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京都府 宇治市

平成21年  3月 予算特別委員会(第3回) 日程単位表示




平成21年  3月 予算特別委員会(第3回) − 03月11日−03号







平成21年  3月 予算特別委員会(第3回)



          予算特別委員会会議記録(第3回)

日時    平成21年3月11日(水)午前9時59分〜午後6時59分

場所    第3委員会室

出席委員  鈴木委員長、川越副委員長、川原、水谷、向野、山崎、松峯、田中、平田、真田、小山、高橋、関谷、青野、池内、藤田、浅井の各委員

説明員   桑田水道事業管理者、杉村水道部長、毛呂水道総務課主幹、木村営業課長、前野水道部次長、中西工務課主幹、森配水課長、奥田同課主幹、辻本浄水管理センター場長、加藤同センター主幹、石田教育長、栢木教育部長、寺島同部次長、伊賀教育総務課主幹、土肥学校教育課長、嶋本同課主幹、山花教育改革推進室長、今西教育指導課総括指導主事、岩崎同課指導主事、山下小中一貫教育課長、貝同課主幹、本田同課指導主事、櫻木教育部次長、池田生涯学習課主幹、赤沢青少年課長、岸本源氏物語ミュージアム館長、一原同館主幹、加藤生涯学習センター長、小寺東宇治図書館長、細川西宇治図書館長、吉水歴史資料館長、坂本同館主幹、福留善法青少年センター館長、田中河原青少年センター館長、中川大久保青少年センター館長

事務局   兼田議会事務局長、伊藤主幹、谷主任、角田主任

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     午前9時59分 開会



○鈴木章夫委員長 ただいまから、本日の予算特別委員会を開会いたします。

 本日予定いたしております部局の審査に入ります。

[教育部]



○鈴木章夫委員長 それでは、教育部の審査に入りますが、説明、答弁につきましては簡潔、明瞭、的確にしていただきますようお願いしておきます。主要な事項について説明を求めます。石田教育長。



◎石田肇教育長 おはようございます。

 予算特別委員会委員の各位におかれましては、昨日から平成21年度予算の審査に当たっていただいております。まことにご苦労さまでございます。本日は、教育関係経費のご審議を賜ることになりますが、よろしくお願いを申し上げます。

 教育委員会といたしましては、久保田市長が平成21年度施政方針の中で明らかにされました基本政策を踏まえまして、多様な教育課題に対応するため、市議会をはじめ関係者のご理解とご協力を得ながら、学校教育や生涯学習の各分野にわたる諸施策を積極的に推進してまいる所存でございます。

 平成21年度の教育関係経費の大要につきましてご説明を申し上げますと、教育費全体と総務費及び民生費の一部とを合わせました予算総額は54億7,287万9,000円でございました。一般会計歳出予算総額に対する割合は9.69%になっております。詳細につきましては、栢木教育部長の方からご説明を申し上げますので、何とぞよろしくご審査賜りまして、ご可決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 なお、この場をおかりいたしまして、委員長のお許しをいただきまして、一言おわびを申し上げたいと思います。新聞でも報道されておりますように、このたびの図書予約システムの予約データ消滅につきましては、関係の予約者、市民の皆様に大変ご迷惑をおかけする結果となり、心からおわびを申し上げますとともに、今後二度とこのようなことが起こりませんように、工夫と細心の注意を心がけてまいりたいと考えております。まことに申しわけございませんでした。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 それでは、私の方から教育委員会の平成21年度予算に係ります主要な事項につきまして、その概要をご説明申し上げます。

 まず最初に歳入でございますが、予算説明書16ページから18ページ、20ページ、21ページ、23ページ、25ページから27ページ、29ページから31ページ、33ページから35ページでございます。

 教育使用料では、幼稚園保育料及び源氏物語ミュージアム、野外活動センター等の使用料1億4,658万6,000円、国庫補助金では、就園奨励費補助金、耐震改修事業費交付金、校舎大規模改造事業費交付金等の4億4,277万7,000円、府補助金では、京の子ども夢・未来体験活動推進事業費補助金、文化財等整備活用事業費補助金等の1,558万1,000円でございます。諸収入では埋蔵文化財発掘調査受託収入3,000万円を見込んでおります。

 以上が歳入の概要でございます。

 続きまして歳出でございますが、予算説明書の38ページ、43ページ、59ページ、60ページ、85ページから96ページでございます。

 まず43ページ、総務費の市民会館運営費では、市民会館の管理運営経費1,343万2,000円を計上いたしております。

 次に59ページ、民生費の人権啓発費の一部といたしまして、善法青少年センター、河原青少年センターに係ります運営費及び活動費に合わせまして2,271万9,000円を計上いたしております。

 次に、85ページから87ページ、教育費の教育総務費でございます。

 まず、教育委員会費では、教育委員報酬及び教育委員会活動費に701万7,000円を計上いたしております。事務局費は5億9,955万6,000円を計上いたしておりまして、その主な内容は、非常勤講師設置費6,079万6,000円、英語指導助手設置費1,987万2,000円、いきいき学級支援員設置費2,480万4,000円、地域緊急安全対策事業費3,887万3,000円、小中一貫教育推進費2,491万9,000円などでございます。

 青少年対策費では、不登校や青少年対策の今日的課題に対応してまいりますため、生徒指導研究推進、心と学びのパートナー派遣事業、少年補導活動、適応指導教室の運営等に、合わせまして3,312万5,000円を計上いたしております。

 教育研究費では、教育研究及び研修講座開催などに合わせまして316万7,000円を計上いたしております。

 学校イントラネット運営費では、学校の教育情報ネットワークシステムの運営経費などとして1,954万9,000円を計上いたしております。

 学校建設費では、(仮称)第一小中一貫校整備事業費といたしまして9,380万円を計上いたしております。

 次に、87ページから89ページの小学校費でございますが、学校管理費では、小学校管理運営費2億6,352万3,000円のほか、法適合設備改修、屋内運動場の床改修工事の大規模改造事業費4億9,435万2,000円、耐震改修事業費3億2,765万8,000円、図書館環境充実事業費7,774万9,000円がその主なものでございます。

 教育振興費では、教材充実費や就学援助、特別支援教育、総合的な学習の時間推進費などに、合わせまして2億3,472万9,000円を計上いたしております。

 学校建設費では、木幡小学校増改築事業費に5,000万円を計上いたしております。

 次に、89ページ、90ページの中学校費でございます。

 学校管理費では、小学校と同様、学校管理運営費に8,408万6,000円のほか、施設整備費、大規模改造事業費、耐震改修事業費等に要する経費に、合わせまして7億1,508万2,000円を計上いたしております。

 教育振興費では、小学校と同様、教材充実や就学援助、総合的な学習の時間推進費のほか、中学校コンピュータ教育充実費に、合わせまして1億475万6,000円を計上いたしております。

 次に、90ページ、91ページの幼稚園費でございますが、私立幼稚園就園助成費補助金2億3,092万1,000円をはじめ市立幼稚園の施設管理及び管理運営、緊急安全対策事業費等に、合わせまして4億6,267万7,000円を計上いたしております。

 次に、社会教育費でございます。91ページから96ページでございます。

 まず、社会教育総務費では、生涯学習指導員活動費をはじめ生涯学習審議会委員活動費や成人教育、青少年教育、人権啓発、障害者教育、放課後子ども教室支援事業、大久保青少年センター運営等の経費に、合わせまして4億3,828万8,000円を計上いたしております。

 文化財保護費では、埋蔵文化財発掘調査等の事業、宇治川太閤堤跡保存活用計画策定費、文化的景観保護推進事業費等に、合わせまして5,357万7,000円を計上いたしております。

 社会体育費では、グラウンドゴルフ場整備事業費をはじめスポーツ教室、大会の開催支援、スポーツ施設の管理運営等に、合わせまして2億1,852万7,000円を計上いたしております。

 公民館費では、5公民館での各種講座、教室の開催と管理運営等に要する経費といたしまして4,761万円を計上いたしております。

 歴史資料館運営費では、特別展、企画展の開催、資料の調査整理、収集保存等に要する経費といたしまして610万円を計上いたしております。

 図書館運営費では、3図書館の管理運営費及び図書館資料提供費等に、合わせまして5,022万2,000円を計上いたしております。

 総合野外活動センター運営費では、宇治市総合野外活動センターの管理運営費といたしまして1億954万1,000円を計上いたしております。

 生涯学習センター運営費では、センターの管理運営経費、各種講座の開催経費等に、合わせまして3,453万4,000円を計上いたしております。

 源氏物語ミュージアム運営費では、ミュージアム管理運営費、企画展展示、講座開催等に、合わせまして6,326万円を計上いたしております。

 以上、簡単ではございますが、教育委員会に係ります平成21年度当初予算の概要説明とさせていただきます。よろしくご審査を賜り、ご可決いただきますようお願い申し上げます。



○鈴木章夫委員長 これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手願います。真田委員。



◆真田敦史委員 おはようございます。初めての質問をさせていただきます。質問内容が不十分な点があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。お聞きしたいのは2点ほどあります。

 まず1点目が、特別支援教育いきいき学級支援員設置についてです。平成21年度の市長の施政方針でも特別支援教育への対応としていきいき学級支援員をすべての小・中学校に配置するというようなことで報告を聞いていますが、その中で平成19年度の宇治市教育委員会の報告書のところで、取り組みの成果、課題としていろいろな報告を聞いているんですが、平成20年度でいきいき学級支援員設置についての成果をまず教えていただきたいのが1点と、2点目は、放課後子ども教室支援事業についてなんですが、これも報告書の中で、19年度としては子どもの居場所づくり支援事業として取り組まれた中で、いろいろなことが拡大されていろいろな取り組みをされていたということで報告がきているんですが、このことも20年度はどのような成果だったのかということをお聞きしたい。この2点をまず最初にお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 今西総括指導主事。



◎今西義右総括指導主事 ただいまご質問いただきましたいきいき学級支援員につきましてお答えさせていただきます。

 いきいき学級支援員につきましては、平成19年度におきましては、学級の個別の緊急対応のみの配置ということで、小学校10校へ710時間配置したという経過がございます。それに対しまして、平成20年度につきましては、より特別支援教育の充実を目指しまして、学校の特別支援教育、校内の支援強化を含めた配置として、基本的に全小・中学校に配置できるよう予算を組んだところでございます。

 結果的には、平成20年度におきましては、府の特別支援教育にかかわる人的配置のありました小学校4校、中学校2校につきましては配置はいたしておりませんが、その他北小学校17校、中学校7校におきまして配置をいたしました。うち1校につきましては申請がございませんでしたので、そのような数になっております。

 内容的にはTT、ティーム・ティーチングの指導に入れるだとか、取り出しの個別指導を行う後補充、特別支援教育のコーディネーター等の後補充に入れるとか、また校内ケース会議等研修にも参加をして、より充実した支援体制がとれるような、そういった活用を図ってまいりました。

 成果といたしましては、20年度につきまして変更してきた中身としての成果が各学校から報告されております。年間を見通した支援体制を構築でき、特別支援教育の視点を当てた、大事にした児童への適切な対応等が組織的にできるようになってきたというような報告を聞いております。それにあわせまして、児童、保護者とも安心や信頼感が生まれてきており、個別指導において落ちついて学習に臨み、学級での安定した運営が出てきたというような報告も聞いております。

 以上でございます。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 放課後子ども教室につきましてお答え申し上げます。

 平成20年度は1カ所でございますが、宇治小学校におきまして放課後、あるいは土曜日の午前中の子供の居場所として、放課後子ども教室を実施させていただきました。実施に当たりましては、地域の推進組織が主体となりまして運営を行っていただいているというところでございます。地域の方々、いろんな形でボランティアとして参加いただいておりますし、行政の方といたしましては、安全管理員を配置する、それからまた学習アドバイザーを配置して、子供たちの学習の手助けをするといったようなことで進めてまいっております。子供たちにとりましても、平日の午後、これは水曜日ですけれども、1つの学習の場ができているということで定着もいたしておりますし、また地域の皆様方が水曜日、それから土曜日の午前中に子供たちと一緒にいろいろ遊びも含めてお取り組みをいただくということで、成果は上げているんじゃないかというふうには考えているところでございます。



○鈴木章夫委員長 真田委員。



◆真田敦史委員 ありがとうございます。それでは再度質問させていただきます。

 特別支援教育、いきいき学級支援員設置についてなんですが、成果として年間を通して個別で学校でも落ちついているというお話を今お聞かせいただいたんですが、いろいろちょっと、私は以前から保育園に勤めておりまして、そういう障害保育というようなことにも携わらせていただいていました。その中で、やはり保育園の方では1対3とか、1対1とか個別対応をしていく中で集団保育というものを推進していこうというようなことでかかわらせていただいていたんですが、今そこの中でいろいろ保護者の方から、小学校へ上がると突然、いきいき学級支援員を設置していただいているという状況はあるにしても、例えば突然パニックを起こしたりとかしたときに、そのときにだれもいらっしゃらなくて、担任の方が戸惑ってしまったりとか、ほんまにいろいろ相談したい、個別に相談したいこととかも、そういうようなことでなかなか信頼関係を深められないとか、毎日の繰り返しの中で子供との関係の中で人間関係が広がっていくというようなことが大事ではないかなというふうに感じているんですけれども、その中で保護者はやはり、やっていただいているのもすごくありがたいということは感じておられるんですが、不安を持っておられるというのを、いろいろ相談を受けたことがあります。

 その中で今後、今は宇治小学校、いろいろな小学校、中学校で1人というようなことで、コーディネーターの補助みたいな形で入っていただいているんですけれども、例えば、いろいろな保育園でもやっているような加配的な対応とかというようなことは考えてはるのかなというようなことで、ちょっとお聞きしたいこと、これが1点です。

 それと、放課後子ども支援教室支援事業の方なんですが、今お聞きして、ありがとうございます。平成20年度は宇治小学校で行われて、子供の自主的な学習が定着しているというようなことをお聞きしました。ありがとうございます。これなんですけれども、今子供たちが、この間の3月の一般質問でもさせていただいたんですが、本当に体力が低下している状況です。今、公園とか外を回っても、子供たちが外で遊んでいる姿はほとんどないじゃないですか。昔は里山体験とか自然で遊んでいる姿が多く見られていたと思うんですけれども、今子供たちが本当に自主的に自由に遊べる場所というようなことがないなというふうに感じています。その中で、こういう教育の観点から放課後の分野のところをすごく大切にされているということはよくわかるんですが、ここの部分で本当に子供が自主的に遊べる場所というようなことを放課後子ども教室支援事業みたいな感じでできないのかなということを感じておりまして、この間一般質問でさせていただいたプレーパーク構想みたいなのも、こういうのを活用しながらできるのではないかなというふうに単純に思ってしまったんですが、これはどうなんでしょうというようなことをちょっとお聞きしたい。2点です。お願いします。



○鈴木章夫委員長 山花室長。



◎山花啓伸教育改革推進室長 いきいき学級支援員のご質問の件でございます。

 今、委員ご指摘のとおり幼稚園、保育所と小学校のつなぎの部分の中で、幼稚園、保育所の方が、いわゆる加配措置の中で手厚く子供の指導に当たられている状況から、小学校に上がったときの加配措置がないというようなご指摘でしたけれども、その中のつなぎで保護者や子供が戸惑っておられるという状況は、私どもも認識しているところでございます。ここのところが1つ課題だなと思っているところでございます。

 しかしながら、小学校生活の中では、やはり子供たちに社会性とか集団性を培うことが非常に重要でございます。幼稚園、保育所の中では子供が1対1対応とか、子供のかかわりの中でも非常に小さな集団の中でのかかわりが1つの教育の柱になる、保育の柱になるかと思いますが、小学校はやはり大きな学級とか学年とか、学校の集団の中でのかかわりを持たす中で、社会性とか集団性を培っていくことが非常に重要だと考えております。

 そういった点で、いきいき学級支援員につきましては、20年度から発達障害を含む障害のある児童・生徒への教育的支援を行うため、学校として集団的に、組織的に特別支援教育を推進するための学校体制支援という形でいきいき学級支援を配置させていただいているところです。配置いたしました学級支援員を活用していただいて、各学校では一人一人の教育的ニーズに合った形でどのように教育を実施していくか、A君に対してのカリキュラム、個別のカリキュラムを組んで、その子に対してどういう教育をしていったらいいかということを検討していただいて、それを集団で、学級担任は何をするか、いきいき学級支援員は何をするか、学年の担任は、教師はどういうような対応をしていくのか、特別支援教育の教室の担任はどういうふうにその子に当たっていくのかというのを、こういった形で組織的に、集団的にその子を見ていく、支援していく体制を整えているところでございます。

 したがいまして、配置の目的そのものが、個別にその子を見ていくというよりも学校支援体制を整えるということでございますので、そういう支援体制の中で一人一人の子供を十分見ていきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解賜りたいと考えております。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 放課後子ども教室でございます。基本的には子供たちが自主的に遊べる、自由に遊べるといったところを基本といたしておりますけれども、完全に子供たちだけにということには、現状はまだ至っていないかなと思っております。やはり行政の方は管理人を配置して、アドバイザーを配置してという形で、それに対する支援の中で、また地域のボランティアの皆様方の支援の中で取り組みがされているといった状況がございますので、ちょっとそういう点についてはご理解いただきたいなというふうに思っています。

 ただ、もう一つ、子どもの居場所づくり事業というのを各地域で、平成14年度からお取り組みをいただいております。ここでは、地域のいろんな各種団体、またボランティアの方がかかわり合いながら進めていただいておりますけれども、子供たちに遊びの場を確保すると。自由遊びの場を確保するという形で取り組んでもいただいておりますので、そういったところで遊びの場を確保することで、子供たちが自主的に何をして遊ぼうかということで判断をしながら遊んでいる実態はございますので、そういった実態を踏まえながら、今後より子供たちが自由に遊べる、また自主的に遊べる場というのは、今の子どもの居場所づくりを継続していく中で進められてはどうかなという感じはいたしております。



○鈴木章夫委員長 真田委員。



◆真田敦史委員 いろいろと説明とご報告ありがとうございます。本当に今後とも子供の視点に立っていただいて、進めていただけたらと思っていますので、よろしくお願いします。

 以上です。ありがとうございます。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 3点ほど質問させていただきます。

 予算の概要144ページ、それから一般会計の予算書の85ページなんですけれども、昨年も同じことを聞いておるんですけれども、学校版の環境ISO実施事業ということで書いている。概要では、教職員、園児、児童・生徒がみずから環境に配慮した計画、行動、点検、見直し、PDCAというやつなんでしょうけど、環境により配慮した生活態度の実践を奨励するというようなことですが、これの具体的な取り組み、17年度からスタートしているようでございますけれども、昨年聞きましたら7つの学校でするんだというようなことも聞いておりますけれども、こういうようなことはやはり全学校で取り組むべきだろうと思うのと、横の関係で言えば、地球温暖化防止の推進を進めようということで、環境企画が一生懸命計画書を立ててやっております。これとの関係はどうなっているのか。

 それから、この中に入るのかどうかわかりません。ISO事業の中に入っているのかわかりませんが、緑のカーテン事業というのが環境企画で押し進めようとしております。この辺についての考え方、それとPDCAそのもの、また環境ISOそのものが、子供たちに少しなじまないというか、感じないというか、難しいのではないかということもあろうかと思いますが、この事業徹底に当たっては子供たちにどのように理解を求めていくかということも大切なことだろうと思うので、その辺についてお聞かせください。

 それから次、同じく予算の概要の145ページになりますか、いよいよ皆さん、各議員からも小学校なり中学校なりに普通、特別教室への空調設備、これを早く導入してやってくれというような要望があったわけですけれども、22年度に設置を予定して、予定校、小学校6校、中学校1校ということで計画に入ろうとされているんですけれども、小学校と中学校で設備投資にはかなり、今回耐震もあるんでしょうけれども、8億数千万という予算がついておるんですけれども、空調機械設備の設計部門ですので、そんなに予算的には大きいものがあるのかどうかわからないんですか、それの予算が見えてこないので、それも説明をしていただくのと、それから幼稚園に対してはどのようになっておるのかということも聞かせていただきましょうか。

 それから、これはもう要望にしておきますが、実は一般質問のときに私も全小学校にフッ化物洗口ということで、歯を丈夫にする8020運動ということから質問させていただき、前向きなるお答えをいただいているわけでございますけれども、予算でいきますと、概要では147ページ、一般の関係予算のところでは87ページに当たるんですけれども、小学校の歯科治療助成事業費として予算が1,075万本年出て、去年は1,113万ほどの予算がついておるわけでございますが、こういう治療から予防へという転換で、予防歯科に変更するとかなりこの辺の予算が少なくなってくるんじゃないかと思うんですけれども、もしその辺のところで現状と対策ではないですが、ご意見があるようでしたらお聞かせいただけたらありがたい。

 以上。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 学校版環境ISOについてのご質問にお答え申し上げます。

 まず、取り組みについてですけれども、環境企画課との関係につきましては、環境対策委員会というのを設置いたしまして、環境企画課と教育委員会と一緒になって取り組みについていろいろと協議させていただいております。

 その中で、先ほども言っていただきましたように、緑のカーテン事業の取り組みについても平成20年度は取り組んだところでございまして、10校、2園から応募があって実施いたしたところでございます。

 実際の成果といたしましては、実際ゴーヤなりリュウキュウアサガオが成長する時期はちょうど夏休みに入りますので、実際室温を下げる効果というのは難しいんですけれども、やはり教育効果といいますか、見た目の清涼感というか、そういった意味での意識づけにはなったのではないかなというふうには考えております。

 それと、子供たちにPDCAサイクルが十分伝わらないのではないかというようなことですけれども、学校の方でいろんな取り組みを工夫していただいて、具体的に子供たちにわかるような形、例えばプルトップを収集するとか、いろんな校区のクリーンキャンペーンを行うであるとか、いろんなリサイクル活動、トイレ掃除の中でバケツに水をくんで実施するとか、そういう形で子供たちにわかるような取り組みをしていただいているというふうに考えております。

 それと、あわせまして、さらに積極的な学校の取り組みということをしていただくために、今年度初めてになるんですけれども、学校版環境ISO認定校ということで、北小倉小学校と東宇治中学校を認定させていただいたところでございます。

 続きまして、フッ化物洗口についてでございますけれども、現在府下の取り組み状況も参考にしながら検討を進めているところでございます。具体的に先進的に取り組まれております亀岡市、京都市、八幡市、福知山市の事例も今見させていただいて調べております。また、必要となる薬剤の経費も試算しておりまして、京都府の方では2分の1の補助の活用も可能であると聞いておるんですけれども、全小学校を対象とした場合、週1回法で年間約36万、週5回法で約46万の薬剤購入費とそのほか希釈用のポリタンクであるとか、クラス用の容器の購入がかかるというふうな計算もさせていただいております。今回は予算を上げさせてもらっていないんですけれども、今後学校現場等の調整を図る中で検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 嶋本主幹。



◎嶋本康宏学校教育課主幹 来年度から行います学校空調の設計につきましてお答え申し上げます。

 先ほど小学校6校、中学校1校、来年度から実施設計に入らせていただくということになっておりますが、大体1校当たり350万円程度の設計費に基づいて行います。最終的には2,450万、こちらの設計費で22年度の設置に向けて行ってまいりますので、よろしくお願いします。



○鈴木章夫委員長 今、質問の中で幼稚園等の話も出ているんですけど。答弁漏れがあるようですが。



◎嶋本康宏学校教育課主幹 済みません、申しわけございません。

 今後の幼稚園の計画についてです。幼稚園につきましては、基本的には学校空調につきましてはまず耐震補強に伴います環境の変化、こういったものをまず中心に設置については第一に優先して行ってまいります。その関係で、まず小学校、中学校、こちらの方の耐震補強を行ってまいります学校からまず行っていくと。学校から行っていくという形になっておりまして、今現在のところ、幼稚園の方、耐震補強の方はまだ行われていません。そういった部分で、後年になります。そういう形で今回のところは実施設計の方には計上させていただいていないという状態でございます。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 ちょっと漏れたところもあるんやけど、学校版環境ISO、この事業、実施事業ですが、いろんなことが施策としてそれぞれ小学校独自性のものでやっていただく。それからモデル校を選定してやるのもいいんですけれども、やはりこれは全学校で取り組むことが大事なことであって、そういうことで事業を展開していただくのと、毎年100万円、去年も100万円でしたわ、予算。だからそんなんじゃなくてやはり拡充をすることを考えて頑張ってやっていただかんと、この学校版環境ISOの事業は進展しないんじゃないかということと、やはりPDCAというけれども、言葉簡単に言いますけれども、そうやって充実して、いろんな事業を挙げられましたね。そうじゃないんですよね。子供たちがプランニングしてそれを実行に移してそれを点検させてもう1回再度アクションという形で戻していって、もう1回プランニングしていくという、上達度みたいなものでどんどんと進展する、高度な環境ISOを習得していく。そういうことが大事なんで、これはそういうようにまた教育部の方で検討していただきたいということと、密に環境企画と連携を持っていただいて、いろんなチャレンジができると思います。地形を、学校の周辺の地形を利用したような活動もできると思う。以前は、例えば大久保小学校でしたら、目の前に川が流れていますよね。ああいったところの浄化とか、そういったものを勉強させていただいたこともありました。最近はそんなこともやっていないようですけれども、身の回りにあることをうまく利用して自然から学ぶと。また環境に学ぶということをやっていただければと、要望しておきます。

 それから、二酸化炭素削減対策ということで、結局空調設備をつけることが逆に先ほどの環境の方に負荷をかけるということになりますね。その辺についてのことで、何かお考えがあれば一定聞かせていただくのと、幼稚園というのは、前も僕、これも勇断をもって、ある教育長さんがある幼稚園の空調設備で、ホールにだけでもつけてやってくれと。頼むさかい、もう風も通らへん幼稚園やからという話から、もう英断で石田教育長さんがホールに空調設備をつけていただきました。やはり一番弱いところから手をつけるというか、そういうことも頭に置いて事業は展開していただきたい。小・中学校につけるのはわかりますが、やはりそういう幼稚園、公立の幼稚園も募集しても減ってきている状況下であるならば、そういうことも一番に、じゃあ耐震も先にやりましょう、それからそういう空調設備も完備しましょうと。幼稚園施設を充実させな子供も集まりませんて。それは私立はどれだけすごいことやっているかということを、私もいろいろな私立の幼稚園を見させていただいて感じているんですけれども、このまま公立幼稚園を存続させていくんだったら、そういうところはしっかりと押さえていただきたい。もし教育長さん、何かご意見がありましたら教えていただけたら。

 それと、私はフッ化物洗口の話をこの間の一般質問でしたから、また言っていただいたんですけれども、そうじゃなくて、小学校歯科治療助成事業費というのがあるんやけど、現状と対策はどないなっていますかと聞いたから、それから予防の方にと思って言ったんですけれども、ちょっとその答えが漏れているように思うんですが、以上です。



○鈴木章夫委員長 石田教育長。



◎石田肇教育長 空調についてご質問いただいたわけですけれども、確かに幼稚園の子供たち、また公立幼稚園の今後ということについてご指摘をいただいたことは、我々教育委員会といたしましても、それは真摯に受けとめさせていただきたいと思います。ただ、基本的な姿勢といたしましては、やはり耐震補強等で学校教育環境の変化、これに対する対応ということは基本として進めていかなければならないと思っております。重ねて、幼稚園の今後に向けての事柄も含めまして、幼稚園の施設整備の充実という視点から、空調設備の設置を見直してはどうかというご指摘をいただいたことは、まず真摯に受けとめさせていただきたいと思います。ただ、基本的な視点については、重ねてご理解を賜りたいと思います。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 失礼いたしました。小学校治療助成事業についてでございますが、虫歯の保有率でございますけれども、小学校、どの年度についてでも一定の傾向があるわけですけれども、小学校2年生の段階で減少して、3年生では一たん増加するんですけれども、4年生から徐々に減少するような傾向があらわれております。このことにつきましては、単に治療ではなく予防対策が必要であると。家庭を中心とした食生活、あるいは生活習慣などの指導による予防対策が必要というふうにとらえております。

 また、乳歯から永久歯の初期に虫歯治療を徹底させることとあわせて、歯磨き指導もしているところでございますので、そのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 空調施設をつけることについてはいいんやけども、逆に負荷をかけるということについてはどのように考えているのかという委員の質問がございます。嶋本主幹。



◎嶋本康宏学校教育課主幹 環境負荷にかかわる問題につきましてお答え申し上げます。

 今回、空調機をつけるに当たりまして、いろいろとCO2の削減であったりとか、地球温暖化のそういった問題など幾つかございます。そういった点では、エアコンを設置することによってそういった負担が当然増してまいります。そういった点につきましては、今後、ことしですが、ライフライン調査というのをやっておりまして、それによりまして空調熱源の比較を行ってまいっております。これにつきましては、今現在まだ、3月中旬にそういった比較検討の方が出てまいります。それをもちまして、今後その熱源をどのような形で行っていくか。そういったことを検討しました上で、熱源がどういう形になるかは別にいたしまして、今後当然環境負荷に対する配慮、こういったものはあわせて考えていかないといけないとは思っております。ただ、今後の実施設計の中で手法とかそういったものにつきまして、さらに検討をしてまいりたいと考えております。今現在のところはお示しすることはないんですけれども、今後そういった形で検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 もう質問はしませんが、今のCO2削減への対応ということで、空調設備をつけることによって痛しかゆしといいますか、子供たちには本当に部屋に入って涼しいいい環境で勉強していただく。しかし、外へ出ればそれが熱源となって地球温暖化に影響が多くなる。まあこれは痛しかゆしなんですか、それに対するカバーができるような何か方策をしっかりと、環境企画とも相談し、何か違う方向、例えば先ほど言いました空調設備の温度を下げたり、それから緑のカーテンを全校で南側につくると、そういったこともしっかりと徹底さすというようなこともやっていただく。やはり全校挙げてやらなくてはならないことだと思っていますので要望しておきます。

 それと、歯科治療の方ですが、京都市の、この間もある小学校の話をしましたけれども、そこの話を聞くと、本当に治療助成というのが減りましたと。つまり、予防が徹底されるようになって、そういう費用が削減できるようになりましたということも聞いておりますので、頑張ってそっちの方に転換していくようにお願いいたしまして、終わっておきます。



○鈴木章夫委員長 関谷委員。



◆関谷智子委員 教育のところではたくさんありますけれども、皆さん発言なさいますので、絞ってお伺いしたいと思います。

 まず1点目は、中学校におけますスクールランチ式の昼食の提供ということを以前からずっと主張しておりますけれども、今検討はどのように、その進捗状況についてお伺いしたいと思います。食育推進計画が策定されるということで、非常に評価もしておりますし、また学校教育の中においても食育が進められるということに関してはすばらしいことだというように思っておりますが、どのような進捗なのでしょうか。

 それと、保育所の待機児童解消策ということで、今本当に大変な状況にあるわけですけれども、私ども団の方で視察に行きまして、文京区の方で今年度からすべての公立の幼稚園で預かり保育が実施されます。それは、やはりどこも抱えているような保育所の待機児童の解消策の一つとしてされるということで、市民ニーズでそこは一部3年保育もされているし、また本当に今の市民ニーズにこたえるのは、パートやアルバイトに出られるお母さん方が預かり保育をしていただくことによって大きく保育所の待機児童解消策につながるということで進められました。お聞きしますと、やはり同じような状況を言われて、それをどういうふうにクリアされたのかと聞いていますと、これは利害が一致したんですというふうな言い方をされまして、教育は公立幼稚園を残したい、福祉の方は保育所の待機児童を解消したいと、そういったことの利害関係を一致したわけですということで、非常にスムーズにおっしゃっておりました。ぜひとも勉強していただきたいと思うんですけれども、公立幼稚園での預かり保育についてどのようにお考えでしょうか。

 それと、就学前教育のあり方検討委員会を昨年設置していただいておりまして、今年度の運営経費というのが22万9,000円計上されているわけですけれども、これはほとんど、少額なんですけれども、委員さんの報酬等そういったものなのでしょうか。ことしの検討委員会の開催予定と、何回ぐらいされるかとか傍聴はたしか可能だったというふうにお聞きしたと思うんですけれども、その辺についてお伺いいたします。



○鈴木章夫委員長 3点ですね。土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 まず1点目、中学校昼食ということで、この間検討しているということでございまして、具体的にはこの間民間業者の弁当の宅配の方法で活用して、注文の受け付けから生徒への手渡し、容器の回収までというような形でできないものかと、3つの業者と話し合いを進めてきたところでございます。その話の中で、やはり食材の産地表示が難しいであるとか、そういった課題もありまして、なかなか話がまとまっていないのが現状であります。引き続き、どういう方法がとれるのかということを検討してまいりたいと考えております。

 続きまして、預かり保育についてでございます。

 本市においては預かり保育を制度として実施していないのが現状で、近隣の自治体では実施されているところもあるということは承知しております。預かり保育も含めてですけれども、公立幼稚園の課題につきましては、昨年12月に就学前教育のあり方検討委員会を立ち上げ、ご論議いただいているところでございまして、1年程度の検討期間で提言をいただくという予定といたしております。検討事項といたしまして、公立幼稚園と私立幼稚園の役割分担と連携、認定こども園制度が法制化されたことも踏まえまして、幼稚園と保育所の連携のあり方、公立幼稚園で実施する施策、また特色ある園づくり、施設のあり方、その他就学前教育を取り巻く課題についてご検討いただく予定で進めているところでございます。

 それで、回数でございますけれども、1年程度の期間の中で5回程度実施する予定といたしております。予算のほとんどは報酬額と、あとは必要な消耗品等の需用費になります。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 関谷委員。



◆関谷智子委員 中学校のスクールランチの件に関しましては、もうそのご答弁というのはかなり以前から同じことを聞いているという感が否めません。全然、非常に消極的だなということしかうかがえないわけでございまして、業者と折り合わないと。大抵のところでこういったことがされておりまして、食育を進めていくと言わはる割には本当に実践的にされていない。知識だけがあったらいいのかというようなことで、すごく釈然といたしません。

 例えば、大阪府なんか財政が非常に厳しいという中で、いろんなところで削減されている中でも、中学生の、私たちの言ってるスクールランチの方式でこれからやられるということもお聞きしています。全国的に見ましても、学校給食法に照らし合わせても、やはり中学生のときに食がどんなに大事かということから、このスクールランチ方式で導入されているところはいっぱいあるわけですよね。本当にしていないのが少数派というか、全国では少数派に宇治が入るのではないかと思うぐらいなので、そんなに業者がないというほどというのが信じられないような状況なんですけれども、全国で見ても本当に、関西が非常に少なかったわけですよね。大抵のところは給食ということがあったわけですけれども、その中でもどんどん進んできて、今本当に少数派になった宇治市、このことを食育を進めていこうという観点から、もう1回どのようなお考えをお持ちなのか、改めてお伺いしたいと思います。

 それと、預かり保育のことに関してもやはり同じ答弁やなという感じです。預かり保育をされているところがあるということは知っていますどころか、多くのところでされています。そのことに関しても、やはり消極的であるとしか言えない感じがして残念でなりません。実際にされているところへ行って、できないことをいつも、できない理由をたくさん並べられますけれども、どうしたらできるのかというところを学んできていただきたいというふうに思います。そのことについて、再度お尋ねいたしたいと思います。

 それと、就学前教育のあり方検討委員会、このことが立ち上げられたことは評価いたしますけれども、私どもが、例えば今こういう項目だというのを挙げられましたけれども、認定こども園のこととか、幼保一体化とか、木幡幼稚園の耐震問題のこととか、市民ニーズに合っていないから園児さんがだんだん減ってきているとか、3年保育はどうなんだとか、発達障害のお子さんが公立幼稚園に集中しているではないかとか、そういったことを言うたびに、就学前教育のあり方検討委員会ということで、今までずっとお答えになっておりました。その検討委員会が年5回程度の開催で、この大きな問題がすべて解決するのかなと。ある方針というか答申が得られるのかなというのがすごく心配というか、得られるのかなというのが本当に疑問なんですけれども、そのことに対してどうなのかということを再度お伺いいたします。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 まず中学校給食の関係でございますけれども、当然我々といたしましても、育ち盛りの中学生の給食というものにつきましては、やはりきちっと確保していくというんですか、やっていくということについては、非常に重要なことであるというふうには認識をいたしております。したがいまして、昨年から我々も、先ほど課長が申しましたような業者や中学校の方の校長会とも幾度となく試行に向けて協議を進めてきたところでございます。ただ、課題として、先ほど課長の方から産地表示の件も話をさせていただきましたけれども、やはり一定数の問題も出てくるわけなんですけれども、近隣の状況等を調査しておりますと、余り数が出ないというような報告も聞いております。その中で、そういった、例えば注文から現金の受け渡し、また容器の回収という一連の業務をどういう形で学校業務の中で位置づけていくのか。また、数が多ければ当然業者さんの方で保冷車を持ってきて、そういったことも全部やっていただけるわけですけれども、その辺の担保がなかなかできないというようなこともありまして、それともう一つは、今言いました産地表示の関係、それと品質の管理の問題等いろいろと課題が出てきたわけでございます。その部分について、学校の方の負担という形だけで実施というのは、やはりなかなか難しい問題もございますので、一定今お話をさせていただきましたような課題についてきちっと整理をして、市教委としても何らかの支援をしながら試行実施をやっていきたいと、早い時期にやっていきたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りたいというふうに思っております。

 それともう一つ、預かり保育の関係でございますけれども、預かり保育につきましては、今委員もご指摘いただきましたように、この近隣の市町の教育委員会の幼稚園の方でも実施されているところがあるということについては、十分認識をいたしております。我々としても、公立幼稚園が預かり保育を実施することによって、今私立の幼稚園に在籍している保護者のサービス、保育サービス、そういったことの充実になるということについては、十分効果もあるということは認識しておるところでございます。しかし、預かり保育の充実に向けましては、一定やはり専任の保育者、教諭等の配置も必要になってきますし、また指導体制の整備等も検討しなければならないと考えております。検討委員会の中で一定方向性を出していただいて、市としての方向性を考えていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それとあと、あり方検討委員会の関係でございますけれども、設置をした当初にお話もさせていただいたと思うんですけれども、12月ぐらいをめどに、年内をめどにいろいろと市の方が検討いたしております課題につきまして方向性を出していただきまして、その提言を受けまして一定の市としての方向も出していきたいというように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○鈴木章夫委員長 関谷委員。



◆関谷智子委員 中学校のスクールランチに関しましては、最終的には試行実施を早い時期にしていきたいというふうに言っていただいていますので結構なんですけれども、先ほど言われたような産地表示が非常に難しいでありますとか、数の問題があるとか、そんなことは別に宇治市だけの問題ではないわけです。皆さんそれをクリアしてされているのですから、それはできない理由にはならないというふうに思っております。近隣の業者もありますから、その辺本当に理由にならないようなことを理由にされているなというふうな、非常に今のご答弁には無理があるなというふうに思えてなりません。例えば、確かに知っております。近くでもやったけれども注文の食数が少ないとか、そういうこともありますけれども、じゃあ食育という観点から見たときに、少なかったら必要がないのかということにはならないと思うんですよ。教育の場所で。やはりそういったことからも、その辺はクリアしていただかないと、学校給食法の中で給食ということはどういう位置づけにあるのかとか、今新たに食育のことが叫ばれている本来の意味をよく考えていただきたいというふうに要望して、本当に早い時期にモデルケースでもいいから進めていただきたいというふうに切に要望しておきます。

 それと、預かり保育の件に関しましても、15年に検討すると言っていただいて今まさに、15年から検討に上げていただいていますね、行革の。そのときから、でもやはり余り変わっていないお話でして、本当にニーズに合っていないというところと、市民の皆さんが本当に今何を求めていらっしゃるかというところとかけ離れているのではないかということは思います。本当に積極的にこのことは進めていただきたいというふうに思っております。

 就学前教育のあり方検討委員会も、ぜひとも見せていただきたい、傍聴させていただきたいなというふうに思っておりますけれども、先ほどお話しいただきましたけれども、どういった検討項目がテーブルに上げられているのか、資料でいただけますでしょうか。そして、今どの程度進捗しているのか、そのことも今お聞かせいただけるのでしたらいただきたいと思いますし、今までの会議録等があるのでしたらそれも出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 それと、検討委員会の答申をまとめていただいて、それから方向性というふうなことになるかと思うんですけれども、じゃあ教育委員会としての方針と検討委員会の答申との関係についてどうなのかというところをお教えいただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 先ほどの資料の関係につきましては、精査して出させていただきたいというふうに思っております。

 それと、検討委員会の提言、まとめていただいた内容と市の方の方向性ということでございますが、当然検討委員会の方でまとめていただいた内容については十分に尊重しなければならないと考えておりますし、提言に基づいて市としての方針を出していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 関谷委員。



◆関谷智子委員 しっかりと、私の懸念しているところは、すべて大きな問題が今までから就学前教育のあり方検討委員会にということで、ずっといろんなことがすべてそこに何か放り込まれてきたような感がしておりましたので、非常にボリュームがある重要なことですので、結局そこに先送りされてしまったということの感じがしないようしっかりと、またそこで方針を決定されても、それからそれを実際にしていただくには結局また時間がかかるわけですから、当初の問題から非常に時間がかかっているのではないかということのないようによろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 平田委員。



◆平田研一委員 まず、予算の概要書の153、154ページの青少年課の予算に関連してちょっとお尋ねしたいんですが、事業概要がいろいろ書かれていますが、ほとんど中3までの子供が対象だというふうに思うんですね。ただ、現実の問題として義務教育の時代からひきこもりになって未成年の子供たちというのも、結構数的にもいると思うんですか、その子供たちに対しての手だてというんですか、助ける手だてというのはどこかに事業としてあるのかということと、なければその辺対応を考えていただきたいというふうに思います。これは質問です。

 それと、社会教育団体の育成費に関連してなんですが、連Pに対して幾ら例年であれば、ことしは拡大して大会があるということで予算がついているんですが、例年であれば幾ら予算がついているのかということをお示しいただきたい。

 それと、今回の定例会の中でも体協から陳情が出ていますが、これが今の時期に出たので当然だとは思うんですが、例年要望されている、陳情されている内容だというふうに思います。これが予算に反映されていないのはどういうことなのかということと、対応についてどうしていくのかということを教えていただきたい。

 それと、148ページに耐震改修工事が順次始まるようなことが書いてありますし、そうなりますと、当然今利用している団体に対しても理解を求めることになっていくと思うんですが、短期、夏休みの間だけとかそういう短い間はある程度理解も一定求めやすいというふうに思うんですけれども、宇治小の建てかえもそうなんですが、長期にわたる場合も結構ある。これから出てくるのかなというふうに思います。そのあたりの調整についてはどういうふうに考えておられるのか。

 それと、宇治市のスポーツ振興計画についてなんですが、パブコメも募集されましたし、その結果についてはきょうはいいですが、宇治市のスポーツ振興計画というのは宇治市独自のスポーツ振興計画として位置づけるということを書いてあります。ただ、内容を読みますと、総合型のスポーツクラブを基軸にしていろんな展開を考えておられるようなんですが、この中でも、要は市民アンケート調査の中に、1位は施設、場所の不足になっていて、半分以下の人が一緒に活動する仲間が不足しているというのが、さっきのやつが31.9%で、これが12.1%になっているんですけれども、「一緒に活動する仲間が不足している」はなぜ総合型地域スポーツクラブにつながっていくのかよくわからないんですけれども、この辺についてご説明いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 5点。櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 私の方から何点かお答えをさせていただきます。

 まず、宇治市連合育友会に対する補助金でございますけれども、本年度は研究大会があるということで上積みさせていただいておりますが、例年は連P活動事業に対して50万補助をさせていただいております。

 それから、体協の要望でございます。体協から毎年要望をいただいておるわけですけれども、施設に関します要望につきましては、公園緑地のかかわりになりますので、教育委員会では特に施設関係の予算は持っておりません。その点はご理解をいただきたいなというふうに思っております。

 それから、スポーツ振興計画でございますけれども、仲間づくりということでスポーツをしたい人がしたいときに行って、そこでスポーツができるという1つの流れがございまして、そのためにはサークルなんかに入っていなくても自由に参加できるというのが1つの総合型地域スポーツクラブの考え方でございます。そういった点から、スポーツをしたい人がしたいときに行って自由に参加できると、そういう環境づくりをしていきましょうという形から総合型地域スポーツクラブの推進をという形につながっているものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 赤沢課長。



◎赤沢博康青少年課長 最初にいただきました中卒者以上の不登校等の問題の相談機関ということでございますけれども、ご存じのように、国の方においても青少年に対する支援法というのが最近つくられておるということも聞いておりますし、当然我々についても義務教育までの子供に対する相談機関としての青少年センターを持っておりますけれども、中卒以上の方につきましては、府の青少年課等でひきこもり支援のチーム絆とかいう、そういうような相談機関等もございますし、また体験活動を行っております府の青少年健全育成協会等の方にも相談窓口がございますので、そちらの方でもご相談いただくというような格好にしておりますので、今後そのような事例がございましたら、我々としては中卒以上の方についてもご相談に応じて、そういうような機関も場合によってご紹介させていただくというような体制をとっていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 耐震工事の件での答弁、夏休み時は理解できるけれども、長期にわたって場合の調整はどうするのかと。嶋本主幹。



◎嶋本康宏学校教育課主幹 申しわけございません。耐震補強工事の件につきましてですが、学校開放に関係してということですので、体育館の利用についてということでのご質問でよろしいでしょうか。

     (「グラウンドも」と呼ぶ者あり)



◎嶋本康宏学校教育課主幹 主に体育館の場合ですと、大体工事期間としましては二、三カ月ということになってくるかと思います。実施設計等を今後行ってまいりますので、その段階で耐震補強の大きさはどのくらいかということ、その部分で若干変わってまいります。それによって短縮される場合があるかと思っております。

 それで、グラウンドの方につきましても、耐震補強箇所、どういう形で補強しておくかというもの、この部分がございますので、それによっては一部の部分、使用ができないという場合が出てまいりますけれども、全面にというのは余りないとは思っております。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 宇治小学校建てかえということになりますと、これはかなりの面積が、グラウンド使用ができなくなるということは当然出てまいります。その件に関しまして、代替地、そのあたりを十分検討もし、また現在お越しをいただいております社会教育団体等とのご協議を踏まえまして、代替地の活用、このあたりをお願いすることになろうかと、このように考えております。



○鈴木章夫委員長 平田委員。



◆平田研一委員 まず、青少年課の質問の内容で、じゃあ宇治市の青少年課にとりあえず相談に行ったら府の青少年課を紹介していただけるということで、窓口は宇治市の青少年課でいいということだったんですかね。その確認が1つです。

 連Pに対して50万円、例年であれば補助していただいているということなんですが、連Pに対して市教委としてはどのように位置づけておられるのか。また、どのように期待を込めて50万円を助成されているのかということと、学校開放委員会の扱いなんですけれども、それぞれの学校で歴史があるのはわかりますし、いろんな運営をされているというのはわかるんですが、結構話を聞きますと実態というのが非常にばらばらで、宇治市として一定のルールをつくってあげないと、既得権でよそはもう入れないとか、非常に使いにくいという声もよく聞きますし、先ほど山下課長からご答弁あったんですけれども、代替地という選択肢が宇治市の場合はほとんどありませんよね。であれば、どこかのよその学校を融通して使ってよということにもなると思うんですね。そうなれば、おのおのの学校の開放委員会同士の話になるのが普通だと思うんですが、でも独自に運営されているところが結構ありますし、市教委がいろんな決め事をしたことも守っていないところもありますので、現実に今でもどこか喫煙している開放委員のメンバーもありましたし、目撃もしています。それは、学校の敷地内が禁煙になってから大分日数もたっているのにそういう実態ということは、学校も本当であれば管理しておかなくちゃいけないのかなという気がするんですが、その辺も徹底されていない。そのことについても、一回一定のルールをつくっていただく必要があるというふうに思うんですが、これについてもお答えいただきたいと思います。

 総合型スポーツクラブについてなんですけれども、どうしても宇治市のスポーツ振興計画の中で、総合型スポーツクラブに結びつけていくということに関して非常に無理があるように思うんですね。じゃあ実際今、先につくった東宇治スポーツクラブの実態がどのような状況なのかということをきちんと把握されているのかなと、検証をきちっとされたのかなというふうに思います。実態についてどういう、会員数については書いていますけれども、253名ですか、20年11月現在で。実際活動している場所も何カ所か見に行った。冬だったということもあるんですが、そんなに、広い場所で数人でやられているケースもありましたし、果たしてこれは宇治市全域に進めていく価値がある活動なのかなと非常に疑問を感じています。

 また、これは先ほどの公園緑地課に聞いてくれという話になるんですが、要は減免もされていますし、年調会議にも参加しておられる。この辺の立場もよくわからないです。これはまた違う委員会で聞きますけれども。きちんと検証されたかどうかということについてだけお答えいただけますか。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 まず、連合育友会の関係でございます。PTA育友会と申しますのは、子供たちの健全な育成を図ることを目的として、保護者と教職員が協力して学校及び家庭における教育に関し、相互に理解を深め、その振興に努めていただくという基本的な活動の立場がございますし、また子供の校外における指導、地域における教育環境の改善と充実を図ると。そのために会員相互の学習、その他必要な活動を行う社会教育関係団体であるというふうに私どもは認識をいたしております。そういった活動を行っていただくために、教育委員会としては活動に対する支援をさせていただいているということでご理解をいただきたいなというふうに思っております。

 それから、開放運営委員会の実態でございますが、各学校ごとに開放運営委員会を設置いただいております。宇治市としても開放に必要な委託の事業で委託料も払っているところでございますので、各それぞれの団体でまちまちで動かれるということになりますと、やはり問題が生じるなというふうには思います。年に1回は開放運営委員会、学校を通じてということにはりますけれども、契約もいたしておりますし、学校を通じていろんな意見を聞くこともさせていただいておりますので、決められた最低限のルールは、やはりそれぞれの開放運営委員会できっちり守っていただけるように、改めて通知を出すなり、私どもとしても対応はしていきたいなというふうに考えています。

 それから、総合型の関係でございます。実態は非常に厳しいのではないかというご指摘でございますけれども、東宇治スポーツクラブの会議も定期的に開かれておりまして、教育委員会からもそこに参加をさせていただき、いろいろアドバイス、また現状を確認させていただくということもしておりまして、設立に至りました経過の中で、教育委員会といたしまして支援をしてきたという動きもしております。そういった経過を踏まえる中で、やはりいろんな方々が自由にスポーツを楽しめる大きな環境づくりの1つの方策として必要になってくるというふうには考えているところでございます。実態だけを見ますと、なかなか厳しい面はあるんですけれども、よりスポーツに親しんでいただく人たちをふやしていくという中では必要な方策ではないかなというふうに考えているところでございます。

 それから、年間調整の関係につきましても、教育委員会も入りましてつくりました、支援をしてきた団体でございますので、その中で皆さん方にいろいろご協力もいただきながら使用できるような形をとってきているということもございますし、使用料につきましても、そういった経過を踏まえる中で減免をしているということがございますので、それは東宇治スポーツクラブを育てるための施策であるというふうにご理解いただきたいなと思います。



○鈴木章夫委員長 赤沢課長。



◎赤沢博康青少年課長 中卒者以上のひきこもりの相談窓口は青少年課でいいかということでございますけれども、ご指摘のとおり、先ほど申しましたように、現状では青少年課で青少年の若者に対するということで、事務員も来ておりますので、そのような格好でご相談に応じさせていただいて、それぞれ専門機関等をご紹介できる場合もございますので、ご了解いただきたいと、このように思います。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 平田委員。



◆平田研一委員 青少年課の件についてはわかりました。よろしくお願いします。

 連Pに関しましては、多分設立当初の市教委のかかわり方であったりとか思いであるというのと、今の会長を見ても、様相はかなり変わっているというふうに思います。これについても、お金を出すのであれば、ある意味いろんなサポートが必要だと思いますので、その辺もよろしくお願いします。

 それと、学校開放委員会の件なんですけれども、学校を通じては市教委は当然物をおっしゃっていると思うんですけれども、学校自身が実態を把握していないというふうに私は見受けられるんですね。その辺についてもきちんと整理をしていただきたい。これも要望しておきます。

 東宇治スポーツクラブに関して、ちょっと話が広がっていっちゃうというか、違う方向に行っているような気もするんですけれども、今、1つ疑問なのが、いろんな団体がありますね。スポーツ少年団、単位団でありますよね。そういう1つの単位団と複合スポーツというのは、多分同じだと思うんですね。要は、年調会議というのは団体が出てきているわけです。中体連であったりとか体育協会であったりとか野球連盟であったりとかね。なぜ、同じステージに来るのかというのが、ある意味不公平ではないかという意見も出ているんですよ。この辺についてどう考えているのか。これも市教委で答えられるんであれば答えていただきたいですし、いろんなスポーツの機会とおっしゃいましたけれども、府下の中で宇治小の老若男女がいろんな団体に入ったり、サークルで活動している地域というのは僕はないというふうに思うんですね。宇治市独自とおっしゃるのであれば、その辺の実態をきちんと踏まえた上で、この宇治市スポーツ振興計画というのはつくっていただかないと。国から言われて紋切り型でこういう形でつくって1つの冊子にしてパブコメを求めて、だから都合のいい意見しか来ないし、一番要望にあった内容についてはきちんと答えていない。この辺はちょっとずるいんじゃないかなという気もします。東宇治スポーツクラブについていつまで支援していくつもりなのか。これについてもお答えください。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 東宇治スポーツクラブにつきましては、先ほど申し上げましたような経過の中で設立されてきたことがございます。できるだけたくさんの方に参加をいただきたいというような思いは持っておりますし、またPR活動につきましても積極的に取り組んでいっていただくようにお願いもしているところではございます。

 教育委員会としていつまで支援をしていくかということでございますけれども、まだ完全に一人立ちでいけるといったような状況でもないかなというふうに、今のところは判断をいたしております。予算的な面もございますけれども、いましばらく支援をしていきたいなというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 平田委員。



◆平田研一委員 これは指摘だけにしておきますけれども、東宇治スポーツクラブにしても、先ほどから言いますように、ほかのサークル、団体は全部自主的につくっていった団体ですよ。つくられた団体であるわけです。行政がかかわってやっていく必要性が本当に宇治市であったのかどうかということについてもしっかり検証していただきたいというふうに思います。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 山崎委員。



◆山崎恭一委員 1つは図書館の問題ですが、図書購入費用が去年と同じ2,002万9,000円ですか、全く同額なんですが、以前も指摘させてもらったんですが、今宇治の図書館の図書数というのは、大体1年間に廃棄をする冊数が1万冊ぐらいありますよね。この予算だと購入する方もほぼ1万冊と、図書の冊数がふえない。こういうことが何年も続いているわけです。昔と比べて図書購入数は大分下がっているんですよね。僕は、いろいろメディアの種類もふえてはいますが、主力には、いわばニューメディアの購入も含めての話ですから、これでは現状維持がせいぜいで、拡充をしていかない。この辺についてどうお考えなのか、1つお尋ねしたい。

 2つ目は、(仮称)第一小中一貫校宇治小学校の問題ですが、きょうの朝のニュースでも大阪市が小中一貫、連携、小中連携と言っているのか、一貫教育と言っているのか、いろんな用語で言っていますが、小学校での教科担任制など高学年で検討というようなニュースが流れていました。全国でこの話題が最近非常に多いんですが、僕は本来は義務教育9年間の中で、小学校と中学校がいろいろ連携するのは当然の業務であって、何もそんな事改めてレッテル張って大騒ぎするということではなくて必要なことはやればいいんだというふうに思っているんですね。ただ、また現在の制度の趣旨そのものは、小学校と中学校の間に一定の超えなければならない階段のようなものがあってというのは、これが僕はメリットもあるしデメリットもあるというように思っています。先ほど話も出ていましたが、保育園や幼稚園から小学校に入ったら大分慌てますよね、様子が違いますので。45分机に座っているのもなかなか初めは大変です。それで、今宇治では小学校1年生のところには副担任を入れて2人体制ということで対応されている。ただし、これは別にこんなことを幼稚園や保育園と小学校の一貫教育だとかそういうことは言っていなくて、本来の教育目標達成のためにとらえているということだと思うんです。

 当然のことは当然のこととやったらいいと思うんですが、ただ宇治小学校というのは22校もある宇治の小学校の中で3番目に大きな、かなり大規模な小学校。ここの校地を1坪もふやすことなく中学校を併設するという小中一貫の新しい学校を、なぜ宇治小学校を選定したのかという問題。もっと、校地に余裕がある、例えば今話題になっている大久保地域だったら、小学校と中学校とほぼ隣接に近い状態であって、こういうところでもっと経験なりを含んだ、そういうことが僕は必要ではないかと。新しいところに、施設的に困難の多いと思われるところをなぜ選んだのかなと思います。よく考えたら1番目ではなかったですよね。西小倉で一度旗を揚げられたのに、いつのまにかああいうぐあいになってつぶれている。この原因は何でなんですか。何で向こうは、子供が減って単学級になるとかどうやこうや言うているところはやめてしまって、1,500人の大規模校になるといって地元で大反対があったようですけれども、なぜじゃあ800人を超えるような大規模な宇治小学校で、最初の企画というものを持ってきたのか。その理由をちょっとお尋ねしたいと思います。

 それから、3つ目ですが、御蔵山小学校と木幡小学校での校区変更の問題ですが、東御蔵山とか呼ばれたり、平尾台と呼ばれていますあそこの大規模な開発は、もう20年以上前から整地をされ、土地が立つ状態になっていましたよね。遅かれ早かれ、あそこに家がびっしり建つというのはもう20年前からわかっていたわけですが、この20年の間に御蔵山小学校をどうしようという検討をされてきたのか。突然、きのう、おとといになって、いや、えらいこっちゃ、校区変更やという、そんなあほなことはないと思いますよ。どういう検討経過があったのか、そのあたりをお聞かせ願いたいと思います。

 それから、4つ目ですが、施設改善の問題で、エアコンの設置なんですけれども、この問題をどのようにお考えかと思うんですが、宇治市の持っているありとあらゆる施設の中で、エアコンを設置していないのは小・中学校、幼稚園だけなんです。教育委員会の担当しているここだけなんですよ。コミセンだって公民館だって福祉会館だって生涯学習センターだって、みんなエアコンなんかとうの昔についているわけです。おくれにおくれているわけです。隣の京都市なんかはもうおととしに全部、全教室にエアコンがついているわけです。図書室にエアコンがついていないなんていう自治体は全国でも少数派かというぐらいの時代なんです。その大変おくれたのをやっと取り戻すということで見れば、1年かけて設計をするというのは、いかにものんびりしているんじゃないか。例えば、大久保小学校なんかすぐにでも設置できるんじゃないですか。どうせそのことは前提に置いた設計になっているから、改めて設計し直しなんて大したことでなくても、電源工事だって設置場所だって一定想定をして建てているんでしょう。おくれにおくれているのを取り戻すというなら、まず大久保小なんかすぐつけたらいいと思うんですが、そのあたりはどのようにお考えなのか、お聞かせ願いたい。

 もう一つ、これは簡単な話ですが、太閤堤の話なんですが、堤だということになっていてそういうふうに言われているんですが、突き出している形状やその他から考えて、堤でもあろうと思いますが、中心的な施設は港ではないのかという声も出ているんですが、それについてはどのようにお考えでしょうか。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 はい、5点。櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 図書館の図書の購入費の関係でございます。昨年と同一ということで21年度は予算計上させていただいております。確かに、今まで図書購入費を見てみますと、ずっと減額になってきたということがございました。これは宇治市の予算の仕組みの関係で、シーリングにかかってきたというところがございまして、来年度に向けましては本年度同額を確保したというところでご理解をいただきたいというふうに思いますし、また蔵書の冊数でございますけれども、先ほど言われましたように、廃棄をしている図書等もございます。しかしながら、年間購入の方が若干上回ってもおりますので、ここ数年は蔵書冊数も増加してきていると。また限られた予算の中でいろんなリクエスト、皆さんの意見も聞きながら、いろいろ精査しながら図書館利用者が望まれる、また読みたいという本を購入に努めておりますので、ご理解をいただきたいなというふうに思います。



○鈴木章夫委員長 吉水館長。



◎吉水利明歴史資料館長 太閤堤の件についてお答えをさせてもらいたいと思います。

 広い意味では治水工ということで考えております。議員ご指摘のように、堤と護岸はご存じのように両方にあるかないかだと思いますけれども、一応あの場合については護岸ということになるかと思いますけれども、それと杭どめ護岸の方につきましては、そういった港ということも考えられるかと思いますけれども、現在のところは、まだそこのところははっきりわかりません。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 宇治小学校の敷地でなぜ小中一貫校を計画したのか、西小倉地域でどのような経過でその案はなったのかというご質問でございますけれども、確かに平成17年3月に宇治市学校規模適正化検討懇話会、この懇話会の方からいただいた答申の中に、西小倉地域においてという、このことが書いてあることは委員ご承知のとおりではないかなと思います。ただ、西小倉だけが述べられているものでもございませんで、東宇治地域における課題についても述べられているところでございます。

 市教委といたしましては、その答申を受けた中で、西小倉地域で計画をするということではなくて、その答申で述べられた中を十分検討する中で、宇治小学校の建てかえ、これも計画をするということも含め、宇治小学校敷地において、(仮称)第一小中一貫校を整備していくと、こういった計画を持ったところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木章夫委員長 貝主幹。



◎貝康規小中一貫教育課主幹 御蔵山小学校の通学区域の変更についてお答え申し上げます。

 過去から開発が進んでおったのになぜ今ごろ急にということでございますけれども、我々といたしましては、平成17年のあたりから御蔵山小学校は急激にふえてきたのではないかと考えております。御蔵山小学校の東側もしくは北側の開発が始まったことによりまして、児童数がふえてきたわけでございますけれども、当初その当時の推計でいきますと、今ほど、実際今入っております世帯ほど若い世帯が入るとは推測しておらなかったところでございまして、現実問題といたしまして、若い世帯が入ってきたわけでございますけれども、そういった中で毎年推計をしてきたわけでございますが、実際としてはさらに児童が入ってきたという状況にございます。

 そのような中で、今年度改めまして推計を作成いたしましたところ、30学級を超えるという見込みになってまいりましたので、今回通学区域の変更を考えさせていただいたところでございます。



○鈴木章夫委員長 嶋本主幹。



◎嶋本康宏学校教育課主幹 全校区中のエアコンの件でお答え申し上げます。

 先ほどからの質問にもございましたけれども、今年度、来年度と実施設計ということになります。そんな中で熱源の関係、環境の部分であったりとか、それから工事手法、当然いろんな熱源によっては工事手法も変わってまいります。そういった点で、まず来年度実施設計の部分をさせていただきたい。

 それと、工事につきましてはやはり学校の教育活動に支障がないように、それと極力、夏場終えた後の暑さ、そういったものを考えますと、設置の時期というのはやはり夏休みが中心になってまいるかと考えております。そういった点では、やはり順次耐震補強を終えた学校を先ほども申し上げましたが、中心に考えていく上では、順次工事の前年にすべての設計を進めていくと、そういうことになってまいります。

 それと、やはり耐震補強工事全般の計画がありますと、耐震補強工事を行う前に基本的にエアコンの設置等になりますと、配管の移設であったりとか、いろんな手戻りが出てくる場合がございますので、これにつきましてはやはり順番に工事を、耐震補強工事を終えてからという順番で進めてまいりたいと考えておりますので、全体の部分では、そういった部分では順次ということでお願いしたいと思います。



○鈴木章夫委員長 山崎委員。



◆山崎恭一委員 図書館のことでいいますと、何かさっきの言い方でいうと減らされるところを頑張って前年額を確保したんだから評価いただきたいとおっしゃっているようなご答弁だったと思いますが、若干の増加とおっしゃいました。これはもう、この10年間図書購入費がどういうふうに推移したのか、毎年何冊買って何冊廃棄して、結果蔵書冊数何ぼになっているのかという資料をご提供いただけますか。見たら多分わかるというか、若干の増加は僕も増加だろうというのは薄々検討はついているんですが、何か微々たる増加だったなというように思っています。

 それと、これと関連して中央図書館も含めての宇治の図書館について、長期的にどう見ているのか。僕は時々行くんですけれども、雑誌の閲覧コーナーなんか、もう開館してしばらくしたらいっぱいですよね。座る場所も余りないことが何回もあって、やはり需要からいうと狭いんだなと。年金生活で元気で知的好奇心も旺盛なという人がふえてきているんだろうなと思うんです。ちょっと手狭感が否めない。それから、図書の蔵書数についても、これはどんどんふえていくとどこに置くんだという話になりかねない状態ではないかと思うんです。19万の宇治の市の規模からいくと、やはり施設的に手狭、もうちょっと充実をさせていかなあかんということが課題としてあるんではないかと思うんですが、この点どのようにお考えか、ちょっと一言ご説明願いたい。

 それから、校区の問題なんですけれども、これほど若い世代が入ってくるとは思わなかったと言われるのは、いつの時点で変更しました。事業主体がかわって1つの単位が大分狭くなったことがありましたね。その前でも非常に大きな60坪ぐらいの単位で売っていた時期は、結構まだバブルのころでして、市内の古い家を売って買いかえたら、十分それでも6,000万とかしていたと思うんですけれども、買えた時代で、それが終わってそうはいかなくなったら、大分小さく単位がなったと思うんですね。その段階で、大体今のことは、僕は幾ら遅くても検討がついたと思うんですが、思ったより若い世代が入ってくるなと、気がついたのはいつなんですか。宇治市が作成した宅地供給促進計画というのがあるんですが、その中で学校というのはどんなふうに位置づけられていますか。ちょっとご紹介願いたいと思います。

 それから、エアコンの問題ですが、今のお話を聞いていると、耐震計画は7年かけると言っているんで、それが終わらないとエアコンはつかないのかなという気がしますが、そんなゆったりとした計画なんですか。もうちょっとできるところはさっさとつけていったらいい。要するに、大変全国的にいってもおくれているんだから早くやろうというふうに、僕はもっと工夫をすべきだというふうに思います。耐震計画自体も、7年はかけ過ぎじゃないかと、もうちょっと早くしないと、と言っているのに7年かかっていて、そのためにまたエアコン設置もおくれる。大規模改修だとか、例えば学校の建てかえ計画なんかも、進んでいる市なんかはもう10年ぐらい先まで、10年後にはどこの学校を建てかえるんだとかいう計画を立てて、20もある学校を建てかえるのは大ごとですからね。やはりきちっと計画を立てないと進まないじゃないですか。1校済んだら次はいつだと言って、大久保の次は宇治小かと言って、その間に5年ぐらいあくわけでしょう。じゃあ次はまた5年後なのか。これをやっていたら、全体の大規模改修や建てかえが終わるのに何10年もかかってしまう。そうじゃなくて、計画的な財政も組んで、どこの学校はいついつと大体順番をつけていくというのが、僕はもうそろそろそういう時期だと思うんですが、これもおくれている。だから、エアコン設置もそういった影響を受けて、あれが終わらないと、これが終わらないとできないからと言っておくれている。そういう印象を持っています。もっと総合的に学校の施設を、やはり今の水準に引き上げていくのにどうするのかという、もうちょっと総合的な計画、整合性のある早い計画というのが必要なんではないかと思うんですが、いかがでしょう。

 それと、1つ関連でお尋ねしたいんですが、大規模改修のところ、菟道小学校法令適合、槇島小学校トイレ改修法令適合、木幡小学校法令適合と書いてあるんです。これは読んでいると、今法令に適合していない状態を適合するように直すというふうに、これを見ていると思うんですが、それぞれ何が法令に合っていなくてどういうふうにされるのか。4つありますね。伊勢田小学校、菟道小学校、槇島小学校、木幡小学校。そのご説明をいただきたいと思います。

 それから、太閤堤ですが、おっしゃるところ、今わかっているのはそんなことかと思うんですが、もうちょっと慎重に情報をいろいろ集めていかないと、評価にもかかわりますし、またあんまり、後で間違っていましたよということになっても恥ずかしいこともあります。余り急がないでと思いますが、今実際に話題になったのが、土木やそういう学会の方々が中心で、地質学の研究者だとか港湾の研究者だとか、もう少し広いところの知恵も集めて評価を確かなものにしていくという努力をお願いしたい。これはもう要望で結構です。

 小中一貫校の問題ですが、東宇治の課題があるというのは、要するに東宇治に当時書いていたのは中学校が大規模だというのが、私は印象的な課題で、これは関連の課題だったわけですけれども、要するに東宇治に中学校が足りないから宇治小学校を選定したと、こういうふうにご説明をされていると思っていいんでしょうか。

 以上。



○鈴木章夫委員長 貝主幹。



◎貝康規小中一貫教育課主幹 御蔵山小学校の児童数の関係について答弁をさせていただきます。

 児童・生徒数の推計でございますけれども、方法といたしましては、毎年5月1日の各校区の各年齢の人口をベースにいたしまして、学年進行に伴います変化率、それから住宅開発によります増加の見込みを加えて算出しているところでございます。そういった中で、御蔵山小学校におきましては、平成17年度あたりから、先ほど申しております御蔵山小学校の東側、北側の開発入居が始まってきたというふうに認識をいたしておりまして、その中で、先ほど申しました方法で児童・生徒数の推計をしてまいったわけでございます。それにあわせまして、児童数が増加するというのは当然見込まれましたので、増築も重ねてきたわけでございますけれども、その開発でどれぐらいの子供たちが入ってくるのかという人数を試算する場合には、市内の他の場所で開発があったときに、小学生、中学生がどのぐらい出現するのかといった率を参考に計算をしているわけでございますけれども、そういったものより実際この地域では若い世帯が、その率よりたくさん入ったというのが実態でございます。

 そういった中で、今年度作成をいたしました児童数推計では、30学級を超える見込みになったという結果になったわけでございますが、もう一つ、御蔵山小学校の場合には、大規模開発の関係に伴いまして、旧の地域でも戸建ての住宅が点在してふえてきた。それから定住志向が他の地域より高い、そういった問題もあわせまして児童数が予測よりちょっとふえてきたんじゃないかということで、今回の結果に至ったところでございます。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 東宇治の課題は何かというお尋ねでございますけれども、答申の中でいただきましたこと、これは学校規模、学校配置、それぞれの適正化ということでの答申でございますので、もちろん児童・生徒の人数の課題、それも含まれておりますけれども、適正配置の中では分散進学、この解消に向けた課題ということでも述べられているところでございます。

 具体的には、現在の東宇治地域の部分ですけれども、単に現在の6小学校の通学区域の再編や中学校を新たに新設することのみで解決が図られるものではない。特に位置関係においては、現在の府道京都宇治線、あるいはJR奈良線及び京阪宇治線、こういったものの西部に位置する、そういった実態もある。そういう中では、単に新たな設置だけで解決が図られるものではないということで、答申の中でいただいているところでございます。したがいまして、単純に児童・生徒数のみの問題ではない、このようにとらえているところでございます。

 大変申しわけないんですけれども、宅地促進計画の中の学校の位置づけとはどのように書いてあるかということでございますけれども、これについては現在資料等も持ち合わせておらず、十分にお答えすることができません。大変申しわけございません。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 図書館に関しましてですが、先ほど資料の要求がございました蔵書冊数、それから購入冊数、購入費用の10年間の推移につきましては、精査をして後で出させていただきますのでよろしくお願いいたします。

 それから、蔵書冊数が若干ふえているというような表現をさせていただきましたが、例えば18年度から19年度にかけましては4,520冊ふえているという状況がございますので、ご理解をいただきたいと思います。

 それから、図書館について今後の長期的な形でございますけれども、今の施設、ご承知だと思いますが、施設の増築といいますか、施設を広げるいうことは、今の施設の現状から見て非常に難しいと考えております。これは3つの図書館とも共通するかなというふうには思っています。そこで、市民の要望にどうこたえるかということになりますと、やはり今後図書館のサービスをどのように充実させていくかということが大きな課題であろうかと思っております。今年度図書館のサークルの会員さんを中心として、利用者の自主的な団体であります図書館友の会というのが結成されました。そこの皆様方ともいろいろ意見交換もこの間させていただいております。そういった中で、利用者の皆様方の声を反映させた内容をいろいろ検討する中で、今後はサービスの充実をどのようにしていけばいいかということを検討していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 施設整備に係る計画でございますけれども、まず耐震補強計画につきましては平成19年度からの7年間で実施することといたしております。また、同第2次学校施設整備計画といたしまして、トイレ改修、大規模改修等につきましては、平成20年度からの10年間の計画期間といたしております。

 具体的な工事箇所等につきましては、事業量及びそれに見合う財政負担もございますので、一定期間は必要であると考えておりますし、またその辺毎年度の予算編成の中で具体的な箇所は決めさせてもらっているということになっております。

 それと、法令適合でございますけれども、建築当時は当然法に合っていたものですけれども、現在改めて新築するということになりましたら、法に合わないという部分について、具体的には防火戸の分になるんですけれども、そういう部分を現行法に合わせて改修していくという内容のものです。



○鈴木章夫委員長 山崎委員。



◆山崎恭一委員 宅地供給促進計画に学校はどう位置づけられているかというのにご答弁いただけていないんじゃないですか。

     (「知らんと言うてる」と呼ぶ者あり)



◆山崎恭一委員 そうか、知らんとおっしゃった。教育委員会としては知らんか。また改めて聞きます。調べておいてください。

 関連して、御蔵山の簡易水道のエリアについては承知をしていますか。そのエリアの廃止の経過についてはご存じでしょうか。何か知らんことばかり聞いて困らせているつもりはないんですけれども、やはり校区の変更というのはそういう経過や市のいろんな総合的な問題もかかわるので、それなしにというのはちょっと乱暴なんじゃないかと思うんです。わかればお答えください。

 御蔵山の問題は、その答弁にもよりますけれども、決めてしまってから説明をするということで地元では実は紛糾をしているわけです。私は、これは校区変更をせざるを得ないというふうにいつ思ったのかなということをいろいろ今聞いているし、当然もっと早い時期にわかっただろうと言っている。わかった段階で地域に、校区変更に抵抗があるなんていうことはわかり切っているじゃないですか。小学校単位でいろんなものが動いていますし、御蔵山はああいった一帯的な開発もしてきたところでございますし、そこの人々の思いもあろうと思うんですね。学校というのは、例えば木一本にしても何期の卒業生が植えたと。その方はまだ校区に住んでおられると。学校が例えば小さくなったから統廃合だよと、更地にしていいのかというと、いや、あの木はおじいさんが植えた木だとか、いろいろしがらみが絡んでいるところだというのはよくよくご存じだと思うんですね。それの校区をかえようというのは、僕はもっと地域としっかり協議をして進める、早い段階で決断をして協議を早く始める、そういうことが欠けていたので、今地域で大変大きなご不満になっているんではないかと。教育委員会のいろいろな計画が遅い。例えばエアコンについても、耐震補強と大規模改修とどちらにもかかわらずにそれぞれが動いて、今になってやはりエアコンをつけるというふうに方針転換された。そうすると、それとの整合性であれが先だ、これが先だといって計画がおくれると。やはり十分な協議とか選考をするということが大変弱いんじゃないでしょうか。私はこういった施策の根本問題では、1つは財政主導のシーリングの中で、実際に子供たちに何が必要かということに十分にこたえ切れなかったという問題が1つと、決める前に十分協議をして合意をつくりながら決めていくという当たり前の手法が欠落している。この2つが教育委員会のさまざまな、今挙げた問題の中に共通して起こっているんではないかというふうに思っています。その点について、今後物を決める前に十分協議をするということが必要だと思います。

 例えば、宇治小学校をなぜ選定したのかというのに、地元要望があったからだという答弁が本会議のときもちょっとありましたが、私はそのときも申し上げましたが、西小倉で頓挫した原因は地元の反対が余りに強かったので話が進められなくてとまったのだろうと理解をしています。多くの人もそう見ていると思う。じゃあ東宇治は、地元要望があったからと市長はしきりにそうおっしゃいますが、その地元要望というのは、おととしの暮れまではそんなことは余りだれも思っていなかったんですよ。年の暮れになってすぐ二、三週間の間に新しい宇治小学校を考える会が要望を出したんですが、この団体はいろんな団体の集合体なんです。加盟の各団体がそれぞれ十分に協議をして、小中一貫校はどういう姿かよくわかった上で要望したというほどのものではありません。多くの人々は、早く建てかえてほしいということが重点だろうというような解釈でした人もたくさんいましたし、いわば教育委員会が、事態が発表している前だったので、地元に十分なご理解を得られないから、いろいろ反対の署名も集めているようにおっしゃいましたが、その体で言うたら、十分理解をしていない段階でそういう要望も出たというわけで、この1点を金科玉条のように掲げるには大変根拠が薄弱なんです。それ以降、教育委員会はいろいろ分析していただきましたが、1万をはるかに超える反対、単独で建てかえてほしいという署名が出ているのは、逆に言うとそれよりはもっと事態が明らかになってきた経過で出てきている話です。

 ですから、地元は十分納得していない。少なくとも小学校単独で建てかえてほしいという意見が随分たくさんあるということだけははっきりしている。その問題でいうと、宇治小学校を大きな学校に、中学校もつくるという選定は、私はそもそも選定の経過からして大変無理があったのではないかというように思います。その点は指摘をしておきます。これからもこの問題、さまざまな面からとらえて論議をしていきたいというように思っています。

 それから、図書館の話ですが、この話もそもそも宇治市としてどういう図書館があるべき姿としてあって、それと今の現状との間にどういう関係があって、将来的にどうしていこうかという大きな話をしかけているのに、ご承知の今のところでは拡張はできませんと、何回もそんな回答をされるんですが、これは話の矮小化です。今の場所で拡張できないのは、そんなもの見たらわかります。しかし、このまま10年、20年、この図書館でいいのかというのが質問の趣旨なんです。何も来年すぐ建てかえてくれと、そんなふうには思っていません。図書館の将来のあり方は、何か指定管理者制度をちらつかせながら、サービスのあり方を検討しているとおっしゃいますが、それだけじゃなくて、施設的にも内容的にもこれからの宇治市の図書のセンターとして、宇治市全体の知的な知る権利を、公文を維持し、提供していく拠点としての図書館の役割をどう見てどういうふうに考えているのかという、そういう大きな話は教育委員会ではさっぱりされていないのでしょうか。とりあえず拡張は無理やなという程度の検討しかしていないという、答弁だけでいうとそういうことになりますが、ちょっと広い視野での答弁、多少抽象的でも結構です。一度聞かせていただきたいというふうに思います。

 以上です。

     (「関連」と呼ぶ者あり)



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 宅地供給促進計画を知らんてそんな、行政がだれも知らんのですか。櫻木さんや石田さんご存じですよね。たしかかかわってはったんじゃなかったかな。宅地供給促進計画というのは、低廉な宅地を供給するために公共が設備投資をして、安い住宅を開発するという目的でされた制度です。だから、宇治市があそこへ向かう、今、日野線という道路ですか、道路を公共でつくったんです。普通、開発は開発業者が道路をつくって開発して、行政に寄附をするもので、公共で道路をつくったり水道を引っ張っていったり、そういうことをして政策的に、業者をもうけさすためじゃないんですよ、政策的に低廉な住宅をつくるということで東宇治の山手の開発計画をつくった。それが宇治市の宅地供給促進計画です。

 だから、公共が持つ学校や保育所とかそういったものはどうすると、全部書いてあるでしょう。そういうものを度外視して、教育委員会は独自の道を歩んでこられたんですか。計画行政のいろはの問題、その制度も知らないということで教育委員会は仕事をしてきたということになれば、話は全く別じゃないですか。何でそんな制度を知らんのですか。そこにどういうふうに校区の問題、学校施設のものを位置づけられてきたかというのは、公共投資をどうする、業者がどういう負担をする、書いている問題ですから知らんでは済まないと思いますが、いかがでしょうか。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 図書館の関係でございます。図書館といいますのは、市民の皆様方が文化的な教養を求めてそこへ行かれて、みずからいろいろ読書に親しみ、また勉強もされるといったような施設でございまして、当然充実を図るということは必要な施設であろうというふうには考えているところでございます。

 先ほども申しましたように、施設的な面はちょっと別にしまして、やはり市民の方が利用される、行ってみようと思われるようなサービス内容、また蔵書等も含めまして、そういった点での充実を図るということが、今図書館に求められているのではないかなというふうに思っております。そういった点で、市民ニーズにこたえられる図書館にしていきたいと。大きくはそういった思いで業務を進めておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 今ご指摘いただきました宅地供給促進計画ということにつきましては、我々の方も十分そのことについては承知をしておりませんでした。ただ、学校の規模、将来の規模を求めていくには、やはり児童・生徒の推計、ゼロ歳児からずっと、9年間の児童・生徒の推計をもとにして計画をしてきてやっておりますので、ただそういった計画については十分承知をしておらなったということでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 石田教育長。



◎石田肇教育長 一度、その内容について調べさせていただきたいと思います。時間をいただければありがたいと思いますが、よろしいですか。



◆山崎恭一委員 保留して、休憩後にそれ残しておいてもらえます。



○鈴木章夫委員長 それじゃ、その答弁については後ほど行っていただくということで、山崎委員。



◆山崎恭一委員 その点は後ほどそのご答弁を聞いてからということにさせていただきます。

 図書館のことだけ一言申し上げておきます。少しお話をしていただいたんですが、もうちょっと図書館としての将来の充実や夢のある話もしていただきたいなと思うんです。どうも、サービス内容の話になると僕は危惧もあるんです。今、国の方では図書館というのは利用は基本的に無料なのを有料化にしようという声もちらっと出てきたりして、大変僕は心配もしているんですが、やはり19万の宇治市として、例えば宇治には国立図書館も府立の図書館もないわけですよね。大学は1校ありますから、使用状態がどうなっているか詳しくは知らないんですが、場所的にも大変宇治市の地理からいうと大分北の西に偏っていますし、結局大きく市民が使えるのはこの中央図書館しかないんですよね。こことしての役割はもっと高いものとして、目標も高く持って、別にすぐ2年後に建てかえるとか3年後に建てかえるとかいかないのは承知をしていますが、本来の図書館のあるべき姿を、施設的にも、またサービス内容も含めて、蔵書数なども含めた、あるべき姿を描いたらすぐそのとおりになるかどうかはまた第2段階の検討が要ると思いますが、そうした検討をぜひ進めていただきたいということを言わせていただいて、この項では一たん終わります。



○鈴木章夫委員長 暫時休憩いたします。

     午後0時00分 休憩

     午後1時00分 再開



○鈴木章夫委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。栢木部長。



◎栢木利和教育部長 午前中の山崎委員並びに水谷委員のご質問に的確に答弁できなくて申しわけございません。

 宇治市木幡地区宅地供給促進計画策定調査報告書、この中にどういうことが書かれているのかということのご質問でございました。この報告書につきましては、昭和57年3月に宇治市が作成したものでございまして、その中の第4章、六地蔵、木幡地区における公共公益施設整備基本構想、その中の小学校の欄に、地区内には木幡小学校及び御蔵山小学校の2小学校がある。六地蔵、木幡地区の南には岡屋小学校と宇治小学校の2小学校が立地している。半径500メートル誘致圏から見れば、南山から熊小路にかけての地区の南部地域が通学不便地域になっている。一方、人口の面から見れば、今後の人口増に伴い各小学校の増改築、施設の拡充が必要になってくるものと考えられる。3つ目の欄に、中学校として、中学校は六地蔵、木幡地区内には1校、木幡中学校が存在する。位置的には地区の西端になり、御蔵山等が通学不便地域になっている。一方、人口の面から見れば、今後の人口増加に伴い、木幡中学校の増改築、施設の拡充が必要となろう。したがって、このような状況変化の中で中学校を新設するか、あるいは現在の木幡中学校の増改築で対応していくかは今後に残された課題であり、十分に検討しなければならないと、このように書かれております。



○鈴木章夫委員長 山崎委員。



◆山崎恭一委員 今の間に私ももとの資料を見て点検をさせてもらったんですけれども、今の書いてあったページと、よく見ると108ページのところにももうちょっと、同じことですけれども突っ込んで、このような記述があります。今回の宅地供給促進計画による宅地開発は、東部丘陵部付近が大半を占めるため、今後の人口増加もこの地域に集中するものと思われる。したがって、御蔵山小学校については生徒数増加に見合った用地の拡大及び校舎の増築が今後必要になってくるものと思われるが、木幡小学校については地区の西部に位置するため、増築の規模も比較的小さいものになろう。木幡中学校については、今回の宅地供給促進計画の対象区外であり、詳細な計画は別途なされなければならないが、現在においてもかなり肥大化しており、昭和61年度においては2,000平米近い校舎面積の不足が生じるため、今後校区の分離を行うか、または用地の拡大、校舎の増築で対処するかを慎重に検討していかなければならないと。

 今書いてあることをもうちょっと突っ込んで書いたのと同じことを繰り返し突っ込んで書いているわけですが、いわば、これ何もどこかよそのセクションが勝手につくったんじゃなくて、教育委員会もかかわってこういう見解を昭和57年、要するに20年以上前にもう持っていたわけですね。それからいうと、ことしの2月20日になって発表したというのは、やはりちょっと取り組みとして遅いのではないか。先ほど簡易水道の話をいたしましたが、何を言うかというと、東宇治の東部は水道の水圧が低いこともあって、それぞれのいろいろな単位で水道を独自に維持もし、施設も持っていたということがもともとありました。それで、その区域が今の御蔵山小学校のほぼ校区を含んでいるわけですね。ですから、そこで一体的にいろいろ苦労して運営をしてきたという歴史的な経過もあります。そういうことは、実はたくさん小学校の単位の中では起こっているわけですね。だからそれを一方的に決めました、ここからここは御蔵山小の校区から分離しますというやり方は乱暴なんではないか。課題が明らかになったところで率直に地域にも相談しながら協議を進めていく。その中でだんだん成案を一緒に地域の人々と考えていく。土地を購入して少し学校がゆとりがあるようにできるのか、それが不可能で、やはり隣の木幡小学校との間で極端な生徒の数ができる、校区変更の方が妥当なのか、それが文化的、地域的、歴史的にどうなのか、地域の人々の意向も相談しながら探っていくということが必要な手だてではないかと思うんですね。

 その点では、私は早い時代から教育委員会はこの課題を認識していながら対応がおくれたこと、それから決める前に地域と十分相談するという作業が抜けていたと思うわけですが、いかがですか。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 御蔵山小学校の児童数の推計の関係なんでございますけれども、確かに昭和57年に作成されました今の事業の促進計画は、住宅供給を促進しようとするものであったということについては認識をいたしております。確かに御蔵山小学校区で大規模開発があり、住宅供給が促進されるものということは当然予想をいたしておったわけでございますけれども、私どもはその住宅開発がどのぐらいの規模か、予測は当然何戸ぐらい建つとかそういったところは予測ができたわけなんですけれども、そこに入居される世帯の年齢層までは十分な予想ができなかったというか、想定外の部分がかなりあったということで、結果として児童・生徒数推計に違いが出てきたということでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 山崎委員。



◆山崎恭一委員 何か、入ってくる世帯がもっと年寄りばっかり来ると思っていたという話ですが、それも何か言いわけじみているなという気がします。もっとリアルに不確定な要素は実際どうなのかということを時々刻々つかんでいれば、もっと早い時期に、ちょっとこれは違ったと気がついていたはずだと思います。何て言ったって、20年以上前に、将来の生徒推計はもう書けていないんですよ、わからないということで。でもふえていくということは、またかなり増加になることは意識をしているわけで、その割合の問題でも、この現在でもこれでは耐えられないだろうという可能性が十分あったのに、入ってくる入居の世代が少し予定と違ったというのは、余りにもささいな話を口実にされているというふうに思います。

 地域でも、ここに全部家が建ったら御蔵山小学校はどうなるんだろうなと、その当時は議員でも何でもありませんでしたが、そういう話になっていて、すごいな、ここに家が建ったらすごいことになるだろうなというのは、ごく一市民でしたけれども、そんなふうに思ったのを今でも思い出します。そのことに教育委員会はちょっとした思い違いで何とかなるだろうと思っていたというのなら、それはまたお粗末な話だなというふうに思います。この点では、今からでも、地域に事情を十分、資料も全部公開をして、不備があったり思い違いがあったら、それはそれで率直に謝りもして、今最善の方法をご一緒に考えていこうという態度で協議をしていくことが必要だということは指摘をさせていただきます。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 青野委員。



◆青野仁志委員 それでは数点お尋ねをいたします。

 学校で、午前中にも高橋委員からもお話がありましたけれども、エコスクールといいますか、環境に優しい取り組みということもおっしゃっておりました。そういう観点で、今耐震化を小・中学校で進めておりますけれども、その耐震化にあわせて、再生可能エネルギーを活用する太陽光発電設備、この導入を一体として進めると。こういったことを思うわけですけれども、この点、お考えをお尋ねしたいと思います。

 それから、2つ目は図書館の件ですけれども、空調機の設備、設置がされるということですけれども、このスケジュール、これをお伺いします。

 それから、小・中学校でそれぞれ独自でされているところもありますけれども、バーコード化、これはされている小学校、中学校それぞれ数がわかれば教えていただきたいと思います。

 それと、読書活動推進基本法という法律ができて、読書活動を通して子供の健全育成を図っていこうということで、その取り組みがさまざまな効果を生んでいるということで、これまでもいろんな場面で紹介もされておりますけれども、それを受けて、本市でも子供の読書活動推進計画というものを立てて進めておられます。その中で、学校の図書館と公共図書館、これをネットワークで結んでいこう、そして相互に検索し、あるいは貸し出しをやっていこうという地域ネットワーク、この構築もうたわれているわけですけれども、その進捗状況をお教えください。

 それから、3つ目ですけれども、これは確認だけしておきたいんですが、(仮称)第一小中一貫校、これをめぐって一部の教師の方が、みずから担任する生徒の家庭を回って署名等を募っているというお話を、これは私も人づてには聞いておりましたけれども、さきの12月議会で事実であるということがわかったわけですけれども、大変驚いたわけです。市長も、教師という役柄、立場が保護者に与える影響、こういうようなものを十分認識して、当然行動をわきまえていくべきだと、こういうお話もされておりました。このことを、教育委員会としてどのように受けとめて、そしてその後どういう対応をされているのか、現状も含めてお教え願いたいと思います。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 5点ですね。嶋本主幹。



◎嶋本康宏学校教育課主幹 太陽光発電と図書館の空調につきましてのご質問にお答え申し上げます。

 太陽光発電の設置につきましてですけれども、耐震化と同時にという面で申し上げますと、まずは工事の手法上なかなかつけるのは難しいと考えております。今現在、太陽光発電につきましては、やはり屋上の荷重の問題であったりとか、それからやはり施設自体が老朽化といいますか、相当年数を経てまいっております。そういった部分で、今現時点ですぐに太陽光発電というのはなかなか難しい点もあるんですけれども、平成19年4月に京都府の地球温暖化防止条例、こういったものがございます。そういった部分で一定規模の新築とか増改築、そういった際には、やはりこの条例の趣旨に沿った形で設置を進めてまいりたいというようには考えております。ですから、今後の大規模改造や新築、改築、そういった点において検討を加えたいと思っております。大規模修繕で申し上げますと、大久保小学校、これは条例施行前の工事でございましたけれども、そういった趣旨をもって設置をしてまいっておるところです。

 それから、図書館の空調の件につきましてです。これにつきましては、平成21年度、来年度になります、基本的に全校の図書館に空調を設置していくということで進めてまいっておりますので、よろしくお願いします。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 学校図書館の電算化の関係のご質問にお答えいたします。

 まず、データベース化を図ることによりまして、貸し出しや返却の手続がスムーズになること、また図書の検索や読書傾向の把握、各種統計資料の作成に大変便利なことというメリットがございます。

 ネットワーク化ということでございますけれども、例えば学校から市立図書館へのアクセスということを考えた場合、現状インターネットで検索、予約ができるという環境が1つあるということと、逆に市立図書館から学校へのアクセスということでは、オンラインである必要は今現在特にないということで、その部分は特には今考えていないわけです。学校間の蔵書検索ということになりますと、相互検索ということは可能になりますけれども、またその本を仮に貸し借りするということであれば、物流の問題をどうするかというのが課題となっております。

 それと、電算化の状況でございますが、今小学校の方で13校、中学校で2校において、ネットワークにつながない学校限りの図書システムが導入されている状況でございます。



○鈴木章夫委員長 伊賀主幹。



◎伊賀和彦教育総務課主幹 教職員の署名活動等につきまして、さきの議会でもございましたようにそういうことがあったのかどうか、またそういうことに対してどういうことを市教委としてしたのかということでございますが、学校の先生から署名を頼まれて断れないなどの苦情が保護者等から寄せられたことは事実でございます。それを受けまして、各学校長に対しまして、教職員の服務規律、各教職員や公教育に対する不安感や不信感から信用の失墜をすることのないよう周知徹底をしたところでございます。



○鈴木章夫委員長 青野委員。



◆青野仁志委員 太陽光発電の導入については、基本的には前向きに考えていると。ただ、導入の仕方としてはまだ整理がされていないというように受け取ります。府の条例がありますから、当然新築あるいは大規模改修となれば、これはしっかりとやっていかなければいけないと。ですけれども、そういう観点で、今後それに見合ってやっていくと、こういうことですよね。もう一歩踏み込んで、太陽光発電、1つは確かに費用もかかりますけれども、電気代が節約できるわけですから、将来的にはペイしていくわけですから、そういう意味では1つの将来投資という考え方もできますし、それと何といっても環境ということがこれからの大きなテーマになっていくと。その環境を教育現場が率先してやっていくというのが、環境教育の一環としての現場での生きた取り組みとして意味があるんじゃないかと、こういうふうに思いますので、なかなか財政面でもいろんな課題があろうかと思いますけれども、ぜひとも計画をできれば持ってやっていただきたい。これは要望にとどめておきたいと思います。

 それから、図書館ですけれども、空調機の設置スケジュールをお尋ねしたのは、要は21年度中に設置をしていくということでしょうけれども、できれば夏に間に合うようにやってあげていただきたいなと。それと、経済環境を見ても前倒しでということで、市を挙げていろんな形で取り組んでもいただいておりますので、できれば少しでも早く取り組む。そして、夏までに全部間に合わすと。そういう意味でスケジュールを聞いたんですけれども、その辺もう一度どういう考え方、どういうふうな取り組みをされるのかお聞きしたいと思います。

 それから、バーコード化、電算化されている学校は小学校で13、中学校で2と。まだまだ少ないわけですけれども、しかしこれは恐らく現場で、保護者の方とか現場の先生方が手づくりでされていると思うんですね。このデータベース化によって、先ほどご答弁でもおっしゃっておりましたけれども、その学校の蔵書の状況、貸し出しの実態、明らかにわかるわけですから、いろんな意味で有効に活用していける。そういう意味では、これもぜひとも進めていきたいわけですけれども、何といっても現場でやるということでなかなか進まないわけですね。これも一度できれば市全体で歩調を合わせて、整理をして一体化をしていくと。こういうことも大事じゃないかなと思うわけですが、そのことも踏まえて地域ネットワーク化、これの推進、進捗状況をお尋ねしたわけですけれども、これが進んでいけば、どうしても各校のバーコード化というかデータベース化、これがされていないと進まないわけですね。そういう意味でいくと、地域ネットワーク、全然進んでいないというように思うんですけれども、本当にやる気があるのかないのか、その辺が見えてこないんですけれども、もう一度その辺のご答弁をお願いしたいと思います。

 それから、学校の先生の行動、これは学校の先生に限らず、幼稚園にしても保育所にしても、あるいは職員の皆さん、立場がやはり公の立場でいらっしゃると。そういうふうに聞けば、市民に対してはいろんな意味で、よほど注意して行動しないといけないということは明らかですけれども、そういうことはよくよくわきまえてやっていらっしゃると思っているんですけれども、そういうようなことが今回見えてきたものですから、ここはもうしっかりと指導徹底の方お願いしたいと思います。なかなかこれは表に出ないんですよね。しかし、私はこれからどんどん学校にも保護者の方にしっかり言っていただいて、そういうことがあればどんどん言ってくださいということで、しっかりと防止といいますか、そういう体制を組んでいただきますようにお願いします。今後の対応ということで、もし何かお考えがあればお聞かせください。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 嶋本主幹。



◎嶋本康宏学校教育課主幹 図書室の空調スケジュールについて申し上げます。

 図書室の空調につきましては、今年度実施設計を行ってまいりまして、2月末に出てきたところであります。来年度当初から契約等の手続に入ります。その関係上、可能な限り早く設置させていただきたいと思いますが、中心は夏休みになってまいるかと思います。9月に間に合うように設置はしていきたいと考えておりますけれども、可能な限り早くさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 学校図書館のバーコード化なりネットワーク化の取り組みについてお答えいたします。

 まず、今年度3校新たにバーコード化というか導入した学校があるんですけれども、学校でそういったことを希望されるということがあれば、予算の範囲内で教育委員会として支援させていただいている状況でございます。また、バーコード化をした後の管理というのが大変重要になってくるかと思います。当初だけきちっとバーコード化しても、あと管理ができなければというようなこともありますので、やはりそういうようなことは学校の運営体制の中でしっかりできるというところから順次やっていっているところでございます。

 そういったことで、ある程度歩調がそろってきた段階で全体をどうしていくかということは検討する段階に来るのかなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 寺島次長。



◎寺島修治教育部次長 教職員並びに公務員の服務規律の関係につきまして、さらに考え方があればということでございますけれども、先ほど主幹の方からもお答えを申し上げましたけれども、機会あるごとに教職員には徹底を図ってきたところでございます。今般、委員からご指摘をいただいている事案を含め、今後も機会あるごとに各学校長を通じまして周知徹底を図ってまいりたいと思います。特に、教育の関係の公務員の場合は政治的中立性を損なうことがないように、常に自覚のある教育活動を全力を挙げて行うとともに、職の信用を傷つけ、また職全体の不名誉となる行為のないよう自覚ある行為をとることという形で徹底をさせていただいておりますので、特に保護者がそのような疑念なりを感じられたということは、私どもも重く受けとめをさせていただいていますので、今後とも十分に周知を図ってまいりたいと考えております。

 よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 青野委員。



◆青野仁志委員 図書館ですけれども、地域ネットワーク化、子どもの読書活動推進計画に沿って進めていく。これも本気でやっていただきたいと思います。というのは、教育はさまざまな、いろんなやることはありますけれども、私は1つは学校現場においての図書館の役割というのは非常に大きいなというのを、私の地域の小学校がバーコード化されて、その前後で本当に見違えるほど変わったと。施設が変わる、そうしたら子供も変わってくる。これは再三うちの会派からも言っていますけれども、図書館司書さん、この方が入るとまた変わっていくと。これを目の当たりにしているものですから、ぜひとも図書館の充実ということは、さらに力を入れていただきたいなと。そのことに関して、関連してそれをまたサポートしていく1つの役割を担っているのが中央図書館ではないかと思うんですけれども、中央図書館については先ほどもお話がありました。私もどうも教育先進都市を標榜している宇治市のこの中央の図書館としては、ちょっと寂しいんじゃないかなと。今後、団塊の世代の方もどんどん地域に入られて、そしてこういう文化的な、あるいは知的な拠点としての図書館、ここが各自治体の1つの試金石というか、そこを見ればこの市の、この自治体の教育レベルがわかるというような、そういうようなものになっていくんじゃないかなと、こういうように思います。そういった意味では、中央図書館のあり方、サークル友の会というものをつくられて市民の声をしっかりと受けとめて、そして市民サービスにこたえていくということですけれども、具体的にサークル友の会、本当にそれを市としてはどう位置づけて、諮問委員会でも何でもないわけですね。どういうふうに位置づけて、どういうスケジュールで図書館の改革といいますか、生かしていくのか。もしお考えがあったらそれをお聞かせください。

 それから、教師の行動ということについては、今おっしゃったとおりしっかりとお願いしたいと思います。どこかで何か、この間の12月議会のやりとりを聞いておりましても、何か勘違いされている先生がいらっしゃるんじゃないかなという気がしました。先生は現場で本当に大変な思いでやっていらっしゃる。だからこそ、保護者も子供も尊敬をするわけですから、それがどこか考え方を間違えると、これは及ぼす影響が大きいわけですから、その辺のところよろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 中央図書館の関係でございます。先ほどもお答えを申し上げておりますが、図書館友の会といいますのは、あくまで図書館サークルの会員さんを中心とした1つの任意の団体でございます。ただし、宇治市の図書館をよくしていきたいという、そういう思いの皆様方でございまして、意見交換の場を設けながら、いろいろ意見も聞かせていただく。また、一緒に図書館の職員と友の会の皆さんと一緒に研修会を持ちまして、いろんな意味合いでの研修も深めてきているところでございます。他市の状況等も、進んでいるところがあるというふうに聞きますと、そういったところの情報もいろいろ集めながら懇談もさせていただき、皆さん方の声をできるだけサービスの中に生かしていきたいということで取り組みもさせていただいておりますので、継続してこの取り組み、またいろいろ懇談の場を設ける中で、よりサービスの充実を図れるように努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○鈴木章夫委員長 青野委員。



◆青野仁志委員 わかりました。サークル友の会、この方々の期待を裏切らないような対応を行政としてもしっかりとやっていただきたい。それから、サークル友の会がますます大きくなっていくような、そういうサポートを、ただ単におたく的な人の集まりに終わってしまわないようにしっかりと広がりを持っていけるように、それなりに育てていっていただく。このこともお願いして、これで終わります。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 数点伺います。まず、小中一貫教育並びに小中一貫校のかかわりについて2点質問します。

 先ほどから教職員の署名云々等の問題も出ておったわけでございます。また、他の委員からはいろいろ意見が出ておると思うんですけれども、宇治市教育委員会の方から出されたこのリーフレット、ここに小中一貫教育についての今後のあり方ということで、児童、生徒、保護者、教職員が、小・中学校の一体感を持ち、愛着を持てるような小中一貫校、小中一貫教育、それぞれに独自の学園というものをつくっていくと。また、教職員の小・中学校兼務体制や学園長、副学園長、小中一貫教育コーディネーターなどの配置により、小学校と中学校と一体化した学校運営体制、指導体制を構築する。3番目に、5・6年生において小・中学校の教員の相互乗り入れによる指導や学級担任間での公開事業の充実により、指導教科担当制を実施するということが、今後の検討を進めているということでありますけれども、とりわけこの種の教育なり、小中一貫校の問題については、教職員の理解とそれに対する熱意というものがなければならないわけであって、いまだ先ほど言ったような話が出てくるということについてはどうなのかなというように思っているわけでありますけれども、この点について、どれだけ職員の皆さんの意識とか、あるいはそれに今後の運営体制に向けての研修等ができているのか。この点についてお伺いしたいと思います。

 それからもう一つは、やはり地域の皆さん、いろいろ反対署名もありましたし、またその一方では余り、宇治小のPTAの方がこのごろどういう考え方でおられるのか、ちょっと私も地域におりませんので承知しておりませんけれども、その辺どのように市教委としては見ているのか、聞かせていただきたいと思います。

 2番目に、青少年センターであります。「宇治市の教育」平成20年度版等を見まして、大久保青少年センターでは、平成19年度は1万9,723人利用している。あるいはまた、善法青少年センターにしても、河原青少年センターにしても、1万から7,880人、これは河原青少年センター、それから善法青少年センターが1万49人利用しているということであります。こういうことで、ちょうど10年ほど前ですけれども、私は大久保の青少年センターの事例をとりまして、ぜひ東の方にも青少年センターをつくってほしいと強く要望して、何度も議会で取り上げさせていただいて経過がある。そういう中で、今の東宇治地域福祉センターの用地をそこに持っていこうかという話がありました。それ以来、10数年来何の動きもないということで、この間市教委としてどういう対応をされてきたのか。ついせんだっての市長の方は、この地に福祉工場を考えているようなお話がちらっと地方紙にも出ておりまして、えっと思ったんですけれども、これについてどのように教育委員会としてお考えになっているのか。そのことについて伺いたいと思います。決して福祉工場そのものを否定しているわけじゃないんですよ。恐らくここの場所については教育委員会の所管の地として私どもとしては理解しているわけでありまして、そのことについて伺いたいと思います。

 それから、3点目に宇治茶と歴史・文化の香るまちづくりというのが、つい先日宇治市の都市整備部計画課の方から素案が配付されたことについては、ご案内のとおりであります。都市整備部の方としても、それはそれなりにいろいろ、あの太閤堤の保存並びに活用を含めまして、一定の努力をしてくれているわけなんですが、あわせまして、教育委員会の方は重要文化的景観選定に宇治市の文化的景観ということで、昨年7月に計画書等も出されているということなんですが、今後の新年度を見た場合、どう都市整備部と教育委員会が連携を持ちながら進めていくのかなということについて、お考えを聞かせていただきたいと思います。

 まちづくりの構想検討委員会に宇治市からは石井部長、妹尾室長、森田課長、吉水館長、原田参事、小川参事、木下主幹という、どちらかといえば、都市整備が中心になっているわけなんですけれども、やはり教育委員会としてもそういう面ではどうなんでしょうね。どういうかかわり、調整を進めていこうとされていのか。その連携をきちっとしていかないと、そこに茶の資料館をつくるとかいうようなことになりますと、当然教育委員会の所管にもなってきますし、太閤堤そのものが史跡としての指定ということになりますと、これの保存ということも含めまして、教育委員会の果たす役割は非常に大きいと思うんですけれども、この点についてお伺いしたいと思います。

 4点目は、野外活動センター、アクトパルの関係なんですが、これはいつもいつも事あるごとに私の方から言っておりますけれども、足の確保ですね。子供たちが行事に参加する場合の、新年度またさらに行き帰りにしていただけるんでしょうか。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 大きく4点、よろしくお願いします。山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 小中一貫教育あるいは小中一貫校それぞれのご質問にお答えを申し上げたいと思います。

 まず、初めにPTAの考えなどをどのように把握しておるかという点でございますけれども、本年度設置をいたしました宇治市小中一貫教育推進協議会、このメンバーの中に宇治市の連合育友会の会長様並びに宇治小学校のPTA会長様に入っていただき、またその中でご意見も賜っているところでございますので、ご理解賜りたいと存じます。

 また、教職員の理解と熱意、このあたりをどのように今引き上げるようにしておるのか、研修体制も含めてという点でございますけれども、担当しております指導主事の方から答えさせますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 本田指導主事。



◎本田慶裕小中一貫教育課指導主事 小中一貫教育にかかわる教職員の研修についてお答え申し上げます。

 小中一貫教育は、義務教育の期間を現在の小学校6年間と中学校3年間に完全に区分するのではなく、義務教育9年間の中で子供たちの成長を、一人の人間の成長としてとらえ、計画的、継続的、系統的に指導を行う新しい教育システムです。このような新しい教育システムを進めるためには、教職員のこれまでの固定概念を排除し、確固たる教育理念と新しい教育システムを有効に機能させることのできる、斬新で前向きな発想が必要だと考えております。

 そこで、本年度は、教職員に対しまして学校長、教頭、教務主任それぞれに、1学期、2学期、各1回の研修会を持たせていただきました。加えまして、各学校におきましても校内研修会を実施するとともに、中学校ブロックごとに小・中学校合同での研修会を実施し、さらには他校での研究発表会への参加や他市町村への視察等も行っておるところでございます。それに加えまして、来年度の本予算案の中で計上させていただいておりますけれども、来年度はフォーラムの開催を計画しておりまして、本市の研究指定校での取り組み、さらには他市、他府県等で先進的に小中一貫教育の取り組みを進めておられる学校現場の先生方をお招きし、実際に小中一貫教育を進めておられる学校の様子などのご報告もいただきながら、小中一貫教育の具体的なイメージを、本市の教職員はもとより、保護者や地域の皆様方にもそのフォーラムにご出席いただく中で理解していただけるようなフォーラムを開催していきたいと考えているところでございますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



○鈴木章夫委員長 赤沢課長。



◎赤沢博康青少年課長 2点目の青少年センター開設ということで、10年前からの懸案事項というご質問でございますけれども、委員がおっしゃっておられるように、大久保青少年センターでは利用者は1万9,000人余りであるということは、我々も承知しておりますし、ただ、この東宇治地域に青少年センターということにつきましては、やはり3館構想というふうなものがついておりまして、その前提といたしましては、現在我々が入っております莵道ふれあいセンターの修繕と、それから再整備ということで、我々莵道ふれあいセンターの方につきましても、年間3万人余りの方にご利用いただいておりますし、また大久保の青少年センターの方、同じところにございますけれども、平盛の方でも1万9,000人余りの方に利用していただいていると。まずこの利用者の方々の活動の場を保障しながら、かつ東宇治にも同じような格好での高齢者機能、高齢者施設の方と交流を図りながら、施設を東西、中の地域に青少年センターを持ってくるということでございまして、懸案事項でありますふれあいセンターの修繕、建てかえにつきましては、適応指導教室等もふれあいセンターの方でやっておりますので、その辺の状況が依然として課題として残っているということで、まだ進捗はご満足いただけるような格好にはできていないということで、ご理解いただきたいと、このように思っております。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 文化財、それからまちづくりの関係でございます。

 基本的に文化財の保護に関しましては、これは教育委員会の権限としているところでございます。この文化財の概念が、以前であれば指定された文化財の保護、あるいは埋蔵文化財といった範囲で、大体文化財の感覚があったんですが、最近は文化財の考え方もまちづくりというものに広がってきている状況がございます。

 先般、都市整備部の方で素案を発表いたしました宇治茶と歴史・文化の香るまちづくり構想、これにつきましても、教育委員会といたしましても、この素案づくりには一定協力をしながら進めてきたところでございます。また、重要文化的景観、こういったまちづくりに関連します文化財の指定も受けていくという形で進めてきているところでございます。

 こういったことから、従来の文化財の行政と近年の新しいまちづくりの構想を一定一緒に進めていこうということで考えておりまして、さきの総務常任委員会でも報告されましたけれども、平成21年度新しい組織として、歴史まちづくり推進課というものを設置するとされているところでございます。この中で、教育委員会といたしましても、基本的に文化財に関します権限は教育委員会に残してはおりますけれども、地方自治法に基づきます補助執行という制度がございまして、事務を市長部局にお願いしていくということから、文化財に係ります事務を市長部局に移しまして、文化財とまちづくりといったものを一定1つの部署で進めていきたいと。より幅広い文化財の概念の中で、まちづくりの中により文化財を生かしていく。そのことによって文化財の保護を改めて進めていくというふうに考えているところでございます。そういったことでご理解をいただきたいと思います。

 それから、野外活動センターの事業の関係で、足の確保でございますが、本年度、昨年の秋になりますが、アクトパルの秋祭りのときに、初めてバスの運行をさせていただきました。これは財団の方の努力でしていただいた部分ではあるんですけれども、21年度の事業につきましても、秋祭りにつきましてはバスの運行を計画いたしているというふうに聞いております。そのほかの事業につきましては、今現在のところはまだ検討中でございまして、来年度事業を確定する中で、どうするかはっきりさせていくというふうに聞いておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 小中一貫教育、小中一貫校のいわゆる教職員のことなんですけれども、私は教育という問題はやはり服務規律で押さえつけて黙らすというものではないと思うんですよ。やはり自由な発想の中でそれぞれが言いたいことを言いながらでも、その中からより理想あるいは真理を求めていくというか、そういうものであるわけですから、今後ともやはり小中一貫教育を進めていこうとする場合、そういう気持ちというか、姿勢を大事にしてもらいたいなというようには思うわけです。やはり、これからの宇治市、第一小中一貫校だけではなくて、ほかの学校、小・中学校との連携を考えた場合、何といっても教職員の協力、理解というのが基本になると思うんですよ。そのためには、やはり十分にその内容について、私は専門家でもないからわかりませんけれども、十分にその内容のよさとか、あるいは気をつけなければならないこととか、あるいは実際のカリキュラムを組んでいくときはどうするのかとか、条件の問題もあろうかと思いますし、また足の問題もあると思うんです。実際、中学校の先生が小学校に出向いていくときどうするのやというようなこともありますからね。その辺のことについて十分ご検討、また教育をまとめるような取り組みをしていただきたいと。これはもう強く要請しておきたいと思います。

 それから、青少年センターについて、莵道ふれあいセンター、これは青少年センターなんですよね。青少年センターのこの中には、大久保青少年センターと河原青少年センター、善法青少年センターだけで、莵道ふれあいというのは出ていないんですけどね。

 そもそも、東宇治に青少年センターをつくりますという約束を、市長部局とやったわけでしょう。そういうことはなかったんですか。単なる市有地というか一般財産というか、そういうものとして置いてあるだけなんですか。ご期待に沿えなくて残念だというような言い方、そんなあほなことないでしょう。一体教育委員会はどれだけ努力してきたんですか。その点再度答えてください。いつのまにやら、十年一昔のことでだれももう知らんかったわということにはなりませんよ、これは。再度ご答弁をいただきたいと思います。

 それから、歴史と文化のまちづくりの関係、重要景観の問題もありますし、施設のこともありますので、これはぜひとも連携をして、取り組んでいただきたいということを強く求めておきたいと思います。

 それと、委員会にはさらにメンバーを教育委員会からふやすというようなことは考えておられないんでしょうか。ちょっとそのことも聞かせておいていただきたいと思います。私はもう少し教育委員会からスタッフといいますか、入っていただいてもいいんじゃないかなと思うんですけれども。

 それから、野外活動センター、秋祭りは足の確保は検討してやってくれると聞いておりますと。聞いておいてもらったら困るんですよ。教育委員会がどうするという判断をしてほしいんですよ。答弁聞いていたら何か他人ごとみたいに聞くわけなんですけれども、私は教育委員会に要望しているんですよ。聞いておりますでは困るんですよ。聞いてどうするのかという答弁を再度聞かせてください。

 以上。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 青少年センターの関係でございますけれども、平成13年度に公共施設の配置計画の中で、東宇治の青少年センターの設置の検討ということで上げさせていただいていると。このことは委員の方もご案内のとおりだというふうに考えております。

 教育委員会としても、先ほど課長の方が答弁させていただいたんですけれども、もうあきらめた、やめるということではないわけなんですね。実際の動きとしても、青少年センターにつきましては、原課の方ではいろいろと先進地の視察に行ったりとか、また18年度には政策研究の中で一定検討もしてきたわけでございます。その中で、青少年の今の取り巻く状況というのは、従来からの状況とまた大きく変わってきている部分がございます。従来は、やはり今の施設につきましては、小・中学生を中心にそういった施策をやってきたわけでございますけれども、今日の青少年の補導センター、1つの例をとりますと補導センターの役割というのも、家庭や教育、非行問題だけでなく、修養といった、そういった支援も求められる時代になってきているわけでございます。

 そういった中で、現青少年センターの役割、特に今言いましたような補導センターの役割なんかを抜本的に見直していかなければならない時期に来ているということで、したがいまして、ちょうど今現在、ご指摘のとおり確かに取り組みはおくれておるわけでございますけれども、社会状況に合った青少年センターの建設ということで、第5次の総合計画なり、次の施設整備計画の中できちっと位置づけてやっていきたいというふうに教育委員会の方では思っておりますので、ご理解賜りたいと思います。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 まちづくりの構想の検討委員会でございますけれども、基本的には専門の先生方で組織いただいていると。教育委員会も事務方のワーキングなんかの中に一緒に入らせていただいて、いろいろ協力もしてきたという経過がございますので、そのかかわり方につきましては、従来と変わりなくしていきたいなというふうに考えているところでございます。

 それから、野外活動センターの足の関係でございますけれども、財団の方で行っていただくというのが基本ではございますけれども、その関係の支援については、やはり教育委員会といたましても積極的な支援をとっていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 青少年センターについては、ちょっと僕の聞き違いなのか知らんけど、見直していくということですか。ますます必要性があるからぜひ取り組んでいきたいというように理解していいですかね。はい、わかりました。ではそういうように理解して、ぜひとも教育委員会としては、市長部局に対してはその姿勢を堅持していただきたいと強く求めておきたいと思います。

 それから、まちづくりの関係と教育委員会との関係ですけれども、ぜひ連携をとって、そごのないよう頑張ってまちづくりをしていただきたいと思います。特に茶の資料館等のこともございますので。それから太閤堤の歩道ということについては非常に、ああいう宇治川の真横で伏流水の侵攻するようなところで、しかもそれが長年、そういうことがあったからある面では保存がきいてきたのではないかと。それを今後、一般のほうにさらすというようなことになれば、これはすぐに崩壊してしまいますし、かといってどんな保存の仕方がいいのか、非常に難しい問題があろうかと思うんです。したがって、その辺についてはやはり教育委員会としても、ただただ観光客を呼び込むだけの施設ということではなくて、やはり後世にちゃんと伝えられるような対応をしていただきたいと要望しておきたいと思います。

 野外活動センターについては、財団の方ではある程度支援をしていくということですので、ぜひ努力をしていただきたい。場合によっては補助金を打つぐらいの構えで行っていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 以上です。終わります。



○鈴木章夫委員長 松峯委員。



◆松峯茂委員 私も数点お聞かせいただきたいと思います。

 まず最初に、木幡小学校の増改築事業費であります。NEXUSプランに基づいた校区再編による環境整備費ということで5,000万ついています。基本設計と実施設計ということでありますけれども、22年度から5学級がふえて130人ぐらい増になるということを聞いております。1年間という短期間のスケジュールの中で地元説明を行い、そういったハードの部分も進めていかなくてはならないということで、期間が短いのに大丈夫かなということを危惧するわけですが、そのスケジュールがどういうふうになっているのかお聞かせいただきたいと思います。地域の行事やら、先ほどもありました学校開放の関係とかいうのがありますので、どんなスケジュールになるのか具体的にわかれば教えていただきたいと思います。

 2点目は、緊急安全対策事業費であります。学校運営支援員の方々が有償ボランティアでご苦労いただいて、ご協力をいただいているわけなんですけれども、幼、小・中と立番をいただいたりとか、モニターでチェックをしていただいたりとか、やり方はそれぞれあると思うんですけれども、今そのモニタリングをしていただいている方々にちょっとお話を聞いていますと、モニターが大変小さいと。4分割でしたか、ある中でずっと画面を見ていただいているんですけれども、最近特に花粉症の方が多くて、マスクをはめられていて、いい人か悪い人かわからへんということがありまして、そこら辺の判断とか、またどういう対応をしたらいいのかとか、物すごく悩みを持っておられるということをよく聞きますので、その辺のご見解があればお聞かせいただきたいと思います。

 3つ目ですけれども、先ほど皆さんの質問の中であったんですけれども、耐震改修とエアコンの設置なんですけれども、昨年も耐震改修をされている小学校で、夏場対策をどうしていくんだということをお聞きしました。かなり温度が上がるので扇風機をもって対応したいとかいうことで、文教福祉常任委員会の中でもご説明をいただいたんですけれども、私はもうちょっと早くエアコンの方を、耐震とあわせてできればよかったなという気はするんですけれども、本年度実施計画だということなので来年度以降ということに、普通教室はなってくるのかなというふうに思いますけれども、そこで夏場の暑さ対策、それをどのようにお考えになっているのかお聞かせいただきたいと思います。

 それと4つ目ですが、マイチェア・マイデスクは現在どんな取り組みになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。

 5つ目は、先日3月定例会の中で、宇治市スポーツ振興計画の素案について質問させていただきました。この計画の成功には、スポーツ施設の確保が大事じゃないかなということを私も質問させていただきまして、その中でやはり新しい施設はなかなか財政の関係もあって難しいということもわかるんですけれども、それを知恵と工夫をもって何とか場所の確保をしていく必要性があるのではないかということで、巨椋ふれあい広場の照明設備の寄附の申し出があるということをお話しさせていただきました。その答えが、まだまだこれから調整が必要だというお答えはいただいていたんですが、一定総括までにお話、調整をしていただいて、総括で私はもう1回質問したいと思いますので、調整ができればしておいていただきたいということを要望しておきたいと思います。

 4点だけお答えください。



○鈴木章夫委員長 寺島次長。



◎寺島修治教育部次長 私の方からは、スクールサポーターにかかわります防犯カメラのモニターの件のご質問につきましてお答えを申し上げます。

 委員からもございましたけれども、学校、幼稚園への不審者の侵入を防止いたしますために、防犯カメラのモニターの監視や目視での来校者の確認をいただいております。そのほか、必要に応じましては、校内の巡視もしくは正門であるとか通用門の閉鎖の徹底等、いわゆる安全対策マニュアルの遵守を中心といたしました校務支援へ協力を賜っているところでございます。

 本日、委員の方から指摘がございましたモニターでございますけれども、基本的に小型のモニターを入れさせていただきまして、カメラの数によって4分割で、確かに確認をしていただいている場合がございます。我々の方には今のところ、各学校なりからそういうモニターが小さくて見にくいというご要望自体いただいておりませんけれども、本日のご指摘も含めまして、各学校においてのモニターの設置場所であるとか、それから見にくいという現状がどうであるのか、学校長なりサポーターの方にはまた研修の方も実施させていただいておりますので、お集まりいただいた段階でもそういったご意見を賜って、状況の方を確認させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 マイチェア・マイデスクについてお答え申し上げます。

 マイチェア・マイデスクにつきましては、子供たちが物を大切にする心を涵養するためということで、平成12年度から17年度まで順次新入学児童用の机、いすを導入してきたところでございます。一応整備が終わった時点で次にどうするかという部分で、18年度には小学校卒業により不用になったものを中学校へ持ち上がるという方法をとりました。いろんな環境面であるとか教育面の部分で総合的に判断しました結果、平成20年度からは中学校への運搬ということはやめさせていただきまして、小学校では1年から3年、4年から6年の2段階に分けて、少なくとも3サイクル、中学校についても1年から3年を3サイクル繰り返し、使用することにいたしました。現在なんですけれども、ちょうど中学生につきましては平成21年度で9年目を迎えるということで、小学生については22年度で9年目を迎えるということになっておりまして、その時点で検証するということになるかと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それと、耐震工事に係ります暑さ対策でございますけれども、基本的に教室の窓側にブレスをつけるような場合につきましては、工事と授業と一緒にできないということで、代替の教室に移動していただくということにいたしております。ただ、廊下側にブレスをつけてそちら側が風通しがなくなるという場合につきましては、風の通りが悪いということで扇風機をつけさせていただくということで、今年度初めて耐震工事を実施いたしましたが、対応させていただいたんですけれども、学校との協議が不十分な部分もあったかと思うんですけれども、扇風機の機能に課題があったということで、次回からはそういった反省も踏まえて、学校と十分協議する中で、十分風通しのよくなるような扇風機を設置してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 木幡小学校のスケジュール、答弁まだなんですが。土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 済みません。木幡小学校の増改築のスケジュールでございますけれども、木幡小学校の敷地については文化財等があるということも聞いておりますし、まず試掘ということでその辺の場所も見る中で、具体的な設計ということも考えていきたいと思っておりますので、現時点では具体的なスケジュールというのは持ち合わせていないんですけれども、その状況を見る中で判断してまいりたいというふうに考えております。



○鈴木章夫委員長 松峯委員。



◆松峯茂委員 ありがとうございます。いただいた順番にまとめていきたいと思います。

 スクールサポーターの件は、そういうことで画面が本当に小さくて、次長、見はったことあります、すごく小さいんですわ。ほんまに人がわからないんです。それでマスクをされている方が物すごく多いので、十分に確認ができるように安全対策を進めていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしておきたいと思います。

 次に、耐震改修とエアコンの関係ですけれども、これも今言っていただいたとおり、扇風機で対応せなあかんときもあると思いますので、細かいことはもう言いません、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、マイチェア・マイデスクですけれども、ちょうど12年から9年がたって、21年度で9年たつということで、一定検証するということで去年の文福の委員会でもそういう答弁をされておりますので、一定検証をしていただきたいなというふうに思います。また、物を大事にするとかもったいないの精神で、子供たちにそういう教育も大変必要だというふうに思っていますし、そういう形が一定理解できて、また見直しが必要であれば思い切って見直しをされてもいいのではないかなという気もいたします。学校現場でいろいろと聞いていましても、やはり1年から3年生、4年から6年生という形でサイクルがあるわけですけれども、なかなか持って運ぶことに対して大変みたいですね。そういうことも全部含めて、もったいない精神とかそういう物を大切にせんならんということを教えていくのに回りくどい教育も必要だというふうには思うんですけれども、やはりそういうことに余り時間をかけ過ぎるというのもどうかなという場合もあると思いますので、現場とはいろいろとお話をいただいて一定整理を、9年たちましたのでしていただく、見直しをするところは見直していただくということが必要なのかなと、ちょっとそういう気もしますので、よろしくお願いをしておきたいと思います。

 最後に、木幡小学校の関係ですけれども、まだまだこれからだということなんで、わかるんですけれども、地元の方は行事とかグラウンドが使えなくなるということに対して、やはりご不満、ご不安もあると思いますし、小学校の、基本設計と実施設計で5,000万という大きな枠がついていますので、どんなふうな改修工事になっていくんだろということも地元では思うわけであります。そこら辺で、わかれば早目、早目に教えていただきたいなということを思います。それと、地元説明会、御蔵山の方も2回ですか、されまして、木幡小学校の方も地元関係者で1回していただきました。私も木幡小学校の方は一遍行かせてもらったんですけれども、やはり地元の子供たちの心のケアとか、地域のコミュニケーションのコンセンサスが得られるような形づくり、私は御蔵山小学校区で民生委員をやっているけれども、学校に、御蔵山に近いのに木幡小へ行かなあかんとかいうことで、やはり不安と悩みを持たれているような発言も多くあったと思いますので、その辺もあと何回説明会をやればいいのかなという、回数の問題ではないとは思いますけれども、しっかりと説明会を踏んでいただいて、ご理解をいただけるような対応をよろしくお願いして、終わりたいと思います。



○鈴木章夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 まず1点目、教育委員会の委員が現在5人制を動員して、本市の教育推進に努めていただきたいと、以前から私の意見を申し上げてきたところですけれども、このたび小中一貫教育の推進を取り組まれ、全国的にも先進的な取り組みとして高く評価させていただきたいと思います。また、一貫教育から施設として宇治小での一貫教育校への進行も、一刻も早く実施されることを望むわけですが、当然このようなことになれば、本市独自のカリキュラムを作成していかなければならない必要があると思います。現在でも優秀な委員さんで構成されてはおりますけれども、その上教育専門家としての追加も望まれるところですので、教育長の所見を求めるものです。

 2つ目に、小学校において、特に3学期になりますと、6年生の各教室の生徒の出席状況が悪くなって、教室はがらっとしたという話を私の方に寄せられてきましたけれども、こんな状況は最近の有識である母親が子供の私学への入学に対する家庭等での教育が原因と言われているようですけれども、市教委としてはどのように把握されているか、またこの現象をどのようにとらまえておられるか、お尋ねをしたいと思います。これは南部小ではないということだけつけ加えておきます。

 次に3つ目、小・中学校での教育として、午前中にも他の委員から発言もございましたけれども、食育推進をどのようにとらまえておられるのか。それをどのように実践されておるのかをお伺いいたします。また、日本の食料自給率が40%と非常に低い状況から考えて、米の生産、そして消費の拡大が求められておりますけれども、そんな環境の中で食育推進という国の政策に呼応し、学校給食の米飯を週4回にふやすことで米の消費拡大にもなるので、市教委としてはどのように考えておられるのかをお伺いいたします。

 次に4つ目なんですけれども、源氏物語ミュージアムについてお伺いいたします。

 20年度は千年紀記念事業という大事業を担当していただき、大変ご苦労をおかけいたしました。そのご苦労が大成功につながったことで、多分ほっとされていると思います。大変ご苦労さまでございました。ポスト千年紀としての取り組みとして、さらなる事業展開を考えていただいておりますが、少し教えていただきたいんですが、大沢本源氏物語や小林等氏の源氏絵についても、私としてはちょっとようわかりませんので、ここに記述されている以上の説明をしていただければ非常にありがたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 石田教育長。



◎石田肇教育長 今、藤田委員からいただきました質問の趣旨は、3点の意味が含まれているのではないかなというように理解をいたしております。教育委員会の今後のあり方についてのご質問でございますので、そのように私は理解をさせていただきました。

 1点は、教育委員を増員してはどうかというご質問内容、もう一つは、いわゆる教育の専門家的な位置づけの者を教育委員としてその場合に加えてはどうかということ、また、現在置かれている状況等を考える中で、教育委員会そのものが、多分委員のご趣旨は19万都市にふさわしい教育委員会たらねばならないのではないという、多分この3点のご質問の趣旨を踏まえてのご指摘であったかと理解をいたしております。

 教育委員の選任そのものは、委員もご案内のとおり、本来的には首長が議会の同意を得て選任をするというシステムになっております。例えば、教育委員会の指導主事を増員したいとか、あるいは事務局の職員体制という場合であれば、当然教育長が物申すということはあってしかるべきだろうと思いますけれども、長の権限に属すること、議会の同意を得て選任されるものについて、私の方から申し上げることは若干疑義もあろうかと思いますが、多分委員のご質問の趣旨は教育委員会としてはどういう考えを持っているのかということをお聞きになっておられるのだろうと思います。

 今日の教育の状況を見ますと、非常に教育課題が複雑化、多様化、高度化をしてきておって、多くの難問に直面しております。そういう中で、教育委員会が十分に論議ができる場であること、これは望ましいことだというふうに思っております。そういったことで、今ご指摘をいただきましたような趣旨につきましては、十分市長部局とも協議をしていかなければいけない課題であるというふうにまず認識をいたしております。

 その場合に1つ大きな課題となってまいりますのは、いわゆる教育委員会制度、これは今までの論議の中でも出てまいったと思いますけれども、教育委員会というものが設置されました今日までの経過等を踏まえます中で、いわゆるレーマンコントロールと言われるものが教育委員会制度の根幹をなしております。簡単に言いますと、教育委員会は必ずしも教育の専門家ではなしに、それぞれの立場の人たちが合議をする、それぞれの目線から教育について意見を述べ合ってその方向性、大局的な立場から方向性というものを定めていくというのが教育委員会の基本であるというように今日までは理解をされてきております。

 一方、幾つかの自治体においては、専門家をまじえた教育委員会制度も確かに導入はされてきております。この辺の整合性といいますか、方向性というものは、教育委員会制度の根幹にかかわる問題であるというように私は理解をいたしております。

 そういう意味から、今委員の方からご指摘をいただきましたことも踏まえまして、慎重にこれからも検討していかなければいけない重要な課題であるというように私は理解をいたしております。

 それから、今回ご質問の背景に多分あるんであろう地教行法の改正の問題かございます。地教行法の改正は、委員がご指摘のようにそれぞれ自治体の教育委員会が活性化し、教育委員会の存在意義を十分に発揮するようにという趣旨に基づいて、地教行法の改正がされたものと理解をいたしております。我々の教育委員会、確かにこれからも多くの課題を抱え、いろいろな対応をしてまいらなければならないと思っておりますが、地教行法の中で、私は3点の事柄を重視しております。

 1点は、教育委員会の責任体制の明確化、これは現在の教育委員、決してこれが万全か万全でないかということを一教育委員でもございます私が申し上げる立場にはございませんが、教職の経験を持った者、実践、理論的な経験というものを積んできた教職の経験者、そして法曹界といいますか、いろいろな問題が発生する今日、教育問題に対して適切な助言をいただける教育の専門家、そして学校保健にかかわる者、そして育友会活動等を経験してきた保護者、そして私、教育行政に長らく携わらせていただいた者という5名体制をとっているところでございます。これが十分か不十分かということのご論議につきましては、これは私が申し上げることではございませんで、議会なりの場、それぞれの場でまたご論議をいただけたらというように思っております。そういったものを踏まえて、今日まで我々としては努力をしてきているということが1点。

 もう一つは、教育委員会の体制の充実でございます。今回の中で教育委員がみずからの責務を明確に自覚することということがうたわれております。我々改めて自分たちの役割というものを自覚し、認識をし直して、その職務に精励をしてまいりたいというように決意を新たにしているところでございます。

 あわせて、指導主事の配置に努めるようにということが今回の中でもうたわれております。幸いなことに、宇治市の教育委員会、指導主事、市長部局、また市長の理解を得る中で、本市の都市規模におきましては、決して他市と遜色のない指導主事の体制をいただいております。そのことによりまして、教育現場に対する専門的な指導、助言というものに日々取り組んでいるところでございまして、多くの教育課題について学校現場に対する援助というものが図られているというふうに理解をいたしております。

 そして、最後に教育における地方分権の推進という項目のもとに、教育委員の数の弾力化ということが、また保護者の導入ということも含めて、今回うたわれたところでございます。弾力化というものをどういうふうに解するかということには論議はあると思いますけれども、委員にご指摘いただきましたことも踏まえまして、るる申し上げました教育委員会の今後のあり方も含めまして、よりよい教育委員会になりますように鋭意努力してまいりたいと思っておりますので、重ねてご理解を賜りたく存じます。



○鈴木章夫委員長 山花室長。



◎山花啓伸教育改革推進室長 委員からご質問いただきました小学校の3学期の欠席状況の把握、またどういうふうに認識しているかというご質問と、学校におけます食育についての2つのご質問に、私の方からお答えさせていただきます。

 まず、小学校の3学期の1月、2月ごろの欠席状況というのは、日々の欠席状況につきましては私どもの方では把握しておりません。教育委員会として、児童・生徒の欠席状況を把握いたしますのは、いわゆる不登校、登校渋りとかいったことにかかわりましての年間30日以上の欠席の児童・生徒の状況の把握にとどまっております。しかしながら、実際に小学校におけます、1月、2月ごろになりますと、風邪とかインフルエンザによります欠席や、私学の受験に伴う欠席等があることは承知をしておるところでございます。

 こういったことにつきましては、各学校のそれぞれの状況において違いますので、一概にこの欠席状況についてどのような認識を持っているかというご質問につきましてはなかなか答えにくいところがあることは事実でございます。私学の受験等につきましては、ここ近年特段ふえているという状況ではないというふうに思っておりますが、中学校受験、また中学校の進路にかかわりましての各ご家庭の多様性等があらわれている状況ではないかなと考えているところでございます。

 2つ目に、各学校におけます食育の指導の状況でございます。まず、私どもは宇治市の学校教育を進めるに当たっての指導の重点を定め、各学校にお示ししているところでございます。その指導の重点の中には、食に関する指導の推進という項目を1項目設けまして、食に関する指導の重要性を認識し、家庭、地域社会と連携しながら、望ましい食習慣の形成を図るなど、学校教育活動全体を通じた食育を推進するというふうに述べさせていただいているところでございます。

 こうしたことから、各学校におきましては、食に関する指導の学校全体計画や指導の年間計画、いわゆるカリキュラム、それらをほぼすべての学校で今年度作成していただいております。また、このカリキュラムに従いまして、それぞれの教科の中で、食育に関する指導を充実させているところです。

 一例ですけれども、地元の方のご厚志により、田植えや稲刈り、田んぼを貸していただいたりしながら、そこで自分からもみをまいて稲を育て、収穫までし、それをもって最後精米までして食するというような一連の体験と食を結びつけた指導を行っている学校もあります。また、今配置しております栄養教諭、それから地域の栄養士のお手伝いもいただきながら、栄養専門家による食の指導、また保護者の方々への食の指導、食に関する内容をニュースにして、保護者へのニュース、啓発を行ったりしているところでございます。

 いずれにいたしましても、食の指導というのは学校教育にとっても非常に大切な柱と認識し、今各学校で取り組んでいただいているところでございます。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 食育にかかわって、米飯回数をふやしてはどうかというようなご質問についてお答えいたします。

 本市では、平成11年度より米飯週3回を実施いたしているところでございます。一方、パン食につきましては、企画パンをはじめさまざまな加工パンを取り入れていることから、それらを活用しての食事内容の多様化を図っているところでございます。

 しかしながら、文科省の方では食育の観点から地域の実情に応じて米飯週4回を目標にすることを今現在検討されているということも聞いております。米飯回数をふやすということにつきましては、パンの需要量の問題等もございまして、京都府学校給食会との調整等もありますので、今後の検討課題であるというふうに考えております。



○鈴木章夫委員長 岸本館長。



◎岸本育男源氏物語ミュージアム館長 源氏千年紀が終わった後にこの展開をさせていただきます大沢本の展示でございます。これはポスト千年紀ということで、源氏物語千年紀は一過性のものでございますが、この源氏の千年紀ブーム、源氏ブームは一過性に終わらせたらいかんなという熱い思いの中で、今年度は大沢本を中心に、さらに源氏物語を注目いただこうということで、今回この予算計上をさせていただきました。

 そして、その大沢本でございますが、私は実は非常に苦手な分野でございますので恥ずかしいんですけれども、頑張ってご答弁申し上げたいと思います。奈良の大沢家に伝わる源氏物語を写した本でございます。これは鎌倉から室町にかけて書かれたものというふうに調査をいただきました。

 ご案内のように、源氏物語を写した本、写本というのは青表紙本というのが主流でございまして、それともう一つ河内本、この2種類があるようでございます。そのどちらにも属さない、ちょっと変わった本ということで別本という本があって、この大沢家に伝わる写本はその別本が多くあるということで、しかも今まで一般的に源氏物語を研究されている方は青表紙本を中心に勉強され、研究されているんですが、そこに書いていないような事柄がこの別本には含まれているということが最近わかってきて、非常にこの別本が注目されているというようなことでございます。この大沢家に伝わった本が昭和初期には大沢家にあったということなんですが、戦争もはさみながら、大沢家に伝わる本がどうやらどなたかの手にわたったということのようです。そして、実は平成17年ごろに私どものミュージアムにその所有されていた方からお預かりをしたという経過がございます。そして、私どもではお預かりした本が、多分これは非常に重要な価値があるなというようなことがわかりましたもので、国にございます国の機関で国文学研究資料館という機関がございます。そこの館長先生、伊井春樹という先生でございますが、この先生に鑑定調査を依頼してまいりました。そして、この間ずっとこの中身について調査をいただきました結果、今申し上げたようなことで非常に注目に値するというようなことがわかりました。そして、昨年千年紀でしたけれども、この千年紀の去った後、今申し上げました、ミュージアムがさらに源氏物語を皆さんに発信したいという思いの中で、千年紀が去った後の今年度、この源氏物語ミュージアムでお預かりしている、非常に価値があるという、貴重だということをおっしゃっていただいたこの大沢家の本を中心に展示をさせていただきたいなと思っております。そして、この展示を中心にいたしまして、シンポジウムを開催させていただいたり、またこれの図録を作成させていただきたいということで、今回予算を御審議賜っております。秋にはこういったことを大きなイベントにしていきたいなと、このように思っております。

 そしてもう1点お尋ねをいただきました小林等さんの絵はどんなものかというようなことでございます。これは、芦屋の方にお住まいでした小林等さんという学校の先生でございますが、この方が趣味で源氏物語を研究され、そして五十四帖をおかきになりました。それを、ちょっと年度は忘れましたけれども、平成13年ごろに宇治市にご寄贈いただきました。この絵画が54点ございます。この絵画は、これまでミュージアムで2年に1度か3年に1度ぐらいの割で展示をさせていただきました。この絵画をことしまた展示をさせていただきたいと、このように思っております。ただ、小林先生はもう既にお亡くなりでございます。そんなことで、これはミュージアムにいただいた貴重な絵画でございまして、これを展示させていただくということになっております。

 そして、先ほどに戻りまして、大沢家の写本につきましては、お預かりした所有者の方とのお話し合いの中でぜひともミュージアムで末永く保存してほしいというお申し出もいただきましたし、そしてまたできるだけ多くの人にごらんいただきたいなというお話も私は所有者の方からいただきました。そんなことで、今回展示に踏み切るということにさせていただこうと、このように思っております。何か聞くところによりますと、自宅の庭に地下室を掘って長く保存をされていたというような、大変ご苦労もされていたようでございます。

 以上でございます。



○鈴木章夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 ありがとうございました。ご丁寧なご答弁をいただきまして本当にありがとうございました。

 教育委員会制度につきましては、教育長の思いをしっかりと述べていただきました。当然、今の委員体制でも十分宇治市の教育はやっていっていただいていることも現実でございますので、私といたしましては、今後小中一貫校がやはり先進的な取り組みということで、教育プラス施設面でもやはり立派に育てていっていただきたいと、こういう思いを持っておりますので、できるだけそういう学識経験者、教育経験者等をふやしていただければ、これほどありがたいことはないなと、このように思っております。そしてその中で、多くの先生方のご意見の中で、宇治市の子供たちを立派に育てていってほしいと、こういう思いからの質問でございます。今後とも、先ほど教育長のご答弁の中には市長の裁量権やということでもございます。また、本会議等で質問を重ねてまいりたい、このように思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 それから、小学校の6年生が3学期になってよく休む。これは私も想像もつかないことをお伺いしたわけです。非常に恐ろしい話を聞かせてもらったので、ちょっと二、三問い合わせてみました。しかし、私の問い合わせたところはほとんど休んでいないよということでした。ところが、私に伝えられたところでは、私学を受験するために有識母親が自宅で一生懸命教えはるということで、教室の教育が成り立っていないというようなことでした。本当にこんなことが起これば、これはゆゆしき問題やなと。宇治市の教育、ちょっと心配せないかんなというような思いからの質問でございます。これがほとんど私学へ行く子でも黙って授業を受けながら帰ってから自分の勉強をして、そして立派に受かっているという話もお聞きしていますので、それなりにできているところはできているんやないかなと思います。しかし、教育委員会として各学校に十分にそういうことを伝えて、遺憾のない教育を先生方にしてもらうしか方法はないと思いますので、その辺ひとつしっかりと指導の方よろしくお願いしておきたいと思います。

 それから、食育推進です。今、いろいろとご答弁いただきました。私のねらいは当然今まで朝食を食べずに学校へ来るという子供が、やはり朝食の有意義さ、これは朝食べることによって頭の血の回りや生活、身体の調子などが整えられるということで、朝食の有意義ということも、これは食育推進の大きな柱であるというふうに思っております。宇治市はなかなか食育推進に取り組んでくれません。本来なら、教育委員会が教育の中で取り組んでいただきたいなという思いで本会議で提唱したんですけれども、福祉の方で取り組んでおられます。しかし、やはり食育推進というのは教育から進めなければならないなと私は思っておりますので、宇治市の学校教育の中で、小中ともに食育推進という意味でしっかりと子供たちに食の大切さということを教えていただきたい、このように願っておきます。

 また、給食ですけれども、今後検討するという答弁でしたけれども、官房長官が米飯の意義を評価されまして、学校給食は週4回は当然だと、こういう論評をきょうなさっているわけですね。ですから、そういうことからしても、すぐできないというのが役所の体制ですので、やはりこれは準備を今からやっておいてもらわなければ、次質問したときには、いや、取り組んでいますよと言うてもらえるような環境をつくっていただきたい。このようにこれも強く求めておきたいと思います。

 それから、源氏物語ミュージアムの大沢本について、ご丁寧に説明をいただきました。

 1点だけお伺いしたいんですが、これは、大沢本は紫式部さんが書かはった本ではないんですかね。

     (発言する者あり)



◆藤田稔委員 ああ、そうですか。わかりました。それでよくわかりました。

 以上で質問終わります。



○鈴木章夫委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 2点ほど質問したいと思います。

 最初に、2月12日と2月15日に小中一貫教育と一貫校の関係での説明会がありました。平盛では約40名、西大久保では約130名ぐらいが参加されておりまして、活発な意見が出されておりました。この説明会の計画の持ち方についても、全体の時間が1時間半という中で、大体1時間15分ほどあいさつとか説明とかありまして、参加者が発言できる時間というのは本当に、当初の計画は15分間しかなかったというのが実態であります。今後、説明会の持ち方等についても十分検討する必要があるんではないかというふうに思います。

 それから、最初に感想を述べたいと思うんですけれども、説明にしても、小中一貫教育の関係でいいますと、住民の方、保護者の方は内容についてはほとんど知らないわけですね。今、全国で幾つかやっているところがありますけれども、やっているところについては、どういうことをやって、その中ではどういうメリットがあって、どういうデメリットがあると。それなりに一定のことを知らさないと、参加者も理解ができにくい。宇治市の説明では、例えば小学校6年から中学校に行くときに段差があって、それを解消するために一貫教育が必要なんだという、簡単に言えばそういう説明をされているわけですけれども、やはりこれまで幾つかやっている学校の、市町村の実績等も含めて、情報提供をもっとやることが必要ではないかというふうに思うのが1点です。

 そして、実際に参加されて、参加者の意見を聞いた中で、本当に皆さん不安を持っている。それと同時に、そんなことを急に言われてもというイメージが非常に強かったんではないかと思うんです。教育委員会の方は、言うたら再来年の早い段階で方針決定をしたいということでしょう。23年度の早い段階で方針決定をするという方向ですけれども、地域の人や保護者などにしたら、選択肢についても2つしか出されていないんですね。それは、平盛と西大久保の小学校の統廃合か、または中学校も一緒にした小中一貫校かという提起なんで、それ以外に現状のままという選択肢は何で出されていないんですか。まず、そのことについてお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 小中一貫教育の説明会、特に南宇治地域に係る説明会のご質問にお答えを申し上げます。

 今、委員の方からご指摘がございましたこれまでの全国の実績といいますか、実践例、これをも含め情報提供するべきではないかということでございます。我々も本市でこれまで行ってまいりました、小中連携ではございますけれども、そこによるこれまでの実践例、それからその成果、そういったものも含め、先ほど担当の指導主事の方から申し上げましたけれども、全国の先進的なお取り組みをされている学校の先生なんかもお呼びした中で、次年度フォーラム等を開催していきたいというふうに考えております。その際、市民の皆様にもその辺を実際に聞いていただこうと、このような計画を持っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 それから、南宇治地域であるのは統合か一貫校かという、この2つの選択しかないではないかということでございますけれども、まずこの南宇治地域におけます課題、これは西小倉地域も同じでございますけれども、我々はまず学校の規模及び配置の適正化、これを進めるというのを大前提にNEXUSプランで上げさせていただいたところでございます。その中で、将来的にも学年単学級が続くような、そういう状態につきましては、教育の本来の形であります集団の中で子供たちを育てていき、その中で社会性の醸成であるとか向上心、規範意識、そういったものを育てるためには一定の集団が必要であると。これがまず大原則でございます。したがいまして、統合等を考えていくということ、これを述べさせていただいたところでございます。

 一貫校の方につきましては、これは今後地元の方にご説明、小中一貫教育のこと、さらには第1次NEXUSプラン実施方針、そのあたりをご説明する中で、その発展の中でご要望等があれば、それも視野に入れることがあるという、そういう内容でございます。今現在で一貫校かそれとも統合かという選択ではございませんので、ご理解を賜りたいと存じます。



○鈴木章夫委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 今、説明はありましたけど、学年単学級という形についてもいろいろと意見が出されておりました。単学級の方が教育の中身が充実するんじゃないかとか、本当に地域の実情を十分に踏まえているのかとか、中学校やそれぞれの小学校の実態といったら、例えば私学に3割が行っているとか、帰国子女が60数名もいるとか、自治会や町内会の中でも大変な生活弱者が多い中で大変じゃないかとか、たくさんの意見が出ておりました。

 こういう中で、本当に再来年の早い段階で方針決定をしようといっても、そういうふうな理解が得られると判断しているんでしょうか。質問で出された意見というのは、やはり十分に話し合いを進める。それは大事なことだと思うんです。それと同時に、今学年単学級が進めば教育的にもよくないというふうな答弁がありましたよね。でも、せっかく人数が少なくなったんだから、教育をより充実させるという、それが大事なことだというふうなことを、文科省の方でも言われているわけですわね。

 これは、昭和48年に文科省が出した通達、学校統合についての通達。1973年ですけれども、学校規模を整理する余り、無理な学校統合を行い、地域住民との間に紛争を生じたり、通学上著しい困難を招いたりすることは避けなければならないと。また、小規模校には教職員と児童・生徒との人間的な触れ合いや個別指導の面で、小規模校としての教育上の利点も考えられる。総合的に判断した場合云々ということを書いております。また、学校の持つ地域的意義等も踏まえて、十分に地域住民の理解と協力を得て行うよう、というふうな文科省の通達が出されているわけですね。

 だから、学年単学級になるからというのを見越して、それで再来年1つの判断にしてくれという、これはちょっと一方的過ぎるというふうに思うんです。やはり一定単学級が進んだ中で、それぞれ地域や子供たち、学校等から、やはりこれは統合した方がいいんじゃないかなと、そういう声が出てこそ、統廃合という部分も検討すべきかと思うんですけれども。やはり今の段階で単学級がいついつなるから、それに向けて方針を決定するというやり方は、余りにも一方的過ぎるんじゃないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 今、委員の方から昭和48年9月27日付の初等中等教育局長・管理局長の方から出された、公立小・中学校の統合についてのものをお示しいただいたわけですけれども、この通知につきましては、昭和31年にそのもとの通知がございまして、ちょうど町村の整理、そういう中で小学校が整理をされていく。そういう中で統廃合といいますか、そういう形がなされたときのものを再度確認し、さらに通学距離がそういった中で伸びていく、そういう部分がございます。その辺についても十分配慮すること、そのあたりが書かれたものでございます。もちろん、そういう中でその地域の方々、あるいは保護者の方々の方に十分にご説明をすること、そして一方的にならないように理解を得ること、ここは昭和31年からも含めてでございますけれども、ずっと言われておるところでございます。

 ただ、例えば実際に今、単にクラス集団として人数が少ない。その中で担任がきめ細かく見ていくということ、これはあろうかと思いますけれども、学年集団として見たときに、その1つのクラス、単学級という中でクラスがえを行うことができなかったり、あるいは音楽とかそういう中で合唱やら、ハーモニーやら、そういうものをクラスがそれぞれ分かれてやっていくような教育活動、そういったときにはやはり支障が出てこようというふうに我々は考えているところでございます。このあたりをやはりご理解いただく中で、この統合の部分を進めていきたいと、このように考えております。



○鈴木章夫委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 再来年の早い段階ということについてちょっと言いましたけど、それはどうしてもそれまでに決めてしまうという考え方なのでしょうか。地域の中にもいろんな団体があります。これまでに出されている意見の中では、なかなか難しい状況というのはあります。今、平盛小学校区の関係で言いますと、年に2回大きなお祭りをやっています。それはやはり学校が核になっているんですね。それは教育委員会の方も何回も参加しておられるからわかると思うんですけど、西大久保につきましても、特に学区福祉委員会が農作物のいろんな収穫とかに本当に努力されておりますし、お祭りのときについても、昔のいろんな遊びを教えたりとかいうことで、それぞれに地域の中になくてはならない学校、そういうふうに今現実にはなっているというのが実態なんです。それを、再来年早い段階に決めてしまおうということについては、余りにも時間が短過ぎるんではないかというふうに私は思うんですけれども、地域あるいは保護者の了解が得られない中では、これは進めてはだめだというふうに私は思うんですけれども、教育長はどういうふうな判断をされるんでしょうか。



○鈴木章夫委員長 石田教育長。



◎石田肇教育長 基本的な姿勢については、先ほど担当課長の方からご説明をさせていただきました。その理由、背景についてもご説明をさせていただいたところでございます。我々としては、先ほど来申し上げておりますように、十分説明し、ご理解を得る中でこの施策を推進してまいりたい。これが基本的な私の考えでもございます。



○鈴木章夫委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 理解を得るというのはさっきから聞いているわけですけれども、再来年の早い段階という線を引っ張った中で理解を得る。それで理解を得られない場合は、これはどうするんですかということなんです。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 平成23年度の早い時期ということでございますけれども、我々の方は耐震化計画も持っておるところでございまして、これはもうこれまでから申し上げておりますとおり平成25年度に完了するということで進めております。それもやはりできるだけ早く学校の耐震化をという中でこの計画を持ってきたところでもございます。

 したがいまして、平成23年度の早い時期にというのは、やはり我々としては1つの目標の時期ということで固定をしなければならない、このように考えております。地域の皆様の合意をやはり得ていくこと、非常にたくさんのハードルを越えていかなければなりませんけれども、やはり子供たちをそういう集団の中で育てたいということ、そしてその小学校が地域のコミュニティの核になっておることも十分承知をした上で、ご協力をいただきたいということでお話をさせていただきたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 向野委員、まとめていただけますか。



◆向野憲一委員 まとめるといっても、もうまとめようがないんですけれども、見切り発車はしないと、そのことだけ確認できればいいわけですけれども、見切り発車するかどうかも答弁できないということであればそれでいいです。



○鈴木章夫委員長 小山委員。



◆小山勝利委員 それでは文化財保護に関してお尋ねしたいと思います。

 一般会計予算書の92ページと概要書159、160ページ。この件につきましては、都市整備部の方で計上されております。概要書の142ページにあります宇治茶と歴史・文化の香るまちづくり計画策定費、そしてまた概要書の138ページですか、都市景観形成対策費というのがありますが、関連するということの理解を示していただきましたので、関連してお尋ねをいたしたいと思います。ただ、宇治川太閤堤跡保存活用計画の策定と宇治茶と歴史・文化の香るまちづくり計画策定、これにつきましては、池内委員からも既にお尋ねがありまして、連携をとってこれに当たっていくという方向が示されましたので、この件はぜひ十分な緊密な連携のもとに、より地域活性化に向けたそういう取り組み、あるいはまた観光客誘致、500万あるいはそれを上回るそういった取り組みにつなげていくように、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。

 そこでお尋ねをしたいのは、都市景観形成対策費というものと文化的景観の保護推進事業費、これの関係についてお尋ねをしたいと思います。説明によりますと、文化的景観の区域を拡大して、宇治の美しい景観の保存活用を図ると。この対象区域は重要文化財景観には新たに白川地区の指定を受けていきたいと。これは説明にあるんですけれども、ここでうたわれている宇治の美しい景観といったものは一体どういったものを指すのか。現状であるのか、あるいはこれまでも枚挙にいとまがない、文人墨客に昔のすばらしい景色を歌にうたわれたり、絵画にして残されている文芸がたくさんあります。そういったものの復元を図るということも視野に入れた中での美しい景観ということなのか、その辺の見解がもしもあれば、難しい質問ですけれども、答えをいただきたいなと、こう思います。

 次に、白川地域にあっては、金色院跡地の史跡公園指定の取り組みをずっと進めてきていただいておったんですけれども、これについて、この史跡公園指定の見通しと整理計画そのものはどんなふうに進めていただいているのか。これについてもお聞かせいただきたいと思います。

 それから、文化財指定推進費が計上されておりますけれども、本年度新たに指定を受けたいという具体的なものがもうリストアップされているかどうか。あわせて、この流れの中で今後宇治の持つ財産、文化財、これの指定を受けるべき対象となるようなものがどの程度リストアップされているのか、そういったこともあわせてお聞かせいただきたいと思います。

 次に、学校の給食について、藤田委員からも質問がありましたので、避けて質問をしたいと思いますけれども、具体的にお尋ねしたいんですけれども、地産地消、食育といったこともあわせて、学校給食の中でできるだけ地元産の食材を使っていこうということについては、もう早くから我々も要望していますし、ほかの議員さんからもやはり農業政策とあわせてということで積極的に進めてきていただいていると。今もその取り組みが進められていると思うんですが、宇治市でとれる食材で、農産関係で、どういったものをリストアップされているのか。そして、そういったものが具体的に給食メニューの中でどれぐらい年間採用されているのか。そしてまた、その消費量、こういったこともわかれば教えていただきたい。安定供給ということで、22校安定して食材を供給するというのは非常に難しい問題があろうかと思いますけれども、そういったことをクリアしてお取り組みをいただいてきたと信じておりますので、そういった経過について、そしてまた今後に向けての方向についてもお聞かせいただきたいと思います。

 以上、1回目の質問です。



○鈴木章夫委員長 吉水館長。



◎吉水利明歴史資料館長 順序が逆になるかもわかりませんけれども、よろしくお願いいたします。

 文化財指定推進費の150万につきましては、文化財の維持管理をしていただいております所有者等の文化財の修理に当たりましての随伴補助という形であります。したがいまして、文化財をお持ちになっておられる方が文化財の修理をされるときに、宇治市の方もそれに当たって補助金を出すという枠取りをしているというものでございます。

 それから、宇治の文化的景観の2月12日に選定を受けました骨格といたしましては、宇治の文化財景観というものは、山紫水明の宇治川の景観を骨格といたしまして、平安時代の都市計画が基盤となり、受け継がれている街区、伝統的ななりわいである宇治茶の生産と販売等、お茶の文化にかかわる風景が複合して形成されている特徴ある都市的な景観ということで選定を受けておりますので、これを基本に置くということでございます。

 それから、白川の金色院のその後の指定に向けての取り組みはどのようになっているのかということについて、お答えをさせてもらいたいと思います。白川の金色院跡は10年間発掘調査をいたしました結果、平安時代の不明な点が多い日本の11世紀から12世紀の実態を解明できる価値の高い遺跡であるということがわかっておりまして、多くの貴重な成果を発掘調査の結果得ることができました。このことから、国、府ともに平安時代のたたずまいを今に残す貴重な重要遺跡であるという認識に立っております。昨年、地元白川区の方で、白川区が宇治市まちづくり条例の地区まちづくり協議会の第1号に認定を受けました。この協議会が中心となりまして、平成20年11月に「白川金色院平安ロマンの夕べ」というものが盛大に取り行われたこところでございます。

 このイベントは、地元白川区が一体となりまして取り組まれたものでございまして、この中で金色院をつくった藤原の寛子の行列、それから金色院の講演会などをはじめとしまして、多彩な金色院を中心としたイベントが取り組まれたところでございます。金色院の価値を地元の方々に再度共有していただいたということで、今後まちづくりにこの金色院を生かしていこうという機運が高まったのも事実でございます。

 また、そういったことで、ことしにつきましては宇治の文化的景観が先ほども言いましたように2月に選定を受けて、ことしは重要文化的景観を白川の方にも選定していただくように、景観計画の重点区域の拡大を図っていただきまして、文化的景観の検討委員会を開催いたしまして、国、府及び市の関係課との調整を行いまして、選定の申し出に必要な図書を作成する予定でございます。

 以上、金色院跡の遺跡と文化的景観のあわせて2つの貴重な文化財がグレードの高い白川地区ということでございますので、地権者の方々に引き続きまして理解を求めまして、金色院の史跡指定に向けて取り組んでいきたいと考えております。史跡指定後は、文化財の活用を図って観光振興の一翼を担う保護行政を一層進めていきたいと考えております。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 地産地消の学校給食における取り組みについてお答え申し上げます。

 まず、お米につきましては、京都府学校給食会を通じまして宇治産ヒノヒカリということで100%使用させていただいております。

 学校給食に使用いたします青果物につきましては、基本的にすべて国産を使用しておりまして、国産の中でも優先順位として宇治産、次に京都産という形で納入しているところでございます。青果物のうち、ネギにつきましては100%宇治産を使用しておりますが、卸元であります京印京都南部青果に地元産の配慮をお願いいたしまして、ネギ以外の品目についても可能な限り地元産の納入をお願いしているところでございます。これまでの取り組みといたしまして、例えば地元お野菜給食として、地元産のミズナ、カリフラワー、ブロッコリー、ネギなどを使ったもの、またお茶につきましては学校給食の食材になることをご理解いただいて、市内の茶生産者にお願いいたしまして、メニューといたしましては5月には新茶を使ってのかき揚げであるとか、お茶のシーズンだけでなく2月には茶の葉入りのフライ、3月には抹茶グラタンなどの新メニューも開発しているところでございます。今後も地産地消の拡大を進めてまいりたいというふうには考えております。

 先ほどありました地元産の年間の消費量ということですけれども、ちょっと資料としては持ち合わせていませんので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 小山委員。



◆小山勝利委員 まず文化的景観保護推進事業、私はちょっとここを勘違いしておりまして、申しわけなかったです。新たにまた具体的にそういう史跡の指定に、手続に入っていただけるのかなと思ったんですけれども、そうじゃないんですね。ただ、まだまだいろんな角度から、宇治市が先人たちから受け継いだ遺産でそういう文化的価値の高いものもいっぱいあろうと思うんですね。だから、そういったものをぜひこれからどんどんここへプラスして、そういう指定を受けていくという取り組みを進めていただきたいなと、こう思います。その辺もよろしくお願いしたいと思いますが、白川地域の史跡公園化に向けまして、もう具体的にまとまるんじゃないかなと、こんなふうに期待をしているんですけれども、まだこれは多少難しい問題があるんでしょうかね。

 それで、文化的景観のことをお願いしたいんですけれども、実は宇治川改修工事と随分かかわりがあるんですけれども、いわゆる1,500トン放流、ここであえて申し上げますけれども、1,500トン放流計画には何ら変更はないんですね。しかし、宇治川改修が今ストップしておりますのは、河川法が旧河川法から新河川法に変わって、いわゆる河川の持つ景観とか機能とか環境とか生態系、こういったものにしっかりと配慮した改修工事を進めていかなければならないという、これまでの反省点に立って改正されたものである。ところが、1,500トン放流宇治川改修計画は旧法によって進められてきたものであります。したがって、先ほど申し上げましたたくさんあるすばらしい宇治の歴史的景観であるとか、あるいはそういったものの歌とか絵画や物が、宇治川改修によって随分となくなってきました。損なわれてきたわけですね。ところが、そういったものを修景するというようなこともはっきりとその法の趣旨にうたわれているわけですよ。ですから、私はこれからの美しい景観形成に向けてはそういったこともしっかりと、一番肝心の原課である文化財保護の方から、これから進められていこうとする事業について、淀川水系河川整備計画、こういったことの窓口に対して、そういったどの時期のこういう景観といったものを具体的に提示してもらって、こういう景観の復元を図れというようなことを事務局としてぜひ強く働きかけてほしい。これはやはり原課でないと、一番身近に取り組んでもらっているところでないと説得力がないと思うんですね。だから、そこに実は今まで景観か、生命、財産が大事じゃないかというようなことで景観をある程度犠牲にしてきた地元の関係者の強い思いを、ぜひここで修景計画に生かしていただきたい。これを強くお願いしておきます。

 それから、地産地消ということで、地元の給食材料をどの程度使っているか、品物も宇治でとれる品物、どういったすばらしい物があるか、食材、こういったことをしっかり、その収穫量も含めて調べていただきたい。でないことには、地産地消、地元のものを使おうとしても、いつどの時期にどれぐらいとれるかということを把握してもらって、それでそれを献立委員会ですか、ここへ情報提供してもらう。そのもとになるのは、やはり先ほどもありました京印南部青果、私はここの力をかりなければ安定した食材の供給というのは難しいだろうと思うんですよ。しかし、京印さんは地元の農業の方を物すごく大事にされてやってもらっていますから、ぜひその辺をもう少しかみ合うような方向でやってほしいなと。地元産は年間こういう種類をこれぐらい使っているというようなことを発表して、年々ふやしていただく。農家の人にも協力してもらわないけませんけれども、そういう実績をぜひここでつくっていただきたい。そういうことが、やはり食育にも大きくつながっていくんじゃないかと。

 それともう1点、これはもう答弁結構ですけれども、子供たちが給食でどのぐらい食べ残しがあるかという問題があるんですね。食べ残しというものは、その食材に対する関心があるかないかによって随分と変わるらしいです。いわゆる農業体験、こういったことをして、その品物に対して愛着心を持っていれば、少々おなかが膨れていてももったいない、食べようという気が働くらしいですね。これは実証されています。私もどこかテレビでそういう取り組みを見ましたけれども、開きが出てきます。だから、食べ残しといったもの、私はぜひ検討してもらいたいのは、食育、農業体験等が積極的になされている学校とそうでない学校において、この給食の残しぐあい、こういったものも実際形の中にあらわれているんじゃないかなということをちょっと懸念するわけですね。そういうこともやはり十分チェックしていただいて、今後の給食の内容充実にぜひ当たっていただきたいと、これを強く要望しておきます。何か特にご意見があればお聞かせください。

 それから、吉水館長さんには、まだまだこれから太閤堤だとか茶と文化の香るまちづくり、一体となってということで、白川金色院もあわせてやっていただくというときに、お聞きするとことしをもって退職ということのようでございますけれども、ぜひこれまで残していただいた実績を今後のこういったことにもぜひ生かしていただくことをお願いして、質問を終わります。



○鈴木章夫委員長 吉水館長。



◎吉水利明歴史資料館長 太閤堤のところにつきましては、ことしは白川地区、その次は黄檗地区、その後宇治の拡大で考えていきたいと考えておりますので、そのときには宇治の拡大の中で太閤堤も文化的景観の中に入る予定でございます。

 また、白川の金色院跡につきましては、引き続き地権者の方々に理解をいただく努力をいたしまして、条件が整いましたら国の方に申請をしていきたいと考えております。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 地産地消につきまして、宇治産を使うということにつきましては、現実的には需要量と生産量の関係等がございまして難しいところもあるんですけれども、可能な限り学校給食の食材に使うという方向では努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 浅井委員。



◆浅井厚徳委員 何点か質問させていただきます。

 1つは、午前中かお昼からか質問が出ていましたけれども、学校図書館の運営について質問いたしますが、以前の一般質問なりで取り上げて質問してきた課題ですが、学校図書館の司書が、今5名の拠点方式で運営されているということなんですが、5名の体制では非常に行き届かないんではないかということで質問してまいりましたが、教育長の答弁として、19年度、20年度の、それより以前の2名から5名に切りかえて、19年度、20年度の効果を見た上で今後の方向性を検討していきたいというようなスタンスでお答えいただいているんですが、ことしの予算の中にも図書館教育充実事業費が組み込まれておりますし、また図書館ボランティア養成事業費というのも予算計上されておりますが、その事業の内容を踏まえた中で、図書館司書の体制についてどういうふうに現時点においてお考えになっているか。まずそのことを1点お尋ねいたします。

 それから、2つ目は予算書にも書かれてありますが、民族学校に通う人たちに対する就学援助ということで予算が計上されております。民族学校に通っている人たち、朝鮮学校という民族学校が南区にもありますけれども、いわゆる各種学校扱いになっているために、国からの補助が全くゼロであるという中で、学校運営そのものが授業料でなされているという現実があります。そのために、この宇治なり南山城方面、南部の方からこの学校に通っている人たち、交通費はもちろんですけれども、初級、中級というふうに呼んでいるんですけれども、小学校、中学校でも、毎月毎月2万、3万という授業料を払い、また通学費も含めて計算しますと、月々でやはり3万から4万近い負担を父兄がしているということの現実があります。それが年間通しますと40万、50万という経費負担になっているということであります。そういった現実を踏まえながら教育委員会として、就学援助という形で制度の枠が、制度を受けている面もありますけれども、そういった民族学校に通っている人たちに対する支援策についてどういうふうに受けとめていらっしゃるか、その点についてお尋ねいたします。

 それから、3点目ですが、太閤堤の保存活用計画に関連する質問がずっと出ておりますけれども、ぜひ、これは要望しておきたいんですけれども、先ほど池内委員の方からも話がありましたが、機構改革によって2つの課が一本化されて、そこで取り組んでいくということになっていきますので、都市整備部のまちづくり計画の方と十分に連携をした形をとっていきながら、中身のある計画にしていただきたいということを要望しておきたいと思います。

 そこで1点だけ、新規事業で文化財総合調査費というのが予算計上されています。文化財総合調査費350万ほどですが、これは単年度で終わる事業なのか。それから、先ほど来議論をされています太閤堤関連のまちづくり計画と連動したものになっていくのかどうか。この文化財総合調査費の中身についてご質問いたします。

 それから、4点目ですが、開かれた学校運営ということが言われて久しいんですが、昨今いろいろな形で学校施設が地域に開放されてきていると思います。非常にそういった意味で地域との連携を密にしてきているということでいいことだと思うんですけれども、1つは、質問としては西宇治中学校で地域開放型教室の開放事業というものの取り組みが進められておりますが、そういった状況でどういう成果が出てきているかということを踏まえながら、今現在宇治市内の小学校で施設の開放、従来まで社会体育といいますか、体育館とグラウンドを中心にした施設開放から始まって空き教室を有効に活用していこうと、そこを地域の人たちが集まる1つの拠点にしていこうとかいう形で、それぞれ創意工夫した形の施設の開放が行われているところも出てきていると思うんですが、そういった施設の開放の現状、現況、どういう状況に今なっているか。多様な取り組みになっていると思うんですが、その辺の状況についてお尋ねいたします。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 吉水館長。



◎吉水利明歴史資料館長 文化財の総合調査のことについてどうかということであります。そのことについてお答えをさせていただきます。

 文化財総合調査事業は、文部科学省、国土交通省、農林水産省3省の共管で、歴史的風致維持向上計画をつくるための基礎調査となるもので、これを受けまして、歴史的風致維持向上計画をつくることになるということでございます。具体的には、歴史的風致維持向上計画の策定に向けまして、市内に所在するさまざまな文化資産のリスト化、マッピング−−地図上に落としまして、そのための調査賃金、報償費、旅費、事務費、また家屋の価値調査の委託、作図委託及びデジタルデータ整理委託とパソコンの賃借料ということでございます。その内容は、市域における各種指定文化財の種類別のマップ(地図)をつくりまして、宇治の歴史的趣を醸し出している文化資産、例えばお地蔵さんであるとか常夜灯、道しるべ、石碑、由緒ある場所、伝承、地蔵盆等の祭り、民族行事など、特徴的な家屋の洗い出しとリスト化、及びマッピングを行うというものでございます。

 特に、宇治地区におきましては、民家の類型の調査を行います。重点地区の調査は21年度といたしましては宇治地区を考えております。これにつきましては、資料館のといいますか、直営事業といたしまして、調査デジタル図作成については、部分的に専門機関に業務委託をするものであります。これらの基礎資料は、先ほども言いましたように、予定しております歴史的風致維持向上計画における宇治の歴史的風致を提案するベースとなるものでございます。これができますと、歴まち法によりますものを保存のベースがとれるということになっているわけでございますが、市町村が作成する歴史的風致維持向上計画を国が、宇治市が出したものを認定されますと、認定を受けた計画に対しまして、いろんな国からの支援があるわけでございます。計画認定により活用できる制度といたしましては、歴史的環境形成総合支援事業の創設であるとか、都市公園事業の拡充であるとか、まちづくり交付金の拡充であるとか、都市再生区画整理事業の拡充であるとか、都市交通システム整備事業の拡充、景観形成総合支援事業、まちづくり計画策定担い手支援事業の拡充、町並み環境整備事業の拡充等といったもののメニューがあるということでございます。これについては単年度で終わらないということでございます。来年度も引き続きあるということで、歴まち法の方に発展して多くのメニューのある補助の高い文部予算だけでない国交省の予算も取ってくることができるというものでございます。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 図書館教育充実事業についてお答えさせていただきます。

 図書館教育充実事業の基本的な考え方といたしまして、学校図書館の運営につきましては、校長のリーダーシップのもと、司書教諭が中心となりまして、教員、学校図書館司書、学校図書館ボランティアが連携、協力し、推進するといたしております。その中で、拠点校に学校図書館司書を配置いたしまして、司書教諭への支援や学校図書館ボランティアの養成を行っているところでございます。図書館ボランティアや養成事業につきましては、地域の教育力の活用によりまして、学校図書館の活性化を図るために学校図書館を支えるボランティアを養成しているところでございます。

 具体的には、今年度では8月に養成講座を実施いたしまして、学校図書館ボランティアの役割とか、読み聞かせの実演、館内の装飾、図書の修理などについて、学校図書館司書が講師となって養成講座を実施いたしました。また、1月には研修会といたしまして、鶴岡市教育委員会の方から図書館支援業務員の方に来ていただいて、子供と読書について講演をいただきました。

 次に、民族学校の就学援助についての考え方ですけれども、本市におきましては、今日までの間、民族学校に在学する児童・生徒を対象に、民族教育の振興を図るとともに就学機会を保障するため、宇治市就学援助規則を準用いたしまして、市の独自施策として平成4年度より民族学校就学援助を実施し、経済的な理由によって就学が困難な家庭の保護者に対しまして、必要な援助をさせていただいているところでございます。また、その基準につきましては、市の就学援助と整合しながら実施しているところでございますので、ご理解いただきたく存じます。



○鈴木章夫委員長 寺島次長。



◎寺島修治教育部次長 開かれた学校ということで、西宇治中学校の地域開放型教室の開放事業等についてのご質問にお答え申し上げます。

 西宇治中学校におきましては、平成11年9月以降、既に供用開始後9年以上たってございますけれども、この間学校の安全対策など学校を取り巻く状況には変化は見られますものの、地域開放型教室の開放の趣旨、つまり学校が子供たちだけでなく地域の人々の学習の場であるとの観点に立ちまして、学校が持っております教育機能や施設を地域に開放いたしますとともに、地域の教育力を学校運営に取り入れまして、学校が家庭や地域社会とともに子供たちを育てていくという考え方で取り組んできております。

 今日までの成果でございますけれども、学校や開放運営委員会の意向を尊重しつつ、利用団体、PTA、青少協、自治会をはじめとした地域の各種団体や、地域の人々との連携を強め、地域の人々や放課後の在校生が自由に安全に集え、交流や憩いの場ということになっておりまして、地域に根差した学校開放が定着してまいったというふうな成果としてとらえているところでございます。

 それから、多様な形態で他の小学校の施設の状況はどうかということでございますけれども、本市におきましては、学校教育上支障のない限りにおきまして、小・中学校、幼稚園の施設、これは体育館であるとか運動場、普通教室及び特別教室、その他の施設、これにつきまして教育委員会が一定の許可をいたしまして、学校教育以外の目的にも使用することができるということになってございます。平成19年度の数値でございますけれども、教室につきましては、総利用件数としては66件という形で上がってきております。具体的にはPTAの会合であるとか、料理教室等に活用されているということでございますけれども、詳しい状況について今資料は持ち合わせてごさいませんので、よろしくご了承いただきますようにお願い申し上げます。



○鈴木章夫委員長 浅井委員。



◆浅井厚徳委員 学校図書館の関係ですが、去年までの取り組みを少し報告をいただいたという程度なんですが、今年度の予算で図書ボランティア養成事業とか図書館教育充実事業費が、引き続いてもちろん出されて予算計上されておりますが、何か新しい要素があるんでしょうか。図書館教育充実事業費の中で、予算概要を見ますと、図書館司書が小学校を定期的に巡回する体制を構築して、子供たちの学習活動や読書活動を支援していくということが書かれていますが、従来よりも少し充実された内容になっているのかどうか。そういった観点から再度お尋ねしたいと思うんです。

 エアコンが今年度中にすべての学校図書館で設置されるわけですが、教育委員会もよくご存じのとおりですけれども、やはり拠点校、図書館司書が配置されている学校は本当に充実していくわけです。それはそれで当然かもしれませんが、拠点校と拠点校以外とで大きな開きが出ているわけです。図書館司書はやはり図書ボランティアがかわってするようなことはできないわけですね。図書ボランティアではできない部分がたくさんあるわけであります。やはり図書館司書がきちっといて、初めて学校の授業との連携もできますし、図書の選定とかさまざまな取り組みが可能となってくるわけです。私は以前から将来的には各学校で1名図書館司書を配置してほしいと、配置すべきではないかということを言ってきていますが、一度にそういうことは無理な場合でも、やはり今の5名体制をせめて6名、7名という形でふやしていくということを考えていくべきではないかということを言ってきていますけれども、そういったことについて、教育委員会として今後の方向性も含めてどういうふうにお考えになっていらっしゃるのか。その点について再度お尋ねいたします。

 それから、民族学校の支援策はないのかということで質問しました。課長の方から現状について報告がありましたけれども、非常に経済的な負担が高い中で、いろんなやり繰りを検討していただきたいなというふうに思います。例えば、就学援助を受けている方々の中でも、こういった民族学校の場合は学校給食がないわけですね。家でお弁当をつくって持っていくわけです。だから、就学援助の中に含まれています給食代の補助というものも受けていないわけです。現にお弁当持参ですので。そういったこともありますし、中学生の場合でしたら柔剣道着、それを就学援助の制度で見ていくとなっていますが、こういった民族学校の場合はそういうこともやっていないわけですね。だから、該当しないということです。しかし、ジャージとかそういった服装をして体育の授業は参加していくわけですね。だから、そういったことも含めて就学援助を受けている人たちの中だけでも何か工夫できはしないかと。そういった支援策について工夫できはしないかと思いますが、その辺何かお考えがありましたらお答えいただきます。

 それから、文化財の総合調査費のことについて質問いたしましたが、ずっといろいろと詳しくご説明いただきました。一遍に理解はなかなかできにくいといいますか、盛りだくさんなことをずっと今報告していただきましたが、これだけいろいろと精力的に、メニューもたくさん豊富にそろっているというようなことですが、1点だけ、再度お尋ねしておきたいんですが、これを今年度で終わらないということで、どの時点で最終完了するのかということと、それを具体的にどこにねらいを定めて、今の調査の結果をどういうふうに次へ生かしていくかということでのお考えについて、再度ご質問いたします。

 それから、学校開放に関係することですが、西宇治中学校の学校開放型教室の開放事業、いろんな意味で、いろいろな観点から成果が出ているということなんですが、今恐らく多くの小学校でさまざまな工夫をしながら学校と地域が連携した取り組みをされているということだと思うんですね。ソフト面やらハード面やらさまざまあると思うんですね。これから地域の学校に対する関心も高まってきていますし、利害損得抜きで学校を応援していこうと、こういうような方たちもたくさん出てきていると思うんです。そういった意味で、学校の施設について、西宇治中学校のような形の開放事業、これは校舎の改築に伴ってスタートしたものでありますから、そういうような形にいきなりすぐにはいかないと思うんですが、今までありますような学校開放の事業よりも一段と拡大した、制度的にも整えて拡大したような地域開放型の事業が展開できないものかと思うんですが、そういった長期的な考え方も含めてお考えがありましたらお尋ねいたします。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 寺島次長。



◎寺島修治教育部次長 最後にご質問いただきました地域開放の関係でございますけれども、他の学校での特別教室等、学校の開放につきましてですけれども、委員からもございましたように、今の西宇治中学校での実績なり成果を私ども十分に総括をさせていただいた上で、まず1つには地域の要望、市民のニーズはどうなのかというのが1点、それから他の類似施設との整合性、地域バランス、学校の近所にほかの公共施設、類似施設があるのかどうかと。それから3つ目には運営コストは適正であるのかどうか。西宇治の場合でしたら委託料を支出しておりますけれども、その運営コストとしてどうかと。それから、小学校という観点でご質問いただいておりますけれども、例えば小・中学校の違いから来る諸条件、小学校の備品が大人の方の利用に耐えられるのかと。または対象に図書室を含めるかどうか、いろいろ問題もございます。西宇治中学校の方式の開放を目指していくのか、それとも今委員からもございましたように、今までの普通教室等の開放をさらに何らかの方法で拡大できないのかということを、今申し上げました4点の状況を十分に踏まえまして、個別に検討させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 民族学校の就学援助の再度のご質問にお答えいたします。

 先ほど、課長の方から制度の概要等につきましては説明をさせていただきましたが、その中で経済的な理由によって就学が困難な家庭の保護者には一定援助はできているものと考えております。ただ、委員の方から助成の拡大というようなご質問、ご指摘でございますけれども、本市の場合につきましては非常に厳しい財政状況の中で、今年度から就学援助の基準の見直しもさせていただいたというような経過もございます。こういった点を考えますと、委員ご指摘のようなことについては、現時点ではすぐにということにはなかなか難しいと考えております。ただ、委員が先ほどから民族学校の実情をいろいろとご指摘いただきましたけれども、我々の方にもそういったご要望も昨年10月ですか、いただいて、いろいろと現状も聞かせていただいておりますので、やはりこれは将来的な課題と考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。



○鈴木章夫委員長 吉水館長。



◎吉水利明歴史資料館長 歴史的風致維持向上計画は、歴史まちづくり法によるものでありまして、地域の文化財を積極的かつ総合的に保存し、まちづくりの資産として活用しようとすることであります。文化財総合調査の基礎データをこの歴史的風致維持向上計画に反映していただこうとするものであります。21年度は宇治地区を行いまして、22年度は白川、黄檗地区を行う予定であります。あわせまして、22年度で報告書をもって終わるということでございます。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 今年度の図書館教育充実事業なり、ボランティア養成講座の取り組みの成果、どの部分が変わったかということでございますけれども、平成19年度より2名から5名に増員させていただきまして、拠点校方式で小学校において月に2回程度巡回、支援をさせていただいているところで、20年度につきましては、システム的にはわずかなんですけれども、中学校で1学期に1回は回れるようにということで変えさせていただきました。ただ、同じようなシステムで20年度もやらせていただいているんですけれども、具体的にはいろんな学校からの声というか、成果が大変上がってきているというようなことも聞いております。具体的にはブックトークとか読み聞かせを担任の先生と協力して実施することで、児童の読書意欲を高めることができたであるとか、授業に必要な参考文献の紹介により授業に生かすことができたということであるとか、図書室の環境整備が進み来室する児童がふえたなど、また図書館ボランティアさんとの連携を密にすることができたと、そういうことの声が寄せられて、内容的には充実してきているのではないかなというふうに考えております。また、図書館ボランティア養成講座研修会、先ほど説明させていただいたのは20年度の取り組みでございます。

 20年度工夫した点につきましては、講師に来ていただく先生を実際に小学校の学校図書館司書で活躍された方を、山形県の方なんですけれどもお呼びいたしまして、実践報告をしていただいて、子供たちの変化、読書によってドリルとかを続ける集中力がついたとか、また落ちつくようになったとか、いろいろとコミュニケーションがとれるようになったとか、そういう子供たちの変化についてもいろいろと実際の体験を通じての講演をいただいたところでございます。そういう意味で、内容面での工夫をさせていただいているところでございます。

 今後につきましては、今の拠点校方式でも19年、20年と内容の変化は出てきていると思いますので、もうしばらく期間を持って今後どうしていくのかということと、ボランティアさんの、当然先ほど言われたように司書と役割は違うわけですけれども、そういったことも一定評価しながら検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 浅井委員。



◆浅井厚徳委員 学校図書館の関係ですが、図書館司書ということについては、なお引き続き検討していくということなんですね、要は。ぜひ一歩前進できるように検討を進めていただきたいと思います。エアコンが設置されてくるというような時期にもなっておりまして、図書ボランティアの方たちなんかは、せめて週に1回、2回、学校によっては恐らくさまざま違いがあると思うんですが、ボランティアさんの活動が活発な学校はもっと多いと思うんですが、そうでないところでも週に1回、2回、午前中詰めているというような状況ですね。とにかくかぎがかかっているような図書館にはしてほしくないということだと思うんですが、子供にしてみたらお昼休みの時間とか休憩時間の一番長い時間のときに、学校図書館に行けば利用できると、そういう状況をやはりぜひつくり出していかなければいけないと思うんですね。せっかくエアコンが設置されていくわけですから、その辺ぜひ、学校図書館司書を増員するということを具体的に視野に入れて引き続き検討していただきたいということを思いますが、部長か教育長のご答弁、今の現時点における基本的なスタンスについて再度確認の意味で求めておきたいと思います。

 民族学校の関係は、ぜひ検討していただきたいということで要望しておきたいと思います。

 文化財の総合調査費については、ぜひ新しい取り組みとして、ことし、来年ということで調査が行われますが、次へ生かせるように中身の濃い調査結果が出ることを期待しておきたいと思います。

 開かれた学校運営といいますか、学校施設の開放についてですが、私は小学校をベースにして質問しているんですけれども、それぞれの小学校でさまざまな取り組みがもちろんあると思いますし、その中で施設の開放を通じて地域との連携を深めていくということは非常に大切なことだと思います。ぜひ、これまでのそれぞれの学校で取り組んでいる施設の開放の取り組みを少し全市的に、制度として、開放事業として一歩前進していくことができないものかというふうに思っておりますので、先ほどおっしゃっておられた検討課題を含めて十分に検討していただいて、そういった状態になるように、これは要望しておきます。検討していただきたいというふうに思います。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 学校図書館の役割ということにつきましては、今さら私がここで言うまでもなく、非常に重要な役割を果たしているということにつきましてはもう十分に認識をいたしております。したがいまして、先ほどから課長の方も答弁しておりましたけれども、基本的にはやはり各学校におる司書教諭、また図書館司書、それとあわせてボランティアの方に来ていただくという連携をとりながら進めていくことが一番重要ではないかなというふうに考えております。そのためには、やはり教育委員会としても支援をしていかなければならないと考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 暫時休憩いたします。

     午後3時53分 休憩

     午後4時10分 再開



○鈴木章夫委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。答弁につきましては、簡潔、明瞭、的確にお願いいたします。

 水谷委員。



◆水谷修委員 委員長の了解を得て資料を配付させていただいております。

     (資料配付)



◆水谷修委員 まず、宇治小学校のグラウンド面積は8,400平米だとすれば1人当たり8.1平米、教育委員会の資料によれば、他の小学校は有効グラウンド面積が1人当たり14.2平米というのは、これは事実でよろしいですかね。確認。

 それと同時に、これだけ宇治小学校が1人当たり狭くなるのはこれでいいのかということについて見解を本会議で求めましたが、答弁ありませんでしたので、改めてお聞かせください。

 それから、今資料で配付いたしましたが、宇治小学校のグラウンドを中学校と併設する場合、足していいということについて文科省の見解をもらっているということですが、お問い合わせしましたら、19年7月25日に問い合わせをしたということですが、お配りしたものとこれまで文教委員会や本会議あるいは説明会等で説明してきたことと食い違いがあるのではないかと思うが、どうか。

 宇治小学校の3つ目の問題は、トラックの広さの問題ですが、具体的にお聞きしますと、100メートルは115メートルでよいということで教育委員会は考えているようですが、つまりスタート地点の手前5メートルとゴール地点の後10メートル、その後はフェンスがあって110メートル以上走れば死んでしまうという構造のグラウンドなんですが、中学生の陸上が……。

     (発言する者あり)



◆水谷修委員 そんなものフェンスに当たったら角があるのに死んでしまいますよ。100メートルのスピードで当たれば。そういう構造のグラウンドで本当に100メートル一生懸命走ってもいいんでしょうか。それで距離が足りているということになるんでしょうか。

 2つ目の質問は、給食費は新年度据え置きということでよろしいでしょうか。

 3つ目の質問は、大久保小学校のプールが道から丸見え、バスに乗れば上から丸見えでございますが、対応をどうするのか。

 4つ目の質問ですが、就学援助が生活保護基準を下回る人でも受けられないという実情があるということでよろしいでしょうか。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 貝主幹。



◎貝康規小中一貫教育課主幹 (仮称)第一小中一貫校のグラウンド面積の関係についてお答えを申し上げます。

 まず、1人当たりの面積の関係でございますけれども、運動場につきましては教育活動に支障がないということが最も重要なことと考えております。その上で、設置基準を満たす運動場を確保していきたいと考えておりまして、設置基準の中では1人当たりの面積といったものはございませんし、また運動場の形状も使い方も違う他の小・中学校との1人当たりの面積をもって比較することは……。



◆水谷修委員 答弁とあなたが問い合わせた内容が食い違っているのと違うかということを聞いているんです。



◎貝康規小中一貫教育課主幹 問い合わせの関係でございますが、運動場を整備する上で、先ほども申しましたが、最も重要なことは体育の授業とか部活動など、教育活動が支障なくできることが重要であるとまず考えております。その上で設置基準にあります面積数値を満たすことが法令を遵守するものと考えております。小中一貫校の設置基準がない中では、あくまで現行……。



◆水谷修委員 委員長、質問に答えてないやないか。ちゃんと整理してくださいな。その演説は聞いているから知っているんだ。



○鈴木章夫委員長 水谷委員の質問に対して適切に答弁の方お願いいたします。



◎貝康規小中一貫教育課主幹 申しわけございません。小中一貫校の設置基準としてはございません。そのような中で、あくまで現行の小・中学校設置基準をどう解釈するかという点で、文科省の見解を尋ねたものでございます。その中では、本市の考えております運動場の考え方については、関係法令を遵守しているものと解釈しておりまして、一般質問等での答弁でも、グラウンドの確保については教育活動に支障がないように、また国の示す設置基準を満たすことは当然ということでこれまでご答弁をさせていただいているところでございます。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 100メートルの考え方でございますけれども、通常の体育で測定をいたします場合につきましては、実際の指導といたしまして、ゴール地点から約二、三歩教員の方は離れまして、約3メートル程度になるでしょうか、そのあたりでここまで走り過ぎなさいと、ここまで走りなさいという指導を行っているところでもございます。そういう点では、十分計測等はできようかと。ただ、陸上部等で専門的にやる場合、この場合につきましてはスタート地点の場所をどこにとるんだということはありますけれども、クラブでは15メートルの余裕の中でも活用は十分図っていけるのではないかと、このように考えております。



○鈴木章夫委員長 嶋本主幹。



◎嶋本康宏学校教育課主幹 大久保小学校のプールの問題についてお答え申し上げます。

 大久保小学校のプールにつきましては、登下校等の関係で中から外が見えるようにという形になっておりますけれども、プールの期間中につきましては、当然委員見ていただいたとおりです。外から丸見えというような状況でもございます。今現在、学校の方と相談をしておりまして、プールの実施中につきましては、外から見えないような形で何らかの配慮をしていきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 就学援助が生活保護を下回っているのではないかというご質問ですけれども、お配りいただいた資料ですけれども、我々が計算させていただいているのと……。

     (「下回るケースがあるかという質問です」と呼ぶ者あり)



◎土肥誠学校教育課長 ございません。計算しておりましたらそういったケースはございません。給食費の関係につきましては、学校給食会の方で検討していただいているんですけれども、今のところ改定ということは聞いておりません。



○鈴木章夫委員長 答弁漏れがあるんですけど、面積。



◆水谷修委員 教育委員会の資料によれば、グラウンドの有効面積は小学校は1人当たり14.2ということで、宇治小は8.1だけれども、それは事実ですかということ。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 資料が作成された当時の児童数で割ったときの値がその値になっておるというふうに認識をしております。

 それに対してもう1点、宇治小で行われる第一小中一貫校の場合、1人当たり8.1平米というふうになるのでよいかということに関しましては、一般質問の中でも部長が申しましたように、今基本設計を行っている中でその数値、確たるものは今お示しはできない、このように考えております。



◆水谷修委員 確認しているのは、8,400を生徒数で割ったら8.1になるのは間違いないかということを聞いているんです。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 今、8,400の値でございますけれども、このメイングラウンドとそのほかのサブグラウンド等を考えていきますと、割り算の中で実際の数が出てまいりますけれども、その数値はまだ現在は確定しておらないと、こういうことでございます。



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 グラウンド面積、要するにあんまり難しい計算じゃないです。面積を生徒数、児童数で割れば出てくるということですから、普通の小学校は児童数はその後変化しているのはわかっています。また大久保小学校の面積も変わっていますから若干変わっているけれども、1人当たり14.2、新しくできる小中一貫校は8.1、別にサブグラウンド入れても9ぐらいです。こんなに開きがあるのは、これは何ぼ図面かいてもかかなくても、もう今数字は、あなた方が示しているんですから、変わりはないんじゃないんですか。コンマ単位の変更はあっても、これだけ差があることについてどうかということについて見解を聞きたいと思います。

 それから、文科省の見解は、平成19年7月25日に貝主幹が聞かれたときに、こういうふうに答えている。小中一貫校の設置基準がない中で、小・中学校それぞれの基準を合算する考え方と大きい方の中学校の設置基準を採用する考え方の2通りがある。仮に後者の設置基準を採用する場合には、小学校が中学校運動場を借用するという整理となり、教育上支障がないかということが判断基準となると、こういう説明ですよね。つまり、これでいくと、学校のグラウンドの面積は中学校の運動場をつくると。小学校はそれを借りるという関係になるんですよと。つまり、私が言っているように中学校としての設置基準を満たすと、こういうことになるわけでしょう。それで、小学校がそこを借りて使えるかどうかが判断基準になるということで、それが今文科省が言っている話だということなんでしょう。

 そこでお聞きしますが、こういう話と教育部長が答弁で言った中身は、文科省に照会いたしましたところ、1つは設置基準に大綱的なものであること、2つに小・中一貫校の法的位置づけがないこと、3つに小学校、中学校を併設された小中一貫校であっても、運動場を小学生と中学生が共有するのであれば、小学校設置基準の運動場面積と中学校設置基準の運動場面積を合計したものは必要としない等の見解をいただいていることは従前よりお答えさせていただいているところでありますと。全然違うじゃないですか。文科省の説明と文科省がこう言っているという栢木さんのご発言と。そういうことを聞いているんですよ。これは一緒ですか、日本語として。中学校ではこれを一緒と言うんですか。

 さらにお聞きしますが、こういう大事なことを書面で問い合わせもしていない、メモもないと。相手はだれから聞いたんですか。何でこのときの記録をメモにするとか、問い合わせた結果こうですという公文書を残しておくとか、大事なことを何でしないんですか。私はこんなことは文書で照会をするべきだと思いますが、今からでも文書照会してきっちりした見解を求めておくということをすべきだと思いますが、いかがでしょうか。さらに、相手の職氏名も述べていただきたいと思います。

 それから、100メートルは二、三歩走ってとまりなさいという教育をしていますということですけれども、栢木部長は陸上のことは詳しいのは皆知っていますけれども、100メートル真剣に走って二、三歩でとまれる、そんなことはあるんですか。少なくとも5歩でとまらんとこのグラウンドはフェンスに当たるんです。フェンスの基礎にぶつかってとまれへんじゃないですか。ゴール地点にはずっと何かラバーでも張っておくんですか。それは無理な話じゃないんですか。ご説明ください。

 それから、給食費の値上げはないということでわかりました。

 大久保小学校のプールはよろしくお願いします。

 就学援助が保護基準を下回るケースはないと名言されましたので、少し説明したいと思いますが、お配りをしています1の方は、生活保護のパターンで標準的に使われている33歳、29歳、9歳、4歳、こういう標準的な家庭のケース、生活保護基準は20万4,070円です。仮に36万円の収入の人だとすれば、こういう経費を引いて29万6,767円ということで、1.5倍が30万円ですから、これまでだったら就学援助を適用になっています。ところが、今度の改悪によれば、ずっと計算していって逆転をしてしまいますので、就学援助を受けられないということになります。つまり、生活保護基準以下の人で受けられないということです。さらにもう少しランクを減らして32万円で計算したのが裏の表です。つまり、このときの就学援助の32万の収入の人で就学援助は受けられないけど生活保護基準以下であると。こういうケースが、別にこれはレアケースじゃないですよ、標準的な生活保護から資料をいただいたやつで積算をしてみたんですが、わざわざレアケースで引っかかるように私がつくったんじゃなくて、生活保護の方から資料をいただいたものに基づいて計算すればこうなるんですが、逆転するケースはないというのは事実でしょうか。お答えいただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 就学援助のご質問にお答えいたします。

 委員さんが計算していただいている部分に、生活保護の部分で書いていただいているんですけれども、就学援助の基準の中には、この項目に入っていない期末扶助の部分もございます。また、比較におきましても年収ベースで比較しておりますので、我々が試算した数字におきましてはそういったケースはないというふうに考えております。

     (「期末入れても32万で逆転するんだからなる」と呼ぶ者あり)



○鈴木章夫委員長 答弁あるんですか。山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 グラウンドの面積の件でございますけれども、確かにコンマ台の変更とか、そういうことは当然起こってくるわけですけれども、教育課程を実施する上で支障がないと、こういうふうに考えております。

 それから、先ほど100メートルのところで私のご説明がどうも適切でなかったようですけれども、体育の授業で100メートルの計測を行う際、体育を指導しております教員は、ゴール地点ではなくてそこから二、三歩先のところに立って、ここまで走りなさいという指導を行っておると。ここでとまれという意味ではございません。すなわち、そこまで走らそうという努力をしておるという中で、ゴール後のメートル数は十分あるというふうに考えております。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 文科省の照会の件でございますけれども、基本的に我々が問い合わせておるのは、運動場の設置基準をどのように考えればよいのかということで聞いておりますので、そのものであれば法的位置づけがないので、こういう小・中学校が併設された小中一貫校であっても、運動場を小学生と中学生が共有するのであれば、小学校設置基準の運動場面積と中学校の設置基準の運動場面積を合計したものを必要としないというような見解をいただいたということで、今質問の中では答弁させていただいたということでございます。



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 職氏名で答えるのを忘れている。



○鈴木章夫委員長 そうそう、これが抜けているんです。山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 我々が問い合わせをさせていただいたのは、文部科学省の担当課に対してお伺いしたわけでございますので、ここの配付資料のようにこういう形で、教育企画課という形で書かせていただいたところでございます。



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 グラウンド面積は基準を満たしているとか教育に支障がないというけれども、よその学校に比べて14.2対8.1、別にそれがもうちょっとふえてもコンマ台の狂いでしょう。こんなに違う学校をつくって、これがよその学校と違う教育はしないと言えるんですかという問題ですよ。支障ありませんの繰り返しで、これはわからない。

 そこで、資料として出していただきたいですが、現時点で小学校、中学校のあなた方のこれまで作成した有効グラウンド面積と、児童・生徒数の1人当たりのグラウンド面積、これまでの教育委員会がつくってきた基準に基づいて、当時は小学校問題でしたので、小学校だけ資料を出していただきましたが、今度は中学校もありますので、小・中学校同じ基準で大久保小学校のときに作成された要領で、小学校、中学校について1人当たりの有効面積、1人当たりの有効面積は自分で計算しますけれども、生徒数、児童数と有効グラウンド面積と資料として提示いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 それから、文科省の見解、さっきも読み上げたとおり、栢木部長が答弁で言ったせりふと文科省の回答の文書とは全く違うことを言っているでしょうということ。こんなん明白ですよ。そこで、相手の職氏名もわからんというような問い合わせでこれがいいのかどうかということを決めていくのはいかがかと思うんです。要するに、法律にはない初めてのケースだということであれば、疑義解釈集に載るような事例ですよ。こんなんは日本じゅうの役所で書面で照会して、その回答が疑義解釈集として本になるんです。大事なことを書面にも残していないと。当時の記録もないんでしょう。メモもなければ報告を受けたことを上司に上げる報告書にして書面にもしていないと。言われてから何か思い出して書いているんですね。メモを見て書いたんじゃないんですから、2年前のことを思い出して照会の記録をつくっていただいたようなんですけれども、公文書はないんですか、何も。思い出して3月6日につくっていただいた。こんなことで、本当にそれが正しいのかどうかは判断できません。したがって、再度書面で、文科省の見解というのであれば書面で求めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 それから、100メートル、二、三歩先まで走りなさいと指導していたら、10メートルといったら、1歩が2メートルとすればあと2歩でとまらなあかんのです。物理的に無理ですよ。このグラウンドで100メートル走るのは。体育の授業でも無理。ましてや陸上が100メートル走るのは無理。要するにトラックが200メートルの円がかけますというのと、100メートルの直線がとれますというのが説明でしたけれども、理論上とれるけれども100メートル走れない。これはもう指摘しておきます。

 それから、就学援助が生活保護基準を下回るかどうかというのは、期末手当の分が抜けているということでいけば、裏の分の基準でいくと、それを入れても逆転するケースがあるということですね。この表について、間違いがあるのであれば間違いに赤を入れていただいて、返していただけますでしょうか。要するに、あと期末手当入れたら逆転するんじゃないんですか。それと、さらに生活保護基準を下回ることはないと、どのケースでも。それは間違いありませんか。この表は、間違っているのであれば、計算が間違っているのであれば間違っているところを、また後ほど赤を入れて返してください。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 栢木部長。



◎栢木利和教育部長 文科省への照会の方法でございますけれども、この前の本会議のときにもお答えをさせていただいたように、我々がいろいろと疑義が生じた場合は、問い合わせの方法はいろいろあると思うんですね。だから、どうしてもそれは文書で照会をしなければならないということではないと。だから、答えは文書であっても口頭であっても同じであるというふうに考えております。ただ、委員さんの方からもそういうご指摘がありますので、うちとしてもどういう方法がいいのか、検討はしていきたいというふうには考えております。

 それと、グラウンドの有効面積の云々の話ですけれども、これは当時委員さんの方からそういう、うちとしてはグラウンドの有効面積という定義はないと。けれども、こういうようなものを外して、こういうようなものを外してという条件設定をされて出させていただいたものであるというふうには認識しているんですけれども。だから、そういう形で、これがもし今の状況と合っておるのかということも、ちょっと今はわかりませんけれども、今そういう形でグラウンドの有効面積という定義はないということでご理解いただきたいと思います。

     (「理解しているけれどもその定義に基づいて資料を出してください」と呼ぶ者あり)



○鈴木章夫委員長 土肥課長。



◎土肥誠学校教育課長 就学援助でございますけれども、資料の方、預からせていただきまして、またこちらで認定している方法について出させていただきたいと思いますので、よろしく願いいたします。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 100メートルのところでございますけれども、実際に体育を担当しております指導主事もおりますので、お許しをいただいて体育担当の指導主事に答弁させたいと思います。



○鈴木章夫委員長 岩崎指導主事。



◎岩崎正樹教育指導課指導主事 100メートルの委員のご質問についてお答え申し上げます。

 私は教科が保健体育を担当していまして、中学校の1年生、2年生、3年生、特に男子で陸上競技も教えておりました。

 まず、陸上競技の短距離といいますのは、世間では100メートル、200メートル、400メートルを短距離というふうな形で言っております。ただ、中学生の段階におきまして、100メートルを全力で走れるかという形になりますと、やはり50メートルぐらいが限度でありまして、大体基本的な短距離走の練習につきましては、50メートルを主体でスタートの練習、中間疾走の練習、ゴールの練習というふうな形でやっております。短距離走、年間1年生から3年生まで10時間程度しかしません。その中で50メートルの練習を中心にやって、最後にそれじゃ一遍100メートルを走ってみようかというふうな形で授業を組み立てております。その中で100メートルのスタートが5メートル、ゴールが10メートルというふうな形なんですけれども、子供たちは一歩が2メートルで走るような、そういうふうな瞬発力はなかなか、中学生ではありません。大体子供たちに最後まで全力で走れというふうな形で指導はしておりますが、80メートルぐらいからだんだん力が尽きてきて、最後は力絶え絶えゴールするというふうな状況がございます。結論的に申しますと、10メートルあれば十分余裕を持ってとまれるという、そういうふうな形で子供たちは短距離走を走っております。

 以上でございます。



○鈴木章夫委員長 先ほど水谷委員から資料請求がありましたけれども、これの答弁はどうなんですか。栢木部長。



◎栢木利和教育部長 先ほども申しましたように、グラウンドの有効面積というような位置づけはございませんので、それを今資料として出せと言われましてもなかなか難しいものがあるというふうに考えております。

     (「同じ基準で出してくださいと言っている」と呼ぶ者あり)



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 体育の授業と一般の中学生が今体力が落ちているとかいうのは私もそう思いますけれども、陸上の中学校のうちのクラブの選手でも、80メートルぐらいで失速して息も絶え絶えでゴールしはるような広野中の陸上の選手は余り見たことがないです。そんなんだったら、一生懸命走れる子は走ったらあかんという学校ですね。陸上部の選手は入学したらだめというグラウンドですか。そんな適当な説明ないですよ。一般的に体力が落ちているという話はよくわかりました。それと余り関係ないですよ。

 それと、私は別に有効面積という定義をつくりなさいとは言っていません。これまで宇治市が議会の求めによって出してきた資料を、あと数字は大久保小学校の数字を変えるのと生徒・児童数を変える、さらに同じ基準で中学校を計算する、そういう上で資料を作成していただきたいと思いますが、何でそれができないんですか。要するに、新しくできる学校が余りにも狭いということがばれてしまう、恥ずかしくて世間に出せないということから出せないということですか。前に出していて何で出せないんですか。同じ数字じゃないですか。別に有効面積の定義をつくりなさいというのは私は言っていません。過去に出していた数字に基づいて児童・生徒数を入れかえる。大久保小学校を新しい数字にする、中学校を同じ基準でつくる、それだけの資料を求めているんですが、なぜ出せないんですか。



○鈴木章夫委員長 答弁を求めます。栢木部長。



◎栢木利和教育部長 当時の資料でございますけれども、この資料がどういう形で有効面積を出されたのか、ちょっとうちの方も今直ちにこの場でお答えすることができませんので、今ここで出せるかと言われれば、出せるということが言えないというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 そしたら、建設部を答弁に呼んでください。きょうは施設課がなくなって答える者がいないというのであれば、部局はこの問題の質問ですから、担当の職員を呼んで資料がつくれるのかどうか、お答えをいただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 答弁できますか。石田教育長。



◎石田肇教育長 グラウンドの有効面積を記載した資料をという要求でございますけれども……。

     (「前と同じ基準で」と呼ぶ者あり)



◎石田肇教育長 有効面積という基準、今まさに委員がおっしゃいましたように、有効面積という基準そのものがいかなるものかということの論議は残ったままになっております。したがって、もしこれを作成するとすれば、我々としてもこの数値そのものをもう1回さかのぼってそれぞれの学校についても精査をしなければいけないと思いますので、若干検討の時間はいただきたいと思います。



◆水谷修委員 担当の部局を呼んでください。そんなん機構改革のときの約束やんか、文福委員会でも出てんねんから。



○鈴木章夫委員長 石田教育長。



◎石田肇教育長 私が申し上げておりますのは、教育委員会としてもこの数値を出すことができないということは申し上げておりません。ただ、この数値が有効面積という概念規定にかかわってくることでございますので、それが明確でない中であれば、当然そのこともさかのぼって検討しなければ、これにかわる表が出せないということを申し上げておりますので、担当課がいる、いないということとは別だと私は理解しています。



◆水谷修委員 建設部長の答弁を求めます。約束やんか、呼ぶのは。何で来てへんねんな。



○鈴木章夫委員長 水谷委員、検討する時間が欲しいという今のご答弁ですけれども。



◆水谷修委員 だから、検討して返事もろたらええやんか。たまたまここに建設部長がおらへんから答えられへんので、今まで施設課が中にあって、機構改革のときにそんな不都合がないように委員会の審議のときにはちゃんと呼びますという約束やったんやから。



○鈴木章夫委員長 石田教育長。



◎石田肇教育長 水谷委員のご指摘でございますけれども、施設課があるなしにかかわらず、現在はこれにかかわること、資料要求は教育委員会がされておりますので、教育委員会として今まで申し上げておりますように、グラウンドの有効面積の問題がございますので、当然これについて精査をするだけの時間が必要だろうと思いますので、それを賜りたいということを申し上げているわけでございます。



◆水谷修委員 違う、私が言っているのは委員会運営の問題で委員長に答えられる建設部長を呼んでくださいと言っている。別に石田さんが呼ぶのと違うでしょう。



○鈴木章夫委員長 暫時休憩します。

     午後4時45分 休憩

     午後4時47分 再開



○鈴木章夫委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。石田教育長。



◎石田肇教育長 精査をさせていただきたいと思います。それに基づいて提出については考えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 よろしいですか。



◆水谷修委員 はい。



○鈴木章夫委員長 田中委員。



◆田中美貴子委員 数点お聞かせいただきたいんですが、まずいきいき学級支援員、特別支援教育については充実をお願いしたいんですが、内容は先ほど真田委員の方からも質問がありましたので、まず府から小学校4校、中学校2校、市単費でそれ以外の学校には出ておられるということなんですけれども、この勤務形態と報酬を教えていただきたいと思います。それとどういう人たちか。

 特別支援学級の開設ですけれども、小学校7校、中学校1校。中学校1校でよいとお考えかどうか、お聞かせください。

 放課後子ども教室なんですけれども、ゆとり教育の見直しで学習指導要領がまた見直しになってきますけれども、放課後子ども教室というここの放課後ですけれども、放課後はできますか。お聞かせいただきたいと思います。

 それと、市民フォーラムの内容は池内委員の方から質問がありましたので内容についてはいいんですけれども、正直言いまして私はこの市民フォーラムの開催は遅い、もっと早くすべきであったと指摘をさせていただきます。その上で、この時期に実施をするということであるならば、意味のある、そして意義のあるものにしていただきたいと要望しておきます。

 それで、小中一貫教育についてなんですけれども、平成17年の宇治市の教育の小・中学校の入学状況の中で、平成17年に国公立、私立学校に入学される児童数、そして中学校に関しまして、国公立、私立学校に入学された生徒が非常に多くなっていますね。17年というのはいろんな問題があった時期だとは思うんですけれども、そういったことも含めて、小中一貫教育というものを考えていかなければならない、そういうふうな重要な年度だったのではないかと思っております。18年度に小中一貫教育の基本構想検討委員会が答申されております。そういうことも含めて、この時期が非常に重要な時期であり、またこういうふうな問題も加味した上で小中一貫教育を進めていかなければならないというふうにお考えいただいたんだとは思うんですけれども、実は小中一貫の取り組みに関しましては、小中一貫の連携は非常に進んでいると私は思っておりますし評価もしているんですけれども、小学校同士の連携ができているかなというふうなことを思っております。例えばある小学校では、運動会がクラスが少なくて半日で終わってしまっているという学校がありますね。地域の人たちが見に行かれても、また保護者の人が見に行かれても、本当に盛り上がりに欠けてしまってすごく寂しいとおっしゃっておられます。そういった中で、先ほどから向野委員も本当に地域の合意が必要なんじゃないかなと言われる中では、小学校同士、例えば2校、南宇治地域ですとか西宇治地域なんかで小学校が合わさって運動会を開催するというようなことをお考えいただけないかなと思っております。そういうふうな取り組みで、保護者が、子供たちが交流する姿、それから地域の人たちが合わさって学校同士が交流している様子を見ると、安心して校区再編、それから通学区域なんかも今後考えていけるし、小中一貫教育校も、そしてまた統廃合も考えていけるんじゃないかと思っておりますけれども、そのあたりのお考えをお聞かせください。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 放課後子ども教室に関連してでございますけれども、平日の放課後ということで開設できるかどうかということでございますが、本年度宇治小学校の方で実際やっていただいています。平日も図書室を利用した学習活動、それから地域の方が来ていただいて、ボランティアでいろいろスポーツも含めて一緒に子供たちと遊びながらやっていただいているという実態はございます。この放課後子ども教室、京都府の京のまなび教室推進事業を受けて進めるものでございまして、その1つの要件といたしまして、土曜日の午前中及び平日の放課後等の開催というふうになっておりますので、それに合うような形で進めていただければありがたいかなというふうには思っております。



○鈴木章夫委員長 山花室長。



◎山花啓伸教育改革推進室長 委員の方からいきいき学級支援員の勤務形態、賃金等のご質問、それからもう一つは通級指導教室が1中学でよいかというご質問でよかったでしょうか、その2つについてお答え申し上げます。

 まず、今年度のいきいき学級支援員は、身分は市の臨時職員という身分で、賃金は時給1,053円ということで、19年度まで有償ボランティアというような呼び名もしながらやっていたときから改善させていただいたところでございます。

 それから、実際に雇用いたしておりますいきいき学級支援員の状況ですけれども、教員免許を持っている者が約3分の2、残り3分の1程度が教員免許を有していない方になっております。私どもは、教員免許があることにこしたことはないというような形で学校にお願いしているところです。それは、このいきいき学級支援員の活用の方法なんですけれども、特別な教育的支援が必要な子供を取り出していきいき学級支援員が指導するケースもありますし、逆に指導は学校内のコーディネーターや特別支援担当の教員が取り出し指導する。その後追い指導をするという役割もございます。また、急に飛び出した子供たちを教育的支援の中身で勉強を教えているケースもございますが、飛び出した子供たちをクールダウンさせるための対応をしたり、介助的な役割をしたりするケースもございます。そうした場合は免許がなくても構わないだろうというふうに考えてやっているところでございます。

 それから、2つ目の1中学校の通級指導教室でよいかというご質問ですけれども、現在平成18年度から槇島中学校の方に宇治市内全域の発達障害のある生徒の指導及び教育相談を行う機関として通級指導教室を設けております。現在この1校だけです。現在この通級指導教室には、今年度ですけれども14名の子供が通級をしております。現在ニーズに一定こたえられている、満杯でニーズにこたえられないというケースは出ておりませんので、現在のところこの状況で十分皆さん方のニーズにはおこたえできているんではないかなというふうには考えておりますけれども、ただ、小学校の通級指導教室の後、中学校でどうフォローしていくかという点では、今後通級指導を希望する生徒がふえていく可能性もございます。したがいまして、今後の人数の推移を十分見定めながら、必要であれば増級について京都府とも協議をしてまいりたいというふうに考えている状況でございます。



○鈴木章夫委員長 山下課長。



◎山下一也小中一貫教育課長 小中連携とともに小学校同士のつながりを深めてはどうかということでご質問をいただきました。

 今ご提案いただいた合同運動会等々、小さい学校同士、小学校同士の学校行事、これはさまざまなものが考えられようかというふうには思っております。特に、小中一貫教育校においては、小中のつながりのみに目を向けますと、やはりその大もとになります小学校と小学校同士のまず最初の基盤の部分がおろそかになってしまいます。当然三角形のような形で連携がとられるわけですから、小学校同士の連携は非常に重要であるというふうに考えているところでございます。ただ、先進地等の事例でもお聞かせ願っておりますと、やはりまず最初に学校行事を年間計画の中で合わせること、それから指導計画も合わせること、このあたりの作業がまず最初に必要になり、そして当然そのもとになりますのは教員の意識がきっちり合っていること、これは重要でございますけれども、そういったことを経て合同の学校行事等が考えられるんであろうと、このように考えているところでございます。来年度、この春からでございますけれども、すべての学校でまずそういった計画やら、そういうものを考えてまいりますので、その中である一定条件が満たされる学校においてはそういったことも行えるかと、このように考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 田中委員。



◆田中美貴子委員 山下課長からお答えいただきました。まずカリキュラム等年間計画の件なんですけれども、不安解消が重要だと思うんですね。小中一貫教育、それから小中一貫校、統廃合、いろんな問題、本当にこれから宇治市の教育が大きく変わろうとしているときに、不安の解消というのが一番大事なことだと思っているんですね。そうすると、目に見えないとわからないんですよ。例えば、どんどん学校の方に入ってきてください、小中連携をしております、こういうような連携もしていますということで、学校に見に来てくださいと言われても、なかなか保護者でさえ見に来れない状態の中、地域の人もなかなか来れません。しかし、例えば今言いましたように運動会、こういったものはやはり声もするし地域の人も気にかけてのぞいていただけるというようなことがある。また、反対に実際に保護者の皆さんがやっていて、子供たちが頑張っている様子を見たいんだけれども、少ない人数でどれだけ頑張ってやってくれてたってそれが響かないというような状況があからさまに出ているんですね、ここ数年。それを承知していただいているんだったら、少なくともそういうふうなことは前もって気がついてやるべきではなかったのかなと思っておりますので、早急にそういうふうな取り組みも進めていただきたいと思います。

 それと、いきいき学級支援員のことです。有償ボランティアというところからちょっと格上げですかね。ありがたいです。それだけ重要な施策だと思っていただいているんだと思いますのでよろしくお願いはしたいんですけれども、先ほどの山花室長のお話によりますと、学校によってそれぞれの対応の仕方があるということだったんですね。ですから、例えば教員免許を持っておられる方が3分の2、それ以外の方が3分の1、それぞれに応じて対処していただいているということだと思います。私はそれでいいんじゃないかなと思うんですけれども、しかしながら人数が少ない。できたらやはりコーディネートもしなあかん、クールダウンに走り回らなあかん、そういうふうなことでは、先ほど真田委員の方からもお話が出ましたけれども、各学校に1人ということで本当にいいのかどうかというふうなことに関しましては、私はもう少し充実をしていただきたいと思っておりますので、これは要望にとどめます。

 また、通級指導教室の方も、増級も含めて考えていきたいということでしたので、よろしくお願いしたいと思います。私は特別支援、本当に支援が必要な子というのはどんどんふえておりますので、そこを手厚くするということが重要な課題だと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 放課後子ども教室についてですけれども、放課後は、現場で聞いておりますと、実質なかなかとれないということです。ましてや一たん学校から帰ってもう一度学校に来いと、それで学習支援をしようということにしても、非常に子供たちにとって安全面も含めて厳しいという話を聞いております。それでも今年度やらなければならないというのであれば、また地域のボランティアさんにかなりご迷惑をかけながらご努力いただきながらやっていかないといけないのかなということでは、支援の仕方が手薄いのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。



○鈴木章夫委員長 櫻木次長。



◎櫻木武教育部次長 放課後子ども教室の平日の放課後の問題でございます。

 実際言われますように、土曜日の子供の居場所のかかわりの子供の状況から見ますと、子供の集まりは若干少ないというところは現実見受けられるかなと感じております。ただ、放課後子ども教室、国の補助事業でもございます。また京都府からおりている事業でもございますので、一定の要件を備えるといったことも必要になってまいります。その中で、何とか地域のボランティアの方々にご協力をいただいている面は多々あろうかというふうに思うんですけれども、やはり決められた形の中で進めていかざるを得ないという面もございますので、その点はご理解いただきたいなというふうには思っております。



○鈴木章夫委員長 田中委員。



◆田中美貴子委員 国、府の事業やからやらなあかんというふうに聞こえますね。それでも宇治市でやるんやったら宇治で何かの手だてをするべきだとは思いますけれども、これ以上言っても仕方がないのであればあれですけれども、本来、放課後の子供たちの遊び保障、学習保障については、国、府ということではなしに、育成の問題とか留守家庭児童だけではなくて放課後の子供の遊びの保障ということももっと大きな視野で考えていくべきであって、こんな少ない予算の中でやるべき問題ではないと思っておりますので、もう少し研究なり検討なりをしていただきたいと思います。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○鈴木章夫委員長 ほかにないようですから、これにて教育部に対する質疑を打ち切り、審査を終了いたします。水道部と交代してください。

 暫時休憩いたします。

     午後5時04分 休憩

     午後5時07分 再開



○鈴木章夫委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。

[水道部]



○鈴木章夫委員長 次に、水道部の審査に入りますが、説明、答弁につきましては簡潔、明瞭、的確にしていただきますようお願いしておきます。主要な事項について説明を求めます。

 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 議案第13号、平成21年度宇治市水道事業会計予算の概要につきましてご説明申し上げます。予算書は、特別会計予算書115ページから142ページでございます。

 まず、予算書115ページの平成21年度の業務の予定量につきましてご説明申し上げます。

 給水人口19万2,400人、給水戸数7万7,500戸を設定し、配水量の内訳は、京都府営水道からの1,557万3,000立方メートルの受水と、自己水717万7,000立方メートルとなっております。

 主要な建設改良事業につきましては、限られた財源を効率的に活用し、安全で良質な水道水の安定供給を図るため、事業の緊急度、優先順位や将来の財政負担なども十分精査した上、計上をいたしております。

 まず、受託事業につきましては、下水道部門等との緊密な連携を図りながら実施をしてまいります。第6次新設拡張事業につきましては、配水管の布設工事を実施してまいります。施設改良事業は、老朽管の更新等に伴う配水管改良工事や舗装本復旧工事を実施してまいります。

 それでは、予算の内容についてご説明を申し上げます。

 予算書116ページの第3条の収益的収入及び支出でございます。

 水道事業収益といたしましては36億2,078万1,000円、水道事業費用といたしましては36億1,293万1,000円を計上いたしております。

 水道事業収益の内訳は、予算書118ページに記載しておりますとおり、営業収益34億1,570万9,000円、営業外収益2億487万6,000円、特別利益19万6,000円でございます。営業収益は、水道料金と量水器使用料の給水収益で30億865万3,000円、受託工事収益2億7,270万6,000円などでございます。営業外収益の主なものは加入金で1億8,428万円でございます。

 水道事業費用の内訳は、予算書119ページに記載しておりますとおり、営業費用33億3,358万2,000円、営業外費用2億6,539万円、特別損失995万9,000円、予備費400万円でございます。営業費用の主なものは、原水及び浄水費15億2,372万7,000円、配水及び給水費5億2,723万5,000円、受託工事費におきましては、下水道工事に伴う移設工事費等2億7,420万9,000円、減価償却費6億1,911万6,000円でございます。営業外費用は、企業債の支払利息1億8,728万5,000円と消費税6,000万円、繰延勘定償却1,810万5,000円でございます。収益的収入から収益的支出を差し引きいたしますと、785万円の黒字予算となっております。

 次に、予算書116ページ、第4条の資本的収入及び支出でございます。

 資本的収入といたしましては1億3,636万8,000円、資本的支出といたしましては10億2,255万3,000円を計上いたしております。

 資本的収入の内訳は、120ページに記載しておりますとおり、寄附金6,000万円、工事負担金7,636万8,000円でございます。

 資本的支出の内訳は、121ページに記載しておりますとおり、建設改良費5億89万8,000円、企業債償還金4億5,995万1,000円、開発費6,070万4,000円、予備費100万円でございます。建設改良費の主なものは、第6次新設拡張費6,436万3,000円、施設改良費3億9,312万5,000円でございます。資本的収入と支出の差し引きをいたしますと8億8,618万5,000円が不足いたしますが、過年度損益勘定留保資金で補てんすることといたしております。また、117ページの債務負担行為におきましては、宇治浄水場中央監視計装設備更新工事で、期間は平成21年度から平成22年度、限度額は4億7,000万円を設定いたしております。

 以上が、平成21年度宇治市水道事業会計予算の概要でございます。よろしくご審議賜り、ご可決をいただきますようお願い申し上げます。



○鈴木章夫委員長 これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手願います。池内委員。



◆池内光宏委員 それでは1つずつ質問をさせていただきます。

 宇治市水道事業会計予算書の115ページのところに、自己水源の中で開浄水場はゼロになっております。それでちょっとお尋ねしたいんですか、昨年休止ということで議会では議決されていることについて否定するものではありませんが、しかしそれ以降さまざまな問題点等も出てくる。そしてまた、地元の方からも裁判がされるというような中で、この間実質給水は行われてきたという経過がございますが、その結果、昨年度何トン配水されたんでしょうか。配水量を聞かせてください。



○鈴木章夫委員長 答弁を求めます。辻本場長。



◎辻本貞夫浄水管理センター場長 開浄水場の19年度の配水量でございますが、26万9,177立米でございます。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 19年度は26万、ざっと27万トン給水されていると。多分、平成20年度も若干ポンプの状況が悪いと。せんだって2月の段階で一時ストップするというようなことがありましたけれども、20万そこそこは超えるだろうというように思うわけです。そうなりますと、今後も、現在も動いているわけですけれども、一定のこの分については予算に計上されておいても、当然事業会計予算ですから必要なのではないかなと思うんですけれども、どうなんでしょうか。



○鈴木章夫委員長 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 池内委員の方から開がゼロということで、実際は継続して給水をさせていただいているというとこら辺で、予算でゼロということは、ということでございますけれども、今までもお答え申し上げていましたように、開浄水場につきましては休止ということで方針を決定させていただきまして、18年12月、所管の委員会でも報告させていただき、19年度並びに20年度も同じような形で予算、配水量はゼロという形で計上させていただいております。確かに、今係争中ではございますけれども、開浄水場につきましては休止という方針を決定した上での予算計上ということでございますので、開につきましてはゼロという形で計上させていただいているところでございます。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 そうしますと、今日までの経費、これについてはどういうように理解していいんですかね。



○鈴木章夫委員長 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 予算でございますけれども、当然年間総配水量がゼロということでございますし、19年度にしても20年度も同じことでございますけれども、実際開浄水場は運営しておりますので、その辺の予算措置はしておりませんけれども、実際運営をしなければならないということから、原水及び給水費の総予算の枠の中で運営経費を支出しているという状況でございます。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 総予算の枠内で開浄水場の水が今日まで各家庭に、約910世帯に配水されていたという現実があるということについては、一応確認をいたします。ただ、そういう中で、既に2月6日早朝に開浄水場の揚水ポンプが一時停止したということになるわけですけれども、そしてそれに対して2月27日に開地区自治連合会、開ヶ丘自治会、一里ヶ丘自治会、また第2次水道問題対策委員会等の代表者からそれぞれポンプ交換及び協議再開についての要求書ということで、市長と桑田事業管理者の方に要求書が提出されたということなんですけれども、今の総予算の中で給水をされていたということになれば、そういう概念の中でポンプの故障に対しての一定の対策というのはとってしかるべきではないかというように思うわけですけれども、とりわけ平成18年度開浄水用のポンプとして議会の承認も得てポンプを購入しながら、実際は神明の浄水場に流用したというような経過等も判断しますと、ある面では弾力的に水道部としては対応されたと。これがよかったのか悪かったのか、いろいろ判断はあるんですけれども、そういうことからすれば、今回のこうした一時ストップでとまるかもしれないポンプについては、少なくとも裁判が決着をするまではきちんと稼働するためのメンテナンスはすべきではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○鈴木章夫委員長 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 今、裁判中ということで、メンテ上ポンプを交換ということでございますけれども、ポンプ交換となりますと、通常の給水をするための経費につきましては、先ほど申し上げましたように、総予算の中で、決算書で最終的には整理をするということで考えておりますけれども、今裁判の中でいろいろと係争中でございますけれども、基本的には開浄水場の休止という方針をもって19年度、20年度予算もご可決をいただいた中で、ポンプ交換をするということは、その方針のもとでは交換ということはできないというふうに水道部としては考えているところでございますので、ご理解賜りたいと存じます。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 休止の方針というのは、当局の方として持っておられることについては十分承知をしておりますけれども、しかしその後の中でいろいろな問題が、事実が露呈してきたという中で、私ども議会にいる者としても、もっと調査能力を持ってやっておればよかったなというような反省もしているわけなんですけれども、とりわけ平成15年4月段階でも、久保田市長自身が、施設の更新を行いながら開地域の居住者に水道水の供給を続けてまいりましたし、今後も給水事業を継続していくと、いわゆる開浄水場の施設を利用してそういうことをやりますということまで文書で出されていると。そしてそれを譲渡を受けたという、そういう事実からしても、やはり今日の事態を解決するためには、少なくとも今の段階で、最終は裁判の決着というものがあろうかと思いますけれども、しかしその間は現在の開浄水場の稼働を一定担保しなければならないのではないかと思いますけれども、再度お考えを聞かせていただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 桑田水道事業管理者。



◎桑田静児水道事業管理者 再度のご質問にお答えをいたします。

 さきの3月議会の一般質問、代表質問にお答えいたしましたように、先ほど部長も申しましたように、開浄水場の運営は原水浄水費予算の総枠で対応しておりますけれども、ポンプ交換は日常の点検範囲ではなく、休止理由の一つに掲げております施設の老朽化、更新費用の問題であり、水道部の方針にかかわるものであると考えております。したがいまして、開浄水場休止の方針のもとではポンプの交換はできませんので、ご理解をお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 少し視点を変えて進めたいと思いますけれども、現在裁判が行われているわけなんですけれども、当局としてどうも裁判が決着が着くまでずるずるといって、その途中でポンプがとまればこれ幸いに休止で府営水に切りかえるという、そういう気持ちがあるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。裁判を引き延ばすとかいうようなことは、そういう意図はないと判断していいですね。

 それからもう一つは、もし浄水場を休止ということで最終確定した時点で、この財産は、浄水場としての用地はどういうような扱いをされるのか。



○鈴木章夫委員長 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 2点ご質問いただきまして、まず最初の裁判を引き延ばす意図があるのかということでございますけれども、我々といたしましては、休止方針以降、地元の方にも説明をさせていただいて、今訴訟を起こされて係争中ということで、先ほども申し上げましたように、開浄水場については引き続き給水をさせていただいているということで、決してポンプが故障するのを待つとかいうことではなくて、当然裁判を引き延ばすという意図も当方、宇治市としてはございません。

 それから、仮に休止となった後の用地の取り扱いでございますけれども、水道用地ということでございますので、今時点でその後の取り扱いをどうするかということについては、まだ特段の考えを持っておりませんのでよろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 最後に聞かせていただきたいんですが、地元からも協議再開ということで求められているわけなんですね。裁判につきましては、違法性を問う訴訟ということになりますから、極めて過去の問題も含めまして係争されているわけなんですけれども、地元との協議については、それと同時にポンプの交換の問題とか今後の扱い等について協議をするという姿勢はお持ちではないんでしょうか。協議を持つ必要があるんではないかと思うんですけれども。



○鈴木章夫委員長 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 裁判中で地元から確かにご要望はいただいておりますけれども、その中で協議について再開ということがございますけれども、基本的に裁判で争っている争点、開浄水場の休止をしないということと府営水に切りかえないということが争点となっております。当然それも、ポンプ交換というのも争点の範疇ではないかなというふうに考えておりますので、そういうことからしますと、協議を再開するということについては、ポンプの交換という部分では非常に難しいというふうに考えております。



○鈴木章夫委員長 池内委員。



◆池内光宏委員 やはり、この件についてはもう2年余りたっているわけですよね。平成19年3月議会、それ以降、その前後から。さらに2年間にわたる地元と当局との係争、非常に不幸なことだと思っております。やはり事態を解決するために、当局としてはポンプ交換、それに係る費用にしても、そんなに莫大なお金がかかるわけでもないし、先ほども申し上げましたように、現在の水道会計の中で十分に対応できるものではないかというように思うわけです。したがって、そういう立場を、そういう方向転換を強く求めて終わります。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 藤田委員。



◆藤田稔委員 簡単に、もう時間も来ていますので質問します。簡単に答弁願います。

 加入金の問題なんですが、名義変更した場合、前名義人に加入金が返還されるわけですね。その場合、加入金については利息等はつけて返還はしないのかということですね。それにお答えいただきたい。

 それから、加入金の返還を受けない場合、名義だけを変更することも可能なのか。その2点についてお答え願います。



○鈴木章夫委員長 前野次長。



◎前野敬一水道部次長 加入金のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 加入金につきましては、水洗番号についている、例えば新設した場合には水洗番号に加入金が当然ついてくるわけですね。それが、例えばAさんからBさんになったとなりましても、その内容は継続されると。水洗番号が継続されるということになりますので、加入金の返還はないということなんです。

 以上でございます。



◆藤田稔委員 わかりました、結構です。



○鈴木章夫委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 給水原価の関係でお尋ねしたいと思うんですけれども、宇治市が地域ビジョンを策定するに当たって、水道事業の現状分析と評価というところで、料金に関する項目というのがあります。これまで議会での説明においては、府営水が例えば1立米当たり給水原価155円と。これに対して開の浄水場の場合は229円と、こういう説明をされてきたわけです。ところが、この分析の中で、給水原価というものが府営水で、これは平成18年度でありますが、171円70銭、これに対して宇治市の分として157.2円ということになっております。このことについて、宇治市の場合は自己水と府営水を合わせた分ということで確認をしておりますけれども、これまで言ってきたこととこの数値というのは全然逆の数値になっておりますけれども、これはどういうことなんでしょうか。



○鈴木章夫委員長 答弁を求めます。中西主幹。



◎中西文章工務課主幹 給水原価につきましては、料金回収率の中で供給単価に対する給水原価ということでその数字を出させていただいておりますけれども、これにつきましては府営水の料金と開の料金、自己水と府営水を合算した給水原価というふうなことで出させていただいております。



○鈴木章夫委員長 今の答弁なんですけれども、出させていただいていますというのは、何も当委員会に出ている数字は何もないんですけれども、答弁の中でお答え願えますか。きちっと答弁、よろしくお願いします。

 暫時休憩いたします。

     午後5時37分 休憩

     午後5時38分 再開



○鈴木章夫委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 失礼いたしました。宇治市地域水道ビジョンについては所管の委員会にご報告をさせていただいているところでございますけれども、その分析の中で確かに、料金に関する項目において給水原価を比較させていただいております。この給水原価は、経常費用から年間総有収水量をもとにはじき出している数値でございますけれども、先ほどご質問の中にありました府営水が幾ら、それ以外、自己水が幾らという表現はさせていただいていないところでございまして、全体の給水原価が幾らという形で表記をしているところでございます。そういうことで、別々にという表記はしておりませんので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 委員会のときに、僕はこのことについて確認をさせていただきました。京都府の場合はこれは府営水で171円70銭と。宇治市とあるのが157円20銭と。これにある宇治市というのは、自己水と府営水を合算した分だということで確認をしたんです。だから、改めてその宇治市の分については、府営水の分と自己水の分、それぞれ幾らずつか加算されているはずなんですわ。両方合わせて平均したのがこれになっているというふうに僕は認識をしております。だから、その具体的中身について、改めてお聞かせください。



○鈴木章夫委員長 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 この水道事業の中で、所管の委員会で提出させていただいた資料の中で、確かに比較を、宇治市と類似団体等を比較しておりますけれども、その表記の中で京都府というふうに表記をしておりますけれども、その左の方に評価の字句を書いている中では、表現が十分でないかどうかということはあるんですが、京都府の平均、ですから京都府の府下の市町村の平均ということで出させていただいているところでございます。

 それと、宇治市の給水原価につきましては、当然自己水、府営水含めた金額ということで表記をさせていただいておるところでございますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 ということは、建設水道常任委員会での答弁というのは、ちょっと違うじゃないですか。そのときだれが答弁されたんですか。



○鈴木章夫委員長 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 そのときの説明が、京都府平均というのが言葉足らずで京都府営水道の平均ということにとらえられたかもわからないんですけれども、資料の中で前段分析の方法について冒頭に説明をさせていただいた中では、宇治市、それから全国平均、京都府平均、類似団体平均の経営指標を算出して、宇治市の15年度から19年度までの経費と比較させていただいているということで、前段で説明をさせていただいた後に個々の表についての説明をさせていただいたというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 そしたら、前の説明が間違っておったということで理解をいたしますけれども、改めて自己水と府営水の原価というものについては、これまで宇治市は府営水の方が安いと、こういう説明でありましたけれども、よその実態を含めてこれまでうちの議員団も開の方も、その原価ということについては自己水の方が当然安いという判断をされているわけです。お互いがどちらの方もそれぞれの主張でということに今の段階でなっております。改めて、資料要求ですけれども、4市3町での府営水と自己水の比率、それからそれぞれの給水原価というものを出していただきたいと。これは資料要求しておきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 今の資料要求については、答弁願います。杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 今、資料要求の中で4市3町の自己水と府営水のということでございましたけれども、我々の方は確かに各浄水場ごとに単価を試算しておりますけれども、他市についてはそういう試算をしているかどうかも現時点ではわからないところでございますので、その部分について資料要求で資料を出させていただくということについては、この場でちょっとお返事ができませんので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 向野委員。



◆向野憲一委員 それぞれの自治体で、自己水については幾ら、府営水について幾らと、こういう資料はあると思いますので。だから、比率と給水原価について、例えば城陽だとかなりの部分で浄水場があると思うんですけれども、それぞれにというのじゃなくして自己水全体で幾らということで構いませんので。



○鈴木章夫委員長 桑田水道事業管理者。



◎桑田静児水道事業管理者 先ほども部長が申しましたように、他の水道事業者がどのような形の会計処理というのか、資料をつくっているかというのは我々わかりませんので、委員がおっしゃるような形で問い合わせはしてみます。もしあればそのような形で出させていただきますけれども、問い合わせた中でそういう資料はないというふうな返事がくれば、そのままをお返しするという形になろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それと、先ほどの我々の委員会の説明ということでございますけれども、ここで私が一字一句覚えているわけではないんですけれども、当然説明するときには前段をまず説明した上で資料の説明に入っていきます。その中で、先ほど部長が言いましたように、この評価の中で37ページに、18年度の公営企業年鑑を用い、全国平均、京都府平均、類似団体平均の経営指標を算出してということでご説明しているはずでございますので、委員のおっしゃるような形では私はないと思います。この場で100%という断言はできませんけれども、私はそういうふうに理解していますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 向野委員、まとめていただけます。



◆向野憲一委員 当局の方はわかっていると思いますけれども、改めて言っておきますけれども、宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、久御山町、井手町、宇治田原町の4市3町ということでお願いしておきます。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 開の水のことですけれども、自己水源の話が今出ておるわけですが、ちょっとお聞かせ願いたいんですけれども、確認事項、今裁判係争中ですので余り深くは聞きませんが、開浄水場における休止ということで何点か項目を挙げられて、宇治市はこういうことこういうこととこういうことということで、その1つの大きな原因が、原水にトリクロロエチレンとテトラクロロエチレンが含まれていたということを大きな要因にされています。揮発性有機物質であり、自然界にあるものではない。どういうところで使われているかというと、クリーニング業であったり、何か金属を洗浄するのかな、そういうものに使われている揮発性の有機物質であるということ。発がん性はということで、リスクの分類ですると、グループ2A、グループ1というのが、WHOの外部組織であります国際がん研究機関の発がんリスクでは、グループ1が発がん性がある、グループ2Aが恐らく発がん性がある、これに当たるわけですね。これは事実ですか。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 ただいまのご質問にお答えします。

 国際がん研究会の見解はグループ2Aになっております。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 じゃあ、最近開浄水場の原水を測定されておりますか。近々はいつでした。そしてどれだけの原水の量にどれぐらいのトリクロロエチレンなりテトラクロロエチレンが含まれていますか。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 一番近い検査結果ですが、21年2月でございます。トリクロロエチレンでございますが、0.07ミリグラム/リットルでございます。テトラクロロエチレンでございますが、0.013ミリグラム/リットルでございます。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 環境水質基準というのがあると思うんですね。トリクロロエチレンに関しては0.03ミリグラム/リットルと聞いております。そしてまた、テトラクロロエチレンにおきましては、環境水質基準は0.001ミリグラム/リットルと聞いておるんですね。今、お答えになりますと、トリクロロエチレンは基準の2.3倍量あるということになるんですが、間違いないか。また、先ほどのテトラクロロエチレンに至っては13倍になるんじゃないですか。これに間違いないですか。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 トリクロロエチレンですが、環境基準が0.03でございます。テトラクロロエチレンでございますが、環境基準0.01でございます。ですから、基準の1.3倍ということになります。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 1.3倍か、もう1回確認。よろしい、わかりました。

 それで、実は昔の資料を請求しまして、トリクロロエチレンとテトラクロロエチレンを調べたんですけれども、一番高いときで平成16年11月1日に調べているので、トリクロロエチレンが0.23ミリグラム/リットルと出ているんですよ。そうすると、これはかなりの量になるんじゃないかなと思ったりもしますね。4倍ぐらいかな。それからもう一つは、テトラクロロエチレンに至っては何倍になるんですかね、平成10年2月2日に0.039ミリグラム/リットルという数字が出ているんですね。これは間違いないでしょうか。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 間違いございません。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 原水を曝気するといいますか、すると、かなり揮発性の有機物質ですから蒸発しちゃってかなり量は減るんでしょうけれども、それは基準値をオーバーしていないんですか、しているんですか。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 上水については基準をオーバーしておりません。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 じゃあ、今現在ここに書かれているので宇治浄水場、神明浄水場、奥広野浄水場、西小倉浄水場、それから京都府営水道、これの原水、それらにはトリクロロエチレン、またテトラクロロエチレンは含まれているんですか、含まれていないんですか。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 まず、府営水の方ですけれども、府営水に関しましては、当所で水質検査を行っておりませんので、近々のデータを持ち合わせておりません。申しわけありません。供給されております上水については含まれておりません。奥広野浄水場にはトリクロロエチレン、テトラクロロエチレンは含まれておりません。神明浄水場につきましては、テトラクロロエチレンが0.001ミリグラム/リットル含まれております。西小倉浄水場につきましては、テトラクロロエチレンが0.004ミリグラム/リットル含まれております。宇治浄水場の原水につきましては、両方とも含まれておりません。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 その2つはかなり、原水は低いですよね。だから、最初に言われたところなんか0.001というのは、環境基準の水質基準と同じぐらいであるいうことですね。だから曝気すればもっと低くなるということですわね。それでいいんですか。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 テトラクロロエチレンですけれども、先ほども申し上げましたけれども、環境基準0.01ですので、神明浄水場につきましては環境基準の10分の1であるということです。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 まだかなり低いわけですね。そういうことで、我々よく考えて、実は平成18年12月の議会で、私もちょうど建設水道常任委員会の委員に入っておりました。それで、初めて12月議会のときに槇島と開浄水場の休止についてという話を聞きました。そのとき、場長は辻本さんで、そのとき小西さんが部長さんであり、管理者の代行をされていたんですかね。たしかそういうことなんです。

 ところがその中で、文書なんですが、ある議員が資料請求をしました。これは恐らく今のこういう過去何年かのトリクロロエチレンとかテトラクロロエチレンの量を調べたいということから資料請求した。その答えが、上水の関係は今50項目の検査をしていますと。それは当然法で定められていますので資料はきちっとあるわけですけれども、原水の方は一定もちろん手持ちでもあるわけですけれども、原水の方はどんな水でもきれいにすれば問題がないと。こんな発言をしているんです。私はこれが終わったときに怒ったんです。何言うてんねんと。あほなことを言うたらあかん、原水にそんなものが含まれていたらとんでもない話やと。微量でもいかんと。やはり安全、安心な水を市民に供給するのが水道部の義務だろうと。すんまへん、すんまへんと言うて弁明をされておりましたけれども、そういったこともあって、やはり私たちが最終的に結論を出したといいますか、私が出したのはここなんですよ。トリクロロエチレンとテトラクロロエチレンが含まれている水であるということ。それで、その当時でしたかどうかわからんのですけれども、浄水場の周辺に井戸があるはずだと、その水はどうなんだということで聞いたんですが、その水は飲料には適さないということでとめられたというようなことを聞いておるんです。これは事実ですか。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 開浄水場のトリクロロエチレンの問題が出ましたときに、京都府が近隣の井戸の調査を行いまして、テトラクロロエチレンが、ちょっと今数字を正確に覚えていないんですが、環境基準値を超えたということで、使用の停止を指導し、宇治市上水道に切りかえをするようにしたということでございます。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 そう聞いていますね、たしか。やはり、開浄水場、3月26日、開浄水場で周辺の井戸の地下水調査がされたと。開浄水場で周辺井戸1カ所で人の健康に関する環境基準を超えて検出され、超過井戸については引用停止の指導がされたということですね。

 この当時、僕も感じておったんですが、井戸水をただ自分のところで飲んでいる水であったのかな、それなら被害がほかへ広がらないでいいかなと思ったりもしておったんですけれども、それを何かほかのものに対応されたというようなこともちらっと聞いたんですけれども、その辺の話はありますか。その水を使って例えば何かをつくるとか、そういうものに使われたということはないですか。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 京都府の方からは、この井戸がどういう使われ方をしていたかということの情報はいただいておりません。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 当時、かなり水に対して風評被害があったらいかんのじゃないかということがありまして、何かもうひとつ積極的な話もなかったんですけれども、そういう感触を持っていたんですが、どうですか。それが今のようなことで、管理者、他に影響があってはいかんと。それがわっと世間に流れて、えらい水がおいおいというようなことになったらいかんというようなことから、消極的な意見が出てきたように聞いたんですが、それについてどう思われますか。



○鈴木章夫委員長 桑田水道事業管理者。



◎桑田静児水道事業管理者 この近辺で2度調査しています。委員のおっしゃいますように、1度目のときには体重50キロの人が毎日これらの水を仮に20リットル一生涯飲み続けても健康への影響はないと考えられますというふうなコメントをつけて、京都府が発表しています。これはいろいろのことを、私どもの聞いている中では、やはり京都府さんの方としましては、このときに近隣でも井戸水を使っているということもありましたので、そのようなことをいろいろ京都府としては考慮した上で、このような表現になったものと私は考えています。現に、この後すぐに京都府はその使用している方のところに行きまして、使用停止を指導し、その方も宇治市の上水道に切りかえをしているということで聞いておりますので、ご理解お願いします。



○鈴木章夫委員長 高橋委員。



◆高橋尚男委員 その当時それを聞きまして、やはりそういう危険な物質が含まれているということから、私の判断ですけれども、私はそういう意味で乳幼児から高齢者の方まで、ましてや乳児になりますと小さいですし、そしてミルクをつくったりするときの飲用水というようなことから心配になりまして、私はそういう結論を出したんですけどね。

 ありがとうございました。



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 いずれも数字とか簡単なことしか聞きませんので、よろしくお願いします。

 1つは、宇治、西小倉の運転業務を、アイテックですか−−に委託をしました、20年から。そこで、19年と21年で比較すれば一番わかりやすいんだと思うんですが、直営から委託にかえたことによるコストは、比較はどうなっているでしょうか。委託後、トラブルは発生していないでしょうか。また、西小倉の曝気装置の運転再開はどのようになっているでしょうか。

 2つ目は、神明のポンプの2月の事故のことでございます。

 故障したのは何月何日か。神明ですよ、2月の事故ね。2つ目はとまってしまったのはいつか。3つ目は甲田工業所でポンプ交換を依頼したのは2月22日ということでよろしいか。4つ目は、工事の予算は組まれていたのか。5つ目は、入札をしていないが、業務業者決定処理報告書の概要にどのように記載されているのか。6つ目は、随意契約で、しかも金額を入れていない。つまり、宇治市が出した積算単価187万5,300円で契約したということですが、それに事実相違ないか。7つ目は、引き渡し日はいつか。8つ目は、業者選定委員会にもかけていないが、かけていなかった理由は設置規程何条何項の規定か。

 大きな3つ目で、開の浄水場の動力費についてお伺いします。

 最近、動力費が高騰しているようであります。平成17年度は電気で年間23万7,831キロワットと読むんですかね、これ。だから平成19年は33万3,178キロワットになっている。1.4倍ぐらいになっていますね。金額にして平成17年度が337万9,994円が、平成19年が481万5,540円。つまり平成17年に比べて144万円も電気代が高くついていると。もったいない話でございますが、何で開の浄水場の電気代が、つまり動力費が144万円も2年前に比べて上がっているのかご説明いただたいと思います。

 それから、開の問題の2つ目ですが、開の住民は給水装置の新設のときに、いまだに加入金を払っていないようでございますが、加入金の納入はなぜしていないんでしょうか。加入金を払っていないとすれば、今からでも請求せんなんということなんでしょうか。その経緯についてご説明いただきたいと思います。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 辻本場長。



◎辻本貞夫浄水管理センター場長 西小倉浄水場、宇治浄水場で先ほど委員さんがおっしゃっていただきましたように、アイテックの方に業務委託をしたわけなんですけれども、業務委託そのものは平成19年10月から業務を開始いたしました。その後のトラブルにつきましては、それ以前は、宇治浄水場においては嘱託さんで管理いただいておりました。また西小倉浄水場においては業者さんに委託しておりましたけれども、特に宇治浄水場の方でアイテックさんにかわってからは、ふだんよりも呼び出しの回数が減ったといいますか、十分に管理をしていただけていると考えております。

 それと、西小倉浄水場の曝気装置でございますけれども、稼働させまして、一定の効果は発揮しているものと考えております。

 コストにつきましては、概算でございますけれども、委託することによって、西小倉浄水場も含めてのコストですけれども、約300万円前後ぐらいは安くなったというふうな状況になるということでございます。



○鈴木章夫委員長 答弁を求めます。辻本場長。



◎辻本貞夫浄水管理センター場長 神明ポンプの故障でございますけれども、発生いたしましたのは、平成19年2月22日にポンプが停止しております。故障日につきましては、揚水量の状況を確認する中では、平成19年1月26日前後までは正常にポンプがくみ上がっておりましたけれども、それ以後急激に揚水量が下がっておりました。そして、今言いました平成19年2月22日にポンプが停止して、現場の方で確認いたしましたけれども、再起動もできずに故障のまま、そのポンプはもう停止してしまったということでございます。



○鈴木章夫委員長 神明ポンプの件につきましては8点、委員の方から質問があるわけです。

 次々と答弁いただけませんか。辻本場長。



◎辻本貞夫浄水管理センター場長 ポンプを修理いたしました業者さんにつきましては、甲田工業所に間違いがございません。契約そのものは……。



○鈴木章夫委員長 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 何点かご質問いただいております。順次お答えさせていただきますけれども、まずポンプが故障して、停止したのと故障したのと同じ日で2月22日でございます。

 それと、業者に依頼をまず電話でさせていただいたのは同日、2月22日に業者を依頼をしております。

 それから、工事の予算でございますけれども、緊急に停止をして復旧のめども立たないということから、緊急に予算の枠内でこの工事については実施させていただいたところでございます。

     (「神明の予算を組んであったかと言っている」と呼ぶ者あり)



◎杉村亮一水道部長 ですから、今申し上げましたように、神明は急に故障したということでございますので、当初から予算計上ということはしておりませんけれども、当然緊急のことですので予算を総枠の中で対応しております。

 それから、入札でございますけれども、これは緊急ということですぐに復旧しなければならいということがございましたので、入札という形ではなくて随意契約という形をとらせていただきました。

 それと、引き渡し日でございますけれども、業務完了通知で最終的に検査をさせていただきましたのは3月30日でございます。

 それと、業者選定委員会にかけていない理由ということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、随意契約という形で、緊急案件ということでやらせていただいてきましたので、後日業者選定委員会の方に緊急案件ということで報告をさせていただいたところでございます。

 その契約の手続でございますけれども、緊急案件といたしまして、宇治市業者選定委員会設置規程並びに宇治市契約事務取扱要領に基づきまして実施をさせていただいております。具体的に業者選定委員会の設置規程の中では第13条第3項に基づいてさせていただきまして、契約事務取扱要領の中では、第8条第2項で緊急課長委任案件として後日業者選定委員会に報告をさせていただいたものでございます。



○鈴木章夫委員長 前野次長。



◎前野敬一水道部次長 加入金のご質問でございますが、開の場合、加入金を払っていたかどうかということなんですけれども、今現在資料は持ち合わせておりませんので、その当時のことについては今現在お答えはできないということで、ご理解いただきたいと思います。

 ただ、加入金については、水道法にもありますように新規給水契約の申し込みということをうたっておる関係で、新規扱いをしたのか、もしくは継続、そのまま引き継いだとなっているのか、そのことによって、当時判断されたということだと思います。ということで、ご理解いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 電気代が上がっているということですけれども、開浄水場の取水ポンプ自体の能力が落ちていますことから、能力が落ちてからポンプの運転時間が長くなっております。その関係で電気の使用量及び電気代が上がっているものです。



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 宇治と西小倉の、直営から民間委託にかえたということは、せんだっての質疑でも行革の実施計画にも総合計画の実施計画にもないということで、300万円のコスト削減が図れたということなんだけれども、そんな大きな話なら行革のところに載せておくべきじゃないですか。私の立場じゃないですよ。自民党さんなんかはそう言わはると思います。

 そこで、トラブルがなかった、電話も減ったということですけれども、電話が減ったのはトラブルがなかったかどうか、そんな検証にならないと思います。指摘しておきます。

 そこで、大事な問題は、曝気装置を運転再開したということであります。なぜ西小倉で運転再開しなあかんのですか。西小倉で曝気装置を使わなければならない事情があるんですか。曝気装置の状況は、うまいこといっているということですけれども、減少された物質等ございましたらご報告いただきたいと思います。

 それから、神明ポンプでございますけれども、要するに2月22日に故障したんだけれども、日誌を見ればそれ以降も水は揚がっています。だから、事実がよくわかりません。それはいいんですけれども、2月22日に故障をして、2月22日の40分後に故障があって甲田工業所さんにお願いしますという依頼をしている。故障したのが14時、40分後に連絡を入れている。つまり、業者も決めていない、指名委員会もかけていない、方針も決めていない段階で、40分後に電話を入れて頼みますと言っている。こういうのは役所の世界でありですか。これは違法な業者決定じゃないんですか。業者の契約をしたのは3月1日ですよ。金額を入れてもらって契約したのは3月1日。だけど、2月22日、事故があってもう40分後に頼みますわという電話を入れているんです。こんな契約はありですか。

 それから、入札をしていない理由は緊急の場合だということは言われました。しかし、業者選定委員会にかけていなかったのは13条3項の規定だと今おっしゃいました。13条3項、私読みますわ。13条3項は、災害等が発生し、第10条の規定及び前項の規定によりがたいときは、その処理は規則第3条6号に規定する支出命令権者に委任することができる。この場合は、後で報告せなあかんと書いてあるわけです。つまり、災害時の条文を利用して業者選定委員会を省略した。緊急時の場合は13条2項です。つまり、ポンプがとまるということは災害時の扱いだということが宇治市の水道部の判断ということでよろしいんですね。13条3項を適用したのは災害時だということで選定委員会にかけずに業者を決めた。実際にはもっとさかのぼること1週間前に、ポンプがとまったときにもう電話を入れているんですからもっと早く判断しているんですよね。ポンプの停止というのはそういうようなものなんです。あなた方が作成した業者選定処理報告書によれば、書いてあるのは、急に停止したため職員で調査を行った結果、水中ポンプの故障が判明いたしました。この井戸は神明浄水場最後の井戸で、放置すれば自己水がなくなり、東山配水池に負担がかかるため、緊急に自己水の確保を含め取りかえが必要不可欠となりましたと。つまり、1個ポンプがとまったら、東山の配水池に負担がかかるから災害時の扱いをして、指名委員会にかけずに業者を決めた。これは実は事後報告で実際には故障の40分後に行政は決めているわけですよね。これは災害時だからということですね。そういう判断をされたということで間違いないでしょうか。お答えいただきたいと思います。13条3項を読み間違っているならまた言っておいてください。

 それから、開浄水場の動力費が年間144万円高くなっているということは、平成19年度、20年度も、2年たっているわけですから、調子悪くなって300万ぐらいかかっているわけですね。これはポンプ買いかえておいた方が安かったですね。笑い話じゃないですよ。効率的な経営をしなあかんと水道法にも書いてあるわけでしょう。これはもったいないことしていますよ。もたもたしているから。神明のポンプにつけかえてしまって、せっかく購入して財産目録に搭載までしてつけかえなかったから、年間150万円、2年間で300万円経費を損しちゃった。これは損したということになるんですか。これは利益が上がったんですかね。お金の勘定だけのことですからね。別に政策的な判断のことを聞いていません。それは事実ですか。平成20年度の金額は聞いていませんけれども、同様に電気代がかさんでいるということで、つけかえんかったために300万ぐらい損しちゃったということでよろしいでしょうか。

 次に、開の住民は給水装置の新設をしていないということですか、前野次長。給水装置の新設の届けをしていないから加入金を払っていないということですか。宇治市の条例で加入金の免除の規定は何条に書いていますか。免除したんですか。どちらかですね。免除するか給水装置の新設をしていないか。どちらで払っていないんですか。決算書そんな金額、その年度上がっていませんから取っていないんでしょう。確認していただいたらいいですけれども。なぜ、加入金を払っていないんですか。皆いまだに盗水しているんですか。そうじゃないですよね。それなら、給水装置の新設の届けが出ていないんですか。今、前野さんは給水装置の新設の届けが出ていなかったら加入金を払っていないということになっちゃうと言いました。どっちかしかない、減免か届けをしていないか。減免の規定はあったら言ってほしいけれども、条例にはどこにも規定がありません。減免規定がないから減免できない。何人たりとも減免できない。どういう経過で加入金をとっていないんですか。説明いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 加藤主幹。



◎加藤正浄水管理センター主幹 西小倉浄水場のエアレーション装置ですが、西小倉浄水場では原水にテトラクロロエチレンが環境基準値以下ですが含まれております。それをエアレーションで処理しており、給水で0.001ミリグラム/リットルまで減少させております。



○鈴木章夫委員長 次、答弁願います。杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 宇治と西小倉の浄水場の運営の分でございますけれども、民間委託を宇治の分はしたということですけれども、行革との絡みでお聞きになりましたので。行革については、例えば全体的に浄水場の管理をすべて包括的に民間委託するということになれば、これは水道部としての大きな方針変更になりますので、そういう意味でいきますと行革との絡みもございますが、一部分ということでございますので、行革の絡みはないというふうに考えております。

 それから、随意契約の関係で、先ほど申しました業者選定委員会設置規程の第13条第3項と申し上げました。この中で、「災害等」ということで「等」が入っております。これは災害も含めてほかの緊急の分もこういうことで対応するということで、この辺については契約課とも調整をする中でこういう形で対応させていただいたというところでございますので、ご理解いただきますようお願いします。



○鈴木章夫委員長 次、前野次長。



◎前野敬一水道部次長 開の関係で給水装置の新設の場合ということでおっしゃっておられたんですけれども、給水装置を切りかえるところに今現在どうなっているかということ……。加入金につきましては、給水申請書も含めまして、現在手持ちのはございません。申請書そのものを呼び出して調べる方法しかございません。

 以上です。



○鈴木章夫委員長 辻本場長。



◎辻本貞夫浄水管理センター場長 電気代でございますけれども、平成18年度におきましては、電気代のトータルが349万3,627円で、それに対しまして平成19年度におきましては481万5,540円となりまして、その差額が、約130万円ほど電気代が高くなっております。確かに、この金額だけではポンプを交換することは不可能でございますけれども、こういう余分な費用がかかったというのは事実でございます。



○鈴木章夫委員長 杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 開の方が、昭和53年当時給水装置の新設とか加入金のことでお聞きになっていますけれども、今ちょっと手持ちの資料がございません。今、はっきりご答弁できませんので、確認をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 西小倉の方は曝気装置が作動して運転再開をして効果を果たしているということは結構なことだと思います。同様に、この種の揮発性のものについては、曝気装置で処理ができるわけですから、処理をすればいいとは私は言いません。処理をして基準値以内で安全に供給できれば、西小倉であってもどこであってもいいんじゃないかと思いますので、その努力は評価したいと思います。同様に、他の浄水場でもそういうふうにしたらいいということがはっきりしました。

 神明のポンプですけれども、要するに故障したらかえたらあかんとは私は言うてへんですよ。かえたらええというのは私も同じ思いです。それは、浄水場のポンプというのは災害に匹敵するような大事なものだと。予算がなくても選定委員会にかけなくても、とまったら40分後に業者に電話をしてかえんならん。そういう性格のものだということで理解してよろしいですか。とすれば、ほかの浄水場でも同様にしたらいいじゃないですか。方針の問題じゃないです。災害対応ということになれば、休止方針があるとかへったくれとかそんなことは関係ない。災害等と判断すれば、そういう扱いをするということで神明でもどこでも同様にするということじゃないんでしょうか。お伺いします。

 それから、動力費が、私は過去の問題を聞いたら、130万、140万年間高くついている、2年間で300万近くも高くついちゃっていると。あのときかえておけはポンプ代ぐらい出ていたというのが結果として明らかです。そういう意味で言ったら、損したので、予算も可決して議会が決めている予算の執行をしなかった、なおかつポンプも購入して資産台帳に財産登録もしているものを設置しなかった。これは不作為による損害を、職員の不作為によって発生させたことじゃないですか。だれが弁償するんですか、これ。どんぶり勘定ですか、まあそういう意見もあるけれども、その分弁償するつもりで今さかのぼってポンプ代払ったって、あと1年かそこらすればその分費用回収できますやん。そうじゃないんですか。

 それから、給水契約の相手方がどうかというのは、これだけ長いこと2年も3年も議会とやりとりしていて、いや、契約している相手かどうかわかりませんと今ごろ言われても、契約している相手じゃなかったら直ちにとめたらいいじゃないですか。そんな難しい議論は要らないですよ。要するに、前野さんは給水装置の新設の届けが出ているかどうかわからない今おっしゃっている。裁判でも届けに基づいて契約している相手方だとあなた方は認めているんじゃないんですか。契約をしている相手方でないのだったら、裁判を起こすことが失当だと、この一言で解決するじゃないですか。別に議会でこんな難しい議論なくても給水装置の新設届が出ていませんからとめましたと。シンプルでいいですよね。私もこれだったら賛成したかもしれません。だが、実際にはあなた方は新設届に基づいて契約している相手方だと裁判でも言っておられるし、議会でも契約をされたこと自身はもう前提でいろいろ議論しているんですよ。今頃になって調べんとわからへんてどういうことですか。契約しているのは明らかなんですよ。それはもういいですわ。そんなん調べてもらわんでもわかっていますから。

 問題は、何で加入金をただにしているんですかということ。契約していなかったらよろしい。だけど、加入金の減免規定はどこにありますか。なぜ加入金を払っていないのか。これについては説明いただきたいと思います。加入金は裁判関係ないんですよ。我々宇治市の水道加入者が特定の人が払っていなくて我々払っていたら、こんな不公平ないじゃないですか。だから、これは裁判と関係ない問題です。議会にちゃんと説明をしていただかなければならない問題なので、説明いただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 桑田水道事業管理者。



◎桑田静児水道事業管理者 まず神明のポンプを交換したということでございますけれども、神明のポンプにつきましは、委員もご承知のように、このポンプ場につきましては奥広野と神明のポンプの統廃合ということで計画を、方針を持っています。現時点では神明のポンプを休止するとか停止するとかいう考えは、現時点もそうですし、当時もそういうことはございません。ですから、先ほど部長が言いましたような形で、災害等というふうな形でポンプを交換したということでございまして、開につきましては19年3月20日過ぎにポンプの能力が低下したということでございまして、19年3月20日過ぎにポンプが停止したということではございません。19年3月の予算委員会のときもそうですけれども、19年3月20日過ぎにポンプの能力が急に低下した。これは先ほどもちょっと説明したと思うんです。19年度には既に開の浄水場は休止ということで議会の議決もいただいて、ポンプの交換の予算もないということでございますので、ご理解をお願いいたします。

 動力費のことでございますけれども、確かに年間130万とかいうことになっていますけれども、本来19年度の早い時期に府営水に切りかえるということで私どもは取り組んでいました。結果として約2年間こういうことになっていますが、あくまでもこれは結果論でございまして、本来はそういうことで、先ほども申しましたように、開につきましては19年度は既に休止というふうなことになっていますので、休止という浄水場の揚水ポンプを交換する、しかも先ほども申しましたように休止の理由の大きな理由の一つでもございます。ですから、そういうようなことで、この休止という方針のもとではポンプの交換はできないということで、この間ずっとご説明をさせていただいていますし、現在もそういうことです。

 加入金でございます。確かに給水の申し込み、給水台帳がございますから、申し込みはあると思います。委員の言うとおり。ただ、加入金につきましては、現時点でちょっと当時の加入金の納入状況がどうなのかというのは、資料の持ち合わせがございませんので、ご理解をお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 水谷委員。



◆水谷修委員 私は神明のポンプは、「等」は何を指すのか知りませんけれども、緊急の場合は13条2項、いとまがないときというのは2項です。3項は災害等、だから明確に災害等なんですよ。急いでいたからやった、手続を省略したんじゃないんです。たから、ポンプの故障で水がとまったというのは災害に相当するものだというのが、休止方針があるとかないとか関係ないんですよ。休止方針あるとかないとかいうのはその次の問題ですよ。というのは、19年に休止方針だったけれども、18年度にポンプも購入して財産登録して取りかえの予算もあったのに、それを執行していなかったがために300万ぐらい損をしたということは、予算を執行しなかった不作為によって、職員の行為によって損害が発生したということではありませんか。議会の議決を重んじると言いながら、議会で決まった予算の執行をしなかった。そのことの不作為によって損害が発生した。ポンプ代ぐらい十分賄えるだけのものがあったじゃないかということははっきりしたと思います。ですから、災害時の対応は政治方針関係ないですよ。直ちに災害時ということが発生するならば対応すべきだし、そのおそれがあるわけですから、災害は未然に防止するのが当たり前なので、とまりそうだというのなら、取りかえをするべきだ。これは指摘しておきたいと思います。

 それから、加入金の問題は、今ごろこんなことを質問するのも申しわけないですけれども、今ごろわかっていないのもどうかと思いますよ。加入金をもらっていないのは、どなたかが言っていたように経過があるからじゃないですか。加入金に相当する分社会的資本の投資の分については地主さんが出していただきましょうと。メーターからこっちの分は住民が負担しましょうと。そのまま、ほかは市がやりましょうと三者三様ということで、加入金に当たる分は別から出るから要らないと、そういう話じゃないですか。経過について、ほんなら取っていいのかどうかぐらいはっきりしてからうんうんと言ってくださいな。話にならないじゃないですか。結論だけは違いますと。とにかく違いますと言わな市長に怒られるのかどうか知りませんけど、そんなんはええですわ。事実からまず話を始めましょう。そこで加入金を払ったのかどうか。加入金の免除をしたのかどうか。それは条例の何、法律の何に基づいてやったのか等について総括までに整理をしてご報告いただきたい。この報告書をつくっていただくということを求めて終わりますが、提出できるかどうかだけお答えください。



○鈴木章夫委員長 桑田水道事業管理者。



◎桑田静児水道事業管理者 委員の方から不作為というふうなことが出ていましたのでお答えさせていただきます。

 委員は少し勘違いをされているんじゃないかと思います。先ほども申しましたように、平成19年3月20日過ぎに、開の浄水場の揚水ポンプの能力が低下した。これは停止したんじゃございません。もう一つ、18年度予算として開の揚水ポンプが他の浄水場の揚水ポンプに比べてかなり耐用年数に近づいてきているので、予備のため、準備のために購入したということで、取りかえ予算は18年度で予定はしてございませんでした。ですから、ポンプはあくまでも予定として、準備として置いていますけれども、その取りかえの予算は当時は19年度で計上すべきということで考えておりましたけれども、18年12月に常任委員会に説明し、方針が出てきて19年度予算の中では開の浄水場は休止ということで、ポンプの取りかえ費用も計上してございませんでしたから、決して不作為とか何とかじゃなくて、予算のとおり我々は執行したというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○鈴木章夫委員長 今、加入金についての委員の方から総括までに資料を出してもらえるかということの質問であったと思います。答弁願います。桑田水道事業管理者。



◎桑田静児水道事業管理者 加入金につきましては、委員もおっしゃられましたように当時いろいろな事情がありました。三者三様の負担というふうなことで行われてまいりました。そのようなことでもありまして、私の方も再度調査し、総括までに整理をさせていただきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 総括までに出すということでいいですか。



◆水谷修委員 わかりました。



○鈴木章夫委員長 川原委員。



◆川原一行委員 非常に詳しいといいますか、質問が出まして、私は当事者、開でこの水を飲んでいる一人として、非常に単純といいますか、略して質問したいと思うんですよ。

 それは、事実経過として2月6日にポンプが一時停止し、断水の寸前にまで至ったと。これは事実ですね。そして、ポンプの老朽化が進み、これは先ほど水谷委員の質問でも出ました。つまり、揚水能力が落ちてきていると。このことはいよいよ明白になってきております。で、いつ断水が起こっても不思議ではない新しい事態というのが、現在開の浄水場を取り巻く問題だというように私は思うんです。そこで、給水区域の皆さんというのは、本当に不安を持っておられる。これが住民の皆さんの率直な心境であります。

 そこで、重複するかもしれませんけれども、今行政として本当に求められていることは、やはり1年以上協議、話し合いが中断しているということですね。この話し合いを一刻も早く再開するということが、この問題解決に非常に大きいと思うんですけれども、この点で管理者の方から答えてください。



○鈴木章夫委員長 桑田水道事業管理者。



◎桑田静児水道事業管理者 話し合いの再開でございますけれども、先ほども部長が答弁しましたように、この間いろいろございまして、我々もこの件につきましては、裁判となっておるところでございまして顧問弁護士さんといろいろご相談もさせていただいた上で、我々どうすべきかというのを決めていきたいと思いますし、先日も裁判の中でもいろいろ条件がございますけれども、まずは何を話すか、裁判に関係することについては、これは我々の中で話し合いの内容にはならないので、それ以外のものであればというふうな条件つきで裁判所の方からお話もあったと聞いておりますので、まずはそのことを弁護士さんの方できちっと整理していただいた上で、弁護士さんのお話を聞いて判断してまいりたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 川原委員。



◆川原一行委員 弁護士さんというのは顧問弁護士さんのことでしょうね。市の顧問として働いている弁護士さんですよ。あなた方の言い分といいますのは、住民の側の主張とあなた方の主張と、これはもう対立しているわけですけれども、大事なことはやはり今話し合いそのものを、あなた方の方が8回を終わって中断してしまいました。そこで、住民の皆さんはこの間、私も参加させていただきましたけれども、やはり住民の皆さんとしてどういう形で対応していこうかということは真剣に各町内含めて5回も話し合いをされて、そしてその中の住民の合意といいますか、1つの方向として協議再開といいますか、そういう線を出しておられるわけですね。ですから、住民の皆さんにとったら、これは本当に胸襟を開くといいますか、胸を開いて、そして腹を割って新たに話をしようという立場に立っておられるわけですね。

 ですから、今、桑田管理者の方は極端に言えば自分らの方としては積極的に応じないというか、そういうお答えでしたけれども、間違いありませんね。そういうことだと思うんです。

 そこで質問しますけれども、やはりこれだけ住民の皆さんも、行政にとりましても、宇治の歴史の中でも、住民が裁判を起こすと、しかも大規模な300名近く裁判に加わるというようなことはかつてないことですよね。ですから、裁判というのはあくまで裁判ということだと思うんです。ですから、次元の違う話だと思うんですね、裁判の話は。ですから、それとは別個に、それはそれとして、やはり協議を再開するということが一番私は近道だと思うんですね。解決のための方策の。そこで、一歩進めまして、宇治の行政の最高責任者は市長ですね。ですから、管理者に聞きますけれども、この間2月27日に管理者の方にもポンプの交換と協議の再開を申し入れられましたね、町内から。それから、同日市長にも申し入れをされました。それから、議長の方にも申し入れをされました。こういう一連の動きを見ますと、私はやはり宇治の最高責任者である市長の方にこの住民の意思をしっかり管理者は伝えて、そして一刻も早く協議を再開すると、話し合いをすると、こういう手順をとってほしいというように思うんですよ。この点について管理者の方に聞いておきます。



○鈴木章夫委員長 桑田水道事業管理者。



◎桑田静児水道事業管理者 ご質問にお答えします。

 地元の方々からのご要望につきましては、市長の方にもきちっと届けておりますし、市長も内容は十分把握していると思います。先ほども申しましたように、話し合いにつきましては、3月4日の第5回の口頭弁論の中で、裁判所の方から係争中においては話し合い等は行わないとすることは一般的な考え方であると。訴訟の内容に関することは代理人を通じて代理人同士で行うこととし、メンテナンスなどの問題があるなら話し合うべき内容について線引きをし、整理してくださいと、そのようなお話もありました。

 ですから、先ほど私が申しましたように、まずは我が方の顧問弁護士さん、地元の方々の顧問弁護士さんでそれぞれがきちっと内容を整理した上で話し合いをするなら話し合いをするという形になろうかと思いますので、ご理解をお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 川原委員。



◆川原一行委員 ご理解をお願いしますということですけれども、もっと単純化して、裁判の方は裁判の方として、どちらかが勝訴するか敗訴するか、場合によったら和解という方法もありますわね。ですから、それはそれで別の次元だということは、何回も私言いますけれども、そういうことだと思うんですよ。しかし、今の新しい事態、つまり市としては現在維持管理、メンテナンスの責任を持っていますね。そういう時点で、新たに断水といいますか、もう極端に言えばポンプが能力を失ってしまうという、こういう事態かもしれないという事態に来ているわけですから、全く、最初に言いましたように、次元が違うなと思うんですね。この認識に立ってもらいたい。ですから、よく物事には振り出しに戻るといいますか、原点に帰ってということを言います。これは、極端に言えば民主主義の問題だと思うんですね。やはり住民と行政が本当にしっかり話し合って、そういった中から新しい方向や結論を見出していくというのは、これは住民自治といいますか、地方自治の根本だと思うんですね。

 そういう立場からしても、やはり今回はこの新しい事態のもとで協議を再開するということを再度強く求めておきたいと思うんです。それは真剣に管理者、討議されてまだ結論は出ていないことですが、私は早く結論を出して協議をすべきだというように思いますが、最後その点だけ聞いておきます。



○鈴木章夫委員長 桑田水道事業管理者。



◎桑田静児水道事業管理者 先ほどもお答えいたしましたように、まずは話し合うべき内容について線引きをし整理するということが必要だろうと思います。私は、このことを整理して弁護士さんの方から話があれば前向きには検討したいと思いますが、ただポンプの交換につきましては、私どもはメンテナンスの範囲とは考えておりませんので、ご理解をお願いいたします。



○鈴木章夫委員長 川原委員。



◆川原一行委員 しつこいいうように言いますけれども、私は今管理者の言われたような見解には同意するものではありません。やはり胸襟を開いて話し合いを再開するということを強く求めておきたいと思います。



○鈴木章夫委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○鈴木章夫委員長 ほかにないようですから、これにて水道部に対する質疑を打ち切り、審査を終了いたします。

[簡易水道事業特別会計]



○鈴木章夫委員長 次に、簡易水道事業特別会計の審査に入ります。主要な事項について説明を求めます。杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 議案第10号、平成21年度宇治市簡易水道事業特別会計予算の概要につきましてご説明申し上げます。

 予算書は、特別会計予算書の81ページから87ページでございます。

 まず、事業計画でございますが、給水戸数117戸、年間3万3,498立方メートルを給水する予定でございます。

 予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、それぞれ8,770万円を計上いたしております。

 82ページの歳入では、水道使用料として653万円、一般会計繰入金として8,116万7,000円、市預金利子として3,000円を計上いたしております。

 次に、歳出でございますが、運営管理費として2,673万1,000円、施設費として2,832万円、公債費として3,234万9,000円、予備費として30万円を計上いたしております。

 以上が、平成21年度の宇治市簡易水道事業特別会計予算の概要でございます。よろしくご審議を賜り、ご可決いただきますようお願い申し上げます。



○鈴木章夫委員長 これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手願います。水谷委員。



◆水谷修委員 将来市水道にという話が進んでいるんでしょうか。

 それと、その場合に加入金はどうするんですか。



○鈴木章夫委員長 前野次長。



◎前野敬一水道部次長 笠取の簡易水道につきましては、現在笠取地域は確かに水の使用量は多くなるし、またグラウンドゴルフもできるということもございます。そんな中で笠取地域にどういう形で水道を供給したらいいかという中で、今後検討していくと。

 加入金につきましても、全部含めて同じ形になろうかと思います。加入金につきましては、上水と全く同じ様式で申請していただいて、同じ形になっております。



○鈴木章夫委員長 水谷委員、いいですか。



◆水谷修委員 はい。



○鈴木章夫委員長 ほかに質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○鈴木章夫委員長 ほかにないようですから、これにて簡易水道事業特別会計に対する質疑を打ち切り、審査を終了いたします。

[飲料水供給施設事業特別会計]



○鈴木章夫委員長 次に、飲料水供給施設事業特別会計の審査に入ります。主要な事項について説明を求めます。杉村部長。



◎杉村亮一水道部長 議案第11号、平成21年度宇治市飲料水供給施設事業特別会計予算の概要につきましてご説明申し上げます。

 予算書は、特別会計予算書の89ページから94ページでございます。

 まず、事業計画でございますが、給水戸数17戸、年間1,372立方メートルを給水する予定でございます。

 予算でございますが、歳入歳出予算の総額は、それぞれ1,530万円を計上いたしております。

 90ページの歳入では、水道使用料として31万8,000円、一般会計繰入金として1,498万2,000円を計上いたしております。

 次に、歳出でございますが、運営管理費として501万9,000円、公債費として998万1,000円、予備費として30万円を計上いたしております。

 以上が、平成21年度の宇治市飲料水供給施設事業特別会計予算の概要でございます。よろしくご審議を賜り、ご可決いただきますようお願い申し上げます。



○鈴木章夫委員長 これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手願います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○鈴木章夫委員長 ないようですから、これにて飲料水供給施設事業特別会計に対する質疑を打ち切り、審査を終了いたします。

 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。なお、本日の委員会での発言については速記録を点検し、不適切な発言等がありました場合は委員長において精査いたしますので、よろしくお願いいたします。

 これにて本日の委員会を散会いたします。

     午後6時59分 散会