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滋賀県 東近江市

平成21年第4回定例会(第 8号 6月 4日)




平成21年第4回定例会(第 8号 6月 4日)





 



          平成21年第4回東近江市議会定例会会議録


                平成21年6月4日(木曜日)午前9時30分開会


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議事日程


 第1 諸般の報告


 第2 会議録署名議員の指名


 第3 会期の決定


 第4 議案第57号から議案第71号まで 提案説明(市長提出)


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本日の会議に付した事件


 1 諸般の報告


 1 会議録署名議員の指名


 1 会期の決定


 1 議案第57号から議案第71号まで 提案説明(市長提出)


    議案第57号 平成21年度東近江市一般会計補正予算(第3号)


    議案第58号 平成21年度東近江市介護保険特別会計補正予算(第1号)


    議案第59号 平成21年度東近江市下水道事業特別会計補正予算(第1号)


    議案第60号 平成21年度東近江市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)


    議案第61号 平成21年度東近江市水道事業会計補正予算(第1号)


    議案第62号 東近江市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について


    議案第63号 東近江市子ども医療費助成条例の制定について


    議案第64号 東近江市税条例の一部を改正する条例の制定について


    議案第65号 東近江市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について


    議案第66号 東近江市立八日市南小学校移転改築工事(建築工事)請負契約の締結につき議決を求めることについて


    議案第67号 東近江市立八日市南小学校移転改築工事(電気設備工事)請負契約の締結につき議決を求めることについて


    議案第68号 東近江市立八日市南小学校移転改築工事(機械設備工事)請負契約の締結につき議決を求めることについて


    議案第69号 市道路線の認定につき議決を求めることについて


    議案第70号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて


    議案第71号 専決処分事項の承認を求めることについて


           (平成21年度東近江市老人保健特別会計補正予算(第1号))


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出席議員


  1番  北浦義一議員    2番  加藤正明議員


  3番  周防清二議員    4番  畑 重三議員


  5番  澤田康弘議員    6番  河並義一議員


  7番  大澤 貢議員    8番  西村武一議員


  9番  井上喜久男議員  10番  杉田米男議員


 11番  大橋市三議員   12番  山田みを子議員


 13番  畑 博夫議員   14番  川嶋重剛議員


 15番  横山榮吉議員   16番  西澤善三議員


 17番  寺村義和議員   18番  前田清子議員


 19番  石原藤嗣議員   20番  鈴村重史議員


 21番  中村 肇議員   22番  田中信弘議員


 23番  青山弘男議員   24番  宮部庄七議員


 25番  田郷 正議員   26番  寺村茂和議員


 27番  川南博司議員   28番  小林 優議員


 29番  諏訪一男議員   30番  吉澤克美議員


 31番  野村秀一郎議員  32番  野田清司議員


 33番  豆田昇一郎議員


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欠席議員


 なし


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議場に出席した事務局職員


                        事務局長   森 基一


                        事務局次長  浅野清市


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会議に出席した説明員


          市長                 西澤久夫


          副市長                谷 和彦


          教育委員会委員長           小島 修


          監査委員               鯰江喜代治


          教育長                小川脩哲


          病院事業管理者            中條 忍


          政策監                武藤精藏


          総務部長               中嶋喜代志


          企画部長               園田英美


          市民人権部長             西田紀雄


          生活環境部長             村山邦博


          こども未来部長            大西幸男


          健康福祉部長兼福祉事務所長      川南義博


          産業振興部長             居原田善嗣


          都市整備部長             藤川政博


          水道部長兼水道事業所長        新海常造


          地域医療管理監兼病院事業事務部長   森田徳治


          会計管理者              北川仁士


          教育部長               澤田喜一郎


     午前9時30分 開会


○議長(小林優) 皆さん、おはようございます。ただいまから平成21年第4回東近江市議会定例会を開会いたします。


 ただいまの出席議員数は33名で、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。


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△日程第1 諸般の報告





○議長(小林優) 日程第1 「諸般の報告」であります。


 まず、市長から、地方自治法の規定により、平成20年度東近江市繰越明許費繰越計算書、平成20年度東近江市水道事業会計予算繰越計算書、東近江市土地開発公社の平成20年度決算報告書、平成21年度事業計画及び予算書、財団法人東近江市地域振興事業団の平成20年度決算報告書、平成21年度事業計画書及び収支予算書、財団法人愛の田園振興公社の平成20年度事業報告並びに収支決算書、平成21年度事業計画並びに収支予算書、東近江ケーブルネットワーク株式会社の第3期(平成20年度)事業経過報告書及び決算報告書、第4期(平成21年度)事業予定書及び業績予定書が議会に提出されました。さきに配付しておきましたから御了承願います。


 次に、監査委員から、地方自治法の規定により、平成21年2月分、4月分の現金出納検査結果が議会に提出されておりますから御了承願います。


 また、市長から、専決処分の報告が議会に提出されておりますから御了承願います。


 その他のことにつきましては、事務局長から報告させます。


 事務局長。


○議会事務局長(森基一) 御報告申し上げます。


 地方自治法の規定により、本定例会の説明員として、お手元に配付の文書のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので御了承願います。


○議長(小林優) 報告は終わりました。


 市長から発言を求められておりますので、これを許可します。


 市長。


○市長(西澤久夫) 皆さん、おはようございます。


 5月も終わりを告げる中、緑あふれる季節に開会をいただきました大凧まつりなどの各種の新緑イベントも、市民の皆様のお力で、新型インフルエンザ渦を乗り越え、盛会裏に終えることができ、6月、初夏を迎える時期となりました。


 議員の皆様におかれましては、御健勝にて御活躍をいただいておりますことを、心からお喜び申し上げます。


 本日、平成21年度第4回東近江市議会定例会を開催し、提出いたしました諸案件の御審議を願うに当たりまして、これからの市政に臨む所信の一端を申し述べ、市民の皆様、議員の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。


 我が国は、昨年秋にアメリカで端を発しました世界的な経済不況の真っただ中にあり、百年に一度と呼ばれる経済危機に直面をしております。


 企業の業績悪化は雇用問題等を引き起こし、市民生活はもとより、あらゆる方面に多大な影響を及ぼし、行政に求められる市民の要望は複雑多様化し、行政の果たすべき役割はますます重要なものとなっています。


 このような状況の中で、私が思い描きます東近江市の姿は、市民の期待にこたえられる自治能力の高い自立した町、さらには魅力ある町として持続的に成長していくことであります。


 市長となり、はや3カ月余りが過ぎようとしております。12万市民の生命、財産を守る行政のトップとして、その責務を日々実感する中、改めて持続可能な自治体、活力ある地域社会を築くことが、私に託された最大の責務であると考えております。


 私は、市長就任に当たりまして、市民の皆様が安心して生活できるまちづくり、市民一人一人が将来に希望を持っていただけるまちづくりの実現に向けた行政運営をお約束いたしました。


 私は、目標達成のため、今後の4年間、希望都市の実現に向けて、次の四つの柱を基本方針として市政運営に臨んでまいりたいと考えております。


 一つ目には、市民の安心を確保する「安心の3重奏」を掲げさせていただきました。


 まず、東近江市民の命と健康を守るための仕組みとして、保健・福祉・医療・介護の連携を基軸とした地域包括医療体制の確立の早期実現を目指すことであります。


 次に、市内で安心して子育てができ、子どもたちが健やかに育つことができる子育て支援を初め、教育環境の整備などの充実を図ると同時に、発達障害のある児童や家族へのサポートなど、支援体制の強化に努めていきます。


 また、団塊の世代の皆さんが定年を迎え、高齢者人口が増加していく時代において、高齢者の方々の地域における生きがいづくりや、地域社会の担い手として活躍していただける環境の整備。


 一方、障害者の方々の社会参加への支援や、経済的負担の軽減など、だれもが安心して暮らすことのできる社会づくりも必要であると考えております。


 二つ目は、東近江市の明るい未来を築くための方策として、地域の活力を高める「発展の5重奏」でございます。


 第1には、市民生活を支える交通網の整備を初めとした都市基盤の充実。


 また地元産業、商工業の振興対策としての中小企業への指導体制強化とともに、雇用対策や後継者の育成といった支援。


 さらには、持続可能な地域産業を育てるシステムの早期構築と、地産地消を目指し、地元産の農作物や木材等の利用促進を進めていくことでございます。


 あわせて、地域資源の掘り起こしによる東近江ブランドの構築・発信といった、次世代への礎となる戦略テーマに取り組むとともに、この地域の特色を生かしたコミュニティービジネスの創造も必要であると考えております。


 世界的な課題であります地球温暖化への対応です。持続可能な社会生活を送るためには、温暖化問題は避けて通ることはできません。


 しかし、この問題をコストがかかるとして避けるのではなく、新産業の創出の機会ととらえることで、「発展の5重奏」の中に加えることができるものと思っております。


 本市といたしましても、太陽光発電やバイオマスの普及拡大など、クリーンエネルギーの活用を重点的に取り組むところでございます。


 幸いにして本市は、新エネルギーを産業として既に取り組んでいる企業、NPOなどが多く存在しておりますので、他に先駆けてさまざまな取り組みによる経済発展の可能性も見込まれることから、これらへの支援の充実も重要であると考えているところでございます。


 三つ目は、市民とともに魅力ある町をつくる「希望都市に向けた施策」も肝要であると考えます。


 今後において、持続可能な東近江市経営を行う上で、市民の方々に力をいかんなく発揮していただき、行政と協働できる仕組みづくりを具現化することが必要不可欠であります。


 そこで、厳しい財政状況や少子高齢化が進む中ではありますが、市民の満足度が高い公共的なサービスが充実できるよう、公益的な市民活動が活発なまちづくりを進めていく必要が大であり、その促進に取り組んでまいります。


 また、地震や洪水といった自然災害に対する防災力の強化と、将来世界的な感染が危惧されます新型インフルエンザ対策等の取り組みを一層強化し、市民が安心して暮らせる災害に強いまちづくりを目指します。


 四つ目は、「行財政改革」であります。


 厳しい状況の中で、これからは市民の皆さんには、あれもこれもではなく、あれかこれかの選択をしていただく時代です。


 行政といたしましては、多くの課題の中から優先順位をつけて取り組んでいくことが必要であり、そのための市民参加の仕組みづくりを進めます。


 また、施設管理費や人件費等の経費削減を初め、行財政運営全般について徹底した見直しを行い、市民と行政が一体となり、互いの役割と責任を認識しながら、効率的、効果的な行政運営に取り組むとともに、徹底した情報公開に努め、市民の方々にわかりやすい行政運営を行います。


 さて、平成21年度6月補正予算編成におきましては、厳しい財政状況の中、希望都市の実現に向けての1年目といたしまして、本年度優先的に実施する事業については、選択と集中を徹底いたしました。


 また、地方の景気対策として、今国会で成立しました補正予算に対する緊急経済対策「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」を、その趣旨であります地球温暖化対策、少子高齢化対策と安心・安全の実現に向けた各種事業に前倒しして充当し、編成をいたしました。


 さらに、今回の補正予算編成過程については、広く市民の皆さんにその全容を公表し、また、補正予算に計上いたしました各事業については、緊急行動計画としてお示しさせていただきました。


 ここで6月補正予算を緊急行動計画の4本柱ごとに、私の施策としての思いを御説明申し上げます。


 市民の安心を確保する「安心の3重奏」については、市民生活に安心感を提供することは最優先に取り組まなければならない施策でございます。


 市民の皆さんが、住みなれた地域で病気の症状に応じ、的確な医療を受けられる体制をつくっていくことは、私が4年間をかけて全力で取り組みを行う大きな課題でございます。


 本市の市立病院につきましては、新医師臨床研修制度に基づく大学病院への医師引き揚げ等、慢性的な医師不足により、診療体制の縮小を強いられ、また累積赤字も年々拡大し、病院運営はまさに危機的な状況であります。


 この危機的な状況を乗り越えるため、市にかかわりのあるすべての医療関係者の英知を結集し、地域医療の方向性を導き出すとともに、市民と協働して持続可能な地域医療の確立に向けて、本年度基本的な結論を出していきたいと考えております。


 次に、子どもたちが生き生きと健やかに育つためには、安心して子どもたちを生み育てられる環境の早期実現が重要であります。


 妊婦が健診費用を心配することなく、必要な回数の妊婦健診を受診できるよう、助成券の交付枚数をふやすとともに、就学前乳幼児が対象であった医療費助成を、小・中学生の入院に係る負担分に拡充する制度を、ことし10月から開始します。


 また、現在、秋の業務開始に向け、発達支援センターの整備を進めているところですが、その機能がさらに充実できるよう、発達障害児保護者や学識経験者を含む多方面から意見を伺い、よりよい発達支援体制が確立できるよう努めます。


 次に、就任前から訴えてきました教育環境の充実については、限られた財源の中、今、何ができるのか検討する中で、建設中の箕作小学校と八日市南小学校については、開校準備を着実に進めてまいります。


 また、子どもたちの安全を守ることは重要であると考えるところであり、小・中学校、幼稚園や保育園の耐震診断や大規模改修工事を計画的に進めるため、実施順位を公開して予算化するとともに、本予算案においても積極的に事業実施をいたします。


 同時に、犯罪の発生を未然に防ぐため、防犯カメラの設置を進めるところでございます。


 生活スタイルの多様化や福祉ニーズの高度化により、高齢者や障害者が安心して暮らせる地域社会のために、セーフティーネットの構築が求められています。


 今後の考え方としまして、地域の支え合いを大切にし、住みなれた地域でいつまでも生活できる仕組みづくりに取り組んでまいります。


 その中で、特に災害時における要援護者に対しては、速やかな対応ができるよう地図情報システムの整備を行うとともに、常日ごろから高齢者、障害者が人と人のつながりを保ち続けられるよう、生きがいづくりや世代間交流に向けた取り組みの支援を強化してまいります。


 また、障害者が通所施設の利用者負担が原因でサービス利用を控えることにより、社会から孤立してしまうことがないよう、サービス利用料の負担軽減については引き続き実施してまいります。


 続きまして、「発展の5重奏」でございます。


 希望都市の実現に向けて、本市の明るい未来を築くためには、活気あふれる地域社会づくりが求められているところです。


 幹線道路を初めとする市道の整備につきましては、東近江市道路整備マスタープランに基づき、市民の選択を踏まえた道路整備を継続して実施していきます。


 また、八日市南小学校の分離新設に伴う箕作小学校と八日市南小学校においては、通学路の安全を確保するための道路整備を行うところです。


 一方、市街地における都市計画道路の整備を継続的に行うことにより、交通渋滞の緩和と市街地の活性化を図るため、小今建部上中線(春日工区)の早期完成を目指すものです。


 次に、食に対する安全意識の高まりや、環境問題が課題となる中、米の生産調整や水稲にかわる作物の生産を推進するため、農業経営の安定化と売れる農産物の産地づくりに向けた支援をいたします。


 さらに効率的な農業経営を行うため、必要な大型機械の利用を可能とする大区画農用地の整備、技能的な用水管理を支える整備についても引き続き実施していきます。


 ところで、本市の面積の約6割は森林で占めております。森林は、二酸化炭素の吸収による地球温暖化の防止、土地の保全、水源の涵養など、多面的な機能を有しており、森林保全と林業の振興は重要な課題であると考えております。


 今後とも、市内の豊かな森林を守り、林業の振興を図るためには、地産地消の考えのもと、教育施設等や個人住宅への地元材の利用を促進するなど、林業の活性化と森林整備に向けた取り組みを支援します。


 あわせて林産物の運搬や植林、伐採、治山治水の各種事業など、森林管理と保全に欠かせない事業の促進を図るものです。


 次に、環境問題を考える上で、地球温暖化防止や循環型社会の構築は、早急に取り組むべき課題となっています。


 本市においては、東近江市民の豊かな環境と風土づくり条例、いわゆる環境基本条例を施行するなど、市民との協働による環境文化の推進を図ることを基本理念として、さまざまな取り組みを進めてまいります。


 現在、住宅用太陽光発電システムを設置する家庭は約1,200世帯でありますが、今年度は国の太陽光発電設置補助制度が復活され、さらなる普及が期待されているところです。


 そこで東近江市においても、地球温暖化対策のためには、市民の参加が欠かせないとの思いから、新たに500キロワット分の住宅用太陽光発電システムの設置を支援することとしました。


 また、小・中学校を初めとする公共施設についても、改築や改修にあわせて積極的な太陽光発電の導入を進めてまいります。


 3点目は、「希望都市に向けた施策」であります。


 私は、重点的に取り組んでいかなければならない施策として、市民の安心を確保する「安心の3重奏」と、地域の活力を高めるために「発展の5重奏」を掲げたところでございます。


 しかしながら、行政の政策分野は多岐にわたっており、子どもや高齢者、障害のある人、さまざまな市民が生き生きと暮らせるための希望都市実現に向けて補完すべきことが多くあります。後に述べる行財政改革とあわせて施策を進めなければならないと考えております。


 まずは、開かれた市政に対する取り組みでありますが、高度化した情報通信技術は、今日、いつでも、どこでも、だれでも情報を得ることができるというユビキタス社会の実現に着実に近づきつつあるところでございます。


 市のホームページは、いつでもどこでも市の情報を得られるメリットとして、市政の情報発信の大きな役割があり、今回の補正予算についても、予算編成過程の公開を行いました。


 さらに多くの行政情報の公開手段として、東近江市のホームページをリニューアルいたします。


 次に、インフルエンザについては、今回の新型インフルエンザとは毒性及び伝染力においてもさらに強力な鳥インフルエンザが、近い将来、大流行すると予見されている中、本市においては、東近江市新型インフルエンザ対策行動計画に基づき、適切な対応に努めるとともに、市民の財産と命を守るため、災害対策と同様に対応していく必要があると考えているところでございます。


 今回の予算においては、新型インフルエンザ用マスクを購入するなど、必要な防御資器材の確保に努めるとともに、地震や風水害等の災害に対する備えについても万全を期すため、災害用備蓄消耗品・備品の準備を着実に進めるところでございます。


 また、防災公園として位置づけられている布引運動公園につきましては、平成22年度開設に向けた準備の着手を行います。


 道路は、日常生活や経済活動など、社会生活全体を支え、地域間の交流と連携を生み出す重要な基盤であります。


 しかし、道路改良への要望は多く、その解消に向け、一つの手段として、地域内の生活に密着している道路で、自治会に実施していただく工事に対して支援を行う市民協働の道づくり、いわゆる資材支給事業を積極的に導入したいと考えております。


 公共交通政策については、現在まで能登川地区においては、ちょこっとバス実証実験を行ってきたところですが、本格運行に向けてのノンステップバスを導入するとともに、市民の意見を取り入れ、能登川地区に適した運行形態により利便性の確保を図るところでございます。


 次に、環境についてでございますが、本市域は鈴鹿の山々から琵琶湖まで一つの流域でつながっており、貴重な動植物の宝庫でもあり、この豊かな自然環境を次代へ引き継いでいく必要があります。


 里山については、森林整備に対する支援を行いながら、森林の保全・再生を進めていきます。


 里湖である伊庭内湖においては、水草の除去やヨシの積極的な保全に努めることで、琵琶湖全体の環境保全につながるような取り組みを進めてまいります。


 あわせて市民の暮らしから生じる環境負荷の軽減を図るため、ごみの減量化や循環型社会へと転換を推し進めるところでございます。


 今後におきましては、市内各地で行われている環境への取り組みが、点ではなく、点と点が結びつく線となり、さらには面となり、本市全域への広がりとなるように施策展開を図りたいと考えております。


 最後に、「行財政改革」でございます。


 昨年の世界同時不況により、国内外においては経済の低迷とともに雇用不安が続いております。社会全般において先行きが不透明な情勢となっています。


 本市におきましても、これらの景気後退による影響は、これまで多くの税収を支えてきた法人市民税を初めとする一般財源の減少に加え、県の歳出改革などで財政状況はさらに厳しさを増しているところでございます。


 市民の皆さんが安心して暮らし、将来に希望の持てる町を目指して施策を推進するためには、限られた財源の中で選択と集中を一層徹底することが、行政のスリム化を図り、必要な財源の確保につながるところでございます。


 そのため、人件費の削減や公共施設の整備縮小などによる管理費の削減を一層進めなければなりません。


 まず、市政のトップとして、行政が一丸となって厳しい状況を乗り切る決意と姿勢を示さなければならないところであり、私の給料月額を減額し、あわせて副市長、教育長の給料月額の減額を行ったところであります。


 また、国や地方自治体が多くの借金を抱えていることが大きな問題となっています。本市におきましても、返済のため、毎年多額の公債費が必要となり、財政運営にも影響があるところであります。


 このことは市民の皆さんにも不安をいただいているところであり、早期の財政の健全化を目指し、公債費の負担軽減を図るため、市債の繰上償還を実施したところでございます。


 ただいま御説明を申し上げました本年度事業の推進についても、一層情報公開を徹底し、市民参加による行財政改革に着実に取り組む必要があると考えるものでございます。


 とりわけ、選挙時におけるマニフェストを達成するために努力させていただく中、マニフェストを実行するに当たっては、厳しさを増す経済情勢や社会状況下において、市民の皆さんと真剣に議論をさせていただき、判断を下していかなければならないと考えております。


 そこで、市民の皆さんが安心して希望を持って暮らしていただける希望都市の実現に向けて、まず骨格的な歳入推計を基礎とした財政計画を十分に踏まえた上で、市民の皆さんとともに希望都市づくり行動計画を1年かけて策定を計画しております。


 次に、諸施策を遂行いたします一般会計補正予算の輪郭について御説明を申し上げます。


 一般会計補正予算につきましては、26億7,528万5,000円を増額補正といたします。


 主な内容につきましては、総務費では、地球温暖化対策推進事業費や防犯対策事業等に2億1,638万1,000円を、民生費では、福祉医療助成事業や学童保育所整備事業等に2億5,549万1,000円を、衛生費では、母子保健事業等に1億6,760万9,000円を、労働費では、雇用対策事業に1,030万円を、また農林水産業費では、担い手育成事業や土地改良事業等に4億5,559万6,000円を、商工費では、観光施設管理運営事業等に6,015万円を、土木費では、道路新設改良事業や街路事業等に6億7,048万4,000円を、消防費では、災害用備蓄品等として8,000万円を、教育費では、幼稚園、小学校、中学校及び社会体育施設整備事業等に6億1,790万3,000円を計上するものであります。


 公債費については、市債の繰上償還金として1億6,196万6,000円を計上するものであります。


 一方、議会費では、議員定数減に伴いまして、議員報酬等2,059万5,000円を減額するものであります。


 これらの財源といたしましては、地域活性化・経済危機対策臨時交付金9億2,200万円を初めとする国庫支出金、合計12億3,189万5,000円や、財政調整基金繰入金2億円、繰越金4億5,982万4,000円などを計上し、歳入歳出予算の総額を425億4,626万9,000円と定めるものであります。


 以上、平成21年度の市政運営に向けて、その方針の一端と、特に急いで行わなければならない事業を中心に、主要な施策及び補正予算の概要を申し上げましたが、もとより市政は市民の皆様と信頼の上に成り立つものであります。


 今後とも、市民が主役となる市政を基本といたしまして、安心できる希望都市の実現に向けて、私はもとより、職員が一丸となって施策遂行に全力を傾注してまいる所存でございます。


 市民の皆様を初め、議員の皆様に対しましては、御理解と御協力を賜りますよう、重ねてお願いを申し上げます。


 本日、提案申し上げます案件は、予算案件が6件、条例関係が4件、その他議決案件が4件及び人事案件1件の15件です。


 どうか慎重に御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようお願いを申し上げ、平成21年度の施政方針といたします。


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△日程第2 会議録署名議員の指名





○議長(小林優) 日程第2 「会議録署名議員の指名」を行います。


 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、10番杉田議員、11番大橋議員を指名します。


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△日程第3 会期の決定





○議長(小林優) 日程第3 「会期の決定」についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 今回の定例会の会期は、本日から26日までの23日間とすることに御異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 御異議なしと認めます。


 よって、会期は23日間と決定しました。


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△日程第4 議案第57号から議案第71号まで





○議長(小林優) 日程第4 議案第57号から議案第71号までを一括議題といたします。


 提出者から提案理由の説明を求めます。


 市長。


○市長(西澤久夫) 本日、御提案申し上げました議案第57号から議案第71号までの各議案につきまして、順次、御説明を申し上げます。


 議案第57号から議案第61号までの5議案は、平成21年度東近江市一般会計補正予算及び特別会計補正予算、並びに事業会計補正予算であります。


 平成21年度東近江市各会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の2ページをお開きください。


 議案第57号、平成21年度東近江市一般会計補正予算(第3号)につきましては、先ほどの施政方針の中で主な内容を説明させていただきましたが、今回の補正予算におきましては、26億7,528万5,000円を増額しようとするものであります。


 また、6ページ、第2表、債務負担行為補正では、もみじ保育園増築事業を初め、教育施設整備事業など6件を追加するものであります。


 同じく6ページ、第3表、地方債補正では、農道整備事業や農業農村整備事業ほか4事業の起債限度額を定めるとともに、7ページにおいては、道路整備事業及び合併特例事業の起債限度額を変更するものであります。


 次に、各特別会計の補正予算について御説明を申し上げます。


 75ページ、議案第58号、平成21年度介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、介護保険制度改正に伴うシステム改修費に800万円を増額するものであります。


 87ページ、議案第59号、平成21年度下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、5%以上の高金利の市債について借りかえを行うもので、6億6,948万円を増額補正するものであります。


 また、89ページ、第2表、地方債補正では、公共及び流域下水道事業の起債限度額を変更するものであります。


 99ページ、議案第60号、平成21年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましても、5%以上の高金利の市債について借りかえを行うもので、3億5,843万7,000円を増額補正するものであります。


 また、100ページ、第2表、地方債補正では、農業集落排水事業の起債限度額を定めるものであります。


 続きまして、別冊の議案第61号、平成21年度水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、資本的収入において、繰上償還及び出資金の計上に伴い、1億1,325万5,000円の増額、資本的支出では、繰上償還に伴い、企業債償還金を1億1,325万1,000円増額補正するものであります。


 また、企業債については、緊急時給水拠点確保事業ほかの企業債限度額を変更するものであります。


 次に、第4回東近江市議会定例会議案の7ページをお開きください。


 議案第62号、東近江市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国家公務員退職手当法の一部改正に伴い、職員の退職手当についても国家公務員に準じてその一部を改定するものであります。


 20ページ、議案第63号、東近江市子ども医療費助成条例の制定については、安心して子育てできる・子どもが元気に育つ東近江市づくりのため、市内小・中学生の入院に係る医療費の一部について、要件を満たす保護者に対して助成するものであります。


 25ページ、議案第64号、東近江市税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法の一部改正に伴い、本市条例についても一部を改正するものであります。


 次に、30ページ、議案第65号、東近江市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、都市計画税の税率は、合併協議の中で、旧市町での制度のとおりとし、不均一課税は5年以内に見直すこととしておりましたので、平成22年度から均一課税を実施するため、税率の特例を設けて条例の一部を改正するものであります。


 続きまして、議案第66号から議案第68号までの3議案につきましては、東近江市立八日市南小学校移転改築工事に係る契約案件でございます。


 まず32ページ、議案第66号、東近江市立八日市南小学校移転改築工事(建築工事)請負契約の締結を行うことにつきまして、市議会の議決を求めるものであります。


 主要工事としましては、建築工事、プール工事及び外構工事であり、契約金額は15億1,084万5,000円、契約の相手方を株式会社土屋組滋賀支店、支店長、大橋一郎とするものであります。


 次に、34ページ、議案第67号、東近江市立八日市南小学校移転改築工事(電気設備工事)請負契約の締結を行うことについて、市議会の議決を求めるものであります。


 契約金額は2億3,900万6,250円、契約の相手方を株式会社中島電業所、代表取締役、中嶋光男とするものであります。


 続いて、36ページ、議案第68号、東近江市立八日市南小学校移転改築工事(機械設備工事)請負契約の締結を行うことにつきましては、市議会の議決を求めるものであります。


 契約金額は2億9,085万円、契約の相手方を株式会社ライフテックミツダ、代表取締役、光田博とするものであります。


 38ページ、議案第69号、市道路線の認定につき議決を求めることにつきましては、日野東部地区広域営農団地農道の整備に伴い、青野町から市原野町までの2,820メートルを市道路線として認定を行うものであります。


 続きまして、40ページ、議案第70号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることにつきましては、平成21年9月30日付をもって任期満了となります人権擁護委員、久田幸子氏を、引き続き委員に推薦したく、市議会の意見を求めるものであります。


 最後に、別冊の議案第71号、平成21年度老人保健特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成20年度国庫負担金等の交付が6月以降となることから歳入不足が生じたため、平成21年度予算で繰上充用を行ったものであります。


 なお、この特別会計の繰上充用は、5月29日付で専決処分を行ったものであり、市議会の承認を求めるものであります。


 以上、御説明を申し上げましたが、慎重なる御審議をいただきまして、適切な御決定をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。


○議長(小林優) 説明は終わりました。


 ただいま議題となっております議案中、議案第70号について、ただいまから質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 質疑なしと認め、質疑を終結します。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第70号については、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第70号については、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決することに決しました。


 議案第70号を採決いたします。


 本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 御異議なしと認めます。


 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。


 次に、議案第66号から議案第68号までについて、ただいまから質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 質疑なしと認め、質疑を終結します。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第66号から議案第68号までについては、さらに慎重審議のため、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、所管の委員会に付託いたします。


 常任委員会の審査のため、暫時休憩をいたします。


     午前10時21分 休憩


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     午前11時20分 再開


○議長(小林優) 休憩前に引き続き、会議を再開します。


 ここで、委員長から委員会審査報告書が提出されておりますので、さきに御決定願いましたとおり、議案第66号から議案第68号までを議題とし、教育こども未来常任委員会委員長の報告を求めます。


 教育こども未来常任委員会委員長、野村議員。


○教育こども未来常任委員長(野村秀一郎議員) 教育こども未来常任委員会、6月定例会について報告をいたします。


 本定例会におきまして、教育こども未来常任委員会に付託を賜りました議案3件につきまして、慎重に審査をいたしました。その経過と結果について御報告を申し上げます。


 議案第66号から議案第68号は、東近江市八日市南小学校移転改築工事に係る議案であります。


 議案第66号は、東近江市立八日市南小学校移転改築工事(建築工事)について、議案第67号は、東近江市立八日市南小学校移転改築工事(電気設備工事)について、議案第68号は、東近江市立八日市南小学校移転改築工事(機械設備工事)について、それぞれ請負契約の締結につき議決を求めるものであります。


 委員から、分離発注や入札の妥当性及び通園・通学路の確保についての意見がありました。担当者より適切な説明がありました。


 以上のように、慎重に審査いたしました結果、全委員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で、本委員会の報告を終わります。


○議長(小林優) 委員長の報告は終わりました。


 委員長報告に対し質疑ありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 質疑なしと認め、質疑を終結します。


 次に、議案第66号から議案第68号までの3件について、一括討論・採決を行います。


 討論ありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 討論を終結します。


 採決いたします。


 議案第66号から議案第68号までの3件について、委員長報告は可決であります。


 本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第66号から議案第68号までの3件については、委員長報告のとおり可決することに決しました。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 お諮りいたします。


 議案等熟読のため、あすから6月14日までの10日間、休会することに御異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 御異議なしと認めます。


 よって、あすから6月14日までの10日間、休会することに決定しました。


 6月15日は午前9時から本会議を開き、質疑並びに代表質問及び一般質問を行います。


 本日はこれにて散会いたします。


 御苦労さまでございました。


     午前11時25分 散会


   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。


             平成21年6月4日


          東近江市議会議長  小林 優


            同   議員  杉田米男


            同   議員  大橋市三