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京都府 宇治市

平成18年  7月 文教福祉常任委員会(第8回) 日程単位表示




平成18年  7月 文教福祉常任委員会(第8回) − 07月26日−08号







平成18年  7月 文教福祉常任委員会(第8回)



          文教福祉常任委員会会議記録(第8回)

日時    平成18年7月26日(水)午前9時58分〜午後2時07分

場所    第1委員会室

出席委員  浅見委員長、中路副委員長、宮本、川越、堀、西川、長谷川、河上の各委員

説明員   川端助役(副市長)、粂健康福祉部長、岡本同部理事、田中子育て支援室長、木村保育課長、斉藤同課主幹、山田健康増進室長、三栗健康生きがい課長、高田同課主幹、森下同課主幹、杉村介護保険課長、前西同課主幹、滋野同課主幹、西川国保年金室長、石田教育長、五艘教育部長、栗田同部次長、櫻木同部次長、藤原教育総務課主幹、森崎学校施設課長、西村学校教育課長、中谷教育改革推進課主幹、山下同課総括指導主事、大橋生涯スポーツ課長、津原青少年課長、吉水歴史資料館長

事務局   八木議会事務局次長、須原主事

付議事件  1.「しあわせ子育ち・子育て応援事業」の実施について

      2.保育所分園の設置について

      3.地域密着型サービス事業所公募に係る説明会の開催について

                             (以上、健康福祉部)

      4.平成18年度学校施設に係る夏季休業中等の工事について

      5.大久保小学校改築事業に伴うプール解体工事及び広野遺跡発掘調査について

      6.平成18年度キャリア教育実践プロジェクト事業について

                             (以上、教育委員会)

      日程追加 実地調査報告書について

審査内容

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     午前9時58分 開会



○浅見健二委員長 ただいまから第8回文教福祉常任委員会を開会いたします。

 本日の委員会は、お手元に配付いたしております会議日程により進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず、日程事項に入ります前に、市当局から発言を求められておりますので、許可します。川端副市長。



◎川端修副市長 おはようございます。

 文教福祉常任委員会開会に当たりまして、大変貴重な時間をいただきましたことを、浅見委員長をはじめ各委員の皆様方に御礼を申し上げたいと思います。

 ただいま委員長からもございましたように、私の方から報告事項と、そしてお願いとおわびを申し上げたいというように思っています。

 まず、ご報告でございますが、中谷副市長につきましては2年前、16年7月に入院、手術を受けた病気療養の時期がございました。ちょうど2年が経過した段階で再検査をしたところ、再び手術が必要と、このような状況になったことでございます。したがいまして、現在、本日の委員会も欠席をいたしておりますとおり、公務につける状況にございません。したがいまして、宇治市助役事務分担規則にのっとりまして、当委員会に担当していただいております健康福祉部につきましては私がその間担任をすると、こういうことになりますので、委員長をはじめ各委員の皆様方のご指導をいただきまして、この分野につきましても精いっぱい頑張りたいと思いますので、よろしくご指導方お願い申し上げます。

 お願いとおわびでございますが、本日同時刻に他の委員会と重なった関係から、大変申しわけございませんが、当委員会に冒頭から出席すること、これがかないませんので、この点につきまして、どうか各委員の皆様方にご理解をいただきますとともに、お許しをいただきたい、このように思っております。今後はこのようなことがないように、委員会が重ならないように、日程調整につきましては十分留意をしながら務めてまいりたい、このように考えておりますので、この点につきましてもご理解をいただきますとともに、お許しをいただきたいと思います。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 以上で本件は打ち切らせていただきます。

 暫時休憩いたします。

     午前10時00分 休憩

     午前10時01分 再開



○浅見健二委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。

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△1.「しあわせ子育ち・子育て応援事業」の実施について

[資料−−−−「しあわせ子育ち・子育て応援事業の実施について」−−−−参照]



○浅見健二委員長 それでは、日程第1、「しあわせ子育ち・子育て応援事業」の実施の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。田中室長。



◎田中秀人子育て支援室長 それでは、日程第1、「しあわせ子育ち・子育て応援事業」の実施についてにつきまして、お手元の資料に基づきましてご報告いたします。

 本事業は、平成18年度当初予算におきまして「宇治市発展特別枠−ゆめ創造21−」事業の1つとして予算措置をされているものでございます。

 まず、事業の目的でございますが、平成17年の合計特殊出生率が1.25というように、全国的な少子化が進行しております中で、子供が生まれたことを宇治市として喜び、出生した子供が地域社会の中で健やかに育ち、また、その親が楽しく安心して子育てができるように応援する気持ちを込めまして、これから始まる子育ち・子育ての支援につながる情報等を送付するものでございます。このことによりまして、子育てへの負担感をできる限り取り除き、児童虐待の予防など、子供を慈しむ地域風土を醸成することを目的とするものでございます。

 次に、事業の概要でございます。

 まず、送付する対象者でございますが、平成18年4月1日以降に出生した宇治市内の子供とその親でございます。

 送付方法といたしましては、毎月初めに、前々月に出生した子供の保護者あてに郵送させていただきます。

 次に、送付する内容物でございますが、1つ目といたしまして、子育て支援のメッセージと送付するものの説明を書いたカードでございます。これは資料の2枚目に添付しております。実物は色刷りでございますが、2つ折になっております。2つ目は、アルバムポケットつき壁かけ式身長計です。これは資料には添付しておりませんが、今私が持っておりますこのような紙製で壁にぶら下げて使っていただくものでございます。これに写真を入れられるビニールの袋を添付しておりまして、こういうふうに写真を入れてまた張っていただくことによってアルバムとして保存していただくということもできるものでございまして、子供の背丈をはかりながら成長を喜び、また、子育てを楽しんでいただくということを目的としたものでございます。

 3つ目に、ファミリー・サポート利用券です。これは資料の3枚目に添付しておりますが、実物はこういったものでございます。平成13年度から開始しておりますファミリー・サポート・センター事業につきましては、市民の相互援助事業として定着してきており、現在では会員数が、援助会員、依頼会員合わせまして1,000人を超えております。サポート事業の内容も、保育所、学童保育のお迎えをはじめ、保護者の臨時的な仕事や外出の場合の援助などに利用されております。この事業につきましては、子育てのリフレッシュなど、乳児期にも利用いただけるものでございますが、まだ知られていられない方や、知っていてもなかなか利用までは至っていないという親も多いと思われるところから、ファミリー・サポート事業を無料で体験する機会を持っていただくことにより知っていただき、今後の利用につなげていただくことで子育て支援の一助とするものでございます。ただし、無料体験といたしましては1回限り3時間までとしております。

 4つ目に、0123さい宇治子育て情報誌です。これは私が持っておりますこれでございますけれども、5月に発行いたしました際に委員の皆様へも情報提供させていただいておるところでございますが、毎年しております子育てに関する情報が網羅されている情報誌を今回郵送によりお届けしようというものでございます。

 最後に、子育てアンケートです。これは資料の4枚目に添付しておりますが、出産後の母親の状況を中心とした子育てに関する設問としており、今後の施策検討の参考としてまいりたいと考えております。

 以上のものをこの7月末に、まず4、5月にお生まれになった子供さんのご家庭に送付することから開始をしてまいりたいと考えております。8月以降は毎月、前々月の出生されたお宅に送付を予定しております。

 なお、予算額は309万8,000円でございます。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 これより質疑を行います。堀委員。



◆堀明人委員 非常に夢のあるといいますか、温かみのあるいい事業だと思います。ただ、少しお聞きしたいんですけれども、これは簡単に言いますとお誕生日を、平成18年4月以降ですから、ことしですね、ことし生まれた子供がいらっしゃる保護者に対するクーポン券的な形の扱いになるのかなと思うんです。1つのクーポン券が送られてきて、これだけの記念品とこれだけのサービスが得られますよというような形の、わかりやすく言うとそういう形のものかなと思うんですけれども、そこで、お伺いしたいんですけれども、実際に0123さい子育て情報誌等も送られる中で、じゃ、昨年生まれた、まだまだ子育てを必要とする、17年度、16年度に生まれた子供たちを持つ家族へはこれは何もないということなんでしょうか。それが1点です。

 それと、このファミリー・サポート利用券、これは1回3時間までというようなことで、これはもちろん数が多くて時間が多ければ当然喜んでいただけるんでしょうけれども、それはやっぱりいろいろと制約もあろうかと思いますけれども、これを成立させていくのに必要な不可欠な援助会員さん、この援助会員さんは今現在どのぐらいいらっしゃって、どういった資格で、どういった審査でこの援助会員さんに登録していただけるのか。もし例えばこの援助会員さんがお預かりになっているときに事故等不慮のことがあったときにはどういうふうな対応になるのか、この点をお聞きしたいと思います。

 以上です。



○浅見健二委員長 田中室長。



◎田中秀人子育て支援室長 今回、出生に当たりましてこのような品物をお送りすることにしているわけですが、そういった中で、特に子育てに関する情報誌につきましては毎年従来から発行しておりまして、各公共機関等の窓口に置いているのをはじめとしまして、保健推進課で実施しております健診の場でお配りをしております。3カ月児の健診で従来お配りしておったんですが、今回これを郵送することに切りかえていくということになるわけですが、それ以降の1歳児健診、1歳8カ月健診等、そういった健診の場でも引き続き配布をしてまいりたいと思いますので、出生したお子さんだけじゃなくて、乳児のところにはそういう形で手にしていただくことができるようにしてまいりたいというふうに考えております。

 それから、ファミリー・サポートの利用券の関係で援助会員の状況でございますけれども、現在、援助会員だけの登録の方で171人、依頼と援助と両方やりますよというんですか、そういう形で登録される方が56人で、合計227人の援助会員さんがおられます。特に資格といったものは求めていないんですが、ただ、援助会員さんにつきましては、業務を行っていただくに当たりまして基本的なやはり知識等を持っていただく必要がございますので、ファミリー・サポート・センターにおいて講習を受けていただくということで義務づけをしております。実際にいろんな事故が発生した場合に備えましては、保険に加入いたしまして、これは全国のファミリー・サポート事業の保険がございますので、その事業の保険に加入することによって対応してまいりたいということにいたしております。今回の事業に伴いまして利用件数がふえることを私どもは望んでいるわけでございますが、現在、約6割ぐらいの援助会員さんが活動しておられまして、まだ4割の方が待機といいますか、具体的な活動には携わっておられないという状況もございますので、今後、依頼会員、依頼業務がふえていくことの中で多くの援助会員さんの方にご活躍いただければなというふうに思っております。



○浅見健二委員長 堀委員。



◆堀明人委員 そうしたら、乳児の方にはこのファミリー・サポート利用券等についても当然配られていくということで理解していいんですか。



○浅見健二委員長 田中室長。



◎田中秀人子育て支援室長 申しわけございません。ファミリー・サポートの利用券につきましては、出生された方のみということで、それ以外のお子さんにつきましてこの利用券をお配りするということは考えておりません。



○浅見健二委員長 堀委員。



◆堀明人委員 これはことしからこういった形でされていくと。ある意味では試行的な部分もあろうかと思いますので、今後そういった形の利用の頻度も見ていただきながら、例えばこれが市民にとって非常に需要の高いものであれば、またその対象年齢の拡大であるとか、援助会員さんも、今お聞きしますと227名いらっしゃると。それで、6割程度の稼働率ということですので、ということは4割程度まだまだご活躍いただける方がいらっしゃるんじゃないかというふうにも理解できるかと思いますので、今後の利用状況、需要の状況を見ながら、もし拡大ができるということであればまた拡大もご検討いただきたいなと。このファミリー・サポートを受ける方の対象人数もご検討いただきたいなというふうに思います。

 それと、この援助会員さんが登録をしていただくについて、いわゆる資格を問わないと。これは資格を問うていたらなかなかこれだけの人数が集まらないとは思うんですけれども、やっぱり昨今、家庭の中での不慮の事故とか、自分の家庭の中でもいろいろ事故が多くて、小さな子供たちが亡くなったりということもお聞きしておりますけれども、ちょっとその心配はするんですよね。せっかくそういう本当に子育てを助けようというような形でお手伝いいただく方が善意の中でもし不慮な事故が起こった場合のその人への責任というか、そういった部分をやっぱり今後ケアしていく必要もあろうかと思いますし、これがないとなかなか、確かにお気軽に登録できる内容ではないと思うんです。これに登録していただく方はそれなりに責任を持って登録していただかなければいけないというふうに思いますけれども、ここが資格なく、言うたら、講習を受けたら割とどなたでも登録ができるというようなとり方だと思うんです。このあたりが本当に安全面等で私自身は心配の感はあるんですけれども、この点について、大丈夫であれば結構ですし、何かあればお答えをいただきたいと思います。



○浅見健二委員長 田中室長。



◎田中秀人子育て支援室長 私どもも昨今の社会状況から見まして、どういった形で事故なりが起こるかわからないというような状況もございます。そうした中でこのファミリー・サポート事業を推進していくためには援助に当たられる会員さんがどれだけ安全にしっかりしたサポートをしていただけるかということがポイントになってくるだろうなというふうに考えておりまして、実は援助会員さんに登録していただく際の当初の研修も実施しておりますが、更新の時期が参りますので、一定の時期に更新をしていただくということになります。その際に、救急救命講習をはじめ、講習は義務づけをしていく中で意識の啓発と高揚と安全な事業推進を図っていくということで心がけております。その点をより徹底しながら進めてまいりたいというふうに考えております。



○浅見健二委員長 堀委員。



◆堀明人委員 こういうお互いに助け合っていくという形の中で、やはり援助会員さんに登録いただかなければ、このシステムというのはなかなか成り立たないものだと思いますし、私が心配しますのは、善意でやっていただける方が例えばそういう責任の重さにプレッシャーを感じて登録が滞ったりとかということがあると、なかなか宇治市全体としてのこういうファミリー・サポートのシステムが成り立っていかないと思うんです。これは例えば、部署は違いますけれども、学校関係の安全・安心のいわゆるサポーターさん、安全を守る方にも言えることだと思うんですけれども、やはり何か起こったときの責任はしっかりと宇治市がカバーしていくというような体制で援助会員さんを公募、募集を募っていただきたいなというふうに思います。

 以上です。結構です。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。河上委員。



◆河上悦章委員 非常にいい事業だと思います。平成15年に宇治市のいわゆる出生者ですね、子供さんが1,643人と。16年、17年がわかれば、その辺の人数を言っていただきたいということと、それからもう一つは、300万余りの予算ということで、内訳的にどういう内容になっているのかなということが、内訳が想定されているのか。特に、1,600人からの方が全部これを仮に利用されると、単純にこれは1時間700円ということですから、最大3時間使われたら2,100円掛けたらどうなるか、恐らくオーバーしてしまうと思いますのでね。郵送料がかかりますね、もちろん。先ほど身長計ですか、そういうものも全部入れて大体どんなふうな割り振りをされているのかということ、そのあたりはいかがですか。



○浅見健二委員長 田中室長。



◎田中秀人子育て支援室長 宇治市の出生数でございますが、平成15年は、今、委員が言っておられました1,643人。それから、16年が1,697人。17年が1,676人ということでございました。

 予算でございますけれども、大きく分けまして印刷と郵送料とファミリー・サポートの利用に関する扶助費ということになります。印刷の予算が129万3,000円。それから、郵送料が37万5,000円。ファミリー・サポートの補助につきましては、当初の予算の段階でございますけれども、2,000人を対象として、それの3割の方がお使いになるということを前提に積算しておりまして、126万円の予算を見ております。



○浅見健二委員長 河上委員。



◆河上悦章委員 確認したいんですけれども、これは仮に利用がどんどん進んで、もっと超えちゃったということになれば、それは予算の補正を組んだりして当然対応ということですね。それはもう結構です。

 それからあと、児童育成計画の中で企業のそういう例えば育児休暇の取得率が高いところとか、フレックスタイム制を導入している企業とか、そういうことについては企業を顕彰していくということで、児童育成後期計画に支援優良企業認定制度というのが書かれていたと思うんですけれども、あれは17年3月に策定ですので、それを検討していきたいということだったんですけれども、1年余りたちましてその辺の動きはいかがでしょうか。



○浅見健二委員長 田中室長。



◎田中秀人子育て支援室長 確かに児童育成計画・後期計画の中で、委員ご指摘の優良企業等の表彰等の検討というものが掲げられているわけですけれども、現在の時点で宇治市の方で具体的な検討の内容というものは今のところはない状況です。今後、関係課とも検討を進めていく課題であるというふうに思っております。



○浅見健二委員長 河上委員。



◆河上悦章委員 最後に要望ですけれども、ぜひ何らかの形で進めていただけたらというふうに思うんです。経済的な支援というんですか、子育ての負担の過重を軽減するような施策と、それからもう一方で働き方が問われているというんですか、そういうことを見直そうという動きの柱が出てきていると思うんです。だから、経済面の支援という形だけではなくて社会の構造改革というんですか、そういう意味の、企業もしっかり考えてもらうということがない限り、いろんな施策、児童手当ほか、育児休暇とか保障とか、いろいろ積み上げはあっても、なかなか結局1.25になって、減少が続いてもう30年ですか。聞くところによりますと、労働力人口、また30年間はとにかく若い人が減るわけですから、1975年から減っているということですから、ということは410万人ぐらいですね。あと10年、2015年では410万人ぐらいの労働者が減っていると。いわゆる15歳から64歳以下のですね。失業者が280万で大変だと言っているわけですから、410万人がごっそりなくなるという中で日本の国の形とかいろいろ心配もされているわけですし、そういう生活と仕事、その調和をするような基本法をつくるとか、そんな動きも聞いておりますし、だから、ぜひ、それは宇治でできることは限りがありますけれども、ぜひ企業なんかはそういうことをやはり1つの宇治市の文化といいますか、企業文化とか、地域社会のそういう流れを変える意味でもそういう企業について認証していくというのは非常に大事なことだと思いますので、検討を積極的に、実施をまだされていないということですので、ぜひしていただきたいということで要望したいと思います。

 以上です。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。宮本委員。



◆宮本繁夫委員 今度の制度ですけれども、17年度の合計特殊出生率が1.25だということで、危機的な状況にあるということから、いろんな子育ち・子育ての応援事業をやっていこうということなんですけれども、出生数は15、16、17はわかったんですけれども、これは率にしたら、全国の出生率とか、京都なんかはよく言うんですけれども、宇治は一体、全国平均より京都府の方が低いですし、恐らく都市部でしたら京都より宇治は低いんじゃないかなと思うんですけれども、そこを教えてください。

 それと、私はこういう制度をいろいろつくってやっていく、いろんなメニューをもってやっていくということは否定するわけじゃないんですけれども、今、テレビや新聞などでも本当に子育て、子供で言えば子育ちが危機的な状況にあるというふうなことをよく耳にするんですよね。せっかく子供を産んで育てようと思っているけれども、自分の産んだ子供を殺してしまうというような事件も後を絶たないですよね。いろんな条件が私はあると思うんですけれども、行政のサポートもいろんな角度で必要やと思いますし、こういうことも1つ大事だと思うんですけれども、今、行政の方で新しく生まれた子供に接するのは3カ月健診ですよね。基本的には3カ月健診、1歳児健診、1歳8カ月やったかな、そういう健診で来ますし、3カ月健診は全部市の方に来ているんですかね。医療機関に行ったりしないですよね。大体保健師ができるわけですけれどもね。

 私はこういう制度をつくるんやったら、年間1,600人、月に150人ぐらいの多分出生数だと思うんですけれども、何らかの形で、新しく宇治市民になった子供ですから、行政が接点を持てないかなという気はするんですけれどもね。確かにこういう制度をつくって郵便で送るのもいいですけれども、そんな、訪問して、宇治の市民ニューフェースでおめでとうと言いに行くことを保健師が回れと言うたら、何を言うていますねんやと僕は言われると思います。こんな体制でできますかということがあるでしょうけれどもね。もっといろんな形で地域の力をかりるなり、民生委員さんも、民生委員、といいますけれども、民生児童委員ですから、なかなか高齢者対策のところばかり今のところ重点があって、民生委員さんも仕事が多いやないかという議論があるかもわかりませんが、もっといろんな議論をして、地域で生まれた子供さんについて民生委員さんのもし協力が得られるならば、そういう事業の、こういうプレゼントを持って訪問していただいて。大体わかりますよ。玄関を入って子供の顔を見せてもらったら、どんな環境で子育てをしてはるのかなという。SOSなんかも発信されているかわかりませんし、家へは行ったけれども、普通は子供さんが生まれたら、こんな子ですと見せたいんですけれども、子供の顔も見せてもらえんかったらちょっとどうかなと思ったり、いろんな情報を行政はつかめるわけですから、私はそういう工夫なんかも考えていく必要があるんじゃないかなというふうに思うんです。

 郵送でしたら確かに、1,600人ぐらい送るんやったら、80円ぐらいで送ったら12万ぐらいですか、10万ちょっとで済むかもわかりませんけれども、そういう問題じゃなくて、やっぱり宇治でデビューした人を行政なりいろんなところがかかわってしていくということは非常に難しいことなんでしょうか。そういうことも検討したけれども、なかなか難しかったということなのか、いやいや、もうとりあえずこういう制度をつくったから、郵送で、郵便よりマルコーで送ったらもっと安いから送りますというようなことになったのか、そこらの考え方がどうなのかなと思いますので、少し考え方があったらお聞かせください。



○浅見健二委員長 田中室長。



◎田中秀人子育て支援室長 最初の出生率の関係でございますが、今回平成17年度、全国が1.25ということですが、京都府の方が平成17年1.13、全国で低い方から3番目というふうにお聞きしています。宇治市につきましては、分母が小そうございますので、なかなか正確な数字が出ないということでございますが、ちなみに府の年報によりまして宇治市の出生数で算出しますと、参考でございますけれども、1.22ということで、おおむね全国と府の中間点に以前からあるというふうには認識しておりますが、大体そういった状況かというふうに思っております。

 それから、子供との接点を市としてどう持っていくかという点でございますけれども、やはりこれまで宇治市の方で保健推進課の健診事業、住基をもとに案内を出す中で実施しております。非常に高い参加率といいますか、受診率で実施されております。今回郵送の効果としましては、そういった中でもやっぱり未受診の方もおられますので、そういった方にもこういった情報を届けていくということが、そういったことによる効果もあるのではないかなというふうに考えているところでございます。やはり市の事業の中でも、またいろんな団体の事業といたしましても、いろんな場所で親子の集いであるとか、広場的なものの事業を実施しておられます。これらにつきましてはそれぞれの事業、それぞれの場所においてかなり多くの親御さんが参加をしておられる状況もございまして、市で実施しておりますつどいのひろば事業等も予想外といいますか、非常に多くの方が参加しておられるような状況もございます。そういった場をいろんなところに設けていく、そういう形での取り組み等もございまして、そういった中でできるだけ多くの方とのかかわりを持っていけるような事業展開が必要かなというふうに思うんですが、それは単に行政だけではなかなか難しゅうございますので、今後の大きな課題は地域の市民の皆さんとの協働といいますか、その取り組みの中でどういうふうに地域として子育てを支援していく事業展開ができていくかというところが1つ大きなポイントになろうというふうに思っております。

 今後ともそういう視点を持ちながら事業を検討していきたいというふうに思っておりますし、また一方では、そういった場にも出てこられない、いわゆる閉じこもりのといいますか、引きこもりの親御さんをどう支援していくかという点は非常に市としても今後十分検討していかなければならない課題かなというふうに思っております。訪問的な事業等も含めまして、今後そういう層に対する働きかけ、展開を検討していく必要があるかなと思っておりますが、今回の郵送ということにつきましてはそういった方も含めて、少なくとも住民登録上の出生された世帯には何らかのアプローチをかけていけるということで第1歩となるのではないかというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。



○浅見健二委員長 粂部長。



◎粂要治健康福祉部長 2点目の質問に対してもう少し補足的にご説明させていただきたいと思います。

 今、室長の方から、子育て家庭への支援についていろんな角度でいろんな取り組みをしているという状況をお伝えさせていただきましたし、また、今回のこの事業の趣旨についてもお話しさせていただきました。

 委員の方から先ほど、宇治市の市民として出生したんだから、生まれたときから行政として何らかのかかわりを持っていく必要があるんじゃないかというふうなご質問でございますけれども、これについては宇治市の方でも一定保健推進課の方で事業を展開しています。

 1つは、昨年度から「パパママスタート!!」ということで、出生前の妊娠期の段階です。これは、母子手帳を交付するのをまとめて交付日を決めて、そこで来ていただく。その中でいろいろと、これから新しいお父さん、お母さんになっていく心構えを伝えて学習していただく、体験をしていただく。そういう中で実は保健師の方も、ハイリスクにつながっていく可能性がある世帯というのはやはり専門家の目で見ればいろいろ見える部分がございまして、そういう方に対するフォローはしていくというふうな姿勢でそういう対応を一方ではしているということ。

 それから、生まれた後は新生児の訪問事業というのをやっていまして、これはご希望のある方ですけれども、そうした、今、「パパママスタート!!」で発覚したといいますか、保健推進課の方でつかんだハイリスクの家庭への対応に加えて、この新生児の訪問事業とあわせまして、訪問しながら事前にいろいろな課題についての発見をしながら対応をしていっているというふうな状況もございます。したがって、それを今、トータルな形では情報をきちっと連携できているかという点では不十分な点があると思いますけれども、事業としては一体化できるような方向で一つ一つ拡大していくことは事実だというふうに思っておりますし、今回のこの事業も1つの大きな事業として、これを1つのきっかけとして子育て家庭の方々の不安解消、そして、心配なく宇治市の中で子供を育てていける条件づくりのステップにしていただければというふうに思っておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 特殊出生率の話はわかりました。国に比べて京都府は低いですけれども、京都府水準よりは宇治市は高いというのは人口構成のそういう関係があると思うので、そういうことかなと思います。それはわかりました。

 室長と部長からもご説明いただいたので、それはそれで私は何も否定しているわけじゃないし、こういう事業を意義がないというようには思いません。やられたらいいと思うんです。いろんな面が必要ですね。ただ、いろんな、私なんかは事件が起こったり事故が起こったりしてから、どうであったのかなということを、どうしてもそういうことになってしまうんですね。そのときの状況を見ますと、いや、なかなか行政もよくわからへんかったんやと。よくかかわられへんかったんだということがやっぱり多いわけですよね。ですから、「パパママスタート!!」やら新生児訪問なんかもされていることは承知していますし、新生児訪問なんかも出生時のリスクの問題なんかで気になる子供さんがおられるわけですから、それはリスクをいろいろ親御さんが感じるということは、親御さんも子育てについてはいろんな関心を持っているから、行政の支援なんかを求めたり、いろいろ専門家のアドバイスを受けたりしようということになるわけですね。ですから、それはそれで僕はいいと思うんですけれども、ただ、この1,600人、1,500人生まれた中ではそういうことにむとんちゃくな両親、親御さんもおることはおるんですよね。ですから、そういうところに生まれている、育っていく子供さんの環境をどうしていくんだということはやっぱり行政がきちっと見ていかなあかんわけですから、そういう点で私はこういう制度、事業を実施するときに何かうまくかかわれないかなという気がして先ほども言ったんです。

 新生児訪問ももっと以前、二、三十年前、もう30年ぐらいになりますけれども、そのころは新生児訪問や悉皆訪問は全世帯訪問していました。確かにもっと多かったです。児童・出生数も多かったですけれども、ただ、保健福祉の領域が、保健師の領域というのはやっぱりそういう時代はそういう時代で子育て支援の方にシフトしていましたから、今は高齢者の支援もあるわけですから、なかなかそうはいかないというところでこういう形になっていると思うんですけれども、私はぜひそういうことは考えていただきたいなというふうに思います。

 実は、児童虐待との関係も少しかかわるんですよね。この間もある地域で子供さんが生まれて、住宅密集地ですから、物すごく子供が泣くんですよね。普通の子供さんの、子育てをした方は大体わかるんですよね、普通の泣き方ではないということがあって、これは大変だということで僕らにいろいろ言われるんですけれども、そうしたら、ご近所やったら一遍声をかけてみたらどうですかというように言うんですけれども、やっぱりふだん地域とのコミュニケーションがとれていなかったら、近所の人から「おたく、子供さんをよう泣かしているけど、大丈夫ですか」というような訪問はできないと言うんですよ。ほなら、私は民生委員さんに言いますよね。民生委員さんも「あっ、そうですか、あそこ、子供さんが生まれたんですか」ということで、状況がよくわからない。まず最初にいろんな地域の中でそういう情報が集中するわけですけれども、そこで踏み込むと言うたら語弊がありますけれども、かかわるということが物すごく勇気が要るということで、なかなか状況がよくわからない。それが親の子育てに問題があってそういう状況になっているのか、よくわかりません。周りからは、よく泣く、引きつけたような泣き方をするし、どうしているんやろうと。時々パチパチという音もするという話なんかもまた逆に言うたらするわけですね。どうなっているんやと思うけれども、なかなか言えないということもあったんですね。僕らは割とずうずうしいですから、「こんにちは」と言うて行ったりしますけれども、だけれども、「子供さん、どうですか」というようなことは言えません。玄関を入ってお母さんと話をする中で感じ取ってということでないと、「いや、おたくのお子さんよう泣いているようですけど、どうですか」というようなことは言えませんから、難しいんですけれども。

 ですから、そういうことなんかも含めて、こういう機会に子供さんとの接点なんかを持っていくようなことなんかをぜひ工夫していただいて、体制上の問題もあるやろうし、いろんな問題がありますから、そうは言うたって、そんなん言うんやったら人をふやしてくれということもあるかわかりませんけれども、人をふやすなと言う人もいますから、なかなか大変なんですけれども、大事なことだと思いますので、ぜひまた考えていただきたいというように、意見で結構です。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。中路副委員長。



◆中路初音副委員長 1つだけ。私も今の訪問をしていただけたらもっといいなと思うんですけれども、例えば小学校の子供とかにこんなカードで、困ったことがあったらここに電話をしなさいみたいなのを配ったりしますね、今、児童虐待の対応か何かで。「心の相談室」とかというて電話番号を書いてあって、名刺ぐらいの大きさでそういうのを全児童に配ったりしていますよね。例えばお母さんに「困ったことはありませんか。いつでも相談の電話を受け付けています」と、24時間とはいきませんけれども、ここで相談を受けていますというふうな、ポケットに入れて持って歩けるような、そんなものもあったらいいかなというふうにふと思ったんです。アンケートの中にはいろいろ工夫もされていると思って見ていたんです。今の気持ちについても、顔が書いてあったりとかして答えやすくなっているなと思いますし、「相談できる人はいますか」とかというのもあるし、表には、不安なことがあったら基幹センター精神科にお電話くださいというふうに書いてあるんですけれども、これはずっと読んでいかないとわからなくて、アンケートをしようかと思って読んだ人はわかるんですけれども、そうではなくて、本当にそれだけで持って歩けて、ポケットにも入れられるような、そういうものもあったらいいのになということをふと、これを見ていて思ったんです。

 それともう一つ、子供の権利条約の中身で、こういうときに、子供は生まれてきたそのことだけで値打ちがあるんや、だれでも幸せになるために生まれてきたんやというふうな、大事にすることができるんやという、そういうことをさりげなくどこかに、さっきの身長計でもいいので、ああいうところに書けるような、そういう啓発なんかもできればいいのになというふうに思うんです。そういうことによって、宇治市で子育てというか、子供を産んでよかったな、こんなふうに応援してくれはるんやなということを感じるだけでも随分違うんじゃないかなと思うので、そんなことも考えてもらわれへんかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○浅見健二委員長 田中室長。



◎田中秀人子育て支援室長 今、最初の連絡先を書いたカードとかの検討、貴重なご意見をいただいたんですが、今回、情報誌を入れさせていただく中で、情報誌の作成自身にもいろいろ年々工夫をしまして、裏表紙の方に連絡先が一目でわかるようにしようというような形での工夫もいたしております。今回これをすべての出生した保護者に届けることによってこの辺の利用をしていただこうということでスタートしております。また、今後この辺のカードとかの点につきまして、事業を実施していく中でいろいろまた工夫できるところは工夫しながら検討してまいりたいなというふうに思っております。

 それから、2点目の権利条約の条項なり文言をどこかにさりげなく記載するというような内容につきましても、また今後事業実施していく中で、基本的には単年度事業ではございますが、事業効果も見ながら次年度以降の継続についても検討してまいりたいと思っておりますので、そういう中で工夫できるところは工夫していくよう心がけていきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○浅見健二委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件はこれにて打ち切らせていただきます。

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△2.保育所分園の設置について

[資料−−−−−「保育所分園の設置について」−−−−−参照]



○浅見健二委員長 次に、日程第2、保育所分園の設置の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。木村課長。



◎木村邦夫保育課長 ただいま議題となりました日程第2、保育所分園の設置について、お手元の資料によりましてご報告いたします。

 待機児童対策は喫緊の課題として、これまで定数を超えての入所や定数増など、入所に係る調整を行ってまいりましたが、今後は引き続きこれらの調整を図るとともに、施設整備を含めた待機者対策が必要であると認識しているところでございます。

 施設整備につきましては、待機児童数が市内全域にわたって平均的に見られることから、緊急的な対策として分園を当面3園整備していきたいというふうに考え、平成17年度に1園の分園設置事業に取り組み、登り保育園の分園が開園しましたが、平成18年度も引き続き2園目となる保育所分園を設置していきたいと考えております。

 18年度の計画概要につきましては3月の委員会でご報告させていただいておりますが、建物の具体的な計画が固まってまいりましたので、今回改めてご報告をさせていただきます。分園の設置主体は社会福祉法人宇治福祉園で、保育園名は三室戸保育園分園でございます。定員は40名を予定しております。設置場所は木幡西浦38−9、10の旧木幡共同作業所跡地を予定しております。土地面積は約771平米でございます。建物は鉄筋コンクリートづくり2階建て、延べ床面積約332平米でございます。

 実施に当たりましては、市として保育所基盤の整備に責任を持って対応すべきという観点から、土地については市において解体撤去工事を実施した上、市有地である同土地を無償貸与といたします。建物建設につきましては法人が実施主体となりますが、その建設費につきましては宇治市民間保育所分園設置補助金交付要綱に基づき補助金を交付する予定をしております。なお、現在解体作業、撤去作業を実施しておりまして、解体後は速やかに建設工事に着手できるよう取り組みを進めているところでございます。

 なお、開園は平成19年4月を予定しております。

 以上、報告とさせていただきます。



○浅見健二委員長 これより質疑を行います。堀委員。



◆堀明人委員 数点お伺いしたいと思います。

 分園がこうやって設置されていくということにつきましては、やはり待機児童が全然減らへんというような現状の中で非常に歓迎すべきことだと思います。それを前提にお聞きしたいんですけれども、まず1つは、今回、三室戸保育園、宇治福祉園がやられるということなんですけれども、例えば前回の登り保育園の分園の場合は地域性というのは整合性があったと思うんです。木幡の保育所が御蔵山に分園を持たれると。今回、三室戸の保育園が木幡にされるという部分で、これは受け持たれる法人がどういう形で決まっていくのか、それと、本園と分園の関係として三室戸と木幡というこの距離感、この点については問題がないのか、この点をお聞きしたいと思います。

 それと、建設費についての件なんですが、これは勉強不足で申しわけないんですが、内容を、補助金を交付するということですけれども、具体的にはどれぐらい交付されていくのか。

 それと、3点目なんですけれども、登りの分園ができたときに、次は西の方にやっていくというような当初の計画ではなかったのかなというふうに僕自身は認識しているんですけれども、東に続けて、しかも割と近い地域に2カ所続けてやられていく、これについて、当然共同作業所が移転されたというようなことで、適地が1つはまず見つかったということで、その適地を機を逃さず迅速にこういった形で分園を設置していただくということについては非常に、当初の計画はともかくとして、こういった適地があるわけですから、僕はこれは確保していくべきやと思いますけれども、今後の計画ですね、西についてはどのようにお考えなのかということも含めてお聞きしたいと思います。

 以上です。



○浅見健二委員長 木村課長。



◎木村邦夫保育課長 費用につきまして、補助の具体的な内容でございますが、現在、本体工事を含めて、大型遊具も含めまして予算的には4,531万6,000円という予算がとられておりまして、これの4分の3を計画しております。

 登りの公表をいたしましたときには、17年度につきましては東で、18年度以降については東西で1園ずつという報告をいたしていたと思います。現実的にといいますか、実際には西でなぜ18年度はしないのかということもございましたが、適地の関係もございまして、西には必要でありますが、西につきましては19年度以降というふうに考えております。

 それと、法人の決定方法でございますが、分園の設置できる要件といいますのは、現在、現に宇治市で本園を運営されているところが分園ができるという要件でございます。その中で分園の設置に積極的な考えを持っておられる法人さんから、こちらの方はお答えを待っていたところで、三室戸保育園、宇治福祉園さんが分園を考えておられるというところで適地とちょうど合体したと。距離的には30分以内ということで国の方の基準もありますので、その辺についてはクリアしておりますので、そういうところから三室戸保育園の分園ということが決定したところでございます。

 以上です。



○浅見健二委員長 堀委員。



◆堀明人委員 西については19年以降ということでしたけれども、やはり東西のバランスというものも出てきますし、西の方でも待機児童も数多くいらっしゃるというのも現実ですので、候補地があるのかどうか、それはまだ知りませんけれども、もしそういった計画が具体的になれば、できるだけ、19年といわずに、不動産のことですから、いいところは早く手を打っていかないと、どんどんと流れていきますので、そういう適地が見つかった場合は前倒ししてでもやっていただけるようなご検討をいただきたいと思います。

 法人選定についてですけれども、三室戸保育園さんが分園について積極的やと。30分以内で行けるということですけれども、三室戸さんはHana花保育園もやられている、本園もやっておられるということで、ということは、やはり法人さんによって今のこの保育のコンディションというか、そういう部分について積極的、積極的でないというのは差があるということなんですかね。今は三室戸さんがやはり突出してやられているような感じを受けますよね。そのあたりで、ほかの園からはこういった、公募なんですか、なかったんですか。それとも、幾つか手が挙がって、その中で審査をされた結果、三室戸さんに決まったということではないんでしょうか。この点だけお聞かせください。



○浅見健二委員長 粂部長。



◎粂要治健康福祉部長 法人決定についての再度のご質問ですけれども、まず1つ、法人の決定につきまして、これにつきましては私どもの方は既に平成17年、18年については東宇治の方で分園をつくりたい、そして19年度には西の方でつくりたいということを宇治市の民間保育園の方にすべて案内はさせていただいております。そういう中で、やってやろうというところに手を挙げていただければ、そこと条件が合えばやっていただこうという、そういう方向でこの三室戸さんについては確定させていただいたということです。それと、この分園を設置するというのはやはり法人としての運営上それなりの体力がなければ、なかなかどこでもできるというものでもございません。したがって、当然運営上に、分園をつくることによって非常に苦しくなる状況もあるわけですから、そういう意味ではどうしても限定してくる部分も一方ではあるということはご理解いただきたいなというふうに考えております。

 それと、先ほど地域性の問題もおっしゃいましたけれども、東宇治全体、当然木幡方面もそうですけれども、三室戸方面も含めまして待機者が出ているという状況もございます。この分園については、分園の設置されたところの周辺の子供たちが入るというだけではなくして、それよりもむしろ本園と分園との関係の中で子供を受け入れていくというふうなことになりますので、したがって、本園の方でかなり待機者があれば、本園の方で受け入れをふやす形の中で分園を活用してそれに対応していくというふうな形に運用としてはなっていくだろうというように考えておりますから、今のところ、東側で言えば東の南、東の北、そのあたりの需要に対して今回対応はしていけるというふうに考えております。

 そういうことで、法人さんの決定についてはやはりこれは公募というのはなかなか、しても難しい背景があるということでご理解いただきたい。そして、積極的に自分の法人の体力との相関の中で手を挙げていただき、相談させていただいてつくっているというのが現状でございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○浅見健二委員長 堀委員。



◆堀明人委員 承知いたしました。現状はやはり変わらず、子育て、待機児童という面については非常に厳しいということですので、先ほど申し上げた西についても、適地があればということも含めて前向きにお取り組みいただけたらというふうに思います。

 以上です。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。河上委員。



◆河上悦章委員 1つは、乳児と幼児の割合ですね。登りさんが、何ぼや忘れましたけれども、どういう予定であって、今現在どうなっているか。登りの分園ですね。

 それともう一つは、従来から18年度がピークで、19年度からはちょっと減っていくという予測をずっと出していらっしゃったと思うんですけれども、先ほど子供さんの数を聞いたら、15年が1,643人ですか、16年が1,697人、17年は1,676人ということで、そんなに減るというか、横並びか微増というような形みたいですね、ゼロ歳児が。それなりに開発もあって、なかなか予定どおり待機児童さんが本当に18年度がピークで、19年から減るという推測でいいのかなという気もしているんですけれども、そのあたりは。

 それととりあえず待機児童さんが全市的に散らばっていると。緊急的に3園を分園方式でいくと今説明があったと思いますけれども、それでとどまれるのかどうか。重ねて関連してその辺をお聞きできればと思います。

 以上です。



○浅見健二委員長 木村課長。



◎木村邦夫保育課長 18年度のピークということにつきましては、通常保育の目標事業量につきまして、児童育成支援対策行動計画で受け入れ可能数、21年度までの目標事業量を設定している中で18年度をピークというふうに一定置いておりますが、この既存施設の分園による定数増や定数を超えての受け入れなどを想定する中で減少する見込みを立てているところですが、今後の保育所の希望者数によって一定の時期に推計の検証もしたいというふうに考えてはおります。

 あと、今後の待機児童対策につきまして、増築可能な保育所の定数増をはじめ、事業所内の保育施設の設置など、企業や事業所での就労、子育て支援を両立できる環境づくり等、あと、ファミリー・サポート・センター事業の充実など、地域の子育て事業の支援の取り組みなどをあわせた中で総合的に検討していく必要があるというふうに考えております。

 あと、登りの状況ですが、7月1日現在では定数30人で、実質受け入れ数は28名となっておりまして、本園と分園の有機的な連携の中で実際には乳児を対象に、それもゼロ・1歳を重点的に保育されているというふうに聞いております。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 河上委員。



◆河上悦章委員 わかりました。そうすると、今回の三室戸保育園の分園についても乳児が対象という、ゼロ・1歳ですか、そのあたりを主体に募集をかけられるということでよろしいでしょうか。

 それともう一つは、先ほど、総合的に待機児童対策については進めていくんだということで、事業所内の保育所の設置であるとか、あるいは、増設可能なところについては増設するとか、ファミリー・サポート・センター等々、総合的な形で待機児童対策をしますと言っておられますが、増設なんかも、もしできるところがあれば、やはり待機児童対策として進めていかれたらいいというように、これは意見で申し上げます。初めの方だけちょっと。



○浅見健二委員長 木村課長。



◎木村邦夫保育課長 三室戸保育園さんの意向といたしましては、この分園につきましては幼児を対象に考えておられます。その分、本園での乳児の枠も来年度は定数増を考えておられるところでございます。



○浅見健二委員長 河上委員。



◆河上悦章委員 結構です。実態的に幼児が、普通はゼロ・1・2歳児がなかなか待機児童が多いという話を聞いているんですけれども、地域とか考え方で、それはそういうことでやる、こういうことで理解してよろしいですね。終わります。



○浅見健二委員長 質問者も答弁もできるだけ簡潔によろしくお願いします。宮本委員。



◆宮本繁夫委員 簡潔に、ほなら。木幡中学校のもともと敷地やったところですが、一部割愛して民設でやっていますね、作業所を。これは作業所がなくなったんですけれども、本来の教育施設に使うかどうかということでの調整は教育とされたんですか。



○浅見健二委員長 1点ですか。



◆宮本繁夫委員 いや、いっぱいありますけれども、順番に聞いていきます。



○浅見健二委員長 1点ずつですか。



◆宮本繁夫委員 いっぱい聞いた方がいいですか。ほなら、今聞いておきます。待機児は今、直近は何人でしょうか。川東、川西で何人でしょうか。

 乳児の定数、今度の分園の定数は、今の話、幼児という、3歳以上児ということになるんでしょうか。

 登りは今28人入所しているんですけれども、以上児、未満児の割合はどうなんでしょうか。

 法人の決定は、先ほど議論があったんですけれども、これは公募をされたんでしょうか。そこら辺をまずお尋ねします。



○浅見健二委員長 以上、ご答弁願います。木村課長。



◎木村邦夫保育課長 当該地につきましては現在普通財産となっておりまして、管財との調整の中でここについて使用を進めているところでございます。

 待機児の川東と川西の状況……。



◆宮本繁夫委員 乳幼児。4分類。川東、川西、乳幼児の。



◎木村邦夫保育課長 全体で現在、定期前でございますが、7月1日現在で86名でございます。うち乳児が67、幼児が19ということでございます。



○浅見健二委員長 川西、川東。



◎木村邦夫保育課長 全体的に4つに、今、川東と川西でというのがきちっとデータを持っていないんですけれども、市内を大まかに東、西、中、南というふうに分けた中では、待機児は東と西では44名、中地区、南地区というところで42名というデータを今持っているところでございます。

 分園の定数でございますが、今のところ、三室戸保育園としては3歳以上児を予定されております。

 登りにつきましては、分園については乳児を対象にされております。

 それと、法人の決定については公募ではなく、先ほどの部長からの説明もありましたが、民間園長会の中で、法人の中での希望を募る中で決定したということでございます。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 前段の話で、普通財産って、それは法人に貸していたから、普通財産でないと貸せませんから、それはそれでいいんですけれどもね、作業所なんかは。希望があったのは知っているんですよ。ただ、これは、私は文教福祉常任委員としまして学校施設もずっとこの間回ってきておるんです。木幡中学校と東宇治中学校は非常に狭いんです。木幡中学校は、野球をやったらフェンスを越えてマンションのガレージにボールが落ちて大変やと。何とかフェンスを高くしてほしいとか、サッカーと野球が一緒に練習できないだとか、いろんなことをお聞きしているんです。この際、学校施設の隣接の土地があいたら教育施設に何で使わへんのかなと。

 福祉の方からは、ここは理事者がおらへんから言いにくいねんけれども、部長は福祉の施設に使いたいという気持ちはわかるんですよ、それは。部長は市長と違うからね。そやけど、宇治市全体で考えた場合に、そういう議論はあったのか、なかったのか。今度また教育に聞きますけれどもね。そういう議論はやっぱり必要なんちゃうかなと思うんですよね。あそこが、木幡中学校が市内平均的なグラウンドの広さがあれば別ですけれども、狭いんですよ、物すごい。体育館でも第2体育館を建てなあかんぐらいの話になってきて、グラウンドはほとんど使えないことがあったときに、隣接したところがあったら教育施設にするというのも1つの考え方と違うかというふうに思いますけれども、それは、きょうは理事者がいはらへんから、部長に聞いたって、部長の方は私のところに使わせてほしいと言うわね。作業所がなくなったから、これは教育で使ったらどうですかと言わへんわね、普通は。それはここで言うたってしゃあないけれども、そういう気がしました。それは意見。よく言うておいてください。教育でまた聞いたらいいと思いますけれども。

 それと、待機児をなくしていくために、将来子供が減るから待機児が減るという予測をしている人もいはりますけれども、私はそうは思わないんです。86名待機児がおられて、乳児が67名、幼児が19名でしょう。ほんで、何でこれ、幼児40名の定数でやるんですか。これは本当に待機児を対象にしていこうとすれば、乳児を中心の施設にしていったらいいんじゃないですか。これは幼児にするでしょう。3歳以上児でしょう、今度の分園は。川東、川西の待機児の数もわかりませんから、それはよくわからないんですけれども、理屈が合わないんじゃないかというふうに思うんです。それは私は何でそうなったかというのはよくわからないんですけれども、それは運営する法人の都合なんでしょう、多分。乳児の定数をふやしたら、本園・分園一体化するわけですから、その子供が以上児になったら本園で受けんとあかんわけでしょう。乳児ばかり多かったら、分母、未満児がいっぱい多かって、その子が1歳ずつ年齢がこうなったら、幼児枠がなくなってしまったら受けられへんということが現にHana花で起こったわけですよね。Hana花は違う保育所やったから、理屈上は。だけれども、法人一体やったらやっぱりきちっとしていかなあかんのですけれども、結局Hana花は3歳児になったときには同じ園で行かれない。ことしは行けたかどうか知りませんけれども、定数枠から言えばそういう可能性のある園なんですよ。あえてまたこれ、もっと、Hana花は法人は一緒ですけれども、施設は別なんですよ。今度は三室戸分園は全く一体という議論の位置づけをしていくわけですから、余計に矛盾が起こるん違うかなと。だから、とりあえず分園をつくったけれども、今の実態に合わないような定数にしていたらあかんの違うかなというふうに私は思うんですけれども、なぜ乳児をふやさないんですか。よくわからないですね、そのこと。

 それと、30分という話がありますけれども、これは三室戸は通園バスを持ってはりましたんかね。どんな保育をしているんですかね。大事なことなんですけれども。登りはこの間寄せてもらいました。一体化した保育をしてはりました。ただ、あそこは木幡の山の中から下へおりてくるだけの、そういう位置的な関係にあるんですけれども、これ、三室戸と今度の分園の木幡というたら京阪で行ったら幾つ駅がありますんやな。そんなん、子供を京阪電車に乗せて運ぶわけにいかんでしょう。ほなら、バスでこれはピストンするんですか。どんな保育をね。とりあえず今、分園をつくったら、分園ができたらええと。中身はまあまあ法人が運営しやすいようにしはったらええということなのか。もう少し行政の方も、今の待機児をなくしていこう、解消していこうという立場から言えば、もっとやっぱり私は乳児にシフトした定数の枠を拡大していく必要があるんじゃないかなと思うんですけれども、それはどうなんでしょうか。その点について少し検討されていることを説明してください。



○浅見健二委員長 木村課長。



◎木村邦夫保育課長 幼児の枠につきまして、本園について来年度は、現在、三室戸保育園独自で増室を予定されておりまして、乳児については現在の定数よりも15名ふやすということで進んでおられるということです。いずれ、乳児の枠をどんどんふやしていけば、数年後にはまた幼児の枠が足りなくなるということもございまして、国の方の補助金の要件の中にも、本園で乳児をふやすことにつきまして分園の設置が認められるということでございます。人数的には乳児だけではございませんが、本園と分園とを合わせた中で約50名ほどの定数増を考えております。

 あと、バスで三室戸本園から分園への送迎というのを考えておられるということでございます。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 法人は法人の経営方針がありますよ。これだけ国の予算も削られてきているわけですから、法人は生き残りをかけて経営戦略を持たなあかんですよ。私はそんなことをとやかく言いません。それは利用する保護者が判断をしはるわけですからね。これ、今の話でいったら、三室戸は将来は本園で乳児をふやすわけでしょう、来年から。ですから、乳児をふやすわけやから、幼児の枠をふやしておかんとあかんのですよ。だから、分園で、あそこの園では乳児をふやしたらもう幼児ではふやされへんから、違うところに幼児の枠をつくるんですよ。ところが、背中合わせとか道路の近くやとかというんやったらいいですよ。京阪で2駅も3つもあいているところでね。乳児では三室戸に入ったら本園しか入れんわけですよ。3歳になって幼児になったら、本園でのキャパがいっぱいですから、分園と合わせてですから。そうしたら、三室戸の本園に乳児で入所したら、将来的には分園の方に行かんと枠がうまいこといかへん場合も出てくるんです。それはそう含めた定数枠をつくっているわけですからね。それについては余りにも遠いんちゃうかと。

 だから、今の課長の話やったら、バスで送迎してやっていくんでしょう。そういうことは想定してないですよ。バスで送迎して保育が一体化するというようなことは想定していないと思いますよ、私は。宇治市内やったら、バスやったら30分あったらどこでも行けますよ。どこであってもええねや、これ。御蔵山の上から大久保の南の端でも、そんなん、ならへんですよ。登りは給食もしていなかったでしょう。給食室はあったけれども、温めるだけやと園長さんが言うてましたわ、この間行ったときに。ここはどうするんですか、給食は。独自でここでつくってやるんですか。そのことも含めてお願いします。



○浅見健二委員長 木村課長。



◎木村邦夫保育課長 給食につきましては本園からの運搬を前提に考えておられるということで、登りと同じような形を考えておられます。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 保育はどうするんです。だから、バスで行くというのは、登りなんかでしたら両方混在で保育してと園長さんが言うてはりましたわ、この間行ったときに。ここも同じような形になるんですか。朝は木幡に送っていって、迎えは三室戸に迎えに行ってもいいんですか。



○浅見健二委員長 木村課長。



◎木村邦夫保育課長 現在考えておられるのは、受け入れについては本園で受け入れをして、そこから園のバスで送迎をするというふうに考えておられるところでございます。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 そういう運営になったら、本当に保育所の配置ってええんかいな、これ。30分でええんやったら、笠取の空き地をどこか借りて保育所をつくって、本園で朝預かって、バスでどこかへ行っていて、また夕方連れてくるって、そんな保育でええんかいなと思うんやけれどもね。子供さん、途中で親が迎えに来たときについては、そうしたら、どうするんですか。そんなもん、30分置きにバスが本園、分園を動いているわけじゃないでしょう。ほなら、お昼ごろに迎えに行かなあかんようになったら、そのときは分園まで迎えに行くんですか。分園というのは何か、どうなんやろうね、そんなんで……。そうしたら、木幡の方の人の待機児対策が全然あらへんわね。木幡の人がわざわざ三室戸まで連れてきいひんわね、電車で3つも乗って。そんなんすんのやったら、別に西につくったらよろしいやん。西で受け入れておいて、中継点や。バスで運んでいって、どこかで保育してもらったらええんや。あいている土地はいっぱいあるよ、宇治市内。それはどうなんですか。



○浅見健二委員長 粂部長。



◎粂要治健康福祉部長 今、分園の運営方法についての説明をさせていただいていましたけれども、確かに分園の使い回しは本園との関係でいろいろな手法があると思います。したがって、分園を1つの独立した園という形で運営する手法もあれば、本園と一体的にやるという方法と。これはそれぞれの保育所の地理的な条件等々を含める中でその運営の仕方はあると思います。したがって、今回、三室戸さんの場合は本園との一体性を考えて運営をしていただくと。しかし、その中でも我々としては、乳児が非常に需要が多いわけですから、乳児枠をしっかりとふやしていただくという条件の中で分園を設置していただいて、そしてまたその乳児枠もそのまま幼児につなげていけるような環境もつくっていかなければならないということで、全体の枠として本園・分園合わせて50名の定数増を図りながら、その中で運営をしていこうと。

 確かに見かけ上、幼児になったら向こうへ行って、そういう運営がいいのかということですけれども、そういう運営の仕方も、これはあるんじゃないかなと。先ほどおっしゃいましたように、例えば笠取の問題もあります。実際そういうふうに全然違う地域に分園を持たれて運営されているという事例もありますし、三室戸さんの場合は今現在分園じゃないんですけれども、そういう施設を笠取にお持ちになっておりまして、そこを自然体験の場とかいろんな形で使われているケースもございます。したがって、そこを分園にという考えもあったことも事実なんですけれども、やはりいろんな利便性、今、委員からもご指摘がありましたように、山の中でずっと毎日というわけにはいかないということで、それは1つの施設として置いておこうという考え方ですから、我々としては運営のあり方として、今の状況としてはそういう2通りの運営の仕方があるということの中で、それは法人さんの努力の中でやっていただけると。そしてまた、当然これはそういう条件のもとで保護者の方がその園を希望されて行かれるということですから、保育内容についても影響のないように園として工夫をされて運営されていくというふうに考えておりますので、そういう運営の手法があるということでご理解いただきたいというふうに思います。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 私は前の登りの経験の話がありましたから、そういう理解をしていました。分園ができれば、それはその地域に保育所ができた、だから、その地域の子供が行くんだというふうに思っていました。登りもそういうことをしています、あそこの山手のところに預かって。たまたま本園の方に行く場合もあるけれども、基本的にはそこで預かって、そこで登園、お迎えと送り両方やっているということですけれどもね。

 だから、部長が言うような考えでしたら、これは三室戸が定数増を図ったと。三室戸の本園では施設が足らんから、保育する保育室を別につくったという考え方ですよ。ですから、別に木幡の人については、近くに保育所ができたから、待機児対策でええなということは全然ないんですよ。三室戸の近くの人はいいんですよね。そういう保育もあるんだということ、私はそういうのが本当にいいのかどうかというのはわかりませんけれどもね。確かに幼稚園でも笠取にいろいろな施設を持っているところはありますよ。だけどね、そういうことがいろんな保育のやり方でいいと言うんだったら、何も三室戸にこだわらんかったって、西の方でやってもよろしいやん。保育するところは共同作業所跡でいいんですよ。だから、大久保でもええし、小倉でもええし、そこへとりあえず登園して集めて、あとマイクロバスで送って、帰りも送ってきたらええねん。そうでしょう。だから、別に施設はどこにあってもええ、分園をつくるところは。30分あったら行けますよ。そういう考え方ではなかったんちゃうかと僕は思っているのでね。

 だから、適正配置をやっているわけで。そんなん、大規模の保育所はどこか一番交通の便利のええところにつくっておいて、そこが中継点、ステーション、あとは全部散らばらせて保育をどこかでやってくる、あとはまた連れて帰ってくる。そんな保育でええのかなというふうなね、極端な言い方をすれば。一番便利なところがいいですよ。交通の要衝につくったらええねん、子供を集めるステーションを。あとはマイクロバスで順番に1日どこかで保育をしてもらったらええんですよ、広いところで。それでまた連れてきたらええんですよ。そんなんでいいのかなというふうなことを私は思うから、何でそんなことになるのかなということがあったんやけれども、いや、これも1つの考え方やと言うのやったら、そういう考え方に立ったんやったら、何で西の方の法人にしてもらえんかったんかなというふうに私は思いますけれども。



○浅見健二委員長 意見ですか。



◆宮本繁夫委員 いや、意見というより質問。何でそうなんですか。



○浅見健二委員長 粂部長。



◎粂要治健康福祉部長 先ほどお話ししましたように、今回の法人の決定につきましては東に2カ所、これは東の方に分園用地を確保しますという意味です。それから、川よりも西側に分園用地を用意しますと。そういうことで順次分園をつくっていきたいということで、すべての園に対してその計画を示させていただいていまして、それに基づいて、私のところは分園をやりたい、ぜひともこういう形でやりたいというお話があった中で相談させていただき、それを実現していこうという方向で来ているわけですから、当然今回18年につきましては、もうこれは明らかに東側でやるということ。そのことについて実際に具体的に相談がされてきたというのは三室戸の宇治福祉園の方からそういう話があった。したがって、西側からは特にその話はなかったと。それは当然西側でまた土地が、どこになるかは今調整中ですけれども、それはあるという前提で、西側でまた予定される法人さんについてはそのところでまた協議があるというふうに考えておりますので、そういう意味で、西の方からも手が挙がって、当然複数が手を挙げられれば、またそれはそれで我々の方は相談の仕方、決定の仕方は変わったと思うんですけれども、その時点ではそういう状況はなかったということでご理解いただきたいと思います。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 委員長、意見だけ言うておきますわ。全然かみ合っていないのでね。私は、そういう運営で保育をすんのやったら、分園の場所なんかどこでもええと思うんですわ、むしろ。また教育の方で聞きますけれどもね。そんな保育所の位置づけをすんのやったら、もっと木幡中学校に隣接したところは木幡中学校の子供さんに開放してあげた方がいいんですよ。別に分園の場所は東の方に2カ所つくる必要はないんですよ。もっと土地の安いところにつくったらええ。そこのステーションの保育所から、そこがもういっぱいで行けへんから、どこかに保育所をつくっておくわけやから、そんなら、もっと土地の安いところでしたらいいわけで、もっと緑が多いとか、川があるとかどうか知りませんけれどもね。地理的条件なんかは考えんでいいですよ。私は、木幡の分園をつくったら、木幡の地域の子供さんがそこに預けられると。駅前で子供を預けて電車で通勤もできると。子供を預ける親からすれば、交通の利便性ってどうしても条件があるんですよ。だから、そういう点で言えば、学校施設も欲しいけれども、働く親の立場から言えばそういう施設も重要なんかなと思ったりして、いろいろ思っていたんです。だけれども、どこかのステーションで子供を預かって、あとは保育するところはどこでもええというんやったら、別につくる場所はこだわらんでもええと。駅前にならんでもいいわけですから。

 だから、そんなことを、東や西や言わんと、それぞれの園がもっと広がるように、枠をつけられるように、土地がなくて建物がないんやったら、どこかの場所でやるようにしはったらいいんじゃないですか。別にこだわって東にばかりせんでもね。だけれども、手を挙げる法人がないんやったら、それはわかりませんけれども。だから、民間ばかりに任せておったらあかんわけで、民間は、それは体力があってうまいこと経営ができへんかったら手を挙げへんもんですわ。だから、やっぱり公的責任を持たなあかんということを我々は言っているわけで、全部市場原理に任せておったら、そんなもん、もうからへんかったら手を挙げへんですよ、だれも。と思いますわ。これは意見で言うておきます。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。中路副委員長。



◆中路初音副委員長 これは図面をいただいているんですけれども、2階のフラットルーフというのは屋外、これは園庭の位置づけでいるんですか。

 それと、先ほどからの件ですけれども、私も分園方式というのが本当にどうなのかということについてはやっぱりきちんと検証していかなあかんなというふうに思うんです。この前の登りの分園を見せていただきましたけれども、結局園庭はないし、夏になってもプールを置くところもないんですよね。普通、保育所だったら、子供さんが来られて、いろんなものがありますよ、お食事を運んでいるということもそうだし、送り迎えの場所が、お母さんが送ってこられた場所と昼間の集団とが全然違うということもどうなのかなというふうに思いますし、しかも、あそこにはそういう遊びに行くところもない。近所に空き地がいっぱいありますし、公園もありますというふうにおっしゃっていましたけれども、ほなら、雨の日はどうするんやろうというふうに思いますよね、普通は。だから、選んで行くといったって、待機者がいっぱいいる中で、入れるところはどこかと考えた場合に、あそこしかなかったらやっぱりあそこに行ってしまうわけで、それが本当に子供の発達や条件に合わせた環境なのかということを考えていかなあかんのと違うかなというふうに私は強く感じました。

 だから、そういうことについては今後、子供のそういう集団や、例えばここでも40人とっていくんだったら、幼児と言いますけれども、例えば年長さんと年少さんの割合でどういうふうに、ほなら、クラス分けをしていくのか。年長だったら年長さんのいろんな行事を考えたり普通はしますよね。やっぱり独特の最後の1年ってありますよ。そういうものが本当にどうやってつくられていくのかなとなかなか想像ができませんけれども、子供にとってどうなのかということについてはやっぱり検討していかなあかんなというふうに思います。そういう点でいっても、この条件でいってもここのフラットルーフ、遊びの空間、いろいろありますけれども、これは屋外なんですか。質問です。



○浅見健二委員長 木村課長。



◎木村邦夫保育課長 フラットルーフにつきましては、特にここは遊技場としては考えていないということでございます。室外機等のスペースでもありますし、プールを置けるスペースはありますという形で考えておられるところでございます。



○浅見健二委員長 中路副委員長。



◆中路初音副委員長 だから、ここも、プールを置けるスペースはあるけれども、調理室も一応あるけれども、給食は運んでくると。園庭はないということなんですね、位置づけとしては。



○浅見健二委員長 木村課長。



◎木村邦夫保育課長 園庭は敷地の1枚目の建物配置図の中で基準はクリアしております。



◆中路初音副委員長 なるほど。わかりました。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。宮本委員。



◆宮本繁夫委員 私は意味がわからないんですけれども、平面図があるでしょう。これ、駐車スペースが4台分あるんですけれども、これは駐車スペースですね。これは、ここに子供さんを送り迎えせえへんのに何で、駐車スペースというのは園の車を置いておくスペースなのか。

 それから、さっきの話は以上児でしたよね。以上児でしたけれども、保育室は2つしかないですけれども、年齢別保育はここはしない、そういうことですね。その確認だけ。



○浅見健二委員長 木村課長。



◎木村邦夫保育課長 駐車場につきましては、保護者さんが直接来られることも想定されるということで、駐車スペースは要りますので。保育所の関係車両も要ります。

 保育については、異年齢児保育というのを民間さんではやっておられますし、また、このスペースを割ってクラス分けというのも考えられます。その中で一体的な保育というのは民間さんの特徴ではないかなというふうには思っております。



○浅見健二委員長 ほかにないようですから、本件はこれにて終了し、打ち切らせていただきます。

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△3.地域密着型サービス事業所公募に係る説明会の開催について

[資料−−「地域密着型サービス事業所公募に係る説明会の開催について」−−参照]



○浅見健二委員長 次に、日程第3、地域密着型サービス事業所公募に係る説明会の開催の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。三栗課長。



◎三栗慶三健康生きがい課長 それでは、日程第3、地域密着型サービス事業所公募に係る説明会の開催について、お手元の資料に基づきご説明させていただきます。

 まず、?事業者を公募する趣旨でございますが、地域密着型サービスにつきましては、平成17年6月の介護保険法の改正により、住みなれた地域での在宅生活を支えるという観点から創設され、その指定・監督は市が行うことになりました。また、本年3月に策定いたしました宇治市高齢者保健福祉計画・第3期介護保険事業計画におきましても、日常生活圏域ごとに中重度の要介護認定者の利用を中心とした必要な基盤整備を進めることといたしております。

 このたび、この計画に基づきまして、より質の高いサービスの提供を確保するため、その整備、運営にふさわしい良質な事業者の参入を求めるため、公募を行うものでございますが、それに先立ちまして平成18年度、19年度におきまして地域密着型サービス事業所の開設を希望する事業者を対象に説明会を開催するものでございます。

 次に、?説明会日時につきましては、平成18年8月11日金曜日午後2時からでございます。

 ?説明会場所でございますが、市役所8階大会議室を予定いたしております。

 次に、?今回公募する整備年度、日常生活圏域及び事業種別でございますが、平成18年度分といたしましては中宇治圏域に定員15人の小規模多機能型居宅介護、西宇治圏域に定員10人の認知症対応型通所介護、また南宇治圏域には定員18人の認知症対応型共同生活介護及び定員15人の小規模多機能型居宅介護を予定いたしております。平成19年度分といたしましては、東宇治北圏域に定員20人の認知症対応型通所介護、東宇治南圏域に定員15人の小規模多機能型居宅介護及び定員18人の認知症対応型共同生活介護、北宇治圏域には定員15人の小規模多機能型居宅介護、西宇治圏域には定員15人の小規模多機能型居宅介護を予定いたしております。

 次に、裏面を見ていただきまして、?説明会開催の広報でございますが、8月1日発行の市政だより及び本市ホームページにより周知いたしたいと考えております。

 次に、?公募に係る今後の日程でございますが、8月11日の説明会の開催と同時に募集要項の配布をさせていただき、募集要項に関する質疑応答の後、8月18日から8月31日まで応募を受け付けいたしまして、9月下旬に選考させていただき、10月中旬に内定通知を予定いたしております。

 最後に、?要項配付、受け付け及びお問い合わせにつきましては、健康生きがい課生きがい振興係といたしております。

 以上、地域密着型サービス事業所公募に係る説明会の開催についてご説明をさせていただきましたが、よろしくお願い申し上げます。



○浅見健二委員長 これより質疑を行います。西川委員。



◆西川博司委員 18年度、19年度で公募ということですけれども、各圏域別、それから種類別で充足状況をお聞きしたいんですけれども、認知症対応型共同生活介護、これは東宇治南、それから南宇治で設置されるということで、あと、私の知っている範囲では既設で東宇治北、それから東宇治南、中宇治、北宇治、西宇治にあるということで、これで全域で設置されるということで、定員の充足度はわからんわけですけれども、施設の設置ということでは一応全圏域に設置されるということですが、小規模多機能型居宅介護、これは今、既設はないと思うんです。新しい施設ですね。東宇治南、中宇治、北宇治、西宇治、南宇治で設置されるということで、こういうふうに見てみますと、東宇治北圏域が設置されないわけですけれども、これはどのように考えられているのか。18、19では公募しないけれども、20年度以降で考えられているのか、この点についてお聞きします。

 それから、認知症対応型通所介護、これは東宇治北と西宇治で設置されるわけですけれども、既設もあろうと思います。これは、既設がどの圏域にどれだけの定員のものが設置されているのか、教えていただきたいと思います。

 それから、18、19年度の公募で整備されたら、需要予測に対してどのくらいの充足がされるのか。圏域別及び宇治市全体の充足率を教えていただきたい。

 以上3点、質問させていただきます。



○浅見健二委員長 杉村課長。



◎杉村亮一介護保険課長 ただいまご質問いただきました、まず1点目のグループホームですけれども、計画の中でも明らかにさせていただいておりますけれども、今までグループホームは市内7カ所ございました。圏域ごとにはそれぞれ分かれておりまして、今現在、東宇治北圏域で2カ所ございます。それから、東宇治南圏域では1カ所、中宇治、北宇治でもそれぞれ1カ所ずつございます。それから、西宇治圏域で2カ所ということで、圏域は6圏域ございますけれども、今現在、南宇治圏域がグループホームがないという状況でございますので、今回この公募の中でも南宇治圏域にグループホームを設置するということで計画をさせていただいているところでございます。今回公募いたしますと、基本的にはグループホームが各圏域すべてにできるということになりますけれども、それぞれグループホームにつきましては今の状況で定員によってもばらつきがございますので、それについては今後の計画の中でバランスのとれた整備を図っていきたいというふうに考えております。

 それと、小規模多機能型居宅介護でございますけれども、これは今回の制度改正によって新たにできましたサービスでございますけれども、今回公募させていただきますのは18年度、19年度2カ年分の公募ということで、計画の中では20年度まで計画をさせていただいているところでございます。18年度につきましては、先ほどご説明申し上げましたように、小規模多機能につきましては18年度は2カ所、それから19年度につきましては3カ所というふうに計画をしておりまして、残る20年度につきましては東宇治北で20年度に設置を考えております。それと、20年度にほかには東宇治南に1カ所を計画いたしておりまして、3カ年でトータル7カ所整備をすることで考えております。

 それと、次の認知症の専用型のデイサービスですけれども、これにつきましても今までは一般のサービスということで、区分がなかったんですけれども、今般、地域密着型サービスということになりました。今現在、認知症専用のデイといいますのは、圏域で申し上げますと東宇治南の方でおおわだの郷がやっておられます認知症デイで、現在、定員が24名ということで運営をされております。それからもう一つは、東宇治の公社がやっております、これは併設型ですけれども、10人の定員で認知症デイをやっておられます。それからもう1カ所は北宇治圏域ですけれども、西宇治の公社の方で、これも併設型ですけれども、定員10名の認知症デイを今運営されているところでございます。

 それと、最後のご質問でございますけれども、18年度、19年度、今回の公募によって整備をいたしますとどういうような形に充足率がどうなるかというご質問でございますけれども、基本的には介護保険事業計画の中で18年度から20年度の、今までの実績も踏まえた上でそれぞれのサービスごとに見込み量というものを計画いたしまして、その見込み量に沿った形で既存のサービスとこの見込み量との関係で基盤が不足するというところについて、今回の整備も含めて今後整備をしていくということになりますので、基本的には18から20年度の見込み量をすべて充足するような形での整備を今後図っていくということになりますので、よろしくお願いいたします。



○浅見健二委員長 西川委員。



◆西川博司委員 そうしたら、認知症対応型共同生活介護、グループホームですけれども、今後の運用の中でバランスをとっていきたいということですね。わかりました。

 それから、小規模多機能については東宇治北ですね、この北圏域と東宇治南で設置するということで、それで全体が確保できるということで、これはわかりました。

 それから、認知症について、E型デイサービスですね、これについても整備がされるということですけれども、これで既設もあわせても、ないところが中宇治と南宇治ですけれども、これは今後どのように整備されるのか、これをお聞きします。

 それから、充足率についてはこの見込み量を出して、不足するところを公募するということですから、これが全部公募どおり整備されれば100%という理解でいいんですかね。となると、認知症のE型デイサービス、これの中宇治と南宇治、ここが施設としてはないけれども、これはどういうふうに考えられるのか、この点についてお聞きします。



○浅見健二委員長 杉村課長。



◎杉村亮一介護保険課長 認知症対応型の通所介護、デイサービスですけれども、先ほど今回の公募も含めまして既存の事業所をご説明いたしましたけれども、確かにご指摘のように、中宇治圏域と南宇治圏域は今現在、今回の公募も含めてございませんけれども、まず南宇治圏域につきましては、計画の中でも明らかにしておりますように、平成20年度に認知症デイということで20人定員規模で計画をしております。これは今後、公募等も含めた形で整備を図っていきたいというふうに考えております。それから、中宇治につきましては、計画の中で認知症デイを10人程度の、これは併設で新規を考えているということで、基本的には、今回の公募に上げておりませんけれども、今現在事業所を展開されております、デイサービスですね、そのサービス展開をされているところを中心に併設という形でこの認知症デイの10人の定員の整備を図っていかれたいということで今後調整を図っていくというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○浅見健二委員長 西川委員。



◆西川博司委員 そうしたら、わかりました。その点について、一応量的な面と全体のバランスでは、19年度までについてはまだ充足されんけれども、その後の20年度は充足される、100%になるということで、わかりました。

 それから、質の確保、これをどのようにするのか。いろいろと出てきますと、やはり質の面での問題というのも出てこようと思います。その辺、どのように確保する考えなのか、お聞きします。

 それから、小規模多機能型の居宅介護というのはいろんなデイサービス、それからショートステイ、ホームヘルプサービス等もあわせた機能を持っているということですけれども、これの公募する場合、こういうのは今現在、デイサービスセンターとかホームヘルプサービス事業所を運営されているところがそこを改造してつくるという形で応募される場合もあるのか、この点についてお聞きします。

 それからもう一つは、見込み量とかそういう点ではわかるわけですけれども、必要としているけれども、いろいろと事情があって受けられないという人もあろうと思います。まず1つは経済的な面ですけれども、認知症対応型共同生活介護は非常にいい制度、なかなかこれはいいと思うんですけれども、経済的に非常に高いわけですね。その点で、入りたくても入れないという人も多いと思います。これをどのようにするのか。介護保険法の制約でなかなか難しいと思うんですけれども、どのように考えておられるのか。

 それから、通所介護で、認定で要介護度が下がって受けられないという人も出てきております。この辺についての運用の面でどのように考えておられるのか、その点についてお聞きします。



○浅見健二委員長 杉村課長。



◎杉村亮一介護保険課長 何点かご質問がございましたけれども、まず、質の確保の問題でございますけれども、介護保険の第2期の平成15年度あたりから、介護保険制度がスタートしてから量は一定確保できたけれども、質の問題ということで、国の方も含めて質の確保については言われております。今回、地域密着型サービスが新たにできまして、特に今回公募いたしますグループホーム、それから小規模多機能、ここについては、質の確保を図るという観点から各事業所ごとに運営推進会議というのを設置しなさいということで義務づけがされております。これは大体定期的に運営推進会議を地域の住民の方とか、それから地域包括支援センターの職員とか、そういうような方々に参加をいただいて一定の評価をしていただくというものの設置が義務づけられているところでございます。それとあわせて、グループホームにつきましては第三者評価機関の評価を受けるというのが義務づけされているということがございます。それとあわせて、当然この地域密着型サービス、今回の改正で宇治市が指定並びに指導権限を持つということになりますので、今後この地域密着型サービスについては宇治市の方から指導することになると思いますけれども、そのときに質のことについても十分にチェックをしていきたいというふうに考えております。

 それと、小規模多機能、今回公募をするわけでございますけれども、公募の条件についてはまだ十分詰められていない部分がございますけれども、既存の施設を改造する場合も対象とされるかということでございますけれども、これから公募をさせていただきまして、新設でないとだめというようなことは考えておりませんけれども、当然質の確保の問題とかいろんな条件、運営基準を満たしているかどうかという、あらゆる面から検討いたしまして、既存の施設を改造するということも公募の中の条件というふうには考えております。

 それからもう一つ、グループホームの入所者に対しまして経済的にかなり利用料が高いということで、どのようにするかということでございますけれども、グループホームにつきましては特に介護報酬以外の部分、居住費、それから日常生活用品とかそういうような経費が介護費用以外にかかって、やっぱり1人当たり月10数万かかるということは承知しております。その中でやはり経済的な理由でグループホームを退所せんならんというような状況は聞いてはおりませんけれども、やはり経済的な理由でそういうグループホームに入れないという状況については、今、国の方の減額制度がいろいろございますけれども、グループホームについてはその減額制度の対象になっていない部分がございますので、その辺のことにつきましては国の方に減額制度を抜本的に見直しというんですか、制度改正も含めた形で要望をさせていただきたいなというふうに考えております。

 それから、最後に通所介護、デイの利用者の中で認定が下がって受けられないというふうに西川委員からご質問がございましたけれども、今回の改正で介護保険の認定の区分、要介護度区分が今回の改正で変わりまして、要支援1・2という方で介護予防の視点を取り入れたサービスを受けられるということで、要支援1・2という方が今回4月以降新たな認定区分となっておりますけれども、その方につきましても介護予防のサービス提供、宇治市内でほとんど今までの通所介護の事業所が介護予防もやるということで既に届け出もされているところでございますので、認定が下がったことによって、要支援1・2になることによってサービスが受けられないということは今の制度上はないというふうに考えております。ただ、特に要支援1の方は限度額が低い状況がございますので、例えば今まで回数が非常に多く通っておられた方がその限度額の関係で若干回数が減るというような事例はあるかもわからないですけれども、全く受けられないという状況はないというふうに認識しておりますので、よろしくお願いいたします。



○浅見健二委員長 西川委員。まとめてください。



◆西川博司委員 わかりました。質の確保でその点いろいろとされているということについてはわかりますが、グループホームについては宇治市が指導する権限もあるということで、それから第三者評価もされるということで、いいわけですけれども、それと、運営推進会議というのがあるんですけれども、これの持ち方とか、この辺について私も非常に異論がありまして、地域住民に負担をかけ過ぎるような形にもなってきますので、この辺の要請の仕方等も事業所と十分相談して対応していただきたいというふうに要望しておきます。

 それから、小規模多機能型居宅介護のことについては、改造しての応募をするというところについても受け入れるということで、この辺の施設面とかそういうことについては十分審査をしていただきたいと要望しておきます。

 あと、必要としている、要は経済的な面でグループホームを退所しなければならないという人は聞いていないということで言われましたけれども、私は聞いておりますので、そういう、非常にいいけれども、残念やけれども退所をするという人もあると聞いております。これは何とか、これは言うても介護保険法の制度で、宇治市としてはなかなかできる範囲というのは狭いんですけれども、いろいろ工夫をしてやっていただきたいと思いますし、当然要望もしていただきたいと思います。

 それから、通所介護については、要介護度が下がったというだけではなくて区分が変わってきたことによって、今までデイサービスを受けられた人が受けられないということで私も聞いておりますし、こういうサービスがいろいろと、ほかの地域では悲劇も起こっているということも聞いておりますし、そういうことがないように十分検討して対応していただきたい、これも要望しておきます。

 以上です。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。中路副委員長。



◆中路初音副委員長 1点だけ。これは18年度、19年度の地域密着型サービスの公募なんですけれども、それ以降の分のことも考えた場合、今、この前の一般質問でもお聞きしたんですけれども、療養型の病床群のベッド数はどんどん減ってきますよね。実際に病院の方で今ベッド数を減らしていっておられるところもあるかのようにお聞きしているんですけれども、その辺についての把握はされていますか。



○浅見健二委員長 杉村課長。



◎杉村亮一介護保険課長 療養型病床群、特に介護保険の関係でいきますと、介護療養型医療施設については平成23年度末で全部廃止ということになっております。国の方でもそれに向けて今いろいろと検討をされているところでございますけれども、具体的に私どもが聞いておりますのは、そういう医療型病床群の再編に向けて都道府県の方で一定計画をつくって、それに基づいて第4期の介護保険事業、都道府県がつくります介護保険事業の支援計画、そちらの方で反映をして、当然都道府県がつくります介護保険事業支援計画に基づいて宇治市も第4期介護保険事業計画をつくるわけですから、その辺の状況を見て、宇治市といたしましてはその療養型病床群の廃止については第4期で検討をさせていただきたいというふうに考えておりますけれども、今現在のところ、介護療養型の方の運営をされているところから、廃止をしたいとかという、特に具体的にしたいというご相談は今のところ受けていない状況でございます。



○浅見健二委員長 中路副委員長。



◆中路初音副委員長 国の一応段取りとしてはそういう段取りやということは私もお聞きしたんですけれども、実際に把握して、もしも知っておられたら教えていただきたいんですが、実際には国のそういう方針、また京都府の方針を待たずに、病院の今の経営状態、今後の状況を含んで病院の方が自主的に撤退をしていっているということが京都市内の中ではあちこちで出てきていて、宇治市内でも出てきているんじゃないかというふうに言われているんですね。実際には、これは別に入るところがあれば、何型であろうと、利用者にとっては選ばずに入っていきますよね。京都市内でもそれは同じですよ。探して入っていくんですからね。そういう場合に本当に地域の受け皿がどの程度必要なのか、どの程度の見込み量が要るのかというのは、やっぱりその辺の状況をきちっと把握をしていただいて、今のような退所をしなければならないという事例もたくさん出てくると思いますので、ぜひつかんでいただきたいなというふうに、これは要望しておきます。よろしくお願いします。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○浅見健二委員長 別にないようですから、本件はこれにて打ち切ります。

 以上で健康福祉部の審査を終わります。

 暫時休憩します。

     午前11時56分 休憩

     午後1時01分 再開



○浅見健二委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。

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△4.平成18年度学校施設に係る夏季休業中等の工事について

[資料−−−「平成18年度 学校施設に係る夏季休業中等の工事一覧」−−−参照]



○浅見健二委員長 次に、日程第4、平成18年度学校施設に係る夏季休業中等の工事の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。森崎課長。



◎森崎啓学校施設課長 それでは、ただいま議題となりました日程第4、平成18年度学校施設に係る夏季休業中等の工事につきましてご説明申し上げます。

 まず、小学校からご説明申し上げます。

 大開小学校でございますけれども、校舎改修でございます。内容といたしましては、外壁、屋外階段の塗装の改修でございます。及び屋上防水の改修を行います。

 次に、三室戸小学校、御蔵山小学校両校の給食リフトの更新をいたします。

 次に、神明小学校及び伊勢田小学校のプール改修を行います。これは既に終わってございます。プール使用のシーズンに合わせましてもう既に完成いたしております。内容は、プール内部及びプールサイドの塗装でございます。同じく伊勢田小学校の渡り廊下の改修でございますが、これにつきましては昨年秋にアスベスト調査の結果判明いたしましたものの除去でございます。

 次に、笠取第二小学校でございますけれども、多目的ルームの整備でございます。配ぜん室等を多目的ルームに改修いたすものでございます。

 次に、木幡小学校でございますが、給食調理室の改修でございます。床、壁、天井及び各設備の改修を行います。

 次に、菟道第二小学校でございますが、校舎スロープの設置でございます。内容につきましては、校舎昇降口に障害者用スロープを設置いたします。及び普通教室の改修でございます。これにつきましては、育成学級を別棟化するに当たりまして、もとの普通教室に改修いたすものでございます。

 次に大久保小学校でございますが、プール解体工事でございます。現在あるプールの解体、その跡地を秋からの仮設運動場に整備いたすものでございます。

 次に、中学校でございますが、まず北宇治中学校でございますが、校舎改修を行います。内容といたしましては、外壁塗装及びペントハウスの防水改修、及び避難器具の改修、それから技術棟の外壁の塗装及び防水の改修でございます。

 次に、広野中学校でございますが、クラブBOX屋根の改修でございますが、内容といたしましては、屋根の防水改修をいたします。

 中学校は以上でございます。

 次に、幼稚園でございますが、幼稚園につきましては東宇治幼稚園の園舎の改修でございます。内容といたしましては、絵本の部屋の床及び建具の改修をいたします。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 これより質疑を行います。西川委員。



◆西川博司委員 この工事、授業等に差し支えないように、できる限り努力して工夫して夏休み中ということでされているわけですけれども、各小・中学校で体育施設等については、特に地域開放の関係で解放団体がいろいろな行事を予定されております。特に地域全体が取り組む行事も予定されているところもあろうと思います。工期はこのようにとってあるんですけれども、できる限り早くしてほしいということで、いついつまでには使いたいというような要請も聞いておられると思いますが、その点については配慮していただいているのかどうか、お聞きします。

 以上です。



○浅見健二委員長 森崎課長。



◎森崎啓学校施設課長 今お尋ねの解放団体等の夏休み中の利用等について、工事とあわせて配慮できるのかというお尋ねだと思いますけれども、伊勢田小学校のアスベスト除去工事につきましては事前の学校との打ち合わせによりまして、8月26日に地域の夏祭りが開催されるということをお伺いしてございます。したがいまして、8月25日に完成するということで予定を組んでございます。現在のところ、工事担当課から伺っているところによりますと、若干早く終わるように聞いてございます。準備等もあるので、できたら少し早目に完成してほしいということも聞いていましたので、請負業者との協議によりまして、8月25日には必ず終わる、努力してそれよりも若干早く終わるということも聞いてございます。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 西川委員。



◆西川博司委員 わかりました。そうしたら、そういう形で努力をしていただいて、実際にいついつまでに終わるということもされているようですので、それで了解しました。



○浅見健二委員長 ほかにありますか。堀委員。



◆堀明人委員 端的にお伺いしますけれども、この間ずっと雨が続いておりますけれども、ですから、当然工事が予定どおり進んでいないと思うんですよ。外壁工事なんかの場合は特に雨の影響というのは大きいと思うんですが、夏休み中に確実に終わるものなのか。またこれは授業が始まりますと、足場を組んでシートをかぶせるということになりますね、特に外壁とかは。ということになると、この暑さの問題とか、またにおいの問題とか、そういう部分が出てきますので、特にこの外壁防水工事については子供たちがいない夏休みに終わっていただくということが、これは大きな必須条件やと思うんですけれども、この雨の影響はなかったんでしょうか。



○浅見健二委員長 森崎課長。



◎森崎啓学校施設課長 夏休みに入りましたら直ちに着工したいという意気込みはあったわけですけれども、若干梅雨がまだ明けていない、もう間もなく明けると思うんですが、いらいらしながら準備しておったわけでございますけれども、もう間もなく工事に全力を傾注できる運びになろうかと思います。今現在のところ、特段支障があるというふうには聞いておりません。予定どおり夏休み中に終わるということを思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○浅見健二委員長 堀委員。



◆堀明人委員 いずれにしても、当然工期を短縮していかないといかんわけですから、そのあたりの工程の管理とか、あと、その工程管理に伴う部分での品質の確保の部分、このあたりも十分市教委、特に施設課ですね、注視していただいてしっかりと設計どおりに、しかも工期内にできるような管理をお願いしたいと。

 以上です。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。宮本委員。



◆宮本繁夫委員 何カ所かの、幾つかの学校の夏季休業中の改修について工事一覧を出されているわけですが、基本的にこの期間で終わるように。ことしは2学期に入るということもありませんし、夏休みに終わっていただきたいと思うんですが、幾つかお聞きしておきたいんですが、私ども常任委員会で1年間かけて各学校施設31校の現地調査をさせていただきました。いろいろ学校の方からの要望も聞きましたし、現場も見せていただきました。その中でも緊急を要するこういう事象もありました。それは要望はたくさん聞いていますから、すべてがすべて単年度で直ちにできるかということはなかなか難しいとは思いますが、緊急を要するようなことも幾つかありました。それはその都度、正副委員長で当局の方にお話をされているというふうに私は報告を聞いているんですけれども、そういう内容が今度の夏季休業中の工事の中にどこが生かされているのか。それはそれやけれども、これは当初計画したとおりやということなのか。ちょっと気になるようなことなんかも、されていない部分があったので、どういう部分がそういうことで緊急に対応したのだという内容なのか、ご説明いただきたいということです。

 それと、学校の中に教室の空き教室を使って育成をするのかどうかという議論はいろいろありましたが、お金がないからそうするんだということをやっていましたが、結局またお金をかけて改修して育成教室にしたんですけれども、教室が足らんようになって、また出ていってくださいということがあるんですけれども、菟道二校では今の育成に転用していた教室を普通教室に戻すために約450万ほど費用がかかるんですね、これ。ということなんですが、これは前の普通教室を育成学級にするときに費用を何ぼかけたんですか。その状況と、何年前にこれは普通教室を育成に転用されたんですか。その大きく2点、教えてください。



○浅見健二委員長 森崎課長。



◎森崎啓学校施設課長 まず、今期の夏休みの間じゅうにいたします工事についていろいろと常任委員会から現地調査をされまして、そういうものとどうリンクするのかというお尋ねだと思いますけれども、特に緊急を要するものにつきましてはその都度ご指摘いただいた後に対応してきたところでございます。今回この一覧表の中にある内容につきましては、前年度の要望を踏まえまして、なおかつ常任委員会での現地視察のご意見等もしんしゃくさせていただきまして、おおむね8割方はそういうものを配慮して列記したものでございます。

 それから、菟道第二小学校の育成学級をもとに戻すという工事でございますけれども、これは平成9年に工事したというふうに記憶しております。工事金額につきましては今、資料がないので、わかりません。育成学級を開設した費用と、今度は現在のもとに戻す費用、若干今回のもとに戻す費用は高くついているかと思います。それにつきましては、単に教室の中を改修したのみならず、廊下と教室の間の間仕切りを撤去しましたので、それを復旧するということで、スクールパーティションの復旧をいたします。これが数が少ないので、大分割高になっております。間仕切りがなければ相当廉価になったと思うんですが、間仕切りの復旧ということで多少金額は高くついているというふうに認識しております。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 個々はもう検証いたしませんけれども、私どもは1年間かけまして各学校施設、学校側の協力も得ながら要望に基づいていろいろ見せていただきました。たくさん緊急を要する話もありましたし、長期的な展望を持って改善していくこともありましたが、今の課長の話では大体そこに出された8割方はやっておるということでしたから、そういう認識をしておきます。例えば夏休みに入っているんですが、小学校、中学校でもプールの水が、入れたら下がって大変なんやという学校もありましたけれども、それももう改善をされているということですね。ちょっと気になったんですけれども、中学校で言いましたら西宇治中学校、屋上が大変な状態を私は記憶しておるんです。まさかあそこは屋上緑化じゃないと思うんですけれども、屋上にずっと草が生えて真っ青になっていましたし、暑さ対策で水を張っているんじゃないと思うんですが、屋上には水がずっとたまっていましたけれども、そういう分はもう8割方の2割になっているのか、8割に入っていないんやけれども、緊急を要さないという判断で大丈夫だと。プールも水は下がっていくけれども、また栓をひねって水を入れたら大丈夫だということでされているんでしょうか、そこらはどうなんですかね。



○浅見健二委員長 森崎課長。



◎森崎啓学校施設課長 各学校の屋上の状態、いろんな、草が生えているとか、ごみがたまっているとかということを大分ご指摘いただきました。来月8月じゅうに来年度の要望内容について各学校園と協議をいたします。各学校の屋上でありますとか学校敷地周囲の排水溝でありますとか、日常の点検を密にすれば防げるいろんな支障、そういうものをなくすために用務員さんとの協議も進めております。プールの漏水等については各いろいろな学校からそういうことも聞いていますし、その都度調査はしております。なかなか的確な原因と、漏ったところの水がとまるというのはなかなか難しいんでございますけれども、日々、学校教育課と連携いたしまして、漏水の変動でありますとか、そういう原因究明につきまして日々努力しておるところでございます。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 そうしたら、必要なことはやったということですから、よろしくお願いします。8割方は大体改善されたということで、そういうふうにおっしゃっていましたので、そういうふうに理解をしておきますが、やっぱり緊急なやつは緊急でやっておいてくださいね。中学校も別に、私たちも3階の暑い教室で食事をしましたけれども、暑いから上に水を張って少し室温を下げるためにやっているのではないと思うのでね、あれも。緑化をすることも今ありますけれども、緑化やったら緑化にしておかんと、勝手に生えた草やしね。そういうこともあるので、対応をきちっとやっていただきたいと思います。

 菟道二の分については後でまた資料でいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○浅見健二委員長 別にないようですから、本件はこれにて打ち切らせていただきます。

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△5.大久保小学校改築事業に伴うプール解体工事及び広野遺跡発掘調査について

[資料−−−−「大久保小学校改築事業に伴うプール解体工事及び広野遺跡発掘調査について」−−−−参照]



○浅見健二委員長 次に、日程第5、大久保小学校改築事業に伴うプール解体工事及び広野遺跡発掘調査の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。森崎課長。



◎森崎啓学校施設課長 日程第5、大久保小学校改築事業に伴うプール解体工事及び広野遺跡発掘調査につきましてご説明を申し上げます。

 最初に、今般の大久保小学校改築工事全体の工事手順について簡単にご説明を申し上げます。

 大久保小学校の改築は、1つといたしまして、全面改築となりますこと、2つとして、既存の校舎、屋内体育館での学校運営を継続しつつ、現在の運動場敷地の中で新校舎、新屋内体育館等の建設を行っていきますことがその前提条件となっております。したがいまして、まずもって既設のプールの解体撤去、仮設の運動場の整備、そして校舎、屋内体育館予定地におけます埋蔵文化財の発掘調査を行います。次の段階で、本年10月から11月ごろを予定しておりますが、新校舎及び新屋内体育館の建設に着手し、平成19年の12月ごろを予定しておりますが、建物の完成後に新校舎への移転を行います。最後に、平成20年1月以降を予定しておりますが、旧校舎、旧屋内体育館の解体撤去、運動場整備、外構工事、育成プレハブ工事、プール建設工事を行うという手順を予定しております。したがいまして、今般はこの工事手順のうち一番最初のプール解体工事と広野遺跡発掘調査に着手いたしましたので、その概要についてご報告を申し上げることといたします。

 まず、1、工事及び調査の概要でございます。

 場所につきましては、広野町1−1の大久保小学校敷地内でございまして、お手元の資料のA3サイズの図面をごらんいただきますと、それぞれ図面上に既設プール、埋蔵文化財発掘調査範囲と記載いたした部分でございます。

 これら工事・調査の概要につきましては、プール解体工事、これはプールの本体及び付属棟の解体撤去並びにプール跡地の仮設運動場としての整備を含むものでございます。遺跡発掘調査ですが、新校舎の建設を予定しています現在の運動場部分でございますが、この2点でございます。

 次に、これら工事・調査の予定工期でございますが、プール解体工事につきましては、契約上の工期は平成18年7月13日から9月14日までとし、現場の作業につきましては夏休みに入りました7月21日に着手いたしたところでございます。広野遺跡発掘調査につきましては、契約上の工期は平成18年7月14日から12月28日までとしてございますが、現場での作業期間は7月21日から10月8日までの間を予定いたしておりまして、これも既に作業を開始いたしております。

 次に、2、安全対策等についてでございます。

 まず、交通整理員の配置につきましては、プール解体工事期間中、正門に1名の交通整理員を常駐配置いたしますとともに、撤去後の廃材を搬出いたします場合におきましては監督職員、これは本市の建設部施設建築課職員が担当いたしますが、この職員の指示によりまして随時交通整理員を配置いたしまして安全確保を図ることといたします。広野遺跡発掘調査につきましては、土砂の搬出はいたしませんが、大型重機類の搬入・搬出時に監督職員、これらは歴史資料館職員でございますが、この職員の指示により、これも随時交通整理員を配置いたしまして安全確保を図ることといたします。

 次に、工事関係車両等の駐車などについてでございますが、工事関係車両等の駐車場は校内に確保し、重機類の搬入・搬出や廃材搬出等による工事車両の現場への進入時間につきましては8時30分以降といたします。なお、工事車両等の出入り口につきましては、図面の敷地北側の正門付近と東側にそれぞれ出入り口1及び出入り口2と記載をいたしておりますが、大型重機類等の最初と最後の出入りにつきましては1からとし、それ以外の工事期間の車両等につきましては2からとして、人の動きと車両の動きを区分することといたします。

 次に、安全対策でございますが、プール解体工事につきましては図面上では破線でお示ししている部分ですが、施工場所の周囲に万能鋼板で、また東側及び北側につきましては防音シートで仮囲いを設け、学校運営に支障が出ないよう、工事現場と他の場所とを明確に区分いたしまして、防音・振動・防じん対策に努めることといたします。なお、今回の解体部分につきましては、飛散のおそれのあるアスベスト吹きつけ材は使用されておりませんので、ご心配はないものと考えております。

 次の広野遺跡発掘調査につきましては、高さ1メートル80センチのガードフェンスによりまして仮囲いを設けまして作業現場を明確に区分いたします。

 続きまして、作業時間等でございますが、作業時間につきましては、原則といたしまして午前8時30分から午後5時30分までの間といたします。ただ、騒音、振動を伴わない作業や、作業工程上によりやむを得ない場合に限りまして時間を延長する場合があるかと考えております。

 次に、日曜・祝日の作業でございますが、原則といたしまして日曜・祝日は作業を行わないことといたします。ただし、軽微な作業や学校運営上支障が出ない場合で工程上やむを得ない場合におきましては作業を行う場合がございます。

 続きまして、工事期間中の連絡先でございますが、学校施設課をはじめといたしまして建設部施設建築課及び教育部歴史資料館が苦情その他の連絡先といたしまして担当いたします。

 最後に、今般の工事等を担当いたします施工業者でございますが、プール解体工事につきましては大勝建設でございます。広野遺跡発掘調査につきましては有限会社スペース・バリューでございます。

 なお、この工事等の概要につきましては、去る7月19日に大久保小学校にて地元を対象といたしまして工事説明会を開催いたしております。この工事説明会には総勢25人の方がご出席されました。内訳といたしましては育友会の会員の方が10数名、解放委員会の方が七、八名、ご近所の方々が五、六名でございまして、主としてプール付近にお住まいの方から、プール解体工事によります振動等によって家屋に影響が発生した場合の対応などについてのご指摘、ご要望がございました。これにつきましては、この解体工事で付近の家屋に重大な影響を及ぼすものではないと判断いたしておりますが、解体工事を行う前、現時点では26日、本日でございますが、付近家屋3軒の内外の必要なポイントで写真を撮りまして、工事前後の状況が比較できるようにいたしますとともに、工事後の結果につきましてはご心配のないよう誠意を持って対応する旨をご説明申し上げまして、ご出席いただきました皆様方のご理解をいただいたものと判断いたしておるところでございます。

 以上、まことに簡単でございますが、工事概要の説明とさせていただきます。

 訂正いたします。資料におけます工事場所でございますけれども、広野町中島1−1でございます。訂正させていただきます。お手元の1枚目、A4の資料の「工事及び調査の概要」の工事場所でございます。広野町中島1−1に訂正させていただきます。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 これより質疑を行います。堀委員。



◆堀明人委員 まず1点確認なんですけれども、プール解体工事ですね、1枚目の。現場の調査着手になっていますが、これは工事着手ですね。調査はもうできていますね。ということが1点です。そうしないと、工期が間に合わないんじゃないかと思うんですが。これは工事着手、着工ということですね。それを確認させていただきたいと思います。

 それと、プール解体のスケジュールなんですけれども、プール解体とプール跡地の整備ということになっていますけれども、夏休み期間中にどこまでやって、新学期からかかるところはどの部分。ですから、夏休み中に解体を全部してしまって、新学期が始まったら比較的騒音の少ない仮設運動場の整備に移っていかれるというタイムスケジュールになっているんでしょうか。これだけ教えてください。



○浅見健二委員長 森崎課長。



◎森崎啓学校施設課長 プール解体工事とその跡地の整備でございますけれども、特に学校さんから、2学期に間に合わせるように、2学期からすぐ仮設運動場といたしまして使用できるように強く要望を受けたところでございまして、できますれば、運動場整備まで夏休み中にやり切りたいというふうに思っております。今、業者といろいろ協議をいたしまして、そういう予定で進んでいるところでございます。



○浅見健二委員長 堀委員。



◆堀明人委員 それはそれがベストやと思います。それはそれでありがたいと思いますが、仮に新学期にかかるようなことがありますと、工事の内容ともかくよりも、やはり児童が一番直面する危険というのは重機との接触やと思うんです。重機なり、もしくはダンプとかそういう搬入・搬出車両との接触という部分の心配が一番大きな問題になってこようかと思いますので、そのあたり、もし必要であれば、例えばガードマンをふやすとかというような対処はお願いしておきたいと思います。

 以上です。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。宮本委員。



◆宮本繁夫委員 プールの解体と広野遺跡発掘調査の関係なんですが、プールを解体した残土、廃材はどこへ搬出されるんですか。投棄場所。

 それと、広野遺跡はあれは広野廃寺の跡だと思うんですけれども、私は当時はよく知りませんけれども、大久保小学校建設当時の人なんかの話をお聞きしますと、広野廃寺の方はグラウンドのかなり北側の位置であって、今のグラウンドから校舎の方は沼で、天ダムを建設するときのあそこの岩盤、岩石をかなり入れているというふうに聞いているんですけれども、あのグラウンドはそういう遺跡発掘でむしろその遺跡の発掘よりは岩石の除去の方が大事なんちゃうかと。今度建物を建てるときに、基礎を入れたりするときにという話をお聞きしているんですけれども、あの地形というのは今のグラウンドのところは遺跡であって、岩石入れたというのはどのあたりになっているんでしょうか。そのあたりを説明してください。



○浅見健二委員長 森崎課長。



◎森崎啓学校施設課長 プール解体工事におけます廃材の処理でございますけれども、基本的にコンクリート、木材、アスファルトのがらにつきましては建設リサイクル法によりまして各そういう再生工場に持っていくということになろうかと思います。場所についてはまだ私の手元に資料がございませんので、また別途ご報告を申し上げたいと思います。土については恐らく出ない、ほぼプールでございまして、とんとんでおさまるんじゃないかというふうに認識しております。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 吉水館長。



◎吉水利明歴史資料館長 宮本委員さんのご質問の件なんですが、今のこの配置図で言いますと、埋蔵文化財発掘調査範囲と書いております北べらのところに池があったということで、この部分につきましては発掘調査をいたしません。去年の夏に試掘調査をいたしましたところ、校舎の建設予定地のところを試掘いたしましたところ、1メートル80センチ以下に遺構があるということがわかっておりますので、その部分の建物が建つところ2,060平米を調査するものであります。

 以上です。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 プールの撤去のやつについては宇治市が施主ですから、今、問題になっていますからね、廃材がきちっとどこで処理されるかということはね。カードで処理するんですけれども、それはきちっとしておいてくださいね。それでダンプ何杯分ぐらいになるんでしょうかね、ざっと。それを教えてください。

 それから、遺跡のところは、そうしたら、池があったところに岩石を入れて埋めたということで、全体に入れたということやないというふうに理解して、特に校舎を建てるときにそういう大きな岩石が入っているから、それはのけておかんと、そんなん基礎なんか打ち込まれへんでという話があって、石の撤去をせなあかんのちゃうかなという、こういう心配はないというふうに理解しておいていいんですか。



○浅見健二委員長 吉水館長。



◎吉水利明歴史資料館長 そのように理解しております。



○浅見健二委員長 森崎課長。



◎森崎啓学校施設課長 プール解体に伴います廃材の量でございますけれども、おおむね10トン車で60台ぐらいというふうに踏んでございます。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 大型車両でいけば回数は少ないし、小型ですれば回数が多くなるし、非常に工事のときにはいつも地元から出る両方の意見です。大型で一遍に少なくしてほしい、いや、小さい車で何遍もやってくださいとか、いろいろあるんですけれども、それはよく相談をして地元対応をやっていただきたいというふうに思います。

 それと、これは建設に向けて前さばきをしているわけですけれども、これは結局、先ほどの後のスケジュールもあったんですけれども、大久保小学校の基本計画はこの間示されて、その後、育友会だとか学校関係者と意見調整をしているというふうに聞いていましたよね。大筋はあの内容だというふうに教育は言うてはりましたけれども、詳細については関係者と詰めていくという話をしていましたから、詰めているんでしょうけれども、そういう全体像というのは議会へはいつ明らかにしはるんですか。いや、もうこれは決まりまして、入札も終わって施工業者も決まりましたんやと言われたって、私らは議会で口を挟む場がないんですけれども、今後の段取りはどうなるんでしょうか。



○浅見健二委員長 五艘部長。



◎五艘雅孝教育部長 まずもって現在の段階の調整段階ということなんですけれども、委員会でご報告させていただいた同様の内容で保護者にすべてご案内を申し上げまして、ご意見をいただければ教育委員会の方にご連絡いただきたいと。その中で、実施設計に至る段階で反映できるものを可能であれば検討させていただきますということで配布させていただきましたけれども、その後、委員会には一件もご意見をちょうだいしておらないということで、大筋はその点で保護者の皆様のご了解をいただいたものというふうなことを判断しております。

 あと、その同時並行といたしまして、学校との、例えば基本的な教室配置というのは、これは建物配置というのは動かないわけなんですけれども、特別教室の位置を上下反転とか、そういうようなことの最終の詰め、あるいはパーティションをどうするのかというようなことの、具体的に学校が使う上で使いやすいような方法ということ、もちろん効率的な面もございますけれども、そういう点の最終の打ち合わせを現在はしておるというところでございます。間もなく、時期から言うとそろそろ最終の設計が固まりまして入札ということでございますけれども、これはいずれにせよ、議案という形で議会の方には契約議案ということでご審査をお願いせんならんと思いますので、大筋そういうようなことで、変化がないものという形で、できればその議案のときに、改めてこういう形になりましたというふうな形でご報告を申し上げたいというふうに考えておるところでございます。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 去年の8月の末からことしの3月ぐらいまでにかけて大分議論をしました。保護者や学校関係者からいろいろな意見も出されまして、議会でも議論をしたんですよね。ああいう形で、今の形で落ちついてきているわけですけれども、やっぱりその中でもさまざま議会の方でも意見を言わせていただいていました。基本的な点もありましたし、基本的な学校のあり方の問題として、例えば空調をどうしていくのかというような議論もありました。特別教室だけでいいのかとか、普通教室も必要なんじゃないのかとか、そういう非常に狭隘な敷地に建物を建てるわけですから、圧迫感もあるし、もう少し優しいぬくもりのある学校にしていく必要があるので、木を内装なんかに使っていく必要があるんじゃないか。今まで宇治市の学校の仕様は、廊下はPタイル、コンクリートに無着色コンクリートがスタンダードというのが標準的でしたけれども、やっぱりこれからの学校はフローリングにして、少なくとも木のぬくもりのある、そういう学校にしていく必要があるんじゃないかといういろんな意見、議論を言っていたわけですけれども、この間のときには大きな教室の配置だと、それについては今後もいろいろ詰めていきたいという、関係者の意見も聞いたりということでしたでしょう。だから、そういうことについては議会にも考え方を言うていただかんと、いや、部長が言うように、入札をかけるって、それは契約案件ですから、議決せんと執行できへんですから、それはいいですけれども、全部決まってから、これでもう入札もできまして、これだけの金ですねんと。仕様はこうですねんという報告というのは、そうしたら、余りにもこの間の議会との議論は一体何やったんやろうということにならないですか。

 ですから、私は関係者の間はよう詰めてもらったらいいし、大筋が決まった段階ではやっぱり報告をしていただいて、議論をしていくということにせんと、何も議会は、あとはフリーハンドであんたらの好きにやってくださいと。工事の費用だけ決まりましたから、そのときに議案で出しますわという話にはならないんじゃないですか、扱いの問題として。これまでの経過も含めて。そこはきちんとやっていただかんと。せっかくこの間いろんな議論をしながら、お互いに信頼関係に立って物事が進んできている段階で、最後がぶち壊しになりませんか。もうあとは私らに全部任せてくださいと。決まったことはまた言うてあげますわと。そんな話ではちょっとだめなんじゃないですか。



○浅見健二委員長 答弁。石田教育長。



◎石田肇教育長 まず、委員の方からございましたように、これまで本会議あるいは本文教福祉常任委員会でいろいろなご意見をいただきました。意見が必ずしも同じ意見ではなしに、多様な意見をいただいたというふうに思っております。その中で、今も宮本委員の方からございましたように、基本的な問題についての論議もございました。あるいは個々それぞれの具体的な内容にかかわる論議もございました。基本的な問題については我々は一定お答えを基本設計の段階でお返しをしてきたというように思っております。したがって、そのことについては繰り返すことは考えておりません。

 ただ、幾つかの個々の問題については、ある意味において賛否両論といいますか、このことを進めるべきという意見もいただきましたし、いや、このことはむしろ抑えるべきではないかという意見もいただきました。これはいろんな意見をいただくことは当然だろうと思います。そういったご意見の中で、我々としてとるべきものはとり、これはできないというものについては取り上げることはできないということでお返しもさせていただいた経過があるというふうに思います。

 今、るる宮本委員の方からいただきましたような、そういう経過を経て今日に至っていることは、これは間違いのない事実だろうと思います。したがいまして、今まで我々が歩んできました歩みからいたしますと、一定、議会でのご論議の内容は我々として精査はさせていただいた状況になってきているというように思っております。

 ただ、本委員会におきまして最終決定までにもう一度、今の宮本委員のご発言によりますと、大筋が決まった段階で再度提示があってしかるべきではないかというご指摘をいただいております。それが文教福祉常任委員会での総意ということでございましたら、我々としてもそうすることはやぶさかではございません。ただ、先ほど五艘部長の方からも申し上げましたように、本案件については議決案件として上程されることは当然でございますので、できましたらその場において説明にかえさせていただきたいなというふうに思っておったことは事実でございますが、委員会での皆様方のご意見については当然尊重させていただきたいというように思っております。



○浅見健二委員長 宮本委員。



◆宮本繁夫委員 私はこの間の委員会での議論、議会での議論を、こういう学校ですから、やっぱり経過をきちっと大事にする必要があるんじゃないかというふうに私は思っているんです。いろんな問題については基本的な議論をやりました。配置の問題をやりました。意見が一致しない分もあるし、一致した分もあります。それを私も今の段階で繰り返してやるつもりはありません。そういう上に立って、この間、基本設計が示されました。いろいろ意見を言いました。その中でやっぱり議案としていただいたときの、それは議案のときには設計図面も出るわけですから、全く変わっていないんやったら、それはあんたら何のための意見を言うてきたということになりますし、変わっているんやったら、ほなら、その反映したのはどうなのかということの報告がないといかんのじゃないかというふうに私は思っているんです。何も、議会でいろいろ多種多様な要望を皆、出します。だから、それが全部限られた建物の中で、限られた予算の中で執行していくわけですから、いろんな見方があるわけですから、すべての意見が満たされるというふうには思わないです。

 ただ、基本的な問題についての整理はやっぱりしておいてしかるべきではないかなというふうに思いますので、私は全部入札……。入札にかけるときには設計図書を示して入札をかけているわけですから、入札終わって金額が決まってからそんなものを見たって、何ぼ意見を言うたって、結果を聞かせていただくだけですから、本当に、そうかといって、もう設計ができ上がって入札をかける前に意見が出て大幅に変わるというたら、工事を中止にせいということですよ。だけれども、審議の問題としてはそういう議論を、議会との関係はやっておくべきではないかというふうに私は思うので、やっぱりきちっと最後のところはやっていただくべきやというふうに思いますけれどもね。



○浅見健二委員長 暫時休憩します。

     午後1時44分 休憩

     午後1時45分 再開



○浅見健二委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。石田教育長。



◎石田肇教育長 まず、今、宮本委員の方からもございましたように、多分ご説明ができる段階で大きく変更していくということは、まさに委員の今のご発言どおり、工事を延期するということに結びついていくことだろうと思います。ただ、委員会のあり方として一定そういう報告もいただきたいというご趣旨を理解させていただきたいと思います。繰り返しますが、まさに変更していくということは工期を延長していくということに結びついていくと思いますので、それはご理解をいただきたいと思います。ただ、それともう一つは、現在の設計の進捗状況がございますので、その時期についてはこちら側にお任せいただきたいというふうに思います。

 ただ、繰り返しになりますが、議会でいろいろ、またこの場でいろいろご指摘をいただいた事柄をこういうふうに基本設計の段階で改善をさせていただいた、ご意向を反映させていただいたということにつきましては、過日の本委員会の中でも詳しく説明もさせていただいておりますので、そういう説明を既にさせていただいているということ、それから、工期の関係もあるということをご理解いただいたという上でその対応をさせていただくということで、我々としてもそういう対応をさせていただきたいと思いますので、本委員会としてもご理解をいただきたいと思います。



○浅見健二委員長 そうしたら、できるだけ早い時期にご報告できるようにしていただきたいというふうに思いますので、宮本委員、それでよろしいか。宮本委員。



◆宮本繁夫委員 私も繰り返し言いますけれども、議会の審査のあり方の問題として私は提起しているわけで、教育長も言われるように、それは設計的な段階で委員会として、こんなもんだめやとなっていったら、それは議会も判断せなあかんことです。大変なことです。建てかえの時期をどうすんねやと。それは、意見はあるけれども、工期どおりやれと言うてできるはずがないわけですから、それはそこまで判断をしっかりやらなあかんのやけれどもね。そのために節々で大きな点での議論をしてきたわけですから、私は今の段階で基本的な配置をどうのこうのと、意見は持っていますよ、だけれども、だからというて今そういうことを言うつもりは思っていません。そんなことをし出したらまた議論が全然だめになりますからね。だけれども、いろんな意見を出されて基本設計に生かされたことは私も理解しています。説明いただきました。なおかつその上でのいろいろな議論をしました。

 だから、そういう部分がどうなっているのかということの説明はやっぱりあってしかるべきじゃないかという性格として言っていますので、それは私は、少なくともその経過を踏まえた上での議論ですから、一から議論していくとか、それは重大な判断をせなあかん場合は一からもしていかなあかん場合がありますけれども、それは議会も責任を持たなあかんことですよ。と思います。



○浅見健二委員長 石田教育長。



◎石田肇教育長 今、委員長の方からもございましたけれども、設計は、これは無理にせかすというわけにもいきませんので、本来的な取り組みをさせていただきまして、できるだけ早くはさせていただきたいと思いますけれども、業者の方にも無理を言うこともいかがかと思いますので、その辺のご理解はいただきたいと思います。

 繰り返しますけれども、宮本委員の方から発言がございました、その趣旨に基づいて報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○浅見健二委員長 別にないようですから、本件はこれにて終了し、打ち切らせていただきます。

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△6.平成18年度キャリア教育実践プロジェクト事業について

[資料−−「平成18年度キャリア教育実践プロジェクト事業について」−−参照]



○浅見健二委員長 次に、日程第6、平成18年度キャリア教育実践プロジェクト事業の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。五艘部長。



◎五艘雅孝教育部長 それでは、本日の日程第6、平成18年度キャリア教育実践プロジェクト事業につきまして、教育改革推進課の山下総括の方からご説明させますので、よろしくお願いします。



○浅見健二委員長 山下総括指導主事。



◎山下一也教育改革推進課総括指導主事 それでは、お手元の資料に基づきまして平成18年度キャリア教育実践プロジェクト事業についてご説明申し上げます。

 本事業の目的でございますけれども、平成16年に出されました「若者の自立・挑戦のためのアクションプラン」に基づきまして、生徒が生きる力を身につけ、さまざまな課題に柔軟かつたくましく対応し、社会人、職業人として自立していくことができるよう、複数日の職場体験活動を実施し、今後の本市におけるキャリア教育のあり方について研究する目的で文部科学省より指定されたものでございます。本市におきましては昨年度、宇治中学校、槇島中学校、この両校で本事業を展開し、研究もしてまいったわけですけれども、その成果と課題を踏まえ、本年度は市内、宇治市立中学校全中学校で行うことといたしております。この事業を通しまして、先ほども申しましたように、生徒の職業観を育てることはもちろんでございますけれども、これを機会に学校と地域との連携を一層強めること、さらには生徒の社会性、あるいは規範意識、こういったものの高揚を図ることを目的としております。

 事業の推進体制でございますけれども、9中学校全校で行うために、まず、受け入れていただく事業所の方になるわけですけれども、事業所の方々にこの内容を十分ご理解いただくこと、このあたりが成否の大きなポイントになるというふうに理解しております。したがいまして、事業所や商工会議所の代表の方、あるいはPTA、学校関係者など12名から成りますキャリア・スタート・ウィーク実行委員会、これを立ち上げまして、事業が円滑に行えるよう、支援体制を確立したところでございます。また、各中学校の教務主任を中心といたします連絡調整会議、これも設けまして、有効に機能するようやっていきたい、このように考えております。

 実施の時期、あるいは予定時期でございますけれども、昨年度の2校につきましては5日間の職場体験、これを行ったわけなんですけれども、本年度は各校の実態に合わせまして、おおよそどの学校でも3日間程度の体験日数となっております。既に1学期に行った学校につきましてはスムーズに実施することができ、また現在、2学期以降に実施を予定しております学校が事業所との調整を行っているところでございます。

 以上、簡単ですけれども、ご報告させていただきます。



○浅見健二委員長 これより質疑を行います。河上委員。



◆河上悦章委員 昨年度17年度、宇治中と槇島中学校ということで、先ほど成果と課題を踏まえて今年度は全中学校でするんだということなんですけれども、特に成果、課題、その辺に言及していただけたらというふうに思うんです。

 それと、特に前の文教福祉常任委員会のときに不登校問題が出ていましたね。あるいは府の中学校の学力診断テストの話もありましたけれども、特に不登校については当初、兵庫県にしたってそういう不登校に効果があると思っていなかったけれども、意外とそれが大きな効果があったんだというふうなことを言われておりますね。そのあたりは、前回のときに質問したらよかったんですけれども、そのあたりの効果、成果と課題の成果ですね、そのあたりに触れていただきたいと思いますし、また、学ぶ目的意識が生まれる場合もあるでしょうし、学力診断テスト等もその辺はどうだったのかなと、あわせてお聞きできたらというふうに思います。

 それともう一つは、中学1年生時というのがあったと思うんですけれども、大体普通は中学2年生時、14歳がキャリア教育の基本形だと思っているんですけれども、何か特別な事情だと思うんですけれども、その事情についてお聞きできたらと思います。

 以上2点。



○浅見健二委員長 山下総括指導主事。



◎山下一也教育改革推進課総括指導主事 今、委員の方からご質問がありました成果と課題でございますけれども、昨年度行いました2校について生徒自身、それから保護者、事業所、この3者からアンケートをとりました。そういった中で生徒の方から上がったことといたしましてやはり、もちろん仕事の厳しさ、あるいは仕事の楽しさが体験できたというものもございますけれども、もう一つ、コミュニケーションの大切さを感じたという、そういう返答をした子が25%ほどございます。

 そういった中で、不登校の子供ですけれども、これにつきましては不登校の状況によります。例えば全く今、閉じこもり状況の中での職場体験は到底参加することができませんでしたし、また、学校あるいはクラスへ少しずつ入りつつある生徒につきましては、そういった中でコミュニケーション、この部分について体験から自信を持って、そして、回復状況なんですけれども、残念ながらその後物すごく大きく変化をしたということではないんですけれども、コミュニケーションの大切さの部分、そのあたりを学んだという子、こういった子はございます。完全に不登校全体として非常にこれが有効であったというところまで数値は出てまいりませんでしたけれども、部分部分でそういったものも見られようかというふうに思っております。

 一方、課題の部分で、やはり事業所、受け入れていただく側からいたしますと、5日間というふうになりますと丸1週間、ある意味この職場体験のもとで人手をとられるというのが本当のところではないか、このように思います。そういった中で事業所さんの方からのアンケート結果によりますと、受け入れの適正な日数としては2から3という、そういうふうにお伺いしております。このあたり、やはり長期の職場体験となるとなかなか実施が難しい、こういった課題がある。それから、先ほど申しましたけれども、やはり地域と一体となって学校が取り組む、そういう事業でございます。できるだけ校区内でこれを行っていきたいんですけれども、どうしても受け入れ先を探す中で校区を外れてということが起こってきたりします。そういったときに子供たちの安全確保、あるいは交通費の問題、このあたりを整理していかなければならない。本年度は9中学校、基本的には校区内でできるだけやっていこうということで取り組んでおるところでございます。

 それから、学力問題の方でございますけれども、残念ながら、昨年度このアンケートを実施する際、そのクロス集計についてはとってございません。申しわけございません。

 それから、中学校1年生で行います学校でございますけれども、1校だけございます。この1校でございますけれども、この職場体験学習も今から約10年ほど前からこの学校は取り組んでおりまして、その当時から進路学習の位置づけで1年生、仕事を知ろうという中で取り組んできた経過がございます。そういった中で学校のやはり特色をそのまま生かしたいということで、同じく1年生のまま実施をしておる、そういうことでございますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。

 以上でございます。



○浅見健二委員長 河上委員。



◆河上悦章委員 ありがとうございます。

 いずれにしましても2校やったものを9校に全部広げるということで、当然課題はあるにしても、非常に成果が大きかったという、こういう基本的な総括をされているというように思います。木幡中学校の経過があって中学1年時にするということもわかりました。

 その不登校との関連性なんですけれども、兵庫県の資料を見たり、あるいは富山県のを見ていましたら、非常に不登校に大きな効果があるということが出ています。当然、兵庫県なら平成11年、12年ぐらいから長い蓄積がありますので、そういうことが如実に定着していっているのかなと思いますので、そういう意味からもこの事業の定着を図っていただきたいと思うんですが、気になるのは、これは質問なんですけれども、以前生き生き体験学習で、京都府の事業だったですか、平成12年、13年か、13年、14年ですか、2カ年でなくなってしまったと。それを受けて1日から1日半の職場体験学習をずっと続けてきて、今回、国のそういうプロジェクト事業に乗ってニート対策等を含めてこれはやるわけですけれども、これはどうなんですか、来年以降この事業をぜひ続けていただきたいというのが基本的な考え方なんですけれども、そのように思っていらっしゃると思うんですけれども、見通しはどんなふうになっているんでしょうか。



○浅見健二委員長 山下総括指導主事。



◎山下一也教育改革推進課総括指導主事 現在のところ、取り組んでおるわけでございますけれども、今後この成果と課題をやはり同様にまとめまして、そして来年度以降、できるだけ複数日で行っていきたいというふうに考えております。ただ、複数日というのはやはりどうしましても各学校の教育課程内の実態等がございます。そのあたりも十分配慮をしながら、学校長とも相談をし、そしてこのキャリア教育の推進に向けてやっていきたい、このように考えております。



○浅見健二委員長 河上委員。



◆河上悦章委員 ありがとうございます。継続していくということで了解しました。

 当然受け入れの事業所の関係があって、地域によって工場の多いところとか、何もないところとか、いろいろあると思うんですけれども、基本的に中学2年生時に5日間連続というのは非常に効果が大きいということも立証されているというか、言われておりますので、こういう委員会、キャリア・スタート・ウィーク実行委員会という形でそれぞれ関連の方が構成されて努力、尽力していただいていると思うんですが、さらに実りが大きくなるように、さらに事業所さんともいろんな形でのアプローチがあるかと思いますので、ぜひ力を入れてさらに発展できるようにお願いしたいというように要望して、終わります。



○浅見健二委員長 ほかにありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○浅見健二委員長 別にないようですから、本件はこれにて打ち切らせていただきます。

 暫時休憩いたします。

     午後2時00分 休憩

     午後2時06分 再開



○浅見健二委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。

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△日程追加 実地調査報告書について



○浅見健二委員長 次に、日程に追加し、実地調査報告書の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本委員会の小・中学校実地調査報告書の作成については、お手元の報告書案をもとに、各委員のご意見を踏まえる中で、その作成を正副委員長にご一任いただき、議長及び関係機関に対して送付したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○浅見健二委員長 ご異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 なお、本日の委員会での発言については、速記録を点検し、不適切な発言等がありました場合は委員長において精査いたしますので、よろしくお願いいたします。

 これにて本日の委員会を閉会いたします。

     午後2時07分 閉会