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京都府 京都市

平成16年 12月 普通予算特別委員会第2分科会(第2回) 日程単位




平成16年 12月 普通予算特別委員会第2分科会(第2回) − 12月07日−02号









平成16年 12月 普通予算特別委員会第2分科会(第2回)



第2回 普通予算特別委員会第2分科会記録

◯平成16年12月7日(火)

◯市会第2会議室

◯出席委員(22名)

 主査  山本正志議員

 副主査 竹内ゆずる議員

 委員長 加藤盛司議員

 委員  川中増次郎議員

 委員  繁 隆夫議員

 委員  高橋泰一朗議員

 委員  田中セツ子議員

 委員  田中英之議員

 委員  中村安良議員

 委員  橋村芳和議員

 委員  井上けんじ議員

 委員  加藤広太郎議員

 委員  倉林明子議員

 委員  玉本なるみ議員

 委員  西野さち子議員

 委員  宮田えりこ議員

 委員  木村 力議員

 委員  日置文章議員

 委員  湯浅光彦議員

 委員  宇都宮壮一議員

 委員  隠塚 功議員

 委員  砂川祐司議員

◯欠席委員

 なし

◯委員会説明員

 浅野明美子育て支援政策監

(環境局)

 高橋修局長

 大森憲環境政策部長

 上田典男施設部長

 山本孚彦施設部担当部長 ほか

(保健福祉局)

 折坂義雄局長

 浅野義孝保健福祉部長

 鹿島郁弘生活福祉部長

 今井豊嗣子育て支援部長

 前田治彦長寿社会部長

 土井渉保健衛生推進室長

 波部美利保健衛生推進室部長 ほか

(都市計画局)

 大島仁局長

 田辺眞人都市企画部長

 善積秀次都市景観部長 ほか

(建設局)

 中島康雄局長

 西村恭徳理事

 北島誠一管理部長

 山崎糸治街路部長

 奥村治男水と緑環境部長

 古川幸隆都市整備部長

 永谷治夫用地室長 ほか

(消防局)

 森澤正一局長

 三浦孝一次長

 奥山脩二理事

 伊藤道雄総務部長

 萬治亮三予防部長

 小川輝明安全救急部長

 大西雅利警防部長

 村上信弘防災危機管理室長 ほか

◯会議に付した事件

 議第174号 平成16年度京都市一般会計補正予算

 議第186号 都市高速鉄道京阪電気鉄道京阪本線淀駅及びその付近立体交差化工事委託契約の変更について

◯配付資料

 なし

◯要求資料

 阪神高速道路公団との委託契約について(建設局)

◯特記事項

 環境局,保健福祉局,都市計画局,建設局及び消防局に対する局別質疑を行った。

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    [午前10時3分 開会]



○主査(山本正志) 

 ただ今から,普通予算特別委員会第2分科会を開会致します。

 本日は,本委員会に付託されております議第174号平成16年度一般会計補正予算ほか1件のうち,本分科会に関係する部分の審査を行います。

 本日の審査の方法については,今回の補正予算に関する各局の出席を順に求めて議案の説明を聴いた後,質疑を行っていくことと致します。

 局の審査の順番については,環境局,保健福祉局,都市計画局,建設局,消防局の順と致します。

 本日の質疑時間については,今日1日の各会派の質疑の持ち時間をホワイトボードに記載しております。この範囲内で質疑を行っていただきます。

 なお,昼休み休憩直後の分科会再開時までに主査に申出があれば,各会派10分の質疑時間の延長を認めることと致します。

 1人1回当たりの質疑の制限時間は,答弁を含め,おおむね30分と致します。

 次に,質疑の順番については,各局の議案の説明の後,質疑希望者の挙手を求め,大会派順で発言を認めていくことと致します。

 それでは,初めに環境局の審査を行います。

 理事者,説明を願います。大森環境政策部長。



◎環境政策部長(大森憲) 

 それでは,平成16年度一般会計歳入歳出補正予算の環境局所管分につきましての御説明を申し上げます。

 補正予算に関する説明書の5ページ以降でございます。よろしくお願い申し上げます。なお,金額につきましては万円単位とさせていただきます。

 では,初めに歳入でございます。

 議第174号平成16年度京都市一般会計補正予算,9款国庫支出金,2項国庫補助金,4目環境費補助金で4,500万円を計上しております。

 その内訳でございます。

 まず最初に,二酸化炭素排出抑制対策事業に係る国の補助金として,1,600万円を計上しております。これは,昨年度と同様,マスコミを通じた地球温暖化対策のための普及啓発事業などを,平成15年10月に環境省が創設致しました石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計,いわゆる石油特会における補助制度の認証を受けて実施するものでございます。

 次に,焼却灰溶融施設整備事業において実施致しますプラント整備工事に係る国の補助金として,2,900万円を計上しております。本事業は,厳しい財政状況の下,特定財源を可能な限り確保するため,国との調整を進めてきました結果,今後予定しております工事の一部につきまして,追加で補助の認証を受けることができましたので,今回,補正をお願いするものでございます。

 歳入につきましては以上でございます。

 次に,歳出でございます。11ページを御覧いただきたいと思います。

 5款環境費,2項環境保全費,1目公害対策費で1,600万円を計上しております。これは,先ほど御説明申し上げました国の補助を活用し,地球温暖化対策のための普及啓発事業などを実施するための経費でございます。

 次に,5款環境費,6項環境施設整備費,1目環境施設営繕費で7,500万円を計上しております。これも,先ほど御説明申し上げました国の補助金を活用し,焼却灰溶融施設におきましてプラント整備工事を実施するための経費でございます。

 以上で,平成16年度一般会計歳入歳出補正予算の環境局所管分につきましての御説明を終わらせていただきます。よろしくお願い致します。



○主査(山本正志) 

 では,質疑のある方は挙手願います。

 お二人だけですか。

 では,ここで,確認のため質疑通告者と順序を申し上げます。川中委員,西野委員,通告漏れの方はおられませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○主査(山本正志) 

 まず,理事者にお願いを致します。答弁は質問の趣旨を的確に捕らえ,簡潔に行っていただくようお願いを致します。

 では,順次発言を許します。川中委員。



◆委員(川中増次郎) 

 おはようございます。

 今日は補正予算でございますので,温暖化の問題と,それで,昨日,西野委員がおっしゃいましたように,凍結をしたらどうかと,この間も言うておられましたね。私は,その件でございますが,溶融システムの問題で発言をさせていただきたいと思います。

 その前に,私なりに申し上げますと,山間埋立て,エコランド,山科と言いますか,それが出来たのが平成の12年でありますが,工事に掛かったのは昭和52年,それで計画,丁度私が議員に出る前でありますが,あの辺の,東部山間の,ある意味では,こういうのは今日の議題ではありませんが,土地のいろんな買手が入ったのが50年前後なんです。私は近くで生まれていますので,何で土地はあんな山間埋立てで,不動産屋等々がそのような買いに入ったのかなと。それで,後で分かったのが52年の事業計画なんだ。それから二十二,三年掛かって,平成の12年に出来上がりましたね。

 それには,昨日,総括では言いませんでしたけど,僕は時間ありませんで。松井副市長さんがそのときの清掃課長でした。第一線で頑張っておられましたね。私は,逆に地元の人間ですので,反対に回った人間なんです。それは何でやと言いますと,今でこそ理解ができますが,あの当時はごみを捨てるんだという話が出たんです。確かにごみなんです。それはごみやけど,ごみというのと,ある意味では,焼却灰をほかすというのは,これはまた別なんですね。ごみということで反対しましたね,皆,山科ね。そのクリーンセンターは反対するまではいかんかったかも分かりませんが,反対致しました。それで無事に出来ました。

 今,稼働して,平成12年ですので,4年余り,3年ほどですか,やっていますね。そのような中で,それは歴史的に言いますと,横大路の埋立地が段々満杯やと。もうこれ以上放っておけないということで,計画を立てられて,拡張拡張で,何回か拡張しておりますね。それでやっと東部山間埋立てができたと。

 その東部山間埋立ての,丁度,山の谷から言えば,450万立方メートルと言いますか,トンに直したらなんぼやと言うたら,700万余りのトンですね。600なんぼですか。私もちょっとお宅の方で聴かせていただいて,そこで話を続けるわけでありますが。

 昨日,西野さんの名前を言ってはいけませんが,循環型社会の基本計画と言いますか,そういうような中で,京ごみ減量戦略21,そういうような中で,向こう30年ぐらい要るのと違うかという話を言うておられますが,私は,今,ごみの流れを見ますと,30年なのか20年なのか分かりませんが,例えば,お宅の資料をちょっと見ますと,さかのぼって約40年前の東京オリンピックでは8万7,000トンなんですね。それから昭和44年,これは約20年ほど前ですか,5万4,900,5万5,000ほどですが。それで,平成14年,今,15年の決算をしておりますが,1年間で78万ですかね。

 そのようなことを考えますと,そういうような中で環境局が考えられた溶融システム,これは大体2分の1になるんですね。簡単に言えば灰が2分の1になるんです。しかし,不燃物は,これは何もなりません。そのままですわな。そうでしょう。れんがとか,いろんなものがね。そうでしょう。

 灰が2分の1になるということは,スラグと言いまして,専門的なことは分かりませんが,ある意味ではガラス状態になるということですわな。そういうようなことを,またこれからの再利用と言いますか,リサイクルに利用ができるようにもこれはうたわれていますので,日本の中では何箇所かやっておられるように聞いております。ただ,具体的にそれを見に行っておりませんし,そこで環境局の方は,この溶融システムと言いますか,溶融スラグシステムと言いますか,その辺は見に行かれて,色々なことを研究されたのか,ちょっと聞かせてください。



○主査(山本正志) 

 山本施設部担当部長。



◎施設部担当部長(山本孚彦) 

 いろんな所から資料を取り寄せたり,担当者が現場へ赴いて調査をしたり,進めております。



○主査(山本正志) 

 川中委員。



◆委員(川中増次郎) 

 そこで,見に行かれて,まだ歴史的に浅いかも分かりませんが,今の時代ですので技術は進んでいると思いますが,これはええなと,これはやっぱり京都にもごみ戦略の中で取り入れんなあかんなというようなことをお思いになったんですか。



○主査(山本正志) 

 山本部長。



◎施設部担当部長(山本孚彦) 

 京のごみ戦略,この中に,やはり焼却灰は溶融をするということで,最終的に平成27年度,埋立量を69パーセント減らすということが基本計画にうたわれております。これに従って我々も事業を進めていきたいという風に考えております。



○主査(山本正志) 

 川中委員。



◆委員(川中増次郎) 

 最近よく言われます大量生産,大量消費,大量破棄,これは経済成長と共に,同じように並行で来ました。特に紙やとかプラスチックとか生ごみその他等々が非常に伸びておりますし,特にプラスチック等が非常にごっつう伸びていますね。これは数字で申し上げませんが,そういうような中で,今申されましたように,平成27年には69パーセントに削減を致しまして,それが数字の上では約5万トンなんですよ。私の計算では5万トンなんです。そこから考えたら,今の山間埋立て,エコランドですね,これは何年ぐらい,まあ,30年ということでありますが,正式に言えばどのぐらいの年数で山間埋立てがそこそこ,まあまあ,満杯状態になるというのかね。



○主査(山本正志) 

 上田施設部長。



◎施設部長(上田典男) 

 山間埋立てが,当初,建設する際には,450万立方メートルの埋立量を誇っていても,ごみがぐんぐん伸びていると,そういう状況もございましたので,おおむね15年程度という形で私どもの方は想定致しておりました。しかしながら,平成12年にリサイクル関係の法律も整備され,また,それが着々と運用されていく中で,ごみがリサイクルに回る部分が非常に増えて参りました。

 そして,私どもの方も,山間埋立ての方へ埋め立てる量につきましては,年間おおむね10万立方メートルぐらいという形で実績が上がって参りました。そうしますと,山間埋立ては30年程度持つだろうと。

 しかしながら,焼却灰を2分の1に圧縮する灰溶融施設を建設すれば,それは更に伸びて,私どもは,現時点では,非常に長期的なものですので,その間にいろんな不安定的な要因はあるかと思いますが,現状のまま整備すれば,おおむね50年程度は持つのじゃなかろうかなと想定致しております。



○主査(山本正志) 

 川中委員。



◆委員(川中増次郎) 

 新たに50年ぐらいということが,今聴いたわけでありますが,それはいいかも分かりません。ただ,話をもう一遍さかのぼりますと,今申されましたように,山科というのが,醍醐を含んで,賛成したのは,15年待とうやないかと。15年待ったら,山を公共施設の,何か使えるなと。15年辛抱しようやないかというのは,当初の話があったんです。私もそのときは対策委員の1人でありました。

 それから,今,ごみが増えまして,今,局長等のいろんな話を聴きますと,30年,50年,私は,折角貴い,ある意味では,この間も,だれやったかな,血まで流しませんが,汗まで流して苦労をした。そやけど,行政が当然なんですよ。地元の者の方が大変なんですよ。それなりに夢を持って15年待とうということの中で,最近では溶融システムがわき上がってきて,私は,これ,いいと思うんです。

 何でやと言いますと,私が,平成12年にこの山間埋立てが出来たときに,開業と言うか,されたときには,20数年掛かっておるので,この時点で次のエコランドのような場所を探さんなあかんのかというようなことを委員会で言うたことがあるんですよ,僕。そんな,いつも毎年は言うてませんが,決算,予算では言うてませんが,言うたことを覚えています。

 それは,お宅の方の中でそのようなものは止めてあるのか分かりませんが,私はそういうような意味で,今50年だから,安易に,京都のごみは少々リサイクルもして,再利用もして,ある意味では溶融システムが出来たら,もう今は半世紀はどうもないんだというようなこともあるかも分かりませんが,仮に,これはいいとしましょう。

 この間,福井で,舞鶴,大宮,宮津でああいうような風水害がございましたね。ちょっと遠くなりますが,新潟県の中越でああいうような地震がございましたね。それで,約9年,来年で10年になりますが,阪神・淡路大震災が起きましたね。あれを見ましたら,大体私なりに調べたら,北部の風水害で捨てたごみと言いますか,ああいうようなものは2万何千トンですわ。それは今の容量から言うたら少ないかも分かりませんが。

 もう一つ,阪神・淡路,これは範囲が広いですよ。神戸だけではありませんが,ある程度,2,000万トン,やっぱりあれが廃棄物になっておるんですよ。2,000万トンを考えますと,今の700万で言えば,これは到底足りない。到底足りないということは,私はそのようなことを,この間から市長総括等々委員会でもございましたように,消防局の被害想定等を考え,ある意味では,都市計画局の防災都市づくりのああいうようなものを考えますと,本当に足りない。一発で,このような風水害,ある意味では地震等が起きたときには,今の50年という想定が一夜にしてぱあとなるんですよ。

 そういうような意味でも,今,心配して,皆心配もしておられるかも分かりませんがね。そやから,今日は溶融システムの話かも分かりませんが,これは,僕はするべきやと思います。そのかわり安全でなかったらあかん。230億も掛けるので。

 それは,逆に言えば,16年に補正予算を組んで,21年から稼働するんですやろう。そうなったら,まだ四,五年,そのままになるんですよ。その間ごみは減るかも分かりませんが,それから約10年なんです。7年やから,六,七年ですか,27年ですね。そのようなことを考えますと,やっぱりすべきということは,私は西野さんと違う立場でありますが,もう一つさかのぼれば,そういう風な何か想定をしたときには,環境局の皆さんがこれでいいのかと。

 そういうようなことは今審議する問題ではありませんが,またそのようなことは大事なことですので,一歩先のことの想定まで,京都市の都市計画局と消防局が出ている以上は,環境局はその窓口でありますので,その辺はどういう風に局長さん考えておられますか。



○主査(山本正志) 

 高橋環境局長。



◎環境局長(高橋修) 

 灰溶融施設の耐用年数,溶融施設を設置することにより約3倍,50年ぐらいは大丈夫であるという答弁をさせていただいたんですが,川中先生御指摘のとおり,大規模災害が起こった場合は,この50年も飛んでしまうではないかという,そういったことであろうかと思いますが,私ども,災害に対してどう対応すべきかというのは常に関係局と十分協議をしながら,起こった場合のことを想定して進めていくべきことは当然のことでありますが,当面,我々としては,先ほど来答弁していますとおり,ごみをとにかく減らしていくと,徹底的にごみを減らすと。

 どうしても出てくるものについてはこの埋立地へ持っていくということになりますから,その埋立地についても,できるだけ現量を減らして,1年でも長く進めていくというのが我々日常の基本でございまして,更に災害が起こった場合はどうするかというのは,すごい量,通常でも10年分出るというのが一つの案として,考え方として出ておりますので,その10年分,これで対応できるのかどうかについては大きな課題でありますし,そこらについては,どう課題に対応すべきかについては関係局と十分協議していかなければならないと思います。

 認識は十分持っておりますので,御理解いただきたいと思います。



○主査(山本正志) 

 川中委員。



◆委員(川中増次郎) 

 それでは,今,局長さん,分かっていただきましたので,そのようなものを頭に置きながら,今日の補正は11億という話になりますが,そこが,20年までの間をもっと短縮するようなことをするようにならないかんと思うんです,ある意味では。そやから,その辺をできるだけ。

 それは,時間的にはそれだけ,4年ほど掛かるかも分かりませんが,一日でも戦略を考えるのと,一日でも早く,それは工事ができないかは分かりませんが,そういうような中で,少しでも,折角貴いああいうような山間埋立てですので,私は,本当に京都の宝として,内陸都市のごみの捨て場所と言ったらいけませんが,保管場所として,私はやっぱりもっと何か考えていただきたいなと。

 そやから,もう多くは言いませんが,そのようなことを分かっていただいて,溶融システムは一日でも早く,安全に,私はそのようなことを願って,補正予算は,僕は賛成したいと思います。



○主査(山本正志) 

 高橋局長。



◎環境局長(高橋修) 

 今,先生の方からお話をいただいたんですが,当然,一日も早くこの溶融施設を造りたいと思います。その前提としては,安全なものを確実に造るということが前提でございまして,その上に立って,我々は計画より一日でも早く,そういう思いを持って着実に進めて参りたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。



○主査(山本正志) 

 進行致します。西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 私からは,この補正,7,500万ということで付いているわけですけれども,この補正の工事についてお伺いしたいんですけれども,今回は給水配管工事ということが出ているんですけれども,実際には,この給水配管の工事だとか,また,これまでも出ていましたプラントの溶融の耐火材,こういったものも出されているんですけれども,こういう予算が出されるということは,実際にはどういう溶融方法になるか,こういった所もすべて決まってからでないとこれはできないと思うんですよ。

 まだ方法は分からないということをずっとおっしゃってきたんですけれども,ここの所が全く分からないままで土台だけ造っていくだとか,溶融材だけ購入するだとか,そういうことにはならないと思うんですけれども,実際に今現在決まっている所を是非公開していただきたいと思うんですが,その溶融方法についてお聞きします。



○主査(山本正志) 

 山本部長。



◎施設部担当部長(山本孚彦) 

 溶融炉の形式でございますが,現在,電気方式又は都市ガス方式でメーカーからの書類を取っておるというところでございます。

 現在,電気方式で提案しておるのが5社,都市ガス方式で提案しておるのが5社で,10社ということですが,方式につきましては,どれになるかというのは最終の入札によるわけでございまして,この入札が12月24日ということになります。ここで仮契約を致しまして,その後,2月市会にお諮りをして本契約ということになります。

 それで,メーカーが決まりましたら炉の形式も決まりますので,電気になろうが都市ガスになろうが,耐火物は当然要るわけでございまして,給水配管も当然要るわけでございまして,量的な面は若干ありますけども,当然この二つの資材は要るということで,メーカーが決まりましたら早速出来高を上げるために,耐火材,給水配管の資材等を購入して,それを補助金の申請に充てたいという風に考えております。



○主査(山本正志) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 工事を実際にするということではなしに,材料だけを買うということなんですか。何かちょっと順番が違うように思うんですけど,そうではないんですかね。



○主査(山本正志) 

 山本部長。



◎施設部担当部長(山本孚彦) 

 まず材料手配です。現場での工事はまだ大分先になります。まず土木工事がありますので,今回市会に諮っておりますが,土木工事が相当進みましたところで次に建築及びプラントが入って参ります。現場の工事はまだ大分先になります。ただ,メーカーでは工場内生産ということでやっていきますので,その分での出来高を上げていくということになります。



○主査(山本正志) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 耐火材は,溶融の方法によって温度がちょっと変わってくるので,その耐火材も変わってくるんじゃないかなという風に思うわけですけれども,それはいかがなんですか。



○主査(山本正志) 

 山本部長。



◎施設部担当部長(山本孚彦) 

 当然,耐火材,ほとんどれんがが中心になると思いますが,メーカーによって若干銘柄等変わってくると思います。



○主査(山本正志) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 ますます分からないんですが,変わってくるのに先に購入するということの意味が,私,もう一つよく分からなかったんです。その辺はやっぱり,是非,今でも全国いろんな所で炉に穴が開いたりだとか,耐火材がもたなかったとか,京都でも東北部クリーンセンターで飛灰の溶融炉が穴が開いたりしていますけれども,そういうことが起こる原因にもなりかねないんじゃないかなと,ちょっと今思ったんですけれども,その辺,是非,検討していただきたいという風に思います。

 それと,先ほどからも安全の面を川中先生もおっしゃっていたんですけれども,私も安全の面は本当に今論議しなければいけないことじゃないかなという風に思うんです。まず最初に,私,素人考えで思ったんですけれども,エコランドの敷地内に造るということ,山の中に造るということが本当にいいのかなという風にちょっと思ったんです。進入路に,今,2本の活断層が走っているということは御存じですね。いかがですか。



○主査(山本正志) 

 山本部長。



◎施設部担当部長(山本孚彦) 

 黄檗断層の一部が進入路に掛かっていることは承知しております。



○主査(山本正志) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 そうしましたら,普通は,これがいいのかどうか分かりませんけれども,もっと下の方で,灰をたくさん運ばなくて,その距離が,長く運ばなくてもいい所に造って,そして減容して,少ない量にして持って上がる,その方が効率がいいんじゃないかなという風に思いますし,もしこの活断層が,断層がずれれば,ここがずれるだけでなくて,その周辺,すごい被害が及ぶと思うんですよ。そしたら,その進入路,普通の道じゃありませんよね,あれ。だから,耐震度が,この前は,分からないけれども安全だという風な,何か訳の分からない答弁を頂いたんですけれども,これで本当に安全なのかな。まず第一段階で,炉というよりもその前の段階で本当に安全なのかなという疑問も起こります。

 先ほども230億の建設費だからとおっしゃいましたけれども,それだけでなくて,これを造ってしまえば,毎年毎年18億から20億という話も出ていますけれども,これだけ灰を溶かすのに必要なわけですよね。昨日もちょっと言わせてもらいましたけども,20年この施設が持つんだということでは,その20倍,400億近くのお金が要るわけです。本当に今,この施設,今,本当に造る必要があるのか。

 先ほど局長もおっしゃいましたけれども,ごみ戦略の中でこれを進めていって,ごみを極力減らすんだとおっしゃいました。本当にそれをしていただきたいという風に思うんです。この溶融施設と言うか溶融技術は,まだまだ開発途上だと思うんですよ。だから,私は今,この開発途上の技術をそんなに急いで取り入れるんじゃなくて,もう少し安定した技術になってから,安全だということが確認されてから,これを採用するということになって,そのときにまた論議をすればいいんです。

 だから,今そんなに急いで造るということが本当に必要なのか,京都の財政にとっても必要なのかということを本当に疑問に思います。是非,これは,今,凍結して,考え直していただきたい。この補正には私は賛成できません。

 以上です。



○主査(山本正志) 

 以上で,質疑を通告された方の発言が終了致しました。

 では,これで環境局の審査を終わります。

 理事者の皆さん,御苦労様でした。

 次の保健福祉局に対する審査は10時40分から始めますので,5分間休憩を致します。

    [午前10時35分 休憩]

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    [午前10時40分 再開]



○主査(山本正志) 

 分科会を再開致します。

 それでは,保健福祉局の審査を行います。

 理事者,説明願います。浅野保健福祉部長。



◎保健福祉部長(浅野義孝) 

 おはようございます。

 平成16年度11月補正予算の保健福祉局関係分につきまして,御説明を申し上げます。

 議第174号平成16年度京都市一般会計補正予算,補正予算に関する説明書の3ページをお願いを致します。

 まず,歳入でございます。

 7款分担金及び負担金,1項負担金,3目保健福祉費負担金は,養護老人ホーム措置費に係る負担金でございます。

 9款国庫支出金,1項国庫負担金,1目保健福祉費負担金は,児童手当,生活保護扶助費,養護老人ホーム措置費,基本健康診査,結核医療費の公費負担に係る国庫負担金の増額補正と,保育所措置費に係る国庫負担金の減額補正でございます。

 4ページをお願い致します。

 2項国庫補助金,3目保健福祉費補助金は,施設整備費,生活保護適正化事業,小児慢性特定疾患治療研究助成,結核医療費の公費負担に係る国庫補助金でございます。

 5ページをお願い致します。

 10款府支出金,1項府負担金,1目保健福祉費負担金は,児童手当に係る府負担金でございます。

 2項府補助金,3目保健福祉費補助金は,老人医療費に係る府補助金でございます。

 6ページをお願い致します。

 15款諸収入,7項雑入,3目過年度収入は,各種保健福祉事業に係る国庫支出金,府支出金の過年度収入でございます。

 16款市債につきましては,理財局所管でございますので,説明は省略させていただきます。

 歳出でございます。9ページをお願い致します。

 4款保健福祉費の補正予算額は40億200万円でございまして,補正後の額は,補正前の額と比較致しまして1.8パーセント増の2,250億8,700万円となっております。

 保健福祉総務費でございます。

 1項保健福祉総務費,1目保健福祉総務費は,児童手当の給付費及び国庫支出金の返還金でございます。

 2目民生事業費は,特別養護老人ホーム整備事業について,国認証に伴い,進ちょく率を引き上げることによる補正でございます。

 次に,児童福祉費でございます。

 2項児童福祉費,1目児童福祉総務費は,国庫支出金の返還金その他でございます。

 2目児童手当費は,児童手当の増に伴う給付費の補正でございます。

 4目措置費は,入所児童数の増などによる保育所措置費の補正でございます。

 生活保護費でございます。

 3項生活保護費,2目扶助費は,生活保護受給所帯の増による補正でございます。

 4目福祉事務所費は,国補助認証に伴う生活保護適正化対策の補正でございます。

 10ページをお願い致します。

 障害者福祉費でございます。

 4項障害者福祉費は,国庫支出金の過年度収入の受入れに伴う財源の更正を行ったものでございます。

 次に,老人福祉費でございます。

 5項老人福祉費,2目老人医療費は,医療給付費の補正でございます。

 3目老人福祉事業費は,養護老人ホーム措置費の補正でございます。

 次に,保健費でございます。

 6項保健費,1目保健指導費は,国の児童福祉法改正に合わせ,平成16年10月から国基準に準じて,小児慢性特定疾患の対象などを見直す予定でございましたが,国の法改正が遅れているため,従来基準で助成費を支出することとなったことによる小児慢性特定疾患治療研究助成の補正,受診者の増による基本健康診査の補正,自動体外式除細動器設置に伴う補正及び国庫支出金の返還金でございます。

 予防費でございます。

 7項予防費,3目結核予防費は,結核医療費の公費負担の増に伴う給付費の補正及び国庫支出金の返還金でございます。

 以上でございます。よろしく御審議いただきますようにお願い申し上げます。



○主査(山本正志) 

 では,質疑のある方は挙手願います。

 ここで,確認のため質疑通告者と順序を申し上げます。倉林委員,井上委員,通告漏れの方はおられませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○主査(山本正志) 

 まず,理事者にお願いを致します。答弁は質問の趣旨を的確に捕らえ,簡潔に行っていただくようにお願いを致します。

 では,倉林委員。



◆委員(倉林明子) 

 補正予算で計上されております小児慢性特定疾患研究医療費助成,この件について質問したいと思います。

 該当する額は1億6,700万円余りと。説明にもありましたように,当初10月から国の制度変更が予定されていたけれども,法改正の遅れで先送りとなったと。この分で半年分の補正をするということになったものだということでした。

 国の制度変更による影響額を経年で見てみますと,約3億3,400万ということで,これまで行ってきた京都市の事業から,これだけ減額する規模であるということがはっきりしたと思うんですね。改めて児童福祉法が先の国会で成立を致しましたので,来年度は制度変更が確実に行われるという見通しとなったと理解をしておりますが,来年度の制度変更の見通し,影響額,どの程度と考えておられるか,お答えをお願いします。



○主査(山本正志) 

 波部保健衛生推進室部長。



◎保健衛生推進室部長(波部美利) 

 小児慢性特定疾患につきましては,先生のおっしゃいましたとおり,本来16年の10月予定をしておりましたところ,国会の方で,児童福祉法に初めて,今までは法の根拠がなくてやっていたんですけども,今回,法ではっきり位置付けられるということで進んでおったわけですけども,結局その法改正が遅れまして,ただ,11月末に法改正が参議院も可決しまして,来年度から実施ということがはっきり致しました。

 そういうことで,ただ,現時点では法改正の法律の,法案というのは非常に大枠だけ書いてございまして,詳細については厚労省からの説明もまだございませんで,12月中には詳細の説明があるかという風に思っておるわけですけれども,その中で疾病群についても増加する群,それから,今回の大きな要素としましては,重度の方を重点的に置いていくということで,逆に,軽症の方がそこから除外されるということがございますので,ちょっとその辺の,どこからどうやという疾病名,もちろん一つはございますし,それから,その辺の境目と言いますか,そういった所もちょっとまだ明確にはなっておりません。

 したがいまして,近々あると思うんですけども,厚生労働省の説明を聴いたうえで来年度のきっちりとした方向は出していきたいという風に思っております。



○主査(山本正志) 

 倉林委員。



◆委員(倉林明子) 

 この小児慢性特定疾患の治療研究事業は,国の基準で行われてきた部分と,京都市が単費で上乗せしてきた部分ということで,上乗せを随分して努力されてきた事業なんですね。ところが,この16年の時点で,方針としては国制度に移行していくんだという御説明だったと思うんですね。

 実際に,そのときの予算額のスキームだけを見ますと,どうしても同じ規模の助成額が確保できないということが予算のときでもはっきりしていたと思うんですね。そういう点で,予算の攻防,範囲がどうなるかというのはこれからになろうかと思うんですけれども,国制度に丸々移行すると,単費についてはもうやめるんだということになりますと,実際には,これまで利用されていた小児慢性特定疾患治療研究の範囲が狭まるということになりかねないと思っているんですが,その点はどうでしょう。



○主査(山本正志) 

 波部部長。



◎保健衛生推進室部長(波部美利) 

 以前は,国基準に単費で加えて上乗せをしていった部分があるんですけども,その部分については,今回,逆に国の制度改正の中で単費分が吸収される部分もございます。それから,ただ,先ほど申しましたとおり,経費的には減額を見積りましたのは,やはり,私ども,患者さんとして非常に人数が多い,ぜん息の方が非常に他都市なんかと比べますと非常にたくさんカバーしているんですけども,そういった部分が軽度については除外されるんじゃないかということで,算定の基礎から除外したということで減額になっております。

 この点について,ただ,今度の改正の中でぜん息が除外されるということではなくて,重度のぜん息については依然対象になるという風には伺っておるわけでございまして,さっき申しましたように,その限度がどうかというのはちょっと明確にはなっておりません。



○主査(山本正志) 

 倉林委員。



◆委員(倉林明子) 

 この単費で上乗せして頑張ってきた部分というのは大きな支えになってきた,これは間違いないと思っています。そこで,国の制度への移行についてはまだ詳細が分からないということではありますけれども,これまで行ってきた京都市のこの事業については,継続も含めて後退することのないよう慎重に検討をされるべきだという風に思います。

 この事業で言いますと,18歳未満,物によりましては20歳未満までということで支援をしてきているわけですが,乳幼児医療費助成制度と併せて,難病で苦しんでおられる子供さんへの大きな支援になってきた制度だと思うんですね。そういう意味では,国制度への機械的な移行にとどめず,事業の継続をしっかりしていくと,この決意を求めたいと思います。



○主査(山本正志) 

 波部部長。



◎保健衛生推進室部長(波部美利) 

 もちろん,小児慢性特定疾患で悩んでおられる,非常に苦しんでおられる方につきましては,やはり当然こういった公費負担等をやっていかなければならないという風に考えております。

 ただ,一方で,ある程度負担の可能な方には負担をしていただくのが,昨今の非常に財政の厳しい状況の中では,そういったこともやはりお願いをせざるを得んかなということで,国の方も,今まではなかった一部負担ということも,導入も言っておりますし,我々としてもそういった財政の面もやはり考えながら,本当に苦しんでおられる方については救済をしていくという考え方は持っております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 進行致します。井上けんじ委員。



◆委員(井上けんじ) 

 私からは,養護老人ホームのことについて1点だけお聞きをしたいと思います。

 まず,養護老人ホームの待機者の数というものを把握されておられるかどうか,これが一つ目です。

 それから,制度的には自立の人ということになるかとは思うんですけれども,実際入っておられる方の中に要介護度という度合いがどれぐらいになるのかどうか,そういう調査をされておられるのかどうか,されておられなければ傾向としてどういうことがあるのか。あるいは,入所者の方の,仮に要支援とか要介護1ぐらいの方がおられたとすれば,その人たちの介護保険の給付としてのサービスみたいなことがどういう状況になるのかとか,その辺り,ちょっと現状を教えていただきたいんですけど,いかがでしょうか。



○主査(山本正志) 

 前田長寿社会部長。



◎長寿社会部長(前田治彦) 

 養護老人ホームの待機者につきましては120人でございます(後刻訂正)。介護状況については把握をしておりません。申し訳ございません。

 それから,介護保険の関係につきましては,介護保険適用施設でございませんので,適用にならないと思います。

 申し訳ございません,待機者120と申しましたが,520人でございました。すみません。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 聴いていますと,実際,要介護認定をしてもらったとすれば,必ずしも自立の人ばっかりじゃないという現状の方もいらっしゃるんじゃないかなという気がするので,その辺りの人たちのどういう現状を,養護老人ホームのそもそもの性格と,入っておられる方の症状と言うんですか,その辺が今後の,私は,一つの課題になってくるんじゃないかなという気はするんですけれども。

 それともう一つは,最近聴いていますと,サラ金から逃れられるとか,婦人保護施設とか保護所というわけじゃないけれども,養護老人ホームのそういう入り方なり性格と言うか,ちょっと昔と変わってきている面なんかも社会経済状況の変化によって一部生まれているのではないかと思うんですけれども,この辺りで養護老人ホームをどういう風に今日の現状を見ておられるか,あるいは国の方の動向でも,見直しと言うか課題になってきていると思うので,ここら辺り,現状の認識と,国の方で何らかの動きがあれば,これについても併せて紹介をしていただきたいんですけれども,この辺り,どうでしょうか。



○主査(山本正志) 

 前田部長。



◎長寿社会部長(前田治彦) 

 確かにホームレス的な人で金銭がないという方で養護老人ホームに行っていただいているというケースがあるのは実態でございます。国の方の動向につきましては,現在,措置費制度と介護保険制度の在り方について検討されている途中で,介護保険の方に移行も含めて検討されていると。京都市ではその動向を見据え,また,老人ホーム施設協議会と検討等を重ねていると,こういう状況でございます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 措置制度は,介護保険が発足しても,養護以外でも,いわゆる困難者の人たちへ措置でという道も残されていますし,私は,養護そのものについても,そういう対象の方というのはまだまだたくさんいらっしゃるし,養護老人ホームの性格付けは少しずつ社会の変化によって変わってくるにしても,すべてがすべて介護保険にみんなまとめて入っちゃおうかということだけではない独自の役割というものはやっぱりこれからもあると思いますので,そういう点で,私ども,実は相談を受けて申込みに行っても,しばらく待ってもらわんとあきませんよという特養と同じような現状が福祉の窓口では起こっているわけですから,そういう点では,より一層今日の性格に応じたうえで充実もさせていってもらいたいと。

 結論的に言いますと,ちょっとPRが,介護保険の窓口に行くと,介護保険の給付のことだけの話になっちゃって,介護保険の仕組みはこうですよ,保険料はこうですよと。たまには減免の方法もこういうことですよという散らしを置いてもらったりしているけれども,なかなか養護ということについてはまだまだ行き渡っていないと言うか,それで,話をすると,ああ,そういうこともあるんですか,そういう施設もあるんですかと,そういうことになっている現状があると思うので,是非積極的に活用していくように,あるいはPRをもっと頑張っていただくようにと,こういう風に思うので,最後,この辺りだけ御答弁いただいて終わっておきたいんですが,いかがですか。



○主査(山本正志) 

 前田部長。



◎長寿社会部長(前田治彦) 

 高齢者の関係の施設につきましては,今,国の方でも新しい動きも出ております。今までの従来の施設とは違った形の住宅と施設の中間的な部分とか,色々外からの介護も受けられるような施設も増やしていこうというような動きもございます。そういう風な動きの中でトータルに考えていく課題かなというように思っています。

 現在,経済的に困った方で行く所がないというような方に対しての対応も当然考えていかないけないことやと思いますので,総合的に考えていきたい。その中での一つの選択肢としてあるというように思います。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 これで最後にします。

 今もお話がありましたお年寄りの現状というのは本当に多様ですから,その多様な現状におうた施設なり役割なりということなので,是非,僕は,もっと養護は養護で発展もさせていきたいということが一つと。

 二つ目に,今入っておられる方についても,大部屋の問題だとか権利の問題だとか,そういう性格付けの変化に応じて,なおかつ入っておられる方の権利を守る,働いておられる方の労働条件がそういうことによって強化にならないようにと,こういった点での課題なんかもあると思いますので,是非,今後とも頑張っていただきたいと思います。

 終わります。



○主査(山本正志) 

 以上で,質疑を通告された方の発言が終了致しました。

 では,これで保健福祉局の審査を終わります。

 理事者の皆さん,御苦労様でした。

 次の都市計画局に対する審査は11時5分から始めますので,それまで暫時休憩を致します。

    [午前10時59分 休憩]

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    [午前11時5分 再開]



○主査(山本正志) 

 分科会を再開致します。

 それでは,都市計画局の審査を行います。

 理事者,説明願います。田辺都市企画部長。



◎都市企画部長(田辺眞人) 

 それでは,都市計画局の平成16年度補正予算につきまして,御説明申し上げます。

 まず,一般会計補正予算の歳入でございます。議第174号平成16年度京都市一般会計補正予算,補正予算に関する説明書4ページをお願い致します。

 第9款国庫支出金,第1項国庫負担金,第2目計画費負担金,第1節風致美観費負担金,補正額2億8,000万円は,古都保存法に基づきます歴史的風土特別保存地区内の土地の買入れに対する国の負担金の認証増によるものでございます。

 第2項国庫補助金,第6目計画費補助金,第3節風致美観費補助金,補正額2,100万円は,洛西中央緑地保全地区内の土地の買入れに対します国の補助金の認証増によるものでございます。

 次の6ページでございます。

 第16款市債,第1項市債,第5目計画債,第3節緑地保全事業費公債,補正額4,200万円は,洛西中央緑地保全地区内の用地取得に対する起債収入でございます。

 同じく,第4節古都保存事業費公債,補正額1億2,000万円は,歴史的風土特別保存地区内の用地取得に対します起債収入でございます。

 以上,歳入の補正額合計は4億6,300万円でございます。

 続きまして,歳出でございます。13ページでございます。

 第7款計画費,第3項風致美観費,第2目古都保存事業費,補正額は4億6,300万円で,歴史的風土特別保存地区内の土地の買入れに係る国庫負担の認証増並びに洛西中央緑地保全地区内の土地の買入れに係る国庫補助の認証増によるものでございます。

 以上,歳出の補正額合計は4億6,300万円でございます。

 都市計画局所管の平成16年度の一般会計補正予算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の程お願い致します。



○主査(山本正志) 

 では,質疑のある方は挙手願います。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○主査(山本正志) 

 ありませんね。

 では,これで都市計画局の審査を終わります。

 理事者の皆さん,御苦労様でした。

 次の建設局に対する審査は11時13分から始めますので,それまで暫時休憩を致します。

    [午前11時8分 休憩]

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    [午前11時13分 再開]



○主査(山本正志) 

 分科会を再開致します。

 それでは,建設局の審査を行います。

 理事者,説明願います。北島管理部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 おはようございます。

 それでは,建設局における一般会計補正予算につきまして,議第174号平成16年度京都市一般会計補正予算,補正予算に関する説明書により御説明致します。

 まず,歳入について御説明致します。4ページをお開きください。

 第9款国庫支出金,第1項国庫負担金,第3目土木費負担金,補正額2億7,055万円は,道路,河川等の整備事業に係る国庫負担金の補正でございます。

 第2項国庫補助金,第7目土木費補助金,補正額4億2,240万円は,道路,街路等の整備事業に係る国庫補助金の補正でございます。

 6ページをお開きください。

 第10款府支出金,第2項府補助金,第6目土木費補助金,補正額1億380万円は,都市基盤河川整備に係る府補助金の補正でございます。

 第15款諸収入,第7項雑入,第4目雑入,第10節土木雑入,補正額925万円は,道路事業に係る鉄道事業者からの協力金でございます。

 以上で,歳入予算の説明を終わります。

 次に,一般会計歳出予算について,御説明致します。14ページを御覧ください。

 8款土木費,4項道路特別整備費,1目事務費,補正額620万円は,国庫補助事業として実施致します道路橋りょう整備に要する事務費の補正でございます。

 2目道路橋りょう整備費,補正額1億5,940万円は,国庫補助事業として実施致します道路改良,橋りょう整備に係る国の認証等による補正でございます。

 4目国直轄事業負担金,補正額28億5,500万円は,国直轄国道の整備等に係る地方負担金の補正でございます。

 6項都市河川整備費,1目都市河川費,補正額3億1,140万円は,国庫補助事業として実施致します都市基盤河川の整備に要する経費で,国の認証等による補正でございます。

 7項緑化推進費,1目公園緑地維持費,補正額1,076万円の減は,都市緑化協会への出向職員の見直しに伴う公園管理委託料の補正でございます。

 8項街路費,1目幹線街路費,補正額1億1,500万円の減は,国庫補助の認証が得られたことにより,単独事業として実施致します街路事業を減額したことなどによる補正でございます。

 9項重要幹線街路費,1目事務費,補正額1,358万円は,国庫補助事業として実施致します街路整備に要する事務費の補正でございます。

 2目幹線街路整備費,補正額19億1,841万円は,国庫補助事業として実施致します街路整備に要する経費で,国の認証等による補正でございます。

 10項土地区画整理費,1目土地区画整理費,補正額1,076万円は,土地区画整理協会への出向職員の増に伴う補助金の補正でございます。

 3目公共団体区画整理補助事業費,補正額11億400万円の減は,国庫補助事業として実施致します市施行の区画整理事業に要する経費で,国の認証等による補正でございます。

 16ページを御覧ください。

 4目組合区画整理補助事業費,補正額1億円は,国庫補助事業として実施致します組合施行の区画整理事業に要する経費で,国の認証による補正でございます。

 19ページを御覧ください。

 11款災害対策費,2項土木災害復旧費,2目土木施設災害復旧費,補正額1億4,100万円は,本年5月及び6月にかけての豪雨により被災した土木施設の復旧に係る経費で,単独事業として実施するものでございます。

 以上で,建設局関係補正予算の説明を終わります。

 続きまして,建設局で提出しております議案について御説明致します。

 議第186号都市高速鉄道京阪電気鉄道京阪本線淀駅及びその付近立体交差化工事委託契約の変更についてでございます。

 本件は,平成11年11月25日に市会の議決を得て契約を締結しました都市高速鉄道京阪電気鉄道京阪本線淀駅及びその付近を立体交差化する工事委託契約について,しゅん工期限を延長するため契約の変更をしようとするものであります。

 しゅん工期限を延長する理由と致しましては,当初事業計画では,鉄道高架工事に必要な用地のうち,工事工程上影響のある用地を平成12年度末に買収し,工事に着手するとともに,残る用地を平成14年度上半期までに買収する予定をしておりました。しかしながら,用地買収の交渉に契約当初の予測以上に日時を要し,工事行程に影響がある用地買収の完了見込みが平成12年度末から平成17年度末となる予定であり,工事行程に5年の遅れが生じたものであります。このため,しゅん工期限を平成18年3月31日から平成23年3月31日に変更しようとするものであります。

 以上,建設局で提案している議案でございます。どうかよろしくお願いします。



○主査(山本正志) 

 では,質疑のある方は挙手願います。

 井上委員だけですね。川中委員,2番目。

 では,まず理事者にお願いを致します。答弁は質問の趣旨を的確に捕らえ,簡潔に行っていただくようお願いを致します。

 川中委員。



◆委員(川中増次郎) 

 一言だけ,すいません。

 補正で,幹線街路整備ということで気になっておりますが,六地蔵御陵線,これは本当に99パーセントが出来ていますね。いつでも供用開始ができるのに,1軒のためにこれまで数年置き去りにしてあるので,今回これが入っていますので,その辺は中身はどうかなと,ちょっとお尋ね致します。



○主査(山本正志) 

 山崎街路部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 御陵六地蔵線でございますけども,これにつきましては1軒だけ用地が残っておりましたけども,一応,収用裁決申請が下りまして,決定致しました。ただ,現在お住まいの方が,どうしてもお正月を迎えたいということで,ですから来年1月以降に家を撤去させていただきまして,引き続き,何とか早期に工事をしていきたいと思っておりますので,多分,来年の5月か6月ごろには何とか工事を終わりたいという風に思っておりますので,どうぞよろしくお願い致します。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 川中委員。



◆委員(川中増次郎) 

 今聴きましたので,御苦労でした。ただ,一日でも早く供用開始して,折角あこで,今,全部ほうってありますわな,99パーセントまで,1軒のために。そやから,やっぱり生かす必要がありますので,今の部長の話では,新年度になるかも分かりませんが,これは長年の悲願でありますので,早くしてください。お願い致します。



○主査(山本正志) 

 進行致します。井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 私は重要幹線街路整備についてお尋ねします。

 19億3,200万円ということになっておりますけども,このうち鴨川東岸線について,東岸線の部分だけの当初予算補正額,それから補正後の額,これをちょっと教えていただきたいんですけど。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 鴨川東岸線でございますけども,当初,1億4,200万でございます。補正で6億5,300万になりまして,今回5億1,100万円の増額になっております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 これは工事の変更とかじゃなくて,国庫負担の認証などによる補正ということでさっきありましたけども,などに含まれるんじゃなくて認証ということでいいと思うので,これも後でちょっと教えていただきたい。要するに,変更とかでないということを確認しておきたいと思うので,これも後で御返事いただいたらいいと思います。

 それで,阪神高速道路公団の事業の実施状況という,ホームページなんかを見ていますと,阪神高速道路公団の受託業務事業ということで,阪神高速道路公団が地方公共団体から委託を受けた業務と。要するに,京都市が阪公に委託されておられるということだと思うんですけども,ここの中に鴨川東岸線及び十条ランプ街路事業等を実施したと阪公の方で事業報告されておられるわけなんですけれども,そこで,京都市が委託されておられるとすればどういう委託契約の内容になっているのか,契約の額は今お聴きしたような額でいいのかどうか,それから,ここでは二つ例示されておりますけれども,東岸線と十条ランプ街路事業以外に京都市が阪神高速道路公団に業務を委託されておられる箇所があるのかどうか,この辺りについて教えていただきたいんですが。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 まず1点目の鴨川東岸線でございますけど,これにつきましては認証補正がほとんどでございまして,若干,用地買収等の増額は少し入っておりますけども,ほとんど認証補正でございます。

 それから,2点目の阪神公団への委託でございますけども,これにつきましては,油小路線のランプ工区,それから,後,伏見工区と申しまして,十条ランプの部分,あれについても委託をさせていただいております。それから,東岸線も一部アンダーパスでランプへ入ってくる部分につきましても一部阪神公団に委託をしております。ほか,山科の方のランプにつきましても委託を致しております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 そうすると,東岸線の工事と,それから十条ランプと山科のランプと,この3箇所を,しかも3箇所の一部分を京都市から阪神高速道路公団に工事を委託してやってもらっていると,こういう風に理解していいのかどうか,これは後でまた確認してください。さっきそういう風に聴いたんですが,この確認はしておきたいということですね。

 その場合に,委託契約の内容というのはどういう風になっているのか,例えば契約書みたいなものを資料で頂けるようなものなのか,それとも膨大なものなのか,その辺り,契約の内容なりエッセンスでいいので,どういう形で我々教えてもらえる方法があるのかどうか,ちょっとこのことを知りたいということですね。

 それと併せて,公団が受託をして実際やっているということであれば,公団がどういう業者に発注をされておられるか,あるいはその元請けさんがどういう下請けさんを使っておられるかということなんかもちょっと知りたいので,公団が工事されるに当たって,入札の執行の結果表,いつも京都市が発注先の場合は,京都市が業者の方にお願いされる場合には資料をいつも頂いていますけれども,これを頂きたいのと,併せて施行体制図についても各委託先の工事箇所ごとに頂きたいんですが,この辺りの資料の提出,いかがですか。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 資料につきましては公団の方にお聴きをして,多分提出できるという風に思っておりますけども,かなり膨大な資料になるという風に思いますけども,一度,阪神公団に。ただ,聴いておりますのは,入札関係につきましては,阪神公団のホームページの中で一応閲覧できるという風にも聴いておりますけども,取りあえず阪神公団に確認致しまして,提出できるものについては提出させていただきたいという風に思っております。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 それで,次に,物理的と言うか形態的と言うか,東岸線の外見と言うんですか,そういうことについてちょっとお聴きしたいんですけども,九条通と高架で交差するということだと思うんですが,京都市内に,私,高架で交差点というのは余り例がないんじゃないか,そんなにね。ほかに例があったら教えてもらったらいいんですけども。

 しかも,九条通の場合はまだ東西に長いですからいいとは思うんですけども,東岸線の場合,坂道が交差点の周り,しかも北側については師団街道との合流点まで百四,五十メートルぐらいしかないんじゃないかということになると,この坂道で赤信号を待たんといかんというようなことになったりするとか,あるいは師団街道との合流点で北行きの車が赤信号なんかで仮に停まって渋滞したりしていると,九条通との交差点ぐらいまで車が赤信号待ちなり渋滞なりしていると。そのときに青になったら,南から北へ向かって東岸線を北上している車が九条通の向こう側の渋滞の様子が見えないと。ほな,ぴゅーっと行ってしもうて,要するに,山の頂上付近で余り駐停車したらいかんというのと同じ理屈で,非常に危険じゃないかという気がしたりするんですけど,この辺りの交通安全の対策と言うか見通しと言うか,この辺についてちょっとお聞きをしておきたいんですけど,この点,いかがでしょうね。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 今回,鴨川東岸線,後,九条の跨線橋とここの上で交差をするわけでございますけども,基本的に,一応,警察,府警本部とも色々協議をさせていただいて,当然,安全面に関しましてはいろんな形で協議させていただいて,当然御指導を得まして,この辺の形状につきましても協議をしていまして,基本的には安全にいけるという風には考えておりますけども。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 私が心配しますのは,師団街道と合流する岸の上橋ですか,第2工区,第3工区の境目になるかと思うんですけども,そこより北が,やっぱり物理的に,これは拡幅が,どう考えたって無理があるんじゃないかという風に思いますから,そういう点では,まして北行きの師団街道と再び合流する場所がネックになるんじゃないかという気がするんですよね。

 そういう点で,ここの場所から塩小路については,これから拡幅するとか頑張るとか,色々おっしゃっておられるけれども,どうしてもここは,私は,無理があるんじゃないかという気がするんですよね。

 元々,高速道路と連動させた計画なり工事なりという所で南から順番にやっておられるけれども,ここの所へ来てネックになっている,こういう気がするんですけども,この辺で東岸線の全体像をどのように考えておられるか,この点はいかがでしょう。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 鴨川東岸線は,これは京阪出町柳から十条通までを一応都市計画決定しておりまして,既に出町柳から塩小路までは完成をしております。今回残っております塩小路から十条通までの間を順次整備しているわけでございまして,先ほど,先生が御指摘がありました第3工区,九条の跨線橋の北側から塩小路まで,これにつきましても色々検討しておりまして,当然,買収して,疏水も少し付け替えをして,道路を広げるということで色々検討はしておりまして,一応整備はできるという風には考えております。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 私,水道局の幹部の方じゃないですけれども,聴きますと,やっぱり疏水を動かすなり,ましてこの流量がたとえわずかでも減るような工事とかについては絶対具合いが悪いという風におっしゃっておられますし,私はどう考えても無理があるという風に思いますので,だから,鴨川と疏水に挟まれたあの地域,奈良線のアンダーの所,僕はもう一遍考え直すべきじゃないかなという風に思います。

 いずれにしても,今,部長がおっしゃったことを強引にやられると言うのであれば,これはまた引き続いて今後の議題の一つとしてまた議論していったらいいかと思いますけれども,私はやっぱり無理があるという風に思います。元々,高速道路の流れの一環として東岸線が計画されておられるという根本の所で問題が生じているんじゃないかというように思います。

 その関係でもう一つ,最後,お聞きをしたいんですけれども,高速道路,通過交通,さばくさばくという風にずっと言われていますけれども,伏見の東ランプ,花き市場のランプを出た車が,今この東岸線を北上すると。真っすぐ北へ行くと川端通に車が増えるし,さっき言った九条通の交差点で右に曲がれば東大路が込むし,左に曲がれば九条河原町,南区付近が込むし。

 結局,特に東山についてはパーク・アンド・ライドということで,車を降りていただいて,公共共通機関で東山の観光に入ってもらおうと一方で言うてながら,今,私が言った道を通っていくと,東山区方面の車が結局あふれるだけで,結局,その通過交通をさばくのも,少なくともこの地点については通用しないと私も思いますし,また同時に,パーク・アンド・ライドなり東山の観光を本当に公共交通で来てもらおうじゃないかと言っている京都市自身の政策とも矛盾するのではないかと,こんな風に思うわけですけども,この辺で交通体系と言うか在り方と言うか,基本的な考え方辺り,これはどういうようにお考えでしょうか。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 今回の新十条も含めてですけども,現在,やはり,国道24号線でありますとか,あるいは1号線等,非常に交通渋滞をしているということでございまして,その辺の渋滞緩和には大きい効果があるという風に思っておりまして,大きい整備効果はあるという風には考えております。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 だから,例えば,今,部長は南区とか東山区から南の方へ行かれる車のことについてはそういう風におっしゃったかもしれないけども,北を向いて来る車,あるいは九条通で東に行ったり西に行ったりする車についてのことを私は言っているわけですから,やっぱりこれは矛盾するんではないかと。だから,24号線,1号線というのはちょっと場所が離れている話でもありますから,市内に流入する車がこの東岸線を通じて増えるのではないかと,このことについて,私,言っているわけですから,その点,どうでしょう。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 全体の交通量は,多分東岸線を造っても造らなくても一定なわけでございまして,当然,東岸線を造れば,周辺の道路も含めて交通が分散するわけでございますので,私としては大きい整備効果があるという風に考えておりまして,当然渋滞緩和にもなるという風に考えております。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 これを最後にしますけど,道が出来たら車で行こうかとみんな思うのは当たり前で,増えるのは当然だと思います。この点については意見表明だけにしておきます。

 最後1点だけ,がらっと,がらっとでもないんですけども,話題を変えてと言うか場所を変えて,久世高田地区についても重要幹線街路整備ということで項目が上がっていますけど,これについて一言だけ説明していただいて終わりたいと思いますし,御説明をお願いします。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 久世高田地区は,今回のキリンビールの関係で,自由通路を造ったり駅前広場を造ったり致します。その辺の設計費関係を今年度補正で,一応,国の認証補正で付けたということでございまして,今後,いろんな検討をしていくということでございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 先ほど,井上委員から要求のありました阪神高速道路公団に委託をしている建設事業の契約内容,発注,施行体制等に関する資料ですが,膨大なものになるという説明もありましたが,井上委員,どうされますか。井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 だから,契約書はポイントの部分でいいですし,それから,入札執行結果表は,いつも1枚ぺらで理財なんかから頂いている,これと同じようなものでいいんです。施行体制図についても,大体三つ折りぐらいになりますけども,大体B4かA3ぐらいで頂いていますから,これもそんなに何枚もなるものじゃないと思いますので,今私が言ったような程度と言うか内容のものでいいですので,お願いしたいと思います。



○主査(山本正志) 

 理事者,どうですか。



◎街路部長(山崎糸治) 

 提出させていただきます。



○主査(山本正志) 

 提出できるとのことですので,委員会資料として提出を求めることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○主査(山本正志) 

 御異議ありませんので,委員会資料として提出を求めることに決定を致します。

 以上で,質疑を通告された方の発言が終了致しました。

 これで建設局の審査を終わります。

 理事者の皆さん,御苦労様でした。

 次の消防局は,隣の部屋に控えておりますので,休憩はなしで着席次第始めたいと思います。

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○主査(山本正志) 

 それでは,消防局の審査を行います。

 理事者,説明願います。三浦次長。



◎消防局次長(三浦孝一) 

 それでは,平成16年度消防局関係の補正予算につきまして御説明させていただきます。

 今回の補正予算におきましては,京都市・京北町合併関連経費と致しまして1億7,900万円と,自動体外式除細動器,いわゆるAEDの普及啓発経費と致しまして400万円の総額1億8,300万円をお願いしているところでございます。

 それでは,まず歳入予算から御説明させていただきます。

 議第174号平成16年度京都市一般会計補正予算,補正予算に関する説明書の3ページをお開き願います。

 7款分担金及び負担金,1項負担金,8目消防費負担金,3節消防施設整備費負担金の2,000万円は,京都市と京北町の合併関連の経費のうち,消防機材や通信施設の整備に係る経費を京北町から負担金として収入するものでございます。

 続きまして,7ページをお開き願います。

 16款市債,1項市債,7目消防債,1節消防施設整備費公債の5,700万円は,同じく京都市・京北町合併関連経費のうち消防機材や通信施設の整備に充当するものでございます。

 続きまして,歳出予算の説明に移らさせていただきます。17ページをお開き願います。

 9款消防費の予算総額は,補正前の予算額283億5,100万円に補正額1億8,300万円を加えまして,285億3,400万円となります。

 まず,2項消防費,1目常備消防費の補正額400万円は,救急高度化事業と致しまして,自動体外式除細動器,いわゆるAEDの普及啓発に要します経費を計上したものでございます。

 2目消防団費の補正額9,900万円は,京都市・京北町合併関連経費のうち,消防団の装備品,制服等の購入に要します経費を計上したものでございます。

 次に,4項消防施設整備費,1目消防施設整備費の補正額8,000万円につきましては,同じく京都市・京北町合併関連経費のうち,消防機材や通信施設の整備に要します経費を計上したものでございます。

 以上,簡単ではございますが,補正予算の説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。



○主査(山本正志) 

 では,質疑のある方は挙手願います。

 では,理事者にお願いを致します。答弁は質問の趣旨を的確に捕らえ,簡潔に行っていただくようお願いを致します。

 倉林委員。



◆委員(倉林明子) 

 自動体外式除細動器について質問したいと思います。

 専門家の御意見をお聴きしておりますと,この装置が救命率の向上には有効だということで,普及していかなあかんという声が多数でした。そのとおりだと思うわけですが,今回配置されます37台,これは一体どこに置くのかというところで具体的に決まっている所,また,検討されている所をまず御説明いただきたいのと,併せまして,使用開始をいつごろにしたいと考えているのか。

 そもそも,この除細動という行為自身は医療行為でありまして,医師でない者が行う場合については医師法違反にもなるという行為であるのは前提としてあると思うんですね。その点については確認をさせていただきたい。



○主査(山本正志) 

 小川安全救急部長。



◎安全救急部長(小川輝明) 

 37箇所の設置につきましては,現在,保健福祉局において設置場所について検討されております。

 それから,いつから使うのかと。市の施設に配置になれば,速やかに使えるように,それまで設置された理事者等に必要性,有効性を説明して,また,職員の指導も,自信を持って使えるような指導もしていきたいと,このように考えております。

 もう一つ,医師法違反というお話の部分にありましたけども,これにつきましては非医療従事者,お医者さんと看護師さんと救急救命士以外の人は非医療従事者という風に分けられております。その中で,例えば救急救命士以外の救命士,それから消防職員,警察官など,その方と全く一般の市民とは分けた講習内容になっておりまして。(発言する者あり)

 以上で終わります。



○主査(山本正志) 

 倉林委員。



◆委員(倉林明子) 

 この除細動という行為そのものが一般の方が繰り返しこういうことをやるということを前提にした場合はやっぱり医師法違反に該当する,これは改めて言うまでもないことだと思うんですね。ただ,この使用については,医師でない方も使用していただかないことには救命率を上げていくということにならないということで,改めて都道府県知事あてに出ています通知,AEDの使用についての通知でも,そこを厳密に説明されているんですね。要は,非医療従事者によるAEDの使用についての条件が出されております。

 その中で,規定がありますのは,業務の内容,活動領域の正確化,一定の頻度で心停止者に対し応急の対応をすることが期待,想定されている者と,こういう規定があるんですね。先ほど来の御説明でお聴きしておりますと,すぐ道路に置くとか,一般の方々しか使わないということを前提にするのではなくて,市職場,そこがまだ決まっていないということでありますが,市の職員がおる所で,市の職員に,要はAEDの使用を前提として配置していくということを考えたと思うんですね。そういう場合は,この通知にあります応急の対応をすることを期待,想定される者というのが市の職員に当たってくるだろうと思うんです。

 そういうことも含めますと,四つの条件というのは,医師等を探す努力をしても見つからない,医師等による速やかな対応を得ることが困難だと,これが1番になっております。2番目が,使用者が対象者の意識,呼吸がないことを確認。三つ目に,使用者がAED使用に必要な講習を受けている。四つ目が,使用されるAEDが医療用具として薬事法上の承認を得ている。この4要件が出ていると思うんですね。一定の頻度で期待,想定されている者というのに当たるのかどうかという基準は明らかだと思うんですけれども,医療行為としての除細動という措置の性格からいって,講習やこの要件を満たす条件づくりというのは必要なことだと思うんですけれども,いかがお考えでしょう。



○主査(山本正志) 

 三浦次長。



◎消防局次長(三浦孝一) 

 まず最初に,医師法違反の問題についてでございますが,一般的に反復,継続性が認められる者というのは,具体的に言いますと,私ども消防職員あるいは警察官,あるいは既に先行してやっておりますが,いわゆるスチュワーデス,そういった部分の方を言います。更に,今回私どもが広げようとしております一般市民に対しましては,当然その方には属しませんので,そういった医師法違反の概念からは外れます。

 ただし,国の方の厚生省令の通知においても,やはり一般の方においても一定の受講が勧奨されるものと。要するに,受講しなければ使えないという義務ではなくして,飽くまでも勧奨されることということでございますので,消防局におきましては,やはり,単なるAEDの使用だけではなく,全体の応急手当の普及ということを推進しておりますので,当局と致しましては受講を推進していくという方針の下でやっております。

 それと,もう一つ,市職員につきましては,これは御承知のように消防職員とか警察官とかそういったものではございませんので,一般市民と同じような形で,本会議の中でも議論をされておりました,ほとんどそういう所に遭遇する機会のない方に該当致しますので,一般市民と同じようなこと。とは言いましても,きちっと,やはり日ごろの訓練をしていただかないと,なかなか最初の一歩が進みません。AEDを使う勇気も出ません。そういった意味できっちりと研修体制を整えてやっていくと,このようなことでございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 倉林委員。



◆委員(倉林明子) 

 この自動体外式除細動器が配備が決まったということが,職員の方からすると,突然だったということもあって,不安が広がっているというのは当然だと思うんですね。強力な電流を人体に流すという行為になるわけですから,一つ間違えばというような思いが出るのは当然のことだと思うんです。

 そこで,厳密に言うたら,一般と同じでいいんだという御説明でしたけれども,このAEDによる救命率を上げられるんだという有効性を十分に納得していただくこと,これがないと動機付けにならない,これは前提です。その上で安心して使える,これに必要な講習,訓練ということをやったうえで,十分配置場所の職員の合意を得て進めていただきたい。これは要望です。

 終わります。



○主査(山本正志) 

 以上で,質疑を通告された方の発言が終了致しました。

 では,これで消防局の審査を終わります。

 理事者の皆さん,御苦労様でした。

 委員の皆さんはもう少しお残りを願います。

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○主査(山本正志) 

 以上で,普通予算特別委員会第2分科会における審査は終了致しました。

 委員の皆さんにおかれましては,本日の円滑な運営に御協力をいただき,感謝を申し上げます。

 なお,委員長に提出する分科会報告の文案につきましては,正副主査に御一任願いたいと思いますが,御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○主査(山本正志) 

 御異議なしと認め,そのように致します。報告書を作成し,10日に委員長に提出し,委員長からその写しを各委員に配付していただくことと致します。

 次に,付託議案の取扱いについては,各会派で御検討いただき,15日,来週の水曜日に開会する委員会で討論結了と致したいと思いますので,よろしくお願いを致します。

 これで,普通予算特別委員会第2分科会を散会致します。

    [午前11時49分 散会]

主査 山本正志