窃盗に対する包括的な保護法制の創設をお願いをしたい、これが一つでございます。2つ目は、個人情報保護法制の早期制定をお願いをしたい。3つ目は、地方公共団体への安全対策基準の提示、さらには、安全対策実施状況の実態調査などを行われるようにお願いをしたい。これが3つの大きな柱でございます。そういうことで、要望書をこの決議に基づいていち早く市として対応をされたというふうに理解をしているところでございます。

 3つ目の現状問題ですが、確かに、8月5日を境に問い合わせはございました。これは当然市民課が中心になるわけですが、市民課だけでは、日常業務があるんで、円滑な日常業務を進めてもらわんならんわけですし、その臨時的な対応として、市民環境部の幹部を中心にしまして、ネットワークシステムのお問い合わせ室という、これは何もお問い合わせ室を独立したわけでも何でもないんですが、臨時的にそういうことで、5日から2名の市民環境部の管理職プラス関係者ということで、3台の電話で現在対応をしているところでございます。その問い合わせの件数については、8月5日からきのうまでの段階では82件ございました。これは、そのお問い合わせ室だけではなしに、市民課にももちろん、もう区切りができませんので、市民から電話交換に入ってくる場合については。それを集計したのが82件だというふうにご理解をいただきたいと思います。

 いま少し、そしたら、主にどんな意見があったんかというふうに言われますと、それは幾つかいろんなことがあります。その中で私らがつかんでおります特徴的なことは、まず、いつ届くのやという、こういうご意見も多いです。私の住民票のはいついつかに届きますかと。既に8月5日にスタートしているのにまだ届いていません、どうなっているんですかというご質問がやっぱり一番多いと思います。次に、自分の情報を府へ通知拒否してほしいと、切断をしてほしいということも実質ございます。さらには、宇治市のセキュリティー対策はどうなっているんだというご意見も結構ございます。これについては、きちっと宇治市の、私はきょう申し上げませんが、方針が出ていますので、こういう対応をしていますということをきちっと言っているつもりでございます。そういうことが、幾つかありますけども、やはり大きく分けて、その辺の3つがトータルしますと中心的な意見ではないかというふうに思っているところでございます。

 以上が、すべてに答えられているかどうかわかりませんが、今現在の状況でございます。

 さらに、まだついていないところももちろんございますし、来週から引き続き、現体制を継続して対応をしてまいりたい。何としても市民に迷惑のかけないように、ご理解をいただけるように、精いっぱい我々としても努力をしてまいりたいというふうに思っておりますので、ご協力をお願い申し上げたいと思います。



○宮本繁夫委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 今、非常に丁寧にご答弁をいただきましたが、住基ネットについては、この間、市民の方々からもいろんな声が届くんですね。はがきが届いたけど、私の分はもうつながんといてほしいと、拒否することができるんかとかというような問い合わせも私らのところに直接話をお聞きすることも幾つかあるんですね。それだけに、この問題については、個人のプライバシーということで、非常に皆さん、市民の方たちも敏感になっておられる部分だと思いますし、その結果がこういう形で問い合わせとかも多数寄せられているということだと思うんです。余りこの件については今回の議題にも上がっていないので、ちょっと詳しく質疑という形にはならないんですけれども、1点、ちょっとお聞きしたいのは、例えば、今、宇治市としてのセキュリティーの問題とか、宇治市は常時接続はしないと、切断をしているということで、宇治市から情報が漏れることはないと、宇治市が加害者になることはないということをこの間、市長さんもそのように答弁をされているんですけれども、ただ、情報センターの方にはもう既に情報が全部行っていますし、そこから漏れる危険性というのはもちろんあるわけですし、こうしたところでだれか何か不正を行うということがもし万が一あったときに、宇治市として、そしたらもう接続を中断するのかというようなことの対応が今後やっぱり求められていくと思うんですね。例えば、大阪の吹田市などでも、個人情報の保護という点で、条例の中に不正使用のときには接続中断というようなことを盛り込まれて、やっぱり適正に保護されるような形の状況をつくっていかれているというような流れも出てきているんですけれども、宇治市の今の個人情報保護条例の中でいいますと、この点について、そういったことができるとは余り思わないんですね。ですから、こうした条例なども、今後改正なども含めて、そうした万が一のことがあったときに、その情報についてどういうふうに宇治市が、市長が住民の22万件ものデータを守っていくのかというところがやっぱり非常に大事ですし、今もう接続されたんだからという形で、今後のところでそのような条例改正も含めて、宇治市としての姿勢を、ぜひ今、今回はその部分だけお聞きをしたいと思うんですけれども。



○宮本繁夫委員長 原田助役。



◎原田和久助役 先ほど乾部長の方からも、国並びに京都府、そして振興局へもこの要望書を出しているわけですが、そうした中にも、宇治市だけの問題ではなくて、国と市町村とのかかわりの関係で、一定対策、また今後の方向性を提示をしてほしいということも申し上げているように、これは、過去にこういう情報漏れではありませんでしたけれども、一個人の不心得が原因で住民名簿というものを販売をするというような事態になったケースがありますから、直接このケースとはケースが違いますけれども、そうした苦い経験をした私どもの立場でなければ言えないようなことは1点目のところで、その情報というのは財産に当たらない、そういう判決が今回の部分でありましたので、これを財産として扱うように民法上も整備をしてほしいということもあわせて申し上げておりますような部分は、この8月5日というポイントを押さえてやらせていただいている点をひとつご理解もちょうだいをしたいというふうに思っているところでございます。

 それから、宇治市から、5月の段階に京都府なり国へ向けて、ベースでございます約18万強の名簿については、おのおのそういう2つのところに送り出しをしております。8月5日以降は、その都度、移動がございます部分の送りをしているわけでございますから、おのおののところで責任を持ってそれを管理をすると。例えば、宇治市におきましては、外側からの侵入に当たって、3つの関所を設けて、おのおのが連動しない形の中で、宇治市の情報が漏れ出すことがないように、一つは切るという発想をしている点、これは、ある意味では注目をされる部分でありますが、この1年はその方向で十分対応できると思います。ただ、今後、来年の8月にカードが発行されますと、常時接続をしていないと意味がないわけですから、その時点までに対応策については十二分に考えていくと、そういう考え方で現在進行をいたしておりますので、ひとつご理解もちょうだいをしたいというふうに思います。



○宮本繁夫委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 最後に、ちょっと要望だけさせていただきます。

 今、助役の方からも答弁していただいているんですけれども、やっぱり住民の情報ということで、これはもう絶対に漏らしてはいけないものであるということで、その辺は重々幹部の職員の方たちも理解をしていただいて、その対応をとっていただいているということはあるんですけれども、やっぱり一たん情報センターに送られている情報ということで、それぞれのところの管理ということにもなるんですが、やっぱりこの間、いろんな、もう8月5日から始まって、コードが間違ってそれぞれの各家庭に送られたとか、いろんな過ちがあるわけですね。それに対して、大臣なんかも、過ちはあることやから仕方がないような形のことも言われていますし、そういったところが根本的に出てくるということでは、非常に住民的にも安心できるものではないということはありますから、この点については、私たちもまた別の機会に、住基ネットについてはまた質問とか、宇治市の対応とかも質疑していきたいと思っていますけれども、くれぐれも決断というんですか、今つないでしまっているけれども、やっぱりもう1回よく考えてみるということをぜひ職員の方たちの中でもしていただきたいと思っています。

 以上です。



○宮本繁夫委員長 ほかに質疑ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○宮本繁夫委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきたいと思います。

 先ほど帆足委員の質問の中で、当局のご答弁の中で、この間の議会の決議を受けて、国と京都府に要望されたというお話がありましたので、その要望書を、どういう形でされたのか、議会でも決議をさせていただいた経過がありますので、後日で結構ですから、資料として委員にいただくようにしていただけますか。よろしくお願いします。

 それでは、これにて本件は打ち切らせていただきます。

 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 なお、本日の委員会での発言については、速記録を点検し、不適切な発言等がありました場合には、委員長において精査いたしますので、よろしくお願いいたします。

 これにて本日の委員会を閉会いたします。

     午前11時48分 閉会