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京都府 舞鶴市

平成24年 12月 予算決算委員会 12月18日−01号




平成24年 12月 予算決算委員会 − 12月18日−01号









平成24年 12月 予算決算委員会



          予算決算委員会会議記録

1 日時    平成24年12月18日(火)

         午前10時02分 開会

         午前10時48分 閉会 (46分)

2 場所    議員協議会室

3 出席委員  尾関善之議長  上羽和幸副議長(委員)

        高橋秀策委員長 西川誠人副委員長

        浅野良一委員  伊田悦子委員  上野修身委員

        梅原正昭委員  奥田保弘委員  亀井敏郎委員

        岸田圭一郎委員 桐野正明委員  小杉悦子委員

        後野和史委員  鯛 慶一委員  高田堅一委員

        谷川眞司委員  田村優樹委員  西村正之委員

        林 三弘委員  福村暉史委員  松岡茂長委員

        松田弘幸委員  松宮洋一委員  水嶋一明委員

        山本治兵衛委員 米田利平委員  和佐谷 寛委員

4 欠席委員  なし

5 出席理事者 副市長       馬場俊一  教育長       佐藤裕之

        病院事業管理者   千賀義弘  消防長       竹内謙一

        総務部長      瀬野淳郎  総務部次長     竹内 修

        企画管理部長    堤  茂  市民環境部長    参島 肇

        保健福祉部長    坪内幸久  産業振興部長    山崎仁士

        建設部長      田渕良典  下水道部長     矢野隆一

        会計管理者     日置 正  市民病院事務局長兼保健福祉部理事

                                  山口則夫

        水道部次長     今安一夫  教育委員会理事   塩田卓三

        教育振興部長    隍 政司

6 傍聴者  記者(1人)、 一般傍聴者(1人)

7 事務局職員 事務局長      竹原和男  事務局総務課長   藤澤 努

        事務局庶務係長   澤田浩章  事務局議事係長   川崎弘史

        事務局調査係長   石本勝則  事務局議事係主任  樋口佐由理

8 付議事件  (1) 第84号議案 平成24年度舞鶴市一般会計補正予算(第5号)

        (2) 第85号議案 平成24年度舞鶴市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)

        (3) 第86号議案 平成24年度舞鶴市下水道事業会計補正予算(第1号)

        (4) 第87号議案 平成24年度舞鶴市介護保険事業会計補正予算(第2号)

        (5) 第88号議案 平成24年度舞鶴市後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)

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△午前10時02分 開会



○委員長(高橋秀策) 皆さん、おはようございます。

 これより、予算決算委員会を開会いたします。

 本日は、まずはじめに、12月13日に本委員会から4分科会に送付しました議案につきまして、12月14日及び17日の両日において、質疑を終了していただきましたので、各分科会委員長よりその報告を受けることとし、その後、付託されました議案5件について、1議案ごとに討論、採決を行いたいと存じますので、議事の運営についてご協力をお願いいたします。

 この際、議長から発言をお願いいたします。



◆議長(尾関善之) それでは、皆さん、おはようございます。

 本日は、平成24年度の一般会計補正予算など、補正予算に係る議案5件について、各分科会委員長から報告を願い、その後、討論、採決を行っていただくこととなっております。どうぞよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○委員長(高橋秀策) ありがとうございます。

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△(1) 第84号議案から第88号議案



○委員長(高橋秀策) それでは、最初に、各分科会における質疑の主なものについて、それぞれ分科会委員長からご報告を願います。

 なお、報告は着席のままでお願いをいたします。

 まずはじめに、経済消防分科会の報告をお願いします。

 山本経済消防分科会委員長。



◆経済消防分科会委員長(山本治兵衛) おはようございます。

 経済消防分科会の報告を申し上げます。

 本分科会に送付されました平成24年度補正予算の議案1件につきまして、去る12月14日に分科会を開催し、質疑を行いましたので、その主なものにつきましてご報告申し上げます。

 第84号議案、平成24年度舞鶴市一般会計補正予算(第5号)のうち、本分科会の所管事項についてでありますが、質疑において、農業者戸別所得補償制度推進事業は、集落営農の法人化支援を行うもので、1事業所当たり40万円を補助するものであります。今回対象となるのは、与保呂三字営農組合、平機械組合、池内作業受託組合の3組織であり、集落営農法人としては、この3法人のみであるが、今後、法人化は推進していきたい。

 また、東地区中心市街地立体駐車場及びコミュニティ施設取得事業において、所得費用6,434万7,000円の鑑定評価についての質疑に対し、この取得価格は平成24年1月1日時点の鑑定評価基準に基づき、積算価格収益還元法によって収益価額を比較考慮し積算されたもので、このたびの特定調停において、裁判所が価格形成要因の判断、手法の適用等妥当であると判断をされ、採用となったものである。また、借地権価格にかかわって、この借地権は建物所有を目的とした土地賃貸借契約設定に基づき発生するもので、借地権設定者は舞鶴市、借地権者は東商連であるとの答弁がありました。

 以上で、経済消防分科会の報告を終わります。



○委員長(高橋秀策) 次に、民生労働分科会の報告をお願いします。

 奥田民生労働分科会委員長。



◆民生労働分科会委員長(奥田保弘) 民生労働分科会の報告を申し上げます。

 本分科会に送付されました平成24年度の補正予算の議案4件につきまして、去る12月14日に分科会を開催し、質疑を行いましたので、その主なものにつきましてご報告を申し上げます。

 第84号議案、平成24年度舞鶴市一般会計補正予算(第5号)のうち、本分科会所管事項についてでありますが、太陽光発電システム設置費についての質疑があり、今年度をもって本補助金を終了する要因としては、太陽光発電システムのパネル設置費用が、製品開発や価格競争により、年々下落していることにより、補助制度を開始した平成22年度と比べ、市の補助金がなくても初期費用の回収年数が大きく、変わらなくなったことや、パネルの設置件数も前年度の2倍近くになる見込みとなったことなどであり、今後は京都府が平成24年7月に実施いたしました再生可能エネルギー導入可能調査の結果を踏まえ、家庭用の省エネ機器など、エネルギーの有効利用に資する設備等の普及促進に向けて取り組んでいきたいとの答弁がありました。

 以上で、民生労働分科会の報告を終わります。



○委員長(高橋秀策) ありがとうございます。

 次に、建設分科会の報告をお願いします。

 岸田建設分科会委員長。



◆建設分科会委員長(岸田圭一郎) おはようございます。

 それでは、建設分科会の報告を申し上げます。

 本分科会に送付されました議案2件につきまして、昨日12月17日の分科会において、質疑を行いましたので、その主なものにつきましてご報告申し上げます。

 まず、平成24年度舞鶴市一般会計補正予算(第5号)に係る所管事項でありますが、河川改修事業費1,700万円の繰越明許費は、伊佐津地区内の静渓川河川改修工事で、土質が予想以上に悪かったため、工法と併せて、地元関係者との調整に不測の日数を要したため、繰り越しをお願いするものであるとの答弁がありました。

 次に、平成24年度舞鶴市下水道事業会計補正予算(第1号)でありますが、公共下水道事業4億2,000万円の繰越明許費は、平成27年度を目途に、市内の全市水洗化に向け工事を進めているが、整備区域が末端部に移り、区域の下流域ができないと、道路占用、河川占用などの協議が進まないことや、関係機関との施工時期、工法などの調整に不測の日数を要したため、繰り越しをお願いするものであるとの答弁がありました。

 以上で、建設分科会の報告を終わります。



○委員長(高橋秀策) ありがとうございます。

 最後に、総務文教分科会の報告をお願いします。

 西村総務文教分科会委員長。



◆総務文教分科会委員長(西村正之) 総務文教分科会の報告を申し上げます。

 本分科会に送付されました平成24年度補正予算の議案1件につきまして、昨日12月17日に分科会を開催し、質疑を行いましたので、その主なものにつきましてご報告申し上げます。

 第84号議案、平成24年度舞鶴市一般会計補正予算(第5号)のうち、本分科会の所管事項についてでありますが、質疑において、債務負担行為補正の学校給食調理業務の委託経費は、与保呂、朝来、池内、吉原小学校の4校分を予算計上していること、災害救助費負担金は、東日本大震災で被災した石巻市へ本市が派遣する職員の給料、手当、そして旅費に係る負担分を受け入れるものであるが、歳出との差額2万円については、石巻市が借り上げた職員用住居の火災保険料を、派遣側である本市の負担とするものであるとの答弁がありました。

 以上で、総務文教分科会の報告を終わります。



○委員長(高橋秀策) ありがとうございました。

 ただいまの分科会委員長報告について、質疑はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

 それでは、討論、採決に入ります。

 その順序につきましては、お手元に配付しております議案審査順序一覧表のとおり、第84号議案から第88号議案の順で行いますので、よろしくお願いいたします。

 はじめに、第84号議案、平成24年度舞鶴市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。

 それでは、討論に入ります。

 はじめに、反対討論はありませんか。

 後野委員。



◆(後野和史委員) 日本共産党議員団の後野和史です。党議員団3名を代表いたしまして討論いたします。

 マイコムに関連する議案が本議会に3件提案されましたが、協同組合東舞鶴商店街連盟が、今年2月に京都簡易裁判所に共同駐車場及びコミュニティ施設マイコムの高度化資金問題について、京都府の高度化資金の最終返済期限9月30日が到来するにもかかわらず、返済できないことから、府に対して借入残額4億1,897万7,425円を債権放棄してほしいと申し立てたものです。その申し立てに対して、11月9日に調停委員会から調停案が利害人である京都府とマイコムの土地を所有する舞鶴市に示されたことから、今議会には地方自治法96条1項12号の規定に基づき、調停案の議会の議決を求める議案、そしてマイコムを舞鶴市が購入することと調停案に盛り込まれたことから、これを購入する補正予算、購入した後の市営駐車場、コミュニティ施設の管理運営のための条例制定の議案となっています。

 マイコムを舞鶴市が6,400万円で購入する理由が明らかではない、特定の法人を市民の税金で救済するものではないかとただしましたが、調停案が提示されたこと、中心市街地の都市機能の維持と駐車機能の確保と繰り返し述べられました。調停案は、東商連が経営破綻して、借入金の弁済ができなくなり、京都府に債権放棄をしてほしいと救済を申し立てたものであり、これを受け入れ、市がマイコムを購入することは、営利法人である東商連を救済するためであることは明らかです。

 ところが、救済するためと明言しなかったのは、これまで市は、破綻寸前の法人や個人を救済したことはなく、法人及び個人財産の形成のための支援はやらないとしてきた舞鶴市の行政方針を転換することになるからです。そして、何より民間の法人に市民の税金を投入して救済することが、他の案件に波及をすること、税金の使い方として批判されるのを恐れてのことと言えます。特定の営利法人の救済のために市民の税金を投入することに対して、市民の間にも賛否があり、市の行政方針からも、税金の使い方に問題ありと指摘せざるを得ません。

 今回の補正予算でのマイコムの購入の事業目的は、中心市街地の駐車場機能を安定的に維持し、都市機能の確保、まちの活性化を図るため、立体駐車場及びコミュニティ施設を購入するとされていますが、購入後の商店街振興策も、中心市街地活性化策も、示されませんでした。これでは、マイコムの所有者が変わるだけで、購入したが商店街は厳しい経営情勢のもと、ますます厳しくなるばかりではないでしょうか。

 そして、市は指定管理制度で民間に管理運営をゆだね、しかも経営破綻に陥り、返済金が弁済できなくなった東商連も公募参加を認めるとしています。市議会及び府議会で承認されれば、東商連は法人として弁済額がなくなり、営業収益が確保できることになります。自ら引き続き指定管理でやらせてほしいと市に要望されていることからも、そのことも可能になってきます。それだけではありません。連帯保証人が本来負担しなければならない弁済額が大幅に減額されることは、保証人の営業を行政が間接的に支援することにもなります。舞鶴市が税金を投入するということは、そういうことであり、民間法人と連帯保証人の営業を救済し、将来の収益を保証するということになるわけです。今回のマイコム問題は、そもそも東商連が借り入れた高度化資金の返済ができなくなり、破綻に直面する事態から、債権放棄の申し立てが行われた事件です。貸したのは京都府、借りたのは東商連であり、この2者が当事者であり、マイコムの施設は、府が抵当権を設定しています。東商連は返済期間20年、5年間の据え置きで、約定どおり3,993万円を返済したのは10年と11年度の2年間だけです。その年度も、営業利益は赤字を計上しています。その後は、府と協議して、約定変更で返済額の減額を繰り返しています。販売費、管理費は、平均で毎年度2,500万円を計上し、減価償却の計上があるとしても、毎年度2,000万円を超える営業損益を計上、経営改善計画を承認し、それに基づく指導をしてきたはずにもかかわらず、弁済期限まで赤字経営を放置してきた京都府の責任は重大と言わねばなりません。

 ですから、わが党議員団は、京都府が抵当権を設定したマイコムを取得し、連帯保証人等が1億3,000万円を弁済する、そして残りを府が債権放棄すれば、舞鶴市が公金投入をしなくてもよく、これを京都府に求めるべきと提案しましたが、これに応える姿勢はありませんでした。税金の使い方が問われるだけに、いったん議案を取り下げ、府や裁判所と折衝した後、府が承諾すれば調停案が変更され、議決も必要なくなる。府が承諾しなければ、この議案は、それこそ臨時議会で対応すれば間に合うとただしましたが、これも受け入れられませんでした。日本の経済が大企業のひとり勝ちというもと、中小企業、業者と地域経済は厳しい事態となっているだけに、わが党議員団は、舞鶴市として市全体の商工振興、地域経済の再生のための施策、具体化、強化が求められていると考えます。

 また、市として中心市街地の活性化と言われるが、どのようにして商店街を活性化させるか、商店街の駐車場のあり方をどうするかなど、具体策が見えてきません。商店街の関係者などと現場で知恵を出し合い、市の役割を発揮することが必要ではないでしょうか。倒産、破綻に直面する中小企業や業者を、市が何らかの救済支援する施策を展開しなければ、税金の使い方に公平性を欠くことになります。そうした施策も明らかにしないまま、特定の営利法人だけに税金を投入することは、公平性を確保できないことから認められるものではなく、反対するものです。詳細は改めて最終本会議で討論いたします。

 もう1点は、学校給食調理業務委託経費の債務負担行為です。この債務負担行為は、24年度から27年度において、4校の小学校給食の調理業務を民間業者に委託するための経費の上限額を、1億5,400万円と定める議案です。

 わが党議員団は、舞鶴市の学校給食をより豊かなものとするための基本方針が、平成13年3月に策定される段階から、安心でおいしい給食を子どもたちに提供することが、そして学校給食が教育の一環として多面的な要素を持つことなどから、自校直営方式で進めるよう主張し続けてきました。また、調理業務の民間委託化が進む中でも、子どもたちにとってどうなのか。現場の声など、リアルにとらえながら、検証を進めることなどを提案を行ってきたところですが、この間、一度も検証されていません。民間委託は、極端な言い方をすれば、職員の人件費を削減することで、経費を減少させるための方策です。給食は教育の一環であり、学校教育において、給食が、子どもたちの成長にとって大きな役割を果たしていることから、センター方式にはせず、自校方式が採用されてきたものと考えます。

 しかし、業務委託により、民間企業のもうけの対象になったことや、委託企業が市外のため、市内での税金投入の経済効果が十分図れないこと、給食調理員さんの多数が不安定雇用で、低賃金という状況であることからも、調理業務の民間委託の見直しを求めてきたところですが、学校給食に関しては、検証も総括もされない教育委員会の姿勢は、変わりがありません。

 こうしたことから、学校給食調理業務委託経費の債務負担行為を含む補正予算には反対するものであります。

 以上です。



○委員長(高橋秀策) 次に、賛成討論はありませんか。

 上野委員。



◆(上野修身委員) 賛成の立場で討論させていただきます。

 代表質疑でもお話はさせていただいた部分がありますし、そして、この間の分科会、委員会でも出ていましたけれども、マイコムの問題に関しては、当時、平成2、3年ごろに大型店が来るということで、中心市街地である商店街を何とか守っていかなければならんということで、行政が2億5,000万円の補助を出して、これが最も有効な手段であるということで、議会も認めてきたという経緯がある。まさか20年後にこのような状況に陥るということは、まずあの当時では考えられなかったのではないかなというように考えます。

 そして、この問題は、東商連と京都府との当事者の問題であるとはいえ、今回の特定調停によって、裁判所の判断が、舞鶴市も一枚かんで、建物を購入せよという判断のもとで行われたということで、舞鶴市が6,400万近くのお金を出すということは、京都府が多額の債権放棄をする中で、地元舞鶴市がこういった建物を購入するということは、これはもう一定やむを得ないのではないかなというように思います。

 それと、一番の問題は、購入してからの問題であって、これはやはり指定管理者制度にのっとってやっていくということですが、今後、市民の皆さんから見て、舞鶴市に購入していただいてよかったなと言われるような管理運営というものを図っていかなければならないんじゃないかなというように思います。

 それと、あと一つ、要望を言わせていただくとすれば、あの土地の問題ですけれども、一部個人の所有されている土地があるように聞いております。一定ああいったものも一度整理をして、もう舞鶴市がすべて、土地も舞鶴市が取得するという形にされたほうが、今後いいんではないかなというように考えます。

 以上です。



○委員長(高橋秀策) 次に、反対討論はありませんか。

 松岡委員。



◆(松岡茂長委員) 反対の討論をいたします。

 第84号議案、一般会計補正予算には反対をいたします。

 この一般会計補正予算には、人件費関係や災害復旧費など、大事な補正が含まれておりますが、商工費のマイコム取得事業費には反対せざるを得ません。マイコムは、利益目的で始めた事業が経営難に陥り、借金が返せなくなった。要は、民間でいえば事業に失敗したわけで、通常は倒産となります。その物件を市が6,200万円という多額の税金を投入して買うということには、やはり納得ができません。本会議での一般質問や経済消防委員会でも、質問、質疑を行い、答弁もいただきました。

 市の方針は、調停案は裁判所が示したもので、舞鶴市が利害関係人となってマイコムを購入するものであること、駐車場として継続するのが今後のあり方であることというものです。その根拠となる理由が、裁判所が調停案を示したからというもので、答弁もその繰り返しでした。舞鶴市が利害関係人となり、マイコムを多額の公金で購入するのは、どう考えても東商連の救済そのものではないか。また、公平な目で見た場合、これは東商連という特定対象への利益の供与ではないか、そう思うのがごく普通の市民感情というものです。

 世の中に企業倒産が相次ぐ中、また舞鶴市内での資金繰りに苦労しておられる企業経営者がたくさんある中、今回のような調停による方法が通ること自体に、多くの市民は納得できないと思います。経営に失敗した東商連は、舞鶴市に助けてもらえばいいというのであれば、これはまさに公的資金による救済を当てにしたモラルハザードではないでしょうか。連帯保証人の資力があるのなら、自らの借金については自ら責任を負うべきだと思います。特定の対象を救済する形で、市が多額の公金を投入してマイコムを購入することは妥当ではないとの判断をするものです。

 よって、商工費のマイコム取得事業費は認めるわけにはいかず、第84号議案の一般会計補正予算には反対をいたします。



○委員長(高橋秀策) 次に、賛成討論はありませんか。

 西川副委員長。



◆(西川誠人委員) この84号議案について、公明党議員団を代表いたしまして、賛成の立場から討論をいたします。

 中でもマイコムについての市民の声について、3点まとめてみますと、1つは、東商連は、自己責任で駐車場建設を行い、公共性も備えているというものの、営利事業、収益事業を行ってきた結果、返済に行き詰ったものであり、その救済だけを目的とするのであれば、公的資金を使用することは許されるものではないということ。2点目には、商店街にかかわらない他の仕事や事業を行っている市民にとっては、同じこのような不況の中で懸命に努力をされているのであって、公平性の観点から、大変疑問があるということ。そして、3点目には、建設に当たって、駐車場を確保するという目的で11億もの設備投資をし、その中で7億もの返済を負うというのは常軌を逸した無謀な計画である、このように言えるというのが大きな市民の声であります。マイコムの建設に当たっては、商店街の熱い思いと、それを受け止めた舞鶴市、京都府も併せて、それこそかなり前のめりの姿勢であったことが、結果無謀とも言える計画に膨れ上がらせてしまったと、うかがえてなりません。その建設計画を妥当とした行政機関は、今議会を通して、見通しの甘さについて一定の責任を認めておりますけれども、議会としても、当時の議事録を見れば、積極的に推進してきた議員が多いことも明らかで、その議案を認めた市議会もまた、その責任を免れることではありません。

 そこで、私たち公明党議員団が、この議案を認める理由について申し上げておきたいと思います。中心市街地が崩壊することで町並みも荒廃し、現在でも厳しい景気、経済も一段と低下すれば、現在でも大きな課題となっている若者の就職先も今よりも減少、人口も減少するということも想像ができます。舞鶴市が理由としているように、東商連の破綻が市民生活に大きな影響を与えるかどうかということが問題でありますけれども、今申し上げましたような状況も、これは舞鶴市民にとっては非常に耐えがたい状況を招くことになります。

 駐車場機能の必要性については、現状と資料を見る限りでは、商店街に必要不可欠なものとは必ずしもなっていないと思いますけれども、しかし都市機能の観点からは、商店街の努力もあって、一定の利用者を確保し、収支そのものは黒字になっていることを考えると、その存在価値自体を否定することもできません。また、現在の商店街、中心市街地の再建の希望という点もあること、破綻してしまえば、存在価値を失い、その建物自体が舞鶴市の負のシンボルとなる恐れもあります。経済や市民への影響が大きくあるという結果は、一概には決めつけられませんが、そのリスクもまた大変大きく、私たちは、また政治は、こうした状況に決して無策であってはならないと考えます。

 その意味で、舞鶴市が責任を持って、今後、この施設を市民にとって価値あるものとすること、また結果として、救済される商店街、東商連が、積極的に努力を行い、中心市街地の活性化、景気の向上など、市民に貢献できるよう舞鶴市が責任を持つことを認めまして、議案を求めるものであります。

 加えて申し上げますと、理事者の皆様の発言は、すなわち今回の場合も、市長の発言と受け止めればよいのかもしれませんが、今回、市長、そして東商連の発言や態度については、報道以外に私たちに伝わる手だてがとられてこられませんでした。このことも、この議案について理解を深める上では、一つの妨げとなってまいりました。

 私たちのほうから申し入れて、東商連の方とお会いもしてまいりました。その中で求められているもの、また努力をしているもの、今後こういうふうにしたいといった思いも受け止めてまいりました。また、それだけでなく、私たちは当然市民から、最初に申し上げましたように、問いかけられていることも、率直に東商連の方に問いかけてまいりました。もっと謙虚で誠実な姿勢があってもよかったのではないか、そういったことについても問いかけてまいりました。さまざまなことを勘案してのことではございますが、今後、私たちが結果責任を果たしていく上で、どのように前に進んでいけばいいのかということを十分勘案した上で、この議案を認めるものでございます。

 以上です。



○委員長(高橋秀策) ほかに討論はありませんか。

 高田委員。



◆(高田堅一委員) 私は、この第84号議案につきましては、賛成をするという立場で討論いたします。

 1つは、この思いとしては、特にこれは特別調停という市の状況、これについて私は反対だという疑弐はあります。この議案についての説明は今もありましたけれども、疑弐はあります。しかし、これを簡単に否決だという形で片づけていいものかどうなのかというのを、非常に私としては悩みました。ということは、この内容は、京都府の債務放棄と、それは府議会に対して知事が提案をされている内容であり、また私どもは舞鶴市がこの土地を購入するという議案の中での判断であります。しかし、どこかでここを否決してしまったら、特別調停というのは破綻をするという、こういう思いを非常に思いました。否決をしたらだめだということを言っているんじゃないです。それは市民の目線に立って論議をしたらええことですが、簡単に慎重審議をする中で、舞鶴市議会の中でこのことを否決してしまったら、大変大きな影響があるという、こういう状況を私たちは認識し、分科会冒頭にも委員長のほうにそのことについて継続審議の申し入れをしたところであります。こういった部分があります。だから、性質上、これまでに扱った議案とは若干性質が違うということを、私としては強調したいというふうに思っております。

 それから、もう一つは、中心市街地活性化策ということを大義として市のほうは説明をされました。そのことは、平成4年、5年あたりの状況と今日的状況の格差というのは、私はあるんだろうなというふうに思います。ただ、どうしても中心市街地活性化策を推進していく中で、どうしても中心市街地に駐車場が必要だという争点をするならば、今日まで舞鶴市が中心市街地にかかわってきた対応からすると、かなりそのやり方、市政の進め方については若干問題点がある部分もあるんじゃないかと。例えばでいいますと、市民プラザについての対応は駐車場のない施設として対応がされております。こういった部分から考えると、一貫性のない部分というのは顕著に出てくるんじゃないかという気もいたしました。

 それから、補助金の性質上、建設当初、舞鶴市は、補助金をこの施設について投入いたしております。私としては、今回のこういった公金を新たに拠出するということになると、やっぱり市民が、駐車場だけじゃなしに、多機能的な施設を目指すべきだというふうに思います。それは補助金の性質上、返還ということも出てくるんだという説明もあります。やっぱりここは市民全体の部分、先ほどの討論もありましたけれども、駐車場がなければ中心市街地の施設が全く成り立たんということではないんじゃないかという、時代的な変転の中ではそのように思います。ぜひそういった形の多機能の施設をこれから目指していくべきだというふうに思っております。

 それから、指定管理の問題であります。東商連の部分は、新聞報道によりますと、東商連が陳謝をし、新聞での、マスコミ報道であります。ただ、そのときに、同時にマイコムの指定管理者については応募する予定だということで、経営の継続に意欲を見せたという情報が入っております。私は、やっぱりここは舞鶴市の理事者答弁から見ますと、最良の管理者を公募で選ぶという答弁であります。しかし、ここは指定管理の要項からいえばそうなのかもしれません。しかし、そこは市民の目線から見たときに、そのことが、それはそれ、これはこれという割り切り方は、私は困難だろうというふうに思っております。もっといえば、この動きについて、理事者の対応をしっかり市民の皆さん方は注視をしている。同時に、議会と個々の議員の判断についてもしっかり注視をしておると、このように考えたとき、やっぱりこれらの問題は、指定管理の問題だけだということで解決する話ではないだろうというふうに思っております。

 その意味では、私は分科会の中でもお願いをいたしました。議長にもお願いをしましたけれども、要望決議という部分を議会としてぜひ出していただく、こういった観点の中で、今申し上げました、いろんな疑弐もありますけれども、最終的にはこの案件については否決をするということ、これは府議会に対しても成り立たん話だという思いの中で、賛成をいたしました。ということで、私は、この議案については賛成をするということを討論として申し上げたいというふうに思います。

 以上です。



○委員長(高橋秀策) ほかに討論はありませんか。

 福村委員。



◆(福村暉史委員) それぞれのお考えを聞かせていただきました。鶴声クラブといたしましては、この第84号議案につきましては、賛成の立場を表明させていただきたいと思います。

 詳細につきましては、また最終の本会議の中でるる説明させていただきますが、私、冒頭、本会議の席上6点ほど質問させていただきました。その前提から東商連のほうへ行きまして、いろいろ意見交換をしながら勉強会もさせていただいた中で、それに基づいて6点ほど質問させていただいた経過がございます。そういった中で、いろいろありますが、やはり結果論でいろいろ論じることはできると思いますが、当時の建設経過を理解する中では、やはり当時はやむを得なかったのだというぐあいに思いますし、議会のほうも積極的にその辺のところを推進されたというぐあいにお聞きしております。昔は昔、今は今やなしに、やはり議会としての当時の判断は大変重いものであったというぐあいに理解しております。そういったことで、我々もやっぱり現状の気持ち、市民の気持ちというのは重々承知をしておりますが、やはりそういった中でマイコムが破綻をしていくという結果になったときに、どういった影響が舞鶴市にあるのか、本市にあるのか、市民に影響があるのかということをいろいろ考えてまいりました。

 そういった中で、最終的には特定調停という形で一つは裁判所の判断が出たと。その背景を見るときに、現状では単に東商連を救うだけやなしに、私個人的には舞鶴市全体のためにどうあるべきかという前提で判断をしながら、また市民の声も聞かせていただいておりました。そういった中で、いろいろ課題はありますが、マイコムがなくなる、破綻をするという形になったときに、理事者の答弁にもありましたけれども、私個人的にはやはり地域経済、地域商業、全体に大きな影響を及ぼすのではないかというぐあいに思っております。単なる東商連とか東地域とかいう問題やなしに、舞鶴市全体に大きな影響を波及するのではないかというぐあいに思っています。二重の税金投与にならへんかとか、いろいろ課題もありますが、やはり大きな形の中で、これからの舞鶴を論じるときには、私はやむを得ない判断というぐあいに思っています。

 また、建物購入後の管理運営なんですけれども、指定管理者という形でいろいろお話もありましたが、これは先に東商連が受けるという前提やなしに、やはりちゃんと指定管理の目的に沿った形の中で十分対応していただきたいという思いもあります。

 とにかく最終本会議でるる説明もしますが、私どもの鶴声クラブといたしましては、この84号議案につきましては、舞鶴市全体のことを考えた上で、やはり大きな判断もせざるを得ない、していかなければならないというぐあいに思っております。

 以上です。



○委員長(高橋秀策) ほかに討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) なければ、これをもって討論を終結いたします。

 これより第84号議案を採決いたします。

 採決は挙手によります。

 本案を可決すべきものと決することにご賛成の方は挙手を願います。

     〔賛成者挙手〕



○委員長(高橋秀策) ありがとうございます。挙手多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、第85号議案、平成24年度舞鶴市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。

 それでは、討論に入ります。

 はじめに、反対討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) 次に、賛成討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) なければ、これをもって討論を終結いたします。

 これより第85号議案を採決いたします。

 本案を可決すべきものと決することにご賛成の方は挙手を願います。

     〔賛成者挙手〕



○委員長(高橋秀策) 挙手全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、第86号議案、平成24年度舞鶴市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。

 それでは、討論に入ります。

 はじめに、反対討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) 次に、賛成討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) なければ、これをもって討論を終結いたします。

 これより第86号議案を採決いたします。

 本案を可決すべきものと決することにご賛成の方は挙手を願います。

     〔賛成者挙手〕



○委員長(高橋秀策) 挙手全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、第87号議案、平成24年度舞鶴市介護保険事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。

 それでは、討論に入ります。

 はじめに、反対討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) 次に、賛成討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) なければ、これをもって討論を終結いたします。

 これより第87号議案を採決いたします。

 本案を可決すべきものと決することにご賛成の方は挙手を願います。

     〔賛成者挙手〕



○委員長(高橋秀策) 挙手全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。

 最後に、第88号議案、平成24年度舞鶴市後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。

 それでは、討論に入ります。

 はじめに、反対討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) 次に、賛成討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) なければ、これをもって討論を終結いたします。

 これより第88号議案を採決いたします。

 本案を可決すべきものと決することにご賛成の方は挙手を願います。

     〔賛成者挙手〕



○委員長(高橋秀策) 挙手全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で、本委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。

 なお、本会議における委員長報告につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) 異議なしと認め、そのようにさせていただきます。

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△(2) 閉会中の継続審査



○委員長(高橋秀策) 次に、閉会中においても常任委員会の活動が行えるよう、本委員会の所管事項を調査項目とした委員会継続審査申出書を議長あて提出したいと思いますが、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う者あり)



○委員長(高橋秀策) 異議なしと認め、そのようにさせていただきます。

 それでは、以上をもちまして、予算決算委員会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。



△午前10時48分 閉会

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 舞鶴市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。

                     予算決算委員会

                        委員長  高橋秀策