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2011.10.05 平成23年文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会9月定例会 本文




2011.10.05 : 平成23年文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会9月定例会 本文


                                     別 紙


             議 事 の 経 過 概 要


┌                                        ┐
│ 田中委員長開会宣告の後、田中委員長から諸岡委員の欠席報告が行われた。     │
│ 議事に入り、報告事項の聴取、所管事項についての質問、閉会中の継続審査及び調査、│
│今後の委員会運営についての協議等を行い、閉会した。               │
└                                        ┘




1 開 会
 (1) 田中委員長から開会宣告が行われた。
 (2) 田中委員長から諸岡委員の欠席報告が行われた。




2 報告事項
  下記の事項について報告が行われた。
  ・平成23年度アクションプランの検討状況について
  ・「第26回国民文化祭・京都2011」開催準備状況について
  ・京都文化絵巻事業の開催結果について
  ・スポーツ施設のあり方懇話会第2次提言及び第6回同懇話会の審議状況について
  ・「Cool Kyoto 2011」の開催について
  ・京都府農林水産フェスティバル2011の開催について



 (1) 平成23年度アクションプランの検討状況について
  ・明日の国際交流推進プラン(改定)
◯山口国際課長
 知事直轄組織国際課で今年度改定いたします「明日の国際交流推進プラン」の中間案の概要につきまして、御説明申し上げます。
 資料の「明日の国際交流推進プラン(改定)中間案」をごらんください。
 グローバル化が進展する中で、京都が「大学のまち」「学問のまち」「学生のまち」として国際的に生き残っていくために、世界から多くの優秀な留学生が集まる「人材育成・交流拠点」となり、多様で豊富な人財を地域発展の原動力とすることが必要でありまして、留学生の倍増に向けて、「留学前」「在学中」「就職時」のそれぞれの段階に応じた施策を取りまとめました。
 具体的には、留学前におきましては、大学の海外事務所等と連携いたしまして、海外での広報・宣伝活動の強化や留学生誘致拠点の設置をするほか、本格的に留学につながる短期留学生を対象に、京都をより深く知っていただくための「京都体験プログラム」を行うこととしております。
 在学中には、セミナーやカウンセリングを通じた生活支援を実施するほか、本年度整備いたします「留学生ハウス」を活用した交流促進など、留学生受け入れ環境の整備を行ってまいりたいと考えております。
 就職時におきましては、企業見学会やインターンシップ等の取り組み、企業向け雇用相談、留学生向け就職相談を充実させ、産学公が連携した雇用のマッチングを促進してまいりたいと考えております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。



  ・京の文化力・次世代育成プラン(新規)
◯有馬国民文化祭推進局長
 文化環境部につきましての新規プランは、「京の文化力・次世代育成プラン」でありますが、新たな地域文化の担い手の育成策を検討するものでございます。
 資料2ページ上段、問題意識といたしましては、ライフスタイルの変化などにより伝統的な文化の継承が危機的な状況になっていることなどでございまして、下段の具体的な目標としては、次世代が身近な場において、京都ならではの「ほんまもん」の京都文化を体験・継承することなどを上げております。
 3ページに新規の施策を書いておりますが、真ん中以下一つ目、次世代が京都の芸術家による講座を身近な場所で体験することなど、「ほんまもん」の京都文化を体験・継承すること。
 それから、4ページに参りまして、二つ目、市町村が行う事業への支援等により、国民文化祭で育まれた文化活動を次世代に継承・発展をしていくこと。
 三つ目は、地域に育まれてきた多様な文化を次世代が体験・発見・継承すること。
 それから、5ページに、四つ目、芸術家等の人材ネットワークとなるアーティストバンクを設置するなど、次世代の文化活動を支える仕組みづくりを掲げております。
 6ページには、これまで検討委員の方々から出されました意見を掲載しておりますが、こうした取り組みを総合的に推進することによりまして、京の文化力による未来の担い手を育成してまいりたいと考えております。
 また、本プランの中間案につきましては、府議会の御意見を踏まえた上で、パブリックコメントを行いまして、12月府議会定例会に最終案を報告させていただきたいと考えております。
 文化環境部からの報告は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。



  ・宇治茶の魅力、世界へ発信プラン(新規)
◯小田農林水産部副部長
 農林水産部からは、平成23年度アクションプラン検討状況について、お手元にあります資料で報告をさせていただきます。
 8つのプランのうち、新規2つのプランについて、検討、あるいは報告をさせていただきたいと思います。
 まず、一つ目、2ページをお開きください。
 「宇治茶の魅力、世界へ発信プラン」でございます。
 プランの趣旨の4行目、5行目のところに書いてありますけれども、宇治茶の利用や消費拡大を図るため、宇治茶の味と香り、歴史、文化、機能性をアピールすることによって、国内需要を拡大し、海外へも進出すること、茶畑景観などの保全や活用を支援し、宇治茶資源を世界的な価値へと向上させていくといった趣旨でプランを検討しておりまして、11ページ、プランの全体概要をA3の1枚のカラーにまとめております。11ページをお開きください。
 字が大変見にくくて恐縮なんですが、この下のほうにあります重点施策、左のほうから「スペシャリストチームの編成」と書いてあるわけです。これは、生産者、茶商、観光業者、加工業者、専門家などのチームによって施策を検討しようということでございまして、右側にあります宇治茶の魅力、感動体験ができるような企画を推進する、あるいはその右にあります宇治茶の海外拠点のようなものもできないか、さらに一番右側にあります、宇治茶景観の保全と活用といった施策を進めていきたいと、そしてそのことによって宇治茶の世界ブランド化を図っていくということで、施策をまとめております。



  ・森林・林業経営高度化プラン(新規)
◯小田農林水産部副部長
 もう一つ、12ページをお開き願います。
 二つ目のアクションプランでございます。
 「森林・林業経営高度化プラン」でございます。
 1番目のプランの趣旨の下のほうにありますけれども、「本プランは」のところでございます。「木材の生産性の向上から流通の合理化、加工体制の強化、川上から川下に至るまでの課題を解決する総合的な施策を取りまとめるため」と書いてありますが、これも大変恐縮で、ちょっと赤くて目がチカチカするかもしれませんが、19ページをお開きください。
 これもA3のカラーでございますが、右側から説明させてもらいますと、川上、川中、川下とあるわけですけれども、一番川上のところは、林業事業体の育成、施業の低コスト化のために、「林業経営高度化センター」というものをつくっていきたいと。あるいは、真ん中の川中、集出荷体制の一本化による府内産木材の安定供給、そのために「原木供給センター」というものをつくっていきたいと。さらに、川下のところで、木材加工のネットワーク化、拠点整備による府内産材の加工体制の強化のために、「木材加工ネットワーク」のようなものをつくっていきたいといったことでアクションプランをまとめております。
 農林水産部からは、以上2本でございますが、他のアクションプランと同様、議会の意見を伺い、パブリックコメント(パブコメ)をやり、12月府議会定例会で最終案を報告したいと考えております。
 以上でございます。



 (2) 「第26回国民文化祭・京都2011」開催準備状況について
◯有馬国民文化祭推進局長
 それでは、文化環境部から続けて3件御報告をさせていただきたいと思います。
 まず、「第26回国民文化祭・京都2011」開催準備状況についてでございます。
 開幕まであと24日となりまして、各事業とも、運営面の最終点検を進めておりまして、開・閉会式やパレードにつきましては、出演者の練習にも拍車がかかり、さきの10月1日には府立体育館で合同練習を行ったところでございます。
 まゆまろチャレンジの各事業は既にスタートをしておりまして、「由良川・里山文化フェスティバル」は9月24日にキックオフイベントを行うなど、各事業とも既に具体化の段階を迎えているところでございます。
 「京都こころの灯火(ともしび)」につきましては、国民文化祭のテーマの象徴として、10月8日に延暦寺の不滅の法灯から分灯をいただき、命名、出発式を行いました後、府内各地を巡回し、開・閉会式等において掲出することとしております。
 「大切にしたい日本のこころのメッセージ」を全国から募集する取り組みにつきましては、既に3,500件ほど集まっておりまして、代表的なものをのぼりやガイドブックで紹介をするとともに、閉会式で「こころの宣言」として世界に発信をすることとしております。
 全国からの出演者は5万人ほどになる見込みでございまして、若い世代も多く出演してもらうことになっております。
 東日本大震災の被災地からもパレードへの福島県の高校生の参加など、全体で約50団体、1,500人ほどが出演をいただくことになっておりまして、一緒に復興へのメッセージを発信してまいりたいと考えております。
 観客等につきましては、全国からの誘客や、多くの方が気軽に参加できる事業展開などにより、400万人を目指してまいりたいと考えております。
 広報につきましては、公式ガイドブック等の発行、各種イベントを展開するとともに、商店街や鉄道、タクシー等の協力、メディアの活用等によりまして、開幕直前の盛り上げを図ってまいりたいと考えております。
 本番時の実施体制でございますが、府職員で延べ約2,000人の要員体制を整えまして、それ以外に文化関係団体やボランティアの方々で約2,000人、さらに市町村の事業等も加えますと、全体では約1万人ほどの規模で運営に当たっていく準備を進めているところでございます。
 開催まで残りわずかとなりましたが、国民文化祭の成功に向けて最後の仕上げをしっかりと進めてまいりたいと考えておりますので、委員の皆様方にも一層の御協力をお願いを申し上げます。



 (3) 京都文化絵巻事業の開催結果について
◯有馬国民文化祭推進局長
 続きまして、京都文化絵巻事業の開催結果についてであります。
 京都文化年事業の一つとして、京都在住の伝統芸能の第一人者の方々の御協力をいただき、「ほんまもん」の京都の歴史・文化の流れや、奥深さ、すばらしさを感じていただけるよう、京都の代表的な伝統芸能を時代ごとに3回に分けて開催をいたしましたところ、合計で1,850名の方に参加をいただきました。
 なお、資料には書いてございませんが、この模様につきましては、10月22日土曜日10時25分から朝日放送6チャンネルで、その模様を盛り込んだテレビ番組が放送される予定となっております。



 (4) スポーツ施設のあり方懇話会第2次提言及び第6回同懇話会の審議状況について
◯有馬国民文化祭推進局長
 続きまして、次にスポーツ施設のあり方懇話会第2次提言及び第6回同懇話会の審議状況についてでございます。
 6月の定例会で同懇話会に専門部会を設置することについて報告させていただいたところでありますが、このたび府立体育館のリニューアル整備につきまして、府立体育館部会の検討案をもとに、9月9日開催の懇話会において議論が行われ、9月12日に第2次提言が懇話会の桝岡座長から提出されましたので、御報告を申し上げます。
 府立体育館は、建設後40年を経過し、老朽化が進行しているため、優先的にリニューアル整備することが必要であり、リニューアルに当たっては、国際的な試合や全国的な試合に対応できるよう改修することが必要とされるとともに、リニューアル整備について4点の基本コンセプトがまとめられたところでございます。
 1点目は、国際的な試合や全国的な試合に対応できる基幹体育館であり、具体策として、競技場床面の全面改修、照明機器の更新、第1競技場の空調機器更新、ドーピングルームや審判室等、運営上必要なスペースの確保、可動式階段状の観客席や大型映像装置の導入などが上げられております。
 2点目は、府民がより一層使いやすい体育館であり、トイレや更衣室、シャワールームの増設や改装、また1階エントランスや廊下・床などの全面改装、第2競技場の空調機器の新設等。
 さらに、3点目は、環境先進地・京都にふさわしいエコ体育館であり、太陽光発電装置の設置やLED照明の導入等。
 そして、4点目としまして、災害に対応できる体育館として、天井等からの落下物防止の措置を講じるとともに、災害時には、配慮を要する府民の皆さんの避難場所として増設した会議室を活用することなどの具体策がそれぞれ上げられているところでございます。
 これらの整備によりまして、青少年に夢を与えるとともに、府民がスポーツに親しみ、健康増進や地域の絆づくりの一助となることが期待されております。
 また、整備に当たっては、京都市体育館が平成25年度に改修・閉館を予定されていることから、改修期間が重複しないよう先んじて整備することを希望するとともに、増収対策として、ネーミングライツや駐車場の有料化等についても検討するよう求められているところでございます。
 本提言を受けまして、9月府議会定例会に体育館リニューアル設計費をお願いをしているところでございます。
 なお、別冊にて、第2次提言を配付させていただいておりますので、ごらんおき願いたいと思います。
 さらに、5ページをお開きいただきたいと存じます。横書きの資料になっております。
 当日の懇話会では、球技場部会の検討状況についても報告をされまして、専用球技場の基本的考え方について、まず青少年の健全育成という観点から、地域の絆づくりやハイレベルな大会に触れることの意義などを含めて、夢を与える球技場のあり方、二つ目に、国際的・全国的な試合に対応できる専用球技場や、多種目に対応できる専用球技場としてのあり方、三つ目に、その他防災機能など複合的な機能を有する専用球技場のあり方などを検討していくことが議論されております。
 7ページをごらんいただきたいと存じます。
 球技場の具体的な規模や場所についての検討といたしまして、日本サッカー協会が示すスタジアム標準を参考といたしますと、国際的な試合やJ1の公式戦等が開催可能なディビジョン1規模相当とし、現時点での想定規模ですが、収容人員2万5,000人以上、ピッチの長軸を南北、メインスタンドを西側にするなどがございまして、収容人員から見て最もコンパクトな鳥栖市ベストアメニティスタジアムを参考にすると、スタジアム面積は2万平方メートル以上が想定されること、その他外構、駐車場用地が必要とされることなどが検討されており、さらに防災拠点機能などの複合機能をどのように付加するのか、これらの要件を満たす場所の確保についても議論をし、整備の可能性がある土地を調査・選定していくことが必要と議論をされているところでございます。
 また、8ページでございます。
 9月12日には、球技場について、スポーツに取り組む青少年から意見を聞く意見交換会を開催したところでございまして、参加者から、「青少年の健全育成と夢や希望を与える施設となるよう、観客が足を運びやすい立地場所、また選手と観客の距離が近く臨場感あふれるスタジアムにしてほしい」などの意見が出されたところであります。
 今後、専門部会や懇話会として議論が深められる予定でございますので、その都度、府議会にも報告してまいりたいと考えております。
 文化環境部からの報告は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。



 (5) 「Cool Kyoto 2011」の開催について
◯岡本商工労働観光部理事(緊急経済・雇用対策課長事務取扱)
 商工労働観光部からの報告事項は1点、「Cool Kyoto 2011」の開催でございます。お手元の資料をごらんいただければ幸いです。
 京都には、一般に京都ブランドとしてよく知られた物以外に、余り京都ブランドとしては知られていないけれども、すぐれたもの、それから製品そのものはよく知られていても、それが京都でつくられているものだとは余り知られていないものなど、隠れ京都ブランドみたいなものがたくさんあります。
 こうした「Cool Japan」に通じるようなクールな格好いい京都の製品コンテンツを一堂に集めまして、東京から全国に発信するイベントでございます。
 会期は、10月21日から23日の3日間を予定しておりまして、場所は東京赤坂のTBSの前の赤坂サカスの広場でテントを張ってやる予定にしております。
 21日がちょうど国民文化祭(国文祭)本番1週間前になりますので、まゆまろにも東京に出張いただいて、国文祭のPRにも努めたいと考えております。
 出展者は、62小間、78社ということで御参加をいただく予定にしております。
 来場者は3万人以上を予定しておりまして、今回初めての取り組みではありますけれども、できるだけたくさんの方々、特にプロの百貨店のバイヤーさんなんかも含めてたくさんの方にお越しいただいて、出展していただく方々の販路開拓に役立てることはもちろん、新たな京都ブランドの発信とか観光客の誘致などにもつなげていきたいと思います。
 商工労働観光部からの報告は、以上のとおりでございます。



 (6) 京都府農林水産フェスティバル2011の開催について
◯小田農林水産部副部長
 農林水産部からの報告事項、1件でございます。
 農林水産フェスティバル2011の開催です。最後の報告資料でございます。
 11月26日の土曜日と27日の日曜日の2日間、京都府総合見本市会館「パルスプラザ」で「伝統、技、人、絆で育つ京の産品」をテーマに開催することとしております。恒例の開催でございます。
 また、本フェスティバルは、国民文化祭の協賛事業にもなっておりまして、開催広告では、国文祭のPRを行うとともに、会場において伝統的な食文化・生活文化など、さまざまな食に関する情報、文化の情報の紹介を行うように計画を進めております。
 委員の皆様には、御多用のことと存じますが、当日の御出席についてよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

  (発言)
  発言なし




3 所管事項
  委員会の所管事項について質問・答弁が行われた。



◯山内委員
 まず最初に、「高校生きものチャレンジ事業」について伺います。
 ここ数年の実績と成果についてどのように把握をしておられるのか、まず伺います。



◯高屋染織・工芸課長
 高校生きものチャレンジ事業についてお答えさせていただきます。
 高校生きものチャレンジは、平成16年度から始めさせていただいた事業になっておりまして、平成23年は17校で大体1,000人を超える生徒さんたちに取り組んでいただく予定にしております。
 以上でございます。



◯山内委員
 平成23年は17校ということでしたけれども、希望する学校はどのぐらいあったのでしょうか。



◯高屋染織・工芸課長
 学校につきましては、事前に高校教育課とか文教課とかの御協力も得ながら、希望される学校へお伺いさせていただいて、それを受けて事業をさせていただいておりますので、希望していただいている学校に対してやっていただいているという形をとってございます。
 以上でございます。



◯山内委員
 高校のときから着物に親しんで自分で着れるようになるというのは、本当にいい事業だと思っていますので、今後、さらに積極的な取り組みをお願いしたいと思います。
 それから、スポーツ振興計画について伺いたいのですが、スポーツ基本法が国で50年ぶりに改正されまして、「スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利であり、全ての国民がその自発性の下に、各々の関心、適性等に応じて、安全かつ公正な環境の下で日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、又はスポーツを支える活動に参画することのできる機会が確保されなければならない」と。これは法律の前文に書いてあるのですが、新たに国だとか地方公共団体の責務が設けられまして、今後、国が基本計画をつくっていくということですけれども、国の基本計画の策定の状況、それからいつごろ策定されるのか、教えていただきたいと思います。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 議員立法によりましてスポーツ基本法が制定されました。国のほうでは、「早急に関係者と協議をしながら」と、現在、聞いてございます。
 法律に基づきまして、地方では地方の計画を立てるということで、努力目標なりを設定されまして、国と地方が一体となってこの法律の趣旨を実現するように取り組みを求めるという状況でございます。



◯山内委員
 本当に基本法の理念がすばらしいなと思っていまして、そういう点では、その理念を生かした、地方の計画も国の計画ができれば、それを参酌しながらつくっていくということですので、そういう理念を生かした計画をつくっていっていただきたいと思います。生涯スポーツ社会実現プランの中では、今、企業の経営状況の悪化で、チームの撤退や休部が相次いでいることが指摘されていますけれども、京都の企業スポーツの現状はどのように把握しておられますでしょうか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 企業スポーツにつきましては、実業団のいろいろなリーグがあるということですが、経営状況に左右されまして、運営が非常に厳しいという状況を聞いてございます。
 具体的にどのような現状なのか、ちょっと今手元にございませんが、そういうふうに聞いてございます。



◯山内委員
 今ちょっと手元にないだけで、その数とかは把握はしておられるのですか。どうなのでしょうか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 全体的なスポーツの統計の中で把握するという手法をとっておりますので、今、私ども独自でという数字の把握はしておりません。



◯山内委員
 確かどの部分だったかは、今、ちょっと私も手元にないのですが、生涯スポーツ学習プランの中でそういうことが触れられていて、本府ではそういうことが少ないということが書いてありましたので、その状況がわかれば、また資料として提出をいただけたらと思います。随分前ですけれども、日産車体京都で野球部があったのが、なくなるということがあったり、それから全国的にはマスコミなんかでも、今、本当に企業チームの撤退が問題になって、トップアスリートの活躍をする場所が奪われてきていますが、本府の競技スポーツ実現プランの中では、コーチの育成や専門家の参画などの取り組みの必要性が示されています。ただトップアスリートの育成という点では、経済的な基盤が本当に大事だと思うのですが、その点はどのように認識されているのか、伺います。



◯渡邉保健体育課長
 委員御指摘の企業による選手の育成等々のことですけれども、実はこれは我々も競技団体を回りまして、関係機関の企業さんに採用等のお願いをしとるわけですけれども、今、委員御指摘のように、不況の関係でなかなか採用にならないというのが現状でございます。今、国体をやっておりますが、京都の8位以内入賞のためにも、我々も努力してそういうところに働きかけていかなければならないということと、京都で育った選手たちが京都に帰ってこれるような手だてもとっていきたいなと考えておるところでございます。
 以上でございます。



◯山内委員
 そういうお取り組みは、本当に大事だと思います。
 経済産業省が主催する懇談会でも、企業スポーツ資源がなくなっていくということが、直接的・間接的に我が国のスポーツ体制の基盤を脆弱化させると、とりわけ国際競技力の低下だとか生涯スポーツの低迷など、スポーツ界全体に影響するということで、国の懇談会でもそういうことが指摘をされているわけですけれども、企業がチームから撤退するのは、単に経営状況の悪化だけではないんじゃないかと思うのです。合理化だとか、経費節減という点もあって、撤退をしていくのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 実業団等のチームにつきましても、全国的な大会がありまして、それなりに地元なり、あるいは企業のPRの機会ということがあろうかと思いますので、トータルの経営戦略の中でどういうふうにブランドを進めるとかといった一環としてこのスポーツの位置づけもされていると思ってございますので、単に経営だけじゃなくて、企業イメージ戦略を含めまして、トータルの判断であろうと思っております。



◯山内委員
 そのとおりだと思いますし、日立というのはバレーボールで大変有名なチームだったのですけれども、日立もバレーボールチームから約10年ほど前に撤退をしました。日立は純利益がどんどんどんどん増加している中でチームを廃止をしたということもありまして、それともう一つ、国がスポーツのあり方については、総合型地域クラブという方向性を今示していると思うのですけれども、企業だとか学校が支えてきた日本のスポーツを地域に移行しようということで、そこの総合スポーツクラブでトップアスリートから子どもまでが全部地域のスポーツクラブでというようなヨーロッパ型を目指しているのだと思うのですが、それがそんなにうまくいっていないと思うのです。
 そんな中で、国のそういう方向性もあって、企業が「私たちがスポーツを支える時代は終わりました」ということで、クラブを手放しやすくなっているというような関係者の指摘もあるところです。
 現在の企業スポーツのあり方がすべていいとは言いませんけれども、そういう点では、今、経営戦略とおっしゃいましたけれども、企業の社会的責任、あるいは社会的貢献という点で、しっかりと企業にスポーツ振興の役割も担っていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 基本法ができまして、すべての人に「権利としてスポーツに親しむ」ということを国が訴えております。
 そんな中で、身近にスポーツができる環境をつくるということで、一つの方策として、総合型地域スポーツクラブというのは大きな柱になろうかと思っております。
 企業が手放すんじゃなくて、企業が地域の人に広げる、あるいは貢献するという立場で、そういう取り組みを進められるものと私どもは考えております。



◯山内委員
 「成果と感動は共有して、努力は自己責任では余りにせつない」ということで、陸上の為末選手の言葉がマスコミでも報道されましたけれども、そういう点では、いろいろプランを立てて御努力されているのだと思いますけれども、企業の責任もしっかり果たしていっていただくということで、京都府も御努力をいただきたいと思います。
 以上で終わります。



◯迫委員
 先ほどの報告の中にもあったのですが、伝統文化そのものが危機的な状況にあるということで、それで「ほんまもん」の体験を育てていくということもやっていらっしゃるのですが、この間、ずっと私、言っていますけれども、力織機の道具の問題です。今、道具類協議会等で論議がされていると思うのですけれども、力織機に関して、今、何か道具に関する動きがありますでしょうか。



◯高屋染織・工芸課長
 今、お話しいただきました道具類協議会のほうで、平成23年度につきましても、織物の力織機の部品についても、できるだけ確保できるようにという形での御議論を今いただいているところでございます。



◯迫委員
 具体的に、協議以外に何か動きとかはございませんでしょうか。



◯高屋染織・工芸課長
 いろいろな形で取り組みは続けているのですけれども、昨年度実施いたしました、試作センターのほうにお願いした試作したものもございますので、それを具体的に織機のほうで使ってみる、使用してみるということをしようかとか、また試作センターのほうで次の何か部品を、どういうものをつくってみようかとかといったお話もいただいているところでございます。
 以上でございます。



◯迫委員
 今、道具、力織機で遊休というか、休んでいる織機について、具体的に調査をしようということで、西陣織工業組合が組合員さんのところに遊休織機がないかという形でアンケートをとり出したということを少しお聞きしたのですけれども、そういう情報は入っていますか。



◯高屋染織・工芸課長
 部品について、また織機についてのアンケートも、道具類協議会のほうでも実施するというお話はちょうだいしているところでございます。その結果を見まして、どういう形で織機部品を確保していったらいいのかということについても、また御議論いただけるものと思っております。
 以上でございます。



◯迫委員
 実際に西陣織工業組合が、今、アンケート調査を始めておりまして、その中で、組合員さんに連絡が行くという形だそうです。
 実際に、機料品店さんなんかのお話を聞いていますと、今、ずっと毎年100台ぐらいのペースで織機を廃棄していっているようなことで、このペースでいくと、あと5年かそこらしたらなくなってしまうのではないかという、すごい不安の声が出ておりまして、ことしも59台、この夏までにもう廃棄をしたということでおっしゃっている方もいらっしゃるのです。
 ですから、そういう中で、本当に京都府としてもこの西陣織工業組合ともっと密に連絡をとりながらというか、協議会と密に連絡をとりながら、実態をもっとしっかりとつかんでほしいなと思っているのですが、どうでしょうか。



◯高屋染織・工芸課長
 西陣織工業組合さんを初めといたします道具類協議会さんのほうとは、十分連携して、いろいろなお声も聞かせていただきながら、道具類、織機の部品についての確保にこれからも努めてまいりたいと考えております。



◯迫委員
 現実に頑張っておられるのですけれども、その中で、織屋さんのところと、今、織屋さんから仕事をもらっている出機と言われているところ、そこのところの調査も実際やっていく必要があると思っているのですが、そこへの働きかけ等はされますでしょうか。



◯高屋染織・工芸課長
 私ども、まずは一義的に西陣織工業組合さんなり、そちらにお入りになっておられる織屋さんへの調査が中心になってくるのではないかと思うのですけれども、出機さんにつきましても西陣の織物を支えておられる重要な方々であるというのは当然認識しておりますので、その協議会の中でいろいろ御議論するように努めてまいりたいと考えております。



◯迫委員
 実際、出機の方というのは、織屋さんになかなか物が言いにくい状況がありますので、そういう点では、しっかりとそういうことを把握しながらつかんでいってほしいと要望して、終わります。



◯平井委員
 済みません、今議会でも少し出たと思いますけれども、ネーミングライツの件で、再度、聞かせていただきたいと思います。当然、府有資産の関係の部署も大きいかと思うのですけれども、今議会で提案されている部分も含めて、現状を少しお聞かせいただきたいと思います。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 府有財産を活用しながら税収以外のものを確保するということは、非常に大きな今日的な取り組み課題だと、財政当局も含めて、認識をしてございます。そんな中で、税収以外の確保の方法を全庁的に検討していると。
 その一環で、私どもが今お願いをしております、府立体育館の改修を進めてまいりたいと思っております。
 その折には、魅力向上ということもありますし、さらに今日の財政状況の中で、多額の整備費が必要ということでございますので、できる限り税金以外の財源の確保というものを、原部局内含めて取り組みをするということで進めているところでございます。



◯平井委員
 この間、平成17年度の予算から含めて、結構、6回、7回という形でそれぞれの先輩議員が質問をしていただいたりしているのですけれども、今の室長のお話を聞かせていただいて、具体的に府立体育館がそこに入ってくるのかということで、当然、府有資産のところが全庁的にどうですかということの投げかけをして、各部局がみんなそれぞれ汗をかいてもらわないとこれは進まないと思うのですけれども、そこの部分は、一歩踏み込んでどうですか。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 今回、府立体育館の改修に際しまして、ネーミングライツを導入してまいりたいということで考えております。



◯平井委員
 そこがまず一番重要なことで、もちろんどこの企業が応募になるのか、あるいはどういう団体が応募するかによるかと思うのですけれども、駅に直結しているメリットと、府立体育館の位置条件で言った場合に、若干、市内的には割と知れたところなのです。企業の取り組みがあると思うのですけれども、例えば一つの案として、府立体育館を利用するときに、京都市バスのバス停なんかが「府立体育館前」という名前でバス停があるのですけれども、例えばそこに応募してもらうためにも、京都府が積極的に京都市交通局と連携をして、例えば「ネーミングライツによって、あのバス停の名前が変えられるメリットがありますよ」というぐらいにしなければ、なかなか、いろいろなメリットは応募される方は考えるとしても、そういうところまで一歩踏み込んで実際に募集していくことが僕は大事だと思うのですけれども、そういう部分では視点はどうでしょうか、お聞かせください。



◯中村スポーツ生涯学習室長
 ネーミングライツで全国でいろいろ募集をされております。そんな中で、募集はすれども成立しないという案件がありまして、いかに施設が魅力的であるか、あるいはどれだけスポンサーさんにとってメリットがあるかという観点が必要でございますので、今、御指摘いただきましたように、改修に合わせまして、館全体の魅力を向上するという取り組みの中で、少しでもいい価格といいますか、ネーミングライツが成立しやすいようにしていきたいと思っています。



◯平井委員
 なかなか答えにくいことかもわかりませんけれども、そこは積極的に踏み込んでいただいて、できるだけ府有資産を活用していただいて、それこそ府に還元できる具体的な施策と金額も出てくるので、京都市交通局にも働きかけて、それは施設を管理している京都府が、少なくとも府立体育館の利用率とかというのは割と高いので、そういうことでいくと、利用者だけではなく、地域にも密着している。それと、企業さんか団体さんが応募しても十分メリットがありますよということは提案しなければなかなか応募してくれないという土壌があるのも含めてお願いすることを要望して、この件についての質問を終わりたいと思います。
 以上です。



◯渡辺副委員長
 済みません、一つだけお願いいたします。
 9月27日から京都文化博物館で開催されております「京都工芸美術作家協会展」について、少しだけお伺いしたいと思います。
 まずは、文化博物館(文博)、本当にリニューアルされて、大変すてきな姿にまた生まれ変わりまして、この間、少しの間だけだったのですけれども、この協会展に寄せていただきました。230点ほどの作品で、それぞれ本当にゆっくりと見たら1日でも飽きないほどのすばらしい作品ばかりで、改めて大変興味深く拝見させていただきました。
 今回、これは65周年ということで協会展をされておられるのですけれども、これはどういうコンセプトというか、今までちょっと正直なところ余り存じ上げていなかったのですけれども、特に大がかりな形でされたのでしょうか。



◯藤井国民文化祭推進局副局長兼文化芸術室長
 委員からは、文化博物館のリニューアルに大変評価をいただきまして、ありがとうございます。
 まず、京都工芸美術作家協会の展覧会でございますけれども、この協会自身は、昭和21年に設立をしました由緒ある団体でございまして、京都を中心に活躍されている工芸美術作家の会派、それからジャンルを超えた作家団体として活動をされております。
 例年は少し小規模な展覧会を開催してきておるわけでございますけれども、10年に1回、前回ですと、10年前のときに創立55周年記念の展覧会を大規模にされました。そこから、今回、10年を経過したと。あわせて、国民文化祭の開催の年でもあるということで、大規模な展覧会を3週間にわたって京都文化博物館で開催をしていただいているということでございます。



◯渡辺副委員長
 まさに、京都の文化力というか、いろいろなジャンルの方々、そしてまた若い方々も大変きっと興味を持ってごらんいただけるものではないかなと思ったのですが、特に今回、アクションプランでも、京都文化力次世代育成プランということで、文化博物館も高校生までは無料ということで設定していただいていると思いますが、子どもたち、そういう若い人たちの入場の様子といいますか、そういうのは何か把握されておられますか。



◯藤井国民文化祭推進局副局長兼文化芸術室長
 こちらで把握しておる数字は、トータルの数字でございまして、9月27日の開催から6日間で約7,400名の方々に観覧をしていただいております。染織、陶芸、漆など、京都の工芸技術の技のすばらしさ、それから奥深さ、それから美意識をたくさんの方に感じていただいておると思っております。
 京都文化博物館での開催は3週間だけでございますが、実はこの展覧会が終わりましてから、国民文化祭が開催されます。その国民文化祭の期間中、10月29日から11月6日まででございますが、国民文化祭の正式種目としての工芸の祭典は、南丹市で開催されます。その南丹市の南丹文化博物館で全国の公募展が開催されるわけですけれども、それに合わせまして、このプロのすばらしさを皆さんに見ていただこうということで、同じ期間中、南丹市立文化博物館で、このプロの技を全国から来られる方に見ていただこうということで企画をしております。全国からたくさんの方が南丹市に来られて、工芸の祭典に参加されると伺っておりますので、そこでもあわせまして若い方にも見ていただけるよう準備を進めているところでございます。



◯渡辺副委員長
 南丹での巡回展についても御説明をいただき、ありがとうございます。私も引き続きそれをお聞きしたかったので、ちょうどよかったです。
 子どもたちにもぜひ見ていただけるように、学校単位で行くとかというのは難しいのかもしれませんが、できたら親子ででも、こういう機会に文化に親しんでもらえるように、より一層PRもしていただきたいですし、特に今度の巡回展につきましては、入場無料ということで、大人の方も気楽に行っていただけそうですので、より多くの方に見ていただけるように私たちも応援させていただきたいと思います。
 最後に、いよいよ国民文化祭です。皆さんともに頑張りましょう。よろしくお願いします。
 以上です。




4 閉会中の継続審査及び調査
  別紙要求書(案)のとおり議長に申し出ることに決定した。




5 今後の委員会運営

 (1) 委員会調査
   次期定例会までの閉会中における、本委員会所管の行催事等については、今後、
  新たに、京都府が主催、共催または後援する行催事等で、委員会の付議事項の調査
  のため、委員が出席することが有意義と認められるものについては、委員会調査に
  位置づけることとし、その取扱いについて、正副委員長に一任された。
   なお、6月定例会以降の閉会中における行催事に係る委員会調査の結果概要につ
  いて、別添一覧表のとおりであることが、報告された。

 (2) 今後の委員会運営全般
   上記のほか、今後の委員会運営全般について、正副委員長に一任された。




6 その他
  発言なし




7 閉 会
  田中委員長から閉会宣告が行われた。


                                   −以 上−