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京都府 福知山市

平成18年第2回臨時会(第3号 5月26日)




平成18年第2回臨時会(第3号 5月26日)





           平成18年第2回福知山市議会臨時会会議録(3)








               平成18年5月26日(金曜日)


                 午前10時00分 開議





 
〇出席議員(32名)


      1番  奈良井 敏 弘       2番  田 中 正 臣


      3番  福 島 慶 太       4番  武 田 義 久


      5番  高 宮 泰 一       6番  加 藤 弘 道


      7番  大 西 敏 博       8番  吉 見 光 則


      9番  審 良 和 夫      10番  杉 山 金 三


     11番  松 本 良 彦      12番  竹 下 一 正


     13番  和 泉 すゑ子      14番  吉 川   忍


     15番  中 島 英 俊      16番  吉 見 純 男


     17番  渡 辺 麻 子      18番  有   幸 男


     19番  今 次 淳 一      20番  和 田   久


     21番  田 淵   弘      22番  井 上 重 典


     23番  塩 見   仁      24番  芦 田 弘 夫


     25番  芦 田   廣      26番  野 田 勝 康


     27番  荒 川 浩 司      28番  足 立   進


     29番  仲 林 清 貴      30番  立 道 正 規


     31番  小 野 喜 年      32番  永 田 時 夫





〇欠席議員


         な   し





〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名


  市長        ? 日 音 彦  助役       山 段   誠


  助役        梶 村 誠 悟  企画管理部長   松 田   規


  総務部長      塩 見 康 郎  総務部理事    村 上 政 彦


  環境政策部長    桐 村 俊 昭  保健福祉部長   福 田 清 治


  市民人権部長    塩 見 誠 二  人権推進室長   岩 城 一 洋


  農林部長      藤 田 重 行  土木建築部長   岡 田 泰 博


  都市整備部長    溝 尻 憲 章  下水道部長    衣 川 慎 一


  財政課長      長 坂   勉  消防長      芦 田 正 夫


  ガス水道事業管理者 芦 田   昭  ガス水道部長   岡 田 勝 一


  病院事業管理者   香 川 惠 造  市民病院事務部長 西 川 典 行


  教育委員長     藤 林   稔  教育長      井 本 哲 夫


  教育部長      畠 中 源 一  教育委員会理事  藤 田 正 博


  選挙管理委員長   足 立 昭 彦  監査委員     垣 尾   満





〇議会事務局職員出席者


  局長        芦 田 俊 朗  次長       熊 谷 正 章





〇議事日程 第3号 平成18年5月26日(金曜日)午前10時開議


  第 1  議第1号及び議第2号


                 (委員長報告から採決)





◎午前10時00分  開議





○(小野喜年議長)  おはようございます。


 定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開し、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配布いたしておりますので、これにてご了承願います。





◎日程第1  議第1号及び議第2号





○(小野喜年議長)  それでは、日程第1に入ります。


 議第1号及び議第2号を一括議題といたします。


 審議に先立ち、各委員長から委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。


 初めに、総務委員長から報告願います。


 総務委員長。


○(松本良彦総務委員会委員長)  (登壇)  おはようございます。


 総務委員会の報告をさせていただきます。


 本臨時会におきまして、総務委員会に付託されました議第2号、専決処分の承認についての、本委員会所管事項の専決第4号、5号、6号、7号を、5月22日、午前10時40分から委員会を開催し、全員で慎重に審査をいたしましたので、その審査の経過の概要と結果について、ご報告いたします。


 初めに、理事者側から、議案書、委員会資料等で詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。


 専決第4号、市税条例の一部を改正する条例の制定について、本会議の中で、今回の改正により個人市民税への影響について、均等割では32名、所得割では150名に影響が出てくるとの答弁があり、これは余りにも影響が少ないように感じられるが、他の国保料や保育料にも改正が連動して、どのような影響があるかとの質疑がありました。


 個人市民税の均等割及び所得割の非課税限度額を算定するときの加算額の関係で、均等割は単純に3,000円を掛ければ9万6,000円となり、所得割については、諸控除額との関係が出てくるので試算が難しいが、一般的な諸控除を差し引いた金額で75万円程度の増収と見ている。また、国保や福祉関係に対する影響に関しては、均等割や所得割の非課税限度額については、生活保護基準額等が関係してくるので、その基準額を見据え、税制改正が行われている。なお、一方で影響に配慮する措置も講じられるとの答弁がありました。


 また、別の委員からは、専決処分に関する基本的な考え方についての質疑があり、議案は当然、議会に提案し、議決を要するもので、提案の整理ができれば、定例会なり臨時会に提案させていただくこととなるが、今回の市税条例の一部改正のように、4月1日に施行であって、議会を開催するいとまがなく急施を要したので、3月31日付で専決処分をしたものである。税の公平、公正という観点から、その内容について『広報ふくちやま』を通じて周知を図ったところであるとの答弁がありました。


 さらに、専決第7号、福知山市消防団員等公務災害等補償条例の一部を改正する条例の制定については、「非常勤消防団員等に係る」とあるが、消防団員でない一般市民が、近隣で火災があった場合、駆けつけて事故があったという場合も対象になるのかとの質疑に、消防作業従事者、救急業務協力者及び水防従事協力者等については、民間の協力者ということで、消防団員以外の方が対象ということになっている。


 また、消防団員の確保もなかなか難しい現状の中、公務災害の補償基礎額等の改正について、消防団員や今回の改正に該当される方への説明はどのようになっているかという質疑がありました。


 改正の内容については、4月16日実施の幹部新人団員研修会の中で、公務災害補償の説明を項目の中に入れている。また、遺族補償に関しては、大至急該当者に説明をしたいとの答弁がありました。


 以上の経過で質疑を終了し、討論を経て採決を行った結果、当委員会所管の議第2号、専決処分の承認については、賛成多数で原案のとおり可決承認されました。


 これで、総務委員会の報告を終わります。


○(小野喜年議長)  次に、市民厚生委員長の報告を願います。


 市民厚生委員長。


○(大西敏博市民厚生委員会委員長)  (登壇)  おはようございます。


 市民厚生委員会の報告をいたします。


 本臨時会において、市民厚生委員会に付託されました議第1号、平成18年度福知山市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)及び議第2号、専決処分の承認についての2議案について、過日、委員会を開催し、全員で慎重に審査いたしました。その経過の概要と結果について報告をいたします。


 まず、議第1号、福知山市老人保健医療事業特別会計補正予算の審査では、保健福祉部から提案の理由について説明を受けた後、質疑に入りました。


 提案内容は、17年度決算見込みにおいて、国庫支出金の歳入不足のために繰上充用金で補てんするものでありました。


 委員からは、17年度の不足分の2,492万円について、翌年度の繰上充用金で補てんして、解消できる見込みがあるのかという質疑に対し、老人保健医療事業特別会計は、単年度プラスマイナスゼロの会計であり、不足分に対して繰上充用金で補てんすることになるが、その財源は国庫支出金の過年度収入金を充てるものであるとの説明がありました。


 また、補正に係り、医療費の推移を尋ねる委員に対し、全体としては合併もあったので、単純な比較はできないが、17年度の医療費は1市3町全体で83億円になり、1人当たりの医療費は3万7,000円増加しているとの答弁でありました。


 議第2号、専決処分の承認についての審査では、市民人権部及び市民病院から提案の理由について説明を受けた後、質疑に入りました。


 専決第8号の国民健康保険条例の一部を改正する条例について、改正要綱のポイントと住民にとっての影響について尋ねる委員に対し、税制改正による公的年金課税の見直しにより、保険料の所得割控除の額が2年間で20万円減る方が出てくるが、平成18年に13万円と平成19年に7万円を控除するよう、激変緩和措置をするものであるとの説明がありました。


 また、専決第9、第10、第11号の診療報酬の算定方法の改正に関しては、今回、診療報酬算定方法の告示が新たに制定され、一本化されたことに伴うものであるとの説明がありました。


 今回は、診療報酬が全体で3.16%引き下げになっており、具体的に市民病院の3月分と4月分の使用料で見てみると、単純な比較はできないものの、外来分で2.1%、入院分で2.9%の減になり、市民負担が軽くなっているとの説明がありました。


 また、委員からは、特に条例改正等の委員会資料について、具体的な資料を求める意見が出ておりました。


 以上の経過で質疑を終わり、討論を経て採決の結果、付託された議第1号及び議第2号は、全員賛成で原案可決であります。


 以上で、市民厚生委員会の報告を終わります。


○(小野喜年議長)  以上で、委員長の報告は終わりました。


 これより、委員長報告に対する質疑を行います。


 質疑はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(小野喜年議長)  ないようでありますから、質疑を終結いたします。


 これより、討論に入ります。


 初めに、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。


 5番、高宮泰一議員。


○5番(高宮泰一議員)  (登壇)  5番、高宮でございます。日本共産党市会議員団を代表いたしまして、提案のうち、一括上程されている議第2号、専決処分の承認に対し、反対の討論を行います。


 専決処分の理由は、地方自治法第179条第1項の規定に基づくとあります。いわゆる議会を招集するひまがないとの規定に基づき、専決処分が行われました。


 本来、市税条例は、市民の暮らしと市財政の根幹をなし、議会の権限に属する極めて重要な事項であります。専決処分をすれば、議会の議決と同じ効果を持ちます。それだけに、議会は専決処分に慎重にならなければならないと思います。


 先ほどの総務委員長の報告でもありましたように、それに関連した議論があったことを重ねて述べさせていただき、本題に入ります。


 専決第4号の市税条例一部改正は、委員長報告でもありましたように、個人市民税の均等割、所得割の非課税を算定する際に加える金額を、均等割を8,000円引き下げ16万8,000円に、所得割を3万円引き下げ32万円にするものです。その結果、市民税の均等割、所得割合わせて182名、84万6,000円の新たな負担が、これまで市民税非課税の方の低所得者にかかってまいります。


 今年度、老年者控除の廃止、定率減税半減など、多くの負担増が住民に重くのしかかり、国保料や介護保険料にもはね返るなど、小泉構造改革のもとで所得格差はますます拡大をしています。今こそ、自治体はこのような国民に負担を押しつける政策から、真の防波堤になるべきであります。


 今回の専決処分は、国の地方税法改正に伴うためとはいえ、経済的に弱い市民に集中的に負担増を求めるものになっており、反対をいたします。


 また、固定資産税においては、簡素化し、均衡化を促進するとして、一層の負担増になっています。この負担増については、『広報ふくちやま』4月1日号に、固定資産税の負担水準例として、わかりやすく記載されています。これを見ても、その結果、2,350万円の増税となります。


 また、著しい地価下落に対応した固定資産税の特例を廃止することで225万円の増税になり、合わせて2,575万円の負担増になります。そもそも、地価が下がっても税金は上がっていくという、このような今回の市税改正は、断固として反対をするものでございます。


 次に、専決第7号、福知山市消防団員等公務災害等補償条例の減額改正についてであります。


 公務災害補償を公安職、いわゆる警察官などですけれども、この人事院勧告による減額提案であると説明されました。給料をもらっている公務員のプロと、ほぼボランティアに近い自治体消防の消防団員を一緒にして人事院勧告による減額を行うのは、消防団員に理解が得られることでしょうか。消防団員と家族にとって、唯一のセーフティネットになっています消防団員等公務災害補償の減額を行うことは、これからの消防団員の士気に影響するのではないかと、心配されます。いまや、精神論だけで安心・安全な地域を支えられるものではありません。このような公務災害補償を充実させてこそ、地域を守ることになるのではないかと、私は強く要望を持っています。


 以上、一括上程されました議案第2号、専決処分の承認について、反対討論といたします。


○(小野喜年議長)  次に、賛成の討論はありませんか。


 19番、今次淳一議員。


○19番(今次淳一議員)  (登壇)  失礼をいたします。公明党の今次淳一でございます。


 会派を代表して、本臨時会に上程されました議第1号、平成18年度福知山市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、議第2号、専決処分の承認についての2議案につきまして、委員長報告に対して賛成の立場で討論を行います。


 始めに、議第1号、平成18年度福知山市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、補正の理由は、平成17年度老人保健医療事業特別会計決算見込みにおける国庫支出金の歳入額に不足が生じるため、翌年度繰上充用金による赤字補てんをするものであります。


 平成17年度医療費支弁額を67億4,800万4,486円見込んでいましたが、審査支払手数料と第三者納付金等を控除した確定額が、67億6,378万3,858円になり、受入額67億3,886万4,612円から差し引くことにより、2,491万9,246円の過不足が生じたものであります。


 老人保健医療事業特別会計の医療費等経費は、支払基金、国、府、市による全額負担をすることになっており、基本的には収支がゼロとなる会計であります。しかしながら、単年度で見ると、市の一般会計繰入金を除き概算交付であるため、過不足が生じることとなります。本年度は国支払基金の審査支払手数料交付金が不足したことにより赤字となったものであります。


 今後は、ますます高齢化が進んでいきます。今までは病気になってからの治療に重点が置かれてきましたが、これからは病気にならないための予防対策に転換されようとしています。今後は、より一層の医療費の削減に向かった施策をお願いするものであります。


 議第2号、専決処分の承認につきましては、地方税法等の一部を改正する法律等の制定に伴い、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、8件について、平成18年3月31日に専決処分により整備を行ったものであります。


 福知山市税条例の一部を改正する条例の制定については、市民税、固定資産税、特別土地保有税が改正になりました。市民税のうち、個人住民税の非課税を算定する際に、控除対象配偶者及び扶養親族を有する場合に加える金額が、17万6,000円から16万8,000円になり、8,000円の減額となります。対象者は均等割で32名、所得割で150名が予想され、該当者にとっては大変厳しい改正でありますが、三位一体改革や地方税制の全体的なことを考慮すれば、やむを得ないものと理解をいたします。


 しかし、弱者に対する対応は今後とも慎重に考えていかなくてはならない問題であります。


 固定資産税の主な改正は、特定優良賃貸住宅に係る減額措置が廃止されることに伴い、所要の整備を行ったものであります。昭和57年以前の建築物につきましては、耐震強度が建築基準法に適合していないので、耐震改修の促進のために税額を減額するものです。この制度を積極的に活用することにより、地震に強いまちづくりが期待されます。今後においては、幅広い広報に努められることをお願いをいたします。


 宅地の負担調整措置については、これまでは税負担の急激な増加を防ぐため、前年度課税標準額に区分別の調整率を乗じて、当該年度の課税標準を算出してきましたが、これまでの方法ではすべての土地の負担が均衡するまでに長時間を要することから、今回、課税の公平及び制度の簡素化の観点から改正されたものであり、やむを得ない措置であります。このことにより、同じ評価額であっても、ところによって負担水準が異なるという不公平を早く解消できるものであり、一定評価をいたします。


 福知山市消防団員等公務災害等補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、平成17年度人事院勧告を踏まえ、補償基礎額及び介護補償の額を引き下げるものであります。


 消防団員の補償基礎額につきましては、公安職の俸給表を基礎に算定されており、人事院勧告で俸給表が下がったので、それに準じて下げることはやむを得ないと理解をいたします。


 福知山市国民健康保険条例ほかの一部を改正する条例につきましては、平成18年度税制改革で、公的年金課税が見直されたことにより、急激な負担を緩和するため、平成18年度及び平成19年度の2年間、経過措置を講じるものなどであります。


 以上、第2回福知山市議会臨時会に提案されました各議案に賛成し、多くの議員の皆様のご賛同をお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。


○(小野喜年議長)  次に、反対の討論はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(小野喜年議長)  次に、賛成の討論はありませんか。


                (「なし」と呼ぶ者あり)


○(小野喜年議長)  ないようでありますから、討論を終結いたします。


 これより、1議案ずつ起立により採決いたします。


 議第1号及び議第2号に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 初めに、議第1号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。


                   (賛成者起立)


○(小野喜年議長)  起立全員であります。


 よって、議第1号は原案のとおり決しました。


 次に、議第2号について、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。


                   (賛成者起立)


○(小野喜年議長)  起立多数であります。


 よって、議第2号は原案のとおり決しました。


 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 本臨時会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。


 よって、平成18年第2回福知山市議会臨時会は、これをもって閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


               (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(小野喜年議長)  ご異議なしと認めます。


 よって、本日はこれをもって散会し、平成18年第2回福知山市議会臨時会は、これをもって閉会いたします。


 なお、引き続き全議員協議会、その後、議会だより編集委員会を開催しますので、よろしくお願いいたします。


 ご苦労さまでした。


                午前10時28分  閉会





 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





                      福知山市議会議長    井 上 重 典





                      福知山市議会議長    小 野 喜 年





                      福知山市議会副議長   加 藤 弘 道





                      福知山市議会副議長   芦 田   廣





                      福知山市議会議員    武 田 義 久





                      福知山市議会議員    高 宮 泰 一