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京都府 宇治市

平成18年 12月 建設水道常任委員会(第9回) 日程単位表示




平成18年 12月 建設水道常任委員会(第9回) − 12月21日−09号







平成18年 12月 建設水道常任委員会(第9回)



         建設水道常任委員会会議記録(第9回)

日時    平成18年12月21日(木)午前10時00分〜午後2時31分

場所    第2委員会室

出席委員  山崎委員長、平田副委員長、帆足、高橋、久保田、小牧、長野、菅野の各委員

説明員   川端助役(副市長)、山崎技監、石井建設総括室理事、桑田建設部長、中島同部次長、渡邊同部参事、三枝同部参事、山本同部参事、田中建設総務課主幹、高坂道路建設課主幹、古川維持課長、木積住宅課長、石井都市整備部長、下岡同部次長、小川同部参事、古園都市計画課主幹、片山開発指導課長、中西建築指導課長、片山同課主幹、西村交通政策課長、山本下水道室長、小川下水道建設課長、前野下水道管理課長、小西水道事業管理者職務代理者水道部長、大西同部次長、滋野水道総務課主幹、森配水課長、辻本浄水管理センター場長

事務局   八木議会事務局次長、山口主事、前川庶務調査係長

付議事件  1.議案第87号 市道路線の認定について

      2.議案第91号 黄檗市営住宅建替事業(第2期)に伴う建築主体工事の請負契約を締結するについて

      3.道路上の事故に係る専決処分の報告について

      4.宇治橋通りの整備取り組み状況について

      5.城南荘地区「人にやさしい道づくり」事業計画の取り組み状況について

      6.(仮称)宇治市まちづくり条例策定の中間報告について

      7.大久保駅周辺地区の事業に関するアンケートについて

                    (以上、建設部及び都市整備部)

      8.槇島・開浄水場の休止について

                           (以上、水道部)

審査内容

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     午前10時00分 開会



○山崎恭一委員長 ただいまから、第9回建設水道常任委員会を開会いたします。

 本日の委員会は、お手元に配付いたしております会議日程により進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

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△1.議案第87号 市道路線の認定について

[資料−−−−−−「市道路線の認定について」−−−−−−参照]



○山崎恭一委員長 それでは、日程第1、議案第87号を議題といたします。

 当局の説明を求めます。桑田部長。



◎桑田静児建設部長 おはようございます。

 ただいま議題となりました日程第1、議案第87号、市道路線の認定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。

 今回認定しようといたしますのは合計25路線でございます。これらのすべてが開発に伴うものでございまして、うち24路線が都市計画法に基づく開発により築造された道路でございまして、1路線が宇治市小規模開発等に関する指導要綱に基づくものでございます。いずれも道路敷地の帰属や寄附により権原の取得ができましたので、道路法第8条第1項の規定により市道として管理すべき路線として認定しようとするものでございます。つきましては、同条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。

 引き続き担当課長より各路線の概要説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜り、ご可決いただきますようお願い申し上げます。



○山崎恭一委員長 中島次長。



◎中島政治建設部次長 それでは、お配りしています資料、「市道路線の認定について」に基づきまして、各路線の概要をご説明申し上げます。

 まず、1ページ、2ページでは、認定いただきます予定の25路線の概要を一覧表にまとめております。この表では、一番左が区分欄、その右がページの欄でございまして、それぞれのページに位置図と平面図がございます。以下、路線名、起点・終点、幅員、延長、議案番号、概要及び開発事業者名や登記年月日等を記載させていただいております。また、この資料の地図はすべて北方向を上にするようにいたしまして、特に、これまで位置図と平面図を左右見開きとしてきましたが、今回は路線数が多く、A3サイズの平面図が混在しますところから、見開きにはできなかったことをご容赦いただきたいと思います。なお、位置図につきましては、ウエブGISマップを使用し、平面図につきましては、当該路線部分がすべて入るように縮小し、路線の起点にかぎマーク、終点に矢印を記入させていただいております。

 それでは、各路線につきましてご説明いたします。



○山崎恭一委員長 ただいま傍聴の申請がありまして、これを許可しましたので、ご連絡しておきます。どうぞ。



◎中島政治建設部次長 まず、3ページでございますが、木幡445号線をはじめとした計14路線でございます。この開発は、積水ハウス及び積和不動産により行われたもので、開発面積は約5万6,540平方メートルで、開発区画数は294区画でございます。道路幅員は、6メートルを基本に、団地の南西側の木幡445号線や団地内の木幡446号線、その他の幹線部分は基本的に9メートルとなっております。なお、団地の南西部分に、延長11メートル余りの歩行者専用道路として4メートル幅員の木幡458号線が配置されております。5ページは平面図でございますが、ここでは道路幅員が太くなっているところが幹線部分であるということがごらんいただけるかと思います。

 次に、6ページの神明102号線でございます。株式会社メイクスが開発した団地で、開発面積は約1,840平方メートルで、開発区画数は8戸でございます。道路の延長は103.4メートル、幅員は6.5メートルで、転回部分で最大13メートルございます。ここの特徴は、認定予定の道路の東側だけに住宅が配置されている点でございます。なお、道路延長は100メートルほどございますが、京都府では、このような場合、延長120メートルを基準に開発を許可しているとお伺いしております。

 次に、8ページでございます。槇島町196号線でございます。この道路は、延長66.5メートルで、幅員は6メートルから最大で転回部分の12メートルでございます。この開発は大扇産業株式会社で、開発面積は約2,330平方メートル、開発区画は15戸でございます。なお、団地入口の東側に公園が配置されております。この団地は、都市計画法にかかわる開発不適格地のため、本市の小規模開発等に関する指導要綱に基づき開発されたものでございます。また、接道しています道路は、京都市道向島1号線で、京都市が管理をしていますところから、6メートルにセットバックした道路用地は宇治市名義でございますが、協定により京都市に管理いただくことになっております。

 次に、10ページでございます。大久保町115号線でございますが、根木建設工業株式会社が開発したもので、開発面積は約2,180平方メートルで、開発区画は12戸でございます。この開発は、当初、都市計画法に基づき、転回広場と避難通路で予定されていましたが、まちづくりの観点から、通り抜けられる道路の方が望ましいという観点で、北側にありました開発区域外の既存2メートル道路を4メートルに拡幅したもので、このため、開発業者に開発区画を1区画減らしていただいたものでございます。

 次に、最後になりますが、12ページの広野町263号線から270号線までの8路線でございます。この団地は山永興業株式会社の開発によるもので、開発面積は約2万8,100平方メートル、区画数は114戸でございます。広野町263号線から268号線の6路線につきましては、幅員6メートルでございますが、広野町269号及び270号線は幅員4メートルの歩行者専用通路でございます。

 次に、きょう、お配りしています追加資料として、カラーの現地の現況の写真集を作成しましたので、簡単にご説明いたします。

 まず、1ページが木幡445号線などの計14路線の写真の位置図でございますが、撮影ポイントを赤丸で示し、矢印方向に向いて撮影したものでございます。各丸数字が2ページ、3ページの写真と符合するようにしております。何分、枚数が多いことから、少し小さめに印刷しておりますが、ご容赦いただきたいと存じます。

 次に、4ページは神明102号線の写真でございます。

 以下、5ページが槇島町196号線、6ページが大久保町115号線、7ページ・8ページが広野町263号線など8路線の位置図と写真でございます。

 以上、簡単ではございますが、議案第87号にかかわります路線の概要説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○山崎恭一委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 ただいま説明をいただいた神明102号線なんですけれども、説明の中では、開発の関係で京都府が120メートルまでは許可をしているということなんですね。延長が100メートルということで、かなり長い、で、突き当たりのところが市道になっているんですけれども、この市道は、車は通過をできない非常に狭い市道になっているかなと思っているんですね。こういう場合、例えば防災の関係とかからいきますと、どうなのかなという気がするんです。例えば、大規模な地震とか火災とか、そういったものが発生をした場合に、緊急車両がどういうふうな形で入っていくのかということを考えれば、府道八幡宇治線、その道路から入っていくという形になってくる。片一方の神明17号線の方はかなり狭いので、ここからはもうできないということになってくると、延長が102メートルというとかなり長いことのメートルになってきますので、これが本当に防災の観点からいってどうなのかなという不安を感じるんですけれども、京都府の方が、120メートルでもそれは許可しているということなので、それはいいというふうにお考えなのでしょうか。宇治市のまちづくりとか防災の観点から見たときに、そのお考え方について少しお尋ねをしたいなと思っています。

 それと、大久保115号線なんですけれども、開発行為によるものであるということで、最初は回転広場にして行きどまりにということがあったみたいなんですけれども、その後の指導によって、片一方、東側の方は4メートルの道路にされているということなんですけれども、これが、こういう開発行為によるもので、今後、そしたら4メートルでもというような形で、ほかの地域の開発でもこういったことが出てこないのか、そういう心配はないのかどうか、その点についてもお考えをお聞かせいただきたいなと思います。

 それと、この間も何回か質疑の中でもさせていただいているんですが、回転広場という位置づけで市道認定というのが非常に多くなってきているかなと思っているんですけれども、ちょっとまとめてお聞きしたいんですが、延長の関係、先ほどの京都府の120メートルがあるんですけれども、宇治市として、延長とか開発面積、どのくらいの規模のところまでというのは、もう関係なく、市道として、別に、それが、一応、京都府の基準に合致をしていれば、それは構わないというお考えを持っておられるのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。

 質問は以上です。



○山崎恭一委員長 片山課長。



◎片山秀樹開発指導課長 3点ほどご質問いただいたんですけども、転回広場は100メートル以上ある中で、防災上のというようなご質問にまずお答えさせていただきます。

 我々、事業者、一定の規模でやられるところにつきましては、基本的には都市計画法をかけていただくという形ではやるんでございますが、この土地に関しましては、神明の102号線に関しましては、非常に南北に長い土地で、事業者としては、当然、購入の際には、最大限の土地の利用をと、費用対効果も含めて考えておられるところなんでございますが、何せ南側に面しては非常に狭い市道になっておる関係で、どうしても、事業者としては、転回広場でというような形の初め申請になった次第でございます。防災上のことも考慮した中で、転回広場ということで、緊急車両もそこでUターンができるというような手法は、土地の形状によっては指導しているということでございます。

 ただし、この入口につきましては、府道八幡宇治線につきましては、間口が14メートルと非常に狭い土地でございましたが、土地の利用も宅地の利用を控えてもらう中で、12メートルの開口部は確保したということで、防災上の考慮はそこら辺でさしていただいているということでご理解の方、賜りたいと思います。

 続きまして、大久保の認定で、今後も4メートルの中で指導するかというご質問なんですけども、基本的に、この事業者、これは非常に整形な土地、長方形の土地ということで、都市計画法にのっとって開発の許可をしたものでございますけれども、委員、ご指摘のとおり、当初は、西に転回広場で、北に避難経路を設けて、その避難経路を抜けて築造するというような申請でございました。しかしながら、我々といたしましては、やはり原則、通り抜けができるというような基本に考えて開発業者に指導しているところでございます。したがいまして、この開発の西側には市指定道路で道路が築造されていると。開発事業者にそういうようなこと、それから、この開発道路の北側に既存の宅地がございます。本来ならば、前にある前面道路から2メートルの後退で事業者はこれで十分できるわけなんですけども、やはりその辺の周辺の事情を考えた中で、1区画減らしていただいて、西側に6メートル、北行きにも6メートル、さらに、避難通路2メートルの、現在は2メートルバックでいいところを4メートルまで後退していただいて、西側の、将来は市指定道路と接道できるというようなぐあいに指導した経過がございます。したがいまして、すべてが4メートルで今後やっていくんじゃなしに、やはり周辺の状況を考慮した中で、まちづくりを考えた中で、基本的には6メートルということではやっていきたいと考えております。

 それと、最後の転回広場についてなんですけども、考え方なんですけども、やはり、前回の委員会でも、私、説明させていただいたように、土地の形状、なかなか整形な土地での開発事業というのは非常に少なくなってきております。したがいまして、事業者としては、どうしてもその土地を最大限利用すると、基本的には6メートルで抜きなさいという指導はするんですけども、その抜く先、そこにも既存の宅地があったり、ましてや、道路が非常に狭いということで、多々見受けられる中では、やはり一定、転回広場というような都市計画法上の京都府の基準の中に合致した中での対応というのはやっぱりどうしても出てくるというような感じでございますので、転回広場についての全体的な考え方には、やはりその土地の形状によって適正に判断して、基本的には通り抜けというのを持った中で対応していきたいと思いますので、ご理解の方、よろしくお願いいたします。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 大久保115号線については、今ご説明をいただいて、業者さんの方も、基本的には道路を通り抜けで抜けられる道路ということで指導していただいた中でこういう形になっているということなので、これが、後も4メートルということはならないと、これが先例という形にはなっていかないということですので、これについては理解できましたので、結構です。

 ちょっと回転広場の関係と、さっきの神明102号線の方にもかかわってくるんですけれども、防災の観点で回転広場とかもつくって、緊急車両とかもここでという話もあるんですけれども、例えば、入口の、1と赤い印がついていますよね。例えば、何か災害が起こったときに、1の地点のところなんかが、例えば、火災とか、崩れたりとか、そういったことで行きどまりになってしまう可能性ってここだけじゃないんですけれども、ありますよね。そうなったときに、100メートル先のところに、例えば、火が発生していたときに、そしたら、どこから消火作業ができるのかとか、救急車でいえば、例えば、水が届く範囲とか、そういったことなんかは、今後、まちづくりの点でいくと、やっぱり本当に考えていかないと、ここが、入口が寸断されてしまえば、中のおうちのところは救助活動には非常に時間がかかると。それがまた災害を大きくしていくということにつながっていくんじゃないのかなと思うんですね。その点でいくと、京都府の120メートルという、その基準というのも一体どうなのかなというのは思うんです。その辺は、開発の立場とか道路を認定される宇治市の立場としては、府の基準についてはどのようにお考えでしょうか。もう少しやっぱり、これ、短い方がいいんだよということで業者さんの方に指導していく。そのためには府の基準なんかも見直していただくとか、そういう考えとかはないんでしょうか。その辺、1つお聞きをしたいのと、それともう一つは、回転広場での道路というのが多くなって、行きどまりの土地の開発というのが多くなっているんですけれども、例えば、一番突き当たりとかでも、ぎりぎりまでおうちが建っているケースなんかも、このケースではあるんですけれども、将来的に、例えば、どこかから、また片一方が開発をされて道路をつなぐことができるということがあれば、1カ所だけおうちを建てずに土地をあけておいて、その間だけは、例えば公園とか、そういったものに利用して、将来的に片一方がまた開発をされれば道路がつながるような、そういう指導とか、そういったものはされているんでしょうか。その辺もちょっと、将来のこととかも含めてお聞きをしたいんですけれども。



○山崎恭一委員長 片山課長。



◎片山秀樹開発指導課長 京都府に都市計画上の転回広場までの延長最大限、1街区120メートル長いということで求めていくというようなお考えはということでご質問があったわけなんですけども、やはり公共事業と違いまして、事業者主体の開発行為というのは、どうしても、我々指導する立場からいうと、やはり利害関係がどうしてもそこには発生してくると。それを是正、余りしていくと、今度は市指定道路、逆に言えば、4メートルとか、そういうような形で、500メートル未満とか、そういうようなことで事業者もいろんな手法を考えてこられる要素もいろいろ含んでいる中では、我々として、やはり基本的には都市計画法、申請の土地全体をやっぱり考えた中での申請でまちづくりを考えていかなければならないと思っております。したがいまして、あまり短くすると、今度は土地利用が多くは図れないとか、未利用地で残すというようなことになってくると、事業者は、やはりその辺の土地利用をやっぱり考えたりしますので、それには慎重に扱っていかなければならないと。やはり、そんな市指定道路、4メートルとか、その辺の中でできることもやっぱり可能であるということでございますので、やはりそれは慎重に京都府さんと煮詰めていかなければならないなとは考えております。ですから、今すぐそういうような、すぐ見直しということではなしに、やはりいろんな事例も参考した中に慎重に扱っていくというような考えで思っております。

 それと、転回広場が、非常に全体の中で、その先を、未利用地ですね、今言うように、残しておいたらどうだということもあるんですけども、先ほども言いましたように、大久保の例もありますように、やはり周辺の、その辺の土地利用の形態を見た中で、やはりケース・バイ・ケースによって考えていかなければならないと思っております。ですから、一概に、全部このような形で規定するんじゃなしに、将来、やはりここに道路が来るだろうというとこにおいては、やはり我々は、当然、まちづくりの観点から、通り抜けを、やはり先ほど言いましたように原則に指導しておりますので、その辺は、周辺の土地の利用を含めた中で考えていきたいと思っておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 きょう、市道認定ということなので、この認定の中身から、ちょっと開発のこととかにも少し話をさせていただいたんですけれども、開発の方の担当の職員の方は、少しでもまちづくり上、いいものをしていきたいというふうにお考えをいつも持っていただいているということは、非常にお話を聞いていてよくわかりますので、その点については、今後もよろしくお願いをしたいなと思っています。

 それぞれ事業者、業者さんが、いろんなケースがあると思いますので、ケース・バイ・ケースというのもわからなくはないんですけれども、ただ、基準の中でこうやという形で決まっていたら、業者はやっぱり、これがあるさかいにということを盾にいろんなことを言ってくる可能性はあるのかなと思いますので、その点については、今後ちょっと京都府とも協議をしていただくなりして、少しでも防災の点とかまちづくりの点でどうなのかということで、少しまたご協議などをいただけたらいいなということを要望させてもらって、終わります。



○山崎恭一委員長 ほかにご質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了いたします。

 暫時休憩いたします。

     午前10時24分 休憩

     午前10時25分 再開



○山崎恭一委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。

 次に討論を行います。ご意見のある方はご発言を願います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、討論はこれにて終了いたします。

 これより議案第87号を採決いたします。

 本議案は原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 ご異議なしと認めます。よって本議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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△2.議案第91号 黄檗市営住宅建替事業(第2期)に伴う建築主体工事の請負契約を締結するについて

[資料−−−−「黄檗市営住宅建替事業(第2期)について」−−−−参照]



○山崎恭一委員長 次に、日程第2、議案第91号を議題といたします。

 当局の説明を求めます。桑田部長。



◎桑田静児建設部長 議案第91号、黄檗市営住宅建替事業(第2期)に伴う建築主体工事の請負契約を締結することについてご説明申し上げます。

 黄檗市営住宅の建替事業は、平成6年度に策定いたしました宇治市営住宅再生マスタープランに基づいて実施しているものでございまして、既存の連棟式2階建て簡易耐火構造の市営住宅112戸をバリアフリー仕様で、中高層の住宅123戸、グループホーム1戸に建てかえるものでございます。

 第1期工事では、平成16年度から17年度にかけまして、鉄筋コンクリートづくりの5階建て35戸、駐輪場や駐車場を配置した良好な住環境を備えた住宅に建てかえたところでございます。

 今回、第2期工事として、平成18年度から19年度にかけまして、鉄筋コンクリートづくりの6階建て全30戸で、そのうち2DKタイプ、住戸面積が62.63平方メートルが12戸、3DKタイプ、住戸面積が74.88平方メートルが18戸でございます。

 本議案は、その工事のうち建築主体工事につきまして、地方自治法第234条第1項により、平成18年11月24日、公募型指名競争入札に付したものでございます。契約金額は4億2,367万5,000円、契約の相手方は宇治市広野町東裏109番地の8に所在します大信建設株式会社の代表取締役吉岡秋男でございます。

 以上、請負契約を締結するに当たりまして、宇治市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条により、議会の議決を得るために提案するものでございます。よろしくご審議いただきましてご可決賜りますようお願い申し上げます。なお、詳細につきましては、住宅課長が説明いたしますので、よろしくお願いいたします。



○山崎恭一委員長 木積課長。



◎木積重樹住宅課長 では、説明いたします。

 それでは、黄檗市営住宅第2期工事の詳細についてご説明申し上げます。お手元に資料をお配りしておりますので、それに基づき、説明をさせていただきます。

 先ほど部長の説明がありましたとおり、今回の入札によりまして、建築主体工事は大信建設株式会社と4億2,367万5,000円で、請負率は96.97%でございます。機械設備工事は、株式会社カナヤマ建設と8,641万2,900円で、請負率は86.99%でございます。電気設備工事は、株式会社森井電機、4,945万5,000円で、88.90%でございます。それぞれ契約いたしますと、第2期工事の建設費は、合わせまして5億5,954万2,900円となるものでございます。

 次に、黄檗市営住宅建替事業は、第1期として、平成16年10月から敷地造成工事から始まりまして、平成18年2月末に建物が完成いたしました。3月に再入居が完了いたしました。第2期といたしましては、第1期棟への再入居後、旧住宅、旧の市営住宅の建物の解体工事をはじめ文化財発掘調査完了後、現在、敷地造成工事に入っております。事業面積は、第2期工区から4期工区で7,791.3平方メートルとなります。今回の第2期建築面積は534.05平方メートル、延べ床面積は2,646.09平方メートル、RC構造で、6階建ての片廊下式の建物で、障害者の方や高齢の方々が安全で安心して生活していただけるようエレベーターを1基配置し、全戸バリアフリータイプで、設備につきましては、3カ所給湯設備をほどこしております。また、台所コンロについてでありますが、入居者のニーズに応じて、第1期棟と同様に、ガスコンロでも電気コンロでも設置が可能なようIH対応型の電源を配置しております。なお、建築戸数は全30戸で、2DKタイプ住戸面積62.63平方メートル12戸、3DKタイプ住戸面積が74.88平方メートルで18戸配置しております。

 お手元に、2枚目、お開きいただきますと、位置図がございます。次に、全体図の配置図が示されております。これにつきまして、この右側の茶色い部分は、これは1期棟で完成しております。今回、工事をさせていただく区域は、ピンク色で描かれたところが第2期工事になります。

 以降、3枚目は第2期工事、建築主体工事の位置を示しております。4枚目以降は、第2期建築主体工事に係る平面図、そして立面図等をお示ししております。今申し上げましたように、第2期建築工事につきましては、2DKタイプ、それから3DKタイプの平面図は、5枚目のところに間取り図をおつけしております。

 以上が、今回、建築する主な概要でございますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。

 以上でございます。



○山崎恭一委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 料金について説明をいただいたんですけれども、それぞれ建設、機械、電気ということで、価格についてと請負率についてご報告があったんですけれどもね。建設主体工事の方の96.97%という数字なんですけれども、機械とか電気等が80%台でやられているのに対して、この額は少し高めになっているのかなと思うんですが、私は余り専門的なことはわからないんですが、建築の工事というと、こんな程度、かかっていくものなんでしょうか。割と最近、入札なんかに関しても、低く落としている業者さんとかも多いですし、何でって聞きますと、結構、いろいろ事業者の方が持っておられるものとか、いろんなところで価格を落とすことができるんですよというようなご説明なんかもあるんですけれども、その点からいくと、この96.97%というのは高いのかなと思うんですが、この点、いかがお考えでしょうか。

 それと、第1期工事が終わって、住民の人たちが今住んでおられるんですけれども、第1期の工事と、ほとんど工法というんですか、中身とか構造的なものは変わらないということで今の説明をお聞きしていいのでしょうか、その点、ご確認させていただきたいと思います。

 以上です。



○山崎恭一委員長 川端副市長。



◎川端修副市長 1問目の方の入札率、請負率というふうに言いましたけども、入札率なんですけどもね。96.97%、最近の事例では大久保小学校の建築工事、これにつきましては、たまたま設備関係も類似した率でございまして、90%の中ほどだということもありました。そんな中で、今回の市営住宅、建築だけをとれば、96.97%、このことについてどのように評価をしているかということになろうかとは思います、高いか低いかということも含めましてですが。一般的に、建築工事は、土木工事と違いまして、かなりの専門工種が入り組んでおりまして、基本的に、元請として受けましても、そのほとんどが専門工事業者へ下請に出さざるを得ないという部分が実はございます。したがいまして、かかる人工など、専門工種にかかわる人手の問題等もございまして、土木に比べると、安くなりづらいという面がございます。これは建築一般的に言えることでございます。

 それと、民間の場合も含めますと、土木工種の場合は、ほとんど公共事業が多いわけでございますが、建築の場合は、民間の方がはるかに多いと。公共事業よりも民間の方が建築工事は多いと、こういうことでございます。その場合の競争率は、公共工事に比してかなり低い価格で落ちるというふうにも聞いております。これは、民間であるがゆえに、施主さんも非常に請負率というものを気にされている、比較的安価に抑えたいということもあろうかと思います。そういう中で、数少ない公共事業、これが、業者さんにとってはどれくらいとるかというのはまさに競争でございます。今回の場合は6社、宇治市内でいえばA級業者でございます。宇治市は、最近、建築工事でこの手のものを発注するというのは、まさにことし、大久保小学校、そして市営住宅、そして斎場というふうにして、最近では、さきのうじ安心館でありますとか、ゆめりあうじでありますとかということに比べまして、非常に少のうございましたものがここで一気に出ました。ここで、多分、恐らく業者さんとしてはいろいろ考えられたのではないかと、このよう思います。その結果がこういうことであったということしか我々は分析しようがございません。

 といいますのは、冒頭申しましたように、建築工事はいろんな要素が絡んでいて、それの積み上げてあるということ。かなり多くの工種が入り込みます。一例をとりますと、壁の壁紙を1つ張るのも違う業者、床を張るのも違う業者、そして、バス、いわゆるお風呂なんかも違う業者、かなりありとあらゆるもの、工種が入りますので、そういう意味では、その積み上げということからいくと、元請さんとしても、なかなか低い額では落としづらいという部分があるというのは実態ではないかと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○山崎恭一委員長 木積課長。



◎木積重樹住宅課長 2問目の部分につきましてお答えいたします。

 基本的に、第1期棟と全く同様の仕様で、工法も同じでございます。ただ、1点だけ違うところがございます。エレベーターのかご内に防犯カメラを設置することになっております。これは、実は、第1期棟のときに、国土交通省の方から、防犯カメラについては、つけることが望ましいというふうな通知であったのが、近年、防犯カメラについては、設置義務を課したということを受けまして、今回、第2期棟のエレベーターのかご内に、先ほど申し上げましたように防犯カメラを設置すると。それ以外については、基本的に同様でございます。

 以上でございます。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 今、副市長の方がご答弁されたことにつきましては、私も余り、お話を聞くだけで、「ああ、そうなのかな」というぐらいしかわからないんですけれども、建築については、専門的になってくるからというのは、いろんな中身、内装のこととかがあるので、それはそうなのかなという感じはお聞きして感じたんですけれども、ただ、宇治市の公共工事になってきますので、額が本当に高いところでとまってしまうということになると、大事な税金がどういうふうに使われていくかということにもかかわってきますので、その点で少し今お尋ねさせていただいたんです。

 数少ないことだということなので、業者さんなんかも様子を見られている部分もその点ではあるのかなという感じはしますので、今後、第2期が終わったら第3期、第4期と、この工事については出てくるわけなので、その辺は、またちょっと様子を見ながら、また、質問なんか必要な部分についてはしていきたいなと思っていますので、この点はわかりました。

 それと、工事の手法についてなんですが、1点だけ違うということなんですけれども、これは設置義務が発せられたと、生じてきたということなので、これはわかりました。

 そうなってくると、例えば、1期で建てられた1棟目のところなんかも、こういうのをつけてくださいとかいう要望なんかもまた出てくる可能性はあるのかなと思うんですが、そういう声が出てきたときにはどうされるんでしょうか。つけられるんでしょうか、それだけお聞きしたいと思います。

 以上です。



○山崎恭一委員長 木積課長。



◎木積重樹住宅課長 それにつきましては、地元説明会をまだやっておりませんので、契約後、地元説明会の反応を見極めた上で検討したいというふうに考えております。

 以上でございます。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了いたします。

 暫時休憩いたします。

     午前10時39分 休憩

     午前10時40分 再開



○山崎恭一委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。

 次に討論を行います。ご意見のある方はご発言を願います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、討論はこれにて終了いたします。

 これより議案第91号を採決いたします。

 本議案は原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 ご異議なしと認めます。よって本議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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△3.道路上の事故に係る専決処分の報告ついて

[資料−−−−「道路上の事故に係る専決処分の報告について」−−−−参照]



○山崎恭一委員長 次に、日程第3、道路上の事故に係る専決処分の報告の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。桑田部長。



◎桑田静児建設部長 ただいま議題となりました日程第3、道路上の事故に係る専決処分の報告についてのご説明に入ります前に、一言、おわび申し上げます。

 本日ご報告いたします専決処分につきましては、後ほど説明いたしますが、10月24日が示談の締結日となっておりまして、本来、直近の常任委員会、今回の場合は、去る11月17日開催の委員会でご報告すべきものでございましたが、定例会で報告するものと誤って理解し、ご報告がおくれましたことをおわびいたします。今後はこのようなことがないよう十分注意をしてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、引き続き担当課長より説明をいたさせますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。



○山崎恭一委員長 中島次長。



◎中島政治建設部次長 それでは、お手元の資料、「道路上の事故に係る専決処分の報告について」に基づきましてご説明申し上げます。

 1ページに概要を掲載させていただいております。

 事故発生日でございますが、平成18年4月20日、木曜日の正午ごろでございまして、事故発生場所は、市内大久保町北ノ山地先の市道広野町15号線上の府道城陽宇治線との交差点の歩道上で発生いたしました歩行中の負傷事故でございます。資料の2ページに位置図を、3ページに平面図をつけさせていただいております。

 この事故は、被害者が近鉄高架下の市道広野町15号線を西方向に通行しておられたところ、4ページの写真にございますように、歩道上にできたくぼみに気づかれず、足をとられて転倒され、右上腕と左肩を負傷されたものでございます。

 このくぼみができた原因は、長年にわたり雨水が浸入し徐々にくぼみが深くなったものと考えております。

 被害者の北岡マチ子さんとのお話し合いの中で、被害者の前方不注意もございますところから、金額で1万175円を賠償することで示談が整い、解決を見たところでございます。

 この賠償額を定めるに当たりまして、地方自治法第180条による専決処分を平成18年10月24日に市長において決定いたしましたので、ご報告申し上げます。

 なお、事故後の対応ですが、4月26日に京都府山城北土木事務所から事故の報告を受け、即座に現地確認をした後、同日、応急復旧をいたしまして、そして、翌日の4月27日には、資料5ページの写真にありますよう本復旧をいたしたものでございます。こうした道路管理に起因する事故によりまして、被害者をはじめ関係する皆様方に多大なご迷惑をおかけいたしましたことはまことに申しわけなく、おわび申し上げる次第でございます。今後とも道路パトロールの強化に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げまして、ご報告とさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



○山崎恭一委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 最初に、部長の方からおわびということであったんですけれども、たしか、この間、市環の委員会だったかと思うんですけれども、専決処分だったと思うんですけど、報告が抜けていたということで、そのときもたしか委員会ではおわびをされたと思うんですね。今、11月17日に建水の委員会があるということで、だけど、定例会で報告するものだと思っていたということでの報告だったんですけれども、その辺は、専決処分というのがどれだけの重みのあるものなのかということとか、あと、それぞれの職員さんのところで、いろんなお仕事をされている中でこういった事故が起きて、そこ、いろいろな形で相手方と示談されるということについては、できるだけなくしていただきたいと思うんですけれども、全部全部そういうことがなくなるということはないので、今後もこういうことが出てくるかもしれないんですけれども、そのときに、それぞれの職員さんのところが、やっぱりきちっとこういうところがどういう位置づけになっているのか、議会での報告はどういうふうにあるものなのかということについては、1回こういう問題が起こったときには、それは、全職員さんのところには話が行かないんでしょうか。割と何回かこういう同じミスが、この間、議会の中でも起こっているんじゃないかなと思うんです。一番直近の市環の委員会でもたしかそうだったと思いますし、そのときは幹事会でもいろいろ問題になったかと思うんですね。私は、その辺は、どのように考えておられるのか、ちょっと副市長にお尋ねしたいと思うんですけれども、最初にそれを聞きたいと思います。



○山崎恭一委員長 川端副市長。



◎川端修副市長 冒頭、担当部長の方からおわびを申し上げたわけでございますけども、改めて帆足委員からご指摘いただきました。確かに、他の委員会でも類似のものがあったということで、議会担当の副市長という立場で、当然、対応していなければいけない内容でございます。そのような事象があれば、他でも起こり得るということを想定すれば、その段階で、改めて全庁的に、今おっしゃいますように専決の重み、本来でしたら……。本来でしたらと言うのはおかしいかもしれませんが、特別に認められている手法であってと、本来はどうであるかということを考えた場合、専決というものをどうとらえるかという部分の認識、まず、これの問題があろうかと思いますし、仮に、そうではあったとしても、議会への報告というのが、やはりどの時点で行うかということはそれぞれの事象で違うわけではございません。常に統一した考え方で行うものだと、こういうことでございます。したがいまして、1回でもそのような事象があれば、他でも起こり得るということを前提に、全庁的にきちっと指示を出し注意を喚起する、そして二度と発生させないような形の措置をするということが必要であったと、このように思っております。その点が抜けていたということで、これは、私の立場でするべきことを怠っていたということになろうかと思いますので、それは改めておわびを申し上げたいと思います。基本的な受けとめ方としては、そういうふうに受けとめております。したがいまして、改めて、また、委員の方からもご指摘をいただきましたので、きちっとその旨、文書でもって、あるいは、機会をとらえて指示ができるように対応を考えたい、このように考えておりますので、よろしくご理解いただきますようお願いを申し上げます。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 この点については、やっぱり議会との関係で、二度とこういうことがないようにということで、本当にこういうことが繰り返さないようにお願いをしたいなということは、これは強く要望させていただきたいと思っています。

 それともう1点お聞きしたいんですが、この写真の方を見ていますと、こういう歩道というのは、割と、この宇治市内にもほかのところがあるんでしょうか。割と見かけるような気がするんですね。今のご説明でいきますと、雨水が浸出をする、長年にわたってということでご説明があったかなと思うんですけれども、それでいけば、ほかのところでも、こういう工法を用いられた歩道の場合は、やっぱりがたっとへっこんで、また段差ができるということは、危険性としてはあるんでしょうか。市内にも、どの程度、こういう歩道、こんな感じでブロックされているところがあるのか、もしつかんでおられたら教えていただけたらと思います。



○山崎恭一委員長 古川課長。



◎古川誠維持課長 ちょうど市役所の前ですね。ちょうどインターロッキングブロックになったりするんですけども、全線インターロッキングではございませんが、我々、当然、道路パトロールも、今、宇治市道は580キロ弱あるんですが、全線は毎日パトロールはできないんですけども、うち、機動修理班等を、特に維持課の維持係、職員が23名おるんですけれども、くまなくというわけにはいかないんですけども、そういう連絡、電話等、我々も行政懇談会の席等では、電話等、気軽に、いろんなことでも、ささいなことでもいいですからご連絡をいただきたいというような形で、もし何かあれば、例えば、溝ぶたが欠けました段階でも、我々が行ってすぐに調査をしていくと。そこで応急処置が必要であれば、当然、職員もいたしますし、また、機動修理班なり、また業者対応というような形の中で、我々も歩く中では、日々の中で、見える範囲の中でも我々も注意しておりますし、そういう連絡体制、そういうような形で我々も対応はしております。そういう意味で、今、インターロッキングの歩道が何メートルあるとかいうのは、特に資料はないんですけども、例えば、黒のアスファルトというようなところでも沈下したりというようなところもございます。そのところにつきましては、調査もいたしまして早急に対応しておりますので、よろしくお願いいたします。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 23名の職員の方がいつもいろいろ回っていただいて確認していただいているということで、それは非常にありがたいなと思っているんです。ただ、この工法で、ほかのところ、どれぐらいあるかということについては、今、認識されていないということなんですけれども、ここでこういうことが起きているということは、ほかでも、同じ工法で同じぐらいの時期につくられたものについては、やっぱりこのようになっていく可能性があるということかなと思っているんです。インターロッキングという舗装の仕方のところで、これを、今から、例えば補強をして、こういうことが起こらないようにできるとかいうのはあるんでしょうか、そういう手法は。もう起こってから補修をするしか手だてとしてはないのかどうか、その辺ちょっと、専門的なことなのかどうかわからないですけど、教えてほしいのと、それと、今後はこういうインターロッキングの舗装というのは、もう余り宇治市としてはこういう工法はとられていないんでしょうか。こういうふうにへこんでくる可能性とか、長年の雨水によって、アスファルトのところでもそういうことが起こる可能性はあるということはおっしゃっているんですけれども、その辺は、アスファルトと比べて弱いものなのか、その辺、ちょっとわかれば教えていただけたらと思います。



○山崎恭一委員長 三枝参事。



◎三枝政勝建設部参事 インターロッキングの舗装でございますが、この舗装につきまして、普通は、基本的には、我々、車道も、ご存じのように黒い舗装ということで、経済的にも、歩道につきましても、基本的には黒の舗装を使うというのが基本的な舗装パターンでございます。たまたま、いろいろ最近ですと、環境問題とか美観の問題、こういうような観点から、基本的には、降った雨については地下に返すと、地球循環型ということで、インターロッキングにつきましては、いい面では、すき間がありまして降った雨は地下に浸透すると。すき間は、確かに、敷設するときに、下、浸透させるために、砂を入れたり、間も砂を入れますが、そうして施工しまして、基本的には、下がらないような構造になっておるんですが、たまたま、今の事象にありますように、一部、そこに雨が注ぐとか、平坦な部分であれば、どこかみずみちができると、そういうようなことがたまに、あってはならないことですが、そういうことで、こういうことで、事象的には起こる可能性はございます。

 しかしながら、それを、どうして未然に防止できるかと申しますと、やっぱり日々の点検とか、市民の皆様の情報を得る中で、一遍には、なかなか、基本的には下がりませんので、そういう事象が見えときに、点検パトロールとか、市民の皆様の情報をいただく中で速やかに維持管理していくべきということで、グレード的には、当然、まちの美観、いろいろ景観を考えますと、黒の舗装よりは費用も高いですが、基本的には、インターロッキングというのは美観上もハイグレードのものでございまして、宇治市につきましても、駅周辺、また、美観で今後もいろいろとありますが、こういうインターロッキングについては、まだ宇治市も、今後もそういう美観とか駅前広場については採用していきたいと。一定、建設省と国土交通省の方からも、これについては、今後考えなさいとか、そういう通達はまだ今のところもございませんし、値段も手ごろだというところから、今後も採用しまして、かかることのないようには維持管理してまいりたいと、かように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 今のインターロッキングの舗装は見た目もきれいだなと思いますし、私も、商店街とか駅の周辺とか、こういうのがあると、アスファルトの舗装よりはぐっとやっぱりグレードが高い感じがしますし、歩いていてもいいなと思っています。

 今後のところでいくと、やっぱり点検しかないのかなという感じがするので、職員の方にとっては、お仕事であったとしても、非常に距離の長い市道なので、その辺の管理の点でいくと大変かなと思うんですけれども、工法を、これから先もこういうことで、環境上もいいというものであれば、扱っていかれるということなので、できるだけ、それを補強するというのはなかなか難しいようなので、今後は、各それぞれの点検とか、市民の方の情報を聞いて素早い対応とか、そういうことをお願いして、終わります。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

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△4.宇治橋通りの整備取り組み状況について

[資料−−−−「宇治橋通りの整備取り組み状況について」−−−−参照]



○山崎恭一委員長 次に、日程第4、宇治橋通りの整備取り組み状況の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。高坂主幹。



◎高坂隆道路建設課主幹 ただいま議題となりました日程第4、宇治橋通り整備取り組み状況についてのご報告を申し上げます前に、まことに申しわけございませんが、お渡ししている資料に1カ所誤字の訂正がございます。1ページ目の本文の3行目に、「歩行者と自転車が共存できる」とありますが、この「自転車」は「自動車」の誤りでございます。まことに申しわけございませんが、訂正のほど、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、宇治橋通り整備取り組み状況についてのご報告を申し上げます。

 宇治橋通りの府道宇治淀線は、商店街で買い物客や観光客などの歩行者と通行する車が道幅の狭い中で輻輳している状況となっております。このような状況を改善するために、道路管理者であります京都府では、平成15年10月に、「安全で快適な宇治橋通りを目指す会」を設置し、住民参加により宇治橋通りの整備計画について検討するとともに、交通社会実験などを実施し、宇治橋通り整備検討委員会において整備計画の取りまとめを行ってまいり、平成16年11月に宇治橋通り整備基本計画が発表されました。今回、この基本計画をもとに、関係機関と協議を行い、平成17年度は測量調査及び詳細設計が実施され、平成18年度は、この設計をもとに地元への説明会を実施し、地元のご理解とご協力を得ながら、可能なものから工事着手を行う予定と聞いております。

 事業の概要といたしましては、1ページ目の中ほどから4ページ目及び5ページ目をごらんください。ページ数は右上に書いてございます。

 主要地方道宇治淀線、これは宇治橋通りで、宇治橋西詰めより宇治壱番の交差点までの延長800メートルで、車道幅員は現況道路幅員が広い区間の市道宇治191号線からスーパーナツカ附近の間は広幅区間として、車両の荷さばきスペースの確保もできる車道を5メートルに、その他の区間の車道は3メートルになります。主な工種といたしましては、車道及び歩行空間の確保の整備と電線の地中化が主な内容です。

 次に、府道宇治停車場線、これはJR宇治駅前から宇治橋通りに通じる道路で、延長50メートルの区間を車道幅員5メートルで整備するものです。この道路につきましても、歩行空間の確保の整備と電線の地中化が主な内容です。

 また、府道宇治小倉停車場線は、宇治警察署の横の道路で、延長110メートルの区間を車道幅員5メートルから4.25メートルに再整備するものです。ただし、この道路につきましては、電線の地中化はございません。

 次に、6ページから8ページにかけて、現況と整備後のイメージ写真を添付しております。左上が現況で、右下が今回の設計によるイメージとなります。なお、このイメージ写真は、歩行空間の色が大変黄色くなっておりますが、パソコンやプリンターの特性上、このような色になっており、実際はもう少し砂質調の色となる予定です。

 最後のページは宇治橋通り全体の整備計画図で、基本方針が5つあり、基本方針1として、「歩行者の安全性の確保」。これは、道路両側に歩行空間を設け、また、バリアフリーとして段差を設けない構造としております。また、電線の地中化及び車の速度を出せないような道路構造として、すべての交差点に狭さくと交差点ハンプを設けます。また、二輪車の完全一方通行化などが計画されております。

 次の基本方針2は、「自動車の荷捌きスペースの適正化」として、現況幅員が比較的広い区間については、広幅車道区間として車道5メートルとしております。

 次の基本方針3は、「憩いの空間の創出」として、3カ所の現況道路幅が広いところを利用し憩いの空間の整備をいたします。ここにありますイメージ写真につきましても、あくまでもイメージであって、今後、関係者と協議し決めていく予定です。

 次の基本方針4は、「歴史的な景観の形成」として、周辺の景観整備と一体性を持たせるため、車道部は排水性舗装、歩行空間は砂質調の色彩のアスファルト舗装を考えております。

 次の基本方針5は、「商店街との連携」として、照明柱やプランターを設置いたします。この照明柱は、最新型を設置することにより、現在の半分くらいの本数になる予定です。

 なお、この基本計画につきましては、12月14日と16日に、商店街や附近住民の方を対象とした地元説明会を京都府が開催いたしました。参加者からは、歩道の色の質問、宇治橋通りの二輪の完全一方通行化に伴う対応策、工事の時間帯、また事業の早期完成などを望む意見が出され、京都府としても可能なものは検討されると聞いております。

 最後に、18年度の工事予定といたしましては、府道小倉停車場線、これは宇治警察署の横ですが、ここの道路の側溝改修など一部を工事実施する予定と聞いております。

 以上、ご報告申し上げます。



○山崎恭一委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 今、ご説明をいただいて、少しよくわからないので、教えてほしいんですけれども、6ページとか7ページ、8ページぐらいのところにこういうカラーのイメージ図が入っているんですけれども、この矢印がよくわからないのが、ちょっとまず聞きたいんですけどね。現況というのが、左写真があって、その下に整備計画というのがありますよね。それが、もう1個右の写真の道路設計になっているんですけど、整備計画が将来的に……。だから、下の写真みたいなイメージになるということなんでしょうか。何かさっきカラー舗装と言うてはったので、カラー舗装でいくと、道路設計のこっちの左写真になるんですか。この写真の関係が、整備計画の方が何かきれいで、宇治橋商店街の何か落ち着いた雰囲気があって、これに将来的にはなるのかなと思っているんですが、その辺がちょっとわからないので、教えていただけますか。

 以上です。



○山崎恭一委員長 高坂主幹。



◎高坂隆道路建設課主幹 申しわけございません。6ページ、7ページ、8ページに写真を3枚添付しております。左上が現況で、下が整備計画、上が道路設計となっております。この整備計画と申しますのは、整備の宇治橋通り整備基本計画というのを策定いたしました。これが真ん中の絵になっております。この基本計画といいますのは、3ページ目にございます平成15年12月に「宇治橋通り整備検討委員会」が設置されたため、その後、社会実験などをし、平成16年11月に「宇治橋通り整備基本計画」が策定されております。これが真ん中の下の絵になっております。それから、今回の道路詳細設計に変わっておるという意味でございます。整備基本計画から今回の道路詳細設計に変わり、将来的には道路詳細設計で施工していく予定になっております。

 以上です。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 3ページのところにある平成16年11月に策定された整備基本計画というのはこの下の図面だったんですよね。それが、何で突然、道路設計のこっちの黄色いカラー舗装に変わるんですか。地元の方の要望で変わるのか、その辺は経過がよくわからないので、ちょっと率直に教えてほしいんですけれども、宇治橋の商店街のイメージからいくと、私は、この整備計画というのが将来あって、ここに行くまでが道路設計と、それまでの間、歩行者の安全性のためにカラー舗装されたりとかいう流れになるのかなと思っていたんですが、そこが逆だというご説明なんですね。ここはなぜそういうふうになってきたのかわからないんです。地域の方がそう要望されたんでしょうか。ごめんなさい。全然、この計画がつくられて、社会実験とかもされているので、きっと地元の方の声とかもお聞きになってこういう設計図ができてきているのかなと思うんですけれども、その辺がよくわからなかったので、教えていただけますか。



○山崎恭一委員長 三枝参事。



◎三枝政勝建設部参事 なぜ、今の整備計画と現実、この間、地元で説明させていただいて、お手元にある写真のようになるのかということでございますが、京都府におきましては、一定、宇治橋については、基本的に歴史的な景観を有しておりまして、また、宇治の中心部、シンボルの道路ということで、周辺の世界遺産の平等院等のアクセス道路としても、また、商店街でもございますし、観光客も多いというところから、いずれにいたしましても、安全な通行の確保ということを目指して、我々、地元もともども宇治市も要望してきまして、それで、京都府においては、人民参加のワークショップ、また、学識経験者等の検討会を持ちまして、今申しました、どういうぐあいにすれば、当市については一番なじむのかということでつくられたのがこの整備計画案でございます。これをもとに、基本的には、京都府は、公安委員会との協議とか、また、現実、地下埋設物、道路にもたくさん入っておりますし、地下埋との関係、それと将来のメンテナンス、維持管理等々を検討して、現実、どういうぐあいに実施していくかということで検討されて、今回ご説明させてもらった、お手元にある図面のように発表されたということで、イメージについては、色の面も、我々、当初でございますと、もうちょっと、歩道についても、見ていただきますと、もうちょっとグレードが高いんじゃないかと、余りにもこっちは低いんじゃないかというのが素朴な意見で、皆様の意見もちょうだいしております。

 いずれにいたしましても、京都府としては、検討委員会で、今申しました点を検討する中で、地元にこういうぐあいに発表させていただいたと。

 それで、基本的に、我々も、宇治市としましても、この間の説明会の意見とか、きょうもお話が出ておりますけれども、そういうような点を京都府に、また、もう少しグレードとか色については再考いただけないかという話も改めて申し伝えるということで、これを見たときにも私どもも言っておりますけど、そういうような中で、今後、京都府については、最大限取り組んでいくということでお聞きしておりまして、実施に当たりましては、現実に我々が聞いていますのは、今、宇治小倉停車場線、警察から宇治橋通りの間を、今も主幹がご説明しましたように来年の3月ぐらいから一部予定しております。しかし、その前に、2月ごろには、再度、地元説明もする中で、皆様の意見も聞きながら、最大限取り組んでいくということに聞いておりますので、我々も、今、委員が申されていますように、何でという点は感じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 地元の方も含めて整備計画とかをつくってこられたと思うんですね。それが、今後のメンテナンスのこととか、いろんなことがあって、京都府が書いてきはった道路設計がこの右の写真だということなんですね。ちょっと、本当にイメージ的にも整備計画の落ち着いたしっとりしたイメージと、道路設計のところにかいてある黄色いカラー舗装、ちょっと余りにも、何でこんなになってしまったのというのが、正直、私は専門的な目で見ているわけではないんですけれども、カラー舗装て、よく地域でも歩道のところとか引かれているような感じですよね。色は、もう少し何か違う何とか調になるとおっしゃっていたので、その辺はもう少し検討があるのかなと思うんですけれども、多分、地域の方も、下の写真から突然上の写真を見せられたら、驚いてはるのかなと思うんです。今後、地元の方たちの意見も聞いていただいて、また、京都府にも声を上げていくということなんですけれども、道路設計のこの写真がもう固定されたものではないんですね。もう少し整備計画と折衷みたいな感じのところまでは行くと考えていいんでしょうか、その辺だけちょっと聞かせていただいて、質問を終わります。



○山崎恭一委員長 三枝参事。



◎三枝政勝建設部参事 京都府としましては、検討委員会をもとに、関係機関等と、今、説明させていただきましたが、それをもとに設計して、こういうことで考えておりまして、地元に説明申し上げたと。基本はそうやりたいというのが、当然、我々も実施設計しましたらそれをやりたいんですが、いろんな、当然、それについては、今申されたような意見もございますし、地元の意見もございます。それを受けまして、できるだけのことはしたいと。取りあえず、実験的、柔軟に、京都府さんもこのことについては受けとめ、我々も申し入れしておりますので、受けとめられまして、まずは、再度、見直しして、考えて、実験的にしまして、それを見ていただいて、それでまたいろいろ話があろうかと思いますが、可能なものについては、できるだけのものをしてまいりたいと、こういう柔軟的には一応聞いていただいております。結果としてはまだ出ておりませんが、そういうことでございます。よろしくお願いします。



○山崎恭一委員長 小牧委員。



◆小牧直人委員 今、説明があったし、帆足委員からも意見があった、私も同じようには思うんですが、僕は14日の地元説明会を聞いてきました。その後、出席者が三々五々帰られるときに直接の意見も聞いてきました。大体、一様におっしゃっていたのが、グレードが下がっているじゃないかと、簡単に言うて。こういう意見が強かったわけなんです。それで、今、三枝参事の方からも説明があったように、地下埋設物や側溝の問題やいろんなことがあって、最初、検討委員会等で考えられていたような工法がとれなかったというような理由もあるのかなとは若干思うんですけども、総じてもっと工夫をしてもらってもいいんじゃないかという思いがあります。

 それで、これでいきますと、宇治橋通りの整備検討委員会が立ち上げられて、それで基本計画が策定されたわけですよね。16年11月ごろまで検討委員会がやられていたと思うんです。それが計画という格好でまとめられて、そこが解散したと。それが一番下の写真だと、こういうふうに思うんですね。そしたら、その中で、この整備計画図にある、要するに、基本方針の4のところ、歴史的な景観の形成というコンセプトがあるわけですが、これが生かされているのかということですね、今の計画でいきますと。すなわち整備検討委員会の結論がどういうふうに生かされたのかというのが疑問になってしまうんですね、今回出された図面でいきますと。そうしますと、今の宇治橋通りというのは、宇治市の何かにつけての玄関であることには間違いないわけですね。表玄関に変わりないわけでありますし、宇治橋通りから平等院通り、それから今の都計道路、宇治若森線、そういうのを見てくると、少なくとも、京阪から宇治橋通り、それから平等院については、ああいう整備がされているわけですね。それと、今の写真とを見てどうなんだと。要するに、地域としての一体性、関連性、整合性というものが見えてこないんですね。そうなると、今度は宇治市全体の格の問題に私はなってくると思うんです。この点について、地元と話しして、地元とは合意しているから、地元が納得したからこれでいいんですよという単純なものではないと私は思うんです。といいますのは、やはりここには、もちろん、我々もそうですが、行政としても、宇治市のまちをどういうまちにしていこうかという基本的な考えが今回の整備に盛り込まれないとだめだと思うんです。そうなってくると、要は、当局としても、その通りの位置づけをどう考えておられるかということだと思うんです。で、この辺は、ひとつ聞いておきたいと思いますし、それで、この通りが、先ほども申し上げましたように、宇治市の中心、顔になる通りであることはだれが見ても間違いないわけですし、もちろん、その内容については、商店街でもあるし、完全に歩行者だけの通りにすることもできない、いろんな状況はあるだろうと思うんです。

 さらに、加えて申し上げますと、宇治市は景観行政団体になったわけでもありますから、じゃ、景観は、ほんなら建物だけで景観がつくれるのかというと、そうじゃないはずですね。もちろん、道路も加えて、それらが整合された中でまちの雰囲気が醸し出され、まちの風格が醸成されるんだと思うんですが、これについての見解をいただきたいのが1点と、それから、この話については、私が議員になったころからもう話があったわけですね、宇治駅の改修も含めて。長年の懸案であって、話が出ては下がりを繰り返していた、そういう中で、いよいよこれが現実的に来年の3月からでも着工されるということになってくることについては、地元の皆さんにとっては非常にありがたいことだし、私も、その点については喜ばしいと思っているんですが、府の事業であるから府に任せ切りにしておくということではちょっと理解できないんですね。ここへ行政がどういうふうに宇治市としての意見、考え、現実的なものを加えていくかということだろうと思うんですが、これについてちょっと聞かせてください。



○山崎恭一委員長 川端副市長。



◎川端修副市長 1点目、2点目、基本的には類似をしていますから、私どもの認識ということで、あるいは私どもの役割ということ、これを申し上げさせていただきたいな、このように思っています。

 担当の方からは、これまでの京都府の宇治橋通りの整備状況について報告をしたという、この資料はそういう形ででき上がっておりますが、現実問題、じゃ、宇治橋通りがどう変わるんだというのが本質的には一番問題なわけでございます。したがいまして、各委員からもご質疑がありましたように、整備計画に示されたものと、今回、改めて道路設計としてお示ししたもの、グレードというお言葉も出ましたように、見るからにイメージとして、宇治橋通りが将来求める、景観も含めた宇治市の持ち味をどう出していくかという宇治橋通りというイメージではいかがなものかという、こういうご指摘をいただいております。それに対して、私の方も、どうであるかというコメントは、行政庁間の問題でもありまして、それは、直接的な言葉というのは少し差し控えた方がいいかなとは思いますものの、今言いましたように、やはり最終的にどういう形になるかというところ、これに対して、宇治市がどれだけ地元市として力を出せるかと、これが問題だと思いますし、委員もそこのところを問うてはるのではないかと、このように受けとめております。したがいまして、現在、こういう形で計画から設計の方への移行する中で、京都府が現時点ででき得る、京都府の現在持ち得る力で宇治市の宇治橋通りをどう変えるかというものをお示しになったということではありますものの、将来、本市の中心地であります中宇治の宇治橋通り、まさにいろいろな世界遺産も含めまして、観光資源も集積をしている場所でございますので、訪れる方々が、さすが宇治市だと言っていただけるように、そんなふさわしいまちづくりということ、それは本市として考えなきゃいけないことかと、このように思っておりますので、今のようなご意見も踏まえ、また、地元の皆さんがどのようなことをお考えかということをも斟酌しながら、本市として、事業主体であります京都府に対して最大限のことを申し上げてまいりたい、このように考えておりますので、よろしくご理解いただきますようお願いを申し上げます。



○山崎恭一委員長 小牧委員。



◆小牧直人委員 原則的には副市長のおっしゃったことだと、私もそれは思います。

 けども、悪かったから、じゃ、またやり直そうかということにはならないですよね。これは、聞いた限りでは、宇治橋通りは7億ほどの事業費だというふうに聞いているんですね。そうしますと、対比をするわけじゃないんですけども、平等院通りが260メートルで4億円かかっているんですね。そうしますと、ここの宇治橋通りは、工事の中にあるものを見ますと、900何メートルかなんですね。その割合からいきますと、宇治橋通りは平等院通りの50%ぐらいの費用しかかけられないということになってくるんですね。そしたら、当然、グレードに差がつくのも目に見えているわけなんですよね。だから、確かに平等院通りの場合は相当なグレードが高い石畳もひいてあって、それはわかります。けども、一番最初に言いました、全体の流れから見てくると、宇治橋からずっと見てきても、さっき議論になった歩道についても、インターロックであったり、それからタイル調であったり、それからコンクリート平板でしたりという仕上げがされているわけですよね。特に、宇治橋の西詰めのところなんかはタイル調で、しかも、色合いも変えてつくってあるわけですね。それが、宇治橋通りにぽっと入った途端に黄色い色になっちゃっているというと、これは、だけが見ても滑稽な話なんですよね、簡単に言いましたら。これでまちの雰囲気が醸し出せるのか、整合性がとられているのか、世界遺産の町並みかということは、よくよく考えてもらわないといけない点だと私は思うんですね。もちろん、府の方も、当然、予算の問題や、そういう問題もあるとは思いますけど、そこを工夫することが一番肝心なところではないかと私は思うんです。

 それで、非常に細かい話になっちゃうんですが、側溝の仕上げにしたって、この図面の中にもあるように、このままでいいのかと。工事をした後、簡単に言うたらむき出しの状態で置いておいていいのかと。今、あそこの側溝はコンクリートの大きなふたがかかっているわけですね。それがきれいに並ばないから歩きにくいとかいう問題が起こっている。

 ところが、個々の家に入ろうとするときには、その側溝をみかげ石に変えておられるわけですよね。そういったものがまちの雰囲気を醸し出している。ところが、今のような側溝の仕上げになっちゃったらそういう雰囲気は消えてしまう。やっぱりそういうところは整合を図ってもらわないといけないと思うんですね。

 ただ、地元の皆さんがおっしゃるのには、余り言うて、もともと、整備が、じゃ、流れたらどうしてくれるんだということなんですね。一番気にされていることはそこだと思うんですよ。けども、本音としては、やはりあの一帯は、統一されたきれいなグレードのそろった町並みでないと私はいけないと思うんです。こうしたことを、もう一度、府とも、宇治市としての考え方としてでも述べていただきたいと私は思うんですね。これについて、再度、もう一遍、お聞かせをいただきたいと思うんですけども、ただ、3月に着工されても、まずは地下埋設物やそういったものの工事が先行されると思うんですよね。それで、この間、聞いてきた話によりますと、21年でしたっけ、完成予定が。まだ3年ほどはあるわけですから、最初はそういった地下の話から進んでいくだろうと思うんで、今、大体、議論されているのは仕上げの部分だと思うんですよね。これはまだ十分時間がありますので、そのことを含めながら、市としても、府と十分な協議、意見の交換、それから地元への説明、地元意見の吸収ということをしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○山崎恭一委員長 川端副市長。



◎川端修副市長 先ほどもそのような意味も含めまして答弁を差し上げたつもりなんですけども、その中で、私、京都府の持てる力という言葉も使わせていただきました。それは、裏を返せば、委員がご心配のように、余りにもいろんなことの過大な要求をして計画がどうこうなっても困るという部分、これは、行政庁としては、それはまずないと思います。きちっと計画を立てて、京都府として宇治市の宇治橋通りをと、こう考えていただいておりますので、それはきちっとやっていただけると思いますが、そうは言いましても、今言いましたように京都府の持てる力、宇治市で言いますれば、宇治市の財政状況などをいつも考えながらやっておりますけども、京都府も、こと、宇治市だけに多額のお金をというわけにもまいりません。また、それは、これは委員もご理解いただけると思います。したがいまして、グレードを高めるという方法、これはいろいろあろうかと思います。それと、宇治橋通りの持つ役割も実はあります。平等院の表参道通りと宇治橋通りでは明らかに利用目的が違います。車両も極端に違います。そういうことになった場合に、歩行者の安全性ということと自動車が通るという両立をどうするかということ、それから、道路の利用状況、パターン、これもやはり違ってまいります。そういうことを考えられて、道路設計など、今回お示しされたのはこんな絵になってきたかなと、このようには思っておりますが、今、委員からも厳しくご指摘がありましたように、いわゆる宇治らしさ、あるいは世界遺産を抱える玄関口、そして表参道などとの整合性、景観、こういうことをも総合的に考える中で、今、私が申しました宇治橋通りの役割を十分担っていける、そして、宇治らしさが出せるような、そんな道路整備のあり方ということにつきまして、本市といたしましても、京都府に対してきちっと意見を申し上げてまいりたい、このように思っておりますので、そういう意味では、委員の皆様、あるいは地元の皆様のお力もおかりする中で、つくっていただいてよかったと言われるような道路になるように市としても頑張ってまいりたいと、このように思っていますので、よろしくお願いします。



○山崎恭一委員長 菅野委員。



◆菅野多美子委員 今、委員の方からご意見が出ていますし、私も同感なんです。

 この写真を見せていただいて、この整備計画の方が何かイメージ的に宇治にマッチしているんじゃないかなと、ちょっと余り黄色い色に変わると思いますけども、余りにもちょっと突飛な色じゃないかなというふうに考えるんです。先ほども宇治の顔だということもおっしゃっていますし、当然のことと思います。

 1つお聞きしたいのは、整備計画のときにプランターが置いてありますね、お花。それがこちらの方はなくなるから、歩行者の安全面からいえば、これはあった方がいいんじゃないかなというふうにも考えるんです。それが1つと、それから、7ページに、道路設計のグリーンの色、これはどういうふうになるんでしょうか。その2点をお伺いします。



○山崎恭一委員長 高坂主幹。



◎高坂隆道路建設課主幹 プランターはどうなるのかというご質問ですけれども、今回の道路設計の中では、歩行空間が2メートル以上あるところにつきましては、地元の協力を得ながらプランターを設置していきたいというようなことを聞いております。

 それと、宇治壱番の入口のグリーンの色はどうかということですけれども、この道路は歩行者優先道路であるというのを事前にドライバーの方にわかるような形でグリーンにしておると。また、最後のページにもありますように、歩行者優先の看板もつけていきたいと、このような考えで車道の色がグリーンになっております。

 以上です。



○山崎恭一委員長 菅野委員。



◆菅野多美子委員 プランターは置くということですのですので、お花があれば、まちも何か美しい、きれいなまちというイメージもありますし、それは結構やと思います。

 ただ、7番目のグリーンの色ね。グリーンもいろいろ、色というのはたくさんあるんですよね。ちょっと、これは余りパッと派手な色じゃないかなと。お茶のまちだから、もう少しお茶の色にマッチした、観光とお茶のまちですから、そういうような面も少しちょっと考えていただいたらどうかなと思いますし、また、2月ごろに地元の説明会もあるということですので、よく地元の方とも相談していただいて、また検討してください。

 以上です。



○山崎恭一委員長 平田副委員長。



◆平田研一副委員長 ほかの委員の方からもたくさんの意見が出たので、重複することはちょっとやめておきますけども、2点確認しておきたいのは、府の仕事なので、市としてどういうふうにかかわっていくかと、非常に難しいと思うんですが、先ほど小牧委員の方からありましたように、景観行政団体である宇治市が、そのときに注意しなくてはならないことが幾つかあると思うんです。特に、このコンセプトが、「ほっと笑みでる歴史のみち」というコンセプトがあって、じゃ、それがどういうふうに反映されているのかということは、やはり市としても意見を言っていく必要があるというのが1つと、もう一つが、デザインコードであり、色とか、その辺について、宇治の色というのを決めておく必要があるんじゃないかなと思うんです。特に、こういう大事にしなくてはいけないまちとか場所とか、そういうところに、要は、じゃ、色で言うと、緑の色を塗って、本当に歩行者優先道路で、車を運転している人が100人いて、じゃ、何人、優先道路というのはどういう制約があるかわかるかということは、そういうことも同時にやっていかなくちゃいけないんですよね。果たして、安全ということだけで、もちろん、一番大事にしなくてはならないことだと認識していますけども、非常に安易に片づけてしまうんじゃないのかと。要は、歩行者の安全のためにこの色にしましたと言えばすべてが通ると思ったら大きな間違いであるし、その過程においてもっともっといろんな議論をしていく必要があるし、本当にその色でいいのかということは、先ほど菅野委員もおっしゃいましたけど、ちょっと安易過ぎるなというのがありますし、これから宇治市の色を決めていく、そういうカラーコーディネートのプロとかをお願いして、市民の方も交えてやる必要があると思うんですけども、その辺についてどう考えておられるのか、ちょっとご意見をいただきたいと思います。



○山崎恭一委員長 川端副市長。



◎川端修副市長 他の委員からも、先ほどからもいろいろ意見が出ております。副委員長のおっしゃることをも含めまして、もう一度、景観行政団体とご指摘も出ております。そういう観点も含めまして、私ども、ちょっと私も大変申しわけなかったです。十分に京都府と宇治市の今日までのかかわり方をすべて理解をして、必ずしも答弁していないという部分がございますので、そこはお許しいただきたいんですけども、いわゆる建設部だけのかかわりではなくて、都市整備部、いわゆる都市景観ということになりますと、都市計画課のかかわり方、これが多分に要素としては大きく影響しそうだなというふうに、私、今、受けとめておりますので、もちろん、色の問題もそうですし、歩行者の安全の問題、あるいは歩行者の認識の問題、そして、各商店街等の地元の皆様方のこの道路のあり方、使い方、使われ方、いろいろ個々によっても違うと思います。そういうことを、ハード的な道路をつくるというだけでなくて、都市計画上の問題として、いわゆるまちづくり全体としてという観点からも市としての意見というものを十分に申し上げていかなきゃいけないなと、このように認識を改めております。したがいまして、行政のあり方とかかわり方といたしまして、もう少し都市計画課部門も積極的に参画する中で、京都府に対してどのような形で地元市としてものが言えるか、あるいはどのような形で取り組んでいただけるかということをも十分に検討していきたいなと、そして申し上げていきたいなと、このように思っています。したがいまして、色の問題も、これは、道路設計という形で今回お示しがありましたが、必ずしもこれでフィックスされたわけではございませんし、今のような観点も含めて、我々も、また、地元の方々もまたご意見もいろいろあろうかと思いますから、そういうことをも、私どもが必ずしも全部集約できるというわけではございませんが、しかし、今後、将来を考えた場合、本市として、当然、このことに関してきちっと考えていかなきゃいけないと受けとめておりますので、総合的に行政のかかわり方ということも含めまして、もう一度とらえ直し、必要なことは京都府に対して申し上げていきたい、このように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

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△5.城南荘地区「人にやさしい道づくり」事業計画の取り組み状況について

[資料−−−−「城南荘地区『人にやさしい道づくり』事業計画の取組状況について」−−−−参照]



○山崎恭一委員長 次に、日程第5、城南荘地区「人にやさしい道づくり」事業計画の取り組み状況の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。三枝参事。



◎三枝政勝建設部参事 ただいま議題となりました日程第5、城南荘地区「人にやさしい道づくり」事業計画の取り組み状況についてご報告申し上げます。お手元の資料に基づきましてご説明させていただきます。

 城南荘の美しい桜並木は、本市を代表する名勝地でもあり、宇治景観十帖の生活景観にも選定され、地区のシンボルとなっておりまして、桜並木などの特色を生かした「人にやさしい道づくり」を地元住民の皆様と行政が協働で取り組み、よりよい道路環境の整備計画案や桜並木等の維持管理方法について検討を行い、計画案の策定に向けて取り組んでいるものでございます。

 取り組み状況でございますが、本地区の道路整備について、アンケート調査、ワークショップ等により市民の意見を取り入れた道路整備構想を策定するため、学識経験者、地域住民、行政関係者から構成されます城南荘地区桜の道検討会を昨年12月に立ち上げ、取り組んでまいりました。また、本事業のPRのために、「城南荘桜の道だより」を発行するとともに、宇治市のホームページへの開設も行ってまいりました。

 城南荘地区桜の道検討会第1回は、平成17年12月15日に開催しまして、道路整備に関する意見を把握するために、城南荘連合町内会約1,100世帯を対象とした桜並木や道を考えるアンケート調査内容を確認し、平成17年12月からことしの1月にかけまして実施する調査内容を確認し、実施いたしました。ちなみに、配布数は1,182枚、回収数は328枚で、回収率は27.7%でございました。

 第2回目はことしの2月14日に開催し、アンケート調査結果の報告を行いますとともに、「城南荘桜の道だより」創刊号の発行内容を検討いたしました。

 第3回は、ことしの5月16日に開催し、検討会委員の改正及び今後のワークショップの進め方について、並びに城南荘桜の道だより第2号、3号発行の検討を行いました。

 第4回は、ことしの11月28日に開催いたしまして、委員依頼期間をことしの12月15日から1年間の延長をお願いし、了承をいただくとともに、ワークショップの意見内容の報告を受けた整備構想の検討を行いました。

 なお、第5回目の検討会は、来年の2月ごろに開催予定をしておりまして、整備構想の作成、及び次年度以降の進め方についての検討を予定いたしております。また、市民の意見を取り入れた道路整備構想策定のために、検討会では城南荘道づくりワークショップを組織し、地区の課題、問題点の確認や検討を行い、道路整備や維持管理についての意見を取りまとめ、検討会に提出いただきました。

 ワークショップの第1回は、桜の開花時でございますことしの4月2日に地区のタウンウオッチングを行い、問題点や課題の整理を行いました。

 第2回は、ことしの6月4日に、桜について、宇治市植物公園みどりの相談員の中井 勇先生を迎え、桜についての学習会を実施するとともに、課題の整理や整備案の検討を行いました。

 第3回は、ことしの7月23日に開催いたしまして、道路の整備事例や管理方法について勉強会を実施するとともに、具体的なイメージ案の作成検討を行いました。

 第4回は、ことしの8月27日に開催し、整備イメージ案の検討を行いました。

 第5回は、ことしの9月30日に開催し、検討会に提出いたします整備構想イメージ案の取りまとめを行いました。

 平成19年度以降の取り組み予定でございますが、来年度は、城南荘地区桜の道検討会を継続し、18年度に策定いたします整備構想をもとに、住民参加方式で具体的な整備計画案の作成に向けて引き続き取り組んでまいりたいと考えております。このために、整備計画、道路沿いの住民の皆様方のご意見を聴取するため、アンケート、検討会、説明会等を予定いたしております。地区の道路整備に関する沿線住民の理解を得るために、整備計画案の実証実験も検討したいと考えております。そして、地区の道路整備について沿線のご理解が得られる箇所から現地測量等に取り組んでまいりたいとも考えております。

 次に、添付資料につきまして、簡単にご説明させていただきます。

 3ページ、4ページは、本事業のPRのための宇治市ホームページ掲載内容でございます。5ページ、6ページ、7ページは、城南荘桜の道だよりの創刊号で、内容といたしましては、検討会発足の紹介及びアンケート結果の内容でございます。城南荘の桜並木の評価として、「良い」が71%、「やや良い」が17%で、合わせますと、約9割を占める地域住民の皆様方から高く評価されていることがわかります。また、桜並木のとらえ方では、「季節感が味わえる」が67%、地区の誇りが55%、桜の名所が45%など、積極的なとらえ方が半数前後を占めております。桜並木の保全では、「せひとも守るべきである」が66%、「どちらかといえば守るべき」が23%で、合わせますと、約9割の人が、桜並木の保全を支持されております。また、地区の道路についての問題点としましては、「路上駐車が迷惑である」が67%と高く、次いで、「車がスピードを出して通り危険である」と、「夜間照明が少ない」がともに36%で、通行と防犯の安全面の問題が高く出ております。次に、桜並木についての希望する整備では、「現状のままサクラ並木を維持する」が66%と突出して高くなっております。道路について希望する整備では、「サクラ並木などの景観を重視した整備を行う」が33%、「車のスピードが出ないように道路を工夫する」が32%、「歩道を新設する」が20%、「歩道の幅を広くする」が17%と、歩道整備に関する意見も多く挙げられております。さらに、優先的に整備する路線として、メインの本通りが突出して挙げられ、次に、10の通りと公園西側の桜並木の通りが多く挙げられております。桜並木や道路の日常管理につきましては、「現状のままでよい」が32%、「サクラ並木とともに道路の清掃等の日常管理も『桜を守る会』を中心に発展させた組織で行うのが良い」が32%などとなっております。

 8ページから11ページまでは城南荘桜の道だより2号の内容でございまして、第1回のワークショップのまとめや第2回のワークショップの案内が掲載されています。

 12ページ、13ページは、城南荘桜の道だより3号の内容で、ワークショップの検討内容及び最終回の案内が掲載されております。

 14ページから最後の20ページまでは、城南荘道づくりワークショップの結果報告書でございます。特に18ページでは、「本通りを中心とした道づくりについてのまとめ」を、19ページについては、?「本通り以外の桜並木を生かした道づくりについてのまとめ」を、20ページにつきましては、?「桜並木の望ましい管理の方法について」まとめられたものでございます。

 以上、簡単ではございますが、ご報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。



○山崎恭一委員長 これより質疑を行います。高橋委員。



◆高橋尚男委員 本当に丁寧な説明ありがとうございました。私もこの検討委員会の委員として参画させていただき、また、ワークショップにも参加させていただきました。5回のワークショップがありましたし、また、第1回の検討会も昨年の12月からスタートし、4回目をこの間11月にされたわけで、来年に向けての取り組みについても、今、るるご説明があったわけであります。

 ちょっとここでお礼を言いたいんですが、先月、12月3日でしたか、桜を守る会、また町内会、そして、行政からも多くの方が参加をしていただきまして、城南荘の中の桜の落ち葉を清掃していただきましたこと、まずもってお礼申し上げたいと思うんでございますが、来年に向けてのことなんですけども、ここから、おおむね道路を、城南荘の中に市道が幾つか走っておるんですけども、ページ16ページにありますように、主に、絞り込んでいきますと、本通り本通りという言葉が出ておりますが、神明32号線、そして10筋目ということは、交通事故が多い、多発する32号線と69号線が交差する、この部分が、結構、交通事故が多いんですが、この神明69号線、いわゆる10筋目、そしてまた神明71号線、それから神明76号線、ここに主に多くの桜が今あるわけでございます。桜並木をつくっておるわけでございます。特に神明76号線はすばらしい桜のトンネルができております。神明75号線というのは、まばらに少し桜があるんですが、今後、ここに植栽をするかどうかというような検討もされているようでございます。

 さて、来年から沿線の住民の意見聴取ということになっていくわけでございますけども、主に、今、私が言いました路線が、集中して沿線の住民の方々の意見を聴取していくことになっていくわけでございますが、ここまでせっかく積み重ねてきたものが、ある手法の仕方によっては非常に反発を食らうようなことにもなってもいけませんので、整備計画、できるところから1つずつこつこつとやっていく必要もあろうかと思いますけども、今、先ほど宇治橋通りの話が出ておりますが、安易的にカラー舗装すればそんでいいというもんでございませんし、人にやさしい道もしかりでございますが、道路をつくりますと、その道路沿いに植栽をして街路樹を植えます。しかし、今、街路樹は非常に悲鳴を上げておるのは、道路整備によって四角く区切られて根が張れない、そういうような状況下でありますので、人にもやさしく、桜にもやさしい、そういう道路整備が望まれるわけでございますが、そういったことを総括していただいて、何か市の来年に向けての考えがあるようでしたらご報告ください。



○山崎恭一委員長 三枝参事。



◎三枝政勝建設部参事 ことしにつきましては、ワークショップ、また、それを受けまして、検討会で、これからどう、今申しました本通りとか各路線についてはどうあるべきかというのを、おおむね、一応、取りまとめたい。それをもとに、今後、また、来年は、引き続きまして、地区の皆様、それと、今、検討会を継承しまして、桜を守る会、会長さんをはじめ各町内からも出していただいておりまして構成メンバーを組んでおるわけですが、そういう中で、基本的に、行政が主体でなく、地区の道路ですし、地区の皆様がどういうぐあいに望んでおるのかということで、それについては、十分に意見なりを検討して、熟度を高めて、皆様の理解の中で行政がやっていくという方向をここについてはとっていきたいということで、行政主導でなくて、地元の皆さんの思い、それらを、基本的に、皆様がご理解、熟度を深めながら、市として、道路管理者として、これについて整備に取り組んでいきたいというぐあいに思っております。したがいまして、維持管理につきましても、今回については、桜を守る会の方々も、会長さんをはじめ、出ていただいております。これと地区の城南荘の連合町内とのかかわり方、維持管理についてはどうあるべきかということもワークショップとか検討会で熱心に議論していただいておりますので、その辺を、施工と後の維持管理、地区の日々の生活、これらがうまくかみ合うようなものをつくり上げて、また、その辺をご理解いただいて、市としても、この道路を皆さんが望む安全で通行できる、また楽しめる、憩える、そういう道路に向けて取り組んでまいりたいというぐあいに思っておりますので、よろしくお願いします。



○山崎恭一委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 ありがとうございます。

 行政主体でなくという言葉があるんですが、確かに、地域、そしてまたそういった守る会、それから行政、この三位一体という形で進めていただくということで、主体は行政主体ではないと言われるけども、うまくバランスのとれた形で、それは地域だけではできませんので、やっぱり行政主導がなくてはいけませんから、行政主体ということはないかもしれんけども、やはり行政は行政なりのしっかりとしたコンセンサスを持っていただかんことにはやっぱり前へ行きませんので、その辺だけは注文をつけて、終わります。

 以上です。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。長野委員。



◆長野恵津子委員 1点だけお聞きいたします。

 城南荘にお住みの方から、今現在の、例えば、桜の掃除ですね。要するに、木のそういった落ちた、そういうのをずっとやってきたわけだけども、このあたりも非常に高齢化が進んで、なかなかできるところとできないところが出てきているということで、これだけきれいにされたら、本当に、また、その後、きれいにまた保つということが大事になってくるかと思うんですが、今まで町内会にお任せといいますか、そういった形で行われてきたこういうこと、お掃除関係のことを、こういったまちづくりの中で何らかの支援をしてあげなくてはいけないというお考えはあるのでしょうか。

 それから、地域猫、そういったことでのいろいろお困りのことも聞いていることもありますので、そういったことも含めて、今後、どのような支援といいますか、力をかしていくお考えなのか、その辺をちょっとお聞かせいただければと思います。



○山崎恭一委員長 三枝参事。



◎三枝政勝建設部参事 ことしにつきましても、ワークショップとか検討会で道路の整備のあり方、また、維持管理につきましても、今申しましたように、維持管理については、桜を守る会とか地元の方々、また行政、どうかかわっていくのかという仕組み、将来どうあるべきかという仕組みづくりの素案も、いろいろみんな、意見を出していただく中で、一定の方向というんですか、大きい枠は見えかけてきております。そういう中で、来年にも引き続く中で、その仕組みをより具体的に、どうしたら、今、委員が申されましたように、一番身近な現実のものになって、みんながそれを認識して、きれいなまちの保存というんですか、美観に努められるかというのも、これまた継続して取り組んでまいりたいという中で、おのずと、市としてはどこまでできるかと。住民の皆さん、町内と守る会がどこまで連携を図って、トータルの仕組みとしてはどうあるべきかというのも今後引き続いて議論する中で見えてくるかと思いますので、もうしばらく見ていただければありがたいと思います。



○山崎恭一委員長 長野委員。



◆長野恵津子委員 要望だけですけれども、ワークショップを何回か立ち上げられると、非常に住民の方も関心を持って、ある種、1つの連帯といいますか、ネットワークができてくると思うので、そういった方々が中心になって、また、団塊の世代の方たちも含めて、強力なサポート、そういった体制をつくってあげることも大事かと思いますので、どうぞ大事にワークショップの方たちをさらにそういった形で、活動が実を結ぶような形で支援をしてあげていただきたい、それをちょっとお願いしておきます。

 以上でございます。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。帆足委員。



◆帆足慶子委員 今回、城南荘地区の人にやさしい道づくりということで、城南荘の地域は、特に桜並木が非常に美しいということで、この管理も含めて、地域の方と行政が協働でという形で取り組みをされているわけですよね。人にやさしい道づくりというのは、この地域だけじゃなくて、ほかにもこういったことをこれから進めていかれるということで、多分、計画はあるのかなと思っているんですけれども、かなり、城南荘も、見ていましても、ワークショップとかアンケート調査とか、本当に長年……。長年というか、始まるのは去年の12月なんですけれども、これからもまた時間をかけて、すごく丁寧に地元の方からのご意見なんかも聞いてもらって取り組んでいただいているので、本当にこういうことがほかの地域でもまた進んでいけばいいなと思っているんですけれども、宇治市にとっては、この城南荘の地域で取り組まれている、これをもっと広げていかれる、今後のところでは、どういう地域でこういうことをまた取り組んでいこうとしておられるのか、ちょっとこれから将来的なことになるんですけれども、少しお聞かせをいただけたらなと思っています。

 それともう一つは、「本通りを中心とした道づくりについて」というワークショップのまとめのところに、少し参加者から出された整備イメージ案というのが載っているんですね。両側歩道という形で車道が5.5メートルという形になっているんですけれども、私も時々城南荘の本通りのところを通らせていただくことがあるんですけれども、割と、両側にお店があったりとか、いろんな形であるので、結構、駐車をされている車両も多いところかなと思うんですけれども、この絵とかを見ていると、縁石があったり、車道と歩道を分離するというような形でなっているんですけれども、その辺で、今はこういう歩道というのが、明確に車歩道が、区別がかちっとされていないので、割と駐車の車があっても道路が広く使えているんですけれども、こういう形になってくると、駐車車両が出てくると、車道も狭くなるし、歩道の方に乗り上げてくるとかいう形のこととか、安全面でどうなっていくのかなという心配があるんですけれども、その辺は地元の方からどういうご意見が出ているんでしょうか、もし、あれば、教えていただけたらと思います。

 以上です。



○山崎恭一委員長 桑田部長。



◎桑田静児建設部長 1点目のご質問でございますけど、今、まさに、都市整備部の方でございますけど、まちづくり条例もいろいろ検討しております。その中で、地域がどのような形で取り組んで、自分たちの地域をどのようにするかといういろんなこともいろいろ議論もされておりますので、私どもとしましては、地域のそういうようなまとまりがあれば、これからもいろんなところに積極的に入っていきたいなとは思っております。

 今回の場合は、特に、今まで城南荘地域と申しますのは、ご存じのように桜並木ということでいろんなことがありましたので、この地域をモデル的にやっています。

 繰り返しになりますけど、まちづくり条例等できちっとしたまちづくりの組織、地元に組織ができて、そのような申し出がありますれば、私の方も積極的に地域に入っていきたいと思っております。



○山崎恭一委員長 三枝参事。



◎三枝政勝建設部参事 18ページの左の下のイメージ案が載っておりますが、安全面でどうかということでございます。このワークショップの取りまとめということで、たまたま本通りにつきましては、このように提案された熱心な方がおられまして、たまたま1つの事例だけが、自分が書いて、また書き直して持ってこられたと。これは1つの、基本的に、1提案者の案でございまして、安全面については、ほかの方につきましても、たまたま、これははっきり区画した歩道になって縁石もありますが、今、委員が申されましたように、駐車の問題、反すれば、歩行者の安全が確保されないとか、沿道利用から、このようにしたら、商店もございますし、困るということで、賛否両論で、箇所についても、こういうぐあいに可能なところと可能でないところもございまして、したがいまして、安全面も考える中では、ことし、引き続いて、また、これについてはいろいろと討論し、また、関係者、沿道の方の理解も当然必要でございますし、そういう中で取り組んでまいりたいと、かように思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 人にやさしい道づくりの事業ということで、これからの条例、まちづくり条例とかも、そういう関係とかも出てきますけれども、これ、モデルケースということでおっしゃっていますので、今後も、高齢化も進んでいきますし、地域の中での取り組みで、やっぱり少しでも歩きやすい、人にやさしい、本当に安全確保ができるような道路をというような形のことが、やっぱりこういう前例ができてくると、やっぱり私たちの地域でもこういうことに取り組んでほしいということがいろんなところで出てくるかと思いますので、そのときにはこれを本当にいい例にできるように、だから、城南荘の道づくりについても、モデルケースとなるように今後も力を入れていただきたいなと思いますし、また、ほかの地域のところも積極的に、このことができるんですよということで、また、今後、提案していただいて、地域の中での取り組みができるように力添えをいただけたらと思っております。

 それと、整備イメージ図だということで、あくまでも参加者の方からの提案された図面なんですね、お聞きして、それはよくわかりました。地元の方もいろいろ賛否両論、もちろん、お店の方とかもいろんな声が出てくるというのはあるかなと思いますので、この点については、今後、歩行者の安全がまず第1点に考えていかないといけないかと思うんですけれども、この点は、地元の方とも今後意見も調整されるということなので、その点はよろしくお願いをしたいと思います。これは要望で結構です。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

 暫時休憩いたします。

     午前11時58分 休憩

     午後0時59分 再開



○山崎恭一委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。

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△6.(仮称)宇治市まちづくり条例策定の中間報告について

[資料−−−−「(仮称)宇治市まちづくり条例策定の中間報告について」「(仮称)宇治市まちづくり条例の経過について」−−−−参照]



○山崎恭一委員長 日程第6、(仮称)宇治市まちづくり条例策定の中間報告の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。古園主幹。



◎古園正弘都市計画課主幹 日程第6、(仮称)宇治市まちづくり条例策定についての中間報告をさせていただきます。

 本市では、平成17年度より、市民と事業者、そして市が、協働で良好なまちづくりを実現するための仕組みや開発の手続、基準、まちづくり活動に対する支援策などを盛り込んだ「(仮称)宇治市まちづくり条例」の策定を進めています。この条例策定に当たりこれまで6回の検討委員会を開催しております。

 お手元の追加資料として添付いたしましたところで検討委員会の経過を列記させていただいております。

 第1回目は、条例策定の背景と目的及び基本方針について、第2回目は、開発協議における検討課題について、及び市民アンケート実施について、第3回目は、条例の骨格について、及び開発の手続について、第4回目は、開発の手続について、第5回目は、まちづくりの基本となる計画について、及びまちづくりへの市民参加並びに支援について、第6回目は、まちづくりへの市民参加と支援について、そして条例の構成についてと組織について、これまで議論していただきました。

 今回、これまで検討されました内容について、お手元の資料に基づきまして説明させていただきますが、各項目ともいまだ検討中でありまして確定しておりませんので、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

 まず、1ページの1番として、「条例制定の基本的方向」についてでございますが、1つ目に、まちづくりを市民と行政が協力して、あるいは、市民が主体となって良好なまちづくりを実現できるような仕組みづくりを定めるものであります。

 2つ目に、現行の開発指導要綱を見直して、その手続及び基準について条例化するものです。この条例に基づき、手続が義務化され、さらに基準がより明確にされることにより良好なまちづくりの実現に寄与できるものと考えております。

 次に、2番として、「条例に定める内容」についてでございますが、大きく8つの項目に分けております。

 (1)では、条例制定の目的や基本理念を定めます総則となっております。

 (2)では、まちづくりに関する方針・計画について定めております。まちづくりに関する基本となる計画は、平成16年3月に策定しました都市計画マスタープランと、そして、分野別の計画として、現在策定中の景観計画や緑の基本計画、その他地区計画、さらに、今後、この条例で定めることができます地区まちづくり計画などを位置づけております。

 (3)では、まちづくりへの市民参加について定めております。本条例では、まちづくりへの市民参加の方法として、まちづくりに関する計画について提案することができるようにし、その仕組みと手続について定めております。提案できる対象といたしましては、1つは都市計画の提案です。これは既に都市計画法上の規定で、所有者などが都市計画について提案できる内容のものでありまして、今回、その手続などを定めるものであります。

 2つ目は、まちづくりの基本となる計画の見直しについて提案できることになります。これは、先ほど説明いたしました都市計画マスタープランや景観計画、緑の基本計画などの見直しについて提案できる仕組みであります。ただし、都市計画マスタープランの全体構想については根幹をなす部分でありますので、提案はできませんが、その他、部門別方針及び地域別構想については、見直しが提案できることとしております。

 3つ目は、地区まちづくり計画の提案ができるようにいたします。地区まちづくり計画とは、住民自身により自分たちのまちに関して定めるルールであります。市民が主体となってまちづくりを推進するためのもので、土地所有者の3分の2以上の同意を得るなど一定の条件はありますが、地区内における開発事業や建築物に関する基準を提案することができます。地区まちづくり計画を提案するためには次の行に表記しております地区まちづくり協議会を設立していただくことが必要で、ここで計画を立案し、以後のまちづくりを推進するための担い手になることになります。

 市民がまちづくりに関して以上のような提案をする場合の流れについて、4ページで図化しております。左上にある各種の計画について提案した場合、まず、市に相談していただき、市の支援を得ながら提案書を作成し、提出していただきます。提案内容によっては、都市計画審議会や、後ほど説明します(仮称)まちづくり審議会に市が意見を聞き、採否を判断いたします。採択した計画は、下の波線内の手続に従い決定することになります。

 次に、2ページに戻っていただきまして、(4)では、このまちづくりに関する活動への支援について定めております。支援策といたしましては、情報の提供や技術的支援、さらに専門家の派遣や活動費の一部助成などがあります。

 5ページを開いてください。

 左側にまちづくりへのかかわりの熟度を示しております。大きくなればなるほど、支援の度合いも大きくなるようにしております。一番下の欄のように、まちづくりに関して提案しようとする市民に対しては、提案の仕方や、法令、技術に関することなどについて市がアドバイスできるようにしていきます。特に、地区まちづくり協議会へはコンサルタントなどの専門家の派遣や活動費の一部助成などもあわせてできるような仕組みとなっております。

 再度、2ページに戻っていただきまして、(5)及び(6)について説明します。

 ここでは、現行の開発指導要綱で定めております手続と基準について見直しし、より市民の皆様の意見を取り入れられるような仕組みとなるようにします。本条例で対象となる開発の種類と規模につきましては、現行の開発指導要綱の基準と同等か、それ以上に適用範囲を広げております。宅地開発事業の300平米については、現在の事業所開発の基準を準用し、中高層建築行為の高さ10メートルについては現在と同じです。また、危険物取扱場、葬祭場、学校などは、これまで事業所として取り扱ってきましたが、個別名称を明記しました。土地利用の変更及び現況の土地利用を著しく変更する行為につきましては、本条例で新たに追加いたしました。

 6ページをごらんください。

 ここでは開発事業における手続の考え方を図化しています。左側が事業者の手続の流れで、中央が市、右側が住民のかかわることができる内容です。特に、これまで開発事業について住民に説明する仕組みがありませんでしたので、ここでは事業者と市とが事前協議に入る前、すなわち開発の構想段階で事業者が住民説明会を開催し、住民が意見を述べることができるように定めることにいたしました。その後に事業者と市は事前協議に入るわけですが、事前協議申請書や協議内容についても公表することとしています。事前協議後に正式な開発申請に至るわけですが、この間に地元住民と事業者との間で紛争が生じた場合、市があっせんや調停ができるようにするために紛争当事者間の調整を行うための紛争相談員や紛争調停委員会の設置について定めることにいたしました。

 再度、2ページに戻っていただきまして、(7)で新たに設置する組織について定めております。(3)で説明しましたまちづくりに関して提案された内容について、公平性や透明性を確保し、専門的な審査ができる機能を有する組織として、(仮称)まちづくり審議会を設置します。まちづくり審議会では、そのほかに地区まちづくり協議会を市長が認定する際の審査、まちづくりに関する計画の提案への助言、また、まちづくりに貢献した市民や団体などを表彰する際の審査を受け持つこととしています。

 (8)では、本条例が遵守され有効に活用されるように、地方自治法において認められている罰則などの規定について定めることとしておりますが、内容については、まだ検討委員会の中では十分議論されておりません。

 以上が現在検討中の条例の概要であります。

 最後に、今後のスケジュールでございますが、12月25日に第7回の検討委員会の開催をし、主にまちづくり支援と組織並びに罰則について検討していただく予定です。なお、来年2月には第8回の検討委員会を開催し、これまでの検討内容を盛り込んだ条例文を素案として提案して検討していただく予定です。そして、平成19年度の早い時期に、その素案について意見をいただくための市民フォーラムの開催や市民意見の募集を行い、その後の検討委員会で市民の意見を参考として、最終の条例原案について検討していただいた上、来年秋以降の議会に条例案を上程したいと考えております。その後、周知期間を終えて、平成20年度に条例を施行したいと考えております。

 以上、(仮称)宇治市まちづくり条例策定の中間報告とさせていただきました。



○山崎恭一委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 今、中間報告についてということで資料をいただいて、説明をお聞きをしたんですけれども、きょうは追加資料ということで出されている、この間の流れ、経過を見ていますと、第7回検討委員会、今までには既に第6回まで検討委員会が開かれているということで、議会の方には、最初、まちづくり条例の検討委員会の設置についてということで、設置される前と中間のところで住民意識調査がされて、その結果ということで報告をされているんですね。かなり検討委員会では具体的な踏み込んだ議論までされているのかなと思っているんですけれども、ちょっと、私は、なかなか、そこまで議論がついていかなくって、ホームページ等で見ていますと、これ、それぞれの検討委員会の中でも、資料て物すごい膨大な量が出てくるんですね。それも打ち出しをして見ていたら、かなり検討委員会の委員さんの中では活発な議論が進められていて、議会の関係でいくと、まとまった報告は、今回が、これが最初なので、内容についても、ちょっとこれだけではわかりにくい部分というのが非常にあるんですけれど、これは、もう少し具体的に、一つ一つの内容について、また、いずれかの機会のときに報告をしていただくということはあるんでしょうか。この基本的方向性というのと、あと、条例に定める内容という形でこの中には書かれているんですけれども、これがあくまでも検討中の内容ですということで、確定していないということなんですけれども、これは、いわゆる今後の流れのところでいくと、条例の素案が来年の3月に立てられるんですけれども、骨子ぐらいの段階になっているんでしょうか。その辺がちょっとわからないので、今がどの段階にあるのかということを少しまず最初にお尋ねをしたいと思っています。いかがでしょうか。



○山崎恭一委員長 古園主幹。



◎古園正弘都市計画課主幹 まず、具体的に説明される機会がということでありますが、第8回の検討委員会の中で条例の素案を出したいというふうに考えておりまして、その中で、まず、全体が、ある程度、はっきり見えてくるだろうということでありまして、その後、この場で全体の計画の内容をさらに説明したいというふうに思っております。

 それと、骨子についてでありますが、骨子というのは、きょう、ご説明した内容が、我々としては、全体を構成する内容やということで、あと、細かい部分につきましては、今後、ご説明を、そういう条例の説明とあわせて説明することとなりまして、きょう、説明した内容を骨子という形で考えております。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 具体的に議会の方に説明をしていただくのは第8回のまちづくり条例検討委員会が開催をされて、その後の条例素案が策定の段階でということなんですけれども、私は、素案という形になってくると、ある程度、条例が固まってくる、そこから先は余り大きく動きはないかなと思っているんですけれども、やっぱり市民的な意見もそうですし、もちろん、検討委員会で、その中で十分議論は尽くされていると思うんですけれども、やっぱり私は議会での議論というのも非常に重要なのかなと思っています。やっぱり宇治市のまちづくりの根幹ということでこの条例をこれから定めていこうとしておられるわけですから、やっぱり一つ一つの内容について、議会の中でも十分に吟味させていただいて議論をしていく場というのは、少なくともきちっと委員会の中でも保障していただきたいなと思っているんですけれども、きょうの開発事業のこととか、紛争調整とか組織とか、大枠はぽっぽっと書かれているんですけれども、これだけでは、ちょっとやっぱり詳細がよくわかりませんので、もう少し具体的な資料を出していただいて、その中で十分に各それぞれの委員さんからの意見も聞かせていただいてという形のことが必要ではないのかなと思っているんですけれども、その辺は、委員会としてはどうなんでしょうか、ちょっとその辺もお聞かせいただきたいんですけど。やっぱり大事な条例だと思うんですね。私が見ていた検討委員会の資料というのは、議会分がかなり1センチぐらいあるような資料やったと思うんですね。その中で議論してはる、もちろん会議録なんかも入っているんですけれども、いろんな高度な水準で議論されているんですけれども、なかなか、私たちのところにはまだそこまでの資料というのが出されてきていないので、議論といっても、十分にこれではできないんじゃないかなと思うんですけれども。



○山崎恭一委員長 石井部長。



◎石井章一都市整備部長 確かに、今回のまちづくり条例、重要な条例ということで、委員ご指摘の内容については十分理解するわけなんですけども、この条例の策定に当たりましては、庁内のワーキング、各課関係課で構成される研究会、ワーキングなり、さらには学識経験者とか地元のワークショップ、地元の代表、あるいは都市計画マスタープラン策定のときの代表者、それから建築士事務所協会とか宅建業界とか、そういった各種関係団体の方から構成される検討委員会というのを設置いたしまして、そこで十分議論していただいているというふうに考えております。

 確かに、重要な条例ということで、項目も多く、中身もかなり解釈が難しい点はあると思うんですけれども、一定、策定に当たっては、そういった手続を踏んでやってきているというふうに考えています。

 ただ、委員ご指摘のように、そしたら、各項目ごとをこの建設水道常任委員会等で議論するという手法が今までの条例の策定の中であったのかどうか、その辺は、ちょっと私も十分理解していないんですけど、各項目ごと、今、骨子を説明しましたけど、その項目ごと、そのたびに建設水道常任委員会等で議論ということになるのか。もちろん、市民代表の議員さんでなっている委員会ですから市民の方の意見がそこに集約されているというふうには思うんですけども。それと、実際には、策定に当たりましては、まだまだ、今後、市民の方、市民の意見募集とかいうのもやりますし、フォーラムなんかも実施していただきますし、十分、市民の方の意見を反映できるようなやり方でもって進めていきたいというふうには考えております。



○山崎恭一委員長 川端副市長。



◎川端修副市長 今、石井都市整備部長からは、担当する部長として、るる回答してくれたところでございます。それをさらにつかさどる私の立場で今のことをもう1回整理させていただくとすれば、確かに、いきなり2月には委員会に素案を示しますから、その前後で議会に示さないということは、これはちょっといかがなことかと思っています。

 ただ、まちづくり条例検討委員会で素案をお諮りするということは、この条例をつくるための委員会のあり方という意味では重要な場面だと私ども思っております。さりとて、だからといって、建設水道常任委員会側に何も示さないでいいかということにはならないと、そのように思います。したがいまして、きょうはまさに、担当主幹も説明しましたようにこれらはまさに骨子でございまして、大きく条例を構成するその節々を言っているわけですね。委員の方はその節々の中身をもう少し知りたいよと、それでないと関連がわかりませんから、具体的に、だれが、何を、どこで、どうやってやるのということが、これではわからないというか、全くわからないという意味ではないんですけど、個々具体に動き方までが示唆されていないということだと思います。したがいまして、今のお話を聞く中で、私なりに整理をさせていただきますとすれば、3ページにあります資料の今後のスケジュールで、平成19年2月に検討委員会が、第8回が持たれます。その前の第7回はもう間もなくでございますから、したがいまして、7回から8回の間に、時間的なこととタイミングからいえば、建設水道常任委員会にお諮りをする、あるいはお示しをするとすれば、この間が1つあるのかなと。したがって、私が冒頭言いました、まちづくり条例検討委員会というものの重みというものを考える中で建設水道常任委員会という市民代表の委員の方に何をお示しするかと、こう考えるときは、今回は骨子でありますけども、普通、法律なんかでいいますと要綱というのをつくるんです。ほとんど法律に近い状況のものです。第1条はどんなことが書いてあるかということで、具体的に何項はという形で書き出します。そういう近いものならお出しできるかなと。

 それはわかっていただけると思うんです。委員会がありますので、別に委員会という専門の方々を選任していますので、その方々に議論していただくものと同じものを、大変失礼ではありますけども、常任委員会に先にお諮りするというわけにはなかなかいかない。それを多分、部長は心配していてこう言ったと思います。したがいまして、その条例と基本的には何ら変わることがない。ただ、位置づけが要綱という位置づけで、しかし、それを見れば、ほとんど条文等も条例と基本的には同じようなもの、そういうものをやはり市民の代表である常任委員会にお諮りすべきだと、このように私は思いますので、そういう形でちょっと整理をさせていただけないかと、このように思っています。

 したがいまして、2月、これ、明確に日にちが入っておりませんが、これ以降で、これに近い段階で、まちづくり条例検討委員会の前に設置されます建設水道常任委員会にその要綱をお示しさせていただくという形で整理させていただければと。

 当然、要綱は、今言いましたように内容になりますから、この場でも十分に、また、皆様方から意見もいただけると思いますから、それを踏まえて第8回に臨むということであれば、市民代表の委員の意見も吸い上げた上で作成委員会の方にきちっとおかけするということになろうかと思いますので、そういう形の整理でお願いできればと、このように思っておりますが。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 今、部長と副市長の方からご答弁をいただいて、私も、第1回からずっとかかわっていただいている検討委員会の、本当に専門的な方たちが議論をしていただいて、十分、いろんな形で検討していただいて、宇治市のまちづくり条例、少しでもいいものをつくっていこうということで、そのことについてはよくわかりますし、本当にここでしっかりと議論していただかないといけないということについてはよくわかるんです。

 ただ、検討委員会で議論されている水準と、私自身が、これだけ、今初めて資料をいただいて、これでまちづくり条例も、今度、いよいよ素案が出てくるという形になったときに、もう随分、乖離をしてしまっている。そこまでの議論に達していなくて、自分自身がついていけていなくて、それで、素案の段階で議論してくださいよという話になっても、ちょっと余りにも格差というか、大き過ぎるんじゃないかなと思って、もう少し資料なんかも、きちっと中身についてわかるような形で報告をいただけたらなと思っているんです。

 もちろん、検討委員会について、公表もされていますし、内容も見てもらったらわかるんですということはよく知っていますので、見せてはいただいているんですけれども、やっぱりそれだけで見ている部分だけでもわからない部分はありますし、やっぱり議論の経過とか、やっぱり議会としても、この部分についてはどうなのか。例えば、この間も、開発指導要綱についてもいろんな意見も出ていましたし、開発協力金の問題1つとっても、どうするのかとか、いろんな形で議論は進んできていたのかなと思うんですけれどもね。だから、この項目、本当に一つ一つとっていったら、非常にやっぱり議論の中身も濃いものが出てくるのかなと思いますし、議会としても、やっぱり市民の意見を受けて、十分にこの中でも議論をしていかなければいけないかなと思いますので、今おっしゃっていただいているように、素案という形で具体的になってくる前に、まちづくり条例検討委員会の第7回、第8回の間ぐらいのところとか、そういったところでやっぱりぜひ機会を設けていただいて、そこでもう少しこの中身の具体的なことを報告していただくということの中でやっぱり一つ一つ議論をさせていただいたらいいんじゃないかなと思いますので、私は、次回、報告をしていただくときに、中身についてはもう少し具体的に触れさせていただけたらなと思っていますので、それは、正副委員長にもぜひ、委員会の方のいつごろということについては検討いただきたいなと思っています。

 それと、もう一つだけお聞きしたいんですけれども、まちづくり条例策定の経過についての追加資料で出していただいている分なんですけれども、6月21日に議会の方にはまちづくり条例に関する住民意識調査結果というのが報告をされているんですけれども、その後の検討委員会の方にも、これは報告はされているんでしょうか。この項目の中に、まちづくりの基本となる計画、市民参加支援についてということは書かれているんですが、調査結果の報告というのが入っていないので、この辺はどうなっているんでしょう。ちゃんと市民の方の意見が検討委員会の中で報告されているんでしたら別に構わないですけど、その辺だけ教えていただけたらと思います。



○山崎恭一委員長 ちょっとその前に、委員会の運営のことで要望も出ましたので、少し発言をさせていただけますか。

 副市長の方からお話がありました、7回と8回の検討委員会の間でもう一度報告をして論議をする場所をつくってはどうかということで、それについては、そういうふうにしていきたいというふうに思っております。

 それと、今、ご報告いただいた中身で、骨子について、こういう構成だというお話をいただいたんですが、今の指導要綱と大きな変更点、新たにつけ加わった点、それと、大きな論議になっているような点があったら、そのあたりもちょっとご紹介いただきますと、少し論議がしやすくなるんではないかと思いますので、ちょっとそのあたりを、今のご質問の前に1つ言っていただいた後で質問に答えていただくと、ちょっと論議がしやすいかなと思うんですが、いかがでしょうか。古園主幹。



◎古園正弘都市計画課主幹 まず、開発要綱、指導要綱から今回の条例に移る際の適用範囲等につきましていろいろご意見がありまして、特に、今回、対象を300平米以上という形でさせていただいているんですけども、それをもうちょっと、適用範囲を小さくできないかというお話もありました。



○山崎恭一委員長 片山課長。



◎片山秀樹開発指導課長 申しわけないです。要綱だけについての、今、ご質問だったんで、大きく変わった点、つまりどこが今までの指導要綱と違うという点について、ちょっとお答えさせていただきたいと思います。

 大きく違うのは、やはり事業者、今までは一方通行だったわけなんですけども、これはやはり住民参加のまちづくりという意味合いのまちづくり条例ですので、必ず地元説明会をしなさいと。規模によってその手続は違うんですけども、大きく違っているのは、必ずそれを求めると。今までは要綱ですので、やってきましたとか、事業者の一方通行の回答だけだったんですけども、今度は、宇治市、我々、この要綱に関しては、恐らく我々が対応していかなければならないかなと思っていますんで、当然、我々がそれを把握した中で、さらに事業者の意見をもう1回、市民に返す、市民から宇治市に返ってくる。それで折り合いがつかない場合には、大きく違うのは、調停とあっせん。今までは、事業者が、別に隣接の同意も要らないという中では、判こまで要らないと、これ以上待てないという中で事業を実施していたんですけれども、今度は、規模によっては、調停、あっせん等が出てくると、これが今までの開発指導要綱と大きな違いとなっております。

 以上でございます。

 お手元の資料のこれはつけていただいておるんですけども、最後に、白抜きの調停・あっせん、その中に委員会を設置したりしなければならないので、それの賛否もとるというような形でのまちづくりを今後目指しているというようにご理解いただければ結構かと思います。



○山崎恭一委員長 それと、先ほどの帆足委員からの質問の方。古園主幹。



◎古園正弘都市計画課主幹 先ほどの住民意識調査の報告を検討委員会でされたかということですけども、ここで書いていますように第5回の検討委員会のときに、議題にはちょっとなっていないんですけども、意識調査の概要について説明をいたしました、報告をいたしました。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 説明をされていたんでしたら、その点についてはわかりました。

 じゃ、ちょっとまた委員会のときに、委員会て、いつされるかわかりませんけれども、もう少し具体的な内容等について報告をいただいたときに詳細については質疑をさせていただきたいと思います。

 以上です。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。平田副委員長。



◆平田研一副委員長 今、わかる範囲で結構なんですけど、開発の手続をこのフローで追っかけていった場合に、大体、期間的にはどういう感じになるんですかね。最初の相談で届け出をしてからで結構ですけど。



○山崎恭一委員長 片山課長。



◎片山秀樹開発指導課長 このフローによる期間なんですけども、やはり、都市計画法の、普通、取り扱う我々としては、都計法の申請からいったら、大体3カ月というような期間の中で、今、オーダーでは取り組んでいるところ、事業者もそれを目標に事業計画を立てるわけなんですけども、この白抜きの、住民との意見がうまく折り合いがつかないといった場合には、このフローの部分がかなりウエートを占めてくるというような中では、やはりその規模によっては、それではできない期間、3カ月以上かかるという予測は今のところしております。



○山崎恭一委員長 平田副委員長。



◆平田研一副委員長 僕の質問がちょっと悪かったと思うんですけど、今、課長がおっしゃったのは、開発構想の届け出を出してから手続が終了するのはおおむね3カ月ぐらいかなということをご答弁いただいたんですよね。それで、事前協議のときに住民の方と調停が必要な事態になった場合には、期間は果てしなく延びますということでいいんですかね、極端な表現ですけど。



○山崎恭一委員長 片山課長。



◎片山秀樹開発指導課長 前段までの期間なんですけども、委員おっしゃるように、じゃ、無制限で、一件一件が調うまで届け出は差し控えるかというような内容では、今、検討委員会では、別に、庁内の研究会の中ではいろんな話が出ておるんですけども、回数に限度を設けようかなというような感じでの素案は持っております。したがいまして、やはり事業者の事業計画も持っておられる中で、無制限に延ばすというのはいかなようなもんだというのも考えておりますので、やはり回数には限度を設けようかなというような考えは持っております。



○山崎恭一委員長 平田副委員長。



◆平田研一副委員長 非常に言い回しが難しいんですけど、事業者が真摯な対応をしてくれたら、回数で制限をかけるというのも1つの方向としてはあるよというふうに受け取ったらいいですか。わかりました。



○山崎恭一委員長 久保田委員。



◆久保田幹彦委員 開発申請の手続の中で、開発にも、既存建物の解体が伴う場合ですね。解体の場合は、このフローの中ではどこか入ってくるんでしょうかね。指導要綱の中にも、それ、別にないような気がしたんですけども、その辺は協議されているかどうか、お伺いします。



○山崎恭一委員長 片山課長。



◎片山秀樹開発指導課長 当然、既存の建物を取り壊して開発事業をやるという場合も多々見受けられるんですけども、解体については、この中では規定はしておりません。

 以上です。



○山崎恭一委員長 久保田委員。



◆久保田幹彦委員 紛争とかの調停に入るとかという項目がありますね。よく解体の場合に近隣との紛争があったり、紛争じゃないけど、市の方が解体について指導してくれというような地元がある場合があるんですね。その辺、まちづくりをするための解体ですから、その辺も検討委員会で、その辺についてもちょっと検討してほしいなという要望は、私はやっておきますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。川端副市長。



◎川端修副市長 申しわけございません。先ほど、私、帆足委員さんのご質問の中で、要綱をお示し、それはきちんとやらせていただきます。

 それで、これはまた委員長とのご相談になろうかと思いますけども、私ども、このまちづくり条例、これは仮称でございますけども、非常に内容的にも重いし、市民的にもかなりの影響を及ぼす、いい方への影響という意味なんですけども、そういう意味では、委員の皆様方にも、市民の皆さんへの周知という観点では、より理解度を深めていただきたいという思いも実はございますので、今の要綱をお示しする前か後かはまだ考えておりませんけども、それは委員会とのご相談になりますけども、事前に公の場ではない形で勉強会的なものを実施させていただくというのも1つあるのかなと、このように思っています。それをやって、なおかつ、正式な委員会には要綱としてお諮りをするというような手続をとってはいかがかなと、このようにも思っていますので、それは、改めて、また委員長の方ともご相談させていただいて、より皆様方がご理解をいただき、また、市民の方にも理解いただける方向という形でいろいろな取り組みをやってまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○山崎恭一委員長 わかりました。承りました。

 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

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△7.大久保駅周辺地区の事業に関するアンケートについて

[資料−「大久保駅周辺地区の事業に関するアンケートについて(報告)」−参照]



○山崎恭一委員長 次に、日程第7、大久保駅周辺地区の事業に関するアンケートの件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。小川参事。



◎小川茂都市整備部参事 続きまして、日程第7、大久保駅周辺地区の事業に関するアンケートについて、ご報告させていただきます。

 その前に、さきに資料につきまして配付させていただきましたけども、アンケートの調査票の設問の2の中の問いの中で、事業概要の関係が、少し数値を訂正させていただきまして、きょう、新たに差しかえさせていただきました。それに基づいて説明させていただきます。

 本市では、大久保駅周辺地区のまちづくりを推進するため、去る平成18年11月21日には整備構想及び交通バリアフリー基本構想を公表いたしました。この中で、当面の取り組みに位置づけられた事業につきましては、現在、まちづくり交付金の導入に向け補助金要望を行っているところでございます。

 まちづくり交付金は、従来の個別施設ごとの補助金と違い、町村が地域の特性を踏まえ、まちづくりの目標を実現するために実施する各種事業を記載した都市再生整備計画に基づき実施される複数の事業について一括交付されるもので、地方の自主性・裁量性の大幅な向上を特徴として、平成16年度に創設された制度でございます。

 このまちづくり交付金制度において、国土交通省は、まちづくりの目標と、その達成状況を評価する指標を設定することに加え、まちづくり交付金で実施する事業の総合的な費用対効果の算定が求められており、この算定方法として、住民アンケートによる費用対効果の確認手法が推奨されているところでございます。このため、資料として配付させていただきました大久保駅周辺地区の事業に関するアンケートを実施する運びとなりましたので、その内容についてご報告させていただきます。

 このアンケートは、資料1といたしまして、説明文を記載したA3版両面印刷のものと、資料2といたしまして、A4版アンケート調査票の2種類の構成となっており、このアンケート票につきましては、ご記入の上、返送していただくことになっております。

 では、まず、資料1の説明文でございます。

 1ページ目にはアンケートのお願いや返送方法などを記載しております。

 めくっていただきまして、2ページ目及び3ページ目には、事業を実施する背景や大久保駅周辺地区まちづくり交付金事業の概要を記載しております。

 2ページ目の下段にございます「目標と達成状況を示す指標」では、整備構想に定めました目標や、目標を達成するための指標をお示ししており、事業完了後にはこうした手法がどの程度達成できているかにつきまして確認することとしております。

 3ページ目の「整備方針と事業の選択」では、先ほどの目標を達成するための整備方針といたしまして、整備構想の当面の取り組みに位置づけられました各種事業の考え方をお示しするとともに、下段の図面におきまして、まちづくり交付金により市が実施する予定の事業につきまして、説明文の囲みを網かけして表示しております。なお、新宇治淀線整備や駅のバリアフリー化などにつきましては、別事業としてそれぞれの管理者が実施することとしており、まちづくり交付金事業の対象となっておりません。

 さらに、ページをめくっていただきまして、4ページ目では、先ほどの図面だけでは個々の事業内容がわかりにくいことから、主な事業について整備イメージをお示ししております。

 以上がアンケートにお答えいただくまでにお読みいただく説明文でございます。

 続きまして、資料2のアンケート調査につきましてご説明させていただきます。

 まず、問1は、まちづくり交付金事業で実施する要素事業ごとに、あらかじめ想定している効果につきまして、3段階で評価していただくものでございます。

 次に、裏面でございますが、問2は、まちづくり交付金事業の総事業費や住民1人当たり金額を示し、賛成の程度を確認するものでございます。

 次に、問3は、この事業についてのご意見、ご感想を自由記述で伺うものでございます。

 最後に、問4は、アンケート記入者の属性を調べるものでございます。

 以上がアンケートの概要でございます。

 続きまして、アンケートの実施方法でございますが、お手元の資料の一番最初に戻っていただきまして、下の段の2、実施方法をごらんください。

 まず、実施スケジュールでございますが、本日の常任委員会へのご報告の後、来年の1月11日発行の市政だよりにて、市民の皆様にアンケートの実施につきましてお知らせさせていただくことにしております。その後、1月15日には対象者にアンケートを発送したいと考えております。締め切りは2月2日を予定しており、約2週間の記入期間を想定しております。

 次に、アンケートの対象といたしましては、内容が大久保駅周辺地区に関することでありますことから、ある程度、地域を限定する必要があり、資料3のアンケート配布対象範囲でございますように、都市計画マスタープラン地域別構想における大久保、小倉、宇治地域にお住まいの20歳以上の方を対象といたしまして、住民基本台帳より無作為に1,000人を選びましてアンケートを送付することといたしております。目標回収率といたしましては、過去に実施いたしました事例などを参考に、40%、400サンプルを想定しております。

 最後に、アンケート結果の取り扱いでございますが、現在、国土交通省に要望しておりますまちづくり交付金の要望資料として活用するとともに、結果につきましては、宇治市ホームページで公表してまいっていきたいと考えております。

 以上で大久保駅周辺地区の事業に関するアンケートについてのご報告とさせていただきます。



○山崎恭一委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 少しアンケートの、今、概要についてご報告をいただいたんですが、もうひとつこのアンケートの目的というのがよくわからなくて、教えていただきたいなと思うんです、済みません。

 大久保駅周辺地区については、バリアフリーとか、駅周辺の構想のいろんな計画の段階でもアンケート調査を行われていますし、今、改めて、またこのアンケートをとられることの目的というんですか、具体的に、総事業費のところが書いてあって、39億と書いてあるんですけれども、こんだけの予算がかかるんですけれども、予算的なものが出てきて、具体的に、大久保地域の人にこれでもやりますか、やりませんかということが目的なんでしょうか。ちょっとよく、このアンケートの、なぜとられるのかということの意味がよくわからないので、教えていただきたいのと、それと、このアンケートにかかる費用、どれぐらいかかるのか、教えていただけますか。



○山崎恭一委員長 小川参事。



◎小川茂都市整備部参事 まず、1点目の、アンケート調査の必要性ということだと思うんですけども、これは、まちづくり交付金の制度を活用するには、まず、その目標と手法をあらわしていかなきゃならないということで、今、国交省の方で、都市再生整備計画の手引き書があります。その中で、まちづくり交付金の効果に関するアンケートのガイド案というものが、今、国が定めております。要は、この事業を実際に事業投資して、効果が実際にあるのかどうかというとこら辺をまず問いかけをするということで、交付金制度上では、まず、実施する上では、交付対象事業費が10億円以上の事業につきましては、その事業効果の確認を義務づけられています。そういう意味で、ガイド案に沿った内容のアンケートをまず市民の方に知らして、本当にこの事業が効果があるのかどうか、まず市民に問いかけしなさいと。それによって、国としては、事業補助金を入れることによって効果が出たということは、実際、着工する前にそういうものをはかりなさいという義務化されておる中で、このガイド案に沿った中でのアンケートの設問の内容になっております。

 それから、このアンケートの費用なんですが、これは、私どもの職員で資料を作成してつくっておりますので、これにかかわる経費は、一切予算はかかっておりません。直営でやっております。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 わかりました。予算についてはわかりました。

 これは、具体的に、国の方として、こういう事業をやるときに効果がどうなのかということも見極めないといけないということで、必ず必要な、だから、ステップだということで理解をしていいのでしょうか。それはわかりました。アンケートの対象地域とかを見ていましても、大久保駅とその周辺のところに限られてきているので、この地域でアンケートをとったら、大抵は、自分たちの地域がよくなることについては、余り反対の意見を出される方はおられないのかなと思ったので、ちょっとお聞かせいただいたんです。結構です。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

 暫時休憩いたします。

     午後1時49分 休憩

     午後1時51分 再開



○山崎恭一委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。

 日程事項に入ります前に、水道事業管理者職務代理者のあいさつを受けることにいたします。小西部長。



◎小西吉治水道事業管理者職務代理者水道部長 平成18年12月8日に、今ご紹介がありました水道事業管理者の職務代理者の辞令を受けました。しばらくの間ではございますが、水道事業の事業執行が大過なく過ごせるように努力をしたいと思います。議員の皆様におかれましては、ご指導、ご鞭撻をいただきますようによろしくお願いをいたします。

 ここで、少し公営企業のお話を。地方公営企業法の適用を水道事業は受けております。水道事業管理者が欠けましたときには、当然、欠けたときに宇治市の水道事業規則に基づいて順位を決めておきなさいということがありまして、今回、12月7日で前の松本管理者が退任をいたしましたので、12月8日から職務代理者を置くということになるわけですが、第1順位は水道部長、第2順位は水道部次長という形になっていまして、正式名称は宇治市水道事業管理者職務代理者水道部長小西ということになりますので、よろしくお願いします。

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△8.槇島・開浄水場の休止について

[資料−−−−−−「槇島・開浄水場の休止について」−−−−−−参照]



○山崎恭一委員長 次に、日程第8、槇島・開浄水場の休止の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。辻本場長。



◎辻本貞雄浄水管理センター場長 ただいま議題となりました日程第8、槇島・開浄水場の休止について、お手元の資料に基づき、ご報告申し上げます。

 最初に、槇島浄水場でございますが、施設概要といたしまして、所在地は、宇治市槇島町本屋敷164−1、敷地面積は3,424平米、水系といたしましては、地下水(深井戸2井)、計画能力は1日当たり2,700立米でございます。浄水処理方法は、急速ろ過・塩素滅菌処理をいたしております。

 この施設は、昭和58年に当時の住宅土地整備公団、現在の独立行政法人都市再生機構により、「グリーンタウン槇島」団地として開発された区域の水道水確保のために設置された浄水場でございます。建設後23年が経過しております。宇治市が平成9年9月に施設の移管を受け、現在に至っております。給水区域の増減は移管当時からありません。当該浄水場の業務といたしましては、平成17年度実績で、1日平均配水量は810立米、平成18年10月現在、給水人口は3,402人、給水戸数は1,333戸となっています。

 位置図につきましては4ページ、給水区域図につきましては5ページ、また、平面図につきましては6ページを参照願います。

 次に、施設休止の理由についてご説明いたします。

 1つには、施設更新費用が大きく見込まれる状況にあることでございます。この施設は、建設後23年が経過し、施設の老朽化が進んでおり、更新時期に達しているものが多数存在します。当面更新する必要のある施設及び費用につきましては、記載いたしておりますとおり、変圧器、電気盤、ポンプ、次亜タンク、データロガ機等があり、概算費用で約7,300万円見込まれております。

 2つ目には、水質についてでございますが、浄水において、基準は満たしておりますが、鉄、マンガン、テトラクロロエチレン等が含まれています。2本の井戸のうち、現在、1号井戸は水質悪化のために平成17年6月7日より取水停止をいたしており、1日30分間の洗浄と監視を継続しています。また、薬品使用量は、宇治浄水場の約2.2倍になっております。

 休止後の対応につきましては、休止後は、弁操作により下居配水池及び琵琶配水池からの府営水に切りかえる予定としております。

 次に、開浄水場でございますが、施設概要といたしましては、所在地は宇治市神明宮北65−26、敷地面積は617平米、水系といたしましては、地下水であり、深井戸1井、計画能力は1日当たり1,500立米でございます。浄水処理方法は、曝気処理及び塩素滅菌処理をいたしております。

 この施設は、昭和53年に竣工したものであります。水源は、井戸が1本しかありません。また、敷地が狭隘であり、今後において更新が困難な立地条件の場所となっています。業務量といたしましては、平成17年度で1日平均配水量は690立米、平成18年10月現在、給水人口は2,324人、給水戸数は910戸でございます。位置図につきましては4ページ、給水区域図につきましては7ページ、また平面図につきましては8ページを参照願います。

 次に、施設休止の理由でございますが、1つには、槇島浄水場と同様、施設更新費用が大きく見込まれる状況にあることです。この施設は建設後28年が経過し、施設の老朽化が進んでおり、更新時期に達しているものが多数あります。当面、更新または補修する必要のある施設及び費用につきましては、記載いたしておりますとおり、電気盤、配水池、加圧タンク等があり、概算費用で約6,700万円見込まれております。

 2つ目の理由には水質の問題がございます。浄水において基準は満たしておりますが、テトラクロロエチレンやトリクロロエチレン等が含まれています。また、原水においては、基準値を超えた濃度にあるため、これらの除去に曝気設備を稼働させて基準に適合した浄水をつくっております。原水におきまして、これらテトラクロロエチレンやトリクロロエチレンの濃度は若干の増加傾向にあります。休止後の対応につきましては、休止後は弁操作により東山配水池からの府営水に切りかえる予定としております。

 次に、休止の時期及び自己水と府営水との関係についてでございますが、両浄水場の休止の時期につきましては、平成19年3月末日を予定しております。

 また、課題点といたしましては、3ページの表をごらんおき願いまして、休止いたしますと、自己水の計画能力が1日当たり3万2,500立米から2万8,300立米になり、4,200立米減少することになります。平成17年度実績において、両浄水場休止により減少する実質配水量は1日当たり1,500立米の減少になっております。計画能力において、自己水と府営水の比率では、現状、自己水が34.1%、府営水が65.9%の割合でありますが、2浄水場を休止することによりまして、休止後、計画能力は、自己水が31.1%となり、3%下がることになります。自己水源は、現状の計画能力を確保する必要があると考えております。今後、現状確保する方向で施設の増強及び統廃合も含め、検討を進めてまいりたいと考えています。また、水質につきましては、徐々に悪化することが考えられるために、今回、安心・安全の水道水を供給する立場から、休止をしようとするものでございます。

 以上、報告とさせていただきます。ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○山崎恭一委員長 これより質疑を行います。帆足委員。



◆帆足慶子委員 今、説明をいただきまして、この2カ所の浄水場を休止するということなんですけれども、休止というのは廃止ということと同じなんですか。将来的にはまた使う可能性が残されているということなんでしょうか、その点がまずわからないので、教えていただきたいのと、で、水質悪化ということなんですけれども、水質が悪化をしているのは開と槇島の2カ所だけなんでしょうか。この資料によりますと、ほかにも宇治、西小倉、神明、奥広野という浄水場があるんですけれども、この辺の水質はどうなっているのか。

 それと、自己水と府営水の関係で、宇治市につきましても、これ、防災の面からでも、やっぱり自己水の確保というのは必要だということで、現状維持を努めていきたいということをおっしゃっているんですけれども、なかなか、今回、3%減るということになってくると、ほかの浄水場のところでアップをするとか、そういうことしか今後考えられないのかなと思うんですけれども、ただ、それが本当に施設上可能なのか、開とか槇島の浄水場、これは設備投資もかなりかかるからということで、今回、休止ということもあるのかなと思っているんですけれども、こういう、やっぱり水源確保とか、自己水の少しでも割合をふやしていく。万が一、やっぱり災害のときにこういう水が必要になってくるということで、多水源化の問題とか、いろんなことをやっぱり宇治市として考えていっていただかないといけないのかなと思うんですけれども、いったん、これが休止されるということになってくると、あと、再びそれを使うということは本当にやっぱり難しいのかなと思っているので、その辺は、これにちょっとやっぱりメンテナンスをしてでも、後、使えないものなのか、その辺をまずお聞きをしたいと思っています。



○山崎恭一委員長 辻本場長。



◎辻本貞雄浄水管理センター場長 まず、1問目のご質問ですけども、廃止について、ずっとそのまま廃止されるのかどうかという、休止から引き続いて廃止にされるのかというご質問だったと思うんですけれども、今ご説明させていただきましたように、施設が老朽化しているということが1つと、もう1点は、水質も若干問題を含んでいる。浄水において給水している部分については、全く基準内であって問題はないんですけども、原水において基準をオーバーしている部分もあるということもありまして、それも、今の現状では、横ばい、もしくは、若干、トリクロロエチレン等が増加しているということもあります。それによりまして、今回、まずは休止ということで報告をさせていただこうとしているところなんですけども、将来につきましては、今の状況を踏まえながら、最終、廃止になっていくんか、もしくは、もとに戻して再開できるんかというのはもう少し様子を見ていきたい。ただ、状況としましては、水質等で、若干、悪化傾向が見られますので、このままの推移でいけば、廃止せざるを得ないのではないかなという思いもございます。

 もう一つ、次に、ほかの浄水場との関係でございますけども、水質につきましては、基本的には問題がございませんが、ただし、基準内にはあるものの、若干、今まで確認できていなかったものが確認できるというような、数値がちょっと上がっているところもあります。ですから、ほかの浄水場についても、基準内にありまして全然問題はないんですけども、ほかの規制の部分といいますか、要素が若干あらわれてきつつある部分も、わずかですけども、ございます。

 それと、自己水と府営水の、今、先ほど申しましたように、計画能力におきまして、現在は自己水が34.1%、府営水が65.9%になっているわけですけども、それが、2浄水場を休止することによりまして、パーセンテージが府営水の方に少しシフトを置くということになります。それにつきまして、報告の中でお話しさせていただいていますように、基本的には、今の現状を維持していきたいという考えを持っております。ですから、今後の検討にはなるんですけども、西小倉の浄水場等の部分を、1つの考え方としては、それを増強していくという方法も今後検討していかなければならないと思っておりますし、また、ほかの小規模の浄水場における統廃合等も課題点として今後研究していく必要があると考えております。

 以上でございます。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 宇治市のそもそもの考え方が余りちょっとよくわからなくなってきたんですけれどもね。自己水と府営水との関係で、自己水については、やっぱり確保していくことが必要なんだということで、現状維持はしていかないといけないと。ただ、この自己水を確保していこうと思えば、今ある浄水場、一定、手を入れる部分も、今回、3%、この2つが休止になるということになれば、増強分ということになってくると、新たな、そこで設備投資とか、そういったことが出てくるのでしょうか。

 水質につきましても、この2つの浄水場だけじゃなくて、ほかのところでも悪化傾向にあるところもあるということなのかなと今の答弁では思うんですけれども、そうなってくると、宇治市としては、こういう浄水場については、一方では、府営水だけに頼っていてはいけないし、自己水についても、今の34%、三十四、五%は確保したいと。だけども、設備的に見たら、やっぱり古くなってきて、水質悪化については、もう休止をしていくということになってくると、どこかで増強していかないといけない。もしくは、施設を整備をしてでも今ある現状の浄水場をきちっと使えるようにしていかなければならないということなんじゃないのかなと思うんですけれどもね。だから、その点でいくと、開とか槇島の浄水場を即閉めるということじゃなくて、閉めたらどこかでそれをふやさないといけないということになってくるので、結局は必ずどこかでお金が必要になってくるのかなと。

 私は、必要な自己水の確保については、やっぱり必要なメンテナンスも行っていただきながらきちっとやっていただくということが必要なんではないかなと思っているので、やっぱり簡単に、あかんから閉めていくとかいうことじゃなくて、今あるところでもどういうふうにやっていったらいいのかということを考えていかないといけないんじゃないかなと思っているんです。

 開の浄水場についても、うちの川原議員からも、ちょっと経過とかもお聞きをしているんですけれども、戦前の昭和15年ごろからずっと旧日国の社宅に給水するために地下水源として掘られたということで、その後もずっと給水をされてきているということで、昭和40年の後半のときには、老朽化をしたということがあったんですけれども、地下水源を何とか残してほしいということで、住民の人たちがすごく粘り強い要求運動がある中で、53年に旧日国の後を引き継いだ日産車体の土地に市が新たに建設をしたという経過があるということなんですね。この間……。この間というか、何年か前の断水事故があったときにも、結果的には、自己水源ということで、府営水の断水があったときにもこの水が大いにやっぱり役立ってきたということがあって、住民の人たちにとってはやっぱり大事な浄水場になっているという経過はお聞きをしているんですね。だから、本当にこの浄水場が休止になるという形になってくると、地元の人たちにとっても、やっぱり自分たちの長年の守ってきた水がどうなってくるのと、比較的おいしい水がどうなるのという思いがあると思うんですね。だから、この辺については、やっぱり地元のきちっとした声なんかも聞いていただいて、私は、必要な部分のメンテナンスにはやっぱりきちっとお金もかけながら、この自己水源を少しでも確保していくという方向性が非常に必要じゃないのかなと思っているんですけれども、この点について、もう1回、再度、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 それと、トリクロロエチレンとかテトラクロロエチレンの関係なんですけれども、やっぱり地上がだんだんと悪化をしている、汚染をされているということで、こういう地下水源のところにもこういう影響が出てきているのかなと思っているんですけれども。ちょっと資料としていただきたいんですけれども、これ、それぞれ宇治市にある浄水場のところで、6カ所、浄水場がありますので、ここのデータで、原水と、それと浄水した水の関係で、どれだけの濃度がそれぞれ出ているのかというのが、資料とかがあったら、いただけたらと思っていますが、いかがでしょうか。

 それと、あともう一つ、先ほどの水源の確保の関係なんですけれども、例えば、開の浄水場の関係でいくと、水系、深さ150メートルということはあるんですけれども、土壌汚染の関係なのか、どの辺、よくわかりませんけれども、例えば、掘る深さの関係とか、取水の場所とか、そういったものを変えることで、少しでも水質悪化の影響を受けないような水の採取とか、そういうのは無理なんでしょうか。この辺は、ちょっと具体的にわからないので、教えていただけたらと思います。

 以上です。



○山崎恭一委員長 小西部長。



◎小西吉治水道事業管理者職務代理者水道部長 資料の方で、1番目の関係につきましては、場長の方は、計画能力なり、休止後の計画能力で、一定、説明をさせていただきましたですが、3ページの資料の方で平均配水量というのがございます。このうち、今回、槇島浄水場と開浄水場を休止したいということで、この浄水場につきましては、計画能力と平均の、これは配水量ですが、一定、余裕がございますので、第1番目には、その部分が有効活用ができないかということになります。それが、有効活用がしにくいということになりますと、また、水源をどこかで見つけるということも今後必要になってくるかなと。ですから、第1番目には、やっぱり有効活用は検討の第1番、それでいかないということでしたら、また第2の水源を探すというようなことなり、先ほど場長が申しました西小倉を増強すると。今全体の中で6浄水場がありますが、今回休止を出しています2浄水場は下から1番目と2番目と。特に、先ほど言いましたようなテトラクロロエチレンというような環境汚染物質が出てきていますので、それは、やっぱり発がん性のことやらを考えますと、全国的に、安全・安心の水を供給という中では、例えば、基準以下であっても、できるだけそういうのがない水がということになりますので、今回、水道部としましたら、やっぱりそれは供給するべきではないと。

 確かに、その水がよければ、先ほど言われていましたように、今の開浄水場を1年間休止させていただいて、1からもう1回金を投資してやるということも可能なんですが、そうしたときに、また、例えば5年後に水質基準を上回るような水になってしまったというと、その投資が丸々あかんということになりますので、宇治市内全体を見ていますと、やっぱり西宇治地域は、どうしても水質が悪化してきていると。その中でも西小倉等は比較的まだ、開とか槇島に比べますとましだと。特に、槇島なんかは、原水は、もう色がついている、においがしているというような状況ですので、それを薬で、薬品で、当然、浄化をして、ということですので、ちょっとその説明の中にもありましたですけども、薬品の投入量が宇治浄水場の2.2倍というような形で投入をしてきれいな水に、基準値以下にしているというような状況ですので、ただ、それは、いつか、もう……。極端なことを言えば、どろどろの水でもきれいにできますので、金さえかければ。やっぱり水道の効率運営ということからいうても、なかなかしんどいのかなというように思いますし、必要な自己水は、当然、今言いましたように、そういう形で検討は今後もしていくべきだろうというように思います。

 今回、実際の3ページの平均配水量でいきますと、自己水は約30%にいったん落ちます。30対70というような形になります。開の方の関係ですけど、例えば施設の老朽化だけでしたら、当然、やりかえたらいいということにはなるんですが、今言いましたような状況もそこにありますので、やっぱり水道部としては、この水はということもありますので、今回、そういう判断をしたと。今後、地元にもそういう関係については了解はいただかんならんと。

 30年前の当時は、地下水の水質も非常によかったんだろうと思うんです。塩素さえ入れれば、水道水として使えるような状況でしたので、当然、地元がそうして言われるときに、例えば、日産車体の方が廃止をするということで出してしまったということでもめたことがあったようなんですが、その後、宇治市が浄水場をつくりましょうという仲裁案でつくって今まで来たわけですけども、特に、このテトラクロロエチレンというのは、クリーニング業のそういう薬剤とか、金属洗浄の企業とかから出てくるのが多いと。その物質が地中に入っていって、水がありますと、そこでとまるんです。で、海でオイル等が流れますと、海の上にとまって、それ以上下に行かないというような形になりますので、なかなか、実際には、その数値を下げるというのは。ですから、ここには曝気処理という形で、ちょっと先ほど説明しましたけども、エアレーションをかけて、空気なり光に当てて数値を減らす。基準値からいうと、何分の1かにはなっているんですが、他の、また浄水場の関係の水は、基準値の10分の1以下なり、数値としては出てこないというような浄水場が多いもんですから、今回、先ほど言いましたように、安全・安心の水ということからいくと、とめる方がいいんではないかということで判断をしたわけです。

 以上です。

 それと資料ですけど、1つは、資料の関係は、浄水の関係は、今、50項目の検査をします。それは、当然、法令で定められていますので、資料はきちっとあるわけですけども、原水の方は、一定、もちろん、手持ちでもあるわけですけど、原水の方は、どんな水でも、きれいにすれば問題がないということで、そちらの方の基準はないんです。一定、こちらの方ではかって、こういう水なので、こういう処理が要るかということで、一定、はかったものはありますので、少し、ちょっとその分、また場長の方に印刷をさせますので、ちょっとお待ちをいただいて、その分、出します。



○山崎恭一委員長 帆足委員。



◆帆足慶子委員 資料の方については、そしたら、出せる資料ということで、よろしくお願いいたします。

 あと、確かに、水道事業管理者職務代理者水道部長のお話を聞いていましたら、人体の中に蓄積していく可能性があるということで言われると、やっぱりそのお水がどうなのかということはあるんですけれども、ただ、技術的なことは私はわからないので、トリクロロエチレンとかテトラクロロエチレンの関係で、それが、水の浄水をされる中で、その物質を取り除くことができているんですか。それやったら蓄積の心配はないのかなと思っているんですけれども、その辺、ちょっとよくわからないので、ちょっとそこは、一遍、お聞かせいただけたらなと思っているのと、最後に、自己水の確保の関係なんですけれども、いったん、3割のところに落ちてしまうということはあるんですけれども、やっぱりできるだけ使えるものとか、ほかの浄水場のところで増強させていくということは、今おっしゃっている中ではわからないことはないんですけど、そこはそこで補強したり増強してもらったりというのは、必要な場合はやってもらったらいいんですけれども、地元の経過とか、長年のずっと持ってこられたという経過もありますので、やっぱり地元の人たちが納得がいくような形で物事は進めていただきたいなと思っております。これが具体的に休止という形になってきたときに、もちろん、地元説明会という形のこともされると思うんですけれども、その辺は、今どのように、いつごろ持たれていこうとされているのか、その辺、計画をされていることがあれば教えていただきたいなと思います。

 以上です。



○山崎恭一委員長 小西部長。



◎小西吉治水道事業管理者職務代理者水道部長 議会の方に報告をさしていただいて、一定、水道部の結論的に休止をしようということですので、例えば、先ほど言いましたように水質悪化が進んでいると。それが安全な水かと言われると、水道部は非常にしんどい。基準の、例えば何分の1かではありますけど、通常、そういう物質が含まれていない浄水が多いと。先ほど言いましたように、曝気処理といって、エアレーションをかけてその数値を落としているわけです。当然、基準以下にはしているんですが、例えば、基準以下なら発がんはないかと、こう言われると、非常にしんどいんです。やっぱりその物質が含まれているのは、ほんまに低い数値なら、まだ今の現状の中では問題ないだろうと、私ども、思うんですが、基準値の3分の1なり4分の1があるというのはどうだと言われたときには、やっぱり水道は持ちこたえられないだろうと。ですから、全国的に、安全・安心という形の、どこも水道水を供給している中で、全国的に見ても、やはりここの水はそういう物質が含まれているということで、悪い方になりますので、それは、やっぱり安全・安心の水を供給する立場からいくとということになりますので、地元には役員さんレベルに説明をして、各隣組でこういう説明を欲しいというきちっとした資料をつくって、その中で役員さんが、そういう中身のことも住民にお話をしてほしいということがあったら、私どもが行くのはやぶさかではないというように思っています。

 それから、ちょっとその前に言われましたテトラクロロエチレン等の部分ですが、曝気処理やらはもちろんするんですが、それでも、まだ3分の1とか4分の1が残ると、基準の。それは、長いことかければあれなんですが、余り長いことかけると、また塩素がなくなるというような問題やらもいろいろ出てきますので、そういう物質がありますので、この開浄水場については、曝気装置をきちっとつけて、今やって、基準以下の数値で、当然、水道水として出していますので、ですから、そういう措置はきちっとしているということなんです。

 以上です。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。菅野委員。



◆菅野多美子委員 今の説明を聞いていまして、相当、20年ほど前に開の浄水場、決算か何かで行って、本当に飲ましていただいて、おいしい水だなと思って、やっぱり井戸水てこんなおいしいのかなということを今ちょっと思い出しているんですけども、人間には水は命の水なんですよ。絶対必要なんですけど、今ここに書いていますように、鉄・マンガン・テトラクロロエチレン、宇治浄水場の約2.2倍、薬品の使用をしているということをね。私、今、説明で問題ないだろうと思うというのは、私、これ、絶対けしからんと思うんですよ。絶対人間には水は必要なものですから、わずかでも悪化しているというのやったら、状況を見ていくなんて生ぬるいと思うんですよ。即、このことは早く解決して、やっぱり城陽市でもいろんな水の問題、今問題になっていますけど、本当に水というものは絶対に大切なもんですわ。それをやっぱりもっと早くに、これはきちっと解決して、やっぱり住民が納得いくようにやっていただかないと、問題ないだろうさかいに様子を見ていくでは、私、これは絶対だめだと思いますわ。即こんなことは早くきちっと処理をしてやっぱり取り組んでいただかないと、やっぱり府営水に切りかえるとか、それを早く、本当に時間をもっと短縮してやらないと、水というものは、みんな、本当に関心、今、みんな買ってでも飲んでいる時代ですし、やっぱりよい水を飲まないといけないと本にも出ていますように、やっぱり早くやってくださいね。1日も早くやっていただくように強く要望しておきますわ。



○山崎恭一委員長 小西部長。



◎小西吉治水道事業管理者職務代理者水道部長 ちょっと私の言い方も悪いところがあったかなと思うんですが、先ほど言いましたように、近年は50項目の水質検査をきちっとしなさいということで、厚生労働省の基準以下の数値すべてです。一般的には、いわばはかれないほどの少ない量というのが多いと。たまたま開と槇島等につきましては、数値として0.00何とかが出てくると。その基準は0.01で終わります。10分の1とかというような形になっていますので、やっぱり基準のところに近い水というものは健康被害がある可能性もありますので、地域に行っても、また、今、委員さんが言われましたようにちょっと分かれるところはあるのかなと。おいしい水やと、こう思って飲んできたのにという方と、それは、そんなんが入っているのは、もうあしたにでもとめというような意見が出てくる可能性もありますので、その辺は、また、地元の意向にも沿って、例えば、とめということでしたら1月にとめなあかん。一定、状況を見て、例えば、水質がよくなってきたということで、そういう物質が例えばなくなってきたということなら、全面にやりかえるということも、もちろん、将来的には可能ですし、そういういろんな選択肢を持って対応してまいりたいというように考えていますので、よろしくお願いします。



○山崎恭一委員長 菅野委員。



◆菅野多美子委員 ここに、私、ある先生の本を読んだんですけど、薬は毒ですと。やっぱり薬品というものは、これだけ2.2倍使っていると書いている。薬品をやっぱり使うということは、やっぱりどんないい薬品でも、使うよりか使わない方がいいですよ、絶対に。だから、そういうこともよく考えて処理してください。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。長野委員。



◆長野恵津子委員 簡潔に1点だけ。

 ちょっと老朽化をしてということで、ちょっと気になりましたので、ほかの槇島と開以外の浄水場の何年ぐらいたっているのかがわかれば、ちょっと教えていただけますか。



○山崎恭一委員長 辻本場長。



◎辻本貞雄浄水管理センター場長 他の浄水場の対応の関係でございますけども、宇治の浄水場におきましては、現在の宇治の浄水場は昭和52年から運用を始めております。ですから、その間、必要な都度、更新等はやっておりますけども、基本的には、52年から操業を開始しております。

 西小倉の浄水場でございますが、これにつきましては、平成元年から操業開始しております。

 あと、神明ですけども、神明につきましては、昭和18年から、当時の日国工業さんから、つくられたものを宇治市が昭和32年に寄附をいただいているという施設で、古くから操業しております。

 また、奥広野につきましても、興人株式会社さんからいただいたもので、昭和50年に寄附をいただいておりますけども、これも操業としては昭和45年から始めているものでございます。

 それぞれの施設につきまして、ものにつきまして耐用年数等が決まっておりまして、変圧器等でございますと、20年が一応基準となっております。また、電気盤ですけども、これなども20年。あと、ポンプとかの関係につきましては、19年、20年近くということで、施設によって、例えば、次亜タンクとかいう薬品を入れるタンクですけども、それですと、12年程度の耐用年数とかいうことで、ものによってはそれぞれ耐用年数が違っております。で、耐用年数が来たらすべて取りかえているわけではございませんが、支障のない範囲で、順次、更新はさせていただいている状況でございます。

 以上でございます。



○山崎恭一委員長 長野委員。



◆長野恵津子委員 ありがとうございました。効率的に、やっぱり浄水場を運営していくためには統廃合も多少やむを得ないのではないかというふうに思っています。ただ、菅野委員がおっしゃいましたように、通常の宇治浄水場の約2.2倍薬品を使っているということは、お水についても、約2.2倍といいますか、それだけ経費をかけてきれいにしているということになりますよね。ですので、その辺、これから、今後、やっぱり健全な運営をしていくためにも、その辺、将来的なもの、こういった老朽化していく施設があるわけですから、そちらの方を考えていただいて、何よりも安全第一でお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○山崎恭一委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終了し、本件は打ち切らせていただきます。

 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 なお、本委員会の審査結果報告書並びに閉会中継続調査申出書の作成については、私にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○山崎恭一委員長 ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。

 また、本日の委員会での発言については、速記録を点検し、不適切な発言等がありました場合は、委員長において精査いたしますので、よろしくお願いいたします。

 これにて本日の委員会を閉会いたします。

     午後2時31分 閉会