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2011.12.14 平成23年文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会12月定例会 本文




2011.12.14 : 平成23年文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会12月定例会 本文


                                     別 紙


              議 事 の 経 過 概 要


┌                                        ┐
│ 田中委員長開会宣告の後、田中委員長から諸岡委員及び林企業立地推進課長の欠席報 │
│告が行われた。                                 │
│ 議事に入り、報告事項の聴取、所管事項についての質問、閉会中の継続審査及び調査、│
│今後の委員会運営についての協議等を行い、閉会した。               │
└                                        ┘




1 開 会
 (1) 田中委員長から開会宣告が行われた。
 (2) 田中委員長から諸岡委員及び林企業立地推進課長の欠席報告が行われた。
 (3) 京都府政記者会に加盟する各報道機関から撮影、録音等の申し出があり、許可する
  ことが決定された。




2 報告事項
  下記の事項について報告が行われた。
  ・平成23年度アクションプランについて
  ・「第26回国民文化祭・京都2011」開催結果について
  ・専用球技場新設候補地調査について



 (1) 平成23年度アクションプランについて
  ・明日の国際交流推進プラン(改定)
◯山口国際課長
 知事直轄組織国際課で今年度改定いたします「明日の国際交流推進プラン」の最終案の概要につきまして、御説明申し上げます。
 資料の「明日の国際交流推進プラン(改定)最終案」をごらんください。
 「明日の国際交流推進プラン(改定)」でございますが、本案におきましては、9月議会に御報告いたしました中間案のとおり、「留学前」「在学中」「就職時」の各段階に応じた施策を取りまとめております。
 パブリックコメントの結果でありますが、47件の御意見をいただき、留学生に対する就職等の支援に関する府への期待や施策の御提案がございました。
 本案におきましては、9月府議会定例会の御意見も踏まえまして、留学生に対する相談体制の充実等を本案に盛り込んでいるところでございます。
 グローバル化が進展する中にあって、京都が「大学のまち」「学問のまち」「学生のまち」として国際的に生き残っていくため、留学生の倍増に向け、取り組みを充実させてまいりたいと考えております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。



  ・京の文化力・次世代育成プラン(新規)
◯有馬国民文化祭推進局長
 文化環境部の、平成23年度アクションプランについてでございますが、本委員会関係プランのうち新規プラン、「京の文化力・次世代育成プラン」について、9月府議会定例会において報告をさせていただきました中間案をもとに、その後実施いたしましたパブリックコメントでお寄せいただいた御意見や、検討委員会における意見等を踏まえまして、最終案として取りまとめたものでございます。
 資料の2ページをお願いいたします。
 上段の問題意識にありますように、10月29日から11月6日まで行われました国民文化祭において、若い世代が生き生きとした力を発揮するとともに、日本人が本来持っている精神性や価値観、「こころ」の文化を継承することの重要性を改めて認識されたと考えておりまして、この成果を一過性に終わらせないことが何より重要であると考えております。
 文化振興方策としてはさまざまな施策があり、これについては来年度、「21世紀の京都文化力創造ビジョン」を改定する中で検討することとしておりますが、このアクションプランでは特に国民文化祭の成果を次世代にしっかり引き継ぐことを目標に議論を重ねていただいたものであります。
 3ページをお願いいたします。
 下段の施策の内容につきましては、中間案の施策に加えまして、次世代を含む府民の文化活動発表の場である府民文化祭(仮称)の開催や、文化力で地域を活性化する基金の創設、それから4ページ2項目めにございますが、学校と連携した伝統文化体験活動の充実を図る、仕事・文化体験活動推進事業や、文化を親子で体験できるプログラムの提供、5ページの2項目めでございますが、地域の祭りや伝統芸能を地域の古老等から学び伝承する伝統芸能伝承事業、6ページにまいりまして2項目めでございますが、国民文化祭により強化をされた文化ネットワークを継承する組織として、京都文化推進会議(仮称)の設置等を追加いたしております。
 また資料にはございませんが、パブリックコメントを行いました結果、府民の方々からは9件の御意見をいただいておりまして、次世代自身の興味を引き出す工夫、世界に伝統文化をアピールしていくことの重要性等の御意見をいただいたところであります。
 今後は府議会の御意見を踏まえた上で、12月下旬にプランの決定・公表を行いまして、継続分のプランも含め、その内容を現在編成作業中の平成24年度予算に反映させていきたいと考えております。
 文化環境部からのアクションプランの報告は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。



  ・宇治茶の魅力、世界へ発信プラン(新規)
◯小田農林水産部副部長
 農林水産部のアクションプランの報告をさせていただきます。
 お手元に配付の報告事項の1ページをお開き願います。
 農林水産部では「宇治茶の魅力、世界へ発信プラン」と、「森林・林業経営高度化プラン」の2つのプランについて検討してきており、この間、府議会を初め府民の皆様方からいただいた意見、パブリックコメント、特にパブリックコメントでは宇治茶関係で12件、森林・林業関係で46件で、いずれも施策を評価あるいは補強するような意見でございました。こうした意見を踏まえまして、このたび最終案として取りまとめました。
 3ページをお開き願います。上段の趣旨のところにありますように、宇治茶の利用や消費拡大を図るため、宇治茶の味と香りや機能性、歴史、文化をアピールするとともに、国内需要を拡大し海外へも進出することや、茶畑景観などの保全や活用を支援し、宇治茶資源を世界的な価値へ向上させる施策を展開したいと考えております。
 具体的な施策でございますが、12ページのA3の資料をお開き願いたいと思いますが、これで説明をさせていただきます。
 上段にあります消費拡大と世界ブランド化の2つを大きな柱として、中ほどにあります数字、四角で囲んでおります4つの目標を掲げております。そして重点施策として中ほどから下に記載してあります、プラットフォームの設置、宇治茶の海外普及のための海外アンテナショップの設置、市町村と協力し地域住民の宇治茶景観の保全に対する意識を盛り上げる活動などを記載をしております。



  ・森林・林業経営高度化プラン(新規)
◯小田農林水産部副部長
 次に13ページをお開き願います。
 「森林・林業経営高度化プラン」でございます。上段に記述しておりますプラン策定の趣旨をごらんください。
 木材の生産現場での効率化を進め、まとまった量の木材を安定的、定量的に供給できる体制を確立することで、さまざまな木材需要にしっかりと答えるとともに、製材工場の得意分野を生かした分業体制の確立による加工体制の強化など、川上から川下に至るまでの一貫した施策を展開したいと考えております。
 20ページ、A3の資料をお開き願います。少し目がちらちらするかもわかりませんが、カラーでございます。
 基本方向としましては、中ほどにあります右側の、川上、林業事業体の経営高度化から、左側の川下の府内産木材のサプライチェーンの構築であります。そのためには、下段であります林業経営高度化センターの設置、原木供給センターの設置、ストックヤードの整備支援、木材加工のネットワーク化等を記載しております。
 農林水産部からの報告は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。



 (2) 「第26回国民文化祭・京都2011」開催結果について
◯有馬国民文化祭推進局長
 「第26回国民文化祭京都2011」開催結果についてでございます。
 初めに、国民文化祭京都2011につきましては、10月29日の都大路オープニングパレード、開会式を皮切りに、閉会式までの間、多くの府民の皆様そして被災地の皆様にも御参加をいただきました。日本の文化や心を若い世代に引き継ぎ、日本再生の灯りともなる大会にすることができたのではないかと考えております。
 この間、委員の皆様を初め府議会議員の皆様には格別の御支援、御協力を賜り、改めてお礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。
 その開催結果についてでございますが、本来なら今回の本委員会において、全体の参加者数等を踏まえまして詳細な結果報告を行うべきところでございますが、特にさまざまな民間団体に御協力をいただいている京都文化年イベント絵巻き事業につきまして、11月末までの500件を超える事業を集計対象といたしておりまして、今、鋭意集計作業を進めておりますが、まだ数字が出そろっておりません。そういうことで、今回は中間的な報告になることを御了解いただきたいと存じます。全力を挙げて作業を進めております。まとまり次第速やかに御報告をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。
 今回の国民文化祭では、「こころ」を整える文化発信をテーマとして、さらに東日本大震災の復興に向けて「癒しのこころ 今こそ文化の底力」という理念も加えまして、70の主催事業を初め、関連事業や協賛事業、京都文化年イベント絵巻き事業など、府内の全市町村で取り組んだところでございます。
 今大会の成果についてでございますが、一つ目は、今大会を通じまして日本文化の精髄にふれていただきまして、また5,000通を超える「こころ」のメッセージの応募等を通じまして、日本の文化や心のすばらしさへの認識やほこりを共有し受け継いでいくという大会になったこと。二つ目といたしまして、特に今回の特徴でもございましたが、5,000人を超える若い方々が、日本を代表する一流の方々と一緒に活躍をしまして、企画や運営を含め生き生きと力を発揮するなど、次の世代の担い手が育つ確かな手ごたえを感じられたこと。それから三つ目でございますが、震災復興の関係で延暦寺の不滅の法灯から分灯をいただきました心のともしびを象徴として掲げながら、パレードに参加した福島の高校生を初め、被災地から約1,500名の御参加をいただき、そうした方々から逆に元気をもらいながら、心を一つにして文化の底力を京都から発揮するなど、日本再生の灯りとなる大会とすることができたのではないかと考えているところでございます。
 主な事業の参加者数につきましては、先ほど申し上げましたとおり速報値でございますが、都大路オープニングパレードを初め多数の出演者や観覧者にお越しをいただいたところであり、府内、北から南までどの会場でも熱気に満ちた発表と交流が展開をされ、期待を上回る盛況ぶりでございました。各地域において、文化振興のみならず、まちづくり、人づくり、観光振興など、さまざまな成果を残すことができたと考えておりますが、先ほどのアクションプランの具体化を初め、こうした成果をしっかりと生かしていく取り組みを進めまして、将来につなげてまいりたいと考えているところでございます。



 (3) 専用球技場新設候補地調査について
◯有馬国民文化祭推進局長
 次に、専用球技場新設候補地調査についてでございます。
 10月に開催されました当委員会でも御報告をいたしましたとおり、京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会におきまして、球技場の現時点での想定規模をもとに整備の可能性がある土地を調査・選定していくことが必要と議論をいただいていたところであります。そこで、整備の可能性がある土地の調査について、去る10月21日に開催いたしました第7回あり方懇話会において、懇話会の専門部会であります球技場部会で議論された内容をもとに、懇話会として了解をいただいた上、候補地調査を開始しておりますので御報告いたします。
 まず本調査は、専用球技場の具体的な規模や機能を検討するため、整備の可能性のある土地について、府から府内の全市町村を対象に照会を行っているものです。調査の対象とする土地は、市町村が無償で提供できる土地であること、または市町村内の府有地を活用する提案も可能としております。施設の規模といたしましては、先にも御報告しておりますとおり、現時点での想定として収容人員2万5,000人程度で、ピッチの長軸を南北、メーンスタンドを西側とし、日本サッカー協会が示すアジアチャンピオンズリーグやJ1の公式戦等が開催可能なディビジョン1規模相当とし、その中でも最もコンパクトな施設である鳥栖市ベストアメニティスタジアムの事例から、スタジアム面積は2万平方メートル以上、その他外構、駐車場用地が必要といたしております。
 市町村への主な調査項目としましては、1、土地の所在面積、2、現在の利用状況、3、土地所有の状況、4、用途地域や建ぺい率などの土地利用規制、5、鉄道、道路などの交通アクセスの現状と今後の整備計画、6、電気、ガス、上下水道などのインフラ整備の状況と今後の整備計画、7、その他の項目として球技場整備にあわせて周辺を整備する構想に関する市町村からの提案などを挙げております。
 去る12月12日を調査の締め切りとしておりましたが、新聞報道等にもありましたように、4市1町から調査票が提出されたところであります。今後、専門家の皆様の御意見も踏まえながら候補地の選定を行うほか、懇話会において専用球技場の機能などについても議論を深めていく予定であり、今後とも府議会に報告してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 文化環境部からの報告は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。



  (発言)
◯安田委員
 まず1点目ですけれども、国民文化祭、大変御苦労さまでございました。
 この国民文化祭で新しい文化の拠点といいますか、いろいろな府内の市町村に多くできたと思いますし、地元でも予想をはるかに上回る来客数で、新しい一つの文化のかなめができたと非常に喜んでいます。
 「まゆまろ」なのですけれども、ほかの委員会でもいろいろと聞かれていると思いますけれども、今後とも活用していくという状況だとは思うのですけれども、文化行事に限ってのシンボルと考えておられるのか、それとも京都府の一つのキャラクターであると、シンボルであると考えておられるのかお聞かせいただきたいと思います。



◯有馬国民文化祭推進局長
 「まゆまろ」につきましては、国民文化祭のPR隊長として、本当に全国駆け回ってPRに努めて活躍をしていただきました。本当に認知度も上がりまして、子どもたちを初め大変な人気者に成長してきたと思っています。これを活用しない手はないと私どもは思っておりまして、今後の活用を、今、庁内の関係のところといろいろ相談をしているところでございます。府民の方々からもぜひというお声もいただいておりますので、その方向で考えているところでございます。その役割をこれからしっかり位置づけておかないと、中途半端な存在になってもいけないと思いますので、その辺の議論を、今、深めているところでございます。ただ実際、国民文化祭が終わりましてからも、農林水産フェスティバルとか、KYOのあけぼのフェスティバルとか、それから京都環境フェスティバルとか、そういったところからもお声がかかりまして出演をさせていただいております。できるだけ幅広く活躍できるようになったらいいのではないかと、我々としてはそういう方向で、これから余り時間を置かずに方向を出していきたいと考えているところでございます。以上です。



◯安田委員
 私も文化に限らず、京都府のイメージキャラクターとして非常にふさわしいのではないかなと思っていますし、これからも検討していっていただきたいと思います。
 次ですけれども、専用球技場のあり方懇話会(あり方懇)がいろいろと示されて、候補地の選定までされているわけですけれども、私の記憶によりますと、球技場を建設するということは、我々は全く何も決めてないと思うのです。話が勝手に進んでいるような気がしてならないんですけれども、そのあたりはどうですか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 あり方懇話会におきまして、京都のスポーツ施設のあり方の検討の方向が2つ出されました。一つは老朽化が進んでいる施設のリニューアル、もう一つは府民のニーズがあるのにない施設がある。それについては新設も含めて検討するということでございます。それを検討するに当たりまして、体育館それから球技場、運動公園につきまして部会を設置いたしました。そんな中で球技場につきましてはどういうふうな規模、機能、そういうものを持つべきかというところを議論したわけなのですが、具体的な場所とかそういう前提条件がそろわないと具体論が展開できないということでございましたので、懇話会の提言をいただいて、早急に場所も含めて選定をして、規模、機能が議論できるような材料をそろえていくべしということでございまして、府議会にも御報告をしながら、引き続き議論を深めていくということで進めさせていただきたいと思っております。



◯安田委員
 それはわかります。ただ、今府民の皆さんの話を聞いてますと、皆さんできるものやと思っておられるのですよ。例えばこれ選定されるとしますね。そこが選定されてこういうのができますといったところで、我々がいや必要ないと言ってつくらないと、それで納得されますか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 私どもは府民の皆様方に、球技場がどういうものかということで、懇話会の議論を通じまして、コンセプトとかイメージをまず持っていただけるような状況をつくりたいと思います。それをベースに議会の皆さん方の御意見も踏まえてどういうふうに進めていくのかということが決められると思っております。



◯安田委員
 今、私が聞いてるのはそういうことではなくて、このまま進めていくと、例えば立候補地から一つ選ばれますね。そうしたら、選ばれたところは、「私のところに球技場ができるんやな」と思ってしまう可能性があるわけです。我々はまだ一度たりとも球技場をつくるなんていうことは理解しておりませんし、調べているのはいいのですけれども、そういう初めからのイメージで進んでいる気がしてならないんです。そう思いませんか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 建設の可否につきましては、どこまでいっても議会が府民の御意見だと思っておりますので、懇話会とかでトータルの御議論をいただくための可能性のある土地だということで、これからの審査も含めまして、そこは応募をいただいたところも含めまして御理解をいただいて進めていきたいと思っています。



◯安田委員
 新聞報道も含めまして、私も細かく読んでいますけれども、そういう論調は全くないです。だから、府は球技場をつくりますと、それに当たってどこを選んでますというような論調ばかりなんです。まずもって私はそれが間違っていると思います。まずは球技場をつくる、つくらないかはわからないという報道の仕方があり、そしてまた選定市町村に対する説明もあるべきですが、そうではないんです。この説明自体が、もうつくりますからどこを選びますかと。皆さん立候補してるところもそうです。私のとこにつくってほしいと。私、つくるのに反対しているわけではないですけれども、まだ決まっていないことを余りに大きく報道して、大きく選定し過ぎだと私はずっと思っていますので、それはお伝えしておきたいと思います。以上です。



◯奥田委員
 専用球技場新設候補地の調査についてお尋ねいたします。
 今の御報告によりますと、調査期間の11月4日から12月12日までに応募があったのが4市1町だったということ、考え方では12月12日、一応、当日書類が郵送される場合の消印まで認められるという情報を新聞等でも見ておりますが、現時点で4市1町ということは、もうきょうは14日ですから、判断としては4市1町という考え方でよろしゅうございますか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 12日の段階で公文を郵送でお出しいただくような可能性がございましたので、12日の午後5時現在で4市1町ということでアナウンスをさせていただきましたが、それ以後文書等の到着もございませんので、確定したものと考えております。



◯奥田委員
 それではその4市1町から今後、いろいろ委員会を設けられて選考されるということでございますが、その選考委員というのはどういう方をお考えなのか、わかる範囲でお訪ねいたします。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 提案いただいた土地につきまして、確実にものができるかどうかという観点でまずは審査をいただくことでございますので、例えば建築分野あるいは都市計画、地盤、地質、それから集客施設でございますので環境面、そしてスポーツ関係者等有識者で御議論をいただく方向で人選等これから進めていきたいと考えております。



◯奥田委員
 その委員会自体は何名でという内容までは、数字的なことは決まりなくして、今おっしゃったような漠然とした、そういう方で適任者を選ぶということでございますか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 今、申しました、球技場の立地にかかわるような分野の委員さん方で、おおむね10人内外の構成になるのではないかと考えております。



◯奥田委員
 その委員の方を選抜される中で最終的な決定権というのは、どなたがそういう決定をされるのですか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 委員会として、一つは絞り込んでいただくということでございますので、そこは最終的には京都府になるかと思います。



◯奥田委員
 京都府でもいろいろな委員会があって、委員の方を選定されているのですが、どの方が適切でというと、これはまた失礼に当たるのですけれども、大きな事業のことですので、その辺のバランスとかを十分よく考えていただいて、できるならば一般質問でそういう話が出ていたときの、候補地選定のときにプレゼンテーションをやってほしいという要望も議員から出ておりましたので、どういうやり方がいいのかというのは、何かモデルをえがいておられるのか。独自で今までどおりのような委員会を、たくさんいろいろ委員会ありますが、そういう委員会と同レベルの考え方なのか、その辺もお尋ねいたします。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 一般質問におきまして、議員の皆様方から御提案もいただきましたので、そういう地元の熱意というものも直にお聞かせいただく方法を、選定委員会の委員の皆さん方にも御相談をしながら取り入れられないかという相談をしたいと思います。
 なお、このような大規模施設の公募スタイルという形で進めておる事例は余りございませんので、そこは私どもも、府議会の委員の皆さん方それから選定委員会の皆さん方の御意見をよく拝聴しながら、創意工夫をしながら、適正な審査になるようにしていきたいと思っております。



◯奥田委員
 今後のスケジュールなのですけれども、一応、12日で調査期間が終わった後の動きについてお尋ねいたします。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 私ども、まずは選定委員会の陣容をつくっていかなければならないということで、人選等の作業を年内をめどにしていって、年明け以降に実際の審査活動が展開していただけるように準備を進めていきたいと考えております。



◯奥田委員
 そうしますと、委員会が組織されて、そして議論を戦わせて、そして最終決定はいつごろとお考えなのでしょうか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 今の時点で最終的な絞り込みの時期、決定というタイムスケジュールは持ち合わせておりません。やはり審査の方法なり観点につきまして、選定委員会とも御相談しながら慎重に進めたいと思っております。



◯奥田委員
 といいますと、委員会自体は数回にわたって開催されるという理解でよろしゅうございますか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 5件の候補をちょうだいいたしました。1回や2回の会合では決められるものではないと思っておりますので、先ほど御提案のいただいておりますプレゼンやら、いろいろな手法も活用しながら審査を進めるべきではないかと考えてございます。



◯奥田委員
 そうしますと、かなりまだ時間がかかりそうだと思いますが、途中その委員会での内容につきましては御報告等はいただけるのでしょうか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 節目節目で御報告するようにしたいと思ってございます。



◯奥田委員
 ありがとうございます。大きな事業ですので慎重に、そして府民の気持ちが十分伝わるような、地域性のことも十分考慮して御検討いただきますよう、また2月定例会期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
 あと1件、同じことなのですけれども、我々の委員会でもサガン鳥栖の球技場を視察、調査にまいりましたが、その魅力は何だとお考えなのでしょうか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 やはり地域と一体となったスタジアムづくり、あるいは運営がされているということで、非常にまちに溶け込んだ施設になっているのではないかなと考えておりますので、私どももそういうものを目指したいと思ってございます。



◯奥田委員
 施設の規模も一つモデルにされているのと合わせて、ソフト面でもある種、あのサガン鳥栖のやり方がいいというお考えなのでしょうか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 私ども規模的な面では最もコンパクトで、いわゆる国際試合等も可能な規模だというと2万5,000人、中規模のスタジアムを想定してございます。ただ運営という面でいきますと、いろいろな手法がございます。民間のPFIとかあるいは指定管理とか、いろいろな方法がございますが、財政負担という観点からいけばそういう鳥栖のコンパクトな財政負担というものが一定目安になるのではないかなという考え方で答弁をさせていただいた次第でございます。



◯奥田委員
 あと一つ教えてください。J1・J2、サッカーの専用スタジアムを考えたときに、サガン鳥栖のスタジアムが今、ベスト、一番だとお思いですか。まだほかにもっとすごいのがあるのだけれどもやれないとお思いですか。いかがですか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 私見ですが、ベストではないと思っております。それは、やはり新しくつくるに当たりましては、そこにつくったものが一番になるように、そういう工夫をせないかんと思ってございます。



◯奥田委員
 ありがとうございました。



◯山内委員
 宇治茶のことについて、少しお伺いをしたいのですが、いろいろここに問題意識等が載っていて、消費が非常に低迷をする、それから農家の経営も悪化をしていると思うのですが、現在の宇治茶の国内消費量と、それからあと海外への展開ということですけれども、それもそんなにまだうまくいってないということなのですけれども、海外での消費量は今どういうふうになっているのか教えてください。



◯小田農林水産部副部長
 データ的なものは、今、担当の課長が調べておりますので報告をさせてもらいますが、国内の消費量につきましては、当初、リーフ茶というものがもともと日本のお茶という、あるいはもちろんそれ以外の抹茶とかあるいは玉露とかいうのがありますけれども、総じてそのリーフによるお茶というものがあり、そこに今度ペットボトルのお茶が入ってきたということでございます。それによってペットボトルがぐっと伸びて、そしてリーフ茶というものが減ってきたという傾向がございましたが、近年トータルしてペットボトルとリーフ茶を足しても、日本人の、あるいは国内消費というのが減ってきているという傾向にございます。
 それから国外の関係について言えば、むしろこれは伸びているという状態がございます。データは持ち合わせておれば、また担当の課長から報告させてもらいますけれども、国外についてはこの間かなり伸びていってる。特に一番量的に多いのはアメリカが多いです。それからEUでは量的にはドイツが一番多いです。ただ私ども、宇治茶フランス進出プロジェクトというのを展開しておりますけれども、単価が一番高いのは、一番値段が高いので買ってもらってるのはEU、特にフランスが単価が高く、したがって京都というのは抹茶・玉露日本一の生産でありますので、日本でも一番高いお茶をつくって生産しておりますから、そういう面でいえばより高いものをフランスにしっかり売って、それをまたブーメラン効果として日本の消費をふやしていくという考え方をしております。



◯藤井研究普及ブランド課長
 緑茶の海外への輸出の状況について報告させてもらいます。
 平成22年で日本の緑茶につきましては41億6,700万円ということでございます。一番多いのがアメリカ合衆国の19億円、あとシンガポールそれからドイツへと主に輸出されております。特徴的な動きとしましては、アメリカは個人販売の需要が大変多いということで、末端までの需要が大変多くて金額が多いということです。EUでは緑茶ブームがあって、ドイツ、フランスで大きく伸びているということでございます。以上でございます。



◯山内委員
 国内の消費量に対する割合という点ではどうでしょうか。



◯小田農林水産部副部長
 トータルの量というのが手持ちにございませんで、1人当たりのリーフ茶の年間の購入量というところでいきますと、平成22年のデータで大体1,000グラムです。それが平成12年、10年前ですと1,200グラムという状態になっておりますので、10年間で200グラム、1,200グラムが1,000グラムに減ってきているという傾向になっております。以上です。



◯山内委員
 数字が出てこないので単純に比べることができないのですが、なかなか海外での需要といってもそう伸びるのか。それぞれの国にはそれぞれの伝統的な農産物なりお茶の文化がありますから、やはり国内での需要がどれだけ伸びるのかということに大きな力点があるのではないかなと思っています。あと生産農家の状況です。都市部でお茶を、茶畑を維持するというのはなかなか、農薬だとか肥料の問題もあって、非常に今、難しくなってきていると思うのですが、そういう点ではその生産農家の状況だとか、それから景観を維持するという点で、都市部でのお茶の農家の状況をどのように把握して、どういうふうにしていこうとされているのか伺いたいのですが。



◯小田農林水産部副部長
 宇治茶は御承知のとおり、都市部というよりも、現時点の業界の定義としましては、荒っぽくいいますと京都府それから奈良県、三重県、滋賀県の1府3県で生産され、かつ京都産が半分以上という形で宇治茶という定義をされて売っております。その大部分は、都市部というよりも山城地域で生産をされておるという実態でございます。同時に宇治という点でいえば宇治市です。そこにおいてどれぐらいの生産がされているかというと、かつては非常にたくさんのものがあったわけですけれども、現時点は100ヘクタールを割っておる。京都全体のお茶の生産面積は、確かではないんですけれども1,500ヘクタールから1,600ヘクタールぐらいの面積を持っておりまして、その中で宇治市内においては100ヘクタールを割っておるという状態でございます。
 また、城陽市それから宇治田原町、和束町、南山城村というところがそれぞれ特徴を持った生産をしておりまして、例えば城陽市と京田辺市あたりは玉露が非常においしくて、絶えず農林水産大臣賞をもらっているということございますし、和束町は、委員言われましたように、非常に急峻なところでお茶を生産している、それが非常に景観的に優れているという実態がございます。宇治田原町についてはかぶせ茶ということで、覆いをして、そこに天皇杯をもらわれた方が生産をされておられる。さらに南山城村についても、いろいろなグループの方々が入って生産を伸ばしている。同時にそういう定義をしたことによって、もっともっと京都産のお茶がほしいということで、今、丹後でも国営農地のところでお茶を約50ヘクタール生産をし、昨年荒茶の工場もつくりましたので、これから伸びていくだろうし、また綾部市でも由良川流域で茶園があるという実態でございます。総じて言えば都市部というよりも山城地域が主産地になっているという状態でございます。



◯山内委員
 荒廃した茶園の防止だとか、茶畑景観の保全は生産者個人に任せ切りになっていて、いろいろな支援が必要だということで、そのとおりだと思うのですけれども、今後の支援の方向性はどうされていこうと思っておられますか。



◯小田農林水産部副部長
 それぞれのお茶によって支援の仕方もあろうと思います。いわゆる覆いをするものとそうでないものとで、そうでないところは露天で、急峻なところでもあります。ただ全体として総じて言いますと、そういったお茶の寿命というのも、やはり30年を超えるといわば老朽茶園になってくる。あるいはその中で傾斜のきついところというのはなかなか機械化が進まなくて、和束あたりは急峻なところで、やはり作業が大変だというところで、後継者の問題もあるということを考えております。
 したがいまして支援措置としましては、それぞれの地域においてそれぞれが生産しているところのお茶をしっかりと伸ばしていくという考え方が大事だというのは基本にあります。その上でいろいろ地域に合った形の支援措置ということですけれども、メニュー的にいえば、やはり機械化を促進していくようなエリア、あるいは急峻なところを、条件が許せばなだらかにしていくような、工事を伴うような支援もあろうと思います。それは機械化を前提にします。それからそういったものではなくて、上等なお茶についてはやはり覆いをしていくような、それに対する、茶業研究所がいろいろな化学的な治験を与えるような形、さらにそれができたものを、単にリーフ茶だけではなくて加工品として売っていくという形の支援の仕方もあります。それから老朽茶園については改植についての支援の仕方というのもありますし、同時にこのアクションプランの中で提案が出ておりましたけれども、やはりもう少し直接支払い的な支援措置が要るのではないかという意見をいただいたりもしております。以上です。



◯山内委員
 ぜひ生産者等の意見もよく聞いていただいて取り組んでいただきたいと思います。
 それからあと、国民文化祭ですけれども、本当に御苦労さまでございました。随分とこの国民文化祭は国のお金も入って、いろいろな事業が行われたと思うのですが、国民文化祭が終了して、今後いろいろな、そこで芽生えたものを継続していくということで大事なことだと思うのですが、その予算の関係でいいますと、文化関係の予算で昨年度及び今年度、国民文化祭の関係でどのぐらいの予算が入ってきて、来年度以降どういうふうになるのかというのがやはり若干、文化関係団体のところでも心配をされているところなんですが、そこら辺はどうなんでしょうか。



◯有馬国民文化祭推進局長
 漠とした数字ですけれども、京都府の予算が10億円と少しぐらいのところで、国の予算が2億円ほどで実施をしてきたところでございます。来年度以降につきましては、今、予算の議論中でございます。先ほどアクションプランのところでも御報告をさせていただきましたけれども、あれを具体化するように、今、担当の部局として進めているところでございます。以上です。



◯山内委員
 2億円ということで、思ったよりも国の予算が、もっと来ているのかなと思ってたのですけれども、ぜひこれは先ほど御報告の中にもありましたように、いろいろなネットワークができたり、あるいはいろいろなきっかけができて文化に親しむ機会がふえたということでは、継続をしてお取り組みいただきたいと思います。できればこの間の国民文化祭の関係の予算、京都府として国民文化祭という枠で組み立てた予算で、京都府の予算がこれだけで国の予算がこれだけだという資料をいただけたらありがたいと思います。



◯有馬国民文化祭推進局長
 資料の提出につきましては、正副委員長と御相談の上、対応させていただきたいと思います。



◯平井委員
 京都ブランドということの、とりわけこのアクションプランのところで、国民文化祭の引き継ぎということで、子どもたちへの体験学習を含めた部分で記載いただいております。このアクションプランで私が感じる次世代への育成プランということで、もちろん伝統文化を中心にしていただけることは重要なことだと思うのですけれども、一方で、これ文化に入れていいのか、わからないのですけれども、やはり京都の大学の中でアニメーション、アニメの学部を持ったことで、京都の学生の流れが少し変わってきたと思うのです。留学生とも重なるのですけれども、例えば京都精華大学でアニメーションの学部と格上げされたことによって、中には世界からアニメーションを、私余り造詣が深くないんですけど、すごい外国からもいっぱい来られているということでいくと、伝統文化も中心に学校教育でしていただくことと並行して、このアニメーション、アニメというのをとらえるのは、いろいろな観点があるので難しいところがあるんですけれども、そういう視点での入れ方、とらえ方というのは、ある意味で京都の新しい農業とか、そういう伝統文化じゃない部分でいく京都ブランドということを、ある意味は京都府が打ち出していくことも重要かなと思います。少しかけ離れたことの提案になるかもわかりませんけれども、御意見いただければと思います。



◯岡本商工労働観光部理事(緊急経済・雇用対策課長事務取扱)
 委員御指摘のように、アニメもそうなのですけれども、あと映画とかそれからゲームとか漫画とかも含めて、コンテンツ産業というのはこれから非常に成長していく分野で、京都に非常にゆかりがあるものだと思います。その辺のところは、映画などの分野では、もう海外とも実際連携して人材育成とか、そういう文化の継承みたいなこともやっておりますので、今後ともそういう取り組みは非常に重視してやっていきたいと考えております。



◯平井委員
 映画の部分もたしかにそうなんですけれども、若干そういう流れでも斜陽の産業でもある。でも持っている技術というのはたくさんいいものがあるのですけれども、少し、重要やということをおっしゃるのはわかるのですけれども、具体的にどうちりばめていくかも重要なのではということで、十分御検討をいただきたいのです。これ最終案ということになってしまうので、今こういうのもどうかと思うのですけれども、次の何かの魅力の中で、やはり十分そういう視点がいただきたいというのが一つあります。
 それと宇治茶の関係で御質問させていただきたいのですけれども、とりわけ海外のアンテナショップということで、今のお話を聞いてますと、EUの単価が高いフランスとかあるんですけれども、アメリカは需要が高いということです。具体的にこのアンテナショップというのはどこの地域を想定して、あるいは何を売りにもっていくことをお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。



◯小田農林水産部副部長
 平成23年度認めていただいた予算の中で、宇治茶フランス進出プロジェクトということで、10月、これは知事、議長と商工労働観光部の関係者とも一緒になってフランスに、一つは観光とかあるいは風評被害対策とかいうことを含めて私自身も行ってきました。そこで日本料理とか、あるいは宇治茶そのものの魅力、あるいは直接ホテルに日本のお茶を持っていきました。そこで既に売られていた玄米茶が1,000円少しぐらいなのですけれども、全然おいしくなくて、それで持参したお茶を十数人のスタッフに入れたところ、「香りもお茶もすごくおいしいからこれが欲しい」と総支配人が言われたということがありました。何が言いたいかといいますと、一つはそういう、割と星の数の多いホテルチェーンがございますので、そういったところで、常時というのはなかなか難しいかもわかりませんけれども、イベント的なものをやっていきたい。そこで実は商談会もやりまして、そのうち2件ぐらいが契約ができそうだとなっております。一たん東北の放射能の関係でちょっと断ち切れたものが、もう一度その商談会で復活しそうだという話もございます。
 それから、非常にフランス人はお茶について、特に高級なお茶が好きな方が結構おられまして、もう既に日本人なりが経営をやっているお茶の販売店がございます。そういったところを何店か回りましたので、そういったところもアンテナショップといいますか、ある面拠点化をしていくことができるかなと考えております。以上です。



◯平井委員
 多分そのEU、とりわけフランスなんかが高級なお茶を好まれていることでしたら、宇治茶に結びついていいとは思うのですけれども、ホテルチェーンも重要だと思うのですけれども、一方で、向こうの割と高級なスーパーとか、そういう辺りも、結構販売力がだっと伸びると、いろいろなお水でも何でもそうなのですけれども、伸びるというのもあると思うので、そういうことも。具体的にはアンテナショップ、そこに何か常駐の施設を置くということなのですか。その辺が少しわからないので教えてください。



◯小田農林水産部副部長
 施設そのものを箱ものとして設置するというのは、非常にそれはお金もかかりますし、またそういったスペースも要ります。そういう面でいえば、なるべく既にあるものを利用して、そこに人を送り続ける。このアクションプランの中にも提案されておりますけれども、宇治茶大使とかあるいは宇治茶伝道師ということで、先ほど申しましたように天皇杯とかあるいは大臣賞をもらったような方が、実際にその方も春に海外へ行きましてお茶を振る舞ったところ、非常に、向こうに言葉にはあらわせない感動を与えたということもありまして、そういった少しソフトのような形を考えております。
 それから、もっともっと、スーパーのようなところというのは実際に売られておるのですけれども、それは正直いいまして非常に、大きい缶に入った、本来お茶というのは生鮮食料品と同じで、冷蔵庫に入れておかないといけないようなものなのですが、そうではなくて、非常に置きっ放しみたいな、あっという間に品質が悪くなって、それが日本茶と思われて、ちょっと悔しい思いをしております。同時にそれがまた中国とか、そういうところのお茶が並んでおるようなところがありまして、同じようなやり方をしておれば安い方に負けてしまいますから、やはり売り方も、もっともっと高級なものは高級な、あるいはいい値段で売りたいということを考えております。以上です。



◯平井委員
 わかりました。その辺の、お茶の品質管理というのはなかなか海外の方はわからないと思うので、しっかり宣伝していただいてと思うのですけれども、これバイヤーとの商談成立はそういうところを結びつけていくということになって、そのアンテナショップから結びつけていくことなのですか。



◯小田農林水産部副部長
 おっしゃるとおりでございます。



◯植田委員
 もう一度、少しおさらいさせていただきたいのですけれども、京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会というのができた背景とか目的とか趣旨をもう一回教えてください。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 京都府のスポーツ施設のあり方全般論について、今後の方向性について提言をいただくという趣旨でございます。したがいまして、京都国体を契機に施設整備等をされましたが、その社会資本が今、老朽化しているという課題、それから、それ以降新たな府民ニーズ等に対応できていなかったということで、ないものを整備するという大きな方向性について御議論いただくという背景でございます。



◯植田委員
 そうすると、京都府のスポーツ施設が、言葉は悪いですけれども貧弱であるという、だからスポーツ施設を充実していくということではないかなと思うのですけれども、今、表に出ているのが余りにも、府立体育館の改装をしましょう、それからスタジアムを建設しましょう、それから太陽が丘も入っているのかな。そういうことなのですけれども、たまたま室長が今おっしゃった、ない施設です。これはたくさんあるのですけれども、それについて議論はどうされているのですか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 今回の議論の発端は、京都の施設がということでございます。その中で今日的な府民のニーズあるいはスポーツ団体の御意向というものを、アンケート調査とかヒアリングとかして、そういうのを補足しながら府立の施設の中に新たに導入あるいは改良する、そういう視点も含めまして議論をするということで、今、主に公園の部会等で検討、議論を進めているところでございます。



◯植田委員
 それでは、例えば体育協会(体協)に加盟している団体というのは非常に京都も多いと思うのですけれども、そういうところに今、室長おっしゃいましたようなアンケート等はとっておられるということで理解していいですか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 今回、私ども体協ではございませんけれども、主な各競技団体それから府民全体のスポーツに対するアンケートというものを両方ちょうだいしながら、どういう観点で何が欠けているか、充実していかなければならないかということで検討を進めているということです。



◯植田委員
 そうしますと、私は以前のこの委員会で質問させていただきました、例えばスケートリンクとかあるいは山岳連盟がずっとお願いしています登るものとか等々、例えば京北町に今ずっと休止している射撃場とか、そういうものの検討というのは入っているのですか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 特に今、府立の施設の中にどれがつけ加えられるかという観点でございまして、例えば国体の予選とか、やらなければいけないのだけれども府内にものがなくてできていないということもございますので、そういういろいろなニーズの中で、どういう優先順位なりをつけていかなければならないのかということも含めて、今、議論をしております。



◯植田委員
 そうしますと、優先順位という話がありましたけれども、ではこれからもこの話はずっと続いていく話であって、京都府のスポーツ施設の充実はこれからもずっと図られていくと理解していいのですか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 懇話会の中で2つの方向性が出されておりますので、リニューアルの方向あるいはないものをつくっていくという方向がありますので、一定の青写真みたいなものを御提示する方向で考えていきたいと思っております。



◯植田委員
 いずれにいたしましても、例えばことしは国体13位になったのか。それがいいのか悪いのかは別にして、やはり京都府のスポーツ施設が貧弱であるということも一つの原因ではないかと私は思っています。何回も言いますけれども、例えばフィギュアスケートのジュニアは日本で、京都はかなりいい選手が出ているんですけれども、大きくなってくると京都にはいない。なぜかというと今でも普通の子どもたちを教えるために近畿各府県を回っている、大阪で練習しているということがありますし、山岳なんかは特に京都だけが持っていない。ですから京都が主催の大会を開くにも各府県で借りているという状況が続いているのですけれども、やはりこういう状況を少しでも取り除いていくことが、僕は大事ではないかなと思っていますし、西京極にプールができて、半年だけがスケートリンクであるということで、私は非常に貧弱であると思います。そんなことも含めて一回、ない施設とおっしゃいましたけれども、そのこともやはりきちっと取り組みを続けていっていただきたいと思いますし、私自身はできるまで追い続けていきたいと思いますので、これはぜひお取り組みをいただきますようにお願いを申し上げて終わりたいと思います。以上です。



◯渡辺副委員長
 他の委員の皆様からも多くの御意見が出ておりましたけれども、国民文化祭についてもう少しお尋ねをしたいと思います。
 先ほど安田委員からも「まゆまろ」の話をまず出していただきまして、田坂副委員長も、まゆまろの就職先はもう決まったのかと御心配もいただいておりますし、やはりせっかく多くの「まゆまろ一座」の方々が、保育園とか幼稚園とかきめ細かくいろいろな場に出ていただいたおかげで認知度も上がってきて、本当にちょうどいい時期に国民文化祭が迎えられたかと思うのですけれども、先ほどから御報告がありましたように、これからどうしていくのかということが大きな課題として御検討いただいていることに改めて感謝を申し上げたいと思います。特にアクションプランにおきましては、次世代育成プランということで、本当に今回の国民文化祭の大きな成果の一つとして、私もずっと申し上げてまいりました若い人たちが本当に文化に親しんでいただけるような、そしてまた自主的に取り組んでもらえるようなお取り組みをということで、大変成果が上がっているかと思います。特に若者ネットワークの方々が、いろいろ京都駅前のウエルカムステージとか府庁でのイベントとか、いろいろな形で御活躍いただいたと思うのですけれども、特にその若者のネットワークや学生の皆さんの活躍について、改めて少し御紹介をしていただけたらうれしく思います。



◯青柳国民文化祭推進局副局長
 今、学生、若者ネットワークのことについて、その活動の御紹介ということでございました。平成22年3月に、600日前をきっかけにカウントダウンイベントをけいはんなプラザで実施し、そこがスタートということになっております。その後300日前に同じくけいはんな記念公園でキャンドルナイト、これもカウントダウン事業として実施していただきました。そして本番の年になりますと、やはり体制を強化して、コアメンバーが約30名、そしてサポートメンバー100名という体制で、国民文化祭本番の事業の企画に取り組んできたということでございます。その間キャンペーン活動、広報活動、またプレイベントで若い方々のネットワークを生かした、本当に斬新な事業を数多く展開していただきました。
 本番におきましては10月28日、1日前の前夜祭のステージを、この若者、学生ネットワークがすべて仕切りまして、多くの方々にごらんいただきました。さらに開催期間中におきましては、11月3日の京都駅前ステージで、若者の企画によりますファッションショーでありますとかライブの展開、これも大変多くの方々に御参加いただきましたし、東本願寺の枳殻邸を利用したシンポジウムの開催、お茶会の実施、ここには学生の呼びかけによりまして大学のゼミでそこに参加されたというグループもございました。また京都府域におきましても、若者のそういうネットワークが西舞鶴へまいりまして、芸屋台を見学するツアーを実施するなど、府域にも足を伸ばすなどして大変多岐にわたる活動を展開してくれました。
 実際に終わりまして、彼らの活動がこれで終わるのかというところがあるのでございますが、先般、若者ネットワークの幹部の方々と懇談をいたしましたところ、ぜひ自分たちでできることは今後も継続していきたいと、役員といいますかメンバーは交代するかもわからないけれども、国民文化祭は大変勉強になったということで、今後も何かやっていきたいという意欲を示してくれていましたので、私どもも大いに期待するところがあると思っております。以上でございます。



◯渡辺副委員長
 ありがとうございます。600日前のキックオフイベントから始まりまして、本当にいろいろな場面で若者の方々が活躍されている姿に出会うことができて大変うれしく思いました。
 そしてまた、親子で楽しむというようなことも、「はじめてのお茶とお香」とか、そういうときは本当に子どもたちも大勢参加をしていたようですし、本当に成果が見られたと思います。
 特に今回のテーマの「こころ」を整えるというテーマが、若者に、そういう形だけではなくどのように伝わってたかなということで、ある新聞記事でうれしい記事を拝見いたしました。閉会式のときに日本語と英語とそして手話で中学生と高校生3人の方々が前でメッセージを送られたときに、英語で話された高校生の男子生徒が京都新聞に投稿されておられまして、その手話を使っておられる女子生徒との出会いが自分にとってすごくよいものであったという文面をみずから投稿されてまして、私それを見たときに「本物やったな」と、本当にそういうことが感じてもらえたんやなと思って、本当に感激いたしました。今、記念誌というか、いろいろ写真も含めたり、そういう記念冊子の作業に入っていただいているかと思うのですけれども、そういう生の声というか感想みたいなものを載せ、皆さんに広く紹介していただくという取り組みとか、何かそういうことは考えておられますか。



◯有馬国民文化祭推進局長
 私もあの新聞記事を読みまして、「本当にやってよかったな」と、何か心が震えるような思いもしました。やはりああいうことが今回いろいろなところでいろいろな人にそういうことが起ったのだろうなと思っております。それはしっかり次につなげていかなければならないと思っております。
 報告書につきましては、従来の形はございますけれども、できるだけそういった感動とか、そういったものが伝わるような内容にしていけるように工夫をしていきたいと思っております。



◯渡辺副委員長
 ぜひお願いいたします。報告書のみならず、もう一つ大きな成果であったと思うのは「まゆまろチャレンジ府民企画事業」、イベント絵巻にもいろいろなお取り組みを紹介していただきましたし、多くの府民の方々が国民文化祭を見にいくだけではなくて参加、参画をするという意味で、まさにまちづくり、人づくり、今まで京都府が取り組んでこられました地域力再生という取り組みがいよいよ花開いたかなという感がございます。「まゆまろチャレンジ」の特に府民企画事業とかで活躍された方々は、各地域でいろいろな活動をされていると思いますし、今後そういう方々のネットワークみたいなものを、具体的に集まるとか、ただ理念だけではなくて何か仕掛けをしていくべきだと。やはり皆さん盛り上がって、「やったな、よかったな」と思ってはるときに、やはりそういう感動を共有してまた新たな発展につなげていくことが大事かと思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。



◯有馬国民文化祭推進局長
 「まゆまろチャレンジ事業」につきましては、市町村なり京都府が実施した主催事業についても、これも本当に多くの方が参加をして、いろいろな面で成果を残したと思うのですが、この「まゆまろチャレンジ事業」につきましてはまた違った意味で非常に幅広い参加をいただいたという面、また京都の奥深さというか、文化の力というのを示した、そういった意味でも非常に大きな役割というか、意味を持った事業だったと思っております。
 今後についても、今、御指摘もありましたように、今回の盛り上がりでしたり、あるいはそのネットワークというのもしっかりつなげていかなければならないと思っておりますし、アクションプランの中で申しましたような、文化の推進の会議とかそういった組織にしっかりつなげていくということが大事ではないかと考えております。以上です。



◯渡辺副委員長
 ぜひお願いいたします。今、御紹介がございましたその会議は、既に予定をしていただいているようですけれども、そういう全般的な企画といいますか、そういう会議の場面と実際にやはり府民の方々が活動されている、実際の方々のネットワークというのは、また少し別かなとをいう感がいたしております。今回も国民文化祭実施に当たりましての実行委員会の皆さんがしっかりと取り組んできていただいた、そしてまた別のところでは府民の方々がそれぞれのやり方で自分のお得意なところでつながりを持っていただいた、その2つがあいまってやはり大成功につながったのではないかと思っておりますので、その会議プラス、やはり一緒にやっていっている人たちというか、地域力再生も結構これからリンクしていくと思うのです。ですからそういうところも2本立てみたいな形でしていただきたいと思います。
 あと、できましたら、今、少し出しましたけれども、地域力再生のほうでも国民文化祭枠として、被災者支援と2本立てで今年度、特にテーマを決めて取り組んでこられたと思うのですけれども、そちらの国民文化祭関連分の地域力再生のほうも、事業について把握されていたら少し御紹介いただけたらと思います。



◯青柳国民文化祭推進局副局長
 地域力再生におきましては、国民文化祭連携枠といいますか、そういう枠をいただきまして、今年度の4月1日から12月末までに実施する京都文化年イベント絵巻登録事業を対象として交付金を交付するという内容であったと思います。これに関しまして府民力推進課からいろいろ連携もさせていただきながらお話を聞いておりますと、現在のところ合計で85件の申請が出てきているということでございます。申請は2回に分けて行われたということでございまして、1回目は5月、2回目は9月ということで、1回目で53件、2回目で32件でございます。合計85件でございます。
 内容的にはいろいろ、文化年イベント絵巻に登録された事業でございますので、国民文化祭への盛り上げでありますとかプレイベントでありますとか、また本番のときに実施された事業、非常に多岐にわたる事業でございますが、特徴的なのは京都市内の事業が25件に対しまして府域で実施されたのは60件ということで、大変府域の方のほうが今回頑張っておられたのではないかなと、そんなふうなことが数字の上から出てきております。以上でございます。



◯渡辺副委員長
 ありがとうございます。今お聞きしてますと60件、府内というか全域で皆さんがされたというのは、今、直観として思いましたのは、それぞれの地域で、例えば舞鶴市だったらジャズとか、そういうふうにして自分たちのまちではこれをやるのだというような盛り上がりがあったからこそ、そういう地域力再生のお取り組みもますますふえてきたのかなと。反対に京都市内の場合はいろいろなものがありましたので、直接これだというところはそんなには京都市民の方って、申しわけないんですけれども、なかったかもしれないので、その分やはり自分のところのまちは、例えば城陽市の太鼓とか、私も奥田委員と一緒に寄せてもらいましたけれども、とても盛り上がってましたし、やはりそういうお取り組みの成果があらわれてるのかなと思いました。
 国民文化祭の話をしているととまらないので、最後にさせていただきますけれども、この参加者数とか、これはまたこれからもう少し細かいこととか、また改めて出していただくと思いますが、特B級グルメのフェスティバルにおよそ5万8,000人来られたということで、寄せていただきましたけれども、本当に多くの方々がおられました。今はB−1グランプリということで、それは直接はここには使えないということで、特B級ご当地グルメという形でされたかと思うのですけれども、やはりあの盛り上がりを見ていますと、私も文化という幅広さ、食文化、特にこのB級グルメについてはただ食だけではなくて、その御当地を盛り上げるとか、その土地のやはり文化とかお国柄みたいなものを反映されたものということで、新たな文化の一つとして大きく取り上げられるのではないかと思います。これもせっかく初めて京都で行われましたので、ぜひ続けて、何かの形でやっていっていただけたらいいかなと思うのですけれども、そういうお声とかは聞いておられますか。



◯有馬国民文化祭推進局長
 現時点では具体的な話は進んでいるわけではございませんけれども、この特B級、本当にたくさんの方が来られておりましたし、ほかにも非常に多くの方々が参加していただいた、非常に参加しやすい事業というのもございましたので、そういった事業につきましては今後も何らかの形で継続できないのかということについては、関係の部局の方々とも引き続き御相談もしながら、今回の成果が次につながるようにしていきたいと思います。
 それから先ほども御指摘をいただいたように、やはりそれぞれの地域、地域でのネットワーク、草の根でのネットワークというのがいろいろな意味で今回大きな力を発揮したと思っております。先ほどのアクションプランにありました推進会議と、そういった草の根のネットワークとが両輪となって進んでいくべしという先ほどの御指摘については、それも踏まえながらそういう形で進むのが本当にいいことではないかなと思っていますので、そういう方向で進めていけるようにしていきたいと思っております。ありがとうございます。



◯渡辺副委員長
 どうぞよろしくお願いいたします。せっかくの盛り上がりが、風船がしぼんでしまわないうちにやはりできることからやり続けて、予算づけのこともございましょうけれども、できることから継続をしていっていただきたいと思いますし、みんなも盛り上げていきたいと思います。ありがとうございました。



◯田坂副委員長
 国際交流推進プランの最終版ということで出ていますけれども、この中で改定をされたのはどこが改定されていて、新規と言われるのはどこが新規なのか、少し教えてほしいのですけれども。



◯山口国際課長
 中間案から新規として挙げておりますのは、施策の意義、必要性のところで、3ページでございまして、留学前段階というところで、9月定例会、委員会で友好提携といったものを使ってもう少し積極的にPRをしていってはどうかという御意見がございましたので、その分を入れてございます。
 ページとしましては留学前情報のところで、海外での広報、宣伝活用というところで、3行目、4行目のところでございまして、京都府及び府内市町村の友好交流先でのPRも積極的に行い、というところを追加させていただいております。以上でございます。



◯田坂副委員長
 たったそれだけのことで5,157人が7,800人になるのですか。見たら、新規施策で達成したい具体的な目標というのが上がっているのですけれども、これだけのことで平成26年度までにそれだけ人数がふえるのですか。目標だけれども。



◯山口国際課長
 私どもはトータルで留学生施策を考えておりまして、この改定全般の話でございまして、改定をいたしましたのは、世界から人が集まるということで、留学生のところを改定いたしまして、その中で新規としては9月から改定したとかそういうところでございましたけれども、全体的に留学前の段階、それから留学中の段階、就職の段階というのを手厚くやっていくことで総合的に留学生をふやしてまいりたいと考えております。



◯田坂副委員長
 それはふえますとも言えないから、それはわかるのだけれども、今度は逆にいうと留学生が京都へ来ての生活支援、例えば生活していくのに留学生というと大体、中国とか韓国とか東南アジアとか、ほかの地域に比べると割合というのは非常に多いですね。少しその辺の特色はつかんでいるのかどうか。それから留学生が1年間京都で生活するためにかかる費用、どれくらいのものが一体かかっていて、それをどういう形で留学生は賄っているのかという調査はしたことありますか。



◯山口国際課長
 留学生は今5,600人、専門学校とかを除いた数でございますけれども、そのうちの大半が、90%近くがアジアからの留学生ということでございます。半数近くが中国ということでございます。
 あと、生活費についてのお尋ねでございますけれども、住居費も含めまして、今、留学生の中で大体8割ぐらいが私費で来られている方ということでございまして、政府の奨学金でありますとか国の奨学金というのはやはり大変少ないということでございます。費用につきましては、人によっていろいろ違うのですけれども、住居費等々を合わせて、これは正確な数字ではないかもしれませんが、大体200万円とかそのぐらいはかかると聞いております。



◯田坂副委員長
 留学生が京都へ来て、アルバイトができる時間帯は1日どれくらいですか。月にどれくらいのものができるのですか。



◯山口国際課長
 詳細につきましては承知しておりませんけれども、ビザの目的別に在留資格というものを与えられておりますので、やはり、例えば1日何時間ということで、週28時間ということで制限がございます。以上でございます。



◯田坂副委員長
 お願いしたいのは、例えば留学生を本当に京都に呼び込みたいのであれば、特区をつくってでもアルバイトできるぐらいの環境をつくってあげなかったら生活できないのです。だから週に28時間以上アルバイトをしながらでも黙っているとか、しょうもないことになってしまっておるのです。勉強しに来たり京都のよさを学びに来るのに、自分らはこの中で生活をしていかないといけない、だけどそういう縛りがある、何とかそれは、京都府ではどうしようもないことなので。だけどやはり留学生をもっと呼び込もうとするのであれば、その辺の改善をしなかったら、なかなかアジアからの留学生というのは来にくいのではないかなと。就職支援なんかをやっていただくのは非常にありがたいし、もっと進めていただきたいのですけれども、ほとんどがやはり帰るんでしょうね。国へ帰って日本とのかけ橋になる、そのときに京都というのはこんなによかったということを言ってもらうためにも、ぜひそういうものを改善しなかったらなかなかいい印象を持ってもらえない状態が見えます。皆さんも経験あると思うのですけれども、いろいろなスーパーへ行ったり食堂へ行ったりすると留学生がアルバイトをしていますよ。この子らは28時間以上アルバイトしているのではないかなと僕は思うけど、それは今は言わないにしても、もっともっと京都に住みやすい環境だけはぜひつくってやっていただきたいなと。留学生の施策の意義、必要性の中で、やはり一番大事なのは国際交流だと思うのです。その中で京都というものをわかってもらって、京都とのかけ橋になってもらう、日本とのかけ橋になってもらうというのは大切なことだと思いますので、そういうことができればということを提案しながら、ちょっとお願いだけしておきます。
 それから体育施設のことですけれども、これは室長に答えろというのは大変酷な話かも知れないのですが、担当なので仕方がないから聞きますけれども、あり方懇話会で既設の施設を直していこうという方向が一つ出たと。それから新しい、今までつくっていなかった競技施設は新設をしていこうという流れが出たというお話をされていましたけれども、実際に本当にそうなんですか。本当にそうなのであれば、例えば既設の施設を整備するのに5カ年計画なり10カ年計画を立てて、それである程度ざくっとしたこういう形で直していきますというのが出てくるはずだし、球技場にしても新設の施設にしても、こういうものが京都府では不足しています、その中で今、一番最初に40万人もの署名をもらっているサッカースタジアムから先にやっていきたいとおっしゃるのだったらわかるけれども、サッカースタジアム以外は何も出てない。優先順位をつけると言ったけれども、オリンピックでソフトボールは優勝して金メダルをとったんです。ソフトボールの球場ってないのです。その話は出たのですか。一切出てないと僕は思うのだけれども、そういうところについてはどう思われますか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 競技種目は、今たくさんございます。委員おっしゃるとおり、皆さん方のニーズを順次満たしていかなければと思うのですが、特に今、入れ物として府立の施設が3つありますので、そのリニューアルの中で府民のニーズをまず取り込む、あるいは付加できるという余地というのをまず考えていく、リニューアルに際してやっていく。そしてないものについてはということで、そこはないものはまだいろいろあろうかと思いますけれども、新設なりそれからリニューアルに際して最大限の工夫をしていきたいということでございます。



◯田坂副委員長
 だから、いろいろが困るのです。あなたたちは理事者でしょう。それは施設をつくるのだったらこういう施設が今は京都府にありません、だからつくっていくんですと、そのための一番最初の優先順位としてサッカースタジアムをつくりますというのだったら、僕らはわかる。だけれどもサッカースタジアムをつくるということについてだけは出ているけれども、では後のいろいろは何ですかといったときに、そのいろいろが出ないでしょう。出ますか。次にやろうとしていらっしゃるのは検討か何かしていますか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 そのためにも運動公園の機能強化とかいうことで、リニューアルに際しては府民のニーズで、まだこたえられていない部分を盛り込むようにしたいと考えているわけでございます。



◯田坂副委員長
 だから、それは既設のものではないの。既設の施設と、新しくするものと、あり方懇話会で2つに分けたのでしょう。そうおっしゃったじゃないですか。既設のものは、僕が言っているようにまず体育館を直しますと、次、では山城運動公園を直します、丹波自然運動公園を直します、伏見港公園を直しますと、それはいいんですよ、そういうことは出てくれば。新しいものに対してはいろいろありますけれども、表に出てきているのがサッカースタジアムだけでしょう。あとは何もないんですよ。ではほかのもの全部満たされているのですか、そんな検討もされたのですかといったときに、なかなか難しいのと違うかいなと。だから例えば、サッカースタジアムがだめだと僕は言ってるんのではないのです。つくってほしいというニーズがあるのであればやっていただいたらいいけれども、全体像が出てこないあり方検討会をやっておいて、出てきたのが府立体育館と。私、地元ですから直してもらうのはうれしいですよ。だけどそれ以外のものも何も青写真が見えてこない。新しいものに対してもいろいろな意味で青写真が見えてこない、そんな中でスタートをして公募だけはします。そして4市1町、名前はおっしゃらなかったけれども、その出てきているところに期待だけ持たせておいて、できるのは1カ所しかできないですよね。そういうやり方が本当にいいのかどうか、ましてや府議会の中ではこんな議論、何も出てない。それはもうこれ以上室長に聞いてもいかんので聞きませんけれども、では鳥栖のスタジアム、私たちたまたま見に行ったのか見せられたのかわからないけれども、委員会で行っているのですよ。見て来ましたよ。確かにいい。だけど室長は見たかどうかわからないけれども、地域に溶け込んでおるって、あそこはあのスタジアムと駅しかないのです。ほかに何もないんです。それを地域と言うのだったらどこへつくっても僕は同じだと思うぐらいだったのだけれども。それはそれとしても、もっと大きいのをつくってもいいではないかという議論があってもしかるべきなのです。それもそちらのほうから出されてきて、私は議員として物すごくストレスがたまっています。何でと言ったら、やろうやという気にならないから。やはりみんなで応援しようやとかやろうやという気になれるような順序というのがあるのと違うかいなという思いがあるので、今からでもいいから僕らがやる気を出すような夢のある話にしてほしいという思いがあります。
 そんな中で、特別委員会というのは予算を協議するところではないので、予算の詳細はあれですけれども、このスタジアムをつくるのに一体幾らかかって、そのお金はどういう捻出を考えていらっしゃるのですか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 先に設置されている施設の例とか考えますと、2万5,000人規模でいきますと100億円ぐらいは要るのではないかなと思います。鳥栖の事例で行きますと70億円、福岡の事例でいきますと約100億円と聞いておるところでございますので、物価等を考えますとそれぐらいは要るのではないかと。
 それで、財源の問題は私ども大変悩ましい問題と考えています。非常に財政状況が悪いので。そんな中でやはり今、国に対しまして、このスポーツ施設が地域の活力に貢献するという観点から、今まで有利な助成制度もございませんでしたので、国に対してこのスポーツ施設の整備に対して新たな支援制度を設置するように要望もしてございますし、苦しい台所事情の中で財源確保に向けましていろいろな手立てを講じていきたい、運営に当たりましてもそういうふうに工夫をしたいと考えてございます。



◯田坂副委員長
 室長にこういう質問してもあれだから、この辺でやめておきますけれども、やはり子どもたちに夢を与える施設であってほしいと思うだけに、これが実現するとすれば府議会もみんなが応援できるような体制を少なくともとっていただけるということが大前提だと思います。
 それからさっき僕が言いましたように、やはりあり方懇話会であれだけ大上段から、既存の施設の改修と、それから新しい競技、ない競技のものをつくっていくのだということを言ったわけですから、そのあり方懇話会を受けて皆さん方はやるんだと言ってる以上、せめて例えば5カ年計画でも10カ年計画でも立てていただきたい。今はこれを絶対せいということではないですよ。おぼろげに大体こういう形で、いろいろ京都府内にあるスポーツ施設の整備をしていきたい、充実をしていきたいということを言っていただきたいということを要望しておきます。
 それから最後に、国民文化祭ですけれども、御苦労さんでございました。
 いいことばかり聞いていますけれども、果たしてちょっと失敗したなということがなかったのかという反省点も僕は出すべきだと思うのです。特にイベントについて、業者に任せ過ぎたのと違うかという反省点もあるのではないか。ある参加をされた方が、「京都府のイベントに参加したのにお金は業者からもらえと言われた」と、「そんなばかなことはない」みたいな話をして怒っておられた方がおられました。これは一例ですけれども、だけどこれは、やはりそういういろいろな違う意見もやはりお聞きをいただいて、次のイベントといいますか、京都府がやるいろいろな開催するものの糧にしていただければ、あれだけの大きな形で皆さん方が御苦労をしていただいたものだけに、やはり両方をぜひ検討していただきたいということを要望しておきます。以上です。




3 所管事項
  委員会の所管事項について質問・答弁が行われた。



◯迫委員
 また、西陣の道具類のことでお聞きいたします。
 織機部品の進捗ぐあいはどうなっているでしょうか。織機に関する道具類の状況は今どういうふうなところにきているでしょうか。



◯高屋染織・工芸課長
 力織機の関係のことでよろしかったでしょうか。
 力織機部品の確保につきましては、道具類協議会で、西陣の産地の中の遊休施設がどれくらいあるのか、部品がどれぐらいあるのかというアンケートをまず、今されたところと聞いております。
 またそのアンケートを受けまして、その力織機の部品を確保できるように機料品屋さんと一緒になって取り組みをしているということでございます。以上でございます。



◯迫委員
 今、力織機のアンケートを踏まえて、具体的に部品とりも進みつつあるみたいで、現実にやってはる機料品店の方も、それを保管する場所、今は自分のところで数が少ないからできるのですけれども、これからもっと数が多くなったときにどうなっていくのかということで心配をされていて、そういう点で府と市で確保していくということも踏まえて検討されていく必要があるのではないかと思うのですけれども、どうでしょうか。



◯高屋染織・工芸課長
 力織機の部品の確保につきましては、今、委員のお話にございましたとおり、それぞれ遊休部品を織屋さんから機料品屋さんが調査をされていると。調査をした結果、情報を集めまして、欲しいと言っておられる方のところにお渡しできるように機料品屋さんがなさると。ですから協議会でそういう情報を掲示できるような形で進めていきたいと思っております。
 確保される部品につきましては、機料品屋さんが、例えば西陣だけですと西陣の中で、その産地の中で確保できるようにと、今、御検討されていると伺っております。以上です。



◯迫委員
 現実に数がふえてきたら本当に大変になってくると思うので、府と市の方でも一応、西陣織工業組合とも相談をしながら、確保の場所をしっかりととっていってもらいたいと思います。
 それと、11月24日に朝日新聞で、消えるフロッピーディスクということで、西陣直撃という記事が載っていたのですけれども、フロッピーディスクのメーカーが生産を打ち切ってきているということですけれども、それはごらんになりましたでしょうか。



◯高屋染織・工芸課長
 おっしゃっておられる新聞記事も拝見いたしましたし、翌日にございましたその説明会、金襴の青年会が開催いたしました新しいでき上がったものの説明会をされたのですけれども、そちらも行かせていただいて拝見してまいりました。



◯迫委員
 実際にどのように感じられたのかということなのですけれども、現実にこれをもっと、今は試作の段階だと私は思っているのですけれども、これがほかの方、大体西陣の9割方が旧型というか古い型、今の状況でいくとフロッピーディスクがなくなってしまったら織れないという状況になると思うのですけれども、これが広がっていく可能性というのはあるのでしょうか。



◯高屋染織・工芸課長
 今回、西陣の中の金襴の青年会が開発されたものにつきましては、普通フロッピーディスクで読みとれる制御装置の中に、フロッピーディスクのかわりにSDカードというのを入れられるようにする装置でございました。本来そのフロッピーディスクを読み取る制御装置全体を変えると、金額がかなり高いのですけれども、そうではなくてSDカードだけに変えるということで、金額が安価で取りかえることができるような装置を考えられたと聞いております。
 実際に高齢の職人さんが多いですので、今まで使っておられたものとそれほど使い方が変わらないような形で取り組めるので、今回の機材についてはなかなかいいなという御意見はあるのですけれども、これはあくまでまだ試作の段階ですし、実際に制御装置自体が民間の企業でお取り扱いされていることもありますので、実際どういう形で広めていかれるのかは今後の御検討と伺っております。



◯迫委員
 実際にこれはつくっていく過程で、いろいろな方々と金襴の業者の方々も相談はされたらしいのですけれども、その中で実際に、具体的に、最初に話を受けた方のブログが載っていたのですけれども、「自分たちの技術が伝統のある西陣織を生かすことができた」ということで喜ばれておりまして、「ほかにも困っている方が、同じような形でいらっしゃるのではないかな」ということを危惧されておりまして、やはりそういう中でも、「今なら自分たちの技術とかそういうものでも間に合う」とおっしゃっていて、「文化を未来に残していくためにも、やはり完全に劣化して消滅していく前に、やはりできる限りのことをやってみる必要があるのだ」と述べていらっしゃるんです。そういう意味で、こういう業者の方々も含めて、府としてバンク化していくというか、ネットワークの中に組み込んでいくということは考えていけないですか。



◯高屋染織・工芸課長
 ネットワーク化というのの意味がもうひとつ、私には余り理解ができなかったので申しわけないのですけれども、今回、金襴の青年会というのは、やはりいろいろと西陣でもものづくりをしていくときに使っている部品、道具とかそういうものが変わってきているので、今までは紋紙であったものをフロッピーディスクにして、それをまた今度SDとかUSBで読めるような形に変えていくと。金襴青年会の人たちのお話を聞いていますと、「自分たちが次の世代でどういう形でその西陣を守っていくのかということは自分たちがまず考えてやっていかないといけないのだ」という力強いお言葉もいただいておりますので、産地の中で一生懸命、若い方々が中心になって取り組んでいただけるものと思っております。



◯迫委員
 あわせて、それに対して府がまた支援もしっかりとやっていくということが大事だと私は思っていますので、その辺よろしくお願いしたいと思っています。
 それとやはりこの研究で、京都市の産業技術研究所が、そういう開発に援助もしていると思うのですけれども、聞きますとやはり作品の柄をフロッピーディスクに保管をしていくという関係でいくと、大体1社で、今、織屋さんで2,000枚から3,000枚、そういうフロッピーディスクは最低持っているということなのですけれども、これはほかのデータに移していくというときに劣化している中で、それが消えてしまったら大変なことなのですね。大体1枚で10万円から20万円の価値があると言ってますけれども、そういう意味で会社と契約しながらサーバに保存していくということでやっていらっしゃるのですけれども、やはりそれを動かしていくとなったら今の古い機械、今の西陣の織機で動かさないといけないということになってくるので、そういう意味では最後にはやはりフロッピーディスクが、今のところは必要になってくると、先ほどのような形にまだなっていないので、やはりそういうことをもっと厳しい状況の中なので、府としても支援、そういう民間の方がやっていることなのですけれども、やはり全体として産地を守っていくという立場から、府としてこの新しい、先ほどおっしゃっていたSD化に支援をしていってほしいということなのですけれども、その辺ではどうなのですか。



◯岡本商工労働観光部理事(緊急経済・雇用対策課長事務取扱)
 その辺につきましては、京都府も中小企業技術センターとかありますし、ITの分野の専門家もいますので、金襴青年会さんのお話も、ニーズもよくお聞きして、応援できるところはどんどん応援していきたいと思います。



◯迫委員
 金襴だけではなく、西陣の産地全体ということでの力織機のこれからのこともありますので、しっかりとやっていってほしいということを要望して終わります。



◯山内委員
 1点に絞ってお伺いします。
 「こころの京都百選」事業の進捗状況ですけれども、今どこまで進んでいるのか、まず最初に伺います。



◯藤井国民文化祭推進局副局長兼文化芸術室長
 「こころの京都百選」の制作事業でございますが、平成22年度から取りかかっておる事業でございまして、現在100点をトータルで日本画を制作するという内容でございますけれども、70人の方に対して委嘱を行ったところでございます。今年度の予算として、委嘱料として1億4,000万円予算をいただいておりまして、1人当たり200万円で委嘱を行ったということでございます。



◯山内委員
 こうした芸術家だとか文化団体の支援というのは本当に大切なことだと思うのですが、既にお聞きかもしれませんけれども、この事業については日本画に限っているということで、日本画を含む何人もの芸術家だとか関係者の方々から、1億4,000万円もの費用をかけてなぜ日本画だけに限定しているのかとか、それから作品を委嘱する日本画家の選考過程ですね。その100人を選考するということですけれども、そこのところが不透明ではないのかといったような声が寄せられておりまして、そういう点ではその選考委員会の委員の氏名だとか、それから論議の内容だとか、それから経過ということは公表していく必要があると思うのですが、そこはどのようにお考えでしょうか。



◯藤井国民文化祭推進局副局長兼文化芸術室長
 京都府が過去に委嘱した日本画あるいは絵画の作品としましては、「京の百景」それから「京の四季」「いのち賛歌」という形で画集を、3つのシリーズを制作してきております。「京の百景」は日本画だけ、それから「京の四季」は日本画とそれから洋画、それから「いのち賛歌」は日本画という形で、過去10年あるいは20年おきに制作をしてきております。京都の有する景色それから暮らし、そういったものを日本画できちっと残していこうという趣旨で制作をしてきておるものでございまして、過去のものとの比較、そういった観点からも京都が特に優れた芸術家を有しておる日本画で残していこうということでやってきているということでございます。
 この委嘱をする日本画家の選考に当たりましては、10人の選考委員にお願いをしまして選考していただきました。5人が学識経験者、これは大学の先生とか美術館のトップの方といった方々。あと5人が日本画家の方々ということで、10人の方々に委員会に参加をしていただきまして、その中で選考いただいたということでございます。



◯山内委員
 私の質問は、そうした選考委員会の方々の氏名だとか、それから議論の内容、経過なんかは公表する必要があるのではないかと思っているんです。先ほどいろいろな委員からも意見が出ていましたけれど、いろいろな手続でやはり納得を得て進めていくというのは本当に大事だと思っていますので、そういう点での公表の予定はあるのでしょうか。



◯藤井国民文化祭推進局副局長兼文化芸術室長
 公表につきましては、この日本画が全部で100点、制作が終わるのが来年度の予定でございまして、その制作後、来年度中に展覧会を開催する予定をしております。その展覧会の開催のときには、お世話になった選考委員の先生方の氏名を公表させていただくという予定でおります。以上でございます。



◯山内委員
 日本画も結構なんですけれども、京都にはさまざまな多くの芸術家が活動されているわけですから、そういう点では本当に幅広く、いろいろな芸術家の方、専門家の意見というのをやはり反映するような仕組みをどこかでつくっていく必要があるのではないかと思うのですけれども、そこはいかがでしょうか。



◯藤井国民文化祭推進局副局長兼文化芸術室長
 絵画のシリーズものにつきましては、先ほど説明させていただいたとおりでございますが、過去に「源氏物語千年紀」の際に、これは源氏物語をモチーフとした作品を工芸の作家にお願いをしてつくったという経過もございます。京都全体で大変優れた芸術家の方がたくさんおられますので、できるだけ分野が偏らないように我々も配慮して、工芸美術の分野それから日本画の分野、そういう形でできるだけバランスをとってやっているというつもりでございます。他の分野、例えば彫刻家ですと彫刻家協会のされる展覧会に対して京都府が助成をするということもさせていただいておりまして、トータルで京都の芸術家を応援していくという姿勢でやらせていただいております。以上でございます。



◯山内委員
 洋画もありますのでぜひ幅広く実情、実体、意見等をつかんでいただきたいと思います。今、彫刻家協会のお話がありましたが、以前は京都府からの補助金が400万円あって現在100万円に減ったということで、毎年の作品展の運営も随分苦しくなっているようですが、今、本当に不況の中で、芸術家にも影響が及んでいて、やはり大変切実な問題で、だからこそやはりどうして日本画だけなのだという声が上がるのもある意味当然だと思うのです。あと30点選んで、「こころの京都百選」完成して展覧会をされるということですけれども、そういう点では本当に幅広い意見を聞いていってほしいと思いますし、いわゆる京都府のさまざまな文化芸術関係への支援については、幅広い芸術家や専門家からやはり意見をきっちりと聞くという仕組みはつくっていってほしいと思うのですが、そこはどうでしょうか。



◯藤井国民文化祭推進局副局長兼文化芸術室長
 まず彫刻家協会の彫刻展でございますが、京都府の予算措置としては180万円予算措置をして、植物園で約2週間、展覧会を開催させていただいております。
 それから京都全体の芸術家の振興の点につきましては、京都府文化力創造懇話会で、芸術家の方も入っていただきながら、京都のあるべき文化振興のあり方について御審議をいただいております。今年度中にその文化力創造ビジョンの改定に着手する予定でございますので、その懇話会の委員の中にも多くの芸術家の方の声が入るような形の仕組みをとっていきたいと思っております。以上でございます。



◯平井委員
 1点だけ、先ほど「まゆまろ」の議論があったと思うのですけれども、国民文化祭推進局がサンセットしていった場合に、まゆまろの使用権というか権利は、京都府がそのまま使うとは思うのですけれども、どこの所管になるのかとか、この辺は何か今検討されているのかお聞かせください。



◯有馬国民文化祭推進局長
 そのライセンスというか、使用許可なんかの手続は、今は我々がやっています。この事務が残りますので、これをどこに所管してもらうかということも含めて、今、庁内で関係先といろいろと調整をさせていただいているところでございます。以上です。



◯平井委員
 多分いろいろな想定がされると思うのですけれども、ある意味でいろいろなキャラクターもの、既に国民文化祭が終わっても結構バラエティー番組にも、まゆまろが出ているのを見たりしてるのですけれども、余りさっき言ったら怒られるかなと思って言わなかったのですけれども、既にいろいろな利用されていると思います。その所管とかあるいは使用料とか、どう発生するのかわからないのですけれども、一方で宮崎県の前知事の東国原さんのキャラクターなんて、使用料もかからず何に使ってもいいということでざっとお土産物に全部入ったりとかいう、あれがいいかは別としても、いろいろな形があるので、せっかくですから、まゆまろに長く生き残っていただくということでもちゃんと使用基準もつくりながらだけれども、緩やかに、できるだけみんなが使えるようなものにしたほうがいいのかなということはちょっと感じました。その辺も踏まえて今後の移管先というのですか、検討いただいたらと思います。以上です。



◯田渕委員
 農産物と水産の京都ブランドの商品ですけれども、決算特別委員会でも質問というか、いろいろ話が出ておりましたけれども、売り上げが、特に水菜が、京都の水菜だけではなくて安い、たしか茨城とかいろいろなところから出ているということでは、非常に売り上げが伸びないと。量的には一定確保できても、非常に値段が下がってきて売上高そのものがちょっと低迷しているということが言われておりますけれども、全体として農産物あるいは水産物について、今の売上状況はどうなっているのか、どういう見通しであるかということについてもお話しをお聞かせ願いたいと思います。



◯小田農林水産部副部長
 ブランド産品の、特にブランド品としての出荷額です。平成22年度の実績は11億1,200万円という実績でございます。ピーク時が15億円という点でいえば、委員おっしゃるとおり出荷額という点では落ちているということがございます。これについては本会議でも知事、部長がそれぞれ答弁させてもらいましたように、その半分ぐらいが水菜であったと。そしてその水菜が、委員御指摘のとおり、関東の茨城、埼玉、ある日突然2億円、3億円のものが築地の市場に出ていくという形、当然それは京都が頑張って、食べ方を含めて開拓をし、そしてブレイクさせたものというのを、他府県がまねをすると。しかも近場なり大量生産ということで、ほぼ値段が同じになってきたという形をとっています。しかしおっしゃるとおり、トータルの金額、出荷額は落ちましたけれども、単価なり価格を見ると、水菜は落ちております。しかしそれ以外のものはむしろ上がっていっているものがほとんどでございます。その結果として、これも本会議で答弁をさせてもらいましたように、例えば民間の調査の中でブランド京野菜が、いわゆるブランドの中で全国ベスト4、農産品のベスト4を独占していると。京野菜とか九条ネギとか宇治茶とか、そういった状態になっておるという状態でございます。したがいまして、私どもとしましては、確かに水菜についてはそうだけれども、それ以外のものは健闘していると、あるいは万願寺トウガラシなんかも、先だっても新聞に出ておりましたけれども、2億円を突破したということでございます。それから水産の関係も少しありましたけれども、トリ貝の関係も、去年は少し高温の関係でやられました。その結果影響を受けておりますけれども、条件整備を、今、やっておりますから、来年は随分期待できるという状態になっております。そういったことで第2、第3のスターをぜひつくっていこうということで、もう既にアクションプランとしてもブランド40という形で、今、鋭意努力しておりますので、新たな展開をしていこうという考え方をしております。以上です。



◯田渕委員
 本当に京都の京野菜は非常にいいものですし、これを全国にぜひ売り込みを大いにかけていただきたいと思っていますし、水産物についても、トリ貝やカキとかいろいろございます。そういったことについてぜひ新種の開発という、今、ちょっと後段でおっしゃったけれども、これが研究開発等についてはどのようになっておるのか。今の状況あるいは今後の見通しについてちょっと聞かせていただけたらありがたいなと思います。



◯小田農林水産部副部長
 農産品の関係について、最近の状況を言えば、例えば金時ニンジンを間引いたやつを京かんざしということでサラダ感覚で食べる、あるいは中華料理という形で食べるような新しい食べ方の展開をしておりますし、それを京都府で提案し、いろいろと企画したという点がございます。それから芋棒の材料になるイモの関係なのですけれども、エビイモですね。これについても実は親芋と子芋と孫芋があるわけですけれども、その孫芋が非常にたくさんとれるような形を、これも試験研究機関、あるいは農業改良普及センターが確立しまして、むしろそれは小さい孫芋のほうがたくさん売れるという形になっておりまして、そういった提案で、結構それがまた評価、また栽培方法もいろいろと普及センターが指導しているということで、これから伸びていくだろうと考えております。
 それから水産の関係について言えば、先ほど言いましたようにトリ貝がございますけれども、先だっても新聞に出ておりましたけれども、アワビの関係も、特にクロアワビというのは非常においしく値段が一番高い。それを丹後の方で、例えば伊根の舟屋なんかで、舟屋のクロアワビということで提案をし、それを今は大分ふえてきているという実態がございまして、それも海洋センターあるいは栽培漁業センターが支援をしているという状況がございます。
 さらに、これはまだこれからなのですけれども、橋立で、以前はアサリなんかが随分あったのですけれども、それがとれなくなってきたと。トリ貝と同じような栽培の仕方でアサリをつくると、それが通常2センチから3センチぐらいの大きさにしかならないものが4センチぐらいの非常に大きな、しかも砂をかまないおいしい、橋立でとれるアサリ、市のほうも力を入れて橋立アサリということでこれからブレイクさせていこうということを考えておりますので、今まとめますと、京都府それから地元の市、地域の旅館そういったところで一緒になって頑張っていこうとしております。以上です。



◯田渕委員
 今、お話を聞きまして、将来的には大変明るくなってくるのかなと思っておりますので、研究機関ですね。もちろん府の試験場等いろいろありますでしょうけれども、府立大学のそういう機能、大変役割をこれまでも果しておられたと思うので、十分連携をして取り組んでいただきたいということを要望いたしまして終わりたいと思います。ありがとうございました。




4 閉会中の継続審査及び調査
  別紙要求書(案)のとおり議長に申し出ることに決定した。




5 今後の委員会運営

 (1) 委員会調査
   2月定例会までの閉会中における、本委員会所管の行催事等については、今後、新
  たに、京都府が主催、共催または後援する行催事等で、委員会の付議事件の調査のた
  め、委員が出席することが有意義と認められるものについては、委員会調査に位置づ
  けることとし、その取扱いについて、正副委員長に一任された。

 (2) 今後の委員会運営全般
  上記のほか、今後の委員会運営全般について、正副委員長に一任された。




6 その他
  発言なし




7 閉 会
  田中委員長から閉会宣告が行われた。


                                   −以 上−