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京都府 京都市

平成16年 11月 普通決算特別委員会第2分科会(第6回) 日程単位




平成16年 11月 普通決算特別委員会第2分科会(第6回) − 11月30日−06号









平成16年 11月 普通決算特別委員会第2分科会(第6回)



第6回 普通決算特別委員会第2分科会記録

◯平成16年11月30日(火)

◯市会第5会議室

◯出席委員(22名)

 主査  山本正志議員

 副主査 竹内ゆずる議員

 委員長 加藤盛司議員

 委員  川中増次郎議員

 委員  繁 隆夫議員

 委員  高橋泰一朗議員

 委員  田中セツ子議員

 委員  田中英之議員

 委員  中村安良議員

 委員  橋村芳和議員

 委員  井上けんじ議員

 委員  加藤広太郎議員

 委員  倉林明子議員

 委員  玉本なるみ議員

 委員  西野さち子議員

 委員  宮田えりこ議員

 委員  木村 力議員

 委員  日置文章議員

 委員  湯浅光彦議員

 委員  宇都宮壮一議員

 委員  隠塚 功議員

 委員  砂川祐司議員

◯欠席委員

 なし

◯委員会説明員

(建設局)

 中島康雄局長

 西村恭徳理事

 北島誠一管理部長

 大切一雄管理部担当部長

 山崎糸治街路部長

 奥村治男水と緑環境部長

 古川幸隆都市整備部長

 三好信雄都市整備部担当部長

 笠松恒洋都市整備部担当部長

 永谷治夫用地室長 ほか

◯会議に付した事件

・議案審査

  報第8号 平成15年度京都市一般会計歳入歳出決算

  報第9号 平成15年度京都市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算

  報第10号 平成15年度京都市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算

  報第11号 平成15年度京都市介護保険事業特別会計歳入歳出決算

  報第12号 平成15年度京都市老人保健特別会計歳入歳出決算

  報第13号 平成15年度京都市中央卸売市場第一市場特別会計歳入歳出決算

  報第14号 平成15年度京都市中央卸売市場第二市場・と畜場特別会計歳入歳出決算

  報第15号 平成15年度京都市農業共済事業特別会計歳入歳出決算

  報第16号 平成15年度京都市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算

  報第17号 平成15年度京都市駐車場事業特別会計歳入歳出決算

  報第18号 平成15年度京都市土地取得特別会計歳入歳出決算

  報第19号 平成15年度京都市基金特別会計歳入歳出決算

  報第20号 平成15年度京都市市公債特別会計歳入歳出決算

◯配付資料

 なし

◯要求資料

 京都高速道路について(建設局)

◯特記事項

 建設局に対する局別質疑を行った。

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    [午前10時4分 開会]



○主査(山本正志) 

 ただ今から,普通決算特別委員会第2分科会を開会致します。

 本日は,建設局の審査を行います。

 まず,理事者にお願いを致します。答弁は質問の趣旨を的確に捕らえ,簡潔に行っていただくようお願いを致します。

 では,質疑をされる方は挙手願います。

 結構です。では,理事者,説明願います。北島管理部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 失礼致します。おはようございます。

 それでは,一般会計の歳入から御説明致します。

 決算事項別明細書10ページをお開きください。第7款分担金及び負担金,第1項負担金,第7目土木費負担金6億307万円は,道路等の整備に伴う企業者負担金などの収入です。

 16ページをお開きください。第8款使用料及び手数料,第1項使用料,第7目土木使用料40億5,384万円は,駐車場使用料,道路占用料などの収入です。

 20ページをお開きください。第2項手数料,第7目土木手数料2億5,158万円は,自転車駐車場の利用手数料などの収入です。

 22ページをお開きください。第9款国庫支出金,第1項国庫負担金,第3目土木費負担金30億5,950万円は,道路,河川,公園などの整備に対する国庫負担金の収入です。

 24ページをお開きください。第5目災害対策費負担金2,410万円は,道路の災害復旧事業に伴う国庫負担金の収入です。

 26ページをお開きください。第2項国庫補助金,第7目土木費補助金50億7,883万円は,道路,街路,区画整理事業に対する国庫補助金の収入です。

 30ページをお開きください。第3項国庫委託金,第6目土木費委託金151万円は,ひ門維持管理に伴う国庫委託金の収入です。

 32ページをお開きください。第10款府支出金,第2項府補助金,第7目土木費補助金5億5,483万円は,緊急雇用特別対策事業,都市基盤河川改修事業などに伴う府補助金の収入です。

 36ページをお開きください。第3項府委託金,第7目土木費委託金6,375万円は,排水機場の維持管理に伴う府からの委託金収入などです。

 第11款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入7億3,613万円のうち建設局分は4億6,470万円で,土地や保留床の貸付けなどに対する収入です。

 40ページをお開きください。第12款寄附金,第1項寄附金,第4目土木費寄附金250万円は,世界水フォーラムポスト事業資金として申出のあった寄附金の収入です。

 第13款繰入金,第1項特別会計繰入金,第1目土地区画整理事業特別会計繰入金2,600万円は,単年度に一般会計から土地区画整理事業特別会計へ繰り出した資金の償還金です。

 43ページをお開きください。第3目基金特別会計繰入金,第17節緑化公園管理基金繰入1,296万円は,緑化推進事業に必要な財源に充てるための基金特別会計からの繰入金です。

 第18節宅地開発関連事業基金繰入1,361万円は,宅地開発に関連する公共土木施設整備事業の実施に必要な財源に充てるための基金特別会計からの繰入金です。

 第19節市街地再開発事業基金繰入966万円は,市街地再開発事業基金の管理事務費に必要な財源に充てるための基金特別会計からの繰入金です。

 48ページをお開きください。第15款諸収入,第4項預託金元利収入,第4目土木費預託金元利収入,公共土木事業促進融資制度における預託金の元利収入ですが,市中金利の低下により,預託の必要がなかったため,決算額はゼロとなっております。

 第5項受託事業収入,第1目土木費受託事業収入18億9,778万円は,上下水道局,大阪ガスなど企業者の道路掘削に伴う路面復旧受託工事収入などです。

 50ページをお開きください。第7項雑入,第2目弁償金1,369万円のうち建設局分は615万円で,京都舗道に支払った中間金に係る職員からの弁償金の収入です。

 第3目過年度収入,第2節使用料及び手数料過年度収入2億3,617万円のうち,建設局分は515万円で,道路占用料などの過年度収入です。

 不納欠損額5,176万円のうち,建設局分は775万円で,未収額10億3,179万円のうち,建設局分は5,121万円です。

 第6節諸収入過年度収入4,894万円のうち,建設局分は41万円で,土地区画整理事業における換地処分に伴う精算金の過年度収入です。

 未収額13億9,973万円のうち,建設局分は1,116万円で,主に換地処分に伴う精算金の納入遅延等によるものです。

 第4目雑入,第2節保険料収入2,418万円のうち,建設局分は18万円で,臨時的任用職員の雇用保険料収入です。

 第10節土木雑入14億1,414万円は,京阪本線淀駅周辺整備に係る競馬振興資金収入や,撤去した放置自転車の保管料などの収入です。

 52ページをお開きください。第5目違約金及び延納利息140万円のうち,建設局分は52万円で,京都舗道に支払った前払い金に係る債権について,下水道局の有する債務と相殺し,収入したものです。

 以上で歳入決算の説明を終わります。

 続きまして,一般会計歳出決算について御説明致します。

 184ページを御覧ください。8款土木費,1項土木総務費,1目土木総務費68億9,797万円は,建設局に所属する職員の給与,局統制事務などに要した経費です。

 不用額9,139万円は,主に人件費の執行残などです。

 186ページを御覧ください。2目土木事業所費1億2,201万円は,土木事務所の運営費などに要した経費です。

 3目公共土木事業促進対策費,決算額は0円です。この経費は,公共土木事業促進のための融資制度実施に必要な銀行預託金ですが,市中金利の低下により預託の必要が生じなかったことによるものです。

 188ページを御覧ください。2項駐車場費,1目駐車場費8億8,127万円は,市営駐車場の管理運営委託料等に要した経費です。

 3項道路橋りょう費,1目道路管理費10億4,439万円は,道路占用許可,放置自転車対策,道路区域明示などに要した経費です。

 2目道路維持補修費16億3,167万円は,道路の維持補修,清掃,市街灯の維持管理に要した経費です。

 190ページを御覧ください。3目交通安全施設整備費8億802万円は,単独事業として施行致しました歩道整備や交差点改良などの交通安全施設整備に要した経費です。

 翌年度繰越額3億2,650万円は,関係機関との協議に日時を要したことによるものです。

 4目道路改良費17億4,026万円は,単独事業として施行致しました道路改良や舗装新設,市道舗装助成などに要した経費です。

 翌年度繰越額5億4,270万円は,関係機関等との協議に日時を要したことなどによるものでございます。

 192ページを御覧ください。5目橋りょう改修費6億9,343万円は,単独事業として施行致しました橋りょう改良などに要した経費です。

 翌年度繰越額5億8,660万円は,関係機関等との協議に日時を要したことなどによるものです。

 6目駐車場事業特別会計繰出金14億8,214万円は,出町,御池及び山科駅前駐車場建設のために発行した市債償還の財源として駐車場事業特別会計へ繰り出した経費です。

 4項道路特別整備費,1目事務費1億6,521万円は,国の補助を受けて施行した道路橋りょう整備事業及び交通安全施設整備事業に要した事務費です。

 194ページを御覧ください。2目道路橋りょう整備費30億619万円は,国庫補助事業として施行致しました道路改良や橋りょう整備などに要した経費です。

 翌年度繰越額38億9,916万円は,関係機関等との協議に日時を要したことなどによるものです。

 3目交通安全施設整備費8億7,743万円は,国庫補助事業として施行致しました交差点改良などの交通安全施設整備に要した経費です。

 翌年度繰越額9億346万円は,関係機関との協議に日時を要したことなどによるものです。

 196ページを御覧ください。4目国直轄事業負担金55億7,002万円は,国が直轄事業として施行しました国道1号などの道路整備事業に対する地方負担金です。

 5項河川排水路費,1目河川改修費7億3,058万円は,普通河川の改良や維持補修等に要した経費です。

 翌年度繰越額2億1,200万円は,地元協議等に日時を要したことなどによるものです。

 2目排水路改修費10億5,777万円は,排水路の改良補修や排水機場の維持管理などに要した経費です。

 不用額1億2,464万円は,排水路改修に当たり,地元協議が難航したことなどによるものです。

 198ページを御覧ください。6項都市河川整備費,1目都市河川費16億6,921万円は,都市基盤河川の改修等に要した経費です。

 翌年度繰越額10億960万円は,地元協議等に日時を要したことなどによるものです。

 200ページを御覧ください。7項緑化推進費,1目公園緑地維持費14億5,403万円は,公園緑地や街路樹等の維持管理などに要した経費です。

 2目大宮交通公園運営費5,754万円は,大宮交通公園の運営に要した経費です。

 3目公園緑地整備費1億2,373万円は,既設公園整備などに要した経費です。

 202ページを御覧ください。4目公共施設整備費16億8,776万円は,都市公園の整備に要した経費です。

 8項街路費,1目幹線街路費33億4,378万円は,単独事業として施行致しました都市計画道路の整備に要した経費などです。

 204ページを御覧ください。2目高速道路整備費18億4,171万円は,京都高速道路網整備事業に要した経費です。

 9項重要幹線街路費,1目事務費1億8,749万円は,国庫補助事業として施行致しました都市計画道路整備事業などに要した事務費です。

 206ページを御覧ください。2目幹線街路整備費69億6,474万円は,国庫補助事業として施行致しました都市計画道路整備事業や連続立体交差化事業などに要した経費です。

 翌年度繰越額29億5,199万円は,地元協議等に日時を要したことなどによるものです。

 10項土地区画整理費,1目土地区画整理費4,130万円は,土地区画整理協会補助金などに要した経費です。

 208ページを御覧ください。2目区画整理幹線街路費1億5,342万円は,区画整理施行地区内の街路,排水路整備などに要した経費です。

 不用額1億1,238万円は地元協議が難航したことなどによるものです。

 3目公共団体区画整理費補助事業費28億6,706万円は,市施行の区画整理施行地区において国庫補助事業として施行致しました都市計画道路等の整備に要した経費です。

 翌年度繰越額11億3,320万円は,地元協議に日時を要したことによるものです。

 210ページを御覧ください。4目組合区画整理補助事業費1億7,015万円は,組合施行の洛北第3地区において国庫補助事業として施行致しました都市計画道路等の整備に要した経費です。

 翌年度繰越額2億6,180万円は,関係機関との協議に日時を要したことなどによるものでございます。

 11項市街地再開発費,1目市街地再開発事業費5億7,173万円は,山科駅前地区の公共施設の維持管理や,太秦東部地区市街地再開発事業などに要した経費です。

 翌年度繰越額1億7,400万円は太秦東部地区の再開発施設実施設計等において,地元協議等に日時を要したことなどによるものでございます。

 212ページを御覧ください。12項受託工事費,1目受託工事費15億2,613万円は,上下水道,大阪ガス等の行う掘削跡の復旧工事に要した経費です。

 翌年度繰越額6億4,000万円は,地元協議等に日時を要したことなどによるものです。

 不用額4億6,536万円は,事業料が見込みよりも少なかったことによるものです。

 以上で土木費の説明を終わります。

 次に,災害対策費の建設局所管分について御説明致します。

 236ページを御覧ください。第11款災害対策費,第2項土木災害復旧費,第1目公共土木施設災害復旧費3,792万円は,国庫補助事業として施行致しました土木施設の災害復旧に要した経費です。

 2目土木施設災害復旧費4,894万円は,単独事業として施行致しました土木施設の災害復旧に要した経費です。

 以上で一般会計の説明を終わります。

 次に,土地区画整理事業特別会計について御説明致します。

 322ページをお開きください。土地区画整理事業特別会計歳入,第1款区画整理事業収入,第1項保留地収入,第1目保留地収入4億424万円は伏見西部第二地区などにおいて保留地を売却した収益です。

 第2款繰越金,第1項繰越金,第1目繰越金2億1,765万円は,前年度からの繰越金です。

 第3款諸収入,第1項雑入,第1目過年度収入,前年度における未収金がなかったため,決算額はゼロでございます。

 第2目雑入2,087万円は,公共施設予定地の一時占用に伴う収入です。

 324ページをお開きください。続いて,歳出を御覧ください。第1款区画整理事業費,第1項事務費,第1目事務費4,722万円は,土地区画整理事業に要した事務費です。

 326ページをお開きください。第2項区画整理事業費,第1目伏見西部第二区画整理費1,066万円は,換地計画準備等に要した経費です。

 翌年度繰越額2,400万円は,地元協議に日時を要したことによるものです。

 第2目伏見西部第三区画整理費6,136万円は,街路築造使用収益不能補償等に要した経費です。

 第3目伏見西部第四区画整理費1億3,141万円は,街路築造使用収益不能補償等に要した経費です。

 328ページをお開きください。第4目上鳥羽南部区画整理費1億4,253万円は,移転補償等に要した経費です。

 翌年度繰越額7,500万円は,地元協議に日時を要したことによるものです。

 第5目竹田区画整理費12万円は,公共施設維持管理に要した経費です。

 第6目洛北第二区画整理費230万円は,道路引継図書作成などに要した経費です。

 第7目一般会計繰出金2,600万円は,土地区画整理事業特別会計が一般会計から借り入れていた借入金の償還に要した経費です。

 以上で土地区画整理事業特別会計の説明を終わります。

 続きまして,駐車場事業特別会計の建設局所管分について御説明致します。

 334ページをお開きください。駐車場事業特別会計歳入,第1款使用料及び手数料,第1項使用料,第1目駐車場使用料6億6,428万円のうち,建設局所管分は6億2,078万円で,出町,御池及び山科駅前駐車場の使用料収入です。

 第2款繰入金,第1項一般会計繰入金,第1目駐車場事業費繰入金15億6,162万円のうち,建設局所管分は14億8,214万円で,市債償還等の財源として一般会計から繰り入れたものです。

 第2項基金特別会計繰入金,第1目基金特別会計繰入金27万円は,市債償還の財源として基金特別会計から繰り入れたものです。

 第3款繰越金,第1項繰越金,第1目繰越金,前年度からの繰越金ですが,決算はゼロとなっております。

 続いて,歳出を御覧ください。336ページをお開きください。歳出,第1款駐車場事業費,第1項駐車場費,第2目出町駐車場運営費6,292万円,第3目御池駐車場運営費2億4,174万円,第4目山科駅前駐車場運営費8,999万円は,それぞれ駐車場運営に要した経費です。

 第2項公債費,第1目元金11億9,650万円のうち,建設局所管分11億4,725万円。

 続きまして338ページをお開きください。第2目利子5億8,066万円のうち,建設局所管分5億5,918万円でございます。

 第3目事務費213万円のうち,建設局所管分209万円は,それぞれ市債の元金償還,支払利子及び事務費に要した経費でございます。

 以上で,駐車場事業特別会計の説明を終わります。

 次,土地取得特別会計の建設局所管分について御説明致します。

 342ページをお開きください。土地取得特別会計歳入,第1款財産収入,第1項財産運用収入,第1目財産貸付収入1,822万円は,交通局への土地貸付けに係る収入であります。

 346ページをお開きください。続いて,歳出を御覧ください。歳出,第1款土地先行取得費,第1項土地先行取得費,第1目土地基金関係土地取得費につきましては,予算額63億円のうち,30億円が建設局の所管となっていますが,建設局所管分の執行はございません。

 以上で,土地取得特別会計の説明を終わります。

 次に,基金特別会計の建設局所管分について御説明致します。

 366ページをお開きください。基金特別会計歳入,第1款基金収入,第24項緑化公園管理基金収入,第1目財産運用収入496万円は,緑化公園管理基金の運用益の収入です。

 第2目寄附金10万円は,緑化事業推進等のための寄附金収入です。

 第3目基金繰入金800万円は,緑化推進事業等に充当するための基金の取崩し収入です。

 第4目繰越金,前年度からの繰越金ですが,決算額はゼロとなっております。

 第25項駐車場基金収入,第1目財産運用収入1万円は,駐車場基金の運用益の収入です。

 第2目寄附金2,182万円は,自転車等駐車場に係る寄附金収入です。

 第3目繰越金,前年度からの繰越金ですが,決算はゼロとなっております。

 第26項宅地開発関連事業基金収入,第1目財産運用収入28万円は,宅地開発関連事業基金の運用益の収入です。

 368ページをお開きください。第2目基金繰入金1,324万円は,公共施設整備に充当するための基金取崩し収入です。

 第3目繰越金8万円は,前年度からの繰越金です。

 第27項市街地再開発事業基金収入,第1目財産運用収入111万円は,市街地再開発事業基金の運用益の収入です。

 第2目基金繰入金1,000万円は,市街地再開発事業基金の管理等に充当するための基金の取崩し収入です。

 第3目繰越金90万円は,前年度からの繰越金です。

 続いて,歳出を御覧ください。382ページをお開きください。歳出,第1款基金,第24項緑化公園管理基金,第1目積立金10万円は,寄付金を積み立てたものです。

 第2目一般会計繰出金1,296万円は,緑化事業推進のために一般会計に繰り出した経費です。

 第25項駐車場基金,第1目積立金2,184万円は,寄付金等の収入を基金に積み立てたものです。

 第26項宅地開発関連事業基金,第1目一般会計繰出金1,361万円は,公共土木施設整備の財源とするために,一般会計に繰り出した経費です。

 第27項市街地再開発事業基金,第1目積立金202万円は,運用益等の収入を基金に積み立てたものです。

 第2目一般会計繰出金966万円は,市街地再開発事業基金の管理等の財源とするために,一般会計に繰り出した経費でございます。

 以上で,建設局関係,平成15年度決算の説明を終わります。よろしくお願い致します。



○主査(山本正志) 

 ここで確認のため,質疑通告者と順序を申し上げます。

 繁委員,玉本委員,木村委員,隠塚委員,中村安良委員,西野委員,湯浅委員,砂川委員,田中英之委員,加藤広太郎委員,日置委員,川中委員,井上けんじ委員,高橋委員,橋村委員。通告漏れの方はおられませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○主査(山本正志) 

 では,順次発言を許します。繁委員。



◆委員(繁隆夫) 

 おはようございます。私の方から数点ちょっと質問したいと思っております。

 私の地元のことからお伺いするわけですけれども,油小路と新十条トンネルですね。これは,最初は目的として,山科と京都市内の幹線道路が2本しかないわけです。大岩街道と五条通,それの交通停滞の緩和も一つでありますけれども,社会経済活動の活性化に伴う京阪神都市圏を結ぶネットワークとして,計画を立てたと思うんですよ。

 これが,私が当選させていただいた平成7年から進ちょく状況を色々私なりに見ておるわけですけれども,当初どんざしたのが鳥羽街道団地,これが長年掛かっておりまして,ようやく解決を見るような方向に来たわけですね。その後に南明町,願成町の補償問題でまだ完全に解決が付いていないと思うんです。我々としたら,早いこと立ち退きとかに応じた方々が,これは何年たっているんだと。やはり,京都市,また経済のことも考えて,我々は京都の活性化のために協力したんじゃないかと。それで,近辺の方々からおしかりを受けることもあります。京都市と阪神道路公団が連携を取りながら進めていただいていると思いますけれども,現状として,本当に工事が進んでいないのが現状であります。

 私,一つ,色々反対される方が,やはり環境問題とか,京都には高速道路要らないとか,色々そういう観点から御意見があるわけですけれども,この新潟地震がありまして,我々は平成7年の阪神・淡路大震災のことを思い浮かべるわけなんです。そのときに,救助に入って,救援物資とか色々地方から持って行かれたときに,六甲山トンネル,これが本当に利用できて,物資の輸送がはかどったということを聞いております。

 私も京都の花折断層,この十条トンネルですね。そこはまともに入っていると思うんですよね。ここに居住されている方々も,あってはならないんですけれど,そういう事態を想定した場合,山科とこの市内が分断されるわけですね。私は,その六甲山トンネルのことを思えば,山科の住民の方々と市内との,起きたときに,迷惑を掛けるのと違うかと。やはり,救援物資にしても,このトンネルを利用して行けるんじゃないかと私は思うんですよね。

 せやから,この居住されている地域も我々の地域なんですけれど,そういう地震が起きたときとか,そういう断層があるので,逆に,視点を変えて,そういうことで協力して,そういう事態が起きたときに,やはりそれを行政側にうまいこと利用させていただくとか,そういうような観点からも,私は早急にこの事業を進めて行かなくては駄目だと思います。

 民営化の話も日常茶飯事の話になっておりますけれども,私は,それによって,これだけ工事が遅れて,これから財政負担の方も自治体にかぶってくるかも分からないと思うんですよね。ですから,私は,そういう観点からでも,早急に立ち退き問題,今の補償問題ありますけれども,収用を掛けて色々と聞いていますけれども,本当に当初の完成時期いわれておりましたけれども,これ延びていますね。また民営化になったりしても,延びる可能性が出てくると思うんですよね。油小路が開通して,第二京阪と供用開始になりましたけれども,本当に今までの24号線,1号線,これは緩和されましたよね。

 ですから,やはりそういうメリットが,それだけの資本量を掛けてやる建設なので,そういう効果が出なかったら駄目だと思うんですけれども,そういう日々の生活において交通停滞が緩和されたと。大きなメリットが私は出てきていると思います。

 そこで,高速道路について,先ほども申しましたように,現在の新十条通,そして油小路の2路線,これの進ちょく状況と,それと,本当に約束していただける完成時期,これについてお答えを願いたい。

 それと,先も申しましたように,平成17年から民営化に向けて,阪神道路公団は取組をしているということを聞いております。民営化に伴って,京都の道路の進ちょくの状況,これがどう変わってくるのか。そして,もしか公団から協議内容が京都市に来ますわな,もちろん。そういうときに,出資金とか色々な問題がこれから出てくると思うんです。そういうときに,京都市として断固とした態度が取れるのか,どういう対応をされるのか,その2点お聞きしたいと思います。



○主査(山本正志) 

 山崎街路部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 まず新十条通,それから油小路線の進ちょく状況でございますけれども,まず新十条通につきましては,先ほど先生が申されましたように,鳥羽街道団地につきましては,6月23日に収用裁決申請が下りまして,9月21日に権利を取得致しました。それから,懸案となっております伏見側の南明町,願成町でございますけれども,6月30日に,そのうちの4件につきまして,収用裁決申請をしました。その時点で32件残っていたわけでございますけれども,今日までに一応6件任意で契約ができまして,現時点では26件の契約残となっております。このうち,収用裁決申請につきましては,全体で本日までに14件を収用裁決申請を致しました。それから,全体で後8件が残っております。この8件につきましても,今後任意の協議に向けまして,今協議しているということで,当面,この間につきましては,シールド工法でございますので,西行から先に発進を致しまして,山岳の方でUターンをして返ってくるという工法でございますので,まず西行部分だけ先に収用申請をしたということでございます。

 一応阪神公団で聞いておりますけれども,来年度でシールド発進を致しまして,何とか19年の春には完成をさせたいということで,当初15年度末で考えていたわけでございますけれども,3年ほど遅れて,何とか完成をさせたいということで,今阪神公団と協議をしているところでございます。

 それから,油小路線でございますけれども,これにつきましては,現在用地が65パーセントの買収率でございまして,工事の進ちょく率が54パーセントとなっております。何とか平成18年度の完成に向けまして,阪神公団と一緒になって頑張っていきたいという風に思っております。

 それから,阪神公団の民営化でございますけれども,これにつきましては,平成17年度,来年の秋に民営化がもう決定しておりまして,来年秋に民営化されるだろうということで,現在それに向けまして,阪神公団は本年8月に,平成17年度の概算要求というのをしております。その中で,今回の民営化におきまして,一番大きい問題が,債務の償還期間が民営化までは供用開始後50年ということでございましたけれども,その民営化後は,民営化後45年以内ということになりまして,償還期間がかなり短縮されました。そういう枠組みの中で何とか採算性を確保しながら,高速道路を造っていくということで,実は平成16年度から大阪府の方に対しまして,一部事業の見直しと言いますか,採算性が取れない部分につきまして,有料道路事業から一般道路事業にしてほしいという申入れをしております。今回,京都高速道路につきましても,そういう申入れがされてきておりまして,現在,阪神公団とずっと協議をしている最中でございます。何とか,今は協議をしておりますけれども,本市の負担が増えないようにということで協議をしておりますけれども,なかなか協議が決着しないと言いますか,平行線という状況になっているということでございます。



○主査(山本正志) 

 繁委員。



◆委員(繁隆夫) 

 ですから,工事の面でも大変延びて迷惑を掛けていると。そのうえにまた民営化になって,金銭的なこともかぶってくる。これは自治体にとって,本当に難しい局面だと思うんですけど,やはり,これは近隣の市と連携を取っていただいて,自治体の立場として,これ以上お金は出せないというような形で頑張っていただきたいと思います。これ以上言っても,いい答えが出ないと思いますので,連携を取って,一日でも早期完成をするようにお願いしておきます。

 それと,次に,台風関連ですけれども,今年も台風23号ですか,そのときに大雨が降って,鴨川の五条大橋が危険水位まで達したということを新聞,テレビ等で知ったわけですね。

 ちょっとお話聞くと,花脊辺りが時間三,四十ミリですか,降ったら,6時間後には渡月橋がつかるんですね。ちょっと人のお話で分からないんですけれど,そういうことを聞きました。私も鴨東線で車で来るときには通ってくるんですけれども,やはりほかの五条と四条,三条,色々橋けたを見ておるんですけれども,七条だけが橋けたのけた数が多いのと,それとけたにまだコンクリが3段ほど積み上げてあるんですね。そして,アーム型になっているんですね。人に聞きますと,あれがせきと言うんですか,流れを止めていると。けた数が多いと。せやから,流れが悪いので,こういうのは昔の人は欠陥だと,そういうことも言っておられるんですよね。

 ですから,すぐの五条大橋に結局水位が上がるということなので,建設局としたら,こういう水害を含めて,上で雨量が多く降ったときには,そういう対応。それで,今はそんな大きい流木とか流れる可能性はないんですけれども,やはり,そういう橋けたが多くて,アーム型になっているということであれば,あの繁華街がつくということも考えられますので,京都市として,私が今言いました七条大橋の橋けたなんかは,水位が上がってもめったに被害が被らないのか,その点,どういう認識をされておりますか。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 七条大橋の橋の形式がアーチ橋,それとアーチのスパンが短いということで,洪水時にそこでせきになって,上流に影響を及ぼすということでございますが,鴨川については昭和10年に鴨川の大洪水があったわけですが,このときには四条大橋が今のようなアーチの橋りょう形式でございました。ここに先生御指摘のように流木なんかが引っ掛かって,四条大橋の上流でかなりいっ水被害が起こったわけでございますが,この七条大橋も同じ形式ではあるわけですが,四条大橋についてはアーチが2スパン,橋脚が2基あったわけですけれども,七条大橋については4基あるということと,それと川幅が四条大橋の所では元々橋りょうの長さも約65メートル,それに対しまして,七条大橋では82メートルということで,川幅そのものも四条に比べて七条大橋の辺りでは広くなっていると。

 それと,橋脚部分が大きく補強されて,そこが阻害しているということでございますが,これについては,鴨川の河川改修に当たって,七条大橋の所については,架け替えを行わずに,河床を低くしたと,下げたということで,そのために橋脚を補強して,今のような形になっているわけでございます。

 前回の,今年の10月の台風23号のときも,鴨川については破堤とかいっ水といった大きな被害は特に出ておりません。

 京都府では,平成4年から50年に1回の雨に対応するような形で今河川改修に取り組んでおりまして,現在は,陶化橋の辺りでその改修工事に取り組んでいるというところでございます。

 鴨川の改修については,今年度中に治水をはじめとして,鴨川の課題について,府市協調によって解決を図るための流域懇談会が発足する予定でございます。今後この中で,鴨川の改修とか,七条大橋を含みます区間の橋の在り方について懇談会の中で協議して,七条大橋を今後どういう形で整備していくか,その中で協議を進めていきたいという風に考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 繁委員。



◆委員(繁隆夫) 

 七条大橋の件はそれで分かりました。

 要するに鴨川なんかでも改修されているのは,私は伏見で東のことしか知りませんけれども,鳥羽大橋,あれからずっと上へ上がってきますね。整備されているのは,やはり上が多いですね。今,陶化橋,あの辺をやっておられますね。

 要するに川の流れというのは,下流へ行くほど流れをよくせないかんと。それは基本的なことやろうと思うんですね。こういう大雨とか,天災はいつ起こって,想像もつかないような被害を被ることがありますね。ですから,やはり,今回台風が10個も来た,色々京都北部でも由良川がああいう状態になった。こちらはダムも何もないので,ストレートの何時間後には水が及んでくると。そういうことも考えて,一つ早急に改修,整備していただきたいと思います。

 それともう一つ,昔より三条四条間の橋で色々問題になりましたね。これ,今,水害とかの防災の面で何が起こるか分からんような時期なので,これも一つ橋の重要性ですね。これは商業的に間に橋が通れば,やはり,東山とこっち側の中京の人だけやなしに,観光客も行き来できて,一つの活性化になると,そういうことは思っております。

 それと,火災ですね。震災が起これば,先斗町辺りは商売なされて火を使っておられる方が多いわけですね。ですから,そういう事態が起きたときに,避難をいかに素早くするかということよって人命の問題もかかってくると思うんですね。そういう観点からも,今とんざしておりますけれども,こういう三条四条間の橋の建設に向けて,局はどのように考えておられるのか,ちょっとお答え願いたいと思います。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 鴨川歩道橋の関係でございますけれども,この歩道橋につきましては,明日の鴨川の橋を考える会におきまして,ずっと議論いただきまして,一応提言を頂きました。その提言に基づきまして,今後,当然都市開発決定についても済んでおりますので,検討していくべきであるという風には考えておりますけれども,まず東山区とそれから中京区の両方の両岸の方々が何とか早く架けてほしいと,そういう要望をしていただきたいというのが一つありまして,今,両岸の方で意見が対立しておりまして,なかなか進めるのが非常に難しい状況になっております。

 ただ,先生御指摘のように,あの橋につきましては,当然防災の面からも,観光の面からも,いろんな意味で大きな効果があるという風には考えておりますので,何とかできる方向で検討して参りたいという風には思っております。



○主査(山本正志) 

 繁委員。



◆委員(繁隆夫) 

 それは早急に考えていただきたいと思います。

 それと,もう一つお伺いしたいんですけれども,桃山城のキャッスルランド跡の運動公園の件なんですけれども,今,順調に進んでおるということは聞いておりますけれども,19年オープン,それに向けて,今後の取組と今日までの,今年,今日現在でも結構ですけれども,進ちょく状況と今後のスケジュール的なことを少しお聞かせ願いたいと思います。



○主査(山本正志) 

 奥村水と緑環境部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 伏見城の運動公園の整備の件でございますけれども,現在設計が出来まして,そして発注を掛けておるところでございます。近々業者が決まりまして,今年度に工事に着手したいと考えております。

 工事につきましては,今年度,来年度,再来年度,3箇年で今先生御指摘のございましたように,18年度末で完成する予定でございます。できるだけ工事の期間につきましては,早く完成したいと考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 繁委員。



◆委員(繁隆夫) 

 それと,新しい施設なので,住民の方々はものすごく立派な施設だと期待されておるんですね。私は私なりに,横大路にパープルサンガの専用球場が来るから,期待はしたらいいけれども,それと同じような代替施設を今度のキャッスルランドに移るんやというような言い回しをしておるわけなんです。一つ公式野球練習場を見ておりますと,横大路では芝も何もない。野球場と言いながら,四角い施設でやっていると。そういうようなものが,本来の野球場としての,球技場としての球場ですね,そういう形になるのか,また,外野に芝が植えてもらえるのか,そして,多目的グラウンドは前の横大路と同じ面積が確保されておるのか,その点はいかがでしょう。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 横大路運動公園の代替ということでもございます。したがいまして,桃山キャッスルランド跡地での運動公園の整備につきましては,硬式野球場,これにつきましても最大限の大きさのものを造っていきたいということで,いろんな工夫をしながら,現在図面を仕上げておりました。そして,現在発注に掛かろうとしております。

 それから,後,多目的なグラウンドもその横に整備をする予定でございます。

 したがいまして,横大路の運動公園の代替としての位置付けになるものと確信しております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 繁委員。



◆委員(繁隆夫) 

 それと,野球場の場合,設備ですね。今の横大路は,ただ練習だけに使われている,そういう感がします。ですから,野球場となれば,ゲームも公式ゲームができるようになるんですよね。そのときに,今まで横大路を見ておりますと,スコアボードがない。これが1点ですね。それと,観覧席がない。これがありますね。今度の桃山城に移った場合,そういうスコアボード,それと観覧席,そういう設備はどういう具合いになりますか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 実は,この工事に当たりまして,私どもと致しましてはできるだけいいものを造りたいと言うのですか,いいものを造りますと,どうしても予算が掛かるという風なこともございます。ただ,限られた少ない予算の中でいかに立派なものを造るかというようなことで苦心を致しました。いろんな所からいろんな案を頂きながら,わずかの予算でいいものを造りたいということで,なかなか難しゅうございますけれども,先ほどおっしゃいました芝の件でございますけれども,そういった関係の中で,芝につきましては,できないような状況でございます。ほかの施設につきましても,できるだけ御期待に沿うような形で,たった今先生御指摘のございましたスコアボードにつきましても,立派なものではございませんけれども,簡易的なもので今現在考えております。

 それから,どうしても予算が限られていますので,何とか限られた予算で工夫したいと今後とも考えておりますので,どうかよろしくお願い致します。



○主査(山本正志) 

 繁委員。



◆委員(繁隆夫) 

 ですから,私は,代替地と見ているわけですけれども,20年たった後,同じような施設では駄目だと思うんですよ。ですから,やはり,緑豊かなああいう桃山城の所で芝がない球場って,今時僕は考えられないと思うんですよ。そら芝に何ぼ掛かるか分かりませんけれども,そういうようなものは,愛情を持って,球場はどういうものであるかを思えば,ただ造って,野球をすればいいんじゃなしに,やはり我々議員とか行政は,そういう環境の整備をすることが第一だと思うんですよ。ただ提供するだけに造ったというのやなしに,もうちょっとそのグラウンドに対しての愛情を持って,スポーツをする人々の気持ちになって,僕はもっと考えていただきたいと思うんですよ。それはどうです。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 先生御指摘のように,当然でございまして,味気ないグラウンドは造りたくないということで,私どもも当初からいいものを造りたいということで,先生御指摘になられたようなものもずっと考えておりました。

 そういった中で,どうしても限られた予算の中に落とし込む中では,これはカットせざるを得ないというような状況も生まれてきております。できるだけ元に戻せるような努力もしていきたいと考えておりますので,今後ともよろしくお願い申し上げます。



○主査(山本正志) 

 繁委員。



◆委員(繁隆夫) 

 もう時間もないので,またこのことでは時間を持って議論したいと思います。

 終わります。



○主査(山本正志) 

 進行致します。玉本委員。



◆委員(玉本なるみ) 

 放置自転車の対策についてと,公園管理についての質問を致します。

 まず,放置自転車対策なんですけども,京都市自転車総合計画が策定されました平成12年の自転車撤去回数と撤去台数は,この12年度が最高数であったのですが,13,14,15と撤去回数は1,336回から1,151,撤去台数も8万3,021台から7万1,497台と減っています。これが撤去回数減っているということをどう評価されているのか。

 それと,平成16年度は15年度より対策費を4,638万7,000円減の予算だったと思うんですが,本年度の撤去に対する見通しはどうなのか,このことについて,まずお答えください。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 まず,平成12年3月に京都市自転車総合計画を策定して以後,放置自転車の撤去台数が減っているということでございますが,これについては,京都市自転車総合計画の中で自転車駐車場整備等の自転車利用環境の整備と,それと放置防止啓発とか自転車等撤去の利用マナールールの確立,これを両輪として放置自転車対策に取り組んできました。

 自転車等駐車場の整備については,平成12年3月以降,本市の取組とか,また鉄道事業者の協力によりまして,19箇所,自転車収容台数にしまして7,333台分の整備をしてきました。

 一方,集客施設に課しております付置義務によりましても,約2万1,000台分の自転車駐車場が設置されております。

 また,啓発を行うということで,15年度には啓発とともに,即時撤去ということで,平成15年度では市内で55箇所の放置自転車の撤去をしております。

 これらの結果,放置自転車そのものの台数が減ってきているということでございまして,100台以上放置されている駅周辺の放置自転車の台数を2年に1回調査しているわけですが,平成11年度の調査では117駅の中で53駅ありまして,放置台数が1万1,900台の放置自転車があったわけでございますが,15年度の調査では120駅中39駅ということで,放置されている駅の数も減っておりますし,放置台数も8,391台ということで,駅周辺の放置台数は減少しているということでございます。これは,これまでハードとソフト両面で放置自転車対策に取り組んできた成果でもあるという風に考えております。

 それと,平成16年度,予算が減っているということでございますが,これについては放置自転車の撤去について,限られた予算の中で効率的に撤去を行っていきたいということで,今取り組んでいるところでございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 玉本委員。



◆委員(玉本なるみ) 

 方向性としては,私も今理事がおっしゃったとおりでいいと思うんですね。撤去をどんどんやっても,結局整備が進んでないと,またどこか違う所に行くだけということになりますし,整備を進めてこられた結果,撤去数が減っているという評価であればいいと思うんです。

 実際,進みまして,放置状況が改善している地域もありますし,評価できる所もあると思っています。ただ,これでよしという状況ではまだまだないというのが実感で,私なんかがよく通る地下鉄の例えば北山駅なんかでは,駐輪場あるんですけども,放置状況はこの間ずっと悪化しているんですね。その状況をどうしてかなと思って見たときに,最近では本当に自転車が安く売られているなというのも思っておりまして,ディスカウントショップなんかでは五,六千円であったり,また中古自転車店というのも,私が北区で感じているだけでも数店出ていまして,リサイクルという意味ではいいんですけれども,安価に手に入るということと,後,もう一つ数字を見ますと,撤去した自転車の返還率,これがずっと下がってきていますね。15年度では51.7パーセントまで下がって,約半分ぐらいが取りに来られないという,何かいたちごっこになっているのではないかという風なことも一方では感じています。

 対策としては,もちろん駐輪場の整備というのが第一だと思うんですけれども,もう一つ最近取り組んでこれらました緊急雇用の創出特別対策事業,啓発指導員の配置というのもこれはこれでやっぱり効果があるんじゃないかという風に思っております。これまでの委員会でも一定局としても評価されていると思うんですが,ただ,この国の事業が終わった後,この啓発指導員はどうするのかなということをちょっと心配しているんですけれども,いかがですか。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 国の緊急雇用対策特別基金を利用した形の啓発事業でございますが,今のところ平成16年度でこの事業が終わるということでございますが,国については,引き続きこの事業を継続していきたいということで要望しております。

 また,17年度,仮に国の助成がなくなっても,本市としましては,放置自転車の防止啓発事業を継続していくということで今検討しているところでございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 玉本委員。



◆委員(玉本なるみ) 

 是非,やっぱり検討していただきたい,前向きに実現していただきたいなと思っています。駐輪場があっても,先ほどの北山駅なんかでいえば,私もよく利用しますけど,地下にぐっと降りて行かなあかんわけですね。また,通りも住んでいる地域からすれば,ちょっと横断歩道をぐるっと回って大きな通りを回らないかんというようなことで,一定時間掛かるということで,そういう朝の慌ただしい時間とかに路上駐輪されているのかなという風にも思うんですけれども,啓発指導員の方々がそこでいらっしゃると,やっぱり一定ちゃんと停めないかんなという気持ちも働くと思いますので,検討を続けていただきたいと思います。

 もう一つの対策として,総合計画にも挙げておられました自転車等駐輪場付置義務の強化,これも私非常に大事だと思うんですが,総合計画では推進するという立場で書かれていましたけれども,その後の状況はどうでしょうか。進んでいるんでしょうか。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 付置義務については,集客施設を中心に付置義務の設置の指導をしておりまして,先ほども申しましたように,平成12年に策定しました自転車総合計画策定以後,2万1,000台の付置義務によっての駐輪場が確保できたということで,今後ともこの付置義務制度を使った形の駐輪場の整備は強化していきたいという風に考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 玉本委員。



◆委員(玉本なるみ) 

 2万1,000台というのは成果だと思うんですけども,私が見ている感じでは,一応作られていても,やっぱり許容範囲が超えて,歩道にあふれ返っているというお店も見掛けますし,そういった後のケアと言いますか,指導などはどのようにされているのか,だれがするのかなというのをちょっと思っているので,対策の方法としてお答えいただきたいのと,後,スーパーなんかでは,警備員をそのスーパーが雇って置いているんだと思うんですが,京都市としてどこまで対応できるのかということをお伺いしたいと思っています。

 それと,もう一つは,既設店舗に対しても建て替えや増床の際にはもちろん適用して,計画していただくようにするわけですけども,そうでなくても,やっぱり積極的に建て替え等がなくても,駐輪場の確保をするよう指導していかないと,なかなかそんなに簡単に建て替えなどを多くのお店がするわけではないので,ここにもちょっと踏み込むべきじゃないかなという風には思っているんですけれども,狭あいな地域なんかでは難しい面もあありますけれども,協力を取りあえず求めるということは大事なことじゃないかと思うんですが,いかがですか。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 付置義務の対象については,対象建物と致しまして,現在のところは小売店舗については400平米以上,それとパチンコ店とかゲームセンターについては300平米以上の店舗面積,それと,銀行,信用金庫については500平米以上の店舗面積,これを対象としているわけですが,今後はこの付置義務の対象建物についても,一定見直しを検討していきたいという風にも考えております。

 ただ,放置自転車対策については,最後はモラルの闘いだと考えておりますので,一方では利用者の方のマナーも向上してもらう必要があるとは考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 玉本委員。



◆委員(玉本なるみ) 

 計画には駅単位を基本に地域の自転車等駐車対策協議会を設置して,地域の実情に応じた具体策を進めるという風に書かれていまして,これはある意味非常に大事だなと思っているんですが,この協議会の状況も推進されているのかということと,後もう一つは,駅だけでなく,商店街などにも積極的に設置してもらって,対策する必要があるんじゃないかなと思っています。

 空き店舗などを工夫し,実際金沢市に視察に伺ったときに,歩いていて,京都と随分雰囲気が違うなと思ったら,商店街や駅前の歩道に放置自転車がなくて,とっても驚いたんですね。聞けば,やっぱり一定間隔ごとに自転車置場を,多分商店街等が積極的に金沢市と協議もしながら造られたという風にお伺いしたんですが,やっぱりこういった徹底した対策が要るなという風に思っているわけです。

 先ほどモラルのこともおっしゃいまして,もちろんそうだと思うんですけども,やっぱり京都市の姿勢,積極的な協力を求める態度というのを示してこそ,そのモラルに響くんだと私は思いますので,まずその点についてもう一言お願い致します。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 地域の自転車等駐車場対策協議会の取組状況でございますが,一番最初に設置しましたのが京阪伏見桃山,近鉄桃山御陵前駅自転車等駐車対策協議会を最初に,平成13年度に設置しております。

 それ以降,できるだけ駐輪場を整備するに当たって,地域の対策協議会を設置していこうということで,平成15年度には太秦自転車等駐車対策協議会を設置しております。また,16年10月には円町で駐輪場を一部増設したわけですが,これを契機に円町駅自転車等駐車対策協議会,これを設置しております。

 今後も駐輪場の整備に当たっては,その地域の方との連携した放置自転車対策に取り組んでいくということで,できるだけ地域の対策協議会を設置しながら取り組んでいきたいという風に考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 玉本委員。



◆委員(玉本なるみ) 

 やっぱり,市として歩くまち・京都を実現する立場で,私は自転車を目の敵にするんじゃなくて,やっぱり気持ちよく乗っていただいて,利用しやすい駐輪場の建設整備をまず進めていくことと,後やっぱり,今御説明いただきました対策協議会ももっと構えたものでなくても,身近に,例えば先ほど言いました私の近くの北山駅なんかでも,商店街となって,商店連盟を作っておられますので,そういった所なんかにも働き掛けて,自転車放置されている状況で,折角きれいな北山通りでお客さんも呼び寄せようとしている商店連盟にしてみてもマイナスイメージなわけで,お互い協力し合って,もっと進めていくことはできるのではないかという風に思います。

 先ほども申しましたとおり,モラルに響く京都市の対応を,積極的な市民参加型で進めていっていただきたい,これを要望しておきたいと思います。

 二つ目に公園管理についてですけれども,都市公園整備としては,最近では火打形公園でスケートボードの建設だとか,あと既設公園整備など,とても積極的に検討していただいているという風に思っております。ただ,しかし,地域で一番身近な私なんかが見ている街区公園の整備また建設整備というのは,建設はなかなかできないという答弁をこの間もずっともらっていますし,管理についても少し問題があるなという風に感じているところがあるので,質問したいと思います。

 北区においては,周辺に山々がすぐ近くにありまして,緑は多いわけで,緑地整備という意味では,優先順位的にはもっと緑がない所が先ですという風なことはよく言われるわけですが,ただ区画整理がされずに,宅地化が進んでいる地域,例えば北区では柊野だとか,原谷の地域という所では,非常に人口も増えて子供も多いんですが,近所に街区公園がなくて,街区公園の建設というのはすごく大きな要望になっていまして,以前にもこの件については要望もさせてもらって,質問もしたんですが,実際土地がないということで進んでいないのが状況です。

 緑化の観点だけでなく,子供の遊び場や地域住民の憩いの場としての整備の観点でも検討していただきたい,これはまず要望しておきたいと思います。

 管理について質問したいんですが,公園の清掃などは愛護協力会も手伝ってもらって,また草刈りや枝のせん定など公園管理事務所からも来てもらってやっているんですけれども,地域によって協力の状況も違って,夏場本当に草ぼうぼうで,ちょっと子供を遊ばすのも控えたいというぐらいひどい状況の公園も実はあります。そんな中で,公園緑地維持管理の予算は,この事業概要にも載っていましたけれども,平成15年度までは少しずつ増やしてきたのが,16年度では5,774万4,000円減額になっています。この件に関しては,私もっと頑張ってほしいなと思っているところだったので,どの部分を削減されたのかお答えください。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 街区公園の件でございますけれども,現在街区公園を入れまして770の京都市に公園がございます。そういった中で,公園愛護協力会は,現在535ぐらいになろうとしております。年々10から15ほど愛護協力会を増やしていただいております。愛護協力会のお力で公園の維持管理の一翼を担っていただいているような状況もございます。私ども非常に期待もしておりますし,今後とも愛護協力会と連携を取りながら,公園の維持管理に当たっていきたいと考えております。

 除草でございますけれども,なかなか除草を年数回等やればいいんですけど,現実的には愛護協力会の方でも年一,二回という程度でございます。したがいまして,夏には非常に草が生えて,どこを使ったらいいんやというような,今先生の御指摘でございます。確かにそういうような状況も生まれております。

 そういった中で,私ども職員が草刈りをしたり,それから,一部業者委託をしている公園もございます。そういったいろんな活用をしながら,公園の利用に努めるような状況でございます。当然住民の方から,また先生方の方からも御要望ございましたら,私どもすぐに対応はしていきたいと,職員もおりますので,すぐに対応はしていきたいと思っております。また,職員も公園の維持点検等も日常やっておりますので,その段階で把握もしております。

 それから,予算の関係でございますけども,すみません,予算でございますけども,確かに今年度は減ったのは事実でございます。減った関係上,そうしたら来年度も減っていくということも考えるのでしょうけれども,何とか予算を増やしたいという思いで,今現在,来年度にそれをばん回するぐらいということで考えておりますので。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 玉本委員。



◆委員(玉本なるみ) 

 最後に求めようと思っていたら,先に決意していただいたので,うれしい限りなんですけれども,四つの公園管理事務所で市内の公園全域を担当するということで,本当に管理するのは大変だと思うんです。通報があったら,なるべくこたえていくというのではなくて,それもしていただきたいんですが,やっぱり常日ごろからの愛護協力会や,また後,町内会とかの連携が私は非常に必要じゃないかなという風に思っているんです。

 もう一つは,その連携をどのように努力されているのかというのをお伺いしたいわけですが,私の住んでいる町内では2回一斉清掃を取り組んでおりまして,近隣の公園を清掃しているんですけれども,公園管理事務所が直前に除草して,ものすごいきれいだって,今回はちょっと楽やなというようなときだとか,また逆もあるんです。私たちが必死でやって,なかなかやり切れんかったなという後,すぐまた来てもらってというようなことで,それはそれで来てもらうということできれいにはなるんですけれども,もっと何か情報提供をし合ったりとか,お互い協力して年間計画なんかも立てれたら,本当はいいのになとか,そんなことを実は思っているんですが,なかなかやっぱり新たなことを取り組むというところでは,住民側から声が上がりにくいところもありまして,積極的に月1回は必ず町内で輪番制でやっている所もありますし,先ほどの話と同じですけど,やっぱり京都市からもっと積極的に働き掛けや協力も求めてもらえたらいいなという風に思っております。ちょっとその連携などで工夫しておられることがあれば紹介していただいて,先ほど予算確保については決意もしてもらったので,そのことをお伺いして終わりたいと思います。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 今先生御指摘ございましたように,確かに連携不足と情報等完全に入れてないということがございます。そういった一つの反省だと思っております。したがいまして,そういう反省を入れながら,情報収集に今後努めて参りたいと考えております。確かに今,例でおっしゃいましたように,そういう事例もございました。公園愛護協議会の方から年度初めに実施計画等も出していただいております。ただ,詳しくいつ清掃する,いつ除草するまで詳しく書いていただいておりませんので,その辺りはやっぱり日ごろの意思の疎通が大事だと痛感しております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 進行致します。木村委員。



◆委員(木村力) 

 それでは,質問させていただきます。

 まず,二条駅の地区周辺整備事業についてお伺いしたいと思います。

 いよいよ文化施設のく体も上がって参りまして,そしてまた,11月26日には醍醐六地蔵間の地下鉄が開通を致しまして,そして,19年度には二条駅から天神川間の開通が予定されているという,この時にありまして,この1年間で二条駅の再整備につきましては随分進んだものという風に思っておりますけれども,その全体の進ちょく状況をまず教えていただけますでしょうか。



○主査(山本正志) 

 古川都市整備部長。



◎都市整備部長(古川幸隆) 

 二条駅地区の区画整理事業の進ちょく状況でございますけれども,現在のところ,全体で道路築造率が96パーセントという状況になっております。

 仮換地指定率でございますけれども,先日最後の1件の仮換地指定が終わりまして,100パーセントということで,全体的には事業の終盤という段階に来ております。

 具体的な事業の進ちょくでございますけれども,懸案でございました二条駅の西口の交通広場でございますが,11月26日に車の供用を開始致しました。それから,二条駅西通りの築造工事でございますけれども,現在着手しておりまして,今年度末には完了する予定ということで進めております。

 それから,建物の移転の関係でございますけれども,現在のところ,残物件が3件残っております。そのうちの1件につきましては契約が終わっておりまして,近々除却も終わるという見込みになっております。後残り2件,この移転交渉につきまして,全力で現在取り組んでおるところでございます。

 それから,文化施設の関係でございますけれども,民間の事業主体によりまして8月に着工されました。来年の7月に予定どおり完成するということで取り組んでいただいておるところでございます。

 それから,民間の方の動きなんですが,JR線と千本通りの間に立命館が来るということで動いております。埋文調査が現在進められておりますが,年内には終わりまして,来年2月着工される,18年9月に完成されるという予定で現在進められているという風に聞いております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 木村委員。



◆委員(木村力) 

 大きく様変わりをしていく,そういう二条の再開発なんですけれども,今回文化施設という所が5大プロジェクトとは異なりまして,第三セクター方式ではなくて,民間活力を導入されての取組ということですけれども,これについての見通しと言うんですか,そういうものについてはいかがでしょうか。



○主査(山本正志) 

 古川部長。



◎都市整備部長(古川幸隆) 

 文化施設につきましては,当初は京都市と民間事業者の間で三セクを作って,二条開発の株式会社でございますけれども,そこで直接事業をするという方式で進めてきたところでございますけれども,民間事業者の撤退,あるいは最近の社会情勢の変動という中で,直接事業ということにつきましては非常に大きな負担と言いますか,リスクがあるということで,事業自身を民間にやっていただく,京都市は土地を貸す,二条開発につきましては,その民間が行います事業の実施状況を見ていくという役割を変更致しまして,現在進めているところでございます。

 先ほど答弁させていただきましたように,来年の7月には完成する見込みということで,現在のところ予定どおり進められております。この施設が安定的に皆さんに喜んでいただける施設ということで進めますように,二条開発を通じて,京都市も一緒になりまして見て参りたいという風に考えております。



○主査(山本正志) 

 木村委員。



◆委員(木村力) 

 地域の方々は,大変心待ちにされておる反面,不安を抱いておられる方もいらっしゃるという風にお聞きしておりますけれども,地域の方々の意見をしっかりと聞きながら,今後地域にとって,そしてまた京都全体にとって,5大プロジェクトの一つということでありますので,しっかりと意見を聴取しながら進めていただきたいという風に要望致します。

 それでは,次に,先ほども玉本委員の方からございましたけれども,私の方からは自転車利用環境の整備ということで,幾つか質問をさせていただきたいという風に思っております。

 今議会の環境局への議案の中で,地球温暖化対策条例が出されました。その大綱にかかわる市民意見という調査が出ておりました。その中で,交通,運輸におけるCO2削減の方途として24の意見があったわけですけれども,そのうち6件がいわゆる自転車利用環境の整備を要望するというものでありました。これにつきましては,やはり,全庁的な取組が必要であるという風に思っております。

 そこで,この自転車利用環境の整備ということについて,どのような思いを抱いておられるかお答えいただきたいと思います。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 自転車利用環境の整備についてということでございます。これにつきましては,先ほど説明させてもらいましたように,平成12年3月に京都市自転車総合計画,これを策定しまして,これまで自転車等駐車場などの自転車利用環境の整備,それと放置防止啓発とか自転車等撤去などの利用マナールールの確立,これを両輪としてこれまで取り組んできて一定の成果を得ているものと考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 木村委員。



◆委員(木村力) 

 先日お願いを致しまして,自転車の撤去作業が行われている所の場所をすべてお伺いしました。それによりますと,撤去強化区域というくくりでされておる所が,主に阪急沿線が多いんですけれども,桂駅,西京極駅,西院駅,四条大宮,四条烏丸,四条河原町と。そして,後は地下鉄の烏丸線の北大路駅,そして重複しますけれども四条烏丸ですね。それから京都駅。そして後,三条木屋町,そして出町柳という所が強化区域になっております。それを含めまして,全体で58箇所の撤去作業が行われているということでありますけれども,ほとんど駅でございます。今回地下鉄が六地蔵まで延びましたので,その中間の石田駅もそういう状況になるのではないかということから,先日初めて試乗させていただきました出口に自転車の停め方のマナーを守りましょうというような標識が立っておったかと思います。そういうことで,58箇所,撤去作業が行われている。なかなかこれにつきましては,対策強化の決め手がなくて,様々な方策を採りながら,少しずつ前進をしていくということ以外ないかという風に思いますけれども,先ほど玉本委員の方からも様々な要望と言いますか,そういうものが出ておりまして,私の方も一つ考えてみました。

 まず,一つは,今現在,市営の駐車場,公営の駐輪場,合わせて約3万8,000台分の駐輪場があるわけですけれども,この駐輪,中京区の東部の方がかなり多いという風にお伺いしております。

 一つは,市営駐車場に一部駐輪場を設けることはできないかと,そういう提案でございます。

 この駐輪問題に取り組んでおられる市民グループがあるわけですけれども,その京のアジェンダ21フォーラムという所は新聞に出ておったんですけれども,市の駐車場公社と民間の駐輪場の利用を促す社会実験を行っているということで,同区内の駐輪場3箇所の利用者にポイントを発行して,一定以上に達すれば,実験のスポンサー企業が抽選で商品を送る懸賞付きのものを行っているというような取組をされております。そこのフォーラムでは,車の駐車場に自転車の受入れを求める新システム作りを計画しているということでございまして,これにつきましては,また私も今後しっかりと勉強していきたいとは思っているんですけれども,そういう市営の駐車場に駐輪場を設けるということも一つ考えられることであろうかという風に思います。

 それから,先ほど玉本委員からもありましたけれども,当然既設の駅,そして既設の店舗に協力を求めるということ,付置義務の強化拡大,義務と言いますか,協力の要請,それも大事なことであるかと思います。

 もう一つは,放置自転車の撤去台数及び返還台数,先ほどもありましたけれども,約45パーセントの人が撤去された自転車を取りに来ないということが数字上で上がっております。数字で出していただきまして,約ですけれども,16年度の末までの推計ということになりますけれども,6年間で44万5,489台が撤去をされておりまして,そして,取りに来ていない台数がそのうち20万台という報告があります。今,45パーセントが取りに来ていない現状があるということでございまして,その自転車につきまして,どのようにされているのかまずお伺いしたいと思います。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 まず,市営駐車場の一部を駐輪場に使えないかということでございますが,今ある市営の駐車場については,その地域の駐車需要に見合った形で収容台数を設定しておりますので,一方,放置自転車対策も喫緊の課題ということでございますが,そういうことで,まず先斗町の駐車場については平成15年度に自動車駐車場から自転車駐輪場に転換を図ったわけですが,今後はその地域の駐車需要をもう一度見直す中で,その駐輪場に一部転換できないかどうかについては,今後検討していきたいという風に考えております。

 それと,付置義務の強化,拡大ということですが,これについても,今後対象建築物を広げるとか,その辺の検討はしていきたいという風に考えております。

 それと,放置自転車の撤去後の処理のことについてでございますが,取りに来られた自転車以外の自転車については,まず利用できるものについては,リサイクル自転車という形でリサイクル店に入札をして売却をしております。それと,一方,再利用できないものについては,スクラップということで最終処分をしている状況でございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 木村委員。



◆委員(木村力) 

 このリサイクル店,そして処分というような形で行われておるんですけれども,一つは,自転車が要らなくなってしまって,不法駐輪していたら,ただで持っていってくれはるわというような方もやはり中にはいらっしゃると思うんですね。そういう自転車が結構,これはモラルの問題ですけれども,バリアフリーの障害になっていることも考えられるわけで,これは環境局の所管になるかもしれませんけれども,自転車の拠点回収をやったらどうかという風なことも一度考えてみてはいかがかなという風に思います。

 自転車の駐輪問題については,そういうところにしておきたいと思いますけれども,また,話は変わるんですが,丁度五条通の堀川,あそこは常時左折が3箇所でできるんですね。私も昨日,歩道橋がありまして,大きな歩道橋です,五条堀川の歩道橋ですから。その上から見ておりました。そうすると,5分の間に自転車が通行するということが3台ありました。かなり自転車の方は右見たり,左見たりしながら,まあ言うたらよく注意をしもって横断をしておったわけなんですけれども,あの交差点,要するに自転車では真っすぐに通れないんですね。100メートルぐらい曲がって,そして交差点を渡って,そしてまた100メートルぐらい戻って五条通に入るというようなそういう方式になっているんですけれども,あそこの交差点について,事故の状況とか,それから,信号を付けて真っすぐに通せることが考えられたことがあるのかどうか,一度その辺について御見解をお願いしたいと思います。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 五条堀川の交差点については,国が所管しております交差点でございまして,その辺の状況については,ちょっとこちらの方では把握しておりませんが。



○主査(山本正志) 

 木村委員。



◆委員(木村力) 

 そういう答えかなとは思ったんですけれども,自転車で行く,その自転車を利用しやすい環境ということであれば,大変真っすぐ行けなくて,そして違法で行っている人が危ない,事故も実際にあったという風に周りの人から聞いております。そういうことで,検討してみてはいかがでしょうかということが提案でございます。これはそういう要望にとどめておきます。

 次に,道路の街路の掘り返しの問題についてお伺いしたいという風に思います。

 化粧ブロックにもかかわらず,街路が出来たにもかかわらず,二,三年たたないうちに上水道の掘り返しが入ってくると。化粧ブロックですから,途中の真ん中辺りから黒いアスファルトに変わっているような状況がしばらく続いてしまう。このことについて掘り返しを極力しないというような取組,そういう検討と言いますか,そういうことはどのようになされているんでしょうか。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 道路の掘り返しをできるだけ少なくするということの取組でございますが,京都市では不経済な掘り返しを防止するという意味で,国土交通省,それと京都府警本部,京都市,それと各企業者によりまして,道路工事調整会,これを年4回ほど開催しております。この中で,各家への引込工事とかの小規模な工事とか緊急工事は除いて,できるだけ掘り返しを少なくするということで,道路工事期間の調整をこの調整会の中でやっているところでございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 木村委員。



◆委員(木村力) 

 それこそそういう言葉も返ってくるんだろうなという風に思っておったわけですけれども,例えばそういう道路を見ていますと,新しいマンションが建つケースが多いんですかね。それによって上水を敷き直すというような形が多いかと思いますけれども,これについての費用の負担というのは,そのマンションを建てられる施工業者からの負担というのはあるんですかね。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 マンション建設に伴います管の入替えについては,原因者負担ということでマンション事業者が負担して工事を行っているところでございます。



○主査(山本正志) 

 木村委員。



◆委員(木村力) 

 分かりました。極力そういう需要も見込みながら,まずは正しい予測で街路の建設をお願いしたいという風に思います。

 次に,電線類地中化整備につきましての地上ボックスの設置がされております。以前もこのことにつきましては,自転車が当たったりということで,蛍光塗料を付けていただいたようなこともありました。その地上ボックスを地中化する検討をお願いしますという風に以前に言っておりましたけれども,その後いかがでしょうか。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 地上機の地中化でございますが,これについては,今のところ,大阪で試験的に施行されている例はございますが,まだ実用化のめどは立っていないという状況でございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 木村委員。



◆委員(木村力) 

 それも検討を進めていただくように要望致しまして,終わります。



○主査(山本正志) 

 進行致します。隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 私の方からも質問させていただきますが,時間の方が丁度お昼を挟むということで,2回に分かれるということを御承知おきいただきたいと思います。

 今回,都市計画局を含めて幾つかの局に対して,歳入を中心にまず御質問をさせていただいております。今回もその辺を見せていただいたときに,歳入についてさほど大きく予算現額から落ち込んでいるものはないんだなということを見せていただいていまして,そこに対して色々お答えをいただいていることについては,感謝をしております。

 ただ,一方で,これは昨日の都市計画でも全く同じだったんですが,基金収入の運用収入,利子及び配当金というものが余りに落ち込んでいる所が,やはりここについてもあります。23項1目においても,予算現額が4,557万6,000円に対して369万6,000円と8.1パーセント,26項についても,パーセントで言うと7.3パーセント。27項についても8パーセント,31項でも8パーセント,32項でも7.8パーセントということで,普通では考えられない数字になっています。金利が大幅に低下をしているわけでもなくて,当初からある程度この配当とそして利息については読めるにもかかわらず,そして,具体的にほぼ予算どおりと言いますか,予算に近い形で収入が得られている項目がある中で,こうしたものがこれだけ大きく落ち込んでいる理由について御説明いただけますか。



○主査(山本正志) 

 北島部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 利率の調整等につきましては,事前に理財局等と調整した上でのことでございますけれども,やっぱり,一定見込違いと申しますか,見込みが甘かった部分もあろうかと存じます。



○主査(山本正志) 

 隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 これについては,そうすると,今のお話でいくと,理財局の判断が大きく間違っていて,こういうような状況になっているということになるんでしょうか。それとも,やはり,原局として数字については責任を持っておられると,その辺はどちらでしょうか。



○主査(山本正志) 

 北島部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 調整上のことであろうとは思いますけれども,やはり,原局,私どもの方の見積りと申しますか,見込違いの部分が多かったと,そのように考えております。



○主査(山本正志) 

 隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 32項の,例えば土地基金収入なんかは1億3,100万予定しておいて1,000万しかないと。やはり,収入は,税金,市税を含めて,大変厳しい中で,こういう収入があるんだなという見込みを多くの我々議員も含めてですが,していて,いろんな意味での計画がされている。ところが,そこがこうやって,大きく10パーセントも満たないような形で収入が収入済額として挙げられているということについては,やはりこれは大きな課題であるという風に私は思っています。これは,昨日もお話をしたんですが,都市計画でも同じ状況があった。保健福祉でも似たようなことがあります。ということは,各局,今回の建設局だけが問題という風には思っておりませんけれども,やはり,そういう意味で,こういった所についても予算を立てる段階で今の金利,そして株価とか,そういったものを含めてある程度読めるはずですので,そこについてこれほど大きな差は生まれないように対応していただきたいと思うんですが,いかがでしょうか。



○主査(山本正志) 

 北島部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 御指摘のとおり努力して参りたいと考えております。



○主査(山本正志) 

 隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 是非とも17年度の予算のときから,こういった数字が出ないようにお願いをしたいという風に思います。

 次に,区画整理についてお聞きを致します。15年度の決算,そして16年度の予算ということで,2回についてもお聞きをしてきておりますが,そこに関連をしながら質問をさせていただきます。

 まず,16年度予算の中で,他都市の状況を調査して,そして,それを京都市の中の市施行,そして組合施行という区画整理の中にどのように生かしていくのかということの調査に100万円ということを計上していただいて,色々調査をしていただいたということであります。仙台市,小田原,名古屋というようなことで複数の都市に回っていただいて調査をしていただいているということまでお聞きをしておりますが,現時点,約半年以上過ぎたわけですが,中間報告ができるようであればお願いしたいと思います。



○主査(山本正志) 

 古川部長。



◎都市整備部長(古川幸隆) 

 今年度予算で100万円の調査費を頂きまして,これからの区画整理事業の進め方ということで検討して参っております。現時点での調査の内容でございますけれども,特に組合の区画整理事業,市内の組合で厳しい組合,幾つかございます。それに焦点を合わせてと言うか,中心に他都市の調査,国への調査,それから全国の区画整理組合連合会,あるいは全国の区画整理協会等との話合い,そういうところを持って参りました。

 これまでの調査の状況でございますけれども,状況と言うか概要でございますけれども,どこの都市とも組合事業でございますので,組合自身がまず主体的に努力されているかどうかというのが非常に大きなポイントになっているという風に感じております。

 それからもう1点は,その事業の中身でございますけれども,組合事業が都市計画事業として取り組まれている事業であるのか,あるいはそうでないのか,任意の事業であるのかということで,いろんな自治体の支援等も変わってきているなという風に感じております。都市計画事業ですと,いろんな支援があるけれども,任意の事業では非常にその辺が少ないと言うか,比較しますと少ない状況にございます。そういう状況が一つ,一方でございます。

 それから後,自治体の支援への取組の状況でございますけれども,組合施行の区画整理事業をその自治体としてまちづくりの中心に据えて誘導していっているという都市につきましては,割と前に出た支援もされてきているのではないかなという風なことを全体としては感じております。そうした中で,これから本市内の厳しい組合につきましてどのような対応ができるのか,その辺の検討をしているのが現状でございます。



○主査(山本正志) 

 隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 今,組合施行を含めて調査していただいている状況について御説明いただきました。まだ結論が出るわけでもありませんし,言われていましたように,自身が主体的に取り組んでいるかどうかというところが一つの当然今後支援をするかどうかを含めて判断する中では大変重要な要素だと思いますし,そういう意味では,過去組合がどのような活動をされているのか,どういう意気込みでいるのかということはよく京都市内についても御確認をいただいたうえで,こういうものがどのように適用されるのか是非御検討いただきたいという風に思っています。

 そうした中で,京都市施行について考えますと,昨年の段階で御報告を頂きました評価損が60億あるんじゃないかということでした。その中で,今,改めて見せていただいている伏見の西部第二,第三,そして上鳥羽南部,ここは少ないとはいえ,売却が進んでおりますので,そういう意味では終結に向かって進んでいるんだなということで評価をしたいと考えています。伏見第三と上鳥羽南部,これ伏見第三はまだ1万3,641平米,上鳥羽が7,193平米ということで,面積的にはかなり残っているんですが,単純に坪単価を計算すると,いずれも30万円を切っているということですから,道路の事情とか色々あるとは思いますけれども,実勢的に大幅に高いというような状況ではないと思いますので,その部分では本当に何とか終結できるのだなという風に,私自身では判断をしています。

 そういう中で,これから新しくスタートした分は別として,市施行について,この辺のもの,大体どれぐらいには終結できるめどがあるのか,その辺について今お考えをお聞かせください。



○主査(山本正志) 

 古川部長。



◎都市整備部長(古川幸隆) 

 市施行の区画整理事業の進ちょくと,今後の見通しでございますけれども,現在,市施行につきましては9箇所の区画整理事業に取り組んでおります。御指摘のように,取り組んだばかりの所もございますけれども,多くは中盤から終盤に掛かっている,非常に期間が掛かっておるわけですけれども,中盤から終盤という状況でございます。

 特に今実施しております一番古くから掛かっております伏見西部第二地区でございますけれども,この地区につきましては,来年度に換地処分ということで進めて参りたいということで,現在取り組んでおるところでございます。

 それから,換地処分ということのめどは,現在具体的な日時まで立っておりませんけれども,具体的な整備の完了と致しましては,二条駅地区につきましては来年度には整備を完了したいという思いで取り組んでおります。それから太秦東部地区,これにつきましては19年度,地下鉄の開通に合わせて整備完了したいということで取り組んでおります。それから,竹田地区それから洛北第二地区でございますけれども,早急に残りの,もう少のうございますので,事業を進めまして,20年度近くには済ませるように,換地処分には持っていきたいということで取り組んでおります。

 後,伏見西部4地区がございますけれども,これにつきましては,現在,京都守口線以東の事業に力を入れております。ここのめどが立ちましたら,建物がたくさんあります。京都守口線以西に取り組んで参りたいという考えでおります。



○主査(山本正志) 

 隠塚委員,中断してよろしいですね。

 質疑の途中ですが,暫時休憩致します。

    [午前11時58分 休憩]

    [午後1時3分 再開]



○副主査(竹内ゆずる) 

 それでは,分科会を再開致します。

 なお,自民党,共産党,公明党,民主・都みらいから質疑時間の延長の申出がありましたので,これを認めることに致します。

 また,自民党から田中英之委員,川中委員,高橋委員の質疑順を,高橋委員,田中英之委員,川中委員の順に変更するとの申出がありましたので,これを認めることとし,変更後の順番を次に申し上げます。隠塚委員,中村安良委員,西野委員,湯浅委員,砂川委員,高橋委員,加藤広太郎委員,日置委員,田中英之委員,井上けんじ委員,川中委員,橋村委員と致します。御了承願います。

 それでは,休憩前に引き続き,質疑を行います。隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 それでは,午前中に引き続きまして,質問の方をさせていただきます。

 午前中の最後に,京都市の施行の区画整理につきましては,とにかく経過年限の長い分につきましては収束に向かって努力をいただいていることをお聞きしましたし,竹田,洛北については20年度をめどにということのお話もありました。是非ともそういう中で進めていただきまして,結果として早い時期にとにかく終わるように御努力をいただきたいという風に思っております。

 後,これから質問をさせていただきたいのは,今度は市施行ではなくて,組合施行に絡むお話です。

 組合施行の区画整理におきましては,京都市土地区画整理協会,こちらの方がいろんな意味で指導等をされておられます。現在,受託事務として洛西第二,岩倉長谷,西賀茂第三,洛北第三,桃山東第二,深草南部,後,国の管轄のものが一つあるようですが,結局六つの事業を大きくは受託されておられます。

 それで,15年度の決算を見ていると,確かに人件費の抑制とか事業業務の見直しということで経費の切り詰めを行われたということについては理解をしております。

 ただ,中身を見てみますと,この体質が本当にいいのかなと思わざるを得ないのは,事業収入のうち,組合等の受託事業収入が今回決算で3億5,000万あります。収入合計で言うと7億7,000万ですから,約50パーセント弱という水準ではあるんですが,当期収入の合計というのは,実は前期の繰越金が3億3,000万弱ありますので4億4,000万という状況で,その4億4,000万のうち3億5,000万が組合の受託事業ということは,それに完全に頼った形での事業であると。これはその意味合いからして仕方がないことだとは思っておるんですが,なかなか,バブルがはじけて,不動産処分が,保留地の処分がうまく行かない状況の中でいうと,年々本来終わりたい時期から延びてきていると。でも,この協会に対しては,ずっとそれなりの人件費と言うか,ですから委託をしているわけですから,受託事業費というものをお支払を続けなきゃいけないということで,今回も3億4,200万の予算に対して3億5,000万ということで,この時期には800万増額になっているわけです。

 一方,国の事業についても,確かに取り組んでいただいて2,000万の予算が計上されていたんですが,結果としては900万弱ということで,こちらの方は1,100万減額になっております。

 こういう状況の中で,今組合の皆さん方がどうやって損を自分たちでかぶりながらでも終わらせていこうかということに大変苦労されている中で,この受託収入がどんどん増えていって,結果的に今,この協会自体は収益がプラスになって1億1,000万翌年に繰り越せる状況になってきたと。

 片や損失が膨らんで,その処分をどうするかで悩んでおられる。一方で協会としては収益が1億1,000万繰り延べができる状況になっている。これについては,当初の契約とか当然あるんでしょうが,組合員一人一人からすると,なかなか納得が行かない状況にあるのが現実だと思います。

 要は一定年限については当然支払う義務がある。けれども,それからずっと保留地の処分が進まないということで,その間にどれだけ作業をしていただいたかということがまだまだ組合員に見えない部分が特に最近は多い中で,結局多くの収入として組合員が負担して,その結果,協会は1億1,000万プラスになっている。これでは,何のために我々が汗をかこうとしているのか分からないじゃないかという声がやっぱりどうしても出てきてしまうのは仕方のないことやと思うんですね。

 そういう中で,この協会の在り方についても,自分たちとして口を挟みたいという声もやっぱり出てくるわけです。例えば委託費用についてもっと減額ができないのか。また,人件費についても,今想定されている年齢層が本当に適当で,もう少しスリム化することができないのか。これだけ事業費用として負担している自分たちとしたら,もっと当然結果を残さなきゃいけないけれども,その中の体質としてこうあるべきじゃないかということを口を挟めないのかという声がやっぱり出てくるわけです。そういう状況にあることについて,この協会を管理し,そしてまた,区画整理自体を掌握されているお立場として,こういう状況に関してどのようにお考えかをお聞かせください。



○副主査(竹内ゆずる) 

 だれから。笠松部長。



◎都市整備部担当部長(笠松恒洋) 

 区画整理協会の在り方についてでございます。

 先生御指摘のとおり,15年度決算におきましては1億を超える単年度黒字を計上して繰り越しております。さかのぼって参りますと,平成9年までは区画整理協会も単年度赤字でございました。それ以降,経営改善に取り組みまして,人件費の削減あるいは他の収入に入るとか,そういうことで苦労してきたわけですけれども,一番大きいのは,雇用職員を半減してきたということが一番大きいのかなという風に思っております。

 しかしながら,先生御指摘のとおり,現在各組合が非常に事業収支で苦労されているということも事実でございます。

 協会と致しましては,今の事業の状況を考えまして,現在,全国的な基準で委託料をいただいておりますけれども,今の時点でどういった金額が適正なのか,現在見直しをしているところでございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 今言っていただきました。スタートしたばかりの組合も当然あります。終わろうとしている組合もある。その中で実際に作業をしてもらっている量にかなり開きが出てきていると思うんですね。そういうところをやはり加味をしていただいて,どういうような委託料が,年度を経た場合に適当なのかということについても,是非御検討いただきたいと思います。そういう中で,やはり結果として,この組合施行についても,これは区画整理なわけですから,とにかく早く収束していただいて,そこが町としてにぎわうことが大変重要ですし,そういうためには,そうした御努力も是非お願いをしたいと思いますので,是非ともよろしくお願いを致します。

 後2点ありまして,一つは,駐車場の事業特別会計です。これ,昨日,都市計画局にもお聞きをしました。都市計画局は,醍醐駐車場ということでしたから,そのことについてお聞きをしたんですが,建設局については,今の醍醐を除く3施設,使用料収入が6億2,000万という状況で,駐車場の運営費は3億9,466万,ですから2億3,000万ぐらい,これだけで言うとプラスになっているわけです。

 ここだけ見ると,本当に頑張っているなということになってくるんだと思うんですが,一方で,この経費の中には公債費の利息とかいうものは入っておりません。元本が減らないことについては,それは仕方がないと。仕方がないと言っていいのかどうかというのは,またあるんでしょうけども,思いますが,ただ利息分についても本来はこの事業収支として賄えないと,いつまでたっても投下資金というのは膨らむ一方で,その分は結局一般会計から繰り入れなきゃいけない。こう考えると,ここの部分について,この3施設がどういう位置付けであったのか。これはやはり地域において行政サービスとして提供しなきゃいけないものという位置付けの中でこれがスタートしているのか。それとも,やはりこれも単独で採算ベースを考えてスタートしているのか。これの判断をお聞かせいただくのと,もちろん私としては,これは行政サービスの一環ではあっても,収支を均衡していただかなきゃいけないという中で言うと,実際に3億3,000万その金利を含めるとマイナスになってくるわけですから,そこの抜本的な問題ということも,やはりこれは問題点であるということを意識していただいて対応していただかなきゃいけないと思っておるんですが,そのことについていかがでしょうか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 北島部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 ただ今御質問の,私どもで駐車場特別会計で所管しております出町,御池,山科の駐車場につきまして,まず設置目的でございますが,出町駐車場につきましては,違法駐車,交通渋滞,交通事故の解消といった交通政策の観点や,出町商店街を取り巻く地域の活性化のため設置されました有料の駐車場でございます。

 御池駐車場につきましては,地下鉄東西線の建設に伴いまして,地下空間の有効活用を行いまして,河原町御池周辺の駐車場不足の解消と交通混雑の緩和を目的としまして設置された有料の駐車場でございます。

 山科駅前の駐車場につきましては,山科駅前地区の第一種市街地再開発事業において整備されたラクト山科の商業,公益,住宅施設など,施設全般の利用者の需要に対応すべく,公共の駐車場として設置されたものでございます。

 この3駐車場とも,料金収入が現在運営費を上回っておりまして,黒字経営となっております。しかしながら,今,先生御指摘の建設費に掛かりました利息分をすべて充当できるような状況ではございません。

 今後とも各駐車場で実施しております利用拡大策,各種実施しておりますが,それをより一層推進しまして,更なる黒字幅の拡大に向けて経営努力に努めて参りたいと考えております。



○副主査(竹内ゆずる) 

 隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 出町の話でも,交通政策ということもありました。昨日もTDM施策の中の渋滞緩和を含めて,こういったことの必要性がいわれています。ですから,これについては,先ほどお話がありますように,使用料収入の方が上回っているという現実もありますし,その中では,やはり,この駐車場の収益以外の効果が表れることが現実必要だと思いますし,それに対しての努力,TDM施策の協力を含めて,是非ともうまく利用していただけるようにお願いしたいと思います。

 そして,後,耐震補強のことで少しお聞きをします。

 14年度の決算の質疑のときに,消防局に質問しましたら,花折断層が動いたとき,京都市の146の橋りょうのうち,重要路線に架かる橋りょうが20,この20は落ちる風に想定しているという説明がありました。左京区というのは,鴨川の東側にありまして,結局その橋りょうが落ちることによって,物販,避難,色々なものの搬送が橋が落ちることによって滞るという不安がございます。

 そういう中で,今,こうした耐震補強というものがどういう状況で進んでいるのか,その点をお聞かせください。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 先生御指摘の花折断層に起因します地震で,大きな被害を受けると想定されます橋りょうが,重要橋りょうで20橋あるということでございますが,これらの耐震対策につきましては,これまでに久我橋については架け替えを終わっておりますし,それと新大手橋,これについては既に補強を終わっております。現在,今年度北大路橋,これを補強していこうということで,残る17橋についても,今後補強を順次していきたいという風に考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 地震の確率が0.6パーセントという風にいわれてまして,損害保険会社が交通事故による死亡確率を0.1パーセントと読んでいるということを考えると,6倍もあるというのも現実ですし,そういう風に思うと,後のこの十七つの橋りょうが大体どれぐらいのめどで今対応されようとしているのか,要はそれだけ早急に対応しなきゃいけないものの一つであるという風に思っているんですが,今の目標をどれぐらいに置いておられるのかお聞かせいただけますか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 目標でございますが,できる限り予算を確保しながら,早急に残りの17橋を補強していきたいという風に考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 財政が厳しいときですから,今のような御答弁になるのかなという気はするんですが,いろんな公共施設,本当に補強が必要なものが多いとは思います。そういう中でもこうした道路,それこそ車が走っているときに起きますと大惨事になるのも確かですし,是非ともそれについても早急に対応できるように,予算の確保について御協力をお願いしたいという風に思います。

 最後に1点,これは京都北部の台風23号による被害においての京都市の協力ということでのお話です。

 色々と環境局を含めて,直接対応ということをされておるのはお聞きしております。一方で,今,それなりに復興しようとしてきたときに,大変人手が足らないのが測量士だということをいわれてまして,測量士について,一時的には京都府北部に来ていただく測量士が京都府内でなかなか確保できないということで,奈良県にまで要請をして,お願いをしたと。今それを賄っているけれども,やはりまだ今後少ないだろうという状況で,京都市は当然測量士を抱えているわけではありませんけれども,京都市が発注する測量業務を止めていただいてでも,要は京都市の測量士が北部の支援に行ける状況を作っていただきたいというような声が出ているようです。そういうことに対して,どのように取り組まれているか,そのことだけ教えていただけますか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 台風23号に伴います災害復旧測量業務に係ります測量士の確保ということでございますが,これにつきましては,京都府の方から既に要請がございまして,本市の事業に伴います測量業務については,緊急業務以外,これについては府の災害復旧業務を今優先するように各事業課に指示し,また関係測量業者に通知しているところでございます。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 隠塚委員。



◆委員(隠塚功) 

 市としても,その業務が1箇月なり,2箇月か分かりませんけれども,延びることによって,それもまたコスト負担になってくるということはあるんでしょうけれども,こういうときでもありますし,同じ京都府民として是非とも御協力いただきたいと思いますので,よろしくお願い致します。

 以上で終わります。



○副主査(竹内ゆずる) 

 進行します。中村安良委員。



◆委員(中村安良) 

 平成14年12月の決算市会のときに市長総括で,西京の基本計画が優先するのか,京都市のマスタープランが優先するのかということを市長にお尋ね致しました。これは,大原野の件でございます。そしたら,市長は,京都市のマスタープランよりも西京の基本計画を優先しますと,それを尊重して,これからの事業に取り組んで参りますと,そうおっしゃいました。その中で一番大きな問題は,第二外環とそれに並行する都市計画道路でございます。それと,また新しいまちづくりの中にやはり調整地域という大きなハンデを抱えておりますののて,そういう点について,今地元の方で色々と検討し,建設局との間で話合いをされておると思います。その中の都市計画道路でございますけど,春日インターからの所に第一工区として,それ以後は第二工区というような形で,一貫した都市道路はできないというような回答を建設局の方が地元の方になさっておるということでございますけれども,そのようになさっておるのかお尋ねしたいのと,昨日,都市計画局にもお尋ねしたんですけど,春日インターから車をどのように移動させていくかということになりますと,久世北茶屋線の道路を造っていただかなきゃならんと。都市計画決定して,洛西ニュータウンのこの緑地公園によって,一つの要さいが出来ておると。あれを取り除いていただけなかったら,この一貫したまちづくりはできない,そういうことでございますけど,この久世北茶屋線のあの新林と境谷の境の緑地公園をどのように考えているのか。やはり,これはもう一度都市計画の見直しをやっていただけるのか,いやあれは防波堤を造っておるので,あこから先はやりまへんとおっしゃるのか,併せてお尋ねしたいと思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 先生御指摘の最初の道路でございますが,この道路につきましては,平成元年8月に沓掛上羽線として大枝沓掛町から大原野上羽町まで約4.4キロメートルが都市計画決定されております。

 その後,府道大山崎大枝線として認定しまして,平成12年度から道路事業として取り組んでいる道路でございます。

 事業実施に当たりましては,計画区間が約4.4キロメートルと長いために,工区を2分割しまして,国道9号から春日インターまでの区間約1.6キロメートルを第一工区としまして,現在用地買収に鋭意取り組んでいるところでございます。

 第一工区の用地買収の進ちょく率は,約12パーセントでございますが,今後国が取り組んでおります京都第二外環状線道路の事業進ちょくに合わせ,この府道大山崎大枝線の整備に取り組むためには,第一工区の事業費としまして,まだ約77億円が必要となり,現在道路建設課でしております道路事業を縮小してでも集中的に取り組む必要がございます。

 本市の財政状況は非常に厳しいということで,春日インターから大原野上羽町までの区間約2.8キロメートルの第二工区につきましては,直ちに事業を着手することは困難な状況にありますが,第一工区の進ちょくに合わせまして,早期に事業化できるよう検討していきたいと,このように考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 それから,久世北茶屋線の関係でございますけれども,この道路につきましては,昭和42年8月に都市計画決定がされておりまして,延長が770メートルがまだ未整備となっております。

 先生御指摘のように,大原野の地元の方から当然この久世北茶屋線と,それから沓掛上羽線,両方について一緒に整備をしてほしいという御要望は,再三承っております。ただ,先ほど理事が申しましたように,非常に厳しい財政状況でございまして,私たちとしましては,当然沓掛上羽線を造った後に,その後で久世北茶屋線も整備して参りたいという風に考えているところでございます。どうぞよろしくお願い致します。



○副主査(竹内ゆずる) 

 中村委員。



◆委員(中村安良) 

 今,理事は,第一工区はまだ残事業77億円未買収と。だから,春日インターまでは第一工区として,それ以後はそれから先やと,そのように今おっしゃいました。平成12年12月の決算市会の中で,市長総括でこの点について,一貫した取組をやってもらいたい,そのように市長にお願いを致しました。そのとき市長は,地元の皆さんに大変な御迷惑をお掛けするわけでございますけれども,しっかりした今日の御意見を踏まえて,可能な限り,御意見どおりやらせてもらいたいと。それから,これは平成12年でございます。今,16年。可能な限りやっていきますと市長は市長総括で答弁をなさっております。そういう中で,今,理事は,いや第一工区までで,後は予算も何も付かへんので,先延ばしやと。これは市長の最高責任者としての市長総括での発言と矛盾をしておるのと違いますか。いかがですか。

 そして,併せて,この久世北茶屋線,これが抜けてなかったら何もならない。この洛西ニュータウンの土地を提供してきたのも,現在調整地域の中で本当にもっといろんなものを造りたいという願望を持ちながら,京都市が一方的に決めた調整地域という都市計画の中で頑張っておいでになる地権者の皆さん方が,先祖伝来の土地を提供して造ったのが洛西ニュータウンでございます。当時6,000円。私も6反掛かりましたけど6,000円です。だから,バブルが今ずっと上がったときには何十万円にもなった。いまや緑地公園でもあの竹林が坪20万円。当時6,000円が高いか安いか,それは分かりませんけど,私は本当にすずめの涙やと思っております。そういう中の地権者の気持ちをもっと真しに酌み取ってあげていただいて,やはり,今のような山崎部長の答弁ではなくて,長い経過の中で,今日,一生懸命第二外環も付けていこう,そしてその下に走る都市計画道路も付けていこう,市が調整地域やったら,道路要りませんねんわ,ほんまに。しかし,国の方針,京都市のこの決定によって,涙を流しながら,それに協力していこうという地権者にとっての態度としては,冷たい態度と違うかと。一番初めの市長の公約と市長のこの総括の中でおっしゃったことと,この12年から16年たっても矛盾した答弁しかいただけないのか,これはもう一度,そのとおりであったら,今回の市長総括でもお聞きをしたいと思いますけど,いかがでございますか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 沓掛上羽線については,平成12年当時,市長の方から,可能な限り,精力的に取り組むということで答弁させていただきましたが,この沓掛上羽線につきましては,西部地域におけます幹線道路のネットワークを形成するわけですが,それとともに,京都第二外環状道路へのアクセス道路としての機能がございます。そういう意味では,まず春日インターまで,とにかくアクセス道路として整備する必要がございます。その中で,現在の財政状況が非常に厳しいということで,このアクセス道路を効果的に整備していくためには,工区を第一工区,第二工区と分けた中で,優先的に限られた予算の中で取り組む必要が出てきたということでございます。

 したがいまして,第二工区については,第一工区を取り組みながら,進ちょく状況を見ながら,第二工区についても取り組んでいきたいという風に考えているところでございます。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 中島局長。



◎建設局長(中島康雄) 

 第二外環につきましては,どうしても必要な道路ということで,我々どうしても急いで造っていきたいという風に考えておりまして,地元の皆様の御協力を得て早期にということで考えておるわけですけれども,その中で,大変地元の皆様には御迷惑をお掛けしているということでございまして,先ほど市長の答弁の御紹介もございました。正に地元の皆様方の切実な思いを受けての市長の発言だという風に私ども考えております。私自身も直接地元の皆様からの御要望をお受けしていることもございますし,この道路だけではなしに,線引きの話でございますとか,河川の話,それから緑地の話等々,いろんな課題がございます。その中で今,沓掛上羽線,それから久世北茶屋線の道路についてのお話でございまして,先ほどから理事,部長の方からお答えしておりますように,現実非常に財政的に苦しいということは事実でございますけれども,私ども精一杯努力致しまして,第一工区終わってその次と,必ずしもそういうことではなしに,第一工区の状況も見ながら,他の道路についてもできる限り早期に着工できるような,そして完成ができるように精一杯努力をして参りたい。財政状況厳しい中でございますけれども,そういうときにこそ,いろんな工夫をしてやっていけというのが市長のお考えでございますし,我々その意を受けまして,できるだけ精力的にやっていきたいという風に考えておりますので,よろしくお願い致します。



○副主査(竹内ゆずる) 

 中村委員。



◆委員(中村安良) 

 今,理事も局長もお答えをいただきました。しかし,この文書は,平成12年には地元に行っているんですよ。だから,地元は市長の発言を一番最高の発言だと言うて受け止めておるんです。そして,いろんな要望が建設局なり都市計画の方に出ておるし,またこれからも出ていくと思います。それは,これが一つの基本になっておるので,今色々な説明をされておるけど,それはどうなってん,後退しているやないかと。市長の発言から後退しているやないかというのが,地元の率直な気持ちです。そういう気持ちを払しょくするためにも,この4年余りの間に一度もこの市長の発言を真しに受け止めながら,地元へこういう事情やさけこうなってくるんやと,市長のおっしゃることを最大限生かそうとしても,今の事情はこうやさけこうやということをなぜ説明がなかったのですか。これが最高ですよ,局長の御意見よりも。そして,平成14年には,これまた当時の星川総合企画局長,そして市長に今の基本計画とマスタープラン,住民にさわるな,ここは何でも建てたらあきませんよというような図面を京都市が作って,こんなことをしたら我々生きていけへんやないかということで,地元の基本計画を優先しますと,また市長がおっしゃった。それが平成14年。もう2年余りたってますわな。これは平成12年ですわ。だから,市長が2期目のとき,2年目ですわ。平成12年やったかな。だから,当選して間なしですわ。1期,もう一遍今年当選してはるんや。その間何のあれもないねんと。市長の権威というのはどこにあるのかお尋ねしたいと思います。

 そして,久世北茶屋線,今の部長,2回目の,私の質問にお答えもなかった。あこをなぜ緑地公園にされたのですか。あんだけ分。道路はそこまでもう付いているやん。あんたとこのあれによって,向こう側へ抜けへんねや。いつまでもそういう形をしておくのか。都市計画聞いたら,もう一度都市計画の変更をしていかなんのと違うかなと,そう思っておりますと。しかし,建設がなかなか言うことを聞いてくれへんねやと,地元の声ですわ。そんなことで,本当の都市計画というものができて,建設ができますか。これ,久世北茶屋線にしても,第二外環にしても,そしてこの沓掛線にしても,地元の協力がなかったら,用地買収も何もできひん。その地元の協力を得るためにも,真しに受け止めてもらわんなん。それと,一番大きなのが,平成12年のこの市長総括の発言や。それからずっと後退している。一度もこの市長発言について,いや,市長の発言はこうでしたけど,地元には今こういう財政事情で,何としても一つこれが片付いたら,早急にやりますとか,そうおっしゃって対策委員会の方にお行きになったことがあるのかないのかお尋ねしたいと思います。

 それに,先ほど部長にこの地図をお見せ致しました。これは,今年の6月に桂川の西方寺川が桂川の所に大きなくぼみとして間知がつぶれ,そして崩壊の危機。それは草が覆っておったので分からなかった。ただ,それが西京土木と国土交通省の境だった。それで分からなかった。分かってから,西京土木は,自分所のエリアではないけど,応急的なことをやって,そこに砂利を入れ,コンクリを入れて,応急的なことをやってくれました。私,大変ありがたいと思っております。そして,国土交通省の方にも色々な所からお願いをして,そして,ここにたまっておった土も全部取り除いてくれた。しかし,秋には完成しますということを言うていただいておるんやけど,もう秋が過ぎ,冬になってきておると。まだまだそれが出来ておらない。そういう点について,土木の方から建設,国土交通省の方に早急にやってほしいと,やってくれと,そういうことを言うていただいているか。また,局の方にこういうことが上がっておるのか。

 23号台風で大変危険な場所やったんです。これ切れたら,西京区管内は全部全滅致します。豊岡市ぐらいではないんです。15万6,000,そのうちの10万余りは水没します。そういう危険な状態が23号台風であったと。桂川も左岸は水がつきました。なぜ私がここまで言うと,私は今,洛西土地改良区の理事長をし,京都市の土地改良の全体の支部長をさせていただいておる。水にとりましては一番大きな責任を負うております。そういう中で,この問題について,どのようにこれから対処していただくのか。早く国土交通省の方に最終の復旧を要求していただけるのか。完全な護岸にしていただいて,区民が安心できるようにしていただけるのか,その点,建設局の方から再度お願いしていただけるのか,その点も併せてお尋ねしたいと思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 今,先生の御指摘の件でございます。西方寺川の最下流,西方寺川そのものにつきましては普通河川でございます。少し行きますと,桂川に合流する所でございまして,今御案内のございましたように,5月15日にどうも発見したということを聞いております。今先生ございましたように,草等で隠れた中で分からなかったということでございましたけれども,分かった時点で,先生も動いていただく中で,御案内ございましたように,土木事務所の方でコンクリート等直営でやったということでございます。後,法面整形等も国並びに河床の所にも土砂等を打っている中で断面を狭めているというようなことでございましたので,それについても国土交通省の方で仮復旧をされております。

 その後の本復旧でございますけれども,土木事務所の所長から再三にわたりまして,国土交通省の方には早く復旧していただくようにということでございましたけれども,今御案内のように,まだ出来ていないのが現状でございます。私どもの方からも西京区民の方の生命と財産を守るということも必要に大きな使命,国の使命でもございますので,早く復旧していただくように,私どもからも要望していきたいと考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 まず1点目の久世北茶屋線の都計変更でございますけれども,これにつきましては,緑道の上も通って,道路が都計決定されておりますので,都計変更は必要ないんじゃないかという風に私は考えておりまして,事業としては多分そのまま変更なしでいけるという風には考えております。

 それから,地元との協議でございますけれども,何回も協議はさせていただいておりまして,当然これは第二外環の関係でございますので,地元の御意見を十分踏まえながら,当然地元のためにということで考えて対応致しております。ただ,やっぱり,大きなお金が掛かります。ということで,一遍にはできませんので,何とかということで,そういう順番とか段取りとかについては十分お話をさせていただいてきているということでございます。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 中村委員。



◆委員(中村安良) 

 地元へこれ入られたと答弁はないですわな。市長のこの約束の後,4年余りたってきているんですね。この点について,一度も地元に説明に入っておられない。これが最優先する中で,市長の約束というもの,市長が真しに受け止めてやりますとおっしゃっている,それについて,今日まで長い年月があるやないですか。できなかったらできないと,市長の約束はこうやったけど,今の状態ではこうですからということをなぜ言えなかったか,それをお尋ねしているんですわ。

 それと併せて,山崎さん,色々やっておると。地元,そんなん何もやってくれへん言うてまっせ。そんなもん,これのけてくれ言うても,いやそれのけられへんと。あんたの言うてはることと,地元が言うていること全然違う。私,今,桂に住んでおるけど,三代にわたって大原野とのえにしを結んでおるので,一番大原野のことは関心が深いんですわ。だから,この第二外環対策委員長の名前も,この対策委員会のお名前も御存じだと思います。そのお方から,今日朝までも,今日建設委員会をやるんやったら,この問題についてもっと前向きな回答をもらってくれと。見直しせんでもよかったら,早急にあの緑地だけでも外すことできないのか,そして,金網でも張っておいたらどうなんですか。それぐらいやったら,そんな予算掛からないと思うんです。そうして初めて,ああ,建設局は前向きにやってくれておるなとなると思いますけど,市長のこの話から今日までの経過の中で,これを地元で説明されて,こう言われたけどこうなったということをおっしゃっておるのか,また,もう1点は,今言うたことについて,部長のお考えをお聞きしたいと思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 先ほど先生の方から,緑地の件での御質問ございました。洛西ニュータウンにつきましては,東西南北,城壁を囲うようなというようなことを,先生,形容を使いながらおっしゃっておられるとおりでございます。調整区域と,それから市街化区域を妨げるようなと言うのですか,境目をなすような格好で現在都計決定をされております。この件につきましては,当然都計決定等もされている中で,都市計画局との協議もまた必要でございます。これにつきましては,私ども,住民の皆様方が色々意見をおっしゃっておられることは,先生を通じても,今御案内のように,分かっております。そういった中で,都市計画局との連携の中で,今後考えていきたいと考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 地元に対してでございますけども,当然地元の方からこの道路につきましての要望は,以前からずっとございます。ということで,実は私も,何回も会議はさせていただいておりまして,協議もさせていただいております。また,大原野地域振興協議会というのを作りまして,都市計画局と建設局と産業観光局,3部長が入りまして,それから地元と協議もさせていただいております。

 この中で,実際今までも説明しておりますけれども,この道路の必要性というのは十分に認識をしておりますので。ただ,一遍に造ることが非常に財政的に厳しいので,順次造っていきたいということで,何とかということで,そういうお願いをしているということでございます。ただ,なかなか御理解いただけなくて,どうしても一遍に造ってほしいというそういう御要望が強いということでございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 中村委員。



◆委員(中村安良) 

 何と一遍なんです。この久世北茶屋線は,一番初めに都市計画決定されていますわな。その後に第二外環が出てきて,それでまた,上羽沓掛線が出てきてますわな。一番初めにやるのは,久世北茶屋線と違うんですか。それで,今,部長は都市計画の見直しは関係ないんやさけ内でやりますねんと。それで今また,都市計画局と一緒に話合いしまんねやと。なぜそうなるんですか。おっしゃったら,いや,都市計画は要らんのやと。僕は昨日聞いたのは,都市計画の見直しをせんならんというのが,大島局長の話やった。しかし,今部長は,そんなもの要りまへんねやと,内だけでやりますと。そしてまた,今の答弁では,いや,都市計画ともう一度検討しますのやと。どっちが正しいんですか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 都計の図面では,このグリーンベルトの上を通って道路が既に決定されておりまして,着色もしておりまして,私としては道路が優先するという風に考えておりまして,都計変更は要らないんじゃないかという風に考えているわけでございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 中村委員。



◆委員(中村安良) 

 それやったら,早急にそれぐらい,順番や言わんと,あれのけるぐらいお金要りますか,あんなもん。ちょっとこれだけ緑地公園があるだけや。現場,あれ何ぼのお金が要りまんねんな。そんな要らしまへんがな。それでフェンスやっておったら,地元も第二外環にしても,上羽沓掛線にしても,これは協力せんならんと。京都市がここまでやってくれたと。やはり,先祖伝来の土地を提供した我々に対して報いてくれたと言うてもらわんことには,前へ進まへんがな。だから,都市計画決定要らなかったら,あれぐらいの緑地公園,すぐにも,そんな予算要らん。そして,フェンスでやっておいたら,いや,地元の新林学区,境谷学区が猛反対してはるのやと。そんなもん関係ないんです。いったん都市計画決定した以上,そして,あこには家も建ってへんねや。向かいは農地ばっかしや。そして,その大きな道路は手前まで行ってるのやと。そういう中で,1分50秒しかないねけど,それは早いことできませんか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 実際に,これ,施行に入る場合,当然この道路の事業認可というのが必要でございまして,多分この部分だけというわけには行きませんので。それと,これをもしつぶすとしても,道路を造るのであれば,一斉に工事するのであればいいわけですけれども,その部分だけとなりますと,多分これは洛西の方の住民の方々とも十分な説明をしないと,なかなか御理解がいただけないんじゃないかということで,ちょっとすぐにできるということは非常に難しいと思っております。



○副主査(竹内ゆずる) 

 中村委員。



◆委員(中村安良) 

 そしたら,もうこれで終わりますけど,市長が平成12年おっしゃったことはうそやったと,市長総括できちっと言いますさけ,その点はうそやと,ほんまにうそやったんやな。そっちはできひん言わはんねん。じゃ,最高責任者はやりますと,地元のあれに報いますとこうおっしゃっている。それだけは,この次の市長総括で言いますので,それを忘れないでもらいたいと思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 平成12年の市長の答弁,可能な限り取り組んでいくということでございますので,私ども,第一工区優先ということでございますが,第二工区についても早期に事業を着手できるよう努力して参りますので,よろしくお願いします。

    (発言する者あり)



○副主査(竹内ゆずる) 

 中島局長。



◎建設局長(中島康雄) 

 市長の意思というのが最高であるということはもちろんでございますし,市長は精力的にと答えておることも事実でございますので,我々として何とか道路の整備について早期に取り組めるような工夫は,あきらめずに努力して参りたいという風に考えております。

 と共に,地元の方への市長の意を受けた説明が十分されてないのではないかということでございます。色々勉強会をしておりますけれども,その辺のきちっとした説明が十分できてなかったということで反省をしておりますし,その点は,地元の意見を十分反映できるような形で取り組んでいけるように,更に努力して参りたいと考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 進行します。西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 私からは,高速道路の問題で,財政問題に絞ってお伺いしたいと思っております。

 この高速道路,5路線あるわけですが,そのうちの2路線が今工事中だということで,当初の計画から,その高速道路を取り巻く環境が今大きく変わろうとしております。午前中の答弁からも民営化が迫っている,来年の秋に民営化だということが答弁でも言われました。はっきりとこの高速道路,民営化が打ち出された中で,これまで京都市は市の負担は102億円だと,こんな風にもおっしゃっていたと思います。ところが,この民営化で,国もそのルールが変わってくるとはっきりおっしゃっているわけですね。そのルールが変わるということは,京都市にとって財政負担も含めてどのように変わるのか,この所をお伺いしたいのですが。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 公団の民営化法が成立を致しまして,来年の秋には公団が民営化をされますということでございます。その中で,特に大きな変更点と申しますのは,今まで債務の償還期間につきましては,完成後50年という形でございましたけれども,今回の民営化では,民営化後45年という形になりまして,債務の返済期間が大きく短縮されております。

 そういう意味で,そういう枠組みの中で採算性を確保していくということで,かなり厳しい状況になってきているということでございます。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 厳しくなっているということだけでなくて,その債務の返済の方法と言いますか,出資金の流れ,こういったものも変わってくるんじゃないかなという風に思うわけですが,その辺の流れ,出資金の流れが分かるような資料だとか,また,その返済期限が当初は供用から50年ということだったわけですが,もう民営化されれば,工事が進んでいようと,完成していようといまいと,とにかく民営化から45年という風になりましたね。その辺の所がはっきり分かるような資料というのは,出ますでしょうか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 そういう資料もございまして,また提出させていただきますけども。基本的に機構というものが出来まして,その財産を保有する機構が出来まして,そこから民営化された会社が全部,工事が終わった後,財産と債務をその機構の方へ全部引き渡しをして,今度は会社がその機構から料金収入,それを全部受けまして,それでもって管理費を引いた残りを機構へ返して,機構が債務の返済をしていくと,そういうスキームになっております。ですから,そういうペーパーがございますので,また提出させていただきます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 それと,この民営化とは少し変わるんですが,高速道路を取り巻く環境ということでは,出資比率が変わってくる,こういう話もあったと思うんですけれども,出資比率が25パーセントから35パーセントになるということもあるわけです。そうしますと,この京都市の負担,これまでの6.25パーセントから8.75パーセントに4割も上がる,こういう風になるわけですね。この出資比率については,いかがですか,幾ら上がるという風に試算をされているのか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 阪神公団が平成17年度の概算要求から25パーセントから35パーセントに出資比率を上げてほしいという要望はしております。これによりまして,ただこの出資比率につきましては,これは阪神公団に出資をしております関係地すべてが一応これは関連しておりますので,基本的に京都市だけの判断ではできません。

 それともう1点,この出資比率を引き上げても,先ほど申し上げましたように,債務の返済期間が短くなったということと,それから将来交通量等が減っているとか,それから新十条通の供用開始が遅れているとか,そういうことで,一部事業の見直しについても申入れがございまして,それらを考えていかないといけませんので,現時点では試算はしておりません。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 試算をされてないというのは,私おかしいと思うんですね。この辺の所がまず最初に頭に浮かぶところだと思うんです。ここの所をしていないとはっきりおっしゃるということは,どこまで真剣にこの問題に取り組んでおられるのかなという風に私は疑問に思いました。

 今,おっしゃいましたように,事業区分の見直し,こういうことが先ほど午前中の質疑の中でも調整が求められている,協議が求められているという風なことがありました。この間の本会議の中でも市長が答弁されております。出資比率のかさ上げだとか,また,協議,調整をこういったものが求められている,そして,地方の財政負担が軽減されるように国に強く働き掛けていく,こんな風に市長も答弁されております。

 この阪公との協議なんですけれども,どういうものが協議をされているのか,協議の,ここで発表,まだ進行中だからできないということではなしに,一体進行状況は別にしても,どういう項目で協議がされているのか,そういうことをまずお聞きしたいんですが,それは言えると思うんですが。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 まず,阪神公団と協議をしておりますのは,阪神公団が当然来年度の民営化を控えまして,民営化になりますので,それに伴って採算性の確保が求められているということでございまして,今回の新十条通と油小路線につきましても,当然45年以内で償還できる金額と申しますか,それについて試算と言いますか,計算をしていると。ただ,その条件としまして,例えば全体の事業費とか,それから全体事業費の中で,阪神公団がどれぐらいコスト縮減できるかとか,あるいは,将来交通量の問題とか,それから新十条通関係の工事の供用開始の遅れとか,その辺を色々と検討したうえで,阪神公団が計算をしているということでございまして,それについて,今協議をしているということでございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 そうしますと,具体的に,この路線はこれぐらいのお金が掛かるだとか,どれぐらいの収入があるだとか,そういうことも阪公は計算されているということなんですね。

 そうしますと,京都市で一体どの部分が事業区分の見直しで,京都市にお願いしたいという風におっしゃっているのか,それはいかがですか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 どの部分というのについては,まだ協議をしている最中でございまして,はっきり明確には何も決まっておりません。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 そうしましたら,先ほどおっしゃいました阪公が計算されている,それを参考で頂けますか,資料として。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 まだ今阪公と協議をしている最中でございまして,提出できる資料という風にはなっておりませんので,もう少しお待ち願いたいなという風に思っております。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 そうしましたら,阪公と協議をされているんだということで,京都市はそうしたら一体どういう立場で,それに対して協議に向かわれているのか。そして,京都市として,やっぱりある程度の試算というものは持っていなければ,協議もできないと思うんです。その辺の中身を資料で頂きたいんですけれども,いかがですか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 当然京都市としては,現状よりもできる限り京都市の負担が増えないようにという形で,阪神公団なりにそういう申入れをしております。阪神公団ともいろんな中身で協議をしているわけでございますけれども,なかなか,当然議論が今平行線と言いますか。

 実は,今回の問題は,京都市だけではなくて,ほかの,例えば大阪地区とか神戸地区につきましても,同様の問題になっておりまして,今,関係する地方公共団体同士でも連携を取りまして,話をしております。ですから,どういう資料と言われましても,なかなか提出できる資料というのが,今はまだ確定しておりませんので,もう少しお待ち願いたいという風に思っておりますけど。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 いろんな資料が,大阪の大和川線だとか色々インターネット取っても出てくるわけですね。京都市の場合は,一体どうなのかというのは,やっぱり市民として知りたいという所だと思うんですよ。財政負担としても大変な額です。ちょっとの額ではありませんのでね。この辺は,やっぱり市民にしっかり公開する,これが経過だということで公開するということは,やっぱり必要じゃないかなという風に思うわけです。是非これを阪公と相談していただいて,出していただきたいという風に思います。

 国に働き掛けるとおっしゃいますけれど,働き掛けて,今平行線だとおっしゃいました。確かにこれはなかなかどこもこれだけの財政負担,すぐにうんと言ってできるはずがありません。そのときの財政負担というものも,やっぱり今,京都市は計算されているはずなんです。その辺はどうですか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 阪神公団と協議をして,その中で例えばどうしても京都市が負担せざるを得ないという場合につきましては,当然京都市の負担が軽減できるような形で,国の方に対して何とか補助のアップとか,いろんなことについてお願いしていこうという風に思っております。実際,大阪府の方では,現状の補助率を大分引き上げていただくとか,そういうことも国の方と協議しておりまして,当然京都市の方もそういう形で,何とか国の方には補助率のアップ等についてお願いをしていくつもりで考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 その考えておられる金額を教えていただきたいということなんです。是非それもお願いしたいんですが。

 それと,街路建設事業という風になりますと,国の補助金,それを差し引いても京都市の負担が45パーセントから50パーセントという風にいわれておりますが,先ほども言いましたけれども,当初の102億円が一体何倍に膨れ上がるのか。9月の本会議でも佐藤議員が自分で独自に試算したんだということで,270億円負担が増える,こんな風に議会の中でおっしゃいましたけれども,そのとき,市長は否定されませんでしたね。ということは,京都市の試算ともほぼ同じぐらいになるという風に計算されているんじゃないかと思うんですが,いかがですか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 どういう計算でその270億円が算出されたかは承知しておりませんけれども,そんなに大きなお金になるとは考えておりません。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 実際に,京都市が事業主体になってその街路事業をしようということになると,やっぱり45パーセントから50パーセントの負担があるということになるわけですね。それで,これを距離とかいう風に計算すると,実際にこういう数字が出てくるわけです。それは実際,多分持っておられるんだと思います。そんなこと計算されてないで言うはずがないのでね。これ,とぼけるのじゃなくて,是非しっかりと公開していただきたい。やっぱり,一緒に議会もそこの所を取り組んでいくことが今必要だと思うんですね。議会は議会,局は局,市は勝手にやるんだという風なことでは,この問題は解決しないという風に思います。

 私,これだけではないと思うんですね,財政負担を伴うのは。油小路と第二京阪を結ぶ900メートルといわれているあそこの洛南連絡道なんですけれども,このうちの600メートルが市の部分になるわけですね。市域になるわけですが,ここの事業も色々押し付け合いがあって,結局国がするんだという風になるという風なことも聞いていますけれども,これが100億円という風にいわれています。そうなりますと,国の事業だといっても,その3分の1は京都市が持たなければならないということなんですね。国がしても,やっぱり年度末には京都市にしっかり払っていただく,こんな風に言っているわけですね。そうしますと,京都市は,これについてもどれだけ払わなければならない,こんな風に試算されていますか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 洛南連絡道路でございますけれども,これは一応現在,国の方が取りあえず着工したという風に聞いておりまして,全面的に,すべて国がやるという風に私らは聞いておりませんで,飽くまで事業主体が決まるまではという風に聞いております。

 ただ,当然,これは実際国が施行した場合,これは直轄施行でございますので,これは実際道路法でその費用の3分の1は必ず地方が負担することになっておりますので,もしすべてを国がした場合につきましては,3分の1を京都市が負担せないかんということになります。

 ただ,当然,いずれ事業者が決まって,違う所が施行するんじゃないかという風に私らは考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 一応国から聞いていますのは,洛南連絡道路につきましては,総額100億掛かるという風に聞いておりまして,そのうち,京都府域が300メートル,京都市域が600メートルでございますので,その3分の2ですね。そのうちの3分の1でございますと,京都市は,全部国がした場合,大体22億ぐらいの負担になるかなという風には思っております。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 22億という風に確かにいわれております。これだけ,更に増えるわけですね。これだけではないんです。私驚いたのは,もう一つお聞きしたいんですが,今ランプの工事,油小路通も進んでいるわけですけれども,このランプから下の部分,この事業費,今総額で幾らになっていますか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 山科ランプと,それから伏見ランプ,それと油小路線のランプ関係すべて込みで,京都市の事業でございますけれども,大体320から30億ぐらいだったと。すみませんが,資料がないものですから,ぐらいだという風に思っております。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 このランプの工事,その三百何十億か今おっしゃいましたけれども,この部分なんですけれども,私お聞きしてびっくりしたんですが,大阪だとか神戸だとか,高速道路を今建設されていますけれども,ここの所では全部高速道路事業としてされているんですね。京都だけがこの部分を京都市の負担として,街路事業としてしているわけですね。なぜこんなことになるんでしょうか。そんなに京都市は,お金があり余って,気前がいいんですか。ちょっとここの所,経過をお聞きしたいんですが。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 このランプ支援につきましては,大阪でも1箇所やっております。今回,こういう形で京都市がランプ工事をやっておりますのは,これは当然有料道路事業でございますので,採算性が取れない部分についてはということで,京都市がこのランプについてはやっているということでございます。採算性が取れない部分について,京都で事前協議をして,京都市の方で道路事業としてやっているということでございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 えらい気前がいいなと,また私実感するんですけれども,市民には財政難だ,財政難だ,道が直せないと言いながら,こんなに三百何十億も気前よくぽんと出せる,この京都市の財政感覚と言いますか,ここの所を本当に私不思議だと思うわけです。どうしてこういうことができるのか,本当に疑問に思います。このことは,やっぱり,京都市の財政を破たんに更に導く,こういう風に思います。民営化になれば,更に民間の業者というのはもうからない所からはすぐに手を引くわけですね。それは明らかなわけです。

 この阪公の負債を調べてみましたら,平成15年度の貸借対照表で見ますと,現在4兆7,030億円の負債があるという風に書かれています。出資金だとか償還準備金なんかを差し引きましても4兆円近くのお金を,この民営化後45年で返済するという風に阪公はなっているわけですね。本当に非常に厳しいと思います。この不況の中で通行料金の値上げするということもなかなか考えられない,そういう事態だという風に思うわけです。

 そういったときに,この阪公が手を引いた場合,後の残りの部分は京都市が事業主体でするんですか。この辺はどんなお考えなんですか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 阪公が手を引くということは,全く考えておりませんけれども,先生の御質問の意味がよく分からないんですけど。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 民営化になった場合,もうこれ以上は無理だと阪公が,民営化になった場合はもう公団じゃありません,株式会社になるわけですけれども,そういった場合に,一体だれがその工事をするのかということなんです。民間がするという風になっても,国がするという風になっても,もうからなければ,一体だれが手を出すのかということなんですよ。やっぱり,京都市しか残ってないんじゃないかという風に思うわけです。いかがですか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 民営化の今回の法案の中で,そういう場合も想定をされておりまして,当然来年度民営化されて,その後,半年ほど掛けていろんな協定を新会社の方で施行する路線というのを協議をして決めていく形になっております。その中で,新会社がこの路線についてはとてもできないという判断をした場合,違う会社と再度協議をするという風になっていまして,その会社もできないという場合は,後は国土交通省の諮問機関でございます所で判断致しまして,この線が必要だという判断がされれば,それは国の命令で施行するという形になっておりまして,当然そういう形でどこかが施行していただけるという風に私は考えております。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員。



◆委員(西野さち子) 

 そうしたら,京都市は,余り関知していないということですか。ちょっとその辺がもう民間にお任せだとか,国にお任せだということではないという風に思うんです。実際に,残りの3路線についても,阪公は事業主体になるのは難しい,はっきりそうおっしゃっているわけですね。民営化を前にして,はっきりこうおっしゃる。これは本当にそのとおりだと思うんですよ。これ以上手を出したら泥沼だということで,手を引くというのは正しい判断だなという風に私は思うんです。実際,2路線の総事業費が2,300億円という風に言われているわけですが,どの区間が京都市の街路事業になっても,やっぱり建設費の45パーセントから50パーセントは京都市が負担しなければならないんですね。これは動かせないわけです。今の負担だけでも大変なんです。返済していくのに,京都市は本当に今財政難の中で,これだけ建設局だけがお金を取れるという風には私思えません。大変な中で,更に残りの3路線,ここを手を付けていくという風になると,今の倍以上のお金が必要なんですね。京都市がこれ以上,本当に高速道路と心中をする気なのかなと,私思うわけですが,そんなこと私は一緒に巻き込まれたくないので,この高速道路の計画,これは今是非立ち止まって,午前中は早くせいという風な話があったんですけれども,私はやっぱり,ここでしっかり立ち止まって,今の京都市の財政状況も,そして今一体これを造ったときに,どれだけの車が通るのか,一体京都市の環境としてもどうなのか,ここのところをしっかり考える必要があるんじゃないかなという風に思うわけです。やっぱり,今後のことも考えて,しっかりと立ち止まって,この事業,中止に向けて英断をしていただきたいということを求めまして,終わります。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西野委員にお願いします。先ほど資料要求のやり取りがありましたが,委員会資料として要求されるものがあれば,再度整理して示していただけますでしょうか。(発言する者あり)

 それでは,理事者にお伺いしますが,ただ今の資料について提出できますでしょうか。



◎街路部長(山崎糸治) 

 提出させていただきます。(発言する者あり)

 すみません,資料でございますけれども,阪神高速道路公団の民営化についてという大きなフローの図面でよろしいわけですね。金額がこう動くとかいう,その全体の流れの図面で。

    (発言する者あり)



○副主査(竹内ゆずる) 

 それでは,出せるものは出すということでございますので,委員会資料として提出を求めることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副主査(竹内ゆずる) 

 御異議がありませんので,委員会資料として提出を求めることに決定致します。

 進行します。湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 では,私の方からも何点か御質問させていただきたいという風に思います。

 まず1点目が,電線の地中化についてでございます。こちらの方は,ずっと事業として続けていただいております。15年度においても,新規では鹿ヶ谷嵐山線ということでしていただいておるんですが,まずこの状況についてお聞かせいただきたいという風に思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 電線類地中化のこれまでのまず取組状況でございますが,昭和61年度から電線類の地中化に取り組んでおります。平成15年度末現在,43キロの地中化を実施してきました。

 また,平成16年度から20年度,この5箇年を第5期無電柱化推進計画ということで位置付けまして,今後5年間で約34キロの無電柱化に取り組んでいきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 実は,昨年のこの決算委員会でもお話をさせていただいたんですが,電線の地中化につきましては,本当に幹線道路をはじめとした所をまず優先的にしていくと。その後において,観光地であるとか,保存地区であるとか,そういった面的な部分にも広げていきたいということで御答弁いただきました。

 私の方で,そんな中でお願いをしておったことが,生活道路においても,非常に危険な箇所等々を含めてありますと。非常に電柱が支障になっている所があるということでお話をさせていただきました。特に昨日は都市計画局でパーク・アンド・ライドということで,私は右京の方におりまして,嵐山が非常に渋滞を致します。パーク・アンド・ライド自体の台数は減ったということですが,当然車の渋滞というものはこの11月,非常に多くなっております。特に三条通の方ですけれども,こちらの方はバスは行き交うと。これは市バスも行き交えば京都バスも,それからタクシー,一般のマイカーということで,非常に歩くのに危険になっております。そういったことを去年もお話ししておったわけですが,今年においてもやはり同じような状況が続いていると。

 そんな中で,そういった生活道路においては通行支障柱というものがありますと。それで,移設をしたり,色々なことはさせていただいておりますということで,理事の方から昨年答弁いただきました。14年度は73箇所ということだったわけですが,15年度においては,この通行支障柱,これについてのまず実績と,それから,分かれば,これは16年度に入っておりますので,その辺の予定数みたいなものがあるのかどうか,ここを併せてお聞かせいただきたいという風に思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 通行支障柱の取組状況でございますが,これについては,これまで平成9年度から取り組んでおりまして,平成15年度末現在329本の支障柱を移設しております。16年度,今年度でございますが,約30本について更に移設をしていこうということで,今現在取り組んでいるところでございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 今年度,今30本やっていただいているということで,これにつきましては,調査か何かされて,そういう候補地みたいなものが上がってくるんでしょうか。その辺の30本決まってくるというようなところ,予算との兼ね合いもあろうかという風に思うんですけれども,決まり方というんですか,それをちょっと教えてください。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 通行支障柱につきましては,平成8年12月に通行支障柱等連絡協議会を発足しております。このメンバーについては,道路管理者,また上下水道管理者,ガスとか関電とか電電とか,こういう企業者と共に,この協議会を立ち上げております。

 この中で,支障になる電柱等を現地調査を実施しております。柱の数は約1,000本あったわけですが,そのうち,実際に移設可能な電柱が約700本あるということで,この700本について,平成9年度から順次移設を取り組んできておりまして,現在までに,先ほど申しました約330本について移設を完了しているというところでございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 ということは,もう既に1,000本中700本ということで,ほぼ予定的には決まっているというようなことでございますので,個人資料でも結構です,委員会資料でも結構なんですが,出していただけるのであれば,700本の区域と言いますか,場所と言うか,出せますかね。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 700本の具体的な資料となりますと,出せる範囲で一応考えてみたいと思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 分かりました。無理であれば,また個人的にも伺いたいと思いますので。

 では,こういったことで,非常に電線地中化していただいた所は,三条蹴上にしましても,また祇園の所ですか,非常にどこにしても大変すかっとして,いい形になっておりますし,歩行者の安全という意味からも美観,景観共に合わせて,非常に有効であるという風に思います。国の方でもどんどん進めていくということでございますので,是非とも頑張っていただきたいという風に思います。

 次に,15年度の中で,事故多発地点緊急対策調査ということで,こちらの方900万の予算がついて,実施をしていただいております。この事故多発地点の対策調査について,内容について,簡単で結構でございますので,伺いたいと思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 事故多発については,平成8年度から事故の多い,特に交差点について,交差点改良等の工事に取り組んできております。

 京都市の対策箇所と致しまして69箇所ございます。16年度,今年度の予定箇所も入れまして,大体この69箇所については整備を完了するということで,8年度から事故多発箇所ということで事業に取り組んできたわけですが,15年度からは,また事故危険箇所という形で更に交通事故の防止,抑制するために,また新たに取組を始めているところでございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 分かりました。また,後でこの件については伺いたいという風に思いますが,本当にこの事故多発,また危険,これよく,私も土木事務所の方と現地調査をさせていただきます。当然いつもそこに京都府警が絡んでくることが大変多ございます。なかなか京都市だけの意向でできないという実態がございまして,私も土木事務所の係長さんたちと府警に対して,一緒になって何とかしろというようなお話はいつもさせていただくことが多いわけですけれども,本当に交通の場合,信号等々については公安委員会というような管轄が違うものですから,なかなか思いどおりに進まない。市民にとっては,府も市もないというのが現状でございまして,やはり,そこでいつも事故が起こったりということがあります。是非ともこの点については要望になってしまいますけれども,大変現場としてはやっていただいておりますので,いろんな協議会があると思いますし,またこういう危険箇所についても,どういう基準で選んでいくのかと,声が大きければ,それが基準になるのかどうかというようなことはまた別だと思いますけれども,そういったところでしっかりと取組を進めていただきたいという風に思いますので,よろしくお願いします。

 続きまして,公園の整備についてということで伺いたいという風に思います。

 こちらの方も15年度からずっと進めていただいております。都市公園法によりましても,住民1人当たり公園面積が10平方メートル以上を確保しなさいというようなことがいわれておりまして,15年3月現在で京都市は1人当たり4.51平方メートルということで,10から見ると半分以下ということなんですけれども,これについては,元々京都市には公園が少ないというようなことで,特に下京区とか中京区,上京区,周辺に行きますと,我々右京区,それから山科区,こういった所が各区の基本計画の中でも公園が少ないということでいわれております。

 取りあえず今申し上げました15年3月現在で4.51平方メートルなんですが,その後,この事務事業概要の中でも,新たに幾つかの公園が整備をされてきているということですけども,今16年3月,要するに15年度現在で数字があれば,1人当たり少し増えたと。来年は京北町が来ますので,どんと増えるのかどうかということはあろうかという風に思いますが,それは抜きにして,ちょっと15年度のを教えていただきたいという風に思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 平成16年の7月末現在でございますけれども,わずかでございますけど若干増えております。全部で4.53平米になっております。1人当たりでございます。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 整備をしていただいて,若干増えたというような感じですかね。

 それで,ちょっとお尋ねしたいのが,これは15年決算の関連ということでお願いしたいわけですけれども,昨年右京区の太秦安井の所でイマジカ跡地について,請願採択していただいたと思います。議会の皆さんの御理解をいただいて,請願いただいたという風に思うんですけれども,その辺について,今進ちょく状況,分かる範囲で結構なんですが,教えていただければという風に思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 今,御指摘ございましたように,超党派で御採択いただきまして,本年度予算が100万円付いておりました。そういった中で,整備の構想等,基本計画等についてもその中で考えていくということで,今現在その構想については出来上がってきております。

 今後は,それを基にしながら,来年度要望をしております。来年度につきましては,実施設計等も要望していきたいということで考えております。

 それから,地下には遺構等もございますので,地下の埋蔵文化財の調査も併せてさせていただきたいと考えております。その後,工事をやっていきたいと考えております。

 今後の事業計画等につきましては,当然予算当局とも御相談しながら実施していきたいと考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 大変地元の方たちの御要望も高くて,心待ちにしておられます。本当に私も委員会が違いますので,そういった報告は委員会の中でしていただいているという風に思うんですが,また,機会があれば伺っていきたいという風に思っております。

 続きまして,緑化事業について伺いたいと思います。

 ヒートアイランド対策ということで,実は環境局の方でも調査をしておられまして,この委員会の中でお尋ねを致しました。市役所と西院と桃山,この辺りが非常に温度が高いということが分かっているというようなことを少し頂いておりました。それについてはまた,後ほど資料を頂けるという風に思っておるんですが,建設局の方でも,この中の一つとして,屋上緑化,これについて16年2月,15年度の中で試験施行をしていただいております。その辺のところで今どんな進み具合なのか,少し伺いたいという風に思います。



○副主査(竹内ゆずる) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 今御案内ございましたように,15年12月に京都市屋上緑化技術研究会という名前で4団体をベースに致しました研究会を立ち上げました。そして,16年1月の初めからそれを稼働と言うのですか,動かしております。その2月には試験施行致しまして,2月末から温度等の測定等やっておる最中でございます。一,二年かけまして状況等,どういう植物が一番適しているのかということも,今後そういったものも考えながら,後また,都市緑化推進協議会という組織もございます。そういった中にも私どもの方からも御提案と言うのですか,こういう今状況になっていますので,御論議を願いたいというようなこともさせていただいておりまして,そういった中で早く京都らしい屋上緑化はどういうものかというのを早く結論付けていきたいと考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 もちろん今年の2月からの試験施行ということですから,まずは大体1年たたないと分からないなという風には思うわけですけれども,丁度来年の2月,温暖化京都議定書が批准されるということで,また,今回温暖化対策条例も上程されております。非常に今,注目をされておりますし,大変重要な事業であるという風に思っております。特にこの屋上緑化については,京都市はまだ助成制度とか,そういったものも今検討中ということで聞いておりますので,また資料を頂きますと,調査の結果を基に17年度ぐらいまで見て,その後で検討していきたいということなんですが,是非ともこれ前倒しにしっかりと考えていただきたいと思うんですけど,その辺の御見解はいかがでしょうか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 現在緑に関しましての助成に当たりましては,生け垣助成をやらせていただいておりまして,これが当初300万ほど予算を頂く中でスタートしております。そういった中で,色々昨今の景気の悪さ等で,なかなかそういった緑化についての助成等が減ってきているような状況がございます。これにつきまして,先ほど御案内ございましたように,ヒートアイランドに非常に緩和に寄与しているということもございますので,何とか緑を増やす中の一つとして,そういった屋上緑化,壁面緑化等々について助成できないのかなということを,先ほど申し上げました緑化推進協議会の中でも御議論を今現在してもらっている最中でございます。

 当然,予算を伴いますので,そういったものも十分頭に入れながらということになります。現在の生け垣助成との兼ね合い等も考えながら,今後更に検討を深めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 私も無秩序な助成であるとか,また無秩序な屋上緑化を認めるというようなこと思っておりませんし,本当にきちっとした中で,景観等また効果等々も検証しながらですけれども,決して待つことのない早い手を是非とも打っていただきたいという風に思いますので。特に生け垣助成がどんどん減ってきているということですから,それへの振替え等も考えて,何とか獲得に向かっていただきたいという風に思います。

 後,もう少しなんですが,次に,これは都市計画局でも実はお話をしておったんですが,防犯という観点から,市街灯の設置について伺いたいという風に思っております。

 今,よく認定道路,市道を問わず,非常に防犯上暗いというような所については,土木事務所の方にお願いを致しますと,いろんな条件等あるんですが,色々と知恵を出していただいております。出していただきながら,街灯を付けていただいているという現状がございます。事務事業を見ましても,非常に街灯の数も年々増えてきているというようなことで,非常に夜の防犯について有効な手段の一つであるという風に思っております。

 そんな中で,実はこれは本当に委員の方には申し訳ない,また言っておるなという風に思われると思うんですが,今町中に田んぼがなくなりまして,家がいっぱい建ってきます。建ってくると,当然袋小路であるとか,コの字型であるというような所がたくさん出てきます。こういった所は,本当に民地でありますし,そこの団地と言うか,そこの建売住宅の方がお使いになるという所が多ございます。大概の所を見ていますと,当然工務店と言うか,施工する所が電柱の所に街灯を設置したり,また,ぱっと近づくと,ぱっとつくやつですね。ああいうのを自営でされたりということをしているんですが,また,もう一方で全く何も付いていないと。真っ暗な所があるわけです。当然そういった所では何とか,電柱も来ていますし,何とか付けられないのかといったときに,これは京都市としましても,いろんな基準があると言うか,そこの一定の人のためだけにというのはなかなか難しいというお話を伺うことがあります。色々な業者さんを紹介させていただいたりということで,土木事務所から教えていただいてということですが,やっていただいたりして,町内灯としてやっていただいているという箇所がたくさんあります。

 本当に今,安心,安全なまちづくりということを考えたときに,非常に暗いというのは,子供たちの通学と言うか,夜塾に行ったりというようなこともありますし,後は車上荒らしとかいろんなことが起こるわけですけども,何とかその辺のところで指導強化と言うんですか,これは都市計画局では開発課の方にお願いをしたわけですけれども,実際そういった施工があるときに,この明るさはどうなんだと,明るさの確保と言うか,そういったようなところを建設局の方で所管してやれるものか。又はやっていただきたいという思いがあるわけですけれども,そういったところのお考え何かお持ちですかね。また,持っていただきたいと思うんですけど,いかがでしょう。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 市街灯については,夜間の交通安全の確保に必要なものということで,京都市の道路照明灯設置基準,これに基づきまして,これまで設置をしてきております。

 私道についても,一般通行に付近の公道以上に利用されている道なんかについては,これまでも私道について市街灯の設置をして参りました。

 先生御指摘の開発に伴います袋地とかコの字型の道路について市街灯が設置されていないから暗いということでございますが,開発に関しましては,会社協議という形で,建設局の方も開発業者に対して一定道路の整備については指導しておりますので,その中でできる限り,開発者管理の道路についても開発者の方で市街灯を設置するよう,今後は指導をしていきたいという風に考えております。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 本当に是非ともそういった機会を逃すと後なかなかできないということがありますので,本当にこの開発のときとか,そういった機会を捕らえて,しっかりとお話をしていっていただきたいということを強くお願いしておきたいという風に思いますので,よろしくお願いします。

 後すみません,矢継ぎ早に色々言っておりますが,私道の道路補修で,私道の助成についてでございます。

 こちらについて,15年の事務事業を拝見させていただいておったんですが,大体10件ぐらいがここ平成10年度から続いております。15年度もどうでしょう。15年度の助成件数いかがでしたですかね。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 私道の助成件数でございますが,15年度につきましては11件でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 ということは,ここ5年,6年,ほとんど大体毎年それぐらいということであります。こちらの方は,当然今,公道につきましては,京都市においても舗装率がほぼ完全な状態になってきているというところで,やはり,なぜかしら私道のままで,ほとんど公道に近いような状態で残っている所が,やっぱり我々も市民相談を受けると,調べてみると大体は私道だというような所が残っております。こういった制度についてはお話を申し上げるんですが,ここで一つお願いしたいのが,毎年10件ということなんですけど,これ受付期間が大体5月から6月で,2箇月間ぐらいなんですね。何とかその辺のところを,予算枠を取っていただいていいと思うんですよ。通年でこの申込みができるような形とか,後,要件の緩和。これは助成が平成10年までは3分の2だったのが,今は2分の1ということで,これは厳しい財政状況もよく分かります。分かりますので,その辺のところは色々と協議しながらお願いしていきたいと思うんですが,まずはこの受付期間,2箇月ほどなんですけども,この辺の緩和を含めて,ちょっと考えていっていただけたら,少しはこの10件というところからもう少し増えてくると思いますし,またこの私道の補修というものについて,京都市が手を差し伸べていただくということは,本当に納税者の立場からしましても,ああ,本当に京都市ってやってくれるんだなと,言えばやってくれるんだなというようなことで,大変有意義でもあるし,また,市民の皆さんにとっても,目に見えると言うと変ですけれども,大きなことも当然必要です。と同時に,生活レベルでのこういったことも大変重要ではないかと思いますので,その辺のところを御検討いただきたいという風に思うんですが,今聞いていかがでしょうかと言ってもなんですけど,どうですかね。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 私道の舗装助成制度につきましては,昭和46年度にこの制度を設けておりまして,制度発足以来30年以上たっているということで,一定この制度の見直しが必要ではないかということで,現在考えているところでございます。

 まず,その先生御指摘の応募期間を5月から6月という短期間ではなしに,もう少しスパンを長くした形で応募期間を設けていきたいという風に今考えているところでございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 湯浅委員。



◆委員(湯浅光彦) 

 はい,今非常にありがたい答弁をいただきました。是非とも検討いただきたいという風に思いますので,よろしくお願いします。

 以上で終わります。



○副主査(竹内ゆずる) 

 進行します。砂川委員。



◆委員(砂川祐司) 

 今,京都市営と言うか,京都市立と言いましょうか,京都市が所管する道路のキロ数と,トンネルの数の,そして橋の数を,数字を挙げて発表していただきたい。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 京都市が現在管理しております橋のまず数でございますが,全部で2,326橋ございます。そのうち,橋長が15メートル以上の橋は326橋ということで,大部分が15メートル未満の短い橋だということでございます。

 また,トンネル数につきましては11箇所ございます。

 本市が管理しております道路延長については,約3,200キロメートルございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 砂川委員。



◆委員(砂川祐司) 

 今度合併いただきます大きな町も一緒になるわけですから,また増えるわけでございますが,さて質問でございますが,今から後一月ちょっとしますと,10年目の阪神大震災が来るわけでございますが,あのような,ついこの間の,一月前,ちょっと前の新潟の地震でございますが,その2,326,そして11のトンネル,そして3,200キロと言うか,それはどの辺の震度に耐えられるのかの基本的な設計をしているかということをお教えくださいますように。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 まず,橋については,平成7年に兵庫県南部地震があったということで,それ以降,都市防災上重要な橋りょうを中心にまず耐震補強の工事を実施しております。

 それと,トンネルについては,先ほどの兵庫県南部地震以降も,特にトンネルについては地震に対して特に補強をすることがないということで,技術基準も改定されておりません。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 砂川委員。



◆委員(砂川祐司) 

 これから皆さんを責めるような感じで質問致しますので,どうぞその点御理解願いたいと思っておりますが,実は,思い出していただきたいんですが,ソウルのオリンピックが終わりまして,本当に韓国がいよいよ世界にごしていけるというようなそういうときに,ソウルの大きな町を走っている,流れている漢江,あの橋がぽとんとつぶれてしまいまして,その当時の韓国のテレビ局は,あかんなと,韓国は何してもあかんなと,落ち込んでいますと。日本を見習いなさい,日本はあのような素晴らしい国やと,職人芸がそこに光り輝き,そして,やっぱり韓国はあかんなということを,韓国のニュースが語っていらっしゃいました。さて,それは十何年前になるんでしょうか。

 翻って,また10年前の地震,そして新潟等々を見まして,その間,例の阪神高速の橋けたが折れたり,曲がったり,鉄筋が露出したりしておりましたが,そこで申し上げたいのは,お聞きしたいのは,あのときの記事を思い返していただきたいのは,折れた塔から,工事現場のかすと言いましょうか,ごみと言いましょうか,コンクリートをするときに,ありますな,木のするやつとか,いっぱい出てきました。プラスチックとか。あのときは,だれも見ておらない,しめしめ,見ておらないわよ,いけいけ,もうかったら仕舞いやと,そういう天下の一流の会社がそのような行儀の悪いこと。だから,私が思うのは,九牛の一毛と言うか,本当に地震があったときには出てくると思うんですよ。京都はいよいよ,これは脅かしじゃないですけれども,5年前,6年前に,後30年しましたら50パーセント,後30年と言うたら24年ですやんか。そのときに,あんだけぴしっと見ておった皆さんが,さてさて,後見たら手抜きのぼろぼろの鉄筋が10本入っている所8本,そして高速のようなものですね。そのようなものが出てくるような,ない方がいいですよ,それは,想定のことを話すのは非常に失礼と言いましょうか,言うたらあかんことやけどね,それを今から考えておかなと思っています。ないものを言うたらおかしいと,返事もなかなかしにくいけど。せやけど,その点は,どうぞ皆さん,過去の先輩がやったことについては,ここで我々の違う世界からお教え願いたいのは,過去の先輩がOKになったものをそれから10年,15年たったときは,あれはもう時効だったよ,知りません,あれは建築から福祉に行っています,あれから教育委員会に行きました。先輩の責めを今さら言うのはありません。また,業者は関係ありません。なぜならあれから15年なりました。なんぼ10本の鉄筋を1本しか入ってなくても関係ありませんと,一体どうなっている,その場合は。お教えください。大変なことですよ,これから。確実に来るんですよ。そのことを思えば,市民がゆったりと安心して,橋とかトンネルとか道とか,そして公共の安全を基としたそういうものになかなか,心に疑いの目を持っていきますよ。その辺の過去における責任の所在はどうなっているんでしょうか。どうなるでしょうか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 土木構造物の施工不良箇所の責任問題ということでございますが,京都市では,土木工事についてはできる限り現場監督の方が現場に出向きまして,段階検査をして,工事の確実な施工を指導するということで,先生御指摘のような不良工事は,これまでになかったと確信しております。



○副主査(竹内ゆずる) 

 砂川委員。



◆委員(砂川祐司) 

 あなた今なかったとおっしゃいましたな。なかったら,あったらどうするかという質問,それは愚問と言うか,そんなことは控えなあかんけども,さあ,今度の地震があった場合,さて皆さんがおっしゃったのは本当かどうかや。私も期待してしませんで。あった場合,どうするかということですね。ほな砂川さん,あんたどうしまんねんと,さあどうしたらいいかと,そんなことを今言うには,もう答える必要ないですね。先輩のないことをあるようなことも言うては失礼と言うか,無礼と言うか,不そんと思いますから,それは言わしませんけどね。そういうことをしっかりしてもらわな困りまっせと言うてるんですよ。いいでしょうか。

 あたかも歴史的な,今年の12月8日は過ぐる戦争の日米の真珠湾攻撃のとき,アメリカはちゃんと分かっておったと,日本が来るのを初めからちゃんと分かっておって,どうぞおこしやすと。それで,そういう文書をすべてアメリカの外交図書館に残っていますよ。それ来た,それ来た,それ来た,どうぞ撃ってくださいと,そのような外交,だからそれで言いたいのは,いいですか,そのときの日本の外交官は,前日にパーティーして,そして帰ってきたら日米開戦や,そして帰ってきたら,素晴らしい外交やって,最後は,戦後は外務次官までいったんですよ。そういう責めをしないで,そしてむしろ立派やと言われているんです。そのため日本はどんだけ過去において卑きょうだとか,真珠湾攻撃とか,アンフェアだと言われたことか。その責任者はだれも,いいですか,だれも取られしませんで,公務員は。だれも取らしません,むしろ万歳,良かった,素晴らしいと。アメリカは良かったと,あれで日米開戦がこじつけたということで。そういう役所と言うか,だれも責任取らんということ,それを申し上げたいんですが,頼みますよ,皆さん。何もないとおっしゃいましたよ,今。私はそれは聞きました。どうぞ皆さん,市民に大丈夫ですよということを,場所をかえても言っていただきたいと思っております。非常に厳しいことを言いましたが。

 次に,今聞こうかと思ったら,屋上の緑化のことでございますが,私聞きたいことがあって,ちょっと同時進行ですが,屋上の緑化のことでございますが,京都アクアリーナですか,西京極のあれを見せてもらいましたら,屋上に芝生がちゃんと繁茂しまして,そして,温暖化またエアコン等々に非常に貢献しているというようなことを見せていただきまして,ああさすがやなということで,安心したわけでございますが,その中で,レポートが既に届いておりまして,2月25日に屋上緑化のをやりまして,7月の熱い,7月30日の3時に40度を記録しましたと。そして,そのときのコンクリートは51度でした。そやけども,芝生の上では33度。だから,約20度の温度の低下が認められたと書いてありますね。素晴らしいやありませんか,これは。私思うてます,これは素晴らしいと。こういうことをやはり建設の前の段階であると,その役目は設計者ですので,そもそも京都市内に設計士さん何人いらっしゃるのですか。一級建築士か二級でもよろしい。何人ぐらい登録されて,設計士さんいらっしゃるんでしょうか。

 分からんかったら,別にかましませんで。



○副主査(竹内ゆずる) 

 北島部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 すみません,数字を把握しておりません。



○副主査(竹内ゆずる) 

 砂川委員。



◆委員(砂川祐司) 

 私は,申し上げたいことは,このような素晴らしいレポート,報告が出ているのに,これを自分たちで秘めとくのはもったいないと思っています。いいですか,ここに出ましたように,7月30日40度,そしてコンクリートは51度,せやけども芝生は33度でしたということ。こういうことを,こういうレポートを設計者に渡して,送って,切手代要りますよ,封筒代も要りますけど,手間賃も要りますけどね。こういうことを是非設計者に渡して,京都市はこのように取り組んでいます,そして皆さん頼みますよ,設計士さん,あなたが温暖化のあれに寄与しますからという,そういう素晴らしさを大いに発露できるようなアイデアはないですか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 現在,都市緑化協会の屋上で試験施行をやらせていただいております。これの,砂川先生がお持ちの,現地説明会資料等をお持ちだと思うんですけれども,その中に,温度が20度ほどの差が出ているということを表記しております。

 これ,室内でどれだけ温度が下がると言うか,冷房等夏場入れますけども,冷房等を入れなくて済むのかどうかという,いろんな条件がございまして,大体国の方からも,国の方もいろんなデータを持っておられまして,聞くところによりますと二,三度ぐらい温度が下がるという風なことも聞いております。したがいまして,屋上緑化はそれだけの温度を下げる効果があるという,それからヒートアイランド等,環境には非常に役立つというようなことでございます。

 そういった中で,私どももこれをPRするために,都市緑化協会の屋上でやっています実験場を市民の方に見ていただくということで,4月の終わりから5月の初めにグリーンフェアをやっております。それから,10月10日,11日ぐらいに,2日間ですけど,土日でございますけれども,これも秋のグリーンフェアをやっております。こういった中で,実際に現地で説明等もやらせていただいて,PRもやらせていただいております。今後もこういった活動を,PRを広げていきたいと考えております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 砂川委員にちょっとお聞きしたいんですが,まだ質問は長く続きますでしょうか。もしあれでしたら,いったん休憩を取りたいと思いますが。



◆委員(砂川祐司) 

 後七,八,十分。



○副主査(竹内ゆずる) 

 じゃ,このまま質疑を続行します。



◆委員(砂川祐司) 

 さて,やっぱり素人考えと言いましょうか,屋上に土を置いてやると,根がよく土に広がり,よく地上には繁茂するというようなことですが,屋上の防水を,メリメリとつぶしていき,それからコンクリートを割れると言うか,そういう素晴らしい生命力からして,技術的にどうでしょう,こういう風なのはまだまだ今始まったばかりですので,今に結論を出すというのは拙速的ですけれども,素人考えでは,こういうことを聞かれた場合,どの辺まで技術の発表の段階に来ているかということをちょっとお教え願いたいんですが,いかがでしょうか。



○副主査(竹内ゆずる) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 木の,植物の生命力というのは非常に強うございまして,御案内のように,コンクリートの中にも入っていくぐらいの生命力を持っております。少しのクラックでも,その中に割り込んでいくと言うんですか,そういった拡大していって建物の崩壊につながるというようなこともございます。そういうことのないように,かならず防根シートと言いまして,根を断つ,防ぐためのシートがございます。これを必ず敷きまして,各地で施行されている。私どもの実験場につきましても,同じようなことをやらせていただいております。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 砂川委員。



◆委員(砂川祐司) 

 最後になりますが,さっきも出ましたけども,緑,京都の町の緑でございますが,補足的な質問でございますが,木は増えてますでしょうか。えらい分かりやすい質問でございますが。京都の町では,木が増えているんでしょうか。つまり,緑の覆う率が高くなっているでしょうか。公園を造るんじゃなくて,どうでしょうか,ウィーンの森のように,どんどんと確実に緑が増えているでしょうか。15センチの15本をすると車1台分の排気ガスを浄化するわけでございますので,その辺はどんなものですか。我々,あなた方皆さんに対して,やはり地球環境というようなことは看過できなくて,あえて最後に聞かせてもらいます。木が増えているでしょうか。それで終わります。



○副主査(竹内ゆずる) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 京都市内でもいろんな街路で事業をやらせていただいておりまして,その中には歩道が必ず付くかと思います。そういった歩道の中に緑を増やすということで,緑を植えていただいております。そういった関係上,道路の延長が延びれば延びるほど,緑が増えていくと私ども考えております。すぐには増えていかないですけども,着実に増えていっているような状況でございます。

 以上でございます。



○副主査(竹内ゆずる) 

 質疑の途中ですが,暫時休憩致します。

    [午後2時58分 休憩]

    [午後3時23分 再開]



○主査(山本正志) 

 分科会を再開致します。川中委員から発言取下げの申出がありましたので,御報告致します。ありがとうございます。

 休憩前に引き続き質疑を行います。高橋委員。



◆委員(高橋泰一朗) 

 大変朝から厳しい御意見がたくさん出ておりますけど,私は,一番大きな問題は,やっぱり高速道路の問題だと思うんです。な辺にこの理由があったか。今御案内のように,京阪神と名は付いていますけど,京都には本格的な高速道路が,広域的には名神高速道路等々がありますけど,本当に都市内高速道路がたいへん遅れてきた。そこに今の悩みが出ておるのではないかと思いますので,この辺について,まずは局長からその現在の取組の中で苦労しておることについての御意見を伺っておきたいと思います。



○主査(山本正志) 

 中島局長。



◎建設局長(中島康雄) 

 京都高速道路は,21世紀の京都の発展のためにどうしても必要な道路やという風に私ども考えておりまして,一部反対の御意見もございますけれども,そういう点で事業が遅れておるということは非常に残念に思っておるということでございます。

 それと,もう一つは,今日色々御意見ございますが,阪神道路公団の民営化の問題でございます。これは,私どもとしては,ある意味降ってわいたようなことでございます。この民営化につきましては,先ほどから説明しておりますが,道路が開通後50年の期間での債務償還ということが,会社の設立以後45年間で償還しなければならないという大変厳しい状況になっておるわけでございます。そういった中で,出資率のかさ上げですとか,事業区分の見直しというようなことが阪神道路公団から来年度の概算要求に伴いまして出てきておるわけでございまして,当然民営化に伴います債務償還の厳しさというのは,我々一定理解はするわけでございますけれども,京都市,私どもの建設局の予算に致しましても,ぎりぎりのところ,どうしてもやらなければならないものを最低限のところで予算を組んだ中で事業執行しているという状態でございますので,これ以上の負担は,本当に京都市全体としましても苦しいですし,私どもとしても大変苦慮しておるところでございます。

 そういった中で,まず1番目には,阪神道路公団の要求について,これをうのみにするということでは当然ございませんで,まず第1番にはできる限りのコスト縮減をしていただいて,最少の経費で早期にやっていただける,そういう方法がないのかということで,今話をしておるところでございますし,その後どうしても公的な支援が必要であるという部分については,考えていかなければならないという風には一定覚悟はしておる部分がございますけれども,今はともかくコスト削減,その他の方法を用いまして,できる限り負担が少なくなるように,まずそれを要求して参りたいと,そういったことを考えているところでございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 高橋委員。



◆委員(高橋泰一朗) 

 お分かりのように,油小路通,いわゆる新堀川通,これはやっぱり竹田のお百姓さん,下鳥羽,横大路等々の区画整理の減歩率で道路用地を確保しておった。ですから,やっぱり,その当時の市民の犠牲の中で出来上がっておる公共用地ですから,ただ単に道路があるから入ってくるというような道路ではない,これは半世紀以上前からこうあるべきだという計画の下に立案されたんですから,今現状,国も地方自治体もどうにもならない,そして公団も先ほど来御質疑のあるように,何兆円というようなばく大な借財を背負って,お先真っ暗だから民営化に行くといえばもう一つ真っ暗になるのではないかと,危ぐの念を抱いております。ですから,その辺もやっぱり,主張すべきことは主張して,そして,やるべきことはやっていただかなければ,特に内陸都市ですから,港もない,そして高速道路もない,しかも南北の大きな幹線道路になるんですから,この道路の早期完成というのは,みんなが待ち望んでおる道路ですから,これが遅々として進まない。それは阪神高速道路だけに問題があるのではなく,国だけに問題があるのではなく,やっぱり,京都市の対応にも私は問題があるんだと思うんです。

 特に幹線道路費,予算では55億3,700万円の予算に対して,執行されたのはその半分,そして29億100万円も繰り越しておる。用地買収の遅れだとか,先ほど来,冒頭に説明がありましたように,建設局の決算を見たら,ほとんど地元調整が遅れただとか,用地買収が遅れたと,そんなことばっかりが冒頭に説明があります。もっと真剣に,この厳しい財源の中で,1年がかりで皆さんは各局の予算を作り上げておる。建設の予算も夏ごろから掛かって,秋ごろにまとめて,そして12月から1月にかけて内示があって,復活をして,獲得された予算ですよ。何でこれだけ残すんです。私は,ここらの執行体制が局挙げてもっと真剣に対応しなければ,市民の負託に答えられるどころか,市民から不平,不満を増幅する要因になると思うんですけど,この件について,まずはお尋ねしておきたいと思います。



○主査(山本正志) 

 中島局長。



◎建設局長(中島康雄) 

 予算の不用あるいは繰越しの件につきまして,大変厳しい御指摘をいただいております。言い訳の言葉がないと言うか,御指摘のとおりとは思います。

 ただ,昨年の場合は,国庫負担の認証で多額の補正をやった関係がございます。それで,どうしても12月の補正でございますので,それ以降の設計,施工ということになりますと,どうしても翌年度にまたがるという事情はございます。そういう事情はございますけれども,御指摘のとおり,地元の調整,あるいは用地買収の遅れということで,どうしても翌年度繰越しということになりますけど,翌年度繰越しについては,これはやらないということじゃなしに,それは引き続きやっていくということでございます。不用につきましては,もう一回改めて,いったん落として,もう一回挙げ直すというようなことになるわけでございますけれども,いずれにしましても,折角頂いた予算を有効に使えるように,できる限り早期に工事に着手,あるいは完成ができるようなそういう取組を,局を挙げまして,今一度心を引き締めてやる所存でございますので,御指摘の点は真しに受け止めまして,そういう風に努力させていただきます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 高橋委員。



◆委員(高橋泰一朗) 

 御案内のように,私は道路というのはそこに住むだけの人の利便性を向上するのではなく,京都市全域の中での,特に高速道路というのは京都の浮沈に掛かっておる,内陸都市ですから,これをしっかりしなければ,流通が詰まってしまうんですから,その辺も含めていろんな影響が発生するんです。そして,公害が増幅するし,COP3の発信都市でありながら,どうなんですか,秋の交通のマヒ状態。これらに対する本当に抜本的なメスが入れられておるのかどうか。もうこれ以上来られても,通ることができなければ,ストップしたらどうなんです。それはそれなりの価値があると思うんです。ですから,やっぱり,京都市は物理的にこれだけの道路の許容範囲しかない,それにどんどん全国から自動車が来ても,来られない,観光にも行けない。そうすれば,どういうような方法があるかということをもっと早く察知して,PRして,そして来られる方にも安心して訪れていただけるような町を構築するにも,これはやっぱり,現在の理事者の知恵の出し様がそこに存在しておると思うんです。ただ単に委員会が,市会があるときだけが論戦ではなくて,日々,やっぱり闘っていただかなければならない。

 私も地域のことで,道路を造ってほしいということで,上板橋通もきれいになりました。初め行ったときは,交通は要らん,自動車は要らんと言われて,朝な夕な,どうにもならない道が1本通りまして,大変喜んでいただいておりますけど,これもやっぱり,毎週毎週会合をして,ここはこうあるべきだということを説得して,用地買収に応じていただく。そして,その努力はやっぱり,朝昼晩,その家が夜しかおられなかったら,夜に行ってでも話し合ってやるという熱意がなければ,そう簡単に早々に解決できないんですから,それはお宅の用地買収ができるかできんかによって,仕事が遅れるんですから。特にこの高速道路というのは普通の道路ではないんですから,それはそれなりに認識していただいて,三者三様に公団も汗する,京都市も汗する,地元も汗する,そのことによって可能になってくるんですから,安穏と構えておって,日々その営み,そのチャレンジ精神を忘れては,私は道路というものは出来上がらないと。しかも,多くの予算を持ちながら,それを繰り越さなければならないという,こういうような事態が私は何年続いておるんだということに大きな疑問を持っております。

 できれば過去10年間,予算はこんだけ持ったけど,これだけしかできていないという,そういうような資料も一度作り上げて,これでは我々も努力しなければならない,そういうようなものを掘り下げて,検討課題としてみんなが認識しなければ,局長だけが知っておったり,部長だけが知っておっただけでは,仕事は進みませんから,全庁を挙げて,不退転の決意でこの問題に取り組むんだという姿勢がなければ,前に進まない。なんぼでもなんぼでも,悪い方に増幅しているんですから,国も金がない。公団も借金でどうにもならん。地方自治体も金がない。そうしたらどうするんです。途中でやめられる事業だったら,すぐにやめたらいいと思う。しかし,やめられない事業なんですよ。だから,命懸けでやってもらわないかん。それに対する取組が,やっぱりぬるい所があるのではないかと。もっと物理的に掘り下げて,計数的にもみんなに認識させて,対応していただかなければ,本当にお困りになるのはその地域の方であり,それを利用して営業活動にも市民生活にもプラスさせようというそういうような夢が破れているんですから,それに対する対応をどう今後お進めになるか,大変難しいです。公団にもどうにもならない。阪公もどうにもならない。国へ言ってももう一つだというようなことですけど,幸いにして財務大臣には地元の谷垣さんがおられるんですから,やっぱり大きな予算もそこで頂いて,国からも大きな支援を頂きながら,京都は戦略的にどうあるべきかということも問われているんですから,その辺に対する御所見を賜っておきたいと思います。



○主査(山本正志) 

 中島局長。



◎建設局長(中島康雄) 

 先ほど来の御指摘でございますけれども,京都は港がない,空港がないということで,どうしても車に物流を頼らなければならないということでございますので,何としても京都高速道路をはじめとした道路整備というのは進めていく必要があると。これは不退転の決意でやっていく必要があるという風に考えております。

 京都の都市計画道路を予定しておりますけれども,やはり大阪,神戸に比べて,まだ60パーセント台だったと思いますが,遅れておるということで,いろんな道路のお話も先ほど来出ておりますけれども,そういったものもすべてやはりやっていくというのが私どもの使命であるという風に考えております。

 確かに阪神道路公団,京都市,国も財政的に苦しいという状況はございますけれども,私どもとしましては,京都の創成策もございます。この京都というものを世界の京都,日本の京都として,そして将来とも,市長が申しておりますいつまでも光り輝くものとするためには,やはり,ハード面の整備というのは重要ですし,まだまだ遅れていると。公共事業についての色々御批判もあるわけでございますけれども,特に京都については十分でないという認識をしておりますし,まだまだ我々としては進めていかなければならないものがたくさんあるという風に思っておりますので,これは国も府も要望して参りたいという風に考えておりますし,議員の皆様方の御支援も得まして,我々京都市全体が一丸となって,そして,議員の皆様方のお力も借りながら,何とかそういう財政的な支援等が得られるような形で,市の負担が少なくて,早く整備ができるという方法を探っていきたいという風に考えておりますので,御支援のほどよろしくお願い致します。



○主査(山本正志) 

 高橋委員。



◆委員(高橋泰一朗) 

 御案内のように,貴重な財源を有効に活用しなければならない時,しかも制度的に大きな変革の時を迎えて,普通のエネルギーでは,これはクリアできない。ジェット機を挙げて,局挙げて取り組むというぐらいの心構えがなければなかなか前へ進みません。ですから,大きく市民の前に工事をやっておるという所が,橋りょう,橋けたが出来上がって,橋りょうが架かってきているんですから,予定どおり目的を達成するために,ウルトラCのエネルギーを注入していただいて,そして,今頂いておる予算に持っておる予算をできるだけ消化してもらわんことには,私は前へ進まないと思いますので,一つよろしく頑張っていただきたいと思います。

 次に,これも問題になっております,大分出来上がってきておるんですけど,伏見神足線,この辺の進ちょく状況,これはまたある意味においては,南北の大きな循環路線としての位置付けが求められておりますので,これに対するお取組についても伺っておきたいと思います。



○主査(山本正志) 

 古川部長。



◎都市整備部長(古川幸隆) 

 六地蔵神足線,六地蔵から神足ということで構想されていて,今,向島から神足までは都市計画決定されている路線のことではないかという風に思うんですけれども,今の向島から神足の間につきましては,都市計画決定されておりまして,その一部を区画整理ということで取り組むということで,5地区ということで取り掛かったところでございます。

 後,その東の方ということで,向島から六地蔵の間でございますけれども,ほとんどの区域が宇治市域になります。宇治市の方が中心になって都市計画決定をしていただかないとということで,お話を伺っているんですけれども,なかなか動きが悪いと言うか,ないという状況でございます。何度も私どももお話はさせていただいたり,あるいは,都市計画局の都市計画課の方を通じて話しさせていただいたりということをしておりますが,そのような状況になっております。



○主査(山本正志) 

 高橋委員。



◆委員(高橋泰一朗) 

 それでは,特に広域的な路線でもありますので,宇治市との取組も一つしっかりとやっていただきたいと思います。

 次に,区画整理事業内,特に伏見西部第一,第二はほとんど完了しておるんですけど,これの施行で区画整理をしたんですけど,減歩率はその当時厳しくて,余り周辺のいろんな付帯工事が遅れております。それについて,ようやく下鳥羽地域では,昔は高瀬川から西へ向けては田園豊かな,本当に田んぼばっかりやったというような所で,農家の皆さんが営々と農業を営んでおられた,それのみの住宅であったんですけど,最近は大分,御案内のように,京セラ本社が行ってから大きく変ぼうしてきております。しかし,相変わらず水路の問題で,昔は田んぼでしたから,道路があって,そして一段下がって水路があって,水路と道路の間に段差がある。そのために溝ぶたができないというようなことで,大分土木事務所を通じて色々問題をお願いしておる件があちらこちらにあるんですけど,この辺の取組は,土木事務所に言わせたら予算の許す限りということで,予算がないのでと一蹴されるんですけど,この辺のお取組はどのようになっておるのか伺っておきたいと思います。



○主査(山本正志) 

 古川部長。



◎都市整備部長(古川幸隆) 

 伏見西部一地区につきましては,既に換地処分が終わっております。伏見西部二地区につきましても,来年度換地処分ということで考えております。

 ただ,まだ水路につきまして,引継ぎの手続が時間が掛かっているという現状もございます。先生御指摘の水路の片一方が高くて,片一方が低いという状況でございますけれども,整備した当時,片一方が道路で,片一方が田んぼであるとか,あるいは,片一方が宅地で片一方が田んぼであるとかいう状況があったのではないかなという風に思いますけれども,その状況の改善と言うか,そういうことにつきましては,実際に具体的な場所を見て,何かできるかどうかということをまた検討させていただきたいという風に考えておりますので,具体的な場所もまた御指摘いただけたらという風に考えております。



○主査(山本正志) 

 高橋委員。



◆委員(高橋泰一朗) 

 その件はよろしくお願い致します。

 次に,先ほどもお話がありましたけど,公園の問題で,特に広域的な避難地としては小学校の運動場だとか,そういうような所は充てられておるんですけど,公園面積は,特に伏見では小規模開発による小さな公園はあるんですけど,本当に公園らしい公園というのは,京都でも数えるほどしかないという状況ですけど,最近伏見はお酒屋さんがちょっと不振でございまして,ほとんどがお酒屋さんが退いた後がマンションになるんですけど,この辺はやっぱりいい土地ですので,公園として求めるようなことはできないのかどうか。私は,先ほど来,全国の平均の半分にも満たない公園用地であるのでございますので,やっぱりいったん緩急があったときには,そういう風な広域的な空間用地が必要だと思うんですけど,公園に対する取組の建設局の意向を伺っておきたいと思います。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 先生からありがたいお話でございまして,私どもできましたら,そういう用地があれば,予算を伴いますけども買っていきたいんですけど,何分予算がなかなか確保できないというようなことで,当然私ども与えられた使命というのも,そういう避難地を,何かいざというときにはどこか逃げる所がまず大事だと,これは火災も地震も,それから水害もそうですけれども,その必要性は重々感じております。ただ,今現在も学区の中で15学区,公園のない所もございます。そういった所に力を入れながら,なおかつ公園の整備も,そして古くなっている,30年,40年たっている公園もたくさんございます。そういった所の再整備も併せて今現在もやっておりますけれども,これもすべて予算と相談しながらやっているような状況でございます。

 今後ともいい物件があれば,また見させていただくなりしながら,何とか予算も確保できればいいと考えておりますし,今後ともそういった面にも力を注いでいきたいと考えております。



○主査(山本正志) 

 高橋委員。



◆委員(高橋泰一朗) 

 それから,今年からちびっこプールが御案内のような予算難と,そしてもう一つはあちらこちらにプールが出来ておるので,使っておらないような所は閉鎖するということで,ちびっこプール,使ってない所はほったらかしにしてある。そうやったら,公園用地として,もう少し使わないならば365日使える公園用地として整備をするぐらいの感覚がなければ,将来使うんだったらいいんですけど,使わないならば,やっぱり公園としての位置付けを求めて整備をしなければならないと思うんです。この辺に対する取組はどうなっているのか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 今年度からちびっこプールについては廃止をさせていただきました。そういった廃止に当たりまして,私どもも,今先生御指摘のように,365日使えるという,ただ夏だけではなくて,365日使えるような状況に持っていくということでの廃止でございます。したがいまして,そういう形で今後も努力をさせていただくとともに,どういった整備かは,当然地域の方とも,私どもの考え方はございますけれども,それも提示しながら,地域の方の御意見等も頂きながら,再整備に取り組んでいきたいと考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 高橋委員。



◆委員(高橋泰一朗) 

 もう1分を切りましたので,多くは語らないと思うんですけど,もう一つだけ,地元に南部公園というのがあるんですわ。全くの道路から閉鎖された公園で,そこにまたプールがあるんです。大きいプールが。前,スイミングスクールをやっておられた。それもここ二,三年つぶれたままになっておるので,この辺に対する,使わないなら使える方途を考えてもらわんと,公園というのは何も建てられないんですから,その辺も含めて,一回公園の見直しを,現状の公園はどうなっているのか,そして,それは市民のニーズにこたえられておるのか,その辺に対する再点検もよろしくお願いしたいと思います。



○主査(山本正志) 

 進行致します。加藤広太郎委員。



◆委員(加藤広太郎) 

 今年は本当に異常気象などもありまして,大変な被害なども出ているんですが,右京区でも先日の台風で15件の床上とか床下浸水など出ました。それで,嵐山の渡月橋の所でも浸水になったんですが,ここの地域,流下能力というのが1秒当たり1,000トン,非常に流下能力が低いということで,ここを上げるためにはいろんな方策が要ると。基本的には,淀川水系への工事ということで,大下津の所,引堤の所とか,住民の方々に転居していただいて,堤防を広げていくとか,河床を広げる,こういったところのことがあるんですけども,やはり,今回の水位を見ておりますと,桂水位の所で,警戒水位3メートル85なんですが,危険水域480に対してピーク時が4メートル22ということで,大変危険な状況までいったと,こういうことがあるんですね。後でも有栖川の問題を含めて言うんですが,先ほどしましたように,この大下津の所を含めての今の現状と見通しというのがどこまで来ているのか,この点について初めにお尋ねしたいんですが。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 今御指摘の宮前橋の所の大下津,それから水垂の引堤の関係だと思いますけども,私ども国土交通省の淀川河川事務所が所管しております。詳しくは私存じ上げませんので,ちょっとこの場では御回答できるような状況ではございません。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 加藤委員。



◆委員(加藤広太郎) 

 内水の問題も新たな今度は大きな課題なんですけれども,こういった桂川自身がそういう,淀川自身が改修など本当にしていかなくては,幾ら市内のところの河川をずっとやったとしても,例えば有栖川の例やったら,なかなか桂川の水位が上がったら,もう水が流れないということがあるわけですから,そういった意味では,京都市内とも非常に深いかかわりがあるんですから,やっぱり部長の所はそういった状況などもつかんでもらうと。市民のところがそのためにも場所を替えたり,いろんなせんなんということでの状況があるわけですから,ね。しっかりとこういう点はつかんでいただきたいなという風に思います。今の現状ですから,仕方ないと思うんですが。

 それで,私ども,やはり,河川の改修ももちろん必要ですけども,そういった意味では,今回水共生プランに見られたように,総合的な治水対策というのが,もっともっと多くの企業だとか市民の協力の下で,行政が先頭に立ってやるべきだということ,これも私,2004年の,丁度4年前の本会議のところでこういった問題を取り上げて,具体化されてきたということ,非常に喜ばしいんですが,ここで一つ,当時のときにも問題にしましたように,西京の土木事務所の所に造りました桂雨水貯留地の問題ですね。これが貯留容量7,000トン,工事総額13億3,600万。当時から,本当にこういった巨大なお金を投じる工事が必要なのか,施設が必要なのかと疑問を投げ掛けているという経過があります。先日頂いた資料があるんですけども,供用開始をして以後,4年間ほどたっているんですけども,7,000トンの容量が必要だという風にやられてしてきた。しかし,2,000トンを超えた貯留があったというのは,わずか4回なんですね。それは雨量がそこまで行かなかったうんぬんというのがあるかも分かりまんけども,例えば今年の大きな台風の21号だとか,23号,先ほど指摘したような。そういったときには471トンだと。188トンだと。これは今年の6月ですか,1−1幹線などが供用開始をしたということがあるんですけども,当時からそういう計画を含めて,本当にそれが必要なのかという風に言うてきた経過もあるわけで,本当にこういった133億も掛けてやる必要があったのかどうかということが改めて今の時点に立っての反省をしなくてはならないという,そういう思いがするんですけども,皆さん方はやっぱりこれ必要で,今後も必要だと,こういう風に思われているんでしょうか。いかがでしょうか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 今御指摘の西京土木事務所の構内にございます7,000トンの貯留でございますけれども,これにつきましては,桂川の右岸流域一帯を捕らえた総合治水の中での一つでございます。下水とそれから建設,お互いに協力しながら,現在も雨水対策を進めております。まだ,すべて完成しておらない状況でございます。具体的に申しますと,昔の川島街区公園の所に3,500トンほどの雨水貯留地を造る予定がいまだにまだ出来ていないような状況でもございます。そういった中で,街路の下に貯留施設を造るというようなことも考えております。まだまだ雨水対策は不十分であると考えております。今現在目指しておりますのは,10分の1の確率に対応できるような桂川右岸対策を現在施行中でございます。まだ完成していないような状況でございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 加藤委員。



◆委員(加藤広太郎) 

 今,部長がお答えになったのは,当時からそういったことをされて,総合的に呑龍の問題,いろんなところでずっとやられているということは私ども承知のうえです。しかし,これからももっとそういうことが必要だというようなことについては,ちゃんと見直しをする必要があるのではないか。下水道マスタープランのところもそういった大型貯留管有りきだから,そういったことは見直しをしていこうということなど,私ども要求し,計画の見直しまでいっておりませんけども,事業の先延ばしを含めて総合的な治水対策という点が今,全庁的に打ち出されようとしているわけですから,この点をしっかり見抜くということもせなんだらいかんのではないか。

 私も当時のときの議論で,こういうことをやったということを今も思い出すんですね。例えば13億3,600万を掛けるならば,今地価はもっと下がっていますけど,例えばその当時坪当たり60万,高く見積もったとしても2,226坪も買えるんだと。こういった土地を買って,通常は多目的グラウンドということで多くの市民に使いながら,こういった所を例えば30センチほど掘り下げて,そして一時的に貯留し,浸透させる,そこに流すというようなことなどもやっていけば,こういう大型貯留管をせんでも市民にも喜ばれるし,もっともっとできると,そういう精神が今回のプランなどにやっぱり生きてやっていかんなんと思うんですね。

 そういう折角水共生プランというのを作って全庁的にやっていこうというときに,もう施設を造るという計画はそのままいくんだというようなやり方は,やっぱり適宜見直していくということを含めてやっていかんといかんのではないか。いつまでたっても,確かにヒートアイランド現象の問題ということがありますから,いつ何時そんな50年確率とか100年確率といわれるような集中豪雨が出てくると。それに対応しようということをやればやるほど,金掛けて,金掛けてやらんなんことになりますね。時間も掛かります。そんなことだけ追いつけるという形にはならんと思うんですね。

 ですから,総合的にやるということと,ハザードマップなどを含めて,やはりそういうことが起こっても,こういうことも起こり得るんだという市民の徹底などを含めての市民の備えなどもやっていくということをしなければ,いつまでも建設局とか下水道局がこんなものをどんどん造り続けるということをやっていたら,それこそパンクしてしまいますよ。こういう見直しをしなくてはならないというのが,今回のプランではなかったんですか。そういうことを含めてのもう一遍やらんと,いやこれからもっと必要なんだと,今部長が答えたようなやり方をやったら,これは全然裏切りますよ。いかがですか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 先ほど申しましたように,まだ道半ばということでございます。少なくとも10分の1の確率は,下水に致しましても,私建設局と致しましても,何とか達成したいという思いがございます。50分の1,100分の1というのは,夢みたいな話になりますし,それを求めますけれども,恐らくできないと思います。そういった中で,50分の1をどうして達成するんだとなれば,今先生御指摘のように,流域全体を捕らえる中でいろんな手当があるだろうと。治水面では,当然貯留浸透,それから後,個人でもやっていただくようなものもあるんじゃなかろうかということで,水共生プランがスタートしております。13年2月に先生の御指摘をもってスタートしたというようなこともございます。やっと3年たった中で,まだ完成はしておりません。今年度を掛けまして,水共生プラン行動計画も作る予定でございます。そういった中でスタートする中で,50分の1の確率を目指して頑張っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 加藤委員。



◆委員(加藤広太郎) 

 時間も限りがありますから,是非とも今このような巨大なそういった施設有りきというようなやり方は,これはしっかりと見直していただきたいということを改めてお願いしておきたいと思います。

 それで,今回の集中豪雨,全国的に見ても,やはりヒートアンランド現象というのが大きな要因になっているのではないかということで,それ自体への対策ということが全国的にも求められ,本市でもそれが策定されて,16年度は各局でそれを技術指針含めて要綱とか,まとめていくという形になっていますね。そういう意味で,今,今日的にどこまでそれが到達しているのか。こういった点で何か問題点があるのか。そういう点はいかがでしょうか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 まず要綱でございますけれども,ほぼ出来上がっているような状況でございます。各関係局とも協議をしていきたいと考えております。それから技術指針でございますけれども,これにつきましても,数箇月前にほぼ出来上がったものを各関係局に今現在チェックを掛けているような状況でございます。それを網羅した形での技術指針を作成する中で,17年4月1日からこれを動かしていきたいと考えております。

 第一次行動計画を当然動かすに当たりましては,各局からそれぞれ今現在取り組んでおられるもの,それから今後取り組まれるもの等を網羅したような形での行動計画を策定し,スタートしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 加藤委員。



◆委員(加藤広太郎) 

 そのことも具体的に聞きたいと思っているんですが,先ほども河川のこともありましたので,もう少し有栖川の幹線だとか,下水道局の所でやられて,一応完成のところに近付いてきていると,こういうことにによって,かつて平成2年から11年の10年間で8回の床上とか床下の浸水などが起こって,こういった問題が基本的に解決の方向と言うのか,市民の安心のところまで来つつあるという思いがあるんですが,こういったことで,河川のところでの今の御苦労と下水道局の苦労もあると思うんですけども,今回のこの中でも,局の方で以前に頂いた資料の中で,有栖川の全体計画というのが出されて,そこで流域貯留浸透施設の導入という項目があって,内水被害に対応,公共施設への貯留施設の設置,被害市街地及び新規開発地に浸透施設を設置し,総抑制を図っていくということがあるんですが,河川のところの問題,下水道局の取組は分かりました。ここでいわれている建設局自身が旗を振ってやらなくてはならない,ここの今読んだ部分,有栖川流域の所というのはどこまで進んでいますか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 公共機関がやっております所については,私どもも把握しておりますが,それ以外の,先生先ほどおっしゃったような,例えば個人的にそういう貯留浸透というようなことについては,そこまで私どもは把握しておりません。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 加藤委員。



◆委員(加藤広太郎) 

 平成12年10月6日付けで出ている資料なんですね。これは建設局が直接出したか,そこまでは分かりませんけども,建設局抜きに出るものではないですね。ここで具体的に検討の中身という形で総流出抑制を行う具体的な問題として出されて,4年以上たっているわけですよ。皆さん方,水共生プランで旗を振ってこられて,ここまでまとめられた。その中で先頭に立って幾つかやるということがなかったらいかんのではないですか。

 私ども,この地域の所には,いろんな施設がたくさんあると。大学や高校6箇所ある。グラウンドももちろん広くある。市営住宅4棟,府営住宅2箇所,公園8箇所,郵便局,そのほかマンションとかいっぱいあります。こういった所に対して,4年間たっても,何一つ民間だからこれは知らんということでいいんですか。皆さん方,総流出抑制をするために,そういうことを行っていくということを4年前に言われているんですよ。その努力の結果はどうなのかという。市はどこをやった,市が造ったというたら,今の蜂ケ岡の所の地下に造っただけとか,大型の貯留管造っただけですやんか。そうでしょう。こういったことが求められているけれども,その努力は何なんですかということを求めるも,一切できなかった,やらなかったと。言葉だけだったということですか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 有栖川流域につきましても,西羽束師川流域と同じような総合治水計画をすべきだということで,検討はしたのは事実です。そういった中で,具体的にそこまで行動ができていないと言うんですか,公共的な施設については,今先生が御指摘の中学校の所のグラウンドの下に貯留施設を下水道局が造っていただいておりますし,三条通の下にも大規模な貯留管も現在施工中でございます。来年か再来年ぐらいには出来ると聞いております。

 私どもにつきましても,有栖川につきましては,桂川の合流点から今現在二,三百メートルしか出来ておりませんが,更に上流に向かって整備を進めているところでございます。

 それと併せて,西羽束師川の同じような全体を考えた総合治水をできないかということで,現在両局で検討しておる最中でございまして,もちろん国にも御相談等もさせていただいておるような状況でございます。ただ,まだそれがすべて出来上がったわけではございませんので,今後は当然水共生の中の一環として取り組んでいきたいと考えております。



○主査(山本正志) 

 加藤委員。



◆委員(加藤広太郎) 

 今もお答えありました蜂ケ岡中学校のグラウンド下での貯留槽というのが約3,000トンですね。これにどれだけお金を掛けたのかということがありますけれども,4億7,800万掛けているんですね。これにね。下水道局ですけどね。例えばその問題は,先ほど西京の土木のことで言いましたけども,例えば蜂ケ岡中学校のグラウンドというのは約9,000平米あると。こういった所を地下浸透しやすいような工夫だとか,やっぱりそこに一定の水がためられるような形を含めて流出させるというような工夫などが,もっとこの間幾つかの検討があるわけですから,本当に地下を掘ってやるということだけがいいのかどうかと。やれば,僕はちゃんとある程度はできる可能性があったと思うんですね。ですから,そういうような工夫などがやられないのが非常に残念だなと。技術指針,指導要綱と,確かにそれを具体化していっていただいていると思うんですけども,やはり,今までやれなんだことを逆にどこでやるのかという点は,行政が踏み込まなんだら,なかなか民間,市民のところへ行かないと思います。ですから,蜂ケ岡の所,流域全体のところでは,それなりに取り組んでいただいているんやけども,やっぱり大型のをお金掛けるというところで,何とかそこへ行ってしまうというやり方に,非常に心配をする点がありますので,こういう点はしっかりと戒めていただきたいなという思いがあります。

 それで,16年度などは具体的に各局が技術指針だとか,指導要綱をまとめていくと言うんですが,建設局も具体的に道路とか舗装とかいろんな形で検討し,取り組んでいただいているということは,目に見えて分かる部分が多いんですけども,例えばほかの局ではどうなのか。これは計画とかなんとか待っていいのか。例えば都市計画のところでは,いろんな役割を果たすと思います。都市計画のところで,例えばこの15年度,16年度,本市のいろんな施設をたくさん造っていると思いますけど,幾つかが雨水の貯留を取り入れようとか,幾つかやっている。そういう意味で見える部分はあるんですけども,本当にすべての所で検討し切って,できない所は,全部これができないということで,最大限できる所は全部やったのかとか,マンション建設だとか,いろんな所でそういったものを,雨水の貯留ができるような,指導要綱が出る前にそういう方向でいろんな開発者と相談をすることができなかったのかとか。以前には,駐車場法に基づくいろんな届出がされる。そういった駐車場だとか,大型商業施設だとか,スーパーだとか,そういった所の駐車場などについて,もっともっと地下貯留を含めてのことができるのではないか。こういうことを言うてきたんですが,そういう局を待っているのではなくて,先行し,それぞれの局で努力された結果というのはつかんでおられますか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 この雨水貯留浸透事業をスタートするときに,いろんなアンケートを採りました。ただ,このアンケートは古うございまして3年ほど前のアンケートでございます。現在の状況については,今現在行動計画を作成する中で各局から色々と各施設等,それから計画等を挙げていただく中で,進めていきたいと考えております。したがいまして,今現在そういった情報を収集しているような状況でございます。



○主査(山本正志) 

 加藤委員。



◆委員(加藤広太郎) 

 早急につかみながら,具体的に来年度がもっと大きく前進する状況が出来たなというような形まで持っていっていただきたい,これはお願いをしておきたいと思います。

 それで,先ほど学校グラウンドの一つの例が,ためるという方向にしたらいいのではないかと言いましたけれど,ずっと見ておりますと,千葉県であるNPOが開発した,雨水流出抑制技術協会,ここが開発した廃ガラス,ペレットですね,京都市などが回収したガラスなどを割ったりすると。そういうやつを使って本当に東京大学院の環境治水学研究室が検証を実施したところ,グラウンドとして使用すると,十分な締め固め強度が備わっていながら,透水性は未施工のグラウンドの約4倍に向上していると。この方法は,幾つかあるみたいですけども,ためて,そして徐々に地下浸透させたり,ためて側溝に流す部分もある。そして,幾つかの方法を書いているんですけど,既に千葉県などでは,4箇所ほどの高校で実施をし,ものすごい成果を挙げていると。

 こういった問題は,皆さん方のところでもつかんだりとか,研究したりとか,色々やられていると思うんですけど,こういう事例を本当にしっかりと行政がやれるような所,また民間がやれる所などで,しっかりそれを使っていただけるような方法をもっともっとPRもしてほしいし,やはり,予算問題がありますから,今お答えをしてほしいということではありませんけども,民間の所の貯留問題に対する補助策だとか,いろんなことが非常に有効だともいわれているわけで,是非ともそういった点を真剣に検討していただきたいなと思うんですけども,そういうところの研究というのは,どんどん,建設局の所はもちろん進んでいると思うんですが,そういった都市計画などが手法についても使っていただかなくてはならない,こういったところでも大きく前進していますか。いかがでしょうか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 この貯留浸透につきましては,政令市の中でも先進市がございます。先ほど御案内ございましたように,千葉県の千葉市,それから仙台市,名古屋市,こういった所にも職員を派遣しながら,いろんな情報収集をしております。そういったところを勉強しながら,私どもの水共生の中に反映していきたいと考えております。

 それから,今先生御指摘と言うんですか,御案内ございましたものについては,私どもはちょっと知らなかったんですけれど,そういったものも御指導,また情報提供していただきながら,今後検討して参りたいと考えております。



○主査(山本正志) 

 加藤委員。



◆委員(加藤広太郎) 

 よろしくお願いしたいと思います。

 それで,ヒートアイランド現象の被害というのは,このような災害だけではなくて,本市では,市民の熱中症による搬送というのがものすごく増えているというのが,消防局の救急室の所でお尋ねしますと,やっぱり増えているんですね。平成12年が88人でした。それが,13年は105人,14年は144人,15年は175人,今年は202人。12年度に比べて2.5倍ほどになっている。ですから,本当に市民生活全体のことを含めて,こういったヒートアイランド現象を市民ぐるみで全体で取り組んでいく,そういう必要というのを改めて,こういう点からも感じ取ったということがあります。

 もう一つは,産観局の所で取り組んでいる森林の問題をちょっとお尋ねしますと,ここでも本当にものすごい森林が果たしている役割ということを改めて見る思いがしました。水資源かん養機能だとか,土砂とか保健機能,野生鳥獣の保護の問題,酸素供給,こういった面で公益的機能の評価額を聞きますと1,722億円に匹敵するんだと。産観局の今年の決算を見ておりますと3億9,468万を使って,京都市内の森林のところの組合への補助だとか,いろんなことをやられている。これには,余り工事,歩道,山道とかいう災害などは入ってないみたいですが,そういう大きな機能を例えば森林一つの果たしている役割を見たりして,私ども本当に総合的な取組を全庁的にやっていただく,市民の協力を得るということは非常に重要だという思いを改めてこういう数字を見たりしてやりました。

 ですから,折角作られたプランがもっともっと市民のところへPRし,市民がしっかり取り組んでいただく,民間企業がしっかり取り組んでいただく,そういう意味で旗振りと具体的な手立て,しっかりやっていただけるような今年のまとめを期待したいと思いますし,是非とも来年度に向かっても努力してほしいということをお願いして終わります。



○主査(山本正志) 

 進行致します。日置委員。



◆委員(日置文章) 

 では,私は公共事業貸借についてお伺いしたいと思います。2点,公共事業のコスト削減,それから公共事業の新規採択時評価についてでございます。

 まず,コスト削減については,平成13年3月に,京都市の公共工事コスト縮減対策に関する新行動計画が出来まして,これに基づいて,今平成8年度対比で縮減率を7パーセントということで取り組んでいただいておりまして,頂いた資料では,平成15年度の実績は527件取り組みまして,平成14年度実績を4億9,000上回って36億8,000万円の縮減。この縮減率が5.5パーセントということで,これは14年度と一緒でございます。そういった意味で,着実に効果を挙げているのではないかと思うんですね。特にこれは,今非常に厳しい財政状況の下,財政健全化にも資するものではないかと思うんですね。

 この実績を踏まえまして,平成16年度の見込み,これはどのようになっていくのかどうか。過去の推移では,大体35億前後の縮減になっております。そして今,建設局の目標としては,平成16年度から19年度の4箇年で120億の縮減ということになっておりますけれども,現状でいきますと,これは達成できる状況にあるのではないかと思うんですけども,この辺の見通しについてお伺いしたいと思います。



○主査(山本正志) 

 大切管理部担当部長。



◎管理部担当部長(大切一雄) 

 コスト縮減につきましては,先ほど先生がおっしゃいましたように,15年度実績が5.5の36億8,000万円を実績としてできました。そして,平成16年度の見込みということでございますが,このコスト縮減,当然京都市の公共事業すべてでございまして,交通,上下水道,都市計画といった各局でやっておりますので,現時点ではまだ工事完了はしていないということで,見込みの数字も明確な数字はございません。

 そして,平成16年から19年,いわゆる市長マニフェストの120億について,達成できるかどうかというお尋ねでございますが,4年間で120億ということで,年間30億ということで,各局職員が一丸となって頑張って,何とか達成したいということでございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 日置委員。



◆委員(日置文章) 

 その中身についてお伺いをしたいんですけれども,具体的にこれは幾つかの項目がありまして,設計方法の見直し,あるいは新技術の採用での工事コストの低減,これは金額で出ていくわけです。それ以外になかなか数値として表しにくいもの,例えば施設の耐久性の向上とか,省資源,省エネルギー化,これによって取り組むライフサイクルコストの低減,あるいは新しいサイクル材の利用などによって,工事における社会的コストの低減,こういったものもございまして,こういったことをトータルにして総合的なコスト縮減,これに取り組むというのがこの目的なわけですね。

 そこで,ちょっとお伺いしたいんですけれども,更にこの項目でいきますと,今,本市として,工事の効率性向上による長期的コストの低減というのも入ってきておりまして,これについては,新システムの導入等に向けて今検討されていますけれども,この新システムの導入については,今どのような状況にあるのかお伺いしたいのが1点です。

 それから,確かに目標は今言いましたように縮減ということで120億という金額で出ています。これは非常に分かりやすいんですけれども,ただし今申し上げましたような本来の目的である総合的コストの縮減というものを考えた場合には,一つにはライフサイクルコストの低減,あるいは工事における社会的コストの低減,これは平成15年度で,例えばライフサイクルコストの低減は151工事において取り組んでいただいておりますし,工事における社会的コストの低減は25工事で取り組んでいただいてまして,これは非常に努力をしていただいているんですね。

 ただ,問題は,これがなかなか市民の皆さんに分かりにくいということではないかなと思うんです。公共工事といいますと,従来,どうもこれは無駄が多い,それからいかにも悪いようにいわれて参りましたけれども,しかし,ここ数年の国及び自治体の取組では,必要な公共工事をやっていくというこういった方向性が段々定着しつつあります。更にこれを強めていくということになりますと,やはり市民に公共事業に関する意識というものを見方も変えていただく必要があるのではないかと思うんです。

 そういった点では,この取組というのは,私は非常に大きな取組だと思っておりまして,そういう意味で,この工事コストの低減という金額のみでなく,例えば今言いましたような,特に環境への問題とか,そういったところも踏まえた寄与,貢献,こういったところも何とか市民に分かりやすい形で公表できないかどうか,この点についてのお考えをお伺いしたいのと,それから今,流れとしては,例えば入札方式も今後総合入札方式,あるいは本市においては政策入札方式という言葉を使っておりますけれども,府の方はもう導入しておりますし,市もこれから,一部今導入しつつありますけれども,こうなりますと,金額だけではなくて,入札において何を評価の基準に置くか,これによって入札をしていくというこういう状況になるんですね。

 そうなりますと,この縮減対策に関する新行動計画との関係でいきますと,従来どちらかというと金額が中心であった府の取組を,もう少し,入札方式も変わっていくという中で,今言いましたような総合的な観点,環境とか生活とか,あるいは交通,こういったところのことも加味した形でこの評価というものをしていく必要があるのではないかと思いますけれども,そういった意味でのこのシステムを考えていく必要がある。それによって,更に市民の皆さんに公共事業に関する理解というものを深めていただく,こういう必要性があるのではないかと思いますけれども,お伺いしたいと思います。



○主査(山本正志) 

 大切部長。



◎管理部担当部長(大切一雄) 

 まず1点目の,現在の国土交通省のいわゆる構造改革プログラムの件につきましては,現時点ではまだ,国土交通省からどのような中身と言いますか,そういったことについては,まだ情報を採れておりません。

 それで,先生が先ほどから言われておりましたように,現在は工事コスト縮減だけが金額を算出できる状況でございますが,後のライフサイクルコストとか,時間コストとか,社会的な総合的なコスト縮減についても,できるだけ市民の皆様方の目線で分かっていただけるように,金額で算出できる算定方式,これは京都市だけではとても無理でございますので,組織力,マンパワーのある国土交通省と色々と情報を頂いて,今後取り組んでいきたいと思っておるところでございます。

 そして,入札方式,これにつきましては,当然コスト縮減ということで,VE方式,コスト縮減を求めて,技術力も求めると,そういった入札方式もございますし,ただ金額だけじゃなしに,技術力,環境とかそういったすべてトータルのことで,金額は少々上がってもトータルで今の時代に合うというような総合評価方式という契約方式がございますので,そういったものは今後積極的に導入していく,そのように考えておるところでございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 日置委員。



◆委員(日置文章) 

 例えば国交省,かつて建設省の時代に,この総合評価入札方式,これを環境への寄与度ということで,例えば二酸化炭素がどのくらい縮減できるか,あるいは電力量をどのくらい削減できるか,あるいは騒音対策,こういったところが出ておりまして,これは今後,例えば今回地球温暖化対策の条例も出来まして,二酸化炭素の削減というのが出ています。これは一つの例えば考え方でございますけれども,この公共工事にかかわって取り組んだ効果の中で,なかなかこれは難しい点もあるかもしれませんけれども,例えば一つには,地球温暖化への寄与ということで,二酸化炭素の縮減ということで,できる範囲内でこの程度は縮減できたとか,そういったことも出していきますといいんじゃないかと。

 そういう意味では,今言われておりますような,工事コストの低減以外のところは,かなりこれ抽象的な表現になっておりますので,これは今例で二酸化炭素と言っただけでありまして,何もそれでやれと言うのではないんです。要するに環境への寄与度とか,そういったものも一つの効果の中に入れて,この実績としては作り上げていっていかれてはどうか。それを研究,開発もしていただいて,今後そういったところの具体的な実績も出されていったら非常にいいのではないかと思いますけれども,局長,どうでしょうか。



○主査(山本正志) 

 中島局長。



◎建設局長(中島康雄) 

 大変貴重な御意見だという風に思うわけでございますけれども,今,数字で出せるものは出しているということは,なかなか今御指摘のような点は,金額等に置き換えることは難しい状況がございます。先ほど大切部長から申しておりますように,京都市だけではなかなか難しい面がございますので,国交省なり他都市の状況,そういったものを参考にしながら,先生御指摘の方向で,市民に分かりやすいような形で公共事業に対する御理解を頂くという意味におきましても,そういうものを取り入れる方向では是非考えて参りたいという風に思っておりますけれども,現状ではなかなか技術的に難しいという状況でございますけれども,そういう方向で進めたいと思っております。



○主査(山本正志) 

 日置委員。



◆委員(日置文章) 

 これは例えば二酸化炭素の削減を金額に置き換えると,これは私は無理だと思いますのでね。例えばその量の削減の効果,これは元々が当時建設省が総合評価入札方式を取り組みましたときに,二酸化炭素の削減の度合いがどのくらいかということも評価の中に入れるということは言っておりますのでね。金額という意味ではなくて,そういう削減の数値,こういったものを入れることは,ある程度可能ではないかと思っておりますので,そういった点から,是非入れていただきたいと思います。

 次に,公共事業の新規採択時評価についてお伺いしたいと思います。

 これにつきましては,私ども公明党市会議員団としましても,公共事業の事前評価ということで予算要望等でも今まで取り組んで参りまして,具体的には平成15年度で実施要綱が決定をされまして,今16年度で本格的な導入に向けて取組がされているところでございます。平成15年度でこれを試行的に実施をしているという風に聞いておりますけれども,その状況はどのようになっているのかどうか。

 ただし,これが具体的に,本格的に稼働しますのは,平成16年度で,例えば予算要望の中に建設局として対象事業を入れる,そしてそれが評価をされて,17年度の事業として予算化されていくと,こういう流れになりますので,そういった意味では,今正に予算との関係でこれ取り組まれているのではないかと思うんですけれども,具体的に今建設局で,これは総事業費10億円以上の,それも当該局,それから事業の限定がございますけれども,今例えば来年度の事業としてこの公共事業新規採択時評価に基づいて要望されているような事業があるのかどうか,これが1点です。

 それと,このシステムでいきますと,これは庁内的な評価になっているわけですね。新規採択時評価に関しては,各局ごとに内部機関として公共事業庁内評価委員会,これを設置して,まずは例えば建設局なら建設局内で評価をしていく,こういう流れになりますけれども,これも今後第三者によるチェックと言いますか,こういったものも検討していく必要があるのかどうか。

 例えば,今この公共事業の評価システム,今回のこの新規採択時評価が実施をされますと,例えばこの事業の検討の段階で新規採択時評価がされる。そして,事業が予算化をされますと,事業の採択後に再評価が行われます。そして,更に再々評価も行われるわけです。これは平成13年度から取り組んでいる。この再評価と再々評価というのは,京都市の公共事業の再評価委員会という第三者機関,これは平成10年度に設置をしておりまして,ここでチェックがされていく。そして更に,これは平成16年度から会議も公開されていくという形で,非常に透明性が持たれた公共事業の評価システムが出来上がってくるわけなんですね。

 そういった意味からしますと,更にその透明性を確保していくということは,建設局としても目標に掲げておりますので,再評価,再々評価が行われている第三者による評価というものを,今後はこの新規採択時でも導入することができないかどうか。この辺についてお伺いしたいと思います。



○主査(山本正志) 

 大切部長。



◎管理部担当部長(大切一雄) 

 試行をやりました事業につきましては,河川事業,道路事業,街路事業が2路線,そして都市計画区画整理事業,そして公園事業というものをやりまして,評価と致しましては,ランク上というような評価も出ております。

 そういった経過がございまして,先ほど先生申し上げましたように,16年度から正式にスタートしたわけでございます。

 それで,今,再三御指摘されておりますように,従来の公共事業の再評価システムとか,事業採択後の再々評価,これは第三者委員会でやって,透明性を高めております。そうした中で,新規採択についても透明性をより一層高めるために,第三者委員会に検証してはどうやということでございますが,我々も16年度スタートしたところでございますので,まず当面このままでいきまして,当然問題点,透明性に問題があるとか,色々とあれが出てきましたら,その時点でそういった第三者委員会の方に移行していくと,そういう考え方は持っております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 日置委員。



◆委員(日置文章) 

 この点では最後ですけれども,公共事業の評価システム,これは残念ながら,新規採択時評価が導入されても完結はしてないんですね。それは今後必要になってくると思いますけれども,事後評価,このシステムが導入されたことによって,恐らくこの公共事業の評価システムは完結されるんじゃないかと思うんですね。新規採択時評価,そして再評価,再々評価,その後に事後評価,こういった形ですべて完結できるであろうと思っております。これについても,今検討していただいているとは思うんですけれども,特にこの事後評価も含めてこのシステムが完成することによって,戦略的予算編成システムの中でも,これ有効に働いていくと思うんですね,第三者の評価も入った形で。そして,更に本市の予算編成システムの中でこれが活用できる。この予算編成システムは,前年度の事業の事務事業評価あるいは政策評価,これを大いに活用することによって,翌年度の予算編成に寄与していこうと,こういうシステムになっておりますので,そういった意味では,この事後評価というものが今後この公共事業評価システムの中で非常に大事になってくるかと思うんですけれども,この導入に向けての取組についてはどうか。局長,どうでしょうか。



○主査(山本正志) 

 中島局長。



◎建設局長(中島康雄) 

 公共事業の評価システムにつきましては,御指摘のとおり,事後評価というものが出来まして,完結するという形になっております。ただ,これは事業実施後5年後にやるというものでございまして,それが直ちに予算編成の方に使えるかどうかという点は,ちょっと疑問がございますけれども,いずれにしましても,事後評価までをして初めて完結するということは私ども承知しておりますけれども,何分今新規採択時評価を取り入れたところでございまして,それにつきましても,第三者評価の問題もございますし,この取組を始めたばかりでございますので,ちょっと事後評価については今のところめどは持っておりませんけれども,こういったものをやっていくべきであるという認識で取り組んでおりますので,今しばらく時間をいただきたいという風に考えております。



○主査(山本正志) 

 日置委員。



◆委員(日置文章) 

 それでは,この公共事業に関する問題点二つの点から質問しましたけれども,しっかりとした取組をお願いしたいと思います。

 後,時間がありませんので,1点だけ簡潔にお伺いしたいと思います。

 先ほど来ヒートアイランド対策ということで,屋上緑化の問題が出ておりましたけれども,実はこの屋上緑化と共に,今各都市でこのヒートアイランド対策として非常に重要視されておりますのが,実は道路なんですね。特に都市部においては,ほとんどが舗装されておりまして,それは何も道路だけでなくて,敷地において舗装されているその割合というのは非常に高い。例えば夏になりますと,真夏日ではその表面温度が50度から60度になるということも既に業者によっても研究がされております。そういった意味で,今後,特に都市部でのヒートアイランド対策として屋上緑化と共に,道路の対策というものが出てきております。

 そういった意味では,私もこれは代表質問で取り上げさせていただきましたけれども,今,本市においては,舗装構造の変更による都市部の熱環境,あるいは水環境の改善ということを実験的に取り組んでいただいておりまして,北区でも一部取り組んでおります。その中では透水性舗装ということが出ているわけですが,現在,技術的には透水性と更に遮熱性舗装というものも合わせた,こういった技術が開発がされておりまして,ヒートアイランド対策が進んできておりますけれども,この道路舗装に関する取組についてお伺いして終わりたいと思います。



○主査(山本正志) 

 西村理事。



◎建設局理事(西村恭徳) 

 ヒートアイランド対策としまして,道路の透水性舗装のこれまでの取組,まず状況でございますが,歩道等におきましては,透水性舗装ということで,15年度末現在,延長にしまして約33.4キロの実績がございます。

 また,車道につきましては,透水性舗装が全国的にも耐久性とか安全性にまだ問題があるということで,排水性舗装を実施しております。実績延長にしまして約17キロメートル実施しております。

 また,新たな舗装ということで,遮熱排水性舗装ということで,今年の7月に遮熱排水性舗装の技術提案の公募を行って,実際に私どもの管理しております道路におきまして,フィールド実験をしております。

 この実験の結果は,現時点での結果ですが,大体路面温度にしまして,5度から10度の低減効果があるということが確認できております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 進行致します。田中英之委員。



◆委員(田中英之) 

 私の方から数点質問させていただきます。

 まず,初めにですけれども,先ほど湯浅委員から少し話ありましたイマジカの跡地の件ですけれども,部長の方から,設計等々の予算確保のために今後頑張るということでありましたけれども,それに対しまして,私からも絶対その確保をしていただく努力をしていただきたいと思いますので,要望させていただきたいと思います。

 それに関して,イマジカの跡地なんですけれども,実際,今管理しているのはどこか,先に教えてください。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 平成4年に土地開発公社に依頼致されまして,文化市民局の方で購入されておられます。したがいまして,文化市民局の財産でございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 田中委員。



◆委員(田中英之) 

 文化市民局ですよね。学区の方が,実はあそこ,置きっ放しでいると,当然雑草等は生えてきますし,それを置きっ放しているので,どこに言うたらいいんやという御相談を受けたときに,最終的に対処してくれはったのは建設やったと。違ったっけな。ちょっとあれやったんですけども,文化市民の方に対処してもうたかな。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 実は,文化市民局が所管でございますので,当然文化市民局で草刈りをやるということでございますので,文化市民局が土地開発公社の方にお願いをされて,予算については文化市民局が執行されているということです。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 田中委員。



◆委員(田中英之) 

 ちょっと勘違いしていました。そやけど,管理は文化市民がしているけど,結構これ話をするのに,実際やってほしいのになかなかやってくれへんと。理財の方に言うたけどどうやというようなあれもあったんですね。今のところ管理してはるのは,文化市民局なのかも分かりませんけれども,これから整備を進めていかはる中で,やっぱり,たまに見に行かはったら分かると思うんですね。そういうときに,市民の方からそういう要望があったときは,管理してはるのが文化市民であって,理財であったりするとき,どうしても公園という見方をされていると建設というイメージになられるみたいです。そんなとき,やっぱり,市民の方から雑草が生えて,一つは見ていても見苦しいと,うっそうとする見たいです。それと花粉が飛んできたりもするようなこともおっしゃっていました。そんな要望があったとき,ちょっと強く,ここの局やということが分かっているのでしたら,その要望を届けてあげて,雑草刈るぐらいやってあげてほしいし,もっと言えば,これは文化市民に言うたらいいんですけれども,色々右京はあそこでふれあい祭りとかやるんでね,そんなときに,その団体の人にお願いするなり,これは文化市民の方に言うたらいいんですが,取りあえず市民の方がそんな要望があったとき,分かりにくい部分がありますので,局の方からも担当の,所管の局に強く言っていただいて,対応していただきたいと思いますので,それはお願いしたいと思います。まだ,ちょっと先,これから何年か続くことやと思いますので。

 そして,次,昨日都市計画局の方でも聞いたんですが,JRの山陰本線の件というのは建設局が今頑張ってやっていただいていることであろうかと思います。花園から嵐山嵯峨駅,この間の複線高架事業になるわけでありますけれども,それに伴って,踏切の改良というものが今地域の方でも話をしていただいて,進めていただいている最中ではないかという風に思うわけですけれども,踏切の数がかなりありますので,一個一個説明を聞くのもかなり時間が掛かると思いますので,全踏切の話を地域の方でありましたり,されているような状況の報告を聞きたいと思います。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 今回の山陰線で花園から嵯峨嵐山間につきまして,全部で11箇所の踏切がございます。そのうち1箇所は勝手踏切と申しまして,勝手に人が渡っている踏切ですけれども,それも含めて11箇所ございます。今回,そのうち6箇所につきましては,高架をしまして,一応下に通路を造りまして,踏切をなくすという形で整理をさせていただいております。

 一番東側部分の第二下立売踏切,ここにつきましては,結構大きな踏切でございますけれども,これにつきましては両側を買収しまして,踏切を道路をアンダーにしまして,一応交差する形で設計をして,地元ともほぼ了解を頂く形になっております。

 それから,城北街道踏切,これは東映太秦映画村の前の大きい踏切でございますけれども,これにつきましては鉄道を高架致しまして,ついでにその下と言いますか,道路もすべて改修をして,一緒に拡幅をして参るということでございまして,一応幅員的にも20メートルに拡幅をさせていただくということでございます。

 ただ蜂岡踏切につきましても,一応高架化しまして,ただここにつきましては,自動車は通行止めのままという形で考えております。

 それから,第一青木元とか第二青木元踏切につきましては,現状のままという形で考えておりますけれども,若干第二青木元踏切につきましては,歩行者の安全のために路肩を少し広げたいということで,今沿道の方ともお話をしているところでございます。

 それから,東清水踏切でございますけども,これにつきましても一応現在若干の改良を沿道の方と協議をさせていただいております。

 有栖川踏切でございます。ここは一応現状のままでございますけども,非常に幅員が狭いものでございますから,何とか若干西側の方に幅が広くできないかということで今検討しているところでございます。

 それから,次が勝手踏切と申しまして,現在人が渡っている所があるわけでございます。これにつきましては,一応鉄道をかさ上げしますので,2.5メートル鉄道をかさ上げしまして,そこを通行幅3メートルの自転車,歩行者専用道路を造るということで今考えております。

 それから,中又踏切につきましても,これも現状2.5メートルかさ上げしますので,その下に車道5メートル,歩道2.5メートルのボックスで造りまして,踏切を撤去致します。

 それから,油掛踏切につきましても,一応全部かさ上げをしますので,車道が5.5メートルで歩道が西側が3メートル,東側が1.5メートルの歩道を付けた形のボックスで踏切を撤去致します。

 広道踏切につきましては,現状のままという形で考えております。

 一応,以上でございます。



○主査(山本正志) 

 田中委員。



◆委員(田中英之) 

 今報告いただいた中に,地域からのもめ事と言いますか,事はでなかったので,恐らく順調に地域の皆さんとの協議が進んでいるということであろうかと思いますけれども,地域の皆さんの要望等も恐らく話合いをしている中ではいっぱいいっぱい出てくると思いますが,これを進めることによって,実際喜ばれる方と,商店街が絡む所なんていうのは,やっぱり抵抗のある所もあろうかと思います。そういった所を中に入っていただいて,きっちりと調整をしていただいて,最終的にはこの間,京都市内をきっちりと結ぶJRのこの部分,高架の問題と,それから複線化を含めた問題,解決していただいて,これは別に京都市内に住んでいる人間だけのことではなく,亀岡にしても,京都府下の方の足として,今円町とかあこの部分等々,電化が進んだということだけでもかなり乗客の方も増えていると,喜ばれているということも聞いておりますので,そこ1本がすっと高架も出来,それから一つはそういった改良が出来たら,ますます右京の特に中北部と言うんですか,に通る唯一と言っていいこういう公共機関でありますので,その整備に向けて本局が積極的に動いていただいて,また,今後のこの計画等々のこともあろうかと思いますが,遅れることなく,やり遂げていただきたい,この願いが地元からもあろうかと思います。

 もう一つ言えば,嵯峨嵐山駅では,橋上駅になるということも聞いておりますので,そんなことも含めて,一体的に整備をきっちりできるように進めていただきたいと思いますので,今後,これからの整備になってこようかと思いますけれども,頑張ってやっていただきたいと思います。

 次ですけれども,今日は緑化の問題も色々な皆さんがお話をされましたが,私自身は昨年街路樹の件でも代表質疑をさせていただきまして,今年,紅葉というのが少し遅いのか,このままきれいにならずにしてもしかしたら散ってしまうのかということで,街路樹の方も昨年に比べると,散り方がそんなにきつくないなというような印象があります。それは,恐らくきっちりと大通り,道路のところというのは,清掃業務等々をしていただいたり,それからまた,直面されている市民の皆さんが,やはり門掃きと言いますか,葉っぱを拾っていただいてしていただいているからきれいなのかなという風に思ったりもしますけれども,ここ最近,役所に来るときもそうですけれども,普段自分が車に乗るときも,幹線道路等々を見ながら運転をしていると,やはり,ばさっと紅葉前に切ってあるというような道路を見ることがあります。これは,恐らくその時期に切ってしまわなければいけない種類の木なのかなと思いながら見ておりますけれども,丁度四条通なんて言いますと,恐らくあれプラタナスだけしかなく,木は丸坊主なんですね。だけども,四条通をずどんと行くと,これは松尾大社がありまして,松尾の山の緑が見えるというので,そこは見えるねんけども,周りの木が坊主というのは,どうもやっぱり殺風景な感じがするんです。通りによったら,いちょうとプラタナスを上手に植え分けてはるような所もあるように見受けられるので,折角街路樹を植えてされるんでしたら,ほんまに今日いちょうとか見ていたら,光が当たったらきれいですわ。和みの部分にもなろうかと思うんです。折角植えてはるんやったら,もうちょっとバランスを考えてされたらなと思うんです。

 その辺りについて,質問のときも今後考えるということでありましたが,新しく出来た,例えば今五条通ちょっと幅が広くなりましたよね。まだ植えてはらへんような所もあります。ああいう所は,まだ若木でありまして,ちいちゃい木が今植えてありますけど,あんな所はできたら積極的にバランスを考えてやっていただければなという風に思いますが,ちょっとその辺りについてお願いします。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 先ほど御指摘ございました四条通でございますけれども,いちょうが所々植わっているというようなことでございます。できるだけそういった補植と言うんですか,植え替えるときには,先生御指摘のような形での植え替えを実施しております。今後もそういう形で続けていきたいと考えております。

 それから,五条通でございますけれども,国道が管理している区間につきましては,ちょっと私ども,こういう形でいかがでしょうかということは言えんことはないんですけど,当然国は国の考えでやっておられますので,なかなか私どもの考えが通らないことが多々ございますので,御意見はお伺いさせていただきます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 田中委員。



◆委員(田中英之) 

 手の届くところというのは,そういったことを積極的に考えていただいて,恐らく街路樹て自然にあるものやさかい,そんな敏感になるようなことはないのかも分かりませんけれども,折角植えて,それが一つの緑化という問題にもプラスになりますし,見て和む部分もありますし,そういった意味では,折角投資している分,そんなことも考えながらやっていただければなという風に思います。

 それと,そのときにも質問させていただきました街路樹の里親制度のようなものの取組としては,どのようにあのときから進めていただけているのかをお聞きします。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 里親制度でございますけども,これにつきましては,今現在の私どもの予算の中で維持管理が非常に苦しいような状況になってきております。そういった中で,市民の方と一緒になりながら,当然行政がもっと汗をかくべきでございますけども,市民の方にもその一部だけでも御協力願えないかということで,本年度に里親制度のシステムを作って参りたいと考えております。今現在検討している最中でございます。17年度から実施していきたいと考えております。



○主査(山本正志) 

 田中委員。



◆委員(田中英之) 

 予算,財政が厳しい中,そういった取組も,本当に恐らく行政のやっておられることからしたら,細かい部分かも分かりませんけれども,そういうことにも積極的に。来年度からできるように努力をするという風におっしゃっていただきましたので,それが実際に進めていけるように頑張ってやっていただきたいと思いますので,限られた緑という中で,部分的には一部かも分かりませんけれども,4,000本から有る街路樹,一けた間違えているかも分かりませんけれども,有る街路樹でありますので,それも十分に緑の役割を果たしていると思います。また,和みというものも与えると思いますので,是非とも里親制度なども進めながら,街路樹に関しても,局として頑張ってやっていただきたいと思います。お願いを致します。

 それと,地元のことになるわけですけれども,五条通,ダイヤモンドシティ・ハナが出来ました。施設が出来たからどうこうという以前から,丁度あそこの西側の道路,西小路通という通りになります。これは10数年前から恐らく色々な先生方,先輩の議員の方もおっしゃっていたと思いますけど,西小路通と阪急電車の交差する所の問題です。

 昨年も自民党としても要望させていただきました。その回答というのが,ショッピングセンターが出来て,交通量の調査を実施したりする中で,事業化を具体化できるようにやっていくというような形でありますけれども,恐らくこの数十年のうち,こういう要望があって,話としては聞いていたけれども,なかなか進んでこなかったというのは,これは阪急電車さんとの協議もありますけれども,そんなに危ないとも感じていただいてないのかなという風に思うわけです。しかしながら,やっぱりあこ危ないですわ。僕らも子供のときからあそこ通っているわけでありますけれども,ものすごく,交通量も結構多いんですね,元々から抜け道として使いますから。そんな中で,変則の踏切を越えての道ということになりますので,その手前はきっちりと高架になって,下をくぐって,例えば葛野大路を抜けたりするようになっているんですね。

 あそこの部分の改良というのは,長年,地域の皆さんも言うてはるし,それからそういったことを言われている議員も言うてきているんですけど,一向にその話が進んでいってないというのは,一体何でなんやろなという風に思っています。ただ,要望として,ずっとずっと言わせていただいておりますので,そのことは分かっていただいているとは思うんですが,交通量調査をするということでありましたけれども,それ以外にも調査されていたら,今の現状というものをどのように把握されているかお聞かせいただきたいと思います。



○主査(山本正志) 

 ちょっと待ってください。

 間もなく5時を回りますが,質疑予定者は,田中委員の後,2名ですので,お疲れではございますが,休憩せずにこのまま続けたいと思いますので,御協力いただきますようお願い致します。

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 西小路通の阪急交差でございますけれども,ここにつきましては,ずっと調査を進めてきております。今年度も一応10月に交通量調査を,ダイヤモンドシティ・ハナがオープンしましたので,それに併せて,本市と国土交通省一緒になって交通量調査をしたところでございます。まだそのデータは上がっておりませんけど,一応調査をしたということでございます。

 この調査を基に,今後,再度計画案を詳細に検討したいということで,特にあそこは北側と南側で相当段差がありまして,色々検討していますけど,非常に難しい工事と言いますか,かなり大規模な計画になって参りまして,非常に金額的にも大きくなりますので,なかなか検討するのが難しいと。

 それと,東側にもう一つ踏切がありまして,その踏切とも一緒に考えていかないと駄目な,非常に近い交差点になっていまして,その辺でなかなか簡単に施工法につきましても方向性が非常に難しいということもございまして,今後,もう少し,今回の交通量調査も含めまして,検討したいというように思っております。その必要性は重々に認識をしておりますので,よろしくお願い致します。



○主査(山本正志) 

 田中委員。



◆委員(田中英之) 

 要請を十分に分かっていただいているということです。やっぱり,危ないんですね,ほんまに。今,恐らく高辻通の所の踏切と言いますか,あそこのことを言いながら,それと一緒にしたらどうかとかいう案であろうかと思います。それをするにしても,高辻通とうまく抜いていただかんとあかんわけで,あそこ家もありますよね,そんな所で。ただ,こういった案はいっぱい出していただいてやっていただきたいと思うんです。何やと言ったら,便利さもあるけれども,ほんまに危ないなと思うんやったら,あの踏切やっぱり考えないとあかんと思うんです。そんな中で今,車とかが特に使っている丁度手前の方の踏切というのは,危ないんやったら,極端に言うたら,ここを止めて,ちゃんと高辻を考えたものをやるというんやったら,そういう方向性もですね。それで,向こうの方が工事がやりやすいというのやったら,そんなことも考えていただいて,これを進めていただきたいと思います。何よりも,便利さもありますけれども,安全面のことをやっぱり考えていただいて,特に踏切という所ですので,普通の車と車じゃなくて,あこは電車が通ります。そういった意味では,一番に安全面ということを考えていただいて,それからやはり,地域の皆さんの利便性も考えていただいて,踏切のあの部分の改良というものも考えていっていただきたいと思いますし,10数年掛かってなかなか出来てない所でありますけれども,これは右京区の恐らくすべての議員の先生方分かってはる場所やと思いますので,本当に安全面の確保と便利さというものをきっちり確保していただけるように要望と,これからも言い続けていきたいと思いますので,お願い致します。

 それから,最後になりますけれども,土木事務所のことでお聞きしたいと思います。

 これは市民の皆さんから聞いたわけでありますけれども,土木事務所の職員さんの勤務実態というのは一体どうなっているのかということをまずお聞きします。



○主査(山本正志) 

 答弁はどなたですか。北島部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 実態と申しますとあれなんですけれども,通常ですけれども,出勤が職員,個々7時ごろから始まりまして,始業時間の8時半には全員が出勤しまして,1日の業務をこなしていると,これが実態でございます。



○主査(山本正志) 

 田中委員。



◆委員(田中英之) 

 ものすごく分かりやすいですね。現業職員さんですけどね。というのは,恐らく,徐々に土木事務所の業務というものも委託されている業務が増えてきて,仕事というのも少なくなってきているんじゃないかなと。そうなってくると,今の勤務時間の中,5時までの勤務ですよね。5時までの勤務よりも早く帰ってはることがないかなというように思うんですけれども,その辺りについて。



○主査(山本正志) 

 北島部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 土木事務所の業務につきましては,御案内のとおり,日ごろから管内のパトロール,道路,橋りょう,排水路等の市民生活に直接結び付きます業務をしております。

 また,今年度多発しました大雨,台風にありますように,災害時における緊急対応業務,不法占拠,不法投棄の取締り等々,現在更に増大多様化する市民ニーズにこたえるために,公物と申しますか,公共土木施設全般の適切な維持管理に努めております。

 今先生御指摘の早く帰るとかいう風な御指摘がございましたけれども,我々,たまには市民の方からそういう声も聞きますけれども,その辺集中的に指導を重ねておりまして,現在,そういう先生の御指摘も踏まえまして,局の中で土木事務所及び公園管理事務所の見直しについて検討している最中でございます。8月に局内で検討委員会を設置しまして,明日から,12月に中間まとめをしまして,局内,今年度中に方針をまとめまして,業務の在り方,係の在り方,人員の在り方等を含めまして,現在鋭意検討している最中でございます。



○主査(山本正志) 

 田中委員。



◆委員(田中英之) 

 恐らくそういう見直しをされているということは,やっぱり実態としたら,確かにパトロールに回ってもうているということ,特に今年の場合は,そういった水害とかありましたのでね。出て行かれているということはあるかも分かりませんが,実態としては,市民の皆さんからしたら,そういう風には映っていない部分があると思うんですね。だから,これきっちりと見直していただかないことには,税金を給料としてもらっておられますし,なかなか市民の皆さんの理解というものを得ようと思ったら,難しいと思うんですね。だから,ほんまに一生懸命頑張ってやってはる職員さん,当然おられます。だけど,そういったところの方という者の指導というものもきっちりしていただきたいし,その業務の見直しという点できっちりと精査をしていただいてやっていただきたいなという風に思います。

 もし,やっぱりそんな土木事務所での業務というものに余裕があるのでしたら,恐らく皆さんやっておられる仕事の中で忙しい部署というのはあると思うんですよ。そういう所にも,忙しい所に重点的に人に行っていただいて,やっていっていただいて,きっちりと業務をやっていただけるようにしていただきたいと思いますので,この見直しをされて,どのようになるかということは,またきっちりと見させていただいて,当然御報告も受けたいですし,今後を見ていきたいなという風に思っております。

 ただ,もう1点,土木事務所のことになりますけれども,これは私サラリーマンしているときに絶対有り得へんようなことなんです。例えば,これは僕自身が電話をしたわけではありませんけれども,市民の方が電話をされたときに,地域の色々な役の方おられますよね。それでも,やっぱりこういうことで対応してほしいという電話をされたときに,例ですよ,極端に言いますと。所長さんにこれ電話をしはりました。ほな職員さんが,所長さんに向かって,だれだれから電話やというような,こんな声が聞こえてきたみたいなんですね。普通受話器押さえて,仮に言えば,聞こえないですけど,そんなことが聞こえたら,やっぱりちょっと市民の方もいい気しないですよね。そういった意味では,電話対応の初歩中の初歩のことですわ。だから,そういう指導がきっちりやっていただけてないと思うんです。そんなことも,業務の見直しもですけれども,職員の方の研修というところで,初歩の初歩ができていないということは,きっちりとやっていただかないことにはいけないと思いますので,こういった方の対応と言いますか,どのように指導をしておられるのか,していかれるのかということをもう一度確認したいと思いますので,お願いします。



○主査(山本正志) 

 北島部長。



◎管理部長(北島誠一) 

 非常に耳の痛い話でお恥ずかしい次第でございます。私ども,そのようなことのないように,それぞれの職種に応じて研修等を重ねているところでございます。今後につきましては,先生の御指摘十二分に踏まえまして,必要な業務量に応じました分担と組織再編,それに事務職,技術職,現業職,それぞれの役割等を勘案致しまして,あるべき土木事務所の在り方を追求して参りたい,今年度中に一定の方針を出して参りたいと考えておりますので,よろしくお願い致します。



○主査(山本正志) 

 田中委員。



◆委員(田中英之) 

 是非ともその業務の見直しと並行して,その辺りの職員さんの研修というものもきっちりとしていただいて。やっぱり,逆に言うと,一生懸命やってはる職員さんもかわいそうなんですよね。そういうことも考えていただいて,今後きっちり対応していただけることを本当に期待致しております。これで質問を終わらせていただきます。



○主査(山本正志) 

 進行致します。井上けんじ委員。



◆委員(井上けんじ) 

 失礼します。私も高速道路の問題で聞きたいんですけれども,いろんな角度からと思っておったんですけれども,今日の西野委員に対する答弁がつれなかったので,部長のね。ちょっと重なる項目もあるかもしれませんけれども,質問そのものがダブることのないようには注意しながらお聞きしたいんですけれども,まず最初,資料を頂きたいんですが,出資金35パーセントという風に言われてますけれども,もしこうなったとすると,京都市の負担がどれくらい増えることになるのか,ちょっと試算をして資料として頂きたいんですが,いかがでしょうか。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 35パーセントの場合でございます。これは平成17年度以降が35パーセントでございまして,その金額が今の1,708億円という金額の場合ということでよろしいでしょうか。であれば,一応算定はできますので。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 今の計画,第何期ですか,今,阪神高速道路が第何期の計画というのがありますね。だから,その現状であればこうなると,そういうことでいいんです。もし25パーセントのままでしたら,なんぼ後掛かると。35パーセントになればこれがなんぼ掛かるから,差引き幾らプラスに,もし35になっちゃったら増えるんだと,この資料を頂きたいんですが,それでさっきおっしゃった条件で結構ですので。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 提出させていただきます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 それで,二つ目に,同じくこれも資料を頂きたいんですけれども,大阪では既に大和川線,淀川左岸線,とりわけ大和川については大阪府と公団の間で4.3キロ,事業費2,000億円分を大阪府の方でやってもらえないかという見直しの話は進んでいると。区間2,000億円だけれども,負担割合,大阪府が40パーセントとして800億円になるけれども,街路事業では起債充当率95パーセントで,そのうち30パーセントが交付税措置になるので,実質的な大阪府の負担増は500億円になるというような話を大体で聞いているんですけどね。ただ,大阪府は公団の言う4.3キロではなくて,3.4キロに短くしてもらいたいという風に言っておられるようですけれども,いずれにしましても,この辺りの経過を他山の石と言うか,参考にと言うか,京都でも先ほど来部長が見直しについては言われているとおっしゃっておられるわけだから,今後の参考のために,この大阪府の事例をこれまた資料で頂きたいんですけど,いかがでしょうか。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 大阪府にこれ確認しませんと,大阪府の資料でございますので,確認して,もしいいとなれば,聞いて出させていただきます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 あかんと言わはるはずはないと思うんで,是非取り寄せていただいて,了解を得られれば,これも資料として頂きたいと思います。

 それと,同じく資料を頂きたいんですが,今言いました事業区分の見直しなんですけども,先ほど部長は,西野委員の質問に対して,細かいことについては明らかにできないような旨の答弁をされておられましたけれども,そこで,どんな話をされておられるのかということについては,では同じ質問は繰り返さないことにするとしても,仮に阪公が言っている事業区分の見直しについて,例えば見直し部分が仮に1キロメートルぐらいやってくれということであれば,本市の負担がどれぐらい増えるのか。同じことですけど,10で割ったらいいだけやけど,100メートルだとすればどれぐらい掛かるのか,単位距離当たりの負担増の部分,これについても試算をしていただいて,資料として出していただきたいと,こんな風に思うわけですけど,いかがでしょう。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 全体が今1,708億ということで,新十条と油小路足して,事業費になっておりまして,それを例えば1キロになった場合にどういう形になるかということですか。これは実は国の補助率もありまして,例として2分の1,50パーセントという場合であれば,実際どの部分になるかによって,これ,簡単に平均的に全体1キロでぼんと切って,全体平均になれば,それは多分算定はできますので,何やったら出させていただきます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 単純に私も漠っとした私の試算で,例えば1,708億掛かるとすれば,2路線で10.1キロだから,1キロ当たり169億円と。仮に,私,市の負担が4割とすれば,これ掛ける0.4で,1キロ当たり68億円の費用ということになるかと思うので,それは0.5になるのか,0.45になるのか,その辺り,だから市の負担割合がなんぼになるとすれば,こんだけになると,こういう数字を示していただきたいので,先ほど出せるということだったので,これについても出していただきたいと思います。

 併せて,事業区分の見直しにかかわって,3路線についても事業費2,900億円として,負担割合が0.4になるのか0.45になるのか0.5になるのか,こうなれば,仮に阪公がこの3路線全体を見直しの対象だと,京都市で頑張ってくれという話になったとすれば,どれぐらいの負担になるのか,これについてもちょっと試算をして,資料として頂きたいんですけど。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 3路線の事業費につきましては,これは国が前に国会で言った金額ということでしょうか。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 私どもは2,900億円という風に思っていますけど,市がそうじゃないとおっしゃるんでしょう。ただ,その議論も今日,本当は後時間があればしたいけれども,我々は国が2,900億円後掛かると言っているわけだか,それに基づいてお願いしているし,そういう風に認識も私どもしていますけれども,もし2,900億円掛からへんと,2,300だとおっしゃるんなら,それでまた後で議論したらいいし,もし市が飽くまで2,300だとおっしゃるんなら,それ掛けるなんぼでどれだけ掛かると,こういう仮定の話としてでも構わないですよ。とにかく3路線が見直しの対象になった場合に,どれぐらい掛かるかということについて,大まかな数字をお聞きしているわけですから,是非試算をしていただきたいと。これは距離も分かっているわけだし,事業費も4,000か4,600かの違いがあるけれども,先ほど来2路線については出すとおっしゃっていただいたんだから,同じ考え方なり発想に基づいて出るはずだと思うんですけど,どうでしょうか。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 残る3路線でございますけれども,この3路線につきましては,事業主体も何も決まっていないわけでございまして,飽くまで現在の新十条,油小路線をベースにということなんですかね。阪神公団が有料道路事業でやると。そのときに,例えば事業の見直しがあった場合,1キロ当たり幾ら掛かるんだと,そういうことですか。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 さっきから,本会議でもそうだったし,今日の朝もそうだったけれども,事業の見直しについて言われているという風におっしゃって,今協議していると。ほんで跳ね返していると言うか,頑張ってもらっているとは思うんですけれども,その議論をされておられるわけでしょう。そうしたら,当然2路線については,こういうやり方でやったら,こういう計算式でやったらどうかと,いろんな議論をされておられると思うんですね。本当はその議論の内容をもっとオープンにしてもらいたいということで,さっき議論があったけれども,それは勘弁してくれということなので,そういう話合いに基づいて試算をしてくれと言っているわけですわ。別に中身を,さっきと同じ質問をするつもりもないので,試算をして,今阪公が言ってきている事業の見直しの方法で3路線をやるとすれば,どれぐらい掛かるのかと。これは別に計算の問題だから,すぐやっていただけると思うんですけど。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 これ試算する場合,出資率とかいろんなものがありまして,出資率は35パーセントとか,そういうことで,前提として,仮の数字を入れてであれば,多分計算はできますけれども,そういうことでよろしいんでしょうか。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 今日は,私,あんまり,さっき砂川先生攻めるとおっしゃいましたけど,私は今日はできるだけ一致点を探りたいと言うか,挙国一致と言うか,国共合作と言うか,これ以上の負担増は避けたいということについては,先ほど来局長先頭になっておっしゃっていただいていると。我々は,それ以下も減らそうという立場で思っていますけれども,少なくとも,仮に,横に今日は置いておくとしても,今以上増やさないという点については,議会,与党,野党関係なくそう思っているわけですから,皆さん方も市長を先頭に,財政危機だから,財政危機だからということをおっしゃっているわけだからね。だから,やっぱり,ほんまにこういうケースになったら,どれぐらい掛かるのか。阪公が言うとるのはこういうことだと。だから,これを跳ね返すために全市挙げてどうするかということについては,やっぱり,また私は資料をもっとオープンにしてもらって,出してもらって,これ跳ね返すために議会もどう頑張るか,皆さんもどう頑張るかという立場でね。先ほど,繰り返しますけど,私どもはそれ以下の無駄についても,言うことは言うてますけれども,少なくとも今言っている点については一致できるはずだと思うので,そのためには,もっと材料を出していただきながら,みんなで言ってみれば力を合わせて跳ね返していくと,こういう立場で聞いておるわけですから,資料については,是非3路線についても,今おっしゃった条件で結構ですから,これこれこういう想定の下でという条件を付けてもらったらいいですから,出していただきたい。

 同じく5番目になりますか,資料が欲しいのは,先ほど来言われている45年償還で降ってわいたということでおっしゃっておられるわけですけれども,先ほど来西野委員も言われていましたように,阪公の貸借対照表なんかを見ていても,負債が4兆円超えると。負債のこの4兆円だけじゃないんだけども,要するに今後45年で償還していくとすれば,どういう償還計画と言うか,例えば業者の方が融資を受けられたら,何年計画で毎月なんぼずつ,利子と元金合わせて返していったら,何箇月後,何年後には完済できますよと,これはローン組む所はみんな一緒だと思うんですけどね。そういう償還計画と言うか,この流れについても,分かりやすい資料としてまとめていただきたいんですけど,この点はどうでしょうね。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 これにつきましては,一応阪神公団の方に確認を致しまして,もし阪神公団がそういうよく分かるような資料があるのであれば,また提出させていただきます。取りあえず阪神公団の方へ一度確認をさせていただきたいと思っております。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 資料があればというより,今現在負債がどれだけあって,今後の計画としてどういう流れで予定していこうかということもみんな分かっているわけだから,別になければ作ってもらったらいいだけの話であって,そういうことが明らかになっているからこそ,厳しいわけでしょう。厳しいという認識が出てくるわけでしょう。だから,その厳しさをもうちょっとリアルに,お互いの共通認識にするために出してもらいたいということを言っているわけですね。

 例えばこれは阪公の阪神高速道路公団法では,公団は予算,事業計画及び資金計画に関する書類を公団に出資した地方公共団体に提出しなければならないという風に言っているわけですから,僕ら素人が見てもインターネットで色々公団の決算やら予算が出てくるわけですから,そんなん専門家の方が45年で返すためにどうしたらいいかということぐらい,別に今なかったとしても,作るぐらいのことはすぐできると思うので,これもまた資料として出していただきたいと重ねて要求しますけど。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 ですから,この資料は,阪神公団が作成しますので,阪神公団に聞かないと,ここでは返事できません。取りあえず阪神公団へ確認致します。そのうえで提出できるのであれば,提出させていただきます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 ちょっと市にも色々専門家の方がたくさんいらっしゃるから,阪公に,阪公にと言うてないで,是非作ってもらいたい。これは希望として要求しておきます。

 それで,そういう資料を見せてもらったうえで,検討もしていかんといかんと思うんですけれども,ここでちょっと議題を変えまして,油小路通の高速道路と名神をインターでつなぐという報道があったかと思うんですが,これの認識なり経過なり,どういうことなのか教えていただけますか。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 油小路線と名神高速道路の接続につきましては,平成5年の油小路線の都市計画決定段階から将来接続しますという説明をさせていただいております。昨年の12月に国幹会議の方で付議されまして,接続が認められております。

 ただ,現在,まだ形状でありますとか,当然都計決定も要りますので,その辺の手続はまだ全然できておりませんで,今後民営化の情報も踏まえまして,事業主体も決めていきたいと。当然将来は設置したいということで今考えているところでございます。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 そんなことになれば,力の湯さんというおふろ屋さんが北の西にありますけど,丁度角の交わっている所にね。南西の方には民家もあるし,老人ホームもあるし,ちょっと略図でいいですから,最低限この二つの道が交差して,3方向,直進は真っすぐ行ったらいいけれども,左右両方それぞれの方向から三方へ行けるようにというインターチェンジとしての最低機能のランプにしようと思ったら,インターチェンジということになるのかな,どれぐらいの半径の道が要るのか,だから,その付近の地図と,最低この辺ぐらいまでは乗換えと言うか,道が掛かるんだと。クローバー型ならクローバー型でいいですわ。最低どれぐらいの面積が掛かっちゃうのか,この辺りちょっと図示して見せてもらえるような,それも資料を頂けますでしょうか。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 まだお見せできるような資料がありませんので,当然都計決定までには,そういう手続する段階では図面等作成してきますけれども,そういうことでございますので,まだ提出できる図面等はございませんので,よろしくお願い致します。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 また,質問,次へ行きますけれども,今年の夏だったかと思うんですけど,7月23日,第2回の京都市公共事業再評価委員会の議事の概要というやつですが,固有名詞分からないんですが,委員の先生が色々言っておられるんですね。高速道路のような幹線道路を整備すると,これまで以上に市内に車が流入してくると思うがどうか。京都市において渋滞がなくなれば,それを知った遠方の方が京都に車で来ることが考えられる,そうすると総交通量は一定だという前提が崩れると思うけれどもどうかと。あるいは,高速道路の整備によりCO2,NO2が減るという予測は,交通量を固定した前提で出されているが,感覚としてこれは理解しにくい。道路を造ると交通量が増えて,また渋滞するという悪循環が起こるということが専門的な意見としてあると聞いている。渋滞したからといって,道路を造るのではなくて,交通量そのものを減らす方針を京都市は持ってないのかと。色々御意見が出されていると思うんですが,これに対して京都市が,これはだれがお答えになったか分からないんですが,高速道路の整備の有無にかかわらず,京都市域を含めた近畿圏の全体的な交通量は,今後ずっと増えていく見込みだと,こういう風におっしゃっておられるわけですけれども,これは何を根拠にして,どういう理由でこういう言い方をされておられるのか。先ほど部長は,西野委員の質問に対して,将来交通量が減っていく傾向ということもあって,事業の見直し中なので,出資金については試算していないと,そういう意味の答弁をさっきされたと思うのでね。実際,ではどちらが本当なのか,この点どうでしょう。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 この再評価で答弁させていただきましたのは,実際国が行っております交通センサスにおいて,平成6年度もそうでございますし,平成11年もそうでございますけども,将来,平成32年までは順次交通量が増えていくという,そういう風な結果になっておりまして,そういう意味でそういう答弁をしたわけでございまして,平成32年まで増えていって,42年ぐらいまでは大体横ばいになりますという結果を基に,そういう答弁をしたわけでございます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 私は,さっき西野委員の質問に対して答えられたのとちょっと違うのと違うんですかと聞いているわけです。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 先ほど申しましたのは,平成6年のセンサスで考えた数量に比べますと,平成11年で予測した交通量は増えますけれども,減ってますということなんです。将来予測が上に行くはずが,少し増えるけれども,差があって減ってますと,そういうことでございまして,将来交通量が減るんじゃなくて,将来予測交通量が当初よりも減っていますということで,そういう答弁をしたわけでございます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 よく京都市,口を開けば市内が渋滞している,渋滞していると。だから,高速道路を造るんだ,造るんだと。ところが,これ,今年の5月ですけれども,阪神高速の仕事という文書を読みますと,不況の影響もあり,利用台数が漸減ですか,これは字がどうかと思うんですけど,少しずつ減っているなど,事業環境は誠に厳しい状態にあると。

 今年の11月,同じページを見ますと,このところ低迷していた通行台数も昨年度は5年ぶりに前年度を上回り,明るい兆しが見えてきたところですと。結局ようけ走ってほしいんですよ。だから,今たくさん走っているから,何とか渋滞解消のために造ろうというのじゃなくて,いったん出来てしもたら,ようけ来てもらわんと困ると。走ってほしい,走ってほしい。要するにそういうことを見え見えと言うか,あからさまにそういう表現になっちゃっているわけですから,だから,本当に何のために,じゃ,これ,高速道路を造るのかというところがもう一つはっきりしないと,これは矛盾しているという風に私は思うんですけれども,この点,渋滞だから造る,だけど造ったら,やっぱり乗ってほしい,走ってほしい,来てほしい。この辺りどういう風に考えたらいいんでしょう。



○主査(山本正志) 

 山崎部長。



◎街路部長(山崎糸治) 

 当然京都市内の交通量というのは,一定なわけでございまして,当然渋滞をしている箇所もありますと。当然高速道路を造ったら,通過交通はその道路を走りますので,一般の街路の渋滞部分が入ってくるということで,総数は一定でございますけれども,その分だけ分散がされて,渋滞が緩和されるということでございましてですね。

 それと,当然これは高速道路でございますので,有料道路でございますので,将来の交通量を予測して,償還計画を作成しますので,やっぱり当初想定している想定台数だけについては走ってほしいということだという風に思っております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 井上委員。



◆委員(井上けんじ) 

 通過交通という議論は,今日ここでするつもりないですけれども,これまた阪公の文書ですけど,この前の中期業務計画という中で,大阪京都線の整備促進と。大阪京都線(新十条通)ということを書いてあるわけですよ。要するに大阪と京都を早く,特に私の思うには大阪の車がどんどん早く京都に入ってこれるようにというような意味の表現だというように思うんですけれども,通過交通ということだけだったら,別に名神の山科の東インターから南インターなりの山崎に行ったら,450円で行けるわけだから,別に市内のどこからどこを通過する車のことをおっしゃっているのか,全然これ破たんしてしまっているんだけれども,今日はこの話やめます。

 最後に,いろんな統計資料を見ますと,車の保有台数も減っているし,それから,残念なことではあるけれども,京都市の人口も平成12年10月に146万7,785,今年の10月で146万4,230幾らです,とにかくね。日本全体の人口も,後何年か後には下降に向かっていくという風に言われているわけですから,こういう時代に,やっぱり,本当に持続可能なまちづくりどうあるべきか。高齢者も増えていくわけだから。先ほど来,ヒートアイランドの問題,緑の問題,色々言われていますけれども,本当にこれからのサスティナブルシティと言うか,そういうことも使われているけれども,落ち着いた持続可能なまちづくりという立場から考えたときに,本当に高速道路が相いれるのかどうかということについては,もう一度きっちり考え直す必要があるんじゃないかと思います。資料を頂いたら,また精査したらいいと思うけれども,予算だって,これはばく大に掛かってくるわけだから,協議している,協議しているとか,頑張る,頑張るとか,そんなこと百回言っていたかて,それはいろんな波に押されて,既に,朝もありましたけれども,ランプの問題だって78億使っているわけだから,これ以上無駄な事業はストップすると。一から考え直すと。このことを再度求めて終わっておきたいと思いますので,資料については是非出していただくように,最後重ねてお願いをして終わります。



○主査(山本正志) 

 確認を致します。先ほど井上委員から要求のありました資料ですが,出資率を35パーセントにした場合の市の負担の試算,大阪の阪神道路公団の分担の事例ですね。それから,仮に見直しがあった場合の単位当たりの負担の試算ですね。それから,残り3路線が見直しになった場合の本市の負担ですね。それから,阪神道路公団が今後45年で償還をしていく計画の流れですね。一部阪神道路公団との相談のうえ出せる範囲でという答弁がありましたけれども,理事者の側もこれでよろしいか。(発言する者あり)

 委員会資料として提出を求めることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○主査(山本正志) 

 異議がありませんので,委員会資料として提出を求めることに決定致します。

 進行致します。橋村委員。



◆委員(橋村芳和) 

 14分間のお付き合いをよろしくお願い申し上げます。

 午前中,我が党の繁委員から鴨川について採り上げられましたので,私はほな桂川の方を一席よろしく申し上げます。

 たまたまこの事務事業概要,本年度ですけれども,久我橋が写っておりまして,川が写っております。市会議員をしておりまして,伏見で35学区あるんですけれども,余り行きたくない学区,地域というのがあります。というのは,やはりよく怒られる学区であります。そのトップクラスが従来久我でしたけれども,この橋が架かってから比較的そのトーンが落ちて参りました。しかし,そうした中で,朝,午前中繁先生から鴨川七条大橋の橋脚の本数とかその構造によって,水に影響を与えるというような大変傾聴に値するお話を聞かせていただきましたけれども,その段で行きますと,丁度この写真には残念ながら写っておりませんけれども,久我橋から羽束師橋にかけて,特に中洲に大変多く木が繁っております。その岸の方もそうなんですけれども,10数年来手入れをされておりませんと言うか,木を切っておられないので,大変繁っているわけなんですけれども,朝の繁先生の話であると,やはりこれが大きな阻害になるように私は感じるんですけれども,結果的にこの前の台風23号のときにも,桂川,今まで見たことないぐらいに水位が上がったということで,住民の皆さん方,大変心配をされておりまして,また久我の皆さんに怒られてしまったんですけれども,この点,この中洲あるいは周辺の木の状態が,そうした危険要因になっていなければもう終わりですけれども,なっている要素があれば,質問を続けたいんですけれども,なっておりませんか。



○主査(山本正志) 

 奥村部長。



◎水と緑環境部長(奥村治男) 

 ただ今の件でございますけれども,当然生命と財産を守る中でそういった阻害要素がございましたら,治水が一番大事でございますので,環境もございますけれども,まず治水ということでございます。

 今現在,淀川水系の流域委員会の中で色々議論されております。ほぼ峠を越えて,最後の方の力が入っているところじゃなかろうかと思っております。ほん最近でございますけど,16年の5月に河川整備計画の基礎案が流域委員会の方から提言を頂く中で,国土交通省の近畿地方整備局がその意見を受けたものを作成しております。その中にも,河川管理上支障となります樹木につきましては,伐採を実施するという言葉もございます。ただ,環境面の配慮をしながらということでございまして,伐採の方法,時期につきましては,住民又は住民団体の御意見も聴きながら,支障があればそれについては対応していくということでございます。

 したがいまして,国土交通省におかれましても,そういう方針で対応されているんじゃなかろうかと考えております。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 橋村委員。



◆委員(橋村芳和) 

 やはり,障害になる部分が多いということでございまして,なかなかできない理由に,やはり桂川は国の管理ですので,国に財政的なものがないことが1点と,もう一つは,やはり従来から野鳥の問題とか,環境の問題でなかなか難しかったという二つがあるわけであります。

 しかし,その言葉だけが走ってしまいまして,いや,野鳥の会の人とかが反対してはるさかいに切りにくいんですわというような形が大変流布してしまっておりまして,正に防災と環境とは対立しては駄目なんですね。その辺上手にもって協調してもらわんことには。ただ危ないさかいに,切ればいいんやというものでもないですし,かといって,環境だけが大事やさかいに,人々の暮らしがおざなりになるということも大変いけないことかと思います。

 そういった観点でしっかりと取り組んでいただきたいのと,部長,そういった答弁を頂いたんですけれども,なかなか京都市から国の方に言うていく作業,この話だけではないんやけども,往々にして弱いんですね。私からも言いますけれども,一つ先生からも言うてくださいというのが大概多いですわ。全然重大な話じゃないんですよ。国が管理している街灯が切れているさかいに直してほしいとか,舗装がちょっと傷んでいるさかいに直してほしいというようなことですら,京都市に言うていったら,いや,私が言うよりも先生が直接言わはる方がいいさかいに,この番号に掛けてくださいという,こういう対応が何回がございました。

 しかし,この河川のこの木についても,従来ちょっと申し上げておりまして,その後にたまたま台風23号が来て,そういう結果になったので,やはり,こうした時期を捕らえて,しっかりと管理しているのは国やけれども,財産や生命を失うのは京都市民であるので,しっかりと国の方に迫っていただきたいと思います。

 ちょっと時間がございませんので,少し走ってしまいますけれども,もう1点,朝から区画整理事業というものも採り上げられておりました。総括的には隠塚委員の方から各区画整理についての進ちょく状況とまた課題が問われたわけでありますけれども,その中で一番遅れておりますのが伏見西部第四地区であります。昭和63年から施行が始まって,平成18年に完了予定でありますけれども,進ちょく状況は大変厳しい。平成16年11月現在の進ちょく状況としては,道路築造率が22.4パーセント,東側だけに区切りましたら60パーセント,仮換地指定率が32.7パーセントということで,一応平成18年完了というものを目前にしながら大変厳しい状態であります。

 これを採り上げて,遅れているさかいに,けしからんという言い方を私はしたくないと思います。やはり,色々と過去の歴史,皆さん方の財産,また色々な状況を踏まえながら,やはりその地域の中に入っていただく御努力をしている中で,結果的にこのような状態になっている。

 しかし,この総事業費も369億円という大きな予算の下で進んでいます。その中で,平成18年を迎えようとしているわけでありますけれども,やはり,その一つの問題として,うまく無難にやっていこう,あるいは情報発信したために混乱してはいけないという配慮の下に,なかなか住んでいる住民の皆さん方に今の区画整理の進ちょく状況がしっかりと伝わっておらなかったという。その辺が多く声を聞くわけでありますけれども,自分たちの家を直すのにも制限がある。なかなか工場を拡張したいけれども,色々と制限を受けていく。しかし,区画整理が進まへんだけに,ごみの問題とか,放置車両とか,草が生えるとか,色々とありまして,それは今まで過去に色々言うていったわけでありますけれども,そうした中で,今回この西部第四地区に関しまして,通信という形で新聞を発行されまして,これ,該当する地域に全戸配布されたように伺っております。そして,現状の進ちょく状況が書いてありますし,今後の見通しとして,平成20年度をめどにということで,東の方の地域についてはしっかりと完了しますよという形の決意が書いてあるんですけれども,これについて,本当に平成20年にできるのか。今まで大変遅れてきたけれども,できるのかということで心配を致しておりますけれども,むしろそれで頑張れで済ますのやなしに,やっぱりこれからは,住民の皆さんにもっとしっかりと説明をしていく,情報を発信していく。その中でいろんな意見は出てくるけれども,それをしっかりとディスカッションしながら,そこに住んでいる住民の皆さん方の願うような町にしていただきたいと思いますけれども,この情報発信ということで第1号が出ましたけれども,今後はどのようなペースで発行されていくかをお聞かせください。



○主査(山本正志) 

 三好都市整備部担当部長。



◎都市整備部担当部長(三好信雄) 

 伏見西部の区画整理事業でございます。私どもが今取り組んでおりますのは,伏見西部地区で2地区から4地区,四つの地区を担当しております。総面積にしますと,大体450ヘクタールにも及ぶという広大な面積を持っております。その中で,今先生御指摘のございました伏見西部第四地区の区画整理事業につきましては,当初いろんな経過もございましたけれども,立ち上げ時に相当な遅れがございました。ただ,そういったことも含めまして,先ほどから仮換地指定,それから道路の築造率等がまだ他地区に比べて非常に低い状況にございます。

 私どもは,やはり,現状の姿を地区の権利者の方に知っていただく,これが一番大事ではないか,そこからいろんな御意見が出て参るということは,確かに不安もございます。しかし,その不安を恐れておっては事業が進まないということも踏まえまして,今回,区画通信を作成して,皆様に送らせていただいたと,こういうことでございます。

 なお,今後につきましては,この1回目の発行ということで,進ちょく状況と,それから現在取り組んでいる事業の方法,それから今後進めていく大まかな形を御案内させていただいております。今後につきましては,事業が更に進展していく中で,回数を今定期的に決めているわけではございませんけれども,進ちょく状況の中に変化等がございましたら,適宜発行して情報発信をしていきたい,そのことによって,地域の住民の方から事業に対する御理解等を深めていただきたい,そのことによって最終的には事業が進展していくように進めて参りたい,こういうような思いで今回発行させていただいたものでございます。



○主査(山本正志) 

 橋村委員。



◆委員(橋村芳和) 

 当然今まで15年間にわたって,ほとんど余り情報が住民に知らされなかった,進ちょく状況を知らせなかった中で,シンプルな中にも方向性が出ておりますので,いろんな議論が出てきますけれども,しっかりと受け止めていただきたいと思います。

 たまたまここは横大路学区なんですけれども,伏見区の議員にとって,久我と並ぶぐらいによく怒られる地域であります。例えばクリーンセンターが今度2基になるとか,羽束師橋を取り上げられたとか,市バスがちゃんと時間どおりにやって来ない,パープルサンガが来たために公園がなくなってしまう,新駅が出来ると思ったら,パープルサンガの話が消え掛けたとか,言い出したら切りのない学区なんですけれども,しかし,いつも言うんですわ,横大路の人に,たまには言わなあかんし。ほな伏見35学区あって,一番面積の広いのが醍醐学区なんです。それは醍醐山とかたくさん持っていますので。この横大路というのは,比較的人が住める面積が多いのが2番か3番目ぐらいで,もしこの区画整理がしっかりと進んでいけば,企業も誘導してこれるし,いろんな夢の持てる学区やと言うんですけども,いかんせん今までこのようなものが全く発行されてなかったので,何を夢事を言っているんだというような形でしかられてばかりおりましたので,何とかこれを一歩と致しまして,しっかりと取り返していただきたいと思いますので,よろしくお願いを申し上げます。

 それから,田中委員が言いました土木事務所についてですけれども,答弁ございましたけれども,私初めて議員になったときに,何も言うことが分からなかったので,土木事務所で見聞きした体験をそのままこの委員会で言うたことが,10数年前ですけれども,そのときも同じような答弁がされておりました。そのときに,いつも出るのが研修をしっかりしますということでありますけれども,本当にそれで済むのかな。京都市の研修で済むのかなというようなことを,10数年来感じて,良くなってきているけれども,感じてきましたので,やはりシステムをしっかりと変えていく。ほとんど男性ばかりの職場であるけれども,女性との比率であるとか,事務職,技術職との関係とか,その辺しっかりと勇気を持ってメスを多少入れていただきたいなと思います。

 そして,研修を待っている間にも,やはり市民の不満というものは募っていきます。私,2年ぐらい前にも提案をしたんですけれども,せめてコントロールタワーになるような受付をしっかりと置いていく。電話をしっかり受けられて,その行った市民が占用係に行けるのか,河川,水路に行くのか,道路に行くのかぐらいせめて割り振りをしてあげていただきたいと思います。

 私もたまにある土木事務所へ行くんですけれども,入っていっても,余り応対もしてもらえない。そのままつかつかつかと歩いていって,何となくその座る所に座っていたら,だれかがやっと気が付いて,ああ,何でしたというような,そういう対応であることが過去にありました。少し良くなっておりますけれども,やっぱりこの点しっかりと直していただきたい。局長は元服務監でございますけれども,研修頼みでは駄目です。強い決意を,システム変更に向けての決意を語っていただきまして,終わります。



○主査(山本正志) 

 中島局長。



◎建設局長(中島康雄) 

 土木事務所に対する厳しい御指摘を頂いたわけでございますけれども,私どもハード整備がまだまだ必要でございますし,そういうものについて取り組んで参りますけれども,一方で今有ります道路なり河川,そういったものの管理というものは非常に重要になって参ります。そういった意味では,土木事務所の役割は非常に大きいという風に私ども考えておりますし,土木事務所の在り方はもちろんでございますし,それをサポートする本庁自身の体制も我々としても考えていきたいと思っています。そして,何よりも職員自身が市民に喜んでいただけるような仕事をして,土木事務所があって本当にいいなというような風に見ていただけるような土木事務所になるように心して取り組んで参りたいと考えておりますので,よろしくお願い致します。

 以上でございます。



○主査(山本正志) 

 以上で建設局に対する質疑を終わります。

 明日12月1日は,この場所で午前10時から消防局の審査を行いますので,よろしくお願い致します。

 本日の分科会はこれをもって散会致します。

    [午後5時50分 散会]

主査  山本正志

副主査 竹内ゆずる