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滋賀県 東近江市

平成21年第3回臨時会(第 7号 5月25日)




平成21年第3回臨時会(第 7号 5月25日)





 



          平成21年第3回東近江市議会臨時会会議録


               平成21年5月25日(月曜日)午前9時50分開会


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議事日程


 第1 諸般の報告


 第2 会議録署名議員の指名


 第3 会期の決定


 第4 議案第51号から議案第56号まで 提案説明(市長提出)


 追加日程


    議案第51号から議案第56号まで 委員長報告(質疑・討論・表決)


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本日の会議に付した事件


 1 諸般の報告


 1 会議録署名議員の指名


 1 会期の決定


 1 議案第51号から議案第56号まで 提案説明(市長提出)


    議案第51号 専決処分事項の承認を求めることについて


           (平成20年度東近江市一般会計補正予算(第8号))


    議案第52号 専決処分事項の承認を求めることについて


           (平成20年度東近江市一般会計補正予算(第9号))


    議案第53号 専決処分事項の承認を求めることについて


           (東近江市税条例及び東近江市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)


    議案第54号 平成21年度東近江市一般会計補正予算(第2号)


    議案第55号 東近江市特別職の職員の給与に関する条例及び東近江市教育長の給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例の制定について


    議案第56号 東近江市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について


 1 議案第51号から議案第56号まで 委員長報告(質疑・討論・表決)


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出席議員


  1番  北浦義一議員    2番  加藤正明議員


  3番  周防清二議員    4番  畑 重三議員


  5番  澤田康弘議員    6番  河並義一議員


  7番  大澤 貢議員    8番  西村武一議員


  9番  井上喜久男議員  10番  杉田米男議員


 11番  大橋市三議員   12番  山田みを子議員


 13番  畑 博夫議員   14番  川嶋重剛議員


 15番  横山榮吉議員   16番  西澤善三議員


 17番  寺村義和議員   18番  前田清子議員


 19番  石原藤嗣議員   20番  鈴村重史議員


 21番  中村 肇議員   22番  田中信弘議員


 23番  青山弘男議員   24番  宮部庄七議員


 25番  田郷 正議員   26番  寺村茂和議員


 27番  川南博司議員   28番  小林 優議員


 29番  諏訪一男議員   30番  吉澤克美議員


 31番  野村秀一郎議員  32番  野田清司議員


 33番  豆田昇一郎議員


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欠席議員


 なし


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議場に出席した事務局職員


                        事務局長   森 基一


                        事務局次長  浅野清市


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会議に出席した説明員


          市長                 西澤久夫


          副市長                谷 和彦


          教育委員会委員長           小島 修


          監査委員               鯰江喜代治


          教育長                小川脩哲


          病院事業管理者            中條 忍


          政策監                武藤精藏


          総務部長               中嶋喜代志


          企画部長               園田英美


          市民人権部長             西田紀雄


          生活環境部長             村山邦博


          こども未来部長            大西幸男


          健康福祉部長兼福祉事務所長      川南義博


          産業振興部長             居原田善嗣


          都市整備部長             藤川政博


          水道部長兼水道事業所長        新海常造


          地域医療管理監兼病院事業事務部長   森田徳治


          会計管理者              北川仁士


          教育部長               澤田喜一郎


     午前9時50分 開会


○議長(小林優) 皆さん、おはようございます。ただいまから平成21年第3回東近江市議会臨時会を開会いたします。


 ただいまの出席議員数は33名で、定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。


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△日程第1 諸般の報告





○議長(小林優) 日程第1 「諸般の報告」であります。


 まず、監査委員から、地方自治法の規定により、平成21年3月分の現金出納検査結果が議会に提出されておりますから御了承願います。


 その他のことにつきましては、事務局長から報告させます。


 事務局長。


○議会事務局長(森基一) 御報告申し上げます。


 地方自治法の規定により、本臨時会の説明員として、お手元に配付の文書のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。


○議長(小林優) 報告は終わりました。


 市長から発言を求められておりますので、ここで許可します。


 市長。


○市長(西澤久夫) 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 本日、第3回東近江市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、多忙の中、御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。


 新緑の季節となり、永源寺東部の山間では、市特産の政所茶の新茶摘み取りが始まろうとしております。きれいな水と空気の中で、太陽の光を受け、初夏の香りを含んだ新茶の出荷が待ち遠しい季節となりました。


 さて、メキシコや米国等における新型インフルエンザの発生により、世界保健機構(WHO)においては、4月28日にフェーズ4の宣言が行われたところです。


 その後、世界各国で日々感染が広がっている中、我が国では在外邦人の支援とウイルスの国内侵入の防止を目的とした水際対策が実施されてまいりました。


 しかし、5月16日には新型インフルエンザが国内で確認されたところでございます。国においては、新型インフルエンザ対策行動計画に基づき、第1段階から第2段階の国内発生早期の対応に引き上げられたところでございます。


 その後も関西を中心に、日々感染地域が拡大し、5月20日には滋賀県においても感染が確認されました。


 現在、感染が学校を中心として拡大していることから、滋賀県では感染拡大を防止するため、6市を新型インフルエンザ対策対象地域に指定し、対象地域の市が所管する学校・園の休業等の要請と、さらに県内の全公立学校の閉鎖を中心とした対策が講じられております。


 現在、東近江市では、同対策対象地域に指定はされておらないところでございますが、今後の感染の拡大と、それに伴う市民生活の影響を危惧するところでございます。


 市におきましては、東近江市新型インフルエンザ対策行動計画に基づき、5月16日に対策会議を対策本部に切りかえ、引き続き情報収集に当たっている状況でございます。


 一方、市立病院においては、発熱外来の設置を初め、医療体制の整備と電話での相談窓口の対応強化に努めているところでございます。しかし今回の新型インフルエンザについては、通常の季節性インフルエンザと同様に、感染性は強いものの、今のところ弱毒性であることから、市民の皆様には正確な情報の把握と冷静な対応を広くお願いしているところでございます。


 今後におきましては、市民の健康を守り、地域社会への影響を最小限にするため、県及び医療機関等と連携を密にし、実情に即した対策を講じてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。


 さて本日、御提案申し上げますのは、専決案件3件、予算案件1件、条例案件2件の6件でございます。


 どうか慎重に御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようお願いを申し上げます。


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△日程第2 会議録署名議員の指名





○議長(小林優) 日程第2 「会議録署名議員の指名」を行います。


 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、8番西村議員、9番井上議員を指名します。


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△日程第3 会期の決定





○議長(小林優) 日程第3 「会期の決定」の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今回の臨時会の会期は、本日1日間とすることに御異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 御異議なしと認めます。


 よって、会期は1日間と決定しました。


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△日程第4 議案第51号から議案第56号まで





○議長(小林優) 日程第4 議案第51号から議案第56号までを一括議題とします。


 提出者から提案理由の説明を求めます。


 市長。


○市長(西澤久夫) 本日、御提案申し上げました議案第51号から議案第56号までの各議案につきまして、順次、御説明を申し上げます。


 議案第51号及び議案第52号は、平成20年度東近江市一般会計補正予算について、専決処分事項の承認を求めるものであります。


 平成20年度東近江市一般会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の1ページをお開きください。


 議案第51号、平成20年度東近江市一般会計補正予算(第8号)は、職員の急遽の退職及び死亡により、職員手当に不足が生じましたので、手当、臨時職員賃金等の残額を振りかえる予算措置を行ったものであります。これは3月30日付で専決処分を行ったものであり、本議会の承認を求めるものであります。


 続きまして、24ページをお開きください。


 議案第52号、平成20年度東近江市一般会計補正予算(第9号)は、歳出におきまして、こども未来夢基金及びふるさと寄附基金への積立及び各事業の市債変更による財源振りかえを行ったものであります。


 一方、歳入につきましては、地方譲与税を初め、県税交付金、地方交付税の確定及び減債基金の一部繰り戻しに伴う補正であり、1,930万3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ456億5,114万6,000円と定めたものであります。


 当議案につきましても、3月31日付で専決処分を行ったものであり、本議会の承認を求めるものであります。


 次に、第3回東近江市議会臨時会議案の第1ページをお開きください。


 議案第53号、東近江市税条例及び東近江市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、専決処分事項の承認を求めるものでございます。


 これは、地方税法の一部改正に伴い、本市条例につきましても、その一部を改正する必要が生じたため、3月31日付で専決処分を行ったものであり、本議会の承認を求めるものであります。


 続きまして、平成21年度東近江市一般会計補正予算書及び補正予算に関する説明書の2ページをお開きください。


 議案第54号、平成21年度東近江市一般会計補正予算(第2号)は、企業業績の悪化に伴いまして、法人税割額の還付金、4億8,000万円を計上するものであります。


 財源といたしましては、財政調整基金繰入金を充て、歳入歳出予算の総額をそれぞれ398億7,098万4,000円と定めるものであります。


 次に、再度第3回東近江市議会臨時会議案をお開きください。


 10ページ、議案第55号、東近江市特別職の職員の給与に関する条例及び東近江市教育長の給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、平成21年6月1日から平成25年2月26日までの間、副市長の給料月額を、条例別表による額からその100分の10に相当する額を減じた額とし、教育長の給料月額は、条例本則による額から、その100分の10に相当する額を減じた額とするものであります。


 13ページ、議案第56号、東近江市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、平成21年6月期の職員の期末・勤勉手当について、国家公務員に準じ、期末手当0.15月、勤勉手当0.05月をそれぞれ減額するものであります。


 以上、御説明をいたしました議案について、慎重な御審議の上、御決定いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。


○議長(小林優) 説明は終わりました。


 ただいま議題となっております議案第51号から議案第56号までについて、ただいまから質疑に入ります。


 質疑ありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 質疑なしと認め、質疑を終結します。


 ただいま議題となっております議案第51号から議案第56号までについては、さらに慎重審議のため、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、所管の委員会に付託します。


 各常任委員会の審査のため、暫時休憩いたします。


     午前10時05分 休憩


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     午前11時01分 再開


○議長(小林優) 休憩前に引き続き、会議を再開します。


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△追加日程 議案第51号から議案第56号まで、委員長報告、質疑・討論・表決


○議長(小林優) ここで、各委員長から委員会審査報告書が提出されておりますので、さきに御決定願いましたとおり、議案第51号から議案第56号までを議題とし、各委員長の報告を求めます。


 まず、議案第53号及び議案第54号について、民生福祉常任委員会委員長の報告を求めます。


 民生福祉常任委員会委員長、大橋議員。


○民生福祉常任委員長(大橋市三議員) 本臨時会におきまして、先ほど民生福祉常任委員会に付託を賜りました議案2件について、慎重に審議をいたしました。その結果について御報告を申し上げます。


 まず、議案第53号、専決処分事項の承認を求めることについて(東近江市税条例及び東近江市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)は、地方税法の一部改正に伴い、本市条例についても一部を改正する必要が生じたため、専決処分されたものであります。


 委員から、上場株式等に係る課税配当所得の軽減措置の適応されてる範囲はなどの質問がありましたが、担当者からの説明をもって了としました。


 次に、議案第54号、平成21年度東近江市一般会計補正予算(第2号)については、法人税割額還付のため、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4億8,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ398億7,098万4,000円とするものであります。


 委員から、還付金に係る利息はなどの質問がありましたが、担当者から適切な説明がありました。


 以上のような審査結果を踏まえ、採決しました。議案第53号は賛成多数で承認すべきものと、また議案第54号は、全委員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で、本委員会の報告を終わります。


○議長(小林優) 委員長の報告は終わりました。


 委員長報告に対し質疑ありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 質疑なしと認め、質疑を終結します。


 次に、議案第51号から議案第52号及び議案第55号から議案第56号について、総務常任委員会委員長の報告を求めます。


 総務常任委員会委員長、川南議員。


○総務常任委員長(川南博司議員) それでは、先ほど総務常任委員会に付託を賜りました議案4件について、慎重に審査をいたしました。その結果について御報告を申し上げます。


 まず、議案第51号、専決処分事項の承認を求めることについて、平成20年度東近江市一般会計補正予算(第8号)であります。本案は、職員手当に不足が生じたため、平成21年3月30日に専決処分されたものであります。


 次に、議案第52号、専決処分事項の承認を求めることについて、平成20年度東近江市一般会計補正予算(第9号)であります。本案は、歳出において、こども未来夢基金及びふるさと寄附基金への積立及び市債変更による財源振りかえで、平成21年3月31日に専決処分されたものであります。


 起債に当たっては、十分な事前協議が必要との意見がありました。


 次に、議案第55号、東近江市特別職の職員の給与に関する条例及び東近江市教育長の給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。


 委員から、市長と副市長、教育長との差の減額率についての意見がありました。


 次に、議案第56号、東近江市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。


 委員から、内需が下落しており、景気に悪影響があるとの意見がありました。それぞれ担当者から適切な説明があり、これを了といたしました。


 当委員会は、以上のような審査経過を踏まえまして、採決をいたしました。


 採決の結果、議案第51号、議案第52号、議案第55号は全委員賛成で、議案第56号は賛成多数で原案のとおり可決及び承認することに決しました。


 以上でございます。


○議長(小林優) 委員長の報告は終わりました。


 委員長報告に対し質疑ありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 質疑なしと認め、質疑を終結します。


 次に、議案第51号、52号、54号及び議案第55号の4件について、一括討論・採決を行います。


 討論ありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 討論を終結します。


 採決いたします。


 議案第51号、52号、54号及び議案第55号の4件について、各委員長報告は可決であります。


 本案を各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 御異議なしと認めます。


 よって、議案第51号、52号、54号及び議案第55号の4件については、各委員長報告のとおり可決及び承認することに決しました。


 次に、まず議案第53号について、討論・採決を行います。


 討論ありませんか。


 14番川嶋議員。


○14番(川嶋重剛議員) 私は、議案第53号、東近江市税条例及び東近江市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論を行います。


 この専決処分事項の議案第53号は、地方税法の一部改正によるものです。この原点は2003年の国の税制改革大綱にあります。2005年には定率減税の縮小、半減、そして65歳以上の高齢者への非課税措置の廃止。2006年度には定率減税の廃止、2007年度には税制改正では株式投資の優遇措置が1年延長されました。また2008年には株取引や配当の軽減税率を延長し、上限額を設定、さらに株取引の損失や配当を合算して課税する制度を導入し、大株主、金融への証券優遇税制となっており、上場株の譲渡益や配当の軽減税率を4年間延長するものでありました。


 その後、上場株式の配当、譲渡益、また株式投資信託の分配金などに係る税率を本則の半分の10%に軽減する証券優遇税制を2009年から2011年まで3年間延長すること、この麻生内閣は昨年10月末に打ち出しております。


 この証券優遇税制は、小泉内閣時代に個人資産の貯蓄から投資へ、これを目的に10%軽減措置が2003年から5年間という約束で導入された時限措置でありました。金持ち優遇という批判にもかかわらず、2007年度税制改正で1年延長されました。ところが2008年度税制改正では、ようやく昨年末に廃止することが決まっていましたが、再びひっくり返り、10%軽減税率が復活、延長となったものであります。


 このように株取引の損失や配当を合算して課税する制度を導入したり、また大株主、金融への証券優遇税制となっております。このようなものは税制改正の経過の中で、本則部分での20%課税とされるべきところを10%に軽減され続けております。このように本来は2007年度から20%に戻すものであったのが、五月雨方式により延ばされ続けてまいりました。


 投資での個人納税義務者数といいますのは、私の資料では平成19年度で5万605人となっております。昨年度ではそのうちわずか約163人が940万円の恩恵を受けたものと推定されております。このような証券優遇税制は、国民の一部の大金持ちへの優遇や金融資本に減税という恩恵を与えているものであり、その一方で定率減税の全廃や住民税率の引き上げ、各種保険料などが引き上げされ、一般の市民にはますます生活の困窮度が進み、貧困と格差が拡大しております。むしろ市民への減税施策による安心・安全の確保こそが求められます。


 よって、これらの理由により、専決処分事項の議案第53号、東近江市税条例及び東近江市都市計画税条例の一部改正の条例の制定についての反対の討論を終わります。


○議長(小林優) ほかに討論ありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 以上で討論を終結します。


 採決いたします。


 本案に対する委員長報告は可決であります。


 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


 (起立多数)


○議長(小林優) 御着席願います。


 起立多数であります。


 よって、本案は委員長報告のとおり可決することに決しました。


 次に、議案第56号について、討論・採決を行います。


 討論ありませんか。


 32番野田議員。


○32番(野田清司議員) 日本共産党議員団を代表して、議案第56号、東近江市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場を表明して討論を行います。


 本議案は、5月1日、人事院が労働基本権剥奪の代償機関としての役割を投げ捨て、初めて前倒しで公務員の一時金を減額するという異例の人事院勧告を受けてのものであります。


 周知のとおり、公務員の賃金は前年の冬と当年の夏の民間の支給額を調べて、8月に人事院が勧告する仕組みとなっています。今回の勧告は、民間の一時金削減を理由に公務員も削減しようとするもので、もともと勧告が夏の一時金支給に間に合わないため、年末一時金に反映され、時間差はあっても全体としては調整が行われる仕組みになっているものです。それを無視して前倒しで削減するなどというのはルールを無視するものであります。


 今回の一時金カットは、自民党が減額法案を検討し始めたことが発端で、選挙向けに公務員をたたいたとアピールすることや、ルール無視の実績づくりねらいであり、党利党略以外の何物でもないと批判があります。


 また、公務員の一時金削減は、春闘を闘う民間の中小企業の賃金を抑え、地域別最低賃金改正にも冷や水を浴びせるものです。そして内需拡大による景気回復が求められ、そのために今、大型補正予算を出したといいながら、内需を冷やすことになり、一時金削減をあえて前倒しを行う道理はどこにもありません。


 景気低迷と景気悪化の悪循環を加速させることにしかならず、国民生活と日本経済よりも政府と与党の党利党略優先の姿勢が、今、厳しく問われております。


 以上のような問題点の多い異例の勧告に追従する本議案は認めることができません。


 また、本議案とあわせて、附則の改正で管理職員の手当を代表から自主的な減額の申し出があったとして、今年度中を減額するとしていますが、管理職手当は本来、時間外手当の適用を受けるが、勤務の態様が一般職員と異なることから、時間外勤務手当のかわりに支給されるものであり、管理職員手当支給の目的や役割は何ら変わるものではありません。


 さきにも述べた観点から、手当の減額は問題であり、厳しい財政状況を理由とするのであれば、むだにメスをしっかりと入れるべきであります。


 以上の反対理由を述べて討論といたします。


○議長(小林優) ほかに討論ありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小林優) 以上で討論を終結します。


 採決いたします。


 本案に対する委員長報告は可決であります。


 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


 (起立多数)


○議長(小林優) 御着席願います。


 起立多数であります。


 よって、本案は委員長報告のとおり可決することに決しました。


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○議長(小林優) 以上で、本日の議事日程はすべて終了しました。


 ここで、市長より発言を求められていますので許可します。


 市長。


○市長(西澤久夫) 閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。


 本日は、平成21年度第3回市議会臨時会に御出席をいただきまして、提案をさせていただきました諸案件について、適切なる御決定をいただき、厚くお礼を申し上げます。


 さて、昨年秋以降の世界的な金融危機に伴う日本経済の落ち込みは、5月20日、内閣府が公表しました1月から3月期の国内総生産(GDP)でも、戦後最悪のマイナス成長となり、マイナス成長も四半期連続で、これも戦後最長となっております。


 経済見通しについては、小幅ながらプラス成長に転換する兆候も見られますものの、今回の新型インフルエンザ感染拡大による経済及び社会生活への影響も懸念され、予断を許さない状況で、今後、国の追加経済対策のさらなる効果を期待するものです。


 東近江市内におきましても、企業の業績悪化は顕著であり、法人税の減収により厳しい財政事情となっております。


 こうした状況下ではありますが、6月の定例議会に提出させていただきます平成21年度補正予算につきましては、限られた財源の中で、特に優先して実施する事業について予算編成させていただいたものであります。


 特に、国の経済対策であります、地域活性化・経済危機対策臨時交付金を有効に予算充当させていただき、交付金の趣旨であります地球温暖化対策、少子高齢化対策、安全・安心の実現といった施策を前倒しし、予算化させていただき、市民が安心できる希望都市の実現に向け、効果的で効率的な施策に鋭意取り組んでまいりたいと考えております。


 議員各位には、健康に十分御留意いただきまして、市勢発展のため、ますます御活躍いただきますよう心から念願いたしまして、閉会に当たりましてのごあいさつにかえたいと思います。ありがとうございました。


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○議長(小林優) これをもちまして、平成21年第3回東近江市議会臨時会を閉会いたします。


 御苦労さまでございました。


     午前11時22分 閉会


   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。


             平成21年5月25日


          東近江市議会議長  小林 優


            同   議員  西村武一


            同   議員  井上喜久男