滋賀県 米原市
平成20年第4回定例会(第1日12月 4日)
平成20年第4回定例会(第1日12月 4日)
平成20年米原市議会第4回定例会会議録(第1号)
1.招集年月日 平成20年12月 4日
1.招集の場所 米原市議会議場
1.開会開議 平成20年12月 4日 午前10時00分
1.応召議員 1番 丸 本 猛 2番 粕 渕 進
3番 市 川 照 峯 4番 丸 本 義 信
5番 音 居 友 三 6番 清 水 隆 ?
7番 北 村 喜代隆 8番 北 村 喜代信
9番 冨 田 茂 10番 小 川 孝 司
11番 磯 崎 清 12番 鍔 田 明
13番 滝 本 善 之 14番 力 石 春 樹
15番 堀 川 弥二郎 16番 的 場 收 治
17番 松 宮 信 幸 18番 谷 田 武 一
19番 前 川 明 20番 吉 川 登
21番 大 澤 勉 22番 竹 中 桝 夫
23番 宮 川 忠 雄 24番 中 野 卓 治
1.不応召議員 な し
1.出席議員 24名
1.欠席議員 な し
1.会議録署名議員 4番 丸 本 義 信 5番 音 居 友 三
1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市長 平 尾 道 雄 副市長 西 田 弘
教育長 瀬戸川 恒 雄 政策推進部長 千 代 博
総務部長 三 原 禎 一 市民部長 田 邉 与一郎
健康福祉部長 小 松 博 夫 経済環境部長 野一色 義 明
土木部長 岡 義 次 都市整備部長 坂 井 一 繁
教育部長 中 谷 利 治 山東市民自治センター長 小 野 初 雄
伊吹市民自治センター長 伊富貴 孝 司 米原市民自治センター長 春 日 敬 三
近江市民自治センター長 宮 野 節 児 財政課長 要 石 祐 一
総務課長 坪 井 修
1.職務のため議場に出席した者の職氏名
事務局長 林 美津雄 書記 松 田 輝
1.議事日程 別紙のとおり
1.会議に付した事件 別紙のとおり
平成20年米原市議会第4回定例会 議事日程 (第1号)
平成20年12月4日 午前10時00分開議
場所 米原市議場
┌───┬───────┬────────────────────────────────┐
│日程 │議案番号 │件 名 │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 1│ │会議録署名議員の指名〔 番 議員. 番 議員〕 │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 2│ │会期決定について │
│ │ │〔自 平成20年 月 日 至 平成20年 月 日〕 │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 3│ │諸般の報告 │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 4│報告第12号 │専決処分の報告について │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 5│報告第13号 │専決処分の報告について │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 6│諮問第3号 │市長の提案理由の説明 │
│ │ 〜 │ │
│ │議案第130号│ │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 7│諮問第3号 │人権擁護委員候補者の推薦について │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 8│議案第91号 │総括質疑 │
│ │ 〜 │ │
│ │議案第130号│ │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 9│議案第91号 │議案の委員会付託 │
│ │ 〜 │ │
│ │議案第130号│ │
├───┼───────┼────────────────────────────────┤
│ 10│請願第3号 │米原市飯地先の天野川橋に歩道橋設置を求める請願について │
└───┴───────┴────────────────────────────────┘
午前10時00分 開会
○議長(中野卓治君)
ただいまの出席議員は、全員であります。
定足数に達しておりますので、これより、平成20年米原市議会第4回定例会を開会いたします。
議員の皆様には、平成20年米原市議会第4回定例会にご参集くださいまして、まことにご苦労さまでございます。
今定例会は、報告2件、人権擁護委員候補者の推薦、平成20年度米原市各会計補正予算、並びに条例の制定及び一部改正など、議案41件のほか、請願1件が提案されます。いずれも重要な案件でありますので、慎重なご審議を賜りますとともに、会議が円滑に進行しますようお願い申し上げ、開会の挨拶といたします。
ただいまより、市長から招集の挨拶があります。
平尾市長。
○市長(平尾道雄君)
皆さん、おはようございます。
平成20年度の最後になります、第4回米原市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、大変ご多用のところ、ご参集をいただきました。まことにありがとうございます。
今年も残すところあと1カ月足らずということになりました。日本列島は、先月の下旬に急に冬型の気圧配置が強まりました。各地では、初霜あるいは初雪の便りが聞こえてまいりました。私たちの伊吹山でも、昨年と同じ11月19日に初冠雪となりました。その後、冷え込みも緩んでおりますけれども、明日は奥伊吹スキー場で冬山開き、安全祈願祭が行われます。道路の除雪体制も整い、これから本格的冬を迎えようといたしております。
さて、ちょうど1年前から原油価格の高騰やアメリカのサブプライムローン問題などの影響を受けまして、我が国の景気は、停滞から後退への局面となりました。さらに今年の9月には、リーマン・ブラザーズの破綻に始まります国際的な負の連鎖といいましょうか、1929年に起こりました大恐慌以来といわれる世界の経済、金融そして証券など、さまざまな方面に深刻な影響を与えております。
先月行われましたワシントンでの緊急首脳会議や、ペルーでのアジア太平洋経済協力会議におきましては、各国首脳が、金融危機や世界的な景気減速に協調して取り組むという方針で一致をされました。
また、アメリカでは、現在までの金融機関への公的資金の投入に加えまして、オバマ次期大統領は、1930年代のニューディール政策以降最大規模といわれる最大7,000億ドル、日本円で約67兆円規模の追加経済対策を検討、ヨーロッパ連合でも2,000億ユーロ、24兆7,000億規模の経済再生計画案を、また中国では大幅な利下げ等、各国が相次いで経済金融対策を発表されているところでございます。
一方、国内では今のところ、海外に比べて日本の金融システム、健全で安定はしているものの、日本経済の先行きに不透明感が強まる中で、緊急経済対策を含みます第2次補正予算は年明けの通常国会に先送りされるなど、決断や調整の不足がさまざまな面に露呈しているとの報道がされています。
とりわけ、市の立場で申し上げますと、市町村が支給事務を行うとされている総額2兆円の定額給付金について、所得制限は地方に任せるとの発表があるなど、根幹部分が固まらないままに混乱が続いており、このままでは必ず市民の皆さんの不安につながると思っています。
折しも本日、滋賀県庁においては、総務省の定額給付金実施本部で検討されている具体的なこれの実施方法の説明会が開催されております。米原市としては、市民の混乱を招かないよう、円滑な実施に向けまして、体制の整備、市民説明をきっちりと行ってまいりたいと思っています。
私は、今回のこの経済不況そして景気対策、これらを国や県にだけ任すのではなくて、市民の向き合います身近な自治体、市として早急に何らかの手を打つ必要があると考え、この12月1日に市役所、商工会、市内各金融機関等を構成メンバーといたします「米原市緊急経済対策会議」を設置をいたしました。本日午後には、これの第1回の会議を開催することになりました。現状の実態把握と意見交換によりまして、地域経済を支えています市内商工業者の皆さん、農林漁業に従事をされている市民の皆さんの経営の安定や雇用の確保について、力になれるような取り組みを行ってまいりたいと考えています。
当面、この対策会議において、事業者や市民の皆さんへの相談窓口を設けるとともに、米原市が発注いたします物品調達等については、透明性を確保しながら、可能な範囲で市内の商工業者への優先発注がより一層図れるよう、現状を見直し、受注機会の確保に努めてまいりたいと考えています。
市民の皆さんが安心して師走そして正月が迎えられますように、今こそ米原市自治基本条例で言います事業者、市民、そして行政の三者が一体となって、それぞれの役割と責任をこの時期に果たしてまいりたい、かように考えている次第であります。
次に、水源の里振興に関してであります。過疎、高齢化が進行し、地域の活力が低下している集落の持続的発展を目指しまして、地域の保全と活性化に結びつけていくための根拠となるものとして、今年度、米原市では条例化に向けた取り組みを進めております。
10月末には、熱心に議論をいただきました条例検討委員会から骨子(案)の答申をいただくことができました。答申をもとに、現在、仮称ではございますが「水源の里まいばら元気未来条例」として素案をまとめ、来週8日からパブリックコメントを実施させていただく予定でございます。素案では、全文において条例制定に至る背景を踏まえて、上流・下流の支え合いの中でさまざまな資源が循環し、水源の里を守る人の心と力の結集によって再生される地域社会、自然循環共同体の結成を目指す決意を込めております。
また、米原市は、市内全域が「水源の里」と呼べる地域性を備えているという検討委員会の議論を踏まえまして、米原市全域の集落を「水源の里」と定義させていただこうと考えています。
施策の対象地域としては、複数の集落が連携協力する市民自治組織を結成し、当該地域の活性化に取り組まれる地域で、あわせて高齢化率を要件とすることを考えております。単独では集落機能の維持が困難な地域において、集落を越えた広がりのもとで、その地域の皆さんの自己決定による地域の再生を、この条例をもとに支援をしていこうとするものでございます。
そして、水源の里の持ちます多様な価値の発信、地域間の交流の促進、移住者の受け入れ、さらには特産品の開発、そして女性や若者の企業支援の促進など、施策の方針として掲げまして、米原市として必要な施策を総合的に講じることといたしたいと考えています。
あわせまして、上流・下流の支え合いという基本理念と、自らが水源の里に暮らす誇りとそして責任を持つという哲学をもとに、こうした取り組みを次の世代のもとに持続的に展開し、これをつなげていくことも明記をさせていただきました。
私は、ぜひ行政と自治会や市民といった従来の関係だけではなくて、NPOなど市民活動団体や事業者の皆さん、さらには都市や市外に住む皆さんとともに、水源の里まいばらの元気、未来のために、こうした理念を共有しながら協働する取り組みを進めることで、この条例を生かした未来展望を開いていきたいと考えております。
今後、議員各位や市民の皆さんから幅広くご意見をいただく中で、成案を取りまとめないと考えております。よろしくお願いを申し上げたいと思います。
ところで、昨年度、市内で交通事故により12名もの尊い命が奪われました。これを受けまして、米原市としては、より交通安全への決意を明確に打ち出していくために、ぜひ今年度、米原市交通安全都市宣言を行いたいと考えています。市民による市民のための宣言づくりを目指しまして、小学生をはじめ市民の皆さんから、交通安全へのメッセージ作文を募集をさせていただきました。作文に書いていただきましたキーワードから、市民の言葉として案分づくりを進めました。米原市交通対策協議会で協議をいただいた宣言(案)につきまして、この12月の1カ月間、パブリックコメントにより、市民の皆さんのご意見をお願いしているところでございます。本年度も、現時点で3名の方が交通事故の犠牲者となっておられます
12月1日からは、年末の交通安全運動が実施をされておりますが、年末年始にかけまして何かと慌ただしい時期でございます。飲酒の機会も増えてまいります。積雪期間にも入ります。例年、路面凍結などによる事故も多発をしております。米原警察署によります交通取締の強化とともに、米原交通安全協会、安全運転管理者協会などの関係機関の皆さんとも協力をしながら、米原市としても交通安全活動にさらに努めてまいりたい、かように思っております。
市民の皆さんにも、飲酒運転の根絶と交通ルールを守って、ゆとりのある運転に心がけいただきますようお願いを申し上げたいと思います。
また、11月には、市内で建物火災が2件続けて発生をしております。12月に入りまして、空気が乾燥するとともに、暖房を入れる機会が増えてまいりました。暖房器具の周りに燃えやすいものを置かない、寝る前には暖房器具の切り忘れをしないなど、火災予防にもぜひご注意をお願いをいたしたいと思います。
さて、今期定例会には、平成20年度米原市一般会計ほかの補正予算案件、既存条例の一部改正案、公の施設における指定管理者の指定など、報告を2件、諮問を1件、議案40件の合計43の案件を提出をさせていただきました。それぞれ説明をお聞き取りをいただきましてご理解を賜り、ご決定いただきますようお願いを申し上げまして、開会に当たってのご挨拶とさせていただきます。
よろしくお願いをいたします。
○議長(中野卓治君)
市長の招集の挨拶が終わりました。
直ちに、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、4番議員 丸本義信君、5番議員 音居友三君の両名を指名いたします。
日程第2、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、過日の議会運営委員会において協議の結果、本日より12月19日までの16日間といたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(中野卓治君)
異議なしと認めます。
よって、今期定例会の会期は、16日間と決定いたしました。
なお、今期中の会議予定につきましては、お手元に配付いたしました日程表のとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。
日程第3、これより、諸般の報告を行います。
最初に、議長の服務報告をいたします。
報告事項につきましては、全員協議会にて報告のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。
次に、本定例会の会議事件説明のため出席を求めた者は、市長、副市長、教育長、各部長、各市民自治センター長、総務課長、財政課長であります。
以上で、諸般の報告を終わります。
この際、議事の都合により、日程第4、報告第12号 専決処分の報告について、及び日程第5、報告第13号 専決処分の報告についての報告2件について、一括して報告を求めます。
三原総務部長。
○総務部長(三原禎一君)
議会の指定に基づきます専決処分2件について、ご報告をさせていただきます。
報告第12号につきましては、損害賠償請求事件につきまして、損害賠償額を定め和解することにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定による議会の指定に基づき、平成20年9月26日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、報告をさせていただくものでございます。
事件の概要、和解条項につきましては、裏面の専決処分書にございますとおり、平成19年10月25日に米原市上野地先で発生をいたしました接触事故により負傷した相手方の治療費など損害の賠償額を120万円と定め、和解をさせていただいたものでございます。
続いて、報告第13号でございますが、損害賠償請求事件につきまして、損害賠償額を定め和解することにつきまして、議会の指定に基づき、平成20年11月7日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりまして、報告をさせていただくものでございます。
事件の概要につきましては、裏面の専決処分書に記載しておりますとおり、平成20年6月29日の豪雨発生時に雨水排水ポンプの稼働が遅れました。このことによりまして、米原市三船駐車場が冠水、同駐車場に駐車中の相手方所有の車両の一部が水没いたしましたことから、故障いたしました相手方車両の修理費3万9,270円を損害賠償の額と定めまして、和解をさせていただいたものでございます。
以上、議会の指定に基づきます専決処分の報告とさせていただきます。
○議長(中野卓治君)
日程第6、市長より提出の、諮問第3号から議案第130号までの議案41件を一括して上程し、市長から提案理由の説明を求めます。
平尾市長。
○市長(平尾道雄君)
第4回定例会に提出をいたしました議案の提案理由の説明をさせていただきます。
諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦については、米原市顔戸518番3の西野勲氏を人権擁護委員の候補者に推薦することについて、法の定めにより、議会の意見を求めるものでございます。
議案第91号 平成20年度米原市一般会計補正予算(第4号)は、既決の歳入歳出予算総額に6億4,368万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を201億9,559万3,000円とし、繰越明許費の追加をするほか、既決の地方債の起債の限度額の変更を行うものでございます。
議案第92号 平成20年度米原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、既決の歳入歳出予算総額から5,108万4,000円を減額し、歳入歳出予算総額を36億666万6,000円とするものでございます。
議案第93号 平成20年度米原市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、既決の歳入歳出予算総額に446万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を29億800万5,000円とするものでございます。
議案第94号 平成20年度米原市流域関連公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、既決の歳入歳出予算総額に5,472万円を追加し、歳入歳出予算総額を34億9,356万9,000円とし、既決の地方債の起債の限度額の変更を行うものでございます。
議案第95号 平成20年度米原駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)は、既決の歳入歳出予算総額に70万円を追加し、歳入歳出予算総額を19億9,570万円とし、既決の地方債の起債の限度額の変更を行うものでございます。
議案第96号 平成20年度米原市水道事業会計補正予算(第2号)は、既決の平成20年度米原市水道事業会計予算第3条に定める収益的収入及び支出額から4,200万円をそれぞれ減額、第4条括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額、及び引継留保資金等の額からそれぞれ2,218万5,000円を減額し、資本的収入に同額の2,218万5,000円を追加し、第6条に定めた企業債に60万円を追加するほか、第10条に定めた他会計からの補助金を4,200万円減額するものでございます。
議案第97号 米原市監査委員条例の一部を改正する条例については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の一部施行に伴い、健全化判断比率等の審査結果に基づく意見の首長への通知についての規定を定めるものでございます。
議案第98号 米原市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律により、公庫の予算及び決算に関する法律の一部が改正され、条例で引用し規定する根拠が消滅したことから、この規定を削るため、この案を提出するものでございます。
議案第99号 米原市公益法人への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定に関する法律の施行に伴い、関係法律の整備等に関する法律等の施行による改正の必要が生じたため、この案を提出するものでございます。
議案第100号 米原市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、産科医療補償制度の創設に伴い、当該制度に加入する医療機関が負担する保険料を出産費用に加算されることから、被保険者の負担を軽減するため、出産育児一時金に3万円を限度に加算するため、この案を提出するものでございます。
議案第101号 米原市地区計画等の案の作成手続に関する条例の一部を改正する条例については、地区計画等に関する申し出の方法及び申し出に対する措置について定めるため、この案を提出するものでございます。
議案第102号 米原市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例については、市街化調整区域における自己用住宅の立地基準を見直し、基準を緩和するため、この案を提出するものでございます。
議案第103号 米原市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例については、道路法施行令の一部を改正する政令が平成20年4月1日に施行されたことに伴い市道占用料の額を見直し、国道との均衡を保つため、単価の改正を行うものでございます。
議案第104号 米原市小集落改良住宅条例の一部を改正する条例については、公営住宅法施行令の一部を改正する政令が施行されたことに伴いまして、改正の必要が生じたため、この案を提出するものでございます。
議案第105号 米原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については、株式会社日本政策金融公庫法の施行により、国民生活金融公庫法が廃止され、当該事業を株式会社日本政策金融公庫が継承したことにより、改正の必要が生じたため、この案を提出するものでございます。
議案第106号 公の施設における指定管理者の指定については、平成21年4月1日から米原市柏原福祉交流センターの指定管理者に社会福祉法人米原市社会福祉協議会会長 田中博夫を指定したいので、この案を提出するものでございます。
議案第107号 公の施設における指定管理者の指定については、平成21年4月1日から米原市国民健康保険近江診療所の指定管理者に社団法人地域医療振興協会理事長 吉新通康を指定したいので、この案を提出するものでございます。
議案第108号 公の施設における指定管理者の指定については、平成21年4月1日から米原市近江いきいき健康館の指定管理者に社団法人地域医療振興協会理事長 吉新通康を指定したいので、この案を提出するものでございます。
議案第109号から議案第128号までの20件の公の施設における指定管理者の指定につきましては、米原市人権総合センター「ソーシャル・キャピタルプラザ」ほか19施設の指定管理者に、平成21年4月1日以降も現在の指定管理者を引き続き指定したいので、この案を提出するものでございます。
議案第129号 工事請負契約の締結について(東部給食センター厨房設備工事)は、米原市長岡地先で着工いたしました仮称「東部給食センター」の厨房設備工事の請負契約を締結したいので、米原市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条の規定によりまして、この案を提出するものでございます。
議案第130号 米原市の字の区域及び名称の変更については、米原南工業団地造成事業の実施に伴い、字の区域を変更し、名称を振興に変更するため、地方自治法第260条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。
以上、まことに簡略ではありますが、提出議案の提案理由の説明といたします。ご審議の上、適切なご決定賜りますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(中野卓治君)
市長の説明が終わりました。
これにて、提案理由の説明を終結いたします。
次の日程に入る前に先立ち、お諮りいたします。
諮問第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」)
○議長(中野卓治君)
異議なしと認めます。
よって、ただいまの諮問第3号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
日程第7、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
提案者の補足説明を求めます。
三原総務部長。
○総務部長(三原禎一君)
諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についての補足説明をさせていただきます。
平成21年3月31日で任期満了により退任されます人権擁護委員 世森等氏の後任といたしまして、米原市顔戸518番地3 西野勲氏を候補者に推薦することにつきまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
西野勲氏は、長年、教職員として小中学校での人権教育に尽力をされ、人権につきまして広い見識をお持ちの方で、人権擁護委員法に定めます推薦条件に該当する者と認められますことから、人権擁護委員の候補者といたしまして推薦をしようとするものでございます。
以上、補足説明とさせていただきます。
○議長(中野卓治君)
これをもって、提案者の補足説明を終わります。
これより、諮問第3号に対し、質疑を求めます。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」)
○議長(中野卓治君)
質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「討論なし」)
○議長(中野卓治君)
討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり適任と認めることに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(中野卓治君)
お直りください。
起立全員であります。
よって、諮問第3号 人権擁護委員に西野勲氏を推薦する議案は、原案のとおり適任と認めることに決定いたしました。
日程第8、総括質疑については事前通告がございませんでしたので、終結いたします。
日程第9、議案の委員会付託を行います。
各議案の付託は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付しております議案付託表のとおり、各常任委員会へ付託いたします。
各常任委員会において審査方、よろしくお願いをいたします。
ただいま、付託いたしました各議案については、それぞれの委員会での審査経過と結果につきまして、12月19日の本会議において、各常任委員会委員長から報告をお願いいたします。
以上で、議案の委員会付託の件を終結いたします。
日程第10、請願第3号 米原市飯地先の天野川橋に歩道橋設置を求める請願についてを議題といたします。
請願書の朗読は、省略をいたします。
紹介議員 北村喜代隆君より、請願の紹介理由の説明を求めます。
7番 北村喜代隆君。
○7番(北村喜代隆君)
ただいま、議長より指名をいただきましたので、請願の紹介をさせていただきます。
米原市飯地先の天野川橋に歩道橋設置を求める請願。地元の飯区長が請願者であります。自治会名は「飯」でありますが、通常「飯村」と呼んでおりますので、以下、飯村とさせていただきます。
この請願の紹介議員は、堀川弥二郎議員と私北村喜代隆です。
県道朝妻筑摩近江線の天野川橋は、この県道が国道であった時代から、橋が狭いこと、そして歩道がないことを地元では問題視されておりました。その当時、橋の改修にあわせて飯村区では直接国道事務所に歩道橋設置を要望されましたところ、県道に移管されるまで待つように言われ、そのままになっていると聞き及んでおります。
5年前の平成15年、飯村区の総会で改めて問題提起され、飯村区全員の署名を持って要望活動が始まりました。そして、その年、平成15年の近江町議会9月定例会に、周辺6区長名で請願が提出されましたところ、請願は賛成全員で採択され、意見書が滋賀県知事に提出されました。その後、県からは後期アクションプランに上げるという回答が県議を通じてもたらされたのでありますが、その後の進展はございませんでした。
天野川の歩道橋は、私も含め何人かの同僚議員が一般質問で何度か取り上げてまいりました。市からは、県に対して積極的に働きかけるという答弁をいただいていたのであります。そして、市は県への要望事項にまとめて働きかけをしていただいたと、そういったこともよく承知しているところであります。にもかかわらずであります。進展が見られないのであります。
さて、今年のことです。改めて飯村区では、区民305名の署名がまとまり、区長は周辺自治会への働きかけを始められました。その結果、沿線にある米原市の15区長、そして長浜市旧自治会長は、県や県議会に陳情書を提出されたところであります。米原市の15区長は、市や市議会への陳情書もあわせて提出されました。この陳情書は、既に先の議員全員協議会で皆さんのお手元に配付されているところであります。
これまでの取り組みは、以上のとおりであります。日常生活や通勤通学で不自由を強いられている。飯村区長の安全への熱い思い、そして沿線各自治会長の願いをぜひご理解いただきますようお願いします。
私は、実際にこの橋の上で妻と一緒に幅や長さを測りました。巻尺を持って、橋の上で2人で作業いたしました。私たちの横を走り抜ける自動車に何度もヒヤリとさせられたのであります。それもそのはずであります。道路構造令第5条第4項、車線の最小幅員は3メートルというふうになっております。ですから、両車線で6メートルであります。これは、妻と巻尺を持って測った橋の幅と同じなのであります。路側帯もとれない。こんな幅だったのであります。車道としても、政令で示された基準を満足されていないというふうにも聞いています。
議員の皆様には、この現状そして地元や沿線各自治会長の安全を求める熱い思いをご理解いただき、この請願を採択いただきますよう、よろしくお願いいたします。
以上、請願の紹介とさせていただきます。どうかよろしくお願いします。
○議長(中野卓治君)
紹介議員 北村喜代隆君の説明が終わりました。
ただいま議題となっております請願第3号につきましては、会議規則第85条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託をいたします。審査方、よろしくお願いをいたします。
ただいま付託をいたしました請願第3号につきましては、委員会での審査経過と結果につきまして、12月19日の本会議において、産業建設常任委員長からご報告をお願いいたします。
以上で、本日の日程はすべて終了しました。
来る12月8日の会議は、午前9時30分より本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までに出席くださいますようお願いいたします。
本日は、これにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
午前10時37分 散会
本会議録は、真正であることを認め、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成20年12月4日
米原市議会議長
米原市議会署名議員
米原市議会署名議員