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京都府 宇治市

平成29年  2月 建設水道常任委員会(第2回) 日程単位表示




平成29年  2月 建設水道常任委員会(第2回) − 02月02日−02号







平成29年  2月 建設水道常任委員会(第2回)



          建設水道常任委員会会議記録(第2回)

日時    平成29年2月2日(木)午前10時00分〜午後0時19分

場所    第2委員会室

出席委員  関谷委員長、渡辺副委員長、坂本、岡本、西川、堀、池田の各委員

説明員   木村副市長、齋藤理事、安田建設部長、久下同部副部長、米田道路建設課長、丸岡同課副課長、中田住宅課長、東村同課副課長、木下都市整備部長、平野同部副部長、横山都市計画課長、大井上同課副課長、船谷歴史まちづくり推進課主幹、浦部建築指導課長、山元同課主幹、脇坂上下水道部長、遠坂同部副部長、放示同部技術参事、五十嵐工務課長、丸岡同課副課長、横山配水課長、藤井同課副課長、公文水管理センター場長、齊藤下水道計画課長、飯田下水道建設課副課長

事務局   濱岡議会事務局長、今津主任

付議事件  1.宇治矢落地内における水道管破損事故について

                         (以上、上下水道部)

      2.府道向島宇治線の道路改良事業の進捗について

      3.宇治市市営住宅条例改正の概要について

      4.宇治市建築物耐震改修促進計画(素案)に対する市民意見の募集結果及び宇治市建築物耐震改修促進計画(改定案)について

      5.「宇治市まちづくり審議会」における担任事項の拡充について

                     (以上、建設部、都市整備部)

審査内容

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     午前10時00分 開会



○関谷智子委員長 ただいまから第2回建設水道常任委員会を開会いたします。

 本日の委員会は、お手元に配付いたしております会議日程により進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

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△1.宇治矢落地内における水道管破損事故について

[資料−−「宇治矢落地内における水道管破損事故について(報告)」−−参照]



○関谷智子委員長 それでは日程第1、宇治矢落地内における水道管破損事故の件を議題といたします。当局の説明を求めます。脇坂部長。



◎脇坂英昭上下水道部長 日程第1、宇治矢落地内における水道管破損事故につきまして、具体的な説明に入ります前に一言おわび申し上げたいと思います。去る1月10日に今回の事故が発生して以降、議員の皆様を初め、市民の皆様方には御心配と御迷惑をおかけしたことにつきまして、深くおわびするものです。この後、事故の概要につきましては、放示技術参事のほうから説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。



○関谷智子委員長 放示技術参事。



◎放示琢磨上下水道部技術参事 日程第1、宇治矢落地内における水道管破損事故について御報告させていただきます。

 それでは、資料1ページをごらんください。水道管破損の発生状況といたしまして、平成29年1月10日火曜日、14時15分ごろ、宇治矢落地内におきまして、下水道工事に伴います薬液注入工に必要な観測孔のボーリング作業中、深さ4.3メートル付近で誤って水道管600ミリを破損いたしました。この観測孔とは、薬液注入工による地下水への影響を感知するための小さな穴で、深さ5メートル程度掘る予定でございました。

 資料3ページの全体図をごらんください。水道管破損箇所といたしまして、JR奈良線の南側、JR宇治駅と小倉駅の中間あたりでございます。

 詳細な位置といたしましては、次の4ページをごらんください。JR奈良線をまたいでおります市道宇治槇島線天神高架橋の東側、図示した箇所でございます。

 資料1ページにお戻りください。次に、緊急対応といたしまして、現地の状況を確認し、対応策の検討を行った結果、破損した水道管からの通水をとめ、不足する水量につきましては、京都府府営水道緊急分水施設により応急給水を受けることで対応した結果、断水及び濁り水の発生はございませんでした。

 資料5ページ、A3の平面図をごらんください。次に復旧の方法でございますが、通常であれば破損した部分まで掘削し、その部分を覆う補修材料での復旧が一般的でございますが、平面図の中央上段に記載されている水道破損箇所に示しております当該水道管600ミリは、深さ4.3メートルで民地との境界付近に埋設されており、破損部分での復旧作業を行うには非常に困難な状況でございました。このため、平面図赤色で示しておりますとおり、約30メートル布設がえをし、復旧作業を行うものでございます。

 資料1ページにお戻りください。次にこれまでの経過でございますが、1月10日、14時15分の事故発生から対応策の検討を行い、翌日の1月11日には水道管600ミリを止水するためのバルブの設置、17時からは止水に伴う濁り水等の発生の可能性について、広報車9台、ホームページ、FMうじの放送による広報活動を行い、翌12日午前2時30分に京都府府営水道緊急分水施設からの給水を開始いたしました。

 資料3ページの全体図をごらんください。全体図の左側、府道八幡宇治線と市道の交差点付近に京都府府営水道緊急分水施設との接続箇所があり、網かけ部分は濁り水等の可能性があるとして広報活動を行った範囲でございます。

 資料1ページにお戻りください。次に、資料には1月末、配管工事完了(以下予定)と記載されておりますが、資料配付後となります1月31日に配管工事が完了しております。現在、復旧管の洗管作業等、切りかえの準備を行っているところであり、今後、復旧管からの通水を開始し、京都府府営水道緊急分水施設からの給水を終了する予定でございます。また、2月中旬には配管工事に支障となった側溝の復元等、復旧工事が完了する見込みでございます。

 次に資料2ページ及び資料5ページ、A3の平面図をごらんください。事故発生の原因でございますが、A3の平面図の中央上段に記載されている水道管を破損した観測孔2の掘削に当たり、下水道建設課・配水課・大阪ガスの各担当者及び施工業者の管理技術者で協議並びに現地で立ち会いを行い、観測孔の位置を決定いたしました。破損した水道管600ミリの埋設位置は、既存資料や現地の状況から、平面図及び左下のA−A断面図で水色で示しているとおり、道路側溝より1.5メートル、深さ2.5メートルの位置にあるものと考えておりました。このため、観測孔2の予定箇所に一番接近している埋設物は、緑色で示しておりますガス管であると認識していたため、ガス管の位置を試験掘りにて確認できたことから、観測孔2の予定箇所には埋設物がないと判断いたしました。しかし、実際には青色で示すとおり、道路側溝から0.3メートル、深さ4.3メートルの位置に水道管600ミリが埋設されており、今回の事故が発生したものでございます。

 当該水道管は、昭和44年に埋設されて以降、住宅開発に伴う造成により、地形や地盤高、道路形状などが変わっており、その後、昭和49年に現在の道路形状での図面が作成されたため、上下水道部におきましても、この図面をもとに協議等を行っておりましたが、実際には埋設位置が異なっていたものでございます。また、施工業者におきましても、各占用者と協議の上、作成した図面で観測孔の位置を決定し、現地においても試験掘りを行い、施工しておりました。今回の事故の責任につきましては、上下水道部としても重く受けとめているところでございますが、現在、本市の顧問弁護士とも相談しているところでございます。

 次に資料2ページをごらんください。こうした事故の再発防止に向けた今後の対応といたしまして、市民生活に大きく影響を及ぼす基幹管路周辺の工事につきましては、写真や竣工図等、既存資料によりその位置が特定できない場合は、試験掘り等によりその位置を特定した上で工事を実施することを基本といたします。また、水道管の適正管理につきましては、より適切な管理・把握に向けた対策を検討する検討会議を立ち上げ、早急に対策を講じてまいります。

 また、参考といたしまして、資料6ページに、事故当日のボーリング状況及び観測孔の写真を添付しております。以上、簡単ではございますが、宇治矢落地内における水道管破損事故についての報告とさせていただきます。



○関谷智子委員長 これより質疑を行います。質疑のある方いらっしゃいませんか。池田委員。



◆池田輝彦委員 おはようございます。今回、これから復旧工事をするということで、大体の総額のプラスの費用というのはどのぐらい発生するんでしょうか。



○関谷智子委員長 飯田副課長。



◎飯田克夫下水道建設課副課長 今回の工事復旧費なんですけども、水道管の600という非常に大きい管を破損してしまったこと、またその破損した位置での復旧ができなかったこと、そのため、30メートル程度、その600の管を復旧のために埋設をし直さなければならなかったこと、それと、4.3メートルという深い位置にありましたので、その部分まで掘るのに、立坑といいます非常に大きな穴を掘って、その管まで到達しなければならないというような条件がありまして、今のところ、概算費用ではあるんですけども、4,000万程度かかるのではないかというふうに考えています。



○関谷智子委員長 池田委員。



◆池田輝彦委員 大変な金額がかかるということで、いかに同じことをしないかということが大事なことだと思うんですけども、過去にやっぱり同じように、図面と違うことでこのような、被害はいろいろあれ、掘ってみたら想定と違う位置にあったというような事例というのは、過去にはどのぐらいあったんでしょうか。



○関谷智子委員長 横山課長。



◎横山資禎配水課長 今、件数がどれぐらいあったかということなんですが、過去にも水道管につきましては、全て市内で700キロぐらいございまして、いろいろなデータをもとに、大分今では情報は整理されておるんですけども、実際、全ての管を把握しているわけではございませんので、わからない箇所については試掘をして工事をやっているんですが、その時点でも場所が変わっているところは過去にはあったかと思います。ただ、件数が何件と言われましても、ちょっと今のところ、資料もございませんし、どれぐらいだったかというのは申しわけないですけど、ないところです。



○関谷智子委員長 池田委員。



◆池田輝彦委員 先ほども、昭和44年に布設された管ということで、報告と今のお話を聞いても、掘ってみないと意外とわからない部分が多いのかなと。ということは、やっぱり今後も起こり得る事例かなと思います。

 いかに再発を防止するかなんですけど、先ほども対応策として、試験掘削をしてという話もありましたが、かなり慎重に試験というか、さっきの説明を聞いても、対応策がこの5文字だけではなかなかわかりにくいんですけれども、もう少し具体的に今後の事故のない掘り方ですね、いわゆる図面どおりに本当にあるのかないのかというのをもう少し慎重にやって、ここにはないだろうじゃなくてどこにあるんだというところが大事なんじゃないのかなと。ここにあるとわかれば、そこじゃないところを掘ればいいわけで、恐らくここにはないだろうと掘ったらあったということなので、今後、工事をしていないところは掘れないと思いますので、工事をする場所はここにあるというのをわかってからそうでないところを掘ると、そういうことが大事なのかなと思いますので、多額の費用がかかりますので、慎重な工事をよろしくお願いいたします。以上です。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。西川委員。



◆西川友康委員 僕の知り合いにたまたまこういうことを結構知っておられる方がいてたので、それを聞かせてもらったんですけども、さっきの説明にあったとおり、掘ってみないとなかなかわからないという、もともとの図面があっても、周りの地形が変わったりとか、もともと管を布設するときでも、設計図と、実際掘ってみるとどうしても違うところを掘らなあかん、現地を見るとやらないといけないことがあるということで聞いたんですけども、それでも、こんだけ多くの方々がおってなってしまったというのは仕方がないと思うんですけども、ちょうどこの現場、通ることがあって見させてもらったんですけども、家の真ん前ということで、前で生活されている人とか、地域の周りの人も車とかの規制がかかっていて、不便にされていると思うんで、こういうことはなくならなければいけないと思うんですけども、工事費用は4,000万かかる。もしこの再発を防止するとなると、試験掘りというのを何回かしっかりとやるとか、いろんな方法はあると思うんですけども、そういうことをすると費用というのはかかってくると思うんですけども、いろんな方法があると思うんですけども、実際に試験掘りとかをして、より慎重にやろうとすると、そのときはどれぐらい費用がかかるとかというのはわかりますか。



○関谷智子委員長 飯田副課長。



◎飯田克夫下水道建設課副課長 掘削の費用としまして試験掘りをさせていただくときには、掘削をして、やはり慎重にやらなくてはならないので、手で掘削をするということになってきますので、値段としては非常に高くなるとは思われるんですけども、ただやはり、おっしゃるとおり、工事につきまして安全にするには、実際に試験掘削をしなくてはならないというふうに思っておりますので、それについては基本的にはやっておるということで、深さによりまして、やはり試験掘削の値段も変わってくるとは思われます。大体1メートル50程度までが埋設管では非常に多いものでありますので、それを掘削するに当たりましては、おおよそ1メートル当たり掘削する試験掘りの費用として2万5,000円程度。それが深くなってきますと、かなり高くなってきます。今回のように、4メートル・5メートルというふうな掘削になりますと、数十万、数百万単位になる可能性もありますので、このあたりは、今、資料は持ち合わせておりませんけども、そのような状況になるというふうに思われます。



○関谷智子委員長 西川委員。



◆西川友康委員 4メートルでも数十万か数百万ということで、4,000万に比べると安くは思うんですけれども、これが数がふえてくると、それ自体もすごい金額になってくると思うので、その辺、水道事業、財政的にも厳しいかと思いますので、その辺は専門家の方々にいろいろしっかりと検討していただいて、どういう方向がいいのか考えていただきたいと思うんです。また、言い方はおかしいかもしれないですけども、40年前の基幹管路が今回の事故で4,000万かかったとしても、新しくなったのは事実なので、基幹管路は大分古くなっているとは思いますので、その辺、同じ工事とか、工事を何回もして無駄にお金を使うよりは、厳しい中でも効率よく、かえるところはずばっとかえてしまうとか、後々二度手間になったり、無駄なお金がかからないように、その辺はしっかりと考えてもらってやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はありませんか。岡本委員。



◆岡本里美委員 近隣の方々からの濁りであったり、そういったものは全くお問い合わせなどはなかったのでしょうか。



○関谷智子委員長 遠坂副部長。



◎遠坂尚上下水道部副部長 幸いなことに、濁り等の住民の方々からの御連絡というのはございませんでした。



○関谷智子委員長 岡本委員。



◆岡本里美委員 府営水をその間、使われたということなんですけれども、どこの地域でありましても、こういった場合、府営水で対応できるようにはなっているんでしょうか。



○関谷智子委員長 五十嵐課長。



◎五十嵐司工務課長 今回破損しました水道管600ミリ、重要な基幹管路と位置づけしてございます管路でございますけれども、ここが京都府の府営の宇治浄水場がございますけれども、そこに我が市の配水池がありまして、それから、水道庁舎の横に配水池があるんですけれども、琵琶配水池と言います。それが、いわゆる府営水から受水している基幹の宇治市の配水池でございまして、そこから宇治を通り越しまして大久保まで給水している送水管でございまして、本市の基幹管路としては最も重要な基幹管路と位置づけられているものでございます。

 これにつきましては、先ほどの京都府から分水いただける施設につきまして、そういった協定を結びまして、京都府から応急時には給水していただける施設を設けておりますが、そのほかの施設につきまして、基幹管路ですけれども、全てがそうなっているということではございません。



○関谷智子委員長 岡本委員。



◆岡本里美委員 そしたら、今そうなっていないところも今後はそういった府営水を使えるようには、また検討はされてるんでしょうか。



○関谷智子委員長 五十嵐課長。



◎五十嵐司工務課長 そのほかの基幹管路、地域につきましては、別の方法で、事故が起こりましたときに、例えば宇治市内の自己水を違う府営水の地域に回すとか、府営水で給水している地域の水を、逆に自己水の地域で事故があった場合にはそちらのほうに回すというような対応をとる必要があると考えております。



○関谷智子委員長 岡本委員。



◆岡本里美委員 わかりました。一番市民の方にとって、水が使えないでありましたり、濁った水であることが大変迷惑がかかることですので、こういった事故といいますか、そういったことがないようにということがまずは一番なんですけれども、もしそうなった場合、今回も実施していただきました早急な対応をしっかりとしていただく、そこの辺まで考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。坂本委員。



◆坂本優子委員 被害件数は、影響した件数はどれぐらい世帯はあるんですか。



○関谷智子委員長 遠坂副部長。



◎遠坂尚上下水道部副部長 配水系統を変更するに当たって、先ほど申し上げました水圧が下がるとか、濁り水が発生する可能性のあるところという範囲でいきますと、8,000が給水戸数ということで想定をしておったところでございます。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 こういう工事をするということで、市内業者に発注しますよね。それで、請け負ってもらうわけですよね。こういう試験掘りとか何とかのときも、それは市の職員さんも立ち会うて、図面を見ながら工事をやらはるんですか。



○関谷智子委員長 放示技術参事。



◎放示琢磨上下水道部技術参事 試験掘りにつきましては、今回、下水道工事におきましても、ほかの市の発注しておる工事におきましても、基本は市の担当者が立ち会いをして確認してまいるということでございます。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 先ほど、弁護士に相談してというようなことをおっしゃったかと思うんですけど、これはどういうことを想定されているんですか。



○関谷智子委員長 放示技術参事。



◎放示琢磨上下水道部技術参事 先ほど、復旧費用の話がございまして、約4,000万ほどというお金がかかってくるということの中で、今後、どこに責任があるのかということにつきましては、市の内部で検討会議を開いて、まずはその中でこの事象について検証するということ、その後に、また責任の所在、分担というものにつきましては、市の弁護士と相談をした上で、また、今施工しております施工業者とも協議をしていく中で話し合ってまいりたいということの中で、市の弁護士に相談しておるというところでございます。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 職員の方も立ち会っていろいろやっておられて、なかなか業者の方も難しいんかなとは思うんですけど、見ていただいてるやんという感じもあるんだけども、それはそれで相談をしていただいたらいいかなと思うんですけど、こういうことは、相当古くなっているから、図面もいろいろ、先ほどほかの委員からもありましたけど、やっぱり図面と実際とが変わっていっている面もあると思うから、これはちょっとなかなか難しいというのは思いますね、実際のところ。

 それで、さっき手掘りでやったりもするということやったんですけど、カメラを入れるとか、何か目でわかるような、先端の技術を取り入れるということはできないんでしょうかね。



○関谷智子委員長 飯田副課長。



◎飯田克夫下水道建設課副課長 現在の試験掘りというか、確認の方法なんですけども、実際に掘削をして試験掘りというか確認を行う、これが主流ではございますけども、レーダー探査といいますか、レーダーであったりとか磁気であったりとか、そのようなものを使いまして、掘らずに探査するという手法もございます。その手法につきましては、おおむね2メートル程度まででしたら検知率が高いものなんですけれども、それ以降の深いものになりますと信頼度が落ちてしまうという点もありますので、我々はやはり工事をする際に行うのは、実際に掘削をしてやるというのを基本にしておりまして、交通量が多いとか、掘れないところにつきましては、そういったものも参考にして、併用して使うというような状況になってございます。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 わかりました。こんな被害が出て、すごく費用がかかるということがないように、いろいろ手はずを整えて、最初にお金がかかっても事故が起こらないようにということではやっておられると思いますので、また弁護士とも相談されているということやから、今後の成り行きを見ていきたいと思います。結構です。



○関谷智子委員長 ほかに御質疑はございませんか。堀委員。



◆堀明人委員 これから先、要はこの損害賠償請求的な話が当然出てくると思いますし、そこの責任の所在であったり過失割合、これがどうなってくるのかというのは、これから多分調べていかれるんだろうと思うんですけど、ちょっと疑問なんですけれども、これ、設計の位置をベースに工事はやりますよね。これを見てますと、設計の位置でいうと、深さで1.8メートルの誤差があるんですかね。そういうことですね。横幅でいうと、大体70センチぐらいの誤差があると。僕も議員にならせていただく前に、こういう水道の仕事もやらせていただいたことがあるわけですけど、結構なずれじゃないですか。しかも、さっきの御説明をいただいていると、いわゆる地形が変更したり云々という話なんだけど、その地形の変更とかいう理由で済まされるような誤差じゃないと思うんですよね。

 写真を拝見してても、それほど新しい住宅にも見えないし、少なくとも40年ぐらい前からあるようにお見受けするんですけど、本当にそういう地形の変更とか、さっきおっしゃったような誤差という範囲なんですか。どうも僕、これを見ていると、この600の管を入れるときの工事自体にも、そもそも問題があるんじゃないかと思うんですけど、どう分析されているんですか。今おっしゃったように、場所が地形が変わるなんて言ったら、数十年、数百年単位で変わるならともかく、深さで1.8メートルの誤差があるというのは、そんだけ土砂が堆積するということはあらへんですわね。だから、それは分析がちょっと違うんちゃうかなと思うんですけど、どうなんですかね。



○関谷智子委員長 放示技術参事。



◎放示琢磨上下水道部技術参事 この水道管600ミリにつきましては、昭和44年に埋設されております。埋設当時は、今、ちょうど写真で見ていただきました住宅地はなかったという状況でございました。その後に、あの住宅の開発がされたということの中で、その後、私どものほうで、この600の水道管に接続をしていくまた別の工事、ちょうど平面図、資料の5ページにございます、ちょっと細い線で水色で示しております、600の「d=1.90」メートルという表示がございますけれども、この600の破損した管のところに接続をしに行っている工事が昭和49年にされております。そのときには、この住宅地はもうあったものというふうに確認もしておるところなんですが、そういう意味から、その49年に接続工事をさせていただいたときまでにこの住宅地が開発されて、地形の変更が、あんまりほかの地域ではないことですけども、この地域につきましては、地盤高を含めて変更になったという経過がございます。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 もう一つわからないんですけどね。もともと600の管が布設されたときには、ここは住宅じゃなかったと。これでいうと、もともとの設計の位置よりも実際は深いところにあるわけですから、盛り土をしたんですかね。ですから、開発のときに土を持ってきたんですよね。グラウンドレベルが上がってこれだけの誤差があるということだと思うんですけど、だったらそのときに、開発をしたときに、その開発図面か何かの中で、この修正というか、それは開発業者と市の水道部との間で当然やっておくべきではないのかなと。ただ相当昔の話なんで、そんな協議の資料とかはないと思いますけど、このあたり、どうなんでしょうね。

 しかももう一つは、今回、とはいうても、要は試験掘り、ボーリングやったんでしょう。2.5メートルのところにあるはずやということで掘ったんですよね、要は、2.5があるからということで、注意して2.5メートルあたりまでは慎重に掘っていたと。ところが、2.5やから、多分そこから3メートルぐらいを慎重にやったと思うんですけど、そこまでにはなかったから、そのないという判断、そこに600の管がここにはないんだという判断をして、そのまま一気にそこから先、1.5メートルぐらいずばんといって、そこで多分傷つけたと思うんですけど、そのないという判断は、これは役所も立ち会ってしたんですかね。



○関谷智子委員長 放示技術参事。



◎放示琢磨上下水道部技術参事 また資料5ページを見ていただきたいんですけれども、我々が考えておりましたのは、平面図でございますが、水色の点線部分にあるだろうということで計画しておりました。今御指摘いただきましたように、水道管破損箇所、観測孔に試験掘りと書いてある箇所には、我々は水道管はないものとして観測孔をボーリングしておったわけなんですけども、そのときに、我々の判断といたしましては、まずは一番この試験掘りに近い埋設物は、緑色で示してあります大阪ガスの管だというふうに思っておりました。実はこの観測孔を設置するに至りましては、やはり何があるかわからないということで、まず試験掘りをいたしました。試験掘りの1回目で実は大阪ガスの管が発見されなかったために、次の協議で、やはりこれはしっかりと埋設物を確認しなければいけないという中で、2回目の試験掘りを行いました。2回目の試験掘りで図示された緑の位置に大阪ガスの管がございましたので、これは試験掘りでも確認ができたということで、我々の判断として、この位置には埋設物はないものということで業者にも協議をして、立ち会いもする上で今回の事故に至ったものでございます。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 わかりました。立ち会いの上で事故が発生したと、こういうことなんですね。

 もう一つ、ちょっと聞いておきたいのは、これは下水道工事に伴うということで、下水は今、施工中なんですか。



○関谷智子委員長 放示技術参事。



◎放示琢磨上下水道部技術参事 下水道の本体工事につきましては、今回の破損事故がございましたので、今現在は中止しております。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 そしたら、この水道の事故のみならず、今後、下水道工事の薬液注入の計画とかそういう部分に今回の事故が与える影響というのは、それはないんですか。計画どおり下水は、時期は若干ずれるとしても、例えば路線の設計の変更であったり、そういうことはないんですか。



○関谷智子委員長 飯田副課長。



◎飯田克夫下水道建設課副課長 平面図の5ページをごらんいただけますでしょうか。今回、下水道で計画しているルートが図面の左側、黒い太い線になります。下水道計画ルート、このルートに下水道を入れる予定でございました。薬液注入工がオレンジ色で示しているこの2カ所にする予定で、観測孔につきましては、観測孔2というふうに書いてある図面の中央部と、ちょっと小さいんですけれども、図面の左側、この観測孔を予定しておりました。この計画で実施する予定で、そのほかの薬液注入工を打つところにつきましては、各占用者立ち会いの上で場所の試掘もしておりまして、今後、この復旧工事が終わりましたら、特に影響なく工事のほうは再開できるのではないかというふうに考えております。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 もう結構ですけど、濁り水等の実質的な、いわゆる市民の皆さんに影響するような被害がなかったということについては、これはよかったと、不幸中の幸いと言いますか、そういうことなんだろうと思います。これから、そういう損害賠償の問題が出てくると思いますし、これも結構な金額にもなってくるということだと思いますので、またそのあたりは推移、結果が出たら報告もいただきたいと思います。以上です。



○関谷智子委員長 ほかにございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○関谷智子委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終結し、本件は打ち切らせていただきます。

 暫時休憩いたします。

     午前10時36分 休憩

     午前10時38分 再開



○関谷智子委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。

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△2.府道向島宇治線の道路改良事業の進捗について

[資料−−「府道向島宇治線の道路改良事業の進捗について」−−参照]



○関谷智子委員長 次に日程第2、府道向島宇治線の道路改良事業の進捗の件を議題といたします。当局の説明を求めます。米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 それでは日程第2、府道向島宇治線の道路改良事業の進捗についてを、お手元の資料に基づきまして御報告させていただきます。

 府道向島宇治線の道路改良事業につきましては、これまで京都府により、JR奈良線高速化・複線化第二期事業にあわせて検討が進められておりまして、このたび、京都府より道路の線形案が示されました。当事業は、平成26年2月3日に開催されました本常任委員会におきまして、当該道路改良事業の京都府公共事業評価に係る第三者委員会の開催の案内とその内容について御報告させていただきまして、その後、平成26年2月5日に開催されました第三者委員会におきまして、踏切渋滞の解消及び交通事故の低減など、その必要性が評価され了承されましたことから、今日まで京都府にて、関係機関との協議等に基づき、道路線形などの具体的な検討が進められてきたものでございます。

 それでは、1ページの中ほどをごらんください。事業内容といたしましては、路線名が一般府道向島宇治線、事業主体は京都府でありまして、計画幅員は、一般部では車道側路肩を含め、幅員3.5メートルのものが2車線分、歩道は幅員2.5メートルのものが西側に設置され、総幅員で9.5メートルの道路がJR奈良線と立体する計画でございます。

 次に2ページの図面と、本日お配りさせていただきました追加資料の図面をあわせてごらんください。2ページの図面は、新たな道路線形案を点線で示しておりまして、追加資料は、平成26年に京都府公共事業評価に係る第三者委員会に諮られました道路線形案でございます。当初、第三者委員会に示されました線形案では、JR奈良線との立体交差は、宇治公民館西側をかすめ、市道宇治312号線付近でJR奈良線をアンダーパスいたしまして、宇治橋西詰交差点に接続する案とされておりましたが、道路線形が急カーブとなることや、宇治橋西詰交差点が変則形状となることなど、交通安全上の課題が多く、関係機関との協議の結果、曲線が少なく、市道宇治橋若森線に接続する2ページの線形案に見直されたものでございます。今後は、この線形案をもとに、本事業に関係する地域の方々への事業内容の説明及びJR西日本を初めとした関係者との協議により、詳細な施工方法や工程の調整などが行われますとともに、これらの調整等を踏まえ、最終案として京都府公共事業評価に係る第三者委員会にも諮られる予定であると京都府より伺っております。

 なお、今後、京都府により示されてまいります本事業の詳細な計画等につきましては、本常任委員会へは情報提供等によりましてお示ししてまいりたいと考えております。以上で日程第2、府道向島宇治線の道路改良事業の進捗についての報告を終わります。



○関谷智子委員長 これより質疑を行います。質疑のある方、挙手願います。岡本委員。



◆岡本里美委員 以前と比べましてもそうなんですけれども、今回も民家を通りましたり、あと会社関係でありましたり、ちょっとこれではあんまりはっきりわからないんですけども、郵便局がここにはあるかと思うんですけれども、そういったところの立ち退きの了承などは、まだ今後、これから進めていかれるのでしょうか。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 このたび、この線形が京都府のほうから示されましたことから、今後は、その関係する地権者の方々、地域も含めて、この線形の御説明を京都府がしていきまして、ただどれぐらいかかるとかいうのはもう少し、測量するなり詳しく調べていかないとわからないところはあるんですけれど、そういった御説明をしながらこの線形案を固めていきたいというふうに聞いております。



○関谷智子委員長 岡本委員。



◆岡本里美委員 それはもう、複線化の事業も始まりますので、いつまでにやらないとだめな期間もあると思うんですけれども、その辺は京都府のほうがされるとは思うんですけれども、きっちりとできそうなのでしょうか。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 JRの下をくぐるところに関しましては、どうしてもやっぱりJRにお願いしなきゃいけない工事になってきますので、当然この複線化とあわせて進めていく事業となります。



○関谷智子委員長 池田委員。



◆池田輝彦委員 今後のことで、まだ決まってないこともあるかもしれませんが、今ある土手沿いの道、これは、この新しい道が完成したときには、今ある土手の道というのは通れなくなるということですか。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 今回の事業の目的は、平面交差の踏切というのはどうしても危ないものでございますので、それを立体交差しようというのが1つの目的です。ですので、踏切自身はなくなるんですけれど、例えば宇治公民館の敷地もありますのと、周辺には家屋もありますので、そちらへの進入というのは、この機能の保持というのは京都府に申し入れておりまして、京都府のほうもその認識は持っていただいてはおります。



○関谷智子委員長 池田委員。



◆池田輝彦委員 この宇治橋から踏切まで、家もあるので、ここは通らないと出入りが。踏切はもうなくなる、いわゆるここはもう通れない。この宇治公民館に行くには、そうなったらどうなるんですか。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 北のほうからアクセスする形になりまして、宇治公民館に至る手前にも民家がございまして、宇治市道もございますので、そのあたりまでは最低限、道をつなげる必要があると。その先につきましては、宇治の敷地に対しては、宇治が河川の敷地を占用するのか、市道を、そのまま公道を延ばすのかというところは、ちょっと国交省との協議にもかかわってくるのかなと思っております。



○関谷智子委員長 池田委員。



◆池田輝彦委員 そしたら、宇治橋から踏切まで、川の下流からも踏切までは行き来できて、踏切でとまると、そういう認識でいいんですね。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 踏切の前後の通れない区間というのはもう少し詰めなければいけないんですけれど、何らかのそういった施設のところまでアクセスする道というのは存続するという形で協議しております。



○関谷智子委員長 ほかにございませんか。西川委員。



◆西川友康委員 ちょっとお聞きしたいんですけども、こっちの宇治橋通商店街側のほうの出口の部分なんですけども、郵便局の隣ぐらい、川側ら辺ぐらいに出てくる感じやと思うんですけども、ここって信号がつくんですかね。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 信号はつきます。2つの信号が近接する関係もありますので、京都府は警察と協議をして、その信号のサイクルとか、その辺も含めて協議をされているというふうには聞いております。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。坂本委員。



◆坂本優子委員 工事期間というのはどうなっているんですか。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 現時点での、確定したものではございませんけれど、当然複線化までにあわせて完了したいというふうには聞いております。ですので、35年春までには完成を1つの目標として検討していきたいというふうに聞いております。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 まだどれぐらい費用がかかるかというところまではわからないんですよね。それで、関係する土地所有者というか、そういうとこら辺までは詳しくはわからないんですか。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 費用につきましては、この線形が固まらないとわからないところでございます。まず、この線形をもとに、あくまでもまだ京都府が考えている案でございますので、地域の方々の御意見も聞きながら詳細なところを決めていって、費用等も出せるような状況になっていくのかなと考えております。先ほども申しましたけれど、京都府公共事業評価に係る第三者委員会にもまた改めて諮っていく必要があるというふうにも伺っております。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 その第三者委員会なんですけども、それはいろいろ前にメンバーとかを見せてもらったら、大学の学者さんとか、そういう方々が決定されていくんですけども、実際のところは、そこと京都府の土木か何か、そことはどういうふうに連携していくんですか。第三者委員会で、今後、これが大体この線形が確定してて、それは仕事は土木か建設かわからないけど、そっちのほうが動いていかはるわけですよね。そういう関係というかな。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 第三者委員会といいますのは、事業の効率性や透明性を諮問する機関として設けられております。ですので、一定の額以上を超えた事業につきましては、予算を上げるに当たって、そこにこの事業の妥当性なり必要性というのをお聞きしまして、それで了解をいただいたら予算化して事業が進んでいくという形になります。一旦は了解されているんですけれど、今回新たに線形を見直すということもありますので、また改めて諮られるというふうには聞いております。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 ということは、来年度の京都府の予算の中に調査費用とか何とか、実際動いていくそういうものが出てくると。それで、実際に測量やら説明会やらいろんなことがあると思うんですけど、そんなふうに動いていくと、そういうことになるんですかね。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 現時点で了解はいただいているんですけれど、線形を見直すということですので、地域の方々にまずは丁寧に説明をして、この線形で御理解を得たというのも踏まえて委員会のほうに諮りたいというふうに京都府に聞いておりますので、実際には説明というのは、きょうの報告した後からもう始まっていくのかなと。関係するであろうエリアの方とか町内会とか、そういうところも含めて説明をしていくと考えております。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 この線の中には、京都府の水の道のところもありますよね、宇治川からの水を引いてと。ああいうのもかなりかかってくるんかなと思うんですよね。そうなると、もっと北側のほう、そのままずっと流れていきますでしょう。影響してくるんだけども、そういうことも含めて検討を、もう水は引かないとか、違う道を通るんだとか、そんなことも考えておられるんかな。かなり変わってくるかなと思うんですけどね。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 この水の道、京都府で施工されまして、今はうちの管理になっています。表面は水は流れていて、下には水路がありますので、それ自身はなくすことができませんので、その形態についても府とうちが話をして、どういった形にしていくかというのは、今後の検討の中で整理していく話かと思っております。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 わかりました。そしたらもう一つだけ。35年春までには完了という、複線化にあわせてということなんですが、先ほどほかの委員からもあったんですけど、そうなると、それまでにはこの街道踏切は閉鎖となってくるんですよね。そのアンダーパスの工事は35年までにはできるんだろうけど、それまでに街道踏切のほうは閉鎖になるんですか。その関係は。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 そのあたりは、この工事の詳細とJRの工事というのを京都府で十分に詰められた上で決まっていく話で、今、現時点でどのような形になるかというお答えまではちょっといただいてないところでございます。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 そのことを、市のほうは、工事自体は京都府が主体でやらはるんだけど、影響するのは宇治市のところだから、車で行ったり歩いて行ったり自転車で行ったりとか、公民館利用者はそんな感じで使ってはるから、きちんとアンダーパスの道ができる間まで、やっぱりその街道踏切の閉鎖というのは困るというぐらいの意見は上げていただきたいんですよね。人は何とか、公民館へぐにゃぐにゃと行ったら上がっていけるんだろうけど、車はとても無理やし、自転車も無理やと思うし、道はあるけども、とても行けるはずがないと思うんでね。車やったらまた槇島のほうからぐるっと回ってこなあかんことにもなってくるので、そんな関係ですごい影響があるので、ぜひ宇治市のほうもそういう公民館の利用者の便を考えて、安全を考えて、踏切の閉鎖というのは、この工事が完了するまでは、やっぱり今の形でやっていただきたいということを出していただきたいと思うんですけどね。そんな意見を言える、そういう協議の場というのはあるんですか。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 もちろん、今回こういう情報をいただいてますので、そういう協議の場というのは持っているんですけれど、ただちょっと今後の詳細な検討の中で、そのあたり、どこまで影響が出るのかですね。ただ、実際に工事もしますので、そこを人が通っていただくのが本当に安全なのかというのもございますので、その辺はJRの工事の施工方法であったり、この府道の施工方法であったりというのを細かく詰めていかれて、宇治市にも情報提供はされると思います。その中でも、我々の施設もありますし、家も多くありますので、そのあたりの対策はどのように考えていかれるかというのは意見を申していきたいと思っております。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 わかりました。ここは、城南新報もあるところかなと思ったり、郵便局もあるし、かなり影響が出てくるところでもあるので、場所を変えるとかなると、また時間もかかったりとかするし、その辺は市のほうもきちんと言っていただいてよろしくお願いします。経過はまたお聞きします。



○関谷智子委員長 ほかに。堀委員。



◆堀明人委員 線形を変更することで、この間、太閤堤の話、久しくこの委員会でも出てませんけれども、公民館の今後の機能をどうしていくのかとか、太閤堤の議論をしているときには、ここを駐車場にするんだとか、そういういろんな議論があったと思うんですが、今回の線形変更が宇治市公民館の今後の使い方であったり今後の考え方に与える影響というのはどういうものがあるんですかね。最初のプランよりも影響はなくなってきていますわね、公民館に対しては。とはいっても、車で公民館に行くことというのは、なかなかこれ現実的に難しい、あるいは裏側に入口をつくってまでして、公民館をこれからもやっていくのか、あるいは耐震工事を先行するのか。そのあたり、今回のこの工事とあわせて、太閤堤とあわせて、公民館の建てかえなり補強なり、そういうことも計画をしていかないかんと思うんです。そのあたりはどうお考えですかね。



○関谷智子委員長 木下部長。



◎木下健太郎都市整備部長 今回の京都府の線形見直しの情報でございますとか、あるいは今後、また具体化していくであろうJR奈良線の複線化工事のいろんな施工方法の内容でございますとか、そういったものは公民館の、今使われている状況に対しても一定変化が出てくるということもありますので、随時教育委員会のほうにも、我々と一緒になって情報共有をしているところでございます。

 先ほど、太閤堤の話もありましたけど、歴史公園のほうでも、今、観光特化の方向性を軸に検討を進めているところでございますし、公民館がその場所としてどうされるのかというのは、教育委員会の中でも、いろいろと今御議論いただいてるところでございます。まずは、こういった道路の情報でございますとか、JRの工事の情報を市全体でも共有する中で、さまざまな角度から考える必要があるかなというふうに考えております。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 ということは、現時点では教育委員会と建設部局のほうで、ここの耐震もこのまま、今の現状の建物を継続していくということであれば、相当喫緊の課題だと思うんですね、耐震補強をするということが。あるいは、もう使わないのか。使わないということは、目的を変えてこの土地を利用していくということだろうと思うんですけれども、今の現段階においては、例えばこれから、当初予算を3月議会でお示しいただくわけですけれども、そこへ向かっての、今、現段階では、そういった具体的な考え方というのは、双方の部局の中ではやりとりはないということでいいんでしょうかね。



○関谷智子委員長 安田部長。



◎安田修治建設部長 公民館の耐震に関しましては、建設部の施設建築課のほうで受託をしてやっておりますけども、現時点におきましては、教育委員会から来年度に向けて耐震補強というような形でのお話を伺っているという段階ではございません。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 府道の話なんで、あんまり立ち入った話をお聞きするのはどうかと思いますけれども、ただ、太閤堤、これからどういう形で御提案いただくのか、それは別にしまして、やっぱりこの府道のルートであったりというのは、いわゆる観光のルートであったり歩行者のルートであったり、市民の生活のルートであったりというところで、割と大きな影響があると思いますし、さっきも言いましたけれども、このプランどおりいくと、車で既に公民館に行くことというのはなかなか困難になってくるということが予想されますよね、表から入るというのは。それはそうでもないんですか。今回お示しいただいたルートで公民館を車で使えるということはどうなんですかね。



○関谷智子委員長 米田課長。



◎米田晃之道路建設課長 済みません、ちょっと説明が不足しておりまして。堤防から分岐をするところ、2ページのほう、堤防の分岐をするところで現道とは接続しますので、そちらのほうから進入できるような道というのはつくっていきたいと思っております。ですので、公民館に入るところというのは正面というのもありかなと考えております。その土地に入っていくのは、堤防から入るというところにつきましては可能かなとは考えております。

     (「それ、踏切の前やから」と呼ぶ者あり)



◎米田晃之道路建設課長 そうですね。隣に、北寄りのところに住宅があるんですけれど、そちらは宇治市道がありますので、当然そこまでは何らかの公道をつなげる必要がございます。その先につきましては宇治市の土地ですので、公道とするのか、国交省の堤防の敷地ですので、堤防をうちの施設として占用させていただくのかというやり方はいろいろあるかと思うんですけれど、いずれにしても、私らの土地については接続するように京都府のほうには申しておるところです。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 ちょっと図面で見ますと、なかなか理解が難しいところもあるので、これはまだきちんと協議も最終的に京都府とも調っていないところだと思いますから、それがまた進捗があれば、もう少しわかりやすい形で、例えば市民会館にはどうアクセスするのかという部分もまた出てくると思いますので、またそれは、そういうタイミングになればお示しはいただきたいと思います。

 いずれにしても、さっきも言いましたけど、今回の府道向島宇治線の道路改良事業で、先ほど来出てますように、立ち退きの問題であったり補償の問題だったり、いろいろあると思いますので、またそれは進捗を折々で御報告いただけたらありがたいなということだけ申し上げておいて終わりたいと思います。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○関谷智子委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終結し、本件は打ち切らせていただきます。

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△3.宇治市市営住宅条例改正の概要について

[資料−−「宇治市市営住宅条例改正の概要について」−−参照]



○関谷智子委員長 次に日程第3、宇治市市営住宅条例改正の概要の件を議題といたします。当局の説明を求めます。中田課長。



◎中田義人住宅課長 ただいま議題となりました日程第3、宇治市市営住宅条例改正の概要についてにつきまして、お手元の資料にて御報告させていただきます。資料は、説明用の資料が1枚と、その他資料としまして、宇治市市営住宅条例と、また住宅地区改良法、それぞれ抜粋でございますけれども、これをつけさせていただいておりますので、これで説明させていただきます。

 まず1の概要でございますが、平成28年10月6日開催の本委員会におきまして御報告しておりますとおり、ウトロ地区の住環境改善に向けまして、現在、公的住宅の第1期棟を建設しているところでございます。建設工事がこのまま順調に進捗いたしますと、本年の12月末に完成する予定でございます。完成後には、現在、仮移転等を行っていただいております地域の方々に順次入居していただくことになりますが、そのためには、このウトロ地区の公的住宅を市営住宅として条例にする必要がございます。また、あわせて、市営住宅の共同施設として管理いたします市営住宅駐車場も条例に追加する必要がありますことから、宇治市市営住宅条例の一部を改正するものでございます。

 次に2の主な条例の改正内容でございますが、大きく3つございます。添付しております現行の市営住宅条例の抜粋及び住宅地区改良の抜粋もあわせてごらんいただけたらと思うんですが、まず1つ目の改良住宅の定義を改めてウトロ地区の公的住宅を追加ということでございますが、現行の市営住宅条例におきまして、改良住宅の定義は、第2条第1号イで、住宅地区改良法第2条第6号に規定する改良住宅としております。また、市条例の第3条第1項におきまして、住宅の名称及び位置は別表1のとおりとすると規定しているところでございます。今回の改正では、ウトロ地区に建設いたします公的住宅について、新たに改良住宅と定義するための改正を行い、あわせまして、別表第1に名称及び位置を追加するものでございます。

 2つ目は、改良住宅の入居者の資格を新たに規定でございますが、現在、改良住宅に入居できる者としましては、改良法第18条に規定されております改良住宅に入居させるべき者のみとしておりますため、現行の条例では改良住宅の入居資格というのは、法の直接適用ということもございますので、規定してございません。今回の改正におきましては、条例でウトロ地区に建設する公的住宅を新たに改良住宅と定義することに伴いまして、現行条例第5条に入居者の資格を定めておるところなんですが、それとは別に新たに改良住宅入居者資格を規定いたします。また、この改良住宅入居者資格の規定による入居させるべき者が入居せず、または居住しなくなった場合に、現行条例第5条の入居者資格該当者が入居できるように規定いたします。

 3つ目は、市営住宅駐車場にウトロ地区の公的住宅を追加でございますが、現行条例の第3条第2項におきまして、共同施設として整備された駐車場の名称及び位置は別表第2のとおりとすると規定してございます。今回の改正で、ウトロ地区に建設する公的住宅においても市営住宅駐車場を整備しますので、別表第2に追加したいと思っております。

 最後に3、今後の予定でございますが、条例改正議案につきましては、3月議会におきまして提案させていただきまして、御可決の上は4月に施行する予定でございます。以上、簡単でございますが、宇治市市営住宅条例改正の概要についての報告とさせていただきます。よろしくお願いします。



○関谷智子委員長 これより質疑を行います。質疑のある方いらっしゃいませんか。西川委員。



◆西川友康委員 なかなか文章だけではわかりづらいところがありまして、平たく言うと、これから市営住宅を進めていく段階でどうしても条例の改正が必要であろうと、手続の一つということで考えて大丈夫ですか。



○関谷智子委員長 中田課長。



◎中田義人住宅課長 そのとおりでございます。



○関谷智子委員長 西川委員。



◆西川友康委員 わかりました。ありがとうございます。あと、主な条例の改正内容の2というところなんですけども、要は、今移っていただいている方がここに入ってもらう。その人が入らないということは、あきが出れば、また別で市営住宅としてほかの人が入れますよというような考え方で大丈夫ですか。



○関谷智子委員長 中田課長。



◎中田義人住宅課長 今言っていただいたとおり、まずは、仮移転等されている方について入っていただくための改正をする。それにあわせまして、そういった方が皆さん退去されたりとかいうことであきが出た場合に、一般の市営住宅の入居資格を持っておられる方について入れるような形の規定をしておくということでございます。



○関谷智子委員長 西川委員。



◆西川友康委員 ありがとうございます。楽しみにしてますので、順次進めていただきますようよろしくお願いします。



○関谷智子委員長 ほかに。堀委員。



◆堀明人委員 ちょっと僕もわかれへんので確認しておきたいんです。改良住宅というのは、これは市営住宅とはまた違う位置づけですわね。要は、今のウトロ地区の住宅を改良していく中で、今現在、ウトロに居住されている方をこの公的住宅に入居いただくと、こういう考え方だと思うんですね。現在、ウトロにお住まいの方というのは何世帯あって、今回、その第1期の工事でできる部屋というのは何世帯分あって、そのバランスはどういう感じになっているんでしょうか。



○関谷智子委員長 中田課長。



◎中田義人住宅課長 まず、ウトロ地区に今お住まいの方々の世帯数ですけども、55世帯でございます。第1期棟につきましては40戸で、第2期棟の計画、現状では21戸、合わせて61戸の公的住宅を建設する予定でございます。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 ということは、第1期のところでは、全ての方が御入居されるということは難しい。第2期ができるまでの間は現在のところにそのままお住まいされるということでいいんですかね。



○関谷智子委員長 中田課長。



◎中田義人住宅課長 そのとおりでございます。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 その入られる順番というのは、そちらの地域で決められるのかわからないんだけど、どういう順番で第1期に入られる方を選定されていかれるんでしょうかね。



○関谷智子委員長 中田課長。



◎中田義人住宅課長 まず、現在、第1期棟建設中の場所がございます。そのあたりとか、またその東側部分で、また第2期棟の建設とか、あと公共用地、道路とかつくりますもので、そこら辺にかかる方、公共用の事業で住宅を失われる方になるんですけども、そちらの方から第1期棟に入居していただくという形になります。当然、第2期棟の建設等がございますので、そちらの第2期棟ができましたら、それ以外の今の公共用の住宅を建てる場所とか、それ以外にお住まいの方、ウトロ地区は広うございますので、そちらの方が第2期棟に入る、大きく言えばそういった形でございます。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 そもそもの話をお聞きしたいんですけど、今、ウトロ地区でお住まいの方は、全ての世帯の皆さんが改良住宅に転居されることについては、これはもう賛同されているということで確認だけさせていただきたいと思います。



○関谷智子委員長 中田課長。



◎中田義人住宅課長 ウトロ地区にお住まいの方で、この公的住宅に入居を希望される方につきましては、皆さん賛同していただくという形で、現在進んでございます。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 もう一つわからないんですけど、希望する方は賛同されるのは当たり前で、希望されない方もいらっしゃる。希望されない方はどう対応されるんですか。



○関谷智子委員長 中田課長。



◎中田義人住宅課長 済みません、ちょっと説明不足で。現時点では、皆さん入られるということでお聞きしております。



○関谷智子委員長 ほかにございませんか。坂本委員。



◆坂本優子委員 今お聞きしていたら55世帯で、1期・2期でつくられるのが61部屋ということで、6部屋、ちょっと余分にあきあるんかなと思うんですけど、優先はそこの居住者の方、ウトロ地区でずっと生活されてきた方ということになるかと思うんですけど、これでいくとどうなんでしょうか。大体詰まってくるという、そんな感じの予想なんでしょうか。



○関谷智子委員長 東村副課長。



◎東村佐登志住宅課副課長 現在住まわれている方は55世帯なんですけども、その中では、2世帯でお住まいの方もおられますので、世帯分離を希望される方は分離をしてということで、建築戸数を計算してございます。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 子供ができたりとか、一旦外に出てたけど、また帰ってこられたりとか、そういう個々で生活されてきた方が優先されて、ちゃんと入れるような、そういう部屋の順繰りというのか、そういうのをまた特段気をつけていかないとあかんのかなと思うんですよね。ほかの市営住宅やったら応募してとなるわけでしょう。でも、ここの場合は違うわけやから、その辺、市のほうがきちんと見届けるというか、していかないと、本来、資格があるのに入れないというようなことになる場合が起こらないようにしておかないとあかんかなと思うんですけど、この辺はどうなんですか。



○関谷智子委員長 中田課長。



◎中田義人住宅課長 まず、改良住宅が改良事業でやる地区内にお住まいの方が入居される形になりますので、地区外に現在住んでおられる方等については、改良住宅という、最初に建てます状態では入っていただくことはできません。先ほど言いましたように、条例で、もともと今、改良地区内に住んでおられる方、先ほど55世帯が世帯分離とかがありますので、戸数を61確保しておるんですけども、そういった方が退去されたりとか、御高齢で亡くなられてあいたりとかした場合には、一般の市営住宅として公募ということをさせていただくことになりますので、まずは改良地区内にお住まいの方のための住宅ということになります。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 ということは、確認なんですけども、今、お住まいの方の、例えば息子さんとか娘さんとか、ほかのところに住んでおられると。親の面倒を見たいとか、何とかかんとかでこっちに移ってきたいと、そんなケースも出てくるかなと思うんですけど、そういう場合はもうアウトなわけですか。



○関谷智子委員長 中田課長。



◎中田義人住宅課長 今言われたような、御高齢の御両親をお世話するために同居されるとか、そういったケースもあると思いますので、そういったことにつきましては考慮させていただいて、今後進めていきたいというふうに思っております。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○関谷智子委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終結し、本件は打ち切らせていただきます。

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△4.宇治市建築物耐震改修促進計画(素案)に対する市民意見の募集結果及び宇治市建築物耐震改修促進計画(改定案)について

[資料−−「宇治市建築物耐震改修促進計画(素案)に対する市民意見の募集結果及び宇治市建築物耐震改修促進計画(改定案)について」−−参照]



○関谷智子委員長 次に日程第4、宇治市建築物耐震改修促進計画(素案)に対する市民意見の募集結果及び宇治市建築物耐震改修促進計画(改定案)の件を議題といたします。当局の説明を求めます。山元主幹。



◎山元真司建築指導課主幹 ただいま議題となりました日程第4、宇治市建築物耐震改修促進計画(素案)に対する市民意見の募集結果及び宇治市建築物耐震改修促進計画(改定案)について、お手元の資料に基づきまして御説明させていただきます。お配りしております資料は、宇治市建築物耐震改修促進計画(素案)に対する市民意見の募集結果及び宇治市建築物耐震改修促進計画(改定案)について、別添で資料1としまして、市民意見の募集結果について、資料2としまして、宇治市建築物耐震改修促進計画概要版(案)、資料3としまして、宇治市建築物耐震改修促進計画(改定案)でございます。

 宇治市建築物耐震改修促進計画の改定につきましては、昨年10月6日の本常任委員会で、宇治市建築物耐震改修促進計画(素案)を取りまとめまして、市民意見の募集をすることについて御報告させていただいたところでございます。このたび、市民意見を踏まえまして、宇治市建築物耐震改修促進計画概要版(案)及び宇治市建築物耐震改修促進計画(改定案)を取りまとめましたので、御報告をさせていただきます。

 まず、市民意見の募集結果について御報告をさせていただきます。お寄せいただいた意見を資料1にまとめさせていただいております。資料1、市民意見の募集結果についてをごらんください。実施期間につきましては、平成28年11月15日から平成28年12月16日まで、周知方法は市政だより、市ホームページへの掲載、市内の主な公共施設41カ所へ配架し、御案内をさせていただきました。素案に対して提出された御意見は、7件の御意見を3名の方よりいただいております。意見の概要と市の考え方につきましては、資料1の2枚目以降に記述しておりますので、御説明をさせていただきます。なお、御意見を計画に反映している箇所につきましては、資料2、宇治市建築物耐震改修促進計画概要版(案)をあわせてごらんください。

 資料1、市民意見の募集結果についての2ページをごらんください。まず、耐震化の現状と目標について、1つ目の御意見として、目標設定の表記について御意見をいただいております。素案では、前計画からの変更点や新たな項目を記載しておりましたが、御意見として、前計画での目標設定とその達成度合いや、できたこと、できなかったことなどの評価を計画の最初につけるべきではないか。それをもとに、新たな計画を立てたとわかるようにすべきではないかとの御意見をいただき、市の考え方としまして、御意見をいただいたとおり、前計画の概要について記載は必要であると考えており、改定案へ反映しますとしており、資料2、概要版の案5ページをごらんください。耐震化の現状と目標設定に赤文字で記載しておりますが、前計画の目標90%を追記しております。

 資料1、市民意見の募集結果についてへ戻っていただきまして、次に、耐震化促進に向けた基本的な取り組み方針について、2つ目の御意見として、揺れやすさマップについて御意見をいただいております。御意見としまして、揺れやすさマップは資料にも添付されており、作成済みに見える。そうであれば、作成の段階は完了しており、具体的な活用方法について言及すべきではないか。ホームページで公表しただけでは十分な啓発にならないのではないかとの御意見をいただいておりまして、市の考え方としまして、揺れやすさマップについては御意見のとおり作成済みのため、作成の表記は削除いたします。活用については、素案にも記載のとおりホームページで公表するだけでなく、活用を促進し、市民意識の啓発に努めます。例えば、防災訓練や出前講座などの機会にマップを活用し、自分の家の被害想定を認識してもらうなど、より一層の啓発に努めますとしておりまして、計画への反映につきましては、資料2の概要版案の7ページに赤文字で記載しているところで、マップの作成の文字を削除しております。

 資料1、市民意見の募集結果についてへ戻っていただきまして、3つ目の御意見として、耐震シェルターについて御意見をいただいております。昭和56年以前に建築された古い木造住宅は、築後36年以上経過しており、老朽化と生活スタイルの変化等で、ほとんど価値のない建物に費用をかけて耐震改修を行うことに疑問と抵抗感を抱くのは私1人ではないでしょう。耐震シェルターがメニューに追加され、簡便に設置できて効果的かつリーズナブルな耐震シェルターの製品開発・改良・普及が図られたら一定のニーズがあると思われますので、市民へのPRと設置支援施策の充実を期待しますとの御意見をいただいておりまして、市の考え方としまして、耐震シェルター設置による安全性を向上する取り組みの推進については素案に記載しており、耐震シェルターや各種耐震に関する施策等について、今後一層の啓発に努めてまいりたいと考えており、啓発に当たっての参考とさせていただきますとしております。

 4つ目の御意見としまして、家具の転倒防止対策について御意見をいただいております。家具の転倒と暴れ回り防止策については、市民の間でその危険性・重要性は認識されているものの、面倒くささやおっくうさで実際には手をつけず、放りっ放しになっているのが実情だと感じます。シルバー人材センターや自治会等とタイアップ、連携してPRと潜在ニーズのアンケートを行う等を手がけ、希望者には器具の購入から取りつけ工事までをあっせんする仕組みをつくれば普及効果が上がると考えますとの御意見をいただき、市の考え方としまして、家具の転倒防止等の普及啓発については素案に記載しており、防災訓練や出前講座、その他防災等に関する展示等の際にパンフレットなどを作成し、啓発に努めてまいりたいと考えており、啓発に当たっての参考とさせていただきますとしております。

 5つ目の御意見として、感震ブレーカーについて御意見をいただいております。感震ブレーカーと申しますのは、揺れを感じた際に自動的にブレーカーが落ち、停電が復旧した際に通電され、火災が発生することがないようにするものでございます。御意見としまして、建築とは部署が違うかもしれないが、通電火災対策を実施すべきではないか。感震ブレーカーの設置への補助など、費用対効果は高い。宇治市地域防災計画でも火災について触れられているとの御意見をいただき、市の考え方としまして、感震ブレーカーについては、地震時の火災防止に有効であると考え、地域防災計画との整合を図り、計画に反映しますとしておりまして、資料2、概要版の6ページ、減災化住宅の推進に、感震ブレーカーについて赤文字で追記しております。

 資料1、市民意見の募集結果についてへ戻っていただきまして、次にその他、6つ目の御意見としまして、平成21年の宇治市建築物耐震改修促進計画に定めております現行のマンション耐震診断事業費補助金交付事業と同様に、特定建築物・建築設備の定期報告につきましても御配慮をお願いしたく存じます。例えば、宇治市内の建築士に定期報告を依頼した場合の費用を助成する。宇治市としても、市内の建築士に限れば定期報告のチェックもしやすいし、不正報告といった悪意ある建築士の排除もしやすくなるとの御意見をいただきましたが、特定建築物・建築設備の定期報告につきましては、建築基準法に定められた維持保全状況の報告義務となっておりまして、市の考え方としまして、今回の素案に対する御意見ではございませんが、今後の建築行政への参考とさせていただきますとしております。

 7つ目の御意見として、直結直圧給水の範囲拡大を求めます。2010年5月に3階建て以下の建物について、一定以上の条件のもと、直結給水の範囲が拡大されてきておりますが、4階以上の建物についての定めがありません。4階以上の建物であったとしても、受水槽設備を防災用備蓄倉庫といった設置スペースの有効利用を条件に直結直圧給水の範囲拡大してください。配水管変更のデメリットとしては、断水時に直ちに給水停止となると記されております。確かに、震災時においてはすぐに断水にならないのはメリットですが、毎年の受水槽維持管理費用がかかります。受水槽設備が階下にある場合、水害などの浸水時に直ちに役に立たなくなります。数年ごとに備蓄水を交換したほうが経済的かつ機能的と考えられますとの御意見をいただきましたが、今回の素案に対する御意見ではございませんので、市の考え方としまして、関係課へ御意見として内容をお伝えしますとしております。

 また、昨年10月の委員会で、山間部での土砂災害の啓発について御意見をいただいておりましたので、資料2の概要版の4ページ、上から3行目に、山間部での土砂災害について追記をさせていただいております。

 以上の御意見を踏まえまして、まとめさせていただいたものが資料2の概要版の案でございます。また、この概要版に詳細な資料等を加えたものが、資料3で御用意させていただいております改定案でございます。

 この改定案につきましては、現在、京都府が府の耐震改修促進計画の一部改定を近々予定されておりまして、資料3、改定案の7ページの一番下の絵にございますような、緊急輸送道路沿いの沿道の建築物で、旧耐震基準で建てられた建物のうち、万が一倒壊した際に、道路の半分以上を閉塞させるおそれのあるものを対象に、耐震診断の実施、耐震診断結果の報告を義務化され、及び耐震診断に対する助成制度を検討されておりまして、必要に応じ、それに対応する記述を資料3、改定案の32ページに追加するほか、今後、33ページの次に記載されておりますような各種法令や用語の解説等を掲載しました資料編とあわせまして、宇治市耐震改修促進計画として計画の冊子を作成する予定でございます。

 資料1、市民意見の募集結果についての1ページへ戻っていただきまして、今後の予定でございますが、お寄せいただきました御意見の概要及び市の考え方については、平成29年2月中に宇治市ホームページで公表予定としておりまして、改定後の宇治市建築物耐震改修促進計画につきましては、平成29年3月の公表を予定しております。以上でございます。



○関谷智子委員長 これより質疑を行います。質疑のある方。池田委員。



◆池田輝彦委員 最近の地震でいえば熊本地震なんですけども、熊本地震の報道を見ますと、この現在の耐震基準、昭和56年以降のことなので、それ以降というと、結構宇治市でも新しい住宅もふえてきましたけども、この基準に適合してて、熊本地震で相当傾いてる。1回目の揺れに耐えたけど、2回目で倒壊してる結構新しい住宅、それを思いますと、どうしても市民の方から、私も耐震診断の補助云々とかのお話もたまに聞くんですけど、いわゆる昭和56年が境目ですよとなったら、結構ほとんどの方がそれ以降になるので、言い方としては、耐震基準としては大丈夫ですというふうに言わざるを得ない、補助の対象にはなりませんのでね。ところが、いざやっぱり大きな地震、熊本は特殊かもしれませんけど、震度7で2回揺れたとなったときに、恐らく熊本の報道を見る限りでは、宇治市でも同じケースであれば、満たしていても相当の家が倒れるということは確実に予想されると思うんですね。

 あんまり危険をあおってもいけないんですけども、最近の住宅企業の考え方としては、住宅企業が定めているのかちょっとわかりませんけども、耐震等級ですね。仕様書にも、うちは耐震等級が1です、2です、3ですと、いわゆる今の国が定める耐震基準の1.何倍、もしくは2倍というところで地震に強い。報道を見ますと、建物の直下率、1階と2階の壁が真っすぐつながっているかどうかで相当倒壊の恐れがあるなしが出てくるというのが報道でありまして、私も見ていて興味深かったんですけども、柱でも2階と1階が真っすぐ、これがずれてつくっていたら、今の耐震基準を満たしていても揺れに弱い。壁も、真っすぐつながっている面がどれほど多いか。いわゆる直下率がすごく問題なんだという住宅会社の説明がありまして、いわゆる市民の方に、どうしても耐震基準を満たしているかどうかという、宇治市が今、これだけかなりパーセントは上がってきていますけれども、いざ大きな熊本級になったときには大丈夫ですかということは、市民の方にもやっぱりわかっていただかないといけないと思うんですね。そういった意味では、決して危険をあおるわけではないんですけども、そういった新しい今の熊本地震以降の考え方、耐震基準は満たしていますけれども、同じような地震になったときには、こういうレベルの家というのは非常に倒壊する危険はありますということはお知らせする。お知らせするというか、市民の方はわかっていないといけないんではないのかなと。費用がかかりますけれども、補強するとか、そういったことも情報としてお伝えしなければ、僕はいけないんじゃないのかなというのを非常に最近思っています。

 今、熊本に職員が派遣されているかと思います。熊本の状況も職員にいろいろ見ていただいて、今の熊本の状況を見て、もし宇治市に当てはめたらどのぐらいの被害になるのかなというのも、また一度検討していただきたいと思っておりますし、新しい、熊本以降の考え方として、宇治市はこれで大丈夫なんですよ、耐震率は上がっているんですよという考え方も少し考え直さなければいけないのかなというふうに思っていますが、そのあたり、ぜひ少し、今までと違う捉まえ方で宇治市の一般の住宅の耐震に関する考え方を少し深めていただきたいなと私は思っております。そのあたり、もしそういうことをもう既に考えておられるのかどうなのか、少しお話をお聞きしたいと思います。



○関谷智子委員長 浦部課長。



◎浦部浩光建築指導課長 熊本地震のときに、旧耐震で被害のあった割合と新耐震であった割合というのは、やはりかなり旧耐震の割合のほうが大きく被害が起こっておりまして、やはり新耐震というのは、これは国のほうの方針なんですけれども、耐震性は一定程度あるというふうなことになっております。新しい建物でも、被害に遭ったものというのは、柱とかはりの接合部、筋交いが入っている接合部、そういった不十分なところが倒壊とかの原因になっておりますので、新耐震の基準の建物でも、今後、リフォームとかそういったときの機会を捉えまして接合部の状況を確認することを推奨していくなど、旧耐震だけに限らず、新しい建物についても、そういう啓発のほうを進めていきたいというふうに思っております。



○関谷智子委員長 池田委員。



◆池田輝彦委員 ぜひ、本当に何度も言うようですが、余り危険をあおってもいけないんですけれども、どうしても耐震基準を満たしてるとなったら大丈夫だという考え方になるんでしょうし、私らもそういう言い方しかできないんですけれども、新しいこういう事例、考え方もあるということはいろんなところで啓発する必要があるのかなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いします。以上です。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。西川委員。



◆西川友康委員 この建築物耐震改修促進計画の中で一番問題になっているのが、住宅のところやと思うんですけども、住宅の耐震化率がまだまだ低いというところで、その辺をどうしていくかということで問題になっていると思うんですけども、この記述、改定案の最後のほうで、31ページにも町内会・自治会との連携というのも書かれておるんですけども、さっきの市民意見のところでもあったんですけども、具体的に、出前講座、防災訓練等でというところはいっぱい書いてあるんですけども、地域の自治会にある防災組織の中でいろいろ取り組んでもらわないとなかなか関心が深まらないのかなと思うんですけども、その防災組織も、今、地震が起きた後、どういうふうにしようという対策を立ててはるところが結構多いかと思うんですけども、その前段階として、住宅の耐震化というのを地域防災の観点の一つとして重要やということを理解していただくということが必要だと思うんですけども、そんな中で、防災組織とか、あと宇治市にある地域防災リーダーという方がおられると思うんですけども、そういった方の活用とか、そういうところがあんまり記述されてないんですけど、その辺はどういうふうに考えておられますか。



○関谷智子委員長 浦部課長。



◎浦部浩光建築指導課長 現在のところは、危機管理課等に出前講座とか、そういった要望のあるところに対して出ていって啓発のほうをさせてもらってるんですけれども、また今後は、もっとそういったところを広げまして、いろんな地域に周知できるよう検討していきたいというふうに思っております。



○関谷智子委員長 西川委員。



◆西川友康委員 わかりました。地域との連携とかセミナーとか講習会とか、いろいろ啓発しようというところはうかがえるんですけども、受け身になってるところが見えてくるので、もうちょっと浸透させようと思うと、地域防災リーダーを軸としたりとか、もうちょっと入っていくような感じでやっていかないとなかなか厳しいのではないかなと思いますので、その辺をしっかりやっていただきたいということを要望したいのと、ハザードマップ等に関する事項というのがあったんであれなんですけども、ハザードマップ、もう大分できて時間がたつと思うんですけれども、全世帯配布といっても、もうなかなか持っておられない方もいるんですけども、今、新しくいろんなこともふえてきて、新しくつくり直すということは、ちょっと場所が違うのかもしれないですけど、考えとかはあるのでしょうか。



○関谷智子委員長 浦部課長。



◎浦部浩光建築指導課長 ハザードマップ全体については、今、ここの部署でやっているものではありませんので、どういうふうな状況かというのは把握しておらない状況です。



○関谷智子委員長 西川委員。



◆西川友康委員 わかりました。ちょっと担当課が違うということなんですけども、ハザードマップが、前回のやと結構規模がでかかったので、やっぱり地域ごとに特化した防災マップというのがあると非常に便利かと思うんで、揺れやすさマップも有効活用されるということなんで、各地域の状況に応じたところをぎゅっと縮めて、必要なところだけ拡大して使っていただけたほうが効果があるかと思いますので、ハザードマップが新しくつくれないとしても、パンフレットとかをつくる際とか交渉に行く際に、その地域に合ったような形につくりかえてやってもらえるといいかと思いますんで、その辺も考えて進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。坂本委員。



◆坂本優子委員 この概要版の5ページの目標なんですけど、平成37年度末までの目標ということで、住宅なんか耐震化率95%以上を目指すということで、私、それは目標はすごいいいと思うんですけど、ただ、1人世帯、ひとり暮らしの方とか空き家とか人口減少とか、いろんなことを加味して、これいけるのかなという。高い目標を掲げられるのはいいんですけど、そういうこともいろいろ考えて95%以上ということで目標をつくっておられるんですよね。



○関谷智子委員長 浦部課長。



◎浦部浩光建築指導課長 まず、空き家については、ここの耐震化率の算定には入っておりません。このままのペースで耐震化が進みますと、平成37年度では約93%程度になるんですけれども、これからどんどん旧耐震の建物というのは減っていきますので、それを耐震化していくというのは、かなりどんどん厳しくなってくるとは思うんですけれども、95%に対して2%足りないところについては、建てかえとか耐震改修とか、そういったものも含め、今後さまざまな施策というのが考えられてくるかと思うんですけれども、必要に応じて検討のほうをしていきたいというふうに思っております。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 耐震化が必要な住宅に住んでおられるひとり暮らしの高齢者のケースというのが一番難しいんですよね。息子さんや娘さんがいらっしゃっても、もう別個に宇治市外に住んでおられたりとか、最終的に高齢のひとり暮らしのその方がそのおうちでついの住まいみたいな感じになって、じゃ、それ、どうすんねんみたいなところで、ここの手だてを何らかとっていかないと、一番簡単なんがシェルターかなと思うんですけど、そんなことを考えると、実際に地震があったときに被害を受けるのはそういう方が一番厳しいところでもあるので、その辺をやっぱりちょっといろいろと検討していただいて、耐震化率をぜひ上げていただきたいと思います。意見だけで。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○関谷智子委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終結し、本件は打ち切らせていただきます。

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△5.「宇治市まちづくり審議会」における担任事項の拡充について

[資料−−「「宇治市まちづくり審議会」における担任事項の拡充について」−−参照]



○関谷智子委員長 次に日程第5、「宇治市まちづくり審議会」における担任事項の拡充の件を議題といたします。当局の説明を求めます。船谷主幹。



◎船谷昭夫歴史まちづくり推進課主幹 日程第5、「宇治市まちづくり審議会」における担任事項の拡充について御説明申し上げます。

 それでは、お手元の資料をごらんください。本市は、宇治市まちづくり・景観条例を施行し、あわせて宇治市景観計画を策定して、良好な景観の形成を推進しています。現在、まちづくりへの市民参加、景観の形成に関するまちづくりの事項について、宇治市まちづくり審議会で調査及び審議を行っています。一方、地域主権改革一括法の施行に伴い、平成27年4月から、風致地区における許可事務を本市で行っておりますが、これまでの間、許可事務を行う中で、風致の維持に関する事項について、景観計画との整合など、改めて調査及び審議する必要があると考えています。つきましては、このような経過を踏まえ、今後、風致の維持に関する事項についても、良好な景観の形成と一体的に宇治市まちづくり審議会で調査及び審議することを予定しており、その基本的な考え方について御報告いたします。

 まず、これまでの経過について御説明いたします。お手持ちの資料の1ページ下段をごらんください。本市は、平成8年に平等院の背景に高層マンションが建設されたことを教訓に、平成14年に自主条例として宇治市都市景観条例を施行いたしました。その後、平成17年に景観行政の担い手として景観行政団体となり、平成20年には宇治市まちづくり・景観条例を施行し、あわせて宇治市景観計画を策定して良好な景観形成を推進しております。

 これまで、良好な景観の形成に関する事項については、宇治市まちづくり審議会や、その前身である宇治市景観審議会でその調査及び審議を行ってきました。一方、風致の維持に関しましては、昭和12年に本市において風致地区が指定され、昭和45年に京都府風致地区条例が制定され、条例に基づき、約50年の長年にわたり、京都府で許可事務で行われてきました。その後、平成27年4月からは権限移譲により、本市において風致地区における許可事務を行っており、本市として良好な景観の形成及び風致の維持を一体的に推進することが可能になりました。

 次に基本的な考え方について御説明いたします。お手持ちの資料2ページ目をごらんください。平成27年4月より、本市において、風致地区における許可事務を行う中で、良好な景観の形成及び風致の維持を一体的に推進するため、風致地区における建築物等の規制方針を再検討する必要があると考えております。また、本市が認定した平等院表参道まちづくり協議会から地域の景観づくりを進める上で、風致地区における必要な見直しについても要望を受けており、地域のまちづくりと連携をとりながら再検討する環境が整ってきました。一方、風致地区における建築物等の規制方針の再検討は慎重に行うべきであり、再検討に際し、客観性や公平性を担保するため、専門的な見地から調査及び審議を行う必要があります。また、風致の意義は、良好な景観の形成と整合を図りながら、一体的に、かつ継続して検討をする必要があり、これまで良好な景観の形成に関する審議及び調査は宇治市まちづくり審議会で行ってきたことを踏まえ、今後、風致の維持に関する調査及び審議を宇治市まちづくり審議会で行っていきたいと考えています。

 なお、屋外広告物は景観の重要な構成要素であることから、これまでと同様、宇治市まちづくり審議会で調査及び審議を行います。風致の維持は都市計画法に基づく制度であり、良好な景観の形成は景観法に基づいていることから、関係法令の趣旨を踏まえた整合性の確認や調整が必要になること、また調査及び審議を効果的かつ機能的に進める観点から、学識経験者で構成する宇治市まちづくり審議会の部会を新たに設置し、詳細な調査及び審議を行いたいと考えています。

 次に条例制定及び条例改正について御説明いたします。お手持ちの資料3ページ目をごらんください。今後、風致の維持に関する事項についても、宇治市まちづくり審議会の担任事項とするために、必要な条例制定や条例改正を行っていきたいと考えています。

 それでは、下の図をごらんください。上が現行で下が今後を示しています。現行のまちづくり・景観条例では、まちづくり審議会の設置、まちづくりへの市民参加、景観の形成、開発事業の調整などについて条文化しており、審議会について、宇治市屋外広告物条例とは関連づけができていますが、宇治市風致地区条例とは関連づけができていません。そこで、下の図でお示しするように、今後は宇治市まちづくり・景観条例のうち、まちづくり審議会の設置に関する部分を新たに宇治市まちづくり審議会設置条例を制定し、この設置条例と関連づけを明確にするため、宇治市まちづくり・景観条例、宇治市風致地区条例、宇治市屋外広告物条例を改正していきます。なお、今後、報告いたしました内容を宇治市まちづくり審議会にも御報告する予定でございます。以上、「宇治市まちづくり審議会」における担任事項の拡充についての御説明といたします。



○関谷智子委員長 これより質疑を行います。質疑のある方、挙手願います。堀委員。



◆堀明人委員 ちょっとお聞かせいただきたいんですけど、僕、以前から、例えば屋外広告物の関係であったりということで質問させていただいたりしてるんですけど、一向に大きく改善されるということが、ここの数年を見ている範囲ではないと、こう考えてるんですね。そういう中で、この宇治市まちづくり審議会に、これを見てると、今後はこういう屋外広告物の条例とかも、いわゆる権限を付与するということになるんですかね。もう一回、説明の中で、まちづくり審議会の裁量権という面でいうと、どう変わってるんですかね。もう少し平たく教えてもらえますかね。正直、僕は、このまちづくり審議会の機能というか役割について、もう一存在価値がわからないところがあるので、例えば歴まち課との関係であったりとかいう意味でいうと、どういう関係で、どういうこの人たちの裁量がある審議会なのか、ちょっと教えてほしいなと思います。



○関谷智子委員長 木下部長。



◎木下健太郎都市整備部長 宇治市のまちづくり・景観条例に基づきまして、現在はまちづくり審議会が設置されてございます。もともとこの委員会というのは、宇治市が独自条例として持っておりました都市景観条例に基づきましてやっておりました、景観を守っていこうという景観の審議会、これと、それから条例をつくるときにいろいろ御協力いただきました、まちづくりをどうやって進めるか、あるいは開発調整をどうしたらいいかという御検討をいただいたときの条例の検討委員会のメンバーの方々とも相談しながら、2つの役割を持っているのが今のまちづくり審議会です。

 2つといいますのは、1つは景観の保全にどうやって宇治市は施策を展開していったらいいのかというような御提言をいただくということが1つ。それからもう一つは、地区まちづくり協議会というのが既に7地区認定させていただいていますけども、地区のまちづくりを進めるためのまちづくり協議会の認定でございますとか、そこでつくられた計画を認定するとか、あるいは計画に対するアドバイスをいただくとか、そういった大きな2つの役割で現在、運用させていただいております。

 特に、景観に対して大きな役割を果たしたのは、景観計画をつくるときにいろいろ御意見をいただきました。景観計画ができて以降は、宇治市に対して、何か制度を変えるとかいう場面は、余り今までなかったわけなんですけど、今回、まちづくり審議会の役割に、今まで京都府がやっておりました風致をどうするかというところを、やっぱりこのまちづくり審議会の中でもしっかり議論していただきたいという思いで、今回、御提案させていただいているんですけども、屋外広告物に関しては、現在の状態でも屋外広告物のいろんな基準とか、そういう見直しに関してはまちづくり審議会で御議論いただくことになります。一件一件の屋外広告物をどうするかではなくて、いろんなルールを決めるときに、まちづくり審議会でいろいろ御意見をいただくという形になります。

 宇治市では、まちづくり審議会のほかに景観アドバイザー会議というのを別に設けておりまして、そこは割と専門家だけの集団になっているんですけども、例えば、大きく景観を改変するような建造物があったり、あるいは大きく景観を変えるような広告物の申請があったりするときにはどういうふうにしたらいいだろうというアドバイスをいただいているという状況です。

 いろいろ以前からも御指摘いただいています、今ある広告物をどうやってよくしていくのかということになると、これは我々行政が地域の方、あるいは広告物の掲載主さんと地道な協議をさせていただきながら、何とか改善に向けて御努力いただいているというのが実情でございますし、屋外広告物に関しては、それに対する支援策も御用意させていただいているということで、例えば撤去するときには一定の補助を出させていただいたりと、そういった努力しているんですけども、まだまだ手ぬるいというふうに御指摘いただいてるんですけども、そういった部分も今後鋭意努めていきたいというふうに考えております。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 例えば、我々が屋外広告物に対して議論を行政と、宇治市とする中で、いやいや、とはいうても、まちづくり審議会の意見を待ってとか、まちづくり審議会にも相談しながらというような、要は屋上屋を重ねるような逃げ道に、行政の改善のスピードをむしろおくらせる存在になるんじゃないかと、それを心配するんです。ですから、直接行政の中で、屋外広告物についてはこうあるべきと、条例に基づいて対応していくべきというのが、本当は僕はスピーディーな対応が求められると思うんですよね。なので、イメージでいうと、いわゆる学識経験の先生方が理想論とかあるべき論をいろいろ意見交換しながら、だけど実情は変わっていかないと。本来は、例えば宇治川から見たときにパチンコ屋の看板が見えるのが正しいか正しくないかというと、それはまちづくり審議会では、それは多分だめだろうと。こうあるべきだというあるべき論は、多分議論されていると思うんだけど、だけど、それが結局、数年にわたって、例えば猶予期間が、僕からしたら長いなとも思いますし、スピーディーな改善に至っていない。ということは、つまり、まちづくり審議会で議論いただいていてる内容が本当に宇治市の景観をよくしていくことにスピーディーに直結しているかと、そこの役割として、しかも今回、担任事項を拡充するということですから、よりその受け持ちの範囲を広げていくということだと思うんで、そのあたりが、本当に市が求めていらっしゃるとか、あとは実際に、町の景観をよくすることに直結した特効薬としてこのまちづくり審議会が機能しているのかなという疑念を持っているんですよ。そのあたりはどうですかね。



○関谷智子委員長 木下部長。



◎木下健太郎都市整備部長 個々の景観を構成するいろんな要素がいろんな変化をしていくわけですけど、この変化に対しては、非常にやっぱりスピーディーさが求められると思います。そういう意味でいいますと、宇治市は景観係という1つのセクションを設けながら、スピーディーな対応を心がけております。このまちづくり審議会の役割というのは、一件一件の話ではなくて、宇治市の景観を今後どうしていくのかとか、あるいはルールが今の状況でよくなければどういうふうに改善していくのかということを御審議いただくのが主な役割かなというふうに思っております。なかなかルールを変えるというのは、やっぱり慎重さも要求されますし、特に我々が扱う景観というのは、道路とか公共施設だけじゃなくて、個人の財産というのも非常にたくさんございます。そういったところの大きなルールの改変というのは、我々あるいはまちづくり審議会だけでなくて、地域の御意見、あるいは事業者の御意見というものもしっかり聞きながらでないと、規制を強化したりすること自体もなかなかままならないというのが実情でございます。

 そういうことでいいますと、私たちだけで考えるのではなくて、専門家の意見、あるいはまちづくり審議会の中には事業をやられている方とか、いろんな方も入っていただいてますので、そういった方の御意見も聞きながら、我々もスピーディーに対応できるように、日夜頑張っていきたいとは思っております。よろしくお願いします。



○関谷智子委員長 堀委員。



◆堀明人委員 宇治市のブランドを考える中で、景観であったり、それから歴史であったりというところは、本当にこれは宇治市ブランドを高めたり、あと宇治市のよさを後世につないでいく中で、すごい大事なことだと思うんですね。ですから、このまちづくりをどうしていくかというのは非常に、景観もそうだし、大事なことだというのは思います。だから、それに伴って、屋外広告物をどう規制していくのか。例えば京都市なんかの規制と比べると、改善のスピードは遅いと思うし、まだ甘いところもあると思うんですね。だけど、僕は将来的に、本当に宇治市を国際観光都市ぐらいのレベルまで持っていこうとすると、そのあたりの覚悟というか、それはやっていくべきだと思うんですね。

 一方で、この風致地区の条例というのは、今度は土地の価格、いわゆる財産の価格、風致地区にかかると、建てられる建物が建たなくなるわけですから、そういう意味でいうと、今度、一方では、景観を守るというのはよくわかるんですよ。守る反面、今度、風致地区のほうでは、やっぱり個人の財産の価値を左右する非常に大きな条例になってくると思いますので、だからそのあたりは、もちろん審議会で御意見はお伺いするとしながらも、やっぱりそこは、審議会って結局責任はないじゃないですか。あくまで理想論だったりあるべきという提言はいただけても、それを実行する責任というのは、僕は多分ないと思うので、その実行をされるのは行政、宇治市だと思いますから、だから、そこが本当に審議会の議論が、宇治市がこれから進もうとしていること、また宇治市の課題の改善につながることと、要は絵に描いた餅にならないような実効的なものにしていただきたいなと。

 別にまちづくり審議会を否定するものではありませんので、せっかく貴重な御意見をいただくけれども、しかしそれがむしろスピード化をおくらせるものであったり、また個人の財産を非常に極端に下落させるようなものであっては、やっぱりそれはいけないと思いますので、そのあたりの責任は宇治市がしっかり持っていただくべきだと思いますので、引き続きお願いしたいと思います。以上です。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。坂本委員。



◆坂本優子委員 かつての平成14年の景観条例では、景観審議会が独立した形であって、高いマンションが平等院の後ろに建てられるとか、宇治橋通りのところに高いマンションが建てられるとかいうので、そのときは市の職員も入って調査したり、もし建てられたら平等院の背景がどうなるかとか、町がどうなるかとシミュレーションを行ったりとか、相当汗流して、一緒に頑張ってやってこられて今の高さ規制とか、お店やら家やら改築するときにはこんな色でとか、いろんな道筋みたいなのがつくられてきたと、本当に頑張っていただいたところだと思うんです。

 それが、このまちづくり・景観条例ができて、その中にまちづくり審議会というのが入り込んでしまっちゃったから、私たちはやっぱり景観審議会は景観審議会として、権威持ってあるべきなんじゃないのと、一緒に条例の中に組み込むんじゃなくて、必要なんじゃないかということを、かなり当時、言ってきたと思うんです。まちづくり審議会となった以降も、審議会の先生方の中には、例えば宇治橋通りの商店の意匠をどうするかとか、どういうようなコンセプトで商店街の景観をしていくか。ただただ昔のあれじゃなくて、そこに活力を生むような意匠をどうするかとか、いろいろ頑張って外国の調査なんかもあわせてやっていただいて、いろいろとお聞かせいただいたこともあるんですけども、やっぱりそれが今度、この条例の改正の中で、いよいよまた昔の景観審議会がどうか、それはわからないんですけども、風致も含めた権限のあるまちづくり審議会になっていくんかなというふうに私は認識してるんですけど、そんな認識でいいんでしょうか。



○関谷智子委員長 木下部長。



◎木下健太郎都市整備部長 景観をどうやって守るかということに関しては、我々は日夜、かなり神経をとがらせて、いろんなところで頑張っていきたいという思いを持つと、以前から変わりなく持ち続けているところです。そんな中で、今回、こういった提案をさせていただくに当たりまして、どういうふうに風致を取り扱っていったらいいのかというのを内部でも大分議論をさせていただきました。例えば、先進地でございます京都市なんかは、美風審と言われる景観に特化した審議会もお持ちですし、それからまちづくりに関してはまちづくりセンター、まちセンというのも持たれています。いろんな考え方がある中で、宇治市に合った考え方って何なのかなというのをいろいろ議論をさせていただいた結果がきょうのお話なんです。

 例えば今、宇治市の白川地区まちづくり協議会というのがございます。そこのまちづくり協議会のいろんな活動の中にも里山景観を守っていきたいというようなお話もございます。一番最新で認定をさせていただきました表参道商店街、平等院の表参道、ここの活動の一番の主たる目的は、通り景観をどういうふうに将来に維持していくのかということが、実はまちづくり協議会の目標でもあると。今まで、まちづくり審議会の中では、まちづくり協議会の認定でございますとか、あるいはまちづくり協議会の計画策定についていろいろアドバイスをしていくというのが大きな役割でもございましたけど、まさにこのアドバイスの中身が、景観の話がかなりウエートを占める協議会も幾つか出てきているということになりますと、宇治市で組織を考えるときに、このまちづくり審議会で町の活性化でございますとか、町の景観保全でありますとかを一体的に議論するのがやっぱり一番宇治には合っているんじゃないかなというふうに私どもは思いまして、今回、このような組織改正が宇治にとっての一番いい方法かもしれないということで御提案させていただきたいと思っているところです。もっと大きな町になりますと、おっしゃるように、景観に特化した審議会を持たれているところもありますけども、宇治市で、いろんな考え方はあろうかと思いますけど、我々としてはこれが一番いいのではないかというふうに考えているところです。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 私、宇治橋を中心にした宇治の景観だけじゃなくて、宇治の中にはいっぱい資源があるので、小倉のほうでも田んぼのほうとかね。これ、すごい宇治を代表する景観でもあるし、木幡のほうでもそうだし、そういう全体の考え、上から言えば都市マスからに入ってくるんだけど、風致条例も含めて、私有財産の制限もかかっているので、いろんなことを加味しながら専門家の先生方、市民とキャッチボールをやりながら、将来的にも今の景観、そして活力ある宇治をどうつくっていくかという、そこで住んでいる人たちのなりわいを守って発展させていくと、そういう総合的な議論ができるような、先生方はいろんなことを研究やらいろいろして事例もよくわかっていらっしゃるからいろんな御意見もいただけるんやと思うし、さっき堀委員もおっしゃったけど、それが全部オーケーという感じにはならない、やっぱりキャッチボールをしながら深めていけたらいいなというふうに思ってます。また条例改正が出てきたら、御意見出させていただきたいと思います。



○関谷智子委員長 ほかに質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○関谷智子委員長 別にないようですから、質疑はこれにて終結し、本件は打ち切らせていただきます。

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○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 委員長の御許可をいただいて、ちょっと質問させていただきたいんですけども、太閤堤跡歴史公園の問題、これはずっととまったままで、全く議会には出てきておりません。それと、宇治伊勢田線、都市計画道路の関係も、地元の人からは一体どうなってんねんという御意見もいただくんですけども、どうなんでしょう、進捗状況、議会への報告状況というのはどういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか。



○関谷智子委員長 横山課長。



◎横山数雄都市計画課長 都市計画道路の宇治伊勢田線のその後の状況でございますが、昨年11月に自治会役員の方とお会いいたしまして、改めて現計画線を変更する理由を市として聞いていただけないかとの御相談をいたしました。ところが、今さらそういった本質論で説明をしたいと言われても受け入れがたいということで、公園に対する考え方を改めて示していただきたいとの御意見を伺いましたので、本市といたしましても、まずは残った公園敷地におきまして、地域の皆様にいかに有効に御利用いただくことができるのか、幾つかのプランを検討しているところでございまして、そのプランがまとまりましたら地域の皆様にお示しし、丁寧な説明を行ってまいりたいと、このように考えております。



○関谷智子委員長 木下部長。



◎木下健太郎都市整備部長 宇治川太閤堤跡歴史公園の計画の話なんですけども、2回にわたって議会のほうではPFIに係る債務負担行為の予算案が否決されたということもございます。この間、一般質問等でも何度もお答えさせていただいておりますけども、このまま同じものを三度提案することにはならないという認識を庁内でも持っておりまして、どういうふうな計画にしていったらいいのかというのをずっと議論をしているところでございます。その中で、一定の方向性としては、いわゆる宇治の歴史、あるいは宇治の文化、そして宇治茶の魅力というものをいかに伝える施設にするのかという方向で考えるのが一番いいんじゃないかという形で、今議論を進めております。

 ただ、その議論をする中でも、今までは、例えば国庫補助金がどのぐらい入るとか、あるいは全体事業費がどうなるとか、そういったことを御提案させていただいてきたところではございますけども、中身を変えると、当然国との協議、あるいは府との協議をしながら、どのように補助金が充たるのかとか、そういったことも検討する必要がございます。必ずしも、観光目的に特化すること以外の御意見も、この間、議会からもたくさんいただいておりますので、そういったものも含めて、さまざまな角度から現在も検討を進めているということでございまして、我々としては、一日も早く議会のほうにも御報告をさせていただきたい思いではございますけども、本日になりましても、まだちょっとそういう状況には至っていないということで、また委員長とも御協議はさせていただきたいと思うんですけども、できるだけ早い時期に我々も計画の内容の概要でも報告させていただけるような機会を持っていきたいというふうには考えております。よろしくお願いいたします。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 きょう、中身をいろいろ審査はできないんですけども、都計道路の関係でいえば、公園活用のプランを年度内にお示しをしていくということですか。それで、年度を超えてから、一定住民の皆さんの理解を得て、それで議会へ報告していきたいと、そんな段取り、スケジュールで考えていらっしゃるんですか。

 それと、太閤堤の関係でいえば、いろいろプラン立ててもお金はどうなんやと、行政のほうにしたらいろいろ考えていらっしゃるんやろうと思うんですけど、でも観光に特化するというふうには議会で何回もおっしゃっていらっしゃるんですけども、もう少し私、市の考えをコンクリートする前に、議会からの意見も聞きたいとおっしゃっているわけやから、それが議会がいろいろ意見を言ったからって、それができるもの、できないものと、いろいろあるかもしれないですけど、もう少し、本当に固めてしまう前に、あそこの場所をこんなふうにしたい、議会のほうにしたら、どんなことを考えていらっしゃいますでしょうかみたいな、何かキャッチボールというか、意見を聞いていただいてもいいんじゃないかなというふうに私は非常に思うんですけどね。それができる、できないは別問題ですけどね。



○関谷智子委員長 横山課長。



◎横山数雄都市計画課長 公園のことでございますが、これまでの経過を踏まえまして、現在、市としましても、慎重にそのあたりを検討している段階でございます。それを、できる限り、可能な限り早くその辺をまとめ上げまして、御提示したいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。



○関谷智子委員長 坂本委員。



◆坂本優子委員 さっき、キャッチボールしたらどうやというふうに言ったんですけど、そのことについてはどうなんでしょうか。



○関谷智子委員長 木下部長。



◎木下健太郎都市整備部長 私どももこの間、観光交流に特化していきたいということも申し上げておりますけども、やっぱり議会にお示しするに当たりましては、我々も一定、しっかりとした積み上げをした上でお示しするのが本来だろうというふうに思います。その上で御意見をいただくという形を我々は想定してございまして、流れとしてはそういうやり方でお願いできへんかなというふうに思ってます。



○関谷智子委員長 ただいま委員のほうからございました2つの案件に関しましては、しかるべきときに委員会のほうに御報告いただきますように、よろしくお願いいたします。

 以上で本日の日程は全て終了いたしました。

 なお、本日の委員会での発言については速記録を点検し、不適切な発言等がありました場合は委員長において精査いたしますので、よろしくお願いいたします。

 これにて本日の委員会を閉会いたします。

     午後0時19分 閉会