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滋賀県 高島市

平成24年 12月 定例会 12月10日−02号




平成24年 12月 定例会 − 12月10日−02号









平成24年 12月 定例会



          平成24年12月高島市議会定例会(第2号)

                       平成24年12月10日(月曜日)

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議事日程 第2号

                         平成24年12月10日(月)

                             午前10時00分開会

第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

第1 日程第1の件

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会議に出席した議員(19名)

    1番 粟津まりさん      2番 森脇 徹君

    3番 福井節子さん      4番 石田 哲君

    5番 駒井芳彦君       6番 万木 豊君

    7番 廣本昌久君       8番 秋永安次君

    9番 前川 勉君       10番 橋本恒夫君

    11番 澤本長俊君       12番 山川恒雄君

    13番 大日 翼君       14番 小島洋祐君

    15番 八田吉喜君       16番 梅村彦一君

    17番 宮内英明君       18番 大西勝巳君

    19番 清水日出夫君

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会議に欠席した議員(なし)

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会議に出席した説明員

               市長             西川喜代治君

               副市長            竹脇義成君

               教育委員長          北川暢子さん

               教育長            高橋博志君

               総務部長           金谷一夫君

               政策部長           内村泰雄君

               市民環境部長         山田善嗣君

               健康福祉部長         森脇 博君

               産業経済部長         古谷傳平君

               土木交通部長         山本博和君

               上下水道部長         高島成弘君

               会計管理者          澤 孝彦君

               教育部長           北川伊久男君

               病院事務部長         高木 正君

               消防長            山下 勇君

               総務部次長          澤田市郎君

               政策部次長          古谷和美さん

               防災監            古川茂樹君

               市民環境部次長        藤田 昭君

               産業経済部次長        俣野吉治君

               主席教育次長         上原重治君

               健康福祉部管理官       松島正博君

               健康福祉部管理官       森脇啓充君

               土木交通部管理官       早藤武彦君

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会議に出席した事務局職員

               議会事務局長         仁賀久宣

               議事課長           上山幸応

               議事課参事          西川 亨

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     午前10時10分 開会



○議長(駒井芳彦君) 

 皆さん、おはようございます。

 本日と明11日、そして13日の3日間にわたり議員個人による一般質問を行っていただきます。

 あらかじめお願いをいたします。質問の持ち時間は、あらかじめ決められているとおりでありますが、仮に質問の途中であっても持ち時間を経過した場合は、その段階で質問を打ち切らせていただきますので、ご了承願います。特に質問内容が通告以外の事項に及んでいると判断した場合は、発言を制止することもあります。発言の制止を行った項目については、答弁を必要としないことにさせていただきます。

 以上のことにご理解をいただき、スムーズな議会運営ができますよう、各段のご協力をお願いいたします。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、それぞれお手元に配付のとおりであります。

 これより日程に入ります。

 それでは、日程第1、一般質問を行います。発言通告書が提出されておりますので、順次、発言を許します。

 まず、3番、福井節子さんの発言を許します。

 3番、福井節子さん。

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△福井節子議員 一般質問



◆3番(福井節子さん) 

 改めまして、おはようございます。3番、福井節子でございます。思いがけなく早い積雪となりましたけれども、この任期最後の質問となりました。よろしくお願いしたいと思います。

 私はさきに通告してあります2項目について質問させていただきます。

 まず安曇川駅周辺のまちづくりと地域活性化についてお伺いいたします。

 次期の市政運営に意欲を示されている西川市長が、今後のまちづくり構想や地域活性化の施策についてどのように考えておられるのか、ビジョンをお持ちなのかお伺いいたします。

 日本共産党高島市議会と議員団は、10月から市民アンケートに取り組みました。安曇川の住民の皆さんから、平和堂が移転し、安曇川の駅周辺がさびれている、もっと駅周辺を明るくしてほしいとの声がたくさん寄せられました。

 そこでお伺いいたします。

 駅はそのまちの玄関、駅前を明るくきれいにしてほしいとの声にこたえて、まず街路灯の増設ができないでしょうか。駅から道の駅、図書館方面、旧平和堂から郵便局方面、西側は三尾里方面、また南市への道路、周辺のネオンが消えてしまえば大変暗いです。地域からの要望も上がっており、防犯の面からも必要ではないか、お伺いいたします。

 2点目に、一番の懸案は旧平和堂の後利用の課題です。

 市民有志の方々と私ども共産党は、平和堂と懇談をいたしましたときも、同様の業種には貸せないということははっきりしているが、それ以上は何も決まっていないと言われて、また、商工会も平和堂経営者と懇談されたそうですが、策がないと言われていたそうです。しかし、このまま放置されていては、市としてもまちづくりに悪影響ではないか、市民の皆さんもゴーストビルを駅前に残されたことに大変心配をされています。

 これまで誘致や経営上、行政としても利便を図って来ていたはずです。ましてや現平和堂に、バスの乗り入れまでして協力しています。こうしたことを考えれば、平和堂も市や市民に対し社会的責任を果たすことを、市として強く要請すべきではないかと考えますが、ご所見をお伺いいたします。

 3点目に、安曇川の商店街の街路灯が老朽化し、事故が起きないか心配されています。

 現在の営業状況下では、各商店で更新することも容易ではなく、商店街組織も成立し得ない状況になっており、悩ましい課題となっています。市としてどのように考えておられるのでしょうか、お伺いいたします。

 4点目に、農業試験場湖西分譲跡地は、その3分の1を活用して、中央こども園が新築されています。現在の中央幼稚園は狭隘な環境にあり、本庄小学校から50年ほど前に移築され、築100年を超えるような、利用できなくなっていた保育室が残るなど新築移転が強く望まれていたことから、大変喜ばれています。まちの中心部で子どもたちの元気な声を聞けることは、まちづくりの上からも喜ばしいことと思っています。

 しかし、少子化の中、安曇川3園の新築移転には、定員が埋まるのか、無駄な箱物事業ではないかとアンケートにも心配の声がありました。来年に向けて、現在入園の案内が始まりましたが、中央ユニバーサルこども園には、定員90名に対し、現在76名の申し込みがあり、藤波こども園もほぼ同様、はこぶね保育園は定員を超えたと伺いました。

 これまで、私たちは、こども園は保護者と園の直接契約となり、市の責任が果たせなくなると苦言を呈してきましたが、これまでと同様に子どもたちの育成と園の運営に市として責任を果たしていくことが求められます。

 都会の人たちから見ればうらやましい、広々とした園舎や園庭の3園が市民の皆さんの心配を跳ね返し、元気に走りまわる園児たちを見守り、育てていただけるよう、若者定住策や子育てに責任を果たすべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 5点目に、そして残る3分の2の活用に、市民の皆さんからいろんな声をいただきました。一番多いのが、お金の心配をせず安心して入れる高齢者の介護施設をつくってほしいとのお願いです。また、児童館や障がい者施設、若者が集える場が欲しい、老人と子どもたちが安心して遊べる公園をなど期待が寄せられています。

 市としてどのように考えておられるのか、安曇川の駅周辺のまちづくりとしてビジョンを示していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 6点目に、まちづくりと地域活性化を問うとき、公共交通を抜きには語れません。高島市のような広範な地域に集落が点在し、自宅から駅、公共施設、病院やスーパー、商店などを結ぶ公共交通は重要なまちづくりの一環です。合併後、交通網の改定が行われてきましたが、便利になったの声があるでしょうか。たとえバス停がなかった地域にバス停ができても、便利になったと利用者が増えているでしょうか。

 旧高島町の方からのアンケートでも、便数が少なく利用ができないとの意見が書かれてありました。もっと抜本的な見直しが必要ではないでしょうか。必要なとき、必要な人が利用できるドア・ツー・ドアのデマンドバス、タクシーに見直すお考えはないでしょうか。または各集落を1時間に1本、必ず走るバスに見直すお考えはないでしょうか。

 以前から申し上げていますが、人が動けばまちの活性化も望めます。ぜひともそうした抜本的見直しこそ市長のマニフェストに入れて、交通弱者がいつまでも元気に暮らしていただける施策の提起をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。

 次に、障がい児・者の学校卒業後の進路と、障がいを持つ高齢者の処遇についてお伺いいたします。

 知的障がいのある私の娘も35歳になりました。養護学校も当時の高島郡にはなく、小学校4年生から大津市伊香立にあります北大津養護学校へ通いました。障がいもさまざまで、軽度もあれば重度の寝たきりの子どももあります。健常な子どもたちは、地元の学校に通い、障がいのある子はバスで1時間もかけて通う理不尽さに、県教育委員会に怒りをぶつけたこともありました。

 小学校5年生のとき、初めてショートステイを利用しましたが、当時郡内には受け入れ施設がなく、石部町、現湖南市にあります近江学園まで行きました。仲間のお母さんたちと運動に取り組み、家族や地域を巻き込んで養護学校を高島郡に、学校卒業後の進路を保障してと運動を進めました。私の娘は卒業して通うことはできませんでしたが、新旭養護学校ができ、若あゆ共同作業所しかなかった働く場も大地作業所をつくり、民営から法人格へ、アイリスからドリーム、またわになろうへと広げ、藤美寮しかなかった入所施設も杉山寮ができ、グループホームも現在12カ所目が建設中です。ほかにも身体障がい者の関係施設、またほほえみハウス、知的・身体・精神の3障がいを一つにした相談窓口、福祉工場のメイピス、精神障がいの通所施設も含め、この二十数年の歩みに地域の皆さんの温かいご支援、そして行政の支援なくしては到底到達し得なかった広がりに感謝しながら、改めてこの場に立たせていただいている原点を振り返り、質問させていただきます。

 1点目に、来年3月の新旭養護学校の卒業生が5人とお聞きをいたしました。ところが再来年卒業する現2年生が17人、1年生が17人、さらに中学3年生が十五、六人と伺い、その多さに大変驚きました。同時に、この子らの進路をどう保障すればいいのか、はかり知れない不安に襲われました。

 国は法定雇用率を引き上げたり、障がい者を雇用しなければならない事業主の範囲を拡げたりと拡充が図られ、企業の社会的責任も求められると同時に市の役割も必要です。知的障がい者の受け入れについては、地域性や現在の経済状況下では、一般就労は大変厳しく、ほとんどが福祉就労を望まれることになります。本人や家族の希望にこたえるために、市としてどのような計画をお考えか、お伺いいたします。

 2点目に、さらに運動を進めてきた親の年代も高齢になってまいりました。当然、施設入所やグループホーム入所の子どもたちも高齢になってきており、病院への通院、入院で付き添いや介護度が上がり、施設運営にも支障が出ると伺っております。また在宅で通所している子どもたちも同様です。高齢になれば一般の特別養護老人ホームに、制度としては入所可能と聞きますが、実態としては、一般の高齢者と障がい者の高齢者介護とは同様にはいきません。

 そこで障がい者専用の介護施設、特別養護老人ホームが必要と考えますが、市としてどのようにお考えでしょうか。ご所見をお伺いいたします。

 以上でございます。ご答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 3番、福井節子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 それでは、福井議員質問番号1の1点目と5点目のご質問にお答えいたします。

 1点目の安曇川駅周辺の街灯の増設について、防犯面の観点からお答えをします。

 安曇川駅周辺には道路照明灯、街路灯、防犯灯など多種多様な形で駅周辺を明るくする照明施設が設置されていますが、市が設置する防犯灯は、集落と集落をつなぐ道路や集落内であっても人家が集合していない道路で、通学路など防犯上、特に必要な場所に設置しています。また、その他の人家集落地などの防犯灯は、自治会等で設置していただいているところでございます。

 ご質問いただきました箇所につきましては、現地も確認させていただきましたが、駅から道の駅、図書館方面や旧平和堂から郵便局方面の道路は防犯灯などが設置されており、防犯上、問題がない照度が確保されていると考えております。

 また、安曇川駅西側の三尾里方面や南市方面の道路についても、一部住宅地の中で暗いところも見受けられましたが、特に防犯上、問題はないと考えております。また、この区間については、集落間の連絡道路ではなく人家集合地でありますことから、市が設置する防犯灯の基準には合致しませんので、ご理解をお願いしたいと思います。

 なお、市といたしましては、自治会が結成されていない地域での防犯灯の設置については、地区管理防犯灯設置事業補助制度により支援してまいりたいと考えています。

 次に5点目の農業試験場湖西分場跡地につきましては、将来にわたる教育、福祉の振興に寄与することを目的に取得したことは、議員ご承知のとおりです。この中で福祉施設については、介護保険計画や障害福祉計画に基づき、市内全体での調整を図っているところでありますが、財政面での制約もあり、時間をかけて慎重に取り組んでまいりたいと考えております。

 また、安曇川駅周辺の状況は、大型店舗の移転や閉鎖による空洞化が進む一方で、商業施設の国道161号バイパス周辺に集積が進んでいます。このような現状を踏まえ、安曇川駅周辺のまちづくりについては、農業試験場湖西分場跡地やバイパスに集積する商業施設を一体として、にぎわいと快適な住環境の両立を目指したまちづくりが必要であると考えております。

 今後、引き続き、地域審議会をはじめ地域の皆様のご意見をいただき、具体的な方針をまとめていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 福井議員の質問番号1の安曇川駅周辺のまちづくりと地域活性化についての1点目の街路灯の増設につきまして、お答えをいたします。

 街路灯を含めました道路照明施設につきましてはは、道路管理者において国土交通省の通達に定める道路照明施設設置基準に基づき整備しているところでございますが、当該基準以外の施設に防犯灯があり、これらにつきましては本市の総合防災局及び地元地域で設置されている状況でございます。これら照明施設の配置状況を見ますと、駅前からバイパスに至る通り、3・4・4青柳・五番領線は道路照明施設等が約25mから50m間隔で設置できており、また地元商店街に設置いただいている通りもあり、それ以外についても防犯灯が整備されている状況でございます。

 このことから、今後の状況の変化も含め、市が管理いたします道路の交差点、横断歩道、曲線部などの箇所について、特に必要と考える箇所から適時、設置するよう整備したいと考えております。

 次に、6点目のまちづくりと地域活性化に伴う公共交通の見直しについてお答えをいたします。

 地域公共交通は、地域住民の快適な交通手段として、便利で利用しやすい持続可能な交通体系が求められており、平成23年4月から新たなバス体系として乗合タクシーを組み入れた運行をしているところです。

 運行開始後1年8カ月がたち、一部の路線で減少傾向が見られるものの、全体的には微増に推移していることから、乗り継ぎ制度や利用促進制度などの利用形態が定着してきたものと認識いたしております。

 ドア・ツー・ドアのデマンドバス、タクシーにつきましては、現在路線的な運行体系のもとでフリー乗降制を継続、充実することにより、一定対応できているものと考えます。

 ご質問の1時間に1本の運行につきましては、多額の財政負担をしいることや利用がないバスの解消などを背景に、地域審議会や議会でのご議論をもとに、平成23年度に乗り入れタクシーを組み入れた新たなバス体系が導入されたものでございます。

 毎年、運行形態について問題点や課題等を協議するバス運行事業者との調整会議や高島市地域公共交通会議において運行ダイヤの改正やルートの変更及びフリー乗降制の充実を図っているところであり、引き続き、運行状況の検証を行い、持続可能で効率的なバス体系の構築に努めてまいります。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 引き続きまして、福井議員の質問番号1の2点目、旧平和堂後利用の課題に関連して、商店街の活性化についてのご質問にお答えをいたします。

 平和堂旧店舗は安曇川駅前に立地し、地域のにぎわい創出などの面から一定の役割を果たしておりましたので、移転に伴う駅周辺の変化を憂慮しているところでございます。市におきましては、計画段階より跡地の有効活用を平和堂に申し入れる一方、土地、建物の情報を滋賀県企業誘致推進室に提供し、企業誘致候補地として紹介していただくとともに、市独自で企業と面談するなど誘致活動に力を入れてまいりましたが、建物の構造等の関係から、残念ながら立地に至っておりませんでした。

 また、去る10月30日にも商工会とともに担当者と面談し、跡地問題の早期解決を協議したところでございますが、企業としての社会的責任を果たさなければならないということは痛感をしておられ、また市では安曇川の新店舗と今津店を引き続き営業していることから、跡地問題でご迷惑をおかけしていることに対し、苦しい思いをしているとのことでありました。

 ご質問のとおり、旧店舗の跡地は安曇川駅前の中心市街地にあり、市といたしましても未活用のまま放置されることは大きな課題と認識をしており、今後も引き続き、平和堂をはじめ県など関係機関との交渉を続けてまいりたいと、このように考えております。

 次に、質問番号の1の3点目、安曇川地域における商店街の街路灯について、お答えをいたします。

 安曇川地域の街路灯は、安曇川町商店街街路灯連合会により、平成6年9月に設置されたものでございます。この街路灯の管理義務は高島市商工会に委託されており、修繕や撤去等につきましては商工会において適切に対応されているとお伺いをしております。

 しかしながら、設置から18年が経過をし、老朽化による事故も懸念されることから、市といたしましても、商工会に対し安全な管理がなされるよう助言をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇健康福祉部管理官。



◎健康福祉部管理官(森脇啓充君) 

 福井議員の質問番号1の4点目のご質問にお答えをいたします。

 まず、こども園の運営と市の責任につきましては、認定こども園の入園申し込みは設置者と保護者との直接契約となりますが、保育園部の保育が必要な子の認定につきましては、市が認定こども園から送付を受けました入園申込書を審査しまして、保育が必要な子の通知をこども園に行います。この場合、子ども園は保育が必要な子の入所を拒むことはできません。

 保育料は、こども園が保育費用や保護者の家計に与える影響を考慮して、当該児童の年齢等に応じて定めますが、定めた保育料は市に届け出があり、市は、保育料の額が適当でないと認めるときは変更を命じることができます。

 こうしたことから、今までの幼稚園経営以上に市との関係は深まるものと考えています。また保育園部の運営費につきましても、他の市立保育園と同様の運営費が交付されますし、運営事業補助金につきましても障がい児保育支援をはじめ他の私立保育園と同様の補助をしてまいります。

 保育の質の向上につきましては、市内各園の担当職員で構成する乳幼児教育専門部会を中心に、平成21年に策定しました乳幼児保育・教育共通カリキュラムの実践に努め、保育の質の向上を図ってまいります。

 何よりも中央ユニバーサルこども園、藤波こども園とも長きにわたる幼稚園経営の実績があり、私立園の経営は園の評価に左右されることから、円滑なこども園運営がなされることと考えています。

 なお、3園に子どもたちが元気に走り回るよう若者定住対策や子育てに責任を果たすべきにつきましては、子育て支援や若者定住促進は大きな行政課題で、市を挙げて取り組んでいかなければならないものでございますが、安曇川3園の整備はその一環であると考えています。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇健康福祉部長。



◎健康福祉部長(森脇博君) 

 福井議員質問番号2のご質問につきまして、お答えをさせていただきます。

 まず1点目の障がい者の就労に関する質問でございますが、現在、市内における障がい者の福祉就労や重度障がい者の受け入れ態勢につきましては、一般就労を除いて就労継続支援事業所が8カ所、生活介護事業所が6カ所ございます。実利用登録者数では、定員を満たしている事業所やあきのある事業所がございますが、市内事業所における延べ登録者数では定員を上回っている状況でございます。

 こうした中で事業所を運営する法人からは、一部定員を増やす計画や新たに事業所を開設する計画が寄せられていますが、関係機関との連携はもとより当事者や家族も参画した協議の場を設けるなど、障がい者が、できる限り、地域で働き生活ができるよう日中活動系サービスの充実、整備を図ってまいりたいと考えています。

 次に、2点目の障がい者専用の介護施設特別養護老人ホームが必要とのご意見でございますが、市の障がい者計画においては、障がい者が入所施設からの地域移行を進めていくことを基本としており、施設から地域生活への循環ができる仕組みが必要だと考えます。

 また65歳以上は、介護保険サービスと障がい福祉サービスの内容が重複する場合にあっては、基本的に介護保険サービスが優先されることになり、一定の体制が整っているものと思われますので、現在のところ、障がい者専用の介護施設、特別養護老人ホームの新たな施設整備は考えてございません。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 多岐にわたって質問させていただいていますので、ご答弁いただきありがとうございます。

 それでは、再質問をさせていただきます。

 まず防犯灯についてお伺いしたいのですけれども、防犯灯は自治会で設置管理していただくというふうになっていると思うのですけれども、中央など自治会がない地域の防犯灯については、地区管理防犯灯設置事業補助制度、これが活用できるということでよろしいのですかね。この場合に、その管理とかはどういうふうになるのでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 自治会が組織されていないところでご利用いただきます補助制度、地区管理防犯灯設置事業補助制度でございますが、これは10人程度のグループ、そういったグループを組織していただきまして、その団体に設置費の2分の1を補助させていただくということでございます。電気代等につきましては、その団体に負担をしていただくということでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 今まで実際にそうしたこの補助制度を使った設置というのができていますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 今まで設置されているものにつきましては、2件程度というふうに聞いております。

 しかし、安曇川中央あたりで、今現在設置されているかというのは今把握しておりません。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 なかなか自治会が組織されていない地域でそうしてグループを組んでいただくということが、本来、今防災の面からかなり必要性が高まっていると思うのですけれども、なかなかそういう組織をつくっていただくことが難しい現状の中で、こういう防犯灯の設置というのが求められていると思うのですね。ですから、なかなかその辺が難しいのではないかなというふうに思ったのですけれども、しかし、やっぱり推進をしていただかなければならないと思いますので、市のほうの指導というのをしっかりとしていただいて、できましたら、自治会を組織していただく、これが一番防災の面からも必要ではないかなというふうに思いますし、そういうことにならなくてもグループをつくっていただいて防災面、またこの防犯灯の設置にも協力をしていただくというようなことも、やっぱり市が指導していただいて進めていただきたいということをお願いしておきたいと思います。

 それから、駅から道の駅方面につきまして、旧161の交差点から平和堂の間なのですけれども、これ南側の歩道には一応防犯灯が一定間隔であったと思うのですけれども、北側ですね、こちらのほうが暗いなというふうに思いました。これは地域からも要望が上がっていると思うのですけれども、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。

 私も10時過ぎぐらいに通らせてもらってみたのですけれども、10時ごろでしたらまだまだ商店の明かりなどもありましたし、まだ明るいなというふうに思ったのですけれども、しかし、今は本当に不規則な雇用形態の中で深夜の帰宅も多いと思いますので、暗いところがやはりありますので、その点では設置に向けて、ぜひ検討していただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 私も、今議員申されましたその歩道の部分につきましては、実際に歩かせていただきまして、例えば四、五m先に歩いている人の挙動といいますか、そういったものが確認できないというほどの暗さではないなということを感じておりますけれども、都市計画道路につきましては、今議員申されました南側に設置されておりますので、地区からも要望が出されておりますけれども、本当に今現状として防犯灯が必要かどうかにつきましては、もう一度調査をさせていただいて、検討させていただきたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 ぜひ、検討していただきたいと思います。

 それから、商店街の街路灯についてですけれども、商工会に対して適切な助言とともに安全の確保のための支援、これもぜひお願いしておきたいと思います。

 同時に、やはり今商店が閉まってしまって明かりが少なくなってきたな、暗い町になってしまったなという印象が、市民の皆さんにとって強いと思うのですね。中心部でもありますし、できる限り防犯灯ではなくて、すずらん灯、街路灯はかなり明るいですしね、防犯灯よりもね。そういう意味ではすずらん灯を残す方向でぜひ進めていただきたいと思いますので、これもやっぱり市の支援を求めておきたいと思います。

 それから、安曇川の中心部について、にぎわいと快適な住環境の両立を目指すということを政策部長から答弁をいただきました。このことは、安曇川住民もこういうふうに期待をするところです。

 しかし、161号バイパス周辺への商業施設の集積で、中心部が移動しているというか変わってきていますので、バイパスの高架がまたさらに進めば、またまちの様相が少し変わってしまうのではないかなというような思いもしています。そのような中で、にぎわいと快適な住環境の両立を目指すという看板に見合う全体像というのが、なかなか市民にとって見えにくいなというふうに思います。

 その辺を、やっぱり市長がどのようなまちづくり構想を持っておられるか、安曇川住民としてはそういうことを聞きたいというふうに思っています。

 新たな安曇川駅周辺のまちづくりについては、大きな視点での計画とあわせて、今からできること、それを一つずつ実行していくことが求められるのではないかなというふうに思うのですけれども、一つお伺いしますけれども、駐車場の改修がされましたけれども、そのときに街灯の増設がされたのですかね。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 一定、増設はしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 確かに見せていただいて、明るくなったなという印象を受けました。

 駅前をきれいにするということは可能だと思うのですね。植木の手入れをして、また四季折々の花壇の設置とか噴水とかの池もありますけれども、本当に日々の管理というのが大変だと思うのですね。もしも日々の管理ができなければこれをどうするかということも考えていかなければならないと思うのですけれども、行き届いた管理で気持ちのよい駅前をつくって、夜は街灯で明るく照らすということ、明るく出迎える、そうした駅前をつくっていくべきだと思うのですけれども、その点ではどうでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 駅前周辺の施設整備の管理につきましては、現在職員でやっているわけなのですが、あわせまして、職員でできないものについては管理委託ということをやっておりまして、今議員おっしゃいますようなことのないように、きちっと管理をやっているというふうに認識をいたしています。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 周辺の人から、やはり池があるのですけれども、落ち葉が入って夏場はにおいがするとかやはり手入に行き届かない部分というのが目立つということをお聞きしていますし、そういう管理についての予算というのが、かなり以前よりも減らされているのではないかなというふうな思いを持っていますので、ぜひ、玄関口をきれいにしてほしいという市民の願いに答えていただきたいというふうに思います。

 それから、平和堂の旧店舗についてですけれども、平和堂さんは一部借地もありまして、借地料を払っているということもおっしゃっていましたし、税金もかかるわけですから苦慮されているという様子は伺いました。

 市のほうで何とかしてほしい、活用してほしいというような申し出というのはないのでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 ご答弁にも書かせていただきましたように、10月30日に平和堂さんと、私も会わせていただきました。そのとき、市のほうから申し上げましたのは、議会並びに地域審議会、また活性委員会等々がそうしたにぎわいが薄れているというようなことで憂慮されているということを申しまして、市として早急に対応してほしいということを申し入れた次第でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 平和堂さんのほうから、市に活用してほしいというような要望というのはないのでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 ございます。ございますというよりも、なかなか平和堂で探している状況の中で相手が見つからないというような現況の中で、市の方でも一つお願いをしたいというようなことで、私どもも過年度、幾つか当たってまいりましたけれども、実現に至らなかったという経過でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 市のほうに仲介を求められるのではなくて、市のほうで活用をしていただけないかというような話はありませんか。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 今のところ、ございません。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 私たちが要望をして懇談をしたときには、ぜひ市のほうで買っていただけるとか活用していただけるといいけどなという話が、実際ありました。

 本当にこれまで行政としても支援をしてきているわけですけから、厚かましい話ですけれども無償譲渡してもらうとか貸与してもらうとかいうような、そういう交渉などもできないかなというふうに思いますし、介護施設として運用するなど思い切った提案が、逆にできないかなというふうな思いというかそういう市民の声もあることも、実際あります。

 それから、試験場跡地利用についても、福祉教育施設をこの場所に、どうするかは時間をかけてということですけれども、それまでの間はどうしていくのかなと、これまでコスモスがきれいに植わっていたりということがあったのですけれども、そのままいくのか、こども園の隣ということですから、これから先、しばらく教育施設、福祉ゾーンとしてできるまでの間、どうされるお考えなのか、お伺いしたいのですけれども。



○議長(駒井芳彦君) 

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 今コスモス等を植えまして管理をさせていただいておりますけれども、農業委員会が言われております3年3作の期限も24年度で終わりますけれども、今申し上げましたように、まだ将来的にどういった施設に使うかということも決まっておりませんので、今後、周辺地域にご迷惑かからないように管理をさせていただきたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 具体的に今後の管理のあり方も、まだ決まってはいないということですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 まだ、具体的には決まっておりません。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 やはりこれもきれいに整備をしていただく必要があるかなというふうに思います。広大な面積でもありますので、即きれいな公園にということではないでしょうけれども、簡単な公園整備とかそういうことも必要ではないかなというふうに思います。

 それから、将来は福祉や教育に活用ということなのですけれども、皆さんの願いとしては介護施設をつくってほしいというのがありますので、そういう方向でどうかなというふうに福祉計画のほう、ちょっとひもといてみたのですけれども、老健施設40床増床というのが25年というふうになっていますけれども、これは陽光の里のことだと思うのですね。

 それから、その他の小規模多機能など民間の参入ということで書かれてありました。いろいろ市民の皆さんから介護の相談もお受けするのですけれども、やはりアンケートの中でもお金の心配なく安心して入所できる施設の整備をしてほしいというのが、最も皆さんの希望として多いのですね。

 国民年金しかない人でも入れる施設が整備をしてほしいと、これがやっぱり最も切実な願いだろうというふうに思います。現在でも300人からの待機ということは、なかなか待機待ちの方も一向に減りませんし、この介護施設の建設ということもこの場所に何とかしてほしい。先ほど言いましたけれども、湖西分場跡地を利用すること、それからまた旧平和堂を活かしてというようなこともあの中に入れていただいて、できれば平和堂との共同というようなことも考えながら、市民の皆さんの願いにこたえる方向というのが考えられないかどうかということをちょっとお伺いしたい。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇健康福祉部長。



◎健康福祉部長(森脇博君) 

 ただいまのご質問でございます農場試験場の跡地に介護施設等福祉部分の施設というふうなお話でございます。

 御存じのように、介護保険につきましては、介護保険計画、第5期の計画が24年から始まったところでございます。一応24、25、26年度までの3年間の計画、その次に第6期というような形の計画というような形になると思います。当然、5期から6期に向かう間の3年間の間にそういった形の必要性等を十分考慮いたしながら、次の計画に向けて進めていきたいなというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 まちづくりに関しては、先ほど地域審議会の中でも話し合いを持ちたいというふうなことをおっしゃいましたけれども、ことしの地域審議会は、先日の原子力防災計画の話し合いということで、1回目ということでしたね。やはりもっと地域審議会を生かしていただいて、そこでいろんな意見を出していただくということも必要ではないかなと思いますし、ぜひその点も、もっと積極的な活用をしていただきたいということも申し添えておきたいと思います。

 次に、認定こども園についてですけれども、保育園部分については、入所についても保育料についても決定権は市が持っているものというふうに考えてよろしいのでしょうか。指導とかいう立場ではないということでよろしいのでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇健康福祉部管理官。



◎健康福祉部管理官(森脇啓充君) 

 ご答弁にも申し上げましたとおりでございます。保育料につきましては変更を命じることができますし、入所決定につきましては、市が通知した内容についてこども園は拒むことができないということでございます。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 子育て支援や若者定住促進の一環でもあるというようなご答弁いただいていますし、ぜひとも人口減少に歯どめがかかるようなあらゆる手立てを尽くしていただきたいということをお願いしておきたいと思います。

 それから、公共交通の見直しについてですけれども、抜本見直しの答弁が得られずに本当に残念に思います。

 便利になったと、利用が増えてこそ、持続可能なバスでありますし、必要な人のために必要なところへ走ることこそ、効率的なバスというふうに私は思います。現状の中でダイヤ改正やルート変更などの手直しでは、市民の願う公共交通にはならないのではないかなというふうな思いを持っています。

 安曇川でも全集落に乗り入れもできていませんし、困っている、何とかしてほしい、買い物難民ですというような声も届いています。また、高島では停留所ができたけれども、本数が少なくてなかなか使いにくいそうした声も届いています。

 本当に安心して使える公共交通にしなければいけないと思いますし、そのためには、本来県負担なども減額されたりしていますけれども、国の特別交付金とか県負担の抜本的な増額こそが必要だというふうに、私たちは考えていますけれども、法的には移動の自由というのは保障されなければならないということもあります。

 ドア・ツー・ドアのデマンドについて、部長になられてから検討されたことはありますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 細部、きちっと検討したわけではございませんが、一定の概算なんかも出しながら、内部では調整をいたしております。

 ちなみに1台走らすということでありますと1,800万という高額な費用も要るというようなことも含めまして、内部では検討はいたしているところです。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 何年前でしたか、安曇野市へデマンドバスの視察に行きましたけれども、そのときも同行をしていただいていますけれども、そうしたことも参考にされて検討されたということはないのでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 視察された現場のことも含めまして、それを引き継いでおりますので、そういうことも含めまして内部では検討したということです。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 デマンド交通システムを導入されている市では、市民満足度が高くて、町中へ足を運ぶ頻度が増えて、人や物の移動が増え、地域が活性化したというふうに言われています。外から人が入ってくるのも活性化ですけれども、地域の中で人が行き交うことでも活性化します。このためにデマンド交通の事業者が商工会の場合もありますし、安曇野市では社会福祉協議会でした。公共交通の抜本見直しということを、再度求めておきたいと思います。

 経費が高額になるというふうにおっしゃっていましたけれども、私が聞きましたのは、高島のように広大な面積を有していると、なかなかデマンドは難しいですよねというふうに、この事業を提供されている方に聞きましたところ、そういうところほど効率がいいのですよというふうにおっしゃっていましたので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

 それから障がい者の卒業後の進路についてですけれども、一部定員を増やすというのはわになろうのことなのでしょうか。なかなかほかの既存の施設で定員を増やすというのは、利用者の立場からすると不安な思いがあるのですけれども、どうでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 松島健康福祉部管理官。



◎健康福祉部管理官(松島正博君) 

 今わになろうが新庄のほうにございますけれども、9月の議会で旧新旭幼稚園の譲渡の議決をいただきました。来年度につきましては、国、県の補助金を活用して大規模改修を行いまして、26年4月から生活介護の新たな事業を始めるところでございます。

 そのほかにつきましても、アイリスが生活介護20人と、それから就労継続支援が20人でございます。それが、生活介護が旧の新旭幼稚園へ移りますと、就労継続支援が40名まで拡大可能かなといったことで、色々なところで考えていただいているといった状況でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 福井さん。



◆3番(福井節子さん) 

 新たな事業所の開設計画もお話上がっているということもありますし、本当にありがたいことだなというふうに思います。

 それから、一定、既存の施設での定員を増やすということは、ぜひ慎重な検討をしながら進めていっていただきたいなというふうに思いますのでよろしくお願いします。

 それから2007年9月に障害者権利条約に日本も署名をいたしました。障がい者の固有の尊厳、個人の自律及び自立、差別されないこと、社会への参加等を一般原則として規定し、障がい者に保障されるべき個々の人権及び基本的自由について定めた上で、この人権及び基本的自由を確保し、促進するための措置を締約国がすることなどを定めていることで、家族が社会の自然かつ基礎的な単位であること並びに社会及び国家による保護を受ける権利を有することを確信し、また障がい者及びその家族の構成員が障がい者の権利の完全かつ平等な享有に向けて家族が貢献することを可能とするために必要な保護及び支援を受けることを確認し云々と続きます。

 改めて障がい者の高齢化について、家族についても国や自治体が責任を持って措置をしていくことを、国際的に約束をしているということを国はもちろんのことですけれども、地方自治体も認識をしておいていただきたいというふうに思います。その上で高齢化している障がい者の皆さんの願いを受けとめてほしいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 以上で、3番、福井節子さんの質問を終わります

 ここで暫時休憩いたします。

     午前10時52分 休憩

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     午前11時00分 開議



○議長(駒井芳彦君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、15番、八田吉喜君の発言を許します。

 15番、八田吉喜君。

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△八田吉喜議員 一般質問



◆15番(八田吉喜君) 

 15番八田です。今議会において2つの質問をしますので、わかりやすい回答をお願いします。

 まず、さきの9月議会において執行部から提出された今津総合運動公園サッカー場整備事業用地の財産の取得につき議決を求める議案については、本会場での質疑の後、総務常任委員会に議案が付託され、総務常任委員会での議案審査を経て、本議会の意思として決議されたものであり、こうして決定された議会の決議はもはや議員個々の意思から離れ、高島市議会の統一した意思ということになるので、決議したことに反する意思を持っている議員がいたとしても、議決の宣告があったからには成立した議決に従うのが議会制民主主義の社会では必要であるのにもかかわらず、9月定例会閉会後、当議会の真価が問われるような広報が公然と出されるに至った。この種のものはいたずらに市民を困惑させるものと言わざるを得ないものであり、議案審査の中で細かく質疑して市民の皆さんに報告する義務があると考えていると言いはる義務よりも、住民全体の代表として議会に出席し、必要であれば異論を唱える議員もしくは委員を論破する権限によって議員各位の意思を変えさせる技量と自分たちの主義主張を受け入れさせる努力と自覚が必要であるにもかかわらず、こうした行為が許されることを危惧する善良な市民からは、私のところに問い合わせがあり、その都度、事業用地の取得に至った経過などを丁寧に説明しているところでありますが、執行部においても市民に対して、再度、土地の先行取得に至った経過を説明する必要があるのではないか、またちまたではサッカー場の整備が唐突に浮上したように言われているようだが、議会全員協議会の席上、今後の考え方について説明されたものが9月定例会における議案提出になったと思うがどうか。

 9月定例会で議決した土地取得の案件は、時系列的に見ても少し乖離しているが、市民の理解が得られるのか、総事業費が約6億円のサッカー場建設計画と声高に意思を表明し、問題をこじらせているところもあるので、この際、サッカー場整備の具体的な今後の計画とスケジュール、そして事業を展開していく上で眼目となるのが財源確保であるが、その見通しについて、さらには施設整備後の管理運営体制と施設整備の経済効果について、現時点で考えておられることについて、再度お聞きしたいが、いかがか。

 第2問ですが、高島市の庁舎のあり方については、当議会においても平成23年6月29日に庁舎・行財政特別委員会を設置し、現在協議が続けられています。

 一方、執行部においては、平成24年6月現在、職員数適正化計画によって合併時から10年間で160人を削減するという目標は2年を残して達成され、現在、今の状態の職員数が適正か、すなわち庁舎、別館あるいは教育委員会が別のところにいるという非常に非効率な体制となっていることや、5つの支所についても老朽化や耐震未整備等の課題を有している状況も踏まえ、今の職員数が適正かどうか検討が進められているほか、職員の減少に伴い住民サービスが低下することを防ぐとともに、諸事業を円滑に推進するため、やむを得ず業務の一部においては嘱託、臨時職員の雇用で急場をしのぐという努力が続けられております。また、財政運営上も人件費のさらなる縮減を図っていかねばならない現状では、正職員の大幅な増員は困難な状況ではないかと思っています。

 こうした中、一部に本庁舎移転新築ではなく、各支所の機能の充実強化を唱える者がいるとの話があるが、支所機能の充実とはいかなる形態を指して言っているのかは定かではないが、仮に各所の合併当時の状態に戻すとすれば、人的な面に限った場合に、何人の職員を増員する必要があり、これらの者に対する人件費は単年度でどれくらいの額が新たに増えるのか、旧朽木村を除く5つの町はそれぞれの地域に合った16の町や村が合併して誕生した新しい町であり、旧の町や村に合併時にあった役場は時代の趨勢とともにその姿を消し、新しい5つの町の行政は高島市誕生前の役場で行われてきました。こうした役場への編成に高島市の本庁舎の将来像を照らし合わせてみると、その姿がはっきりと映し出されると思われるがいかがでしょうか。

 琵琶湖を含めた行政区の面積が県下で一番大きい当市であることから、早急に各地域の実情にふさわしい適正な規模をもって支所機能を確定させ、老朽化の解消と耐震化への改善、そして住民サービスの低下をさせない人材の育成、なお一層の努力を図ることが、近々に求められることであって、人気をとるために合併前の役場と同様の機能を各所に割り当てる必要が、果たしてあるのだろうか。

 最後になりましたが、市長にお願いしたいことは、天を仰ぐスタイルより地道でもいい、泥臭くてもいいから足元を固め、真正面を向いた笑顔で市政の発展に奔走していただきたいとの希望を述べて質問を終わります。



○議長(駒井芳彦君) 

 15番、八田吉喜君の質問に対する当局の答弁を求めます。

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 それでは、八田議員の質問番号1のご質問にお答えいたします。

 1点目の土地取得に至った経過についてでございますが、平成21年9月議会定例会に今津総合運動公園のグレードアップとしてサッカー場整備に係る調査業務委託の補正予算を議決いただき、調査業務を実施いたしております。

 その際に、他の施設も一定の維持管理をしながら、今津総合運動公園を市のスポーツの中心として拠点化すること、また民宿、旅館、ホテル、さらには道の駅、コンビニ等への波及効果など地域の活性化を考えていくことについて、議員の皆様との議論を経て、スポーツ拠点整備に係る計画を進めてまいりました。

 平成22年12月議会定例会に今津総合運動公園の活性化事業として、温浴施設整備のために積み立てていた電源交付金基金の返還予算8,840万7,725円の議決をいただいた際にも、基金の返還については必要のない施設であると一定、理解いただきましたが、基本的な目的である今津総合運動公園の活性化はどうなったのかとの質問に対して、引き続き計画を進めていく旨の答弁をさせていただき、その後、サッカー場整備構想をまとめてまいりました。

 平成24年5月の議員全員協議会で市長から、ようやく今津総合運動公園サッカー場整備計画の方向性がまとまったので、芝サッカー場の整備用地確保を進め、9月議会で土地開発基金による用地取得の議案を提出させていただいた旨の報告をさせていただき、その後、5月、6月の議員全員協議会で2回にわたり、サッカー場整備構想の概要を説明させていただきました。また、議会の会派での視察、研修活動も行われています。

 用地の取得に当たりましては、地権者の皆さんにサッカー場整備構想の説明をする中で、広大な農地を失うことの厳しいご質問、ご意見がありましたが、市の事業に一定のご理解のもと、ご同意をいただいたところでございます。

 そして、平成29年9月議会定例会にあらかじめ報告させていただきましたとおり、今津総合運動公園サッカー場整備事業用地の先行取得について議案を上程し、議員皆様のご議論の上、議決をいただいたところでございます。

 市民の皆様には、決して市が唐突に御提案申し上げたものではなく、議会とともに議論しながら進めさせていただいていることをご理解いただきたいと存じます。

 2点目のサッカー場の具体的な今後のスケジュール、財源確保、施設整備後の管理運営体制と経済効果についてでありますが、今後、議会や市民の皆様のご意見を十分にお聞かせいただいた上で進めてまいりたいと考えておりますが、その財源の見通しにつきましては、現時点では確たることを申し上げられませんが、防衛省の補助事業により事業費の3分の2の補助が受けられた場合、残りの3分の1に合併特例債を充てると、その借り入れに対して7割分が交付税に算入され、実質的に市が持ち出す経費を極力少なくする方法を考えております。

 一方で、現在、将来を担う子ども世代に借金を残さないために、平成21年度から10年間で100億円の元金償還を計画し、予算審議でも資料を提供いたしておりますとおり、4年間で56億円の減額をしてきました。昨今、どこの自治体でも財政難をいかに乗り切るかが大きな課題でありますが、限られたお金を経済効果が見込め、市の活性化が図れる事業に投入することも必要なことではないかと考えております。

 その経済効果につきましては、今津総合運動公園は、現在までも野球場をはじめ各種球技の大会や合宿を伴う練習場として市内外の方にご利用をいただき、特に飲食や宿泊を伴う利用者の市内への波及効果は大きいものがございます。しかし一方で、近年、市外の同施設のグレードアップ化によって、今まで開催されていた大会などが市外の施設へ移っていく現実もあり、今回の事業を実施することにより、市外利用者の使用料、日帰りや宿泊利用者の波及効果額等が少なくとも年間4,200万円見込まれるほかフットサルやグラウンドゴルフ等多用途にも利用でき、総合運動公園全体で見ますと、さらなる波及効果が見込めるものと予測しています。

 なお、施設整備後の管理につきましては、当然、指定管理者において管理運営がなされることになりますが、市といたしましても、指定管理者とともにしっかりとした管理体制をつくり、市内外に発信できる施設として活用できるよう、常にチェックしてまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、財源の確保とあわせまして、議会でのご審議や市民の皆様のご意見を十分お聞かせいただいた上で、ご理解のもと、進めてまいりたいと考えております。

 続きまして、質問番号2の高島市庁舎についてのご質問にお答えいたします。

 まず本庁舎移転新築ではなく、支所機能の充実強化に関するご質問についてでありますが、各支所、新旭振興室を合併当時の状態に戻すと仮定しますと、保健師や運転手などの専門職を除き、一般行政職員で145人の増員が必要であり、この増員分に見合う人件費は、単純計算ですが、単年度で約10億8,000万円と計算されます。

 次に、旧町時代の合併による役場の変遷に照らし合わせた高島市の本庁舎の将来像に対するご質問ですが、行政運営の適正化、効率化と市民サービスの向上との観点から庁舎の統合は早急に解決しなければならない問題と認識しております。

 各種窓口サービスの一元化による市民の利便性の向上はもとより、災害時における広域防災拠点施設として市民の安全、安心に大いに貢献できることになります。

 また、コスト面においても、施設の維持経費の低減、職員数適正化に伴う人件費の削減と適正配置が図れ、加えて行政組織の一元化による効率的な行政運営が可能となり、職員の一体化と職員力の向上につながることが挙げられます。

 したがいまして、合併前の役場と同様の機能を各支所に割り当てることにつきましては、町村合併の趣旨のも反することになり、市民サービスの向上、災害対策機能の充実、コスト負担の軽減、職員資質の向上を図る上でも、支所機能の充実よりも統合庁舎の整備に重点を置くべきものと思います。

 しかしながら、行政区域の広い本市にとって、本庁舎から離れた地域へのきめ細かな行政サービスが提供できる体制が不可欠であることから、すべての支所を本庁に統合するのではなく、一定の支所機能の存続についても、あわせて考える必要があります。

 こうしたことから、本年度統合庁舎や各支所のあり方について調査検討を行っていますので、これらをもとに市議会庁舎・行財政特別委員会においてご議論をいただき、方向性を詰めさせていただきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 それでは、幾つか再質問させていただきます。

 この私が今2つの質問した思いといいますのは、こうしたこと、このような問題が市民に対してきちっと伝わっていない、特にサッカー場においても何かこの6億円のお金を使うことがもったいないとか、また職員が土地を買ってほしいからサッカー場をつくったとか違う方向へ市民に伝わっていることが、非常に情けなく思っております。

 そうした中で、6億円というサッカー場計画について、実際問題、今答弁があったように、防衛省の補助また合併交付金等々を使ってやった場合、実質幾らぐらいの市の持ち出しになる予定ですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 まだ事業費そのものが正確な形で積算をしておりませんので、ちょっと議員申されました数字につきましては、今お答えできません。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 少し事業費を想定してお答えをさせていただきと思います。

 例えば、6億というお金が要った場合に、防衛省の民生安定ですと、3分の2が補助でございますので、まず4億円というのが補助金として参ります。残りの2億円を合併特例債で買った場合に、その7割が交付税算入されますと、1億4,000万円の交付税に入ります。今申し上げました1億4,000万円と4億円足しますと5億4,000万円になりますので、それを想定として、6,000万円の一般財源の持ち出しになる。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 今そうしたことを聞きますと、私も計算させてもらったら大体そのぐらいになったのですけれども、6,000万円でやっぱりあれだけの、今見せてもらっている簡単な図面ですけれども、また今のこのサッカーブーム、テレビ、いつつけてもサッカーをやっているというようなこの時代に、こうしたこのサッカー場が6,000万円でつくれて、また子どもたちがそこで頑張ってスポーツをやるということを想像すると、大変いいことではないかと、私は思っております。

 そうしたことが、素直に市民に伝わらずに、半分ほど職員が土地を買ってもらったとかとんでもない話を出して、何を目的としているやらわからないことを言っているというところがあるので、こうしたことをもう少しきちっと市民に知らせてあげてほしいと、私が説明しますと、みんなそんなええことかと、以前のグラウンドにあります野球場においても、たくさんの関西から有名な高校が練習試合に来て、高島高校、安曇川高校のレベルが大変上がったということも聞いておりますので、ぜひともそうしたことをきちっと伝えて、今どうしてこういうものが必要なのか、この高島市において企業誘致もなかなか難しい、また、若い人が定住してくれることも難しい、そうした中でこうした本当にすばらしいスポーツ施設ができ、また周囲の民宿やいろんな商売屋さんが喜んでいただけるということについて、きちっとした説明を、今後やっていってほしいと思います。

 続きまして、庁舎の問題にしても同じことが言えます。

 合併をしたときに、ここが仮庁舎であるということを知らない市民の人がたくさんおられます。あくまでも庁舎は、今津に建てるという合併合意がされているにもかかわらず、それを皆さん知られない、ただ、今のこの社会情勢を見て、いや新築は大変やという中で、例えば仮庁舎を増築して本庁舎に使うとかそういうことを議論することは、僕は大変いいと思うのですが、ただお金がないから建てないほうがよい、これ建てないだけで済まないわけですよね。そしたらここを増築したりいろんなことをするにしても何十億いうお金が要ると思うのです。そうしたことを今我々議会で、みんなが委員会までつくって話し合っているときに、それもまたわけのわからない、何か新聞を見ると、私は庁舎は新築しないとかそういったことを言って、市民を何か変に2つにまちを割るような発言がされている、そうしたことについて、私たちはきちっとした説明をしないといけない、その中でも、私たち議員ももっともっと市民に対して本当のことを伝えていかないとだめだと思うのですけれども、なかなかそこのところが伝わっていない。

 また逆にこのサッカー場においても庁舎問題にしても、一生懸命このサッカー場は変なふうに言っている人に話を、何人かに聞きました。あんた、だれからそれを聞いたのだと言うて問い詰めたところ、相手の人は半泣きになっていましたので、だれかとは言いませんが、そうしたことを違うふうに風潮する人も、やっぱり我々の中にはいるのではないかというふうに思って、非常に残念でした。

 これからは、この高島市の職員が約600人近くいるのに、いろんな会合とかいろんな地区での新年会、忘年会、いろいろあると思うのです。そうした中で、私はこれからこの600人近い職員が、もっともっと本当のことを、市は今こうあるのだ、また合併したときにこういうことが決まっているのだ、これを変えるにはこういうふうにしないといけないのだということを伝えていってもらうのが、市の職員ではないかと思います。選挙運動しているわけでもないし、守秘義務を犯しているわけでもないし、文章だけで幾ら配っても読んでもらえていない、これが現状ではないかと思います。しかしそうした中で、職員みんなが一団となって本当のことを、またこれからのまちのことをきちっと述べていくのが、市職員の僕は一つの仕事でもあると思うのですが、それについて副市長、どのように思われますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 竹脇副市長。



◎副市長(竹脇義成君) 

 ただいまサッカー場と庁舎問題について、十分に市民に伝わっていないというご発言でございました。

 確かに市民の方々に本当の話が伝わり切っていないという面がございます。そういう意味で、職員がいろんな会合あるいはみずから積極的に市の取り組みを市民の方にお伝えするということは、大変大事であろうかというふうに思っております。

 そういう意味で、もう少し庁内的に職員に対しても、サッカー場と庁舎問題について勉強する、学習する、そういう機会も考えていく必要があろうかというふうに思っております。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 合併して8年、2期がたとうとしています。この中で、今本当に変わらなければならないところや本当にこれからこの合併のときのいろんな駆け込みやいろんな問題がたくさんあります。事業した中でのいろんな問題がたくさんあります。そうしたことを本当に考えていかないといけないときに、やっぱり違う方向での話が出ると、市民はみんな惑わされてしまいます。そうしたことのないように、本当にこれから一番大事な3期目に、私は入るのではないかと思っております。

 また、今のいろんな国政事情を見ても、大変なこの日本の国の中で、高島市がいかにきちっとやっていけるかという中には、やっぱり市長を先頭に職員、議員みんなが一丸となって本当にいい答えを出していかなければならないときに、その中傷に惑わされて市民が迷う、こういうことがあってはいけないという中で、私は今回のこの質問で、これから高島市の職員が奮起して、いいまちづくりをみんなでやってください。私たち議員もそれに一生懸命協力し、間違った方向にいかないまちづくりのために、私も微力ながら頑張りますので、皆さんもこれから何かあるごとにまちの本当の姿、これからどうあるべきかをきちっと市民に伝えるということを、職員みんなでもう一度勉強とまではいいませんが、きちっと把握していただいて、実行していただくことを念願して、私の質問にかえさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(駒井芳彦君) 

 以上で、15番、八田吉喜君の質問を終わります。

 ここで暫時休憩といたします。

     午前11時32分 休憩

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     午後1時00分 開議



○議長(駒井芳彦君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、本日午前中に行いました一般質問の中で、15番、八田吉喜君の質問に対する政策部長の答弁内容に誤りがあり訂正したいとの申し出がありましたので、これを許可いたしました。ここで、その訂正内容について、政策部長の発言を許します。

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 それでは、八田吉喜議員の質問番号1の答弁の中で、平成29年9月定例会と発言いたしましたが、正しくは平成24年9月定例会でございますので、訂正をよろしくお願いいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 次に、16番、梅村彦一君の発言を許します。

 16番、梅村彦一君。

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△梅村彦一議員 一般質問



◆16番(梅村彦一君) 

 16番、新政クラブ梅村彦一でございます。

 あらかじめ通告をしておりました2件についてお尋ねをいたしたいと思います。どうかよろしくお願いをいたします。

 まず、第1点目、琵琶湖の環境保全と内湖の役割についてをお聞きいたします。

 私は今期の4年間、琵琶湖の水環境と生態系の保全は、本来の機能を失った内湖の再生が喫緊の課題である、また琵琶湖交付税の一部投入等くどいほど訴えてまいりました。しかし、当局は全く受け入れることなく、今日を迎えました。せめて、道筋だけでもつけておきたい思いでありましたが、残念でなりません。これは、私の力不足で自分を責めるしかないと思っております。

 古代から琵琶湖の水質と生態系の保全は、周辺内湖が大きな役割を担ってきたと言われております。既存の内湖も本来の機能を発揮しておりません。しかし、私のこれまでの執念が通じたのか、先般の京都新聞に、琵琶湖保全に内湖活用という大きな見出しで、松ノ木内湖の写真入りで掲載されておりました。その内容は、琵琶湖の在来魚やよしをはぐくみ水質保全を担ってきた内湖の役割を再評価し、その機能をよみがえらせることで在来魚を増やす等生態系の再生を目指すとされております。県琵琶湖政策課は、ビジョンに示される機能回復を、それぞれの内湖で実現したいとしています。

 私は、この記事を見て、一瞬目を疑いました。これまで念願の松ノ木内湖再生の道が開けたなという思いでおりますが、当局はどのようにとらえておられるのか、また、今後の取り組みについてお伺いをいたします。

 高島市には10カ所の湖沼がありますが、四津川の松ノ木内湖は県内でも4番目に大きく、また他の内湖と異なった大きな特徴があります。

 昭和30年ごろまでは、四津川地域の農家は、船が唯一の交通の手段であったため、一級河川青井川をはじめ今川、尼ヶ池川、デン川等大きな川から多量の水が集落内を通って内湖に流入していました。その水は上流の湧水で、きれいで水量も多く、住民は生活用水として使用してきました。当時の内湖は現在の湖周道路の敷地まで水面でした。中心部の推進は4mから5mと深く、透明度も高く、きれいな長い藻が繁茂し、魚介類の宝庫でした。住民の多くがこの内湖で漁をし、生活の糧としてきました。

 岸辺ではきれいなよしが茂り、その幹にさまざまな魚が産卵、孵化し、稚魚が成長し、琵琶湖に旅をして、大人になって帰ってくる、すばらしい環境が保たれてきました。先人が苦労して守ってこられた、まさに地域の宝物であります。それが、昭和30年代に入りますと、日本経済の急発展で流域住民の生活スタイルが一変し、化学洗剤の乱用、農家では化学肥料の普及と毒性の高い農薬や除草剤が国の認可で大量に使用されたため、河川の生態系は壊滅し、内湖は魚介類の墓場となりました。やがて内湖の生態系も壊滅をいたしました。このようにさまざまなごみが半世紀にわたり堆積し、現在の水面は当時の3分の1と狭くなり、中心の水深も1.5mとなっています。

 今もなお、365日、24時間ごみは流入を続けております。全く内湖の機能が発揮していないの現状であります。この大量のごみの除去はだれが負うべきと考えておられるのでしょうか、お伺いをいたします。

 次に、松ノ木内湖の準用河川の指定については、昨年12月定例会で、当局は住民説明会を行うと約束をしていただきましたが、それが果たされず、再度、ことし9月定例会でも同様の答弁をいただきましたが、いまだ何の動きも見られておりません。約束を守らないということはどういうことなのか、お伺いをいたします。

 次に2点目、高島市道路整備についてをお伺いいたします。

 平成21年6月、だれもが安心して移動できるユニバーサルデザインや歩行者に優しい快適な道づくり、雪に強い道づくり、災害時に役立つ道づくり等新しい施策を取り入れて道路整備プログラムが作成をされました。その中でAランク17路線、Bランク16路線の進捗状況をお伺いいたします。

 市道青井川線1,800m、前期、後期に分けての工事ですが、改良工事が進められておりますが、9月議会で後期分は中止し、Bランクの大塚南市線を優先すると発言をされましたが、なぜ継続して進められないのか、お伺いをいたします。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 16番、梅村彦一君の質問に対する当局の答弁を求めます。

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 それでは、梅村議員の質問番号1のご質問にお答えいたします。

 まず、1点目の内湖再生ビジョンにつきましては、滋賀県が琵琶湖周辺にある内湖の総合的な保全と再生整備に向けた具体的な方針を、本年度中に策定することとしています。現在、策定作業は進められていますが、素案につきましては、まだ明らかにされておりません。

 この再生ビジョンは、内湖に特化した指針で、市内では松ノ木内湖を含む7つが対象となっています。

 また、目指すべき目標の実現には、地域住民、民間、これはNPO、企業などです。それと行政の責務と役割分担を明確にして推進することになっていますので、個別、具体的な内容が明示される中で、地域の方々のお力添えもいただきながら、市としての一定の役割を果たしてまいりたいというふうに考えております。

 次に2点目の大量のごみの除去についてでございます。

 松ノ木内湖は、ほ場整備や琵琶湖総合開発事業により樋門の設置などが湖内の環境に影響をもたらしたものと思われますが、この内湖の機能回復は、本年度策定されます内湖再生ビジョンに盛り込まれており、県において着実な実行がなされますよう要望してまいりたいというように考えております。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 梅村議員質問番号1の2番目の松ノ木内湖の準用河川の指定につきまして、お答えをいたします。

 このことにつきましては、昨年12月定例会におきまして、松ノ木内湖の準用河川の指定が進んでいない状況や問題点を、本年9月定例会におきましては、松ノ木内湖を準用河川に指定するには、水資源機構、滋賀県高島土木事務所などとの協議や県への働きかけなどに相当の時間を要することをご説明し、理解を求めたところでございます。

 また、松ノ木内湖の準用河川の指定に当たりましては、対象地の境界が必要となりますことから、土地所有者であります農事組合法人四津川改良組合様の取り組みをお願いしたところでございます。

 さらに、河川区域の設定や必要のため、境界の画定が必要であること、準用河川の条例や規則を制定しなければならないこと、河川法の許可など多くの条件整備が必要であること、内湖の浚渫など環境整備には多大な費用を要することなど幾つかの課題や問題点が整理でき次第、地元説明を行う旨、お答えいたしております。

 現段階におきましては、準用河川に指定された後には市として適正な管理を行い、管理体制や計画的な河川整備計画を作成する必要がありますことから、課題や問題点に対する解決策を模索しているところでございますので、しばらくお時間をいただきたいと考えております。

 次に、質問番号2の高島市道路整備についてのご質問にお答えいたします。

 市道整備につきましては、高島市道路整備プログラムを基本としながら、交通量や地域の協力体制、市の予算規模などを総合的に勘案し事業化を図っているところでございます。

 ご質問の道路整備プログラムの進捗につきましては、Aランク17路線のうち8路線が完了し、5路線が実施中であります。残り4路線につきましては国、県、地元との調整を図る必要があることから未着手となっております。また、Bランク16路線につきましては、1路線を着手したところであり、15路線が未着手となっている状況です。

 次に、ご質問の青井川線につきましては、上小川交差点から湖周道路までの間、1,800mを道路整備区間としてプログラムのAランクに位置づけており、平成22年度から歩道整備を含めた道路改良事業に着手し、平成25年度末には上小川交差点から横江点滅信号交差点までの810mを完成する予定となっております。なお、横江点滅信号交差点から湖周道路までの残り990mの区間につきましても、継続的に実施する方向で検討しており、本路線の早期完成を目指したいと考えております。

 今後の道路整備につきましては、道路整備プログラムを含めその他の路線においても地域の実情を見極めながら、特に危険で緊急性の高い路線等を総合的に判断し、また優先度を考慮しながら実施していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 ありがとうございます。

 前後いたしますが、質問番号2番のほうから再質問をさせていただきます。

 Aランク5路線が実施中でありますが、その路線をお答えいただけますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 野田横山線、高島でございます、弘川深清水線、今津でございます、青井川線、安曇川でございます、今津川線第3期、今津でございます、上野線、朽木の5路線でございます。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 その路線の延長、工事着手から完了予定年度までお答えいただけますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 施工中の野田横山線につきましては、今年度完成となっております。それから弘川深清水線につきましては、現在進行中でございますので、もう少し時間がかかるかなというふうに思っています。

 青井川線の1期工事につきましては、先ほど答弁書に書かせていただいていますように、25年度で第1期の分、横江の交差点前の間が完成となります。

 今津川線につきましては、現在用地買収、立ち退き等がございますので、これにつきましても用地交渉の進捗により確定をしていくというふうに考えています。

 朽木の上野線につきましては、消雪の工事を今年度完成をする計画となっております。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 この路線の中に、工事が中断している路線はありますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 すべて施工中でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 ありがとうございます。

 9月議会の決算委員会のときに、青井川線の後期分は中止と発言をされ、今回、継続的に実施する方向に検討するということでございますけれども、25年度に調査設計をし、26年度以降も継続して改良工事が実施されるというふうに解釈してもよろしいのですね。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 その件につきましては、継続をして実施する方向で検討したいというふうなことでございます。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 継続ということは、今現在、電気の工事がされている、それと同時にずっと継続してやっていくというそういうようなことなのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 青井川線の完成まで継続をするというふうなことでございます。計画でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 わかりました。よろしくお願いいたします。

 次に、この9月決算委員会のときに、一旦後期の分を中止して、Bランクの大塚南市線を優先すると発言を聞いているのですけれども、この大塚南市線を優先するという件は、そのとおりやっていかれるのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 まず大塚南市線でございますが、当路線につきましては、安曇川駅、青井川を挟んで旧国道よりも西側の道路改良でございまして、交通量等がかなり多いというふうな状況から、緊急度を勘案しながら進めていくというふうな計画でございます。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 ありがとうございます。

 次に、最初の1点目の質問に移らせていただきます。

 まず質問番号1の答弁では、内湖再生ビジョンについて、県の事業が明らかにされていないとのことですが、一方で市内では7つの内湖がビジョン策定の対象になっているとの答弁ですが、どこまで県からのお話を聞いておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 この再生ビジョンでございますが、現在県のほうで、鋭意策定作業進められておるわけですが、各市町に対しての説明につきましては、今まで検討経過なり概要の説明までは受けておりますが、実際の素案につきましては、まだ詳細な説明は受けておりません。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 私の聞くところでは、このビジョンは、長浜の早崎内湖を中心とした計画であると聞き及んでいるのですが、県内内湖での個別具体的な内容が、今日まで地域の聞き取り調査もされない中、県の計画に頼らず進めていくべきではないかなと思いますが、どうでしょう。



○議長(駒井芳彦君) 

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 このビジョンでございますが、現在、作業進めておられる中で、いわゆる施策なり事業としていろんなビジョンの中に盛り込まれるということではなくて、あくまでも方針であるということでございます。

 この中でその方針に従って、それぞれ再生事業を進めていくわけですけれども、進めていく中で、県などのそれぞれの担当部署が事業または施策を進めるというような形になろうかなというふうに思います。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 びわ湖源流の郷戦略は、生物多様性の保全と持続可能な利用を図ることを目的として、里山、里住、里湖の自然を次世代に生かした暮らしを取り戻すと認識しておりますが、松ノ木内湖はこの戦略構想の位置づけに組み込まれていないのですか。もし組み込まれているとすれば、県を頼らずに戦略構想に沿って実行すべきではないかと思いますがどうでしょう。



○議長(駒井芳彦君) 

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 びわ湖源流の郷、当然山間部、また平地部、また湖岸それに通じている河川、湖沼も当然その中に入っていくわけですし、当然、保全という形では市としてもやはり取り組んでいくべきものであろうというふうには考えます。

 ただ、この内湖につきましてはいろいろと特徴といいますか、地域特性もございます。例えば、県の所有地であったりとか地域の財産区の財産であったりとか、また普通河川、準用河川であったりとかいろいろ形態はございます。今回のビジョンの中ではそれぞれの特性、特徴に応じて推進方策を検討するということでございますので、今後、ビジョンの方針に基づいた施策が実行されますように、市としても関係機関に働きかけてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 市長は、常々要望に対して現場を確認し、意見を聞き、早期に対応するよう職員に指示をしていると話されているにもかかわらず、私が質問をして1年を経過しておりますが、答弁内容が同じであることは、全く取り組みをしていないのではないかなとそんな懸念をするわけでございますが、このような市の姿勢でよいのでしょうか。お答え願いたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 議員おっしゃるように、できるだけ私も現場を見ながら意見を聞いて、それを集約した形の中で職員と話をして進めているということでございます。

 ただ、内湖の浚渫あるいは整備というのは、一定の期間も要りますし、本当に大きな莫大な予算も要るわけでございますので、すぐに結論の出せるもの、あるいはもう少し時間がかかるもの、また長期的にかかるものがありますので、簡単に今県の採択がなかっても、びわ湖源流の郷のああいった計画に載っているから、即仕事が始められるというものではございません。やはりこれは事業を選択しながら優先度を決めて進めていく必要がありますが、今申し上げましたように、大きな事業を即やりますという約束は、私は今はできません。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 この準用河川の指定について、今答弁をお聞かせ願ったのですが、土地所有者である四津川農事改良組合とはいつ、どのような内容で話をされたのか、時系列別にお聞かせ願いたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 内湖の四津川改良組合との協議というようなお話でございますが、現在のところ、入らせていただいていないというふうなことでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 そうすると、この答弁に書かれていることは、そうじゃないということですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 答弁書の中にあります農事組合法人四津川改良組合様の取り組みをお願いしたところというふうなものにつきましては、9月の議会の段階でお願いをさせていただいている分でございます。

 条件的な整備といいますか、以前から同じような回答をさせていただいているわけなのですが、条件整備、例えば河川の指定を受けるに当たっては、当然河川の整備の計画といいますか、河川として整備をする必要があるので、そこらの整備計画と、あと土地の占用とか工作物の設置というふうな河川法の縛りというふうなものを整理させていただいてから、組合さんあるいは地域の方にご説明をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 私、この件に対して理事長に、こんな件で何かお話があったかと聞いたのですけれども、そんなことはないというて理事長は言っていましたので、それでこのことを確認させていただいた次第でございます。

 準用河川の指定については、相当の時間を要すると説明をされているわけなのですけれども、この件については、平成15年から約10年間、これ協議がされてきたはずなのです。この間の年次別協議内容の記録を提出していただけますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 整理をさせていただいて、お渡しをさせていただきたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 これ準用河川についての通告をしておりますので、これに対する資料などは、準備をしておいてもらわないと困るのです。

 その資料はどこにあるのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 資料につきましては、土木交通部のほうにございます。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 10年間も、これ土木と水資源機構さんの間で、この準用河川についての協議をずっとされてきた中で、何ら多くの時間を要するということが、私はもう一つ理解できないのです。ということは、今まで10年間何も協議をしてこなかったというふうにもとれるわけなのですけれども、その内容を見てみないとわかりませんが、真剣に10年間、協議をされてきたのであれば、今なぜこれだけの時間をまだまだ要するのかなと、ちょっと疑問でならないのです。

 協議内容がどんな内容であったかによって変わってくると思いますけれども、まだまだ時間を要するのであれば、過去10年間が何もされてこなかったのだと、そういうふうに理解をするわけなのですけれども、その内容を至急提出していただきたいと思います。

 そうして、答弁書を見させていただきますと、現段階では準用河川の指定された後のことが語られているのですけれども、1年前の約束がいまだ守れていない、そんな中で、もうしばらくお時間をくださいと、これ、もう何時間、時間があったらできるのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 早藤土木交通部管理官。



◎土木交通部管理官(早藤武彦君) 

 準用河川の指定につきましては、後と書いておりますが、河川整備計画、特に河川の機能を維持するための河川の整備計画を同時といいますか、その段階でつくる必要がございますので、それを作成する必要があるというふうなことで、時間を少しいただきたいというふうな話をさせていただいています。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 梅村君。



◆16番(梅村彦一君) 

 これ以上、お聞きすることはやめます。今までの10年間、こうして土木とそして水資源機構との間で覚書が交わされ、その中の内容が松ノ木内湖準用河川について、毎年協議をするというようにうたわれているわけなので、十分な協議がされていたとすれば、早くこれが改定できるものと、その内容に期待をしているところでございます。

 最後になりますが、先ほどから言っていますように、昨年の12月定例会で約束をいただいたことが、いまだに守られていない、また説明を聞きますと、いずれも私にとっては言いわけばかりのように聞こえてくるわけでございます。これは、私をはじめ地域住民にとって、この上ない不幸なことであるなと、そういうように思います。

 質問を終わります。



○議長(駒井芳彦君) 

 以上で、16番、梅村彦一君の質問を終わります。

 ここで暫時休憩いたします。

     午後1時34分 休憩

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     午後1時45分 開議



○議長(駒井芳彦君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、11番、澤本長俊君の発言を許します。

 11番、澤本長俊君。

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△澤本長俊議員 一般質問



◆11番(澤本長俊君) 

 11番、たかしま21の澤本です。

 通告させていただいている子ども局設置の成果と課題はについて質問をさせていただきます。

 子ども局は皆さんもご承知のとおり、西川市長の肝いりで、約2年前に健康福祉部内に設置された局であります。目的としては、1つには教育委員会とか福祉とかの壁をなくすという思いからということでありました。もう一つには、15年間の子育て支援ということから、赤ちゃんをおなかに宿したときから連続して見守りたいということでありました。

 この子ども局の設置については、私も以前より強く願っていたことでありますし、大きな期待をしておりました。また今も期待をしております。高島市の将来を考えるとき、その将来を担う子どもたちのことを考える部局として、この子ども局の担う重要度は非常に大きいと考えます。

 そこで、子ども局の現状について、子ども局長に以下、お尋ねいたします。

 一つ、子ども局が設置されてから今日まで、この子ども局設置によってよくなったことがあるか、あるなら、どういったことがよくなったのか、また成果として上がったことがあるならばどういったことかお尋ねいたします。

 一つ、子ども局から教育委員会以外の部局との連携、発信していることがあれば、どこの部署に、どういった連携発信をされているのか、お尋ねをいたします。

 一つ、設置から現在に至るまでで課題として認識されていることがあれば、どういったことがあるかお尋ねをいたします。

 次に、高島市の子どもたちのためにも、今後ますます子ども局の充実を図っていくべきと私は考えますが、そのためにはどういったことを考える必要があるとお考えか、お尋ねをいたします。

 次に、この子ども局に対し、教育委員会としての考えを問いたいと思います。

 子ども局ができたことによって、いろいろ連携されていると思いますが、教育委員会としてはどういったことがよくなったとお考えか、お尋ねをいたします。

 以上、子ども局に関する質問をさせていただきました。子育て真っ最中の保護者の皆さんや、またこれから子育てをという皆さんにもわかるようにご答弁いただきますよう、よろしくお願いいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 11番、澤本長俊君の質問に対する当局の答弁を求めます。

 森脇健康福祉部管理官。



◎健康福祉部管理官(森脇啓充君) 

 澤本議員のご質問にお答えをいたします。

 1点目の子ども局の成果につきましては、子ども局に係る市民窓口の一本化が挙げられます。以前は、保育園のことは子育て支援課、幼稚園のことは学校教育課が担当しておりましたが、乳幼児、保育、教育の窓口が子育て支援課に集約され、保護者からもわかりやすく、迷うことがなくなったとの評価をいただいています。

 また、子ども、子育てに係ります政策の統合が挙げられます。これまで別々の補助基準によって補助されていました私立保育園、幼稚園に対する運営補助についても平準化を図ることができました。さらに来年4月から安曇川地域におきまして2つの認定こども園が開園いたしますが、保育園と幼稚園をあわせ持つこども園の整備につきましても、子育て支援課が担当しましたことで、円滑な事業運営が図られており、これも統合による成果であると考えております。

 乳幼児の保育、教育につきましては、高島市乳幼児保育・教育共通カリキュラムを、市内すべての保育園、幼稚園の運営方針に位置づけ、子育て支援課の幼児教育担当が各園を巡回して指導、助言、相談を行うとともに、各種研修会を実施して保育、教育水準の向上に努めているところでございます。

 次に、2点目の教育委員会以外の部局との連携につきましては、子育て支援の立場から男女共同参画、若者定住促進対策について市民活動支援課と、人権施策については女性と子どもの部門において人権施策課と連携をしております。まだ、子ども虐待、DV対策につきましても、人権施策課、市民活動支援課と連携を図っています。

 次に、3点目の課題の認識につきましては、就学前児童の就学への円滑な引き継ぎがあります。各保育園、幼稚園におきましては、乳幼児への保育、教育が小学校以降の教育にどうつながるのかを意識して保育、教育を進めています。

 また、大きな課題といたしまして少子化対策がございます。子育て支援対策を充実することで、進行する少子化に少しでも歯どめをかけたいと考えております。

 さらに、平成27年度から施行されます新制度の移行がございます。来年度から高島市子ども・子育て会議を開設し、高島市子ども・子育て支援事業計画の策定作業を開始することになりますが、国の動向を注視しながら、子どもを中心に置いた計画策定を進めてまいります。

 最後に4点目の子どもたちのために今後ますます子ども局の充実を図るためにはでございますが、市内保育園、幼稚園における保育、教育の向上を継続していかなければなりません。現場の教諭や保育士が15年の子育ての最初の6年を担当しているという誇りを持って保育、教育に当たっていただくことが必要です。子どもたちの健やかな成長を願うとき、教育委員会とのつながりをますます緊密にしていかなければなりません。学校教育課だけでなく社会教育課の家庭教育部門、青少年課との連携も重要です。

 子どもを取り巻く生活環境は年を追うごとに激しさを増し、さまざまな事情を背負った子どもが増えています。こうした子どもたちを市民が受け入れ、子どもを守り育てる社会の構築を目指して、子ども局としてできる限りのことをしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 北川教育部長。



◎教育部長(北川伊久男君) 

 澤本議員の質問番号1の子ども局ができたことによって、教育委員会としてどういったことがよくなったと考えるかについてのご質問にお答えいたします。

 保育園、幼稚園では、以前から高島市乳幼児保育・教育共通カリキュラムに基づいた保育・教育を推進してまいりましたが、昨年度、子ども局が設置されたことにより、公立、私立、保育園、幼稚園を問わず、一元的に共通した実践が徹底され、小学校入学時においてより円滑な子どもの受け入れができるようになりました。

 また、子ども局による園児の丁寧な見取りにより、小・中学校のより的確な情報共有と子どもの実態に応じた支援や指導が可能になりました。

 このように就学前教育のさらなる充実が、小・中学校教育の充実へとつながり、保、幼、小、中の15年間を見据えた子どもの育ちが保障できるようになったと考えています。

 教育委員会としましては、今後も子ども局との連携を図り、心豊かな高島の子どもの育成に向けた教育を推進してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 ご答弁をいただきまして、もう少し再質問させていただくというふうに思いますが、まず教育委員会のほうに、これは今よくなったというか、そちらのほうの答弁はいただいたのですが、課題としてはどういうふうに認識されているかと、認識されているようなことがあればお聞かせ願いたいというふうに思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 ただいま子ども局の設置によって、教育委員会としてどのような部分がよくなったかということにつきましては、ご回答させていただいたところでございます。

 現在、教育委員会の特に小・中学校では、小中一貫という9年間の教育、子育てということに重点を置いて研究を進め、体制を整備しているところでございますが、当然、誕生した子どもの生活あるいは学びは連続しているわけですので、その連続している中で、乳幼児期、どのような生活、学びがあったかということについて、小・中学校が研究し、そして先ほど出ました共通カリキュラムについても十分研究して小学校1年生でうまく受け入れられる、そういう教育課程が組めることが非常に重要であるということで、そこの連携を、今後重視していきたい、あるいは重点化していく課題があるというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 今回、私にとっても任期最後の質問なのですが、これであえてこの子ども局のことを取り上げさせていただいたのは、先ほども申しましたが、やっぱりまちの根幹といいますか、まちづくりには子どもという部分を抜いてはまちはつくれないというふうに思っておりますし、その思いで市長も子ども局という部を設置されたのだというふうに、私自身も認識しております。

 そんな中で、あえて子ども局長にという質問をさせていただいたのは、先ほどほかの部署との連携についてという問いもしましたが、子ども局という部分を単に今までの保育園のことと幼稚園のことをやっていく部署なのだというふうな認識では、私はこれから高島市をずっと、市のまちづくりをしていく分には、その認識では甘いと思っているのです。

 要は、子ども局という部分は、本当に政策部にも意見も言いのほかの部署にも言いのと、なぜなら高島のまちづくりには子どもは絶対欠かせないと、子育てが欠かせないという認識をすべての部署で持っていただければ、おのずと子ども局の発言というか、思いという部分が反映されていくというふうに思うのです。

 私自身が日ごろから職員の皆さん方と話ししても、ほかの部署ではなかなかそういった目線というか、そういった視点での考えが、私自身は余り感じないと、当然、皆さん全く考えていないというわけではないのですが、やはり子ども局からの発信というものを、今後のまちづくりには重要だという思いで、今回、あえてこれを取り上げさせていただいたのですが、今の私の思いについて、子ども局の局長として、どういう思いを持たれたか、お尋ねいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇健康福祉部管理官。



◎健康福祉部管理官(森脇啓充君) 

 子ども局の存在ということについてのご指摘をいただいたというふうに受けとめております。

 もちろん市の仕事と申しますのは、セクショナリズムの部分がございますし、その中である種一生懸命仕事をしていくことが、まちの発展につながっていくのであろうというふうにも考えております。

 確かにそうした調整を図っていくということは、もちろん必要なことでございますし、子ども局として情報発信を、これからもしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 今回のこの一般質問でも、ほかの議員の皆さんからの質問でも少子化対策とか子育て支援というような関係の内容の質問を多くの方がされるということで、この我々にとって先ほども言いましたように任期最後の質問で、これだけ多くの方が子どもに関係することを質問されるということで、それほどやはり重要な政策課題だということで、これは政策部長にも十二分に認識をしていただきたいなというふうに思うのですが、部長、いかがですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 私も少子化の減少は、毎月市民の人口の状況が発表されていますけれども、それを見ると増えることはないということで、非常にそういう事態に対しては危惧しておりますし、何とかして高島市の人口を増やしていきたいという思いは我々持っておりますし、そういった中で各担当部署が子どもたちを少しでも増やしていくというか、そういった取り組みも、現状取り組んでおりますので、より一層、今申されましたことに対しては強く受けとめまして、また政策面でより一層、人口増に対する取り組みを進めていきたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 長々と細部にわたったような質問は、今回はするつもりはありません。職員の皆さん方が、いま一度高島の子どもたちが将来を担うのだというような思いを持っていただいて、それぞれの部署の政策にも反映させていっていただくようにお願いというか私からの思いを述べさせていただいて、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(駒井芳彦君) 

 以上で、11番、澤本長俊君の質問を終わります。

 ここで暫時休憩いたします。

     午後2時4分 休憩

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     午後2時20分 開議



○議長(駒井芳彦君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、12番、山川恒雄君の発言を許します。

 12番、山川恒雄君。

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△山川恒雄議員 一般質問



◆12番(山川恒雄君)

 たかしま21の山川でございます。本日最後の一般質問で、大変お疲れのところでございますが、よろしくお願い申し上げます。

 通告をいたしております市の実施計画の中の自然共生型の産業づくりにつきまして、質問をさせていただきます。

 高島市の総合計画の中のまちづくり理念に基づいて、自然共生型の産業づくりが実施計画の中にうたわれています。

 そこで、特に以下の事業について24年度の成果実績と25年度、26年度における取り組み姿勢について伺います。

 ?特産品販売促進事業、?有害鳥獣対策事業、?企業活動支援事業、?集落巡回販売支援事業、?観光振興企画運営事業について、そしてその5つの各事業を踏まえて、さらに次の項目について伺います。

 1つは、23年度決算審査で地場産業振興のための何か秘策をとの監査指摘がありましたが、産業振興策の中でどのような施策を、25年度以降、計画されているのか伺います。

 また、農業委員会からも農業振興対策の強化をとの建議がされていますが、どのような抜本的強化策を、次年度考えておられるのか伺います。

 さらに、24年度から2カ年の継続事業で、人・農地プランの策定が国から求められていますが、高島市としての取り組みの現況と市独自の人・農地プランの25年度への対応策について伺います。

 最後に、近年、地域の産業活性化策として国が推進する6次産業化策が全国各地で取り組まれていますが、高島市での6次産業化への取り組み実態について、どのように把握をされているのか伺います。

 また、担当部局として高島市における6次産業化に対しどのようにお考えか、担当部長の所見を伺います。

 以上、9項目について、25年度の予算編成方針の観点からも、関係市民の皆様へわかりやすく簡潔明瞭に答弁をいただきたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 12番、山川恒雄君の質問に対する当局の答弁を求めます。

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 山川議員の質問番号1、市の実施計画の中の自然共生型の産業づくりを質すについて、お答えをさせていただきます。

 まず、5つの事業について、24年度の成果実績と、25、26年度の取り組み姿勢についてお答えをさせていただきます。

 1つ目の特産品販売促進事業につきましては、市では高島市物産振興会に地場産業の販路拡大のための全国展開を委託しており、平成24年度はこれまで7回、延べ49日間百貨店の催事に出展をされております。今後におきましては、びわ湖源流の郷たかしまを発信する地産外商の取り組みとして、積極的に推進してまいります。

 次に2つ目の有害鳥獣対策事業につきましては、獣害柵の設置や猟友会の皆様による継続した駆除により、平成23年度の被害額は一昨年と比べ約2,500万円減少しております。今年度もニホンジカ、イノシシ、ニホンザルの被害は減少傾向にありますが、一方で外来種のアライグマ、ハクビシンの被害が増加をしており、引き続き県や市、地域と連携した取り組みが必要と考えております。今後も、西部、南部鳥獣被害防止計画により広域的な取り組みを実施するとともに、集落ぐるみの獣害対策や実施隊などによる駆除や追い払いを強力に推進してまいります。

 次に、3つ目の企業活動支援事業につきましては、まず設備投資奨励金の状況でございますが、11月末現在で15の事業者から申請をいただいており、374万円を交付しております。

 次に、労働環境改善助成金につきましては、4事業者から休憩室やトイレ、駐車場整備の申請があり、審査会を経て交付を決定していただく予定でございます。

 なお、雇用促進奨励金は1月1日を基準日として、基準日が属する年度の前年1月1日と比較をして増加した市内従業員に対し奨励金を交付することから、現在、当該年度の実績を把握することができません。

 今後につきましては、本制度が平成25年3月末で終了することから、現在、現行制度の継続の是非、また新たな支援策について検討を重ねているところでございます。

 次に4つ目の集落巡回販売支援事業につきましては、平成24年度においては2事業者に補助金を交付しておりますが、本制度が平成23年度からスタートし、これまで計5件の活用していただいたことから、今後も引き続き、施策展開してまいりたいと考えております。

 次に、5つ目の観光振興企画運営事業につきましては、関係団体がみずから企画運営する事業を支援することで、誘客や地域の活性化を図るものでございます。本年度は、活動4年目に当たる高島市スキー場協議会において4スキー場スタンプラリーを初めて企画されたことから、その活動等を支援しております。

 今後につきましては、平成24年度に発足しました高島トレイルクラブや今年度設立予定のアウトドア推進協議会(オートキャンプ場)が行う地域資源を活用したイベントなどの取り組みを支援するとともに、これらの情報を観光協会を通じて発進することで、地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。

 引き続きまして、6点目のご質問にお答えをいたします。

 平成25年度以降の地場産業振興の秘策についてでございますが、秘策といえるかどうかは別といたしましてすぐれた産品をすぐれた商品として売り込んでいくためにも、後期計画に基づき地域産業が連携した攻める産業づくりのさらなる推進に努めてまいりたいと考えております。具体的には、全国発酵サミットを本市で開催することで、市内の発酵食品を全国に広めてまいりたいと考えております。

 次に7点目の農業振興対策の強化について、お答えします。

 過日、11月20日でございますが、農業委員会から農業振興対策の強化策として2つの内容の建議をいただきました。1つ目の市が農協や農業者をコーディネートし、継続的、効率的に農業振興策を推進できる組織体制の充実につきましては、今日まで農協関係機関との情報交換や高島市指導農業士会等の意見交換会を定期的に開催をし、農業振興策について連携を図ってまいりました。

 今後、農業者や関係機関を含めた農業振興に携わるセクションに応じて意見交換を行い、農業振興策の検討や技術指導などの役割分担をするととももに、その連携を強化してまいります。

 また、2つ目の市場の評価や収益性を勘案した対象作物の設定や価格保証制度の創設等地域特産物定着促進事業の見直しにつきましては、キャベツ、赤カブ、ホウレン草、タマネギ、ナスなど市が指定する11品目の生産拡大を図るための地域特産物定着促進事業や農業者個別施策保障制度における産地資金の設定について、来年度は2つの事業を総合的にとらえ、加工用作物や畑作物の振興を含め、品目や助成内容の見直しと出口、さらには品質確保に向けた具体化策や価格保証対策を検討してまいります。

 次に8つ目の人・農地プランの25年度の市の対応についてお答えをいたします。

 この制度は、本年度から農業者戸別所得補償制度の新規施策として5年後、10年後の人と農地の問題について考えるための施策でございます。

 市では、この4月からJAごとに開催をされる農業・農事改良組合長会議において制度説明を行い、取り組みについてアンケート調査を実施するとともに、取り組みを希望される集落へ制度説明に出向き、これまで14回、19集落での説明会を実施をさせていただきました。平成25年度は、さらに担い手農家や新規就農者を有する地域を中心に推進をすることを図るとともに、一方で集落の実情に応じた長期的な視点に立って本制度を進めてまいりたい、このように考えております。

 最後に、9つ目の6次産業化についてお答えをいたします。

 まず、取り組みの実態把握についてでございますが、本市では、安曇川地域におけるアドベリーの生産加工をはじめ米粉ヨーグルト、イチジクジャムなど規模の大小はございますが、10品目ほどが製品化をされております。担当部局としては、市総合計画の後期計画の中で6次産業を地域産業の振興戦略の一つと位置づけ、農林水産物の生産から加工や流通、販売、情報・観光サービスなどを有機的につなぐ中で、産業部門の相乗効果を高めてまいりたと考えており、引き続きまして滋賀県中小企業団体中央会や滋賀県産業プラザさらには地元商工会などと連携を密にしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 それでは、何点か確認も含めて、再質問させていただきます。

 まず、1つ目の特産品販売促進事業についてですが、答弁では、高島市物産振興会に地場産品の販路拡大のための全国展開を委託したとのことですが、物産振興会への、たしか150万円ですか、委託料に対して、地場産品の販路拡大の具体的なものの成果はどうであったのか、費用対効果の観点から地場産品の販路拡大の成果は、どのように検証をされているのか、改めて伺いたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 お答えをいたします。その前に、150万円とおっしゃいましたが、今年度の予算は100万ということで、ひとつご了承いただきたいと思います。

 ここに書かせていただきましたように、本年度7県、東京都等の催事に出展をしていただいております。

 もともとこの会が19年度に設立をされまして、ことしで5年目を迎える年度でございます。都市圏の百貨店への進出とか地酒セット販売等々で高島市の特産品を市内外に宣伝、販売していただくというようなことでできた協会でございまして、私ども大いに高島市の産品を、特に都市圏、地産外商の観点からお世話になっているというふうに評価しています。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 前年150万、ことし100万か。100万なり150万に対して費用対効果という漠然としたことではなしに、やっぱりそれなりの効果がないといけないので、継続してやられていますので、その辺のことを確認したかったのですけれども、結構です。

 実施計画では、従来の産業分野を越えたネットワークを構築して新たな産業の連携づくりを推進して地産外商を図るということをされているわけですけれども、具体的にどのようなことをされたのか、その結果、地産外商の成果はどうであったのか、その点についてもお伺いいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 一つの例でお答えをさせていただきたいと思います。

 私ども産業セクションの横軸ということで、農業、林業、それから観光加えまして商工、それらのジャンルを1つといたしまして産業連携推進協議会というものを設けてございます。

 その協議会を通じまして、市も事務局を持たせていただきまして、一つの例といたしまして、大阪吹田市への産直市等々で成果を上げているところでございます。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 今の吹田市の関係も、やっぱり年々拡大していくあるいはまたほかのところにも、そういうようなことが当然、やはりそれなりの費用を持ってするわけですので、毎年同じようなことではぐあい悪いですね。先ほどの質問と同じことになる。そういった検証をしてもらって、来年度の政策に結びつけていただくと。結構です。

 今後の取り組み姿勢として、地産外商への取り組みを積極的に推進していきたいということですけれども、これ、今後も物産振興会に委託をされて、24年と同じような事業を継続されるのか、この点につきましても確認しておきたいです。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 いつか決算審査のときにもそういうご質問をどなたかからいただいたと思います。

 実はこの物産振興協議会が5年前に発足をいたしました。都市圏で頑張って、私どもの農産物を売っていただく、広めていただくという趣旨でできた会でございます。先ほど申したとおりでございますが、それが150万でスタートしたものが現在100万ということで、先ほど申させていただいたとおりでございまして、一つの会としていつかは自立をしていただきたいなというのが私の思いでございますが、まだ当分といいますか、来年度につきましては、市のセクションとしてはもう少し支援をさせていただきたいなというふうに思っているところでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 引き続き、物産振興会に委託をされるということでございますので、先ほど言いましたように、やはり少しでも費用に対する効果があるように、これはやはりそうしていただきたいと思います。

 次に、有害鳥獣対策事業についてですけれども、これ予算なり決算での審議も同じようなことしているわけですけれども、駆除作業従事者の高齢化なりあるいは担い手の育成、これは現状の課題というふうにされているわけですよね。この点について、24年度どのような対策をされたのか、また25年度以降、どのような取り組みをされようとしているのか、この点についても、新規の対策事業、検討されているのかどうか、そういったことについて確認したいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 後継者の問題は農業者の問題と含めまして、この猟友会の皆様方も高齢の域に達してございます。お世話になっている中で、私どもとしては、取得免許について助成をさせていただく中で1人でも2人でも若い方がお仲間に入っていただくというような形で助成をさせていただいておりまして、来年度、特別高齢者対策をというようなことは考えてございませんけれども、同様にそうした試験に対する助成制度を使用してまいりたいと、このように考えているところでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 ずっと課題は続くということですね。これといった、対策は講じられないという解釈をしたわけですけれども、やはりこれは大事な問題ですので、真剣に取り組んでいただきたいなと、来年度は、抜本的な、当然猟友会の皆さん方の、あるいは関係者の皆さん方の声を聞いて、私は取り組むべきだというふうに思います。

 なお、この問題について、地域全体での総合的な対策とかあるいは広域的な取り組み、他町村なりそういったことだと思いますけれども、総合的な対策なり広域的な取り組みということで、これも簡潔で結構です。具体的に何か目新しい対応策があれば、お聞かせください。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 広域的な取り組みといたしまして、従来は高島獣害協議会というような市域の協議会1本でございましたが、本年度から南部、西部ということで、大津市並びに野洲等々4市、私ども含めて4市で広域的な取り組み、協議会をつくりまして取り組みをさせていただいております。

 それから、先進的なということにつきましては、取り組みの一例といたしまして、サル等々の捕獲につきまして、大型捕獲罠を用いましてセンサー等々の最新の機能でその対応に当たっているところでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 農業委員会からも専門職員の採用等具体的な提案とか建議がされているわけですけれども、ここら辺につきまして、当然市民の声も含めて、それらの提案に対して何かお考えあるのか、従来どおりいくのかね。

 この事業も大変な事業だと思うのですわ、やはり1億強、費用を使っている事業ですのでね。その点につきまして簡潔に。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 農業委員会の懇談会でもそうしたご意見をいただきました。本当に私ども、いつも職員とお仕事させていただいているのですが、大変な仕事で土日もございません。そうした中で専門職ということはなかなかこういうセクションでございますので、設けることはできませんけれども、できるだけ全国の事例も参考に生かしておりますし、また県の職員並びに市のほかの職員との交流を十分やれというふうに指示をしておりますので、専門的な職員を置くということは、我々の立場では言えませんけれども、十分勉強しているつもりでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 これこそやっぱり県とか近隣の市町村、あるいは市町間、その辺との連携の中でやっぱり考えていくべきだというふうに思いますので、これも前向きに私は検討していただきたいなというふうに思います。

 次に、企業活動支援事業について確認をしたいと思います。

 この企業の活動支援条例に基づいて、たしか平成20年から3年間、さらに2年間延長して5年、今年度で終了するということですけれども、これはやはり地域経済の疲弊対策という言葉がいいのかどうかわかりませんけれども、市内の企業が元気になるようにとの施策であったいうように思うのです。

 この5年間、この事業は継続実施をされてきたわけですけれども、今後について、先ほどの答弁の中では継続の是非が検討されているということでしたけれども、2年間延長してまで5年間実施をしてきて、この事業の目的の達成度について、その達成度をどのくらいに検証というか総括されているのか、その点について、担当部長の見解といいますかをお伺いしたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 3つの柱でこの事業は成り立ってございます。

 設備投資の奨励金につきましては、70社以上の、年々コンスタントにご利用いただいているということで、企業の皆さんに十分、寄り添っているというふうに私は考えているところでございます。

 また、雇用促進事業の補助金につきましても、これは1年前のというようにご答弁をさせていただきましたけれども、ここを市内のどこかをやめて、また次の市内に移られる場合も、そうした補助金になっている場合もございますので、その辺を十分に見ていきたいなということが一つの評価でございます。

 それから、労働環境改善事業につきまして、3つ目の柱でございますが、これにつきましても果たしてこの労働環境ということが労働者の皆さんにきちっと趣旨に応じた名目になっているのかということも、幾つかの事例の中で疑問に思うところもございますので、この見直しの中で十分やっていきたいなというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 検証されるのに、具体的に、当初やはり想定され、対象となる企業はどれくらいあって、見込まれて、あるいは実際この事業を活用された企業は5年間でどれだけあって、その事業費は5年間でどれだけあったのか、その費用に対する効果はどうだというような総括、単純に我々見たときに、その点、どうですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 まことに申しわけございませんけれども、そうした3年間のローリングの検証の中で何社というようなこと、私自身が把握をしておりませんので、本来ですとそうした目標を立てて、その目標に向かってという評価が本筋だというふうに、私も思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 たくさん事業がある中で、当然担当部長としてはすべて把握されていないと思いますけれども、特にこの事業について私も通告しているわけですので、やはり次年度に対してどうなのかということを聞くのはもうわかっているわけですよね。だから、これまでの検証、総括をそれなりに把握されてないといけないと思うのですよ。

 だから、それを今聞いているわけですからね。現在検討しているということだけれども、最小限、それぐらい把握してもらわないとあきませんね。当然、部長もかわられてきて、当然前年度の事務引き継ぎやらいろいろ事業の引き継ぎなりはされているはずやから、これはやっぱりきちっとしておいてもらわなあきませんね。

 結構です。

 次に、集落巡回販売支援事業について伺いたいと思います。

 中身としては、事業の目的は私の思うのと違うかもわかりませんけれども、近年、特に限界集落での高齢者の買い物支援、後ほど同僚議員からもそういったところの質問があるように思うのですけれども、このような支援事業が、全国的に私は取り組まれていると思うのです。いろんなマスコミでも取り挙げられていますし、私はこれ本市においても、やはり県下一高齢化率が高く、あるいは限界集落が今後増えていくという話の中で、地元商業者への活力支援とかあるいは高齢者福祉とかあるいは独居老人の地域防災の観点からも、私はもっと全市的に民間活力を利用した事業として、この支援事業に積極的に取り組むべきだと思うのですけれどもね。

 この事業自体が、そういう枠の中での事業でないことはわかっているのですよ。ただたまたまこの話が車の支援とかいうことでしたのでね。特に最近、全国的にこういった話題があちこちでありますので、この点について、どうですかね。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 山川議員おっしゃるように、私どもの目的としては産業振興と商業振興でございますけれども、同時にそれぞれの補助交付者に対しまして山川議員がおっしゃいましたような観点、いわゆる老人の皆さん、いつも買いに来てくれるのにきょうはお見えにならないというような観点でご報告をしていただきたいと、お見えにならない方がいたら、私ども産業のほうにご報告をいただいて、また私どもが福祉のほうにご報告をするというようなお願いを現実にやってございますので、そういう観点での目線は忘れてございません。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 どの事業もそうだと思うのですけれども、一つの枠の中でのことだけでとらわれずに、やはり縦横、全庁舎的に、私はせっかく予算なり費用を使うわけだから、私はやっぱり生かしていただきたいなと、そういう方向で予算も組んでいただきたいというふうに思いますので、そういった提案もどしどし、前向きに積極的にしていただきたいなというふうに思います。

 観光振興企画運営事業なのですけれども、次年度の対応策についていろいろと聞きたかったのですけれども、これも後ほど同僚議員から同じような趣旨の質問ありますので、そちらの方に回したいと思います。

 次に、地場産業振興策についてお伺いをしたいと思います。

 後期基本計画の地域産業が連携して攻める産業づくりのさらなる推進に努めるとの先ほどの答弁があったわけですけれども、地域の産業、どのような形で、私は連携して攻める産業づくりに、それぞれの産業、どのようにかかわるのか、この点がいろんな後期計画など読んでいても、もうひとつ見えてこないのです。

 今回、産業振興とかあるいは後での6次産業化の話もこれみんなかかわってくる話で、私の視点はそこなのです。だから、ここで言われている、これ市長の施政の中にもあるのですけれども、これはどうなのですかね。私ももうひとつ見えてこないのだけれども、先ほどの答弁では全国発酵サミットを高島市で開催することが、地域産業が連携して攻める産業づくりになるというようなふうに、なかなかもうひとつ具体的に解釈できないです。

 この点について、もうちょっとわかりやすくというか具体的に、たまたま発酵サミットの話をされたと思うのですけれどもね。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 まさに山川議員のおっしゃるとおり、連携ということを、私ども重きにおいています。私どものセクションは、先ほども言いましたように農業、林業部門、水産部門、さらに観光、商工がございますが、それぞれの課じゃなしに横軸で頑張ろうということで1年間やらせていただきました。それが一つ、産業推進連携協議会というような形での取り組みになっているわけでございますが、ここで観光のことをぬかされましたけれども、この間、土曜日にはラッピングというようなことで、トラックの後ろに高島市のリアの面に景観をベースに、そのベースの中に産物を散りばめるというような取り組みをやらせていただきました。それがわかりやすいかどうかは別といたしまして、観光と地域の特産物を結びつけるというのが、一つの例というふうにご理解をいただきたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 確かに今おっしゃったトラック協会さんが、あれは確かにそういう形でわかりやすいわね

 市長にお尋ねしていいのかどうかわからないですけれども、先ほど言いましたように、産業振興と若者定住の促進を7つの約束の中でされているわけですけれども、市長はどうですかね。産業の連携を進めるということについて、具体的な振興策、これ市民からも振興策が聞きたいと、具体的なというような声もあるわけですけれども、その点について市長、何かございましたら。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 産業振興の具体的なというようなお話でございます。

 これは本当に口で言うのは簡単でございますけれども、非常にそれぞれの思いがありまして、なかなか連携のできていない分野があります。ただ、先ほどおっしゃったように物産振興とか農業なら農業の分やあるいは加工なら加工の分野というものについては、一定のまとまりが出てきておりますので、もう少しそういった団体を育てていくということは、本当に大事です。

 それと、私ども産業連携推進協議会というものがありまして、例えばこの前の産業フェア等々についてもたくさんの方が出てきて、お互い交流して話し合いをして、高島のいいものを発信していく、またあるいは高島ちぢみ等のああいうコレクションをやる、今回は発酵サミットをやろうと。発酵サミットにしても、発酵食品というのは、今お酒ありしょうゆあり酢がある、これは地元でとれたお米を使ってお酒をつくりましょう、あるいは大豆を使っておしょうゆをつくりましょう、そういうことも当然でございますので、そういった面の連携というものが出てくる。そしてまた、今フナズシの乳酸菌を使っての発酵食品というものを今研究に取り組んで、この前も旧の高島の給食センターを活用してお話をしていました。あるいは地元でとれたお米の米粉を使って、そしてヨーグルトなりそういったものをつくっていきましょう。そしてまた漬物にしたって、無農薬のそういったピーマンとかいろいろなものを使って、それに一定の乳酸菌を混ぜて、デザート的な野菜を提供しましょう、こういったことがやられているわけですよね。

 これからそういった企業さんを支援しながら、そうしたら横のつながりで、どういう形で高島を発信していくのだという、とても大事なことです。

 今部長が申し上げましたラッピングにしても、びわ湖源流の郷たかしま、トラック7台でございますけれども、そういったところにそういうお米とかお酒とか肉とかいろいろな扇子とかちぢみとか、そういったものすべて宣伝でプリントしながら、全国走り回る、これも発信するということになると思うのです。そういったもの、今は個々にやっておりますけれども、今後、やはりこういったものをどのような形で組織化していくかということは、本当に大切だなという思いもしています。

 もう一つ、今議員には全部はご相談申し上げていないのですが、地場産センターというあり方を、今私なりに考えております。これはもう少ししますと頭が整理できますので、いずれ議員各位にご説明申し上げて、一つの2次産業以上、1次産業は農林水産関係なのですが、製造、工業、観光等々の上の組織化というものをやるような拠点的なものを、今頭に置いておりまして、こういったものを少しずつ構築しながら、高島、びわ湖源流の郷たかしまというものを発信していきたいという思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 ありがとうございました。

 私も実は今の地場産センター、あれをそういった形の拠点にという思いは、私も持っていましたので、今市長おっしゃったので、それは結構かなと思います。

 次に農業委員会の建議書の中で、市の農業施策について、助成金、交付中心の支援策でなく、農協や農業者との意思疎通に欠けるためにというような答弁があったように思うのですけれども、この行政に組織体制の充実のための策を講じてほしいとの建議、これに対して具体的に答弁されているのですかね。もうひとつ対応策が見えてこないのですけれども。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 建議につきましては、いつでしたか、11月20日に市長のほうに、会長がお見えになってお届けをされました。ただ、それについての回答は、現時点ではさせていただいておりません。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 その中で、品質確保のための具体策や価格保証対策を次年度検討するということを言われましたけれども、これ具体的に価格保証対策はいつから実施されるのか、今現在ある価格保証とかそういったことについてはどうなのか、それも簡潔で結構です。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 私どものセクションで、来年、そういうことを考えたいという、今検討しているという時点でお話をさせていただきますが、既に農協さんによりましては、国、県の価格保証制度を適用しているというところがございますが、それにさらに市が応分のということを検討しているということでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 26年度から、あるいは25年度から。実施時期は。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 私どものセクションでという前提で、私のほうとしては、今25年度にそういうことをやっていけたらなというふうに考えております。

 あくまで予算要求の段階でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 次に、人・農地プランについて、これも簡潔に答弁をいただきたいのですけれども、24年度のアンケート調査を実施して、延べ14回、19集落での説明会を実施されて、2カ年の継続事業の2年目が25年度に当たるわけですけれども、市独自の取り組みがどうなのか、その推進計画どうなっているのか、またそのプラン策定の地域数、どれぐらい目標として計画されているのか。これも簡潔で結構です。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 人・農地プランの市の考え方ということで、私どもは2年間で、24年度と25年度におきまして、169の中でご希望される集落についてマスタープランを作成をしてまいりたいと、このように考えております。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 私は、今回のこの人・農地プランにつきましては、市内でも相当高齢化やら後継者不足やらあるいは耕作放棄地の増加、これはまさしく高島市のためにあるみたいなプランですので、これは私はやっぱり県下でも高島市が人・農地プランのモデル地域になるぐらい、積極的に取り組んでほしいなと思うのです。

 見ていましても5年後、10年後の展望が描けない地域もたくさん出てきていますよね、これ。これこそやっぱり農業者と農協と一体的に、関係者が一体になってこのプランに取り組むべきやと思うのですけれども、これに対しての意気込みを。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 私もそのように思います。やはり5年後、10年後、本当に高齢化が進んでまいりますので、危機的状況だなというふうに思います。

 私どもの思いとしては、当然これは補助金の縛りが一定ございます。しかし、そういう補助金の縛りにかかわりなく、私ども長期的な視点で、補助金だけではないですよと、目で今が農業の将来を考えるチャンスですよというようなことを、職員にも集落に行ったときにちゃんと伝えていただくように、私も指導させていただいています。

 以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 最後に6次産業、先ほど若干市長のご所見もいただいたわけですけれども、この6次産業と地域産業の振興戦略、1つに位置づけているという答弁をいただいたわけですけれども、市内においてはアドベリー、米粉ヨーグルト、イチジクジャム外10品目が製品化されていると。これはどうなのですかね。特にアドベリー当たりは早くから高島市における、私は6次産業化の一つの優良事例というふうに思うのですけれども、実際これ生産農家数なり作付面積とかあるいは販売実績、この辺の推移はどうなのですかね。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 私の記憶でございますので余り正確でございませんが、旧安曇川町のときからアドベリーが育ちまして、最初は2tぐらいと聞き及んでおりましたが、今では5tぐらいの生産量になっているというふうな記憶をしていますので、育っているというふうに私は解釈していますし、道の駅を見ていただきますと、あれだけのアドベリーを使ったいろんな製品がございますので、ぜひとも全国に広めてまいりたいと、このように思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 山川君。



◆12番(山川恒雄君)

 6次産業化の先駆的なモデルとして、御存じのように三重県伊賀市のモクモク手づくりファーム、これありますよね。これはもう早くからやられていて、今現在見ていますと44億の売り上げがあって、従業員数も150名強、これはすごいなと思うのです。

 もともと農協の経済連の養豚農家から出てきたあれですけれども、ここに若者の、当然市長のおっしゃる産業振興なり若者定住とかあるいは雇用の問題とか地域の産業振興の一つの本当に目玉になっているのです。全国的に有名ですよね。

 こういうことを高島市で、真剣につくる、あるいは育てる意気込みがあるのかどうか、これは先ほど市長に聞きましたので、地場産センターを一つの拠点にして、そういった方向づけをというお話いただきましたので、ぜひともこれ私も取り組んでいただきたいなと。アドベリーの問題もあるいは最近イチジクジャムか、イチジク栽培農家もどっと増えて、私はやっぱり行政として、それなりの当初支援をされていますので、やっぱりやるからにはモクモクファームまで行かずとも、それぐらいの目標なり持って取り組んでいただきたいなというふうに思います。

 それについて、担当部長、それも簡潔で結構です。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 山川議員のおっしゃるように6次産業につきましては、私どもも今後の大きな施策というふうに考えています。

 先ほどから議論が出ていましたように、農業の業として経済的につながっていくというのがやっぱり本質でございますし、一方で少子化の問題にも通じることだと思いますので、頑張って一つ一つ施策展開してまいりたいと、このように考えます。



◆12番(山川恒雄君)

 終わります。



○議長(駒井芳彦君) 

 以上で、12番、山川恒雄君の質問を終わります。

 お諮りいたします。

 本日の一般質問はただいまの質問をもって終わることとし、通告いただいております残りの一般質問につきましては、明11日に続行いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」)

 異議なしと認めます。

 よって、本日の一般質問はただいまの質問をもって終わることとし、残りの一般質問は11日に続行することに決定いたしました。

 11日の会議は、定刻午前10時より会議を開き、一般質問を行いますので、時間励行でご参集願います。

 本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。

     午後3時7分 散会

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