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京都府 宇治市

平成19年  2月 全員協議会(第2回) 日程単位表示




平成19年  2月 全員協議会(第2回) − 02月23日−02号







平成19年  2月 全員協議会(第2回)



          全員協議会会議記録(第2回)

日時    平成19年2月23日(金)午後4時30分〜午後6時58分

場所    第3委員会室

出席議員  高橋議長、長谷川副議長、川原、水谷、向野、宮本、帆足、山崎、中路、坂本、小山、坂下、久保田、川越、西山、堀、矢野、井出、西川、田中、平田、鈴木、河上、関谷、長野、青野、菅野、藤田、浅見、池内、小牧、片岡の各議員

説明員   久保田市長、川端助役(副市長)、平本人事監、塚原市長公室長、福田同室次長、藤原広報課長、栢木同室参事、田中政策経営監、溝口理事、岸本政策室課長、土屋理事、梅垣総務部長、佐野同部次長、中野IT推進課長、橋本管財課長、新谷税務室長、仲野市民環境部長、西江同部次長、平井農林茶業課長、木下産業政策室長、妹尾産業推進課長、堀井理事、稲石理事、大西環境政策室参事、山田同室参事、粂健康福祉部長、岡本同部理事、兼田地域福祉室長、田中子育て支援室長、三栗健康生きがい課長、西川国保年金室長、山崎技監、石井理事、桑田建設部長、三枝同部参事、石井都市整備部長、下岡同部次長、倉谷消防長、柏木消防本部次長、谷村市民安全室長、小西水道部長、五艘教育部長、西村学校教育課長、櫻木同部次長

事務局   八木議会事務局次長、松本主幹、伊藤主査、須原主事、山口主事

付議事件  1.第3回宇治・城陽・宇治田原・井手合併任意協議会について

      2.宇治市第4次総合計画見直し基本構想案及び基本計画案について

      3.宇治市第4次総合計画第2次実施計画第2回見直しについて

審査内容

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     午後4時30分 開会



○高橋尚男議長 ただいまから、第2回全員協議会を開会いたします。

 本日の会議は、お手元に配付いたしております会議日程により進めさせていただきます。

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△1.第3回宇治・城陽・宇治田原・井手合併任意協議会について

[資料−−−−「宇治・城陽・宇治田原・井手合併任意協議会 第3回協議会次第」−−−−添付省略]



○高橋尚男議長 それでは、日程第1、第3回宇治・城陽・宇治田原・井手合併任意協議会の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。久保田市長。



◎久保田勇市長 それでは、去る1月28日に宇治市産業振興センターで開催されました、第3回宇治・城陽・宇治田原・井手合併任意協議会の内容につきまして、ご報告を申し上げます。

 当任意協議会につきましては、当初の予定では12月に第3回の会議を開催する予定でございましたが、新都市建設基本構想案の内容につきまして、各市町間での意見調整に時間を要しましたため、開催がおくれたものでございます。

 また後ほど担当の方から詳しくご説明を申し上げますが、十分な議論の時間を保障いたしますため、当初1回で提案をさせていただく予定でございました新都市建設基本構想案につきましては、2回に分けてご提案を申し上げることになりましたことや、協議会の開催日数をふやしましたことから、全体のスケジュールが大幅に変更になりますが、引き続きまして住民意向調査の実施に向けまして鋭意努力をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 具体的な内容につきましては、担当からご説明を申し上げます。



○高橋尚男議長 溝口理事。



◎溝口憲一理事 それでは、お手元にお配りをさせていただいております資料に基づきまして概要をご説明申し上げたいと思います。

 ただいま市長のごあいさつの中にもございましたけども、スケジュールがかなり変わっておりますので、それを先にご説明申し上げたいと思います。

 協議案第5号ということで、A3の広い資料が入っておると思います。これで、まずスケジュールご説明申し上げますけども、ただいまもございましたように、本来ですと第3回の任意協議会を12月に開催をして3月までに住民意向調査を実施する予定でございました。しかしながら、この間、各市町との協議の中でかなりいろんな論点があったということもございまして、1つには、十分に時間をかけて議論していく必要があるだろうということから、新都市建設基本構想案につきましては、当初1回でご提案申し上げる予定でございましたのを2回に分けてご提案させていただこうということで、第3回が1月28日に開催をされまして、第4回について3月中に開催をしていくということで、現在調整を行っております。

 その第3回目では、新都市建設基本構想案の前段部分ということで、特に将来像、それから新都市の重点的取り組み、土地利用構想図、このあたりをご提案させていただいております。

 第4回では、財政シミュレーションと、それから合併によって期待できる効果あるいは懸念される事項等についてご提案をさせていただこうということで考えております。

 また、それぞれ1回の論議では、なかなか論議がし尽くせないのではないかということもございますので、第5回ということで、現在のところは5月ぐらいを予定しておりますが、新都市建設基本構想案のまとめということで書かさしていただいておりまして、ここでも引き続き議論をしていただこうということで考えており、さらにそこで十分議論が尽くせない場合につきましては、さらに第6回ということで、もう1回ぐらい議論の場を設定していこうということで考えております。

 それから、第7回目につきましては、それらの議論を一定整理をさせていただきまして、新都市建設基本構想案のまとめに基づいて、住民の意向調査のときにお配りをさせていただく概要版の確認と、それから実際に行います住民意向調査の内容についてご議論いただく予定にしております。

 それ以降、住民意向調査を実施いたしまして、第8回ということで、10月ぐらいをめどにアンケート調査結果のまとめを行いまして、第9回ということで、12月ぐらいに任意協議会の総括ということでやらさせていただきたいということで現在考えております。

 このスケジュールにつきましては、あくまで予定ということでございますので、今後の推移によっては若干変更される可能性もございますけども、現時点ではそういう形で詰めていくということで、前回任意協議会でご確認をいただいております。

 したがいまして、今回事業が次年度にわたるということにもなりますことから、来年度の予算の中でも必要な経費について、今議会にご提案をさせていただいておりますので、それをご可決いただければこういう形で進めさせていただこうということで考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 それから、次に新都市建設基本構想案の中間報告ということで資料をお配りをさせていただいております。これは、ただいま申し上げましたように、新都市建設基本構想案の前段部分ということで、特に2市2町の現況、それから新都市建設の基本方針ということで書かさしていただいておりますが、2市2町の現況につきましては、前回も詳しい資料をお配りさせていただいておりますし、その中から一定抜粋をしたものである、あるいは整理をし直したものであるということで、今回につきましては、具体的な内容の説明については省略をさせていただきたいというふうに考えておりますが、14ページをお開きいただきたいと思います。

 ここでは、こういった概況、現況等を踏まえまして、特に今回2市2町の地域特性と留意すべき点ということで、7点ほどまとめさせていただいております。

 1つは、恵まれた立地特性や地域の発展につながる広大な土地を有する地域である。特にこの地域は京都、大阪、奈良、滋賀の中間に位置する恵まれた地域特性を有しておるということから、将来交通の要衝であるということと、それからまた、地域内には広大な山砂利採取地域が存在しており、今後の2市2町全体の発展につながる跡地利用を促進することが期待できる、今後とも発展の可能性の高い地域ということで考えております。

 それから、その中で2番目としては、山砂利採取跡地の活用ということで、この山砂利跡地につきましては、城陽市域で420ヘクタール、宇治田原地域で約50ヘクタールございます。この地域につきましては、ご存じのように長年の採取で資源が枯渇しつつあるということから、その跡地の有効活用というのが大きな課題となっております。特に今回、山砂利採取地域の近傍では、第2次名神高速道路のインターチェンジが将来建設の予定があるということもございまして、2市2町で不足している都市機能や広域交通条件を生かした都市機能を計画的に配備していくことが可能であろうということで考えております。

 それから、3点目としては、商工業などの都市機能や都市基盤整備が不十分で、都市としての求心力に乏しいということで、特にこの2市2町というのは、京都市に隣接をいたしております。したがいまして、地域内、あるいは周辺市町から買い物客を吸引するような魅力ある商業集積が築きにくいということや、全体としてベッドタウン的な要素が強いために、雇用の場が比較的少ないという問題もございます。

 また、駅の乗降客が最も多い近鉄大久保駅周辺をはじめ、鉄道駅周辺についても都市基盤整備や土地の有効活用が十分と言えない状況にあるということから、こういった特に駅の周辺の都市機能を集積して拠点整備をしていく必要があるということで書かさしていただいております。

 それから、4番目としては、豊な自然環境に包まれ世界遺産を有する歴史と文化の薫る地域であるということで、ご案内のように、特に宇治市には平等院や宇治上神社等の世界遺産もございますし、それからその他、その地域には古墳だとか、あるいは文化的資源、歴史的資源が数多くございます。したがいまして、こういった歴史と文化の薫る地域ということで、それらを活用したまちづくりが考えられるんじゃないかということでございます。

 それから、もう1つは、宇治茶といった都市ブランドのイメージの活用ということで、特に宇治市、それから宇治田原町を中心に宇治茶の産地ということで、非常に強固な生産基盤を有しておりますけども、近年これらの生産量等は減少傾向にあります。したがいまして、全国的にも通っております宇治茶というブランドを生かした新たな活動の展開が、まちづくりの展開が必要ではないかということで書かさしていただいております。

 それから、もう1つは、住民の視点から見た重要なまちづくりの分野は健康福祉の分野であるということで、特にこれは前回の任意協議会のアンケート調査結果を見ても、やはり健康福祉分野に対する住民ニーズが非常に高いということもございますし、とりわけ今後少子高齢化が急速に進行していくわけでございますから、そういった分野に重点を置いた地域づくりが必要ではないかということで考えております。

 それから、もう1つは、住民参加と協働によるまちづくりの推進ということで、個人の価値観の多様化、あるいは核家族化の進展によって、地域住民の交流の場が減少しておるという中、とりわけ今後は、市民、NPO、ボランティア、さまざまな主体がそれぞれの特性を生かしたまちづくりを、協働でまちづくりを進めていく必要が望まれるのではないかということで書かさしていただいております。

 それから、16ページでございますけども、新都市建設の基本方針ということで、まず都市像でございますけども、新都市は合併で可能となる重点的な取り組みを実施することで人口増加を図り、将来的に中核市を目指しますというのを大きな将来目標として設定をさせていただいております。

 その中で、3つの柱として、中核市にふさわしい都市機能の集積のある交流のまちということを書かさしていただいております。これは、先ほど申し上げましたけども、この地域というのが関西地域の交流軸、結節点であるということから、それらを生かしたまちづくりを進めていく必要がありますということでございます。

 それから、多彩な地域資源とめぐりあうもてなしのまちということでございますけども、これにつきましても、今申し上げましたように、この地域は文化遺産、歴史遺産、あるいは宇治茶等多くの資源が存在しております。したがいまして、そういった資源を生かしたまちづくりが必要であるということでございます。

 それから、もう1つは、ともに支えあい、安心して暮らせる共生のまちということで、これもただいま申し上げましたけども、特に少子高齢化が急速に進行していく中で、地域社会の活力と安定を確保していくということが非常に重要な課題であろうということで考えております。

 そういったことから、地域に住む方々がさまざまな形で参加・貢献するとともに、住みなれた地域でいつまでも元気に安心して暮らせる共生のまちをつくっていく必要があるだろうということで考えております。

 したがいまして、この3つが大きな柱ということでございます。

 それから、将来目標人口でございますけども、この新都市のエリアの人口、平成7年で28万8,788人、平成12年では29万2,400人ということで、若干増加傾向にはございましたけども、平成17年では29万238人と、昭和30年度以降で初めて減少傾向となっております。しかしながら、各市町における定住人口増加に向けた各種施策を積極的に推進すること、あるいは今申し上げましたような、特に大きなプロジェクト等を組み込んでいくことによって新たな土地利用も望めるだろうということから、戦略的、段階的にそういった整備を進めていって、将来の人口増加を見込んでいきたいということで考えております。

 したがいまして、将来的には中核市を目指すことを視野に入れ、合併10年後の目標人口をおおむね30万人ということで設定をしていきたいということで考えております。

 下に将来人口を書いておりますが、ここではそれぞれの市町の総合計画による将来人口を一応基本とさせていただいております。宇治市につきましては、現在第4次総合計画見直しの中で、19万3,500人という新たな平成22年の目標人口をご提案申し上げておりますが、現時点では、都市計画マスタープランの19万6,500人というのをここでは上げさせていただいております。

 それから、あと城陽市等においても総合計画見直しをやっておりますので、それらの変更の可能性もあるということで書かさしていただいておりますが、現在の目標人口を合計しますと30万8,000人ということになってまいりますので、おおむねそれらを基礎に30万人を目指していきたいという形で、人口を設定させていただいております。

 それから、18ページ以降が新都市の重点的取り組みということで、先ほど申し上げました3つの柱に基づいて、今度は具体的な重点的な取り組み課題を設定させていただいております。

 その中で、大きな視点としては、ただいま申し上げましたように将来的には京都南部をリードする中核市を目指してということを基本的なコンセプトにしながら、まず1つは、京都南部の中心都市としての拠点性の向上を図っていこうということで考えております。

 それから、2番目には、歴史文化観光都市としての発信と地域のブランド化ということを考えております。

 それから、3番目には、だれもが参加し連携してつくり上げる安心な暮らしの創造ということで、3つの視点ということで考えさせていただいておりまして、20ページ以降でその具体的な取り組み内容というのを書かさしていただいております。

 20ページでは、ただいま申し上げました将来像、それから3つの視点、さらにその中の柱としてここで新都市開発拠点整備の取り組み、山砂利跡地利用の取り組み、鉄道の利便性向上及び効果的な市街地整備の推進、地域内外を結ぶ骨格道路の整備促進、企業誘致の促進、それから宇治茶を生かした活性化の取り組み、滞在型観光地づくりの推進、総合的な健康福祉施策の取り組み、住民と行政の協働のまちづくりの推進ということを柱として上げさせていただいております。

 まず、21ページでございますけども、新都市開発拠点整備の取り組みということで、新都市におけるまちづくりの問題点や課題等をまず上げさせていただいて、それに対応する施策展開イメージということで、下の方に書かさしていただいております。

 まず、新都市開発拠点整備の取り組みでございますけども、課題等問題点としましては、事業所数、従業者数、製造品出荷額等は大幅な減少傾向にあると、それから、昼夜間人口比率を見ても、新都市全体で0.85と大きく流出傾向にあると、小売商業の吸引力についても、0.7程度で推移をしており吸引力に乏しいということ、それから駅の乗降客が最も多い近鉄大久保駅周辺はじめ各鉄道駅における都市基盤整備や土地の有効活用が十分とは言えない状況であるということでございまして、これらの問題点や課題を受けまして施策展開イメージといたしましては、新都市全体の発展につながる都市機能分担を図る中、宇治市大久保地域においては近鉄大久保駅周辺のまちづくりの取り組みと、大久保自衛隊の土地を一体的に活用することも視野に入れながら、下記のような新都市の中枢機能を有する拠点形成を目指しますということにしておりまして、なお、大久保自衛隊については国の重要な施設であることから、新都市内適地への移転を考慮し、関係機関との協議を進めていきますということで、施策例としましては、広域交通ターミナル機能、新都市の行政サービスの中枢機能、新都市住民の雇用の場の確保に資する産業機能、吸引力・にぎわいのある商業集積機能、定住人口増加を促す魅力のある質の高い住宅地の整備・開発等が施策例としては考えられるだろうということで、書かさしていただいております。

 それから、次2番目、山砂利跡地利用の取り組みでございます。これにつきましては、先ほど申し上げましたように、城陽市、宇治田原町で470ヘクタールという大きな面積のものがございます。ただ、現在この山砂利の跡地につきましては、地肌があらわされたまま残されておったりということで、景観面や防災面に悪影響を及ぼしておりますということがございます。

 また、その埋め戻し事業におきましては、安全確保が必要となってきます。こういったことがございます。それから、山砂利採取の拡大を防止し、早期に跡地利用を促進することが必要です。ということで、こうした土地利用は、新都市が目指すまちの将来像の実現に資する実効性の高い計画であることが期待をされますということから、施策展開イメージとしましては、山砂利採取跡地の整備の方向としては、複合開発を目指した土地利用計画を基本としながら、10年後、20年後、将来と段階的に整備することを想定します。

 将来的には、以下の都市機能を導入していくことを想定しますということで、施策例としましては、住宅機能、産業機能、福祉機能、レクリエーション等の機能、第2名神を活用した広域的な交流、防災機能ということで考えております。

 それから、3番目、鉄道の利便性向上及び効果的な市街地整備の推進ということで、ここでは近鉄京都線における利用者の推移を見ると、小倉駅、大久保駅、寺田駅等も減少傾向にある。利用者の推移を見ますと、JR奈良線では玉水駅ではほぼ横ばいですが、宇治、城陽駅とも大きく利用者は増加をしておるということで、利用者のさらなる利便性の向上のため、高速化、複線化など輸送力の増強が課題となっております。

 また、道路の慢性的な混雑状況、混雑度が1.75以上を示す観測地点は6カ所に上っており、慢性的な交通渋滞が課題なっております。

 それから、その新都市の2市2町の中では、東西間の公共交通が脆弱な構造になっておりますということから、施策展開イメージとしては、市民の快適性や移動利便性の向上を図るため、一体的な市街地整備による交通渋滞の解消や魅力あるまちづくりを進めていきます。

 また、一層の鉄道輸送力の増強を図り、住民の鉄道利用の利便性向上を図りますということから、JR奈良線全線複線化、近鉄京都線連続立体交差化、連続立体交差化と連動した計画的な市街地整備等を上げさしていただいております。

 それから、4番目の、地域内外を結ぶ骨格道路の整備促進ということで、この地域においては特に交通の問題につきましては先ほど述べましたとおりでございますけども、特にこのほかに第2名神高速道路の建設の促進が大きな課題なっておりますということがございます。

 それから、新都市内の一体性を高め地域の均衡ある発展を図っていく上では、地域内の結びつきの強化に資する幹線道路網のネットワーク化を図ることが必要だということで考えておりまして、施策展開イメージといたしましては、第2名神高速道路の建設促進、それから地域内道路の整備促進ということを上げさしていただいております。特に地域間の連結道路構想ということで、地域内を貫く東西道路、それから南北道路の整備というのが重要な課題になってくるということで考えております。

 それから、次に企業誘致の促進ということで、特に南部地域につきましては京都府の南部と関西文化学術研究都市をつなぐ位置にあるということで、京都ITバザール構想を担う先端的な産業の集積地としての発展が期待をされております。

 しかしながら、現状では先ほど申し上げましたように昼夜間人口比率も低く、特にこの地域内では事業所数等も減少傾向にあるということがございます。

 したがいまして、施策展開イメージとしては、京都ITバザール構想の実現に向けて、企業誘致をはじめ産学公連携の推進等の取り組みを進めますということを基本にいたしており、その中で産業活力の再生に向けた拠点づくりを進めていきたいということで考えております。

 施策例といたしましては、第2名神城陽インター周辺及び宇治田原インター周辺における企業誘致の促進、それから宇治市槇島町及び井手町内の開発地域を中心に、企業団地、工業団地の整備により企業誘致を促進していくということを考えております。

 それから、6番目の、宇治茶を生かした活性化の取り組みでございます。

 この地域には、ご承知のように宇治茶という全国的にも通用するブランドがございます。したがいまして、これらの宇治茶のブランド力を積極的に生かしたまちづくりが必要であろうということで考えておりますが、近年、宇治茶の生産量等は減少傾向にあることから、宇治茶を守り発展させるという観点から、地域内の産茶の増産ということが求められておりまして、茶園面積の拡大が課題となっておりますということから、施策展開イメージといたしましては、宇治茶のブランドを生かしたまちづくりをしていくということで、特に茶でもてなすことのできる環境整備、あるいは拠点機能の導入、テーマ性のある観光周遊コースの設定を図っていきたいということから、施策例としましては、宇治茶をテーマとした観光コースの設定、宇治茶のファンづくり、新都市内各地の集団茶園の整備促進、あるいはお茶のミュージアムの建設等を上げさせていただいております。

 それから、7番目、滞在型観光地づくりの推進ということで、新都市におけるまちづくりの問題点や課題等ということで、この地域につきましては、先ほどから何回も申し上げておりますけども、歴史文化あるいは自然の観光資源をたくさん有しております。

 しかし、一方で京都、奈良の中間にあるということから、通過型の観光地となっており、これらの資源を十分に生かしきれておらないということがございますので、より一層の魅力向上や環境整備が求められていますということにいたしておりまして、施策展開イメージといたしましては、関係機関、住民等と協働により、地域の観光資源のよさを再発見しながら、新都市内及び京都市等周辺都市との観光資源のネットワーク化を図っていく中で、滞在型の観光地としての魅力向上を目指していきますということで、施策例といたしましては、テーマ性のある観光ルートの設定、地域の見所、祭、イベント等の観光情報の発信、観光関連団体やボランティアガイド等の育成支援等を上げさせていただいております。

 それから、次に8番目、総合的な健康福祉施策の取り組みということで、問題点や課題等といたしましては、この地域では平成17年で年少人口割合が14%、老人人口割合が17.8%ということで、特に老年者については非常に増加をしておると。今後も引き続きこれ増加していくものというふうに考えております。

 また、先ほど申し上げました前回の任意協議会でのアンケート調査によりましても、健康福祉分野に関する住民ニーズが非常に高くなっておるということがございます。

 また、近年、地域住民の交流機会の減少や連帯感の希薄化が進んでいるということがございますので、地域コミュニティの核である自治会を中心として、災害時において高齢者や障害のある人を地域で見守り助け合う風土づくりが必要であろうということで考えておりまして、現在、各市町ではさまざまな形で健康福祉施策が展開をされておりますが、これらの施策のさらなる充実が求められておりますということから、施策展開イメージとしては、これまで各市町が取り組んできた各種の福祉施策を基礎としながら、教育施策との連携等を図る中で、これらを継承、発展させていく取り組みを進めていきますということで、高齢者、障害のある人、だれでもが安心して生活できる地域づくりを推進していきますということで書かさしていただいておりまして、施策例といたしましては、生活習慣病等対策や介護予防等による元気で健康な高齢者づくり、高齢者の生きがい対策と子育て支援の連携、高齢者、障害者施設等の利便性向上や社会参加機会の拡充、子育てと仕事の両立につながる保育園、幼稚園の選択の拡充、地域活動やボランティア等にかかわる人的資源の拡充による質の高いサービス確保ということを上げさしていただいております。

 次に、9番目の、住民と行政の協働のまちづくりの推進でございますけども、ここでは、問題点、課題として、地方分権が進展をする一方、国においては地方交付税の見直しをはじめとする三位一体改革が進められ、新都市においても厳しい財政状況が続くことが予想されることから、さらなる行政改革が求められています。

 このため、限られた財源でまちづくりや住民サービスを実現していくためには、住民・行政がそれぞれの役割を再認識し、協力・連携してよりよいまちづくりを進めていく姿勢が重要であるということが1つございます。

 それから、住民一人一人が元気で幸せを実感できる生活が送れ、住み続けたいと思うようなまちづくりを進めていくためにも、住民相互の交流の充実やまちづくりの積極的な参加を推進することで、生きがいや自己実現できる社会を構築することが必要ですということから、施策展開イメージとしましては、住民と行政のつながりをつくり協働によるまちづくり体制を充実させていきます。介護、防災、防犯、環境などさまざまな分野における住民の創意工夫を生かした地域活動を推進し、活気あふれるまちづくりを進めていきますということで、施策例といたしましては、行政への住民参画の仕組みづくり、行政に関する情報共有の推進、NPO、ボランティア、自治会等コミュニティ活動の推進、それから交流イベントの実施等を上げさしていただいております。

 それから、次に土地利用構想ということで、ただいま申し上げました内容につきまして簡単ではございますけども、一定図面上でそれぞれのプロジェクトなりを落とさせていただいておりますので、また後ほどごらん置きをいただきたいというふうに思います。

 それから、次に議案11号、12号というのがございます。これにつきましては、今回任意協議会については、当初2カ年にわたって任意協議会を存続するということを想定いたしておりませんでしたので、今回2カ年にわたるということから、それに必要な手続を取らせていただいたものでございます。

 11号では、規約の一部改正ということで、10条第3項の次に、次の各項を加えるものとするということで、協議会の会長は毎会計年度歳入歳出予算を作成し年度開始前に協議会の会議で承認を受けるものとする、前項の規定による年度開始前の会議がやむを得ず年度開始前に開くことができない場合は、年度開始後速やかに会議を開き、最初の会議で承認を受けるものとするというのが1点でございます。

 それから、もう1点につきましては補正予算ということで、今回、次年度に予算を一定繰り越しをさしていただきたい、協議会として繰り越しをさしていただきたいということで、その補正予算について、今回繰越明許費を設定させていただいております。

 その内容につきましては、主にはコンサルの委託料が、現在委託をいたしておりますけども、その部分につきましては既に契約をいたしておりますことから、引き続き次年度についても予算の執行をしていく必要がございます。したがいまして、その部分につきましては繰り越しをさしていただくという、任意協議会として繰り越しをさしていただきたいということで、補正予算18年度の歳出予算1,024万5,000円のうち736万3,000円を翌年度に繰り越して使用するということで、繰り越しのご承認をいただいております。

 以上、少し雑駁になりましたけども、ご説明を終わらせていただきたいと思います。



○高橋尚男議長 これより質疑を行います。帆足議員。



◆帆足慶子議員 全体的なスケジュールについて最初に説明をされまして、全体的な流れが少し押してきているのかなという感じがするんですけれども、今回のところでいくと新都市基本構想中間報告1ということで、将来像、新都市の重点的取り組み、土地利用構想という形で出されていて、次3月のところの第4回のところに財政シミュレーション、効果、懸念される事項という形になっているんですね。2回に分けての報告ということで理解をさせていただいているんですけれども、その中で少しちょっとご説明をいただきたいんですけれども、今回1から9までということで重点的なさまざまな取り組みを柱に掲げておられるわけなんですけれども、この構想を見ていましたら、政治的ないろんな今後の新都市の行政サービスとかの中枢機構については、もう大久保の方に全部持っていくと、自衛隊については、どこか別の場所に移転をすると。そこが中心になってまちが今度、今後発展をしていくというような形になるんですけれども、少しちょっとイメージ的にも余りよくわからないんですけれども、今あるそれぞれの庁舎とかそういったもの、今後の財政シミュレーションの中で具体的に出てくると思うんですけれども、実際にこれだけのことをやろうと思ったら、今ばくっとしただけでもいいんですけれども、例えば中枢機構、中枢的な機能を移すだけでも、どのぐらいの予算がかかっていくものだと思って大体見積もりをされているのか、その辺のイメージとかが出ないと、すごく壮大な構想だけがこういう形で出てくると、それについてこの間ずっと市政の、地方自治体の財政は厳しいという形で言われてますし、この中にも財政的には厳しいから行革も一方では進めていかないといけないという形のことを書かれているんですが、その辺はどのぐらいのことを想定されているのか。

 それと、30万人ということで、合併10年後おおむね30万ということで将来目標人口が掲げておられるんですけれども、数でいくと、大体それぞれのマスタープランとかいろんな計画の中の人口でいくと30万8,000人ということで、人数的には合っていくんですけれども、これだけ人口の減っている市町村等もありますので、今から大体1万人ということになってくるんですけれども、その辺でいくと、どういうところでこの人口ふえる見通しがあるのか、もう少し説明をいただきたいなと思うんです。本当にこれ1万人もこれから10年の間にふえる見込みがあるのか、ちょっとその辺がよくわかりませんので、少し説明をいただけたらと思います。以上です。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 帆足議員の方から2点ご質問をいただきました。

 きょうは、基本的に合併任意協議会での中での論議でございますので、その部分に限定してお答えを申し上げたいと思います。

 施策の展開イメージの中で、大久保のいわゆる拠点形成の中で、何かしら、もう要は現在のそれぞれの自治体の庁舎についてはすべてもう没にして、大久保にどでかい市役所をつくるのかのようなご発言でございました。また、反対をされておりますグループが、そのようなビラを出しておられるようでございますけれども、今のこの厳しい財政状況の中で、全国各地の合併を見まして、例えば宇治市の昭和26年の合併を振り返っていただきたいと思います。

 そのときは、やはり5カ町村の合併によりまして膨大な投資が発生をいたしました。そのことで大きな財政負担を抱え、そして28年、あの水害に襲われたということで非常な財政困難になったわけでございました。私どもはその経験を十分に承知いたしております。

 ですから、これは将来的に目指す姿という形で、そのことを目指しますということを考えているところでございまして、今すぐ合併をしたからあの場所に新庁舎をつくると、この庁舎が、宇治市の庁舎が果たして幾ら費用がかかったかということをお考えになりますと、そういったことが早速に可能だというふうな財政計画は、私は困難だというふうに思っております。

 当然ながら、将来的にはそういった機能集積を目指しますが、当面はやはりこの財政厳しい中で、それぞれの拠点を活用した施策になるのではないかと。そして、建てかえやさまざまなことが出てくる場合には、当然ながら拠点集積ということを考えるということが私は筋であろうというふうに思っておりますが、合併協議会の中で、ではここにどういうものをつくれば幾ら費用がかかるというふうなことは、現在これはあくまで構想案でございますので、方向性をお示しするだけで、具体的な金額がどうだとかそういうところまでは試算はいたしておりません。

 また、人口の問題でございますけれども、人口減る中で本当にふえるのかということでございますが、これは現在の2市2町のさまざま、それぞれが抱えております総合計画等を合算した数字でございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○高橋尚男議長 帆足議員。



◆帆足慶子議員 今、市長の方から説明をいただいているわけなんですけれども、この施策展開イメージと書かれていることについては、あくまでも将来目指していきたいと思っていると、今すぐは財政状況も厳しいからそんなことはすぐできひんやろうと、そうなってくると、例えばこの宇治市の庁舎でもまだそれだけ年数もたってないですし新しいものでありますよね。だから、城陽とかそれぞれ宇治田原、井手町というところの庁舎が何年ぐらいのものか私はよくわかりませんけれども、そういったものの建てかえ、そういうことがこれから進んでいくもっとずっと将来のところで、その拠点集積の場所を大久保の方に移していきたいということであるんですけれども、そうなってくると、具体的に私は余りイメージができないんですけれども、これからの将来といったらどのぐらいの将来のことを見通しをされているのか。

 これから先、10年、15年、20年ぐらいはこの庁舎でも十分にいけるのかなと思ったら、そしたらこの施策の展開イメージというのが、もうこれから30年も50年も先のことなのかな、それとももう少し早いテンポになるのかなというのがよくわからないんです。財政的な見通しのことで言っても、これまでもそうなんですけれども、どんどんといろんな三位一体改革とかいろんなことが進められている中で、地方の財政的なものも非常に厳しい状況になってきているので、これが本当に一挙に好転するということはなかなか見通しも持てませんから、そうなってくると、もう本当にずっと先の将来のことをイメージして市民の人たちにこういう合併が必要なんでしょうかということを問うていくというのは、なかなか市民的にも自分のこれから10年先ぐらいやったら見通せても、それがもっと先のことになるとなかなかイメージができないんじゃないかなと思うんですが、その辺はどのぐらいの流れを考えておられるのか、ちょっと具体的にわからないので少し教えていただけたらなと思っています。

 それと、だから将来のことやさかいに具体的な試算もしてないということなんですけれども、一方的にすごく大きないろんな、こういうことをしたい、ああいうことをしたいということで出されて、それの中でどれだけ財政規模、必要になってくるかというのが出さないということになってくると、やっぱり将来のことやさかいなかなかすぐには出ないというのもわからないではないんですけれども、このぐらいの規模の財政的なものがお金が必要なんだよということを一方では市民の人にも知らせていかないと、何か将来の本当に夢のような大きな絵ばかり書かれて、実際にそれに伴ってくる負担は、結局市民の税金からかかってくるわけですから、そこはやっぱりきちっとこういう財政シミュレーションをもっと具体的に出していくということが必要なのかなと思うんですが、その点はどうなんでしょうか。以上です。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 議員の方から、この目指す姿はいつごろだということでございますけれども、当然ながらここに書いております内容は、仮に合併して新市が誕生すればすぐにやらなくてはいけない内容も当然ございます。

 しかしながら、これは目指す姿ということで、例えば新庁舎の位置をどこにするんだというようなことは法定協議会であくまで論議がされるものでございまして、そういった例えばこの庁舎を、例えば宇治市庁舎をどう使うとか、今の城陽の庁舎、さらには宇治田原の役場、井手の役場、これをどうするのかということこそ、まさに法定協議会の論議でございまして、そのことを例えば具体的にするために法定協に進むべきか否かということの意向調査も実施をしようということを今考えているところでございまして、決してここに、大久保地域に新都市の中枢機能ということで掲げておりますが、新庁舎の位置がここに決まったわけでもございませんし、仮におっしゃるようにここに市役所ができるとすれば何年ごろにできるのかというようなことは、あくまで法定協に入って初めてさまざまな具体的な項目を詰めた段階で私は出てくるものであるというふうに思っております。

 何か、いかにもあそこに新しい新庁舎が100億もかけてつくられるというようなことをおっしゃっている方がおられますけれども、そういったことでは全くございませんで、やはり2市2町の一番中心的な位置は将来的にはあの辺になるだろうと、またそういったことを目指していかなくてはいけないというのがこの構想でございます。

 それからもう1つ、財政シミュレーションは担当の方からお答えを申し上げます。



○高橋尚男議長 溝口理事。



◎溝口憲一理事 財政シミュレーションの関係でご質問がございました。

 今回、私ども今財政シミュレーション、協議を進めておりますが、任意協議会ということで、一定の制約の中での財政シミュレーションであるということをまずご理解いただきたいと思います。

 したがいまして、個々の事業が事業費が幾らかかるとか財源が幾らかかるとかいうようなところまでの論議はいたしておりません。それは、例えば個々に事業を全部上げていきますと、単なるここに書いてある事業だけじゃなくてすべての市町がやっている事業を全部拾い出していかないと、その将来の財政計画というのは、そういう意味では出してこれない内容のものになってまいります。

 したがいまして、任意協議会でそこまで実際にできるのかと言えば、それは作業的にも不可能な内容でございますので、事業費幾らかかるかというようなところは、現在のところはそこまでの試算はいたしておりません。



○高橋尚男議長 帆足議員。



◆帆足慶子議員 市長のご答弁の中では、あくまで目指す姿がこの中に入っているということで、具体的なところには、庁舎どこにするかとかいうのは実際具体的な議論は法定協の方で議論が進められていくものだということなんですけれども、ただ、こういういろいろ新都市の基本構想というのが市民のところに具体的に出されて、それに基づいて市民アンケートということで、これ法定協議会をつくっていく必要があるのかを含めて合併の議論をもっと進めていくのかどうなのかということを問うていかれるわけですよね。

 だから、やっぱり市民の方たちから言えば、そういう私たちみたいにこういう議会の中でのやりとりをしてなければ、やっぱりこういうものを見たら、その将来、先の大分ずっと先の話やとかいうような形のイメージじゃなくて、やっぱり市民がぱっと見えるところでいくと、中枢的な機能がこういうところに来るんやなというような形のことがやっぱりまず最初に入ってくるんだと思うんです。その上でアンケートに皆さん答えていかれるということなので、情報の出し方とか、とても難しいかなと思うんですけれども、その辺は私らでもその辺が具体的にどんなものなのかというのもよくわからないし、これがやっぱりどれだけ先のことなのかということも、余りやっぱりイメージ的にはできないので、その辺は市民の人たちはもっと1枚のペーパーとかいろんな書類だけとかいうことでは見えてこないんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。

 具体的にそのアンケートとか進んでいかれるときに、その辺のことをちょっと聞かせていただきたいと思います。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 帆足議員の方から、例えば意向調査をするに当たってどれぐらいの内容のボリュームのものを市民に周知をするんだと、まさに議員おっしゃいましたとおりでございまして、私どもは決して合併ありきというふうな取り組みはいたしておりません。

 例えば、将来、宇治市の将来ということを考えたこと、また、生活圏の広がりの中でより広域的な取り組みが必要なこと、そういったさまざまなことを考える中で、例えば合併をした場合にはこういう都市像を描いていきましょう、そしてそのことによりまして今情報の、先ほど日程の説明をいたしましたが、今とりあえず基本構想の中の前段の部分だけが今出さしていただいた部分でございます。この後、まだ財政シミュレーション、さらには合併による効果、さらには懸念されるデメリット部分、そういったことも当然ながらすべてそろえて出した上で、そのことをどうまとめて市民の方に広く周知をするかということをした上で、初めて意向調査に踏み切るという形でございまして、また、先般のこの任意協議会の中で、先般議員団の方からどこどこで講演された先生ということでご指摘も評価をいただきました先生の方からも、合併は決してバラ色なことばかりではない、例えば負担は低い方にサービスは高い方に、これが現実的に可能かどうかということもよく考えた上でメリット・デメリット等もご検討いただくというご指摘もいただいているところでございまして、私どもは決して合併誘導というようなアンケート、意向調査をする気はございませんので、さまざまな条件、そしていろんな、こうなりますよ、こういうことも懸念されますよということをすべて出した上で市民の意向調査を実施して、その意向調査の結果に基づきまして、今後市として進むべき方向を見出してまいりたいというふうに考えているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○高橋尚男議長 帆足議員。



◆帆足慶子議員 市長の言わはることもわからないこともありませんけれども、今後やっぱり市民的にきちっと中身については知らせていってあげて、その中で合併どうするのかということは判断をしてもらうということがもう非常に大事になってくるかなと思うので、その点は今後、流れについてもよく見ていきたいなと思っています。

 それと、もう1つ最後に、次の財政シミュレーションのところで具体的に出されてくると思うんですけれども、なかなか制約がある中でどこまでのものが出るのか今のとこわからないような状況なんですけれども、やっぱりこれだけのことをしようと思ったらこれだけの財政かかるんだよということは、ある程度ざくっとしたものでもやっぱりきちっと市民のところに示すということは必要になってきますし、これだけの負担がかかる、それでも合併するのかどうかということなんかもやっぱり問うていかないといけないことだと思いますので、これは次回どんなものが出てくるのか、それは見さしていただいて、また議論の中でいろいろと意見なんかも言わせていただきたいなと思うんですけれども、きょうはとりあえずそういうところで終わりたいと思います。以上です。



○高橋尚男議長 平田議員。



◆平田研一議員 3点お聞きしたいと思います。

 帆足議員からの質問で、かぶるところはもう省きまして、まず、合併10年後の30万人という将来目標の数値なんですが、これ、現在の出生率からある程度根拠のあるという、見通しを立てた上での数値なのかということをお示しいただきたいのと、もちろん市長のおっしゃっている合併に対しての議論を進めるというのは、とても大切なことだというふうに思います。この任意協の中で、この議事録が出ているんですが、この内容というのは、任意協の中ではある意味同意を得たというふうに判断さしていただいたらいいんですか。それとも、任意協の中での材料として出た段階だというふうな位置づけなんですか。この全体的なスケジュールから見たら、その辺の位置づけがちょっともうひとつわからなかった。

 それと、16ページの方に新都市の将来像ということを書いてあります。多分これは、これからの都市間競争というのか、まちとして新都市が生き残りをかけてのある意味の方針かなというふうに思うんですが、この交流のまちにしても、もてなしのまちにしても、観光ということが非常に大きなポイントになっているような感じがするんですが、この今住んでいる住民にとってどういうふうな、この新都市がイメージになるのか、もうひとつ共生という言葉では書いてあるんですが、もうひとつその魅力という点でよくわからないんです。もしその辺も議論になっているのであれば、お示しいただきたい。

 要は、魅力あるまちづくりとはどういうふうに考えておられるのかという論議があるのであれば、お示しいただきたいと思います。以上です。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 まず、人口推計でございますけれども、議員の方から、出生率の問題どう見ているんだということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、これはそれぞれ2市2町の現在持っております総合計画によります将来人口推計でございます。当然ながら出生率なり、さらにはそれぞれ計画時点で出生率のある程度のそれを前提として、ただ、その時点でございますので、それぞれ計画時点でございますから、その後の出生率等勘案ができていないという部分もあろうかと思います。ある程度は見込んでいるというふうに思いますけれども、今日の傾向として。

 ところが、もう1つは、市町村の人口にとりまして大事なのは社会的な増減でございます。そういったことも含めて、出生率だけではなしに、それぞれの市町が自分たちのまちで将来的に人口がこうなっていくであろうということの推計した数字が、ここに出ております30万8,000人という10年後の数字でございまして、ただ、新市になりましてまちづくりを行います中で、例えば、より住宅開発等が予定されるような箇所が出てくるかどうか、そういったことを見定めないと、最終的にそういったまちづくりのいわゆる土地利用計画、このことがどうなるかで変化はあろうかと思いますが、これは現在のそれぞれの総合計画を足し合わせた数字で、とりあえずおおむね30万人を目指すということを方向としてやっているところでございます。

 それから、この案でございますけれども、任意協議会で承認をいただいたのかということでございますけども、これはあくまで首長間では合意をいたしております。4首長間と事務局間に4首長が合意をいたしまして、そして基本構想案の中間報告として任意協議会の委員の皆様方にお示しをしたところでございまして、先ほどの日程の中に、次の第4回でさらにシミュレーションなり効果、メリット・デメリット、さらにその後基本構想案のまとめというのが1回ないし2回予定をいたしております。

 この中で、任意協議会として最終的な構想案をおまとめをいただくという内容でございまして、議員の方からも、もてなしのまち云々ということございましたけれども、委員の皆さん方からも、例えばもっと産業振興を具体的にやるべきでないかとか、さまざまなご意見をちょうだいいたしておりますので、そういった論議を経て最終的にこの基本構想案をまとめていくという考えでございますので、議会の中でもご意見どんどんいただけたらありがたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○高橋尚男議長 溝口理事。



◎溝口憲一理事 3点目でございますけども、ただいま市長の方からご説明させていただいた内容と少し重複することになってまいろうかと思いますが、この案につきましては、あくまで現時点ではご提案申し上げたということで、協議会の中でも福祉の部分をもっと弱いん違うかとか、いろんなご意見もいただいております。

 したがいまして、現時点ではこれより具体的な内容を持ち合わせておるわけではございませんけども、そういったいろんなご提案、ご意見もいただきながら、最終的にはそういったものも組み込む形で整理をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。



○高橋尚男議長 平田議員。



◆平田研一議員 最後に、中核市そのものに対してはそれほど強いこだわりはお持ちではないというふうに理解しといたらいいんですか。数が30万に達したら、それはそれでオーケーだけど、いろんな条件とか踏まえた場合に30万下回っても、それほど任意協の中では論議としては問題にはなってないと。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 基本構想の一番骨格といいますか、基本的な部分は、現在のそれぞれの総合計画等踏まえまして、中核市を目指すということを明確にいたしております。

 中核市のあり方に対する論議は、さまざまあろうかと思います。例えば、全国に37ある中核市の名前をぱーっと言えるかというふうな聞き方をされる方がおられますが、全国で知っている市の名前をずらっと上げてくださいということを言ったときには、政令市や中核市が上がってくるのは事実であります。

 そういったことから、中核市は大したことないというふうなご意見もあるようでございますが、私は中核市には中核市なりのメリットも大きくあるというふうに思っておりまして、また、事業所税等さまざまなことを言われておりますけれども、現在の特例法の中でこれの課税の年限等につきましては、私どもの裁量の至る部分がございますので、そういった形ではやはり全国的に新市として大きくイメージ、そして知名度ということを考えますと、中核市を目指すべきだと。

 ただ、今日の人口推計でございますから、目指したところで例えば30万に届かないということはあろうかとは思いますが、やはり目標としてそれぐらいのことをもってまちづくりに取り組んでいくべきだという思いを持っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○高橋尚男議長 平田議員。



◆平田研一議員 もう結構です。



○高橋尚男議長 向野議員。



◆向野憲一議員 総計審があったときに、副市長には若干聞かしてもらったんですけど、きょうは市長に直接お聞きをしたいという気持ちがありますので、これまで市長は、自衛隊は国の機関だということで、これについては一貫して移転、撤去を求めるつもりはないということで言ってまいりました。

 先ほどの市長の答弁の中で、この構想の中間まとめについては、2市2町の首長と事務局でまとまったものだというふうにもおっしゃいました。

 どういうことからこういう大久保の自衛隊を移転をするようなお考えになられたのか、そのことをまず教えていただきたいなと思います。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 私は、自衛隊は必要な施設というふうに考えております。今日のいわば市民の安全・安心ということを考えましたときに、今自衛隊が果たしている役割というのは非常に大きなものがあるというふうに思っております。

 自衛隊の容認につきましては、これは議員と特に意見が変わることはないというふうに思います。現在容認をされているということでございますから。

 ただ、私は今日まで自衛隊の移転を宇治市として求めたことはございません。しかしながら、今回2市2町というこのエリア、広域的に将来のまちづくりということを考えた場合には、やはり大久保という場所が中核的な場所になろうと、一番中心的なまちに将来的にはなるだろうという中では、例えば宇治市にある施設をどこどこの市へ、例えば全国で基地の移転という中でさまざま行くところ、出るところ入るところ、これはもめております。当然のことであろうというふうに思います。

 しかし、新市としてどの場所にどういうふうに置くのが一番適切であるかということを考えましたときには、2市2町の大きな新市域の中で、どこにより適切にその機能が発揮できるかということを考えたときには、当然ながら移転ということも私は求めていくべきだと。また、市内の中のより適地に誘致誘導をすべきだというふうに考えております。

 以上でございます。



○高橋尚男議長 向野議員。



◆向野憲一議員 市長のこれまでの一貫したお考えというのは、最近では昨年の6月議会のときに坂本議員が質問されて、そのときも一貫して移転を話をするような考えは全くないという答弁をされておりました。

 城陽市の市長も、その1月5日の新春の交歓会のときに、そのときも城陽市として移転を求めるつもりも受入れる気も全くないんだと強い口調で言っておりました。

 あれからわずか1カ月もたたないうちに、何で2つの大きな市の市長が一緒になって移転を、適地への働きかけをやろうということになるのか、その心境というのがどうも理解できないんです。

 この中のメーンになっているのが、大久保の自衛隊を移転してそこに新都市の中枢機能を持っていこうと、それと同時に、城陽を中心とした砂利を取った跡地の利用計画ですね、そのことがメーンになっているように僕は思うんです。

 そういうことを考えますと、もうどうしても一体どこがそういうことを推し進めようとしているのか、久保田市長が中心になるから、会長であるし、だから市長自身が自衛隊を適地への移転ということで進めようとしているのか、城陽市長がそういうことを言うわけもないだろうし、ましてや井手町や宇治田原町長がそういうことを求めるということは考えられないので、そういう点についてどうも合点がいかないと僕は思ってるんです。

 先ほど市長は、帆足議員の質問の中で、いつごろそういう構想が実際にはどうなるかということはわからないというふうには言っておりました。ただ、この中を見れば、大久保周辺のまちづくりも一体的に進めていこうということも触れているわけなんですね。

 だから、一方ではどうなるかわからないけど一方では一体的に進めると。一体的に進めるということになりますと、もう既に今年度から大久保周辺のまちづくりの1つであります駅広については計画が進むと、4月以降になろうと思うんです。その兼ね合いというのは、どう見てもこういう形で、どう言いますか、市民にええようにとってもらおうというような気もあるんじゃないかなというふうに僕は思うんですけど、いかがでしょう。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 今、城陽市長さん、そして私の発言ということでおっしゃいました。

 私は大きな思い違いをされているというふうに思っています。

 私は、宇治市長として宇治市にあるいわゆる国の施設を他のところに持っていくというふうなことを申したことはございません。また、城陽市長の発言も、現城陽市長として現城陽市の山砂利跡に自衛隊を持ってくるといったことはない、今後も求めることはない。これは当然だというふうに思います。

 ここに言っておりますのは、新市ができた段階で、新市としてより適切な場所に移転を検討するということでございまして、私は全く矛盾してないというふうに思います。

 でしょ。そらご理解の違いですわ。というふうに私は思っております。

 今、ことしからいよいよ事業化に取り組みます大久保駅の駅前広場、これがいかにもこのための布石であるかのような、私は受け取ったわけですけれども、せっかく地域でワーキンググループまでつくってワークショップまでやってやられた内容が、私はそこまで影響力はございませんので、ワーキンググループでここの大久保駅をどうしたいというさまざまな意見を出されたことをまとめて今回取り組むところでございまして、私はそのことで、例えば大久保駅の駅前広場整備が自衛隊移転の布石だということであれば、どうぞご反対いただいたら結構です。私はそう思います。決してそんなことではなしに、地域の皆さん方が一生懸命取り組まれた、ワーキングショップやまちづくりのその思いを少しでも実現しようという形で予算化をしたものでございまして、大久保地域を一番よくご承知の向野議員からそのような見方をされるとは、非常に私は心外でございます。

 以上でございます。



○高橋尚男議長 向野議員。



◆向野憲一議員 大久保地域のまちづくり、僕もワークショップには参加いたしました。意見も言わせてもらいまして、南の玄関口としての位置づけ、そういう中でぜひとも広場は必要だと。それにしても、以前には自衛隊側の方も敷地を一部いただいて、もっと南部の交通の結節点にふさわしいような広場をつくってほしいということで質問をしたことがあります。

 そういうことに対して、もう東の部分だということで進めていただきました、それはそれとして歓迎をしております。そのことは、はっきり申し上げておきます。

 そして、結局この新都市建設基本構想というメーンにしているのが、その大久保に官庁街といいますか、そういうところを持ってきて、それで自衛隊については移転をしてもらうと。結局自衛隊自身が移転はできないということになったら、根本的にこの基本構想自身が言うたら宙に浮く形になりますわね。

 そうなったら、何の協議をやっているんかと。僕は、こういうことに対しては進めるべきではないという考えを持ってますけど、自衛隊に関しては接触は既にされているんですか。それが1つと、結局構想だけつくって合併を進めようとしているけど、結局は構想倒れになる、合併はしても構想自身はなかなか進まないという状況も一方では生まれる可能性はあると思うんです。

 だから、構想だけ大きいのをつくって、予算はもうそれぞれが苦しいという中で考えるんか、予算はどれぐらいまでのができるんだろうかとかいうことで構想を考えるのか、いろいろ合併のことについては議論があろうかと思いますけど、僕自身、こんな無理のある合併については、もうやめといてほしいなという気持ちです。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 向野議員の方から、こんな合併やめてほしいなということで、これは議員のご意見としてお伺いをしたいというふうに思いますけれども、自衛隊との接触云々という話が出ましたので、明確にしておきたいと思います。

 当然ながら、任意協議会に、現に存在する国の施設の移転ということを書きます関係上、協議ではございませんが、私ども自衛隊にはこのことを書かしていただきますということで、連絡をさしていただいております。私が訪問させていただきまして明確に、これは協議ではございません、私どもの計画にこのことを書かせていただきますということは、礼儀を通しております。以上です。



○高橋尚男議長 よろしいか。川原議員。



◆川原一行議員 今議会で市長と、この問題を聞くのは最後になると思うんで、端的に答えていただきたいと思います。意見の違いとかいろいろあってあれでしょうけども、時間も迫ってますし、ぜひ率直に答えてください。カヤクといいますか、余分なことは要りませんので。

 質問ですけど、私は合併の場合、総務省と京都府、都道府県が鳴り物入りで市町村にやってくれと、こういうことだったですね。現在は、もう全国での物すごい勢いというのは終わった時点になってると思うんですよ。京都府の段階においても、新都市の木津川市がなって28が26になっていると、京都府の現状ですね。

 そこで質問ですけど、総務省や京都府等を含めて、京都府の職員が宇治関係の合併の方でも参与していると思うんですけど、その辺の中央なり府の合併に対する指導と言ったら恐縮ですけど、圧力と言ったら恐縮ですが、そういった点でのニュアンスといいますか、どの程度なんでしょうか。私は、以前のような形で知事が先頭に立って、京丹後をはじめ、幹部職員も派遣して、いろいろする、そういう段階になってない、任意協議会の関係でも当初も市長もここで報告のあった、予定がずっとおくれていると、その点での現状といいますか、それをどのように理解したらいいんでしょうか。

 私は、合併については私らの会派としてきちっとした考えを持っておりますし、これは改めて言いませんけども、合併については、サービス低下につながる合併については問題だし反対だと、こういう立場ですけど、そこのところは一体どうなんでしょうか。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 合併に関しまして、さまざまなご意見あることは私は承知をいたしておりますし、また、この合併を押しつけ合併というふうにおっしゃっている方がおられることも事実であろうというふうに思います。

 しかしながら、総務省から宇治市に対しまして合併に対して何か指導があったかと、これは全くございません。また、京都府との関係でございますが、これは当然ながら市長会なり市長村長会議の中で京都府の合併に対するスタンスは明らかになっておりまして、あくまで地域の自主性を尊重すると、京都府がそのことを強引に進めるとかそういったことは一切ないということでございまして、これが基本姿勢であります。

 そして、現実に宇治市に対して合併指導ということがあったことは一度もございません。皆無でございます。そして、今私どもの任意協議会にも京都府の職員の方に入っていただいております。これは、私どもがやはりここから次に広域的な連携を考えた場合には、入っていただいて聞いていただくのが当然だと、しかし私どものこの案の策定というのは、事務局レベルでそれぞれの2市2町の意見を持ち寄りまして、そしてつくっておりまして、ここの段階に京都府の意見が反映されるというようなことは全くございません。

 よろしくご理解をいただきたいと思います。



○高橋尚男議長 川原議員。



◆川原一行議員 そしたら、合併問題での先ほどすっと第9回ぐらいまでのスケジュールを言われました。ことしの12月ですか、なると思うんですけど、これ質問ですよ、決定的なこの合併に対する住民の意識調査といいますか、それは住民の皆さんにアンケートの調査をやって、そしてその調査の結果に基づいて、住民の意向で決断と言ったら語弊があると思いますけど、その辺のキーワードになるところですね、そういう認識でなるんでしょうか。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 これは、今任意協に加盟しております2市2町の首長共通の意見でございますけれども、やはり住民の意見を尊重して進路を決めるということは、これはもう皆共通しておりまして、決してアンケート結果がどうであれ進むというふうなことは一切考えておりません。そのすべてのデータなり将来像、そしてシミュレーションをお示しして、そして今後の論議をどうするんですかと、要は法定協に進んで、より例えば住民サービスがどうなる、保育料がどうだ、水道料がどうだ、都市計画税がどうだという論議までするという方向に向かうのか、ということを決定するのが私はこの意向調査でございまして、仮に法定協に進んだからといって、その場で合併調印書に判こを押すわけでもございませんし、そこから改めて法定協議で先ほど来出ております新市の名前や庁舎の位置、さらには住民サービスがどうなるか、施策の方向がどうしていくかということを具体的に協議をしていくのが、初めて法定協の場で出てくると、そこに進むかどうかを決めるのが今回の任意協でございますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○高橋尚男議長 川原議員。



◆川原一行議員 結局、住民の意思というのが、本当に民主主義の世の中ですから、それが本当にどう、市のあり方といいますか、将来の構想を持って行くかというのは、市民が一番大きな役割を果たさなきゃならんですね。その場合に、私これもう強く注文つけておきたいと思いますけども、ちゃんとした客観的な情報をしっかり提供すると、その場合に財政効果の面とかいろんな面でプラス面もあるしマイナス面もあるとおっしゃいましたが、その点で行政の恣意的といいますか、都合のいいと言ったら語弊があるかもしれませんけども、ずっと誘導型のというようなものではなくて、そこのところはしっかりとした客観的な市民が判断できる、そして資料の提供をやっていただかんと、これは後で悔いを残しますから、その点だけはきっちり強く注文しておきたいというように思うんですよ。そうでなければ、絵にかいた物すごい構想やいろんなことは自由ですよ、それはどのような構想を持たれようが。しかし、そういうことがあろうがなかろうが、市民というのは営々としてここで生活していかなければならないという現実がありますので、その辺はきっちり判断材料を出すような形でやっていただきたい。

 これは、私は立場上はうちはもう反対という立場ですけど、それはあなた方が権利を持っておるわけですから、それはやられるでしょう。そのときに、どう歴史に禍根を残さない判断材料を出すかということは非常に大事なことなんですね。その辺は注文をつけておきたいと思います。



○高橋尚男議長 ほかに。藤田議員。



◆藤田稔議員 先ほどからご説明いただきました中で、特に感じたので、合併の賛成反対についてはこれからまだ議論が深まっていくことと思いますので、その中でそれぞれの意見を述べていきたいと思いますけれども、先ほど説明をいただいた中で、特にこの宇治の中においては、宇治平等院とか宇治上神社という言葉を再三お使いになるんですけれども、黄檗山、萬福寺はひとつも出てきません。こういうような状態で物事を書いていかれたら、東宇治は全部京都市に合併したいなと、このように思いますので、その点を十分に認識していただいて、やはり宇治の大きな観光施設でもございますので、その辺を認識して記述していただきたい。これは注文して終わります。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 貴重なご指摘ありがとうございました。私ども、じゃ、ここですぐ書きますということは申し上げられませんけれども、当然ながら幹事会ずっと開催いたしておりますので、貴重なご意見いただきましたこと、宇治市の要望としてしっかりと反映できるように事務局の中で調整してまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○高橋尚男議長 よろしいか。山崎議員。



◆山崎恭一議員 1つ、第2名神の問題についてお尋ねをしたいんですが、日ごろ経営効率をしきりに強調される市長のお話と思えないような話だと僕はずっと思って聞いているわけです。

 第2名神は、全国の予定されている高速道路の中で最も評価の低い道路として、国全体の施策としては必要がないというふうに言われた高速道路です。一部が完成されて何か動き出すような記述が出てきますが、これは、いわば京奈和と第2名阪との間を少しつないでおこうというだけのことで、全体構想とは私はまた別の話だと。城陽より東に第2名神をつくっていく、当初は1兆円、その後規格を少し下げて、いわば安物の高速道路にしたら7、8,000億円でできますよという話が出ましたが、それにしても基本的には地元負担を中心にやるならつくってもいいですよと、国の税金を使ってまでつくるというものではないという評価になっている。これを推進してここに宇治市も巻き込まれて、それで対価として宇治の発展に、効率として投資効率の上がるものだというふうにお考えになっているなら、そのそれだけの巨大な効果があるんだというご説明が必要だと思うんですが、そこのところをひとつお尋ねをしたい。

 この問題に関しては、物流の拠点という点で言えば、東との交流は宇治市は既に京滋バイパスがあります。その大きな東西南北の拠点としては、久御山に大きなターミナルができています。現存している資産を十分に活用することで、私は宇治の発展というのは十分図っていける条件が既に整いつつある。この上に巨大な投資をする必要はないというふうに考えています。

 それは、それこそ重厚長大の巨大な産業でもつくればもっとたくさんトラックが要るかもしれませんが、これから比較的高付加価値のそれほど重量のあるものを宇治でつくっていくという可能性は、僕は余り考えられないわけですから、宇治でいろいろITバザールだとかそういう比較的軽量で高付加価値のものをつくっていくとき、これ以上巨大な経費を使った道路網の構想というのは効率が悪いのではないかというのが1つです。

 それからもう1つは、このことと大久保での新しい巨大なターミナルをつくっていくということが、この新都市計画の目玉のようになっている。先ほどちょっと協議会の中でも福祉の問題なんかが弱いんではないかというんですか、まさしくそうだと思います。

 大規模開発、大規模構想のこの2本の柱を中心に、ちょっと大きな夢を描いてみようというのがこの基本構想の書き方だなと思って、これだれしも読まれてそう思うからそういう論議になっているんだと思うんです。

 そうではなくて、今の、これからの地方自治体のあり方としては、じっくりと教育や子育て、福祉について、箱物や道路、大型事業ということではなくて、制度や設備として住民がゆっくりと穏やかに暮らしていける、そして将来を言えば、まちづくりだとか景観という形で調和の取れたまちづくりを時間をかけてじっくり取り組んでいく、こういうのが基本的な方向の中で、随分と60年代、70年代の古くさいイメージのまちづくりへと後退をしていると、大きなスタンスで基本的には21世紀の地方自治体の方向としては、随分時代おくれの選択をしようとしているんではないかと。

 その原因は、ともかく合併というものに話を、メリットがあるというふうにつくろうと無理をしたところにあるんではないかと。これは実際にかかわっている方々の本音で言っても無理な絵なのではないかと、こういう気がするんですが、いかがでしょうか。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 第2名神の観点でございますけれども、議員の方から、もう第2名神必要ないというご質問だというふうに思いますけれども、私は必要あるというふうに思っています。

 1つには、防災上の考えであります。京滋バイパスが、果たしてこの今第2名神が予定しておりますルート、万が一あったときに、京滋バイパスでそのことの代替ができるかどうか、こういったことを考えますと、おのずと明らかであります。一部区間をつないでいるだけで全体としてこれが大きくルートを開通したと、地域の安全を守るという道路のネットワークにはならないということは明確でありまして、今私どもの宇治市域にインターができるわけでもございませんので、私どもでは論議になっておりませんが、新市域ということになりますと、当然ながらその真ん中をこの第2名神が走るということでございますから、新市の、しかもあくまでこれはハード面といいますか、ハード中心のまちづくりの基本構想であります。

 そうしたことから考えますと、当然ながら必要な道路整備ということで上げていって、そして今国の方向が、いかにももう全く可能性ないというふうなご指摘でございましたけども、私はそうは考えておりませんで、今のところ着工が決まってないという路線であるというふうに考えているところでございまして、道路網1つとりましても、例えば宇治市でやりました都市計画道路いろいろございました。議員団の皆さん方には当初予算に計上しております内容、賛成はいただいておりませんが、今でき上がりました都市計画道路を見ますと、どれだけ地域の活性化に役立っているかということがおわかりいただけるというふうに思っております。

 そうしたことで考えますと、宇治市単独で今考えますと、第2名神について私どもそう大きな意見を申し上げる立場ではございませんが、いわゆる通過市町村でもございませんので、新市として考えたときには、当然ながら必要な大きな骨格であるというふうに考えております。

 そして、この新都市基本構想が何か時代おくれ、大規模開発中心ということでございましたけれども、あくまで先ほども申し上げましたように、これはまちづくりの方向性を出す内容でございまして、施策の内容性をすべて網羅しているものではございません。

 そうした観点でご理解をいただきたいと思いますし、当然ながら、例えば少し触れておりますいわゆる基本的な考え方の中にそのことを一部触れておりますけれども、新都市建設基本構想というのは、あくまでそういうものだというふうに考えておりまして、この中で例えば教育施策、福祉施策、そして少子化施策、高齢者対策、さまざまなことについては、私は新市として政策としてそれを実現していくべきであって、これはあくまで大きな方向性を出しているものだと。

 今おっしゃっていただきました論議は、まさに法定協にお進みをいただいてする論議だというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○高橋尚男議長 山崎議員。



◆山崎恭一議員 第2名神についての市長の考えは、とても受け入れられるものではありません。防災の話、突然聞きましたけど、別に宇治はそんなに孤立したまちではありませんので、東にこんな巨大な高速道路をつくらな防災のネットワーク上危険でしょうがないという話は、今聞いたとこですので、どうやって検討するのかと思いますが、余りつながる話ではないなというふうに思います。

 それと、これだけの地元負担が想定をされる恐ろしい大事業です。合併なんかせんかったら、城陽市と京都府と国とでやってくれはるんだったら、隣でそれなりの享受ができるんやないかと、効率の大好きな市長にとってはその方が好みやないかなという気が私は感じとしては持っています。無理やり合併して大きな財政負担に巻き込まれると、こんな合併が本当に得でしょうか。僕は損得だけで言えば、本来はつくるべき高速道路ではないと思います。ただ、要るといって損得で言うなら、その方がずっと得じゃないかというふうに思います。これはもうご指摘をしておきます。

 それと、論議の仕方の問題で市長がちょっとおっしゃいましたが、私はこれに一貫して大きな疑問を持っています。それは、合併するかどうか将来の選択肢を検討するのに任意協が要る、こう言うて任意協をつくらはりました。僕は本当は任意協というのは合併がおおむね市民にとってうまみがある、メリットがあるという目当てがついたら任意協をつくるというのが本来だと。その前の段階で、合併全体が宇治市にとってどうしても必要なのか、ある程度の目安がついて進むべきものを、何の論議もせずにいきなり任意協をつくられました。その中でちょっと突っ込んでものを聞いたら、それは法定協が要るんだと、私はこの論議は大変論議を後回しにして形式上合併へと進めていく、手続だけを進めていく大変逆立ちをした論議の仕方だと思います。本来は、市民にとって本当に合併がメリットがあるのか、必要なのか、この論議をしながらそれでオーケーだということやその目当てが立ったら前へ進む、なければそこでとまると、手続だけが先へ進んだら、だれも余り乗り気のしない合併が、いつの間にか本決まりのようにずるずると決まってしまう、実は全国でそういう例がたくさんあったわけですが、そういうとこへ足を踏み込む、自治体の指導者として大変僕は無責任なことになる、そういう論議の組み方ではないかと。

 市長は絶えずその話をするためにはもう一歩先へ行かなあかんのやと、こういう言い方をされますが、この考え方は根本的に間違いだということを思います。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 議員の方から、私が常々申しております行政が最少の投資で最大の行政効果、市民サービスということを言っていることからいきますと、京都府と城陽市につくってもろてそれ使ったらええやないかというご意見でございましたけども、私はそんな小さな観点で言うてるのではございませんで、新市になった場合、私は第2名神が必要であると、新市の中を当然通るものでございますから当然必要であるということを申し上げているところでございます。

 それから、この論議を市長はすぐに法定協に入らんとでけへんということを言って無責任だということでございましたけども、私はこれは見方はいろいろあるというふうに思います。とことん反対をされます理由ちゅうのは、極端な話をすれば、世間では例えば京丹後の合併で21人いた議員が3人になったというようなこともあるのではないかというようなうわさすら出るというのが、私はとことん反対、私はこれ決してこれで意向調査をして合併が決定したわけでないということを申し上げているのでございまして、要は将来に禍根を残さないためにどうあるべきかという論議をしっかりする、そのためにこの論議をして、そして法定協に進むことが、まるで合併が決定したかのような議員のご発言でございますが、法定協で論議をして、そして本当に市民の皆さん方が一番知りたい、何々料はどうなります、何々サービスはどうなります、このことをしっかり詰めて、もう一度この最終段階では議会の議決を得るわけでございます。

 このことから言いますと、法定協に進んだらもう合併が決まったかのような論議というのは、私は少し飛躍をし過ぎているというふうに思っておりますし、また、自治体を預かる立場からいきますと、今こういった話がありながら何の論議もせずに黙殺をして合併反対ということが果たして責任のある首長の態度かということで、私は論議をすべきだということをずっと申し上げているところでございますので、これはどこまで行っても委員とは意見が合わないと思いますが、私の考えを申し上げておきたいと思います。



○高橋尚男議長 山崎議員。



◆山崎恭一議員 ちょっとお話が誤解があるようですが、私は法定協へ行ったら合併が決まったと、そう言っているわけではありません。しかし、この間の任意協の決定、法定協の話とも、合併問題についての論議よりも合併へ向かう手続の方が先に行っている、そういう市長の提起だということを指摘をしているわけです。

 ですから、法定協ができても合併はもちろん決まったわけではありませんが、先に中身の論議、本当に合併が市民にどう影響あるのか、この論議をした上で必要なら前へ進むなら進む、必要がないとなったらとまる、このことをしっかりと位置づけておくことが必要だということですので、このことは私の主張として指摘をしておきます。

 もう1つの問題は、先ほどこれは福祉の問題や教育の問題余り書いてないとおっしゃいましたが、僕は書けないと思うんです。これだけの大きな費用の要る大事業を書いてしまうと、その福祉や教育やというのは一体どこからその費用が出てくるのやという話になってとても書けないというのがこの構想の実態だと。だから、たまたま中心のようなことを書いてあとのことは少し概略だけにとどめているということではなくて、それはリアルなこの構想の性格を反映したものだというふうに思います。

 そのことを指摘して終わります。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 福祉や教育を書いてないのは、これだけやりゃ財源が足らんということでございますが、先ほどお答えしたのはそういうことではございません。これは、あくまでまちづくりの方向性を出したものでございまして、いわばハード中心ということを申し上げたところでございます。

 そして、要は合併という答えを導くための道順をずっとつくっているというふうにご指摘されたというふうに思いますけれども、任意協というのはあくまで任意設置でございまして、いきなり法定協に入っても何ら手続上は問題がない。しかし、そのことの前にしっかりと任意協で住民意向を調査しようという、私はむしろより慎重に手続を踏んでいるというのがこの2市2町の取り組みであるというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○高橋尚男議長 山崎議員。



◆山崎恭一議員 質問したわけでもないのに答えていただいたので、もう一言言わざるを得なくなりましたが、任意協はもちろんつくらなくていいんですが、そんな乱暴なつくり方をして合併を進めた市はわずかしかありません。

 私は、そうは言いながらも任意協で論議をすることなら、本当に財政的にそれがどっちがプラスかマイナスか、私は行政の選択肢というのは何かを取って何かを落とすということを選択をせざるを得ないそのときに、バラ色の未来を書いてお金のことについてはここで書くことでないんやと、皆書くのやと、方向を示すんだと、それ現実性のある話でしょうか。私は、そういう言い方は少しこの構想の書き方として、やや見識を欠いていると、そんなふうに思います。

 それはもう指摘をして終わっておきます。また何か言うならまた言いますが、私は市長がおっしゃるこの話は、我々がいつも財政的な裏づけも指摘しながら提案したときに、そんな金どこにあんねやとすぐ言わはるその顔を見ていると、ちょっとさっきの話は論旨が普段と合っていないと、何か合併問題というような話にいつも無理があるなと、こういう印象を持っています。以上です。



○高橋尚男議長 ほかに質疑はありませんか。

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○高橋尚男議長 水谷議員。



◆水谷修議員 人のやりとりで恐縮ですが、何か、共産党の議席数のことを発言されたのであれば、質問とやりとりに関係ないので取り消していただきたいと思うんです。もしそれが、共産党が議席が減るからそのことで共産党が反対してるんだと言うなら、はっきり言うていただいたらそれなりにまたお話ししますけども、そんな議論をする場でないと思いますので、私は今市長が穏便に、その部分は訂正されておいたらいいのでないかなと思いますが、いかがでしょうか。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 私の答弁の中での文言に議員の方から議事進行という形でご指摘をいただきました。私は合併に対する考え方の中で例えば推進というふうに、私は先ほど来の共産党議員団のご質問でいきますと、市長は何が何でも合併に向かって進んでいるというふうに私は受け取りました。私はそういったことは一度も言っておりませんで、しっかり論議をするということをずっと言うてるのでございまして、そうした中で、頭から合併を反対という方はこういう方ではないですかという意見がまちの中にあるよということを申し上げただけでございまして、決して事実無根の話でもございませんので、これは私は取り消すつもりもございません。



○高橋尚男議長 水谷議員。



◆水谷修議員 まちの中で言うてんねやったら、市長のお話であるから、どこでだれがどう言うてるのかはっきり言うといていただけませんか。

 悪いけど共産党は、合併の問題はなから反対とか賛成とかじゃなくて、中身に基づいて議論してるわけで、ですから全国で共産党の首長のとこだって合併進めたところだってあるし、別に反対のとこも賛成のとこもあるわけで、共産党が議席が減るからふえるからと、そんな党利党略で反対や賛成するようなちゃちな党ではないと、それは市長もご存じでしょ。そのことで共産党が反対の立場をとっているというのなら極めて遺憾ですよ。

 だれが言うてるんですか、それ。そんな事実どこにあるんですか。共産党そんな考え、ちゃちな考えは一切持ってませんよ。だれかが言ってるんやったら、具体的にだれがどこで言ったと言うてください。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 お名前申し上げるわけにはまいりません。これは議会の議員のご質問でも、例えば匿名の投書を取り上げられた質問もございますし、そうしたことを考えますと、私がどなたからどういうふうに聞いた、いつどこで聞いたと申し上げる必要はないというふうに思っておりますけれども、私は決して共産党さんがそういったご意見で取り組んでおられるというようなことは申した事実は全くございませんで、そういった声がまちの中にありましたよということを申し上げただけでございますので、例えばそれをどうしても、じゃ、市長が共産党の態度についてどう思ってるんやということでありましたら、私ははっきり申し上げたいと思いますけれども、例えば議員がおっしゃいました秋田湯沢市、ここは共産党首長さんのまちでありますけれども合併はされておられます。

 また、例えばそれぞれ議員さんのホームページ等にもさまざまこの合併に対するご意見書かれてる方もおられますけれども、私は基本的には宇治市における合併は反対だという立場を貫いておられるというふうに思っております。そして、またその論議をすることすらむだだというふうな私はイメージを持っております。

 私は、そのことをそう受けとめてはおりますけれども、例えば宇治市の共産党の皆さん方がその議席数がどうであるからどうだというふうなことを申したつもりは全くございませんので、ご理解をいただきたいと思います。



○高橋尚男議長 水谷議員。



◆水谷修議員 共産党の意見や議員団の意見のことを言ってるんじゃなくて、どこかの自治体で共産党の議席が減ったから反対だと言ってる人があると。そんな事実無根のことを何でだれかが言ってたからいうて公式の場で市長が言わなあかんのですか。

 だれかが言ってたて、事実無根の投書のことなんか取り上げる人はいるかいないか知らないけど、私は裏の取れないことは投書があったって取り上げませんよ。そんなん当たり前のことやないですか。何か匿名の投書だれかが言ったことそのままどこでも言ってもええというものじゃないです。裏が取れたことなら言っていただいたら結構ですよ。

 私、その反対や賛成やなくて、よそのところで議席が減ったふえた、何かそういうこと、それは共産党のことを指してるみたいだけども、そんなことで反対や賛成を考えるようなちゃちな党ではありません。そんなこと百も承知で何でそんなこと言わんなんですか。



○高橋尚男議長 久保田市長。



◎久保田勇市長 私は、決して今水谷議員おっしゃいましたように共産党を批判したわけではございません。そういった意見を言われる方もまちの中にあるのは事実ですよということを申し上げたところでございまして、例えば宇治市議会において今だれが言った明かせということでございますけれども、私ははっきりとこの耳で聞いておりますし、しかしながら、例えば宇治市議会においても、かつて例えば消防署の移設云々のときに、あのときに全く単に出回った怪文書を議会で読み上げられた事例もございます。それが、じゃ、そのときにどなたが出された何の文書だと、いつだれに届いたんだと、そんなことが論議になったかどうか、そのことを考えいただきましたら、よくおわかりだというふうに思います。



○高橋尚男議長 ほかに質疑はありませんか。宮本議員。



◆宮本繁夫議員 私、政策の問題でそれぞれ立場が違う、考え方が違うというのは、私は大事であると思うんです。そのことがなければ、今全国でよく言われてますが、全く執行部がやる施策について反対の意見が出ないと、質疑もまともな質疑がほとんど行われないということで、それで行政が過ちを犯しているということもこの間たくさん出てきています。ですから、私は議会の中で本当にいろいろと議論がされる、こういうことは非常に大事だというふうに思っているんです。

 先ほどの議事進行の発言にもかかわるんですけども、市長たる者が、それぞれ政策的に見解の異なることはあると思いますよ、違いは。そのことを私は何も指摘はしませんけども、市長と私どもと意見の異なることもたくさんありますし一致することもあります。

 しかし、19万宇治市の市長が共産党を批判するのに、それもちまたの話の第三人称を使って、こういうことを言ってることもあると、そういうことを私は聞いたというふうなことは、私は本当に市長の見識を疑うんですよ。

 そういうことでは本当に宇治の舵取りいいのかなと。個人的にはいろいろ思いがあるでしょうけども、そういうことは事実でもって話をしなければ、すべてそういう非難をするときにそういううわさがあった、そういううわさを聞いてたというのは、議論としては一番してはならない議論なんですよ。

 そのことを私が市長に諭さなくても、経験を積んだ政治家ですからそれぐらいのことは知ってると思うんですけども、口が滑ったかどうか知りませんけど、そういうことをやりますと、本当に宇治市長久保田勇の見識が市民的に問われるということを私は指摘しておきたいから、先ほど水谷議員が取り消したらどうですかというふうに言いましたけども、それは取り消さずにあえてそういうことをおっしゃっているわけですから、私はそのことを、私が取り消せ言うたって取り消さないでしょうから、強く指摘をしておきます。



○高橋尚男議長 ほかに質疑ありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○高橋尚男議長 ほかにないようですから、質疑はこれにて終了し本件は打ち切らさせていただきます。

 暫時休憩いたします。

     午後6時15分 休憩

     午後6時31分 再開



○高橋尚男議長 休憩前に引き続き全員協議会を再開いたします。

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△2.宇治市第4次総合計画見直し基本構想案及び基本計画案について

[資料−−−−「議案第27号 宇治市第4次総合計画基本構想の見直しの議決を求めるについて」

       「宇治市第4次総合計画基本計画の見直し」−−−−添付省略]



○高橋尚男議長 次に、日程第2、宇治市第4次総合計画見直し基本構想案及び基本計画案の件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。川端副市長。



◎川端修副市長 日程第2、宇治市第4次総合計画の中間見直しにつきましてご説明を申し上げます。

 本案件につきましては、去る1月24日の全員協議会でご説明申し上げました宇治市第4次総合計画の中間見直し素案につきまして、議会の皆様方からいただきましたご意見、加えましてそれ以降の総合計画審議会での審議、答申を踏まえまして、今般宇治市第4次総合計画基本構想の見直しを策定いたしたところでございます。本日、その内容についてご説明をさせていただきたい、このように思っております。

 なお、本日は前回の素案を説明させていただきました以降に変更・修正をいたしました箇所につきまして担当の方から説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。



○高橋尚男議長 岸本企画担当課長。



◎岸本文子政策室担当課長 それでは、前回ご説明申し上げました素案以降に変更いたしましたところを中心にご説明申し上げます。

 お手元に、議案第27号をお持ちかと存じます。その議案の資料の17ページでございます。それの1行目でございますが、「財政状況の悪化が進行する」という表現は、今後もますます進行していくというような誤解を招くのではないかというご指摘を踏まえまして、「地方財政を取り巻く環境は、景気が回復傾向にあるものの依然厳しい財政状況にあり」というように修正をいたしております。基本構想につきまして、前回の素案以降に修正を加えましたところは以上でございます。

 また、この議案の資料として添付いたしております宇治市第4次総合計画基本計画の見直しの方でございます。こちらの方につきましては、資料の9ページでございます。

 第1編、市民と行政のパートナーシップによるまちづくりを目指して、第3章、市民参加と情報公開・提供の拡充、第1節、市民参加システムの確立におきまして、今日の社会状況から、市民参加という文言をより主体的な表現として市民参画に変更すべきではないかという総合計画審議会でのご審議を踏まえまして、現況と課題の9行目でございますが、「市政に対する関心や市民の参画」、また12行目の「行政への市民参画のあり方」というように表現を変更いたしております。

 また、基本施策の1番でございますが、タイトルを「市政への市民参画機会の拡充」と変更いたし、さらに基本施策の1行目を「市政への市民参画を促進するため」というように変更をいたしております。

 このほか、統計データ等に関しましては、産業関係などのところで一部最新の数値に変更いたしますとともに、字句の誤り等につきましても訂正をいたしております。

 以上が、前回の全員協議会でご説明申し上げました素案以降に変更いたしました内容のご説明とさせていただきますので、どうぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。



○高橋尚男議長 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○高橋尚男議長 ほかに質疑ありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○高橋尚男議長 ほかにないようですから、質疑はこれにて終了し本件は打ち切らさせていただきます。

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△3.宇治市第4次総合計画第2次実施計画第2回見直しについて

[資料−−「宇治市第4次総合計画第2次実施計画第2回見直し」−−添付省略]



○高橋尚男議長 次に、日程第3、宇治市第4次総合計画第2次実施計画第2回見直しの件を議題といたします。

 当局の説明を求めます。岸本企画担当課長。



◎岸本文子政策室担当課長 それでは、続きまして第2次実施計画第2回見直しにつきまして、お手元の資料をもとにご説明を申し上げます。

 まず、資料の2ページをごらん願います。総合計画10年間の計画期間のうち、平成17年度から19年度の3カ年の実施計画でございます第2次実施計画の2回目の見直しでございまして、平成19年度1カ年を対象といたしております。

 資料の4ページをごらん願います。今回の見直しによりまして、平成19年度に計画いたしております全事業費でございますが、1編から7編まで合計で157億8,400万円でございます。

 また、資料の6ページでございますが、今回今計画に掲載いたしております編ごとの事業数でございまして、複数の編に対応する事業、すなわち再掲事業も含めまして今回新たに追加をいたしました事業が46、変更を行いました事業が21でございます。また、293の継続事業を合わせまして、1編から7編まで合計で360の事業を掲載いたしております。

 それでは、平成19年度の実施計画事業につきまして、新規並びに変更を行いました事業を中心にご説明を申し上げます。

 16ページをごらん願います。行政実務の共通した業務に係るシステムの開発を、京都府と府下の市町村が共同して取り組みを進めております京都府共同開発システム導入に向けた事業を新規事業として追加いたしております。

 次は26ページをお願いいたします。総合計画の見直しでもこれまでにもご説明申し上げてまいりましたように、同和対策関連事業の見直しによりまして人権・同和教育推進事業を廃止し、地域コミュニティ活動推進事業につきましては啓発交流事業を行い、住民のコミュニティ活動を促進する啓発交流活動推進事業と講座の開催等により地域福祉の推進に向けた住民活動を促進する地域福祉活動推進事業に変更するものでございます。

 なお、資料全体を通しまして今回変更・見直しを行いました事業につきましては、変更前の事業が変更後どの事業に変わったかということをわかりやすくするために、矢印により表記をいたしております。

 続きまして、36ページをお願いいたします。巨椋池排水機場が完成いたしまして、平成19年度から施設の適正な管理を行うため、京都市、宇治市、久御山町の2市1町で設置いたします巨椋池排水機場管理協議会への負担金を新規事業として追加いたしております。

 40ページをお願いいたします。平成19年度に宇治市で開催されます関西茶業振興大会に対する支援を新規事業として追加いたしております。

 続きまして46ページでございます。平成20年に源氏物語千年紀を迎えますことから、京都府、京都市、京都商工会議所をはじめ関係団体、関係機関と共同して取り組みます源氏物語千年紀事業推進のための負担金を新規に追加いたしております。

 60ページをお願いいたします。子育て支援医療費支給事業でございますが、入院の対象年齢を小学校6年生まで拡大いたしますとともに、入院外の自己負担分の上限額を8,000円から3,000円に引き下げ、制度の充実を図ってまいりますため変更をいたしております。

 64ページでございます。新規事業といたしまして、保育所緊急通報システム整備事業を追加いたしております。保育所での子供たちの安全を確保するために整備を行うものでございますが、保育所のほか小・中学校育成学級にも同様に整備を行ってまいりますので、それぞれ該当の節で新規事業として追加をいたしております。

 68ページでございます。育成学級の施設整備につきまして、槇島小学校の老朽化したプレハブ教室の建てかえを行いますので、変更をいたしております。

 74ページから79ページにかけまして、障害者福祉にかかわる事業でございます。

 平成18年度に障害者自立支援法が施行され、各種サービスが開始されましたことを受けまして、変更前の事業がそれぞれ変更後の事業に移行いたしました。各事業の概要につきましては、申しわけございませんがごらんおき願いたいと存じます。

 次に98ページをお願いいたします。生涯学習センター内にございます教職員研修用パソコン及び周辺機器の更新を行うため、情報教育機器更新事業として新規に追加をいたしております。

 続きまして100ページでございます。平成19年度の夢創造21事業として採択いたしました子供の読書活動推進事業を新規に追加いたしております。本事業は、子供たちの豊な心をはぐくむため、家庭・学校・地域等が連携して読書活動を推進するものでございます。読書の日の制定や記念講演会の開催等を予定いたしております。

 102ページをお願いいたします。緊急通報システムにつきましては、保育所への整備で申し上げたとおりでございます。また、今日の公立幼稚園の現況と課題を踏まえまして、今後の幼稚園のあり方について検討を行ってまいりますため、(仮称)就学前教育のあり方検討委員会設置事業を新規に追加いたしております。

 続きまして104ページをお願いいたします。新規事業といたしましては、先ほどの子供読書活動推進事業、小・中学校緊急通報システム整備事業のほか、小・中学校耐震改修事業といたしまして、耐震診断結果に基づき平成19年度より7カ年で計画的に整備を図ってまいります。

 また、中学校コンピュータ教育充実事業といたしまして、市内9中学校のコンピュータ教室のパソコンが老朽化しているため機器の更新を行い、情報教育の環境充実を行ってまいります。

 御蔵山小学校の児童数の増加に対応するため校舎の増築を行う御蔵山小学校校舎増築事業、並びに同和対策事業の見直しに伴い小・中学校地域補習学級運営事業を基礎学力課題支援事業として地域外の児童生徒も対象とする内容に変更するなど、変更事業として掲載をいたしております。

 114ページをお願いいたします。生涯スポーツの普及振興の一環といたしまして、高齢者ニーズの非常に高いグラウンドゴルフ場の整備に向け、基本計画の策定に取り組んでまいりますグラウンドゴルフ場整備事業、並びに国のスポーツ拠点づくり推進事業の承認を受け、全日本中学生ボウリング選手権大会を誘致し開催いたしてまいります全日本中学生ボウリング選手権大会事業補助金を新規事業として追加いたしております。

 続きまして120ページをお願いいたします。宇治橋上流の美しい景観を重要文化的景観として文部科学大臣の選定を受けるための調査検討を行ってまいります、文化的景観保護推進事業を新規に追加いたしております。本事業につきましても、平成19年度夢創造21事業として採択をいたしております。

 122ページの新規事業でございます源氏物語千年紀特別企画展示は、源氏物語千年紀のプレ年の企画といたしまして、洛中、洛外名所めぐりとして社寺境内図の特別展示などを予定いたしております。

 さらに124ページの源氏物語ミュージアムフレッシュアップ事業は、平成20年に開館10周年を迎えます源氏物語ミュージアムの魅力を一層高めるため、施設設備の拡充整備を行うものでございます。19、20の2カ年事業として予定をいたしております。

 次に126ページでございます。地球温暖化対策推進法に基づき、実効性のある推進計画を策定するため、地球温暖化対策地域推進計画策定事業を新規に追加いたしております。

 138ページをお願いいたします。施設の老朽化への対応と防災機能の確保を図るため、黄檗公園再整備計画策定事業を新たに追加いたしますとともに、六地蔵地域の交番新設の用地確保といたしまして、交番用地取得事業を追加いたしております。

 142ページをお願いいたします。伊勢田消防分署耐震対策事業でございますが、変更後の消防体制の検討事業の中で、消防の広域化や消防救急無線のデジタル化の課題とあわせまして検討を行ってまいりますため変更を行っております。

 次に144ページでございます。新規事業といたしましては、交通バリアフリー基本構想に基づく宇治地区交通バリアフリー道路整備事業を進めてまいりますほか、京阪宇治駅と三室戸駅の間にございます宇治国道踏切改良事業に着手してまいりますとともに、宇治槇島線(先線)完成に向け、歩行者等の安全確保を図るため、十一外線道路改良事業に取り組んでまいります。

 なお、六地蔵地区自転車歩行者専用道路整備事業につきましては、引き続き調整を行ってまいりますことから、変更いたしております。

 また、城南荘地区人にやさしい道づくり基本構想策定事業につきましては、基本構想の策定を踏まえ道路整備を推進する計画を策定してまいるため、城南荘地区人にやさしい道づくり事業として変更いたしております。

 続きまして148ページをお願いいたします。大久保駅周辺地区整備基本構想に基づき、近鉄大久保駅東側駅前広場整備を推進してまいります大久保駅周辺地区整備事業、新宇治淀線の事業促進を図るための新宇治淀線府営事業負担金、鉄道事業者が推進いたしますバリアフリー対策に対し補助を行う宇治市バリアフリー推進事業を新規事業として追加いたしております。

 少し飛びまして154ページをお願いいたします。夢を結ぶバスプラン策定事業の研究結果を踏まえまして、公共交通空白地域対策といたしまして、市民ニーズの分析や地域特性にあわせました交通システムのあり方について検討を行うため、公共交通空白地域対策事業を新規に追加いたしております。

 続きまして156ページでございます。自動車交通及び歩行者の安全確保を図るため道路拡幅等を行ってまいります宇治里尻地区道路整備事業を新規に追加いたしております。

 最後に172ページでございます。源氏物語情報発信事業といたしまして、国土交通省、京都府等が実施されるユニバーサルデザインによる生活環境づくり事業の実証実験に参加し、ユビキタス・ネットワーク技術を活用した各種情報提供を行ってまいりますためのコンテンツ作成に取り組んでまいります。

 以上、第2次実施計画第2回の見直しの概要説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○高橋尚男議長 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○高橋尚男議長 ないですか。ほかに質疑ありませんか。向野議員。



◆向野憲一議員 2点ほど聞かしていただきたいと思います。

 1点目は、42ページの宇治市の中小企業の低利融資制度の関係でありますけど、昨年の4月に社団法人の全国信用保証協会連合会というところから信用保証の大幅な運用改善ということが出されまして、これに沿って1つは信用保証料金体系の改定と、それから2つ目には連帯保証人の取り扱い見直しということがあります。

 そうしたもとで、宇治市としても、この間保証をどうするかということで検討を進めてこられたわけですけど、その結果どういうことになっているのかということが1つです。

 それから、伊勢田消防分署の関係でありますけど、これが19年度については調査ということから検討ということになっておりますが、なぜこういうことになってるのか。本当に必要なら調査をそのまま行って建設の方向に進むべきではないかというふうに思いますけど、いかがでしょうか。



○高橋尚男議長 木下室長。



◎木下賢二産業政策室長 宇治市中小企業低利融資事業に関しましてのご質問でございます。昨年の10月に市民環境常任委員会の方に補完制度の体制見直しにつきましてご報告をさせていただきました。そのときに、平成18年度からは保証人を徴求しない制度、融資制度に変わるという形の中で、保証人を要しない融資制度になるために、その辺で宇治市としてどうしていくのかというとこら辺を今後考えていくということでご報告をさせていただきまして、その後保証協会と検討いたしまして協議いたしまして、今後も宇治市のマル宇制度を継続していくというような結論に達してきた状況でございます。

 ただ、信用保証協会の方で保証していただけるということなんですけれども、ただ、無担保無保証人という形の融資制度に19年4月から変わる予定になりますので、その場合、そういった損失補償等をどうするのかというとこら辺が大きな問題になってきますので、そういった制度の見直しをこの3月議会の所管の市民環境常任委員会の方に、制度変更につきましてご報告をさせていただく予定をしておりますので、そういったとこら辺も含めまして、宇治市のマル宇制度につきましては今後も継続させていただくということで、我々の方で結論を出さしていただいたということでございますので、よろしくお願いいたします。



○高橋尚男議長 倉谷消防長。



◎倉谷喜治消防長 伊勢田分署につきまして、お答えをしたいと思います。ご承知のように、西消防署と8分圏エリアで重複いたします地域が多いことから、また、耐震上の問題があるということで、19年度に現在8分エリアから外れております広野、大久保、一部の地域をカバーできる場所への移転も含めて調査を行うことといたしておりまして、現実施計画の中で19年度に調査をするという位置づけをしてまいりました。

 しかし、昨年消防組織法が改正され、市町村消防の広域化という新たな課題も出てきておりますので、そういったことも視野に入れながら、平成19年度に内部に消防体制のあり方についての検討委員会を設けて、広域化を見据えた伊勢田分署をはじめ署所の適正配置等について検討してまいりたいということで思っております。

 広域化につきましては、ご承知のとおり新たな課題ということで出てまいりまして、昨年6月に改正され7月には国から基本指針も出されて、現在京都府におきましても既に検討委員会が立ち上げられております。こういった状況の中で、伊勢田分署につきましては広域化を進めた場合と単独で進めた場合とでは分署の設置の場所や機能が大きく変わってくるということで考えておりますので、その進捗状況等も含めながら検討してまいりたいということで思っております。

 したがいまして、検討内容につきましても市町村の広域化と消防力の強化の問題、消防救急無線の広域化、指令センターの共同運用、こういった広域化を見据えた署所の適正な配置ということで、今後本市の消防体制のあり方等を検討してまいりたいということで思っておりますので、ご理解お願いしたいと思います。



○高橋尚男議長 向野議員。



◆向野憲一議員 中小企業のマル宇制度の関係についてはわかりました。

 消防の関係ですけど、伊勢田分署については8分圏外もあるということで、移転も含めて適地を選ぶと、その調査を始めるということであったわけですけど、これがその広域化という中で検討ということになっておりますけど、城陽の消防の関係におきましても新しい消防署ができておりますし、そういう点からすれば、当初の計画どおりに調査を進めるべきだというふうに思うんです。それについては広域化の中で8分エリア外ということがもうなくなってしまうのか、そうじゃなければこのまま調査を19年度にやるべきだというふうに思うんですけど、いかがですか。



○高橋尚男議長 倉谷消防長。



◎倉谷喜治消防長 先ほどもお答えさしていただきましたように、分署の機能等につきましては、広域化を進めていった場合と、そしてまた単独でいった場合ということで、いろいろ分署の機能等が変わってまいりますので、現在京都府でさまざまな検討をされている内容等を十分見据えながら、今後の伊勢田分署のあり方等も含めて検討していきたいということで思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○高橋尚男議長 向野議員。



◆向野憲一議員 もう終わっておきます。



○高橋尚男議長 ほかに質疑ありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○高橋尚男議長 ほかにないようですから、質疑はこれにて終了し本件は打ち切らさせていただきます。

 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。

 なお、本日の全員協議会での発言については、速記録を点検し、不適切な発言等がございました場合は、議長において精査いたしますので、よろしくお願いいたします。

 これにて本日の全員協議会を閉会いたします。大変ご苦労さまでございました。

     午後6時58分 閉会