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京都府 福知山市

平成21年第1回定例会(第1号 3月 2日)




平成21年第1回定例会(第1号 3月 2日)





           平成21年第1回福知山市議会定例会会議録(1)








               平成21年3月2日(月曜日)


                 午前10時00分 開会





 
〇出席議員(32名)


      1番  池 田 雅 志       2番  福 島 慶 太


      3番  大 谷 洋 介       4番  荒 川 浩 司


      5番  奥 藤   晃       6番  細 見 秀 樹


      7番  吉 見 光 則       8番  大 西 敏 博


      9番  審 良 和 夫      10番  杉 山 金 三


     11番  今 次 淳 一      12番  稲 垣 司 郎


     13番  武 田 義 久      14番  野 田 勝 康


     15番  谷 口   守      16番  高 宮 辰 郎


     17番  塩 見 卯太郎      18番  吉 見 純 男


     19番  中 島 英 俊      20番  木 戸 正 隆


     21番  松 本 良 彦      22番  井 上 重 典


     23番  塩 見   仁      24番  永 田 時 夫


     25番  芦 田   廣      26番  竹 下 一 正


     27番  芦 田 弘 夫      28番  加 藤 弘 道


     29番  高 宮 泰 一      30番  足 立   進


     31番  仲 林 清 貴      32番  和 田   久





〇欠席議員


         な   し





〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名


  市長       松 山 正 治    副市長       芦 田   昭


  副市長      小 西 健 司    企画管理部長    溝 尻 憲 章


  総務部長     塩 見 康 郎    総務部理事     田 中 法 男


  環境政策部長   足 立 恵次郎    保健福祉部長    吉 田 厚 彦


  健康推進室長   谷 垣 英美子    市民人権部長    廣 田 房 代


  人権推進室長   芦 田 豊 文    農林部長      藤 田 重 行


  商工観光部長   岡 田 勝 一    土木建築部長    桐 村 俊 昭


  都市整備部長   和 久 秀 輝    下水道部長     足 垣 克 己


  会計管理者    古 口 博 之    財政課長      長 坂   勉


  消防長      土 家   潔    ガス水道事業管理者 岩 城 一 洋


  ガス水道部長   足 立 喜久夫    病院事業管理者   香 川 惠 造


  市民病院事務部長 森 下 恒 年    教育委員長     藤 林   稔


  教育長      荒 木 徳 尚    教育部長      村 上 政 彦


  教育委員会理事  西 山 直 樹    選挙管理委員長   足 立 昭 彦





〇議会事務局職員出席者


  局長       熊 谷 正 章    次長        鎌 田 孝 司





〇議事日程 第1号 平成21年3月2日(月曜日)午前10時開議


  市会報第1号 平成20年福知山市事務報告書の提出について


  第 1  会期の決定について


  第 2  議第100号  平成21年度福知山市一般会計予算


       議第101号  平成21年度福知山市国民健康保険事業特別会計予算


       議第102号  平成21年度福知山市国民健康保険診療所費特別会計予


               算


       議第103号  平成21年度福知山市と畜場費特別会計予算


       議第104号  平成21年度福知山市簡易水道事業特別会計予算


       議第105号  平成21年度福知山市下水道事業特別会計予算


       議第106号  平成21年度福知山市宅地造成事業特別会計予算


       議第107号  平成21年度福知山市休日急患診療所費特別会計予算


       議第108号  平成21年度福知山市公設地方卸売市場事業特別会計予


               算


       議第109号  平成21年度福知山市老人保健医療事業特別会計予算


       議第110号  平成21年度福知山都市計画事業福知山駅南土地区画整


               理事業特別会計予算


       議第111号  平成21年度福知山市農業集落排水施設事業特別会計予


               算


       議第112号  平成21年度福知山都市計画事業石原土地区画整理事業


               特別会計予算


       議第113号  平成21年度福知山都市計画事業福知山駅周辺土地区画


               整理事業特別会計予算


       議第114号  平成21年度福知山市介護保険事業特別会計予算


       議第115号  平成21年度大江都市計画事業河守土地区画整理事業特


               別会計予算


       議第116号  平成21年度福知山市下夜久野地区財産区管理会特別会


               計予算


       議第117号  平成21年度福知山市後期高齢者医療事業特別会計予算


       議第118号  平成21年度福知山市ガス事業会計予算


       議第119号  平成21年度福知山市水道事業会計予算


       議第120号  平成21年度福知山市病院事業会計予算


       議第121号  福知山市施行集会所整備事業分担金徴収条例の制定につ


               いて


       議第122号  福知山市債権管理条例の制定について


       議第123号  福知山市事務分掌条例の制定について


       議第124号  福知山市有線テレビジョン放送施設条例の一部を改正す


               る条例の制定について


       議第125号  福知山市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定


               について


       議第126号  福知山市三和荘条例の一部を改正する条例の制定につい


               て


       議第127号  福知山市職員定数条例の一部を改正する条例の制定につ


               いて


       議第128号  福知山市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部


               を改正する条例の制定について


       議第129号  福知山市長及び副市長並びにガス水道事業管理者の給与


               に関する条例の一部を改正する条例の制定について


       議第130号  福知山市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一


               部を改正する条例の制定について


       議第131号  福知山市一般職職員の給与に関する条例の一部を改正す


               る条例の制定について


       議第132号  福知山市バス運行事業に関する条例の一部を改正する条


               例の制定について


       議第133号  福知山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改


               正する条例の制定について


       議第134号  福知山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定


               について


       議第135号  福知山市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につ


               いて


       議第136号  福知山市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正す


               る条例の制定について


       議第137号  福知山市企業誘致促進条例の一部を改正する条例の制定


               について


       議第138号  福知山市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定


               について


       議第139号  福知山市営住宅条例の一部を改正する条例の制定につい


               て


       議第140号  福知山市営特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例


               の制定について


       議第141号  福知山市営改良住宅条例の一部を改正する条例の制定に


               ついて


       議第142号  福知山都市公園条例の一部を改正する条例の制定につい


               て


       議第143号  福知山市民プール条例の一部を改正する条例の制定につ


               いて


       議第144号  福知山市地域プール条例の一部を改正する条例の制定に


               ついて


       議第145号  財政調整基金の繰入れについて


       議第146号  訴えの提起について


       議第147号  辺地総合整備計画の策定について


       議第148号  平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)


                  (提案理由の説明)


  第 3  議第148号  平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)


                 (質疑から委員会付託)


  第 4  議第148号  平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)


                 (委員長報告から採決)








◎午前10時00分  開会





○(野田勝康議長)  おはようございます。


 定足数に達しておりますので、ただいまから平成21年第1回福知山市議会定例会を開会し、これより本日の会議を開きます。


 本日の会議に、木戸正隆議員は通院のため遅刻、芦田 廣議員、加藤弘道議員は通院のため午後から欠席する旨の届け出がありましたので、ご報告いたします。


 本日、市長から議第100号、平成21年度福知山市一般会計予算ほか48件の議事事件の送付がありました。


 また、市長から平成20年福知山市事務報告書がまいっております。お手元に配付いたしておりますので、お目通しおきください。


 なお、監査委員からの例月出納検査の結果報告の写しについては、既に配付しておりますので、ご承知おき願います。


 次に、平成21年中における議事説明員として通知がありました者の職、氏名を一覧表としてお手元に配付いたしておりますので、ご承知おき願います。


 本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付いたしておりますので、それにてご了承願います。


 次に、会議録署名議員の指名を行います。会議規則第128条の規定により、8番、大西敏博議員、18番、吉見純男議員、以上の両議員にお願いいたします。





◎日程第1  会期の決定について





○(野田勝康議長)  それでは、日程第1に入ります。


 会期の決定についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、本日から来る3月30日までの29日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


               (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(野田勝康議長)  ご異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から29日間と決定いたしました。





◎日程第2  議第100号から議第148号まで





○(野田勝康議長)  次に、日程第2に入ります。


 お手元に届いております議案書の議第100号、平成21年度福知山市一般会計予算から議第148号、平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)までの49議案を一括議題とし、これより提案理由の説明を求めます。


 市長。


○(松山正治市長)  (登壇)  皆さん、おはようございます。


 平成21年度予算案をはじめ、そのほかの諸議案の審議をお願いするに当たり、福知山市を取り巻く情勢を展望し、福知山市市政運営に関する私の所信を申し述べ、議員並びに市民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じております。


 世界の情勢は、いまだに中東地域を中心としたテロや内戦が続発し、北朝鮮の核や、そしてまた拉致問題の解決も進展しないなど、平和への世の道は依然として厳しいものがあります。また、地球規模で急速に進む温暖化は、自然のメカニズムを破壊し、異常気象の発生をもたらすとともに生態系への悪影響を考えると、早急に温室効果ガス排出量の削減が求められるところであり、福知山市といたしましても、市民の皆様と身近なところから取り組んでいくことが重要であります。


 一方、国内に目を向けますと、毒入り餃子の中毒事件でありますとか、有害物質のメラミン混入や事故米の不正転用など食に対する安全が脅かされ、公的年金への不信や厚生年金の算定データの改ざんや裏金問題など、倫理観の欠如による事件が後を絶たない状態であります。国民の安心・安全をそういった点におきましても脅かしている状態でございます。


 福知山市におきましては、昨年の1月に発覚した本市の幹部職員の収賄容疑での逮捕が暗い影を落とし、深く反省したそのかいもなく、再びストーカー規制法違反容疑で職員が逮捕されましたことは、再び市民の信頼を裏切り、市民の皆様方に大変なご迷惑をおかけし、この上もなくまことに申しわけないことであり、改めて深くおわびを申し上げます。


 一方、福知山市生まれの下村脩さんのノーベル化学賞受賞や、福知山成美高校では、夏の高校野球甲子園出場に続きまして春の選抜高校野球初出場決定などの明るい出来事が相次ぎ、福知山を全国に発信できたことは大変喜ばしく思っている次第でございます。


 昨年6月、多くの皆さんのご支援により福知山市の第10代市長に就任し、はや9か月が過ぎようとしております。世界では、北京オリンピック開幕に向けた景気の過熱や資源高騰が、閉幕とともに米国のサブプライムローン問題に端を発し、世界経済は急激に減速し、その敏速な対応が行わなければ、我が国の社会・経済情勢も予断を許さない状況であり、福知山市においても市民生活に大きな影響が出ることを危惧しておる次第でございます。


 このときこそピンチをチャンスに変えて総合計画の掲げる基本理念「定住と交流の活力あるまちづくり」「人と自然が調和しすこやかに安心して暮らせるまちづくり」「明日を担う創造力あふれる人材育成のまちづくり」「コミュニティ豊かな自立したまちづくり」の実現に向け邁進し、福知山に生まれてよかった、福知山に住んでよかった、これからも福知山に住み続けたい、さらに福知山に行って住んでみたいという魅力あるまちづくりの実現こそが私はめざすところであります。そのためには、地にしっかりと根をはり、微動だにしないしっかりとした体力をつけ、市民の皆様にとって、福知山市にとって何が最もよい方策なのか選択しなければ将来に禍根を残すことになります。


 今、世界経済は100年に一度の大きな嵐が吹き荒れています。その嵐にもびとくもしない樹となるために、今はあえてその嵐の中に向かって進むべきではないと判断し、(仮称)北近畿の都センターの建設につきましては、一たん凍結し、しかるべき情勢になったときに再度見直しをしてまいりたいと考えておる次第でございます。


 さて、国及び地方財政の枠組みでありますが、世界的な景気の後退を受けて、外需面に加え、国内需要も停滞し、景気の下降局面が長期化、深刻化するおそれが高まる中、国民生活と日本経済を守る観点から、当面は「景気対策」、中期的には「財政再建」、中長期的には「改革による経済成長」という3段階で経済財政政策を進めることとされました。また、財政規律の維持の観点から、安易な将来世代への負担のつけ回しをせず、経済成長と財政健全化の両立を図ることとし、不要不急な経費の節減をはじめとする徹底した見直しを行い、歳出改革の取り組みを継続するとともに、持続可能な社会保障制度の構築と安定財源確保に向けた中期プログラムを早急に策定することになりました。


 一方、地方財政においても国と同様に景気の下降局面の長期化・深刻化するおそれにより、地方税や地方交付税の原資となる国税5税が大幅に減少することが避けられない情勢になっているものの、このときこそが地域住民が将来にわたって安心して生活できるよう地域医療の確保、高齢者に対する福祉、介護サービスといった地域住民の生活を支える基礎的サービスを確保し、産業振興や雇用創出など地域の活性化につながる施策を自主的・主体的に行っていく必要があるとされました。


 次に、福知山市の状況ですが、厳しい経済情勢を反映し、市税収入については、法人市民税収入の大幅な落ち込みや地方道路譲与税などの各種交付金関係も大幅に減少する中、地方交付税、臨時財政対策債などにより財源確保を図るものの、少子高齢化対策をはじめとする市民福祉の向上、都市再生をはじめとする生活環境整備、市民の安心・安全の確保、さらには借入金の償還などにより経常経費の削減に努めておりますが、財源不足が生ずることとなり、財政調整基金をはじめ各種特定目的基金を活用することにより予算を編成しましたが、総じて財政は厳しい状況にあります。


 このため、「第4次行政改革実施計画」集中改革プランに基づき、人件費の削減、事務事業の見直しや公的補償金免除繰上償還を実施し、財政構造の硬直化を防ぐとともに、平成21年4月1日から施行される地方公共団体の財政の健全化に関する法律による早期健全化団体、財政再生団体、さらに公営企業における資金不足比率による早期健全化に該当しないための財政措置を講じたところであります。


 私、市長として初めて予算編成をいたしました。改めて厳しい財政状況を認識し、有効な財源活用を図るとともに、今、何が課題で最もよい答えは何かを職員に求めたところでございます。そのための解決策や道筋につきましても、行政のプロ集団として職員自らが考え、職員自らが行うことといたしました。


 これからは、環境エネルギー、農林業、福祉、そして教育が重要な位置を占めてくるのではないかと考えておる次第でございます。


 せんだっての議会でも言いましたように、ハードからソフトに徐々にシフトする時期が来ており、透明性、効率性、利便性を求めながら、小さな役所で高いサービスを実現させるためには、健全財政の堅持が必須条件であり、そのためにも機構改革を行い、高度化・多様化する行政需要に敏速かつ柔軟、的確に対応できる組織体制を構築してまいります。


 そのことが福知山市が標榜する地域の英知を集め、融合し、新時代、北近畿をリードする創造性あふれるまち、21世紀にはばたく北近畿の都をめざす福知山の実現に近づくことであり、今年度は,その未来に向かって大きく羽ばたく礎を築くための予算を編成いたしました。その基本的な考え方について今から申し上げます。


 一つ目は、「定住と交流の活力あるまちづくり」であります。


 いつまでも住み続けることができる住環境と雇用環境を確保し、恵まれた交通状況を生かした広域交流・国際交流を進め、若者が定住する賑わいと活力のあるまちづくりを進めてまいります。


 二つ目は、「人と自然が調和しすこやかに安心して暮らせるまちづくり」であります。


 豊かな自然環境の中で、人々が生き生きと暮らせる快適な生活環境を整備し、災害や犯罪がなく、だれもが健康で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。


 三つ目は、「明日を担う創造力あふれる人材育成のまちづくり」であります。


 心豊かな人間性あふれる子どもたちの健全育成を進めるとともに、創造力に満ち、国際化や情報化の進展などにも柔軟に対応し、地域のあすを担うことができる人材が育つまちづくりを進めてまいりたいと考えておる次第でございます。


 最後は、「コミュニティ豊かな自立したまちづくり」であります。


 良好なコミュニティ活動の推進を図り、市民自らがお互いの力を合わせて進めていく市民主体のまちづくりを進めてまいります。また、市民、あるいは事業者、行政が協働で地域の課題を解決し、効率性の高い自立したまちづくりを進めてまいります。


 次に、施策の大綱について少し申し上げたいと思います。


 まず第1は、「人・物・情報が行き交う交流・連携のまちづくり」であります。


 地域の交流を図るためには、公共交通の確保が市民生活にとっては不可欠であります。特に市バスについては、200円の均一料金を設定し市民サービスの向上に努めることといたしますほか、福祉及び過疎地有償運送事業を視野に入れる中において、新たにNPO等福祉有償運送実施団体に対して活動補助を行ってまいりたいと考えておる次第でございます。


 また、ハード面においては、道路交通ネットワークが重要であり、都市計画街路整備を順次進めており、多保市正明寺線高畑工区では橋台工事を行い、寺町岡篠尾線惇明工区では平成22年度供用開始に向けた事業展開をいたします。


 広域交通網の基幹道路であります国道9号線につきましては、福知山道路の4車線化の早期実現や、土師・堀地区の高架橋工事などの早期完成や、六人部・上川口・莵原地区などの歩道設置や夜久野トンネル開削事業の早期着工を要望してまいります。


 また、国道429号の榎峠のトンネル化、由良川改修にあわせ国道175号の改良、国道426号の急カーブの解消などの早期実現をお願いしてまいります。


 府道につきましては、引き続き舞鶴福知山線の筈巻・安井区間、福知山山南線の十三丘・大門区間、但東夜久野線の平野地内、談夜久野線の上千原地内、市島和知線の上川合地内などの整備促進を要望してまいります。


 市道につきましても、引き続き菱屋堀線の拡幅整備や、夕陽が丘地内の西町市寺線道路改良事業の用地測量や一部用地買収を進めてまいります。さらに、他の市道につきましても、市民生活と密着した生活道路の整備として改良事業等を積極的に推進し、市民生活の利便性向上に資してまいりたいと考えておる次第でございます。


 福知山駅周辺整備事業につきましては、平成17年にJR福知山駅の高架化が完了し、KTR福知山駅についても、つい先日、2月28日に高架開業し、本年度はKTRの施設撤去や高架側道工事に取り組んでまいります。


 福知山駅周辺土地区画整理事業につきましては、南北市街地の一体化を促進する4本目の高架下の南北横断道路、正明寺荒河線をはじめ、都市計画道路の福知山停車場長田線、末広荒河線の拡幅整備や関連事業による福知山駅北口公園の造成工事を進めてまいります。


 石原土地区画整理事業につきましては、事業完了に向け換地処分を予定いたしております。


 河守土地区画整理事業につきましては、宮川築堤や宮川橋の架け替えを含めた国道175号改良事業と調整を図りながら、事業の進捗に努めてまいります。


 今後ますます地域間競争が激しくなり、人々は安心して暮らし、働ける便利で満足いくまちを希求いたします。そのためには、高度情報通信網を活用した住民生活の利便性の向上や地域情報化基本構想「e−ふくちやま」の整備による電子市役所の実現と非ブロードバンド地域やテレビ難視聴地域、携帯電話不感地域の解消などを推進してまいります。


 第2は、「地域の個性と資源を生かす農林業と観光のまちづくり」であります。


 農業振興につきましては、引き続き農地・水・環境保全向上対策や中山間地域等直接支払交付金事業に積極的に取り組み、農村地域の活性化を図ってまいります。また、遊休農地対策支援事業により遊休農地の解消に努めてまいりますとともに、本年度から新たに取り組みますふるさとの味再生プロジェクト事業により中山間地域の特色を生かした農産物の育成を推進してまいります。さらに、就農希望者を受け入れまして新規就農者雇用支援事業により新規就農を支援し、離職者の雇用確保に努めてまいります。


 また、中山間地域におきましては、過疎化・高齢化が著しく進行し、集落機能や社会活動の低下を招き、地域資源の管理面におきましても問題が深刻化しつつある現状で、本年度から全市域を対象とした空き家バンク制度の創設による農村定住施策の先導的な取り組みをより一層進めるとともに、豊かな自然・歴史・文化に包まれ、安心して暮らせる農山村集落のあり方をめざしまして、活力ある地域づくりを図るための指針となる「福知山市農山村活性化計画」の策定を進めてまいります。


 また、地域ふるさと農道整備事業を推進するなど、農道・用排水路の施設整備を進め、生産性の向上に努めてまいります。


 西中筋西部地区において進めております遷喬地区ほ場整備は、今年度に換地処分を行い、事業を完了させる予定であります。また、戸田地区におきましては、集団移転がおおむね完了しましたことから、昨年度より条件付きで一般分譲を始めております。


 林業振興につきましては、皆さんご存知のように、福知山市の7割を占める森林資源の多面的活用を図り、森林を守り育てる施策として、森林整備の集団化と機械化により、切り捨て間伐から利用間伐に移行させる間伐材出材奨励補助事業を新設して取り組んでまいります。特に未整備森林の整備促進を図るために森林整備地域活動支援交付金制度を活用した取り組みとともに、丹波栗、あるいはまた丹波漆などの特用林産振興、地域材である丹州材の地産地消を推進してまいります。また、農林業などに被害を与える有害鳥獣対策として野生鳥獣対策推進事業により耕作放棄地などをバッファゾーンとして、いわゆる緩衝地帯として農地保全を兼ねた事業展開により、シカやイノシシとのすみ分けを図る新しい取り組みを進めてまいります。さらに丹後天橋立大江山国定公園エリアを重点地域として、環境保全、農林業振興、観光振興につなげる福知山市千年の森づくり基本計画に基づき、推進体制の確立と施設整備に取り組むとともに、引き続き福知山市千年の森ふるさと寄附制度を全国に発信して、市民参加の森づくりを進めてまいります。


 観光振興につきましては、交流人口の拡大による地域の活性化につながるため地域の歴史や文化など地域特性を生かした観光を促進する地域資源活用観光素材PR事業や福知山十景・花の十景ネットワーク事業を実施し、お城まつりなど各種のイベントと連携を図ってまいります。さらに、観光ボランティア養成講座を継続実施し、観光ガイドの育成に努めてまいります。


 また、大江山系で「鬼の力水」、私はよく鬼力の水と言うておりますけども、「鬼の力水」の商品開発に向けた調査を行いますとともに、細野峠の整備や親名山・宝の山紅葉事業などの観光、地域振興に向けた取り組みを行ってまいります。さらに、大江の和紙や夜久野の丹波漆など伝統的な地域資源を見直していくため、引き続き丹波漆シンポジウムを開催するとともに、小学生を対象にした和紙の手すき体験を実施してまいります。


 第3は、「雇用が広がる産業創造のまちづくり」であります。


 福知山市では、昨年の12月25日から福知山市緊急不況生活支援対策本部を設置いたしまして、解雇や雇い止めによる離職を余儀なくされた方や、そのご家族を守るために、総合相談窓口の開設や市営住宅への緊急入居、くらしの資金の貸し付けなどの各種事業を実施するなど、全庁一体となって総合的な支援を実施してきたところであります。本年度も引き続き市民の皆さんの生活を守るため全力で取り組んでまいりたいと考えておる次第でございます。


 また、事業所向きには、昨年の12月1日から4か月の期間限定で資金需要の高まる年末・年始・年度末に福知山市の融資制度である小規模企業融資、すなわち「マル福」と呼んでおりますけども、その「マル福」におきまして6か月間無利子という緊急経営支援を実施しているところでございますけれども、現下の経済状況にかんがみ、この制度をさらに6か月間延長することとし、あわせて新たに京都府の経営支援特別融資の利用者に6か月間無利子となるよう利子補給する事業を創設し、これによりまして小企業だけでなく中小企業全体の緊急経営支援を実施してまいります。


 雇用関係につきましては、ハローワーク、商工会議所、商工会、京都ジョブパーク北部サテライト等関係機関と連携して、就職フェアの開催、企業ガイドの発行など雇用の安定と促進を図ってまいります。とりわけ福知山市の将来を担う若者の就業支援については、京都ジョブパーク北部サテライトと連携を深めまして若年者の就業支援に努めてまいります。


 商工振興といたしましては、福知山市の顔であります市内外の交流の場となる中心市街地の活性化を図るために、総合的な調整役として重要な役割を担う福知山まちづくり会社の組織強化を支援するとともに、商業者の自主自立的な取り組みを推進してまいりたいと考えております。


 産業振興につきましては、長田野工業団地アネックス京都三和の優遇制度を積極的に活用して誘致活動の展開を図りますほか、長田野工業団地立地企業など市内の既存企業の事業拡大や工場の建てかえ等につきましても支援し、定住要件の拡充に努めてまいりたいと考えております。


 第4は、「地域で支えるみんなにやさしい健康・福祉のまちづくり」であります。


 かつて世界で経験したことのない少子高齢化社会が我が国で急速に進行し、福知山市においても例外ではありません。その環境の変化に機敏に対応することこそが福知山市が生き残れることと考えております。そのために市民病院につきましては、北近畿の中核的医療施設として、救急医療、急性期医療を中心に高度で質の高い医療を市民の皆さんに提供し、地域完結型の医療体制の確立をめざしてまいります。


 市民の健康増進事業につきましては、国民健康保険の特定健診・特定保健指導をはじめ、後期高齢者の健診、健康増進法に基づく健診など各種健診を再構成し実施してまいりますほか、30歳代に対しても引き続き生活習慣予防健診として実施してまいります。また、妊婦健診につきましても充実を図るとともに、今年度より新たに妊婦歯科健診を実施してまいりますほか、麻しん・風しん予防接種につきましても、中学生・高校生の年代に追加接種を行い、集団発生の防止に努めてまいります。さらに、医師確保充実のため、引き続き医師確保奨学金、研修・研究支援事業を実施し、市民病院等における医師確保に努めてまいります。


 国民健康保険事業につきましては、国保加入者の健康増進と医療費の適正化に努めてまいりたいと考えております。


 ただ、保険料につきましては、平成18年度から3年間据え置いてまいりましたが、増大する医療費が国保財政を圧迫しており、不均一賦課を継続しつつ、1人当たり5.7%の引き上げを実はお願いしておりますけれども、今年度初めてそういう面から一般会計からの財政支援といたしまして地方単独医療支援による補助金の削減分について繰り入れをいたします。


 皆さんご存知のように、福知山市の高齢化率は25%を超え、4人に1人が65歳以上となる超高齢化社会を迎えました。第5次高齢者保健福祉計画、第4期介護保険事業計画、これに従ってサービスの充実に努めてまいるほか、地域包括支援センターを中心に、介護予防の充実と高齢者を地域全体で支えるシステムづくりを進めてまいります。


 高齢者福祉施策の外出支援助成事業につきましては、要件を緩和いたしまして助成対象を拡充し支援してまいります。


 後期高齢者医療制度につきましては、福知山市独自の保険料軽減制度を新たに創設し、低所得者対策を推進してまいります。


 障害者福祉におきましては、障害者自立支援法施行3年を経過したことによる見直しを踏まえまして、障害福祉サービス報酬単価の引き上げや障害福祉サービスの事業所の経営安定を支援、通所サービス支援等を行い、障害者自立支援法の円滑な推進を図ってまいります。


 さらに、ひとり暮らしの高齢者や障害者の皆さんの地域での暮らしを支えるために、新たに金銭管理を主とする権利擁護事業の充実支援に取り組んでまいります。


 また、新たに目や耳に障害のある児童の府立盲聾学校舞鶴分校への通学支援を行うほか、発達相談も含めた障害のある児童に対する相談支援事業所を新たに開設することといたしております。さらに、引き続きのびのび福知っ子就学前発達支援事業を全園に拡大するなど、保護者や子どもたちへの支援の充実に努めてまいりたいと考えております。


 子育て支援は、福知山市の最重点施策の一つとして取り組んでおります。本年度は、次世代育成支援行動計画の後期計画の策定の年であり、多くの子育て世代の方々から意見を聞きながら、今後の福知山市の子育て支援施策のさらなる充実を図るための方向性を定めていきたいと考えております。


 また、子育て世帯の医療費の軽減を図るため、福知山市独自のふくふく医療制度を継続するとともに、計画策定の中で年齢の拡大も検討していきたいと考えております。


 さらに、放課後児童クラブにつきましても、本年9月より土曜日の開設を実施して充実を図るとともに、あわせまして利用料の改定につきましてもお願いし、子育て支援の推進を図ってまいります。


 福知山市地域福祉計画の「ささえあい 共に幸せを生きるまち ふくちやま」の実現に向けまして、本年度は自治会長の皆さんや民生児童委員の皆さんなどのご協力をいただきながら、災害時の要配慮者支援制度を確立させるため、支援を必要とされる方の名簿の作成に取り組んでまいります。


 第5は、「人と自然が共生する安心・安全・快適環境のまちづくり」であります。


 市営住宅団地の高齢化や子育て支援などの対応が急務となっておりまして、世帯構成や年齢階層を考慮した世帯類型別募集を行いまして、コミュニティバランスが確保されました団地形成をめざしてまいります。


 また、地震に強いまちづくりを進めるため、木造住宅の耐震診断士派遣事業や、さらには今年度より木造住宅の耐震化にかかる助成制度を創設してまいります。


 公園整備におきましては、三段池公園では、来園者の安全確保のため、歩道や雷対策施設の設置を行ってまいります。福知山城周辺整備といたしましては、城と調和のとれた歩道橋の架け替えのための設計を行ってまいりますほか、他の公園につきましてもバリアフリー化を図り、市民の憩いの場、交流の場としての充実を行いますとともに、適切な維持管理に努めてまいります。


 環境行政につきましては、福知山市環境基本計画の理念である「環境の環づくり」を福知山環境会議を中心に推進してまいりますほか、本年は京都議定書で定められました第1段階の目標の2年目であり、市役所も一事業所として温室効果ガスの削減目標を掲げ、地球温暖化防止対策の取り組みを一層進めてまいります。


 ごみ焼却施設、リサイクルプラザ及び水処理施設につきましては、市民生活に支障を来さないように万全を期してまいりたいと考えております。


 また、ごみ分別簡素化・市民負担の軽減策の一つであります、障害のある人やひとり暮らしの高齢者の方への対応につきましては、ごみ分別ボランティア事業による地元自治会のステーション分別指導、分別協力活動に努めますとともに、資源としての意識づけのために新設いたします容器包装プラスチックを含めました指定ごみ袋をレジ袋タイプにし、結びやすく、運びやすくし、市民の皆様方のごみ分別の負担軽減につなげてまいりますとともに、生ごみ・プラスチック容器の有効活用やあり方について市民の皆さんとともに研究してまいります。


 水道事業につきましては、各支所にある簡易水道施設集中監視装置をガス水道庁舎に統合し、市内すべての水道施設について一括遠隔監視ができるように整備いたしますほか、経年管の更新などを積極的に推進してまいります。


 下水道事業につきましては、公共下水道並びに特定環境保全公共下水道の面的整備はほぼ完了し、人口普及率では、公共下水道事業、農業集落排水事業、合併処理浄化槽を合わせますと96.7%に対しまして、京都府下ではトップクラスになっております。今後は、下水道の基幹施設や終末処理場内の各種整備について、更新工事を実施し、効率的な安定稼働を図ってまいります。


 また、公営企業化に向けて下水道の資産調査、基本計画の策定、財務会計システムの構築に取り組んでまいります。あわせて農業集落排水や合併処理浄化槽を含めました福知山市全体の下水道につきまして「下水道ビジョン」を策定いたします。


 市街地の内水・浸水対策につきましては、新たに厚中地区で仲の坪貯留施設の築造に着手いたします。さらに、合流式下水道緊急改善事業は、貯留施設と流入施設の築造工事を行いまして、平成22年の供用開始をめざしてまいります。


 ガス事業につきましては、経年管の布設替え等を行い、安全の確保を第一義として取り組みますとともに、ガス事業民営化検討委員会の答申を踏まえながら、民間譲渡に向けまして事業者の公募・選定に取り組んでまいります。


 また、簡易ガス料金につきましては、平成17年度以降、原料費調整制度による調整額の上限値に達していることから、従量料金単価、それから基準平均原料単価などの見直しを含めた料金改定を予定しております。


 急速に進みつつある地球環境の変化に伴いまして、災害から命を守るための総合的な防災対策を引き続き進めることとし、浸水想定区域や土砂災害警戒区域に指定された地域を中心に、昨年に引き続き防災行政無線を整備いたします。


 また、福知山市に大きな影響を及ぼす地震の震度や被害予測を示す地震防災マップを作成し、洪水の場合に想定される浸水の深さを電柱に表示する洪水標識を設置するなど災害に強いまちづくりを推進してまいります。


 さらに、市内すべての広域避難所への災害用備蓄倉庫の整備を引き続き進めまして、孤立対策と避難所機能の向上を図ってまいりたいと考えております。


 治水事業でありますが、由良川並びに土師川流域の安心・安全な暮らしを実現するため、一日も早い治水対策完了に向けまして、由良川水系河川整備計画の早期見直しを含め関係機関へ要望を進めてまいります。


 また、支流につきましても、京都府管理河川、大谷川、あるいは牧川、あるいは宮垣川などにおきまして、河川改修事業の促進を要望するとともに、宮川につきましては、由良川下流部緊急水防災対策によります改修促進をお願いしてまいります。


 次に、犯罪のない安心・安全な社会の実現につきましては、市民すべての願いでありまして、防犯推進関係団体と連携を図り、高齢者や子どもの安全対策を重点に取り組みを進めてまいりますほか、交通事故防止につきましても、市民、警察署、事業所等一体となった交通安全の啓発、事故防止活動を展開してまいります。


 さらに、消費生活では、多様化する悪質な手口等について、啓発、相談活動を積極的に行ってまいります。


 第6は、「魅力ある人とまちを創り出す教育・文化のまちづくり」であります。


 私は、教育こそがまちづくりの基本であり、人づくり、地域づくりを築いていくものと確信しておる次第でございます。


 教育は、子どもたちの将来を開き、未来を築く源でありまして、今こそ「教育のまち 福知山」の実現に向けて確実に歩み出していきたいと考えております。そのための第一歩をしるす予算でもあります。


 学校教育では、各学校長が実態に即して主体的に作成した実施プランの取り組みを支援する文武向上プラン学校支援事業を新たに実施いたします。また、特色ある学校づくり支援事業によって、学校独自の特色ある教育活動を進め、教育の活性化を図ってまいります。


 小学校では、新学習指導要領も視野に入れる中で、早くから外国語になれ親しむために、英語指導助手、AETと申しておりますけども、それを増員してまいります。


 また、不登校対策につきましては、従来の施策を心の安定基地づくり推進事業として集約しまして、個別の課題に対応しながら、解消に努めてまいります。さらに、未来を担う子どもたちの安全を確保し、命を守るため、携帯やネットトラブルに関する実践的研修会の開催をはじめとして、家庭・学校・地域など市民と社会及び行政が一丸となって、安心・安全な学校づくりや子どもの居場所づくりを推進してまいりますほか、公的な奨学金を受給して勉学に励んでいる高校生・大学生等に対しまして奨学生支援事業を実施してまいります。


 教育施設の整備充実では、安心・安全の確保が最優先でありまして、細見小ほか2校の体育館の耐震補強工事を行いますとともに、惇明小ほか4校の耐震2次診断調査も実施してまいります。また、南陵中学校の南校舎につきましては、本年より2か年かけまして建設を進めてまいります。


 次に、学校施設設備改修事業につきましては、惇明小の本館屋根改修、昭和小、雀部小の校舎屋上防水、成仁小、細見小のプール改修、さらには大正小の児童用便所等の老朽改修も実施してまいります。


 教育環境の改善を図るものといたしましては、雀部小管理棟の騒音対策、有仁小ほか2校においてシャワー設備を設置するほか、遊具の更新につきましても、上豊富小ほか2校を予定しておりますし、中学校では日新中学校校舎のひさし改修及び昇降口の設置等を実施し、生徒が安心して学べる環境づくりに努めてまいります。


 次に、情報教育を積極的に推進するため、教育用コンピューターの更新を行うことといたしまして、小学校では修斉小ほか5校につきまして全面更新いたしますし、さらに、中学校におきましては、すべての学校において教育用コンピューターの設置が生徒1人1台の配備となるよう更新・補充を行ってまいります。


 教材備品の充実につきましても、新学習指導要領を視野に入れる中で、昨年、冒頭にも申しましたノーベル化学賞の受賞者が本市出身から出ましたことを契機にいたしまして、理数教育の充実を図る観点から、小中学校の理科教材の充実を大幅に行っていきますとともに、学校での読書活動を促進するため、本年度より図書購入費も大幅にふやしてまいります。


 幼稚園につきましては、幼稚園の再編推進計画に基づきまして、保護者の皆様、地域住民の皆様並びに議員の皆様のご理解とご協力をいただきながら幼稚園の適正配置に努めてまいりたいと考えております。


 社会教育におきましては、次代を担う青少年の健全育成に視点を置きながら、心の教育実践活動などの生涯学習活動を積極的に推進してまいります。また、公民館活動につきましても、地域力を高め明るく住みよいふるさとづくりをめざして取り組んでまいります。文化財の保存・活用につきましても、文化財図録補遺版、散策マップを作成してまいります。


 また、人権教育につきましても、福知山市人権教育実践方針に基づきまして、人権意識の高揚に努めてまいります。


 さらに、19回を迎える福知山マラソンをはじめ各種スポーツ大会やスポーツ教室を開催し、市民の皆さんが生涯にわたりスポーツ活動に親しんでいただけるよう努めますとともに、市民運動場の野球場のスコアボードを電光掲示するなど施設の機能アップにより、全国規模の大会などの誘致も図ってまいりたいと考えております。


 第7は、「住民が主体となる人権尊重・住民自治のまちづくり」であります。


 住みよいまちづくりやあるべき将来像につきまして、市民団体などの皆さんと私が意見交換をいたします。仮称でございますけれども、市民と市長のまちかど懇話会を新設しまして、出された提案・要望などを市政運営に反映させることによりまして、市民参画の開かれた行政を推進いたしますとともに、福知山市自治基本条例の制定に向けました取り組みといたしまして、市民協働のイメージや方向性を共有する場として、仮称でございますけれども、市民協働まちづくり研修会を開催いたしまして、市民参加の手法や新たなパートナーシップなどのあり方を検討いたしてまいります。


 地域振興につきましては、地域コミュニティ活動の核となります集会施設の整備を進めるとともに、福知山市市民憲章推進協議会と連携した各種事業を通じまして市民憲章の普及と啓発に努めてまいります。


 21世紀は人権の世紀と言われており、福知山市人権施策推進計画に基づき、人権文化の創造と、互いに認め合う共生社会の実現に向けまして諸事業に取り組んでまいります。


 男女共同参画につきましては、福知山市男女共同参画推進条例に基づきまして、新はばたきプランの後期計画を具体的施策の中心に据えて進めてまいります。この新はばたきプランが平成22年度末に期限を迎えますことから、本年度は男女共同参画社会に関する市民意識調査を実施いたします。


 また、相談事業については、女性の人権に関する相談等の高まりから、体制の充実を図り、迅速・的確な保護・救済を行ってまいります。


 また、自己実現や経済的自立につながる就労に関するキャリアアップの取り組みを推進するとともに、男性も含めた働き方の見直しが進むよう市内事業所とともに男女共同参画の推進に関する啓発に努めてまいりたいと考えております。


 第8は、「地方分権社会に対応した行財政効率の高いまちづくり」であります。


 いつも言っております風通しのよい市役所を実現するために、自治会ごとに担当職員を指定し、地域の声を聞くとともに、地域課題への相談や行政事務の案内を行うなど地域と行政との身近な窓口として機能させる地区担当制を発足いたします。また、「わかりやすい市役所サービス」「利用しやすい市役所サービス」「親切丁寧な市役所サービス」「安心で安全な個人情報管理」「人権を常に意識した市役所サービス」を常に心がけ、市役所は変わったという評価を、あるいはまた評判を市民の皆様からいただけますよう、私を先頭に全職員が一丸となって頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。


 以上、総合計画に基づきまして基本理念、基本方針の事業概要につきまして申し述べましたが、一般会計は374億5,000万円で、対前年度比5.1%の減、特別・企業会計を含む本市総予算は781億5,146万円余で、対前年度比5.1%の減となりました。


 冒頭でも申し上げましたが、未曾有の経済不況が全世界を席巻いたしております。本市におきましても例外なくその波にのみ込まれています。しかし、このときこそ健全財政が堅持できれば波におぼれることなく波が静かになることを待つことができます。そのために集中改革プランの実施計画を確実に取り組まなければなりません。本年度より私と副市長の給料をこれまでの10%のカットから、さらにそれぞれ10%と5%加算いたしまして、それぞれ20%、15%のカットといたしますし、公用車の管理につきましても、集中管理を行い、効率的な運用により台数の削減と経費の節減を図りますとともに、電子入札を本格運用し、不正行為の防止や入札参加業者の増加を図ることによりましてさらに競争性を高めていきます。できることから積極的に経費の削減を図り、効率性のある執行に努めてまいりたいと考えております。


 地方分権がますます進展する中で、自己決定・自己責任の原則に基づく地方の特色を生かした独自のまちづくりが求められているわけでございます。


 冒頭にも申しましたように、「未来に向かって大きく羽ばたく礎を築く」をキーワードに、すべての職員の英知を結集いたしまして、一丸となって市民福祉の向上、魅力あるまちづくりに邁進し、ふるさと福知山を少しでもよくしていきたいとの決意を新たに全力を傾けてまいる所存であります。


 議員の皆様並びに市民の皆様方のこれまでに寄せられましたご理解とご協力に対しまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げますとともに、今後とも市民の皆様方のより一層のご協力と議員の皆様の絶大なるご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。どうも長時間ありがとうございました。


○(野田勝康議長)  総務部長。


○(塩見康郎総務部長)  (登壇)  ただいま市長が平成21年度の施政方針を申し述べましたが、それを基礎といたしまして、本定例会に提案をいたしております議第100号から議第147号までの予算関係議案並びに関係条例ほかの議案につきましてご説明申し上げます。


 初めに、議員の皆様方のお手元にお届けいたしております平成21年度予算説明書によりましてご説明を申し上げますが、当初予算でございますので、何分にも広範多岐にわたっております。また、一般会計及び特別会計におきます目の説明につきましては、事業別に区分いたしましてより詳細に記述をいたしております。したがいまして、特に重要と思われます点等を中心にご説明申し上げまして、ただ概括的、あるいは省略をさせていただくこともございますので、あらかじめご承知を賜っておきたいと存じます。


 それでは、一般会計予算説明書の1ページをお願いいたします。ここには平成21年度各会計予算集計表を掲げております。一般会計総額は374億5,000万円でございまして、前年度当初予算と比較いたしまして20億3,000万円、5.1%の減といたしております。次に、特別会計につきましては、17会計で286億9,041万5,000円でございまして、対前年度比27億6,720万円、8.8%の減、また企業会計は3会計で120億1,105万4,000円、対前年度比6億2,576万1,000円の増といたしております。全会計の予算総額は781億5,146万9,000円で、対前年度比41億7,143万9,000円、5.1%の減といたしております。


 議第100号、平成21年度福知山市一般会計予算でございますが、5ページに歳入の総括、6ページから7ページにかけまして歳出の総括を記載しております。


 5ページをお願いいたします。歳入でございますが、最上段の市税は115億7,465万3,000円でございます。世界的な金融不安を背景とする急激な円高や輸出の急激な落ち込みによる企業の減産体制によりまして業績の大幅な悪化が予測されることや、個人所得の伸びが見込まれないこと、さらには土地の地価の下落などによりまして対前年度比6億3,669万6,000円、5.2%の減といたしております。


 次の地方譲与税から自動車取得税交付金までの各種譲与税、交付金関係につきましては、未曾有の経済不況の中、いずれも大きく減といたしておりますが、その減少分につきましては、普通交付税で措置されることとなっております。


 市債につきましては、地方財政の財源不足を措置するために臨時財政対策債を大量に発行することといたしておりますが、(仮称)北近畿都センターなど大型プロジェクトの凍結や先送りなどにより大幅な減といたしております。


 次に、6ページをお願いいたします。歳出でございますが、時代の流れがハードからソフトにシフトしております中、環境エネルギー、農林業、福祉、教育に重点を置いた予算を計上いたしておりますものの、(仮称)北近畿の都センター、新学校給食センターの凍結ないしは先送り、また、武道館移転改築の完了等によりまして総務費、教育費が大きくマイナスとなっております。


 48ページをお願いいたします。まず、歳出から目によりましてご説明を申し上げます。


 ご承知のとおり、目の説明を事業に分類して記載いたしておりますし、その数も大変膨大でございます。また、事前に配付いたしております主だった事業の概要をお目通しございます中で事業の説明は割愛をさせていただきまして、前年の当初予算と比較いたしまして、特に大幅な増減がございます目等を中心に説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


 52ページをお願いいたします。一般管理費の減につきましては、退職手当の減が主なものでございます。


 74ページをお願いいたします。最下段の地域交流推進費の増につきましては、81ページ、37にございますが、農匠の郷やくのの熱源供給システムを集中から個別に改修する事業などが主なものでございます。


 86ページをお願いいたします。地域交流拠点施設整備費は、(仮称)北近畿の都センターを凍結したことに伴う廃目であります。


 120ページをお願いいたします。老人福祉費の増は、121ページ、2に掲げております介護保険事業特別会計並びに125ページの37に掲げております後期高齢者医療事業特別会計への繰出金が主なものでございます。


 132ページをお願いいたします。下段の児童福祉施設費の大幅な減は、前年度に大江統合保育園整備事業を計上していたことが主なものでございます。


 170ページをお願いいたします。下段の上水道施設費は、6簡易水道を上水道に統合することに伴う負担金でございます。


 190ページをお願いいたします。集落排水費の増につきましては、農業集落排水施設事業特別会計の財政健全化を図るため、繰出金を増額したことによるものでございます。


 198ページをお願いいたします。下段の商工業振興費の大幅な減は、不況対策として、199ページ、10に掲げております小規模企業融資制度「マル福」や、同じく12に掲げております緊急対策経営支援特別融資利子補給などを計上いたしておりますものの、昨年度に企業誘致促進及び工場等操業支援基金の積み立てや企業誘致促進特別対策事業として長田野工業団地内にインフラ整備経費を計上していたことが主なものでございます。


 224ページをお願いいたします。上段の土地区画整理費の大幅な増につきましては、225ページの1に掲げております駅周辺、2の駅南、さらに7の石原のそれぞれの土地区画整理事業特別会計の健全化を図るために繰出金を増額したことが主なものでございます。


 228ページをお願いいたします。公園施設費の大幅な減につきましては、昨年度に大江桜づつみ緑地整備を計上していたことが主なものでございます。


 262ページをお願いいたします。下段の学校建設費の大幅な増は、263ページ、1に掲げております南陵中学校の改築事業によるものでございます。


 296ページをお願いいたします。体育施設費の大幅な減につきましては、299ページ、15に掲げております野球場スコアボードの電光掲示化などの改修事業を計上いたしておりますものの、昨年度、武道館移転改築事業の完了が主なものでございます。


 298ページをお願いいたします。学校給食費の大幅な減は、新学校給食センターの先送りによるものでございます。


 302ページをお願いいたします。元利償還金の大幅な減につきましては、繰上償還額そのものの減によりますほか、繰上償還の効果により元利償還金が減少したことによるものでございます。


 以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、恐れ入りますが、8ページへお戻りをお願いいたします。


 続きまして、一般会計の歳入でございますが、説明を申し上げます。


 市税につきましては、さきほど総括で申し述べましたとおり、大きく減少しておりまして、個人市民税は35億2,877万2,000円で、対前年度比4,336万1,000円、1.2%の減、特に法人市民税が13億7,485万8,000円で、対前年度比5億1,868万7,000円、27.4%の減と大きく落ち込んでおります。


 固定資産税につきましても56億2,529万8,000円で、対前年度比4,468万2,000円、0.8%の減といたしております。


 10ページをお願いいたします。上段の地方揮発油譲与税の創設は、今回、道路特定財源が一般財源化されることに伴い、従来の地方道路譲与税を名称変更するものであります。


 なお、地方道路譲与税4,600万円は、税制改正前の道路特定財源時代の揮発油税を措置するものであります。


 12ページをお願いいたします。上段の自動車取得税交付金でございますが、道路特定財源が一般財源化されることに伴い、新法による11か月分を1億9,800万円、また旧法による1か月分を1,800万円と見込み計上いたしております。


 中ほどの地方特例交付金につきましては、平成21年度に改正されるエコカー減税に伴う減収補てん分を見込んでおりますため大幅な伸びとなっております。


 次の地方交付税でございますが、地方財政計画を基本に本年度創設されました地域雇用創出推進費や各種交付金の減収分、さらには合併加算などを勘案いたしまして、普通交付税並びに特別交付税をそれぞれ計上いたしております。


 20ページをお願いいたします。この20ページから34ページにかけましては、国庫支出金並びに府支出金でございます。歳出で説明させていただきましたが、いずれもハード事業の入れかわりなどにより大きく変動いたしており、また扶助費等の伸びもございます。それぞれ事業の財源確保を最大限図るべく予算計上をいたしたものであります。


 38ページをお願いいたします。基金繰入金につきましては、39ページから41ページにかけましてのとおり、財源不足を阻止するために財政調整基金を1億円、また繰上償還や土地区画整理事業特別会計への財政健全化を図るために減債基金を5億368万9,000円、さらに特定目的基金を活用していくためにそれぞれの額を計上いたしております。


 44ページをお願いいたします。総務債の大幅な減は、(仮称)北近畿の都センターの凍結、次の民生債の減は、前年度に大江統合保育園整備事業を計上していたこと、さらに46ページをお願いいたします。教育債の大幅な減は、武道館移転改築の完了、新学校給食センターの先送りなどによるものであります。


 一つ飛びまして臨時財政対策債でございますが、地方財政の財源不足を補てんするために大幅な増といたしております。


 以上で歳入の説明を終わらせていただきまして、308ページをお願いいたします。このページから315ページにかけまして特別職及び一般職の給与費ほかの明細を示しておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。


 316ページをお願いいたします。継続費につきまして、最終処分場整備事業、浸出水処理施設建設工事ほか3事業のそれぞれの調書を掲げておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。


 次の317ページから331ページにかけまして76件の債務負担行為の調書を掲げておりますので、お目通しを賜りたいと存じます。


 332ページをお願いいたします。地方債の調書でございますが、次の333ページにかけまして各事業別ごとに現在高の見込額を記載いたしております。当該年度末におけます現在高見込額は503億5,727万5,000円でございます。


 以上で一般会計を終わらせていただきまして、次に特別会計の説明をさせていただきます。


 恐れ入りますが、別冊の特別会計予算説明書をお願いいたします。


 恐れ入ります。5ページをお願いいたします。議第101号の国民健康保険事業特別会計でございますが、予算総額は78億5,340万円と増大する医療費によりまして対前年度比9.0%の大きな伸びといたしております。本年度は国保財政が大変厳しい状況になっておりますことから、基金を繰り入れても財源不足になりますため、今年度初めて一般会計からの財政支援といたしまして、地方単独医療支援による補助金の削減分につきまして繰り入れを行いますとともに、平成18年度以来据え置いておりました医療分にかかる保険料と後期高齢者支援分にかかる保険料をそれぞれ引き上げることといたしております。


 また、介護納付金にかかる保険料の限度額を現行の9万円から10万円に改めることといたしております。


 なお、主な事業といたしまして、国保レセプト点検の強化、妊婦歯科健診などを実施してまいります。


 71ページをお願いいたします。議第102号の国民健康保険診療所費特別会計でございますが、予算総額は5,380万円で、前年度に繰上償還を行ったため9.4%の減といたしております。へき地医療といたしましての雲原・金山診療所分の運営費等を計上いたしております。


 97ページをお願いいたします。議第103号のと畜場費特別会計でございますが、予算総額1,700万円で、対前年度比15.8%の大幅な減となっておりますのは、食肉センターの入場頭数の減により運営経費が減少したことによるものでございます。


 111ページをお願いいたします。議第104号の簡易水道事業特別会計でございますが、予算総額16億8,140万円で、対前年度比34.8%の大幅な減になっておりますのは、6簡易水道を上水道に統合したことによるものであります。


 主な事業といたしまして、牧川筋6簡易水道の統合整備を進めますほか、繰上償還や一般会計からの繰り入れを行い会計の財政健全化に努めてまいります。


 139ページをお願いいたします。議第105号の下水道事業特別会計でございますが、予算総額46億1,560万円で、対前年度比20.9%と大幅な減となっておりますのは、管渠築造がほぼ完了したことによるものでございます。市街地の内水・浸水対策として新たに厚中地区で仲の坪雨水貯留施設の築造に着手してまいります。また、前年度に引き続き下水道事業の公営企業化に取り組んでまいりますほか、繰上償還を行い会計の財政健全化に努めてまいります。


 173ページをお願いいたします。議第106号の宅地造成事業特別会計でございますが、予算総額6,580万円と対前年度比46.6%の大幅な減となっておりますのは、前年度の雨水排水機関連工事がおおむね終了したことによるものであります。本年度は、集落道路の改良、防火水槽設置などを実施するとともに、残りの一般分譲地の販売促進に努めてまいります。


 191ページをお願いいたします。議第107号の休日急患診療所費特別会計でございますが、予算総額が2,720万円、対前年度比1.1%の増といたしております。


 205ページをお願いいたします。議第108号の公設地方卸売市場事業特別会計につきましては、財政健全化法に基づき、平成20年度で財政支援措置を講じて累積赤字の解消を図りますため、予算総額1億4,630万円と大幅な減といたしております。本年度は卸売棟の空きスペース等に関連店舗等を移転させまして、遊休スペースの有効活用と市場の効率的な運営を図っていくため、公設市場活性化推進事業に取り組んでまいります。


 221ページをお願いいたします。議第109号の老人保健医療事業特別会計につきましては、平成20年4月より後期高齢者医療制度へ移行しておりまして、本年度は診療報酬の月遅れ請求分と過誤調整による請求分の医療費のみを計上したため、予算総額6,970万円と大幅な減となっております。


 なお、この会計は、本年度で清算を行い閉鎖することといたしております。


 237ページをお願いいたします。議第110号の駅南土地区画整理事業特別会計につきましては、財政健全化法に基づき、平成20年度に財政支援措置を講じ、累積赤字の削減を図ってまいりますため、予算総額を4億8,300万円と大幅な減といたしております。


 なお、本年度は会計の閉鎖に向け基金を活用するとともに、保留地の売却を進めてまいります。


 251ページをお願いいたします。議第111号の農業集落排水施設事業特別会計でございますが、予算総額10億7,420万円、対前年度比2.6%の減といたしております。維持管理が主体でありますが、昨年に引き続き繰上償還や一般会計から財政支援を行い会計の財政健全化に努めてまいります。


 283ページをお願いいたします。議第112号、石原土地区画整理事業特別会計でございますが、予算総額24億5,600万円、対前年度比3.4%の減といたしております。本年度は財政健全化法に基づき財政支援措置を講じまして累積赤字の削減を図ってまいります。


 305ページをお願いいたします。議第113号の駅周辺土地区画整理事業特別会計でございますが、予算総額22億8,300万円、対前年度比6.2%の増といたしております。本年度はKTR高架後の廃線敷きの周辺の整備を進めます一方、財政健全化法に基づき財政支援措置を講じて累積赤字の削減を図ってまいります。


 327ページをお願いいたします。議第114号の介護保険事業特別会計でございますが、保険事業勘定では、予算総額60億6,500万円で、対前年度比9.9%の大幅な増、また357ページに掲げております介護サービス事業勘定につきましては、予算総額を前年並みの2,200万円といたしております。


 本年度は第4期介護保険事業計画の初年度であります。平成23年度まで3か年の介護保険料は、介護給付費の増加、介護報酬の平均3%の改定により引き上げることになりますが、基金残額全額の取り崩しと国の緩和措置により極力抑えることといたしております。


 383ページをお願いいたします。議第115号、河守土地区画整理事業特別会計でございますが、事業が終息に向かっておりますため、予算総額7,380万円、対前年度比34.6%と大幅な減といたしております。


 403ページをお願いいたします。議第116号の下夜久野地区財産区管理会特別会計でございますが、予算総額は21万5,000円で、財産区の財産保全及び管理会の運営に要する経費を計上いたしております。


 413ページをお願いいたします。議第117号の後期高齢者医療事業特別会計でございますが、予算総額は17億300万円で、対前年度比1.0%の増であります。京都府後期高齢者医療広域連合が運営をいたしておりまして、市は窓口での申請書等の受け渡し、相談及び保険料徴収事務を行っております。広域連合への納付金や健診事業などにかかわります所要の経費を計上いたしております。


 以上で特別会計は終わらせていただきまして、次に企業会計につきましてご説明申し上げます。


 恐れ入りますが、別冊のガス事業、水道事業の予算説明書をごらんいただきたいと存じます。


 企業会計、ガス事業、水道事業予算説明書3ページをお願いいたします。議第118号、平成21年度福知山市ガス事業会計予算につきまして、ガス事業会計予算総括表によりましてご説明申し上げます。


 事業収益のうち、ガス売り上げにつきましては7億5,320万6,000円を計上いたしておりまして、ガス供給戸数を一般ガス6,400戸、簡易ガス400戸とそれぞれ見込んでおります。


 ガス事業の民営化につきましては、ガス事業民営化検討委員会答申を踏まえながら、民間譲渡に向けまして事業譲渡審査委員会を設置し、事業者の公募、選定等に取り組む予算を計上いたしております。


 4ページをお願いいたします。資本的支出のうち建設改良費の主なものといたしましては、福知山駅周辺土地区画整理事業地内へのガス管布設、また各地域のガス管布設替え等を実施することといたしております。


 以上によりまして、収益的収支につきましては220万6,000円の純利益を見込んでおりますが、資本的支出につきましては2億2,577万2,000円の不足額が生じる見込みでございますので、損益勘定留保資金等により補てんすることといたしております。


 29ページをお願いいたします。続きまして、議第119号、平成21年度福知山市水道事業会計につきまして水道事業会計予算総括表によりましてご説明を申し上げます。


 給水収益であります水道料金収入は12億667万4,000円計上いたしておりまして、給水戸数を2万5,700戸、給水量を846万7,000立方メートルと見込んでおります。


 30ページをお願いいたします。資本的支出のうち建設改良費の主なものといたしましては、福知山駅周辺土地区画整理事業地内への配水管布設等を予定いたしております。また、平成21年4月から六つの簡易水道の上水道統合に伴いまして簡易水道事業から引き継ぎます未収金600万円を特例的収入として計上いたしておりますとともに、旧簡易水道事業にかわる企業債償還等のため、一般会計からの補助金を6,300万円計上いたしております。


 以上によりまして、収益的収支につきましては、6簡易水道の上水道統合に伴います減価償却費及び企業債利息等の増加によりまして8,402万5,000円の純損失を見込んでおります。


 また、資本的収支につきましては、4億5,309万5,000円の不足額が生じる見込みでございますので損益勘定留保資金等によりまして補てんすることといたしております。


 次に、病院事業会計予算につきまして、別冊の企業会計、病院事業の予算説明書をお願いいたします。


 恐れ入りますが、1ページをお願いいたします。議第120号、平成21年度福知山市病院事業会計予算につきまして、病院事業会計予算総括表によりましてご説明申し上げます。


 医業収益のうち医療収益につきましては、入院患者数は1日平均282人、外来患者数を1日平均780人と見込み計上いたしております。


 また、支出につきましては、給与費、材料費ほか所要の経費を計上いたしております。


 2ページをお願いいたします。資本的支出では、企業債償還金及び建設改良費といたしまして医療機器を購入する経費を計上いたしております。


 以上によりまして、収益的収支は9億8,870万1,000円の純損失となっております。また、資本的支出につきましても1億2,842万8,000円の不足が生じますので損益勘定留保資金等で補てんすることといたしております。


 以上で予算関係の説明は終わらせていただきまして、引き続き、議案書によりまして各条例関係等の説明をさせていただきます。


 恐れ入ります。議案書へ戻っていただきまして95ページをお願いいたします。議第121号、福知山市施行集会所整備事業分担金徴収条例の制定につきましては、市が施行いたします集会所について、新築、増築及び大規模な改修を行う場合に、特定の利益を受ける者から、その受益の限度におきまして分担金の徴収を行いますもので、第4条において分担金の総額を事業費の10%以内とするなどそれぞれ所要の規定を定めております。


 この条例は、96ページの附則のとおり、平成21年4月1日から施行することとし、同日以後に着手する集会所整備事業に係る分担金から適用することといたしております。


 次の議第122号、福知山市債権管理条例の制定につきましては、本市の債権管理の適正化及び迅速化を図るため、市の債権処理の包括的な指針といたしまして、債権の管理に関する事務処理の基準など必要な事項を定めるものでございます。


 第2条で、債権を市税及び受益執行権の有無により、公課とその他債権とに分類をしております。


 また、97ページの一番下の第3条で、債権を適正に管理し、効率的な事務処理を行うため、債権の種類ごとに台帳の作成を定めております。


 98ページの第6条で、市税及び公課にかかわる滞納処分等を、次の第7条、99ページの第9条で自力執行権のないその他債権にかかわる滞納処分等なり徴収停止について定めておりますほか、100ページをお願いします。上の方の第11条において、自力執行権のないその他債権のうち、時効期間が満了した場合や実質的な徴収不能に陥っている者につきましては、債権放棄ができることとし、この場合には議会の報告義務を規定いたしております。


 103ページをお願いいたします。議第123号、福知山市事務分掌条例の制定につきましては、スリム化や財政部門の強化などを図り、市民ニーズに柔軟に対応をしていくために機構改革を行い、それに伴って新たに組織、機構等を定めるものでございます。


 第1条で、市長部局における部の設置を定めますとともに、第2条におきまして、部の分掌事務をそれぞれ定めております。


 107ページをお願いいたします。議第124号、福知山市有線テレビジョン放送施設条例の一部改正につきましては、加入金と使用料の見直しによりそれぞれ減額をいたすもので、加入金は消費税等相当額を含めまして3万9,000円から7,000円に、また使用料は徴収単位を月額から年額に改めますとともに、半額程度にしまして消費税等相当額を含めまして6,300円といたしております。


 なお、附則に書いておりますように、この条例は、公布の日から施行することといたしております。


 109ページをお願いいたします。議第125号、福知山市個人情報保護条例の一部改正につきましては、引用いたしております統計法が全文改正されたことによるものでございます。


 111ページをお願いいたします。議第126号、福知山市三和荘条例の一部改正につきましては、別表のとおり、料金の増減額の見直しを行うものでございまして、宿泊料金につきましては、一律1,500円の引き上げを、また、この表の下にありますが、浴場入浴料金につきましても、大人450円を600円に、小学生230円を300円にそれぞれ改正をいたしております。


 施行期日につきましては、112ページの附則のとおり、平成21年4月1日から施行することといたしておりますが、改正後の別表の規定は、施行日以後の利用の許可に係る料金について適用し、施行日の前日までの利用の許可に係る料金につきましては、なお従前の例によることといたしております。


 次の113ページの議第127号、福知山市職員定数条例の一部改正につきましては、市立福知山市民病院の職員の定数を405人から456人に変更し、福知山市職員の定数を1,419人といたすものでございます。


 115ページをお願いいたします。議第128号、福知山市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正につきましては、勤務時間が1日につき8時間から7時間45分に改定されることに伴うものでございます。


 117ページをお願いいたします。議第129号、福知山市長及び副市長並びにガス水道事業管理者の給与に関する条例の一部改正につきましては、平成21年4月1日から平成22年3月31日までの間、給料月額を市長は20%、副市長は15%、ガス水道事業管理者は10%それぞれ減額いたすものでございます。


 119ページをお願いいたします。議第130号、福知山市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正につきましても、教育長の給料月額を引き続き平成22年3月31日までの間、10%減額いたすものでございます。


 121ページをお願いいたします。議第131号、福知山市一般職職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、勤務時間が改定されたことに伴うものでございます。


 123ページをお願いいたします。議第132号、福知山市バス運行事業に関する条例の一部改正につきましては、下段の別表第2のとおり、現行運賃を200円の均一料金とするものでございます。


 124ページをお願いいたします。別表第3で回数乗車券の料金を11枚つづりで10枚分の金額とするとともに、高齢者優遇定期乗車券及び運転免許自主返納者優遇定期乗車券の区分を新設し、それぞれ路線ごとに月額2,000円としておりますが、ただし、運行便数を考慮いたしまして、南山線、橋谷線、小原田線、市原線及び北原線につきましては、路線ごとに1,000円といたしております。


 附則に書いておりますように、施行期日でありますが、この条例は、平成21年7月1日から施行することといたしておりますが、改正後の別表第3の規定による定期乗車券等の発売の手続につきましては、施行日前においても行うことができることといたしております。


 127ページをお願いいたします。議第133号、福知山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につきましては、別表第1の下段でありますが、仮設便所におけるくみ取りを受けたときの区分を追加し、1便槽1回につき6,600円の手数料を徴収するものでございます。


 128ページの2、この条例は、平成21年4月1日から施行することといたしておりますが、改正後の別表第1の規定は、施行日以後に行う仮設便所のくみ取りに係る手数料について適用することといたしております。


 次のページの議第134号、福知山市国民健康保険条例の一部改正につきましては、国民健康保険法施行令の改正によりまして、介護納付金賦課限度額を9万円から10万円に引き上げるものでございます。


 131ページをお願いいたします。議第135号、福知山市介護保険条例の一部改正につきましては、介護報酬の改定につきまして、平成21年度から平成23年度までの3か年の介護保険事業契約期間内における介護保険料率及び基準額を定めるものでございます。


 本文の上から2行目で第1号被保険者の年間保険料の基準額を4万8,104円に改めますとともに、3行目以下で料率の区分並びに割合をそれぞれ改めておりまして、133ページの附則第3条とあわせ現在の7段階から12段階に改めることといたしております。


 132ページの附則で施行期日でありますが、この条例は、平成21年4月1日から施行することといたしておりますが、133ページの附則第4条で平成21年度から平成23年度までの間、介護報酬の改定に伴う保険料の上昇を緩和するため、保険料の年額を引き下げることといたしております。


 135ページをお願いいたします。議第136号、福知山市病院事業の設置等に関する条例の一部改正につきましては、従来の呼吸器科、消化器科、循環器科の名称をそれぞれ呼吸器内科、消化器内科、循環器内科に改めますとともに、診療科目に形成外科を新たに加えるものでございます。


 137ページをお願いいたします。議第137号、福知山市企業誘致促進条例の一部改正につきましては、京都北部中核工業団地への企業誘致に当たって優位性を高めるために、雇用奨励金を現行の10万円から15万円に増額するものでございます。


 施行期日でありますが、この条例は、平成21年4月1日から施行することとし、改正後の別表第1項の規定は、施行日の属する年度以降に交付する雇用奨励金について適用することといたしております。


 139ページをお願いいたします。議第138号、福知山市水道事業給水条例の一部改正につきましては、申込者において配水管の布設工事ができることとするほか、水道料金を公法上の債権から私法上の債権とすることにより督促手数料及び延滞金を廃止するものでございます。


 140ページの施行日でございますが、この条例は、平成21年4月1日から施行することといたしておりますが、改正後の条例第5条の2及び第8条第2項の規定は、施行日以後に承認する工事について適用することといたしております。


 次のページのこの議第139号、福知山市営住宅条例の一部改正、143ページの議第140号、福知山市営特定公共賃貸住宅条例の一部改正並びに145ページの議第141号、福知山市営改良住宅の一部改正につきましては、いずれも公営住宅の入居者及び周辺住民の生活の安全と平穏を確保するため、公営住宅から暴力団を排除することに伴いまして所要の規定を整理するものでございます。


 147ページをお願いいたします。議第142号、福知山市都市公園条例の一部改正につきましては、児童科学館の入場料を大人600円を300円に、子ども300円を150円に、また児童科学館、動物園、都市緑化植物園の共通入場料を大人1,000円を500円に、子ども700円を350円にそれぞれ見直し、引き下げるものでございます。


 149ページをお願いいたします。議第143号、福知山市民プール条例の一部改正につきましては、福知山市民プールの指定管理者制を廃止し、教育委員会管理とするものでございます。


 151ページをお願いいたします。議第144号、福知山市地域プール条例の一部改正につきましては、細見小学校プールを幅広いプールの利用を図るため、地域プールとして設置するものでございます。


 153ページをお願いいたします。議第145号、財政調整基金の繰入れについてでございます。平成21年度において、財政調整基金を一般会計へ繰り入れるもので、繰り入れの金額は1億円以内、繰り入れの事由は、福知山市財政調整基金条例第4条第1項第1号で、経済事情の著しい変動等による財源不足としてお願いいたしております。


 155ページをお願いいたします。議第146号、訴えの提起につきましては、福知山市が発注したごみ焼却施設建設工事の入札における相手方の談合行為によりこうむった損害金4億4,625万円及び支払いまでの遅延利息金並びに本市が負担することとなる弁護士費用を支払うよう相手方に対し請求するものでございます。相手方は、東京都港区港南二丁目16番5号、三菱重工業株式会社代表取締役 大宮英明氏であります。


 157ページをお願いいたします。議第147号、辺地総合整備計画の策定についてでありますが、平成21年度から平成23年度までの3年間を期間といたしまして、大呂辺地と山野口・印内辺地につきまして、別紙の1ページから3ページにかけましてのとおり、辺地計画を策定いたしまして整備を行ってまいるものでございます。


 以上で全議案の説明を終わらせていただきます。慎重にご審議をいただきまして、ご協賛を賜りますようよろしくお願いいたします。


○(野田勝康議長)  市長。


○(松山正治市長)  (登壇)  ただいま上程されました議案につきまして提案理由の説明を申し上げたいと思いますが、今回、提出いたしました議第148号、一般会計補正予算は、国の第2次補正予算関連の内容であります。


 世界が今も、冒頭でも言いましたように、同時不況の様相を呈する中で、我が国におきましても景気でありますとか、雇用情勢が急速に悪化してまいりまして、国民の暮らしについても大きな不安が抱かれているところであります。


 これらの情勢を受けまして国においては、定額給付金、子育て応援特別手当、地域活性化生活対策臨時交付金、緊急雇用創出事業、中小小規模企業支援対策など、緊急を要する生活対策及び経済雇用対策を内容とする国の第2次補正予算が成立をいたしました。これを受けまして福知山市におきましても、定額給付金準備係を設けまして、その準備作業に取りかかっているところであります。


 議会初日の補正予算の提案につきましては、国の第2次補正予算のうち、定額給付金、子育て応援特別手当につきまして、国の財源関連法案の成立後速やかに給付事務が行われるようにするため、お願いするものであります。


 以上、提案理由の概要につきまして申し述べましたが、細部につきましては、総務部長がもう一度また説明いたしますので、慎重にご審議をいただきまして速やかにご賛同得ますことをお願いいたします。


 以上でございます。


○(野田勝康議長)  総務部長。


○(塩見康郎総務部長)  (登壇)  ただいま提案されました議第148号、平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)について、お手元に配付をいたしております予算事項別明細書によりましてご説明申し上げます。


 恐れ入りますが、4ページをお願いいたします。歳出でございますが、民生費の児童福祉総務費5,360万8,000円の補正は、子育て応援特別手当事業でございます。受給対象者は、平成20年度において世帯に属する3歳以上18歳以下の子どもさんが2人以上おり、かつ小学校就学前3学年の子どもさんであって第2子以降の子どもさんであります。1,420人を見込み、1人当たり3万6,000円で、手当の総額を5,112万円といたしております。事務費248万8,000円をあわせてお願いするものでございます。


 次の商工費の定額給付金等給付事業費13億1,751万1,000円の補正でございますが、支給対象者は平成21年2月1日に福知山市に住民基本台帳等に登録がある人で、給付額は19歳以上65歳未満が1万2,000円、対象者を4万6,780人と見込み、また18歳以下と65歳以上は2万円で、対象者は18歳以下1万5,109人、65歳以上2万677人とそれぞれ見込んでおります。給付金の総額を12億7,708万円といたしておりますほか、事務費4,043万1,000円をあわせてお願いするものでございます。


 なお、その財源につきましては、3ページの歳入のとおり、すべて国庫補助金でございます。


 以上によりまして一般会計は1ページから2ページにかけましての総括のとおり、歳入、歳出ともに13億7,111万9,000円を追加いたしまして、予算総額を歳入、歳出ともに412億8,127万円とするものでございます。


 以上で議案の説明を終わらせていただきます。慎重にご審議いただきまして、ご協賛を賜りますようよろしくお願いいたします。


○(野田勝康議長)  これにて提案理由の説明は終わりました。


 この際、昼食のため、休憩いたします。


 再開は、午後1時15分といたします。


                 午後 0時07分 休憩


                 午後 1時15分 再開


○(野田勝康議長)  休憩前に引き続き会議を開きます。





◎日程第3  議第148号





○(野田勝康議長)  それでは、日程第3に入ります。


 議第148号を議題とし、これより質疑を行います。


 質疑はありませんか。


 17番、塩見卯太郎議員。


○17番(塩見卯太郎議員)  (登壇)  日本共産党市会議員団を代表して、ただいま提案されました議第148号、平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)について質疑をいたします。


 この予算は、定額給付金の給付に関する事業であり、また、子育て支援特別手当交付金として実施される事業です。定額給付金はそもそも景気対策として出された事業ですが、この問題は国民世論の中で否定的な見解が多く出されていることはご承知のとおりです。さらに、この給付金と抱き合わせのように消費税増税計画が示されるなど、今後に大きな不安がよぎります。


 今大切なことは、今回の定額給付金が真に経済対策として大きな役割を果たすことができるのかどうかです。まず、その点についてどのような経済効果が発揮できると考えておられるのか、お伺いをいたします。


 また、具体的には、この二つの事業の実施に当たって全市民的にはどのように届けられるのか、また無届け防止策や、きょうの新聞一面に載っておりますが、振り込め詐欺防止対策はどのようにされるのか、また各地で計画されているように、商品券の発行などで福知山市内での購買が促進され、地域経済支援など計画されないのかお聞きして、第1回の質疑といたします。


○(野田勝康議長)  商工観光部長。


○(岡田勝一商工観光部長)  塩見卯太郎議員さんのご質疑にお答えをしたいというように思います。


 まず1点目にございましたように、今回の定額給付金につきましては、各新聞社の世論調査等でもいろいろなご意見があることは承知をいたしておりますが、この定額給付金が経済対策として十分市内の経済の活性化に効果があらしめるように対策をしていきたいということで考えておりまして、国等の指針では、やはり福知山市に置きかえてみますと、今回の給付金が消費に回るというのは約4割が回るというように想定をされております。福知山市の場合、約12億8,000万円という巨額にのぼりますし、その40%と申し上げますと5億2,000万円程度になろうかというように思います。この5億2,000万円がやはり市内の消費に回るように啓発活動も含めて取り組みを進めたいというようにまず1点目は考えております。


 それから、二つ目に、市民に間違いなく、漏れなく届けるにはどのように考えているのかということでございますが、やはり2月1日現在で定額給付金を受給される権利を有しておられる方につきましては、漏れなく公平に届けることが大変重要であろうというように考えております。そのための対策もいろいろと今検討いたしておるところでございまして、まずその制度の周知に努めたいというように考えております。


 この周知の方法につきましては、啓発用のチラシの各戸配付でありますとか、「広報ふくちやま」、あるいはラジオ、テレビを活用した福知山市政だより、こういった機会に大いにPRをし、市民の皆さんが正しく受け取れるように啓発をしてまいりたい。


 あわせまして申し上げましたような方法で振り込め詐欺等の防止対策にも当たっていきたいというように考えておりますし、市民の中には、やはり字が見えない、字が読めない、あるいは字が書けない、そういった方もあろうと思いますし、そういった方々に手助けをしていただくように事前に民生児童委員さんの役員会等を通じましてそういった方々をフォロー、補助していただくようなことも考えておりますし、また、給付金の申請の案内が来たかというような声かけ運動もあわせてお願いしたいというように考えております。


 それから、三つ目に、市内の購買ということでプレミアム商品券等のこともご質疑に出ましたが、冒頭申し上げましたように、まずは福知山市で12億8,000万円ほどの定額給付金が交付をされることになります。それで、やはり市内で消費に回していただくという喚起をまず第一にしまして、とりあえずこの定額給付金が市民に漏れなく手元に届くという方策を第一義に現在は考えて事務を進めさせていただいております。


 以上でございます。


○(野田勝康議長)  保健福祉部長。


○(吉田厚彦保健福祉部長)  もう1点の子育て応援特別手当の関係でございますけれども、定額給付金ばかりが目立っておるようなんですが、今回の関連補正の関係にはこの子育て応援特別手当というものが含まれておりまして、これは現下の厳しい経済情勢におきまして、多子世帯の乳幼児期の子育ての負担に配慮する観点から、20年度の緊急措置として、第2子以降の児童につきまして1人当たり3万6,000円を支給するという形の中で、これによりまして子育てを行う家庭における生活安心の確保に資するものというような観点の中で定額給付金とセットで実施をされます。


 経済対策としての大きな役割と言いますと、先ほど岡田部長も言いましたような形の中で、本市の定額給付金が12億8,000万円だといたしますと、現在のこの子育て応援特別手当の支給見込額としまして5,112万円ということで、定額給付金に対する割合は4%ということにはなりますけれども、こうした定額給付金と子育て応援特別手当のセットの中でそうした手当が得られる対象の方々につきましては、二つ、相まみえる相乗効果の中で一定の役割を果たしていくんではないかなということでございます。


 それから、全市民的な漏れのない広報というような形でございますけれども、これは先ほど岡田部長が申しましたような同じセットのチラシ、あるいは「広報ふくちやま」での記載、掲載の中で、今、先ほど言われたような形の中で漏れのないような形の中で行き渡るように考えてまいりたいと。障害のある方等につきましても、先ほど申されたとおりでございます。


 プレミアム関係につきまして、これにつきましては、子育て応援特別手当につきましても人の限定はあるわけではないですけれども、子育てに係る費用に充てられること、それからなるだけ市内の中で消費をしていただくような形をとっていただければと、こういうふうに思っております。


 以上でございます。


○(野田勝康議長)  17番、塩見卯太郎議員。


○17番(塩見卯太郎議員)  このあとそれぞれ委員会で審議をされますが、要望として、昨年も4月から実施された後期高齢者医療制度のそれぞれ周知徹底と保険証のそれぞれ配付についても一定の期間がかかり、しかも1か月ぐらいなお何件か残されていました。こういう点では単なるそれぞれの部署の責任ではなしに、全機構挙げてこの問題について取り組むという決意と方策が必要ではないかと。この点はぜひそれぞれのところでも議論していただき、市長を先頭にこの点でもきちっと徹底が図れるようにしていただきたいと、これが一つです。


 もう一つは、経済効果が生まれるように必要な方策という点と手だてが引き続き必要だと思いますので、それぞれ委員会での議論と同時に、今後、これを実施に当たってのきめ細かな施策と対応を求めて質疑を終わります。


○(野田勝康議長)  他に質疑はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(野田勝康議長)  ないようでありますから、質疑を終結いたします。


 これより委員会付託を行います。


 議第148号は、市民厚生委員会及び経済委員会に付託いたします。


 この際、暫時休憩いたします。


 再開時間は、追ってお知らせいたします。


                 午後 1時26分 休憩


                 午後 3時30分 再開


○(野田勝康議長)  休憩前に引き続き会議を開きます。





◎日程第4  議第148号





○(野田勝康議長)  それでは、日程第4に入ります。


 議第148号を議題といたします。


 審議に先立ち、市民厚生委員長及び経済委員長から委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。


 はじめに、市民厚生委員長から報告願います。


 市民厚生委員長。


○(竹下一正市民厚生委員会委員長)  (登壇)  市民厚生委員会のご報告をいたします。


 本日、市民厚生委員会に付託されました議第148号、平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)について、本日、委員会を開催し、全員で慎重に審査いたしました。その経過の概要と結果について報告いたします。


 審査では、まず理事者から議案内容について説明を受けてから質疑に入りました。委員より、対象児童についての質疑に対し、理事者から口頭及び図式でもって詳細に説明がありました。さらに委員より、申請書を送付したとき転居して返送されてきた場合どのように対応するのかとの質疑に対し、理事者より、万一返送されてきてもしっかり調査して必ず届けていきたいとの答弁がありました。


 討論の中で、広報について対象となる児童の年齢等も明記して、図式等でわかりやすく説明した資料で広報し、周知を徹底すべきとの委員全員の意見の一致を見ました。


 以上の経過で審査を終わり、採決の結果、付託された議第148号、平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)は、全員賛成で原案可決であります。


 以上で市民厚生委員会の報告を終わります。


○(野田勝康議長)  次に、経済委員長から報告願います。


 経済委員長。


○(福島慶太経済委員会委員長)  (登壇)  経済委員会委員長報告をいたします。


 経済委員会に付託されました議第148号、平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)について、委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その経過の概要と結果について報告いたします。


 議案書、事項別明細書、委員会審査資料などにより、詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。多くの質疑がありましたので、主な質疑について報告いたします。


 まず、定額給付金等給付事業のうち、事務費関係で賃金や報償費の内容について質疑があり、賃金は、ハローワーク等を通じて求人するであろう多くの臨時職員の方に支払うものである。また、報償費については、申請されるのに補助が必要な場合の謝礼として手助けしていただく方に支払うものであるとの答弁がありました。


 次に、給付対象者及び受給権者として外国人登録原票に登録されている者のうち、一定の要件の者とあるが、外国人に対しての周知の方法について質疑があり、外国人に対してもわかるように制度の周知を図っていくとの答弁がありました。


 次に、啓発方法について質疑があり、市民に対して制度のわかりやすい周知方法や啓発についてどのように考えているのかとの質疑があり、だれにでもわかりやすい内容で考えているとの答弁がありました。


 また、地域における有線放送等も利用して制度に関する呼びかけなども必要なのではないかという意見に対し、理事者側からは、そのような方策もぜひ活用したいとの答弁がありました。


 また、今、課題となっている振り込め詐欺に関連して、申請手続は郵送だけなのか、電話によることもあるのかという質疑があり、基本的には、郵送をまず第一と考えており、電話による申請受付は考えていないとの答弁がありました。


 また、事業費の4割程度の消費の効果を考えているとのことであるが、4割と言わず、それ以上の効果が得られるような施策を商工会議所や商工会などの関係団体とも十分協議の上お願いしたいとの要望がありました。


 以上の経過で審査は終わり、採決の結果、本委員会に付託された議第148号、平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)は、全員賛成で原案のとおり委員会承認可決されました。


 以上で経済委員会委員長報告を終わります。


○(野田勝康議長)  以上で各委員長の報告は終わりました。


 これより委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(野田勝康議長)  ないようでありますから、質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 はじめに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(野田勝康議長)  次に、賛成の討論はありませんか。


 3番、大谷洋介議員。


○3番(大谷洋介議員)  (登壇)  公明党の大谷洋介です。


 私は、平成21年第1回福知山市議会定例会に上程されました議第148号、平成20年度福知山市一般会計補正予算(第4号)に賛成の立場で討論を行います。


 日本経済は、今、非常事態とも言われ、極めて深刻な不況下にあります。特に輸出の大幅な減少、それに伴った生産の極度な縮減と雇用の急速な悪化に加えて個人消費が冷え込み、さらなる生産縮減という負の連鎖に陥り始めています。こうした非常時には、財政、金融などあらゆる経済政策を総動員し、急速な景気悪化にブレーキをかけなければいけません。


 その一つとして、定額給付金は、市民の皆様お一人、お一人に1万2,000円、18歳以下の子どもさんと65歳以上のご高齢の皆様には8,000円加算して2万円が支給され、ご夫婦と子ども2人の世帯で6万4,000円、高齢者2人世帯で4万円が支給されるものです。


 その目的は二つあります。一つは、所得が伸びない中で、特に生活関連の物価高のあおりを受けている生活を支援すること、もう一つは、定額給付金をきっかけに個人消費を喚起し、景気を下支えしていくことであります。


 定額給付金はもともと定額減税から出発しました。しかし、減税だけでは所得税を納めていない低所得の方々は対象外となってしまい全く恩恵を受けないことになります。そこで最終的に減税の恩恵を受けない課税最低限以下、いわゆる低所得世帯の方も給付の対象とし、公平に行き渡らせることができるように定額給付金としたものです。


 市民の皆様からいただいた税金の一部であり、それを市民の皆様に戻すのですから、定額給付金は還付金であり、給付付き定額減税なのです。ところが偏った報道によって定額給付金はばらまきだなどといわれなき批判を受け、誤解されてまいりました。しかし、定額給付金は、給付付き税額控除、つまり減税を先取りしたものであり、この方式はアメリカやドイツ、フランス、イギリス、カナダ、オランダなどの諸外国では既に導入されています。専門家は不景気のときに政府が財政出動や減税により景気を刺激するのは経済学の基本と指摘するとおり、定額給付金制度は世界の常識であります。


 また、定額給付金の2兆円を雇用対策や社会保障など他の対策に使うべきとも批判があります。景気対策として定額給付金しか示していないかのような印象を与えていますが、しかし、これはとんでもない言いがかりです。


 既に決定した総額75兆円の経済対策には、雇用対策をはじめ、子育て、医療、介護などの生活支援、中小企業の資金繰り支援など幅広い政策が盛り込まれています。定額給付金はその中の欠かすことのできない施策の一つです。


 また、給付金は低所得の人ほど貯蓄に回るだけなどと批判がありますが、これは貯蓄を取り崩して生活費に充てなければならない市民の生活実態を全く無視した暴論です。今、貯蓄率は過去最低となっています。定額給付金の多くが消費に回るのは間違いありません。内閣府の定額給付金には実質GDPを0.2%押し上げる効果があると推計しています。2兆円のうち1兆円が消費活動を押し上げるという計算です。


 次に、生活支援策として、子育て支援策を大幅に拡充し、幼児期の子育て支援を応援するための子育て応援特別手当が創設されました。これは昨年3月末時点で3ないし5歳の第2子以降の児童に1人当たり3万6,000円が支給されるというものです。定額給付金と同時給付の場合、夫婦と子ども2人の4人家族で第2子が対象なら計10万円が給付されることになります。


 小学校就学前の3年間が幼稚園・保育園の費用負担などが重い上、児童手当制度の乳幼児加算の2歳までで終了していることなどから、特に手厚く支援する必要があるとの判断に基づいています。スピードを伴った実施が強く望まれます。


 以上のようなことから、今定例会に上程されました議第148号に対する賛成の意を表明するとともに、多くの議員の皆様のご賛同を求めまして、私の賛成討論とします。


○(野田勝康議長)  次に、反対の討論はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(野田勝康議長)  次に、賛成の討論はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(野田勝康議長)  ないようでありますから、討論を終結いたします。


 これより起立により採決いたします。


 議第148号に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 議第148号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。


                   (賛成者起立)


○(野田勝康議長)  起立全員であります。


 よって、議第148号は原案のとおり決しました。


 以上で本日の議事日程は終了いたしました。


 次回は、来る3月10日午前10時から本会議を開きます。


 それまで議案熟読のため休会といたします。


 なお、代表質問の通告締め切りは、明3日の午後3時となっておりますので、期限までに通告書の提出をお願いいたします。


 それでは,本日はこれをもって散会といたします。


 この後、午後4時から全議員協議会、各派幹事会を順次開催いたしますので、よろしくお願いいたします。


 ご苦労様でした。


                午後 3時44分  散会