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京都府 福知山市

平成21年第5回臨時会(第3号 7月16日)




平成21年第5回臨時会(第3号 7月16日)





           平成21年第5回福知山市議会臨時会会議録(3)








               平成21年7月16日(木曜日)


                 午前10時00分 開議





 
〇出席議員(32名)


      1番  福 島 慶 太       2番  大 谷 洋 介


      3番  池 田 雅 志       4番  加 藤 弘 道


      5番  奥 藤   晃       6番  細 見 秀 樹


      7番  吉 見 光 則       8番  大 西 敏 博


      9番  審 良 和 夫      10番  今 次 淳 一


     11番  稲 垣 司 郎      12番  松 本 良 彦


     13番  武 田 義 久      14番  野 田 勝 康


     15番  谷 口   守      16番  高 宮 辰 郎


     17番  塩 見 卯太郎      18番  吉 見 純 男


     19番  中 島 英 俊      20番  木 戸 正 隆


     21番  杉 山 金 三      22番  井 上 重 典


     23番  永 田 時 夫      24番  塩 見   仁


     25番  芦 田   廣      26番  竹 下 一 正


     27番  芦 田 弘 夫      28番  荒 川 浩 司


     29番  高 宮 泰 一      30番  足 立   進


     31番  仲 林 清 貴      32番  和 田   久





〇欠席議員


         な   し





〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名


  市長        松 山 正 治    副市長      小 西 健 司


  企画政策部長    駿 河 禎 克    総務部長     藤 田 清 治


  財務部長      磯 崎 弘 規    福祉保健部長   吉 田 厚 彦


  健康推進室長    谷 垣 英美子    市民人権環境部長 廣 田 房 代


  環境政策室長    加 藤 裕 通    人権推進室長   田 中 法 男


  農林商工部長    衣 川 政 明    土木建設部長   足 垣 克 己


  下水道部長     和 久 秀 輝    会計管理者    古 口 博 之


  消防長       土 家   潔    財政課長     長 坂   勉


  ガス水道事業管理者 岩 城 一 洋    ガス水道部長   足 立 喜久夫


  市民病院事務部長  森 下 恒 年    教育委員長    上 山 英 子


  教育長       荒 木 徳 尚    教育部長     芦 田 豊 文


  教育委員会理事   塩 見 芳 彦    選挙管理委員長  土 田   實


  監査委員      芦 田 芳 樹    監査委員事務局長 村 上 政 彦





〇議会事務局職員出席者


  局長        熊 谷 正 章    次長       辻 本   勝





〇議事日程 第3号 平成21年7月16日(木曜日)午前10時開議


  第 1  議第19号及び議第20号


                 (委員長報告から採決)





◎午前10時00分  開議





○(松本良彦議長)  おはようございます。


 定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開し、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付いたしておりますので、それにてご了承願います。





◎日程第1  議第19号及び議第20号





○(松本良彦議長)  それでは、日程第1に入ります。


 議第19号及び議第20号を一括議題といたします。


 審議に先立ち、各委員長から、委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。


 初めに、総務委員長から報告願います。


 総務委員長。


○(木戸正隆総務委員会委員長)  (登壇)  皆さん、おはようございます。


 それでは、ただいまから総務委員会委員長報告を行います。


 本臨時会において、総務委員会に付託されました議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)を、7月14日、委員会を開催し、全員で慎重に審査を行いましたので、審査経過の概要と結果についてご報告を申し上げます。


 初めに、理事者側から議案書、委員会資料等で詳細な説明を受け、議案の質疑に入りました。


 議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)に関して、企画政策部所管事項のうち、ノーベル賞下村脩さん来福記念事業に関し、講演会の入場券販売方法を問う質疑がありました。


 できるだけ、小・中学生に聞いてほしいという思いから、約500名を小・中学生、保護者として、さらに約300名を一般参加者として、それぞれ往復はがきで申し込みを受け付け、いずれも定員を超えた場合は抽選をする。あと約200名が招待者ということで現在計画している段階である。なお、約200名の招待者については、市制施行70周年記念式典の招待者を縮小した形で考えており、詳細については今後十分に検討を加えながら進めていく、との答弁でありました。


 次に、総務部所管事項のうち、市庁舎等耐震診断調査事業に関して、福知山市本庁舎、福知山市民会館の耐震診断を行った後の対応方法について問う質疑がありました。


 診断結果により改築、修繕、補強をどう行っていくかが課題となる。工法等についてはいろいろな工法を検討し、一番適した安価な形での工法を選定して実施設計を行い、その後改修となる。市の庁舎、市民会館については、災害時の対策本部の中心的な施設となるので一体的な改修が必要となる、との答弁がありました。


 次に、財務部所管事項のうち、2,600万円の補正予算債について、償還額の100%が地方交付税に算入されるのかを問う質疑がありました。


 補正予算債については、国の補正に伴う財源措置で、100%の補正予算債の充当率で、後年度の元利償還については普通交付税で100%算入されるというもので、今回の経済危機対策の予算措置を行ったものである、との答弁でありました。


 また、今回の補正予算について、市の負担が全く生じないのかを問う質疑に対し、一般財源の持ち出しはない、との答弁でありました。


 さらに、低公害車導入事業について、低公害車の納車時期、現在の公用車の状況、ハイブリット車の購入方法、また職入した公用車の管理の所管を問う質疑がありました。


 ハイブリット車は約2か月程度で納車が可能であり、また、天然ガス車については改造が必要なため、もう少し時間がかかる。現在の公用車の状況は、ダンプについては既に20年以上経過しており、他の公用車についても購入後13年以上経過した公用車が多く、古い順から廃車にする。また、ハイブリット車の購入方法は、適正な競争性を満たした調達を行う。公用車の管理については、公用車の減車を目的に公用車の共有化、一元化を試行で行っており、購入した低公害車は管財契約課にて管理を行う、との答弁でありました。


 次に、消防本部所管事項のうち、消防車両更新事業に関して、高規格救急車更新の必要性、また、古くなった救急車の処理を問う質疑がありました。


 高規格救急車は、防振ベッドや高度救命処置を行うための医療機器を登載しているため、急加速、急ブレーキ、急旋回等の過酷な走行条件にあり、おおむね10年で車体各部に不具合が出てくる。市民の尊い命を守る車であるため、完壁な整備状態で走る必要があり、今回更新するものである。また、古い車両については、廃車にする予定である、との答弁でありました。


 以上の経過で質疑を終了し、討論を経て、採決を行った結果、議第19号を全員賛成で原案のとおり可決承認されました。


 なお、いずれの事業についても、国の経済危機対策への迅速な対応に鑑み、本市にあっても本補正予算を速やかに事業を実行に移し、落ち込んだ経済状況や雇用の悪化と本市の福祉の向上に対し、本予算の執行速度を速めて対応することが必要であるとの全委員の意見の一致を見ました。


 以上で、総務委員会の報告とします。終わります。


○(松本良彦議長)  次に、市民厚生委員長の報告を願います。


 市民厚生委員長。


○(審良和夫市民厚生委員会委員長)  (登壇)  市民厚生委員会の報告をいたします。


 本臨時会において市民厚生委員会に付託をされました議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)について、7月14日に委員会を開催し、委員7名で審査を行いました。その経過の概要と結果について、ご報告いたします。


 審査では、市民人権環境部と福祉保健部から提案の理由について説明を受けた後、それぞれ質疑に入りました。


 提案内容は、雇用対策の各事業や子育て応援特別手当、上川口保育園建設事業並びに大江統合保育園通園バス整備事業などの子育て支援や、女性特有のがん検診推進事業、環境パーク消火設備機能強化事業、市バス購入事業、DV被害者特別応援給付金支給事業等多岐にわたるものでありました。


 まず、市民人権環境部の関係では、市バス購入事業で、乗車定員とバスの乗り降り時の高齢者等への対応を問う質疑があり、定員は29人乗りで、ノンステップバスではないが、改造によりステップがもう1段下から出てくるものにする。また、環境基本計画にもあるエコバスのような考えはなかったかについては、エコバスの検討もあったが、費用が大変かさむのと、天然ガス車ではステーションが1か所しかないため、燃料の充てんに時間がかかるとの答弁でありました。さらに、市バスの走行距離と更新の平均距離や乗車人員の根拠を尋ねる質疑があり、マイクロバスの更新は約40万キロと言われており、今回更新のバスは53万4,000キロを走っているが、数字だけではなく車の状態を見て判断する。乗車人員29人定員のうち、1人が運転手で、8名分が補助席で、実質20席となるが、乗車の多いときは補助席で対応するとの説明がありました。


 女性相談サポート事業では、相談専門員の採用条件を尋ねる質疑に対し、相談になれた方を望むが、資格がなくても研修しながらスキルアップしていけるので、特に制限は設けないとの答弁でありました。また、相談については、すべてを任せるのではなく、人権推進室として対応していくとの答弁でありました。


 環境パーク消火設備機能強化事業では、機械設備等の具体的な説明を求める質疑があり、図面による説明と、これまで破砕機上部の煙検知器で検知をしていたが、今回、供給コンベアの一番上部に赤外線炎検知器を設置し、自火報と連動して火災の初期段階で検知する。また、従来の消火配管は細かったが、配管を太くするとともに吹き出し口も多くして12か所設け、消火機能を向上させるとの説明がありました。


 さらに、消火設備の機能を強化することによる効果を問う質疑があり、不燃物にはライターやガスボンベ等、いろいろな物が混入していることから、無火災ということは難しいが、もし火災が発生した場合には即時に対応し、被害を最小限にとどめる事ができる。また火災の未然防止のため、今後とも危険物が混入しないように、分別について市民の協力をいただけるよう啓発に努めていくとの説明でありました。


 DV被害者特別応援給付金支給事業では、支給条件は基準日の2月1日以前に相談があった方ということだが、基準日以後に相談があったときの対応を尋ねる質疑に対し、基準日は設け、相談の中で事情を聞きながら対応していきたいとの答弁がありました。


 次に、福祉保健部の関係では、上川口保育園の移転改築に1億5,000万円を充てていくことと、第四次行革の保育園民営化との関係、また金額の根拠を問う質疑があり、上川口保育園は築後36年経過し、地域からの要望もあり調整する中で、廃園となっている川口幼稚園の建物を再利用する形で、移転改築することの調整ができたものであり、平成19年度に基本設計、20年度に実施設計を行っており、今年度は施設整備の補助財源の関係で当初予算の計上ができなかったが、今回の有利な財源を活用して建設し、地元の要望にこたえるものである。また、上川口保育園は、統合整備計画の中では公設民営化という位置づけになっており、今後この方針への理解を求めていかなければならないが、今回の建設は公設という現状での移転改築であり、建設費は実施設計に基づくものであるとの答弁でありました。


 また、公立保育園に対する緊急雇用の関係では、民間保育園を含めたことにはならないかと尋ねる委員に対し、公立保育園16園とくりのみ園を対象に考えているが、園長会等で要望を聞いて対応できる範囲で考えていきたいとの答弁でありました。


 生活保護費の学習支援の関係は、十分趣旨が生かされるのか尋ねる質疑があり、他の扶助費と同様に現金支給をするが、子どもの教育に目が行くようにケースワーカーとの話の中で趣旨を十分に説明し、指導、確認していくとの答弁でありました。


 放課後児童クラブ登録システム変更入力等事業では、3年間のみの事業継続かを尋ねる質疑があり、府の基金による3年間の事業だが、事業の実施要綱に照らし合わせて可能な限り対応していきたいとの答弁でありました。また、在宅高齢者支援体制モデル事業の当初の事業計画と今回の緊急雇用での変更点を尋ねる質疑に対しては、今回のモデル地区内の高齢者全員を対象にアンケートを実施していくものであるとの説明でありました。


 その他、大江統合保育園通園バスの具体的内容や、保健福祉センターにおいて事業実施時に開設する保育ルームスタッフのボランティア活用の検討など、多岐にわたる質疑があり、いずれも詳細な説明を受けました。


 以上の経過で質疑を終了し、討論を経て採決の結果、付託された議第19号は賛成多数で原案可決であります。


 なお、討論の中では、今回の上川口保育園建設の財源を1園のみに充てるのではなく、市内の他の園の修繕等にも充てていくべきではないかという意見や、事業の将来見通しも含め計画性が不十分との意見があったことを申し添えておきます。


 以上で、市民厚生委員会の報告を終わります。


○(松本良彦議長)  次に、経済委員長の報告を願います。


 経済委員長。


○(芦田弘夫経済委員会委員長)  (登壇)  本臨時会において、経済委員会に付託されました議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)と議第20号、平成21年度福知山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の2議案を7月14日、委員会を開催し、全員で慎重に審査を行いましたので、審査経過の概要と結果について報告をいたします。


 初めに、市理事者側から議案書、委員会資料等で詳細な説明を受け、議案の質疑に入りました。


 まず、議第20号、平成21年度福知山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)に関して、近年のゲリラ豪雨で被害が出ている厚中地区に、公共下水道浸水対策事業で築造する地下貯留施設の貯留水量と既に予算化されているもの、将来計画しているものの、それぞれの貯留水量を問う質疑がありました。


 厚中地区には、平成26年度までに3か所の地下貯留施設の築造を計画しており、今回の事業で築造する地蔵ヶ端貯留施設が2,100立方メートル、今回の事業で設計業務を委託する仲ノ坪北貯留施設が1,000立方メートル。当初予算で計上している仲ノ坪貯留施設が1,900立方メートル。3つの施設を合わせると5,000立方メートルの貯留水量となる。この5,000立方メートルは1時間に55ミリの降雨量があっても対応できる貯留水量で、平成11年の厚中地区での浸水被害などを参考にしている。10年に1度の確率で起こる降雨量に対応できる基準である、との答弁でありました。


 また、これら三つの地下貯留施設の完成時期を問う質疑では、当初6年間で完成を見込んでいたが、今回の補正によっておおよそ2年短縮できるものと考えている、との答弁でありました。


 他にも公共下水道水質保全事業、公共下水道地震対策事業、公共下水道資源循環形成事業について、設備や機器の設置年度や経過年数を問う質疑があり、それぞれに詳細な答弁がありました。


 続いて、議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)に関して、まず、農地有効利用支援整備事業の地元負担金を問う質疑がありました。


 福知山市施行分では、事業費1,769万円のうち、地元負担金は380万4,000円。福知山市土地改良区施行分では、事業費2,950万円のうち、地元負担金は813万9,000円である、との答弁がありました。


 また、間伐対策事業の間伐面積200ヘクタールの地域別の内訳を問う質疑では、旧福知山市域が50ヘクタール、旧三和町域が60ヘクタール、旧夜久野町域が60ヘクタール、旧大江町域が30ヘクタールである、との答弁でした。


 さらに、小規模企業融資制度事業「マル福」の昨年度の実績を問う質疑があり、149件で総額8億9,220万円が対象となった。1件当たりの融資額は598万円である、との答弁がありました。


 次に、企業誘致促進及び工場等操業支援基金事業の基金積立金に関して、基金積立金の状況を問う質疑がありました。


 平成18年の創設当初1億円でスタートし、平成20年に8,000万円積み立てたが、これまでの企業誘致活動に伴う奨励金などで取り崩し、平成20年度末の積立金は約5,100万円となっている。本年度に約4,400万円を取り崩す予定にしており、このままでは平成21年度末に700万円程度になってしまう。平成22年度には、長田野工業団地内でユアサとホンダの合弁会社であるブルーエナジーが操業を開始し、多額の奨励金の取り崩しが見込まれるので、今回の補正をお願いした、との答弁がありました。


 他にも米粉用米普及促進事業、土づくり推進事業などについて質疑があり、それぞれに詳細な答弁がありました。


 以上の経過で質疑を終了し、討論をしたわけでありますが、討論の中で、議第20号、平成21年度福知山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、公共下水道水質保全事業、また資源循環形成事業等は下水道関係全市民にかかわることでありますが、今回の公共下水道浸水対策事業は厚中地区対象であったり、また公共下水道施設地震対策事業は、かしの木台ポンプ場自動除じん機にマンホールポンプの操作盤の更新等でありまして、それぞれの特定地域が主体に恩恵を受けられるわけでありますが、特別にそういった地域に受益者負担をとったり、維持費をとったりと、そのようなことはなく、全市民の税を投入して、ゲリラ浸水防止をしたり、かしの木台のポンプ場のスムーズな運転をできるようにしていくということが市の行政のあるべき姿であり、市民インフラ事業の積極的、公平的財政運営を期待し、歓迎する意見が出たことをつけ加えさせていただくわけであります。


 以上のようなことで採決を行った結果、当委員会に付託されました、議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)、議第20号、平成21年度福知山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の2議案は全員賛成で原案のとおり可決承認をされました。


 以上で、経済委員会の報告を終わります。


○(松本良彦議長)  次に、文教建設委員長の報告を願います。


 文教建設委員長。


○(福島慶太文教建設委員会委員長)  (登壇)  文教建設委員会委員長報告を行います。


 本臨時会において、文教建設委員会に付託されました議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)について、去る7月14日に委員会を開催し、委員会審査資料等により詳細な説明を受けたあと、慎重に審査を行いましたので、その審査経過の概要と結果について報告をいたします。


 初めに、土木建設部所管事項では、長田野工業団地維持管理事業の街路樹剪定費用の増額について質疑があり、これまでにも長田野工業センターを通じて要望があったが、生活道路を優先して実施してきたため、ほとんど実施できていない箇所もある状態であった。今回、国の臨時交付金を活用して剪定することで、工業団地内の市道通行の安全性を少しでも高めていきたい、との答弁でありました。


 次に、市営住宅設備改善事業について、今回事業を実施することによって、家賃の値上げはあるのかとの質疑に対し、今回の改善事業は公営住宅ストック総合活用計画の中で、「維持保全」の事業として位置づけ順次施工しているものであり、家賃の値上げへの影響はない、との答弁でありました。


 次に、三段池公園児童科学館内に設置予定のノーベル賞下村脩さんコーナー設置事業について、下村さんに関する展示品等については借用するのか、寄贈を受ける予定なのか、また常設展示とする計画なのかとの質疑に対し、これまで電話やメールでやりとりをしていたが、今後出身大学や実家などに出向いて、借用や寄贈について具体的な協議を行っていきたい、また展示は常設としていく予定である、との答弁でありました。


 その他に、道路舗装改良事業についての質疑もありました。


 次に、教育委員会所管事項について報告いたします。


 初めに、小・中学校の理科教育等設備整備事業について、新学習指導要領施行に向けて前倒しして21年度で購入・整備する理由について尋ねる質疑に対し、これまで福知山市では2年に1度国庫補助を受けて順次整備してきたが、現在の整備率は国基準の16%程度にとどまっており、今回の国庫補助の実施に当たり、文部科学省からは、今後15年間分の予算措置を行ったので有効に活用するよう指導もあり、今回を絶好の機会として整備していきたい、との答弁でありました。


 次に、小・中学校ICT環境盤整備事業について、購入予定のデジタルテレビ兼電子黒板の内容について質疑があり、移動が可能な50インチ以上のデジタルテレビを各校1台購入し、ディスプレーとしても電子黒板としても活用できるように考えている。


 また、同時に購入するプロジェクタとスクリーンもあわせて活用して授業を進めていきたいとの答弁でありました。


 また、市の地域イントラネット整備事業により、各小・中学校には既に光ケーブルが接続されているが、今回のデジタル放送のアンテナ整備との関連を問う質疑に対し、現在、各校に接続されている光ケーブルはコンピュータ室と財務会計システム等の運用のみに利用しており、各教室等への配線はできていない。各教室でデジタルテレビ(兼電子黒板)に接続するために、アンテナ工事も含め実施を予定しているが、設計段階においてどの方法が最も有効かを検討する中で施工していきたい、との答弁がありました。


 次に、緊急雇用特別対策事業の小・中学校ICT授業サポート業務について、雇用の募集形態に関する質疑があり、情報教育の専門的知識が必要であり、専門業者に新規雇用者の雇用を条件として業務委託する予定である、との答弁でありました。


 さらに、スクールアシスタント配置事業について、市内周辺部の小規模校への配置予定はないが、何らかの対応を考えているのか、また雇用の募集方法を問う質疑に対し、各中学校に1名配置する予定であり、中学校区内の小学校へも巡回する運用を考えている、また、ハローワークを通じて募集をし、面接をして直接雇用していきたい、との答弁でありました。


 次に、中学校用コンピュータ等更新事業の減額補正について、毎年要望が多い学校施設改修などに充当して、地域の雇用を確保し経済対策に役立てる考えはないのか、との質疑に対し、今回国の臨時交付金の本市交付額の多くを教育費として確保することができ、平成21年度の市単費事業である中学校用コンピュータについてもすべて更新する予算を確保することができた。要望が多い学校施設改修については、ほとんどが小規模改修で国庫補助対象とはならず、市単費対応となるので、毎年予算要望して順次改修できるよう努めていきたい、との答弁でありました。


 その他、修学旅行キャンセル料助成事業についての質疑もありました。


 以上の内容で質疑を終結し、討論を経て採決した結果、当委員会に付託された議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)のうち、文教建設委員会に付託された事項は全員賛成で原案可決されました。


 以上で、文教建設委員会委員長報告を終わります。


○(松本良彦議長)  以上で、委員長の報告は終わりました。


 これより、委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(松本良彦議長)  ないようでありますから、質疑を終結いたします。


 これより、討論に入ります。


 初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。


 13番、武田義久議員。


○13番(武田義久議員)  (登壇)  失礼をいたします。


 福政会の武田でございます。今回提案されました議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)についての反対の討論をさせていただきます。


 今回、国の補正予算において、地域活性化・経済危機対策臨時交付金や、府の緊急雇用特別対策事業の補助がついたことにより、本市は三つの柱でがんばる人、生活を応援、未来の創造性あふれる福知山を実現、安心・安全なまちづくりを推進などの3本柱を掲げられました。


 多岐にわたりいろいろと申し上げたいところではございますが、今回はその中の一端を取り上げて討論させていただきたいと思います。


 まずは、福祉保健部にかかる施設整備費の上川口保育園建設費1億5,000万円についてであります。ここであくまでも誤解のないようにお願いしたいのですが、私は何も保育園の建て替えの反対をとなえているものではありません。上川口保育園は、かねてから地域の熱い要望により建て替えを望んでおられることは十分理解しております。しかしながら、私は今回の経済対策の交付金の使い方に一抹の疑問を感じるものであります。これは、あくまでも今、厳しい社会の経済対策の一環でありますので、一石二鳥にも三鳥にもならなければならなく、いわゆる経済の波及効果を生じさせるために、国が一石を投じたものであります。


 そもそも上川口保育園は、第四次行革の中にも平成23年をめどに公設民営化の計画も立てておられる中で、公設である以上、それなりに行政財産としての財源確保を立てた上での計画であると、私自身は理解しておりました。しかし、今回の6億9,000万円の貴重な財源を1点集中型に1億5,000万円もここぞとばかりに投入することに、今までの計画は何だったのか、全市的にどれだけの経済効果を見込んでいるのかと、本来の趣旨に疑問を感じ、また工事費についても増改築工事であるのに非常に高額であることに、詳細な理由を伺いましたものの、理解できるものではありませんでした。


 未来の創造性あふれる福知山の支援策として、障害者施設、高齢者施設、保育園施設などの社会福祉施設に使うならば、本市には公立、民間を含めた施設が全市でも多数ある中で、未来の明るい安心した生活が送れるような子どもたちや障害のある方、お年寄りまでの幸せを願う、それぞれの地域や家族の熱い思いは皆等しく、施設改修の問題や施設整備にも多くの課題を抱えている中で、なぜもっと全市的に配慮した考え方にならなかったのか、各施設改修にままならぬ財源を必要とされていることから、各施設から工事発注すればどれだけの経済効果があらわれるのか、家族も子どももお年寄りも地域も、そして何よりも多岐にわたる業者も皆喜ぶ、なぜ視点を広く持った考え方にならなかったのか、ただ国の補助は市民に痛みを伴わないから、この際、行財政のすき間を埋めておこうとした考え方になっていたのではないでしょうか。


 また、緊急雇用対策においても、自分たちの職場は自分たちで維持管理するのは当たり前のことでありながら、なぜ職員のいる各公共施設の草引きや遊具点検のために雇用するのか、全く理解できませんでした。各自治会で悩んでおられる不法投棄のごみ回収や、体の不自由な独居老人の方の庭の手入れや、また営農組織などのささやかでもちょっと手を貸してほしい作業にこたえられるような仕事や、市民からの意見などを広く募集選定するなど、市民にとってもかゆいところに手が行き届き、働く方も郷土愛や人間関係を育みながら、お互いが喜びを感じる雇用対策の構築を行い、いわゆる市民による市民のための雇用対策にしていただきたかったところであります。


 とにかく私は、今回のこういった交付金はそう何度もあるわけでもなく、これからの地方分権が叫ばれる中において、地方自治体のお金の使い方やそれぞれの自治体能力が問われる時代であるからこそ、限られた財源による経済波及効果や雇用促進を進めるに当たり、未来の創造性あふれる福知山が実現するには、いかに創造性あふれる事業ができるかどうかにかかってくるものであると思っております。


 よって、今回提案されました議案の賛否を問うに当たり、ある意味、私自身、若者の1人として今後の明るい未来の福知山のために反対の一石を投じることにより、一石二鳥、三鳥にも発展するよう期待するものとし、今回の議第19号については賛同できないものの1人とさせていただきます。


 以上、失礼いたしました。


○(松本良彦議長)  次に、賛成の討論はありませんか。


 2番、大谷洋介議員。


○2番(大谷洋介議員)  (登壇)  皆さん、おはようございます。公明党の大谷洋介です。


 私は、平成21年第5回福知山市議会臨時会に上程されました議第19号、平成21年度福知山市一般会計補正予算(第4号)、議第20号、平成21年度福知山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)に賛成の立場で討論を行います。


 今回の補正予算では、1.がんばる人、生活を応援、2.未来の創造性あふれる福知山を実現、3.安全・安心なまちづくりの推進を三つの柱とされています。私も景気対策の中に社会保障の充実が大事だと考えます。社会保障を充実させる、安心をしていただく、そして安心をしていただく体制をつくる中に、雇用ということについても、そこに大幅に雇用拡大という場面が出てくると思います。


 そこで、少し別の三つの角度から考えたいと思います。


 1点目は命を守る観点です。


 生活を守り抜くためには、医療や介護を大切にすることが必要です。女性特有のがん検診を今後も継続、拡大して、3年後には検診率を50%に引き上げねばなりません。また、市庁舎、広域避難所の耐震診断調査、消防施設の充実、道路、通信、交通、下水関連施設のインフラ整備も急務となります。


 2点目は、人を育む観点です。


 子育て、教育、若者の雇用に力を入れ、人材育成を実現せねばなりません。子育て応援特別手当、若者雇用の安定拡大に向け、再就職支援、雇用創出、中小企業融資、商店街活性化、企業誘致、生活支援を図り、職業訓練、生活支援給付の恒久化をめざさねばなりません。また、未来の夢支援から、ノーベル賞下村脩さんの記念事業が大きな役割を果たすこととなります。


 3点目は緑の産業革命という観点です。


 将来を見据えて、環境対策や農業政策を確立し、経済を活性化させ、雇用を生み出す産業政策が必要です。スクール・ニューディールをさらに推進せねばなりません。学校現場で太陽光発電や校庭の芝生化、校舎の断熱処理を進め、同時に耐震化、ICT、つまり情報通信技術化を推進せねばなりません。また、農業の自立、再生支援です。食糧自給率50%への向上、水田のフル活用などをめざさねばなりません。


 今回の補正予算は、優先順位の高いものから折り込まれており、現下の厳しい経済、雇用状況を踏まえて、福知山市の迅速な経済危機対策の実施を心から望みます。


 以上のようなことから、本臨時会に上程されました議第19号、議第20号に対する賛成の意を表明するとともに、多くの議員の皆様のご賛同を求めまして、私の賛成討論とします。


○(松本良彦議長)  次に、反対の討論はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(松本良彦議長)  次に、賛成の討論はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(松本良彦議長)  ないようでありますから、討論を終結いたします。


 これより、1議案ずつ起立により採決いたします。


 議第19号及び議第20号の2議案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 初めに、議第19号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。


                   (賛成者起立)


○(松本良彦議長)  起立多数であります。


 よって、議第19号は、原案のとおり決しました。


 次に、議第20号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。


                   (賛成者起立)


○(松本良彦議長)  起立全員であります。


 よって、議第20号は原案のとおり決しました。


 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 本臨時会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。


 よって、平成21年第5回福知山市議会臨時会はこれをもって閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。


               (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(松本良彦議長)  ご異議なしと認めます。


 よって、本日はこれをもって散会し、平成21年第5回福知山市議会臨時会はこれをもって閉会といたします。


 なお、この後、午前11時5分から全議員協議会、午後から予算審査特別委員協議会、議会だより編集委員会を順次開催しますので、よろしくお願いをいたします。


 大変ご苦労さんでございました。


                午前10時50分  閉会





 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





                      福知山市議会議長   松 本 良 彦





                      福知山市議会議員   竹 下 一 正





                      福知山市議会議員   芦 田 弘 夫